JP2024512430A - アンテナ切り換えおよびキャリア切り換えのための探測参照信号構成 - Google Patents

アンテナ切り換えおよびキャリア切り換えのための探測参照信号構成 Download PDF

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Abstract

アンテナ切り換えおよび/またはキャリア切り換えのためのSRS構成のためのシステム、装置、方法、およびコンピュータ可読媒体が提供される。説明される技法は、マルチTRPおよび/または単一TRP通信において使用されうる。また、アンテナ切り換えを伴うSRSのためのビーム構成のための技法が記載される。たとえば、実施形態は、アンテナ切り換え手順中に受信されるビーム変更信号伝達を考慮して、SRSアンテナ切り換えのためのビーム構成/更新のための技法を提供する。他の実施形態も記載され、請求されることがある。

Description

関連出願への相互参照。
本願は、2021年3月16日に出願された国際特許出願第PCT/CN2021/081066号;2021年4月5日に出願された国際特許出願第PCT/CN2021/085522号;2021年4月6日に出願された国際特許出願第PCT/CN2021/085573号;2021年4月19日に出願された国際特許出願第PCT/CN2021/088007号;2021年10月13日に出願された国際特許出願第PCT/CN2021/123518号;および2021年10月18日に出願された国際特許出願第PCT/CN2021/124305号の優先権を主張するものである。
分野
さまざまな実施形態は、概して、ワイヤレス通信の分野に関しうる。たとえば、いくつかの実施形態は、アンテナ切り換えおよび/またはキャリア切り換えのための探測参照信号構成に関しうる。
3GPP(登録商標)ニューラジオ(NR)リリース(Rel)-15仕様では、種々のタイプの探測参照信号(sounding reference signal、SRS)資源集合がサポートされる。SRS資源集合は、「beamManagement」〔ビーム管理〕、「codebook」〔コードブック〕、「nonCodebook」〔非コードブック〕または「antennaSwitching」〔アンテナ切り換え〕に設定できる「usage」〔用途〕のパラメータをもって構成される。「beamManagement」のために構成されたSRS資源集合は、SRSを使用するビーム獲得および上りリンク・ビーム指示のために使用される。「codebook」および「nonCodebook」のために構成されたSRS資源集合は、送信前置符号化行列インデックス(transmission precoding matrix index、TPMI)による明示的指示またはSRS資源インデックス(SRS resource index、SRI)による暗黙的指示を用いてUL前置符号化〔プレコーディング〕を決定するために使用される。最後に、「antennaSwitching」のために構成されたSRS資源集合は、時間領域複信(time domain duplexing、TDD)システムにおけるチャネルの相反性を活用することによって、ユーザー機器(UE)におけるSRS測定を使用して下りリンク(DL)チャネル状態情報(channel state information、CSI)を取得するために使用される。SRS送信については、時間領域挙動は、周期的、半永続的、または非周期的でありうる。現在、1つのUEに構成されることができるSRS資源集合の最大数は、16である(maxNrofSRS-ResourceSets INTEGER::=16)。
実施形態は、添付の図面との関連で以下の詳細な説明によって容易に理解されるであろう。この説明を容易にするために、同様の参照番号は同様の構造要素を示す。実施形態は、添付の図面の図において、限定としてではなく例として示される。
さまざまな実施形態による、SRS資源集合構成のための無線資源制御(RRC)メッセージの一例を示す。 さまざまな実施形態による、送受信ポイント(TRP)間のアンテナ切り換えのために必要とされるRRC再構成の一例を示す。 さまざまな実施形態による、SRSキャリア切り換えのために必要とされるRRC再構成の一例を示す。 さまざまな実施形態による、マルチTRP動作におけるアンテナ切り換えのための二重化されたSRS資源集合の一例を示す。 さまざまな実施形態による、マルチTRP動作におけるアンテナ切り換えのための周期的SRS構成の一例を示す。 さまざまな実施形態による、マルチTRP動作におけるアンテナ切り換えのための周期的SRS構成の一例を示す。 さまざまな実施形態による、マルチTRP動作におけるアンテナ切り換えのための、下りリンク制御情報(DCI)で指示される電力制御パラメータの一例を示す。 さまざまな実施形態による、アンテナ切り換えのための、トリガーされた非周期的SRS資源集合の間で受信されるビーム変更信号伝達を示す。 SRS資源集合IDと経路損失参照信号(RS)IDとの間の1対1マッピングを有する媒体アクセス制御要素(MAC CE)の一例を示す。 さまざまな実施形態による、SRS経路損失RS更新のための向上MAC CEの別の例を示す。 さまざまな実施形態による、複数のSRS資源集合についての空間関係を更新するためのMAC-CEの一例を示す。 さまざまな実施形態による、異なるTRPに向けた逐次的SRS送信の一例を示す。 さまざまな実施形態による、異なるTRPに向けたインターレースされたSRS送信の一例を示す。 さまざまな実施形態による、アンテナ切り換えのための進行中のSRS送信中に新しいビームの指示がない例を示す。 さまざまな実施形態によるネットワークを示す。 さまざまな実施形態によるワイヤレス・ネットワークを概略的に示す。 機械可読媒体またはコンピュータ可読媒体(たとえば、非一時的な機械可読記憶媒体)から命令を読み取り、本明細書で論じられる方法のうちの任意の一つまたは複数を実行することができる、いくつかの例示的実施形態による構成要素を示すブロック図である。 本明細書で論じられるさまざまな実施形態を実施するための例示的な手順を示す。 本明細書で論じられるさまざまな実施形態を実施するための例示的な手順を示す。 本明細書で論じられるさまざまな実施形態を実施するための例示的な手順を示す。
以下の詳細な説明は、添付の図面を参照する。同じまたは同様の要素を識別するために、同じ参照番号が異なる図面において使用されうる。以下の説明では、限定ではなく説明を目的として、さまざまな実施形態のさまざまな側面の十全な理解を提供するために、特定の構造、アーキテクチャー、インターフェース、技法などの個別的な詳細が記載される。しかしながら、本開示の恩恵を有する当業者は、さまざまな実施形態のさまざまな側面が、これらの個別的な詳細から逸脱する他の例において実施されうることが明白であろう。ある種の事例では、不要な詳細によってさまざまな実施形態の説明を埋没させないように、周知のデバイス、回路、および方法の説明は省略される。本明細書の目的のために、句「AまたはB」は、(A)、(B)、または(AおよびB)を意味する。
本明細書のさまざまな実施形態は、アンテナ切り換えおよび/またはキャリア切り換えのためのSRS構成のための技法を提供する。実施形態は、マルチTRPおよび/または単一TRP通信において使用されうる。いくつかの実施形態は、追加的または代替的に、アンテナ切り換えを伴うSRSのためのビーム構成のための技法を提供しうる。たとえば、実施形態は、アンテナ切り換え手順中に受信されるビーム変更信号伝達を考慮して、SRSアンテナ切り換えのためのビーム構成/更新のための技法を提供する。
図1は、SRS資源集合についてのRRC構成を示す。SRS資源集合が「aperiodic〔非周期的〕」として構成される場合、SRS資源集合は、トリガー状態(単数または複数)(aperiodicSRS-ResourceTrigger、aperiodicSRS-ResourceTriggerList)の構成も含む。トリガー状態は、どのDCIコードポイントが対応するSRS資源集合送信をトリガーするかを定義する。
SRS資源集合のためのRRC構成では、以下のような電力制御のために適用されるパラメータがある:
・alpha。これは、経路損失補償因子である、SRS電力制御のために使用されるアルファ値を示す。
・p0。これは、ターゲット受信SRS電力である、SRS電力制御のためのp0値を示す。
・pathlossReferenceRS。これは、経路損失推定のために使用される参照信号を示す。
・srs-PowerControlAdjustmentState。これは、{第1のPUSCH電力制御状態と同じ、第2のPUSCH電力制御状態と同じ、別個の電力制御状態}のうちの1つである、SRS電力制御状態を示す。
SRSはまた、構成されたPUSCHなしでいくつかのコンポーネント・キャリアにわたって探測〔サウンディング〕を実行するために、キャリア切り換えのために使用されうる。キャリア切り換えのために、SRS資源集合の用途は「antennaSwitching」に設定され、電力制御状態は「separateClosedLoop」に設定される。キャリア切り換えのためのSRSは、DCIフォーマット2_3によってトリガーされる。
非周期的SRSは、DCI内のSRS要求フィールドを介してトリガーされうる。SRS要求フィールドは、DCIフォーマット0_1/0_2/1_1/1_2/2_3によって搬送されてもよく、ここで、DCIフォーマット0_1/0_2は、PUSCHをスケジューリングするために使用され、DCIフォーマット1_1/1_2は、PDSCHをスケジューリングするために使用され、DCIフォーマット2_3は、UEのグループのための非周期的SRSをトリガーするために使用される。Rel-17では、非周期的SRSはまた、PUSCHをスケジューリングせずに、DCIフォーマット0_1/0_2によってトリガーされうる。
Rel-15/Rel-16におけるアンテナ切り換えについて、それは、{x=1,2,4;y=1,2,4、およびx<=y}を有するxTyRのアンテナ構成をサポートする。表1は、Rel-15/Rel-16におけるアンテナ切り換えのためのSRS資源集合構成を示す。
Figure 2024512430000002
Rel-17では、アンテナ切り換えは、最大8 Rx、たとえば、{x=1,2,4;y=1,2,4,6,8;x<=y}を有するxTyRで拡張される。表2は、新たに追加されたアンテナ構成の例を示す(3GPP RAN1#104-e会合参照)。
Figure 2024512430000003
現在、SRSアンテナ切り換えは、マルチTRP動作を考慮せず、SRS電力制御関連パラメータは、RRCによって半静的に構成される。アンテナ切り換えのための複数のSRS資源集合は、1つのTRP、たとえばTRP#Aとの電力制御パラメータをもって構成され、ネットワーク側が別のTRP(TRP#B)上でのDL CSI取得のためにアンテナ切り換えをトリガーしたい場合、SRS資源集合の電力制御パラメータを再構成するためにRRC再構成が必要とされる。これは、多くのRRC再構成信号伝達オーバーヘッドにつながる。図2は、この問題の一例を示す。
加えて、単一TRP動作では、SRSキャリア切り換えは、「antennaSwitching」として構成される用途をもつ何らかのSRS資源集合を使用するであろう。しかしながら、DCIフォーマット2_3によってトリガーされるSRSキャリア切り換えは、PUSCHとは別個の電力制御状態、たとえば「separateCloseLoop」を使用することを期待される。つまり、SRSキャリア切り換えをトリガーする前に、gNB側がSRS資源集合についての電力制御状態設定を変更するためにRRC再構成を実行する必要があり、これは追加的な信号伝達オーバーヘッドにつながる。図3は、この問題の一例を示す。
よって、アンテナ切り換えおよびキャリア切り換えのための現在のSRS資源構成は、柔軟ではなく、多くの信号伝達オーバーヘッドにつながりうる。
とりわけ、本開示の実施形態は、マルチTRPおよびシングルTRP動作を考慮する、アンテナ切り換えおよびキャリア切り換えのためのSRS資源構成のための技法を提供する。
シナリオA:マルチTRPにおけるアンテナ切り換えおよびキャリア切り換えのためのSRS構成
ある実施形態では、マルチTRP動作について、アンテナ切り換えのための非周期的SRS資源集合の数が拡張されるべきである。単一TRPにおけるアンテナ切り換えのための非周期的SRS資源集合の数がMである場合、2つのTRPのマルチTRP動作では、非周期的SRS資源集合の2つのグループがアンテナ切り換えのために構成されるべきである。各グループは、M個の非周期的SRS資源集合を含み、たとえば、マルチTRPにおける非周期的SRS資源集合の総数は、2*Mである。第1のグループでは、M個の非周期的SRS資源集合の電力制御パラメータは、第1のTRPに関連付けられる。第2のグループでは、M個の非周期的SRS資源集合の電力制御パラメータは、第2のTRPに関連付けられる。電力制御パラメータは、以下のパラメータのうちの1つまたはいくつかまたはすべてを含みうる。
・SRS電力制御調整状態、「srs-PowerControlAdjustmentState」
-たとえば、第1のグループにおけるM個の非周期的SRS資源集合は、第1のPUSCH電力制御状態と同じものをもって構成されるべきである。第2のグループにおけるM個の非周期的SRS資源集合は、第2のPUSCH電力制御状態と同じものをもって構成されるべきである。
・経路損失参照信号、「pathlossReferenceRS」
-たとえば、第1のグループにおけるM個の非周期的SRS資源集合は、第1のTRPに関連付けられた経路損失RSを用いて構成されるべきである。第2のグループにおけるM個の非周期的SRS資源集合は、第2のTRPに関連付けられた経路損失RSを用いて構成されるべきである。
・p0、「p0」
・アルファ、「alpha」
・空間関係、「spatialRelationInfo」
-たとえば、第1のグループにおけるM個の非周期的SRS資源集合内のすべてのSRS資源は、第1のTRPに関連付けられた空間的関係をもって構成されるべきである。第2のグループにおけるM個の非周期的SRS資源集合内のすべてのSRS資源は、第2のTRPに関連付けられた空間的関係をもって構成されるべきである。
図4は、動作の一例を示す。
TRP間の動的切り換え、および単一TRPとマルチTRPとの間の動的切り換えをサポートするために、非周期的SRS資源集合の異なるグループは、異なるトリガー状態をもって構成されうる。たとえば、非周期的SRS資源集合の第1のグループは、トリガー状態#1をもって構成され、非周期的SRS資源集合の第2のグループは、トリガー状態#2をもって構成されてもよい。このようにして、DCIによって示される異なるトリガー状態は、異なるTRPに向けたアンテナ切り換え動作をトリガーしうる。
非周期的SRS資源集合の異なるグループはまた、両方のTRPに向けてアンテナ切り換え動作をトリガーするために、トリガー状態の同じ値をもって追加的に構成されうる。
別の例では、xTyRのための非周期的SRS資源集合の異なるグループは、同じトリガー状態をもって構成されうる。また、1つまたはいくつかの非周期的SRS資源集合をアクティブ化/非アクティブ化するためにMAC-CEが導入されうる。アクティブ化された非周期的SRS資源集合のみが送信される。
別の実施形態では、マルチTRP動作について、アンテナ切り換えのための周期的/半永続的SRS資源集合の数が拡張されるべきである。単一TRPにおけるアンテナ切り換えのための周期的/半永続的SRS資源集合の数がNである場合、2つのTRPのマルチTRP動作において、周期的/半永続的SRS資源集合の2つのグループが、アンテナ切り換えのために構成されるべきである。各グループは、N個の周期的/半永続的SRS資源集合を含み、たとえば、マルチTRPにおける周期的/半永続的SRS資源集合の総数は、2*Nである。第1のグループでは、N個の周期的/半永続的SRS資源集合の電力制御パラメータは、第1のTRPに関連付けられる。第2のグループでは、N個の周期的/半永続的SRS資源集合の電力制御パラメータは、第2のTRPに関連付けられる。または、PUSCHをスケジューリングせず、CSI要求あり/なしで、DCIフォーマット0_1/0_2によってSRSがトリガーされる場合、DCI内のいくつかの未使用フィールド、たとえば、いくつかの未使用フィールドを再利用してもよい。電力制御パラメータは、以下のパラメータのうちの一つまたは複数(たとえば、すべて)を含みうる。
・SRS電力制御調整状態、「srs-PowerControlAdjustmentState」
-たとえば、第1のグループにおけるN個の周期的/半永続的SRS資源集合は、第1のPUSCH電力制御状態と同じものをもって構成されるべきである。第2のグループにおけるN個の周期的/半永続的SRS資源集合は、第2のPUSCH電力制御状態と同じものをもって構成されるべきである。
・経路損失参照信号、「pathlossReferenceRS」
-たとえば、第1のグループにおけるN個の周期的/半永続的SRS資源集合は、第1のTRPに関連付けられた経路損失RSを用いて構成されるべきである。第2のグループにおけるN個の周期的/半永続的SRS資源集合は、第2のTRPに関連付けられた経路損失RSを用いて構成されるべきである。
・p0、「p0」
・アルファ、「alpha」
・空間関係、「spatialRelationInfo」
-たとえば、第1のグループにおけるN個の周期的/半永続的SRS資源集合内のすべてのSRS資源は、第1のTRPに関連付けられた空間的関係をもって構成されるべきである。第2のグループにおけるN個の周期的/半永続的SRS資源集合内のすべてのSRS資源は、第2のTRPに関連付けられた空間的関係をもって構成されるべきである。
別の例では、TRP間の動的切り換え、ならびに単一TRPとマルチTRPとの間の動的切り換えをサポートするために、1つまたはいくつかの周期的/半永続的SRS資源集合をアクティブ化/非アクティブ化するためにMAC-CEが使用されうる。アクティブ化された周期的/半永続的SRS資源集合のみが送信されうる。
別の実施形態では、マルチTRPにおけるあるxTyRアンテナ切り換え構成について、周期的/半永続的SRS資源集合の数は、単一TRPと同じになるように構成されうる。たとえば、マルチTRPの場合、1つのみの周期的および/または1つのみの半永続的SRS資源集合が構成される。マルチTRPにおける周期的/半永続的SRS資源集合内のSRS資源の数は、単一TRPにおけるSRS資源の数の2倍にされるべきである。また、周期的/半永続的SRS資源集合内のSRS資源は、異なるTRPに向けて送信されてもよい。
たとえば、2T4Rについては、単一TRPの場合、1つのみの周期的/半永続的SRS資源集合が構成され、SRS資源集合に含まれる2つのSRS資源が存在する。マルチTRPでは、1つのみの周期的/半永続的SRS資源集合が構成され、SRS資源集合に含まれる4つのSRS資源がある。図5A~図5Bは、動作の一例を示す。図5Aは、単一TRPにおける2T4Rアンテナ切り換えの例を示す。図5Bは、マルチTRPにおける2T4Rアンテナ切り換えの例を示す。
周期的/半永続的SRS資源集合内の異なるTRPをターゲットとする複数のSRS資源に関して、送信は、逐次方式またはインターレース方式でありうる。たとえば、4つのSRS資源#1~#4があり、SRS資源#1および#2はTRP#Aをターゲットとし、SRS資源#3および#4はTRP#Bをターゲットとする。逐次方式では、送信シーケンスはSRS#1、#2、次いで#3、#4となる。インターレース方式では、送信シーケンスは、SRS#1、#3、次いで#2、#4となる。異なるTRPに向けたSRS資源の間に、UEがアンテナ切り換え/ビーム切り換え/パネル切り換えを実行するためのガード期間〔保護期間〕が存在すべきである。
同じ周期的/半永続的SRS資源集合内の異なるTRPをターゲットとする複数のSRS資源では、SRS資源は、以下のパラメータのうちの1つまたはいくつかまたはすべてを含むTRP固有パラメータをもって構成されるべきである(これらのパラメータは、SRS資源レベルで構成されることになる)。
・SRS電力制御調整状態、またはSRS閉ループ電力制御インデックス
・経路損失参照信号
・空間関係
・P0値
・アルファ値
SRS資源集合内の一つまたは複数のSRS資源について上記のパラメータを更新するためにMAC-CEが使用されてもよい。
あるいはまた、上記のパラメータのうちの1つまたはいくつかまたはすべては、SRS資源レベルでRRCによって設定されるパラメータとして定義されてもよい(あるいはまた、SRS電力制御調整状態、P0、およびalphaは、経路損失参照信号IEまたは空間関係IEに追加されてもよい)。
RRCは、SRS資源に対するパラメータセット、たとえば、複数のパラメータセットのリストを構成することができる。MAC-CEは、SRSのために適用される1つのパラメータセットを(パラメータセットIDによって)示すことができる。あるいはまた、パラメータセットは、経路損失経路損失参照信号IDまたは空間関係IDによって暗黙的に示されてもよい。
別の例では、単一TRP動作とマルチTRP動作との間の動的切り換えを可能にするために、周期的/半永続的SRS集合におけるいくつかのSRS資源をアクティブ化/非アクティブ化するためにMAC-CEが使用されうる。アクティブ化されたSRS資源のみが送信される。たとえば、周期的SRS資源集合内に4つのSRS資源#1~#4があり、SRS資源#1および#2はTRP#Aをターゲットとし、SRS資源#3および#4はTRP#Bをターゲットとする。MAC-CEは、SRS資源#3および#4を非アクティブ化することができる。その場合、SRS#1および#2のみが周期的に送信され、たとえば、アンテナ切り換えはTRP#Aのみで実行される。
別の例では、UEがRel-17合同DL/UL TCI状態またはRel-17別個DL/UL TCI状態をサポートする場合、TCI状態は、SRSのための以下のパラメータのうちの一つまたは複数(たとえば、すべて)に関連付けられうる。
・SRS電力制御調整状態、またはSRS閉ループ電力制御インデックス
・経路損失参照信号
・P0値
・アルファ値
gNBがUEについて1つまたは2つのTCI状態を示すとき、関連するパラメータは、異なるTRPに向けたSRS送信のために適用されうる。TCI状態と対応するSRS資源との間のマッピングは、SRS電力制御調整状態を介して暗黙的でありうる。たとえば、TCI状態が第1のSRS電力制御調整状態(または第1のTRP)に関連付けられている場合、TCI状態は、RRCによって構成された、またはMAC-CEによって更新された第1のSRS電力制御調整状態を有するSRS資源のために適用される。
注:この実施形態におけるMAC-CE/TCI状態は、複数のSRS周期的/半永続的SRS資源集合がマルチTRP(単一TRPに比べて二重にされた周期的/半永続的SRS資源集合)において構成される場合にも適用されうる。
別の実施形態では、マルチTRPにおけるあるxTyRアンテナ切り換え構成について、周期的/半永続的SRS資源集合の数は、単一のTRPと同じになるように構成されうる。たとえば、マルチTRPの場合、1つのみの周期的および/または1つのみの半永続的SRS資源集合が構成される。マルチTRPにおける周期的/半永続的SRS資源集合内のSRS資源の数は、単一TRPにおけるSRS資源の数と同じである。そして、周期的/半永続的SRS資源集合内のSRS資源は、同じTRPに向けて送信される。SRSのためのTRP固有パラメータは、RRC/MAC-CE/DCIによって再構成/更新されうる。
別の実施形態では、マルチTRPにおけるあるxTyRアンテナ切り換え構成について、UEがRel-17合同DL/UL TCI状態またはRel-17別個DL/UL TCI状態をサポートする場合、単一のTRPと同じ数の周期的/半永続的SRS資源集合が構成されてもよく、集合内のSRS資源の数は2倍にされ、異なるTRPに送信されてもよい。そうでない場合、周期的/半永続的SRS資源集合の数は、単一のTRPの2倍にされうるが、集合内のSRS資源の数は、単一TRPと同じである。
別の実施形態では、SRS用途を更新するためにMAC-CEが使用されてもよい。たとえば、SRS資源集合がantennaSwitchingをもって構成されていて、MAC-CEは、その用途をコードブックに更新することができる。この実施形態は、1つまたはいくつかまたはすべてのSRS用途(コードブック、非コードブック、antennaSwitching、およびbeamManagement)に適用されてもよく、SRSタイプ(たとえば、周期的、半永続的、および非周期的)のうちの一つまたは複数(たとえば、すべて)に適用されうる。
別の実施形態では、マルチTRP動作について、1つのUEに対して構成されうるSRS資源集合の最大数は、たとえば、32または64に拡張されうる(maxNrofSRS-ResourceSets INTEGER::=32またはmaxNrofSRS-ResourceSets INTEGER::=64)。非周期的SRSのためのトリガー状態の数およびDCIにおけるSRS要求のためのフィールド長も、柔軟なトリガーをサポートするために拡張されうる。
別の実施形態では、マルチTRP動作について、アンテナ切り換えのための非周期的SRS資源集合の数は、単一TRP動作と同じに維持されうる。非周期的SRS資源集合のための電力制御パラメータは、DCIをトリガーすることによって変更されてもよく、たとえば、TRP固有の電力制御パラメータは、非周期的SRSをトリガーするDCIによって動的に示されてもよい。SRS電力制御パラメータセットのリストが、RRCによって構成されてもよく、非周期的SRSをトリガーするDCIは、トリガーされたSRSのためにどのセットが適用されることになるかを示しうる。非周期的SRSをトリガーすることができる新しいフィールドがDCIに追加されるべきである。または、PUSCHをスケジューリングせず、CSI要求あり/なしで、DCIフォーマット0_1/0_2によってSRSがトリガーされる場合、DCI内のいくつかの未使用フィールド、たとえば、いくつかの未使用フィールドを再利用してもよい。電力制御パラメータは、以下のパラメータのうちの一つまたは複数(たとえば、すべて)を含みうる。
・SRS電力制御調整状態、「srs-PowerControlAdjustmentState」
・経路損失参照信号、「pathlossReferenceRS」
・p0、「p0」
・アルファ、「alpha」
・空間関係、「spatialRelationInfo」
一例では、RRCは、SRSのための以下の電力制御パラメータセットを構成しうる(SRS電力制御状態および経路損失RSのみが例として含まれ、より多くのまたはより少ないパラメータが含まれてもよい)。
SRSPowerControlTRP1::=SEQUENCE{
srsPowerControlState ENUMERATED{i0}
srsPathlossRS PathlossReferenceRS-Config
}
SRSPowerControlTRP2::=SEQUENCE{
srsPowerControlState ENUMERATED{i1}
srsPathlossRS PathlossReferenceRS-Config
}
別の例では、RRCは、SRSのための以下のリストを構成しうる(SRS電力制御状態および経路損失RSのみが例として含まれ、より多くのまたはより少ないパラメータが含まれてもよい)。
SRSPowerControlList-r17 SEQUENCE(SIZE(1…maxNrofSRSPowerControl)) OF SRSPowerControl-Config
SRSPowerControl-Config::=SEQUENCE{
srsPowerControlState ENUMERATED{sameAsFci1, sameAsFci2, separateClosedLoop}
srsPathlossRS PathlossReferenceRS-Config
}
マルチTRPにおいてDCIフォーマット2_3によってトリガーされるSRSのための2つの別個の電力制御状態を考慮する場合、RRC構成は、以下の通りでありうる。
SRSPowerControlList-r17 SEQUENCE(SIZE(1…maxNrofSRSPowerControl)) OF SRSPowerControl-Config
SRSPowerControl-Config::=SEQUENCE{
srsPowerControlState ENUMERATED{sameAsFci1, sameAsFci2, separateClosedLoop1, separateClosedLoop2}
srsPathlossRS PathlossReferenceRS-Config
}
非周期的SRSをトリガーするDCIでは、新しいフィールド、たとえば、「SRS電力制御パラメータセット」が含まれうる。このフィールドのコードポイントは、どの電力制御パラメータセットが、トリガーされたSRSについて適用されるかを示すことができる。図6は、動作の一例を示す。
別の実施形態では、マルチTRP動作について、アンテナ切り換えのための非周期的SRS資源集合の数は、単一TRP動作と同じに維持されうる。非周期的SRS資源集合(単数または複数)のためのTRP固有電力制御パラメータは、MAC-CEによって変更されうる。電力制御パラメータは、以下のパラメータのうちの一つまたは複数(たとえば、すべて)を含みうる。
・SRS電力制御調整状態、「srs-PowerControlAdjustmentState」
・経路損失参照信号、「pathlossReferenceRS」
・p0、「p0」
・アルファ、「alpha」
・空間関係、「spatialRelationInfo」
別の例では、SRS電力制御パラメータセットのリストがRRCによって構成されてもよく、MAC-CEは、SRS資源集合(単数または複数)についてどのセットが適用されることになるかを示しうる。
別の実施形態では、マルチTRP動作について、アンテナ切り換えのための非周期的SRS資源集合の数は、単一TRP動作と同じに維持されうる。1つのSRS資源集合内の非周期的SRS資源の数は、単一TRPの2倍にされうる。1つの特定のTRPに向けてSRS資源をアクティブ化/非アクティブ化するためにMAC-CEが使用されうる。
別の実施形態では、FR1(周波数範囲(frequency range)1)について、UE側ビームフォーミングがないので、単一TRPと同じ数の非周期的/周期的/半永続的SRS資源集合が、マルチTRP動作のために維持されうる。たとえば、SRS資源集合は、TRP#Aに関連付けられた電力制御パラメータをもって構成される。ネットワークがTRP#Bへのアンテナ切り換えを実行したい場合、SRSの電力はブーストされてもよく(たとえば、SRSは最大電力で送信される)、TRP Bはまた、アンテナ切り換えのためにSRSを受信することができる。
別の実施形態では、マルチTRPにおけるアンテナ切り換えについて、xTyR(x<=y)を有するUEについて、異なるTRPによって実行されるアンテナ切り換え動作は、同じであっても異なっていてもよく、たとえば、TRP#1は、x1Ty1Rについてのアンテナ切り換えを実行することができ、TRP#2は、x2Ty2Rについてのアンテナ切り換えを実行することができる。ここで:
・x1=x2またはx1~=x2
・y1=y2またはy1~=y2
・x1≦x、x2≦x、y1≦y、y2≦yである。
一例では、2T8Rが可能なUEについて、TRP#1は2T8Rのアンテナ切り換えを実行することができ、TRP#2は2T4Rのアンテナ切り換えを実行することができる。
別の実施形態では、マルチTRPにおけるアンテナ切り換えについて、SRS資源集合構成は、各TRPのためのアンテナ切り換えに依存する。たとえば、TRP#1は、M1個のSRS資源集合を必要とするx1Ty1Rについてアンテナ切り換えを実行し、TRP#2は、M2個のSRS資源集合を必要とするx2Ty2Rについてアンテナ切り換えを実行し、その場合、UEに対して構成されるSRS資源集合の数は、M1+M2となる。
別の実施形態では、マルチTRPにおけるアンテナ切り換えについて、SRS資源集合構成は、UE能力に依存する。たとえば、UEは、N個のSRS資源集合を必要とするxTyRが可能である。次いで、UEは、SRS資源集合の2つのグループを構成され、各グループは、N個のSRS資源集合を含み、たとえば、全体的に、UEは、2*N個のSRS資源集合をもって構成されることになる。1つのTRPが、K個の資源集合(k<=N)を必要とするx'Ty'R(x'=x,y'<=y)のアンテナ切り換えをトリガーしたい場合、ネットワーク側は、SRS資源集合の1つのグループのサブセット、たとえばK個のSRS資源集合のサブセットをトリガーすることができる。構成は、追加的なトリガー状態を構成することによって達成されうる。たとえば、N個の資源集合は、トリガー状態#Uをもって構成され、K個のSRS資源集合のサブセットは、#Wの追加的なトリガー状態をもって構成される。TRPがxTyRのアンテナ切り換えを実行したい場合、#Uのトリガー状態をもつDCIを送信する。TRPがx'Ty'Rのアンテナ切り換えを実行したい場合、#Wのトリガー状態をもつDCIを送信する。
別の実施形態では、マルチTRPにおけるxTyRを用いたアンテナ切り換えについて、異なるTRPに向けた異なる周期的/半永続的資源集合内の周期的/半永続的SRS資源は、衝突を回避するために、同じ周期性および異なるスロット・オフセットをもって構成されるべきである(または同じ周期性、同じスロット・オフセットおよび異なるOFDMシンボル位置をもって構成されるべきである)。異なるTRPに向けたSRS資源集合の間の時間ギャップは、UEがビーム切り換え/パネル切り換えを実行するのに十分であるべきである。別の例では、異なるTRPに向けた周期的/半永続的SRS資源集合は、異なる周期性、および異なるOFDMシンボル位置をもって構成されてもよい。または、異なるTRPに向けた周期的/半永続的SRS資源集合は、異なる周期性をもって構成されてもよい。
同じTRPまたは単一のTRPを用いたxTyRのアンテナ切り換えについて、複数の周期的/半永続的資源集合が構成される場合、同じTRPに向けた周期的/半永続的資源集合内の周期的/半永続的SRS資源は、同じ周期性および異なるスロット・オフセットをもって構成されるべきである。または、同じTRPに向けた周期的/半永続的資源集合内の周期的/半永続的SRS資源は、同じ周期性、同じスロット・オフセット、および異なるOFDMシンボル位置をもって構成されてもよい。
シナリオB:単一TRP動作におけるキャリア切り換えのためのSRS
ある実施形態では、RRC再構成オーバーヘッドを低減するために、1つまたはいくつかの追加的な非周期的/半永続的/周期的SRS資源集合が、SRSキャリア切り換えのために構成されうる。非周期的/半永続的/周期的SRS資源集合は、「antennaSwitching」に設定された用途と、「separateClosedLoop」に設定されたSRS電力制御状態をもって構成されうる。一例では、アンテナ切り換えのための非周期的SRS資源集合の数がMである場合、キャリア切り換えのために、追加的なM個の非周期的SRS資源集合が定義されうる。
別の実施形態では、キャリア切り換え専用に追加的なSRS資源集合は導入されない。SRS電力制御状態を動的に変更するために、新しいフィールドがDCIに導入されうる。キャリア切り換えについては、フィールドは、PUSCHとして別個の電力制御状態を示すべきである。
別の実施形態では、キャリア切り換えについて、非周期的SRS資源集合の電力制御状態は、DCIフォーマットによって暗黙的に示されうる。「antennaSwitching」に設定された用途を有する非周期的SRS資源集合がDCIフォーマット2_3によってトリガーされる場合、SRS資源集合の電力制御状態は、PUSCHとして別個の電力制御状態になるように暗黙的に変更される。
シナリオC:アンテナ切り換えのためのxTyRの混合構成
ある実施形態では、単一TRPまたはマルチTRPの場合、UEは、異なるxTyRのアンテナ切り換えのために、複数のxTyR構成および複数の周期的/半永続的SRS資源集合を用いて構成されうる(複数のxTyR構成について、Txアンテナの数、たとえば、xは、同じであっても異なっていてもよい)。たとえば、UEが2T4Rをサポートすることができる場合、UEは、1T4Rと2T4Rの両方のための周期的/半永続的SRS資源集合を用いて同時に構成されうる。UEは、2T4Rのための1つの周期的/半永続的SRS資源集合(2つのSRS資源を含み、それぞれが2つのSRSポートを有する)をもって構成されることができ、UEは、1T4Rのための別の周期的/半永続的SRS資源集合(4つのSRS資源を含み、それぞれが1つのSRSポートを有する)をもって構成されることができる。
異なるxTyRについての複数の周期的/半永続的SRS資源集合は、同時にアクティブであってもよいし、同時にアクティブでなくてもよい。各SRS資源集合内で、SRSポートの数は同じである。異なるSRS資源集合にわたって、SRSポートの数は、同じであってもよいし、または異なっていてもよい。
異なるxTyR間の動的切り換えが達成されうるように、1つの周期的/半永続的SRS資源集合をアクティブ化/非アクティブ化するためにMAC-CEが使用されてもよい。
たとえば、2T4Rが可能なUEは、2T4Rのための1つの半永続的SRS資源集合および1T4Rのための1つの半永続的SRS資源集合をもって構成される。gNBは、2T4RのためのSRS資源集合をアクティブ化して、2T4Rアンテナ切り換え動作を有効にするために、MAC-CEを送信してもよい。gNBがUEに1T4R動作を実行させたい場合、gNBは、1T4RのためのSRS資源集合をアクティブ化するためにMAC-CEを送ることができる。
MAC-CEは、1つのみの周期的/半永続的SRS資源集合をアクティブ化または非アクティブ化することができる。または、活性化と非活性化が、1つのMAC-CEを介して実行されることができる。
別の実施形態では、周期的/半永続的SRS資源集合は、異なるxTyR構成のための異なる数のSRSポートをもつSRS資源を含んでいてもよい。たとえば、周期的/半永続的資源集合は、(2T4Rのための)2つのポートをもつ2つのSRS資源を含んでいてもよく、(1T4Rのための)1つのポートをもつ4つのSRS資源をも含んでいてもよい。MAC-CEは、ある種のxTyR動作を有効化/無効化するためにいくつかのSRS資源をアクティブ化/非アクティブ化するために使用されうる。たとえば、gNBが2T4R動作を実行したい場合、2つのポートをもつSRS資源がアクティブ化されるべきである。gNBが1T4R動作を実行したい場合、1つのポートをもつSRS資源がアクティブ化されるべきである。
別の実施形態では、単一TRPまたはマルチTRPの場合、UEは、異なるxTyRのアンテナ切り換えのために、複数のxTyR構成および複数の非周期的SRS資源集合をもって構成されうる(複数xTyR構成については、Txアンテナの数、たとえばxは、同じであっても異なっていてもよい)。たとえば、UEが2T4Rをサポートすることができる場合、UEは、同時に1T4Rと2T4Rの両方のための非周期的SRS資源集合をもって構成されうる。UEは、2T4Rのための1つの非周期的SRS資源集合(2つのSRS資源を含み、それぞれ2つのSRSポートを有する)をもって構成されることができ、UEは、1T4Rのための別の非周期的SRS資源集合(4つのSRS資源を含み、それぞれ1つのSRSポートを有する)をもって構成されることができる。
異なるxTyRについての複数の非周期的SRS資源集合では、各SRS資源集合内で、SRSポートの数は同じである。異なるSRS資源集合にわたって、SRSポートの数は、同じであってもよく、または異なっていてもよい。
異なるxTyRのための非周期的SRS資源集合は、異なるトリガー状態をもって構成されうる。したがって、異なるトリガー状態が、非周期的SRSをもつ対応するxTyR動作をトリガーしうる。たとえば、2T4Rのための非周期的SRS資源集合は、トリガー状態#1をもって構成され、1T4Rのための非周期的SRS資源集合は、トリガー状態#2をもって構成される。このように、トリガー状態#1がDCIを介して指示されると、2T4R動作がトリガーされる。
別の例では、1つの非周期的SRS資源集合をアクティブ化/非アクティブ化するためにMAC-CEが使用されてもよい。それらのアクティブ化された非周期的SRS資源集合のみが、送信のためにDCIによってトリガーされうる。
別の実施形態では、非周期的SRS資源集合は、異なるxTyR構成のための異なる数のSRSポートをもつSRS資源を含んでいてもよい。たとえば、非周期的資源集合は、(2T4Rのための)2つのポートをもつ2つのSRS資源を含み、(1T4Rのための)1つのポートをもつ4つのSRS資源をも含むことができる。いくつかのSRS資源をアクティブ化/非アクティブ化するためにMAC-CEが使用されてもよい。たとえば、gNBが2T4R動作を実行したい場合、2つのポートをもつSRS資源がアクティブ化されるべきである。gNBが1T4R動作を実行したい場合、1つのポートをもつSRS資源がアクティブ化されるべきである。
ある実施形態では、一つまたは複数のSRS資源集合内のSRS資源のためのアンテナ・ポートの数を更新および/または再構成するために、gNBによってMAC-CEが使用されてもよく、ここで、SRSは、周期的または半永続的または非周期的でありうる。SRSは、アンテナ切り換え、または他の用途、たとえばコードブック/非コードブック、ビーム管理のために使用されてもよい。
たとえば、2T4Rアンテナ切り換えについては、1つのSRS資源集合は2つのSRS資源を含み、各SRS資源は2つのポートを有する。MAC-CEは、2つのSRS資源を1ポートになるように再構成することができ、これは1T2Rとして使用できる。したがって、1T2Rと2T4Rとの間の切り換えがサポートされうる。
別の例では、MAC-CEは、一つまたは複数のSRS資源集合内のSRS資源をアクティブ化/非アクティブ化することもできる。たとえば、UEは、2T8Rが可能であり、4つのSRS資源を含む1つのSRS資源集合をもって構成され、各SRS資源は2つのポートを有する。MAC-CEは、2つのSRS資源を非活性化し、残りの2つのSRS資源(または、すべてのSRS資源)を1ポートに再構成して1T2R動作を可能にするために使用されてもよい。
別の実施形態では、UEは、実行したいxTyR構成を報告してもよい。報告は、周期的/半永続的/非周期的でありうる。報告は、MAC-CEまたはRRCに基づきうる。非周期的報告については、それはDCIによってトリガーされる。周期的または半永続的報告については、報告を制御するためにタイマーが導入されてもよく、タイマーはgNBによって構成される。xTyRアンテナ切り換えが有効にされた後、UEはタイマーを開始する。タイマーが満了した後、UEは、報告を送信し、次いでタイマーを再開する。
注:本開示のすべての実施形態において、「マルチTRP」という用語は、単一DCIマルチTRPおよび/またはマルチDCIマルチTRPを指しうる。
アンテナ切り換えを伴うSRSのためのビーム構成
SRS資源集合が「非周期的」として構成される場合、SRS資源集合は、トリガー状態(単数または複数)の構成(aperiodicSRS-ResourceTrigger、aperiodicSRS-ResourceTriggerList)も含む。前記トリガリング状態(単数または複数)は、どのDCIコードポイント(単数または複数)が対応するSRS資源集合送信をトリガーするかを定義する。
アンテナ切り換えについて、Rel-15/Rel-16では、それは、{x=1,2,4;y=1,2,4、およびx<=y}であるxTyRのアンテナ構成をサポートする。
Rel-17では、アンテナ切り換えは、最大8Rx、たとえば、{x=1,2,4;y=1,2,4,6,8;x<=y}のxTyRをもって拡張される。表2(参照を容易にするために下記に再掲)は、新たに追加されたアンテナ構成の例を示す(3GPP RAN1#104-e会議参照)。
Figure 2024512430000004
アンテナ切り換えについては、TDDシステムにおけるチャネル相反性に基づいて、gNBは、上りリンクにおける送信されたSRS信号からチャネルを測定することによって、下りリンク送信のためのプリコーダ〔前置符号化器〕を導出することができる。x<yであるxTyRについては、異なるアンテナによって観測されるすべてのチャネルを探測するために、複数のSRS資源/SRS資源集合が必要とされる。
Rel-17では、ビーム指示は、DCIを介して送達されうる。DCIは、下記を示しうる:
・合同DL/UL TCI状態
・別個DL/UL TCI状態。
Rel-17におけるDCIを介したビーム指示について、DCIが受信された後にUEが指示されたビームをいつ利用することができるかを定義する適用時間がある。
Rel-17では、表2に示されるように、アンテナ切り換えのために構成された複数の非周期的SRS資源集合があってもよく、それは、SRS送信のための複数の上りリンク・スロットを占有することになる。この場合、UEが、UE Txビームを変更する信号伝達を受信する可能性があり、信号伝達は、複数のトリガーされた非周期的SRS資源集合の間に受信されうる。この場合、UEがトリガーされたSRS送信の残りについてビームを変更すべきかどうかが明確にされるべきである。UEがビームを変更する場合、複数のSRS資源集合にわたる測定結果は、異なるビームからのものであり、これは望ましくない。
図7は、この問題の一例を示す。
現在のSRSアンテナ切り換えは、アンテナ切り換え手順の間に受信されたビーム変更信号伝達をまだ考慮していない。
本明細書で説明する実施形態は、アンテナ切り換え手順中に受信されるビーム変更信号伝達を考慮した、SRSアンテナ切り換えのためのビーム構成/更新に向けられてもよい。
アンテナ切り換えを伴うSRSのためのビーム構成
実施形態では、同じTRPによって実行されるアンテナ切り換えを伴うSRSについて、同じDCIによってトリガーされるすべての非周期的SRS資源集合に含まれるすべてのSRS資源は、同じビームを用いて構成されるべきである(これは、単一TRP動作にも適用されうる)。異なるTRPによって実行されるアンテナ切り換えを伴うSRSについては、異なるTRPに向けたSRSのために、異なるビームが適用されうる。ビームは、RRCによって構成されてもよく、またはMAC-CEによって更新されてもよく、またはDCIによって示されてもよい。
同じTRPによって実行されるアンテナ切り換えを伴うSRSについては、同じDCIによってトリガーされるすべての非周期的SRS資源集合は、以下のパラメータについて同じ値をもって構成されるべきである:alpha、p0、pathlossReferenceRS、srs-PowerControlAdjustmentState(これは、単一TRP動作にも適用されうる)。異なるTRPによって実行されるアンテナ切り換えを伴うSRSについては、これらのパラメータの異なる値が、異なるTRPに向けたSRS資源集合のために適用されうる。これらのパラメータ(alpha、p0、pathlossReferenceRS、srs-PowerControlAdjustmentState)は、RRCによって構成されてもよく、またはMAC-CEによって更新されてもよく、またはDCIによって示されてもよい。別の例では、pathlossReferenceRSは、合同DL/UL TCI状態または別個UL TCI状態から導出されうる。
別の例では、同じTRPによって実行されるアンテナ切り換えを伴うSRSについて、1つの非周期的SRS資源集合に含まれるすべてのSRS資源は、同じビームをもって構成されるべきであり(これは、単一TRP動作にも適用されうる)、ここで、ビームは、RRCによって構成されてもよく、またはMAC-CEによって更新されてもよく、またはDCIによって示されてもよい。異なるTRPによって実行されるアンテナ切り換えを伴うSRSについて、異なるTRPに向けたSRS資源集合について異なるビームが適用されうる。
実施形態では、SRSのための経路損失参照信号を更新するためのMAC-CEは、信号伝達を低減するために、複数のSRS資源集合を受け入れるように更新されうる。MAC-CE内のSRS資源集合(単数または複数)は、同じまたは異なる用途(コードブック、非コードブック、antennaSwitching、beamManagement)をもって構成されうる。また、SRS資源集合は、周期的、半永続的、または非周期的でありうる。
図8は、MAC-CEの一例を示しており、MAC-CE内の経路損失参照RS IDは、MAC-CE内のSRS資源集合IDによって示されるすべてのSRS資源集合に適用されうる。
図9は、MAC-CEの別の例を示している。ここで、SRS資源集合IDと経路損失参照RS IDとの間に1対1のマッピングがある。
別の例では、MAC-CEはまた、alpha、p0、srs-PowerControlAdjustmentStateなどのパラメータの値を更新しうる。たとえば、srs-PowerControlAdjustmentStateがMAC-CEに追加されてもよい。そして、{p0,alpha}のリストがRRCによって構成されてもよく、MAC-CEは、1つのSRS資源集合について1つのエントリーを選択する。または、{p0,alpha,srs-PowerControlAdjustmentState}のリストがRRCによって構成されてもよく、MAC-CEは、1つのSRS資源集合のための1つのエントリーを選択する。
同じ経路損失参照信号が、同じTRPのためのアンテナ切り換えをもって構成されたSRS資源集合のためにMAC-CEによって構成されるべきである(これは、単一TRP動作のためにも適用されうる)。
実施形態では、SRSのための空間関係を更新するためのMAC-CEは、複数のSRS資源集合を受け入れるように定義されうる。MAC-CE内のSRS資源集合(単数または複数)は、同じまたは異なる用途(コードブック、非コードブック、antennaSwitching、beamManagement)をもって構成されうる。また、SRS資源集合は、周期的、半永続的、または非周期的でありうる。
図10は、複数のSRS資源集合についての空間関係を更新するためのMAC-CEの一例を示し、同じ空間関係が、MAC-CE内のSRS資源集合IDによって示されるすべてのSRS資源集合に適用される。フィールドFは、資源IDのタイプ、たとえば、それがSSBであるか、または0でないパワーの(non-zero power、NZP)CSI-RSもしくはSRSであるかを示す。'F'が'1'に設定される場合、それは資源IDがNZP CSI-RSであることを示す。'F'が'0'に設定される場合、資源IDの最初のビットは常に'0'に設定される。'F'が'0'に設定され、資源IDの2番目のビットが'0'に設定される場合、資源IDの残りのビットは、SRS資源IDを示す。'F'が'0'に設定され、資源IDの2番目のビットが'1'に設定される場合、資源IDの残りのビットはSSBインデックスを示す。
別の例では、MAC-CEは、複数の空間関係および複数のSRS資源集合を含んでいてもよく、空間関係とSRS資源集合との間に1対1のマッピングがある。
別の例では、非周期的または半永続的SRSのための空間関係を更新するためのレガシーMAC-CEは、複数のSRS資源集合のために適用されるように更新されうる。複数のSRS資源集合内のすべてのSRS資源が含まれてもよく、各SRS資源は、1つの空間関係をもって構成されるべきである。
同じ空間関係が、同じTRPのためのアンテナ切り換えをもって構成されたSRS資源集合のためにMAC-CEによって構成されるべきである(これは、単一TRP動作のためにも適用されうる)。または、アンテナ切り換えをもって構成された1つのSRS資源集合内のすべてのSRS資源について、同じ空間関係がMAC-CEによって構成されるべきである。
実施形態では、複数の非周期的SRS資源集合が、同じDCIによって異なるTRPへのアンテナ切り換えのためにトリガーされる場合、複数のSRS資源集合は、頻繁なビーム変更を回避するために逐次的に送信されることが期待される。たとえば、すべてのSRS資源集合を第1のTRPに送信した後、UEは、SRS資源集合を第2のTRPに送信し始める。たとえば、M個のSRS資源集合が、TRP#1でのアンテナ切り換えのために構成され、N個のSRS資源集合が、TRP#2でのアンテナ切り換えのために構成される。M個およびN個のSRS資源集合の両方が同じDCIによってトリガーされる場合、TRP#1へのM個のSRS資源集合が送信されるべきであり、次いで、TRP#2へのN個のSRS資源集合が送信されうる。この実施形態は、他の用途、たとえば、コードブック、非コードブックおよびbeamManagementをもって構成されたSRSのために適用されてもよい。この実施形態は、異なる用途を有する非周期的SRS資源集合がマルチTRPにおいて同じDCIによってトリガーされる場合にも適用されうる。
図11は、異なるTRPへの逐次的なSRS送信の例を示す。
実施形態では、UEは、マルチTRPにおける複数の非周期的SRS資源集合のためのインターレース送信を用いて構成されうる。この実施形態は、他の用途、たとえば、コードブック、非コードブックおよびbeamManagementをもって構成されたSRSのために適用されてもよい。この実施形態は、異なる用途を有する非周期的SRS資源集合がマルチTRPにおいて同じDCIによってトリガーされる場合にも適用されうる。図12は動作の例を示す。
別の例では、UEは、マルチTRPにおける複数の非周期的SRS資源集合のためのインターレース送信を用いて構成されることが期待されない。
実施形態では、TCI状態がマルチTRPにおける上りリンク・ビーム指示のために使用される場合、複数のTCI状態がUEに示されるべきである(または1つのTCI状態が各TRPから1つずつの2つのビームに対応する)。TCI状態は、暗黙的または明示的に異なるTRPに関連付けられうる。(たとえば、周期的、半永続的、および/または非周期的を含む)SRSを送信するとき、適用されるTCI状態は、たとえば、SRS電力制御調整状態を介して、SRS資源集合に関連付けられたTRPによって決定されうる。
実施形態では、マルチTRPのシナリオにおけるSRSアンテナ切り換えについて、UEは、同じDCIによって異なるTRPに向けたアンテナ切り換えをもってトリガーされることは期待されない。たとえば、1つのDCIは、1つのTRPへのアンテナ切り換えをトリガーすることしかできない。
実施形態では、SRSアンテナ切り換えのために、非周期的SRS資源集合は、連続する上りリンク・スロットを通じて送信されるように構成されるべきである。
アンテナ切り換えを伴うSRSのためのビーム更新のためのタイミング
レガシー空間関係
実施形態では、レガシー空間関係がアンテナ切り換えを伴うSRSのために適用される場合、同じ空間関係が、同じTRPに向けたすべてのSRS資源集合に含まれるすべてのSRS資源について適用されるべきである(これは、単一TRP動作にも適用されうる)。異なるTRPの間でSRSアンテナ切り換えが実行される場合、異なるTRPに送信されるSRSについて、異なる空間関係が適用されうる。
実施形態では、アンテナ切り換えを伴うSRSについて、複数のSRS資源集合が同じTRPに向けてトリガーされる場合、最初のSRS資源集合の送信から最後のSRS資源集合までの時間期間ΔTの間に、以下のオプションが適用されうる(この実施形態は、単一TRP動作にも適用されうる):
・ΔTの期間中、UEは、同じTRPに向けた空間関係/経路損失参照RSを更新するMAC-CEを受信することが期待されない。および/または、同じTRPに向けた空間関係/経路損失参照RSを更新する、以前に受信されたMAC-CEが、ΔTの時間期間の間に有効になることが期待されない。
・ΔTの期間中に、UEは、同じTRPに向けた空間関係/経路損失参照RSを更新するMAC-CEを受信しうるが、空間関係/経路損失参照RSは、ΔTの時間期間中に有効にならず(その時間は、MAC-CEの適用のために十分ではない)、したがって、示されたTCIは、残りのSRSのために使用されない。
・ΔTの期間中に、UEは、同じTRPに向けた空間関係/経路損失参照RSを更新するMAC-CEを受信することができ、または、同じTRPに向けた空間関係/経路損失参照RSを更新する、以前に受信されたMAC-CEが有効になるが、それはUEによって破棄される。
・ΔTの期間中に、UEは、同じTRPに向けた空間関係/経路損失参照RSを更新するMAC-CEを受信することができ、または、同じTRPに向けた空間関係/経路損失参照RSを更新する、以前に受信されたMAC-CEが有効になるが、空間関係/経路損失参照RSは、残りのSRS資源の送信に適用されない。
・ΔTの期間中に、UEは、同じTRPに向けた空間関係/経路損失参照RSを更新するMAC-CEを受信することができ、または、同じTRPに向けた空間関係/経路損失参照RSを更新する、以前に受信されたMAC-CEが有効になり、次いで、空間関係/経路損失参照RSは、残りのSRS資源の送信のために適用されうる。
別の例では、ΔTの期間中に、以下のオプションが適用されうる:
・ΔTの期間中に、UEは、異なるTRPに向けた空間関係/経路損失参照RSを更新するMAC-CEを受信することが期待されず、または異なるTRPに向けた空間関係/経路損失参照RSを更新する、以前に受信されたMAC-CEが有効になることが期待されない。
・ΔTの期間中に、UEは、異なるTRPに向けた空間関係/経路損失参照RSを更新するMAC-CEを受信してもよく、または、異なるTRPに向けた空間関係/経路損失参照RSを更新する、以前に受信されたMAC-CEが有効になるが、それはUEによって破棄される。
・ΔTの期間中に、UEは、異なるTRPに向けた空間関係/経路損失参照RSを更新するMAC-CEを受信することができ、または異なるTRPに向けた空間関係/経路損失参照RSを更新する、以前に受信されたMAC-CEが有効になる。空間関係/経路損失参照RSは、別のTRPとの進行中の非周期的SRSアンテナ切り換えがない場合、別のTRPとの通信のために適用されうる。そうでない場合、異なるTRPに向けた合同空間関係/経路損失参照RSは破棄されるべきである。
・ΔTの期間中に、UEは、異なるTRPに向けた空間関係/経路損失参照RSを更新するMAC-CEを受信することができ、または異なるTRPに向けた空間関係/経路損失参照RSを更新する、以前に受信されたMAC-CEが有効になる。空間関係/経路損失参照RSは、別のTRPとの通信のために適用されうる。
実施形態では、アンテナ切り換えを伴う非周期的SRSについて、最初のSRS資源の送信の前に、UEが空間関係/経路損失参照RSを更新するMAC-CEを受信し、MAC-CE適用時間がSRS送信より十分に前である場合、更新された空間関係/経路損失参照RSがSRS送信のために適用されうる。
合同DL/UL TCI状態
実施形態では、合同DL/UL TCI状態がアンテナ切り換えを伴うSRSのために適用されうる場合、同じ合同DL/UL TCI状態が、同じTRPに向けたすべてのSRS資源集合に含まれるすべてのSRS資源に適用されるべきである(これは、単一TRP動作にも適用されうる)。SRSアンテナ切り換えが異なるTRP間で実行される場合、異なるTRPに送信されるSRSについて異なる合同DL/UL TCI状態が適用されうる。
実施形態では、アンテナ切り換えを伴うSRSについて、複数のSRS資源集合が同じTRPに向けてトリガーされる場合、最初のSRS資源集合の送信から最後のSRS資源集合までの時間期間ΔT中に、以下のオプションが適用されうる(この実施形態は、単一TRP動作にも適用されうる)。
・ΔTの期間中に、UEは、図13に示されるように、同じTRPに向けた別の合同DL/UL TCI状態を示すDCIを受信することが期待されない。および/または同じTRPに向けた、以前に示された合同DL/UL TCI状態が、ΔTの時間期間中に有効になることが期待されない。
・ΔTの期間中に、UEは、同じTRPに向けた別の合同DL/UL TCI状態を示すDCIを受信しうるが、合同DL/UL TCI状態は、ΔTの時間期間中に有効にならず(その時間は、示されたTCI状態の適用のために十分でない)、したがって、示されたTCIは、残りのSRSのために使用されない。
・ΔTの期間中に、UEは、同じTRPに向けた別の合同DL/UL TCI状態を示すDCIを受信しうるか、または同じTRPに向けた以前に示された合同DL/UL TCI状態が有効になるが、それはUEによって破棄される。
・ΔTの期間中に、UEは、同じTRPに向けた別の合同DL/UL TCI状態を示すDCIを受信することができ、または、同じTRPに向けた、以前に示された合同DL/UL TCI状態が有効になるが、合同TCI状態は、残りのSRS資源の送信のために適用されない。
・ΔTの期間中に、UEは、同じTRPに向けた別の合同DL/UL TCI状態を示すDCIを受信しうるか、または同じTRPに向けた、以前に示された合同DL/UL TCI状態が有効になり、次いで、合同TCI状態が残りのSRS資源の送信のために適用されうる。
別の例では、ΔTの期間中に、以下のオプションが適用されうる:
・ΔTの期間中に、UEは、異なるTRPに向けた合同DL/UL TCI状態を示すDCIを受信することが期待されないか、または異なるTRPに向けた、以前に示された合同DL/UL TCI状態が有効になることが期待されない。
・ΔTの期間中に、UEは、異なるTRPに向けた合同DL/UL TCI状態を示すDCIを受信しうるか、または異なるTRPに向けた、以前に示された合同DL/UL TCI状態が有効になるが、それはUEによって破棄される。
・ΔTの期間中に、UEは、異なるTRPに向けた合同DL/UL TCI状態を示すDCIを受信することができ、または、異なるTRPに向けた、以前に示された合同DL/UL TCI状態が有効になる。合同DL/UL TCI状態は、別のTRPとの進行中の非周期的SRSアンテナ切り換えがない場合、別のTRPとの通信のために適用されうる。そうでない場合は、異なるTRPに向けた合同DL/UL TCI状態は破棄されるべきである。
・ΔTの期間中に、UEは、異なるTRPに向けた合同DL/UL TCI状態を示すDCIを受信することができ、または、異なるTRPに向けた、以前に示された合同DL/UL TCI状態が有効になる。合同DL/UL TCI状態は、別のTRPとの通信のために適用されうる。
実施形態では、アンテナ切り換えを伴う非周期的SRSについて、最初のSRS資源の送信の前に、UEが合同DL/UL TCI状態を受信し、ビーム適用時間がUEビーム切り換え/パネル切り換えのために十分である場合、合同TCI状態がSRS送信のために適用されうる。
別個DL/UL TCI状態
実施形態では、別個DL/UL TCI状態がアンテナ切り換えを伴うSRSに適用されうる場合、同じUL TCI状態が、同じTRPに向けたすべてのSRS資源集合に含まれるすべてのSRS資源に適用されるべきである(これは、単一TRP動作にも適用されうる)。異なるTRP間でSRSアンテナ切り換えが行われる場合、異なるTRPに送信されるSRSについて、異なるUL TCI状態が適用されることができる。
実施形態では、アンテナ切り換えを伴うSRSについて、複数のSRS資源集合が同じTRPに向けてトリガーされる場合、最初のSRS資源集合の送信から最後のSRS資源集合までの時間期間ΔT中に、以下のオプションが適用されうる(この実施形態は、単一TRP動作にも適用されうる):
・ΔTの期間中に、UEは、同じTRPに向けた別の別個UL TCI状態を示すDCIを受信することが期待されない。および/または、同じTRPに向けた、以前に示された別個UL TCI状態が、ΔTの期間中に有効になることは期待されない。
・ΔTの期間中に、UEは、同じTRPに向けた別の別個UL TCI状態を示すDCIを受信しうるが、該別個UL TCI状態は、ΔTの時間期間中に有効にならず(その時間は、示されたTCI状態の適用のために十分でない)、したがって、示されたTCIは、残りのSRSのために使用されない。
・ΔTの期間中に、UEは、同じTRPに向けた別の別個UL TCI状態を示すDCIを受信しうるか、または同じTRPに向けた、以前に示された別個UL TCI状態が有効になるが、それはUEによって破棄される。
・ΔTの期間中に、UEは、同じTRPに向けた別の別個UL TCI状態を示すDCIを受信することができ、または、同じTRPに向けた、以前に示された別個UL TCI状態が有効になるが、UL TCI状態は、残りのSRS資源の送信のために適用されない。
・ΔTの期間中に、UEは、同じTRPに向けた別の別個UL TCI状態を示すDCIを受信することができ、または、同じTRPに向けた、以前に示された別個UL TCI状態が有効になり、次いで、UL TCI状態は、残りのSRS資源の送信のために適用されうる。
別の例では、ΔTの期間中に、以下のオプションが適用されうる:
・ΔTの期間中に、UEは、異なるTRPに向けた別個UL TCI状態を示すDCIを受信することが期待されず、または異なるTRPに向けた、以前に示された別個UL TCI状態が有効になることが期待されない。
・ΔTの期間中に、UEは、異なるTRPに向けた別個UL TCI状態を示すDCIを受信しうるか、または異なるTRPに向けた、以前に示された別個UL TCI状態が有効になるが、それはUEによって破棄される。
・ΔTの期間中に、UEは、異なるTRPに向けた別個UL TCI状態を示すDCIを受信することができ、または異なるTRPに向けた、以前に示された別個UL TCI状態が有効になる。別のTRPとの進行中の非周期的SRSアンテナ切り換えがない場合、別のTRPとの通信のために別個UL TCI状態が適用されうる。そうでない場合、異なるTRPに向けた別個UL TCI状態は破棄されるべきである。
・ΔTの期間中に、UEは、異なるTRPに向けた別個UL TCI状態を示すDCIを受信することができ、または異なるTRPに向けた、以前に示された別個UL TCI状態が有効になる。別個UL TCI状態は、別のTRPとの通信のために適用されうる。
実施形態では、アンテナ切り換えを伴う非周期的SRSについて、最初のSRS資源の送信の前に、UEが別個UL TCI状態を受信し、ビーム適用時間がUEビーム切り換え/パネル切り換えのために十分である場合、UL TCI状態がSRS送信のために適用されうる。
実施形態では、別個DL/UL TCI状態が使用される場合、UEはアンテナ切り換えを実行することを期待されない。合同DL/UL TCI状態が使用される場合、SRSアンテナ切り換えがUEのために適用可能である。アンテナ切り換えのためのSRSは、非周期的(aperiodic)SRS、半永続的(semi-persistent)SRSおよび周期的(periodic)SRSを含む。
実施形態では、UEが別個DL/UL TCI状態をもって構成される場合、UEはアンテナ切り換えを実行することができる。アンテナ切り換えのためのSRSは、別個DL TCI状態を使用して送信される。アンテナ切り換えのためのSRSは、非周期的(aperiodic)SRS、半永続的(semi-persistent)SRSおよび周期的(periodic)SRSを含む。
別の例では、アンテナ切り換えのためのSRSは、別個UL TCI状態を使用して送信されうる。
システムおよび実装
図14~図16は、開示される実施形態の諸側面を実装しうるさまざまなシステム、デバイス、およびコンポーネントを示す。
図14は、本開示のさまざまな実施形態によるネットワーク1400を示す。ネットワーク1400は、LTEまたは5G/NRシステムのための3GPP技術仕様と整合する仕方で動作しうる。しかしながら、例示的実施形態はこの点で限定されず、説明される実施形態は、将来の3GPPシステムなど、本明細書で説明される原理から利益を得る他のネットワークに適用されうる。
ネットワーク1400は、オーバージエア接続を介してRAN 1404と通信するように設計された任意のモバイルまたは非モバイル・コンピューティング・デバイスを含みうるUE 1402を含みうる。UE 1402は、これに限定されるものではないが、スマートフォン、タブレットコンピュータ、ウェアラブルコンピュータデバイス、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、車載インフォテインメント、車載エンターテインメントデバイス、インストルメントクラスター、ヘッドアップディスプレイデバイス、オンボード診断デバイス、ダッシュトップモバイル機器、モバイルデータ端末、電子エンジン管理システム、電子/エンジン制御ユニット、電子/エンジン制御モジュール、組み込みシステム、センサー、マイクロコントローラ、制御モジュール、エンジン管理システム、ネットワークアプライアンス、マシンタイプ通信デバイス、M2MまたはD2Dデバイス、IoTデバイスなどでありうる。
いくつかの実施形態では、ネットワーク1400は、サイドリンク・インターフェースを介して互いに直接結合された複数のUEを含みうる。UEは、これに限定されるものではないが、PSBCH、PSDCH、PSSCH、PSCCH、PSFCHなどの物理サイドリンク・チャネルを使用して通信するM2M/D2Dデバイスでありうる。
いくつかの実施形態では、UE 1402は、オーバージエア接続を介してAP 1406とさらに通信しうる。AP 1406は、WLAN接続を管理することができ、これは、RAN 1404から一部/すべてのネットワーク・トラフィックをオフロードするはたらきをしうる。UE 1402とAP 1406との間の接続は、任意のIEEE802.11プロトコルと整合してもよく、AP 1406は、ワイヤレスフィデリティ(Wi-Fi(登録商標))ルーターであってもよい。いくつかの実施形態では、UE 1402、RAN 1404、およびAP 1406は、セルラー-WLANアグリゲーション(たとえば、LWA/LWIP)を利用しうる。セルラー-WLANアグリゲーションは、UE 1402が、セルラー無線資源とWLAN資源の両方を利用するようにRAN 1404によって構成されることに関わってもよい。
RAN 1404は、一つまたは複数のアクセスノード、たとえばAN 1408を含むことができる。AN 1408は、RRC、PDCP、RLC、MAC、およびL1プロトコルを含むアクセス層プロトコルを提供することによって、UE 1402のためのエアインターフェース・プロトコルを終端しうる。このようにして、AN 1408は、CN 1420とUE 1402との間のデータ/音声接続を可能にすることができる。いくつかの実施形態では、AN 1408は、離散的なデバイスにおいて、またはたとえば、CRANもしくは仮想ベースバンドユニットプールと称されうる仮想ネットワークの一部としてサーバーコンピュータ上で動作する一つまたは複数のソフトウェアエンティティとして実装されてもよい。AN 1408は、BS、gNB、RANノード、eNB、ng-eNB、NodeB、RSU、TRxP、TRPなどと呼ばれることがある。AN 1408は、マクロセル基地局、またはマクロセルと比較して、より小さいカバレッジ・エリア、より小さいユーザー容量、またはより高い帯域幅を有するフェムトセル、ピコセル、または他の同様のセルを提供するための低電力基地局でありうる。
RAN 1404が複数のANを含む実施形態では、それらは、X2インターフェース(RAN 1404がLTE RANである場合)またはXnインターフェース(RAN 1404が5G RANである場合)を介して互いに結合されうる。いくつかの実施形態では制御/ユーザー・プレーン・インターフェースに分離されうるX2/Xnインターフェースは、ANが、ハンドオーバー、データ/コンテキスト転送、モビリティ、負荷管理、干渉協調等に関連する情報を通信することを許容しうる。
RAN 1404のANはそれぞれ、ネットワーク・アクセスのためのエアインターフェースをUE 1402に提供するために、一つまたは複数のセル、セル・グループ、コンポーネント・キャリアなどを管理することができる。UE 1402は、RAN 1404の同じまたは異なるANによって提供される複数のセルと同時に接続されうる。たとえば、UE 1402およびRAN 1404は、それぞれPcellまたはScellに対応する複数のコンポーネント・キャリアとUE 1402が接続することを許容するキャリアアグリゲーションを使用しうる。二重接続シナリオでは、第1のANは、MCGを提供するマスター・ノードであってもよく、第2のANは、SCGを提供する副次ノードであってもよい。第1/第2のANは、eNB、gNB、ng-eNB等の任意の組み合わせでありうる。
RAN 1404は、ライセンスされるスペクトルまたはライセンス不要のスペクトルを通じてエアインターフェースを提供しうる。ライセンス不要のスペクトルにおいて動作するために、ノードは、PCell/SCellを用いたCA技術に基づいて、LAA、eLAA、および/またはfeLAA機構を使用しうる。ライセンス不要のスペクトルにアクセスするより前に、ノードは、たとえばリッスン・ビフォア・トーク(listen-before-talk、LBT)プロトコルに基づいて媒体/キャリア感知動作を実行しうる。
V2Xシナリオでは、UE 1402またはAN 1408は、V2X通信のために使用される任意の輸送インフラストラクチャー・エンティティを指しうるRSUであるか、またはRSUとしてはたらきうる。RSUは、適切なANまたは静止した(または比較的静止した)UEにおいて、またはそれによって実装されうる。UEにおいて、またはそれによって実装されるRSUは、「UEタイプRSU」と呼ばれることがあり、eNBの場合は、「eNBタイプRSU」と呼ばれることがあり、gNBの場合は、「gNBタイプRSU」と呼ばれることがある、などである。一例では、RSUは、通過する車両UEに接続性サポートを提供する道路側に位置する無線周波数回路に結合されたコンピューティング・デバイスである。RSUはまた、交差点マップ幾何、交通統計、メディア、ならびに進行中の車両および歩行者交通を感知および制御するためのアプリケーション/ソフトウェアを記憶するための内部データ記憶回路を含みうる。RSUは、衝突回避、交通警報などの高速イベントのために必要とされる非常に低遅延の通信を提供することができる。追加的または代替的に、RSUは、他のセルラー/WLAN通信サービスを提供しうる。RSUの構成要素は、屋外設置に適した耐候性エンクロージャ内にパッケージ化されてもよく、交通信号コントローラまたはバックホール・ネットワークへの有線接続(たとえば、イーサネット(登録商標))を提供するためのネットワーク・インターフェース・コントローラを含んでいてもよい。
いくつかの実施形態では、RAN 1404は、eNB、たとえば、eNB 1412を有するLTE RAN 1410でありうる。LTE RAN 1440は、以下の特性を有するLTEエアインターフェースを提供することができる:15kHzのSCS;DLのためのCP-OFDM波形およびULのためのSC-FDMA波形;データのためのターボ符号および制御のためのTBCCなど。LTEエアインターフェースは、CSI取得およびビーム管理のためにCSI-RSに;PDSCH/PDCCH復調のためにPDSCH/PDCCH DMRSに、セル探索および初期取得、チャネル品質測定、ならびにUEにおけるコヒーレント復調/検出のためのチャネル推定のためにCRSに、依拠してもよい。LTEエアインターフェースは、サブ6GHz帯域上で動作しうる。
いくつかの実施形態では、RAN 1404は、gNB、たとえばgNB 1416、またはng-eNB、たとえばng-eNB 1418を有するNG-RAN 1414あってもよい。gNB 1416は、5G NRインターフェースを使用して5G対応UEと接続することができる。gNB 1416は、N2インターフェースまたはN3インターフェースを含みうるNGインターフェースを通じて5Gコアと接続することができる。ng-eNB 1418はまた、NGインターフェースを通じて5Gコアと接続しうるが、LTEエアインターフェースを介してUEと接続しうる。gNB 1416およびng-eNB 1418は、Xnインターフェースを通じて互いに接続することができる。
いくつかの実施形態では、NGインターフェースは、2つの部分、すなわち、NG-RAN 1414のノードとUPF 1448との間でトラフィック・データを搬送するNGユーザー・プレーン(NG-U)インターフェース(たとえば、N3インターフェース)と、NG-RAN 1414とAMF 1444のノードの間の信号伝達インターフェースであるNG制御プレーン(NG-C)インターフェース(たとえば、N2インターフェース)とに分割されうる。
NG-RAN 1414は、以下の特性を有する5G-NRエアインターフェースを提供することができる:可変SCS;DLのためのCP-OFDM、ULのためのCP-OFDMおよびDFT-s-OFDM;制御のためのポーラ、反復、シンプレックス、およびリード・マラー符号、ならびにデータのためのLDPC。5G-NRエアインターフェースは、LTEエアインターフェースと同様に、CSI-RS、PDSCH/PDCCH DMRSに依存しうる。5G-NRエアインターフェースは、CRSを使用しないことがあるが、PBCH復調のためにPBCH DMRSを;PDSCHのための位相トラッキングのためにPTRSを;時間トラッキングのためにトラッキング参照信号を使用してもよい。5G-NRエアインターフェースは、サブ6 GHz帯域を含むFR1帯域、または24.25GHzから52.6GHzまでの帯域を含むFR2帯域上で動作しうる。5G-NRエアインターフェースは、PSS/SSS/PBCHを含む下りリンク資源グリッドのエリアであるSSBを含みうる。
いくつかの実施形態では、5G-NRエアインターフェースは、さまざまな目的のためにBWPを利用しうる。たとえば、BWPは、SCSの動的適応のために使用されることができる。たとえば、UE 1402は、各BWP構成が異なるSCSを有する複数のBWPで構成されうる。BWP変更がUE 1402に示されたとき、伝送のSCSも変更される。BWPの別の使用事例の例は、電力節約に関する。特に、複数のBWPは、異なるトラフィック負荷シナリオの下でデータ伝送をサポートするために、異なる量の周波数資源(たとえば、PRB)を用いてUE 1402のために構成されうる。より少ない数のPRBを含むBWPは、UE 1402において、および場合によってはgNB 1416において電力節約を可能にしながら、小さいトラフィック負荷をもつデータ伝送のために使用されうる。より多数のPRBを含むBWPは、より高いトラフィック負荷を有するシナリオのために使用されうる。
RAN 1404は、データおよび電気通信サービスをサポートするためのさまざまな機能を顧客/サブスクライバー(たとえば、UE 1402のユーザー)に提供するためのネットワーク要素を含むCN 1420に通信上結合される。CN 1420のコンポーネントは、1つの物理ノードまたは別個の複数の物理ノードにおいて実装されうる。いくつかの実施形態では、NFVは、CN 1420のネットワーク要素によって提供される機能のいずれかまたは全部を、サーバー、スイッチ等における物理的計算/記憶資源上に仮想化するために利用されてもよい。CN 1420の論理インスタンス化は、ネットワーク・スライスと称されてもよく、CN 1420の一部の論理インスタンス化は、ネットワーク・サブスライスと称されてもよい。
いくつかの実施形態では、CN 1420は、EPCと呼ばれることもあるLTE CN 1422でありうる。LTE CN 1422は、図示のようにインターフェース(または「基準点」)を通じて互いに結合されたMME 1424、SGW 1426、SGSN 1428、HSS 1430、PGW 1432、およびPCRF 1434を含みうる。LTE CN 1422の要素の機能は、下記のように簡単に紹介されうる。
MME 1424は、ページング、ベアラ・アクティブ化/非アクティブ化、ハンドオーバー、ゲートウェイ選択、認証などを容易にするために、UE 1402の現在の位置を追跡するためのモビリティ管理機能を実装しうる。
SGW 1426は、RANに向かうS1インターフェースを終端し、RANとLTE CN 1422との間でデータ・パケットをルーティングすることができる。SGW 1426は、インターRANノード・ハンドオーバー(inter-RAN node handover)のためのローカル・モビリティ・アンカー・ポイントであってもよく、3GPP間モビリティのためのアンカーを提供してもよい。他の役割は、合法的傍受、課金、およびいくらかのポリシー施行を含みうる。
SGSN 1428は、UE 1402の位置を追跡し、セキュリティ機能とアクセス制御とを実行しうる。さらに、SGSN 1428は、異なるRATネットワーク間のモビリティのためのインターEPCノード信号伝達(inter-EPC node signaling);MME 1424によって指定されるPDNおよびS-GW選択;ハンドオーバーのためのMME選択などを実行することができる。MME 1424とSGSN 1428との間のS3基準点は、アイドル/アクティブ状態におけるインター3GPPアクセス・ネットワーク・モビリティ(inter-3GPP access network mobility)のためのユーザーおよびベアラ情報交換を可能にすることができる。
HSS 1430は、ネットワーク・エンティティによる通信セッションの処理をサポートするためのサブスクリプション関連情報を含む、ネットワーク・ユーザーについてのデータベースを含みうる。HSS 1430は、ルーティング/ローミング、認証、許諾、ネーミング/アドレス解決、位置依存性などに対するサポートを提供することができる。HSS 1430とMME 1424との間のS6a基準点は、LTE CN 1420へのユーザーアクセスを認証/許諾するためのサブスクリプションおよび認証データの転送を可能にしうる。
PGW 1432は、アプリケーション/コンテンツ・サーバー1438を含みうるデータ・ネットワーク(DN)1436に向かうSGiインターフェースを終端させうる。PGW 1432は、LTE CN 1422とデータ・ネットワーク1436との間でデータ・パケットをルーティングしうる。PGW 1432は、ユーザープレーントンネリングおよびトンネル管理を容易にするために、S5基準点によってSGW 1426と結合されうる。PGW 1432は、ポリシー実施および課金データ収集のためのノード(たとえば、PCEF)をさらに含みうる。加えて、PGW 1432とデータ・ネットワーク1436との間のSGi基準点は、たとえばIMSサービスの提供のための、事業者外部パブリック、プライベートPDN、または事業者内パケット・データ・ネットワークでありうる。PGW 1432は、Gx基準点を介してPCRF 1434と結合されうる。
PCRF 1434は、LTE CN 1422のポリシーおよび課金制御要素である。PCRF 1434は、サービスフローのための適切なQoSおよび課金パラメータを決定するために、アプリ/コンテンツ・サーバー1438に通信上結合されうる。PCRF 1432は、(Gx基準点を介して)適切なTFTおよびQCIをもつ関連付けられた規則をPCEFにプロビジョニングしうる。
いくつかの実施形態において、CN 1420は5GC 1440であってもよい。5GC 1440は、図示のようにインターフェース(または「基準点」)を通じて互いに結合されたAUSF 1442、AMF 1444、SMF 1446、UPF 1448、NSSF 1450、NEF 1452、NRF 1454、PCF 1456、UDM 1458、AF 1460、およびLMF 1462を含むことができる。5GC 1440の要素の機能は、下記のように簡単に紹介されうる。
AUSF 1442は、UE 1402の認証のためのデータを記憶し、認証関連機能を扱ってもよい。AUSF 1442は、さまざまなアクセス・タイプのための共通認証フレームワークを容易にしうる。図示されるような基準点を通じて5GC 1440の他の要素と通信することに加えて、AUSF 1442は、Nausfサービス・ベースのインターフェースを提示しうる。
AMF 1444は、5GC 1440の他の機能が、UE 1402およびRAN 1404と通信し、UE 1402に関するモビリティ・イベントについての通知にサブスクライブすることを許容しうる。AMF 1444は、登録管理(たとえば、UE 1402を登録するための)、接続管理、到達可能性管理、モビリティ管理、AMF関連イベントの合法的傍受、ならびにアクセス認証および許諾を受け持ってもよい。AMF 1444は、UE 1402とSMF 1446との間のSMメッセージのためのトランスポートを提供し、SMメッセージをルーティングするための透明なプロキシとして作用してもよい。AMF 1444はまた、UE 1402とSMSFとの間のSMSメッセージのためのトランスポートを提供しうる。AMF 1444は、AUSF 1442およびUE 1402と対話して、さまざまなセキュリティ・アンカーおよびコンテキスト管理機能を実行することができる。さらに、AMF 1444は、RAN 1404とAMF 1444との間のN2基準点を含みうるか、またはN2基準点でありうる、RAN CPインターフェースの終端点であってもよく、AMF 1444は、NAS(N1)信号伝達の終端点であってもよく、NAS暗号化および完全性保護を実行しうる。AMF 1444はまた、N3 IWFインターフェースを通じたUE 1402とのNAS信号伝達をサポートしてもよい。
SMF 1446は、SM(たとえば、セッション確立、UPF 1448とAN 1408との間のトンネル管理);UE IPアドレス割り当ておよび管理(任意的な許諾を含む);UP機能の選択および制御;トラフィックを適切な宛先にルーティングするためのUPF 1448におけるトラフィック・ステアリングの構成;ポリシー制御機能へのインターフェースの終端;ポリシー施行、課金、およびQoSの一部の制御;(SMイベントおよびL1システムへのインターフェースについての)合法的傍受;NASメッセージのSM部分の終端;下りリンク・データ通知;AMF 1444を介してN2上でAN 1408に送信されるAN固有のSM情報の開始;ならびにセッションのSSCモードの決定を受け持つことができる。SMは、PDUセッションの管理を指すことがあり、PDUセッションまたは「セッション」は、UE 1402とデータ・ネットワーク1436との間のPDUの交換を提供または可能にするPDU接続サービスを指してもよい。
UPF 1448は、RAT内およびRAT間モビリティのためのアンカーポイント、データ・ネットワーク1436への相互接続の外部PDUセッション・ポイント、およびマルチホームPDUセッションをサポートするための分岐点として働くことができる。UPF 1448はまた、パケット・ルーティングおよび転送を実行し、パケット検査を実行し、ポリシー規則のユーザー・プレーン部分を実施し、合法的にパケットを傍受し(UP収集)、トラフィック使用報告を実行し、ユーザー・プレーンのためのQoS処理(たとえば、パケット・フィルタリング、ゲーティング、UL/DLレート実施)を実行し、上りリンク・トラフィック検証(たとえば、SDF-to-QoSフロー・マッピング)を実行し、上りリンクおよび下りリンクにおけるトランスポート・レベル・パケット・マーキングを実行し、下りリンク・パケット・バッファリングおよび下りリンク・データ通知トリガーを実行しうる。UPF 1448は、データ・ネットワークへのトラフィック・フローのルーティングをサポートする上りリンク分類器を含むことができる。
NSSF 1450は、UE 1402にサービスするネットワーク・スライス・インスタンスの集合を選択しうる。NSSF 1450はまた、必要な場合、許容されるNSSAIと、サブスクライブされたS-NSSAIへのマッピングとを決定しうる。NSSF 1450はまた、好適な構成に基づいて、また可能性としてはNRF 1454に問い合わせることによって、UE 1402にサービスするために使用されるべきAMF集合、または候補AMFのリストを決定しうる。UE 1402のためのネットワーク・スライス・インスタンスの集合の選択は、NSSF 1450と対話することによって、UE 1402が登録されるAMF 1444によってトリガーされてもよく、それは、AMFの変化をもたらしうる。NSSF 1450は、N22基準点を介してAMF 1444と対話してもよく、N31基準点(図示せず)を介して訪問先ネットワーク内の別のNSSFと通信してもよい。加えて、NSSF 1450は、Nnssfサービス・ベースのインターフェースを示してもよい。
NEF 1452は、サードパーティー、内部公開/再公開、AF(たとえば、AF 1460)、エッジコンピューティングまたはフォグコンピューティングシステムなどのために3GPPネットワーク機能によって提供されるサービスおよび能力を安全に公開することができる。そのような実施形態では、NEF 1452は、AFを認証する、許諾する、または絞る(throttle)ことができる。NEF 1452はまた、AF 1460と交換される情報および内部ネットワーク機能と交換される情報を変換することもできる。たとえば、NEF 1452は、AFサービス識別子と内部5 GC情報との間で変換することができる。NEF 1452はまた、他のNFの公開された能力に基づいて、他のNFから情報を受信することもできる。この情報は、構造化されたデータとしてNEF 1452に記憶されてもよいし、標準化されたインターフェースを用いてデータ記憶装置NFに記憶されてもよい。次いで、記憶された情報は、NEF 1452によって他のNFおよびAFに再公開されるか、または分析などの他の目的のために使用されうる。さらに、NEF 1452は、Nnefサービス・ベースのインターフェースを示すことができる。
NRF 1454は、サービス発見機能をサポートし、NFインスタンスからNF発見要求を受信し、発見されたNFインスタンスの情報をNFインスタンスに提供することができる。NRF 1454はまた、利用可能なNFインスタンスおよびそれらのサポートされるサービスの情報を維持する。本明細書で使用されるところでは、「インスタンス化する(instantiate)」、「インスタンス化(instantiation)」などの用語は、インスタンスの作成を指す場合があり、「インスタンス」は、たとえばプログラム・コードの実行中に発生しうるオブジェクトの具体的な生起を指す場合がある。さらに、NRF 1454は、Nnrfサービス・ベースのインターフェースを示すことができる。
PCF 1456は、ポリシー規則を、それらを実施する制御プレーン機能に提供してもよく、また、ネットワーク挙動を支配するために統一されたポリシー・フレームワークをサポートしてもよい。PCF 1456はまた、UDM 1458のUDR内のポリシー決定に関連するサブスクリプション情報にアクセスするためのフロントエンドをも実装しうる。図示したように基準点を通じて機能と通信することに加えて、PCF 1456は、Npcfサービス・ベースのインターフェースを示す。
UDM 1458は、通信セッションのネットワーク・エンティティの処理をサポートするためにサブスクリプション関連情報を処理することができ、UE 1402のサブスクリプション・データを記憶することができる。たとえば、サブスクリプション・データは、UDM 1458とAMF 1444との間のN8基準点を介して通信されうる。UDM 1458は、アプリケーションフロントエンドおよびUDRの2つの部分を含むことができる。UDRは、UDM 1458およびPCF 1456のためのサブスクリプション・データおよびポリシー・データ、および/または公開のための構造化データおよびNEF 1452のためのアプリケーション・データ(アプリケーション検出のためのPFD、複数のUE 1402のためのアプリケーション要求情報を含む)を記憶することができる。Nudrサービス・ベースのインターフェースは、UDM 1458、PCF 1456、およびNEF 1452が、記憶されたデータの特定のセットにアクセスすること、ならびにUDR内の関連するデータ変更の通知を読む、更新する(たとえば、追加する、修正する)、削除する、およびそれにサブスクライブすることを許容するよう、UDR 1421によって示される。UDMは、クレデンシャルの処理、位置管理、サブスクリプション管理などを担当するUDM-FEを含むことができる。いくつかの異なるフロントエンドが、異なるトランザクションにおいて同じユーザーにサービスすることができる。UDM-FEは、UDRに記憶されたサブスクリプション情報にアクセスし、認証クレデンシャル処理、ユーザー識別処理、アクセス許諾、登録/モビリティ管理、およびサブスクリプション管理を実行する。図示のように基準点を通じて他のNFと通信することに加えて、UDM 1458は、Nudmサービス・ベースのインターフェースを示してもよい。
AF 1460は、トラフィック・ルーティングに対するアプリケーションの影響を提供し、NEFへのアクセスを提供し、ポリシー制御のためにポリシー・フレームワークと対話することができる。
いくつかの実施形態では、5GC 1440は、UE 1402がネットワークにアタッチされるポイントに地理的に近くなるようにオペレーター/サードパーティーサービスを選択することによって、エッジコンピューティングを可能にしうる。これは、ネットワーク上の待ち時間および負荷を低減しうる。エッジコンピューティング実装を提供するために、5GC 1440は、UE 1402に近いUPF 1448を選択し、N6インターフェースを介してUPF 1448からデータ・ネットワーク1436へのトラフィック・ステアリングを実行することができる。これは、UEサブスクリプション・データ、UE位置、およびAF 1460によって提供される情報に基づきうる。このようにして、AF 1460は、UPF(再)選択およびトラフィック・ルーティングに影響を及ぼしうる。オペレーター展開に基づいて、AF 1460が信頼されるエンティティであると考えられるとき、ネットワーク・オペレーターは、AF 1460が関連するNFと直接対話することを許可することができる。加えて、AF 1460は、Nafサービス・ベースのインターフェースを示しうる。
データ・ネットワーク1436は、たとえばアプリケーション/コンテンツ・サーバー1438を含む一つまたは複数のサーバーによって提供されうるさまざまなネットワーク事業者サービス、インターネットアクセス、またはサードパーティーサービスを表しうる。
図15は、さまざまな実施形態によるワイヤレス・ネットワーク1500を概略的に示す。ワイヤレス・ネットワーク1500は、AN 1504とワイヤレス通信しているUE 1502を含みうる。UE 1502およびAN 1504は、本明細書の他の場所で説明される同様の名称の構成要素と同様であり、実質的に交換可能でありうる。
UE 1502は、接続1506を介してAN 1504と通信上結合されうる。接続1506は、通信結合を可能にするためのエアインターフェースとして示されており、mm波またはサブ6GHz周波数で動作するLTEプロトコルまたは5G NRプロトコルなどのセルラー通信プロトコルと整合することができる。
UE 1502は、モデム・プラットフォーム1510に結合されたホストプラットフォーム1508を含みうる。ホストプラットフォーム1508は、モデム・プラットフォーム1510のプロトコル処理回路1514と結合されうるアプリケーション処理回路1512を含みうる。アプリケーション処理回路1512は、アプリケーション・データをソース/シンクするUE 1502のためのさまざまなアプリケーションを実行することができる。アプリケーション処理回路1512はさらに、データ・ネットワークへ/からアプリケーション・データを送信/受信するために、一つまたは複数のレイヤー動作を実装しうる。これらのレイヤー動作は、トランスポート(たとえば、UDP)およびインターネット(たとえば、IP)動作を含んでいてもよい。
プロトコル処理回路1514は、接続1506を通じたデータの送信または受信を容易にするために、レイヤー動作のうちの一つまたは複数を実装しうる。プロトコル処理回路1514によって実装されるレイヤー動作は、たとえば、MAC、RLC、PDCP、RRCおよびNAS動作を含んでいてもよい。
モデム・プラットフォーム1510は、ネットワーク・プロトコル・スタックにおいてプロトコル処理回路1514によって実行される「下位」レイヤー動作である一つまたは複数のレイヤー動作を実装しうるデジタル・ベースバンド回路1516をさらに含みうる。これらの動作は、たとえば、HARQ-ACK機能、スクランブル/デスクランブル、エンコード/デコード、レイヤー・マッピング/マッピング解除、変調シンボルマッピング、受信シンボル/ビット・メトリック決定、空間時間、空間周波数または空間符号化のうちの一つまたは複数を含みうるマルチアンテナ・ポート前置符号化/復号、参照信号生成/検出、プリアンブル・シーケンス生成および/または復号、同期シーケンス生成/検出、制御チャネル信号ブラインド復号、ならびに他の関連する機能のうちの一つまたは複数を含むPHY動作を含みうる。
モデム・プラットフォーム1510は、送信回路1518、受信回路1520、RF回路1522、およびRFフロントエンド(RFFE)1524をさらに含むことができ、RFFEは、一つまたは複数のアンテナ・パネル1526を含むか、またはそれに接続することができる。手短に言うと、送信回路1518は、デジタル‐アナログ・コンバータ、ミキサー、中間周波数(IF)コンポーネントなどを含むことができ;受信回路1520は、アナログ‐デジタル・コンバータ、ミキサー、IFコンポーネントなどを含むことができ;RF回路1522は、低雑音増幅器、電力増幅器、電力トラッキング・コンポーネントなどを含むことができ;RFFE 1524は、フィルタ(たとえば、表面/体積弾性波フィルタ)、スイッチ、アンテナチューナー、ビームフォーミング・コンポーネント(たとえば、フェーズアレイアンテナ・コンポーネント)などを含むことができる。送信回路1518、受信回路1520、RF回路1522、RFFE 1524、およびアンテナ・パネル1526のコンポーネント(総称的に「送受信コンポーネント」と呼ばれる)の選択および配置は、たとえば、通信がミリ波またはサブ6GHz周波数におけるTDMまたはFDMなどのいずれであるかなど、特定の実装の詳細に固有でありうる。いくつかの実施形態では、送受信コンポーネントは複数の並列の送受信チェーンに配列されてもよく、同じまたは異なるチップ/モジュールに配置されてもよい、などである。
いくつかの実施形態では、プロトコル処理回路1514は、制御回路(図示せず)の一つまたは複数のインスタンスを含み、送受信コンポーネントのための制御機能を提供してもよい。
UE受信は、アンテナ・パネル1526、RFFE 1524、RF回路1522、受信回路1520、デジタル・ベースバンド回路1516、およびプロトコル処理回路1514によって、およびこれらを介して確立されうる。いくつかの実施形態では、アンテナ・パネル1526は、一つまたは複数のアンテナ・パネル1526の複数のアンテナ/アンテナ要素によって受信された信号を受信ビームフォーミングすることによって、AN 1504からの送信を受信することができる。
UE送信は、プロトコル処理回路1514、デジタル・ベースバンド回路1516、送信回路1518、RF回路1522、RFFE 1524、およびアンテナ・パネル1526によって、およびこれらを介して確立されうる。いくつかの実施形態では、UE 1504の送信コンポーネントは、アンテナ・パネル1526のアンテナ要素によって放出される送信ビームを形成するために、送信されるべきデータに空間フィルタを適用しうる。
UE 1502と同様に、AN 1504は、モデム・プラットフォーム1530に結合されたホストプラットフォーム1528を含みうる。ホストプラットフォーム1528は、モデム・プラットフォーム1530のプロトコル処理回路1534に結合されたアプリケーション処理回路1532を含むことができる。モデム・プラットフォームは、デジタル・ベースバンド回路1536と、送信回路1538と、受信回路1540と、RF回路1542と、RFFE回路1544と、アンテナ・パネル1546とをさらに含みうる。AN 1504の構成要素は、UE 1502の同様の名称の構成要素と同様であり、実質的に交換可能でありうる。上述のようにデータ送信/受信を実行することに加えて、AN 1508の構成要素は、たとえば、無線ベアラ管理、上りリンクおよび下りリンク動的無線資源管理、ならびにデータ・パケット・スケジューリングなどのRNC機能を含むさまざまな論理機能を実行することができる。
図16は、機械可読媒体またはコンピュータ可読媒体(たとえば、非一時的な機械可読記憶媒体)から命令を読み、本明細書で説明する方法のうちの任意の一つまたは複数を実行することが可能な、いくつかの例示的実施形態による構成要素を示すブロック図である。具体的には、図16は、一つまたは複数のプロセッサ(またはプロセッサコア)1610、一つまたは複数のメモリ/記憶デバイス1620、および一つまたは複数の通信資源1630を含むハードウェア資源の概略図を示し、これらのそれぞれは、バス1640または他のインターフェース回路を介して通信上結合されうる。ノード仮想化(たとえば、NFV)が利用される実施形態については、一つまたは複数のネットワーク・スライス/サブスライスがハードウェア資源1600を利用する実行環境を提供するよう、ハイパーバイザ1602が実行されてもよい。
プロセッサ1610は、たとえば、プロセッサ1612およびプロセッサ1614を含んでいてもよい。プロセッサ1610は、たとえば、中央処理装置(CPU)、縮小命令セットコンピューティング(RISC)プロセッサ、複雑命令セットコンピューティング(CISC)プロセッサ、グラフィックス処理ユニット(GPU)、ベースバンドプロセッサなどのDSP、ASIC、FPGA、無線周波数集積回路(RFIC)、別のプロセッサ(本明細書で説明されるものを含む)、またはそれらの任意の適切な組み合わせであってもよい。
メモリ/ストレージデバイス1620は、メインメモリ、ディスクストレージ、またはそれらの任意の適切な組み合わせを含みうる。メモリ/ストレージデバイス1620は、これに限定されるものではないが、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM)、電気的に消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュメモリ、ソリッドステートストレージなど、任意のタイプの揮発性、不揮発性、または半揮発性メモリを含みうる。
通信資源1630は、ネットワーク1608を介して一つまたは複数の周辺デバイス1604または一つまたは複数のデータベース1606または他のネットワーク要素と通信するために、相互接続またはネットワーク・インターフェース・コントローラ、コンポーネント、または他の適切なデバイスを含みうる。たとえば、通信資源1630は、(たとえば、USB、イーサネット(登録商標)などを介して結合するための)有線通信コンポーネント、セルラー通信コンポーネント、NFCコンポーネント、Bluetooth(登録商標)(またはBluetooth(登録商標)Low Energy)コンポーネント、Wi-Fi(登録商標)コンポーネント、および他の通信コンポーネントを含んでいてもよい。
命令1650は、ソフトウェア、プログラム、アプリケーション、アプレット、アプリ、またはプロセッサ1610のうちの少なくともいずれかに、本明細書で説明される方法のうちのいずれか一つまたは複数を実行させるための他の実行可能コードを含みうる。命令1650は、プロセッサ1610(たとえば、プロセッサのキャッシュメモリ内)、メモリ/記憶デバイス1620、またはそれらの任意の好適な組み合わせのうちの少なくとも1つの中に完全にまたは部分的に存在しうる。さらに、命令1650の任意の部分は、周辺デバイス1604またはデータベース1606の任意の組み合わせからハードウェア資源に転送されうる。よって、プロセッサ1610、メモリ/記憶デバイス1620、周辺デバイス1604、およびデータベース1606のメモリは、コンピュータ可読媒体および機械可読媒体の例である。
一つまたは複数の実施形態について、前述の図のうちの一つまたは複数に記載される構成要素のうちの少なくとも1つは、以下の例示的なセクションに記載されるような一つまたは複数の動作、技法、プロセス、および/または方法を実行するように構成されうる。たとえば、前述の図のうちの一つまたは複数に関連して上述されたベースバンド回路は、以下に記載される例のうちの一つまたは複数に従って動作するように構成されてもよい。別の例では、前述の図のうちの一つまたは複数に関連して上記で説明したUE、基地局、ネットワーク要素などに関連する回路は、以下で例示的なセクションで説明する例のうちの一つまたは複数に従って動作するように構成されうる。
例示的な手順
いくつかの実施形態では、図14~図16、または本明細書のいくつかの他の図の電子デバイス(複数可)、ネットワーク(複数可)、システム(複数可)、チップ(複数可)もしくはコンポーネント(複数可)、またはそれらの一部もしくは実装は、本明細書で説明される一つまたは複数のプロセス、技法、もしくは方法、またはそれらの一部を実行するように構成されうる。そのようなプロセス1700の1つを図17に示す。いくつかの実施形態では、プロセス1700は、UEまたはその一部によって実行されうる。
1702において、プロセス1700は、一つまたは複数の探測参照信号(SRS)資源集合の第1の集合および一つまたは複数のSRS資源集合の第2の集合についての構成情報を受信することを含んでいてもよい。ここで、第1の集合は第1の送受信ポイント(TRP)に関連付けられ、第2の集合は第2のTRPに関連付けられる。構成情報は、それぞれのSRS資源集合の一つまたは複数の電力制御パラメータを含みうる。一つまたは複数の電力制御パラメータは、たとえば、SRS電力制御調整状態、経路損失参照信号、P0パラメータ、アルファ・パラメータ、および/または空間関係の指示を含みうる。
1704において、プロセス1700は、SRS資源集合の第1および第2の集合の一方または両方をアクティブ化するためのメッセージを受信することをさらに含みうる。1706において、プロセス1700は、アクティブ化されたSRS資源集合に基づいてアンテナ切り換えを用いて一つまたは複数のSRSを送信することをさらに含みうる。
図18は、さまざまな実施形態による別のプロセス1800を示す。いくつかの実施形態では、プロセス1800は、gNBまたはその一部によって実行されうる。1802において、プロセス1800は、ユーザー機器(UE)への送信のために、一つまたは複数の探測参照信号(SRS)資源集合の第1の集合および一つまたは複数のSRS資源集合の第2の集合についての構成情報をエンコードすることを含んでいてもよく、ここで、第1の集合は第1の送受信ポイント(TRP)に関連付けられ、第2の集合は第2のTRPに関連付けられる。構成情報は、それぞれのSRS資源集合の一つまたは複数の電力制御パラメータを含みうる。前記一つまたは複数の電力制御パラメータは、たとえば、SRS電力制御調整状態、経路損失参照信号、P0パラメータ、アルファ・パラメータ、および/または空間関係の指示を含みうる。
1804において、プロセス1800は、アンテナ切り換えのためにSRS資源集合の第1の集合および第2の集合の一方または両方をアクティブ化するために、UEへの送信のためのメッセージをエンコードすることをさらに含みうる。
図19は、さまざまな実施形態による別のプロセス1900を示す。いくつかの実施形態では、プロセス1900は、gNBまたはその一部によって実行されうる。1902において、プロセス1900は、ユーザー機器(UE)への送信のために、送受信ポイント(TRP)に関連付けられ、アンテナ切り換えのために構成された複数の探測参照信号(SRS)資源集合のための構成情報をエンコードすることを含んでいてもよく、ここで、複数のSRS資源集合のすべてのSRS資源は、同じ送信構成インジケータ〔伝送構成インジケータ〕(transmission configuration indicator、TCI)状態を有する。TCI状態は、合同上りリンク(UL)/下りリンク(DL)TCI状態または別個UL TCI状態でありうる。1904において、プロセス1900は、UEから、構成情報に基づいてアンテナ切り換えを用いて一つまたは複数のSRSを受信することをさらに含みうる。
一つまたは複数の実施形態について、前述の図のうちの一つまたは複数に記載される構成要素のうちの少なくとも1つは、以下の実施例セクションに記載されるような一つまたは複数の動作、技法、プロセス、および/または方法を実行するように構成されうる。たとえば、前述の図のうちの一つまたは複数に関連して上述されたベースバンド回路は、以下に記載される実施例のうちの一つまたは複数に従って動作するように構成されてもよい。別の例では、前述の図のうちの一つまたは複数に関連して上記で説明したUE、基地局、ネットワーク要素などに関連付けられた回路は、以下の実施例セクションに記載される例のうちの一つまたは複数に従って動作するように構成されうる。
実施例
実施例A1は、TRPを含んでいてもよく、該TRPは、アンテナ切り換えおよびキャリア切り換えのためのSRSをもってUEを構成することができる。
実施例A2は、実施例A1または本明細書のいくつかの他の例の方法を含んでいてもよく、TRPは、単一TRPモードまたはマルチTRPモードで動作することができる。
実施例A3は、実施例A2または本明細書のいくつかの他の例の方法を含んでいてもよく、マルチTRP動作について、アンテナ切り換えのための非周期的SRS資源集合の数が拡張されるべきである。単一TRPにおけるアンテナ切り換えのための非周期的SRS資源集合の数がMである場合、2つのTRPのマルチTRP動作では、非周期的SRS資源集合の2つのグループがアンテナ切り換えのために構成されるべきである。各グループは、M個の非周期的SRS資源集合を含み、たとえば、マルチTRPにおける非周期的SRS資源集合の総数は、2*Mである。第1のグループでは、M個の非周期的SRS資源集合の電力制御パラメータは、第1のTRPに関連付けられる。第2のグループでは、M個の非周期的SRS資源集合の電力制御パラメータは、第2のTRPに関連付けられる。電力制御パラメータは、以下のパラメータ、すなわち、SRS電力制御調整状態、経路損失参照信号、P0、アルファ、空間関係のうちの1つまたはいくつかまたはすべてを含みうる。
実施例A4は、実施例A2または本明細書のいくつかの他の例の方法を含んでいてもよく、マルチTRP動作について、アンテナ切り換えのための周期的/半永続的SRS資源集合の数は、拡張されるべきである。単一TRPにおけるアンテナ切り換えのための周期的/半永続的SRS資源集合の数がNである場合、2つのTRPのマルチTRP動作において、周期的/半永続的SRS資源集合の2つのグループがアンテナ切り換えのために構成されるべきである。各グループは、N個の周期的/半永続的SRS資源集合を含み、たとえば、マルチTRPにおける周期的/半永続的SRS資源集合の総数は、2*Nである。第1のグループでは、N個の周期的/半永続的SRS資源集合の電力制御パラメータは、第1のTRPに関連付けられる。第2のグループでは、N個の周期的/半永続的SRS資源集合の電力制御パラメータは、第2のTRPに関連付けられる。電力制御パラメータは、以下のパラメータ、すなわち、SRS電力制御調整状態、経路損失参照信号、P0、アルファ、空間関係のうちの1つまたはいくつかまたはすべてを含みうる。
実施例A5は、実施例A2または本明細書のいくつかの他の例の方法を含んでいてもよく、マルチTRP動作について、1つのUEに構成されうるSRS資源集合の最大数が、たとえば32または64に拡張されてもよい(maxNrofSRS-ResourceSets INTEGER::=32またはmaxNrofSRS-ResourceSets INTEGER::=64)。DCIにおける非周期的SRSのためのトリガー状態の数およびSRS要求のためのフィールド長も、柔軟なトリガーをサポートするために拡張されうる。
実施例A6は、実施例A2または本明細書のいくつかの他の例の方法を含んでいてもよく、マルチTRP動作について、アンテナ切り換えのための非周期的SRS資源集合の数は、単一TRP動作と同じに維持されうる。非周期的SRS資源集合のための電力制御パラメータは、DCIをトリガーすることによって変更されてもよく、たとえば、TRP固有の電力制御パラメータは、非周期的SRSをトリガーするDCIによって動的に示されてもよい。SRS電力制御パラメータセットのリストが、RRCによって構成されてもよく、非周期的SRSをトリガーするDCIは、トリガーされたSRSのためにどのセットが適用されることになるかを示しうる。非周期的SRSをトリガーすることができる新しいフィールドがDCIに追加されるべきである。電力制御パラメータは、以下のパラメータ、すなわち、SRS電力制御調整状態、経路損失参照信号、P0、アルファ、空間関係のうちの1つまたはいくつかまたはすべてを含みうる。
実施例A7は、実施例A2または本明細書のいくつかの他の例の方法を含んでいてもよく、FR1(周波数範囲1)について、UE側ビームフォーミングがないので、単一TRPと同じ数の非周期的SRS資源集合がマルチTRP動作のために維持されてもよい。SRS資源集合は、TRP#Aに関連付けられた電力制御パラメータをもって構成される。ネットワークがTRP#Bへのアンテナ切り換えを実行したい場合、前記SRSの電力はブーストされてもよく(たとえば、SRSは最大電力をもって送信される)、TRP Bは、アンテナ切り換えのために前記SRSを受信することができる。
実施例A8は、実施例A2または本明細書のいくつかの他の例の方法を含んでいてもよく、1つまたはいくつかの追加的な非周期的/半永続的/周期的SRS資源集合が、SRSキャリア切り換えのために構成されてよい。非周期的/半永続的/周期的SRS資源集合は、「antennaSwitching」に設定された用途および「separateClosedLoop」に設定されたSRS電力制御状態をもって構成されうる。一例では、アンテナ切り換えのための非周期的SRS資源集合の数がMである場合、キャリア切り換えのために追加的なM個の非周期的SRS資源集合が定義されうる。
実施例A9は、実施例A2または本明細書のいくつかの他の例の方法を含んでいてもよく、キャリア切り換え専用に導入される追加的なSRS資源集合はない。SRS電力制御状態を動的に変更するために、新しいフィールドがDCIに導入されてもよい。キャリア切り換えのためには、フィールドは、PUSCHとして別個の電力制御状態を示すべきである。
実施例A10は、実施例A2または本明細書のいくつかの他の例の方法を含んでいてもよく、キャリア切り換えのために、非周期的SRS資源集合の電力制御状態は、DCIフォーマットによって暗黙的に示されうる。「antennaSwitching」に設定された用途を有する非周期的SRS資源集合がDCIフォーマット2_3によってトリガーされる場合、SRS資源集合の電力制御状態は、PUSCHとして別個の電力制御状態になるように暗黙的に変更される。
実施例A11は:
ユーザー機器(UE)に関連付けられたアンテナ切り換えおよびキャリア切り換えのための探測参照信号(SRS)構成情報を受信する段階であって、前記SRS構成情報は、アンテナ切り換えのためのある数の非周期的SRS資源集合の指示と、非周期的SRS資源集合の一つまたは複数の電力制御パラメータとを含み、前記一つまたは複数の電力制御パラメータは、SRS電力制御調整状態、経路損失参照信号、P0パラメータ、アルファ・パラメータ、または空間関係の指示を含む、段階と;
前記SRS構成情報を含む、前記UEへの送信のためのメッセージをエンコードする段階とを含む、
方法を含む。
実施例A12は、実施例A11または本明細書のいくつかの他の例の方法を含み、UEが2T4Rアンテナ切り換え手順を実行することとの関連で、2T8Rアンテナ切り換え手順を実行することをさらに含む。
実施例A13は、実施例A11または本明細書のいくつかの他の例の方法を含み、SRS構成情報は、一つまたは複数の送受信ポイント(TRP)のためのアンテナ切り換えに関連付けられた資源集合に基づいて決定される。
実施例A14は、実施例A11または本明細書のいくつかの他の例の方法を含み、SRS構成情報は、UEのアンテナ切り換え能力に基づいて決定される。
実施例A15は、実施例A11または本明細書のいくつかの他の例の方法を含み、SRS構成情報は、一つまたは複数のTRPに関連付けられた異なる周期的または半永続的資源集合内の周期的または半永続的SRS資源の指示を含む。
実施例A16は、実施例A11または本明細書のいくつかの他の例の方法を含み、SRS構成情報は、共通のTRPに関連付けられ、共通の周期性および異なるスロット・オフセットをもって構成される周期的または半永続的な資源集合における周期的または半永続的なSRS資源の指示を含む。
実施例A17は、実施例A11または本明細書のいくつかの他の例の方法を含み、SRS構成情報は、単一TRPのために構成されたいくつかの周期的または半永続的SRS資源集合の指示を含む。
実施例A18は、実施例A11または本明細書のいくつかの他の例の方法を含み、SRS構成情報は、逐次送信またはインターレース送信のための周期的または半永続的SRS資源集合内の異なるTRPをターゲットとする複数のSRS資源の指示を含む。
実施例A19は、実施例A11または本明細書のいくつかの他の例の方法を含み、SRS構成情報は、前記一つまたは複数の電力制御パラメータに関連付けられたTCI状態の指示を含む。
実施例A20は、実施例A11または本明細書のいくつかの他の例の方法を含み、SRS構成情報は、第1のTRPのための第1のアンテナ切り換えプロセスおよび第2のTRPのための第2のアンテナ切り換えプロセスの指示を含む。
実施例A21は、実施例A11または本明細書のいくつかの他の例の方法を含み、非周期的SRS資源集合の異なるグループは、異なるトリガー状態をもって構成される。
実施例A22は、実施例A21または本明細書のいくつかの他の例の方法を含み、非周期的SRS資源集合の第1のグループは、第1のトリガー状態をもって構成され、非周期的SRS資源集合の第2のグループは、第2のトリガー状態をもって構成される。
実施例A23は、実施例A11または本明細書のいくつかの他の例の方法を含み、非周期的SRS資源集合の異なるグループは、共通のトリガー状態をもって構成される。
実施例A24は、実施例A11または本明細書のいくつかの他の例の方法を含み、SRS構成情報は、アンテナ切り換えのための複数のxTyR構成および複数の周期的/半永続的SRS資源集合を含み、x=1、2、または4であり、y=1、2、または4であり、x<=yである。
実施例A25は、実施例24または本明細書のいくつかの他の例の方法を含み、UEは、2T4Rをサポートし、SRS構成情報は、同時に1T4Rおよび2T4Rの両方のための周期的または半永続的SRS資源集合を用いてUEを構成するものである。
実施例A26は、実施例A11または本明細書のいくつかの他の例の方法を含み、一つまたは複数の半永続的または非周期的SRS資源集合内のSRS資源のためのアンテナ・ポートの数を更新または再構成するために、UEへの送信のための媒体アクセス制御‐制御要素(MAC-CE)メッセージをエンコードすることをさらに含む。
実施例A27は、実施例A26または本明細書のいくつかの他の例の方法を含み、MAC-CEメッセージは、1つのSRS資源集合が2つのSRS資源を含み、各SRS資源が2つのポートを有する2T4Rアンテナ切り換えを再構成するものであり、MAC-CEは、それら2つのSRS資源を、1T2Rとして使用される1つのポートになるように再構成するものである。
実施例A28は、実施例A26または本明細書のいくつかの他の例の方法を含み、MAC-CEメッセージは、一つまたは複数のSRS資源集合内のSRS資源をアクティブ化または非アクティブ化するものである
実施例A29は、実施例A11または本明細書のいくつかの他の例の方法を含み、UEが実行することを望むxTyR構成を示す報告をUEから受信することをさらに含む。
実施例A30は、実施例A29または本明細書のいくつかの他の例の方法を含み、前記報告は、周期的、半永続的、または非周期的に受信される。
実施例B1はgNBを含んでいてもよく、gNBは、アンテナ切り換えのためにSRSを送信するようにUEを構成してもよい。
実施例B2は、実施例B1または本明細書のいくつかの他の例の方法を含んでいてもよく、同じTRPによって実行されるアンテナ切り換えを伴うSRSについて、同じDCIによってトリガーされるすべての非周期的SRS資源集合に含まれるすべてのSRS資源は、同じビームをもって構成されるべきである(これは、単一TRP動作にも適用されうる)。異なるTRPによって実行されるアンテナ切り換えを伴うSRSについては、異なるTRPに向けたSRSのために異なるビームが適用されてもよい。ビームは、RRCによって構成されてもよく、またはMAC-CEによって更新されてもよく、またはDCIによって示されてもよい。同じTRPによって実行されるアンテナ切り換えを伴うSRSについては、同じDCIによってトリガーされるすべての非周期的SRS資源集合は、以下のパラメータについて同じ値をもって構成されるべきである:alpha、p0、pathlossReferenceRS、srs-PowerControlAdjustmentState(これは、単一TRP動作にも適用されうる)。異なるTRPによって実行されるアンテナ切り換えを伴うSRSについては、それらのパラメータの異なる値が、異なるTRPに向けたSRS資源集合のために適用されうる。パラメータ(alpha、p0、pathlossReferenceRS、srs-PowerControlAdjustmentState)は、RRCによって構成されうるか、またはMAC-CEによって更新されうるか、またはDCIによって示されうる。別の例では、pathlossReferenceRSは、合同DL/UL TCI状態または別個UL TCI状態から導出されうる。別の例では、同じTRPによって実行されるアンテナ切り換えを伴うSRSについて、1つの非周期的SRS資源集合に含まれるすべてのSRS資源は、同じビームをもって構成されるべきであり(これは単一TRP動作にも適用されうる)、ここで、ビームは、RRCによって構成されてもよく、またはMAC-CEによって更新されてもよく、またはDCIによって示されてもよい。異なるTRPによって実行されるアンテナ切り換えを伴うSRSについては、異なるTRPに向けたSRS資源集合について異なるビームが適用されうる。
実施例B3は、実施例B2または本明細書のいくつかの他の例の方法を含んでいてもよく、SRSのための経路損失参照信号を更新するためのMAC-CEは、信号伝達を低減するために、複数のSRS資源集合を収容するために更新されてもよい。MAC-CE内のSRS資源集合(単数または複数)は、同じまたは異なる用途(コードブック、非コードブック、antennaSwitching、beamManagement)をもって構成されうる。また、SRS資源集合は、周期的、半永続的、または非周期的でありうる。
実施例B4は、実施例B2または本明細書のいくつかの他の例の方法を含んでいてもよく、SRSのための空間関係を更新するためのMAC-CEは、複数のSRS資源集合を収容するように定義されてもよい。MAC-CE内のSRS資源集合は、同じまたは異なる用途(コードブック、非コードブック、antennaSwitching、beamManagement)をもって構成されうる。また、SRS資源集合は、周期的、半永続的、または非周期的でありうる。
実施例B5は、実施例B1または本明細書のいくつかの他の例の方法を含んでいてもよく、複数の非周期的SRS資源集合が、同じDCIによって異なるTRPに向けたアンテナ切り換えのためにトリガーされる場合、複数のSRS資源集合は、頻繁なビーム変更を回避するために逐次的に送信されることが期待され、たとえば、すべてのSRS資源集合を第1のTRPに送信した後、UEは、SRS資源集合を2番目のTRPに送信し始める。または、UEは、マルチTRPにおける複数の非周期的SRS資源集合のためのインターレース送信を用いて構成されうる。
実施例B6は、実施例B1または本明細書のいくつかの他の例の方法を含んでいてもよく、TCI状態がマルチTRPにおける上りリンク・ビーム指示のために使用される場合、複数のTCI状態がUEに示されるべきである(または1つのTCI状態が、各TRPから1つで、2つのビームに対応する)。TCI状態は、暗黙的または明示的に異なるTRPに関連付けられうる。SRS(周期的、半永続的、非周期的を含む)を送信するとき、適用されるTCI状態は、たとえばSRS電力制御調整状態を介して、SRS資源集合に関連するTRPによって決定されうる。
実施例B7は、実施例B1または本明細書のいくつかの他の例の方法を含んでいてもよく、マルチTRPのシナリオにおけるSRSアンテナ切り換えについて、UEは、同じDCIによって異なるTRPに向けたアンテナ切り換えをもってトリガーされることが期待されない。たとえば、1つのDCIは、1つのTRPに向けたアンテナ切り換えをトリガーすることしかできない。
実施例B8は、実施例B1または本明細書のいくつかの他の例の方法を含んでいてもよく、レガシー空間関係がアンテナ切り換えを伴うSRSに適用される場合、同じ空間関係が、同じTRPに向けたすべてのSRS資源集合に含まれるすべてのSRS資源に適用されるべきである(これは、単一TRP動作にも適用されうる)。異なるTRP間でSRSアンテナ切り換えが実行される場合、異なるTRPに送信されるSRSについて、異なる空間関係が適用されうる。
実施例B9は、実施例B1または本明細書のいくつかの他の例の方法を含んでいてもよく、アンテナ切り換えを伴うSRSについて、複数のSRS資源集合が同じTRPに向けてトリガーされる場合、最初のSRS資源集合の送信から最後のSRS資源集合までの時間期間ΔTの間に、以下のオプションが適用されてもよい(この実施形態は、単一TRP動作にも適用されてうる):
・ΔTの期間中、UEは、同じTRPに向けた空間関係/経路損失参照RSを更新するMAC-CEを受信することが期待されない。および/または、同じTRPに向けた空間関係/経路損失参照RSを更新する、以前に受信されたMAC-CEが、ΔTの時間期間の間に有効になることが期待されない。
・ΔTの期間中に、UEは、同じTRPに向けた空間関係/経路損失参照RSを更新するMAC-CEを受信しうるが、空間関係/経路損失参照RSは、ΔTの時間期間中に有効にならず(その時間は、MAC-CEの適用のために十分ではない)、したがって、示されたTCIは、残りのSRSのために使用されない。
・ΔTの期間中に、UEは、同じTRPに向けた空間関係/経路損失参照RSを更新するMAC-CEを受信することができ、または、同じTRPに向けた空間関係/経路損失参照RSを更新する、以前に受信されたMAC-CEが有効になるが、それはUEによって破棄される。
・ΔTの期間中に、UEは、同じTRPに向けた空間関係/経路損失参照RSを更新するMAC-CEを受信することができ、または、同じTRPに向けた空間関係/経路損失参照RSを更新する、以前に受信されたMAC-CEが有効になるが、空間関係/経路損失参照RSは、残りのSRS資源の送信に適用されない。
・ΔTの期間中に、UEは、同じTRPに向けた空間関係/経路損失参照RSを更新するMAC-CEを受信することができ、または、同じTRPに向けた空間関係/経路損失参照RSを更新する、以前に受信されたMAC-CEが有効になり、次いで、空間関係/経路損失参照RSは、残りのSRS資源の送信のために適用されうる。
実施例B10は、実施例B1または本明細書のいくつかの他の例の方法を含んでいてもよく、アンテナ切り換えを伴う非周期的SRSについて、第1のSRS資源の送信の前に、UEが空間関係/経路損失参照RSを更新するMAC-CEを受信し、MAC-CE適用時間がSRS送信より十分に前である場合、更新された空間関係/経路損失参照RSがSRS送信のために適用されてもよい。
実施例B11は、実施例B1または本明細書のいくつかの他の例の方法を含んでいてもよく、合同DL/UL TCI状態がアンテナ切り換えを伴うSRSのために適用されうる場合、同じ合同DL/UL TCI状態が、同じTRPに向けたすべてのSRS資源集合に含まれるすべてのSRS資源について適用されるべきである(これは、単一TRP動作にも適用されうる)。SRSアンテナ切り換えが異なるTRP間で実行される場合、異なるTRPに送信されるSRSについて異なる合同DL/UL TCI状態が適用されうる。
実施例B12は、実施例B1または本明細書のいくつかの他の例の方法を含んでいてもよく、アンテナ切り換えを伴うSRSについて、複数のSRS資源集合が同じTRPに向けてトリガーされる場合、最初のSRS資源集合の送信から最後のSRS資源集合までの時間期間ΔTの間に、以下のオプションが適用されてもよい(この実施形態は、単一TRP動作にも適用されうる):
・ΔTの期間中に、UEは、図13に示されるように、同じTRPに向けた別の合同DL/UL TCI状態を示すDCIを受信することが期待されない。および/または同じTRPに向けた、以前に示された合同DL/UL TCI状態が、ΔTの時間期間中に有効になることが期待されない。
・ΔTの期間中に、UEは、同じTRPに向けた別の合同DL/UL TCI状態を示すDCIを受信しうるが、合同DL/UL TCI状態は、ΔTの時間期間中に有効にならず(その時間は、示されたTCI状態の適用のために十分でない)、したがって、示されたTCIは、残りのSRSのために使用されない。
・ΔTの期間中に、UEは、同じTRPに向けた別の合同DL/UL TCI状態を示すDCIを受信しうるか、または同じTRPに向けた以前に示された合同DL/UL TCI状態が有効になるが、それはUEによって破棄される。
・ΔTの期間中に、UEは、同じTRPに向けた別の合同DL/UL TCI状態を示すDCIを受信することができ、または、同じTRPに向けた、以前に示された合同DL/UL TCI状態が有効になるが、合同TCI状態は、残りのSRS資源の送信のために適用されない。
・ΔTの期間中に、UEは、同じTRPに向けた別の合同DL/UL TCI状態を示すDCIを受信しうるか、または同じTRPに向けた、以前に示された合同DL/UL TCI状態が有効になり、次いで、合同TCI状態が残りのSRS資源の送信のために適用されうる。
実施例B13は、実施例B1または本明細書のいくつかの他の例の方法を含んでいてもよく、アンテナ切り換えを伴う非周期的SRSについて、第1のSRS資源の送信の前に、UEが合同DL/UL TCI状態を受信し、ビーム適用時間がUEビーム切り換え/パネル切り換えのために十分である場合、合同TCI状態がSRS送信のために適用されてもよい。
実施例B14は、実施例B1または本明細書のいくつかの他の例の方法を含んでいてもよく、UEは、別個DL/UL TCI状態が使用される場合、アンテナ切り換えを実行することを期待されない。合同DL/UL TCI状態が使用される場合、SRSアンテナ切り換えがUEに適用可能である。アンテナ切り換えのためのSRSは、非周期的(aperiodic)SRS、半永続的(semi-persistent)SRSおよび周期的(periodic)SRSを含む。
実施例B15は、実施例B1または本明細書のいくつかの他の例の方法を含んでいてもよく、UEが別個DL/UL TCI状態をもって構成される場合、UEはアンテナ切り換えを実行してもよい。アンテナ切り換えのためのSRSは、別個DL TCI状態を使用して送信される。アンテナ切り換えのためのSRSは、非周期的(aperiodic)SRS、半永続的(semi-persistent)SRSおよび周期的(periodic)SRSを含む。
実施例B16は、gNBを実装するための方法であり、方法は:
前記gNBによって、UEがアンテナ切り換えを伴うSRSを送信するためのビーム情報を構成するために、UEに送信する信号を生成することを含む。
実施例B17は、実施例B16または本明細書の任意の他の例の主題を含んでいてもよく、gNBによって、UEから、送信された信号の確認を受信するステップをさらに含む。
実施例B18は、実施例B16または本明細書の任意の他の例の主題を含んでいてもよく、SRSは、非周期的SRS、半永続的SRS、または周期的SRSのうちの選択された1つを含む。
実施例B19は、実施例B16または本明細書の任意の他の例の主題を含んでいてもよく、ビームは、RRCによって構成される。
実施例B20は、実施例B16または本明細書の任意の他の例の主題を含んでいてもよく、ビームは、MAC-CEによって更新される。
実施例B21は、実施例B16または本明細書の任意の他の例の主題を含んでいてもよく、ビームは、DCIによって示される。
実施例B22は、実施例B21または本明細書の任意の他の例の主題を含んでいてもよく、非周期的SRS資源は、DCIによってトリガーされる。
実施例B23は、実施例B16または本明細書の任意の他の例の主題を含んでいてもよく、アンテナ切り換えは、TRPによって実行される。
実施例C1は、命令を記憶している一つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体(non-transitory computer-readable media、NTCRM)を含みうる。該命令は、一つまたは複数のプロセッサによって実行されると、ユーザー機器(UE)に:一つまたは複数の探測参照信号(SRS)資源集合の第1の集合および一つまたは複数のSRS資源集合の第2の集合についての構成情報を受信する段階であって、前記第1の集合は第1の送受信ポイント(TRP)に関連付けられており、前記第2の集合は第2のTRPに関連付けられている、段階と;SRS資源集合の前記第1および第2の集合の一方または両方をアクティブ化するためのメッセージを受信する段階と;アクティブ化されたSRS資源集合に基づいて、アンテナ切り換えを伴う一つまたは複数のSRSを送信する段階とを実行させるものである。
実施例C2は、実施例C1の一つまたは複数のNTCRMを含んでいてもよく、SRS資源集合の第1および第2の集合のSRS資源集合は、半永続的SRS資源集合である。
実施例C3は、実施例C2の一つまたは複数のNTCRMを含んでいてもよく、メッセージは、媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)または下りリンク制御情報(DCI)である。
実施例C4は、実施例C1の一つまたは複数のNTCRMを含んでいてもよく、構成情報は、SRS資源集合の第1および第2の集合のそれぞれのSRS資源集合に関連付けられた一つまたは複数の電力制御パラメータを含む。
実施例C5は、実施例C4の一つまたは複数のNTCRMを含んでいてもよく、一つまたは複数の電力制御パラメータは、SRS電力制御調整状態、経路損失参照信号、P0パラメータ、アルファ・パラメータ、または空間関係のうちの一つまたは複数を含む。
実施例C6は、実施例C1の一つまたは複数のNTCRMを含んでいてもよく、第1または第2の集合のうちの少なくとも1つのもののSRS資源集合は、異なるxTyR構成をもつSRS資源集合を有する。
実施例C7は、実施例C6の一つまたは複数のNTCRMを含んでいてもよく、異なるxTyR構成をもつSRS資源集合は、異なるトリガー状態を有する。
実施例C8は、実施例C1の一つまたは複数のNTCRMを含んでいてもよく、命令は、実行されると、UEにさらに、異なるxTyR構成のためのSRS資源集合のうちの少なくとも1つのもののSRS資源を再構成するための媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)を受信させる。
実施例C9は、実施例C1ないしC8のうちいずれか一項の一つまたは複数のNTCRMを含んでいてもよく、構成情報はさらに、キャリア切り換えのためにSRS資源集合の第3の集合を構成するものであり、SRS資源集合の第3の集合のSRS資源集合は、「antennaSwitching」に設定された用途、「separateClosedLoop」に設定されたSRS電力制御状態をもって構成される。
実施例C10は、命令が記憶されている一つまたは複数の非一時的なコンピュータ可読媒体(NTCRM)を含みうる。該命令は、一つまたは複数のプロセッサによって実行されると、次世代ノードB(gNB)に:ユーザー機器(UE)への送信のために、一つまたは複数の探測参照信号(SRS)資源集合の第1の集合および一つまたは複数のSRS資源集合の第2の集合についての構成情報をエンコードする段階であって、前記第1の集合は、第1の送受信ポイント(TRP)に関連付けられ、前記第2の集合は第2のTRPに関連付けられている、段階と;アンテナ切り換えのためにSRS資源集合の第1および第2の集合の一方または両方をアクティブ化するために、UEへの送信のためのメッセージをエンコードする段階とを実行させるものである。
実施例C11は、実施例C10の一つまたは複数のNTCRMを含んでいてもよく、SRS資源集合の第1および第2の集合のSRS資源集合は、半永続的SRS資源集合である。
実施例C12は、実施例C11の一つまたは複数のNTCRMを含んでいてもよく、前記メッセージは、媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)または下りリンク制御情報(DCI)である。
実施例C13は、実施例C10の一つまたは複数のNTCRMを含んでいてもよく、構成情報は、SRS資源集合の第1および第2の集合のそれぞれのSRS資源集合に関連付けられた一つまたは複数の電力制御パラメータを含む。
実施例C14は、実施例C13の一つまたは複数のNTCRMを含んでいてもよく、一つまたは複数の電力制御パラメータは、SRS電力制御調整状態、経路損失参照信号、P0パラメータ、アルファ・パラメータ、または空間関係のうちの一つまたは複数を含む。
実施例C15は、実施例C10の一つまたは複数のNTCRMを含んでいてもよく、第1または第2の集合のうちの少なくとも1つのもののSRS資源集合は、異なるxTyR構成をもつSRS資源集合を有する。
実施例C16は、実施例C15の一つまたは複数のNTCRMを含んでいてもよく、異なるxTyR構成をもつSRS資源集合は、異なるトリガー状態を有する。
実施例C17は、実施例C10ないしC16のうちいずれか一項の一つまたは複数のNTCRMを含んでいてもよく、前記命令は、実行されると、gNBにさらに、異なるxTyR構成のためのSRS資源集合のうちの少なくとも1つのもののSRS資源を再構成するための媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)を送信させる。
実施例C18は、実施例C10ないしC16のうちいずれか一項の一つまたは複数のNTCRMを含んでいてもよく、前記命令は、実行されると、gNBにさらに、SRS電力制御状態を動的に示すフィールド、またはSRS電力制御状態を示すDCIフォーマットをもつ下りリンク制御情報(DCI)を送信させる。
実施例C19は、命令を記憶している一つまたは複数の非一時的なコンピュータ可読媒体(NTCRM)を含みうる。該命令は、一つまたは複数のプロセッサによって実行されると、次世代ノードB(gNB)に:ユーザー機器(UE)への送信のために、送受信ポイント(TRP)に関連付けられ、アンテナ切り換えのために構成された複数の探測参照信号(SRS)資源集合のための構成情報をエンコードする段階であって、前記複数のSRS資源集合のすべてのSRS資源が同じ送信構成インジケータ(TCI)状態を有する、段階と;該構成情報に基づくアンテナ切り換えを用いて一つまたは複数のSRSをUEから受信する段階とを実行させるものである。
実施例C20は、実施例C19の一つまたは複数のNTCRMを含んでいてもよく、TCI状態は、合同下りリンク(DL)/上りリンク(UL)TCI状態である。
実施例C21は、実施例C19の一つまたは複数のNTCRMを含んでいてもよく、TCI状態は、別個の上りリンク(UL)TCI状態である。
実施例C22は、実施例C19の一つまたは複数のNTCRMを含んでいてもよく、前記命令は、実行されると、gNBにさらに、gNBが、すべてのSRS資源集合のすべてのSRS資源を包含する時間期間中に、前記TRPに関連付けられた別のTCI状態を示すための下りリンク制御情報(DCI)を送信しないことを決定させる。
実施例C23は、実施例C19の一つまたは複数のNTCRMを含んでいてもよく、TCI状態は第1のTCI状態であり、前記命令は、実行されると、gNBにさらに、すべてのSRS資源集合のすべてのSRS資源を包含する時間期間中に、前記TRPに関連付けられた第2のTCI状態を示す下りリンク制御情報(DCI)を送信させる。
実施例C24は、実施例C23の一つまたは複数のNTCRMを含んでいてもよく、第2のTCI状態は、前記時間期間の後になるまでは有効ではなく、前記時間期間中に残りのSRSを送信するためにUEによって使用されないか;第2のTCI状態は、UEによって破棄されるか;第2のTCI状態は、前記時間期間中に有効になるが、前記時間期間中にUEによって残りのSRSのために適用されることはないか;または第2のTCI状態は、有効になり、前記時間期間中に残りのSRSがあればそのためにUEによって適用される。
実施例C25は、実施例C19ないしC24のうちいずれか一項の一つまたは複数のNTCRMを含んでいてもよく、TCI状態は第1のTCI状態であり、前記命令は、実行されると、gNBにさらに、前記TRPに関連付けられた第2のTCI状態を示す下りリンク制御情報(DCI)を送信させ、第2のTCI状態は、UEが該DCIを受信したときと前記複数のSRS資源集合のうちの最も早いSRS資源との間の時間期間がビーム適用時間未満である場合、前記一つまたは複数のSRSのためにUEによって適用される。
実施例Z01は、実施例A1~A30、B1~B23、C1~C25のいずれかに記載されているもしくは関連する方法、または本明細書に記載の任意の他の方法もしくはプロセスの一つまたは複数の要素を実行する手段を備える装置を含むことができる。
実施例Z02は、命令を含む一つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体を含んでいてもよく、該命令は、電子デバイスの一つまたは複数のプロセッサによる該命令の実行時に、電子デバイスに、実施例A1~A30、B1~B23、C1~C25のいずれかに記載されているもしくは関連する方法、または本明細書に記載の任意の他の方法もしくはプロセスの一つまたは複数の要素を実行させるものである。
実施例Z03は、実施例A1~A30、B1~B23、C1~C25のいずれかに記載されるているもしくは関連する方法、または本明細書に記載の任意の他の方法もしくはプロセスの一つまたは複数の要素を実行するための論理、モジュール、または回路を備える装置を含みうる。
実施例Z04は、実施例A1~A30、B1~B23、C1~C25、またはそれらの一部もしくは部分のいずれかに記載されているまたは関連する方法、技法、またはプロセスを含みうる。
実施例Z05は、一つまたは複数のプロセッサと、命令を含む一つまたは複数のコンピュータ可読媒体とを有する装置を含みうる。前記命令は、前記一つまたは複数のプロセッサによって実行されたときに、実施例A1~A30、B1~B23、C1~C25、またはそれらの一部のいずれかに記載されたまたは関連する方法、技法、またはプロセスを前記一つまたは複数のプロセッサに実行させるものである。
実施例Z06は、実施例A1~A30、B1~B23、C1~C25またはそれらの一部もしくは部分のいずれかに記載されているもしくは関連する信号を含みうる。
実施例Z07は、実施例A1~A30、B1~B23、C1~C25またはそれらの一部もしくは部分のいずれかに記載されているもしくは関連する、あるいは本開示において他の仕方で記載されるような、データグラム、パケット、フレーム、セグメント、プロトコルデータ単位(PDU)、またはメッセージを含みうる。
実施例Z08は、実施例A1~A30、B1~B23、C1~C25またはそれらの一部もしくは部分のいずれかに記載されているもしくは関連する、あるいは本開示において他の仕方で記載されるようなデータをエンコードされた信号を含みうる。
実施例Z09は、実施例A1~A30、B1~B23、C1~C25またはそれらの一部もしくは部分のいずれかに記載されているもしくは関連する、あるいは本開示において他の仕方で記載されるようなデータグラム、パケット、フレーム、セグメント、プロトコルデータ単位(PDU)、またはメッセージをエンコードされた信号を含みうる。
実施例Z10は、コンピュータ可読命令を搬送する電磁信号を含んでいてもよく、一つまたは複数のプロセッサによる該コンピュータ可読命令の実行は、実施例A1~A30、B1~B23、C1~C25またはそれらの一部のいずれかに記載されたまたは関連する方法、技法、またはプロセスを前記一つまたは複数のプロセッサに実行させる。
実施例Z11は、命令を含むコンピュータ・プログラムを含んでいてもよく、処理要素による該プログラムの実行は、実施例A1~A30、B1~B23、C1~C25またはそれらの一部のいずれかに記載されたまたは関連する方法、技法、またはプロセスを前記処理要素に実行させる。
実施例Z12は、本明細書に示され説明されるようなワイヤレス・ネットワークにおける信号を含みうる。
実施例Z13は、本明細書に示され説明されるようなワイヤレス・ネットワークにおいて通信する方法を含みうる。
実施例Z14は、本明細書に示され説明されるようなワイヤレス通信を提供するためのシステムを含みうる。
実施例Z15は、本明細書に示され説明されるようなワイヤレス通信を提供するためのデバイスを含みうる。
上記の例のいずれも、明示的に別段の定めがない限り、任意の他の例(または例の組み合わせ)と組み合わせることができる。一つまたは複数の実装の上記の説明は、例示および説明を提供するが、網羅的であることも、実施形態の範囲を開示された厳密な形に限定することも意図されていない。上記の教示に照らして修正および変形が可能であるか、またはさまざまな実施形態の実践から修正および変形が獲得されうる。
本明細書で異なるように使用されない限り、用語、定義、および略語は、3GPP TR 21.905 v16.0.0(2019-06)において定義される用語、定義、および略語と整合しうる。本稿の目的のために、以下の略語が、本明細書で論じられる例および実施形態に適用されうる。
3GPP Third Generation Partnership Project 第3世代パートナーシップ・プロジェクト
4G Fourth Generation 第4世代
5G Fifth Generation 第5世代
5GC 5G Core network 5Gコアネットワーク
AC Application Client アプリケーション・クライアント
ACK Acknowledgement 確認応答
ACID Application Client Identification アプリケーション・クライアント識別情報
AF Application Function アプリケーション機能
AM Acknowledged Mode 確認応答されたモード
AMBR Aggregate Maximum Bit Rate アグリゲート最大ビットレート
AMF Access and Mobility Management Function アクセスおよび移動性管理機能
AN Access Network アクセス・ネットワーク
ANR Automatic Neighbour Relation 自動近傍関係
AP Application Protocol アプリケーションプロトコル、Antenna Port アンテナ・ポート、Access Point アクセス・ポイント
API Application Programming Interface アプリケーションプログラミングインターフェース
APN Access Point Name アクセス・ポイント名
ARP Allocation and Retention Priority 割り当ておよび保持優先度
ARQ Automatic Repeat Request 自動再送要求
AS Access Stratum アクセス層
ASP Application Service Provider アプリケーション・サービス・プロバイダー
ASN.1 Abstract Syntax Notation One 抽象構文記法1
AUSF Authentication Server Function 認証サーバー機能
AWGN Additive White Gaussian Noise 加法的白色ガウシアン騒音
BAP Backhaul Adaptation Protocol バックホール適応プロトコル
BCH Broadcast Channel 放送チャネル
BER Bit Error Ratio ビット誤り率
BFD Beam Failure Detection ビーム故障検出
BLER Block Error Rate ブロック誤り率
BPSK Binary Phase Shift Keying 2状態位相シフトキーイング
BRAS Broadband Remote Access Server ブロードバンドリモートアクセスサーバー
BSS Business Support System 事業支援システム
BS Base Station 基地局
BSR Buffer Status Report バッファステータスレポート
BW Bandwidth 帯域幅
BWP Bandwidth Part 帯域幅部分
C-RNTI Cell Radio Network Temporary Identity セル無線ネットワーク一時的識別情報
CA Carrier Aggregation キャリアアグリゲーション、Certification Authority 認証局
CAPEX CAPital EXpenditure 資本的支出
CBRA Contention Based Random Access 競合ベースのランダムアクセス
CC Component Carrier コンポーネント・キャリア、Country Code 国コード、Cryptographic Checksum 暗号学的チェックサム
CCA Clear Channel Assessment 空きチャネル評価
CCE Control Channel Element 制御チャネル要素
CCCH Common Control Channel 共通制御チャネル
CE Coverage Enhancement カバレッジ強化
CDM Content Delivery Network コンテンツ送達ネットワーク
CDMA Code-Division Multiple Access 符号分割多重アクセス
CFRA Contention Free Random Access 競合フリーのランダムアクセス
CG Cell Group セル・グループ
CGF Charging Gateway Function 課金ゲートウェイ機能
CHF Charging Function 課金機能
CI セルの素性〔識別情報〕
CID Cell-ID セルID(たとえば、測位方法)
CIM Common Information Model 共通情報モデル
CIR Carrier to Interference Ratio 搬送波対干渉比
CK Cipher Key 暗号鍵
CM Connection Management 接続管理、Conditional Mandatory 条件付必須
CMAS Commercial Mobile Alert Service 商用モバイルアラートサービス
CMD Command コマンド
CMS Cloud Management System クラウド管理システム
CO Conditional Optional 条件付きオプション
CoMP Coordinated Multi-Point 協調マルチポイント
CORESET Control Resource Set 制御資源集合
COTS Commercial Off-The-Shelf 商用オフザシェルフ
CP Control Plane 制御プレーン、Cyclic Prefix 巡回的プレフィックス、Connection Point 接続ポイント
CPD Connection Point Descriptor 接続ポイント記述子
CPE Customer Premise Equipment 顧客構内設備
CPICH Common Pilot Channel 共通パイロットチャネル
CQI Channel Quality Indicator チャネル品質インジケータ
CPU CSI processing unit CSI処理装置、Central Processing Unit 中央処理装置
C/R Command/Response field bit コマンド/応答フィールド・ビット
CRAN Cloud Radio Access Network クラウド無線アクセス・ネットワーク、Cloud RAN クラウドRAN
CRB Common Resource Block 共通資源ブロック
CRC Cyclic Redundancy Check 巡回冗長検査
CRI Channel-State Information Resource Indicator チャネル状態情報資源インジケータ、CSI-RS Resource Indicator CSI-RS資源インジケータ
C-RNTI Cell RNTI セルRNTI
CS Circuit Switched 回線交換式
CSCF call session control function コールセッション制御機能
CSAR Cloud Service Archive クラウドサービスアーカイブ
CSI Channel-State Information チャネル状態情報
CSI-IM CSI Interference Measurement CSI干渉測定
CSI-RS CSI Reference Signal CSI参照信号
CSI-RSRP CSI reference signal received power CSI参照信号受信電力
CSI-RSRQ CSI reference signal received quality CSI参照信号受信品質
CSI-SINR CSI signal-to-noise and interference ratio CSI信号対雑音・干渉比
CSMA Carrier Sense Multiple Access キャリアセンス多重アクセス
CSMA/CA CSMA with collision avoidance 衝突回避を伴うCSMA
CSS Common Search Space 共通探索空間、Cell-specific Search Space セル固有の探索空間
CTF Charging Trigger Function 課金トリガー機能
CTS Clear-to-Send 送信可能〔クリア・ツー・センド〕
CW Codeword 符号語
CWS Contention Window Size 競合窓サイズ
D2D Device-to-Device 装置間
DC Dual Connectivity 二重接続、Direct Current 直流
DCI Downlink Control Information 下りリンク制御情報
DF Deployment Flavour 展開フレーバー
DL Downlink 下りリンク
DMTF Distributed Management Task Force 分散管理タスクフォース
DPDK Data Plane Development Kit データ・プレーン開発キット
DM-RS, DMRS Demodulation Reference Signal 復調参照信号
DN Data network データ・ネットワーク
DNN Data Network Name データ・ネットワーク名
DNAI Data Network Access Identifier データ・ネットワーク・アクセス識別子
DRB Data Radio Bearer データ無線ベアラ
DRS Discovery Reference Signal 発見参照信号
DRX Discontinuous Reception 不連続受信
DSL Domain Specific Language ドメイン固有言語、Digital Subscriber Line デジタル加入者線
DSLAM DSL Access Multiplexer DSLアクセスマルチプレクサ
DwPTS Downlink Pilot Time Slot 下りリンク・パイロット時間スロット
E-LAN Ethernet Local Area Network イーサネットローカルエリアネットワーク
E2E End-to-End エンドツーエンド
ECCA extended clear channel assessment 拡張空きチャネル評価、extended CCA 拡張CCA
ECCE Enhanced Control Channel Element 向上された制御チャネル、Enhanced CCE 向上CCE
ED Energy Detection エネルギー検出
EDGE Enhanced Datarates for GSM Evolution GSMエボリューション(GSM Evolution)のための向上データレート
EAS Edge Application Server エッジ・アプリケーション・サーバー
EASID Edge Application Server Identification エッジ・アプリケーション・サーバー識別情報
ECS Edge Configuration Server エッジ構成サーバー
ECSP Edge Computing Service Provider エッジ・コンピューティング・サービス・プロバイダー
EDN Edge Data Network エッジ・データ・ネットワーク
EEC Edge Enabler Client エッジ・イネーブラー・クライアント
EECID Edge Enabler Client Identification エッジ・イネーブラー・クライアント識別情報
EES Edge Enabler Server エッジ・イネーブラー・サーバー
EESID Edge Enabler Server Identification エッジ・イネーブラー・サーバー識別情報
EHE Edge Hosting Environment エッジ・ホスティング環境
EGMF Exposure Governance Management Function 公開ガバナンステーブル管理機能
EGPRS Enhanced GPRS 向上GPRS
EIR Equipment Identity Register 装置識別情報レジスタ
eLAA enhanced Licensed Assisted Access 向上されたライセンスのある支援されたアクセス、enhanced LAA 向上LAA
EM、Element Manager 要素マネージャ
eMBB Enhanced Mobile Broadband 拡張モバイルブロードバンド
EMS Element Management System 要素管理システム
eNB evolved NodeB 進化型ノードB、E-UTRAN NodeB E-UTRANノードB
EN-DC E-UTRA-NR Dual Connectivity E-UTRA-NRデュアル接続性
EPC Evolved Packet Core 進化形パケット・コア
EPDCCH enhanced PDCCH 向上PDCCH、enhanced Physical Downlink Control Cannel 物理的下りリンク制御チャネル
EPRE Energy per resource element 資源要素当たりのエネルギー
EPS Evolved Packet System 進化型パケットシステム
EREG enhanced REG 向上REG、enhanced resource element groups 向上資源要素グループ
ETSI European Telecommunications Standards Institute ヨーロッパ電気通信規格協会
ETWS Earthquake and Tsunami Warning System 地震・津波警報システム
eUICC embedded UICC 埋め込みUICC、embedded Universal Integrated Circuit Card ユニバーサル集積回路カード
E-UTRA Evolved UTRA 進化型UTRA
E-UTRAN Evolved UTRAN 進化型UTRAN
EV2X 向上V2X
F1AP F1 Application Protocol F1アプリケーションプロトコル
F1-C F1 Control plane interface F1制御プレーン・インターフェース
F1-U F1 User plane interface F1ユーザー・プレーン・インターフェース
FACCH Fast Associated Control CHannel 高速関連制御チャネル
FACCH/F Fast Associated Control Channel/Full rate 高速関連制御チャネル/フルレート
FACCH/H Fast Associated Control Channel/Half rate 高速関連制御チャネル/ハーフレート
FACH Forward Access Channel 前方アクセスチャネル
FAUSCH Fast Uplink Signalling Channel 高速上りリンク信号伝達チャネル
FB Functional Block 機能ブロック
FBI Feedback Information フィードバック情報
FCC Federal Communications Commission 米連邦通信委員会
FCCH Frequency Correction CHannel 周波数補正チャネル
FDD Frequency Division Duplex 周波数分割複信
FDM Frequency Division Multiplex 周波数分割多重
FDMA Frequency Division Multiple Access 周波数分割マルチアクセス
FE Front End フロントエンド
FEC Forward Error Correction 前方誤り訂正
FFS For Further Study さらに研究すること
FFT Fast Fourier Transformation 高速フーリエ変換
feLAA further enhanced Licensed Assisted Access さらに向上されたライセンスのある支援アクセス、further enhanced LAA 追加向上LAA
FN Frame Number フレーム番号
FPGA Field-Programmable Gate Array フィールドプログラマブルゲートアレイ
FR Frequency Range 周波数範囲
FQDN Fully Qualified Domain Name 完全修飾ドメイン名
G-RNTI GERAN Radio Network Temporary Identity GERAN無線ネットワーク一時的識別情報
GERAN GSM EDGE RAN GSM EDGE RAN、GSM EDGE Radio Access Network GSM EDGE無線アクセス網
GGSN Gateway GPRS Support Node ゲートウェイGPRSサポート・ノード
GLONASS GLObal'naya NAvigatsionnaya Sputnikovaya Sistema(英語:Global Navigation Satellite System[グローバル航法衛星システム])
gNB Next Generation NodeB 次世代ノードB
gNB-CU gNB-centralized unit gNB中央集中ユニット、Next Generation NodeB centralized unit、次世代ノードB中央集中ユニット
gNB-DU gNB-distributed unit gNB分散ユニット、Next Generation NodeB distributed unit 次世代ノードB分散ユニット
GNSS Global Navigation Satellite System グローバルナビゲーション衛星システム
GPRS General Packet Radio Service 一般パケット無線サービス
GPSI Generic Public Subscription Identifer 一般公共加入識別子
GSM Global System for Mobile Communications グローバル移動通信システム、Groupe Sp´ecial Mobile GSM連合
GTP GPRS Tunneling Protocol GPRSトンネルプロトコル
GTP-U GPRS Tunnelling Protocol for User Plane ユーザー・プレーンのためのGPRSトンネルプロトコル
GTS Go To Sleep Signal スリープ移行信号(WUS関連)
GUMMEI Globally Unique MME Identifier グローバルに一意的なMME識別子
GUTI Globally Unique Temporary UE Identity グローバルに一意的な一時的UE識別情報
HARQ Hybrid ARQ ハイブリッドARQ、Hybrid Automatic Repeat Request ハイブリッド自動再送要求
HANDO Handover ハンドオーバー
HFN HyperFrame Number ハイパーフレーム番号
HHO Hard Handover ハードハンドオーバー
HLR Home Location Register ホーム位置レジスタ
HN Home Network ホームネットワーク
HO Handover ハンドオーバー
HPLMN Home Public Land Mobile Network 家庭公衆陸上モバイル・ネットワーク
HSDPA High Speed Downlink Packet Access 高速下りリンクパケットアクセス
HSN Hopping Sequence Number ホッピングシーケンス番号
HSPA High Speed Packet Access 高速パケットアクセス
HSS Home Subscriber Server ホーム・サブスクライバー・サーバー
HSUPA High Speed Uplink Packet Access 高速上りリンクパケットアクセス
HTTP Hyper Text Transfer Protocol ハイパーテキスト転送プロトコル
HTTPS Hyper Text Transfer Protocol Secure ハイパーテキスト転送プロトコル・セキュア(httpsはhttp/1.1 over SSL、すなわちポート443)
I-Block Information Block 情報ブロック
ICCID Integrated Circuit Card Identification ICカード識別
IAB Integrated Access and Backhaul 統合されたアクセスおよびバックホール
ICIC Inter-Cell Interference Coordination セル間干渉連携
ID Identity, identifier 識別情報、識別子
IDFT Inverse Discrete Fourier Transform 逆離散フーリエ変換
IE Information element 情報要素
IBE In-Band Emission 帯域内放出
IEEE Institute of Electrical and Electronics Engineers 電気電子技術者協会
IEI Information Element Identifier 情報要素識別子
IEIDL Information Element Identifier Data Length 情報要素識別子データ長
IETF Internet Engineering Task Force インターネット技術特別調査委員会
IF Infrastructure インフラストラクチャー
IM Interference Measurement 干渉測定、Intermodulation 相互変調、IP Multimedia IPマルチメディア
IMC IMS Credentials IMSクレデンシャル
IMEI International Mobile Equipment Identity 国際移動体装置識別情報
IMGI International mobile group identity 国際移動体グループ識別情報
IMPI IP Multimedia Private Identity IPマルチメディア・プライベート識別情報
IMPU IP Multimedia PUblic identity IPマルチメディア・パブリック識別情報
IMS IP Multimedia Subsystem IPマルチメディアサブシステム
IMSI International Mobile Subscriber Identity 国際移動体加入者識別情報
IoT Internet of Things モノのインターネット
IP Internet Protocol インターネットプロトコル
Ipsec IP Security IPセキュリティ、Internet Protocol Security インターネットプロトコルセキュリティ
IP-CAN IP-Connectivity Access Network IP接続性アクセス・ネットワーク
IP-M IP Multicast IPマルチキャスト
IPv4 Internet Protocol Version 4 インターネットプロトコル・バージョン4
IPv6 Internet Protocol Version 6 インターネットプロトコル・バージョン6
IR Infrared 赤外線
IS In Sync 同期中
IRP Integration Reference Point 統合基準点
ISDN Integrated Services Digital Network 統合サービス・デジタル・ネットワーク
ISIM IM Services Identity Module IMサービス識別情報モジュール
ISO International Organisation for Standardisation 国際標準化機構
ISP Internet Service Provider インターネットサービスプロバイダー
IWF Interworking-Function インターワーキング機能
I-WLAN Interworking WLAN インターワーキングWLAN
Constraint length of the convolutional code 畳み込み符号の制約長、USIM Individual key USIM個別鍵
kB Kilobyte キロバイト(1000バイト)
kbps kilo-bits per second キロビット毎秒
Kc Ciphering key 暗号化鍵
Ki Individual subscriber authentication key 個人加入者認証鍵
KPI Key Performance Indicator 重要成績指標
KQI Key Quality Indicator 重要品質指標
KSI Key Set Identifier 鍵集合識別子
ksps kilo-symbols per second キロシンボル毎秒
KVM Kernel Virtual Machine カーネル仮想マシン
L1 Layer 1 (physical layer) 層1(物理層)
L1-RSRP Layer 1 reference signal received power 層1参照信号受信電力
L2 Layer 2 (data link layer) 層2(データリンク層)
L3 Layer 3 (network layer) 層3(ネットワーク層)
LAA Licensed Assisted Access ライセンスされる支援アクセス
LAN Local Area Network ローカルエリアネットワーク
LADN Local Area Data Network ローカル・エリア・データ・ネットワーク
LBT Listen Before Talk リッスン・ビフォア・トーク
LCM LifeCycle Management ライフサイクル管理
LCR Low Chip Rate 低チップレート
LCS Location Services 位置情報サービス
LCID Logical Channel ID 論理チャネルID
LI Layer Indicator 層インジケータ
LLC Logical Link Control 論理リンク制御、Low Layer Compatibility 下位層互換性
LPLMN Local PLMN ローカルPLMN
LPP LTE Positioning Protocol LTE位置決めプロトコル
LSB Least Significant Bit 最下位ビット
LTE Long Term Evolution ロングタームエボリューション
LWA LTE-WLAN aggregation LTE-WLANアグリゲーション
LWIP LTE/WLAN Radio Level Integration with IPsec Tunnel IPsecトンネルによるLTE/WLAN電波レベル統合
LTE Long Term Evolution ロングタームエボリューション
M2M Machine-to-Machine マシン対マシン
MAC Medium Access Control 媒体アクセス制御(プロトコル階層化のコンテキスト)
MAC Message authentication code メッセージ認証コード(セキュリティ/暗号化のコンテキスト)
MAC-A MAC used for authentication and key agreement 認証および鍵合意のために使用されるMAC(TSG T WG3のコンテキスト)
MAC-I MAC used for data integrity 信号伝達メッセージのデータ完全性のために使用されるMAC(TSG T WG3のコンテキスト)
MANO Management and Orchestration 管理・運営・オーケストレーション
MBMS Multimedia Broadcast and Multicast Service マルチメディア・ブロードキャストおよびマルチキャスト・サービス
MBSFN Multimedia Broadcast multicast service Single Frequency Network マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス単一周波数ネットワーク
MCC Mobile Country Code 移動体国別コード
MCG Master Cell Group マスターセルグループ
MCOT Maximum Channel Occupancy Time 最大チャネル占有時間
MCS Modulation and coding scheme 変調および符号化方式
MDAF Management Data Analytics Function 管理データ分析機能
MDAS Management Data Analytics Service マネジメント・データ分析サービス
MDT Minimization of Drive Tests ドライブテストの最小化
ME Mobile Equipment 移動体装置
MeNB master eNB マスターeNB
MER Message Error Ratio メッセージ誤り率
MGL Measurement Gap Length 測定ギャップ長
MGRP Measurement Gap Repetition Period 測定ギャップ反復周期
MIB Master Information Block マスター情報ブロック、Management Information Base 管理情報ベース
MIMO Multiple Input Multiple Output 複数入力複数出力
MLC Mobile Location Centre 移動体位置センター
MM Mobility Management 移動性管理
MME Mobility Management Entity 移動性管理エンティティ
MN Master Node マスター・ノード
MNO Mobile Network Operator モバイル・ネットワーク事業者
MO Measurement Object 測定対象、Mobile Originated モバイル起源
MPBCH MTC Physical Broadcast CHannel MTC物理ブロードキャスト・チャネル
MPDCCH MTC Physical Downlink Control CHannel MTC物理下りリンク制御チャネル
MPDSCH MTC Physical Downlink Shared CHannel MTC物理下りリンク共有チャネル
MPRACH MTC Physical Random Access CHannel MTC物理的ランダムアクセス・チャネル
MPUSCH MTC Physical Uplink Shared Channel MTC物理的上りリンク共有チャネル
MPLS MultiProtocol Label Switching マルチプロトコル・ラベル・スイッチング
MS Mobile Station 移動局
MSB Most Significant Bit 最上位ビット
MSC Mobile Switching Centre モバイル・スイッチング・センター
MSI Minimum System Information 最小システム情報、MCH Scheduling Information MCHスケジューリング情報
MSID Mobile Station Identifier 移動局識別子
MSIN Mobile Station Identification Number 移動局識別番号
MSISDN Mobile Subscriber ISDN Number モバイル加入者ISDN番号
MT Mobile Terminated モバイル終点、Mobile Termination モバイル終端
MTC Machine-Type Communications マシン型通信
mMTC massive MTC 大規模MTC、massive Machine-Type Communications 大規模マシン型通信
MU-MIMO Multi User MIMO マルチユーザーMIMO
MWUS MTC wake-up signal MTC覚醒信号、MTC WUS MTC WUS
NACK Negative Acknowledgement 否定確認応答
NAI Network Access Identifier ネットワーク・アクセス識別子
NAS Non-Access Stratum 非アクセス層、Non-Access Stratum layer 非アクセス層レイヤー
NCT Network Connectivity Topology ネットワークの接続性トポロジー
NC-JT Non-Coherent Joint Transmission 非コヒーレント合同送信
NEC Network Capability Exposure ネットワーク機能公開
NE-DC NR-E-UTRA Dual Connectivity NR-E-UTRAデュアル接続性
NEF Network Exposure Function ネットワーク公開機能
NF Network Function ネットワーク機能
NFP Network Forwarding Path ネットワーク転送経路
NFPD Network Forwarding Path Descriptor ネットワーク転送経路記述子
NFV Network Functions Virtualization ネットワーク機能仮想化
NFVI NFV Infrastructure NFVインフラストラクチャー
NFVO NFV Orchestrator NFVオーケストレーター
NG Next Generation 次世代、Next Gen
NGEN-DC NG-RAN E-UTRA-NR Dual Connectivity NG-RAN E-UTRA-NRデュアル接続性
NM Network Manager ネットワークマネージャ
NMS Network Management System ネットワーク管理システム
N-PoP Network Point of Presence ネットワーク・ポイントオブプレゼンス
NMIB, N-MIB Narrowband MIB 狭帯域MIB
NPBCH Narrowband Physical Broadcast CHannel 狭帯域物理ブロードキャスト・チャネル
NPDCCH Narrowband Physical Downlink Control CHannel 狭帯域物理下りリンク制御チャネル
NPDSCH Narrowband Physical Downlink Shared CHannel 狭帯域物理下りリンク共有チャネル
NPRACH Narrowband Physical Random Access CHannel 狭帯域物理ランダムアクセス・チャネル
NPUSCH Narrowband Physical Uplink Shared CHannel 狭帯域物理上りリンク共有チャネル
NPSS Narrowband Primary Synchronization Signal 狭帯域主要同期信号
NSSS Narrowband Secondary Synchronization Signal 狭帯域副次同期信号
NR New Radio ニューラジオ、Neighbour Relation 近傍関係
NRF NF Repository Function NFリポジトリ機能
NRS Narrowband Reference Signal 狭帯域参照信号
NS Network Service ネットワーク・サービス
NSA Non-Standalone operation mode 非単独動作モード
NSD Network Service Descriptor ネットワーク・サービス記述子
NSR Network Service Record ネットワークサービスレコード
NSSAI Network Slice Selection Assistance Information ネットワーク・スライス選択支援情報
S-NNSAI Single-NSSAI 単一NSSAI
NSSF Network Slice Selection Function ネットワーク・スライスの選択機能
NW Network ネットワーク
NWUS Narrowband wake-up signal 狭帯域覚醒信号、Narrowband WUS 狭帯域WUS
NZP Non-Zero Power 非ゼロ・パワー
O&M Operation and Maintenance 運用・保守
ODU2 Optical channel Data Unit - type 2 光チャネルデータユニット・タイプ2
OFDM Orthogonal Frequency Division Multiplexing 直交周波数分割多重化
OFDMA Orthogonal Frequency Division Multiple Access 直交周波数分割多元接続
OOB Out-of-band 帯域外
OOS Out of Sync 同期外
OPEX OPerating EXpense 営業費用
OSI Other System Information その他システム情報
OSS Operations Support System 動作支援システム
OTA over-the-air 空中〔オーバーザエア〕
PAPR Peak-to-Average Power Ratio ピーク対平均電力比率
PAR Peak to Average Ratio ピーク対平均比
PBCH Physical Broadcast Channel 物理ブロードキャスト・チャネル
PC Power Control 電力制御、Personal Computer パーソナルコンピュータ
PCC Primary Component Carrier 主要コンポーネント・キャリア、Primary CC 主要CC
P-CSCF Proxy CSCF プロキシCSCF
PCell Primary Cell 主要セル
PCI Physical Cell ID 物理セルID、Physical Cell Identity 物理セル識別情報
PCEF Policy and Charging Enforcement Function ポリシーおよび課金実施機能
PCF Policy Control Function ポリシー制御機能
PCRF Policy Control and Charging Rules Function ポリシー制御および課金規則機能
PDCP Packet Data Convergence Protocol パケットデータコンバージェンスプロトコル、Packet Data Convergence Protocol layer パケットデータコンバージェンスプロトコル層
PDCCH Physical Downlink Control Channel 物理下りリンク制御チャネル
PDCP Packet Data Convergence Protocol パケットデータコンバージェンスプロトコル
PDN Packet Data Network パケット・データ・ネットワーク、Public Data Network 公共データ・ネットワーク
PDSCH Physical Downlink Shared Channel 物理下りリンク共有チャネル
PDU Protocol Data Unit プロトコルデータ単位
PEI Permanent Equipment Identifiers 永久装置識別子
PFD Packet Flow Description パケットフロー記述
P-GW PDN Gateway
PHICH Physical hybrid-ARQ indicator channel 物理ハイブリッドARQインジケータ・チャネル
PHY Physical layer 物理層
PLMN Public Land Mobile Network 公共陸上移動体ネットワーク
PIN Personal Identification Number 個人識別番号
PM Performance Measurement 性能測定
PMI Precoding Matrix Indicator 前置符号化マトリクス・インジケータ
PNF Physical Network Function 物理ネットワーク機能
PNFD Physical Network Function Descriptor 物理ネットワーク機能記述子
PNFR Physical Network Function Record 物理ネットワーク機能記録
POC PTT over Cellular セルラーを通じたPTT
PP, PTP Point-to-Point ポイント・ツー・ポイント
PPP Point-to-Point Protocol ポイントツーポイント・プロトコル
PRACH Physical RACH 物理RACH
PRB Physical resource block 物理資源ブロック
PRG Physical resource block group 物理資源ブロックグループ
ProSe Proximity Services 近接サービス、Proximity-Based Service 近接ベースのサービス
PRS Positioning Reference Signal 位置決め参照信号
PRR Packet Reception Radio パケット受信無線
PS Packet Services パケットサービス
PSBCH Physical Sidelink Broadcast Channel 物理サイドリンクブロードキャストチャネル
PSDCH Physical Sidelink Downlink Channel 物理サイドリンク・下りリンク・チャネル
PSCCH Physical Sidelink Control Channel 物理的サイドリンク制御チャネル
PSSCH Physical Sidelink Shared Channel 物理サイドリンク共有チャネル
PSCell Primary SCell 主要SCell
PSS Primary Synchronization Signal 一次同期信号
PSTN Public Switched Telephone Network 公衆交換電話ネットワーク
PT-RS Phase-tracking reference signal 位相追跡参照信号
PTT Push-to-Talk プッシュ・ツー・トーク
PUCCH Physical Uplink Control Channel 物理上りリンク制御チャネル
PUSCH Physical Uplink Shared Channel 物理上りリンク共有チャネル
QAM Quadrature Amplitude Modulation 直交振幅変調
QCI QoS class of identifier 識別子のQoSクラス
QCL Quasi co-location 準コロケーション
QFI QoS Flow ID QoSフローID、QoS Flow Identifier QoSフロー識別子
QoS Quality of Service サービス品質
QPSK Quadrature (Quaternary) Phase Shift Keying 直交(第四)位相シフトキーイング
QZSS Quasi-Zenith Satellite System 準天頂衛星システム
RA-RNTI Random Access RNTI ランダムアクセスRNTI
RAB Radio Access Bearer 無線アクセスベアラ、Random Access Burst ランダムアクセスバースト
RACH Random Access Channel ランダムアクセス・チャネル
RADIUS Remote Authentication Dial In User Service ユーザーサービス中のリモート認証ダイヤル
RAN Radio Access Network 無線アクセス・ネットワーク
RAND RANDom number ランダム番号(認証のために使用)
RAR Random Access Response ランダムアクセス応答
RAT Radio Access Technology 無線アクセス技術
RAU Routing Area Update ルーティング領域の更新
RB Resource block 資源ブロック、Radio Bearer 無線ベアラ
RBG Resource block group 資源ブロックグループ
REG Resource Element Group 資源要素グループ
Rel Release リリース
REQ REQuest 要求
RF Radio Frequency 無線周波数
RI Rank Indicator ランクインジケータ
RIV Resource indicator value 資源インジケータ値
RL Radio Link 無線リンク
RLC Radio Link Control 無線リンク制御、Radio Link Control layer 無線リンク制御層
RLC AM RLC Acknowledged Mode RLC確認応答モード
RLC UM RLC Unacknowledged Mode RLC確認応答なしモード
RLF Radio Link Failure 無線リンク障害
RLM Radio Link Monitoring 無線リンク監視
RLM-RS Reference Signal for RLM RLMのための参照信号
RM Registration Management 登録管理
RMC Reference Measurement Channel 参照測定チャネル
RMSI Remaining MSI 残留MSI、Remaining Minimum System Information 残留最小システム情報
RN Relay Node 中継ノード
RNC Radio Network Controller 無線ネットワークコントローラ
RNL Radio Network Layer 無線ネットワーク層
RNTI Radio Network Temporary Identifier 無線ネットワーク一時的識別子
ROHC RObust Header Compression ロバストヘッダ圧縮
RRC Radio Resource Control 無線資源管理、Radio Resource Control layer
無線資源制御層
RRM Radio Resource Management 無線資源管理
RS Reference Signal 参照信号
RSRP Reference Signal Received Power 受信参照信号電力
RSRQ Reference Signal Received Quality 受信参照信号品質
RSSI Received Signal Strength Indicator 受信信号強度指標
RSU Road Side Unit 路側ユニット
RSTD Reference Signal Time difference 基準信号時間差
RTP Real Time Protocol リアルタイムプロトコル
RTS Ready-To-Send 送信準備完了
RTT Round Trip Time ラウンドトリップ時間
Rx Reception, Receiving 受信、受領、Receiver 受信機
S1AP S1 Application Protocol S1アプリケーションプロトコル
S1-MME S1 for the control plane 制御プレーンのためのS1
S1-U S1 for the user plane ユーザー・プレーンのためのS1
S-CSCF serving CSCF サービスCSCF
S-GW Serving Gateway サービス・ゲートウェイ
S-RNTI SRNC Radio Network Temporary Identity SRNC無線ネットワーク一時的識別情報
S-TMSI SAE Temporary Mobile Station Identifier SAE一時的移動局識別子
SA Standalone operation mode 単独動作モード
SAE System Architecture Evolution システムアーキテクチャー進化
SAP Service Access Point サービスアクセスポイント
SAPD Service Access Point Descriptor サービスアクセスポイント記述子
SAPI Service Access Point Identifier サービスアクセスポイント識別子
SCC Secondary Component Carrier 副次コンポーネント・キャリア、Secondary CC 副次CC
SCell Secondary Cell 副次セル
SCEF Service Capability Exposure Function サービス能力公開機能
SC-FDMA Single Carrier Frequency Division Multiple Access 単一キャリア周波数分割多元接続
SCG Secondary Cell Group 副次セル・グループ
SCM Security Context Management セキュリティコンテキスト管理
SCS Subcarrier Spacing サブキャリア間隔
SCTP Stream Control Transmission Protocol ストリーム制御伝送プロトコル
SDAP Service Data Adaptation Protocol サービス・データ適応プロトコル、Service Data Adaptation Protocol layer サービス・データ適応プロトコル層
SDL Supplementary Downlink 補助的な下りリンク
SDNF Structured Data Storage Network Function 構造化データ記憶ネットワーク機能
SDP Session Description Protocol セッション記述プロトコル
SDSF Structured Data Storage Function 構造化データ記憶機能
SDU Service Data Unit サービス・データ単位
SEAF Security Anchor Function セキュリティ・アンカー機能
SeNB secondary eNB 副次eNB
SEPP Security Edge Protection Proxy セキュリティエッジ保護プロキシ
SFI Slot format indication スロットフォーマット指示
SFTD Space-Frequency Time Diversity 空間‐周波数時間ダイバーシチ、SFN and frame timing difference SFNおよびフレーム・タイミング差
SFN System Frame Number システムフレーム番号
SgNB Secondary gNB 副次gNB
SGSN Serving GPRS Support Node サービスするGPRSサポート・ノード
S-GW Serving Gateway サービス・ゲートウェイ
SI System Information システム情報
SI-RNTI System Information RNTI システム情報RNTI
SIB System Information Block システム情報ブロック
SIM Subscriber Identity Module 加入者識別情報モジュール
SIP Session Initiated Protocol セッション開始プロトコル
SiP System in Package システムインパッケージ
SL Sidelink サイドリンク
SLA Service Level Agreement サービスレベル合意
SM Session Management セッション管理
SMF Session Management Function セッション管理機能
SMS Short Message Service ショートメッセージサービス
SMSF SMS Function SMS機能
SMTC SSB-based Measurement Timing Configuration SSBベースの測定タイミング構成
SN Secondary Node 副次ノード、Sequence Number シーケンス番号
SoC System on Chip システムオンチップ
SON Self-Organizing Network 自己組織化ネットワーク
SpCell Special Cell 特殊セル
SP-CSI-RNTI Semi-Persistent CSI RNTI 半永続的CSI RNTI
SPS Semi-Persistent Scheduling 半永続的スケジューリング
SQN Sequence number シーケンス番号
SR Scheduling Request スケジュール要求
SRB Signalling Radio Bearer 信号伝達無線ベアラ
SRS Sounding Reference Signal 探測参照信号
SS Synchronization Signal 同期信号
SSB Synchronization Signal Block 同期信号ブロック
SSID Service Set Identifier サービスセット識別子
SS/PBCH Block SS/PBCHブロック
SSBRI SS/PBCH Block Resource Indicator SS/PBCHブロック資源インジケータ、Syncheronization Signal Block Resource Indicator 同期信号ブロック資源インジケータ
SSC Session and Service Continuity セッションとサービスの連続性
SS-RSRP Synchronization Signal based Reference Signal Received Power 同期信号ベースの参照信号受信電力
SS-RSRQ Synchronization Signal based Reference Signal Received Quality 同期信号ベースの参照信号受信品質
SS-SINR Synchronization Signal based Signal to Noise and Interference Ratio 同期信号ベースの信号対雑音・干渉比
SSS Secondary Synchronization Signal 副次同期信号
SSSG Search Space Set Group 探索空間セット・グループ
SSSIF Search Space Set Indicator 探索空間セット・インジケータ
SST Slice/Service Types スライス/サービス・タイプ
SU-MIMO Single User MIMO 単一ユーザーMIMO
SUL Supplementary Uplink 補助上りリンク
TA Timing Advance タイミング先行量、Tracking Area 追跡領域
TAC Tracking Area Code 追跡エリア・コード
TAG Timing Advance Group タイミング先行量グループ
TAI Tracking Area Identity 追跡エリア識別情報
TAU Tracking Area Update 追跡エリア更新
TB Transport Block トランスポート・ブロック
TBS Transport Block Size トランスポート・ブロック・サイズ
TBD To Be Defined のちに定義される
TCI Transmission Configuration Indicator 伝送構成インジケータ
TCP Transmission Communication Protocol 伝送通信プロトコル
TDD Time Division Duplex 時分割複信
TDM Time Division Multiplexing 時分割多重
TDMA Time Division Multiple Access 時分割多元接続
TE Terminal Equipment 端末設備
TEID Tunnel End Point Identifier トンネル終点識別子
TFT Traffic Flow Template トラフィックフローテンプレート
TMSI Temporary Mobile Subscriber Identity 一時的モバイル加入者識別情報
TNL Transport Network Layer トランスポートネットワーク層
TPC Transmit Power Control 送信出力制御
TPMI Transmitted Precoding Matrix Indicator 送信される前置符号化マトリクス・インジケータ
TR Technical Report 技術報告書
TRP, TRxP Transmission Reception Point 送受信ポイント
TRS Tracking Reference Signal 追跡参照信号
TRx Transceiver トランシーバ
TS Technical Specifications 技術仕様、Technical Standard 技術標準
TTI Transmission Time Interval 送信時間間隔
Tx Transmission、Transmitting 伝送、送信、Transmitter 送信機
U-RNTI UTRAN Radio Network Temporary Identity UTRAN無線ネットワーク一時的識別情報
UART Universal Asynchronous Receiver and Transmitter ユニバーサル非同期受信機および送信機
UCI Uplink Control Information 上りリンク制御情報
UE User Equipment ユーザー装置
UDM Unified Data Management 一元的なデータ管理
UDP User Datagram Protocol ユーザーデータグラムプロトコル
UDSF Unstructured Data Storage Network Function 非構造化データ記憶ネットワーク機能
UICC Universal Integrated Circuit Card ユニバーサル集積回路カード
UL Uplink 上りリンク
UM Unacknowledged Mode 確認応答なしモード
UML Unified Modelling Language 統一モデル化言語
UMTS Universal Mobile Telecommunications System 万国移動体電気通信システム
UP User Plane ユーザー・プレーン
UPF User Plane Function ユーザー・プレーン機能
URI Uniform Resource Identifier 一様資源識別子
URL Uniform Resource Locator 一様資源位置指定子
URLLC Ultra-Reliable and Low Latency 超高信頼・低遅延
USB Universal Serial Bus ユニバーサルシリアルバス
USIM Universal Subscriber Identity Module ユニバーサル加入者識別情報モジュール
USS UE-specific search space UE固有の探索空間
UTRA UMTS Terrestrial Radio Access UMTS地上波無線アクセス
UTRAN Universal Terrestrial Radio Access Network ユニバーサル地上無線アクセス・ネットワーク
UwPTS Uplink Pilot Time Slot 上りリンク・パイロット時間スロット
V2I Vehicle-to-Infrastruction 車両対インフラ
V2P Vehicle-to-Pedestrian 車両対歩行者
V2V Vehicle-to-Vehicle 車両対車両
V2X Vehicle-to-everything 車両対万物
VIM Virtualized Infrastructure Manager 仮想化インフラストラクチャーマネジャー
VL Virtual Link 仮想リンク、
VLAN Virtual LAN 仮想LAN、Virtual Local Area Network 仮想ローカルエリアネットワーク
VM Virtual Machine 仮想マシン
VNF Virtualized Network Function 仮想化ネットワーク機能
VNFFG VNF Forwarding Graph VNF転送グラフ
VNFFGD VNF Forwarding Graph Descriptor VNF転送グラフ記述子
VNFM VNF Manager VNFマネージャ
VoIP Voice-over-IP, Voice-over-Internet Protocol IPを通じた音声、インターネットプロトコルを通じた音声
VPLMN Visited Public Land Mobile Network 訪問された公衆陸上移動体ネットワーク
VPN Virtual Private Network 仮想プライベートネットワーク
VRB Virtual Resource Block 仮想資源ブロック
WiMAX Worldwide Interoperability for Microwave Access マイクロ波アクセスのための世界的な相互運用性
WLAN Wireless Local Area Network 無線ローカルエリアネットワーク
WMAN Wireless Metropolitan Area Network 無線都市圏ネットワーク
WPAN Wireless Personal Area Network 無線パーソナルエリアネットワーク
X2-C X2-Control plane X2制御プレーン
X2-U X2-User plane X2ユーザー・プレーン
XML eXtensible Markup Language 拡張可能マークアップ言語
XRES EXpected user RESponse 期待されるユーザー応答
XOR eXclusive OR 排他的論理和
ZC Zadoff-Chu ザドフ・チュー
ZP Zero Power ゼロ・パワー
用語法
本明細書の目的のために、以下の用語および定義が、本明細書で論じられる例および実施形態に適用可能である。
本明細書で使用される「回路」という用語は、記載される機能を提供するように構成される、電子回路、論理回路、プロセッサ(共有、専用、またはグループ)および/またはメモリ(共有、専用、またはグループ)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルデバイス(FPD)(たとえば、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、複合PLD(CPLD)、高性能PLD(HCPLD)、構築されたASIC、またはプログラマブルSoC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)などのハードウェアコンポーネントを指すか、それらの一部であるか、またはそれらを含む。いくつかの実施形態では、回路は、説明される機能性のうちの少なくともいくつかを提供するために、一つまたは複数のソフトウェアまたはファームウェアプログラムを実行してもよい。「回路」という用語はまた、プログラム・コードの機能を実行するために使用されるプログラム・コードを有する一つまたは複数のハードウェア要素の組み合わせ(または電気もしくは電子システムで使用される回路の組み合わせ)を指してもよい。これらの実施形態では、ハードウェア要素とプログラム・コードとの組み合わせは、特定のタイプの回路と呼ばれることがある。
本明細書で使用される「プロセッサ回路」という用語は、一連の算術演算もしくは論理演算を逐次的かつ自動的に実行すること、またはデジタル・データを記録、記憶、および/または転送することが可能な回路を指すか、その一部であるか、またはそれを含む。処理回路は、命令を実行するための一つまたは複数の処理コアと、プログラムおよびデータ情報を記憶するための一つまたは複数のメモリ構造とを含みうる。「プロセッサ回路」という用語は、一つまたは複数のアプリケーションプロセッサ、一つまたは複数のベースバンドプロセッサ、物理的な中央処理装置(CPU)、シングルコアプロセッサ、デュアルコアプロセッサ、トリプルコアプロセッサ、クアッドコアプロセッサ、および/またはプログラム・コード、ソフトウェアモジュール、および/または機能プロセスなどのコンピュータ実行可能命令を実行するまたは他の仕方で動作させることができる任意の他のデバイスを指すことがある。処理回路は、マイクロプロセッサ、プログラマブル処理デバイスなどでありうる、より多くのハードウェアアクセラレータを含みうる。一つまたは複数のハードウェアアクセラレータは、たとえば、コンピュータビジョン(CV)および/または深層学習(DL)アクセラレータを含んでいてもよい。「アプリケーション回路」および/または「ベースバンド回路」という用語は、「プロセッサ回路」と同義であると考えられてもよく、「プロセッサ回路」と呼ばれてもよい。
本明細書で使用される「インターフェース回路」という用語は、2つ以上の構成要素またはデバイスの間の情報の交換を可能にする回路を指すか、その一部であるか、またはそれを含む。「インターフェース回路」という用語は、一つまたは複数のハードウェアインターフェース、たとえば、バス、I/Oインターフェース、周辺コンポーネントインターフェース、ネットワークインターフェースカード、および/またはその他を指しうる。
本明細書で使用される「ユーザー機器」または「UE」という用語は、無線通信能力を有するデバイスを指し、通信ネットワーク内のネットワーク資源のリモートユーザーを表すことができる。「ユーザー機器」または「UE」という用語は、クライアント、モバイル、モバイルデバイス、モバイル端末、ユーザー端末、モバイルユニット、移動局、モバイルユーザー、サブスクライバー、ユーザー、遠隔局、アクセスエージェント、ユーザーエージェント、受信機、無線装置、再構成可能な無線装置、再構成可能なモバイルデバイスなどと同義であると見なされてもよく、そのように呼ばれてもよい。さらに、「ユーザー機器」または「UE」という用語は、任意のタイプのワイヤレス/ワイヤード・デバイスまたはワイヤレス通信インターフェースを含む任意のコンピューティング・デバイスを含みうる。
本明細書で使用される「ネットワーク要素」という用語は、ワイヤードまたはワイヤレス通信ネットワーク・サービスを提供するために使用される物理または仮想化機器および/またはインフラストラクチャーを指す。「ネットワーク要素」という用語は、ネットワーク化されたコンピュータ、ネットワーキングハードウェア、ネットワーク機器、ネットワークノード、ルーター、スイッチ、ハブ、ブリッジ、無線ネットワークコントローラ、RANデバイス、RANノード、ゲートウェイ、サーバー、仮想化されたVNF、NFVI、および/またはその他と同義であると考えられてもよく、および/またはそのように呼ばれてもよい。
本明細書で使用される「コンピュータ・システム」という用語は、任意のタイプの相互接続された電子デバイス、コンピュータ・デバイス、またはそれらの構成要素を指す。さらに、「コンピュータ・システム」および/または「システム」という用語は、互いに通信上結合された、コンピュータのさまざまな構成要素を指すことがある。さらに、「コンピュータ・システム」および/または「システム」という用語は、互いに通信上結合され、コンピューティングおよび/またはネットワーキング資源を共有するように構成された複数のコンピュータ・デバイスおよび/または複数のコンピューティングシステムを指すことがある。
本明細書で使用される「アプライアンス」、「コンピュータアプライアンス」などの用語は、特定のコンピューティング資源を提供するように特に設計されたプログラム・コード(たとえば、ソフトウェアまたはファームウェア)を有するコンピュータ・デバイスまたはコンピュータ・システムを指す。「仮想アプライアンス」は、コンピュータアプライアンスを仮想化またはエミュレートする、あるいは特定のコンピューティング資源を提供するために他の仕方で専用化される、ハイパーバイザ搭載デバイスによって実装される仮想マシン・イメージである。
本明細書で使用される「資源」という用語は、コンピュータ・デバイス、機械デバイス、メモリ空間、プロセッサ/CPU時間、プロセッサ/CPU使用量、プロセッサおよびアクセラレータ負荷、ハードウェア時間または使用量、電力、入力/出力動作、ポートまたはネットワークソケット、チャネル/リンク割り当て、スループット、メモリ使用量、ストレージ、ネットワーク、データベースおよびアプリケーション、作業負荷単位など、コンピューティング環境内の物理デバイスもしくは仮想デバイス、物理コンポーネントもしくは仮想コンポーネント、および/または特定のデバイス内の物理コンポーネントもしくは仮想コンポーネントを指す。「ハードウェア資源」は、物理的ハードウェア要素(複数可)によって提供される計算、ストレージ、および/またはネットワーク資源を指しうる。「仮想化(された)資源」は、仮想化インフラストラクチャーによってアプリケーション、デバイス、システムなどに提供される計算、ストレージ、および/またはネットワーク資源を指すことがある。「ネットワーク資源」または「通信資源」という用語は、通信ネットワークを介してコンピュータ・デバイス/システムによってアクセス可能な資源を指すことがある。「システム資源」という用語は、サービスを提供するための任意の種類の共有エンティティを指すことができ、コンピューティングおよび/またはネットワーク資源を含むことができる。システム資源は、そのようなシステム資源が単一のホストまたは複数のホスト上に存在し、明確に識別可能であるサーバーを介してアクセス可能な、コヒーレント機能、ネットワークデータオブジェクト、またはサービスのセットと見なされうる。
本明細書で使用される「チャネル」という用語は、データまたはデータストリームを通信するために使用される、有形または無形のいずれかの任意の伝送媒体を指す。「チャネル」という用語は、「通信チャネル」、「データ通信チャネル」、「伝送チャネル」、「データ伝送チャネル」、「アクセスチャネル」、「データアクセスチャネル」、「リンク」、「データリンク」、「キャリア」、「無線周波数キャリア」、および/またはデータが通信される経路または媒体を示す任意の他の同様の用語と同義および/または同等でありうる。さらに、本明細書で使用される「リンク」という用語は、情報を送信および受信する目的での、RATを通じた2つのデバイス間の接続を指す。
本明細書で使用される「インスタンス化する」、「インスタンス化」などの用語は、インスタンスの作成を指す。「インスタンス」は、たとえばプログラム・コードの実行中に発生しうるオブジェクトの具体的な生起をも指す。
「結合された」、「通信上結合された」という用語は、それらの派生語とともに本明細書で使用される。「結合された」という用語は、2つ以上の要素が互いに直接物理的または電気的に接触していることを意味してもよく、2つ以上の要素が互いに間接的に接触しているが、依然として互いに協働または相互作用することを意味してもよく、および/または互いに結合されていると言われる要素の間に一つまたは複数の他の要素が結合または接続されていることを意味してもよい。「直接結合された」という用語は、2つ以上の要素が互いに直接接触していることを意味しうる。「通信上結合される」という用語は、2つ以上の要素が、ワイヤまたは他の相互接続を通じて、ワイヤレス通信チャネルまたはリンクを通じて、などの通信の手段によって互いに接触していてもよいことを意味しうる。
「情報要素」という用語は、一つまたは複数のフィールドを含む構造要素を指す。「フィールド」という用語は、情報要素の個々の内容、または内容を含むデータ要素を指す。
用語「SMTC」は、SSB-MeasurementTimingConfigurationによって構成されたSSBベースの測定タイミング構成を指す。
用語「SSB」は、SS/PBCHブロックを指す。
「主要セル」(Primary Cell)という用語は、UEが初期接続確立手順を実行するか、または接続再確立手順を開始する主要周波数上で動作するMCGセルを指す。
「主要SCGセル」という用語は、DC動作のためにReconfiguration with Sync手順を実行するときにUEがランダムアクセスを実行するSCGセルを指す。
「副次セル」(Secondary Cell)という用語は、CAを用いて構成されたUEのためにスペシャル・セルの上に追加の無線資源を提供するセルを指す。
「副次セル・グループ」という用語は、PSCellと、DCをもって構成されたUEのための0個以上の副次セルとを含む、サービング・セルの部分集合を指す。
「サービング・セル」(Serving Cell)という用語は、CA/DCをもって構成されていないRRC_CONNECTEDにあるUEのための主要セルを指し、主要セルをなすサービング・セルは1つだけである。
「サービング・セル」または「複数のサービング・セル」という用語は、CA/をもって構成されたRRC_CONNECTEDにあるUEのためのスペシャル・セルとすべての副次セルとを含む、セルの集合を指す。
「スペシャル・セル」という用語は、DC動作についてはMCGのPCellまたはSCGのPSCellを指し;そうでない場合、「スペシャル・セル」という用語は、Pcellを指す。

Claims (25)

  1. 命令を記憶している一つまたは複数の非一時的なコンピュータ可読媒体(NTCRM)であって、前記命令は、一つまたは複数のプロセッサによって実行されると、ユーザー機器(UE)に:
    一つまたは複数の探測参照信号(SRS)資源集合の第1の集合および一つまたは複数のSRS資源集合の第2の集合についての構成情報を受信する段階であって、前記第1の集合は第1の送受信ポイント(TRP)に関連付けられており、前記第2の集合は第2のTRPに関連付けられている、段階と;
    SRS資源集合の前記第1の集合および第2の集合の一方または両方をアクティブ化するためのメッセージを受信する段階と;
    アクティブ化されたSRS資源集合に基づいて、アンテナ切り換えを伴う一つまたは複数のSRSを送信する段階とを実行させるものである、
    一つまたは複数のNTCRM。
  2. SRS資源集合の前記第1の集合および第2の集合のSRS資源集合は、半永続的SRS資源集合である、請求項1に記載の一つまたは複数のNTCRM。
  3. 前記メッセージは、媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)または下りリンク制御情報(DCI)である、請求項2に記載の一つまたは複数のNTCRM。
  4. 前記構成情報は、SRS資源集合の前記第1の集合および第2の集合のそれぞれのSRS資源集合に関連付けられた一つまたは複数の電力制御パラメータを含む、請求項1に記載の一つまたは複数のNTCRM。
  5. 前記一つまたは複数の電力制御パラメータは、SRS電力制御調整状態、経路損失参照信号、P0パラメータ、アルファ・パラメータ、または空間関係のうちの一つまたは複数を含む、請求項4に記載の一つまたは複数のNTCRM。
  6. 前記第1の集合または第2の集合のうちの少なくとも1つのもののSRS資源集合は、異なるxTyR構成をもつSRS資源集合を有する、請求項1に記載の一つまたは複数のNTCRM。
  7. 異なるxTyR構成をもつSRS資源集合は、異なるトリガー状態を有する、請求項6に記載の一つまたは複数のNTCRM。
  8. 前記命令は、実行されると、前記UEにさらに、異なるxTyR構成のための前記SRS資源集合のうちの少なくとも1つのもののSRS資源を再構成するための媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)を受信させる、請求項1に記載の一つまたは複数のNTCRM。
  9. 前記構成情報はさらに、キャリア切り換えのためにSRS資源集合の第3の集合を構成するものであり、SRS資源集合の前記第3の集合のSRS資源集合は、「antennaSwitching」に設定された用途、「separateClosedLoop」に設定されたSRS電力制御状態をもって構成される、請求項1ないし8のうちいずれか一項に記載の一つまたは複数のNTCRM。
  10. 命令が記憶されている一つまたは複数の非一時的なコンピュータ可読媒体(NTCRM)であって、前記命令は、一つまたは複数のプロセッサによって実行されると、次世代ノードB(gNB)に:
    ユーザー機器(UE)への送信のために、一つまたは複数の探測参照信号(SRS)資源集合の第1の集合および一つまたは複数のSRS資源集合の第2の集合についての構成情報をエンコードする段階であって、前記第1の集合は、第1の送受信ポイント(TRP)に関連付けられ、前記第2の集合は第2のTRPに関連付けられている、段階と;
    アンテナ切り換えのためにSRS資源集合の前記第1の集合および第2の集合の一方または両方をアクティブ化するために、前記UEへの送信のためのメッセージをエンコードする段階とを実行させるものである、
    一つまたは複数のNTCRM。
  11. SRS資源集合の前記第1の集合および第2の集合のSRS資源集合は、半永続的SRS資源集合である、請求項10に記載の一つまたは複数のNTCRM。
  12. 前記メッセージは、媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)または下りリンク制御情報(DCI)である、請求項11に記載の一つまたは複数のNTCRM。
  13. 前記構成情報は、SRS資源集合の前記第1の集合および第2の集合のそれぞれのSRS資源集合に関連付けられた一つまたは複数の電力制御パラメータを含む、請求項10に記載の一つまたは複数のNTCRM。
  14. 前記一つまたは複数の電力制御パラメータは、SRS電力制御調整状態、経路損失参照信号、P0パラメータ、アルファ・パラメータ、または空間関係のうちの一つまたは複数を含む、請求項13に記載の一つまたは複数のNTCRM。
  15. 前記第1の集合または第2の集合のうちの少なくとも1つのもののSRS資源集合は、異なるxTyR構成をもつSRS資源集合を有する、請求項10に記載の一つまたは複数のNTCRM。
  16. 異なるxTyR構成をもつSRS資源集合は、異なるトリガー状態を有する、請求項15に記載の一つまたは複数のNTCRM。
  17. 前記命令は、実行されると、前記gNBにさらに、異なるxTyR構成のためのSRS資源集合のうちの少なくとも1つのもののSRS資源を再構成するための媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)を送信させる、請求項10ないし16のうちいずれか一項に記載の一つまたは複数のNTCRM。
  18. 前記命令は、実行されると、前記gNBにさらに、SRS電力制御状態を動的に示すフィールド、またはSRS電力制御状態を示すDCIフォーマットをもつ下りリンク制御情報(DCI)を送信させる、請求項10ないし16のうちいずれか一項に記載の一つまたは複数のNTCRM。
  19. 命令を記憶している一つまたは複数の非一時的なコンピュータ可読媒体(NTCRM)であって、前記命令は、一つまたは複数のプロセッサによって実行されると、次世代ノードB(gNB)に:
    ユーザー機器(UE)への送信のために、送受信ポイント(TRP)に関連付けられ、アンテナ切り換えのために構成された複数の探測参照信号(SRS)資源集合のための構成情報をエンコードする段階であって、前記複数のSRS資源集合のすべてのSRS資源が同じ送信構成インジケータ(TCI)状態を有する、段階と;
    前記構成情報に基づくアンテナ切り換えを用いて一つまたは複数のSRSを前記UEから受信する段階とを実行させるものである、
    一つまたは複数のNTCRM。
  20. 前記TCI状態は、合同下りリンク(DL)/上りリンク(UL)TCI状態である、請求項19に記載の一つまたは複数のNTCRM。
  21. 前記TCI状態は、別個の上りリンク(UL)TCI状態である、請求項19に記載の一つまたは複数のNTCRM。
  22. 前記命令は、実行されると、前記gNBにさらに、前記gNBが、すべてのSRS資源集合のすべてのSRS資源を包含する時間期間の間に、前記TRPに関連付けられた別のTCI状態を示すための下りリンク制御情報(DCI)を送信しないことを決定させる、請求項19に記載の一つまたは複数のNTCRM。
  23. 前記TCI状態は第1のTCI状態であり、前記命令は、実行されると、前記gNBにさらに、すべてのSRS資源集合のすべてのSRS資源を包含する時間期間の間に、前記TRPに関連付けられた第2のTCI状態を示す下りリンク制御情報(DCI)を送信させる、請求項19に記載の一つまたは複数のNTCRM。
  24. 前記第2のTCI状態は、前記時間期間の後になるまでは有効ではなく、前記時間期間の間に残りのSRSを送信するために前記UEによって使用されない;
    前記第2のTCI状態は、前記UEによって破棄される;
    前記第2のTCI状態は、前記時間期間の間に有効になるが、前記時間期間の間に前記UEによって残りのSRSのために適用されることはない;または
    前記第2のTCI状態は、有効になり、前記時間期間の間に残りのSRSがあればそのために前記UEによって適用される、
    請求項23に記載の一つまたは複数のNTCRM。
  25. 前記TCI状態は第1のTCI状態であり、前記命令は、実行されると、前記gNBにさらに、前記TRPに関連付けられた第2のTCI状態を示す下りリンク制御情報(DCI)を送信させ、前記第2のTCI状態は、前記UEが該DCIを受信したときと前記複数のSRS資源集合のうちの最も早いSRS資源との間の時間期間がビーム適用時間未満である場合、前記一つまたは複数のSRSのために前記UEによって適用される、請求項19ないし24のうちいずれか一項に記載の一つまたは複数のNTCRM。
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