JP2024530498A - 弾性モジュール用均衡クッション、弾性クッションと家具 - Google Patents

Abstract

【課題】本発明は、家具分野に係り、弾性モジュール用均衡クッション、弾性クッションと家具を提供する。【解決手段】弾性モジュール用均衡クッションは、クッション本体と保護シートとを含み、そのうち、クッション本体は、クッション本体の厚さ方向で対向しているクッション側第一面とクッション側第二面を含み、クッション側第二面は、弾性ベースに向かい合い、クッション側第二面には、間隔を置いて配置され且つクッション本体の内部に向けて延びる複数の収納孔が形成されており、保護シートが、クッション側第一面上に敷設し接続されており、そのうち、各々の収納孔は、弾性ベースにおける対応する弾性モジュールの一部を収納可能であることによって横方向での弾性モジュールの動きを拘束するように構成されている。該弾性モジュール用均衡クッションは、弾性ベース上に敷設されると、横方向での各々の弾性モジュールの動きを拘束するので、圧力を受けたときの弾性クッションの安定性を効率的に向上でき、弾性クッションがより良好な快適さを具備する。【選択図】図5

Description

本発明は、家具の分野に係り、特に、弾性モジュール用均衡クッションと弾性クッションと家具に係る。

ベッド等の家具は、人々の生活に不可欠な構成元素である。先行技術における大型家具のほとんどは、取り外すことが簡単ではなく、あるいは、取り外された後に復元することが困難である。しかし、現代生活の発展に伴い、人口移動と野外娯楽のニーズに応えるために、特に、ベッド等の家具をますます頻繁に取り外しと組付けを行う必要がある。搬送の間、ベッドに対する取り外しと組付けが非常に困難であるため、搬送の負担を減少するために、まだまだ使える家具が捨てられることがある。

ベッドは、一般に、ベッドフレーム、弾性クッションとカバーからなり、先行技術における弾性クッションは、一般に、複数の積重層とスプリングで形成された一体式且つ取外不能な一体式クッションである。一体式クッションは、寸法が大きく、取外しと貯蔵が困難である。

先行技術におけるスプリングが独自にパッケージされるマットレスは、ベッドに寝る二人又はより多くの人が互いに干渉することを回避するためのものである（例えば、個人間の体重差が相対的に大きい場合に、一方が寝返り又は体の動きをすると、他方に影響を与えることを回避できない）。このようなマットレスでは、それぞれのスプリングは、不織物又は他の材質で製作された袋又はスリーブ内に独立にパッケージされている。スプリング袋は、配置されてから、配置されたスプリング袋の組の外側に粘着や粘合等によってワンピースのスポンジゴムより覆われることによって、家具用クッション又は家具用クッション形態の必要なスプリングクッションを形成される。しかし、スプリングが独自にパッケージされるマットレスは、依然として一体化製品であり、取外不能であり、且つ、運送が困難である。そして、スプリングが独自にパッケージされるマットレスでは、パッケージされたスプリングを覆うための不織布間が、互いに粘着され関連されており、マットレスが押さえると、複数のパッケージされたスプリングとの間が、完全な上下独立動きを実現できず、マットレスの快適さに影響を与える。

また、先行技術におけるマットレスは、さらに、洗濯しにくい欠点が具備する。普通なマットレスとして、通常、ベッドカバーのみが取り外し可能であるが、スポンジ部分が取り外し不能であるので、洗濯しにくい。ラテックスには、一定のダニ防止効果が具備しても、一つのマットレスが一般に数年にわたって使用され、これによって、洗濯しにくいスポンジ部分が衛生に大きな影響を与える。

上記の先行技術に存在する問題の少なくとも一部に対し、本発明の目的とは、弾性クッションがより良好な快適さを具備することである。

上記の目的を実現するために、第一点では、本発明は、弾性モジュール用均衡クッションを提供し、前記弾性モジュール用均衡クッションは、クッション本体の厚さ方向で対向している、クッション側第一面と、弾性ベースに向かい合い、間隔を置いて配置され且つクッション本体の内部に向けて延びる複数の収納孔が形成されているクッション側第二面とを含む、クッション本体と、前記クッション側第一面上に敷設し接続されている保護シートと、を含み、そのうち、各々の前記収納孔は、弾性ベースにおける対応する弾性モジュールの一部を収納可能であることによってクッション本体の横方向での弾性モジュールの動きを拘束するように構成されている。

該技術案において、弾性モジュール用均衡クッションのクッション本体には、間隔を置いて配置され且つクッション本体の内部に向けて延びる複数の収納孔が形成されており、保護シートは、クッション側第一面上に敷設し接続されており、各々の収納孔は、弾性ベースにおける対応する弾性モジュールの一部を収納可能であることによって、横方向での弾性モジュールの動きを拘束するように構成されるため、このように、該弾性モジュール用均衡クッションを組付け弾性クッションを形成するとき、複数の弾性モジュールを備える弾性ベース上に敷設でき、各々の弾性モジュールの一部が各自の対応する収納孔内に収納され、このとき、クッション本体の収納孔の制限作用で、横方向（即ち、クッション本体と平行である方向）での各々の弾性モジュールの動きを効率的に拘束することによって、付勢力による各々の弾性モジュールの傾斜を効率的に回避でき、各々の弾性モジュールの支持安定性を効率的に保持できる。また、保護シートは、クッション本体のクッション側第一面をよくガードできるだけではなく、横方向においてクッション本体を全体的に接続することによって横方向でのクッション本体の位置制限もでき、弾性モジュールの作用に基づくクッション本体の横方向での引張変位を防止でき、これによって、クッション本体によって横方向での弾性モジュールの動きをさらに拘束できる。また、保護シートは、弾性モジュールに対して位置制限を行い、収納孔の軸方向での弾性モジュールの移動を防止できる。このため、該弾性モジュール用均衡クッションは、弾性ベース上に敷設されると、横方向での各々の弾性モジュールの動きを拘束するので、圧力を受けたときの弾性クッションの安定性を効率的に向上でき、弾性クッションがより良好な快適さを具備する。

さらに、前記収納孔は、厚さ方向にクッション本体を貫通し、前記保護シートは、複数の前記収納孔を覆う。

さらに、前記収納孔の横断面の寸法は、前記クッション側第一面から前記クッション側第二面までの方向において徐々に大きくなっている。

前記クッション本体は、弾性体であり、前記保護シートは、フレキシブルシートである。

よりさらに、前記弾性体は、スポンジ体であり、前記フレキシブルシートは、不織布シートである。

さらに、前記弾性モジュール用均衡クッションは、保護ライニングを含み、前記保護ライニングは、前記クッション側第二面上に敷設し接続されているとともに、各々の前記収納孔内に進入するように凹んでいる凹入部分を含み、前記凹入部分は、頂壁と前記頂壁を取り巻く側壁とを含み、前記側壁が、前記収納孔の内周面に合わせて接続されており、前記頂壁が、前記クッション側第一面に向かい合い、前記クッション本体が、前記保護シートと前記保護ライニングとの間に包まれている。

よりさらに、前記頂壁は、前記保護シートと一体に接続されている。

前記保護ライニングは、前記保護シートと同一な材質のものであり、及び／又は、前記凹入部分の形状は、前記収納孔の形状に合わせる。

上記の目的を実現するために、第二点では、本発明は、弾性モジュール用均衡クッションを提供し、クッション本体の厚さ方向で対向している、クッション側第一面と、弾性ベースに向かい合い、間隔を置いて配置され且つクッション本体の内部に向けて延びる複数の収納孔が形成されているクッション側第二面とを含む、クッション本体と、前記クッション側第二面上に敷設し接続されているとともに、各々の前記収納孔内に進入するように凹んでいる凹入部分を含む保護ライニングと、を含み、前記凹入部分は、頂壁と前記頂壁を取り巻く側壁とを含み、前記側壁が、前記収納孔の内周面に合わせてに合わせて接続されており、前記頂壁が、前記クッション側第一面に向かい合い、そのうち、各々の前記収納孔は、クッション本体の横方向での弾性モジュールの動きを拘束するように、弾性ベースにおける対応する弾性モジュールの一部を収納できる、と構成されている。

該技術案において、弾性モジュール用均衡クッションのクッション本体には、間隔を置いて配置されており且つクッション本体の内部に向けて延びる複数の収納孔が形成されており、保護ライニングは、前記クッション側第二面上に敷設し接続されているとともに、各々の収納孔内に進入するように凹んでおり、同時に、保護ライニングにおける収納孔内に進入するように凹んでいる凹入部分の側壁が、収納孔の内面に合わせて接続されており、これによって、各々の収納孔は、弾性ベースにおける対応する弾性モジュールの一部を収納することによって横方向での弾性モジュールの動きを拘束するように使用され、このように、該弾性モジュール用均衡クッションを組付け弾性クッションを形成するとき、複数の弾性モジュールを備える弾性ベース上に敷設でき、各々の弾性モジュールの一部が各自の対応する収納孔内に収納されつつ、保護ライニングにおける収納孔内に進入するように凹んでいる部分に接触し、このとき、保護ライニングにおける収納孔内に進入するように凹んでいる凹入部分は、弾性モジュールの一部と収納孔の内周面との接触を防止でき、収納孔をよくガードでき、同時に、クッション本体の収納孔の制限作用で、横方向（即ち、クッション本体と平行である方向）での各々の弾性モジュールの動きを効率的に拘束することによって、付勢力による各々の弾性モジュールの傾斜を効率的に回避でき、各々の弾性モジュールの支持安定性を効率的に保持できる。また、保護ライニングは、クッション本体のクッション側第二面をよくガードできるだけではなく、横方向においてクッション側第二面と収納孔の内周面を全体的に接続することによって横方向でのクッション本体の位置制限もでき、弾性モジュールの作用に基づくクッション本体の横方向での引張変位を防止でき、これによって、クッション本体によって横方向での弾性モジュールの動きをさらに拘束できる。また、収納孔に位置する弾性モジュールの一部が頂壁に接触すると、頂壁が弾性モジュールに対して位置制限もでき、収納孔の軸方向での弾性モジュールの移動を防止できる。このため、該弾性モジュール用均衡クッションは、弾性ベース上に敷設されると、横方向での各々の弾性モジュールの動きを拘束するので、圧力を受けたときの弾性クッションの安定性を効率的に向上でき、弾性クッションがより良好な快適さを具備する。

さらに、前記収納孔は、厚さ方向にクッション本体を貫通し、前記頂壁は、前記収納孔における前記クッション側第一面に位置する孔口に設置されているとともに、前記頂壁の外面が前記クッション側第一面と面一に揃っている。

さらに、前記収納孔の横断面の寸法は、前記クッション側第一面から前記クッション側第二面までの方向において徐々に大きくなっており、及び／又は、前記凹入部分の形状は、前記収納孔の形状に合わせる。

さらに、前記クッション本体は、弾性体であり、前記保護ライニングは、フレキシブルシートである。

よりさらに、前記弾性体は、スポンジ体であり、前記フレキシブルシートは、不織布シートである。

第三点では、本発明は、弾性クッションを提供し、前記弾性クッションは、複数の弾性モジュールを含む弾性ベースと、上記の第一点と第二点のうちのいずれ一項に記載の弾性モジュール用均衡クッションと、を含み、そのうち、前記弾性モジュール用均衡クッションは、前記弾性ベース上に敷設されているとともに、各々の前記弾性モジュールの一部が、各自の対応する前記収納孔内に収納されるように位置決められ、そのうち、前記収納孔は、横方向での前記弾性モジュールの動きを拘束できる。

このように、上記のような第一点和第二点で記載されたように、該弾性モジュール用均衡クッションは、弾性ベース上に敷設されると、横方向での各々の弾性モジュールの動きを拘束するので、圧力を受けたときの弾性クッションの安定性を効率的に向上でき、このため、該弾性クッションがより良好な快適さを具備する。

さらに、前記弾性モジュールは、円錐台形状であるととも、形状が合わせるように円錐台形態の穴である前記収納孔内に収納されている。

また、前記弾性クッションは、さらに、カバーを含み、前記カバーは、前記弾性モジュール用均衡クッション上に覆い、前記弾性ベースの少なくとも一部と前記弾性モジュール用均衡クッションを包んでいる。

第四点では、本発明は、家具を提供し、前記家具は、上記の第三点のうちのいずれ一項に記載の弾性クッションを含む。

該家具は、マットレス、ソファー、椅子、ソファベッド、ベンチ等を含むが、これに限定されていない。

図面において、寸法や比例は、実際な製品の寸法や比例に対応していない。図面は、説明のみに用いられ、説明を分かりやすくするために、必要ではない部材又は構成が省略されている。
本発明による一つの好適な実施形態の弾性モジュール用均衡クッションのクッション本体を例示的に示している斜視図である。 本発明による一つの好適な実施形態の弾性モジュール用均衡クッションを例示的に示している分解状態図である。 図２の弾性モジュール用均衡クッションが一体に組付けられた構造を例示的に示している模式図である。 本発明による他の一つの好適な実施形態の弾性モジュール用均衡クッションを例示的に示している分解状態図である。 図４の弾性モジュール用均衡クッションが一体に組付けられた構造を例示的に示している模式図である。 図５の弾性モジュール用均衡クッションを例示的に示している一部拡大構造模式図である。 本発明によるもう一つの好適な実施形態の弾性モジュール用均衡クッションを例示的に示している分解状態図である。 図７の弾性モジュール用均衡クッションが一体に組付けられた構造を例示的に示している模式図である。 図８の弾性モジュール用均衡クッションを例示的に示している一部拡大構造模式図である。 本発明による一つの好適な実施形態の弾性クッションを例示的に示している構造模式図であり、そのうち、弾性ベースと弾性モジュール用均衡クッションを明確に示すために、カバーの一部が省略された。 図１０の弾性クッションの弾性ベースの弾性モジュールを例示的に示している一構造模式図である。

以下、図面を参照しながら本発明を詳細に説明する。ここで、本発明による好適な実施形態のみが説明されており、当業者が、前記好適な実施形態に基づき、本発明を実現可能な他の形態を想起でき、当該他の形態も同様に本発明の範囲に入る。

図２と図３は、本発明による一つ目の好適な実施形態の弾性モジュール用均衡クッション１０を例示的に示している。図１、図２と図３を参照し、本発明が提供する一つ目の好適な実施形態の弾性モジュール用均衡クッション１０は、クッション本体３と保護シート６とを含み、そのうち、クッション本体３は、クッション本体の厚さ方向で対向しているクッション側第一面１とクッション側第二面２を含み、クッション側第二面２は、弾性ベース４に向かい合い、クッション本体３のクッション側第二面２には、間隔を置いて配置され且つクッション本体の内部に向けて延びる複数の収納孔５が形成されており、保護シート６が、クッション側第一面１上に敷設し接続されており、そのうち、各々の収納孔５は、弾性ベース４における対応する弾性モジュール７の一部を収納可能であることによってクッション本体３の横方向での弾性モジュールの動きを拘束するように構成されている。

弾性モジュール用均衡クッション１０のクッション本体３のクッション側第二面２には、間隔を置いて配置され且つクッション本体の内部に向けて延びる複数の収納孔５が形成されており、保護シート６は、クッション側第一面上に敷設し接続されており、各々の収納孔５は、弾性ベース４における対応する弾性モジュール７の一部を収納可能であることによって横方向での弾性モジュール７の動きを拘束するように構成されるため、このように、該弾性モジュール用均衡クッション１０を組付け弾性クッション１２を形成するとき、複数の弾性モジュール７を備える弾性ベース４上に敷設でき、各々の弾性モジュール７の一部が各自の対応する収納孔５内に収納され、このとき、クッション本体３の収納孔５の制限作用で、横方向（即ち、クッション本体と平行である方向）での各々の弾性モジュール７の動きを効率的に拘束することによって、付勢力による各々の弾性モジュール７の傾斜を効率的に回避でき、各々の弾性モジュール７の支持安定性を効率的に保持できる。また、保護シート７は、クッション本体３のクッション側第一面１をよくガードできるだけではなく、横方向においてクッション本体３を全体的に接続することによって横方向でのクッション本体３の位置制限もでき、弾性モジュール７の作用に基づくクッション本体３の横方向での引張変位を防止でき、これによって、クッション本体３によって横方向での弾性モジュール７の動きをさらに拘束できる。また、保護シート６は、弾性モジュール７に対して位置制限を行い、収納孔５の軸方向での弾性モジュール７の移動を防止できる。このため、該弾性モジュール用均衡クッション１０は、弾性ベース４上に敷設されると、横方向での各々の弾性モジュール７の動きを拘束するので、圧力を受けたときの弾性クッション１２の安定性を効率的に向上でき、弾性クッション１２がより良好な快適さを具備する。

また、該弾性モジュール用均衡クッション１０は、家具を製作する弾性クッションに使用されてもよい。

また、該弾性モジュール用均衡クッション１０では、保護シート６は、粘着、超音波溶接、マジックテープ（登録商標）接続又は他の形態によってクッション側第一面１に接続されてもよい。また、保護シート６は、単層であってもよいし、積層された複層であってもよい。

また、該弾性モジュール用均衡クッション１０では、収納孔５がザグリ孔であってもよく、つまり、収納孔５がクッション本体３の内部に向けて延びるが、クッション側第一面１を通過しないように延びており、このとき、保護シート６は、孔の頂壁の強度を向上し、収納孔５の軸方向での弾性モジュール７の移動を防止するようにザグリ孔の頂壁に接続されてもよい。あるいは、収納孔５は、厚さ方向にクッション本体３を貫通してもよく、つまり、クッション側第二面２からクッション側第一面１まで延びてもよく、保護シート６が複数の収納孔５を覆い、このように、収納孔５は、弾性モジュール７の一部をできる限り収納でき、収納孔５内に位置する弾性モジュール７の一部が保護シート６に接触すると、保護シート６が弾性モジュール７に対して位置制限もでき、収納孔５の軸方向での弾性モジュール７の移動を防止できる。

また、該弾性モジュール用均衡クッション１０では、収納孔５の横断面の寸法が収納孔の軸方向において同じでもよく、つまり、等径孔であり、このように、弾性モジュール７の一部が収納孔５内に進入してから保護シート６に当接できる。あるいは、収納孔５の横断面の寸法が収納孔の軸方向において変化することによって収納孔５内にストッパフランジが形成されてもよく、このように、弾性モジュール７の一部が収納孔５内に進入してからストッパフランジに当接できる。あるいは、図６を参照し、収納孔５の横断面の寸法は、クッション側第一面１からクッション側第二面２までの方向において徐々に大きくなることによって円錐台形状孔を形成し、このように、円錐台形状孔の横断面の寸法がクッション側第一面１に向かう方向において徐々に縮小しており、このとき、保護シート６が円錐台形状孔の小端口部を閉鎖した。実際な使用において、弾性モジュール７の一部が収納孔５内に進入してから収納孔５の錐形状内周面に当接できる。選択的には、弾性モジュール７は、円錐台形状孔に適応するように円錐台体に形成されてもよく、該円錐台体の錐面傾きが、収納孔５の錐面傾きと同一であってもよく、このように、円錐台体の一部は、形状がフィットされるように円錐台形状孔内に円錐嵌合されでもよく、双方との間には、円錐嵌合が形成され、これによって、弾性モジュール７の一部がより安定的且つ確実的に収納孔５内に配置され、弾性モジュール用均衡クッション１０が弾性モジュール７に対してより安定的且つ確実的な拘束を提供できる。また、収納孔５は、方形孔であってもよく、円形孔であってもよく、例えば、方台孔又は円台孔であってもよい。

また、該弾性モジュール用均衡クッション１０では、クッション本体３は、弾性を具備しなくてもよく、例えば、プラスチックチップであってもよく、保護シート６は、所定の厚さを具備するプラスチックシートを採用してもよく、プラスチックシートが、プラスチックチップの一方側の基板面上敷設し粘着されてもよい。あるいは、クッション本体３は、弾性体であり、保護シート６は、フレキシブルシートであり、このように、フレキシブルシートが、粘着剤又は超音波溶接によって弾性体のクッション側第一面１上に敷設し接続されてもよい。このように、弾性体が弾性ベース４上に敷設し弾性クッション１２を形成した後、弾性クッションが圧力を受けると、弾性モジュール７が相応的に圧縮されサポートを与え、このとき、クッション本体３が弾性体であり、且つ、保護シート６がフレキシブルシートであるため、クッション本体３が相応的に弾性変形し緩衝を与え、これに応じて、保護シート６も相応的に変形し、これによって、横方向での各々の弾性モジュールの動きをさらに拘束できるので、圧力を受けたときの弾性クッション１２の安定性を効率的に向上でき、弾性クッション１２がより良好な快適さを具備する。

また、弾性体は、多種類を具備してもよく、例えば、弾性体の一種は、シリコンゲル体であってもよく、あるいは、弾性体の他の一種は、スポンジ体であってもよく、例えば、弾性の高いスポンジ体であり、スポンジ体は、必要な形状に成型されやすく、コストが低く、且つ通気性がよい。また、フレキシブルシートも多種類を具備してもよく、例えば、フレキシブルシートの一種は、所定の厚さを具備するプラスチックシートがあってもよい。あるいは、フレキシブルシートの他の一種は、布素材であってもよく、例えば、帆布又は不織布シートであってもよい。不織布シートによって、弾性モジュール用均衡クッションが良好な湿気防止と通気性能を具備するとともに、不織布シートによって、弾性モジュール用均衡クッションの柔軟性と軽量性がより良くなり、これによって、弾性クッションの快適さをより向上できる。

図４と図５は、本発明による二つ目の好適な実施形態の弾性モジュール用均衡クッション１０を例示的に示している。図１、図４と図５を参照し、本発明が提供する一つ目の好適な実施形態の弾性モジュール用均衡クッション１０に基づき、弾性モジュール用均衡クッションは、さらに、保護ライニング８を含み、保護ライニング８が、クッション側第二面２上に敷設し接続されているとともに、各々の収納孔５内に進入するように凹んでいる凹入部分を含み、保護ライニング８における収納孔内に進入するように凹んでいる凹入部分が、頂壁９と頂壁９を取り巻く側壁１１とを含み、側壁１１が収納孔５の内面に合わせて接続されており、頂壁９が、クッション側第一面１に向かい合い、クッション本体３が、保護シート６と保護ライニング８との間に包まれてもよい。

このように、保護ライニング８は、クッション側第二面２上に敷設し接続されているとともに、各々の収納孔内５に進入するように凹んでおり、同時に、保護ライニング８における収納孔５内に進入するように凹んでいる凹入部分の側壁１１が、収納孔５の内面に合わせて接続されており、これによって、各々の収納孔５は、弾性ベースにおける対応する弾性モジュールの一部を収納することによって横方向での弾性モジュールの動きを拘束するように使用され、このように、該弾性モジュール用均衡クッション１０を組付け弾性クッション１２を形成するとき、複数の弾性モジュール７を備える弾性ベース５上に敷設でき、各々の弾性モジュール７の一部が各自の対応する収納孔５内に収納されつつ、保護ライニング８における収納孔５内に進入するように凹んでいる部分に接触し、このとき、保護ライニング８における収納孔５内に進入するように凹んでいる凹入部分は、弾性モジュール７の一部と収納孔５の内周面との接触を防止でき、収納孔５の内周面をよくガードでき、同時に、クッション本体３の収納孔５の制限作用で、横方向（即ち、クッション本体と平行である方向）での各々の弾性モジュールの動きを効率的に拘束することによって、付勢力による各々の弾性モジュール７の傾斜を効率的に回避でき、各々の弾性モジュールの支持安定性を効率的に保持できる。また、保護ライニング８は、クッション本体３のクッション側第二面２をよくガードできるだけではなく、横方向においてクッション側第二面２と収納孔５の内周面を全体的に接続することによって横方向でのクッション本体の位置制限もでき、同時に、上記のように、保護シート６が、横方向においてクッション本体３を全体的に接続することによって横方向でのクッション本体３の位置制限できるため、保護シート６と保護ライニング８によって、弾性モジュール７の作用に基づくクッション本体３の横方向での引張変位を防止でき、これによって、クッション本体３によって横方向での弾性モジュール７の動きをさらに拘束できる。また、収納孔５に位置する弾性モジュール７の一部が頂壁９に接触すると、頂壁９が弾性モジュール７に対して位置制限もでき、収納孔５の軸方向での弾性モジュール７の移動を防止できる。このため、該弾性モジュール７は、弾性ベース上に敷設されると、横方向での各々の弾性モジュールの動きを拘束するので、圧力を受けたときの弾性クッションの安定性を効率的に向上でき、弾性クッションがより良好な快適さを具備する。

また、収納孔５では、頂壁９は、保護シート６との間に所定の隙間を置いてもよく、該所定の隙間の大きさが、実際なニーズに応じて選んでもよく、例えば１-２ｍｍ又は他の数値である。あるいは、他の一実施形態において、頂壁９が保護シート６と一体に接続されており、例えば、頂壁９が、保護シート６と粘着剤又は超音波溶接によって一体に接続されており、このように、一体に接続された頂壁９と保護シート６は、弾性モジュール７の一部が良好且つ長期な軸方向支持を形成できるように厚さを増加する一方、弾性モジュール７の作用に基づくクッション本体３の横方向での引張変位を防止できるようにクッション本体３のクッション側第一面１をクッション側第二面２と一体に接続でき、これによって、クッション本体３によって横方向での弾性モジュール７の動きをさらに拘束できる。

なお、収納孔５が貫通孔であるとき、頂壁９と保護シート６が直接に接続されてもよく、あるいは、頂壁９と保護シート６との間にはスペーサーが配置されてもよく、一体に接続された頂壁９とスペーサーと保護シート６は、弾性モジュール７の一部が良好且つ長期な軸方向支持を形成できるように厚さをさらに増加する。あるいは、収納孔５がザグリ孔であるとき、頂壁９と収納孔５の頂壁と保護シート６は、一体に接続されてもよく、これによって、弾性モジュール７の一部が良好且つ長期な軸方向支持を形成できるように厚さをさらに増加する。

また、該弾性モジュール用均衡クッションでは、保護ライニング８の材質が、保護シート６の材質と異なってもよい。あるいは、他の一実施形態において、保護ライニング８は、材質が保護シート６と同一である保護ライニングであり、つまり、保護ライニング８の材質が保護シート６の材質と同一であってもよい。例えば、保護ライニング８と保護シート６は、いずれも、不織布であってもよい。

また、保護シート６と類似的に、保護ライニング８は、単層であってもよく、あるいは、積層された多層であってもよい。

また、凹入部分の形状は、収納孔５の形状に合わせ、これによって、凹入部分の側壁がより良く収納孔５の内周面に合わせて接続できる。

図８と図９は、本発明による三つ目の好適な実施形態の弾性モジュール用均衡クッション１０を例示的に示している。図１、図８と図９を参照し、該弾性モジュール用均衡クッション１０は、クッション本体３と保護ライニング８を含み、そのうち、クッション本体３は、クッション本体の厚さ方向で対向しているクッション側第一面１とクッション側第二面２とを含み、クッション側第二面２は、弾性ベース４に向かい合い、クッション本体３のクッション側第二面２には、間隔を置いて配置され且つクッション本体の内部に向けて延びる複数の収納孔５が形成されており、保護ライニング８は、クッション側第二面２上に敷設し接続されているとともに、各々の収納孔５内に進入するように凹んでいる凹入部分を含み、保護ライニング８における収納孔内に進入するように凹んでいる凹入部分が、頂壁９と頂壁９を取り巻く側壁１１とを含み、側壁１１が収納孔５の内面に合わせて接続されており、頂壁９が、クッション側第一面１に向かい合い、そのうち、各々の収納孔５は、弾性ベース４における対応する弾性モジュール７の一部を収納することによって横方向での弾性モジュールの動きを拘束するためのものである。

弾性モジュール用均衡クッションでは、クッション本体３のクッション側第二面２には、間隔を置いて配置され且つクッション本体の内部に向けて延びる複数の収納孔５が形成されており、保護ライニング８は、クッション側第二面２上に敷設し接続されているとともに、各々の収納孔内５に進入するように凹んでおり、同時に、保護ライニング８における収納孔５内に進入するように凹んでいる凹入部分の側壁１１が、収納孔５の内面に合わせて接続されており、これによって、各々の収納孔５は、弾性ベースにおける対応する弾性モジュールの一部を収納することによって横方向での弾性モジュールの動きを拘束するように使用され、このように、該弾性モジュール用均衡クッション１０を組付け弾性クッション１２を形成するとき、複数の弾性モジュール７を備える弾性ベース５上に敷設でき、各々の弾性モジュール７の一部が各自の対応する収納孔５内に収納されつつ、保護ライニング８における収納孔５内に進入するように凹んでいる部分に接触し、このとき、保護ライニング８における収納孔５内に進入するように凹んでいる凹入部分は、弾性モジュール７の一部と収納孔５の内周面との接触を防止でき、収納孔５の内周面をよくガードでき、同時に、クッション本体３の収納孔５の制限作用で、横方向（即ち、クッション本体と平行である方向）での各々の弾性モジュールの動きを効率的に拘束することによって、付勢力による各々の弾性モジュール７の傾斜を効率的に回避でき、各々の弾性モジュールの支持安定性を効率的に保持できる。また、保護ライニング８は、クッション本体３のクッション側第二面２をよくガードできるだけではなく、横方向においてクッション側第二面２と収納孔５の内周面を全体的に接続することによって横方向でのクッション本体の位置制限もでき、弾性モジュールの作用に基づくクッション本体の横方向での引張変位を防止でき、これによって、クッション本体３によって横方向での弾性モジュール７の動きをさらに拘束できる。また、収納孔５に位置する弾性モジュール７の一部が頂壁９に接触すると、頂壁９が弾性モジュール７に対して位置制限もでき、収納孔５の軸方向での弾性モジュール７の移動を防止できる。このため、該弾性モジュール７用均衡クッションは、弾性ベース上に敷設されると、横方向での各々の弾性モジュールの動きを拘束するので、圧力を受けたときの弾性クッションの安定性を効率的に向上でき、弾性クッションがより良好な快適さを具備する。

また、該弾性モジュール用均衡クッションは、家具を製作する弾性クッションに使用されてもよい。

また、該弾性モジュール用均衡クッション１０では、収納孔５は、ザグリ孔であってもよく、つまり、収納孔５がクッション本体３の内部に向けて延びるが、クッション側第一面１を通過しないように延びており、このとき、保護シート６は、孔の頂壁の強度を向上し、収納孔５の軸方向での弾性モジュール７の移動を防止するようにザグリ孔の孔の頂壁に接続されてもよい。あるいは、収納孔５は、厚さ方向にクッション本体３を貫通してもよく、つまり、クッション側第二面２からクッション側第一面１まで延びてもよく、このように、収納孔５は、弾性モジュール７の一部をできる限り収納できる。

なお、頂壁９は、弾性モジュール７の一部が収納孔５内に進入することを許容できる限り、収納孔５において、収納孔５の軸方向に沿って、収納孔５のいずれの適切な位置に位置してもよい。例えば、一実施形態において、図９を参照し、収納孔５が、厚さ方向にクッション本体を貫通し、頂壁９が、クッション側第一面１に位置する収納孔５の孔口に設置されており、頂壁９の外面とクッション側第一面１が面一に揃っており、このように、弾性モジュール７の一部がより大きく収納孔５内に伸入することを許容することによって、横方向での弾性モジュール７の動きをより良く拘束でき、また、頂壁９の外面とクッション側第一面１が面一に揃っているので、このように、収納孔５の存在による凹陥がクッション側第一面１に形成されたことを回避でき、クッション側第一面１の平整性を向上できる。

また、該弾性モジュール用均衡クッション１０では、保護ライニング８は、粘着、超音波溶接、マジックテープ接続又は他の形態によってクッション側第二面２に接続されてもよい。また、保護ライニング８は、単層であってもよいし、積層された複層であってもよい。

また、該弾性モジュール用均衡クッション１０では、収納孔５の横断面の寸法が収納孔の軸方向において同じでもよく、つまり、等径孔であり、このように、弾性モジュール７の一部が収納孔５内に進入してから保護シート６に当接できる。あるいは、収納孔５の横断面の寸法が収納孔の軸方向において変化することによって収納孔５内にストッパフランジが形成されてもよく、このように、弾性モジュール７の一部が収納孔５内に進入してからストッパフランジに当接できる。あるいは、図９を参照し、収納孔５の横断面の寸法は、クッション側第一面１からクッション側第二面２までの方向において徐々に大きくなっており、円錐台形状孔を形成し、このように、円錐台形状孔の横断面の寸法がクッション側第一面１に向かう方向において徐々に縮小しており、このとき、保護シート６が円錐台形状孔の小端口部を閉鎖した。実際な使用において、弾性モジュール７の一部が収納孔５内に進入してから収納孔５の錐形状内周面に当接できる。選択的には、弾性モジュール７は、円錐台形状孔に適応するように円錐台体に形成されてもよく、該円錐台体の錐面傾きが、収納孔５の錐面傾きと同一であってもよく、このように、円錐台体の一部は、形状がフィットされるように円錐台形状孔内に円錐嵌合されでもよく、双方との間には、円錐嵌合が形成され、これによって、弾性モジュール７の一部がより安定的且つ確実的に収納孔５内に配置され、弾性モジュール用均衡クッション１０が弾性モジュール７に対してより安定的且つ確実的な拘束を提供できる。また、収納孔５は、方形孔であってもよく、円形孔であってもよく、例えば、方台孔又は円台孔であってもよい。

また、凹入部分の形状が収納孔５の形状に合わせることによって、凹入部分の側壁は、収納孔５の内周面により良く接触てきる。

また、該弾性モジュール用均衡クッション１０では、クッション本体３は、弾性を具備しなくてもよく、例えば、プラスチックチップであってもよく、保護シート６は、所定の厚さを具備するプラスチックシートを採用してもよく、プラスチックシートが、プラスチックチップの一方側の基板面上敷設し粘着されるとともに、収納孔５内に凹入してもよい。あるいは、クッション本体３は、弾性体であり、保護ライニング８は、フレキシブルシートであり、このように、フレキシブルシートが、粘着剤又は超音波溶接によって弾性体のクッション側第二面２上に敷設し接続されるとともに、収納孔５内に凹入してもよい。このように、弾性体が弾性ベース４上に敷設し弾性クッション１２を形成した後、弾性クッションが圧力を受けると、弾性モジュール７が相応的に圧縮されサポートを与え、このとき、クッション本体３が弾性体であり、且つ、保護ライニング８がフレキシブルシートであるため、クッション本体３が相応的に弾性変形し緩衝を与え、これに応じて、フレキシブルシートも相応的に変形し、これによって、横方向での各々の弾性モジュール７の動きをさらに拘束できるので、圧力を受けたときの弾性クッション１２の安定性を効率的に向上でき、弾性クッション１２がより良好な快適さを具備する。

また、弾性体は、多種類を具備してもよく、例えば、弾性体の一種は、シリコンゲル体であってもよく、あるいは、弾性体の他の一種は、スポンジ体であってもよく、例えば、弾性の高いスポンジ体であり、スポンジ体は、必要な形状に成型されやすく、コストが低く、且つ通気性がよい。また、フレキシブルシートも多種類を具備してもよく、例えば、フレキシブルシートの一種は、所定の厚さを具備するプラスチックシートがあってもよい。あるいは、フレキシブルシートの他の一種は、布素材であってもよく、例えば、帆布又は不織布シートであってもよい。不織布シートによって、弾性モジュール用均衡クッションが良好な湿気防止と通気性能を具備するとともに、不織布シートによって、弾性モジュール用均衡クッションの柔軟性と軽量性がより良くなり、これによって、弾性クッションの快適さをより向上できる。

なお、本発明は、弾性クッションを提供し、図１０を参照し、該弾性クッション１２は、弾性ベース４と、上記に記載されたいずれの弾性モジュール用均衡クッション１０とを含み、そのうち、弾性ベース４は、複数の弾性モジュール７を含み、そのうち、弾性モジュール用均衡クッション１０が弾性ベース４上に敷設されており、各々の弾性モジュール７の一部が、各自の対応する収納孔５内に収納されるように位置決められ、そのうち、収納孔５が、横方向での弾性モジュール７の動きを拘束できる。このように、上記のように、該弾性モジュール用均衡クッションが弾性ベース上に敷設されると、横方向での各々の弾性モジュールの動きをさらに拘束できるので、圧力を受けたときの弾性クッションの安定性を効率的に向上でき、このため、弾性クッションがより良好な快適さを具備する。

なお、弾性モジュール７は、複数の形状を具備してもよく、例えば、弾性モジュール７は、円柱、円台、又は柱状体形状であってもよい。一実施形態において、図１０を参照し、弾性モジュール７は、円錐台形状であり、形状が合わせるように円錐台形態の穴である収納孔５に収納されており、このように、円錐台形状の弾性モジュール７が、円錐台形態の穴である収納孔５の錐面傾きと同一であり、双方との間には、形状がフィットされる円錐嵌合が形成され、これによって、弾性モジュール７の一部がより安定的且つ確実的に収納孔５内に配置され、弾性モジュール用均衡クッション１０が弾性モジュール７に対してより安定的且つ確実的な拘束を提供できる。

また、弾性モジュール７は、多種類を具備してもよく、例えば、弾性モジュール７が、柱状弾性ブロックであり、例えば、ゴムブロックであってもよい。あるいは、弾性モジュール７は、スプリングサポーター１４と、スプリングサポーター１４内に設置されている錐形状スプリング１５とを含み、このとき、弾性ベース４が折り畳み可能な取付枠を含み、スプリングサポーター１４が、弾性モジュール７を、折り畳み可能な取付枠に取り外し可能に取り付けるためのものである。このように、複数の弾性モジュール７は、各自のスプリングサポーター１４によって、折り畳み可能な取付枠まで取り付け、その後、弾性モジュール用均衡クッション１０を各々の弾性モジュール７上に敷設することによって、各々の弾性モジュール７の一部が各自の対応する収納孔５内に進入するように位置決められる。取り外しが必要なとき、弾性モジュール用均衡クッション１０を取り外し、その後、各々の弾性モジュール７を折り畳み可能な取付枠から取り外してから順に積み重ねてネスト化し、その後、折り畳み可能な取付枠を折り畳まればよく、このため、該弾性クッション１２は、取り外しに簡便であり、且つ、取り外された弾性モジュールが圧縮され又は入れ子になるようにスタックされ、収納と運送のスペースを極に節約し、洗濯しやすい。

なお、図１０を参照し、弾性クッション１２は、さらに、カバー１３を含み、カバー１３は、弾性モジュール用均衡クッション１０上に覆い、弾性ベース４の少なくとも一部と弾性モジュール用均衡クッション１０を包んでいる。例えば、弾性ベース４と弾性モジュール用均衡クッション１０を全体的に包むことによって、該弾性クッション１２の意匠性を向上できる。カバー１３は、取外可能な接続構造、例えばスライドファスナー又はマジックテープによって、弾性ベース４の少なくとも一部と弾性モジュール用均衡クッション１０を包む。

なお、本発明は、家具を提供し、該家具は、上記に記載されたいずれの弾性クッション１２を含む。該家具は、マットレス、ソファー、椅子、ソファベッド、ベンチ等を含むが、これらに限定されていない。

本発明の保護範囲は、特許請求の範囲のみより決められている。当業者は、本発明の教示に基づき、本発明に開示された構造の代替構造を代替案として実現できることや、本発明に開示された実施形態を組み合わせて新たな実施形態を生み出すことや、これらが同様に添付されたクレームの範囲に入ることを容易に認識できる。

１-クッション側第一面、２-クッション側第二面、３-クッション本体、４-弾性ベース、５-収納孔、６-保護シート、７-弾性モジュール、８-保護ライニング、９-頂壁、１０-弾性モジュール用均衡クッション、１１-側壁、１２-弾性クッション、１３-カバー、１４-スプリングサポーター、１５-錐形状スプリング。

Claims (17)

1. 弾性モジュール用均衡クッションであって、
   前記弾性モジュール用均衡クッション（１０）は、
   クッション本体の厚さ方向で対向している、クッション側第一面（１）と、弾性ベース（４）に向かい合い、間隔を置いて配置され且つクッション本体の内部に向けて延びる複数の収納孔（５）が形成されているクッション側第二面（２）とを含む、クッション本体（３）と、
   前記クッション側第一面（１）上に敷設し接続されている保護シート（６）と、を含み、
   そのうち、各々の前記収納孔（５）は、前記弾性ベース（４）における対応する弾性モジュール（７）の一部を収納可能であることによって前記クッション本体（３）の横方向での前記弾性モジュール（７）の動きを拘束するように構成されている、
   ことを特徴とする弾性モジュール用均衡クッション。
2. 前記収納孔（５）は、厚さ方向にクッション本体を貫通し、前記保護シート（６）は、複数の前記収納孔（５）を覆う、
   ことを特徴とする請求項１に記載の弾性モジュール用均衡クッション。
3. 前記収納孔の横断面の寸法は、前記クッション側第一面（１）から前記クッション側第二面（２）までの方向において徐々に大きくなっている、
   ことを特徴とする請求項１に記載の弾性モジュール用均衡クッション。
4. 前記クッション本体（３）は、弾性体であり、前記保護シート（６）は、フレキシブルシートである、
   ことを特徴とする請求項１に記載の弾性モジュール用均衡クッション。
5. 前記弾性体は、スポンジ体であり、前記フレキシブルシートは、不織布シートである、
   ことを特徴とする請求項４に記載の弾性モジュール用均衡クッション。
6. 前記弾性モジュール用均衡クッションは、保護ライニング（８）を含み、前記保護ライニング（８）は、前記クッション側第二面（２）上に敷設し接続されているとともに、各々の前記収納孔（５）内に進入するように凹んでいる凹入部分を含み、前記凹入部分は、頂壁（９）と前記頂壁（９）を取り巻く側壁（１１）とを含み、前記側壁（１１）が、前記収納孔（５）の内周面に合わせて接続されており、前記頂壁（９）が、前記クッション側第一面（１）に向かい合い、前記クッション本体（３）が、前記保護シート（６）と前記保護ライニング（８）との間に包まれている、
   ことを特徴とする請求項１乃至請求項５のいずれ一項に記載の弾性モジュール用均衡クッション。
7. 前記頂壁（９）は、前記保護シート（６）と一体に接続されている、
   ことを特徴とする請求項６に記載の弾性モジュール用均衡クッション。
8. 前記保護ライニング（８）は、前記保護シート（６）と同一な材質のものであり、
   及び／又は、
   前記凹入部分の形状は、前記収納孔（５）の形状に合わせる、
   ことを特徴とする請求項６に記載の弾性モジュール用均衡クッション。
9. 弾性モジュール用均衡クッションであって、
   クッション本体の厚さ方向で対向している、クッション側第一面（１）と、弾性ベース（４）に向かい合い、間隔を置いて配置され且つクッション本体の内部に向けて延びる複数の収納孔（５）が形成されているクッション側第二面（２）とを含む、クッション本体（３）と、
   前記クッション側第二面（２）上に敷設し接続されているとともに、各々の前記収納孔（５）内に進入するように凹んでいる凹入部分を含む保護ライニング（８）と、を含み、
   前記凹入部分は、頂壁（９）と前記頂壁（９）を取り巻く側壁（１１）とを含み、前記側壁（１１）が、前記収納孔（５）の内周面と合わせて接続されており、前記頂壁（９）が、前記クッション側第一面（１）に向かい合い、
   そのうち、各々の前記収納孔（５）は、前記弾性ベース（４）における対応する弾性モジュール（７）の一部を収納することによって横方向での弾性モジュールの動きを拘束するためのものである、
   ことを特徴とする弾性モジュール用均衡クッション。
10. 前記収納孔（５）は、厚さ方向にクッション本体を貫通し、前記頂壁（９）は、前記収納孔（５）における前記クッション側第一面（１）に位置する孔口に設置されているとともに、前記頂壁（９）の外面が前記クッション側第一面（１）と面一に揃っている、
    ことを特徴とする請求項９に記載の弾性モジュール用均衡クッション。
11. 前記収納孔の横断面の寸法は、前記クッション側第一面（１）から前記クッション側第二面（２）までの方向において徐々に大きくなっており、
    及び／又は、
    前記凹入部分の形状は、前記収納孔（５）の形状に合わせる、
    ことを特徴とする請求項９に記載の弾性モジュール用均衡クッション。
12. 前記クッション本体（３）は、弾性体であり、前記保護ライニング（８）は、フレキシブルシートである、
    ことを特徴とする請求項９乃至請求項１１のいずれ一項に記載の弾性モジュール用均衡クッション。
13. 前記弾性体は、スポンジ体であり、前記フレキシブルシートは、不織布シートである、
    ことを特徴とする請求項１２に記載の弾性モジュール用均衡クッション。
14. 弾性クッションであって、
    前記弾性クッション（１２）は、
    複数の弾性モジュール（７）を含む弾性ベース（４）と、
    請求項１乃至請求項１３のいずれ一項に記載の弾性モジュール用均衡クッション（１０）と、を含み、
    そのうち、前記弾性モジュール用均衡クッション（１０）は、前記弾性ベース（４）上に敷設されているとともに、各々の前記弾性モジュール（７）の一部が、それぞれの対応する前記収納孔（５）内に収納されるように位置決められ、そのうち、前記収納孔（５）は、横方向での前記弾性モジュール（７）の動きを拘束できる、
    ことを特徴とする弾性クッション。
15. 前記弾性モジュール（７）は、円錐台形状であるととも、形状が合わせるように円錐台形態の穴である前記収納孔（５）内に収納されている、
    ことを特徴とする請求項１４に記載の弾性クッション。
16. 前記弾性クッションは、さらに、カバー（１３）を含み、前記カバー（１３）は、前記弾性モジュール用均衡クッション（１０）上に覆い、前記弾性ベース（４）の少なくとも一部と前記弾性モジュール用均衡クッション（１０）を包んでいる、
    ことを特徴とする請求項１４又は請求項１５に記載の弾性クッション。
17. 家具であって、
    前記家具は、請求項１４乃至１６のいずれ一項に記載の弾性クッション（１２）を含む、
    ことを特徴とする家具。
    

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