JP2024517160A - 手術用ステープラ再装填シミュレーション - Google Patents

Abstract

手術活動をシミュレーションするための装置は、解剖学的構造の一部分の第１のグラフィック表現を提示し得る。装置は、手術活動の経路をシミュレーションし得る。装置は、手術活動の経路上で手術用ツールを選択することと関連付けられた手術用ツール選択点を判定し得る。装置は、手術用ツール選択点において選択するための手術範囲を提示し得る。装置は、選択された手術範囲の指示を受信することに応答して、手術用ツール選択点において手術用ツールを選択することと関連付けられた手術結果をシミュレーションし得る。装置は、選択された手術用ツールの指示を受信することに応答して、手術用ツール選択点において選択された手術用ツールを生成し得る。

Description

（関連出願の相互参照）
本出願は、２０２１年４月２７日に出願された米国特許仮出願第６３／１８０，５９８号の利益を主張するものであり、その開示は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。

例えば、手術環境及び／又は外科処置のコンピュータベースの二次元又は三次元シミュレーションなどの手術シミュレーションは、手術技術を発展させる機会を提示する。手術シミュレーションには、手術のトレーニング、計画、発展などに利益をもたらす可能性がある。例えば、手術シミュレーションを使用して、新しい処置において外科医を訓練すること、及び／又は外科医が既に知っている処置のパフォーマンスを改善することができる。手術シミュレーションを、仮想「ドレスリハーサル」として使用して、外科医が次の処置に備えることを補助することができる。また、手術シミュレーションを使用して、立証されていない処置及び技術の実験をすることができる。

本明細書に開示される装置及び方法は、手術計画の改善を可能にし得る。例えば、特定の外科処置のために、利用する適切なステープルカートリッジ及びそれらを使用するためのそれぞれの場所の両方を識別することは、手術計画の改善を可能にし得る。

手術活動をシミュレーションするための装置は、解剖学的構造の一部分の第１のグラフィック表現を提示し得る。装置は、第２のグラフィック表現を介して、手術活動の経路をシミュレーションし得る。経路は、切断経路であり得る。経路は、解剖学的構造のグラフィック表現の上に重ね合わせられ得る。実施例では、装置は、ユーザが解剖学的構造の一部分のグラフィック表現の上に描画することを可能にするように構成されたグラフィカルユーザインターフェースを提示し得る。装置は、ユーザから解剖学的構造の一部分の第１のグラフィック表現上の描画経路の指示を受信し得る。装置は、描画経路を解剖学的構造の一部分の第１のグラフィック表現の上に重ね合わせ得る。実施例では、装置は、第２のグラフィック表現を介して、手術活動のシミュレーションされた経路に基づいて、経路を６つのセグメントにセグメント化し得る。装置は、開始点と、６つのセグメントの間の５つの交点を識別し得る。開始点及び５つの交点は、手術用ツール選択点であり得る。装置は、手術用ツール選択点において手術用ツールから選択された手術用ツールの指示を受信し得る。装置は、選択された手術用ツールの指示を受信することに応答して、手術用ツール選択点において選択された手術用ツールを関連付け得る。したがって、装置は、手術用ツール選択点において手術用ツールの選択を取得し得る。

装置は、手術活動の経路上で手術用ツールを選択することと関連付けられた手術用ツール選択点を判定し得る。実施例では、手術用ツールは、様々なタイプの手術用ステープルカートリッジであり得る。装置は、手術用ツール選択点において選択するための手術範囲を提示し得る。実施例では、手術範囲は、組織厚さ範囲であり得る。装置は、選択された手術範囲の指示を受信し得る。実施例では、装置は、選択するための手術範囲を表すように構成された第１の軸を提示し得る。第１の軸は、スライダを含み得る。上限値及び下限値を含み得る選択された手術範囲がスライダを介して受信され得る。装置は、（例えば、スライダを介して）選択された手術範囲の指示を受信することに応答して、選択に適している手術用ツールの視覚的表現を提示する。

装置は、選択された手術範囲の指示を受信することに応答して、手術用ツールの視覚的指示を提供し得る。実施例では、装置は、少なくとも１つの好適な手術用ツールのグラフィック表現を生成し得る。手術用ツールは、最適な組織厚さ範囲と関連付けられ得る第２の軸（例えば、水平軸）に沿って提示され得る。手術用ツールの組織厚さ範囲は、第１の軸（例えば、垂直軸）に沿って提示される手術範囲に対応する下限及び上限を含み得る。手術用ツールの組織厚さ範囲は、ユーザが、選択された手術範囲（例えば、選択された組織厚さ範囲）に基づいて、手術用ツールのうちの少なくとも１つを選択するのを補助し得る。ユーザは、ユーザの所望の手術結果（例えば、灌流の選好）に応じて、ユーザの好ましい手術用ツールを選択し得る。

装置は、（例えば、スライダを介して）選択された手術範囲の指示を受信することに応答して、手術用ツール選択点において手術用ツールを選択することと関連付けられた手術結果をシミュレーションし得る。実施例では、手術結果は、選択された組織厚さ範囲でステープラカートリッジタイプを選択することと関連付けられた灌流結果であり得る。装置は、第２の軸上に手術用ツールを提示し得る。装置は、選択された手術用ツールの指示を受信し得る。装置１００は、手術用ツール選択点において選択された手術用ツールの指示を受信することに応答して、手術活動を実行するための経路上の選択点の手術計画を生成し得る。装置は、経路に沿って手術活動を実行するために生成され得る制御信号を生成し得る。制御信号は、手術用ツール選択点において選択された手術用ツールの指示を含み得る。制御信号は、手術活動を実行するための経路上の手術用ツール選択点の手術計画を含み得る。制御信号は、手術制御システムに送信され得る。実施例では、制御信号は、対応する手術用ツール選択点において適切な手術用ツールを使用するように外科医又は外科医のアシスタントに促すように構成され得る。

実施例では、装置は、選択された手術範囲と関連付けられた補強範囲を取得し得る。装置は、選択された手術範囲及び補強範囲に基づいて、補強された手術範囲を計算し得る。補強された手術範囲に基づいて、シミュレーションされた手術結果が判定され得る。実施例では、装置は、補強された手術範囲に基づいて、選択された手術用ツール選択点において選択するための第２の一組の手術用ツール（例えば、第１の一組の手術用ツールが元の組の手術用ツールである）を提示し得る。装置は、選択された手術範囲の指示を受信することに応答して、手術用ツール選択点において第２の一組の手術用ツールを選択することと関連付けられた手術結果をシミュレーションし得る。装置は、選択された第２の手術用ツールの指示を受信し得る。装置は、選択された第２の手術用ツールの指示を受信することに応答して、手術用ツール選択点において選択された第２の手術用ツールを生成し得る。装置は、手術用ツール選択点において、手術用ツール選択点において選択された第２の手術用ツールを第１の手術用ツールに変換し得る。

手術活動をシミュレーションするための例示的なコンピューティング装置を例示するシステム図である。 手術活動をシミュレーションするためのグラフィカルユーザインターフェースの実施例を例示する。 手術用ツールを選択することと関連付けられた手術結果をグラフィカルユーザインターフェース上でシミュレーションする実施例を例示する。 選択された手術用ツールを選択点ごとにグラフィカルユーザインターフェース上で生成する実施例を例示する。 経路をグラフィカルユーザインターフェース上でシミュレーションする実施例を例示する。 経路をグラフィカルユーザインターフェース上でシミュレーションする実施例を例示する。 手術範囲と関連付けられた補強範囲をグラフィカルユーザインターフェース上でシミュレーションする実施例を例示する。 グラフィカルユーザインターフェースから選択するための第２の一組の手術用ツールを提示する実施例を例示する。

本明細書に開示される装置及び方法は、手術計画の改善を可能にし得る。例えば、特定の外科処置のために、利用する適切なステープルカートリッジ及びそれらを使用するためのそれぞれの場所の両方を識別することは、手術計画の改善を可能にし得る。

手術活動をシミュレーションするための装置は、解剖学的構造の一部分の第１のグラフィック表現を提示し得る。装置は、第２のグラフィック表現を介して、手術活動の経路をシミュレーションし得る。経路は、切断経路であり得る。経路は、解剖学的構造のグラフィック表現の上に重ね合わせられ得る。実施例では、装置は、ユーザが解剖学的構造の一部分のグラフィック表現の上に描画することを可能にするように構成されたグラフィカルユーザインターフェースを提示し得る。装置は、ユーザから解剖学的構造の一部分の第１のグラフィック表現上の描画経路の指示を受信し得る。装置は、描画経路を解剖学的構造の一部分の第１のグラフィック表現の上に重ね合わせ得る。実施例では、装置は、第２のグラフィック表現を介して、手術活動のシミュレーションされた経路に基づいて、経路を６つのセグメントにセグメント化し得る。装置は、開始点と、６つのセグメントの間の５つの交点を識別し得る。開始点及び５つの交点は、手術用ツール選択点であり得る。装置は、手術用ツール選択点において手術用ツールから選択された手術用ツールの指示を受信し得る。装置は、選択された手術用ツールの指示を受信することに応答して、手術用ツール選択点において選択された手術用ツールを関連付け得る。したがって、装置は、手術用ツール選択点において手術用ツールの選択を取得し得る。

装置は、手術活動の経路上で手術用ツールを選択することと関連付けられた手術用ツール選択点を判定し得る。実施例では、手術用ツールは、様々なタイプの手術用ステープルカートリッジであり得る。装置は、手術用ツール選択点において選択するための手術範囲を提示し得る。実施例では、手術範囲は、組織厚さ範囲であり得る。装置は、選択された手術範囲の指示を受信し得る。実施例では、装置は、選択するための手術範囲を表すように構成された第１の軸を提示し得る。第１の軸は、スライダを含み得る。上限値及び下限値を含み得る選択された手術範囲がスライダを介して受信され得る。装置は、（例えば、スライダを介して）選択された手術範囲の指示を受信することに応答して、選択に適している手術用ツールの視覚的表現を提示する。

装置は、選択された手術範囲の指示を受信することに応答して、手術用ツールの視覚的指示を提供し得る。実施例では、装置は、少なくとも１つの好適な手術用ツールのグラフィック表現を生成し得る。手術用ツールは、最適な組織厚さ範囲と関連付けられ得る第２の軸（例えば、水平軸）に沿って提示され得る。手術用ツールの組織厚さ範囲は、第１の軸（例えば、垂直軸）に沿って提示される手術範囲に対応する下限及び上限を含み得る。手術用ツールの組織厚さ範囲は、ユーザが、選択された手術範囲（例えば、選択された組織厚さ範囲）に基づいて、手術用ツールのうちの少なくとも１つを選択するのを補助し得る。ユーザは、ユーザの所望の手術結果（例えば、灌流の選好）に応じて、ユーザの好ましい手術用ツールを選択し得る。

装置は、（例えば、スライダを介して）選択された手術範囲の指示を受信することに応答して、手術用ツール選択点の手術用ツールを選択することと関連付けられた手術結果をシミュレーションし得る。実施例では、手術結果は、選択された組織厚さ範囲でステープラカートリッジタイプを選択することと関連付けられた灌流結果であり得る。装置は、第２の軸上に手術用ツールを提示し得る。装置は、選択された手術用ツールの指示を受信し得る。装置１００は、手術用ツール選択点において選択された手術用ツールの指示を受信することに応答して、手術活動を実行するための経路上の選択点の手術計画を生成し得る。装置は、経路に沿って手術活動を実行するために生成され得る制御信号を生成し得る。制御信号は、手術用ツール選択点において選択された手術用ツールの指示を含み得る。制御信号は、手術活動を実行するための経路上の手術用ツール選択点の手術計画を含み得る。制御信号は、手術制御システムに送信され得る。実施例では、制御信号は、対応する手術用ツール選択点において適切な手術用ツールを使用するように外科医又は外科医のアシスタントに促すように構成され得る。

実施例では、装置は、選択された手術範囲と関連付けられた補強範囲を取得し得る。装置は、選択された手術範囲及び補強範囲に基づいて、補強された手術範囲を計算し得る。補強された手術範囲に基づいて、シミュレーションされた手術結果が判定され得る。実施例では、装置は、補強された手術範囲に基づいて、選択された手術用ツール選択点において選択するための第２の一組の手術用ツール（例えば、第１の一組の手術用ツールが元の組の手術用ツールである）を提示し得る。装置は、選択された手術範囲の指示を受信することに応答して、手術用ツール選択点において第２の一組の手術用ツールを選択することと関連付けられた手術結果をシミュレーションし得る。装置は、選択された第２の手術用ツールの指示を受信し得る。装置は、選択された第２の手術用ツールの指示を受信することに応答して、手術用ツール選択点において選択された第２の手術用ツールを生成し得る。装置は、手術用ツール選択点において、手術用ツール選択点において選択された第２の手術用ツールを第１の手術用ツールに変換し得る。

図１は、手術用ステープラ再装填の選択をシミュレーション及び／又は最適化するための例示的なコンピューティング装置１００を例示するシステム図である。図１に示されるように、コンピューティング装置１００は、とりわけ、プロセッサ１１８、送受信機１２１、送信／受信要素１２１、スピーカ／マイクロフォン１２４、キーパッド１２６、ディスプレイ／タッチパッド１２８、非リムーバブルメモリ１３１、リムーバブルメモリ１３２、電源１３４、全地球測位システム（global positioning system、ＧＰＳ）チップセット１３６、及び／又は他の周辺機器１３８を含み得る。コンピューティング装置１００は、一実施形態との整合性を維持しながら、前述の要素の任意の部分的組み合わせを含み得ることが理解されよう。

プロセッサ１１８は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来型プロセッサ、デジタル信号プロセッサ（digital signal processor、ＤＳＰ）、複数のマイクロプロセッサ、ＤＳＰコアと関連する１つ又は２つ以上のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路（Application Specific Integrated Circuit、ＡＳＩＣ）、フィールドプログラマブルゲートアレイ（Field Programmable Gate Array、ＦＰＧＡ）回路、任意の他のタイプの集積回路（integrated circuit、ＩＣ）、状態機械などであり得る。プロセッサ１１８は、信号符号化、データ処理、電力制御、入力／出力処理、及び／又はコンピューティング装置１００が無線環境において動作することを可能にする任意の他の機能を実行し得る。プロセッサ１１８は、送信／受信要素１２１に連結され得る送受信機１２１に連結され得る。図１は、プロセッサ１１８及び送受信機１２１を別個の構成要素として描写しているが、プロセッサ１１８及び送受信機１２１は、電子パッケージ又はチップ内に一緒に統合され得ることが理解されよう。

送信／受信要素１２１は、エアインターフェース１１６を介して、ベースステーションに信号を送信するか、又はベースステーションから信号を受信するように構成され得る。例えば、一実施形態では、送信／受信要素１２１は、ＲＦ信号を送信及び／又は受信するように構成されたアンテナであり得る。一実施形態では、送信／受信要素１２１は、例えば、ＩＲ、ＵＶ、又は可視光信号を送信及び／又は受信するように構成されたエミッタ／検出器であり得る。更に別の実施形態では、送信／受信要素１２１は、ＲＦ及び光信号を送信及び／又は受信するように構成され得る。送信／受信要素１２１は、無線信号の任意の組み合わせを送信及び／又は受信するように構成され得ることが理解されよう。

コンピューティング装置１００のプロセッサ１１８は、スピーカ／マイクロフォン１２４、キーパッド１２６、及び／又はディスプレイ／タッチパッド１２８（例えば、液晶ディスプレイ（liquid crystal display、ＬＣＤ）ディスプレイユニット若しくは有機発光ダイオード（organic light-emitting diode、ＯＬＥＤ）ディスプレイユニット）に連結され得、それらからユーザ入力データを受信し得る。プロセッサ１１８はまた、スピーカ／マイクロフォン１２４、キーパッド１２６、及び／又はディスプレイ／タッチパッド１２８にユーザデータを出力し得る。加えて、プロセッサ１１８は、非リムーバブルメモリ１３１及び／又はリムーバブルメモリ１３２などの、任意のタイプの好適なメモリから情報にアクセスし、そこにデータを記憶し得る。非リムーバブルメモリ１３１としては、ランダムアクセスメモリ（random-access memory、ＲＡＭ）、読み取り専用メモリ（read-only memory、ＲＯＭ）、ハードディスク、又は任意の他のタイプのメモリ記憶装置が挙げられ得る。リムーバブルメモリ１３２としては、加入者識別モジュール（subscriber identity module、ＳＩＭ）カード、メモリスティック、セキュアデジタル（secure digital、ＳＤ）メモリカードなどが挙げられ得る。他の実施形態では、プロセッサ１１８は、サーバ又はホームコンピュータ（図示せず）などの、コンピューティング装置１００に物理的に位置しないメモリから情報にアクセスし、そこにデータを記憶し得る。

プロセッサ１１８は、電源１３４から電力を受け取り得、コンピューティング装置１００内の他の構成要素への電力を分配及び／又は制御するように構成され得る。電源１３４は、コンピューティング装置１００に電力を供給するための任意の適切な装置であり得る。例えば、電源１３４としては、１つ又は２つ以上の乾電池（例えば、ニッケルカドミウム（ＮｉＣｄ）、ニッケル亜鉛（ＮｉＺｎ）、ニッケル金属水素（ＮｉＭＨ）、リチウムイオン（Ｌｉ－ｉｏｎ）、など）、太陽電池、燃料電池、などが挙げられ得る。

プロセッサ１１８はまた、コンピューティング装置１００の現在の位置に関する位置情報（例えば、経度及び緯度）を提供するように構成され得るＧＰＳチップセット１３６に連結され得る。ＧＰＳチップセット１３６からの情報に加えて、又はその代わりに、コンピューティング装置１００は、エアインターフェース１１６を介して、基地局から位置情報を受信し得、及び／又は２つ又はそれ以上の近くの基地局から受信されている信号のタイミングに基づいてその位置を判定し得る。コンピューティング装置１００は、一実施形態との整合性を維持しながら、任意の好適な位置判定方法によって位置情報を取得し得ることが理解されよう。

プロセッサ１１８は、追加の特徴、機能、及び／又は有線若しくは無線接続性を提供する１つ又は２つ以上のソフトウェアモジュール及び／又はハードウェアモジュールを含み得る、他の周辺機器１３８に更に連結され得る。例えば、周辺機器１３８としては、加速度計、ｅコンパス、衛星送受信機、デジタルカメラ（写真及び／又はビデオ用）、ユニバーサルシリアルバス（universal serial bus、ＵＳＢ）ポート、振動装置、テレビ送受信機、ハンズフリーヘッドセット、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）モジュール、周波数変調（frequency modulated、ＦＭ）無線ユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザ、仮想現実及び／又は拡張現実（Virtual Reality、ＶＲ／Augmented Reality、ＡＲ）装置、アクティビティトラッカ、などが挙げられ得る。周辺機器１３８は、１つ又は２つ以上のセンサを含み得、センサは、ジャイロスコープ、加速度計、ホール効果センサ、磁力計、方位センサ、近接センサ、温度センサ、時間センサ、ジオロケーションセンサ、高度計、光センサ、タッチセンサ、磁力計、気圧計、ジェスチャセンサ、生体認証センサ、及び／又は湿度センサ、のうちの１つ又は２つ以上であり得る。

コンピューティング装置１００は、プロセッサと、ネットワークインターフェース２０１００と、を備え得る。プロセッサは、システムバスを介して、通信モジュール、記憶装置、メモリ、不揮発性メモリ、及び入力／出力（Ｉ／Ｏ）インターフェースに連結され得る。システムバスは、任意の様々な利用可能なバスアーキテクチャを使用する、メモリバス若しくはメモリコントローラ、ペリフェラルバス若しくは外部バス、及び／又はローカルバスを含むいくつかのタイプのバス構造のうちのいずれかとすることができ、それらのアーキテクチャの例としては、９ビットバス、業界標準アーキテクチャ（Industrial Standard Architecture、ＩＳＡ）、マイクロチャネルアーキテクチャ（Micro-Charmel Architecture、ＭＳＡ）、拡張ＩＳＡ（Extended ISA、ＥＩＳＡ）、インテリジェントドライブエレクトロニクス（Intelligent Drive Electronics、ＩＤＥ）、ＶＥＳＡローカルバス（VESA Local Bus、ＶＬＢ）、周辺装置相互接続（Peripheral Component Interconnect、ＰＣＩ）、ＵＳＢ、アドバンストグラフィックスポート（Advanced Graphics Port、ＡＧＰ）、パーソナルコンピュータメモリカード国際協会バス（Personal Computer Memory Card International Association、ＰＣＭＣＩＡ）、小型計算機システムインターフェース（Small Computer Systems Interface、ＳＣＳＩ）、又は任意の他の独自バスが挙げられるが、これらに限定されない。

プロセッサは、Ｔｅｘａｓ Ｉｎｓｔｒｕｍｅｎｔｓによって商標名ＡＲＭ Ｃｏｒｔｅｘで知られているものなどの、任意のシングルコア又はマルチコアプロセッサであってもよい。一態様では、プロセッサは、例えば、Ｔｅｘａｓ Ｉｎｓｔｒｕｍｅｎｔｓから入手可能なＬＭ４Ｆ２３０Ｈ５ＱＲ ＡＲＭ Ｃｏｒｔｅｘ－Ｍ４Ｆプロセッサコアであってもよい。このプロセッサコアは、最大４０ＭＨｚの２５６ＫＢのシングルサイクルフラッシュメモリ若しくは他の不揮発性メモリのオンチップメモリ、性能を４０ＭＨｚ超に改善するためのプリフェッチバッファ、３２ＫＢのシングルサイクルシリアルランダムアクセスメモリ（single-cycle serial random access memory、ＳＲＡＭ）、ＳｔｅｌｌａｒｉｓＷａｒｅ（登録商標）ソフトウェアを搭載した内部読み出し専用メモリ（read-only memory、ＲＯＭ）、２ＫＢの電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ（electrically erasable programmable read-only memory、ＥＥＰＲＯＭ）及び／又は、１つ又は２つ以上のパルス幅変調（pulse width modulation、ＰＷＭ）モジュール、１つ又は２つ以上の直交エンコーダ入力（quadrature encoder input、ＱＥＩ）アナログ、１２個のアナログ入力チャネルを備える１つ又は２つ以上の１２ビットアナログ－デジタル変換器（analog-to-digital converter、ＡＤＣ）を含む。なお、その詳細は、製品データシートで入手可能である。

一実施例では、プロセッサは、同じくＴｅｘａｓ Ｉｎｓｔｒｕｍｅｎｔｓ製のＨｅｒｃｕｌｅｓ ＡＲＭ Ｃｏｒｔｅｘ Ｒ４の商品名で知られるＴＭＳ５７０及びＲＭ４ｘなどの２つのコントローラベースのファミリを備える安全コントローラを備えてもよい。安全コントローラは、スケーラブルな性能、接続性及びメモリの選択肢を提供しながら、高度な集積型安全機構を提供するために、とりわけ、ＩＥＣ６１５０８及びＩＳＯ２６２６２の安全限界用途専用に構成され得る。

コンピューティング装置１００は、好適な動作環境において、記載したユーザと基本コンピュータリソースとの間で媒介として機能するソフトウェアを含み得ることを理解されたい。このようなソフトウェアとしてはオペレーティングシステムを挙げることができる。ディスク記憶装置上に記憶され得るオペレーティングシステムは、コンピュータシステムのリソースを制御及び割り当てするように機能し得る。システムアプリケーションは、システムメモリ内又はディスク記憶装置上のいずれかに記憶されたプログラムモジュール及びプログラムデータを介して、オペレーティングシステムによるリソース管理を活用し得る。本明細書に記載される様々な構成要素は、様々なオペレーティングシステム又はオペレーティングシステムの組み合わせで実装することができることを理解されたい。

ユーザは、Ｉ／Ｏインターフェースに連結された入力装置を介してコンピューティング装置１００にコマンド又は情報を入力し得る。入力装置としては、マウス、トラックボール、スタイラス、タッチパッドなどのポインティング装置、キーボード、マイクロフォン、ジョイスティック、ゲームパッド、衛星放送受信アンテナ、スキャナ、ＴＶチューナカード、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラなどを挙げることができるが、これらに限定されない。これら及び他の入力装置は、インターフェースポートを介し、システムバスを通してプロセッサ２０１０２に接続する。インターフェースポートとしては、例えば、シリアルポート、パラレルポート、ゲームポート及びＵＳＢが挙げられる。出力装置は、入力装置と同じタイプのポートのうちのいくつかを使用する。したがって、例えば、ＵＳＢポートを使用して、コンピューティング装置１００に入力を提供し、コンピューティング装置１００からの情報を出力装置に出力してもよい。出力アダプタは、特別なアダプタを必要とし得る出力装置の中でもとりわけ、モニタ、ディスプレイ、スピーカ及びプリンタなどのいくつかの出力装置が存在できることを示すために提供され得る。出力アダプタとしては、出力装置とシステムバスとの間の接続手段を提供するビデオ及びサウンドカードを挙げることができるが、これは例示としてのものであり、限定するものではない。リモートコンピュータなどの他の装置及び／又は装置のシステムは、入力及び出力機能の両方を提供できることに留意されたい。

コンピューティング装置１００は、クラウドコンピュータなどの１つ又は２つ以上のリモートコンピュータ、又はローカルコンピュータへの論理接続を使用するネットワーク化環境で動作し得る。リモートクラウドコンピュータは、パーソナルコンピュータ、サーバ、ルータ、ネットワークＰＣ、ワークステーション、マイクロプロセッサベースの機器、ピア装置又は他の一般的なネットワークノードなどであり得るが、典型的には、コンピュータシステムに関して説明される要素の多く又は全てを含む。簡潔にするために、リモートコンピュータとともに、メモリストレージ装置のみが示される。リモートコンピュータは、ネットワークインターフェースを介してコンピュータシステムに論理的に接続され、続いて、通信接続部を介して物理的に接続され得る。ネットワークインターフェースは、ローカルエリアネットワーク（local area network、ＬＡＮ）及びワイドエリアネットワーク（wide area network、ＷＡＮ）などの通信ネットワークを包含し得る。ＬＡＮ技術としては、光ファイバ分散データインターフェース（Fiber Distributed Data Interface、ＦＤＤＩ）、銅線分散データインターフェース（Copper Distributed Data Interface、ＣＤＤＩ）、Ｅｔｈｅｒｎｅｔ／ＩＥＥＥ８０２．３、Ｔｏｋｅｎ Ｒｉｎｇ／ＩＥＥＥ８０２．５などを挙げることができる。ＷＡＮ技術としては、ポイントツーポイントリンク、統合サービスデジタルネットワーク（Integrated Services Digital Network、ＩＳＤＮ）及びその変形などの回路交換ネットワーク、パケット交換ネットワーク並びにデジタル加入者回線（Digital Subscriber Line、ＤＳＬ）を挙げることができるが、これらに限定されない。

様々な実施例では、コンピューティング装置１００は、デジタル画像の処理に使用される画像プロセッサ、画像処理エンジン、メディアプロセッサ、又は任意の特殊なデジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）を備えてもよい。画像プロセッサは、単一命令複数データ（single instruction,multiple data、ＳＩＭＤ）、又は複数命令複数データ（multiple instruction,multiple data、ＭＩＭＤ）技術を用いた並列コンピューティングを用いて速度及び効率を高めることができる。デジタル画像処理エンジンは、様々なタスクを実施することができる。画像プロセッサは、マルチコアプロセッサアーキテクチャを備えるチップ上のシステムであってもよい。

通信接続部は、ネットワークインターフェースをバスに接続するために利用されるハードウェア／ソフトウェアを指してもよい。例示的な明瞭さのために、通信接続部は、コンピューティング装置１００の内部に示されているが、通信接続部は、コンピューティング装置１００に外部にあってもよい。例示のみを目的として、ネットワークインターフェースへの接続に必要なハードウェア／ソフトウェアとしては、通常の電話グレードモデム、ケーブルモデム、光ファイバモデム、及びＤＳＬモデムを含むモデム、ＩＳＤＮアダプタ、並びにイーサネットカードなどの内部及び外部技術を挙げることができる。いくつかの例では、ネットワークインターフェースはまた、ＲＦインターフェースを使用して提供されてもよい。

コンピューティング装置１００は、手術用ステープラ再装填の刺激及び／又は最適化を実行するために使用され得る。例えば、再装填最適化シミュレーションは、腹腔鏡下スリーブ胃切除処置のために実行され得る。

図２は、手術活動をシミュレーションするためのグラフィカルユーザインターフェース２０００の実施例を例示する。シミュレーションされる手術活動は、解剖学的構造の一部分を切断するための手術用ステープラカートリッジのタイプを選択すること（例えば、手術用ステープラ再装填選択）であり得る。手術用ステープラカートリッジタイプは、組織厚さ範囲に応じて選択され得る。異なる手術用ステープラカートリッジタイプは、異なる組織厚さ範囲で使用するための光学式である。実施例では、ステープラカートリッジのタイプは、より厚い組織での使用に最適な長いステープルを含み得る。実施例では、ステープラカートリッジのタイプは、より薄い組織での使用に最適な短いステープルを含み得る。組織は、胃の一部分などの解剖学的構造の断片に対応し得る。

図１に記載されるように、グラフィカルユーザインターフェース２０００は、コンピューティング装置１００を介して提示され得る。グラフィカルユーザインターフェース２０００は、第１のグラフィック表現２００２を含み得る。第１のグラフィック表現２００２は、胃の一部分などの解剖学的構造の一部分を表し得る。グラフィカルユーザインターフェース２０００は、手術活動をシミュレーションするための経路２００４を含み得る。経路２００４は、解剖学的構造の一部分を切断するための腹腔鏡下スリーブ状胃切除ステープルラインの経路（例えば、肥満外科医によって使用され得る切断経路）をシミュレーションし得る。手術活動のための経路２００４は、第２のグラフィック表現を介して表され得る。経路２００４は、第１のグラフィック表現２００２の上に重ね合わせられ得る（例えば、腹腔鏡下スリーブ状胃切除ステープルラインの経路は、胃の一部分の上に重ね合わせられ得る）。グラフィカルユーザインターフェース上に経路２００４を作成する実施例については、以下の図５Ａ及び図５Ｂに関連する説明において更に詳細に説明される。

図２に示されるように、装置１００は、経路２００４を、グラフィカルユーザインターフェース２０００上のセグメント２００５Ａ～２００５Ｆなどの複数のセグメントにセグメント化し得る。図２には６つのセグメントが示されているが、経路２００４は、任意の数のセグメントにセグメント化され得る。セグメント２００５Ａ～２００５Ｆの各々は、開始点（例えば、図２の「１」）及び５つの交点（例えば、図２の「２～６」）によって分けられ得る。図２に示されるように、識別された開始点及び５つの交点は、手術用ツール選択点２００６Ａ～２００６Ｆであり得る。図２には６つの手術用ツール選択点が示されているが、任意の数のセグメントに対応する任意の数の手術選択点が存在し得る。例えば、セグメント２００５Ａ及び２００５Ｂが手術用ツール選択点２００６Ｂ（図２に示される点「２」に対応する）によって分けられ得る、セグメント２００５Ｂ及び２００５Ｃが手術用ツール選択点２００６Ｃ（図２に示される点「３」に対応する）によって分けられ得る、などである。手術用ツール選択点２００６Ａ～２００６Ｆの各々は、第１のグラフィック表現２００２（例えば、解剖学的構造の一部分）上の点を表し得る。例えば、手術用ツール選択点２００６Ａが図２の点「１」に対応し得る、手術用ツール選択点２００６Ｂが図２の点「２」に対応し得る、手術用ツール選択点２００６Ｃが図２の点「３」に対応し得る、などである。第１のグラフィック表現２００２（例えば、解剖学的構造の一部分）上の点の各々は、第１のグラフィック表現２００２（例えば、解剖学的構造の一部分）の組織厚さ（例えば、異なる組織厚さ）又は他の生理学的特性と関連付けられ得る。基準組織厚さ点（図２に示さず）が第１のグラフィック表現２００２（例えば、解剖学的構造の一部分）上に表示され得、基準組織厚さ点は、ユーザが、手術用ツール選択点２００６Ａ～２００６Ｆの各々での組織厚さ、及び第１のグラフィック表現２００２（例えば、解剖学的構造の一部分）上の特定の点又は領域での組織厚さを測定するのを補助することができる。

ユーザは、経路２００４上の手術用ツール選択点２００６Ａ～２００６Ｆのうちのある手術用ツール選択点を選択し得る（例えば、図２では、手術用ツールセクション点２００６Ａを選択する）。装置１００は、グラフィカルユーザインターフェース２０００上の手術用ツール選択点２００６Ａ～２００６Ｆのうちの選択された手術用ツール選択点の指示を受信し得る。装置は、指示を受信することに応答して、選択された手術用ツール選択点において選択するための手術用ツール２０１０Ａ～２０１０Ｅを提示し得る。手術用ツール２０１０Ａ～２０１０Ｅは、様々なステープルカートリッジタイプ（例えば、手術用ステープラ再装填選択）であり得る。各手術用ツールは、ユーザが容易に手術用ツールを区別することができるように異なる色で提示され得る。

実施例では、ユーザは、手術点セレクタ２００８を使用して、手術用ツール選択点２００６Ａ～２００６Ｆを選択し得る。実施例では、セレクタ２００８は、手術用ツール選択点２００６Ａにおいて手術用ツール２０１０Ａ～２０１０Ｅから選択することに対応し得る、「再装填１」を表示し得る。ユーザがセレクタ２００８上の進み矢印を選択した場合、セレクタは、手術用ツール選択点２００６Ｂにおいて手術用ツール２０１０Ａ～２０１０Ｅを選択することに対応し得る、「再装填２」を表示し得る。ユーザは、セレクタ２００８を使用して、手術用ツール選択点２００６Ａ～２００６Ｆの各々において手術用ツール２０１０Ａ～２０１０Ｅから選択し得る。ユーザは、セレクタ２００８上の戻り矢印を使用して、以前の選択を確認してもよく、又は手術用ツール選択点２００６Ａ～２００６Ｆにおいてより小さい番号を選択してもよい。（例えば、ユーザは、戻り矢印をクリックしてもよく、それにより、セレクタ２００８が、手術用ツール選択点２００６Ｂにおいて手術用ツール２０１０Ａ～２０１０Ｅから選択することに対応し得る「再装填２」の表示から、手術用ツール選択点２００６Ａにおいて手術用ツール２０１０Ａ～２０１０Ｅから選択することに対応し得る「再装填１」の表示に変化し得る、などである）。

装置１００は、グラフィカルユーザインターフェース２０００上の選択された手術用ツール選択点２００６Ａ～２００６Ｆにおいて選択するための手術範囲２０１４を提示し得る。手術範囲２０１４は、選択された手術用ツール選択点２００６Ａ～２００６Ｆにおいて選択することを考慮するために組織厚さ範囲を表し得る。図２に示されるように、組織厚さ範囲は、１．０～４．０ｍｍであり得るが、任意の他の組織厚さ範囲が提示され得る。ユーザは、選択された手術用ツール選択点２００６Ａ～２００６Ｆと関連付けられた選択された手術範囲（例えば、組織厚さ範囲）を選択し得る。ユーザは、スライダ２０１２を所望範囲までドラッグすることによって、又は他の同様の方法によって、選択された手術範囲（例えば、組織厚さ範囲）を選択し得る。装置１００は、グラフィカルユーザインターフェース２０００上で選択するための手術範囲２０１４（例えば、組織厚さ範囲）を表すように構成された第１の軸（例えば、垂直軸）を提示し得る。第１の軸は、スライダ２０１２を含み得る。選択された手術範囲（例えば、組織厚さ範囲）の指示は、スライダ２０１２を介して受信され得る。装置１００は、スライダ２０１２を介して選択された、選択された手術範囲（例えば、組織厚さ範囲）に基づいて、手術用ツール２０１０Ａ～２０１０Ｅを選択することと関連付けられたグラフィカルユーザインターフェース２０００上で（例えば、図３に記載される）手術結果３００４Ａ～３００４Ｃをシミュレーションし得る。手術用ツール２０１０Ａ～２０１０Ｅは、手術用ツール選択点において第２の軸（例えば、水平軸）に沿って提示され得る。

装置１００は、選択された手術範囲の指示を受信することに応答して、少なくとも１つの好適な手術用ツールのグラフィック表現を生成し得る。装置１００は、選択された手術範囲の指示を受信することに応答して、手術用ツール２０１０Ａ～２０１０Ｅの視覚的指示を提供し得る。実施例では、装置１００は、少なくとも１つの好適な手術用ツール２０１０Ａ～２０１０Ｅのグラフィック表現を生成し得る。手術用ツール２０１０Ａ～２０１０Ｅは、最適な組織厚さ範囲と関連付けられ得る第２の軸（例えば、水平軸）に沿って提示され得る。手術用ツール２０１０Ａ～２０１０Ｅの組織厚さ範囲は、第１の軸（例えば、垂直軸）に沿って提示される手術範囲２０１４に対応する下限及び上限を含み得る。手術用ツール２０１０Ａ～２０１０Ｅの組織厚さ範囲は、ユーザが、選択された手術範囲（例えば、選択された組織厚さ範囲）に基づいて、手術用ツール２０１０Ａ～２０１０Ｅのうちの少なくとも１つを選択するのを補助し得る。例えば、ユーザは、（例えば、図３に示されるように）３．３ｍｍの手術範囲（例えば、組織厚さ範囲）を選択し得る。選択された手術範囲（例えば、選択された組織厚さ範囲）が手術用ツール２０１０Ｄの組織厚さ範囲内（図２に示されるように、２．０ｍｍ～３．３ｍｍ）にあり、かつ手術用ツール２０１０Ｅの組織厚さ範囲（図２に示されるように、２．３ｍｍ～４．０ｍｍ）にあるので、ユーザは、３．３ｍｍの選択された手術範囲（例えば、選択された組織厚さ範囲）に基づいて、手術用ツール２０１０Ｄ又は手術用ツール２０１０Ｅを選択するようにガイドされ得る。下で更に詳細に説明するように、ユーザは、ユーザの所望の手術結果３００４Ａ～３００４Ｃ（例えば、灌流の選好）に応じて、手術用ツール２０１０Ｄ又は手術用ツール２０１０Ｅを選択し得る。

グラフィカルユーザインターフェース２０００は、ナビゲーション制御ボタン２０１６と、代替的な手術用ツールトグル２０１８と、補強トグル２０２０と、リソースボタン２０２２と、基準及び安全ボタン２０２４と、を含み得る。ナビゲーション制御ボタン２０１６は、ユーザが提示オプション、色オプション、背景オプション、などのグラフィカルユーザインターフェース２０００の様々なメニューオプションを選択するためのドロップダウンメニューを提供し得る。代替的な手術用ツールトグル２０１８は、選択された手術用ツール選択点において選択するための第２の一組の手術用ツール７００２Ａ～７００２Ｃ（図７に示される）を提示するように（例えば、手術用ツール２０１０Ａ～２０１０Ｅが第１の一組の手術用ツール２０１０Ａ～２０１０Ｅである）グラフィカルユーザインターフェース２０００をトリガし得、これは、下で更に詳細に説明する。補強トグル２０２０は、選択された手術範囲及び補強範囲６００２（図６に示されるように）に基づいて、補強された手術範囲６００１を計算するようにグラフィカルユーザインターフェース２０００をトリガし得、これは、下で更に詳細に説明する。リソースボタン２０２２は、手術活動のシミュレーションに関連するリソース、手術活動のシミュレーションに関連する学習支援、手術活動のシミュレーションに関連するリアルワールドエビデンス、及び／又は手術活動のシミュレーションに関連する手術ビデオを含み得る。基準及び安全ボタン２０２４は、シミュレーションのための基準及び安全情報を含み得る。ナビゲーション制御ボタン２０１６、代替的な手術用ツールトグル２０１８、補強トグル２０２０、リソースボタン２０２２、並びに基準及び安全ボタン２０２４の各々は、ユーザが容易にこれらのボタンを区別することができるように異なるシンボルで提示され得る。

図３は、グラフィカルユーザインターフェース２０００上の手術用ツールを選択することと関連付けられた手術結果をシミュレーションする実施例を例示する。装置１００は、グラフィカルユーザインターフェース２０００上に表示された（図２に記載される）選択された手術範囲の指示を受信し得る。装置１００は、選択された手術範囲（例えば、選択された厚さ範囲）の指示を受信することに応答して、グラフィカルユーザインターフェース２０００上の手術用ツール２０１０Ａ～２０１０Ｅ（例えば、図３に示される手術用ツール２０１０Ｄ）を選択することと関連付けられた手術結果３００４Ａ～３００４Ｃをシミュレーションし得る。実施例では、手術用ツール２０１０Ａ～２０１０Ｅは、ステープラカートリッジタイプ（例えば、手術用ステープラ再装填選択）であり、ステープラカートリッジタイプ（例えば、手術用ステープラ再装填選択）の各々は、ユーザの灌流の選好に応じて、異なる手術範囲（例えば、異なる組織厚さ範囲）で使用することが求められる。

実施例では、シミュレーションされた手術結果３００４Ａ～３００４Ｃは、選択された手術範囲（例えば、選択された組織厚さ範囲）の指示を受信することに応答して、手術用ツール（例えば、ステープラカートリッジタイプ）を選択することと関連付けられたシミュレーションされた灌流結果を表し得る。シミュレーションされた手術結果３００４Ａ～３００４Ｃの各々は、ユーザがシミュレーションされた手術結果を容易に区別することができるように異なる色で提示され得る。実施例では、３００４Ａは「最小限の灌流」を表し得、３００４Ｂは「低い灌流」を表し得、３００４Ｃは「中程度の灌流」を表し得る。「最小限の灌流」は、選択された手術範囲（例えば、選択された組織厚さ範囲）が手術用ツール２０１０Ａ～２０１０Ｅの手術範囲の上端部に近い場合にシミュレーションされた手術結果であり得る（例えば、図３に示されるように、手術用ツール２０１０Ｄの場合、３．３ｍｍの選択された組織厚さ範囲は、組織厚さ範囲２．０ｍｍ～３．３ｍｍの上端部になる）。「低い灌流」は、選択された手術範囲（例えば、選択された組織厚さ範囲）が手術用ツール２０１０Ａ～２０１０Ｅの手術範囲の中央に近い場合にシミュレーションされた手術結果であり得る（例えば、手術用ツール２０１０Ｄの場合、２．６ｍｍの選択された組織厚さ範囲は、組織厚さ範囲２．０ｍｍ～３．３ｍｍの中央に近くなる）。「中程度の灌流」は、選択された手術範囲（例えば、選択された組織厚さ範囲）が手術用ツール２０１０Ａ～２０１０Ｅの手術範囲の下端部に近い場合にシミュレーションされた手術結果であり得る（例えば、手術用ツール２０１０Ｄの場合、２．０ｍｍの選択された組織厚さ範囲は、組織厚さ範囲２．０ｍｍ～３．３ｍｍの下端部に近くなる）。図３には３つのシミュレーションされた手術結果が示されているが、任意の数のシミュレーションされた手術結果が存在し得る。

実施例では、３００４Ａ（例えば、「最小限の灌流」）は、手術用ツール（例えば、ステープラカートリッジタイプ）を選択することと関連付けられた選択された手術範囲（例えば、選択された組織厚さ）のシミュレーションされた手術結果であり得る。例えば、（図３に示されるように）選択された手術範囲が３．３ｍｍであり、かつ（図３に示されるように）選択された手術用ツールが２．０ｍｍ～３．３ｍｍの組織厚さ範囲を有する２０１０Ｄである場合は、３００４Ａ（例えば、「最小限の灌流」）が、シミュレーションされた手術結果（例えば、シミュレーションされた灌流結果）であり得る。実施例では、３００４Ｂ（例えば、「低い灌流」）は、手術用ツール（例えば、ステープラカートリッジタイプ）を選択することと関連付けられた選択された手術範囲（例えば、選択された組織厚さ）のシミュレーションされた手術結果であり得る。例えば、選択された手術範囲が３．３ｍｍである、選択された手術用ツールが２．３ｍｍ～４．０ｍｍの組織厚さ範囲を有する２０１０Ｅである場合は、３００４Ｂ（例えば、「低い灌流」）が、シミュレーションされた手術結果（例えば、シミュレーションされた灌流結果）であり得る。実施例では、３００４Ｃ（例えば、「中程度の灌流」）は、手術用ツール（例えば、ステープラカートリッジタイプ）を選択することと関連付けられた選択された手術範囲（例えば、選択された組織厚さ）のシミュレーションされた手術結果であり得る。例えば、選択された手術範囲が１．９ｍｍであり、かつ選択された手術用ツールが１．８ｍｍ～３．０ｍｍの組織厚さ範囲を有する２０１０Ｃである場合は、３００４Ｃ（例えば、「中程度の灌流」）が、シミュレーションされた手術結果（例えば、シミュレーションされた灌流結果）であり得る。シミュレーションされた手術結果（例えば、灌流結果）３００４Ａ～３００４Ｃは、ユーザが、所望の灌流結果（例えば、「最小限の灌流」、「低い灌流」、「中程度の灌流」）に対して、選択された手術範囲（例えば、選択された組織厚さ範囲）において自分の所望の手術用ツール（例えば、所望のステープラカートリッジ）を選択するのを補助し得る。

装置１００は、グラフィカルユーザインターフェース２０００上の手術用ツール選択点の選択された手術用ツール（例えば、選択されたステープラカートリッジ又は選択された手術用ステープラ再装填タイプ）の指示を受信し得る。実施例では、ユーザは、選択ツールボタン３００２を選択して、手術選択点において手術用ツール（例えば、図３の手術用ツール２０１０Ｄ）の選択を示し得る。

図４は、グラフィカルユーザインターフェース２０００に表示される手術活動をシミュレーションするための経路２００４上の手術用ツール選択点ごとに、手術計画を生成する実施例を例示する。装置１００は、手術用ツール選択点２００６Ａ～２００６Ｆの手術用ツール選択点の手術用ツール２０１０Ａ～２０１０Ｅの選択された手術用ツールの指示を受信することに応答して、手術活動を実行するための、経路２００４上の手術用ツール選択点２００６Ａ～２００６Ｆの手術計画を生成し得る。手術用ツール選択点２００６Ａ～２００６Ｆの生成された手術計画は、グラフィカルユーザインターフェース２０００上の概要セクション４００２に表示され得る。

実施例では、グラフィカルユーザインターフェース２０００上の概要セクション４００２は、手術用ツール選択パイント２００６Ａ～２００６Ｆの手術計画を生成し得る「あなたの再装填」として描写され得る。手術計画は、手術用ツール選択点２００６Ａ～２００６Ｆの各々の選択された手術用ツールのタイプ（例えば、手術用ステープラカートリッジタイプ）を示し得る。図４には、６つの手術用ツール選択点２００６Ａ～２００６Ｆが示されているが、任意の数の手術用ツール選択点が存在し得る。図４に示されるように、ユーザは、手術点セレクタ２００８上の矢印を使用して、「概要」を選択し得る。「概要」が選択された場合、グラフィカルユーザインターフェース２０００は、手術用ツールの選択点の番号（例えば、手術用ツール選択点２００６Ａの「１」、手術用ツール選択点２００６Ｂの「２」、手術用ツール選択点２００６Ｃの「３」、手術用ツール選択点２００６Ｄの「４」、手術用ツール選択点２００６Ｅの「５」、手術用ツール選択点２００６Ｆの「６」）、及び概要セクション４００２内の番号の各々の上に、選択される手術用ツールのタイプを生成し得る。概要セクション４００２は、経路２００４とともに手術活動を実行するための（例えば、全ての）シミュレーションされた選択された手術用ツールの概要をユーザに提供し得る。実施例では、概要選択４００２は、解剖学的構造の一部分（例えば、胃の一部分）を切断するためのステープルライン経路に沿った腹腔鏡下スリーブ状胃切除を実行するために使用するための、（例えば、全ての）シミュレーションされたステープラカートリッジタイプ（例えば、手術用ステープラ再装填タイプ）の概要をユーザに提供し得る。図４に示されるように、概要セクション４００２は、６つの手術用ツール選択点２００６Ａ～２００６Ｆの選択された手術用ツール２０１０Ａ～２０１０Ｅ（例えば、ステープラカートリッジタイプ又は手術用ステープラ再装填タイプ）の６つの（例えば、６つ全ての）概要をユーザに提供し得る。

実施例では、経路２００４に沿って手術活動を実行するための制御信号が生成され得る。制御信号は、手術用ツール選択点において選択された手術用ツールの指示を含み得る。制御信号は、手術活動を実行するための経路２００４上の手術用ツール選択点２００６Ａ～２００６Ｆの手術計画を含み得る。概要セクション４００２に示されるように、手術計画は、手術用ツール選択点２００６Ａ～２００６Ｆの手術用ツール２０１０Ａ～２０１０Ｅの選択された手術用ツールを含み得る。実施例では、制御信号は、解剖学的構造の一部分（例えば、胃の一部分）を切断するためのステープルライン経路に沿った腹腔鏡下スリーブ状胃切除を実行するために使用するための、シミュレーションされたステープラカートリッジタイプ（例えば、手術用ステープラ再装填タイプ）を示し得る。制御信号は、６つの手術用ツール選択点２００６Ａ～２００６Ｆの選択された手術用ツール２０１０Ａ～２０１０Ｅ（例えば、ステープラカートリッジタイプ又は手術用ステープラ再装填タイプ）を示すように構成され得る。制御信号は、装置１００の外のシミュレータに送信され得る。シミュレータは、手術活動を実行するための経路２００４に沿って手術活動を実行することをシミュレーションし得る。シミュレータは、制御信号によって提供された情報に基づいて、手術用ツール選択点２００６Ａ～２００６Ｆにおいて選択された手術用ツールを使用し得る。シミュレータは、手術をシミュレーションするために使用され得る。

制御信号は、手術制御システムに送信され得る。例えば、制御信号は、対応する手術用ツール選択点において適切な手術用ツールを使用するように外科医又は外科医のアシスタントに促すように構成され得る。制御信号は、自律的な手術タスクを制御するように構成され得る。自律的な手術タスクは、シミュレーションされた経路２００４を使用して手術活動を実行し得る。手術は、制御信号に基づいて、手術用ツール選択点２００６Ａ～２００６Ｆの選択されたシミュレーションされた手術用ツールを使用し得る。

図５Ａ～図５Ｂは、グラフィカルユーザインターフェース２０００上で経路をシミュレーションする実施例を例示する。装置１００は、ユーザがグラフィカルユーザインターフェース２０００の第１のグラフィック表現２００２の上に描画することを可能にするように構成され得る。第１のグラフィック表現２００２は、解剖学的構造の一部分（例えば、胃の一部分）を表し得る。ユーザは、第１のグラフィック表現２００２上の描画するために、手術点セレクタ２００８上の矢印を使用して、「経路描画」を選択し得る。図５Ａに示されるように、手術点セレクタ２００８上で「経路描画」が選択された場合、図面記号５００２がグラフィカルユーザインターフェース２０００上に表示され得る。図面記号５００２は、ユーザが第１のグラフィック表現２００２上に描画することができることをユーザに知らせ得る。

図５Ｂに示されるように、ユーザは、描画経路５００８を第１のグラフィック表現２００２の上に描画し得る。実施例では、ユーザは、タッチスクリーンを介して描画経路５００８を手で描画してもよく、ユーザは、マウスをドラッグして描画経路５００８を描画してもよく、又は他の方法を使用して描画経路５００８を描画してもよい。装置１００は、ユーザから描画経路５００８の指示を受信し得る。装置１００は、ユーザから描画経路５００８の指示を受信することに応答して、（例えば、図５Ｂに示されるように）グラフィカルユーザインターフェース２０００上で、第２のグラフィック表現を介して、描画経路５００８を第１のグラフィック表現２００２の上に重ね合わせ得る。ユーザは、クリアボタン５００４を選択して、描画経路５００８をクリアし、その後に、最初からやり直して別の経路を描画してもよい。ユーザは、（例えば、図２において上述した）描画経路５００８を多数のセグメントにセグメント化するよう装置１００に促し得る続行ボタン５００６を選択してもよい。セグメントの各々は、（例えば、図２において上述した）手術用ツール選択点であり得る、開始点（例えば、図２の「１」）及び識別された交点（例えば、「図２の２～６）によって分けられ得る。

図６は、手術範囲と関連付けられた補強範囲をグラフィカルユーザインターフェース２０００上でシミュレーションする実施例を例示する。補強トグル２０２０は、グラフィカルユーザインターフェース２０００上の選択された手術範囲及び補強範囲６００２に基づいて、補強手術範囲６００１を計算するように装置１００をトリガし得る。装置１００は、算出された補強手術範囲６００１の指示を受信することに応答して、手術範囲２０１４を表す第１の軸（例えば、垂直軸）に沿って補強手術範囲６００１を表示し得る。補強手術範囲６００１は、選択された手術範囲とは異なる手術用ツール２０１０Ａ～２０１０Ｅと関連付けられた組織厚さの範囲内であり得る。装置１００は、グラフィカルユーザインターフェース上で（例えば、第２の軸又は水平軸に沿って）手術用ツール２０１０Ａ～２０１０Ｅを選択することと関連付けられた（例えば、図３に記載された）手術結果３００４Ａ～３００４Ｃをシミュレーションし得る。実施例では、補強手術範囲６００１は、補強組織厚さ範囲であり得る。実施例では、シミュレーションされた手術結果３００４Ａ～３００４Ｃは、補強手術範囲６００１（例えば、補強組織厚さ範囲）の指示を受信することに応答して、ステープラカートリッジタイプを選択することと関連付けられたシミュレーションされた灌流結果を表し得る。補強手術範囲６００１は、選択された手術範囲と関連付けられた手術結果３００４Ａ～３００４Ｃとは異なる手術結果３００４Ａ～３００４Ｃをもたらし得る。

実施例では、３００４Ａ（例えば、「最小限の灌流」）は、手術用ツール（例えば、ステープラカートリッジタイプ）を選択することと関連付けられた補強手術範囲（例えば、補強組織厚さ範囲）のシミュレーションされた手術結果であり得る。実施例では、３００４Ｂ（例えば、「低い灌流」）は、手術用ツール（例えば、ステープラカートリッジタイプ）を選択することと関連付けられた補強手術範囲（例えば、補強組織厚さ範囲）のシミュレーションされた手術結果であり得る。実施例では、３００４Ｃ（例えば、「中程度の灌流」）は、手術用ツール（例えば、ステープラカートリッジタイプ）を選択することと関連付けられた補強手術範囲（例えば、補強組織厚さ範囲）のシミュレーションされた手術結果であり得る。シミュレーションされた手術結果３００４Ａ～３００４Ｃは、ユーザが、所望の灌流結果（例えば、「最小限の灌流」、「低い灌流」、「中程度の灌流」）に対して、自分の所望の手術用ツール（例えば、所望のステープラカートリッジ）を選択するのを補助し得る。

図７は、グラフィカルユーザインターフェース２０００上で選択するための第２の一組の手術用ツール（例えば、代替的な一組の手術用ツール）を提示する実施例を例示する。手術用ツールトグル２０１８は、選択された手術用ツール選択点２００６Ａ～２００６Ｆにおいて選択するための第２の一組の手術用ツール７００２Ａ～７００２Ｃを提示するように装置１００をトリガし得、ここで、手術用ツール２０１０Ａ～２０１０Ｅは、第１の一組の手術用ツール２０１０Ａ～２０１０Ｅである。第２の一組の手術用ツール７００２Ａ～７００２Ｃは、第１の一組の手術用ツール２０１０Ａ～２０１０Ｅとは異なる組織厚さ範囲に対応する第２の一組のステープラカートリッジタイプを表し得る。第２の一組の手術用ツール７００２Ａ～７００２Ｃの各々は、ユーザが容易に手術用ツールを区別することができるように異なる色で提示され得る。

第２の軸（例えば、水平軸）に沿って提示される第２の一組の手術用ツール７００２Ａ～７００２Ｃの各々は、組織厚さ範囲を有し得る。第２の一組の手術用ツール７００２Ａ～７００２Ｃの各々の組織厚さ範囲は、第１の軸（例えば、垂直軸）に沿って提示される手術範囲２０１４に対応する下限及び上限を含み得る。手術用ツール７００２Ａ～７００２Ｃの組織厚さ範囲は、ユーザが、選択された手術範囲（例えば、選択された組織厚さ範囲）に基づいて手術用ツール７００２Ａ～７００２Ｃを選択するのを補助し得る。

装置１００は、グラフィカルユーザインターフェース２０００上の選択された手術範囲（図２に記載された）の指示を受信し得る。装置１００は、選択された手術範囲の指示を受信することに応答して、第２の一組の手術用ツール７００２Ａ～７００２Ｃの手術用ツールを選択することと関連付けられた（例えば、図３に記載された）手術結果３００４Ａ～３００４Ｃをシミュレーションし得る。実施例では、シミュレーションされた手術結果３００４Ａ～３００４Ｃは、選択された手術範囲（例えば、選択組織厚さ範囲）の指示を受信することに応答して、選択された手術範囲（例えば、組織厚さ範囲）の第２の一組のステープラカートリッジタイプ（例えば、手術用ステープラ再装填選択）のうちのあるステープラカートリッジタイプを選択することと関連付けられたシミュレーションされた灌流結果を表し得る。実施例では、３００４Ａは「最小限の灌流」を表し得、３００４Ｂは「低い灌流」を表し得、３００４Ｃは「中程度の灌流」を表し得る。

装置１００は、グラフィカルユーザインターフェース２０００上の手術選択点２００６Ａ～２００６Ｆの第２の手術用ツール７００２Ａ～７００２Ｃの選択された手術用ツールの指示を受信し得る。実施例では、ユーザは、（例えば、図３において上述した）選択ツールボタン３００２を選択して、手術選択点２００６Ａ～２００６Ｆの第２の一組の手術用ツール７００２Ａ～７００２Ｃのうちのある手術用ツールの選択を示し得る。

装置１００は、手術選択点２００６Ａ～２００６Ｆの第２の一組の手術用ツール７００２Ａ～７００２Ｃの選択された手術用ツールの指示を受信することに応答して、手術活動を実行するための、経路２００４上の手術用ツール選択点２００６Ａ～２００６Ｆの手術計画を生成し得る。手術計画は、グラフィカルユーザインターフェース２０００（例えば、図４に記載された）上の概要セクション４００２に表示され得る、選択点２００６Ａ～２００６Ｆの各々の選択された手術用ツール７００２Ａ～７００２Ｃを含み得る。装置１００は、手術用ツール選択点２００６Ａ～２００６Ｆの各々において、第２の一組の手術用ツール７００２Ａ～７００２Ｃのうちの選択された手術用ツールを、第１の一組の手術用ツール２０１０Ａ～２０１０Ｅの手術用ツールに変換し得る。

上述した特徴及び要素は、特定の組み合わせで記載されているが、各特徴又は要素は、他の特徴及び要素なしで単独で、又は他の特徴及び要素を伴う若しくは伴わない様々な組み合わせで使用され得る。

上述したプロセスは、コンピュータ及び／又はプロセッサで実行するために、コンピュータ可読媒体に組み込まれるコンピュータプログラム、ソフトウェア、及び／又はファームウェアにおいて実装され得る。コンピュータ可読記憶媒体の例としては、電子信号（有線及び／又は無線接続を介して送信される）及び／又はコンピュータ可読記憶媒体が挙げられるが、これらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体の例としては、読み取り専用メモリ（ＲＯＭ）、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、限定されないが内蔵ハードディスク及びリムーバブルディスクなどの磁気媒体、磁気光学媒体、並びに／又はコンパクトディスク（compact disc、ＣＤ）－ＲＯＭディスク及び／又はデジタル多用途ディスク（digital versatile disks、ＤＶＤ）などの光学媒体が挙げられるが、これらに限定されない。

〔実施の態様〕
（１） 手術活動をシミュレーションするための装置であって、
プロセッサを備え、前記プロセッサが、
解剖学的構造の一部分の第１のグラフィック表現を提示することと、
第２のグラフィック表現を介して前記手術活動の経路をシミュレーションすることであって、前記経路が、前記第１のグラフィック表現の上に重ね合わせられる、ことと、
前記手術活動の前記経路上で複数の手術用ツールを選択することと関連付けられた複数の手術用ツール選択点を判定することと、
前記複数の手術用ツール選択点のうちのある手術用ツール選択点において選択するための手術範囲を提示することと、
選択された手術範囲の指示を受信することと、
前記選択された手術範囲の前記指示を受信することに応答して、少なくとも１つの好適な手術用ツールのグラフィック表現を生成することと、を行うように構成されている、装置。
（２） 前記プロセッサが、
前記手術用ツール選択点において前記複数の手術用ツールのうちのある手術用ツールを選択することと関連付けられた手術結果をシミュレーションし、
前記複数の手術用ツールのうちの選択された手術用ツールの指示を受信し、かつ
前記複数の手術用ツールのうちの前記選択された手術用ツールの前記指示を受信することに応答して、前記手術活動の前記経路上の前記複数の手術用ツール選択点の手術計画を生成するように更に構成されている、実施態様１に記載の装置。
（３） 前記手術結果が、灌流結果であり、前記複数の手術用ツールが、複数のステープルカートリッジタイプであり、前記プロセッサが、
前記選択された手術範囲の前記指示を受信することに応答して、前記手術用ツール選択点において前記複数のステープルカートリッジタイプのうちのある手術用ツールを選択することと関連付けられた前記灌流結果をシミュレーションするように更に構成されている、実施態様２に記載の装置。
（４） 前記プロセッサが、
前記選択された手術範囲と関連付けられた補強範囲を取得し、かつ
前記選択された手術範囲及び前記補強範囲に基づいて、補強手術範囲を計算するように更に構成されており、シミュレーションされた前記手術結果が、前記補強手術範囲に基づいて判定される、実施態様２に記載の装置。
（５） 前記複数の手術用ツールが、第１の複数の手術用ツールであり、前記プロセッサが、
選択された前記手術用ツール選択点において選択するための第２の複数の手術用ツールを提示し、
前記選択された手術範囲の前記指示を受信することに応答して、前記選択された手術用ツール選択点において前記第２の複数の手術用ツールのうちのある手術用ツールを選択することと関連付けられた手術結果をシミュレーションし、
前記第２の複数の手術用ツールのうちの選択された手術用ツールの指示を受信し、かつ
前記第２の複数の手術用ツールのうちの前記選択された手術用ツールの前記指示を受信することに応答して、前記手術活動の前記経路上の複数の手術用ツール選択点の手術計画を生成するように更に構成されている、実施態様１に記載の装置。

（６） 前記プロセッサが、
前記手術用ツール選択点において、前記第２の複数の手術用ツールのうちの前記選択された手術用ツールを、前記第１の複数の手術用ツールのうちのある手術用ツールに変換するように更に構成されている、実施態様５に記載の装置。
（７） 前記プロセッサが、
選択するための前記手術範囲を表すように構成された、スライダを有する第１の軸を提示することであって、前記選択された手術範囲の前記指示が、前記スライダを介して受信される、ことと、
前記スライダを介して選択された前記選択された手術範囲に基づいて、前記手術用ツール選択点において前記複数の手術用ツールのうちのある手術用ツールを選択することと関連付けられた手術結果をシミュレーションすることと、を行うように更に構成されており、前記複数の手術用ツールが、第２の軸に沿って提示される、実施態様１に記載の装置。
（８） 前記手術活動が、切断経路であり、前記複数の手術用ツールが、複数のステープルカートリッジタイプであり、前記手術範囲が、組織厚さ範囲であり、前記プロセッサが、
前記切断経路上で複数のステープルカートリッジタイプを選択することと関連付けられた複数の手術用ツール選択点を判定し、
前記複数の手術用ツール選択点のうちのある手術用ツール選択点において選択するための前記組織厚さ範囲を提示し、
選択された組織厚さ範囲の指示を受信し、
前記選択された組織厚さ範囲の前記指示を受信することに応答して、前記手術用ツール選択点において前記複数のステープルカートリッジタイプのうちのあるステープルカートリッジタイプを選択することと関連付けられた手術結果をシミュレーションし、
前記複数のステープルカートリッジタイプのうちの選択されたステープルカートリッジタイプの指示を受信し、かつ
前記複数のステープルカートリッジタイプのうちの前記選択されたステープルカートリッジタイプの前記指示を受信することに応答して、前記手術活動の前記経路上の前記複数の手術用ツール選択点の手術計画を生成するように更に構成されている、実施態様１に記載の装置。
（９） 前記プロセッサが、
第２のグラフィック表現を介して、前記手術活動のシミュレーションされた前記経路に基づいて、前記経路を６つのセグメントにセグメント化し、
開始点と、前記６つのセグメントの間の５つの交点とを前記複数の手術用ツール選択点として識別し、
前記複数の手術用ツールのうちの選択された手術用ツールの指示を受信し、かつ
前記複数の手術用ツールのうちの前記選択された手術用ツールの前記指示を受信することに応答して、前記手術活動の前記経路上の前記複数の手術用ツール選択点の手術計画を生成するように更に構成されている、実施態様１に記載の装置。
（１０） 前記プロセッサが、
ユーザが解剖学的構造の一部分の前記第１のグラフィック表現上に描画することを可能にするように構成されたグラフィカルユーザインターフェースを提示し、
前記ユーザから前記解剖学的構造の一部分の前記第１のグラフィック表現上の描画経路の指示を受信し、かつ
前記描画経路を前記解剖学的構造の一部分の前記第１のグラフィック表現の上に重ね合わせるように更に構成されている、実施態様１に記載の装置。

（１１） 手術活動をシミュレーションするための方法であって、
解剖学的構造の一部分の第１のグラフィック表現を提示することと、
第２のグラフィック表現を介して前記手術活動の経路をシミュレーションすることであって、前記経路が、前記第１のグラフィック表現の上に重ね合わせられる、ことと、
前記手術活動の前記経路上で複数の手術用ツールを選択することと関連付けられた複数の手術用ツール選択点を判定することと、
前記複数の手術用ツール選択点のうちのある手術用ツール選択点において選択するための手術範囲を提示することと、
選択された手術範囲の指示を受信することと、
前記選択された手術範囲の前記指示を受信することに応答して、少なくとも１つの好適な手術用ツールのグラフィック表現を生成することと、を含む、方法。
（１２） 前記手術用ツール選択点において前記複数の手術用ツールのうちのある手術用ツールを選択することと関連付けられた手術結果をシミュレーションすることと、
前記複数の手術用ツールのうちの選択された手術用ツールの指示を受信することと、
前記複数の手術用ツールのうちの前記選択された手術用ツールの前記指示を受信することに応答して、前記手術活動の前記経路上の前記複数の手術用ツール選択点の手術計画を生成することと、を更に含む、実施態様１１に記載の方法。
（１３） 前記手術結果が、灌流結果であり、前記複数の手術用ツールが、複数のステープルカートリッジタイプであり、
前記選択された手術範囲の前記指示を受信することに応答して、前記手術用ツール選択点において前記複数のステープルカートリッジタイプのうちのある手術用ツールを選択することと関連付けられた前記灌流結果をシミュレーションするように更に構成されている、実施態様１２に記載の方法。
（１４） 前記選択された手術範囲と関連付けられた補強範囲を取得することと、
前記選択された手術範囲及び前記補強範囲に基づいて、補強手術範囲を計算することと、を更に含み、シミュレーションされた前記手術結果が、前記補強手術範囲に基づいて判定される、実施態様１２に記載の方法。
（１５） 前記複数の手術用ツールが、第１の複数の手術用ツールであり、
選択された前記手術用ツール選択点において選択するための第２の複数の手術用ツールを提示することと、
前記選択された手術範囲の前記指示を受信することに応答して、前記選択された手術用ツール選択点において前記第２の複数の手術用ツールのうちのある手術用ツールを選択することと関連付けられた手術結果をシミュレーションすることと、
前記第２の複数の手術用ツールのうちの選択された手術用ツールの指示を受信することと、
前記第２の複数の手術用ツールのうちの前記選択された手術用ツールの前記指示を受信することに応答して、前記手術活動の前記経路上の複数の手術用ツール選択点の手術計画を生成することと、を更に含む、実施態様１１に記載の方法。

（１６） 前記手術用ツール選択点において、前記第２の複数の手術用ツールのうちの前記選択された手術用ツールを、前記第１の複数の手術用ツールのうちのある手術用ツールに変換することを更に含む、実施態様１５に記載の方法。
（１７） 選択するための前記手術範囲を表すように構成された、スライダを有する第１の軸を提示することであって、前記選択された手術範囲の前記指示が、前記スライダを介して受信される、ことと、
前記スライダを介して選択された前記選択された手術範囲に基づいて、前記手術用ツール選択点において前記複数の手術用ツールのうちのある手術用ツールを選択することと関連付けられた手術結果をシミュレーションすることと、を更に含み、前記複数の手術用ツールが、第２の軸に沿って提示される、実施態様１１に記載の方法。
（１８） 前記手術活動が、切断経路であり、前記複数の手術用ツールが、複数のステープルカートリッジタイプであり、前記手術範囲が、組織厚さ範囲であり、
前記切断経路上で複数のステープルカートリッジタイプを選択することと関連付けられた複数の手術用ツール選択点を判定し、
前記複数の手術用ツール選択点のうちのある手術用ツール選択点において選択するための前記組織厚さ範囲を提示し、
選択された組織厚さ範囲の指示を受信し、
前記選択された組織厚さ範囲の前記指示を受信することに応答して、前記手術用ツール選択点において前記複数のステープルカートリッジタイプのうちのあるステープルカートリッジタイプを選択することと関連付けられた手術結果をシミュレーションし、
前記複数のステープルカートリッジタイプのうちの選択されたステープルカートリッジタイプの指示を受信し、かつ
前記複数のステープルカートリッジタイプのうちの前記選択されたステープルカートリッジタイプの前記指示を受信することに応答して、前記手術活動の前記経路上の前記複数の手術用ツール選択点の手術計画を生成するように更に構成されている、実施態様１１に記載の方法。
（１９） 第２のグラフィック表現を介して、前記手術活動のシミュレーションされた前記経路に基づいて、前記経路を６つのセグメントにセグメント化することと、
開始点と、前記６つのセグメントの間の５つの交点とを前記複数の手術用ツール選択点として識別することと、
前記複数の手術用ツールのうちの選択された手術用ツールの指示を受信することと、
前記複数の手術用ツールのうちの前記選択された手術用ツールの前記指示を受信することに応答して、前記手術活動の前記経路上の前記複数の手術用ツール選択点の手術計画を生成することと、を更に含む、実施態様１１に記載の方法。
（２０） ユーザが解剖学的構造の一部分の前記第１のグラフィック表現上に描画することを可能にするように構成されたグラフィカルユーザインターフェースを提示することと、
前記ユーザから前記解剖学的構造の一部分の前記第１のグラフィック表現上の描画経路の指示を受信することと、
前記描画経路を前記解剖学的構造の一部分の前記第１のグラフィック表現の上に重ね合わせることと、を更に含む、実施態様１１に記載の方法。

Claims (20)

1. 手術活動をシミュレーションするための装置であって、
   プロセッサを備え、前記プロセッサが、
   解剖学的構造の一部分の第１のグラフィック表現を提示することと、
   第２のグラフィック表現を介して前記手術活動の経路をシミュレーションすることであって、前記経路が、前記第１のグラフィック表現の上に重ね合わせられる、ことと、
   前記手術活動の前記経路上で複数の手術用ツールを選択することと関連付けられた複数の手術用ツール選択点を判定することと、
   前記複数の手術用ツール選択点のうちのある手術用ツール選択点において選択するための手術範囲を提示することと、
   選択された手術範囲の指示を受信することと、
   前記選択された手術範囲の前記指示を受信することに応答して、少なくとも１つの好適な手術用ツールのグラフィック表現を生成することと、を行うように構成されている、装置。
2. 前記プロセッサが、
   前記手術用ツール選択点において前記複数の手術用ツールのうちのある手術用ツールを選択することと関連付けられた手術結果をシミュレーションし、
   前記複数の手術用ツールのうちの選択された手術用ツールの指示を受信し、かつ
   前記複数の手術用ツールのうちの前記選択された手術用ツールの前記指示を受信することに応答して、前記手術活動の前記経路上の前記複数の手術用ツール選択点の手術計画を生成するように更に構成されている、請求項１に記載の装置。
3. 前記手術結果が、灌流結果であり、前記複数の手術用ツールが、複数のステープルカートリッジタイプであり、前記プロセッサが、
   前記選択された手術範囲の前記指示を受信することに応答して、前記手術用ツール選択点において前記複数のステープルカートリッジタイプのうちのある手術用ツールを選択することと関連付けられた前記灌流結果をシミュレーションするように更に構成されている、請求項２に記載の装置。
4. 前記プロセッサが、
   前記選択された手術範囲と関連付けられた補強範囲を取得し、かつ
   前記選択された手術範囲及び前記補強範囲に基づいて、補強手術範囲を計算するように更に構成されており、シミュレーションされた前記手術結果が、前記補強手術範囲に基づいて判定される、請求項２に記載の装置。
5. 前記複数の手術用ツールが、第１の複数の手術用ツールであり、前記プロセッサが、
   選択された前記手術用ツール選択点において選択するための第２の複数の手術用ツールを提示し、
   前記選択された手術範囲の前記指示を受信することに応答して、前記選択された手術用ツール選択点において前記第２の複数の手術用ツールのうちのある手術用ツールを選択することと関連付けられた手術結果をシミュレーションし、
   前記第２の複数の手術用ツールのうちの選択された手術用ツールの指示を受信し、かつ
   前記第２の複数の手術用ツールのうちの前記選択された手術用ツールの前記指示を受信することに応答して、前記手術活動の前記経路上の複数の手術用ツール選択点の手術計画を生成するように更に構成されている、請求項１に記載の装置。
6. 前記プロセッサが、
   前記手術用ツール選択点において、前記第２の複数の手術用ツールのうちの前記選択された手術用ツールを、前記第１の複数の手術用ツールのうちのある手術用ツールに変換するように更に構成されている、請求項５に記載の装置。
7. 前記プロセッサが、
   選択するための前記手術範囲を表すように構成された、スライダを有する第１の軸を提示することであって、前記選択された手術範囲の前記指示が、前記スライダを介して受信される、ことと、
   前記スライダを介して選択された前記選択された手術範囲に基づいて、前記手術用ツール選択点において前記複数の手術用ツールのうちのある手術用ツールを選択することと関連付けられた手術結果をシミュレーションすることと、を行うように更に構成されており、前記複数の手術用ツールが、第２の軸に沿って提示される、請求項１に記載の装置。
8. 前記手術活動が、切断経路であり、前記複数の手術用ツールが、複数のステープルカートリッジタイプであり、前記手術範囲が、組織厚さ範囲であり、前記プロセッサが、
   前記切断経路上で複数のステープルカートリッジタイプを選択することと関連付けられた複数の手術用ツール選択点を判定し、
   前記複数の手術用ツール選択点のうちのある手術用ツール選択点において選択するための前記組織厚さ範囲を提示し、
   選択された組織厚さ範囲の指示を受信し、
   前記選択された組織厚さ範囲の前記指示を受信することに応答して、前記手術用ツール選択点において前記複数のステープルカートリッジタイプのうちのあるステープルカートリッジタイプを選択することと関連付けられた手術結果をシミュレーションし、
   前記複数のステープルカートリッジタイプのうちの選択されたステープルカートリッジタイプの指示を受信し、かつ
   前記複数のステープルカートリッジタイプのうちの前記選択されたステープルカートリッジタイプの前記指示を受信することに応答して、前記手術活動の前記経路上の前記複数の手術用ツール選択点の手術計画を生成するように更に構成されている、請求項１に記載の装置。
9. 前記プロセッサが、
   第２のグラフィック表現を介して、前記手術活動のシミュレーションされた前記経路に基づいて、前記経路を６つのセグメントにセグメント化し、
   開始点と、前記６つのセグメントの間の５つの交点とを前記複数の手術用ツール選択点として識別し、
   前記複数の手術用ツールのうちの選択された手術用ツールの指示を受信し、かつ
   前記複数の手術用ツールのうちの前記選択された手術用ツールの前記指示を受信することに応答して、前記手術活動の前記経路上の前記複数の手術用ツール選択点の手術計画を生成するように更に構成されている、請求項１に記載の装置。
10. 前記プロセッサが、
    ユーザが解剖学的構造の一部分の前記第１のグラフィック表現上に描画することを可能にするように構成されたグラフィカルユーザインターフェースを提示し、
    前記ユーザから前記解剖学的構造の一部分の前記第１のグラフィック表現上の描画経路の指示を受信し、かつ
    前記描画経路を前記解剖学的構造の一部分の前記第１のグラフィック表現の上に重ね合わせるように更に構成されている、請求項１に記載の装置。
11. 手術活動をシミュレーションするための方法であって、
    解剖学的構造の一部分の第１のグラフィック表現を提示することと、
    第２のグラフィック表現を介して前記手術活動の経路をシミュレーションすることであって、前記経路が、前記第１のグラフィック表現の上に重ね合わせられる、ことと、
    前記手術活動の前記経路上で複数の手術用ツールを選択することと関連付けられた複数の手術用ツール選択点を判定することと、
    前記複数の手術用ツール選択点のうちのある手術用ツール選択点において選択するための手術範囲を提示することと、
    選択された手術範囲の指示を受信することと、
    前記選択された手術範囲の前記指示を受信することに応答して、少なくとも１つの好適な手術用ツールのグラフィック表現を生成することと、を含む、方法。
12. 前記手術用ツール選択点において前記複数の手術用ツールのうちのある手術用ツールを選択することと関連付けられた手術結果をシミュレーションすることと、
    前記複数の手術用ツールのうちの選択された手術用ツールの指示を受信することと、
    前記複数の手術用ツールのうちの前記選択された手術用ツールの前記指示を受信することに応答して、前記手術活動の前記経路上の前記複数の手術用ツール選択点の手術計画を生成することと、を更に含む、請求項１１に記載の方法。
13. 前記手術結果が、灌流結果であり、前記複数の手術用ツールが、複数のステープルカートリッジタイプであり、
    前記選択された手術範囲の前記指示を受信することに応答して、前記手術用ツール選択点において前記複数のステープルカートリッジタイプのうちのある手術用ツールを選択することと関連付けられた前記灌流結果をシミュレーションするように更に構成されている、請求項１２に記載の方法。
14. 前記選択された手術範囲と関連付けられた補強範囲を取得することと、
    前記選択された手術範囲及び前記補強範囲に基づいて、補強手術範囲を計算することと、を更に含み、シミュレーションされた前記手術結果が、前記補強手術範囲に基づいて判定される、請求項１２に記載の方法。
15. 前記複数の手術用ツールが、第１の複数の手術用ツールであり、
    選択された前記手術用ツール選択点において選択するための第２の複数の手術用ツールを提示することと、
    前記選択された手術範囲の前記指示を受信することに応答して、前記選択された手術用ツール選択点において前記第２の複数の手術用ツールのうちのある手術用ツールを選択することと関連付けられた手術結果をシミュレーションすることと、
    前記第２の複数の手術用ツールのうちの選択された手術用ツールの指示を受信することと、
    前記第２の複数の手術用ツールのうちの前記選択された手術用ツールの前記指示を受信することに応答して、前記手術活動の前記経路上の複数の手術用ツール選択点の手術計画を生成することと、を更に含む、請求項１１に記載の方法。
16. 前記手術用ツール選択点において、前記第２の複数の手術用ツールのうちの前記選択された手術用ツールを、前記第１の複数の手術用ツールのうちのある手術用ツールに変換することを更に含む、請求項１５に記載の方法。
17. 選択するための前記手術範囲を表すように構成された、スライダを有する第１の軸を提示することであって、前記選択された手術範囲の前記指示が、前記スライダを介して受信される、ことと、
    前記スライダを介して選択された前記選択された手術範囲に基づいて、前記手術用ツール選択点において前記複数の手術用ツールのうちのある手術用ツールを選択することと関連付けられた手術結果をシミュレーションすることと、を更に含み、前記複数の手術用ツールが、第２の軸に沿って提示される、請求項１１に記載の方法。
18. 前記手術活動が、切断経路であり、前記複数の手術用ツールが、複数のステープルカートリッジタイプであり、前記手術範囲が、組織厚さ範囲であり、
    前記切断経路上で複数のステープルカートリッジタイプを選択することと関連付けられた複数の手術用ツール選択点を判定し、
    前記複数の手術用ツール選択点のうちのある手術用ツール選択点において選択するための前記組織厚さ範囲を提示し、
    選択された組織厚さ範囲の指示を受信し、
    前記選択された組織厚さ範囲の前記指示を受信することに応答して、前記手術用ツール選択点において前記複数のステープルカートリッジタイプのうちのあるステープルカートリッジタイプを選択することと関連付けられた手術結果をシミュレーションし、
    前記複数のステープルカートリッジタイプのうちの選択されたステープルカートリッジタイプの指示を受信し、かつ
    前記複数のステープルカートリッジタイプのうちの前記選択されたステープルカートリッジタイプの前記指示を受信することに応答して、前記手術活動の前記経路上の前記複数の手術用ツール選択点の手術計画を生成するように更に構成されている、請求項１１に記載の方法。
19. 第２のグラフィック表現を介して、前記手術活動のシミュレーションされた前記経路に基づいて、前記経路を６つのセグメントにセグメント化することと、
    開始点と、前記６つのセグメントの間の５つの交点とを前記複数の手術用ツール選択点として識別することと、
    前記複数の手術用ツールのうちの選択された手術用ツールの指示を受信することと、
    前記複数の手術用ツールのうちの前記選択された手術用ツールの前記指示を受信することに応答して、前記手術活動の前記経路上の前記複数の手術用ツール選択点の手術計画を生成することと、を更に含む、請求項１１に記載の方法。
20. ユーザが解剖学的構造の一部分の前記第１のグラフィック表現上に描画することを可能にするように構成されたグラフィカルユーザインターフェースを提示することと、
    前記ユーザから前記解剖学的構造の一部分の前記第１のグラフィック表現上の描画経路の指示を受信することと、
    前記描画経路を前記解剖学的構造の一部分の前記第１のグラフィック表現の上に重ね合わせることと、を更に含む、請求項１１に記載の方法。

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