JP2024508511A - ベッドセンサ - Google Patents

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Abstract

マットレスシステム(100)は、マットレス頂部(104)に近接して位置決めされ、頭端部、足端部、及び、対向する両側端部を有するフォーム層(110)と、フォーム層(110)の下方に位置決めされたマットレスコアと、センサストリップ(112)と、を備え得る。センサストリップ(112)は、キャリアストリップ(113)と、キャリアストリップ(113)に取り付けられキャリアストリップの長手方向において互いから間隔を置いて配置された複数のセンサ(114)と、を含み得る。キャリアストリップ(113)は、フォーム層(104)に取り外し可能に取り付けられるように構成され得る。キャリアストリップ(113)は、また、フォーム層(104)の対向する両側端部間に延在し得る。

Description

[関連出願の相互参照]
本出願は、2021年3月1日に出願された米国特許仮出願第63/155,040号の優先権の利益を主張する。当該先願の全体が、当該参照により本明細書に組み込まれる(incorporated by reference)。
[技術分野]
本明細書は、ベッドシステムに関し、より詳細には、ベッドまたはベッドのユーザに関連する、温度及び湿度などのパラメータを検出するための装置、システム、及び方法に関する。
一般に、ベッドとは、寝たりリラックスしたりするために使用される家具である。多くのモダンなベッドが、ベッドフレーム上の柔らかいマットレスを含んでいる。マットレスは、1人または複数人のユーザの体重を支持するべく、バネ、発泡材及び/またはエアチャンバ、を含み得る。様々な特徴部及びシステムが、ベッドの1人または複数人のユーザを加熱及び冷却するための加熱システム及び冷却システム並びに温度センサを含んで、ベッドとの組み合わせで使用されている。
本明細書に記載される幾つかの実施形態は、ベッドシステム及び/またはユーザの、温度値及び/または湿度値、ユーザの存在、等の、1または複数のパラメータを感知するためのセンサストリップを備えたベッドシステムを含む。当該ベッドシステムは、当該ベッドシステムの微気候を制御するように構成され得る微気候制御システムを含み得る。幾つかの実装形態では、制御システムが、ベッドシステムのマットレスの頂部で所望の温度を達成するために、調整された空気(例えば、加熱または冷却された空気)をマットレスに供給するように動作する。幾つかの実装形態では、制御システムが、マットレスの頂部で所望のより低い温度を達成するために、マットレスから空気を吸引するように動作する。供給対象の調整された空気は、センサストリップの1または複数のセンサによって感知される1または複数の温度値及び/または湿度値に少なくとも基づいて決定され得る。ユーザは、また、リモコンやモバイル装置上のアプリケーションから、調整された空気の供給を制御し得る。ユーザは、ベッドシステムから温度値及び/または湿度値を受け取ることができる。ユーザは、また、ベッドシステムに所望の温度値及び/または湿度値を提供し得る。ベッドシステムは、これらの値を(例えば微気候制御システムを介して)、感知される温度値及び/または湿度値に加えて、適切な調整された空気の供給とユーザの快適さレベルの理解とを判定するために、使用し得る。
センサストリップは、マットレスの微気候温度を検出するために使用され得る。幾つかの実装形態では、センサストリップは、マットレスの表面温度及び/またはマットレスの表面に位置するユーザ、を検出するために使用され得る。ストリップによって検出される温度は、ユーザの体温を推定するために使用され得る。より具体的には、ストリップによって検出される温度を使用して、ユーザの皮膚の温度が推定され得る。幾つかの実装形態では、開示される技術を使用して、ユーザの中核体温(深部体温)が推定され得る。ストリップは、マットレス及び/またはユーザの湿度レベルを検出するためにも使用され得る。センサストリップは、直列に配線された複数のセンサを含み得る。センサは、温度及び/または湿度を感知するセンサであり得る。ストリップは、フォームタブなどのマットレスの頂部層に取り付けられ得て、マットレスを右側から左側へ横切って(例えば、マットレスの対向する両側方に亘って)延在し得る。幾つかの実装形態では、ストリップは、マットレスの頭端部と足端部との間のマットレスの中間点に位置決めされ得る。この位置決めにより、マットレスの頂部に横たわる時のユーザの快適さへの影響を最小限に抑えることができる。この位置決めは、また、カバーがマットレス上で部分的に丸められている時の周囲条件の測定を回避するためにも有利であり得る。更に、この位置決めにより、マットレスの左側と右側(及び/または頭側と足側)を均一なものとして維持できるため、センサストリップの配置や使用に影響を与えることなく、マットレスは組立中に回転され得る。幾つかの実装形態では、ストリップは、当該ストリップがユーザの胸部領域に位置するように、マットレスの足端部よりもマットレスの頭端部により近く位置決めされ得る。ストリップは、また、マットレスの頭側端または足側端のいずれかから1または複数の距離を置いて位置決めされ得る。例示として、長さ80インチのマットレスの場合、ストリップは、マットレスの頭端部から約30インチ下に位置決めされ得る。
ストリップは、マットレスの頂部層に取り付けられて固定され得る。幾つかの実装形態では、ストリップは、マットレスの頂部層、及び/または、1若しくは複数の他の層、の側方を覆い得る。センサストリップの一端のマイクロフックを使用して、ストリップは、マットレスの底部に取り付けられ得て、所定の位置に維持され得る。付加的または代替的に、1または複数の追加の接着剤または締結要素が、センサストリップをマットレスの頂部層の上面及び/またはマットレスの側面に保持するために、使用され得る。幾つかの実装形態では、センサストリップは、マットレスの底部を横切って延在する補強ストラップに取り付けられ得る。1または複数の接着剤または締結要素が、センサストリップを補強ストラップに保持するために使用され得る。結果として、センサストリップは、マットレスの表面、例えばマットレスの底部、マットレスの頂部層、及び/または、マットレスの側面など、に直接的に取り付けられない場合がある。代替的に、センサストリップと補強ストラップとが、マットレスの周りを包み込んで、マットレスの底部でマットレスのアセンブリを補強すると共にマットレスの頂部で感知機能を提供するという両方の機能を奏する、単一のストラップとして製造され得る。例えば、センサストリップは、当該センサストリップと補強ストラップとが一体の部品であるように、補強ストラップの延長部として提供され得る。
マットレスカバーが、センサストリップとマットレスの上方に配置され得て、それによって、ストリップを視界から隠し得て、ストリップがユーザの動きや快適さを妨げないことを保証し得る。センサストリップは、十分な取り付け力でマットレスの頂部層と係合され、従って、マットレスカバーに対する追加の取り付けを必要としない。本明細書で更に説明されるように、マットレス層へのセンサストリップの取り付け機構は、(物質カバーとは対照的に)センサストリップの安定性及び保守性を向上させる。幾つかの代替的な実装形態では、センサストリップがマットレスカバー内に組み込まれ得る。例えば、センサストリップがマットレスに取り付けられないように、センサストリップは、スリーブの形態でマットレスカバー内に組み込まれ得る。この時、当該スリーブは、睡眠者の表面に最も近いマットレスカバーの外面ではなく、マットレスカバーの内面に一体化され得る。
本開示の実装形態によれば、センサストリップは、メンテナンス及びアップグレードのために、別のセンサストリップと便利に交換可能である。センサストリップ自体のシンプルな構成、及び、センサストリップをマットレスに取り付けるためのシンプルな機構が、センサストリップのマットレスからの容易な取り外しを許容する。従って、センサストリップは、異なる感知タイプを有し得る別のセンサストリップに容易に交換され得て(例えば、温度センサから温度センサと湿度センサの組み合わせへの交換)、あるいは、改善された感知能力や処理特性などのアップグレードされた機能を有し得る別のセンサストリップに容易に交換され得る。
本明細書に記載される特定の実施形態は、マットレス頂部に近接して位置決めされ頭端部、足端部及び両側端部を有するフォーム層を含むマットレスシステムと、キャリアストリップを含むセンサストリップと、キャリアストリップに取り付けられキャリアストリップの長手方向において互いから間隔を置いて配置された複数のセンサと、を備え、キャリアストリップは、フォーム層に取り外し可能に取り付けられ、フォーム層の対向する両側端部の間に延在するように構成される。
幾つかの実装形態では、システムは、任意選択的に、以下の特徴の1または複数を含み得る。例えば、マットレスシステムは、フォーム層上に配置されて、フォーム層及びセンサストリップを覆うマットレスカバーを含み得る。マットレスカバーは、フォーム層に取り付けられるキャリアストリップから自由であり得る。キャリアストリップは、第1ストリップ表面と、第1ストリップ表面とは反対側の第2ストリップ表面と、を含み得て、第1ストリップ表面は、フォーム層に取り外し可能に取り付けられるように構成され得る。複数のセンサが、キャリアストリップの第1ストリップ表面に配置され得る。キャリアストリップは、第1ストリップ表面と、第1ストリップ表面とは反対側の第2ストリップ表面と、を有し得て、第1ストリップ表面は、フォーム層に取り外し可能に取り付けられるように構成され得る。複数のセンサは、キャリアストリップの第2ストリップ表面に配置されてもよい。複数のセンサは、キャリアストリップに縫い付けられ得る。複数のセンサは、接着剤によってキャリアストリップに取り付けられ得る。複数のセンサは、直列に配線され得る。
別の例として、キャリアストリップは、フォーム層に取り外し可能に取り付けられ得る第1締結具を含み得る。フォーム層は、キャリアストリップの第1締結具に取り外し可能に取り付けられ得る第2締結具を含み得る。第1及び第2締結具は、面ファスナ(フックファスナ及びループファスナ)を含み得る。
別の例として、キャリアストリップは、第1ストリップ表面に取り付けられ得て、第1ストリップ表面の複数のセンサの少なくとも一部を覆い得る、センサカバー層を含み得る。キャリアストリップは、フォーム層の対向側に取り外し可能に取り付けられるように構成され得る、対向するリード部分を含み得る。キャリアストリップの対向するリード部分は、マットレスシステムの少なくとも一部の対向側に取り外し可能に取り付けられるように、構成され得る。
本明細書に記載される特定の実施形態は、マットレス頂部に近接して位置決めされ頭端部、足端部及び両側端部を有するフォーム層を含むマットレスシステムと、フォーム層の第1部分の下方に位置決めされた第1エアチャンバと、フォーム層の第2部分の下方に位置決めされた第2エアチャンバと、第1ストリップ部分及び第2ストリップ部分を有するキャリアストリップを含むセンサストリップと、キャリアストリップの第1ストリップ部分に取り付けられキャリアストリップの長手方向において互いから間隔を置いて配置された複数の第1センサと、キャリアストリップの第2ストリップ部分に取り付けられキャリアストリップの長手方向において互いから間隔を置いて配置された複数の第2センサと、を備え得て、第1部分と第2部分とは、フォーム層の対向する両側端部の間に並んで配置され得る。キャリアストリップは、フォーム層に取り外し可能に取り付けられて、フォーム層の対向する両側端部の間に延在するように、構成され得て、第1ストリップ部分及び第2ストリップ部分は、それぞれ、フォーム層の第1部分及び第2部分に配置されるように、構成され得る。
幾つかの実装形態では、システムは、任意選択的に、以下の特徴の1または複数を含み得る。例えば、システムは、フォーム層上に配置されて、フォーム層及びセンサストリップを覆うマットレスカバーを含み得る。当該マットレスカバーは、フォーム層に取り付けられ得るキャリアストリップから自由であり得る。キャリアストリップは、第1ストリップ表面と、第1ストリップ表面とは反対側の第2ストリップ表面と、を有し得て、第1ストリップ表面は、フォーム層の第1部分及び第2部分に取り外し可能に取り付けられるように構成され得る。複数の第1センサ及び複数の第2センサが、キャリアストリップの第1ストリップ表面に配置され得る。キャリアストリップは、第1ストリップ表面と、第1ストリップ表面とは反対側の第2ストリップ表面と、を有し得て、第1ストリップ表面は、フォーム層の第1部分及び第2部分に取り外し可能に取り付けられるように構成されて、複数の第1センサ及び複数の第2センサは、キャリアストリップの第2ストリップ表面に配置されてもよい。複数の第1センサ及び複数の第2センサは、キャリアストリップに縫い付けられ得る。複数の第1センサ及び複数の第2センサは、接着剤によってキャリアストリップに取り付けられ得る。複数の第1センサ及び複数の第2センサは、直列に配線され得る。キャリアストリップの第1ストリップ部分は、第1締結具を含み得て、キャリアストリップの第2ストリップ部分は、第2締結具を含み得て、第1締結具は、フォーム層の第1部分に取り外し可能に取り付けられるように構成され得て、第2締結具は、フォーム層の第2部分に取り外し可能に取り付けられるように構成され得る。フォーム層の第1部分は、キャリアストリップの第1ストリップ部分の第1締結具に取り外し可能に取り付けられるように構成され得る第3締結具を含み得て、フォーム層の第2部分は、キャリアストリップの第2ストリップ部分の第2締結具に取り外し可能に取り付けられように構成され得る第4締結具を含み得る。第1、第2、第3及び第4締結具は、面ファスナを含み得る。
キャリアストリップは、第1ストリップ表面に取り付けられ得て、第1ストリップ表面の複数の第1センサ及び複数の第2センサの少なくとも一部を覆い得る、センサカバー層を含み得る。キャリアストリップは、フォーム層の対向側に取り外し可能に取り付けられるように構成され得る、対向するリード部分を含み得る。キャリアストリップの対向するリード部分は、マットレスシステムの少なくとも一部の対向側に取り外し可能に取り付けられるように、構成され得る。キャリアストリップの対向するリード部分は、9フィートの長さであり得る。キャリアストリップの第1ストリップ部分は、キャリアストリップの第2ストリップ部分から、10インチ離間して配置され得る。複数の第1センサは、キャリアストリップの第1ストリップ部分上で互いから5インチ離間して配置され得て、複数の第2センサは、キャリアストリップの第2ストリップ部分上で互いから5インチ離間して配置され得る。
別の例として、マットレスシステムは、キングサイズ、カリフォルニアキングサイズ、クイーンサイズ、フルサイズ、または、ツインサイズ、であり得る。複数のセンサは、キャリアストリップの長手方向に互いから5インチ離間して配置され得る。センサストリップは、当該センサストリップとフォーム層との間に中間表面が存在しない態様で、フォーム層に取り外し可能に取り付けられるように構成され得る。センサストリップは、フォーム層の表面に直接的に取り外し可能に取り付けられるように構成されたマイクロフックを含み得る。当該マイクロフックは、フォーム層の底面に直接的に取り外し可能に取り付けられるように構成され得る。
別の例として、マットレスシステムは、フォーム層の底面に取り付けられたループファスナを含み得る。センサストリップは、当該ループファスナに取り外し可能に取り付けられるように構成され得るフックファスナを含み得る。マットレスシステムはまた、圧縮可能層の下方に位置決めされたマットレスコアを含み得る。
本明細書に記載される特定の実施形態は、マットレス頂部に近接して位置決めされ頭端部、足端部及び両側端部を有する頂部層を含むマットレスシステムと、キャリアストリップを含むセンサストリップと、キャリアストリップに取り付けられキャリアストリップの長手方向において互いから間隔を置いて配置された複数のセンサと、を備え得て、キャリアストリップは、頂部層に取り外し可能に取り付けられ、頂部層の対向する両側端部の間に延在するように構成される。頂部層は、圧縮可能性のある材料、フォーム(発泡材)、または、布地、であり得る。
本明細書に記載される特定の実施形態は、マットレスを提供する方法を含み得る。当該方法は、一組のマットレス層を所定位置に配置する工程を備え得て、当該一組の層は、フォーム層を含み、当該フォーム層は、マットレス頂部に近接して位置決めされ、頭端部、足端部及び両側端部を有する。当該方法は、また、第1センサストリップをマットレス層のフォーム層に当該フォーム層の両側端部の間で取り付ける工程と、マットレスカバーをフォーム層上に配置してフォーム層と第1センサストリップとを覆う工程と、を備え得る。マットレスカバーは、フォーム層に取り付けられる第1センサストリップから自由であり得る。当該方法は、また、マットレスカバーをフォーム層から取り外す工程と、第1センサストリップをフォーム層から取り外す工程と、第1センサストリップの代わりに第2センサストリップをフォーム層に取り付ける工程と、マットレスカバーをフォーム層上に配置してフォーム層と第2センサストリップとを覆う工程と、を備え得る。マットレスカバーは、フォーム層に取り付けられる第2センサストリップから自由であり得る。
幾つかの実装形態では、システムは、任意選択的に、以下の特徴の1または複数を含み得る。例えば、第2センサストリップは、第1センサストリップの複数のセンサとはタイプが異なる複数のセンサを含み得る。第2センサストリップは、第1センサストリップの複数のセンサとは数及び配置が異なる複数のセンサを含み得る。当該方法は、また、一組のマットレス層の底部に亘って補強ストラップを取り付ける工程と、一組のマットレス層の底部において補強ストラップに第1センサストリップを取り付ける工程と、を含み得る。フォーム層から第1センサストリップを取り外す工程は、一組のマットレス層の底部において補強ストラップから第1センサストリップを取り外す工程、及び、マットレス頂部のフォーム層から第1センサを取り外す工程、を含み得る。当該方法は、また、一組のマットレス層の底部において補強ストラップに第2センサストリップを取り付ける工程を含み得る。当該方法は、また、一組のマットレス層の底部に亘って補強ストラップを取り付ける工程と、補強ストラップに隣接して一組のマットレス層の底部上に第1センサストリップを取り付ける工程と、を含み得る。
本明細書に記載される特定の実施形態は、マットレス頂部に近接して位置決めされ頭端部、足端部及び両側端部を有するフォーム層を含むマットレスシステムと、キャリアストリップを含むセンサストリップと、キャリアストリップに取り付けられキャリアストリップの長手方向において互いから間隔を置いて配置された一群のセンサと、を備え、キャリアストリップは、フォーム層に取り外し可能に取り付けられ、フォーム層の対向する両側端部の間に延在するように構成される。
幾つかの実装形態では、システムは、任意選択的に、以下の特徴の1または複数を含み得る。例えば、システムは、フォーム層上に配置されて、フォーム層及びセンサストリップを覆うマットレスカバーを含み得る。当該マットレスカバーは、フォーム層に取り付けられ得るキャリアストリップから自由であり得る。キャリアストリップは、第1ストリップ表面と、第1ストリップ表面とは反対側の第2ストリップ表面と、を有し得て、第1ストリップ表面は、フォーム層に取り外し可能に取り付けられるように構成され得て、一群のセンサが、キャリアストリップの第1ストリップ表面に配置され得る。一群のセンサは、キャリアストリップに縫い付けられ得る。一群のセンサは、接着剤によってキャリアストリップに取り付けられ得る。幾つかの実装形態では、キャリアストリップは、フォーム層に取り外し可能に取り付けられるように構成され得る、第1締結具を含み得る。フォーム層は、キャリアストリップの第1締結具に取り外し可能に取り付けられるように構成され得る、第2締結具を含み得る。第1及び第2締結具は、面ファスナを含み得る。幾つかの実装形態では、一群のセンサは、キャリアストリップの長手方向において互いから5インチ離間して配置され得る。センサストリップは、フォーム層の表面に直接的に取り外し可能に取り付けられるように構成され得る、マイクロフックを含み得る。
別の例として、キャリアストリップは、フォーム層の中間点と、フォーム層の対向する両側端部のうちの第1側端部の端縁から所定距離だけ離れた位置と、の間に延在し得る。キャリアストリップは、フォーム層の対向する両側端部のうちの第1側端部の端縁を越えて延在しなくてもよい。幾つかの実装形態では、キャリアストリップは、フォーム層の対向側部のいずれかを越えて延在しなくてよく、一群のセンサは配線(ワイヤ)を含み得て、当該配線は、集合的に、フォーム層の対向する両側端部のうちの第1側端部の端縁を越えてフォーム層の対向側部のうちの一方を下るように経路づけられる。複数のセンサは配線を含み得て、当該配線は、集合的に、フォーム層を貫通して画定される少なくとも1つの穴を通って経路づけられる。センサストリップは、更に、一群の追加の材料を含み得る。一群の追加の材料の各々が、キャリアストリップの長手方向において、一群のセンサの各々の間で、キャリアストリップに超音波溶接され得る。一群の追加の材料の少なくとも1つは、(i)一群のセンサの少なくとも1つ周りの円、及び、(ii)一群のセンサの少なくとも1つ周りの三角形、のうちの少なくとも1つを形成し得る。一群の追加の材料の少なくとも1つは、一群のセンサの少なくとも1つ周りの正方形を形成してもよい。一群の追加の材料の少なくとも1つは、キャリアストリップの長手方向において、一群のセンサのうちの2つの連続するセンサ間の長さだけ延在し得る。一群の追加の材料の各々が、キャリアストリップの長手方向において一群のセンサを直列に有線接続する配線を跨ぐ溶接位置で、キャリアストリップに溶接され得る。
本明細書に記載される特定の実施形態は、マットレス頂部に近接して位置決めされ頭端部、足端部及び両側端部を有するフォーム層を含むマットレスシステムと、フォーム層の第1部分の下方に位置決めされた第1エアチャンバと、フォーム層の第2部分の下方に位置決めされた第2エアチャンバと、センサストリップと、を備え得て、第1部分と第2部分とは、フォーム層の対向する両側端部の間に並んで配置され得る。センサストリップは、第1ストリップ部分及び第2ストリップ部分を有するキャリアストリップと、キャリアストリップの第1ストリップ部分に取り付けられキャリアストリップの長手方向において互いから間隔を置いて配置された一群の第1センサと、キャリアストリップの第2ストリップ部分に取り付けられキャリアストリップの長手方向において互いから間隔を置いて配置された一群の第2センサと、を含み得る。キャリアストリップは、フォーム層に取り外し可能に取り付けられて、フォーム層の対向する両側端部の間に延在するように、構成され得て、第1ストリップ部分及び第2ストリップ部分は、それぞれ、フォーム層の第1部分及び第2部分に配置されるように、構成され得る。
幾つかの実装形態では、システムは、任意選択的に、以下の特徴の1または複数を含み得る。例えば、キャリアストリップは、第1ストリップ表面と、第1ストリップ表面とは反対側の第2ストリップ表面と、を有し得て、第1ストリップ表面は、フォーム層の第1部分及び第2部分に取り外し可能に取り付けられるように構成され得て、一群の第1センサ及び一群の第2センサが、キャリアストリップの第1ストリップ表面に配置され得る。一群の第1センサは、キャリアストリップの第1ストリップ部分上で互いから5インチ離間して配置され得て、一群の第2センサは、キャリアストリップの第2ストリップ部分上で互いから5インチ離間して配置され得る。
本明細書に記載される特定の実施形態は、マットレス頂部に近接して位置決めされ頭端部、足端部及び両側端部を有する頂部層を含むマットレスシステムと、キャリアストリップを含むセンサストリップと、キャリアストリップに取り付けられキャリアストリップの長手方向において互いから間隔を置いて配置された一群のセンサと、を備え得て、キャリアストリップは、頂部層に取り外し可能に取り付けられ、頂部層の対向する両側端部の間に延在するように構成される。
本明細書で説明される装置、システム及び技術は、以下の利点の1または複数を提供し得る。例えば、本明細書で説明されるセンサストリップ形態は、安定性を向上させ得る。センサストリップの両端でのマイクロフックの取り付けの使用が、ストリップを所定位置に固定し得る。更に、センサストリップの長さに沿った接着剤または他の締結具の使用が、ストリップをマットレスの頂部層(例えばフォーム)に堅固に取り付け得る。結果として、ユーザがマットレスの頂部上で動く時でも、センサストリップは移動しないことが可能である。本明細書に説明されるセンサストリップ形態によって提供される安定性は、一貫した温度値及び/または湿度値を感知する上で、有利であり得る。換言すれば、ストリップがマットレスの頂部層上の同一位置に保持され得るため、ストリップ上のセンサが、マットレスの同一領域に関連付けられるセンサ値を継続的に捕捉し得る。これらのセンサ値が、温度及び/または湿度の傾向、ユーザの体温、所望されるエアフロー供給、ベッドの占有状態、及び、ユーザの睡眠姿勢(例えば、仰向け、横向き、等)をより正確に判定するために、使用され得る。一方で、代替的アプローチは、マットレスカバーの内側にセンサを取り付けることを含み得る。しかしながら、このアプローチは、安定性を提供しない可能性がある。なぜなら、ユーザがマットレスの頂部上で動く時、マットレスカバーは大きく移動したりずれたりする可能性があるからである。センサは、マットレスの頂部上でのカバー及び/またはユーザの連続的な動きに起因して、マットレスカバーから容易に外れてしまう可能性がある。更に、センサが外れてしまう時、及び/または、センサが常時(絶えず)移動されている時、当該センサが正確な温度読取値及び/または湿度読取値を提供しない可能性がある。結果として、ベッドシステムは、温度値及び/または湿度値を正確に取得しない可能性があり、マットレスに所望のエアフロー供給を提供できない可能性がある。
別の例として、本明細書で説明されるセンサストリップ形態は、保守性を向上させ得る。典型的には、センサは寿命を有しており、様々な理由で壊れ得るし(湿気の蓄積など)、交換が必要とされ得る。センサをストリップに直列に取り付けると、センサの保守がより簡単かつ迅速になり得る。一方、センサが直列に接続されていない場合、どのセンサを修理及び/または交換するべきかを特定することが困難となり得る。付加的に、センサがマットレスカバーの内側に取り付けられている場合、ユーザがセンサのいずれか1つを保守する、及び/または、センサアレイ全体を取り外すために、当該カバーはマットレスから取り外されて裏返される必要がある。この形態は、保守作業をより困難にし得て、プロセスもより長くなり得る。一方、開示されるセンサストリップ形態は、ベッドシステムからセンサストリップ全体を取り外すことをより容易かつ迅速にし得る。全てのセンサがストリップに直列に取り付けられ得るため、ストリップ全体が取り外され得て、別のストリップと交換され得る。ユーザは、どのセンサが保守を必要としているのかを、テストする及び/または特定する必要がないため、保守プロセスをスピードアップできる。従って、ベッドのユーザは、保守プロセスを支援する技術者または他の専門家を必要としない可能性がある。ベッドのユーザは、単に、マットレスからストリップを取り外し、購入した別のストリップとそれを交換するだけで足り得る。更に、ストリップがマイクロフックを使用してマットレスの底部に取り付けられ得るため、ストリップはベッドシステムからより容易に取り外され得る。ユーザは、単に、マイクロフックの取り付けを開放して、ストリップをマットレスから引き離すだけで足り得る。従って、センサストリップの保守が、より迅速かつ容易に達成され得る。
更に別の例として、開示されるセンサストリップ形態は、任意のマットレスまたはベッドシステムへのより容易な適用を提供し得る。センサストリップは、ストリップの両端でのマイクロフックの取り付けを使用して、ベッドシステムに容易に取り付けられ得る。ベッドのユーザは、胸部領域の近傍でマットレスの上面を横切るようにストリップを配置し得る。この時、ユーザは、マットレスの底部にマイクロフックを取り付けることによって、ストリップを所定位置に固定し得る。ユーザがこの形態の上方にマットレスカバーを配置すると、前述の理由のために、ユーザはセンサストリップの動きについて心配する必要がない。更に、センサストリップは、アドオンとして購入され得て、任意のマットレス形態に適用され得る。センサストリップは、キングマットレス、カリフォルニアキングマットレス、クイーンマットレス、ツインマットレス、フルマットレス、ツインXLマットレス、フレキシブルトップキングマットレス、スプリットキングマットレス、フレキシブルトップカリフォルニアキングマットレス、及び/または、スプリットカリフォルニアキングマットレス、に取り付けられ得る。これらのマットレス形態のいずれに対しても、所望されるエアフロー供給と、バイオメトリクス情報やユーザの睡眠検出情報とを提供するべく、温度値及び/または湿度値が決定(判定)され得る。
別の例として、本明細書に記載されるセンサストリップ形態は、ベッドシステムの異なる部分に異なるエアフロー供給を提供するのに有利であり得る。例えば、キングサイズのベッドシステムでは、マットレスの各側にエアフロー供給を提供するように構成された2つの並列のエアチャンバを有し得る。センサストリップは、複数の第1センサ及び複数の第2センサを含み得て、複数のセンサ(の組)の各々が、各エアチャンバの上方に配置され得る。複数の第1センサは、第1エアチャンバの上方のマットレス表面の一部に関連付けられた温度値及び/または湿度値などのパラメータを捕捉し得て、一方、複数の第2センサは、第2エアチャンバの上方のマットレス表面の一部に関連付けられた温度値及び/または湿度値などのパラメータを捕捉し得る。ベッドシステムは、これらの値を使用し得て、マットレス全体にユニバーサルなエアフロー供給を提供する代わりに、マットレスの各部分について所望のエアフロー供給を決定し得る。一例として、第1エアチャンバの上方のマットレスの一部上にいるユーザが、より高い決定された体温を有する場合があり、その場合、ベッドシステムは、第1エアチャンバを通して冷たいエアの供給を提供し得る。第2エアチャンバの上方のマットレスの一部上にいるユーザが、例えば、より低い決定された体温を有する場合があり、その場合、ベッドシステムは、第2エアチャンバを通して温かいエアの供給を提供し得る。従って、本明細書に記載されるセンサストリップ形態は、マットレスの頂部上の1人より多いユーザのニーズを満たすように、マットレスを通るエアフローのより個別化された管理を提供し得る。
1または複数の実施形態の詳細が、添付の図面及び以下の説明に記載されている。他の特徴及び利点が、詳細な説明及び図面並びに特許請求の範囲から明らかになるであろう。
図1は、本明細書に記載される、センサストリップを備えた例示的なベッドシステムを示す。
図2は、センサストリップを備えたベッドシステムの概略平面図である。
図3は、センサストリップを備えたベッドシステムの別の概略平面図である。
図4は、本明細書に記載される、センサストリップの部分分解平面図である。
図5は、センサストリップの別の部分分解平面図である。
図6は、本明細書に記載される、センサストリップを備えたベッドシステムの側方斜視図である。
図7は、センサストリップの部分分解斜視図である。
図8は、1または複数のセンサストリップを備えたベッドシステムの斜視図である。
図9は、センサストリップの部分分解底面図である。
図10は、センサストリップの別の部分分解底面図である。
図11は、ケース内にセンサストリップを備えたベッドシステムの斜視図である。
図12は、本明細書に記載される、センサストリップの概略図である。
図13は、本明細書に記載される、センサストリップを備えた例示的なベッドシステムを示す。
図14は、マットレスシステムの底面斜視図であり、マットレスシステムを上下逆に示している。
図15は、図14のマットレスシステムの部分分解図であり、頂部層、中間層、例示的なエアフロー層、及び、センサストリップを示している。
図16は、図14の例示的なマットレスシステムの底面斜視図を示し、一組の補強ストラップ及びセンサストリップが所定位置に取り付けられている。
図17は、補強ストラップが取り外された状態での、マットレスシステムの底面斜視図を示す。
図18は、例示的なローカルベッドシステムを用いて良質な睡眠体験を提供する、例示的なベッドシステムを示す。
図19は、センサストリップを備えたベッドシステムの側面斜視図である。
図20は、センサストリップの底面図である。
図21は、接着剤付きのセンサストリップの別の底面図である。
図22は、マットレスに取り付けられる時のセンサストリップの部分分解斜視図である。
図23Aは、センサストリップの部分分解平面図である。
図23Bは、センサストリップの部分分解底面図である。
図24は、センサストリップを備えたベッドシステムの別の側面斜視図である。
図25A乃至図25Fは、超音波溶接技術を用いてセンサをセンサストリップに溶接する例示的な形態を示す。 図25A乃至図25Fは、超音波溶接技術を用いてセンサをセンサストリップに溶接する例示的な形態を示す。 図25A乃至図25Fは、超音波溶接技術を用いてセンサをセンサストリップに溶接する例示的な形態を示す。 図25A乃至図25Fは、超音波溶接技術を用いてセンサをセンサストリップに溶接する例示的な形態を示す。 図25A乃至図25Fは、超音波溶接技術を用いてセンサをセンサストリップに溶接する例示的な形態を示す。 図25A乃至図25Fは、超音波溶接技術を用いてセンサをセンサストリップに溶接する例示的な形態を示す。
本明細書は、全体として、ベッドシステム及び/またはユーザの温度値及び/または湿度値を感知するためのセンサストリップを備えたベッドシステムに関する。
図面を参照して、図1は、本明細書に記載される、センサストリップ112を備えた例示的なベッドシステム100を示す。当該ベッドシステム100は、土台101上に配置され得るマットレス102を備え得る。幾つかの実装形態では、土台101は、任意選択的に、例示的なベッドシステム100に含まれ得る。従って、ベッドシステム100または他のベッドシステムは、土台101を含まない場合もある。マットレス102は、マットレス頂部104と、1または複数の層と、を有し得て、フォームタブ110または頂部層と、中間層108と、底部層109と、を含み得る。換言すれば、フォームタブ110またはフォーム層は、マットレス頂部104に近接して位置決めされ得て、頭端部、足端部及び対向する両側端部を有し得る。層110、108、109のうちの任意の1または複数が、圧縮可能性のある層であり得て、フォーム(発泡材)、布地、または、他の圧縮可能性のある材料、で製造され得る。マットレス102は、本開示全体に亘って説明されるように、エアチャンバ及びエアフロー供給システムをも含み得る。エアチャンバは、フォームタブ層110の下方に位置決めされるマットレスコア内に存在し得て、マットレス上のユーザに可変の硬さを提供するべく、様々な圧力(値)に膨張可能であり得る。エアフロー供給システムは、マットレス102の上面に周囲空気または調整された(例えば、冷却されたまたは温められた)空気を提供し得るか、あるいは、マットレス102の上面から周囲空気または調整された空気を引き込み得て、それによってマットレス102の上面の微気候を制御し得る。
センサストリップ112は、マットレス頂部104のフォームタブ110上に配置され得る。センサストリップ112は、マットレス102を横切って、対向する側面のうちの1つから別の側面まで(例えば、マットレス102の左側から右側まで)延在し得る。センサストリップ112は、マットレス102の足部端よりもマットレス102の頭部端により近く取り付けられ得る。例えば、センサストリップ112は、温度値及び/または湿度値などのパラメータがユーザの胸部領域で測定され得るように、配置され得る。センサストリップ112は、接着剤を使用してフォームタブ110の頂部に沿って取り付けられ得る。他の例では、ストリップ112は、接着剤を使用してフォームタブ110の頂部に沿って取り付けられない場合もある。代わりに、ストリップ112は、マットレス102の側部及び/または底部に取り付けられ得る。ストリップ112は、布地または他の可撓性(柔軟性)材料で製造され得る。幾つかの実装形態では、そのような布地または他の可撓性材料は、フォームタブ110の頂部の形状変化に適応するのに好適であるように選択される。更に、ストリップ112の材料は、伸縮性であってもよい。本明細書に記載されるセンサストリップ112の形態は、マットレス102の頂部に横たわるユーザの快適性に悪影響を及ぼさない可能性があるため、有利である。センサストリップ112は、フォームタブ110の頂部に面一に取り付けられ得る。センサストリップ112上のセンサを接続するために使用される任意の配線(ワイヤ)は、当該配線がユーザに不快感を与えないように配置され得てストリップ112に取り付けられ得る(例えば、図4乃至図11を参照)。更に、本明細書に記載されるセンサストリップ112の形態は、ストリップ112の構成要素のいずれもマットレス102の外側から美的に視認され得ないため、有利である。換言すれば、マットレスカバー106がセンサストリップ112の上方に位置決めされると、ストリップ112及び/または任意の配線がユーザの視界から隠され得る。配線は、ユーザがベッドシステム100に出入りする時に視認不可であってユーザの邪魔にならないように、マットレス102の一方側側面を下るように整列され得る。
センサストリップ112は、フォームタブ110(例えば、圧縮可能層)の縁部を越えてマットレス102の一方側側面を下るように包み込み得る(巻き付けられ得る)。例えば、ストリップ112は、フォームタブ110、中間層108及び底部層109の一方側側面に沿って取り付けられ得る。この時、ストリップ112は、マイクロフックまたは他の類似の締結要素(例えば、接着剤、VELCRO)によって、マットレス102の底部に取り付けられ得る。他の例では、ストリップ112は、マットレス102の底部に取り付けられることなく、フォームタブ110、中間層108または底部層109のうちの1または複数に取り付けられ得る。マイクロフック締結手段が、センサストリップ112を任意のマットレス形態に構成することを、迅速かつ容易なものとし得る。ユーザは、センサストリップ112をマットレス102に取り付けるために、マットレス102を土台101上で動かさなくてよい。更に、ユーザは、土台101上のマットレス102の位置を再調整する必要なしで、ストリップ112をマットレス102からより容易に引き外し得る。
センサストリップ112は、キャリアストリップを含み得る(例えば、図2のキャリアストリップ113を参照)。キャリアストリップは、フォームタブ110(例えば、圧縮可能層)に取り外し可能に取り付けられるように構成された第1締結具を含み得る。フォームタブ110はまた、キャリアストリップの第1締結具に取り外し可能に取り付けるように構成された第2締結具を含み得る。第1及び第2締結具は、面ファスナを含み得る。キャリアストリップは、フォームタブ層110の対向側に取り外し可能に取り付けられるように構成された、対向するリード部分を含む。本明細書に記載されるように、キャリアストリップの対向するリード部分は、また、中間層108、底部層109及び/またはマットレス102の底部等の、マットレス102の少なくとも一部の対向側に取り外し可能に取り付けられるように、構成され得る。
センサストリップ112は、また、複数のセンサ114A~Nを含み得る。複数のセンサ114A~Nは、センサストリップ112のキャリアストリップに取り付けられ得る。センサ114A~Nは、キャリアストリップの長手方向において互いから間隔を置いて配置され得る。幾つかの実装形態では、センサ114A~Nは、1または複数の他の方向及び/またはパターンで互いから間隔を置いて配置され得る。キャリアストリップは、フォームタブ層110に取り外し可能に取り付けられて、フォームタブ層110の対向する両側端部の間に延在するように、構成され得る。複数のセンサ114A~Nをセンサストリップ112に直列に取り付けることが、センサ114A~Nの保守性を向上させ得る。換言すれば、センサ114A~Nがストリップ112に直列に取り付けられているために、センサ114A~Nのいずれか1つが保守または修理を必要とする場合に、ストリップ112全体が交換及び/または保守され得る。ユーザまたは技術者は、センサ114A~Nのどれが保守(整備)を必要としているかを特定して、当該特定されたセンサを修理する、という必要がない。代わりに、ユーザは、単純にストリップ112をフォームタブ110の頂部から取り外し得て、それを新しいストリップ112と交換し得る。幾つかの実装形態では、ユーザ(または技術者)は、ストリップ112を取り外す及び/またはストリップ112を新しいストリップと交換する必要なしで、単一の故障したセンサ(のみ)を接続解除して当該センサ(のみ)を交換し得る。
センサ114A~Nは、マットレス頂部104及び/またはユーザのリアルタイムの温度値及び/または湿度値を捕捉し得る。感知された温度値及び/または湿度値に基づいて、コンピューティングシステム(例えば、図18参照)が、マットレスの微気候を制御するように、ベッドシステムの構成要素を作動させ得る。例えば、感知された温度値及び/または湿度値が使用され得て、マットレス102全体に供給する適切なエアフロー供給を決定し得る。例えば、センサ114A~Nは、マットレス頂部104がユーザの所望温度(例えば、ユーザは、ベッドシステム100と通信状態にあるモバイルアプリケーション内及び/またはリモコン上に、マットレス温度の好みを示し得る)よりも低いことを示す、マットレス頂部104の1または複数の温度値、を感知し得る。結果として、マットレス頂部104が所望温度に到達したことを示す値をセンサ114A~Nが返すまで、エアチャンバを介して温風が提供されるべきである、と判定され得る。本明細書に記載されるセンサストリップ112の形態は、センサ114A~Nを介して正確かつ反復可能な微気候温度の収集を提供できるため、有利である。換言すれば、ストリップ112は、フォームタブ層110の頂部に保持され、ユーザがマットレス102上で動いても実質的に動かないため、センサ114A~Nはベッドシステム10の同一位置において温度値を捕捉し得る。同一位置で温度値を感知することは、コンピュータシステム(例えば、図18を参照)がベッドシステム100全体の所望温度及び/またはユーザの体温をより正確に決定(判定)するのに、有益であり得る。更に、感知された温度値の何らかの遅延及び/またはシフトが、ベッドシステム100の同一位置からの以前に収集された温度読取値に基づいて、補償され得る。
幾つかの実装形態では、センサ114A~Nは、温度センサを含む。他の実装形態では、センサ114A~Nは、湿度センサを含む。更に他の実装形態では、センサ114A~Nは、温度センサと湿度センサの両方を含む。付加的または代替的に、センサ114A~Nは、エアフロー、ベッドの占有状態、ユーザの睡眠姿勢(例えば、仰向け、横向き、等)、ユーザの心拍数、呼吸数、または、他の生理学的反応、などの他のパラメータを測定するのに適した他のタイプのセンサを含み得る。
マットレスカバー106が、マットレス102の上方に構成され得る。換言すれば、マットレスカバー106は、フォームタブ層110上に配置され得て、少なくともフォームタブ層110及びセンサストリップ112を覆い得る。マットレスカバー106は、マットレス頂部104、センサストリップ112、フォームタブ層110、中間層108、及び、底部層109を覆い得る。従って、センサストリップ112は、フォームタブ層110に取り付けられた所定位置に留まることができ、これは、マットレス102上でのユーザの動きと無関係で有利である。ユーザがマットレス102上で動いてもストリップ112が動かないため、センサ14A~Nは、同一場所から、より正確な温度値及び/または湿度値を捕捉し得る。従って、感知された温度値及び/または湿度値が、より正確に使用され得て、マットレス102への所望のエアフロー供給を決定し得る。
本開示の実装形態によるセンサストリップは、本明細書では主に、アクティブ微気候制御が装備されたマットレスシステムに関して説明されるが、同一または類似の形態のセンサストリップが、アクティブな加熱機能/冷却機能なしのマットレスシステムでも使用され得る、ということが理解される。
図2は、センサストリップ112を備えたベッドシステム100の概略平面図である。マットレス102は、キングサイズであり得る。別の例として、マットレス102は、クイーンサイズであり得る。マットレス102は、マットレス頂部104の下方に、1つのフォームタブ110を有し得る。フォームタブ110は、その中に位置決めされた2つのエアチャンバ103A、103Bを有し得る。換言すれば、第1エアチャンバ103Aが、フォームタブ層110(例えば、圧縮可能層)の第1部分の下方に位置決めされ得て、第2エアチャンバ103Bが、フォームタブ層110の第2部分の下方に位置決めされ得る。第1部分と第2部分とは、フォームタブ層110の対向する両側端部の間に並んで(並列に)配置され得る。エアチャンバ103A、103Bの各々が、マットレス102を通して調整された(例えば、温められた、冷却された、または、周囲の(ままの))エアフローを提供するように構成され得る。複数のセンサ114A~Nを有するセンサストリップ112は、マットレス頂部104を横切って一方の側面から対向する他方の側面まで(例えば、左側から右側へ)取り付けられ得る。センサストリップ112は、マットレス102の頭部セクションに近接して取り付けられ得て、ユーザ116の胸部領域の周囲で温度値及び/または湿度値を測定し得る。図2に示されるように、ストリップ112は、マットレス102の足端部からのより長い距離120と比較して、マットレス102の頭部セクションまでのより短い距離118に配置され得る。センサストリップ112は、距離118、120が互いに等しくなるように、マットレス102の中心点(例えば、中間点)に配置されてもよい。
センサストリップ112は、第1ストリップ部分113A及び第2ストリップ部分113Bを有するキャリアストリップ113を含み得る。キャリアストリップ113は、フォームタブ層110に取り外し可能に取り付けられ得て、フォームタブ層110の対向する両側端部の間に延在し得る。第1ストリップ部分113A及び第2ストリップ部分113Bは、それぞれ、フォームタブ層110の第1部分及び第2部分に配置され得る。
センサストリップ112は、複数の第1センサ114A~N及び複数の第2センサ114A~Nを有し得る。複数のセンサ114A~Nの各々は、5個のセンサを有し得る。例えば、センサストリップ112がキングサイズ及び/またはクイーンサイズのマットレス102用に構成されている場合、センサストリップ112は合計10個のセンサを有し得る。複数の第1センサ114A~Nが、キャリアストリップ113の第1ストリップ部分113Aに取り付けられ得て、キャリアストリップ113の長手方向において互いから間隔を置いて配置され得る。複数の第2センサ114A~Nが、キャリアストリップ113の第2ストリップ部分113Bに取り付けられ得て、キャリアストリップ113の長手方向において互いから間隔を置いて配置され得る。換言すれば、複数の第1センサ114A~Nが、エアチャンバ103Aの上方に位置決めされ得て、複数の第2センサ114A~Nが、エアチャンバ103Bの上方に位置決めされ得る。結果として、ユーザ116がエアチャンバ103Aの上方のマットレス上に位置する時、複数の第1センサ114A~Nが、エアチャンバ103Aの上方のマットレス頂部104の温度値及び/または湿度値を測定し得る。これらの測定値は、例えば、エアチャンバ103Aに供給するための調整されたエアフローを決定(判定)するために使用され得る。次いで、複数の第2センサ114A~Nによって測定された1または複数の温度値及び/または湿度値が、例えば、エアチャンバ103Bに供給するための調整されたエアフローを決定(判定)するために使用され得る。結果として、ベッドシステム100は、ユーザの体温及び/またはマットレス頂部104の異なる部分の温度に基づいて、マットレス102の異なる部分にカスタムエアフローを提供し得る。
他の例(不図示)では、2つの別個のセンサストリップがマットレス102に取り付けられ得る。例えば、第1センサストリップが、エアチャンバ103Aを有するマットレス102の部分の上方に取り付けられ得て、第1センサストリップとは別個の第2センサストリップが、エアチャンバ103Bを有するマットレス102の部分の上方に取り付けられ得る。第1及び第2センサストリップは、ベルクロまたは接着剤などの締結要素を介して、マットレス頂部104の中心に取り付けられ得る。
また、センサストリップ112は、単純にセンサストリップ112をマットレス102から取り外し、センサストリップ112がマットレス102に固定されていたのと同じ態様で新しいセンサストリップ(または修理またはアップグレードされた同一のセンサストリップ)をマットレス102に取り付けることによって、別のセンサストリップと容易に交換され得る。これは、メンテナンスやアップグレードの目的にとって、有利である。本明細書に説明されるように、センサストリップ112はシンプルな形態を有し、シンプルな取り付け機構でマットレス102に固定され得て、それによって、そのような容易なメンテナンス及びアップグレードを許容し得る。例えば、センサストリップ112は、異なる感知タイプを有し得る別のセンサストリップに容易に交換され得て(例えば、温度センサから温度センサと湿度センサの組み合わせへの交換)、あるいは、改善された感知能力や処理特性などのアップグレードされた機能を有し得る別のセンサストリップに容易に交換され得る。
一例では、例えば図13乃至図17に記載されているようなマットレス構成要素が、所定位置に組み立てられて配置される。その後、センサストリップ112が、マットレス頂部に近接して位置決めされたフォーム層に取り付けられる。本明細書に記載されるように、センサストリップ112は、フォーム層の対向する両側端部の間に経路づけられ得る。その後、マットレスカバーが、フォーム層上に配置され、フォーム層と第1センサストリップとを覆う。幾つかの実装形態では、センサストリップがフォーム層に取り付けられる一方で、マットレスカバーがセンサストリップから自由であるように、センサストリップはマットレスカバーには固定されない。他の実装形態では、センサストリップは、フォーム層とマットレスカバーとの両方に取り付けられ得る。
センサストリップ112が、修理されるか、または、新しいセンサストリップと交換される必要がある場合、マットレスカバーがフォーム層から取り外される。その後、センサストリップがフォーム層から簡単に取り外されて、現場で修理され得る、あるいは、修理やメンテナンスのために遠隔地に配送され得る。修理後のセンサストリップは、フォーム層に簡単に再取り付けされ得る。新しいセンサストリップが容易な交換またはアップグレードに利用できる場合、古いセンサストリップの代わりに、当該新しいセンサストリップが、フォーム層に取り付けられ得る。その後、マットレスカバーが再びフォーム層上に配置されて、フォーム層と修理されたセンサストリップまたは新しいセンサストリップとを覆う。
図3は、センサストリップ210を備えたベッドシステム200の別の概略平面図である。マットレス202は、フルサイズであり得る。マットレス202は、ツインサイズであってもよい。マットレス202は、マットレス頂部204の下方に、フォームタブ206を有し得る。フォームタブ206は、その中に位置決めされた1つのエアチャンバ208を有し得る。エアチャンバ208は、マットレス202を通して調整された(例えば、温められた、冷却された、または、周囲の(ままの))エアフローを提供するように構成され得る。複数のセンサ212A~Nを有するセンサストリップ210が、マットレス頂部204を横切って一方の側面から対向する他方の側面まで(例えば、左側から右側へ)取り付けられ得る。センサストリップ210は、マットレス202の頭部セクションに近接して取り付けられ得て、マットレス202上に横たわるユーザの胸部領域の周囲で温度値及び/または湿度値を測定し得る。図3に示されるように、ストリップ210は、マットレス202の足端部からのより長い距離216と比較して、マットレス202の頭部セクションまでのより短い距離214に配置され得る。センサストリップ210は、距離214、216が互いに等しくなるように、マットレス202の中心点(例えば、中間点)に配置されてもよい。幾つかの実装形態では、センサストリップ210は、マットレス202の頭端部または足端部から他の距離に配置され得る。例えば、センサストリップ210は、マットレス202の頭端部から約30インチ下に配置され得る。
センサストリップ210は、本開示全体に亘って説明されるように、複数のセンサ212A~Nを有し得る。複数のセンサ212A~Nは、5個のセンサであり得る。ユーザがエアチャンバ208の上方のマットレス上に位置する時、複数のセンサ212A~Nが、エアチャンバ208の上方のマットレス頂部204の温度値及び/または湿度値を測定し得る。これらの測定値は、エアチャンバ208に供給するための調整されたエアフローを決定(判定)するために使用され得る。
図3に示されるように、センサストリップ210は、図1及び図2に示されるセンサストリップ112よりも短い長さを有し得る。これは、センサストリップ210が、ツインサイズベッドやフルベッドサイズなどの、より小さいベッド用に設計及び構成され得るからである。他の例(不図示)では、ユニバーサル長のセンサストリップが使用され得て、あらゆるベッドサイズに取り付けられ得る。当該ユニバーサルな(汎用の)センサストリップは、複数のセンサの側面(側方)により長いリードまたは部分を含み得て、任意のマットレスサイズの側面上に巻き付けられ得てその下方に取り付けられ得る。
図4は、本明細書に記載されるセンサストリップ112の部分分解平面図である。図示されているように、センサストリップ112は、マットレス頂部104においてフォームタブ110の頂部に取り付けられている。センサストリップ112(例えば、図2のセンサストリップ112のキャリアストリップ113)は、第1ストリップ表面302A及び第2ストリップ表面302Bを有する。第1ストリップ表面302Aは、フォームタブ110の頂部に面するように配向され、第2ストリップ表面302Bは、第1ストリップ表面302Aの反対側に存在し得る。第1ストリップ表面302Aは、フォームタブ層110(例えば、圧縮可能層)に取り外し可能に取り付けられるように構成され得る。複数のセンサ114A~Nは、センサストリップ112の第1ストリップ表面302Aに配置され得る。センサストリップ112は、複数の開口部304A~Nを画定し得て、第1ストリップ表面302Aに取り付けられたセンサ114A~Nが当該複数の開口部304A~Nを介してマットレス頂部104で露出され得るようになっている。開口部304A~Nを介してマットレス頂部104及び/またはベッドシステム100の頂部上に横たわるユーザにセンサ114A~Nを直接露出することは、センサの性能を向上させてより正確な温度読取値及び/または湿度読取値を測定するのに、有利であり得る。幾つかの実装形態では、センサストリップ112は、複数の開口部304A~Nを含まなくてもよい。
図示されているように、1または複数の配線(ワイヤ)306(点線で概略的に示されている)が、第1ストリップ表面302Aに沿って延在し得て、複数のセンサ114A~Nを接続し得る。センサ114A~Nは、直列に配線され得る。幾つかの実装形態では、1または複数の接着剤308A~Nが第1ストリップ表面302A上で使用され得て、当該表面302Aに対して配線306を所定位置に保持し得る。接着剤308A~Nは、テープ、他の形態の接着剤、及び/または、マイクロフック、VELCRO若しくは面ファスナなどの締結具、であってもよい。幾つかの実装形態では、第1ストリップ表面302Aをフォームタブ層110に保持するために、接着剤308A~Nのうちの少なくとも1つが使用され得る。幾つかの実装形態では、センサストリップ112は、接着剤308A~Nのみによってフォームタブ層110に取り付けられ得る。付加的または代替的に、センサストリップは、センサストリップ112の端部にあるマイクロフックまたは類似の締結具によって、フォームタブ110に取り付けられ得る。
図5は、センサストリップ112の別の部分分解平面図である。図示されているように、センサストリップ112は、マットレス頂部104においてフォームタブ110の頂部に取り付けられている。センサストリップ112(例えば、図2のセンサストリップ112のキャリアストリップ113)は、第1ストリップ表面302A及び第2ストリップ表面302Bを有する。第1ストリップ表面302Aは、フォームタブ110の頂部に面するように配向され、第2ストリップ表面302Bは、第1ストリップ表面302Aの反対側に存在し得る。第1ストリップ表面302Aは、フォームタブ層110(例えば、圧縮可能層)に取り外し可能に取り付けられるように構成され得る。複数のセンサ114A~Nは、センサストリップ112の第1ストリップ表面302Aに配置され得る。結果として、センサ114A~Nは、マットレス頂部104及び/またはベッドシステム100の頂部上に横たわるユーザに対する直接の露出を有しない場合がある。もっとも、この形態は、ユーザがベッドシステム100の頂部上で動く時に、センサ114A~Nを損傷や移動から保護するのに有益であり得る。
他の例では、複数のセンサ114A~Nは、第2ストリップ表面302Bに配置され得る。従って、センサ114A~Nは、マットレス頂部104で露出され得る。マットレス頂部104及び/またはベッドシステム100の頂部上に横たわるユーザにセンサ114A~Nを直接露出することは、センサの性能を向上させてより正確な温度読取値及び/または湿度読取値を測定するのに、有利であり得る。
図示されているように、1または複数の配線(ワイヤ)306(点線で概略的に示されている)が、第2ストリップ表面302Bに沿って延在し得て、複数のセンサ114A~Nを接続し得る。センサ114A~Nは、直列に配線され得る。1または複数の接着剤308A~Nが第2ストリップ表面302B上で使用され得て、当該表面302Aに対して配線306を所定位置に保持し得る。接着剤308A~Nは、テープ、他の形態の接着剤、及び/または、マイクロフック、VELCRO若しくは面ファスナなどの締結具、であってもよい。第1ストリップ表面302Aをフォームタブ層110に保持するために、接着剤308A~Nと同様の付加的な接着剤が使用され得る。
図6は、本明細書に記載されるセンサストリップ112を備えたベッドシステム100の側面斜視図である。図示のように、マットレスカバー106がマットレス頂部104から引き剥がされ、それによってその下方のフォームタブ層110(例えば、圧縮性層)が露出している。センサストリップ112は、フォームタブ110の上面に直接的に取り付けられている。複数のセンサ114A~Nは、第1ストリップ表面302A上に配置されており、当該第1ストリップ表面302Aは、フォームタブ110の上面と接触している。第2ストリップ表面302Bは、露出されており、マットレスカバー106がフォームタブ110及びマットレス頂部104の上方に配置される時、マットレスカバー106の底部または難燃性キャップ(フォームタブ110とマットレスカバー106との間に位置決めされ得る)と接触する。難燃性キャップは、ベッドシステム100のマットレスを引火しやすい場所(例えば、ベッドシステム100の中央及び/または底部を除くマットレスのほとんどの領域)から保護する難燃性材料であり得る。複数のセンサ114A~Nは、センサストリップ112の第1ストリップ表面302Aに縫い付けられ得る。他の例では、本開示全体に亘って説明されるように、センサ114A~Nは接着剤によって第1ストリップ表面302Aに取り付けられ得る。更に、配線306が使用され得て、センサストリップ112の第1ストリップ表面302A上にセンサ114A~Nを直列に取り付け得る。配線306は、本明細書に記載されるように、接着剤を使用して第1ストリップ表面302Aに取り付けられ得て、これにより、ユーザがベッドシステム100の頂部上で動く時でも、配線306が絡まることがない。このような配線形態は、耐久性、ユーザの快適さのための柔軟性、及び、取り付け技術、を向上させるのに、有益であり得る。幾つかの実装形態では、配線306は、炭素繊維ワイヤであり得る。更に、配線306は、図6に示されるものよりも薄くすることができ、これにより、フォームタブ110の頂面上の配線306の経路付け及び編成に関して、不快感または他の懸念を生じさせることがない。配線306は、センサ114A~Nの可能性ある故障または干渉を回避するため、及び、ユーザがベッドシステム100上で休んでいる時にユーザの快適性(例えば配線306を感じないこと)を保証するために、フォームタブ110の上面に対して伸展したり他の態様で平たく横たわるように、構成され得る。
図7は、センサストリップ112の部分分解斜視図である。センサストリップ112は、第1ストリップ表面302Aにおいて、接着剤308Aによってフォームタブ110の上面に取り付けられている。幾つかの実装形態では、ストリップ112をフォームタブ110に直接的に取り付ける代わりに、布地層がフォームタブ110の上面に積層され得る。この時、ストリップ112は、接着剤308Aを使用して、布地層に取り付けられ得るまたは固定され得る。全体に亘って説明されるように、接着剤308Aは、テープ、マイクロフック、面ファスナ、または、同様の締結要素、であり得る。ユーザがベッドシステムの頂部上で動く時でも、配線306が絡まったり破壊されたり何らかの障害を引き起こしたり、といったことがないように、同一の接着剤308Aが、配線306を第1ストリップ表面302Aに固定するために使用され得る。更に、センサ114Aは、1または複数のステッチ(縫目)400Aによって、第1ストリップ表面302Aに取り付けられ得る。幾つかの実装形態では、以下に説明されるように、超音波溶接技術が使用され得て、センサ114Aをストリップ112にしっかりと位置決めし得る。接着剤などの2つの材料が、ストリップ112に付着し得て、ストリップ112に対してセンサ114Aを所定位置に保持するためのハーネスを形成し得る。例えば、接着剤または他の同様の材料が、センサ114Aの配線の上方でストリップ112に付着し得て及びセンサ114Aの両側でもストリップ112に付着し得て、これにより、センサ114Aは、ストリップ112の第1ストリップ表面302Aに対して2つの接着剤の間の位置に保持される。結果として、センサ114Aは、1または複数のステッチ400Aを使用することなく、第1ストリップ表面302Aに結合または取り付けられ得る。超音波溶接技術についての追加の議論は、図25A乃至図25Fを参照して頂きたい。あるいは、超音波溶接技術は、ステッチと併用され得る。
各センサは、センサストリップ112にしっかり取り付けられた状態を維持するように、第1ストリップ表面302Aに縫い付けられ得る。この形態は、センサ114A及び/または配線306に単一の保護層を提供し得る。この形態は、ユーザがベッドシステムの頂部上で動く時にセンサが動いてしまうことを防止し得るため、有利であり得る。更に、センサをセンサストリップに縫い付けることは、センサがベッドシステムの同一位置から正確な測定値(例えば、温度読取値及び/または湿度読取値)を捕捉することを保証するのに、有利であり得る。換言すれば、センサがベッドシステムの周りで常に移動される場合、マットレスを介して正確かつ所望のエアフロー供給を提供するようにベッドシステムの状態を判定することが、より困難であり得る。例えば、ユーザの胸部領域により近い感知温度値は、ユーザの脚部または足部により近い感知温度値とは類似していない場合がある。従って、ユーザの実際の体温と、ユーザを快適にするために供給されるべきエアフローと、を判定することが、より困難であり得る。前述のように、熱及び温度の分布は異なり得るが、ユーザの脚部または足部の近くで収集される温度データも、ユーザの快適さレベル及び/またはマットレスの微気候を判定するために使用され得る。
図8は、1または複数のセンサストリップを備えたベッドシステム100の斜視図である。マットレスカバー106が、マットレス頂部104から持ち上げられ得て、それによって、フォームタブ層110(例えば、圧縮性層)が露出し得る。センサストリップ112は、フォームタブ110の上面に取り付けられ得る。ストリップ112上の複数のセンサの配線306は、集められて、フォームタブ110の側面(例えば、右側面及び/または左側面)に移動され得る。従って、配線306は、フォームタブ110の外側(例えば側面)の周りで編成及び経路付けされ得る。幾つかの実装形態では、配線306は、フォームタブ110を通って(貫いて)下方に集められて経路付けされ得て、配線306を隠しつつこれをベッドシステム100に一体化するのを助け得る。そうするために、細長いツール(例えば、針)が使用され得て、フォームタブ110に少なくとも1つの穴を穿孔し得る。その後に、配線306が、当該少なくとも1つの穴を通して経路付けされ得る。代替的に、フォーム(発泡材)切削ビットも、フォームタブ110に少なくとも1つの穴を開け、そこに配線306を通すべく、使用され得る。
1または複数の追加のセンサストリップ502A、502Bが、フォームタブ層110に取り付けられ得る。センサストリップ502A、502Bは、センサストリップ112を参照して本開示全体に亘って図示及び説明されているように、構成及び配置され得る。例えば、センサストリップ502A、502Bは、それぞれ、配線504A、504Bを有し得て、それらは、複数のセンサを直列に取り付け得る。幾つかの実装形態では、本明細書に示されるセンサストリップ(例えば、112、502A、502B)の各々のセンサを有線接続するために、より少ない配線306が使用され得る。この時、配線306は、センサストリップの各々毎に、集められて編成(組織化、編集)されて、フォームタブ110の側面を下るように延在し得る。
少なくとも1または複数の追加のセンサストリップ502A、502Bを有することは、ベッドシステム100の使用中に捕捉される温度読取値及び/または湿度読取値の量を増大させるのに、有利であり得る。マットレスを通して提供するべき適切なエアフロー供給をより正確に判定するために、当該増大された量の読取値が使用され得る。幾つかの例では、追加のセンサストリップ502A、502Bのうちの1または複数が、異なるセンサ値を捕捉するために使用され得る。例えば、センサストリップ502Aは、温度センサを含み得て、センサストリップ502Bは、湿度センサを含み得る。これらのセンサ値を組み合わせることは、マットレスへのより正確なエアフロー供給やマットレスの微気候制御用の他のパラメータを判定(決定)するのに、有利であり得る。
他の例では、追加のセンサストリップ502A、502Bは、互いからより遠く離れて配置されたり、互いにより近くに配置されたりし得る。例えば、センサストリップ112は、ユーザの胸部領域を横切るように配置され得る。センサストリップ502Aは、ユーザの頭部領域を横切るように配置され得る。センサストリップ502Bは、ユーザの足部領域を横切るように配置され得る。他の実装形態では、センサストリップ112は、ユーザの胸部領域を横切るように配置され得て、センサストリップ502A、502Bは両方とも、ユーザの腰部、脚部及び/または足部領域により近く配置され得る。更に他の実装形態では、センサストリップ502A、502Bは、ユーザの胸部領域の近くでセンサストリップ112のすぐ隣に配置され得る。 この形態は、胸部領域の温度値及び/または湿度値をより正確に読み取って、より正確なエアフロー供給を提供するのに、有益であり得る。
図9は、センサストリップ112の部分分解底面図である。本開示全体に亘って図示及び説明されるように、センサストリップ112は、第1ストリップ表面302Aを有し得る。第1ストリップ表面302Aは、フォームタブ層(例えば、圧縮性層)の上面に取り付けられ得て、従ってそれに当接し得る。センサ114Aは、第1ストリップ表面302Aに取り付けられ得る。更に、複数のセンサを直列に取り付けるために使用され得る配線306が、1または複数の接着剤308A~Bを介して、第1ストリップ表面302Aに取り付けられ得る。図9に示されるように、接着剤308A~Bは、テープであり得る。接着剤308A~Bは、本開示全体に亘って説明されるように、ステッチ、面ファスナ、マイクロフック等の、他の形態の締結要素であってもよい。更に、センサ114Aを第1ストリップ表面302Aに直接的に縫い付けたり取り付けたりする代わりに、センサ114Aは接着剤308A~Bによって所定位置に保持され得る。当該接着剤308A~Bは、センサ114Aの枠を形成し得て、配線306を第1ストリップ表面302Aに対して固定し得る。この形態は、センサ114Aが温度値及び/または湿度値を正確に捕捉することを妨げられないことを保証するのに、有利であり得る。この形態は、また、マットレスの頂部上に横たわるユーザに快適さを提供するのにも、有利であり得る。例えば、センサ114Aは、フォームタブ層の上面に向かって下向きに面し得る。結果として、センサ114Aは、上方に押し上げられてマットレスの頂部上に横たわるユーザに不快感を与えるということがなく、フォームの中に沈み込み得る。
図10は、センサストリップ112の別の部分分解底面図である。センサ114A~Cは、配線306を介して、センサストリップ112の第1ストリップ表面302Aに直列に取り付けられ得る。接着剤308A、308B、308Cが、配線306の一部を第1ストリップ表面302Aに取り付けるために使用され得る。接着剤308A~Cのうちの少なくとも1つが、配線306を第1ストリップ表面302Aのより大きな領域に取り付けるために使用されるように、他の接着剤よりも大きいものとされ得る。更に、接着剤308A~Cのうちの1つ(例えば、図10の接着剤308C)が、ストリップ112のリード部分など、ストリップ112に沿った複数のセンサ114A~Cの一方側端部に、構成され得る。従って、接着剤308Cは、全ての配線306を一箇所に保持するために使用され得て、一方、ストリップ112のリード部分が、マットレスの1または複数の側面上に延在してストリップ112をマットレスに保持し得る。この形態は、配線306がベッドシステム上でのユーザの動きを妨げないような、また、配線306がベッドシステムに乗り降り(出入り)する時のユーザの動きを妨げないような、配線管理を助け得る。この形態は、また、図9を参照して説明されたように、マットレスの頂部上に横たわるユーザの快適性も向上させ得る。幾つかの実装形態では、両面接着剤が使用され得て、ストリップ112の布地(例えば、第1ストリップ表面302A)をそれ自体の上に折り畳み得て、それによって、配線を所定位置に維持するためのチャネルを形成し得る。このような例では、センサ114A~Cの各々の周囲に、切欠きが形成され得る。
図11は、センサストリップ600を備えたベッドシステム100の斜視図である。センサストリップ600は、本開示全体に亘って説明されるセンサストリップ112と同一または類似のものであり得る。例えば、センサストリップ600は、有線で直列接続された複数のセンサを含み得る。センサストリップ600は、当該ストリップ600の一部604が縁部606の上方に及び/または縁部606に沿って折り畳まれ得るように、センサストリップ112よりも幅広であり得る。折り畳まれた部分604は、センサストリップ600のセンサ及び/または配線306を覆い得る。この形態は、様々な理由から、有利であり得る。例えば、折り畳まれた部分604は、複数のセンサ及び/または配線306などの、センサストリップ600の構成要素を損傷から保護し得る。折り畳まれた部分604は、全ての配線306を一緒に保持し得て、当該配線306はベッドシステム100の側面を下るように延在し得る。折り畳まれた部分604はまた、ユーザがマットレスカバー106の頂部上に横たわっている時、センサストリップ600、配線306及び/または複数のセンサをユーザが感じることを防止するように、使用され得る。換言すれば、折り畳まれた部分604は、マットレスカバー106の下方の表面を滑らかにし得て、センサストリップ600が彼らの下方にあることにユーザが気付くことがないようにし得る。
代替的な実施形態では、センサストリップ600は、ケース内に封入され得る。マットレスカバー106は、横(脇)に引っ張られて、マットレストップ104及びフォームタブ層110が露出する。当該ケースは、センサストリップ112を取り囲み得て、または、センサストリップ112及び配線306の上方を覆い得る。換言すれば、センサストリップ112(例えば、図2のキャリアストリップ113)は、第1ストリップ表面に取り付けられて当該第1ストリップ表面の複数のセンサの少なくとも一部を覆う、センサカバー層(例えば、ケース)を含み得る。当該ケースは、様々な目的で使用され得る。例えば、前述のように、当該ケースは、センサストリップ600の構成要素を損傷から保護し得る。当該ケースは、また、ユーザがマットレスカバー106の下方のセンサストリップ600を感じないようにするのにも役立ち得る。当該ケースは、また、センサストリップ600をフォームタブ層110上の所定位置に固定するためにも使用され得る。結果として、センサストリップ600は、フォームタブ層110に直接的に取り付けられる必要がない。センサストリップ600をフォームタブ110に取り付けるために追加の締結要素及び/または接着剤が必要とされないため、センサストリップ600の製造は、より安価になり得る。このような使用では、1または複数の接着剤602A~Nを使用して、当該ケースがフォームタブ層110に取り付けられ得る。接着剤602A~Nは、本開示全体に亘って論じられ説明されるように、任意の締結要素であり得る。当該ケースは、センサストリップ112上に/上で、容易にスライドするように構成され得る。当該ケースは、また、複数のセンサが温度レベル及び/または湿度レベルを正確に感知するという能力を制限しない材料から製造され得る。結果として、当該ケースは、マットレスを通る所望のエアフロー供給を判定(決定)する際に、ベッドシステム100の動作と干渉することがない。
図12は、本明細書に記載されるセンサストリップ112の概略図である。当該センサストリップは、複数の第1センサ114A~Nと複数第2のセンサ114A~Nとを有する。本開示全体に亘って説明されるように、当該ストリップ112は、キングサイズ及び/またはクイーンサイズのベッドシステムに使用され得る。センサストリップ112は、また、当該ストリップ112の各々の対向する端部/側部にリード部分702A、702Bを含み得る。リード部分702A、702Bは、本明細書に記載されるように、フォームタブ層ないし圧縮可能層の対向する両側面、または、マットレスの任意の他の側面に、取り外し可能に取り付けられるように構成され得る。リード部分702A、702Bは、本明細書に記載されるように、マイクロフック締結要素を使用して、フォームタブ層、または、マットレスの任意の他の側面若しくは底面、に取り付けられ得る。本明細書に記載される任意の他の締結要素も、使用され得る。更に、センサストリップ112は、第1センサ114A~N及び第2センサ114A~Nに電気的に接続される配線リード703A、703Bを含む。配線リード703A、703Bの各々は、9フィートの長さであり得る。配線リード703A、703Bの他の長さも可能である。幾つかの実装形態では、例えば、配線リード703A、703B(例えば、ハーネス)の各々が、センサストリップ112のセンサ114A~Nの端縁を40インチ越えて延在し得る。
リード部分702A、702Bは、センサストリップ112がどのようなサイズのベッドと共に使用されるように構成されているか、に応じて、異なる長さであり得る。他の例では、リード部分702A、702Bは、センサストリップ112がどのようなサイズのベッドと共に使用されるかに関係なく、ユニバーサルな(汎用の)長さ(例えば、9フィート)であり得る。例えば、リード部分702A、702Bは、より薄いマットレスシステムと同様に、非常に厚い(例えば、幾つかのフォーム層を有する)マットレスシステムにセンサストリップ112を取り付けるのに適した、所定の長さを有し得る。
センサストリップ112は、1または複数の異なる長さであり得る。例えば、ストリップ112は、80インチの長さであり得る。幾つかの実装形態では、ストリップ112は、マットレスの端縁まで延在しない可能性があるため、30インチ未満の長さであり得る。このような実装形態では、ストリップ112の第1センサは、ストリップ112の端縁から内側のある距離(例えば、数インチ)に位置決めされ得る。ストリップ112は、30インチの長さであり得て、これは、クイーンサイズのベッドの半分であり得て、マットレスの側面に巻き付けられるのではなくマットレスの表面に取り付けられ得る。ストリップ112は、また、122インチの長さであり得て、これは、イースタンキングサイズのベッドで使用され得て、リード部分702A、702Bは、マットレスのフォームタブの底部の約10インチに巻き付けられ得て、補強ストラップに取り付けられ得る。別の例として、ストリップ112は、106インチの長さであり得て、マットレスを横切って延在する76インチと、長さ13インチのリード部分702A、702Bと、を有し得る。ストリップ112の長さは、ストリップ112が共に使用されるベッドシステムのサイズに応じて、変更され得る。更に、センサストリップ112は、複数の第1センサ114A~Nのうちの最初の第1センサとリード部分702Aとの間に、15インチの間隔704Aを有し得る。同様に、ストリップ112は、複数の第2センサ114A~Nのうちの最後のセンサとリード部分702Bとの間に、15インチの間隔704Bを有し得る。
複数のセンサ114A~Nの各々は、互いから5インチ間隔を置いて配置され得る(これは、クイーンサイズのベッドにとって有利であり得る)。複数のセンサ114A~Nの各々は、互いから7インチ間隔を置いて配置され得る(これは、キングサイズのベッドにとって有利であり得る)。10インチの中間ギャップ706が、複数の第1センサ114A~Nと複数の第2センサ114A~Nとの間に配置され得る。本明細書で説明されるセンサ114A~Nの間隔は、センサ114A~Nの均等な分布、並びに、温度及び生体情報の均一な検出、を提供するのに、有利であり得る。1または複数の他の間隔も実現され得る。例えば、ベッドシステムのサイズに応じて、1または複数の他の間隔も使用され得る。幾つか例では、センサ114A~N間の間隔は、5インチであり得る。幾つかの実装形態では、当該間隔は、5インチ~6と5/8インチの範囲内で変化し得る。
図13は、本明細書に記載されるセンサストリップ112を備えた例示的なベッドシステム800を示す。ベッドシステム800は、本開示全体に亘って図示及び説明されるベッドシステム100であり得る(例えば、図1乃至図11参照)。この例では、ベッドシステム800は、マットレス801、土台803と、を備える。これらは、本明細書に記載されるマットレス及び土台と同一または類似であるように、構成され得る。一般に、マットレス801は、気候制御されるマットレスとして構成され得て、マットレスコア、エア分配層、エアホース、エアコントローラ、及び、マットレスカバーを含む。マットレスコアは、マットレス上で休むユーザを支持するように構成されている。エア分配層は、マットレスの上面の気候制御のためのエアフローを促進するように構成されている。本開示全体に亘って説明されるように、センサストリップ112上の複数のセンサが、温度値及び/または湿度値等の1または複数の測定値を感知し得て、それらが、マットレスの微気候制御のための1または複数の適切な動作パラメータ、例えば気候制御のための適切なエアフロー、を判定(決定)するために、ベッドシステム800によって使用され得る。エアホースは、周囲空気または調整された空気をエア分配層に出入りさせるように構成されている。エアコントローラは、エアホースを介してエア分配層に流体接続されており、周囲空気または調整された空気をエア分配層に出入りさせるように動作する。ここで、所望される周囲空気または調整された空気は、少なくとも部分的にセンサストリップ112上のセンサによって感知された温度値及び/または湿度値に基づいて、決定される。マットレスカバーは、マットレスコア、エア分配層、センサストリップ112、及び、エアホースの少なくとも一部、を取り囲むために使用される。
図13の参照を継続して、マットレス801は、頂部層802、中間層804、レール構造806、底部層808、エアチャンバアセンブリ820、及び、エアフロー層830、を含み得る。これらは、前述され且つ本開示全体に亘って説明される、頂部層、中間層、レール構造、底部層、エアチャンバアセンブリ、及び、エアフロー層、と同一または類似であるように構成され得る。層802、804、806、808、830のうちの任意の1または複数は、フォーム(発泡材)、布地、または、他の圧縮可能性のある材料、で製造され得る。本明細書に図示され説明されるセンサストリップ112は、また、一方の対向する側面から他方の対向する側面まで(例えば、マットレス801の左側から右側まで)頂部層802を横切って取り付けられ得る。センサストリップ112は、対向する側面の各々の端縁を越えて、頂部層802、中間層804、底部層808、及び/または、レール構造806、のうちの少なくとも1つの側面に沿って下るように延在し得る。センサストリップ112は、本明細書に記載される1または複数の締結要素を介して、頂部層802、中間層804、底部層808、及び/または、レール構造806、のうちの少なくとも1つの側面に取り付けられ得る。付加的及び/または代替的に、センサストリップ112は、当該センサストリップ112の各端部に構成されたマイクロフックファスナを介して、マットレス801の底部に取り付けられ得る。更に、マットレス801は、頂面、底面及び側面を有するマットレスカバー840を含み、これらは、頂部層802、中間層804、レール構造806、底部層808、エアチャンバアセンブリ820、エアフロー層830、及び、センサストリップ112、を少なくとも部分的に覆うように構成される。
図14は、マットレスシステム900の底面斜視図であり、マットレスシステムを上下逆に示している。マットレスシステム900は、本開示全体に亘って図示及び説明されるマットレスであり得る(例えば、図1乃至図13参照)。マットレスシステム900は、頂部層(例えば、第1層)902、中間層(例えば、第2層)904、レール構造906、及び、底部層(例えば、第3層)908、を含み得る。幾つかの実装形態では、頂部層902、中間層904及び底部層908は、マットレスシステム900の頂部から底部に当該順序で配置される。幾つかの実装形態では、マットレスシステム900は、底部層908を含まない場合がある。レール構造906は、マットレスシステム900の周縁の周りに配置され、エアチャンバアセンブリ920(図15)を少なくとも部分的に取り囲むように構成されている。図14に示されるように、底部層908は、レール構造906によって少なくとも部分的に取り囲まれるように配置され得る。底部層908は、レール構造906によって画定される空間910(図15)を閉じるように構成され得る。他の実装形態では、底部層908は、レール構造906の上方に構成及び配置され得る。
マットレスシステム900は、本開示全体に亘って説明されるように、センサストリップ112を備え得る。センサストリップ112は、頂部層902を横切って、頂部層902、中間層904、底部層908及びレール構造906のうちの少なくとも1つの側面上に、延在し得る。結果として、ストリップ112は、マットレスシステム900の所定位置に保持または固定され得る。センサストリップ112は、当該ストリップ112の各端部(例えば、リード部分)に締結具930A~N(例えば、マイクロフック、VELCRO(登録商標)、接着剤、テープ、等)を有し得る。当該締結具930A~Nは、ストリップ112をマットレスシステム900の底部層908に保持し得る。他の例では、締結具930A~Nは、ストリップ112をレール構造906に保持し得る。更に他の例では、締結具930A~Nは、ストリップを頂部層902及び/または中間層904のみに保持し得る。
マイクロフックファスナ930A~Nは、フックのみを有しているため、有利であり得る。当該フックは、ストリップ112を所定位置に固定するべく、頂部層902、中間層904、底部層908、及び/または、レール構造906、のうちの1または複数内に挿入され得る。ストリップ112は、当該ストリップ112の長さに沿って、1または複数の締結具930A~Nを有し得る。他の例では、ストリップ112は、当該ストリップ112の端部にのみ締結具930A~Nを有し得る。例えば、図示されているように、ストリップ112の各端部が、1つの締結具またはマイクロフックを有し得る。この形態は、センサストリップ112の安定性及び保守性を向上させ得る。
図15は、図14のマットレスシステム900の部分分解図である。頂部層902は、上面912を有し得る。当該上面912の上で、ユーザの体は、直接的に休められ得る、あるいは、当該上面912上に配置されるマットレスカバー及び/または1または複数の追加の層を介して間接的に休められ得る。センサストリップ112は、当該上面912に取り付けられ得る。従って、ストリップ112に取り付けられた複数のセンサが、より正確な温度読取値及び/または湿度読取値を捕捉するために、マットレス900の上部及び/またはユーザの体に対して、より直接的な露出を有し得る。この時、ストリップ112は、頂部層902、中間層904、底部層908及びレール構造906のうちの少なくとも1つを覆って下るように、延在し得る。ストリップ112は、本開示全体に亘って図示及び説明されるように、1または複数の締結具930A~Nを使用して、これらの層のいずれか1つに締結され得るまたは取り付けられ得る。
中間層904は、頂部層902の上面912と反対側に配置され得る。中間層904は、様々な態様で、頂部層902に取り付けられ得る。例えば、中間層904は、頂部層902に接着され得る、あるいは、面ファスナ(例えば、VELCRO(登録商標))、ジッパ、クリップ、ピン、ボタン、ストラップ、タイ、スナップファスナ、及び、他の適切なタイプの締結具、などの締結具を使用して頂部層902に取り付けられ得る。
更に、マットレスシステム900は、エアチャンバアセンブリ920を含み得る。図示の例では、エアチャンバアセンブリ920は、頂部層902と底部層908との間に配置された一対のエアチャンバ922を含み、中間層904が既に頂部層902に取り付けられている。図示されたエアチャンバアセンブリ920は、キングサイズまたはクイーンサイズのマットレス900用であり得る。ツインサイズ及びフルサイズのマットレスなどの他のマットレスは、1つのエアチャンバのみを有するエアチャンバアセンブリを有し得る。図15に示されるように、エアチャンバ922は、レール構造906によって取り囲まれるように配置され得る。エアチャンバアセンブリ920は、更に、エアチャンバ922を膨張及び/または収縮させるように構成されたポンプシステムを含み得る。マットレス900は、更に、エアチャンバ922を膨張または収縮させるためにエアチャンバ922に接続されたエアチャンバホース926を含む。例えば、エアチャンバホース926の一端が、エアチャンバ922の内部と流体連通するようにエアチャンバ922に接続され得て、エアチャンバホース926の他端が、ポンプシステムに流体接続され得る。図示の実装形態では、エアチャンバホース926は、マットレスシステム900の側部位置において経路付けされる。代替的な実装形態では、エアチャンバホース926は、マットレスシステム900の異なる位置、例えば、マットレスシステム900の頭部若しくは足部、または、マットレスシステム900の他の適切な位置、において経路付けされ得る。
図示されるように、レール構造906は、エアチャンバアセンブリ920を少なくとも部分的に受け入れるための空間910を画定するべく、中間層904上に配置され得る。底部層908は、当該空間910及び当該空間910内のエアチャンバアセンブリ920を少なくとも部分的に覆うように、当該空間910内に少なくとも部分的に配置され得る。
頂部層902、中間層904、レール構造906及び底部層908は、様々な材料で製造され得る。例えば、頂部層902、中間層904、レール構造906及び底部層908のうちの少なくとも1つは、フォーム(発泡材)で製造され得て、それは、独立気泡、連続気泡、または、それらの組み合わせ、であり得る。1または複数のコイルバネ、エアチャンバ、スペーサ材料、及び/または、他の適切な材料、などの他の材料が、頂部層902、中間層904、レール構造906及び底部層908のうちの少なくとも1つに使用され得る。
図16は、図14の例示的なマットレスシステム1000の底面斜視図を示し、一組の補強ストラップ1050及びセンサストリップ112が、所定位置に取り付けられている。図17は、補強ストラップ1050が取り外された状態での、マットレスシステム1000の底面斜視図を示す。図16及び図17の両方を参照して、1または複数の補強ストラップ1050(例えば、1050A、1050B)が、マットレスシステム1000を所定位置に保持して、使用時にマットレスシステム1000が外側に曲がることを防止するように、使用され得る。マットレスシステム1000は、本明細書に記載される他のマットレスシステムと同様に構成され得る。例えば、マットレスシステム1000は、頂部層1002、中間層1004、レール構造1006、及び、エアフロー層1030、を含む。マットレスシステム1000は、1または複数の膨張可能なエアチャンバ、フォーム、及び/または、バネアセンブリ、等の、様々なタイプのコアを含むように構成され得る。それは、本明細書に記載されるのと同一または類似の態様で、レール構造1006によって画定される空間内に受容され得る。
レール構造1006は、足部レール1062と、頭部レール1064と、足部レール1062及び頭部レール1064の間に延在する対向する側部レール1066、1068と、を含み得る。幾つかの実装形態では、レール構造1006は、1または複数のフォーム材料で製造され得る。この例では、レール構造1006は、中間層1004に取り付けられる。中間層1004に取り付けられる場合、レール構造1006は、(例えば中間層1004と面一とされるように)中間層1004の切欠き部分内に位置決めされているエアフロー層1030と係合され得る、または、それに取り付けられ得る。例えば、足部レール1062は、中間層1004の足部端縁で(またはその近傍で)中間層1004の底部に取り付けられ、頭部レール1064は、(中間層1004の足部端縁と反対側の)中間層1004の頭部端縁で(またはその近傍で)中間層1004の底部に取り付けられる。側部レール1066、1068は、中間層1004の両側面で(またはその近傍で)中間層1004の底部に取り付けられる。レール構造1006は、また、層(例えば、中間層1004、エアフロー層1030及び/または頂部層1002)と共に、上下逆向きのフォームタブを形成する。例えば、レール構造1006は、1または複数の膨張可能なエアチャンバ、フォーム、及び/または、バネアセンブリ、等の、マットレスコア1020を受容するための空間を画定する。
補強ストラップ1050は、第1ストラップ1050Aを含み得る。第1ストラップ1050Aは、側部レール1066、1068の底部の間でマットレスコア1020の下方に延在するように、対向する側部レール1066、1068に接続され得る。例えば、第1ストラップ1050Aの一端が、第1側部レール(例えば、側部レール1066)の底部に位置する第1接続点に接続され得て、第1ストラップ1050Aの他端が、第2側部レール(例えば、側部レール1068)の底部に位置する第2接続点に接続され得る。第1ストラップ1050Aは、所定の接続位置1070A、1072Aで、対向する側部レール1066、1068に取り付けられ得る。更に、補強ストラップ1050は、第2ストラップ1050Bを含み得る。第1ストラップ1050Aと同様に、第2ストラップ1050Bは、側部レール1066、1068の底部の間でマットレスコア1020の下方に延在するように、対向する側部レール1066、1068に接続され得る。例えば、第2ストラップ1050Bの一端が、第1側部レール(例えば、側部レール1066)の底部に位置する第3接続点に接続され得て、第2ストラップ1050Bの他端が、第2側部レール(例えば、側部レール1068)の底部に位置する第4接続点に接続され得る。第2ストラップ1050Bは、所定の接続位置1070B、1072Bで、対向する側部レール1066、1068に取り付けられ得る。幾つかの実装形態では、第1ストラップ1050A及び第2ストラップ1050Bは、マットレスの長手方向中央セクションに位置決めされる。第1ストラップ1050Aは、第2ストラップ1050Bと平行になるように延在し、第2ストラップ1050Bから所定距離だけ離間して配置され得る。
ストラップ1050の他の形態も可能である。幾つかの実装形態では、ストラップ1050は、互いに交差するように経路付けされ得る。例えば、第1ストラップ1050A及び第2ストラップ1050Bは、側部レール1066、1068の底部の間でマットレスコア1020の下方に延在するように、対向する側部レール1066、1068に接続され得る。第1ストラップ1050Aは、当該第1ストラップ1050Aの一端を頭部レール1064と第2ストラップ1050Bとの間の側部レール1066、1068の一方に接続し、当該第1ストラップ1050Aの他端を足部レール1062と第2ストラップ1050Bとの間の側部レール1066、1068の他方に接続することによって、第2ストラップ1050Bと交差するように経路付けされ得る。
他の形態では、1または複数のストラップ1050が、足部レール1062及び頭部レール1064の一方または両方に延在し得る。一例では、1または複数のストラップ1050が、対向する側部レール1066、1068間に延在するのではなく、足部レール1062から頭部レール1064まで延在し得る。別の例では、対向する側部レール1066、1068間に延在する1または複数のストラップ1050に加えて、(更なる)1または複数のストラップ1050が、足部レール1062から頭部レール1064まで延在し得る。
幾つかの実装形態では、レール構造1006は、様々な目的のために、1または複数の切欠きを含み得る。例えば、レール構造1006は、エアフローパッドアセンブリ1030のエアダクト及び/またはマットレスシステムの他の構成要素(例えば、エア通路、電子配線、等)を受容するように構成された切欠き1042を含む。切欠き1042は、本明細書に記載されるノッチ1042と同様に、構成され得る。レール構造1006の切欠き1042は、当該切欠きの位置またはその周囲で、レール構造1006を構造的に弱める可能性がある。ストラップ1050は、切欠き1042の両側でレール構造1006に取り付けられ得て、それによって、切欠き1042の位置またはその周囲でレール構造1006を補強または維持し得る。例えば、図示の例では、複数の切欠き1042が対向する側部レール1066、1068に設けられ、第1ストラップ1050A及び/または第2ストラップ1050Bが、図16及び図17に示されるように、当該切欠き1042の近傍で、対向する側部レール1066、1068に接続される。
図16に示されるように、第1ストラップ1050Aは、第2ストラップ1050Bの近くに配置され得て、第2ストラップ1050Bと平行になるように延在し得る。第1ストラップ1050Aは、当該第1ストラップ1050Aと平行に延びる第2ストラップ1050Bから、異なる距離で配置され得る。当該距離の一例は、約5インチ~約70インチの範囲であり得る。図示の例では2つの補強ストラップが示されているが、他の実装形態では、3以上の補強ストラップ1050が、同様の態様で使用され得る。更に代替的な実装形態では、単一の補強ストラップ1050が、所望の形態で使用され得る。
ストラップ1050は、1または複数の締結要素1074を使用して、レール構造1006に取り付けられ得る。締結要素1074は、様々なタイプのものであり得る。例えば、締結要素1074は、粘着テープを含む。代替的または付加的に、締結要素1074は、面ファスナ(例えば、VELCRO(登録商標))、ジッパ、クリップ、ピン、ボタン、ストラップ、タイ、スナップファスナ、及び、他の適切なタイプの締結具、であり得る。締結要素1074は、接続位置1070A~B、1072A~Bまたはストラップ1050の所望位置(例えば、端部)に適用され得て、ストラップ1050のそのような所望位置がレール構造1006の接続点に取り付けられる。例えば粘着テープが、レール構造の接続位置1070A~B、1072A~Bとストラップ1050の端部との間に適用され得る。
対向する側部レール1066、1068の間に延在してマットレスの底部を横切るストラップ1050は、マットレスコア1020及び他のマットレス構成要素を所定位置に保持するのに役立ち得て、ユーザの出入りに起因するベッド端縁の繰り返しの応力の後にそれらが外側に曲がるのを防止し得る。補強ストラップ1050は、接着性の裏地(例えば、締結要素1074)を有するフック材料(例えば、3Mフック材料)の片と共に使用され得る。フック材料は、周縁の側部レール1066、1068の底面に沿って配置され得る。幾つかの実装形態では、補強ストラップ1050は、スクリム材料を含み得て、フック材料に取り付けられ得て、ベッドの一方側から他方側に延在し得る。ストラップは、取り外し可能であり得て、他の構成要素(例えば、エアチャンバ、層、等)が干渉なしで組み立てられることを許容し得る。ストラップ1050は、経時的な伸びや変化、フォームタブ及びそのカバーの変化する許容誤差、または、一般的な美的好みの影響、に適応するように調整可能であり得る。ストラップは、約1インチ~約7インチの範囲の幅など、様々なサイズの幅を有し得る。
図16に示されるように、マットレスシステム1000は、更に、マットレスシステム1000の構成要素(例えば、頂部層1002、中間層1004、レール構造1006、マットレスコア1020、エアフロー層1030、ストラップ1050、及び、センサストリップ112)を覆うように構成されたマットレスカバー1080を備え得る。
マットレスシステム1000は、また、本開示全体に亘って説明されるように、センサストリップ112を備える。ストリップ112は、頂部層1002の上面を覆うように、且つ、頂部層1002、中間層1004及びレール構造1006のうちの少なくとも1つの側面を覆うように、延在し得る。図17に示されるように、ストリップ112は、対向する側部レール1066、1068に締結(例えば、取り付け、接続)され得る。他の例では、図16に示されるように、ストリップ112は、マットレスコア1020に締結され得る。ストリップ112は、マットレスシステム1000の頭部セクションの近く、例えば頭部レール1064の近く、に位置決めされ得る。この形態は、ユーザの胸部領域の周囲でのユーザ体温のより正確な感知を提供するため、有益ある。他の例では、センサストリップ112は、マットレス1000上の1または複数の他の位置に配置され得る。例えば、センサストリップ112は、複数の補強ストラップ1050のうちの1つの上部に取り付けられ得る。ストリップ112は、複数のストラップ1050の間に取り付けられ得る。ストリップ112は、複数のストラップ1050のうちの少なくとも1つから所定の距離を置いてマットレス112に取り付けられ得る。
センサストリップ112は、本開示全体に亘って説明されるように、締結具930A~Nによってマットレスコア1020に取り付けられ得る。付加的及び/または代替的に、ストリップ112は、前述のように、締結要素1074によって対向する側部レール1066、1068に取り付けられ得る。締結要素1074及び締結具930A~Nは、同一であってもよく、及び/または、異なっていてもよい。幾つかの例では、センサストリップ112は、締結要素1074によって補強ストラップ1050A及び/または1050Bに取り付けられ得る。他の例では、補強ストラップ1050A、1050Bを対向する側部レール1066、1068に保持する締結要素1074が、頭部レール1064に向かって延長され得る。この時、センサストリップ112は、当該延長された締結要素1074を介して、対向する側部レール1066、1068に取り付けられ得る。結果として、センサストリップ112を対向する側部レール1066、1068に固定するために追加の締結要素1074が必要とされない。
図18は、例示的なローカルベッドシステム1101を用いて良質な睡眠体験を提供する、例示的なベッドシステム1100を示す。ローカルベッドシステム1101は、ベッド1102と、当該ベッド1102と併せて使用されて当該ベッド1102の1または複数のユーザ快適機能を制御するように構成されたベッド制御システム1110と、を含み得る。ローカルベッドシステム1101は、本開示全体に亘って説明されるベッドシステムの任意の1つであり得る。
ベッド1102は、マットレス1104と、土台1106と、を有し得る。幾つかの実施形態では、マットレス1104は、膨張可能なエアチャンバと、当該膨張可能なエアチャンバの膨張を制御するためのコントローラと、を有するエアマットレスであり得る。他の実施形態では、マットレス1104は、エアチャンバを含まない。例えば、マットレス1104は、膨張可能なエアチャンバの代わりに、またはそれに加えて、フォーム(発泡材)及び/またはバネを含み得る。マットレス1104は、ツインマットレス、フルマットレス、クイーンマットレス、キングマットレス、カリフォルニアキングマットレス、スプリットキングマットレス、部分的に分割されるマットレス(例えば、頭端部及び/または足端部で分割され中央で結合されるマットレス)、及び/または、用途に適した他のマットレス、としてサイズ及び形状が決定され得る。土台1106は、マットレス1104を支持するためにマットレス1104の下方に位置決めされる。幾つかの実施形態では、土台1106は、当該土台1106及びマットレス104の頭部及び足部を上昇させるため等、1または複数の関節運動可能セクションを備えた調整可能土台であり得る。他の実施形態では、土台1106は、固定(静止)土台であり得る。
ベッド1102は、マットレス1104の微気候制御を提供するように構成され得る。幾つかの実装形態では、ベッド1102は、足部を温める機能を提供する。例えば、ベッド1102は、ベッド1102の足部側においてマットレス1104上に配置されるかまたはマットレス1104内に組み込まれる、足部加温装置1120を含み得る。足部加温装置1120は、マットレス1104の頂部上に配置され得る、マットレス1104内に含められ得る、あるいは、ベッド1102の他の位置に配置され得る、及び/または、他の形態でも配置され得る。足部加温装置1120は、幾つかの実装形態において、電子加熱要素を含み得る。足部加温装置1120は、他の実装形態では、加熱空気が循環されるエア循環要素を含み得る。他の形態も可能である。足部加温装置1120は、本開示全体に亘って説明されるように、センサストリップに構成された複数のセンサによって感知される1または複数の温度値及び/または湿度値に基づいて、ベッド1102の足部側に所望の熱を提供し得る。
付加的または代替的に、ベッド1102は、身体の冷却機能/加熱機能を提供するように構成され得る。例えば、ベッド1102は、エアフロー挿入パッド1122を含み得て、それは、マットレス1104内に含められ得て、休んでいるユーザの下方にマットレスを通して周囲空気または調整された空気を循環させるように構成され得る。エアフロー挿入パッド1122は、マットレス1104内の様々な位置に配置され得る。図示の例では、エアフロー挿入パッド1122は、マットレス1104の頭部と足部との間(例えば、マットレス1104の中央)に配置されている。周囲空気を循環させるか調整された空気を循環させるかは、本開示全体に亘って説明されるように、少なくとも部分的に、センサストリップに構成された複数のセンサによって感知される1または複数の温度値及び/または湿度値によって、判定(決定)され得る。
ベッド制御システム1110は、ベッド1102に利用可能な機能を制御するように動作する。幾つかの実装形態では、ベッド制御システム1110は、ベッド関節運動システム1112、エアチャンバ制御システム1114、足部加温制御システム1116、及び、エアフロー挿入パッド制御システム1118、を含む。ベッド制御システム1110は、ベッド1102全体にわたる所望のエアフロー供給についての決定を行うために、センサストリップのセンサと通信状態であり得る。
ベッド関節運動システム1112は、土台1106及び/またはマットレス1104を関節運動させるように動作する。例えば、ベッド関節運動システム1112は、土台1106の1または複数の関節運動可能セクションを調節し得て、土台1106及び/またはマットレス1104の頭部及び足部を上昇させ得る。ベッド関節運動システム1112は、コントローラと、当該コントローラによって作動され土台1106の関節運動可能セクションに結合されたアクチュエータ(例えば、モータ)と、を含み得て、その結果、土台1106の当該セクションが所望位置に自動的に調整され得る。代替的または付加的に、土台1106の関節運動可能セクションは、手動でも調整され得る。
エアチャンバ制御システム1114は、マットレス1104のエアチャンバを制御するように動作する。エアチャンバ制御システム1114は、コントローラと、当該コントローラによって作動されエアチャンバに流体接続されたアクチュエータ(例えば、ポンプ)と、を含み得る。当該アクチュエータは、エアチャンバを膨張または収縮させるように制御されて、エアチャンバ内に所望の圧力を提供及び維持し、それによって、エアチャンバの所望の硬さを提供する。
足部加温制御システム1116は、マットレス1104内に配置された足部加温装置1120を制御するように動作する。足部加温制御システム1116は、足部加温装置1120の加熱要素を作動させ当該加熱要素の所望温度を維持するように構成されたコントローラを含み得る。例えば、加熱要素の所望温度を維持するために、当該制御システム1116は、センサストリップに取り付けられたセンサからリアルタイムの温度値及び/または湿度値を受け取ることができる。これらの感知された値に基づいて、当該制御システム1116は、ベッド1102の足部に追加の加熱空気を提供するべきか否か、加熱空気の提供を停止するべきか否か、及び/または、周囲空気を提供するべきか否か、を判定(決定)し得る。一例として、感知された値が加熱要素の所望温度に到達している時、制御システム1116は、当該所望温度を維持するために加熱要素を介して周囲空気を供給するように構成され得る。感知された値が、ベッド1102が所望温度よりも低い温度であることを示す時、制御システム1116は、当該所望温度がセンサストリップに取り付けられたセンサによってリアルタイムで感知されるまで、加熱要素を作動させて温められた空気を提供し得る。
エアフロー挿入パッド制御システム1118は、マットレス1104内に配置されたエアフロー挿入パッド1122を制御するように動作する。エアフロー挿入パッド制御システム1118は、エアフロー挿入パッド1122の上方にあるかまたはこれに隣接するマットレスの頂部層が所望の温度及び/または湿度を有するように、周囲空気または調整された空気をエアフロー挿入パッド1122に流入または流出させるように構成されたエアコントローラを含み得る。エアフロー挿入パッド制御システム1118は、1または複数の温度センサ読取値及び/または湿度センサ読取値に基づいて、エアフローを決定し得る。温度センサ読取値及び/または湿度センサ読取値は、本開示全体に亘って説明されるように、センサストリップに取り付けられたセンサによって捕捉され得る。センサストリップは、マットレス1104の頂部、マットレスカバーの下方、マットレス1104の頭部セクションの近傍、または、エアフロー挿入パッド1122の上方、に位置決めされ得て、取り付けられ得る。結果として、温度値及び/または湿度値は、ユーザがマットレス1104の頂部上に横たわっている時、ユーザの胸部領域に最も近いセンサによって感知され得る。センサストリップが、ユーザの体が横たわっている場所及び/またはエアフロー挿入パッド1122が位置している場所により近く位置決めされている場合、より正確な温度値及び/または湿度値が感知され得る。エアフロー挿入パッド制御システム1118は、マットレスの頂部層及び/またはユーザの体における感知された温度値及び/または湿度値に基づいて、周囲空気または調整された空気をエアフロー挿入パッド1122に流入させるか、または、流出させるか、を(判定)決定し得る。
幾つかの実装形態では、ベッド関節運動システム1112、エアチャンバ制御システム1114、足部加温制御システム1116、及び、エアフロー挿入パッド制御システム1118は、独立して構成及び作動され得る。他の実装形態では、ベッド関節運動システム1112、エアチャンバ制御システム1114、足部加温制御システム1116、及び、エアフロー挿入パッド制御システム1118、の一部または全てが、それらがそれらの構成要素(例えば、アクチュエータ(例えば、モータ、ポンプ、等)及び/またはコントローラ(例えば、制御回路、プロセッサ、メモリ、ネットワークインタフェース、等))の少なくとも一部を共有するように、少なくとも部分的に組み合わされる。
ベッド制御システム1110は、ベッドサイドコントローラ1132及びモバイルコンピューティング装置1134等の、1または複数の制御装置1130を介して、ユーザによってアクセスされ得る。ベッドサイドコントローラ1132は、ベッド制御システム1110に有線または無線で接続され、ユーザがベッド制御システム1110を少なくとも部分的に制御することを可能にする。ベッドサイドコントローラ1132は、関節運動位置、温度設定値、エアチャンバ圧力値等の、ベッド制御システム1110の様々な設定を制御するユーザ入力を受容するための入力装置(例えば、キーパッド、ボタン、スイッチ、等)を含む。ベッドサイドコントローラ1132は、ベッド制御システム1110の状態及び状況、並びに、関節運動位置、温度設定値、エアチャンバ圧力値、睡眠分析結果等のユーザにとって有用な他の情報、を出力するための出力装置(例えば、ディスプレイ、スピーカ、等)を更に含み得る。同一または類似の機能が、専用ソフトウェアアプリケーションを実行するモバイル装置等のモバイルコンピューティング装置1134で実装され得る。例えば、ユーザは、関節運動位置、温度設定値、エアチャンバ圧力値等の、ベッド制御システム1110の様々な設定を制御するために、モバイル装置を入力装置として使用し得て、更に、ベッド制御システム1110の状態及び状況、並びに、関節運動位置、温度設定値、エアチャンバ圧力値、睡眠分析結果等の他の有用な情報、を見るために、当該モバイル装置を出力装置として使用し得る。
更に図18を参照して、システム1100は、ローカルベッドシステム1101に接続され、ベッド1102に関連付けられた1または複数のサービスを提供するように構成された、サーバシステム1140を含み得る。サーバシステム1140は、ネットワーク1142を介して、ベッド1102、ベッド制御システム1110、及び/または、制御装置1130、等のローカルベッドシステム1101に接続され得る。サーバシステム1140は、1または複数のベッドに専用の1または複数のコンピューティング装置を備えたローカルサーバーシステム、または、クラウドサーバ、等の様々な形態であり得る。ネットワーク1142は、ローカルベッドシステム1101とサーバシステム1140との間の通信を容易にする電子通信ネットワークである。電子通信ネットワークは、一連のコンピューティング装置と、当該コンピューティング装置間のリンクと、である。ネットワーク内の複数のコンピューティング装置は、当該リンクを使用して、当該ネットワーク内の複数のコンピューティング装置間の通信を可能にする。ネットワーク1142は、ルータ、スイッチ、モバイルアクセスポイント、ブリッジ、ハブ、侵入検知装置、ストレージ装置、スタンドアロンサーバ装置、ブレードサーバ装置、センサ、デスクトップコンピュータ、ファイアウォール装置、ラップトップコンピュータ、手持ち式(ハンドヘルド)コンピュータ、携帯電話、及び、他のタイプのコンピューティング装置、を含み得る。様々な実施形態において、ネットワーク1142は、様々なタイプのリンクを含む。例えば、ネットワーク1142は、有線及び/または無線リンクを含む。更に、様々な実施形態において、ネットワーク1142は、様々な規模で実装される。例えば、ネットワーク1142は、1または複数のローカルエリアネットワーク(LAN)、メトロポリタンエリアネットワーク、サブネット、ワイドエリアネットワーク(インターネット等)として実装され得て、あるいは、他の規模で実装され得る。
幾つかの実装形態では、サーバシステム1140は、ローカルベッドシステム1101に関連付けられたデータ処理システムで使用され得るベッドデータサービスを提供し得る。サーバシステム1140は、特定のベッドからセンサデータ及び睡眠データを収集し、当該センサデータ及び睡眠データが生成された時にベッドを使用していた1人または複数人のユーザと当該センサデータ及び睡眠データとを照合する、ように構成され得る。センサデータ及び睡眠データ、並びに、照合データは、データベース内にベッドデータ1150として記憶(保存)され得る。当該ベッドデータ1510は、ベッドのユーザを識別するために使用可能なユーザ識別データを含み得る。ユーザとは、サーバシステム1140または別のサービスに登録されている、顧客、所有者、または、他のユーザ、を含み得る。各ユーザは、例えば、固有の(ユニークな)識別子、ユーザ資格情報、連絡先情報、請求先情報、人口統計学的情報、または、任意の他の技術的に適切な情報、を有し得る。ベッドデータ1150は、データ処理システムに関連付けられた、ベッドまたは他の製品に関連するデータ、を識別するために使用可能な管理データを含み得る。例えば、ベッドは、サーバシステム1140に関連付けられたシステム付きの、販売されたまたは登録された製品を含み得る。各ベッドは、例えば、固有の(ユニークな)識別子、モデル番号及び/またはシリアル番号、販売情報、地理的情報、配送情報、関連するセンサ及び制御周辺機器のリスト、等を有し得る。付加的に、ベッドデータ1150内に記憶される1または複数のインデックスが、ベッドに関連付けられたユーザを識別し得る。例えば、このインデックスは、あるユーザへのあるベッドの販売、あるベッドで眠るユーザ、等を記録し得る。
ベッドデータ1150は、関連するデータ処理システムを用いてベッドによって記録される、生のセンサデータまたは圧縮されたセンサデータを記録するセンサデータを含み得る。例えば、ベッドのデータ処理システムは、温度センサ、湿度センサ、圧力センサ、及び、光センサ、を有し得る。これらのセンサからの読取値が、生の形式であっても、センサの生データ(例えば、睡眠メトリクス)から生成されるフォーマットであっても、ベッドデータ1150内での記憶のために、ベッドのデータ処理システムによってサーバシステム1140に通信され得る。付加的に、サーバシステム1140によって記憶される1または複数のインデックスが、当該センサデータに関連付けられたユーザ及び/またはベッドを識別し得る。幾つかの実装形態では、サーバシステム1140は、その利用可能なデータのいずれかを使用し得て、高度な睡眠データを生成し得る。高度な睡眠データは、センサ読取値から生成される、睡眠メトリクス及び他のデータを含む。
例えば、高度な睡眠データは、感知されたマットレス表面温度値、及び/または、感知されたマットレス表面湿度値、を含み得る。これらの値を使用して、サーバシステム1140は、マットレス1104の最適なまたは所望の温度を維持するために、マットレス1104を通して送達するべき周囲空気及び/または調整された空気の量を決定し得る(例えば、当該所望の温度は、ユーザによって、サーバシステム1140によって、及び/または、図18を参照して説明された他のシステムのいずれか1つによって、決定され得る)。サーバシステム1140は、また、感知されたマットレスの表面温度値及び/または湿度値に基づいて、ユーザの体温を決定/推定し得る。これらの計算の1または複数が、ベッドのデータ処理システムでローカルに実行され得る。もっとも、そのような計算をサーバシステム1140で実行することが、有利であり得る。なぜなら、当該計算は、計算的に複雑であり得るし、あるいは、ベッドのデータ処理システムでは利用できない大量のメモリ空間またはプロセッサ出力を必要とし得るからである。これは、ベッドシステムが比較的単純なコントローラで動作することを許容しつつ、比較的複雑なタスクや計算を実行するシステムの一部であることを許容し得る。
感知された温度値及び/またはエアフロー調整の決定は、また、ベッドサイドコントローラ1132及び/またはモバイルコンピューティング装置1134に送信され得る。これらの値及びエアフロー調整の決定に基づいて、ユーザは、選択的に、マットレス1104を通るエアフローまたは所望の温度を、緩和、調整、及び/または、変更し得る。
付加的または代替的に、サーバシステム1140は、ローカルベッドシステム1101に関連付けられ得るデータ処理システムで使用され得る、睡眠データサービスを提供し得る。この例では、サーバシステム1140は、ユーザの睡眠体験に関連するデータを記録し、当該データを睡眠データ1152として記憶するように、構成されている。睡眠データ1152は、ベッド内の圧力センサの構成及び動作に関連する圧力センサデータを含み得る。例えば、圧力センサデータは、特定のベッドのセンサのタイプの識別子、それらの設定及び校正データ、等を含み得る。睡眠データ1152は、圧力ベースの睡眠データを含み得て、それは、生の圧力センサデータに基づいて計算され得て、圧力センサデータに具体的に紐付けされた睡眠メトリクスを表し得る。例えば、ユーザの存在、動き、体重変化、心拍数、呼吸数が、生の圧力センサデータから判定(決定)され得る。付加的に、サーバシステム1140によって記憶される1または複数のインデックスが、圧力センサ、生の圧力センサデータ、及び/または、圧力ベースの睡眠データ、に関連付けられたユーザを識別し得る。睡眠データ1152は、非圧力睡眠データを含み得て、それは、他のデータソースに基づいて計算され得て、そのような他のデータソースから得られる睡眠メトリクスを表し得る。例えば、ユーザが入力した好み、光センサの読取値、及び、音響センサの読取値が、全て、睡眠データ1152を軌跡づけるために使用され得る。付加的に、サーバシステム1140によって記憶される1または複数のインデックスが、他のセンサ、及び/または、非圧力睡眠データ1152、に関連付けられたユーザを識別し得る。
付加的または代替的に、サーバシステム1140は、ローカルベッドシステム1101に関連付けられたデータ処理システムで使用され得る、ユーザアカウントサービスを提供し得る。例えば、サーバシステム1140は、ユーザのリストを記録し得て、それらのユーザに関連する他のデータを識別し得て、そのようなデータをユーザアカウントデータ1154として記憶し得る。ユーザアカウントデータ1154は、関連付けられたデータ処理システム付きのベッドのユーザに関する。例えば、ユーザとは、サーバシステム1140または別のサービスに登録されている、顧客、所有者、または、他のユーザ、を含み得る。各ユーザは、例えば、固有の(ユニークな)識別子、ユーザ資格情報、連絡先情報、人口統計学的情報、または、任意の他の技術的に適切な情報、を有し得る。ユーザアカウントデータ1154は、ベッド及び/またはクラウドサービスの製造業者、ベンダー及び/または管理者とのユーザインタラクションを追跡するために使用可能なエンゲージメントデータを含み得る。このエンゲージメントデータは、通信(電子メール、サービスコール、等)、販売からのデータ(売上レシート、設定ログ、等)、及び、ソーシャルネットワークインタラクション、を含み得る。ユーザアカウントデータ1154は、1または複数のアプリケーション及び/またはベッドのリモコンとのユーザインタラクションに関連する使用履歴データを含み得る。例えば、モニタリング及び構成(設定)アプリケーションが、例えば制御装置1130上で実行するように、分配され得る。このアプリケーションは、ユーザインタラクションを記憶(保存)のためにログ取り(記録)して報告(レポート)し得る。付加的に、サーバシステム1140によって記憶される1または複数のインデックスが、各ログエントリに関連付けられたユーザを識別し得る。
付加的または代替的に、サーバシステム1140は、ローカルベッドシステム1101に関連付けられたデータ処理システムで使用され得る、環境サービスを提供し得る。例えば、サーバシステム1140は、ユーザの自宅環境に関連するデータを記録し得て、そのようなデータを環境データ1156として記憶し得る。環境データ1156は、ベッド内またはベッド周囲に設置された1または複数のセンサを使用して取得され得る。このようなセンサは、光センサ、ノイズセンサ、振動センサ、サーモスタット等、環境変数を検出可能な様々なタイプであり得る。環境データ1156は、これらのセンサからの履歴読取値またはレポートを含み得る。一例として、光センサが、ユーザが眠っている時の照明増大事実の頻度及び持続時間を示すデータを収集するために使用される。
図19は、センサストリップ1904A~Bを備えたベッドシステム100の側面斜視図である。センサストリップ1904A~Bは、本明細書に記載されたセンサストリップ112と同様に構成され得る。ベッドシステム100のマットレス102は、第1側1902A及び第2側1902Bを含み得る。第1側1902Aは、ベッドシステム100の第1ユーザを支持し得て、第2側1902Bは、ベッドシステム100の第2ユーザを支持し得る。従って、第1側1902Aは、マットレス102の第1側面からマットレス102の中間点まで延在し得て、第2側1902Bは、第1側面とは反対側のマットレス102の第2側面からマットレス102の中間点まで延在し得る。様々なベッドシステム100が、この形態を有し得て、キングマットレス、カリフォルニアキングマットレス、クイーンマットレス、フルマットレス、スプリットトップキングマットレス、スプリットトップカリフォルニアキングマットレス、スプリットトップクイーンマットレス、フレックストップキングマットレス、フレックストップカリフォルニアキングマットレス、及び/または、フレックストップクイーンマットレス、を含むが、これらに限定されない。マットレス102の各側1902A、1902Bは、それぞれのセンサストリップを有し得る。従って、本開示全体に亘って説明されるストリップ112は、マットレス102の各側1902A、1902Bに取り付けられるように構成され得る。図19の例では、ストリップ112は、マットレス102の第2側1902Bのフォームタブ110の一部に取り付けられている。センサストリップ1904A~Bは、本明細書に記載されるセンサストリップ112と同一であり得て、マットレス102の第1側1902A及び第2側1902Bのフォームタブ110の一部にそれぞれ取り付けられるように構成され得る。
この形態では、第2側1902Bのセンサストラップは、マットレスの側面1906Aを越えて延在していない。同様に、第1側1902Aのセンサストラップは、マットレスの側面(側面1906Aとは反対側)を越えて延在していない。ストリップ1904Aの配線306は、編成され得て、フォームタブ110の端縁及び側面の上方を経路づけられ得て、次いでマットレス102の側面1906Aを下るように経路付けられ得る。ストリップ1904Bの配線(例えば、図24を参照)は、同様に、側面1906Aとは反対側のフォームタブ110の側面を下るように経路付けられ得る。付加的な議論については、図24を参照されたい。
図19に示されるように、ストリップ1904Bは、マットレス102の第2側1902Bのフォームタブ110の一部の上方に延在し得る。例えば、ストリップ1904Bは、フォームタブ110の上面とマットレス102の側面1906Aとの間の端縁からある距離だけオフセットされ得る。従って、幾つかの実装形態では、ストリップ1904Bは、フォームタブ110の端縁を越えてマットレス102の側面1906Aを下るようには延在しない場合がある。ストリップ1904Bは、また、フォームタブ110の端縁及びマットレス102の側面1906Aとマットレス102の中間点との間の長さより短く、第2側1902Bの長さに亘って(沿って)延在し得る。同一の形態が、マットレス102の第1側1902Aのセンサストリップ1904Aについても、適用され得て使用され得る。
センサストリップ1904A~Bは、当該センサストリップ1904A~Bが本開示全体に亘って説明されるマイクロフックまたは他の「フック」ファスナに接続可能であるように、繊維面または「ループ」面を有する布地で製造され得る。センサストリップ1904A~Bをフォームタブ110に接続するためにフックファスナが使用されない実装形態では、繊維面を含まない他の布地が使用され得る。センサストリップ1904A~Bの布地は、また、マットレス102のユーザがマットレス102の頂部上に横たわる時にセンサストリップ1904A~Bを感じないように、十分に(例えば、ある閾値測定範囲内で)薄くすることもできる。当該布地は、「ASTM G21」を含むがこれに限定されない基準に準拠していることを保証する、抗菌添加剤やその他の特徴をも有し得る。幾つかの実装形態では、当該布地は、センサストリップ1904A~Bがフォームタブ110の上面に均一に分布されユーザがセンサストリップを感じにくくなるようにより柔軟であるのとは対照的に、ある程度の剛性を有していてもよい。センサストリップ1904A~Bの布地は、1または複数の追加のまたは同様の特性及び/または品質を有し得る。
図20は、センサストリップ112の底面図である。図9を参照して説明されたように、センサストリップ112は、第1ストリップ表面2000を含み得る。第1ストリップ表面2000は、フォームタブ層(例えば、圧縮性層)の上面に取り付けられ得て、従ってそれに当接し得る。センサ114A~Eが、第1ストリップ表面2000に取り付けられ得る。図20に示されるように、センサ114A~Eは、それぞれのステッチ(縫い目)2002A~E、2004によって、第1ストリップ表面2000に縫い付けられ得る。ステッチ2002A~Eは、配線306が第1ストリップ表面2000に対して編成された態様で保持され得るように、センサ114A~Eを直列に有線接続する配線306の上方にも延在し得る。
図20に示されるように、ストリップ112は、5個のセンサ114A~Eを有し得る。これらは、第1ストリップ表面2000に沿って、等しく間隔/距離を置いて配置され得る。幾つかの実装形態では、ストリップ112は、等間隔に配置された8個のセンサを含み得る。5個のセンサ114A~Eは、コスト効率が高く、温度データの収集において正確さを提供し得る。幾つかの実装形態では、ストリップ112は、第1ストリップ表面2000に沿って互いから0.5インチずつ間隔を置いて配置され得る、任意の量(数)のセンサを含み得る。
図21は、接着剤308A~F付きのセンサストリップ112の別の底面図である。接着剤308A~Fは、ストリップ112をフォームタブの上面に取り付けるために、センサ間に等間隔を置いて配置され得る。幾つかの実装形態では、接着剤308A、308Fが、センサストリップ112の両端に位置決めされ得て、ストリップ112をフォームタブに保持し得る。ユーザがベッドシステムの頂部上で休む時にストリップ112が束になってしまうことを防止するために、接着剤308A~Fは、図21に示されるように、等間隔に配置され得る。接着剤308A~Fの配置は、また、ストリップ112が、故障やセンサとの干渉を引き起こすことなく、僅かにシフト可能(移動可能)であることを保証するのに、有益であり得る。従って、ストリップ112は、フォームタブの上面の所定位置に保持され得て、ベッドシステムの表面上の動きまたは他の活動に関係なく、温度データを正確に捕捉し得る。従って、図21に示される接着剤308A~Fの形態は、ベッドシステム上での動き、その利用、または、他の活動、のために時間の経過によってストリップ112が動いたり位置シフト(位置ずれ)したりするのを防止し得る。
本明細書に記載されるように、接着剤308A~Fは、マイクロフックを含み得るが、これに限定されない。幾つかの実装形態では、接着剤308A~Fは、アクリル接着剤、テープ、及び/または、様々なフック、であり得る。接着剤308A~Fの例示的な例は、(1)アクリル接着剤付きのセンサストラップに取り付けられ得る、3M(登録商標)フックファスナ、例えばモデル番号「SJ3506」、(2)接着性テープ付きのセンサストラップに取り付けられ得る、3M(登録商標)フックファスナ、例えばモデル番号「3M(登録商標)9775WL PSA」、及び/または、(3)VELCRO(登録商標)フック、例えばモデル番号「HTH830 with PSA 9932」、を含むが、これらに限定されない。幾つかの実装形態では、再閉鎖可能なファスナが、前述のようにアクリル接着剤を使用し得る。再閉鎖可能なファスナ、例えばフックファスナが、ループの代わりに相互係止するキノコ型の頭部を使用し得る。再閉鎖可能なファスナは、華氏158度の最高温度でも使用され得る。再閉鎖可能なファスナは、約1400フック/インチの密度を有し得る。幾つかの実装形態では、異なるタイプの接着剤転写テープ(例えばアクリルテープ)が使用され得て、これは、製造されたフォーム(発泡体)と布地基材の間の結合を提供し得て、高温(例えば、華氏100度を超える)で良好な剪断強度を有する。幾つかの実装形態では、接着剤308A~Fは、約0.005インチの厚さであり得る。接着剤308A~Fは、0.01インチ~0.05インチの範囲の厚さなど、1または複数の他の厚さを有し得る。更に、幾つかの実装形態では、接着剤308A~Fは、面ファスナを含み得る。フックは、ポリプロピレン材料で製造され得て、ループは、ポリアミド材料で製造され得る。面ファスナは、ストリップ112をフォームタブに固定し得て、約12.3PSIの張力に耐え得る。更に、面ファスナ用の接着剤が、華氏-30~200度などの温度範囲内で作用し得る。これらの接着剤は、また、8PIWなどの接着引っ張り強度を有し得る。当該接着剤は、また、フォーム引き裂き接着(foam tearing bond)を提供し得る。
図22は、マットレス102に取り付けられる時のセンサストリップ112の部分分解斜視図である。接着剤308Eは、ストリップ112の端縁をフォームタブ110の上面に保持するように、ストリップ112の端縁に沿って位置決めされる。接着剤308Eは、また、配線306が編成されてストリップ112の端縁の中間点から延出するように、配線306の一部の上方にも延在する。ストリップ112がフォームタブ110の上面に取り付けられて固定されると、配線306は、フォームタブ110の端縁及び側面を越えて、マットレス102の側面1906Bを下るように延在し得る。
図23Aは、センサストリップ112の部分分解平面図である。本開示全体に亘って説明されるように、センサストリップ112は、第1ストリップ表面と第2ストリップ表面とを有する。第1ストリップ表面2000についての付加的な議論については、図20を参照されたい。図23Aは、センサストリップ112の第2のストリップ表面2300を示す。第2ストリップ表面2300は、図20の第1ストリップ表面2000の反対側にあり、ベッドシステムのマットレスの頂部に露出され得る。図23Aに示されるように、図20に図示及び説明されたステッチ2002A、2004は、第2ストリップ表面2300上にも現れ得る。なぜなら、ステッチ2002A、2004は、ストリップ112を貫通して、センサ及び配線を所定位置に固定し得るからである。
更に、少なくとも第2ストリップ表面2300が布地であると、ベッドシステムのユーザに快適性を提供し得る。幾つかの実装形態では、ストリップ112全体(第1及び第2ストリップ表面を含む)が布地であって、ユーザの快適性をも維持しながら、センサ性能の干渉を最小化し得る。当該布地は、ベッドシステムのユーザがマットレスの頂部上に手を沿わしたりマットレスの頂部上で休んだりする時に、ストリップ112を感じない程度に十分に薄くすることができる。第2ストリップ表面2300の布地は、また、ストリップ112に縫い付けられたまたは他の態様で取り付けられたセンサによる温度データの正確な収集を提供するのに好ましい厚さであり得る。
図23Bは、センサストリップ112の部分分解底面図である。図23Bに示されるように、センサ114Nは、ステッチ2002A、2004で第1ストリップ表面2000(図23Aに示される第2ストリップ表面2300とは反対側)に縫い付けられ得る。図23Bに示されるステッチ2002A、2004は、図23Aを参照して説明されたように、第2ストリップ表面2300を通して部分的に現れ得る。なぜなら、ステッチ2002A、2004は、センサ114N及び配線306を第1ストリップ表面2300上の所定位置に保持するように構成されているからである。
図24は、センサストリップ1904A~Bを備えたベッドシステム100の別の側面斜視図である。図19を参照して説明されたように、ベッドシステム100は、それぞれ、第1側1902A及び第2側1902Bを含み得る。本明細書に図示及び説明されるように、センサストリップ1904Aは、マットレス102の第1側1902Aのフォームタブ110の上面に取り付けられ得て、センサストリップ1904Bは、マットレス102の第2側1902Bのフォームタブ110の上面に取り付けられ得る。センサストリップ1904Bからの配線306は、フォームタブ110の端縁及び側面を越えて、マットレス102の側面1906Bを下るように延在し得る。図示されるように、配線306は、統合及び編成(組織化、編集)され得て、マットレス102の側面1906Bを下るようにシームレスかつ目立たないように(unobtrusively)延在し得る。幾つかの実装形態では、前述のように、配線306は、フォームタブ110に刻まれた1または複数の穴を通して経路付けされ得る。
図25A乃至図25Fは、超音波溶接技術を用いてセンサをセンサストリップ112に溶接する例示的な形態を示す。本明細書に記載されたセンサをセンサストリップ112に縫い付ける代わりに、超音波溶接技術が使用され得る。例えば、第2の布地または他の材料が、超音波溶接を使用してストリップ112に結合され得て、センサ及び/またはセンサに取り付けられた配線の一部を保持し得る。この時、センサは、超音波溶接された第2の布地または他の材料と、センサストリップ112の布地と、の間に包み込まれ得る。また、図25A乃至図25Fを参照して説明される追加の材料(例えば、第2の布地)は、レーヨン(例えば、本来のFR(難燃性)レーヨン)、ポリエステル及びパラアラミドの繊維混合物を有する布地を含み得るが、これに限定されない。当該追加の材料は、約0.02~0.033インチの範囲内の厚さと、約40~140ポンドの範囲内の引張強度と、を有し得る。
図25Aは、超音波溶接形態2600を示す。2つのセンサ114A、114Nが、センサストリップ112に取り付けられるものとして示されている。追加の材料2604Aが、位置2602A、2602Bでストリップ112に溶接され得て、センサ114Aの近くの配線306の一部を跨ぎ得る。追加の材料2604Bが、位置2602C、2602Dでストリップ112に溶接され得て、配線306の一部を跨ぎ得る。材料2604A、2604Bを使用して、センサ114Aは、ストリップ112上の所定位置に抱えられ得るかまたは別の態様で保持され得る。同様に、追加の材料2604Cが、位置2602E、2602Fでストリップ112に溶接され得て、センサ114Nの近くの配線306の一部を跨ぎ得る。追加の材料2604Dが、位置2602G、2602Hでストリップ112に溶接され得て、センサ114Nの近くの配線306の別の一部を跨ぎ得る。
溶接位置2602A~Hは、センサ114A、114Nを所定位置に保持するために配線306に十分近くてもよいが、センサ114A、114Nに対する損傷、故障または干渉を引き起こすリスクを回避するために十分に離れていてもよい。更に、追加の材料2604A~Dは、各々、ストリップ112に対して2つの溶接位置を有するが、追加の材料2604A~Dは、それぞれのセンサ114A、114Nが確実に位置決めされ、損傷、故障または干渉無しでストリップ112に取り付けられることを保証するために、追加の溶接位置を含み得る。
図25Bは、(別の)超音波溶接形態2610を示す。当該形態2610では、追加の材料2612が、センサ114Aの周囲に三角形を形成し得る。幾つかの実装形態では、追加の材料2612は、三角形の形状を形成する複数の材料片(例えば、三角形の各辺毎に1材料片)を含み、当該三角形の形状でストリップ112に溶接されている。追加の材料2612は、溶接位置2614A~Nでストリップ112に溶接され得る。追加の材料2612は、干渉、損傷、または故障を引き起こすことなく、センサ114Aをストリップ112に保持できるように、1または複数だけより少ないまたはより多い(追加の)位置でストリップ112に溶接され得る。図25Bに示されるように、追加の材料2612は、また、配線306に損傷を与えない溶接位置2614A~Nで、配線の上方において溶接され得る。
図25Cは、(別の)超音波溶接形態2616を示す。当該形態2616では、追加の材料2618が、センサ114Aの周囲に円形(例えば、ドーナツ形、楕円形、長円形)を形成し得る。幾つかの実装形態では、追加の材料2618は、円形の形状を形成する複数の材料片を含み、当該円形の形状でストリップ112に溶接されている。追加の材料2618は、溶接位置2620A~Nでストリップ112に溶接され得る。追加の材料2618は、干渉、損傷、または故障を引き起こすことなく、センサ114Aをストリップ112に保持できるように、1または複数だけより少ないまたはより多い(追加の)位置でストリップ112に溶接され得る。図25Cに示されるように、追加の材料2618は、また、配線306に損傷を与えない溶接位置2620A~Nで、配線の上方において溶接され得る。
図25Dは、(別の)超音波溶接形態2622を示す。当該形態2622では、追加の材料2624が、センサ114Aの周囲に正方形を形成し得る。正方形の形態は、ストリップ112を製造するために使用される追加の材料片の量を減らすのに、有益であり得る。幾つかの実装形態では、追加の材料2624は、正方形の形状を形成する複数の材料片(例えば、正方形の各辺毎に1材料片)を含み、当該正方形の形状でストリップ112に溶接されている。追加の材料2624は、溶接位置2626A~Nでストリップ112に溶接され得る。追加の材料2624は、干渉、損傷、または故障を引き起こすことなく、センサ114Aをストリップ112に保持できるように、1または複数だけより少ないまたはより多い(追加の)位置でストリップ112に溶接され得る。図25Dに示されるように、追加の材料2624は、また、配線306に損傷を与えない溶接位置2626A~Nで、配線の上方において溶接され得る。
図25Eは、(別の)超音波溶接形態2628を示す。当該形態2628では、追加の材料がセンサ間に溶接され得て、追加の支持及び張力緩和を提供し得る。例えば、追加の材料2630A、2630Cが、それぞれ、少なくとも溶接位置2632A、2632Dでストリップ112に溶接され得る。追加の材料2630A、2630Cの溶接形態についての付加的な議論については、図25Aを参照されたい。別の材料2630Bが、少なくとも溶接位置2632B、2632Cでストリップ112に溶接され得て、2つの連続するセンサ114A、114B間に位置決めされ得る。当該追加の材料2630Bは、2つの連続するセンサ114A、114B間の距離の少なくとも一部を覆うように、長さをより長くすることができる。幾つかの実装形態では、当該追加の材料2630Bは、センサ114A、114B間の長さに延在し得る。追加の材料2630Bは、ストリップ112が当該ストリップ112上の動きによってねじれたり他の態様で動いたりする場合において、センサ114A、114Bをストリップ112に保持するための追加の支持を提供し、且つ、張力緩和をも提供するのに、有益であり得る。
図25Eに示されるように、追加の材料2630Bは、複数の溶接位置2632B、2632Cでストリップ112に溶接され得る。追加の材料2630Bは、1または複数だけより少ないまたはより多い(追加の)溶接位置でストリップ112に溶接され得る。例えば、追加の材料2630Bは、当該追加の材料2630Bの上部に沿った4つの等距離の溶接位置と、当該追加の材料2630Bの底部に沿った4つの等距離の溶接位置とで、ストリップ112に溶接され得る。1または複数の他の溶接位置も可能である。
図25Eの参照を継続して、追加の材料2630Nが、センサ114Bと次の連続するセンサとの間でストリップ112に溶接され得る。当該追加の材料2630Nは、前述されたように、溶接位置2632Nなどの様々な溶接位置で溶接され得る。幾つかの実装形態では、追加の材料2630Cは、追加の材料2630Nの一部であり得て、従って、センサ114Bと次の連続するセンサとの間に1つの連続する材料を形成し得る。
図25Fは、(別の)超音波溶接形態2634を示す。当該形態2634では、追加の材料2636A、2636Bが、図25Aに示されたように、少なくとも溶接位置2638A、2638Nでストリップ112に溶接され得る。付加的な議論については、図25Aを参照されたい。図25Aの形態2600と比較して、当該形態2634では、配線306が、配線306A、306Bに分離され得る。この時、追加の材料2636A、2636Bは、配線306A、306Bの間と、配線306A、306Bの外側とで、ストリップ112に溶接され得る。当該形態2634は、センサ114Aを所定位置に固定する一方で、センサ114Aが温度データを正確に捕捉するためにある程度の移動性を有することを許容するのに、有益であり得る。幾つかの実装形態では、当該形態2634は、図25B乃至図25Eに示された様々な他の形態でストリップ112に溶接される追加の材料を含み得る。
本明細書は、多くの具体的な実装形態の詳細を含んでいるが、これらは、開示された技術、ないし、特許が請求され得るもの、の範囲の制限として解釈されるべきではない。むしろ、これらは、特定の開示された技術の特定の実施形態に特有であり得る特徴の説明として解釈されるべきである。本明細書において別個の実施形態の文脈で説明された特定の特徴が、単一の実施形態において部分的または全体的に組み合わせて実装されてもよい。逆に、単一の実施形態の文脈で説明された様々な特徴が、複数の実施形態で個別に、あるいは、任意の適切なサブコンビネーションで、実装されてもよい。更に、本明細書では、特徴が特定の組み合わせで作用するものとして説明され、及び/または、最初にそのように特許請求され得る場合があるが、幾つかの場合には、特許請求される組み合わせからの1または複数の特徴が、当該組み合わせから削除され得るし、特許請求される組み合わせが、サブコンビネーションまたはサブコンビネーションの変形例に向けられ得る。同様に、動作(操作)は特定の順序で説明されている場合があるが、所望の結果を達成するために、そのような動作が特定の順序ないし連続した順序で実行されること、また、全ての動作が実行されること、を要求するものとして理解されるべきではない。主題の特定の実施形態が説明された。他の実施形態は、以下の特許請求の範囲内に含まれる。

Claims (39)

  1. マットレス頂部に近接して位置決めされ、頭端部、足端部、及び、対向する両側端部を有するフォーム層と、
    センサストリップと、
    を備え、
    前記センサストリップは、
    キャリアストリップと、
    前記キャリアストリップに取り付けられ、前記キャリアストリップの長手方向において互いから間隔を置いて配置された複数のセンサと、
    を含み、
    前記キャリアストリップは、前記フォーム層に取り外し可能に取り付けられ前記フォーム層の前記対向する両側端部間に延在するように、構成されている
    ことを特徴とするマットレスシステム。
  2. 前記フォーム層上に配置され、前記フォーム層及び前記センサストリップを覆うマットレスカバー
    を更に備え、
    前記マットレスカバーは、前記フォーム層に取り付けられた前記キャリアストリップから自由である
    ことを特徴とする請求項1に記載のマットレスシステム。
  3. 前記キャリアストリップは、第1ストリップ表面と、前記第1ストリップ表面とは反対側の第2ストリップ表面と、を有し、
    前記第1ストリップ表面は、前記フォーム層に取り外し可能に取り付けられるように構成されており、
    前記複数のセンサは、前記キャリアストリップの前記第1ストリップ表面に配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のマットレスシステム。
  4. 前記複数のセンサは、前記キャリアストリップに縫い付けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のマットレスシステム。
  5. 前記複数のセンサは、接着剤によって前記キャリアストリップに取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のマットレスシステム。
  6. 前記キャリアストリップは、前記フォーム層に取り外し可能に取り付けられるように構成された第1締結具を含み、
    前記フォーム層は、前記キャリアストリップの前記第1締結具に取り外し可能に取り付けられるように構成された第2締結具を含み、
    前記第1及び第2締結具は、面ファスナを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のマットレスシステム。
  7. マットレス頂部に近接して位置決めされ、頭端部、足端部、及び、対向する両側端部を有するフォーム層と、
    前記フォーム層の第1部分の下方に位置決めされた第1エアチャンバと、
    前記フォーム層の第2部分の下方に位置決めされた第2エアチャンバと、
    センサストリップと、
    を備え、
    前記第1部分及び前記第2部分は、前記フォーム層の前記対向する両側端部間に並んで配置されており、
    前記センサストリップは、
    第1ストリップ部分及び第2ストリップ部分を有するキャリアストリップと、
    前記キャリアストリップの前記第1ストリップ部分に取り付けられ、前記キャリアストリップの長手方向において互いから間隔を置いて配置された複数の第1センサと、
    前記キャリアストリップの前記第2ストリップ部分に取り付けられ、前記キャリアストリップの長手方向において互いから間隔を置いて配置された複数の第2センサと、
    を有しており、
    前記キャリアストリップは、前記フォーム層に取り外し可能に取り付けられ前記フォーム層の前記対向する両側端部間に延在するように、構成されており、
    前記第1ストリップ部分及び前記第2ストリップ部分は、それぞれ、前記フォーム層の前記第1部分及び前記第2部分に配置されるように、構成されている
    ことを特徴とするマットレスシステム。
  8. 前記キャリアストリップは、第1ストリップ表面と、第1ストリップ表面とは反対側の第2ストリップ表面と、を有しており、
    前記第1ストリップ表面は、前記フォーム層の前記第1部分及び前記第2部分に取り外し可能に取り付けられるように構成されており、
    前記複数の第1センサ及び前記複数の第2センサは、前記キャリアストリップの前記第1ストリップ表面に配置されている
    ことを特徴とする請求項7に記載のマットレスシステム。
  9. 前記複数の第1センサは、前記キャリアストリップの前記第1ストリップ部分上で互いから5インチの間隔を置いて配置され、
    前記複数の第2センサは、前記キャリアストリップの前記第2ストリップ部分上で互いから5インチの間隔を置いて配置されている
    ことを特徴とする請求項7に記載のマットレスシステム。
  10. 前記複数のセンサは、前記キャリアストリップの長手方向において互いから5インチの間隔を置いて配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のマットレスシステム。
  11. 前記センサストリップは、前記フォーム層の表面に直接的に取り外し可能に取り付けられるように構成されたマイクロフックを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のマットレスシステム。
  12. マットレス頂部に近接して位置決めされ、頭端部、足端部、及び、対向する両側端部を有する頂部層と、
    センサストリップと、
    を備え、
    前記センサストリップは、
    キャリアストリップと、
    前記キャリアストリップに取り付けられ、前記キャリアストリップの長手方向において互いから間隔を置いて配置された複数のセンサと、
    を含み、
    前記キャリアストリップは、前記頂部層に取り外し可能に取り付けられ前記頂部層の前記対向する両側端部間に延在するように、構成されている
    ことを特徴とするマットレスシステム。
  13. 前記キャリアストリップは、前記フォーム層の中間点と、前記フォーム層の前記対向する両側端部のうちの第1側端部の端縁から所定距離だけ離れた位置と、の間に延在するように構成されており、
    前記キャリアストリップは、前記フォーム層の前記対向する両側端部のうちの前記第1側端部の前記端縁を越えて延在していない
    ことを特徴とする請求項1に記載のマットレスシステム。
  14. 前記キャリアストリップは、前記フォーム層の対向側部のいずれかを越えて延在しておらず、
    前記複数のセンサは、配線を含み、
    当該配線は、集合的に、前記フォーム層の前記対向する両側端部のうちの第1側端部の端縁を越えて前記フォーム層の前記対向側部のうちの一方を下るように経路づけられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のマットレスシステム。
  15. 前記複数のセンサは、配線を含み、
    当該配線は、集合的に、前記フォーム層を貫通して画定される少なくとも1つの穴を通って経路づけられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のマットレスシステム。
  16. 前記センサストリップは、更に、複数の追加の材料を含み、
    前記複数の追加の材料の各々が、前記キャリアストリップの長手方向において前記複数のセンサの各々の間で、前記キャリアストリップに超音波溶接されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のマットレスシステム。
  17. 前記複数の追加の材料の少なくとも1つが、(i)前記複数のセンサの少なくとも1つ周りの円、及び、(ii)前記複数のセンサの少なくとも1つ周りの三角形、のうちの少なくとも1つを形成している
    ことを特徴とする請求項16に記載のマットレスシステム。
  18. 前記複数の追加の材料の少なくとも1つが、前記複数のセンサの少なくとも1つ周りの正方形を形成している
    ことを特徴とする請求項16に記載のマットレスシステム。
  19. 前記複数の追加の材料の少なくとも1つが、前記キャリアストリップの長手方向において前記複数のセンサのうちの2つの連続するセンサ間の長さだけ延在している
    ことを特徴とする請求項16に記載のマットレスシステム。
  20. 前記複数の追加の材料の各々が、前記キャリアストリップの長手方向において前記複数のセンサを直列に有線接続する配線を跨ぐ溶接位置で、前記キャリアストリップに溶接されている
    ことを特徴とする請求項16に記載のマットレスシステム。
  21. 前記複数のセンサは、直列に配線されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のマットレスシステム。
  22. 前記キャリアストリップは、前記第1ストリップ表面に取り付けられて前記第1ストリップ表面の前記複数のセンサの少なくとも一部を覆う、センサカバー層を含む
    ことを特徴とする請求項3に記載のマットレスシステム。
  23. 前記キャリアストリップは、前記フォーム層の対向側に取り外し可能に取り付けられるように構成された、対向するリード部分を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のマットレスシステム。
  24. 前記キャリアストリップの前記対向するリード部分は、当該マットレスシステムの少なくとも一部の対向側に取り外し可能に取り付けられるように、構成されている
    ことを特徴とする請求項23に記載のマットレスシステム。
  25. 前記キャリアストリップの前記対向するリード部分は、9フィートの長さである。
    ことを特徴とする請求項23に記載のマットレスシステム。
  26. 当該マットレスシステムは、キングサイズ、カリフォルニアキングサイズ、または、クイーンサイズ、である
    ことを特徴とする請求項1に記載のマットレスシステム。
  27. 前記センサストリップは、当該センサストリップと前記フォーム層との間に中間表面が存在しない態様で、前記フォーム層に取り外し可能に取り付けられるように構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のマットレスシステム。
  28. 前記マイクロフックは、前記フォーム層の底面に直接的に取り外し可能に取り付けられるように構成されている
    ことを特徴とする請求項11に記載のマットレスシステム。
  29. 前記フォーム層の底面に取り付けられたループファスナ
    を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載のマットレスシステム。
  30. 前記センサストリップは、前記ループファスナに取り外し可能に取り付けられるように構成されたフックファスナを含む
    ことを特徴とする請求項29に記載のマットレスシステム。
  31. 前記圧縮可能層の下方に位置決めされたマットレスコア
    を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載のマットレスシステム。
  32. 前記頂部層は、圧縮可能性のある材料、フォーム、または、布地、である
    ことを特徴とする請求項12に記載のマットレスシステム。
  33. マットレスを提供する方法であって、
    一組のマットレス層を所定位置に配置する工程であって、当該一組の層は、フォーム層を含み、当該フォーム層は、マットレス頂部に近接して位置決めされ、頭端部、足端部及び対向する両側端部を有する、工程と、
    第1センサストリップを前記マットレス層の前記フォーム層に前記フォーム層の前記対向する両側端部間で取り付ける工程と、
    マットレスカバーを前記フォーム層上に配置して、前記フォーム層と前記第1センサストリップとを覆う工程であって、前記マットレスカバーは、前記フォーム層に取り付けられる前記第1センサストリップから自由である、工程と、
    前記マットレスカバーを前記フォーム層から取り外す工程と、
    前記第1センサストリップを前記フォーム層から取り外す工程と、
    前記第1センサストリップの代わりに第2センサストリップを前記フォーム層に取り付ける工程と、
    前記マットレスカバーを前記フォーム層上に配置して、前記フォーム層と前記第2センサストリップとを覆う工程であって、前記マットレスカバーは、前記フォーム層に取り付けられる前記第2センサストリップから自由である、工程と、
    を備えたことを特徴とする方法。
  34. 前記第2センサストリップは、前記第1センサストリップの複数のセンサとはタイプが異なる複数のセンサを含む
    ことを特徴とする請求項33に記載の方法。
  35. 前記第2センサストリップは、前記第1センサストリップの複数のセンサとは数及び配置が異なる複数のセンサを含む
    ことを特徴とする請求項33に記載の方法。
  36. 前記一組のマットレス層の底部に亘って補強ストラップを取り付ける工程と、
    前記一組のマットレス層の前記底部において前記補強ストラップに前記第1センサストリップを取り付ける工程と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項33に記載の方法。
  37. 前記フォーム層から前記第1センサストリップを取り外す工程は、
    前記一組のマットレス層の前記底部において前記補強ストラップから前記第1センサストリップを取り外す工程と、
    前記マットレス頂部の前記フォーム層から前記第1センサを取り外す工程と、
    を含む
    ことを特徴とする請求項36に記載の方法。
  38. 前記一組のマットレス層の前記底部において前記補強ストラップに前記第2センサストリップを取り付ける工程
    を更に備えたことを特徴とする請求項37に記載の方法。
  39. 前記一組のマットレス層の底部に亘って補強ストラップを取り付ける工程と、
    前記補強ストラップに隣接して前記一組のマットレス層の前記底部上に前記第1センサストリップを取り付ける工程と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項33に記載の方法。
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