JP2024505377A - サウンディング基準信号アンテナ切り替えを対象とする方法、装置、及びシステム - Google Patents

サウンディング基準信号アンテナ切り替えを対象とする方法、装置、及びシステム Download PDF

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Abstract

Figure 2024505377000001
サウンディング基準信号(SRS)アンテナ切り替えを対象とする方法、装置、システムなどが本明細書に開示される。一実施形態では、WTRUは、送信及び受信(xTyR)アンテナ構成のセット内の少なくとも1つのxTyRアンテナ構成についてのサウンディング基準信号(SRS)電力不均衡の存在を示す情報を送信し得る。例えば、WTRUは、SRS電力不均衡情報を報告する要求を受信し得る。例えば、WTRUは、少なくとも1つのxTyRアンテナ構成と関連付けられた少なくとも1つのSRSリソースセットについて、(i)少なくとも1つのSRSリソースセット内の1つ以上の被影響SRSリソースと、(ii)1つ以上の被影響SRSリソースについての1つ以上の電力不均衡値とを示すSRS電力不均衡情報を送信し得る。
【選択図】図17

Description

関連出願の相互参照
本出願は、(i)2021年1月12日に出願された米国特許仮出願第63/136,329号、(ii)2021年8月3日に出願された米国特許仮出願第63/228,720号及び(iii)2021年9月27日に出願された米国特許仮出願第63/248,689号の利益を主張するものであり、それらの各々の内容は、参照により本明細書に組み込まれる。
本開示は、無線ネットワークにおけるアンテナ切り替えを対象とする方法、装置、システムなどを含むが、これらに限定されない、ネットワーク通信に関する。
サウンディング基準信号(sounding reference signal、SRS)アンテナ切り替えを対象とする方法、装置、システムなどが本明細書に開示される。
一実施形態では、WTRUは、送信及び受信(transmit and receive、xTyR)アンテナ構成のセット内の少なくとも1つのxTyRアンテナ構成についてのサウンディング基準信号(SRS)電力不均衡の存在を示す情報を送信し得る。例えば、WTRUは、SRS電力不均衡情報を報告する要求を受信し得る。例えば、WTRUは、少なくとも1つのxTyRアンテナ構成と関連付けられた少なくとも1つのSRSリソースセットについて、(i)少なくとも1つのSRSリソースセット内の1つ以上の被影響SRSリソースと、(ii)1つ以上の被影響SRSリソースについての1つ以上の電力不均衡値とを示すSRS電力不均衡情報を送信し得る。
一実施形態では、SRSアンテナ切り替えは、第1の動作モード及び第2の動作モードのいずれかにおいて実行され得る。WTRUが第1のモードで動作している場合、SRSアンテナ切り替えは、WTRUの送信(Tx)次元及び受信(Rx)次元に従って実行され得る。WTRUが第2の動作モードで動作している場合、SRSアンテナ切り替えは、WTRUコヒーレンス能力及びRx次元に従って実行され得る。例えば、第2の動作モードでは、利用可能なTxチェーンのサブセット(例えば、それのみ)が、一度にSRS送信のために使用され得る。例えば、第2の動作モードでは、SRSアンテナ切り替えは、Txチェーンの別のサブセットにおいて進行中の送信中に、Txチェーンの1つのサブセットについて実行され得る。
本明細書では、装置、システム、デバイスなど、及び/又はそれらの任意の要素が、動作、プロセス、アルゴリズム、機能など、及び/又はそれらの任意の部分を行うように構成されている様々な実施形態が記載及び/又は特許請求されているが、本明細書に記載及び/又は特許請求されている任意の実施形態は、任意の装置、システム、デバイスなど、及び/又はそれらの任意の要素が、任意の動作、プロセス、アルゴリズム、機能など、及び/又はそれらの任意の部分を行う(逆の場合も同じ)と仮定することを理解されたい。
より詳細な理解は、例示として添付の図面と併せて与えられる、以下の詳細な説明から得られ得る。そのような図面の図は、詳細な説明と同様、例である。したがって、図及び詳細な説明は限定的であるとみなされるべきではなく、他の同様に効果的な例が可能であり、可能性が高い。また、図中の同様の参照番号は、同様の要素を示している。
1つ以上の開示された実施形態が実装され得る、例示的な通信システムを示すシステム図である。 一実施形態による、図1Aに示される通信システム内で使用され得る、例示的な無線送信/受信ユニット(wireless transmit/receive unit、WTRU)を示すシステム図である。 一実施形態による、図1Aに示される通信システム内で使用され得る、例示的な無線アクセスネットワーク(radio access network、RAN)及び例示的なコアネットワーク(core network、CN)を示すシステム図である。 一実施形態による、図1Aに示される通信システム内で使用され得る、更なる例示的なRAN、及びCNの更なる例を示すシステム図である。 時分割二重システムにおけるダウンリンクチャネル推定のためのSRS送信の例を示す図である。 4つのRxアンテナと2つのTxアンテナとを有するWTRU Rx/Txアーキテクチャの例を示す図である。 2T4R WTRUにおける、送信アンテナ切り替えの例を示す図である。 4T8R WTRUのためのSRSアンテナポートマッピングの例を示す図である。 モード1及びモード2によるWTRUのハイブリッド動作モードの例を示す図である。 4T8R PNC WTRUについて、コヒーレント送信グループのうちの1つを使用するSRS送信の例を示す図である。 両方のコヒーレント送信グループが使用され得る4T8R PNC WTRUのためのSRS送信のためのアンテナ切り替えの例を示す図である。 4つのコヒーレント送信グループが使用され得る4T8R NC WTRUのためのSRS送信のためのアンテナ切り替えの例を示す図である。 両方のコヒーレント送信グループが使用され得る4T8R PNC WTRUのためのSRS送信のためのアンテナ切り替えの例を示す図である。 Txチェーンのサブセットのうちの1つを使用する4T6R WTRUのためのSRSアンテナポートマッピングの例を示す図である。 Txチェーンの両方のサブセットを使用する4T6R WTRUのためのSRSアンテナポートマッピングの例を示す図である。 Txチェーンの全てのサブセットを使用する4T6R WTRUのためのSRSアンテナポートマッピングの例を示す図である。 Txチェーンの全てのサブセットを使用する4T6R WTRUのためのSRSアンテナポートマッピングの別の例を示す図である。 SRSアンテナ切り替えのための方法の例を示す図である。 4T6R WTRUのためのSRSアンテナ切り替えによる第1のSRSリソースの送信の例を示す図である。 4T6R WTRUのためのSRSアンテナ切り替えによる第2のSRSリソースの送信の例を示す図である。 4T6R WTRUのためのSRSアンテナ切り替えによる第3のSRSリソースの送信の例を示す図である。 4T6R WTRUに対する電力不均衡報告指示の例を示す図である。 WTRU支援SRS電力不均衡補償のための方法の第1の例を示す図である。 WTRU支援SRS電力不均衡補償のための方法の第2の例を示す図である。 WTRUベースのSRS電力不均衡補償のための方法の例を示す図である。
ここで、例解的な実施形態の詳細な説明を、様々な図を参照して説明する。本説明は、可能な実装形態の詳細な例を提供するが、詳細は、例示的であることを意図しており、決して本出願の範囲を限定するものではないことに留意されたい。以下の詳細な説明では、本明細書に開示される実施形態及び/又は実施例の完全な理解を提供するために、多数の具体的な詳細が記載されている。しかしながら、このような実施形態及び実施例は、本明細書に記載される具体的な詳細の一部又は全部を伴わずに実践され得ることが理解されるであろう。他の例では、以下の説明を不明瞭にしないように、周知の方法、手順、構成要素及び回路は詳細に説明されていない。更に、本明細書に具体的に記載されていない実施形態及び実施例は、本明細書に明示的、暗黙的及び/又は本質的に(集合的に「提供される」)記載、開示又は他の方法で提供される実施形態及び他の実施例の代わりに、又はそれらと組み合わせて実践することができる。
例示的な通信ネットワーク
図1Aは、1つ以上の開示された実施形態が実装され得る、例示的な通信システム100を示す図である。通信システム100は、音声、データ、ビデオ、メッセージ伝達、ブロードキャストなどのコンテンツを、複数の無線ユーザに提供する、多重アクセスシステムであり得る。通信システム100は、複数の無線ユーザが、無線帯域幅を含むシステムリソースの共有を通じて、上記のようなコンテンツにアクセスすることを可能にし得る。例えば、通信システム100は、コード分割多重アクセス(code division multiple access、CDMA)、時分割多重アクセス(time division multiple access、TDMA)、周波数分割多重アクセス(frequency division multiple access、FDMA)、直交FDMA(orthogonal FDMA、OFDMA)、シングルキャリアFDMA(single-carrier FDMA、SC-FDMA)、ゼロテールユニークワードDFT-Spread OFDM(zero-tail unique-word DFT-Spread OFDM、ZT UW DTS-s OFDM)、ユニークワードOFDM(unique word OFDM、UW-OFDM)、リソースブロックフィルタ処理OFDM、フィルタバンクマルチキャリア(filter bank multicarrier、FBMC)などの、1つ以上のチャネルアクセス方法を採用し得る。
図1Aに示されるように、通信システム100は、無線送信/受信ユニット(WTRU)102a、102b、102c、102dと、RAN104/113と、CN106/115と、公衆交換電話網(public switched telephone network、PSTN)108と、インターネット110と、他のネットワーク112とを含み得るが、開示される実施形態は、任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、及び/又はネットワーク要素を企図していることが理解されよう。WTRU102a、102b、102c、102dの各々は、無線環境において動作し、かつ/又は通信するように構成された、任意のタイプのデバイスであり得る。例として、WTRU102a、102b、102c、102dは、これらのうちのいずれかが「局」及び/又は「STA」と称され得、無線信号を送信及び/又は受信するように構成され得、ユーザ機器(user equipment、UE)、移動局、固定又は移動加入者ユニット、サブスクリクションベースのユニット、ページャ、セルラー電話、パーソナルデジタルアシスタント(personal digital assistant、PDA)、スマートフォン、ラップトップ、ネットブック、パーソナルコンピュータ、無線センサ、ホットスポット又はMi-Fiデバイス、モノのインターネット(Internet of Things、IoT)デバイス、ウォッチ又は他のウェアラブル、ヘッドマウントディスプレイ(head-mounted display、HMD)、車両、ドローン、医療用デバイス及びアプリケーション(例えば、遠隔手術)、工業用デバイス及びアプリケーション(例えば、工業用及び/又は自動化された処理チェーン状況において動作するロボット及び/又は他の無線デバイス)、家電デバイス、商業用及び/又は工業用無線ネットワーク上で動作するデバイスなどを含み得る。WTRU102a、102b、102c、及び102dのいずれも、互換的にUEと称され得る。
通信システム100はまた、基地局114a及び/又は基地局114bを含み得る。基地局114a、114bの各々は、CN106/115、インターネット110、及び/又は他のネットワーク112など、1つ以上の通信ネットワークへのアクセスを容易にするために、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの少なくとも1つと無線でインターフェース接続するように構成された、任意のタイプのデバイスであり得る。例として、基地局114a、114bは、基地局トランシーバ(base transceiver station、BTS)、ノードB、eノードB、ホームノードB、ホームeノードB、gNB、NRノードB、サイトコントローラ、アクセスポイント(access point、AP)、無線ルータなどであり得る。基地局114a、114bは各々単一の要素として示されているが、基地局114a、114bは、任意の数の相互接続された基地局及び/又はネットワーク要素を含み得ることが理解されるであろう。
基地局114aは、基地局コントローラ(base station controller、BSC)、無線ネットワークコントローラ(radio network controller、RNC)、リレーノードなど、他の基地局及び/又はネットワーク要素(図示せず)も含み得る、RAN104/113の一部であり得る。基地局114a及び/又は基地局114bは、セル(図示せず)と称され得る、1つ以上のキャリア周波数で無線信号を送信及び/又は受信するように構成され得る。これらの周波数は、認可スペクトル、未認可スペクトル、又は認可及び未認可スペクトルの組み合わせであり得る。セルは、相対的に固定され得るか又は経時的に変化し得る特定の地理的エリアに、無線サービスのカバレッジを提供し得る。セルは、更にセルセクタに分けられ得る。例えば、基地局114aと関連付けられたセルは、3つのセクタに分けられ得る。したがって、一実施形態では、基地局114aは、3つのトランシーバを、すなわち、セルのセクタごとに1つのトランシーバを含み得る。一実施形態では、基地局114aは、多重入力多重出力(multiple-input multiple output、MIMO)技術を用い得、セルのセクタごとに複数のトランシーバを利用し得る。例えば、ビームフォーミングを使用して、所望の空間方向に信号を送信及び/又は受信し得る。
基地局114a、114bは、エアインターフェース116を介して、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つ以上と通信し得るが、このエアインターフェース116は、任意の好適な無線通信リンク(例えば、無線周波数(radio frequency、RF)、マイクロ波、センチメートル波、マイクロメートル波、赤外線(infrared、IR)、紫外線(ultraviolet、UV)、可視光など)であり得る。エアインターフェース116は、任意の好適な無線アクセス技術(radio access technology、RAT)を使用して確立され得る。
より具体的には、上記のように、通信システム100は、多重アクセスシステムであり得、例えば、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC-FDMAなどの、1つ以上のチャネルアクセススキームを用い得る。例えば、RAN104/113内の基地局114a、及びWTRU102a、102b、102cは、ユニバーサル移動体通信システム(Universal Mobile Telecommunications System、UMTS)地上無線アクセス(UMTS Terrestrial Radio Access、UTRA)などの無線技術を実装し得、これは広帯域CDMA(wideband CDMA、WCDMA)を使用してエアインターフェース115/116/117を確立し得る。WCDMAは、高速パケットアクセス(High-Speed Packet Access、HSPA)及び/又は進化型HSPA(HSPA+)などの通信プロトコルを含み得る。HSPAは、高速ダウンリンク(Downlink、DL)パケットアクセス(High-Speed Downlink Packet Access、HSDPA)及び/又は高速アップリンクパケットアクセス(High-Speed UL Packet Access、HSUPA)を含み得る。
一実施形態では、基地局114a及びWTRU102a、102b、102cは、進化型UMTS地上無線アクセス(Evolved UMTS Terrestrial Radio Access、E-UTRA)などの無線技術を実装し得、これは、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)及び/又はLTE-Advanced(LTE-Advanced、LTE-A)及び/又はLTE-Advanced Pro(LTE-A Pro)を使用してエアインターフェース116を確立し得る。
一実施形態では、基地局114a及びWTRU102a、102b、102cは、NR無線アクセスなどの無線技術を実装することができ、この技術は、新しい無線(NR)を使用してエアインターフェース116を確立することができる。
一実施形態では、基地局114a及びWTRU102a、102b、102cは、複数の無線アクセス技術を実装し得る。例えば、基地局114a及びWTRU102a、102b、102cは、例えば、デュアルコネクティビティ(dual connectivity、DC)原理を使用して、LTE無線アクセス及びNR無線アクセスを一緒に実装し得る。したがって、WTRU102a、102b、102cによって利用されるエアインターフェースは、複数のタイプの基地局(例えば、eNB及びgNB)に/から送信される複数のタイプの無線アクセス技術及び/又は送信によって特徴付けられ得る。
他の実施形態では、基地局114a及びWTRU102a、102b、102cは、IEEE802.11(すなわち、無線フィデリティ(Wireless Fidelity、WiFi)、IEEE802.16(すなわち、ワイマックス(Worldwide Interoperability for Microwave Access、WiMAX)、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000 EV-DO、暫定規格2000(IS-2000)、暫定規格95(IS-95)、暫定規格856(IS-856)、汎欧州デジタル移動電話方式(Global System for Mobile communications、GSM)、GSM進化型高速データレート(Enhanced Data rates for GSM Evolution、EDGE)、GSM EDGE(GERAN)などの無線技術を実装し得る。
図1Aの基地局114bは、例えば、無線ルータ、ホームノードB、ホームeノードB又はアクセスポイントであり得、事業所、家庭、車両、キャンパス、工業施設、(例えば、ドローンによる使用のための)空中回廊、道路などの場所などの局所的エリアにおける無線接続を容易にするために、任意の好適なRATを利用し得る。一実施形態では、基地局114b及びWTRU102c、102dは、IEEE802.11などの無線技術を実装して、無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area network、WLAN)を確立し得る。一実施形態では、基地局114b及びWTRU102c、102dは、IEEE802.15などの無線技術を実装して、無線パーソナルエリアネットワーク(wireless personal area network、WPAN)を確立し得る。更に別の実施形態では、基地局114b及びWTRU102c、102dは、セルラベースのRAT(例えば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、NRなど)を利用して、ピコセル又はフェムトセルを確立することができる。図1Aに示すように、基地局114bは、インターネット110への直接接続を有し得る。したがって、基地局114bは、CN106/115を介してインターネット110にアクセスする必要がない場合がある。
RAN104/113は、CN106/115と通信し得、これは、音声、データ、アプリケーション、及び/又はボイスオーバインターネットプロトコル(voice over internet protocol、VoIP)サービスをWTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つ以上に提供するように構成された、任意のタイプのネットワークであり得る。データは、例えば、異なるスループット要件、レイテンシ要件、エラー許容要件、信頼性要件、データスループット要件、モビリティ要件などの、様々なサービス品質(quality of service、QoS)要件を有し得る。CN106/115は、呼制御、支払い請求サービス、移動体位置ベースのサービス、プリペイド呼、インターネット接続性、ビデオ配信などを提供し、かつ/又はユーザ認証などの高レベルセキュリティ機能を実行し得る。図1Aには示されていないが、RAN104/113及び/又はCN106/115は、RAN104/113と同じRAT又は異なるRATを採用する他のRANと、直接又は間接的に通信し得ることが理解されよう。例えば、NR無線技術を利用し得るRAN104/113に接続されていることに加えて、CN106/115はまた、GSM、UMTS、CDMA2000、WiMAX、E-UTRA、又はWiFi無線技術を採用して別のRAN(図示せず)と通信し得る。
CN106/115はまた、PSTN108、インターネット110、及び/又は他のネットワーク112にアクセスするために、WTRU102a、102b、102c、102dのためのゲートウェイとしての機能を果たし得る。PSTN108は、基本電話サービス(plain old telephone service、POTS)を提供する公衆交換電話網を含み得る。インターネット110は、相互接続されたコンピュータネットワーク及びデバイスのグローバルシステムを含み得るが、これらのネットワーク及びデバイスは、送信制御プロトコル(transmission control protocol、TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(user datagram protocol、UDP)、及び/又はTCP/IPインターネットプロトコルスイートのインターネットプロトコル(internet protocol、IP)などの、共通通信プロトコルを使用する。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有及び/又は運営される、有線及び/又は無線通信ネットワークを含み得る。例えば、ネットワーク112は、RAN104/113と同じRAT又は異なるRATを採用し得る、1つ以上のRANに接続された別のCNを含み得る。
通信システム100におけるWTRU102a、102b、102c、102dのいくつか又は全ては、マルチモード能力を含み得る(例えば、WTRU102a、102b、102c、102dは、異なる無線リンクを介して異なる無線ネットワークと通信するための複数のトランシーバを含み得る)。例えば、図1Aに示されるWTRU102cは、セルラベースの無線技術を用い得る基地局114a、及びIEEE802無線技術を用い得る基地局114bと通信するように構成され得る。
図1Bは、例示的なWTRU102を示すシステム図である。図1Bに示すように、WTRU102は、とりわけ、プロセッサ118、トランシーバ120、送信/受信要素122、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、ディスプレイ/タッチパッド128、非リムーバブルメモリ130、リムーバブルメモリ132、電源134、全地球測位システム(global positioning system、GPS)チップセット136、及び/又は他の周辺機器138を含み得る。WTRU102は、一実施形態との一貫性を有したまま、前述の要素の任意の部分的組み合わせを含み得ることが理解されよう。
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来のプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと関連付けられた1つ以上のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)回路、任意の他のタイプの集積回路(integrated circuit、IC)、状態機械などであり得る。プロセッサ118は、信号コーディング、データ処理、電力制御、入力/出力処理、及び/又はWTRU102が無線環境で動作することを可能にする任意の他の機能性を実行し得る。プロセッサ118は、送信/受信要素122に結合され得るトランシーバ120に結合され得る。図1Bは、プロセッサ118及びトランシーバ120を別個のコンポーネントとして示すが、プロセッサ118及びトランシーバ120は、電子パッケージ又はチップにおいて一緒に統合され得るということが理解されよう。
送信/受信要素122は、エアインターフェース116を介して基地局(例えば、基地局114a)に信号を送信するか又は基地局(例えば、基地局114a)から信号を受信するように構成され得る。例えば、一実施形態では、送信/受信要素122は、RF信号を送信及び/又は受信するように構成されたアンテナであり得る。一実施形態では、送信/受信要素122は、例えば、IR、UV又は可視光信号を送信及び/又は受信するように構成されたエミッタ/検出器であり得る。更に別の実施形態では、送信/受信要素122は、RF信号及び光信号の両方を送信及び/又は受信するように構成され得る。送信/受信要素122は、無線信号の任意の組み合わせを送信及び/又は受信するように構成され得るということが理解されよう。
送信/受信要素122は、単一の要素として図1Bに示されているが、WTRU102は、任意の数の送信/受信要素122を含み得る。より具体的には、WTRU102は、MIMO技術を用い得る。したがって、一実施形態では、WTRU102は、エアインターフェース116を介して無線信号を送受信するための2つ以上の送信/受信要素122(例えば、複数のアンテナ)を含み得る。
トランシーバ120は、送信/受信要素122によって送信される信号を変調し、送信/受信要素122によって受信される信号を復調するように構成され得る。上記のように、WTRU102は、マルチモード能力を有し得る。したがって、トランシーバ120は、例えばNR及びIEEE802.11などの複数のRATを介してWTRU102が通信することを可能にするための複数のトランシーバを含み得る。
WTRU102のプロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、及び/又はディスプレイ/タッチパッド128(例えば、液晶ディスプレイ(liquid crystal display、LCD)表示ユニット若しくは有機発光ダイオード(organic light-emitting diode、OLED)表示ユニット)に結合され得、これらからユーザが入力したデータを受信し得る。プロセッサ118はまた、ユーザデータをスピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、及び/又はディスプレイ/タッチパッド128に出力し得る。加えて、プロセッサ118は、非リムーバブルメモリ130及び/又はリムーバブルメモリ132などの任意のタイプの好適なメモリから情報にアクセスし、かつ当該メモリにデータを記憶し得る。非リムーバブルメモリ130は、ランダムアクセスメモリ(random-access memory、RAM)、読み取り専用メモリ(read-only memory、ROM)、ハードディスク又は任意の他のタイプのメモリ記憶デバイスを含み得る。リムーバブルメモリ132は、加入者識別モジュール(subscriber identity module、SIM)カード、メモリスティック、セキュアデジタル(secure digital、SD)メモリカードなどを含み得る。他の実施形態では、プロセッサ118は、サーバ又はホームコンピュータ(図示せず)上など、WTRU102上に物理的に配置されていないメモリから情報にアクセスし、かつ当該メモリにデータを記憶し得る。
プロセッサ118は、電源134から電力を受信し得るが、WTRU102における他のコンポーネントに電力を分配し、かつ/又は制御するように構成され得る。電源134は、WTRU102に電力を供給するための任意の好適なデバイスであり得る。例えば、電源134は、1つ以上の乾電池(例えば、ニッケルカドミウム(nickel-cadmium、NiCd)、ニッケル亜鉛(nickel-zinc、NiZn)、ニッケル金属水素化物(nickel metal hydride、NiMH)、リチウムイオン(lithium-ion、Li-ion)など)、太陽セル、燃料セルなどを含み得る。
プロセッサ118はまた、GPSチップセット136に結合され得、これは、WTRU102の現在の場所に関する場所情報(例えば、経度及び緯度)を提供するように構成され得る。GPSチップセット136からの情報に加えて又はその代わりに、WTRU102は、基地局(例えば、基地局114a、114b)からエアインターフェース116を介して場所情報を受信し、かつ/又は2つ以上の近くの基地局から受信されている信号のタイミングに基づいて、その場所を判定し得る。WTRU102は、一実施形態との一貫性を有したまま、任意の好適な位置判定方法によって位置情報を取得し得るということが理解されよう。
プロセッサ118は、他の周辺機器138に更に結合され得、他の周辺機器138には、追加の特徴、機能、及び/又は有線若しくは無線接続を提供する1つ以上のソフトウェア及び/又はハードウェアモジュールが含まれ得る。例えば、周辺機器138には、加速度計、電子コンパス、衛星トランシーバ、(写真及び/又はビデオのための)デジタルカメラ、ユニバーサルシリアルバス(universal serial bus、USB)ポート、振動デバイス、テレビトランシーバ、ハンズフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(frequency modulated、FM)無線ユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザ、仮想現実及び/又は拡張現実(Virtual Reality/Augmented Reality、VR/AR)デバイス、アクティビティトラッカなどが含まれ得る。周辺機器138は、1つ以上のセンサを含み得、センサは、ジャイロスコープ、加速度計、ホール効果センサ、磁力計、方位センサ、近接センサ、温度センサ、時間センサ、ジオロケーションセンサ、高度計、光センサ、タッチセンサ、磁力計、気圧計、ジェスチャセンサ、生体認証センサ、及び/又は湿度センサのうちの1つ以上であり得る。
WTRU102は、(例えば、UL(例えば、送信用)及びダウンリンク(例えば、受信用)の両方のための特定のサブフレームと関連付けられた)信号のいくつか又は全ての送信及び受信が並列及び/又は同時であり得る、全二重無線機を含み得る。全二重無線機は、ハードウェア(例えば、チョーク)又はプロセッサを介した(例えば、別個のプロセッサ(図示せず)又はプロセッサ118を介した)信号処理のいずれかを介した自己干渉を低減及び又は実質的に排除するための干渉管理ユニット139を含み得る。一実施形態では、WTRU102は、(例えば、UL(例えば、送信用)又はダウンリンク(例えば、受信用)のいずれかのための特定のサブフレームと関連付けられた)信号のいくつか又は全てのうちのどれかの送信及び受信のための半二重無線機を含み得る。
図1Cは、一実施形態によるRAN104及びCN106を図示するシステム図である。上記のように、RAN104は、E-UTRA無線技術を用いて、エアインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信し得る。RAN104はまた、CN106と通信し得る。
RAN104は、eノードB160a、160b、160cを含み得るが、RAN104は、一実施形態との一貫性を有しながら、任意の数のeノードBを含み得るということが理解されよう。eノードB160a、160b、160cは各々、エアインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するための1つ以上のトランシーバを含み得る。一実施形態では、eノードB160a、160b、160cは、MIMO技術を実装し得る。したがって、eノードB160aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を送信し、かつ/又はWTRU102aから無線信号を受信し得る。
eノードB160a、160b、160cの各々は、特定のセル(図示せず)と関連付けられ得、UL及び/又はDLにおいて、無線リソース管理意思決定、ハンドオーバ意思決定、ユーザのスケジューリングなどを処理するように構成され得る。図1Cに示すように、eノードB160a、160b、160cは、X2インターフェースを介して互いに通信し得る。
図1Cに示されるCN106は、モビリティ管理エンティティ(mobility management entity、MME)162、サービングゲートウェイ(serving gateway、SGW)164、及びパケットデータネットワーク(packet data network、PDN)ゲートウェイ(又はPGW)166を含み得る。前述の要素の各々は、CN106の一部として図示されているが、これらの要素のいずれかが、CNオペレータ以外のエンティティによって所有及び/又は運用され得ることが理解されるであろう。
MME162は、S1インターフェースを介して、RAN104内のeノード-B160a、160b、160cの各々に接続され得、制御ノードとして機能し得る。例えば、MME162は、WTRU102a、102b、102cのユーザを認証すること、ベアラのアクティブ化/非アクティブ化、WTRU102a、102b、102cの初期アタッチ中に特定のサービングゲートウェイを選択すること、などの役割を果たし得る。MME162は、RAN104と、GSM及び/又はWCDMAなどの他の無線技術を採用する他のRAN(図示せず)との間で切り替えるための制御プレーン機能を提供し得る。
SGW164は、S1インターフェースを介してRAN104におけるeノード-B160a、160b、160cの各々に接続され得る。SGW164は、概して、ユーザデータパケットをWTRU102a、102b、102cに/からルーティングし、転送し得る。SGW164は、eノード-B間ハンドオーバ中にユーザプレーンをアンカする機能、DLデータがWTRU102a、102b、102cに利用可能であるときにページングをトリガする機能、WTRU102a、102b、102cのコンテキストを管理及び記憶する機能などの、他の機能を実行し得る。
SGW164は、PGW166に接続され得、PGW166は、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にするために、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供し得る。
CN106は、他のネットワークとの通信を容易にし得る。例えば、CN106は、WTRU102a、102b、102cと従来の地上回線通信デバイスとの間の通信を容易にするために、PSTN108などの回路交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供し得る。例えば、CN106は、CN106とPSTN108との間のインターフェースとして機能するIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IP multimedia subsystem、IMS)サーバ)を含み得るか、又はそれと通信し得る。加えて、CN106は、WTRU102a、102b、102cに、他のサービスプロバイダによって所有及び/又は動作される他の有線及び/又は無線ネットワークを含み得る他のネットワーク112へのアクセスを提供し得る。
WTRUは、無線端末として図1A~図1Dに記載されているが、特定の代表的な実施形態では、そのような端末は、通信ネットワークとの(例えば、一時的又は永久的に)有線通信インターフェースを使用し得ることが企図される。
代表的な実施形態では、他のネットワーク112は、WLANであり得る。
インフラストラクチャ基本サービスセット(Basic Service Set、BSS)モードのWLANは、BSSのアクセスポイント(AP)及びAPと関連付けられた1つ以上のステーション(station、STA)を有し得る。APは、配信システム(Distribution System、DS)若しくはBSSに入る、かつ/又はBSSから出るトラフィックを搬送する別のタイプの有線/無線ネットワークへのアクセス又はインターフェースを有し得る。BSS外から生じる、STAへのトラフィックは、APを通って到達し得、STAに配信され得る。STAからBSS外の宛先への生じるトラフィックは、APに送信されて、それぞれの宛先に送信され得る。BSS内のSTAどうしの間のトラフィックは、例えば、APを介して送信され得、ソースSTAは、APにトラフィックを送信し得、APは、トラフィックを宛先STAに配信し得。BSS内のSTA間のトラフィックは、ピアツーピアトラフィックとしてみなされ、かつ/又は称され得る。ピアツーピアトラフィックは、ソースSTAと宛先STAとの間で(例えば、それらの間で直接的に)、直接リンクセットアップ(direct link setup、DLS)で送信され得る。特定の代表的な実施形態では、DLSは、802.11e DLS又は802.11zトンネル化DLS(tunneled DLS、TDLS)を使用し得る。独立BSS(Independent BSS、IBSS)モードを使用するWLANは、APを有しない場合があり、IBSS内又はそれを使用するSTA(例えば、STAの全部)は、互いに直接通信し得る。通信のIBSSモードは、本明細書では、「アドホック」通信モードと称され得る。
802.11acインフラストラクチャ動作モード又は同様の動作モードを使用するときに、APは、プライマリチャネルなどの固定チャネル上にビーコンを送信し得る。プライマリチャネルは、固定幅(例えば、20MHz幅の帯域幅)又はシグナリングを介して動的に設定される幅であり得る。プライマリチャネルは、BSSの動作チャネルであり得、APとの接続を確立するためにSTAによって使用され得る。特定の代表的な実施形態では、衝突回避を用いるキャリア感知多重アクセス(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance、CSMA/CA)は、例えば、802.11システムにおいて実装され得る。CSMA/CAの場合、APを含むSTA(例えば、全てのSTA)は、プライマリチャネルを感知し得る。プライマリチャネルが特定のSTAによってビジーであると感知され/検出され、かつ/又は判定される場合、特定のSTAはバックオフされ得る。1つのSTA(例えば、1つのステーションのみ)は、所与のBSSにおいて、任意の所与の時間に送信し得る。
高スループット(High Throughput、HT)STAは、通信のための40MHz幅のチャネルを使用し得るが、この40MHz幅のチャネルは、例えば、プライマリ20MHzチャネルと、隣接又は非隣接の20MHzチャネルとの組み合わせを介して形成され得る。
非常に高いスループット(Very High Throughput、VHT)のSTAは、20MHz、40MHz、80MHz、及び/又は160MHz幅のチャネルをサポートし得る。上記の40MHz及び/又は80MHz幅のチャネルは、連続する20MHzチャネルどうしを組み合わせることによって形成され得る。160MHzチャネルは、8つの連続する20MHzチャネルを組み合わせることによって、又は80+80構成と称され得る2つの連続していない80MHzチャネルを組み合わせることによって、形成され得る。80+80構成の場合、チャネル符号化後、データは、データを2つのストリームに分割し得るセグメントパーサを通過し得る。逆高速フーリエ変換(Inverse Fast Fourier Transform、IFFT)処理及び時間領域処理は、各ストリームで別々に行われ得る。ストリームは、2つの80MHzチャネルにマッピングされ得、データは、送信STAによって送信され得る。受信STAの受信機では、80+80構成に対する上記で説明される動作は逆にされ得、組み合わされたデータを媒体アクセス制御(Medium Access Control、MAC)に送信し得る。
サブ1GHzの動作モードは、802.11af及び802.11ahによってサポートされる。チャネル動作帯域幅及びキャリアは、802.11n及び802.11acで使用されるものと比較して、802.11af及び802.11ahでは低減される。802.11afは、TVホワイトスペース(TV White Space、TVWS)スペクトルにおいて、5MHz、10MHz及び20MHz帯域幅をサポートし、802.11ahは、非TVWSスペクトルを使用して、1MHz、2MHz、4MHz、8MHz、及び16MHz帯域幅をサポートする。代表的な実施形態によれば、802.11ahは、マクロカバレッジエリア内のMTCデバイスなど、メータタイプの制御/マシンタイプ通信をサポートし得る。MTCデバイスは、例えば、特定の、かつ/又は限定された帯域幅のためのサポート(例えば、そのためのみのサポート)を含む、特定の能力を有し得る。MTCデバイスは、(例えば、非常に長いバッテリ寿命を維持するために)閾値を超えるバッテリ寿命を有するバッテリを含み得る。
複数のチャネル、並びに802.11n、802.11ac、802.11af、及び802.11ahなどのチャネル帯域幅をサポートし得るWLANシステムは、プライマリチャネルとして指定され得るチャネルを含む。プライマリチャネルは、BSSにおける全てのSTAによってサポートされる最大共通動作帯域幅に等しい帯域幅を有し得る。プライマリチャネルの帯域幅は、最小帯域幅動作モードをサポートするBSSで動作する全てのSTAの中から、STAによって設定され、かつ/又は制限され得る。802.11ahの例では、プライマリチャネルは、AP及びBSSにおける他のSTAが2MHz、4MHz、8MHz、16MHz、及び/又は他のチャネル帯域幅動作モードをサポートする場合であっても、1MHzモードをサポートする(例えば、それのみをサポートする)STA(例えば、MTCタイプデバイス)に対して1MHz幅であり得る。キャリア感知及び/又はネットワーク配分ベクトル(Network Allocation Vector、NAV)設定は、プライマリチャネルの状態に依存し得る。例えば、APに送信する(1MHz動作モードのみをサポートする)STAに起因して一次チャネルがビジーである場合、周波数帯域の大部分がアイドルのままであり、利用可能であり得るとしても、利用可能な周波数帯域全体がビジーであるとみなされ得る。
米国では、802.11ahにより使用され得る利用可能な周波数帯域は、902MHz~928MHzである。韓国では、利用可能な周波数帯域は917.5MHz~923.5MHzである。日本では、利用可能な周波数帯域は916.5MHz~927.5MHzである。802.11ahに利用可能な総帯域幅は、国のコードに応じて6MHz~26MHzである。
図1Dは、一実施形態によるRAN113及びCN115を例解するシステム図である。上記のように、RAN113は、NR無線技術を用いて、エアインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信し得る。RAN113はまた、CN115と通信し得る。
RAN113は、gNB180a、180b、180cを含み得るが、RAN113は、一実施形態との一貫性を維持しながら、任意の数のgNBを含み得ることが理解されよう。gNB180a、180b、180cは各々、エアインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するための1つ以上のトランシーバを含み得る。一実施形態では、gNB180a、180b、180cは、MIMO技術を実装し得る。例えば、gNB180a、180bは、ビームフォーミングを利用して、WTRU102a、102b、102cに信号を送信及び/又はそれらから信号を受信し得る。したがって、gNB180aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を送信し、かつ/又はWTRU102aから無線信号を受信し得る。一実施形態では、gNB180a、180b、180cは、キャリアアグリゲーション技術を実装し得る。例えば、gNB180aは、複数のコンポーネントキャリアをWTRU102a(図示せず)に送信し得る。これらのコンポーネントキャリアのサブセットは、未認可スペクトル上にあり得、残りのコンポーネントキャリアは、認可スペクトル上にあり得る。一実施形態では、gNB180a、180b、180cは、協調マルチポイント(Coordinated Multi-Point、CoMP)技術を実装し得る。例えば、WTRU102aは、gNB180a及びgNB180b(及び/又はgNB180c)からの協調送信を受信し得る。
WTRU102a、102b、102cは、拡張可能なヌメロロジと関連付けられた送信を使用して、gNB180a、180b、180cと通信し得る。例えば、OFDMシンボル間隔及び/又はOFDMサブキャリア間隔は、無線送信スペクトルの異なる送信、異なるセル、及び/又は異なる部分に対して変化し得る。WTRU102a、102b、102cは、様々な若しくは拡張可能な長さのサブフレーム又は送信時間間隔(transmission time interval、TTI)を使用して(例えば、様々な数のOFDMシンボル及び/又は様々な長さの絶対時間の持続し変化する時間を含む)、gNB180a、180b、180cと通信し得る。
gNB180a、180b、180cは、スタンドアロン構成及び/又は非スタンドアロン構成でWTRU102a、102b、102cと通信するように構成され得る。スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、他のRAN(例えば、eノードB160a、160b、160cなど)にアクセスすることなく、gNB180a、180b、180cと通信し得る。スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、モビリティアンカポイントとしてgNB180a、180b、180cのうちの1つ以上を利用し得る。スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、未認可バンドにおける信号を使用して、gNB180a、180b、180cと通信し得る。非スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、gNB180a、180b、180cと通信し、これらに接続する一方で、eノードB160a、160b、160cなどの別のRANとも通信し、これらに接続し得る。例えば、WTRU102a、102b、102cは、1つ以上のgNB180a、180b、180c及び1つ以上のeノードB160a、160b、160cと実質的に同時に通信するためのDC原理を実装し得る。非スタンドアロン構成では、eノードB160a、160b、160cは、WTRU102a、102b、102cのモビリティアンカとして機能し得るが、gNB180a、180b、180cは、WTRU102a、102b、102cをサービス提供するための追加のカバレッジ及び/又はスループットを提供し得る。
gNB180a、180b、180cの各々は、特定のセル(図示せず)と関連付けられ得、無線リソース管理意思決定、ハンドオーバ意思決定、UL及び/又はDLにおけるユーザのスケジューリング、ネットワークスライシングのサポート、デュアルコネクティビティ、NRとE-UTRAとの間のインターワーキング、ユーザプレーン機能(User Plane Function、UPF)184a、184bへのユーザプレーンデータのルーティング、アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function、AMF)182a、182bへの制御プレーン情報のルーティングなどを処理するように構成され得る。図1Dに示すように、gNB180a、180b、180cは、Xnインターフェースを介して互いに通信し得る。
図1Dに示されるCN115は、少なくとも1つのAMF182a、182b、少なくとも1つのUPF184a、184b、少なくとも1つのセッション管理機能(Session Management Function、SMF)183a、183b、及び場合によってはデータネットワーク(Data Network、DN)185a、185bを含み得る。前述の要素の各々は、CN115の一部として図示されているが、これらの要素のいずれも、CNオペレータ以外のエンティティによって所有及び/又は運用され得ることが理解されるであろう。
AMF182a、182bは、N2インターフェースを介してRAN113におけるgNB180a、180b、180cのうちの1つ以上に接続され得、制御ノードとして機能し得る。例えば、AMF182a、182bは、WTRU102a、102b、102cのユーザの認証、ネットワークスライシングのサポート(例えば、異なる要件を有する異なるPDUセッションの処理)、特定のSMF183a、183bの選択、登録エリアの管理、NASシグナリングの終了、モビリティ管理などの役割を果たすことができる。ネットワークスライスは、WTRU102a、102b、102cを利用しているサービスのタイプに基づいて、WTRU102a、102b、102cのCNサポートをカスタマイズするために、AMF182a、182bによって使用され得る。例えば、異なるネットワークスライスは、高信頼低レイテンシ(ultra-reliable low latency、URLLC)アクセスに依存するサービス、高速大容量(enhanced massive mobile broadband、eMBB)アクセスに依存するサービス、マシンタイプ通信(machine type communication、MTC)アクセスのためのサービス、及び/又は同様のものなどの異なる使用事例のために確立され得る。AMF182は、RAN113と、LTE、LTE-A、LTE-A Pro及び/又はWiFiなどの非3GPPアクセス技術などの他の無線技術を採用する他のRAN(図示せず)との間で切り替えるための制御プレーン機能を提供し得る。
SMF183a、183bは、N11インターフェースを介して、CN115内のAMF182a、182bに接続され得る。SMF183a、183bはまた、N4インターフェースを介して、CN115内のUPF184a、184bに接続され得る。SMF183a、183bは、UPF184a、184bを選択及び制御し、UPF184a、184bを通るトラフィックのルーティングを構成し得る。SMF183a、183bは、UE IPアドレスを管理して割り当てること、PDUセッションを管理すること、ポリシー執行及びQoSを制御すること、ダウンリンクデータ通知を提供することなど、他の機能を実施し得る。PDUセッションタイプは、IPベース、非IPベース、イーサネットベースなどであり得る。
UPF184a、184bは、N3インターフェースを介して、RAN113内のgNB180a、180b、180cのうちの1つ以上に接続され得、これにより、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にするために、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供し得る。UPF184a、184bは、パケットをルーティングして転送すること、ユーザプレーンポリシーを執行すること、マルチホームPDUセッションをサポートすること、ユーザプレーンQoSを処理すること、ダウンリンクパケットをバッファすること、モビリティアンカリングを提供することなど、他の機能を実施し得る。
CN115は、他のネットワークとの通信を容易にし得る。例えば、CN115は、CN115とPSTN108との間のインターフェースとして機能するIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IP multimedia subsystem、IMS)サーバ)を含み得るか、又はそれと通信し得る。加えて、CN115は、WTRU102a、102b、102cに他のネットワーク112へのアクセスを提供し得、他のネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有及び/又は動作される他の有線及び/又は無線ネットワークを含み得る。一実施形態では、WTRU102a、102b、102cは、UPF184a、184bへのN3インターフェース、及びUPF184a、184bとDN185a、185bとの間のN6インターフェースを介して、UPF184a、184bを通じてローカルデータネットワーク(local Data Network、DN)185a、185bに接続され得る。
図1A~図1D、及び図1A~図1Dの対応する説明を鑑みると、WTRU102a~d、基地局114a及びb、eノード-B160a~c、MME162、SGW164、PGW166、gNB180a~c、AMF182a~ab、UPF184a及びb、SMF183a及びb、DN185a及びb、並びに/又は本明細書に記載の任意の他のデバイスのうちの1つ以上に関して本明細書に記載の機能のうちの1つ以上又は全ては、1つ以上のエミュレーションデバイス(図示せず)によって実施され得る。エミュレーションデバイスは、本明細書に説明される機能の1つ以上又は全てをエミュレートするように構成された1つ以上のデバイスであり得る。例えば、エミュレーションデバイスを使用して、他のデバイスを試験し、かつ/又はネットワーク及び/若しくはWTRU機能をシミュレートし得る。
エミュレーションデバイスは、ラボ環境及び/又はオペレータネットワーク環境における他のデバイスの1つ以上の試験を実装するように設計され得る。例えば、1つ以上のエミュレーションデバイスは、通信ネットワーク内の他のデバイスを試験するために、有線及び/又は無線通信ネットワークの一部として完全に若しくは部分的に実装され、かつ/又は展開されている間、1つ以上若しくは全ての機能を実行し得る。1つ以上のエミュレーションデバイスは、有線及び/又は無線通信ネットワークの一部として一時的に実装又は展開されている間、1つ以上又は全ての機能を実施し得る。エミュレーションデバイスは、試験を目的として別のデバイスに直接結合され得、かつ/又は地上波無線通信を使用して試験を実行し得る。
1つ以上のエミュレーションデバイスは、有線及び/又は無線通信ネットワークの一部として実装又は展開されていない間、全てを含む1つ以上の機能を実施し得る。例えば、エミュレーションデバイスは、1つ以上のコンポーネントの試験を実装するために、試験実験室での試験シナリオ、並びに/又は展開されていない(例えば、試験用の)有線及び/若しくは無線通信ネットワークにおいて利用され得る。1つ以上のエミュレーションデバイスは、試験機器であり得る。RF回路(例えば、1つ以上のアンテナを含み得る)を介した直接RF結合及び/又は無線通信は、データを送信及び/又は受信するように、エミュレーションデバイスによって使用され得る。
SRSベースの方法の例
例えば、サウンディング基準信号(SRS)は、アップリンクチャネル測定のために使用され得る。別の例では、SRS送信は、部分的及び(例えば、完全な)相反チャネルのいずれかのためのダウンリンクチャネル状態情報(channel state information、CSI)推定を支援するために使用され得る。更に別の例では、SRSは、ビーム管理のために使用され得る。SRSは、ネットワーク要素(例えば、gNB)によるビーム選択をサポートするために、異なるSRSリソースを通して送信され得る。本明細書で説明される実施形態は、例えば適切な容量及びカバレッジを有する動的かつフレキシブルなサウンディング手順を可能にすることによって、MIMO性能を改善することを可能にし得る。本明細書で説明される実施形態全体を通して、「サービング基地局」、「基地局」、及び「gNB」という用語は、サービング基地局として働くネットワーク要素を指定するために互換的に使用され得る。本明細書で説明される実施形態は、gNBに限定されず、任意の他のタイプのサービング基地局に適用可能である。
モバイル通信は継続的に進化しており、すでに、第5世代と呼ばれる、その第5の姿の目の前にあり、本明細書では5G、NR、集合的にNRのうちのいずれかとして称される場合がある。NRリリース16では、WTRUは、任意の数のSRSリソースセット(本明細書ではSRS-ResourceSetと称される場合がある)を有して構成され得る(例えば、それを示す構成情報を受信し得る)。SRSリソースセットは、最大K個のSRSリソースを含み得、ここで、Kは整数であり得、かつWTRU能力に基づき得る。SRSリソースセットは、例えば、beamManagement、codebook、nonCodebook又はantennaSwitchingのいずれかなど、異なるアプリケーション(例えば、使用法)のために設定され得る。例えば、SRSリソース構成の時間領域挙動は、(例えば、上位レイヤ)パラメータのresourceTypeによって示され得る。例えば、時間領域挙動は、周期的(例えば、規則的)、半永続的、及び非周期的のいずれかとして構成される(例えば、構成情報として示される)場合がある。NRリリース16では、WTRUは、異なる時間領域挙動、例えば、周期的、半永続的な挙動を有するように構成されない場合がある。NRリリース16では、WTRUは、同じSRSリソースセット内のSRSリソースについて異なる周期性を有するように構成されない場合がある。
例えば、非周期的SRSは、非周期的SRSが同じシンボル上で送信される(例えば、送信されるようにトリガされる)場合、周期的及び半永続的SRSのいずれよりも高い送信優先度を有し得る。例えば、非周期的SRSは、例えば、物理アップリンク制御チャネル(physical uplink control channel、PUCCH)がハイブリッド自動再送要求肯定応答(hybrid automatic repeat request acknowledge、HARQ-ACK)、リンク回復要求、及びスケジュール要求(schedule request、SR)のいずれかを搬送している場合を除いて、非周期的SRSが同じシンボル上で送信される(例えば、送信されるようにトリガされる)場合、PUCCHよりも高い優先度を有し得る。
ダウンリンクCSI推定のためのSRS送信の例
実施形態によれば、SRSの用途は、ダウンリンクCSIを推定することであり得る。「チャネル」、「チャネルCSI」、及び「CSI」、集合的にCSIという用語は、互換的に使用され得る。時分割二重(time division duplex、TDD)システムでは、例えば、チャネル相反性の原理に基づいて、本明細書では
Figure 2024505377000002
と称され得るダウンリンクCSIは、(例えば、推定された)アップリンクチャネルから取得(例えば、導出)され得、それは、gNBにおいて、本明細書では
Figure 2024505377000003
と称される場合がある(例えば、
Figure 2024505377000004
)。
図2は、TDDシステムにおけるダウンリンクCSI推定のためのSRS送信の例を示す図である。周波数分割二重(frequency division duplex、FDD)システムでは、アップリンク周波数とダウンリンク周波数との間の分離が制限され得ることを考慮すると、同様のプロセスを利用して、ダウンリンクCSI情報に関する何らかの情報、例えば、チャネルの共分散行列を得ることができる。
例えば、WTRUは、同じ数の送信(Tx)及び受信(Rx)アンテナを備えることができ、(例えば、各)アンテナは、(例えば、同じ)受信及び送信信号チェーンに(例えば、常に)接続され得る。WTRUについて、CSI推定のためのSRS信号送信は、単純な様態で(例えば、受信及び送信信号チェーン変動を考慮することなく)実行され得る。
本明細書で説明される実施形態全体を通して、「送信」、「送信する」、集合的に「Tx」という用語は、互換的に使用され得る。本明細書で説明される実施形態全体を通して、「受信」、「受信する」、集合的に「Rx」という用語は、互換的に使用され得る。
送信アンテナ切り替えの例
SRSアンテナ切り替えの場合、WTRUは、アンテナ切り替えを示す使用法パラメータ(例えば、使用法=antennaSwitching)を有する任意の数のSRSリソースセットを有して構成され得る。例えば、(例えば、各)SRSリソースセットは、例えば、WTRUアンテナポートの数に従って、任意の数のSRSリソースを有して構成され得る。例えば、SRSリソースは、チャネルサウンディングのために送信される時間及び周波数リソース(例えば、そのセット)であり得る。例えば、SRSリソースは、SRSリソース情報要素によって構成され得、かついくつかのアンテナポート、いくつかの連続したOFDMシンボル(例えば、シーケンス)、時間リソース、及び周波数リソースのうちのいずれかを含み得る。NRリリース16では、SRSアンテナ切り替えのためのいくつかのxTyR構成が考慮され得る(ここで、x及びyは整数であり、例えば、x={1,2}及びy={1,2,4}である)。例えば、SRSリソースセットは、SRSアンテナ切り替えのためのアンテナ構成と関連付けられ得る。1T2Rの例では、最大2つのリソースセットが構成され得、ここで、各セットは、異なるシンボルで送信される2つのSRSリソースを有する(例えば、含む)ことができ、ここで、所与のセット内の各SRSリソースは、単一のSRSポートを含むことができ、セット内の第2のリソースのSRSポートは、同じセット内の第1のリソースのSRSポートとは異なるアンテナポートと関連付けられ、その結果、2つの異なるアンテナ構成と関連付けられた2つの異なるSRSリソースセットが得られる場合がある。より全般的には、2つ以上のリソースセットが構成されてもよく(例えば、構成情報を介して示されてもよく)、ここで、セットは、異なるシンボルで送信される任意の数のSRSリソースを有してもよく(例えば、含んでもよく)、ここで、所与のセット内の(例えば、各)SRSリソースは、任意の数のSRSポートを含み得る。異なるSRSリソースセットが、SRSアンテナ切り替えのための異なるアンテナ構成と関連付けられ得、ここで、例えば、第1のSRSリソースセットの第1のリソースのSRSポートは、第2のSRSリソースセットの第1のリソースとは異なるアンテナポートと関連付けられ得る。
本明細書で説明される実施形態全体を通して、「アンテナ構成」、「SRSアンテナ切り替えのためのアンテナ構成」、及び「xTyRアンテナ構成」という用語は、SRSアンテナ切り替えのためのアンテナ構成を指定するために互換的に使用され、異なる切り替え構成に応じて、Txアンテナポート及びRxアンテナポートのいずれかとして使用され得るアンテナポートのセットを示す場合がある。
本明細書で説明される実施形態全体を通して、「SRS送信」、「送信されたSRS」、「SRSリソース送信」、及び「送信されたSRSリソース」という用語は、SRS(例えば、時間/周波数)リソースで送信され得る(例えば、サウンディング基準信号)送信を指定するために互換的に使用され得る。
図3は、4つのRxアンテナと2つのTxアンテナとを有するWTRU Rx/Txアーキテクチャ(2T4R WTRU)の例を示す図である。図3に示されるように、4つの利用可能なRxアンテナ301、302、303、304のうちの2つは、一度にTxチェーン311、312に接続され得る。WTRUの利用可能なTxチェーン311、312をWTRU内の異なるRxアンテナ301、302、303、304に切り替え得る送信アンテナ切り替えは、xTyR(x<y)アーキテクチャを有するWTRUにおいてSRSベースのダウンリンクCSI推定をサポートすることを可能にし得る。
図4は、2T4R WTRUにおけるアンテナ切り替えの例を示す図である。例えば、第1のTxチェーン41は、アンテナの第1のセットの2つの異なるアンテナ401、402に(例えば、それらの間で)(例えば、順次に)切り替え可能であり得、第2のTxチェーン42は、受信のために使用され得る全てのアンテナからのSRSの送信をサポートするために、アンテナの第2のセットの2つの異なるアンテナ403、404に(例えば、それらの間で)(例えば、順次に)切り替え可能であり得る。
NRリリース17では、最大8つのRxアンテナのSRSアンテナ切り替えがサポートされ得る。NRリリース17でサポートされる構成は、1T6R、1T8R、2T6R、2T8R、4T6R、及び4T8Rのうちのいずれかを含み得る。例えば、SRS切り替え構成のための選択基準は、例えば、挿入損失、ユースケース、アンテナ構造、WTRU省電力、SRSリソース構成などのいずれかを考慮する、CSIレイテンシ及び性能のいずれかを含み得る。
例えば、WTRUは、1つ以上のアンテナポートに切り替え可能であり得る1つ以上のTxチェーンを備え得る。例えば、xTyRアンテナ構成は、1つ以上のアンテナポートに結合された(例えば、関連付けられた、切り替えられた)1つ以上のTxチェーンを備え得る(例えば、それと関連付けられ得る)。
WTRUコヒーレンス能力の例
実施形態によれば、Txチェーンは、振幅及び位相応答を有し得る。例えば、Txチェーンは、振幅及び位相応答を有し得るフィルタとみなされ得る。本明細書で説明される実施形態全体を通して、(例えば、少なくとも)2つのコヒーレントTxチェーンは、(例えば、非常に)近い振幅及び位相応答を示す(例えば、少なくとも)2つのTxチェーンとして見られ得る。言い換えれば、Txチェーンへの同じ試験信号入力に対して、コヒーレントTxチェーンの出力は、振幅及び位相において無視できる偏差を示す(例えば、それを有する試験信号を出力する)ことがあり、非コヒーレントTxチェーンの出力は、振幅及び位相において無視できない偏差を示す(例えば、それを有する試験信号を出力する)ことがある。
NRリリース15では、3つの異なる送信能力が、アップリンク送信信頼性を改善するために導入された。WTRU送信能力は、障害から生じ得る位相及び時間コヒーレンシのいずれかに関してアップリンクTxチェーンの完全性を反映し得る。WTRU送信能力は、nonCoherent(NC)、partialAndNonCoherent(PNC)、及びfullAndPartialAndNonCoherent(FPNC)のいずれかを含み得る。
FPNC WTRUでは、全てのTxチェーンは、コヒーレントであり得、例えば、Txチェーンに入力される同じ試験信号に対して、全てのTxチェーンは、振幅及び位相において無視できる偏差を示し得る。
NC WTRUでは、Txチェーンに入力される同じ試験信号に対して、Txチェーンのいずれかの出力が、振幅及び位相において無視できない偏差を示し得る。
PNC WTRUでは、Txチェーンのサブセットは、コヒーレントTxチェーンを有するとみなされ得る。PNC WTRUは、非コヒーレントTxチェーンを備え得る。例えば、PNC WTRUは、コヒーレントTxチェーンの異なるサブセットを含み得、異なるサブセットのTxチェーンは、非コヒーレントであり得る。
WTRU送信能力を報告することは、WTRU送信アーキテクチャのコヒーレンスレベルに基づいてプリコーディング動作を適応させることを可能にし得る。例えば、示されたWTRUコヒーレンス能力に対応する異なるTxチェーン間の(例えば、潜在的な)位相/振幅不均衡に基づいて、プリコーダの特定のサブセット(例えば、それのみ)が送信のために許可(例えば、選択)され得る。
実施形態によれば、SRSは、アップリンク(例えば、送信)測定を通してダウンリンクCSIを推定するために使用され得る。WTRUコヒーレンス能力は、アップリンク送信の完全性に影響を及ぼす可能性がある。本明細書で説明される実施形態は、WTRUコヒーレンス能力に基づいてダウンリンクCSI推定のためのSRSアンテナ切り替えを実行することを可能にし得る。
一般性を失うことなく、実施形態は、4T8R WTRUを用いて本明細書で説明される。本明細書で説明される実施形態は、(例えば、任意の数のTx及びRxチェーンを有する)任意の他のTx/Rx次元の任意の他の(例えば、xTyR)WTRU構成に等しく適用可能である。本明細書で説明される実施形態全体を通して、「コヒーレント送信グループ」、「コヒーレント送信チェーン(例えば、そのグループ)」、「コヒーレントグループ」、「SRSコヒーレントアンテナポートグループ」、及び「コヒーレントSRSアンテナポートグループ」という用語は、コヒーレントTxチェーンのセットを指定するために互換的に使用され得る。
図5は、4T8R(例えば、FPNC)WTRUのためのSRSアンテナポートマッピングの例を示す図である。例えば、WTRUは、例えば、4つのSRSリソースを含むSRSリソースセットを有して構成され得る。例えば、(例えば、各)送信(例えば、イベント)において、4つのSRSリソースが、(例えば、利用可能な)4つのTxチェーンを使用して送信され得る。例えば、第1の送信(例えば、イベント)51において、4つのTxチェーンは、アンテナポートの第1のセット、例えば、(0、1、2、3)に接続され得、第2の送信(例えば、イベント)52において、それらは、アンテナポートの第2のセット、例えば、(4、5、6、7)に接続され得る。
動作モードの例
一実施形態では、例えばxTyRアンテナ構成を有するWTRUは、(例えば、示された)WTRUコヒーレンス能力に従って、第1の動作モード及び第2の動作モードのうちのいずれかにおいて、SRSアンテナ切り替えを実行し得る(例えば、実行するように構成され得る)。第1の動作モード(本明細書ではモード1と称されることがある)では、WTRUは、Tx及びRx次元(例えば、Tx及びRxチェーンの数、例えばx及びy)に従ってSRSアンテナ切り替えを実行し得る。第2の動作モード(本明細書ではモード2と称されることがある)では、WTRUは、(例えば、示された)WTRUコヒーレンス能力及びRx次元(例えば、アンテナの数)に従ってSRSアンテナ切り替えを実行し得る。例えば、SRSアンテナ切り替えは、(本明細書ではx_cohと称されることがある)コヒーレントTxチェーンの数とRxチェーンの数とに従って実行され得る。
実施形態によれば、例えば、xTyRアンテナ構成を有するWTRUは、NC及びPNCコヒーレント能力のいずれかを報告し得る(例えば、指示報告を送信し得る)。例えば、WTRUは、コヒーレントTxチェーンの数(x_coh)を示し得(例えば、それを示す情報を送信し得)、コヒーレントTxチェーンの数は、Txチェーンの数(x)よりも小さいことがある。例えば、WTRUは、例えば、(x_coh)個のコヒーレントTxチェーンを含む(例えば、コヒーレント)グループの数を示し得る(例えば、それを示す情報を送信し得る)。
実施形態によれば、WTRUは、その(例えば、示された)コヒーレンス能力に従ってSRSアンテナ切り替えを実行し得る。
例えば、WTRUが、そのコヒーレンス能力をFPNCとして報告する(例えば、それを示す情報を送信する)場合、WTRUは、モード1に従ってSRSアンテナ切り替えを実行し得、例えば、WTRUは、WTRU Tx/Rx次元、例えば、Tx及びRxチェーンの数(x及びy)に従ってSRSアンテナ切り替えを実行し得る。
例えば、WTRUが、そのコヒーレンス能力をNC及びPNCのいずれかとして報告する(例えば、それを示す情報を送信する)場合、WTRUは、モード1及びモード2のいずれかに従ってアンテナ切り替えを実行し得、次元ペア(x、y)及び(x_coh、y)は、それぞれ、SRSアンテナ切り替えのために考慮され得る。言い換えれば、WTRUがモード2で動作する場合、WTRUは、コヒーレントTxチェーンの数(x_coh)及びRxチェーンの数(y)に基づいてSRSアンテナ切り替えを実行し得る。WTRUがモード1で動作する場合、WTRUは、(例えば、全ての)Txチェーンの数(x)及びRxチェーンの数(y)に基づいてSRSアンテナ切り替えを実行し得る。
例えば、WTRUが、そのコヒーレンス能力をNC及びPNCのいずれかとして報告する(例えば、それを示す情報を送信する)場合、WTRUは、WTRUがサポートし得るコヒーレントTxチェーンの数(x_coh)を示し得る(例えば、その指示を送信し得る)。例えば、コヒーレントTxチェーンの数(x_coh)の指示は、WTRUコヒーレンス能力と同じ情報要素(例えば、メッセージ)及び別個の情報要素(例えば、メッセージ)のいずれかにおいて送信され得る。例えば、WTRUは、例えば、レイヤ1、レイヤ2、及び無線リソース制御(radio resource control、RRC)シグナリングのいずれかを通して、コヒーレントTxチェーンの数(x_coh)についての動的及び半静的値のいずれかを(例えば、デフォルト構成として)受信し得る。コヒーレントTxチェーンの数(x_coh)を受信した可能性があるWTRUは、そのコヒーレントTxチェーンの数(x_coh)を報告しない可能性がある。WTRUが、そのコヒーレントTxチェーンの数(x_coh)を示した後に、(例えば、x_cohを含む)(例えば、デフォルト)構成を受信する場合、受信されたデフォルト構成は、WTRUによって示されたx_coh値をオーバーライドし得る。
例えば、WTRUが、例えば、コヒーレントTxチェーンの数(x_coh)を示すことなく、そのコヒーレンス能力をNC及びPNCのいずれかとして報告する(例えば、それを示す情報を送信する)場合、コヒーレントTxチェーンの数(x_coh)は、デフォルト値に等しいと(例えば、gNBによって)みなされ得る。例えば、デフォルト値は固定であってもよい。別の例では、デフォルト値は事前設定されてもよい。例えば、デフォルト値は、2及びTxチェーンの数(x)のいずれかであってもよい。
例えば、WTRUは、動作構成及び送信特性のいずれかに基づいて、モード1とモード2との間で選択されてもよい。例えば、高い移動性を有するPNC及びNC WTRUのいずれかは、ダウンリンクCSIにおける潜在的な歪みが、他の障害、例えば、高いドップラー、古いCSIなどのために重大でない可能性があるので、モード1を選択してもよい。
モード1とモード2との間のハイブリッド例
実施形態によれば、モード1は、図5に示されるように、WTRUが(例えば、全ての)Txチェーン上で(例えば、同時に)送信することを可能にし得る。モード1で動作することは、コヒーレントTxチェーン(例えば、それのみ)を使用して同時にSRSを送信し得るモード2と比較して、全てのSRSポートを送信してチャネル推定値を提供するのにより少ない時間を要し得る。モード2は、Txチェーン間のコヒーレンス能力を考慮することによって、チャネル表現の精度を改善し得る。モード2は、コヒーレントTxチェーンが全てのTxチェーンのサブセット(例えば、それのみ)であり得るので、(例えば、モード1と比較して)全ての送信次元にわたる送信を完了するためにより多くのスロットを伴い得る。
実施形態によれば、WTRUは、モード1及びモード2で動作することを含むハイブリッドパターンでSRSアンテナ切り替えを実行し得る(例えば、実行することを決定し得る)。
図6は、モード1及びモード2によるWTRUのハイブリッド動作モードの例を示す図である。例えば、WTRUは、モード1での切り替え(例えば、アンテナ)とモード2での切り替え(例えば、アンテナ)とを交互に行うことができる。図6は、(例えば、機会の)N2=1インスタンスのためにモード2で動作することと、それに続く(例えば、機会の)N1=2インスタンスのためにモード1で動作することとを含むパターンを示す。例えば、パターンは、モード2で再びやり直すことによって繰り返され得る。(例えば、機会の)モード2インスタンス621中に、WTRUは、(例えば、最初にAP 0及び1に接続された)2つのコヒーレントTxチェーンに従ってSRS切り替えを実行し得る。第8のAPの送信を完了するために、4つの連続する送信がWTRUによって実行され得る。(例えば、機会の)モード1インスタンス611、612中に、WTRUは、総送信次元に従ってSRSアンテナ切り替えを実行し得る。WTRUは、例えば、AP 0、1、2、及び3を(例えば、同時に)送信することができ、ここで、(0、1)に接続されたペアのTxチェーンはペアでのコヒーレントであり得、(2、3)に接続されたペアのTxチェーンはペアでのコヒーレントであり得るが、ペア間のTxチェーンはコヒーレントでない可能性がある。
実施形態によれば、切り替えパターン(例えば、図5に示されるような)は、(例えば、機会の)任意の数のインスタンスにわたるモード1及びモード2の動作のいずれかの任意の組み合わせを表し得る。
実施形態によれば、WTRUは、タイマ及びカウンタのいずれかに基づいて切り替えパターンを取得(例えば、決定)し得る。例えば、切り替えパターンは、WTRUが、第1の時間間隔(例えば、T1秒)中にモード1で動作することと、第2の時間間隔(例えば、T2秒)中にモード2で動作することとを交互に行うことによってアンテナ切り替えを実行し得る期間に基づいて取得され得る。時間間隔値(T1、T2)は、半静的に構成されたもの及び事前に構成されたもの、のいずれかであり得る。別の例では、パターンは、例えば、図6に示されるような時間期間中に、モード1で動作するための機会の第1の数N1及びモード2で動作するための機会の第2の数N2に従って取得され得る。第1及び第2の機会の数(N1、N2)は、半静的に構成されたもの及び事前に構成されたもの、のいずれかであり得る。
実施形態によれば、アクティビティパターンは、WTRUによって使用され得る切り替えパターンの任意の部分を表わし得る。
実施形態によれば、WTRUは、切り替えパターンと関連付けられ得るアクティビティパターンを取得(例えば、決定)し得る。例えば、切り替えパターンは、図6に示されるように静的に構成され得る。例えば、WTRUは、SRSを送信するためにWTRUが使用し得る切り替えパターンの部分を示し得る破線ボックス61、62に基づいてアクティビティパターンを取得(例えば、決定)し得る。例えば、WTRUは、モードのどれを使用するかをアクティビティパターンから取得(例えば、決定)し得る。例えば、WTRUは、パターンのモード1部分(例えば、グレーのボックス)61に対して(例えば、それのみに)アクティブであると決定し得る。例えば、パターンのモード2部分62の間、WTRUはサイレント状態であってもよい。
実施形態によれば、アクティビティパターンは、半静的構成及び動的指示(例えば、L1、L2、及びRRCシグナリングのいずれかによって受信される)のいずれかに基づいて変化し得る(例えば、取得され得る)。例えば、アクティビティパターンは、SRS構成、トラフィック優先度(例えば、URLLCに対するモード1、eMBBに対するモード2)、WTRUのRRC状態、WTRU速度などのいずれかに応じて切り替わり得る(例えば、変化し得る)。例えば、アクティビティパターンは、モードを横切って定義され得る。例えば、アクティビティパターンは、モード1のインスタンス及びモード2のインスタンスを含み得る。
実施形態によれば、WTRUは、パネルオン/オフパターン、ビーム切り替え時間のいずれかを調整し得、かつモード1とモード2との間の(例えば、交互の)パターンに従ってSRSを送信し得る。
実施形態によれば、受信機において、総放射電力(total radiating power、TRP)は、例えば、構成されたパターンを使用して、(例えば、所与の)時間にWTRUによって使用されていた可能性がある切り替えパターンを決定し得る。TRPは、どの動作モードがWTRUによって使用され得るかに応じて、そのRxフィルタを切り替え得る。
例えば、TRPは、全体的なチャネル推定値を決定するために重み係数を提供し得る。例えば、コヒーレントTxチェーンペアグループを使用してモード2で提供されるチャネル推定値(本明細書ではHと称されることがある)は、モード1によって提供されるチャネル推定値(本明細書ではHと称されることがある)と比較して異なる重みを与えられ得る。例えば、サンプルが時間平均される場合、サンプルは、Have=αH+(1-αH)として平均化され得、式中、Haveは、時間平均されたチャネルであり得、αは、モード1及びモード2で取得されたチャネル間の重み係数であり得る。
別の例では、TRPは、別個のチャネルH及びHを取得し得、(例えば、各)チャネルは、例えば、異なるアプリケーションにおいて使用され得る。例えば、高チャネル精度アプリケーションの場合、TRPは、Hを使用することを決定し得、低レイテンシアプリケーションの場合、TRPは、H推定値を使用し得る。
モード2におけるアンテナ切り替えの例
実施形態によれば、WTRUは、SRS送信のためのTxの次元がコヒーレントTxチェーンの数(x_coh)であり得る、コヒーレント送信グループのセットとみなされ得る(例えば、それに対応し得る)。例えば、4Tx PNC WTRUは、2つのコヒーレント送信グループのセットとみなされ得る(例えば、それに対応し得る)。別の例では、4Tx NC UEは、(例えば、(例えば、各)グループ内に単一のTxチェーンを有する)4つのコヒーレント送信グループのセットとみなされ得る(例えば、それに対応する)。更に別の例では、4Tx FPNC WTRUは(その完全なコヒーレント能力のために)、任意の数のTxチェーンのコヒーレント送信グループの任意のセット、例えば、2つのコヒーレントTxチェーンの2つのグループ(2+2)、それぞれ1つのTxチェーン及び3つのコヒーレントTxチェーン(1+3)の2つのグループなどのいずれかとみなされ得る(例えば、それに対応する)。
コヒーレント送信グループの1つを使用する例
実施形態によれば、PNC及びNC WTRUのいずれも、例えば、SRS送信における歪みを回避するために、(例えば、所与の時間)における送信のためにそのコヒーレント送信グループのうちの1つ(例えば、それのみ)を使用し得る。
図7は、4T8R PNC WTRUについて、コヒーレント送信グループのうちの1つを使用するSRS送信の例を示す図である。実施形態によれば、コヒーレントTxチェーンの同じペアは、例えば、アンテナの異なるペアに順次に切り替えられ得る。例えば、WTRUは、(例えば、利用可能な)コヒーレント送信グループのうちの1つを選択することができ、ここで、SRS送信の次元は、例えば、x_coh=2であり得る。図示の例では、選択されたコヒーレント送信グループは、コヒーレントTxチェーンのペアのうちの1つであり得る。選択されたコヒーレント送信グループを使用して、WTRUは、(例えば、各)送信の(例えば、イベント)71、72、73、74において、例えば、構成されたSRSリソースセットのSRSリソースのうちの2つを使用してSRSを送信し得る。図示の例では、(例えば、各)送信の(例えば、イベント)71、72、73、74について、アンテナポートの異なるペアが使用され得る(例えば、コヒーレントTxチェーンのペア、例えば、(0、1)、(4、5)、(2、3)、(6、7)に接続される)。実施形態によれば、WTRUは、例えば、アンテナ切り替えを可能にするために、ガード時間70を適用することによって、SRS送信(例えば、イベント)を分離し得る。
任意の数のコヒーレント送信グループの使用の例
実施形態によれば、PNC及びNC WTRUのいずれも、SRS送信のために、任意の数(例えば、2つ以上)のそのコヒーレンスグループを使用し得、実施形態によれば、コヒーレント送信グループのうちの1つ(例えば、それのみ)を一度に使用し得る。
図8は、両方のコヒーレント送信グループが使用され得る4T8R PNC WTRUのためのSRS送信のためのアンテナ切り替えの例を示す図である。例えば、コヒーレントTxチェーンの異なるペアが、異なる(例えば、あらゆる)SRS送信のために使用され得る。例えば、WTRUは、第1のSRS送信(例えば、イベント)81のために第1のコヒーレント送信グループのコヒーレントTxチェーンの第1のペアを使用し、第2のSRS送信82(例えば、イベント)のために第2のコヒーレント送信グループのコヒーレントTxチェーンの第2のペアを使用し得る。例えば、WTRUは、第3のSRS送信(例えば、イベント)83のために第1のコヒーレント送信グループのコヒーレントTxチェーンの第3のペアを使用し、第4のSRS送信(例えば、イベント)84のために第2のコヒーレント送信グループのコヒーレントTxチェーンの第4のペアを使用し得る。
コヒーレントTxチェーンの(例えば、両方の)ペアが(例えば、連続するSRS送信のために)使用され得るので、第1及び第2のSRS送信(例えば、イベント)81、82は、例えば、ガード時間によって分離されることなく、連続し得る。同様に、第3及び第4のSRS送信(例えば、イベント)83、84は、例えば、ガード時間によって分離されることなく、連続し得る。実施形態によれば、アンテナ切り替えの1つのインスタンス(例えば、それのみ)が使用され得、ここで、例えば、4Txチェーンが4つのアンテナの第1のセットから第2のセットに切り替えられ得る。実施形態によれば、ガード時間は、例えばアンテナ切り替えのために、第2の82と第3の83とのSRS送信(例えば、イベント)を分離するため(例えば、それのみ)に使用され得る。
例えば、WTRUは、第1及び第2のコヒーレント送信グループを選択することができ、ここで、SRS送信の次元は、例えば、x_coh=2であり得る。
例えば、第1の選択されたコヒーレント送信グループを使用して、WTRUは、例えば、第1の81及び第3の83のSRS送信(例えば、イベント)のための構成されたSRSリソースセットのSRSリソースのうちの2つを使用して、SRSを送信し得る。
例えば、第2の選択されたコヒーレント送信グループを使用して、WTRUは、例えば、第2の82及び第4の82のSRS送信(例えば、イベント)のための構成されたSRSリソースセットのSRSリソースのうちの2つを使用して、SRSを送信し得る。
例えば、WTRUは、例えば、アンテナ切り替えを可能にするために、ガード時間を適用することによって、第2の82及び第3の83のSRS送信(例えば、イベント)を分離し得る。
図9は、4つのコヒーレント送信グループが使用され得る4T8R NC WTRUのためのSRS送信のためのアンテナ切り替えの例を示す図である。実施形態によれば、WTRUは、NC WTRUであり得る。NC WTRUでは、単一のTxチェーン(例えば、それのみ)が、SRS送信(例えば、イベント)中に使用するためのコヒーレント送信グループとみなされ得る。図示の例では、(例えば、各)送信のために、単一のTxチェーンが使用され得る。例えば、WTRUは、例えば、SRS送信間にいかなるガード時間もなしに第1の91、第2の92、第3の93、及び第4の94のSRS送信を順次実行し得る。例えば、WTRUは、例えば、SRS送信間にいかなるガード時間もなしに第5の95、第6の96、第7の97、及び第8の98のSRS送信を順次実行し得る。図示の例では、アンテナ切り替えの1つのインスタンス(例えば、それのみ)が使用され得、ここで、例えば、(例えば、全体)4つのTxチェーンが、4つのアンテナの第1のセットから第2のセットに切り替えられ得る。実施形態によれば、ガード時間は、例えば、アンテナ切り替えのために、第4の94と第5の95とのSRS送信を分離するため(例えば、それのみ)に使用され得る。
例えば、WTRUは、第1、第2、第3、及び第4のコヒーレント送信グループを選択することができ、ここで、SRS送信の次元は、例えば、x_coh=1であり得る。
例えば、第1の選択されたコヒーレント送信グループを使用して、WTRUは、例えば、第1の91及び第5の95のSRS送信(例えば、イベント)のための構成されたSRSリソースセットのSRSリソースのうちの1つを使用して、SRSを送信し得る。
例えば、第2の選択されたコヒーレント送信グループを使用して、WTRUは、例えば、第2の92及び第6の96のSRS送信(例えば、イベント)のための構成されたSRSリソースセットのSRSリソースのうちの1つを使用して、SRSを送信し得る。
例えば、第3の選択されたコヒーレント送信グループを使用して、WTRUは、例えば、第3の93及び第7の97のSRS送信(例えば、イベント)のための構成されたSRSリソースセットのSRSリソースのうちの1つを使用して、SRSを送信し得る。
例えば、第4の選択されたコヒーレント送信グループを使用して、WTRUは、例えば、第4の94及び第8の98のSRS送信(例えば、イベント)のための構成されたSRSリソースセットのSRSリソースのうちの1つを使用して、SRSを送信し得る。
例えば、WTRUは、例えば、アンテナ切り替えを可能にするために、ガード時間を適用することによって、第4の94及び第5の95のSRS送信(例えば、イベント)を分離し得る。
図10は、両方のコヒーレント送信グループが使用され得る4T8R PNC WTRUのためのSRS送信のためのアンテナ切り替えの例を示す図である。実施形態によれば、WTRUは、(例えば、あらゆる)SRS送信(例えば、イベント)のためにコヒーレントTxチェーンの異なるペアを使用し得る。例えば、WTRUは、例えば、SRS送信間にいかなるガード時間もなしに第1の1001、第2の1002、第3の1003、及び第4の1004のSRS送信を順次実行し得る。コヒーレントTxチェーンの両方のペアが使用され得ることを考慮すると、第1の1001及び第2の1002のSRS送信は、例えば、第1の1001と第2の1002とのSRS送信を分離するいかなるガード時間もなしに実行され得る。同様に、第3の1003及び第4の1004のSRS送信は、例えば、第3の1003と第4の1004とのSRS送信を分離するいかなるガード時間もなしに順次実行され得る。図10に示される例では、アンテナ切り替えの2つのインスタンスが使用され得る。例えば、(例えば、各)インスタンスは、コヒーレント送信グループの2つのTxチェーンを、例えば、2つのアンテナの第1のセットから第2のセットに切り替え得る。例えば、第2のコヒーレント送信グループを使用する第2のSRS送信が進行中であり得る間に、WTRUは、第1のコヒーレント送信グループのためにアンテナを切り替え得る。こうして、ガード時間は、第2の1002と第3の1003とのSRS送信(例えば、イベント)の間に挿入されなくてもよい。
例えば、WTRUは、第1及び第2のコヒーレント送信グループを選択することができ、ここで、SRS送信の次元は、例えば、x_coh=2であり得る。
例えば、第1の選択されたコヒーレント送信グループを使用して、WTRUは、例えば、第1の1001及び第3の1003のSRS送信(例えば、イベント)のための構成されたSRSリソースセットのSRSリソースのうちの2つを使用して、SRSを送信し得る。
例えば、第2の選択されたコヒーレント送信グループを使用して、WTRUは、例えば、第2の1002及び第4のSRS送信(例えば、イベント)のための構成されたSRSリソースセットのSRSリソースのうちの2つを使用して、SRSを送信し得る。
例えば、WTRUは、第2のコヒーレント送信グループを使用する第2のSRS送信が進行中であり得る間に、第1のコヒーレント送信グループのためにアンテナを切り替え得る。
Txチェーンのサブセットを使用するSRSアンテナ切り替えの例
実施形態によれば、WTRUは、一度にSRS送信のために利用可能なTxチェーンの(例えばセット全体)を使用しなくてもよく、WTRUは、一度にSRS送信のために利用可能なTxチェーンのサブセット(例えば、それのみ)を使用してもよい。
実施形態によれば、WTRUは、Txチェーンの1つのサブセットのためのアンテナ切り替えを実行することができ、一方、WTRUは、Txチェーンの別のサブセットにおいて進行中の送信を有する(例えば、実行する)ことができる。
本明細書で説明される実施形態は、WTRUのコヒーレンス能力を活用して、例えば、ダウンリンクCSI推定を改善することを可能にし得る。
本明細書で説明される実施形態はまた、例えば、(例えば、カスタマイズされた)スイッチ、例えば、3対1の使用を回避することによって、WTRU内のアンテナスイッチ回路を簡略化することを可能にし得る。本明細書で説明される実施形態はまた、Txチェーンに挿入損失を導入する可能性があるカスケードスイッチ、例えば、2対1の2つのカスケードスイッチの使用を回避することを可能にし得る。
本明細書で説明される実施形態は、例えば、WTRUコヒーレンス能力がアンテナ切り替えのために考慮されない可能性がある場合に、FPNC WTRUに適用可能であり得る。言い換えれば、図7~図10において説明された切り替え機構は、WTRUがFPNC WTRUである場合、又はSRS切り替え機構の決定のためにWTRUコヒーレンシが考慮されない場合に適用可能であり得る。図11~図14は、4T6R WTRUについて本明細書で説明される実施形態に基づくアンテナ切り替え機構を示す。
図11は、Txチェーンのサブセットのうちの1つを使用する4T6R WTRUのためのSRSアンテナポートマッピングの例を示す図である。図示の例では、Txチェーンの選択されたサブセットは、Txチェーンのペアのうちの1つであり得る。Txチェーンの選択されたサブセットを使用して、WTRUは、例えば、(例えば、各)送信の(例えば、イベント)1111、1112、1113において構成されたSRSリソースセットのSRSリソースのうちの2つを使用してSRSを送信し得る。図示の例では、(例えば、各)送信(例えば、イベント)1111、1112、1113について、アンテナポートの異なるペアが使用され得る(例えば、コヒーレントTxチェーンのペア、例えば、(0、1)、(4、5)、(2、3)に接続され得る)。実施形態によれば、WTRUは、例えば、アンテナ切り替えを可能にするために、ガード時間を適用することによって、SRS送信(例えば、イベント)を分離し得る。
図12は、Txチェーンの両方のサブセットを使用する4T6R WTRUのためのSRSアンテナポートマッピングの例を示す図である。例えば、Txチェーンの異なるサブセットが、異なるSRS送信のために使用され得る。例えば、WTRUは、第1のSRS送信(例えば、イベント)1211のために第1のサブセットの第1のペアのTxチェーンを、及び第2のSRS送信1212(例えば、イベント)のために第2のサブセットの第2のペアのTxチェーンを使用し得る。例えば、WTRUは、第3のSRS送信(例えば、イベント)1213のために、第1のサブセットのTxチェーンの第3のペアを使用し得る。実施形態によれば、ガード時間は、例えばアンテナ切り替えのために、第2の1212と第3の1213とのSRS送信(例えば、イベント)を分離するため(例えば、それのみ)に使用され得る。
図13は、Txチェーンの(例えば、全ての、異なる)サブセットを使用する4T6R WTRUのためのSRSアンテナポートマッピングの例を示す図である。図示の例では、(例えば、単一のTxチェーン)のTxチェーンの4つのサブセットが存在し得る。
図14は、Txチェーンの(例えば、全ての、異なる)サブセットを使用する4T6R WTRUのためのSRSアンテナポートマッピングの別の例を示す図である。図示の例では、Txチェーンの2つのサブセットが存在し得、ここで、サブセットは、Txチェーンのペアを含み得る。
2T6(8)R、4T6(8)のためのSRSアンテナ切り替えの手順の例]
前のセクションで説明した原理に基づいて、2/4T6(8)R WTRUにおけるアンテナ切り替えの異なる実施例を本明細書で説明する。同じ原理が、他のxTyR WTRU次元に適用可能であり得る。
2T6Rの例では、WTRUは、2つ以上のSRSリソースセットを有して構成され得(例えば、2つ以上のSRSリソースセット示す構成情報を受信し得)、ここで、(例えば、各)SRSリソースセットは、異なるシンボルで送信される6つのSRSリソースを有し得(例えば、含み得)、(例えば、各)所与のセット内のSRSリソースは、単一のSRSポートを含み得る。例えば、第1、第3、及び第5のSRSリソースのSRSポートは、第1のWTRUアンテナポートと関連付けられてもよく、第2、第4、及び第6のSRSリソースのSRSポートは、第2のWTRUアンテナポートと関連付けられてもよい。例えば、WTRUは、例えば、SRSリソースの送信の間にいかなるガードシンボル(例えば、時間)もなしに(例えば、使用せず)、SRSリソースを順次送信し得、例えば、Y=0である。
4T6Rの例では、WTRUは、2つ以上のSRSリソースセットを有して構成され得(例えば、2つ以上のSRSリソースセットを示す構成情報を受信し得)、ここで、(例えば、各)SRSリソースセットは、異なるシンボルで送信される3つのSRSリソースを有し得(例えば、含み得)、(例えば、各)所与のセット内のSRSリソースは、2つのSRSポート(例えば、SRSポートのペア)を含み得る。例えば、第1及び第3のSRSリソースのSRSポートペアは、第1のWTRUアンテナポートペアと関連付けられてもよく、第2のSRSリソースのSRSポートペアは、第2のWTRUアンテナポートペアと関連付けられてもよい。例えば、WTRUは、例えば、SRSリソースの送信の間にいかなるガードシンボル(例えば、時間)もなしに(例えば、使用せず)、SRSリソースを順次送信し得、例えば、Y=0である。
2T8Rの例では、WTRUは、2つ以上のSRSリソースセットを有して構成され得(例えば、2つ以上のSRSリソースセットを示す構成情報を受信し得)、ここで、(例えば、各)SRSリソースセットは、異なるシンボルで送信される8つのSRSリソースを有し得(例えば、含み得)、(例えば、各)所与のセット内のSRSリソースは、単一のSRSポートを含み得る。例えば、第1、第3、第5、及び第7のSRSリソースのSRSポートは、第1のWTRUアンテナポートと関連付けられてもよく、第2、第4、第6、及び第8のSRSリソースのSRSポートペアは、第2のWTRUアンテナポートと関連付けられてもよい。例えば、WTRUは、例えば、SRSリソースの送信の間にいかなるガードシンボル(例えば、時間)もなしに(例えば、使用せず)、SRSリソースを順次送信し得、例えば、Y=0である。
4T8Rの例では、WTRUは、2つ以上のSRSリソースセットを有して構成され得(例えば、2つ以上のSRSリソースセットを示す構成情報を受信し得)、ここで、(例えば、各)SRSリソースセットは、異なるシンボルで送信される4つのSRSリソースを有し得(例えば、含み得)、(例えば、各)所与のセット内のSRSリソースは、2つのSRSポート(例えば、SRSポートのペア)を含み得る。例えば、第1及び第3のSRSリソースのSRSポートペアは、第1のWTRUアンテナポートペアと関連付けられてもよく、第2及び第4のSRSリソースのSRSポートペアは、第2のWTRUアンテナポートペアと関連付けられてもよい。例えば、WTRUは、例えば、SRSリソースの送信の間にいかなるガードシンボル(例えば、時間)もなしに(例えば、使用せず)、SRSリソースを順次送信し得、例えば、Y=0である。
例えば、WTRUは、Txチェーンの第2のサブセット上で進行中の送信を有し得るとき(例えば、その最中)、Txチェーンの第1のサブセットのためのアンテナ切り替えを実行するためのその能力を示し得る(例えば、それを示す能力情報を送信し得る)。例えば、WTRUが、上記で説明されたアンテナ切り替え機構のためのその能力を宣言する(例えば、それを示す能力情報を送信する)場合、WTRUは、Y=0を仮定して(例えば、Y=0で)アンテナ切り替えを実行するための構成(例えば、それを示す構成情報)を受信し得、式中、Yは、2つのSRSリソースの送信間のガードシンボルの数であり得る。
例えば、WTRUが、上記で説明したアンテナ切り替え機構についてのその能力を宣言する(例えば、それを示す能力情報を送信する)場合、WTRUは、他の構成パラメータ(例えば、SRS構成)から、Y=0(例えば、2つのSRSリソースの送信間にガードシンボルがない)と仮定することができるかどうかを決定し得る。例えば、SRSリソースごとのシンボルの数が、SRS送信の持続時間が事前定義された時間境界、例えば、スロットを越えて延びることができるようなものである場合、WTRUは、チャネルサウンディングの持続時間を短縮するために、Y=0で説明されるような動作モードを仮定し得る(例えば、送信されるSRSリソース間にガードシンボル(例えば、時間)を伴わずに、SRSリソースを順次送信するように決定し得る)。
図16A~図16Cは、4T6R WTRUにおけるSRSアンテナ切り替えのために使用され得る上記で説明した能力の例を示す。図16A~図16Cに示されるように、SRSリソースセットは、2つのSRSポートを(例えば、各)サポートする(2つのSRSポートと関連付けられている)3つのSRSリソースを含み得る。図16Aに示されるように、WTRUは、第1のアンテナペア(0、1)からのTxチェーン1602及び1604の第1のペアを使用して、第1のSRSリソース1600を送信し得る。例えば、図16Bに示されるように、WTRUは、第2のアンテナペア(2、3)からのTxチェーン1612及び1614の第2のペアを使用して(例えば、第1のSRSリソース送信と第2のSRSリソース送信との間にいかなるガード時間もなしに)、第2のSRSリソース1610を送信し得る(例えば、送信するようにすぐに進み得る)。WTRUは、第2のアンテナペア(2、3)からのその第2のTxチェーンからの(例えば、第2のTxチェーン使用した)進行中の送信を有することができるが、WTRUは、Txチェーン1602及び1604のその第1のペアを第1のアンテナのペア(0、1)から第3のアンテナのペア(4、5)に切り替え得る。図16Cに示されるように、第2のSRSリソースの送信が完了すると、WTRUは、(例えば、第2のSRSリソースの送信の完了後にいかなるガード時間も待つことなく)第3のアンテナペア(4、5)からの第3のSRSリソース1620の送信を(例えば、直ちに)開始し得る。
不平衡切り替えネットワークのための利得補償の例
いくつかのxTyR WTRUアーキテクチャでは、WTRUにおけるアンテナ切り替え機構は、平衡がとれていない可能性があり、送信されたSRSリソースに対して異なる電力を有する結果となり得る。例えば、アンテナポートのうちのいくつかによる(例えば、それらからの)SRS送信は、何らかの追加の損失を被ることがあり、それらの設定された公称電力よりもxdBだけ低いことがある。本明細書で説明される実施形態全体を通して、用語「xdB」は、損失を指すために使用され得、変数として意味され得る。「dB」と共に使用されるパラメータ「x」は、xTyR構成の説明で使用されるパラメータ「x」と同じではない場合がある。例えば、それらのアンテナポートから送信されるSRSリソースに基づくチャネルサウンディングは、他のポートよりも低い電力であり得、gNBによる推定ダウンリンクチャネル上の潜在的なひずみをもたらす。本明細書で以下に提示される実施形態は、SRSアンテナ切り替えの場合を使用して考察されるが、それらはまた、他の送信シナリオにおける電力不均衡の同様の場合を補償するために適用可能であり得る。
WTRU支援gNBベースの補償の例
一実施形態では、WTRUは、例えば、gNBにおける推定されたチャネルの補償のために、電力不均衡の存在をgNBに示し得る(例えば、それを示す情報を送信し得る)。例えば、WTRUは、例えば、公称電力とは異なる電力で送信され得るSRSリソースを示すことによって、電力不均衡を示し得る(例えば、示すための情報を送信し得る)。
例えば、WTRUは、SRSアンテナ切り替えのための電力不均衡の存在を示し得る(例えば、示すための情報を送信し得る)。指示(例えば、情報)はまた、被影響xTyR構成を含み得る。更に、指示(例えば、情報)は、BWP及び帯域のいずれかごとであってもよい。その能力情報の一部として、WTRUは、電力不均衡に関連する情報(例えば、帯域、BWP、セルなどのいずれかごとの、被影響xTyR構成、被影響SRSリソースなどのいずれか)を示し得る(例えば、送信し得る)。
例えば、(例えば、代替的に)WTRUが電力不均衡の存在を示した(例えば、それを示す情報を送信した)後に、WTRUは、そのSRS電力不均衡情報(例えば、帯域、BWP、セルなどのいずれかごとの、被影響xTyR構成、被影響SRSリソースなどのいずれかを示す)を報告する(例えば、送信する)ためにピングされ得る(例えば、要求を受信する)。
1つ以上のxTyR SRS構成の場合、電力不均衡の指示は、SRSリソースごとであり得、電力不均衡によって影響を受け得るSRSリソースを示す。例えば、(例えば、各)SRSリソースセットは、セット内のSRSリソースの数に従って別個の指示を有し得る。
図17は、4T6R WTRUに対する電力不均衡報告指示の例を示す図である。例えば、WTRUは、L個のSRSリソース1710 1720を有して構成され得(例えば、それを示す構成情報を受信し得)、Lは整数である。例えば、WTRUは、公称電力で第1のSRSリソース1710を使用して(例えば、第1の)SRSを送信し得、例えば実装損失のために、より低い電力で第2のSRSリソース1720を使用して(例えば、第2の)SRSを送信し得る。例えば、WTRUは、Lビット(例えば、そのビットフィールド)によって、SRSリソースごとの電力不均衡を示し得(例えば、それを示す電力不均衡情報を送信する)、ここで、1は、電力不均衡(例えば、より低い電力)によって影響を受けたSRSリソースを示し得る。図17では、SRSリソースの数は、3である(L=3)。別の例(図示せず)では、電力不均衡によって影響を受けたSRSリソースの指示は、log2(L)ビットを用いて実行され得、ここで、log2(L)ビットの(例えば、各)状態は、(例えば、異なる)ケースに対応し得る。
1つ以上のxTyR SRS構成について、WTRUは、例えば、(例えば、全ての、異なる)被影響SRSリソースの電力不均衡に対して単一の値を示し得る(例えば、示すために電力不均衡情報を送信し得る)。別の例では、WTRUは、(例えば、被影響)SRSリソースごとに1つの値を示し得る(例えば、示すために電力不均衡情報を送信し得る)。例えば、WTRUは、(例えば、xdB、及び[wxyz]dBなどの事前定義された(例えば、所定の)値のセットから選択された値のいずれかなどの)(例えば、正確な)電力不均衡を報告し得る(例えば、報告する電力不均衡情報を送信する)。
図18は、WTRU支援SRS電力不均衡補償のための方法の第1の例を示す図である。例えば、WTRUは、チャネルの補償及び正しい構築のために、電力不均衡情報をgNBに送信し得る。
例えば、例えばステップ1810において、構成情報が、gNBからWTRUによって受信され得、構成情報は、(例えば、アンテナ切り替えのための)1つ以上のSRSリソースセットを示し得る。例えば、構成情報は、(例えば、各)SRSリソースセットが、xTyRアンテナ構成のセット内の少なくとも1つの送信/受信(xTyR)アンテナ構成と関連付けられ得ることを示し得る。
例えば、例えばステップ1820において、WTRUは、xTyRアンテナ構成のセット内の少なくとも1つのxTyRアンテナ構成についてのSRS電力不均衡の存在を示す情報を送信し得る。
例えば、例えばステップ1830において、WTRUは、SRS電力不均衡情報を報告する要求(例えば、要求を示す情報を含むメッセージ)を受信し得る。
例えば、例えばステップ1840において、WTRUは、少なくとも1つのSRSリソースセットについて、(i)セット内の1つ以上の被影響SRSリソース(例えば、ビットマップを介した)、(ii)電力不均衡値(セット内の(例えば、各又は全ての)被影響SRSリソースについての)、(iii)関連付けられたxTyR、及び(iv)関連付けられたBW部分(BWP)のいずれかを示す、1つ以上のSRSリソースセットのうちの少なくとも1つについての電力不均衡情報を送信し得る(例えば、報告する)。
WTRUベースの補償の例
いくつかのxTyR WTRUアーキテクチャでは、WTRUにおけるアンテナ切り替え機構は、平衡がとれていない可能性があり、送信されたSRSリソースの異なる電力を有する結果となり得る。例えば、アンテナポートのうちのいくつかによって送信されるSRSリソースは、それらの公称電力よりもxdBだけ低くなり得る。いくつかの実装形態では、(例えば、全ての、異なる)アンテナポートからの均一な電力送信を保証するために、WTRUは、アンテナ切り替え機構における(例えば、アンテナ切り替え機構と関連付けられた)電力不均衡によって影響を受けない可能性がある他のSRSリソースの送信のための電力をスケールダウンする場合がある。言い換えれば、WTRUは、SRS電力不均衡によって影響を受けた1つ以上のSRSリソースを含むSRSリソースセットのSRSリソースにおいて送信することができ、SRS送信電力は、例えば、SRSリソースセットのSRSリソース間で均一な電力送信を提供するために、影響を受けた1つ以上のSRSリソース以外のSRSリソースセットの他のSRSリソースに対してスケールダウンされる。例えば、WTRUは、以下のいずれかを実行し得る。
i)WTRUは、例えば、電力制御プロセスによって定義されるように、総SRS送信電力を推定し得、
ここでPCMAX,f,c(i)は、本明細書では、WTRU構成最大出力電力と称されることがあり、PO_SRS,b,f,c(q)は、本明細書では、受信目標電力と称されることがあり、MSRS,b,f,c(i)は、本明細書では、SRS送信機会のためのリソースブロックの数で表されるSRS帯域幅と称されることがあり、PLb,f,c(q)は、本明細書では、dB単位のダウンリンク経路損失推定値と称されることがある。パラメータμ及びαSRS,b,f,c(q)は、本明細書では、それぞれ、サブキャリア間隔(subcarrier spacing、SCS)及び経路損失補正係数と称されることがある。
(ii)WTRUは、例えば、SRSポートごとに等しい電力P(dB)を有するように、最初に、NSRSSRSアンテナポートにわたって電力を均等に分割し得る。例えば、WTRUは、被影響SRSポート上でPの電力レベルを維持し得る。例えば、WTRUは、損失によって影響を受けないSRSポート上でxdBだけ、例えば、(P-x)dBだけ電力を低減し得る。
(iii)WTRUは、送信に対して被った損失を報告し得る(例えば、それを示す情報を送信する)。
(iv)WTRUは、構成されたPCMAXdBmを(PCMAX-NSRSx)dBmに調整することができ、式中、「NSRSx」は、SRSアンテナポートの数(NSRS)にアンテナポートごとの電力低減xを掛けたものを表す。
追加又は代替の実装形態では、WTRUは、gNBがWTRUによる低減された送信電力を考慮することを可能にするために、gNBアプリケーションにスケーリングを示し得る(例えば、それを示す情報を送信する)。代替的に又は追加的に、WTRUは、SRSリソースごとに被った損失を報告し得(例えば、それを示す情報を送信する)、(例えばまた)被影響SRSリソースの数をgNBに示し得る(例えば、それを示す情報を送信し得る)。例えば、WTRUは、スケーリングに起因する総電力損失を計算し得、gNBに報告し得る(例えば、計算された総電力を示す情報を送信し得る)。例えば、報告(例えば、情報)は、WTRU能力シグナリング(例えば、メッセージ)の一部とすることができる(例えば、WTRU能力シグナリングに含めることができる)。別の例では、報告(例えば、情報)は、被った損失に関係する値を示す独立した報告(例えば、メッセージ)に含まれ得る。例えば、NSRSSRSリソースのうちの1つの送信がxdB損失を被る可能性があるWTRUにおいて、WTRUは、以下のいずれかを実行し得る。
(i)WTRUは、電力損失によって影響を受けたSRSリソースの数を報告し得る(例えば、それを示す情報を送信し得る)。例えば、WTRUはまた、そのインデックス(例えば、被影響SRSリソースの指示)を報告し得る(例えば、それを示す情報を送信し得る)。
(ii)WTRUは、他の電力増幅器(power amplifiers、Pa)がそれらの電力を低減し得るので、総被った損失、例えばNSRS×dBを報告し得る(例えば、それを示す情報を送信し得る)。
(iii)WTRUは、電力ヘッドルーム(power headroom、PH)をPH報告(PH report、PHR)において報告する(例えば、送信する)ことによって、その被った損失を報告し得る(例えば、それを示す情報を送信し得る)。
追加又は代替の実装形態では、WTRUは、電力ヘッドルーム(PH)の計算におけるスケーリングに起因する損失電力を含み得る。例えば、WTRUは、被った損失(例えば、スケーリング起因する総電力損失)に従ってPHを低減し得る。
例えば、タイプ1のPHは、以下の式に従って(dB単位で)計算され得る。
例えば、WTRUが、本明細書で説明するようにPCMAXを、例えば、(PCMAX-NSRSx)dBmに調整しなかった場合、上記の式を使用して計算されたPHは、(-NSRSx)dBだけ調整され得る(例えば、低減される)。WTRUが、PCMAXを(PCMAX-NSRSx)dBmに調整した場合、WTRUは、上記の式を使用してPHを計算し得る。
更に別の例では、WTRUは、アンテナ切り替え機構における不均衡によって影響を受けない可能性があるSRSリソースの電力スケーリングのためのその能力を示し得る(例えば、それを示す能力情報を送信し得る)。例えば、WTRUがその能力を示した後に、WTRUは、電力スケーリングを適用するか否かを示す構成情報を受信し得る。
本明細書で説明される実施形態では、(例えば、最大)電力(例えば、WTRU構成最大出力電力)は、本明細書ではPCMAXと称されることがある。例えば、PCMAXは、セル、周波数、帯域、セルグループ、及びBWPのいずれかに対して決定されてもよい。例えば、PCMAXは、全体としてWTRUについて決定されてもよい。例えば、PCMAXは、WTRU又は(例えば、WTRUの)MACエンティティによって決定され得る。
例えば、WTRUは、WTRU電力クラス最大電力、並びにスペクトル放射最大電力低減(maximum power reduction、MPR)、追加のMPR(additional MPR、A-MPR)、及び電力管理MPR(power management MPR、P-MPR)のいずれかなどの1つ以上の低減又は許容される低減のいずれかに基づいて、PCMAXの値を決定し得る。
例えば、WTRUは、WTRUによって決定され得るアンテナ不均衡に基づいて、PCMAXの値を決定し得る(例えば、低減する)。この低減は、本明細書ではdeltaAIと称される場合がある。
例えば、電力ヘッドルーム(PH)は、本明細書で説明される電力計算及びPCMAX値など、WTRUによる電力計算からWTRUによって決定され得る。例えば、PHは、PCMAX-Pとして決定され得、式中、Pは、計算された電力であり得る。例えば、deltaAIは、PCMAXの計算(例えば、決定)に含まれ得る。例えば、deltaAIは、Pの計算に含まれてもよい。
例えば、WTRUは、1つ以上のトリガ(例えば、条件、イベント)に基づいて、PH報告を(例えば、セル及びgNBのいずれかに)送信し得る。トリガ(例えば、条件、イベント)は、パスロス変化(例えば、閾値よりも大きい)、タイマ満了、P-MPR又はMPE変化(例えば、閾値よりも大きい)、及びSCell追加などのいずれかを含み得る。
WTRUが、PH報告(PHR)を送信する場合、PHRは、PH値、PCMAX値(例えば、PHを決定するために使用されるPCMAX値)、PHが現実であるか仮想であるかの指示、P-MPRが(例えば、PCMAX値に)適用されたかどうかの指示、PCMAX値に影響を与えるP-MPR値が適用されたかどうかの指示のうちのいずれかを(例えば、1つ以上のセルの各々について)含み得る。例えば、PHRは、(例えば、1つ以上のセルの各々について)deltaAIが、PH値及びPCMAX値のいずれかの計算(例えば、決定)において適用(例えば、使用)されたかどうかどうかの指示を(例えば、また)含み得る。
deltaAI値が、電力、PH、及びPCMAXのいずれかに決定され、適用される場合、WTRUは、deltaAI及びdeltaAIを適用することに関する指示のいずれかをPHRに含めることができる。指示は、例えば、電力、PH、及びPCMAX計算(例えば、決定)のいずれかにおいて、deltaAIが適用され得ることを示し得る。例えば、指示は、deltaAIのいずれかの値と、deltaAI値が含まれ得るdeltaAI値の範囲とを示し得る。例えば、指示は、どのアンテナ又はアンテナポートにdeltaAIを適用するかを示し得る。
例えば、deltaAIの値(dB単位であり得る)は、NSRSxについて説明したように、等しいか、又は計算(例えば、決定)され得る。
WTRUベースのTx次元の選択の例
実施形態によれば、任意の数のコヒーレント送信グループが、SRS送信のために使用され、決定され、及び構成され得る。コヒーレントグループの数は、本明細書ではNcと称されることがある。例えば、コヒーレント送信グループは、同時に同じアップリンクシンボルのいずれかを送信している可能性があるSRSアンテナポート(例えば、Txチェーン)の任意のセットであり得る。例えば、WTRUは、Nc個のSRS送信機会において送信することができ、コヒーレント送信グループは、(例えば、各)SRS送信機会において使用され得る。
例えば、コヒーレント送信グループは、(例えば、互いに)コヒーレントであり得るSRSアンテナポート(例えば、Txチェーン)を含み得る。
例えば、(例えば、各)コヒーレント送信グループは、例えば、1、1、...Nc-1などの(例えば、関連付けられた)識別子(例えば、インデックス)を有し得る。
例えば、(例えば、各)コヒーレント送信グループは、同じ数のSRSアンテナポート(例えば、Txチェーン)を有し得る。
実施形態によれば、WTRUは、Nc個のコヒーレントグループを有するいくつかのSRS送信機会(本明細書ではNsと称されることがある)を有して構成され得る。例えば、SRS送信機会の数Nsは、時間窓内で構成及び決定されるいずれかであり得る。例えば、時間窓は、周期的(例えば、定期的に発生する)、非周期的、及び半永続的のいずれかであり得る。
実施形態によれば、以下のいずれかが適用可能であり得る。
送信機会の数(Ns)がコヒーレント送信グループの数(Nc)と同じである場合、例えば、Ns=Ncである場合、WTRUは、(例えば、各)送信機会における送信のために、例えば、重複しない様態で、コヒーレントグループを使用し得る。
送信機会の数(Ns)がコヒーレント送信グループの数(Nc)と同じである場合、例えば、Ns=Ncである場合、コヒーレント送信グループインデックス(例えば、識別子)は、例えば、SRS送信機会数に基づいて決定され得る。例えば、第1のコヒーレントグループインデックスを有するコヒーレント送信グループが、例えば時間窓内の第1のSRS機会における送信のために使用され得、第2のコヒーレントグループインデックスを有する別のコヒーレントグループが、例えば時間窓内の第2のSRS機会における送信のために使用され得、以下同様である。
送信機会の数(Ns)がコヒーレント送信グループの数(Nc)よりも少ない場合、例えば、Ns<Ncである場合、WTRUは、DL測定、(例えば、動的)指示、及び最大許容エクスポージャ(maximum permitted exposure、MPE)関連パラメータのいずれかに基づいて、SRS送信のためのコヒーレント送信グループのサブセットを決定し得る。
DL測定の例では、WTRUは、(例えば、各)コヒーレント送信グループと関連付けられたRxアンテナを通してダウンリンク信号品質を取得(例えば、測定)し得、WTRUは、(例えば、測定された)ダウンリンク信号品質に基づいて、コヒーレント送信グループのサブセットを取得(例えば、決定)し得る。例えば、WTRUは、最高のダウンリンク信号品質を有し得るコヒーレント送信グループのサブセットを取得(例えば、決定、選択)し得る。別の例では、WTRUは、ある値を上回るダウンリンク信号品質を有し得るコヒーレント送信グループのサブセットを取得(例えば、決定、選択)し得る。ダウンリンク(例えば、測定された)信号品質は、基準信号受信電力(reference signal received power、RSRP)、L1-RSRP、レイヤ1信号対干渉及び雑音比(Layer-1 signal to interference and noise ratio、L1-SINR)、及び経路損失(path loss、PL)信号品質のうちのいずれかであり得る。ダウンリンク信号品質を取得し、ダウンリンク信号品質に基づいてコヒーレント送信グループの任意の数のサブセットを選択するための任意の技法が、本明細書で説明される実施形態に適用可能であり得る。
(例えば、動的)指示の例では、gNBがSRS送信(例えば、非周期的及び半永続的SRS送信のいずれか)をトリガする場合、関連付けられたDL制御チャネルは、コヒーレント送信グループのどのサブセットが(例えば、任意の構成された及び示された)SRS送信機会における送信のために使用され得るかを示し得る。
MPE関連パラメータの例では、WTRUは、MPE関連パラメータに基づいてコヒーレント送信グループのサブセットを取得(例えば、決定、選択)し得る(例えば、別のものよりも少ない電力バックオフを有するコヒーレント送信グループサブセットが選択され得る)。
送信機会の数(Ns)がコヒーレント送信グループの数(Nc)よりも少ない場合、例えば、Ns<Ncである場合、WTRUは、Ns個のSRS送信機会における送信のためにNs個のコヒーレントグループを使用し得る。Ns個のコヒーレントグループは、例えば、昇順及び降順のいずれかでコヒーレントグループインデックスを用いて取得(例えば、決定)され得る。
送信機会の数(Ns)がコヒーレント送信グループの数(Nc)よりも少ない場合、例えば、Ns<Ncである場合、(例えば、取得された、決定された、選択された)コヒーレント送信グループは、以下の例のいずれかに基づいてgNBに示され得る。
第1の例では、(例えば、各)コヒーレント送信グループは、例えば、SRSシーケンス、コムインデックス、及びパターンのいずれかなど、SRSパラメータと関連付けられ得る。WTRUは、関連付けられたSRSパラメータに基づいて取得され得る(例えば、決定される)送信のためのコヒーレントグループを使用し得る。gNBは、(例えば、使用される)SRSパラメータに基づいて、決定された(例えば、選択された)コヒーレントグループを(例えば、盲目的に)検出し得る。
第2の例では、(例えば、明示的な)指示が、例えば、アップリンク制御チャネル(例えば、PUCCH)を介して、(例えば、取得された、決定された、選択された)コヒーレント送信グループを示すために、WTRUによって送信され得る。
実施形態によれば、送信機会の数(Ns)は、以下の例のいずれかに基づいて取得(例えば、決定)され得る。
第1の例では、Nsは、xTyRのアンテナ構成に基づいて取得され得る。例えば、Ns値は、アンテナ次元(x,y)の組み合わせに基づいて決定され得る。
第2の例では、Nsは、(例えば、事前定義された、事前構成された、固定された)数に基づいて取得され得る(例えば、Ns=1)。
第3の例では、Nsは、(例えば、SRS送信をトリガする)関連するダウンリンク制御情報(downlink control information、DCI)を介して示され得る。
第4の例では、Nsは、上位レイヤ信号を介して構成され得る。
第5の例では、NSは、アップリンク送信のために構成され得るコードブックサブセット(又はコードブック)に基づいて取得され得る。
図15は、SRSアンテナ切り替えのための方法1500の例を示す図である。
実施形態によれば、方法は、第1の動作モード及び第2の動作モードのいずれかにおいてSRSアンテナ切り替えを実行することを含み得る。例えば、WTRUは、第1及び第2の動作モードのいずれかを有して、事前に構成されたもの、及び動的に構成されたもの、のいずれであり得る。例えば、WTRUが第1の動作モードで動作している(例えば、構成される)場合、SRSアンテナ切り替えは、WTRUのTx次元(例えば、Txチェーンの数)及びRx次元(例えば、Rxチェーン/アンテナの数)に従って実行され得る。
(例えば、任意選択の)ステップ1510において、WTRUは、第2の動作モードにおいてSRSアンテナ切り替えを実行するように構成され得る。
実施形態によれば、ステップ1520において、第2の動作モードでは、WTRUコヒーレンス能力及びRx次元に従ってSRSアンテナ切り替えが実行され得る。
例えば、第2の動作モードでは、利用可能なTxチェーンのサブセットが、一度にSRS送信のために使用され得る。
例えば、SRSアンテナ切り替えは、Txチェーンの第1のサブセットにおいて進行中の送信中に、Txチェーンの第2のサブセットについて第2の動作モードで実行され得る。
例えば、Txチェーンの第1及び第2のサブセットは、それぞれ、例えばガード時間によって分離されることなく続いて起こり得る第1及び第2の機会において送信し得る。
例えば、WTRUコヒーレンス能力は、WTRUが、非コヒーレント(NC)WTRU、部分的かつ非コヒーレント(PNC)WTRU、並びにフルかつ部分的かつ非コヒーレント(FPNC)WTRUのうちのいずれかであり得るかどうかを示し得る。
例えば、NC及びPNC WTRUコヒーレンス能力のいずれかは、Tx次元よりも少ない数のコヒーレントTxチェーンを更に含み得る。
例えば、本方法は、例えばgNBによる例えばダウンリンクチャネル推定のためのWTRUコヒーレンス能力の指示を送信することを更に含み得る。
例えば、NC及びPNC WTRUのいずれかについて、Txチェーンのサブセットは、コヒーレントTxチェーン(例えば、それのみ)を含み得る。
例えば、NC及びPNC WTRUのいずれかについて、Txチェーンの第1のサブセットは、コヒーレントTxチェーン(例えば、それのみ)を含み得、Txチェーンの第2のサブセットは、コヒーレントTxチェーン(例えば、それのみ)を含み得る。
例えば、WTRUは、FPNC WTRUであり得る。
例えば、WTRUは、2つ以上のSRSリソースセットを有して構成されてもよく、(例えば、各)SRSリソースセットは、異なるシンボルで送信される2つ以上のSRSリソースを有し得(例えば、含む)、所与のセット内の(例えば、各)SRSリソースは、1つ以上のSRSポートを含み得る。例えば、WTRUは、それがTxチェーンの第2のサブセット上で進行中の送信を有し得るとき(例えば、その最中)、Txチェーンの第1のサブセットのためのアンテナ切り替えを実行するためのその能力をgNBに示す(例えば、それを示す情報を送信する)ように構成され得る。例えば、gNBは、Y=0であると仮定すること、又はY=0であるかどうかをWTRUに問い合わせることのうちの少なくとも1つを行うように構成されてもよく、式中、Yは、SRSリソースの送信間のガードシンボルの数であってもよい。
例えば、WTRUは、gNBにおける推定されたチャネルの補償のための電力不均衡をgNBに示す(例えば、それを示す情報を送信する)ように構成され得る。
例えば、WTRUは、1つ以上のSRSリソースの送信電力をスケールダウンして、2つ以上のSRSリソース間の電力の差をなくすことによって、均一な電力送信を確実にするように構成され得る。
例えば、WTRUは、(i)gNBに電力スケーリングのその適用を示すことと、(ii)gNBにスケーリングを実行するその能力を示すこととのうちの少なくとも1つを行うように構成されてもよく、WTRUは、gNBから受信された構成に応答してスケーリングを実行するように構成されてもよい。
図19は、WTRU支援のSRS電力不均衡補償のための方法1900の例を示す図である。実施形態によれば、方法1900は、WTRUにおいて実装され得、例えば、(例えば、SRSアンテナ切り替えのための)(例えば、xTyR)アンテナ構成のセット内の少なくとも1つの送信及び受信(例えば、xTyR)アンテナ構成についてのSRS電力不均衡の存在を示す情報を送信すること1920を含み得る。例えば、方法1900は、SRS電力不均衡情報を報告する要求(例えば、それを示す情報を備えるメッセージ)を受信すること1930を更に含み得る。例えば、方法1900は、(例えば、SRSアンテナ切り替えのための)少なくとも1つの(例えば、xTyR)アンテナ構成と関連付けられた少なくとも1つのSRSリソースセットについて、(i)少なくとも1つのSRSリソースセット内の1つ以上の被影響SRSリソースと、(ii)1つ以上の被影響SRSリソースについての1つ以上の電力不均衡値と、を示すSRS電力不均衡情報を送信すること1940を更に含み得る。
例えば、SRS電力不均衡情報は、少なくとも1つのSRSリソースセットと関連付けられ得る(例えば、SRSアンテナ切り替えのための)少なくとも1つの(例えば、xTyR)アンテナ構成を更に示し得る。
例えば、SRS電力不均衡情報は、少なくとも1つのSRSリソースセットと関連付けられ得る帯域幅部分(bandwidth part、BWP)を更に示し得る。
例えば、SRS電力不均衡情報の示された存在は、1つ以上の被影響SRSリソースにおいて送信されるSRSが公称電力よりも低い電力で送信され得ることを示し得る。
例えば、方法1900は、(例えば、SRS電力不均衡の存在を示す情報を送信する前に)、(例えば、SRSアンテナ切り替えのための)少なくとも1つの(例えば、xTyR)アンテナ構成と関連付けられた少なくとも1つのSRSリソースセットを示す構成情報を受信することを含み得る。
例えば、SRS電力不均衡情報は、少なくとも1つのSRSリソースセット内の1つ以上の被影響SRSリソースを示し得るビットマップを含み得る。
例えば、1つ以上の被影響SRSリソースについての1つ以上の電力不均衡値は、(例えば、各)被影響SRSリソースについての値を含み得る。例えば、1つ以上の電力不均衡値は、異なる被影響SRSリソースについての異なる値を含み得る。
例えば、1つ以上の電力不均衡値は、(例えば、全ての、異なる)被影響SRSリソースについての値を含み得る。
例えば、1つ以上の電力不均衡値は、所定の値のセットから選択された1つ以上の値に対応し得る。
例えば、少なくとも1つのxTyRアンテナ構成は、少なくとも1つのSRSリソースセットのSRSリソースのサブセットと関連付けられ得る送信(Tx)チェーンのコヒーレントグループを含み得る。
例えば、方法1900は、SRSリソースのサブセットと関連付けられたTxチェーンのコヒーレントグループを使用して、SRSリソースのサブセット内の少なくとも1つのSRSを送信することを更に含み得る。
例えば、方法1900は、例えば、xTyRアンテナ構成のセットのための、送信(Tx)チェーンのコヒーレントグループの数を示すコヒーレンス(例えば、能力)情報を送信することを更に含み得る。
例えば、コヒーレンス(例えば、能力)情報は、WTRUが、非コヒーレント(NC)、部分的かつ非コヒーレント(PNC)、並びにフルかつ部分的かつ非コヒーレント(FPNC)のいずれかであるかどうかを更に示し得る。
例えば、コヒーレンス能力情報は、例えば、xTyRアンテナ構成のセットについて、送信(Tx)チェーンのコヒーレントグループの数を更に示し得る。
例えば、方法1900は、Txチェーンのコヒーレントグループを少なくとも1つのSRSリソースセットのSRSリソースのサブセットと関連付けることを更に含み得る。
例えば、方法1900は、SRSリソースのサブセットと関連付けられたコヒーレントグループを使用して、SRSリソースのサブセットを送信することを更に含み得る。
例えば、少なくとも1つのSRSリソースセットは、3つのSRSリソースを含み得、(例えば、各)SRSリソースは、2つのSRSポートを含む。
例えば、方法1900は、少なくとも1つのSRSリソースセットと関連付けられた少なくとも1つのxTyRアンテナ構成に従って、それぞれ第1、第2、及び第3のペアのアンテナポートから、少なくとも1つのSRSリソースセットの第1、第2、及び第3のSRSリソースにおいて第1、第2、及び第3のSRSをそれぞれ順次送信することを更に含み得る。
例えば、第1のSRS及び第3のSRSは、第1のペアのTxチェーンを使用して送信され得、第2のSRSは、第2のペアのTxチェーンを使用して送信され得る。
例えば、第2のSRSが第2のペアのアンテナポートからの第2のペアのTxチェーンを使用して送信される間に、第1のペアのTxチェーンは、第3のペアのアンテナポートから第1のペアのアンテナポートに切り替えられ得る。
例えば、第1のSRS及び第2のSRSは、例えば、それらの間にいかなるガード時間もなしに順次送信され得る。
例えば、第2のSRS及び第3のSRSは、例えば、それらの間にいかなるガード時間もなしに順次送信され得る。
例えば、方法1900は、第2のペアのTxチェーン上で進行中のSRS送信中に、第1のペアのTxチェーンのためのアンテナ切り替えを実行する能力を示す能力情報を送信することを更に含み得る。
図20は、WTRUベースのSRS電力不均衡補償のための方法2000の例を示す図である。実施形態によれば、方法2000は、WTRUにおいて実装され得、SRSリソースセットのSRSリソースにおいて送信するステップ2020を含み得、SRSリソースセットは、SRS電力不均衡によって影響を受けた1つ以上のSRSリソースを含み得、SRS送信電力は、例えば、SRSリソースセットのSRSリソース間で均一な電力送信を提供するために、影響を受けた1つ以上のSRSリソース以外のSRSリソースセットの他のSRSリソースに対してスケールダウンされ得る。例えば、方法2000は、SRS送信電力がSRSリソースセットに対してスケールダウンされている可能性があることを示す情報を送信するステップ2040を更に含み得る。
例えば、影響を受けた1つ以上のSRSリソースにおける送信は、公称電力よりも低い電力で送信され得る。
例えば、送信される情報は、影響を受けた1つ以上のSRSリソース(の各々)についての電力損失を更に示し得る。
例えば、送信される情報は、影響を受けた1つ以上のSRSリソースの数を更に示し得る。
例えば、送信される情報は、影響を受けた1つ以上のSRSリソースの1つ以上のインデックス(例えば、識別子)を更に示し得る。
例えば、送信される情報は、スケーリングされたSRS送信電力起因する総電力損失を更に示し得る。
例えば、SRS送信電力がスケールダウンされたことを示す送信される情報は、電力ヘッドルームに含まれ得る。
例えば、電力ヘッドルームは、総電力損失に従って低減され得る。
例えば、電力ヘッドルームは、電力ヘッドルーム報告に含まれ得る。
例えば、方法2000は、SRS送信電力をスケールダウンする前に、SRSリソースセットのSRSリソース間で均一な電力送信を提供するためにSRS送信電力をスケールダウンする能力を示す能力情報を送信することを更に含み得る。
例えば、方法2000は、影響を受けた1つ以上のSRSリソース以外の、SRSリソースセットの他のSRSリソースのためのSRS送信電力をスケールダウンすることを示す構成情報を受信することを更に含み得る。
明示的に記載されていないが、本明細書に記載の実施形態は、任意の組み合わせ又は部分的な組み合わせで用いられ得る。例えば、本明細書に記載の原理は、記載された変形例に限定されず、変形例及び実施形態の任意のアレンジを使用することができる。
加えて、方法について説明される任意の特徴、変形例、又は実施形態は、開示された方法を処理するための手段を含む装置デバイスと互換性があり、開示された方法を処理するように構成されたプロセッサを備えるデバイスと互換性があり、プログラムコード命令を含むコンピュータプログラム製品と互換性があり、かつプログラム命令を記憶する非一時的なコンピュータ可読記憶媒体と互換性がある。
結論
特徴及び要素は、特定の組み合わせにおいて上で説明されているが、当業者は、各特徴又は要素が単独で又は他の特徴及び要素との任意の組み合わせで使用され得ることを理解されよう。加えて、本明細書に説明される方法は、コンピュータ又はプロセッサによる実行のためにコンピュータ可読媒体に組み込まれたコンピュータプログラム、ソフトウェア又はファームウェアに実装され得る。コンピュータ可読媒体の例には、電子信号(有線又は無線接続を介して送信される)及びコンピュータ可読記憶媒体が含まれる。コンピュータ可読記憶媒体の例としては、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内部ハードディスク及びリムーバブルディスクなどの磁気媒体、磁気光学媒体及びCD-ROMディスク及びデジタル多用途ディスク(digital versatile disk、DVD)などの光学媒体が挙げられるが、これらに限定されない。ソフトウェアと関連付けられたプロセッサを使用して、WTRU、UE、端末、基地局、RNC又は任意のホストコンピュータにおいて使用するための無線周波数トランシーバを実装し得る。
更に、上記の実施形態では、処理プラットフォーム、コンピューティングシステム、コントローラ、及びプロセッサを含む他のデバイスが記載されている。これらのデバイスは、少なくとも1つの中央処理装置(「CPU」)及びメモリを含み得る。コンピュータプログラミングの技術分野における当業者の慣例によれば、動作、及び演算又は命令の記号表現の言及は、様々なCPU及びメモリによって実施され得る。そのような動作及び演算又は命令は、「実行される」、「コンピュータによって実行される」、又は「CPUによって実行される」と言及されることがある。
当業者は、動作及び記号的に表現された演算又は命令が、CPUによる電気信号の操作を含むことを理解するであろう。電気システムは、電気信号の結果的な変換又は減少を引き起こすことができるデータビットを表し、メモリシステムのメモリ位置にデータビットを維持し、それによってCPUの動作及び他の信号の処理を再構成又は別の方法で変更する。データビットが維持されるメモリ位置は、データビットに対応する、又はデータビットを表す特定の電気的特性、磁気的特性、光学的特性、又は有機的特性を有する物理的位置である。代表的な実施形態は、上述のプラットフォーム又はCPUに限定されず、他のプラットフォーム及びCPUが、提供された方法をサポートし得るということを理解されたい。
データビットはまた、磁気ディスク、光学ディスク、及び任意の他の揮発性(例えば、ランダムアクセスメモリ(「RAM」))又はCPUによって読み取り可能な不揮発性(例えば、読み取り専用メモリ(「ROM」))大容量記憶システムを含む、コンピュータ可読媒体上に維持され得る。コンピュータ可読媒体は、処理システム上に排他的に存在するか、又は処理システムに対してローカル又はリモートであり得る複数の相互接続された処理システム間で分散された、協調的又は相互接続されたコンピュータ可読媒体を含んでもよい。代表的な実施形態は、上述のメモリに限定されず、他のプラットフォーム及びメモリが、記載された方法をサポートし得るということが理解される。
例示的な実施形態において、本明細書に記載されている動作、プロセスなどのいずれも、コンピュータ可読媒体に格納されたコンピュータ可読命令として実装されてもよい。コンピュータ可読命令は、移動体、ネットワーク要素、及び/又は任意の他のコンピューティングデバイスのプロセッサによって実行され得る。
システムの態様のハードウェア実装とソフトウェア実装の間には、ほとんど区別がない。ハードウェア又はソフトウェアの使用は、概して(例えば、常にではないが、ある特定のコンテキストにおいて、ハードウェアとソフトウェアとの間の選択が重要になり得るという点で)、コスト対効率のトレードオフを表す設計上の選択である。本明細書に記載されているプロセス及び/又はシステム及び/又は他の技術が効果的であり得る様々なビヒクル(例えばハードウェア、ソフトウェア、及び/又はファームウェア)が存在し得、好ましいビヒクルは、プロセス及び/又はシステム及び/又は他の技術が配備される状況によって変化し得る。例えば、実装者が、速度及び正確性が最重要であると判定した場合、実装者は、主にハードウェア及び/又はファームウェアのビヒクルを選択することができる。柔軟性が最重要である場合、実装者は、主にソフトウェア実装を選択することができる。代替的に、実装者は、ハードウェア、ソフトウェア、及び/又はファームウェアの何らかの組み合わせを選択してもよい。
前述の詳細な説明では、ブロック図、フローチャート、及び/又は例の使用を通じて、デバイス及び/又はプロセスの様々な実施形態を示した。そのようなブロック図、フローチャート、及び/又は例が1つ以上の機能及び/又は動作を含む限り、そのようなブロック図、フローチャート、又は例の中の各機能及び/又は各動作は、広範なハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はそれらの実質的に任意の組み合わせによって、個別にかつ/又は集合的に実装されてもよいことが当業者には理解されるであろう。好適なプロセッサとしては、例として、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来型プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと関連付けられた1つ以上のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途用標準製品(Application Specific Standard Product、ASSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路、任意の他のタイプの集積回路(IC)、及び/又は状態機械が挙げられる。
特徴及び要素が特定の組み合わせで上に提供されているが、当業者は、各特徴若しくは各要素が単独で使用されるか、又は他の特徴及び要素との任意の組み合わせにおいて使用され得ることを理解するであろう。本開示は、本出願に記載されている特定の実施形態の観点において限定されるものではなく、これらの実施形態は、様々な態様の例示として意図されるものである。当業者には明らかなように、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、多くの修正及び変形を行うことができる。本出願の説明において使用されているいかなる要素、動作、又は指示も、そのように明示的に提示されていない限り、本発明にとって重要又は本質的であると解釈されるべきではない。本明細書に列挙したものに加えて、本開示の範囲内の機能的に均等な方法及び装置が、上述の明細書から、当業者には明らかであろう。そのような修正及び変形は、添付の特許請求の範囲の範囲内に収まることが意図されている。本開示は、添付の特許請求の範囲の条項によってのみ限定されるものであり、かかる特許請求の範囲が権利を有する均等物の完全な範囲と共に、限定されるものである。本開示は、特定の方法又はシステムに限定されないことを理解されたい。
また、本明細書で使用されている用語は、特定の実施形態を説明することのみを目的としており、本発明を制限することを意図していないことを理解されたい。本明細書で使用される場合、本明細書で言及される場合、「局」及びその略語「STA」、「ユーザ機器」及びその略語「UE」は、(i)記載されたインフラストラクチャなどの無線送信及び/又は受信ユニット(WTRU)、(ii)記載されたインフラストラクチャなどの、WTRUのいくつかの実施形態の任意のもの、(iii)とりわけ、記載されたインフラストラクチャなどのWTRUの一部又は全ての構造及び機能を有して構成された、無線可能及び/又は有線可能な(例えば、テザー可能な)デバイス、(iii)記載されたインフラストラクチャなどのWTRUの、全てよりも少ない構造及び機能を有して構成された無線可能及び/又は有線可能なデバイス、又は(iv)同様のもの、を意味し得る。本明細書に列挙される任意のUEを代表し得る例示的なWTRUの詳細が、図1A~図1Dに関して以下に提供される。
特定の代表的な実施形態では、本明細書に記載の本主題のいくつかの部分は、特定用途用集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、及び/又は他の統合フォーマットを介して実装され得る。しかしながら、本明細書に開示されている実施形態のいくつかの態様は、その全体又は一部が、1つ以上のコンピュータ上で動作する1つ以上のコンピュータプログラムとして(例えば1つ以上のコンピュータシステム上で動作する1つ以上のプログラムとして)、1つ以上のプロセッサ上で動作する1つ以上のプログラムとして(例えば1つ以上のマイクロプロセッサ上で動作する1つ以上のプログラムとして)、ファームウェアとして、又はこれらの実質的に任意の組み合わせとして、集積回路において均等的に実施され得ること、並びに、回路を設計すること、及び/又は、ソフトウェア及び/若しくはファームウェアのコードを書くことが、この開示に照らして当業者の技術の範囲内であることが、当業者には認識されるであろう。加えて、本明細書に記載されている本主題の機構が、様々な形態のプログラム製品として配布され得ること、及び、本明細書に記載されている本主題の例示的な実施形態が、配布を実際に行うために使用される特定のタイプの信号担持媒体にかかわらず適用されることが、当業者には理解されるであろう。信号担持媒体の例としては、フロッピーディスク、ハードディスクドライブ、CD、DVD、デジタルテープ、コンピュータメモリなどの記録可能型媒体、並びに、デジタル及び/又はアナログ通信媒体(例えば光ファイバケーブル、導波管、有線通信リンク、無線通信リンクなど)などの伝送型媒体が挙げられるが、これらに限定されない。
本明細書に記載されている本主題は、場合によっては、異なる他の構成要素内に含まれるか、又は、異なる他の構成要素に接続されている、異なる構成要素を示していることがある。そのような図示されたアーキテクチャは単なる例であり、実際には、同じ機能を達成する他の多くのアーキテクチャが実施され得ることを理解されたい。概念的には、同じ機能を達成するための構成要素の任意の配置は、所望の機能が達成され得るように、効果的に「関連付けられる」。したがって、特定の機能を達成するために本明細書において組み合わされた、任意の2つの構成要素は、アーキテクチャ又は中間構成要素に関係なく、所望の機能が達成されるように、互いに「関連付けられた」として見ることができる。同様に、そのように関連付けられた任意の2つの構成要素は、所望の機能を達成するために互いに「動作可能に接続されている」、又は「動作可能に結合されている」とみなすこともでき、そのように関連付けることができる任意の2つの構成要素は、所望の機能を達成するために互いに「動作可能に結合可能」であるとみなすこともできる。動作可能に結合可能の具体例としては、物理的に嵌合可能かつ/若しくは物理的に相互作用する構成要素、及び/又は、無線で相互作用可能かつ/若しくは無線で相互作用する構成要素、及び/又は、論理的に相互作用するかつ/若しくは論理的に相互作用可能な構成要素が挙げられるが、これらに限定されない。
本明細書における実質的に任意の複数形及び/又は単数形の用語の使用に関して、当業者は、文脈及び/又は用途に適切であるように、複数形から単数形に、かつ/又は単数形から複数形に変換することができる。本明細書では、明瞭にする目的で、様々な単数形/複数形の並べ換えが明示的に記載され得る。
一般に、本明細書、特に添付の特許請求の範囲(例えば添付の特許請求の範囲の本体)において使用されている用語は、一般に「非限定」用語として意図されることが当業者には理解されるであろう(例えば、用語「含んでいる」は、「含んでいるがそれらに限定されない」と解釈するべきであり、用語「有する」は、「を少なくとも有する」と解釈するべきであり、用語「含む」は、「含むがそれらに限定されない」と解釈するべきである)。導入された特許請求項の特定の数の記載が意図される場合、そのような意図はその特許請求項に明示的に記載されており、そのような記載がない場合、そのような意図は存在しないことが、当業者には更に理解されるであろう。例えば、1つの項目のみが意図される場合、「単一」という用語又は類似する言葉が使用され得る。理解を助けるために、以下の添付の特許請求の範囲及び/又は本明細書の説明は、特許請求項の記載を導入するために「少なくとも1つの」及び「1つ以上の」という導入句の使用を含み得る。しかしながら、このような句の使用は、不定冠詞「a」又は「an」による特許請求項の記載の導入が、そのような導入された特許請求項の記載を含む任意の特定の特許請求項を、1つのそのような記載のみを含む実施形態に制限することを意味するものと解釈すべきではなく、たとえ同じ特許請求項に、導入句「1つ以上の」又は「少なくとも1つの」及び「a」又は「an」などの不定冠詞が含まれていても同様である(例えば「a」及び/又は「an」は「少なくとも1つの」又は「1つ以上」を意味するものと解釈すべきである)。特許請求項の記載を導入するために使用される定冠詞の使用も同様である。加えて、導入された特許請求項の特定の数の記載が明示的に記載されている場合でも、かかる記載は少なくとも記載された数を意味するものと解釈されるべきであることが、当業者には認識されるであろう(例えば、他の修飾語なしの「2つの記載」という単純な記載は、少なくとも2つの記載、又は2つ以上の記載を意味する)。
更に、「A、B、及びCのうちの少なくとも1つ」に類似する表記が使用される場合、一般に、そのような構造は、当業者がその表記を理解するであろう意味として意図される(例えば、「A、B、及びCのうちの少なくとも1つを有するシステム」は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、A及びBを一緒に、A及びCを一緒に、B及びCを一緒に、並びに/又は、A、B、及びCを一緒に、有するシステムを含み、ただしこれらに限定されない)。「A、B、又はCのうちの少なくとも1つ」に類似する表記が使用される場合、一般に、そのような構造は、当業者がその表記を理解するであろう意味として意図される(例えば、「A、B、又はCのうちの少なくとも1つを有するシステム」は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、A及びBを一緒に、A及びCを一緒に、B及びCを一緒に、並びに/又は、A、B、及びCを一緒に、有するシステムを含み、ただしこれらに限定されない)。明細書、特許請求の範囲、又は図面のいずれにおいても、2つ以上の代替的な用語を提示する実質的に任意の離接的な語及び/又は句は、用語の一方、用語のいずれか、又は両方の用語を含む可能性を企図するものと理解されるべきであることが、当業者には更に理解されるであろう。例えば、「A又はB」という句は、「A」若しくは「B」又は「A及びB」の可能性を含むものと理解されたい。更に、本明細書で使用される、複数の項目のリスト及び/又は複数の項目のカテゴリのリストが後ろに続く用語「~のいずれか」は、項目及び/又は項目のカテゴリの、「のいずれか」、「の任意の組み合わせ」、「の任意の複数」、及び/又は「の任意の複数の組み合わせ」を、個別に、又は他の項目及び/又は他の項目のカテゴリとの組み合わせにおいて、含むことを意図している。更に、本明細書で使用される場合、「セット/組」又は「グループ/群」という用語は、ゼロを含む任意の数の項目を含むことが意図される。追加的に、本明細書で使用される、用語「数」は、ゼロを含む任意の数を含むことを意図している。
加えて、本開示の特徴又は態様がMarkush群の観点から説明されている場合、当業者には、本開示がそれによってMarkush群の任意の個々のメンバー又はメンバーのサブグループの観点からも説明されることが認識されるであろう。
当業者には理解されるように、書面による説明を提供するという観点など、あらゆる目的のために、本明細書に開示される全ての範囲は、その任意の可能な部分範囲及び部分範囲の組み合わせも包含している。任意の列挙された範囲は、同じ範囲が、少なくとも等しい2分の1、3分の1、4分の1、5分の1、10分の1などに分解されることを十分に説明して可能にするものとして、容易に認識することができる。非限定的な例として、本明細書で考察される各範囲は、下位3分の1、中央の3分の1、及び上位3分の1などに容易に分解され得る。また、当業者には理解されるように、「まで」、「少なくとも」、「より大きい」、「より小さい」などの全ての言葉は、言及された数を含み、かつ、上で考察されたように更に部分範囲に分解され得る範囲を意味する。最後に、当業者には理解されるように、範囲は個々の各要素を含む。したがって、例えば、1~3個のセルを有するグループは、1個、2個、又は3個のセルを有するグループを指す。同様に、1~5個のセルを有するグループは、1個、2個、3個、4個、又は5個のセルを有するグループを指し、以下同様である。
更に、特許請求の範囲は、特にそのように記載されない限り、提供された順序又は提供された要素に限定されるものとして読まれるべきではない。加えて、いかなる特許請求項においても、「ための手段」という用語の使用は、米国特許法第112条、第6項、又はミーンズプラスファンクションの特許請求項形式に訴えることを意図しており、「ための手段」という用語を有さないいかなる特許請求項もそのようには意図されていない。
ソフトウェアと関連するプロセッサを使用して、無線送受信ユニット(WTRU)、ユーザ機器(UE)、端末、基地局、モビリティ管理エンティティ(MME)若しくは進化型パケットコア(Evolved Packet Core、EPC)、又は任意のホストコンピュータで使用するための、無線周波数トランシーバを実装し得る。WTRUは、例えば、ソフトウェア無線(Software Defined Radio、SDR)などのハードウェア及び/又はソフトウェアに実装されたモジュールと併せて使用されてもよく、また、カメラ、ビデオカメラモジュール、テレビ電話、スピーカ電話、振動デバイス、スピーカ、マイクロフォン、テレビトランシーバ、ハンズフリー式ヘッドセット、キーボード、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)ラジオユニット、近距離無線通信(Near Field Communication、NFC)モジュール、LCDディスプレイユニット、有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザ、及び/又は無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)又は超広帯域(Ultra Wide Band、UWB)モジュールなどの他のコンポーネントに実装されてもよい。
本発明は、通信システムに関して説明されてきたが、システムは、マイクロプロセッサ/汎用コンピュータ(図示せず)上のソフトウェアに実装され得ることが企図される。特定の実施形態では、様々なコンポーネントの機能のうちの1つ以上は、汎用コンピュータを制御するソフトウェアに実装され得る。
加えて、本発明は、特定の実施形態を参照して本明細書に例示及び説明されるが、本発明は、示された詳細に限定されることを意図していない。むしろ、特許請求の範囲の範囲及びその均等物の範囲内において、しかも本発明から逸脱することなく、詳細に様々な修正を行うことができる。
本開示を通して、当業者は、ある特定の代表的な実施形態が、代替的又は他の代表的な実施形態と組み合わせて使用され得ることを理解する。

Claims (20)

  1. 無線送信/受信ユニット(WTRU)によって実行される方法であって、前記方法は、
    送信及び受信(xTyR)アンテナ構成のセット内の少なくとも1つのxTyRアンテナ構成についてのサウンディング基準信号(SRS)電力不均衡の存在を示す情報を送信することと、
    SRS電力不均衡情報を報告する要求を受信することと、
    前記少なくとも1つのxTyRアンテナ構成と関連付けられた少なくとも1つのSRSリソースセットについて、(i)前記少なくとも1つのSRSリソースセット内の1つ以上の被影響SRSリソースと、(ii)前記1つ以上の被影響SRSリソースについての1つ以上の電力不均衡値と、を示す前記SRS電力不均衡情報を送信することと、を含む、方法。
  2. 前記示されたSRS電力不均衡の存在が、前記1つ以上の被影響SRSリソースにおいて送信されるSRSが公称電力よりも低い電力で送信されることを示す、請求項1に記載の方法。
  3. 前記SRS電力不均衡情報が、前記少なくとも1つのSRSリソースセットと関連付けられた前記少なくとも1つのxTyRアンテナ構成を更に示す、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記SRS電力不均衡情報が、前記少なくとも1つのSRSリソースセットと関連付けられた帯域幅部分(BWP)を更に示す、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記少なくとも1つのxTyRアンテナ構成と関連付けられた前記少なくとも1つのSRSリソースセットを示す構成情報を受信することを更に含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記SRS電力不均衡情報が、前記少なくとも1つのSRSリソースセット内の前記1つ以上の被影響SRSリソースを示すビットマップを含む、請求項1~5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記1つ以上の被影響SRSリソースについての前記1つ以上の電力不均衡値が、各被影響SRSリソースについての値を含む、請求項1~6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記1つ以上の電力不均衡値が、全ての前記被影響SRSリソースについての値を含む、請求項1~6のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記1つ以上の電力不均衡値が、所定の値のセットから選択された1つ以上の値に対応する、請求項1~8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記少なくとも1つのxTyRアンテナ構成が、前記少なくとも1つのSRSリソースセットのSRSリソースのサブセットと関連付けられた送信(Tx)チェーンのコヒーレントグループを含む、請求項1~9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記SRSリソースのサブセットと関連付けられた前記Txチェーンのコヒーレントグループを使用して、前記SRSリソースのサブセット内の少なくとも1つのSRSを送信することを更に含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記xTyRアンテナ構成のセットについてのTxチェーンのコヒーレントグループの数を示すコヒーレンス情報を送信することを更に含む、請求項10又は11に記載の方法。
  13. 前記少なくとも1つのSRSリソースセットが、3つのSRSリソースを含み、各SRSリソースが、2つのSRSポートを含む、請求項1~12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記少なくとも1つのSRSリソースセットと関連付けられた前記少なくとも1つのxTyRアンテナ構成に従って、それぞれ第1、第2、及び第3のペアのアンテナポートから、第1、第2、及び第3のSRSを、それぞれ、前記少なくとも1つのSRSリソースセットの第1、第2、及び第3のSRSリソースにおいて順次送信することを更に含む、請求項1~13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記第1のSRS及び前記第3のSRSが、第1のペアのTxチェーンを使用して送信され、前記第2のSRSが、第2のペアのTxチェーンを使用して送信される、請求項14に記載の方法。
  16. 前記第2のSRSが、前記第2のペアのアンテナポートからの前記第2のペアのTxチェーンを使用して送信される間に、前記第1のペアのTxチェーンが、前記第3のペアのアンテナポートから前記第1のペアのアンテナポートに切り替えられる、請求項15に記載の方法。
  17. 前記第1のSRS及び前記第2のSRSが、それらの間にいかなるガード時間もなしに順次送信される、請求項14~16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記第2のSRS及び前記第3のSRSが、それらの間にいかなるガード時間もなしに順次送信される、請求項14~17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記第2のペアのTxチェーン上で進行中のSRS送信中に、前記第1のペアのTxチェーンのためのアンテナ切り替えを実行する能力を示す能力情報を送信することを更に含む、請求項15~18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 請求項1~19のいずれか一項に記載の方法を行うように構成された送信機、受信機、プロセッサ及びメモリのうちのいずれかを含む、回路を備える装置。
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