JP2024518669A - Sdtを用いるオンデマンドsibの配信 - Google Patents

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テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル)
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Abstract

スモールデータ送信(SDT)手順を使用する、オンデマンドシステム情報に関連するシステム及び方法が開示される。一実施形態において、無線通信デバイスによって実行される方法は、非アクティブ状態にある間に、ネットワークノードへメッセージを送信することを含み、当該メッセージは、無線通信デバイスのアイデンティティ(ID)と、無線通信デバイスによって要求されている、1つ以上のシステム情報ブロック(SIB)及び/又は1つ以上の測位SIB(posSIB)を示す情報と、を含む。無線通信デバイスについての対応する実施形態も開示される。ネットワークノード及びその動作の方法についての実施形態も開示される。

Description

関連出願
本出願は、2021年03月10日に提出された仮特許出願シリアル番号63/159,173の利益を主張し、その開示はその全体が本明細書で援用される。
本開示は、セルラ通信システムにおけるオンデマンドシステム情報に関するものである。
スモールデータソリューションは、これまでに、マシンタイプ通信(MTC:Machine Type Communication)に焦点を当ててロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)において導入されている。例えば、リリース15の早期データ送信(EDT:Early Data Transmission)及びリリース16の事前設定アップリンクリソース(PUR:Preconfigured Uplink Resource)が、MTC向けLTE(LTE-M:LTE for MTC)及び狭帯域インターネット・オブ・シングス(NB-IoT:Narrowband Internet of Things)のために標準化されている。これらの機能とは異なり、リリース17のニューレディオNew Radio(NR)向けスモールデータ送信(SDT:Small Data Transmission)は、MTCユースケースを直接のターゲットにしておらず、作業項目記述(WID:Work Item Description)には正当な理由としてスマートフォンのバックグラウンドトラフィックが含まれている。
作業項目(WI)の目的は、ランダムアクセスチャネル(RACH)ベースの方式、及び事前設定物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)リソースという、2つの主要な目的を述べている。LTE-M及びNB-IoTと比較すると、4ステップRACHベースの方式は、リリース15のユーザプレーン早期データ送信(UP-EDT:User Plane Early Data Transmission)と類似しており、事前設定PUSCHリソースは、リリース16のユーザプレーン事前設定アップリンクリソース(UP-PUR:User Plane Preconfigured Uplink Resource)と類似している。更に、リリース17のスモールデータは、INACTIVE(非アクティブ)状態でのデータ送信のみに関するものであり、それ故に、EDT及びPURの制御プレーン(CP)の最適化は今のところ関連していない。2ステップRACHはLTEに対して規定されておらず、それ故に、2ステップRACHベースのSDTに対してLTEで対応するものは存在しない。
4ステップRAタイプは、第4世代(4G)LTEで使用されており、第5世代(5G)NRのベースラインでもある。図1にはNRにおけるこの手順の原理が示されている。4ステップRACH手順のステップを以下に示す。
ステップ1 ‐ プリアンブル送信: ユーザ装置(UE)は、選択された同期信号(SS)/物理ブロードキャストチャネル(PBCH)ブロックに対応するRAプリアンブル(PREAMBLE_INDEX)をランダムに選択し、選択されたSS/PBCHブロックにマッピングされた物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)機会にプリアンブルを送信する。次世代ノードB(gNB)は、プリアンブルを検出すると、gNBにおけるアップリンク(UL)同期を得るためにUEが使用すべきタイミングアドバンス(TA)を推定する。
ステップ2 ‐ RA応答(RAR): gNBは、TAと、UEによって使用されるべき一時セル無線ネットワーク一時識別子(TC-RNTI:Temporary Cell Radio Network Temporary Identifier)(一時識別子)と、送信されたPREAMBLE_INDEXにマッチするランダムアクセスプリアンブル識別子と、Msg3についてのグラントとを含むRA応答(RAR:RA response)を送信する。UEは、RARを予期し、このため、設定RARウィンドウ(ra-ResponseWindow)が満了するまでの間、又はRARが正常に受信されるまでの間、ランダムアクセス無線ネットワーク一時識別子(RA-RNTI)にアドレス指定された物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)をモニタリングすることで、gNBからRARメッセージを受信する。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))技術仕様書(TS)38.321から:「MACエンティティは、送信されたPREAMBLE_INDEXとマッチするランダムアクセスプリアンブル識別子を含むランダムアクセス応答の受信に成功した後に、ra-ResponseWindowを停止(それ故に、ランダムアクセス応答のモニタリングを停止)しうる。」
ステップ3 ‐ 「Msg3」(UE ID又はUE固有C-RNTI): Msg3において、UEは、初期アクセスのためにその識別子(UE ID、又はより正確には5G一時モバイル加入者アイデンティティ(5G-TMSI:5G Temporary Mobile Subscriber Identity)の初期部分)を送信するか、又は、それがすでにRRC_CONNECTEDモード又はRRC_INACTIVEモードにあり、そのUE固有無線ネットワーク一時識別子(RNTI)を再同期する必要がある場合)を送信する。
gNBは、グラントULリソースにおいてMsg3を復号できない場合、Msg3の再送のためにTC-RNTIにアドレス指定されたダウンリンク制御情報(DCI)を送信しうる。ハイブリッド自動再送要求(HARQ)は、UEがHARQ再送の最大回数に達した後にステップ1からランダムアクセス手順を再開するまで、又gNBによってはMsg3の受信が成功しうるまで、要求される。
ステップ4 ‐ 「Msg4」(競合解決): Msg4において、gNBは、UE ID又はC-RNTIについて肯定応答を行うことによって応答する。Msg4は、競合解決を与える、即ち、いくつかのUEが同一のプリアンブル(及びMsg3送信用の同一のグラント)を同時に使用している場合であっても、ただ1つのUE ID又はC-RNTIが送信される。
Msg4受信の場合、UEは、TC-RNTI(Msg3で当該UEのUE IDを送信した場合)又はC-RNTI(Msg3で当該UEのC-RNTIを送信した場合)をモニタリングする。
2ステップRAタイプは、通常の4ステップRAよりもはるかに短いレイテンシを与える。2ステップRAでは、4ステップRAにおけるMsg3(msgA PUSCH)に対応するプリアンブル及びメッセージが、設定に応じて後続の2つのスロットで送信されうる。msgA PUSCHは、特定のプリアンブル専用のリソース上で送信される。これは、プリアンブルとMsg3との両方が競合に直面することを意味するが、このケースでの競合解決は、プリアンブルとMsg3との両方が衝突無しで送信されるか又は両方が衝突することを意味する。図2には2ステップRA手順が示されている。
msgAの受信に成功すると、gNBは、msgBで応答する。msgBは、「successRAR」、「fallbackRAR」、又は「Back off」のいずれかでありうる。msgBの内容は、以下のように合意されている。特に、fallbackRARは、UEがPUSCHを送信すべきリソース、及び他の情報を識別するMsg3 PUSCHについてのグラントを提供することに留意されたい。
注:「msgA」及び「MsgA」との表記は、メッセージAを示すために本明細書では同義で使用される。同様に、「msgB」及び「MsgB」との表記は、メッセージBを示すために本明細書では同義で使用される。
4ステップメッセージ交換を2ステップメッセージ交換に置き換える可能性は、RAレイテンシの低減につながる。一方、2ステップRAは、競合ベースのデータ送信を使用するので、より多くのリソースを消費する。これは、データ通信用に設定されたリソースが、しばしば使用されないことがありうることを意味する。他の違いは、2ステップRAがタイミングアドバンス(TA)無しで動作することであり、これは、データペイロードがMsgA PUSCHで送信されるより前にアップリンク同期をどのように調整するかについてgNBからフィードバックが無いためである。
4ステップRA及び2ステップRAの両方が共有PRACHリソース上のセルにおいて(及びUEのために)設定される場合、UEは、4ステップRAを行うことを望む場合には1つの特定のセットから、2ステップRAを行うことを望む場合には他のセットから、そのプリアンブルを選択する。したがって、共有PRACHリソースが使用される場合に4ステップRAと2ステップRAとを区別するために、プリアンブル・パーティション(preamble partition)が行われる。代替的には、PRACH設定が、2ステップ及び4ステップRA手順について異なり、その場合、UEが2ステップ又は4ステップ手順を行っていれば、プリアンブル送信が行われる場所から推定されうる。
3GPPリリース16の2ステップRAタイプ手順では、潜在的な時間‐周波数リソースがUEに通知され、当該リソースにおいてUEは、ネットワークからの上位レイヤシグナリングを介してMsgA PRACH及びMsgA PUSCHを送信しうる。PRACHは、周期的に繰り返されるRACH機会(「RO」)において送信され、一方、PUSCHは、周期的に繰り返されるPUSCH機会(「PO」)において送信される。PUSCH機会は、上位レイヤシグナリングによって提供されるMsgA PUSCH設定で表現される。各MsgA PUSCH設定は、対応するRACH機会の開始から測定される、PUSCH機会の開始時間を定める。複数のPUSCH機会が、MsgA PUSCH設定において時間及び周波数において多重化されてもよく、その場合、直交周波数分割多重(OFDM)シンボル内のPOは、所与の個数の物理リソースブロック(PRB)を占有し、周波数において隣接し、POは、「L」個の連続するOFDMシンボルを占有する。MsgA PUSCH設定において時間において多重化されるPOは、「G」シンボル長である、設定ギャップ(configured gap)によって分離されうる。PUSCHスロットにおける最初の占有OFDMシンボルの開始は、開始及び長さインジケータ値(「SLIV」)を介して示される。MsgA PUSCH設定は、複数の連続するPUSCHスロットを含んでもよく、各スロットは同じ個数のPOを含む。帯域幅部分(BWP)における第1のPRBに対する第1のPRBの開始も、MsgA PUSCH設定によって与えられる。更に、MsgA PUSCHについての変調及び符号化方式(MCS)も、MsgA PUSCH設定によって与えられる。
各PRACHプリアンブルは、3GPP TS 38.213において与えられた手順に従って、PUSCH機会及び復調参照信号(DMRS)ポート及び/又はDMRSポート‐スクランブリング系列の組み合わせにマッピングされる。このマッピングは、時間及び周波数における、関連するPUSCHの位置と、
UEによって選択されたプリアンブルからのDMRSポート及び/又はスクランブリングとをgNBが一意に決定することを可能にする。
SDT手順に関して、NRは、RRC_INACTIVE状態をサポートし、低頻度の(周期的及び/又は非周期的)データ送信(本明細書では、同義で、スモールデータ送信、又はSDTと称される)を伴うUEは、一般に、RRC_IDLEではなく、RRC_INACTIVE状態でネットワークによって維持される。リリース16までは、RRC_INACTIVE状態はデータ送信をサポートしていない。したがって、UEは、任意のダウンリンク(DL)データ受信及び任意のULデータ送信のために、コネクションを再開する(即ち、RRC_CONNECTED状態に移行する)必要がある。RRC_INACTIVE状態へのコネクションセットアップ及びそれに続くリリースは、データ送信ごとに行われる。これは、不必要な電力消費及びシグナリングオーバヘッドをもたらす。このため、リリース17では、ランダムアクセス手順を用いたRRC_INACTIVE状態でのUE送信のサポートが導入されている。SDTは、RRC_INACTIVE状態でUEからULデータを送信するための手順である。SDTは、ランダムアクセス又は設定グラント(CG:configured grant)のいずれかを用いて実行される。UEがランダムアクセスを用いてULデータを送信するケースでは、4ステップRAタイプと2ステップRAタイプの両方を使用できる(上記の説明を参照)。UEがSDT手順のために4ステップRAタイプを使用する場合、UEは、Msg3でULデータを送信する。UEがSDT手順のために2ステップRAタイプを使用する場合、UEは、MsgAでULデータを送信する。
NRでは、リリース15以来、CGタイプ1及びCGタイプ2と称される2つのタイプの設定グラント(CG)UL送信方式がサポートされている。CG送信のこれらの2つのタイプ間の主な違いは、CGタイプ1の場合には、アップリンクグラントが無線リソース制御(RRC)設定によって提供され、自動的にアクティブ化される一方で、CGタイプ2の場合には、アップリンクグラントがL1シグナリングによって(即ち、設定スケジューリング無線ネットワーク一時識別子(CS-RNTI:Configured Scheduling Radio Network Temporary Identifier)によってスクランブリングされた巡回冗長検査(CRC)を有するUL DCIによって)提供されてアクティブ化されることである。両方の場合において、設定グラントを用いたPUSCH送信のために使用される空間関係は、RRC設定又はUL DCIのいずれかによって提供されるアップリンクグラントによって示される。
CG周期性は、RRC設定が行われ、これは、ConfiguredGrantConfig情報要素(IE)において規定される。NRでは、サブキャリア間隔に依存して、異なる周期性値がサポートされている。
SDTにおいて使用するために、gNBは、CGタイプ1をUEに設定しうるとともに、更に、ULキャリアの選択のための(1つ以上の)参照信号受信電力(RSRP)閾値を設定しうる。上記設定は、接続状態にある間に(UEを非アクティブ状態に移行させるために)UEに送信されるRRCReleaseメッセージで与えられるか、あるいは、例えばUEがRRC_CONNECTEDにある間に、別の個別RRCメッセージで与えられる。あるいは、上記設定は、SDT手順の後にRRCReleaseメッセージで与えられ、こその場合、UEはRRC_INACTIVEにおいて手順を開始し、UEは手順完了後にRRC_INACTIVEに留まる。設定グラントのタイプのリソースの使用は、時間アライメントが維持されるという点で、UEが同期状態のままであることを必要とする。UEが時間アライメントから外れている場合、代わりにRAタイプの手順が開始されうる(上記)
NR測位に関して、リリース15及びNRにおける導入以来、
ロケーション管理機能(LMF:Location Management Function)とターゲットデバイスとの間のポイント・ツー・ポイント通信プロトコルであるLTE測位プロトコル(LPP:LTE Positioning Protocol)プロトコルが、NR及びLTEの両方におけるUE測位のために再利用されることが合意されている(3GPP TS 37.355)。
コアネットワークにおいて、LMFと称される新たな論理ノードは、NR、Evolved Universal Terrestrial Radio Access(E-UTRA)、又は両方の無線アクセス技術(RAT)に固有の測位方法に基づいて、UE位置を演算することを担うメインサーバである。NR測位プロトコルA(NRPPA:NR Positioning Protocol A)は、次世代無線アクセスネットワーク(NG-RAN)とLMFとの間の通信プロトコルである。
NR測位アーキテクチャは、図3に例示されるように定義されている(3GPP TS 38.305も参照)。
以下のような新しい拡張測位方法がNRにおいて定義されている(TS 38.305を参照): ●NR E-CID;
●マルチラウンドトリップタイム(RTT)測位;
●ダウンリンク発射角(DL-AoD:Downlink Angle-of-Departure);
●ダウンリンク到来時間差(DL-TDOA:Downlink Time Difference of Arrival);
●アップリンク到来時間差(UL-TDOA:Uplink Time Difference of Arrival); ●到来方位角(A-AoA)及び到来天頂角(Z-AoA)を含む、アップリンク到来角(UL-AoA)。
グローバルナビゲーション衛星システム(GNSS:Global Navigation Satellite System)技術における最近の拡張は、リアルタイムキネマティック(RTK:Real Time Kinematic)GNSSを含み、これは、コード位相のみではなくGNSS信号の搬送波位相を活用することによって、リアルタイムで、正しい条件におけるメートルレベルからデシメートル又はセンチメートルレベルまでの測位精度の改善を可能にする差動GNSS測位技術である。したがって、NRネットワークにおけるRTK GNSSのサポートが提供されるべきであり、リリース16の作業項目において標準化が行われている。いくつかの測位システム情報ブロック(posSIB:positioning System Information Block)が、RTK支援データを配信するためにLTE及びNRにおいて定義されている。更に、ブロードキャストのために観測到来時間差(OTDOA)及びセンサ(気圧センサ)についての支援データを配信することが合意されている。
以下は、3GPP TS 37.355 v 16.3.0からのposSIBの一部から成るリストである。
Figure 2024518669000002
オンデマンドシステム情報要求は、システム情報メッセージの一部のみを、それを取得する必要があるUEが存在する場合にネットワークがブロードキャストすることを可能にする、NRにおける機能である。UEは、msg1又はmsg3ベースの手順のいずれかを使用して、そのようなシステム情報メッセージを要求する。上記手順は、必要な情報をUEがオンデマンドで要求することを可能にし、UEが現在取得していない情報を絶えずブロードキャストする際のオーバヘッドをネットワークが最小限にすることを可能にする。
更に、リリース16では、システム情報メッセージは、UEによって要求されうるとともに、RRCコネクション再設定メッセージを使用して、個別状態においてもネットワークによって提供されうる。
RRCオンデマンドシステム情報(SI)フレームワークの場合、パラメータsi-BroadcastStatusが、SIメッセージが現在ブロードキャストされているか否かを示すために使用される。このパラメータは、以下のように定義される:

si-BroadcastStatus ENUMERATED {broadcasting, notBroadcasting}
UEの観点から、SIメッセージがbroadcastingと示されるかnotBroadcastingと示されるかとは無関係に、UEは、SIメッセージのためのSIスケジューリング情報をSIB1から取得する。SIメッセージがbroadcastingと示される場合、UEは、SIスケジューリング情報に基づいてSIメッセージを直接取得できる。しかしながら、SIメッセージがnotBroadcastingと示される場合、UEは、(SIスケジューリング情報に従って)SIメッセージの送信を開始するために、最初に、基地局へのオンデマンドSI要求手順を実行する必要がある。
現在、オンデマンドブロードキャストは、以下のmsg1及びmsg3ソリューションに基づいている:
● ブロードキャスト(Msg1オプション):
〇 Msg1 SI要求RACH手順(PRACH、「RAR」)
〇 ブロードキャストSIメッセージ(しばらくの間)
● ブロードキャスト(Msg3オプション):
〇 Msg3 SI要求RACH手順(PRACH、RAR、RRCSystemInfoRequest、「Msg4」)
〇 ブロードキャストSIメッセージ(しばらくの間)
更に、3GPPリリース16では、UEは、3GPP TS 38.331 v 16.3.0からの以下の抜粋に記載されているような専用の手順を使用して、(測位SIBを含む)オンデマンドSIBを要求しうる。
Figure 2024518669000003
SDT(スモールデータ送信)手順を使用する、オンデマンドシステム情報に関連するシステム及び方法が開示される。一実施形態において、無線通信デバイスによって実行される方法は、非アクティブ状態にある間に、ネットワークノードへメッセージを送信することを含み、前記メッセージは、前記無線通信デバイスのID(アイデンティティ)と、前記無線通信デバイスによって要求されている、1つ以上のSIB(システム情報ブロック)及び/又は1つ以上のposSIB(測位SIB(position SIB))を示す情報と、を含む。このようにして、無線通信デバイスは、接続モードに遷移することなく、オンデマンドシステム情報を要求することが可能になる。
一実施形態では、前記メッセージは、前記無線通信デバイスによって要求されている前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBを示す前記情報を含むMAC(メディアアクセス制御)CE(制御要素)を含む。一実施形態では、前記MAC CEは、前記無線通信デバイスが、前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBを要求するためにSDT機能をサポートしていることのインジケーションを更に含む。一実施形態では、前記無線通信デバイスは、前記無線通信デバイスが前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBを要求するためにSDT機能をサポートしていることを、前記ネットワークノードへ報告される能力情報、前記MAC CE内のLCID(論理チャネルアイデンティティ)若しくはeLCID(拡張論理チャネルアイデンティティ)の使用、又は、関連するランダムアクセスプリアンブルの送信用の特定のランダムアクセスプリアンブルリソースグループの使用、を介して前記ネットワークノードに知らせる。
一実施形態では、前記MAC CEは、前記無線通信デバイスの前記アイデンティティを更に含む。一実施形態では、前記無線通信デバイスの前記アイデンティティは、前記無線通信デバイスのI-RNTI(非アクティブモード無線ネットワーク一時識別子)又はショートI-RNTIのいずれかである。一実施形態では、前記MAC CEは、前記MAC CEに含まれる前記無線通信デバイスの前記アイデンティティが、I-RNTIであるかショートI-RNTIであるかを示すインジケータを更に含む。
一実施形態では、前記MAC CEは、前記無線通信デバイスによって要求されている前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBが、1つ以上のSIBであるか1つ以上のposSIBであるかを示す情報を更に含む。
一実施形態では、前記MAC CEは、eLCIDを含むサブヘッダを含み、前記eLCIDは、複数のSIB及び/又はposSIBのうちのいずれが前記無線通信デバイスによって要求されているかを示す複数のビットを含む。一実施形態では、前記MAC CEは、前記無線通信デバイスによって要求されている前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBが、1つ以上のSIBであるか1つ以上のposSIBであるかを示すフラグを、前記サブヘッダ又は前記eLCID内に含む。一実施形態では、前記eLCIDは、前記無線通信デバイスの前記アイデンティティを更に含む。一実施形態では、前記無線通信デバイスの前記アイデンティティは、前記無線通信デバイスのI-RNTI又はショートI-RNTIのいずれかである。一実施形態では、前記eLCIDは、前記eLCIDに含まれる前記無線通信デバイスの前記アイデンティティが、I-RNTIであるかショートI-RNTIであるかを示すインジケータを更に含む。
一実施形態では、前記メッセージは、前記無線通信デバイスによって要求されている前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBを示す前記情報を含むRRC(無線リソース制御)メッセージを含む。一実施形態では、前記RRCメッセージは、前記無線通信デバイスが、前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBを要求するためにSDT機能をサポートしていることのインジケーションと、ダウンリンクSDT送信を介してSIB及び/又はposSIBを取得するための前記無線通信デバイスの能力のインジケーションと、の少なくともいずれかを更に含む。一実施形態では、前記無線通信デバイスによって要求されている前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBを示す前記情報は、前記無線通信デバイスによって要求されている1つ以上のSIB及び/又は1つ以上のposSIBを示すビットマップ又は明示的インジケーションを含む。
一実施形態では、前記メッセージを送信することは、アイドル/非アクティブ状態から遷移する際に又は接続状態において通常使用されるレガシーRRCメッセージの代わりに、SDTフレームワークの通信に使用されるべき前記RRCメッセージを送信することを含む。一実施形態では、前記メッセージを送信することは、アイドル状態/非アクティブ状態から遷移する際に又は接続状態において通常使用されるレガシーRRCメッセージ内に、SDT(スモールデータ送信)フレームワークを使用してSIB及び/又はposSIBを受信する能力を示す情報を含む前記RRCメッセージを埋め込むことを含む。一実施形態では、前記メッセージを送信することは、SDT手順のための4ステップランダムアクセスのMsg3、又はSDT手順のための2ステップランダムアクセスのMsgAのいずれかで、前記RRCメッセージを送信することを含む。
一実施形態では、前記無線通信デバイスの前記アイデンティティは、前記RRCメッセージに含まれないが、前記RRCメッセージの前又は後のいずれかに前記無線通信デバイスによって前記ネットワークノードへ送信されるMAC CEに含まれる。
一実施形態では、前記1つ以上のSIBのうちの少なくとも1つ及び/又は前記1つ以上のposSIBのうちの少なくとも1つを、関連するランダムアクセスのMsg4の一部として、又はRRCリリースメッセージの一部として受信することを更に含む。
一実施形態では、本方法は、前記1つ以上のSIBのうちの少なくとも1つ及び/又は前記1つ以上のposSIBのうちの少なくとも1つを、ブロードキャストを介して受信することを更に含む。一実施形態では、前記1つ以上のSIBのうちの少なくとも1つ及び/又は前記1つ以上のposSIBのうちの少なくとも1つを、ブロードキャストを介して受信することは、前記1つ以上のSIBのうちの前記少なくとも1つ及び/又は前記1つ以上のposSIBのうちの前記少なくとも1つに関連付けられたブロードキャスト状態フラグを受信することを含み、前記ブロードキャスト状態フラグは、前記1つ以上のSIBのうちの前記少なくとも1つ及び/又は前記1つ以上のposSIBのうちの前記少なくとも1つがブロードキャストされることを示すように変更される。
一実施形態では、本方法は、前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBのための前記要求を無効化するメッセージを受信することを更に含む。
一実施形態では、前記メッセージを送信することは、2ステップランダムアクセスにおけるMsgAであって、ランダムアクセスプリアンブル、RRC再開要求、データ、及び前記メッセージを含む前記MsgAを送信することを含む。
一実施形態では、前記メッセージを送信することは、4ステップランダムアクセスにおけるMsg3であって、RRC再開要求、データ、及び前記メッセージを含む前記Msg3を送信することを含む。
無線通信デバイスについての対応する実施形態も開示される。一実施形態では、無線通信デバイスが非アクティブ状態にある間に、ネットワークノードにメッセージを送信するように適合され、メッセージは無線通信デバイスのIDと、無線通信デバイスによって要求されている1つ以上のSIB及び/又は1つ以上のposSIBを示す情報とを備える。無線通信デバイスは、非アクティブ状態にある間に、ネットワークノードへメッセージを送信することを行うように構成され、前記メッセージは、前記無線通信デバイスのIDと、前記無線通信デバイスによって要求されている、1つ以上のSIB及び/又は1つ以上のposSIBを示す情報と、を含む。
別の実施形態では、無線通信デバイスは、1つ以上の送信機と、1つ以上の受信機と、前記1つ以上の送信機及び前記1つ以上の受信機と関連付けられた処理回路と、を備える。前記処理回路は前記無線通信デバイスに、非アクティブ状態にある間に、ネットワークノードへメッセージを送信させるように構成され、前記メッセージは、前記無線通信デバイスのIDと、前記無線通信デバイスによって要求されている、1つ以上のSIB及び/又は1つ以上のposSIBを示す情報と、を含む。
ネットワークノードによって実行される方法の実施形態も開示される。一実施形態では、ネットワークノードによって実行される方法は、無線通信デバイスが非アクティブ状態にある間に、前記無線通信デバイスからメッセージを受信することを含み、前記メッセージは、前記無線通信デバイスのIDと、前記無線通信デバイスによって要求されている、1つ以上のSIB及び/又は1つ以上のposSIBを示す情報と、を含む。
ネットワークノードについての対応する実施形態も開示される。一実施形態では、ネットワークノードは、無線通信デバイスが非アクティブ状態にある間に、前記無線通信デバイスからメッセージを受信することを行うように構成され、前記メッセージは、前記無線通信デバイスのIDと、前記無線通信デバイスによって要求されている、1つ以上のSIB及び/又は1つ以上のposSIBを示す情報と、を含む。
別の実施形態では、ネットワークノードは、無線通信デバイスが非アクティブ状態にある間に、前記無線通信デバイスからメッセージを受信することを前記ネットワークノードに行わせるように構成された処理回路を備え、前記メッセージは、前記無線通信デバイスのIDと、前記無線通信デバイスによって要求されている、1つ以上のSIB及び/又は1つ以上のposSIBを示す情報と、を含む。
本明細書に組み込まれ、その一部を形成する添付図面は、本開示のいくつかの態様を示し、説明とともに本開示の原理を説明するのに役立つ。
図1は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ロングタームエボリューション(LTE)及びニューレディオ(NR)において使用される4ステップランダムアクセス(RA)手順を示す。
図2は、3GPPにおいて定義された2ステップRA手順を示す。
図3は、3GPPにおいて定義されたNR測位アーキテクチャを示す。
図4は、本開示の実施形態が実装されうるセルラ通信システムの一例を示す。
図5は、本開示の実施形態によるメディアアクセス制御(MAC)制御要素(CE)の1つの実装例を示す。
図6は、図5のMAC CEのペイロードの1つの例示的な実施形態を示す。
図7は、本開示のある実施形態による、ユーザ装置(UE)及びネットワークノードの動作を示す。
図8は、本開示の他の実施形態による、UE及びネットワークノードの動作を示す。
図9は、本開示の一実施形態による、オンデマンドシステム情報を要求及び取得するために4ステップRA処理を使用する、例示的なスモールデータ送信(SDT)手順を示す。
図10は、本開示の他の実施形態による、オンデマンドシステム情報を要求及び取得するために4ステップRA処理を使用する、例示的なSDT手順を示す。
図11、図12及び図13は、本開示の実施形態の態様が実装されうるネットワークノードの例示的な実施形態の概略的なブロック図である。
図14及び図15は、本開示の実施形態の態様が実装されうる(具体的にはUEとしての)無線通信デバイスの例示的な実施形態の概略的なブロック図である。
図16は、本開示の実施形態が実装されうる通信システムの例示的な実施形態を示す。
図17は、図16のホストコンピュータ、基地局、及びUEの例示的な実施形態を示す。
図18~図21は、図16のような通信システムにおいて実行される方法の例示的な実施形態を示すフローチャートである。
図22は、本開示の実施形態による例示的なRRCSystemInfoRequestメッセージを示す。
図23は、要求されたシステム情報ブロック(SIB)又は測位SIB(posSIB)のビットマップ又は明示的インジケーションがRRCSystemInfoRequestメッセージ内に追加される例を示す。
図24は、本開示の実施形態において使用されうるRRCResumeRequestを示す。
以下に記載される実施形態は、当業者が実施形態を実施することを可能にするとともに、実施形態を実施する最良の形態を示すための情報を表す。添付図面に照らして以下の説明を読むと、当業者であれば本開示の概念を理解し、本明細書で特に対処されていないこれらの概念の適用を認識するであろう。これらの概念及び適用は、本開示の範囲内にあることを理解されたい。
以下、添付図面を参照して、本明細書において検討される実施形態のいくつかについてより十分に説明する。しかしながら、他の実施形態は本明細書に開示された主題の範囲内に含まれ、開示された主題は、本明細書に記載された実施形態のみに限定されると解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は主題の範囲を当業者に伝えるために例として提供される。
一般に、本明細書で使用される全ての用語は、異なる意味が明確に与えられ、及び/又は、それが使用される文脈から暗示されない限り、関連する技術分野におけるそれらの通常の意味に従って解釈されるべきである。エレメント、装置、コンポーネント、手段、ステップ等へのあらゆる言及は、特に明記しない限り、エレメント、装置、コンポーネント、手段、ステップ等の少なくとも1つのインスタンスを指すものとしてオープンに解釈されるべきである。本明細書に開示される任意の方法のステップは、ステップが別のステップの後又は前として明示的に説明されている場合、及び/又はステップが別のステップの後又は前になければならないことが黙示的でる場合を除き、開示される正確な順序で実行される必要はない。本明細書に開示される実施形態のいずれかの任意の特徴は、適切な場合には、任意の他の実施形態に適用されてもよい。同様に、任意の実施形態の任意の利点は、任意の他の実施形態に適用されることができ、その逆も同様である。本明細書の実施形態の他の目的、特徴、及び利点は、以下の説明から明らかになるのであろう。
無線ノード: 本明細書で使用されるように、「無線ノード」は、無線アクセスノード又は無線通信デバイスのいずれかである。
無線アクセスノード: 本明細書で使用されるように、「無線アクセスノード」又は「無線ネットワークノード」又は「無線アクセスネットワークノード」は、信号を無線で送信及び/又は受信するように動作するセルラ通信ネットワークの無線アクセスネットワーク(RAN)内の任意のノードである。無線アクセスノードのいくつかの例には、基地局(例えば、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)第5世代(5G)NRネットワークにおけるニューレディオ(NR)基地局(gNB)、3GPPロングタームエボリューション(LTE)ネットワークにおける拡張型又は発展型ノードB(eNB:enhanced or evolved Node B))、高電力又はマクロ基地局、低電力基地局(例えば、マイクロ基地局、ピコ基地局、ホームeNB等)、中継ノード、基地局の機能の一部を実装するネットワークノード(例えば、gNBセントラルユニット(gNB-CU:gNB Central Unit)を実装するネットワークノード、又はgNB分散ユニット(gNB-DU:gNB Distributed Unit)を実装するネットワークノード)、又は、他の何らかのタイプの無線アクセスノードの機能の一部を実装するネットワークノードが含まれるが、これらに限定されない。
コアネットワークノード: 本明細書で使用されるように、「コアネットワークノード」は、コアネットワーク内の任意のタイプのノード、又はコアネットワーク機能を実装する任意のノードである。コアネットワークノードのいくつかの例には、例えば、モビリティ管理エンティティ(MME:Mobility Management Entity)、パケットデータネットワークゲートウェイ(P-GW:Packet Data Network Gateway)、サービス能力エクスポージャ機能(SCEF:Service Capability Exposure Function)、ホーム加入者サーバ(HSS:Home Subscriber Server)等が挙げられる。コアネットワークノードの他の例には、アクセス及びモビリティ機能(AMF:Access and Mobility Function)、ユーザプレーン機能(UPF:User Plane Function)、セッション管理機能(SMF:Session Management Function)、認証サーバ機能(AUSF:Authentication Server Function)、ネットワークスライス選択機能(NSSF:Network Slice Selection Function)、ネットワーク公開機能(NEF:Network Exposure Function)、ネットワーク機能(NF)リポジトリ機能(NRF:etwork Function (NF) Repository Function)、ポリシー制御機能(PCF:Policy Control Function)、統合データ管理(UDM:Unified Data Management)等を実装するノードが含まれる。
通信デバイス: 本明細書で使用されるように、「通信デバイス」は、アクセスネットワークへのアクセスを有する任意のタイプのデバイスである。通信デバイスのいくつかの例には、携帯電話、スマートフォン、センサデバイス、メータ、車両、家庭電化製品、医療機器、メディアプレーヤ、カメラ、又は、例えば、テレビ、ラジオ、照明装置、タブレットコンピュータ、ラップトップ、若しくはパーソナルコンピュータ(PC)等の任意のタイプの家庭用電子機器が含まれるが、これらに限定されない。通信デバイスは、無線又は有線接続を介して音声データ及び/又はデータをやりとりすることが可能な、ポータブル型、ハンドヘルド型、コンピュータ内蔵型、又は車載型のモバイルデバイスでありうる。
無線通信デバイス: 1つのタイプの通信デバイスは、無線通信デバイスであり、これは、無線ネットワーク(例えば、セルラネットワーク)へのアクセスを有する(即ち、無線ネットワークによるサービスを受ける)任意のタイプの無線デバイスでありうる。無線デバイスのいくつかの例には、3GPPネットワーク内のユーザ装置デバイス(UE)、マシンタイプ通信(MTC)デバイス、及びインターネット・オブ・シングス(IoT)デバイスが含まれるが、これらに限定されない。そのような無線通信デバイスのいくつかの例は、携帯電話、スマートフォン、センサデバイス、メータ、車両、家庭電化製品、医療機器、メディアプレーヤ、カメラ、又は、例えば、テレビ、ラジオ、照明装置、タブレットコンピュータ、ラップトップ、若しくはPC等の任意のタイプの家庭用電子機器でありうるか、又はそれらに内蔵されうる。無線通信デバイスは、無線接続を介して音声データ及び/又はデータをやりとりすることが可能な、ポータブル型、ハンドヘルド型、コンピュータ内蔵型、又は車載型のモバイルデバイスでありうる。
ネットワークノード: 本明細書で使用されるように、「ネットワークノード」は、RANの一部であるか又はセルラ通信ネットワーク/システムのコアネットワークの一部である、任意のノードである。
送信/受信ポイント(TRP:Transmission/Reception Point):いくつかの実施形態では、TRPは、ネットワークノード、無線ヘッド、空間関係、又は送信設定インジケータ(TCI:Transmission Configuration Indicator)状態のいずれかでありうる。いくつかの実施形態では、TRPは、空間関係又はTCI状態によって表されうる。いくつかの実施形態では、TRPは、複数のTCI状態を使用しうる。いくつかの実施形態では、TRPは、その要素に固有の物理レイヤ特性及びパラメータに従って、UEとの間で無線信号を送受信するgNBの一部であってもよい。いくつかの実施形態では、複数TRP(マルチTRP)動作において、サービングセルは、2つのTRPからUEをスケジューリングすることができ、より良好な物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)カバレッジ、信頼性、及び/又はデータレートを提供する。マルチTRPには、単一ダウンリンク制御情報(DCI)及びマルチDCIという、2つの異なる動作モードがある。両方のモードについて、アップリンク及びダウンリンク動作の制御は、物理レイヤ及びメディアアクセス制御(MAC)の両方によって行われる。単一DCIモードでは、UEは、両方のTRPについて同じDCIによってスケジューリングされ、マルチDCIモードでは、UEは、各TRPからの独立したDCIによってスケジューリングされる。
本明細書で与えられる説明は、3GPPセルラ通信システムに焦点を当てており、このため、3GPP用語又は3GPP用語と同様の用語がしばしば使用されることに留意されたい。しかしながら、本明細書に開示される概念は、3GPPシステムに限定されない。
本明細書の説明では、「セル」という用語を参照しうるが、特に、5G NRの概念に関しては、セルの代わりにビームが使用されうるため、本明細書で説明される概念がセル及びビームの両方に等しく適用可能であることに留意することが重要であることに留意されたい。
現在、(1つ以上の)ある課題が存在する。オンデマンドシステム情報のための現在のソリューションでは、ネットワークは、非アクティブモード手順を介して要求されたUEシステム情報ブロック(SIB)を配信することができない。UEは、(非アクティブ状態において)msg1又はmsg3を使用してオンデマンドシステム情報を要求しうるが、ネットワークは、ポイント・ツー・ポイント(ユニキャスト)メッセージを介して配信することができない。
更に、UEは、現在ブロードキャストされていないSIBを要求するためだけに接続モード(connected mode)に遷移することはできず、即ち、ネットワークは、接続モードにあるUEによって要求が行われなければ、ネットワークは、要求されたオンデマンドシステム情報を、接続モード手順を介して配信することはできない。これは、ネットワークの観点からの制約であり、特に、オンデマンド要求が1つのUE(又は非常に少数)から生じる場合、又は更には多数のUEから別々の時間機会に生じる場合に、大量のブロードキャストリソースを消費するためであり、このような場合、ネットワークは、ポイント・ツー・ポイントで配信できず、ブロードキャストを使用して配信することを余儀なくされる。
このため、オンデマンドSIB配信のための、この方向におけるシステム及び方法が必要とされている。
本開示及びそれらの実施形態のある態様は、前述の又は他の課題に対するソリューションを提供しうる。本開示では、スモールデータ送信(SDT:Small Data Transmission)フレームワークを使用するオンデマンドシステム情報(SI)要求及び配信のためのシステム及び方法の実施形態が提供される。
一実施形態では、SDTフレームワークを使用するオンデマンドSI要求及び配信のためのメディアアクセス制御(MAC)ベースの手順が提供される。一実施形態では、MACベースの手順は以下のうちの1つ以上を含む:
● SDTのための既存の論理チャネルアイデンティティ(LCID)/拡張LCID(eLCID)、又は新たなLCID/eLCIDが、UEがこれをMsgA/Msg3送信の一部として含める又は使用する場合に定義される。
● このLCID/eLCIDを含むMAC CEは、SIB要求(例えば、どのSIBが要求されるかを示すビット)を伴うペイロードを有する。
● そのような要求を受信すると、ネットワーク(例えば、ネットワークノード)は、SDTフレームワーク(例えば、Msg4/RRCReleaseの一部として)メッセージを使用してダウンリンク(DL)データを提供するか、又は非アクティブ状態における後続のDL送信を提供する。
別の実施形態では、SDTフレームワークを使用するオンデマンドSI要求及び配信のための無線リソース制御(RRC)ベースの手順が提供される。一実施形態では、RRCベースの手順は以下のうちの1つ以上を含む:
● ネットワークは、SIBブロードキャストを介して、SDTベースの配信がサポートされる又は有効化/無効化されるとの情報を提供する。これは、個別シグナリングによって提供されることも可能である。
● 図22に示されるRRCSystemInfoRequestのRRCSystemInfoRequest-IEからのスペアビットは、UEがSDTをサポートしていることを示すために使用され、ネットワークは、ポイント・ツー・ポイント配信による配信を選択しうる。
● 以下のRRCSystemInfoRequestメッセージの代わりに、UEは、SDT要求のための新たなRRCメッセージを送信し、フラグビットを用いてDL SDT送信を介してSIB(posSIB)を取得する能力を備えることが可能である。
● あるいは、ネットワークは更に、MAC CE内の新たなLCID/eLCIDの使用に基づいて、UEがSDTをサポートしていると判定しうる。
ある実施形態は、以下の(1つ以上の)技術的利点のうちの1つ以上を提供しうる。本開示の実施形態は、以下の利点のうちの1つ以上を提供しうる:
● 省電力メカニズムが、RANベースの手順に不可欠である。本明細書で説明される実施形態によれば、UEは、RRCステータスをRRC_INACTIVEに保ち、かつ、それにより、RRC_CONNECTEDへの遷移を回避しながら、データを送受信することが可能である。このことは、RRC遷移を達成するためのより高いシグナリングオーバヘッド及び電力消費が回避されることを意味する。
● 本開示の実施形態は、ネットワークがブロードキャストを使用してSIBを配信する必要がないので、ネットワークリソースの節約を提供しうる。
● 本開示の実施形態はUEが、グローバルナビゲーション衛星システム(GNSS)アルマナック又は基準局等の、低速変化する若しくは静的であり、かつ、ブロードキャストに適していない大規模データでもありうる測位SIB(posSIB:positioning SIB)を取り出すためにこのメカニズムを使用できる場合に、特に有用でありうる。
図4は、本開示の実施形態が実装されうるセルラ通信システム400の一例を示す。本明細書で説明される実施形態では、セルラ通信システム400は、次世代RAN(NG-RAN)及び5Gコア(5GC)を含む5Gシステム(5GS)であるが、本開示はこれに限定されない。本明細書で説明される実施形態は、スモールデータ送信(SDT)が望まれる他のタイプのセルラ通信システム(例えば、発展型パケットシステム(EPS))において実装が可能である。この例では、RANは、基地局402-1及び402-2を含み、これらは、NG-RANでは、NR基地局(gNB)及びオプションとして次世代eNB(ng-eNB)(例えば、5GCに接続されたLTE RAN)を含み、これらは対応する(マクロ)セル404-1及び404-2を制御する。基地局402?1及び402?2は、本明細書では集合的に基地局402と一般的に称されるとともに、個別に基地局402と称される。同様に、(マクロ)セル404-1及び404-2は、本明細書では集合的に(マクロ)セル404と一般的に称されるとともに、個別にマクロセル404と称される。RANは、対応するスモールセル408-1~408-4を制御するいくつかの低電力ノード406-1~406-4も含みうる。低電力ノード406-1~406-4は、スモール基地局(ピコ又はフェムト基地局等)又はリモートラジオヘッド(RRH)等であってもよい。特に、図示されていないが、スモールセル408-1~408-4の1つ以上は、基地局402によって代わりに提供されてもよい。低電力ノード406-1~406-4は、本明細書では一般的に、集合的に低電力ノード406と称されるとともに、個別に低電力ノード406と称される。同様に、スモールセル408-1~408-4は、本明細書では一般的に、集合的にスモールセル408と称されるとともに、個別にスモールセル408と称される。セルラ通信システム400は、コアネットワーク410を更に含み、当該コアネットワークは5Gシステム(5GS)において5GCと称される。基地局402(及びオプションとして低電力ノード406)は、コアネットワーク410に接続されている。
基地局402及び低電力ノード406は、対応するセル404及び408内の無線通信デバイス412-1~412-5にサービスを提供する。無線通信デバイス412-1~412-5は、本明細書では集合的に無線通信デバイス412と一般的に称されるとともに、個別に無線通信デバイス412と称される。以下の説明では、無線通信デバイス412は、多くの場合、UEであり、そのため場合によってはUE412と称されるが、本開示はそれに限定されない。
以下では、実施形態は、NRのコンテキストで説明されているが、LTE又は任意の他の無線アクセス技術(RAT)にも意味を失うことなく適用可能である。更に、「posSIB」、「測位SIB(positioning SIB)」、及び「測位情報(positioning information)」との用語は、ブロードキャストを介して又は個別のRRCシグナリングを介して、UEによって一般に取得されうる、測位に関連するシステム情報を指す。また、「SIB」及び「通常SIB(normal SIB)」との用語は、ブロードキャスト又は個別のRRC信号を介して取得されうる、位置に関連しないシステム情報を指す。
以下では、同じ実施形態、方法、及びソリューションが、posSIB又はSIBの両方に適用可能であるため、posSIB又はSIBとの用語は意味を失うことなく交換されうる。
本明細書で使用される場合、「非アクティブモード無線ネットワーク一時識別子(I-RNTI:Inactive mode Radio Network Temporary Identifier)」又は「I-RNTI値」との用語は、RRC_INACTIVEにおいてUEの中断されたUEコンテキストを識別するために使用される。一実施形態では、I-RNTI値は、以下のように定義される情報要素である:
Figure 2024518669000004
本明細書で使用される場合、「ShortI-RNTI-Value」との用語は、I-RNTI-Valueと比較して、より少ないビットを使用して、RRC_INACTIVEにおけるUEの中断されたUEコンテキストを識別するために使用される。一実施形態では、ShortI-RNTI-Valueは、以下のように定義される情報要素である:
Figure 2024518669000005
<MACベースのソリューション>
一実施形態では、UE412がRRC_INACTIVEであり、かつ、(1つ以上の)SIB又はposSIBを取得する必要性を有する場合、UE412は、いずれの(1つ以上の)SIB又は(1つ以上の)posSIBが必要であるかを知らせるために(即ち、RRC_CONNECTEDに完全に遷移することなく)、新たなアップリンクMAC制御要素(CE)をネットワークへ(例えば、基地局402、又は基地局402の機能の少なくとも一部を実装するネットワークノード等の、ネットワークノードへ)送信する。
また、ユースケースは、UE412がRRC_INACTIVEであり、かつ、ポイント・ツー・ポイント配信によって(即ち、ブロードキャスト無しで)のみ提供されるようにネットワークによって(例えば、ネットワークノードによって)知らされるSIB又はposSIBを(再)取得する必要性を有し、その結果、UE412がMAC CEを通じてこの要求を送信する、ようなものでありうる。例えば、ユニキャストタグを使用する。
(1つ以上の)SIB又は(1つ以上の)posSIBを(再)取得する必要性は、以下の理由によるものである:
● UE412における上位レイヤからの要求、
● UE412に格納された(1つ以上の)SIB又は(1つ以上の)posSIBが古くなっている又はもはや有効ではない、又は
● 特定の(1つ以上の)SIB又は(1つ以上の)posSIBが、ある機能(例えば、サイドリンク又は非プライベートネットワーク)を設定又は実行するために取得されることが要求される。
更に、別の実施形態では、アップリンクMAC CEをネットワークへ(例えば、ネットワークノードへ)送信する際に、UE412は更に、この特定のUE412が(1つ以上の)SIB又は(1つ以上の)posSIBを要求するためのSDT機能をサポートし、それを使用することを望むことを、ネットワークへ(例えば、ネットワークノードへ)(例えば、MAC CEを介して)知らせうる。代替的には、ネットワークは、特定のUE412が、UE能力を介して(1つ以上の)SIB又は(1つ以上の)posSIBを要求するためのSDT機能、又はMAC CEにおけるLCID/eLCIDの使用、又は特定のプリアンブルリソースグループの使用、をサポートするかどうかを理解しうる。
一実施形態では、1つ(又は複数の)SIB又はposSIBが要求されるとのアップリンクMAC CEを介してUE412の要求を受信すると、ネットワークノード(例えば、gNB等の基地局402)は、以下のアクションを実行することを決定しうる:
1. ネットワークノードは、新しいダウンリンクMAC CEをUE412へ送信することで、SDTフレームワークを介して(1つ以上の)SIB又は(1つ以上の)posSIB要求を無効化する、又は
2. ネットワークノードは、要求された(1つ以上の)SIB又は(1つ以上の)posSIBを、Msg4又はRRCReleaseの一部として、SDTフレームワークに従って送信する、又は
3. ネットワークノードは、要求された(1つ以上の)SIB又は(1つ以上の)posSIBを、(例えば、ブロードキャストステータスフラグをnotBroadcastingからbroadcastingに変更することによって)ブロードキャストする。
別の実施形態では、図5に示されるように、新たなeLCIDが定義され、かつ、ペイロードが32ビットを含む(maxSIメッセージ)ことを、上述のものの可能性のある実装が含みうる。更に、一実施形態では、ペイロードは図6に示されるようなものである。図5からのRビット又は図6に示される新たなフラグSは、要求がMACペイロード内のSIB用であるかposSIB用であるかを区別するためにも使用されうる。更に、MACペイロードは、例えば、24ビット又は40ビットのいずれかでありうるUE ID(例えば、I-RNTI)も含みうる。一実施形態では、図6に示されるように、それ(例;I)も区別するためのフラグが存在してもよく、それ故に、MAC CEペイロードは、例えば、10バイト又は8バイトでありうる。ネットワーク(例えば、ネットワークノード)は、MACペイロードサイズ(例えば、2バイトの差)に基づいて、I-RNTIタイプ(例えば、ショート又はロング)を推定しうる。
図7は、上述のMACベースのソリューションの一実施形態による、UE412及びネットワークノード700(例えば、基地局402、又は基地局402の機能の少なくとも一部を実装するネットワークノード)の動作を示す。図示されるように、UE412は、非アクティブ状態にある場合に、MAC CEをネットワークノード700へ送信し、当該MAC CEは、UE412によって要求された1つ以上のSIB及び/又は1つ以上のposSIBを示す(ステップ702)。更に、一実施形態では、MAC CEは、UE412が、(1つ以上の)SIB及び/又は(1つ以上の)posSIBを要求するためのSDT機能をサポートしており、かつ、この機能を使用することを望むというインジケーションを更に含む。別の実施形態では、ネットワークノード700は、UE能力(例えば、UE412によって以前に報告されたUE能力)を介して、UE412がSDT機能をサポートすることを示す、MAC CE内のLCID又はeLCIDの使用を介して、又は関連するRAプリアンブルを送信する際のUE412による特定のRAプリアンブルリソースグループの使用を介して、(1つ以上の)SIB及び/又は(1つ以上の)posSIBを要求するためのSDT機能をUE412がサポートしているかどうかを判定する。MAC CEの受信に応答して、ネットワークノード700は、1つ以上のアクションを実行する(ステップ704)。ネットワークノード700によって実行される1つ以上のアクションは、SIB又はposSIB要求を無効化するために新しいダウンリンクMAC CEをUE412へ送ること、要求されたSIB及び/又はpos(SIB)のうちの少なくとも1つを、SDTを介して、例えば、関連するMsg4又はRRCReleaseの一部として、UE412へ送ること、及び/又は、要求されたSIB及び/又はposSIBのうちの少なくとも1つを、(例えば、ブロードキャストステータスフラグをnotBroadcastingからbroadcastingに変更することによって)ブロードキャストすること、を含みうる。
<RRCベースのソリューション>
一実施形態では、UE412がRRC_INACTIVEにあり、かつ、(1つ以上の)SIB又は(1つ以上の)posSIBを(再)取得する必要がある場合、UE412は、必要とされる(1つ以上の)SIB又は(1つ以上の)posSIBを要求するために、(即ち、完全にRRC_CONNECTEDに遷移することなく)アップリンクRRCメッセージをネットワークへ送信する。一実施形態では、アップリンクRRC要求が、以下に従って送信される:
● ビットマップ又は明示的インジケーションが、いずれの(1つ以上の)SIB又は(1つ以上の)posSIBが必要とされるかをネットワークに知らせるために既存のRRCメッセージに追加される。
● この新しいビットマップ又は明示的インジケーションは、以下のオプションのいずれかに従ってネットワークへ(例えば、ネットワークノードへ)伝達される:
1. 新しい又は既存のRRCメッセージが、いずれの(1つ以上の)SIB又は(1つ以上の)posSIBが必要とされるかをネットワークに知らせるためにネットワークへ送信され、この新しいRRCメッセージは、RRC_IDLEからRRC_CONNECTEDへの遷移を実行する際に通常使用されるレガシーRRCメッセージのうちの1つの代わりに(例えば、RRCResumeRequestの代わりに)使用される。
2. 新しい又は既存のRRCメッセージが、(例えば、RRCResumeRequestの代わりに)RRC_IDLEからRRC_CONNECTEDへの遷移を実行する際に通常使用されるレガシーRRCメッセージのうちの1つに(即ち、コンテナ-OCTET STRING内に)組み込まれて、ネットワークへ送信される。
更に、UE412がSDT手順のために4ステップRAタイプを使用する場合、UE412は、Msg3でULメッセージを送信する。UE412がSDT手順のために2ステップRAタイプを使用する場合、UE412は、MsgAでULメッセージを送信する。
別の実施形態では、アップリンクRRC要求をネットワークへ送信する際に、UE412は更に、この特定のUE412が(1つ以上の)SIB又は(1つ以上の)posSIBを要求するためのSDT機能をサポートしており、かつ、それを使用することを望むことを(例えば、RRCメッセージで)ネットワークに知らせうる。代替的には、ネットワークは、特定のUE412が、UE能力を介して(1つ以上の)SIB又は(1つ以上の)posSIBを要求するためのSDT機能をサポートしているかどうかを理解しうる。
一実施形態では、ネットワーク(例えば、ネットワークノード)は更に、(1つ以上の)SIB又は(1つ以上の)posSIBを要求するためのSDT機能を、(ネットワークがそのカバレッジ下の全てのUEに対してこの機能を無効化にすることを望む場合には)SIBにインジケーションを追加することによって、又は(ネットワークがそのカバレッジ下の特定のUEのみに対してこの機能を無効化することを望む場合には)個別のRRCメッセージにインジケーションを追加することによって、有効化/無効化しうる。
別の実施形態において、上述したものについての可能性のある実装は以下のとおりである。ビットマップ又は明示的インジケーションが、SIB/posSIBが必要とされることをネットワークに知らせるために既存のRRCメッセージ又は新しいRRCメッセージに追加される。図23は、RRCSystemInfoRequestメッセージにビットマップ又は明示的が追加される例を示す。
更に、上記のRRCメッセージはUE IDを有していないので、このRRCSystemInfoメッセージは、UE ID(例えば、I-RNTI)を含む、図6に示されるような特定のMAC CEの後に、又は図24のRRC再開要求メッセージの後に付加される。そのような場合、MACペイロードは、SI要求オクテットを含まず、その代わりにRRCメッセージを介して提供される。
一実施形態では、SDT機能をサポートするUEのためのSIB又はPosSIB要求を送信するために、別個のプリアンブルグループが予約される。そのようなプリアンブルを受信すると、ネットワークは、以下のものに適合するであろうULグラントを割り当てるであろう:

MAC CE + RRC Resume Request + RRC System Info Request Msg
要求されたSIB又はposSIBのUE ID+ビットマップを含む新しいRRCメッセージを作成すること、又は、要求された属性(要求されたSIB/posSIBのBITMAP)を任意のSDT固有のRRCメッセージに追加することも可能である。
図8は、上述のRRCベースのソリューションの一実施形態による、UE412及びネットワークノード700(例えば、基地局402、又は基地局402の機能の少なくとも一部を実装するネットワークノード)の動作を示す。図示されるように、UE412は、非アクティブ状態にある場合に、RRCメッセージをネットワークノード700へ送信し、当該RRCメッセージは、UE412によって要求された1つ以上のSIB及び/又は1つ以上のposSIBを示す(ステップ802)。RRCメッセージは、上述の実施形態のいずれかによるものでありうる。このため、ここでは上述の詳細を同様に適用可能である。一実施形態では、RRCメッセージは、SDT要求のための(新しい)RRCメッセージであり、ダウンリンクSDT送信を介してSIB及び/又はposSIBを取得するためのUE412の能力のインジケーション(例えば、ダウンリンクSDT送信を介してSIB及び/又はposSIBを取得するためのUE412の能力を示すフラグビット)を含むことに留意されたい。
RRCメッセージの受信に応答して、ネットワークノード700は、1つ以上のアクションを実行する(ステップ804)。ネットワークノード800によって実行される1つ以上のアクションは、SIB又はposSIB要求を無効化すること、要求されたSIB及び/又はpos(SIB)のうちの少なくとも1つを、SDTを介して、例えば、関連するMsg4又はRRCReleaseの一部として、UE412へ送ること、及び/又は、要求されたSIB及び/又はposSIBのうちの少なくとも1つを、(例えば、ブロードキャストステータスフラグをnotBroadcastingからbroadcastingに変更することによって)ブロードキャストすること、を含みうる。
<SDT手順及びSDTを介したSIBのネットワーク配信>
図9及び図10に例示的な手順が示される。図9の手順は、2ステップRAに関して示される。図10の手順は、4ステップRAに関して示される。図9に示されるように、MsgAで、UE412は、RRCResumeRequest+(場合によってはセグメント化された)スモールデータ+SIB要求インジケーションを、ネットワークノード900へ送信する(ステップ902)。MsgBで、ネットワークノード900は、以下のものを送信する(ステップ904):
● 他のデータが予期されず、設定更新が行われない場合、RRCリリース(RRCrelease)、又は
● RRC接続要求(RRC connection request)+場合によってはUEを接続(connected)に移行させるための動的グラント、又は
● RRCリリース(RRCrelease)+ダウンリンク割り当て(Downlink assignment)+場合によっては設定グラント・コンフィギュレーション/単一のUL設定グラント。
図10に示されように、UE412は、RAプリアンブルをネットワークノード1000へ送信し(ステップ1002)、ネットワークノード1000からRARを受信した後(ステップ1004)、Msg3で、UE412は、RRCResumeRequest+(場合によってはセグメント化された)スモールデータ+SIB要求インジケーションを、ネットワークノード1000へ送信する(ステップ1006)。Msg4で、ネットワークノード1000は、以下のものを送信する(ステップ1008):
● 他のデータが予期されず、設定更新が行われない場合、RRCリリース(RRCrelease)、又は
● RRC接続要求(RRC connection request)+場合によってはUEを接続(connected)に移行させるための動的グラント、又は
● RRCリリース(RRCrelease)+ダウンリンク割り当て(Downlink assignment)+場合によっては設定グラント・コンフィギュレーション/単一のUL設定グラント。
一実施形態では、ネットワークノード900又は1000は、MsgA又はMsg3を通じて、あるいは設定グラント割り当てで、第1のSDTメッセージを受信する。ネットワークノード900又は1000は、後続のSDT送信が以下のいずれかを通じて保留中であることを検出する:
● MACサブ・プロトコルデータユニット(PDU:Protocol Data Unit)内のユーザデータが、セグメント化された無線リンク制御(RLC)ペイロードであること、
● 又は、明示的インジケーション、例えば、SIB要求、又はその両方によって、
● 又は代替的には、本明細書において前のセクションで説明した方法を使用してSIB RRC定要求を受信することによって。
その後、ネットワークノード900又は1000は、SIB RRCメッセージをUE412へ提供しうる(ステップ906又はステップ1010)。ネットワークノード900又は1000は、以下の手段によって、SIB RRCメッセージをUE412へ提供しうる:
● RRCリリース(RRCRelease)は、後続のダウンリンク割り当てを伴い、当該割り当てについて、UE412は、正常に復号されるまでRRC INACTIVEに留まる。
〇 DL割り当て(SPS(Semi Persistent Scheduling、半永続的スケジューリング)を参照)は、SIB RRCコンフィギュレーションを含む
● ネットワークノード900によってスケジューリングされたDL割り当て(グラント)、当該DL割り当てについて、復号の成功後にRRCリリースメッセージを伴う。
<RRC手順の記述(3GPP TS 38.331 第5章に対する影響)>
以下は、上述の実施形態の少なくともいくつかの態様を実装する3GPP TS 38.331手順上の変更の例を含む。本例は、SDTベースの手順に適合するために既存の手順がどのように更新される必要があるかを示す。更に、SDTベースの非アクティブモード機構のための別個のオンデマンドSI手順を有することが可能である。
Figure 2024518669000006
Figure 2024518669000007
<更なる態様>
図11は、本開示のいくつかの実施形態に係るネットワークノード1100の概略的なブロック図である。オプション機能は破線のボックスによって表される。ネットワークノード1100は、例えば、基地局402若しくは406、又は本明細書で説明されるような基地局402若しくはgNB、ネットワークノード700、800、900又は1000の機能の全て若しくは一部を実装するネットワークノードでありうる。図示されるように、ネットワークノード1100は、1つ以上のプロセッサ1104(例えば、中央処理装置(CPU)、特定用途向け集積回路(ASIC)、及び/又はフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)等)、メモリ1106、及びネットワークインタフェース1108を含む制御システム1102を含む。1つ以上のプロセッサ1104は、本明細書において処理回路とも称される。また、ネットワークノード1100は、1つ以上のアンテナ1116に結合された1つ以上の送信機1112及び1つ以上の受信機1114をそれぞれ含む、1つ以上の無線ユニット1110を含みうる。無線ユニット1110は、無線インタフェース回路と称されうるか又はその一部でありうる。いくつかの実施形態では、(1つ以上の)無線ユニット1110は、制御システム1102の外部にあり、例えば有線接続(例えば光ケーブル)を介して制御システム1102に接続される。しかし、いくつかの他の実施形態では、(1つ以上の)無線ユニット1110及び潜在的には(1つ以上の)アンテナ1116は、制御システム1102と一緒に統合される。1つ以上のプロセッサ1104は、本明細書で説明されるようなネットワークノード1100の1つ以上の機能(例えば、基地局402若しくは406、又は、本明細書で説明されるような基地局402若しくはgNB、ネットワークノード700、800、900若しくは1000の機能の全て若しくは一部を実装するネットワークノード、の1つ以上の機能)を提供するように動作する。いくつかの実施形態では、(1つ以上の)機能が、例えばメモリ1106に格納され、かつ、1つ以上のプロセッサ1104によって実行されるソフトウェアで実装される。
図12は、本開示のいくつかの実施形態に係るネットワークノード1100の仮想化された実施形態を示す概略的なブロック図である。先と同様、オプション機能は破線のボックスによって表される。本明細書で使用される「仮想化」ネットワークノードは、ネットワークノード1100の機能の少なくとも一部が(例えば、(1つ以上の)ネットワーク内の(1つ以上の)物理処理ノードで実行されている(1つ以上の)仮想マシンを介して)(1つ以上の)仮想コンポーネントとして実装されたネットワークノード1100の実装である。図示のように、この例では、ネットワークノード1100は、上述のように、制御システム1102及び/又は1つ以上の無線ユニット1110を含みうる。制御システム1102は、例えば光ケーブル等を介して(1つ以上の)無線ユニット1110に接続されうる。ネットワークノード1100は、(1つ以上の)ネットワーク1202に結合されるか又は(1つ以上の)ネットワーク1202の一部として含まれる1つ以上の処理ノード1200を含む。存在する場合、制御システム1102又は(1つ以上の)無線ユニットは、ネットワーク1202を介して(1つ以上の)処理ノード1200に接続される。各処理ノード1200は、1つ以上のプロセッサ1204(例えば、CPU、ASIC、及び/又はFPGA等)、メモリ1206、及びネットワークインタフェース1208を含む。
この例では、本明細書で説明されるネットワークノード1100の機能1210(例えば、基地局402若しくは406、又は、本明細書で説明されるような基地局402若しくはgNB、ネットワークノード700、800、900若しくは1000の機能の全て若しくは一部を実装するネットワークノード、の1つ以上の機能)は、1つ以上の処理ノード1200で実装されるか、又は1つ以上の処理ノード1200並びに制御システム1102及び/又は無線ユニット1110にわたって任意の所望の方法で分散される。いくつかの特定の実施形態では、本明細書で説明されるネットワークノード1100の機能1210の一部又は全てが、(1つ以上の)処理ノード1200によってホストされる(1つ以上の)仮想環境に実装される1つ以上の仮想マシンによって実行される仮想コンポーネントとして実装される。当業者によって理解されるように、所望の機能1210の少なくともいくつかを実行するために、(1つ以上の)処理ノード1200と制御システム1102との間の追加のシグナリング又は通信が使用される。とりわけ、いくつかの実施形態では、制御システム1102は含まれなくてもよく、その場合、(1つ以上の)無線ユニット1110が、適切な(1つ以上の)ネットワークインタフェースを介して(1つ以上の)処理ノード1200と直接通信する。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、当該少なくとも1つのプロセッサに、本明細書で説明される実施形態のいずれかに係る仮想環境におけるネットワークノード1100の1つ以上の機能1210の機能を実装するネットワークノード1100又はノード(例えば、処理ノード1200)の機能を実行させる命令を含むコンピュータプログラムが提供される。いくつかの実施形態では、前述のコンピュータプログラムプロダクトを含むキャリアが提供される。キャリアは、電子信号、光信号、無線信号、又はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体(メモリ等の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体)のいずれかである。
図13は、本開示の他のいくつかの実施形態に係るネットワークノード1100の概略的なブロック図である。ネットワークノード1100は、1つ以上のモジュール1300を含み、各モジュールはソフトウェアで実装される。(1つ以上の)モジュール1300は、本明細書で説明されるネットワークノード1100の機能を提供する。この説明は、モジュール1300が処理ノード1200の1つで実装されるか又は複数の処理ノード1200に分散される、及び/又は(1つ以上の)処理ノード1200及び制御システム1102に分散される、図12の処理ノード1200に等しく適用可能である。
図14は、本開示のいくつかの実施形態に係る無線通信デバイス1400(例えば、無線通信デバイス412又はUE412)の概略的なブロック図である。図示されるように、無線通信デバイス1400は、1つ以上のプロセッサ1402(例えば、CPU、ASIC、及び/又はFPGA等)、メモリ1404、並びに、1つ以上のアンテナ1412に結合された1つ以上の送信機1408及び1つ以上の受信機1410をそれぞれ含む、1つ以上のトランシーバ1406を含む。当業者によって理解されるように、(1つ以上の)トランシーバ1406は、(1つ以上の)アンテナ1412に接続され、(1つ以上の)アンテナ1412と(1つ以上の)プロセッサ1402との間でやりとりされる信号を調整するように構成された、無線フロントエンド回路を備える。プロセッサ1402は、本明細書において処理回路とも称される。トランシーバ1406は、本明細書において無線回路とも称される。いくつかの実施形態では、上述の無線通信デバイス1400の機能は、例えばメモリ1404に格納され、(1つ以上の)プロセッサ1402により実行されるソフトウェアで完全に又は部分的に実装されうる。なお、無線通信デバイス1400は、例えば、1つ以上のユーザインタフェースコンポーネント)(例えば、ディスプレイ、ボタン、タッチスクリーン、マイクロフォン、(1つ以上の)スピカー、及び/又はそれと同様のもの、及び/又は、無線通信デバイス1400への情報の入力を可能にする及び/又は無線通信デバイス1400からの情報の出力を可能にするための任意の他のコンポーネントを含む、入出力インタフェース)、電源(例えば、バッテリ及び関連する電力回路)等といった、図14に示されていない追加のコンポーネントを備えてもよい。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、本明細書に記載の実施形態のいずれかに従って少なくとも1つのプロセッサに無線通信デバイス1400の機能を実行させる命令を含むコンピュータプログラムが提供される。いくつかの実施形態では、前述のコンピュータプログラムプロダクトを含むキャリアが提供される。キャリアは、電子信号、光信号、無線信号、又はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体(メモリ等の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体)のいずれかである。
図15は、本開示の他のいくつかの他の実施形態に係る無線通信デバイス1400の概略的なブロック図である。無線通信デバイス1400は、1つ以上のモジュール1500を含み、各モジュールはソフトウェアで実装される。(1つ以上の)モジュール1500は、本明細書で説明される無線通信デバイス1400の機能を提供する。
図16を参照すると、実施形態に従って、通信システムは、3GPPタイプのセルラネットワーク等の通信ネットワーク1600を含み、当該通信ネットワークは、無線アクセスネットワーク等のアクセスネットワーク1602と、コアネットワーク1604とを含む。アクセスネットワーク1602は、それぞれ対応するカバレッジエリア1608A,1608B,1608Cを規定する、NB、eNB、gNB、又はその他のタイプの無線アクセスポイント(AP)等の複数の基地局1606A,1606B,1606Cを備える。各基地局1606A,1606B,1606Cは、有線又は無線コネクション1610を介してコアネットワーク1604に接続可能である。カバレッジエリア1608Cに位置する第1のUE1612は、対応する基地局1606Cに無線で接続する、又は当該基地局によってページングされるように構成される。カバレッジエリア1608A内の第2のUE1614は、対応する基地局1606Aに無線で接続可能である。この例では、複数のUE1612,1614が示されているが、開示された実施形態は、単一のUEがカバレッジエリア内にある状況、又は単一のUEが対応する基地局1606に接続している状況にも同様に適用可能である。
通信ネットワーク1600自体は、ホストコンピュータ1616に接続され、当該ホストコンピュータは、独立型サーバ、クラウド実装型サーバ、分散型サーバのハードウェア及び/又はソフトウェアで、又はサーバファーム内の処理リソースとして実施されうる。ホストコンピュータ1616は、サービスプロバイダの所有であっても制御下にあってもよく、又は、サービスプロバイダによって又はサービスプロバイダの代わりに操作されてもよい。通信ネットワーク1600とホストコンピュータ1616との間のコネクション1618及び1620は、コアネットワーク1604からホストコンピュータ1616に直接延びていてもよいし、オプションの中間ネットワーク1622を介して延びていてもよい。中間ネットワーク1622は、パブリックネットワーク、プライベートネットワーク、又はホストネットワークのうちの1つ以上の組合せであってもよく、中間ネットワーク1622は、もしあれば、バックボーンネットワーク又はインターネットであってもよく、特に、中間ネットワーク1622は、2つ以上のサブネットワーク(図示せず)を含んでもよい。
図16の通信システムは、全体として、接続されたUE1612,1614のうちの1つとホストコンピュータ1616との間の接続性を与える。当該接続性は、オーバー・ザ・トップ(OTT:over-the-top)コネクション1624として説明されうる。ホストコンピュータ1616及び接続されたUE1612,1614は、アクセスネットワーク1602、コアネットワーク1604、任意の中間ネットワーク1622、及び可能性のある更なるインフラストラクチャ(図示せず)を媒介として使用して、OTTコネクション1624を介してデータ及び/又はシグナリングを通信するように構成される。OTTコネクション1624は、OTTコネクション1624が通過する参加通信デバイスが、アップリンク通信及びダウンリンク通信のルーティングに気付かないという意味で、トランスペアレントでありうる。例えば、基地局1606は、接続されたUE1612に転送される(例えば、ハンドオーバされる)ホストコンピュータ1616から発信されたデータを有する、到着するダウンリンク通信の過去のルーティングについて通知されてなくてもよく、又は通知される必要がなくてもよい。同様に、基地局1606は、UE1612からホストコンピュータ1616へ向かう、発信されるアップリンク通信の将来のルーティングを知っている必要はない。
図17を参照して、前の段落で説明したUE、基地局及びホストコンピュータの実施形態による実装例を以下で説明する。通信システム1700において、ホストコンピュータ1702は、通信システム1700の、異なる通信デバイスのインタフェースとの有線又は無線接続をセットアップ及び維持するように構成された通信インタフェース1706を含むハードウェア1704を備える。ホストコンピュータ1702は、ストレージ能力及び/又は処理能力を有しうる処理回路1708を更に備える。特に、処理回路1708は、命令を実行するように適合された1つ以上のプログラマブルプロセッサ、ASIC、FPGA、又はこれらの組み合わせ(図示せず)を含みうる。ホストコンピュータ1702は、ホストコンピュータ1702内に格納された又はホストコンピュータ2802がアクセス可能である、かつ、処理回路1708によって実行可能であるソフトウェア1710を更に備える。ソフトウェア1710は、ホストアプリケーション1712を含む。ホストアプリケーション1712は、UE1714及びホストコンピュータ1702で終端するOTTコネクション1716を介して接続するUE1714等のリモートユーザにサービスを提供するように動作可能でありうる。サービスをリモートユーザに提供する際に、ホストアプリケーション1712は、OTTコネクション1716を使用して送信されるユーザデータを提供しうる。
通信システム1700は更に、通信システム内に設けられ、かつ、ホストコンピュータ1702及びUE1714と通信することを可能にするハードウェア1720を備える基地局1718を含む。ハードウェア1720は、通信システム1700の、異なる通信デバイスのインタフェースとの有線又は無線コネクションをセットアップ及び維持するための通信インタフェース1722と、基地局1718によってサービスが行われるカバレッジエリア(図17には図示せず)内に位置するUE 1714との少なくとも無線コネクション1726をセットアップ及び維持するための無線インタフェース1724とを含みうる。通信インタフェース1722は、ホストコンピュータ1702へのコネクション1728を容易にするように構成されうる。コネクション1728は、直接でありうるか、又は、通信システムのコアネットワーク(図17には図示せず)を通過及び/又は通信システムの外部の1つ以上の中間ネットワークを通過しうる。示される実施形態において、基地局1718のハードウェア1720は、命令を実行するように適合された1つ以上のプログラマブルプロセッサ、ASIC、FPGA、又はこれらの組み合わせ(図示せず)を含みうる処理回路1730を更に含む。基地局1718は、内部に格納された又は外部コネクションを介してアクセス可能なソフトウェア1732を更に有する。
通信システム1700は、既に言及したUE1714を更に含む。UE1714のハードウェア1734は、UE1714が現在位置しているカバレッジエリアにサービスを行う基地局との無線コネクション1726をセットアップ及び維持するように構成された無線インタフェース1736を含みうる。UE1714のハードウェア1734は、命令を実行するように適合された1つ以上のプログラマブルプロセッサ、ASIC、FPGA、又はこれらの組み合わせ(図示せず)を含みうる処理回路1738を更に含む。UE1714は、UE1714内に格納された又はUE1714がアクセス可能である、かつ、処理回路1738によって実行可能であるソフトウェア1740を更に備える。ソフトウェア1740は、クライアントアプリケーション1742を含む。クライアントアプリケーション1742は、ホストコンピュータ1702のサポートにより、UE1714を介して人間の又は人間以外のユーザにサービスを提供するように動作可能でありうる。ホストコンピュータ1702において、実行中のホストアプリケーション1712は、UE1714及びホストコンピュータ1702で終端するOTTコネクション1716を介して、実行中のクライアントアプリケーション1742と通信しうる。ユーザにサービスを提供する際、クライアントアプリケーション1742は、ホストアプリケーション1712から要求データを受信し、当該要求データに応じてユーザデータを提供しうる。OTTコネクション1716は、要求データ及びユーザデータの両方を転送しうる。クライアントアプリケーション1742は、提供するユーザデータを生成するためにユーザとのインタラクションを行いうる。
図17に示されるホストコンピュータ1702、基地局1718、及びUE1714は、それぞれ、図16のホストコンピュータ1616、基地局1606A,1606B,1606Cのうちの1つ、及びUE1612,1614のうちの1つと、類似又は同一でありうることに留意されたい。即ち、これらのエンティティの内部動作は、図17に示されるようなものであってもよく、独立して、周囲のネットワークトポロジは図16のものであってもよい。
図17では、あらゆる中間デバイス及びそれらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングに明示的に言及することなく、OTTコネクション1716が、基地局1718を介したホストコンピュータ1702とUE1714との間の通信を示すために抽象的に描かれている。ネットワークインフラストラクチャは、UE1714から若しくはホストコンピュータ1702を操作するサービスプロバイダから、又はその両方から隠すように構成されうるルーティングを決定しうる。OTTコネクション1716がアクティブである間に、ネットワークインフラストラクチャは、(例えば、負荷の考慮又はネットワークの再設定に基づいて)ルーティングを動的に変更する決定を更に行いうる。
UE1714と基地局1718との間の無線コネクション1726は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つ以上は、無線コネクション1726が最後のセグメントを形成するOTTコネクション1716を使用してUE 1714に提供されるOTTサービスの性能を改善しうる。
いくつかの実施形態では、1つ又は以上の実施形態が改善するデータレート、レイテンシ及びその他の要因をモニタリングする目的で、測定手順が提供されうる。更に、測定結果の変動に応じて、ホストコンピュータ1702とUE1714との間のOTTコネクション1716を再設定するためのオプションのネットワーク機能があってもよい。OTTコネクション1716を再設定するための測定手順及び/又はネットワーク機能は、ホストコンピュータ1702のソフトウェア1710及びハードウェア1704、又はUE1714のソフトウェア1740及びハードウェア1734、又はその両方で実装されうる。いくつかの実施形態では、センサ(図示せず)が、OTTコネクション1716が通過する通信デバイスに配置されうるか又はそれに関連して配置されうる。当該センサは、上記で例示された、モニタリングされた量の値を供給することによって、又はソフトウェア1710,1740が当該モニタリングされた量を他の物理量の値から計算又は推定しうる、当該他の物理量の値を供給することによって、測定手順に関与しうる。OTTコネクション1716の再設定は、メッセージフォーマット、再送設定、好ましいルーティング等を含んでもよく、当該再設定は、基地局1718に影響を与える必要はなく、基地局1718には未知であるか又は感知できなくてもよい。そのような手順及び機能は、当技術分野で知られており、実施されている可能性がある。特定の実施形態では、測定は、ホストコンピュータ1702の、スループット、伝搬時間、レイテンシ等の測定を容易にする独自のUEシグナリングを伴いうる。測定は、ソフトウェア1710及び1740が、伝搬時間、エラー等を監視しながら、OTTコネクション1716を使用してメッセージ(特に、空の又は「ダミー」メッセージ)を送信させるという形で実行されうる。
図18は、一実施形態による、通信システムにおいて実行される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図16及び図17を参照して説明されうるホストコンピュータ、基地局、及びUEを含む。本開示を簡単にするために、図18に対する図面の言及のみがこのセクションに含まれる。ステップ1800で、ホストコンピュータがユーザデータを提供する。ステップ1800の(オプションでありうる)サブステップ1802では、ホストコンピュータが、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップ1804で、ホストコンピュータが、UEへのユーザデータを搬送する送信を開始する。(オプションでありうる)ステップ1806で、基地局が、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、ホストコンピュータが開始した送信で搬送されたユーザデータをUEに送信する。(同様にオプションでありうる)ステップ1808で、UEが、ホストコンピュータによって実行されるホストアプリケーションと関連付けられたクライアントアプリケーションを実行する。
図19は、一実施形態による、通信システムにおいて実行される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図16及び図17を参照して説明されうるホストコンピュータ、基地局、及びUEを含む。本開示を簡単にするために、図19に対する図面の言及のみがこのセクションに含まれる。本方法のステップ1900で、ホストコンピュータがユーザデータを提供する。オプションのサブステップ(図示せず)で、ホストコンピュータが、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップ1902で、ホストコンピュータが、UEへのユーザデータを搬送する送信を開始する。当該送信は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局を通過しうる。(オプションでありうる)ステップ1904で、UEが、当該送信で搬送されたユーザデータを受信する。
図20は、一実施形態による、通信システムにおいて実行される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図16及び図17を参照して説明されうるホストコンピュータ、基地局、及びUEを含む。本開示を簡単にするために、図20に対する図面の言及のみがこのセクションに含まれる。(オプションでありうる)ステップ2000で、UEは、ホストコンピュータによって提供された入力データを受信する。追加的に又は代替的に、ステップ2002で、UEは、ユーザデータを提供する。ステップ2000の(オプションでありうる)サブステップ2004では、ホストコンピュータが、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップ2002の(オプションでありうる)サブステップ2006で、UEが、ホストコンピュータによって提供された受信入力データに応答してユーザデータを提供するクライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際に、実行されるクライアントアプリケーションは、ユーザから受け付けたユーザ入力を更に考慮してもよい。ユーザデータが提供された特定の方法にかかわらず、UEは、(オプションでありうる)サブステップ2008で、ユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始する。本方法のステップ2010で、ホストコンピュータが、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図21は、一実施形態による、通信システムにおいて実行される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図16及び図17を参照して説明されうるホストコンピュータ、基地局、及びUEを含む。本開示を簡単にするために、図21に対する図面の言及のみがこのセクションに含まれる。(オプションでありうる)ステップ2100で、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局が、UEからユーザデータを受信する。(オプションでありうる)ステップ2102で、基地局が、受信したユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始する。(オプションでありうる)ステップ2104で、ホストコンピュータは、基地局によって開始された送信で搬送されたユーザデータを受信する。
本明細書に開示された任意の適切なステップ、方法、特徴、機能、又は利点は、1つ以上の仮想装置の1つ以上の機能ユニット又はモジュールを通じて実行されてもよい。各仮想装置は、いくつかのこれらの機能ユニットを備えてもよい。これらの機能ユニットは、1つ以上のマイクロプロセッサ又はマイクロコントローラを含みうる処理回路と、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、専用デジタルロジック等を含みうる他のデジタルハードウェアを用いて実装されてもよい。処理回路は、メモリに格納されたプログラムコードを実行するように構成されてもよく、当該メモリは、リードオンリーメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光ストレージデバイス等の、1つ以上のタイプのメモリを含んでもよい。メモリに格納されたプログラムコードは、1つ以上の遠隔通信及び/又はデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令と、本明細書で説明される技術のうちの1つ以上を実行するための命令とを含む。いくつかの実装では、処理回路は、それぞれの機能ユニットに、本開示の1つ以上の実施形態に従って対応する機能を実行させるために使用されてもよい。
図面内のプロセスは、本開示の特定の実施形態によって実行される動作の特定の順序を示しうるが、そのような順序は例示的であることを理解されたい(例えば、代替の実施形態は、異なる順序で動作を実行する、特定の動作を組み合わせる、特定の動作をオーバーラップする等してもよい。)
本開示のいくつかの例示的な実施形態は以下のとおりである:
<グループAの実施形態>
実施形態1: 無線通信デバイス(412)によって実行される方法であって、
●非アクティブ状態にある間に、ネットワークノードへメッセージを送信すること(702; 802)を含み、前記メッセージは、
〇前記無線通信デバイス(412)によって要求されている、1つ以上のSIB(システム情報ブロック)及び/又は1つ以上のposSIB(測位SIB)を示す情報を含むMAC(メディアアクセス制御)CE(制御要素)、又は
〇前記無線通信デバイス(412)によって要求されている、1つ以上のSIB(システム情報ブロック)及び/又は1つ以上のposSIB(測位SIB)を示す情報を含むRRC(無線リソース制御)メッセージ、
のいずれかを含む、方法。
実施形態2: 実施形態1の方法であって、前記メッセージは、前記無線通信デバイス(412)によって要求されている1つ以上のSIB及び/又は1つ以上のposSIBを示す情報を含むMAC CEを含む、方法。
実施形態3: 実施形態2の方法であって、前記MAC CEは、前記無線通信デバイス(412)が、前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBを要求するためにSDT(スモールデータ送信)機能をサポートしていることのインジケーションを更に含む、方法。
実施形態4: 実施形態2の方法であって、前記無線通信デバイス(412)は、前記無線通信デバイス(412)が前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBを要求するためにSDT(スモールデータ送信)機能をサポートしていることを、
●前記ネットワークノードへ報告される能力情報、又は
●前記MAC CE内のLCID(論理チャネルアイデンティティ)若しくはeLCID(拡張論理チャネルアイデンティティ)の使用、又は
●関連するランダムアクセスプリアンブルの送信用の特定のランダムアクセスプリアンブルリソースグループの使用、
を介して前記ネットワークノードに知らせる、方法。
実施形態5: 実施形態2乃至4のいずれかの方法であって、前記MAC CEは、前記無線通信デバイス(412)のアイデンティティを更に含む、方法。
実施形態6: 実施形態5の方法であって、前記無線通信デバイス(412)の前記アイデンティティは、前記無線通信デバイス(412)のI-RNTI又はショートI-RNTIのいずれかである、方法。
実施形態7: 実施形態6の方法であって、前記MAC CEは、前記MAC CEに含まれる前記無線通信デバイス(412)の前記アイデンティティが、I-RNTIであるかショートI-RNTIであるかを示すインジケータを更に含む、方法。
実施形態8: 実施形態2乃至7のいずれかの方法であって、前記MAC CEは、前記無線通信デバイス(412)によって要求されている前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBが、1つ以上のSIBであるか1つ以上のposSIBであるかを示す情報を更に含む、方法。
実施形態9: 実施形態2乃至8のいずれかの方法であって、前記MAC CEは、eLCIDを含むサブヘッダを含み、前記eLCIDは、複数のSIB及び/又はposSIBのうちのいずれが前記無線通信デバイスによって要求されているかを示す複数のビットを含む、方法。
実施形態10: 実施形態9の方法であって、前記MAC CEは、前記無線通信デバイス(412)によって要求されている前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBが、1つ以上のSIBであるか1つ以上のposSIBであるかを示すフラグを、前記サブヘッダ又は前記eLCID内に含む、方法。
実施形態11: 実施形態9又は10の方法であって、前記eLCIDは、前記無線通信デバイス(412)のアイデンティティを更に含む、方法。
実施形態12: 実施形態11の方法であって、前記無線通信デバイス(412)の前記アイデンティティは、前記無線通信デバイス(412)のI-RNTI又はショートI-RNTIのいずれかである、方法。
実施形態13: 実施形態12の方法であって、前記eLCIDは、前記eLCIDに含まれる前記無線通信デバイス(412)の前記アイデンティティが、I-RNTIであるかショートI-RNTIであるかを示すインジケータを更に含む、方法。
実施形態14: 実施形態1の方法であって、前記メッセージは、RRC(無線リソース制御)メッセージを含み、当該RRCメッセージは、
●前記無線通信デバイス(412)によって要求されている1つ以上のSIB及び/又は1つ以上のposSIBを示す情報、及び
●前記無線通信デバイス(412)のアイデンティティ、及び/又は、前記無線通信デバイス(412)が、前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBを要求するためにSDT(スモールデータ送信)機能をサポートしていることのインジケーション、及び/又は、ダウンリンクSDT送信を介してSIB及び/又はposSIBを取得するための前記無線通信デバイス(412)の能力のインジケーション、
を含む、方法。
実施形態15: 実施形態14の方法であって、前記RRCメッセージは、前記無線通信デバイス(412)によって要求されている1つ以上のSIB及び/又は1つ以上のposSIBを示すビットマップ又は明示的インジケーションを含む、方法。
実施形態16: 実施形態14又は15の方法であって、前記メッセージを送信すること(802)は、アイドル/非アクティブ状態から遷移する際に又は接続状態において通常使用されるレガシーRRCメッセージの代わりに、SDT(スモールデータ送信)フレームワークの通信に使用されるべき前記RRCメッセージを送信すること(802)を含む、方法。
実施形態17: 実施形態14又は15の方法であって、前記メッセージを送信すること(802)は、アイドル状態/非アクティブ状態から遷移する際に又は接続状態において通常使用されるレガシーRRCメッセージ内に、SDT(スモールデータ送信)フレームワークを使用してSIB/posSIBを受信する能力を含む前記RRCメッセージを埋め込むこと(802)を含む、方法。
実施形態18: 実施形態14乃至17のいずれかの方法であって、前記メッセージを送信すること(802)は、SDT手順のための4ステップランダムアクセスのMsg3、又はSDT手順のための2ステップランダムアクセスのMsgAのいずれかで、前記RRCメッセージを送信すること(802)を含む、方法。
実施形態19: 実施形態14乃至18のいずれかの方法であって、前記RRCメッセージは、前記無線通信デバイス(412)が、前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBを要求するためにSDT(スモールデータ送信)機能をサポートしていることを示す情報を更に含む、方法。
実施形態20: 実施形態14乃至19のいずれかの方法であって、前記無線通信デバイス(412)のアイデンティティは、前記RRCメッセージに含まれないが、前記RRCメッセージの前又は後のいずれかに前記無線通信デバイス(412)によって前記ネットワークノードへ送信されるMAC CEに含まれる、方法。
実施形態21: 実施形態1乃至20のいずれかの方法であって、前記1つ以上のSIBのうちの少なくとも1つ及び/又は前記1つ以上のposSIBのうちの少なくとも1つを、(例えば、SDTを介して)関連するランダムアクセスのMsg4の一部として、又はRRCリリースメッセージの一部として受信すること(704)を更に含む、方法。
実施形態22: 実施形態1乃至20のいずれかの方法であって、前記1つ以上のSIBのうちの少なくとも1つ及び/又は前記1つ以上のposSIBのうちの少なくとも1つを、ブロードキャストを介して受信すること(704; 804)を更に含む、方法。
実施形態23: 実施形態22の方法であって、前記1つ以上のSIBのうちの少なくとも1つ及び/又は前記1つ以上のposSIBのうちの少なくとも1つを、ブロードキャストを介して受信すること(704; 804)は、前記1つ以上のSIBのうちの前記少なくとも1つ及び/又は前記1つ以上のposSIBのうちの前記少なくとも1つに関連付けられたブロードキャスト状態フラグを受信することを含み、前記ブロードキャスト状態フラグは、前記1つ以上のSIBのうちの前記少なくとも1つ及び/又は前記1つ以上のposSIBのうちの前記少なくとも1つがブロードキャストされることを示すように変更される、方法。
実施形態24: 実施形態1乃至20のいずれかの方法であって、前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBのための前記要求を無効化するメッセージを受信すること(704; 804)を更に含む、方法。
実施形態25: 実施形態1乃至24のいずれかの方法であって、前記メッセージを送信すること(702; 802)は、2ステップランダムアクセスにおけるMsgAであって、ランダムアクセスプリアンブル、RRC再開要求、データ、及び前記メッセージを含む前記MsgAを送信すること(902)を含む、方法。
実施形態26: 実施形態1乃至24のいずれかの方法であって、前記メッセージを送信すること(702; 802)は、4ステップランダムアクセスにおけるMsg3であって、RRC再開要求、データ、及び前記メッセージを含む前記Msg3を送信すること(1002)を含む、方法。
実施形態27: 上記実施形態のいずれかの方法であって、ユーザデータを提供することと、当該ユーザデータを、基地局への送信を介してホストコンピュータへ転送することと、を更に含む、方法。
<グループBの実施形態>
実施形態28: ネットワークノード(700; 800; 900; 1000)によって実行される方法であって、前記方法は、
●無線通信デバイス(412)が非アクティブ状態にある間に、前記無線通信デバイス(412)からメッセージを受信すること(702; 802)を含み、前記メッセージは、
〇前記無線通信デバイス(412)によって要求されている、1つ以上のSIB(システム情報ブロック)及び/又は1つ以上のposSIB(測位SIB)を示す情報を含むMAC(メディアアクセス制御)CE(制御要素)、又は
〇前記無線通信デバイス(412)によって要求されている、1つ以上のSIB(システム情報ブロック)及び/又は1つ以上のposSIB(測位SIB)を示す情報を含むRRC(無線リソース制御)メッセージ、
のいずれかを含む、方法。
実施形態29: 実施形態28の方法であって、前記メッセージは、前記無線通信デバイス(412)によって要求されている1つ以上のSIB及び/又は1つ以上のposSIBを示す情報を含むMAC CEを含む、方法。
実施形態30: 実施形態29の方法であって、前記MAC CEは、前記無線通信デバイス(412)が、前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBを要求するためにSDT(スモールデータ送信)機能をサポートしていることのインジケーションを更に含む、方法。
実施形態31: 実施形態29の方法であって、前記ネットワークノードは、前記無線通信デバイス(412)が前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBを要求するためにSDT(スモールデータ送信)機能をサポートしていることを、
●前記無線通信デバイス(412)から前記ネットワークノードへ報告される能力情報、又は
●前記MAC CE内のLCID(論理チャネルアイデンティティ)若しくはeLCID(拡張論理チャネルアイデンティティ)の使用、又は
●関連するランダムアクセスプリアンブルの送信用の特定のランダムアクセスプリアンブルリソースグループの使用、
を介して判定する、方法。
実施形態32: 実施形態29乃至31のいずれかの方法であって、前記MAC CEは、前記無線通信デバイス(412)のアイデンティティを更に含む、方法。
実施形態33: 実施形態32の方法であって、前記無線通信デバイス(412)の前記アイデンティティは、前記無線通信デバイス(412)のI-RNTI又はショートI-RNTIのいずれかである、方法。
実施形態34: 実施形態33の方法であって、前記MAC CEは、前記MAC CEに含まれる前記無線通信デバイス(412)の前記アイデンティティが、I-RNTIであるかショートI-RNTIであるかを示すインジケータを更に含む、方法。
実施形態35: 実施形態29乃至34のいずれかの方法であって、前記MAC CEは、前記無線通信デバイス(412)によって要求されている前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBが、1つ以上のSIBであるか1つ以上のposSIBであるかを示す情報を更に含む、方法。
実施形態36: 実施形態29乃至35のいずれかの方法であって、前記MAC CEは、eLCIDを含むサブヘッダを含み、前記eLCIDは、複数のSIB及び/又はposSIBのうちのいずれが前記無線通信デバイスによって要求されているかを示す複数のビットを含む、方法。
実施形態37: 実施形態36の方法であって、前記MAC CEは、前記無線通信デバイス(412)によって要求されている前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBが、1つ以上のSIBであるか1つ以上のposSIBであるかを示すフラグを、前記サブヘッダ又は前記eLCID内に含む、方法。
実施形態38: 実施形態36又は37の方法であって、前記eLCIDは、前記無線通信デバイス(412)の前記アイデンティティを更に含む、方法。
実施形態39: 実施形態38の方法であって、前記無線通信デバイス(412)の前記アイデンティティは、前記無線通信デバイス(412)のI-RNTI又はショートI-RNTIのいずれかである、方法。
実施形態40: 実施形態39の方法であって、前記eLCIDは、前記eLCIDに含まれる前記無線通信デバイス(412)の前記アイデンティティが、I-RNTIであるかショートI-RNTIであるかを示すインジケータを更に含む、方法。
実施形態41: 実施形態28の方法であって、前記メッセージは、前記無線通信デバイス(412)によって要求されている1つ以上のSIB及び/又は1つ以上のposSIBを示す情報を含むRRCメッセージを含む、方法。
実施形態42: 実施形態41の方法であって、前記RRCメッセージは、前記無線通信デバイス(412)によって要求されている1つ以上のSIB及び/又は1つ以上のposSIBを示すビットマップ又は明示的インジケーションを含む、方法。
実施形態43: 実施形態41又は42の方法であって、前記メッセージを受信すること(802)は、アイドル状態又は接続状態から遷移する際に通常使用されるレガシーRRCメッセージの代わりに、前記RRCメッセージを受信すること(802)を含む、方法。
実施形態44: 実施形態41又は42の方法であって、前記メッセージを受信すること(802)は、アイドル状態又は接続状態から遷移する際に通常使用されるレガシーRRCメッセージ内に埋め込まれた前記RRCメッセージを受信すること(802)を含む、方法。
実施形態45: 実施形態41乃至44のいずれかの方法であって、前記メッセージを受信すること(802)は、SDT手順のための4ステップランダムアクセスのMsg3、又はSDT手順のための2ステップランダムアクセスのMsgAのいずれかで、前記RRCメッセージを受信すること(802)を含む、方法。
実施形態46: 実施形態41乃至45のいずれかの方法であって、前記RRCメッセージは、前記無線通信デバイス(412)が、前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBを要求するためにSDT(スモールデータ送信)機能をサポートしていることを示す情報を更に含む、方法。
実施形態47: 実施形態41乃至46のいずれかの方法であって、前記無線通信デバイス(412)のアイデンティティは、前記RRCメッセージに含まれないが、前記RRCメッセージの前又は後のいずれかに前記無線通信デバイス(412)から受信されるMAC CEに含まれる、方法。
実施形態48: 実施形態28乃至47のいずれかの方法であって、前記1つ以上のSIBのうちの少なくとも1つ及び/又は前記1つ以上のposSIBのうちの少なくとも1つを、(例えば、SDTを介して)関連するランダムアクセスのMsg4の一部として、又はRRCリリースメッセージの一部として、前記無線通信デバイス(412)へ送信すること(704)を更に含む、方法。
実施形態49: 実施形態28乃至47のいずれかの方法であって、前記1つ以上のSIBのうちの少なくとも1つ及び/又は前記1つ以上のposSIBのうちの少なくとも1つを、ブロードキャストすること(704; 804)を更に含む、方法。
実施形態50: 実施形態49の方法であって、前記1つ以上のSIBのうちの少なくとも1つ及び/又は前記1つ以上のposSIBのうちの少なくとも1つを、ブロードキャストすること(704; 804)は、前記1つ以上のSIBのうちの前記少なくとも1つ及び/又は前記1つ以上のposSIBのうちの前記少なくとも1つに関連付けられたブロードキャスト状態フラグを送信することを含み、前記ブロードキャスト状態フラグは、前記1つ以上のSIBのうちの前記少なくとも1つ及び/又は前記1つ以上のposSIBのうちの前記少なくとも1つがブロードキャストされることを示すように変更される、方法。
実施形態51: 実施形態28乃至47のいずれかの方法であって、前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBのための前記要求を無効化するメッセージを送信すること(704; 804)を更に含む、方法。
実施形態52: 実施形態28乃至51のいずれかの方法であって、前記メッセージを受信すること(702; 802)は、2ステップランダムアクセスにおけるMsgAであって、ランダムアクセスプリアンブル、RRC再開要求、データ、及び前記メッセージを含む前記MsgAを受信すること(902)を含む、方法。
実施形態53: 実施形態28乃至51のいずれかの方法であって、前記メッセージを受信すること(702; 802)は、4ステップランダムアクセスにおけるMsg3であって、RRC再開要求、データ、及び前記メッセージを含む前記Msg3を受信すること(1002)を含む、方法。
実施形態54: 上記の実施形態のいずれかの方法であって、ユーザデータを取得することと、当該ユーザデータをホストコンピュータ又は無線通信デバイスへ転送することと、を更に含む、方法。
<グループCの実施形態>
実施形態55: 無線通信デバイスであって、グループAの実施形態のいずれかに含まれるステップのいずれかを実行するように構成された処理回路と、前記無線通信デバイスに電力を供給するように構成された電源回路と、を備える、無線通信デバイス。
実施形態56: グループBの実施形態のいずれかに含まれるステップのいずれかを実行するように構成された処理回路と、前記基地局に電力を供給するように構成された電源回路と、を備える、基地局。
実施形態57: UE(ユーザ装置)であって、
●無線信号を送受信するように構成されたアンテナと、
●前記アンテナ及び処理回路に接続され、前記アンテナと前記処理回路との間で伝達される信号を調整するように構成された無線フロントエンド回路と、
●グループAの実施形態のいずれかに含まれるステップのいずれかを実行するように構成された前記処理回路と、
●前記処理回路に接続され、前記処理回路によって処理されるべき情報の前記UEへの入力を可能にするように構成された入力インタフェースと、
●前記処理回路に接続され、前記処理回路によって処理された情報を前記UEから出力するように構成された出力インタフェースと、
●前記処理回路に接続され、前記UEに電力を供給するように構成されたバッテリと、を備える、UE。
実施形態58: ホストコンピュータを含む通信システムであって、
●ユーザデータを提供するように構成された処理回路と、
●ユーザ装置(UE)への送信のためにセルラネットワークへ前記ユーザデータを転送するように構成された通信インタフェースと、を備え、
●前記セルラネットワークは、無線インタフェース及び処理回路を有する基地局を含み、前記基地局の処理回路は、グループBの実施形態のいずれかに含まれるステップのいずれかを実行するように構成される、通信システム。
実施形態59: 上記実施形態の通信システムであって、前記基地局を更に備える、通信システム。
実施形態60: 上記2つの実施形態の通信システムであって、前記UEを更に含み、前記UEは前記基地局と通信するように構成される、通信システム。
実施形態61: 上記3つの実施形態の通信システムであって、前記ホストコンピュータの前記処理回路は、ホストアプリケーションを実行し、それによって前記ユーザデータを提供するように構成され、前記UEは、前記ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行するように構成された処理回路を備える、通信システム。
実施形態62: ホストコンピュータ、基地局、及びUE(ユーザ装置)を含む通信システムにおいて実行される方法であって、前記ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供することと、前記ホストコンピュータにおいて、前記基地局を備えるセルラネットワークを介して前記UEへ前記ユーザデータを搬送する送信を開始することと、を含み、前記基地局は、グループBの実施形態のいずれかに含まれるステップを実行する、方法。
実施形態63: 上記実施形態の方法であって、前記基地局において、ユーザデータを送信することを更に含む、方法。
実施形態64: 上記2つの実施形態の方法であって、前記ユーザデータは、ホストアプリケーションを実行することによって前記ホストコンピュータにおいて提供され、前記方法は更に、前記UEにおいて、前記ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行することを含む、方法。
実施形態65: 基地局と通信するように構成されたUE(ユーザ装置)であって、前記UEは、無線インタフェースと、上記3つの実施形態の方法を実行するように構成された処理回路とを備える、UE。
実施形態66: ホストコンピュータを含む通信システムであって、当該ホストコンピュータは、ユーザデータを提供するように構成された処理回路と、UE(ユーザ装置)に送信するためにユーザデータをセルラネットワークへ転送するように構成された通信インタフェースと、を備え、前記UEは、無線インタフェース及び処理回路を有する基地局を備え、前記UEの処理回路は、グループAの実施形態のいずれかに含まれるステップを実行するように構成される、通信システム。
実施形態67: 上記実施形態の通信システムであって、前記セルラネットワークは、前記UEと通信するように構成された基地局を更に含む、通信システム。
実施形態68: 上記2つの実施形態の通信システムであって、前記ホストコンピュータの前記処理回路は、ホストアプリケーションを実行し、それによって前記ユーザデータを提供するように構成され、前記UEの処理回路は、前記ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行するように構成される、通信システム。
実施形態69: ホストコンピュータ、基地局、及びUE(ユーザ装置)を含む通信システムにおいて実行される方法であって、前記ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供することと、前記ホストコンピュータにおいて、前記基地局を備えるセルラネットワークを介して前記UEへ前記ユーザデータを搬送する送信を開始することと、を含み、前記UEは、グループAの実施形態のいずれかに含まれるステップを実行する、方法。
実施形態70: 上記実施形態の方法であって、前記UEにおいて、前記基地局から前記ユーザデータを受信することを更に含む、方法。
実施形態71: UE(ユーザ装置)から基地局への送信から生じるユーザデータを受信するように構成された通信インタフェースを備えるホストコンピュータを含む通信システムであって、前記UEは、無線インタフェース及び処理回路を備え、前記UEの処理回路は、グループAの実施形態のいずれかに含まれるステップを実行するように構成される、通信システム。
実施形態72: 上記実施形態の通信システムであって、前記UEを更に備える、通信システム。
実施形態73: 上記2つの実施形態の通信システムであって、前記基地局を更に含み、当該基地局は、前記UEと通信するように構成された無線インタフェースと、前記UEから前記基地局への送信によって搬送される前記ユーザデータを前記ホストコンピュータへ転送するように構成された通信インタフェースと、を備える、通信システム。
実施形態74: 上記3つの実施形態の通信システムであって、前記ホストコンピュータの前記処理回路は、ホストアプリケーションを実行するように構成され、前記UEの処理回路は、前記ホストコンピュータと関連付けられたクライアントアプリケーションを実行することで、前記ユーザデータを提供するように構成される、通信システム。
実施形態75: 上記4つの実施形態の通信システムであって、前記ホストコンピュータの処理回路は、ホストアプリケーションを実行し、それにより要求データを提供するように構成され、前記UEの処理回路は、前記ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行し、それにより、前記要求データに応じて前記ユーザデータを提供するように構成される、通信システム。
実施形態76: ホストコンピュータ、基地局、及びUE(ユーザ装置)を含む通信システムにおいて実行される方法であって、前記方法は、前記ホストコンピュータにおいて、前記UEから前記基地局へ送信されたユーザデータを受信することを含み、前記UEは、グループAの実施形態のいずれかに含まれるステップを実行する、方法。
実施形態77: 上記実施形態の方法であって、前記UEにおいて、前記基地局へ前記ユーザデータを提供することを更に含む、方法。
実施形態78: 上記2つの実施形態の方法であって、前記UEにおいて、クライアントアプリケーションを実行し、それにより、送信対象の前記ユーザデータを提供することと、前記ホストコンピュータにおいて、前記クライアントアプリケーションに関連付けられたホストアプリケーションを実行することと、を更に含む、方法。
実施形態79: 上記3つの実施形態の方法であって、更に、前記UEにおいて、クライアントアプリケーションを実行することと、前記UEにおいて、前記クライアントアプリケーションへの入力データであって、前記クライアントアプリケーションに関連付けられたホストアプリケーションを実行することによって前記ホストコンピュータにおいて提供される前記入力データを受信することと、を含み、送信対象の前記ユーザデータは、前記入力データに応じて前記クライアントアプリケーションによって提供される、方法。
実施形態80: UE(ユーザ装置)から基地局への送信から生じるユーザデータを受信するように構成された通信インタフェースを備えるホストコンピュータを含む通信システムであって、前記基地局は、無線インタフェース及び処理回路を備え、前記基地局の処理回路は、グループBの実施形態のいずれかに含まれるステップのいずれかを実行するように構成される、通信システム。
実施形態81: 上記実施形態の通信システムであって、前記基地局を更に備える、通信システム。
実施形態82: 上記2つの実施形態の通信システムであって、前記UEを更に含み、前記UEは前記基地局と通信するように構成される、通信システム。
実施形態83: 上記3つの実施形態の通信システムであって、前記ホストコンピュータの前記処理回路は、ホストアプリケーションを実行するように構成され、前記UEは、前記ホストコンピュータと関連付けられたクライアントアプリケーションを実行することで、前記ユーザデータを提供するように構成される、通信システム。
実施形態84: ホストコンピュータ、基地局、及びUE(ユーザ装置)を含む通信システムにおいて実行される方法であって、前記方法は、前記ホストコンピュータにおいて、前記基地局が前記UEから受信した送信から生じたユーザデータを、前記基地局から受信することを含み、前記UEは、グループAの実施形態のいずれかに含まれるステップを実行する、方法。
実施形態85: 上記実施形態の方法であって、前記基地局において、前記から前記ユーザデータを受信することを更に含む、方法。
実施形態86: 上記2つの実施形態の方法であって、前記基地局において、前記受信したユーザデータの前記ホストコンピュータへの送信を開始することを更に含む、方法。
当業者であれば、本開示の実施形態に対する改良及び修正を認識するであろう。全てのそのような改良及び修正は、本明細書に開示された概念の範囲内にあると考えられる。

Claims (60)

  1. 無線通信デバイス(412)によって実行される方法であって、
    非アクティブ状態にある間に、ネットワークノードへメッセージを送信すること(702; 802)を含み、前記メッセージは、
    前記無線通信デバイス(412)のID(アイデンティティ)と、
    前記無線通信デバイス(412)によって要求されている、1つ以上のSIB(システム情報ブロック)及び/又は1つ以上のposSIB(測位SIB)を示す情報と、
    を含む、方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記メッセージは、前記無線通信デバイス(412)によって要求されている前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBを示す前記情報を含むMAC(メディアアクセス制御)CE(制御要素)を含む、方法。
  3. 請求項2に記載の方法であって、前記MAC CEは、前記無線通信デバイス(412)が、前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBを要求するためにSDT(スモールデータ送信)機能をサポートしていることのインジケーションを更に含む、方法。
  4. 請求項2に記載の方法であって、前記無線通信デバイス(412)は、前記無線通信デバイス(412)が前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBを要求するためにSDT(スモールデータ送信)機能をサポートしていることを、
    前記ネットワークノードへ報告される能力情報、又は
    前記MAC CE内のLCID(論理チャネルアイデンティティ)若しくはeLCID(拡張論理チャネルアイデンティティ)の使用、又は
    関連するランダムアクセスプリアンブルの送信用の特定のランダムアクセスプリアンブルリソースグループの使用、
    を介して前記ネットワークノードに知らせる、方法。
  5. 請求項2乃至4のいずれか一項に記載の方法であって、前記MAC CEは、前記無線通信デバイス(412)の前記アイデンティティを更に含む、方法。
  6. 請求項2乃至5のいずれか一項に記載の方法であって、前記無線通信デバイス(412)の前記アイデンティティは、前記無線通信デバイス(412)のI-RNTI(非アクティブモード無線ネットワーク一時識別子)又はショートI-RNTIのいずれかである、方法。
  7. 請求項6に記載の方法であって、前記MAC CEは、前記MAC CEに含まれる前記無線通信デバイス(412)の前記アイデンティティが、I-RNTIであるかショートI-RNTIであるかを示すインジケータを更に含む、方法。
  8. 請求項2乃至7のいずれか一項に記載の方法であって、前記MAC CEは、前記無線通信デバイス(412)によって要求されている前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBが、1つ以上のSIBであるか1つ以上のposSIBであるかを示す情報を更に含む、方法。
  9. 請求項2乃至8のいずれか一項に記載の方法であって、前記MAC CEは、eLCID(拡張論理チャネルアイデンティティ)を含むサブヘッダを含み、前記eLCIDは、複数のSIB及び/又はposSIBのうちのいずれが前記無線通信デバイスによって要求されているかを示す複数のビットを含む、方法。
  10. 請求項9に記載の方法であって、前記MAC CEは、前記無線通信デバイス(412)によって要求されている前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBが、1つ以上のSIBであるか1つ以上のposSIBであるかを示すフラグを、前記サブヘッダ又は前記eLCID内に含む、方法。
  11. 請求項9又は10に記載の方法であって、前記eLCIDは、前記無線通信デバイス(412)の前記アイデンティティを更に含む、方法。
  12. 請求項11に記載の方法であって、前記無線通信デバイス(412)の前記アイデンティティは、前記無線通信デバイス(412)のI-RNTI又はショートI-RNTIのいずれかである、方法。
  13. 請求項12に記載の方法であって、前記eLCIDは、前記eLCIDに含まれる前記無線通信デバイス(412)の前記アイデンティティが、I-RNTIであるかショートI-RNTIであるかを示すインジケータを更に含む、方法。
  14. 請求項1に記載の方法であって、前記メッセージは、前記無線通信デバイス(412)によって要求されている前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBを示す前記情報を含むRRC(無線リソース制御)メッセージを含む、方法。
  15. 請求項14に記載の方法であって、前記RRCメッセージは、前記無線通信デバイス(412)が、前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBを要求するためにSDT(スモールデータ送信)機能をサポートしていることのインジケーションと、ダウンリンクSDT送信を介してSIB及び/又はposSIBを取得するための前記無線通信デバイス(412)の能力のインジケーションと、の少なくともいずれかを更に含む、方法。
  16. 請求項14又は15に記載の方法であって、前記無線通信デバイス(412)によって要求されている前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBを示す前記情報は、前記無線通信デバイス(412)によって要求されている1つ以上のSIB及び/又は1つ以上のposSIBを示すビットマップ又は明示的インジケーションを含む、方法。
  17. 請求項14乃至16のいずれか一項に記載の方法であって、前記メッセージを送信すること(802)は、アイドル/非アクティブ状態から遷移する際に又は接続状態において通常使用されるレガシーRRCメッセージの代わりに、SDT(スモールデータ送信)フレームワークの通信に使用されるべき前記RRCメッセージを送信すること(802)を含む、方法。
  18. 請求項14乃至16のいずれか一項に記載の方法であって、前記メッセージを送信すること(802)は、アイドル状態/非アクティブ状態から遷移する際に又は接続状態において通常使用されるレガシーRRCメッセージ内に、SDT(スモールデータ送信)フレームワークを使用してSIB及び/又はposSIBを受信する能力を示す情報を含む前記RRCメッセージを埋め込むこと(802)を含む、方法。
  19. 請求項14乃至18のいずれか一項に記載の方法であって、前記メッセージを送信すること(802)は、SDT手順のための4ステップランダムアクセスのMsg3、又はSDT手順のための2ステップランダムアクセスのMsgAのいずれかで、前記RRCメッセージを送信すること(802)を含む、方法。
  20. 請求項14乃至19のいずれか一項に記載の方法であって、前記無線通信デバイス(412)の前記アイデンティティは、前記RRCメッセージに含まれないが、前記RRCメッセージの前又は後のいずれかに前記無線通信デバイス(412)によって前記ネットワークノードへ送信されるMAC(メディアアクセス制御)CE(制御要素)に含まれる、方法。
  21. 請求項1乃至20のいずれか一項に記載の方法であって、前記1つ以上のSIBのうちの少なくとも1つ及び/又は前記1つ以上のposSIBのうちの少なくとも1つを、関連するランダムアクセスのMsg4の一部として、又はRRCリリースメッセージの一部として受信すること(704)を更に含む、方法。
  22. 請求項1乃至20のいずれか一項に記載の方法であって、前記1つ以上のSIBのうちの少なくとも1つ及び/又は前記1つ以上のposSIBのうちの少なくとも1つを、ブロードキャストを介して受信すること(704; 804)を更に含む、方法。
  23. 請求項22に記載の方法であって、前記1つ以上のSIBのうちの少なくとも1つ及び/又は前記1つ以上のposSIBのうちの少なくとも1つを、ブロードキャストを介して受信すること(704; 804)は、前記1つ以上のSIBのうちの前記少なくとも1つ及び/又は前記1つ以上のposSIBのうちの前記少なくとも1つに関連付けられたブロードキャスト状態フラグを受信することを含み、前記ブロードキャスト状態フラグは、前記1つ以上のSIBのうちの前記少なくとも1つ及び/又は前記1つ以上のposSIBのうちの前記少なくとも1つがブロードキャストされることを示すように変更される、方法。
  24. 請求項1乃至20のいずれか一項に記載の方法であって、前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBのための前記要求を無効化するメッセージを受信すること(704; 804)を更に含む、方法。
  25. 請求項1乃至24のいずれか一項に記載の方法であって、前記メッセージを送信すること(702; 802)は、2ステップランダムアクセスにおけるMsgAであって、ランダムアクセスプリアンブル、RRC再開要求、データ、及び前記メッセージを含む前記MsgAを送信すること(902)を含む、方法。
  26. 請求項1乃至24のいずれか一項に記載の方法であって、前記メッセージを送信すること(702; 802)は、4ステップランダムアクセスにおけるMsg3であって、RRC再開要求、データ、及び前記メッセージを含む前記Msg3を送信すること(1002)を含む、方法。
  27. 無線通信デバイス(412)であって、
    非アクティブ状態にある間に、ネットワークノードへメッセージを送信すること(702; 802)を行うように構成され、前記メッセージは、
    前記無線通信デバイス(412)のID(アイデンティティ)と、
    前記無線通信デバイス(412)によって要求されている、1つ以上のSIB(システム情報ブロック)及び/又は1つ以上のposSIB(測位SIB)を示す情報と、
    を含む、無線通信デバイス。
  28. 請求項27に記載の無線通信デバイス(412)であって、更に、請求項2乃至26のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成されている、無線通信デバイス。
  29. 無線通信デバイス(412; 1400)であって、
    1つ以上の送信機(1408)と、
    1つ以上の受信機(1410)と、
    前記1つ以上の送信機(1408)及び前記1つ以上の受信機(1410)と関連付けられた処理回路(1402)と、を備え、前記処理回路(1402)は前記無線通信デバイス(412; 1400)に、非アクティブ状態にある間に、ネットワークノードへメッセージを送信させる(702; 802)ように構成され、前記メッセージは、
    前記無線通信デバイス(412)のID(アイデンティティ)と、
    前記無線通信デバイス(412)によって要求されている、1つ以上のSIB(システム情報ブロック)及び/又は1つ以上のposSIB(測位SIB)を示す情報と、
    を含む、無線通信デバイス。
  30. 請求項29に記載の無線通信デバイス(412; 1400)であって、前記処理回路(1402)は更に、請求項2乃至26のいずれか一項に記載の方法を前記無線通信デバイス(412; 1400)に実行させるように構成されている、無線通信デバイス。
  31. ネットワークノード(700; 800; 900; 1000)によって実行される方法であって、前記方法は、
    無線通信デバイス(412)が非アクティブ状態にある間に、前記無線通信デバイス(412)からメッセージを受信すること(702; 802)を含み、前記メッセージは、
    前記無線通信デバイス(412)のID(アイデンティティ)と、
    前記無線通信デバイス(412)によって要求されている、1つ以上のSIB(システム情報ブロック)及び/又は1つ以上のposSIB(測位SIB)を示す情報と、
    を含む、方法。
  32. 請求項31に記載の方法であって、前記メッセージは、前記無線通信デバイス(412)によって要求されている前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBを示す前記情報を含むMAC(メディアアクセス制御)CE(制御要素)を含む、方法。
  33. 請求項32に記載の方法であって、前記MAC CEは、前記無線通信デバイス(412)が、前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBを要求するためにSDT(スモールデータ送信)機能をサポートしていることのインジケーションを更に含む、方法。
  34. 請求項32に記載の方法であって、前記ネットワークノードは、前記無線通信デバイス(412)が前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBを要求するためにSDT(スモールデータ送信)機能をサポートしていることを、
    前記無線通信デバイス(412)から前記ネットワークノードへ報告される能力情報、又は
    前記MAC CE内のLCID(論理チャネルアイデンティティ)若しくはeLCID(拡張論理チャネルアイデンティティ)の使用、又は
    関連するランダムアクセスプリアンブルの送信用の特定のランダムアクセスプリアンブルリソースグループの使用、
    を介して判定する、方法。
  35. 請求項32乃至34のいずれか一項に記載の方法であって、前記MAC CEは、前記無線通信デバイス(412)の前記アイデンティティを更に含む、方法。
  36. 請求項35に記載の方法であって、前記無線通信デバイス(412)の前記アイデンティティは、前記無線通信デバイス(412)のI-RNTI又はショートI-RNTIのいずれかである、方法。
  37. 請求項36に記載の方法であって、前記MAC CEは、前記MAC CEに含まれる前記無線通信デバイス(412)の前記アイデンティティが、I-RNTIであるかショートI-RNTIであるかを示すインジケータを更に含む、方法。
  38. 請求項32乃至37のいずれか一項に記載の方法であって、前記MAC CEは、前記無線通信デバイス(412)によって要求されている前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBが、1つ以上のSIBであるか1つ以上のposSIBであるかを示す情報を更に含む、方法。
  39. 請求項32乃至38のいずれか一項に記載の方法であって、前記MAC CEは、eLCIDを含むサブヘッダを含み、前記eLCIDは、複数のSIB及び/又はposSIBのうちのいずれが前記無線通信デバイスによって要求されているかを示す複数のビットを含む、方法。
  40. 請求項39に記載の方法であって、前記MAC CEは、前記無線通信デバイス(412)によって要求されている前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBが、1つ以上のSIBであるか1つ以上のposSIBであるかを示すフラグを、前記サブヘッダ又は前記eLCID内に含む、方法。
  41. 請求項39又は40に記載の方法であって、前記eLCIDは、前記無線通信デバイス(412)の前記アイデンティティを更に含む、方法。
  42. 請求項41に記載の方法であって、前記無線通信デバイス(412)の前記アイデンティティは、前記無線通信デバイス(412)のI-RNTI又はショートI-RNTIのいずれかである、方法。
  43. 請求項42に記載の方法であって、前記eLCIDは、前記eLCIDに含まれる前記無線通信デバイス(412)の前記アイデンティティが、I-RNTIであるかショートI-RNTIであるかを示すインジケータを更に含む、方法。
  44. 請求項31に記載の方法であって、前記メッセージは、前記無線通信デバイス(412)によって要求されている前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBを示す前記情報を含むRRC(無線リソース制御)メッセージを含む、方法。
  45. 請求項44に記載の方法であって、前記無線通信デバイス(412)によって要求されている前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBを示す前記情報は、前記無線通信デバイス(412)によって要求されている1つ以上のSIB及び/又は1つ以上のposSIBを示すビットマップ又は明示的インジケーションを含む、方法。
  46. 請求項44又は45に記載の方法であって、前記メッセージを受信すること(802)は、アイドル状態又は接続状態から遷移する際に通常使用されるレガシーRRCメッセージの代わりに、前記RRCメッセージを受信すること(802)を含む、方法。
  47. 請求項44又は45に記載の方法であって、前記メッセージを受信すること(802)は、アイドル状態又は接続状態から遷移する際に通常使用されるレガシーRRCメッセージ内に埋め込まれた前記RRCメッセージを受信すること(802)を含む、方法。
  48. 請求項44乃至47のいずれか一項に記載の方法であって、前記メッセージを受信すること(802)は、SDT手順のための4ステップランダムアクセスのMsg3、又はSDT手順のための2ステップランダムアクセスのMsgAのいずれかで、前記RRCメッセージを受信すること(802)を含む、方法。
  49. 請求項44乃至48のいずれか一項に記載の方法であって、前記RRCメッセージは、前記無線通信デバイス(412)が、前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBを要求するためにSDT(スモールデータ送信)機能をサポートしていることを示す情報を更に含む、方法。
  50. 請求項44乃至49のいずれか一項に記載の方法であって、前記無線通信デバイス(412)の前記アイデンティティは、前記RRCメッセージに含まれないが、前記RRCメッセージの前又は後のいずれかに前記無線通信デバイス(412)から受信されるMAC CEに含まれる、方法。
  51. 請求項31乃至50のいずれか一項に記載の方法であって、前記1つ以上のSIBのうちの少なくとも1つ及び/又は前記1つ以上のposSIBのうちの少なくとも1つを、関連するランダムアクセスのMsg4の一部として、又はRRCリリースメッセージの一部として、前記無線通信デバイス(412)へ送信すること(704)を更に含む、方法。
  52. 請求項31乃至50のいずれか一項に記載の方法であって、前記1つ以上のSIBのうちの少なくとも1つ及び/又は前記1つ以上のposSIBのうちの少なくとも1つを、ブロードキャストすること(704; 804)を更に含む、方法。
  53. 請求項52に記載の方法であって、前記1つ以上のSIBのうちの少なくとも1つ及び/又は前記1つ以上のposSIBのうちの少なくとも1つを、ブロードキャストすること(704; 804)は、前記1つ以上のSIBのうちの前記少なくとも1つ及び/又は前記1つ以上のposSIBのうちの前記少なくとも1つに関連付けられたブロードキャスト状態フラグを送信することを含み、前記ブロードキャスト状態フラグは、前記1つ以上のSIBのうちの前記少なくとも1つ及び/又は前記1つ以上のposSIBのうちの前記少なくとも1つがブロードキャストされることを示すように変更される、方法。
  54. 請求項31乃至50のいずれか一項に記載の方法であって、前記1つ以上のSIB及び/又は前記1つ以上のposSIBのための前記要求を無効化するメッセージを送信すること(704; 804)を更に含む、方法。
  55. 請求項31乃至54のいずれか一項に記載の方法であって、前記メッセージを受信すること(702; 802)は、2ステップランダムアクセスにおけるMsgAであって、ランダムアクセスプリアンブル、RRC再開要求、データ、及び前記メッセージを含む前記MsgAを受信すること(902)を含む、方法。
  56. 請求項31乃至54のいずれか一項に記載の方法であって、前記メッセージを受信すること(702; 802)は、4ステップランダムアクセスにおけるMsg3であって、RRC再開要求、データ、及び前記メッセージを含む前記Msg3を受信すること(1002)を含む、方法。
  57. ネットワークノード(700; 800; 900; 1000)であって、
    無線通信デバイス(412)が非アクティブ状態にある間に、前記無線通信デバイス(412)からメッセージを受信すること(702; 802)を行うように構成され、前記メッセージは、
    前記無線通信デバイス(412)のID(アイデンティティ)と、
    前記無線通信デバイス(412)によって要求されている、1つ以上のSIB(システム情報ブロック)及び/又は1つ以上のposSIB(測位SIB)を示す情報と、
    を含む、ネットワークノード。
  58. 請求項57に記載のネットワークノード(700; 800; 900; 1000)であって、更に、請求項32乃至56のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成されている、ネットワークノード。
  59. ネットワークノード(700; 800; 900; 1000)であって、
    処理回路(1104)を備え、当該処理回路は前記ネットワークノード(700; 800; 900; 1000)に、
    無線通信デバイス(412)が非アクティブ状態にある間に、前記無線通信デバイス(412)からメッセージを受信させる(702; 802)ように構成され、前記メッセージは、
    前記無線通信デバイス(412)のID(アイデンティティ)と、
    前記無線通信デバイス(412)によって要求されている、1つ以上のSIB(システム情報ブロック)及び/又は1つ以上のposSIB(測位SIB)を示す情報と、
    を含む、ネットワークノード。
  60. 請求項59に記載のネットワークノード(700; 800; 900; 1000)であって、前記処理回路(1104)は更に、請求項32乃至56のいずれか一項に記載の方法を前記ネットワークノード(700; 800; 900; 1000)に実行させるように構成されている、ネットワークノード。
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