JP2024504633A - ネットワークデバイス、端末デバイス、およびそれらにおける方法 - Google Patents

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Abstract

本開示は、ネットワークデバイスにおける方法(100)を提供する。本方法(100)は、送信ブロック(TB)を送信するための端末デバイスのための設定を決定すること(s110)であって、設定は、少なくとも、単一のTBが2つ以上のスロットにわたって送信可能とされる送信モードを指示する、端末デバイスのための設定を決定すること(s110)と、設定を端末デバイスに送信すること(s120)と、設定に従って端末デバイスから送信されるTBを受信すること(s130)とを含む。【選択図】図1

Description

本開示は、無線通信に関し、より詳細には、複数のスロットにわたる送信ブロック送信のためのネットワークデバイス、端末デバイス、およびそれらにおける方法に関する。
NR Rel-15および16では、トランスポートブロック(TB)サイズは、ある数の物理リソースブロック(PRB)と、14以下の数のOFDMシンボル、すなわち、時間領域における1つ以下のスロットとをもつ、リソースエレメント(RE)リソースによって決定される。あるULデータレートに達するために、通常、スロット中の複数のPRBが、TB送信のために割り当てられる。
しかしながら、周波数領域におけるリソースを増加させることは、UEが総電力の制限を有することを仮定すれば、各OFDMシンボル上で送信される信号の電力密度をより低くし、したがって、チャネル推定精度をより悪くする。したがって、PUSCH送信の性能を改善するためのオプションは、時間領域におけるリソース、たとえば、時間領域における繰返しを増加させることである。
さらに、時間領域リソースを増加させることに加えて、巡回冗長検査(CRC)のオーバーヘッドを低減し、コーディングレートを低減するために、物理アップリンク共有データチャネル(PUSCH)送信のトランスポートブロックサイズ(TBS)は、複数のスロットに従って決定され得、符号化されたサンプルの異なるバージョンが、複数のスロットにわたるPUSCH送信のために異なるスロットにマッピングされ得る。
本開示の目的は、複数のスロットにわたるTB送信を可能にする、ネットワークデバイス、端末デバイス、およびそれらにおける方法を提供することである。
本開示の第1の態様によれば、ネットワークデバイスにおける方法が提供される。本方法は、送信ブロック(TB)を送信するための端末デバイスのための設定を決定することであって、設定は、少なくとも、単一のTBが2つ以上のスロットにわたって送信可能とされる送信モードを指示する、端末デバイスのための設定を決定することと、設定を端末デバイスに送信することと、設定に従って端末デバイスから送信されるTBを受信することとを含み得る。
一実施形態では、設定は、タイプA複数のスロットにわたるTB(type A TBoMS(TB over Multiple Slots))送信を指示し、ある数のスロットの各々中の同じ位置にあるシンボルが、TBを送信するために設定される。
一実施形態では、設定は、設定中でタイプA TBoMS送信が指示されるとき、パラメータS、L、およびNを含んでおり、ここで、Sが、第1のスロットの開始に関する開始シンボルを指示し、Lが、各スロット中の隣接するシンボルの数を指示し、Nがスロットの数を指示する。
一実施形態では、第1のスロットから開始するN個のスロットのグループが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用され、グループの各スロットが、Sによって指示されるシンボルから開始する少なくともL個の隣接する利用可能なシンボルを有し、グループの各スロット中のSによって指示されるシンボルから開始するL個の隣接する利用可能なシンボルが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用される。
一実施形態では、設定は、各スロット中のSによって指示されるシンボルから開始する隣接する利用可能なシンボルの最小数を指示するパラメータX1をさらに含んでおり、グループ中に含まれず、Sによって指示されるシンボルから開始するX1個以上の隣接する利用可能なシンボルを有する、グループの最後のスロットより前のスロット中の利用可能なシンボルが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用される。
一実施形態では、グループ中に含まれず、X1個以上の隣接する利用可能なシンボルを有する、グループの最後のスロットより前のスロット中のSによって指示されるシンボルから開始する利用可能なシンボルが、グループの特定のスロット中のシンボルのシンボルごとの繰返しである。
一実施形態では、設定は、タイプB TBoMS送信を指示し、2つ以上のスロットにわたるシンボルの数が、TBを送信するために設定される。
一実施形態では、タイプB TBoMS送信は、スロットベースのタイプB TBoMS送信およびシンボルベースのタイプB TBoMS送信のうちの少なくとも1つを備える。
一実施形態では、設定は、設定中でスロットベースのタイプB TBoMS送信が指示されるとき、パラメータSおよびNを含んでおり、ここで、Sが、第1のスロットの開始に関する開始シンボルを指示し、Nがスロットの数を指示する。
一実施形態では、設定は、設定中でシンボルベースのタイプB TBoMS送信が指示されるとき、パラメータSおよびLを含んでおり、ここで、Sが、第1のスロットの開始に関する開始シンボルを指示し、Lがシンボルの数を指示する。
一実施形態では、設定は、
- スロット内周波数ホッピング、
- スロット間周波数ホッピング、または
- バンドル間周波数ホッピング
のうちの1つまたは複数を含む、サポートされる周波数ホッピングをさらに指示する。
一実施形態では、TBを送信する際に使用されるスロットは、あらかじめ規定された数のバンドルを形成し、各バンドルが、同じ周波数ホッピングを使用する。
一実施形態では、設定は、周波数ホッピングが、所定の数よりも少ない隣接する利用可能なシンボルを伴うTBを送信する際に使用されるスロットのいずれかについて適用されるかどうかをさらに指示する。
一実施形態では、設定が、周波数ホッピングが無効化されることを指示する場合、端末デバイスはN個のスロットにわたって物理リソースブロック(PRB)の同じセットを使用し、設定が、周波数ホッピングが有効化されることを指示する場合、PRBの数は、N個のスロットにわたって同じである。
一実施形態では、パラメータNは、
- Nが、新しいダウンリンク制御情報(DCI)フィールドによってシグナリングされる、
- Nが、時間領域リソース割り振り(TDRA)表に追加され、DCIにおいてTDRAフィールドと結合符号化される、または
- Nが、無線リソース制御(RRC)設定される
のうちの1つまたは複数により指示される。
一実施形態では、TBの送信は、動的グラントまたは設定されたグラントでスケジュールされる。
一実施形態では、動的SFIが設定されないとき、TBを送信するために設定されたスロット中の半静的フレキシブルシンボルが利用可能なシンボルであるかどうかが、RRC/DCI設定されるかまたはあらかじめ決定される。
一実施形態では、設定は、各スロット中の隣接する利用可能なシンボルの最小数を指示するパラメータX1をさらに含んでおり、第1のスロットに続くK-1個のスロットの中のスロットであって、X1個よりも少ない隣接する利用可能なシンボルを有する、スロットの利用可能なシンボルが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用されない。
一実施形態では、第1のスロットから開始するN個のスロットのグループが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用され、第1のスロット以外のグループの各スロットが、少なくとも14個の利用可能なシンボルを有する。
一実施形態では、設定は、各スロット中の隣接する利用可能なシンボルの最小数を指示するパラメータX1をさらに含んでおり、第1のスロットから開始するN個のスロットのグループが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用され、第1のスロット以外のグループの各スロットが、X1個以上の隣接する利用可能なシンボルを有する。
一実施形態では、Sによって指示されるシンボルから開始するL個のシンボルのうちの利用可能なシンボルが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用される。
一実施形態では、設定は、各スロット中の利用可能なシンボルの最小数を指示するパラメータX1をさらに含んでおり、X1個よりも少ない利用可能なシンボルをもつL個のシンボルによってカバーされるスロットが、TBを送信する際に使用されない。
一実施形態では、Sによって指示されるシンボルから開始するL個の利用可能なシンボルが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用される。
一実施形態では、設定は、各スロット中の利用可能なシンボルの最小数を指示するパラメータX1をさらに含んでおり、X1個よりも少ない利用可能なシンボルをもつL個の利用可能なシンボルによってカバーされるスロットが、L個の利用可能なシンボルのためにカウントされず、TBを送信する際に使用されない。
一実施形態では、第1のスロットの後のスロットであって、TBを送信する際に使用されない、スロット中の利用可能なシンボルが、TBを送信する際に使用される特定のスロット中のシンボルのシンボルごとの繰返しである。
一実施形態では、設定は、物理アップリンク共有データチャネル(PUSCH)マッピングタイプをさらに含んでいる。
一実施形態では、PUSCHマッピングタイプは、少なくともPUSCHマッピングタイプAおよびPUSCHマッピングタイプBを備え、PUSCHマッピングタイプAまたはPUSCHマッピングタイプBは、タイプA TBoMS送信のために設定される。
一実施形態では、タイプA TBoMS送信が設定中で指示されるとき、端末デバイスは、TBを送信する際に使用される、L個よりも少ない隣接する利用可能なシンボルを有するスロットのためにPUSCHマッピングタイプBを使用する。
一実施形態では、タイプA TBoMS送信が設定中で指示され、TBを送信する際に使用されるスロットが、少なくとも4つの利用可能なシンボルを有するとき、端末デバイスは、TBを送信するためにPUSCHマッピングタイプAを使用し、各スロット中の復調用参照信号(DMRS)位置が、PUSCHマッピングタイプAにおいて規定されるパラメータSに関して規定される。
一実施形態では、タイプA TBoMS送信が設定中で指示され、第1のスロットから開始するN個のスロットは、N個のスロットのうちのスロットがL個の利用可能なシンボルを有するかどうかにかかわらず、TBを送信する際に使用されるとき、端末デバイスは、TBを送信する際に使用される、4つよりも少ない隣接する利用可能なシンボルを有するスロットのためにPUSCHマッピングタイプAを使用し、端末デバイスは、別々に設定されたDMRS設定を使用する。
一実施形態では、PUSCHマッピングタイプBは、タイプB TBoMS送信のために設定され、各スロット中の復調用参照信号(DMRS)位置が、スロット中の隣接する利用可能なシンボルの数に依存する。
一実施形態では、シンボルベースのタイプB TBoMS送信のためのPUSCHマッピングタイプBにおいて規定されるパラメータLは、ノーマルサイクリックプレフィックス(CP)の場合、14よりも大きく、または拡張CPの場合、12よりも大きい。
一実施形態では、動的スロットフォーマット指示(SFI)が設定され、TBの送信が、動的グラントでスケジュールされるとき、TBを送信するために設定されたスロット中の動的ダウンリンクシンボルが、利用不可能なシンボルと見なされる。
一実施形態では、動的SFIが設定され、TBの送信が、設定されたグラントでスケジュールされるとき、TBを送信するために設定されたスロット中の半静的フレキシブルシンボルが利用可能なシンボルであるかどうかが、RRC/DCI設定されるかまたはあらかじめ決定される。
一実施形態では、単一の巡回冗長検査(CRC)がTBのために送信される。
本開示の第2の態様によれば、ネットワークデバイスが提供される。端末デバイスは、トランシーバと、プロセッサと、メモリとを含み得る。メモリは、プロセッサによって実行可能な命令を含んでおり、それにより、ネットワークデバイスは、上記の第1の態様による方法を実施するように動作可能である。
本開示の第3の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラム命令を記憶している。コンピュータプログラム命令は、ネットワークデバイス中のプロセッサによって実行されたとき、ネットワークデバイスに、上記の第1の態様による方法を実施させる。
本開示の第4の態様によれば、端末デバイスにおける方法が提供される。本方法は、ネットワークデバイスから、送信ブロック(TB)を送信するための設定を取得することであって、設定は、少なくとも、単一のTBが2つ以上のスロットにわたって送信可能とされる送信モードを指示する、送信ブロック(TB)を送信するための設定を取得することと、設定に従ってTBを送信するためのリソースを決定することと、決定されたリソースにわたってネットワークデバイスにTBを送信することとを含み得る。
一実施形態では、設定は、タイプA複数のスロットにわたるTB(TBoMS)送信を指示し、ある数のスロットの各々中の同じ位置にあるシンボルが、TBを送信するために設定される。
一実施形態では、設定は、設定中でタイプA TBoMS送信が指示されるとき、パラメータS、L、およびNを含んでおり、ここで、Sが、スロットの開始に関する開始シンボルを指示し、Lが、各スロット中の隣接するシンボルの数を指示し、Nがスロットの数を指示する。
一実施形態では、第1のスロットから開始するN個のスロットのグループが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用され、グループの各スロットが、Sによって指示されるシンボルから開始する少なくともL個の隣接する利用可能なシンボルを有し、グループの各スロット中のSによって指示されるシンボルから開始するL個の隣接する利用可能なシンボルが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用される。
一実施形態では、設定は、各スロット中のSによって指示されるシンボルから開始する隣接する利用可能なシンボルの最小数を指示するパラメータX1をさらに含んでおり、グループ中に含まれず、Sによって指示されるシンボルから開始するX1個以上の隣接する利用可能なシンボルを有する、グループの最後のスロットより前のスロット中の利用可能なシンボルが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用される。
一実施形態では、グループ中に含まれず、X1個以上の隣接する利用可能なシンボルを有する、グループの最後のスロットより前のスロット中のSによって指示されるシンボルから開始する利用可能なシンボルが、グループの特定のスロット中のシンボルのシンボルごとの繰返しである。
一実施形態では、設定は、タイプB TBoMS送信を指示し、2つ以上のスロットにわたるシンボルの数が、TBを送信するために設定される。
一実施形態では、タイプB TBoMS送信は、スロットベースのタイプB TBoMS送信およびシンボルベースのタイプB TBoMS送信のうちの少なくとも1つを備える。
一実施形態では、設定は、設定中でスロットベースのタイプB TBoMS送信が指示されるとき、パラメータSおよびNを含んでおり、ここで、Sが、第1のスロットの開始に関する開始シンボルを指示し、Nがスロットの数を指示する。
一実施形態では、設定は、設定中でシンボルベースのタイプB TBoMS送信が指示されるとき、パラメータSおよびLを含んでおり、ここで、Sが、第1のスロットの開始に関する開始シンボルを指示し、Lがシンボルの数を指示する。
一実施形態では、設定は、
- スロット内周波数ホッピング、
- スロット間周波数ホッピング、または
- バンドル間周波数ホッピング
のうちの1つまたは複数を含む、サポートされる周波数ホッピングをさらに指示する。
一実施形態では、TBを送信する際に使用されるスロットは、あらかじめ規定された数のバンドルを形成し、各バンドルが、同じ周波数ホッピングを使用する。
一実施形態では、設定は、周波数ホッピングが、所定の数よりも少ない隣接する利用可能なシンボルを伴うTBを送信する際に使用されるスロットのいずれかについて適用されるかどうかをさらに指示する。
一実施形態では、設定が、周波数ホッピングが無効化されることを指示する場合、端末デバイスはN個のスロットにわたって物理リソースブロック(PRB)の同じセットを使用し、設定が、周波数ホッピングが有効化されることを指示する場合、PRBの数は、N個のスロットにわたって同じである。
一実施形態では、パラメータNは、
- Nが、新しいダウンリンク制御情報(DCI)フィールドによってシグナリングされる、
- Nが、時間領域リソース割り振り(TDRA)表に追加され、DCIにおいてTDRAフィールドと結合符号化される、または
- Nが、無線リソース制御(RRC)設定される
のうちの1つまたは複数により指示される。
一実施形態では、TBの送信は、動的グラントまたは設定されたグラントでスケジュールされる。
一実施形態では、動的SFIが設定され、TBの送信が、設定されたグラントでスケジュールされるとき、TBを送信するために設定されたスロット中の半静的フレキシブルシンボルが利用可能なシンボルであるかどうかが、RRC/DCI設定されるかまたはあらかじめ決定される。
一実施形態では、設定は、各スロット中の隣接する利用可能なシンボルの最小数を指示するパラメータX1をさらに含んでおり、第1のスロットに続くK-1個のスロットの中のスロットであって、X1個よりも少ない隣接する利用可能なシンボルを有する、スロットの利用可能なシンボルが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用されない。
一実施形態では、第1のスロットから開始するN個のスロットのグループが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用され、第1のスロット以外のグループの各スロットが、少なくとも14個の利用可能なシンボルを有する。
一実施形態では、設定は、各スロット中の隣接する利用可能なシンボルの最小数を指示するパラメータX1をさらに含んでおり、第1のスロットから開始するN個のスロットのグループが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用され、第1のスロット以外のグループの各スロットが、X1個以上の隣接する利用可能なシンボルを有する。
一実施形態では、Sによって指示されるシンボルから開始するL個のシンボルのうちの利用可能なシンボルが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用される。
一実施形態では、設定は、各スロット中の利用可能なシンボルの最小数を指示するパラメータX1をさらに含んでおり、X1個よりも少ない利用可能なシンボルをもつL個のシンボルによってカバーされるスロットが、TBを送信する際に使用されない。
一実施形態では、Sによって指示されるシンボルから開始するL個の利用可能なシンボルが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用される。
一実施形態では、設定は、各スロット中の利用可能なシンボルの最小数を指示するパラメータX1をさらに含んでおり、X1個よりも少ない利用可能なシンボルをもつL個の利用可能なシンボルによってカバーされるスロットが、L個の利用可能なシンボルのためにカウントされず、TBを送信する際に使用されない。
一実施形態では、第1のスロットの後のスロットであって、TBを送信する際に使用されない、スロット中の利用可能なシンボルが、TBを送信する際に使用される特定のスロット中のシンボルのシンボルごとの繰返しである。
一実施形態では、設定は、物理アップリンク共有データチャネル(PUSCH)マッピングタイプをさらに含んでいる。
一実施形態では、PUSCHマッピングタイプは、少なくともPUSCHマッピングタイプAおよびPUSCHマッピングタイプBを備え、PUSCHマッピングタイプAまたはPUSCHマッピングタイプBは、タイプA TBoMS送信のために設定される。
一実施形態では、タイプA TBoMS送信が設定中で指示されるとき、端末デバイスは、TBを送信する際に使用される、L個よりも少ない隣接する利用可能なシンボルを有するスロットのためにPUSCHマッピングタイプBを使用する。
一実施形態では、タイプA TBoMS送信が設定中で指示され、TBを送信する際に使用されるスロットが、少なくとも4つの利用可能なシンボルを有するとき、端末デバイスは、TBを送信するためにPUSCHマッピングタイプAを使用し、各スロット中の復調用参照信号(DMRS)位置が、PUSCHマッピングタイプAにおいて規定されるパラメータSに関して規定される。
一実施形態では、タイプA TBoMS送信が設定中で指示され、第1のスロットから開始するN個のスロットは、N個のスロットのうちのスロットがL個の利用可能なシンボルを有するかどうかにかかわらず、TBを送信する際に使用されるとき、端末デバイスは、TBを送信する際に使用される、4つよりも少ない隣接する利用可能なシンボルを有するスロットのためにPUSCHマッピングタイプAを使用し、端末デバイスは、別々に設定されたDMRS設定を使用する。
一実施形態では、PUSCHマッピングタイプBは、タイプB TBoMS送信のために設定され、各スロット中の復調用参照信号(DMRS)位置が、スロット中の隣接する利用可能なシンボルの数に依存する。
一実施形態では、シンボルベースのタイプB TBoMS送信のためのPUSCHマッピングタイプBにおいて規定されるパラメータLは、ノーマルサイクリックプレフィックス(CP)の場合、14よりも大きく、または拡張CPの場合、12よりも大きい。
一実施形態では、動的スロットフォーマット指示(SFI)が設定され、TBの送信が、動的グラントでスケジュールされるとき、TBを送信するために設定されたスロット中の動的ダウンリンクシンボルが、利用不可能なシンボルと見なされる。
一実施形態では、動的SFIが設定されないとき、TBを送信するために設定されたスロット中の半静的フレキシブルシンボルが利用可能なシンボルであるかどうかが、RRC/DCI設定されるかまたはあらかじめ決定される。
一実施形態では、単一の巡回冗長検査(CRC)がTBのために送信される。
本開示の第5の態様によれば、端末デバイスが提供される。端末デバイスは、トランシーバと、プロセッサと、メモリとを含み得る。メモリは、プロセッサによって実行可能な命令を含んでおり、それにより、端末デバイスは、上記の第4の態様による方法を実施するように動作可能である。
本開示の第6の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラム命令を記憶している。コンピュータプログラム命令は、端末デバイス中のプロセッサによって実行されたとき、端末デバイスに、上記の第4の態様による方法を実施させる。
本開示の実施形態では、単一のTBが、複数のスロットにわたって送信され得る。したがって、PUSCH送信の性能は拡張される。
上記および他の目的、特徴および利点は、図を参照する実施形態の以下の説明からより明らかになろう。
本開示の一実施形態による、ネットワークデバイスにおける方法を示すフローチャートである。 本開示の一実施形態による、端末デバイスにおける方法を示すフローチャートである。 本開示の別の実施形態による、ネットワークデバイスのブロック図である。 本開示の別の実施形態による、ネットワークデバイスのブロック図である。 本開示の一実施形態による、端末デバイスのブロック図である。 本開示の別の実施形態による、端末デバイスのブロック図である。 本開示の一実施形態による、タイプAマルチスロットTB送信の一例を示す図である。 本開示の一実施形態による、タイプAマルチスロットTB送信の別の例を示す図である。 本開示の一実施形態による、スロットベースのタイプBマルチスロットTB送信の一例を示す図である。 中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された通信ネットワークを概略的に示す図である。 部分的無線接続上でホストコンピュータが基地局を介してユーザ機器と通信することの一般化されたブロック図である。 ホストコンピュータと基地局とユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。 ホストコンピュータと基地局とユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。 ホストコンピュータと基地局とユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。 ホストコンピュータと基地局とユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。
本明細書で使用される「無線通信ネットワーク」という用語は、NR、LTEアドバンスト(LTE-A)、LTE、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)、高速パケットアクセス(HSPA)など、任意の好適な通信規格に従うネットワークを指す。さらに、無線通信ネットワークにおける端末デバイスとネットワークデバイスとの間の通信は、限定はしないが、汎欧州デジタル移動電話方式(GSM)、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)、Long Term Evolution(LTE)、および/または他の好適な1G(第1世代)、2G(第2世代)、2.5G、2.75G、3G(第3世代)、4G(第4世代)、4.5G、5G(第5世代)通信プロトコル、IEEE802.11規格などの無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)規格を含む、任意の好適な世代の通信プロトコル、ならびに/あるいはマイクロ波アクセスのための世界的相互運用性(WiMAX)、Bluetooth、および/またはZigbee規格などの任意の他の適切な無線通信規格、ならびに/あるいは現在知られているかまたは将来において開発されることになるかのいずれかの任意の他のプロトコルに従って実施され得る。
「ネットワークノード」または「ネットワークデバイス」という用語は、無線通信ネットワークにおけるデバイスを指し、それを介して、端末デバイスが無線通信ネットワークにアクセスし、無線通信ネットワークからサービスを受信する。ネットワークノードまたはネットワークデバイスは、無線通信ネットワークにおける基地局(BS)、アクセスポイント(AP)、または任意の他の好適なデバイスを指す。BSは、たとえば、ノードB(ノードBまたはNB)、エボルブドノードB(eノードBまたはeNB)、またはgNB、リモートラジオユニット(RRU)、無線ヘッダ(RH)、リモート無線ヘッド(RRH)、リレー、フェムト、ピコなどの低電力ノードなどであり得る。ネットワークデバイスのまたさらなる例は、マルチスタンダード無線(MSR)BSなどのMSR無線機器、無線ネットワークコントローラ(RNC)または基地局コントローラ(BSC)などのネットワークコントローラ、基地トランシーバ局(BTS)、送信ポイント、送信ノードを含み得る。しかしながら、より一般的には、ネットワークデバイスは、無線通信ネットワークへの端末デバイスアクセスを可能にし、および/または提供し、あるいは、無線通信ネットワークにアクセスした端末デバイスに何らかのサービスを提供することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能な任意の好適なデバイス(またはデバイスのグループ)を表し得る。
「端末デバイス」という用語は、無線通信ネットワークにアクセスし、無線通信ネットワークからサービスを受信することができる、任意のエンドデバイスを指す。限定ではなく例として、端末デバイスは、モバイル端末、ユーザ機器(UE)、または他の好適なデバイスを指す。UEは、たとえば、加入者局(SS)、ポータブル加入者局、移動局(MS)、またはアクセス端末(AT)であり得る。端末デバイスは、限定はしないが、ポータブルコンピュータ、デスクトップコンピュータ、デジタルカメラなどの画像キャプチャ端末デバイス、ゲーミング端末デバイス、音楽記憶および再生器具、モバイルフォン、セルラフォン、スマートフォン、ボイスオーバーIP(VoIP)フォン、無線ローカルループ電話、タブレット、携帯情報端末(PDA)、ウェアラブル端末デバイス、車載無線端末デバイス、無線エンドポイント、移動局、ラップトップ組込み機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、USBドングル、スマートデバイス、無線顧客構内機器(CPE)などを含み得る。以下の説明では、「端末デバイス」、「端末」、「ユーザ機器」および「UE」という用語は、互換的に使用され得る。一例として、端末デバイスは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)のGSM、UMTS、LTE、および/または5G規格など、3GPPによって公表された1つまたは複数の通信規格による通信のために設定されたUEを表し得る。本明細書で使用される「ユーザ機器」または「UE」は、必ずしも、関連のあるデバイスを所有し、および/または動作させる人間のユーザという意味における「ユーザ」を有するとは限らない。いくつかの実施形態では、端末デバイスは、直接人間対話なしに情報を送信および/または受信するように設定され得る。たとえば、端末デバイスは、内部または外部イベントによってトリガされたとき、あるいは、無線通信ネットワークからの要求に応答して、所定のスケジュールでネットワークに情報を送信するように設計され得る。代わりに、UEは、人間のユーザへの販売、または人間のユーザによる動作を意図されるが、特定の人間のユーザに初めに関連しないことがあるデバイスを表し得る。
端末デバイスは、たとえば、サイドリンク通信のための3GPP規格を実装することによって、D2D(device-to-device)通信をサポートし得、この場合、D2D通信デバイスと呼ばれることがある。
また別の例として、モノのインターネット(IOT)シナリオでは、端末デバイスは、監視および/または測定を実施し、そのような監視および/または測定の結果を別の端末デバイスおよび/またはネットワーク機器に送信する、マシンまたは他のデバイスを表し得る。端末デバイスは、この場合、マシンツーマシン(M2M)デバイスであり得、M2Mデバイスは、3GPPコンテキストではマシン型通信(MTC)デバイスと呼ばれることがある。1つの特定の例として、端末デバイスは、3GPP狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)規格を実装するUEであり得る。そのようなマシンまたはデバイスの具体的な例は、センサー、電力計などの計量デバイス、産業用機械類、あるいは家庭用または個人用電気器具、たとえば、冷蔵庫、テレビジョン、時計などの個人用ウェアラブルなどである。他のシナリオでは、端末デバイスは車両または他の機器を表し得、車両または他の機器は、その動作ステータスを監視することおよび/またはその動作ステータスに関して報告すること、あるいはその動作に関連する他の機能が可能である。
本明細書で使用されるダウンリンク送信は、ネットワークデバイスから端末デバイスへの送信を指し、アップリンク送信は、反対方向における送信を指す。
「一実施形態(one embodiment)」、「一実施形態(an embodiment)」、「例示的な実施形態」などへの本明細書における言及は、説明される実施形態が、特定の特徴、構造、または特性を含み得ることを指示するが、あらゆる実施形態が、必ずしも、特定の特徴、構造、または特性を含むとは限らない。その上、そのような句は必ずしも同じ実施形態を指しているとは限らない。さらに、特定の特徴、構造、または特性が実施形態に関して説明されるとき、明示的に説明されるか否かにかかわらず、他の実施形態に関するそのような特徴、構造、または特性に影響を及ぼすことは当業者の知識内にあることが具申される。
様々なエレメントについて説明するために、「第1の」および「第2の」などの用語が本明細書で使用され得るが、これらのエレメントは、これらの用語によって限定されるべきでないことを理解されよう。これらの用語は、あるエレメントを別のエレメントと区別するために使用されるにすぎない。たとえば、例示的な実施形態の範囲から逸脱することなく、第1のエレメントは第2のエレメントと呼ばれることがあり、同様に、第2のエレメントは第1のエレメントと呼ばれることがある。本明細書で使用される「および/または」という用語は、関連する列挙された用語のうちの1つまたは複数のいずれかのおよびすべての組合せを含む。
本明細書で使用される専門用語は、特定の実施形態を説明するためのものにすぎず、例示的な実施形態を限定するものではない。本明細書で使用される単数形「a」、「an」および「the」は、コンテキストが別段に明確に指示するのでなければ、複数形をも含むものとする。本明細書で使用される「備える、含む(comprises)」、「備える、含む(comprising)」、「有する(has)」、「有する(having)」、「含む(includes)」および/または「含む(including)」という用語は、述べられた特徴、エレメント、および/または構成要素などの存在を指定するが、1つまたは複数の他の特徴、エレメント、構成要素および/またはそれらの組合せの存在または追加を排除しないことをさらに理解されよう。
以下の説明および特許請求の範囲において、別段に規定されていない限り、本明細書で使用されるすべての技術用語および科学用語は、本開示が属する技術の当業者によって通常理解されるものと同じ意味を有する。
1.1 NR Rel-15およびRel-16におけるPUSCH繰返し
1.1.1 NR Rel-15
物理ダウンリンク共有データチャネル(PUSCH)のためのスロットアグリゲーションが、Rel-15においてサポートされ、Rel-16においてPUSCH繰返しタイプAにリネームされた。「PUSCH繰返しタイプA」という名前は、単一の繰返しのみがあり、すなわち、スロットアグリゲーションがない場合でも、使用される。Rel.15では、ダウンリンク(DL)シンボルと重複するPUSCH送信は、送信されない。
> DCIのグラントされたマルチスロット送信(PDSCH/PUSCH)対半静的DL/UL割り振りについて
- スロットの半静的DL/UL割り振り設定が、スケジュールされたPDSCH/PUSCHの割り振られたシンボルとの方向衝突を有しない場合、そのスロット中のPDSCH/PUSCHは受信/送信される
- スロットの半静的DL/UL割り振り設定が、スケジュールされたPDSCH/PUSCHの割り振られたシンボルとの方向衝突を有する場合、そのスロット中のPDSCH/PUSCH送信は受信/送信されない、すなわち、有効繰返し数は減少する
Rel.15では、繰返し数は、RRCパラメータpusch-AggregationFactorによって半静的に設定される。多くとも8回の繰返しがサポートされる。
pusch-AggregationFactor ENUMERATED{n2,n4,n8}
1.1.2 NR Rel-16
Rel-16において新しい繰返しフォーマットPUSCH繰返しタイプBがサポートされ、このPUSCH繰返しは、PUSCH送信の相次ぐ繰返しを可能にする。2つのタイプ間の最も大きい違いは、PUSCH繰返しタイプAが、各スロット中で単一の繰返しを可能にするにすぎず、各繰返しが、同じ位置にあるシンボルを占有することである。14よりも短いPUSCH長さをもつこのフォーマットを使用することは、繰返し間にギャップをもたらし、全体的レイテンシを増加させる。Rel.15と比較して、他の変更は、繰返し数がどのようにシグナリングされるかである。Rel.15では、繰返し数は半静的に設定され、Rel.16では、繰返し数はDCIにおいて動的に指示され得る。これは、動的グラントと設定されたグラントタイプ2の両方に適用される。
NR R16では、PUSCH繰返しタイプBのための無効なシンボルが、予約済みアップリンク(UL)リソースを含む。無効シンボルパターンインジケータフィールドが、スケジューリングDCIにおいて設定される。セグメンテーションが、半静的TDDパターンおよび無効なシンボルによってDLとして指示されるシンボルの周りで行われる。
DCIフォーマット2_0(すなわち、SFI)を通したTDDパターンの動的指示が設定された場合、セグメンテーション挙動は、動的グラントと設定されたグラントとについて異なる。
動的グラントの場合、UEは、パターンによって指示される半静的DLシンボルと予約済みシンボルとの周りのスケジューリングDCIおよびセグメントを見るにすぎない。
設定されたグラントの場合、セグメンテーションは、予約済みリソースについて半静的DLシンボルおよびパターンに基づくが、いくつかの実際の繰返しが、SFIの受信に基づいてドロップされる。UEがSFIを受信した場合、UEは、動的に指示されるDLまたはフレキシブルシンボルと重複する実際の繰返しをドロップする。UEが、実際の繰返しをカバーするSFIを受信しない場合、UEは、繰返し中のシンボルのいずれかが半静的フレキシブルシンボルである場合、繰返しをドロップする。
繰返し数のシグナリングは、以下で示される。
3GPP TS38.214 v.16.2.0から:
PUSCH繰返しタイプAでは、NDI=1をもつ、C-RNTI、MCS-C-RNTI、またはCS-RNTIでスクランブルされたCRCを伴って、PDCCHにおいてDCIフォーマット0_1または0_2によってスケジュールされたPUSCHを送信するとき、繰返し数Kは、
- numberofrepetitionsがリソース割り当て表中に存在する場合、繰返し数Kはnumberofrepetitionsに等しい、
- そうではなく、UEにpusch-AggregationFactorが設定される場合、繰返し数Kはpusch-AggregationFactorに等しい、
- 他の場合、K=1
として決定される。
3GPP TS38.212 V16.1.0におけるフォーマットDCI0_1:
時間領域リソース割り振り - 0、1、2、3、4、5、または6ビット
- 上位レイヤパラメータUSCH-TimeDomainResourceAllocationList-ForDCIformat0_1が設定されない場合、および上位レイヤパラメータpusch-TimeDomainAllocationListが設定される場合、3GPP TS38.214の節6.1.2.1において規定された0、1、2、3、または4ビット。このフィールドのためのビット幅は
Figure 2024504633000002
ビットとして決定され、ここで、Iは、上位レイヤパラメータpusch-TimeDomainAllocationListまたはpusch-TimeDomainAllocationList-r16中のエントリの数である。
- 上位レイヤパラメータPUSCH-TimeDomainResourceAllocationList-ForDCIformat0_1が設定される場合、3GPP TS38.214の節6.1.2.1において規定された0、1、2、3、4、5または6ビット。このフィールドのためのビット幅は
Figure 2024504633000003
ビットとして決定され、ここで、Iは、上位レイヤパラメータPUSCH-TimeDomainResourceAllocationList-ForDCIformat0_1中のエントリの数である。
- 他の場合、このフィールドのためのビット幅は
Figure 2024504633000004
ビットとして決定され、ここで、Iは、デフォルト表中のエントリの数である。
3GPP TS38.331 V16.1.0から
PUSCH-Config情報エレメント
PUSCH-TimeDomainResourceAllocation情報エレメント
1.2 TDRA
PUSCH送信では、時間領域リソース割り当て(TDRA)は、K、開始シンボルS、連続するシンボルの数L、およびマッピングタイプによって決定される。Kは、どのスロットがPUSCH送信のために使用されるかを指示する。Sが、スケジューリングスロット中のPUSCH送信のための開始シンボルを指示し、Lが、PUSCH送信のための連続するシンボルの長さを指示する。マッピングタイプは、PUSCHのための異なるSとLとの組合せを指示する。
詳細には、UEが、スロット
Figure 2024504633000008
中でPUSCHを送信するものとし、ここで、nが、スケジューリングDCIをもつスロットであり、uPUSCHおよびuPDCCHが、PUSCHおよびPDCCHのためのサブキャリア間隔設定である。SおよびLを表すための2つのやり方がある。第1のやり方では、SおよびLは別々に表される。第2のやり方では、SおよびLは、以下の式を使用して組み合わせられ、SLIVによって表される。
(L-1)≦7の場合、
SLIV=14(L-1)+S
他の場合、
SLIV=14(14-L+1)+(14-1-S)
ここで、0<L≦14-S。マッピングタイプルールは、以下の表に示されている。
Figure 2024504633000009
1.2.1 TDRA中でパラメータを指示する方法
DCIにおけるULグラント、設定されたグラントタイプ1および設定されたタイプ2を含む、PUSCH送信をスケジュールするための3つのケースがある。それらは、TDRA中でパラメータを指示するための異なるやり方を使用する。
パラメータのあるグループが、同時にK、SLIVおよびマッピングタイプの値を指示し、パラメータのグループが、RRCシグナリング中のTDRAリストまたはデフォルトPUSCH TDRA表を構成する。次いで、DCIフィールドにおける時間領域リソース割り振りまたはRRCにおけるtimeDomainAllocationは、TDRAリストのインデックスまたはデフォルトPUSCH TDRA表の行を指示する。
1)(1つまたは複数の)PUSCH送信が、DCI中のULグラントによってスケジュールされるとき、UEは、どのPUSCH TDRA設定が、RNTIおよびPDCCH検索空間に基づいて使用されるかを決定する。以下の表は、それらの間の関係を示す。
表6.1.2.1.1-1:適用可能なPUSCH時間領域リソース割り当て
Figure 2024504633000010
1.1)デフォルトAが適用される場合、TDRAリストは、ノーマルCPおよび拡張CPについて以下の表に示されている。
表6.1.2.1.1-2:ノーマルCPのためのデフォルトPUSCH時間領域リソース割り当てA
Figure 2024504633000011
表6.1.2.1.1-3:拡張CPのためのデフォルトPUSCH時間領域リソース割り当てA
Figure 2024504633000012
ここで、jは、以下の表に示されているPUSCHのヌメロロジーによって決定される。
表6.1.2.1.1-4:値jの規定
Figure 2024504633000013
ノーマルCPおよび拡張CPについてのデフォルト表Aにおいて、異なるTDRAパラメータを指示する16の行がある。PUSCHがDCIフォーマット0_0によってスケジュールされる場合、DCIフィールドにおける(4ビットを含む)時間領域リソース割り振り値mは、デフォルト表の行インデックスm+1を指示する。PUSCHがDCIフォーマット0_1によってスケジュールされ、上位レイヤパラメータが設定されない場合、DCIフィールドにおける(4ビットを含む)時間領域リソース割り振り値mは、デフォルト表の行インデックスm+1を指示する。
1.2)pusch-configCommonが適用される場合、pusch-configCommonは、以下に示されているように、pusch-TimeDomainAllocationListを含んでいる。
pusch-TimeDomainAllocationListは、以下に示されているように、グループTDRAパラメータを含んでいる。
次いで、DCI0_1における時間領域リソース割り振りフィールドの値は、リスト中のエレメントを指示し、値0は、リスト中の第1のエレメントを参照し、値1は、リスト中の第2のエレメントを参照し、以下同様である。
1.3)pusch-configが適用される場合、pusch-configは、以下に示されているように、pusch-TimeDomainAllocationListを含んでいる。
pusch-TimeDomainAllocationListは、以下に示されているように、グループTDRAパラメータを含んでいる。
次いで、DCI0_1における時間領域リソース割り振りフィールドの値は、リスト中のエレメントを指示し、値0は、リスト中の第1のエレメントを参照し、値1は、リスト中の第2のエレメントを参照し、以下同様である。
2)(1つまたは複数の)PUSCH送信が、設定されたグラントタイプ1によってスケジュールされるとき、デフォルト表A、またはpusch-ConfigCommonによって提供されるpusch-TimeDomainAllocationList、またはpusch-Configによって提供されるpusch-TimeDomainAllocationListの選択が、表6.1.2.1.1-1におけるUE固有検索空間についてのルールに従う。また、configuredGrantConfig中のtimeDomainAllocationは、デフォルト表Aまたはpusch-TimeDomainAllocationListのためのインデックスm+1を指示する値mを提供する。
3)(1つまたは複数の)PUSCH送信が、設定されたグラントタイプ2よってスケジュールされるとき、リソース割り当ては、3GPP TS38.321による上位レイヤ設定、およびDCI上で受信されたULグラントに従う。
1.2.2 PUSCH繰返しタイプA
PUSCH繰返しタイプAでは、NDI=1をもつ、C-RNTI、MCS-C-RNTI、またはCS-RNTIでスクランブルされたCRCを伴って、PDCCHにおいてDCIフォーマット0_1または0_2によってスケジュールされたPUSCHを送信するとき、繰返し数Kは、
- numberofrepetitionsがリソース割り当て表中に存在する場合、繰返し数Kはnumberofrepetitionsに等しい、
- そうではなく、UEにpusch-AggregationFactorが設定される場合、繰返し数Kはpusch-AggregationFactorに等しい、
- 他の場合、K=1
として決定される。
PUSCH繰返しタイプAでは、K>1の場合、同じシンボル割り当てがK個の連続するスロットにわたって適用され、PUSCHは単一の送信レイヤに限定される。UEは、K個の連続するスロットにわたってTBを繰り返し、各スロット中で同じシンボル割り当てを適用するものとする。
スロット内周波数ホッピングのためのDM-RS位置
3GPP TS38.211 V16.0.0から
表6.4.1.1.3-6:可能にされる単一シンボルDM-RSおよびスロット内周波数ホッピングのためのスロット内のPUSCH DM-RS位置
Figure 2024504633000019

Figure 2024504633000020
2. TBoMs設定
以下で、「TBoMS」という用語は、「複数のスロットにわたるTB」または「複数のスロットにわたるTB処理」を表す。ある数のシンボルまたはスロットによって「カバーされる(covered)」スロットという表現は、シンボルまたはスロットをカウントする際に利用不可能なスロットと見なされ、したがって、カウントする際に無視されるが、上記数のシンボルの最初のシンボルから最後のシンボルまでの、または上記数のスロットの最初のスロットから最後のスロットまでの範囲にあるスロットを指す。
図1は、本開示の一実施形態による、方法100を示すフローチャートである。方法100は、ネットワークデバイス、たとえば、gNBにおいて実施され得る。
ステップs110において、ネットワークデバイスは、TBを送信するための端末デバイスのための設定を決定する。少なくとも、単一のTBが2つ以上のスロットにわたって送信可能とされる送信モードを指示する、設定。
ステップs120において、ネットワークデバイスは、設定を端末デバイスに送信する。
次いで、ステップs130において、ネットワークデバイスは、設定に従って端末デバイスから送信されるTBを受信する。
一実施形態では、設定は、タイプAマルチスロットTB送信を指示する。タイプA TBoMS送信では、ある数のスロットの各々中の同じ位置にあるシンボルが、TBを送信するために設定される。
一実施形態では、設定は、タイプBマルチスロットTB送信を指示する。タイプB TBoMS送信では、2つ以上のスロットにわたるシンボルの数が、TBを送信するために設定される。
一実施形態では、タイプB TBoMS送信は、スロットベースのタイプB TBoMS送信およびシンボルベースのタイプB TBoMS送信のうちの少なくとも1つを備える。
ネットワークデバイスは、端末デバイスに、TBを送信するための送信モードを設定する。たとえば、端末デバイスに、タイプA TBoMS送信、スロットベースのタイプB TBoMS送信、またはシンボルベースのタイプB TBoMS送信が設定され得る。
一実施形態では、設定は、設定中でタイプA TBoMS送信が指示されるとき、パラメータS、L、およびNを含んでおり、ここで、Sが、スロットの開始に関する開始シンボルを指示し、Lが、各スロット中の隣接するシンボルの数を指示し、Nがスロットの数を指示する。
一実施形態では、設定は、設定中でスロットベースのタイプB TBoMS送信が指示されるとき、パラメータSおよびNを含んでおり、ここで、Sが、第1のスロットの開始に関する開始シンボルを指示し、Nがスロットの数を指示する。
一実施形態では、設定は、設定中でシンボルベースのタイプB TBoMS送信が指示されるとき、パラメータSおよびLを含んでおり、ここで、Sが、第1のスロットの開始に関する開始シンボルを指示し、Lがシンボルの数を指示する。
ネットワークデバイスは、端末デバイスに、リソース割り当て、たとえば、TBoMS送信において使用されるパラメータを設定する。
一実施形態では、設定されたシンボルのうちの利用可能なシンボルが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用される。すなわち、スロットベースのタイプB TBoMS送信またはタイプAマルチスロット送信がネットワークデバイスによって設定された場合、端末デバイスは、利用不可能なシンボルをドロップし、TBを送信する際に、設定されたシンボルのうちの利用可能なシンボルを使用する。
一実施形態では、設定は、各スロット中のSによって指示されるシンボルから開始する隣接する利用可能なシンボルの最小数を指示するパラメータX1をさらに含んでおり、第1のスロットから開始するN個のスロットの中のスロットであって、Sによって指示されるシンボルから開始するX1個よりも少ない隣接する利用可能なシンボルを有する、スロットが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用されない。すなわち、タイプA TBoMS送信がネットワークデバイスによって設定された場合、端末デバイスは、第1のスロットからN個のスロットをカウントし、ここで、Sによって指示されるシンボルから開始するX1個よりも少ない隣接する利用可能なシンボルを有するN個のスロットの中のスロットが、利用不可能なスロットと見なされる。N個のスロットの中の利用可能なスロットが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用される。この場合、多くともN個のスロットが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用される。
一実施形態では、設定は、各スロット中の隣接する利用可能なシンボルの最小数を指示するパラメータX1をさらに含んでおり、第1のスロットに続くN-1個のスロットの中のスロットであって、X1個よりも少ない隣接する利用可能なシンボルを有する、スロットが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用されない。すなわち、スロットベースのタイプB TBoMS送信がネットワークデバイスによって設定された場合、端末デバイスは、第1のスロットからN個のスロットをカウントし、ここで、Sによって指示されるシンボルから開始するX1個よりも少ない隣接する利用可能なシンボルを有するN個のスロットの中の第1のスロット以外のスロットが、利用不可能なスロットと見なされる。N個のスロットの中の利用可能なスロットの利用可能なシンボルが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用される。
一実施形態では、第1のスロットから開始するN個のスロットのグループが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用され、グループの各スロットが、Sによって指示されるシンボルから開始する少なくともL個の隣接する利用可能なシンボルを有する。その場合、グループの各スロット中のSによって指示されるシンボルから開始するL個の隣接する利用可能なシンボルが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用される。すなわち、タイプA TBoMS送信がネットワークデバイスによって設定された場合、端末デバイスは、第1のスロットからN個のスロットをカウントし、ここで、N個のスロットをカウントする際に、Sによって指示されるシンボルから開始するL個よりも少ない隣接するシンボルを有するスロットが、カウントされない。カウントされたN個のスロットは、TBを送信する際に端末デバイスによって使用される。特に、カウントされたN個のスロットのうちの各スロット中のSによって指示されるシンボルから開始するL個の隣接する利用可能なシンボルが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用される。
一実施形態では、設定は、各スロット中のSによって指示されるシンボルから開始する隣接する利用可能なシンボルの最小数を指示するパラメータX1をさらに含んでおり、グループ中に含まれず、Sによって指示されるシンボルから開始するX1個以上の隣接する利用可能なシンボルを有する、グループの最後のスロットより前のスロット中の利用可能なシンボルが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用される。すなわち、タイプA TBoMS送信がネットワークデバイスによって設定された場合、端末デバイスは、第1のスロットからN個のスロットをカウントし、ここで、N個のスロットをカウントする際に、Sによって指示されるシンボルから開始するX1個よりも少ない隣接する利用可能なシンボルを有するスロットが、カウントされない。カウントされたN個のスロットは、TBを送信する際に端末デバイスによって使用される。特に、端末デバイスは、スロットが、Sによって指示されるシンボルから開始する少なくともL個の隣接する利用可能なシンボルを有する場合、カウントされたK個のスロットの中のスロット中のSによって指示されるシンボルから開始するL個の隣接する利用可能なシンボルを使用し、スロットが、Sによって指示されるシンボルから開始するL個以下の隣接する利用可能なシンボルを有する場合、カウントされたK個のスロットの中のスロット中のSによって指示されるシンボルから開始するすべての隣接する利用可能なシンボルを使用する。
一実施形態では、第1のスロットから開始するN個のスロットのグループが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用され、第1のスロット以外のグループの各スロットが、少なくとも14個の利用可能なシンボルを有する。すなわち、スロットベースのタイプB TBoMS送信がネットワークデバイスによって設定された場合、端末デバイスは、第1のスロットからN個のスロットをカウントし、ここで、N個のスロットをカウントする際に、14個よりも少ない利用可能なシンボルを有する第1のスロット以外のスロットが、カウントされない。カウントされたN個のスロットの利用可能なシンボルは、TBを送信する際に端末デバイスによって使用される。
一実施形態では、設定は、各スロット中の隣接する利用可能なシンボルの最小数を指示するパラメータX1をさらに含んでおり、第1のスロットから開始するN個のスロットのグループが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用され、第1のスロット以外のグループの各スロットが、X1個以上の隣接する利用可能なシンボルを有する。すなわち、スロットベースのタイプB TBoMS送信がネットワークデバイスによって設定された場合、端末デバイスは、第1のスロットからN個のスロットをカウントし、ここで、N個のスロットをカウントする際に、X1個よりも少ない隣接する利用可能なシンボルを有する第1のスロット以外のスロットが、カウントされない。カウントされたN個のスロットの利用可能なシンボルは、TBを送信する際に端末デバイスによって使用される。
一実施形態では、グループの最後のスロットより前のスロットであって、グループ中に含まれず、X1個以上の隣接する利用可能なシンボルを有する、スロット中の、Sによって指示されるシンボルから開始する利用可能なシンボルが、グループの特定のスロット中のシンボルのシンボルごとの繰返しである。すなわち、スロットベースのタイプB TBoMS送信またはタイプAマルチスロット送信がネットワークデバイスによって設定された場合、N個のスロットをカウントする際に利用不可能なスロットと見なされるスロットは、N個のカウントされたスロットのうちの特定のスロットのシンボルのシンボル繰返しを搬送する。
一実施形態では、Sによって指示されるシンボルから開始するL個のシンボルのうちの利用可能なシンボルが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用される。すなわち、シンボルベースのタイプB TBoMS送信がネットワークデバイスによって設定され、パラメータLが設定された場合、端末デバイスは、Sによって指示される第1のシンボルからL個のシンボルをカウントし、TBを送信する際に、L個のシンボルの中の利用可能なシンボルを使用する。
一実施形態では、Sによって指示されるシンボルから開始するL個の利用可能なシンボルが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用される。すなわち、シンボルベースのタイプB TBoMS送信がネットワークデバイスによって設定され、パラメータLが設定された場合、端末デバイスは、Sによって指示されるシンボルからL個の利用可能なシンボルをカウントし、TBを送信する際に、カウントされたL個の利用可能なシンボルを使用する。
一実施形態では、設定は、各スロット中の利用可能なシンボルの最小数を指示するパラメータX1をさらに含んでおり、X1個よりも少ない利用可能なシンボルをもつL個のシンボルによってカバーされるスロットが、TBを送信する際に使用されない。すなわち、シンボルベースのタイプB TBoMS送信がネットワークデバイスによって設定され、パラメータLが設定された場合、端末デバイスは、Sによって指示される第1のシンボルからL個のシンボルをカウントし、L個のシンボルによってカバーされる、X1個よりも少ない利用可能なシンボルをもつスロットは、利用不可能なスロットと見なされ、利用不可能なスロットのシンボルは、TBを送信する際に使用されない。この場合、端末デバイスは、TBを送信する際に、多くともL個のシンボルを使用する。
一実施形態では、設定は、各スロット中の利用可能なシンボルの最小数を指示するパラメータX1をさらに含んでおり、X1個よりも少ない利用可能なシンボルをもつL個の利用可能なシンボルによってカバーされるスロットが、L個の利用可能なシンボルのためにカウントされず、TBを送信する際に使用されない。すなわち、シンボルベースのタイプB TBoMS送信がネットワークデバイスによって設定され、パラメータLが設定された場合、端末デバイスは、Sによって指示されるシンボルからL個の利用可能なシンボルをカウントし、X1個よりも少ない利用可能なシンボルをもつスロットは、利用可能なシンボルをカウントする際にカウントされず、利用不可能なスロットと見なされる。すなわち、利用不可能なスロットのシンボルが、L個の利用可能なシンボルをカウントする際にカウントされず、TBを送信する際に使用されない。端末デバイスは、TBを送信する際に、カウントされたL個の利用可能なシンボルを使用する。
一実施形態では、第1のスロットの後のスロットであって、TBを送信する際に使用されない、スロット中の利用可能なシンボルが、TBを送信する際に使用される特定のスロット中のシンボルのシンボルごとの繰返しである。すなわち、シンボルベースのタイプB TBoMS送信がネットワークデバイスによって設定された場合、TBを送信する際に使用されないスロットは、TBを送信する際に使用されない特定のスロットのシンボルのシンボル繰返しを搬送する。
一実施形態では、設定は、物理アップリンク共有データチャネル(PUSCH)マッピングタイプをさらに含んでいる。
一実施形態では、PUSCHマッピングタイプは、少なくともPUSCHマッピングタイプAおよびPUSCHマッピングタイプBを備え、PUSCHマッピングタイプAまたはPUSCHマッピングタイプBは、タイプA TBoMS送信のために設定される。
一実施形態では、タイプA TBoMS送信が設定中で指示されるとき、端末デバイスは、TBを送信する際に使用される、L個よりも少ない隣接する利用可能なシンボルを有するスロットのためにPUSCHマッピングタイプBを使用する。
一実施形態では、タイプA TBoMS送信が設定中で指示され、TBを送信する際に使用されるスロットが、少なくとも4つの利用可能なシンボルを有するとき、端末デバイスは、TBを送信するためにPUSCHマッピングタイプAを使用し、各スロット中の復調用参照信号(DMRS)位置が、PUSCHマッピングタイプAにおいて規定されるパラメータSに関して規定される。
一実施形態では、タイプA TBoMS送信が設定中で指示され、第1のスロットから開始するN個のスロットは、N個のスロットの中のスロットがL個の利用可能なシンボルを有するかどうかにかかわらず、TBを送信する際に使用されるとき、端末デバイスは、TBを送信する際に使用される、4つよりも少ない隣接する利用可能なシンボルを有するスロットのためにPUSCHマッピングタイプAを使用し、端末デバイスは、別々に設定されたDMRS設定を使用する。
一実施形態では、PUSCHマッピングタイプBは、タイプB TBoMS送信のために設定され、各スロット中の復調用参照信号(DMRS)位置が、スロット中の隣接する利用可能なシンボルの数に依存する。
一実施形態では、シンボルベースのタイプB TBoMS送信のためのPUSCHマッピングタイプBにおいて規定されるパラメータLは、ノーマルサイクリックプレフィックス(CP)の場合、14よりも大きく、または拡張CPの場合、12よりも大きい。
一実施形態では、設定は、
- スロット内周波数ホッピング、
- スロット間周波数ホッピング、または
- バンドル間周波数ホッピング
のうちの1つまたは複数を含む、サポートされる周波数ホッピングをさらに指示する。
一実施形態では、TBを送信する際に使用されるスロットは、あらかじめ規定された数のバンドルを形成し、各バンドルが、同じ周波数ホッピングを使用する。
一実施形態では、設定は、周波数ホッピングが、所定の数よりも少ない隣接する利用可能なシンボルを伴うTBを送信する際に使用されるスロットのいずれかについて適用されるかどうかをさらに指示する。
一実施形態では、設定が、周波数ホッピングが無効化されることを指示する場合、端末デバイスはN個のスロットにわたって物理リソースブロック(PRB)の同じセットを使用し、設定が、周波数ホッピングが有効化されることを指示する場合、PRBの数は、N個のスロットにわたって同じである。
一実施形態では、タイプA TBoMS送信またはスロットベースのタイプB TBoMS送信がネットワークデバイスによって設定された場合、パラメータNは、
- Nが、新しいダウンリンク制御情報(DCI)フィールドによってシグナリングされる、
- Nが、時間領域リソース割り振り(TDRA)表に追加され、DCIにおいてTDRAフィールドと結合符号化される、または
- Nが、無線リソース制御(RRC)設定される
のうちの1つまたは複数により指示される。
一実施形態では、TBの送信は、動的グラントまたは設定されたグラントでスケジュールされる。
一実施形態では、動的スロットフォーマット指示(SFI)が設定され、TBの送信が、動的グラントでスケジュールされるとき、TBを送信するために設定されたスロット中の動的ダウンリンクシンボルが、利用不可能なシンボルと見なされる。
一実施形態では、動的SFIが設定され、TBの送信が、設定されたグラントでスケジュールされるとき、TBを送信するために設定されたスロット中の半静的フレキシブルシンボルが利用可能なシンボルであるかどうかが、RRC/DCI設定されるかまたはあらかじめ決定される。
一実施形態では、動的SFIが設定されないとき、TBを送信するために設定されたスロット中の半静的フレキシブルシンボルが利用可能なシンボルであるかどうかが、RRC/DCI設定されるかまたはあらかじめ決定される。
一実施形態では、単一の巡回冗長検査(CRC)がTBのために送信される。
図2は、本開示の一実施形態による、方法200を示すフローチャートである。方法200は、端末デバイス、たとえば、UEにおいて実施され得る。
ステップs210において、端末デバイスは、ネットワークデバイスからTBを送信するための設定を取得する。設定は、少なくとも、単一のTBが2つ以上のスロットにわたって送信可能とされる送信モードを指示する。
端末デバイスは、次いで、ステップs220において、設定に従ってTBを送信するためのリソースを決定し、ステップs230において、決定されたリソースにわたってネットワークデバイスにTBを送信する。
一実施形態では、設定は、タイプA TBoMS送信を指示する。タイプA TBoMS送信では、ある数のスロットの各々中の同じ位置にあるシンボルが、TBを送信するために設定される。
一実施形態では、設定は、タイプB TBoMS送信を指示する。タイプB TBoMS送信では、2つ以上のスロットにわたるシンボルの数が、TBを送信するために設定される。
一実施形態では、タイプB TBoMS送信は、スロットベースのタイプB TBoMS送信およびシンボルベースのタイプB TBoMS送信のうちの少なくとも1つを備える。
ネットワークデバイスは、端末デバイスに、TBを送信するための送信モードを設定する。たとえば、端末デバイスに、タイプA TBoMS送信、スロットベースのタイプB TBoMS送信、またはシンボルベースのタイプB TBoMS送信が設定され得る。
一実施形態では、設定は、設定中でタイプA TBoMS送信が指示されるとき、パラメータS、L、およびNを含んでおり、ここで、Sが、スロットの開始に関する開始シンボルを指示し、Lが、各スロット中の隣接するシンボルの数を指示し、Nがスロットの数を指示する。
一実施形態では、設定は、設定中でスロットベースのタイプB TBoMS送信が指示されるとき、パラメータSおよびNを含んでおり、ここで、Sが、第1のスロットの開始に関する開始シンボルを指示し、Nがスロットの数を指示する。
一実施形態では、設定は、設定中でシンボルベースのタイプB TBoMS送信が指示されるとき、パラメータSおよびLを含んでおり、ここで、Sが、第1のスロットの開始に関する開始シンボルを指示し、Lがシンボルの数を指示する。
ネットワークデバイスは、端末デバイスに、リソース割り当て、たとえば、TBoMS送信において使用されるパラメータを設定する。
一実施形態では、設定されたシンボルのうちの利用可能なシンボルが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用される。すなわち、スロットベースのタイプB TBoMS送信またはタイプAマルチスロット送信がネットワークデバイスによって設定された場合、端末デバイスは、利用不可能なシンボルをドロップし、TBを送信する際に、設定されたシンボルのうちの利用可能なシンボルを使用する。
一実施形態では、設定は、各スロット中のSによって指示されるシンボルから開始する隣接する利用可能なシンボルの最小数を指示するパラメータX1をさらに含んでおり、第1のスロットから開始するN個のスロットの中のスロットであって、Sによって指示されるシンボルから開始するX1個よりも少ない隣接する利用可能なシンボルを有する、スロットが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用されない。すなわち、タイプA TBoMS送信がネットワークデバイスによって設定された場合、端末デバイスは、第1のスロットからN個のスロットをカウントし、ここで、Sによって指示されるシンボルから開始するX1個よりも少ない隣接する利用可能なシンボルを有するN個のスロットの中のスロットが、利用不可能なスロットと見なされる。N個のスロットの中の利用可能なスロットが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用される。この場合、多くともN個のスロットが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用される。
一実施形態では、設定は、各スロット中の隣接する利用可能なシンボルの最小数を指示するパラメータX1をさらに含んでおり、第1のスロットに続くN-1個のスロットの中のスロットであって、X1個よりも少ない隣接する利用可能なシンボルを有する、スロットが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用されない。すなわち、スロットベースのタイプB TBoMS送信がネットワークデバイスによって設定された場合、端末デバイスは、第1のスロットからN個のスロットをカウントし、ここで、X1個よりも少ない隣接する利用可能なシンボルを有するN個のスロットの中の第1のスロット以外のスロットが、利用不可能なスロットと見なされる。N個のスロットの中の利用可能なスロットの利用可能なシンボルが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用される。
一実施形態では、第1のスロットから開始するN個のスロットのグループが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用され、グループの各スロットが、Sによって指示されるシンボルから開始する少なくともL個の隣接する利用可能なシンボルを有する。その場合、グループの各スロット中のSによって指示されるシンボルから開始するL個の隣接する利用可能なシンボルが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用される。すなわち、タイプA TBoMS送信がネットワークデバイスによって設定された場合、端末デバイスは、第1のスロットからN個のスロットをカウントし、ここで、N個のスロットをカウントする際に、Sによって指示されるシンボルから開始するL個よりも少ない隣接するシンボルを有するスロットが、カウントされない。カウントされたN個のスロットは、TBを送信する際に端末デバイスによって使用される。特に、カウントされたN個のスロットのうちの各スロット中のSによって指示されるシンボルから開始するL個の隣接する利用可能なシンボルが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用される。
一実施形態では、設定は、各スロット中のSによって指示されるシンボルから開始する隣接する利用可能なシンボルの最小数を指示するパラメータX1をさらに含んでおり、グループ中に含まれず、Sによって指示されるシンボルから開始するX1個以上の隣接する利用可能なシンボルを有する、グループの最後のスロットより前のスロット中の利用可能なシンボルが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用される。すなわち、タイプA TBoMS送信がネットワークデバイスによって設定された場合、端末デバイスは、第1のスロットからN個のスロットをカウントし、ここで、N個のスロットをカウントする際に、Sによって指示されるシンボルから開始するX1個よりも少ない隣接する利用可能なシンボルを有するスロットが、カウントされない。カウントされたN個のスロットは、TBを送信する際に端末デバイスによって使用される。特に、端末デバイスは、スロットが、Sによって指示されるシンボルから開始する少なくともL個の隣接する利用可能なシンボルを有する場合、カウントされたK個のスロットの中のスロット中のSによって指示されるシンボルから開始するL個の隣接する利用可能なシンボルを使用し、スロットが、Sによって指示されるシンボルから開始するL個以下の隣接する利用可能なシンボルを有する場合、カウントされたK個のスロットの中のスロット中のSによって指示されるシンボルから開始するすべての隣接する利用可能なシンボルを使用する。
一実施形態では、第1のスロットから開始するN個のスロットのグループが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用され、第1のスロット以外のグループの各スロットが、少なくとも14個の利用可能なシンボルを有する。すなわち、スロットベースのタイプB TBoMS送信がネットワークデバイスによって設定された場合、端末デバイスは、第1のスロットからN個のスロットをカウントし、ここで、N個のスロットをカウントする際に、14個よりも少ない利用可能なシンボルを有する第1のスロット以外のスロットが、カウントされない。カウントされたN個のスロットの利用可能なシンボルは、TBを送信する際に端末デバイスによって使用される。
一実施形態では、設定は、各スロット中の隣接する利用可能なシンボルの最小数を指示するパラメータX1をさらに含んでおり、第1のスロットから開始するN個のスロットのグループ、第1のスロット以外のグループの各スロットが、X1個以上の隣接する利用可能なシンボルを有する。すなわち、スロットベースのタイプB TBoMS送信がネットワークデバイスによって設定された場合、端末デバイスは、第1のスロットからN個のスロットをカウントし、ここで、N個のスロットをカウントする際に、X1個よりも少ない隣接する利用可能なシンボルを有する第1のスロット以外のスロットが、カウントされない。カウントされたN個のスロットの利用可能なシンボルは、TBを送信する際に端末デバイスによって使用される。
一実施形態では、グループの最後のスロットより前のスロットであって、グループ中に含まれず、X1個以上の隣接する利用可能なシンボルを有する、スロット中の、Sによって指示されるシンボルから開始する利用可能なシンボルが、グループの特定のスロット中のシンボルのシンボルごとの繰返しである。すなわち、スロットベースのタイプB TBoMS送信またはタイプAマルチスロット送信がネットワークデバイスによって設定された場合、N個のスロットをカウントする際に利用不可能なスロットと見なされるスロットは、N個のカウントされたスロットのうちの特定のスロットのシンボルのシンボル繰返しを搬送する。
一実施形態では、Sによって指示されるシンボルから開始するL個のシンボルのうちの利用可能なシンボルが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用される。すなわち、シンボルベースのタイプB TBoMS送信がネットワークデバイスによって設定され、パラメータLが設定された場合、端末デバイスは、Sによって指示される第1のシンボルからL個のシンボルをカウントし、TBを送信する際に、L個のシンボルの中の利用可能なシンボルを使用する。
一実施形態では、Sによって指示されるシンボルから開始するL個の利用可能なシンボルが、TBを送信する際に端末デバイスによって使用される。すなわち、シンボルベースのタイプB TBoMS送信がネットワークデバイスによって設定され、パラメータLが設定された場合、端末デバイスは、Sによって指示されるシンボルからL個の利用可能なシンボルをカウントし、TBを送信する際に、カウントされたL個の利用可能なシンボルを使用する。
一実施形態では、設定は、各スロット中の利用可能なシンボルの最小数を指示するパラメータX1をさらに含んでおり、X1個よりも少ない利用可能なシンボルをもつL個のシンボルによってカバーされるスロットが、TBを送信する際に使用されない。すなわち、シンボルベースのタイプB TBoMS送信がネットワークデバイスによって設定され、パラメータLが設定された場合、端末デバイスは、Sによって指示される第1のシンボルからL個のシンボルをカウントし、L個のシンボルによってカバーされる、X1個よりも少ない利用可能なシンボルをもつスロットは、利用不可能なスロットと見なされ、利用不可能なスロットのシンボルは、TBを送信する際に使用されない。この場合、端末デバイスは、TBを送信する際に、多くともL個のシンボルを使用する。
一実施形態では、設定は、各スロット中の利用可能なシンボルの最小数を指示するパラメータX1をさらに含んでおり、X1個よりも少ない利用可能なシンボルをもつL個の利用可能なシンボルによってカバーされるスロットが、L個の利用可能なシンボルのためにカウントされず、TBを送信する際に使用されない。すなわち、シンボルベースのタイプB TBoMS送信がネットワークデバイスによって設定され、パラメータLが設定された場合、端末デバイスは、Sによって指示されるシンボルからL個の利用可能なシンボルをカウントし、X1個よりも少ない利用可能なシンボルをもつスロットは、利用可能なシンボルをカウントする際にカウントされず、利用不可能なスロットと見なされる。すなわち、利用不可能なスロットのシンボルが、L個の利用可能なシンボルをカウントする際にカウントされず、TBを送信する際に使用されない。端末デバイスは、TBを送信する際に、カウントされたL個の利用可能なシンボルを使用する。
一実施形態では、第1のスロットの後のスロットであって、TBを送信する際に使用されない、スロット中の利用可能なシンボルが、TBを送信する際に使用される特定のスロット中のシンボルのシンボルごとの繰返しである。すなわち、シンボルベースのタイプB TBoMS送信がネットワークデバイスによって設定された場合、TBを送信する際に使用されないスロットは、TBを送信する際に使用されない特定のスロットのシンボルのシンボル繰返しを搬送する。
一実施形態では、設定は、物理アップリンク共有データチャネル(PUSCH)マッピングタイプをさらに含んでいる。
一実施形態では、PUSCHマッピングタイプは、少なくともPUSCHマッピングタイプAおよびPUSCHマッピングタイプBを備え、PUSCHマッピングタイプAまたはPUSCHマッピングタイプBは、タイプA TBoMS送信のために設定される。
一実施形態では、タイプA TBoMS送信が設定中で指示されるとき、端末デバイスは、TBを送信する際に使用される、L個よりも少ない隣接する利用可能なシンボルを有するスロットのためにPUSCHマッピングタイプBを使用する。
一実施形態では、タイプA TBoMS送信が設定中で指示され、TBを送信する際に使用されるスロットが、少なくとも4つの利用可能なシンボルを有するとき、端末デバイスは、TBを送信するためにPUSCHマッピングタイプAを使用し、各スロット中の復調用参照信号(DMRS)位置が、PUSCHマッピングタイプAにおいて規定されるパラメータSに関して規定される。
一実施形態では、タイプA TBoMS送信が設定中で指示され、第1のスロットから開始するN個のスロットは、N個のスロットの中のスロットがL個の利用可能なシンボルを有するかどうかにかかわらず、TBを送信する際に使用されるとき、端末デバイスは、TBを送信する際に使用される、4つよりも少ない隣接する利用可能なシンボルを有するスロットのためにPUSCHマッピングタイプAを使用し、端末デバイスは、別々に設定されたDMRS設定を使用する。
一実施形態では、PUSCHマッピングタイプBは、タイプB TBoMS送信のために設定され、各スロット中の復調用参照信号(DMRS)位置が、スロット中の隣接する利用可能なシンボルの数に依存する。
一実施形態では、シンボルベースのタイプB TBoMS送信のためのPUSCHマッピングタイプBにおいて規定されるパラメータLは、ノーマルサイクリックプレフィックス(CP)の場合、14よりも大きく、または拡張CPの場合、12よりも大きい。
一実施形態では、設定は、
- スロット内周波数ホッピング、
- スロット間周波数ホッピング、または
- バンドル間周波数ホッピング
のうちの1つまたは複数を含む、サポートされる周波数ホッピングをさらに指示する。
一実施形態では、TBを送信する際に使用されるスロットは、あらかじめ規定された数のバンドルを形成し、各バンドルが、同じ周波数ホッピングを使用する。
一実施形態では、設定は、周波数ホッピングが、所定の数よりも少ない隣接する利用可能なシンボルを伴うTBを送信する際に使用されるスロットのいずれかについて適用されるかどうかをさらに指示する。
一実施形態では、設定が、周波数ホッピングが無効化されることを指示する場合、端末デバイスはN個のスロットにわたって物理リソースブロック(PRB)の同じセットを使用し、設定が、周波数ホッピングが有効化されることを指示する場合、PRBの数は、N個のスロットにわたって同じである。
一実施形態では、タイプA TBoMS送信またはスロットベースのタイプB TBoMS送信がネットワークデバイスによって設定された場合、パラメータNは、
- Nが、新しいダウンリンク制御情報(DCI)フィールドによってシグナリングされる、
- Nが、時間領域リソース割り振り(TDRA)表に追加され、DCIにおいてTDRAフィールドと結合符号化される、または
- Nが、無線リソース制御(RRC)設定される
のうちの1つまたは複数により指示される。
一実施形態では、TBの送信は、動的グラントまたは設定されたグラントでスケジュールされる。
一実施形態では、動的スロットフォーマット指示(SFI)が設定され、TBの送信が、動的グラントでスケジュールされるとき、TBを送信するために設定されたスロット中の動的ダウンリンクシンボルが、利用不可能なシンボルと見なされる。
一実施形態では、動的SFIが設定され、TBの送信が、設定されたグラントでスケジュールされるとき、TBを送信するために設定されたスロット中の半静的フレキシブルシンボルが利用可能なシンボルであるかどうかが、RRC/DCI設定されるかまたはあらかじめ決定される。
一実施形態では、動的SFIが設定されないとき、TBを送信するために設定されたスロット中の半静的フレキシブルシンボルが利用可能なシンボルであるかどうかが、RRC/DCI設定されるかまたはあらかじめ決定される。
一実施形態では、単一の巡回冗長検査(CRC)がTBのために送信される。
上記で説明された方法100に対応して、ネットワークデバイスが提供される。図3は、本開示の一実施形態による、ネットワークデバイス300のブロック図である。
図3に示されているように、ネットワークデバイス300は、TBを送信するための端末デバイスのための設定を決定するように設定された決定ユニット310を含む。
ネットワークデバイス300は、設定を送信するように設定された送信ユニット320をさらに含む。
ネットワークデバイス300は、端末デバイスから設定に従って送信されるTBを受信するように設定された受信ユニット330をさらに含み得る。
ネットワークデバイス300の決定ユニット310、送信ユニット320および受信ユニット330は、ネットワークデバイスの機能を実装するために、図1に関して説明されたアクションを実施するように設定され得る。
ユニット310~330は、純粋なハードウェアソリューションとして、またはソフトウェアとハードウェアの組合せとして、たとえば、プロセッサまたはマイクロプロセッサおよび十分なソフトウェア、およびソフトウェアの記憶のためのメモリ、プログラマブル論理デバイス(PLD)、あるいは上記で説明され、たとえば、図1において示されている、アクションを実施するように設定された(1つまたは複数の)他の電子構成要素または処理回路のうちの1つまたは複数によって、実装され得る。
図4は、本開示の別の実施形態による、ネットワークデバイス400のブロック図である。
ネットワークデバイス400は、トランシーバ410と、プロセッサ420と、メモリ430とを含む。メモリ430は、プロセッサ420によって実行可能な命令を含んでおり、それにより、ネットワークデバイス400は、たとえば、図1とともに前に説明されたプロシージャのアクションを実施するように動作可能である。
一実施形態では、メモリ430は、プロセッサ420によって実行可能な命令を含んでおり、それにより、ネットワークデバイス400は、TBを送信するための端末デバイスのための設定を決定し、設定を端末デバイスに送信し、設定に従って端末デバイスから送信されるTBを受信するように動作可能である。
上記で説明された方法200に対応して、端末デバイスが提供される。図5は、本開示の一実施形態による、端末デバイス500のブロック図である。
図5に示されているように、端末デバイス500は、ネットワークデバイスからTBを送信するための設定を取得するように設定された取得ユニット510を含む。
端末デバイス500は、設定に従ってTBを送信するためのリソースを決定するように設定された決定ユニット520をさらに含み得る。
端末デバイス500は、決定されたリソースにわたってネットワークデバイスにTBを送信するように設定された送信ユニット530をさらに含み得る。
端末デバイス500の取得ユニット510、決定ユニット520、および送信ユニット530は、端末デバイスの機能を実装するために、図2に関して説明されたアクションを実施するように設定され得る。
ユニット510~530は、純粋なハードウェアソリューションとして、またはソフトウェアとハードウェアの組合せとして、たとえば、プロセッサまたはマイクロプロセッサおよび十分なソフトウェア、およびソフトウェアの記憶のためのメモリ、プログラマブル論理デバイス(PLD)、あるいは上記で説明され、たとえば、図2において示されている、アクションを実施するように設定された(1つまたは複数の)他の電子構成要素または処理回路のうちの1つまたは複数によって、実装され得る。
図6は、本開示の別の実施形態による、端末デバイス600のブロック図である。
端末デバイス600は、トランシーバ610と、プロセッサ620と、メモリ630とを含む。メモリ630は、プロセッサ620によって実行可能な命令を含んでおり、それにより、端末デバイス600は、たとえば、図2とともに前に説明されたプロシージャのアクションを実施するように動作可能である。
一実施形態において、メモリ630は、プロセッサ620によって実行可能な命令を含んでおり、それにより、端末デバイス600は、ネットワークデバイスからTBを送信するための設定を取得し、設定に従ってTBを送信するためのリソースを決定し、決定されたリソースにわたってネットワークデバイスにTBを送信するように動作可能である。
本開示はまた、不揮発性または揮発性メモリ、たとえば、非一時的コンピュータ可読記憶媒体、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)、フラッシュメモリおよびハードドライブの形態の少なくとも1つのコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムを含む。コンピュータプログラムは、プロセッサ420によって実行されたとき、ネットワークデバイス400に、たとえば、図1とともに前に説明されたプロシージャのアクションを実施させるコード/コンピュータ可読命令、またはプロセッサ620によって実行されたとき、端末デバイス600に、たとえば、図2とともに前に説明されたプロシージャのアクションを実施させるコード/コンピュータ可読命令を含む。
コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムモジュールにおいて構造化されたコンピュータプログラムコードとして設定され得る。コンピュータプログラムモジュールは、本質的に、図1または図2に示されているフローのアクションを実施することができる。
プロセッサは、単一のCPU(中央処理ユニット)であり得るが、2つまたはそれ以上の処理ユニットをも備えることができる。たとえば、プロセッサは、汎用マイクロプロセッサ、命令セットプロセッサ、および/または関係するチップセット、および/または特定用途向け集積回路(ASIC)などの専用マイクロプロセッサを含み得る。プロセッサは、キャッシュする目的で、ボードメモリをも備え得る。コンピュータプログラムは、プロセッサに接続されたコンピュータプログラム製品によって搬送され得る。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムが記憶された非一時的コンピュータ可読記憶媒体を備え得る。たとえば、コンピュータプログラム製品は、フラッシュメモリ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、またはEEPROMであり得、上記で説明されたコンピュータプログラムモジュールは、代替実施形態では、メモリの形態で異なるコンピュータプログラム製品上に分散され得る。
本開示は、上記の実施形態に限定されず、以下の実施形態をさらに含み得る。
3.1 概要
PUSCHカバレッジが、カバレッジボトルネックのうちの1つとして識別された。NR Rel-15/16では、1つのUL TBが、スロット中のULシンボルに限られる。高データレートをサポートするために、スロット中の複数のPRBがTBをなし、複数のPRBはUE送信電力を共有する。複数のスロットにわたるトランスポートブロック(TB)処理、すなわち、TBoMSが、PUSCHのカバレッジ拡張の候補ソリューションとして提案された。TBoMSは、電力スペクトル密度を増加させ、TBのいくつかのスロット中のCRCオーバーヘッドを低減することによってコードレートを低減するために、スロット境界にわたってTBを拡張する。TBoMSの機構と、関係するシグナリングとが、以下で説明される。
TBoMS送信は、動的グラントおよび/または設定されたグラントに基づき得る。それぞれ、「DGベースのTBoMS送信」という用語および「CGベースのTBoMS送信」という用語を使用する。
ここで、動的グラントは、L1シグナリングまたはMACレイヤ、たとえば、ランダムアクセス応答によって提供されるグラントを意味する。設定されたグラントは、それぞれ、NRリリースR15およびR16において規定される、CGタイプ1およびCGタイプ2と同様に、設定グラントをアクティブにするためにRRCによって提供されるおよび/または少なくとも部分的にDCIによって提供されるグラントを意味する。
実施形態1、TBoMS送信は、PUSCH送信のための動的グラントおよび/または設定されたグラントによってスケジュールされ得る。
いくつかのTDD UL/DL設定では、無線フレーム中に少数の隣接するULスロットがある。TBoMSの時間ダイバーシティを利用するために、TBのスロットは、隣接する必要がない。
実施形態2、TBの複数のスロットおよびシンボルは、無線フレーム内でまたはフレーム境界にわたって、隣接することがあるか、または隣接しないことがある。
実施形態3、周波数ホッピングが無効化される場合、UEが、TBの複数のスロットにわたってPRBの同じセットを使用する。周波数ホッピングが有効化される場合、PRBの数は、TBの複数のスロットにわたって同じである。
利用不可能なシンボルのいくつかの例は、DLシンボル、UEのためにスケジュールされないスロット中のULシンボル、動的SFIによってDLシンボルとして後で設定される半静的フレキシブルシンボル、より高い優先度のPUCCH上のUCI、およびRRC/DCI設定された無効なシンボルである。無効なシンボルパターンは、Rel-16 PUSCH繰返しタイプBのためにサポートされており、無効なシンボルパターンはまた、TBoMS送信のために設定され得る。
TBの複数のスロット中のULシンボルの数の割り当てに関する異なる方法では、いくつかのタイプのTBoMS送信があり得る。本発明では、「タイプA TBoMS送信」という用語は、複数のスロットの各々中の同じULシンボルを使用して送信されるタイプのTBoMSのために使用され、「タイプB TBoMS送信」という別の用語は、スロットにわたる利用可能なULシンボルを可能にする複数のスロット上で送信されるタイプのTBoMSのために使用される。時間領域リソース割り当ては、両方のタイプのためのスロットに基づき得、すなわち、ある数のスロット中のULリソースが、TBのために割り振られる。タイプB TBoMS送信の場合、シンボルベースのリソース割り当て、すなわち、シンボルの数に基づくリソース割り当ても、適用可能である。
実施形態4、タイプA TBoMS送信は、TBの複数のスロットの各スロット中の同じULシンボルを使用する。
実施形態4のサブ実施形態では、UEに、タイプA TBoMS送信のためのS、LおよびNが設定される必要がある。SおよびLは、それぞれ、スロットの開始に関する開始シンボル、およびTBの複数のスロットのセットにおけるスロット中の連続するシンボルの数である。Nは、TBのスロットの数である。
実施形態5、タイプB TBoMS送信は、TBの複数のスロット中のすべての利用可能なULシンボルを使用する。
実施形態5のサブ実施形態では、タイプB TBoMS送信のための1つのリソース割り当てがスロットベースであり得、それによって、UEは、TBのN個のスロット中のすべての利用可能なULシンボルを使用する。UEに、スロットベースのタイプB TBoMS送信のためのSおよびNが設定される必要がある。Sは、TBのための複数のスロットの第1のスロット中の開始シンボルである。Nは、TBのスロットの数である。Lは、14としてあらかじめ決定されており、明示的に設定される必要がない。
タイプA TBoMS送信およびスロットベースのタイプB TBoMS送信のためのS、LおよびNの規定は、表3.5-1において見つけられ得る。
TDDネットワークが、RRCシグナリングと、SFIを伴うDCIフォーマット2_0による動的スロットフォーマットとによって、半静的TDDパターンを設定する。
実施形態6、以下の方法のうちの1つまたは複数が、半静的フレキシブルシンボル、および動的SFIとの送信競合に関して、TBoMS送信のために適用され得る。
- 動的SFIが設定されない場合、
□ 動的グラントまたは設定されたグラントでスケジュールされたUEは、半静的フレキシブルシンボルが利用可能であるかどうか、RRC/DCI設定されるかまたはあらかじめ決定され得る。
たとえば、動的グラントをもつUEの場合、半静的フレキシブルシンボルが利用可能である。
- 動的SFIが設定される場合、
□ 動的グラントをもつUEが、動的DLシンボルを、利用不可能であると見なすことができる。
□ 設定されたグラントをもつUEが、動的SFIがないかのように、TBoMS送信を処理する。設定されたグラントによってスケジュールされるシンボルのうちのいくつかが、動的SFIによってDLとして指示される場合、UEは、CBGまたはスロットまたは競合するシンボルのいずれか中の送信を取り消す。
実施形態7、TBのための複数のスロットにわたる送信に関するUE能力が、以下のうちの1つまたは複数であり得る。
・ 周波数ホッピングが、スロットにわたって適用されるかどうか
・ 電力割り当てが、スロットにわたって同じであるかどうか
・ スロットが連続するかどうか、または複数のスロットのセットにおけるスロットのうちの2つの間のギャップがどのくらい大きいか。
・ 複数のスロットにわたる位相コヒーレンシ
・ タイプAまたはタイプB、スロットベースまたはシンボルベース、オプション1およびオプション2
実施形態7のサブ実施形態では、上記の能力のうちの1つまたは複数は、他の上記の能力のうちの1つまたは複数に依存することがある。
3.2 タイプA TBoMS送信およびスロットベースのタイプB TBoMS送信
タイプA TBoMS送信とスロットベースのタイプB TBoMS送信の両方では、2つのオプションが、物理スロットまたは利用可能なスロットとしてNに関して適用され得る。
実施形態1、タイプA TBoMS送信とスロットベースのタイプB TBoMS送信の両方では、N個のスロットがTBoMS送信のために設定され、TBoMSがスロットnから開始する場合、以下の方法のうちの1つまたは複数が、TBのために使用されるべき複数のスロットを決定するために使用され得る。
- オプション1、TBは、スロットn+K-1中で終了する。
- オプション2、スロットが、UEのために利用可能なL個のスケジュールされたシンボルの一部のみを有する場合、スロットはカウントされない。すべてのL個のスケジュールされたシンボルが利用可能であるスロットのみが、N個のスロットが見つけられるまで、カウントされる。
- 注:Lは、スロットベースのタイプB TBoMS送信のために設定されない。スロットベースのタイプB TBoMS送信のためのオプション2では、第1のスロット以外の複数のスロットの場合、L=14である。第1のスロットの場合、L=14-Sである。
- オプション1と2の両方について、
□ 最初のスロットから最後のスロットまでのスロットにおいて、L個のスケジュールされたシンボルの一部のみが、TBのために利用可能である場合、そのスロット中のULシンボルが使用され得るか否かが、設定されるかまたは仕様中であらかじめ決定され得る。
■ UEは、RRC/DCI設定されるか、または、X1、すなわち、TBのために使用され得るスロット中のL個のスケジュールされたシンボルの中の隣接するULシンボルの最小数で、あらかじめ規定され得る。X1個よりも少ないULシンボルをもつスロットは、TBのために使用されない。X1=1である場合、スロット中の(数がL個よりも少ない)すべてのULシンボルが使用され得る。X1=Lである場合、L個よりも少ない隣接するシンボルをもつスロットは使用されない。X1が設定されない場合、デフォルト値があらかじめ決定され得、たとえば、X1=Lである。
■ UEが、TBoMS送信のためのL個よりも少ない隣接するシンボルをもつスロット中のULシンボルを使用するように設定される場合、以下のやり方のうちの1つまたは複数が設定され得る。
・ スロット中のULシンボルは、新しい情報ビットを搬送し、TBS決定においてカウントされる。
・ スロット中のULシンボルは、前のまたは後続のまたは特定のスロット、たとえば、第1のスロット中の同じシンボルのシンボルごとの繰返しである。すなわち、スロット中の送信が、そのスロットと同じ冗長バージョン(RV)を使用する。これらのULシンボルは、TBS決定においてカウントされない。
タイプA TBoMS送信のオプション1の一例が、図7に示されている。図の上側部分では、スロットn~スロットn+N-1の各スロットは、少なくともL個の隣接する利用可能なシンボルを有し、UEは、N個のスロットの各々中の同じL個のシンボルを使用する。図の下側部分は、スロットn+1中に、L個よりも少ない隣接する利用可能なULシンボルがあることを示す。X1=1の場合、スロットn+1中のULシンボルが、TBのために使用され得る。UEが、前のスロット中の同じシンボル中のものと同じビットを送信するように設定される。オプション1では、TBは、多くともL*N個のULシンボルから構成される。
タイプA TBoMS送信のオプション2の一例が、図8に示されている。スロットn+1中に、L個よりも少ない隣接する利用可能なULシンボルがあり、スロットn+1は、利用可能なスロットとしてカウントされない。X1=1の場合、スロットn+1中のULシンボルが、TBのために使用され得るが、スロットn+1は、利用可能なULシンボルとしてカウントされない。UEが、スロットn+1のシンボル中で、前のスロット中の同じシンボル中のものと同じビットを送信するように設定される。最後の利用可能なスロットは、スロットn+Kまで延期される。オプション2では、TBは、少なくともL*N個のULシンボルから構成される。
TDD設定DDDSUDDDSUでは、UEは、無線フレーム中の第1のULスロットから開始するTBoMS送信でスケジュールされる。スロットベースのタイプB TBoMS送信のオプション1およびK=6では、TBoMS送信は、6つのスロット、すなわち、UDDDSUを横断することになる。オプション2およびK=2では、TBはまた、図9に示されているように、2つのULスロットが見つけられるまで、UDDDSUにわたる。スペシャルスロット(special slot)中に4つのULシンボルがある。X1>4の場合、スペシャルスロット中のULシンボルは使用されない。
3.3 シンボルベースのタイプB TBoMS送信
タイプB TBoMS送信のためのリソース割り当ては、スロットベースまたはシンボルベースであり得る。スロットまたはシンボルは、時間領域スケジューリンググラニュラリティである。スロットベースのオプションは、スロット境界において終了するTBを有し、シンボルベースのオプションは、gNBが、TBのために複数のスロットにわたる特定の数のシンボルをスケジュールすることを意味する。シンボルベースのオプションは、スロットの途中にTB端部を有し得る。スロットベースのオプションは、物理スロットまたは利用可能なスロットのいずれかの、N個のスロットで設定される。シンボルベースのオプションは、物理シンボルまたは利用可能なシンボルのいずれかの、L個のシンボルを使用する。
実施形態1、シンボルベースのタイプB TBoMS送信は、TBの複数のスロット中のL個のシンボルにわたる。
ここで、L個のシンボルは、TB送信のためにスケジュールされたスロットにわたるULシンボルの総数である。
実施形態1の1つのサブ実施形態では、シンボルベースのリソース割り当ての場合、UEに、シンボルベースのタイプB TBoMS送信のためのSおよびLが設定される必要がある。Sは、TBのための複数のスロットの第1のスロット中の開始シンボルである。Lは、TBoMSのシンボルの数である。Nは設定されない。以下の方法のうちの1つまたは複数が、TBのために使用されるべきシンボルを決定するために使用され得る。
- オプション1、TBは、L個のシンボルにわたり、シンボルS+L-1の後に終了する。
- オプション2、TBは、L番目の利用可能なULシンボルの後に終了する。
シンボルベースのタイプB TBoMS送信のためのSおよびLの規定も、表3.5-1において見つけられ得る。
実施形態1の別のサブ実施形態では、シンボルベースのオプション1およびオプション2では、スロットが、14個よりも少ない利用可能なULシンボルを有する場合、UEは、RRC/DCI設定されるか、または、X1、すなわち、使用されるべきスロット中の隣接するULシンボルの最小数で、あらかじめ規定され得る。X1が設定されない場合、デフォルト値があらかじめ決定され得、たとえば、14である。
- UEが、第1のスロット以外のTBoMSのためのスロット中の[X1、14)ULシンボルを使用するように設定される場合、以下のやり方のうちの1つまたは複数が設定され得る。
□ スロット中のULシンボルは、新しい情報ビットを搬送し、TBS決定においてカウントされる。これらのシンボルは、オプション2のための利用可能なシンボルとしてカウントされる。
□ スロット中のULシンボルは、前のまたは後続のまたは特定のスロット、たとえば、第1のスロット中の同じシンボルのシンボルごとの繰返しである。すなわち、スロット中の送信が、そのスロットと同じRVを使用する。これらのULシンボルは、TBS決定においてカウントされない。これらのシンボルは、オプション2のための利用不可能なシンボルとしてカウントされる。
3.4 PUSCHマッピングタイプ
Rel-15/16では、スロット中のPUSCH送信に、有効なSとLとの組合せ、スロット内周波数ホッピングが有効化されたスロット内のDM-RS位置などに関する、PUSCHマッピングタイプAまたはBが設定される。PUSCHマッピングタイプAは、スロット中で少なくとも4つのULシンボルを有する。また、PUSCHマッピングタイプAまたはBは、TBoMS送信のために設定される必要がある。
実施形態1、タイプA TBoMS送信に、PUSCHマッピングタイプAまたはBのいずれかが設定され得る。利用可能なすべてのスケジュールされたL個のシンボルを有する、TBの複数のスロットは、設定されたPUSCHマッピングタイプに適合するべきである。
実施形態1のサブ実施形態では、UEが、TBoMSのためのスロット中のL個よりも少ないULシンボル中で新しい情報を搬送するように設定される場合、1つまたは複数のやり方が適用され得る。
- スロットは、スロット中のULシンボルの数にかかわらず、対応する数のシンボルのタイプBを使用することができる。
- スロットが少なくとも4つの隣接するULシンボルを有する場合、スロットは、PUSCH長さについての参照ポイントと(1つまたは複数の)DMRS位置とが、スロット中のスケジュールされたPUSCHリソースの開始に関して規定されることを除いて、依然として、PUSCHマッピングタイプAを使用する。
- スロットが4つよりも少ない隣接するULシンボルを有する場合、DMRS設定が、別々に設定されるかまたはあらかじめ規定され得、たとえば、スロットは、その中にDMRSを有しない。
実施形態2、タイプB TBoMS送信に、PUSCHマッピングタイプBが設定され得る。TBの複数のスロットの各々中のDMRS位置が、スロット中の隣接するULシンボルの数に依存する。
実施形態2のサブ実施形態では、シンボルベースのタイプB TBoMS送信のためのPUSCHマッピングタイプBのための有効なLは、ノーマルCPの場合、14よりも大きく、拡張CPの場合、12よりも大きくなり得る。
実施形態3、周波数ホッピングが、TBoMSのためにサポートされ、以下のオプションのうちの1つまたは複数を含み得る。
- スロット内周波数ホッピング
- スロット間周波数ホッピング
- バンドル間周波数ホッピング。
□ TBのいくつかのスロットが、バンドルを形成することができ、同じホップを使用する。
たとえば、8つのスロットにわたるTBに、2つのバンドルが設定される場合、最初の4つのスロットがあるホップを使用し、後の4つのスロットが別のホップを使用する。
実施形態3のサブ実施形態では、周波数ホッピングが、ある数よりも少ないシンボルをもつスロット中のPUSCH送信のために適用されるかどうかが、設定されるかまたはあらかじめ規定され得る。
一例では、少なくとも最小数のOFDMシンボルをもつスロット中のPUSCH送信が、スロット内周波数ホッピングのために必要とされる。さもなければ、スロット内周波数ホッピングは、可能にされない。それは、短すぎる長さをもつホップを回避するためである。
別の例では、PUSCHマッピングタイプAがTBoMSのために設定される場合、4つよりも少ない隣接するULシンボルをもつスロットが、スロット内周波数ホッピングのために必要とされない。
3.5 TBoMS送信の時間領域リソース上のシグナリング
実施形態1、TBoMS送信の場合、UEに、RRC/DCIシグナリングによって、以下のパラメータのうちの1つまたは複数が設定され得る。
- TBoMS送信タイプ、タイプAまたはタイプB
- リソース割り当てオプション
□ タイプA TBoMS送信、オプション1またはオプション2
■ 複数のスロット中の開始シンボル、スロット中の隣接するULシンボルの数、TB送信のためのスロットの数
□ タイプB TBoMS送信、
■ スロットベース、オプション1またはオプション2
・ 第1のスロット中の開始シンボル、TB送信のためのスロットの数
■ シンボルベース、オプション1またはオプション2
・ 第1のスロット中の開始シンボル、TB送信のためのシンボルの数
タイプA TBoMS送信およびスロットベースのタイプB TBoMS送信のオプション1およびオプション2は、セクション3.2における実施形態1において規定される。シンボルベースのタイプB TBoMS送信のオプション1およびオプション2は、セクション3.3における実施形態1において規定される。
TBoMS送信の各タイプのために設定されるべきパラメータ、および対応する設定方法は、表3.5-1において要約され得る。SとLとは、異なるタイプのTBoMS送信において異なる意味を有し、Rel-15/16において設定方法を再使用することができる。タイプA TBoMS送信およびスロットベースのタイプB TBoMS送信のためのNが、設定される必要がある。
表3.5-1 TBoMS送信のパラメータ規定および設定方法
Figure 2024504633000021
実施形態1の1つのサブ実施形態では、TBoMSのスロットの数、Nは、以下の方法のうちの1つまたは複数により指示され得る。
・ 代替形態1:Nが、新しいDCIフィールドによってシグナリングされ得る
・ 代替形態2:Nが、TDRA表に追加され、DCIにおいてTDRAフィールドと結合符号化され得る。
・ 代替形態3:Nが、RRC設定され得る。これは、設定されたグラントタイプ1のために使用され得る。
以下で、代替形態2の一例を示す。
PUSCH-TimeDomainResourceAllocation情報エレメント
実施形態1の別のサブ実施形態では、シンボルベースのタイプB TBoMSのための有効なLは、{1、...、TBoMSの最大シンボル}の範囲内にあり得、ここで、TBoMSの最大のシンボルは、表3.5-2に示されているように、ノーマルCPの場合、14よりも大きく、拡張CPの場合、12よりも大きくなり得る。
表3.5-2 有効なSとLとの組合せ
Figure 2024504633000023
3.6 TBoMS送信に拡張されるPUSCH繰返し
Rel-15/16 PUSCH繰返しは、単一のトランスポートブロックのマルチスロット送信を可能にし、ここで、PUSCHの異なる冗長バージョン(RV)が、異なるスロット中で送信されることを含む。本発明によって企図されるマルチスロットトランスポートブロック送信は、トランスポートブロックサイズは複数のスロットに基づいて決定されるが、Rel-15/16繰返しTBSはトランスポートブロック全体が各スロット中で搬送されると仮定して計算されるという点で、Rel-15/16 PUSCH送信とは異なる。TBによって占有されるすべてのスロットからTBoMSのTBSを決定することの利益は、TBSが、スロットの数とともに増大し、したがって、信頼性を低減することなしに、マルチスロット送信を伴う所与のコードレートについてより大きい送信が可能であることと、同時に、TBごとに1つのCRC検査があるにすぎないので、各スロット中のCRC検査の余分のオーバーヘッドを回避することとである。
Rel-15/16繰返しは、どの時間領域リソースが使用されるかを決定するための、機構の広いセットを含む。これらは、各繰返しに割り当てられたリソースをどのように決定すべきか、繰返しの総数、ならびにどのスロットが省略されるかおよび/またはどのシンボルが無効であるかを含む。TBoMS送信はまた、時間領域リソースを決定するための機構を必要とする。したがって、PUSCH繰返しをすでにサポートするUEにおける複雑さを低減するための1つのやり方は、PUSCH繰返し時間領域リソース決定機構をマルチスロットトランスポートブロック構築方法と組み合わせることによってTBoMS送信を構築することである。
上記で説明されたように、rel-15/16では、トランスポートブロックサイズは、
Figure 2024504633000024
に従って決定され、ここで、
Figure 2024504633000025
は、スロット内のPUSCH割り当てのシンボルの数である。これは、TBSがスロット中のシンボルの数に比例することと、TBSが、スロットの数を増加させることによって増加され得ないこととを暗示する。しかしながら、
Figure 2024504633000026
が、所与のトランスポートブロックがその中で搬送されるすべてのスロット中のPUSCH割り当てのシンボルの数として再規定される場合、TBoMSは、スロットの数とともに増大することができる。さらに、TBは、TBoMS送信の単一のスロット内に完全に含まれているとは限らないことがあるので、および、全TBのCRC検査は、UEがTBの全体を受信することを必要とするので、TB全体を受信した後に使用される単一のCRCが、TBに追加される。TBoMS送信は、概して、低いデータレートの増加されたカバレッジの必要によって動機を与えられるので、TBoMS送信において1つのTBのみが送信される可能性があり、Rel-15/16 PUSCH繰返しのために行われるマルチスロット送信の各スロットについてCRCを追加することが、正味性能を改善することなしにオーバーヘッドを増加させる可能性があることになる。したがって、いくつかの実施形態では、TBoMS送信において、単一のCRC検査が送信される。
いくつかの実施形態では、REへのPUSCH変調シンボルのマッピングは、PUSCHによって搬送されるトランスポートブロックのためのコード化ビットの数に直接依存する。たとえば、3GPP TS38.211 V16.3.0、セクション6.1.3.6では、
Figure 2024504633000027
個の変調シンボル
Figure 2024504633000028
が、アンテナポートp上のリソースエレメントにマッピングされ、ここで、
Figure 2024504633000029
が、レイヤごとの変調シンボルの数であり、
Figure 2024504633000030
であり、ここで、
Figure 2024504633000031
は、PUSCHのコードワードqにおいて搬送されるトランスポートブロック中のコード化ビットの数であり、Qmは、変調シンボルごとのコード化ビットの数である。この場合、所与のトランスポートブロックがその中で搬送されるすべてのスロット中のPUSCH割り当てのシンボルの数として
Figure 2024504633000032
を再規定することによって、TBoMS送信のためのTBSが決定されるとき、REへのPUSCH変調シンボルのマッピングを変える必要がない。
一実施形態では、TBoMS送信は、3GPP TS38.214 V16.3.0において規定されているRel-15/16 PUSCH繰返しタイプAに従って、時間領域リソース割り当て(TDRA)を決定する。開始シンボルSと各スロット内の連続するシンボルの数Lとが、繰返しタイプAについてセクション6.1.2.1において説明されるように計算される。実施形態では、TBの一部分は、TBの全体が各スロット内で符号化される、Rel-15およびRel-16 PUSCH繰返しタイプAとは異なり、各スロット内で搬送される。TBの一部分のみが搬送されるので、シンボルの数Lは、TBがその中で搬送されるスロットのすべての中の、TBによって占有されるシンボルの総数
Figure 2024504633000033
よりも少ない。また、SとLとが、PUSCH繰返しタイプA TDRAのこの使用により各スロットについて同じであるので、PUSCHによって占有されるシンボルの総数は、この場合、
Figure 2024504633000034
である。さらに、1つのそのような実施形態では、TBoMSのスロットが、3GPP TS38.213の節11.1の条件に従って、PUSCH繰返しタイプAの場合と同じやり方で省略される。
一実施形態では、TBoMS送信は、3GPP TS38.214 V16.3.0において規定されているRel-15/16 PUSCH繰返しタイプBに従って、時間領域リソース割り当て(TDRA)を決定する。この実施形態では、TBoMSは、K個のセグメントを備え、それらの各々は、隣接し、Lシンボル長さである。その場合、すべてのセグメントがL個のシンボルで送信されるときにPUSCHによって占有されるシンボルの最大総数は、
Figure 2024504633000035
である。開始シンボルSと、連続するシンボルの数Lと、各セグメントについての開始および終了スロットとが、繰返しタイプBについてセクション6.1.2.1において説明されるように計算され、ここで、n番目のセグメントについての開始および終了スロットは、PUSCH繰返しタイプBのn番目の公称の繰返しの場合と同じやり方で計算される。いくつかの実施形態では、UEは、3GPP TS38.214 V16.3.0、セクション6.1.2.1において与えられるPUSCH繰返しタイプBのために使用されるプロシージャに従って、TBoMS送信のための無効なシンボルを決定する。いくつかの実施形態では、UEは、TBoMS送信のための潜在的に有効なシンボルと、マルチスロット送信のどのセグメントが、3GPP TS38.214 V16.3.0、セクション6.1.2.1において与えられるPUSCH繰返しタイプBのために使用されるプロシージャに従って送信されることになるかとを決定し、「実際のセグメント」と標示され得る、送信されるべきセグメントが、実際の送信を決定するために使用される方法に従って識別される。いくつかの実施形態では、実際のセグメントが、3GPP TS38.213 V16.3.0の節11.1における条件に従って省略される。
より一般的な実施形態では、UEは、トランスポートブロックを搬送するPUSCHによって占有されるべきシンボルの数に従ってトランスポートブロックのサイズを決定し、ここで、シンボルの数は、PUSCHによって占有されるOFDMシンボルの数であり、ここで、PUSCHは、複数のスロットを占有する。UEは、PUSCH繰返しプロシージャに従ってPUSCHによって占有されるシンボルを決定する。いくつかの実施形態では、UEは、PUSCH繰返しプロシージャに従ってスロット中のPUSCHを送信すべきかどうかを決定する。UEは、次いで、符号化されたトランスポートブロックを形成するために、誤り訂正コードでトランスポートブロックを符号化し、複数のスロット内で占有されるべきシンボル中のPUSCHにおいて、符号化されたトランスポートブロックを送信する。いくつかの実施形態では、PUSCH繰返しプロシージャは、3GPP TS38.214 V16.3.0において規定されている、PUSCH繰返しタイプAまたはタイプBのうちの1つである。いくつかの実施形態では、シンボルの数は
Figure 2024504633000036
として決定され、ここで、
Figure 2024504633000037
は、PUSCHによって占有される連続するOFDMシンボルの数であり、Kは、PUSCH繰返しプロシージャに従って決定される繰返しの数と、PUSCHが占有するように設定されるスロットの数とのうちの1つである。
図10を参照すると、一実施形態によれば、通信システムが、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワーク2511とコアネットワーク2514とを備える、3GPPタイプセルラネットワークなどの通信ネットワーク2510を含む。アクセスネットワーク2511は、NB、eNB、gNBまたは他のタイプの無線アクセスポイントなど、複数の基地局2512a、2512b、2512cを備え、各々が、対応するカバレッジエリア2513a、2513b、2513cを規定する。各基地局2512a、2512b、2512cは、有線接続または無線接続2515を介してコアネットワーク2514に接続可能である。カバレッジエリア2513c中に位置する第1のUE2591が、対応する基地局2512cに無線で接続するか、または対応する基地局2512cによってページングされるように設定される。カバレッジエリア2513a中の第2のUE2592が、対応する基地局2512aに無線で接続可能である。この例では複数のUE2591、2592が示されているが、開示される実施形態は、唯一のUEがカバレッジエリア中にある状況、または唯一のUEが、対応する基地局2512に接続している状況に等しく適用可能である。
通信ネットワーク2510は、それ自体、ホストコンピュータ2530に接続され、ホストコンピュータ2530は、スタンドアロンサーバ、クラウド実装サーバ、分散サーバのハードウェアおよび/またはソフトウェアにおいて、あるいはサーバファーム中の処理リソースとして具現され得る。ホストコンピュータ2530は、サービスプロバイダの所有または制御下にあり得、あるいはサービスプロバイダによってまたはサービスプロバイダの代わりに動作され得る。通信ネットワーク2510とホストコンピュータ2530との間の接続2521および2522が、コアネットワーク2514からホストコンピュータ2530に直接延び得るか、または随意の中間ネットワーク2520を介して進み得る。中間ネットワーク2520は、パブリックネットワーク、プライベートネットワーク、またはホストされたネットワークのうちの1つ、またはそれらのうちの2つ以上の組合せであり得、中間ネットワーク2520は、もしあれば、バックボーンネットワークまたはインターネットであり得、特に、中間ネットワーク2520は、2つまたはそれ以上のサブネットワーク(図示せず)を備え得る。
図10の通信システムは全体として、接続されたUE2591、2592とホストコンピュータ2530との間のコネクティビティを可能にする。コネクティビティは、オーバーザトップ(OTT)接続2550として説明され得る。ホストコンピュータ2530および接続されたUE2591、2592は、アクセスネットワーク2511、コアネットワーク2514、任意の中間ネットワーク2520および可能なさらなるインフラストラクチャ(図示せず)を媒介として使用して、OTT接続2550を介して、データおよび/またはシグナリングを通信するように設定される。OTT接続2550は、OTT接続2550が通過する、参加する通信デバイスが、アップリンク通信およびダウンリンク通信のルーティングに気づいていないという意味で、透過的であり得る。たとえば、基地局2512は、接続されたUE2591にフォワーディング(たとえば、ハンドオーバ)されるべき、ホストコンピュータ2530から発生したデータを伴う着信ダウンリンク通信の過去のルーティングについて、知らされないことがあるかまたは知らされる必要がない。同様に、基地局2512は、UE2591から発生してホストコンピュータ2530に向かう発信アップリンク通信の将来ルーティングに気づいている必要がない。
次に、一実施形態による、前の段落において説明されたUE、基地局およびホストコンピュータの例示的な実装形態が、図11を参照しながら説明される。通信システム2600では、ホストコンピュータ2610が、通信システム2600の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するように設定された通信インターフェース2616を含む、ハードウェア2615を備える。ホストコンピュータ2610は、記憶能力および/または処理能力を有し得る、処理回路2618をさらに備える。特に、処理回路2618は、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。ホストコンピュータ2610は、ホストコンピュータ2610に記憶されるかまたはホストコンピュータ2610によってアクセス可能であり、処理回路2618によって実行可能である、ソフトウェア2611をさらに備える。ソフトウェア2611はホストアプリケーション2612を含む。ホストアプリケーション2612は、UE2630およびホストコンピュータ2610において終端するOTT接続2650を介して接続するUE2630など、リモートユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。リモートユーザにサービスを提供する際に、ホストアプリケーション2612は、OTT接続2650を使用して送信されるユーザデータを提供し得る。
通信システム2600は、通信システム中に提供される基地局2620をさらに含み、基地局2620は、基地局2620がホストコンピュータ2610およびUE2630と通信することを可能にするハードウェア2625を備える。ハードウェア2625は、通信システム2600の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するための通信インターフェース2626、ならびに基地局2620によってサーブされるカバレッジエリア(図11に図示せず)中に位置するUE2630との少なくとも無線接続2670をセットアップおよび維持するための無線インターフェース2627を含み得る。通信インターフェース2626は、ホストコンピュータ2610への接続2660を容易にするように設定され得る。接続2660は直接であり得るか、あるいは、接続2660は、通信システムのコアネットワーク(図11に図示せず)を、および/または通信システムの外部の1つまたは複数の中間ネットワークを通過し得る。図示の実施形態では、基地局2620のハードウェア2625は、処理回路2628をさらに含み、処理回路2628は、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。基地局2620は、内部的に記憶されるかまたは外部接続を介してアクセス可能なソフトウェア2621をさらに有する。
通信システム2600は、すでに言及されたUE2630をさらに含む。UE2630のハードウェア2635は、UE2630が現在位置するカバレッジエリアをサーブする基地局との無線接続2670をセットアップおよび維持するように設定された、無線インターフェース2637を含み得る。UE2630のハードウェア2635は、処理回路2638をさらに含み、処理回路2638は、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。UE2630は、UE2630に記憶されるかまたはUE2630によってアクセス可能であり、処理回路2638によって実行可能である、ソフトウェア2631をさらに備える。ソフトウェア2631はクライアントアプリケーション2632を含む。クライアントアプリケーション2632は、ホストコンピュータ2610のサポートを伴って、UE2630を介して人間のまたは人間でないユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。ホストコンピュータ2610では、実行しているホストアプリケーション2612は、UE2630およびホストコンピュータ2610において終端するOTT接続2650を介して、実行しているクライアントアプリケーション2632と通信し得る。ユーザにサービスを提供する際に、クライアントアプリケーション2632は、ホストアプリケーション2612から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを提供し得る。OTT接続2650は、要求データとユーザデータの両方を転送し得る。クライアントアプリケーション2632は、クライアントアプリケーション2632が提供するユーザデータを生成するためにユーザと対話し得る。
図11に示されているホストコンピュータ2610、基地局2620およびUE2630は、それぞれ、図10のホストコンピュータ2530、基地局2512a、2512b、2512cのうちの1つ、およびUE2591、2592のうちの1つと同様または同等であり得ることに留意されたい。つまり、これらのエンティティの内部の働きは、図11に示されているものであり得、別個に、周囲のネットワークトポロジーは、図10のものであり得る。
図11では、OTT接続2650は、仲介デバイスとこれらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングとへの明示的言及なしに、基地局2620を介したホストコンピュータ2610とUE2630との間の通信を示すために抽象的に描かれている。ネットワークインフラストラクチャが、ルーティングを決定し得、ネットワークインフラストラクチャは、UE2630からまたはホストコンピュータ2610を動作させるサービスプロバイダから、またはその両方からルーティングを隠すように設定され得る。OTT接続2650がアクティブである間、ネットワークインフラストラクチャは、さらに、ネットワークインフラストラクチャが、(たとえば、ネットワークの負荷分散考慮または再設定に基づいて)ルーティングを動的に変更する判断を行い得る。
UE2630と基地局2620との間の無線接続2670は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つまたは複数は、無線接続2670が最後のセグメントを形成するOTT接続2650を使用して、UE2630に提供されるOTTサービスの性能を改善する。より正確には、これらの実施形態の教示は、無線リソース利用を改善し、それにより、低減されたユーザ待ち時間などの利益を提供し得る。
1つまたは複数の実施形態が改善する、データレート、レイテンシおよび他のファクタを監視する目的での、測定プロシージャが提供され得る。測定結果の変動に応答して、ホストコンピュータ2610とUE2630との間のOTT接続2650を再設定するための随意のネットワーク機能がさらにあり得る。測定プロシージャおよび/またはOTT接続2650を再設定するためのネットワーク機能は、ホストコンピュータ2610のソフトウェア2611およびハードウェア2615でまたはUE2630のソフトウェア2631およびハードウェア2635で、またはその両方で実装され得る。実施形態では、OTT接続2650が通過する通信デバイスにおいて、またはその通信デバイスに関連して、センサー(図示せず)が展開され得、センサーは、上記で例示された監視された量の値を供給すること、またはソフトウェア2611、2631が監視された量を算出または推定し得る他の物理量の値を供給することによって、測定プロシージャに参加し得る。OTT接続2650の再設定は、メッセージフォーマット、再送信セッティング、好ましいルーティングなどを含み得、再設定は、基地局2620に影響を及ぼす必要がなく、再設定は、基地局2620に知られていないかまたは知覚不可能であり得る。そのようなプロシージャおよび機能は、当技術分野において知られ、実践され得る。いくつかの実施形態では、測定は、スループット、伝搬時間、レイテンシなどのホストコンピュータ2610の測定を容易にするプロプライエタリUEシグナリングを伴い得る。測定は、ソフトウェア2611および2631が、ソフトウェア2611および2631が伝搬時間、エラーなどを監視する間にOTT接続2650を使用して、メッセージ、特に空のまたは「ダミー」メッセージが送信されることを引き起こすことにおいて、実装され得る。
図12は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図10および図11を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図12への図面参照のみがこのセクションに含まれる。ステップ2710において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。ステップ2710の(随意であり得る)サブステップ2711において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ2720において、ホストコンピュータは、UEにユーザデータを搬送する送信を始動する。(随意であり得る)ステップ2730において、基地局は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、ホストコンピュータが始動した送信において搬送されたユーザデータをUEに送信する。(また、随意であり得る)ステップ2740において、UEは、ホストコンピュータによって実行されるホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行する。
図13は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図10および図11を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図13への図面参照のみがこのセクションに含まれる。方法のステップ2810において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。随意のサブステップ(図示せず)において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ2820において、ホストコンピュータは、UEにユーザデータを搬送する送信を始動する。送信は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局を介して通り得る。(随意であり得る)ステップ2830において、UEは、送信において搬送されたユーザデータを受信する。
図14は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図10および図11を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図14への図面参照のみがこのセクションに含まれる。(随意であり得る)ステップ2910において、UEは、ホストコンピュータによって提供された入力データを受信する。追加または代替として、ステップ2920において、UEはユーザデータを提供する。ステップ2920の(随意であり得る)サブステップ2921において、UEは、クライアントアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ2910の(随意であり得る)サブステップ2911において、UEは、ホストコンピュータによって提供された受信された入力データに反応してユーザデータを提供する、クライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際に、実行されたクライアントアプリケーションは、ユーザから受信されたユーザ入力をさらに考慮し得る。ユーザデータが提供された特定の様式にかかわらず、UEは、(随意であり得る)サブステップ2930において、ホストコンピュータへのユーザデータの送信を始動する。方法のステップ2940において、ホストコンピュータは、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図15は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図10および図11を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図15への図面参照のみがこのセクションに含まれる。(随意であり得る)ステップ3010において、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局は、UEからユーザデータを受信する。(随意であり得る)ステップ3020において、基地局は、ホストコンピュータへの、受信されたユーザデータの送信を始動する。(随意であり得る)ステップ3030において、ホストコンピュータは、基地局によって始動された送信において搬送されたユーザデータを受信する。
本開示は、本開示の実施形態を参照しながら上記で説明された。本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく、様々な修正、交替および追加が当業者によって行われ得ることを理解されたい。したがって、本開示の範囲は、上記の特定の実施形態に限定されず、添付の特許請求の範囲によってのみ規定される。

Claims (74)

  1. ネットワークデバイスにおける方法(100)であって、
    送信ブロック(TB)を送信するための端末デバイスのための設定を決定すること(s110)であって、前記設定は、少なくとも、単一のTBが2つ以上のスロットにわたって送信可能とされる送信モードを指示する、端末デバイスのための設定を決定すること(s110)と、
    前記設定を前記端末デバイスに送信すること(s120)と、
    前記設定に従って前記端末デバイスから送信される前記TBを受信すること(s130)と
    を含む、方法(100)。
  2. 前記設定が、タイプA複数のスロットにわたるTB(TBoMS)送信を指示し、ある数のスロットの各々中の同じ位置にあるシンボルが、前記TBを送信するために設定される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記設定は、前記設定中で前記タイプA TBoMS送信が指示されるとき、パラメータS、L、およびNを含んでおり、ここで、Sが、第1のスロットの開始に関する開始シンボルを指示し、Lが、各スロット中の隣接するシンボルの数を指示し、Nがスロットの数を指示する、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1のスロットから開始するN個のスロットのグループが、前記TBを送信する際に前記端末デバイスによって使用され、前記グループの各スロットが、Sによって指示されるシンボルから開始する少なくともL個の隣接する利用可能なシンボルを有し、前記グループの各スロット中のSによって指示されるシンボルから開始するL個の隣接する利用可能なシンボルが、前記TBを送信する際に前記端末デバイスによって使用される、請求項3に記載の方法。
  5. 前記設定が、各スロット中のSによって指示されるシンボルから開始する隣接する利用可能なシンボルの最小数を指示するパラメータX1をさらに含んでおり、前記グループ中に含まれず、Sによって指示されるシンボルから開始するX1個以上の隣接する利用可能なシンボルを有する、前記グループの最後のスロットより前のスロット中の利用可能なシンボルが、前記TBを送信する際に前記端末デバイスによって使用される、請求項4に記載の方法。
  6. 前記グループ中に含まれず、X1個以上の隣接する利用可能なシンボルを有する、前記グループの前記最後のスロットより前のスロット中のSによって指示されるシンボルから開始する利用可能なシンボルが、前記グループの特定のスロット中のシンボルのシンボルごとの繰返しである、請求項5に記載の方法。
  7. 前記設定が、タイプB TBoMS送信を指示し、2つ以上のスロットにわたるシンボルの数が、前記TBを送信するために設定される、請求項1に記載の方法。
  8. 前記タイプB TBoMS送信が、スロットベースのタイプB TBoMS送信およびシンボルベースのタイプB TBoMS送信のうちの少なくとも1つを備える、請求項7に記載の方法。
  9. 前記設定は、前記設定中で前記スロットベースのタイプB TBoMS送信が指示されるとき、パラメータSおよびNを含んでおり、ここで、Sが、第1のスロットの開始に関する開始シンボルを指示し、Nがスロットの数を指示する、請求項8に記載の方法。
  10. 前記設定は、前記設定中で前記シンボルベースのタイプB TBoMS送信が指示されるとき、パラメータSおよびLを含んでおり、ここで、Sが、第1のスロットの開始に関する開始シンボルを指示し、Lがシンボルの数を指示する、請求項8に記載の方法。
  11. 前記設定が、
    - スロット内周波数ホッピング、
    - スロット間周波数ホッピング、または
    - バンドル間周波数ホッピング
    のうちの1つまたは複数を含む、サポートされる周波数ホッピングをさらに指示する、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記TBを送信する際に使用される前記スロットが、あらかじめ規定された数のバンドルを形成し、各バンドルが、同じ周波数ホッピングを使用する、請求項11に記載の方法。
  13. 前記設定は、前記周波数ホッピングが、所定の数よりも少ない隣接する利用可能なシンボルを伴う前記TBを送信する際に使用されるスロットのいずれかについて適用されるかどうかをさらに指示する、請求項11に記載の方法。
  14. 前記設定が、周波数ホッピングが無効化されることを指示する場合、前記端末デバイスが前記N個のスロットにわたって物理リソースブロック(PRB)の同じセットを使用し、前記設定が、周波数ホッピングが有効化されることを指示する場合、PRBの数が、前記N個のスロットにわたって同じである、請求項11に記載の方法。
  15. 前記パラメータNは、
    - Nが、新しいダウンリンク制御情報(DCI)フィールドによってシグナリングされる、
    - Nが、時間領域リソース割り振り(TDRA)表に追加され、DCIにおいてTDRAフィールドと結合符号化される、または
    - Nが、無線リソース制御(RRC)設定される
    のうちの1つまたは複数により指示される、請求項3または9に記載の方法。
  16. 前記TBの送信が、動的グラントまたは設定されたグラントでスケジュールされる、請求項1から15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 動的SFIが設定されないとき、前記TBを送信するために設定されたスロット中の半静的フレキシブルシンボルが利用可能なシンボルであるかどうかが、RRC/DCI設定されるかまたはあらかじめ決定される、請求項1から16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記設定が、各スロット中の隣接する利用可能なシンボルの最小数を指示するパラメータX1をさらに含んでおり、前記第1のスロットに続くK-1個のスロットの中のスロットであって、X1個よりも少ない隣接する利用可能なシンボルを有する、スロットの利用可能なシンボルが、前記TBを送信する際に前記端末デバイスによって使用されない、請求項9に記載の方法。
  19. 前記第1のスロットから開始するN個のスロットのグループが、前記TBを送信する際に前記端末デバイスによって使用され、前記第1のスロット以外の前記グループの各スロットが、少なくとも14個の利用可能なシンボルを有する、請求項9に記載の方法。
  20. 前記設定が、各スロット中の隣接する利用可能なシンボルの最小数を指示するパラメータX1をさらに含んでおり、前記第1のスロットから開始するN個のスロットのグループが、前記TBを送信する際に前記端末デバイスによって使用され、前記第1のスロット以外の前記グループの各スロットが、X1個以上の隣接する利用可能なシンボルを有する、請求項9に記載の方法。
  21. Sによって指示される前記シンボルから開始するL個のシンボルのうちの利用可能なシンボルが、前記TBを送信する際に前記端末デバイスによって使用される、請求項10に記載の方法。
  22. 前記設定が、各スロット中の利用可能なシンボルの最小数を指示するパラメータX1をさらに含んでおり、X1個よりも少ない利用可能なシンボルをもつ前記L個のシンボルによってカバーされるスロットが、前記TBを送信する際に使用されない、請求項21に記載の方法。
  23. Sによって指示される前記シンボルから開始するL個の利用可能なシンボルが、前記TBを送信する際に前記端末デバイスによって使用される、請求項10に記載の方法。
  24. 前記設定が、各スロット中の利用可能なシンボルの最小数を指示するパラメータX1をさらに含んでおり、X1個よりも少ない利用可能なシンボルをもつ前記L個の利用可能なシンボルによってカバーされるスロットが、前記L個の利用可能なシンボルのためにカウントされず、前記TBを送信する際に使用されない、請求項23に記載の方法。
  25. 前記第1のスロットの後の前記スロットであって、前記TBを送信する際に使用されない、前記スロット中の利用可能なシンボルが、前記TBを送信する際に使用される特定のスロット中のシンボルのシンボルごとの繰返しである、請求項22または24に記載の方法。
  26. 前記設定が、物理アップリンク共有データチャネル(PUSCH)マッピングタイプをさらに含んでいる、請求項1から25のいずれか一項に記載の方法。
  27. 前記PUSCHマッピングタイプが、少なくともPUSCHマッピングタイプAおよびPUSCHマッピングタイプBを備え、前記PUSCHマッピングタイプAまたは前記PUSCHマッピングタイプBが、前記タイプA TBoMS送信のために設定される、請求項26に記載の方法。
  28. 前記タイプA TBoMS送信が前記設定中で指示されるとき、前記端末デバイスが、前記TBを送信する際に使用される、L個よりも少ない隣接する利用可能なシンボルを有するスロットのために前記PUSCHマッピングタイプBを使用する、請求項27に記載の方法。
  29. 前記タイプA TBoMS送信が前記設定中で指示され、前記TBを送信する際に使用されるスロットが、少なくとも4つの利用可能なシンボルを有するとき、前記端末デバイスが、前記TBを送信するために前記PUSCHマッピングタイプAを使用し、各スロット中の復調用参照信号(DMRS)位置が、前記PUSCHマッピングタイプAにおいて規定されるパラメータSに関して規定される、請求項27に記載の方法。
  30. 前記タイプA TBoMS送信が前記設定中で指示され、前記第1のスロットから開始するN個のスロットは、前記N個のスロットのうちのスロットがL個の利用可能なシンボルを有するかどうかにかかわらず、前記TBを送信する際に使用されるとき、前記端末デバイスが、前記TBを送信する際に使用される、4つよりも少ない隣接する利用可能なシンボルを有するスロットのために前記PUSCHマッピングタイプAを使用し、前記端末デバイスが、別々に設定されたDMRS設定を使用する、請求項27に記載の方法。
  31. 前記PUSCHマッピングタイプBが、前記タイプB TBoMS送信のために設定され、各スロット中の復調用参照信号(DMRS)位置が、前記スロット中の隣接する利用可能なシンボルの数に依存する、請求項26に記載の方法。
  32. シンボルベースのタイプB TBoMS送信のための前記PUSCHマッピングタイプBにおいて規定されるパラメータLが、ノーマルサイクリックプレフィックス(CP)の場合、14よりも大きく、または拡張CPの場合、12よりも大きい、請求項31に記載の方法。
  33. 動的スロットフォーマット指示(SFI)が設定され、前記TBの前記送信が、動的グラントでスケジュールされるとき、前記TBを送信するために設定されたスロット中の動的ダウンリンクシンボルが、利用不可能なシンボルと見なされる、請求項1から32のいずれか一項に記載の方法。
  34. 動的SFIが設定され、前記TBの前記送信が、設定されたグラントでスケジュールされるとき、前記TBを送信するために設定されたスロット中の半静的フレキシブルシンボルが利用可能なシンボルであるかどうかが、RRC/DCI設定されるかまたはあらかじめ決定される、請求項1から33のいずれか一項に記載の方法。
  35. 単一の巡回冗長検査(CRC)が前記TBのために送信される、請求項1から34のいずれか一項に記載の方法。
  36. 端末デバイスにおける方法(200)であって、
    ネットワークデバイスから、送信ブロック(TB)を送信するための設定を取得すること(s210)であって、前記設定は、少なくとも、単一のTBが2つ以上のスロットにわたって送信可能とされる送信モードを指示する、送信ブロック(TB)を送信するための設定を取得すること(s210)と、
    前記設定に従って前記TBを送信するためのリソースを決定すること(s220)と、
    前記決定されたリソースにわたって前記ネットワークデバイスに前記TBを送信すること(s230)と
    を含む、方法(200)。
  37. 前記設定が、タイプA複数のスロットにわたるTB(TBoMS)送信を指示し、ある数のスロットの各々中の同じ位置にあるシンボルが、前記TBを送信するために設定される、請求項36に記載の方法。
  38. 前記設定は、前記設定中で前記タイプA TBoMS送信が指示されるとき、パラメータS、L、およびNを含んでおり、ここで、Sが、スロットの開始に関する開始シンボルを指示し、Lが、各スロット中の隣接するシンボルの数を指示し、Nがスロットの数を指示する、請求項37に記載の方法。
  39. 第1のスロットから開始するN個のスロットのグループが、前記TBを送信する際に前記端末デバイスによって使用され、前記グループの各スロットが、Sによって指示されるシンボルから開始する少なくともL個の隣接する利用可能なシンボルを有し、前記グループの各スロット中のSによって指示されるシンボルから開始するL個の隣接する利用可能なシンボルが、前記TBを送信する際に前記端末デバイスによって使用される、請求項38に記載の方法。
  40. 前記設定が、各スロット中のSによって指示されるシンボルから開始する隣接する利用可能なシンボルの最小数を指示するパラメータX1をさらに含んでおり、前記グループ中に含まれず、Sによって指示されるシンボルから開始するX1個以上の隣接する利用可能なシンボルを有する、前記グループの最後のスロットより前のスロット中の利用可能なシンボルが、前記TBを送信する際に前記端末デバイスによって使用される、請求項39に記載の方法。
  41. 前記グループ中に含まれず、X1個以上の隣接する利用可能なシンボルを有する、前記グループの前記最後のスロットより前のスロット中のSによって指示されるシンボルから開始する利用可能なシンボルが、前記グループの特定のスロット中のシンボルのシンボルごとの繰返しである、請求項40に記載の方法。
  42. 前記設定が、タイプB TBoMS送信を指示し、2つ以上のスロットにわたるシンボルの数が、前記TBを送信するために設定される、請求項36に記載の方法。
  43. 前記タイプB TBoMS送信が、スロットベースのタイプB TBoMS送信およびシンボルベースのタイプB TBoMS送信のうちの少なくとも1つを備える、請求項42に記載の方法。
  44. 前記設定は、前記設定中で前記スロットベースのタイプB TBoMS送信が指示されるとき、パラメータSおよびNを含んでおり、ここで、Sが、第1のスロットの開始に関する開始シンボルを指示し、Nがスロットの数を指示する、請求項42に記載の方法。
  45. 前記設定は、前記設定中で前記シンボルベースのタイプB TBoMS送信が指示されるとき、パラメータSおよびLを含んでおり、ここで、Sが、第1のスロットの開始に関する開始シンボルを指示し、Lがシンボルの数を指示する、請求項42に記載の方法。
  46. 前記設定が、
    - スロット内周波数ホッピング、
    - スロット間周波数ホッピング、または
    - バンドル間周波数ホッピング
    のうちの1つまたは複数を含む、サポートされる周波数ホッピングをさらに指示する、請求項36から45のいずれか一項に記載の方法。
  47. 前記TBを送信する際に使用される前記スロットが、あらかじめ規定された数のバンドルを形成し、各バンドルが、同じ周波数ホッピングを使用する、請求項46に記載の方法。
  48. 前記設定は、前記周波数ホッピングが、所定の数よりも少ない隣接する利用可能なシンボルを伴う前記TBを送信する際に使用されるスロットのいずれかについて適用されるかどうかをさらに指示する、請求項46に記載の方法。
  49. 前記設定が、周波数ホッピングが無効化されることを指示する場合、前記端末デバイスが前記N個のスロットにわたって物理リソースブロック(PRB)の同じセットを使用し、前記設定が、周波数ホッピングが有効化されることを指示する場合、PRBの数が、前記N個のスロットにわたって同じである、請求項46に記載の方法。
  50. 前記パラメータNは、
    - Nが、新しいダウンリンク制御情報(DCI)フィールドによってシグナリングされる、
    - Nが、時間領域リソース割り振り(TDRA)表に追加され、DCIにおいてTDRAフィールドと結合符号化される、または
    - Nが、無線リソース制御(RRC)設定される
    のうちの1つまたは複数により指示される、請求項38または44に記載の方法。
  51. 前記TBの送信が、動的グラントまたは設定されたグラントでスケジュールされる、請求項36から50のいずれか一項に記載の方法。
  52. 動的SFIが設定され、前記TBの前記送信が、設定されたグラントでスケジュールされるとき、前記TBを送信するために設定されたスロット中の半静的フレキシブルシンボルが利用可能なシンボルであるかどうかが、RRC/DCI設定されるかまたはあらかじめ決定される、請求項36から51のいずれか一項に記載の方法。
  53. 前記設定が、各スロット中の隣接する利用可能なシンボルの最小数を指示するパラメータX1をさらに含んでおり、前記第1のスロットに続くK-1個のスロットの中のスロットであって、X1個よりも少ない隣接する利用可能なシンボルを有する、スロットの利用可能なシンボルが、前記TBを送信する際に前記端末デバイスによって使用されない、請求項44に記載の方法。
  54. 前記第1のスロットから開始するN個のスロットのグループが、前記TBを送信する際に前記端末デバイスによって使用され、前記第1のスロット以外の前記グループの各スロットが、少なくとも14個の利用可能なシンボルを有する、請求項44に記載の方法。
  55. 前記設定が、各スロット中の隣接する利用可能なシンボルの最小数を指示するパラメータX1をさらに含んでおり、前記第1のスロットから開始するN個のスロットのグループが、前記TBを送信する際に前記端末デバイスによって使用され、前記第1のスロット以外の前記グループの各スロットが、X1個以上の隣接する利用可能なシンボルを有する、請求項44に記載の方法。
  56. Sによって指示される前記シンボルから開始するL個のシンボルのうちの利用可能なシンボルが、前記TBを送信する際に前記端末デバイスによって使用される、請求項45に記載の方法。
  57. 前記設定が、各スロット中の利用可能なシンボルの最小数を指示するパラメータX1をさらに含んでおり、X1個よりも少ない利用可能なシンボルをもつ前記L個のシンボルによってカバーされるスロットが、前記TBを送信する際に使用されない、請求項56に記載の方法。
  58. Sによって指示される前記シンボルから開始するL個の利用可能なシンボルが、前記TBを送信する際に前記端末デバイスによって使用される、請求項45に記載の方法。
  59. 前記設定が、各スロット中の利用可能なシンボルの最小数を指示するパラメータX1をさらに含んでおり、X1個よりも少ない利用可能なシンボルをもつ前記L個の利用可能なシンボルによってカバーされるスロットが、前記L個の利用可能なシンボルのためにカウントされず、前記TBを送信する際に使用されない、請求項58に記載の方法。
  60. 前記第1のスロットの後の前記スロットであって、前記TBを送信する際に使用されない、前記スロット中の利用可能なシンボルが、前記TBを送信する際に使用される特定のスロット中のシンボルのシンボルごとの繰返しである、請求項57または59に記載の方法。
  61. 前記設定が、物理アップリンク共有データチャネル(PUSCH)マッピングタイプをさらに含んでいる、請求項36から60のいずれか一項に記載の方法。
  62. 前記PUSCHマッピングタイプが、少なくともPUSCHマッピングタイプAおよびPUSCHマッピングタイプBを備え、前記PUSCHマッピングタイプAまたは前記PUSCHマッピングタイプBが、前記タイプA TBoMS送信のために設定される、請求項61に記載の方法。
  63. 前記タイプA TBoMS送信が前記設定中で指示されるとき、前記端末デバイスが、前記TBを送信する際に使用される、L個よりも少ない隣接する利用可能なシンボルを有するスロットのために前記PUSCHマッピングタイプBを使用する、請求項62に記載の方法。
  64. 前記タイプA TBoMS送信が前記設定中で指示され、前記TBを送信する際に使用されるスロットが、少なくとも4つの利用可能なシンボルを有するとき、前記端末デバイスが、前記TBを送信するために前記PUSCHマッピングタイプAを使用し、各スロット中の復調用参照信号(DMRS)位置が、前記PUSCHマッピングタイプAにおいて規定されるパラメータSに関して規定される、請求項62に記載の方法。
  65. 前記タイプA TBoMS送信が前記設定中で指示され、前記第1のスロットから開始するN個のスロットは、前記N個のスロットのうちのスロットがL個の利用可能なシンボルを有するかどうかにかかわらず、前記TBを送信する際に使用されるとき、前記端末デバイスが、前記TBを送信する際に使用される、4つよりも少ない隣接する利用可能なシンボルを有するスロットのために前記PUSCHマッピングタイプAを使用し、前記端末デバイスが、別々に設定されたDMRS設定を使用する、請求項62に記載の方法。
  66. 前記PUSCHマッピングタイプBが、前記タイプB TBoMS送信のために設定され、各スロット中の復調用参照信号(DMRS)位置が、前記スロット中の隣接する利用可能なシンボルの数に依存する、請求項61に記載の方法。
  67. シンボルベースのタイプB TBoMS送信のための前記PUSCHマッピングタイプBにおいて規定されるパラメータLが、ノーマルサイクリックプレフィックス(CP)の場合、14よりも大きく、または拡張CPの場合、12よりも大きい、請求項66に記載の方法。
  68. 動的スロットフォーマット指示(SFI)が設定され、前記TBの前記送信が、動的グラントでスケジュールされるとき、前記TBを送信するために設定されたスロット中の動的ダウンリンクシンボルが、利用不可能なシンボルと見なされる、請求項36から67のいずれか一項に記載の方法。
  69. 動的SFIが設定されないとき、前記TBを送信するために設定されたスロット中の半静的フレキシブルシンボルが利用可能なシンボルであるかどうかが、RRC/DCI設定されるかまたはあらかじめ決定される、請求項36から68のいずれか一項に記載の方法。
  70. 単一の巡回冗長検査(CRC)が前記TBのために送信される、請求項36から69のいずれか一項に記載の方法。
  71. トランシーバと、プロセッサと、メモリとを備えるネットワークデバイスであって、前記メモリが、前記プロセッサによって実行可能な命令を備え、それにより、前記ネットワークデバイスが、請求項1から35のいずれか一項に記載の方法を実施するように動作可能である、ネットワークデバイス。
  72. ネットワークデバイス中のプロセッサによって実行されたとき、前記ネットワークデバイスに、請求項1から35のいずれか一項に記載の方法を実施させるコンピュータプログラム命令を記憶したコンピュータ可読記憶媒体。
  73. トランシーバと、プロセッサと、メモリとを備える端末デバイスであって、前記メモリが、前記プロセッサによって実行可能な命令を備え、それにより、ネットワークデバイスが、請求項36から70のいずれか一項に記載の方法を実施するように動作可能である、端末デバイス。
  74. 端末デバイス中のプロセッサによって実行されたとき、ネットワークデバイスに、請求項36から70のいずれか一項に記載の方法を実施させるコンピュータプログラム命令を記憶したコンピュータ可読記憶媒体。
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