JP2024517126A - 顕微鏡 - Google Patents

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Abstract

本発明は、試料(312)を検査するための顕微鏡(100)に関し、この顕微鏡(100)は、検査すべき試料(312)を収容するための顕微鏡ステージ(310)を備え、顕微鏡ステージ(310)を取り囲む顕微鏡ハウジング(110)をさらに備えており、顕微鏡ハウジング(110)は、ヒンジ付きの扉(130)および開口(120)を備え、ヒンジ付きの扉(130)が、閉じられた状態で、開口(120)を覆い、内面(134)および外面(136)を備え、かつ開かれた状態で、内面(134)または外面(136)が、実質的に水平方向の作業面(132)の上面になる。

Description

本発明のコンセプトは、試料を検査するための顕微鏡を対象とし、顕微鏡は、検査すべき試料を収容するための顕微鏡ステージを備え、この顕微鏡ステージを取り囲む顕微鏡ハウジングをさらに備えている。このような顕微鏡は特に、試料チャンバ内に配置された試料を検査するために使用することができ、試料チャンバは、この試料に適合されたインキュベーション雰囲気でインキュベーションされている。概して、このような顕微鏡の別の使用および用途も想定され得る。
細胞のような、生きている試料の顕微鏡検査の分野では、インキュベーションされた試料チャンバを使用し、かつ/または試料の検査前または検査中に試料に試薬を供給することが一般的である。このような試薬は、例えば、試料との生物学的または化学反応を惹起するための、または単に試料を保存するための流体、特に化学的または生物学的に活性な物質を有するか、または有しない液体、例えば水、水溶性または脂溶性の物質または別の物質、例えば適切な担体物質中のホルモンまたは薬品を含んでいる。通常、試料自体は、顕微鏡テーブル上のマルチウェルプレート、ペトリ皿またはマイクロ流体システム内に配置されている。試薬を試料に供給するためにポンプを使用することができる。他方では、手動のピペット操作を実行することができる。
ファルコンチューブ、エッペンドルフチューブまたはショットフラスコのような種々異なる種類の容器が試薬を貯蔵するために使用される。これらの容器は、典型的には顕微鏡ハウジングの外側に配置されており、場合によっては温度制御されたボックス内に配置されている。多くの場合、特にホルモンまたは薬品のような刺激物剤の場合には、単に少量の試薬しか生体試料内に注入する必要がない。他方では、例えば臓器チップ実験において、より多量の試薬を交換しなければならない。
付加的または代替的には、試料は、インキュベーション雰囲気において検査される。このインキュベーション雰囲気は、温度、湿度およびガス組成に関して生きている試料に可能な限り最良の条件を提供する。試料チャンバへのアクセスが、試料に試薬を供給するために必要となることが多いが、インキュベーション雰囲気の漏出は制限されるべきである。
さらに、概して、試料の取扱い、特に試料の交換、試料の操作、試料への試薬の供給等を容易にすべきである。
特に生きている試料を検査するための現代の顕微鏡における上記のタスクに鑑みて、改善された顕微鏡に対するニーズが存在している。
本発明のコンセプトの実施形態は、試料を顕微鏡検査するための顕微鏡であって、この顕微鏡が、検査すべき試料を収容するための顕微鏡ステージを備え、かつ顕微鏡ステージを取り囲む顕微鏡ハウジングをさらに備えており、顕微鏡ハウジングは、ヒンジ付きの扉により閉鎖可能な開口を備えており、扉は、開かれた状態では作業面として構成されており、閉じられた状態では、顕微鏡ハウジングの少なくとも一部を形成している顕微鏡を提供する。より具体的には、本発明の実施形態は、試料を顕微鏡検査するための顕微鏡であって、この顕微鏡は、検査すべき試料を収容するための顕微鏡ステージを備えており、かつ顕微鏡ステージを取り囲む顕微鏡ハウジングをさらに備えており、顕微鏡ハウジングが、ヒンジ付きの扉および開口を備え、ヒンジ付きの扉が、閉じられた状態で、開口を覆い、内面領域とも称される(顕微鏡ハウジングの内側に向いている)内面および外面領域とも称される(顕微鏡ハウジングの外側に向いている)外面を備え、かつ開かれた状態で、内面または外面が、実質的に水平方向の作業面の、上面領域とも呼ばれる上面になり、上面は、ユーザにより使用され得る、顕微鏡ハウジングの内側空間の外側における作業空間を提供する顕微鏡を提供する。「実質的に水平方向」とは、作業面の水平方向の向きおよび実質的に水平方向の向きを含んでおり、これにより、作業面に置かれた物体および物品は、滑り落ちたり、または転がり落ちたりすることなく作業面上に安定して留まる。
ヒンジ付きの扉は、この扉が下側に向かって旋回させられて開かれた状態になることができ、これにより、内面が、保管領域、テーブルまたは棚も提供する水平方向または実質的に水平方向の作業面の上面となるように構成されていてもよい。このような作業空間は、試薬容器、実験室ボトル、ピペット、マルチウェルプレートのような試料容器、ペトリ皿等のようなものを置くために使用することができる。代替的には、ヒンジ付きの扉は、外面が水平方向または実質的に水平方向の作業面の上面となるように上方に向かって旋回されて開かれた状態になることができるように構成されていてもよい。同時に、ヒンジ付きの扉を開くことは、顕微鏡ステージへの、すなわち試料チャンバへの、かつ/または試料自体への直接的または間接的なアクセスを提供する顕微鏡ハウジングに設けられた開口を露出する。開口は、一方では顕微鏡ステージへの容易なアクセスを提供するように、他方では、特にインキュベーションされた試料チャンバの場合には、試料チャンバ内における試料および/または試料チャンバ内におけるインキュベーション雰囲気の乱れを最小限にするように寸法設定されていてよい。閉じられた状態では、ヒンジ付きの扉は、顕微鏡ハウジングの少なくとも一部を形成し、これにより顕微鏡ハウジングは、好適には閉鎖された構成要素を形成する。
本発明のコンセプトによる顕微鏡は、ユーザが、試料を点検し、かつ/または顕微鏡ハウジングに設けられた開口を通じて試料を操作することを可能にすると同時に、顕微鏡ハウジング内に組み込まれた作業面/テーブル/貯蔵領域を有することを可能にする。
好適な或る実施形態では、ヒンジ付きの扉が、開かれた状態で、顕微鏡ハウジングの開口を通じた顕微鏡ステージへの直接的または間接的なアクセスを提供する。基本的には、顕微鏡ステージへのアクセスを提供する顕微鏡ハウジングに設けられた開口は、ヒンジ付きの扉によって直接に閉じることができるか、または(以下でより詳細に説明するように)別個の扉によって閉じることができる。この別個の扉自体は、ヒンジ付きの扉の閉鎖によって覆われる。後者の場合、ヒンジ付きの扉が、開かれた状態で、顕微鏡ハウジングの開口に配置された第2の扉を通じた顕微鏡ステージへのアクセスを提供する。ヒンジ付きの扉および第2の扉の両方が閉じられた状態にある場合、第2の扉はヒンジ付きの扉の背後に配置される。好適には、この第2の扉はスライド扉であり、かつ/または少なくとも部分的に透明である。
この実施形態では、第1のヒンジ付きの扉を開放することが、第2の扉へのアクセスを提供し、第2の扉は、閉じられた状態では、顕微鏡ハウジングに設けられた開口を覆っている。第2の扉は、第1のヒンジ付きの扉と類似の(またはそれどころか同一の)サイズであってよく、より好適には、第1のヒンジ付きの扉のサイズよりも小さいサイズであってよく、例えば第1のヒンジ付きの扉のサイズの約0.5倍、0.4倍、0.3倍、0.25倍または0.2倍であってよい。第2の扉のサイズがより小さいことにより、試料チャンバ内における試料および/またはインキュベーション雰囲気の乱れが最小限にされることが保証される。この場合、第2の扉は、顕微鏡ハウジングの開口内に、または開口に接して配置されていてよく、ヒンジ付きの扉を閉じることによって、第2の扉によって少なくとも部分的に閉じられ得る開口を含むフロントパネルが、閉じられたヒンジ付きの扉によって覆われるように、顕微鏡ハウジングのフロントパネルに統合されていてよい。スライド扉は、試料の取扱いのために必要である、開口の所望の部分のみを露出させることを可能にする。少なくとも部分的に透明である第2の扉は、開口が閉じられている場合でさえ、顕微鏡ステージ上の試料チャンバの内側の試料を監視することを可能にする。
第1のヒンジ付きの扉および第2の扉の実施形態は、「二重壁」ソリューションと呼ぶことができる。ヒンジ付きの扉は、閉じられた状態において、顕微鏡ハウジングの一部を形成し、顕微鏡ハウジングのフロントカバーの少なくとも一部として実施されていてよい。既に上述したように、ヒンジ付きの扉の背後に配置された第2の扉は、顕微鏡ハウジングの開口を開閉するために働く、ハウジングのフロントパネル内に形成されていてよく、この開口は、ヒンジ付きの扉自体によって画定される開口よりも小さい。「二重壁」の実施形態を、図面に関連して以下にさらに説明する。
好適な或る実施形態では、ヒンジ付きの扉が、顕微鏡ハウジングのヒンジ付きの蓋に取り付けられている。このヒンジ付きの蓋は、開かれた状態で、顕微鏡ステージへの直接的なアクセスを提供する。この実施形態では、ヒンジ付きの蓋は、(閉じられた)ヒンジ付きの扉を支持し、顕微鏡ステージへのアクセスを提供するために、上方、下方または横方にヒンジ式に運動することができる。好適には、ヒンジ付きの蓋は、顕微鏡ハウジングの一部である。「二重壁」の実施形態の場合、第2の扉も好適には、顕微鏡ハウジングのヒンジ付きの蓋の一部を形成する。この実施形態では、ヒンジ付きの蓋を開くことにより、ユーザは、ヒンジ付きの扉または第2の扉を開くことにより露出される開口と比較して、顕微鏡ハウジングの好適にはより大きな部分を開放する。典型的には、例えば、光学的な構成要素および/または顕微鏡ステージを調節するために、ユーザが顕微鏡ハウジングの内部へのより広いアクセスを必要とする場合、ヒンジ付きの蓋が開かれる。この実施形態も、図面に関連して以下でさらに詳細に説明する。
好適な或る実施形態では、顕微鏡は、ヒンジ機構をさらに有し、ヒンジ付きの扉は、顕微鏡ハウジングのヒンジ付きの蓋に、少なくとも1つのヒンジを備えたヒンジ機構により組み付けられている。好適には、2つのヒンジが使用される。さらに、ヒンジ機構が、ヒンジ付きの扉の開放運動を停止するように構成されたストッパを備えていると好適である。ヒンジ付きの扉の開放運動は、好適には下方へのヒンジ運動であり、これにより、ストッパは、ヒンジ付きの扉が水平方向の作業面を提供するために90°の角度で開かれることを保証する。
さらに、ヒンジ機構が、ケーブルおよびケーブルブレーキを含んでいると好適であり、ケーブルが、ヒンジ付きの扉の開放運動を制動し、かつ/またはヒンジ付きの扉の開放角度を定義するように構成されたケーブルブレーキに組み付けられている。ケーブルは、スチールケーブルまたはナイロンのような布帛から成るケーブルであってよい。ケーブルは、ヒンジ付きの扉の開放運動に対する抵抗を提供するように付勢されていてよい。また、好適には90°である、ヒンジ付きの扉の開放角度も定義することができる。
好適な実施形態では、ヒンジ付きの扉が、このヒンジ付きの扉をその閉じられた状態でロックし、ユーザ操作に応じてヒンジ付きの扉をロック解除するように構成された扉ロック機構を備えている。扉ロック機構は、単純なバージョンでは、磁石、フックまたはスナップロックを備えていてよい。ヒンジ付きの扉は、閉じられた状態では、磁力またはラッチ付きフックによって保持/ロックされ得る。ヒンジ付きの扉を開くために、ユーザは、ヒンジ付きの扉自体を把持するか、または、扉ロック機構を解除するためのレバーまたはボタンを操作することにより、ヒンジ付きの扉を簡単に開くことができる。
上述した「二重壁」の実施形態では、顕微鏡ハウジングの開口は、ハウジングのフロントパネルに形成されている。この場合、扉ロック機構が、ヒンジ付きの扉をその閉じられた状態でハウジングのフロントパネルにロックするように構成されていると好適である。この場合、扉ロック機構は、例えば、磁石、フックおよび/またはスナップロックを備え、ハウジングのフロントパネルと相互作用する。
本発明のコンセプトの或る実施形態では、顕微鏡は、検査すべき試料を照明するための照明光学系をさらに備えており、扉ロック機構は、ヒンジ付きの扉が閉じられた状態にあり、かつフロントパネルにロックされている場合にのみ、照明光学系による試料の照明が開始され得るように、照明光学系に作動接続されている。この実施形態は、照明光学系が1つもしくは複数のレーザ光を放出するレーザを備えている場合に特に有利であり、これにより、ヒンジ付きの扉が開かれた状態にある限り、このようなレーザ光からユーザを保護することができる。後者の場合、レーザ光は自動的にスイッチオフされる。
顕微鏡が、ハウジングまたは試料チャンバを形成するハウジングの少なくとも一部の内部の内部照明を備え、この内部照明は、ヒンジ付きの扉がロック解除されているか、またはヒンジ付きの扉が開放されている場合に自動的にスイッチオンされるように構成されていると、さらに有利である。これにより、ユーザは、試料または試料チャンバを直接、または開かれた第2の扉を介して、または閉じられた透明な第2の扉を介してさえも観察し、かつより良好に点検を行うことができる。
上述したように、ヒンジ付きの扉が顕微鏡ハウジングのヒンジ付きの蓋に取り付けられている好適な或る実施形態では、ヒンジ付きの蓋は、蓋インターロック機構を備え、ヒンジ付きの扉は、別個の扉インターロック機構を備えている。蓋インターロック機構は扉インターロック機構と相互作用し、ヒンジ付きの蓋が開いている場合に、かつヒンジ付きの蓋が開かれた状態にある限り、ヒンジ付きの扉を閉じられた状態で維持する。蓋インターロック機構は、ヒンジ付きの蓋が閉じられた状態にある場合にのみ、ヒンジ付きの扉を開くことを可能にするように構成されている。換言すると、扉インターロック機構と蓋インターロック機構とは、ヒンジ付きの扉およびヒンジ付きの蓋の両方の同時的な開放を回避し、ひいては動作の安全性を確保するように相互作用する。
本発明の別の利点および実施形態は、詳細な説明および添付の図面から明らかになるだろう。
上述の特徴および下記でさらに説明される特徴は、本発明の範囲から逸脱することなしに、それぞれ示された組合せだけでなく、別の組合せまたは単独でも使用可能であることに留意されたい。
本発明のコンセプトによる顕微鏡の1つの実施形態を示す概略図である。 本発明のコンセプトによる顕微鏡の別の実施形態を示す概略図である。 開かれたヒンジ付きの蓋を有する、本発明のコンセプトによる顕微鏡の1つの実施形態を示す図である。 閉鎖されたヒンジ付きの蓋を有する、図3に示す実施形態を示す図である。 本発明のコンセプトによる顕微鏡における扉ロック機構、インターロック機構およびケーブルブレーキの実施形態を大きなスケールで示す概略図である。 蓋ロック機構を示す、図3に示したものと同様の図である。
以下では、図面を包括的に説明し、同一の参照符号は、同一または少なくとも構造的に同一の構成要素を示す。
図1は、試料、特に細胞のような、生きている試料を検査するための顕微鏡100の実施形態を概略的に示しており、試料は、特にインキュベーションされた試料チャンバ内に配置されている。図1には、顕微鏡ハウジング110を概略的に示しており、この顕微鏡ハウジング110は、検査すべき試料を収容するための顕微鏡ステージと、試料を照明するための照明光学系および試料を撮像するための撮像光学系のような別の顕微鏡コンポーネントと、を取り囲んでいる(図3も参照)。
顕微鏡ハウジング110は、ヒンジ付きの扉130によって閉鎖可能な開口120を備えている。本実施形態では、開口120のサイズは、ヒンジ付きの扉130のサイズよりはるかに小さいが、開口120のサイズがより大きく、ヒンジ付きの扉130のサイズと同等であってもよいことが認められる。しかし、特にインキュベーションされた試料チャンバの場合、ヒンジ付きの扉のサイズの約0.25倍以下の開口サイズを有していると好適である。開口120が試料チャンバおよび顕微鏡ステージへのアクセスを提供するので、小さな開口120は、試料自体および/または試料チャンバのインキュベーション雰囲気の乱れを最小限に抑えることができることを保証する。見やすくするために、開口120を通じて見ることができる顕微鏡コンポーネントは、図1には示されていない。これに関して、図3が参照される。
図1は、ヒンジ付きの扉130を開かれた状態で示しており、この扉は作業面132として構成されている。図4は、顕微鏡ハウジング110の一部を形成している閉じられた状態でヒンジ付きの扉130を示している。より詳細には、閉じられた状態のヒンジ付きの扉130の外面または外面領域136が、閉じられた顕微鏡ハウジングの一部となる。
開かれた状態において、ヒンジ付きの扉130、より正確にはヒンジ付きの扉130の内面または内面領域134は、顕微鏡ハウジングの内部空間の外側で作業スペースを提供する作業面として構成されており、この作業面は、試薬容器、実験室ボトル、ピペット、マルチウェルプレートのような試料容器、ペトリ皿等を置くために使用することができる。ヒンジ付きの扉は開かれた状態において、作業面132上で500gまたは1kgまたは2kgの最小荷重および約5kgまたは4kg、より好適には約3kgまたは2kgの最大荷重に耐えることが好適である。このコンセプトは、ユーザに、顕微鏡ハウジング110内の試料を点検し、かつ/または開口120を通じて試料を操作することを可能にする一方で、作業面132が顕微鏡ハウジング110内に、または顕微鏡ハウジング110の統合された部分に統合されているので、外部テーブルまたはベンチを使用する必要なしに作業面を作業スペース/テーブル/保管領域として使用できる。
図1から看取され得るように、開口120は、ハウジング110のフロントパネル140に形成されている。このような構造では、ヒンジ付きの扉130は、顕微鏡100のフロントカバー160の一部を形成してよい。図1は、フロントカバー160の3つの異なる部分、すなわち、下側フロントカバー162、中間フロントカバー164および上側フロントカバー166を示している。ヒンジ付きの扉130が閉じられた状態において、ヒンジ付きの扉130は、図4に示したように、上側フロントカバー166を形成することによって、顕微鏡ハウジングの一部を形成している。
図1はさらに、図3の実施形態に関連してより詳細に説明されるヒンジ付きの蓋150を示している。さらに、図1は、ヒンジ付きの扉130を顕微鏡ハウジング110に組み付けるためのヒンジ機構170を示している。ヒンジ機構170は、少なくとも1つのヒンジ172、本実施形態では2つのヒンジ172を備えている。ヒンジ機構170は、ケーブルブレーキ(図5を参照)に組み付けられたケーブル176をさらに備えている。図1に示したように、ケーブル176は、ケーブルホルダ178によってヒンジ172のうちの1つに接続されている。図5に関連してさらに説明するケーブルブレーキは、ヒンジ付きの扉130の開放運動を制動するという目的のために働き、かつ/またはヒンジ付きの扉130の開放角度を定義するために働く。図1から看取され得るように、開放角度は、実質的にまたは正確に90°であることが望ましい。
ヒンジ付きの扉130は、扉ロック機構180をさらに備えている。この扉ロック機構180は、ヒンジ付きの扉130を閉じられた状態でロックし、かつユーザ操作に応じてヒンジ付きの扉をロック解除するように構成されている。このために、フック180aが設けられており、フック180aは、ヒンジ付きの扉130をロックするために、対応する開口180bに係合する。代替的に(または付加的に)、磁石が設けられていてよく、磁石は、扉130を閉じられた状態で維持するためにフロントパネル140と相互作用する。扉と蓋との間のインターロック機構は、図5に関連してさらに詳細に説明する。
図2は、本発明のコンセプトによる顕微鏡の別の実施形態を概略的に示している。この実施形態は、図1に示した実施形態に極めて類似している。したがって、繰り返しを避けるために、図1の説明が参照され、図1の実施形態との相違点のみを以下で説明する。
図2から看取され得るように、顕微鏡ハウジング110に設けられた開口120は、スライド扉142として構成された第2の扉142によって覆われており、これにより開口120は、扉142を左へスライドさせることによって露出され得る。第2の扉142を有することは、インキュベーションされた試料チャンバ内で生きている細胞を検査する場合に特に有用である。インキュベーション雰囲気の損失は最小限に抑えることができる。開口120の一部のみを開くことができ、このことは、試料を交換するか、または顕微鏡ハウジング110内で試料を操作するために必要である。第2の扉142は、好適には、少なくとも部分的に透明な材料から形成されており、これにより、ユーザは、扉142が閉じられている場合でも、試料または顕微鏡ハウジング110の内部を点検することができる。
図2に示した顕微鏡100の他の特徴、選択肢および構成要素に関しては、図1の説明を参照されたい。
図3には、本発明のコンセプトによる顕微鏡100を概略的に示している。上述されたこの顕微鏡100の実施形態は、ヒンジ付きの開かれた蓋150を備えている。ヒンジ付きの蓋150を開くことにより、顕微鏡ハウジング110の内部、この実施形態では内部の上側部分へのアクセスが提供される。したがってユーザは、顕微鏡ハウジング110の上側部分内の、さもなければ蓋150によって覆われているであろう任意の構成要素を、自由に点検または調整することができる。図示の実施形態では、ユーザは、例えば、内部照明330、照明光学系320、顕微鏡ステージ310および試料312へのアクセスを有している。ハウジング110の外側において、フロントカバー162には、ヒンジ付きの蓋150の開放前に、ヒンジ付きの蓋150をロック解除するためのボタン340が設けられている。
図3から看取され得るように、顕微鏡100は、顕微鏡ハウジング110の下側部分において顕微鏡ステージ310の下方に撮像光学系を有する透過光顕微鏡である。
図4は、閉じられた状態でヒンジ付きの蓋150を備える、図3に示した顕微鏡100を概略的に示している。蓋150の外面は136で示されている。既に上述したように、顕微鏡100のフロントカバー160は、3つの部分162,164,166を備えている。顕微鏡100は、閉じられた状態では立方体に類似している。この実施形態では、ヒンジ付きの扉130は、ヒンジ付きの扉130を単に掴んで、開かれた状態へと引っ張ることによって開くことができる。
図5に関連して、以下では、扉ロック機構180およびインターロック機構580およびヒンジ機構170をより詳細に説明する。
ヒンジ機構170は、図1に関連して既に説明されている。図5は、この機構をより詳細に示している。ケーブル176は、ケーブルホルダ178とケーブルブレーキ574との間にクランプされている。ケーブルがヒンジ172内でケーブルホルダ178によって位置固定されている一方で、ケーブルブレーキ574は、ヒンジ付きの扉130の開放運動を制動し、調整ねじ578によって対応する抵抗を調整し、かつ開放角度調整ねじ576の調整によってヒンジ付きの扉130の開放角度を定義することを可能にする。
図5に示した実施形態では、扉ロック機構180は、蓋インターロック機構580とのインターロック係合を可能にするために、扉インターロック機構180a,180bとして構成されている。ヒンジ付きの蓋150は、扉インターロック機構180a,180bと相互作用する蓋インターロック機構580を備え、ヒンジ付きの蓋150が開かれており、かつヒンジ付きの蓋が開かれた状態にある場合に、ヒンジ付きの扉130を閉じられた状態で維持する。蓋インターロック機構580は、ヒンジ付きの蓋150が閉じられた状態にある場合にのみ、ヒンジ付きの扉130の開放を可能にするように構成されている。換言すれば、扉インターロック機構180a,180bと蓋インターロック機構580とが相互作用して、ヒンジ付きの扉130およびヒンジ付きの蓋150の両方が同時に開放されることを阻止し、したがって作動の安全性を保証する。
付加的には、ヒンジ付きの扉130は、その内面134に、フロントパネル140に対する磁力によってヒンジ付きの扉130を閉じられた状態に保持する磁石180cを備えている。
蓋インターロック機構580は、ボタン340(図6も参照)が操作されることによって蓋150が開かれるとすぐに、扉130を蓋150にロックするために扉インターロック機構180a,180bのフック180aを使用する。
他方では、ヒンジ付きの扉130が開かれている場合(このことはヒンジ付きの蓋150が閉じられている場合にのみ可能である)、フック180aが蓋インターロック機構580から係合解除され、インターロック機構580の対応する切換要素が閉じられている。その結果、ヒンジ付きの蓋150のブロックが生じる。これにより、ヒンジ付きの扉130とヒンジ付きの蓋150との同時の開放を阻止することができ、作動の安全性を保証することができる。
図6は、蓋ロック機構341a,341bをより詳細に説明するために図3と同様の図を示している。蓋150の閉じられた状態では、ロック部材341a,341bは、蓋150を閉じられた状態にロックするために互いにインターロックする。ボタン340を操作/押圧することにより、ロック部材341a,341bが解除され、ヒンジ付きの蓋150を開くことができる。
100 顕微鏡
110 顕微鏡ハウジング
120 開口
130 ヒンジ付きの扉
132 作業面
134 内面
136 外面
140 フロントパネル
142 第2の扉
150 ヒンジ付きの蓋
160 フロントカバー
162 下側フロントカバー
164 中間フロントカバー
166 上側フロントカバー
170 ヒンジ機構
172 ヒンジ
176 ケーブル
178 ケーブルホルダ
180 扉ロック機構
180a フック、切替要素
180b 開口
180c 磁石
310 顕微鏡ステージ
312 試料
320 照明光学系
330 内部照明
340 ボタン
341a,341b 蓋ロック機構のロック部材
574 ケーブルブレーキ
576 開放角度調整
578 抵抗調整
580 蓋インターロック機構

Claims (16)

  1. 試料(312)を検査するための顕微鏡(100)であって、前記顕微鏡(100)は、検査すべき前記試料(312)を収容するための顕微鏡ステージ(310)を備え、前記顕微鏡ステージ(310)を取り囲む顕微鏡ハウジング(110)をさらに備えており、
    前記顕微鏡ハウジング(110)は、ヒンジ付きの扉(130)および開口(120)を備え、前記ヒンジ付きの扉(130)は、閉じられた状態で、前記開口(120)を覆い、内面(134)および外面(136)を備え、開かれた状態で、前記内面(134)または前記外面(136)は、実質的に水平方向の作業面(132)の上面になる、
    顕微鏡(100)。
  2. 前記ヒンジ付きの扉(130)は、前記開かれた状態で、前記開口(120)を通じた前記顕微鏡ステージ(310)へのアクセスを提供する、
    請求項1記載の顕微鏡(100)。
  3. 前記顕微鏡は、前記顕微鏡ハウジング(110)の前記開口(120)内または前記開口(120)に配置された第2の扉(142)をさらに備え、前記ヒンジ付きの扉(130)は、前記開かれた状態で、前記第2の扉(142)を通じた前記顕微鏡ステージ(310)へのアクセスを提供する、
    請求項1または2記載の顕微鏡(100)。
  4. 前記第2の扉(142)は、スライド扉である、
    請求項3記載の顕微鏡(100)。
  5. 前記ヒンジ付きの扉(130)は、前記顕微鏡ハウジング(110)のヒンジ付きの蓋(150)に取り付けられており、前記ヒンジ付きの蓋(150)は、開かれた状態で、前記顕微鏡ステージ(310)へのアクセスを提供する、
    請求項1から4までのいずれか1項記載の顕微鏡(100)。
  6. 前記第2の扉(142)を含む前記開口(120)は、前記顕微鏡ハウジング(110)の前記ヒンジ付きの蓋(150)の一部を形成する、
    請求項3を引用する請求項5記載の顕微鏡(100)。
  7. 前記開口(120)は、前記顕微鏡ハウジング(110)のフロントパネル(140)に形成されている、
    請求項1から6までのいずれか1項記載の顕微鏡(100)。
  8. 前記ヒンジ付きの扉(130)は、前記顕微鏡ハウジング(110)の前記ヒンジ付きの蓋(150)に、少なくとも1つのヒンジ(172)を備えたヒンジ機構(170)により組み付けられている、
    請求項5または6を引用する請求項6または7記載の顕微鏡(100)。
  9. 前記ヒンジ機構(170)は、前記ヒンジ付きの扉(130)の開放運動を停止するように構成されたストッパを備えている、
    請求項8記載の顕微鏡(100)。
  10. 前記ヒンジ機構(170)は、ケーブル(176)およびケーブルブレーキ(574)を含み、前記ケーブル(176)は、前記ヒンジ付きの扉(130)の開放運動を制動し、かつ/または、前記ヒンジ付きの扉(130)の開放角度を定義するように構成された前記ケーブルブレーキ(574)に組み付けられている、
    請求項8または9記載の顕微鏡(100)。
  11. 前記ヒンジ付きの扉(130)は、前記ヒンジ付きの扉(130)をその閉じられた状態でロックしかつユーザ操作に応じて前記ヒンジ付きの扉(130)をロック解除するように構成された扉ロック機構(180)を備えている、
    請求項1から10までのいずれか1項記載の顕微鏡(100)。
  12. 前記扉ロック機構(180)は、前記ヒンジ付きの扉(130)をその閉じられた状態で前記フロントパネル(140)にロックするように構成されている、
    請求項7を引用する請求項11記載の顕微鏡(100)。
  13. 前記顕微鏡(100)は、検査すべき前記試料(312)を照明するための照明光学系(320)をさらに備え、前記扉ロック機構(180)は、前記ヒンジ付きの扉(130)が前記閉じられた状態にあり、かつ、前記フロントパネル(140)にロックされている場合にのみ、前記照明光学系(320)による前記試料(312)の照明が開始され得るように、前記照明光学系(320)に作動接続されている、
    請求項12記載の顕微鏡(100)。
  14. 前記顕微鏡(100)は、前記顕微鏡ハウジング(110)の内部の内部照明(330)をさらに備え、前記内部照明(330)は、前記ヒンジ付きの扉(130)がロック解除されているかまたは開放されている場合に自動的にスイッチオンされるように構成されている、
    請求項11から13までのいずれか1項記載の顕微鏡(100)。
  15. 前記ヒンジ付きの扉(130)は、前記閉じられた状態で、前記顕微鏡ハウジング(110)のフロントカバー(160)の少なくとも一部として実施されている、
    請求項1から14までのいずれか1項記載の顕微鏡(100)。
  16. 前記顕微鏡ハウジング(110)の前記ヒンジ付きの蓋(150)は、蓋インターロック機構(580)を備え、前記扉ロック機構(180)は、扉インターロック機構(180a,180b)として構成されており、前記蓋インターロック機構および前記扉インターロック機構は、前記ヒンジ付きの蓋(150)が開いている場合に前記ヒンジ付きの扉(130)を閉じられた状態でロックし、かつ、前記ヒンジ付きの蓋(150)が閉じられた状態にある場合にのみ、前記ヒンジ付きの扉(130)を開くことを可能にするように構成されている、
    請求項5および11を引用する、請求項1から15までのいずれか1項記載の顕微鏡(100)。
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