JP2024507489A - Oam情報ブロックの受信方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
本発明の実施例は、OAM情報ブロックの受信方法及び装置を提供し、当該方法は、OAM情報ブロックを受信する基準位置及び伝送周期値を決定するステップと、前記基準位置及び伝送周期値に基づいて、次のOAM情報ブロックの予想される受信位置を決定し、かつ前記予想される受信位置に基づいて、有効受信範囲を決定し、有効受信範囲内のクライアント・トラヒックストリームにおけるOAM情報ブロックを抽出するステップと、抽出されたOAM情報ブロックの種類及びソート結果に基づいて、OAM情報ブロックの順序関係を同期し、同期後にOAM情報ブロックのコンテンツを抽出して搬送チャネルのサービス品質を監視するステップと、を含む。本発明において、クライアント・トラヒックストリームから有効なOAM情報ブロックを受信して検出して、OAM情報ブロックの有効なコンテンツを抽出することにより、搬送チャネルの性能検出を実現する。
Description
本発明の実施例は、通信の分野に関し、具体的には、OAM情報ブロックの受信方法及び装置に関する。
ユーザーネットワーク情報トラヒックの急速な増加によって、通信ネットワーク情報伝送帯域幅の急速な発展が推進され、通信デバイスのインターフェース帯域幅速度は、10メガビット(M)から100Mに増加し、さらに1ギガビット(G)、10G、及び100Gの帯域幅速度に増加した。多数の業務用100G光モジュールが市場に導入されており、400G光モジュールも開発されている。
しかし、400G光モジュールは高価であり、4つの100G光モジュールの価格を超えるため、400G光モジュールの商業的経済価値が失われる。100G光モジュールで400Gトラヒックを伝送するために、国際標準化機構は、フレックスイーサネット(FlexE)プロトコルを定義している。FlexEプロトコルは、複数の100G光モジュールをバンドルし、1つの高速な伝送路を形成する。
図1に示すように、4つの100G光モジュールがFlexEプロトコルによってバンドされることで、1つの400G光モジュールの伝送速度に相当する400G伝送路が形成される。コストを増やせずに、400Gトラヒックの伝送要求を満たす。MTN標準仕様では、クライアント・トラヒックを伝送するコードストリームに、チャネルの搬送品質を監視する運用管理保守情報(Operation Administration Maintenance、OAM)ブロックを追加することが規定されており、当該OAMブロックは、クライアント・トラヒックを搬送するチャネルのサービス品質状態、例えば、ビット誤り率、遅延時間、トラヒック廃棄などの機能を検出するものである。
しかし、MTN標準仕様では、どのようにクライアント・トラヒックストリームから有効なOAM情報ブロックを受信して検出することにより、OAM情報ブロックの有効なコンテンツを抽出して、搬送チャネルの性能検出を実現するかを与えない。
本発明の実施例は、少なくとも関連技術において、どのようにクライアント・トラヒックストリームから有効なOAM情報ブロックを受信し、検出するかという問題を解決するために、OAM情報ブロックの受信方法及び装置を提供する。
本発明の1つの実施例によれば、OAM情報ブロックを受信する基準位置及び伝送周期値を決定するステップと、前記基準位置及び伝送周期値に基づいて、次のOAM情報ブロックの予想される受信位置を決定し、かつ前記予想される受信位置に基づいて、有効受信範囲を決定し、有効受信範囲内のクライアント・トラヒックストリームにおけるOAM情報ブロックを抽出するステップと、抽出されたOAM情報ブロックの種類及びソート結果に基づいて、OAM情報ブロックの順序関係を同期し、同期後にOAM情報ブロックのコンテンツを抽出して搬送チャネルのサービス品質を監視するステップと、を含むOAM情報ブロックの受信方法を提供する。
1つの例示的な実施例において、OAM情報ブロックを受信する基準位置を決定するステップは、現在実際に受信したOAM情報ブロックを前記基準位置とするステップと、現在実際に受信したOAM情報ブロック及びブロック位置オフセット値に基づいて、OAM情報ブロックの所望の送信位置を推定し、前記所望の送信位置を前記基準位置とするステップと、のうちの1つを含む。
1つの例示的な実施例において、OAM情報ブロックの伝送周期値を決定するステップは、デバイスの設定値によりOAM情報ブロックの伝送周期値を決定するステップと、OAM情報ブロックに搬送された周期値を受信することにより、OAM情報ブロックの伝送周期値を決定するステップと、複数のOAM情報ブロックの受信位置に基づいて、OAM情報ブロックの平均ギャップを算出し、前記平均ギャップに基づいて、OAM情報ブロックの伝送周期値を決定するステップと、のうちの1つを含む。
1つの例示的な実施例において、前記予想される受信位置に基づいて、有効受信範囲を決定するステップは、前記予想される受信位置を中心として、前記予想される受信位置の前後の所定範囲、又は前記予想される受信位置の後の所定範囲を、OAM情報ブロックを受信する有効受信範囲として決定するステップを含む。
1つの例示的な実施例において、受信端の有効受信範囲の大きさに対する影響要因は、少なくとも、送信端の所望の送信位置と、実際の送信位置との間の最大偏差値と、ネットワーク搬送中のアイドルブロックの追加削除によるクライアント・トラヒックのオフセットと、のうちの1つを含む。
1つの例示的な実施例において、有効受信範囲内のクライアント・トラヒックストリームにおけるOAM情報ブロックを抽出するステップは、前記有効受信範囲内に受信されたOAM情報ブロックが位置正当なOAM情報ブロックであり、クライアント・トラヒックストリームから前記OAM情報ブロックを抽出するステップと、前記有効受信範囲内にOAM情報ブロックを受信しなければ、OAM情報ブロックが欠落しているとマーキングするステップと、前記有効受信範囲外に受信されたOAM情報ブロックが位置不正なOAM情報ブロックであり、位置不正の警告指示を出すステップと、のうちの1つを含む。
1つの例示的な実施例において、前記有効受信範囲内に位置正当なOAM情報ブロックが最大で1つであり、前記有効受信範囲内に複数のOAM情報ブロックを受信する場合、OAM情報ブロックの受信数量にエラーが発生すると判定し、かつ数量警告情報を出し、OAM情報ブロックの数量に警告が発生する場合、そのうちの1つのOAM情報ブロックを抽出するか、又は全てのOAM情報ブロックを廃棄してOAM情報ブロックが欠落していると判定する。
1つの例示的な実施例において、抽出されたOAM情報ブロックの種類及びソート結果に基づいて、OAM情報ブロックの順序関係を同期し、同期後にOAM情報ブロックのコンテンツを抽出して搬送チャネルのサービス品質を監視するステップは、各有効受信範囲のOAM情報ブロックを抽出して、OAM情報ブロックの搬送順序同期及び順序関係検出を行うステップと、受信端のOAM情報ブロックの順序状態が同期外れ状態にある場合、受信端のOAM順序の同期判定プロセスを行うステップと、受信端のOAM情報ブロックの順序状態が同期状態にある場合、OAM情報ブロックのコンテンツに基づいて、搬送チャネルのサービス品質監視を行うステップと、を含む。
1つの例示的な実施例において、受信端のOAM情報ブロックの順序状態同期プロセスは、ステートマシンにより実現され、前記ステートマシンは、2つの状態、3つの状態又は4つの状態で構成されたステートマシンである。
1つの例示的な実施例において、受信端のOAM情報ブロックの順序状態が同期外れ状態にある場合、受信端のOAM順序の同期判定プロセスを行うステップは、受信端のOAM情報ブロックの順序状態が同期外れ状態にある場合、受信された1つのOAM情報ブロックを参照OAM情報ブロックとして選択し、受信された次のOAM情報ブロックと、前の参照OAM情報ブロックとの間の順序が予想される順序関係に合致しなければ、参照OAM情報ブロックを再選択するステップと、受信端のOAM情報ブロックの順序状態が同期外れ状態にある場合、受信された1つのOAM情報ブロックを参照OAM情報ブロックとして選択し、参照OAM情報ブロックと、後に受信された複数のOAM情報ブロックとの間の順序が予想される順序関係に合致すれば、同期状態に入るステップと、のうちの1つを含む。
1つの例示的な実施例において、受信端のOAM情報ブロックの順序状態が同期状態にある場合、OAM情報ブロックのコンテンツに基づいて、搬送チャネルのサービス品質監視を行うステップは、受信端のOAM情報ブロックの順序状態が同期状態にある場合、受信されたOAM情報ブロックが予想される順序関係に合致すれば、OAM情報ブロックのコンテンツに基づいて、搬送チャネルのサービス品質監視を行うステップを含む。
1つの例示的な実施例において、当該方法は、受信端のOAM情報ブロックの順序状態が同期状態にある場合、受信されたOAM情報ブロックが予想される順序関係に合致しなければ、当該OAM情報ブロックの順序が正しくないと判定するステップをさらに含む。
1つの例示的な実施例において、当該方法は、受信端のOAM情報ブロックの順序状態が同期状態にある場合、後に受信された複数のOAM情報ブロックが予想される順序関係に合致しなければ、受信端のOAM情報ブロックの順序状態が同期状態から同期外れ状態に入るステップをさらに含む。
本発明の別の実施例によれば、受信端に位置するOAM情報ブロックの受信装置であって、OAM情報ブロックを受信する基準位置及び伝送周期値を決定するように構成される決定モジュールと、前記基準位置及び伝送周期値に基づいて、次のOAM情報ブロックの予想される受信位置を決定し、かつ前記予想される受信位置に基づいて、有効受信範囲を決定し、有効受信範囲内のクライアント・トラヒックストリームにおけるOAM情報ブロックを抽出するように構成される抽出モジュールと、抽出されたOAM情報ブロックの種類及びソート結果に基づいて、OAM情報ブロックの順序関係を同期し、同期後にOAM情報ブロックのコンテンツを抽出して搬送チャネルのサービス品質を監視するように構成される同期モジュールと、を含むOAM情報ブロックの受信装置を提供する。
1つの例示的な実施例において、前記決定モジュールは、現在実際に受信したOAM情報ブロックを前記基準位置とすることと、現在実際に受信したOAM情報ブロック及びブロック位置オフセット値に基づいて、OAM情報ブロックの所望の送信位置を推定し、前記所望の送信位置を前記基準位置とすることと、のうちの1つによりOAM情報ブロックを受信する基準位置を決定する。
1つの例示的な実施例において、前記決定モジュールは、デバイスの設定値によりOAM情報ブロックの伝送周期値を決定することと、OAM情報ブロックに搬送された周期値を受信することにより、OAM情報ブロックの伝送周期値を決定することと、複数のOAM情報ブロックの受信位置に基づいて、OAM情報ブロックの平均ギャップを算出し、前記平均ギャップに基づいて、OAM情報ブロックの伝送周期値を決定することと、のうちの1つによりOAM情報ブロックの伝送周期値を決定する。
1つの例示的な実施例において、前記抽出モジュールは、前記予想される受信位置を中心として、前記予想される受信位置の前後の所定範囲、又は前記予想される受信位置の後の所定範囲を、OAM情報ブロックを受信する有効受信範囲として決定するように構成される有効受信範囲決定ユニットをさらに含む。
1つの例示的な実施例において、前記抽出モジュールは、前記有効受信範囲内に受信されたOAM情報ブロックが位置正当なOAM情報ブロックである場合、クライアント・トラヒックストリームから前記OAM情報ブロックを抽出するように構成される第1の抽出ユニットと、前記有効受信範囲内にOAM情報ブロックを受信しない場合、OAM情報ブロックが欠落しているとマーキングするように構成されるマーキングユニットと、前記有効受信範囲外に受信されたOAM情報ブロックが位置不正なOAM情報ブロックである場合、位置不正の警告指示を出すように構成される警告ユニットと、をさらに含む。
本発明のさらに別の実施例によれば、コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムは、実行される場合に上記いずれかの方法の実施例におけるステップを実現するように構成されるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供する。
本発明のさらに別の実施例によれば、コンピュータプログラムが記憶されているメモリと、前記コンピュータプログラムを実行して上記いずれかの方法の実施例におけるステップを実現するように構成されるプロセッサと、を含む、電子装置をさらに提供する。
本発明の上記実施例において、クライアント・トラヒックストリームから有効なOAM情報ブロックを受信して検出して、OAM情報ブロックの有効なコンテンツを抽出することにより、搬送チャネルの性能検出を実現する。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら実施例を挙げて詳細に説明する。
なお、本発明の明細書、特許請求の範囲及び上記図面における「第1」、「第2」などの用語は、必ずしも特定の順序又は前後順を説明するために使用されるのではなく、類似の対象を区別するために用いられるものである。
現在、FlexEプロトコルは、物理層の100G速度によって定義される。光モジュールでは、100Gデータパケットが送信される前に、データパケットは、64/66符号化され、64ビットのデータブロックを66ビットの情報ブロックに拡張すると、追加された2ビットは、66ビットの情報ブロックの開始フラグとし、66ビットの情報ブロックの先頭に配置され、66ビットの情報ブロックの形式で光ポートから送信される。
受信時に、光ポートは、受信したデータストリームから66ビットの情報ブロックを識別し、66ビットの情報ブロックから元の64ビットのデータブロックを復元し、データパケットを再構成する。FlexEプロトコルは、64ビットのデータブロックから66ビットの情報ブロックへの変換層にあり、66ビットのデータブロックが送信される前に、66ビットのデータブロックがソートされる。
図2に示すように、100Gのトラヒックの場合、20個の66ビットのデータブロックごとに1つのデータブロック群を形成し、各群には20個のデータブロックが含まれ、20個のスロットを表し、各スロットは、5G帯域幅のトラヒック速度を表す。66ビットのデータブロックが送信されると、1023個のデータブロック群(1023×20個のデータブロック)が送信されるたびに、1つのFlexEオーバーヘッドブロック(図2の黒色ブロック)がインサートされる。
オーバーヘッドブロックがインサートされた後、データブロックの送信を続け、2番目の1023×20個のデータブロックが送信された後、オーバーヘッドブロックを再びにインサートし、以降同様、このように、データブロックの送信中では、オーバーヘッドブロックが定期的にインサートされ、2つの隣接するオーバーヘッドブロック間のギャップは、1023×20個のデータブロックである。
4路の100G物理層が1つの400G論理トラヒック帯域幅にバンドルされると、図3に示すように、各物理層は、20個のデータブロックごとに1つのデータブロック群を形成し、各1023個のデータブロック群に1つのオーバーヘッドブロックがインサートされる。FlexEのshim層では、4路の20個のデータブロックが80個のデータブロックで構成される1つのデータブロック群にアセンブルされ、データブロック群には80個のスロットが含まれる。クライアント・トラヒックは、これらの80個のスロットで伝送され、各スロットの帯域幅は5Gであり、合計400Gのトラヒック伝送帯域幅である。
FlexEオーバーヘッドブロックは、66ビット長さのオーバーヘッドブロックであり、トラヒックストリームが送信される場合、1023×20個のデータブロックおきに、1つのオーバーヘッドブロックがインサートされる。オーバーヘッドブロックは、トラヒックストリーム全体において位置決めに役割を果たし、オーバーヘッドブロックを見つけると、トラヒックにおける1番目のデータブロック群の位置、及び後のデータブロック群の位置を知ることができる。
オーバーヘッドブロックのコンテンツは、図4に示すとおりであり、連続する8つのオーバーヘッドブロックは、1つのオーバーヘッドフレームを構成する。1つのオーバーヘッドブロックは、2ビットのブロックフラグ及び64ビットのブロックコンテンツで構成される。ブロックフラグは、前の2列に位置し、後の64列は、ブロックコンテンツであり、1番目のオーバーヘッドブロックのブロックフラグは、「10」であり、後の7つのオーバーヘッドブロックのブロックフラグは、「01」又は「SS」である(SSは、コンテンツが不定であることを示す)。
1番目のオーバーヘッドブロックのコンテンツは、0×4B(8ビット、16進数で4B)、Cビット(1ビット、調整制御を示す)、OMFビット(1ビット、オーバーヘッドフレームのマルチフレーム指示を示す)、RPFビット(1ビット、リモート障害指示を示す)、RESビット(1ビット、予約ビット)、FlexE group number(20ビット、メンバー群の番号を示す)、0×5(4ビット、16進数で5)、000000(28ビット、いずれも0)である。
0×4B及び0×5は、1番目のオーバーヘッドブロックのフラグ指示であり、受信時に、あるオーバーヘッドブロックにおける対応する位置が0×4B及び0×5であることを見つけると、当該オーバーヘッドブロックがオーバーヘッドフレームにおける1番目のオーバーヘッドブロックであり、後の連続する7つのオーバーヘッドブロックと共に1つのオーバーヘッドフレームを構成することを示す。オーバーヘッドフレームにおいて、reserved部分は、予約コンテンツであり、まだ定義されず、図4の黒色ブロックに示すとおりである。
FlexEプロトコルにおいて、8つのオーバーヘッドブロックが1フレームを構成することが定義され、1番目のオーバーヘッドブロックは、4B(16進数で、0×4Bとマーキングされる)及び05(16進法で、0×5とマーキングされる)の2つのフィールドでマーキングされる。オーバーヘッドブロックにおいて、対応する位置が4B及び05のコンテンツであると検出する場合、当該オーバーヘッドブロックが1番目のオーバーヘッドブロックであり、後の7つのオーバーヘッドブロックと共に1フレームを構成することを示す。
図5は、FlexEプロトコルがクライアント・トラヒックを搬送するプロセスであり、クライアント・トラヒックに対して、まず、64/66符号化によりクライアントデータストリームを64ビット(8バイト)長さのブロック情報に切断し、次に、64ビットの情報を符号化して66ビットの情報ブロックになる。
64/66符号化により、トラヒックストリームは、66ビット長さの情報ブロックストリームになる。これらの情報ブロックは、データブロック(前の2bitが「01」であり、当該ブロックがデータブロックであることを示す)及び制御ブロック(前の2bitが「10」であり、当該ブロックが制御ブロックであることを示す)の2種類に分けられ、2種類の情報ブロックは、情報ブロックにおける前の2ビットにより区別される。
制御情報ブロックは、様々な異なる制御情報ブロック(例えば、アイドル情報ブロックであり、IDLEブロックにもなる)に分けられ、制御情報ブロックにおける1番目のバイトにより区別されるものであってもよい。
クライアント情報を64/66符号化した後、アイドル情報ブロックを追加するか又は削除することにより速度調整を実現し、次にスロット配置状況に応じて66ビットの情報ブロックをFlexEプロトコルによって定義されたスロットカレンダー(calendar)における対応する位置に配置する。
FlexEプロトコルは、クライアント・トラヒックに柔軟な伝送路を提供し、クライアントの帯域幅需要に応じて伝送路の大きさを柔軟に調整することができる。FlexEプロトコルは、クライアントに1つのチャネルを提供するが、当該チャネルのサービス品質に対する管理能力OAM(運用Operation、管理Administration、保守Maintenance、OAMと略称する)を提供しないため、チャネルのサービス品質をリアルタイムに監視することができない。
MTN標準仕様においてOAM情報ブロックのインサート機能を追加し、クライアント・トラヒックストリームにOAM情報ブロックをインサートすることにより、クライアント・トラヒックのサービス品質に対する監視機能を実現する。具体的な実現方式は、図6に示すように、送信端がクライアント・トラヒックストリームに特殊なOAM情報ブロックをインサートし、OAM情報ブロックに保守管理情報を搬送することである。受信端では、クライアント・トラヒックにおけるOAM情報ブロックを抽出し、OAM情報ブロックに搬送されたコンテンツにより保守管理情報を取得することができる。
送信端では、一般的にクライアント・トラヒックストリームにOAM情報ブロックを周期的に追加し、図7に示すように、例えば、16K(即ち、インサート周期値T=16384)個のクライアントブロックおきに、1つのOAM情報ブロックがインサートされる。OAM情報ブロックは、様々な具体的なタイプを有し、MTN標準で定義されたOAM情報ブロックは、baseブロック、APSブロック及び低優先度ブロックを有し、低優先度OAM情報ブロックは、CVブロック、CSブロック、1DMブロック、2DMM、及び2DMRなどを含み、これらのブロックの送信順序ルールは、baseブロック、APSブロック、baseブロック、低優先度ブロックであり、当該順序ルールに従って連続的に繰り返して送信する。
図8に示すように、低優先度ブロックに対して、64個の低優先度ブロックを1つのサブ周期として順番に送信し、低優先度ブロックの順序関係は、1~7番目の低優先度ブロックがCVブロックであり、18番目の低優先度ブロックがCSブロックであり、19~31番目の低優先度ブロックが1DMブロック/2DMM/2DMRブロックであり、32~64番目の低優先度ブロックの位置が予約(アイドル)位置であることである。送信時に、baseブロックは、周期的に送信され、周期ルールに従って継続的に送信される。
APSブロックは、必要に応じて送信され、APSブロックがある場合にAPSブロックを送信し、そうでなければ、APSブロックを送信せず、今回は空になって送信しない。低優先度ブロックも同様であり、周期的に送信されたCVブロックは、毎回送信され、必要に応じて送信された他のブロックは、送信する必要がある場合のみ、対応する低優先度メッセージを送信し、そうでなければ、空になる。低優先度メッセージの送信ルールにおける予約位置に対して、今回は空になってOAM情報ブロックを送信しない。
クライアント・トラヒックが64/66ビット符号化された後、1つのクライアントメッセージの先頭のブロックは、Sブロック(先頭のブロック)であり、次にDブロック(データブロック)であり、最後にTブロック(末尾のブロック)であり、OAM情報ブロックがメッセージの間しかインサートすることができないため、OAM情報ブロックがメッセージのTブロックの後、Sブロックの前の位置しかインサートすることができず、このように、予想される位置がメッセージの中間位置である場合、例えば、前の情報ブロックがSブロック又はDブロックである場合、現在のメッセージが終了し、Tブロックが出現した後しかインサートすることができず、実際のインサート位置は、所望の(予想される)インサート位置より遅れ、図8に示すように、毎回の実際のインサート位置と予想されるインサート位置との間に偏差量Δがあり、Δ値は、ランダムな大きさの値であり、OAM情報ブロックがインサートされる時に送信しているメッセージの長さに関連する。
送信端が送信したOAM情報ブロックの位置が不定であり、またOAM情報ブロックが空になり、OAM情報ブロックがないという現象が存在する場合があり、受信端がOAM情報ブロックを検索する場合に様々なシーンがあり、図9のようなシーンが出現する可能性があり、OAM情報ブロックが空になり、実際に受信されないOAM情報ブロックを灰色で示し、実際に受信されたOAM情報ブロックを黒色で示す。したがって、受信端は、受信されたOAM情報ブロックから当該OAM情報ブロックの出現位置が正しいか否かを決定する必要がある。OAM情報ブロックの出現位置が正しい場合、OAM情報ブロックが所望のOAM情報ブロックのタイプであるか否か、OAM情報ブロックの順序関係が正しいか否かを決定する。
このために、本発明の実施例は、クライアント・トラヒックストリームにおけるOAM情報ブロックの受信及び検出方法を提供し、有効なOAM情報ブロックを迅速に検出し、OAM情報ブロックの有効なコンテンツを抽出し、搬送チャネルの性能検出を実現する。
本願の実施例に係る方法の実施例は、モバイル端末、コンピュータ端末又は類似の演算装置において実現することができる。モバイル端末上で動作することを例として、図10は、本発明の実施例に係る方法を実行するコンピュータ端末のハードウェア構成のブロック図である。
図2に示すように、コンピュータ端末は、1つ又は複数(図10には1つのみが示される)のプロセッサ102(プロセッサ102は、マイクロプロセッサMCU又はプログラマブルロジックデバイスFPGAなどの処理装置を含むが、これらに限定されない)及びデータを記憶するためのメモリ104を含んでもよく、上記コンピュータ端末は、通信機能のための伝送機器106及び入出力機器108をさらに含んでもよい。当業者であれば理解できるように、図10に示すような構造は、単に概略的なものであり、上記コンピュータ端末の構造を限定するものではない。例えば、コンピュータ端末は、さらに、図10に示されるものより多いか又はより少ないコンポーネントを含むか、又は図10に示されるものと異なる構成を有してもよい。
メモリ104は、アプリケーションソフトウェアのソフトウェアプログラム及びモジュール、例えば、本発明の実施例における方法に対応するコンピュータプログラムを記憶してもよく、プロセッサ102は、メモリ104内に記憶されるコンピュータプログラムを実行することにより、様々な機能アプリケーション及びデータ処理を実行し、つまり上記方法を実現する。メモリ104は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、また、例えば、1つ又は複数の磁気記憶装置、フラッシュメモリ、又は他の不揮発性固体メモリなどの不揮発性メモリを含んでもよい。
いくつかの実施例において、メモリ104は、プロセッサ102に対して遠隔的に設置されるメモリをさらに含んでもよく、これらの遠隔メモリは、ネットワークを介してコンピュータ端末に接続されてもよい。上記ネットワークの例示としては、インターネット、企業イントラネット、ローカルエリアネットワーク、モバイル通信ネットワーク及びそれらの組み合わせを含むが、これらに限定されない。
伝送機器106は、1つのネットワークを介してデータを送受信する。上記ネットワークの具体例としては、コンピュータ端末の通信事業者が提供する無線ネットワークを含んでもよい。一実施例において、伝送機器106は、基地局により他のネットワーク機器に接続されてインターネットと通信可能なネットワークアダプタ(Network Interface Controller、NICと略称される)を含む。一実施例において、伝送機器106は、無線方式によりインターネットと通信する無線周波数(Radio Frequency、RFと略称される)モジュールであってもよい。
本実施例において、上記コンピュータ端末上で実行可能なOAM情報ブロックの受信方法を提供する。図11は、本発明の実施例に係るOAM情報ブロックの受信方法のフローチャートであり、図11に示すように、当該フローは、以下のステップS1101、S1102、S1103を含む。
ステップS1101では、OAM情報ブロックを受信する基準位置及び伝送周期値を決定する。
ステップS1102では、前記基準位置及び伝送周期値に基づいて、次のOAM情報ブロックの予想される受信位置を決定し、かつ前記予想される受信位置に基づいて、有効受信範囲を決定し、有効受信範囲内のクライアント・トラヒックストリームにおけるOAM情報ブロックを抽出する。
ステップS1103では、抽出されたOAM情報ブロックの種類及びソート結果に基づいて、OAM情報ブロックの順序関係を同期し、同期後にOAM情報ブロックのコンテンツを抽出して搬送チャネルのサービス品質を監視する。
本実施例のステップS1101では、OAM情報ブロックの受信基準位置は、現在実際に受信したOAM情報ブロックを基準位置としてもよい。OAM情報ブロックの受信基準位置は、現在実際に受信したOAM情報ブロック及びブロック位置オフセット値に基づいて、OAM情報ブロックの所望の送信位置を基準位置として推定してもよい。
OAM情報ブロックの伝送周期値は、デバイスの設定値により取得されてもよく、OAM情報ブロックに搬送された周期値を受信することにより取得されてもよい。OAM情報ブロックの伝送周期値は、複数のOAM情報ブロックの受信位置を受信して、OAM情報ブロックの平均ギャップを統計して算出することにより推定されてもよい。
本実施例のステップS1102では、基準位置及びOAM情報ブロックの伝送周期値に基づいて、次の受信対象のOAM情報ブロックの予想される受信位置を決定する。予想される受信位置を中心として、予想される受信位置の前、後の一定範囲内でOAM情報ブロックを受信するか、又は予想される受信位置の後の一定範囲内のみでOAM情報ブロックを受信し、当該受信範囲は、有効受信範囲である。
受信端の有効受信範囲の大きさは、送信端の所望の送信位置と、実際の送信位置との間の最大偏差値(即ち、クライアントの最大メッセージによる偏差値)によって決定され、ネットワーク上のクライアント・トラヒックの搬送中の少量のアイドルブロックに対する追加削除プロセスによる僅かなオフセットによって影響される。
有効受信範囲内に受信されたOAM情報ブロックは、位置正当なOAM情報ブロックである。有効受信範囲内にOAM情報ブロックを受信しなければ、OAM情報ブロックが欠落しているとマーキングし、有効受信範囲外に受信されたOAM情報ブロックが位置不正なOAM情報ブロックであり、位置不正の警告指示を出す。通常、有効受信範囲内に有効なOAM情報ブロックが最大で1つであり、1つの有効受信範囲内に複数の有効なOAM情報ブロックを受信する場合、OAM情報ブロックの受信数量にエラーが発生すると判断し、数量警告情報を出す。
OAM情報ブロックの数量に警告が発生する場合、そのうちの1つのOAM情報ブロックのみを抽出するか、又は当該範囲内の全てのOAM情報ブロックを廃棄してOAM情報ブロックが欠落していると判定することができる。
本実施例のステップS1103では、各有効受信範囲のOAM情報ブロックを抽出して、OAM情報ブロックの搬送順序同期及び順序関係検出を行う。受信端のOAM情報ブロックの順序状態が同期外れ状態にある場合、受信端のOAM順序の同期判定プロセスを行う。受信端のOAM情報ブロックの順序状態が同期状態にある場合、当該OAM情報ブロックのコンテンツを用いて、搬送チャネルのサービス品質監視を行う。受信端のOAM情報ブロックの順序状態同期プロセスは、ステートマシンにより実現されてもよく、ステートマシンは、2つの状態で構成されたステートマシン、4つの状態で構成されたステートマシンなどの様々なステートマシンであってもよい。
本実施例のステップS1103では、受信端のOAM情報ブロックの順序状態が同期外れ状態にある場合、受信された1つのOAM情報ブロックを参照OAM情報ブロックとして選択し、受信された次のOAM情報ブロックと、前の参照OAM情報ブロックとの間の順序がBABLの順序関係に合致しなければ、参照OAM情報ブロックを再選択する。受信端のOAM情報ブロックの順序状態が同期外れ状態にある場合、受信された1つのOAM情報ブロックを参照OAM情報ブロックとして選択し、後に受信された複数のOAM情報ブロック(例えば、4つ)の間の順序がBABLの順序関係に合致すれば、同期状態に入る。
本実施例のステップS1103では、受信端のOAM情報ブロックの順序状態が同期状態にある場合、受信されたOAM情報ブロックが予想されるBABLの順序関係に合致すれば、当該OAM情報ブロックを用いてコンテンツを搬送する。受信端のOAM情報ブロックの順序状態が同期状態にある場合、受信されたOAM情報ブロックが予想されるBABLの順序関係に合致しなければ、当該OAM情報ブロックの順序が正しくないと判定する。受信端のOAM情報ブロックの順序状態が同期状態にある場合、後に受信された複数のOAM情報ブロック(例えば、4つ)が予想されるBABLの順序関係に合致しなければ、受信端のOAM情報ブロックの順序状態が同期状態から同期外れ状態に入る。
以上の実施形態の説明により、当業者は、上記実施例に係る方法がソフトウェアと必要な汎用ハードウェアプラットフォームを組み合わせることにより実現されてもよく、当然ハードウェアによって実現されてもよいが、多くの場合、前者が好適な実施形態であることを明確に理解できる。このような理解に基づいて、本発明の技術案の実質又は従来技術に貢献のある部分は、ソフトウェア製品の形態で体現され、当該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体(例えば、ROM/RAM、ディスク、CD)に記憶され、1台の端末機器(携帯電話や、コンピュータ、サーバ、ネットワークデバイスなどであってもよい)に本発明の各実施例で説明した方法を実行させるいくつかの命令を含む。
本実施例において、OAM情報ブロックの受信装置をさらに提供し、当該装置は、上記実施例及び好ましい実施形態を実現することに用いられ、既に説明されるので、繰り返し説明を省略する。以下に用いられる用語「モジュール」又は「ユニット」は、所定の機能のソフトウェア及び/又はハードウェアの組み合わせを実現することができる。以下の実施例に説明される装置は、好ましくは、ソフトウェアで実現されるが、ハードウェア、又はソフトウェアとハードウェアの組み合わせで実現されてもよい。
図12は、本発明の実施例に係るOAM情報ブロックの受信装置の構造のブロック図であり、当該装置は、受信端に位置し、図12に示すように、当該装置は、決定モジュール10、抽出モジュール20及び同期モジュール30を含む。
決定モジュール10は、OAM情報ブロックを受信する基準位置及び伝送周期値を決定するように構成される。
抽出モジュール20は、前記基準位置及び伝送周期値に基づいて、次のOAM情報ブロックの予想される受信位置を決定し、かつ前記予想される受信位置に基づいて、有効受信範囲を決定し、有効受信範囲内のクライアント・トラヒックストリームにおけるOAM情報ブロックを抽出するように構成される。
同期モジュール30は、抽出されたOAM情報ブロックの種類及びソート結果に基づいて、OAM情報ブロックの順序関係を同期し、同期後にOAM情報ブロックのコンテンツを抽出して搬送チャネルのサービス品質を監視するように構成される。
1つの例示的な実施例において、前記決定モジュール10は、現在実際に受信したOAM情報ブロックを前記基準位置とすることと、現在実際に受信したOAM情報ブロック及びブロック位置オフセット値に基づいて、OAM情報ブロックの所望の送信位置を推定し、前記所望の送信位置を前記基準位置とすることと、のうちの1つによりOAM情報ブロックを受信する基準位置を決定することができる。
1つの例示的な実施例において、前記決定モジュール10は、デバイスの設定値によりOAM情報ブロックの伝送周期値を決定することと、OAM情報ブロックに搬送された周期値を受信することにより、OAM情報ブロックの伝送周期値を決定することと、複数のOAM情報ブロックの受信位置に基づいて、OAM情報ブロックの平均ギャップを算出し、前記平均ギャップに基づいて、OAM情報ブロックの伝送周期値を決定することと、のうちの1つによりOAM情報ブロックの伝送周期値を決定することができる。
図13は、本発明の別の実施例に係るOAM情報ブロックの受信装置の構造のブロック図であり、図13に示すように、当該装置は、図12に示す全てのモジュールを含む以外に、前記抽出モジュール10は、有効受信範囲決定ユニット11、第1の抽出ユニット12、マーキングユニット13及び警告ユニット14をさらに含む。
有効受信範囲決定ユニット11は、前記予想される受信位置を中心として、前記予想される受信位置の前後の所定範囲、又は前記予想される受信位置の後の所定範囲を、OAM情報ブロックを受信する有効受信範囲として決定するように構成される。
第1の抽出ユニット12は、前記有効受信範囲内に受信されたOAM情報ブロックが位置正当なOAM情報ブロックである場合、クライアント・トラヒックストリームから前記OAM情報ブロックを抽出するように構成される。
マーキングユニット13は、前記有効受信範囲内にOAM情報ブロックを受信しない場合、OAM情報ブロックが欠落しているとマーキングするように構成される。
警告ユニット14は、前記有効受信範囲外に受信されたOAM情報ブロックが位置不正なOAM情報ブロックである場合、位置不正の警告指示を出すように構成される。
なお、上記各モジュールは、ソフトウェア又はハードウェアにより実現することができ、後者である場合、上記モジュールがいずれも同一のプロセッサに位置する方式、又は、上記各モジュールが任意の組み合わせでそれぞれ異なるプロセッサに位置する方式で実現することができるが、これらに限定されない。
本発明に係る技術的手段の理解を容易にするために、以下、具体的なシナリオの実施例に合わせて詳しく説明する。
本実施例において、OAM情報ブロックの受信方法を提供し、図14は、本発明の実施例に係るOAM情報ブロックの受信方法のフローチャートであり、図14に示すように、受信端の具体的な実現方法は、以下のステップS1401、S1402、S1403、S1404を含む。
ステップS1401では、受信端が1つのOAM情報ブロックを受信した後、まず、当該OAM情報ブロックを基準位置として、次のOAM情報ブロックの所望の位置を決定する。
具体的には、最初に受信されたOAM情報ブロックは、実際の受信位置であり、所望の送信位置である可能性があり、所望の送信位置ではない可能性もあり、実際の位置と所望の位置との間に偏差がある。受信されたOAM情報ブロックに実際の位置と所望の位置との間の偏差量が搬送されると、実際の所望の送信位置を推定することができ、推定された所望の位置を基準位置とする。所望の送信位置を取得できなければ、実際に受信したOAM情報ブロックの位置を基準位置とする。
基準位置を決定した後、周期値Tに応じて次のOAM情報ブロックの所望の位置を取得することができる。周期値Tの値は、システムにより設定して取得されてもよく、送信端によりOAM情報ブロックを介して受信端に搬送されてもよい。基準位置及び周期値Tの値に基づいて、次のOAM情報ブロックの所望の位置を算出し、所望の位置の近傍で次のOAM情報ブロックを受信する。
次のOAM情報ブロックの実際の出現位置と、算出された所望の位置との間に偏差値Δがある可能性があり、偏差値の大きさは、最大メッセージ長さに関連する。リンク上の最大メッセージ長さが9600バイトである場合、9600バイトのメッセージが符号化されて1200個の66ビットのブロックになり、このように、メッセージ長さの原因による最大偏差値Δmaxは1200である。最大メッセージ長さが1518バイトである場合、1518バイトのメッセージが符号化されて190個の66ビットのブロックになり、メッセージ長さによる最大偏差値Δmaxは190である。
ネットワーク上のクライアント・トラヒックの搬送中に、中間ネットワークデバイスがクロックずれの原因により、メッセージ間のアイドルブロック(IDLEブロック)、LF(local fault)ブロック、RF(remote fault)ブロックに対して僅かな追加削除を行うため、受信端で検出されたOAM情報ブロックの実際の位置と所望の位置との間の最大偏差値Δmaxが1200(最大メッセージが9600バイトである)又は190(最大メッセージが1518バイトである)より僅かに大きい可能性があり、2台のデバイスを経過するたびに最大増加数が1ブロックを超えず、ずれ量の増加が非常に小さく、無視することができ、ネットワーク上のクライアント・トラヒックの搬送中に経過したデバイス数量に基づいて、この変化量を考慮することができる。
受信端では、基準位置が送信端の実際の所望の位置である場合、周期値に基づいて算出された次のOAM情報ブロックの所望の位置も送信端の実際の所望の位置であり、次のブロックが実際の所望の位置又は実際の所望の位置の後のみに出現し、即ち、次のOAM情報ブロックが出現する可能性のある範囲は、(実際の所望の位置,所望の位置+Δmax)範囲内であり、図15に示すとおりである。
基準位置は、受信端のOAM情報ブロックの実際の位置(実際の所望の位置を知ることができない)であり、実際の所望の位置ではない場合、基準位置と実際の所望の位置との間に偏差があり、基準位置としての実際の受信位置及び周期値に基づいて次のOAM情報ブロックの所望の位置を算出し、算出された所望の位置も実際の所望の位置ではなく、このように推定された次のOAM情報ブロックは、推定された所望の位置の前に出現する可能性があり、推定された所望の位置の後に出現する可能性があり、即ち、次のOAM情報ブロックが出現する範囲は、(推定された所望の位置-Δmax,推定された所望の位置+Δmax)の範囲内であり、図16に示すとおりである。
ステップS1402では、次のOAM情報ブロックの受信範囲を決定した後、受信範囲内に受信されたOAM情報ブロックが位置正当なOAM情報ブロックであり、受信範囲以外に受信されたOAM情報ブロックが位置不正なOAM情報ブロックである。位置不正なOAM情報ブロックを受信した後、OAM情報ブロックの位置異常警告を報告する。
1つのOAM情報ブロックの受信範囲内に1つのOAM情報ブロックのみが出現するため、2つ及び2つ以上のOAM情報ブロックを受信すると、OAM情報ブロックの数量が異常であると報告し、当該範囲内の全てのOAM情報ブロックを廃棄し、OAM情報ブロックが正しくないとマーキングするか、又はOAM情報ブロックが欠落しているとマーキングするか、又は複数のOAM情報ブロックから1つのOAM情報ブロックを選択して後続の処理を行う。1つの受信範囲内にOAM情報ブロックを受信しない場合、OAM情報ブロックが欠落しているとマーキングする。
ステップS1403では、各受信範囲内に受信されたOAM情報ブロックをソートする(受信範囲内にOAM情報ブロックを受信しない場合に欠落とマーキングする)。図17に示すように、第3の範囲、第8の範囲内のOAM情報ブロックが欠落とマーキングされ、他の範囲内のOAM情報ブロックは、いずれも正常に受信されたOAM情報ブロックである。
送信端は、B-A-B-Lの順序でOAM情報ブロックを送信し、受信端は、B-A-B-Lの順序で受信する。B-A-B-Lの順序関係における4つのブロックを1つのフレーム構造と見なし、受信端のOAM情報ブロックがフレーム順序関係未定状態にある場合、受信端が一定数のOAM情報ブロック(例えば、4つのOAM情報ブロック)を受信した後、B-A-B-Lの順序関係を満たすと、受信端は、フレーム順序関係未定状態からフレーム順序確定状態に移行し、フレーム順序確定状態に応じて後続のOAM情報ブロックを受信する。
フレーム順序確定状態で、受信されたOAM情報ブロックがB-A-B-L順序関係に合致しなければ、OAM順序関係エラー警告を報告する。受信されたOAM情報ブロックの順序関係に複数回のエラーが発生すると、OAM受信端は、フレーム順序確定状態からフレーム順序未定状態に移行する。
受信端がOAM情報ブロックを受信するフレーム順序確定プロセスは、ステートマシンで示してもよく、図18は、2つの状態(フレーム順序未定状態及びフレーム順序確定状態)の実現例である。フレーム順序未定状態で、受信されたOAM情報ブロックが予想される順序に合致し、かつ順序が正しい回数が所定の回数に達すれば、フレーム順序未定状態からフレーム順序確定状態に移行し、そうでなければ、フレーム順序未定状態に留まる。
フレーム順序未定状態で、順序が正しくない回数が所定の回数に達すれば、基準位置が正しくない可能性があると説明し、1つのOAM情報ブロックの位置を基準位置として再選択し、予想される受信範囲を再決定し、受信順序の照合プロセスを再開始する。
フレーム順序確定状態で、受信されたOAM情報ブロックの順序がルールに違反し、かつルール違反回数が一定の閾値に達すれば、フレーム順序確定状態からフレーム順序未定状態に移行し、そうでなければ、フレーム順序確定状態に留まる。
ステップS1404では、フレーム順序確定状態で、受信されたOAM情報ブロックが順序関係に合致すれば、当該OAM情報ブロックを用いてクライアント・トラヒック搬送チャネルのサービス品質監視活動を行うことができる。
フレーム順序未定状態からフレーム順序確定状態に移行する基準達成数量は、設定によって決定されてもよく、基準達成数量は、連続する複数のOAM情報ブロックがいずれも順序関係に合致した後の基準達成数量であってもよく、一定数のウィンドウ内の基準達成数量であってもよく、例えば、10個のOAM情報ブロックにおいて8個のOAM情報ブロックが順序関係に合致する基準達成数量である。
同様に、フレーム順序確定状態からフレーム順序未定状態に移行するルール違反回数は、設定によって決定されてもよく、ルール違反回数は、連続する複数のOAM情報ブロックがいずれも順序関係に合致しないルール違反回数であってもよく、一定数のウィンドウ内のルール違反回数であってもよく、例えば、10個のOAM情報ブロックにおいて8個のOAM情報ブロックが順序関係に合致しないルール違反回数である。
本実施例において、フレーム順序未定状態及びフレーム順序確定状態の変化は、2つのステートマシンで示してもよいし、4つのステートマシンで示してもよく、図19に示すように、図19では、2つの一時的状態である順序が正しい状態、順序が正しくない状態が追加されている。
フレーム順序未定状態で、順序が正しいOAM情報ブロックを受信した後、順序が正しい状態に入る。順序が正しい状態で、順序が正しいOAM情報ブロックを受信すると、順序が正しいOAM情報ブロックの数量を積算し、順序が正しいOAM情報ブロックの数量が基準に達すると(予想される数量に達する)、フレーム順序確定状態に移行し、そうでなければ、順序が正しい状態に一時的に留まる。
順序が正しい状態で、順序が正しくないOAM情報ブロックを受信すると、(或いは、一定数の順序が正しくないブロックを受信すると)、フレーム順序未定状態に移行する。フレーム順序確定状態で、順序が正しくないOAM情報ブロックを受信すると、一時的状態である順序が正しくない状態に移行する。
順序が正しくない状態で、順序が正しくないOAM情報ブロックを受信すると、順序が正しくないOAM情報ブロックの数量を積算し、順序が正しくないOAM情報ブロックの数量が閾値を超えると(一定数に達する)、フレーム順序未定状態に移行し、そうでなければ、順序が正しくない状態に一時的に留まる。
順序が正しくない状態で、順序が正しいOAM情報ブロックを受信すると、(或いは、一定数の順序が正しいOAM情報ブロックを受信すると)、改めてフレーム順序確定状態に移行する。フレーム順序未定状態、フレーム順序確定状態の変化を2つのステートマシン、4つのステートマシンで示す以外に、3つのステートマシンで示すことができ、図20及び図21に示すように、3つの状態のステートマシンは、2つ、4つの状態のステートマシンの中間遷移ステートマシンである。
本発明の実施例において、コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供し、当該コンピュータプログラムは、実行される場合に上記いずれかの方法の実施例におけるステップを実現するように構成される。
1つの例示的な実施例において、上記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、USBディスクや、リードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROMと略称される)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAMと略称される)、モバイルハードディスク、磁気ディスク又は光ディスクなどのプログラムコードを記憶できる様々な媒体を含むことができるが、これらに限定されない。
本発明の実施例において、コンピュータプログラムが記憶されているメモリと、コンピュータプログラムを実行して上記いずれかの方法の実施例におけるステップを実現するように構成されるプロセッサとを含む電子装置をさらに提供する。
1つの例示的な実施例において、上記電子装置は、上記プロセッサに接続される伝送機器及び上記プロセッサに接続される入出力機器をさらに含んでもよい。
本実施例における具体的な例示としては、上記実施例及び例示的な実施形態に説明される例示を参照できるため、本実施例は、ここでは繰り返し説明を省略する。
明らかに、当業者であれば、上述した本発明における各モジュール又は各ステップが汎用コンピューティングデバイスで実現されてもよく、それらが単一のコンピューティングデバイスに集中されてもよく、又は複数のコンピューティングデバイスで構成されたネットワークに分布されてもよく、それらがコンピューティングデバイスで実行可能なプログラムコードで実現されてよいため、それらを記憶装置に記憶してコンピューティングデバイスで実行し、また、いくつかの場合では、本明細書とは異なる順序で、図示又は記載されたステップを実行することができ、又はそれらをそれぞれ各集積回路モジュールに作り、又はそれらのうちの複数のモジュール又はステップを単一の集積回路に作って実現することを理解できるであろう。
このように、本発明は、いかなる特定のハードウェアとソフトウェアの組み合わせに限定されない。
以上は、本発明の好ましい実施例に過ぎず、本発明を限定するものではなく、当業者であれば、本発明に対する様々な変更と変化を行うことができる。本発明の原則内で行われるいかなる修正、均等置換及び改善などは、いずれも本発明の保護範囲内に含まれるべきである。
Claims (20)
- OAM情報ブロックを受信する基準位置及び伝送周期値を決定するステップと、
前記基準位置及び伝送周期値に基づいて、次のOAM情報ブロックの予想される受信位置を決定し、かつ前記予想される受信位置に基づいて、有効受信範囲を決定し、有効受信範囲内のクライアント・トラヒックストリームにおけるOAM情報ブロックを抽出するステップと、
抽出されたOAM情報ブロックの種類及びソート結果に基づいて、OAM情報ブロックの順序関係を同期し、同期後にOAM情報ブロックのコンテンツを抽出して搬送チャネルのサービス品質を監視するステップと、を含む、
OAM情報ブロックの受信方法。 - OAM情報ブロックを受信する基準位置を決定するステップは、
現在実際に受信したOAM情報ブロックを前記基準位置とするステップと、
現在実際に受信したOAM情報ブロック及びブロック位置オフセット値に基づいて、OAM情報ブロックの所望の送信位置を推定し、前記所望の送信位置を前記基準位置とするステップと、のうちの1つを含む、
請求項1に記載の方法。 - OAM情報ブロックの伝送周期値を決定するステップは、
デバイスの設定値によりOAM情報ブロックの伝送周期値を決定するステップと、
OAM情報ブロックに搬送された周期値を受信することにより、OAM情報ブロックの伝送周期値を決定するステップと、
複数のOAM情報ブロックの受信位置に基づいて、OAM情報ブロックの平均ギャップを算出し、前記平均ギャップに基づいて、OAM情報ブロックの伝送周期値を決定するステップと、のうちの1つを含む、
請求項1に記載の方法。 - 前記予想される受信位置に基づいて、有効受信範囲を決定するステップは、
前記予想される受信位置を中心として、前記予想される受信位置の前後の所定範囲、又は前記予想される受信位置の後の所定範囲を、OAM情報ブロックを受信する有効受信範囲として決定するステップを含む、
請求項1に記載の方法。 - 受信端の有効受信範囲の大きさに対する影響要因は、少なくとも、
送信端の所望の送信位置と、実際の送信位置との間の最大偏差値と、
ネットワーク搬送中のアイドルブロックの追加削除によるクライアント・トラヒックのオフセットと、のうちの1つを含む、
請求項4に記載の方法。 - 有効受信範囲内のクライアント・トラヒックストリームにおけるOAM情報ブロックを抽出するステップは、
前記有効受信範囲内に受信されたOAM情報ブロックが位置正当なOAM情報ブロックであり、クライアント・トラヒックストリームから前記OAM情報ブロックを抽出するステップと、
前記有効受信範囲内にOAM情報ブロックを受信しなければ、OAM情報ブロックが欠落しているとマーキングするステップと、
前記有効受信範囲外に受信されたOAM情報ブロックが位置不正なOAM情報ブロックであり、位置不正の警告指示を出すステップと、のうちの1つを含む、
請求項1に記載の方法。 - 前記有効受信範囲内に位置正当なOAM情報ブロックが最大で1つであり、前記有効受信範囲内に複数のOAM情報ブロックを受信した場合、OAM情報ブロックの受信数量にエラーが発生すると判定し、かつ数量警告情報を出し、
OAM情報ブロックの数量に警告が発生する場合、そのうちの1つのOAM情報ブロックを抽出するか、又は全てのOAM情報ブロックを廃棄してOAM情報ブロックが欠落していると判定する、
請求項6に記載の方法。 - 抽出されたOAM情報ブロックの種類及びソート結果に基づいて、OAM情報ブロックの順序関係を同期し、同期後にOAM情報ブロックのコンテンツを抽出して搬送チャネルのサービス品質を監視するステップは、
各有効受信範囲のOAM情報ブロックを抽出して、OAM情報ブロックの搬送順序同期及び順序関係検出を行うステップと、
受信端のOAM情報ブロックの順序状態が同期外れ状態にある場合、受信端のOAM順序の同期判定プロセスを行うステップと、
受信端のOAM情報ブロックの順序状態が同期状態にある場合、OAM情報ブロックのコンテンツに基づいて、搬送チャネルのサービス品質監視を行うステップと、を含む、
請求項1に記載の方法。 - 受信端のOAM情報ブロックの順序状態同期プロセスは、ステートマシンにより実現され、前記ステートマシンは、2つの状態、3つの状態又は4つの状態で構成されたステートマシンである、
請求項8に記載の方法。 - 受信端のOAM情報ブロックの順序状態が同期外れ状態にある場合、受信端のOAM順序の同期判定プロセスを行うステップは、
受信端のOAM情報ブロックの順序状態が同期外れ状態にある場合、受信された1つのOAM情報ブロックを参照OAM情報ブロックとして選択し、受信された次のOAM情報ブロックと、前の参照OAM情報ブロックとの間の順序が予想される順序関係に合致しなければ、参照OAM情報ブロックを再選択するステップと、
受信端のOAM情報ブロックの順序状態が同期外れ状態にある場合、受信された1つのOAM情報ブロックを参照OAM情報ブロックとして選択し、参照OAM情報ブロックと、後に受信された複数のOAM情報ブロックとの間の順序が予想される順序関係に合致すれば、同期状態に入るステップと、のうちの1つを含む、
請求項8に記載の方法。 - 受信端のOAM情報ブロックの順序状態が同期状態にある場合、OAM情報ブロックのコンテンツに基づいて、搬送チャネルのサービス品質監視を行うステップは、
受信端のOAM情報ブロックの順序状態が同期状態にある場合、受信されたOAM情報ブロックが予想される順序関係に合致すれば、OAM情報ブロックのコンテンツに基づいて、搬送チャネルのサービス品質監視を行うステップを含む、
請求項8に記載の方法。 - 受信端のOAM情報ブロックの順序状態が同期状態にある場合、受信されたOAM情報ブロックが予想される順序関係に合致しなければ、当該OAM情報ブロックの順序が正しくないと判定するステップをさらに含む、
請求項8に記載の方法。 - 受信端のOAM情報ブロックの順序状態が同期状態にある場合、後に受信された複数のOAM情報ブロックが予想される順序関係に合致しなければ、受信端のOAM情報ブロックの順序状態が同期状態から同期外れ状態に入るステップをさらに含む、
請求項8に記載の方法。 - 受信端に位置するOAM情報ブロックの受信装置であって、
OAM情報ブロックを受信する基準位置及び伝送周期値を決定するように構成される決定モジュールと、
前記基準位置及び伝送周期値に基づいて、次のOAM情報ブロックの予想される受信位置を決定し、かつ前記予想される受信位置に基づいて、有効受信範囲を決定し、有効受信範囲内のクライアント・トラヒックストリームにおけるOAM情報ブロックを抽出するように構成される抽出モジュールと、
抽出されたOAM情報ブロックの種類及びソート結果に基づいて、OAM情報ブロックの順序関係を同期し、同期後にOAM情報ブロックのコンテンツを抽出して搬送チャネルのサービス品質を監視するように構成される同期モジュールと、を含む、
OAM情報ブロックの受信装置。 - 前記決定モジュールは、
現在実際に受信したOAM情報ブロックを前記基準位置とすることと、
現在実際に受信したOAM情報ブロック及びブロック位置オフセット値に基づいて、OAM情報ブロックの所望の送信位置を推定し、前記所望の送信位置を前記基準位置とすることと、のうちの1つによりOAM情報ブロックを受信する基準位置を決定する、
請求項14に記載の装置。 - 前記決定モジュールは、
デバイスの設定値によりOAM情報ブロックの伝送周期値を決定することと、
OAM情報ブロックに搬送された周期値を受信することにより、OAM情報ブロックの伝送周期値を決定することと、
複数のOAM情報ブロックの受信位置に基づいて、OAM情報ブロックの平均ギャップを算出し、前記平均ギャップに基づいて、OAM情報ブロックの伝送周期値を決定することと、のうちの1つによりOAM情報ブロックの伝送周期値を決定する、
請求項14に記載の装置。 - 前記抽出モジュールは、
前記予想される受信位置を中心として、前記予想される受信位置の前後の所定範囲、又は前記予想される受信位置の後の所定範囲を、OAM情報ブロックを受信する有効受信範囲として決定するように構成される有効受信範囲決定ユニットをさらに含む、
請求項14に記載の装置。 - 前記抽出モジュールは、
前記有効受信範囲内に受信されたOAM情報ブロックが位置正当なOAM情報ブロックである場合、クライアント・トラヒックストリームから前記OAM情報ブロックを抽出するように構成される第1の抽出ユニットと、
前記有効受信範囲内にOAM情報ブロックを受信しない場合、OAM情報ブロックが欠落しているとマーキングするように構成されるマーキングユニットと、
前記有効受信範囲外に受信されたOAM情報ブロックが位置不正なOAM情報ブロックである場合、位置不正の警告指示を出すように構成される警告ユニットと、をさらに含む、
請求項14に記載の装置。 - コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
前記コンピュータプログラムは、プロセッサにより実行されると、前記請求項1~13のいずれか1項に記載の方法のステップを実現する、
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。 - メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶され、前記プロセッサ上で実行可能なコンピュータプログラムと、を含み、
前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行する場合に前記請求項1~13のいずれか1項に記載の方法のステップを実現する、
電子装置。
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