JP2024503680A - 切断モードにおける参照信号 - Google Patents

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Abstract

無線通信装置は、切断モード中に追跡参照信号などの参照信号を監視できる。切断モードで動作しているときには、参照信号の1つ以上の散発的オン送信の少なくとも1つの可用性を指示する可用性情報が得られる。【選択図】図4

Description

様々な例は、一般的には、無線通信装置の切断モード動作に関する。様々な例は、具体的には、無線通信装置が切断モードで動作している間の参照信号の送信に関する。
無線通信装置(UE)の消費電力を減らすことが求められている。UEの消費電力を減らすための一方策は、UEを切断モードで動作させることである。一般的に、切断モードは、接続モードと比べた場合に限られたコネクティビティを提供するが、消費電力の削減を実現する。これは、少なくともUEと通信ネットワークとの間の無線リンクに沿ってデータ接続が非アクティブ化されるからである。
そして、切断モードは、データ接続を再度確立するために、ページング作業及び/又はランダムアクセス手順を含み得る。例えば、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))の場合、切断モードの例示的な実装は、無線リソース制御(RRC)アイドルモードとRRC非アクティブモードとを含む。3GPP技術仕様書(TS)、38.304第16.3版(2020-12)を参照されたい。
一般的に、UEは、切断モードで動作しているときに、通常ならば通信ネットワークからの送信が不連続受信(DRX)サイクルのアクティブ期間に制限されると期待できるので、UEは、DRXサイクルの非アクティブ期間中に、その無線インターフェイスの一部を非アクティブ状態(休眠状態とも呼ばれる)に遷移させることができる。例えば、アナログフロントエンド及び/又はデジタルフロントエンドのより多くの部分及び/又は他の部分をシャットダウンできる。これは、消費電力を減らすのに役立つ。
UEは、切断モード中に、DRXサイクルごとに1つのページング機会(PO)を監視する。DRXサイクルのアクティブ期間中にデータを受信できるようにするため、通常は、アクティブ期間が始まるしばらく前に無線インターフェイスがアクティブ状態に(再)遷移される。これは、非アクティブ状態からアクティブ状態への遷移にしばらく時間がかかるからであり、さらに、通常は、通信ネットワークのタイミングリファレンスと再同期することが、及び/又はデータを受信できるように無線インターフェイスを調整することが、必要となるからである。
再同期するため、すなわち、さらなる送信の間に同期を維持するため、UEは、無線インターフェイスをアクティブ状態に遷移させようと試みるときに、通信ネットワークによって送信される参照信号(RS)を監視できる。
例えば、既存の実装によると、UEは、RSを含む同期信号ブロック(SSB)を監視できる。
RSを監視するプロセスが時として、かなりの時間を必要とし、かなりの電力を消費するという点において、比較的に非効率的であることが分かっている。
したがって、DRXサイクルを使用してUEを切断モードで動作させる高度な技術が必要とされている。特に、DRXサイクルのアクティブ期間の前に通信ネットワークとの同期を再度得る高度な技術が必要とされている。
通信ネットワークに接続可能なUEを動作させる方法は、追跡参照信号の1つ以上の散発的オン送信の少なくとも1つの構成を指示する構成情報を得ることを含み得る。
構成情報は、通信ネットワークから得ることができる。それぞれの制御メッセージは、構成情報を指示できる。
構成情報は、接続モードで動作している間に、又は切断モードで動作している間に、得ることができる。
本方法は、追跡参照信号の1つ以上の散発的オン送信の少なくとも1つの可用性を指示する可用性情報を得ることを含み得る。
可用性情報は、可用性情報を指示するメッセージを受信することによって得ることができる。このメッセージを受信するために、1つ以上の伝達モードを使用できる。例えば、暗黙的伝達又は明示的伝達を使用できる。
UEは有効な伝達モードを判断できる。例えば、有効な伝達モードは構成情報で指示することが可能である。有効な伝達モードは、時々変わり得る。
例えば、通信ネットワークの1つ以上の状態及び/又はUEの動作モード及び/又は他の伝達から、1つ以上の散発的オン送信の少なくとも1つの可用性を推測することも可能である。
UEは、切断モードで動作しているときに追跡参照信号を監視できる。
通信ネットワークに接続可能なUEを動作させる方法は、切断モードで動作しているときに、通信ネットワークからダウンリンク制御情報メッセージを受信することを含む。ダウンリンク制御情報メッセージは、ダウンリンク制御チャネル上で受信される。ダウンリンク制御情報メッセージは、可用性情報を含む。可用性情報は、追跡参照信号の1つ以上の散発的オン送信の少なくとも1つの可用性を指示する。本方法はまた、切断モードで動作しているときに、少なくとも1つの可用性に従って通信ネットワークによって散発的に送信される追跡参照信号を監視することを含む。追跡参照信号は、通信ネットワークとの同期を維持するのに適している。
コンピュータプログラム又はコンピュータプログラム製品又はコンピュータ可読記憶媒体は、プログラムコードを含む。プログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサによってロードし、実行することができる。プログラムコードをロードして実行すると、少なくとも1つのプロセッサは、通信ネットワークに接続可能なUEを動作させる方法を実行する。本方法は、切断モードで動作しているときに、通信ネットワークからダウンリンク制御情報メッセージを受信することを含む。ダウンリンク制御情報メッセージは、ダウンリンク制御チャネル上で受信される。ダウンリンク制御情報メッセージは、可用性情報を含む。可用性情報は、追跡参照信号の1つ以上の散発的オン送信の少なくとも1つの可用性を指示する。本方法はまた、切断モードで動作しているときに、少なくとも1つの可用性に従って通信ネットワークによって散発的に送信される追跡参照信号を監視することを含む。追跡参照信号は、通信ネットワークとの同期を維持するのに適している。
通信ネットワークに接続可能なUEを動作させる方法が提供される。本方法は、切断モードで動作しているときに、通信ネットワークからダウンリンク制御チャネル上でダウンリンク制御情報メッセージを受信することを含む。ダウンリンク制御情報メッセージは、さらなるメッセージのスケジューリング情報を含む。本方法はまた、切断モードで動作しているときに、通信ネットワークからのスケジューリング情報に従って、ダウンリンク共用チャネル上でさらなるメッセージを受信することを含む。さらなるメッセージは、追跡参照信号の少なくとも1つの散発的オン送信の少なくとも1つの可用性を指示する可用性情報を含む。また、本方法は、切断モードで動作しているときに、少なくとも1つの可用性に従って通信ネットワークによって散発的に送信される追跡参照信号を監視することを含む。追跡参照信号は、通信ネットワークとの同期を維持するのに適している。
コンピュータプログラム又はコンピュータプログラム製品又はコンピュータ可読記憶媒体は、プログラムコードを含む。プログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサによってロードし、実行することができる。プログラムコードをロードして実行すると、少なくとも1つのプロセッサは、通信ネットワークに接続可能な無線通信装置を動作させる方法を実行する。本方法は、切断モードで動作しているときに、通信ネットワークからダウンリンク制御チャネル上でダウンリンク制御情報メッセージを受信することを含む。ダウンリンク制御情報メッセージは、さらなるメッセージのスケジューリング情報を含む。本方法はまた、切断モードで動作しているときに、通信ネットワークからのスケジューリング情報に従って、ダウンリンク共用チャネル上でさらなるメッセージを受信することを含む。さらなるメッセージは、追跡参照信号の少なくとも1つの散発的オン送信の少なくとも1つの可用性を指示する可用性情報を含む。また、本方法は、切断モードで動作しているときに、少なくとも1つの可用性に従って通信ネットワークによって散発的に送信される追跡参照信号を監視することを含む。追跡参照信号は、通信ネットワークとの同期を維持するのに適している。
通信ネットワークのアクセスノードを動作させる方法は、切断モードで動作しているUEへ、制御チャネル上でダウンリンク制御情報メッセージを送信することを含む。ダウンリンク制御情報メッセージは、追跡参照信号の1つ以上の散発的オン送信の少なくとも1つの可用性を指示する可用性情報を含む。また、本方法は、UEが切断モードで動作するときに、少なくとも1つの可用性に従って追跡参照信号の1つ以上の散発的オン送信を実行することを含む。
コンピュータプログラム又はコンピュータプログラム製品又はコンピュータ可読記憶媒体は、プログラムコードを含む。プログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサによってロードし、実行することができる。プログラムコードをロードして実行すると、少なくとも1つのプロセッサは、通信ネットワークのアクセスノードを動作させる方法を実行する。本方法は、切断モードで動作しているUEへ、制御チャネル上でダウンリンク制御情報メッセージを送信することを含む。ダウンリンク制御情報メッセージは、追跡参照信号の1つ以上の散発的オン送信の少なくとも1つの可用性を指示する可用性情報を含む。また、本方法は、UEが切断モードで動作するときに、少なくとも1つの可用性に従って追跡参照信号の1つ以上の散発的オン送信を実行することを含む。
通信ネットワークのアクセスノードを動作させる方法は、切断モードで動作しているUEへ、ダウンリンク制御チャネル上でダウンリンク制御情報メッセージを送信することを含む。ダウンリンク制御情報メッセージは、さらなるメッセージのスケジューリング情報を含む。本方法はまた、スケジューリング情報に従って、切断モードで動作しているUEへ、ダウンリンク共用チャネル上でさらなるメッセージを送信することを含む。さらなるメッセージは、追跡参照信号の1つ以上の散発的オン送信の少なくとも1つの可用性を指示する可用性情報を含む。また、本方法は、UEが切断モードで動作するときに、少なくとも1つの可用性に従って追跡参照信号の1つ以上の散発的オン送信を実行することを含む。
コンピュータプログラム又はコンピュータプログラム製品又はコンピュータ可読記憶媒体は、プログラムコードを含む。プログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサによってロードし、実行することができる。プログラムコードをロードして実行すると、少なくとも1つのプロセッサは、通信ネットワークのアクセスノードを動作させる方法を実行する。本方法は、切断モードで動作しているUEへ、ダウンリンク制御チャネル上でダウンリンク制御情報メッセージを送信することを含む。ダウンリンク制御情報メッセージは、さらなるメッセージのスケジューリング情報を含む。本方法はまた、スケジューリング情報に従って、切断モードで動作しているUEへ、ダウンリンク共用チャネル上でさらなるメッセージを送信することを含む。さらなるメッセージは、追跡参照信号の1つ以上の散発的オン送信の少なくとも1つの可用性を指示する可用性情報を含む。また、本方法は、UEが切断モードで動作するときに、少なくとも1つの可用性に従って追跡参照信号の1つ以上の散発的オン送信を実行することを含む。
通信ネットワークに接続可能なUEを動作させる方法は、通信ネットワークから、追跡参照信号の1つ以上の散発的オン送信の少なくとも1つの構成を得ることを含む。本方法はまた、1つ以上の既定のルールに従って、1つ以上の散発的オン送信の少なくとも1つの可用性を推測することを含む。本方法は、切断モードで動作しているときに、少なくとも1つの可用性に従って通信ネットワークによって散発的に送信される追跡参照信号を監視することをさらに含む。追跡参照信号は、通信ネットワークとの同期を維持するのに適している。
コンピュータプログラム又はコンピュータプログラム製品又はコンピュータ可読記憶媒体は、プログラムコードを含む。プログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサによってロードし、実行することができる。プログラムコードをロードして実行すると、少なくとも1つのプロセッサは、通信ネットワークに接続可能なUEを動作させる方法を実行する。本方法は、通信ネットワークから、追跡参照信号の1つ以上の散発的オン送信の少なくとも1つの構成を得ることを含む。本方法はまた、1つ以上の既定のルールに従って、1つ以上の散発的オン送信の少なくとも1つの可用性を推測することを含む。本方法は、切断モードで動作しているときに、少なくとも1つの可用性に従って通信ネットワークによって散発的に送信される追跡参照信号を監視することをさらに含む。追跡参照信号は、通信ネットワークとの同期を維持するのに適している。
通信ネットワークのアクセスノードを動作させる方法は、切断モードで動作しているUEに、追跡参照信号の1つ以上の散発的オン送信の少なくとも1つの可用性を指示する可用性情報を提供することを含む。本方法はまた、UEが切断モードで動作するときに、少なくとも1つの可用性に従って追跡参照信号の1つ以上の散発的オン送信を実行することを含む。本方法はまた、可用性情報の前記提供に使用される少なくとも2つの伝達モードを切り替えることを含む。
コンピュータプログラム又はコンピュータプログラム製品又はコンピュータ可読記憶媒体は、少なくとも1つのプロセッサによってロード及び実行され得るプログラムコードを含む。プログラムコードをロードして実行すると、少なくとも1つのプロセッサは、通信ネットワークのアクセスノードを動作させる方法を実行する。本方法は、切断モードで動作しているUEに、追跡参照信号の1つ以上の散発的オン送信の少なくとも1つの可用性を指示する可用性情報を提供することを含む。本方法はまた、UEが切断モードで動作するときに、少なくとも1つの可用性に従って追跡参照信号の1つ以上の散発的オン送信を実行することを含む。本方法はまた、可用性情報の前記提供に使用される少なくとも2つの伝達モードを切り替えることを含む。
通信ネットワークに接続可能なUEを動作させる方法は、追跡参照信号の1つ以上の散発的オン送信の少なくとも1つの可用性を指示する可用性情報を提供するために使用される有効な伝達モードを判断することを含む。本方法はまた、切断モードで動作しているときに、有効な伝達モードに従って通信ネットワークから可用性情報を得ることを含む。本方法は、切断モードで動作しているときに、少なくとも1つの可用性に従って通信ネットワークによって散発的に送信される追跡参照信号を監視することをさらに含む。追跡参照信号は、通信ネットワークとの同期を維持するのに適している。
コンピュータプログラム又はコンピュータプログラム製品又はコンピュータ可読記憶媒体は、プログラムコードを含む。プログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサによってロードし、実行することができる。プログラムコードをロードして実行すると、少なくとも1つのプロセッサは、通信ネットワークに接続可能なUEを動作させる方法を実行する。本方法は、追跡参照信号の1つ以上の散発的オン送信の少なくとも1つの可用性を指示する可用性情報を提供するために使用される有効な伝達モードを判断することを含む。本方法はまた、切断モードで動作しているときに、有効な伝達モードに従って通信ネットワークから可用性情報を得ることを含む。本方法は、切断モードで動作しているときに、少なくとも1つの可用性に従って通信ネットワークによって散発的に送信される追跡参照信号を監視することをさらに含む。追跡参照信号は、通信ネットワークとの同期を維持するのに適している。
無線通信装置及び/又はアクセスノードは、上述した方法に従って構成される。
上述した特徴と以下で説明する特徴が、示されているそれぞれの組み合わせだけでなく、本発明の範囲から逸脱することなく、他の組み合わせで、又は単独で、使用できることを理解されたい。
図1は、様々な例による追跡参照信号を概略的に示す。 図2は、様々な例によるセルラネットワークを概略的に示す。 図3は、様々な例によるUEが動作できる接続モードと複数の切断モードとを含む複数の動作モードを概略的に示す。 図4は、様々な例による、切断モードにおけるUE動作に関する詳細を概略的に示す。 図5は、様々な例による基地局を概略的に示す。 図6は、様々な例によるUEを概略的に示す。 図7は、様々な例による方法のフローチャートである。 図8は、様々な例によるダウンリンク制御情報メッセージ、ページングメッセージ、及びシステム情報ブロックメッセージを概略的に示す。 図9は、様々な例による方法のフローチャートである。 図10は、様々な例による方法のフローチャートである。 図11は、様々な例による、基地局とUEとの伝達の伝達図である。 図12は、様々な例による、散発的オン送信の可用性情報を伝えるバリエーションの伝達図である。 図13は、様々な例による、散発的オン送信の可用性情報を伝えるさらなるバリエーションの伝達図である。 図14は、様々な例による、散発的オン送信の可用性情報を伝えるさらに別のバリエーションの伝達図である。 図15は、様々な例による、追跡参照信号の散発的オン送信のオン可用性から散発的オン送信のオフ可用性に変わるときの基地局動作を概略的に示す。 図16は、様々な例による、追跡参照信号の散発的オン送信を一時的に中断するネガティブトリガイベントを含む基地局動作を概略的に示す。
本開示のいくつかの例は、一般的に、複数の回路又はその他電気装置を提供する。回路及びその他電気装置、並びに各々によって提供される機能への言及はいずれも、本書で図示及び説明されているもののみを含むことに限定されることを意図するものではない。開示されている様々な回路又はその他電気装置には特定のラベルを割り当てることができるが、そのようなラベルは、回路及びその他電気装置の動作範囲を限定することを意図するものではない。そのような回路及びその他電気装置は、望ましい特定のタイプの電気的実装に基づいて、互いに組み合わされてよい、及び/又は任意の方式で分離されてよい。本書で開示されているいずれかの回路又はその他電気装置が、本書で開示されている作業を実行するために互いに協働するいくつかのマイクロコントローラ、グラフィックスプロセッサユニット(GPU)、集積回路、記憶装置(例えば、FLASH(登録商標)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、電気的プログラム可能読み取り専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラム可能読み取り専用メモリ(EEPROM)、又はそれらの他の適切なバリエーション)、及びソフトウェアを含み得ることが認められる。加えて、電気装置のうちのいずれか1つ以上は、開示されているいくつかの機能を実行するようにプログラムされた非一時的コンピュータ可読媒体に具現化されたプログラムコードを実行するように構成されてよい。
以下では、添付の図面を参照しながら本発明の実施形態を詳しく説明する。以下の実施形態の説明が、限定的な意味で解釈されるべきではないことを理解されたい。本発明の範囲は、以下で説明されている実施形態又は図面によって限定されることを意図しておらず、これの実施形態又は図面は専ら例示を目的とするものである。
図面は概略的な表現と見なされるべきものであり、図面に示されている要素は必ずしも一定の縮尺で示されていない。むしろ、様々な要素は、それらの機能と一般的な目的が当業者に明らかになるように表現されている。機能ブロック、装置、コンポーネント、又は図面に示されているか若しくは本書で説明されている他の物理的若しくは機能的ユニット間の接続又は結合は、間接的な接続又は結合によって実装されてもよい。コンポーネント間の結合はまた、無線接続を介して確立されてもよい。機能ブロックは、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、又はそれらの組み合わせで実装されてよい。
様々な態様は通信システムに関する。例えば、通信システムは、UEと通信ネットワーク(NW)のアクセスノードによって実装され得る。例えば、アクセスノードは、セルラ通信NW(以下、単にセルラNW)の基地局(BS)によって実装され得る。以下では、簡略化のため、セルラNWに接続可能なUEによる通信システムの実装に関連して様々な例を説明する。ただし、他の種類及びタイプの通信システムについても同様の技術を容易に採用できる。
通信システムは、UEとBSとの間の無線リンクを含み得る。ダウンリンク(DL)信号は、BSによって送信され、UEによって受信され得る。アップリンク(UL)信号は、UEによって送信され、BSによって受信され得る。
以下では、切断モードにおけるUEの動作を容易にする技術について説明する。切断モードは、例えば、UEがいつデータを受信できるかについて、及び/又はUEがどの信号を受信できるかについて、コネクティビティを制限できる。切断モードは、通常、UEが、その無線インターフェイスの1つ以上のコンポーネントを、部分的に、又は全面的に、シャットダウンすることを可能にできる。UEが切断モードで動作するときには、セルラNWがUEに関連する特定の情報を、例えばUEコンテキストの特定の情報などを、破棄し得る。セルラNWとUEとの間の無線リンク上でUE固有のデータ接続は解放され得るが、一方、データ接続の一部は通信NWのコアで維持できる。
一般的に、切断モードで動作しているUEは、DRXサイクルを使用できる、すなわち、アクティブ状態と非アクティブ状態(休眠状態と呼ばれることもある)とで無線インターフェイスを反復的に切り替えることができる。非アクティブ状態にあるときに、無線インターフェイスはデータを受信するのに適さない場合がある。非アクティブ状態からアクティブ状態に切り替えるときに、UEはRSを監視できる。UEはまた、さらなる送信を、例えばページング信号を、監視することもできる。
切断モードの例は、3GPPアイドルモードと3GPP非アクティブモードである。
一般的に、切断モードは、ページング作業を伴い得る。ここで、ページング機会(PO)には通信NWによってUEへ1つ以上のページング信号が送信される。POは、DRXサイクルのアクティブ期間と時間整合される。
UEが切断モードで動作しているときに実行できる様々なタスクがあり、それには、UEがセルラNWとの同期を維持する必要があり得る。
いくつかの例を以下の表1に要約する。
Figure 2024503680000002
RSは通常、送信器にとっても既知である明確な送信特性(例えば、振幅、位相、シンボルシーケンス、及び/又はプリコーディングなど)を有する信号を意味する。RSの受信(RX)特性に基づいて、例えば、RSの受信振幅又は受信位相に基づいて、無線インターフェイスの1つ以上の特性を調整することが可能となる。例えば、無線周波数発振器を調整でき、位相シフトを補償できる。RSは、通信NWとの同期を維持するのに適している/通信NWとの同期を維持するためにUEによって使用されるように構成される。送信されるRSの受信特性を監視し、例えば、チャネル行列、経路損失、フェージング、及び/又はそれらに基づくチャネルのその他特性を判断することによって、無線リンク上の1つ以上のチャネル(例えば、異なる空間ストリームに関係する)をサウンディングすることが可能である。
次いで、UEは、RSのRX特性に基づいて、通信NWからのさらなる送信の復調を試みることができる。例えば、UEは、DRXサイクルのアクティブ期間中かそれより前にさらなる送信の復調を試みることができる。代わりに、又は加えて、UEは、RSのRX特性に基づいて、通信NWへのさらなる送信を変調できる。したがって、一般的に、RSは、UEとNWとのさらなる通信で同期を維持するのに適し得る。表1に関連して例が説明されている。
以下では、セルラNWとの効率的な(例えば、低レイテンシの、及び/又はエネルギー効率の良い、及び/又は低オーバヘッドの)同期を容易にする技術について説明する。効率的な同期は、DL RS送信のための適切な方策によって得ることができる。
例えば、RSの散発的オン送信を使用できる。すなわち、常時オンではないRS送信に頼ることができる。これは、(常時オン送信とは対照的に)UEのために散発的オン送信が構成され、UEがセルラNWからそれぞれの伝達を受信しない限り、UEが無線リンク上でのRSの存在について想定を立てないことを意味する。より具体的に述べると、UEは、(i)散発的オン送信の構成、並びに(ii)散発的オン送信がアクティブ化されていること(オン可用性)の指示を、必要とする場合がある。RSの散発的オン送信は、セルラNWによってオンデマンド方式で構成できる。RSの散発的オン送信は、セルラNWによってアクティブ化され、その後再び非アクティブ化され得る、すなわち、散発的オン送信の可用性は、オフ可用性とオン可用性とで変更又は切り替えることができ、これは、所与の構成で、構成を変えることなく、RSの散発的オン送信をオン及びオフに切り替えることができることを意味する。
例えば、一般的に、RSの散発的オン送信の構成情報は、RSが位置する時間・周波数リソースグリッドの時間・周波数リソースを指示できる。構成情報は、RSのタイミングを、例えば、周期を、及び/又はPO若しくはSSB送信などの特定の基準タイミングに対する時間オフセットを、指示できる。構成情報は、RSのシーケンス形式を指示できる。構成情報は、散発的オンRS送信のRSを送信するために基地局によって使用される1つ以上の送信ビームを指示できる。
RSの散発的オン送信は、散発的オン送信を構成するときに具体的に割り当てられる時間・周波数リソースグリッドの時間・周波数リソースを使用できる。それぞれの構成は、そのような時間・周波数リソースを指示できる。これは、例えば、無線リンク上で通信するために使用される送信プロトコルのサブフレームの特定の予約セクションにて、それぞれの再発生リソースが静的に割り当てられ得る常時オン送信とは異なり得る。
一般的に、散発的オン送信のRSは、セルラNWのセルのセルIDを指示し得る。散発的オン送信のRSは、シーケンスベースであってよい。例えば、Zadoff-Chuシーケンス又は最長シーケンスのシンボルシーケンスを使用できる。スクランブリング及び/又はインターリーブを使用できる。散発的オン送信は、RSを、直交周波数分割多重(OFDM)シンボル内の複数のサブキャリアにマッピングできる。
RSの散発的オン送信の例示的な実装は、チャネル状態情報RS(CSI-RS)に、又は具体的には追跡RS(TRS)に、依拠できる。対照的に、RSの常時オン送信は、例えば、一次同期信号(PSS)、二次同期信号(SSS)、又はセル固有RSのうちのいずれか1つ以上に依拠できる。PSS及び/又はSSS信号は、セル固有情報を含む情報ブロックを搬送する物理ブロードキャストチャネルや、物理ブロードキャストチャネルの復調にあたってUEを支援することを目的とする復調参照信号(DMRS)といった他の構成要素をも含む、繰り返しブロードキャストされる同期信号ブロック(SSB)に含めることができる。
様々な例によると、TRSは、アイドルモードで動作しているUEへ送信される。発振器の不完全性のため、UEは、セルラNWとUEとの間でデータを正常に通信するために、時間及び周波数の変動を追跡し、補償する。このために、TRSを使用できる。TRSは通常、複数の周期的な非ゼロ電力CSI-RSからなるリソースセットを記述する。より具体的に述べると、TRSは、UE及びセルラNWによって使用される通信プロトコルの2つの連続するスロット内に位置する4つの1ポート、密度3 CSI-RSからなり得る。TRSについては、一般に、3GPP技術仕様38.214、第16.4版、(2020-12)で説明されている。
レガシシステム(例えば、3GPPニューラジオ、NR、rel.15及び16)では、接続モードで動作しているUEのみによってTRSが利用される。TRS送信の構成は、BSによって各UEに具体的に提供される。TRSは、特定の周期で構成でき、通常は、SSB送信との関連付けで構成でき、例えば準コロケート(QCL’ed)できる。図1には、TRSリソース割り当てとそのSSBとの関係の一例が示されている。ここでは、TRS4001の複数のバーストがSSB4002とQCL’edされて送信されている。
図1に示されているように、RSの散発的オン送信は反復送信方式を設定できる。これは、対応するRSの反復率に関して関連付けることができる。RSのタイミングスケジュールは、TRS構成で指定できる。TRSのシーケンス形式は、TRS構成で指定できる。
それぞれのさらなるRSの常時オン送信は常に使用可能であるため、RSの散発的オン送信は、常時オン送信と同時である(すなわち、同時に使用可能である)。したがって、原則として、UEは、常時オン送信のさらなるRS、又は散発的オン送信のRS、又はその両方の、受信(監視)を試みることを選択できる。
一般的に、本書で開示されている様々な例によると、RS(例えばTRS)の散発的オン送信の反復率は、さらなるRS(例えばPSS)の常時オン送信の反復率より高くすることが可能である。これは、散発的オン送信のRSの受信までのレイテンシが比較的短いという利点を有し得る。したがって、切断モードで動作しているときにUEが散発的オン送信のRSを監視するときに、同期までの時間を短縮できる。
さらに一般的に、本書で開示されている様々な例によると、RSの散発的オン送信の帯域幅は、さらなるRSの常時オン送信の帯域幅より大きくすることが可能である。これは、散発的オン送信が、常時オン送信と比べてより広い周波数範囲をカバーし得ることを意味する。より広い帯域幅のRS送信は、精密な周波数/時間同期を可能にする。例えば、より広い帯域幅にわたって複数のRSを分散でき、又は単一のRSが比較的大きい帯域幅を占めることができる。
DRXサイクルを使用して切断モードで動作しているUEによってRSの散発的オン送信が使用され得るので、POを監視するための準備として無線インターフェイスを非アクティブ状態からアクティブ状態に戻したUEは、通信NWによるRSの散発的オン送信が現在使用可能であるかどうかに関する何らかの追加情報を必要とし得るという知見に、様々な技術は基づいている(特に、UEが常にアクティブであり、UEがセルラNWからの専用DL伝達なしでそれぞれの想定を立てるため、UEが容易く監視を開始できるRSの常時オン送信とは対照的)。UEは通常、散発的オン送信の可用性を指示する可用性情報を必要とし得る。可用性情報がないと、UEは同期のためにレガシSSBを使用することになり、この場合は消費電力を増大させる可能性があり、さらに、可用性情報がないと、TRSが送信されるかどうかを検出するためにUEがブラインド検出を行うことになり、この場合も消費電力を増大させる可能性がある。
UEとBSと可能な通信交換が限られているため、セルラNWから可用性情報を得ることは、切断モードにあるUEにとって困難な場合がある。本書で説明されている様々な例によると、セルラNWとUEとの間のTRSの1つ以上の散発的オン送信の少なくとも1つの可用性を指示する可用性情報の対応する交換を容易にする技術が提供される。
様々な例によると、可用性情報を得るための複数のオプションがあり、以下の表2を参照されたい。
Figure 2024503680000003
図2は、セルラNW100を概略的に示す。図2の例は、3GPP 5GアーキテクチャによるセルラNW100を示すものである。3GPP 5Gアーキテクチャの詳細は、3GPP TS 23.501、第15.3.0版(2017-09)で説明されている。図2と以下の説明のさらなる部分は、セルラNWの3GPP 5Gフレームワークの技術を示しているが、他の通信プロトコルにも同様の技術を容易に応用できる。例として、例えばMTC又はNB-IoTフレームワークにおける3GPP LTE 4G、さらには、例えばIEEE Wi-Fi技術などの非セルラ無線システムが挙げられる。
図2のシナリオでは、UE101はセルラNW100に接続可能である。例えば、UE101は、携帯電話、スマートフォン、IoTデバイス、MTCデバイス、センサ、アクチュエータなどのうちのいずれか1つであってよい。UE101は、それぞれのID451を、例えば加入者IDを、有する。
UE101は、通常は1つ以上のBS112(簡略化のため、図2には1つのBS112のみが示されている)によって形成されるRAN111を通じてセルラNW100のコアNW(CN)115に接続可能である。RAN111(具体的にはRAN111のBS112のうちのいずれか1つ以上)とUE101との間には無線リンク114が確立される。チャネルサウンディングを行うため、及び/又はUE101が同期を維持することを可能にするため、BS112は1つ以上のRSの1つ以上の送信を提供し得る。例えば、BS112は、第1のRSの常時オン送信を提供できる。BS112はまた、第2のRSの1つ以上の散発的オン送信を提供できる。このために、BS112は、例えば、それぞれのレジストリを維持することによって、セルラNW100のそれぞれのセルに接続されている、又は接続済みの、1つ以上のUEのために、それぞれの散発的オン送信を構成できる。
無線リンク114は、時間・周波数リソースグリッドを実現する。通常はOFDMが使用され、ここでは、キャリアが複数のサブキャリアを含む。そして、(周波数領域内の)サブキャリアと(時間領域内の)シンボルが、時間・周波数リソースグリッドの時間・周波数リソース要素を決定する。それにより、例えば、複数のシンボルを含むフレーム及びサブフレームの持続時間、並びにフレーム及びサブフレームの開始位置及び停止位置によって、プロトコル時間ベースが決定される。無線リンク114の別々の論理チャネルには、別々の時間・周波数リソース要素を割り当てることができる。例は、物理DL共用チャネル(PDSCH)、物理DL制御チャネル(PDCCH)、物理アップリンク共用チャネル(PUSCH)、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)、ランダムアクセス用チャネルなどを含む。
CN115は、ユーザプレーン(UP)191とコントロールプレーン(CP)192とを含む。アプリケーションデータは通常、UP191を通じてルーティングされる。このために、UP機能(UPF)121が設けられる。UPF121は、ルータ機能を実施できる。アプリケーションデータは、1つ以上のUPF121を通過できる。図2のシナリオでは、UPF121は、データNW180に、例えばインターネットやローカルエリアNWに、向かうゲートウェイとして機能する。UE101とデータNW180上の1つ以上のサーバとの間ではアプリケーションデータを通信できる。
セルラNW100はまた、ここではアクセス及びモビリティ管理機能(AMF)131とセッション管理機能(SMF)132とによって実装されるモビリティ制御ノードを含む。
セルラNW100はポリシー制御機能(PCF)133、アプリケーション機能(AF)134、NWスライス選択機能(NSSF)134、認証サーバ機能(AUSF)136、及び統一データ管理(UDM)137をさらに含む。図2は、これらのノード間のプロトコル基準点N1~N22も示している。
AMF131は、以下の機能、すなわち、登録管理と呼ばれることもある接続管理、CN115とUE101との通信のためのNAS終了、接続管理、到達管理、モビリティ管理、接続認証、及び接続許可のうちのいずれか1つ以上を提供する。例えば、AMF131は、それぞれのUE101がアイドルモードで動作する場合に、UE101のCN開始ページングを制御する。AMF131は、UE101へのページング信号の送信をトリガでき、これはPOと時間整合できる。POのタイミングは、UEのID451に基づいて決定できる。すなわち、POは、UEのIDに基づいてそれぞれのUEに関連付けられる。NWへのUE登録後に、AMF131は、UEコンテキスト459を作成し、少なくともUE101がNWに登録されている間は、このUEコンテキストを維持する。UEコンテキスト459は、UE101の1つ以上のIDを、例えば、本書で説明されているページングに使用される一時的なIDを、保持できる。
それぞれのUE101が接続モードで動作する場合は、SMF132によってデータ接続189が確立される。データ接続189は、UDM137によってホストされるUEサブスクリプション情報を特徴とする。UE101の現在のモードを追跡するために、AMF131は、UE101をCM-CONNECTED又はCM-IDLEに設定する。CM-CONNECTEDの間は、UE101とAMF131との間で非アクセス層(NAS)接続が維持される。NAS接続は、モビリティ制御接続の一例を実現するものである。NAS接続は、UE101のページングに応じてセットアップできる。
SMF132は、以下の機能、すなわち、RAN111とUPF121との間のUPベアラのベアラセットアップを含む、セッション確立、修正、及び解放を含むセッション管理、UPFの選択及び制御、トラフィックステアリングの構成、ローミング機能、NASメッセージの少なくとも一部の終了などのうちのいずれか1つ以上を提供する。したがって、AMF131とSMF132はいずれも、移動するUEをサポートするために必要なCPモビリティ管理を実施する。
UE101とRAN111との間、そしてCN115のUP191上でDN180に向けて、データ接続189が確立される。例えば、インターネット又は別のパケットデータNWとの接続を確立できる。データ接続189を確立するため、すなわちセルラNW100に接続するため、それぞれのUE101は、例えばページング信号の受信に応じて、RA手順を実行し得る。これは、データ接続189の少なくともRAN部分を確立する。DN180のサーバは、データ接続189を通じてペイロードデータが通信されるサービスをホストできる。データ接続189は、専用ベアラやデフォルトベアラなどの1つ以上のベアラを含み得る。データ接続189は、RRCレイヤに、例えば通常はOSIモデルのレイヤ3に、設定できる。
図2は、BS112によってTRS4001の散発的オン送信90を提供できることを示している。
図3は、UEが動作できる複数の動作モード301~303に関する態様を概略的に示す。
データ接続189は、接続モード301で確立される。特に、データ接続189のRAN部分は、接続モード301で確立される。データは、PDSCH、PDCCH、PUSCH、PUCCHを使用してUE101とBS112との間で通信できる。RRC制御メッセージは、PDSCH及び/又はPUSCH上で通信できる。接続モードDRXを使用することが可能である。接続モード301は、3GPP RRC接続モードによって実施できる。
図3はまた、2つの切断モード302~303を示している。第1の切断モードは、例えば3GPP RRCアイドルモードによって実施される、アイドルモード302である。第2の切断モードは、例えば、3GPP RRC非アクティブモードによって実施される、非アクティブモード303である。通常、非アクティブモード303はCN115とって透明であり、一方、アイドルモード302はCN115に伝達することができる。
図3はまた、様々なモード301~303間の遷移309に関する態様を示している。例えば、接続モード301から切断モード302~303のうちのいずれか1つへの遷移309をトリガするには、例えばPDSCH上でRRC制御メッセージを使用して、接続非アクティブ化メッセージを通信できる。これは、非アクティブモード303への遷移309のための接続非アクティブ化制御メッセージであってよく、又はアイドルモード302への遷移309のための接続解放メッセージであってもよい。接続解放メッセージは、データ接続189の解放をトリガする。
アイドルモード302又は非アクティブモード303から接続モード301への遷移309は、RA手順を含む。RA手順は、ページング信号によって、例えば、PDCCH上のページングインジケータとPDSCH上のページングメッセージによって、トリガできる。非アクティブモード303では、RANによってページングをトリガでき、一方、アイドルモード302では、CNによってページングがトリガされる。
ページング信号は、POで送信される。POのタイミングは、UE101のID451に応じて決定される。UE101は、POのタイミングに従ってDRXサイクルを構成できる。特に、UE101は、例えば、PDCCHをブラインド復号し、ページング指示識別子(ページング-RNTI、ページングメッセージを指し示すので、ここではページングインジケータとも呼ばれる)でCRCがマスクされているページング情報を探索することによって、DRXサイクルのアクティブ期間の開始時に、無線インターフェイスを制御して、無線インターフェイスをアクティブ状態にしてデータを受信できようにすることができる。図4には、DRXサイクルを使用するUE101の動作に関する詳細が示されている。
図4は、DRXサイクル390に関する態様を概略的に示す。DRXサイクル390は、切断モード302~303の一方又は両方のUE101によって使用され得る。図4は、DRXサイクル390を実施するために、UE101の無線インターフェイスの様々なコンポーネントのアクティビティを時間に応じて示している。より具体的に述べると、図4は、UEの消費電力を示すことによって、無線インターフェイスの様々なコンポーネントのアクティビティを示している。
DRXサイクル390を使用する場合、UE101は、その無線インターフェイスのモデムを非アクティブ状態391(図4の時間期間1801及び1803の間)とアクティブ状態392(図4の時間期間1802及び1804の間)とで周期的に遷移させる。時間期間1801及び1803は、DRXサイクル390の非アクティブ期間に相当し、時間期間1802及び1804は、DRXサイクル390のアクティブ期間に相当する。アクティブ状態392の時間期間1802は、セルラNW100がPDCCH上でページングインジケータとPDSCH上でページングメッセージを送信できるPO396と時間整合される。図4は、DRXサイクル390の対応するサイクル持続時間399を、すなわち、DRXサイクル390の個々の期間の周期又は持続時間を、示している。
PO396のタイミングは、(3GPP NRの例の場合)(i)サブフレームフレーム番号(SFN)、及び(ii)このフレーム内のサブフレーム、及び(iii)UE101のそれぞれのID451から導き出されるUE_IDによって与えられる。
UE101は、非アクティブ状態391でモデムを動作させているときにページング信号を受信できず、例えば、モデムのアナログフロントエンド及び/又はデジタルフロントエンドの電源を切ることができる。例えば、増幅器とアナログ-デジタル変換器をオフに切り替えることができる。例えば、復号デジタルブロックはオフに切り替えることができる。UEのハードウェアは、電力を節約することが可能であるときに、非アクティブ状態391に入る。UEのハードウェアが非アクティブ状態391にあるときには、1つ以上のクロックをオフにすることができ、すべての無線ブロックとほとんどのモデムブロックをオフにすることができ、次のPO396の時間になったときに低周波数(RTC)クロックでプラットフォームを起動するための最低限のアクティビティは維持できる。したがって、非アクティブ状態391には比較的少ない消費電力が伴う。
DRXサイクル390のアクティブ期間中にアクティブ状態392でモデムを動作させているときに、UE101は、信号を受信できるようにするために、そのRFコンポーネントを起動する。アクティブ状態392で動作しているときに、UE101は、BS112によって送信される信号を監視できる。具体的に述べると、UE101は、RSを監視することによってPO396に備えることができ、そうすることでセルラNW100との同期を維持する。したがって、それぞれのアクティブ期間は、それぞれのPO396の前に準備期間397を含み得る。アクティブ状態392で動作しているときに、無線インターフェイスのモデムの様々なハードウェアコンポーネントは電源が投入され、動作している。
例えば、UE101は、PDCCHのブラインド復号を行って、ページングインジケータ又はSIB更新インジケータを検出できる。これについては、以下でより詳しく説明する。
一般的に言えば、PDCCHは、PDSCH上でのペイロードデータの送信を支援する。PDCCHは、PDSCH上で通信されるペイロードデータを受信、復調、及び復号することを可能にする制御メッセージを含む。DL制御情報(DCI)メッセージは、PDCCHを通じて送信され、リソース割り当てに関するスケジューリング情報(PDSCHを含む時間・周波数リソースグリッドのリソースブロックのセット)、トランスポートフォーマット、及びハイブリッド自動再送要求(ARQ)プロトコルに関する情報を含む。
DCIはチャネル符号化を受け、巡回冗長チェックサム(CRC)が加えられ、PDCCHフォーマット容量に従って、符号化(例えば、畳み込み又はポーラ符号化)及びレートマッチングが行われる。符号化されたDCIビットは、PDCCH上で伝達されるDCIメッセージを形成する。これらの符号化されたビットは、スクランブリング、QPSK変調、レイヤマッピング、及びプリコーディングを含む作業を実行した後に、複素変調シンボルに変換される。最後に、変調シンボルがインターリーブされ、時間・周波数リソースグリッドの物理リソース要素(RE)にマッピングされる。
デインターリーブ、デプリコーディング、シンボル結合、シンボル復調、及びデスクランブルを実行した後に、UEは、PDCCHペイロードのブラインド復号を実行する:UEは、PDCCHの数と、それぞれのDCIメッセージがマッピングされる制御チャネル要素(CCE)の数とを含むPDCCHの構造が分からない。単一のサブフレームで複数のPDCCHを送信でき、単一のサブフレームはすべて、特定のUEに関連する場合とそうでない場合とがある。UEは、1組のCCEを定期的に監視することによって関連するPDCCHを見つける。UEは、候補の復号(ブラインド復号)を試みるために、無線ネットワーク一時識別子(RNTI)を使用する。より具体的に述べると、候補のCRCをデマスクするためにRNTIが使用される。CRCエラーが検出されない場合、UEは、PDCCHが自身の制御情報を搬送すると判断し、そうでなければ、それぞれのビットを破棄できる。
PDCCHは、DCIメッセージの形でスケジューリング情報と他の制御情報を搬送する。情報の内容に応じて複数のDCI形式がある。PDCCHは、情報の内容を識別するために一時的識別子でマスクされる。PDCCHがページング情報(ページングインジケータ)を含む場合、CRCは、ページング指示識別子、すなわちページング-RNTI(P-RNTI)でマスクされる。これはページングDCIメッセージとも呼ばれる。そして、DCIは、PDSCH上で送信されるページングメッセージのスケジューリング情報を含む。PDSCHがSIBを含む場合、すなわち、CRCをマスクするためにシステム情報RNTI(SI-RNTI)が使用される。これは、例えばSIBの変更をそれに伝達するために使用されるSIBインジケータと呼ばれ、UEはSIBを読み取り、その構成を相応に更新する。
異なるRNTI、PDCCH候補、DCI、及びPDCCH形式の可能性により、PDCCHを正常に復号するためにかなりの数の試行が必要とされる場合がある。これが、ブラインド復号がかなりのエネルギーを必要とし得る理由である。したがって、図4に示されているように、アクティブ状態392には比較的多い消費電力が伴う。
図4に例示されるように、UE101は、(再)同期するために、時間期間1802中に1つ以上のRS901、902を受信できる。具体的に述べると、これは、それぞれのPO396の前の準備期間397内である。上で説明されているように、UE101は、PDCCHをブラインド復号する前に再同期できる。図4には、それぞれのPDSCHペイロード903も示されている。
図4のシナリオでは、UE101は、時間期間1802中に、より具体的にはPO396中に、PDCCH上でページングインジケータを受信しない。したがって、時間期間1803中に非アクティブ状態391に戻る。この手順は、(図4の破線で示すように)DRXサイクル390の周期399の後に繰り返される。ページングインジケータが検出されると、UE101は次に、PDSCHにマッピングされたページングチャネル(PCH)トランスポートチャネルにマッピングされたページングメッセージを読み取る。このページングメッセージに基づいて、データ接続189をセットアップできる。
以下では、速やかな同期によって時間期間1802の短縮を容易にする方策について説明する。特に、時間期間1802中の速やかな及び/又は精密な同期を容易にするRS901の送信を提供することによって、そのような時間期間1802の短縮を容易にする方策を説明する。具体的に述べると、RS901及び/又はRS902は、それぞれの散発的オン送信90のTRSであり得る。
図5は、BS112を概略的に示す。BS112は、メモリ1123からプログラムコードをロードできる制御回路1122を含む。BS112はまた、無線リンク114上で、UE101と、又はセルラNW100のCN115のノードと、通信するために使用できるインターフェイス1125を含む。したがって、インターフェイス1125は、無線リンク114上で通信するためのアナログフロントエンド及びデジタルフロントエンド、並びにアンテナポートなどを含み得る。制御回路1122は、メモリ1123からプログラムコードをロードし、そのプログラムコードを実行することができる。プログラムコードを実行すると、制御回路1122は、本書で説明されている技術を実行でき、例えば、RSの少なくとも1つの送信を、例えば散発的オン送信及び/又は常時オン送信を、構成及び提供し、RSの少なくとも1つの送信の構成をUE101に提供し、参照信号の散発的オン送信の可用性を変更し、例えば、参照信号が送信されるオン可用性と参照信号が送信されないオフ可用性とを切り替え、例えば、オン可用性とオフ可用性とのかかる切り替えに従って、散発的オン送信の可用性を指示する可用性情報をUE101に提供するなどする。
図6は、UE101を概略的に示す。UE101は、メモリ1013からプログラムコードをロードできる制御回路1012を含む。UE101はまた、無線リンク114上でセルラNW100のBS112と通信するために使用できる無線インターフェイス1015を含む。したがって、無線インターフェイス1015は、アナログフロントエンド及びデジタルフロントエンド、並びにアンテナポートなどを含み得る。制御回路1012は、メモリ1013からプログラムコードをロードし、そのプログラムコードを実行することができる。プログラムコードを実行すると、制御回路1012は、本書で説明されている技術を実行でき、例えば、例えば切断モード302~303で動作しているときに、RSを監視し、切断モード302~303で動作しているときに、散発的オン送信のRSを監視するために、能力の指示をセルラNW100へ送信し、セルラNW100からRSの少なくとも1つの送信の構成を得、その構成に従ってRSを監視し、参照信号の散発的オン送信の可用性を指示する可用性情報を得、散発的オン送信の可用性に従って散発的オン送信の参照信号を監視し、例えば散発的オン送信の可用性に従って、散発的オン送信の参照信号と常時オン送信の参照信号の監視を選択し、非アクティブ状態391とアクティブ状態392とを切り替えるように無線インターフェイス1015を制御し、モード301~303のうちのいずれか1つで動作するなどする。
図7は、様々な例による方法のフローチャートである。例えば、図7の方法は、BSによって実行されてよい。例えば、図7の方法は、BS112によって、例えばメモリ1123からプログラムコードをロードしたときに制御回路1122によって、実行されてよい。代わりに、又は加えて、方法は、UEによって実行されてもよい。例えば、図7の方法は、UE101によって実行されてよい。図7の方法は、メモリ1013からプログラムコードをロードしたときに制御回路1012によって実行されてよい。
枠3002では、BSとUEとの間で構成情報が伝達される。これは、BSが構成情報を送信することを、及び/又はUEが構成情報を受信することを、含み得る。構成情報は、TRSの1つ以上の散発的オン送信の少なくとも1つの構成を指示する(図1:TRS4010参照、及び図2:散発的オン送信90参照)。
例えば、TRSの散発的オン送信の構成情報は、TRSが位置する時間・周波数リソースグリッドの時間・周波数リソースを指示できる。構成情報は、TRSのタイミングを、例えば、周期を、及び/又はPO若しくはSSB送信などの特定の基準タイミングに対する時間オフセットを、指示できる(図1参照)。構成情報は、TRSのシーケンス形式を指示できる。構成情報は、散発的オンTRS送信のTRSを送信するために基地局によって使用される1つ以上の送信ビームを指示できる。
様々な例によると、構成情報は、可用性情報の伝達モードを指示し得る(枠3005参照)。例えば、構成情報の一例は、ページングDCIを使用して可用性情報が伝達されることを記述し、構成情報の別の一例は、SIB DCIを使用して可用性情報が伝達されることを記述し、構成情報の別の一例は、可用性情報が暗黙的に伝達されることを記述することができる。伝達モードの各オプションは、表2、表3、及び表7に関連して説明されている。
様々な例によると、構成情報は、可用性情報を伝達するために使用されるコードブックを指示し得る。例えば、可用性情報は、コードブックに従ってUEによって解釈される1つ以上のビットに符号化されたインデックスを含み得る。解釈はコードブックによって異なり、例えば、TRSの所与の散発的オン送信がオン可用性又はオフ可用性を有するかどうかを、又はTRSの個々の散発的オン送信が使用可能であるかどうかを明らかにする。
構成情報を伝達するための様々なオプションがある。例えば、構成情報は、(図11、5000に関連して後ほど説明するように)UEが接続モードで動作している間、切断モードに遷移する前に、伝達できる。例えば、RRC構成メッセージは、構成情報を指示するそれぞれの情報要素を含み得る。例えば、接続モードから切断モードへの遷移をトリガするメッセージは、構成情報を指示する情報要素を含み得る。代わりに、又は加えて、(例えば、伝達済みの構成情報に対する更新を伝達するために)UEが切断モードで動作している間に構成情報を伝達することも可能である。例えば、構成情報は、ブロードキャストされるシステム情報ブロックに含めることができる。
枠3005では、TRSの散発的オン送信の可用性を指示する可用性情報が伝達される。BSは、可用性情報を含む各メッセージを送信できる。UEは、各メッセージを受信できる。これは、表2、例Iに関連して説明済みである。また、暗黙的な指示も可能である(表2:例II参照)。例えば、UEは、枠3002の構成情報に含まれる伝達モードのそれぞれの指示に基づいて可用性情報を判断できる。
したがって、TRSの散発的オン送信は通常は枠3002で構成され得るが、散発的オン送信はBSによってオン及びオフに切り替えられ得る。オフに切り替えられても、UEは、少なくとも一定の期間にわたって構成情報を保持できるので、BSは、枠3002を再び実行せずとも、後ほど再び散発的オン送信をオンに切り替えることができる。
したがって、可用性情報は、構成されたTRS散発的オン送信が特定の時点に、例えば特定のサブフレーム又はタイムスロットで、使用可能であるかどうかをUEが判断することを可能にする。そのような構成されたTRS散発的オン送信が使用可能であるかどうかの判断に関する詳細については、図9、枠3115に関連して以下で説明する。
TRSの散発的オン送信が現在オンになっている場合、これはオン可用性を指定でき、同様に、TRSの散発的オン送信が現在オフになっている場合、これはオフ可用性を指定できる。
一般的に、様々な例によると、散発的オン送信の実際の可用性と枠3005で可用性情報によって伝達される可用性との相違を利用することが可能である。特に、可用性情報はオフ可用性を指示し得るが、TRSの散発的オン送信は、少なくとも一定の期間中は、アクティブである。このようなシナリオについては、図15に関連して後ほど説明する。
枠3010では、BS及び/又はUEが、枠3005の少なくとも1つの構成に従ってTRSの1つ以上の送信に参加する。BSは、散発的オンRSを送信でき、UEは、散発的オンRSを監視できる。
一般的に、枠3002では複数の散発的オン送信が構成され得、同様に、枠3005では、複数の散発的オン送信の複数の可用性を指示する可用性情報を提供できる。
様々な例によると、枠3005で可用性情報を伝達するには複数のオプションがある。特に、表1に関連して上で説明されているように、可用性情報は、明示的に、又は暗黙的に、指示することが可能である。
まずは、可用性情報を明示的に指示することを可能にする例を表3に関連して説明する。
Figure 2024503680000004
本書で説明されている様々な例によると、1つ以上のTRS送信の可用性情報を実現するための複数のオプションがある。いくつかのオプションを表4に要約する。
Figure 2024503680000005
Figure 2024503680000006
様々な技術は、UEにおいて現在の可用性の知識を最新の状態に保つように注意を払うべきであるという知見に基づいている。特に、TRS可用性が「オン」と伝達される場合は、その伝達は信頼できるものでなくてもよく、なぜなら、既存の実装によると、この可用性の伝達を受信しないUEは、いずれにせよSSBを使用して同期するからである。一方、TRS可用性が「オン」から「オフ」に切り替わる場合は、その伝達はより信頼できるものである必要があり、TRS送信がアクティブであるとUEが間違って想定すると、UEは誤って同期してしまい、到達不能になる可能性がある。
1つ以上のTRS送信の現在の可用性に関する最新の知識をUEが持つこと容易にする、又はより一般的には、1つ以上のTRS送信の可用性情報に対する変更の最新の知識をUEが持つことを容易にする、様々なオプションがある。いくつかのオプションを以下の表5に要約する。
Figure 2024503680000007
次に、1つ以上のTRS送信の遅延非アクティブ化の一例(表5、例I参照)について説明する。TRS送信の可用性が「オフ」と伝達される場合、TRSは、実際には、TRS可用性が事実上オンのままであるN_TRS POが経過した後にのみオフになる。例えば、N_TRSが3である場合、PO n_pageでTRSをオフにする決定の後に、BSは、表6の以下のパターンに従ってTRSを送信する。
Figure 2024503680000008
上記の表2を再び参照すると、表2:例Iに従って、1つ以上の散発的オンTRS送信の可用性情報の明示的な指示を容易にする様々な例が説明されている。次に、表2:例II、すなわち、1つ以上の散発的オンTRS送信の可用性情報の暗黙的な指示に関連して、例を説明する。
ここでも、様々なオプションが利用可能であり、そのようなオプションを以下の表7に要約する。
Figure 2024503680000009
上記では、TRSの1つ以上の散発的オン送信の可用性情報を、明示的に、又は暗黙的に、指示することに関して様々な例が説明されている。様々な例によると、そのような様々な実装を組み合わせることが可能である。例えば、複数のPOのうちの第1のPOで、可用性情報が明示的に指示されてよく、一方、複数のPOのうちの第2のPOで、可用性情報が暗黙的に指示されてよく、又はその逆であってもよい。以下で一例を説明する。
例えば、UEは、新しいセルに来ると、少なくとも1つの構成を指定する情報要素を明示的に含むSIBを受信する。次いで、UEは、TRS送信がもはや使用できないという可用性情報を受信するまで、TRS送信が使用可能であると想定する(表7、例I参照)。これは、構成情報を含む最初のSIBに基づく予備知識に基づく暗黙的な指示に相当する。BSは、切断モードで動作しているUEに対してTRS送信をオフに切り替えることを決定した場合に、TRS送信がもはや使用できないことを指示する明示的な可用性情報を含むページングDCIメッセージ(表3:例I参照)を送信できる。また、別のDCIメッセージを使用することもできる(表3参照)。あるいは、可用性をSIBに含めることもできる(表3、例III参照)。
一般的に、本書で説明されている様々な例によると、BSによって決定される可用性は、セル内のUEのページング率に影響され得る。これが低い場合(例えば、夜間)、BSは可用性=0を設定することを決定できる。AMFなどのモビリティ制御ノードは、所与の時間におけるセルのページング率に関連する情報をBSへ送信できる。
図9は、様々な例による方法のフローチャートである。図9の方法は、UEによって実行されてよい。例えば、図9の方法は、UE101によって実行されてよい。より具体的に述べると、図9の方法は、UE101の制御回路1012によって実行されてよい。任意の枠は、破線で示されている。
任意の枠3105で、UEは、1つ以上の散発的オンTRS送信の少なくとも1つの構成を指示する構成情報を得る。構成情報に関する詳細は、図7の枠3002に関連して上で説明されている。UEは、接続モードで動作しているときに、又は切断モードで動作しているときに、構成情報を得ることができる。
枠3110で、UEは可用性情報を得る。例えば、可用性情報は明示的に伝達できるが、上記の表2に関連して説明されているように、可用性情報が暗黙的に提供されることも可能である。
枠3110で、UEは、最初にそれぞれの伝達モードを判断し、次いで伝達モードに従って可用性情報を得ることを試み得る。例えば、伝達モードは、枠3105で得られる構成情報で指示できる。伝達モードは、例えば上記の表2に関連して説明されているように、可用性情報が明示的に伝達されるか暗黙的に伝達されるかを指定できる。伝達モードはまた、例えば、表3及び表7に関連してそれぞれ上述されているように、可用性情報を明示的又は暗黙的に伝達する方法のさらなる詳細を指定できる。
伝達モードは固定することもできる。
可用性情報を符号化するためのコードブックは、既定のコードブックに従って設定できる。既定のコードブックは、例えば枠3105の構成情報にて、通信ネットワークによって伝達できる。例えば、コードブックは、可用性情報の1つ以上のビットがUEによってどのように解釈されるべきかを指定できる(例えば、表4、例VII及び例IIIを参照されたい)。
可用性情報が明示的に伝達される場合、可用性情報は、ページングDCIメッセージ(表3:例I参照)、システム情報ブロックDCIメッセージ(表3:例II参照)、その目的のために設定される特定の一時的識別子を有する専用DCIメッセージ(表3:例IV参照)、又はPDSCH上で伝達されるシステム情報ブロック(表3:例3参照)に含まれ得る。
可用性情報が暗黙的に得られる場合、UEは、例えば枠3105で構成情報を得ることに関して相対的に決定された、1つ以上の既定のルールに従って、1つ以上の散発的オン送信の少なくとも1つの可用性を推測し得る。それぞれの例は、表7:例Iに関連して上で説明されている。
次に、枠3115では、例えば、UEに関連付けられた複数のPOから選択された所与のPOにて、非アクティブ状態391からアクティブ状態392に遷移するきに(図4参照)、散発的オンTRS送信が使用可能であるかどうかを判断できる。このチェックは、枠3110の可用性情報に基づく。
そのようなチェックに応じて、すなわち、少なくとも1つの可用性に応じて、UEは、次に、枠3120にて、TRSを監視するか、枠3130にて、PSS及びSSSを含むSSBの常時オン送信を監視するかを、選択できる。この選択は、枠3110にて可用性情報を得た後の、後続のPOのためのものであり得る。
図示されている例では、この選択は相互排他的であるが、いくつかの例では、UEは常にPSS及びSSSを監視し、且つ可用性に応じて専ら任意にTRSを監視することもできる。そして、PSS/SSSとTRSの両方を累積的に受信でき、これにより、より正確な同期が可能になる。
この選択では、特に、可用性情報の有効性を、すなわち有効性が期限切れであるかどうかを、考慮に入れることができる。そのような有効性の実装のためのオプションについては、表4:例IIに関連して説明済みである。
また、そのような選択は、例えば、ネットワーク設定される、すなわちネットワークによって伝達される、又は、例えば通信規格に従って、予め設定される、1つ以上の散発的オンTRS送信の一時的なオン可用性のための1つ以上のトリガイベントのうちの一トリガイベントが、検出されるかどうかに左右され得る。
そのようなトリガイベントについては、表4:例Vに関連して説明済みである。具体的に述べると、現在のPOが、UEに関連付けられたすべてのPOのサブセットに含まれているかどうかをチェックすることが可能である。これについては、表4:例IVに関連して説明済みである。
TRSの監視かSSBの監視を選択するときにネガティブトリガイベントが考慮されることもあり得、ネガティブトリガイベントの例については、表4:例VIに関連して説明済みである。図16に関連してさらなる例を説明する。
枠3120で、UEはその後、TRSを監視できる。これは、例えば、それぞれの時間・周波数リソースで、それぞれのタイミングを使用して、枠3105で得られた構成情報に従うことができる。
次に、枠3125で、可用性に変化があるかどうかを判断できる。特に、表4:例IIに関連して説明されているように、可用性情報は、TRSの1つ以上の散発的オン送信の少なくとも1つの可用性の有効性を指示できる。次いで、この有効性に基づいて、以前に受信された可用性情報が引き続き最新であるかどうかを判断でき、そうである場合は、UEは、枠3120のさらなる反復にて、後続のPOでTRSの監視を継続できる。そうではなく、可用性情報が期限切れになった場合は、UEは、例えば上記の表3で説明されているオプションのうちのいずれか1つを使用して、枠3110で新たな可用性情報を得ることができる。
UEは、枠3115で、1つ以上の散発的オンTRS送信が現在使用できないと判断した場合に、枠3130に進み、SSBに含まれる同期信号を、例えばSSS及び/又はPSSを、監視できる。
図10は、様々な例による方法のフローチャートである。図10の方法は、BSによって実行されてよい。例えば、図10の方法は、BS112によって実行されてよい。より具体的に述べると、図10の方法は、メモリ1123(図5参照)からプログラムコードをロードしたときに制御回路1122によって実行されてよい。
枠3205で、BSは、1つ以上の散発的オンTRS送信の少なくとも1つの構成を含む構成情報を提供する。したがって、枠3205は枠3105と相互に関連しており、それぞれの考慮事項も当てはまる。
構成情報は、枠3210で可用性情報を提供するためにBSによって現在使用されている有効な伝達モードを含み得る。例えば、BSは、例えば現在のセル負荷レベルやその他の決定基準に基づいて、有効な伝達モードを判断できる。BSは、例えば現在のTRS送信が構成されている間であっても、様々な伝達モードを時々切り替えることができる。
枠3210で、BSは可用性情報を提供する。これは、図9の方法の枠3110に関連して既に説明されているように、暗黙的な方式で、又は制御伝達によって明示的に、行うことができる。
特に、BSは、切断モードで動作しているUEへ、制御チャネルで、例えばPDCCHで、DCIメッセージを送信できる。DCIメッセージは、TRSの1つ以上の散発的オン送信の少なくとも1つの可用性を指示する可用性情報を含み得る。BSが、DCIメッセージに含まれるスケジューリング情報に従って、ダウンリンク共用チャネルで、例えばPDSCHで、さらなるメッセージを送信することもあり得、その場合、可用性情報は、DCIメッセージではなくさらなるメッセージに含めることができる。さらなるメッセージは、例えばSIB又はページングメッセージであってよい。
BSは、可用性情報を提供する必要がない場合があり、この場合は、UEによって可用性情報が暗黙的に得られる(表2、例II参照)。したがって、枠3210は任意である。
枠3215で、BSは、参照信号の、ここではSSBに含まれる一次同期PSS及びSSSの、常時オン送信を実行する。
枠3220で、BSは、現在のPOについて、1つ以上の散発的オンTRS送信が使用可能であるか又は使用不可であるかをチェックする。これは、枠3210でUEに提供された可能性のある可用性情報に従う。
肯定の場合、方法は枠3225を開始し、BSはTRSを送信する。そうでない場合、方法は枠3210を開始し、該当する場合は、更新された可用性情報をUEに提供でき、枠3215のさらなる反復で、BSは再びSSBを送信する。枠3220の判断に関する詳細については、図15に関連して後ほど説明する。
図11は、UE101とBS112との通信の伝達図である。図11は、セルラNWに関する、具体的には散発的オンTRS送信の構成6010を提供するBS112に関する、態様を示している。この伝達は、図7の方法の枠3002、並びに図9の方法の枠3105又は図10の方法の枠3205を実施するために使用できる。
BS112は、5000で、ダウンリンクメッセージ4021を、例えば、PDSCH上で散発的オン送信の構成情報6010を指示する情報要素を含むRRC制御メッセージ(例えば、SIB又は専用RRC又はRRC解放メッセージ)を、送信する。これは、UE101が接続モード301で動作している間である。
次いで、BS112は、5001で、構成情報6010に従って、TRS4001の散発的オン送信の実行を開始する。
UEは、5002でUL制御メッセージ4022を、例えばPUSCH上でRRC制御メッセージを、送信する。このUL制御メッセージ4022は、アイドルモード302などの切断モードで動作しているときにTRSを監視するUE101の能力を指示する。そのような能力の伝達は通常は任意であり、別の例では、例えば、そのような能力は暗黙的に伝達され得、例えばUEのデバイスカテゴリなどに関連付けられ得る。
5002は5001より前に起こり得る。
次いで、5003で、BS112は、UE101が切断モード302、303で動作するときにBS112がTRS4001の散発的オン送信を提供し続けることを指示する可用性情報6110を含む接続解放制御メッセージ4011を送信する。これは任意である。
次いで、UE101は、切断モード302、303への遷移309を実行する。その後、BSは、例えば、PO396に関連して、5004、5005にて、TRS4001の散発的オン送信を実行し、又は、TRSは、BSによってオフに切り替えられるまで、一定の周期で散発的に送信され、UE101は、5005でTRS4001を受信する。次いで、UEは、TRS4001に基づいて、例えば5006でページングDCI4050の受信に進むことができ(したがって、UE101は、例えばそのRFインターフェイスの発振器を調整することによって、セルラNW100との同期を維持できる)、又は他の何らかのタスクを実行できる(表1参照)。
図11は、UE101が接続モード301で動作している間にTRS4010の散発的オン送信の構成が提供されるシナリオを示しているが、別の例では、UE101が切断モード302、303で動作している間に構成が提供され得る。例えば、構成6010はSIBに含めることができる。それにより、UEが切断モード302、303で動作している間に構成6010の変化を伝達することも可能である。
TRSの散発的オン送信の可用性の変化を伝達することも可能である。図11の伝達に続き得る図12、図13、及び図14に関連して、それぞれのバリエーションについて説明する。
図12は、BS112とUE101との通信の伝達図である。図12の伝達は、セルラNW100からUE101に可用性情報6110を提供するバリエーションを示している。したがって、図12の伝達は、図7の方法の枠3005、図9の方法の枠3110、又は図10の方法の枠3210を実施できる。
図12は、表3:例Iに関連して上で説明したバリエーションを示している。
5050で、UE101は、ページングインジケータ4050を、すなわち、ページングDCIメッセージ4050を、受信する。ページングインジケータ4050は、5055でBS112によって送信されるページングメッセージ4055のスケジューリング情報6120を含む。これも図8に示されている。
ページングインジケータ4050はまた、1つ以上の散発的オンTRS送信の、例えば、5000でBS112によってそれぞれの構成情報6010が提供された散発的オンTRS送信の、少なくとも1つの可用性を指示する可用性情報6110を含む(図11参照)。
図13は、BS112とUE101との通信の伝達図である。図13の伝達は、セルラNWからUE101に可用性情報6110を提供するバリエーションを示している。したがって、図13の伝達は、図7の方法の枠3005、図9の方法の枠3110、又は図10の方法の枠3210を実施できる。
図13は、表3:例IIに関連して上で説明したバリエーションを示している。
5100では、BS112によってSIB DCIメッセージ4051が送信され、UE101によって受信される。SIB DCIメッセージ4051は、5105でBS112によって送信されるSIBメッセージ4060のスケジューリング情報6120を含む。それぞれの態様については、図8(右部)に関連して上で既に説明済みである。
例えば、SIBメッセージ4060は、1つ以上の散発的オンTRS送信の構成情報を含み得る。
例えば、構成情報は、UE101に可用性情報を提供するモードを指示できる。例えば、表2、表3、及び表7に関連して複数のモードが説明されている。例えば、可用性情報を提供するために使用されるモードは、明示的伝達と暗黙的伝達から選択できる(表2参照)。
SIB DCIメッセージ4051は、可用性情報6110も含む。
図14は、BS112とUE101との通信の伝達図である。図14の伝達は、可用性情報6110を提供するバリエーションを示している。したがって、図14の伝達は、図7の方法の枠3005、図9の方法の枠3110、又は図10の方法の枠3210を実施できる。
図14は、表3:例IIIに関連して上で説明したバリエーションを示している。
5110で、BS112は、5115でBS112によって送信されるSIBメッセージ4060のスケジューリング情報6120を含むSIB DCIメッセージ4051を送信する。例えばPDSCH上で伝達される、SIBメッセージ4060は、可用性情報6110を含む。SIBメッセージ4060は、散発的オンTRS送信の構成情報も含み得る。
図15は、TRSの散発的オン送信に関連してBS112を動作させることに関する態様を示す。図15は、UE101に関連付けられた一連のPO396-1~396-8を示している。
図15は、例えば拡張DRXを使用して、UE101がかなりの時間にわたって非アクティブ状態391で動作し得る場合であっても、UE101への最新の可用性情報6110の確実な提供を容易にする技術を示している。
BS112は、最初にPO396-3まで散発的オン送信90を実行する。これは、PO396-3まで、そしてPO396-3の最中に、TRS4001が送信されることを意味する。
しかしながら、BSは、PO396-1とPO396-2との間で、散発的オン送信90をオフにすることを前もって決定する。7601で下されるこの決定に応じて、BS112は、可用性情報6110によって指示される可用性6119を、オン可用性(PO396-1で伝達)からオフ可用性(後続の全PO396-2~396-8で伝達)に変更する。
図15に示されているように、BSは、オン可用性からオフ可用性への変更に応じて、一時的に散発的オン送信を実行し続ける(表5、例I参照)。
可用性情報6110によって指示される可用性6119からそれる、この散発的オン送信90の一時的な延長は、可用性情報6110の有効性6111に従うことができる(表4、例II参照)。例えば、UE101は、PO396-1で可用性情報6110を読み取り、次いで延長された非アクティブ状態392に入ることができる(図4参照)。したがって、UEは、PO396-3でのみ覚醒し、有効性6111に基づいてTRS4001を監視することができ、これは図9の方法の枠3115で枠3120を選択することに相当する。(散発的オン送信90は既に非アクティブ化されており、送信されるTRS4001はもはや存在しないため)UE101が同期に失敗することを防ぐため、散発的オン送信90は一時的に延長される(一点鎖線で示されている)。
PO396-2及び396-3でTRSの送信を継続するもう1つの理由は、UE101がPO396-1及び396-2で可用性情報を受信していない可能性があるからである。UEは、瞬間的なSINRが低すぎるとかBLERが高すぎるといった統計的な理由により、可用性情報を受信していない可能性がある。PO396-1、396-2、396-3にて、UEに可用性情報の変更を読み取る機会を複数与えることにより、UE101が可用性情報を受信する見込みが高くなる。
そのように有効性6111に応じて散発的オン送信の実行を停止することの代わりに、又は停止することに加えて、BS112は、すべてのPO396-1~396-8のサブセットからPO396-3が選択されることを考慮し得る(表5、例II参照)。可用性情報6110は、このサブセットを指示でき、UEは、サブセットのPO396-3で非アクティブ状態391から覚醒することを決定できる。これは、BS112がサブセットのPOで散発的オン送信を提供することと、散発的オン送信を提供しないこと/停止することとを切り替えることができることをUE101が察知できるからである。したがって、PO396-3でTRSを監視することの選択は、それぞれのPO396-3がサブセットに含まれるか否かに左右される。
その後、散発的オン送信は通常は非アクティブ化され、可用性情報6110の可用性6119もまた、散発的オン送信が使用不可であることを指示する。しかしながら、1つ以上のトリガイベントに応じて、散発的オン送信を一時的に実行できる(表5、例V参照)。
これは、例えば、PO396-5及び396-6に関連して示されている。PO396-5ではBS112によってページングメッセージが正常に送信されず、このためBS112は、PO396-6で散発的オン送信を一時的に実行しながら、7501でさらなるページングメッセージを送信する。同様に、7502ではSIBの更新が伝達されるため、BS112は、PO396-8で散発的オン送信を一時的に開始する。これらはトリガイベントの2つの例に過ぎず、別のトリガイベントも可能である。
特に、図示されている例は、ポジティブトリガイベントに、すなわち、散発的オン送信が一時的に始まるトリガイベントに、相当する。ネガティブトリガイベントも考えられ、その場合は、散発的オン送信が一時的に阻止される。そのような例を図16に関連して説明する。
図16は、TRSの散発的オン送信に関連してBS112を動作させることに関する態様を示す。図16は、一連のPO396-1~396-4を示している。可用性情報6110は、すべてのPO396-1~396-4について、散発的オン送信がアクティブ(オン可用性6119)であることを指示する。
それにもかかわらず、7503ではページングが実行されないため、BS112は、PO396-3で散発的オン送信の前記実行を一時的に中断する。これは、PO396-3では、またPO396-3の最中は、BSによってTRSが送信される必要がないことを意味する。これは、表4:例VIに関連して説明されているように、ネガティブトリガイベントに相当する。可用性情報6110は、TRSの散発的オン送信の一時的なオフ可用性をトリガするそのような1つ以上のネガティブトリガイベントを指示し得るが、必ずしもそうであるとは限らない。表4、例VIを参照されたい。
要約すると、以上では少なくとも以下の例について説明した。
例1.通信ネットワーク(100)に接続可能な無線通信装置(101)を動作させる方法であって、本方法が、
-切断モード(302、303)で動作しているときに、通信ネットワーク(100)からダウンリンク制御チャネル上でダウンリンク制御情報メッセージ(4050、4051)を受信することと、ダウンリンク制御情報メッセージ(4050、4051)が、追跡参照信号(901、902、4001)の1つ以上の散発的オン送信(90)の少なくとも1つの可用性(6119)を指示する可用性情報(6110)を含み、
-切断モード(302、303)で動作しているときに、少なくとも1つの可用性(6119)に従って通信ネットワーク(100)によって散発的に送信される追跡参照信号(901、902、4001)を監視することとを含み、
追跡参照信号(901、902、4001)が、通信ネットワーク(100)との同期を維持するのに適している、方法。
例2.ダウンリンク制御情報メッセージ(4050、4051)が、さらなる通信(4055、4060)のスケジューリング情報(6120)を含み、
さらなる通信が、ダウンリンク共用チャネル上で通信ネットワーク(100)によって送信されるページングメッセージ(4055)又はシステム情報ブロックメッセージ(4060)を含む、例1に記載の方法。
例3.ダウンリンク制御情報メッセージ(4050、4051)が、少なくとも1つの可用性(6119)を明示的に指示する情報要素を含む、例1又は2に記載の方法。
例4.ダウンリンク制御情報メッセージ(4050、4051)が、複数の既定の一時的識別子のうちのいずれか1つを使用してスクランブルされるチェックサムを含み、
複数の既定の一時的識別子のうちのいずれか1つの選択が、少なくとも1つの可用性(6119)を指示する、例1又は2に記載の方法。
例5.通信ネットワーク(100)に接続可能な無線通信装置(101)を動作させる方法であって、本方法が、
-切断モード(302、303)で動作しているときに、通信ネットワーク(100)からダウンリンク制御チャネル上でダウンリンク制御情報メッセージ(4050、4051)を受信することと、ダウンリンク制御情報メッセージ(4050、4051)が、さらなるメッセージ(4055、4060)のスケジューリング情報(6120)を含み、
-切断モード(302、303)で動作しているときに、スケジューリング情報(6120)に従って、通信ネットワーク(100)からダウンリンク共用チャネル上でさらなるメッセージ(4055、4060)を受信することと、さらなるメッセージ(4055、4060)が、追跡参照信号の少なくとも1つの散発的オン送信の少なくとも1つの可用性(6119)を指示する可用性情報(6110)を含み、
-切断モード(302、303)で動作しているときに、少なくとも1つの可用性(6119)に従って通信ネットワーク(100)によって散発的に送信される追跡参照信号(901、902、4001)を監視することとを含み、
追跡参照信号(901、902、4001)が、通信ネットワーク(100)との同期を維持するのに適している、方法。
例6.ダウンリンク制御情報メッセージ(4050、4051)が、通信ネットワーク(100)によって以前に提供されたさらなる可用性情報(6110)に関して通信ネットワーク(100)によって変更された可用性情報(6110)を指示する、例5に記載の方法。
例7.さらなるメッセージ(4055、4060)がシステム情報ブロックである、例5又は6に記載の方法。
例8.可用性情報(6110)が、複数のページング機会(396、396-1~396-8)のうちの第1のページング機会(396、396-1~396-8)に無線通信装置(101)によって得られ、
追跡参照信号を前記監視することが、第1のページング機会とは異なる複数のページング機会(396、396-1~396-8)のうちの第2のページング機会(396、396-1~396-8)に行われる、例1~7のいずれか1つに記載の方法。
例9.-少なくとも1つの可用性(6119)に応じて、追跡参照信号(901、902、4001)を前記監視することと、さらなる参照信号の常時オン送信のさらなる参照信号を監視することとを選択することをさらに含む、例1~8のいずれか1つに記載の方法。
例10.前記選択することが、可用性情報(6110)の予め設定された又はネットワーク設定された有効性(6111)にさらに依拠する、例9に記載の方法。
例11.前記選択することが、1つ以上の散発的オン送信(90)の一時的なオン可用性のための1つ以上の予め設定された又はネットワーク設定されたトリガイベントにさらに依拠する、例9又は10に記載の方法。
例12.追跡参照信号(901、902、4001)を前記監視することが、複数のページング機会(396、396-1~396-8)のうちの或るページング機会(396、396-1~396-3)にて、又はその前に、行われ、
前記選択することが、複数のページング機会(396、396-1~396-8)の既定のサブセットにページング機会が含まれているか含まれていないかにさらに依拠する、例9~11のいずれか1つに記載の方法。
例13.前記選択することが、1つ以上の散発的オン送信(90)の一時的なオフ可用性のための1つ以上の予め設定された又はネットワーク設定されたネガティブトリガイベントにさらに依拠する、例9~11のいずれか1つに記載の方法。
例14.通信ネットワーク(100)のアクセスノード(112)を動作させる方法であって、本方法が、
-切断モード(302、303)で動作している無線通信装置(101)へ、制御チャネル上でダウンリンク制御情報メッセージ(4050、4051)を送信することと、ダウンリンク制御情報メッセージ(4050、4051)が、追跡参照信号(901、902、4001)の1つ以上の散発的オン送信(90)の少なくとも1つの可用性(6119)を指示する可用性情報(6110)を含み、
-無線通信装置(101)が切断モード(302、303)で動作するときに、少なくとも1つの可用性(6119)に従って、追跡参照信号(901、902、4001)の1つ以上の散発的オン送信(90)を実行することとを含む、方法。
例15.通信ネットワーク(100)のアクセスノード(112)を動作させる方法であって、本方法が、
-切断モード(302、303)で動作している無線通信装置(101)へ、ダウンリンク制御チャネル上でダウンリンク制御情報メッセージ(4050、4051)を送信することと、ダウンリンク制御情報メッセージ(4050、4051)が、さらなるメッセージ(4055、4060)のスケジューリング情報(6120)を含み、
-スケジューリング情報(6120)に従って、切断モード(302、303)で動作している無線通信装置(101)へ、ダウンリンク共用チャネル上でさらなるメッセージ(4055、4060)を送信することと、さらなるメッセージ(4055、4060)が、追跡参照信号(901、902、4001)の1つ以上の散発的オン送信(90)の少なくとも1つの可用性(6119)を指示する可用性情報(6110)を含み、
-無線通信装置(101)が切断モード(302、303)で動作するときに、少なくとも1つの可用性(6119)に従って、追跡参照信号(901、902、4001)の1つ以上の散発的オン送信(90)を実行することとを含む、方法。
例16.少なくとも1つの可用性(6119)が、追跡参照信号(901、902、4001)の1つ以上の散発的オン送信(90)のオン/オフ可用性(6119)を含み、
本方法が、
-オン可用性を含む少なくとも1つの可用性(6119)からオフ可用性を含む少なくとも1つの可用性(6119)への変更に応じて、1つ以上の散発的オン送信(90)の実行を一時的に継続することをさらに含む、例14又は15に記載の方法。
例17.1つ以上の散発的オン送信の実行を一時的に前記継続することが、可用性情報(6110)の予め設定された又はネットワーク設定された有効性(6111)に従う、例16に記載の方法。
例18.少なくとも1つの可用性(6119)が、追跡参照信号(901、902、4001)の1つ以上の散発的オン送信(90)のオン/オフ可用性(6119)を含み、
本方法が、
-オン可用性を含む少なくとも1つの可用性(6119)からオフ可用性を含む少なくとも1つの可用性(6119)に変わると、複数のページング機会(396、396-1~396-8)のサブセットから選択される無線通信装置(101)に関連付けられたページング機会の後に、1つ以上の散発的オン送信(90)を前記実行することを停止することをさらに含む、例14~17のいずれか1つに記載の方法。
例19.少なくとも1つの可用性(6119)が、追跡参照信号(901、902、4001)の1つ以上の散発的オン送信(90)のオン/オフ可用性(6119)を含み、
本方法が、
-少なくとも1つの可用性(6119)がオフ可用性を含むときに、且つ追跡参照信号(901、902、4001)の1つ以上の散発的オン送信(90)を実行していない間に、無線通信装置(101)へページングメッセージ(4055)を送信することと、
-ページングメッセージ(4055)が無線通信装置(101)に到達しなかったという判断に応じて、少なくとも1つの可用性(6119)がオフ可用性を含むときに、且つ追跡参照信号(901、902、4001)の1つ以上の散発的オン送信(90)を一時的に開始している間に、無線通信装置(101)へさらなるページングメッセージ(4055)を送信することとを含む、例14~18のいずれか1つに記載の方法。
例20.少なくとも1つの可用性(6119)が、追跡参照信号(901、902、4001)の1つ以上の散発的オン送信(90)のオン/オフ可用性(6119)を含み、
本方法が、
-オン可用性を含む少なくとも1つの可用性(6119)からオフ可用性を含む少なくとも1つの可用性(6119)に変わると、1つ以上の散発的オン送信(90)を前記実行することを停止することと、
-1つ以上の散発的オン送信(90)を前記実行することを前記停止することの後に、1つ以上の予め設定された又はネットワーク設定されたトリガイベントのうちの少なくともいずれか1つに応じて、1つ以上の散発的オン送信(90)を前記実行することを一時的に開始することとを含む、例14~19のいずれか1つに記載の方法。
例21.1つ以上の予め設定された又はネットワーク設定されたトリガイベントが、通信ネットワーク(100)が通信ネットワーク(100)によって送信されるシステム情報ブロックの変更を発表することを可能にするために予め設定される複数のページング機会(396、396-1~396-8)のうちの或るページング機会を含む、例20に記載の方法。
例22.少なくとも1つの可用性(6119)が、追跡参照信号(901、902、4001)の1つ以上の散発的オン送信のオン/オフ可用性(6119)を含み、
本方法が、
-少なくとも1つの可用性がオン可用性を含むが、ページングが実行されない(7503)ページング機会(396-3)にて、1つ以上の散発的オン送信(90)を前記実行することを一時的に中断することとを含む、例14~21のいずれか1つに記載の方法。
例23.可用性情報(6110)が、追跡参照信号(901、902、4001)の1つ以上の散発的オン送信(90)の少なくとも1つの可用性(6119)の有効性(6111)を含む、例14~22のいずれか1つに記載の方法。
例24.可用性情報(6110)が、
-複数の散発的オン送信の複数の可用性、
-1つ以上の散発的オン送信の少なくとも1つの構成の更新を指示する変更インジケータ、
-複数の散発的オン送信から選択された現在アクティブな散発的オン送信の指示、及び/又は
-インデックスのコードブックの複数の既定のインデックスから選択されたインデックスであって、複数の散発的オン送信から選択された現在アクティブ又は非アクティブな散発的オン送信を指定するインデックス、及び/又は
-通信プロトコルで固定されているか、又は通信ネットワークによって提供される構成情報で設定されているコードブックに従って少なくとも1つの可用性を指示するインジケータのうちのいずれか1つ以上を含む、例14~23のいずれか1つに記載の方法。
例25.可用性情報(6110)が、追跡参照信号(901、902、4001)の1つ以上の散発的オン送信(90)の一時的なオン可用性をトリガする1つ以上のトリガイベントを指示する、例14~24のいずれか1つに記載の方法。
例26.1つ以上のトリガイベントが、複数のページング機会(396、396-1~396-8)のサブセットから選択される無線通信装置(101)に関連付けられた複数のページング機会(396、396-1~396-8)のうちの或るページング機会(396-3)を含む、例25に記載の方法。
例27.1つ以上のトリガイベントが、無線通信装置(101)のページング手順のページングエスカレーション(7501)を含む、例25又は26に記載の方法。
例28.1つ以上のトリガイベントが、システム情報ブロック更新(7502)を含む、例25~27のいずれか1つに記載の方法。
例29.可用性情報(6110)が、少なくとも1つの可用性(6119)の変更に関連する複数のページング機会(396、396-1~396-8)から選択されたページング機会(396-3)のサブセットを指示する、例14~28のいずれか1つに記載の方法。
例30.可用性情報(6110)が、追跡参照信号(901、902、4001)の1つ以上の散発的オン送信(90)の一時的なオフ可用性をトリガする1つ以上のネガティブトリガイベントを指示する、先行する例のいずれか1つに記載の方法。
例31.1つ以上のネガティブトリガイベントが、ページングがない(7503)ページング機会(396-3)を含む、例30に記載の方法。
例32.通信ネットワーク(100)に接続可能な無線通信装置(101)を動作させる方法であって、本方法が、
-追跡参照信号(901、902、4001)の1つ以上の散発的オン送信(90)の少なくとも1つの構成(6010)を通信ネットワーク(100)から得ること(3002)と、
-1つ以上の既定のルールに従って、1つ以上の散発的オン送信(90)の少なくとも1つの可用性(6119)を推測することと、
-切断モード(302、303)で動作しているときに、少なくとも1つの可用性(6119)に従って通信ネットワーク(100)によって散発的に送信される追跡参照信号(901、902、4001)を監視することとを含み、
追跡参照信号(901、902、4001)が、通信ネットワーク(100)との同期を維持するのに適している、方法。
例33.通信ネットワーク(100)のアクセスノード(112)を動作させる方法であって、本方法が、
-切断モード(302、303)で動作している無線通信装置(101)に、追跡参照信号(901、902、4001)の1つ以上の散発的オン送信(90)の少なくとも1つの可用性(6119)を指示する可用性情報(6110)を提供することと、
-可用性情報(6110)を前記提供するために使用される少なくとも2つの伝達モードを切り替えることと含む、方法。
例34.前記切り替えることが、アクセスノードのセルにおける負荷レベルに依拠する、例33に記載の方法。
例35.少なくとも2つの伝達モードが、可用性情報の暗黙的伝達と可用性情報の明示的伝達とを含む、例33又は34に記載の方法。
例36.-追跡参照信号(901、902、4001)の1つ以上の散発的オン送信(90)の少なくとも1つの構成(6010)を無線通信装置(101)に提供することをさらに含み、
少なくとも1つの構成が、可用性情報を提供する少なくとも2つの伝達モードのうちの有効な伝達モードを指示する、例33~35のいずれか1つに記載の方法。
例37.通信ネットワーク(100)に接続可能な無線通信装置(101)を動作させる方法であって、本方法が、
-追跡参照信号(901、902、4001)の1つ以上の散発的オン送信(90)の少なくとも1つの可用性(6119)を指示する可用性情報を提供するために使用される有効な伝達モードを判断することと、
-切断モード(302、303)で動作しているときに、通信ネットワーク(100)から、有効な伝達モードに従って可用性情報(6110)を得ることと、
-切断モード(302、303)で動作しているときに、少なくとも1つの可用性(6119)に従って通信ネットワーク(100)によって散発的に送信される追跡参照信号(901、902、4001)を監視することとを含み、
追跡参照信号(901、902、4001)が、通信ネットワーク(100)との同期を維持するのに適している、方法。
例38.通信ネットワーク(100)に接続可能な無線通信装置(101)であって、本無線通信装置が、
-切断モード(302、303)で動作しているときに、通信ネットワーク(100)から、ダウンリンク制御チャネル上で、追跡参照信号(901、902、4001)の1つ以上の散発的オン送信(90)の少なくとも1つの可用性(6119)を指示する可用性情報(6110)を含むダウンリンク制御情報メッセージ(4050、4051)を受信し、且つ
-切断モード(302、303)で動作しているときに、少なくとも1つの可用性(6119)に従って通信ネットワーク(100)によって散発的に送信される追跡参照信号(901、902、4001)を監視するように構成された制御回路を含み、
追跡参照信号(901、902、4001)が、通信ネットワーク(100)との同期を維持するのに適している、無線通信装置。
例39.制御回路が、例1に記載の方法を実行するように構成される、例38に記載の無線通信装置。
例40.通信ネットワーク(100)に接続可能な無線通信装置(101)であって、本無線通信装置が、
-切断モード(302、303)で動作しているときに、通信ネットワーク(100)から、ダウンリンク制御チャネル上で、さらなるメッセージ(4055、4060)のスケジューリング情報(6120)を含むダウンリンク制御情報メッセージ(4050、4051)を受信し、
-切断モード(302、303)で動作しているときに、スケジューリング情報(6120)に従って、通信ネットワーク(100)から、ダウンリンク共用チャネル上で、追跡参照信号の少なくとも1つの散発的オン送信の少なくとも1つの可用性(6119)を指示する可用性情報(6110)を含むさらなるメッセージ(4055、4060)を受信し、且つ
-切断モード(302、303)で動作しているときに、少なくとも1つの可用性(6119)に従って通信ネットワーク(100)によって散発的に送信される追跡参照信号(901、902、4001)を監視するように構成された制御回路を含み、
追跡参照信号(901、902、4001)が、通信ネットワーク(100)との同期を維持するのに適している、無線通信装置。
例41.制御回路が、例5に記載の方法を実行するように構成される、無線通信装置。
例42.通信ネットワーク(100)のアクセスノード(112)であって、本アクセスノードが、
-切断モード(302、303)で動作している無線通信装置(101)へ、追跡参照信号(901、902、4001)の1つ以上の散発的オン送信(90)の少なくとも1つの可用性(6119)を指示する可用性情報(6110)を含むダウンリンク制御情報メッセージ(4050、4051)を制御チャネル上で送信し、且つ
-無線通信装置(101)が切断モード(302、303)で動作するときに、少なくとも1つの可用性(6119)に従って、追跡参照信号(901、902、4001)の1つ以上の散発的オン送信(90)を実行するように構成された制御回路を含む、アクセスノード。
例43.制御回路が、例14に記載の方法を実行するように構成される、例42に記載のアクセスノード。
例44.通信ネットワーク(100)のアクセスノード(112)であって、本アクセスノードが、
-切断モード(302、303)で動作している無線通信装置(101)へ、ダウンリンク制御チャネル上で、さらなるメッセージ(4055、4060)のスケジューリング情報(6120)を含むダウンリンク制御情報メッセージ(4050、4051)を送信し、
-スケジューリング情報(6120)に従って、切断モード(302、303)で動作している無線通信装置(101)へ、追跡参照信号(901、902、4001)の1つ以上の散発的オン送信(90)の少なくとも1つの可用性(6119)を指示する可用性情報(6110)を含むさらなるメッセージ(4055、4060)をダウンリンク共用チャネル上で送信し、且つ
-無線通信装置(101)が切断モード(302、303)で動作するときに、少なくとも1つの可用性(6119)に従って、追跡参照信号(901、902、4001)の1つ以上の散発的オン送信(90)を実行するように構成された制御回路を含む、アクセスノード。
例45.制御回路が、例15に記載の方法を実行するように構成される、例44に記載のアクセスノード。
例46.通信ネットワーク(100)のアクセスノード(112)であって、本アクセスノードが、
-切断モード(302、303)で動作している無線通信装置(101)に、追跡参照信号(901、902、4001)の1つ以上の散発的オン送信(90)の少なくとも1つの可用性(6119)を指示する可用性情報(6110)を提供し、
-可用性情報(6110)の前記提供に使用される少なくとも2つの伝達モードを切り替えるように構成された制御回路を含む、アクセスノード。
例47.制御回路が、例33に記載の方法を実行するように構成される、例46に記載のアクセスノード。
例48.通信ネットワーク(100)に接続可能な無線通信装置(101)であって、本無線通信装置が、
-追跡参照信号(901、902、4001)の1つ以上の散発的オン送信(90)の少なくとも1つの可用性(6119)を指示する可用性情報を提供するために使用される有効な伝達モードを判断し、
-切断モード(302、303)で動作しているときに、有効な伝達モードに従って通信ネットワーク(100)から可用性情報(6110)を得、且つ
-切断モード(302、303)で動作しているときに、少なくとも1つの可用性(6119)に従って通信ネットワーク(100)によって散発的に送信される追跡参照信号(901、902、4001)を監視するように構成された制御回路を含み、
追跡参照信号(901、902、4001)が、通信ネットワーク(100)との同期を維持するのに適している、無線通信装置。
例49.制御回路が、例37に記載の方法を実行するように構成される、例48に記載の無線通信装置。
特定の好ましい実施形態に関して本発明を示し説明してきたが、本明細書を読んで理解した当業者は同等のもの及び修正を想起するであろう。本発明は、そのようなすべての同等のもの及び修正を含み、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。
例示のため、UEがPOの前の準備期間中に散発的オン送信の参照信号を監視する様々なシナリオが説明されている。一般的に、参照信号が準備期間中のみに送信されることは必須ではない。例えば、参照信号は、POの後、及び準備期間の前にも、一定の周期で送信され得る。
さらなる例示のため、参照信号の散発的オン送信が現在使用可能であるかどうかを判断するためにUEによって可用性情報が使用されるシナリオが説明されている。様々な例によると、そのような可用性情報に依拠することは必須ではない。例えば、表5及び図15、PO396-6、396-8に関連して、例えば、SIB更新を提供するときに、トリガイベントに応じて、又はページングが実行されるか失敗するかに応じて、参照信号のアクティブ化された散発的オン送信へのフォールバックが可能である特定のシナリオが説明されている。そのようなシナリオでは、可用性情報の使用は省略可能であり得る。
さらなる例示のため、通信ネットワークとの同期を維持するのに適した追跡参照信号に、又は一般に参照信号に、関して、様々な例が説明されている。一般的に、同期を維持する以外の目的のために、例えばUEと通信ネットワークとの間のチャネルを測定するために、使用される参照信号との関連でも、本書で説明されているのと同様の技術を使用できる。

Claims (55)

  1. 通信ネットワーク(100)に接続可能な無線通信装置(101)を動作させる方法であって、前記方法が、
    -切断モード(302、303)で動作しているときに、前記通信ネットワーク(100)からダウンリンク制御チャネル上でダウンリンク制御情報メッセージ(4050、4051)を受信することと、前記ダウンリンク制御情報メッセージ(4050、4051)が、追跡参照信号(901、902、4001)の1つ以上の散発的オン送信(90)の少なくとも1つの可用性(6119)を指示する可用性情報(6110)を含み、
    -前記切断モード(302、303)で動作しているときに、前記少なくとも1つの可用性(6119)に従って前記通信ネットワーク(100)によって散発的に送信される前記追跡参照信号(901、902、4001)を監視することとを含み、
    前記追跡参照信号(901、902、4001)が、前記通信ネットワーク(100)との同期を維持するのに適している、方法。
  2. 前記ダウンリンク制御情報メッセージ(4050、4051)が、さらなる通信(4055、4060)のスケジューリング情報(6120)を含み、
    前記さらなる通信が、ダウンリンク共用チャネル上で前記通信ネットワーク(100)によって送信されるページングメッセージ(4055)又はシステム情報ブロックメッセージ(4060)を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ダウンリンク制御情報メッセージ(4050、4051)が、前記少なくとも1つの可用性(6119)を明示的に指示する情報要素を含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記ダウンリンク制御情報メッセージ(4050、4051)が、複数の既定の一時的識別子のうちのいずれか1つを使用してスクランブルされるチェックサムを含み、
    前記複数の既定の一時的識別子のうちの前記いずれか1つの選択が、前記少なくとも1つの可用性(6119)を指示する、請求項1又は2に記載の方法。
  5. 前記可用性情報(6110)が、前記追跡参照信号(901、902、4001)の前記1つ以上の散発的オン送信(90)の前記少なくとも1つの可用性(6119)の有効性(6111)を含む、請求項1~4のいずれか1つに記載の方法。
  6. 前記可用性情報(6110)が、
    -複数の散発的オン送信の複数の可用性、
    -前記1つ以上の散発的オン送信の少なくとも1つの構成の更新を指示する変更インジケータ、
    -複数の散発的オン送信から選択された現在アクティブな散発的オン送信の指示、及び/又は
    -インデックスのコードブックの複数の既定のインデックスから選択されたインデックスであって、複数の散発的オン送信から選択された現在アクティブ又は非アクティブな散発的オン送信を指定するインデックス、及び/又は
    -通信プロトコルで固定されているか、又は前記通信ネットワークによって提供される構成情報で設定されているコードブックに従って前記少なくとも1つの可用性を指示するインジケータのうちのいずれか1つ以上を含む、請求項1~5のいずれか1つに記載の方法。
  7. -前記少なくとも1つの可用性(6119)に応じて、前記追跡参照信号(901、902、4001)を前記監視することと、さらなる参照信号の常時オン送信のさらなる参照信号を監視することとを選択することをさらに含む、請求項1~6のいずれか1つに記載の方法。
  8. 前記選択することが、前記可用性情報(6110)の予め設定された又はネットワーク設定された有効性(6111)にさらに依拠する、請求項7に記載の方法。
  9. 通信ネットワーク(100)に接続可能な無線通信装置(101)を動作させる方法であって、前記方法が、
    -追跡参照信号(901、902、4001)の1つ以上の散発的オン送信(90)の少なくとも1つの構成(6010)を前記通信ネットワーク(100)から得ること(3002)と、
    -1つ以上の既定のルールに従って、前記1つ以上の散発的オン送信(90)の少なくとも1つの可用性(6119)を推測することと、
    -前記切断モード(302、303)で動作しているときに、前記少なくとも1つの可用性(6119)に従って前記通信ネットワーク(100)によって散発的に送信される前記追跡参照信号(901、902、4001)を監視することとを含み、
    前記追跡参照信号(901、902、4001)が、前記通信ネットワーク(100)との同期を維持するのに適している、方法。
  10. 通信ネットワーク(100)に接続可能な無線通信装置(101)を動作させる方法であって、前記方法が、
    -切断モード(302、303)で動作しているときに、前記通信ネットワーク(100)からダウンリンク制御チャネル上でダウンリンク制御情報メッセージ(4050、4051)を受信することと、前記ダウンリンク制御情報メッセージ(4050、4051)が、さらなるメッセージ(4055、4060)のスケジューリング情報(6120)を含み、
    -前記切断モード(302、303)で動作しているときに、前記スケジューリング情報(6120)に従って、前記通信ネットワーク(100)からダウンリンク共用チャネル上で前記さらなるメッセージ(4055、4060)を受信することと、前記さらなるメッセージ(4055、4060)が、追跡参照信号の少なくとも1つの散発的オン送信の少なくとも1つの可用性(6119)を指示する可用性情報(6110)を含み、
    -前記切断モード(302、303)で動作しているときに、前記少なくとも1つの可用性(6119)に従って前記通信ネットワーク(100)によって散発的に送信される前記追跡参照信号(901、902、4001)を監視することとを含み、
    前記追跡参照信号(901、902、4001)が、前記通信ネットワーク(100)との同期を維持するのに適している、方法。
  11. 前記ダウンリンク制御情報メッセージ(4050、4051)が、前記通信ネットワーク(100)によって以前に提供されたさらなる可用性情報(6110)に関して前記通信ネットワーク(100)によって変更された前記可用性情報(6110)を指示する、請求項10に記載の方法。
  12. 前記さらなるメッセージ(4055、4060)がシステム情報ブロックである、請求項10又は11に記載の方法。
  13. 前記可用性情報(6110)が、前記追跡参照信号(901、902、4001)の前記1つ以上の散発的オン送信(90)の前記少なくとも1つの可用性(6119)の有効性(6111)を含む、請求項10~12のいずれか1つに記載の方法。
  14. 前記可用性情報(6110)が、
    -複数の散発的オン送信の複数の可用性、
    -前記1つ以上の散発的オン送信の少なくとも1つの構成の更新を指示する変更インジケータ、
    -複数の散発的オン送信から選択された現在アクティブな散発的オン送信の指示、及び/又は
    -インデックスのコードブックの複数の既定のインデックスから選択されたインデックスであって、複数の散発的オン送信から選択された現在アクティブ又は非アクティブな散発的オン送信を指定するインデックス、及び/又は
    -通信プロトコルで固定されているか、又は前記通信ネットワークによって提供される構成情報で設定されているコードブックに従って前記少なくとも1つの可用性を指示するインジケータのうちのいずれか1つ以上を含む、請求項10~13のいずれか1つに記載の方法。
  15. 前記可用性情報(6110)が、複数のページング機会(396、396-1~396-8)のうちの第1のページング機会(396、396-1~396-8)に前記無線通信装置(101)によって得られ、
    前記追跡参照信号を前記監視することが、前記第1のページング機会とは異なる前記複数のページング機会(396、396-1~396-8)のうちの第2のページング機会(396、396-1~396-8)に行われる、請求項1~8、10~14のいずれか1つに記載の方法。
  16. -前記少なくとも1つの可用性(6119)に応じて、前記追跡参照信号(901、902、4001)を前記監視することと、さらなる参照信号の常時オン送信のさらなる参照信号を監視することとを選択することをさらに含む、請求項10~15のいずれか1つに記載の方法。
  17. 前記選択することが、前記可用性情報(6110)の予め設定された又はネットワーク設定された有効性(6111)にさらに依拠する、請求項16に記載の方法。
  18. 前記選択することが、前記1つ以上の散発的オン送信(90)の一時的なオン可用性のための1つ以上の予め設定された又はネットワーク設定されたトリガイベントにさらに依拠する、請求項7、8、13、14、16又は17に記載の方法。
  19. 前記追跡参照信号(901、902、4001)を前記監視することが、複数のページング機会(396、396-1~396-8)のうちの或るページング機会(396、396-1~396-3)にて、又はその前に、行われ、
    前記選択することが、前記複数のページング機会(396、396-1~396-8)の既定のサブセットに前記ページング機会が含まれているか含まれていないかにさらに依拠する、請求項7、8、13、14、16~18のいずれか1つに記載の方法。
  20. 前記選択することが、前記1つ以上の散発的オン送信(90)の一時的なオフ可用性のための1つ以上の予め設定された又はネットワーク設定されたネガティブトリガイベントにさらに依拠する、請求項7、8、13、14、16~18のいずれか1つに記載の方法。
  21. 通信ネットワーク(100)のアクセスノード(112)を動作させる方法であって、前記方法が、
    -切断モード(302、303)で動作している無線通信装置(101)へ、制御チャネル上でダウンリンク制御情報メッセージ(4050、4051)を送信することと、前記ダウンリンク制御情報メッセージ(4050、4051)が、追跡参照信号(901、902、4001)の1つ以上の散発的オン送信(90)の少なくとも1つの可用性(6119)を指示する可用性情報(6110)を含み、
    -前記無線通信装置(101)が前記切断モード(302、303)で動作するときに、前記少なくとも1つの可用性(6119)に従って、前記追跡参照信号(901、902、4001)の前記1つ以上の散発的オン送信(90)を実行することとを含む、方法。
  22. 通信ネットワーク(100)のアクセスノード(112)を動作させる方法であって、前記方法が、
    -切断モード(302、303)で動作している無線通信装置(101)へ、ダウンリンク制御チャネル上でダウンリンク制御情報メッセージ(4050、4051)を送信することと、前記ダウンリンク制御情報メッセージ(4050、4051)が、さらなるメッセージ(4055、4060)のスケジューリング情報(6120)を含み
    -前記スケジューリング情報(6120)に従って、前記切断モード(302、303)で動作している前記無線通信装置(101)へ、ダウンリンク共用チャネル上で前記さらなるメッセージ(4055、4060)を送信することと、前記さらなるメッセージ(4055、4060)が、追跡参照信号(901、902、4001)の1つ以上の散発的オン送信(90)の少なくとも1つの可用性(6119)を指示する可用性情報(6110)を含み、
    -前記無線通信装置(101)が前記切断モード(302、303)で動作するときに、前記少なくとも1つの可用性(6119)に従って、前記追跡参照信号(901、902、4001)の前記1つ以上の散発的オン送信(90)を実行することとを含む、方法。
  23. 前記可用性情報(6110)が、前記追跡参照信号(901、902、4001)の前記1つ以上の散発的オン送信(90)の前記少なくとも1つの可用性(6119)の有効性(6111)を含む、請求項21又は請求項22に記載の方法。
  24. 前記可用性情報(6110)が、
    -複数の散発的オン送信の複数の可用性、
    -前記1つ以上の散発的オン送信の少なくとも1つの構成の更新を指示する変更インジケータ、
    -複数の散発的オン送信から選択された現在アクティブな散発的オン送信の指示、及び/又は
    -インデックスのコードブックの複数の既定のインデックスから選択されたインデックスであって、複数の散発的オン送信から選択された現在アクティブ又は非アクティブな散発的オン送信を指定するインデックス、及び/又は
    -通信プロトコルで固定されているか、又は前記通信ネットワークによって提供される構成情報で設定されているコードブックに従って前記少なくとも1つの可用性を指示するインジケータのうちのいずれか1つ以上を含む、請求項21~23のいずれか1つに記載の方法。
  25. 前記少なくとも1つの可用性(6119)が、前記追跡参照信号(901、902、4001)の前記1つ以上の散発的オン送信(90)のオン/オフ可用性(6119)を含み、
    前記方法が、
    -オン可用性を含む前記少なくとも1つの可用性(6119)からオフ可用性を含む前記少なくとも1つの可用性(6119)への変更に応じて、前記1つ以上の散発的オン送信(90)の実行を一時的に継続することをさらに含む、請求項21~24のいずれか1つに記載の方法。
  26. 前記1つ以上の散発的オン送信の実行を一時的に前記継続することが、前記可用性情報(6110)の予め設定された又はネットワーク設定された有効性(6111)に従う、請求項25に記載の方法。
  27. 前記少なくとも1つの可用性(6119)が、前記追跡参照信号(901、902、4001)の前記1つ以上の散発的オン送信(90)のオン/オフ可用性(6119)を含み、
    前記方法が、
    -オン可用性を含む前記少なくとも1つの可用性(6119)からオフ可用性を含む前記少なくとも1つの可用性(6119)に変わると、複数のページング機会(396、396-1~396-8)のサブセットから選択される前記無線通信装置(101)に関連付けられたページング機会の後に、前記1つ以上の散発的オン送信(90)を前記実行することを停止することをさらに含む、請求項21~26のいずれか1つに記載の方法。
  28. 前記少なくとも1つの可用性(6119)が、前記追跡参照信号(901、902、4001)の前記1つ以上の散発的オン送信(90)のオン/オフ可用性(6119)を含み、
    前記方法が、
    -前記少なくとも1つの可用性(6119)がオフ可用性を含むときに、且つ前記追跡参照信号(901、902、4001)の前記1つ以上の散発的オン送信(90)を実行していない間に、前記無線通信装置(101)へページングメッセージ(4055)を送信することと、
    -前記ページングメッセージ(4055)が前記無線通信装置(101)に到達しなかったという判断に応じて、前記少なくとも1つの可用性(6119)が前記オフ可用性を含むときに、且つ前記追跡参照信号(901、902、4001)の前記1つ以上の散発的オン送信(90)を一時的に開始している間に、前記無線通信装置(101)へさらなるページングメッセージ(4055)を送信することとをさらに含む、請求項21~27のいずれか1つに記載の方法。
  29. 前記少なくとも1つの可用性(6119)が、前記追跡参照信号(901、902、4001)の前記1つ以上の散発的オン送信(90)のオン/オフ可用性(6119)を含み、
    前記方法が、
    -オン可用性を含む前記少なくとも1つの可用性(6119)からオフ可用性を含む前記少なくとも1つの可用性(6119)に変わると、前記1つ以上の散発的オン送信(90)を前記実行することを停止することと、
    -前記1つ以上の散発的オン送信(90)を前記実行することを前記停止することの後に、1つ以上の予め設定された又はネットワーク設定されたトリガイベントのうちの少なくともいずれか1つに応じて、前記1つ以上の散発的オン送信(90)を前記実行することを一時的に開始することとを含む、請求項21~28のいずれか1つに記載の方法。
  30. 前記1つ以上の予め設定された又はネットワーク設定されたトリガイベントが、前記通信ネットワーク(100)が前記通信ネットワーク(100)によって送信されるシステム情報ブロックの変更を発表することを可能にするために予め設定される複数のページング機会(396、396-1~396-8)のうちの或るページング機会を含む、請求項29に記載の方法。
  31. 前記少なくとも1つの可用性(6119)が、前記追跡参照信号(901、902、4001)の前記1つ以上の散発的オン送信のオン/オフ可用性(6119)を含み、
    前記方法が、
    -前記少なくとも1つの可用性がオン可用性を含むが、ページングが実行されない(7503)ページング機会(396-3)にて、前記1つ以上の散発的オン送信(90)を前記実行することを一時的に中断することとを含む、請求項21~30のいずれか1つに記載の方法。
  32. 前記可用性情報(6110)が、前記追跡参照信号(901、902、4001)の前記1つ以上の散発的オン送信(90)の一時的なオン可用性をトリガする1つ以上のトリガイベントを指示する、請求項1~8、10~31のいずれか1つに記載の方法。
  33. 前記1つ以上のトリガイベントが、複数のページング機会(396、396-1~396-8)のサブセットから選択される前記無線通信装置(101)に関連付けられた前記複数のページング機会(396、396-1~396-8)のうちの或るページング機会(396-3)を含む、請求項32に記載の方法。
  34. 前記1つ以上のトリガイベントが、前記無線通信装置(101)のページング手順のページングエスカレーション(7501)を含む、請求項32又は33に記載の方法。
  35. 前記1つ以上のトリガイベントが、システム情報ブロック更新(7502)を含む、請求項32~34のいずれか1つに記載の方法。
  36. 前記可用性情報(6110)が、前記少なくとも1つの可用性(6119)の変更に関連する複数のページング機会(396、396-1~396-8)から選択されたページング機会(396-3)のサブセットを指示する、請求項1~8、10~35のいずれか1つに記載の方法。
  37. 前記可用性情報(6110)が、前記追跡参照信号(901、902、4001)の前記1つ以上の散発的オン送信(90)の一時的なオフ可用性をトリガする1つ以上のネガティブトリガイベントを指示する、請求項1~8、10~36のいずれか1つに記載の方法。
  38. 前記1つ以上のネガティブトリガイベントが、ページングがない(7503)ページング機会(396-3)を含む、請求項37に記載の方法。
  39. 通信ネットワーク(100)のアクセスノード(112)を動作させる方法であって、前記方法が、
    -切断モード(302、303)で動作している無線通信装置(101)に、追跡参照信号(901、902、4001)の1つ以上の散発的オン送信(90)の少なくとも1つの可用性(6119)を指示する可用性情報(6110)を提供することと、
    -前記可用性情報(6110)を前記提供するために使用される少なくとも2つの伝達モードを切り替えることと含む、方法。
  40. 前記切り替えることが、前記アクセスノードのセルにおける負荷レベルに依拠する、請求項39に記載の方法。
  41. 前記少なくとも2つの伝達モードが、前記可用性情報の暗黙的伝達と前記可用性情報の明示的伝達とを含む、請求項39又は40に記載の方法。
  42. -追跡参照信号(901、902、4001)の前記1つ以上の散発的オン送信(90)の少なくとも1つの構成(6010)を前記無線通信装置(101)に提供することをさらに含み、
    前記少なくとも1つの構成が、前記可用性情報を提供する前記少なくとも2つの伝達モードのうちの有効な伝達モードを指示する、請求項39~41のいずれか1つに記載の方法。
  43. 通信ネットワーク(100)に接続可能な無線通信装置(101)を動作させる方法であって、前記方法が、
    -追跡参照信号(901、902、4001)の1つ以上の散発的オン送信(90)の少なくとも1つの可用性(6119)を指示する可用性情報を提供するために使用される有効な伝達モードを判断することと、
    -切断モード(302、303)で動作しているときに、前記通信ネットワーク(100)から、前記有効な伝達モードに従って前記可用性情報(6110)を得ることと、
    -前記切断モード(302、303)で動作しているときに、前記少なくとも1つの可用性(6119)に従って前記通信ネットワーク(100)によって散発的に送信される前記追跡参照信号(901、902、4001)を監視することとを含み、
    前記追跡参照信号(901、902、4001)が、前記通信ネットワーク(100)との同期を維持するのに適している、方法。
  44. 通信ネットワーク(100)に接続可能な無線通信装置(101)であって、前記無線通信装置が、
    -切断モード(302、303)で動作しているときに、前記通信ネットワーク(100)から、ダウンリンク制御チャネル上で、追跡参照信号(901、902、4001)の1つ以上の散発的オン送信(90)の少なくとも1つの可用性(6119)を指示する可用性情報(6110)を含むダウンリンク制御情報メッセージ(4050、4051)を受信し、且つ
    -前記切断モード(302、303)で動作しているときに、前記少なくとも1つの可用性(6119)に従って前記通信ネットワーク(100)によって散発的に送信される前記追跡参照信号(901、902、4001)を監視するように構成された制御回路を含み、
    前記追跡参照信号(901、902、4001)が、前記通信ネットワーク(100)との同期を維持するのに適している、無線通信装置。
  45. 前記制御回路が、請求項1に記載の方法を実行するように構成される、請求項44に記載の無線通信装置。
  46. 通信ネットワーク(100)に接続可能な無線通信装置(101)であって、前記無線通信装置が、
    -切断モード(302、303)で動作しているときに、前記通信ネットワーク(100)から、ダウンリンク制御チャネル上で、さらなるメッセージ(4055、4060)のスケジューリング情報(6120)を含むダウンリンク制御情報メッセージ(4050、4051)を受信し、
    -前記切断モード(302、303)で動作しているときに、前記スケジューリング情報(6120)に従って、前記通信ネットワーク(100)から、ダウンリンク共用チャネル上で、追跡参照信号の少なくとも1つの散発的オン送信の少なくとも1つの可用性(6119)を指示する可用性情報(6110)を含む前記さらなるメッセージ(4055、4060)を受信し、且つ
    -前記切断モード(302、303)で動作しているときに、前記少なくとも1つの可用性(6119)に従って前記通信ネットワーク(100)によって散発的に送信される前記追跡参照信号(901、902、4001)を監視するように構成された制御回路を含み、
    前記追跡参照信号(901、902、4001)が、前記通信ネットワーク(100)との同期を維持するのに適している、無線通信装置。
  47. 前記制御回路が、請求項10に記載の方法を実行するように構成される、請求項46に記載の無線通信装置。
  48. 通信ネットワーク(100)のアクセスノード(112)であって、前記アクセスノードが、
    -切断モード(302、303)で動作している無線通信装置(101)へ、追跡参照信号(901、902、4001)の1つ以上の散発的オン送信(90)の少なくとも1つの可用性(6119)を指示する可用性情報(6110)を含むダウンリンク制御情報メッセージ(4050、4051)を制御チャネル上で送信し、且つ
    -前記無線通信装置(101)が前記切断モード(302、303)で動作するときに、前記少なくとも1つの可用性(6119)に従って、前記追跡参照信号(901、902、4001)の前記1つ以上の散発的オン送信(90)を実行するように構成された制御回路を含む、アクセスノード。
  49. 前記制御回路が、請求項21に記載の方法を実行するように構成される、請求項48に記載のアクセスノード。
  50. 通信ネットワーク(100)のアクセスノード(112)であって、前記アクセスノードが、
    -切断モード(302、303)で動作している無線通信装置(101)へ、ダウンリンク制御チャネル上で、さらなるメッセージ(4055、4060)のスケジューリング情報(6120)を含むダウンリンク制御情報メッセージ(4050、4051)を送信し、
    -前記スケジューリング情報(6120)に従って、前記切断モード(302、303)で動作している前記無線通信装置(101)へ、追跡参照信号(901、902、4001)の1つ以上の散発的オン送信(90)の少なくとも1つの可用性(6119)を指示する可用性情報(6110)を含む前記さらなるメッセージ(4055、4060)をダウンリンク共用チャネル上で送信し、且つ
    -前記無線通信装置(101)が前記切断モード(302、303)で動作するときに、前記少なくとも1つの可用性(6119)に従って、前記追跡参照信号(901、902、4001)の前記1つ以上の散発的オン送信(90)を実行するように構成された制御回路を含む、アクセスノード。
  51. 前記制御回路が、請求項22に記載の方法を実行するように構成される、請求項50に記載のアクセスノード。
  52. 通信ネットワーク(100)のアクセスノード(112)であって、前記アクセスノードが、
    -切断モード(302、303)で動作している無線通信装置(101)に、追跡参照信号(901、902、4001)の1つ以上の散発的オン送信(90)の少なくとも1つの可用性(6119)を指示する可用性情報(6110)を提供し、
    -前記可用性情報(6110)の前記提供に使用される少なくとも2つの伝達モードを切り替えるように構成された制御回路を含む、アクセスノード。
  53. 前記制御回路が、請求項39に記載の方法を実行するように構成される、請求項52に記載のアクセスノード。
  54. 通信ネットワーク(100)に接続可能な無線通信装置(101)であって、前記無線通信装置が、
    -追跡参照信号(901、902、4001)の1つ以上の散発的オン送信(90)の少なくとも1つの可用性(6119)を指示する可用性情報を提供するために使用される有効な伝達モードを判断し、
    -切断モード(302、303)で動作しているときに、前記有効な伝達モードに従って前記通信ネットワーク(100)から前記可用性情報(6110)を得、且つ
    -前記切断モード(302、303)で動作しているときに、前記少なくとも1つの可用性(6119)に従って前記通信ネットワーク(100)によって散発的に送信される前記追跡参照信号(901、902、4001)を監視するように構成された制御回路を含み、
    前記追跡参照信号(901、902、4001)が、前記通信ネットワーク(100)との同期を維持するのに適している、無線通信装置。
  55. 前記制御回路が、請求項43に記載の方法を実行するように構成される、請求項54に記載の無線通信装置。
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