JP2024503748A - 通信方法および装置 - Google Patents

通信方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2024503748A
JP2024503748A JP2023544626A JP2023544626A JP2024503748A JP 2024503748 A JP2024503748 A JP 2024503748A JP 2023544626 A JP2023544626 A JP 2023544626A JP 2023544626 A JP2023544626 A JP 2023544626A JP 2024503748 A JP2024503748 A JP 2024503748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
session
information
access network
description information
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2023544626A
Other languages
English (en)
Inventor
永翠 李
慧 倪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Huawei Technologies Co Ltd
Original Assignee
Huawei Technologies Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Huawei Technologies Co Ltd filed Critical Huawei Technologies Co Ltd
Publication of JP2024503748A publication Critical patent/JP2024503748A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W40/00Communication routing or communication path finding
    • H04W40/02Communication route or path selection, e.g. power-based or shortest path routing
    • H04W40/12Communication route or path selection, e.g. power-based or shortest path routing based on transmission quality or channel quality
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
    • H04W28/0252Traffic management, e.g. flow control or congestion control per individual bearer or channel
    • H04W28/0263Traffic management, e.g. flow control or congestion control per individual bearer or channel involving mapping traffic to individual bearers or channels, e.g. traffic flow template [TFT]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • H04W76/15Setup of multiple wireless link connections
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L41/00Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
    • H04L41/08Configuration management of networks or network elements
    • H04L41/0894Policy-based network configuration management
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
    • H04W28/0268Traffic management, e.g. flow control or congestion control using specific QoS parameters for wireless networks, e.g. QoS class identifier [QCI] or guaranteed bit rate [GBR]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W40/00Communication routing or communication path finding
    • H04W40/24Connectivity information management, e.g. connectivity discovery or connectivity update
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • H04W76/11Allocation or use of connection identifiers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • H04W76/18Management of setup rejection or failure
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/20Manipulation of established connections
    • H04W76/22Manipulation of transport tunnels

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

本出願は、通信方法および対応する装置ならびにシステムを開示する。この方法は以下を含む。端末デバイスは、第1のトラフィック記述情報と第2のトラフィック記述情報の間の関連付け情報を取得し、開始されたアプリケーションに対して第1のトラフィック記述情報および第2のトラフィック記述情報を決定し、および第1の要求メッセージならびに第2の要求メッセージを送信する。第1の要求メッセージは、第1のトラフィック記述情報に対応する第1のセッションを確立することを要求するために使用されて、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示す第1の関連付け情報を含み、および第2の要求メッセージは、第2のトラフィック記述情報に対応する第2のセッションを確立することを要求するために使用されて、第2のセッションが第1のセッションと関連付けられていることを示す第2の関連付け情報を含む。

Description

本出願は、通信技術の分野に関し、および、特に、通信方法および装置に関する。
本出願は、2021年1月26日に中国国家知識産権局に出願された、「COMMUNICATION METHOD AND APPARATUS」という名称の中国特許出願第202110104966.X号の優先権を主張し、同出願は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれている。
通信技術が発達するにつれて、より高い要求が端末と別の装置(たとえば、端末またはネットワーク装置)との間の信頼性に課されている。たとえば、多くの産業用アプリケーションの信頼性要求は99.9999%を超えていて、高い信頼性要求を伴うこれらのアプリケーションには、待ち時間に対する高い要求もある。しかし、現在の通信アーキテクチャでは通常、いくつかの通信シナリオにおいて信頼性要求を満たすことができない。たとえば、対ビジネス(to business、to B)サービスの通信シナリオでは、端末のモーションコントロール(motion control、MC)サービスの、別のデバイスに対する信頼性要求は999.999%である。たとえば、通信サービス端末の1年以内の総許容故障時間は、わずか30秒である。しかし、MCサービスが現在の通信アーキテクチャに基づいて実施された場合には、ネットワークデバイス(たとえばアクセスネットワークデバイス)の信頼性は99.9%から99.99%にすぎない。したがって、通信リンク全体の信頼性は、MCサービスなどのto-Bサービスの信頼性要求を満たすことができない。
サービスに対応する通信リンクの信頼性が、そのサービスの信頼性要求を満たすことができないという問題を解決するために、2つの通信リンクが、単一のサービス用の通信サービスを提供して全体の信頼性を改善するように構成され得る。この場合では、図1を参照されたい。図1の通信アーキテクチャは、端末、第1のアクセスネットワークデバイス、第2のアクセスネットワークデバイス、第1のユーザプレーン機能(ユーザプレーン機能、UPF)、および第2のUPFを含み得る。これら2つの通信リンクは、相互に冗長な通信リンクと呼ばれる。信頼性を確保するには、2つの通信リンク間の独立性が確保される必要がある。たとえば、通信リンクのうちの一つは、端末、第1のアクセスネットワークデバイス、および第1のUPFを含む。他方の通信リンクは、端末、第2のアクセスネットワークデバイス、および第2のUPFを含む。端末は、第1のアクセスネットワークデバイスを介してコアネットワークへの通信接続を確立する。たとえば、端末は、第1のアクセスネットワークデバイスと第1のUPFとの間の通信接続を確立するために、第1のアクセスネットワークデバイスを介してコアネットワークとのシグナリングインタラクションを実施し得る。このようにして、端末と第1のUPFのバックエンドとのデータネットワーク(data network、DN)との間のサービス通信が実装される。別の例として、端末は、第2のアクセスネットワークデバイスと第2のUPFとの間の通信接続を確立するために、第2のアクセスネットワークデバイスを介してコアネットワークとのシグナリングインタラクションを実施し得る。
前述のアーキテクチャを使用するには、一次アクセスネットワークデバイス(たとえば、第1のアクセスネットワークデバイス)は、二次アクセスネットワークデバイス(たとえば、第2のアクセスネットワークデバイス)を選択する必要がある。従来技術では、一次アクセスネットワークデバイスは、セッション管理機能(session management function、SMF)から提供される冗長シーケンス番号(redundancy sequence number、RSN)値に基づいて二次アクセスネットワークデバイスを選択する。同じアクセスネットワークデバイスが2つの相互に冗長な通信リンクに対して選択され得る。その結果、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが不可能になって、通信品質が低下することになる。
本出願は、通信品質を向上させるように2つの通信リンク間の独立性を確保する通信方法、装置、およびシステムを提供する。
第1の態様によれば、本出願の実施形態は、通信方法を提供する。この方法は以下を含む。端末デバイスは、第1のトラフィック記述情報と第2のトラフィック記述情報との間の関連付け情報を取得し、端末デバイスは、開始されたアプリケーションに対して第1のトラフィック記述情報ならびに第2のトラフィック記述情報を決定し、および、端末デバイスは、第1の要求メッセージならびに第2の要求メッセージを送信する。第1の要求メッセージは、第1のトラフィック記述情報に対応する第1のセッションを確立することを要求するために使用され、および第2の要求メッセージは、第2のトラフィック記述情報に対応する第2のセッションを確立することを要求するために使用される。第1の要求メッセージは第1の関連付け情報を含み、および第2の要求メッセージは第2の関連付け情報を含む。第1の関連付け情報は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示し、および第2の関連付け情報は、第2のセッションが第1のセッションと関連付けられていることを示す。
本出願の実施形態で提供される通信方法によれば、ネットワーク側は、受信された第1の要求メッセージおよび受信された第2の要求メッセージから、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定し得る。一次アクセスネットワークデバイスは、どの2つのセッションが関連付けられているかを知って、2つの相互に冗長なセッションに対して異なるアクセスネットワークデバイスを決定することができる。このようにして、通信品質を改善するために、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが可能である。加えて、一次アクセスネットワークデバイスまたは二次アクセスネットワークデバイスがデュアル接続性(dual connectivity、DC)を維持できない(たとえば、障害が発生する、または負荷が高すぎる)場合、アクセスネットワークデバイスは、DC接続のセッションを切り替え得る。たとえば、二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない場合、そのDCにおける二次アクセスネットワークデバイスのセッションは、一次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得るか、または別の二次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得る。この場合、アクセスネットワークデバイスは、切り替えられるべき特定の関連付けられたセッションを決定するために、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることをネットワーク側から知り得る。
第1のトラフィック記述情報が第2のトラフィック記述情報と関連付けられているという説明はまた、第1のトラフィック記述情報の第1の規則が第2のトラフィック記述情報の第2の規則と関連付けられていると理解されてもよく、または第1の規則中の第1の経路選択記述情報が第2の規則中の第2の経路選択記述情報と関連付けられていると理解されてもよいことに留意されたい。これは、本出願では限定されない。
たとえば、端末デバイスは、第1のトラフィック記述情報と第2のトラフィック記述情報との間の関連付け情報を経路選択ポリシーから取得する。
たとえば、経路選択ポリシーは、第1のトラフィック記述情報に対応する第1の規則と、第2のトラフィック記述情報に対応する第2の規則とを含む。第1の規則は、第1のトラフィック記述情報が第2のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す第1の情報を含む。第2の規則は、第2のトラフィック記述情報が第1のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す第2の情報を含む。可能な実装では、第1の情報および第2の情報は、同じ第1の表示情報に対応して、この第1の表示情報は、第1のトラフィック記述情報が第2のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す。別の可能な実装では、第1の情報は、第2の規則に関する情報を含み、および第2の情報は、第1の規則に関する情報を含む。たとえば、第1の規則に関する情報は、第1の規則の識別子であり、または第1の規則に含まれるトラフィック記述情報もしくは経路選択記述情報である。第2の規則に関する情報は、第2の規則の識別子であり、または第2の規則に含まれるトラフィック記述情報もしくは経路選択記述情報である。
たとえば、端末デバイスは、ローカルに構成された経路選択ポリシーを取得する。代替として、端末デバイスは、経路選択ポリシーをポリシー制御機能デバイスから受信する。
加えて、この方法は以下をさらに含み得る。すなわち、端末デバイスは、関連付け情報に基づいて、第1のトラフィック記述情報が第2のトラフィック記述情報と関連付けられていることをさらに決定し得る。
可能な実装では、第1の関連付け情報は第2のセッションの識別情報を含み、および第2の関連付け情報は第1のセッションの識別情報を含む。別の可能な実装では、第1の関連付け情報および第2の関連付け情報は、同じ第2の表示情報に対応して、この第2の表示情報は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示す。
第2の態様によれば、本出願の実施形態は、通信方法のフローチャートをさらに提供する。この方法は以下を含む。ポリシー制御機能デバイスは、アプリケーション機能デバイスからの第1のトラフィック記述情報と第2のトラフィック記述情報との間の関連付け情報を知る;ポリシー制御機能デバイスは、関連付け情報に基づいて経路選択ポリシーを生成する;およびポリシー制御機能デバイスは、経路選択ポリシーを端末デバイスへ送信する。経路選択ポリシーが使用されて、第1のトラフィック記述情報に対応する第1のセッションと、第2のトラフィック記述情報に対応する第2のセッションとの間の関連付けを決定する。
本出願の実施形態で提供される通信方法によれば、経路選択ポリシーを受信した後、端末デバイスは、第1の要求メッセージおよび第2の要求メッセージをネットワーク側へ送信する。ネットワーク側は、受信された第1の要求メッセージおよび受信された第2の要求メッセージから、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定し得る。一次アクセスネットワークデバイスは、どの2つのセッションが関連付けられているかを知って、2つの相互に冗長なセッションに対して異なるアクセスネットワークデバイスを決定することができる。このようにして、通信品質を改善するために、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが可能である。加えて、一次アクセスネットワークデバイスまたは二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない(たとえば、障害が発生する、または負荷が高すぎる)場合、アクセスネットワークデバイスは、DC接続のセッションを切り替え得る。たとえば、二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない場合、そのDCにおける二次アクセスネットワークデバイスのセッションは、一次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得、または別の二次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得る。この場合、アクセスネットワークデバイスは、切り替えられるべき特定の関連付けられたセッションを決定するために、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることをネットワーク側から知り得る。
たとえば、経路選択ポリシーは、第1のトラフィック記述情報に対応する第1の規則と、第2のトラフィック記述情報に対応する第2の規則とを含む。第1の規則は、第1のトラフィック記述情報が第2のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す第1の情報を含む。第2の規則は、第2のトラフィック記述情報が第1のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す第2の情報を含む。可能な実装では、第1の情報および第2の情報は、同じ第1の表示情報に対応して、この第1の表示情報は、第1のトラフィック記述情報が第2のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す。別の可能な実装では、第1の情報は、第2の規則に関する情報を含み、および第2の情報は、第1の規則に関する情報を含む。
第3の態様によれば、本出願の実施形態は、通信方法のフローチャートをさらに提供する。この方法は以下を含む。端末デバイスは、第1のセッションを確立する手順において、セッション管理機能デバイスから第1の関連付け情報を受信し、この第1の関連付け情報は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示し、端末デバイスは、第2のセッションを変更する手順を開始し、および端末デバイスは、第2のセッションを変更する手順において、セッション管理機能デバイスへ第2の関連付け情報を送信し、この第2の関連付け情報は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示す。たとえば、第2の関連付け情報は、第1のセッションの識別子を含む。
前述の方法によれば、ネットワーク側は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定し得る。一次アクセスネットワークデバイスは、どの2つのセッションが関連付けられているかを知って、2つの相互に冗長なセッションに対して異なるアクセスネットワークデバイスを決定することができる。このようにして、通信品質を改善するために、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが可能である。加えて、一次アクセスネットワークデバイスまたは二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない(たとえば、障害が発生する、または負荷が高すぎる)場合、アクセスネットワークデバイスは、DC接続のセッションを切り替え得る。たとえば、二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない場合、そのDCにおける二次アクセスネットワークデバイスのセッションは、一次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得、または別の二次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得る。この場合、アクセスネットワークデバイスは、切り替えられるべき特定の関連付けられたセッションを決定するために、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることをネットワーク側から知り得る。
第4の態様によれば、本出願の実施形態は、通信方法のフローチャートをさらに提供する。この方法は以下を含む。データ管理機能デバイスは、第1の経路記述情報と第2の経路記述情報との間の関連付け情報を構成し、データ管理機能デバイスは、第1のセッションに対応する第1の経路記述情報をセッション管理機能デバイスから受信し、データ管理機能デバイスは、第2のセッションと、第2のセッションに対応する第2の経路記述情報とを記憶し、および、データ管理機能デバイスは、構成された関連付け情報および第1の経路記述情報に基づいて、第2のセッションの識別子をセッション管理機能デバイスへ送信する。
前述の方法によれば、ネットワーク側は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定し得る。一次アクセスネットワークデバイスは、どの2つのセッションが関連付けられているかを知って、2つの相互に冗長なセッションに対して異なるアクセスネットワークデバイスを決定することができる。このようにして、通信品質を改善するために、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが可能である。加えて、一次アクセスネットワークデバイスまたは二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない(たとえば、障害が発生する、または負荷が高すぎる)場合、アクセスネットワークデバイスは、DC接続のセッションを切り替え得る。たとえば、二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない場合、そのDCにおける二次アクセスネットワークデバイスのセッションは、一次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得、または別の二次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得る。この場合、アクセスネットワークデバイスは、切り替えられるべき特定の関連付けられたセッションを決定するために、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることをネットワーク側から知り得る。
たとえば、データ管理機能デバイスは、構成された関連付け情報および第1の経路記述情報に基づいて、第1の経路記述情報と第2の経路記述情報との間の関連付けを決定する。データ管理機能デバイスは、第2の経路記述情報に対応する第2のセッションの識別子を決定する。データ管理機能デバイスは、第2のセッションの識別子をセッション管理機能デバイスへ送信する。
たとえば、データ管理機能デバイスが、第2のセッションの識別子をセッション管理機能デバイスへ送信することは、以下を含む。データ管理機能デバイスは、関連付け情報をセッション管理機能デバイスへ送信する。関連付け情報は、第1のセッションの識別子および第2のセッションの識別子を含む。
第5の態様によれば、本出願の実施形態は、通信方法のフローチャートをさらに提供する。この方法は以下を含む。セッション管理機能デバイスが、第1のセッションに対応する第1の経路記述情報をデータ管理機能デバイスへ送信し、セッション管理機能デバイスは、データ管理機能デバイスから第2のセッションの識別子を受信し、およびセッション管理機能デバイスは、関連付け情報をアクセスネットワークデバイスまたは端末デバイスへ送信し、この関連付け情報は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示す。
たとえば、セッション管理機能デバイスは、関連付け情報をデータ管理機能デバイスから受信し、この関連付け情報は、第1のセッションの識別子および第2のセッションの識別子を含む。
前述の方法によれば、ネットワーク側は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定し得る。一次アクセスネットワークデバイスは、どの2つのセッションが関連付けられているかを知って、2つの相互に冗長なセッションに対して異なるアクセスネットワークデバイスを決定することができる。このようにして、通信品質を改善するために、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが可能である。加えて、一次アクセスネットワークデバイスまたは二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない(たとえば、障害が発生する、または負荷が高すぎる)場合、アクセスネットワークデバイスは、DC接続のセッションを切り替え得る。たとえば、二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない場合、そのDCにおける二次アクセスネットワークデバイスのセッションは、一次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得、または別の二次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得る。この場合、アクセスネットワークデバイスは、切り替えられるべき特定の関連付けられたセッションを決定するために、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることをネットワーク側から知り得る。
第6の態様によれば、処理ユニットおよび通信ユニットを含む通信装置が提供される。処理ユニットは、第1のトラフィック記述情報と第2のトラフィック記述情報との間の関連付け情報を取得するように、および、開始されたアプリケーションに対して第1のトラフィック記述情報ならびに第2のトラフィック記述情報を決定するように構成される。通信ユニットは、第1の要求メッセージおよび第2の要求メッセージを送信するように構成され、第1の要求メッセージは、第1のトラフィック記述情報に対応する第1のセッションを確立することを要求するために使用され、および第2の要求メッセージは、第2のトラフィック記述情報に対応する第2のセッションを確立することを要求するために使用される。第1の要求メッセージは第1の関連付け情報を含み、および第2の要求メッセージは第2の関連付け情報を含む。第1の関連付け情報は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示し、および第2の関連付け情報は、第2のセッションが第1のセッションと関連付けられていることを示す。通信装置は、端末デバイスであってもよく、または端末デバイスの機能を実装するように構成されたチップであってもよい。
前述の通信装置を使用することによって、ネットワーク側は、受信された第1の要求メッセージおよび受信された第2の要求メッセージから、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定し得る。一次アクセスネットワークデバイスは、どの2つのセッションが関連付けられているかを知って、2つの相互に冗長なセッションに対して異なるアクセスネットワークデバイスを決定することができる。このようにして、通信品質を改善するために、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが可能である。加えて、一次アクセスネットワークデバイスまたは二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない(たとえば、障害が発生する、または負荷が高すぎる)場合、アクセスネットワークデバイスは、DC接続のセッションを切り替え得る。たとえば、二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない場合、そのDCにおける二次アクセスネットワークデバイスのセッションは、一次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得、または別の二次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得る。この場合、アクセスネットワークデバイスは、切り替えられるべき特定の関連付けられたセッションを決定するために、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることをネットワーク側から知り得る。
たとえば、処理ユニットは、第1のトラフィック記述情報と第2のトラフィック記述情報との間の関連付け情報を経路選択ポリシーから取得するように構成される。
たとえば、経路選択ポリシーは、第1のトラフィック記述情報に対応する第1の規則と、第2のトラフィック記述情報に対応する第2の規則とを含む。第1の規則は、第1のトラフィック記述情報が第2のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す第1の情報を含む。第2の規則は、第2のトラフィック記述情報が第1のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す第2の情報を含む。可能な実装では、第1の情報および第2の情報は、同じ第1の表示情報に対応して、この第1の表示情報は、第1のトラフィック記述情報が第2のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す。別の可能な実装では、第1の情報は、第2の規則に関する情報を含み、および第2の情報は、第1の規則に関する情報を含む。
たとえば、処理ユニットは、ローカルに構成された経路選択ポリシーを取得するように構成される。代替として、処理ユニットは、経路選択ポリシーをポリシー制御機能デバイスから受信するために通信ユニットを制御するように構成される。
加えて、処理ユニットは、関連付け情報に基づいて、第1のトラフィック記述情報が第2のトラフィック記述情報と関連付けられていると決定するようにさらに構成され得る。
可能な実装において、第1の関連付け情報は第2のセッションの識別情報を含み、および第2の関連付け情報は第1のセッションの識別情報を含む。別の可能な実装において、第1の関連付け情報および第2の関連付け情報は、同じ第2の表示情報に対応して、この第2の表示情報は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示す。
第7の態様によれば、本出願の実施形態は、処理ユニットおよび通信ユニットを含む通信装置をさらに提供する。通信ユニットは、第1のトラフィック記述情報と第2のトラフィック記述情報との間の関連付け情報をアプリケーション機能デバイスから知るように構成される。処理ユニットは、関連付け情報に基づいて経路選択ポリシーを生成するように構成される。通信ユニットは、経路選択ポリシーを端末デバイスへ送信するようにさらに構成される。この経路選択ポリシーが使用されて、第1のトラフィック記述情報に対応する第1のセッションと、第2のトラフィック記述情報に対応する第2のセッションとの間の関連付けを決定する。
通信装置は、ポリシー制御機能デバイスであってもよく、またはポリシー制御機能デバイスの機能を実装するように構成されたチップであってもよい。
前述の通信装置を使用することによって、経路選択ポリシーを受信した後、端末デバイスは、第1の要求メッセージおよび第2の要求メッセージをネットワーク側へ送信する。ネットワーク側は、受信された第1の要求メッセージおよび受信された第2の要求メッセージから、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定し得る。一次アクセスネットワークデバイスは、どの2つのセッションが関連付けられているかを知って、2つの相互に冗長なセッションに対して異なるアクセスネットワークデバイスを決定することができる。このようにして、通信品質を改善するために、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが可能である。加えて、一次アクセスネットワークデバイスまたは二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない(たとえば、障害が発生する、または負荷が高すぎる)場合、アクセスネットワークデバイスは、DC接続のセッションを切り替え得る。たとえば、二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない場合、そのDCにおける二次アクセスネットワークデバイスのセッションは、一次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得、または別の二次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得る。この場合、アクセスネットワークデバイスは、切り替えられるべき特定の関連付けられたセッションを決定するために、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることをネットワーク側から知り得る。
たとえば、経路選択ポリシーは、第1のトラフィック記述情報に対応する第1の規則と、第2のトラフィック記述情報に対応する第2の規則とを含む。第1の規則は、第1のトラフィック記述情報が第2のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す第1の情報を含む。第2の規則は、第2のトラフィック記述情報が第1のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す第2の情報を含む。可能な実装において、第1の情報および第2の情報は、同じ第1の表示情報に対応して、この第1の表示情報は、第1のトラフィック記述情報が第2のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す。別の可能な実装において、第1の情報は、第2の規則に関する情報を含み、および第2の情報は、第1の規則に関する情報を含む。
第8の態様によれば、本出願の実施形態は、処理ユニットおよび通信ユニットを含む通信装置をさらに提供する。通信ユニットは、第1のセッションを確立する手順で、セッション管理機能デバイスから第1の関連付け情報を受信するように構成される。第1の関連付け情報は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示す。処理ユニットは、第2のセッションを変更する手順を開始するように、および、この第2のセッションを変更する手順で、第2の関連付け情報をセッション管理機能デバイスへ送信するために通信ユニットを制御するように構成される。第2の関連付け情報は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示す。たとえば、第2の関連付け情報は、第1のセッションの識別子を含む。
通信装置は、端末デバイスであってもよく、または端末デバイスの機能を実装するように構成されたチップであってもよい。
前述の通信装置を使用することによって、ネットワーク側は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定し得る。一次アクセスネットワークデバイスは、どの2つのセッションが関連付けられているかを知って、2つの相互に冗長なセッションに対して異なるアクセスネットワークデバイスを決定することができる。このようにして、通信品質を改善するために、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが可能である。加えて、一次アクセスネットワークデバイスまたは二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない(たとえば、障害が発生する、または負荷が高すぎる)場合、アクセスネットワークデバイスは、DC接続のセッションを切り替え得る。たとえば、二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない場合、そのDCにおける二次アクセスネットワークデバイスのセッションは、一次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得、または別の二次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得る。この場合、アクセスネットワークデバイスは、切り替えられるべき特定の関連付けられたセッションを決定するために、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることをネットワーク側から知り得る。
第9の態様によれば、本出願の実施形態は、処理ユニットおよび通信ユニットを含む通信装置をさらに提供する。処理ユニットは、第1の経路記述情報と第2の経路記述情報との間の関連付け情報を構成するように構成される。通信ユニットは、第1のセッションに対応する第1の経路記述情報をセッション管理機能デバイスから受信するように構成される。データ管理機能デバイスは、第2のセッションと、第2のセッションに対応する第2の経路記述情報とを記憶する。処理ユニットは、第2のセッションの識別子をセッション管理機能デバイスへ送信するために、構成された関連付け情報および第1の経路記述情報に基づいて、通信ユニットを制御するように構成される。
通信装置は、データ管理機能デバイスであってもよく、またはデータ管理機能デバイスの機能を実装するように構成されたチップであってもよい。
前述の通信装置を使用することによって、ネットワーク側は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定し得る。一次アクセスネットワークデバイスは、どの2つのセッションが関連付けられているかを知って、2つの相互に冗長なセッションに対して異なるアクセスネットワークデバイスを決定することができる。このようにして、通信品質を改善するために、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが可能である。加えて、一次アクセスネットワークデバイスまたは二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない(たとえば、障害が発生する、または負荷が高すぎる)場合、アクセスネットワークデバイスは、DC接続のセッションを切り替え得る。たとえば、二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない場合、そのDCにおける二次アクセスネットワークデバイスのセッションは、一次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得、または別の二次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得る。この場合、アクセスネットワークデバイスは、切り替えられるべき特定の関連付けられたセッションを決定するために、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることをネットワーク側から知り得る。
たとえば、処理ユニットは、構成された関連付け情報および第1の経路記述情報に基づいて、第1の経路記述情報と第2の経路記述情報との間の関連付けを決定するように、第2の経路記述情報に対応する第2のセッションの識別子を決定するように、および第2のセッションの識別子をセッション管理機能デバイスへ送信するために通信ユニットを制御するように構成される。
たとえば、処理ユニットは、関連付け情報をセッション管理機能デバイスへ送信するように通信ユニットを制御する。関連付け情報は、第1のセッションの識別子および第2のセッションの識別子を含む。
第10の態様によれば、本出願の実施形態は、処理ユニットおよび通信ユニットを含む通信装置をさらに提供する。通信ユニットは、第1のセッションに対応する第1の経路記述情報をデータ管理機能デバイスへ送信するように、第2のセッションの識別子をデータ管理機能デバイスから受信するように、および関連付け情報をアクセスネットワークデバイスまたは端末デバイスへ送信するように構成される。関連付け情報は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示す。
通信装置は、セッション管理機能デバイスであってもよく、またはセッション管理機能デバイスの機能を実装するように構成されたチップであってもよい。
たとえば、通信ユニットは、データ管理機能デバイスから関連付け情報を受信するように構成される。関連付け情報は、第1のセッションの識別子および第2のセッションの識別子を含む。
前述の通信装置を使用することによって、ネットワーク側は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定し得る。一次アクセスネットワークデバイスは、どの2つのセッションが関連付けられているかを知って、2つの相互に冗長なセッションに対して異なるアクセスネットワークデバイスを決定することができる。このようにして、通信品質を改善するために、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが可能である。加えて、一次アクセスネットワークデバイスまたは二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない(たとえば、障害が発生する、または負荷が高すぎる)場合、アクセスネットワークデバイスは、DC接続のセッションを切り替え得る。たとえば、二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない場合、そのDCにおける二次アクセスネットワークデバイスのセッションは、一次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得、または別の二次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得る。この場合、アクセスネットワークデバイスは、切り替えられるべき特定の関連付けられたセッションを決定するために、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることをネットワーク側から知り得る。
第11の態様によれば、プロセッサを含む通信装置が提供される。プロセッサはメモリに接続される。メモリは、コンピュータ実行可能命令を記憶するように構成されて、プロセッサは、第1の態様から第5の態様のいずれか1つで提供された任意の方法を実装するために、メモリに記憶されたコンピュータ実行可能命令を実行する。たとえば、メモリとプロセッサとは一体化されてもよく、または独立した構成要素であってもよい。メモリとプロセッサとが独立した構成要素である場合、メモリは通信装置内に置かれてもよく、または通信装置の外側に置かれてもよい。
可能な実装において、プロセッサは論理回路を含み、および入力インターフェイスならびに/または出力インターフェイスをさらに含む。たとえば、出力インターフェイスは、対応する方法で送信アクションを実施するように構成されて、入力インターフェイスは、対応する方法で受信アクションを実施するように構成される。
可能な実装において、通信装置は、通信インターフェイスおよび通信バスをさらに含む。プロセッサとメモリと通信インターフェイスとは、通信バスを介して接続される。通信インターフェイスは、対応する方法で送受信アクションを実施するように構成される。通信インターフェイスはまた、トランシーバと呼ばれる場合もある。任意選択で、通信インターフェイスは、送信機および受信機の少なくとも一つを含む。この場合、送信機は、対応する方法で送信アクションを実施するように構成されて、受信機は、対応する方法で受信アクションを実施するように構成される。
可能な実装において、通信装置はチップの製品形態で存在する。
第12の態様によれば、プロセッサおよびインターフェイスを含む通信装置が提供される。プロセッサは、インターフェイスを介してメモリに結合される。プロセッサがメモリ内のコンピュータプログラム、またはコンピュータ実行可能命令を実行するとき、第1の態様から第5の態様のうちのいずれか1つで提供された任意の方法が実施されることが可能にされる。
第13の態様によれば、コンピュータ実行可能命令を含むコンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ実行可能命令がコンピュータ上で実行するとき、コンピュータは、第1の態様から第5の態様のうちのいずれか1つで提供された任意の方法を実施することを可能にされる。
第14の態様によれば、コンピュータ実行可能命令を含むコンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータ実行可能命令がコンピュータ上で実行するとき、コンピュータは、第1の態様から第5の態様のうちのいずれか1つで提供された任意の方法を実施することを可能にされる。
第15の態様によれば、第1の態様で提供された端末デバイスと、第2の態様で提供されたポリシー制御機能デバイスとを含む通信システムが提供される。
第16の態様によれば、第4の態様で提供されたデータ管理機能デバイスと、第5の態様で提供されたセッション管理機能デバイスとを含む通信システムが提供される。可能な実装において、通信システムは、第3の態様で提供された端末デバイスをさらに含み得る。
第6の態様から第16の態様のうちのいずれかの実装によってもたらされる技法的効果については、第1の態様から第5の態様のうちの対応する実装によってもたらされる技法的効果を参照されたい。詳細は、本明細書では再度説明されない。
解決策が矛盾しないことを前提として、前述の態様における解決策はすべて組み合わされてもよいことに留意されたい。
端末とDNとの間の通信の概略図である。 ネットワークアーキテクチャの概略構成図である。 PDUセッションの概略図である。 本出願の実施形態による通信方法のシグナリングインタラクションの図である。 本出願の実施形態による通信方法の別のシグナリングインタラクションの図である。 本出願の実施形態による通信方法のフローチャートである。 本出願の実施形態による通信方法の別のフローチャートである。 本出願の実施形態による通信方法の別のシグナリングインタラクションの図である。 本出願の実施形態による通信方法のフローチャートである。 本出願の実施形態による通信方法の別のフローチャートである。 本出願の実施形態による通信方法の別のフローチャートである。 本出願の実施形態による通信装置の概略構成図である。 本出願の実施形態による通信装置のハードウェア構成の概略図である。 本出願の実施形態による別の通信装置のハードウェア構造の概略図である。
本出願の説明において、特に断らない限り、「/」は「または」を意味する。たとえば、A/Bは、AまたはBを表し得る。本明細書における「および/または」は、関連する対象物を記述するための単なる関連付け関係であって、3つの関係が存在し得ることを表す。たとえば、Aおよび/またはBは、Aのみが存在すること、AとBとの両方が存在すること、およびBのみが存在することを表し得る。本出願の説明において、特に断らない限り、「少なくとも1つ」は1つまたは複数を指して、「複数の」は2つ以上を指す。
加えて、本出願の実施形態における技法的解決策を明確に説明するために、「第1の」および「第2の」などの用語が使用されて、基本的に同一の機能および効果を有する同一の項目または同様の項目を区別する。当業者であれば、「第1」と「第2」という用語は、数量または実行順序を限定せず、および「第1」と「第2」という用語は、必ずしも相違点を限定しないことを理解し得る。
本出願の実施形態における技法的解決策は、第4世代(4th Generation、4G)システム、4Gシステムに基づいて進化させた様々なシステム、第5世代(fifth generation、5G)システム、および5Gシステムに基づいて進化させた様々なシステムに適用され得る。4Gシステムはまた、進化型パケットシステム(evolved packet system、EPS)と呼ばれる場合もある。4Gシステムのコアネットワーク(core network、CN)は、進化型パケットコア(evolved packet core、EPC)ネットワークと呼ばれる場合があり、およびアクセスネットワークは、ロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)と呼ばれる場合がある。5Gシステムのコアネットワークは、5GC(5Gコア)と呼ばれる場合があり、およびアクセスネットワークは、新無線(new radio、NR)と呼ばれる場合がある。説明を容易にするために、以下では、本出願が5Gシステムに適用される例を用いて本出願について説明する。本出願が4Gシステムまたは別の通信システムに適用される場合には、本出願に含まれるネットワーク要素が、対応する通信システムにおいて同一または同様の機能を有するネットワーク要素に置き換えられてもよい。
図2は、5Gシステムのネットワークアーキテクチャの概略図の例である。この概略図で、5Gシステムは、認証サーバ機能(authentication server function、AUSF)ネットワーク要素、アクセスおよびモビリティ管理機能(access and mobility management function、AMF)ネットワーク要素、DN、統合データ管理(unified data management、UDM)ネットワーク要素、ポリシー制御機能(policy control function、PCF)ネットワーク要素、(無線)アクセスネットワーク((radio) access network、(R)AN)ネットワーク要素、UPFネットワーク要素、端末(terminal)、アプリケーション機能(application function、AF)ネットワーク要素、およびセッション管理機能(session management function、SMF)ネットワーク要素を含み得る。
説明を容易にするために、以下では、(R)ANネットワーク要素、AMFネットワーク要素、SMFネットワーク要素、UDMネットワーク要素、UPFネットワーク要素、PCFネットワーク要素、および同様のものはそれぞれ、RAN、AMF、SMF、UDM、UPF、PCF、および同様のもので示される。
5Gシステムは、アクセスネットワークおよびコアネットワークを含む。アクセスネットワークは、無線アクセスに関連する機能を実装するように構成されて、主にRANを含む。コアネットワークは、ネットワークサービス制御、データ伝送、および同様のものに使用される。コアネットワークは、主にAMF、SMF、UPF、PCF、UDM、および同様のものを含む、複数のネットワーク要素から構成される。
図2のいくつかのネットワーク要素の機能は、以下の通りである。
PCFは、サービス品質(quality of service、QoS)ポリシーおよびスライス選択ポリシーなどのポリシーをAMFおよびSMFに提供することを担っている。
UDMは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd generation partnership project、3GPP)認証および鍵合意(authentication and key agreement、AKA)認証資格証明、ユーザ識別対処、アクセス認可、登録/モビリティ管理、加入管理、SMS管理、ならびに同様のものに対処することを担っている。
AFは、アプリケーションサーバであってもよく、このアプリケーションサーバは、オペレータサーバまたはサードパーティサーバであってもよい。AFは、サービス、たとえば、トラフィックルーティング決定に対する影響、ポリシー制御機能、またはサードパーティサービスをネットワーク側に提供すること、を提供するために、主に3GPPコアネットワークとのインタラクションをサポートする。
AMFは、シグナリング対処、たとえば、端末登録管理、端末接続管理、端末到達可能性管理、端末アクセス承認およびアクセス認証、端末セキュリティ機能、端末モビリティ管理(たとえば、端末位置更新、端末登録ネットワーク、および端末ハンドオーバ)、ネットワークスライス(network slice)選択、SMF選択、および登録または登録解除などの端末機能を主に担う。
SMFは、UPF選択、制御およびリダイレクション、インターネットプロトコル(internet protocol、IP)アドレスの割り当ておよび管理、セッションQoS管理、PCFからのポリシーおよび課金制御(policy and charging control、PCC)ポリシーを取得すること、ベアラまたはセッション確立、変更、および解放を含む、端末セッション管理の制御プレーン機能を主に担う。
UPFは、プロトコルデータユニット(protocol data unit、PDU)セッション接続のためのアンカーポイントとして機能して、端末のデータパケットフィルタリング、データ送信/転送、レート制御、課金情報の生成、ユーザプレーンのためのQoS対処、アップリンク送信認証、送信レベル検証、ダウンリンクデータパケットバッファリング、ダウンリンクデータ通知トリガリング、および同様のものを担う。UPFは、マルチホーム(multi-homed)PDUセッションをサポートするための分岐点としてさらに機能し得る。端末にサービスを提供するUPFに対する送信リソースおよびスケジューリング機能は、SMFによって管理および制御される。
RANは、1つまたは複数のアクセスネットワークデバイス(RANノードまたはネットワークデバイスと呼ばれる場合もある)を含むネットワークであって、無線物理レイヤ機能、リソーススケジューリングおよび無線リソース管理、無線アクセス制御およびモビリティ管理機能、サービス品質管理、ならびにデータ圧縮および暗号化などの機能を実装する。アクセスネットワークデバイスは、端末のデータを送信するために、ユーザプレーンインターフェイスN3を介してUPFに接続される。アクセスネットワークデバイスは、無線アクセスベアラ制御などの機能を実装するために、制御プレーンインターフェイスN2を介してAMFとの制御プレーンシグナリング接続を確立する。
アクセスネットワークデバイスは、基地局、ワイヤレスフィデリティ(wireless fidelity、Wi-Fi)アクセスポイント(access point、AP)、ワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス(worldwide interoperability for microwave access、WiMAX)サイト、または同様のものであってもよい。基地局は、様々な形の基地局、たとえば、マクロ基地局、マイクロ基地局(スモールセルとも呼ばれる)、中継局、およびアクセスポイントを含み得る。基地局は、具体的には、無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area network、WLAN)のAP、およびグローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(Global System for Mobile Communications、GSM)もしくは符号分割多重アクセス方式(Code Division Multiple Access、CDMA)の基地トランシーバ局(Base Transceiver Station、BTS)であってもよく、または、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access、WCDMA)の基地局(NodeB、NB)、LTEの進化型ノードB(evolved NodeB、eNBもしくはeNodeB)、中継局もしくはアクセスポイント、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、将来の5Gシステムの次世代ノードB(next generation NodeB、gNB)、将来の進化型公衆陸上モバイルネットワーク(public land mobile network、PLMN)ネットワークの基地局、または同様のものであってもよい。
端末は、ワイヤレス端末であってもよく、または有線端末であってもよい。ワイヤレス端末は、ユーザに音声および/もしくはデータ接続性を提供するデバイス、ワイヤレス接続機能を持つハンドヘルドデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された別の処理デバイスであってもよい。端末とアクセスネットワークデバイスとは、エアインターフェイス技術(たとえば、NR技術またはLTE技術)によって互いに通信する。端末はまた、エアインターフェイス技術(たとえば、NR技術またはLTE技術)によって互いに通信し得る。ワイヤレス端末は、アクセスネットワークデバイスを介して1つまたは複数のコアネットワークデバイスと通信し得、たとえば、AMFまたはSMFと通信し得る。ワイヤレス端末は、モバイル端末(たとえば、モバイル電話)、スマートフォン、衛星ワイヤレスデバイス、ワイヤレスモデムカード、モバイル端末付きコンピュータ(たとえば、ラップトップ、ポータブル装置、ポケット装置、ハンドヘルド装置、コンピュータ組込み装置、または車載モバイル装置)、パーソナル通信サービス(personal communication service、PCS)電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(session initiation protocol、SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(wireless local loop、WLL)局、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、仮想現実(Virtual Reality、VR)眼鏡、拡張現実(Augmented Reality、AR)眼鏡、機械型通信端末、モノのインターネット端末、路側ユニット(Road Side Unit、RSU)、無人航空機に搭載された通信デバイス、または同様のものであってもよい。ワイヤレス端末はまた、ユーザ機器(user equipment、UE)、端末デバイス、加入者ユニット(subscriber unit)、加入者局(subscriber station)、モバイル局(mobile station)、モバイル(mobile)コンソール(console)、遠隔局(remote station)、アクセスポイント(access point)、アクセス端末(access terminal)、ユーザ端末(user terminal)、ユーザエージェント(user agent)、および同様のもの、と呼ばれる場合もある。
DNは、データ送信サービス、たとえば、インターネットプロトコルマルチメディアサービス(IP multimedia service、IMS)ネットワークまたはインターネット(Internet)をユーザに提供するオペレータネットワークである。端末は、端末からアクセスネットワークデバイス、UPFへの、およびDNへのPDUセッション(PDU session)を確立することによって、DNにアクセスする。PDUセッションは、端末とDNの間の接続であり、およびPDU接続サービスを提供するのに使用される。PDUセッションは、IP接続、イーサネット接続、非構造化データ接続、または同様のものであってもよい。5GシステムのコアネットワークによってサポートされるPDU接続サービスは、端末と、データネットワーク名(data network name、DNN)によって決定されたDNとの間でPDU交換を行うサービスである。端末は、同じDNまたは異なるDNに接続するために、1つまたは複数のPDUセッションを開始および確立し得る。たとえば、図3で、端末は、同じDNに接続するために、PDUセッション1およびPDUセッション2を開始および確立する。
図2に示される機能ネットワーク要素に加えて、5Gネットワークのネットワークアーキテクチャは、他の機能ネットワーク要素、たとえば、ネットワーク露出機能(network exposure function、NEF)をさらに含み得ると理解されてもよい。本出願の実施形態において、ネットワーク要素はまた、エンティティ、デバイス、または同様のもの、と呼ばれる場合もある。
図1に示された通信アーキテクチャに基づいて、端末は、2つのPDUセッション、すなわち第1のPDUセッションおよび第2のPDUセッションを確立し得る。第1のPDUセッションのアンカーポイントは第1のUPFである(言い換えれば、第1のPDUセッションのデータパケットは、第1のUPFを通過する必要がある)。第2のPDUセッションのアンカーポイントは第2のUPFである(言い換えれば、第2のPDUセッションのデータパケットは、第2のUPFを通過する必要がある)。データパケットはまた、サービスパケットと呼ばれる場合もある。
本出願の実施形態において、可能な実装では、第2のアクセスネットワークデバイスは、第1のアクセスネットワークデバイスのバックアップ局として機能し得、これにより、第2のアクセスネットワークデバイスは、第1のアクセスネットワークデバイスに障害があるときにサービス通信の継続性を確保することができる。これは、通信リンク全体の信頼性を改善する。
異なる実装シナリオでは、第1のアクセスネットワークデバイスと第2のアクセスネットワークデバイスとは、同じ周波数配置を有してもよく、または異なる周波数配置を有してもよい。第1のアクセスネットワークデバイスと第2のアクセスネットワークデバイスとは、全帯域でバックアップされてもよく、またはいくつかのスペクトルを共有してもよい。100メガヘルツ(MHz)のスペクトル帯域が例として使用される。第1のアクセスネットワークデバイスは、最初の50MHzを動作のために使用してもよく、および最後の50MHzを、第2のアクセスネットワークデバイスのバックアップをするために使用してもよい。同様に、第2のアクセスネットワークデバイスは、最初の50MHzを、第1のアクセスネットワークデバイスのバックアップをするために使用してもよく、および最後の50MHzを、別の端末にサービスするために使用してもよい。異なる実装シナリオでは、第1のアクセスネットワークデバイスの識別子と第2のアクセスネットワークデバイスの識別子とは、同じであっても異なっていてもよい。
前述のアーキテクチャを採用するために、一次アクセスネットワークデバイス(たとえば、図1の第1のアクセスネットワークデバイス)は、二次アクセスネットワークデバイス(たとえば、図1の第2のアクセスネットワークデバイス)を選択する必要がある。従来技術では、一次アクセスネットワークデバイスは、セッション管理機能(session management function、SMF)から提供されるRSN値に基づいて、二次アクセスネットワークデバイスを選択する。一次アクセスネットワークデバイスは、受信されたRSN値に基づいて、対応するユーザプレーンリソースを決定する。たとえば、セッション1のRSN値が1であると仮定すると、一次アクセスネットワークデバイスは、一次アクセスネットワークデバイスのトンネル情報を返し、具体的には、一次アクセスネットワークデバイスと図1の第1のUPFとの間のユーザプレーン接続が確立される。一次アクセスネットワークデバイスがセッション2のRSN値2を受信する場合、一次アクセスネットワークデバイスは、二次アクセスネットワークデバイスのトンネル情報を返し、具体的には、二次アクセスネットワークデバイスと図1の第2のUPFとの間のユーザプレーン接続が確立される。しかし、複数のSMFがネットワークに配置されていて、冗長通信リンク内の2つのUPFがそれぞれ、2つの異なるSMFによって制御される。SMFのそれぞれは、一次アクセスネットワークデバイスにRSN値を提供する。前述の機構では、一次アクセスネットワークデバイスは、異なるRSN値に基づいて異なるユーザプレーン接続を決定する必要がある。しかし、異なるSMFが、同じRSN値を一次アクセスネットワークデバイスに提供する場合があり、そのため同じアクセスネットワークデバイスが、相互に冗長な2つの通信リンクに対して選択される。したがって、一次アクセスネットワークデバイスは、どの2つのセッションが関連付けられているかを知って、2つの相互に冗長なセッションに対して異なるアクセスネットワークデバイスを決定する必要がある。このようにして、通信品質を改善するために、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが可能である。
加えて、前述の通信アーキテクチャでは、複数のセッションが第1のアクセスネットワークデバイスと第2のアクセスネットワークデバイスとの両方に存在することが想定されている。第1のアクセスネットワークデバイスが、図1に示されるデュアル接続性をサポートできない場合、第1のアクセスネットワークデバイスは、デュアル接続性に対応するセッションを切り替え得る。たとえば、セッションは、一次アクセスネットワークデバイスに切り替えられてもよく、または第2のアクセスネットワークデバイスもしくは別のアクセスネットワークデバイスに切り替えられてもよい。したがって、切り替えシナリオでは、一次アクセスネットワークデバイスはまた、どのセッションが切り替えるべきかを決定するために、どの2つのセッションが関連付けられているかを知る必要もある。
図1に示される通信アーキテクチャに基づいて、本出願は複数の解決策を提供し、これらは以下で別々に説明される。
図4は、本出願の実施形態による通信方法のシグナリングインタラクションの図である。図4に示されるように、この方法は以下のステップを含む。
ステップ401:端末デバイスが、UE経路選択ポリシー(UE route selection policy、URSP)規則をローカルに構成する。
URSP規則は複数の規則を含んでいて、規則のそれぞれは、トラフィック記述子(traffic descriptor、TD)と、対応する経路選択記述子(route selection descriptor、RSD)とを含む。TDは、データフローをマッチングするためのものである。たとえば、TDは次の、インターネットプロトコル(internet protocol、IP)5タプル、アプリケーションの識別子、データネットワーク名(data network name、DNN)、または単一ネットワークスライス選択支援情報(single network slice selection assistance information、S-NSSAI)のうちの少なくとも1つを含む。RSDは、TDに一致するデータフローをルーティングするためのパラメータを含む。たとえば、RSDは、DNN、S-NSSAI、またはサービスおよびセッション継続性(service and session continuity、SSC)モードのうちの少なくとも1つを含み得る。規則のそれぞれは、異なるTDおよび異なるRSDに対応する。たとえば、2つのRSDでDNN、S-NSSAI、またはSSCモードのうちの少なくとも1つが異なる場合、それは2つのRSDが異なることを示す。
たとえば、URSP規則は、第1の規則および第2の規則を含む。第1の規則は、第1のTDおよび第1のRSDを含む。第2の規則は、第2のTDおよび第2のRSDを含む。本出願のこの実施形態において、URSP規則は、第1の規則と第2の規則との間の関連付け情報を含む。関連付け情報は、表1に示されるように、URSP規則における規則のそれぞれから独立していてもよい。代替として、関連付け情報は、URSP内の規則のそれぞれの一部であってもよい。たとえば、表2に示されるように、関連付けられた規則のそれぞれに対応する別の規則に関する情報が、関連付けられた規則のそれぞれに追加されてもよい。代替として、2つの規則が互いに関連付けられていることを示すために、同じ表示情報、たとえば表3に示される表示情報が、関連付けられた規則のそれぞれに追加されてもよい。たとえば、表示情報は識別子であってもよい。
Figure 2024503748000002
Figure 2024503748000003
Figure 2024503748000004
ステップ402:端末デバイスは、アプリケーションを始動して、ローカルに構成されたURSP規則に従って、アプリケーションに対応するURSP規則にある、第1の規則の第1のTDおよび第2の規則の第2のTDを決定する。
加えて、端末デバイスは、URSP規則の関連付け情報に基づいて、第1のTDと第2のTDとが関連付けられていると決定し得る。
たとえば、アプリケーションは、超信頼低遅延通信(ultra-reliable low-latency communication、URLLC)アプリケーションである。端末デバイスは、URLLCアプリケーションを始動する。端末デバイスのアプリケーションレイヤは、アプリケーションのデータを複製して、アプリケーションのデータは、2つの異なるTDに対応し、それぞれがURSP規則の別個の規則にある。このようにして、URLLCアプリケーションは、端末デバイスを作動させて2つのセッションを確立する手順を開始するために、および2つの異なるRSDに対応する2つのセッションを別々に確立するために、URSP規則中の異なるRSDと関連付けられる。
第1のTDおよび第2のTDは、同じアプリケーションに対応してもよく、またはそれぞれ、2つの異なるアプリケーション、たとえば2つの異なるURLLCアプリケーションに対応してもよいことに留意されたい。
ステップ403:端末デバイスは、第1の要求メッセージおよび第2の要求メッセージをネットワーク側へ送信する。第1の要求メッセージは、第1のTDに対応する第1のセッションを確立することを要求するために使用され、および第2の要求メッセージは、第2のTDに対応する第2のセッションを確立することを要求するために使用される。第1の要求メッセージは、第1のTDに対応する第1のRSDと、第1の関連付け情報とを含み、および第1の関連付け情報は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示す。第2の要求メッセージは、第2のTDに対応する第2のRSDと第2の関連付け情報とを含み、および第2の関連付け情報は、第2のセッションが第1のセッションと関連付けられていることを示す。
たとえば、第1のセッションと第2のセッションとが互いに関連付けられていることを反映するために、第1の要求メッセージの第1の関連付け情報は、第2のセッションの識別情報であってもよく、および第2の要求メッセージの第2の関連付け情報は、第1のセッションの識別情報であってもよい。
代替として、別の例では、第1の要求メッセージの第1の関連付け情報と第2の要求メッセージの第2の関連付け情報とは、同じ表示情報に対応してもよい。たとえば、表示情報は、前述のURSPにあって、第1のTDと第2のTDとが互いに関連付けられていることを示す表示情報であってもよく、または表示情報は別の表示情報であってもよい。これは、本出願では限定されない。
第1の関連付け情報および第2の関連付け情報は、一括してPDUセッションペア情報(PDU session pair information)と呼ばれる場合がある。
第1の要求メッセージおよび第2の要求メッセージを受信した後、ネットワーク側は、第1のセッションおよび第2のセッションのための適切なUPFを別々に選択し得る。一次アクセスネットワークデバイスは、二次アクセスネットワークデバイスを選択して、デュアル接続性(dual connectivity、DC)を確立することを決定し得る。言い換えれば、一次アクセスネットワークデバイスと第1のUPFとの間のユーザプレーン接続、および二次アクセスネットワークデバイスと第2のUPFとの間のユーザプレーン接続が、別々に確立される。加えて、ネットワーク側は、受信された第1の要求メッセージおよび受信された第2の要求メッセージから、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定し得る。たとえば、ネットワーク側のSMFデバイスは、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定して、2つの関連付けられたセッションの識別情報を記憶し得る。
一次アクセスネットワークデバイスは、どの2つのセッションが関連付けられているかを知って、2つの相互に冗長なセッションに対して異なるアクセスネットワークデバイスを決定することができる。このようにして、通信品質を改善するために、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが可能である。加えて、一次アクセスネットワークデバイスまたは二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない(たとえば、障害が発生する、または負荷が高すぎる)場合、アクセスネットワークデバイスは、DC接続のセッションを切り替え得る。たとえば、二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない場合、そのDCにおける二次アクセスネットワークデバイスのセッションは、一次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得、または別の二次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得る。この場合、アクセスネットワークデバイスは、切り替えられるべき特定の関連付けられたセッションを決定するために、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることをネットワーク側(たとえば、SMFデバイス)から知り得る。
図5は、本出願の実施形態による通信方法のシグナリングインタラクションの図である。図5は、図45を参照して説明される。図5と図4との違いは、図5の例では、端末デバイスによって使用されるURSP規則がローカルに構成されるが、図5の例では、端末デバイスによって使用されるURSP規則がPCFデバイスから受信されるということにある。図5に示されるように、この方法は以下のステップを含む。
ステップ501:AFデバイスが、第1のTDと第2のTDとの間の関連付け情報をPCFデバイスへ送信する。
たとえば、AFはアプリケーションサーバであってもよい。AFは、第1のTDと第2のTDとが関連付けられていることを知るために、および第1のTDと第2のTDとの間の関連付け情報をPCFデバイスへ送信するために、開始されたアプリケーションが第1のTDおよび第2のTDに対応することを構成することができる。
第1のTDと第2のTDとは、同じアプリケーションに対応してもよく、またはそれぞれ、2つの異なるアプリケーション、たとえば2つの異なるURLLCサービスに対応してもよいことに留意されたい。
たとえば、AFデバイスは、第1のTDと第2のTDとの間の関連付け情報をPCFデバイスへAF要求メッセージによって送信する。AFデバイスは、PCFデバイスと直接にインタラクトおよび通信してもよく、またはAFデバイスは、PCFデバイスとNEFデバイスを介してインタラクトおよび通信してもよい。
ステップ502:PCFデバイスは、関連付け情報に基づいてURSP規則を生成する。
たとえば、端末デバイスの登録手順において、AMFデバイスは、UEポリシー制御作成要求(UE policy control create request)をPCFデバイスへ送信する。UEポリシー制御作成要求を受信した後、PCFは、関連付け情報に基づいてURSP規則を生成する。
URSP規則の形式および内容については、図5のステップ501の説明を参照されたい。詳細は、本明細書では再度説明されない。
ステップ503:PCFデバイスは、URSP規則をAMFデバイスへ送信する。
たとえば、PCFデバイスは、URSP規則をAMFデバイスへ、UEポリシー制御作成応答(UE policy control create response)によって送信する。
別の例では、PCFデバイスは、URSP規則をAMFデバイスへN1N2メッセージ転送要求(N1N2 Message Transfer Request)によって送信する。
ステップ504:AMFデバイスは、URSP規則を端末デバイスへ送信する。
たとえば、AMFデバイスは、URSP規則を端末デバイスへ登録受諾メッセージによって、RANを介して送信する。
別の例では、AMFデバイスは、URSP規則を端末デバイスへダウンリンクNAS送信メッセージによって、RANを介して送信する。
代替として、可能な実装では、ステップ502でPCFによって生成されるURSP規則は、表4に示されている。PCFデバイスは、AMFを介して端末デバイスへ、URSP規則と、URSP規則の第1の規則と第2の規則とが互いに関連付けられていることを示す表示情報とを送信する。
Figure 2024503748000005
ステップ505:端末デバイスは、アプリケーションを始動して、受信されたURSP規則に従って、アプリケーションに対応するURSP規則にある、第1の規則の第1のTDおよび第2の規則の第2のTDを決定する。
加えて、端末デバイスは、受信されたURSP規則に従って、または受信されたURSP規則および受信された表示情報に従って、URSP規則にある、第1の規則の第1のTDと第2の規則の第2のTDとが関連付けられていると決定し得る。
ステップ506:端末デバイスは、第1の要求メッセージおよび第2の要求メッセージをネットワーク側へ送信する。第1の要求メッセージは、第1のTDに対応する第1のセッションを確立することを要求するために使用され、および第2の要求メッセージは、第2のTDに対応する第2のセッションを確立することを要求するために使用される。第1の要求メッセージは、第1のTDに対応する第1のRSDと、第1の関連付け情報とを含み、および第1の関連付け情報は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示す。第2の要求メッセージは、第2のTDに対応する第2のRSDと、第2の関連付け情報とを含み、および第2の関連付け情報は、第2のセッションが第1のセッションと関連付けられていることを示す。
ステップ505および506の他の詳細については、図5のステップ502および503の説明を参照されたい。詳細は、本明細書では再度説明されない。
同様に、第1の要求メッセージおよび第2の要求メッセージを受信した後、ネットワーク側は、第1のセッションおよび第2のセッションのための適切なUPFを別々に選択し得る。一次アクセスネットワークデバイスは、二次アクセスネットワークデバイスを選択して、DCを確立することを決定し得る。言い換えれば、一次アクセスネットワークデバイスと第1のUPFとの間のユーザプレーン接続、および二次アクセスネットワークデバイスと第2のUPFとの間のユーザプレーン接続が、別々に確立される。加えて、ネットワーク側は、受信された第1の要求メッセージおよび受信された第2の要求メッセージから、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定し得る。たとえば、ネットワーク側のSMFデバイスは、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定して、2つの関連付けられたセッションの識別情報を記憶し得る。
一次アクセスネットワークデバイスは、どの2つのセッションが関連付けられているかを知って、2つの相互に冗長なセッションに対して異なるアクセスネットワークデバイスを決定することができる。このようにして、通信品質を改善するために、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが可能である。加えて、一次アクセスネットワークデバイスまたは二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない(たとえば、障害が発生する、または負荷が高すぎる)場合、アクセスネットワークデバイスは、DC接続のセッションを切り替え得る。たとえば、二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない場合、そのDCにおける二次アクセスネットワークデバイスのセッションは、一次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得、または別の二次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得る。この場合、アクセスネットワークデバイスは、切り替えられるべき特定の関連付けられたセッションを決定するために、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることをネットワーク側(たとえば、SMFデバイス)から知り得る。
図6は、本出願の実施形態による通信方法のフローチャートである。図6は、図4および図5を参照して説明される。この方法は、端末デバイスによって実施される。たとえば、端末デバイスは、図4または図5の端末デバイスである。図6に示されるように、この方法は以下のステップを含む。
ステップ601:端末デバイスは、第1のトラフィック記述情報と第2のトラフィック記述情報との間の関連付け情報を取得する。
たとえば、第1のトラフィック記述情報は第1のTDであり、および第2のトラフィック記述情報は第2のTDである。
第1のトラフィック記述情報が第2のトラフィック記述情報と関連付けられているという説明はまた、第1のトラフィック記述情報の第1の規則が第2のトラフィック記述情報の第2の規則と関連付けられていると理解されてもよく、または第1の規則中の第1の経路選択記述情報が第2の規則中の第2の経路選択記述情報と関連付けられていると理解されてもよいことに留意されたい。これは、本出願では限定されない。
たとえば、端末デバイスは、第1のトラフィック記述情報と第2のトラフィック記述情報との間の関連付け情報を経路選択ポリシー(たとえば、前述のURSP規則)から取得する。
たとえば、経路選択ポリシーは、第1のトラフィック記述情報に対応する第1の規則と、第2のトラフィック記述情報に対応する第2の規則とを含む。第1の規則は、第1のトラフィック記述情報が第2のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す第1の情報を含み、および第2の規則は、第2のトラフィック記述情報が第1のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す第2の情報を含む。可能な実装では、第1の情報および第2の情報は、同じ第1の表示情報に対応して、この第1の表示情報は、第1のトラフィック記述情報が第2のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す。別の可能な実装では、第1の情報は、第2の規則に関する情報を含み、および第2の情報は、第1の規則に関する情報を含む。
たとえば、端末デバイスは、ローカルに構成された経路選択ポリシーを取得する。これは図4のステップ401の説明を参照しており、および詳細は、本明細書では再度説明されない。
代替として、端末デバイスは、経路選択ポリシーをポリシー制御機能デバイスから受信する。これは図5のステップ503および504の説明を参照しており、および詳細は、本明細書では再度説明されない。
ステップ602:端末デバイスは、開始されたアプリケーションに対して第1のトラフィック記述情報および第2のトラフィック記述情報を決定する。
加えて、端末デバイスは、関連付け情報に基づいて、第1のトラフィック記述情報が第2のトラフィック記述情報と関連付けられていることをさらに決定し得る。
第1のトラフィック記述情報および第2のトラフィック記述情報は、同じアプリケーションに対応してもよく、またはそれぞれ、2つの異なるアプリケーション、たとえば、2つの異なるURLLCアプリケーションに対応してもよいことに留意されたい。
このステップについては、図4のステップ402の説明を参照されたく、および詳細は、本明細書では再度説明されない。
ステップ603:端末デバイスは、第1の要求メッセージおよび第2の要求メッセージを送信し、第1の要求メッセージは、第1のトラフィック記述情報に対応する第1のセッションを確立することを要求するために使用され、および第2の要求メッセージは、第2のトラフィック記述情報に対応する第2のセッションを確立することを要求するために使用される。第1の要求メッセージは第1の関連付け情報を含み、および第2の要求メッセージは第2の関連付け情報を含む。第1の関連付け情報は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示し、および第2の関連付け情報は、第2のセッションが第1のセッションと関連付けられていることを示す。
可能な実装では、第1の関連付け情報は第2のセッションの識別情報を含み、および第2の関連付け情報は第1のセッションの識別情報を含む。
別の可能な実装では、第1の関連付け情報および第2の関連付け情報は、同じ第2の表示情報に対応して、この第2の表示情報は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示す。
このステップについては、図4のステップ403の説明を参照されたく、および詳細は、本明細書では再度説明されない。
本出願のこの実施形態で提供される通信方法によれば、ネットワーク側が、受信された第1の要求メッセージおよび受信された第2の要求メッセージから、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定し得る。一次アクセスネットワークデバイスは、どの2つのセッションが関連付けられているかを知って、2つの相互に冗長なセッションに対して異なるアクセスネットワークデバイスを決定することができる。このようにして、通信品質を改善するために、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが可能である。加えて、一次アクセスネットワークデバイスまたは二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない(たとえば、障害が発生する、または負荷が高すぎる)場合、アクセスネットワークデバイスは、DC接続のセッションを切り替え得る。たとえば、二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない場合、そのDCにおける二次アクセスネットワークデバイスのセッションは、一次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得るか、または別の二次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得る。この場合、アクセスネットワークデバイスは、切り替えられるべき特定の関連付けられたセッションを決定するために、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることをネットワーク側から知り得る。
図7は、本出願の実施形態による通信方法のフローチャートである。図7は、図5を参照して説明される。この方法は、ポリシー制御機能デバイスによって実施される。たとえば、ポリシー制御機能デバイスは、図5のPCFデバイスである。図7に示されるように、この方法は以下のステップを含む。
ステップ701:ポリシー制御機能デバイスは、第1のトラフィック記述情報と第2のトラフィック記述情報との間の関連付け情報をアプリケーション機能デバイスから知る。
第1のトラフィック記述情報および第2のトラフィック記述情報は、同じアプリケーションに対応してもよく、またはそれぞれ、2つの異なるアプリケーション、たとえば、2つの異なるURLLCアプリケーションに対応してもよいことに留意されたい。
このステップについては、図5のステップ501の説明を参照されたく、および詳細は、本明細書では再度説明されない。
ステップ702:ポリシー制御機能デバイスは、関連付け情報に基づいて経路選択ポリシーを生成する。
たとえば、経路選択ポリシーは、第1のトラフィック記述情報に対応する第1の規則と、第2のトラフィック記述情報に対応する第2の規則とを含む。第1の規則は、第1のトラフィック記述情報が第2のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す第1の情報を含み、および第2の規則は、第2のトラフィック記述情報が第1のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す第2の情報を含む。可能な実装では、第1の情報および第2の情報は、同じ第1の表示情報に対応して、この第1の表示情報は、第1のトラフィック記述情報が第2のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す。別の可能な実装では、第1の情報は、第2の規則に関する情報を含み、および第2の情報は、第1の規則に関する情報を含む。
経路選択ポリシーについては、図5のURSP規則の説明を参照されたい。詳細は、本明細書では再度説明されない。
このステップについては、図5のステップ502の説明を参照されたく、および詳細は、本明細書では再度説明されない。
ステップ703:ポリシー制御機能デバイスは、経路選択ポリシーを端末デバイスへ送信し、この経路選択ポリシーが使用されて、第1のトラフィック記述情報に対応する第1のセッションと、第2のトラフィック記述情報に対応する第2のセッションとの間の関連付けを決定する。
このステップについては、図5のステップ503および504の説明を参照されたく、および詳細は、本明細書では再度説明されない。
本出願のこの実施形態で提供される通信方法によれば、経路選択ポリシーを受信した後、端末デバイスは、第1の要求メッセージおよび第2の要求メッセージをネットワーク側へ送信する。ネットワーク側は、受信された第1の要求メッセージおよび受信された第2の要求メッセージから、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定し得る。一次アクセスネットワークデバイスは、どの2つのセッションが関連付けられているかを知って、2つの相互に冗長なセッションに対して異なるアクセスネットワークデバイスを決定することができる。このようにして、通信品質を改善するために、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが可能である。加えて、一次アクセスネットワークデバイスまたは二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない(たとえば、障害が発生する、または負荷が高すぎる)場合、アクセスネットワークデバイスは、DC接続のセッションを切り替え得る。たとえば、二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない場合、そのDCにおける二次アクセスネットワークデバイスのセッションは、一次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得、または別の二次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得る。この場合、アクセスネットワークデバイスは、切り替えられるべき特定の関連付けられたセッションを決定するために、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることをネットワーク側から知り得る。
図8は、本出願の実施形態による通信方法のシグナリングインタラクションの図である。図8に示されるように、この方法は以下のステップを含む。
ステップ801:UDMデバイスは、第1のRSDと第2のRSDとの間の関連付け情報を取得する。
たとえば、UDMデバイスは、ローカル構成手法で第1のRSDと第2のRSDとの間の関連付け情報を取得し得る。代替として、AFデバイスが関連付け情報をUDMデバイスへ送信してもよい。これに対応して、UDMデバイスは、関連付け情報をAFデバイスから取得する。
第1のRSDと第2のRSDとの間の関連付け情報は、代替として、第1のRSDの第1の規則と第2のRSDの第2の規則との間の関連付け情報として記述されてもよく、または第1の規則の第1のTDと第2の規則の第2のTDとの間の関連付け情報として記述されてもよい。
ステップ802:端末デバイスがアプリケーションを始動して、ローカルに構成される、またはPCFデバイスから受信されるURSP規則に従って、アプリケーションに対応するURSP規則にある、第1の規則の第1のTDおよび第2の規則の第2のTDを決定する。
たとえば、アプリケーションはURLLCアプリケーションである。端末デバイスはURLLCアプリケーションを始動する。端末デバイスのアプリケーションレイヤは、アプリケーションのデータを複製し、およびアプリケーションのデータは、2つの異なるTDに対応し、それぞれがURSP規則の別個の規則にある。このようにして、URLLCアプリケーションは、端末デバイスを作動させて2つのセッションを確立する手順を開始するために、および2つの異なるRSDに対応する2つのセッションを別々に確立するために、URSP規則の異なるRSDと関連付けられる。
以下では、セッションの1つを確立する手順を説明のための例として用いる。このセッションは、第1のセッションと呼ばれる場合がある。第1のセッションは、第1の規則の第1のTDと第1のRSDとに対応するセッションaである場合があり、または第1のセッションは、第2の規則の第2のTDと第2のRSDとに対応するセッションbである場合がある。
ステップ803:端末デバイスは、RANデバイス(図示せず)を介してAMFデバイスへ、第1のセッションを確立することを要求するために使用される要求メッセージを送信し、この要求メッセージは、第1のセッションの識別情報と、第1のセッションに対応するRSDとを含む。
第1のセッションがセッションaである場合、第1のセッションに対応するRSDは第1のRSDである。第1のセッションがセッションbであるとき、第1のセッションに対応するRSDは第2のRSDである。
たとえば、要求メッセージは、非アクセス層(non-access stratum、NAS)メッセージである。NASメッセージは、セッション識別子およびセッション確立要求メッセージを含む。セッション確立要求メッセージは、セッション識別子およびRSDを含む。代替として、RSDが直接NASメッセージに含まれてもよい。
別の可能な実装では、第1のTDと第2のTDとの間の関連付け情報は、UDMデバイスにおいて構成される。ステップ803で、要求メッセージは、第1のセッションの識別情報と、第1のセッションに対応するTDとを含む。後続のステップで、第1のセッションに対応するRSDは、第1のセッションに対応するTDと置き換えられ得る。詳細は本出願で再度説明されない。
本明細書でRANデバイスは、一次RANデバイスであることに留意されたい。
ステップ804:AMFデバイスは、第1のセッションの識別子と、第1のセッションに対応するRSDとをSMFデバイスへ送信する。
たとえば、AMFデバイスは、セッションの識別子と、セッションに対応するRSDとを、作成セッション管理コンテキスト要求(create SM context request)メッセージによってSMFデバイスへ送信する。
ステップ805:SMFデバイスは、第1のセッションの識別子と、第1のセッションに対応するRSDとをUDMデバイスへ送信する。
たとえば、SMFデバイスは、セッションの識別子と、セッションに対応するRSDとを登録要求メッセージによってUDMデバイスへ送信する。
セッションの識別子と、セッションに対応するRSDとを受信した後、UDMデバイスは、セッションの識別子とRSDとの間の対応を記憶し得る。
ステップ806:UDMデバイスは、ステップ801の関連付け情報に基づいて、RSDと関連付けられた別のRSDを決定して、次いで、別のRSDに対応するセッションの識別子が存在するかどうかを決定する。
たとえば、第1のセッション(たとえば、前述のセッションa)を確立する手順において、SMFデバイスは、ステップ805で、セッションaの識別子と、セッションaに対応する第1のRSDとをUDMデバイスへ送信する。UDMデバイスは、セッションaの識別子と第1のRSDとの間の対応を記憶する。しかし、ステップ806で、UDMデバイスは、第1のRSDと関連付けられた別のRSDに対応するセッションの識別子はないと決定する。
第2のセッション(たとえば、前述のセッションb)を確立する手順では、SMFデバイスは、ステップ805で、セッションbの識別子と、セッションbに対応する第2のRSDとをUDMデバイスへ送信する。UDMデバイスは、セッションbの識別子と第2のRSDの間との対応を記憶する。ステップ806で、UDMデバイスは、セッションaの識別子と第1のRSDとの間の対応を記憶するので、UDMデバイスは、関連付け情報および記憶された対応に基づいて、第2のRSDと関連付けられた別のRSDを決定し得る。すなわち、第1のRSDはセッションaのRSDであって、したがって、セッションaの識別子が取得される。
別のRSDに対応するセッションの識別子は、第1のセッションと関連付けられた第2のセッションの識別子である。
ステップ807:UDMデバイスは、SMFデバイスへ、第1のセッションと関連付けられた第2のセッションの識別子を送信する。
代替として、UDMデバイスは、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを反映させるために、第1のセッションの識別子および第2のセッションの識別子をSMFデバイスへ送信してもよい。
たとえば、UDMデバイスは、登録応答メッセージを介してSMFデバイスへ、第1のセッションと関連付けられた第2のセッションの識別子、または第1のセッションの識別子および第2のセッションの識別子を送信する。
上述のように、セッションbを確立する手順において、UDMデバイスは、前述のステップで、セッションbと関連付けられたセッションaの識別子を取得する。
ステップ808:SMFデバイスは、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定する。
ステップ809:SMFデバイスは、関連付け情報をAMFデバイスへ送信する。
たとえば、関連付け情報は、ステップ807でSMFによって受信された第1のセッションの識別子および第2のセッションの識別子であり得る。代替として、関連付け情報は、SMFによって生成される、および第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示す、表示情報である。
ステップ810a:AMFデバイスは、関連付け情報を端末デバイスへRANデバイスを介して送信する。
たとえば、AMFデバイスは、セッション確立受諾メッセージによって関連付け情報を端末デバイスへ送信する。
ステップ811a:端末デバイスは、セッション変更手順を開始する。
たとえば、端末デバイスは、第2のセッション、たとえば前述のセッションaに対するセッション変更手順を開始する。セッション変更手順では、端末デバイスは関連付け情報を、第2のセッションにサービスするSMFデバイスへ送信し、およびSMFデバイスは、関連付け情報をRANデバイスへ送信し、それによりRANデバイスは、第1のセッションと第2のセッションの間の関連付け情報を記録する。この場合、DCにおけるRANデバイスがDCを引き続き維持できなければ、RANデバイスは、切り替えられるべき特定の関連付けられたセッションを決定してもよい。
ステップ811aは任意選択のステップであることに留意されたい。
ステップ811aで端末デバイスによって送信された関連付け情報と、ステップ810aで端末デバイスによって受信された関連付け情報とは、異なる情報を有し得ることに留意されたい。たとえば、ステップ810aで端末デバイスによって受信された関連付け情報は、第1のセッションの識別子および第2のセッションの識別子である場合があり、または第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示す表示情報である場合がある。ステップ811aで端末デバイスによって送信される関連付け情報は、第1のセッションの識別子である場合があり、または第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示す同じまたは異なる表示情報である場合がある。
代替として、別の可能な実装では、ステップ810aおよびステップ811aは、ステップ810b(図示せず)に置き換えられてもよい。
ステップ810b:AMFデバイスは、関連付け情報をRANデバイスへ送信する。
このようにして、RANデバイスは、第1のセッションと第2のセッションとの間の関連付け情報を記録し得る。この場合、DCにおける1つのRANデバイスがDCを引き続き維持できなければ、RANデバイスは、ハンドオーバされるべき特定の関連付けられたセッションを決定してもよい。
別の可能な実装では、図8のUDMによって実施される動作は、代替としてUDRデバイスによって実施されてもよい。これは、本出願では限定されない。
前述の方法によれば、ネットワーク側は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定し得る。一次アクセスネットワークデバイスは、どの2つのセッションが関連付けられているかを知って、2つの相互に冗長なセッションに対して異なるアクセスネットワークデバイスを決定することができる。このようにして、通信品質を改善するために、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが可能である。加えて、一次アクセスネットワークデバイスまたは二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない(たとえば、障害が発生する、または負荷が高すぎる)場合、アクセスネットワークデバイスは、DC接続のセッションを切り替え得る。たとえば、二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない場合、そのDCにおける二次アクセスネットワークデバイスのセッションは、一次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得、または別の二次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得る。この場合、アクセスネットワークデバイスは、切り替えられるべき特定の関連付けられたセッションを決定するために、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることをネットワーク側から知り得る。
図9は、本出願の実施形態による通信方法のフローチャートである。図9は、図8を参照して説明される。この方法は、端末デバイスによって実施される。たとえば、端末デバイスは、図8の端末デバイスである。図9に示されるように、この方法は以下のステップを含む。
ステップ901:端末デバイスは、第1のセッションを確立する手順において、セッション管理機能デバイスから第1の関連付け情報を受信し、この第1の関連付け情報は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示す。
このステップについては、図8のステップ809および810aの説明を参照されたい。詳細は、本明細書では再度説明されない。
ステップ902:端末デバイスは、第2のセッションを変更する手順を開始する。端末デバイスは、第2のセッションを変更する手順において、セッション管理機能デバイスへ第2の関連付け情報を送信し、この第2の関連付け情報は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示す。
たとえば、第2の関連付け情報は、第1のセッションの識別子を含む。
このステップについては、図8のステップ811aの説明を参照されたい。詳細は、本明細書では再度説明されない。
前述の方法によれば、ネットワーク側は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定し得る。一次アクセスネットワークデバイスは、どの2つのセッションが関連付けられているかを知って、2つの相互に冗長なセッションに対して異なるアクセスネットワークデバイスを決定することができる。このようにして、通信品質を改善するために、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが可能である。加えて、一次アクセスネットワークデバイスまたは二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない(たとえば、障害が発生する、または負荷が高すぎる)場合、アクセスネットワークデバイスは、DC接続のセッションを切り替え得る。たとえば、二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない場合、そのDCにおける二次アクセスネットワークデバイスのセッションは、一次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得、または別の二次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得る。この場合、アクセスネットワークデバイスは、切り替えられるべき特定の関連付けられたセッションを決定するために、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることをネットワーク側から知り得る。
図10は、本出願の実施形態による通信方法のフローチャートである。図10は、図8を参照して説明される。この方法は、データ管理機能デバイスによって実施される。たとえば、データ管理機能デバイスは、図8のUDMデバイス、または図8に示されていないUDRデバイスである。図10に示されるように、この方法は以下のステップを含む。
ステップ1001:データ管理機能デバイスは、第1の経路記述情報と第2の経路記述情報との間の関連付け情報を構成する。
このステップについては、図8のステップ801の説明を参照されたい。詳細は、本明細書では再度説明されない。
ステップ1002:データ管理機能デバイスは、第1のセッションに対応する第1の経路記述情報をセッション管理機能デバイスから受信し、データ管理機能デバイスは、第2のセッションと、第2のセッションに対応する第2の経路記述情報とを記憶する。
このステップについては、図8のステップ805の説明を参照されたい。詳細は、本明細書では再度説明されない。
ステップ1003:データ管理機能デバイスは、構成された関連付け情報および第1の経路記述情報に基づいて、第2のセッションの識別子をセッション管理機能デバイスへ送信する。
たとえば、データ管理機能デバイスは、構成された関連付け情報および第1の経路記述情報に基づいて、第1の経路記述情報と第2の経路記述情報との間の関連付けを決定する。データ管理機能デバイスは、第2の経路記述情報に対応する第2のセッションの識別子を決定する。データ管理機能デバイスは、第2のセッションの識別子をセッション管理機能デバイスへ送信する。
たとえば、データ管理機能デバイスが、第2のセッションの識別子をセッション管理機能デバイスへ送信することは、以下を含む:データ管理機能デバイスは、関連付け情報をセッション管理機能デバイスへ送信し、この関連付け情報は、第1のセッションの識別子および第2のセッションの識別子を含む。
このステップについては、図8のステップ806および807の説明を参照されたく、および詳細は、本明細書では再度説明されない。
前述の方法によれば、ネットワーク側は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定し得る。一次アクセスネットワークデバイスは、どの2つのセッションが関連付けられているかを知って、2つの相互に冗長なセッションに対して異なるアクセスネットワークデバイスを決定することができる。このようにして、通信品質を改善するために、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが可能である。加えて、一次アクセスネットワークデバイスまたは二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない(たとえば、障害が発生する、または負荷が高すぎる)場合、アクセスネットワークデバイスは、DC接続のセッションを切り替え得る。たとえば、二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない場合、そのDCにおける二次アクセスネットワークデバイスのセッションは、一次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得、または別の二次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得る。この場合、アクセスネットワークデバイスは、切り替えられるべき特定の関連付けられたセッションを決定するために、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることをネットワーク側から知り得る。
図11は、本出願の実施形態による通信方法のフローチャートである。図11は、図8を参照して説明される。この方法は、セッション管理機能デバイスによって実施される。たとえば、セッション管理機能デバイスは、図8のSMFデバイスである。図11に示されるように、この方法は以下のステップを含む。
ステップ1101:セッション管理機能デバイスは、第1のセッションに対応する第1の経路記述情報をデータ管理機能デバイスへ送信する。
このステップについては、図8のステップ805の説明を参照されたい。詳細は、本明細書では再度説明されない。
ステップ1102:セッション管理機能デバイスは、第2のセッションの識別子をデータ管理機能デバイスから受信する。
たとえば、セッション管理機能デバイスが第2のセッションの識別子をデータ管理機能デバイスから受信することは、以下を含む:セッション管理機能デバイスは、関連付け情報をデータ管理機能デバイスから受信し、この関連付け情報は、第1のセッションの識別子および第2のセッションの識別子を含む。
このステップについては、図8のステップ807の説明を参照されたい。詳細は、本明細書では再度説明されない。
ステップ1103:セッション管理機能デバイスは、関連付け情報をアクセスネットワークデバイスおよび/または端末デバイスへ送信し、この関連付け情報は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示す。
このステップについては、図8のステップ809、810a、および811aの説明を参照するか、または図8のステップ809および810bの説明を参照されたい。詳細は、本明細書では再度説明されない。
前述の方法によれば、ネットワーク側は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定し得る。一次アクセスネットワークデバイスは、どの2つのセッションが関連付けられているかを知って、2つの相互に冗長なセッションに対して異なるアクセスネットワークデバイスを決定することができる。このようにして、通信品質を改善するために、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが可能である。加えて、一次アクセスネットワークデバイスまたは二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない(たとえば、障害が発生する、または負荷が高すぎる)場合、アクセスネットワークデバイスは、DC接続のセッションを切り替え得る。たとえば、二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない場合、そのDCにおける二次アクセスネットワークデバイスのセッションは、一次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得、または別の二次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得る。この場合、アクセスネットワークデバイスは、切り替えられるべき特定の関連付けられたセッションを決定するために、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることをネットワーク側から知り得る。
前述の図のメッセージのそれぞれには別の名称があり得ることに留意されたい。加えて、ネットワーク要素間の情報送信はまた、サービスベースのアーキテクチャにおいて、ネットワーク要素のそれぞれのネットワーク機能を呼び出すことによっても実装され得る。これは本発明では限定されていない。
上記では主に、本出願の実施形態における解決策を方法の観点から説明している。前述の機能を実装するために、ネットワーク要素のそれぞれ、たとえば、端末デバイス、ポリシー制御機能デバイス、データ管理機能デバイス、またはセッション管理機能デバイスは、機能のそれぞれを実行するための対応するハードウェア構造または対応するソフトウェアモジュールの少なくとも一つを含むと理解されてもよい。当業者であれば、本明細書に開示された実施形態に記載された例のユニットおよびアルゴリズムステップとの組合せに関して、本出願は、ハードウェア、またはハードウェアとコンピュータソフトウェアとを組み合わせたものによって実装され得ることが容易に認識できるはずである。機能がハードウェアの様式で実施されるか、またはハードウェアを駆動するコンピュータソフトウェアの様式で実施されるかは、特定のアプリケーションおよび技法的解決策の設計制約に依存する。当業者であれば、説明された機能を特定のアプリケーションごとに実装するために、異なる方法を使用し得る。しかし、そのような実装が本出願の範囲を超えると考えられるべきではない。
本出願の実施形態において、機能ユニットへの分割は、前述の方法例に基づいて、端末デバイス、ポリシー制御機能デバイス、データ管理機能デバイス、セッション管理機能デバイス、または同様のものについて実施され得る。たとえば、機能ユニットが、機能のそれぞれに対応する分割によって取得されてもよく、または2つ以上の機能が1つの処理ユニットに統合されてもよい。統合されたユニットは、ハードウェアの形で実装されてもよく、またはソフトウェア機能ユニットの形で実装されてもよい。本出願の実施形態におけるユニット分割は例であって、単なる論理上の機能分割であることに留意されたい。実際の実装では、別の分割手法があり得る。
たとえば、図12は、前述の実施形態における通信装置(通信装置120と表記されている)の可能な構造の概略図である。通信装置120は、処理ユニット1201を含む。任意選択で、装置は、通信ユニット1202および/または記憶ユニット1203をさらに含む。図12に示された構造の概略図は、前述の実施形態における、端末デバイス、ポリシー制御機能デバイス、データ管理機能デバイス、セッション管理機能デバイス、または同様のものの構造を示し得る。
図12に示される構造の概略図が、前述の実施形態における端末デバイスの構造を示している場合、処理ユニット1201は、端末デバイスのアクションを制御および管理するように構成される。たとえば、処理ユニット1201は、図4のステップ401および402、図5のステップ505、図6のステップ601および602、図8のステップ802、任意選択で、811a、図9のステップ902、および/または本出願の実施形態で説明されている別の処理において端末デバイスによって実施されるアクション、を実施するように構成される。処理ユニット1201は、通信ユニット1202を使用することによって別のネットワークエンティティと通信し得る。たとえば、通信ユニット1202は、図4のステップ403、図5のステップ506、図6のステップ603、図8のステップ803、および任意選択で、810a、図9のステップ901、および/または本出願の実施形態で説明されている別の処理において端末デバイスによって実施される通信インタラクション、を実施するように構成される。記憶ユニット1203は、端末デバイスのプログラムコードおよびデータを記憶するように構成される。
図12に示される構造の概略図が、前述の実施形態におけるポリシー制御機能デバイスの構造を示している場合、処理ユニット1201は、ポリシー制御機能デバイスのアクションを制御および管理するように構成される。たとえば、処理ユニット1201は、図5のステップ502、図7のステップ702、および/または本出願の実施形態で説明されている別の処理においてポリシー制御機能デバイスによって実施されるアクション、を実施するように構成される。処理ユニット1201は、通信ユニット1202を使用することによって、別のネットワークエンティティと通信し得る。たとえば、通信ユニット1202は、図5のステップ501および503、図7のステップ701および703、および/または本出願の実施形態において説明される別の処理においてポリシー制御機能デバイスによって実施される通信インタラクションを実施するように構成される。記憶ユニット1203は、ポリシー制御機能デバイスのプログラムコードおよびデータを記憶するように構成される。
図12に示される構造の概略図が前述の実施形態におけるデータ管理機能デバイスの構造を示している場合、処理ユニット1201は、データ管理機能デバイスのアクションを制御および管理するように構成される。たとえば、処理ユニット1201は、図8のステップ801および806、図10のステップ1001および1003、および/または本出願の実施形態で説明されている別の処理においてデータ管理機能デバイスによって実施されるアクション、を実施するように構成される。処理ユニット1201は、通信ユニット1202を使用することによって別のネットワークエンティティと通信し得る。たとえば、通信ユニット1202は、図8のステップ805および807、図7のステップ701および703、図10のステップ1002、および/または本出願の実施形態において説明される別の処理においてデータ管理機能デバイスによって実施される通信インタラクション、を実施するように構成される。記憶ユニット1203は、データ管理機能デバイスのプログラムコードおよびデータを記憶するように構成される。
図12に示される構造の概略図が、前述の実施形態におけるセッション管理機能デバイスの構造を示している場合、処理ユニット1201は、セッション管理機能デバイスのアクションを制御および管理するように構成される。たとえば、処理ユニット1201は、図8のステップ808、および/または本出願の実施形態で説明されている別の処理においてセッション管理機能デバイスによって実施されるアクション、を実施するように構成される。処理ユニット1201は、通信ユニット1202を使用することによって別のネットワークエンティティと通信し得る。たとえば、通信ユニット1202は、図8のステップ804、805、807、および808、図11の1101、1102、および1103、および/または本出願の実施形態において説明される別の処理においてセッション管理機能デバイスによって実施される通信インタラクション、を実施するように構成される。記憶ユニット1203は、セッション管理機能デバイスのプログラムコードおよびデータを記憶するように構成される。
図12に示される構造の概略図は、本出願の別のネットワーク要素の構造をさらに示し得る。この場合、図12のユニットのそれぞれは、対応するネットワーク要素のアクションを実施するように構成される。詳細については、方法部分を参照されたい。詳細は、本明細書では再度説明されない。
通信装置120は、デバイスであってもよく、またはデバイス内のチップであってもよい。通信装置120がデバイスである場合、処理ユニット1201は、プロセッサまたはコントローラであってもよく、および通信ユニット1202は、通信インターフェイス、トランシーバ、トランシーバ機、トランシーバ回路、トランシーバ装置、または同様のものであってもよい。通信インターフェイスは一般的な用語であって、1つまたは複数のインターフェイスを含む場合がある。記憶ユニット1203はメモリであってもよい。通信装置120がデバイス内のチップである場合、処理ユニット1201はプロセッサまたはコントローラであってもよく、および通信ユニット1202は、入力インターフェイスならびに/または出力インターフェイス、ピン、回路、または同様のものであってもよい。記憶ユニット1203は、チップ内の記憶ユニット(たとえば、レジスタもしくはキャッシュ)であってもよく、またはデバイス内のチップの外側に置かれた記憶ユニット(たとえば、読出し専用メモリもしくはランダムアクセスメモリ)であってもよい。
通信ユニットはまた、トランシーバユニットと呼ばれる場合もある。通信装置120内でトランシーバ機能を有するアンテナおよび制御回路は、通信装置120の通信ユニット1202とみなされてもよく、および、処理機能を有するプロセッサは、通信装置120の処理ユニット1201とみなされてもよい。任意選択で、通信ユニット1202において受信機能を実装するように構成された構成要素は、受信ユニットとみなされてもよい。受信ユニットは、本出願の実施形態において受信ステップを実施するように構成される。受信ユニットは、受信機械、受信機、受信回路、または同様のものであってもよい。通信ユニット1202において送信機能を実装するように構成された構成要素は、送信ユニットとみなされてもよい。送信ユニットは、本出願の実施形態において、送信ステップを実施するように構成される。送信ユニットは、送信機械、送信機、送信回路、または同様のものであってもよい。
図12の統合ユニットが、ソフトウェア機能モジュールの形で実装されていて、独立した製品として販売または使用される場合、図12の統合ユニットは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶され得る。このような理解に基づいて、本出願の実施形態の技法的解決策が、本質的に、もしくは従来技術に寄与している部分が、または技法的解決手段の全部もしくは一部が、ソフトウェア製品の形で実装され得る。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、および、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイス、もしくは同様のものであってもよい)またはプロセッサ(processor)に、本出願の実施形態において説明された方法のステップの全部または一部を実施するように命令するための、いくつかの命令を含む。コンピュータソフトウェア製品を記憶するための記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、取り外し可能ハードディスク、読出し専用メモリ(read-only memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)、磁気ディスク、または光ディスクなどの、プログラムコードを記憶できる任意の媒体を含む。
本出願の実施形態は、通信装置のハードウェア構造の概略図をさらに提供する。図13または図14を参照されたい。通信装置は、プロセッサ1301を含み、および任意選択で、プロセッサ1301に接続されたメモリ1302をさらに含む。
プロセッサ1301は、汎用中央処理ユニット(central processing unit、CPU)、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit、ASIC)、または本出願の解決策のプログラム実行を制御するように構成された1つもしくは複数の集積回路であってもよい。プロセッサ1301はまた、複数のCPUを含んでもよく、およびプロセッサ1301は、シングルコアプロセッサ(single-CPU)であってもよく、またはマルチコアプロセッサ(multi-CPU)であってもよい。本明細書のプロセッサは、データ(たとえば、コンピュータプログラム命令)を処理するように構成された1つまたは複数のデバイス、回路、もしくは処理コアであってもよい。
メモリ1302は、静的な情報および命令を記憶できるROMもしくは別のタイプの静的記憶デバイス、情報および命令を記憶できるRAMもしくは別のタイプの動的記憶デバイスであってもよく、または、電気的に消去可能なプログラマブル読出し専用メモリ(electrically erasable programmable read-only memory、EEPROM)、コンパクトディスク読出し専用メモリ(compact disc read-only memory、CD-ROM)、別のコンパクトディスク記憶装置もしくは光ディスク記憶装置(コンパクトディスク、レーザーディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク、ブルーレイディスク、および同様のものを含む)、磁気ディスク記憶媒体もしくは別の磁気記憶デバイス、または、命令もしくはデータ構造の形の予想されるプログラムコードを保持もしくは記憶するように構成されることが可能であって、コンピュータによってアクセスされることが可能である、他の任意の媒体であってもよい。これは、本出願のこの実施形態では限定されない。メモリ1302は独立して存在し得る。この場合、メモリ1302は、通信装置内に置かれてもよく、または通信装置の外側に置かれてもよい。代替として、メモリ1302は、プロセッサ1301と一体化されてもよい。メモリ1302は、コンピュータプログラムコードを含み得る。プロセッサ1301は、本出願の実施形態で提供される方法を実装するために、メモリ1302に記憶されたコンピュータプログラムコードを実行するように構成される。
第1の可能な実装では、図13を参照されたい。通信装置は、トランシーバ1303をさらに含む。プロセッサ1301、メモリ1302、およびトランシーバ1303は、バスを介して接続される。トランシーバ1303は、別のデバイスまたは通信ネットワークと通信するように構成される。任意選択で、トランシーバ1303は、送信機および受信機を含み得る。トランシーバ1303の受信機能を実装するように構成された構成要素は、受信機とみなされてもよく、およびこの受信機は、本出願の実施形態において受信ステップを実施するように構成される。トランシーバ1303の送信機能を実装するように構成された構成要素は、送信機とみなされてもよく、およびこの送信機は、本出願の実施形態において送信ステップを実施するように構成される。
第1の可能な実装に基づいて、図13に示された構造の概略図は、前述の実施形態における、端末デバイス、ポリシー制御機能デバイス、データ管理機能デバイス、セッション管理機能デバイス、または同様のものの構造を示し得る。プロセッサ1301は、図12の処理ユニット1201の機能を実装するように構成されてもよく、メモリ1302は、図12の記憶ユニット1203の機能を実装するように構成され、およびトランシーバ1303は、図12の通信ユニット1202の機能を実装するように構成される。図13に示された構造の概略図は、本出願の別のネットワーク要素の構造をさらに示し得る。この場合、図13の構成要素のそれぞれは、対応するネットワーク要素のアクションを実施するように構成される。詳細については、方法部分を参照されたい。詳細は、本明細書では再度説明されない。
第2の可能な実装では、プロセッサ1301は、論理回路と、入力インターフェイスおよび/または出力インターフェイスとを含む。出力インターフェイスは、対応する方法で送信アクションを実施するように構成され、および入力インターフェイスは、対応する方法で受信アクションを実施するように構成される。第2の可能な実装に基づいて、図14を参照されたい。図14に示された構造の概略図は、前述の実施形態における、端末デバイス、ポリシー制御機能デバイス、データ管理機能デバイス、セッション管理機能デバイス、または同様のものの構造を示し得る。
図14に示される構造の概略図が、前述の実施形態における端末デバイスの構造を示している場合、プロセッサ1301は、端末デバイスのアクションを制御および管理するように構成される。たとえば、プロセッサ1301は、図4のステップ401および402、図5のステップ505、図6のステップ601および602、図8のステップ802、任意選択で、811a、図9のステップ902、および/または本出願の実施形態で説明されている別の処理において端末デバイスによって実施されるアクション、を実施するように構成される。プロセッサ1301は、入力インターフェイスおよび/または出力インターフェイスを介して別のネットワークエンティティと通信し得る。メモリ1302は、端末デバイスのプログラムコードおよびデータを記憶するように構成される。
図14に示される構造の概略図が、前述の実施形態におけるポリシー制御機能デバイスの構造を示している場合、プロセッサ1301は、ポリシー制御機能デバイスのアクションを制御および管理するように構成される。たとえば、プロセッサ1301は、図5のステップ502、図7のステップ702、および/または本出願の実施形態で説明されている別の処理においてポリシー制御機能デバイスによって実施されるアクション、を実施するように構成される。プロセッサ1301は、入力インターフェイスおよび/または出力インターフェイスを介して別のネットワークエンティティと通信し得る。メモリ1302は、ポリシー制御機能デバイスのプログラムコードおよびデータを記憶するように構成される。
図14に示される構造の概略図が前述の実施形態におけるデータ管理機能デバイスの構造を示している場合、プロセッサ1301は、データ管理機能デバイスのアクションを制御および管理するように構成される。たとえば、プロセッサ1301は、図8のステップ801および806、図10のステップ1001および1003、および/または本出願の実施形態で説明されている別の処理においてデータ管理機能デバイスによって実施されるアクション、を実施するように構成される。プロセッサ1301は、入力インターフェイスおよび/または出力インターフェイスを介して別のネットワークエンティティと通信し得る。メモリ1302は、データ管理機能デバイスのプログラムコードおよびデータを記憶するように構成される。
図14に示される構造の概略図が前述の実施形態におけるセッション管理機能デバイスの構造を示している場合、プロセッサ1301は、セッション管理機能デバイスのアクションを制御および管理するように構成される。たとえば、プロセッサ1301は、図8のステップ808、および/または本出願の実施形態で説明されている別の処理においてセッション管理機能デバイスによって実施されるアクションを実施するように構成される。プロセッサ1301は、入力インターフェイスおよび/または出力インターフェイスを介して別のネットワークエンティティと通信し得る。メモリ1302は、セッション管理機能デバイスのプログラムコードおよびデータを記憶するように構成される。
図14に示された構造の概略図は、本出願の別のネットワーク要素の構造をさらに示し得る。この場合、図14の構成要素のそれぞれは、対応するネットワーク要素のアクションを実施するように構成される。詳細については、方法部分を参照されたい。詳細は、本明細書では再度説明されない。
本出願の実施形態は、命令を含むコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。命令がコンピュータで実行されると、コンピュータは、前述の方法のうちのいずれか1つを実施することを可能にされる。
本出願の実施形態は、命令を含むコンピュータプログラム製品をさらに提供する。コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で動作するとき、コンピュータは前述の方法のうちのいずれか1つを実施することを可能にされる。
本出願の実施形態は、プロセッサおよびインターフェイスを含む通信装置をさらに提供する。プロセッサは、インターフェイスを介してメモリに結合される。プロセッサがメモリ内のコンピュータプログラムまたはコンピュータ実施可能命令を実施するとき、前述の方法のうちのいずれか1つが実施される。
本出願の実施形態は、本出願の実施形態における少なくとも2つのネットワーク要素、たとえば、端末デバイス、ポリシー制御機能デバイス、データ管理機能デバイス、またはセッション管理機能デバイスのうちの1つまたは複数を含む、通信システムをさらに提供する。
前述の実施形態の全部または一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せを使用して実装され得る。ソフトウェアプログラムが実装のために使用される場合、その実装は、全体的または部分的にコンピュータプログラム製品の形で実装され得る。コンピュータプログラム製品は、1つまたは複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータにロードされて実行されるとき、本出願の実施形態による手順または機能の全部または一部が生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、またはプログラム可能な別の装置であってもよい。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよく、またはコンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体へ送信されてもよい。たとえば、コンピュータ命令は、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンタから別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンタへ、有線(たとえば、同軸ケーブル、光ファイバ、もしくはデジタル加入者線(digital subscriber line、DSL))またはワイヤレス(たとえば、赤外線、無線、またはマイクロ波)手法で送信されてもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の使用可能な媒体であってもよく、または1つもしくは複数の使用可能な媒体を統合しているサーバもしくはデータセンタなどのデータ記憶デバイスであってもよい。使用可能媒体は、磁気媒体(たとえば、フロッピーディスク、ハードディスク、または磁気テープ)、光学媒体(たとえば、DVD)、半導体媒体(たとえば、ソリッドステートディスク(solid state disk、SSD))、または同様のものである場合がある。
本出願は、実施形態を参照して本明細書で説明されているが、特許請求の範囲に記載された本出願を実装するプロセスにおいて、当業者であれば、添付の図面、開示された内容、および添付の特許請求の範囲を考察することによって、開示された実施形態の他の変形を理解および実装し得る。特許請求の範囲において、「備える」(comprising)は、別の構成要素またはステップを排除せず、および「1つ」または「1つの」は、複数の場合を排除しない。単一のプロセッサまたは別のユニットが、特許請求の範囲に列挙された複数の機能を実装する場合がある。いくつかの手段が相互に異なる従属請求項に記載されていることは、これらの手段が組み合わされて良好な効果を生み出すことが可能ではないことを意味しない。
本出願は、その特定の特徴および実施形態を参照して説明されているが、本出願の趣旨および範囲から逸脱することなく、本出願に様々な変更および組合せが加えられ得ることは明らかである。それに対応して、本明細書および添付の図面は、以下の特許請求の範囲によって定義される本出願についての説明の例にすぎず、および本出願の範囲内に入るあらゆる変更、変形、組合せ、または均等物を網羅していると考えられる。当業者であれば、本出願の趣旨および範囲から逸脱することなく、本出願に様々な変更および変形を加え得ることが明らかである。したがって、本出願は、本出願に対するそのような変更および変形を、その変更および変形が本出願の特許請求の範囲およびその均等な技術の範囲内に入ることを条件として、包含することが意図される。前述の説明は、本出願の特定の実装にすぎず、本出願の保護範囲を限定することを意図されるものではない。本出願に開示された技法的範囲内で、当業者によって容易に考え出されるいかなる変形または置換も、本出願の保護範囲に入るものとする。したがって、本出願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲によって決まるものとする。
本出願は、通信技術の分野に関し、および、特に、通信方法および装置に関する。
通信技術が発達するにつれて、より高い要求が端末と別の装置(たとえば、端末またはネットワーク装置)との間の信頼性に課されている。たとえば、多くの産業用アプリケーションの信頼性要求は99.9999%を超えていて、高い信頼性要求を伴うこれらのアプリケーションには、待ち時間に対する高い要求もある。しかし、現在の通信アーキテクチャでは通常、いくつかの通信シナリオにおいて信頼性要求を満たすことができない。たとえば、対ビジネス(to business、to B)サービスの通信シナリオでは、端末のモーションコントロール(motion control、MC)サービスの、別のデバイスに対する信頼性要求は99.9999%である。たとえば、通信サービス端末の1年以内の総許容故障時間は、わずか30秒である。しかし、MCサービスが現在の通信アーキテクチャに基づいて実施された場合には、ネットワークデバイス(たとえばアクセスネットワークデバイス)の信頼性は99.9%から99.99%にすぎない。したがって、通信リンク全体の信頼性は、MCサービスなどのto-Bサービスの信頼性要求を満たすことができない。
サービスに対応する通信リンクの信頼性が、そのサービスの信頼性要求を満たすことができないという問題を解決するために、2つの通信リンクが、単一のサービス用の通信サービスを提供して全体の信頼性を改善するように構成され得る。この場合では、図1を参照されたい。図1の通信アーキテクチャは、端末、第1のアクセスネットワークデバイス、第2のアクセスネットワークデバイス、第1のユーザプレーン機能(ユーザプレーン機能、UPF)、および第2のUPFを含み得る。これら2つの通信リンクは、相互に冗長な通信リンクと呼ばれる。信頼性を確保するには、2つの通信リンク間の独立性が確保される必要がある。たとえば、通信リンクのうちの一つは、端末、第1のアクセスネットワークデバイス、および第1のUPFを含む。他方の通信リンクは、端末、第2のアクセスネットワークデバイス、および第2のUPFを含む。端末は、第1のアクセスネットワークデバイスを介してコアネットワークへの通信接続を確立する。たとえば、端末は、第1のアクセスネットワークデバイスと第1のUPFとの間の通信接続を確立するために、第1のアクセスネットワークデバイスを介してコアネットワークとのシグナリングインタラクションを実施し得る。このようにして、端末と第1のUPFのバックエンドとのデータネットワーク(data network、DN)との間のサービス通信が実装される。別の例として、端末は、第2のアクセスネットワークデバイスと第2のUPFとの間の通信接続を確立するために、第2のアクセスネットワークデバイスを介してコアネットワークとのシグナリングインタラクションを実施し得る。
前述のアーキテクチャを使用するには、一次アクセスネットワークデバイス(たとえば、第1のアクセスネットワークデバイス)は、二次アクセスネットワークデバイス(たとえば、第2のアクセスネットワークデバイス)を選択する必要がある。従来技術では、一次アクセスネットワークデバイスは、セッション管理機能(session management function、SMF)から提供される冗長シーケンス番号(redundancy sequence number、RSN)値に基づいて二次アクセスネットワークデバイスを選択する。同じアクセスネットワークデバイスが2つの相互に冗長な通信リンクに対して選択され得る。その結果、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが不可能になって、通信品質が低下することになる。
本出願は、通信品質を向上させるように2つの通信リンク間の独立性を確保する通信方法、装置、およびシステムを提供する。
第1の態様によれば、本出願の実施形態は、通信方法を提供する。この方法は以下を含む。端末デバイスは、第1のトラフィック記述情報と第2のトラフィック記述情報との間の関連付け情報を取得し、端末デバイスは、開始されたアプリケーションに対して第1のトラフィック記述情報ならびに第2のトラフィック記述情報を決定し、および、端末デバイスは、第1の要求メッセージならびに第2の要求メッセージを送信する。第1の要求メッセージは、第1のトラフィック記述情報に対応する第1のセッションを確立することを要求するために使用され、および第2の要求メッセージは、第2のトラフィック記述情報に対応する第2のセッションを確立することを要求するために使用される。第1の要求メッセージは第1の関連付け情報を含み、および第2の要求メッセージは第2の関連付け情報を含む。第1の関連付け情報は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示し、および第2の関連付け情報は、第2のセッションが第1のセッションと関連付けられていることを示す。
本出願の実施形態で提供される通信方法によれば、ネットワーク側は、受信された第1の要求メッセージおよび受信された第2の要求メッセージから、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定し得る。一次アクセスネットワークデバイスは、どの2つのセッションが関連付けられているかを知って、2つの相互に冗長なセッションに対して異なるアクセスネットワークデバイスを決定することができる。このようにして、通信品質を改善するために、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが可能である。加えて、一次アクセスネットワークデバイスまたは二次アクセスネットワークデバイスがデュアル接続性(dual connectivity、DC)を維持できない(たとえば、障害が発生する、または負荷が高すぎる)場合、アクセスネットワークデバイスは、DC接続のセッションを切り替え得る。たとえば、二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない場合、そのDCにおける二次アクセスネットワークデバイスのセッションは、一次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得るか、または別の二次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得る。この場合、アクセスネットワークデバイスは、切り替えられるべき特定の関連付けられたセッションを決定するために、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることをネットワーク側から知り得る。
第1のトラフィック記述情報が第2のトラフィック記述情報と関連付けられているという説明はまた、第1のトラフィック記述情報の第1の規則が第2のトラフィック記述情報の第2の規則と関連付けられていると理解されてもよく、または第1の規則中の第1の経路選択記述情報が第2の規則中の第2の経路選択記述情報と関連付けられていると理解されてもよいことに留意されたい。これは、本出願では限定されない。
たとえば、端末デバイスは、第1のトラフィック記述情報と第2のトラフィック記述情報との間の関連付け情報を経路選択ポリシーから取得する。
たとえば、経路選択ポリシーは、第1のトラフィック記述情報に対応する第1の規則と、第2のトラフィック記述情報に対応する第2の規則とを含む。第1の規則は、第1のトラフィック記述情報が第2のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す第1の情報を含む。第2の規則は、第2のトラフィック記述情報が第1のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す第2の情報を含む。可能な実装では、第1の情報および第2の情報は、同じ第1の表示情報に対応して、この第1の表示情報は、第1のトラフィック記述情報が第2のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す。別の可能な実装では、第1の情報は、第2の規則に関する情報を含み、および第2の情報は、第1の規則に関する情報を含む。たとえば、第1の規則に関する情報は、第1の規則の識別子であり、または第1の規則に含まれるトラフィック記述情報もしくは経路選択記述情報である。第2の規則に関する情報は、第2の規則の識別子であり、または第2の規則に含まれるトラフィック記述情報もしくは経路選択記述情報である。
たとえば、端末デバイスは、ローカルに構成された経路選択ポリシーを取得する。代替として、端末デバイスは、経路選択ポリシーをポリシー制御機能デバイスから受信する。
加えて、この方法は以下をさらに含み得る。すなわち、端末デバイスは、関連付け情報に基づいて、第1のトラフィック記述情報が第2のトラフィック記述情報と関連付けられていることをさらに決定し得る。
可能な実装では、第1の関連付け情報は第2のセッションの識別情報を含み、および第2の関連付け情報は第1のセッションの識別情報を含む。別の可能な実装では、第1の関連付け情報および第2の関連付け情報は、同じ第2の表示情報に対応して、この第2の表示情報は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示す。
第2の態様によれば、本出願の実施形態は、通信方法のフローチャートをさらに提供する。この方法は以下を含む。ポリシー制御機能デバイスは、アプリケーション機能デバイスからの第1のトラフィック記述情報と第2のトラフィック記述情報との間の関連付け情報を知る;ポリシー制御機能デバイスは、関連付け情報に基づいて経路選択ポリシーを生成する;およびポリシー制御機能デバイスは、経路選択ポリシーを端末デバイスへ送信する。経路選択ポリシーが使用されて、第1のトラフィック記述情報に対応する第1のセッションと、第2のトラフィック記述情報に対応する第2のセッションとの間の関連付けを決定する。
本出願の実施形態で提供される通信方法によれば、経路選択ポリシーを受信した後、端末デバイスは、第1の要求メッセージおよび第2の要求メッセージをネットワーク側へ送信する。ネットワーク側は、受信された第1の要求メッセージおよび受信された第2の要求メッセージから、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定し得る。一次アクセスネットワークデバイスは、どの2つのセッションが関連付けられているかを知って、2つの相互に冗長なセッションに対して異なるアクセスネットワークデバイスを決定することができる。このようにして、通信品質を改善するために、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが可能である。加えて、一次アクセスネットワークデバイスまたは二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない(たとえば、障害が発生する、または負荷が高すぎる)場合、アクセスネットワークデバイスは、DC接続のセッションを切り替え得る。たとえば、二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない場合、そのDCにおける二次アクセスネットワークデバイスのセッションは、一次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得、または別の二次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得る。この場合、アクセスネットワークデバイスは、切り替えられるべき特定の関連付けられたセッションを決定するために、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることをネットワーク側から知り得る。
たとえば、経路選択ポリシーは、第1のトラフィック記述情報に対応する第1の規則と、第2のトラフィック記述情報に対応する第2の規則とを含む。第1の規則は、第1のトラフィック記述情報が第2のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す第1の情報を含む。第2の規則は、第2のトラフィック記述情報が第1のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す第2の情報を含む。可能な実装では、第1の情報および第2の情報は、同じ第1の表示情報に対応して、この第1の表示情報は、第1のトラフィック記述情報が第2のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す。別の可能な実装では、第1の情報は、第2の規則に関する情報を含み、および第2の情報は、第1の規則に関する情報を含む。
第3の態様によれば、本出願の実施形態は、通信方法のフローチャートをさらに提供する。この方法は以下を含む。端末デバイスは、第1のセッションを確立する手順において、セッション管理機能デバイスから第1の関連付け情報を受信し、この第1の関連付け情報は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示し、端末デバイスは、第2のセッションを変更する手順を開始し、および端末デバイスは、第2のセッションを変更する手順において、セッション管理機能デバイスへ第2の関連付け情報を送信し、この第2の関連付け情報は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示す。たとえば、第2の関連付け情報は、第1のセッションの識別子を含む。
前述の方法によれば、ネットワーク側は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定し得る。一次アクセスネットワークデバイスは、どの2つのセッションが関連付けられているかを知って、2つの相互に冗長なセッションに対して異なるアクセスネットワークデバイスを決定することができる。このようにして、通信品質を改善するために、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが可能である。加えて、一次アクセスネットワークデバイスまたは二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない(たとえば、障害が発生する、または負荷が高すぎる)場合、アクセスネットワークデバイスは、DC接続のセッションを切り替え得る。たとえば、二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない場合、そのDCにおける二次アクセスネットワークデバイスのセッションは、一次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得、または別の二次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得る。この場合、アクセスネットワークデバイスは、切り替えられるべき特定の関連付けられたセッションを決定するために、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることをネットワーク側から知り得る。
第4の態様によれば、本出願の実施形態は、通信方法のフローチャートをさらに提供する。この方法は以下を含む。データ管理機能デバイスは、第1の経路記述情報と第2の経路記述情報との間の関連付け情報を構成し、データ管理機能デバイスは、第1のセッションに対応する第1の経路記述情報をセッション管理機能デバイスから受信し、データ管理機能デバイスは、第2のセッションと、第2のセッションに対応する第2の経路記述情報とを記憶し、および、データ管理機能デバイスは、構成された関連付け情報および第1の経路記述情報に基づいて、第2のセッションの識別子をセッション管理機能デバイスへ送信する。
前述の方法によれば、ネットワーク側は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定し得る。一次アクセスネットワークデバイスは、どの2つのセッションが関連付けられているかを知って、2つの相互に冗長なセッションに対して異なるアクセスネットワークデバイスを決定することができる。このようにして、通信品質を改善するために、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが可能である。加えて、一次アクセスネットワークデバイスまたは二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない(たとえば、障害が発生する、または負荷が高すぎる)場合、アクセスネットワークデバイスは、DC接続のセッションを切り替え得る。たとえば、二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない場合、そのDCにおける二次アクセスネットワークデバイスのセッションは、一次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得、または別の二次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得る。この場合、アクセスネットワークデバイスは、切り替えられるべき特定の関連付けられたセッションを決定するために、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることをネットワーク側から知り得る。
たとえば、データ管理機能デバイスは、構成された関連付け情報および第1の経路記述情報に基づいて、第1の経路記述情報と第2の経路記述情報との間の関連付けを決定する。データ管理機能デバイスは、第2の経路記述情報に対応する第2のセッションの識別子を決定する。データ管理機能デバイスは、第2のセッションの識別子をセッション管理機能デバイスへ送信する。
たとえば、データ管理機能デバイスが、第2のセッションの識別子をセッション管理機能デバイスへ送信することは、以下を含む。データ管理機能デバイスは、関連付け情報をセッション管理機能デバイスへ送信する。関連付け情報は、第1のセッションの識別子および第2のセッションの識別子を含む。
第5の態様によれば、本出願の実施形態は、通信方法のフローチャートをさらに提供する。この方法は以下を含む。セッション管理機能デバイスが、第1のセッションに対応する第1の経路記述情報をデータ管理機能デバイスへ送信し、セッション管理機能デバイスは、データ管理機能デバイスから第2のセッションの識別子を受信し、およびセッション管理機能デバイスは、関連付け情報をアクセスネットワークデバイスまたは端末デバイスへ送信し、この関連付け情報は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示す。
たとえば、セッション管理機能デバイスは、関連付け情報をデータ管理機能デバイスから受信し、この関連付け情報は、第1のセッションの識別子および第2のセッションの識別子を含む。
前述の方法によれば、ネットワーク側は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定し得る。一次アクセスネットワークデバイスは、どの2つのセッションが関連付けられているかを知って、2つの相互に冗長なセッションに対して異なるアクセスネットワークデバイスを決定することができる。このようにして、通信品質を改善するために、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが可能である。加えて、一次アクセスネットワークデバイスまたは二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない(たとえば、障害が発生する、または負荷が高すぎる)場合、アクセスネットワークデバイスは、DC接続のセッションを切り替え得る。たとえば、二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない場合、そのDCにおける二次アクセスネットワークデバイスのセッションは、一次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得、または別の二次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得る。この場合、アクセスネットワークデバイスは、切り替えられるべき特定の関連付けられたセッションを決定するために、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることをネットワーク側から知り得る。
第6の態様によれば、処理ユニットおよび通信ユニットを含む通信装置が提供される。処理ユニットは、第1のトラフィック記述情報と第2のトラフィック記述情報との間の関連付け情報を取得するように、および、開始されたアプリケーションに対して第1のトラフィック記述情報ならびに第2のトラフィック記述情報を決定するように構成される。通信ユニットは、第1の要求メッセージおよび第2の要求メッセージを送信するように構成され、第1の要求メッセージは、第1のトラフィック記述情報に対応する第1のセッションを確立することを要求するために使用され、および第2の要求メッセージは、第2のトラフィック記述情報に対応する第2のセッションを確立することを要求するために使用される。第1の要求メッセージは第1の関連付け情報を含み、および第2の要求メッセージは第2の関連付け情報を含む。第1の関連付け情報は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示し、および第2の関連付け情報は、第2のセッションが第1のセッションと関連付けられていることを示す。通信装置は、端末デバイスであってもよく、または端末デバイスの機能を実装するように構成されたチップであってもよい。
前述の通信装置を使用することによって、ネットワーク側は、受信された第1の要求メッセージおよび受信された第2の要求メッセージから、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定し得る。一次アクセスネットワークデバイスは、どの2つのセッションが関連付けられているかを知って、2つの相互に冗長なセッションに対して異なるアクセスネットワークデバイスを決定することができる。このようにして、通信品質を改善するために、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが可能である。加えて、一次アクセスネットワークデバイスまたは二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない(たとえば、障害が発生する、または負荷が高すぎる)場合、アクセスネットワークデバイスは、DC接続のセッションを切り替え得る。たとえば、二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない場合、そのDCにおける二次アクセスネットワークデバイスのセッションは、一次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得、または別の二次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得る。この場合、アクセスネットワークデバイスは、切り替えられるべき特定の関連付けられたセッションを決定するために、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることをネットワーク側から知り得る。
たとえば、処理ユニットは、第1のトラフィック記述情報と第2のトラフィック記述情報との間の関連付け情報を経路選択ポリシーから取得するように構成される。
たとえば、経路選択ポリシーは、第1のトラフィック記述情報に対応する第1の規則と、第2のトラフィック記述情報に対応する第2の規則とを含む。第1の規則は、第1のトラフィック記述情報が第2のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す第1の情報を含む。第2の規則は、第2のトラフィック記述情報が第1のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す第2の情報を含む。可能な実装では、第1の情報および第2の情報は、同じ第1の表示情報に対応して、この第1の表示情報は、第1のトラフィック記述情報が第2のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す。別の可能な実装では、第1の情報は、第2の規則に関する情報を含み、および第2の情報は、第1の規則に関する情報を含む。
たとえば、処理ユニットは、ローカルに構成された経路選択ポリシーを取得するように構成される。代替として、処理ユニットは、経路選択ポリシーをポリシー制御機能デバイスから受信するために通信ユニットを制御するように構成される。
加えて、処理ユニットは、関連付け情報に基づいて、第1のトラフィック記述情報が第2のトラフィック記述情報と関連付けられていると決定するようにさらに構成され得る。
可能な実装において、第1の関連付け情報は第2のセッションの識別情報を含み、および第2の関連付け情報は第1のセッションの識別情報を含む。別の可能な実装において、第1の関連付け情報および第2の関連付け情報は、同じ第2の表示情報に対応して、この第2の表示情報は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示す。
第7の態様によれば、本出願の実施形態は、処理ユニットおよび通信ユニットを含む通信装置をさらに提供する。通信ユニットは、第1のトラフィック記述情報と第2のトラフィック記述情報との間の関連付け情報をアプリケーション機能デバイスから知るように構成される。処理ユニットは、関連付け情報に基づいて経路選択ポリシーを生成するように構成される。通信ユニットは、経路選択ポリシーを端末デバイスへ送信するようにさらに構成される。この経路選択ポリシーが使用されて、第1のトラフィック記述情報に対応する第1のセッションと、第2のトラフィック記述情報に対応する第2のセッションとの間の関連付けを決定する。
通信装置は、ポリシー制御機能デバイスであってもよく、またはポリシー制御機能デバイスの機能を実装するように構成されたチップであってもよい。
前述の通信装置を使用することによって、経路選択ポリシーを受信した後、端末デバイスは、第1の要求メッセージおよび第2の要求メッセージをネットワーク側へ送信する。ネットワーク側は、受信された第1の要求メッセージおよび受信された第2の要求メッセージから、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定し得る。一次アクセスネットワークデバイスは、どの2つのセッションが関連付けられているかを知って、2つの相互に冗長なセッションに対して異なるアクセスネットワークデバイスを決定することができる。このようにして、通信品質を改善するために、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが可能である。加えて、一次アクセスネットワークデバイスまたは二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない(たとえば、障害が発生する、または負荷が高すぎる)場合、アクセスネットワークデバイスは、DC接続のセッションを切り替え得る。たとえば、二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない場合、そのDCにおける二次アクセスネットワークデバイスのセッションは、一次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得、または別の二次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得る。この場合、アクセスネットワークデバイスは、切り替えられるべき特定の関連付けられたセッションを決定するために、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることをネットワーク側から知り得る。
たとえば、経路選択ポリシーは、第1のトラフィック記述情報に対応する第1の規則と、第2のトラフィック記述情報に対応する第2の規則とを含む。第1の規則は、第1のトラフィック記述情報が第2のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す第1の情報を含む。第2の規則は、第2のトラフィック記述情報が第1のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す第2の情報を含む。可能な実装において、第1の情報および第2の情報は、同じ第1の表示情報に対応して、この第1の表示情報は、第1のトラフィック記述情報が第2のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す。別の可能な実装において、第1の情報は、第2の規則に関する情報を含み、および第2の情報は、第1の規則に関する情報を含む。
第8の態様によれば、本出願の実施形態は、処理ユニットおよび通信ユニットを含む通信装置をさらに提供する。通信ユニットは、第1のセッションを確立する手順で、セッション管理機能デバイスから第1の関連付け情報を受信するように構成される。第1の関連付け情報は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示す。処理ユニットは、第2のセッションを変更する手順を開始するように、および、この第2のセッションを変更する手順で、第2の関連付け情報をセッション管理機能デバイスへ送信するために通信ユニットを制御するように構成される。第2の関連付け情報は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示す。たとえば、第2の関連付け情報は、第1のセッションの識別子を含む。
通信装置は、端末デバイスであってもよく、または端末デバイスの機能を実装するように構成されたチップであってもよい。
前述の通信装置を使用することによって、ネットワーク側は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定し得る。一次アクセスネットワークデバイスは、どの2つのセッションが関連付けられているかを知って、2つの相互に冗長なセッションに対して異なるアクセスネットワークデバイスを決定することができる。このようにして、通信品質を改善するために、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが可能である。加えて、一次アクセスネットワークデバイスまたは二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない(たとえば、障害が発生する、または負荷が高すぎる)場合、アクセスネットワークデバイスは、DC接続のセッションを切り替え得る。たとえば、二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない場合、そのDCにおける二次アクセスネットワークデバイスのセッションは、一次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得、または別の二次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得る。この場合、アクセスネットワークデバイスは、切り替えられるべき特定の関連付けられたセッションを決定するために、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることをネットワーク側から知り得る。
第9の態様によれば、本出願の実施形態は、処理ユニットおよび通信ユニットを含む通信装置をさらに提供する。処理ユニットは、第1の経路記述情報と第2の経路記述情報との間の関連付け情報を構成するように構成される。通信ユニットは、第1のセッションに対応する第1の経路記述情報をセッション管理機能デバイスから受信するように構成される。データ管理機能デバイスは、第2のセッションと、第2のセッションに対応する第2の経路記述情報とを記憶する。処理ユニットは、第2のセッションの識別子をセッション管理機能デバイスへ送信するために、構成された関連付け情報および第1の経路記述情報に基づいて、通信ユニットを制御するように構成される。
通信装置は、データ管理機能デバイスであってもよく、またはデータ管理機能デバイスの機能を実装するように構成されたチップであってもよい。
前述の通信装置を使用することによって、ネットワーク側は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定し得る。一次アクセスネットワークデバイスは、どの2つのセッションが関連付けられているかを知って、2つの相互に冗長なセッションに対して異なるアクセスネットワークデバイスを決定することができる。このようにして、通信品質を改善するために、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが可能である。加えて、一次アクセスネットワークデバイスまたは二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない(たとえば、障害が発生する、または負荷が高すぎる)場合、アクセスネットワークデバイスは、DC接続のセッションを切り替え得る。たとえば、二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない場合、そのDCにおける二次アクセスネットワークデバイスのセッションは、一次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得、または別の二次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得る。この場合、アクセスネットワークデバイスは、切り替えられるべき特定の関連付けられたセッションを決定するために、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることをネットワーク側から知り得る。
たとえば、処理ユニットは、構成された関連付け情報および第1の経路記述情報に基づいて、第1の経路記述情報と第2の経路記述情報との間の関連付けを決定するように、第2の経路記述情報に対応する第2のセッションの識別子を決定するように、および第2のセッションの識別子をセッション管理機能デバイスへ送信するために通信ユニットを制御するように構成される。
たとえば、処理ユニットは、関連付け情報をセッション管理機能デバイスへ送信するように通信ユニットを制御する。関連付け情報は、第1のセッションの識別子および第2のセッションの識別子を含む。
第10の態様によれば、本出願の実施形態は、処理ユニットおよび通信ユニットを含む通信装置をさらに提供する。通信ユニットは、第1のセッションに対応する第1の経路記述情報をデータ管理機能デバイスへ送信するように、第2のセッションの識別子をデータ管理機能デバイスから受信するように、および関連付け情報をアクセスネットワークデバイスまたは端末デバイスへ送信するように構成される。関連付け情報は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示す。
通信装置は、セッション管理機能デバイスであってもよく、またはセッション管理機能デバイスの機能を実装するように構成されたチップであってもよい。
たとえば、通信ユニットは、データ管理機能デバイスから関連付け情報を受信するように構成される。関連付け情報は、第1のセッションの識別子および第2のセッションの識別子を含む。
前述の通信装置を使用することによって、ネットワーク側は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定し得る。一次アクセスネットワークデバイスは、どの2つのセッションが関連付けられているかを知って、2つの相互に冗長なセッションに対して異なるアクセスネットワークデバイスを決定することができる。このようにして、通信品質を改善するために、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが可能である。加えて、一次アクセスネットワークデバイスまたは二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない(たとえば、障害が発生する、または負荷が高すぎる)場合、アクセスネットワークデバイスは、DC接続のセッションを切り替え得る。たとえば、二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない場合、そのDCにおける二次アクセスネットワークデバイスのセッションは、一次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得、または別の二次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得る。この場合、アクセスネットワークデバイスは、切り替えられるべき特定の関連付けられたセッションを決定するために、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることをネットワーク側から知り得る。
第11の態様によれば、プロセッサを含む通信装置が提供される。プロセッサはメモリに接続される。メモリは、コンピュータ実行可能命令を記憶するように構成されて、プロセッサは、第1の態様から第5の態様のいずれか1つで提供された任意の方法を実装するために、メモリに記憶されたコンピュータ実行可能命令を実行する。たとえば、メモリとプロセッサとは一体化されてもよく、または独立した構成要素であってもよい。メモリとプロセッサとが独立した構成要素である場合、メモリは通信装置内に置かれてもよく、または通信装置の外側に置かれてもよい。
可能な実装において、プロセッサは論理回路を含み、および入力インターフェイスならびに/または出力インターフェイスをさらに含む。たとえば、出力インターフェイスは、対応する方法で送信アクションを実施するように構成されて、入力インターフェイスは、対応する方法で受信アクションを実施するように構成される。
可能な実装において、通信装置は、通信インターフェイスおよび通信バスをさらに含む。プロセッサとメモリと通信インターフェイスとは、通信バスを介して接続される。通信インターフェイスは、対応する方法で送受信アクションを実施するように構成される。通信インターフェイスはまた、トランシーバと呼ばれる場合もある。任意選択で、通信インターフェイスは、送信機および受信機の少なくとも一つを含む。この場合、送信機は、対応する方法で送信アクションを実施するように構成されて、受信機は、対応する方法で受信アクションを実施するように構成される。
可能な実装において、通信装置はチップの製品形態で存在する。
第12の態様によれば、プロセッサおよびインターフェイスを含む通信装置が提供される。プロセッサは、インターフェイスを介してメモリに結合される。プロセッサがメモリ内のコンピュータプログラム、またはコンピュータ実行可能命令を実行するとき、第1の態様から第5の態様のうちのいずれか1つで提供された任意の方法が実施されることが可能にされる。
第13の態様によれば、コンピュータ実行可能命令を含むコンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ実行可能命令がコンピュータ上で実行するとき、コンピュータは、第1の態様から第5の態様のうちのいずれか1つで提供された任意の方法を実施することを可能にされる。
第14の態様によれば、コンピュータ実行可能命令を含むコンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータ実行可能命令がコンピュータ上で実行するとき、コンピュータは、第1の態様から第5の態様のうちのいずれか1つで提供された任意の方法を実施することを可能にされる。
第15の態様によれば、第1の態様で提供された端末デバイスと、第2の態様で提供されたポリシー制御機能デバイスとを含む通信システムが提供される。
第16の態様によれば、第4の態様で提供されたデータ管理機能デバイスと、第5の態様で提供されたセッション管理機能デバイスとを含む通信システムが提供される。可能な実装において、通信システムは、第3の態様で提供された端末デバイスをさらに含み得る。
第6の態様から第16の態様のうちのいずれかの実装によってもたらされる技法的効果については、第1の態様から第5の態様のうちの対応する実装によってもたらされる技法的効果を参照されたい。詳細は、本明細書では再度説明されない。
解決策が矛盾しないことを前提として、前述の態様における解決策はすべて組み合わされてもよいことに留意されたい。
端末とDNとの間の通信の概略図である。 ネットワークアーキテクチャの概略構成図である。 PDUセッションの概略図である。 本出願の実施形態による通信方法のシグナリングインタラクションの図である。 本出願の実施形態による通信方法の別のシグナリングインタラクションの図である。 本出願の実施形態による通信方法のフローチャートである。 本出願の実施形態による通信方法の別のフローチャートである。 本出願の実施形態による通信方法の別のシグナリングインタラクションの図である。 本出願の実施形態による通信方法のフローチャートである。 本出願の実施形態による通信方法の別のフローチャートである。 本出願の実施形態による通信方法の別のフローチャートである。 本出願の実施形態による通信装置の概略構成図である。 本出願の実施形態による通信装置のハードウェア構成の概略図である。 本出願の実施形態による別の通信装置のハードウェア構造の概略図である。
本出願の説明において、特に断らない限り、「/」は「または」を意味する。たとえば、A/Bは、AまたはBを表し得る。本明細書における「および/または」は、関連する対象物を記述するための単なる関連付け関係であって、3つの関係が存在し得ることを表す。たとえば、Aおよび/またはBは、Aのみが存在すること、AとBとの両方が存在すること、およびBのみが存在することを表し得る。本出願の説明において、特に断らない限り、「少なくとも1つ」は1つまたは複数を指して、「複数の」は2つ以上を指す。
加えて、本出願の実施形態における技法的解決策を明確に説明するために、「第1の」および「第2の」などの用語が使用されて、基本的に同一の機能および効果を有する同一の項目または同様の項目を区別する。当業者であれば、「第1」と「第2」という用語は、数量または実行順序を限定せず、および「第1」と「第2」という用語は、必ずしも相違点を限定しないことを理解し得る。
本出願の実施形態における技法的解決策は、第4世代(4th Generation、4G)システム、4Gシステムに基づいて進化させた様々なシステム、第5世代(fifth generation、5G)システム、および5Gシステムに基づいて進化させた様々なシステムに適用され得る。4Gシステムはまた、進化型パケットシステム(evolved packet system、EPS)と呼ばれる場合もある。4Gシステムのコアネットワーク(core network、CN)は、進化型パケットコア(evolved packet core、EPC)ネットワークと呼ばれる場合があり、およびアクセスネットワークは、ロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)と呼ばれる場合がある。5Gシステムのコアネットワークは、5GC(5Gコア)と呼ばれる場合があり、およびアクセスネットワークは、新無線(new radio、NR)と呼ばれる場合がある。説明を容易にするために、以下では、本出願が5Gシステムに適用される例を用いて本出願について説明する。本出願が4Gシステムまたは別の通信システムに適用される場合には、本出願に含まれるネットワーク要素が、対応する通信システムにおいて同一または同様の機能を有するネットワーク要素に置き換えられてもよい。
図2は、5Gシステムのネットワークアーキテクチャの概略図の例である。この概略図で、5Gシステムは、認証サーバ機能(authentication server function、AUSF)ネットワーク要素、アクセスおよびモビリティ管理機能(access and mobility management function、AMF)ネットワーク要素、DN、統合データ管理(unified data management、UDM)ネットワーク要素、ポリシー制御機能(policy control function、PCF)ネットワーク要素、(無線)アクセスネットワーク((radio) access network、(R)AN)ネットワーク要素、UPFネットワーク要素、端末(terminal)、アプリケーション機能(application function、AF)ネットワーク要素、およびセッション管理機能(session management function、SMF)ネットワーク要素を含み得る。
説明を容易にするために、以下では、(R)ANネットワーク要素、AMFネットワーク要素、SMFネットワーク要素、UDMネットワーク要素、UPFネットワーク要素、PCFネットワーク要素、および同様のものはそれぞれ、RAN、AMF、SMF、UDM、UPF、PCF、および同様のもので示される。
5Gシステムは、アクセスネットワークおよびコアネットワークを含む。アクセスネットワークは、無線アクセスに関連する機能を実装するように構成されて、主にRANを含む。コアネットワークは、ネットワークサービス制御、データ伝送、および同様のものに使用される。コアネットワークは、主にAMF、SMF、UPF、PCF、UDM、および同様のものを含む、複数のネットワーク要素から構成される。
図2のいくつかのネットワーク要素の機能は、以下の通りである。
PCFは、サービス品質(quality of service、QoS)ポリシーおよびスライス選択ポリシーなどのポリシーをAMFおよびSMFに提供することを担っている。
UDMは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd generation partnership project、3GPP)認証および鍵合意(authentication and key agreement、AKA)認証資格証明、ユーザ識別対処、アクセス認可、登録/モビリティ管理、加入管理、SMS管理、ならびに同様のものに対処することを担っている。
AFは、アプリケーションサーバであってもよく、このアプリケーションサーバは、オペレータサーバまたはサードパーティサーバであってもよい。AFは、サービス、たとえば、トラフィックルーティング決定に対する影響、ポリシー制御機能、またはサードパーティサービスをネットワーク側に提供すること、を提供するために、主に3GPPコアネットワークとのインタラクションをサポートする。
AMFは、シグナリング対処、たとえば、端末登録管理、端末接続管理、端末到達可能性管理、端末アクセス承認およびアクセス認証、端末セキュリティ機能、端末モビリティ管理(たとえば、端末位置更新、端末登録ネットワーク、および端末ハンドオーバ)、ネットワークスライス(network slice)選択、SMF選択、および登録または登録解除などの端末機能を主に担う。
SMFは、UPF選択、制御およびリダイレクション、インターネットプロトコル(internet protocol、IP)アドレスの割り当ておよび管理、セッションQoS管理、PCFからのポリシーおよび課金制御(policy and charging control、PCC)ポリシーを取得すること、ベアラまたはセッション確立、変更、および解放を含む、端末セッション管理の制御プレーン機能を主に担う。
UPFは、プロトコルデータユニット(protocol data unit、PDU)セッション接続のためのアンカーポイントとして機能して、端末のデータパケットフィルタリング、データ送信/転送、レート制御、課金情報の生成、ユーザプレーンのためのQoS対処、アップリンク送信認証、送信レベル検証、ダウンリンクデータパケットバッファリング、ダウンリンクデータ通知トリガリング、および同様のものを担う。UPFは、マルチホーム(multi-homed)PDUセッションをサポートするための分岐点としてさらに機能し得る。端末にサービスを提供するUPFに対する送信リソースおよびスケジューリング機能は、SMFによって管理および制御される。
RANは、1つまたは複数のアクセスネットワークデバイス(RANノードまたはネットワークデバイスと呼ばれる場合もある)を含むネットワークであって、無線物理レイヤ機能、リソーススケジューリングおよび無線リソース管理、無線アクセス制御およびモビリティ管理機能、サービス品質管理、ならびにデータ圧縮および暗号化などの機能を実装する。アクセスネットワークデバイスは、端末のデータを送信するために、ユーザプレーンインターフェイスN3を介してUPFに接続される。アクセスネットワークデバイスは、無線アクセスベアラ制御などの機能を実装するために、制御プレーンインターフェイスN2を介してAMFとの制御プレーンシグナリング接続を確立する。
アクセスネットワークデバイスは、基地局、ワイヤレスフィデリティ(wireless fidelity、Wi-Fi)アクセスポイント(access point、AP)、ワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス(worldwide interoperability for microwave access、WiMAX)サイト、または同様のものであってもよい。基地局は、様々な形の基地局、たとえば、マクロ基地局、マイクロ基地局(スモールセルとも呼ばれる)、中継局、およびアクセスポイントを含み得る。基地局は、具体的には、無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area network、WLAN)のAP、およびグローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(Global System for Mobile Communications、GSM)もしくは符号分割多重アクセス方式(Code Division Multiple Access、CDMA)の基地トランシーバ局(Base Transceiver Station、BTS)であってもよく、または、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access、WCDMA)の基地局(NodeB、NB)、LTEの進化型ノードB(evolved NodeB、eNBもしくはeNodeB)、中継局もしくはアクセスポイント、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、将来の5Gシステムの次世代ノードB(next generation NodeB、gNB)、将来の進化型公衆陸上モバイルネットワーク(public land mobile network、PLMN)ネットワークの基地局、または同様のものであってもよい。
端末は、ワイヤレス端末であってもよく、または有線端末であってもよい。ワイヤレス端末は、ユーザに音声および/もしくはデータ接続性を提供するデバイス、ワイヤレス接続機能を持つハンドヘルドデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された別の処理デバイスであってもよい。端末とアクセスネットワークデバイスとは、エアインターフェイス技術(たとえば、NR技術またはLTE技術)によって互いに通信する。端末はまた、エアインターフェイス技術(たとえば、NR技術またはLTE技術)によって互いに通信し得る。ワイヤレス端末は、アクセスネットワークデバイスを介して1つまたは複数のコアネットワークデバイスと通信し得、たとえば、AMFまたはSMFと通信し得る。ワイヤレス端末は、モバイル端末(たとえば、モバイル電話)、スマートフォン、衛星ワイヤレスデバイス、ワイヤレスモデムカード、モバイル端末付きコンピュータ(たとえば、ラップトップ、ポータブル装置、ポケット装置、ハンドヘルド装置、コンピュータ組込み装置、または車載モバイル装置)、パーソナル通信サービス(personal communication service、PCS)電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(session initiation protocol、SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(wireless local loop、WLL)局、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、仮想現実(Virtual Reality、VR)眼鏡、拡張現実(Augmented Reality、AR)眼鏡、機械型通信端末、モノのインターネット端末、路側ユニット(Road Side Unit、RSU)、無人航空機に搭載された通信デバイス、または同様のものであってもよい。ワイヤレス端末はまた、ユーザ機器(user equipment、UE)、端末デバイス、加入者ユニット(subscriber unit)、加入者局(subscriber station)、モバイル局(mobile station)、モバイル(mobile)コンソール(console)、遠隔局(remote station)、アクセスポイント(access point)、アクセス端末(access terminal)、ユーザ端末(user terminal)、ユーザエージェント(user agent)、および同様のもの、と呼ばれる場合もある。
DNは、データ送信サービス、たとえば、インターネットプロトコルマルチメディアサービス(IP multimedia service、IMS)ネットワークまたはインターネット(Internet)をユーザに提供するオペレータネットワークである。端末は、端末からアクセスネットワークデバイス、UPFへの、およびDNへのPDUセッション(PDU session)を確立することによって、DNにアクセスする。PDUセッションは、端末とDNの間の接続であり、およびPDU接続サービスを提供するのに使用される。PDUセッションは、IP接続、イーサネット接続、非構造化データ接続、または同様のものであってもよい。5GシステムのコアネットワークによってサポートされるPDU接続サービスは、端末と、データネットワーク名(data network name、DNN)によって決定されたDNとの間でPDU交換を行うサービスである。端末は、同じDNまたは異なるDNに接続するために、1つまたは複数のPDUセッションを開始および確立し得る。たとえば、図3で、端末は、同じDNに接続するために、PDUセッション1およびPDUセッション2を開始および確立する。
図2に示される機能ネットワーク要素に加えて、5Gネットワークのネットワークアーキテクチャは、他の機能ネットワーク要素、たとえば、ネットワーク露出機能(network exposure function、NEF)をさらに含み得ると理解されてもよい。本出願の実施形態において、ネットワーク要素はまた、エンティティ、デバイス、または同様のもの、と呼ばれる場合もある。
図1に示された通信アーキテクチャに基づいて、端末は、2つのPDUセッション、すなわち第1のPDUセッションおよび第2のPDUセッションを確立し得る。第1のPDUセッションのアンカーポイントは第1のUPFである(言い換えれば、第1のPDUセッションのデータパケットは、第1のUPFを通過する必要がある)。第2のPDUセッションのアンカーポイントは第2のUPFである(言い換えれば、第2のPDUセッションのデータパケットは、第2のUPFを通過する必要がある)。データパケットはまた、サービスパケットと呼ばれる場合もある。
本出願の実施形態において、可能な実装では、第2のアクセスネットワークデバイスは、第1のアクセスネットワークデバイスのバックアップ局として機能し得、これにより、第2のアクセスネットワークデバイスは、第1のアクセスネットワークデバイスに障害があるときにサービス通信の継続性を確保することができる。これは、通信リンク全体の信頼性を改善する。
異なる実装シナリオでは、第1のアクセスネットワークデバイスと第2のアクセスネットワークデバイスとは、同じ周波数配置を有してもよく、または異なる周波数配置を有してもよい。第1のアクセスネットワークデバイスと第2のアクセスネットワークデバイスとは、全帯域でバックアップされてもよく、またはいくつかのスペクトルを共有してもよい。100メガヘルツ(MHz)のスペクトル帯域が例として使用される。第1のアクセスネットワークデバイスは、最初の50MHzを動作のために使用してもよく、および最後の50MHzを、第2のアクセスネットワークデバイスのバックアップをするために使用してもよい。同様に、第2のアクセスネットワークデバイスは、最初の50MHzを、第1のアクセスネットワークデバイスのバックアップをするために使用してもよく、および最後の50MHzを、別の端末にサービスするために使用してもよい。異なる実装シナリオでは、第1のアクセスネットワークデバイスの識別子と第2のアクセスネットワークデバイスの識別子とは、同じであっても異なっていてもよい。
前述のアーキテクチャを採用するために、一次アクセスネットワークデバイス(たとえば、図1の第1のアクセスネットワークデバイス)は、二次アクセスネットワークデバイス(たとえば、図1の第2のアクセスネットワークデバイス)を選択する必要がある。従来技術では、一次アクセスネットワークデバイスは、セッション管理機能(session management function、SMF)から提供されるRSN値に基づいて、二次アクセスネットワークデバイスを選択する。一次アクセスネットワークデバイスは、受信されたRSN値に基づいて、対応するユーザプレーンリソースを決定する。たとえば、セッション1のRSN値が1であると仮定すると、一次アクセスネットワークデバイスは、一次アクセスネットワークデバイスのトンネル情報を返し、具体的には、一次アクセスネットワークデバイスと図1の第1のUPFとの間のユーザプレーン接続が確立される。一次アクセスネットワークデバイスがセッション2のRSN値2を受信する場合、一次アクセスネットワークデバイスは、二次アクセスネットワークデバイスのトンネル情報を返し、具体的には、二次アクセスネットワークデバイスと図1の第2のUPFとの間のユーザプレーン接続が確立される。しかし、複数のSMFがネットワークに配置されていて、冗長通信リンク内の2つのUPFがそれぞれ、2つの異なるSMFによって制御される。SMFのそれぞれは、一次アクセスネットワークデバイスにRSN値を提供する。前述の機構では、一次アクセスネットワークデバイスは、異なるRSN値に基づいて異なるユーザプレーン接続を決定する必要がある。しかし、異なるSMFが、同じRSN値を一次アクセスネットワークデバイスに提供する場合があり、そのため同じアクセスネットワークデバイスが、相互に冗長な2つの通信リンクに対して選択される。したがって、一次アクセスネットワークデバイスは、どの2つのセッションが関連付けられているかを知って、2つの相互に冗長なセッションに対して異なるアクセスネットワークデバイスを決定する必要がある。このようにして、通信品質を改善するために、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが可能である。
加えて、前述の通信アーキテクチャでは、複数のセッションが第1のアクセスネットワークデバイスと第2のアクセスネットワークデバイスとの両方に存在することが想定されている。第1のアクセスネットワークデバイスが、図1に示されるデュアル接続性をサポートできない場合、第1のアクセスネットワークデバイスは、デュアル接続性に対応するセッションを切り替え得る。たとえば、セッションは、第1のアクセスネットワークデバイスに切り替えられてもよく、または第2のアクセスネットワークデバイスもしくは別のアクセスネットワークデバイスに切り替えられてもよい。したがって、切り替えシナリオでは、一次アクセスネットワークデバイスはまた、どのセッションが切り替えるべきかを決定するために、どの2つのセッションが関連付けられているかを知る必要もある。
図1に示される通信アーキテクチャに基づいて、本出願は複数の解決策を提供し、これらは以下で別々に説明される。
図4は、本出願の実施形態による通信方法のシグナリングインタラクションの図である。図4に示されるように、この方法は以下のステップを含む。
ステップ401:端末デバイスが、UE経路選択ポリシー(UE route selection policy、URSP)規則をローカルに構成する。
URSP規則は複数の規則を含んでいて、規則のそれぞれは、トラフィック記述子(traffic descriptor、TD)と、対応する経路選択記述子(route selection descriptor、RSD)とを含む。TDは、データフローをマッチングするためのものである。たとえば、TDは次の、インターネットプロトコル(internet protocol、IP)5タプル、アプリケーションの識別子、データネットワーク名(data network name、DNN)、または単一ネットワークスライス選択支援情報(single network slice selection assistance information、S-NSSAI)のうちの少なくとも1つを含む。RSDは、TDに一致するデータフローをルーティングするためのパラメータを含む。たとえば、RSDは、DNN、S-NSSAI、またはサービスおよびセッション継続性(service and session continuity、SSC)モードのうちの少なくとも1つを含み得る。規則のそれぞれは、異なるTDおよび異なるRSDに対応する。たとえば、2つのRSDでDNN、S-NSSAI、またはSSCモードのうちの少なくとも1つが異なる場合、それは2つのRSDが異なることを示す。
たとえば、URSP規則は、第1の規則および第2の規則を含む。第1の規則は、第1のTDおよび第1のRSDを含む。第2の規則は、第2のTDおよび第2のRSDを含む。本出願のこの実施形態において、URSP規則は、第1の規則と第2の規則との間の関連付け情報を含む。関連付け情報は、表1に示されるように、URSP規則における規則のそれぞれから独立していてもよい。代替として、関連付け情報は、URSP内の規則のそれぞれの一部であってもよい。たとえば、表2に示されるように、関連付けられた規則のそれぞれに対応する別の規則に関する情報が、関連付けられた規則のそれぞれに追加されてもよい。代替として、2つの規則が互いに関連付けられていることを示すために、同じ表示情報、たとえば表3に示される表示情報が、関連付けられた規則のそれぞれに追加されてもよい。たとえば、表示情報は識別子であってもよい。
Figure 2024503748000020
Figure 2024503748000021
Figure 2024503748000022
ステップ402:端末デバイスは、アプリケーションを始動して、ローカルに構成されたURSP規則に従って、アプリケーションに対応するURSP規則にある、第1の規則の第1のTDおよび第2の規則の第2のTDを決定する。
加えて、端末デバイスは、URSP規則の関連付け情報に基づいて、第1のTDと第2のTDとが関連付けられていると決定し得る。
たとえば、アプリケーションは、超信頼低遅延通信(ultra-reliable low-latency communication、URLLC)アプリケーションである。端末デバイスは、URLLCアプリケーションを始動する。端末デバイスのアプリケーションレイヤは、アプリケーションのデータを複製して、アプリケーションのデータは、2つの異なるTDに対応し、それぞれがURSP規則の別個の規則にある。このようにして、URLLCアプリケーションは、端末デバイスを作動させて2つのセッションを確立する手順を開始するために、および2つの異なるRSDに対応する2つのセッションを別々に確立するために、URSP規則中の異なるRSDと関連付けられる。
第1のTDおよび第2のTDは、同じアプリケーションに対応してもよく、またはそれぞれ、2つの異なるアプリケーション、たとえば2つの異なるURLLCアプリケーションに対応してもよいことに留意されたい。
ステップ403:端末デバイスは、第1の要求メッセージおよび第2の要求メッセージをネットワーク側へ送信する。第1の要求メッセージは、第1のTDに対応する第1のセッションを確立することを要求するために使用され、および第2の要求メッセージは、第2のTDに対応する第2のセッションを確立することを要求するために使用される。第1の要求メッセージは、第1のTDに対応する第1のRSDと、第1の関連付け情報とを含み、および第1の関連付け情報は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示す。第2の要求メッセージは、第2のTDに対応する第2のRSDと第2の関連付け情報とを含み、および第2の関連付け情報は、第2のセッションが第1のセッションと関連付けられていることを示す。
たとえば、第1のセッションと第2のセッションとが互いに関連付けられていることを反映するために、第1の要求メッセージの第1の関連付け情報は、第2のセッションの識別情報であってもよく、および第2の要求メッセージの第2の関連付け情報は、第1のセッションの識別情報であってもよい。
代替として、別の例では、第1の要求メッセージの第1の関連付け情報と第2の要求メッセージの第2の関連付け情報とは、同じ表示情報に対応してもよい。たとえば、表示情報は、前述のURSPにあって、第1のTDと第2のTDとが互いに関連付けられていることを示す表示情報であってもよく、または表示情報は別の表示情報であってもよい。これは、本出願では限定されない。
第1の関連付け情報および第2の関連付け情報は、一括してPDUセッションペア情報(PDU session pair information)と呼ばれる場合がある。
第1の要求メッセージおよび第2の要求メッセージを受信した後、ネットワーク側は、第1のセッションおよび第2のセッションのための適切なUPFを別々に選択し得る。一次アクセスネットワークデバイスは、二次アクセスネットワークデバイスを選択して、デュアル接続性(dual connectivity、DC)を確立することを決定し得る。言い換えれば、一次アクセスネットワークデバイスと第1のUPFとの間のユーザプレーン接続、および二次アクセスネットワークデバイスと第2のUPFとの間のユーザプレーン接続が、別々に確立される。加えて、ネットワーク側は、受信された第1の要求メッセージおよび受信された第2の要求メッセージから、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定し得る。たとえば、ネットワーク側のSMFデバイスは、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定して、2つの関連付けられたセッションの識別情報を記憶し得る。
一次アクセスネットワークデバイスは、どの2つのセッションが関連付けられているかを知って、2つの相互に冗長なセッションに対して異なるアクセスネットワークデバイスを決定することができる。このようにして、通信品質を改善するために、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが可能である。加えて、一次アクセスネットワークデバイスまたは二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない(たとえば、障害が発生する、または負荷が高すぎる)場合、アクセスネットワークデバイスは、DC接続のセッションを切り替え得る。たとえば、二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない場合、そのDCにおける二次アクセスネットワークデバイスのセッションは、一次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得、または別の二次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得る。この場合、アクセスネットワークデバイスは、切り替えられるべき特定の関連付けられたセッションを決定するために、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることをネットワーク側(たとえば、SMFデバイス)から知り得る。
図5は、本出願の実施形態による通信方法のシグナリングインタラクションの図である。図5は、図4を参照して説明される。図5と図4との違いは、図5の例では、端末デバイスによって使用されるURSP規則がローカルに構成されるが、図5の例では、端末デバイスによって使用されるURSP規則がPCFデバイスから受信されるということにある。図5に示されるように、この方法は以下のステップを含む。
ステップ501:AFデバイスが、第1のTDと第2のTDとの間の関連付け情報をPCFデバイスへ送信する。
たとえば、AFはアプリケーションサーバであってもよい。AFは、第1のTDと第2のTDとが関連付けられていることを知るために、および第1のTDと第2のTDとの間の関連付け情報をPCFデバイスへ送信するために、開始されたアプリケーションが第1のTDおよび第2のTDに対応することを構成することができる。
第1のTDと第2のTDとは、同じアプリケーションに対応してもよく、またはそれぞれ、2つの異なるアプリケーション、たとえば2つの異なるURLLCサービスに対応してもよいことに留意されたい。
たとえば、AFデバイスは、第1のTDと第2のTDとの間の関連付け情報をPCFデバイスへAF要求メッセージによって送信する。AFデバイスは、PCFデバイスと直接にインタラクトおよび通信してもよく、またはAFデバイスは、PCFデバイスとNEFデバイスを介してインタラクトおよび通信してもよい。
ステップ502:PCFデバイスは、関連付け情報に基づいてURSP規則を生成する。
たとえば、端末デバイスの登録手順において、AMFデバイスは、UEポリシー制御作成要求(UE policy control create request)をPCFデバイスへ送信する。UEポリシー制御作成要求を受信した後、PCFは、関連付け情報に基づいてURSP規則を生成する。
URSP規則の形式および内容については、図5のステップ501の説明を参照されたい。詳細は、本明細書では再度説明されない。
ステップ503:PCFデバイスは、URSP規則をAMFデバイスへ送信する。
たとえば、PCFデバイスは、URSP規則をAMFデバイスへ、UEポリシー制御作成応答(UE policy control create response)によって送信する。
別の例では、PCFデバイスは、URSP規則をAMFデバイスへN1N2メッセージ転送要求(N1N2 Message Transfer Request)によって送信する。
ステップ504:AMFデバイスは、URSP規則を端末デバイスへ送信する。
たとえば、AMFデバイスは、URSP規則を端末デバイスへ登録受諾メッセージによって、RANを介して送信する。
別の例では、AMFデバイスは、URSP規則を端末デバイスへダウンリンクNAS送信メッセージによって、RANを介して送信する。
代替として、可能な実装では、ステップ502でPCFによって生成されるURSP規則は、表4に示されている。PCFデバイスは、AMFを介して端末デバイスへ、URSP規則と、URSP規則の第1の規則と第2の規則とが互いに関連付けられていることを示す表示情報とを送信する。
Figure 2024503748000023
ステップ505:端末デバイスは、アプリケーションを始動して、受信されたURSP規則に従って、アプリケーションに対応するURSP規則にある、第1の規則の第1のTDおよび第2の規則の第2のTDを決定する。
加えて、端末デバイスは、受信されたURSP規則に従って、または受信されたURSP規則および受信された表示情報に従って、URSP規則にある、第1の規則の第1のTDと第2の規則の第2のTDとが関連付けられていると決定し得る。
ステップ506:端末デバイスは、第1の要求メッセージおよび第2の要求メッセージをネットワーク側へ送信する。第1の要求メッセージは、第1のTDに対応する第1のセッションを確立することを要求するために使用され、および第2の要求メッセージは、第2のTDに対応する第2のセッションを確立することを要求するために使用される。第1の要求メッセージは、第1のTDに対応する第1のRSDと、第1の関連付け情報とを含み、および第1の関連付け情報は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示す。第2の要求メッセージは、第2のTDに対応する第2のRSDと、第2の関連付け情報とを含み、および第2の関連付け情報は、第2のセッションが第1のセッションと関連付けられていることを示す。
ステップ505および506の他の詳細については、図5のステップ502および503の説明を参照されたい。詳細は、本明細書では再度説明されない。
同様に、第1の要求メッセージおよび第2の要求メッセージを受信した後、ネットワーク側は、第1のセッションおよび第2のセッションのための適切なUPFを別々に選択し得る。一次アクセスネットワークデバイスは、二次アクセスネットワークデバイスを選択して、DCを確立することを決定し得る。言い換えれば、一次アクセスネットワークデバイスと第1のUPFとの間のユーザプレーン接続、および二次アクセスネットワークデバイスと第2のUPFとの間のユーザプレーン接続が、別々に確立される。加えて、ネットワーク側は、受信された第1の要求メッセージおよび受信された第2の要求メッセージから、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定し得る。たとえば、ネットワーク側のSMFデバイスは、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定して、2つの関連付けられたセッションの識別情報を記憶し得る。
一次アクセスネットワークデバイスは、どの2つのセッションが関連付けられているかを知って、2つの相互に冗長なセッションに対して異なるアクセスネットワークデバイスを決定することができる。このようにして、通信品質を改善するために、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが可能である。加えて、一次アクセスネットワークデバイスまたは二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない(たとえば、障害が発生する、または負荷が高すぎる)場合、アクセスネットワークデバイスは、DC接続のセッションを切り替え得る。たとえば、二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない場合、そのDCにおける二次アクセスネットワークデバイスのセッションは、一次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得、または別の二次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得る。この場合、アクセスネットワークデバイスは、切り替えられるべき特定の関連付けられたセッションを決定するために、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることをネットワーク側(たとえば、SMFデバイス)から知り得る。
図6は、本出願の実施形態による通信方法のフローチャートである。図6は、図4および図5を参照して説明される。この方法は、端末デバイスによって実施される。たとえば、端末デバイスは、図4または図5の端末デバイスである。図6に示されるように、この方法は以下のステップを含む。
ステップ601:端末デバイスは、第1のトラフィック記述情報と第2のトラフィック記述情報との間の関連付け情報を取得する。
たとえば、第1のトラフィック記述情報は第1のTDであり、および第2のトラフィック記述情報は第2のTDである。
第1のトラフィック記述情報が第2のトラフィック記述情報と関連付けられているという説明はまた、第1のトラフィック記述情報の第1の規則が第2のトラフィック記述情報の第2の規則と関連付けられていると理解されてもよく、または第1の規則中の第1の経路選択記述情報が第2の規則中の第2の経路選択記述情報と関連付けられていると理解されてもよいことに留意されたい。これは、本出願では限定されない。
たとえば、端末デバイスは、第1のトラフィック記述情報と第2のトラフィック記述情報との間の関連付け情報を経路選択ポリシー(たとえば、前述のURSP規則)から取得する。
たとえば、経路選択ポリシーは、第1のトラフィック記述情報に対応する第1の規則と、第2のトラフィック記述情報に対応する第2の規則とを含む。第1の規則は、第1のトラフィック記述情報が第2のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す第1の情報を含み、および第2の規則は、第2のトラフィック記述情報が第1のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す第2の情報を含む。可能な実装では、第1の情報および第2の情報は、同じ第1の表示情報に対応して、この第1の表示情報は、第1のトラフィック記述情報が第2のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す。別の可能な実装では、第1の情報は、第2の規則に関する情報を含み、および第2の情報は、第1の規則に関する情報を含む。
たとえば、端末デバイスは、ローカルに構成された経路選択ポリシーを取得する。これは図4のステップ401の説明を参照しており、および詳細は、本明細書では再度説明されない。
代替として、端末デバイスは、経路選択ポリシーをポリシー制御機能デバイスから受信する。これは図5のステップ503および504の説明を参照しており、および詳細は、本明細書では再度説明されない。
ステップ602:端末デバイスは、開始されたアプリケーションに対して第1のトラフィック記述情報および第2のトラフィック記述情報を決定する。
加えて、端末デバイスは、関連付け情報に基づいて、第1のトラフィック記述情報が第2のトラフィック記述情報と関連付けられていることをさらに決定し得る。
第1のトラフィック記述情報および第2のトラフィック記述情報は、同じアプリケーションに対応してもよく、またはそれぞれ、2つの異なるアプリケーション、たとえば、2つの異なるURLLCアプリケーションに対応してもよいことに留意されたい。
このステップについては、図4のステップ402の説明を参照されたく、および詳細は、本明細書では再度説明されない。
ステップ603:端末デバイスは、第1の要求メッセージおよび第2の要求メッセージを送信し、第1の要求メッセージは、第1のトラフィック記述情報に対応する第1のセッションを確立することを要求するために使用され、および第2の要求メッセージは、第2のトラフィック記述情報に対応する第2のセッションを確立することを要求するために使用される。第1の要求メッセージは第1の関連付け情報を含み、および第2の要求メッセージは第2の関連付け情報を含む。第1の関連付け情報は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示し、および第2の関連付け情報は、第2のセッションが第1のセッションと関連付けられていることを示す。
可能な実装では、第1の関連付け情報は第2のセッションの識別情報を含み、および第2の関連付け情報は第1のセッションの識別情報を含む。
別の可能な実装では、第1の関連付け情報および第2の関連付け情報は、同じ第2の表示情報に対応して、この第2の表示情報は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示す。
このステップについては、図4のステップ403の説明を参照されたく、および詳細は、本明細書では再度説明されない。
本出願のこの実施形態で提供される通信方法によれば、ネットワーク側が、受信された第1の要求メッセージおよび受信された第2の要求メッセージから、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定し得る。一次アクセスネットワークデバイスは、どの2つのセッションが関連付けられているかを知って、2つの相互に冗長なセッションに対して異なるアクセスネットワークデバイスを決定することができる。このようにして、通信品質を改善するために、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが可能である。加えて、一次アクセスネットワークデバイスまたは二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない(たとえば、障害が発生する、または負荷が高すぎる)場合、アクセスネットワークデバイスは、DC接続のセッションを切り替え得る。たとえば、二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない場合、そのDCにおける二次アクセスネットワークデバイスのセッションは、一次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得るか、または別の二次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得る。この場合、アクセスネットワークデバイスは、切り替えられるべき特定の関連付けられたセッションを決定するために、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることをネットワーク側から知り得る。
図7は、本出願の実施形態による通信方法のフローチャートである。図7は、図5を参照して説明される。この方法は、ポリシー制御機能デバイスによって実施される。たとえば、ポリシー制御機能デバイスは、図5のPCFデバイスである。図7に示されるように、この方法は以下のステップを含む。
ステップ701:ポリシー制御機能デバイスは、第1のトラフィック記述情報と第2のトラフィック記述情報との間の関連付け情報をアプリケーション機能デバイスから知る。
第1のトラフィック記述情報および第2のトラフィック記述情報は、同じアプリケーションに対応してもよく、またはそれぞれ、2つの異なるアプリケーション、たとえば、2つの異なるURLLCアプリケーションに対応してもよいことに留意されたい。
このステップについては、図5のステップ501の説明を参照されたく、および詳細は、本明細書では再度説明されない。
ステップ702:ポリシー制御機能デバイスは、関連付け情報に基づいて経路選択ポリシーを生成する。
たとえば、経路選択ポリシーは、第1のトラフィック記述情報に対応する第1の規則と、第2のトラフィック記述情報に対応する第2の規則とを含む。第1の規則は、第1のトラフィック記述情報が第2のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す第1の情報を含み、および第2の規則は、第2のトラフィック記述情報が第1のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す第2の情報を含む。可能な実装では、第1の情報および第2の情報は、同じ第1の表示情報に対応して、この第1の表示情報は、第1のトラフィック記述情報が第2のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す。別の可能な実装では、第1の情報は、第2の規則に関する情報を含み、および第2の情報は、第1の規則に関する情報を含む。
経路選択ポリシーについては、図5のURSP規則の説明を参照されたい。詳細は、本明細書では再度説明されない。
このステップについては、図5のステップ502の説明を参照されたく、および詳細は、本明細書では再度説明されない。
ステップ703:ポリシー制御機能デバイスは、経路選択ポリシーを端末デバイスへ送信し、この経路選択ポリシーが使用されて、第1のトラフィック記述情報に対応する第1のセッションと、第2のトラフィック記述情報に対応する第2のセッションとの間の関連付けを決定する。
このステップについては、図5のステップ503および504の説明を参照されたく、および詳細は、本明細書では再度説明されない。
本出願のこの実施形態で提供される通信方法によれば、経路選択ポリシーを受信した後、端末デバイスは、第1の要求メッセージおよび第2の要求メッセージをネットワーク側へ送信する。ネットワーク側は、受信された第1の要求メッセージおよび受信された第2の要求メッセージから、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定し得る。一次アクセスネットワークデバイスは、どの2つのセッションが関連付けられているかを知って、2つの相互に冗長なセッションに対して異なるアクセスネットワークデバイスを決定することができる。このようにして、通信品質を改善するために、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが可能である。加えて、一次アクセスネットワークデバイスまたは二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない(たとえば、障害が発生する、または負荷が高すぎる)場合、アクセスネットワークデバイスは、DC接続のセッションを切り替え得る。たとえば、二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない場合、そのDCにおける二次アクセスネットワークデバイスのセッションは、一次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得、または別の二次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得る。この場合、アクセスネットワークデバイスは、切り替えられるべき特定の関連付けられたセッションを決定するために、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることをネットワーク側から知り得る。
図8は、本出願の実施形態による通信方法のシグナリングインタラクションの図である。図8に示されるように、この方法は以下のステップを含む。
ステップ801:UDMデバイスは、第1のRSDと第2のRSDとの間の関連付け情報を取得する。
たとえば、UDMデバイスは、ローカル構成手法で第1のRSDと第2のRSDとの間の関連付け情報を取得し得る。代替として、AFデバイスが関連付け情報をUDMデバイスへ送信してもよい。これに対応して、UDMデバイスは、関連付け情報をAFデバイスから取得する。
第1のRSDと第2のRSDとの間の関連付け情報は、代替として、第1のRSDの第1の規則と第2のRSDの第2の規則との間の関連付け情報として記述されてもよく、または第1の規則の第1のTDと第2の規則の第2のTDとの間の関連付け情報として記述されてもよい。
ステップ802:端末デバイスがアプリケーションを始動して、ローカルに構成される、またはPCFデバイスから受信されるURSP規則に従って、アプリケーションに対応するURSP規則にある、第1の規則の第1のTDおよび第2の規則の第2のTDを決定する。
たとえば、アプリケーションはURLLCアプリケーションである。端末デバイスはURLLCアプリケーションを始動する。端末デバイスのアプリケーションレイヤは、アプリケーションのデータを複製し、およびアプリケーションのデータは、2つの異なるTDに対応し、それぞれがURSP規則の別個の規則にある。このようにして、URLLCアプリケーションは、端末デバイスを作動させて2つのセッションを確立する手順を開始するために、および2つの異なるRSDに対応する2つのセッションを別々に確立するために、URSP規則の異なるRSDと関連付けられる。
以下では、セッションの1つを確立する手順を説明のための例として用いる。このセッションは、第1のセッションと呼ばれる場合がある。第1のセッションは、第1の規則の第1のTDと第1のRSDとに対応するセッションaである場合があり、または第1のセッションは、第2の規則の第2のTDと第2のRSDとに対応するセッションbである場合がある。
ステップ803:端末デバイスは、RANデバイス(図示せず)を介してAMFデバイスへ、第1のセッションを確立することを要求するために使用される要求メッセージを送信し、この要求メッセージは、第1のセッションの識別情報と、第1のセッションに対応するRSDとを含む。
第1のセッションがセッションaである場合、第1のセッションに対応するRSDは第1のRSDである。第1のセッションがセッションbであるとき、第1のセッションに対応するRSDは第2のRSDである。
たとえば、要求メッセージは、非アクセス層(non-access stratum、NAS)メッセージである。NASメッセージは、セッション識別子およびセッション確立要求メッセージを含む。セッション確立要求メッセージは、セッション識別子およびRSDを含む。代替として、RSDが直接NASメッセージに含まれてもよい。
別の可能な実装では、第1のTDと第2のTDとの間の関連付け情報は、UDMデバイスにおいて構成される。ステップ803で、要求メッセージは、第1のセッションの識別情報と、第1のセッションに対応するTDとを含む。後続のステップで、第1のセッションに対応するRSDは、第1のセッションに対応するTDと置き換えられ得る。詳細は本出願で再度説明されない。
本明細書でRANデバイスは、一次RANデバイスであることに留意されたい。
ステップ804:AMFデバイスは、第1のセッションの識別子と、第1のセッションに対応するRSDとをSMFデバイスへ送信する。
たとえば、AMFデバイスは、セッションの識別子と、セッションに対応するRSDとを、作成セッション管理コンテキスト要求(create SM context request)メッセージによってSMFデバイスへ送信する。
ステップ805:SMFデバイスは、第1のセッションの識別子と、第1のセッションに対応するRSDとをUDMデバイスへ送信する。
たとえば、SMFデバイスは、セッションの識別子と、セッションに対応するRSDとを登録要求メッセージによってUDMデバイスへ送信する。
セッションの識別子と、セッションに対応するRSDとを受信した後、UDMデバイスは、セッションの識別子とRSDとの間の対応を記憶し得る。
ステップ806:UDMデバイスは、ステップ801の関連付け情報に基づいて、RSDと関連付けられた別のRSDを決定して、次いで、別のRSDに対応するセッションの識別子が存在するかどうかを決定する。
たとえば、第1のセッション(たとえば、前述のセッションa)を確立する手順において、SMFデバイスは、ステップ805で、セッションaの識別子と、セッションaに対応する第1のRSDとをUDMデバイスへ送信する。UDMデバイスは、セッションaの識別子と第1のRSDとの間の対応を記憶する。しかし、ステップ806で、UDMデバイスは、第1のRSDと関連付けられた別のRSDに対応するセッションの識別子はないと決定する。
第2のセッション(たとえば、前述のセッションb)を確立する手順では、SMFデバイスは、ステップ805で、セッションbの識別子と、セッションbに対応する第2のRSDとをUDMデバイスへ送信する。UDMデバイスは、セッションbの識別子と第2のRSDの間との対応を記憶する。ステップ806で、UDMデバイスは、セッションaの識別子と第1のRSDとの間の対応を記憶するので、UDMデバイスは、関連付け情報および記憶された対応に基づいて、第2のRSDと関連付けられた別のRSDを決定し得る。すなわち、第1のRSDはセッションaのRSDであって、したがって、セッションaの識別子が取得される。
別のRSDに対応するセッションの識別子は、第1のセッションと関連付けられた第2のセッションの識別子である。
ステップ807:UDMデバイスは、SMFデバイスへ、第1のセッションと関連付けられた第2のセッションの識別子を送信する。
代替として、UDMデバイスは、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを反映させるために、第1のセッションの識別子および第2のセッションの識別子をSMFデバイスへ送信してもよい。
たとえば、UDMデバイスは、登録応答メッセージを介してSMFデバイスへ、第1のセッションと関連付けられた第2のセッションの識別子、または第1のセッションの識別子および第2のセッションの識別子を送信する。
上述のように、セッションbを確立する手順において、UDMデバイスは、前述のステップで、セッションbと関連付けられたセッションaの識別子を取得する。
ステップ808:SMFデバイスは、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定する。
ステップ809:SMFデバイスは、関連付け情報をAMFデバイスへ送信する。
たとえば、関連付け情報は、ステップ807でSMFによって受信された第1のセッションの識別子および第2のセッションの識別子であり得る。代替として、関連付け情報は、SMFによって生成される、および第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示す、表示情報である。
ステップ810a:AMFデバイスは、関連付け情報を端末デバイスへRANデバイスを介して送信する。
たとえば、AMFデバイスは、セッション確立受諾メッセージによって関連付け情報を端末デバイスへ送信する。
ステップ811a:端末デバイスは、セッション変更手順を開始する。
たとえば、端末デバイスは、第2のセッション、たとえば前述のセッションaに対するセッション変更手順を開始する。セッション変更手順では、端末デバイスは関連付け情報を、第2のセッションにサービスするSMFデバイスへ送信し、およびSMFデバイスは、関連付け情報をRANデバイスへ送信し、それによりRANデバイスは、第1のセッションと第2のセッションの間の関連付け情報を記録する。この場合、DCにおけるRANデバイスがDCを引き続き維持できなければ、RANデバイスは、切り替えられるべき特定の関連付けられたセッションを決定してもよい。
ステップ811aは任意選択のステップであることに留意されたい。
ステップ811aで端末デバイスによって送信された関連付け情報と、ステップ810aで端末デバイスによって受信された関連付け情報とは、異なる情報を有し得ることに留意されたい。たとえば、ステップ810aで端末デバイスによって受信された関連付け情報は、第1のセッションの識別子および第2のセッションの識別子である場合があり、または第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示す表示情報である場合がある。ステップ811aで端末デバイスによって送信される関連付け情報は、第1のセッションの識別子である場合があり、または第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示す同じまたは異なる表示情報である場合がある。
代替として、別の可能な実装では、ステップ810aおよびステップ811aは、ステップ810b(図示せず)に置き換えられてもよい。
ステップ810b:AMFデバイスは、関連付け情報をRANデバイスへ送信する。
このようにして、RANデバイスは、第1のセッションと第2のセッションとの間の関連付け情報を記録し得る。この場合、DCにおける1つのRANデバイスがDCを引き続き維持できなければ、RANデバイスは、ハンドオーバされるべき特定の関連付けられたセッションを決定してもよい。
別の可能な実装では、図8のUDMによって実施される動作は、代替としてUDRデバイスによって実施されてもよい。これは、本出願では限定されない。
前述の方法によれば、ネットワーク側は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定し得る。一次アクセスネットワークデバイスは、どの2つのセッションが関連付けられているかを知って、2つの相互に冗長なセッションに対して異なるアクセスネットワークデバイスを決定することができる。このようにして、通信品質を改善するために、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが可能である。加えて、一次アクセスネットワークデバイスまたは二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない(たとえば、障害が発生する、または負荷が高すぎる)場合、アクセスネットワークデバイスは、DC接続のセッションを切り替え得る。たとえば、二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない場合、そのDCにおける二次アクセスネットワークデバイスのセッションは、一次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得、または別の二次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得る。この場合、アクセスネットワークデバイスは、切り替えられるべき特定の関連付けられたセッションを決定するために、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることをネットワーク側から知り得る。
図9は、本出願の実施形態による通信方法のフローチャートである。図9は、図8を参照して説明される。この方法は、端末デバイスによって実施される。たとえば、端末デバイスは、図8の端末デバイスである。図9に示されるように、この方法は以下のステップを含む。
ステップ901:端末デバイスは、第1のセッションを確立する手順において、セッション管理機能デバイスから第1の関連付け情報を受信し、この第1の関連付け情報は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示す。
このステップについては、図8のステップ809および810aの説明を参照されたい。詳細は、本明細書では再度説明されない。
ステップ902:端末デバイスは、第2のセッションを変更する手順を開始する。端末デバイスは、第2のセッションを変更する手順において、セッション管理機能デバイスへ第2の関連付け情報を送信し、この第2の関連付け情報は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示す。
たとえば、第2の関連付け情報は、第1のセッションの識別子を含む。
このステップについては、図8のステップ811aの説明を参照されたい。詳細は、本明細書では再度説明されない。
前述の方法によれば、ネットワーク側は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定し得る。一次アクセスネットワークデバイスは、どの2つのセッションが関連付けられているかを知って、2つの相互に冗長なセッションに対して異なるアクセスネットワークデバイスを決定することができる。このようにして、通信品質を改善するために、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが可能である。加えて、一次アクセスネットワークデバイスまたは二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない(たとえば、障害が発生する、または負荷が高すぎる)場合、アクセスネットワークデバイスは、DC接続のセッションを切り替え得る。たとえば、二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない場合、そのDCにおける二次アクセスネットワークデバイスのセッションは、一次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得、または別の二次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得る。この場合、アクセスネットワークデバイスは、切り替えられるべき特定の関連付けられたセッションを決定するために、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることをネットワーク側から知り得る。
図10は、本出願の実施形態による通信方法のフローチャートである。図10は、図8を参照して説明される。この方法は、データ管理機能デバイスによって実施される。たとえば、データ管理機能デバイスは、図8のUDMデバイス、または図8に示されていないUDRデバイスである。図10に示されるように、この方法は以下のステップを含む。
ステップ1001:データ管理機能デバイスは、第1の経路記述情報と第2の経路記述情報との間の関連付け情報を構成する。
このステップについては、図8のステップ801の説明を参照されたい。詳細は、本明細書では再度説明されない。
ステップ1002:データ管理機能デバイスは、第1のセッションに対応する第1の経路記述情報をセッション管理機能デバイスから受信し、データ管理機能デバイスは、第2のセッションと、第2のセッションに対応する第2の経路記述情報とを記憶する。
このステップについては、図8のステップ805の説明を参照されたい。詳細は、本明細書では再度説明されない。
ステップ1003:データ管理機能デバイスは、構成された関連付け情報および第1の経路記述情報に基づいて、第2のセッションの識別子をセッション管理機能デバイスへ送信する。
たとえば、データ管理機能デバイスは、構成された関連付け情報および第1の経路記述情報に基づいて、第1の経路記述情報と第2の経路記述情報との間の関連付けを決定する。データ管理機能デバイスは、第2の経路記述情報に対応する第2のセッションの識別子を決定する。データ管理機能デバイスは、第2のセッションの識別子をセッション管理機能デバイスへ送信する。
たとえば、データ管理機能デバイスが、第2のセッションの識別子をセッション管理機能デバイスへ送信することは、以下を含む:データ管理機能デバイスは、関連付け情報をセッション管理機能デバイスへ送信し、この関連付け情報は、第1のセッションの識別子および第2のセッションの識別子を含む。
このステップについては、図8のステップ806および807の説明を参照されたく、および詳細は、本明細書では再度説明されない。
前述の方法によれば、ネットワーク側は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定し得る。一次アクセスネットワークデバイスは、どの2つのセッションが関連付けられているかを知って、2つの相互に冗長なセッションに対して異なるアクセスネットワークデバイスを決定することができる。このようにして、通信品質を改善するために、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが可能である。加えて、一次アクセスネットワークデバイスまたは二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない(たとえば、障害が発生する、または負荷が高すぎる)場合、アクセスネットワークデバイスは、DC接続のセッションを切り替え得る。たとえば、二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない場合、そのDCにおける二次アクセスネットワークデバイスのセッションは、一次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得、または別の二次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得る。この場合、アクセスネットワークデバイスは、切り替えられるべき特定の関連付けられたセッションを決定するために、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることをネットワーク側から知り得る。
図11は、本出願の実施形態による通信方法のフローチャートである。図11は、図8を参照して説明される。この方法は、セッション管理機能デバイスによって実施される。たとえば、セッション管理機能デバイスは、図8のSMFデバイスである。図11に示されるように、この方法は以下のステップを含む。
ステップ1101:セッション管理機能デバイスは、第1のセッションに対応する第1の経路記述情報をデータ管理機能デバイスへ送信する。
このステップについては、図8のステップ805の説明を参照されたい。詳細は、本明細書では再度説明されない。
ステップ1102:セッション管理機能デバイスは、第2のセッションの識別子をデータ管理機能デバイスから受信する。
たとえば、セッション管理機能デバイスが第2のセッションの識別子をデータ管理機能デバイスから受信することは、以下を含む:セッション管理機能デバイスは、関連付け情報をデータ管理機能デバイスから受信し、この関連付け情報は、第1のセッションの識別子および第2のセッションの識別子を含む。
このステップについては、図8のステップ807の説明を参照されたい。詳細は、本明細書では再度説明されない。
ステップ1103:セッション管理機能デバイスは、関連付け情報をアクセスネットワークデバイスまたは端末デバイスへ送信し、この関連付け情報は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示す。
このステップについては、図8のステップ809、810a、および811aの説明を参照するか、または図8のステップ809および810bの説明を参照されたい。詳細は、本明細書では再度説明されない。
前述の方法によれば、ネットワーク側は、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていると決定し得る。一次アクセスネットワークデバイスは、どの2つのセッションが関連付けられているかを知って、2つの相互に冗長なセッションに対して異なるアクセスネットワークデバイスを決定することができる。このようにして、通信品質を改善するために、2つの通信リンク間の独立性が確保されることが可能である。加えて、一次アクセスネットワークデバイスまたは二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない(たとえば、障害が発生する、または負荷が高すぎる)場合、アクセスネットワークデバイスは、DC接続のセッションを切り替え得る。たとえば、二次アクセスネットワークデバイスがDCを維持できない場合、そのDCにおける二次アクセスネットワークデバイスのセッションは、一次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得、または別の二次アクセスネットワークデバイスに切り替えられ得る。この場合、アクセスネットワークデバイスは、切り替えられるべき特定の関連付けられたセッションを決定するために、第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることをネットワーク側から知り得る。
前述の図のメッセージのそれぞれには別の名称があり得ることに留意されたい。加えて、ネットワーク要素間の情報送信はまた、サービスベースのアーキテクチャにおいて、ネットワーク要素のそれぞれのネットワーク機能を呼び出すことによっても実装され得る。これは本発明では限定されていない。
上記では主に、本出願の実施形態における解決策を方法の観点から説明している。前述の機能を実装するために、ネットワーク要素のそれぞれ、たとえば、端末デバイス、ポリシー制御機能デバイス、データ管理機能デバイス、またはセッション管理機能デバイスは、機能のそれぞれを実行するための対応するハードウェア構造または対応するソフトウェアモジュールの少なくとも一つを含むと理解されてもよい。当業者であれば、本明細書に開示された実施形態に記載された例のユニットおよびアルゴリズムステップとの組合せに関して、本出願は、ハードウェア、またはハードウェアとコンピュータソフトウェアとを組み合わせたものによって実装され得ることが容易に認識できるはずである。機能がハードウェアの様式で実施されるか、またはハードウェアを駆動するコンピュータソフトウェアの様式で実施されるかは、特定のアプリケーションおよび技法的解決策の設計制約に依存する。当業者であれば、説明された機能を特定のアプリケーションごとに実装するために、異なる方法を使用し得る。しかし、そのような実装が本出願の範囲を超えると考えられるべきではない。
本出願の実施形態において、機能ユニットへの分割は、前述の方法例に基づいて、端末デバイス、ポリシー制御機能デバイス、データ管理機能デバイス、セッション管理機能デバイス、または同様のものについて実施され得る。たとえば、機能ユニットが、機能のそれぞれに対応する分割によって取得されてもよく、または2つ以上の機能が1つの処理ユニットに統合されてもよい。統合されたユニットは、ハードウェアの形で実装されてもよく、またはソフトウェア機能ユニットの形で実装されてもよい。本出願の実施形態におけるユニット分割は例であって、単なる論理上の機能分割であることに留意されたい。実際の実装では、別の分割手法があり得る。
たとえば、図12は、前述の実施形態における通信装置(通信装置120と表記されている)の可能な構造の概略図である。通信装置120は、処理ユニット1201を含む。任意選択で、装置は、通信ユニット1202および/または記憶ユニット1203をさらに含む。図12に示された構造の概略図は、前述の実施形態における、端末デバイス、ポリシー制御機能デバイス、データ管理機能デバイス、セッション管理機能デバイス、または同様のものの構造を示し得る。
図12に示される構造の概略図が、前述の実施形態における端末デバイスの構造を示している場合、処理ユニット1201は、端末デバイスのアクションを制御および管理するように構成される。たとえば、処理ユニット1201は、図4のステップ401および402、図5のステップ505、図6のステップ601および602、図8のステップ802、任意選択で、811a、図9のステップ902、および/または本出願の実施形態で説明されている別の処理において端末デバイスによって実施されるアクション、を実施するように構成される。処理ユニット1201は、通信ユニット1202を使用することによって別のネットワークエンティティと通信し得る。たとえば、通信ユニット1202は、図4のステップ403、図5のステップ506、図6のステップ603、図8のステップ803、および任意選択で、810a、図9のステップ901、および/または本出願の実施形態で説明されている別の処理において端末デバイスによって実施される通信インタラクション、を実施するように構成される。記憶ユニット1203は、端末デバイスのプログラムコードおよびデータを記憶するように構成される。
図12に示される構造の概略図が、前述の実施形態におけるポリシー制御機能デバイスの構造を示している場合、処理ユニット1201は、ポリシー制御機能デバイスのアクションを制御および管理するように構成される。たとえば、処理ユニット1201は、図5のステップ502、図7のステップ702、および/または本出願の実施形態で説明されている別の処理においてポリシー制御機能デバイスによって実施されるアクション、を実施するように構成される。処理ユニット1201は、通信ユニット1202を使用することによって、別のネットワークエンティティと通信し得る。たとえば、通信ユニット1202は、図5のステップ501および503、図7のステップ701および703、および/または本出願の実施形態において説明される別の処理においてポリシー制御機能デバイスによって実施される通信インタラクションを実施するように構成される。記憶ユニット1203は、ポリシー制御機能デバイスのプログラムコードおよびデータを記憶するように構成される。
図12に示される構造の概略図が前述の実施形態におけるデータ管理機能デバイスの構造を示している場合、処理ユニット1201は、データ管理機能デバイスのアクションを制御および管理するように構成される。たとえば、処理ユニット1201は、図8のステップ801および806、図10のステップ1001および1003、および/または本出願の実施形態で説明されている別の処理においてデータ管理機能デバイスによって実施されるアクション、を実施するように構成される。処理ユニット1201は、通信ユニット1202を使用することによって別のネットワークエンティティと通信し得る。たとえば、通信ユニット1202は、図8のステップ805および807、図7のステップ701および703、図10のステップ1002、および/または本出願の実施形態において説明される別の処理においてデータ管理機能デバイスによって実施される通信インタラクション、を実施するように構成される。記憶ユニット1203は、データ管理機能デバイスのプログラムコードおよびデータを記憶するように構成される。
図12に示される構造の概略図が、前述の実施形態におけるセッション管理機能デバイスの構造を示している場合、処理ユニット1201は、セッション管理機能デバイスのアクションを制御および管理するように構成される。たとえば、処理ユニット1201は、図8のステップ808、および/または本出願の実施形態で説明されている別の処理においてセッション管理機能デバイスによって実施されるアクション、を実施するように構成される。処理ユニット1201は、通信ユニット1202を使用することによって別のネットワークエンティティと通信し得る。たとえば、通信ユニット1202は、図8のステップ804、805、807、および808、図11の1101、1102、および1103、および/または本出願の実施形態において説明される別の処理においてセッション管理機能デバイスによって実施される通信インタラクション、を実施するように構成される。記憶ユニット1203は、セッション管理機能デバイスのプログラムコードおよびデータを記憶するように構成される。
図12に示される構造の概略図は、本出願の別のネットワーク要素の構造をさらに示し得る。この場合、図12のユニットのそれぞれは、対応するネットワーク要素のアクションを実施するように構成される。詳細については、方法部分を参照されたい。詳細は、本明細書では再度説明されない。
通信装置120は、デバイスであってもよく、またはデバイス内のチップであってもよい。通信装置120がデバイスである場合、処理ユニット1201は、プロセッサまたはコントローラであってもよく、および通信ユニット1202は、通信インターフェイス、トランシーバ、トランシーバ機、トランシーバ回路、トランシーバ装置、または同様のものであってもよい。通信インターフェイスは一般的な用語であって、1つまたは複数のインターフェイスを含む場合がある。記憶ユニット1203はメモリであってもよい。通信装置120がデバイス内のチップである場合、処理ユニット1201はプロセッサまたはコントローラであってもよく、および通信ユニット1202は、入力インターフェイスならびに/または出力インターフェイス、ピン、回路、または同様のものであってもよい。記憶ユニット1203は、チップ内の記憶ユニット(たとえば、レジスタもしくはキャッシュ)であってもよく、またはデバイス内のチップの外側に置かれた記憶ユニット(たとえば、読出し専用メモリもしくはランダムアクセスメモリ)であってもよい。
通信ユニットはまた、トランシーバユニットと呼ばれる場合もある。通信装置120内でトランシーバ機能を有するアンテナおよび制御回路は、通信装置120の通信ユニット1202とみなされてもよく、および、処理機能を有するプロセッサは、通信装置120の処理ユニット1201とみなされてもよい。任意選択で、通信ユニット1202において受信機能を実装するように構成された構成要素は、受信ユニットとみなされてもよい。受信ユニットは、本出願の実施形態において受信ステップを実施するように構成される。受信ユニットは、受信機械、受信機、受信回路、または同様のものであってもよい。通信ユニット1202において送信機能を実装するように構成された構成要素は、送信ユニットとみなされてもよい。送信ユニットは、本出願の実施形態において、送信ステップを実施するように構成される。送信ユニットは、送信機械、送信機、送信回路、または同様のものであってもよい。
図12の統合ユニットが、ソフトウェア機能モジュールの形で実装されていて、独立した製品として販売または使用される場合、図12の統合ユニットは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶され得る。このような理解に基づいて、本出願の実施形態の技法的解決策が、本質的に、もしくは従来技術に寄与している部分が、または技法的解決手段の全部もしくは一部が、ソフトウェア製品の形で実装され得る。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、および、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイス、もしくは同様のものであってもよい)またはプロセッサ(processor)に、本出願の実施形態において説明された方法のステップの全部または一部を実施するように命令するための、いくつかの命令を含む。コンピュータソフトウェア製品を記憶するための記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、取り外し可能ハードディスク、読出し専用メモリ(read-only memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)、磁気ディスク、または光ディスクなどの、プログラムコードを記憶できる任意の媒体を含む。
本出願の実施形態は、通信装置のハードウェア構造の概略図をさらに提供する。図13または図14を参照されたい。通信装置は、プロセッサ1301を含み、および任意選択で、プロセッサ1301に接続されたメモリ1302をさらに含む。
プロセッサ1301は、汎用中央処理ユニット(central processing unit、CPU)、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit、ASIC)、または本出願の解決策のプログラム実行を制御するように構成された1つもしくは複数の集積回路であってもよい。プロセッサ1301はまた、複数のCPUを含んでもよく、およびプロセッサ1301は、シングルコアプロセッサ(single-CPU)であってもよく、またはマルチコアプロセッサ(multi-CPU)であってもよい。本明細書のプロセッサは、データ(たとえば、コンピュータプログラム命令)を処理するように構成された1つまたは複数のデバイス、回路、もしくは処理コアであってもよい。
メモリ1302は、静的な情報および命令を記憶できるROMもしくは別のタイプの静的記憶デバイス、情報および命令を記憶できるRAMもしくは別のタイプの動的記憶デバイスであってもよく、または、電気的に消去可能なプログラマブル読出し専用メモリ(electrically erasable programmable read-only memory、EEPROM)、コンパクトディスク読出し専用メモリ(compact disc read-only memory、CD-ROM)、別のコンパクトディスク記憶装置もしくは光ディスク記憶装置(コンパクトディスク、レーザーディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク、ブルーレイディスク、および同様のものを含む)、磁気ディスク記憶媒体もしくは別の磁気記憶デバイス、または、命令もしくはデータ構造の形の予想されるプログラムコードを保持もしくは記憶するように構成されることが可能であって、コンピュータによってアクセスされることが可能である、他の任意の媒体であってもよい。これは、本出願のこの実施形態では限定されない。メモリ1302は独立して存在し得る。この場合、メモリ1302は、通信装置内に置かれてもよく、または通信装置の外側に置かれてもよい。代替として、メモリ1302は、プロセッサ1301と一体化されてもよい。メモリ1302は、コンピュータプログラムコードを含み得る。プロセッサ1301は、本出願の実施形態で提供される方法を実装するために、メモリ1302に記憶されたコンピュータプログラムコードを実行するように構成される。
第1の可能な実装では、図13を参照されたい。通信装置は、トランシーバ1303をさらに含む。プロセッサ1301、メモリ1302、およびトランシーバ1303は、バスを介して接続される。トランシーバ1303は、別のデバイスまたは通信ネットワークと通信するように構成される。任意選択で、トランシーバ1303は、送信機および受信機を含み得る。トランシーバ1303の受信機能を実装するように構成された構成要素は、受信機とみなされてもよく、およびこの受信機は、本出願の実施形態において受信ステップを実施するように構成される。トランシーバ1303の送信機能を実装するように構成された構成要素は、送信機とみなされてもよく、およびこの送信機は、本出願の実施形態において送信ステップを実施するように構成される。
第1の可能な実装に基づいて、図13に示された構造の概略図は、前述の実施形態における、端末デバイス、ポリシー制御機能デバイス、データ管理機能デバイス、セッション管理機能デバイス、または同様のものの構造を示し得る。プロセッサ1301は、図12の処理ユニット1201の機能を実装するように構成されてもよく、メモリ1302は、図12の記憶ユニット1203の機能を実装するように構成され、およびトランシーバ1303は、図12の通信ユニット1202の機能を実装するように構成される。図13に示された構造の概略図は、本出願の別のネットワーク要素の構造をさらに示し得る。この場合、図13の構成要素のそれぞれは、対応するネットワーク要素のアクションを実施するように構成される。詳細については、方法部分を参照されたい。詳細は、本明細書では再度説明されない。
第2の可能な実装では、プロセッサ1401は、論理回路と、入力インターフェイスおよび/または出力インターフェイスとを含む。出力インターフェイスは、対応する方法で送信アクションを実施するように構成され、および入力インターフェイスは、対応する方法で受信アクションを実施するように構成される。第2の可能な実装に基づいて、図14を参照されたい。図14に示された構造の概略図は、前述の実施形態における、端末デバイス、ポリシー制御機能デバイス、データ管理機能デバイス、セッション管理機能デバイス、または同様のものの構造を示し得る。
図14に示される構造の概略図が、前述の実施形態における端末デバイスの構造を示している場合、プロセッサ1401は、端末デバイスのアクションを制御および管理するように構成される。たとえば、プロセッサ1401は、図4のステップ401および402、図5のステップ505、図6のステップ601および602、図8のステップ802、任意選択で、811a、図9のステップ902、および/または本出願の実施形態で説明されている別の処理において端末デバイスによって実施されるアクション、を実施するように構成される。プロセッサ1401は、入力インターフェイスおよび/または出力インターフェイスを介して別のネットワークエンティティと通信し得る。メモリ1402は、端末デバイスのプログラムコードおよびデータを記憶するように構成される。
図14に示される構造の概略図が、前述の実施形態におけるポリシー制御機能デバイスの構造を示している場合、プロセッサ1401は、ポリシー制御機能デバイスのアクションを制御および管理するように構成される。たとえば、プロセッサ1401は、図5のステップ502、図7のステップ702、および/または本出願の実施形態で説明されている別の処理においてポリシー制御機能デバイスによって実施されるアクション、を実施するように構成される。プロセッサ1401は、入力インターフェイスおよび/または出力インターフェイスを介して別のネットワークエンティティと通信し得る。メモリ1402は、ポリシー制御機能デバイスのプログラムコードおよびデータを記憶するように構成される。
図14に示される構造の概略図が前述の実施形態におけるデータ管理機能デバイスの構造を示している場合、プロセッサ1401は、データ管理機能デバイスのアクションを制御および管理するように構成される。たとえば、プロセッサ1401は、図8のステップ801および806、図10のステップ1001および1003、および/または本出願の実施形態で説明されている別の処理においてデータ管理機能デバイスによって実施されるアクション、を実施するように構成される。プロセッサ1401は、入力インターフェイスおよび/または出力インターフェイスを介して別のネットワークエンティティと通信し得る。メモリ1402は、データ管理機能デバイスのプログラムコードおよびデータを記憶するように構成される。
図14に示される構造の概略図が前述の実施形態におけるセッション管理機能デバイスの構造を示している場合、プロセッサ1401は、セッション管理機能デバイスのアクションを制御および管理するように構成される。たとえば、プロセッサ1401は、図8のステップ808、および/または本出願の実施形態で説明されている別の処理においてセッション管理機能デバイスによって実施されるアクションを実施するように構成される。プロセッサ1401は、入力インターフェイスおよび/または出力インターフェイスを介して別のネットワークエンティティと通信し得る。メモリ1402は、セッション管理機能デバイスのプログラムコードおよびデータを記憶するように構成される。
図14に示された構造の概略図は、本出願の別のネットワーク要素の構造をさらに示し得る。この場合、図14の構成要素のそれぞれは、対応するネットワーク要素のアクションを実施するように構成される。詳細については、方法部分を参照されたい。詳細は、本明細書では再度説明されない。
本出願の実施形態は、命令を含むコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。命令がコンピュータで実行されると、コンピュータは、前述の方法のうちのいずれか1つを実施することを可能にされる。
本出願の実施形態は、命令を含むコンピュータプログラム製品をさらに提供する。コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で動作するとき、コンピュータは前述の方法のうちのいずれか1つを実施することを可能にされる。
本出願の実施形態は、プロセッサおよびインターフェイスを含む通信装置をさらに提供する。プロセッサは、インターフェイスを介してメモリに結合される。プロセッサがメモリ内のコンピュータプログラムまたはコンピュータ実施可能命令を実施するとき、前述の方法のうちのいずれか1つが実施される。
本出願の実施形態は、本出願の実施形態における少なくとも2つのネットワーク要素、たとえば、端末デバイス、ポリシー制御機能デバイス、データ管理機能デバイス、またはセッション管理機能デバイスのうちの1つまたは複数を含む、通信システムをさらに提供する。
前述の実施形態の全部または一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せを使用して実装され得る。ソフトウェアプログラムが実装のために使用される場合、その実装は、全体的または部分的にコンピュータプログラム製品の形で実装され得る。コンピュータプログラム製品は、1つまたは複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータにロードされて実行されるとき、本出願の実施形態による手順または機能の全部または一部が生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、またはプログラム可能な別の装置であってもよい。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよく、またはコンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体へ送信されてもよい。たとえば、コンピュータ命令は、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンタから別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンタへ、有線(たとえば、同軸ケーブル、光ファイバ、もしくはデジタル加入者線(digital subscriber line、DSL))またはワイヤレス(たとえば、赤外線、無線、またはマイクロ波)手法で送信されてもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の使用可能な媒体であってもよく、または1つもしくは複数の使用可能な媒体を統合しているサーバもしくはデータセンタなどのデータ記憶デバイスであってもよい。使用可能媒体は、磁気媒体(たとえば、フロッピーディスク、ハードディスク、または磁気テープ)、光学媒体(たとえば、DVD)、半導体媒体(たとえば、ソリッドステートディスク(solid state disk、SSD))、または同様のものである場合がある。
本出願は、実施形態を参照して本明細書で説明されているが、特許請求の範囲に記載された本出願を実装するプロセスにおいて、当業者であれば、添付の図面、開示された内容、および添付の特許請求の範囲を考察することによって、開示された実施形態の他の変形を理解および実装し得る。特許請求の範囲において、「備える」(comprising)は、別の構成要素またはステップを排除せず、および「1つ」または「1つの」は、複数の場合を排除しない。単一のプロセッサまたは別のユニットが、特許請求の範囲に列挙された複数の機能を実装する場合がある。いくつかの手段が相互に異なる従属請求項に記載されていることは、これらの手段が組み合わされて良好な効果を生み出すことが可能ではないことを意味しない。
本出願は、その特定の特徴および実施形態を参照して説明されているが、本出願の趣旨および範囲から逸脱することなく、本出願に様々な変更および組合せが加えられ得ることは明らかである。それに対応して、本明細書および添付の図面は、以下の特許請求の範囲によって定義される本出願についての説明の例にすぎず、および本出願の範囲内に入るあらゆる変更、変形、組合せ、または均等物を網羅していると考えられる。当業者であれば、本出願の趣旨および範囲から逸脱することなく、本出願に様々な変更および変形を加え得ることが明らかである。したがって、本出願は、本出願に対するそのような変更および変形を、その変更および変形が本出願の特許請求の範囲およびその均等な技術の範囲内に入ることを条件として、包含することが意図される。前述の説明は、本出願の特定の実装にすぎず、本出願の保護範囲を限定することを意図されるものではない。本出願に開示された技法的範囲内で、当業者によって容易に考え出されるいかなる変形または置換も、本出願の保護範囲に入るものとする。したがって、本出願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲によって決まるものとする。

Claims (26)

  1. 通信方法であって、
    端末デバイスによって、第1のトラフィック記述情報と第2のトラフィック記述情報の間の関連付け情報を取得するステップと、
    前記端末デバイスによって、初期アプリケーションに対して前記第1のトラフィック記述情報および前記第2のトラフィック記述情報を決定するステップと、
    前記端末デバイスによって、第1の要求メッセージおよび第2の要求メッセージを送信するステップであって、前記第1の要求メッセージは、前記第1のトラフィック記述情報に対応する第1のセッションを確立することを要求するために使用され、前記第2の要求メッセージは、前記第2のトラフィック記述情報に対応する第2のセッションを確立することを要求するために使用される、ステップと
    を含み、
    前記第1の要求メッセージおよび前記第2の要求メッセージは、同じセッションペア情報を含み、および前記第1の要求メッセージおよび前記第2の要求メッセージに含まれる前記セッションペア情報は、前記第1のセッションと前記第2のセッションとが相互に冗長なセッションであることを示す、通信方法。
  2. 前記関連付け情報に基づいて、前記端末デバイスによって、前記第1のトラフィック記述情報が前記第2のトラフィック記述情報と関連付けられていると決定するステップ
    をさらに含む請求項1に記載の方法。
  3. 端末デバイスによって、第1のトラフィック記述情報と第2のトラフィック記述情報との間の関連付け情報を取得する前記ステップは、
    前記端末デバイスによって、前記第1のトラフィック記述情報と前記第2のトラフィック記述情報との間の前記関連付け情報を経路選択ポリシーから取得するステップ
    を含む請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記経路選択ポリシーは、前記第1のトラフィック記述情報に対応する第1の規則と、前記第2のトラフィック記述情報に対応する第2の規則とを含み、前記第1の規則は、前記第1のトラフィック記述情報が前記第2のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す第1の情報を含み、および前記第2の規則は、前記第2のトラフィック記述情報が前記第1のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す第2の情報を含む請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1の情報および前記第2の情報は、同じ第1の表示情報に対応し、および前記第1の表示情報は、前記第1のトラフィック記述情報が前記第2のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1の表示情報は、前記セッションペア情報である請求項5に記載の方法。
  7. 前記端末デバイスによって、ローカルに構成された経路選択ポリシーを取得するステップをさらに含む請求項3乃至6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記端末デバイスによって、経路選択ポリシーをポリシー制御機能デバイスから受信するステップ
    をさらに含む請求項3乃至6のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記冗長セッションは、同じサービスに通信サービスを提供するために使用されて、2つの相互に冗長な通信リンクに対応し、および前記2つの相互に冗長な通信リンクは、端末、第1のアクセスネットワークデバイス、および第1のユーザプレーン機能ネットワーク要素を通過する第1の通信リンクと、前記端末、第2のアクセスネットワークデバイス、および第2のユーザプレーン機能ネットワーク要素を通過する第2の通信リンクとを含む請求項1乃至8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 通信方法であって、
    ポリシー制御機能デバイスによって、第1のトラフィック記述情報と第2のトラフィック記述情報との間の関連付け情報をアプリケーション機能デバイスから知るステップと、
    前記ポリシー制御機能デバイスによって、前記関連付け情報に基づいて経路選択ポリシーを生成するステップと、
    前記ポリシー制御機能デバイスによって、前記経路選択ポリシーを端末デバイスへ送信するステップであって、前記経路選択ポリシーが使用されて、前記第1のトラフィック記述情報に対応する第1のセッションと前記第2のトラフィック記述情報に対応する第2のセッションとの間の関連付けを決定する、ステップと
    を含む、通信方法。
  11. 前記経路選択ポリシーは、前記第1のトラフィック記述情報に対応する第1の規則と、前記第2のトラフィック記述情報に対応する第2の規則とを含み、前記第1の規則は、前記第1のトラフィック記述情報が前記第2のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す第1の情報を含み、および前記第2の規則は、前記第2のトラフィック記述情報が前記第1のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す第2の情報を含む請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1の情報および前記第2の情報は、同じ第1の表示情報に対応し、および前記第1の表示情報は、前記第1のトラフィック記述情報が前記第2のトラフィック記述情報と関連付けられていることを示す、または
    前記第1の情報は、前記第2の規則に関する情報を含み、および前記第2の情報は、前記第1の規則に関する情報を含む請求項11に記載の方法。
  13. 通信方法であって、
    端末デバイスによって、第1のセッションを確立する手順において、第1の関連付け情報をセッション管理機能デバイスから受信するステップであって、前記第1の関連付け情報は、前記第1のセッションが第2のセッションと関連付けられていることを示す、ステップと、
    前記端末デバイスによって、前記第2のセッションを変更する手順を開始するステップと、
    前記端末デバイスによって、前記第2のセッションを変更する前記手順において、第2の関連付け情報を前記セッション管理機能デバイスへ送信するステップであって、前記第2の関連付け情報は、前記第1のセッションが前記第2のセッションと関連付けられていることを示す、ステップと
    を含む、通信方法。
  14. 前記第2の関連付け情報は、前記第1のセッションの識別子を含む請求項13に記載の方法。
  15. 通信方法であって、
    データ管理機能デバイスによって、第1の経路記述情報と第2の経路記述情報の間の関連付け情報を構成するステップと、
    前記データ管理機能デバイスによって、第1のセッションに対応する前記第1の経路記述情報をセッション管理機能デバイスから受信するステップであって、前記データ管理機能デバイスは、第2のセッション、および前記第2のセッションに対応する前記第2の経路記述情報を記憶する、ステップと、
    前記データ管理機能デバイスによって、前記構成された関連付け情報および前記第1の経路記述情報に基づいて、前記第2のセッションの識別子を前記セッション管理機能デバイスへ送信するステップと
    を含む、通信方法。
  16. 前記データ管理機能デバイスによって、前記構成された関連付け情報および前記第1の経路記述情報に基づいて、前記第2のセッションの識別子を前記セッション管理機能デバイスへ送信する前記ステップは、
    前記データ管理機能によって、前記構成された関連付け情報および前記第1の経路記述情報に基づいて、前記第1の経路記述情報と前記第2の経路記述情報との間の関連付けを決定するステップと、
    前記データ管理機能によって、前記第2の経路記述情報に対応する前記第2のセッションの前記識別子を決定するステップと、
    前記データ管理機能によって、前記第2のセッションの前記識別子を前記セッション管理機能デバイスへ送信するステップと
    を含む請求項15に記載の方法。
  17. 前記データ管理機能によって、前記第2のセッションの前記識別子を前記セッション管理機能デバイスへ送信する前記ステップは、
    前記データ管理機能によって、関連付け情報を前記セッション管理機能デバイスへ送信するステップであって、前記関連付け情報は、前記第1のセッションの識別子および前記第2のセッションの前記識別子を含む、ステップ
    を含む請求項15または16に記載の方法。
  18. 通信方法であって、
    セッション管理機能デバイスによって、第1のセッションに対応する第1の経路記述情報をデータ管理機能デバイスへ送信するステップと、
    前記セッション管理機能デバイスによって、第2のセッションの識別子を前記データ管理機能デバイスから受信するステップと、
    前記セッション管理機能デバイスによって、関連付け情報をアクセスネットワークデバイスまたは端末デバイスへ送信するステップであって、前記関連付け情報は、前記第1のセッションが前記第2のセッションと関連付けられていることを示す、ステップと
    を含む、通信方法。
  19. 前記セッション管理機能デバイスによって、第2のセッションの識別子を前記データ管理機能デバイスから受信する前記ステップは、
    前記セッション管理機能デバイスによって、関連付け情報を前記データ管理機能デバイスから受信するステップであって、前記関連付け情報は、前記第1のセッションの識別子および前記第2のセッションの前記識別子を含む、ステップ
    を含む請求項18に記載の方法。
  20. 通信装置であって、プロセッサを備え、
    前記プロセッサは、プログラムをメモリから読み出して、前記プログラムを実行し、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の方法を実装するように、または請求項13もしくは14に記載の方法を実装するように構成される、通信装置。
  21. 通信装置であって、プロセッサを備え、
    前記プロセッサは、プログラムをメモリから読み出して、前記プログラムを実行し、請求項10乃至12のいずれか一項に記載の方法を実装するように構成される、通信装置。
  22. 通信装置であって、プロセッサを備え、
    前記プロセッサは、プログラムをメモリから読み出して、前記プログラムを実行し、請求項15乃至17のいずれか一項に記載の方法を実装するように構成される、通信装置。
  23. 通信装置であって、プロセッサを備え、
    前記プロセッサは、プログラムをメモリから読み出して、前記プログラムを実行し、請求項18または19に記載の方法を実装するように構成される、通信装置。
  24. 命令を含むコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で動作する場合、前記コンピュータは、請求項1乃至19のいずれか一項に記載の方法を実施することを可能にされる、コンピュータプログラム製品。
  25. コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読記憶媒体は、命令を記憶しており、および前記命令がコンピュータ上で実行される場合、プロセッサは、請求項1乃至19のいずれか一項に記載の方法を実施することを可能にされる、コンピュータ可読記憶媒体。
  26. 通信システムであって、
    請求項15乃至17のいずれか一項に記載の方法を実施するように構成されたデータ管理機能デバイスと、
    請求項18または19に記載の方法を実施するように構成されたセッション管理機能デバイスと
    を備える、通信システム。
JP2023544626A 2021-01-26 2021-11-11 通信方法および装置 Pending JP2024503748A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN202110104966.X 2021-01-26
CN202110104966.XA CN114793369A (zh) 2021-01-26 2021-01-26 通信方法及装置
PCT/CN2021/130087 WO2022160861A1 (zh) 2021-01-26 2021-11-11 通信方法及装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2024503748A true JP2024503748A (ja) 2024-01-26

Family

ID=82460628

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023544626A Pending JP2024503748A (ja) 2021-01-26 2021-11-11 通信方法および装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US20230370944A1 (ja)
EP (1) EP4271113A1 (ja)
JP (1) JP2024503748A (ja)
KR (1) KR20230134540A (ja)
CN (1) CN114793369A (ja)
AU (1) AU2021423918A1 (ja)
CA (1) CA3206606A1 (ja)
WO (1) WO2022160861A1 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110784432B (zh) * 2018-07-31 2021-11-19 华为技术有限公司 一种会话创建方法及装置
CN111770591B (zh) * 2018-11-28 2022-11-22 Oppo广东移动通信有限公司 一种数据传输方法及装置、终端
CN111436087B (zh) * 2019-01-15 2021-09-10 大唐移动通信设备有限公司 一种pdu会话切换方法及其装置
CN111586770B (zh) * 2019-02-19 2021-09-07 华为技术有限公司 一种会话管理的方法及装置
CN111615217B (zh) * 2019-02-25 2023-11-21 华为技术有限公司 一种会话建立方法及装置
CN111770507B (zh) * 2019-03-30 2022-01-14 华为技术有限公司 策略控制方法、设备及系统

Also Published As

Publication number Publication date
WO2022160861A1 (zh) 2022-08-04
EP4271113A1 (en) 2023-11-01
CN114793369A (zh) 2022-07-26
KR20230134540A (ko) 2023-09-21
US20230370944A1 (en) 2023-11-16
AU2021423918A1 (en) 2023-08-10
CA3206606A1 (en) 2022-08-04
TW202234863A (zh) 2022-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3525545A1 (en) Method for selecting session and service continuity mode in wireless communication system and device therefor
WO2019137471A1 (zh) 通信方法、接入网设备和终端设备
EP3913975A1 (en) Network node selection method and apparatus
CN110474969B (zh) 会话管理方法及装置
US20210274407A1 (en) Communication Method and Communications Apparatus
CN113630749B (zh) 一种获取边缘服务的方法和装置
US11553546B2 (en) Methods and systems for radio access network aggregation and uniform control of multi-RAT networks
EP4024956A1 (en) Communication method, apparatus, and system
US20220264679A1 (en) Ue, af apparatus, smf apparatus, and methods thereof
WO2019201322A1 (zh) 一种通信方法及相关设备
KR20210024160A (ko) 통신 방법 및 장치
US11405965B2 (en) Signaling processing method and apparatus
US20200037205A1 (en) Communication Method and Communications Apparatus
CN111801961A (zh) 一种确定ssc模式的方法及装置
US20220295363A1 (en) Pcf apparatus, af apparatus, nef apparatus, and methods thereof
US11388602B2 (en) Network slicing with a radio access network node
CN112954768B (zh) 通信方法、装置及系统
JP2023161043A (ja) 無線アクセスネットワークノード装置及びその方法
KR20240060670A (ko) 통신 방법 및 장치
JP2024503748A (ja) 通信方法および装置
CN116097751A (zh) 利用smf重新选择来重新锚定
CN115484582A (zh) 通信方法和通信装置
TWI836328B (zh) 通信方法及裝置
US20220360969A1 (en) Communication method and apparatus
JP7473001B2 (ja) コアネットワークノード、端末、及びこれらの方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230829

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230829