JP2025005010A - フィッティングバルブ - Google Patents

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Takumi Hashizume
宏崇 仁科
Hirotaka Nishina
尚明 杉山
Naoaki Sugiyama
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Abstract

Figure 2025005010000001
【課題】口金にカビが発生することを抑制できるとともに、種々の樽容器に容易に着脱できて汎用性が高いフィッティングバルブを提供する。
【解決手段】一実施形態に係るフィッティングバルブ10は、口金20に装着されるブッシュ11を備える。ブッシュ11は、口金20の内部に入り込む筒部11qと、筒部11qの上端から平面視における筒部11qの外側に突出する鍔部11rとを有する。筒部11qは、口金20の内部に入り込んだ状態で雌螺子23に螺合する雄螺子11dを有する。鍔部11rは、雌螺子23に雄螺子11dが螺合したときに、フランジ部25に対向するとともに口金20と筒部11qとの間に形成された隙間Sを封止する。
【選択図】図6

Description

本開示は、飲料を収容する樽容器に装着されるフィッティングバルブに関する。
特許文献1には、生ビール樽のフィッティング用ブッシュが記載されている。ブッシュは、生ビールが収容された樽の上鏡の中央部に形成された孔の縁に溶接により固定される口金に取り外し可能に螺合される。口金の内周面上部には雌ネジが設けられており、口金の内周面底部には段部が設けられている。
ブッシュは、口金の外周上端面を覆う外径を有する鍔状部と、鍔状部に段部を介して連続している中間部と、中間部に段部を介して連続しているスカート部とを備える。鍔状部と中間部との境である段部の直下にはOリングからなるシーリング材を装着するための溝部が設けられている。
溝部の直下から中間部の外周面には、上記の雌ネジに螺合する雄ネジが設けられている。ブッシュの中間部の内面には、ガスバルブが当接する弁座が設けられている。中間部とスカート部との境である段部の直下にはOリングからなるシーリング材が取り付けられている。
この生ビール樽では、口金の軸方向の長さを従来の口金よりも短く形成し、かつ、口金に形成していた鍔を省略するとともに、ブッシュの鍔状部の軸方向の長さを口金を短くした分と一致させ、かつ口金の突出長さをほとんど変えないようにしている。これにより、ブッシュおよび口金の外力による破損を防止している。
特開2005-112419号公報
前述した生ビール樽およびブッシュでは、鍔状部と中間部との境である段部の直下に形成された溝にシーリング材が配置される。しかしながら、鍔状部の下端と口金の上端との間に隙間が形成されている。よって、当該隙間に水分等が侵入した場合、口金の雌ネジの周辺においてカビが生じうる。
前述した生ビール樽およびブッシュでは、鍔状部と中間部との境である段部の直下に溝を形成しなければならないので、形状を簡易にすることが望まれる。さらに、前述した生ビール樽およびブッシュでは、口金の軸方向の長さを従来より短くするとともに、口金の鍔を省略している。よって、樽容器の口金の形状を変更しなければならないので、樽容器に対する着脱性および汎用性において改善の余地がある。
本開示は、口金にカビが発生することを抑制できるとともに、種々の樽容器に容易に着脱できて汎用性が高いフィッティングバルブを提供することを目的とする。
本開示に係るフィッティングバルブは、(1)飲料を収容する樽容器に装着され、樽容器に装着された状態で樽容器の内部にガスを供給することによって飲料を樽容器の外部に送出するフィッティングバルブである。樽容器は上方に突出するとともに内周面に雌螺子が形成された筒状の口金を有し、口金は口金の上端から平面視における口金の外側に突出するフランジ部を有する。フィッティングバルブは、口金に装着されるブッシュを備える。ブッシュは、口金の内部に入り込む筒部と、筒部の上端から平面視における筒部の外側に突出する鍔部とを有する。筒部は、口金の内部に入り込んだ状態で雌螺子に螺合する雄螺子を有する。鍔部は、雌螺子に雄螺子が螺合したときに、フランジ部に対向するとともに口金と筒部との間に形成された隙間を封止する。
このフィッティングバルブは口金に装着されるブッシュを備え、ブッシュは筒部と鍔部とを有する。筒部は口金の内部に入り込む部位であり、鍔部は平面視において筒部の外側に突出する。口金は雌螺子を有し、筒部は当該雌螺子に螺合する雄螺子を有する。雌螺子に雄螺子が螺合したときに、ブッシュの鍔部は、口金のフランジ部に対向するとともに口金と筒部との間に形成された隙間を封止する。よって、口金のフランジ部の上面にブッシュの鍔部の下面が上下方向に沿って対向するとともに、口金と筒部との間の隙間が鍔部によって封止されるので、当該隙間への水分等の侵入を抑制できる。口金のフランジ部の上面にブッシュの鍔部の下面が上下方向に沿って対向することにより、当該フランジ部の上面に当該鍔部の下面が対向しない場合と比較して、当該隙間への水分等の侵入をより確実に抑制できる。したがって、口金の雌螺子の周辺におけるカビの発生を抑制できる。また、筒状の口金と、平面視において口金の外側に突出するフランジ部とを有する樽容器は、一般的によく用いられる汎用性が高い樽容器である。このフィッティングバルブでは、樽容器への着脱にあたり、樽容器の口金の形状等を変更する必要がない。したがって、樽容器に対する着脱性および汎用性を高めることができる。
(2)上記(1)において、フィッティングバルブは、鍔部とフランジ部との間に入り込むパッキンを備えてもよい。この場合、ブッシュの鍔部の下面と口金のフランジ部の上面との間にパッキンが挟まれるので、ブッシュの筒部と口金との間に形成された隙間が一層確実に封止される。したがって、口金におけるカビの発生をより確実に抑制できる。
(3)上記(1)または(2)において、鍔部は、筒部に固定された環状部材であってもよい。この場合、環状部材がブッシュの筒部に固定されることにより、既存のフィッティングバルブに鍔部を形成することができる。
(4)上記(3)において、鍔部は、筒部に溶接によって固定されていてもよい。この場合、既存のフィッティングバルブの筒部に溶接によって鍔部を固定できる。
本開示によれば、口金にカビが発生することを抑制できるとともに、種々の樽容器に容易に着脱できて汎用性を高めることができる。
一実施形態に係るフィッティングバルブおよび樽容器を模式的に示す図である。 一実施形態に係るフィッティングバルブおよび樽容器の部分断面を示す図である。 図2の樽容器の口金、およびフィッティングバルブのブッシュを示す断面図である。 一実施形態に係るフィッティングバルブの分解図である。 一実施形態に係るフィッティングバルブのブッシュを示す斜視図である。 一実施形態に係るフィッティングバルブおよび口金を示す断面図である。 樽容器を示す断面図である。 パッキンの例を示す斜視図である。
以下では、図面を参照しながら本開示に係るフィッティングバルブの実施形態について説明する。図面の説明において同一または相当する要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。図面は、理解の容易化のため、一部を簡略化または誇張して描いていることがあり、寸法比率等は図面に記載のものに限定されない。
本開示において、「飲料」とは、飲用可能な液体を示している。「飲料」としては、ビール、発泡酒、チューハイおよびワイン等のアルコール飲料、ならびにアルコールを含まない炭酸飲料および清涼飲料等も含まれる。「飲料」は、例えば、発泡性飲料である。「発泡性飲料」は、例えば、炭酸ガス等のガス含有発酵酒を含んでおり、飲料容器に注出されたときに液体の上に発泡体の層が形成される泡立ち特性と、形成された発泡体が一定時間以上保たれる泡持ち特性とを有する飲料である。
発泡性飲料は、例えば、ビールテイスト飲料である。ビールテイスト飲料は、ビールのような味わいを奏する飲料、および、ビールを飲用した感覚を飲用者に与える飲料を含む。アルコール度数が1%以上であるビールテイスト飲料は、ビールテイストアルコール飲料とも称される。さらに、ビールテイスト飲料は、原料として麦芽を使用するビール、発泡酒、ノンアルコールビール、リキュール(例えば、酒税法上「リキュール(発泡性)(1)」に分類される飲料)等の麦芽発酵飲料、および、原料として麦または麦芽を使用しないビールテイスト飲料(例えば、酒税法上「その他の醸造酒(発泡性)(1)」に分類される飲料)を含んでいる。なお、「発泡性飲料」は、ビールテイスト飲料ではない飲料であってもよい。本実施形態では、一例として、飲料がビールであって、飲料の液体がビール液である例について説明する。
図1は、一例としての飲料供給装置1の一部を模式的に示す図である。飲料供給装置1は、飲料Dが収容されている樽容器2と、ヘッド3と、炭酸ガス供給用ホース4と、飲料供給用ホース5と、本実施形態に係るフィッティングバルブ10とを有する。例えば、飲料Dはビールである。例えば、ヘッド3はフィッティングバルブ10を介して樽容器2に装着され、ヘッド3には炭酸ガス供給用ホース4および飲料供給用ホース5が接続されている。
例えば、炭酸ガス供給用ホース4のヘッド3とは反対側の端部には炭酸ガスボンベが接続されている。ヘッド3には、一例として、炭酸ガスボンベから炭酸ガスGが供給される。例えば、飲料供給用ホース5のヘッド3とは反対側の端部には飲料サーバーが接続されている。ヘッド3は、一例として、樽容器2に収容された飲料Dを飲料供給用ホース5を介して飲料サーバーに送出する。この場合、飲料サーバーから飲料Dが注出されて飲料Dが顧客等に提供される。
ヘッド3およびフィッティングバルブ10は、例えば、炭酸ガス供給用ホース4からの炭酸ガスGを樽容器2の内部に送り込むことにより、樽容器2の内部の飲料Dを飲料供給用ホース5に送り出す。一例として、ヘッド3は、上下に移動することによって炭酸ガスGの流路、および飲料Dの流路を開閉可能な操作ハンドル3bと、炭酸ガス供給用ホース4が接続されるガス継手3cと、飲料供給用ホース5が接続される飲料継手3dとを有する。
例えば、操作ハンドル3bを下げることによって炭酸ガス供給用ホース4および飲料供給用ホース5の流路が開き、操作ハンドル3bを上げることによって炭酸ガス供給用ホース4および飲料供給用ホース5の流路が閉塞される。ガス継手3cおよび飲料継手3dは、例えば、操作ハンドル3bに対して着脱自在とされている。
図2は、樽容器2およびフィッティングバルブ10を示す部分断面図である。図1および図2に示されるように、樽容器2は、飲料Dが詰められた容器である。フィッティングバルブ10は樽容器2に装着される。フィッティングバルブ10は、樽容器2に装着された状態で樽容器2の内部に炭酸ガスGを供給することによって飲料Dを樽容器2の外部に送出する。
例えば、樽容器2は、円形状の底部2bと、底部2bから上方に突出する筒状部2cと、底部2bの上方に位置する天板部2dとを有する。樽容器2は、上方に突出する口金20を有する。口金20は、筒状を呈する。例えば、口金20は、平面視における天板部2dの中央から上方に突出している。一例として、口金20は円筒状を呈しており、平面視において(上方から見た場合において)口金20は円環状を呈する。
フィッティングバルブ10は、口金20に通された状態で口金20に装着される。樽容器2は、既成の樽容器である。樽容器2は特に改造されたものではなく、本実施形態では改造されていない一般的な樽容器2が用いられる。すなわち、本実施形態に係る飲料供給装置1は、改造不要で一般的によく用いられている樽容器2を備える。
フィッティングバルブ10にはヘッド3が装着される。図3は、フィッティングバルブ10に対するヘッド3の装着部分を拡大した断面図であって、操作ハンドル3bが下げられて炭酸ガスGおよび飲料Dの流路が開かれた状態を示している。図4は、フィッティングバルブ10の部品を分解した図である。
図3および図4に示されるように、フィッティングバルブ10は、例えば、ブッシュ11と、シールリング12と、ガスバルブ13bと、飲料バルブ13cと、ガスバルブスプリング14bと、飲料バルブスプリング14cと、ダウンチューブ15と、ストッパ16と、リテイニングディスク17とを有する。
ブッシュ11は、口金20に装着される部品である。ブッシュ11は、例えば、既存の樽容器2の口金20に螺合結合される。ブッシュ11は、例えば、円筒状を呈する。ブッシュ11は、例えば、上方に向けられる大径部11bと、下方に向けられる小径部11cとを有する。口金20にブッシュ11が入り込んだ状態において、大径部11bの外周面は口金20の内周面に対向し、小径部11cは口金20から下方(樽容器2の内部)に突出する。
ブッシュ11は、その外周面に雄螺子11dを有する。雄螺子11dは、例えば、ブッシュ11(大径部11b)の外周面の上側に形成されている。ブッシュ11には、ヘッド3から炭酸ガスGが供給される。ブッシュ11は、その内側に炭酸ガスGが通るガス流路11fを有する。
ブッシュ11は、炭酸ガスGを樽容器2の内部に流出させるガス流出孔11gを有する。ガス流出孔11gは、ブッシュ11を径方向に貫通している。ブッシュ11の内部を通った炭酸ガスGはガス流出孔11gからブッシュ11の外部(樽容器2の内部)に排出される。ブッシュ11は複数のガス流出孔11gを有し、複数のガス流出孔11gはブッシュ11の軸線Lが延びる方向である軸線方向D1に沿って並んでいる。複数のガス流出孔11gは、例えば、ブッシュ11の周方向D2に沿って並んでいる。例えば、ガス流出孔11gは長円形状を呈する。
シールリング12は、小径部11cの上端に装着される。すなわち、シールリング12は、小径部11cにおける大径部11bとの境界部分(大径部11bの下部)に配置される。シールリング12は、口金20の内面において口金20の径方向内側に突出する段部21に載せられた状態でブッシュ11と口金20との間の気密を確保する。
ダウンチューブ15は、ブッシュ11の内部に挿入される挿入部15bと、ブッシュ11から下方に延び出す延在部15cとを有する。ダウンチューブ15は、その内部に飲料Dが流通する飲料流路15dと、ダウンチューブ15の下端に位置する開口15fとを有する。
飲料Dは、開口15fからダウンチューブ15の内部に入り込み、飲料流路15dにおいて下方から上方に向かって流通する。より具体的には、ブッシュ11(ガス流出孔11g)から炭酸ガスGが樽容器2の内部に供給されると、樽容器2の内部が高圧となって飲料Dが開口15fからダウンチューブ15の内部に進入し、飲料流路15dを上昇した飲料Dがヘッド3を通って樽容器2の外部に送出される(図1参照)。
ダウンチューブ15は、飲料バルブ13cおよび飲料バルブスプリング14cを収容する大径部15gと、大径部15gから下方に延びる小径部15hとを有する。大径部15gの一部が挿入部15bとされており、ダウンチューブ15は挿入部15bの上端にフランジ部15jを有する。
ガスバルブ13bは、飲料流路15dへの炭酸ガスGの侵入を阻止するために設けられる。ガスバルブ13bは、ダウンチューブ15の上端に配置されている。ガスバルブスプリング14bは、ガスバルブ13bを上方に付勢するために設けられる。ガスバルブスプリング14bは、リテイニングディスク17とフランジ部15jとの間に配置されている。リテイニングディスク17は、ブッシュ11の底面11hを画成するとともにブッシュ11の下端に位置する爪部11pに装着される。
ガスバルブスプリング14bは、ブッシュ11の底面11hとフランジ部15jとの間に配置されており、フランジ部15jを介してガスバルブ13bを上方に付勢している。操作ハンドル3bが下げられて炭酸ガスGおよび飲料Dの流路が開かれた状態では、ガスバルブ13bがヘッド3の当接部3fに当接することにより、飲料Dの流路への炭酸ガスGの侵入が抑制される。
飲料バルブ13cは、ダウンチューブ15の飲料流路15dを開閉する弁として機能する部品である。飲料バルブスプリング14cは、飲料バルブ13cを上方に付勢する部品である。飲料バルブスプリング14cは、飲料バルブ13cの下方であって、かつ大径部15gの下側に配置されている。
ストッパ16は、フィッティングバルブ10が口金20から抜けることを防止するための部品である。図5は、ブッシュ11およびストッパ16を示す斜視図である。図6は、フィッティングバルブ10および樽容器2の縦断面図である。図5および図6に示されるように、ストッパ16は、ダウンチューブ15のフランジ部15jとガスバルブ13bとの間に固定される固定部16bと、固定部16bから下方に延びる延在部16cと、延在部16cの下端から斜め上方に延びるとともにブッシュ11から突出する突出部16dとを有する。
例えば、固定部16bは円環状を呈しており、延在部16cおよび突出部16dは板状を呈する。突出部16dは、ブッシュ11の側面に形成された開口11jからブッシュ11の外方に突出している。開口11jおよびガス流出孔11gは、ブッシュ11の周方向D2に沿って並んでいる。
ストッパ16では、突出部16dがブッシュ11の開口11jから斜め上方に突出していることにより、口金20からフィッティングバルブ10が上方に抜けようとするときに、突出部16dが樽容器2の天板部2dの下面に当接する。突出部16dが天板部2dの下面に当接することによって、口金20からのフィッティングバルブ10の抜けを抑制できる。ガスバルブ13bが押し下げられると、突出部16dが開口11jからブッシュ11の内部に入り込む。このように、ストッパ16の突出部16dがブッシュ11の内部に入り込んだ状態では口金20からフィッティングバルブ10を上方に抜き取ることが可能となる。
図7は、樽容器2を示す断面図である。図6および図7に示されるように、口金20の内周面22には雌螺子23が形成されている。例えば、雌螺子23は、内周面22の上側に形成されている。口金20は、口金20の上端24から平面視における口金20の外側に突出するフランジ部25を有する。
一例として、フランジ部25は、口金20の上端24から口金20の径方向外側に向かうとともに斜め下方にC字状に湾曲する湾曲面25bと、湾曲面25bの上端24とは反対の端部から斜め下方に延びる傾斜面25cとによって形成されている。例えば、フランジ部25の軸線方向D1の位置は、雌螺子23の軸線方向D1の位置と重なっている。すなわち、雌螺子23は、フランジ部25の径方向内側に位置する。
ブッシュ11は、口金20の内部に入り込む筒部11qと、筒部11qの上端から平面視における筒部11qの外側に突出する鍔部11rとを有する。筒部11qは、例えば、ブッシュ11の大径部11bおよび小径部11cを含んでいる。筒部11qは、口金20の内部に入り込んだ状態において口金20の雌螺子23に螺合する雄螺子11dを有する。
例えば、雄螺子11dは筒部11qの上端部に形成されている。一例として、鍔部11rは、筒部11qの上端からブッシュ11の径が大きくなるように斜め上方に延在する傾斜部11tと、傾斜部11tの上端からブッシュ11の径方向外側に延在する延在部11vとを有する。例えば、鍔部11rは、雄螺子11dの上端から平面視におけるブッシュ11の外側に延在している。この場合、傾斜部11tは、雄螺子11dの上端から斜め上方に延在している。
例えば、鍔部11rは板状を呈する。一例として、平面視における鍔部11rの形状は円環状である。この場合、鍔部11rは円板状を呈する。例えば、鍔部11rの上面、および鍔部11rの下面は、平坦面とされている。鍔部11rは、口金20の雌螺子23に雄螺子11dが螺合したときに口金20のフランジ部25に上下方向に対向する。すなわち、雌螺子23に雄螺子11dが螺合したときに、鍔部11rはフランジ部25の上方に位置する。
鍔部11rは、雌螺子23に雄螺子11dが螺合したときに口金20と筒部11qとの間に形成された隙間Sを封止する。雌螺子23に雄螺子11dが螺合したときとは、例えば、雌螺子23に雄螺子11dが締め付けられて筒部11qの高さがフランジ部25の高さに一致(または略一致)した状態を示している。
例えば、隙間Sは雄螺子11dと雌螺子23との間に形成された空間である。鍔部11rは、雌螺子23に雄螺子11dが螺合したときに、フランジ部25の上方に位置するとともに隙間Sの上方に位置する。隙間Sを封止するとは、例えば、隙間Sを上から覆って口金20と筒部11qとの気密および液密を確保することを示している。
例えば、鍔部11rは、筒部11qに固定された環状部材である。このように、鍔部11rはブッシュ11に後付けされた部位であってもよい。例えば、鍔部11rは、金属(一例としてステンレス鋼)によって構成されている。鍔部11rは、筒部11qに溶接によって固定された部位であってもよい。この場合、既存のブッシュに鍔部11rを固定させて本実施形態のブッシュ11とすることができるので、既存のブッシュを有効活用できる。
フィッティングバルブ10は、ブッシュ11の鍔部11rと口金20のフランジ部25との間に入り込むパッキン30を備えていてもよい。図8は、一例としてのパッキン30を示す斜視図である。図6および図8に示されるように、例えば、パッキン30は、円環状を呈する。
例えば、パッキン30はゴムによって構成されている。パッキン30は、パッキン30の径方向および周方向D2の双方に延在する主面31と、軸線方向D1および周方向D2の双方に延在する側面32とを有する。例えば、主面31は平坦状を呈する。例えば、側面32の軸線方向D1の長さ(パッキン30の厚さ)は、主面31の径方向の長さよりも短い。この場合、パッキン30を薄くすることができる。なお、パッキン30は、ブッシュ11の鍔部11rの下面に固定されていてもよいし、ブッシュ11とは別部品であってもよい。
次に、本実施形態に係るフィッティングバルブ10から得られる作用効果についてより詳細に説明する。フィッティングバルブ10は口金20に装着されるブッシュ11を備え、ブッシュ11は筒部11qと鍔部11rとを有する。筒部11qは口金20の内部に入り込む部位であり、鍔部11rは平面視において筒部11qの外側に突出する。口金20は雌螺子23を有し、筒部11qは雌螺子23に螺合する雄螺子11dを有する。雌螺子23に雄螺子11dが螺合したときに、ブッシュ11の鍔部11rは、口金20のフランジ部25に対向するとともに口金20と筒部11qとの間に形成された隙間Sを封止する。
よって、口金20のフランジ部25の上面にブッシュ11の鍔部11rの下面が上下方向に沿って対向するとともに、口金20と筒部11qとの間の隙間Sが鍔部11rによって封止されるので、隙間Sへの水分等の侵入を抑制できる。口金20のフランジ部25の上面にブッシュ11の鍔部11rの下面が上下方向に沿って対向することにより、フランジ部25の上面に鍔部11rの下面が対向しない場合と比較して、隙間Sへの水分等の侵入をより確実に抑制できる。
したがって、口金20の雌螺子23の周辺におけるカビの発生を抑制できる。また、筒状の口金20と、平面視において口金20の外側に突出するフランジ部25とを有する樽容器2は、一般的によく用いられる汎用性が高い樽容器である。フィッティングバルブ10では、樽容器2への着脱にあたり、樽容器2の口金20の形状等を変更する必要がなく、既存の樽容器2をそのまま用いることができる。したがって、樽容器2に対する着脱性および汎用性を高めることができる。
前述したように、フィッティングバルブ10は、鍔部11rとフランジ部25との間に入り込むパッキン30を備えてもよい。この場合、ブッシュ11の鍔部11rの下面と口金20のフランジ部25の上面との間にパッキン30が挟まれるので、ブッシュ11の筒部11qと口金20との間に形成された隙間Sが一層確実に封止される。したがって、口金20におけるカビの発生をより確実に抑制できる。
前述したように、鍔部11rは、筒部11qに固定された環状部材であってもよい。この場合、当該環状部材がブッシュ11の筒部11qに固定されることにより、既存のフィッティングバルブに鍔部11rを形成することができる。前述したように、鍔部11rは、筒部11qに溶接によって固定されていてもよい。この場合、既存のフィッティングバルブ10の筒部11qに溶接によって鍔部11rを固定できる。
以上、本開示に係るフィッティングバルブの実施形態について説明した。しかしながら、本開示に係るフィッティングバルブは、前述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した要旨の範囲内においてさらに変形されたものであってもよい。すなわち、本開示に係るフィッティングバルブの各部の形状、大きさ、材料、数および配置態様は上記の要旨の範囲内において適宜変更可能である。
例えば、前述した実施形態では、樽容器2、ヘッド3、炭酸ガス供給用ホース4および飲料供給用ホース5を有する飲料供給装置1に適用されるフィッティングバルブ10について説明した。しかしながら、フィッティングバルブ10が適用される飲料供給装置の構成は、樽容器2、ヘッド3、炭酸ガス供給用ホース4および飲料供給用ホース5を有するものに限られず適宜変更可能である。
前述した実施形態では、筒部11qに溶接によって固定された環状部材である鍔部11rを備えたブッシュ11について説明した。しかしながら、鍔部11rは溶接以外の手段によって筒部11qに固定されてもよい。さらに、ブッシュは、予め鍔部が一体とされたものであってもよい。前述した実施形態では、パッキン30を有するフィッティングバルブ10について説明した。しかしながら、パッキン30を有しないフィッティングバルブであってもよい。
前述した実施形態では、飲料Dがビールである例について説明した。しかしながら、本開示に係るフィッティングバルブを備える飲料供給装置は、ビール以外の発泡性飲料、および発泡性飲料以外の飲料を提供する装置であってもよい。具体例として、飲料供給装置は、泡持ち特性を有する発泡酒、ノンアルコールビール、チューハイ、サワー、ハイボール、RTD(Ready To Drink)、コーラ、ソーダまたはサイダー等を提供する装置であってもよい。
1…飲料供給装置、2…樽容器、2b…底部、2c…筒状部、2d…天板部、3…ヘッド、3b…操作ハンドル、3c…ガス継手、3d…飲料継手、3f…当接部、4…炭酸ガス供給用ホース、5…飲料供給用ホース、10…フィッティングバルブ、11…ブッシュ、11b…大径部、11c…小径部、11d…雄螺子、11f…ガス流路、11g…ガス流出孔、11h…底面、11j…開口、11p…爪部、11q…筒部、11r…鍔部、11t…傾斜部、11v…延在部、12…シールリング、13b…ガスバルブ、13c…飲料バルブ、14b…ガスバルブスプリング、14c…飲料バルブスプリング、15…ダウンチューブ、15b…挿入部、15c…延在部、15d…飲料流路、15f…開口、15g…大径部、15h…小径部、15j…フランジ部、16…ストッパ、16b…固定部、16c…延在部、16d…突出部、17…リテイニングディスク、20…口金、21…段部、22…内周面、23…雌螺子、24…上端、25…フランジ部、25b…湾曲面、25c…傾斜面、30…パッキン、31…主面、32…側面、D…飲料、D1…軸線方向、D2…周方向、G…炭酸ガス、L…軸線、S…隙間。

Claims (4)

  1. 飲料を収容する樽容器に装着され、前記樽容器に装着された状態で前記樽容器の内部にガスを供給することによって前記飲料を前記樽容器の外部に送出するフィッティングバルブであって、
    前記樽容器は上方に突出するとともに内周面に雌螺子が形成された筒状の口金を有し、前記口金は前記口金の上端から平面視における前記口金の外側に突出するフランジ部を有し、
    前記口金に装着されるブッシュを備え、
    前記ブッシュは、前記口金の内部に入り込む筒部と、前記筒部の上端から平面視における前記筒部の外側に突出する鍔部とを有し、
    前記筒部は、前記口金の内部に入り込んだ状態で前記雌螺子に螺合する雄螺子を有し、
    前記鍔部は、前記雌螺子に前記雄螺子が螺合したときに、前記フランジ部に対向するとともに前記口金と前記筒部との間に形成された隙間を封止する、
    フィッティングバルブ。
  2. 前記鍔部と前記フランジ部との間に入り込むパッキンを備える、
    請求項1に記載のフィッティングバルブ。
  3. 前記鍔部は、前記筒部に固定された環状部材である、
    請求項1または請求項2に記載のフィッティングバルブ。
  4. 前記鍔部は、前記筒部に溶接によって固定されている、
    請求項3に記載のフィッティングバルブ。
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