JP2024507962A - QoE測定値収集のための構成 - Google Patents

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Abstract

QoE測定値を収集するための装置、方法、およびシステムが開示される。1つの装置(1000)は、QoE測定のための第1の構成を生成する(1105)プロセッサ(1005)であって、第1の構成が、少なくとも1つのサービスタイプのQoE測定値をセットアップするための少なくとも1つのパラメータと、少なくとも1つのサービスタイプについての少なくとも1つの報告構成とを含む、プロセッサを含む。装置(1000)は、第1の構成を通信デバイスに伝送する(1110)トランスミッタ(1030)を含む。装置(1000)は、通信デバイスから報告メッセージを受信する(1115)レシーバ(1035)を含み、報告メッセージは、第1の構成に従って収集されたQoE測定値を含む。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2021年2月26日にHyung-Nam Choi、Dimitrios Karampatsis、Ishan Vaishnavi、Ravi Kuchibhotla、Joachim Loehr、およびPrateek Basu Mallickに対して出願された「QOE MEASUREMENT COLLECTION CONTROL IN NR SYSTEMS」という名称の米国仮特許出願第63/154,560号の優先権を主張し、この出願は参照により本明細書に組み込まれる。
本明細書に開示される主題は、一般にワイヤレス通信に関し、より詳細には、たとえば、第3世代パートナーシッププロジェクト(「3GPP」)New Radio(「NR」)システムにおける、エクスペリエンス品質(「QoE」)測定値収集制御に関する(3GPPは登録商標)。
特定のワイヤレス通信システムでは、通信事業者は、ユーザエクスペリエンスをより深く理解して、関連するサービスに対するUTRAN/E-UTRANネットワークを最適化するために、ストリーミングサービス/MTSIのQoE測定情報を収集して利用する。ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(「UTRAN」)、すなわち3G無線アクセス技術(「RAT」)、および進化型UTRAN(「E-UTRAN」)、すなわち4G RAT、QoE測定値収集(「QMC」)は、ストリーミングサービスおよびMTSI(IMS向けマルチメディアテレフォニサービス)に対して指定されている。しかしながら、QMCは現在3GPP NRにおいてサポートされていない。
QoE測定値を収集するための手順が開示される。前記手順は、装置、システム、方法、またはコンピュータプログラム製品によって実装され得る。
QoE測定値を収集するためのユーザ機器(「UE」)における1つの方法は、通信ネットワークからQoE測定値の第1の構成を受信するステップを含み、第1の構成は、少なくとも1つのサービスタイプのQoE測定値をセットアップするための少なくとも1つのパラメータと、少なくとも1つのサービスタイプについての少なくとも1つの報告構成とを含む。本方法は、第1の構成に従ってQoE測定を実行するステップと、報告メッセージを通信ネットワークに伝送するステップであって、報告メッセージが、第1の構成に従って収集されたQoE測定値を含む、ステップとを含む。
無線アクセスネットワーク(「RAN」)においてQoE測定値を収集するための1つの方法は、QoE測定のための第1の構成を生成するステップであって、第1の構成が、少なくとも1つのサービスタイプのQoE測定値をセットアップするための少なくとも1つのパラメータを含み、少なくとも1つのサービスタイプの少なくとも1つの報告構成を含む、ステップを含む。本方法は、第1の構成を通信デバイスに伝送するステップと、通信デバイスから報告メッセージを受信するステップであって、報告メッセージが、第1の構成に従って収集されたQoE測定値を含む、ステップとを含む。
上記で簡単に説明した実施形態のより具体的な説明は、添付の図面に示されている特定の実施形態を参照することによって与えられる。これらの図面はいくつかの実施形態のみを示しており、したがって範囲を限定するものとみなされるべきではないことを理解した上で、実施形態は、添付の図面を使用して追加の具体性および詳細と共に記述および説明される。
QoE測定値を収集するためのワイヤレス通信システムの一実施形態を示すブロック図である。 3GPP NRプロトコルスタックの一実施形態を示す図である。 QoE測定の構成、修正、解放、一時停止、および再開のためのダウンリンク無線リソース制御(「RRC」)メッセージを示す図である。 図3AのRRCメッセージの続きを示す図である。 QoE測定値を報告するためのアップリンクRRCメッセージを示す図である。 1つまたは複数のQoE測定構成をセットアップする手順のコールフローを示す図である。 1つまたは複数のQoE測定を解放する手順のコールフローを示す図である。 QoE測定値の報告を一時停止および再開する手順のコールフローを示す図である。 1つまたは複数のQoE測定構成を修正する手順のコールフローを示す図である。 QoE測定値を収集するために使用され得るユーザ機器装置の一実施形態を示すブロック図である。 QoE測定値を収集するために使用され得るネットワーク装置の一実施形態を示すブロック図である。 QoE測定値を収集するための第1の方法の一実施形態を示すフローチャート図である。 QoE測定値を収集するための第2の方法の一実施形態を示すフローチャート図である。
当業者には理解されるように、実施形態の態様は、システム、装置、方法、またはプログラム製品として具現化され得る。したがって、実施形態は、完全にハードウェアの実施形態、完全にソフトウェアの実施形態(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含む)、またはソフトウェアとハードウェアの態様を組み合わせた実施形態の形態をとり得る。
たとえば、開示された実施形態は、カスタム超大規模集積(「VLSI」)回路またはゲートアレイ、論理チップ、トランジスタ、もしくは他のディスクリートコンポーネントなどの既製の半導体を備えるハードウェア回路として実装され得る。開示された実施形態はまた、フィールドプログラマブルゲートアレイ、プログラマブルアレイロジック、プログラマブルロジックデバイスなどのプログラマブルハードウェアデバイスにおいて実装され得る。別の例として、開示された実施形態は、たとえば、オブジェクト、手順、または機能として編成され得る遂行可能コードの1つまたは複数の物理的または論理的ブロックを含み得る。
さらに、実施形態は、以下でコードと呼ばれる、機械可読コード、コンピュータ可読コード、および/またはプログラムコードを記憶する1つまたは複数のコンピュータ可読ストレージデバイスに具現化されたプログラム製品の形態をとり得る。ストレージデバイスは、有形、非一時的、および/または非伝送的であり得る。ストレージデバイスは、信号を具現化しない場合がある。ある実施形態では、ストレージデバイスは、コードにアクセスするための信号のみを使用する。
1つまたは複数のコンピュータ可読媒体の任意の組合せが利用され得る。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読ストレージ媒体であり得る。コンピュータ可読ストレージ媒体は、コードを記憶するストレージデバイスであり得る。ストレージデバイスは、たとえば、これらに限定されないが、電子、磁気、光学、電磁気、赤外線、ホログラフィック、マイクロメカニカル、あるいは半導体システム、装置、またはデバイス、あるいは前述の任意の適切な組合せであり得る。
ストレージデバイスのより具体的な例(網羅的でないリスト)は、1つまたは複数のワイヤを有する電気的接続、ポータブルコンピュータディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(「RAM」)、読取り専用メモリ(「ROM」)、消去可能でプログラム可能な読取り専用メモリ(「EPROM」またはフラッシュメモリ)、ポータブルコンパクトディスク読取り専用メモリ(「CD-ROM」)、光学ストレージデバイス、磁気ストレージデバイス、または前述の任意の適切な組合せを含む。本明細書の文脈では、コンピュータ可読ストレージ媒体は、命令遂行システム、装置、またはデバイスによって、またはそれに関連して使用するためのプログラムを含むか、または記憶できる任意の有形の媒体であり得る。
実施形態の動作を実行するためのコードは、任意の数の行であってもよく、Python、Ruby、Java、Smalltalk、C++などのオブジェクト指向プログラミング言語、および「C」プログラミング言語などの従来の手続き型プログラミング言語を含む1つまたは複数のプログラミング言語の任意の組合せなど、および/またはアセンブリ言語などの機械語で記述されてもよい。コードは、完全にユーザのコンピュータ上で、一部はユーザのコンピュータ上で、スタンドアロンのソフトウェアパッケージとして、一部はユーザのコンピュータ上でかつ一部はリモートコンピュータ上で、あるいは完全にリモートコンピュータまたはサーバ上で遂行され得る。後者のシナリオでは、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、ワイヤレスLAN(「WLAN」)、またはワイドエリアネットワーク(「WAN」)を含む任意のタイプのネットワークを通じて、ユーザのコンピュータに接続されてもよく、外部コンピュータへの接続が行われてもよい(たとえば、インターネットサービスプロバイダ(「ISP」)を使用してインターネット経由で)。
さらに、実施形態の記載された特徴、構造、または特性は、任意の適切な方法で組み合わされ得る。以下の説明では、実施形態の完全な理解を提供するために、プログラミング、ソフトウェアモジュール、ユーザ選択、ネットワークトランザクション、データベースクエリ、データベース構造、ハードウェアモジュール、ハードウェア回路、ハードウェアチップなどの例などの、多数の特定の詳細が提供される。しかしながら、当業者は、特定の詳細のうちの1つまたは複数がなくても、または他の方法、コンポーネント、材料などを用いて実施形態が実施され得ることを認識するであろう。他の例では、よく知られている構造、材料、または動作は、実施形態の態様を不明瞭にすることを避けるために、詳細には図示または説明されていない。
本明細書全体を通じて「一実施形態(one embodiment)」、「実施形態(an embodiment)」、または類似の言葉への言及は、その実施形態に関連して説明される特定の特徴、構造、または特性が少なくとも一実施形態に含まれることを意味する。したがって、本明細書全体を通じて「一実施形態において(in one embodiment)」、「実施形態において(in an embodiment)」というフレーズ、および類似の言葉の出現は、必ずしもそうである必要はないが、すべてが同じ実施形態を指す場合があるが、別段の明示的な指定がない限り、「すべてではないが、1つまたは複数の実施形態(one or more but not all embodiments)」を意味する。「含む(including)」、「備える(comprising)」、「有する(having)」、という用語、およびそれらの変形は、別段の明示的な指定がない限り、「含むが、これらに限定されない(including but not limited to)」を意味する。列挙されたアイテムのリストは、別段の明示的な指定がない限り、一部またはすべてのアイテムが相互に排他的であることを含意するものではない。「a」、「an」、および「the」という用語はまた、別段の明示的な指定がない限り、「1つまたは複数(one or more)」を意味する。
本明細書で使用されるように、「および/または(and/or)」の結合を伴うリストは、リスト内の任意の単一のアイテムまたはリスト内のアイテムの組合せを含む。たとえば、「A、B、および/またはC」のリストは、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBの組合せ、BとCの組合せ、AとCの組合せ、またはA、B、およびCの組合せを含む。本明細書で使用される場合、「のうちの1つまたは複数(one or more of)」という用語を使用するリストは、リスト内の任意の単一のアイテムまたはリスト内のアイテムの組合せを含む。たとえば、「A、BおよびCのうちの1つまたは複数」は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBの組合せ、BとCの組合せ、AとCの組合せ、またはA、B、およびCの組合せを含む。本明細書で使用される場合、「のうちの1つ(one of)」という用語を使用するリストは、リスト内の任意の単一のアイテムのうちの1つだけを含む。たとえば、「A、B、およびCのうちの1つ」は、Aのみ、Bのみ、またはCのみを含み、A、B、およびCの組合せは除外される。本明細書で使用される場合、「A、B、およびCで構成されるグループから選択される構成要素」には、A、B、またはCのうちの1つだけを含み、A、B、およびCの組合せは除外される。本明細書で使用される場合、「A、B、およびC、ならびにそれらの組合せで構成されるグループから選択される構成要素」は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBの組合せ、BとCの組合せ、AとCの組合せ、またはA、B、およびCの組合せを含む。
実施形態の態様は、実施形態による方法、装置、システム、およびプログラム製品の概略フローチャート図および/または概略ブロック図を参照して以下に説明される。概略フローチャート図および/または概略ブロック図の各ブロック、ならびに概略フローチャート図および/または概略ブロック図中のブロックの組合せは、コードによって実装できることが理解されよう。このコードは、コンピュータのプロセッサまたは他のプログラム可能なデータ処理装置を介して遂行される命令が、フローチャート図および/またはブロック図において指定された機能/行為を実装するための手段を作成するようにマシンを生成するために、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、または他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサに提供され得る。
コードはまた、ストレージデバイスに記憶された命令が、フローチャート図および/またはブロック図において指定された機能/行為を実装する命令を含む製品を生成するように、コンピュータ、他のプログラム可能なデータ処理装置、または他のデバイスを特定の方法で機能させることができるストレージデバイスに記憶され得る。
コードはまた、コンピュータまたは他のプログラム可能な装置上で遂行されるコードが、フローチャート図および/またはブロック図において指定された機能/行為を実装するためのプロセスを提供するように、コンピュータで実装されるプロセスを生成するために、一連の動作ステップが、コンピュータ、他のプログラム可能な装置、または他のデバイスにおいて実行されるように、コンピュータ、他のプログラム可能なデータ処理装置、または他のデバイスにロードされ得る。
図面におけるコールフロー図、フローチャート図および/またはブロック図は、様々な実施形態による装置、システム、方法、およびプログラム製品の可能な実装形態のアーキテクチャ、機能、および動作を示している。この点に関して、フローチャート図および/またはブロック図における各ブロックは、指定された論理機能を実装するためのコードの1つまたは複数の遂行可能な命令を含む、モジュール、セグメント、またはコードの一部を表し得る。
いくつかの代替実施形態では、ブロックに記載された機能が、図面に記載された順序とは異なる場合がある点にも留意されたい。たとえば、関連する機能に応じて、連続して示される2つのブロックが実際には実質的に同時に遂行されてもよく、時にはブロックが逆の順序で遂行されてもよい。示された図面の1つまたは複数のブロック、あるいはその一部と、機能、論理、または効果において同等である他のステップおよび方法が考えられ得る。
コールフロー、フローチャートおよび/またはブロック図において、様々な矢印のタイプおよび線のタイプが使用され得るが、それらは、対応する実施形態の範囲を限定するものではないことを理解されたい。実際、図示される実施形態の論理フローのみを示すために、いくつかの矢印または他のコネクタが使用され得る。たとえば、矢印は、描かれた実施形態の列挙されたステップ間の不特定の期間の待機または監視期間を示し得る。ブロック図および/またはフローチャート図の各ブロック、およびブロック図および/またはフローチャート図におけるブロックの組合せは、指定された機能または行為を実行する専用ハードウェアベースのシステム、または専用ハードウェアとコードとの組合せによって実装することができる点にも留意されたい。
各図面における要素の説明は、前の図面の要素を参照する場合がある。同様の番号は、同様の要素の代替実施形態を含め、すべての図面において同様の要素を指す。
一般に、本開示は、NRにおけるQMC制御のためのシステム、方法、および装置について説明する。特定の実施形態では、方法は、コンピュータ可読媒体に埋め込まれたコンピュータコードを使用して実行され得る。特定の実施形態では、装置またはシステムは、プロセッサによって遂行されると、装置またはシステムに以下に説明する解決策の少なくとも一部を実行させるコンピュータ可読コードを含むコンピュータ可読媒体を含み得る。
QMCは現在NRではサポートされていないが、Rel-17においてサポートすることに強い関心がある。しかしながら、NRは様々な種類のサービスおよびシナリオ向けに設計されているため、UTRAN/E-UTRANに指定された解決策と比較して、NR QoE測定のトリガ、構成、収集、および報告を行うための、より汎用的で柔軟な解決策が強く求められている。
様々な実施形態では、NR QoEフレームワークは、VRに加えて、ストリーミングサービス、MTSI、仮想現実(「VR」)、マルチキャストブロードキャストサービス(「MBS」)、および超高信頼性低遅延通信(「URLLC」)関連サービスを含む、複数のサービスタイプをサポートする。いくつかの実施形態では、管理ベースおよびシグナリングベースの開始を使用したQoE測定のアクティブ化/非アクティブ化のサポートがある。したがって、RANは、QoE測定のトリガおよび停止の基準を備えた運用、管理、および保守(「OAM」)によって構成され得る。さらに、UEは、複数の同時QoE測定の構成および報告をサポートし得る。さらに、NR QoEフレームワークは、ネットワークスライスごとにQoE測定をサポートし得る。
QoE測定構成の解放に関して、gNBは、QoE測定が報告されるセッションが完了した場合、またはRANの輻輳のため、あるいはターゲットgNBが、QoE測定が構成されているサービスのPDUセッションをサポートしていないモビリティのため、QoE測定報告用に以前に構成されたUEに対してQoE測定構成の解放を発行し得る。
RAN過負荷時におけるQoE測定処理に関して、スタンドアロン接続においてRAN過負荷が発生した場合、gNBは新しいQoE測定構成を停止し(すなわち、セットアップせず)、既存のQoE測定構成を解放し、QoE測定報告を一時停止/再開し得る。
モビリティのサポートに関して、QoE測定は、すべてのターゲットサービスタイプのRRC_CONNECTEDにおいてサポートされ、さらにRRC IDLEおよびRRC INACTIVE状態におけるMBSでもサポートされ得る。
UEによって報告されるRAN可視QoE情報報告に関して、gNBは、RAN可視QoE測定構成をUEに送信し得る。RAN可視QoE測定報告は、UEのアプリケーションレイヤ(「AL」)からUEのRRCレイヤに提供され、gNBに送信される。
無線関連の測定およびQoEの情報に関して、ネットワークがQoEをさらに評価および改善するために、RANはまた、OAMから受信したQoE測定構成に基づいて、特定のUEに対して無線関連の測定をトリガし得る。無線関連の測定をトリガするために、既存のメカニズム、たとえば、ドライブテストの最小化(「MDT」)手順が使用され得る。
UTRANおよびE-UTRANでは、ストリーミングサービス/MTSIのQoE測定値収集(「QMC」)が規定されている。3GPP仕様では、OAMがどのようにQMCのアクティブ化/非アクティブ化を開始できるかを定義した、シグナリングベースの開始と管理ベースの開始の2つの方法がある。
シグナリングベースの手順は、コアネットワーク(「CN」)が関与する制御プレーン手順であり、CNは、QMCアクティブ化/非アクティブ化構成が送信される適格な/関連するUEを決定する。シグナリングベースの開始の場合、OAMはQMCのアクティブ化/非アクティブ化を開始するが、RANに向けてQMCを実際にアクティブ化/非アクティブ化するのはCNである。
対照的に、管理ベースの手順はCNを含まない(たとえば、CNがバイパスされる)手順であり、OAMはRANに対するQMC構成を直接アクティブ化/非アクティブ化する。管理ベースの開始の場合、RANは、QMCアクティブ化/非アクティブ化構成が送信される適格なUEを決定する。
図1は、本開示の実施形態による、QoE測定値を収集するためのワイヤレス通信システム100を示している。一実施形態では、ワイヤレス通信システム100は、少なくとも1つのリモートユニット105と、無線アクセスネットワーク(「RAN」)120と、モバイルコアネットワーク140とを含む。RAN 120およびモバイルコアネットワーク140は、モバイル通信ネットワークを形成する。RAN 120は、リモートユニット105がワイヤレス通信リンク123を使用して通信するベースユニット121から構成され得る。特定の数のリモートユニット105、ベースユニット121、ワイヤレス通信リンク123、RAN 120、およびモバイルコアネットワーク140が図1に示されているが、当業者は、任意の数のリモートユニット105、ベースユニット121、ワイヤレス通信リンク123、RAN 120、およびモバイルコアネットワーク140がワイヤレス通信システム100に含まれ得ることを認識するであろう。
一実装形態では、RAN120は、第3世代パートナーシッププロジェクト(「3GPP」)仕様において指定された第5世代(「5G」)セルラーシステムに準拠している。たとえば、RAN120は、New Radio(「NR」)無線アクセス技術(「RAT」)および/またはロングタームエボリューション(「LTE」)RATを実装する次世代無線アクセスネットワーク(「NG-RAN」)であってもよい。別の例では、RAN 120は、非3GPP RAT(たとえば、Wi-Fi(登録商標)または電気電子技術者協会(「IEEE」)802.11ファミリ準拠のWLAN)を含み得る。別の実装形態では、RAN 120は、3GPP仕様において指定されたLTEシステムに準拠している。しかしながら、より一般的には、ワイヤレス通信システム100は、いくつかの他のオープンまたは独自の通信ネットワーク、たとえば、他のネットワークの中でも、ワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス(「WiMAX」)またはIEEE802.16ファミリ規格を実装し得る。本開示は、任意の特定のワイヤレス通信システムアーキテクチャまたはプロトコルの実装形態に限定されることを意図していない。
一実施形態では、リモートユニット105は、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、携帯情報端末(「PDA」)、タブレットコンピュータ、スマートフォン、スマートテレビ(たとえば、インターネットに接続されたテレビ)、スマート家電(たとえば、インターネットに接続された家電)、セットトップボックス、ゲーム機、セキュリティシステム(セキュリティカメラを含む)、車載コンピュータ、ネットワークデバイス(たとえば、ルータ、スイッチ、モデム)などのコンピューティングデバイスを含み得る。いくつかの実施形態では、リモートユニット105は、スマートウォッチ、フィットネスバンド、光学ヘッドマウントディスプレイなどのウェアラブルデバイスを含む。さらに、リモートユニット105は、UE、加入者ユニット、移動体、移動局、ユーザ、端末、モバイル端末、固定端末、加入者局、ユーザ端末、ワイヤレス伝送/受信ユニット(「WTRU」)、デバイス、または当技術分野において使用される他の用語で呼ばれることがある。様々な実施形態では、リモートユニット105は、加入者識別および/または識別モジュール(「SIM」)と、モバイル端末機能(たとえば、無線伝送、ハンドオーバ、音声符号化および復号化、エラー検出および修正、シグナリング、ならびにSIMへのアクセス)を提供するモバイル機器(「ME」)とを含む。特定の実施形態では、リモートユニット105は、端末機器(「TE」)を含み得、および/または機器もしくはデバイス(たとえば、上述のコンピューティングデバイス)に埋め込まれてもよい。
リモートユニット105は、アップリンク(「UL」)およびダウンリンク(「DL」)通信信号を介して、RAN120におけるベースユニット121のうちの1つまたは複数と直接通信し得る。さらに、ULおよびDL通信信号は、ワイヤレス通信リンク123を介して搬送されてもよい。さらに、UL通信信号は、物理アップリンク制御チャネル(「PUCCH」)および/または物理アップリンク共有チャネル(「PUSCH」)などの1つまたは複数のアップリンクチャネルを備えてもよく、DL通信信号は、物理ダウンリンク制御チャネル(「PDCCH」)および/または物理ダウンリンク共有チャネル(「PDSCH」)などの1つまたは複数のダウンリンクチャネルを備えてもよい。ここで、RAN 120は、リモートユニット105にモバイルコアネットワーク140へのアクセスを提供する中間ネットワークである。
いくつかの実施形態では、リモートユニット105は、モバイルコアネットワーク140とのネットワーク接続を介してアプリケーションサーバ151と通信する。たとえば、リモートユニット105内のアプリケーション107(たとえば、ウェブブラウザ、メディアクライアント、電話および/またはボイスオーバインターネットプロトコル(「VoIP」)アプリケーション)は、RAN 120を介するモバイルコアネットワーク140とのプロトコルデータユニット(「PDU」)セッション(または、他のデータ接続)を確立するために、リモートユニット105をトリガし得る。次いで、モバイルコアネットワーク140は、PDUセッションを使用して、パケットデータネットワーク150内のリモートユニット105とアプリケーションサーバ151との間のトラフィックを中継する。PDUセッションは、リモートユニット105とユーザプレーン機能(「UPF」)141との間の論理接続を表す。
PDUセッション(または、PDN接続)を確立するために、リモートユニット105は、モバイルコアネットワーク140に登録されなければならない(第4世代(「4G」)システムのコンテキストにおいては、「モバイルコアネットワークに接続されている」とも呼ばれる)。リモートユニット105は、モバイルコアネットワーク140との1つまたは複数のPDUセッション(または、他のデータ接続)を確立し得る点に留意されたい。したがって、リモートユニット105は、パケットデータネットワーク150と通信するための少なくとも1つのPDUセッションを有し得る。リモートユニット105は、他のデータネットワークおよび/または他の通信ピアと通信するための追加のPDUセッションを確立し得る。
5Gシステム(「5GS」)のコンテキストでは、「PDUセッション」という用語は、UPF 141を通じてリモートユニット105と特定のデータネットワーク(「DN」)との間のエンドツーエンド(「E2E」)ユーザプレーン(「UP」)接続を提供するデータ接続を指す。PDUセッションは、1つまたは複数のサービス品質(「QoS」)フローをサポートする。特定の実施形態では、特定のQoSフローに属するすべてのパケットが同じ5G QoS識別子(「5QI」)を有するように、QoSフローとQoSプロファイルとの間に1対1のマッピングがあってもよい。
進化型パケットシステム(「EPS」)などの4G/LTEシステムのコンテキストでは、パケットデータネットワーク(「PDN」)接続(EPSセッションとも呼ばれる)は、リモートユニットとPDNとの間のE2E UP接続を提供する。PDN接続手順は、EPSベアラ、すなわち、リモートユニット105とモバイルコアネットワーク140内のPDNゲートウェイ(「PGW」、図示せず)との間のトンネルを確立する。特定の実施形態では、EPSベアラとQoSプロファイルとの間には1対1のマッピングがあり、特定のEPSベアラに属するすべてのパケットが同じQoSクラス識別子(「QCI」)を有する。
ベースユニット121は、地理的領域にわたって分散され得る。特定の実施形態では、ベースユニット121はまた、アクセス端末、アクセスポイント、ベース、基地局、ノード-B(「NB」)、進化型ノードB(eNodeBまたは「eNB」と略され、進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(「E-UTRAN」)ノードBとしても知られる)、5G/NRノードB(「gNB」)、ホームノードB、中継ノード、RANノードと呼ばれるか、または当技術分野において使用される任意の他の用語で呼ばれ得る。ベースユニット121は、一般に、RAN 120などのRANの一部であり、1つまたは複数の対応するベースユニット121に通信可能に結合された1つまたは複数のコントローラを含み得る。無線アクセスネットワークのこれらおよび他の要素は図示されていないが、当業者によって一般によく知られている。ベースユニット121は、RAN 120を介してモバイルコアネットワーク140に接続する。
ベースユニット121は、ワイヤレス通信リンク123を介して、たとえばセルまたはセルセクタなどのサービスエリア内のいくつかのリモートユニット105にサービスを提供し得る。ベースユニット121は、通信信号を介して、リモートユニット105のうちの1つまたは複数と直接通信し得る。一般に、ベースユニット121は、時間、周波数、および/または空間ドメインにおいてリモートユニット105にサービスを提供するために、DL通信信号を伝送する。さらに、DL通信信号は、ワイヤレス通信リンク123を介して搬送され得る。ワイヤレス通信リンク123は、認可された、または認可されていない無線スペクトルにおける任意の適切なキャリアであり得る。ワイヤレス通信リンク123は、リモートユニット105のうちの1つまたは複数および/またはベースユニット121のうちの1つまたは複数の間の通信を容易にする。
認可されていないスペクトル(「NR-U」と呼ばれる)におけるNR動作中、ベースユニット121とリモートユニット105は認可されていない(すなわち、共有)無線スペクトルを介して通信する点に留意されたい。同様に、認可されていないスペクトル(「LTE-U」と呼ばれる)におけるLTE動作中、ベースユニット121とリモートユニット105も認可されていない(すなわち、共有)無線スペクトルを介して通信する。
一実施形態では、モバイルコアネットワーク140は、5Gコアネットワーク(「5GC」)または進化型パケットコア(「EPC」)であり、他のデータネットワークの中でも、インターネットおよびプライベートデータネットワークのようなパケットデータネットワーク150に結合され得る。リモートユニット105は、モバイルコアネットワーク140のサブスクリプションまたはその他のアカウントを有していてもよい。様々な実施形態では、各モバイルコアネットワーク140は、単一のモバイルネットワークオペレータ(「MNO」)および/またはパブリックランドモバイルネットワーク(「PLMN」)に属する。本開示は、任意の特定のワイヤレス通信システムアーキテクチャまたはプロトコルの実装形態に限定されることを意図していない。
モバイルコアネットワーク140は、いくつかのネットワーク機能(「NF」)を含む。図示されるように、モバイルコアネットワーク140は、少なくとも1つのUPF 141を含む。モバイルコアネットワーク140はまた、これらに限定されないが、RAN 120にサービスを提供するアクセスおよびモビリティ管理機能(「AMF」)143と、セッション管理機能(「SMF」)145と、ポリシ制御機能(「PCF」)147と、統合データ管理機能(「UDM」)と、ユーザデータリポジトリ(「UDR」)とを含む、複数の制御プレーン(「CP」)機能を含む。いくつかの実施形態では、UDMはUDRと同じ場所に配置され、組み合わされたエンティティ「UDM/UDR」149として示される。特定の数およびタイプのネットワーク機能が図1に示されているが、当業者は、任意の数およびタイプのネットワーク機能がモバイルコアネットワーク140に含まれ得ることを認識するであろう。
UPF 141は、5Gアーキテクチャにおいて、パケットルーティングおよび転送、パケット検査、QoS処理、ならびにデータネットワーク(「DN」)を相互接続するための外部PDUセッションを担当する。AMF 143は、非アクセス層(「NAS」)シグナリングの終了と、NAS暗号化および完全性保護と、登録管理と、接続管理と、モビリティ管理と、アクセス認証および承認と、セキュリティコンテキスト管理とを担当する。SMF145は、セッション管理(すなわち、セッションの確立、修正、解放)、リモートユニット(すなわち、UE)インターネットプロトコル(「IP」)アドレス割当ておよび管理、DLデータ通知、ならびに適切なトラフィックルーティングのためのUPF141のトラフィックステアリング構成を担当する。
PCF 147は、統一されたポリシフレームワークを担当し、CP機能にポリシルールを提供し、UDRにおけるポリシ決定のためのサブスクリプション情報にアクセスする。UDMは、Authentication and Key Agreement(「AKA」)クレデンシャルの生成と、ユーザ識別の処理と、アクセス許可と、サブスクリプション管理とを担当する。UDRはサブスクライバ情報のリポジトリであり、多数のネットワーク機能を提供するために使用し得る。たとえば、UDRは、サブスクリプションデータ、ポリシ関連データ、サードパーティアプリケーションへの公開が許可されているサブスクライバ関連データなどを記憶し得る。
様々な実施形態では、モバイルコアネットワーク140はまた、ネットワークリポジトリ機能(「NRF」)(ネットワーク機能(「NF」)サービスの登録と検出を提供し、NFが相互に適切なサービスを識別し、アプリケーションプログラミングインターフェース(「API」)を介して相互に通信することを可能にする)、Network Exposure Function(「NEF」)(顧客およびネットワークパートナが、ネットワークデータおよびリソースに簡単にアクセスできるようにすることを担当する)、認証サーバ機能(「AUSF」)、または5GC用に定義された他のNFを含み得る。AUSFが存在する場合、AUSFは認証サーバおよび/または認証プロキシとして機能し、それによってAMF143がリモートユニット105を認証することを可能にする。特定の実施形態では、モバイルコアネットワーク140は、認証、承認、およびアカウンティング(「AAA」)サーバを含み得る。
様々な実施形態では、モバイルコアネットワーク140は、異なるタイプのモバイルデータ接続および異なるタイプのネットワークスライスをサポートし、各モバイルデータ接続は特定のネットワークスライスを利用する。ここで、「ネットワークスライス」は、特定のトラフィックタイプまたは通信サービスのために最適化されたモバイルコアネットワーク140の部分を指す。たとえば、1つまたは複数のネットワークスライスは、拡張モバイルブロードバンド(「eMBB」)サービスのために最適化され得る。別の例として、1つまたは複数のネットワークスライスは、超高信頼性低遅延通信(「URLLC」)サービス用に最適化され得る。他の例では、ネットワークスライスは、マシンタイプコミュニケーション(「MTC」)サービス、大規模MTC(「mMTC」)サービス、モノのインターネット(「IoT」)サービスのために最適化され得る。さらに他の例では、ネットワークスライスは、特定のアプリケーションサービス、垂直サービス、特定のユースケースなどのために展開されてもよい。
ネットワークスライスインスタンスは、単一のネットワークスライス選択支援情報(「S-NSSAI」)によって識別され得るが、リモートユニット105が使用を許可されているネットワークスライスのセットは、ネットワークスライス選択支援情報(「NSSAI」)によって識別される。ここで、「NSSAI」は、1つまたは複数のS-NSSAI値を含むベクトル値を指す。特定の実施形態では、様々なネットワークスライスは、SMF 145およびUPF 141などのネットワーク機能の別個のインスタンスを含み得る。いくつかの実施形態では、異なるネットワークスライスは、AMF 143などのいくつかの一般的なネットワーク機能を共有し得る。説明を簡単にするために、異なるネットワークスライスは図1には示されていないが、それらのサポートは想定されている。
ワイヤレス通信システム100は、運用、管理、および保守(「OAM」)プラットフォーム160を含む。運用、管理、および保守(「OAM」)プラットフォーム160は、システム100の運用、管理、保守、および維持に関与する。「運用」は、環境の自動監視、障害の検出および決定、ならびに管理者への警告を包含する。「管理」は、パフォーマンス統計の収集、請求を目的とした会計データ、使用状況データを使用した容量計画、およびシステムの信頼性の維持に関与する。管理はまた、定期的な請求を決定するために使用されるサービスデータベースの維持に関与する。「維持」は、アップグレード、修正、新機能の有効化、バックアップと復元、およびメディアの健全性の監視に関与する。特定の実施形態では、OAMプラットフォーム160はまた、プロビジョニング、すなわち、ユーザアカウント、デバイス、およびサービスのセットアップに関与し得る。OAMプラットフォーム160は、ビジネスサポートシステム(「BSS」)および/またはオペレーションサポートシステム(「OSS」)からパラメータおよび/または構成を受信し得る点に留意されたい。
リモートユニット105などの通信デバイスは、ネットワークパフォーマンスメトリクス(たとえば、信号品質、帯域幅、ジッタ、遅延など)、メディア関連メトリクス(たとえば、符号化、メディア解像度など)、または他のメトリクスなどの様々なQoEメトリクスを測定および報告することが要求される場合がある。様々な実施形態では、OAM160は、1つまたは複数のQoE測定構成をモバイルコアネットワーク140に送信する(すなわち、シグナリングベースの開始)、またはRAN120に直接送信する(すなわち、管理ベースの開始)ことによって、QMCを構成および/またはアクティブ化する。
次いで、ベースユニット121は、QoE測定値を収集して報告するために、QoE測定構成125をリモートユニット105に送信し得る。以下でさらに詳細に説明するように、ベースユニット121は、QoE測定構成を非アクティブ化/解放、または修正するための1つまたは複数のRRCメッセージ、ならびに/あるいはQoE測定報告を一時停止および/または再開するためのRRCメッセージをさらに送信し得る。リモートユニット105は、QoE測定構成125に従って要求されたQoE測定値を収集すると、1つまたは複数のQoE測定報告127をベースユニット121に伝送する。
図1は、5G RANおよび5Gコアネットワークのコンポーネントを示しているが、QoE測定値を収集するための説明された実施形態は、IEEE 802.11バリアント、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(「GSM」、すなわち、2Gデジタルセルラーネットワーク)、汎用パケット無線サービス(「GPRS」)、ユニバーサル移動体通信システム(「UMTS」)、LTEバリアント、CDMA2000、Bluetooth、ZigBee、Sigfoxなどを含む、他のタイプの通信ネットワークおよびRATにも適用される。
さらに、モバイルコアネットワーク140がEPCであるLTE変形では、図示されるネットワーク機能は、モビリティ管理エンティティ(「MME」)、サービングゲートウェイ(「SGW」)、PGW、ホームサブスクライバサーバ(「HSS」)などの適切なEPCエンティティに置き換えられ得る。たとえば、AMF143はMMEにマッピングされてもよく、SMF145はPGWの制御プレーン部分および/またはMMEにマッピングされてもよく、UPF141はSGWおよびPGWのユーザプレーン部分にマッピングされてもよく、UDM/UDR149はHSSなどにマッピングされてもよい。
以下の説明では、「gNB」という用語は基地局/ベースユニットに使用されるが、任意の他の無線アクセスノード、たとえばRANノード、ng-eNB、eNB、基地局(「BS」)、アクセスポイント(「AP」)などで置き換えることができる。さらに、「UE」という用語はモバイル局/リモートユニットに対して使用されるが、任意の他のリモートデバイス、たとえば、リモートユニット、MS、MEなどに置き換えることができる。さらに、動作は、主に5G NRのコンテキストにおいて説明されている。しかしながら、以下に説明する解決策/方法は、QoE測定値を収集するための他のモバイル通信システムにも同様に適用可能である。
図2は、本開示の実施形態によるNRプロトコルスタック200を示している。図2は、UE205、RANノード207、および5Gコアネットワーク(「5GC」)209を示しているが、これらは、ベースユニット121およびモバイルコアネットワーク140と対話するリモートユニット105のセットを表している。図示されるように、プロトコルスタック200は、ユーザプレーンプロトコルスタック201および制御プレーンプロトコルスタック203を備える。ユーザプレーンプロトコルスタック201は、物理(「PHY」)レイヤ211、媒体アクセス制御(「MAC」)サブレイヤ213、無線リンク制御(「RLC」)サブレイヤ215、パケットデータコンバージェンスプロトコル(「PDCP」)サブレイヤ217、およびサービスデータ適応プロトコル(「SDAP」)レイヤ219を含む。制御プレーンプロトコルスタック203は、物理レイヤ211、MACサブレイヤ213、RLCサブレイヤ215、およびPDCPサブレイヤ217を含む。制御プレーンプロトコルスタック203はまた、無線リソース制御(「RRC」)レイヤ221および非アクセス層(「NAS」)レイヤ223を含む。
ユーザプレーンプロトコルスタック201のASレイヤ225(「ASプロトコルスタック」とも呼ばれる)は、少なくともSDAP、PDCP、RLCおよびMACサブレイヤ、ならびに物理レイヤから構成される。制御プレーンプロトコルスタック203のASレイヤ227は、少なくともRRC、PDCP、RLC、およびMACサブレイヤ、ならびに物理レイヤから構成される。レイヤ2(「L2」)は、SDAP、PDCP、RLC、およびMACサブレイヤに分割される。レイヤ3(「L3」)は、RRCサブレイヤ221および制御プレーン用のNASレイヤ223を含み、たとえば、ユーザプレーン用のインターネットプロトコル(「IP」)レイヤまたはPDUレイヤ(図示せず)を含む。L1とL2は「下位レイヤ(lower layers)」と呼ばれ、L3以上(たとえば、トランスポートレイヤ、アプリケーションレイヤ)は「上位レイヤ(higher layers)」または「上レイヤ(upper layers)」と呼ばれる。
物理レイヤ211は、トランスポートチャネルをMACサブレイヤ213に提供する。MACサブレイヤ213は、RLCサブレイヤ215に論理チャネルを提供する。RLCサブレイヤ215は、RLCチャネルをPDCPサブレイヤ217に提供する。PDCPサブレイヤ217は、無線ベアラをSDAPサブレイヤ219および/またはRRCレイヤ221に提供する。SDAPサブレイヤ219は、コアネットワーク(たとえば、5GC)にQoSフローを提供する。RRCレイヤ221は、キャリアアグリゲーション(「CA」)および/またはデュアルコネクティビティ(「DC」)の追加、修正、および解放を管理する。RRCレイヤ221はまた、シグナリング無線ベアラ(「SRB」)およびデータ無線ベアラ(「DRB」)の確立、構成、維持、および解放を管理する。
NASレイヤ223は、UE205および5GC209内に位置する。NASメッセージは、RANを通じて透過的に渡される。NASレイヤ223は、通信セッションの確立を管理し、UE205がRANの異なるセル間を移動する際にUE205との継続的な通信を維持するために使用される。対照的に、UE205内のASレイヤおよびRANは、ネットワークのワイヤレス部分を介して情報を搬送する。図2には示されていないが、IPレイヤはNASレイヤ223の上に存在し、トランスポートレイヤはIPレイヤの上に存在し、アプリケーションレイヤはトランスポートレイヤの上に存在する。
MACレイヤ213は、NRプロトコルスタックのレイヤ2アーキテクチャにおける最下位のサブレイヤである。MACレイヤ213の下のPHYレイヤ211への接続はトランスポートチャネルを通じ、上のRLCレイヤ215への接続は論理チャネルを通じて行われる。したがって、MACレイヤ213は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化および逆多重化を実行する。伝送側のMACレイヤ213は、論理チャネルを通じて受信されたMACサービスデータユニット(「SDU」)から、トランスポートブロックとして知られるMAC PDUを構築し、受信側のMACレイヤ213は、トランスポートチャネルを通じて受信されたMAC PDUからMAC SDUを復元する。
MACレイヤ213は、論理チャネルを通じてRLCレイヤ215にデータ転送サービスを提供し、論理チャネルは、制御データ(たとえば、RRCシグナリング)を搬送する制御論理チャネル、またはユーザプレーンデータを搬送するトラフィック論理チャネルのいずれかである。一方、MACレイヤ213からのデータは、ダウンリンクまたはアップリンクとして分類されるトランスポートチャネルを通じて物理レイヤと交換される。データは、無線でどのように伝送されるかに応じてトランスポートチャネルに多重化される。
PHYレイヤ211は、エアインターフェースを介したデータおよび制御情報の実際の伝送を担当し、すなわち、PHYレイヤ211は、伝送側のエアインターフェースを介してMACトランスポートチャネルからのすべての情報を搬送する。PHYレイヤ211によって実行される重要な機能のうちのいくつかは、符号化および変調、リンク適応(たとえば、適応変調および符号化(「AMC」))、電力制御、セルサーチ(初期同期およびハンドオーバ目的のための)、およびRRCレイヤ221に関する他の測定(3GPPシステム(すなわち、NRおよび/またはLTEシステム)内およびシステム間)を含む。PHYレイヤ211は、変調方式、符号化率(すなわち、変調符号化方式(「MCS」))、物理リソースブロックの数などの伝送パラメータに基づいて伝送を実行する。
NR RANにおけるQoE測定値収集をサポートするために、NR RANにおけるQoE測定の構成、報告、一時停止、および再開に使用することができるRRCメッセージが説明されている。さらに、RRCシグナリングとネットワーク/UEアクションの詳細が、QoE測定の構成、報告、一時停止、および再開に関して説明されている。
QoE測定の手順を他の手順から明確に分離するために、UL/DLにおける新しいRRCメッセージがNR RRC仕様TS 38.331に導入される可能性がある。DL RRCメッセージングの場合、「MeasConfigAppLayerControl」メッセージは、NR RANにおけるQoE測定の構成、解放、一時停止、および再開に使用され得る。UL RRCメッセージングの場合、収集されたQoE測定値を報告するために「MeasReportAppLayer」メッセージが使用され得る。これらのRRCメッセージは、RRC_CONNECTED状態で送信されてもよく、現在のSRB(たとえば、SRB1、SRB2、SRB3)のうちのいずれかを介して、または別のSRB(たとえば、SRB4)を介して伝送されてもよい。
あるいは、新しいRRCメッセージの内容は、既存のRRCメッセージ、たとえばDLにおけるRRCReconfigurationメッセージ、ULにおけるUEAssistanceInformationまたはUEInformationResponseメッセージにおいて搬送されてもよい。そのような実装形態では、NR RANにおけるQoE測定の構成、報告、一時停止、および再開のために、以下で説明するパラメータのうちの1つまたは複数が含まれ得る。
図3Aおよび図3Bは、本開示の実施形態による、QoE測定の構成、修正、解放、一時停止、および再開に関するDLシグナリングの抽象構文表記1(「ASN.1」)構造300を示している。DL QMCシグナリングの場合、次のパラメータが定義される。
QMCアクティブ化/セットアップの場合、MeasConfigAppLayerControlメッセージ(または、他の適切なDL RRCメッセージ)は、セットアップする(たとえば、1つまたは複数の)QoE測定構成のリストを含み得、リスト内の各エントリは、セットアップされる新しいQoE測定構成に対応する。いくつかの実施形態では、そのようなパラメータは「nr-qoe-ConfigToSetupList」と名付けられ得る。
セットアップするQoE測定構成のリスト内の各エントリについて、次のサブパラメータがシグナリングされ得る。1)セットアップするQoE測定構成を示すQoE構成インデックス「nr-qoe-ConfigIndex」、2)新しいQoE測定構成を搬送するコンテナ「measConfigAppLayerContainer」、および/または、3)QoE測定構成のタイプを示すサービスタイプ「serviceType」。サブパラメータ「serviceType」の可能な値は、「qoestrmg」(すなわち、ストリーミングサービスの場合)、「qoemtsi」(すなわち、MTSIの場合)、「qoevr」(すなわち、VRサービスの場合)、「qoembs」(すなわち、MBSの場合)、および「qoeurllc」(すなわち、URLLCサービスの場合)を含む(しかし、これらに限定されない)。パラメータ「nr-qoe-ConfigToSetupList」およびそれに付随するサブパラメータの一例が図3Aおよび図3Bに示されている。
QMC修正の場合、MeasConfigAppLayerControlメッセージ(または、他の適切なDL RRCメッセージ)は、修正する(たとえば、1つまたは複数の)QoE測定構成のリストを含み得、各エントリは、修正されるべき、以前に構成されたQoE測定構成に対応する。いくつかの実施形態では、そのようなパラメータは「nr-qoe-ConfigToModList」と名付けられ得る。他の実施形態では、修正するQoE測定構成のリストは、たとえば、QoE測定構成のセットのセットアップおよび/または修正のための単一の/統合されたパラメータにおいて、セットアップするQoE測定構成のリストと組み合わせられ得る。
修正するQoE測定構成のリスト内の各エントリについて、次のサブパラメータがシグナリングされ得る。1)修正する、以前に構成されたQoE測定構成を示すQoE構成インデックス「nr-qoe-ConfigIndex」、2)修正されたQoE測定構成を搬送するコンテナ「measConfigAppLayerContainer」、3)修正されたQoE測定構成のタイプを示すサービスタイプ「serviceType」、および/または、4)以前に構成されたQoE測定構成に従って、UEが、収集されたQoE測定値を破棄するかどうかを示すパラメータ「measRecordOnModify」。パラメータ「nr-qoe-ConfigToModList」およびそれに付随するサブパラメータの一例が図3Aおよび図3Bに示されている。
QMC解放の場合、MeasConfigAppLayerControlメッセージ(または、他の適切なDL RRCメッセージ)は、解放する(たとえば、1つまたは複数の)QoE測定構成のリストを含み得、各エントリは、解放される既存のQoE測定構成に対応する。いくつかの実施形態では、そのようなパラメータは「nr-qoe-ConfigToReleaseList」と名付けられ得る。
解放するQoE測定構成のリスト内の各エントリについて、次のサブパラメータがシグナリングされ得る。1)解放するQoE測定構成を示すQoE構成インデックス「nr-qoe-ConfigIndex」、および/または2)BOOLEAN型のパラメータ「reportOnLeave」。パラメータ「reportOnLeave」について、値TRUEは、UEがQoE測定構成を解放する前に、収集されたQoE測定値(存在する場合)の測定報告を開始することを示し得る一方、値FALSEは、UEがQoE測定構成を解放する前に、収集されたQoE測定値を破棄することを示し得る。パラメータ「nr-qoe-ConfigToReleaseList」およびそれに付随するサブパラメータの一例が図3Aおよび図3Bに示されている。
解放するQoE測定構成のリストの代わりに、ネットワークは、UEに記憶されているすべてのQoE測定構成を解放するために、パラメータ「nr-qoe-ConfigToReleaseAll」を使用し得る。さらに、パラメータ「nr-qoe-ConfigToReleaseAll」は、すべてのQoE測定構成を解放する前に、収集されたすべてのQoE測定値(存在する場合)の測定報告をUEが開始するかどうかを示すために、BOOLEAN型の上記のサブパラメータ「reportOnLeave」を含み得る。パラメータ「nr-qoe-ConfigToReleaseAll」およびそれに付随するサブパラメータの一例が図3Aおよび図3Bに示されている。
QoE測定構成の解放の場合、ネットワークはリストパラメータ「nr-qoe-ConfigToReleaseList」またはパラメータ「nr-qoe-ConfigToReleaseAll」のいずれかを使用するが、両方を同時に使用することはない。単一または少数のQoE測定構成のみを解放する必要がある場合でも、ネットワークはリストバージョンを使用し得る点に留意されたい。
QMC報告を一時停止するために、MeasConfigAppLayerControlメッセージ(または、他の適切なDL RRCメッセージ)は、一時停止する(たとえば、1つまたは複数の)QoE測定報告のリストを含み得、各エントリは、一時停止される既存のQoE測定構成に対応する。いくつかの実施形態では、そのようなパラメータは「nr-qoe-ConfigToPauseList」と名付けられ得る。他の実施形態では、一時停止するQoE測定構成のリストは、たとえば、識別されたQoE測定構成が一時停止されることを示すためにサブパラメータを使用して、セットアップ/修正するQoE測定構成のリストと組み合わせられ得る。
一時停止するQoE測定報告のリスト内の各エントリについて、次のサブパラメータがシグナリングされ得る。1)一時停止するQoE測定構成を示すQoE構成インデックス「nr-qoe-ConfigIndex」、2)UEがQoE測定値の収集/記録を継続するか停止するかを示すパラメータ「measRecordOnPause」、および/あるいは、3)UEがQoE測定の報告を直ちに停止するか(たとえば、値「なし」を使用して示される)、またはしきい値に従って報告を継続するか(たとえば、値「しきい値」を使用して示される)を示すパラメータ「reportOnPause」。後者の場合、しきい値がたとえば500バイト(値「byte500」)に設定されている場合、および収集されたQoE測定値のサイズがこのしきい値以下である場合、UEはQoE測定値の報告を継続し、そうでない場合、UEは報告を停止する。パラメータ「nr-qoe-ConfigToPauseList」およびそれに付随するサブパラメータの一例が図3Aおよび図3Bに示されている。
一時停止するQoE測定報告のリストの代わりに、ネットワークは、UEに記憶されているすべてのQoE測定構成を一時停止するためにパラメータ「nr-qoe-ConfigToPauseAll」を使用し得る。さらに、パラメータ「nr-qoe-ConfigToPauseAll」は、UEがすべてのQoE測定値の報告を直ちに停止するか(値「none」)、またはしきい値に従って報告を継続するか(値「しきい値」)を示すために、上記のサブパラメータ「reportOnPause」、および、UEがQoE測定値の収集を継続するかまたは停止するかを示すために、上記のサブパラメータ「measRecordOnPause」を含み得る。パラメータ「nr-qoe-ConfigToPauseAll」およびそれに付随するサブパラメータの一例が図3Aおよび図3Bに示されている。
QoE測定報告の一時停止の場合、ネットワークはリストパラメータ「nr-qoe-ConfigToPauseList」またはパラメータ「nr-qoe-ConfigToPauseAll」のいずれかを使用するが、両方を同時に使用することはない。単一または少数のQoE測定報告のみを一時停止する必要がある場合、ネットワークはリストバージョンを使用し得る点に留意されたい。
QMC報告を再開するために、MeasConfigAppLayerControlメッセージ(または、他の適切なDL RRCメッセージ)は、再開する(たとえば、1つまたは複数の)QoE測定報告のリストを含み得、各エントリは、再開される一時停止されたQoE測定構成に対応する。いくつかの実施形態では、そのようなパラメータは「nr-qoe-ConfigToResumeList」と名付けられ得る。他の実施形態では、再開するQoE測定構成のリストは、たとえば、識別されたQoE測定構成が再開されることを示すためにサブパラメータを使用して、セットアップ/修正するQoE測定構成のリストと組み合わせられ得る。
再開するQoE測定報告のリスト内の各エントリについて、次のサブパラメータがシグナリングされ得る。1)再開するQoE測定構成を示すQoE構成インデックス「nr-qoe-ConfigIndex」、および/または、2)UEがQoE測定報告を再開するための条件を示すサブパラメータ「reportOnResume」。サブパラメータ「reportOnResume」については、UEが報告を直ちに再開できることを示すために、値「immediate」が使用され得る。しかしながら、報告の急増を回避するために、QoE測定のサイズがシグナリングされたしきい値以上の場合にUEが報告を再開できることを示すために、値「しきい値」が使用され得る。あるいは、報告の急増を回避するために、あらゆる報告の急増を回避するように構成された時間値の後にUEが報告を再開できることを示すために、値「ul-Delay」が使用され得る。パラメータ「nr-qoe-ConfigToResumeList」およびそれに付随するサブパラメータの一例が図3Aおよび図3Bに示されている。
再開するQoE測定報告のリストの代わりに、ネットワークは、UEに記憶されているすべての一時停止されたQoE測定構成を再開するためにパラメータ「nr-qoe-ConfigToResumeAll」を使用し得る。さらに、パラメータ「nr-qoe-ConfigToResumeAll」は、UEがQoE測定報告を再開するための条件を示すために、上記のサブパラメータ「reportOnResume」を含み得る。パラメータ「nr-qoe-ConfigToResumeAll」およびそれに付随するサブパラメータの一例が図3Aおよび図3Bに示されている。
QoE測定報告の再開の場合、ネットワークはリストパラメータ「nr-qoe-ConfigToResumeList」またはパラメータ「nr-qoe-ConfigToResumeAll」のいずれかを使用するが、両方を同時に使用することはない。単一または少数のQoE測定報告のみを再開する必要がある場合、ネットワークはリストバージョンを使用し得る点に留意されたい。
図4は、QoE測定値の報告に関するULシグナリングのASN.1構造400を示している。UL QMCシグナリングの場合、次のパラメータが定義される。
収集されたQoE測定報告を報告するためにMeasReportAppLayerメッセージ(または、他の適切なUL RRCメッセージ)は、(たとえば、1つまたは複数の)QoE測定報告のリストを含み得、各エントリは、特定のサービスタイプのQoE測定報告に対応する。いくつかの実施形態では、そのようなパラメータは「nr-qoe-MeasResultList」と名付けられ得る。
QoE測定報告のリスト内のエントリごとに、以下のサブパラメータがシグナリングされ得る。1)QoE測定報告を運ぶコンテナ「measReportAppLayerContainer」、および/または、2)QoE測定報告のタイプを示すサービスタイプ「serviceType」。サブパラメータ「serviceType」の可能な値は、「qoestrmg」(すなわち、ストリーミングサービスの場合)、「qoemtsi」(すなわち、MTSIの場合)、「qoevr」(すなわち、VRサービスの場合)、「qoembs」(すなわち、MBSの場合)、および「qoeurllc」(すなわち、URLLCサービスの場合)を含む(ただし、これらに限定されない)。パラメータ「nr-qoe-MeasResultList」、およびそれに付随するサブパラメータの一例が図4に示されている。
「nr-qoe-MeasResultList」におけるエントリの最大数は、パラメータmaxNrofQOE-Report-r17によって定義され、たとえば、最大8である。しかしながら、パラメータ「nr-qoe-MeasResultList」に含めるQoE測定報告の実際の数について、UEは9000バイトのPDCP SDUの最大サイズ制限も考慮する。したがって、UEは、合計サイズが9000バイトを超えないQoE測定報告のみを追加する。
図5は、第1の解決策の実施形態による、QoE測定値を構成および報告するための手順500の例示的なメッセージフローを示している。手順500は、OAMエンティティ501、5GC209、RANノード207、UE205のアクセス層レイヤ(「UE AS」503として示される)、およびUE205のアプリケーションレイヤ(「UE AL」505として示される)を含む。OAMは、PLMN内でサービスを受けている特定のサービス、たとえば、IPマルチメディアサブシステム(「IMS」)および超高信頼性低遅延通信(「URLLC」)のためのマルチメディアテレフォニサービスについてのQoE測定値をUEから受信することに関心がある。
ステップ0において、前提条件として、UE205は、UE能力情報をRANに、すなわち、UE AS503からRANノード207に送信する(メッセージング511を参照)。ここで、UE能力情報は、UE205がQMCをサポートするか否かを示している。手順500において、UE205がQMCをサポートすると仮定される。
ステップ1において、OAMエンティティ501は、QMCアクティブ化のためにシグナリングベースの開始を使用する。具体的には、ステップ1aにおいて、OAMエンティティ501は、「QoE測定を構成する」メッセージを5GC209に送信する(メッセージング513を参照)。ここで、「QoE測定を構成する」メッセージは、両方のサービスタイプ(すなわち、MTSI:#0およびURLLC:#1)のQoE測定構成を含む。
ステップ1bにおいて、OAMから受信したQoE測定構成に従って、5GC209は、適格なUEのQoE測定構成をアクティブ化し、両方のサービスタイプのQoE測定構成を含む「QoE測定をアクティブ化する」メッセージをRANノード207に送信する(メッセージング515を参照)。
あるいは、管理ベースの開始の場合、OAMエンティティ501はアクティブ化メッセージをRANに直接送信する。したがって、ステップ2において、OAMエンティティ501は、両方のサービスタイプのQoE測定構成を含む「QoE測定をアクティブ化する」メッセージをRANノード207に送信する(メッセージング517を参照)。ステップ1またはステップ2のいずれかが実行されるが、両方は実行されない点に留意されたい。手順500において、UE205が適格なUEであると決定されたと仮定する。
QoE測定構成は、PLMNターゲット、アプリケーションを記録するセッション、サービスタイプ、エリアスコープ(セルのリストまたはトラッキングエリア(「TA」)のリスト)、QoE参照(QoE測定報告を送信する最終宛先、たとえば、TCE/MCE(トレース収集エンティティおよび/または測定値収集エンティティ))、関連するサービスタイプのQoEメトリクス(記録の開始時間と継続時間を含む)などのパラメータを含み得、詳細については、3GPP技術仕様(「TS」)28.405を参照されたい。たとえば、ストリーミングサービスのQoEメトリクスは、とりわけ平均スループット、初期再生遅延、バッファレベル、再生リスト、デバイス情報などを含み、詳細については、3GPP TS 26.247を参照されたい。
ステップ3において、RANノード207は、適格なUE AS503に、MeasConfigAppLayerControlメッセージまたはRRCReconfigurationメッセージなどのQoE測定をセットアップするためのDL RRCメッセージを送信する(メッセージング519を参照)。OAMエンティティ501(管理ベースの開始の場合)または5GC209(シグナリングベースの開始の場合)から受信したQoE測定構成に従って、MeasConfigAppLayerControl/RRCReconfigurationメッセージは、たとえば、図3Aおよび図3Bに示されるように、パラメータ「nr-qoe-ConfigToSetupList-r17」内に以下の設定を含み得る。
Table 1(表1)は、IMS用マルチメディアテレフォニサービス(「MTSI」)に含まれ得る設定のリスト、たとえば、QoE測定構成#0を示している。
Table 2(表2)は、URLLCに含まれ得る設定のリスト、たとえばQoE測定構成#1を示している。
ステップ4において、UE AS503は、たとえばATコマンドを使用して、インデックス#0および#1を有する受信したQoE測定構成をUE AL505に送信する(メッセージング521を参照)。
ステップ5において、UE AL505は、受信したQoE測定構成に従って、すなわちインデックス#0および#1に従って、QoE測定値収集を開始する(ブロック523を参照)。
ステップ6において、ここでは、構成#1のQoE測定値収集が最初に完了すると仮定され、その結果、UE AL505は、たとえばATコマンドを使用して、収集されたQoE測定結果をUE AS503に送信する(メッセージング525を参照)。構成#1について収集されたQoE測定結果は、QoE測定報告#1と呼ばれる。構成#0のQoE測定値収集が完了すると、UE AL505は、収集されたQoE測定結果を後続のQoE測定報告#0においてUE AS503に送信する点に留意されたい。
ステップ7において、UE AS503は、MeasReportAppLayerメッセージ(たとえば、UL RRCメッセージ)内のQoE測定報告#1をRANノード207に送信する(メッセージング527を参照)。MeasReportAppLayerメッセージは、たとえば、図4に示されるように、パラメータ「nr-qoe-MeasResultList-r17」内に以下の設定を含み得る。
Table 3(表3)は、URLLCに含まれ得る設定のリスト、たとえばQoE測定構成#1を示している。
ステップ8において、RANノード207は、受信したQoE測定報告をTCE/MCE507に転送する(メッセージング529を参照)。
図6は、第2の解決策の実施形態による、QoE測定構成#0を解放するための手順600の例示的なメッセージフローを示している。手順600は、OAMエンティティ501、5GC209、RANノード207、およびUE AS503とUE AL505を含むUE205が関与する。いくつかの実施形態では、第1の解決策のシナリオが仮定され、UE AL505は、(依然として)構成#0(MTSI用)のQoE測定値を収集するように構成されている。しかしながら、第2の解決策は、OAMが、たとえば、このサービスタイプの十分なQoE情報をすでに受信しているため、その間、サービスMTSIのQoE測定値をUEから受信することにもはや関心がなくなっていると仮定する。
ステップ1において、OAMエンティティ501は、QMC非アクティブ化のためにシグナリングベースの開始を使用する。具体的には、ステップ1aにおいて、OAMエンティティ501は、「非アクティブ化を構成する」メッセージを5GC209に送信する(メッセージング601を参照)。ここで、「非アクティブ化を構成する」メッセージは、関連するサービスの指示(すなわち、MTSI:#0)を含む。ステップ1bにおいて、OAMから受信した「非アクティブ化を構成する」メッセージに従って、5GC209は、MTSIのQoE測定構成#0を非アクティブ化する指示と、どのUEについて、関連するQoE測定構成が非アクティブ化されるべきかという指示とを含む「QoE測定を非アクティブ化する」メッセージをRANノード207に送信する(メッセージング603を参照)。
あるいは、管理ベースの開始の場合、OAMエンティティ501は非アクティブ化メッセージをRANに直接送信する。したがって、ステップ2において、OAMエンティティ501は、MTSIのQoE測定構成#0を非アクティブ化する指示を含む「QoE測定を非アクティブ化する」メッセージをRANノード207に直接送信する(メッセージング605を参照)。ステップ1またはステップ2のいずれかが実行されるが、両方は実行されない点に留意されたい。
ステップ3において、RANノード207は、MeasConfigAppLayerControlメッセージまたはRRCReconfigurationメッセージなど、関連するQoE測定構成を解放するためのDL RRCメッセージをUE AS503に送信する(メッセージング607を参照)。OAMエンティティ501(管理ベースの開始の場合)から、または5GC209(シグナリングベースの開始の場合)からMTSIに対するQoE測定構成#0の受信された非アクティブ化に従って、MeasConfigAppLayerControl/RRCReconfigurationメッセージは、たとえば、図3Aおよび図3Bに示されるように、パラメータ「nr-qoe-ConfigToReleaseList-r17」内に以下の設定を含み得る。
Table 4(表4)は、MTSIに含まれ得る設定のリスト、たとえば、QoE測定値を解放/非アクティブ化する際のQoE測定構成#0を示している。
ステップ4において、UE AS503は、たとえばATコマンドを使用して、受信したMTSIの解放構成をUE AL505に送信する(メッセージング609を参照)。
ステップ5において、UE AL505は、QoE測定構成#0を解放し、構成#0のあらゆる記録を停止し、構成#0に関連するあらゆる収集データを破棄する(ブロック611を参照)。
図7は、第3の解決策の実施形態による、たとえばRAN輻輳によるQoE測定報告の一時停止および再開のための例示的なメッセージフローを示している。手順700は、RANノード207と、UE AS503およびUE AL505を含むUE205とを含む。いくつかの実施形態では、第1の解決策のシナリオが仮定され、UE AL505は、MTSI(構成インデックス#0)およびURLLC(構成インデックス#1)のQoE測定値を収集するように構成される。しかしながら、第3の解決策は、UE AL505におけるQoE測定値収集が進行中であり、QoE測定報告がまだRANノード207に送信されていないと仮定する。
たとえば、一時的なRAN輻輳のため、RANノード207は、UE205のQoE測定報告を一時停止することを決定し得る。そして、RAN輻輳が終了した後、RANノード207は、UE205のQoE測定報告を再開することを決定し得る。
ステップ1において、RANノード207は、MeasConfigAppLayerControlメッセージまたはRRCReconfigurationメッセージなどの、QMC報告を一時停止するためのDL RRCメッセージをUE AS503に送信する(メッセージング701を参照)。ここで、MeasConfigAppLayerControl/RRCReconfigurationメッセージは、たとえば図3Aおよび図3Bに示されるように、パラメータ「nr-qoe-ConfigToPauseList-r17」に以下の設定を含み得る。
Table 5(表5)は、MTSIに含まれ得る設定のリスト、たとえば、QoE測定構成#0を示している。
Table 6(表6)は、URLLCに含まれ得る設定のリスト、たとえばQoE測定構成#1を示している。
ステップ2において、UE AS503は、たとえばATコマンドを使用して、インデックス#0および#1を有する受信したQoE測定構成をUE AL505に送信する(メッセージング703を参照)。
ステップ3において、UE AL505は、インデックス#0および#1を有するQoE測定構成についてのQoE報告を一時停止するが、関連するQoE測定構成のQoE測定値収集を継続する(ブロック705を参照)。
ステップ4において、UE AL505は、インデックス#1を有するQoE測定構成、すなわちURLLCについてのQoE測定値収集を完了する(ブロック707を参照)。
ステップ5において、しばらくするとRAN輻輳が終了し、RANノード207が、MeasConfigAppLayerControlメッセージまたはRRCReconfigurationメッセージなどの、QoE報告を再開するためのDL RRCメッセージをUE AS503に送信すると仮定される(メッセージング709を参照)。ここで、MeasConfigAppLayerControl/RRCReconfigurationメッセージは、図3Aおよび図3Bに示されるように、たとえばパラメータ「nr-qoe-ConfigToResumeList-r17」に以下の設定を含み得る。
Table 7(表7)は、MTSIに含まれ得る設定のリスト、たとえば、QoE測定構成#0を示している。
Table 8(表8)は、URLLCに含まれ得る設定のリスト、たとえばQoE測定構成#1を示している。
ステップ6において、UE AS503は、たとえばATコマンドを使用して、UE AL505へのQoE測定報告を再開するために、受信したQoE測定構成を送信する(メッセージング711を参照)。
ステップ7において、UE AL505は、インデックス#1(URLLC)を有する構成に対して利用可能なQoE測定値のみを有し、40ミリ秒の値に設定された「ul-Delay」の期限が切れるまでその報告を待つと仮定される(ブロック713を参照)。
ステップ8において、UE AL505は、たとえばATコマンドを使用して、インデックス#1を有する構成のために、収集されたQoE測定結果をQoE測定報告#1においてUE AS503に送信する(メッセージング715を参照)。
ステップ9において、UE AS503は、QoE測定報告#1をMeasReportAppLayerメッセージ(たとえば、UL RRCメッセージ)においてRANノード207に送信する(メッセージング717を参照)。MeasReportAppLayerは、たとえばTable 3(表3)において上で説明し、図4に示されるnr-qoe-MeasResultList-r17における設定を含み得る。
代替の実施形態では、ステップ7は、UE AL505の代わりにUE AS503によって実行され得る。この実施形態では、UE AL505は、ステップ4の後に、構成#1について収集されたQoE測定結果をUE AS503に送信し、UE AS503は、RANノード207から再開指示を受信するまで、受信したQoE測定報告#1を(一時的に)記憶する。
図8は、第4の解決策の実施形態による、QoE測定構成を修正するための手順800の例示的なメッセージフローを示している。手順800は、は、RANノード207と、UE AS503およびUE AL505を含むUE205とを含む。いくつかの実施形態では、第1の解決策のシナリオが仮定され、UE AL505は、MTSI(構成インデックス#0)およびURLLC(構成インデックス#1)のQoE測定値を収集するように構成される。さらに、UE AL505におけるQoE測定値収集が進行中であり、MTSIのQoE測定報告がまだRANノード207に送信されていないと仮定される。
ステップ0において、前提条件として、OAMは、他のUEからすでに受信したMTSIのQoE情報では不十分であると決定し、関連するサービスの進行中のQoE測定構成の記録期間を延長することを決定する。したがって、RANノード207は、MTSIに対する修正されたQoE測定構成を受信する(メッセージング801を参照)。一実施形態では、RANノード207は、図5のステップ2と同様に、OAM、たとえばOAMエンティティ501(図示せず)から、修正されたQoE測定構成を受信する。別の実施形態では、RANノード207は、図5のステップ1aおよび1bと同様に、コアネットワーク、たとえば、5GC209(図示せず)から、修正されたQoE測定構成を受信する。
ステップ1において、RANノード207は、MeasConfigAppLayerControlメッセージまたはRRCReconfigurationメッセージなど、QMC報告を修正するためのDL RRCメッセージをUE AS503に送信する(メッセージング803を参照)。OAMエンティティ501(管理ベースの開始の場合)または5GC209(シグナリングベースの開始の場合)から受信したMTSI用の修正されたQoE測定構成に従って、MeasConfigAppLayerControl/RRCReconfigurationメッセージは、たとえば、図3Aおよび図3Bに示されるように、パラメータ「nr-qoe-ConfigToModList-r17」に以下の設定を含み得る。
Table 9(表9)は、MTSIに含まれ得る設定のリスト、たとえば、QoE測定を修正する際のQoE測定構成#0を示している。
ステップ2において、UE AS503は、たとえばATコマンドを使用して、受信したMTSIのインデックス#0を有する修正された構成をUE AL505に送信する(メッセージング805を参照)。
ステップ3において、UE AL505は、以前の構成#0を修正された構成に置き換える。さらに、UE AL505は、以前の構成#0に従って収集されたQoE測定値を保持し、修正された構成#0に従って新しいQoE測定値の記録を開始する(ブロック807を参照)。
ステップ4において、UE AL505は、インデックス#0を有するQoE測定構成、すなわち、MTSIのQoE測定値収集を完了する。UE AL505は、たとえばATコマンドを使用して、インデックス#0を有する構成のために収集されたQoE測定結果をQoE測定報告#0においてUE AS503に送信する(メッセージング809を参照)。
ステップ5において、UE AS503は、MeasReportAppLayerメッセージ(たとえば、UL RRCメッセージ)内のQoE測定報告#0をRANノード207に送信する(メッセージング811を参照)。MeasReportAppLayerメッセージは、以下の設定、たとえば、図4に示されるパラメータ「in nr-qoe-MeasResultList-r17」を含み得る。
Table 10(表10)は、MTSIに含まれ得る設定のリスト、たとえば、QoE測定構成#0を示している。
ステップ6において、RANノード207は、受信したQoE測定報告を収集エンティティに転送する(メッセージング813を参照)。一実施形態では、QoE測定報告の最終宛先は、図5のステップ8と同様に、TCE/MCE507(図示せず)などのTCE/MCEである。
図9は、本開示の実施形態による、QoE測定値を収集するために使用され得るユーザ機器装置900を示している。様々な実施形態において、ユーザ機器装置900は、上述の解決策のうちの1つまたは複数を実装するために使用される。ユーザ機器装置900は、上述のリモートユニット105、UE 205の一実施形態であってもよい。さらに、ユーザ機器装置900は、プロセッサ905と、メモリ910と、入力デバイス915と、出力デバイス920と、トランシーバ925とを含み得る。
いくつかの実施形態では、入力デバイス915および出力デバイス920は、タッチスクリーンなどの単一のデバイスに組み合わされる。特定の実施形態では、ユーザ機器装置900は、入力デバイス915および/または出力デバイス920を含まなくてもよい。様々な実施形態では、ユーザ機器装置900は、プロセッサ905、メモリ910、およびトランシーバ925のうちの1つまたは複数を含んでもよく、入力デバイス915および/または出力デバイス920を含まなくてもよい。
図示されるように、トランシーバ925は、少なくとも1つのトランスミッタ930および少なくとも1つのレシーバ935を含む。いくつかの実施形態では、トランシーバ925は、1つまたは複数のベースユニット121によってサポートされる1つまたは複数のセル(または、ワイヤレスカバレッジエリア)と通信する。様々な実施形態では、トランシーバ925は認可されていないスペクトルにおいて動作可能である。さらに、トランシーバ925は、1つまたは複数のビームをサポートする複数のUEパネルを含み得る。さらに、トランシーバ925は、少なくとも1つのネットワークインターフェース940および/またはアプリケーションインターフェース945をサポートし得る。アプリケーションインターフェース945は、1つまたは複数のAPIをサポートし得る。ネットワークインターフェース940は、Uu、N1、PC5などの3GPP基準点をサポートし得る。当業者によって理解されるように、他のネットワークインターフェース940がサポートされる場合がある。
一実施形態では、プロセッサ905は、コンピュータ可読命令を遂行することができる、および/または論理演算を実行することができる任意の知られているコントローラを含み得る。たとえば、プロセッサ905は、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、中央処理装置(「CPU」)、グラフィックス処理装置(「GPU」)、補助処理装置、フィールドプログラマブルゲートアレイ(「FPGA」)、または同様のプログラマブルコントローラであってもよい。いくつかの実施形態では、プロセッサ905は、本明細書に記載の方法およびルーチンを実行するために、メモリ910に記憶された命令を遂行する。プロセッサ905は、メモリ910、入力デバイス915、出力デバイス920、およびトランシーバ925に通信可能に結合される。
様々な実施形態では、プロセッサ905は、上述のUEの挙動を実装するために、ユーザ機器装置900を制御する。特定の実施形態では、プロセッサ905は、アプリケーションドメインおよびオペレーティングシステム(「OS」)機能を管理するアプリケーションプロセッサ(「メインプロセッサ」としても知られる)と、無線機能を管理するベースバンドプロセッサ(「ベースバンド無線プロセッサ」としても知られる)とを含み得る。
様々な実施形態では、プロセッサ905は、RANノードからQoE測定のための第1の構成を(トランシーバ925を介して)受信し、第1の構成は、少なくとも1つのサービスタイプのQoE測定値をセットアップするための少なくとも1つのパラメータと、少なくとも1つのサービスタイプについての少なくとも1つの報告構成とを含む。次いで、プロセッサ905は、通信ネットワークに報告メッセージを送信するために、第1の構成に従ってQoE測定を実行し、トランシーバ925を制御し得、報告メッセージは、第1の構成に従って収集されたQoE測定値を含む。
いくつかの実施形態では、QoE測定をセットアップするための少なくとも1つのパラメータは、セットアップまたは修正するQoE測定構成のリストを含む。特定の実施形態では、QoE測定構成のリスト内の各エントリは、QoE構成インデックス、対応するサービスタイプ、および対応する測定構成を含む。
いくつかの実施形態では、プロセッサは、RRC再構成メッセージ(たとえば、RRCReconfiguration)をRANノード(たとえば、gNB)から受信することによって、第1の構成を受信する。いくつかの実施形態では、報告メッセージは複数のQoE測定報告を含む。
いくつかの実施形態では、プロセッサ905は、RANノードから(すなわち、レシーバ935を介して)第2の構成をさらに受信する。ここで、第2の構成は、1つまたは複数のQoE測定構成を非アクティブ化および/または解放するための指示を含む。特定の実施形態では、1つまたは複数のQoE測定構成を非アクティブ化および/または解放する指示は、非アクティブ化および/または解放するQoE測定構成のリストを含み、QoE測定構成のリスト内の各エントリは、QoE構成インデックスを含む。
いくつかの実施形態では、プロセッサ905は、RANノードから(すなわち、レシーバ935を介して)第2の構成をさらに受信する。ここで、第2の構成は、特定のQoE測定構成の報告を一時停止するための少なくとも1つの指示を含む。特定の実施形態では、プロセッサ905は、RANノードから(すなわち、レシーバ935を介して)第2の構成をさらに受信し、第3の構成は、特定のQoE測定構成の報告を再開するための少なくとも1つの指示を含む。
メモリ910は、一実施形態では、コンピュータ可読ストレージ媒体である。いくつかの実施形態では、メモリ910は、揮発性コンピュータストレージ媒体を含む。たとえば、メモリ910は、ダイナミックRAM(「DRAM」)、同期ダイナミックRAM(「SDRAM」)、および/またはスタティックRAM(「SRAM」)を含むRAMを含み得る。いくつかの実施形態では、メモリ910は、不揮発性コンピュータストレージ媒体を含む。たとえば、メモリ910は、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ、または任意の他の適切な不揮発性コンピュータストレージデバイスを含み得る。いくつかの実施形態では、メモリ910は、揮発性コンピュータストレージ媒体と不揮発性コンピュータストレージ媒体の両方を含む。
いくつかの実施形態では、メモリ910は、QoE測定値の収集に関連するデータを記憶する。たとえば、メモリ910は、上述のように、様々なパラメータ、パネル/ビーム構成、リソース割当て、ポリシなどを記憶し得る。特定の実施形態では、メモリ910はまた、オペレーティングシステムまたは装置900上で動作する他のコントローラアルゴリズムなどのプログラムコードおよび関連データを記憶する。
入力デバイス915は、一実施形態では、タッチパネル、ボタン、キーボード、スタイラス、マイクロフォンなどを含む任意の知られているコンピュータ入力デバイスを含み得る。いくつかの実施形態では、入力デバイス915は、たとえば、タッチスクリーンまたは同様のタッチセンシティブディスプレイとして、出力デバイス920と統合され得る。いくつかの実施形態では、入力デバイス915は、タッチスクリーン上に表示される仮想キーボードを使用して、および/またはタッチスクリーン上に手書きすることによってテキストが入力され得るように、タッチスクリーンを含む。いくつかの実施形態では、入力デバイス915は、キーボードおよびタッチパネルなどの、2つ以上の異なるデバイスを含む。
出力デバイス920は、一実施形態では、視覚信号、聴覚信号、および/または触覚信号を出力するように設計されている。いくつかの実施形態では、出力デバイス920は、視覚データをユーザに出力できる電子的に制御可能なディスプレイまたはディスプレイデバイスを含む。たとえば、出力デバイス920は、液晶ディスプレイ(「LCD」)、発光ダイオード(「LED」)ディスプレイ、有機LED(「OLED」)ディスプレイ、プロジェクタ、または画像、テキストなどをユーザに出力できる同様のディスプレイデバイスを含み得るが、これらに限定されない。別の非限定的な例として、出力デバイス920は、スマートウォッチ、スマートグラス、ヘッドアップディスプレイなどの、ユーザ機器装置900の残りの部分とは別個であるが、通信可能に結合された、ウェアラブルディスプレイを含み得る。さらに、出力デバイス920は、スマートフォン、携帯情報端末、テレビ、テーブルコンピュータ、ノートブック(ラップトップ)コンピュータ、パーソナルコンピュータ、車両ダッシュボードなどのコンポーネントであってもよい。
特定の実施形態では、出力デバイス920は、音を生成するための1つまたは複数のスピーカを含む。たとえば、出力デバイス920は、可聴アラートまたは通知(たとえば、ビープ音またはチャイム)を生成し得る。いくつかの実施形態では、出力デバイス920は、振動、運動、または他の触覚フィードバックを生成するための1つまたは複数の触覚デバイスを含む。いくつかの実施形態では、出力デバイス920のすべてまたは一部は、入力デバイス915と統合され得る。たとえば、入力デバイス915および出力デバイス920は、タッチスクリーンまたは同様のタッチセンシティブディスプレイを形成し得る。他の実施形態では、出力デバイス920は、入力デバイス915の近くに配置され得る。
トランシーバ925は、1つまたは複数のアクセスネットワークを介してモバイル通信ネットワークの1つまたは複数のネットワーク機能と通信する。トランシーバ925は、メッセージ、データ、および他の信号を伝送し、またメッセージ、データ、および他の信号を受信するために、プロセッサ905の制御下で動作する。たとえば、プロセッサ905は、メッセージを送受信するために、特定の時間にトランシーバ925(または、その一部)を選択的に起動し得る。
トランシーバ925は、少なくともトランスミッタ930および少なくとも1つのレシーバ935を含む。本明細書に記載のUL伝送などのUL通信信号をベースユニット121に提供するために、1つまたは複数のトランスミッタ930が使用され得る。同様に、本明細書で説明するように、ベースユニット121からDL通信信号を受信するために、1つまたは複数のレシーバ935が使用され得る。1つのトランスミッタ930および1つのレシーバ935のみが示されているが、ユーザ機器装置900は、任意の適切な数のトランスミッタ930およびレシーバ935を有し得る。さらに、トランスミッタ930およびレシーバ935は、任意の適切なタイプのトランスミッタおよびレシーバであり得る。一実施形態では、トランシーバ925は、認可された無線スペクトルを介してモバイル通信ネットワークと通信するために使用される第1のトランスミッタ/レシーバのペアと、認可されていない無線スペクトルを介してモバイル通信ネットワークと通信するために使用される第2のトランスミッタ/レシーバのペアとを含む。
特定の実施形態では、認可された無線スペクトルを介してモバイル通信ネットワークと通信するために使用される第1のトランスミッタ/レシーバのペアと、認可されていない無線スペクトルを介してモバイル通信ネットワークと通信するために使用される第2のトランスミッタ/レシーバのペアは、単一のトランシーバユニット、たとえば、認可された無線スペクトルと認可されていない無線スペクトルの両方で使用するための機能を実行する単一のチップに組み合わされ得る。いくつかの実施形態では、第1のトランスミッタ/レシーバのペアと、第2のトランスミッタ/レシーバのペアは、1つまたは複数のハードウェアコンポーネントを共有し得る。たとえば、特定のトランシーバ925、トランスミッタ930、およびレシーバ935は、たとえば、ネットワークインターフェース940などの共有ハードウェアリソースおよび/またはソフトウェアリソースにアクセスする物理的に別個のコンポーネントとして実装され得る。
様々な実施形態では、1つまたは複数のトランスミッタ930および/または1つまたは複数のレシーバ935は、マルチトランシーバチップ、システムオンチップ、特定用途向け集積回路(「ASIC」)、または他のタイプのハードウェアコンポーネントなどの単一のハードウェアコンポーネントに実装および/または統合され得る。特定の実施形態では、1つまたは複数のトランスミッタ930および/あるいは1つまたは複数のレシーバ935は、マルチチップモジュールに実装および/または統合され得る。いくつかの実施形態では、ネットワークインターフェース940または他のハードウェアコンポーネント/回路などの他のコンポーネントは、任意の数のトランスミッタ930および/またはレシーバ935と単一のチップに統合され得る。そのような実施形態では、トランスミッタ930およびレシーバ935は、もう1つの共通制御信号を使用するトランシーバ925として、あるいは同じハードウェアチップまたはマルチチップモジュールにおいて実装されるモジュラトランスミッタ930およびレシーバ935として論理的に構成され得る。
図10は、本開示の実施形態による、QoE測定値を収集するために使用され得るネットワーク装置1000を示している。一実施形態では、ネットワーク装置1000は、上記のように、ベースユニット121および/またはRANノード207などのRANデバイスの一実装形態であり得る。さらに、ネットワーク装置1000は、プロセッサ1005と、メモリ1010と、入力デバイス1015と、出力デバイス1020と、トランシーバ1025とを含み得る。
いくつかの実施形態では、入力デバイス1015および出力デバイス1020は、タッチスクリーンなどの単一のデバイスに組み合わされる。特定の実施形態では、ネットワーク装置1000は、入力デバイス1015および/または出力デバイス1020を含まなくてもよい。様々な実施形態では、ネットワーク装置1000は、プロセッサ1005、メモリ1010、およびトランシーバ1025のうちの1つまたは複数を含んでもよく、入力デバイス1015および/または出力デバイス1020を含まなくてもよい。
図示されるように、トランシーバ1025は、少なくとも1つのトランスミッタ1030と、少なくとも1つのレシーバ1035とを含む。ここで、トランシーバ1025は、1つまたは複数のリモートユニット105と通信する。さらに、トランシーバ1025は、少なくとも1つのネットワークインターフェース1040および/またはアプリケーションインターフェース1045をサポートし得る。アプリケーションインターフェース1045は、1つまたは複数のAPIをサポートし得る。ネットワークインターフェース1040は、Uu、N1、N2、およびN3などの3GPP基準点をサポートし得る。当業者によって理解されるように、他のネットワークインターフェース1040がサポートされる場合がある。
一実施形態では、プロセッサ1005は、コンピュータ可読命令を遂行することができる、および/または論理演算を実行することができる任意の知られているコントローラを含み得る。たとえば、プロセッサ1005は、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、CPU、GPU、補助処理装置、FPGA、または同様のプログラマブルコントローラであってもよい。いくつかの実施形態では、プロセッサ1005は、本明細書に記載の方法およびルーチンを実行するために、メモリ1010に記憶された命令を遂行する。プロセッサ1005は、メモリ1010、入力デバイス1015、出力デバイス1020、およびトランシーバ1025に通信可能に結合される。
様々な実施形態では、ネットワーク装置1000は、本明細書で説明するように、1つまたは複数のUEと通信するRANノード(たとえば、gNB)である。そのような実施形態では、プロセッサ1005は、上述のRAN挙動を実行するために、ネットワーク装置1000を制御する。RANノードとして動作する場合、プロセッサ1005は、アプリケーションドメインおよびオペレーティングシステム(「OS」)機能を管理するアプリケーションプロセッサ(「メインプロセッサ」としても知られる)と、無線機能を管理するベースバンドプロセッサ(「ベースバンド無線プロセッサ」としても知られる)とを含み得る。
様々な実施形態では、プロセッサ1005は、QoE測定のための第1の構成を生成し、第1の構成は、少なくとも1つのサービスタイプのQoE測定値をセットアップするための少なくとも1つのパラメータと、少なくとも1つのサービスタイプについての少なくとも1つの報告構成とを含む。トランシーバ1025を介して、プロセッサ1005は、第1の構成をUEに(たとえば、通信デバイスに)送信し、UEから報告メッセージを受信し、報告メッセージは、第1の構成に従って収集されたQoE測定値を含む。
いくつかの実施形態では、QoE測定をセットアップするための少なくとも1つのパラメータは、セットアップまたは修正するQoE測定構成のリストを含む。特定の実施形態では、QoE測定構成のリスト内の各エントリは、QoE構成インデックス、対応するサービスタイプ、および対応する測定構成を含む。
いくつかの実施形態では、プロセッサ1005は、RRC再構成メッセージ(たとえば、RRCReconfiguration)をUEに伝送することによって、第1の構成を送信する。いくつかの実施形態では、報告メッセージは複数のQoE測定報告を含む。
いくつかの実施形態では、プロセッサ1005は、(すなわち、トランスミッタ1030を介して)第2の構成をUEに送信する。ここで、第2の構成は、1つまたは複数のQoE測定構成を非アクティブ化および/または解放するための指示を含み得る。特定の実施形態では、1つまたは複数のQoE測定構成を非アクティブ化および/または解放する指示は、非アクティブ化および/または解放するQoE測定構成のリストを含み、QoE測定構成のリスト内の各エントリは、QoE構成インデックスを含む。
いくつかの実施形態では、プロセッサ1005は、UEに(すなわち、トランスミッタ1030を介して)第3の構成を送信する。ここで、第3の構成は、特定のQoE測定構成の報告を一時停止するための少なくとも1つの指示を含み得る。さらなる実施形態では、プロセッサ1005は、第4の構成をUEに(すなわち、トランスミッタ1030を介して)さらに送信し得、第4の構成は、特定のQoE測定構成の報告を再開するための少なくとも1つの指示を含む。
メモリ1010は、一実施形態では、コンピュータ可読ストレージ媒体である。いくつかの実施形態では、メモリ1010は、揮発性コンピュータストレージ媒体を含む。たとえば、メモリ1010は、ダイナミックRAM(「DRAM」)、同期ダイナミックRAM(「SDRAM」)、および/またはスタティックRAM(「SRAM」)を含むRAMを含み得る。いくつかの実施形態では、メモリ1010は、不揮発性コンピュータストレージ媒体を含む。たとえば、メモリ1010は、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ、または任意の他の適切な不揮発性コンピュータストレージデバイスを含み得る。いくつかの実施形態では、メモリ1010は、揮発性コンピュータストレージ媒体と不揮発性コンピュータストレージ媒体の両方を含む。
いくつかの実施形態では、メモリ1010は、QoE測定値を収集することに関連するデータを記憶する。たとえば、メモリ1010は、上述のように、パラメータ、構成、リソース割当て、ポリシなどを記憶し得る。特定の実施形態では、メモリ1010はまた、オペレーティングシステムまたは装置1000上で動作する他のコントローラアルゴリズムなどのプログラムコードおよび関連データを記憶する。
入力デバイス1015は、一実施形態では、タッチパネル、ボタン、キーボード、スタイラス、マイクロフォンなどを含む任意の知られているコンピュータ入力デバイスを含み得る。いくつかの実施形態では、入力デバイス1015は、たとえば、タッチスクリーンまたは同様のタッチセンシティブディスプレイとして、出力デバイス1020と統合され得る。いくつかの実施形態では、入力デバイス1015は、タッチスクリーン上に表示される仮想キーボードを使用して、および/またはタッチスクリーン上に手書きすることによってテキストが入力され得るように、タッチスクリーンを含む。いくつかの実施形態では、入力デバイス1015は、キーボードおよびタッチパネルなどの、2つ以上の異なるデバイスを含む。
出力デバイス1020は、一実施形態では、視覚信号、聴覚信号、および/または触覚信号を出力するように設計されている。いくつかの実施形態では、出力デバイス1020は、視覚データをユーザに出力できる電子的に制御可能なディスプレイまたはディスプレイデバイスを含む。たとえば、出力デバイス1020は、これらに限定されないが、LCDディスプレイ、LEDディスプレイ、OLEDディスプレイ、プロジェクタ、または画像、テキストなどをユーザに出力することができる同様のディスプレイデバイスを含み得る。別の非限定的な例として、出力デバイス1020は、スマートウォッチ、スマートグラス、ヘッドアップディスプレイなどの、ネットワーク装置1000の残りの部分とは別個であるが、通信可能に結合された、ウェアラブルディスプレイを含み得る。さらに、出力デバイス1020は、スマートフォン、携帯情報端末、テレビ、テーブルコンピュータ、ノートブック(ラップトップ)コンピュータ、パーソナルコンピュータ、車両ダッシュボードなどのコンポーネントであってもよい。
特定の実施形態では、出力デバイス1020は、音を生成するための1つまたは複数のスピーカを含む。たとえば、出力デバイス1020は、可聴アラートまたは通知(たとえば、ビープ音またはチャイム)を生成し得る。いくつかの実施形態では、出力デバイス1020は、振動、運動、または他の触覚フィードバックを生成するための1つまたは複数の触覚デバイスを含む。いくつかの実施形態では、出力デバイス1020のすべてまたは一部は、入力デバイス1015と統合され得る。たとえば、入力デバイス1015および出力デバイス1020は、タッチスクリーンまたは同様のタッチセンシティブディスプレイを形成し得る。他の実施形態では、出力デバイス1020は、入力デバイス1015の近くに配置され得る。
トランシーバ1025は、少なくともトランスミッタ1030および少なくとも1つのレシーバ1035を含む。本明細書で説明するように、UEと通信するために、1つまたは複数のトランスミッタ1030が使用され得る。同様に、本明細書に記載されるように、パブリックランドモバイルネットワーク(「PLMN」)および/またはRANにおけるネットワーク機能と通信するために、1つまたは複数のレシーバ1035が使用され得る。1つのトランスミッタ1030および1つのレシーバ1035のみが示されているが、ネットワーク装置1000は、任意の適切な数のトランスミッタ1030およびレシーバ1035を有してもよい。さらに、トランスミッタ1030およびレシーバ1035は、任意の適切なタイプのトランスミッタおよびレシーバであってもよい。
図11は、本開示の実施形態による、QoE測定値を収集するための方法1100の一実施形態を示している。様々な実施形態では、方法1100は、上記のように、ベースユニット121、RANノード207、および/またはネットワーク装置1000などのネットワークエンティティによって実行される。いくつかの実施形態では、方法1100は、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、CPU、GPU、補助処理装置、FPGAなどのプロセッサによって実行される。
方法1100が開始し、QoE測定値の第1の構成を生成し(1105)、第1の構成は、少なくとも1つのサービスタイプのQoE測定値をセットアップするための少なくとも1つのパラメータを含み、少なくとも1つのサービスタイプについての少なくとも1つの報告構成を含む。方法1100は、第1の構成を通信デバイス(たとえば、UE)に伝送するステップ(1110)を含む。方法1100は、通信デバイスから報告メッセージを受信するステップ(1115)であって、報告メッセージが、第1の構成に従って収集されたQoE測定値を含む、ステップを含む。方法1100は終了する。
図12は、本開示の実施形態による、QoE測定値を収集するための方法1200の一実施形態を示している。様々な実施形態では、方法1200は、上述のように、リモートユニット105、UE 205、および/またはユーザ機器装置900などのUEデバイスによって実行される。いくつかの実施形態では、方法1200は、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、CPU、GPU、補助処理装置、FPGAなどのプロセッサによって実行される。
方法1200が開始し、通信ネットワークからQoE測定値の第1の構成を受信し(1205)、第1の構成は、少なくとも1つのサービスタイプのQoE測定値をセットアップするための少なくとも1つのパラメータと、少なくとも1つのサービスタイプについての少なくとも1つの報告構成とを含む。方法1200は、第1の構成に従ってQoE測定を実行するステップ(1210)を含む。方法1200は、報告メッセージを通信ネットワークに伝送するステップ(1215)であって、報告メッセージが、第1の構成に従って収集されたQoE測定値を含む、ステップを含む。方法1200は終了する。
本明細書では、本開示の実施形態による、QoE測定値を収集するための第1の装置が開示される。第1の装置は、上記したベースユニット121、RANノード207、および/またはネットワーク装置1000などのネットワークエンティティによって実装され得る。第1の装置は、QoE測定のための第1の構成を生成するプロセッサを含み、第1の構成は、少なくとも1つのサービスタイプのQoE測定値をセットアップするための少なくとも1つのパラメータと、少なくとも1つのサービスタイプについての少なくとも1つの報告構成とを含む。第1の装置は、第1の構成を通信デバイス(たとえば、UE)に伝送するトランスミッタを含む。第1の装置は、通信デバイスから報告メッセージを受信するレシーバを含み、報告メッセージは、第1の構成に従って収集されたQoE測定値を含む。
いくつかの実施形態では、QoE測定をセットアップするための少なくとも1つのパラメータは、セットアップまたは修正するQoE測定構成のリストを含む。特定の実施形態では、QoE測定構成のリスト内の各エントリは、QoE構成インデックス、対応するサービスタイプ、および対応する測定構成を含む。
いくつかの実施形態では、第1の構成を通信デバイスに伝送するステップは、RRC再構成メッセージ(たとえば、RRCReconfiguration)をユーザ機器デバイスに伝送するステップを含む。いくつかの実施形態では、報告メッセージは複数のQoE測定報告を含む。
いくつかの実施形態では、トランスミッタは、第2の構成を通信デバイスにさらに伝送し、第2の構成は、1つまたは複数のQoE測定構成を非アクティブ化および解放する指示を含む。特定の実施形態では、1つまたは複数のQoE測定構成を非アクティブ化および解放する指示は、非アクティブ化および解放するQoE測定構成のリストを含み、QoE測定構成のリスト内の各エントリは、QoE構成インデックスを含む。
いくつかの実施形態では、トランスミッタは、通信デバイスに第2の構成をさらに伝送し、第2の構成は、特定のQoE測定構成の報告を一時停止するための少なくとも1つの指示を含む。特定の実施形態では、トランスミッタは、第3の構成を通信デバイスにさらに伝送し、第3の構成は、特定のQoE測定構成の報告を再開するための少なくとも1つの指示を含む。
本明細書では、本開示の実施形態による、QoE測定値を収集するための第1の方法が開示される。第1の方法は、上記のベースユニット121、RANノード207、および/またはネットワーク装置1000などのネットワークエンティティによって実行され得る。第1の方法は、QoE測定値の第1の構成を生成するステップであって、第1の構成は、少なくとも1つのサービスタイプのQoE測定値をセットアップするための少なくとも1つのパラメータを含み、少なくとも1つのサービスタイプについての少なくとも1つの報告構成を含む、ステップを含む。第1の方法は、第1の構成を通信デバイス(たとえば、UE)に伝送するステップと、通信デバイスから報告メッセージを受信するステップであって、報告メッセージが、第1の構成に従って収集されたQoE測定値を含む、ステップとを含む。
いくつかの実施形態では、QoE測定をセットアップするための少なくとも1つのパラメータは、セットアップまたは修正するQoE測定構成のリストを含む。特定の実施形態では、QoE測定構成のリスト内の各エントリは、QoE構成インデックス、対応するサービスタイプ、および対応する測定構成を含む。
いくつかの実施形態では、第1の構成を通信デバイスに伝送するステップは、RRC再構成メッセージ(たとえば、RRCReconfiguration)をユーザ機器デバイスに伝送するステップを含む。いくつかの実施形態では、報告メッセージは複数のQoE測定報告を含む。
いくつかの実施形態では、第1の方法は、第2の構成を通信デバイスに伝送するステップをさらに含み、第2の構成は、1つまたは複数のQoE測定構成を非アクティブ化および解放する指示を含む。特定の実施形態では、1つまたは複数のQoE測定構成を非アクティブ化および解放する指示は、非アクティブ化および解放するためのQoE測定構成のリストを含み、QoE測定構成のリスト内の各エントリは、QoE構成インデックスを含む。
いくつかの実施形態では、第1の方法は、第2の構成を通信デバイスに伝送するステップをさらに含み、第2の構成は、特定のQoE測定構成の報告を一時停止するための少なくとも1つの指示を含む。特定の実施形態では、第1の方法は、第3の構成を通信デバイスに伝送するステップであって、第3の構成が、特定のQoE測定構成の報告を再開するための少なくとも1つの指示を含む、ステップをさらに含む。
本明細書では、本開示の実施形態による、QoE測定値を収集するための第2の装置が開示される。第2の装置は、上記のリモートユニット105、UE205、および/またはユーザ機器装置900などのUEデバイスによって実装され得る。第2の装置は、通信ネットワークからQoE測定値の第1の構成を受信するレシーバを含み、第1の構成は、少なくとも1つのサービスタイプのQoE測定値をセットアップするための少なくとも1つのパラメータと、少なくとも1つのサービスタイプについての少なくとも1つの報告構成とを含む。第2の装置は、第1の構成に従ってQoE測定を実行するプロセッサを含む。第2の装置は、通信ネットワークに報告メッセージを伝送するトランスミッタを含み、報告メッセージは、第1の構成に従って収集されたQoE測定値を含む。
いくつかの実施形態では、QoE測定をセットアップするための少なくとも1つのパラメータは、セットアップまたは修正するQoE測定構成のリストを含む。特定の実施形態では、QoE測定構成のリスト内の各エントリは、QoE構成インデックス、対応するサービスタイプ、および対応する測定構成を含む。
いくつかの実施形態では、通信ネットワークから第1の構成を受信するステップは、RANノード(たとえば、gNB)からRRC再構成メッセージ(たとえば、RRCReconfiguration)を受信するステップを含む。いくつかの実施形態では、報告メッセージは複数のQoE測定報告を含む。
いくつかの実施形態では、レシーバは、通信ネットワークから第2の構成をさらに受信し、第2の構成は、1つまたは複数のQoE測定構成を非アクティブ化および解放する指示を含む。特定の実施形態では、1つまたは複数のQoE測定構成を非アクティブ化および解放する指示は、非アクティブ化および解放するQoE測定構成のリストを含み、QoE測定構成のリスト内の各エントリは、QoE構成インデックスを含む。
いくつかの実施形態では、レシーバは、通信ネットワークから第2の構成をさらに受信し、第2の構成は、特定のQoE測定構成の報告を一時停止するための少なくとも1つの指示を含む。特定の実施形態では、レシーバは、第3の構成を通信ネットワークからさらに受信し、第3の構成は、特定のQoE測定構成の報告を再開するための少なくとも1つの指示を含む。
本明細書では、本開示の実施形態による、QoE測定値を収集するための第2の方法が開示される。第2の方法は、上記のリモートユニット105、UE205、および/またはユーザ機器装置900などのUEデバイスによって実行され得る。第2の方法は、通信ネットワークからQoE測定値の第1の構成を受信するステップを含み、第1の構成は、少なくとも1つのサービスタイプのQoE測定値をセットアップするための少なくとも1つのパラメータと、少なくとも1つのサービスタイプについての少なくとも1つの報告構成とを含む。第2の方法は、第1の構成に従ってQoE測定を実行するステップと、報告メッセージを通信ネットワークに伝送するステップであって、報告メッセージが、第1の構成に従って収集されたQoE測定値を含む、ステップとを含む。
いくつかの実施形態では、QoE測定をセットアップするための少なくとも1つのパラメータは、セットアップまたは修正するQoE測定構成のリストを含む。特定の実施形態では、QoE測定構成のリスト内の各エントリは、QoE構成インデックス、対応するサービスタイプ、および対応する測定構成を含む。
いくつかの実施形態では、通信ネットワークから第1の構成を受信するステップは、RANノード(たとえば、gNB)からRRC再構成メッセージ(たとえば、RRCReconfiguration)を受信するステップを含む。いくつかの実施形態では、報告メッセージは複数のQoE測定報告を含む。
いくつかの実施形態では、第2の方法は、通信ネットワークから第2の構成を受信するステップであって、第2の構成が、1つまたは複数のQoE測定構成を非アクティブ化および解放する指示を含む、ステップをさらに含む。特定の実施形態では、1つまたは複数のQoE測定構成を非アクティブ化および解放する指示は、非アクティブ化および解放するQoE測定構成のリストを含み、QoE測定構成のリスト内の各エントリは、QoE構成インデックスを含む。
いくつかの実施形態では、第2の方法は、通信ネットワークから第2の構成を受信するステップであって、第2の構成が、特定のQoE測定構成の報告を一時停止する少なくとも1つの指示を含む、ステップをさらに含む。特定の実施形態では、第2の方法は、第3の構成を通信ネットワークから受信するステップであって、第3の構成が、特定のQoE測定構成の報告を再開するための少なくとも1つの指示を含む、ステップをさらに含む。
実施形態は、他の特定の形態において実施され得る。記載された実施形態は、すべての点において、例示としてのみ考慮され、限定的ではないとみなされるべきである。したがって、本発明の範囲は、前述の説明ではなく、添付の特許請求の範囲によって示される。特許請求の範囲の均等の意味および範囲内にあるすべての変更は、その範囲内に包含されるべきである。
100 ワイヤレス通信システム
105 リモートユニット
107 アプリケーション
120 無線アクセスネットワーク(「RAN」)
121 ベースユニット
123 ワイヤレス通信リンク
125 QoE測定構成
127 QoE測定報告
140 モバイルコアネットワーク
141 ユーザプレーン機能(「UPF」)
143 アクセスおよびモビリティ管理機能(「AMF」)
145 セッション管理機能(「SMF」)
147 ポリシ制御機能(「PCF」)
149 組み合わされたエンティティ「UDM/UDR」
150 パケットデータネットワーク
151 アプリケーションサーバ
160 運用、管理、および保守(「OAM」)プラットフォーム
200 プロトコルスタック
203 制御プレーンプロトコルスタック
205 UE
207 RANノード
209 5Gコアネットワーク(「5GC」)
211 物理(「PHY」)レイヤ
213 媒体アクセス制御(「Medium Access Control: MAC」)サブレイヤ
215 無線リンク制御(「Radio Link Control: RLC」)サブレイヤ
217 パケットデータコンバージェンスプロトコル(「Packet Data Convergence Protocol:PDCP」)サブレイヤ
219 サービスデータ適応プロトコル(「Service Data Adaptation Protocol: SDAP」)レイヤ
221 無線リソース制御(「Radio Resource Control: RRC」)レイヤ
223 非アクセス層(「Non-Access Stratum: NAS」)レイヤ
225 ASレイヤ
227 ASレイヤ
230 メッセージング
300 抽象構文表記1(「ASN.1」)構造
400 ASN.1構造
500 手順
501 OAMエンティティ
503 UE AS
505 UE AL
507 TCE/MCE
511 メッセージング
513 メッセージング
515 メッセージング
517 メッセージング
519 メッセージング
521 メッセージング
525 メッセージング
527 メッセージング
529 メッセージング
600 手順
601 メッセージング
603 メッセージング
605 メッセージング
607 メッセージング
609 メッセージング
700 手順
701 メッセージング
703 メッセージング
709 メッセージング
711 メッセージング
715 メッセージング
717 メッセージング
800 手順
801 メッセージング
803 メッセージング
805 メッセージング
809 メッセージング
811 メッセージング
813 メッセージング
900 ユーザ機器装置
905 プロセッサ
910 メモリ
915 入力デバイス
920 出力デバイス
925 トランシーバ
930 トランスミッタ
935 レシーバ
940 ネットワークインターフェース
945 アプリケーションインターフェース
1000 ネットワーク装置
1005 プロセッサ
1010 メモリ
1015 入力デバイス
1020 出力デバイス
1025 トランシーバ
1030 トランスミッタ
1035 レシーバ
1040 ネットワークインターフェース
1045 アプリケーションインターフェース
1100 方法
1200 方法

Claims (15)

  1. エクスペリエンス品質(「QoE」)測定値を収集するための通信ネットワークの方法であって、
    QoE測定のための第1の構成を生成するステップであって、前記第1の構成が、少なくとも1つのサービスタイプのQoE測定値をセットアップするための少なくとも1つのパラメータと、前記少なくとも1つのサービスタイプについての少なくとも1つの報告構成とを備える、ステップと、
    前記第1の構成を通信デバイスに伝送するステップと、
    前記通信デバイスから報告メッセージを受信するステップであって、前記報告メッセージが、前記第1の構成に従って収集されたQoE測定値を備える、ステップと
    を含む、方法。
  2. QoE測定をセットアップするための前記少なくとも1つのパラメータが、セットアップまたは修正するQoE測定構成のリストを備える、請求項1に記載の方法。
  3. QoE測定構成の前記リスト内の各エントリが、QoE構成インデックス、対応するサービスタイプ、および対応する測定構成を備える、請求項2に記載の方法。
  4. 第2の構成を前記通信デバイスに伝送するステップをさらに含み、前記第2の構成が、1つまたは複数のQoE測定構成を非アクティブ化および解放する指示を備える、請求項1に記載の方法。
  5. 1つまたは複数のQoE測定構成を非アクティブ化および解放する前記指示が、非アクティブ化および解放するQoE測定構成のリストを備え、QoE測定構成の前記リスト内の各エントリが、QoE構成インデックスを備える、請求項4に記載の方法。
  6. 第2の構成を前記通信デバイスに伝送するステップをさらに含み、前記第2の構成が、特定のQoE測定構成の報告を一時停止するための少なくとも1つの指示を備える、請求項1に記載の方法。
  7. 第3の構成を前記通信デバイスに伝送するステップをさらに含み、前記第3の構成が、前記特定のQoE測定構成の報告を再開するための少なくとも1つの指示を備える、請求項6に記載の方法。
  8. 前記報告メッセージが複数のQoE測定報告を備える、請求項1に記載の方法。
  9. 前記第1の構成を前記通信デバイスに伝送するステップが、RRC再構成メッセージをユーザ機器デバイスに伝送するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  10. 通信ネットワークにおけるデバイスであって、
    QoE測定のための第1の構成を生成するプロセッサであって、前記第1の構成が、少なくとも1つのサービスタイプのQoE測定値をセットアップするための少なくとも1つのパラメータと、前記少なくとも1つのサービスタイプについての少なくとも1つの報告構成とを備える、プロセッサと、
    前記第1の構成を通信デバイスに伝送するトランスミッタと、
    前記通信デバイスから報告メッセージを受信するレシーバであって、前記報告メッセージが、前記第1の構成に従って収集されたQoE測定値を備える、レシーバと
    を備える、デバイス。
  11. エクスペリエンス品質(「QoE」)測定値を収集するための通信装置であって、
    通信ネットワークからQoE測定値の第1の構成を受信するレシーバであって、前記第1の構成が、少なくとも1つのサービスタイプのQoE測定値をセットアップするための少なくとも1つのパラメータと、前記少なくとも1つのサービスタイプについての少なくとも1つの報告構成とを備える、レシーバと、
    前記第1の構成に従ってQoE測定を実行するプロセッサと、
    報告メッセージを前記通信ネットワークに伝送するトランスミッタであって、前記報告メッセージが、前記第1の構成に従って収集されたQoE測定値を備える、トランスミッタと
    を備える、通信装置。
  12. QoE測定をセットアップするための前記少なくとも1つのパラメータが、セットアップまたは修正するQoE測定構成のリストを備える、請求項11に記載の装置。
  13. QoE測定構成の前記リスト内の各エントリが、QoE構成インデックス、対応するサービスタイプ、および対応する測定構成を備える、請求項12に記載の装置。
  14. 前記レシーバが、第2の構成を前記通信ネットワークからさらに受信し、前記第2の構成が、1つまたは複数のQoE測定構成を非アクティブ化および解放する指示を備える、請求項11に記載の装置。
  15. 1つまたは複数のQoE測定構成を非アクティブ化および解放する前記指示が、非アクティブ化および解放するQoE測定構成のリストを備え、QoE測定構成の前記リスト内の各エントリが、QoE構成インデックスを備える、請求項14に記載の装置。
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