JP2024520917A - 通信方法及び装置 - Google Patents
通信方法及び装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2024520917A JP2024520917A JP2023569906A JP2023569906A JP2024520917A JP 2024520917 A JP2024520917 A JP 2024520917A JP 2023569906 A JP2023569906 A JP 2023569906A JP 2023569906 A JP2023569906 A JP 2023569906A JP 2024520917 A JP2024520917 A JP 2024520917A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- session
- message
- network element
- user plane
- function network
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 463
- 238000004891 communication Methods 0.000 title claims abstract description 94
- 230000008569 process Effects 0.000 claims abstract description 44
- 230000006870 function Effects 0.000 claims description 478
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 275
- 230000004048 modification Effects 0.000 claims description 88
- 238000012986 modification Methods 0.000 claims description 88
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 64
- 230000004913 activation Effects 0.000 claims description 57
- 238000013475 authorization Methods 0.000 claims description 53
- 238000004590 computer program Methods 0.000 claims description 8
- 230000000977 initiatory effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000013461 design Methods 0.000 description 116
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 34
- 206010000210 abortion Diseases 0.000 description 17
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 17
- 230000009471 action Effects 0.000 description 10
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 5
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 4
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 4
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 3
- 101150119040 Nsmf gene Proteins 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 230000007420 reactivation Effects 0.000 description 2
- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 description 2
- 230000003190 augmentative effect Effects 0.000 description 1
- 238000012508 change request Methods 0.000 description 1
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
- 238000006467 substitution reaction Methods 0.000 description 1
- 238000001356 surgical procedure Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W76/00—Connection management
- H04W76/10—Connection setup
- H04W76/12—Setup of transport tunnels
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W76/00—Connection management
- H04W76/10—Connection setup
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W76/00—Connection management
- H04W76/20—Manipulation of established connections
- H04W76/27—Transitions between radio resource control [RRC] states
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W76/00—Connection management
- H04W76/30—Connection release
- H04W76/38—Connection release triggered by timers
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W76/00—Connection management
- H04W76/10—Connection setup
- H04W76/11—Allocation or use of connection identifiers
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W76/00—Connection management
- H04W76/10—Connection setup
- H04W76/18—Management of setup rejection or failure
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W76/00—Connection management
- H04W76/20—Manipulation of established connections
- H04W76/22—Manipulation of transport tunnels
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W76/00—Connection management
- H04W76/30—Connection release
- H04W76/32—Release of transport tunnels
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W88/00—Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
- H04W88/14—Backbone network devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
Abstract
この出願は、通信方法及び装置を提供する。方法は、セッション管理機能ネットワーク要素が、第1のセッションに対する第1のオペレーションの手順を開始し、セッション管理機能ネットワーク要素が、第1のオペレーションを実行するプロセスにおいて、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するための要求をアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から受信し、セッション管理機能ネットワーク要素が、第1のオペレーションに基づいて、後続の手順を決定することを含む。従って、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のオペレーションに基づいて、後続のオペレーション手順を決定し、それにより、ユーザ体験及びサービスプロセスの円滑さを効果的に保証しうる。
Description
関連出願の相互参照
この出願は、2021年5月12日に中国国家知的産権局に出願された、「COMMUNICATION METHOD AND APPARATUS」と題された中国特許出願第202110518537.7号の優先権を主張し、その全体が参照によって本明細書に組み込まれる。
この出願は、2021年5月12日に中国国家知的産権局に出願された、「COMMUNICATION METHOD AND APPARATUS」と題された中国特許出願第202110518537.7号の優先権を主張し、その全体が参照によって本明細書に組み込まれる。
この出願の実施形態は、無線通信分野に関し、特に、通信方法及び装置に関する。
通信システムでは、ユーザ機器(user equipment, UE)及びネットワーク側デバイスが同じセッションに対して異なるオペレーションを実行することがある。例えば、5Gでは、UEがアップリンクデータを送信する必要がある場合、UEは、ユーザプレーンリソースを確立するための要求をトリガすることがある。プロトコルデータユニット(protocol data unit, PDU)セッション(PDU session)が変更される必要がある、又は、PDUセッションがリリースされる必要があるとネットワーク側デバイスが決定する場合、ネットワーク側デバイスは、PDUセッションを変更する又はリリースする手順(procedure)を開始することがある。従って、同じPDUセッションについて、UEによって開始される、ユーザプレーンリソースを確立するように要求する手順が、ネットワーク側デバイスによって開始される、PDUセッションを変更する又はリリースする手順と衝突するシナリオが存在しうる。上記の衝突シナリオでは、端末デバイス及びセッション管理機能ネットワーク要素それぞれが、それら各々のタイマーが満了するまで、それ自身で開始された要求オペレーションの応答メッセージを待つ可能性がある。このことは、サービスプロセス及びユーザ体験に影響する。
この出願の実施形態は、同じPDUセッションについて、UE及びネットワーク側デバイスによって開始されたオペレーションが衝突する問題を解決するための通信方法及び装置を提供する。
第1の態様によれば、この出願は、通信方法を提供する。方法は、セッション管理機能ネットワーク要素が、第1のセッションに対する第1のオペレーションの手順を開始し、セッション管理機能ネットワーク要素が、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第1のオペレーションを実行するプロセスにおいて、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するための要求を受信することを含む。セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のオペレーションのタイプに基づいて、後続の手順を決定する。
上記の方法によれば、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のオペレーションのタイプに基づいて、後続のオペレーション手順を決定し、それにより、ユーザ体験及びサービスプロセスの円滑さを効果的に保証しうる。
可能な設計において、第1のオペレーションは、第1のセッションを変更することであり、セッション管理機能ネットワーク要素が、第1のオペレーションのタイプに基づいて、後続の手順を決定するとき、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のセッションを変更する手順を中止し、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順を実行する。
上記の設計によれば、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のセッションを変更する手順を中止し、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順を実行する。このようにして、端末デバイス及びセッション管理機能ネットワーク要素それぞれが、それら各々のタイマーを満了させる、それ自身によって開始された要求オペレーションに対する応答メッセージを待つケースを回避することができる。
可能な設計において、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のタイマーを停止し、第1のタイマーは、第1のセッションを変更するための応答メッセージを待つタイマーを含む。
可能な設計において、セッション管理機能ネットワーク要素が、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順を完了した後、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のセッションを変更する手順を再開する。
上記の設計によれば、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順を完了した後、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のセッションを変更する手順を再開しうる。
可能な設計において、セッション管理機能ネットワーク要素が、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順を実行するとき、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信し、第1のメッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に成功することを示す。
可能な設計において、第1のメッセージは、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージであり、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージは、以下のもの、即ち、ユーザプレーンコンテキストステータス情報又はセッション管理情報のうちの1つ以上を含み、ユーザプレーンコンテキストステータス情報は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースが有効化されていることを示し、セッション管理情報は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するための関連パラメータを含む。
可能な設計において、第1のオペレーションは、第1のセッションをリリースすることであり、セッション管理機能ネットワーク要素が、第1のオペレーションのタイプに基づいて、後続の手順を決定するとき、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するための要求を拒否し、第1のセッションをリリースする手順を実行し続ける。
上記の設計によれば、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するための要求を拒否し、第1のセッションをリリースする手順を実行し続ける。このようにして、端末デバイス及びセッション管理機能ネットワーク要素それぞれが、それら各々のタイマーを満了させる、それ自身によって開始された要求オペレーションに対する応答メッセージを待つケースを回避することができる。
可能な設計において、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のセッションをリリースするための応答メッセージを受信する。
可能な設計において、セッション管理機能ネットワーク要素が、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するための要求を拒否するとき、セッション管理機能ネットワーク要素は、第2のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信し、第2のメッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗することを示す。
可能な設計において、第2のメッセージは、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージであり、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージは、ユーザプレーンコンテキストステータス情報を含み、ユーザプレーンコンテキストステータス情報は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースが無効化されることを示す。
可能な設計において、第2のメッセージは、第1の要因値を含み、第1の要因値は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗する要因を示す。
可能な設計において、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗する要因は、第1のセッションが第1のセッションをリリースする手順を実行していることにある、ことを示す。
可能な設計において、セッション管理機能ネットワーク要素が、第1のオペレーションのための応答メッセージを受信する前に、セッション管理機能ネットワーク要素は、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するするための要求を受信する。
可能な設計において、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するための要求は、セッション管理コンテキスト更新要求メッセージであり、セッション管理コンテキスト更新要求メッセージは、以下のもの、即ち、オペレーションタイプ又は有効なセッションの識別子のうちの1つ以上を含み、オペレーションタイプは、ユーザプレーン有効化を示し、有効なセッションの識別子は、第1のセッションの識別子を含む。
可能な設計において、第1のオペレーションのタイプは、第1のセッションを変更することであり、セッション管理機能ネットワーク要素が、第1のオペレーションのタイプに基づいて、後続の手順を決定するとき、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するための要求を拒否し、第1のセッションを変更する手順を実行し続ける。
上記の設計によれば、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するための要求を拒否し、第1のセッションを変更する手順を実行し続ける。このようにして、端末デバイス及びセッション管理機能ネットワーク要素それぞれが、それら各々のタイマーを満了させる、それ自身によって開始された要求オペレーションに対する応答メッセージを待つケースを回避することができる。
可能な設計において、第1のオペレーションのタイプは、第1のセッションを変更することであり、セッション管理機能ネットワーク要素が、第1のオペレーションのタイプに基づいて、後続の手順を決定するとき、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のセッションを変更する手順、及び第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順を実行し続ける。
上記の設計によれば、セッション管理機能ネットワーク要素は、同時に2つの手順を実行する。このようにして、端末デバイス及びセッション管理機能ネットワーク要素それぞれが、それら各々のタイマーを満了させる、それ自身によって開始された要求オペレーションに対する応答メッセージを待つケースを回避することができる。
第2の態様によれば、この出願は、通信装置を提供する。装置は、トランシーバユニットと、処理ユニットとを含む。トランシーバユニットは、第1のセッションに対する第1のオペレーションの手順を開始し、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第1のオペレーションを実行するプロセスにおいて、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するための要求を受信するように構成される。処理ユニットは、第1のオペレーションのタイプに基づいて、後続の手順を決定するように構成される。
可能な設計において、第1のオペレーションは、第1のセッションを変更することであり、処理ユニットは、第1のセッションを変更する手順を中止し、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順を実行するように特に構成される。
可能な設計において、処理ユニットは、第1のタイマーを停止するように構成され、第1のタイマーは、第1のセッションを変更するための応答メッセージを待つタイマーを含む。
可能な設計において、トランシーバユニットは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順を完了した後、第1のセッションを変更する手順を再開するように構成される。
可能な設計において、トランシーバユニットは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順を実行するとき、第1のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信するように構成され、第1のメッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に成功することを示す。
可能な設計において、第1のメッセージは、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージであり、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージは、以下のもの、即ち、ユーザプレーンコンテキストステータス情報又はセッション管理情報のうちの1つ以上を含み、ユーザプレーンコンテキストステータス情報は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースが有効化されていることを示し、セッション管理情報は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するための関連パラメータを含む。
可能な設計において、第1のオペレーションは、第1のセッションをリリースすることであり、処理ユニットは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するための要求を拒否し、第1のセッションをリリースする手順を実行し続けるように特に構成される。
可能な設計において、トランシーバユニットは、第1のセッションをリリースするための応答メッセージを受信するように構成される。
可能な設計において、トランシーバユニットは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するための要求を拒否するとき、第2のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信するように構成され、第2のメッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗することを示す。
可能な設計において、第2のメッセージは、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージであり、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージは、ユーザプレーンコンテキストステータス情報を含み、ユーザプレーンコンテキストステータス情報は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースが無効化されることを示す。
可能な設計において、第2のメッセージは、第1の要因値を含み、第1の要因値は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗する要因を示す。
可能な設計において、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗する要因は、第1のセッションが第1のセッションをリリースする手順を実行していることにある、ことを示す。
可能な設計において、トランシーバユニットは、第1のオペレーションのための応答メッセージを受信する前に、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するするための要求を受信するように構成される。
可能な設計において、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するための要求は、セッション管理コンテキスト更新要求メッセージであり、セッション管理コンテキスト更新要求メッセージは、以下のもの、即ち、オペレーションタイプ又は有効なセッションの識別子のうちの1つ以上を含み、オペレーションタイプは、ユーザプレーン有効化を示し、有効なセッションの識別子は、第1のセッションの識別子を含む。
可能な設計において、第1のオペレーションのタイプは、第1のセッションを変更することであり、処理ユニットは、第1のオペレーションのタイプに基づいて、後続の手順を決定するとき、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するための要求を拒否し、第1のセッションを変更する手順を実行し続けるように構成される。
可能な設計において、第1のオペレーションのタイプは、第1のセッションを変更することであり、処理ユニットは、第1のオペレーションのタイプに基づいて、後続の手順を決定するとき、第1のセッションを変更する手順、及び第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順を実行し続けるように構成される。
第2の態様及び第2の態様の任意の可能な設計の技術的効果については、対応する第1の態様及び第1の態様の任意の可能な設計の技術的効果を参照することに留意すべきである。詳細については、再び説明されない。
第3の態様によれば、この出願は、通信方法を提供する。方法は、以下のことを含む。
セッション管理機能ネットワーク要素が、第1のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信することであって、第1のメッセージは、第1のオペレーションを要求するために利用され、第1のオペレーションは、第1のセッションを変更すること、又は第1のセッションをリリースすることを含む、こと。セッション管理機能ネットワーク要素が第1のメッセージを送信した後、セッション管理機能ネットワーク要素が、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第2のメッセージを受信することであって、第2のメッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するように要求するために利用される、こと。第1のメッセージに対する応答メッセージが受信されず、且つ第2のメッセージが受信されるとセッション管理機能ネットワーク要素が決定したとき、セッション管理機能ネットワーク要素が、第1のオペレーションの手順を中止し、セッション管理機能ネットワーク要素が、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順を実行すること。
上記の方法によれば、第1のオペレーションの手順が、端末デバイスによって開始される、PDUセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順と衝突するとき、即ち、同じPDUセッションについて、ネットワーク側デバイスによって開始されたオペレーションが、端末デバイスによって開始されたオペレーションと衝突するとき、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のオペレーションの現在の手順を中止し、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順を実行する。このようにして、端末デバイス及びセッション管理機能ネットワーク要素それぞれが、それら各々のタイマーを満了させる、それ自身によって開始された要求オペレーションに対する応答メッセージを待つケースが回避され、それによって、ユーザ体験及びサービスプロセスの円滑さを効果的に保証することができる。
可能な設計において、第1のオペレーションは、第1のセッションを変更することであり、第1のメッセージに対する応答メッセージが受信されず、第2のメッセージが受信されており、且つ、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立することが要求されていないとセッション管理機能ネットワーク要素が決定するとき、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のオペレーションの手順を中止し、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順を実行する。
上記の設計によれば、セッション管理機能ネットワーク要素が、第1のメッセージに対する応答メッセージを受信しておらず、第2のメッセージを受信しており、且つ、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立しないことを要求するとき、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のオペレーションの手順を中止し、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順を実行する。
可能な設計において、方法は、セッション管理機能ネットワーク要素が、第1のタイマーを停止することであって、第1のタイマーは、第1のメッセージに対する応答メッセージを待つタイマーを含む、ことをさらに含む。
上記の設計によれば、セッション管理機能ネットワーク要素が第1のオペレーションの手順を中止するとき、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のタイマーを停止する。
可能な設計において、方法は、セッション管理機能ネットワーク要素が、第1のインジケーション情報をアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信することであって、第1のインジケーション情報は、第1のオペレーションを示す、ことをさらに含む。
上記の設計によれば、第1のインジケーション情報は、端末デバイスが、第1のインジケーション情報に基づいて第1のメッセージを破棄することを可能にするために利用される。
可能な設計において、第1のオペレーションが第1のセッションを変更することである場合に、第1のメッセージは、PDUセッション変更コマンドを含み、PDUセッション変更コマンドは、第1のセッションの識別子を含む、又は、第1のオペレーションが第1のセッションをリリースすることである場合に、第1のメッセージは、PDUセッションリリースコマンドを含み、PDUセッションリリースコマンドは、第1のセッションの識別子を含む。
可能な設計において、第2のメッセージは、セッション管理コンテキスト更新要求メッセージであり、セッション管理コンテキスト更新要求メッセージは、以下のもの、即ち、オペレーションタイプ又は有効なセッションの識別子のうちの1つ以上を含み、オペレーションタイプは、ユーザプレーン有効化を示し、有効なセッションの識別子は、第1のセッションの識別子を含む。
可能な設計において、セッション管理機能ネットワーク要素によって、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順は、限定されないが、以下のステップ、即ち、
セッション管理機能ネットワーク要素が、セッション変更要求メッセージをユーザプレーン機能ネットワーク要素に送信することであって、セッション変更要求メッセージは、ユーザプレーン機能ネットワーク要素のためのダウンリンクトンネル情報を構成するために利用される、ことと、セッション管理機能ネットワーク要素が、ユーザプレーン機能ネットワーク要素から、セッション変更応答メッセージを受信することであって、セッション変更応答メッセージは、セッション変更要求メッセージに応答するために利用される、ことと、セッション管理機能ネットワーク要素が、第2のメッセージに応答して、第3のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信することであって、第3のメッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に成功することを示す、ことと、のうちの1つ以上を特に含みうる。
セッション管理機能ネットワーク要素が、セッション変更要求メッセージをユーザプレーン機能ネットワーク要素に送信することであって、セッション変更要求メッセージは、ユーザプレーン機能ネットワーク要素のためのダウンリンクトンネル情報を構成するために利用される、ことと、セッション管理機能ネットワーク要素が、ユーザプレーン機能ネットワーク要素から、セッション変更応答メッセージを受信することであって、セッション変更応答メッセージは、セッション変更要求メッセージに応答するために利用される、ことと、セッション管理機能ネットワーク要素が、第2のメッセージに応答して、第3のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信することであって、第3のメッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に成功することを示す、ことと、のうちの1つ以上を特に含みうる。
可能な設計において、第3のメッセージは、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージであり、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージは、以下のもの、即ち、ユーザプレーンコンテキストステータス情報又はセッション管理情報のうちの1つ以上を含み、ユーザプレーンコンテキストステータス情報は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースが有効化されていることを示し、セッション管理情報は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するための関連パラメータを含む。
可能な設計において、セッション管理機能ネットワーク要素が、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順を実行した後、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信する。
第4の態様によれば、この出願は、通信方法を提供する。方法は、セッション管理機能ネットワーク要素が、第1のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信することであって、第1のメッセージは、第1のオペレーションを要求するために利用され、第1のオペレーションは、第1のセッションを変更すること、又は第1のセッションをリリースすることを含む、ことと、セッション管理機能ネットワーク要素が第1のメッセージを送信した後、セッション管理機能ネットワーク要素が、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第2のメッセージを受信することであって、第2のメッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するように要求するために利用される、ことと、第1のメッセージに対する応答メッセージが受信されず、且つ第2のメッセージが受信されるとセッション管理機能ネットワーク要素が決定するとき、セッション管理機能ネットワーク要素が、第2のメッセージに応答して、第3のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信することであって、第3のメッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗すること、又は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に成功することを示す、ことと、を含む。
上記の方法によれば、第1のオペレーションの手順が、端末デバイスによって開始される、PDUセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順と衝突するとき、即ち、同じPDUセッションについて、ネットワーク側デバイスによって開始されたオペレーションが、端末デバイスによって開始されたオペレーションと衝突するとき、セッション管理機能ネットワーク要素は、第3のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信し、第3のメッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗すること又は成功することを示す。このようにして、端末デバイス及びセッション管理機能ネットワーク要素それぞれが、それら各々のタイマーを満了させる、それ自身によって開始された要求オペレーションに対する応答メッセージを待つケースが回避され、それによって、ユーザ体験及びサービスプロセスの円滑さを効果的に保証することができる。
可能な設計において、第1のオペレーションは、第1のセッションを変更することであり、第1のメッセージに対する応答メッセージが受信されず、第2のメッセージが受信されており、且つ、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立することが要求されていないとセッション管理機能ネットワーク要素が決定するとき、セッション管理機能ネットワーク要素は、第2のメッセージに応答して、第3のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信する。
上記の設計によれば、セッション管理機能ネットワーク要素が、第1のメッセージに対する応答メッセージを受信しておらず、第2のメッセージを受信しており、且つ、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立することを要求していないとき、セッション管理機能ネットワーク要素は、第2のメッセージに応答して、第3のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信する。
可能な設計において、第3のメッセージが、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗することを示すとき、第3のメッセージは、第1の要因値を含み、第1の要因値は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗する要因を示す。
可能な設計において、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗する要因は、第1のセッションが第1のオペレーションの手順を実行していることにある、ことを示す。
可能な設計において、第3のメッセージが、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗することを示すとき、第3のメッセージは、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージ及び第1の要因値を含み、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージは、ユーザプレーンコンテキストステータス情報を含み、ユーザプレーンコンテキストステータス情報は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースが無効化されることを示す。
可能な設計において、第3のメッセージが、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に成功することを示すとき、第3のメッセージは、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージであり、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージは、以下のもの、即ち、ユーザプレーンコンテキストステータス情報又はセッション管理情報のうちの1つ以上を含み、ユーザプレーンコンテキストステータス情報は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースが有効化されていることを示し、セッション管理情報は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するための関連パラメータを含む。
可能な設計において、方法は、セッション管理機能ネットワーク要素が、第1のインジケーション情報をアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信することであって、第1のインジケーション情報は、第1のオペレーションを示す、ことをさらに含む。
上記の設計によれば、第1のインジケーション情報は、第1のインジケーション情報に基づいて、端末デバイスが第1のメッセージ又は第1のメッセージに対する応答メッセージをキャッシュすることを可能にするために利用される。
可能な設計において、第1のオペレーションが第1のセッションを変更することである場合に、第1のメッセージは、PDUセッション変更コマンドを含み、PDUセッション変更コマンドは、第1のセッションの識別子を含み、第1のメッセージに対する応答メッセージは、PDUセッション変更完了コマンドであり、PDUセッション変更完了コマンドは、第1のセッションの識別子を含む、又は、
第1のオペレーションが第1のセッションをリリースすることである場合に、第1のメッセージは、PDUセッションリリースコマンドを含み、PDUセッションリリースコマンドは、第1のセッションの識別子を含み、第1のメッセージに対する応答メッセージは、PDUセッションリリース完了コマンドであり、PDUセッションリリース完了コマンドは、第1のセッションの識別子を含む。
第1のオペレーションが第1のセッションをリリースすることである場合に、第1のメッセージは、PDUセッションリリースコマンドを含み、PDUセッションリリースコマンドは、第1のセッションの識別子を含み、第1のメッセージに対する応答メッセージは、PDUセッションリリース完了コマンドであり、PDUセッションリリース完了コマンドは、第1のセッションの識別子を含む。
可能な設計において、第2のメッセージは、セッション管理コンテキスト更新要求メッセージであり、セッション管理コンテキスト更新要求メッセージは、以下のもの、即ち、オペレーションタイプ又は有効なセッションの識別子のうちの1つ以上を含み、オペレーションタイプは、ユーザプレーン有効化を示し、有効なセッションの識別子は、第1のセッションの識別子を含む。
可能な設計において、セッション管理機能ネットワーク要素が、第3のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信した後、セッション管理機能ネットワーク要素は、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第1のメッセージに対する応答メッセージを受信する。
第5の態様によれば、この出願は、通信方法を提供する。方法は、端末デバイスが、サービス要求メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信することであって、サービス要求メッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するように要求するために利用される、ことと、端末デバイスが、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第1のメッセージを受信することであって、第1のメッセージは、第1のオペレーションを要求するために利用され、第1のオペレーションは、第1のセッションを変更すること、又は第1のセッションをリリースすることを含む、ことと、端末デバイスが、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素からサービス許可メッセージを受信するまで、第1のメッセージ又は第1のメッセージに対する応答メッセージをキャッシュし、第1のメッセージに対する応答メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信することと、を含む。
上記の方法によれば、セッション管理機能ネットワーク要素によって開始される、第1のオペレーションの手順が、端末デバイスによって開始される、PDUセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順と衝突するとき、即ち、同じPDUセッションについて、ネットワーク側デバイスによって開始されたオペレーションが、端末デバイスによって開始されたオペレーションと衝突するとき、端末デバイスは、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素からサービス許可メッセージを受信するまで、第1のメッセージ又は第1のメッセージに対する応答メッセージをキャッシュし、第1のメッセージに対する応答メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信し、それにより、ユーザ体験及びサービスプロセスの円滑さを効果的に保証しうる。
可能な設計において、端末デバイスは、セッション管理レイヤと、モビリティ管理レイヤとを含み、端末デバイスが、第1のメッセージに対する応答メッセージをキャッシュする前に、モビリティ管理レイヤが、第1のメッセージをセッション管理レイヤに送信し、モビリティ管理レイヤが、第1のメッセージに対する応答メッセージをセッション管理レイヤから受信する。
上記の設計によれば、モビリティ管理レイヤが、まず、第1のメッセージをセッション管理レイヤに送信し、次いで、第1のメッセージのものであり、且つセッション管理レイヤによってフィードバックされる応答メッセージをキャッシュする。
可能な設計において、端末デバイスは、セッション管理レイヤと、モビリティ管理レイヤとを含み、端末デバイスが、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素からサービス許可メッセージを受信するまで第1のメッセージをキャッシュし、第1のメッセージに対する応答メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信するとき、
モビリティ管理レイヤは、サービス許可メッセージを受信するまで第1のメッセージをキャッシュし、モビリティ管理レイヤは、第1のメッセージをセッション管理レイヤに送信し、モビリティ管理レイヤは、セッション管理レイヤから、第1のメッセージに対する応答メッセージを受信し、モビリティ管理レイヤは、第1のメッセージに対する応答メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信する。
モビリティ管理レイヤは、サービス許可メッセージを受信するまで第1のメッセージをキャッシュし、モビリティ管理レイヤは、第1のメッセージをセッション管理レイヤに送信し、モビリティ管理レイヤは、セッション管理レイヤから、第1のメッセージに対する応答メッセージを受信し、モビリティ管理レイヤは、第1のメッセージに対する応答メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信する。
上記の設計によれば、モビリティ管理レイヤが、まず、第1のメッセージをキャッシュし、サービス許可メッセージを受信した後、第1のメッセージをセッション管理レイヤに送信する。
可能な設計において、端末デバイスは、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第1のインジケーション情報を受信し、第1のインジケーション情報は、第1のオペレーションを示す。この場合、端末デバイスは、第1のインジケーション情報に基づいて、第1のメッセージ又は第1のメッセージに対する応答メッセージをキャッシュする。
上記の設計によれば、端末デバイスは、第1のインジケーション情報に基づいて、第1のメッセージ又は第1のメッセージに対する応答メッセージをキャッシュしうる。
可能な設計において、第1のオペレーションが、第1のセッションを変更することである場合、第1のメッセージは、PDUセッション変更コマンドを含み、PDUセッション変更コマンドは、第1のセッションの識別子を含み、第1のメッセージに対する応答メッセージは、PDUセッション変更完了コマンドであり、PDUセッション変更完了コマンドは、第1のセッションの識別子を含む、又は、
第1のオペレーションが、第1のセッションをリリースすることである場合、第1のメッセージは、PDUセッションリリースコマンドを含み、PDUセッションリリースコマンドは、第1のセッションの識別子を含み、第1のセッションに対する応答メッセージは、PDUセッションリリース完了コマンドであり、PDUセッションリリース完了コマンドは、第1のセッションの識別子を含む。
第1のオペレーションが、第1のセッションをリリースすることである場合、第1のメッセージは、PDUセッションリリースコマンドを含み、PDUセッションリリースコマンドは、第1のセッションの識別子を含み、第1のセッションに対する応答メッセージは、PDUセッションリリース完了コマンドであり、PDUセッションリリース完了コマンドは、第1のセッションの識別子を含む。
可能な設計において、サービス要求メッセージは、アップリンクデータステータス情報を含み、アップリンクデータステータス情報は、第1のセッションの識別子を示す。
可能な設計において、サービス許可メッセージは、PDUセッション有効化結果を示す情報要素を含み、PDUセッション有効化結果を示す情報要素は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立が成功することを示す。
可能な設計において、サービス許可メッセージは、PDUセッション有効化結果を示す情報要素を含み、PDUセッション有効化結果を示す情報要素は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗することを示す、又は、
サービス許可メッセージは、PDUセッション有効化結果を示す情報要素、及び/又は、PDUセッション有効化結果のエラー要因を示す情報要素を含み、PDUセッション有効化結果を示す情報要素は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗することを示し、PDUセッション有効化結果のエラー要因を示す情報要素は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗する要因を示す。
サービス許可メッセージは、PDUセッション有効化結果を示す情報要素、及び/又は、PDUセッション有効化結果のエラー要因を示す情報要素を含み、PDUセッション有効化結果を示す情報要素は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗することを示し、PDUセッション有効化結果のエラー要因を示す情報要素は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗する要因を示す。
可能な設計において、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗する要因は、第1のセッションが第1のオペレーションの手順を実行していることにある、ことを含む。
可能な設計において、第1のオペレーションは、第1のセッションを変更することであり、端末デバイスが、第1のメッセージに対する応答メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信した後、方法は、端末デバイスが、サービス要求メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に再送することをさらに含む。
上記の設計によれば、端末デバイスは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立することを要求する手順を再開しうる。
第6の態様によれば、この出願は、通信方法を提供する。方法は、端末デバイスが、サービス要求メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信することであって、サービス要求メッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するように要求するために利用される、ことと、端末デバイスが、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第1のメッセージを受信することであって、第1のメッセージは、第1のオペレーションを要求するために利用され、第1のオペレーションは、第1のセッションを変更すること、又は第1のセッションをリリースすることを含む、ことと、サービス要求メッセージが送信されており、且つサービス要求メッセージに対する応答メッセージが受信されないと端末デバイスが決定するとき、端末デバイスが、第1のメッセージを破棄することと、を含む。
上記の設計によれば、セッション管理機能ネットワーク要素によって開始される、第1のオペレーションの手順が、端末デバイスによって開始される、PDUセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順と衝突するとき、端末デバイスは、第1のメッセージを破棄しうる。
可能な設計において、端末デバイスは、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第1のインジケーション情報を受信し、第1のインジケーション情報は、第1のオペレーションを示し、端末デバイスが、第1のメッセージを破棄することは、端末デバイスが、第1のインジケーション情報に基づいて、第1のメッセージを破棄すること、を含む。
上記の設計によれば、端末デバイスは、第1のインジケーション情報に基づいて、第1のメッセージを破棄しうる。
可能な設計において、サービス要求メッセージは、アップリンクデータステータス情報を含み、アップリンクデータステータス情報は、第1のセッションの識別子を示す。
可能な設計において、第1のオペレーションが、第1のセッションを変更することである場合、第1のメッセージは、PDUセッション変更コマンドを含み、PDUセッション変更コマンドは、第1のセッションの識別子を含む、又は、第1のオペレーションが、第1のセッションをリリースすることである場合、第1のメッセージは、PDUセッションリリースコマンドを含み、PDUセッションリリースコマンドは、第1のセッションの識別子を含む。
第7の態様によれば、この出願は、通信装置を提供する。装置は、トランシーバユニットと、処理ユニットとを含む。トランシーバユニットは、第1のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信することであって、第1のメッセージは、第1のオペレーションを要求するために利用され、第1のオペレーションは、第1のセッションを変更すること、又は第1のセッションをリリースすることを含む、ことを行い、第1のメッセージを送信した後、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第2のメッセージを受信することであって、第2のメッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するように要求するために利用される、ことを行うように構成される。処理ユニットは、第1のメッセージに対する応答メッセージが受信されず、且つ第2のメッセージが受信されると決定したとき、第1のオペレーションの手順を中止し、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順を実行するように構成される。
可能な設計において、第1のオペレーションは、第1のセッションを変更することであり、処理ユニットは、第1のメッセージに対する応答メッセージが受信されず、第2のメッセージが受信されており、且つ、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立することが要求されていないと決定したとき、第1のオペレーションの手順を中止し、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順を実行するように構成される。
可能な設計において、処理ユニットは、第1のタイマーを停止するように構成され、第1のタイマーは、第1のメッセージに対する応答メッセージを待つタイマーを含む。
可能な設計において、トランシーバユニットは、第1のインジケーション情報をアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信するように構成され、第1のインジケーション情報は、第1のオペレーションを示す。
可能な設計において、第1のオペレーションが第1のセッションを変更することである場合に、第1のメッセージは、PDUセッション変更コマンドを含み、PDUセッション変更コマンドは、第1のセッションの識別子を含む、又は、第1のオペレーションが第1のセッションをリリースすることである場合に、第1のメッセージは、PDUセッションリリースコマンドを含み、PDUセッションリリースコマンドは、第1のセッションの識別子を含む。
可能な設計において、第2のメッセージは、セッション管理コンテキスト更新要求メッセージであり、セッション管理コンテキスト更新要求メッセージは、以下のもの、即ち、オペレーションタイプ又は有効なセッションの識別子のうちの1つ以上を含み、オペレーションタイプは、ユーザプレーン有効化を示し、有効なセッションの識別子は、第1のセッションの識別子を含む。
可能な設計において、処理ユニットが、トランシーバユニットに、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順を実行させることは、以下のステップ、即ち、セッション変更要求メッセージをユーザプレーン機能ネットワーク要素に送信するステップであって、セッション変更要求メッセージは、ユーザプレーン機能ネットワーク要素のためのダウンリンクトンネル情報を構成するために利用される、ステップと、ユーザプレーン機能ネットワーク要素から、セッション変更応答メッセージを受信するステップであって、セッション変更応答メッセージは、セッション変更要求メッセージに応答するために利用される、ステップと、第2のメッセージに応答して、第3のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信するステップであって、第3のメッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に成功することを示す、ステップと、を特に含みうる。
可能な設計において、第3のメッセージは、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージであり、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージは、以下のもの、即ち、ユーザプレーンコンテキストステータス情報又はセッション管理情報のうちの1つ以上を含み、ユーザプレーンコンテキストステータス情報は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースが有効化されていることを示し、セッション管理情報は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するための関連パラメータを含む。
可能な設計において、トランシーバユニットは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順を実行した後、第1のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信するように構成される。
第8の態様によれば、この出願は、通信装置を提供する。装置は、トランシーバユニットと、処理ユニットとを含む。トランシーバユニットは、第1のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信することであって、第1のメッセージは、第1のオペレーションを要求するために利用され、第1のオペレーションは、第1のセッションを変更すること、又は第1のセッションをリリースすることを含む、ことを行うように構成され、トランシーバユニットは、第1のメッセージを送信した後、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第2のメッセージを受信することであって、第2のメッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するように要求するために利用される、ことを行うように構成される。第1のメッセージに対する応答メッセージが受信されず、且つ第2のメッセージが受信されると処理ユニットが決定するとき、トランシーバユニットは、第2のメッセージに応答して、第3のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信することであって、第3のメッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗すること、又は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に成功することを示す、ことを行うように構成される。
可能な設計において、第1のオペレーションは、第1のセッションを変更することであり、第1のメッセージに対する応答メッセージが受信されず、第2のメッセージが受信されており、且つ、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立することが要求されていないとセッション管理機能ネットワーク要素が決定するとき、セッション管理機能ネットワーク要素は、第2のメッセージに応答して、第3のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信する。
可能な設計において、第3のメッセージが、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗することを示すとき、第3のメッセージは、第1の要因値を含み、第1の要因値は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗する要因を示す。
可能な設計において、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗する要因は、第1のセッションが第1のオペレーションの手順を実行していることにある、ことを示す。
可能な設計において、第3のメッセージが、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗することを示すとき、第3のメッセージは、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージ及び第1の要因値を含み、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージは、ユーザプレーンコンテキストステータス情報を含み、ユーザプレーンコンテキストステータス情報は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースが無効化されることを示す。
可能な設計において、第3のメッセージが、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に成功することを示すとき、第3のメッセージは、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージであり、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージは、以下のもの、即ち、ユーザプレーンコンテキストステータス情報又はセッション管理情報のうちの1つ以上を含み、ユーザプレーンコンテキストステータス情報は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースが有効化されていることを示し、セッション管理情報は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するための関連パラメータを含む。
可能な設計において、トランシーバユニットは、第1のインジケーション情報をアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信するように構成され、第1のインジケーション情報は、第1のオペレーションを示す。
可能な設計において、第1のオペレーションが第1のセッションを変更することである場合に、第1のメッセージは、PDUセッション変更コマンドを含み、PDUセッション変更コマンドは、第1のセッションの識別子を含み、第1のメッセージに対する応答メッセージは、PDUセッション変更完了コマンドであり、PDUセッション変更完了コマンドは、第1のセッションの識別子を含む、又は、
第1のオペレーションが第1のセッションをリリースすることである場合に、第1のメッセージは、PDUセッションリリースコマンドを含み、PDUセッションリリースコマンドは、第1のセッションの識別子を含み、第1のメッセージに対する応答メッセージは、PDUセッションリリース完了コマンドであり、PDUセッションリリース完了コマンドは、第1のセッションの識別子を含む。
第1のオペレーションが第1のセッションをリリースすることである場合に、第1のメッセージは、PDUセッションリリースコマンドを含み、PDUセッションリリースコマンドは、第1のセッションの識別子を含み、第1のメッセージに対する応答メッセージは、PDUセッションリリース完了コマンドであり、PDUセッションリリース完了コマンドは、第1のセッションの識別子を含む。
可能な設計において、第2のメッセージは、セッション管理コンテキスト更新要求メッセージであり、セッション管理コンテキスト更新要求メッセージは、以下のもの、即ち、オペレーションタイプ又は有効なセッションの識別子のうちの1つ以上を含み、オペレーションタイプは、ユーザプレーン有効化を示し、有効なセッションの識別子は、第1のセッションの識別子を含む。
可能な設計において、トランシーバユニットは、第3のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信した後、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第1のメッセージに対する応答メッセージを受信するように構成される。
第9の態様によれば、この出願は、通信装置を提供し、装置は、トランシーバユニットと、処理ユニットとを含む。トランシーバユニットは、サービス要求メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信することであって、サービス要求メッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するように要求するために利用される、ことを行い、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第1のメッセージを受信することであって、第1のメッセージは、第1のオペレーションを要求するために利用され、第1のオペレーションは、第1のセッションを変更すること、又は第1のセッションをリリースすることを含む、ことを行うように構成される。処理ユニットは、トランシーバユニットがアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素からサービス許可メッセージを受信するまで、第1のメッセージ又は第1のメッセージに対する応答メッセージをキャッシュし、トランシーバユニットに、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素へと第1のメッセージに対する応答メッセージを送信させるように構成される。
可能な設計において、装置は、セッション管理レイヤと、モビリティ管理レイヤとを含み、第1のメッセージに対する応答メッセージをキャッシュする前に、モビリティ管理レイヤが、第1のメッセージをセッション管理レイヤに送信し、モビリティ管理レイヤが、第1のメッセージに対する応答メッセージをセッション管理レイヤから受信する。
可能な設計において、装置は、セッション管理レイヤと、モビリティ管理レイヤとを含み、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素からサービス許可メッセージを受信するまで第1のメッセージをキャッシュし、第1のメッセージに対する応答メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信するとき、モビリティ管理レイヤは、サービス許可メッセージを受信するまで第1のメッセージをキャッシュし、モビリティ管理レイヤは、第1のメッセージをセッション管理レイヤに送信し、モビリティ管理レイヤは、セッション管理レイヤから、第1のメッセージに対する応答メッセージを受信し、モビリティ管理レイヤは、第1のメッセージに対する応答メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信する。
可能な設計において、トランシーバユニットは、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第1のインジケーション情報を受信するように構成され、第1のインジケーション情報は、第1のオペレーションを示す。処理ユニットは、第1のインジケーション情報に基づいて、第1のメッセージ又は第1のメッセージに対する応答メッセージをキャッシュするように構成される。
可能な設計において、第1のオペレーションが、第1のセッションを変更することである場合、第1のメッセージは、PDUセッション変更コマンドを含み、PDUセッション変更コマンドは、第1のセッションの識別子を含み、第1のメッセージに対する応答メッセージは、PDUセッション変更完了コマンドであり、PDUセッション変更完了コマンドは、第1のセッションの識別子を含む、又は、
第1のオペレーションが、第1のセッションをリリースすることである場合、第1のメッセージは、PDUセッションリリースコマンドを含み、PDUセッションリリースコマンドは、第1のセッションの識別子を含み、第1のメッセージに対する応答メッセージは、PDUセッションリリース完了コマンドであり、PDUセッションリリース完了コマンドは、第1のセッションの識別子を含む。
第1のオペレーションが、第1のセッションをリリースすることである場合、第1のメッセージは、PDUセッションリリースコマンドを含み、PDUセッションリリースコマンドは、第1のセッションの識別子を含み、第1のメッセージに対する応答メッセージは、PDUセッションリリース完了コマンドであり、PDUセッションリリース完了コマンドは、第1のセッションの識別子を含む。
可能な設計において、サービス要求メッセージは、アップリンクデータステータス情報を含み、アップリンクデータステータス情報は、第1のセッションの識別子を示す。
可能な設計において、サービス許可メッセージは、PDUセッション有効化結果を示す情報要素を含み、PDUセッション有効化結果を示す情報要素は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立が成功することを示す。
可能な設計において、サービス許可メッセージは、PDUセッション有効化結果を示す情報要素を含み、PDUセッション有効化結果を示す情報要素は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗することを示す、又は、
サービス許可メッセージは、PDUセッション有効化結果を示す情報要素、及びPDUセッション有効化結果のエラー要因を示す情報要素を含み、PDUセッション有効化結果を示す情報要素は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗することを示し、PDUセッション有効化結果のエラー要因を示す情報要素は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗する要因を示す。
サービス許可メッセージは、PDUセッション有効化結果を示す情報要素、及びPDUセッション有効化結果のエラー要因を示す情報要素を含み、PDUセッション有効化結果を示す情報要素は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗することを示し、PDUセッション有効化結果のエラー要因を示す情報要素は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗する要因を示す。
可能な設計において、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗する要因は、第1のセッションが第1のオペレーションの手順を実行していることにある、ことを含む。
可能な設計において、第1のオペレーションは、第1のセッションを変更することであり、第1のメッセージに対する応答メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信した後、トランシーバユニットは、サービス要求メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に再送するように構成される。
上記の設計によれば、端末デバイスは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立することを要求する手順を再開しうる。
第10の態様によれば、この出願は、通信装置を提供する。装置は、トランシーバユニットと、処理ユニットとを含む。トランシーバユニットは、サービス要求メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信することであって、サービス要求メッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するように要求するために利用される、ことを行い、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第1のメッセージを受信することであって、第1のメッセージは、第1のオペレーションを要求するために利用され、第1のオペレーションは、第1のセッションを変更すること、又は第1のセッションをリリースすることを含む、ことを行うように構成される。処理ユニットは、サービス要求メッセージが送信されており、且つサービス要求メッセージに対する応答メッセージが受信されないと決定したとき、第1のメッセージを破棄するように構成される。
可能な設計において、トランシーバユニットは、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第1のインジケーション情報を受信するように構成され、第1のインジケーション情報は、第1のオペレーションを示す。処理ユニットは、第1のインジケーション情報に基づいて、第1のメッセージを破棄するように構成される。
可能な設計において、サービス要求メッセージは、アップリンクデータステータス情報を含み、アップリンクデータステータス情報は、第1のセッションの識別子を示す。
可能な設計において、第1のオペレーションが、第1のセッションを変更することである場合、第1のメッセージは、PDUセッション変更コマンドを含み、PDUセッション変更コマンドは、第1のセッションの識別子を含む、又は、第1のオペレーションが、第1のセッションをリリースすることである場合、第1のメッセージは、PDUセッションリリースコマンドを含み、PDUセッションリリースコマンドは、第1のセッションの識別子を含む。
第11の態様によれば、この出願は、装置をさらに提供する。装置は、上記の方法設計を実行しうる。装置は、上記の方法に対応する機能を実行することができるチップ又は回路であってもよいし、そのチップ又は回路を含むデバイスであってもよい。
可能な実装において、装置は、コンピュータ実行可能プログラムコードを格納するように構成されたメモリと、プロセッサとを含み、プロセッサは、メモリに結合される。メモリに格納されるプログラムコードは、命令を含む。プロセッサが命令を実行するとき、装置又は装置が取り付けられるデバイスは、上記の可能な設計のいずれか1つにおける方法を実行することが可能になる。
装置は、通信インターフェースをさらに含んでよい。通信インターフェースは、トランシーバであってよい。代替的に、装置がチップ又は回路である場合、通信インターフェースは、チップの入力/出力インターフェース、例えば、入力/出力ピンであってよい。
可能な設計において、装置は、上記の方法におけるステップをそれぞれ実装するように構成される、対応する機能ユニットを含む。機能は、ハードウェアによって実装されてもよいし、ハードウェアにより対応するソフトウェアを実行することによって実装されてもよい。ハードウェア又はソフトウェアは、上記の機能に対応する1つ以上のユニットを含む。
第12の態様によれば、この出願の実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムを格納し、コンピュータプログラムが装置上で実行されるとき、上記の可能な設計のいずれか1つにおける方法が実行される。
第13の態様によれば、この出願の実施形態は、コンピュータプログラム製品を提供し、コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムを含み、コンピュータプログラムが装置上で実行されるとき、上記の可能な設計のいずれか1つにおける方法が実行される。
以下、この出願の実施形態における添付図を参照しながら、この出願の実施形態における技術的解決策について明確且つ完全に説明する。説明される実施形態は、単に、この出願の実施形態の一部に過ぎず全部ではないことは明らかである。この出願の明細書、特許請求の範囲、及び添付図において、用語「第1の」、「第2の」、及び、参照番号などの対応する用語は、類似のオブジェクトを区別することを意図しており、必ずしも具体的な順序又はシーケンスを示すものではない。そのような方法で利用される用語は、適切な状況において交換可能であり、それは、同じ属性を持つオブジェクトが、この出願の実施形態において説明されるときに利用される単なる区別の方式に過ぎないと理解すべきである。加えて、用語「含む」、「包含する」、及び他の変形は、非排他的な包含をカバーすることを意味し、それにより、一連のユニットを含むプロセス、方法、システム、製品、又はデバイスは、必ずしもそれらのユニットに限定されず、明示的に列挙されていないか、又はそのようなプロセス、方法、システム、製品、又はデバイスに固有でない他のユニットを含みうる。
この出願の説明において、「/」は、別途指定しない限り、「又は」を意味する。例えば、A/Bは、A又はBを表しうる。この出願において、「及び/又は」は、関連するオブジェクトについて説明するためのアソシエーション関係のみを記述し、3つの関係が存在しうることを表す。例えば、A及び/又はBは、以下の3つのケース、即ち、Aが存在すること、A及びBの両方が存在すること、そして、Bのみが存在することを表しうる。加えて、この出願の説明において、「少なくとも1つのアイテム」は、1つ以上のアイテムを意味し、「複数のアイテム」は、2つ以上のアイテムを意味する。「以下の少なくとも1つのアイテム(部分)」又はその類似源は、これらのアイテムの任意の組み合わせを意味し、単数アイテム(部分)又は複数アイテム(部分)の任意の組み合わせを含む。例えば、a、b、又はcの少なくとも1つ(アイテム)は、a、b、c、aとb、aとc、bとc、又は、aとbとcを示しうるし、a、b、cは、単数形態であってもよいし、複数形態であってもよい。
この出願の実施形態における技術的解決策は、様々な通信システム、例えば、ワイドバンド符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access, WCDMA)システム、汎用パケット無線サービス(general packet radio service, GPRS)システム、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution, LTE)システム、LTE周波数分割二重(frequency division duplex, FDD)システム、LTE時間分割二重(time division duplex, TDD)システム、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(universal mobile telecommunications system, UMTS)、マイクロ波アクセス用ワールドワイドインターオペラビリティ(worldwide interoperability for microwave access, WiMAX)通信システム、第5世代(5th generation, 5G)システム、又は将来の第6世代通信システムに適用されうる。
図1A及び図1Bはそれぞれ、この出願の実施形態が適用されるモバイル通信システムのアーキティクチャの模式図である。端末デバイスは、無線方式で無線アクセスネットワークデバイスに接続され、無線アクセスネットワークデバイスは、無線又は有線方式でコアネットワークデバイスに接続される。コアネットワークデバイス及び無線アクセスネットワークデバイスは、独立した異なる物理デバイスであってよく、又は、コアネットワークデバイスの機能と無線アクセスネットワークデバイスの論理機能とが同じ物理デバイスに統合されるか、又は、コアネットワークデバイスの機能の一部と無線アクセスネットワークデバイスの機能の一部とが1つの物理デバイスに統合される。端末デバイスは、固定された位置に配置されてもよいし、モバイルであってもよい。図1A及び図1Bは、単なる模式図である。通信システムは、他のネットワークデバイスをさらに含んでよい。
コアネットワークデバイスは、セッション管理ネットワーク要素、アクセス管理ネットワーク要素、及びユーザプレーン機能ネットワーク要素などを含む。
セッション管理ネットワーク要素は、主に、セッションを管理し、端末デバイスのインターネットプロトコル(internet protocol, IP)アドレスを割り当てて管理し、ユーザ機器プレーン機能インターフェース及びポリシー制御又は充電機能インターフェースを管理することができるエンドポイントを選択し、そして、ダウンリンクデータ通知を実行することなどを行うように構成される。5G通信において、セッション管理ネットワーク要素は、セッション管理機能(session management function, SMF)ネットワーク要素であってよい。6G通信などの将来の通信において、セッション管理機能ネットワーク要素は、依然としてSMFネットワーク要素であるかもしれないし、他の名称を有するかもしれない。このことは、この出願において限定されない。Nsmfは、SMFによって提供されるサービスベースのインターフェースである。SMFは、Nsmfを通じて他のネットワーク機能と通信しうる。
アクセス管理ネットワーク要素は、主に、モビリティ管理、及びアクセス管理などを実行するように構成される。アクセス管理ネットワーク要素は、セッション管理以外のモビリティ管理エンティティ(mobility management entity, MME)機能において、機能、例えば、合法的傍受又はアクセス認可(又は、認証)を実装するように構成されうる。5G通信において、アクセス管理ネットワーク要素は、アクセス及びモビリティ管理機能(access and mobility management function, AMF)ネットワーク要素でありうる。6G通信などの将来の通信において、アクセス管理ネットワーク要素は、依然としてAMFネットワーク要素であるかもしれないし、他の名称を有するかもしれない。このことは、この出願において限定されない。Namfは、AMFによって提供されるサービスベースのインターフェースである。AMFは、Namfを通じて他のネットワーク機能と通信しうる。
ユーザプレーン(user plane function, UPF)ネットワーク要素は、パケットルーティング及び転送を実行し、そして、ユーザプレーンデータ上でのサービス品質(quality of service, QoS)処理を実行することなどを行うように構成される。5G通信において、ユーザプレーンネットワーク要素は、ユーザプレーン機能(user plane function, UPF)ネットワーク要素でありうる。6G通信などの将来の通信において、ユーザプレーンネットワーク要素は、依然としてUPFネットワーク要素であるかもしれないし、他の名称を有するかもしれない。このことは、この出願において限定されない。
無線アクセスデバイスは、無線アクセスネットワーク(radio access network, RAN)であり、無線アクセスに関する機能を実装するように構成される。無線アクセスネットワークデバイスは、基地局(base station)、発展型NodeB(evolved NodeB, eNodeB)、送受信ポイント(transmission reception point, TRP)、5Gモバイル通信システムにおける次世代NodeB(next generation NodeB, gNB)、将来のモバイル通信システムにおける基地局、又はWi-Fiシステムにおけるアクセスノードなどであってよい。代替的に、無線ネットワークデバイスは、基地局の機能の一部を実装するモジュール又はユニットであってよく、例えば、中央ユニット(central unit, CU)、又は分散ユニット(distributed unit, DU)であってよい。無線アクセスネットワークデバイスによって利用される具体的な技術及び具体的なデバイス形態は、この出願の実施形態において限定されない。
端末デバイスは、端末、ユーザ機器(user equipment, UE)、モバイル局、又はモバイル端末などと称されることもある。端末デバイスは、モバイルフォン、タブレットコンピュータ、無線トランシーバ機能を有するコンピュータ、仮想現実端末デバイス、拡張現実端末デバイス、産業制御における無線端末、自動運転における無線端末、遠隔手術における無線端末、スマートグリッドにおける無線端末、運輸安全における無線端末、スマートシティにおける無線端末、又はスマートホームにおける無線端末などであってよい。端末デバイスによって利用される具体的な技術及び具体的なデバイス形態は、この出願の実施形態において限定されない。
加えて、端末デバイスは、特に、5GSセッション管理(5GS session management, 5GSM)レイヤと、5GSモビリティ管理(5GS mobility management, 5GMM)レイヤとに分割されてよい。5GSMレイヤは、端末デバイスのセッション管理を担当する。5GMMレイヤは、端末デバイスのモビリティ管理を担当し、上位レイヤサービスにサービス接続を確立することを要求し、アップリンクデータ送信のためのユーザプレーンリソースを確立することを要求する。
以下では、UEによって開始される、PDUセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順について説明する。図2に示した手順は、非衝突シナリオであることに留意すべきである。例えば、UEが5Gネットワークに登録されており、UEが接続モードにある。現在、有効なPDUセッションのコンテキストがある。例えば、PDUセッションの識別子が、PDUセッションID=5である。以下では、PDUセッションの識別子が、PDUセッションID=5である例を利用し、図2に示すように、そのPDUセッションについて、UEによって開始される、PDUセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する具体的な手順について説明する。
ステップ201:UEは、サービス要求(service request)メッセージをRANに送信する。
サービス要求メッセージは、アップリンクデータステータス(uplink data status)情報を含み、アップリンクデータステータス情報は、PDUセッションID(例えば、PDUセッションID=5)を示す。
例えば、アップリンクデータステータス情報が、PDUセッションID=5であることを示す場合、それは、PDUセッションID=5であるPDUセッションのためのユーザプレーンリソースを確立することをUEが要求していること、を示す。
ステップ202:RANがN2メッセージ(N2 message)をAMFに送信する。N2メッセージは、ステップ201におけるサービス要求メッセージを含む。
ステップ203:AMFは、セッション管理コンテキスト更新要求(Nsmf_PDUSession_UpdateSMConext Request)メッセージをSMFに送信する。
AMFは、ステップ202におけるサービス要求メッセージに基づいて、UEが、PDUセッションID=5であるPDUセッションのためのユーザプレーンリソースを確立することを要求している、と決定する。セッション管理コンテキスト更新要求メッセージは、例えば、以下のもの、即ち、オペレーションタイプ(operation type)又は有効なPDUセッション(再び有効化されるべきPDUセッション)の識別子(例えば、PDUセッションID=5)のうちの1つ以上を含み、オペレーションタイプは、ユーザプレーン有効化(UP activate)を示す。
ステップ204:SMFは、セッション変更要求(N4セッション変更要求)メッセージをUPFに送信する。
セッション変更要求メッセージは、UPFのためのダウンリンクトンネル情報(downlink tunnel information)を構成するために利用される。
ステップ205:UPFは、セッション変更応答(N4セッション変更応答)メッセージをSMFに送信する。
セッション変更応答メッセージは、ステップ204におけるセッション変更要求メッセージに応答するために利用される。
ステップ206:SMFは、セッション管理コンテキスト更新応答(Nsmf_PDUSession_UpdateSMConext Response)メッセージをAMFに送信する。セッション管理コンテキスト更新応答メッセージは、ステップ203におけるセッション管理コンテキスト更新要求メッセージに応答するために利用される。
SMFは、オペレーションタイプと、セッション管理コンテキスト更新要求メッセージ内にある有効なPDUセッションの識別子とに基づいて、UEが、PDUセッションID=5であるPDUセッションのためのユーザプレーンリソースを確立することを要求していると決定する。SMFは、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージをAMFに送信する。セッション管理コンテキスト更新応答メッセージは、例えば、以下のもの、即ち、ユーザプレーンコンテキストステータス情報(UpCnxState)又はセッション管理情報(例えば、N2 SM情報)のうちの1つ以上を含む。ユーザプレーンコンテキストステータス情報(upConxState)は、PDUセッションID=5であるPDUセッションのためのユーザプレーンリソースが有効化されていること(activating)を示す。セッション管理情報は、PDUセッションID=5であるPDUセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するための関連パラメータを含む。例えば、ここでは、ユーザプレーンリソースを確立するための関連パラメータは、限定されないが、例えば、以下のもの、即ち、PDUセッションID(例えば、PDUセッションID=5)、QoSフロー識別子、及びQoS構成のうちの1つ以上を含みうる。
ステップ207:AMFは、N2要求(N2 request)メッセージをRANに送信する。N2要求メッセージは、サービス許可(service accept)メッセージと、ステップ206におけるセッション管理情報とを含む。
AMFは、ステップ206におけるセッション管理コンテキスト更新応答メッセージに基づいて、サービス許可メッセージを決定する。例えば、サービス許可メッセージは、PDUセッション有効化結果(PDU session reactivation result)を含み、PDUセッション有効化結果は、PDUセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に成功することを示す。例えば、PDUセッションID=5に対応するビット位置が0である場合、それは、PDUセッションID=5であるPDUセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に成功することを示す。サービス許可メッセージは、ステップ201におけるサービス要求メッセージに応答するために利用される。
ステップ208:RANは、RRC接続再構成(RRC connection reconfiguration)メッセージをUEに送信する。
RANは、N2要求メッセージ内のセッション管理情報に基づいて、DRB構成情報を決定する。DRB構成情報は、PDUセッションID(例えば、PDUセッションID=5)を含む。
RRC接続再構成メッセージは、ステップ207におけるサービス許可メッセージと、DRB構成情報とを含む。
ステップ209:UEは、RRC接続再構成完了(RRC connection reconfiguration complete)メッセージをRANに送信する。
RRC接続再構成完了メッセージは、ステップ208におけるRRC接続再構成メッセージに応答するために利用される。
ステップ210:RANは、N2要求肯定応答(N2 request ACK)メッセージをAMFに送信する。
N2要求肯定応答メッセージは、セッション管理情報を含み、セッション管理情報は、確立に成功するPDUセッションのためのユーザプレーンリソースのリストを含む。この場合、確立に成功するPDUセッションのためのユーザプレーンリソースのリストは、PDUセッションID=5であるPDUセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に成功することを示す。
ステップ211:AMFは、セッション管理コンテキスト更新要求メッセージをSMFに送信する。
セッション管理コンテキスト更新要求メッセージは、ステップ210におけるセッション管理情報を含む。
ステップ212:SMFは、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージをAMFに送信する。
セッション管理コンテキスト更新応答メッセージは、ステップ211におけるセッション管理コンテキスト更新要求メッセージに応答するために利用される。
SMFは、セッション管理コンテキスト更新要求メッセージ内のセッション管理情報に基づいて、PDUセッションID=5であるPDUセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に成功すると決定する。
UEがアイドルモードにある場合、UEは、まず、アイドルモードから接続モードに入り、次いで、上記の手順を実行する必要があると理解されうる。
以下では、ネットワーク側デバイスによって開始される、PDUセッションを変更する手順について説明する。図3に示した手順は、非衝突シナリオであることに留意すべきである。例えば、UEは、5Gネットワークに登録されており、UEは、接続モードにある。現在、有効なPDUセッションのコンテキストがある。例えば、PDUセッションの識別子は、PDUセッションID=5である。以下では、PDUセッションの識別子がPDUセッションID=5である例を利用し、図3に示すように、そのPDUセッションについて、ネットワーク側デバイスによって開始される、PDUセッションを変更する手順について説明する。
ステップ301:SMFは、N1N2メッセージ転送(Namf_Communication_N1N2MessageTransfer)メッセージをAMFに送信する。
例えば、PDUセッションを変更する手順(PDU session modification)を開始すると決定したとき、SMFは、N1N2メッセージ転送メッセージをAMFに送信する。
N1N2メッセージ転送メッセージは、例えば、以下のもの、即ち、UEの識別子、PDUセッションID(例えば、PDUセッションID=5)、又はセッション管理コンテナ(例えば、N1 SMコンテナ)のうちの1つ以上を含む。セッション管理コンテナは、PDUセッション変更コマンド(PDU session modification command)を含み、PDUセッション変更コマンドは、PDUセッションID(例えば、PDUセッションID=5)を含む。ここでは、N1N2転送メッセージは、セッション管理情報(N2 SM情報)を含まないと仮定する。N1インターフェースは、UEとAMFとの間のインターフェース、即ち、非アクセス層(non-access stratum, NAS)インターフェースである。N2インターフェースは、RANとAMFとの間のインターフェースである。PDUセッション変更コマンドは、UEに送信されるメッセージであり、セッション管理情報は、RANに送信されるメッセージである。
ステップ302:AMFは、N1N2メッセージ転送メッセージに応答して、N1N2メッセージ転送応答メッセージをSMFに送信する。
ステップ303:AMFは、N2要求メッセージをRANに送信し、N2要求メッセージは、ダウンリンク非アクセス層転送(downlink non-access stratum transport, DL NAS TRANSPORT)メッセージを含み、ダウンリンク非アクセス層転送メッセージは、ステップ301におけるセッション管理コンテナ(N1 SMコンテナ)を含む。
ステップ304:RANは、ダウンリンク非アクセス層転送メッセージをUEに送信する。
ステップ305:UEは、PDUセッション変更完了(PDU Session Modification complete)コマンドをRANに送信する。
ステップ306:RANは、N2メッセージをAMFに送信し、N2メッセージは、ステップ305におけるPDUセッション変更完了コマンドを含む。
ステップ307:AMFは、セッション管理コンテキスト更新要求メッセージをSMFに送信し、セッション管理コンテキスト更新要求メッセージは、PDUセッション変更完了コマンドを含む。
ステップ308:SMFは、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージをAMFに送信し、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージは、セッション管理コンテキスト更新要求メッセージに応答するために利用される。
同様に、上記の手順におけるPDUセッション変更コマンドは、代替的に、PDUセッションリリースコマンド(PDU session release command)で置き換えられてよく、PDUセッション変更完了コマンドは、代替的に、PDUセッションリリース完了(PDU session release complete)コマンドで置き換えられてよい。
以下では、同じPDUセッションについて、UE及びネットワーク側デバイスによって開始されるオペレーションが衝突する具体的なシナリオについて説明する。
UEは、5Gネットワークに登録されており、UEは、接続モードにある。現在、有効なPDUセッションのコンテキストがある。例えば、PDUセッションの識別子は、PDUセッションID=5である。以下では、PDUセッションの識別子がPDUセッションID=5である例を利用し、図4に示すように、そのPDUセッションについて、ネットワーク側デバイスによって開始される、PDUセッションを変更する手順と、そのPDUセッションについて、UEによって開始される、ユーザプレーンリソースを確立する手順とが衝突するシナリオ及び衝突処理プロセスについて説明する。
ステップ401:SMFは、N1N2メッセージ転送メッセージをAMFに送信する。
例えば、PDUセッションを修正する手順(PDU session modification)を開始すると決定するとき、SMFは、N1N2メッセージ転送メッセージをAMFに送信する。
N1N2メッセージ転送メッセージは、例えば、以下のもの、即ち、UEの識別子、PDUセッションID(例えば、PDUセッションID=5)、又はセッション管理コンテナ(N1 SMコンテナ)のうちの1つ以上を含みうる。セッション管理コンテナは、PDUセッション変更コマンドを含み、PDUセッション変更コマンドは、PDUセッションID(例えば、PDUセッションID=5)を含む。ここでは、N1N2転送メッセージが、セッション管理情報(N2 SM情報)を含まないと仮定する。
ステップ402:AMFは、N1N2メッセージ転送メッセージに応答して、N1N2メッセージ転送応答メッセージをSMFに送信する。
ステップ403:AMFは、N2要求メッセージをRANに送信し、N2要求メッセージは、ダウンリンク非アクセス層転送メッセージを含み、ダウンリンク非アクセス層転送メッセージは、ステップ401におけるセッション管理コンテナ(N1 SMコンテナ)を含む。
ステップ404:UEは、サービス要求メッセージをRANに送信する。サービス要求メッセージは、アップリンクデータステータス情報を含み、アップリンクデータステータス情報は、PDUセッションID(例えば、PDUセッションID=5)を示す。アップリンクデータステータス情報が、PDUセッションID=5を示す場合、それは、UEが、PDUセッションID=5であるPDUセッションのためのユーザプレーンリソースを確立することを要求していることを示す。
ステップ405:RANは、ダウンリンク非アクセス層転送メッセージをUEに送信する。
ステップ406:RANは、N2メッセージをAMFに送信する。N2メッセージは、ステップ404におけるサービス要求メッセージを含む。
ステップ407:AMFは、セッション管理コンテキスト更新要求メッセージをSMFに送信する。
AMFは、ステップ406におけるサービス要求メッセージに基づいて、UEが、PDUセッションID=5であるPDUセッションのためのユーザプレーンリソースを確立することを要求していると決定する。セッション管理コンテキスト更新要求メッセージは、例えば、以下のもの、即ち、オペレーションタイプ(operation type)又は有効なPDUセッションの識別子(例えば、PDUセッションID=5)のうちの1つ以上を含み、オペレーションタイプは、ユーザプレーン有効化(user-plane activation)を示す。
ステップ408:SMFは、タイマーが満了すると決定したときに異常手順をトリガする。
SMFは、ステップ407におけるセッション管理コンテキスト更新要求メッセージに基づいて、PDUセッションID=5であるPDUセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するすることをUEが要求していると決定する。PDUセッションID=5であるPDUセッションを変更する手順をSMFが実行しているため、SMFは、ステップ407におけるセッション管理コンテキスト更新要求メッセージに応答しない。その衝突シナリオがプロトコルに記述されていないため、SMFは、概して、プロトコルにおいて明示的に記述されている衝突シナリオを処理し、記述されていない衝突シナリオを処理しないと理解されうる。PDUセッション変更コマンドに対する応答メッセージ(即ち、PDUセッション変更完了(即ち、PDU Session Modification complete)メッセージ)をUEから受信したとき、SMFは、ステップ407におけるセッション管理コンテキスト更新要求メッセージに応答する。但し、SMFが、PDUセッション変更完了コマンドを受信していない場合、SMFは、ステップ407におけるセッション管理コンテキスト更新要求メッセージに応答しない。SMFは、第1のタイマーが満了するまで、PDUセッション変更完了コマンドを待つ。SMFは、PDUセッション変更完了メッセージを再送し、第1のタイマーをリスタートする。第1のタイマーがK回満了するとき、SMFは、PDUセッションID=5であるPDUセッションを変更する手順を中止する。Kは、プリセット値である。第1のタイマーは、PDUセッション変更完了コマンドを待つタイマーを含む。
同様に、UEは、ステップ405におけるPDUセッション変更コマンドに基づいて、PDUセッションID=5であるPDUセッションを変更することをSMFが要求していると決定する。PDUセッションID=5であるPDUセッションのためのユーザプレーンリソースを確立することを要求する手順をUEが実行しているため、UEは、PDUセッション変更コマンドに応答せず、UEは、PDUセッション変更コマンドの伝送を中断(suspend)する。UEは、サービス要求メッセージに対する応答メッセージ(即ち、サービス許可メッセージ)をAMFから受信した後にのみ、ステップ405におけるPDUセッション変更コマンドに応答する。但し、UEが、サービス許可メッセージを受信していない場合、UEは、ステップ405におけるPDUセッション変更コマンドに応答せず、UEは、第2のタイマーが満了するまで、サービス許可メッセージを待つ。接続モードにあるUEが、PDUセッションID=5であるPDUセッションのためのユーザプレーンリソースを確立することを要求する手順を開始する場合、UEは、その手順を中止し、接続モードに戻る。アイドルモードにあるUEが、PDUセッションID=5であるPDUセッションのためのユーザプレーンリソースを確立することを要求する手順を開始する場合、UEは、その手順を中止し、その手順に関する任意のリソースをリリースし、アイドルモードに入る。ここでは、第2のタイマーは、サービス許可メッセージを待つタイマーを含む。
従って、UE及びSMFそれぞれが、それ自身によって開始された要求オペレーションに対する応答メッセージを待つ。結果として、それら各々のタイマーが満了し、異常手順がトリガされる。
加えて、ネットワークによって開始される、PDUセッションをリリースする手順と、UEによって開始される、ユーザプレーンリソースを確立する手順とが衝突するシナリオにおいて、類似のケースが生じることもある。例えば、UEが接続モードにあるとき、PDUセッション変更コマンドは、代替的に、PDUセッションリリースコマンドで置き換えられうる。代替的に、UEがアイドルモードにあるとき、ネットワークによって開始される、PDUセッションを変更(リリース)する手順と、UEによって開始される、ユーザプレーンリソースを確立する手順とが衝突するシナリオにおいて、類似のケースが生じることもある。
図4に示した衝突シナリオに基づくと、以下の衝突が、ネットワークから要求されたPDUセッション変更手順(network-requested PDU session modification procedure)において生じることがある。
1.UEがサービス要求手順を開始し、サービス要求手順は、アップリンクデータステータス情報を含み、アップリンクデータステータス情報は、PDUセッション#1についてユーザプレーンリソースを有効化するために利用される。加えて、SMFは、ネットワークから要求されたPDUセッション変更手順を開始し、PDUセッション変更手順は、PDUセッション#1を変更するために利用される。
2.既存の処理ロジックによれば、5GMM手順に際し、UE及びAMFが5GSMメッセージの伝送を中断する。従って、PDUセッション変更コマンドは、AMF又はUEで中断されうる。
3.SMFがPDUセッション変更コマンドを送信した後、SMFは、セッション管理コンテキスト更新要求メッセージ(例えば、Nsmf_PDUSession_UpdateSMConext Request)をAMFから受信する。そのメッセージは、変更することが要求されているセッションのためのユーザプレーンリソースを有効化するために利用される。
上記の衝突ケースにおいて、SMFがどのように衝突を処理するかについては不明確である。
2つのサブケースを考慮する必要がある。
サブケース1:ネットワークから要求されたPDUセッション変更は、そのPDUセッションについて、UE NAS及びNG-RANノード両方のパラメータ(QoSプロファイルなど)を変更することである。
サブケース1:ネットワークから要求されたPDUセッション変更は、そのPDUセッションについて、UE NAS及びNG-RANノード両方のパラメータ(QoSプロファイルなど)を変更することである。
サブケース2:ネットワークから要求されたPDUセッション変更は、そのPDUセッションについて、UE NASのみのパラメータを変更すること(例えば、サービングPLMNレート制御)である。
上記の2つのサブケースにおいて、SMFの処理をよりシンプルにし、起こりうる不必要な5GSMリトライ(例えば、進行中のサービス要求手順に際し、いくつかの異常なケースが生じ、それが、サービス要求手順の競争を遅らせる)を防止するために、SMFは、進行中の、ネットワークから要求されたPDUセッション変更手順を中止し、PDUセッションのためのユーザプレーンリソースセットアップのみを実行してよい。上記のサブケース1については、サービス要求手順によってトリガされるユーザプレーンリソースセットアップ手順に際し、NG-RANノードのパラメータを更新することができる。PDUセッションのためのユーザプレーンリソースが完全に確立された後、SMFは、さらに、そのPDUセッションの、ネットワークから要求されたPDUセッション変更手順を再開することができる。
同様に、以下の衝突シナリオが、ネットワークから要求されたPDUセッションリリース手順において生じることがある。
1.UEは、サービス要求手順を開始し、サービス要求手順は、アップリンクデータステータス情報を含み、アップリンクデータステータス情報は、PDUセッション#1についてユーザプレーンリソースを有効化するために利用される。加えて、SMFは、ネットワークから要求されたPDUセッションリリース手順を開始し、PDUセッションリリース手順は、PDUセッション#1をリリースするために利用される。
2.第4.2項に規定されているように、5GMM手順に際し、UE及びAMFは、5GSMメッセージの伝送を中断する。従って、PDUセッションリリースコマンドは、AMF又はUEで中断されうる。
3.SMFがPDUセッションリリースコマンドを送信した後、SMFは、セッション管理コンテキスト更新要求メッセージをAMFから受信する。そのメッセージは、リリースすることが要求されるユーザプレーンリソースを有効化するために利用される。
リサーチプロセスにおいて、発明者は、上記の衝突シナリオを発見し、上記の衝突ケースにおいて衝突シナリオをSMFがどのように処理するかについては不明確であることを発見している。
PDUセッションがリリースされることになっているため、それは、このケースでは、PDUセッションのためのユーザプレーンリソースを確立することには意味がない。従って、SMFは、PDUセッションのためのユーザプレーンリソースを確立しなくてよいが、そのセッションの、ネットワークから要求されたPDUセッションリリース手順を実行し続ける。
結果として、ユーザプレーンリソース確立手順が、同じPDUセッションの、ネットワークから要求されたPDUセッション変更(又は、リリース)手順と衝突するとき、これは現在未定であり、SMFの実施行動を不明確にする。
上記の2つのタイプの衝突シナリオに基づき、この出願は、以下の解決策を提供する。
1.ユーザプレーンリソース確立手順が、同じPDUセッションの、ネットワークから要求されたPDUセッション変更手順と衝突するとき、SMFは、進行中の、ネットワークから要求されたPDUセッション変更手順を中止し、そのPDFセッションのユーザプレーンリソースセットアップ手順のみを実行し続ける。
1.ユーザプレーンリソース確立手順が、同じPDUセッションの、ネットワークから要求されたPDUセッション変更手順と衝突するとき、SMFは、進行中の、ネットワークから要求されたPDUセッション変更手順を中止し、そのPDFセッションのユーザプレーンリソースセットアップ手順のみを実行し続ける。
2.ユーザプレーンリソース確立手順が、同じPDUセッションの、ネットワークから要求されたPDUセッション変更手順と衝突するとき、SMFは、PDUセッションのためのユーザプレーンリソースを確立せず、そのPDUセッションの、ネットワークから要求されたPDUセッションリリース手順を実行し続ける。
いくつかの実施形態において、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のセッションに対する第1のオペレーションの手順を開始する。セッション管理機能ネットワーク要素は、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第1のオペレーションを実行するプロセスにおいて、例えば、ユーザプレーンリソースを確立する手順が、同じPDUセッションについて、ネットワークによって開始される、PDUセッションを変更(リリース)する手順と衝突するとき、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するための要求を受信する。セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のオペレーションのタイプに基づいて、後続の手順を決定しうる。
例えば、第1のオペレーションが第1のセッションを変更すること(即ち、ネットワーク側デバイスによって開始される、第1のセッションを変更する手順)であるとき、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のセッションを変更する手順を中止し、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順を実行する。例えば、詳細については、図5及び他の添付図に示した実施形態の関連コンテンツを参照されたい。
第1のオペレーションが第1のセッションをリリースすること(即ち、ネットワークによって開始される、第1のセッションをリリースする手順)であるとき、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するための要求を拒否し、第1のセッションをリリースする手順を実行し続ける。例えば、詳細については、図6及び他の添付図に示した実施形態の関連コンテンツを参照されたい。
上記の衝突シナリオに基づき、この出願の実施形態は、通信方法を提供する。第1のオペレーションの手順(例えば、PDUセッションを変更する手順)が、端末デバイスによって開始される、PDUセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順とが衝突すると決定したとき、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のオペレーションの現在の手順を中止し(abort)、ユーザプレーンリソースを確立する手順を実行する。以下では、説明のための例として、図5に示した実施形態を利用する。
ステップ501:セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信し、第1のメッセージは、第1のオペレーションを要求するために利用され、第1のオペレーションは、第1のセッションを変更すること、又は第1のセッションをリリースすることを含む。
例えば、第1のオペレーションが第1のセッションを変更することである場合、第1のメッセージは、PDUセッション変更コマンドであり、PDUセッション変更コマンドは、第1のセッションの識別子を含む、又は、第1のオペレーションが第1のセッションをリリースすることである場合、第1のメッセージは、PDUセッションリリースコマンドであり、PDUセッションリリースコマンドは、第1のセッションの識別子を含む。
例えば、セッション管理機能ネットワーク要素は、N1N2メッセージ転送メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信し、N1N2メッセージ転送メッセージは、セッション管理コンテナを含み、セッション管理コンテナは、第1のメッセージを含み、第1のメッセージは、第1のセッションの識別子を含む。アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素は、無線アクセスデバイスを利用して、ダウンリンク非アクセス層転送メッセージを端末デバイスに送信し、ダウンリンク非アクセス層転送メッセージは、セッション管理コンテナを含む。
詳細については、図3に示したステップ301~ステップ304を参照されたい。
ステップ502:アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素は、第2のメッセージをセッション管理機能ネットワーク要素に送信し、第2のメッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立することを要求するために利用される。
アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素が第2のメッセージをセッション管理機能ネットワーク要素に送信する前に、端末デバイスが、サービス要求メッセージを無線アクセスデバイスに送信することは、図2に示した手順におけるステップ201~ステップ203から理解することができる。サービス要求メッセージは、アップリンクデータステータス情報を含み、アップリンクデータステータス情報は、第1のセッションの識別子を示す。無線アクセスデバイスは、N2メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信する。N2メッセージは、サービス要求メッセージを含む。アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素は、サービス要求メッセージに基づいて、第2のメッセージを決定する。例えば、第2のメッセージは、セッション管理コンテキスト更新要求メッセージであり、セッション管理コンテキスト更新要求メッセージは、例えば、以下のもの、即ち、オペレーションタイプ又は有効なセッションの識別子のうちの1つ以上を含み、オペレーションタイプは、ユーザプレーン有効化を示し、有効なセッションの識別子は、第1のセッションの識別子を含む。
ステップ503:セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のオペレーションの手順を中止し、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のメッセージに対する応答メッセージが受信されず、且つ第2のメッセージが受信されるとセッション管理機能ネットワーク要素が決定するとき、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順を実行する。
セッション管理機能ネットワーク要素が第2のメッセージを受信するとき、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のメッセージに対する応答メッセージが受信されるかどうかを決定する。セッション管理機能ネットワーク要素が、第1のメッセージに対する応答メッセージを受信する場合、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順を実行する。図2に示した手順を参照されたい。セッション管理機能ネットワーク要素が、第1のメッセージに対する応答メッセージを受信せず、第2のメッセージを受信する、即ち、第1のオペレーションが、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立と衝突する場合、セッション管理機能ネットワーク要素は、まず、第1のオペレーションの手順を中止してよく、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順を実行する。
第1のオペレーションが、第1のセッションを変更することである場合、第1のメッセージに対する応答メッセージは、PDUセッション変更完了コマンドを含み、PDUセッション変更完了コマンドは、第1のセッションの識別子を含む、又は、第1のオペレーションが、第1のセッションをリリースすることである場合、第1のメッセージに対する応答メッセージは、PDUセッションリリース完了コマンドを含み、PDUセッションリリース完了コマンドは、第1のセッションの識別子を含む。
セッション管理機能ネットワーク要素が、第1のオペレーションの手順を中止することは、セッション管理機能ネットワーク要素が、第1のメッセージに対する応答メッセージを待たないことを含みうる。例えば、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のタイマーを停止し、第1のタイマーは、第1のメッセージに対する応答メッセージを待つタイマーを含む。例えば、第1のオペレーションが第1のセッションを変更することであり、SMFが、第1のオペレーションの手順を中止し、SMFが、PDUセッション変更完了コマンドを待たないと仮定する。
例えば、セッション管理機能ネットワーク要素が、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順は、限定されないが、以下のステップ、即ち、セッション管理機能ネットワーク要素が、セッション変更要求メッセージをユーザプレーン機能ネットワーク要素に送信することであって、セッション変更要求メッセージは、ユーザプレーン機能ネットワーク要素のためのダウンリンクトンネル情報を構成するために利用される、ことと、セッション管理機能ネットワーク要素が、ユーザプレーン機能ネットワーク要素から、セッション変更応答メッセージを受信することであって、セッション変更応答メッセージは、セッション変更要求メッセージに応答するために利用される、ことと、セッション管理機能ネットワーク要素が、第2のメッセージに応答して、第3のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信することであって、第3のメッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に成功することを示す、ことと、のうちの1つ以上を含みうる。第3のメッセージは、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージであり、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージは、例えば、以下のもの、即ち、ユーザプレーンコンテキストステータス情報又はセッション管理情報のうちの1つ以上を含み、ユーザプレーンコンテキストステータス情報は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースが有効化されていることを示し、セッション管理情報は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するための関連パラメータを含む。例えば、図2を関連し、セッション管理機能ネットワーク要素は、ステップ204~ステップ206に示すように、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順を実行する。
加えて、いくつかの実施形態において、第1のオペレーションが、第1のセッションを変更することである場合、第1のメッセージに対する応答メッセージが受信されず、第2のメッセージが受信されており、且つ、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立することが要求されていないとセッション管理機能ネットワーク要素が決定するとき、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のオペレーションの手順を中止し、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順を実行する。例えば、セッション管理機能ネットワーク要素は、N1N2メッセージ転送メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信し、N1N2メッセージ転送メッセージは、セッション管理コンテナを含み、セッション管理コンテナは、PDUセッション変更コマンドを含み、N1N2メッセージ転送メッセージは、セッション管理情報を含まない。
さらに、いくつかの実施形態において、セッション管理機能ネットワーク要素が、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順を実行した後、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のメッセージを端末デバイスに再送しうる、即ち、第1のオペレーションを要求する手順を再開しうる。例えば、SMFは、第1のセッションを変更するように要求する手順を再開する。詳細については、図3に示した手順を参照されたい。
加えて、いくつかの実施形態において、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のインジケーション情報をアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信し、第1のインジケーション情報は、第1のオペレーションを示す。例えば、セッション管理機能ネットワーク要素は、N1N2メッセージ転送メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信する。N1N2メッセージ転送メッセージは、例えば、以下のもの、即ち、端末デバイスの識別子、第1のセッションの識別子、セッション管理コンテナ、又は第1のインジケーション情報のうちの1つ以上を含む。セッション管理コンテナは、PDUセッション変更コマンドを含み、PDUセッション変更コマンドは、第1のセッションの識別子を含む。アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素は、N2要求メッセージを無線アクセスデバイスに送信し、N2要求メッセージは、ダウンリンク非アクセス層転送メッセージを含み、ダウンリンク非アクセス層転送メッセージは、例えば、以下のもの、即ち、セッション管理コンテナ又は第1のインジケーション情報のうちの1つ以上を含む。無線アクセスデバイスは、ダウンリンク非アクセス層転送メッセージを端末デバイスに送信する。端末デバイスが、サービス要求メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信することを決定し、サービス要求メッセージに対する応答メッセージ(即ち、サービス許可メッセージ)を受信していないとき、第1のインジケーション情報が、第1のオペレーションは第1のセッションを変更することであること、を示すとき、端末デバイスは、第1のインジケーション情報に基づいて、第1のメッセージを破棄してよい。同様に、第1のインジケーション情報が、第1のオペレーションは第1のセッションをリリースすることであること、を示すとき、端末デバイスは、第1のインジケーション情報に基づいて、第1のメッセージを破棄してよい。
図5に示した実施形態において提供される方法によれば、PDUセッションを変更(又は、リリース)する手順が、そのPDUセッションについて、端末デバイスによって開始される、ユーザプレーンリソースを確立する手順と衝突する、即ち、ネットワーク側デバイスによって開始されたオペレーションが、同じPDUセッションについて、端末デバイスによって開始されたオペレーションと衝突するとセッション管理機能ネットワーク要素が決定するとき、セッション管理機能ネットワーク要素は、PDUセッションを変更(又は、リリース)する現在の手順を中止し、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順に応答する。このようにして、端末デバイス及びセッション管理機能ネットワーク要素それぞれが、それら各々のタイマーを満了させる、それ自身によって開始された要求オペレーションに対する応答メッセージを待つケースを回避し、それにより、ユーザ体験及びサービスプロセスの円滑さを効果的に保証することができる。
上記の衝突シナリオに基づき、この出願の実施形態は、通信方法を提供する。
第1のオペレーションの手順(例えば、PDUセッションをリリースする手順)が、端末デバイスによって開始される、PDUセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順と衝突するとセッション管理機能ネットワーク要素が決定するとき、セッション管理機能ネットワーク要素は、ユーザプレーンリソースを確立する手順に応答し、第3のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信し、第3のメッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗する(即ち、ユーザプレーンリソースを確立することを拒否する)ことを示す。この場合、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するための要求を拒否し、第1のセッションをリリースする手順を実行し続ける。
第1のオペレーションの手順(例えば、PDUセッションを変更する手順)が、端末デバイスによって開始される、PDUセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順と衝突するとセッション管理機能ネットワーク要素が決定するとき、セッション管理機能ネットワーク要素は、ユーザプレーンリソースを確立する手順に応答し、第3のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信し、第3のメッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に成功する(即ち、ユーザプレーンリソースを確立する)ことを示す。この場合、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立することを要求する手順及び第1のセッションをリリースする手順を実行し続ける。
以下では、説明のための例として、図6に示した実施形態を利用する。
ステップ601:セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信し、第1のメッセージは、第1のオペレーションを要求するために利用され、第1のオペレーションは、第1のセッションを変更すること、又は第1のセッションをリリースすることを含む。
例えば、第1のオペレーションが第1のセッションを変更することである場合、第1のメッセージは、PDUセッション変更コマンドであり、PDUセッション変更コマンドは、第1のセッションの識別子を含む、又は、第1のオペレーションが第1のセッションをリリースすることである場合、第1のメッセージは、PDUセッションリリースコマンドであり、PDUセッションリリースコマンドは、第1のセッションの識別子を含む。
例えば、セッション管理機能ネットワーク要素は、N1N2メッセージ転送メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信し、N1N2メッセージ転送メッセージは、セッション管理コンテナを含み、セッション管理コンテナは、第1のメッセージを含み、第1のメッセージは、第1のセッションの識別子を含む。
ステップ602:アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素は、第1のメッセージを端末デバイスに送信する。
例えば、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素は、無線アクセスデバイスを利用して、ダウンリンク非アクセス層転送メッセージを端末デバイスに送信し、ダウンリンク非アクセス層転送メッセージは、セッション管理コンテナを含む。
ステップ601の「第1のメッセージ」と、ステップ602の「第1のメッセージ」とは、同じであってもよいし、異なってもよいことに留意すべきである。ステップ601及びステップ602については、図3に示したステップ301~ステップ304を参照されたい。
ステップ603:端末デバイスは、サービス要求メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信し、サービス要求メッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立することを要求するために利用される。
サービス要求メッセージは、アップリンクデータステータス情報を含み、アップリンクデータステータス情報は、第1のセッションの識別子を示す。
例えば、端末デバイスは、サービス要求メッセージを無線アクセスデバイスに送信する。無線アクセスデバイスは、N2メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信し、N2メッセージは、サービス要求メッセージを含む。詳細については、図2に示したステップ201及びステップ202を参照されたい。
ステップ604:アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素は、サービス要求メッセージに基づいて、第2のメッセージをセッション管理機能ネットワーク要素に送信し、第2のメッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立することを要求するために利用される。
例えば、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素は、ステップ603におけるサービス要求メッセージに基づいて、第2のメッセージを決定する。第2のメッセージは、セッション管理コンテキスト更新要求メッセージであり、セッション管理コンテキスト更新要求メッセージは、例えば、以下のもの、即ち、オペレーションタイプ、又は有効なセッションの識別子のうちの1つ以上を含み、オペレーションタイプは、ユーザプレーン有効化を示し、有効なセッションの識別子は、第1のセッションの識別子を含む。詳細については、図2に示したステップ3を参照されたい。
ステップ605:第1のメッセージに対する応答メッセージが受信されず、且つ第2のメッセージが受信されるとセッション管理機能ネットワーク要素が決定するとき、セッション管理機能ネットワーク要素が、第2のメッセージに応答して、第3のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信することであって、第3のメッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗することを示すか、又は、第3のメッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に成功することを示す。
いくつかの実施形態において、第3のメッセージが、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に成功することを示すとき、第3のメッセージは、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージであり、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージは、例えば、以下のもの、即ち、ユーザプレーンコンテキストステータス情報又はセッション管理情報のうちの1つ以上を含み、ユーザプレーンコンテキストステータス情報は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースが有効化されていることを示す。セッション管理情報は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するための関連パラメータを含む。例えば、ここでは、ユーザプレーンリソースを確立するための関連パラメータは、限定されないが、例えば、以下のもの、即ち、PDUセッションID(例えば、PDUセッションID=5)、QoSフロー識別子、及びQoS構成のうちの1つ以上を含みうる。
例えば、同じPDUセッションについて、PDUセッションを変更する手順が、端末デバイスによって開始される、PDUセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順と衝突するとセッション管理機能ネットワーク要素が決定するとき、セッション管理機能ネットワーク要素は、第3のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信し、第3のメッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に成功することを示す。
いくつかの他の実施形態において、第3のメッセージが、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗することを示すとき、第3のメッセージは、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージであり、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージは、ユーザプレーンコンテキストステータス情報を含み、ユーザプレーンコンテキストステータス情報は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースが無効化されることを示す。加えて、第3のメッセージは、さらに、第1の要因値を含んでよく、第1の要因値は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗する要因を示す。例えば、第1の要因値は、第1のセッションが第1のオペレーションの手順を実行していることにある、ことを示す。
例えば、同じPDUセッションについて、PDUセッションをリリースする手順が、端末デバイスによって開始される、PDUセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順と衝突するとセッション管理機能ネットワーク要素が決定するとき、セッション管理機能ネットワーク要素は、第3のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信し、第3のメッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗することを示す。
加えて、いくつかの実施形態において、第1のオペレーションが第1のセッションを変更することである場合、第1のメッセージに対する応答メッセージが受信されず、第2のメッセージが受信され、且つ、その第1のセッションについて、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立することが要求されないとセッション管理機能ネットワーク要素が決定するとき、セッション管理機能ネットワーク要素は、第2のメッセージに応答して、第3のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信する。例えば、セッション管理機能ネットワーク要素は、N1N2メッセージ転送メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信し、N1N2メッセージ転送メッセージは、セッション管理コンテナを含み、セッション管理コンテナは、PDUセッション変更コマンドを含み、N1N2メッセージ転送メッセージは、セッション管理情報を含まない。
ステップ606:アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素は、第3のメッセージに基づいて、サービス許可メッセージを端末デバイスに送信する。
いくつかの実施形態において、第3のメッセージは、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージであり、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージは、例えば、以下のもの、即ち、ユーザプレーンコンテキストステータス情報又はセッション管理情報のうちの1つ以上を含み、ユーザプレーンコンテキストステータス情報は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースが有効化されていることを示す。アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素は、第3のメッセージに基づいて、サービス許可メッセージを決定し、サービス許可メッセージは、PDUセッション有効化結果を示す情報要素を含み、PDUセッション有効化結果を示す情報要素は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立が成功することを示す。
例えば、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素は、さらに、N2要求メッセージを無線アクセスデバイスに送信する。N2要求メッセージは、例えば、以下のもの、即ち、サービス許可メッセージ又はセッション管理コンテキスト更新応答メッセージ内のセッション管理情報のうちの1つ以上を含む。無線アクセスデバイスは、サービス許可メッセージを端末デバイスに送信し、無線アクセスデバイスは、セッション管理情報に基づいて、端末デバイスと対話して、RRC接続再構成を完了する。詳細については、図2に示した実施形態におけるステップ207~ステップ212を参照されたい。
いくつかの実施形態において、第3のメッセージは、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージであり、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージは、ユーザプレーンコンテキストステータス情報を含み、ユーザプレーンコンテキストステータス情報は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースが無効化されることを示す。アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素は、第3のメッセージに基づいて、サービス許可メッセージを決定し、サービス許可メッセージは、PDUセッション有効化結果を示す情報要素を含み、PDUセッション有効化結果を示す情報要素は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗することを示す。
いくつかの実施形態において、第3のメッセージは、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージであり、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージは、ユーザプレーンコンテキストステータス情報及び第1の要因値を含み、ユーザプレーンコンテキストステータス情報は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースが無効化されることを示し、第1の要因値は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立が失敗する要因を示す。アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素は、第3のメッセージに基づいて、サービス許可メッセージを決定し、サービス許可メッセージは、PDUセッション有効化結果を示す情報要素と、PDUセッション有効化結果のエラー要因を示す情報要素とを含み、PDUセッション有効化結果を示す情報要素は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗することを示し、PDUセッション有効化結果のエラー要因を示す情報要素は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗する要因を示す。例えば、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗する理由は、第1のセッションが第1のオペレーションの手順を実行していることにある、ことを示す。
ステップ607:端末デバイスは、第1のメッセージに対する応答メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信する。
端末デバイスは、第1のメッセージ又は第1のメッセージに対する応答メッセージをキャッシュし、ステップ606におけるサービス許可メッセージを受信した後、第1のメッセージに対する応答メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信しうる。
端末デバイス内のモビリティ管理レイヤは、第1のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から受信する。
モビリティ管理レイヤがアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から第1のメッセージを受信した後、端末デバイスによって開始される、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立することを要求する手順が、セッション管理機能ネットワーク要素によって開始される、第1のオペレーションを要求する手順と衝突するため、このシナリオでは、端末デバイスが、限定されないが、以下の解決策1(図7に示したもの)及び解決策2(図8に示したもの)を利用して、第1のメッセージに対する応答メッセージをセッション管理機能ネットワーク要素に送信しうる。
解決策1:
ステップ701:モビリティ管理レイヤは、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から第1のメッセージを受信する。(このステップは、ステップ602に対応しうる。)
ステップ701:モビリティ管理レイヤは、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から第1のメッセージを受信する。(このステップは、ステップ602に対応しうる。)
ステップ702:モビリティ管理レイヤは、第1のメッセージをセッション管理レイヤに送信する。
例えば、セッション管理機能ネットワーク要素は、さらに、第1のインジケーション情報をアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信し、第1のインジケーション情報は、第1のオペレーションを示す。具体的には、セッション管理機能ネットワーク要素は、N1N2メッセージ転送メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信する。N1N2メッセージ転送メッセージは、例えば、以下のもの、即ち、端末デバイスの識別子、第1のセッションの識別子、セッション管理コンテナ、又は第1のインジケーション情報のうちの1つ以上を含む。セッション管理コンテナは、PDUセッションリリースコマンド(又は、PDUセッション変更コマンド)を含み、PDUセッションリリースコマンドは、第1のセッションの識別子を含む。アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素は、N2要求メッセージを無線アクセスデバイスに送信し、N2要求メッセージは、ダウンリンク非アクセス層転送メッセージを含み、ダウンリンク非アクセス層転送メッセージは、セッション管理コンテナ及び第1のインジケーション情報を含む。無線アクセスデバイスは、ダウンリンク非アクセス層転送メッセージを端末デバイスに送信する。第1のインジケーション情報が、第1のオペレーションは第1のセッションをリリースすること(又は、第1のセッションを変更すること)であること、を示すとき、モビリティ管理レイヤは、第1のインジケーション情報に基づいて、第1のメッセージをセッション管理レイヤに送信する。
ステップ701における「第1のメッセージ」と、ステップ702における「第1のメッセージ」とは、同じであってもよいし、異なってもよいことに留意すべきである。
ステップ703:セッション管理レイヤは、第1のメッセージに対する応答メッセージをモビリティ管理レイヤに送信する。
ステップ703:セッション管理レイヤは、第1のメッセージに対する応答メッセージをモビリティ管理レイヤに送信する。
例えば、第1のメッセージに対する応答メッセージは、第1のオペレーションを完了することを示しうる。
ステップ704:モビリティ管理レイヤは、第1のメッセージに対する応答メッセージをキャッシュする。
ステップ705:アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素は、ステップ606におけるサービス許可メッセージをモビリティ管理レイヤに送信する。
ステップ706:モビリティ管理レイヤは、第1のメッセージに対する応答メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信する(即ち、ステップ607)。
図7を参照する。上記の解決策1によれば、PDUセッションを変更(又は、リリース)する手順が、端末デバイスによって開始される、PDUセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順と衝突するとき、モビリティ管理レイヤは、第1のメッセージをセッション管理レイヤに送信し、ステップ606におけるサービス許可メッセージを受信するまで、セッション管理レイヤからの、第1のメッセージに対する応答メッセージをキャッシュする。モビリティ管理レイヤは、キャッシュされた、第1のメッセージに対する応答メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信し、それにより、ユーザ体験及びサービスプロセスの円滑さを効果的に保証する。
解決策2:
ステップ801:モビリティ管理レイヤは、第1のメッセージをセッション管理機能ネットワーク要素から受信する。(このステップは、ステップ602に対応しうる。)
ステップ801:モビリティ管理レイヤは、第1のメッセージをセッション管理機能ネットワーク要素から受信する。(このステップは、ステップ602に対応しうる。)
ステップ802:モビリティ管理レイヤは、第1のメッセージをキャッシュする。
例えば、セッション管理機能ネットワーク要素は、さらに、第1のインジケーション情報をアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信し、第1のインジケーション情報は、第1のオペレーションを示す。具体的には、セッション管理機能ネットワーク要素は、N1N2メッセージ転送メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信する。N1N2メッセージ転送メッセージは、例えば、以下のもの、即ち、端末デバイスの識別子、第1のセッションの識別子、セッション管理コンテナ、又は第1のインジケーション情報のうちの1つ以上を含む。セッション管理コンテナは、PDUセッションリリースコマンド(又は、PDUセッション変更コマンド)を含み、PDUセッションリリースコマンドは、第1のセッションの識別子を含む。アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素は、N2要求メッセージを無線アクセスデバイスに送信し、N2要求メッセージは、ダウンリンク非アクセス層転送メッセージを含み、ダウンリンク非アクセス層転送メッセージは、セッション管理コンテナ及び第1のインジケーション情報を含む。無線アクセスデバイスは、ダウンリンク非アクセス層転送メッセージを端末デバイスに送信する。第1のインジケーション情報が、第1のオペレーションは第1のセッションをリリースすること(又は、第1のセッションを変更すること)であること、を示すとき、モビリティ管理レイヤは、第1のインジケーション情報に基づいて、第1のメッセージをキャッシュする。
ステップ803:アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素は、ステップ606におけるサービス許可メッセージをモビリティ管理レイヤに送信する。
ステップ804:モビリティ管理レイヤは、第1のメッセージをセッション管理レイヤに送信する。
ステップ801における「第1のメッセージ」と、ステップ804における「第1のメッセージ」とは、同じであってもよいし、異なってもよいことに留意すべきである。
ステップ805:セッション管理レイヤは、第1のメッセージに対する応答メッセージをモビリティ管理レイヤに送信する。
ステップ806:モビリティ管理レイヤは、第1のメッセージに対する応答メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信する(即ち、ステップ607)。
図8を参照する。上記の解決策2によれば、PDUセッションを変更する(又は、リリースする)手順が、端末デバイスによって開始される、PDUセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順と衝突するとき、モビリティ管理レイヤは、ステップ606におけるサービス許可メッセージを受信するまで、第1のメッセージをキャッシュする。モビリティ管理レイヤは、第1のメッセージをセッション管理レイヤに送信し、第1のメッセージに対する応答メッセージをモビリティ管理レイヤから受信する。モビリティ管理レイヤは、第1のメッセージに対する応答メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信し、それにより、ユーザ体験及びサービスプロセスの円滑さを効果的に保証する。解決策2と上記の解決策1とを比べると、解決策1においてキャッシュされるメッセージは、第1のメッセージに対する応答メッセージであり、解決策2においてキャッシュされるメッセージは、第1のメッセージである。
ステップ608:アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素は、第1のメッセージに対する応答メッセージをセッション管理ネットワーク要素に送信する。
図6に示した実施形態において提供される方法によれば、PDUセッションを変更する(又は、リリースする)手順が、端末デバイスによって開始される、PDUセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順と衝突する、即ち、ネットワーク側デバイスによって開始されたオペレーションが、同じPDUセッションについて、端末デバイスによって開始されたオペレーションと衝突するとセッション管理機能ネットワーク要素が決定するとき、セッション管理機能ネットワーク要素は、第3のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信し、第3のメッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗することを示す、又は、第3のメッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に成功することを示す。このようにして、端末デバイス及びセッション管理機能ネットワーク要素それぞれが、それら各々のタイマーを満了させる、それ自身によって開始された要求オペレーションに対する応答メッセージを待つケースを回避し、それにより、ユーザ体験及びサービスプロセスの円滑さを効果的に保証することができる。
以下では、具体的な実施形態に関して、図5及び図6に示した実施形態について説明する。
実施形態1:UEは、5Gネットワークに登録されており、UEは、接続モードにある。現在、有効なPDUセッションのコンテキストがある。例えば、PDUセッションの識別子は、PDUセッションID=5であり、PDUセッションのためのユーザプレーンリソースが確立されていない。以下では、PDUセッションの識別子が、PDUセッションID=5である例を利用し、図9に示すように、そのPDUセッションについて、ネットワーク側デバイスによって開始される、PDUセッションを変更する手順が、UEによって開始される、ユーザプレーンリソースを確立する手順と衝突するシナリオ、及び衝突処理プロセスについて説明する。
ステップ901~ステップ907については、図4のステップ401~ステップ407を参照されたい。詳細については、再び説明されない。
ステップ908:SMFは、オペレーションタイプと、セッション管理コンテキスト更新要求メッセージ内にある有効なPDUセッションの識別子とに基づいて、PDUセッションID=5であるPDUセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するようにUEが要求していると決定する。加えて、SMFは、PDUセッションID=5であるPDUセッションを変更するように要求しており、PDUセッション変更完了コマンドを受信していない。SMFは、PDUセッションID=5であるPDUセッションを変更する手順を中止する。
例えば、SMFは、PDUセッション変更完了コマンドを待つタイマーを停止する。
ステップ909~ステップ917については、図2のステップ204~ステップ212を参照されたい。詳細については、再び説明されない。
いくつかの実施形態において、UEは、PDUセッション変更コマンドを破棄する。
いくつかの実施形態において、N1N2メッセージ転送メッセージが、第1のインジケーション情報をさらに含む場合、AMFが、N2要求メッセージをRANに送信するとき、N2要求メッセージ内のダウンリンク非アクセス層転送メッセージも、第1のインジケーション情報を含む。RANは、ダウンリンク非アクセス層転送メッセージをUEに送信する。サービス要求メッセージがAMFに送信されており、かつサービス要求メッセージに対する応答メッセージ(即ち、サービス許可メッセージ)が受信されないとUEが決定するとき、第1のインジケーション情報が、第1のオペレーションはPDUセッションID=5であるPDUセッションを変更することであること、を示す場合、UEは、第1のインジケーション情報に基づいて、PDUセッション変更コマンドを破棄しうる。
PDUセッションID=5であるPDUセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順が完了した後(即ち、ステップ917の後)、SMFは、PDUセッションID=5であるPDUセッションを変更する手順を再開しうる。
上記の方法によれば、PDUセッションID=5であるPDUセッションについて、ネットワーク側デバイスによって開始される、PDUセッションを変更する手順が、UEによって開始される、ユーザプレーンリソースを確立する手順と衝突するとき、SMFは、PDUセッションID=5であるPDUセッションを変更する手順を中止し、PDUセッションID=5であるPDUセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順を実行し、それにより、ユーザ体験及びサービスプロセスの円滑さを効果的に保証する。
同様に、上記の実施形態は、ネットワーク側デバイスによって開始される、PDUセッションをリリースする手順が、UEによって開始される、ユーザプレーンリソースを確立する手順と衝突するシナリオ及び衝突処理プロセスにも適用可能である。
実施形態2:UEは、5Gネットワークに登録されており、UEは、接続モードにある。現在、有効なPDUセッションのコンテキストがある。例えば、PDUセッションの識別子は、PDUセッションID=5であり、PDUセッションのためのユーザプレーンリソースが確立されていない。以下では、PDUセッションの識別子がPDUセッションID=5である例を利用し、図10に示すように、そのPDUセッションについて、ネットワーク側デバイスによって開始される、PDUセッションをリリースする手順が、UEによって開始される、ユーザプレーンリソースを確立する手順と衝突するシナリオ及び衝突処理プロセスについて説明する。
ステップ1001:SMFは、N1N2メッセージ転送メッセージをAMFに送信する。
例えば、PDUセッションをリリースする手順を開始することを決定するとき、SMFは、N1N2メッセージ転送メッセージをAMFに送信する。
N1N2メッセージ転送メッセージは、例えば、以下のもの、即ち、UEの識別子、PDUセッションID(例えば、PDUセッションID=5)、又はセッション管理コンテナのうちの1つ以上を含む。セッション管理コンテナは、PDUセッションリリースコマンドを含み、PDUセッションリリースコマンドは、PDUセッションID(例えば、PDUセッションID=5)を含む。
ステップ1002:AMFは、N1N2メッセージ転送メッセージに応答して、N1N2メッセージ転送応答メッセージをSMFに送信する。
ステップ1003:AMFは、N2要求メッセージをRANに送信し、N2要求メッセージは、ダウンリンク非アクセス層転送メッセージを含み、ダウンリンク非アクセス層転送メッセージは、ステップ1001におけるセッション管理コンテナを含む。
ステップ1004:UEは、サービス要求メッセージをRANに送信する。サービス要求メッセージは、アップリンクデータステータス情報を含み、アップリンクデータステータス情報は、PDUセッションID(例えば、PDUセッションID=5)を示す。アップリンクデータステータス情報が、PDUセッションID=5であることを示す場合、それは、PDUセッションID=5であるPDUセッションのためのユーザプレーンリソースを確立することをUEが要求していることを示す。
ステップ1005:RANは、ダウンリンク非アクセス層転送メッセージをUEに送信する。
ステップ1006:RANは、N2メッセージをAMFに送信する。N2メッセージは、ステップ1004におけるサービス要求メッセージを含む。
ステップ1007:AMFは、セッション管理コンテキスト更新要求メッセージをSMFに送信する。
AMFは、ステップ1006におけるサービス要求メッセージに基づいて、PDUセッションID=5であるPDUセッションのためのユーザプレーンリソースを確立することをUEが要求していると決定する。セッション管理コンテキスト更新要求メッセージは、例えば、以下のもの、即ち、オペレーションタイプ(operation type)又は有効なPDUセッションの識別子(例えば、PDUセッションID=5)のうちの1つ以上を含み、オペレーションタイプは、ユーザプレーン有効化を示す。
ステップ1008:SMFは、オペレーションタイプと、セッション管理コンテキスト更新要求メッセージ内にある有効なPDUセッションの識別子とに基づいて、PDUセッションID=5であるPDUセッションのためのユーザプレーンリソースを確立することをUEが要求していると決定する。加えて、SMFは、PDUセッションID=5であるPDUセッションをリリースすることを要求しており、PDUセッションリリース完了コマンドを受信していない。SMFは、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージをAMFに送信する。セッション管理コンテキスト更新応答メッセージは、PDUセッションID=5であるPDUセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗することを示す。セッション管理コンテキスト更新応答メッセージは、ユーザプレーンコンテキストステータス情報を含む、又は、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージは、ユーザプレーンコンテキストステータス情報及び要因値(cause)を含む。ユーザプレーンコンテキストステータス情報は、PDUセッションID=5であるPDUセッションのためのユーザプレーンリソースが無効化されていることを示し、要因値は、PDUセッションをリリースする手順が、PDUセッションID=5であるPDUセッションについて実行されていることを示す。
ステップ1009:AMFは、N2メッセージをRANに送信し、N2メッセージは、サービス許可メッセージを含む。
AMFは、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージに基づいて、サービス許可メッセージを決定する。サービス許可メッセージは、PDUセッション有効化結果を含む。代替的に、サービス許可メッセージは、PDUセッション有効化結果と、PDUセッション有効化結果のエラー要因とを含む。PDUセッション有効化結果は、PDUセッションID=5であるPDUセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗することを示す。例えば、PDUセッションID=5に対応するビット位置が1である場合、それは、PDUセッションID=5であるPDUセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗することを示す。PDUセッション有効化結果のエラー要因は、PDUセッションID=5であるPDUセッションをリリースする手順が実行されていることを示す。加えて、PDUセッション有効化結果のエラー要因は、他のコンテンツを示しうる。このことは、ここでは限定されない。
ステップ1010:RANは、サービス許可メッセージをUEに送信する。
ステップ1011:UEは、ステップ1009におけるサービス許可メッセージに基づいて、PDUセッションID=5であるPDUセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗すると決定し、UEは、PDUセッションリリース完了コマンドをRANに送信する。
具体的には、可能な実装において、PDUセッションリリースコマンドを受信した後、UEの5GMMレイヤは、PDUセッションリリースコマンドをキャッシュしてよく、ステップ1010においてサービス許可メッセージを受信した後、5GMMレイヤは、PDUセッションリリースコマンドを5GSMレイヤに送信し、5GSMレイヤは、PDUセッションリリース完了コマンドを5GMMレイヤに送信し、5GMMレイヤは、PDUセッションリリース完了コマンドをRANに送信する。
可能な実装において、N1N2メッセージ転送メッセージは、さらに、第1のインジケーション情報を含んでよく、第1のインジケーション情報が、第1のオペレーションは第1のセッションをリリースすることであること、を示す。AMFがN2要求メッセージをRANに送信するとき、N2要求メッセージ内のダウンリンク非アクセス層転送メッセージも、第1のインジケーション情報を含む。RANは、ダウンリンク非アクセス層転送メッセージをUEに送信する。PDUセッションリリース完了コマンド及び第1のインジケーション情報を受信した後、UEの5GMMレイヤは、第1のインジケーション情報に基づいて、PDUセッションリリースコマンドをキャッシュしてよく、ステップ1010においてサービス許可メッセージを受信した後、5GMMレイヤは、PDUセッションリリースコマンドを5GSMレイヤに送信し、5GSMレイヤは、PDUセッションリリース完了コマンドを5GMMレイヤに送信し、5GMMレイヤは、PDUセッションリリース完了コマンドをRANに送信する。
可能な実装において、PDUセッションリリースコマンドを受信した後、UEの5GMMレイヤは、PDUセッションリリースコマンドを5GSMレイヤに送信してよく、5GSMレイヤは、PDUセッションリリース完了コマンドを5GMMレイヤに送信する。5GMMレイヤは、PDUセッションリリース完了コマンドをキャッシュしてよく、ステップ1010においてサービス許可メッセージを受信した後、5GMMレイヤは、PDUセッションリリース完了コマンドをRANに送信する。
可能な実装において、N1N2メッセージ転送メッセージは、さらに、第1のインジケーション情報を含んでよく、第1のインジケーション情報は、第1のオペレーションが第1のセッションをリリースすることであると示す。AMFがN2要求メッセージをRANに送信するとき、N2要求メッセージ内のダウンリンク非アクセス層転送メッセージも、第1のインジケーション情報を含む。RANは、ダウンリンク非アクセス層転送メッセージをUEに送信する。PDUセッションリリースコマンド及び第1のインジケーション情報を受信した後、UEの5GMMレイヤは、第1のインジケーション情報に基づいて、PDUセッションリリースコマンドを5GSMレイヤに送信してよく、5GSMレイヤは、PDUセッションリリース完了コマンドを5GMMレイヤに送信する。5GMMレイヤは、PDUセッションリリース完了コマンドをキャッシュしてよく、ステップ1010においてサービス許可メッセージを受信した後、5GMMレイヤは、PDUセッションリリース完了コマンドをRANに送信する。
ステップ1012:RANは、N2メッセージをAMFに送信し、N2メッセージは、ステップ1111におけるPDUセッションリリース完了コマンドを含む。
ステップ1013:AMFは、セッション管理コンテキスト更新要求メッセージをSMFに送信し、セッション管理コンテキスト更新要求メッセージは、PDUセッションリリース完了コマンドを含む。
ステップ1014:SMFは、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージをAMFに送信し、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージは、セッション管理コンテキスト更新要求メッセージに応答するために利用される。
上記の方法において、PDUセッションID=5であるPDUセッションについて、ネットワーク側デバイスによって開始される、PDUセッションをリリースする手順が、UEによって開始される、ユーザプレーンリソースを要求する手順と衝突するとき、SMFは、更新コンテキスト要求メッセージに応答して、更新コンテキスト応答メッセージを送信する。更新コンテキスト応答メッセージは、例えば、ユーザプレーンコンテキストステータス情報を含む、又は、更新コンテキスト応答メッセージは、例えば、ユーザプレーンコンテキストステータス情報及び要因値を含む。AMFは、更新コンテキスト応答メッセージに基づいて、サービス許可メッセージをUEに送信し、サービス許可メッセージは、PDUセッション有効化結果を含む、又は、サービス許可メッセージは、PDUセッション有効化結果と、PDUセッション有効化結果のエラー要因とを含む。サービス許可メッセージを受信した後、UEは、PDUセッションリリースコマンドに応答して、PDUセッションリリース完了コマンドを送信する。
同様に、上記の実施形態は、ネットワーク側デバイスによって開始される、PDUセッションを変更する手順が、UEによって開始される、ユーザプレーンリソースを確立する手順と衝突するシナリオ、及び衝突処理プロセスにも適用可能である。
実施形態3:UEは、5Gネットワークに登録されており、UEは、接続モードにある。現在、有効なPDUセッションのコンテキストがある。例えば、PDUセッションの識別子は、PDUセッションID=5であり、PDUセッションのためのユーザプレーンリソースが確立されていない。以下では、PDUセッションの識別子がPDUセッションID=5である例を利用し、図11に示すように、そのPDUセッションについて、ネットワーク側デバイスによって開始される、PDUセッションを変更する手順が、UEによって開始される、ユーザプレーンリソースを確立する手順と衝突するシナリオ及び衝突処理プロセスについて説明する。
ステップ1101~ステップ1107については、図4のステップ401~ステップ407を参照されたい。詳細については、再び説明されない。
ステップ1108:SMFは、オペレーションタイプと、セッション管理コンテキスト更新要求メッセージ内にある有効なPDUセッションの識別子とに基づいて、PDUセッションID=5であるPDUセッションのためのユーザプレーンリソースを確立することをUEが要求していると決定する。加えて、SMFは、PDUセッションID=5であるPDUセッションを変更することを要求しており、PDUセッション変更完了コマンドを受信していない。SMFは、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージをAMFに送信する。セッション管理コンテキスト更新応答メッセージは、PDUセッションID=5であるPDUセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に成功することを示し、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージは、例えば、以下のもの、即ち、ユーザプレーンコンテキストステータス情報又はセッション管理情報のうちの1つ以上を含み、ユーザプレーンコンテキストステータス情報は、PDUセッションID=5であるPDUセッションのためのユーザプレーンリソースが有効化されていることを示す。セッション管理情報は、PDUセッションID=5であるPDUセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するための関連パラメータを含む。例えば、ここでは、ユーザプレーンリソースを確立するための関連パラメータは、限定されないが、以下のもの、即ち、PDUセッションID(例えば、PDUセッションID=5)、QoSフロー識別子、及びQoS構成のうちの1つ以上を含んでよい。
ステップ1109:AMFは、N2メッセージをRANに送信し、N2メッセージは、例えば、以下のもの、即ち、サービス許可メッセージ及びセッション管理情報のうちの1つ以上を含む。
AMFは、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージに基づいて、サービス許可メッセージを決定する。サービス許可メッセージは、PDUセッション有効化結果を含む。PDUセッション有効化結果は、PDUセッションID=5であるPDUセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に成功することを示す。例えば、PDUセッションID=5に対応するビット位置が0である場合、それは、PDUセッションID=5であるPDUセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に成功することを示す。
ステップ1110:RANは、RRC接続再構成メッセージをUEに送信する。
RANは、N2要求メッセージ内のセッション管理情報に基づいて、DRB構成情報を決定する。DRB構成情報は、PDUセッションID(例えば、PDUセッションID=5)を含む。
RRC接続再構成メッセージは、例えば、以下のもの、即ち、サービス許可メッセージ及びDRB構成情報のうちの1つ以上を含む。
ステップ1111~ステップ1114については、図2のステップ209~ステップ212を参照されたい。詳細については、再び説明されない。
UEは、RRC接続再構成完了メッセージをRANに送信する。
ステップ1115:UEは、ステップ1110におけるサービス許可メッセージに基づいて、PDUセッションID=5であるPDUセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に成功すると決定し、UEは、PDUセッション変更完了コマンドをRANに送信する。
ステップ1116~ステップ1118については、図3のステップ306~ステップ308を参照されたい。詳細については、再び説明されない。
ステップ1111~ステップ1114は、ステップ1115~ステップ1117と独立しており、それぞれ異なる手順に対応していることが理解されうる。
上記の方法によれば、PDUセッションID=5であるPDUセッションについて、ネットワーク側デバイスによって開始される、PDUセッションを変更する手順が、UEによって開始される、ユーザプレーンリソースを確立する手順と衝突するとき、SMFは、更新コンテキスト要求メッセージに応答して、更新コンテキスト応答メッセージを送信する。更新コンテキスト応答メッセージは、例えば、以下のもの、即ち、ユーザプレーンコンテキストステータス情報又はセッション管理情報のうちの1つ以上を含む。AMFは、更新コンテキスト応答メッセージに基づいて、サービス許可メッセージをUEに送信し、サービス許可メッセージは、PDUセッション有効化結果を含む。サービス許可メッセージを受信した後、UEは、PDUセッション変更コマンドに応答して、PDUセッション変更完了コマンドを送信し、RANと対話することによってDRB構成を完了する。
図12は、この出願の実施形態による装置の可能な例示的ブロック図である。装置1200は、トランシーバモジュール1210と、処理モジュール1220とを含む。トランシーバモジュール1210は、受信ユニット及び送信ユニットを含みうる。処理モジュール1220は、装置1200のアクションを制御及び管理するように構成される。トランシーバモジュール1210は、他のネットワークエンティティとの通信に際して、装置1200をサポートするように構成される。任意選択で、装置1200は、ストレージユニットをさらに含んでよく、ストレージユニットは、プログラムコードと、装置1200のデータとを格納するように構成される。
任意選択で、装置1200の各モジュールは、ソフトウェアを利用して実装されうる。
任意選択で、処理モジュール1220は、プロセッサ又はコントローラであってよく、例えば、汎用中央処理ユニット(central processing unit, CPU)、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(digital signal processing, DSP)、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuits, ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array, FPGA)又は他のプログラム可能なロジックデバイス、トランジスタロジックデバイス、ハードウェアコンポーネント、又はそれらの組み合わせであってよい。処理モジュール1220は、この出願の実施形態において開示された内容に関連して説明された様々な例示的なロジックブロック、モジュール、及び回路を実装又は実行しうる。プロセッサは、コンピューティング機能を実装するプロセッサの組み合わせ、例えば、1つ以上のマイクロプロセッサの組み合わせ、又は、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせであってよい。トランシーバモジュール1210は、通信インターフェース、トランシーバ、又はトランシーバ回路などであってよい。通信インターフェースは、一般的な用語である。具体的な実装において、通信インターフェースは、複数のインターフェースを含んでよく、ストレージユニットは、メモリであってよい。
装置1200が、セッション管理機能ネットワーク要素又はセッション管理機能ネットワーク要素内のチップであるとき、装置1200内の処理モジュール1220は、上記の方法例におけるセッション管理機能ネットワーク要素のアクションを実行する際に装置1200をサポートしうる、例えば、図5のステップ503及び図9のステップ908を実行する際に装置1200をサポートしうる。
トランシーバモジュール1210は、装置1200とアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素との間の通信をサポートしうる。例えば、トランシーバモジュール1210は、図5のステップ501及びステップ503と、図6のステップ601、ステップ604、ステップ605、及びステップ608と、図10のステップ1001、ステップ1002、ステップ1007、ステップ1010、ステップ1011、ステップ1016、及びステップ1017と、図11のステップ1101、ステップ1102、ステップ1107、ステップ1108、ステップ1113、ステップ1114、ステップ1117、及びステップ1118とを実行する際に装置1200をサポートしうる。
例えば、詳細は、以下のようになりうる。実装において、装置1200は、トランシーバモジュール1210と、処理モジュール1220とを含む。
トランシーバモジュール1210は、第1のセッションに対する第1のオペレーションの手順を開始し、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第1のオペレーションを実行するプロセスにおいて、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するための要求を受信するように構成される。
処理モジュール1220は、第1のオペレーションのタイプに基づいて、後続の手順を決定するように構成される。
可能な設計において、第1のオペレーションは、第1のセッションを変更することであり、処理モジュール1220は、第1のオペレーションのタイプに基づいて、後続の手順を決定するとき、第1のセッションを変更する手順を中止し、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順を実行するように構成される。
可能な設計において、第1のオペレーションは、第1のセッションをリリースすることであり、処理モジュール1220は、第1のオペレーションのタイプに基づいて、後続の手順を決定するとき、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するための要求を拒否し、第1のセッションをリリースする手順を実行し続けるように構成される。
実装において、装置1200は、トランシーバモジュール1210と、処理モジュール1220とを含む。
トランシーバモジュール1210は、第1のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信することであって、第1のメッセージは、第1のオペレーションを要求するために利用され、第1のオペレーションは、第1のセッションを変更すること、又は第1のセッションをリリースすることを含む、ことを行い、セッション管理機能ネットワーク要素が第1のメッセージを送信した後、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第2のメッセージを受信することであって、第2のメッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するように要求するために利用される、ことを行うように構成される。
処理モジュール1220は、第1のメッセージに対する応答メッセージが受信されず、且つ第2のメッセージが受信されると決定したとき、第1のオペレーションの手順を中止し、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順を実行するように構成される。
実装において、装置1200は、トランシーバモジュール1210を含む。
トランシーバモジュール1210は、第1のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信することであって、第1のメッセージは、第1のオペレーションを要求するために利用され、第1のオペレーションは、第1のセッションを変更すること、又は第1のセッションをリリースすることを含む、ことを行い、第1のメッセージを送信した後、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第2のメッセージを受信することであって、第2のメッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するように要求するために利用される、ことを行うように構成される。第1のメッセージに対する応答メッセージが受信されず、且つ第2のメッセージが受信されると処理モジュール1220が決定するとき、トランシーバモジュール1210は、第2のメッセージに応答して、第3のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信することであって、第3のメッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗すること、又は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に成功することを示す、ことを行うように構成される。
この出願のこの実施形態における装置1200は、上記の方法実施形態におけるセッション管理機能ネットワーク要素の方法、例えば、図5の方法に対応しうると理解すべきである。装置1200におけるオペレーション及び/又はモジュールの機能はそれぞれ、上記の方法実施形態におけるセッション管理機能ネットワーク要素の方法の対応するステップを実装するために利用される。従って、上記の方法実施形態における有利な効果も実現することができる。簡潔のために、詳細については、ここでは再び説明されない。
装置1200が端末デバイス又は端末デバイス内のチップであるとき、装置1200の処理モジュール1220は、上記の方法例におけるセッション管理機能ネットワーク要素のアクションを実行する際に装置1200をサポートしうる、例えば、図5のステップ503及び図9のステップ908を実行する際に装置1200をサポートしうる。
トランシーバモジュール1210は、装置1200とアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素との間の通信をサポートしうる。例えば、トランシーバモジュール1210は、図6のステップ602、ステップ603、ステップ606、及びステップ607と、図7のステップ702、及びステップ703と、図8のステップ804、及びステップ805と、図9のステップ904、ステップ905、ステップ913、及びステップ914と、図10のステップ1004、ステップ1005、ステップ1010、及びステップ1011と、図11のステップ1104、ステップ1105、ステップ1110、ステップ1111、及びステップ1115とを実行する際に装置1200をサポートしうる。
例えば、詳細は、以下のようになりうる。実装において、装置1200は、トランシーバモジュール1210と、処理モジュール1220とを含む。
トランシーバモジュール1210は、サービス要求メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信することであって、サービス要求メッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するように要求するために利用される、ことを行い、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第1のメッセージを受信することであって、第1のメッセージは、第1のオペレーションを要求するために利用され、第1のオペレーションは、第1のセッションを変更すること、又は第1のセッションをリリースすることを含む、ことを行うように構成される。
処理モジュール1220は、トランシーバモジュール1210がアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素からサービス許可メッセージを受信するまで、第1のメッセージ又は第1のメッセージに対する応答メッセージをキャッシュするように構成される。処理モジュール1220は、トランシーバモジュール1210に、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素へと第1のメッセージに対する応答メッセージを送信させる。
実装において、装置1200は、トランシーバモジュール1210と、処理モジュール1220とを含む。
トランシーバモジュール1210は、サービス要求メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信することであって、サービス要求メッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するように要求するために利用される、ことを行い、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第1のメッセージを受信することであって、第1のメッセージは、第1のオペレーションを要求するために利用され、第1のオペレーションは、第1のセッションを変更すること、又は第1のセッションをリリースすることを含む、ことを行うように構成される。
処理モジュール1220は、サービス要求メッセージが送信されており、且つサービス要求メッセージに対する応答メッセージが受信されないと決定したとき、第1のメッセージを破棄するように構成される。
この出願のこの実施形態における装置1200は、端末デバイスの方法、例えば、図5の方法に対応しうると理解すべきである。装置1200におけるオペレーション及び/又はモジュールの機能はそれぞれ、上記の方法実施形態における端末デバイスの方法の対応するステップを実装するために利用される。従って、上記の方法実施形態における有利な効果も実現することができる。簡潔のために、詳細については、ここでは再び説明されない。
この出願のこの実施形態における処理モジュール1220がプロセッサであり、トランシーバモジュール1210がトランシーバであるとき、この出願のこの実施形態における装置1200は、図13に示した装置1300でありうる。
図13は、この出願の実施形態による通信装置1300の構造の模式図である。図13に示すように、装置1300は、プロセッサ1301を含む。
装置1300が、セッション管理機能ネットワーク要素又はセッション管理機能ネットワーク要素内のチップであるとき、可能な実装において、プロセッサ1301は、インターフェースを呼び出して、以下のアクション、即ち、第1のセッションに対する第1のオペレーションの手順を開始することと、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第1のオペレーションを実行するプロセスにおいて、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するための要求を受信することと、第1のオペレーションのタイプに基づいて、後続の手順を決定することと、を実行させるように構成されるとき。
装置1300が、セッション管理機能ネットワーク要素又はセッション管理機能ネットワーク要素内のチップであるとき、可能な実装において、プロセッサ1301は、インターフェースを呼び出して、以下のアクション、即ち、第1のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信することであって、第1のメッセージは、第1のオペレーションを要求するために利用され、第1のオペレーションは、第1のセッションを変更すること、又は第1のセッションをリリースすることを含む、ことと、セッション管理機能ネットワーク要素が第1のメッセージを送信した後、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第2のメッセージを受信することであって、第2のメッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するように要求するために利用される、ことと、第1のメッセージに対する応答メッセージが受信されず、且つ第2のメッセージが受信されると決定したとき、第1のオペレーションの手順を中止し、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立する手順を実行することと、を実行させるように構成される。
装置1300が、セッション管理機能ネットワーク要素又はセッション管理機能ネットワーク要素内のチップであるとき、可能な実装において、プロセッサ1301は、インターフェースを呼び出して、以下のアクション、即ち、第1のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信することであって、第1のメッセージは、第1のオペレーションを要求するために利用され、第1のオペレーションは、第1のセッションを変更すること、又は第1のセッションをリリースすることを含む、ことと、第1のメッセージを送信した後、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第2のメッセージを受信することであって、第2のメッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するように要求するために利用される、ことと、第1のメッセージに対する応答メッセージが受信されず、且つ第2のメッセージが受信されると決定したとき、第2のメッセージに応答して、第3のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信することであって、第3のメッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に失敗すること、又は、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースの確立に成功することを示す、ことと、を実行させるように構成される。
装置1300は、上記の実施形態におけるセッション管理機能ネットワーク要素側の他のステップ及び/又はオペレーションを実行するようにさらに構成されうると理解すべきである。簡潔のために、詳細については、ここでは再び説明されない。
装置1300が、端末デバイス又は端末デバイス内のチップであるとき、可能な実装において、プロセッサ1301は、インターフェースを呼び出して、以下のアクション、即ち、サービス要求メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信することであって、サービス要求メッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するように要求するために利用される、ことと、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第1のメッセージを受信することであって、第1のメッセージは、第1のオペレーションを要求するために利用され、第1のオペレーションは、第1のセッションを変更すること、又は第1のセッションをリリースすることを含む、ことと、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素からサービス許可メッセージを受信するまで、第1のメッセージ又は第1のメッセージに対する応答メッセージをキャッシュし、第1のメッセージに対する応答メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信することと、を実行させるように構成される。
装置1300が、端末デバイス又は端末デバイス内のチップであるとき、可能な実装において、プロセッサ1301は、インターフェースを呼び出して、以下のアクション、即ち、サービス要求メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信することであって、サービス要求メッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するように要求するために利用される、ことと、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第1のメッセージを受信することであって、第1のメッセージは、第1のオペレーションを要求するために利用され、第1のオペレーションは、第1のセッションを変更すること、又は第1のセッションをリリースすることを含む、ことと、サービス要求メッセージが送信されており、且つサービス要求メッセージに対する応答メッセージが受信されないと決定したとき、第1のメッセージを破棄することと、を実行させるように構成される。
装置1300は、上記の実施形態における端末デバイス側の他のステップ及び/又はオペレーションを実行するようにさらに構成されうると理解すべきである。簡潔のために、詳細については、ここでは再び説明されない。
プロセッサ1301は、インターフェースを呼び出して、上記の受信及び送信アクションを実行させうると理解すべきである。呼び出されるインターフェースは、論理インターフェースであってもよいし、物理インターフェースであってもよい。これについては限定されない。任意選択で、物理インターフェースは、トランシーバを利用して実装されうる。任意選択で、装置1300は、トランシーバ1303をさらに含む。
任意選択で、装置1300は、メモリ1302をさらに含み、メモリ1302は、上記の方法実施形態におけるプログラムコードを格納し、それにより、プロセッサ1301は、プログラムコードを呼び出しうる。
具体的には、装置1300がプロセッサ1301、メモリ1302、及びトランシーバ1303を含む場合、プロセッサ1301、メモリ1302、及びトランシーバ1303は、制御信号及び/又はデータ信号を伝送するために、内部接続パスを介して互いに通信する。可能な設計において、プロセッサ1301、メモリ1302、及びトランシーバ1303は、チップを利用して実装されうる。プロセッサ1301、メモリ1302、及びトランシーバ1303は、同じチップ内に実装されてもよいし、異なるチップ内に別々に実装されてもよいし、以下のもの、即ち、プロセッサ1301、メモリ1302、及びトランシーバ1303のうちのいずれか2つの機能が1つのチップで実装される。メモリ1302は、プログラムコードを格納してよく、プロセッサ1301は、メモリ1302に格納されたプログラムコードを呼び出して、装置1300の対応する機能を実装する。
この出願の実施形態において開示された方法は、プロセッサに適用されてもよいし、プロセッサによって実装されてもよい。プロセッサは、信号処理能力を持つ集積回路チップであってよい。実装プロセスにおいて、上記の方法実施形態におけるステップは、プロセッサ内のハードウェア集積論理回路を利用して、又は、ソフトウェアの形態で命令を利用して実装することができる。上記のプロセッサは、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(digital signal processor, DSP)、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit, ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array, FPGA)又は他のプログラム可能なロジックデバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントであってもよいし、システムオンチップ(system on chip, SoC)であってもよいし、中央処理ユニット(central processor unit, CPU)であってもよいし、ネットワークプロセッサ(network processor, NP)であってもよいし、デジタル信号処理回路(digital signal processor, DSP)であってもよいし、マイクロ制御ユニット(micro controller unit, MCU)であってもよいし、プログラム可能なコントローラ(programmable logic device, PLD)又は他の集積チップであってもよい。それは、この出願の実施形態において開示されている方法、ステップ、及び論理ブロック図を実装又は実行しうる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいし、プロセッサは、任意の従来のプロセッサなどであってもよい。この出願の実施形態に関連して開示された方法のステップは、ハードウェアデコーディングプロセッサを利用して直接的に実行及び完遂されてもよいし、デコーディングプロセッサ内のハードウェアとソフトウェアモジュールとの組み合わせを利用して実行及び完遂されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、リードオンリーメモリ、プログラマブルリードオンリーメモリ、電気的消去可能なプログラマブルメモリ、又はレジスタなどの当該分野において成熟した記憶媒体内に配置されうる。記憶媒体は、メモリ内に配置され、プロセッサは、メモリ内の情報を読み出し、プロセッサのハードウェアと連携動作して上記の方法におけるステップを完了する。
この出願のこの実施形態におけるメモリは、揮発性メモリであってもよいし、不揮発性メモリであってもよいし、或いは、揮発性メモリと不揮発性メモリとを含んでもよいと理解されうる。不揮発性メモリは、リードオンリーメモリ(read-only memory, ROM)、プログラマブルリードオンリーメモリ(programmable ROM, PROM)、消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリ(erasable PROM, EPROM)、電気的消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリ(electrically EPROM, EEPROM)、又はフラッシュメモリであってよい。揮発性メモリは、外部キャッシュとして利用されるランダムアクセスメモリ(random access memory, RAM)であってよい。限定的な記述ではなく、例を通じて、RAMの多くの形態、例えば、静的ランダムアクセスメモリ(static RAM, SRAM)、動的ランダムアクセスメモリ(dynamic RAM, DRAM)、シンクロナス動的ランダムアクセスメモリ(synchronous DRAM, SDRAM)、二重データレートシンクロナス動的ランダムアクセスメモリ(double data rate SDRAM, DDR SDRAM)、拡張型シンクロナス動的ランダムアクセスメモリ(enhanced SDRAM, ESDRAM)、シンクロナスリンク動的ランダムアクセスメモリ(synchlink DRAM, SLDRAM)、及びダイレクトラムバス動的ランダムアクセスメモリ(direct rambus RAM, DR RAM)が利用されうる。この明細書において説明されたシステム及び方法のメモリは、限定されないが、これら及び他の適切なタイプの任意のメモリを含むことに留意すべきである。
この出願の実施形態において、番号「第1」「第2」などは、単に異なるオブジェクトを区別するため、例えば、異なるパラメータ情報又はメッセージを区別するために利用されており、この出願の実施形態の範囲についての限定を構成しないと理解すべきである。この出願のこの実施形態は、それに限定されない。
上記のプロセスのシーケンス番号は、この出願の実施形態における実行順序を意味しないことをさらに理解すべきである。プロセスの実行順序は、機能及びプロセスの内部ロジックに基づいて決定されるべきである。上記のプロセスにおける番号又はシーケンス番号は、単に、区別のため、説明を簡単にするためのものであり、この出願の実施形態の実装プロセスについて、いずれの限定をも構成すべきでない。
また、この明細書における用語「及び/又は」は、関連するオブジェクトについて説明するためのアソシエーション関係のみを記述し、3つの関係が存在しうることを表すと理解すべきである。例えば、A及び/又はBは、以下の3つのケース、即ち、Aのみが存在すること、A及びBの両方が存在すること、そして、Bのみが存在することを表しうる。加えて、この明細書における記号「/」は、一般に、関連するオブジェクト間における「又は」の関係を示す。
別途指定しない限り、「アイテムは、以下のもの、即ち、A、B、及びCのうちの1つ以上を含む」という表現に類似する、この出願において利用される表現は、通常、そのアイテムが、以下のもの、即ち、A、B、C、AとB、AとC、BとC、AとBとC、AとA、AとAとA、AとAとB、AとAとC、AとBとB、AとCとC、BとB、BとBとB、BとBとC、CとC、CとCとC、及び、A、B、Cの他の組み合わせのうちのいずれか1つでありうることを意味する。上記の説明において、3つの要素A、B、及びCは、アイテムのオプションのケースを記述するための例として利用されている。表現が「アイテムは、以下のもの、即ち、A、B、…、Xのうちの少なくとも1つを含む」である、言い換えると、より多くの要素が表現に含まれるときも、アイテムが適用可能なケースが、上記の規則に従って得られうる。
当業者は、この明細書において開示された実施形態において説明される例と組み合わせ、ユニット及びアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組み合わせによって実装されうることに気付きうる。機能がハードウェアによって実行されるか、ソフトウェアによって実行されるかは、特定のアプリケーション及び技術的解決策の設計制約条件に依存する。当業者は、各特定のアプリケーションのために、異なる方法を利用して、説明された機能を実装しうるが、その実装がこの出願の範囲を逸脱するとみなされるべきではない。
便利で簡潔な説明を目的として、上記のシステム、装置、及びユニットの詳細な動作プロセスについては、上記の方法実施形態における対応するプロセスを参照すべきことは、当業者によって明らかに理解されうる。詳細については、ここでは再び説明されない。
この出願において提供されるいくつかの実施形態において、開示されたシステム、装置、及び方法は、他の方法で実装されうると理解すべきである。例えば、説明された装置実施形態は、単なる例である。例えば、ユニットへの分割は、単なる論理的な機能分割であり、実際の実装では他の分割であってよい。例えば、複数のユニット又はコンポーネントが、他のシステムに結合又は統合されてもよいし、いくつかの特徴が省略されてもよいし、実行されなくてもよい。加えて、表示され又は論じされた相互結合又は直接結合又は通信接続は、いくつかのインターフェースを利用して実装されてよい。装置又はユニット間の間接接続又は通信接続は、電気的、機械的、又は他の形態で実装されうる。
別々の部分として記述されたユニットは、物理的に別々であってもよいし、そうでなくてもよく、ユニットとして表示された部分は、物理的なユニットであってもよいし、そうでなくてもよく、1つの場所に配置されてもよいし、複数のネットワークユニット上に分散されてもよい。一部又は全部のユニットは、実施形態の解決策の目的を達成するための実際の要件に基づいて選択されうる。
加えて、この出願の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよいし、ユニットのそれぞれが物理的に独立して存在してもよいし、2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよい。
ソフトウェア機能ユニットの形態で機能が実装され、独立して製品として販売又は利用されるとき、機能は、コンピュータ可読記憶媒体に格納されうる。そのような理解に基づくと、この出願の解決策は本質的に、又は従来技術に貢献する部分、又は技術的解決策の一部は、ソフトウェア製品の形態で実装されうる。ソフトウェア製品は、記憶媒体に格納され、この出願の実施形態において説明された方法のステップの全部又は一部を実行するように、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワークデバイスであってよい)に指示するためのいくつかの命令を含む。上記の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、リードオンリーメモリROM、ランダムアクセスメモリRAM、磁気ディスク、又は光ディスクなど、プログラムコードを格納することができる任意の媒体を含む。
上記の説明は、この出願の単なる具体的な実装であり、この出願の保護範囲を限定することは意図されていない。この出願において開示された技術的範囲内で、当業者によって直ちに理解される任意の変形又は置換は、この出願の保護範囲に収まるべきである。従って、この出願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲を対象とすべきである。
以下、この出願の実施形態における添付図を参照しながら、この出願の実施形態における技術的解決策について説明する。説明される実施形態は、単に、この出願の実施形態の一部に過ぎず全部ではないことは明らかである。この出願の明細書、特許請求の範囲、及び添付図において、用語「第1の」、「第2の」、及び、参照番号などの対応する用語は、類似のオブジェクトを区別することを意図しており、必ずしも具体的な順序又はシーケンスを示すものではない。そのような方法で利用される用語は、適切な状況において交換可能であり、それは、同じ属性を持つオブジェクトが、この出願の実施形態において説明されるときに利用される単なる区別の方式に過ぎないと理解すべきである。加えて、用語「含む」、「包含する」、及び他の変形は、非排他的な包含をカバーすることを意味し、それにより、一連のユニットを含むプロセス、方法、システム、製品、又はデバイスは、必ずしもそれらのユニットに限定されず、明示的に列挙されていないか、又はそのようなプロセス、方法、システム、製品、又はデバイスに固有でない他のユニットを含みうる。
Claims (104)
- 通信方法であって、前記方法は、
セッション管理機能ネットワーク要素によって、第1のセッションに対する第1のオペレーションの手順を開始するステップと、
前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、前記第1のオペレーションを実行するプロセスにおいて、前記第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するための要求を受信するステップと、
前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第1のオペレーションのタイプに基づいて、後続の手順を決定するステップと
を含む、通信方法。 - 前記第1のオペレーションは、前記第1のセッションを変更することであり、
前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第1のオペレーションのタイプに基づいて、後続の手順を決定する前記ステップは、
前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第1のセッションを変更する手順を中止し、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースを確立する手順を実行するステップを含む、
請求項1に記載の方法。 - 前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、第1のタイマーを停止するステップであって、前記第1のタイマーは、前記第1のセッションを変更するための応答メッセージを待つタイマーを含む、ステップをさらに含む、
請求項2に記載の方法。 - 前記セッション管理機能ネットワーク要素が、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースを確立する前記手順を完了した後、前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第1のセッションを変更する前記手順を再開するステップをさらに含む、
請求項2又は3に記載の方法。 - 前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースを確立する手順を実行する前記ステップは、
前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、第1のメッセージを前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信するステップであって、前記第1のメッセージは、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースの確立に成功することを示す、ステップを含む、
請求項2~4のいずれか1項に記載の方法。 - 前記第1のメッセージは、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージであり、前記セッション管理コンテキスト更新応答メッセージは、以下のもの、即ち、ユーザプレーンコンテキストステータス情報及びセッション管理情報のうちの1つ以上を含み、前記ユーザプレーンコンテキストステータス情報は、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースが有効化されていることを示し、前記セッション管理情報は、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースを確立するための関連パラメータを含む、
請求項5に記載の方法。 - 前記第1のオペレーションは、前記第1のセッションをリリースすることであり、
前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第1のオペレーションのタイプに基づいて、後続の手順を決定する前記ステップは、
前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースを確立するための前記要求を拒否し、前記第1のセッションをリリースする手順を実行し続けるステップを含む、
請求項1に記載の方法。 - 前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第1のセッションをリリースするための応答メッセージを受信するステップをさらに含む、
請求項7に記載の方法。 - 前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースを確立するための前記要求を拒否する前記ステップは、
前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、第2のメッセージを前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信するステップであって、前記第2のメッセージは、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースの確立に失敗することを示す、ステップを含む、
請求項7又は8に記載の方法。 - 前記第2のメッセージは、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージであり、前記セッション管理コンテキスト更新応答メッセージは、ユーザプレーンコンテキストステータス情報を含み、前記ユーザプレーンコンテキストステータス情報は、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースが無効化されることを示す、
請求項9に記載の方法。 - 前記第2のメッセージは、第1の要因値を含み、前記第1の要因値は、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースの確立に失敗する要因を示す、
請求項9又は10に記載の方法。 - 前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースの確立に失敗する前記要因は、前記第1のセッションが前記第1のセッションをリリースする前記手順を実行していることにある、ことを示す、
請求項11に記載の方法。 - 前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、前記第1のオペレーションを実行するプロセスにおいて、前記第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するための要求を受信する前記ステップは、
前記セッション管理機能ネットワーク要素が、前記第1のオペレーションについての前記応答メッセージを受信する前に、前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースを確立するするための前記要求を受信するステップを含む、
請求項1~12のいずれか1項に記載の方法。 - 前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースを確立するための前記要求は、セッション管理コンテキスト更新要求メッセージであり、前記セッション管理コンテキスト更新要求メッセージは、以下のもの、即ち、オペレーションタイプ又は有効なセッションの識別子のうちの1つ以上を含み、前記オペレーションタイプは、ユーザプレーン有効化を示し、前記有効なセッションの前記識別子は、前記第1のセッションの識別子を含む、
請求項1~13のいずれか1項に記載の方法。 - 通信装置であって、前記装置は、トランシーバユニットと、処理ユニットとを含み、
前記トランシーバユニットは、第1のセッションに対する第1のオペレーションの手順を開始し、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、前記第1のオペレーションを実行するプロセスにおいて、前記第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するための要求を受信するように構成され、
前記処理ユニットは、前記第1のオペレーションのタイプに基づいて、後続の手順を決定するように構成される、通信装置。 - 前記第1のオペレーションは、前記第1のセッションを変更することであり、
前記処理ユニットは、前記第1のセッションを変更する手順を中止し、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースを確立する手順を実行するように特に構成される、
請求項15に記載の装置。 - 前記処理ユニットは、第1のタイマーを停止するようにさらに構成され、前記第1のタイマーは、前記第1のセッションを変更するための応答メッセージを待つタイマーを含む、
請求項16に記載の装置。 - 前記トランシーバユニットは、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースを確立する前記手順を完了した後、前記第1のセッションを変更する前記手順を再開するようにさらに構成される、
請求項15又は16に記載の装置。 - 前記トランシーバユニットは、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースを確立する前記手順を実行するとき、第1のメッセージを前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信するようにさらに構成され、前記第1のメッセージは、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースの確立に成功することを示す、
請求項16~18のいずれか1項に記載の装置。 - 前記第1のメッセージは、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージであり、前記セッション管理コンテキスト更新応答メッセージは、以下のもの、即ち、ユーザプレーンコンテキストステータス情報又はセッション管理情報のうちの1つ以上を含み、前記ユーザプレーンコンテキストステータス情報は、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースが有効化されていることを示し、前記セッション管理情報は、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースを確立するための関連パラメータを含む、
請求項19に記載の装置。 - 前記第1のオペレーションは、前記第1のセッションをリリースすることであり、
前記処理ユニットは、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースを確立するための前記要求を拒否し、前記第1のセッションをリリースする手順を実行し続けるように特に構成される、
請求項15に記載の装置。 - 前記トランシーバユニットは、前記第1のセッションをリリースするための応答メッセージを受信するように構成される、
請求項21に記載の装置。 - 前記トランシーバユニットは、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースを確立するための前記要求を拒否するとき、第2のメッセージを前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信するように構成され、前記第2のメッセージは、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースの確立に失敗することを示す、
請求項21又は22に記載の装置。 - 前記第2のメッセージは、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージであり、前記セッション管理コンテキスト更新応答メッセージは、ユーザプレーンコンテキストステータス情報を含み、前記ユーザプレーンコンテキストステータス情報は、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースが無効化されることを示す、
請求項23に記載の装置。 - 前記第2のメッセージは、第1の要因値を含み、前記第1の要因値は、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースの確立に失敗する要因を示す、
請求項23又は24に記載の装置。 - 前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースの確立に失敗する前記要因は、前記第1のセッションが前記第1のセッションをリリースする前記手順を実行していることにある、ことを示す、
請求項25に記載の装置。 - 前記トランシーバユニットは、前記セッション管理機能ネットワーク要素が、前記第1のオペレーションについての前記応答メッセージを受信する前に、前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースを確立するするための前記要求を受信するように構成される、
請求項15~26のいずれか1項に記載の装置。 - 前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースを確立するための前記要求は、セッション管理コンテキスト更新要求メッセージであり、前記セッション管理コンテキスト更新要求メッセージは、以下のもの、即ち、オペレーションタイプ又は有効なセッションの識別子のうちの1つ以上を含み、前記オペレーションタイプは、ユーザプレーン有効化を示し、前記有効なセッションの前記識別子は、前記第1のセッションの識別子を含む、
請求項15~27のいずれか1項に記載の装置。 - 通信装置であって、前記通信装置は、プロセッサを含み、前記プロセッサが、メモリに格納されたコンピュータ実行可能命令を実行し、それにより、前記通信装置が、請求項1~14のいずれか1項に記載の方法を実行する、通信装置。
- コンピュータ可読記憶媒体であって、前記記憶媒体は、コンピュータプログラム又は命令を格納し、前記コンピュータプログラム又は前記命令が通信装置によって実行されるとき、請求項1~14のいずれか1項に記載の方法が実施される、コンピュータ可読記憶媒体。
- 通信システムであって、前記システムは、セッション管理機能ネットワーク要素と、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素とを含み、
前記セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のセッションに対する第1のオペレーションの手順を開始し、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、前記第1のオペレーションを実行するプロセスにおいて、前記第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するための要求を受信し、前記第1のオペレーションのタイプに基づいて、後続の手順を決定するように構成され、
前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素は、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースを確立するための前記要求を前記セッション管理機能ネットワーク要素に送信するように構成される、通信システム。 - 前記第1のオペレーションは、前記第1のセッションを変更することであり、
前記セッション管理機能ネットワーク要素は、前記第1のオペレーションの前記タイプに基づいて、前記後続の手順を決定するとき、前記第1のセッションを変更する手順を中止し、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースを確立する手順を実行するように構成される、
請求項31に記載のシステム。 - 前記セッション管理機能ネットワーク要素は、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースを確立する前記手順を完了した後、前記第1のセッションを変更する前記手順を再開するように構成される、
請求項32に記載のシステム。 - 前記第1のオペレーションは、前記第1のセッションをリリースすることであり、
前記セッション管理機能ネットワーク要素は、前記第1のオペレーションの前記タイプに基づいて、前記後続の手順を決定するとき、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースを確立するための前記要求を拒否し、前記第1のセッションをリリースする手順を実行し続けるように構成されれる、
請求項31に記載のシステム。 - 通信方法であって、前記方法は、
セッション管理機能ネットワーク要素によって、第1のセッションに対する第1のオペレーションの手順を開始するステップと、
アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素によって、前記セッション管理機能ネットワーク要素へと、前記第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するための要求を送信するステップと、
前記セッション管理機能ネットワーク要素が、前記第1のオペレーションを実行するプロセスにおいて、前記ユーザプレーンリソースを確立するための前記要求を受信する場合、前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第1のオペレーションのタイプに基づいて、後続の手順を決定するステップと
を含む、通信方法。 - 前記第1のオペレーションは、前記第1のセッションを変更することであり、前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第1のオペレーションのタイプに基づいて、後続の手順を決定する前記ステップは、
前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第1のセッションを変更する手順を中止し、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースを確立する手順を実行するステップを含む、
請求項35に記載の方法。 - 前記方法は、
前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースを確立する前記手順を完了した後、前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第1のセッションを変更する前記手順を再開するステップをさらに含む、
請求項36に記載の方法。 - 前記第1のオペレーションは、前記第1のセッションをリリースすることであり、
前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第1のオペレーションのタイプに基づいて、後続の手順を決定する前記ステップは、
前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースを確立するための前記要求を拒否し、前記第1のセッションをリリースする手順を実行し続けるステップを含む、
請求項35に記載の方法。 - 通信方法であって、前記方法は、
セッション管理機能ネットワーク要素によって、第1のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信するステップであって、前記第1のメッセージは、第1のオペレーションを要求するために利用され、前記第1のオペレーションは、第1のセッションを変更すること、又は第1のセッションをリリースすることを含む、ステップと、
前記セッション管理機能ネットワーク要素が前記第1のメッセージを送信した後、前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第2のメッセージを受信するステップであって、前記第2のメッセージは、前記第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するように要求するために利用される、ステップと、
前記第1のメッセージに対する応答メッセージが受信されず、且つ前記第2のメッセージが受信されると前記セッション管理機能ネットワーク要素が決定したとき、前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第1のオペレーションの手順を中止し、前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースを確立する手順を実行するステップと
を含む、通信方法。 - 前記第1のオペレーションは、前記第1のセッションを変更することであり、
前記第1のメッセージに対する応答メッセージが受信されず、且つ前記第2のメッセージが受信されると前記セッション管理機能ネットワーク要素が決定したとき、前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第1のオペレーションの手順を中止し、前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースを確立する手順を実行する前記ステップは、
前記第1のメッセージに対する応答メッセージが受信されず、前記第2のメッセージが受信されており、且つ、前記第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立することが要求されていないと前記セッション管理機能ネットワーク要素が決定するとき、前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第1のオペレーションの前記手順を中止し、前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースを確立する前記手順を実行するステップを含む、
請求項39に記載の方法。 - 前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、第1のタイマーを停止するステップであって、前記第1のタイマーは、前記第1のメッセージに対する前記応答メッセージを待つタイマーを含む、ステップをさらに含む、
請求項39又は40に記載の方法。 - 前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、第1のインジケーション情報を前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信するステップであって、前記第1のインジケーション情報は、前記第1のオペレーションを示す、ステップをさらに含む、
請求項39~41のいずれか1項に記載の方法。 - 前記第1のオペレーションが前記第1のセッションを変更することである場合に、前記第1のメッセージは、PDUセッション変更コマンドを含み、前記PDUセッション変更コマンドは、前記第1のセッションの識別子を含む、又は、
前記第1のオペレーションが前記第1のセッションをリリースすることである場合に、前記第1のメッセージは、PDUセッションリリースコマンドを含み、前記PDUセッションリリースコマンドは、前記第1のセッションの識別子を含む、
請求項39~42のいずれか1項に記載の方法。 - 前記第2のメッセージは、セッション管理コンテキスト更新要求メッセージであり、前記セッション管理コンテキスト更新要求メッセージは、以下のもの、即ち、オペレーションタイプ又は有効なセッションの識別子のうちの1つ以上を含み、前記オペレーションタイプは、ユーザプレーン有効化を示し、前記有効なセッションの前記識別子は、前記第1のセッションの前記識別子を含む、
請求項39~43のいずれか1項に記載の方法。 - 前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースを確立する前記手順は、限定されないが、以下のステップ、即ち、
前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、セッション変更要求メッセージをユーザプレーン機能ネットワーク要素に送信するステップであって、前記セッション変更要求メッセージは、前記ユーザプレーン機能ネットワーク要素のためのダウンリンクトンネル情報を構成するために利用される、ステップと、
前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記ユーザプレーン機能ネットワーク要素から、セッション変更応答メッセージを受信するステップであって、前記セッション変更応答メッセージは、前記セッション変更要求メッセージに応答するために利用される、ステップと、
前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第2のメッセージに応答して、第3のメッセージを前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信するステップであって、前記第3のメッセージは、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースの確立に成功することを示す、ステップと
のうちの1つ以上を特に含みうる、
請求項39~44のいずれか1項に記載の方法。 - 前記第3のメッセージは、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージであり、前記セッション管理コンテキスト更新応答メッセージは、以下のもの、即ち、ユーザプレーンコンテキストステータス情報又はセッション管理情報のうちの1つ以上を含み、前記ユーザプレーンコンテキストステータス情報は、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースが有効化されていることを示し、前記セッション管理情報は、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースを確立するための関連パラメータを含む、
請求項45に記載の方法。 - 前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースを確立する手順を実行する前記ステップの後、前記方法は、
前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第1のメッセージを前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信するステップをさらに含む、
請求項39~46のいずれか1項に記載の方法。 - 通信方法であって、前記方法は、
セッション管理機能ネットワーク要素によって、第1のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信するステップであって、前記第1のメッセージは、第1のオペレーションを要求するために利用され、前記第1のオペレーションは、第1のセッションを変更すること、又は第1のセッションをリリースすることを含む、ステップと、
前記セッション管理機能ネットワーク要素が前記第1のメッセージを送信した後、前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第2のメッセージを受信するステップであって、前記第2のメッセージは、前記第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するように要求するために利用される、ステップと、
前記第1のメッセージに対する応答メッセージが受信されず、且つ前記第2のメッセージが受信されると前記セッション管理機能ネットワーク要素が決定するとき、前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第2のメッセージに応答して、第3のメッセージを前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信するステップであって、前記第3のメッセージは、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースの確立に失敗すること、又は、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースの確立に成功することを示す、ステップと
を含む、通信方法。 - 前記第1のオペレーションは、前記第1のセッションを変更することであり、
前記第1のメッセージに対する応答メッセージが受信されず、且つ前記第2のメッセージが受信されると前記セッション管理機能ネットワーク要素が決定するとき、前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第2のメッセージに応答して、第3のメッセージを前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信する前記ステップは、
前記第1のメッセージに対する応答メッセージが受信されず、前記第2のメッセージが受信されており、且つ、前記第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立することが要求されていないと前記セッション管理機能ネットワーク要素が決定するとき、前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第2のメッセージに応答して、前記第3のメッセージを前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信するステップを含む、
請求項48に記載の方法。 - 前記第3のメッセージが、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースの確立に失敗することを示すとき、前記第3のメッセージは、第1の要因値を含み、前記第1の要因値は、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースの確立に失敗する要因を示す、
請求項48又は49に記載の方法。 - 前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースの確立に失敗する前記要因は、前記第1のセッションが前記第1のオペレーションの手順を実行していることにある、ことを示す、
請求項50に記載の方法。 - 前記第3のメッセージが、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースの確立に失敗することを示すとき、前記第3のメッセージは、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージ及び前記第1の要因値を含み、前記セッション管理コンテキスト更新応答メッセージは、ユーザプレーンコンテキストステータス情報を含み、前記ユーザプレーンコンテキストステータス情報は、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースが無効化されることを示す、
請求項50又は51に記載の方法。 - 前記第3のメッセージが、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースの確立に成功することを示すとき、前記第3のメッセージは、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージであり、前記セッション管理コンテキスト更新応答メッセージは、以下のもの、即ち、ユーザプレーンコンテキストステータス情報又はセッション管理情報のうちの1つ以上を含み、前記ユーザプレーンコンテキストステータス情報は、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースが有効化されていることを示し、前記セッション管理情報は、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースを確立するための関連パラメータを含む、
請求項48又は49に記載の方法。 - 前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、第1のインジケーション情報を前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信するステップであって、前記第1のインジケーション情報は、前記第1のオペレーションを示す、ステップをさらに含む、
請求項48~53のいずれか1項に記載の方法。 - 前記第1のオペレーションが前記第1のセッションを変更することである場合に、前記第1のメッセージは、PDUセッション変更コマンドを含み、前記PDUセッション変更コマンドは、前記第1のセッションの識別子を含み、前記第1のメッセージに対する前記応答メッセージは、PDUセッション変更完了コマンドであり、前記PDUセッション変更完了コマンドは、前記第1のセッションの前記識別子を含む、又は、
前記第1のオペレーションが前記第1のセッションをリリースすることである場合に、前記第1のメッセージは、PDUセッションリリースコマンドを含み、前記PDUセッションリリースコマンドは、前記第1のセッションの識別子を含み、前記第1のメッセージに対する前記応答メッセージは、PDUセッションリリース完了コマンドであり、前記PDUセッションリリース完了コマンドは、前記第1のセッションの前記識別子を含む、
請求項48~54のいずれか1項に記載の方法。 - 前記第2のメッセージは、セッション管理コンテキスト更新要求メッセージであり、前記セッション管理コンテキスト更新要求メッセージは、以下のもの、即ち、オペレーションタイプ又は有効なセッションの識別子のうちの1つ以上を含み、前記オペレーションタイプは、ユーザプレーン有効化を示し、前記有効なセッションの前記識別子は、前記第1のセッションの前記識別子を含む、
請求項48~55のいずれか1項に記載の方法。 - 前記セッション管理機能ネットワーク要素が、前記第3のメッセージを前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信した後、前記セッション管理機能ネットワーク要素は、前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、前記第1のメッセージに対する前記応答メッセージを受信する、
請求項48~56のいずれか1項に記載の方法。 - 通信方法であって、前記方法は、
端末デバイスによって、サービス要求メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信するステップであって、前記サービス要求メッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するように要求するために利用される、ステップと、
前記端末デバイスによって、前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第1のメッセージを受信するステップであって、前記第1のメッセージは、第1のオペレーションを要求するために利用され、前記第1のオペレーションは、前記第1のセッションを変更すること、又は前記第1のセッションをリリースすることを含む、ステップと、
前記端末デバイスによって、前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素からサービス許可メッセージを受信するまで、前記第1のメッセージ又は前記第1のメッセージに対する応答メッセージをキャッシュし、前記第1のメッセージに対する前記応答メッセージを前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信するステップと、
を含む、通信方法。 - 前記端末デバイスは、セッション管理レイヤと、モビリティ管理レイヤとを含み、
前記端末デバイスによって、前記第1のメッセージに対する応答メッセージをキャッシュする前記ステップの前に、前記方法は、
前記モビリティ管理レイヤによって、前記第1のメッセージを前記セッション管理レイヤに送信し、前記モビリティ管理レイヤによって、前記第1のメッセージに対する前記応答メッセージを前記セッション管理レイヤから受信するステップをさらに含む、
請求項58に記載の方法。 - 前記端末デバイスは、前記セッション管理レイヤと、前記モビリティ管理レイヤとを含み、
前記端末デバイスによって、前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素からサービス許可メッセージを受信するまで前記第1のメッセージをキャッシュし、前記第1のメッセージに対する前記応答メッセージを前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信する前記ステップは、
前記モビリティ管理レイヤによって、前記サービス許可メッセージを受信するまで前記第1のメッセージをキャッシュし、前記モビリティ管理レイヤによって、前記第1のメッセージを前記セッション管理レイヤに送信するステップと、
前記モビリティ管理レイヤによって、前記セッション管理レイヤから、前記第1のメッセージに対する前記応答メッセージを受信し、前記モビリティ管理レイヤによって、前記第1のメッセージに対する前記応答メッセージを前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信するステップと
を含む、
請求項58又は59に記載の方法。 - 前記端末デバイスによって、前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第1のインジケーション情報を受信するステップであって、前記第1のインジケーション情報は、前記第1のオペレーションを示す、ステップと、
前記端末デバイスによって、前記第1のインジケーション情報に基づいて、前記第1のメッセージ又は前記第1のメッセージに対する前記応答メッセージをキャッシュするステップと
をさらに含む、
請求項58~60のいずれか1項に記載の方法。 - 前記第1のオペレーションが、前記第1のセッションを変更することである場合、前記第1のメッセージは、PDUセッション変更コマンドを含み、前記PDUセッション変更コマンドは、前記第1のセッションの識別子を含み、前記第1のメッセージに対する前記応答メッセージは、PDUセッション変更完了コマンドであり、前記PDUセッション変更完了コマンドは、前記第1のセッションの前記識別子を含む、又は、
前記第1のオペレーションが、前記第1のセッションをリリースすることである場合、前記第1のメッセージは、PDUセッションリリースコマンドを含み、前記PDUセッションリリースコマンドは、前記第1のセッションの識別子を含み、前記第1のセッションに対する前記応答メッセージは、PDUセッションリリース完了コマンドであり、前記PDUセッションリリース完了コマンドは、前記第1のセッションの前記識別子を含む、
請求項58~61のいずれか1項に記載の方法。 - 前記サービス要求メッセージは、アップリンクデータステータス情報を含み、前記アップリンクデータステータス情報は、前記第1のセッションの前記識別子を示す、
請求項58~62のいずれか1項に記載の方法。 - 前記サービス許可メッセージは、PDUセッション有効化結果を示す情報要素を含み、前記PDUセッション有効化結果を示す前記情報要素は、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースの確立が成功することを示す、
請求項58~63のいずれか1項に記載の方法。 - 前記サービス許可メッセージは、PDUセッション有効化結果を示す情報要素を含み、前記PDUセッション有効化結果を示す前記情報要素は、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースの確立に失敗することを示す、又は、
前記サービス許可メッセージは、PDUセッション有効化結果を示す情報要素、及び/又は、PDUセッション有効化結果のエラー要因を示す情報要素を含み、前記PDUセッション有効化結果を示す前記情報要素は、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースの確立に失敗することを示し、前記PDUセッション有効化結果の前記エラー要因を示す前記情報要素は、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースの確立に失敗する要因を示す、
請求項58~63のいずれか1項に記載の方法。 - 前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースの確立に失敗する前記要因は、前記第1のセッションが前記第1のオペレーションの手順を実行していることにある、ことを含む、
請求項65に記載の方法。 - 前記第1のオペレーションは、前記第1のセッションを変更することであり、
前記端末デバイスによって、前記第1のメッセージに対する前記応答メッセージを前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信する前記ステップの後、前記方法は、前記端末デバイスによって、前記サービス要求メッセージを前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に再送するステップをさらに含む、
請求項58~66のいずれか1項に記載の方法。 - 通信方法であって、前記方法は、
端末デバイスによって、サービス要求メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信するステップであって、前記サービス要求メッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するように要求するために利用される、ステップと、
前記端末デバイスによって、前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第1のメッセージを受信するステップであって、前記第1のメッセージは、第1のオペレーションを要求するために利用され、前記第1のオペレーションは、前記第1のセッションを変更すること、又は前記第1のセッションをリリースすることを含む、ステップと、
前記サービス要求メッセージが送信されており、且つ前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージが受信されないと前記端末デバイスが決定するとき、前記端末デバイスによって、前記第1のメッセージを破棄するステップと
を含む、通信方法。 - 前記端末デバイスは、前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第1のインジケーション情報を受信し、前記第1のインジケーション情報は、前記第1のオペレーションを示し、前記端末デバイスによって、前記第1のメッセージを破棄する前記ステップは、前記端末デバイスによって、前記第1のインジケーション情報に基づいて、前記第1のメッセージを破棄するステップを含む、
請求項68に記載の方法。 - 前記サービス要求メッセージは、アップリンクデータステータス情報を含み、前記アップリンクデータステータス情報は、前記第1のセッションの識別子を示す、
請求項68又は69に記載の方法。 - 前記第1のオペレーションが、前記第1のセッションを変更することである場合、前記第1のメッセージは、PDUセッション変更コマンドを含み、前記PDUセッション変更コマンドは、前記第1のセッションの前記識別子を含む、又は、
前記第1のオペレーションが、前記第1のセッションをリリースすることである場合、前記第1のメッセージは、PDUセッションリリースコマンドを含み、前記PDUセッションリリースコマンドは、前記第1のセッションの前記識別子を含む、
請求項68~70のいずれか1項に記載の方法。 - 通信装置であって、前記装置は、トランシーバユニットと、処理ユニットとを含み、
前記トランシーバユニットは、第1のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信することであって、前記第1のメッセージは、第1のオペレーションを要求するために利用され、前記第1のオペレーションは、第1のセッションを変更すること、又は第1のセッションをリリースすることを含む、ことを行い、前記第1のメッセージを送信した後、前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第2のメッセージを受信することであって、前記第2のメッセージは、前記第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するように要求するために利用される、ことを行うように構成され、
前記処理ユニットは、前記第1のメッセージに対する応答メッセージが受信されず、且つ前記第2のメッセージが受信されると決定したとき、前記第1のオペレーションの手順を中止し、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースを確立する手順を実行するように構成される、通信装置。 - 前記第1のオペレーションは、前記第1のセッションを変更することであり、
前記処理ユニットは、前記第1のメッセージに対する応答メッセージが受信されず、前記第2のメッセージが受信されており、且つ、前記第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立することが要求されていないと決定したとき、前記第1のオペレーションの前記手順を中止し、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースを確立する前記手順を実行するように構成される、
請求項72に記載の通信装置。 - 前記処理ユニットは、第1のタイマーを停止するように構成され、前記第1のタイマーは、前記第1のメッセージに対する前記応答メッセージを待つタイマーを含む、
請求項72又は73に記載の通信装置。 - 前記トランシーバユニットは、第1のインジケーション情報を前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信するように構成され、前記第1のインジケーション情報は、前記第1のオペレーションを示す、
請求項72~74のいずれか1項に記載の通信装置。 - 前記第1のオペレーションが前記第1のセッションを変更することである場合に、前記第1のメッセージは、PDUセッション変更コマンドを含み、前記PDUセッション変更コマンドは、前記第1のセッションの識別子を含む、又は、
前記第1のオペレーションが前記第1のセッションをリリースすることである場合に、前記第1のメッセージは、PDUセッションリリースコマンドを含み、前記PDUセッションリリースコマンドは、前記第1のセッションの識別子を含む、
請求項72~75のいずれか1項に記載の通信装置。 - 前記第2のメッセージは、セッション管理コンテキスト更新要求メッセージであり、前記セッション管理コンテキスト更新要求メッセージは、以下のもの、即ち、オペレーションタイプ又は有効なセッションの識別子のうちの1つ以上を含み、前記オペレーションタイプは、ユーザプレーン有効化を示し、前記有効なセッションの前記識別子は、前記第1のセッションの前記識別子を含む、
請求項72~76のいずれか1項に記載の通信装置。 - 前記処理ユニットが、前記トランシーバユニットに、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースを確立する前記手順を実行させることは、以下のステップ、即ち、
セッション変更要求メッセージをユーザプレーン機能ネットワーク要素に送信するステップであって、前記セッション変更要求メッセージは、前記ユーザプレーン機能ネットワーク要素のためのダウンリンクトンネル情報を構成するために利用される、ステップと、
前記ユーザプレーン機能ネットワーク要素から、セッション変更応答メッセージを受信するステップであって、前記セッション変更応答メッセージは、前記セッション変更要求メッセージに応答するために利用される、ステップと、
前記第2のメッセージに応答して、第3のメッセージを前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信するステップであって、前記第3のメッセージは、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースの確立に成功することを示す、ステップと
を特に含みうる、
請求項72~77のいずれか1項に記載の通信装置。 - 前記第3のメッセージは、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージであり、前記セッション管理コンテキスト更新応答メッセージは、以下のもの、即ち、ユーザプレーンコンテキストステータス情報又はセッション管理情報のうちの1つ以上を含み、前記ユーザプレーンコンテキストステータス情報は、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースが有効化されていることを示し、前記セッション管理情報は、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースを確立するための関連パラメータを含む、
請求項78に記載の通信装置。 - 前記トランシーバユニットは、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースを確立する前記手順を実行した後、前記第1のメッセージを前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信するように構成される、
請求項72~79のいずれか1項に記載の通信装置。 - 通信装置であって、前記装置は、トランシーバユニットと、処理ユニットとを含み、
前記トランシーバユニットは、第1のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信することであって、前記第1のメッセージは、第1のオペレーションを要求するために利用され、前記第1のオペレーションは、第1のセッションを変更すること、又は第1のセッションをリリースすることを含む、ことを行うように構成され、
前記トランシーバユニットは、前記第1のメッセージを送信した後、前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第2のメッセージを受信することであって、前記第2のメッセージは、前記第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するように要求するために利用される、ことを行うように構成され、
前記第1のメッセージに対する応答メッセージが受信されず、且つ前記第2のメッセージが受信されると前記処理ユニットが決定するとき、前記トランシーバユニットは、前記第2のメッセージに応答して、第3のメッセージを前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信することであって、前記第3のメッセージは、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースの確立に失敗すること、又は、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースの確立に成功することを示す、ことを行うように構成される、通信装置。 - 前記第1のオペレーションは、前記第1のセッションを変更することであり、
前記第1のメッセージに対する応答メッセージが受信されず、前記第2のメッセージが受信されており、且つ、前記第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立することが要求されていないと前記セッション管理機能ネットワーク要素が決定するとき、前記セッション管理機能ネットワーク要素は、前記第2のメッセージに応答して、前記第3のメッセージを前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信する、
請求項81に記載の通信装置。 - 前記第3のメッセージが、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースの確立に失敗することを示すとき、前記第3のメッセージは、第1の要因値を含み、前記第1の要因値は、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースの確立に失敗する要因を示す、
請求項81又は82に記載の通信装置。 - 前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースの確立に失敗する前記要因は、前記第1のセッションが前記第1のオペレーションの手順を実行していることにある、ことを示す、
請求項83に記載の通信装置。 - 前記第3のメッセージが、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースの確立に失敗することを示すとき、前記第3のメッセージは、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージ及び前記第1の要因値を含み、前記セッション管理コンテキスト更新応答メッセージは、ユーザプレーンコンテキストステータス情報を含み、前記ユーザプレーンコンテキストステータス情報は、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースが無効化されることを示す、
請求項83又は84に記載の通信装置。 - 前記第3のメッセージが、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースの確立に成功することを示すとき、前記第3のメッセージは、セッション管理コンテキスト更新応答メッセージであり、前記セッション管理コンテキスト更新応答メッセージは、以下のもの、即ち、ユーザプレーンコンテキストステータス情報又はセッション管理情報のうちの1つ以上を含み、前記ユーザプレーンコンテキストステータス情報は、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースが有効化されていることを示し、前記セッション管理情報は、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースを確立するための関連パラメータを含む、
請求項81又は82に記載の通信装置。 - 前記トランシーバユニットは、第1のインジケーション情報を前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信することであって、前記第1のインジケーション情報は、前記第1のオペレーションを示す、ことを行うように構成される、
請求項81~86のいずれか1項に記載の通信装置。 - 前記第1のオペレーションが前記第1のセッションを変更することである場合に、前記第1のメッセージは、PDUセッション変更コマンドを含み、前記PDUセッション変更コマンドは、前記第1のセッションの識別子を含み、前記第1のメッセージに対する前記応答メッセージは、PDUセッション変更完了コマンドであり、前記PDUセッション変更完了コマンドは、前記第1のセッションの前記識別子を含む、又は、
前記第1のオペレーションが前記第1のセッションをリリースすることである場合に、前記第1のメッセージは、PDUセッションリリースコマンドを含み、前記PDUセッションリリースコマンドは、前記第1のセッションの識別子を含み、前記第1のメッセージに対する前記応答メッセージは、PDUセッションリリース完了コマンドであり、前記PDUセッションリリース完了コマンドは、前記第1のセッションの前記識別子を含む、
請求項81~87のいずれか1項に記載の通信装置。 - 前記第2のメッセージは、セッション管理コンテキスト更新要求メッセージであり、前記セッション管理コンテキスト更新要求メッセージは、以下のもの、即ち、オペレーションタイプ又は有効なセッションの識別子のうちの1つ以上を含み、前記オペレーションタイプは、ユーザプレーン有効化を示し、前記有効なセッションの前記識別子は、前記第1のセッションの前記識別子を含む、
請求項81~88のいずれか1項に記載の通信装置。 - 前記トランシーバユニットは、前記第3のメッセージを前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信した後、前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、前記第1のメッセージに対する前記応答メッセージを受信するように構成される、
請求項81~89のいずれか1項に記載の通信装置。 - 通信装置であって、前記装置は、トランシーバユニットと、処理ユニットとを含み、
前記トランシーバユニットは、サービス要求メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信することであって、前記サービス要求メッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するように要求するために利用される、ことを行い、前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第1のメッセージを受信することであって、前記第1のメッセージは、第1のオペレーションを要求するために利用され、前記第1のオペレーションは、前記第1のセッションを変更すること、又は前記第1のセッションをリリースすることを含む、ことを行うように構成され、
前記処理ユニットは、前記トランシーバユニットが前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素からサービス許可メッセージを受信するまで、前記第1のメッセージ又は前記第1のメッセージに対する応答メッセージをキャッシュし、前記トランシーバユニットに、前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素へと前記第1のメッセージに対する前記応答メッセージを送信させるように構成される、通信装置。 - 前記装置は、セッション管理レイヤと、モビリティ管理レイヤとを含み、前記第1のメッセージに対する前記応答メッセージをキャッシュする前に、前記モビリティ管理レイヤが、前記第1のメッセージを前記セッション管理レイヤに送信し、前記モビリティ管理レイヤが、前記第1のメッセージに対する前記応答メッセージを前記セッション管理レイヤから受信する、
請求項91に記載の通信装置。 - 前記装置は、前記セッション管理レイヤと、前記モビリティ管理レイヤとを含み、
前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から前記サービス許可メッセージを受信するまで前記第1のメッセージをキャッシュし、前記第1のメッセージに対する前記応答メッセージを前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信するとき、前記モビリティ管理レイヤは、前記サービス許可メッセージを受信するまで前記第1のメッセージをキャッシュし、前記モビリティ管理レイヤは、前記第1のメッセージを前記セッション管理レイヤに送信し、前記モビリティ管理レイヤは、前記セッション管理レイヤから、前記第1のメッセージに対する前記応答メッセージを受信し、前記モビリティ管理レイヤは、前記第1のメッセージに対する前記応答メッセージを前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信する、
請求項91又は92に記載の通信装置。 - 前記トランシーバユニットは、前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第1のインジケーション情報を受信するように構成され、前記第1のインジケーション情報は、前記第1のオペレーションを示し、前記処理ユニットは、前記第1のインジケーション情報に基づいて、前記第1のメッセージ又は前記第1のメッセージに対する前記応答メッセージをキャッシュするように構成される、
請求項91~93のいずれか1項に記載の通信装置。 - 前記第1のオペレーションが、前記第1のセッションを変更することである場合、前記第1のメッセージは、PDUセッション変更コマンドを含み、前記PDUセッション変更コマンドは、前記第1のセッションの識別子を含み、前記第1のメッセージに対する前記応答メッセージは、PDUセッション変更完了コマンドであり、前記PDUセッション変更完了コマンドは、前記第1のセッションの前記識別子を含む、又は、
前記第1のオペレーションが、前記第1のセッションをリリースすることである場合、前記第1のメッセージは、PDUセッションリリースコマンドを含み、前記PDUセッションリリースコマンドは、前記第1のセッションの識別子を含み、前記第1のメッセージに対する前記応答メッセージは、PDUセッションリリース完了コマンドであり、前記PDUセッションリリース完了コマンドは、前記第1のセッションの前記識別子を含む、
請求項91~94のいずれか1項に記載の通信装置。 - 前記サービス要求メッセージは、アップリンクデータステータス情報を含み、前記アップリンクデータステータス情報は、前記第1のセッションの前記識別子を示す、
請求項91~95のいずれか1項に記載の通信装置。 - 前記サービス許可メッセージは、PDUセッション有効化結果を示す情報要素を含み、前記PDUセッション有効化結果を示す前記情報要素は、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースの確立が成功することを示す、
請求項91~96のいずれか1項に記載の通信装置。 - 前記サービス許可メッセージは、PDUセッション有効化結果を示す情報要素を含み、前記PDUセッション有効化結果を示す前記情報要素は、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースの確立に失敗することを示す、又は、
前記サービス許可メッセージは、PDUセッション有効化結果を示す情報要素、及び/又は、PDUセッション有効化結果のエラー要因を示す情報要素を含み、前記PDUセッション有効化結果を示す前記情報要素は、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースの確立に失敗することを示し、前記PDUセッション有効化結果の前記エラー要因を示す前記情報要素は、前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースの確立に失敗する要因を示す、
請求項97に記載の通信装置。 - 前記第1のセッションのための前記ユーザプレーンリソースの確立に失敗する前記要因は、前記第1のセッションが前記第1のオペレーションの手順を実行していることにある、ことを含む、
請求項98に記載の通信装置。 - 前記第1のオペレーションは、前記第1のセッションを変更することであり、
前記第1のメッセージに対する前記応答メッセージを前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信した後、前記トランシーバユニットは、前記サービス要求メッセージを前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に再送するように構成される、
請求項91~99のいずれか1項に記載の通信装置。 - 通信装置であって、前記装置は、トランシーバユニットと、処理ユニットとを含み、
前記トランシーバユニットは、サービス要求メッセージをアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素に送信することであって、前記サービス要求メッセージは、第1のセッションのためのユーザプレーンリソースを確立するように要求するために利用される、ことを行い、前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第1のメッセージを受信することであって、前記第1のメッセージは、第1のオペレーションを要求するために利用され、前記第1のオペレーションは、前記第1のセッションを変更すること、又は前記第1のセッションをリリースすることを含む、ことを行うように構成され、
前記処理ユニットは、前記サービス要求メッセージが送信されており、且つ前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージが受信されないと決定するとき、前記第1のメッセージを破棄するように構成される、通信装置。 - 前記トランシーバユニットは、前記アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素から、第1のインジケーション情報を受信するように構成され、前記第1のインジケーション情報は、前記第1のオペレーションを示し、前記処理ユニットは、前記第1のインジケーション情報に基づいて、前記第1のメッセージを破棄するように構成される、
請求項101に記載の通信装置。 - 前記サービス要求メッセージは、アップリンクデータステータス情報を含み、前記アップリンクデータステータス情報は、前記第1のセッションの識別子を示す、
請求項101又は102に記載の通信装置。 - 前記第1のオペレーションが、前記第1のセッションを変更することである場合、前記第1のメッセージは、PDUセッション変更コマンドを含み、前記PDUセッション変更コマンドは、前記第1のセッションの前記識別子を含む、又は、
前記第1のオペレーションが、前記第1のセッションをリリースすることである場合、前記第1のメッセージは、PDUセッションリリースコマンドを含み、前記PDUセッションリリースコマンドは、前記第1のセッションの前記識別子を含む、
請求項101~103のいずれか1項に記載の通信装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CN202110518537.7 | 2021-05-12 | ||
CN202110518537.7A CN115348685A (zh) | 2021-05-12 | 2021-05-12 | 一种通信方法及装置 |
PCT/CN2022/092468 WO2022237872A1 (zh) | 2021-05-12 | 2022-05-12 | 一种通信方法及装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2024520917A true JP2024520917A (ja) | 2024-05-27 |
Family
ID=83946538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023569906A Pending JP2024520917A (ja) | 2021-05-12 | 2022-05-12 | 通信方法及び装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20240080918A1 (ja) |
EP (1) | EP4325987A4 (ja) |
JP (1) | JP2024520917A (ja) |
CN (1) | CN115348685A (ja) |
WO (1) | WO2022237872A1 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110365727B (zh) * | 2018-04-09 | 2021-01-05 | 华为技术有限公司 | 通信方法和相关装置 |
CN110636535B (zh) * | 2018-06-25 | 2021-02-23 | 华为技术有限公司 | 一种数据传输方法及装置 |
CN111641582B (zh) * | 2019-03-01 | 2021-11-09 | 华为技术有限公司 | 一种安全保护方法及装置 |
CN111757312A (zh) * | 2019-03-29 | 2020-10-09 | 华为技术有限公司 | 一种会话的处理方法及装置 |
CN111770507B (zh) * | 2019-03-30 | 2022-01-14 | 华为技术有限公司 | 策略控制方法、设备及系统 |
CN111917806B (zh) * | 2019-05-07 | 2022-06-28 | 华为技术有限公司 | 通信方法及装置 |
-
2021
- 2021-05-12 CN CN202110518537.7A patent/CN115348685A/zh active Pending
-
2022
- 2022-05-12 EP EP22806834.2A patent/EP4325987A4/en active Pending
- 2022-05-12 WO PCT/CN2022/092468 patent/WO2022237872A1/zh active Application Filing
- 2022-05-12 JP JP2023569906A patent/JP2024520917A/ja active Pending
-
2023
- 2023-11-13 US US18/507,637 patent/US20240080918A1/en active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2022237872A1 (zh) | 2022-11-17 |
EP4325987A1 (en) | 2024-02-21 |
US20240080918A1 (en) | 2024-03-07 |
CN115348685A (zh) | 2022-11-15 |
EP4325987A4 (en) | 2024-10-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102584730B1 (ko) | 통신 네트워크에서 서비스 요청 절차를 처리하는 방법 및 시스템 | |
US12075277B2 (en) | Method of processing network slice based congestion, device and system thereof | |
JP7118237B2 (ja) | 通信方法及び通信装置 | |
CN112567809B (zh) | 非3gpp空闲状态下去往用户设备的下行链路信令 | |
EP3662638B1 (en) | Transport method selection for delivery of server notifications | |
EP3799514B1 (en) | Rate control methods, devices, computer program and system | |
JP7125041B2 (ja) | 通信方法及び通信装置 | |
TW202019202A (zh) | 方法、裝置及電腦程式 | |
US20220272577A1 (en) | Communication method and communication apparatus | |
KR20220047203A (ko) | 세션 확립의 방법 및 장치 | |
JP2024520917A (ja) | 通信方法及び装置 | |
AU2022305545A1 (en) | Communication mode switching method and related apparatus | |
CN115348686A (zh) | 过程冲突的增强处理方法及用户设备 | |
WO2022253197A1 (zh) | 一种通信方法及装置 | |
WO2022094819A1 (zh) | 通信方法及装置 | |
WO2022041019A1 (zh) | 一种会话处理方法及装置 | |
TW202243529A (zh) | 協定資料單元會話建立異常處理方法及使用者設備 | |
WO2024078753A1 (en) | Access path switching |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240111 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20231221 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20231221 |