JP2024515362A - ケラチン表面を処置するための組成物 - Google Patents

ケラチン表面を処置するための組成物 Download PDF

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Abstract

ケラチン表面、特に毛髪を処置するための無水組成物が開示される。組成物は、以下:- 少なくとも1の美容上許容し得る賦形剤;- 水溶性マトリックスに封入されている少なくとも1の香料成分;- アルコールを含む。組成物中のアルコールの量は、組成物の総重量に対して1~30 重量%、好ましくは2~20 重量%、より好ましくは3~10 重量%である。

Description

本発明は、ケラチン表面を処置するための無水組成物、ならびにケラチン表面を処置するための方法に関する。
頭髪を定期的に洗う習慣は、現代社会のいたるところで見られるようになった。頻繁に、毛髪は、毛髪に適用され、次いで水ですすぎ落される従来の液体またはジェルのシャンプーを使用して洗浄される。しかしながら、水の使用を必要としないドライシャンプーの人気が増大している。ドライシャンプーの使用は、水ですすぐ必要がなく;むしろ、ドライシャンプーの除去は、ブラッシングしたり、またはそれを頭皮から拭き取ったりするだけでよいので、時間の節約になり、利便性を提供する。さらにまた、特に細い毛髪の人にとって、過剰に頻繁なウェット洗浄は、毛髪への損傷に関連することが示唆されている。したがって、ドライシャンプーの使用は、過度の水洗による損傷の影響を受けることなく、毛髪の清潔感および外観を維持するための代替的または相補的な方法を提供し得る。
ドライシャンプーは、典型的には、長時間持続する、心地よい香りを送ることを期待される香料を含有する。しかしながら、香料が、いわゆる「遊離油」として、そのままの形態でかかる製品に組み込まれる場合、この目標を達成することはしばしば不可能である。この理由から、US 2017/020755 A1では、デンプンカプセルに香料を封入することが提案されている。かかるドライシャンプーは、改善された嗅覚の利益を提供するが、依然として、改善されたクリーニング力を有するかかる製品に対する必要性がある。
したがって、本発明の根底にある問題は、従来技術における先述の欠点を解消することである。とりわけ、ケラチン表面の処置、より具体的にはドライシャンプーでの毛髪のクリーニングを改善することが本発明の根底にある問題である。さらに、処置後の毛髪のスタイリングを改善すべきである。
これらの問題は、独立請求項の主題によって解決される。
第1の側面において、本発明は、ケラチン表面、とりわけ毛髪を処置するための無水組成物に関する。組成物は、以下を含む:
- 少なくとも1の美容上許容し得る賦形剤;
- 水溶性マトリックスに封入されている少なくとも1の香料成分;
- アルコール。
組成物中のアルコールの量は、組成物の総重量に対して1~30 重量%、好ましくは2~20 重量%、より好ましくは3~10 重量%である。
本明細書の文脈において、「少なくとも1の香料成分が水溶性マトリックスに封入されている」とは、少なくとも1の香料成分が水溶性マトリックス材料にカプセル化されていることと同義である。マトリックス材料は、少なくともある程度アルコール安定性である。
組成物中のアルコールは、ケラチン表面を処置するのを助ける。ドライシャンプーに使用される場合、アルコールはドライシャンプーに含有される吸収性材料のキャリアとして機能するため、汚れ、油および/または皮脂からの毛髪のクリーニングを改善する。また、アルコールは毛髪にボリュームを与え、スタイリングも助ける。その上、それは毛髪の根元に触れるとすぐに蒸発し、体温を吸収する。これは、痒い、汚れた頭皮を和らげる冷却効果を付与する。
本発明は、少なくとも1の香料成分を封入する水溶性マトリックスが、本明細書の上で提供した量のアルコールの存在にもかかわらず、無水組成物中で安定であるという驚くべき知見に基づいている。
香料成分は揮発性であり、消費者製品基剤中で、または環境大気にさらされると、しばしば変質しやすい。水溶性マトリックスに香料成分を封入することで、これらの影響から香料成分を保護することができ、これは調合師および/または調香師によって開発された香料の正確な組成を維持することを可能にする。香料成分は、二重の活性化モードによってマトリックスから放出することができる:水分下(例として、大気中の水分または汗)および/または機械的な活性化(例として、摩擦)。
アルコールは、エタノール、イソプロパノール、エチレングリコール、プロピレングリコールおよびグリセロールからなる群、好ましくはエタノールおよびイソプロパノール、さらに好ましくはエタノールから選択することができである。
水溶性マトリックスは、デンプン、とりわけ水溶性加工デンプン、マルトデキストリン、マンニトール、キトサン、アラビアゴム、アルギナート、セルロース、ペクチン、ゼラチン、ポリビニルアルコールおよびそれらの混合物からなる群から選択される少なくとも1の材料を含むことができる。その結果得られる香料配合物は、実例として噴霧乾燥、による製造が簡易で、およびコスト効率がよい。これらは、エアロゾルとして形成される組成物の標準的な噴霧剤と適合性があり、圧縮に耐性がある。さらにまた、これらは、天然ベースの材料で調製され、無毒性で、および生分解性である。したがって、かかる形態は増大した消費者-訴求力を有する。
デンプンが水溶性加工デンプンである場合、かかるデンプンは生デンプンまたは予めゲル化したデンプンから作成することができる。それは、塊茎、マメ科植物、穀草類および穀物、例えばトウモロコシデンプン、小麦デンプン、米デンプン、蝋様のトウモロコシデンプン、燕麦デンプン、キャッサバデンプン、蝋様の大麦 デンプン、蝋様の米デンプン、もち米デンプン、アミオカデンプン、ジャガイモデンプン、タピオカデンプンおよびそれらの混合物由来であり得る。
水溶性加工デンプンは、漂白デンプン、ヒドロキシプロピルデンプン、ヒドロキシプロピル化リン酸架橋デンプン、ヒドロキシプロピル化グリセロール架橋デンプン、アセチル化リン酸架橋デンプン、無水酢酸でエステル化された酢酸デンプン、酢酸ビニルでエステル化された酢酸デンプン、アセチル化アジピン酸架橋デンプン、アセチル化グリセロール架橋デンプン、デンプンオクテニルコハク酸ナトリウムおよびそれらの混合物から選択することができる。
水溶性加工デンプンは、乳化および乳化安定化能を有する。これらは、デンプン加工剤の疎水性特質に起因して、水中油型エマルションの形態で香料液滴を包み込む能力を有する。本明細書で上に記載したとおりの加工デンプンは、高い乳化性能および包み込む性能、高固体含有量でも低粘度、および優れた耐酸化性など多くの利点をもたらし、良好な香料の保存性および敏感な成分の安定化を保証する。
水溶性マトリックスが水溶性加工デンプンを含む場合、それは、追加的に、マルトデキストリン、マンニトールおよびそれらの混合物からなる群から選択される材料を含むことができる。マルトデキストリンおよびマンニトールはいずれもマトリックスのガラス転移温度を増大させる。さらにまた、マルトデキストリンはフィルム形成剤である。
マルトデキストリンはデキストリン当量(DE)によって特徴付けられる。DEが大きいほど、マルトデキストリンの分子量は小さくなる。本発明の文脈において、最適化されたカプセル化特性を提供するために、異なるDEを有するマルトデキストリンを組み合わせてもよい。理論に束縛されるものではないが、低DEおよび高DEマルトデキストリンの混合物は、水溶性マトリックスのパッキングを改善すると考えられる。
本明細書の上に規定された材料にさらに、水溶性マトリックスは、追加的にヘミセルロースを含むことができる。本発明の文脈において、表現「ヘミセルロース」は、グルカン、とりわけキシログルカン、マンナン、とりわけグルコマンナン、およびキシラン、とりわけアラビノキシランおよびグルクロノキシランからなる群から選択される多糖類として理解されるべきである。
水溶性マトリックス、とりわけデンプンマトリックスへのヘミセルロースの添加は、マトリックスの改変、水分下および機械的(例として、摩擦)活性化下でのその香料放出特性を改善することを導くことが見出された。
ヘミセルロースは、好ましくはキシログルカンであり、とりわけタマリンドの種子から得られ得るキシログルカンである。キシログルカンは、非グラミン質植物の一次壁に最も豊富なヘミセルロースであり、しばしば壁の乾燥質量の20 重量%を占める。キシログルカンは1,4-結合β-D-グルコース残基から構成される骨格を有する。骨格残基の75%までが単糖、二糖または三糖の側鎖を持つC6で置換されている。好ましくは、ヘミセルロースはタマリンド種子から得られるキシログルカンであり、とりわけ「タマリンドカーネルパウダー」または「タマリンドガム」としても知られるタマリンド種子から得られる。タマリンドガムにおいて、側鎖は1または2のα-D-キシロピラノシル単位からなり、任意にβ-D-ガラクトピラノシル、α-L-アラビノフラノシルまたはβ-D-キシロピラノシルでキャップされている。
本発明の好ましい態様において、水溶性マトリックスは粒子形態である。
水溶性マトリックスが粒子形態である場合、それは300~600 g/l、好ましくは325~500 g/l、より好ましくは350~450 g/lの流動密度を有し得る。それらの低い流動密度(緩め嵩密度)により、かかる粒子は堆積しないか、または極めてわずかしか堆積しない。したがって、これらは、噴霧剤ガスに適合し、圧縮に耐性があるため、損傷することなくエアロゾルデバイスに配合することができる。
流動粉末密度の測定は、室温(25 ℃)、および正常な大気条件(1013.25 hPa)で、100 mlメスシリンダーを使用して行う。メスシリンダーは空で量り入れ、次いで100 mlの流動粉末をタッピングなしで充填する。空のメスシリンダーと100 mlの粉末を充填したメスシリンダーとの質量差が流動密度を与える。
粒子は、1~30 μm、好ましくは2~20 μm、より好ましくは3~10 μmの数平均直径、および5~150 μm、好ましくは10~100 μm、より好ましくは20~50 μmの体積平均直径を有し得る。粒度分布は、乾式分散レーザー回折法により決定することができる。
本明細書の文脈において、表現「無水組成物」は、組成物の総重量に対して5 重量%未満の含水量を有する組成物として理解されるべきである。好ましい態様において、含水率は、組成物の総重量に対して、2 重量%未満、より好ましくは1 重量%未満、さらにより好ましくは0.5 重量%未満、さらに一層好ましくは0.1 重量%未満である。
少なくとも1の美容上許容し得る賦形剤は、防腐剤、酸化防止剤、キレート剤、日焼け止め剤、ビタミン、染料、ヘアカラー剤、タンパク質、アミノ酸、植物抽出物、保湿剤、油、エモリエント剤、潤滑剤、バター、浸透剤、増粘剤、粘度改変剤、ポリマー、樹脂、毛髪固定剤、皮膜形成剤、界面活性剤、洗浄剤、乳化剤、不透明化剤、揮発剤、液体ビヒクル、担体、塩、pH調整剤、中和剤、緩衝剤、ヘアコンディショニング剤、帯電防止剤、抗縮毛剤、抗フケ剤、ヘアウェーブ剤、縮毛矯正剤、リラクサー、吸収剤、デオドラント剤、制汗剤、固結防止剤、およびこれらの組み合わせからなる群から選択することができる。
本発明の好ましい態様において、とりわけドライシャンプーにおいて、少なくとも1の美容上許容し得る賦形剤は、吸収剤であり、好ましくは、さらなる美容上許容し得る賦形剤、たとえば固結防止剤および/または防腐剤および/または担体などと組み合わせる。吸収剤は、毛髪の汚れ、油および/または皮脂を吸収する機能を有する。
吸収剤は、好ましくはデンプン、とりわけトウモロコシデンプン、小麦デンプン、米デンプン、燕麦デンプン、キャッサバデンプン、アミオカデンプン、タピオカデンプンおよびジャガイモデンプン;粘土、とりわけスメクタイト粘土(ヘクトライトなど)およびカオリン;オリザサティバ(米)外皮粉末;およびそれらの混合物から選択される。吸収剤はまた、デンプン誘導体、たとえばジメチルイミダゾリジノン米デンプン、オクテニルコハク酸トウモロコシデンプンおよびオクテニルコハク酸デンプンアルミニウムから選択することもできる。
固結防止剤は、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、リン酸マグネシウム、二酸化ケイ素、酸化マグネシウム、酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、ケイ酸カルシウム、クエン酸カルシウム、オルトリン酸一カルシウム一水和物、ジミリスチン酸アルミニウム、アルミニウムイソステアリン酸塩/ミリスチン酸塩、ミリスチン酸アルミニウム、アルミニウムミリスチン酸塩/パルミチン酸塩、ミリスチン酸カルシウム、ミリスチン酸マグネシウムおよびミリスチン酸亜鉛からなる群から選択することができる。
防腐剤は、ソルビン酸カリウム、亜硫酸ナトリウム、安息香酸ナトリウムおよび安息香酸からなる群から選択することができる。
本発明の好ましい態様において、担体はミリスチン酸イソプロピルである。
本発明の別の好ましい態様において、とりわけ制汗剤および/またはデオドラント剤において、少なくとも1の美容上許容し得る賦形剤は、制汗作用物質および/または防臭作用物質である。
用語「制汗作用物質」は、それ自体で、汗の流れを低減させる効果、および/またはヒトの汗に関連する皮膚上の水分の感覚を低減させる効果、および/またはヒトの汗を部分的または全体的に吸収する効果を有する化合物を意味する。挙げることができる制汗作用物質の中には、アルミニウム塩および/またはジルコニウム塩、例えばアルミニウムクロロハイドレート、アルミ
ニウムクロロハイドレックス(aluminum chlorohydrex)、アルミニウムクロロハイドレックスPEG、アルミニウムクロロハイドレックスPG、アルミニウムジクロロハイドレート、アルミニウムジクロロハイドレックスPEG、アルミニウムジクロロハイドレックスPG、アルミニウムセスキクロロハイドレート、アルミニウムセスキクロロハイドレックスPEG、アルミニウムセスキクロロハイドレックスPG、硫酸アルミニウム、アルミニウムジルコニウムオクタクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムペンタクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムトリクロロハイドレートなどがある。
用語「防臭作用物質」は、細菌によるヒトの汗の変質から生じる不快なにおいをマスキング、吸収、改善、および/または低減することができる任意の物質を指す。
防臭作用物質は、におい微生物(odor microorganisms)に作用する静菌剤または殺菌剤、たとえば2,4,4′-トリクロロ-2′-ヒドロキシジフェニルエーテル、2,4-ジクロロ-2′-ヒドロキシジフェニルエーテル、3′,4′,5′-トリクロロサリチルアニリド、1-(3′,4′-ジクロロフェニル)-3-(4′-クロロフェニル)尿素、または3,7,11-トリメチルドデカ-2,5,10-トリエノール;第4級アンモニウム塩、たとえばセチルトリメチルアンモニウム塩、セチルピリジニウム塩;ポリオール、たとえばグリセロールタイプのポリオール、1,3-プロパンジオール、1,2-デカンジオール、グリセロール誘導体、実例として、カプリル酸/カプリン酸グリセリド、カプリル酸グリセリルまたはカプリン酸グリセリル、カプリン酸ポリグリセリル-2、ビグアニド誘導体、例として、ポリヘキサメチレンビグアニド塩;クロルヘキシジンおよびその塩;4-フェニル-4,4-ジメチル-2-ブタノール;シクロデキストリン;キレート剤、たとえばグルタミン酸二酢酸四ナトリウム、EDTA(エチレンジアミン四酢酸)およびDPTA(1,3-ジアミノプロパン四酢酸)などであってもよい。
亜鉛塩、たとえばサリチル酸亜鉛、フェノールスルホン酸亜鉛、ピロリドンカルボン酸亜鉛(ピドリン酸亜鉛としてより一般的に知られている)、硫酸亜鉛、塩化亜鉛、乳酸亜鉛、グルコン酸亜鉛、リシノール酸亜鉛、グリシン酸亜鉛、炭酸亜鉛、クエン酸亜鉛、塩化亜鉛、ラウリン酸亜鉛、オレイン酸亜鉛、オルトリン酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛、酒石酸亜鉛、酢酸亜鉛、またはそれらの混合物;におい吸収剤、たとえばゼオライト、特に銀を含まない金属ゼオライト、シクロデキストリン、金属酸化物ケイ酸塩;遷移金属で修飾された金属酸化物粒子;アルミノケイ酸塩;キトサンベース粒子;炭酸水素ナトリウム、サリチル酸およびその誘導体(5-n-オクタノイルサリチル酸など);ミョウバン;およびクエン酸トリエチルなども挙げることができる。
エモリエント剤は、ステアリン酸ブチル、ステアリン酸イソセチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピルおよびステアリン酸イソプロピルからなる群から選択することができる。
組成物は、噴霧剤をさらに含むことができる。噴霧剤は、ジメチルエーテル、揮発性炭化水素、たとえばプロパン、n-ブタン、イソブタン、n-ペンタンおよびイソペンタンなど、塩素化および/またはフッ素化炭化水素、およびそれらの混合物からなる群から選択することができる。
好ましい噴霧剤は、以下である:
- A-40:炭化水素の混合物;
- A-46:炭化水素の混合物;
- HFC-152A:1,1- ジフルオロエタン;
- HFC-134A:1,1,1,2-テトラフルオロエタン;
- DME:ジメチルエーテル。
噴霧剤が揮発性炭化水素から選ばれる場合、それは、好ましくはプロパン、n-ブタン、イソブタン、n-ペンタン、イソペンタン、およびそれらの混合物から選ばれる。
二酸化炭素、亜酸化窒素、窒素または圧縮空気も噴霧剤ガスとして使用してもよい。
本発明による組成物に使用される噴霧剤の量は、組成物の総重量に対して40~95 重量%、好ましくは50~90 重量%、より好ましくは60~85 重量%であり得る。
少なくとも1の香料成分は、アルコール、ケトン、エステル、エーテル、アセタート、テルペン炭化水素、含窒素または含硫複素環化合物、精油など様々な有機化合物の異なるクラスに属することができ、これらは天然または合成起源であることができる。これらの香料成分の多くは、S. Arctander, Perfume and Flavor Chemicals, 1994, Montclair, New Jersey, USAなどの参考文献に記載されている。
好ましくは、少なくとも1の香料成分は、通常の標準圧力1013.25 hPaで決定した275 ℃以下の沸点を有し、50 ppb以下の臭気検出閾値を有する。
本発明の具体的な態様において、少なくとも1の香料成分は、以下からなる群から選択される、ACETOPHENONE EXTRA (1-フェニルエタノン); ADOXAL ((2,6,10-トリメチルウンデカ-9-エナール)); AGRUMEX (2-(tert-ブチル)シクロヘキシルアセタート); ALCOHOL C 6 HEXYLIC (ヘキサン-1-オール); ALDEHYDE C 10 DECYLIC (デカナール); ALDEHYDE C 11 MOA (2-メチルデカナール); ALDEHYDE C 11 UNDECYLENIC (ウンデカ-10-エナール); ALDEHYDE C 110 UNDECYLIC (ウンデカナール); ALDEHYDE C 12 LAURIC (ドデカナール); ALDEHYDE C 12 MNA PURE (2-メチルウンデカナール); ALDEHYDE C 6 HEXYLIC FOOD GRADE (ヘキサン-1-アール); ALDEHYDE C 8 OCTYLIC FOOD GRADE (オクタナール); ALDEHYDE C 9 ISONONYLIC (3,5,5-トリメチルヘキサナール); ALDEHYDE C 9 NONYLIC FOOD GRADE (ノナナール); ALDEHYDE ISO C 11 ((E)-ウンデカ-9-エナール); ALLYL AMYL GLYCOLATE (プロパ-2-エニル 2-(3-メチルブトキシ)アセタート); ALLYL CAPROATE (プロパ-2-エニル ヘキサノアート); ALLYL CYCLOHEXYL PROPIONATE (プロパ-2-エニル 3-シクロヘキシルプロパノアート); ALLYL OENANTHATE (プロパ-2-エニル ヘプタノアート);
AMBERKETAL (3,8,8,11a-テトラメチルドデカヒドロ-1H-3,5a-エポキシナフト[2,1-c]オキセピン); AMBRETTOLIDE ((Z)-オキサシクロヘプタデカ-10-エン-2-オン); AMBROFIX ((3aR,5aS,9aS,9bR)-3a,6,6,9a-テトラメチル-2,4,5,5a,7,8,9,9b-オクタヒドロ-1H-ベンゾ[e][1]ベンゾフラン); AMYL BUTYRATE (ペンチルブタノアート); AMYL CINNAMIC ALDEHYDE ((Z)-2-ベンジリデンヘプタナール); AMYL SALICYLATE (ペンチル 2-ヒドロキシベンゾアート); ANETHOLE ((E)-1-メトキシ-4-(プロパ-1-エン-1-イル)ベンゼン); ANISYL ACETATE (4-メトキシベンジルアセタート); APHERMATE (1-(3,3-ジメチルシクロヘキシル)エチル ホルマート); AUBEPINE PARA CRESOL (4-メトキシベンズアルデヒド); AURANTIOL ((E)-メチル 2-((7-ヒドロキシ-3,7-ジメチルオクチリデン)アミノ)ベンゾアート); BENZALDEHYDE (ベンズアルデヒド); BENZYL ACETATE (ベンジルアセタート); BENZYL ACETONE (4-フェニルブタン-2-オン); BENZYL ALCOHOL (フェニルメタノール); BENZYL BENZOATE (ベンジルベンゾアート); BENZYL CINNAMATE (ベンジル3-フェニルプロパ-2-エノアート); BENZYL SALICYLATE (ベンジル2-ヒドロキシベンゾアート);
BICYCLO NONALACTONE (オクタヒドロ-2H-クロメン-2-オン); BORNEOL CRYSTALS ((1S,2S,4S)-1,7,7-トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-オール); BORNYL ACETATE ((2S,4S)-1,7,7-トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イルアセタート); BOURGEONAL (3-(4-(tert-ブチル)フェニル)プロパナール); BUTYL ACETATE (ブチルアセタート); BUTYL CYCLOHEXYL ACETATE PARA (4-(tert-ブチル)シクロヘキシルアセタート); CAMPHOR ((1S,4S)-1,7,7-トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-オン); CARVONE LAEVO ((5R)-2-メチル-5-プロパ-1-エン-2-イルシクロヘキサ-2-エン-1-オン); CEDRYL METHYL ETHER ((1R,6S,8aS)-6-メトキシ-1,4,4,6-テトラメチルオクタヒドロ-1H-5,8a-メタノアズレン); CETONE V ((E)-1-(2,6,6-トリメチルシクロヘキサ-2-エン-1-イル)ヘプタ-1,6-ジエン-3-オン);
CINNAMIC ALCOHOL SYNTHETIC ((E)-3-フェニルプロパ-2-エン-1-オール); CINNAMIC ALDEHYDE ((2E)-3-フェニルプロパ-2-エナール); CINNAMYL ACETATE ((E)-3-フェニルプロパ-2-エン-1-イル アセタート); CIS-3-HEXENOL ((Z)-ヘキサ-3-エン-1-オール); CIS JASMONE ((Z)-3-メチル-2-(ペンタ-2-エン-1-イル)シクロペンタ-2-エノン); CITRAL ((E)-3,7-ジメチルオクタ-2,6-ジエナール); CITRONELLAL (3,7-ジメチルオクタ-6-エナール); CITRONELLOL (3,7-ジメチルオクタ-6-エン-1-オール); CITRONELLYL ACETATE (3,7-ジメチルオクタ-6-エン-1-イルアセタート); CITRONELLYL FORMATE (3,7-ジメチルオクタ-6-エン-1-イルホルマート); CITRONELLYL NITRILE (3,7-ジメチルオクタ-6-エンニトリル); CLONAL (ドデカンニトリル); CORANOL (4-シクロヘキシル-2-メチルブタン-2-オール); CORYLONE DRIED (2-ヒドロキシ-3-メチルシクロペンタ-2-エノン); COSMONE ((Z)-3-メチルシクロテトラデカ-5-エノン); COUMARIN PURE CRYSTALS (2H-クロメン-2-オン);
CRESYL METHYL ETHER PARA (1-メトキシ-4-メチルベンゼン); CUMIN NITRILE (4-イソプロピルベンゾニトリル); CYCLAMEN ALDEHYDE EXTRA (3-(4-イソプロピルフェニル)-2-メチルプロパナール); DAMASCENONE ((E)-1-(2,6,6-トリメチルシクロヘキサ-1,3-ジエン-1-イル)ブタ-2-エン-1-オン); DAMASCONE ALPHA ((E)-1-(2,6,6-トリメチルシクロヘキサ-2-エン-1-イル)ブタ-2-エン-1-オン); DECALACTONE GAMMA (5-ヘキシルオキソラン-2-オン); DECENAL-4-TRANS ((E)-デカ-4-エナール); DIHYDRO ANETHOLE (1-メトキシ-4-プロピルベンゼン); DIHYDRO MYRCENOL (2,6-ジメチルオクタ-7-エン-2-オール); DIMETHYL BENZYL CARBINYL ACETATE (2-メチル-1-フェニルプロパン-2-イルアセタート); DIMETHYL BENZYL CARBINYL BUTYRATE (2-メチル-1-フェニルプロパン-2-イルブタノアート); DIMETOL (2,6-ジメチルヘプタン-2-オール); DIPHENYL OXIDE (オキシジベンゼン); DODECENAL ((E)-ドデカ-2-エナール); EBANOL ((E)-3-メチル-5-(2,2,3-トリメチルシクロペンタ-3-エン-1-イル)ペンタ-4-エン-2-オール);
ESTERLY (エチルシクロヘキシルカルボキシラート); ETHYL ACETATE (エチルアセタート); ETHYL ACETOACETATE (エチル3-オキソブタノアート); ETHYL CINNAMATE (エチル3-フェニルプロパ-2-エノアート); ETHYL HEXANOATE (エチルヘキサノアート); ETHYL LINALOOL ((E)-3,7-ジメチルノナ-1,6-ジエン-3-オール); ETHYL MALTOL (2-エチル-3-ヒドロキシ-4H-ピラン-4-オン); ETHYL METHYL-2-BUTYRATE (エチル 2-メチルブタノアート); ETHYL OENANTHATE (エチルヘプタノアート); ETHYL VANILLIN (3-エトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド); ETHYLENE BRASSYLATE (1,4-ジオキサシクロヘプタデカン-5,17-ジオン); EUCALYPTOL NATURAL ((1s,4s)-1,3,3-トリメチル-2-オキサビシクロ[2.2.2]オクタン); EUGENOL (4-アリル-2-メトキシフェノール); EVERNYL (メチル2,4-ジヒドロキシ-3,6-ジメチルベンゾアート); FENCHYL ALCOHOL ((1S,2R,4R)-1,3,3-トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-オール);
FENNALDEHYDE (3-(4-メトキシフェニル)-2-メチルプロパナール); FLORHYDRAL (3-(3-イソプロピルフェニル)ブタナール); FLOROSA HC (テトラヒドロ-4-メチル-2-(2-メチルプロピル)-2H-ピラン-4-オール); FRESKOMENTHE (2-(sec-ブチル)シクロヘキサノン); FRUTONILE (2-メチルデカンニトリル); GALBANONE PURE (1-(5,5-ジメチルシクロヘキサ-1-エン-1-イル)ペンタ-4-エン-1-オン); GERANIOL ((E)-3,7-ジメチルオクタ-2,6-ジエン-1-オール); GERANYL ACETATE ((E)-3,7-ジメチルオクタ-2,6-ジエン-1-イルアセタート); GERANYL ACETONE ((E)-6,10-ジメチルウンデカ-5,9-ジエン-2-オン); HABANOLIDE ((E)-オキサシクロヘキサデカ-12-エン-2-オン); HEDIONE (メチル3-オキソ-2-ペンチルシクロペンタンアセタート); HELIOTROPINE CRYSTALS (ベンゾ[d][1,3]ジオキソール-5-カルバルデヒド);
HEXENAL-2-TRANS ((E)-ヘキサ-2-エナール); HEXENOL-3-CIS ((Z)-ヘキサ-3-エン-1-オール); HEXENYL-3-CIS ACETATE ((Z)-ヘキサ-3-エン-1-イルアセタート); HEXENYL-3-CIS ISOBUTYRATE ((Z)-ヘキサ-3-エン-1-イル2-メチルプロパノアート); HEXENYL-3-CIS SALICYLATE ((Z)-ヘキサ-3-エン-1-イル2-ヒドロキシベンゾアート); HEXYL ACETATE (ヘキシルアセタート); HEXYL CINNAMIC ALDEHYDE ((E)-2-ベンジリデンオクタナール); HEXYL ISOBUTYRATE (ヘキシル2-メチルプロパノアート); HEXYL SALICYLATE (ヘキシル2-ヒドロキシベンゾアート); HYDROXYCITRONELLAL (7-ヒドロキシ-3,7-ジメチルオクタナール); INDOLE PURE (1H-インドール); IONONE BETA ((E)-4-(2,6,6-トリメチルシクロヘキサ-1-エン-1-イル)ブタ-3-エン-2-オン); IRISONE ALPHA ((E)-4-(2,6,6-トリメチルシクロヘキサ-2-エン-1-イル)ブタ-3-エン-2-オン);
ISOAMYL ACETATE EXTRA (3-メチルブチル アセタート); ISOEUGENOL ((E)-2-メトキシ-4-(プロパ-1-エン-1-イル)フェノール); ISOMENTHONE DL (2-イソプロピル-5-メチルシクロヘキサノン); ISOPROPYL METHYL-2-BUTYRATE (イソプロピル 2-メチルブタノアート); ISORALDEINE ((E)-3-メチル-4-(2,6,6-トリメチルシクロヘキサ-2-エン-1-イル)ブタ-3-エン-2-オン); JASMONE CIS ((Z)-3-メチル-2-(ペンタ-2-エン-1-イル)シクロペンタ-2-エノン); JASMONYL (3-ブチル-5-メチルテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イルアセタート); JASMOPYRANE FORTE (3-ペンチルテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イルアセタート); LIFFAROME ((Z)-ヘキサ-3-エン-1-イルメチルカルボナート); LILIAL (3-(4-(tert-ブチル)フェニル)-2-メチルプロパナール);
LIMONENE, LIMONENE、またはLAEVO、LIMONENE DEXTRO (1-メチル-4-プロパ-1-エン-2-イル-シクロヘキセン); LINALOOL OXIDE (2-(5-メチル-5-ビニルテトラヒドロフラン-2-イル)プロパン-2-オール); LINALOOL (3,7-ジメチルオクタ-1,6-ジエン-3-オール); LINALYL ACETATE (3,7-ジメチルオクタ-1,6-ジエン-3-イル アセタート); MAHONIAL ((4E)-9-ヒドロキシ-5,9-ジメチル-4-デセナール); MALTOL (3-ヒドロキシ-2-メチル-4H-ピラン-4-オン); MANZANATE (エチル2-メチルペンタノアート); MAYOL ((4-イソプロピルシクロヘキシル)メタノール); MEFROSOL (3-メチル-5-フェニルペンタン-1-オール); MELONAL (2,6-ジメチルヘプタ-5-エナール); MENTHOL, MENTHOL LAEVO、またはMENTHOL RACEMIC (2-イソプロピル-5-メチルシクロヘキサノール); MENTHONE, ISOMENTHONE, MENTHONE LAEVO、またはMENTHONE RACEMIC (2-イソプロピル-5-メチルシクロヘキサノン);
METHYL ANTHRANILATE EXTRA (メチル 2-アミノベンゾアート); METHYL BENZOATE (メチル ベンゾアート); METHYL CINNAMATE (メチル 3-フェニルプロパ-2-エノアート); METHYL DIANTILIS (2-エトキシ-4-(メトキシメチル)フェノール); METHYL DIHYDRO ISOJASMONATE (メチル 2-ヘキシル-3-オキソシクロペンタン-1-カルボキシラート); METHYL HEPTENONE (6-メチルヘプタ-5-エン-2-オン); METHYL LAITONE (8-メチル-1-オキサスピロ[4.5]デカン-2-オン); METHYL OCTYNE CARBONATE (メチルノナ-2-イノアート); METHYL SALICYLATE (メチル 2-ヒドロキシベンゾアート); MUSCENONE ((Z)-3-メチルシクロペンタデカ-5-エノン); MYRALDENE (4-(4-メチルペンタ-3-エン-1-イル)シクロヘキサ-3-エンカルバルデヒド); MYRCENE (7-メチル-3-メチレンオクタ-1,6-ジエン); MYSTIKAL (2-メチルウンデカン酸);
NECTARYL (2-(2-(4-メチルシクロヘキサ-3-エン-1-イル)プロピル)シクロペンタノン); NEOFOLIONE ((E)-メチル ノナ-2-エノアート); NEROLEX ((2Z)-3,7-ジメチルオクタ-2,6-ジエン-1-オール); NEROLIDOL ((E)-3,7,11-トリメチルドデカ-1,6,10-トリエン-3-オール); NEROLINE CRYSTALS (2-エトキシナフタレン); NERYL ACETATE HC ((Z)-3,7-ジメチルオクタ-2,6-ジエン-1-イル アセタート); NIRVANOLIDE ((E)-13-メチルオキサシクロペンタデカ-10-エン-2-オン); NONADIENAL ((2E,6Z)-ノナ-2,6-ジエナール); NONADIENOL-2,6 ((2Z,6E)-2,6-ノナジエン-1-オール); NONALACTONE GAMMA (5-ペンチルオキソラン-2-オン); NONENAL-6-CIS ((Z)-ノナ-6-エナール); NONENOL-6-CIS ((Z)-ノナ-6-エン-1-オール); NOPYL ACETATE (2-(6,6-ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ-2-エン-2-イル)エチル アセタート); NYMPHEAL (3-(4-(2-メチルプロピル)-2-メチルフェニル)プロパナール); OCTANONE-2 (オクタン-2-オン);
ORANGER CRYSTALS (1-(2-ナフタレニル)-エタノン); PANDANOL ((2-メトキシエチル)ベンゼン); PEACH PURE (5-ヘプチルジヒドロフラン-2(3H)-オン); PELARGOL (3,7-ジメチルオクタン-1-オール); PHARAONE (2-シクロヘキシルヘプタ-1,6-ジエン-3-オン); PHENOXY ETHYL ISOBUTYRATE (2-(フェノキシ)エチル 2-メチルプロパノアート); PHENYL ACETALDEHYDE (2-フェニル-エタナール); PHENYL ETHYL ACETATE (2-フェニルエチルアセタート); PHENYL ETHYL ALCOHOL (2-フェニルエタノール); PHENYL ETHYL ISOBUTYRATE (2-フェニルエチル2-メチルプロパノアート); PHENYL ETHYL PHENYL ACETATE (2-フェニルエチル2-フェニルアセタート); PHENYL PROPYL ALCOHOL (3-フェニルプロパン-1-オール); PINENE BETA (6,6-ジメチル-2-メチレンビシクロ[3.1.1]ヘプタン); PINOACETALDEHYDE (3-(6,6-ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ-2-エン-2-イル)プロパナール); POMAROSE ((2E,5E)-5,6,7-トリメチルオクタ-2,5-ジエン-4-オン); PRECYCLEMONE B (1-メチル-4-(4-メチルペンタ-3-エン-1-イル)シクロヘキサ-3-エンカルバルデヒド);
PRENYL ACETATE (3-メチルブタ-2-エン-1-イル アセタート); RASPBERRY KETONE (4-(4-ヒドロキシフェニル)ブタン-2-オン); ROSE OXIDE (4-メチル-2-(2-メチルプロパ-1-エン-1-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン); ROSYRANE SUPER (4-メチル-2-フェニル-3,6-ジヒドロ-2H-ピラン); SANDALORE EXTRA (3-メチル-5-(2,2,3-トリメチルシクロペンタ-3-エン-1-イル)ペンタン-2-オール); SCENTAURUS CLEAN (エチル(Z)-2-アセチル-4-メチルトリデカ-2-エノアート); SCENTAURUS JUICY (4-(ドデシルチオ)-4-メチルペンタン-2-オン); SILVANONE SUPRA (シクロペンタデカノン、ヘキサデカノリド); STYRALLYL ACETATE (1-フェニルエチル アセタート); SUPER MUGUET ((E)-6-エチル-3-メチルオクタ-6-エン-1-オール); SYLKOLIDE ((E)-2-((3,5-ジメチルヘキサ-3-エン-2-イル)オキシ)-2-メチルプロピル シクロプロパンカルボキシラート);
TERPINENE GAMMA (1-メチル-4-プロパン-2-イルシクロヘキサ-1,4-ジエン); TERPINEOL ALPHA (2-(4-メチル-1-シクロヘキサ-3-エニル)プロパン-2-オール); TERPINEOL PURE (2-(4-メチルシクロヘキサ-3-エン-1-イル)プロパン-2-オール); TERPINOLENE (1-メチル-4-(プロパン-2-イリデン)シクロヘキサ-1-エン); TERPINYL ACETATE (2-(4-メチル-1-シクロヘキサ-3-エニル)プロパン-2-イルアセタート); TETRAHYDRO LINALOOL (3,7-ジメチルオクタン-3-オール); THIBETOLIDE (オキサシクロヘキサデカン-2-オン); THYMOL (2-イソプロピル-5-メチルフェノール); TOSCANOL (1-(シクロプロピルメチル)-4-メトキシベンゼン); TRIDECENE-2-NITRILE ((E)-トリデカ-2-エンニトリル); TRIFERNAL (3-フェニルブタナール); TROPIONAL (3-(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール-5-イル)-2-メチルプロパナール); METHYL NONYL KETONE (ウンデカン-2-オン); UNDECATRIENE ((3E,5Z)-ウンデカ-1,3,5-トリエン); UNDECAVERTOL ((E)-4-メチルデカ-3-エン-5-オール); VANILLIN (4-ヒドロキシ-3-メトキシベンズアルデヒド); VELVIONE ((Z)-シクロヘキサデカ-5-エノン); VIOLET NITRILE ((2E,6Z)-ノナ-2,6-ジエンニトリル); およびYARA YARA (2-メトキシナフタレン)。
上述の成分はすべて、特に、親油性、分子サイズおよびマトリックス材料に対する反応性などの物理的および化学的特性に関して、水溶性マトリックスへの封入に好適であることが確認されている。さらにまた、これらの成分は、とりわけ生分解に関して、高い生態学的基準を満たす。
好ましい態様においては、カプセル化された香料配合物の量、すなわち水溶性マトリックスおよびマトリックス材料に封入された少なくとも1の香料成分の量は、組成物の総重量に対して0.01~5.0 重量%、好ましくは0.05~2.0 重量%、より好ましくは0.1~1.0 重量%である。
水溶性マトリックスに封入される少なくとも1の香料成分に加えて、本発明による組成物は、遊離の香油を含むこともできる。本発明による組成物中の遊離の香油の量は、組成物の総重量に対して0.01~2.0 重量%、好ましくは0.02~1.0 重量%、より好ましくは0.05~0.5 重量%であり得る。
上述の香料成分に加えて、本発明による組成物はまた、悪臭防止剤を含むことができる。悪臭防止剤は、以下のクラスから選択することができる:
- 悪臭を打ち消すように設計された香料組成物;
- 反応性香料成分(α-β-不飽和カルボニル化合物など、例としてジアルキルフマレートまたはダマスコン);
- その他の化学系(アルキレンカーボネート、リシノール酸亜鉛、ポリイタコン酸亜鉛、酸化亜鉛、システインまたはイミンなど);
- 吸着剤(ゼオライト、活性炭、酸化アルミニウムまたはシリカゲルなど);
- ホスト-ゲスト化合物(シクロデキストリンなど)。
本発明のさらに好ましい態様において、組成物中の少なくとも1の美容上許容し得る賦形剤の量は、組成物の総重量に対して、0.1~99.9 重量%、好ましくは0.5~80 重量%、より好ましくは1~40 重量%、さらに好ましくは2~30 重量%、さらにさらに好ましくは5~25 重量%である。
本発明の第2の側面は、本明細書中に上に記載のとおりの組成物を含む消費者製品に言及する。本明細書の文脈において、用語「消費者製品」は、販売される形態で使用または消費されることが意図され、その後の製造または改変が意図されていない、任意の製造された製品を意味する。
限定するものではないが、本発明による消費者製品は、化粧用製品であってよく、また、皮膚、唇、爪、睫毛、眉毛、毛髪または頭皮の手入れ用および/または衛生用および/またはメークアップ用の化粧品配合物;皮膚科に関する製品;フレグランス製品;医薬製品;獣医学的用途用製品、特に動物の衛生用および/または手入れ用製品も包含する。
本発明の好ましい態様において、消費者製品は、ドライシャンプー、ヘアスタイリング製品、デオドラント剤および制汗剤からなる群から選択される。
消費者製品は、スプレー、とりわけエアゾールスプレーの形態とすることができる。消費者製品は、ドライシャンプースプレー(とりわけヒト用またはペット用、例として、犬または猫用のドライシャンプースプレー)、ヘアスプレー、スタイリングスプレー、デオドラントスプレー、制汗スプレーおよび猫砂リフレッシュスプレーからなる群から選択することができる。
消費者製品がエアゾールスプレーの形態である場合、組成物中の少なくとも1の美容上許容し得る賦形剤の量は、組成物の総重量に対して、1~40 重量%、好ましくは2~30 重量%、より好ましくは5~25 重量%とすることができる。
本発明の第3の側面は、ケラチン表面、とりわけ毛髪、好ましくは頭皮の毛髪を処置するための方法に関する。方法は、ケラチン表面に、とりわけ本明細書に上で記載したとおりの消費者製品において、本明細書で上に記載したとおりの組成物を適用するステップを含む。好ましくは、本方法は、すすぎステップを含まない。
本発明のさらなる利点および具体的な特色は、以下のいくつかの例の記載から明らかになる。
例1:水溶性マトリックスへの香料の封入
香油は、以下のとおりに水溶性マトリックスに封入することができる:
水道水(50.0 g)をステンレスビーカーに量り入れる。続いて、オクテニルコハク酸デンプンナトリウムE1450(20.0 g)、加工デンプンHi-Cap 100(3.0 g)およびマルトデキストリンGlucidex IT-19(6.0 g)を同じビーカーに量り入れる。得られた混合物をまずステンレス棒で手動で攪拌し、次いでIKA T25 Ultra-Turrax Homogenizerを用いて13,500 rpmで均質化し、均一な溶液を得る。この得られた混合物に香油(20.0 g)を加える。次いで、同じホモジナイザーを用いて22,000~24,000 rpmで20~30分間高剪断混合を行い、エマルションを生成する。液滴サイズは動的光散乱法により0.5~2 μmの間に制御される。
このエマルションを、LabPlant SD-06 スプレードライヤーを使用して噴霧乾燥する。噴霧乾燥プロセスのパラメータは以下の通り:
- 入口温度:190 ℃
- 出口温度:90 ℃
- ペリスタポンプスピード:485 mL/h
- 空気流量 3.7 m/s
得られた噴霧乾燥粉末は、典型的には400g/lの流動密度を有する。粒子の数平均直径(加重平均[数値])は5μmであり、体積平均直径(D[4;3][体積])は40μmである。
粉末を密閉混合容器中で二酸化ケイ素Aerosil 200(1.0 g)と混合する。
例2:水溶性マトリックスへの香料の封入
代替的に、以下のとおりに水溶性マトリックスに香油を封入することもできる:
水道水(55.0 g)をステンレスビーカーに量り入れる。続いて、オクテニルコハク酸デンプンナトリウムE1450(18.7 g)、加工デンプンHi-Cap 100(2.2 g)、マルトデキストリンGlucidex IT-19(5.3 g)およびタマリンドカーネルパウダー(0.5 g)を同じビーカーに量り入れる。得られた混合物をまずステンレス棒で手動で攪拌し、次いでIKA T25 Ultra-Turrax Homogenizerを用いて13,500 rpmで均質化し、均一な溶液を得る。この得られた混合物に香油(17.8 g)を加える。その後、同じホモジナイザーを用いて22,000~24,000 rpmで20~30分間高剪断混合を行い、エマルションを生成する。液滴サイズは動的光散乱法により0.5~2 μmの間に制御される。
このエマルションを、LabPlant SD-06 スプレードライヤーで噴霧乾燥する。噴霧乾燥プロセスのパラメータは以下の通り:
- 入口温度 190 ℃
- 出口温度:90 ℃
- ペリスタポンプスピード:485 mL/h
- 空気流量 3.7 m/s
得られた噴霧乾燥粉末は、通常400 g/lの流動密度を有する。粒子の数平均直径(加重平均[数値])は5 μm、体積平均直径(D[4;3][体積])は40 μmである。
粉末を密閉混合容器中で二酸化ケイ素Aerosil 200(0.5 g)と混合する。
例3:水溶性マトリックスへの香料の封入
さらなる代替手段として、以下のとおりに香油を水溶性マトリックスに封入することができる:
水道水(45.0 g)をステンレスビーカーに量り入れる。続いて、オクテニルコハク酸デンプンナトリウムE1450(21.9 g)、マンニトール60(5.5 g)およびタマリンドカーネルパウダー(0.5 g)を同じビーカーに量り入れる。得られた混合物をまずステンレス棒で手動で攪拌し、次にIKA T25 Ultra-Turrax Homogenizerを用いて13,500 rpmで均質化し、均一な溶液を得る。得られた混合物に香油(27.3 g)を加える。その後、同じホモジナイザーを用いて22,000~24,000 rpmで20~30分間高剪断混合を行い、エマルションを生成する。液滴サイズは動的光散乱法により0.5~2 μmに制御される。
エマルションを、LabPlant SD-06 スプレードライヤーで噴霧乾燥する。噴霧乾燥プロセスのパラメータは以下の通り:
- 入口温度 190 ℃
- 出口温度:90 ℃
- ペリスタポンプスピード:485 mL/h
- 空気流量 3.7 m/s
得られた噴霧乾燥粉末は、典型的には400 g/lの流動密度を有する。粒子の数平均直径(加重算術平均[数値])は5 μmであり、体積平均直径(D[4;3][体積])は40 μmである。
粉末を密閉混合容器中で二酸化ケイ素Aerosil 200(0.5 g)と混合する。
例4:本発明によるドライシャンプーの調製
本発明によるドライシャンプーを含有するエアゾールスプレーを以下のとおりに調製した:
ドライシャンプー用途に好適なブランクの市販のエアゾール缶を、風袋重量天秤に置いた。噴霧剤を除くドライシャンプー組成物の全成分を、以下の表1~表3に特定されるとおりに、エアゾール缶に加えた。各添加後、均質性を確実にするために、缶を円運動でわずかに旋回させて混合した。すべての成分を添加した後、マウンティングカップ/バルブを缶の最上部に置き、適切な機器を使用して、バルブの仕様に従って堅く圧着した。次いで、缶をエアロゾル化するために設計された、安心および安全な場所で、缶に噴霧剤を充填した。充填された缶を水浴に入れ、適切な圧着と漏れがないことを確認した。この品質チェック後、マウンティングカップにアクチュエーターバルブを取り付けた。エアロゾル缶を試験前に室温で2週間保管した。
例5:ドライシャンプーの嗅覚評価
嗅覚評価は、吸い取り紙(blotter)(7.6 cm×12.7 cm)の上で行った。
ドライシャンプーの缶は、適切な吐出を確保するために、試験前によく振り、準備した。ブロッターにスプレーする際、缶はそれらから約15 cm離して保持した。均一性を確保するために、各吸い取り紙にスプレーする前と後に缶の重量を量った。平均分注量は1.3 gであった。
吸い取り紙にそれぞれのエアロゾル試料をスプレーした後、均一性を確保するために重量を測定し、次いでベンチトップに置いて乾燥させた。平均付着量は0.2 gであった。吸い取り紙はそれぞれ8時間または24時間エージングした。
訓練を受けていない5人のパネリストは、活性化前に吸い取り紙の臭いを嗅ぎ、0~10点で採点するよう求められた。0が最も弱い匂い、10が最も強い匂いである。
次いで、パネリストは、両手で吸い取り紙を保持し、ブロッターを半分に折り、ブロッターの2つ折りの面を前後に5回こすることで、この技術を活性化させるよう求められた。再び0~10点(0が最も弱い匂い、10が最も強い匂い)の点数がつけられた。
結果を表4にまとめた。
表4および5から明らかなように、遊離の香油を含有するドライシャンプー(比較例4a~4c)は、8時間および24時間のエージング後、摩擦活性化時に増加した嗅覚強度を示さない。対照的に、水溶性マトリックス中に香油を封入した本発明による製品(例4e、4f、4hおよび4i)は、8時間および24時間のエージング後、良好な活性化後の強度を示す。例4d-4fと4g-4iとの間のそれぞれの比較は、この良好な摩擦活性化は、組成物の全重量に対して20重量%という高いエタノール含有量でも達成されることを示している。このことは、これらの組成物中の香油の封入が、このように高いエタノール濃度であっても、驚くほど安定で漏出しにくいことを示している。さらにまた、例3(例4g~4i)による香料配合物は、例1(実施例4d~4f)による香料配合物よりも性能が良いという傾向がある。

Claims (16)

  1. ケラチン表面、とりわけ毛髪を処置するための無水組成物であって、組成物が、以下:
    - 少なくとも1の美容上許容し得る賦形剤;
    - 水溶性マトリックスに封入されている少なくとも1の香料成分;
    - アルコール、
    を含み、組成物中のアルコールの量が、組成物の総重量に対して1~30 重量%、好ましくは2~20 重量%、より好ましくは3~10 重量%である、
    前記組成物。
  2. アルコールが、エタノール、イソプロパノール、エチレングリコール、プロピレングリコールおよびグリセロールからなる群、好ましくはエタノールおよびイソプロパノール、さらに好ましくはエタノールから選択される、請求項1に記載の組成物。
  3. 水溶性マトリックスが、デンプン、とりわけ水溶性加工デンプン、マルトデキストリン、マンニトール、キトサン、アラビアゴム、アルギナート、セルロース、ペクチン、ゼラチン、ポリビニルアルコールおよびそれらの混合物からなる群から選択される少なくとも1の材料を含む、請求項1または2に記載の組成物。
  4. 水溶性加工デンプンが、漂白デンプン、ヒドロキシプロピルデンプン、ヒドロキシプロピル化リン酸架橋デンプン、ヒドロキシプロピルグリセロール架橋デンプン、アセチル化リン酸架橋デンプン、無水酢酸でエステル化された酢酸デンプン、酢酸ビニルでエステル化された酢酸デンプン、アセチル化アジピン酸架橋デンプン、アセチル化グリセロール架橋デンプン、デンプンオクテニルコハク酸ナトリウムおよびそれらの混合物から選択される、請求項3に記載の組成物。
  5. 水溶性マトリックスが、追加的に、マルトデキストリン、マンニトールおよびそれらの混合物からなる群から選択される化合物を含む、請求項4に記載の組成物。
  6. 水溶性マトリックスが、追加的に、ヘミセルロース、とりわけキシログルカン、好ましくはタマリンド種子から得られるキシログルカンを含む、請求項4または5に記載の組成物。
  7. 水溶性マトリックスが粒子形態である、請求項1~6のいずれか一項に記載の組成物。
  8. 水溶性マトリックスが、300~600 g/l、好ましくは325~500 g/l、より好ましくは350~450 g/lの流動密度を有する、請求項7に記載の組成物。
  9. 組成物が、組成物の総重量に対して5 重量%未満、好ましくは2 重量%未満、より好ましくは1 重量%未満、さらにより好ましくは0.5 重量%未満、さらに一層好ましくは0.1 重量%未満である、請求項1~8のいずれか一項に記載の組成物。
  10. 少なくとも1の美容上許容し得る賦形剤が、防腐剤、酸化防止剤、キレート剤、日焼け止め剤、ビタミン、染料、ヘアカラー剤、タンパク質、アミノ酸、植物抽出物、保湿剤、油、エモリエント剤、潤滑剤、バター、浸透剤、増粘剤、粘度改変剤、ポリマー、樹脂、毛髪固定剤、皮膜形成剤、界面活性剤、洗浄剤、乳化剤、不透明化剤、揮発剤、液体ビヒクル、担体、塩、pH調整剤、中和剤、緩衝剤、ヘアコンディショニング剤、帯電防止剤、抗縮毛剤、抗フケ剤、ヘアウェーブ剤、縮毛矯正剤、リラクサー、吸収剤、デオドラント剤、制汗剤、固結防止剤、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項1~9のいずれか一項に記載の組成物。
  11. 組成物がさらに噴霧剤を含む、請求項1~10のいずれか一項に記載の組成物。
  12. 請求項1~11のいずれか一項に記載の組成物を含む、消費者製品。
  13. 消費者製品が、スプレー、とりわけエアゾールスプレーの形態である、請求項12に記載の消費者製品。
  14. 消費者製品が、ドライシャンプースプレー、ヘアスプレー、スタイリングスプレー、デオドラントスプレー、制汗スプレーおよび猫砂リフレッシュスプレーからなる群から選択される、請求項13に記載の消費者製品。
  15. ケラチン表面、とりわけ毛髪、好ましくは頭皮の毛髪を処置するための方法であって、ケラチン表面に、請求項1~11のいずれか一項に記載の組成物を、とりわけ請求項12~14のいずれか一項に記載の消費者製品において、適用するステップを含む、前記方法。
  16. すすぎステップを含まない、請求項15に記載の方法。
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