JP2024522841A - チャネル占有時間共有メカニズム - Google Patents
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Abstract
Description
本開示の実施形態は、総じて、電気通信の分野に関し、特に、チャネル占有時間(COT)を共有するための方法、デバイス、装置、および、コンピュータ可読記憶媒体に関する。
通信技術の発展に伴い、さまざまな通信シナリオが提案されている。例えば、サイドリンク通信が提案されている。サイドリンクとは、ネットワークデバイスを介さずにデバイスとデバイスの間で行われる特殊な通信メカニズムである。この「サイドリンク」の技術は、例えば、車車間(V2V)、車両間(V2X)など、様々なシナリオに適用することができる。一般に、デバイスは、免許不要の周波数帯域でサイドリンク通信を実行する前に、免許不要の周波数帯域が他のデバイスによって占有されていないことを判断するために、免許不要の周波数帯域でクリアチャネルアセスメント(CCA)を実行する場合がある。CCAが成功した場合、デバイスは「チャネル占有時間(COT)」として表現される一定期間においてチャネルにアクセスできる。
一般に、本開示の例示的な実施形態は、チャネル占有時間を共有するためのソリューションを提供する。
第1の態様において、第1のデバイスが提供される。第1のデバイスは、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと、を備え、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサにより、第1のデバイスに、免許不要スペクトル帯域を利用したサイドリンク送信のためのチャネル占有時間を共有する1つまたは複数の第2のデバイスを決定することと、第1のデバイスにおいて、第1のデバイスおよび決定された1つまたは複数の第2のデバイスによって共有されるチャネル占有時間を示す情報を送信することと、を実行させるように構成される。
第2の態様において、第2のデバイスが提供される。第2のデバイスは、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと、を備え、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサにより、第2のデバイスに、第1のデバイスから、第1のデバイスおよび第2のデバイスによって共有されるチャネル占有時間を示す情報を受信することと、第1のデバイスからのサイドリンク送信に少なくとも部分的に基づいて、チャネル占有時間内における送信ギャップを決定することと、決定されたギャップに基づいて免許不要スペクトル帯域でリッスンビフォアトークを実行することと、を実行させるように構成される。
第3の態様において、方法が提供される。本方法は、第1のデバイスにおいて、免許不要スペクトル帯域を利用したサイドリンク送信のためのチャネル占有時間を共有する1つまたは複数の第2のデバイスを決定することと、第1のデバイスにおいて、第1のデバイスおよび決定された1つまたは複数の第2のデバイスによって共有されるチャネル占有時間を示す情報を送信することと、を含む。
第4の態様において、方法が提供される。本方法は、第2のデバイスにおいて、第1のデバイスから、第1のデバイスおよび第2のデバイスによって共有されるチャネル占有時間を示す情報を受信することと、第1のデバイスからのサイドリンク送信に少なくとも部分的に基づいて、チャネル占有時間内における送信ギャップを決定することと、決定されたギャップに基づいて免許不要スペクトル帯域でリスンビフォアトークを実行することと、を含む。
第5の態様において、装置が提供される。本装置は、第1のデバイスにおいて、免許不要スペクトル帯域を利用したサイドリンク送信のためのチャネル占有時間を共有する1つまたは複数の第2のデバイスを決定するための手段と、第1のデバイスにおいて、第1のデバイスおよび決定された1つまたは複数の第2のデバイスによって共有されるチャネル占有時間を示す情報を送信する手段と、を備える。
第6の態様において、装置が提供される。本装置は第2のデバイスにおいて、第1のデバイスから、第1のデバイスおよび第2のデバイスによって共有されるチャネル占有時間を示す情報を受信する手段と、第1のデバイスからのサイドリンク送信に少なくとも部分的に基づいて、チャネル占有時間内における送信ギャップを決定するための手段と、決定されたギャップに基づいて免許不要スペクトル帯域でリッスンビフォアトークを実行する手段と、を備える。
第7の態様において、コンピュータ可読媒体が提供される。コンピュータ可読媒体は、少なくとも上記第4、第5、または第6の態様のいずれか1つによる方法を装置に実行させるためのプログラム命令を備える。
本概要は、本開示の実施形態の重要な特徴または本質的な特徴を特定することを意図しておらず、本開示の範囲を限定するために使用することを意図していないことを理解されたい。本開示の他の特徴は、以下の説明を通じて容易に理解できるようになるであろう。
次に、いくつかの例示的な実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1は、従来技術によるCOTの概略図を示す。
図2Aは、従来技術によるCOTの期間中の送信ギャップの概略図を示す。
図2Bは、従来技術によるCOTの期間中の送信ギャップの概略図を示す。
図3は、本開示の例示的な実施形態が実装され得る例示的な通信環境を示す。
図4は、本開示のいくつかの例示的な実施形態によるCOTを共有するためのシグナルフローを示す図である。
図5は、本開示のいくつかの例示的な実施形態によるCOTの期間中のギャップの概略図を示す。
図6は、本開示のいくつかの例示的な実施形態による第1の装置で実施される方法のフローチャートを示す。
図7は、本開示のいくつかの他の例示的な実施形態による、第2の装置で実施される方法のフローチャートを示す。
図8は、本開示の例示的な実施形態を実施するのに適した装置の簡略化されたブロック図を示す。
図9は、本開示のいくつかの例示的な実施形態による例示的なコンピュータ可読媒体のブロック図を示す。 図面全体を通して、同一または類似の参照数字は、同一または類似の要素を表す。
次に、本開示の原理について、いくつかの例示的な実施形態を参照して説明する。これらの実施形態は、例示を目的として記載されており、当業者が本開示を理解し実施するのに役立つものであって、本開示の範囲に関する限定を示唆するものではないことを理解されたい。本明細書で説明する実施形態は、以下に説明するもの以外にも様々な態様で実施することができる。
以下の説明および特許請求の範囲において、他に定義されない限り、本明細書で使用される全ての技術用語および科学用語は、本開示が属する技術分野における通常の技術者によって一般的に理解されるのと同じ意味を有する。
本開示における「一実施形態」、「ある実施形態」、「例示的実施形態」等への言及は、記載される実施形態が、特定の特徴、構造、または特性を含み得ることを示すが、全ての実施形態が、特定の特徴、構造、または特性を含む必要はない。さらに、このような表現は、必ずしも同じ実施形態を指すものではない。さらに、特定の特徴、構造、または特性が実施形態に関連して記載されている場合、明示的に記載されているか否かにかかわらず、他の実施形態に関連して、そのような特徴、構造、または特性に影響を与えることは当業者の知識の範囲内であることを付言する。
本明細書において、様々な要素を説明するために「第1」および「第2」などの用語が使用される場合があるが、これらの要素はこれらの用語によって限定されるべきではないことを理解されたい。これらの用語は、1つの要素を他の要素から区別するために使用されるに過ぎない。例えば、例示的な実施形態の範囲から逸脱することなく、第1の要素を第2の要素と称することができ、同様に、第2の要素を第1の要素と称することができる。本明細書で使用される場合、用語「および/または」は、列挙された用語の1つまたは複数の任意のおよび全ての組み合わせを含む。
本明細書で使用される用語は、特定の実施形態を説明するためだけのものであり、例示的な実施形態を限定することを意図するものではない。本明細書で使用される場合、単数形「a」、「an」および「the」は、文脈上明らかにそうでないことが示されない限り、複数形も含むことが意図される。本明細書で使用される場合、用語「comprises」、「comprising」、「has」、「having」、「includes」および/または「including」は、記載された特徴、要素、および/または構成要素等の存在を特定するが、1つまたは複数の他の特徴、要素、構成要素、および/またはそれらの組み合わせの存在または追加を排除するものではないことがさらに理解されるであろう。
本願で使用する場合、「回路」という用語は、以下のうちの1つまたは複数または全てを指す場合がある。
(a)ハードウェアのみの回路実装(アナログ回路および/またはデジタル回路のみの実装など)、および、
(b)ハードウェア回路とソフトウェアの組み合わせ、例えば(該当する場合)、
(i)アナログおよび/またはデジタルハードウェア回路とソフトウェア/ファームウェアとの組み合わせ、および、
(ii)ソフトウェア(デジタルシグナルプロセッサを含む)、ソフトウェア、およびメモリ(複数可)を備えたハードウェアプロセッサの一部であって、携帯電話やサーバなどの装置に様々な機能を実行させるために協働するもの。
(c)マイクロプロセッサ(複数可)またはマイクロプロセッサ(複数可)の一部などのハードウェア回路(複数可)およびプロセッサ(複数可)であって、動作のためにソフトウェア(例えば、ファームウェア)を必要とするが、動作に必要でないときにはソフトウェアが存在しない場合があるもの。
(a)ハードウェアのみの回路実装(アナログ回路および/またはデジタル回路のみの実装など)、および、
(b)ハードウェア回路とソフトウェアの組み合わせ、例えば(該当する場合)、
(i)アナログおよび/またはデジタルハードウェア回路とソフトウェア/ファームウェアとの組み合わせ、および、
(ii)ソフトウェア(デジタルシグナルプロセッサを含む)、ソフトウェア、およびメモリ(複数可)を備えたハードウェアプロセッサの一部であって、携帯電話やサーバなどの装置に様々な機能を実行させるために協働するもの。
(c)マイクロプロセッサ(複数可)またはマイクロプロセッサ(複数可)の一部などのハードウェア回路(複数可)およびプロセッサ(複数可)であって、動作のためにソフトウェア(例えば、ファームウェア)を必要とするが、動作に必要でないときにはソフトウェアが存在しない場合があるもの。
回路のこの定義は、あらゆる特許請求の範囲を含む、本願におけるこの用語の全ての使用に適用される。さらなる例として、本願で使用される場合、回路という用語は、単にハードウェア回路もしくはプロセッサ(または複数のプロセッサ)またはハードウェア回路もしくはプロセッサの一部と、それ(または、それら)に付随するソフトウェアおよび/またはファームウェアの実装も対象とする。また、回路という用語は、例えば、また、特定の請求項の記載事項に適用可能であれば、モバイルデバイス用のベースバンド集積回路もしくはプロセッサ集積回路、またはサーバ、セルラーネットワークデバイス、もしくは他のコンピューティングデバイスもしくはネットワークデバイスにおける同様の集積回路も対象とする。
本明細書で使用される場合、「通信ネットワーク」という用語は、新無線(NR)、ロングタームエボリューション(LTE)、LTE-アドバンスト(LTE-A)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA(登録商標))、高速パケットアクセス(HSPA)、狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)などの任意の適切な通信規格に従うネットワークを指す。さらに、通信ネットワークにおける端末機器とネットワークデバイスとの間の通信は、第1世代(1G)、第2世代(2G)、2.5G、2.75G、第3世代(3G)、第4世代(4G)、4.5G、第5世代(5G)通信プロトコル、および/または現在知られている、もしくは、将来開発される任意の他のプロトコルを含むがこれらに限定されない、任意の適切な世代の通信プロトコルに従って実行され得る。本開示の実施形態は、様々な通信システムに適用することができる。通信の急速な発展を考慮すると、もちろん、本開示が具現化され得る将来型の通信技術およびシステムも存在するであろう。本開示の範囲を前述のシステムのみに限定するものと見なすべきではない。
本明細書で使用される場合、「ネットワークデバイス」という用語は、端末機器がネットワークにアクセスし、そこからサービスを受信する通信ネットワークのノードを指す。ネットワークデバイスは、基地局(BS)またはアクセスポイント(AP)、例えば、ノードB(NodeBまたはNB)、進化型NodeB(eNodeBまたはeNB)、NR NB(gNBとも呼ばれる)、リモート無線ユニット(RRU)、無線ヘッダ(RH)、リモート無線ヘッド(RRH)、リレー、統合アクセスバックホール(IAB)ノードを指す場合がある、フェムト、ピコなどの低電力ノード、衛星ネットワークデバイス、低軌道(LEO)衛星、静止軌道(GEO)衛星などの非地上ネットワーク(NTN)または非地上ネットワークデバイス、航空機ネットワークデバイスなど、適用される用語や技術によって異なる。また、「端末機器」という用語は、無線通信が可能なあらゆる端末機器を指す。以下の説明において、「端末機器」、「端末」、「ユーザ機器」および「UE」という用語は、互換的に使用される場合がある。
上述のように、サイドリンク通信が提案されている。サブ7GHz帯の免許不要帯域において、リッスンビフォアトーク(LBT)チャネルアクセスメカニズムにより、NRと他のシステムとの共存が保証される。ここで、サイドリンク送信を実行しようとするUEは、同じ送信を開始できるようになる前に、まずLBTチェックを正常に完了する必要がある。
UEがLBTチェックにパスするには、いくつかの連続したクリアチャネルアセスメント(CCA)スロットの間、チャネルが使用可能であることを確認する必要がある。サブ7GHzにおいて、これらの各スロットの時間は9μsである。UEは、測定された電力(つまり、CCAスロット中に収集されたエネルギー)が規定で指定された閾値(動作バンドおよび地域によって異なる場合がある)を下回る場合、CCAスロットでチャネルが使用可能であると判断する。本明細書で使用される「リッスンビフォアトーク(LBT)」という用語は、無線通信で使用される技法を指し、これにより、無線送信機は、送信を開始する前に、まずその無線環境を感知する。LBTは、無線デバイスが、そのデバイスが動作することを許可されているネットワークを見つけるため、または動作するための空き無線チャネルを見つけるために使用することができる。例えば、信号検出(SD)がLBTで使用される場合がある。SD閾値は、プリアンブルキャリアセンス閾値と呼ばれることもある。あくまで一例として、SD閾値は、ほとんどの無線機がプリアンブルを検出してデコードするために、統計的に約4dBの信号対雑音比(SNR)とすることができる。換言すれば、無線機は通常、ノイズフロアより約4dB高い受信信号で、受信するプリアンブル送信をデコードできる。あるいは、エネルギー検出をLBTで使用することもできる。
本明細書で使用する「クリアチャネルアセスメント(CCA)」という用語は、RF媒体を評価する技術を指す。CCAは、物理層の無線機がRF媒体をリッスンするときにCCA閾値を使用してRF送信をリッスンすることを含む場合がある。例えば、エネルギー検出がCCAで使用される場合がある。エネルギー検出(ED)閾値は、CCA中に他のタイプのRF送信を検出するために使用される。チャネル上で検出されたエネルギーがエネルギー検出閾値より小さい場合、チャネルは送信を実行するために利用可能であるとみなすことができる。チャネル上で検出されたエネルギーがエネルギー検出閾値より大きい場合、チャネルはビジーとみなすことができる。
UEが通信を開始する(即ち、UEが開始デバイスの役割を果たす)場合、このUEは、チャネルがコンテンションウィンドウ(CW)の全期間(図1では期間110として示されている)空いているとみなされなければならない「拡張した」LBT手順を適用することによって、ある期間(規則ではチャネル占有時間(COT)として示されている)チャネルにアクセスする「権利」(例えば、図1に示されている期間120)を取得しなければならない。この「拡張した」LBT手順は、一般にLBTタイプ1として知られている。
COTおよびCWの両方の期間は、表1に示すように、UEのトラフィックに関連付けられたチャネルアクセス優先クラス(CAPC)に依存する。制御プレーントラフィック(PSCCHなど)はp=1で送信され、ユーザプレーントラフィックはp>1である。表1には、UUアップリンク(UL)の場合のLBTタイプ1の詳細が示されているが、ダウンリンク(DL)の場合のLBTタイプ1のパラメータも、原理的にはSLに適用することができる。
送信を開始するUE(「開始デバイス」と呼ぶことができる)は、LBTタイプ1を正常に完了すると、対応するCAPCに関連付けられた持続時間を有するCOTを取得し、送信を実行する。例えば、図2Aに示すように、COT201の期間、開始デバイスは送信211および212を実行することができ、2つの送信の間にはギャップ202がある。図2Bに示すように、COT211の期間、開始デバイスは送信213を実行でき、応答デバイスは送信221を実行できる。送信213と送信221の間にもギャップ203がある。取得されたCOTは、開始デバイスが送信を一時停止した場合でも有効であるが、開始デバイスが(COT内で)新たな送信を実行したい場合は、依然として「縮小した」LBT手順を実行する必要がある。
この「縮小した」LBT手順は、一般にLBTタイプ2として知られており、以下のような変形がある。
タイプ2A(25μs LBT) - 2つのSL送信間のギャップ(例えば、他のSL送信に続くSL送信のギャップ202およびギャップ203)が25μs以上である場合の、COTを取得した開始デバイス内におけるSL送信に関する。
タイプ2B(16μs LBT) - 2つのSL送信間のギャップ(例えば、ギャップ202とギャップ203)が丁度16μsに等しい場合に、COTを取得した開始デバイス内におけるSL送信に関する。
タイプ2C(LBTなし) - 2つのSL送信間のギャップ(例えば、ギャップ202とギャップ203)が16μs以下であり、SL送信の許容持続時間が584μs以下である場合に、COTを取得した開始デバイス内におけるSL送信に関する。
開始デバイスは、その取得したCOTを意図する受信デバイス(応答デバイス)と共有することができる。この目的のために、開始デバイスは、応答デバイスに、このCOTの継続時間を(例えば、制御信号を介して)通知しなければならない。応答デバイスは、意図された受信機が開始デバイスであることを示す送信を実行する際に、どのタイプのLBTを適用すべきかを決定するためにこの情報を使用する。応答デバイスの送信がCOTの範囲外である場合、応答デバイスは適切なチャネルアクセス優先度クラス(CAPC)でLBTタイプ1を使用して新たなCOTを取得する必要がある。
PC5を介したUE間のSL通信は、送信機(Tx UE)指向の1対多ブロードキャストの原理に基づいている。一方では、Tx UEは、少なくともSLデータ送信のスケジューリング割り当てとして使用されるSL制御情報(SCI)を送信するために、(事前に)構成されたリソースプールからのリソースを使用して、Rx UEまたはRx UEのグループ、または、Tx UEに近接する全てのRx UEにSLを送信する。本明細書で使用される「TX UE」という用語は、他のUEとサイドリンク通信を実行するときに、他のUEにデータを送信できるUEを指す場合がある。本明細書で使用される「RX UE」という用語は、他のUEとサイドリンク通信を実行するときに、他のUEからデータを受信できるUEを指す場合がある。一方、Rx UEは、少なくとも全てのSCIインスタンスを受信し、受信したSCIインスタンスに示される送信元(SRC)および/または宛先(DST)ID(SRCはTx側に対応し、DSTはRx側に対応する)に基づいて、受信したSCIおよび対応するSLデータ送信がRx UEが受信するためのものであるか否かを判断し、SLを受信するように(事前に)構成されたリソースプール上でモニタリングし続ける必要がある。これは、ユニキャスト、グループキャスト、ブロードキャストなど、SL上の全てのキャストタイプに適用される。
従来、SL送信には、モード1およびモード2と呼ばれる2つのリソース割り当てモードがある。モード1は、スケジュールされたリソースまたはサービングBSからのグラントを使用することに基づいている。これは、Tx UEがモード1リソースの割り当てを受けるために、サービングBSの無線リソース制御(RRC)CONNECTED状態にある必要があることを意味する。モード2は、Tx UEによる事前設定されたTxリソースプールからのリソースの自律的な割り当てまたは選択に基づく。モード2のリソース選択は、単純なランダム選択またはセンシングベースの選択に基づくことができる。後者は通常の動作に使用され、前者は例外的な動作または特定の事前構成されたリソースプールを使用する状況に使用される。モード2は、Tx UEがカバレッジ内(IC)またはカバレッジ外(OoC)にある場合、RRC IDLE、RRC INACTIVE、またはRRC CONNECTED状態の場合に使用できる。以下の表2は、SL送信のスケジューリングに使用され、モード2のセンシングに基づくリソース割り当てを容易にするSCIを指定する。
免許不要帯域で動作するSLの場合、SL UEは「拡張した」LBT手順、即ちLBTタイプ1に成功した後、チャネル占有時間(COT)の期間にわたりチャネルにアクセスすることができる。取得したCOTは、開始デバイスから応答デバイスに共有されてよい。共有COT(shared COT)は、関連するSL UEが送信を一時停止した場合でも有効であるが、関連するSL UEがCOT内において送信を一時停止した後に新たな送信を実行したい場合は、「縮小した」LBT手順が必要となる。本項で使用する「チャネル占有時間(COT)」という用語は、eNB/gNB/UEが、本項で説明する対応するチャネルアクセス手順を実行した後に、eNB/gNB/UEおよびチャネル占有を共有する任意のeNB/gNB/UE(複数可)がチャネル上で送信を実行する合計時間を指すことができる。チャネル占有時間を決定するために、送信ギャップが25μs以下の場合、ギャップ期間はチャネル占有時間にカウントされる。チャネル占有時間は、eNB/gNB/UE(複数可)と対応するeNB/gNB/UE(複数可)との間の送信のために共有することができる。
SL通信の場合、gNBスケジューリングされたモード1、または、センシングに基づくモード2リソース割り当てのいずれかによって、異なるSL Tx UEからのSL送信間の周波数分割多重(FDM)が可能になる。免許不要帯域で動作するSLにおけるCOTの共有を考慮すると、原則として、全てのSL UEは、SL動作で設計されたモード1またはモード2のリソース割り当てにより、異なるUEからのSL送信の間で干渉を引き起こすことなく、同じCOTを共有することができる。しかしながら、COT共有メカニズムを利用し、SL UEの異なるグループ内でCOT共有の範囲を定義することで、免許帯域または免許不要帯域の異なるSL帯域間の負荷バランスを管理することが可能になる。さらに、スケジュールまたはセンシングに基づくSLリソース割り当て(モード1およびモード2)により、異なるSL-U UEからのSL送信が互いに干渉することはない。LBT測定と同様に、COT期間中の送信休止/ギャップの識別は、同じCOTを共有するSL-U UEだけでなく、対象となる免許不要帯域の他のSL送信もある程度考慮に入れることができる。
上記の問題の少なくとも一部を解決するために、COTの共有に関する新たな解決策が必要である。本開示の実施形態によれば、第1のデバイスは、免許不要スペクトル帯域を利用したサイドリンク送信のためのCOTを共有する1つまたは複数の第2のデバイスを決定する。第1のデバイスは、第1のデバイスおよび1つまたは複数の第2のデバイスによって共有されるCOTを示す情報を送信する。第2のデバイスは、COT内における送信ギャップを決定し、決定されたギャップに基づいて免許不要スペクトル帯域上でLBT/CCAを実行する。このようにして、SLデバイス間でCOTの共有を実現する。これにより、スペクトル効率を改善し、リソースの浪費を回避することができる。
図3は、本開示の実施形態が実装され得る通信環境300の概略図を示す。通信ネットワークの一部である通信環境300は、端末機器310-1、端末機器310-2、端末機器310-1、端末機器310-2、....、端末機器310-Nを備え、これらを「端末機器310」と総称してもよい。通信環境300は、ネットワークデバイス320を含む。数Nは、任意の適切な整数とすることができる。
通信環境300は、任意の適切な数のデバイスおよびセルを含んでよい。通信環境300において、端末機器310とネットワークデバイス320とは、互いにデータおよび制御情報を通信することができる。ネットワークデバイス320から端末機器310へのリンクはダウンリンク(DL)と呼ばれ、端末機器310からネットワークデバイス320へのリンクはアップリンク(UL)と呼ばれる。
図3に示された第1のデバイスおよびセルの数ならびにそれらの接続は、説明を目的として示されており、いかなる制限も示唆するものではないことを理解されたい。通信環境300は、本開示の実施形態を実施するために適した任意の数のデバイスおよびネットワークを含んでよい。
通信環境300における通信は、第1世代(1G)、第2世代(2G)、第3世代(3G)、第4世代(4G)および第5世代(5G)等のセルラー通信プロトコル、電気電子学会(IEEE)802.11等の無線ローカルネットワーク通信プロトコル、および/または現在知られているまたは将来開発される他のプロトコルを含むがこれらに限定されない、任意の適切な通信プロトコル(複数可)に従って実施することができる。さらに、通信は、符号分割多元接続(CDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割複信(FDD)、時分割複信(TDD)、多入力多出力(MIMO)、直交周波数分割多元接続(OFDM)、離散フーリエ変換拡散OFDM(DFT-s-OFDM)、および/または現在知られているまたは将来開発される任意の他の技術を含むが、これらに限定されない、任意の適切な無線通信技術を利用することができる。
以下、添付図面を参照して、本開示の例示的な実施形態について詳細に説明する。ここで、本開示の例示的な実施形態によるCOTを共有するためのシグナルフロー400を示す図4を参照する。シグナルフロー400は、開始デバイス(即ち、第1のデバイス)および応答デバイス(即ち、第2のデバイス)を含むことができる。いくつかの実施形態において、開始デバイスは端末機器(例えば、端末機器310-1)であってもよく、応答デバイスは他の端末機器(例えば、端末機器310-2)であってもよい。あるいは、開始デバイスはネットワークデバイス(例えば、ネットワークデバイス320)であってもよい。他の実施形態において、開始デバイスは、免許不要スペクトル帯域で動作する無線側ユニット(RSU)などのサイドリンクアンライセンス(SL-U)関連デバイスであってもよい。用語「共有スペクトル帯域」または「免許不要スペクトル帯域」は、互換的に使用することができる。本開示の実施形態は、この態様に限定されない。あくまで例示として、シグナルフロー400は、端末機器310-1および端末機器310-2を含み得る。一例として、端末機器310-1は開始デバイスとして機能し、端末機器310-2は応答デバイスとして機能する。端末機器310-1と端末機器310-2は交換可能であることに留意されたい。換言すれば、端末機器310-1を応答デバイスとし、端末機器310-2を開始デバイスとすることができる。
端末機器310-1は、チャネル占有時間(COT)を決定することができる(4010)。いくつかの実施形態において、端末機器310-1は、LBT/CCAメカニズムを使用してCOTを取得することができる。例えば、従来のLBTメカニズムを使用してCOTを取得することができる。あるいは、LBTはSL-U送信を考慮に入れてもよい。例えば、端末機器310-1がSL動作機能(例えば、SL-U UEまたはUEタイプRSU)を有する場合、SL-U送信をモニタリングし、モニタリングされたSL-U送信のエネルギーを測定することができる。
端末機器310-1は、免許不要スペクトル帯域におけるサイドリンク送信のエネルギーと、LBT(またはCCA)の測定されたエネルギーとの間の差に基づいて、免許不要スペクトル帯域におけるLBT(またはCCA)の結果を決定することができる。例えば、差が閾値差以内である場合、LBTは、端末機器310-1によってCOTの取得に成功したとみなすことができる。換言すれば、LBTのエネルギー検出値が、モニタリングされたSL-U送信の計算されたエネルギーレベルと同様である場合、LBTは、COT開始デバイスによるCOTの取得に成功したと見なすことができる。あるいは、LBTにおけるエネルギー検出値が、設定された閾値を超えて、モニタリングされたSL-U送信の計算されたエネルギーレベルよりも高い場合、LBTは失敗と見なすことができる。
端末機器310-1は、COT共有の範囲を決定する(4020)。換言すれば、端末機器310-1は、1つまたは複数の第2の/対応デバイス(例えば、端末機器310-2および/または端末機器310-3)が、免許不要スペクトル帯域を利用したサイドリンク送信のためのCOTを共有するように決定する(4020)。本明細書で使用される「COT共有の範囲」という用語は、取得されたCOTが全てのSL-U UEに共有されるか、SL-U UEの一部または特定のSL-U UEのみに共有されるかを指す場合がある。いくつかの実施形態において、端末機器310-1は、関連するSL帯域におけるSL動作の感知結果に基づいて、COT共有の範囲を決定することができる。代替的にまたは追加的に、COT共有の範囲は、取得したCOTの免許不要スペクトル帯域におけるLBT/CCAの結果に基づいて決定することができる。他の実施形態において、端末機器310-1は、端末機器310-1が関与するSL通信のサービスの種類および/またはサービス品質(QoS)に基づいて、COTの範囲を決定することができる。
いくつかの実施形態において、端末機器310-1は、1つまたは複数の第2の/対応デバイスのサイドリンク通信に関連するさらなるサイドリンクスペクトル帯域上の輻輳レベル(例えば、チャネルビジー率の測定値)に基づいて、1つまたは複数の第2の/対応デバイスを決定することができる。例えば、端末機器310-1は、さらなるサイドリンクスペクトル帯域上の輻輳レベルが設定された閾値よりも高い場合、近接する全てのSL-U UEにCOTを割り当てることを決定することができる。
代替的または追加的に、端末機器310-1は、免許不要スペクトル帯域におけるCCA/LBTの結果に基づいて、1つまたは複数の第2の/対応デバイスを決定することができる。いくつかの実施形態において、CCA/LBTの結果が設定された閾値および/または条件よりも良好である場合、端末機器310-1は、近接する全てのSL-U UEにCOTを割り当てることを決定することができる。例えば、過去N回のCCAで検出されたクリアチャネルの割合が所定の割合の値よりも高い場合、端末機器310-1は、近接する全てのSL-U UEにCOTを割り当てることを決定することができる。そうでない場合、端末機器310-1は、端末機器310-1とSLグループキャスト通信またはユニキャスト通信を確立したSL-UEの一部または特定の1つのSL-UEのみにCOTを割り当てることを決定することができる。他の例として、過去のM個のCCAにおけるエネルギー検出(ED)測定値が予め定義された値より小さい場合、端末機器310-1は、近接する全てのSL-UEにCOTを割り当てることを決定することができる。そうでない場合、端末機器310-1は、端末機器310-1とSLグループキャスト通信またはユニキャスト通信を確立したSL-UEの一部または特定の1つのSL-UEのみにCOTを割り当てることを決定することができる。
他の実施形態において、端末機器310-1は、端末機器310-1のサイドリンク通信のQoSに基づいて、1つまたは複数の第2の/応答デバイスを決定することができる。例えば、SLサービスのQoSが閾値よりも低い場合、端末機器310-1は、近接する全てのSL-U UEにCOTを割り当てることを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末機器310-1は、1つまたは複数の第2の/対応デバイスによって測定された予測基準信号受信電力(RSRP)に基づいて、1つまたは複数の第2の/対応デバイスを決定することができる。あるいは、端末機器310-1は、上記の条件(例えば、輻輳レベル、CCA/LBT履歴結果、QoS)の任意の組み合わせに基づいて、1つまたは複数の第2の/応答デバイスを決定することができる。
実施形態において、端末機器310-1は、対象となる免許不要帯域におけるSL-Uの輻輳測定値が設定された閾値よりも高い場合、COTを近接する対象となるSL-U UEに割り当てることを決定することができる。あるいは、端末機器310-1が関与するSLサービスのQoSが設定された閾値よりも高い場合、端末機器310-1は、近接する対象のSL-U UEにCOTを割り当てることを決定することができる。端末機器310-1は、上記の条件(例えば、輻輳レベル、QoS)の任意の組み合わせに基づいて、近接する対象のSL-U UEにCOTを割り当てることを決定することができる。
代替的または追加的に、端末機器310-1は、1つまたは複数の第2の/応答デバイスによって測定された予測基準信号受信電力(RSRP)に基づいて、1つまたは複数の第2の/応答デバイスを決定することができる。例えば、端末機器310-1は、COT応答デバイスが到達すべきRSRP閾値を示すことによって、取得したCOTをその近傍の領域内のSL-UEに割り当てることを決定することができる。この実施形態において、端末機器310-2は、送信を開始するCOTのRSRPを測定して、端末機器310-2が共有COTの範囲内にあるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、指示されたRSRP閾値は、輻輳(例えば、システム内輻輳に関するCBR測定値、および、システム間輻輳に関する受信信号強度インジケータ(RSSI))に基づくことができる。例えば、輻輳している場合、RSRPの閾値は高くなり、輻輳していない場合、RSRPの閾値は低くなり、あるいは、取得したCOTがより高い優先順位のトラフィックに対応する場合はその逆になる。
他の例示的な実施形態として、端末機器310-1は、端末機器310-1との論理的関係に基づいて、1つまたは複数の第2の/応答デバイスを決定することができる。端末機器310-1との論理的関係は、例えば、1つまたは複数の第2の/応答デバイスが、ユニキャスト、グループキャスト、またはブロードキャストサイドリンク通信において、サイドリンクを介して端末機器310-1と通信するか否か、または、サイドリンク同期、サイドリンク制御情報、リソースプールなど、端末機器310-1と1つまたは複数の第2の/応答デバイスとの間で提供される共通の、または、共有されるサイドリンク機能、サービス、またはリソースがあるか否か、を含んでよい(によって与えられてよい)。
端末機器310-1は、情報を端末機器310-2に送信する(4030)。この情報は、第1のデバイス(即ち、開始デバイス)、および、決定された1つまたは複数の第2のデバイス(即ち、応答デバイス)によって共有されるCOTを示す。いくつかの実施形態において、情報がサイドリンクチャネル情報(SCI)または上位層メッセージ(例えば、媒体アクセス制御(MAC)制御エレメント(CE)またはRRC信号伝達)のいずれかを使用して送信される場合、COT共有範囲は、対応するSLキャストタイプを使用して示すことができる。いくつかの実施形態において、端末機器310-1が、全てのSL-U UEにCOTを割り当てることを決定する場合、COT共有情報は、SLブロードキャストを介して送信することができる。代替的にまたは追加的に、端末機器310-1が、対象となるSL-U UEにCOTを割り当てることを決定する場合、COT共有情報は、SLグループキャストまたはSLユニキャストを介して送信することができる。例えば、COTがSL-U UEのグループに割り当てられる場合、情報をSLグループキャストを介して送信することができる。あるいは、COTが特定の1つのSL-U UEに割り当てられる場合、端末機器310-1は、SLユニキャストを介して情報を送信することができる。
あるいは、情報が物理信号を介して(例えば、予め定義された基準信号によって)提供される場合、COT共有範囲と対応する物理信号との関連付けは、関連するSL-U UEに対して構成されなければならない。例えば、全てのSL-U UEにCOTを割り当てるように、1つの物理信号を設定することができる。SLグループキャストまたはユニキャストUEは、ネットワークからの設定、アプリケーションからの設定、またはPC-5SまたはSL RRC設定信号を使用して、COT共有情報を信号伝達するための特定の物理信号を設定することができる。さらに、上述した異なる閾値などの他の構成パラメータも、ネットワークから、アプリケーションから、または第1のデバイスと第2のデバイスの間でPC5-SまたはSL RRC構成信号伝達メカニズムを使用して構成することができる(両方にSL機能がある場合)。
端末機器310-2は、端末機器310-1からCOT共有情報を受信すると、チャネル占有時間内における送信ギャップを決定する(4040)。いくつかの実施形態において、端末機器310-2は、決定された1つまたは複数の第2のデバイスからのサイドリンク送信に基づいて送信ギャップを決定することができる。例えば、COTが全てのSL-U UEに割り当てられる場合、送信ギャップが決定されるときに、免許不要スペクトル帯域での全てのモニタリングされたSL送信が考慮される必要がある。COTが対象のSL-U UE(複数可)に共有される場合、共有COTを使用するSL送信が送信ギャップの計算に考慮される必要がある。
いくつかの実施形態において、共有COTを使用するSL送信を識別することを容易にするために、1つのオプションにおいて、共有COTを使用するSL送信は、共有COTの識別子を示すことができる。いくつかの実施形態において、共有COTの識別子は、端末機器310-1の識別子、例えば、端末機器310-1のソースL1またはL2のIDとすることができる。あるいは、共有COTの識別情報は、端末機器310-1がCOT共有情報を送信するとき、SL-U送信のSCIの第1段階または第2段階で示すことができる。
他の実施形態において、COT共有情報がSLグループキャストを使用して送信される場合、(例えば、同じSLグループキャストL2 IDによって識別される)同じSLグループキャストを対象とするSL送信は、共有COTを使用するSL送信と見なされ、したがって、送信ギャップの計算に考慮され得る。
一実施形態において、送信ギャップは、共有COTに関連するSL送信を考慮に入れるだけでなく、他のSL送信が特定の基準を満たす場合、対象とする免許不要スペクトル帯域における他のSL送信も考慮に入れることによって決定することができる。例えば、基準は、モニタリングされた他のSL送信のRSRP(SL制御チャネルPSCCHのRSRPまたはSLデータチャネルPSSCHのRSRPのいずれか)によって定義され得る。他のSL送信のRSRPが設定された閾値より高いか、または開始/応答デバイスからのSL送信のRSRPより高い場合、送信ギャップが決定されるときに他のSL送信が考慮される。
他の実施形態において、基準は、他のSL送信UEの位置/距離によって定義され得る。送信ギャップを計算するUEと他のSL送信UEとの間の位置/距離が、設定された閾値内であるか、またはCOT開始/応答デバイスに向かう位置/距離内である場合、送信ギャップが決定されるときに他のSL送信が考慮される。
図5は、COT期間中の異なるタイプのギャップを示している。図5に示すように、端末機器310-1は、送信501-1および501-2を実行することができる。端末機器310-2は送信502を実行でき、端末機器310-3はCOT520期間中に送信503を実行できる。端末機器310-2と端末機器310-1はCOT520を共有する。端末機器310-1および/または端末機器310-2は、送信がない送信ギャップ521を決定することができる。いくつかの実施形態において、端末機器310-1が、決定された1つまたは複数の第2のデバイスからのサイドリンク送信に基づいて送信ギャップを決定する場合、端末機器310-1は送信ギャップ522を決定することができる。換言すれば、COT520を共有していない端末機器は、成功したLBTを介して自身のCOTを取得することができれば、COT520内において送信504を実行することができる。端末機器310-1および/または端末機器310-2が、COT520に関連するサイドリンク送信のみを考慮する場合、ギャップ522が決定される。あるいは、送信ギャップの計算のために共有COT以外のSL送信が考慮される場合、端末機器310-1は、送信504が、設定された基準を満たす場合、送信ギャップ522を決定しなくてもよい。
図4に戻ると、端末機器310-2は、COT内における送信ギャップに基づいてLBTタイプを決定することができる(4050)。SL送信の前にLBTが依然として必要な場合(例えば、検出された送信ギャップが16μsまたは25μsより大きい場合)、SCIからモニタリングされたリソース予約に従って、SL送信を考慮してLBTの結果を決定することができる。一実施形態において、開始/応答デバイスは、受信したSCIからモニタリングされたリソース予約情報に基づいて、免許不要スペクトル帯域におけるSL送信から予測される受信エネルギーを決定することができる。LBTの測定されたエネルギーが、免許不要スペクトル帯域におけるSL送信の決定されたエネルギーと同様である場合、免許不要帯域チャネルは、チャネルが他の免許不要スペクトル帯域ユーザではなく他のSL-Uユーザによって占有されているため、LBTから占有されていないと認識され得る。
端末機器310-2は、免許不要スペクトル帯域でLBTを実行する(4060)。LBTに関するモニタリングされたSL-U送信は、LBTまたは送信ギャップ計算を実行するSL-U UEによって受信された第1段階のSCIに基づいてもよい。代替的に、または追加的に、PSCCH/PSSCHを介したSL制御および/またはデータ送信のモニタリングされたDMRSに基づいてもよい。端末機器310-2は、免許不要スペクトル帯域におけるサイドリンク送信のエネルギーと、LBT(またはCCA)の測定されたエネルギーとの差に基づいて、免許不要スペクトル帯域におけるLBT(またはCCA)の結果を決定することができる。例えば、差が閾値差以内である場合、LBTは、端末機器310-2によってCOTの取得に成功したと見なすことができる。換言すれば、LBTにおけるエネルギー検出が、モニタリングされたSL-U送信の計算されたエネルギーレベルと同様である場合、端末機器310-2によって、LBTが成功したとみなされてもよい。あるいは、LBTにおけるエネルギー検出が、モニタリングされたSL-U送信の計算されたエネルギーレベルよりも高い場合、LBTは失敗と見なすことができる。
いくつかの実施形態において、端末機器310-1は、端末機器310-1がCOT内において再びSLを送信する必要がある場合、送信ギャップを決定することができる(4070)。端末機器310-1は、端末機器310-2が送信ギャップを決定する(4040)のと同様にして、送信ギャップを決定することができる(4070)。端末機器310-1は、決定(4050)と同様にして、LBTタイプを決定することができる(4080)。いくつかの実施形態において、端末機器310-1はLBTを実行してもよい(4090)。送信ギャップの決定(4070)、LBTタイプの決定(4080)、およびLBTの実行(4090)は、送信ギャップの決定(4040)、LBTタイプの決定(4050)、およびLBTの実行(4060)の前または後に実行してもよいことに留意されたい。実施形態は、この態様に限定されない。
図6は、本開示のいくつかの例示的な実施形態による例示的な方法600のフローチャートを示す。議論のために、方法600について、開始デバイスの観点から説明する。図示することのみを目的として、方法600は、端末機器310-1を参照して説明される。
ブロック610において、端末機器310-1は、免許不要スペクトル帯域を利用したサイドリンク送信のチャネル占有時間を共有するための1つまたは複数の第2のデバイスを決定する。いくつかの実施形態において、端末機器310-1は、1つまたは複数の第2のデバイスのサイドリンク通信に関連する、さらなるサイドリンク周波数帯域の輻輳レベル、免許不要スペクトル帯域におけるクリアチャネルアセスメントまたはリッスンビフォアトークの結果、1つまたは複数の第2のデバイスによって測定された期待される基準信号受信電力、または、端末機器310-1のサイドリンク通信のサービス品質、の条件のうちの少なくとも1つに従って、1つまたは複数の第2のデバイスを決定することができる。
代替的または追加的に、端末機器310-1は、端末機器310-1との論理的関係に基づいて、1つまたは複数の第2の/応答デバイスを決定することができる。端末機器310-1との論理的関係は、例えば、1つまたは複数の第2の/応答デバイスが、ユニキャスト、グループキャスト、またはブロードキャストサイドリンク通信において、サイドリンクを介して端末機器310-1と通信するか否か、または、サイドリンク同期、サイドリンク制御情報、リソースプールなど、端末機器310-1と1つまたは複数の第2の/応答デバイスとの間で提供される共通のまたは共有のサイドリンク機能、サービス、またはリソースがあるか否か、を含んでよい(によって与えられてよい)。
ブロック620において、端末機器310-1は、第1のデバイス、および、決定された1つまたは複数の第2のデバイスによって共有されるチャネル占有時間を示す情報を送信する。
いくつかの実施形態において、端末機器310-1は、決定された1つまたは複数の第2のデバイスからのサイドリンク送信に少なくとも基づいて、チャネル占有時間内における送信ギャップを決定することができる。端末機器310-1は、決定されたギャップに基づいて免許不要スペクトル帯域においてリッスンビフォアトークを実行することができる。
他の実施形態において、端末機器310-1は、1つまたは複数の第2のデバイスに、共有チャネル占有時間の同一性を示すサイドリンク制御情報を送信することができる。この状況において、共有チャネル占有時間の同一性を示すサイドリンク送信が行われると、端末機器310-1は、サイドリンク送信に基づいてチャネル占有時間内における送信ギャップを決定することができる。
あるいは、端末機器310-1は、サイドリンクグループキャストを介して共有チャネル占有時間情報を送信することができる。サイドリンク送信が同じサイドリンクグループキャストに関連する場合、端末機器310-1は、サイドリンク送信に基づいてチャネル占有時間内における送信ギャップを決定することができる。
いくつかの実施形態において、端末機器310-1は、決定された1つまたは複数の第2のデバイスとは異なる第3のデバイスからの他のサイドリンク送信について測定を実行することができる。この場合、他のサイドリンク送信に関する測定結果が閾値を超える場合、端末機器310-1は、サイドリンク送信および他のサイドリンク送信に基づいて送信ギャップを決定することができる。他のサイドリンク送信に関する測定は、第3のデバイスからの他のサイドリンク送信の基準信号受信電力の測定、または、第3のデバイスと第1のデバイスとの間の距離の測定、のうちの少なくとも1つを含む。
他の実施形態として、端末機器310-1は、免許不要スペクトル帯域上のサイドリンク上のサイドリンク送信のエネルギーを決定することができる。この場合、端末機器310-1は、当該エネルギーとリッスンビフォアトークの測定されたエネルギーとの差に応じて、免許不要スペクトル帯域上でのリッスンビフォアトークの結果を決定することができる。
図7は、本開示のいくつかの例示的な実施形態による例示的な方法700のフローチャートを示す。議論のために、方法700について応答デバイスの観点から説明する。図示することのみを目的として、端末機器310-2を参照して方法700について説明する。
ブロック710において、端末機器310-2は、第1のデバイスから、第1のデバイスおよび第2のデバイスによって共有されるチャネル占有時間を示す情報を受信する。情報は、SLブロードキャスト、SLグループキャスト、またはSLユニキャストのいずれかを介して送信され得る。
ブロック720において、端末機器310-2は、第1のデバイスからのサイドリンク送信に少なくとも部分的に基づいて、チャネル占有時間内における送信ギャップを決定する。いくつかの実施形態において、端末機器310-2は、第1のデバイスから、共有チャネル占有時間の同一性を示すサイドリンク制御情報を受信することができる。この状況において、サイドリンク送信が共有チャネル占有時間の同一性を示す場合、端末機器310-2は、サイドリンク送信に基づいてチャネル占有時間内における送信ギャップを決定することができる。
あるいは、チャネル占有時間を示す情報がサイドリンクグループキャストを介して受信され、サイドリンク送信が同じサイドリンクグループキャストに関連付けられている場合、端末機器310-2は、サイドリンク送信に基づいてチャネル占有時間内における送信ギャップを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末機器310-2は、第1のデバイスとは異なる第3のデバイスからの他のサイドリンク送信について測定を実行することができる。この状況において、他のサイドリンク送信に関する測定結果が閾値を超える場合、端末機器310-2は、サイドリンク送信および他のサイドリンク送信に基づいて送信ギャップを決定することができる。他のサイドリンク送信に関する測定は、第3のデバイスからの他のサイドリンク送信の基準信号受信電力の測定、または、第3のデバイスと第2のデバイスとの間の距離の測定、のうちの少なくとも1つを含む。
ブロック730において、端末機器310-2は、決定されたギャップに基づいて、免許不要スペクトル帯域上でリッスンビフォアトークを実行する。いくつかの実施形態において、端末機器310-2は、免許不要スペクトル帯域上のサイドリンク上のサイドリンク送信のエネルギーを決定することができる。端末機器310-2は、当該エネルギーとリッスンビフォアトークの測定されたエネルギーとの差の決定に従って、免許不要スペクトル帯域上でのリッスンビフォアトークの結果を決定することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、方法600のいずれかを実行することができる第1の装置(例えば、端末機器310-1)は、方法600のそれぞれの動作を実行するための手段を備えることができる。この手段は、任意の適切な形態で実装することができる。例えば、当該手段は、回路またはソフトウェアモジュールに実装されてもよい。第1の装置は、端末機器310-1として実装されてもよいし、端末機器310-1に含まれてもよい。いくつかの例示的な実施形態において、当該手段は、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを備えることができる。少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサとともに、装置の性能を発揮させるように構成される。
いくつかの実施形態において、第1のデバイスは、免許不要スペクトル帯域を利用したサイドリンク送信のためのチャネル占有時間を共有する1つまたは複数の第2のデバイスを決定するための手段と、第1のデバイスにおいて、第1のデバイスおよび決定された1つまたは複数の第2のデバイスによって共有されるチャネル占有時間を示す情報を送信する手段と、を備える。
いくつかの実施形態において、1つまたは複数の第2のデバイスを決定するための手段は、1つまたは複数の第2のデバイスのサイドリンク通信に関連する、さらなるサイドリンク周波数帯域の輻輳レベル、免許不要スペクトル帯域におけるクリアチャネルアセスメントまたはリッスンビフォアトークの結果、1つまたは複数の第2のデバイスによって測定された予測基準信号受信電力、第1のデバイスのサイドリンク通信のサービス品質、または、第1のデバイスとの論理的関係、の条件のうちの少なくとも1つに従って、1つまたは複数の第2のデバイスを決定する手段を含む。
いくつかの実施形態において、第1のデバイスは、決定された1つまたは複数の第2のデバイスからのサイドリンク送信に少なくとも基づいて、チャネル占有時間内における送信ギャップを決定するための手段と、決定されたギャップに基づいて免許不要スペクトル帯域でリッスンビフォアトークを実行する手段と、を備える。
いくつかの実施形態において、第1のデバイスは、1つまたは複数の第2のデバイスに、共有チャネル占有時間の同一性を示すサイドリンク制御情報を送信する手段を備え、チャネル占有時間内における送信ギャップを決定するための手段は、共有チャネル占有時間の同一性を示すサイドリンク送信の決定に従って、サイドリンク送信に基づいてチャネル占有時間内における送信ギャップを決定する手段を備える。
いくつかの実施形態において、1つまたは複数の第2のデバイスによって共有されるチャネル占有時間を示す情報を送信するための手段は、サイドリンクグループキャストを介して情報を送信する手段を備え、チャネル占有時間内における送信ギャップを決定するための手段は、サイドリンク送信がサイドリンクグループキャストに関連するとの決定に従って、サイドリンク送信に基づいてチャネル占有時間内における送信ギャップを決定する手段を備える。
いくつかの実施形態において、第1のデバイスは、決定された1つまたは複数の第2のデバイスとは異なる第3のデバイスからの他のサイドリンク送信について測定を実行する手段を備え、チャネル占有時間内における送信ギャップを決定するための手段は、他のサイドリンク送信の測定結果が閾値を超えたという決定に従って、サイドリンク送信と他のサイドリンク送信に基づいて送信ギャップを決定する手段を備える。
いくつかの実施形態において、他のサイドリンク送信に関する測定は、第3のデバイスからの他のサイドリンク送信の基準信号受信電力の測定、または、第3のデバイスと第1のデバイスとの間の距離の測定、のうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実施形態において、第1のデバイスは、免許不要スペクトル帯域上のサイドリンク上のサイドリンク送信のエネルギーを決定するための手段と、当該エネルギーとリッスンビフォアトークの測定されたエネルギーとの差に応じて、免許不要スペクトル帯域におけるリッスンビフォアトークの結果を決定する手段と、を備える。
いくつかの実施形態において、第1のデバイスは端末機器またはネットワークデバイスであり、第2のデバイスは他の端末機器または他のネットワークデバイスである。
いくつかの例示的な実施形態において、方法700のいずれかを実行することができる第1の装置(例えば、端末機器310-2)は、方法700のそれぞれの動作を実行するための手段を備えることができる。手段は、任意の適切な形態で実装することができる。例えば、手段は、回路またはソフトウェアモジュールに実装することができる。第1の装置は、端末機器310-2として実装されてもよいし、端末機器310-2に含まれてもよい。いくつかの例示的な実施形態において、手段は、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを備えることができる。少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサとともに、装置の性能を発揮させるように構成される。
いくつかの実施形態において、第2のデバイスは、第2のデバイスにおいて、第1のデバイスから、第1のデバイスおよび第2のデバイスによって共有されるチャネル占有時間を示す情報を受信する手段と、第1のデバイスからのサイドリンク送信に少なくとも部分的に基づいて、チャネル占有時間内における送信ギャップを決定する手段と、決定されたギャップに基づいて免許不要スペクトル帯域でリッスンビフォアトークを実行する手段と、を備える。
いくつかの実施形態において、第2のデバイスは、第1のデバイスから、共有チャネル占有時間の同一性を示すサイドリンク制御情報を受信するための手段を備え、チャネル占有時間内における送信ギャップを決定するための手段は、共有チャネル占有時間の同一性を示すサイドリンク送信の決定に従って、サイドリンク送信に基づいてチャネル占有時間内における送信ギャップを決定するための手段を備える。
いくつかの実施形態において、1つまたは複数の第2のデバイスによって共有されるチャネル占有時間を示す情報を受信するための手段は、サイドリンクグループキャストを介して情報を受信するための手段を備え、チャネル占有時間内における送信ギャップを決定するための手段は、サイドリンク送信がサイドリンクグループキャストに関連するとの決定に従って、サイドリンク送信に基づいてチャネル占有時間内における送信ギャップを決定する手段を備える。
いくつかの実施形態において、第2のデバイスは、第1のデバイスとは異なる第3のデバイスからの他のサイドリンク送信に関する測定を実行するための手段を備え、チャネル占有時間内における送信ギャップを決定するための手段は、他のサイドリンク送信に関する測定結果が閾値を超えるという決定に従って、サイドリンク送信および他のサイドリンク送信に基づいて送信ギャップを決定することを備える。
いくつかの実施形態において、他のサイドリンク送信に関する測定は、第3のデバイスからの他のサイドリンク送信の基準信号受信電力の測定、または、第3のデバイスと第2のデバイスとの間の距離の測定、のうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実施形態において、第2のデバイスは、免許不要スペクトル帯域上のサイドリンク上のサイドリンク送信のエネルギーを決定するための手段と、当該エネルギーとリッスンビフォアトークの測定されたエネルギーとの差の決定に従って、免許不要スペクトル帯域上でのリッスンビフォアトークの結果を決定するための手段と、を備える。
いくつかの実施形態において、第1のデバイスは端末機器またはネットワークデバイスであり、第2のデバイスは他の端末機器または他のネットワークデバイスである。
図8は、本開示の例示的な実施形態を実装するのに適したデバイス800の簡略化されたブロック図である。デバイス800は、例えば、図3に示されるような端末機器310またはネットワークデバイス320などの通信デバイスを実装するために提供され得る。示されるように、デバイス800は、1つまたは複数のプロセッサ810と、プロセッサ810に接続された1つまたは複数のメモリ820と、プロセッサ810に接続された1つまたは複数の通信モジュール840と、を含む。
通信モジュール840は双方向通信用である。通信モジュール840は、1つまたは複数の他のモジュールまたはデバイスとの通信を容易にするために、1つまたは複数の通信インターフェースを有する。通信インターフェースは、他のネットワーク要素との通信に必要な任意のインターフェースを代表することができる。いくつかの例示的な実施形態において、通信モジュール840は、少なくとも1つのアンテナを含むことができる。
プロセッサ810は、ローカル技術ネットワークに適した任意のタイプのものであってよく、非限定的な例として、汎用コンピュータ、特殊用途コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、およびマルチコアプロセッサアーキテクチャに基づくプロセッサのうちの1つまたは複数を含むことができる。デバイス800は、メインプロセッサを同期させるクロックに時間的にスレーブされる特定用途向け集積回路チップなどの複数のプロセッサを有することができる。
メモリ820は、1つまたは複数の不揮発性メモリおよび1つまたは複数の揮発性メモリを含むことができる。不揮発性メモリの例としては、読み出し専用メモリ(ROM)824、電気的にプログラム可能な読み出し専用メモリ(EPROM)、フラッシュメモリ、ハードディスク、コンパクトディスク(CD)、デジタルビデオディスク(DVD)、光ディスク、レーザディスク、および他の磁気記憶装置および/または光記憶装置が挙げられるが、これらに限定されない。揮発性メモリの例としては、ランダムアクセスメモリ(RAM)822や、電源遮断期間中に最新の状態にならない他の揮発性メモリが挙げられるが、これらに限定されない。
コンピュータプログラム830は、関連するプロセッサ810によって実行されるコンピュータ実行可能命令を含む。プログラム830は、メモリ、例えばROM824に格納されてもよい。プロセッサ810は、プログラム830をRAM822にロードすることにより、任意の適切な動作および処理を実行することができる。
本開示の例示的な実施形態は、図4~図7を参照して議論したように、デバイス800が本開示の任意のプロセスを実行し得るように、プログラム830によって実施され得る。また、本開示の例示的な実施形態は、ハードウェアによって、またはソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって実施することもできる。
いくつかの例示的な実施形態において、プログラム830は、デバイス800(メモリ820内など)またはデバイス800によってアクセス可能な他の記憶装置に含まれ得るコンピュータ可読媒体に有形的に含まれ得る。デバイス800は、プログラム830をコンピュータ可読媒体からRAM822にロードして実行することができる。コンピュータ可読媒体は、ROM、EPROM、フラッシュメモリ、ハードディスク、CD、DVD、および他の磁気記憶装置および/または光学記憶装置のような、任意のタイプの有形的不揮発性記憶装置を含み得る。図9は、光記憶ディスクの形態のコンピュータ可読媒体900の例を示す。このコンピュータ可読媒体には、プログラム830が記憶されている。
一般に、本開示の様々な実施形態は、ハードウェアまたは特殊用途回路、ソフトウェア、ロジック、またはそれらの任意の組み合わせで実装され得る。いくつかの態様はハードウェアで実装され得るが、他の態様はコントローラ、マイクロプロセッサ、または他のコンピューティングデバイスによって実行され得るファームウェアまたはソフトウェアで実装され得る。本開示の実施形態の様々な態様は、ブロック図、フローチャート、または他の何らかの図形表現を用いて図示および説明されているが、本明細書で説明されるブロック、装置、システム、技術、または方法は、非限定的な例として、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、特殊用途回路またはロジック、汎用ハードウェアまたはコントローラ、または他のコンピューティングデバイス、またはそれらの何らかの組み合わせで実装され得ることを理解されたい。
本開示はまた、非一過性のコンピュータ可読記憶媒体に有形的に記憶された少なくとも1つのコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は、図4~図7を参照して上述したような方法のいずれかを実行するために、対象となる物理プロセッサまたは仮想プロセッサ上のデバイスにおいて実行される、プログラムモジュールに含まれるコンピュータ実行可能命令を含む。一般に、プログラムモジュールには、特定のタスクを実行したり、特定の抽象データ型を実装したりするルーチン、プログラム、ライブラリ、オブジェクト、クラス、コンポーネント、データ構造などが含まれる。プログラムモジュールの機能は、様々な実施形態において所望に応じてプログラムモジュール間で組み合わせたり、分割したりすることができる。機械によって実行可能なプログラムモジュールの命令は、ローカルまたは分散デバイス内で実行することができる。分散デバイスにおいて、プログラムモジュールは、ローカルとリモートの両方の記憶媒体に配置することができる。
本開示の方法を実施するためのプログラムコードは、1つまたは複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述され得る。これらのプログラムコードは、汎用コンピュータ、特殊用途コンピュータ、または他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサまたはコントローラに提供することができ、プログラムコードがプロセッサまたはコントローラによって実行されると、フローチャートおよび/またはブロック図で指定された機能/動作が実施されるようにする。プログラムコードは、完全にマシン上で実行してもよいし、部分的にマシン上で実行してもよいし、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして実行してもよいし、部分的にマシン上で実行し、部分的にリモートマシン上で実行してもよいし、完全にリモートマシンまたはサーバー上で実行してもよい。
本開示の文脈において、コンピュータプログラムコードまたは関連データは、デバイス、装置、またはプロセッサが上述のような様々なプロセスおよび動作を実行することを可能にするために、任意の適切なキャリアによって搬送され得る。キャリアの例には、信号、コンピュータ可読媒体などが含まれる。
コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体またはコンピュータ可読記憶媒体であってよい。コンピュータ可読媒体は、電子、磁気、光学、電磁、赤外線、または半導体のシステム、装置、もしくはデバイス、または前述の任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例としては、1本以上の配線を有する電気的接続、ポータブルコンピュータディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み出し専用メモリ(CD-ROM)、光学記憶デバイス、磁気記憶デバイス、または上述の任意の適切な組み合わせが挙げられる。
さらに、動作は特定の順序で説明されているが、これは、望ましい結果を達成するために、そのような動作が、示された特定の順序で実行されること、または順次実行されること、または図示された全ての動作が実行されることを要求するものとして理解されるべきではない。特定の状況においては、マルチタスクおよび並列処理が有利である場合がある。同様に、いくつかの具体的な実装の詳細が上記の説明に含まれているが、これらは、本開示の範囲を制限するものとして解釈されるべきではなく、むしろ、特定の実施形態に特有であり得る特徴の説明として解釈されるべきである。別個の実施形態の文脈で説明されている特定の特徴は、単一の実施形態において組み合わせて実施することもできる。逆に、単一の実施形態の文脈で説明される様々な特徴も、複数の実施形態において別々に、または任意の好適なサブコンビネーションで実施され得る。
本開示は、構造的特徴および/または方法論的行為に特有の言語で説明したが、添付の特許請求の範囲に定義される本開示は、必ずしも上述の特定の特徴または行為に限定されないことを理解されたい。むしろ、上述した特定の特徴および行為は、特許請求の範囲を実施する例示的な形態として開示されている。
Claims (20)
- 第1のデバイスにおいて、免許不要スペクトル帯域を利用したサイドリンク送信のチャネル占有時間を共有する1つまたは複数の第2のデバイスを決定することと、
前記第1のデバイスにおいて、前記第1のデバイスおよび決定された前記1つまたは複数の第2のデバイスによって共有される前記チャネル占有時間を示す情報を送信することと、
を含む方法。 - 前記1つまたは複数の第2のデバイスを決定することは、
1つまたは複数の第2のデバイスのサイドリンク通信に関連する、さらなるサイドリンクスペクトル帯域の輻輳レベル、
前記免許不要スペクトル帯域におけるクリアチャネルアセスメントまたはリッスンビフォアトークの結果、
前記1つまたは複数の第2のデバイスによって測定された予測基準信号受信電力、
前記第1のデバイスのサイドリンク通信のサービス品質、
前記第1のデバイスとの論理的関係、
の条件のうちの少なくとも1つに従って、前記1つまたは複数の第2のデバイスを決定すること、
を含む、請求項1に記載の方法。 - 決定された前記1つまたは複数の第2のデバイスからのサイドリンク送信に少なくとも基づいて、前記チャネル占有時間内における送信ギャップを決定することと、
決定された前記ギャップに基づいて、前記免許不要スペクトル帯域上でリッスンビフォアトークを実行することと、
をさらに含む、請求項1に記載の方法。 - 前記1つまたは複数の第2のデバイスに、共有チャネル占有時間の同一性を示すサイドリンク制御情報を送信することをさらに含み、
前記チャネル占有時間内における前記送信ギャップを決定することは、
前記共有チャネル占有時間の前記同一性を示す前記サイドリンク送信の決定に従って、前記サイドリンク送信に基づいて前記チャネル占有時間内における前記送信ギャップを決定することを含む、
請求項3に記載の方法。 - 1つまたは複数の第2のデバイスによって共有されるチャネル占有時間を示す前記情報を送信することは、
サイドリンクグループキャストを介して前記情報を送信することを含み、
前記チャネル占有時間内における前記送信ギャップを決定することは、
前記サイドリンク送信が前記サイドリンクグループキャストに関連するとの決定に従って、前記サイドリンク送信に基づいて前記チャネル占有時間内における前記送信ギャップを決定することを含む、
請求項3に記載の方法。 - 前記決定された1つまたは複数の第2のデバイスとは異なる第3のデバイスからの他のサイドリンク送信について測定を実行することをさらに含み、
前記チャネル占有時間内における前記送信ギャップを決定することは、
前記他のサイドリンク送信に関する測定結果が閾値を超えたという決定に従って、前記サイドリンク送信と前記他のサイドリンク送信とに基づいて前記送信ギャップを決定することを含む、
請求項3に記載の方法。 - 前記他のサイドリンク送信に関する前記測定は、
前記第3のデバイスからの前記他のサイドリンク送信の基準信号受信電力の測定、または、
前記第3のデバイスと前記第1のデバイスとの間の距離の測定、
のうちの少なくとも1つを含む、請求項6に記載の方法。 - 前記免許不要スペクトル帯域上の前記サイドリンク上のサイドリンク送信のエネルギーを決定することと、
前記エネルギーと前記リッスンビフォアトークの測定されたエネルギーとの差に応じて、前記免許不要スペクトル帯域におけるリッスンビフォアトークの結果を決定することと、
をさらに含む、請求項3に記載の方法。 - 前記第1のデバイスは端末機器またはネットワークデバイスであり、前記第2のデバイスは他の端末機器または他のネットワークデバイスである、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の方法。
- 第2のデバイスにおいて、第1のデバイスから、前記第1のデバイスおよび前記第2のデバイスによって共有されるチャネル占有時間を示す情報を受信することと、
前記第1のデバイスからのサイドリンク送信に少なくとも部分的に基づいて、前記チャネル占有時間内における送信ギャップを決定することと、
決定された前記ギャップに基づいて免許不要スペクトル帯域でリッスンビフォアトークを実行することと、
を含む、方法。 - 前記第1のデバイスから、共有チャネル占有時間の同一性を示すサイドリンク制御情報を受信することをさらに含み、
前記チャネル占有時間内における前記送信ギャップを決定することは、
前記共有チャネル占有時間の前記同一性を示す前記サイドリンク送信の決定に従って、前記サイドリンク送信に基づいて、前記チャネル占有時間内における前記送信ギャップを決定することを含む、
請求項10に記載の方法。 - 1つまたは複数の第2のデバイスによって共有されるチャネル占有時間を示す前記情報を受信することは、
サイドリンクグループキャストを介して前記情報を受信することを含み、
前記チャネル占有時間内における前記送信ギャップを決定することは、
前記サイドリンク送信が前記サイドリンクグループキャストに関連するとの決定に従って、前記サイドリンク送信に基づいて前記チャネル占有時間内における前記送信ギャップを決定することを含む、
請求項10に記載の方法。 - 前記第1のデバイスとは異なる第3のデバイスからの他のサイドリンク送信について測定を行うことをさらに含み、
前記チャネル占有時間内における前記送信ギャップを決定することは、
前記他のサイドリンク送信に関する測定結果が閾値を超えたという決定に従って、前記サイドリンク送信および前記他のサイドリンク送信に基づいて前記送信ギャップを決定することを含む、
請求項10に記載の方法。 - 前記他のサイドリンク送信に関する前記測定は、
前記第3のデバイスからの前記他のサイドリンク送信の基準信号受信電力の測定、または、
前記第3のデバイスと前記第2のデバイスとの間の距離の測定、
のうちの少なくとも一方を含む、請求項13に記載の方法。 - 前記免許不要スペクトル帯域上の前記サイドリンク上のサイドリンク送信のエネルギーを決定することと、
前記エネルギーと前記リッスンビフォアトークの測定されたエネルギーとの差の決定に従って、前記免許不要スペクトル帯域におけるリッスンビフォアトークの結果を決定することと、
をさらに含む、請求項10に記載の方法。 - 前記第1のデバイスは端末機器またはネットワークデバイスであり、前記第2のデバイスは他の端末機器または他のネットワークデバイスである、請求項9乃至15のいずれか一項に記載の方法。
- 少なくとも1つのプロセッサと、
コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと、を備え、
前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記第1のデバイスに請求項1乃至9のいずれか一項に記載の方法を実行させるように構成される、
第1のデバイス。 - 少なくとも1つのプロセッサと、
コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと、を備え、
前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記第2のデバイスに請求項10乃至16のいずれか一項に記載の方法を実行させるように構成される、
第2のデバイス。 - 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の方法、または、請求項10乃至16のいずれか一項に記載の方法を装置に実行させるためのプログラム命令を含むコンピュータ可読媒体。
- 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の方法、または、請求項10乃至16のいずれか一項に記載の方法を実行するための手段を備える装置。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2024522841A true JP2024522841A (ja) | 2024-06-21 |
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