JP2024502261A - Iab mt-duリソースのミスアライメントのグループへの通知発明の背景 - Google Patents
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Abstract
複数のタイミングアライメントケース間でスイッチングするときに、インテグレーテッドアクセスアンドバックホール(IAB)ノードとその親ノードとの間のシグナリングオーバヘッドを削減するためのシステムおよび方法が開示される。いくつかの実施形態によれば、本方法は、2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのための所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットを送信することを含む。本方法は、2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのための提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットを受信することと、2つの隣接する時間ユニットにおいて使用されるタイミングアライメントケースに対応する2つ以上のタイミングスイッチンググループのうちの1つのための提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットのうちの1つに基づいて、2つの隣接する時間ユニットにおけるアップリンク送信および/またはダウンリンク受信のための利用可能な時間リソースを決定することとをさらに含む。
Description
関連出願(関連出願の相互参照)
本願は、2021年1月8日に出願された米国仮特許出願第63/135,235号の利益を主張し、その開示は、その全体が参照により本明細書に組み込まれている。
本願は、2021年1月8日に出願された米国仮特許出願第63/135,235号の利益を主張し、その開示は、その全体が参照により本明細書に組み込まれている。
本開示は、複数のタイミングアライメントケース間でスイッチングするときの、インテグレーテッドアクセスアンドバックホール(IAB)ノードとその親ノードとの間のシグナリングオーバヘッドを削減するためのシステムおよび方法に関する。
5Gの無線アクセスネットワーク(RAN)のアーキテクチャ
現在の第5世代(5G)RANアーキテクチャは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))技術仕様書(TS)38.401 v16.3.0のセクション6.1.1(「NG-RANの全体的なアーキテクチャ」)に記載されている。5G RANは、次世代RAN(NG-RAN)と呼ばれる。図1は、TS38.401に含まれるNG-RANの全体的なアーキテクチャを示す。
現在の第5世代(5G)RANアーキテクチャは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))技術仕様書(TS)38.401 v16.3.0のセクション6.1.1(「NG-RANの全体的なアーキテクチャ」)に記載されている。5G RANは、次世代RAN(NG-RAN)と呼ばれる。図1は、TS38.401に含まれるNG-RANの全体的なアーキテクチャを示す。
図1に示すNG-RANアーキテクチャは、以下のようにさらに説明することができる。NG-RANは、それぞれのNGインターフェースを介して第5世代コア(5GC)に接続されたニューレディオ(新無線)基地局(gNB)のセットを含む。gNBは、周波数分割複信(FDD)モード、時分割複信(TDD)モード、またはデュアルモード運用をサポートすることができる。複数のgNBは、Xnインターフェースを介して相互接続することができる。gNBは、gNBセントラルユニット(gNB-CU)と、1つまたは複数のgNB分散ユニット(gNB-DU)と、を備え得る。gNB-CUとgNB-DUとは、F1論理インターフェースを介して接続される。1つのgNB-DUは、1つのgNB-CUにのみ接続される。融通性を確保するために、gNB-DUは、適切な実装によって複数のgNB-CUに接続され得る。NG、Xn、F1は論理インターフェースである。NG-RANは、無線ネットワークレイヤ(RNL)とトランスポートネットワークレイヤ(TNL)と、に階層化されている。NG-RANアーキテクチャ、すなわち、NG-RAN論理ノードおよびそれらの間のインターフェースは、RNLの一部として規定される。NG-RANインターフェース(NG、Xn、F1)ごとに、関連するTNLプロトコルおよびファンクション(機能)が指定される。TNLは、ユーザプレーントランスポートおよびシグナリングトランスポートのためのサービスを提供する。
gNBはまた、X2インターフェースを介してロングタームエボリューション(LTE)拡張ノードB(eNB)に接続され得る。別のアーキテクチャオプションは、発展型パケットコア(EPC)ネットワークに接続されたLTE eNBが、いわゆるnr-gNBとX2インターフェースを介して接続される場合である。これは、コアネットワーク(CN)に直接的に接続されておらず、デュアルコネクティビティを実行するためだけに、X2を介してeNBに接続されたgNBである。
図1のアーキテクチャは、gNB-CUを2つのエンティティに入れることによって拡張され得る。1つのgNB-CUユーザプレーン部分(gNB-CU-UP)は、ユーザプレーンにサービスを提供し、PDCPプロトコルをホストすることができ、1つのgNB-CU制御プレーン部分(gNB-CU-CP)は、制御プレーンにサービスを提供し、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)および無線リソース制御(RRC)プロトコルをホストすることができる。gNB-DUは、無線リンク制御(RLC)、媒体アクセス制御(MAC)、および物理(PHY)プロトコルをホストすることができる。
インテグレーテッド(統合)アクセスアンドバックホール(IAB)の概略
基地局(たとえば、マクロ基地局またはマイクロ基地局)の数が増加するように展開して行くことで高密度化が達成されるが、これは、モバイルネットワークにおけるより多くの帯域幅/容量に対する、より増大する需要を満たすために使用され得る機構のうちの1つである。ミリ波(mmw)帯域においては、より多くのスペクトルが利用可能であるため、この帯域で動作するスモールセルを展開することは、これらの目的のための魅力的な展開オプションである。しかしながら、スモールセルに光ファイバを展開することは、スモールセルを展開するための通常の方法であり、これは結局、非常に高価であり、非実用的であろう。したがって、スモールセルを通信事業者のネットワークに接続するためにワイヤレスリンクを使用することは、より柔軟性があり、市場投入までの時間がより短くなり、より安価で実用的な代替案である。1つのそのような解決策は、IABネットワークであり、これにより、通信事業者はバックホールリンクのために無線リソースの一部を利用することができる。
基地局(たとえば、マクロ基地局またはマイクロ基地局)の数が増加するように展開して行くことで高密度化が達成されるが、これは、モバイルネットワークにおけるより多くの帯域幅/容量に対する、より増大する需要を満たすために使用され得る機構のうちの1つである。ミリ波(mmw)帯域においては、より多くのスペクトルが利用可能であるため、この帯域で動作するスモールセルを展開することは、これらの目的のための魅力的な展開オプションである。しかしながら、スモールセルに光ファイバを展開することは、スモールセルを展開するための通常の方法であり、これは結局、非常に高価であり、非実用的であろう。したがって、スモールセルを通信事業者のネットワークに接続するためにワイヤレスリンクを使用することは、より柔軟性があり、市場投入までの時間がより短くなり、より安価で実用的な代替案である。1つのそのような解決策は、IABネットワークであり、これにより、通信事業者はバックホールリンクのために無線リソースの一部を利用することができる。
図2は、複数のホップをサポートするIABデプロイメント(展開)の例を示している。IAB-donor(IABドナー)ノード(略して、IABドナー)は、コアネットワークへの有線コネクションを有し、IABノードは、NRを使用して、直接的にまたは別のIABノードを介して間接的に、IABドナーに対して、無線で接続される。IABドナー/ノードとUEとの間のコネクションはアクセスリンクと呼ばれ、一方、2つのIABノード間またはIABドナーとIABノードとの間のコネクションはバックホールリンクと呼ばれる。
図3は、隣接アップストリームノードを示しており、これは、IABノードのIABドナーノードに対して近くに配置されており、これはまた、当該ノードの「親ノード」(または、親IABノード)と呼ばれる。図3に示されるように、IABノードのIABドナーノードからさらに離れた位置に隣接ダウンストリームノードがあり、これは、IABノードの「子ノード」と呼ばれる。親ノードとIABノードとの間のバックホールリンクは、親(バックホール)リンクと呼ばれ、IABノードと子ノードとの間のバックホールリンクは、子(バックホール)リンクと呼ばれる。
IABアーキテクチャ
Rel-10のLTEリレーと比較したIABアーキテクチャの1つの大きな違いは、(下位レイヤの違いに加えて)、IABアーキテクチャが、gNBのセントラルユニット/分散ユニット(CU/DU)スプリットを採用することであり、これは、無線部に近いIAB-DUにおいて時間クリティカルな機能が実現され、より時間クリティカルでない機能は、集中化の機会を維持しつつ、IAB-donor(IABドナー)-CUにおいてプールされることである。このアーキテクチャに基づいて、IABドナーは、CU機能およびDU機能の両方を含む。特に、IABアーキテクチャは、同じIABドナーの下にあるIABノードのすべてのCU機能を含む。次に、各々のIABノードは、gNBのDU機能をホスティングする。アップストリームIABノードまたはIABドナーとの間で無線信号を送受信できるようにするために、それぞれのIABノードは、モバイル終端部(MT)を有し、これは、UEのような機能の必須のセットを提供する論理ユニットである。IABノードは、IAB-DUを介して、接続されるIABノードのUEおよび/またはMTにRLCチャネルを確立する。IABノードは、IAB-MTを介して、サービングIABノードまたはIABドナーに向かうバックホール無線インターフェースを確立する。図4は、IABドナーの下に位置するIABノードの2ホップチェーンの参照図を示す。特に、図4は、IABノードの各々がIAB-DUおよびIAB-MTを含むことを示す。
Rel-10のLTEリレーと比較したIABアーキテクチャの1つの大きな違いは、(下位レイヤの違いに加えて)、IABアーキテクチャが、gNBのセントラルユニット/分散ユニット(CU/DU)スプリットを採用することであり、これは、無線部に近いIAB-DUにおいて時間クリティカルな機能が実現され、より時間クリティカルでない機能は、集中化の機会を維持しつつ、IAB-donor(IABドナー)-CUにおいてプールされることである。このアーキテクチャに基づいて、IABドナーは、CU機能およびDU機能の両方を含む。特に、IABアーキテクチャは、同じIABドナーの下にあるIABノードのすべてのCU機能を含む。次に、各々のIABノードは、gNBのDU機能をホスティングする。アップストリームIABノードまたはIABドナーとの間で無線信号を送受信できるようにするために、それぞれのIABノードは、モバイル終端部(MT)を有し、これは、UEのような機能の必須のセットを提供する論理ユニットである。IABノードは、IAB-DUを介して、接続されるIABノードのUEおよび/またはMTにRLCチャネルを確立する。IABノードは、IAB-MTを介して、サービングIABノードまたはIABドナーに向かうバックホール無線インターフェースを確立する。図4は、IABドナーの下に位置するIABノードの2ホップチェーンの参照図を示す。特に、図4は、IABノードの各々がIAB-DUおよびIAB-MTを含むことを示す。
IABトポロジー
無線バックホールリンクは、例えば、車両などの移動物体による、季節的変化(葉)、厳しい気象条件(雨、雪、またはひょう)による、またはインフラストラクチャの変化(新しい建物)による、遮蔽に対して脆弱である。このような脆弱性は、ノードにも適用される。また、トラヒック変動は、ローカルリンクまたはノード輻輳につながる、無線バックホールリンク上の不均一な負荷分散を生じさせる可能性がある。これらの懸念を考慮して、IABトポロジーは、Rel-10のLTEリレーと比較して別の相違点として冗長パスをサポートする。
無線バックホールリンクは、例えば、車両などの移動物体による、季節的変化(葉)、厳しい気象条件(雨、雪、またはひょう)による、またはインフラストラクチャの変化(新しい建物)による、遮蔽に対して脆弱である。このような脆弱性は、ノードにも適用される。また、トラヒック変動は、ローカルリンクまたはノード輻輳につながる、無線バックホールリンク上の不均一な負荷分散を生じさせる可能性がある。これらの懸念を考慮して、IABトポロジーは、Rel-10のLTEリレーと比較して別の相違点として冗長パスをサポートする。
図5は、IABにおいて考慮されるトポロジーの2つの例として、スパニングツリー(ST)および有向非巡回グラフ(DAG)を示す。IABにおいて考慮されるトポロジーのこれら2つの実例は、1つのIABノードが複数の子ノードを有することができ、および/または、複数の親ノードを有することができることを示す。マルチコネクティビティまたはルートの冗長性は、バックアップ目的のために使用され得る。また、例えば、ロードバランシング、信頼性、または他の機能を達成するために、冗長ルートが同時に使用されることも可能である。
リソースコーディネーション(資源協調)
インバンド運用(アクセスリンクおよびバックホールリンクが同じ周波数スペクトルを使用することを意味する)のケースでは、IABノードは、典型的には、ハーフデュープレックス制約を課され、すなわち、IABノードは、一度に送信モードまたは受信モードのいずれかでしか動作できない。リリース16(Rel-16)のIAB標準規格は、主に、同じIABノードのMTリソースとDUリソースが時間的に分離される時分割多重化(TDM)ケースを考慮している。TDMケースのハーフデュープレックスについてのこの考察に基づいて、IAB-MTおよびIAB-DUそれぞれのためのRel-16のIABにおいて、以下のリソースタイプが定義されている。
インバンド運用(アクセスリンクおよびバックホールリンクが同じ周波数スペクトルを使用することを意味する)のケースでは、IABノードは、典型的には、ハーフデュープレックス制約を課され、すなわち、IABノードは、一度に送信モードまたは受信モードのいずれかでしか動作できない。リリース16(Rel-16)のIAB標準規格は、主に、同じIABノードのMTリソースとDUリソースが時間的に分離される時分割多重化(TDM)ケースを考慮している。TDMケースのハーフデュープレックスについてのこの考察に基づいて、IAB-MTおよびIAB-DUそれぞれのためのRel-16のIABにおいて、以下のリソースタイプが定義されている。
IAB-MTの観点から、リリース(リリース15)のIAB標準規格におけるように、以下の時間領域リソース、すなわち、ダウンリンク(DL)時間リソース、アップリンク(UL)時間リソース、およびフレキシブル(F)時間リソースが、親リンクについて示され得る。
IAB-DUの観点から、子リンクは、DL時間リソース、UL時間リソース、F時間リソース、および利用不可能(NA)時間リソース(DUの子リンク上の通信に使用されないリソース)というタイプの時間リソースを有する。
DU子リンクのDL時間リソースタイプ、UL時間リソースタイプおよびF時間リソースタイプの各々は、2つのカテゴリのうちの1つに属することができる:
●ハード(H):対応する時間リソースは、DU子リンクに対して常に利用可能である。
●ソフト(S):DU子リンクのための対応するタイムリソースの利用可能性は、親ノードによって明示的および/または暗黙的に制御される。
●ハード(H):対応する時間リソースは、DU子リンクに対して常に利用可能である。
●ソフト(S):DU子リンクのための対応するタイムリソースの利用可能性は、親ノードによって明示的および/または暗黙的に制御される。
IAB-DUリソースは、セルごとに設定され、DUリソースコンフィギュレーション(構成)のH/S/NAの属性は、各スロットのリソースタイプ(D/U/F)ごとに明示的に示される。結果として、DU部分の半静的時間領域リソースは、合計で、ダウンリンクハード(DL-H)、ダウンリンクソフト(DL-S)、アップリンクハード(UL-H)、アップリンクソフト(UL-S)、フレキシブルハード(F-H)、フレキシブルソフト(F-S)、および非利用可能(NA)の7つのタイプであり得る。図5Aの表1に、MTとDUリソースとの間の協調関係を示す。
さらに、IAB-DU機能は、異なるキャリア周波数上で動作するセルを含む複数のセルに対応してもよい。同様に、IAB-MT機能は、複数のキャリア周波数に対応してもよい。これは、複数のキャリア周波数上で動作する1つのIAB-MTユニットによって実装され得るか、または各々が異なるキャリア周波数上で動作する複数のIAB-MTユニットによって実装され得る。セルごとのIAB-DUリソース構成のためのH/S/NA属性は、関連するIAB-MTキャリア周波数を考慮に入れるべきである。
IAB-MTとIAB-DUの間のリソースミスアライメント
図6は、IAB-MTとIAB-DUリソース間のタイミングのずれを引き起こすIABノードの3つのタイミングプロパティを示している:
●Tp:親ノード(DU)におけるDL送信タイミングと、IABノード(MT)におけるDL受信タイミングとの差。Tpは、親ノードとIABノードとの間の伝搬時間に等しい。
●TA:タイミングアドバンス、すなわち、IABノード(MT)におけるアップリンク(UL)送信タイミングとダウンリンク(DL)受信タイミングとの差分。
●TΔ:IABノード(DU)における、アップリンク受信タイミングとダウンリンク送信タイミングとのずれ
図6は、IAB-MTとIAB-DUリソース間のタイミングのずれを引き起こすIABノードの3つのタイミングプロパティを示している:
●Tp:親ノード(DU)におけるDL送信タイミングと、IABノード(MT)におけるDL受信タイミングとの差。Tpは、親ノードとIABノードとの間の伝搬時間に等しい。
●TA:タイミングアドバンス、すなわち、IABノード(MT)におけるアップリンク(UL)送信タイミングとダウンリンク(DL)受信タイミングとの差分。
●TΔ:IABノード(DU)における、アップリンク受信タイミングとダウンリンク送信タイミングとのずれ
IAB-MTリソースとIAB-DUリソースとの間のタイミングのずれは、これらに限定されないが、上記の3つのパラメータおよびそれらの決定および推定によって、図5Aの表1に列挙されるように、IAB-MTとIAB-DUとの間の所望の調整を実際に実施することを困難にする。
図7は、伝搬遅延および受信タイミングアドバンスによるリソース可用性の競合の例を示している。この実施形態によれば、IAB-DUリソースのスロットkはDL Txのために構成され、IAB-MTリソースのスロットkはDL Rxのために構成され、これらはIABノードの伝播遅延およびDL Txタイミング設定に依存して相殺される。IAB-DUリソースのスロットkがハードリソースである場合、親ノードは、スロットk中の送信をMTにスケジューリングすべきではない。DL中のIAB-MTリソースのスロットkは、伝搬遅延によって遅延するため、IAB-MTリソースのスロット(k-1)もまた、伝搬遅延によって遅延し、これは、親ノードからすると、何らかの送信をスケジューリングするために利用可能であるように見えてしまう。親ノードがスロット(k-1)中にIAB-MTへのDL Txをスケジューリングする場合、伝送の最後の部分は、IABノードによって受信されない可能性があるが、それは、それがIAB-DUリソースのスロットkとオーバーラップするからであり、それはハードリソースであり、MTのために利用不可能である。
IABノードにおけるそのようなリソースの衝突を回避するために、RAN1#98bis(R1-1911723、「Rel-16 IABのためのRAN1合意事項」、3GPP TSG RAN WG1会議#98bis、2019年10月)は、以下のように合意した:
RAN1#98bisからの抜粋開始
親IABノードは、子IABノードが子MTと子DUとの間のトランジションがあるときに、親IABノードがスロットのエッジ(開始位置または終了位置)で使用しないことを望むシンボルの個数Ngを認識することができる。別々に、または追加的に、子IABノードは、親IABノードが提供するガードシンボルの個数を認識することができる。
●Ngは、可能性のある8つのトランジションのそれぞれに対して、潜在的に重複して提供される。[この位置のテーブルは図7Aに再現されている]。Ngが与えられない場合、それは0であると仮定される。
RAN1#98bisからの抜粋終了
RAN1#98bisからの抜粋開始
親IABノードは、子IABノードが子MTと子DUとの間のトランジションがあるときに、親IABノードがスロットのエッジ(開始位置または終了位置)で使用しないことを望むシンボルの個数Ngを認識することができる。別々に、または追加的に、子IABノードは、親IABノードが提供するガードシンボルの個数を認識することができる。
●Ngは、可能性のある8つのトランジションのそれぞれに対して、潜在的に重複して提供される。[この位置のテーブルは図7Aに再現されている]。Ngが与えられない場合、それは0であると仮定される。
RAN1#98bisからの抜粋終了
図8は、RAN1#98bis(図8Aに再現)の表に開示された「8つの可能なトランジション」(破線でマークされている)を示す。例えば、図8の遷移(トランジション)(1)は、スロットk-1において、IABノードのIAB-MTがDL Rx(ダウンリンク受信)を行い、スロットkにおいて、IABノードのIAB-DUがDL Tx(ダウンリンク送信)を行うことを示す。また、図8のトランジション(2)は、図7に示す競合状況を示している。すなわち、スロットk-1において、IAB-MTは、IABノードがDL_RXを実行し、スロットkにおいて、動作の変更が発生し、その結果、IABノードのIAB-DUが、UL_RXを実行する。図7に示すように、IAB-MTのDL_RXのためのリソースのいくつかの最後のほうのシンボルは、伝搬遅延および他の要因のために、IAB-DUのUL_RXのためのリソースのいくつかの開始のほうのシンボルと重複する。
さらに、RAN1#99(R1-1913600、「Rel-16 IABのためのRAN1合意」、3GPP TSG RAN WG1 Meeting#99、2019年11月)は次のことに合意している:
RAN1#99からの抜粋開始
所望ガードシンボルおよび提供されるガードシンボルは、セルごとに提供され、ガードシンボルの個数を示すために、8つのトランジションの各々に対して、3ビットを使用する。
●Rel-16では、トランジションごとに0から4個のシンボルの範囲がサポートされる。追加エントリは将来の使用のために予約されている
●ガードシンボルに使用される基準SCS(サブキャリア間隔)(FR1:{15kHz、30kHz、60kHz}、FR2:{60kHz、120kHz})を示す新しいパラメータGuardSymbol-SCSも提供される。
RAN1#99からの抜粋終了
RAN1#99からの抜粋開始
所望ガードシンボルおよび提供されるガードシンボルは、セルごとに提供され、ガードシンボルの個数を示すために、8つのトランジションの各々に対して、3ビットを使用する。
●Rel-16では、トランジションごとに0から4個のシンボルの範囲がサポートされる。追加エントリは将来の使用のために予約されている
●ガードシンボルに使用される基準SCS(サブキャリア間隔)(FR1:{15kHz、30kHz、60kHz}、FR2:{60kHz、120kHz})を示す新しいパラメータGuardSymbol-SCSも提供される。
RAN1#99からの抜粋終了
IABおよびMAC CEのためのガードシンボルは、3GPP TS 38.321(「NR; 媒体アクセス制御 (MAC)プロトコル仕様」)において規定されている:
TS 38.321からの抜粋開始
5.18.19 IAB用ガードシンボル
IAB動作の場合、IAB-DUまたはIAB-donor-DU(IABドナーDU)上のMACエンティティは、子IAB-ノードがそのIAB-DUからそのIAB-MT機能に動作を切り換え、そのIAB-MTからそのIAB-DU機能に動作を切り換える、スロットの開始および/または終了において、充分な個数のシンボルを予約する。IAB-DUまたはIAB-donor-DUのMACエンティティは、Provided Guard Symbols MAC CE(提供ガードシンボルMAC CE)を介して、それが提供するガードシンボルの個数を、子ノードに通知する。子ノード上のIAB-MTは、Desired Guard Symbols MAC CE(所望ガードシンボルMAC CE)を通じて、親IAB-DUまたはIAB-donor-DUに、所望のガードシンボル個数を通知することができる。
Provided Guard Symbols MAC CEを受信すると、MACエンティティは:
●インジケートされたサービングセルのために、提供ガードシンボル個数とSCS構成と、を下位レイヤに示す。
MACエンティティは:
1>所望ガードシンボルクエリがトリガされていない場合:
2>このサービングセルに対する所望ガードシンボルクエリをトリガする。MACエンティティが、新しい送信のために割り当てられたULリソースを有する場合、MACエンティティは:
1>トリガされ、キャンセルされていない各所望ガードシンボルクエリに対して:
2>割り当てられたULリソースが、節5.4.3.1の中で定義されるLCPの結果として、所望ガードシンボルMAC CEと、そのサブヘッダとを収容することができる場合:
3>多重化アセンブリプロシージャに対して、所望ガードシンボルMAC CEを生成するよう指示する。
3>この所望ガードシンボルクエリをキャンセルする。
ガードシンボル個数の個別の値は、以下の8つのスイッチングシナリオのそれぞれに対して指定される(表5.18.19-1を参照)。[図8Aに表5.18.19-1を再現]
6.1.3.22 ガードシンボルMAC CE
ガードシンボルMAC CE(すなわち、Provided Guard Symbols MAC CE(提供ガードシンボルMAC CE)と、Desired Guard Symbols MAC CE(所望ガードシンボルMAC CE))は、DL-SCHについては表6.2.1-1bに、UL-SCHについては表6.2.1-2bに規定されるように、eLCIDを有するMACサブヘッダによって識別される。
固定サイズで、次のように定義された4つのオクテットで構成される(図6.1.3.22-1):
●R:予約ビット、0にセット。
●サービングセルID:このフィールドは、MAC CEが適用されるサービングセルの識別情報を示す。フィールドの長さは5ビットである。
●サブキャリア間隔(SCS):このフィールドは、ガード間隔の基準として使用されるサブキャリア間隔を示す。このフィールドの長さは2ビットである。SCSフィールドの値を表6.1.3.22-2に示す。
●ガードシンボル個数(NmbGSi):このフィールドは、表5.18.19-1に示されるスイッチングシナリオのためのガードシンボル数を示す。ガードシンボル個数は、0から4までの範囲内の値を取ることができる。より大きな値である5から7は予約されている。
[3GPP TS 38.321の図6.1.3.22-1および表6.1.3.22-2を図8Bに再現する。]
TS 38.321からの抜粋終了
TS 38.321からの抜粋開始
5.18.19 IAB用ガードシンボル
IAB動作の場合、IAB-DUまたはIAB-donor-DU(IABドナーDU)上のMACエンティティは、子IAB-ノードがそのIAB-DUからそのIAB-MT機能に動作を切り換え、そのIAB-MTからそのIAB-DU機能に動作を切り換える、スロットの開始および/または終了において、充分な個数のシンボルを予約する。IAB-DUまたはIAB-donor-DUのMACエンティティは、Provided Guard Symbols MAC CE(提供ガードシンボルMAC CE)を介して、それが提供するガードシンボルの個数を、子ノードに通知する。子ノード上のIAB-MTは、Desired Guard Symbols MAC CE(所望ガードシンボルMAC CE)を通じて、親IAB-DUまたはIAB-donor-DUに、所望のガードシンボル個数を通知することができる。
Provided Guard Symbols MAC CEを受信すると、MACエンティティは:
●インジケートされたサービングセルのために、提供ガードシンボル個数とSCS構成と、を下位レイヤに示す。
MACエンティティは:
1>所望ガードシンボルクエリがトリガされていない場合:
2>このサービングセルに対する所望ガードシンボルクエリをトリガする。MACエンティティが、新しい送信のために割り当てられたULリソースを有する場合、MACエンティティは:
1>トリガされ、キャンセルされていない各所望ガードシンボルクエリに対して:
2>割り当てられたULリソースが、節5.4.3.1の中で定義されるLCPの結果として、所望ガードシンボルMAC CEと、そのサブヘッダとを収容することができる場合:
3>多重化アセンブリプロシージャに対して、所望ガードシンボルMAC CEを生成するよう指示する。
3>この所望ガードシンボルクエリをキャンセルする。
ガードシンボル個数の個別の値は、以下の8つのスイッチングシナリオのそれぞれに対して指定される(表5.18.19-1を参照)。[図8Aに表5.18.19-1を再現]
6.1.3.22 ガードシンボルMAC CE
ガードシンボルMAC CE(すなわち、Provided Guard Symbols MAC CE(提供ガードシンボルMAC CE)と、Desired Guard Symbols MAC CE(所望ガードシンボルMAC CE))は、DL-SCHについては表6.2.1-1bに、UL-SCHについては表6.2.1-2bに規定されるように、eLCIDを有するMACサブヘッダによって識別される。
固定サイズで、次のように定義された4つのオクテットで構成される(図6.1.3.22-1):
●R:予約ビット、0にセット。
●サービングセルID:このフィールドは、MAC CEが適用されるサービングセルの識別情報を示す。フィールドの長さは5ビットである。
●サブキャリア間隔(SCS):このフィールドは、ガード間隔の基準として使用されるサブキャリア間隔を示す。このフィールドの長さは2ビットである。SCSフィールドの値を表6.1.3.22-2に示す。
●ガードシンボル個数(NmbGSi):このフィールドは、表5.18.19-1に示されるスイッチングシナリオのためのガードシンボル数を示す。ガードシンボル個数は、0から4までの範囲内の値を取ることができる。より大きな値である5から7は予約されている。
[3GPP TS 38.321の図6.1.3.22-1および表6.1.3.22-2を図8Bに再現する。]
TS 38.321からの抜粋終了
タイミングアライメント
TR 38.874(「第3世代パートナーシッププロジェクト、技術仕様グループ、無線アクセスネットワーク; インテグレーテッドアクセスアンドバックホールについてのNR研究、リリース16」)では、IABノードとIABドナーとにわたる送信タイミングアライメントの様々なケースが考慮されている。TR 38.874には、以下のケースが記載されている:
TR38.874からの抜粋開始
7.4IAB-ノード同期とタイミングのアライメント
●ケース#1:IAB-ノードとIAB-ドナーとにわたるDL送信タイミングアライメント:
○DL TXとUL RXが親ノードでアライメントされていない場合、子ノードがOTAベースのタイミングと同期するためのDL TXタイミングを適切に設定するために、アライメントに関する追加情報が必要である。
●ケース#2:IAB-ノード内でDL送信タイミングおよびUL送信タイミングがアライメントされる。
●ケース#3:DLとULの受信タイミングがIAB-ノード内でアライメントされる。
●ケース#6(ケース#1 DL送信タイミング+ケース#2 UL送信タイミング):
○すべてのIAB-ノードのDL送信タイミングが、親IAB-ノードまたはドナーのDLタイミングとアライメントされる。
○IAB-ノードのアップリンク送信タイミングは、IAB-ノードのダウンリンク送信タイミングに位置合わせされてもよい。
●ケース#7(ケース#1 DL送信タイミング+ケース#3 UL受信タイミング):
○すべてのIAB-ノードのDL送信タイミングが、親IAB-ノードまたはドナーDLタイミングとアライメントされる。
○IAB-ノードのUL受信タイミングは、IAB-ノードのDL受信タイミングに位置合わせされてもよい。
○DL TXとUL RXが親ノードで位置合わせされていない場合、子ノードがOTAベースのタイミングと同期するためのDL TXタイミングを適切に設定するために、アライメントに関する追加情報が必要である。
TR38.874からの抜粋終了
TR 38.874(「第3世代パートナーシッププロジェクト、技術仕様グループ、無線アクセスネットワーク; インテグレーテッドアクセスアンドバックホールについてのNR研究、リリース16」)では、IABノードとIABドナーとにわたる送信タイミングアライメントの様々なケースが考慮されている。TR 38.874には、以下のケースが記載されている:
TR38.874からの抜粋開始
7.4IAB-ノード同期とタイミングのアライメント
●ケース#1:IAB-ノードとIAB-ドナーとにわたるDL送信タイミングアライメント:
○DL TXとUL RXが親ノードでアライメントされていない場合、子ノードがOTAベースのタイミングと同期するためのDL TXタイミングを適切に設定するために、アライメントに関する追加情報が必要である。
●ケース#2:IAB-ノード内でDL送信タイミングおよびUL送信タイミングがアライメントされる。
●ケース#3:DLとULの受信タイミングがIAB-ノード内でアライメントされる。
●ケース#6(ケース#1 DL送信タイミング+ケース#2 UL送信タイミング):
○すべてのIAB-ノードのDL送信タイミングが、親IAB-ノードまたはドナーのDLタイミングとアライメントされる。
○IAB-ノードのアップリンク送信タイミングは、IAB-ノードのダウンリンク送信タイミングに位置合わせされてもよい。
●ケース#7(ケース#1 DL送信タイミング+ケース#3 UL受信タイミング):
○すべてのIAB-ノードのDL送信タイミングが、親IAB-ノードまたはドナーDLタイミングとアライメントされる。
○IAB-ノードのUL受信タイミングは、IAB-ノードのDL受信タイミングに位置合わせされてもよい。
○DL TXとUL RXが親ノードで位置合わせされていない場合、子ノードがOTAベースのタイミングと同期するためのDL TXタイミングを適切に設定するために、アライメントに関する追加情報が必要である。
TR38.874からの抜粋終了
すなわち、ケース#1は、IABノードとIABドナーとにわたるDL送信タイミングアライメントが提供されるタイミングアライメントケースであり、ケース#6は、IABノードとIABドナーとにわたるDL送信タイミングアライメントが提供され、DL送信タイミングおよびUL送信タイミングがIABノード内でアライメントされるタイミングアライメントケースであり、ケース#7は、IABノードとIABドナーとにわたるDL送信タイミングアライメントが提供され、DL受信タイミングおよびUL受信タイミングがIABノード内でアライメントされるタイミングアライメントケースである。
複数のタイミングアライメントケース間でスイッチング(切り替え)が発生するときに、インテグレーテッドアクセスアンドバックホール(IAB)ノードとその親ノードとの間のシグナリングオーバヘッドを低減するための実施形態が、本開示において開示される。一実施形態によれば、IABノードによって実行される方法は、2つ以上のタイミングスイッチンググループそれぞれのための所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットを親IABノードに送信することを有し、ここで、2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのタイミングスイッチンググループは、1つまたは複数のタイミングアライメントケースを含む。所望ガードシンボル個数の各セットは、2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのタイミングスイッチンググループに含まれる1つまたは複数のタイミングアライメントケースのための所望ガードシンボル個数を含む。本方法は、親IABノードから、2つ以上のタイミングスイッチンググループのための提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットをそれぞれ受信することと、2つの隣接する時間ユニット(たとえば、スロット)において使用されるタイミングアライメントケースに対応する2つ以上のタイミングスイッチングのうちの1つのための提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットのうちの1つに基づいて、2つの隣接する時間ユニット(たとえば、スロット)におけるアップリンク送信および/またはダウンリンク受信のための利用可能な時間リソースを決定することと、をさらに有する。したがって、本開示で開示されるシステムおよび方法は、IABノードが2つ以上のタイミングアライメントケース間でスイッチングを実行するとき、所望ガードシンボル個数および提供ガードシンボル個数のために使用されるシグナリングオーバヘッドを低減する。
IABノードは、IABモバイル終端部(IAB-MT)およびIAB分散ユニット(IAB-DU)を含み、所望ガードシンボル個数は、IAB-MTがIAB-MTとIAB-DUとの間でIABノードがトランジションを実行するスロットをIAB-MTのために使用しないことをIAB-MTが親IABのノードに示す、シンボルの個数である。提供ガードシンボル個数は、IABノードがIAB-MTとIAB-DUとの間でトランジションを実行するスロットにおいてIAB-MTに使用されないシンボルの個数である。
一実施形態によれば、本方法は、決定された利用可能な時間リソースに基づいて、2つの隣接する時間ユニットにおいてアップリンク送信および/またはダウンリンク受信を実行することをさらに有する。
一実施形態によれば、所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットは、所望ガードシンボル個数の複数のセットを含み、2つ以上のタイミングスイッチンググループは、複数のタイミングスイッチンググループを含み、1つまたは複数のタイミングアライメントケースは、2つ以上のタイミングスイッチンググループの各々についての1つまたは複数のタイミングアライメントケースを含み、提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットは、提供ガードシンボル個数の複数のセットを含む。
一実施形態によれば、本方法は、IABノードのタイミングアライメント構成を、複数のタイミングスイッチンググループのうちの特定のタイミングスイッチンググループにおける複数のタイミングアライメントケースのうちの特定のタイミングアライメントケースに対応するタイミングアライメント構成に変更することと、IABノードのタイミングアライメント構成の変更を親IABノードに通知するための情報を親IABノードに送信することと、をさらに有する。
一実施形態によれば、本方法は、2つの隣接する時間ユニットにおけるアップリンク送信および/またはダウンリンク受信のための利用可能な時間リソースを決定することをさらに有し、本方法は、特定のタイミングアライメントケースに対応する特定のタイミングスイッチンググループのための提供ガードシンボル個数の複数のセットのうちの1つに基づいて、2つの隣接する時間ユニットにおけるアップリンク送信および/またはダウンリンク受信のための利用可能時間リソースを決定すること、を有する。
一実施形態によれば、所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットは、所望ガードシンボル個数の単一のセットからなり、2つ以上のタイミングスイッチンググループは、タイミングスイッチンググループからなり、1つまたは複数のタイミングアライメントケースは、タイミングスイッチンググループのためのタイミングアライメントケースの1つまたは複数を含み、提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットは、提供ガードシンボル個数のセットを含む。
一実施形態によれば、2つ以上のタイミングスイッチンググループのための所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットを親IABノードにそれぞれ送信することは、IABノードのタイミングアライメント構成の対応する変化の第一の発生に応答して、タイミングスイッチンググループのための所望ガードシンボル個数のセットを親IABノードに送信することと、IABノードのタイミングアライメント構成の変化を親IABノードに通知する情報を送信することとを含む。
一実施形態によれば、本方法における2つ以上のタイミングスイッチンググループは、以下のうちの1つ以上を含む:
●以下のタイミングアライメントケースのうちの1つまたは複数を含む第1のタイミングスイッチンググループ:
○ タイミングケース#1のIAB-MT受信(Rx)からタイミングケース#1のIAB-DU送信(Tx)へのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-MT Rxからタイミングケース#1のIAB-DU Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-MT Txからタイミングケース#1のIAB-DU Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-MT Txからタイミングケース#1のIAB-DU Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-DU Rxからタイミングケース#1のIAB-MT Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-DU Rxからタイミングケース#1のIAB-MT Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-DU Txからタイミングケース#1のIAB-MT Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-DU Txからタイミングケース#1のIAB-MT Rxへのスイッチング。
●以下のタイミングアライメントケースのうちの1つまたは複数を含む第2のタイミングスイッチンググループ:
○ タイミングケース#1のIAB-MT Rxからタイミングケース#6のIAB-DU Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-MT Rxからタイミングケース#7のIAB-DU Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-MT Txからタイミングケース#6のIAB-DU Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-MT Txからタイミングケース#7のIAB-DU Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-DU Rxからタイミングケース#6のIAB-MT Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-DU Rxからタイミングケース#7のIAB-MT Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-DU Txからタイミングケース#6のIAB-MT Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-DU Txからタイミングケース#7のIAB-MT Rxへのスイッチング。
●以下のタイミングアライメントケースのうちの1つまたは複数を含む第3のタイミングスイッチンググループ:
○ タイミングケース#7のIAB-MT Rxからタイミングケース#1のIAB-DU Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#7のIAB-MT Rxからタイミングケース#1のIAB-DU Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#6のIAB-MT Txからタイミングケース#1のIAB-DU Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#6のIAB-MT Txからタイミングケース#1のIAB-DU Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#7のIAB-DU Rxからタイミングケース#1のIAB-MT Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#7のIAB-DU Rxからタイミングケース#1のIAB-MT Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#6のIAB-DU Txからタイミングケース#1のIAB-MT Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#6のIAB-DU Txからタイミングケース#1のIAB-MT Rxへのスイッチング。
●以下のタイミングアライメントケースのうちの1つまたは複数を含む第4のタイミングスイッチンググループ:
○ タイミングケース#7のIAB-MT Rxからタイミングケース#6のIAB-DU Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#7のIAB-MT Rxからタイミングケース#7のIAB-DU Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#6のIAB-MT Txからタイミングケース#6のIAB-DU Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#6のIAB-MT Txからタイミングケース#7のIAB-DU Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#7のIAB-DU Rxからタイミングケース#6のIAB-MT Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#7のIAB-DU Rxからタイミングケース#7のIAB-MT Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#6のIAB-DU Txからタイミングケース#6のIAB-MT Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#6のIAB-DU Txからタイミングケース#7のIAB-MT Rxへのスイッチング。
●以下のタイミングアライメントケースのうちの1つまたは複数を含む第1のタイミングスイッチンググループ:
○ タイミングケース#1のIAB-MT受信(Rx)からタイミングケース#1のIAB-DU送信(Tx)へのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-MT Rxからタイミングケース#1のIAB-DU Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-MT Txからタイミングケース#1のIAB-DU Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-MT Txからタイミングケース#1のIAB-DU Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-DU Rxからタイミングケース#1のIAB-MT Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-DU Rxからタイミングケース#1のIAB-MT Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-DU Txからタイミングケース#1のIAB-MT Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-DU Txからタイミングケース#1のIAB-MT Rxへのスイッチング。
●以下のタイミングアライメントケースのうちの1つまたは複数を含む第2のタイミングスイッチンググループ:
○ タイミングケース#1のIAB-MT Rxからタイミングケース#6のIAB-DU Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-MT Rxからタイミングケース#7のIAB-DU Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-MT Txからタイミングケース#6のIAB-DU Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-MT Txからタイミングケース#7のIAB-DU Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-DU Rxからタイミングケース#6のIAB-MT Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-DU Rxからタイミングケース#7のIAB-MT Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-DU Txからタイミングケース#6のIAB-MT Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-DU Txからタイミングケース#7のIAB-MT Rxへのスイッチング。
●以下のタイミングアライメントケースのうちの1つまたは複数を含む第3のタイミングスイッチンググループ:
○ タイミングケース#7のIAB-MT Rxからタイミングケース#1のIAB-DU Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#7のIAB-MT Rxからタイミングケース#1のIAB-DU Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#6のIAB-MT Txからタイミングケース#1のIAB-DU Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#6のIAB-MT Txからタイミングケース#1のIAB-DU Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#7のIAB-DU Rxからタイミングケース#1のIAB-MT Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#7のIAB-DU Rxからタイミングケース#1のIAB-MT Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#6のIAB-DU Txからタイミングケース#1のIAB-MT Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#6のIAB-DU Txからタイミングケース#1のIAB-MT Rxへのスイッチング。
●以下のタイミングアライメントケースのうちの1つまたは複数を含む第4のタイミングスイッチンググループ:
○ タイミングケース#7のIAB-MT Rxからタイミングケース#6のIAB-DU Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#7のIAB-MT Rxからタイミングケース#7のIAB-DU Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#6のIAB-MT Txからタイミングケース#6のIAB-DU Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#6のIAB-MT Txからタイミングケース#7のIAB-DU Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#7のIAB-DU Rxからタイミングケース#6のIAB-MT Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#7のIAB-DU Rxからタイミングケース#7のIAB-MT Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#6のIAB-DU Txからタイミングケース#6のIAB-MT Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#6のIAB-DU Txからタイミングケース#7のIAB-MT Rxへのスイッチング。
ケース#1は、IABノードとIABドナーとにわたるDL送信タイミングアライメントが提供されるタイミングアライメントケースであり、ケース#6は、IABノードとIABドナーとにわたるDL送信タイミングアライメントが提供され、DL送信タイミングおよびUL送信タイミングがIABノード内でアライメントされるタイミングアライメントケースであり、ケース#7は、IABノードとIABドナーとにわたるDL送信タイミングアライメントが提供され、DL受信タイミングおよびUL受信タイミングがIABノード内でアライメントされるタイミングアライメントケースである。
一実施形態によれば、1つまたは複数のタイミングアライメントケースは、以下の1つまたは複数を含む:
ケース#1およびケース#1。
ケース#1およびケース#6。
ケース#1およびケース#7。
ケース#6およびケース#1。
ケース#7およびケース#1。
ケース#6およびケース#7。
ケース#7およびケース#6。
ケース#6およびケース#6。
ケース#7およびケース#7。
ケース#1およびケース#1。
ケース#1およびケース#6。
ケース#1およびケース#7。
ケース#6およびケース#1。
ケース#7およびケース#1。
ケース#6およびケース#7。
ケース#7およびケース#6。
ケース#6およびケース#6。
ケース#7およびケース#7。
一実施形態によれば、1つまたは複数のタイミングアライメントケースは、以下のリソースミスアライメントのうちの1つまたは複数に対応する:
IAB-MT RxからIAB-DU Tx。
IAB-MT RxからIAB-DU Rx。
IAB-MT TxからIAB-DU Tx。
IAB-MT TxからIAB-DU Rx。
IAB-DU RxからIAB-MT Tx。
IAB-DU RxからIAB-MT Rx。
IAB-DU TxからIAB-MT Tx。
IAB-DU TxからIAB-MT Rx。
IAB-MT RxからIAB-DU Tx。
IAB-MT RxからIAB-DU Rx。
IAB-MT TxからIAB-DU Tx。
IAB-MT TxからIAB-DU Rx。
IAB-DU RxからIAB-MT Tx。
IAB-DU RxからIAB-MT Rx。
IAB-DU TxからIAB-MT Tx。
IAB-DU TxからIAB-MT Rx。
一実施形態によれば、2つ以上のタイミングスイッチンググループのための所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットをそれぞれ親IABノードに送信することは、2つ以上のタイミングスイッチンググループのための所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットをそれぞれ、1つまたは複数の媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)を介して親IABノードに送信することを含む。
一実施形態によれば、1つまたは複数のMAC CEの各MAC CEは、2つ以上のタイミングスイッチンググループのうちの1つがグループ1ではないことを示すための予約ビットを含む。
一実施形態によれば、1つまたは複数のMAC CEの各MAC CEは、所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットが、それぞれ、グループ2、グループ3、またはグループ4の1つまたは複数に対応することを示すために、サブキャリア間隔(SCS)ビットのうちの1つまたは複数を含む。
一実施形態によれば、2つ以上のタイミングスイッチンググループのための提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットをそれぞれ受信することは、2つ以上のタイミングスイッチンググループのための提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットをそれぞれ、1つまたは複数のMAC CEを介して親IABノードから受信することを含む。
一実施形態によれば、1つまたは複数のMAC CEの各MAC CEは、2つ以上のタイミングスイッチンググループのうちの1つを示す1つまたは複数のビットを含み、それのための当該MAC CEは、提供ガードシンボル個数の各セットを含む。
一実施形態によれば、2つ以上のタイミングスイッチンググループのための所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットをそれぞれ親IABノードに送信することは、所望ガードシンボル個数の基準セットに対する差分として所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットのうちの少なくとも1つを送信することを含む。
一実施形態によれば、2つ以上のタイミングスイッチンググループのための提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットをそれぞれ受信することは、提供ガードシンボル個数の基準セットに対する差として、提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットのうちの少なくとも1つを受信することを含む。
一実施形態によれば、ガードシンボルのタイミングスイッチンググループの各々は、追加的に:
●タイミングケースAにおけるIAB-MT(DL)RxからタイミングケースBにおけるIAB-DUフレキシブル(すなわち、TxまたはRxのいずれか)へのスイッチング。
●タイミングケースAにおけるIAB-MT(UL)TxからタイミングケースBにおけるIAB-DUフレキシブル(すなわち、TxまたはRxのいずれか)へのスイッチング。
●タイミングケースAにおけるIAB-DUフレキシブル(すなわち、TxまたはRxのいずれか)からタイミングケースBにおけるIAB-MT(DL)Rxへのスイッチング。
●タイミングケースAにおけるIAB-DUフレキシブル(すなわち、TxまたはRxのいずれか)から、タイミングケースBにおけるIAB-MT(UL)Txへのスイッチング、ここで、タイミングケースAおよびタイミングケースBは、タイミングケース#1、タイミングケース#6、およびタイミングケース#7のいずれかとすることができる。
●タイミングケースAにおけるIAB-MT(DL)RxからタイミングケースBにおけるIAB-DUフレキシブル(すなわち、TxまたはRxのいずれか)へのスイッチング。
●タイミングケースAにおけるIAB-MT(UL)TxからタイミングケースBにおけるIAB-DUフレキシブル(すなわち、TxまたはRxのいずれか)へのスイッチング。
●タイミングケースAにおけるIAB-DUフレキシブル(すなわち、TxまたはRxのいずれか)からタイミングケースBにおけるIAB-MT(DL)Rxへのスイッチング。
●タイミングケースAにおけるIAB-DUフレキシブル(すなわち、TxまたはRxのいずれか)から、タイミングケースBにおけるIAB-MT(UL)Txへのスイッチング、ここで、タイミングケースAおよびタイミングケースBは、タイミングケース#1、タイミングケース#6、およびタイミングケース#7のいずれかとすることができる。
一実施形態によれば、IABノードは、親IABノードに、2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのための所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットを送信するように適合され、2つ以上のタイミングスイッチンググループの各タイミングスイッチンググループは、1つまたは複数のタイミングアライメントケースを含み、所望ガードシンボル個数の各セットは、2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのタイミングスイッチンググループに含まれる1つまたは複数のタイミングアライメントケースのための所望ガードシンボル個数を含む。IABノードは、親IABノードから、2つ以上のタイミングスイッチンググループのための提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットをそれぞれ受信し、2つの隣接する時間ユニット(例えば、スロット)において使用されるタイミングアライメントケースに対応する2つ以上のタイミングスイッチンググループのうちの1つのための提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットのうちの1つに基づいて、2つの隣接する時間ユニット(例えば、スロット)におけるアップリンク送信および/またはダウンリンク受信のための利用可能な時間リソースを決定するようにさらに適合される。
一実施形態によれば、IABノードは、IABノードに、2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのための所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットを親IABノードに送信させるように構成されたプロセッシング回路を含み、2つ以上のタイミングスイッチンググループの各タイミングスイッチンググループは、1つまたは複数のタイミングアライメントケースを含み、所望ガードシンボル個数の各セットは、2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのタイミングスイッチンググループに含まれる1つまたは複数のタイミングアライメントケースのための所望ガードシンボル個数を含む。プロセッシング回路は、IABノードに、親IABノードから、2つ以上のタイミングスイッチンググループのための提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットをそれぞれ受信させ、2つの隣接する時間ユニット(たとえば、スロット)において使用されるタイミングアライメントケースに対応する2つ以上のタイミングスイッチンググループのうちの1つのための提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットのうちの1つに基づいて、2つの隣接する時間ユニット(たとえば、スロット)におけるアップリンク送信および/またはダウンリンク受信のための利用可能な時間リソースを決定させるようにさらに構成されている。
一実施形態によれば、親IABノードによって実行される方法は、IABノードから、2つ以上のタイミングスイッチンググループそれぞれのための所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットを受信することを含み、2つ以上のタイミングスイッチンググループの各タイミングスイッチンググループは、1つまたは複数のタイミングアライメントケースを含み、所望ガードシンボル個数の各セットは、2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのタイミングスイッチンググループに含まれる1つまたは複数のタイミングアライメントケースのための所望ガードシンボル個数を含む。本方法は、IABノードに、それぞれ、2つ以上のタイミングスイッチンググループのための提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットを送信することと、2つの隣接する時間ユニット(たとえば、スロット)において使用されるタイミングアライメントケースに対応する2つ以上のタイミングスイッチンググループのうちの1つのための提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットのうちの1つに基づいて、2つの隣接する時間ユニット(たとえば、スロット)におけるアップリンク送信および/またはダウンリンク受信のための利用可能な時間リソースを決定することとをさらに含む。
一実施形態によれば、本方法は、IABノードから、複数のタイミングスイッチンググループのうちの特定のタイミングスイッチンググループにおける複数のタイミングアライメントケースのうちの特定のタイミングアライメントケースに対応するタイミングアライメント構成へのIABノードのタイミングアライメント構成の変更を親IABノードに通知する情報を受信することをさらに含む。
一実施形態によれば、2つ以上のタイミングスイッチンググループのための所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットをそれぞれ受信することは、IABノードのタイミングアライメント構成における対応する変化の第一の発生に応答して、IABノードからタイミングスイッチンググループのための所望ガードシンボル個数のセットを受信することを含む。
一実施形態によれば、IABノードから、2つ以上のタイミングスイッチンググループのための所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットをそれぞれ受信することは、1つまたは複数のMAC CEを介して、IABノードから、2つ以上のタイミングスイッチンググループのための所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットをそれぞれ受信することを含む。
一実施形態によれば、2つ以上のタイミングスイッチンググループのための提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットをそれぞれ送信することは、2つ以上のタイミングスイッチンググループのための提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットをそれぞれ、1つまたは複数のMAC CEを介してIABノードに送信することを含む。
一実施形態によれば、2つ以上のタイミングスイッチンググループのための所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットをそれぞれIABノードから受信することは、所望ガードシンボル個数の基準セットに対する差分として、所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットのうちの少なくとも1つを受信することを含む。
一実施形態によれば、2つ以上のタイミングスイッチンググループのための提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットをそれぞれ送信することは、提供ガードシンボル個数の基準セットに対する差として、提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットのうちの少なくとも1つを送信することを含む。
一実施形態によれば、親IABノードは、2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのための所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットをIABノードから受信するように適合され、2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのタイミングスイッチンググループは、1つまたは複数のタイミングアライメントケースを含み、所望ガードシンボル個数の各セットは、2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのタイミングスイッチンググループに含まれる1つまたは複数のタイミングアライメントケースのための所望ガードシンボル個数を含む。親IABノードは、IABノードに、2つ以上のタイミングスイッチンググループのための提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットをそれぞれ送信し、2つの隣接する時間ユニット(例えば、スロット)において使用されるタイミングアライメントケースに対応する2つ以上のタイミングスイッチンググループのうちの1つのための提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットのうちの1つに基づいて、2つの隣接する時間ユニット(例えば、スロット)におけるアップリンク送信および/またはダウンリンク受信のための利用可能な時間リソースを決定するようにさらに適合される。
一実施形態によれば、親IABノードは、親IABノードに、IABノードから、2つ以上のタイミングスイッチンググループそれぞれのための所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットを受信させるように構成されたプロセッシング回路を含み、2つ以上のタイミングスイッチンググループの各タイミングスイッチンググループは、1つまたは複数のタイミングアライメントケースを含み、所望ガードシンボル個数の各セットは、2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのタイミングスイッチンググループに含まれる1つまたは複数のタイミングアライメントケースのための所望ガードシンボル個数を含む。プロセッシング回路はさらに、親IABノードに、2つ以上のタイミングスイッチンググループのための提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットをそれぞれIABノードに送信させ、2つの隣接する時間ユニット(たとえば、スロット)において使用されるタイミングアライメントケースに対応する2つ以上のタイミングスイッチンググループのうちの1つのための提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットのうちの1つに基づいて、2つの隣接する時間ユニット(たとえば、スロット)におけるアップリンク送信および/またはダウンリンク受信のための利用可能な時間リソースを決定させる、ように構成されている。
本明細書に組み込まれ、その一部を形成する添付の図面は、本開示のいくつかの態様を示し、説明とともに本開示の原理を説明するのに役立つ。
以下に記載される実施形態は、当業者が実施形態を実施し、実施形態を実施する最良の形態を示すことを可能にする情報を表す。添付の図面に照らして以下の説明を読むと、当業者は、本開示の概念を理解し、本明細書で特に対処されないこれらの概念の適用を認識するであろう。これらの概念およびアプリケーションは、本開示の範囲内にあることを理解されたい。
無線ノード:本明細書で使用される場合、「無線ノード」は、無線アクセスノードまたは無線通信デバイスのいずれかである。
無線アクセスノード:本明細書で使用される場合、「無線アクセスノード」または「無線ネットワークノード」または「無線アクセスネットワークノード」は、無線で信号を送信および/または受信するように動作するセルラー通信ネットワークの無線アクセスネットワーク(RAN)における任意のノードである。無線アクセスノードのいくつかの事例には、限定されるものではないが、基地局(例えば、第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)第五世代(5G) NRネットワーク内のニューレディオ(NR)基地局(gNB)、または3GPPロングタームエボリューション(LTE)ネットワーク内の強化されたもしくは進化したノードB(eNB))、ハイパワーまたはマクロ基地局、ローパワー基地局(例えば、マイクロ基地局、ピコ基地局、ホームeNBなど)、中継ノード、基地局の機能の一部を実装するネットワークノード(例えば、gNBセントラルユニット(gNB-CU)を実装するネットワークノードまたはgNB分散ユニット(gNB-DU)を実装するネットワークノード)、または何らかの他の種類の無線アクセスノードの機能の一部を実装するネットワークノードが含まれる。
コアネットワークノード:本明細書で使用される場合、「コアネットワークノード」は、コアネットワーク機能を実装するノードまたは任意のコアネットワークにおける任意の種類のノードである。コアネットワークノードとしては、例えば、モビリティ管理エンティティ(MME)、パケットデータネットワークゲートウェイ(P-GW)、サービス能力公開機能(SCEF)、ホーム加入者サーバ(HSS)などがある。コアネットワークノードのいくつかの他の実例は、アクセスアンドモビリティ管理機能(AMF)、ユーザプレーン機能(UPF)、セッション管理機能(SMF)、認証サーバ機能(AUSF)、ネットワークスライス選択機能(NSSF)、ネットワーク公開機能(NEF)、ネットワーク機能(NF)リポジトリ機能(NRF)、ポリシー制御機能(PCF)、ユニファイドデータ管理(UDM)などを実装するノードを含む。
通信デバイス:本明細書で使用される場合、「通信デバイス」は、アクセスネットワークへのアクセスを有する任意のタイプのデバイスである。通信デバイスのいくつかの例は、限定はしないが、モバイルフォン、スマートフォン、センサデバイス、メータ、車両、家電、医療機器、メディアプレーヤ、カメラ、または任意のタイプの消費者電子機器、たとえば、限定はしないが、テレビ、ラジオ、照明器具、タブレットコンピュータ、ラップトップ、またはパーソナルコンピュータ(PC)を含む。通信デバイスは、無線または有線コネクションを介して音声および/またはデータを通信することを可能にする、携帯型、ハンドヘルド型、コンピュータ内蔵型、または車両搭載型のモバイルデバイスなどがありうる。
無線通信デバイス:1つのタイプの通信デバイスは、無線通信デバイスであり、ワイヤレスネットワーク(たとえば、セルラーネットワーク)にアクセスする(すなわち、それによって収容されて無線サービスを供給される)任意のタイプの無線デバイスであり得る。無線通信デバイスのいくつかの例は、3GPPネットワーク中のユーザ装置デバイス(UE)、マシンタイプコミュニケーション(MTC)デバイス、およびモノのインターネット(IoT)デバイスを含むが、これらに限定されない。そのような無線通信デバイスは、モバイルフォン、スマートフォン、センサデバイス、メータ、車両、家電、医療機器、メディアプレーヤ、カメラ、または任意のタイプの消費者電子機器、たとえば、限定はしないが、テレビ、ラジオ、照明器具、タブレットコンピュータ、ラップトップ、またはPCであり得るか、またはそれらに統合され得る。無線通信デバイスは、無線コネクションを介して音声および/またはデータを通信することを可能にする、携帯型、ハンドヘルド型、コンピュータ内蔵型、または車両搭載型の移動デバイスであり得る。
ネットワークノード:本明細書で使用される「ネットワークノード」は、RANの一部であるか、またはセルラー通信ネットワーク/システムのコアネットワークにおける任意のノードである。
送信/受信点(TRP):いくつかの実施形態によれば、TRPは、ネットワークノード、無線ヘッド、空間関係、または送信構成インジケータ(TCI)状態のいずれかであり得る。TRPは、いくつかの実施形態によれば、空間関係またはTCI状態によって表され得る。いくつかの実施形態によれば、TRPは、複数のTCI状態を使用することができる。
本明細書では、3GPPセルラー通信システムに焦点をあてて説明しているため、3GPP用語や3GPP用語に類似した用語がしばしば用いられることに留意されたい。しかしながら、本明細書で開示される概念は、3GPPシステムに限定されない。
本明細書の説明では、「セル」という用語が参照され得るが、特に5G NR概念に関しては、セルの代わりにビームが使用され得、したがって、本明細書で説明する概念がセルとビームの両方に等しく適用可能であることに留意することが重要であることに留意されたい。
図9は、本開示の実施形態が実装され得る、インテグレーテッドアクセスアンドバックホール(IAB)アーキテクチャを有する無線アクセスネットワーク(RAN)900の一例を示す。オプションの機能は、破線/ボックスで表されることに注意する。本明細書で説明する実施形態によれば、RAN900は、次世代RAN(NG-RAN)(NG-RANおよび第5世代コア(5GC)を含む5Gシステム(5GS)の一部である)または発展型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E-UTRAN)(E-UTRANおよび発展型パケットコア(EPC)を含む発展型パケットシステム(EPS)の一部である)である。
当業者によって理解されるように、RAN900は、いくつかのIABノード902を含む。具体的には、この実施形態によれば、IABノード902は、IABドナーノード902-0と、IABノード902-1から902-Nと呼ばれる1つまたは複数の追加のIABノードとを含む。IABノード902-0から902-Nは、いくつかの実施形態によれば、基地局(たとえば、gNB、ng-eNB、またはeNB)である。IABドナーノード902-0は、好ましくは、コアネットワーク(図示せず)への有線のバックホールコネクションを有し、本明細書では「IAB-donorーCU(IABドナーCU)」と呼ばれることがあるCU903を含む。
IABノード902-0から902-Nは、それぞれのMT904-0から904-Nと、それぞれのDU906-0から906-Nとを含む。MT904-1から904-Nは、本明細書ではIAB-MT904-1から904-Nと呼ばれることがある。同様に、DU906-0から906-Nは、本明細書ではIAB-DU906-0から906-Nと呼ばれることがある。IABノード902-0から902-Nは、それぞれのUE908-0から908-Nへの無線アクセスを提供する。明確にするために、IABノード902-0から902-Nの各々について1つのUE908のみが示されていることに留意されたい、IABノード902-0から902-Nの各々は、多くのUE908への無線アクセスを提供してもよいことを諒解されたい。さらに、単一のIABノード902は、多数の子IABノードにバックホールを提供することができる。また、図9に示すIABアーキテクチャのトポロジーは、一例に過ぎないことに留意されたい。他のトポロジーが使用されてもよい(例えば、図5に示されるスパニングツリー(ST)トポロジーおよび有向非巡回グラフ(DAG)トポロジーを参照されたい)。
なお、本明細書では、IABノード902-i(本明細書では、「ネットワークIABノード」とも呼ばれる)は、i番目のIABノードを指し、「i」は、1からNの範囲内の任意の値である。IABノード902-p(例えば、図9の例ではp=i-1)は、IABノード902-iの「親IABノード」と呼ばれ、IABノード902-c(例えば、図9の例ではc=i+1)は、IABノード902-iの「子IABノード」と呼ばれる。ここでは、IABノードの参照番号の一例として902-2を用い、IABノード902-2の親ノードの参照番号の一例として902-1を用いる。
現在、ある種の1つまたは複数の課題が存在する。Rel-16のIABは、IAB-MT904およびIAB-DU906が時分割多重(TDM)方式で動作するケース#1のタイミングに焦点を当てている。これは、IAB-MT904リソースおよびIAB-DU906リソースのミスアライメントに関する、既に指定されたガードシンボルシグナリングの基本的な説明である。IABの次のリリース(Rel-17のIAB)のための主な目的の1つは、IABノードにおける同時送信および/または受信のための拡張を規定することである。同時に送信する場合、IABノード902-2は、ケース#6のタイミングで動作する。同時に受信する場合、IABノード902-2は、ケース#7のタイミングで動作する。したがって、Rel-17のIABをサポートするIABノード902は、3つのタイミングケース、すなわち、ケース#1、ケース#6、およびケース#7の間で頻繁にスイッチングする必要があり、それらのそれぞれは、IAB-MT904とIAB-DU906リソースとの間の異なるガードシンボルにつながる。
タイミングアライメントケースが変更されるたびに、IABノード902-2は、所望ガードシンボル個数の新しいセットを親ノード902に送信することができ、次いで、親ノード902は、提供ガードシンボル個数の新しいセットで応答することができる。しかし、これらのタイミングアライメントケース間で変更があるたびに、所望ガードシンボル個数のセットと提供ガードシンボル個数のセットとを送受信(交換)することは、不必要なシグナリングオーバヘッドを引き起こす可能性があり、IAB-MT904における影響を受けるリソースに関する親ノードのスケジューリング決定のための不必要な遅延を引き起こす可能性がある。
本開示およびそれらの実施形態の特定の態様は、上記または他の課題に対する解決策を提供することができる。提案されたソリューションの実施形態は、タイミングアライメントケースの頻繁なスイッチングに関する不必要な遅延およびオーバヘッドを低減する可能性を伴ってIABネットワークを拡張する。複数のタイミングアライメントケース間でスイッチングが実行されるときに、IABノード902-2とその親ノード902-1との間のシグナリングオーバヘッドを低減するためのシステムおよび方法が、本明細書で開示される。一実施形態によれば、IABノード902-2は、親IABノード902-1に、2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのための所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットを送信することができ、2つ以上のタイミングスイッチンググループの各タイミングスイッチンググループは、1つまたは複数のタイミングアライメントケースを含み、所望ガードシンボル個数の各セットは、2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのタイミングスイッチンググループに含まれる1つまたは複数のタイミングアライメントケースのための所望ガードシンボル個数を含む。
IABノード902-2は、親IABノード902-1から、2つ以上のタイミングスイッチンググループに対して、それぞれ、提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットを受信してもよい。IABノード902-2は、2つの隣接する時間ユニット(たとえば、スロット)において使用されるタイミングアライメントケースに対応する2つ以上のタイミングスイッチンググループのうちの1つのための提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットのうちの1つに基づいて、2つの隣接する時間ユニット(たとえば、スロット)におけるアップリンク送信および/またはダウンリンク受信のための利用可能な時間リソースを決定してもよい。
IABノード902-2がその動作モードを変更し、それによって、別のタイミングアライメントケースを使用するとき、親IABノード902-1に、その変更について暗黙的または明示的に通知することができる。IABノード902-2および親IABノード902-1の両方は、対応するガードシンボルのセットを使用するように変更する。
特定の実施形態は、以下の技術的利点のうちの1つまたは複数を提供することができる。本明細書で開示されるシステムおよび方法は、IABノード902-2が2つ以上のタイミングアライメントケース間で切り替わるとき、所望ガードシンボル個数および提供ガードシンボル個数のために使用されるシグナリングオーバヘッドを低減する。親IABノード902-1およびIABノード902-2の両方が、IABノードで実行されるタイミングアライメントのケースに従って、対応するセットのガードシンボルを使用するために高速スイッチングを行うことができるため、ガードシンボルアップデートによって引き起こされる判定遅延も減少する。
本明細書で開示されるシステムおよび方法は、最小限のオーバヘッドで様々なタイミングアライメントケース間のスイッチングを可能にする。一実施形態によれば、IABノード902-2は、その親IABノード902-1に所望ガードシンボル個数の複数のセットを送信する。所望ガードシンボル個数の各セットは、図10に示すGroup-1(グループ1)、Group-2(グループ2)、Group-3(グループ3)、Group-4(グループ4)などの複数のタイミングスイッチンググループのうちの1つに対応し、複数のタイミングスイッチンググループの各セットは、親IABノード902-1とIABノード902-2との間(すなわち、IABノード902-2のIAB-MT904-2と親IABノード902-1のIAB-DU906-1との間)での送受信に用いられる2つの連続する時間ユニット(例えば、スロット)におけるタイミングアライメントケースの多種多様な組合せのうちの1つに対応する。例えば、Group-2(図10に示す)は、IABノード902-2のIAB-MT904-2とIABノード902-2のIAB-DU906-2との間の8つの異なったタイミングアライメントケースにそれぞれ対応する、ガードシンボルの個数であって少なくとも8つの所望の個数からなるセットを含む。たとえば、所望ガードシンボル個数の各セットは、TS 38.321(「NR;媒体アクセス制御(MAC)プロトコル仕様」)の表5.18.19-1または図6.1.3.22-1に示されるものなど、またはそれに類似する、所望ガードシンボル媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)中で提供され得る: NmbGS1、NmbGS2、…, およびNmbGS8(図8Aおよび図8Bに再現)。
一実施形態によれば、親IABノード902-1がIABノード902-2から所望ガードシンボル個数の複数のセットを受信した後、親IABノード902-1は、受信された所望ガードシンボル個数の複数のセットを(例えば、親IABノード902-1のメモリに)格納する。これに対して、親IABノード902-1は、提供ガードシンボル個数の複数のセットをIABノード902-2に送信する。所望ガードシンボル個数と同様に、提供ガードシンボル個数の各セットは、図10に示されるグループ-1、グループ-2、グループ-3、およびグループ-4などの複数のタイミングスイッチンググループのうちの1つに対応する。
複数のタイミングスイッチンググループの各グループは、IAB-MTリソースとIAB-DUリソースとの複数の異なる組合せに対応する、ガードシンボルの提供シンボルのセットを含む。たとえば、提供されるガードシンボルの各セットは、TS 38.321(「NR;媒体アクセス制御(MAC)プロトコル仕様」)の表5.18.19-1または図6.1.3.22-1に示されるもの、NmbGS1、NmbGS2、…、NmbGS8など、またはそれに類似するProvided Guard Symbols MAC CE(提供ガードシンボルMAC CE)に含まれ得る。IABノード902-2は、次いで、ガードシンボルの、提供されたシンボルの受信された複数のセットを(たとえば、IABノード902-2のメモリに)格納する。
Rel-16におけるIAB-MTとIAB-DUリソースとの間のガードシンボルは、図10の「Group-1」に示すように、IAB-MTとIAB-DUとがTDMモードであるケース#1タイミングアライメントにおいて、スロット(k-1)とスロットkとの両方が動作する場合のためのものであり、この8個のガードシンボルのセットは、以下、Group-1ガードシンボルと称する。
Rel-17のIABは、同時並行的な送受信を考慮している。これにより、IABノード902-2は、ケース#1、ケース#6またはケース#7のタイミングで動作することができる。ケース#6タイミングアライメントがIABノード902-2または親IABノード902-1によって使用または実装されるとき、IAB-MT UL Txタイミングは、IAB-DU DL Txタイミングとアライメントされるように変更される。ケース#7タイミングアライメントが使用されるとき、IAB-DU UL Rxタイミングは、IAB-MT DL Rxタイミングとアライメントされるように変更される。したがって、所望ガードシンボル個数のいくつかは、スロット(k-1)およびスロットkにおけるタイミングアライメントの場合の組合せが以下であるとき、グループ1のガードシンボルと比較して変更されることになる:
●ケース#1およびケース#6。
●ケース#1およびケース#7。
●ケース#6およびケース#1。
●ケース#7およびケース#1。
●ケース#6およびケース#7。
●ケース#7およびケース#6。
●ケース#6およびケース#6。
●ケース#7およびケース#7。
●ケース#1およびケース#6。
●ケース#1およびケース#7。
●ケース#6およびケース#1。
●ケース#7およびケース#1。
●ケース#6およびケース#7。
●ケース#7およびケース#6。
●ケース#6およびケース#6。
●ケース#7およびケース#7。
図10では、「グループ2」、「グループ3」、「グループ4」の変化をまとめているが、図示したテーブルの網掛けのセルは、ガードシンボルの個数がグループ1と異なる値であるテーブルのセルを示している。
なお、図10では網掛けされていないセルの数値がリソースミスアライメント(ずれ)の観点から変更されないが、送受信モードの変更を含むため、IABノード902-2の内部の処理時間が変更されてもよい:
●IAB-MTまたはIAB-DUのいずれかのTx/Rxから、グループ2のようにIAB-MTおよびIAB-DUの両方のTx/Rxへ。
●IAB-MTおよびIAB-DUの両方のTx/Rxから、グループ3のようにIAB-MTまたはIAB-DUのいずれかのTx/Rxへ。
●同時並行的な送信から同時並行的な受信へ、または、グループ4と同様にその逆。
したがって、これらのセルに関する所望ガードシンボル個数も、グループ1の値と比較して変化してもよい。
●IAB-MTまたはIAB-DUのいずれかのTx/Rxから、グループ2のようにIAB-MTおよびIAB-DUの両方のTx/Rxへ。
●IAB-MTおよびIAB-DUの両方のTx/Rxから、グループ3のようにIAB-MTまたはIAB-DUのいずれかのTx/Rxへ。
●同時並行的な送信から同時並行的な受信へ、または、グループ4と同様にその逆。
したがって、これらのセルに関する所望ガードシンボル個数も、グループ1の値と比較して変化してもよい。
本開示によれば、IABノード902-2および親IABノード902-1が、2つの連続する時間ユニット(例えば、スロット)におけるタイミングアライメントケースの様々な組合せに対応する所望ガードシンボル個数および提供個数を通信するための、少なくとも以下の2つの例示的な実施形態があり得る。
第1実施形態
図11は、IABノード902-2および親IABノード902-1(ドナーノード902-0であってもよい)の動作の一実施形態を示すフローチャートである。オプションのステップは、ボックスによって表される。
図11は、IABノード902-2および親IABノード902-1(ドナーノード902-0であってもよい)の動作の一実施形態を示すフローチャートである。オプションのステップは、ボックスによって表される。
オプションで、IABノード902-2は、2つ以上のタイミングスイッチンググループそれぞれのための所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットを生成することができ、2つ以上のタイミングスイッチンググループの各タイミングスイッチンググループは、1つまたは複数のタイミングアライメントケースを含み、所望ガードシンボル個数の各セットは、2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのタイミングスイッチンググループに含まれる1つまたは複数のタイミングアライメントケースのための所望ガードシンボル個数を含む(ステップ1100)。あるいは、IABノード902-2は、IABノード902-2の外部デバイスまたはオペレータ(例えば、ユーザ)から所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットを受信してもよい(ステップ1100)。
「所望ガードシンボル個数のセット」の例は、技術仕様書(TS)38.321(「NR;媒体アクセス制御(MAC)プロトコル仕様書」)に開示されている所望ガードシンボルMAC CEに含まれるガードシンボルの個数である。所望ガードシンボルMAC CEは、IABノード902-2のIAB-MT904-2が、IAB-MT904-2を介したダウンリンク受信/アップリンク送信とIAB-DU906-2を介したダウンリンク送信/アップリンク受信との間でIABノード902-2がトランジションするスロットにおいて、IABノード902-2のIAB-MT904-2に使用しないことを親IABノード902-1に示す、ガードシンボルの個数のセットを含む。
IABノード902-2は、親IABノード902-1に、2つ以上のタイミングスイッチンググループのための所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットをそれぞれ送信することができる(ステップ1102)。2つ以上のタイミングスイッチンググループの各タイミングスイッチンググループは、1つまたは複数のタイミングアライメントケースを含み、所望ガードシンボル個数の各セットは、2つ以上のタイミングスイッチンググループの各タイミングスイッチンググループに含まれる1つまたは複数のタイミングアライメントケースに対する所望ガードシンボル個数を含む。
オプションで、親IABノード902-1に、2つ以上のタイミングスイッチンググループのための所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットをそれぞれ送信することは、1つまたは複数のMAC CEを介して親IABノード902-1に、2つ以上のタイミングスイッチンググループのための所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットをそれぞれ送信することを含む。
オプションで、親IABノード902-1に、2つ以上のタイミングスイッチンググループのための所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットをそれぞれ送信することは、所望ガードシンボル個数の基準セットに対する差分として、所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットのうちの少なくとも1つを送信することを含む。
オプションで、親IABノード902-1は、2つ以上のタイミングスイッチンググループのための提供ガードシンボル個数の複数のセットをそれぞれ生成することができる(ステップ1104)。代替的に、親IABノード902-1は、親IABノード902-1の外部デバイスまたはオペレータ(例えば、ユーザ)から、提供ガードシンボル個数の複数のセットを受信してもよい(ステップ1104)。
「提供ガードシンボル個数のセット」の例は、TS 38.321(「NR; 媒体アクセス制御 (MAC)プロトコル仕様書」)に開示されているProvided Guard Symbol MAC CE(提供ガードシンボルMAC CE)に含まれるガードシンボルの個数である。提供ガードシンボルMAC CEは、3GPP TS 38.213、V16.3.0、制御のための物理レイヤプロシージャに記載されているように、IABノード902-2がIAB-MT904-2を介したダウンリンク受信/アップリンク送信とIAB-DU906-2を介したダウンリンク送信/アップリンク受信との間でトランジションするスロットにおいてIABノード902-2のIAB-MT904-2のために使用されないシンボル個数のセット含む(「IAB-MTのサービングセルのために、IAB-MTは、guard-SymbolsProvidedによって、IAB-MTとIABノードDUとの間でIABノードがトランジションするスロットにおいてIAB-MTのために使用されないシンボルの個数を提供されてもよい)。
IABノード902-2は、親IABノード902-1から、2つ以上のタイミングスイッチンググループのための提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットをそれぞれ受信することができる(ステップ1106)。
オプションで、IABノード902-2は、2つ以上のタイミングスイッチンググループのための提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットを、それぞれ、1つまたは複数のMAC CEを介して、親IABノード902-1から受信してもよい。オプションで、1つまたは複数のMAC CEのうちの各MAC CEは、2つ以上のタイミングスイッチンググループのうちの1つを示す1つまたは複数のビットを含み、これのための、提供ガードシンボル個数の各セットを当該MAC CEが含んでいる(ステップ1106)。
オプションで、IABノード902-2は、提供ガードシンボル個数の基準セットに対する差分として、提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットのうちの少なくとも1つを受信することができる(ステップ1106)。
オプションで、IABノード902-2は、IABノード902-2のタイミングアライメント構成を、複数のタイミングスイッチンググループのうちの特定のタイミングスイッチンググループにおける複数のタイミングアライメントケースのうちの特定のタイミングアライメントケースに対応するタイミングアライメント構成に変更し(ステップ1108)、IABノード902-2のタイミングアライメント構成の変更を親IABノード902-1に明示的または暗黙的に示すことができる(ステップ1110)。
IABノード902-2は、IAB-DU906-2のダウンリンク送信またはアップリンク受信のための利用可能な時間リソース、および/または2つの隣接する時間ユニット(たとえば、スロット)において使用されるタイミングアライメントケースに対応する2つ以上のタイミングスイッチンググループのうちの1つのための提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットのうちの1つに基づいて、2つの隣接する時間ユニット(たとえば、スロット)におけるIAB-MT904-2のダウンリンク受信またはアップリンク送信を決定してもよい(ステップ1112)。
オプションで、IABノード902-2は、決定された利用可能な時間リソースに基づいて、2つの隣接する時間ユニットにおいてアップリンク送信および/またはダウンリンク受信を実行してもよい。たとえば、IABノード902-2は、IABノード902-2がIAB-MT904-2とIAB-DU906-2との間でトランジションするとき(ステップ1114)、提供ガードシンボル個数に対応する(開始または終了)エッジにおいてタイムスロットを使用しないことがある。
親IABノード902-2は、2つの隣接する時間ユニット(たとえば、スロット)において使用されるタイミングアライメントケースに対応する2つ以上のタイミングスイッチンググループのうちの1つのための所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットのうちの1つに基づいて、2つの隣接する時間ユニット(たとえば、スロット)におけるアップリンク送信および/またはダウンリンク受信のための利用可能な時間リソースを決定してもよい(ステップ1116)。
オプションで、親IABノード902-1は、決定された利用可能な時間リソースに基づいて、2つの隣接する時間ユニットにおいてアップリンク送信および/またはダウンリンク受信を実行してもよい。たとえば、親IABノード902-1は、IABノード902-2がIAB-MT904-2とIAB-DU906-2との間のトランジションを実行するとき、所望ガードシンボル個数に対応する(開始または終了)エッジのタイムスロットを使用しないことがある(1118)。
オプションで、IABノード902-2は、所望ガードシンボル個数のセットを更新する信号を、親IABノード902-1に送信してもよい(ステップ1120)。オプションで、親IABノード902-1は、提供ガードシンボル個数のセットを更新する信号をIABノード902-2に送信することができる(ステップ1122)。
スイッチング(切り替え)またはトランジションは、1つのスロット(たとえば、スロット(k-1))から次のスロット(たとえば、スロットk)に行われ得る。一実施形態によれば、各タイミングスイッチンググループ(Group-1からGroup-4)ごとの所望ガードシンボル個数の各セットは、図10に示すように、複数のタイミングアライメントケースに対応するガードシンボルの個数を表す少なくとも8つの非負の値を含む:
●Group-1(グループ1):
○ タイミングケース#1のIAB-MT Rxからタイミングケース#1のIAB-DU Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-MT Rxからタイミングケース#1のIAB-DU Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-MT Txからタイミングケース#1のIAB-DU Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-MT Txからタイミングケース#1のIAB-DU Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-DU Rxからタイミングケース#1のIAB-MT Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-DU Rxからタイミングケース#1のIAB-MT Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-DU Txからタイミングケース#1のIAB-MT Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-DU Txからタイミングケース#1のIAB-MT Rxへのスイッチング。
●Group-1(グループ1):
○ タイミングケース#1のIAB-MT Rxからタイミングケース#1のIAB-DU Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-MT Rxからタイミングケース#1のIAB-DU Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-MT Txからタイミングケース#1のIAB-DU Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-MT Txからタイミングケース#1のIAB-DU Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-DU Rxからタイミングケース#1のIAB-MT Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-DU Rxからタイミングケース#1のIAB-MT Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-DU Txからタイミングケース#1のIAB-MT Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-DU Txからタイミングケース#1のIAB-MT Rxへのスイッチング。
●Group-2(グループ2):
○ タイミングケース#1のIAB-MT Rxからタイミングケース#6のIAB-DU Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-MT Rxからタイミングケース#7のIAB-DU Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-MT Txからタイミングケース#6のIAB-DU Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-MT Txからタイミングケース#7のIAB-DU Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-DU Rxからタイミングケース#6のIAB-MT Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-DU Rxからタイミングケース#7のIAB-MT Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-DU Txからタイミングケース#6のIAB-MT Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-DU Txからタイミングケース#7のIAB-MT Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-MT Rxからタイミングケース#6のIAB-DU Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-MT Rxからタイミングケース#7のIAB-DU Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-MT Txからタイミングケース#6のIAB-DU Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-MT Txからタイミングケース#7のIAB-DU Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-DU Rxからタイミングケース#6のIAB-MT Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-DU Rxからタイミングケース#7のIAB-MT Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-DU Txからタイミングケース#6のIAB-MT Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#1のIAB-DU Txからタイミングケース#7のIAB-MT Rxへのスイッチング。
●Group-3(グループ3):
○ タイミングケース#7のIAB-MT Rxからタイミングケース#1のIAB-DU Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#7のIAB-MT Rxからタイミングケース#1のIAB-DU Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#6のIAB-MT Txからタイミングケース#1のIAB-DU Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#6のIAB-MT Txからタイミングケース#1のIAB-DU Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#7のIAB-DU Rxからタイミングケース#1のIAB-MT Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#7のIAB-DU Rxからタイミングケース#1のIAB-MT Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#6のIAB-DU Txからタイミングケース#1のIAB-MT Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#6のIAB-DU Txからタイミングケース#1のIAB-MT Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#7のIAB-MT Rxからタイミングケース#1のIAB-DU Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#7のIAB-MT Rxからタイミングケース#1のIAB-DU Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#6のIAB-MT Txからタイミングケース#1のIAB-DU Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#6のIAB-MT Txからタイミングケース#1のIAB-DU Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#7のIAB-DU Rxからタイミングケース#1のIAB-MT Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#7のIAB-DU Rxからタイミングケース#1のIAB-MT Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#6のIAB-DU Txからタイミングケース#1のIAB-MT Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#6のIAB-DU Txからタイミングケース#1のIAB-MT Rxへのスイッチング。
●Group-4(グループ4):
○ タイミングケース#7のIAB-MT Rxからタイミングケース#6のIAB-DU Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#7のIAB-MT Rxからタイミングケース#7のIAB-DU Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#6のIAB-MT Txからタイミングケース#6のIAB-DU Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#6のIAB-MT Txからタイミングケース#7のIAB-DU Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#7のIAB-DU Rxからタイミングケース#6のIAB-MT Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#7のIAB-DU Rxからタイミングケース#7のIAB-MT Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#6のIAB-DU Txからタイミングケース#6のIAB-MT Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#6のIAB-DU Txからタイミングケース#7のIAB-MT Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#7のIAB-MT Rxからタイミングケース#6のIAB-DU Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#7のIAB-MT Rxからタイミングケース#7のIAB-DU Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#6のIAB-MT Txからタイミングケース#6のIAB-DU Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#6のIAB-MT Txからタイミングケース#7のIAB-DU Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#7のIAB-DU Rxからタイミングケース#6のIAB-MT Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#7のIAB-DU Rxからタイミングケース#7のIAB-MT Rxへのスイッチング。
○ タイミングケース#6のIAB-DU Txからタイミングケース#6のIAB-MT Txへのスイッチング。
○ タイミングケース#6のIAB-DU Txからタイミングケース#7のIAB-MT Rxへのスイッチング。
オプションで、親IABノード902-1は、例えば、IABノード902-2に制御信号を送信することによって、IABノード902-2におけるタイムモードオペレーション(動作)の変更を制御してもよい。IABノード902-2は、親IABノード902-1から送信された制御信号に基づいて、タイムアライメントケースの1つに対応するタイムモード動作を、例えば、スロット(k-1)のケース#1からスロットkのケース#6に変更してもよい。
IABノード902-2が、それが動作するタイミングモード動作を変更するとき、IABノード902-2は、タイミングモード動作の変更について、親IABノード902-1に暗黙的または明示的に通知することができる。RAN1のチェアマンによる注記(「RAN1チェアマンによる注記」、3GPP TSG RAN WG1 ミーティング #103e、2020年11月)によれば、IABノード902-2におけるケース#6タイミングモード動作の制御は、アップリンク送信を意図されている親IABノード902-1によるものであることが合意されている。
* * * * * RAN1チェアマン注記より抜粋開始 * * * * *
合意事項
IAB-ノードでのケース6タイミングモード動作は、UL送信を意図される親IABノードによって制御される。
* * * * * RAN1チェアマン注記より抜粋終了 * * * * *
合意事項
IAB-ノードでのケース6タイミングモード動作は、UL送信を意図される親IABノードによって制御される。
* * * * * RAN1チェアマン注記より抜粋終了 * * * * *
したがって、親IABノード902-1は、ケース#6タイミングモード動作時にIABノード902-2がいつ動作を開始または停止するかを暗黙的に知ることになる。すなわち、IABノード902-2は、ケース#6からケース#1またはケース#7へのタイミングモード動作変更を、親IABノード902-1に通知する必要がない。他の場合には、IABノード902-2は、親IABノード902-1に、(i)ケース#1またはケース#6のタイミングからケース#7のタイミングに変更するか、または、(ii)ケース#7のタイミングからケース#1のタイミングに変更するときに、親IABノード902-1に信号を送信することによって、明示的に通知することができる。
例えば、IABノード902-2がスロット(k-1)においてケース#6からスロットkにおいてケース#1またはケース#7にタイミングモード動作を変更する場合、ケース#6から他のケース(ケース#1、ケース#7)への変更が親IABノード902-1によって開始または制御される可能性があるため、IABノード902-2は、タイミングモード動作の変更を親IABノード902-1に通知する必要がない場合がある。したがって、親IABノード902-1は、IABノード902-2において、タイミングモード動作の変更をすでに知っている。
第2実施形態
図12は、IABノード902-2および親IABノード902-1の動作の方法の別の実施形態を示すフローチャートである。オプションのステップは、ボックスによって表される。
図12は、IABノード902-2および親IABノード902-1の動作の方法の別の実施形態を示すフローチャートである。オプションのステップは、ボックスによって表される。
オプションで、IABノード902-2は、所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットを生成することができる(ステップ1200)。あるいは、IABノード902-2は、IABノード902-2の外部デバイスまたはオペレータ(例えば、ユーザ)から所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットを受信することができる(ステップ1200)。
オプションで、IABノード902-2は、特定のタイミングスイッチンググループのためのタイミングアライメントケースのうちの1つの第1の発生に対応するタイミング構成が発生したと判定することができる(ステップ1202)。第1の発生は、次のいずれかのタイムアライメントケースである:
●ケース#1およびケース#1。
●ケース#1およびケース#6。
●ケース#1およびケース#7。
●ケース#6およびケース#1。
●ケース#7およびケース#1。
●ケース#6およびケース#7。
●ケース#7およびケース#6。
●ケース#6およびケース#6。
●ケース#7およびケース#7。
●ケース#1およびケース#1。
●ケース#1およびケース#6。
●ケース#1およびケース#7。
●ケース#6およびケース#1。
●ケース#7およびケース#1。
●ケース#6およびケース#7。
●ケース#7およびケース#6。
●ケース#6およびケース#6。
●ケース#7およびケース#7。
タイミングスイッチンググループは、タイミングアライメントケースにおいて生じるリソースミスアライメントを含む:
●IAB-MT RxからIAB-DU Txへ。
●IAB-MT RxからIAB-DU Rxへ。
●IAB-MT TxからIAB-DU Txへ。
●IAB-MT TxからIAB-DU Rxへ。
●IAB-DU RxからIAB-MT Txへ。
●IAB-DU RxからIAB-MT Rxへ。
●IAB-DU TxからIAB-MT Txへ。および、
●IAB-DU TxからIAB-MT Rxへ。
●IAB-MT RxからIAB-DU Txへ。
●IAB-MT RxからIAB-DU Rxへ。
●IAB-MT TxからIAB-DU Txへ。
●IAB-MT TxからIAB-DU Rxへ。
●IAB-DU RxからIAB-MT Txへ。
●IAB-DU RxからIAB-MT Rxへ。
●IAB-DU TxからIAB-MT Txへ。および、
●IAB-DU TxからIAB-MT Rxへ。
IABノード902-2は、親IABノード902-1に、第1の発生のための2つ以上のタイミングスイッチンググループのための所望ガードシンボル個数の単一のセットを送信することができ、ここで、2つ以上のタイミングスイッチンググループの各タイミングスイッチンググループは、1つまたは複数のタイミングアライメントケースを含み、所望ガードシンボル個数の単一のセットは、2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのタイミングスイッチンググループに含まれる1つまたは複数のタイミングアライメントケースのための所望ガードシンボル個数を含む(ステップ1204)。
オプションで、IABノード902-2は、2つ以上のタイミングスイッチンググループのための所望ガードシンボル個数の単一のセットを、それぞれ、1つまたは複数のMAC CEを介して、親IABノード902-1に送信することができる。
オプションで、IABノード902-2は、所望ガードシンボル個数の基準セットに対する差分として、所望ガードシンボル個数の単一のセットを送信することができる。
オプションで、親IABノード902-1は、提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセット、たとえば、技術仕様書(TS)38.321、NR;媒体アクセス制御(MAC)プロトコル仕様(たとえば、IABのための5.18.19ガードシンボル)などの関連規格に開示されたProvided Guard Symbols(提供ガードシンボル)を生成することができる(ステップ1206)。代替として、親IABノード902-1は、親IABノード902-1の外部デバイスまたはオペレータ(たとえば、ユーザ)から、提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットを受信してもよい(ステップ1206)。
IABノード902-2は、親IABノード902-1から、2つ以上のタイミングスイッチンググループそれぞれのための提供ガードシンボル個数の単一のセットを受信することができる(ステップ1208)。
オプションで、IABノード902-2は、2つ以上のタイミングスイッチンググループのための提供ガードシンボル個数の単一のセットを、それぞれ、1つまたは複数のMAC CEを介して、親IABノード902-1から受信してもよい。
オプションで、1つまたは複数のMAC CEの各MAC CEは、MAC CEが提供ガードシンボル個数の各セットを含む2つ以上のタイミングスイッチンググループのうちの1つを示す1つまたは複数のビットを備え得る。
オプションで、IABノード902-2は、提供ガードシンボル個数の基準セットに対する差分として、提供ガードシンボル個数の単一のセットを受信することができる。
IABノード902-2は、2つの隣接する時間ユニット(たとえば、スロット)において使用されるタイミングアライメントケースに対応する2つ以上のタイミングスイッチンググループのうちの1つのための提供ガードシンボル個数の単一のセットに基づいて、2つの隣接する時間ユニット(たとえば、スロット)におけるアップリンク送信および/またはダウンリンク受信のための利用可能な時間リソースを決定してもよい(ステップ1210)。
オプションで、IABノード902-2は、決定された利用可能な時間リソースに基づいて、2つの隣接する時間ユニットにおいてアップリンク送信および/またはダウンリンク受信を実行してもよい。例えば、IABノード902-2は、IABノード902-2がIAB-MT904-2とIAB-DU906-2との間のトランジションを実行するとき(ステップ1212)、提供ガードシンボル個数に対応する(開始または終了)エッジにおいてタイムスロットを使用しなくてもよい。
親IABノード902-1は、2つの隣接する時間ユニット(たとえば、スロット)において使用されるタイミングアライメントケースに対応する2つ以上のタイミングスイッチンググループのうちの1つのための所望ガードシンボル個数の単一のセットに基づいて、2つの隣接する時間ユニット(たとえば、スロット)におけるアップリンク送信および/またはダウンリンク受信のための利用可能な時間リソースを決定してもよい(ステップ1214)。
オプションで、親IABノード902-1は、決定された利用可能な時間リソースに基づいて、2つの隣接する時間ユニットにおいてアップリンク送信および/またはダウンリンク受信を実行してもよい。たとえば、親IABノード902-1は、IABノード902-2がIAB-MT904-2とIAB-DU906-2との間のトランジションを実行するとき(ステップ1216)、所望ガードシンボル個数に対応する(開始または終了)エッジにおいてタイムスロットを使用しないことがある。
他の実施形態
TS 38.321(「NR; 媒体アクセス制御(MAC)プロトコル仕様」)に開示されているように、ガードシンボルMAC CEは、ガードスペーシングのための基準サブキャリア間隔(SCS)を示すための予約フィールドおよびフィールドを含む。親IABノード902-1またはIABノード902-2に、異なるグループ2、グループ3、およびグループ4内のガードシンボルの個数について通知するための追加のシグナリングを指定する代わりに、ガードシンボル組合せのシグナリングがグループ2、グループ3、またはグループ4のうちの1つのためのものであり、グループ1のものではないことを示すために、予約ビットを使用することができる。この場合、SCSフィールドは、ケース#1のガードシンボル構成(グループ-1)の場合と同じSCSであり、代わりに、SCSフィールド内の2ビットを使用して、グループ-2、グループ-3、またはグループ-4のガードシンボルの組合せにフラグを立てることができる。
TS 38.321(「NR; 媒体アクセス制御(MAC)プロトコル仕様」)に開示されているように、ガードシンボルMAC CEは、ガードスペーシングのための基準サブキャリア間隔(SCS)を示すための予約フィールドおよびフィールドを含む。親IABノード902-1またはIABノード902-2に、異なるグループ2、グループ3、およびグループ4内のガードシンボルの個数について通知するための追加のシグナリングを指定する代わりに、ガードシンボル組合せのシグナリングがグループ2、グループ3、またはグループ4のうちの1つのためのものであり、グループ1のものではないことを示すために、予約ビットを使用することができる。この場合、SCSフィールドは、ケース#1のガードシンボル構成(グループ-1)の場合と同じSCSであり、代わりに、SCSフィールド内の2ビットを使用して、グループ-2、グループ-3、またはグループ-4のガードシンボルの組合せにフラグを立てることができる。
別の実施形態によれば、ガードシンボルの組合せは、ケース#1のガードシンボルの組合せ(すなわち、グループ1)を参照してもよい。例えば、グループ2、グループ3、およびグループ4のガードシンボルの組合せについて、グループ1におけるケース#1のガードシンボルとの相違点のみがシグナリングされてもよい。
別の実施形態によれば、親IABノード902-1およびIABノード902-2は、IAB-DU Txおよび/またはIAB-DU Rxに関連付けられた受信されたガードシンボルに基づいて、問題のあるIAB-DUリソースがフレキシブル(すなわち、IAB-DUが送信または受信のいずれか)として構成される場合、複数のガードシンボル個数ののうちの有効な個数を決定するように構成された事前定義済みの、または、上位レイヤ(たとえば、F1-APまたは無線リソース制御(RRC))で構成された手法を使用してもよい。
別の実施形態によれば、ガードシンボルの各グループ(例えば、ガードシンボルの個数が8値を超える場合)は、追加的に考慮する:
●タイミングケースAにおけるIAB-MT(DL) RxからタイミングケースBにおけるIAB-DUフレキシブル(すなわち、TxまたはRxのいずれか)へのスイッチング。
●タイミングケースAにおけるIAB-MT(UL) TxからタイミングケースBにおけるIAB-DUフレキシブル(すなわち、TxまたはRxのいずれか)へのスイッチング。
●タイミングケースAにおけるIAB-DUフレキシブル(すなわち、TxまたはRxのいずれか)からタイミングケースBにおけるIAB-MT(DL) Rxへのスイッチング。
●タイミングケースAにおけるIAB-DUフレキシブル(すなわち、TxまたはRxのいずれか)から、タイミングケースBにおけるIAB-MT(UL) Txへのスイッチング。ここで、タイミングケースAおよびタイミングケースBは、タイミングケース#1、タイミングケース#6、およびタイミングケース#7のいずれかとすることができる。
●タイミングケースAにおけるIAB-MT(DL) RxからタイミングケースBにおけるIAB-DUフレキシブル(すなわち、TxまたはRxのいずれか)へのスイッチング。
●タイミングケースAにおけるIAB-MT(UL) TxからタイミングケースBにおけるIAB-DUフレキシブル(すなわち、TxまたはRxのいずれか)へのスイッチング。
●タイミングケースAにおけるIAB-DUフレキシブル(すなわち、TxまたはRxのいずれか)からタイミングケースBにおけるIAB-MT(DL) Rxへのスイッチング。
●タイミングケースAにおけるIAB-DUフレキシブル(すなわち、TxまたはRxのいずれか)から、タイミングケースBにおけるIAB-MT(UL) Txへのスイッチング。ここで、タイミングケースAおよびタイミングケースBは、タイミングケース#1、タイミングケース#6、およびタイミングケース#7のいずれかとすることができる。
その他の説明
図13は、本開示のいくつかの実施形態による無線アクセスノード1300の概略ブロック図である。オプションの機能は、破線のボックスで表される。無線アクセスノード1300は、たとえば、本明細書で説明される基地局902またはgNBの機能のすべてまたは一部を実装する基地局902または906またはネットワークノードであり得る。図示されるように、無線アクセスノード1300は、制御システム1302を有し、これは1つまたは複数のプロセッサ1304(例えば、中央演算処理装置(CPU)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)等)、メモリ1306、およびネットワークインターフェース1308を有する。1つまたは複数のプロセッサ1304は、本明細書では、プロセッシング(処理)回路とも呼ばれる。さらに、無線アクセスノード1300は、1つまたは複数のアンテナ1316に結合された1つまたは複数の送信機1312と1つまたは複数の受信機1314とを各々が含む1つまたは複数の無線部1310を含み得る。無線部1310は、無線インターフェース回路を参照されてもよく、またはその一部であってもよい。いくつかの実施形態によれば、無線部1310は、制御システム1302の外部にあり、例えば、有線コネクション(例えば、光ケーブル)を介して制御システム1302に接続される。しかしながら、いくつかの他の実施形態によれば、無線部(複数可)1310および潜在的にアンテナ(複数可)1316は、制御システム1302と一体化される。1つまたは複数のプロセッサ1304は、本明細書に記載するように、無線アクセスノード1300の1つまたは複数の機能を提供するように動作する。ある実施形態によれば、機能は、例えばメモリ1306に記憶され、1つまたは複数のプロセッサ1304によって実行されるソフトウェアで実現される。
図13は、本開示のいくつかの実施形態による無線アクセスノード1300の概略ブロック図である。オプションの機能は、破線のボックスで表される。無線アクセスノード1300は、たとえば、本明細書で説明される基地局902またはgNBの機能のすべてまたは一部を実装する基地局902または906またはネットワークノードであり得る。図示されるように、無線アクセスノード1300は、制御システム1302を有し、これは1つまたは複数のプロセッサ1304(例えば、中央演算処理装置(CPU)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)等)、メモリ1306、およびネットワークインターフェース1308を有する。1つまたは複数のプロセッサ1304は、本明細書では、プロセッシング(処理)回路とも呼ばれる。さらに、無線アクセスノード1300は、1つまたは複数のアンテナ1316に結合された1つまたは複数の送信機1312と1つまたは複数の受信機1314とを各々が含む1つまたは複数の無線部1310を含み得る。無線部1310は、無線インターフェース回路を参照されてもよく、またはその一部であってもよい。いくつかの実施形態によれば、無線部1310は、制御システム1302の外部にあり、例えば、有線コネクション(例えば、光ケーブル)を介して制御システム1302に接続される。しかしながら、いくつかの他の実施形態によれば、無線部(複数可)1310および潜在的にアンテナ(複数可)1316は、制御システム1302と一体化される。1つまたは複数のプロセッサ1304は、本明細書に記載するように、無線アクセスノード1300の1つまたは複数の機能を提供するように動作する。ある実施形態によれば、機能は、例えばメモリ1306に記憶され、1つまたは複数のプロセッサ1304によって実行されるソフトウェアで実現される。
提案される解決策のために、IABノード902-2および親IABノード902-1の動作の方法の実施形態が開示される。IABノード902-2および親IABノード902-1は、無線アクセスノード1320の一例である。したがって、IABノード902-2および親IABノード902-1は、図13の無線アクセスノード1320に示されるすべての構成要素を含む。
図15は、本開示のいくつかの実施形態による無線アクセスノード1300の仮想化された実施形態を示す概略ブロック図である。この説明は、他のタイプのネットワークノードにも同様に適用できる。さらに、他のタイプのネットワークノードは、同様の仮想化アーキテクチャを有することができる。やはり、オプション機能は、破線のボックスによって表される。IABノード902-2および親IABノード902-1は、図15に示す無線アクセスノード1320の例示である。
本明細書で使用されるように、「仮想化された」無線アクセスノードは、無線アクセスノード1300の機能の少なくとも一部が、(例えば、ネットワーク(複数可)内の物理プロセッシングノード(複数可)上で実行される仮想マシン(複数可)を介して)仮想コンポーネント(複数可)として実装される、無線アクセスノード1300の実装である。図示のように、この例示では、無線アクセスノード1300は、上記で説明したように、制御システム1302および/または1つまたは複数の無線部1310を含み得る。制御システム1302は、例えば光ケーブル等を介して無線部1310に接続されてもよい。無線アクセスノード1300は、(1つまたは複数の)ネットワーク1502に結合された、またはその一部として含まれた1つまたは複数のプロセッシングノード1500を含む。存在する場合、制御システム1302または無線部は、ネットワーク1502を介してプロセッシング(処理)ノード1500に接続される。各プロセッシングノード1500は、1つまたは複数のプロセッサ1504(例えば、CPU、ASIC、FPGA、および/または、類似物)、メモリ1506、およびネットワークインターフェース1508を有する。
この例示では、本明細書で説明する無線アクセスノード1300の機能1510は、1つまたは複数のプロセッシングノード1500において実装されるか、または任意の所望の方法で1つまたは複数のプロセッシングノード1500および制御システム1302および/または無線部1310にわたって分散される。いくつかの特定の実施形態によれば、本明細書に記載する無線アクセスノード1300の機能1510の一部または全部は、プロセッシングノード1500によってホストされる仮想環境に実装される1つまたは複数の仮想マシンによって実行される仮想コンポーネントとして実装される。当業者によって理解されるように、プロセッシングノード1500と制御システム1302との間の追加のシグナリング伝達または通信は、所望の機能1510のうちの少なくともいくつかを実行するために使用される。特に、いくつかの実施形態によれば、制御システム1302は含まれなくてもよく、そのケースでは、無線部1310は、適切なネットワークインターフェースを介してプロセッシングノード1500と直接的に通信する。
いくつかの実施形態によれば、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、本明細書で説明する実施形態のいずれかによる、仮想環境内の無線アクセスノード1300の機能1510のうちの1つまたは複数を実装する無線アクセスノード1300またはノード(たとえば、プロセッシングノード1500)の機能を少なくとも1つのプロセッサに実行させる命令を含むコンピュータプログラムが提供される。いくつかの実施形態によれば、前述のコンピュータプログラムプロダクトを有するキャリアが提供される。キャリアは、電気信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体(例えば、メモリなどの非一時的なコンピュータ可読媒体)のうちの1つである。
図14は、本開示のいくつかの他の実施形態による無線アクセスノード1300の概略ブロック図である。無線アクセスノード1300は1以上のモジュール1400を有し、その各々はソフトウェアで実現される。モジュール1400は、本明細書に記載する無線アクセスノード1300の機能性を提供する。この説明は、図15のプロセッシングノード1500にも同様に適用可能であり、ここでは、モジュール1400は、プロセッシングノード1500のうちの1つにおいて実装されてもよく、または多数のプロセッシングノード1500にわたって分散されてもよく、および/またはプロセッシングノード1500および制御システム1302にわたって分散されてもよい。IABノード902-2および親IABノード902-1は、図15に示される無線アクセスノード1320の例である。したがって、IABノード902-2および親IABノード902-1は、1つまたは複数のモジュール1400、たとえば媒体アクセス制御(MAC)モジュールを含む。本明細書で開示される任意の適切なステップ、方法、特徴、機能、または利益は、1つまたは複数の機能ユニット、または1つまたは複数の仮想装置のモジュールを介して実行されてもよい。各仮想装置は、いくつかのこれらの機能ユニットを備えてもよい。これらの機能ユニットは、1つまたは複数のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラを含むことができる処理回路、ならびにデジタルシグナルプロセッサ(DSP)、専用デジタルロジックなどを含むことができる他のデジタルハードウェアを介して実装されてもよい。プロセッシング回路は、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光記憶デバイスなどの1つまたは複数のタイプのメモリを有することができる、メモリに格納されたプログラムコードを実行するように構成することができる。メモリに格納されたプログラムコードは、1つまたは複数の通信および/またはデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令、ならびに本明細書で説明される技術のうちの1つまたは複数を実行するための命令を有する。いくつかの実装形態では、プロセッシング回路は、本開示の1つまたは複数の実施形態に従って、それぞれの機能ユニットに対応する機能を行わせるために、使用されてもよい。
図中のプロセスは、本開示の特定の実施形態によって実行される動作の特定の順序を示してもよいが、そのような順序は例示的であることを理解されたい(例えば、代替の実施形態は、異なる順序で動作を実行してもよく、特定の動作を組み合わせてもよく、特定の動作をオーバーラップしてもよいなど)。
本開示では、以下の略語の少なくともいくつかを用いることができる。略語間に不一致がある場合、それが上記でどのように使用されるかが優先されるべきである。以下に複数回列挙される場合、第1の列挙は、その後の任意の列挙よりも優先されるべきである。
●3GPP: 第三世代パートナーシッププロジェクト
●5G: 第五世代
●5GC: 第五世代コア
●5GS: 第五世代システム
●AF: アプリケーション機能
●AMF: アクセスアンドモビリティ機能
●AN: アクセスネットワーク
●AP: アクセスポイント
●ASIC: 特定用途集積回路
●AUSF: 認証サーバ機能
●CE: 制御要素(コントロールエレメント)
●CPU: 中央演算処理装置
●DN: データネットワーク
●DSP: デジタルシグナルプロセッサ
●eNB: エンハンスド(拡張型)またはエボルブド(進化型)ノードB
●EPS: 進化型パケットシステム
●E-UTRA: 進化型ユニバーサル地上無線アクセス
●FDD: 周波数分割デュープレックス
●FPGA: フィールドプログラマブルゲートアレイ
●gNB: ニューレディオ(新無線)基地局
●gNB-CU: ニューレディオ基地局セントラルユニット
●gNB-CU-CP: ニューレディオ基地局セントラルユニット制御プレーン
●gNB-CU-UP: ニューレディオ基地局セントラルユニットユーザプレーン
●gNB-DU: ニューレディオ基地局分散ユニット
●HSS: ホーム加入者サーバ
●IAB: インテグレーテッド(統合)アクセスアンドバックホール
●IAB-DU:インテグレーテッドアクセスアンドバックホール・分散ユニット
●IAB-MT:インテグレーテッドアクセスアンドバックホール・モバイルターミネーション(終端部)
●IoT: モノのインターネット
●IP: インターネットプロトコル
●LTE: ロングタームエボリューション
●MAC: 媒体アクセス制御
●MME: モビリティ管理エンティティ
●MTC: マシンタイプ通信
●NEF: ネットワーク公開機能
●NF: ネットワーク機能
●NR: ニューレディオ(新無線)
●NRF: ネットワーク機能リポジトリ機能
●NSSF: ネットワークスライス選択機能
●PC: パーソナルコンピュータ
●PCF: ポリシー制御機能
●PDCP: パケットデータコンバージェンスプロトコル
●P-GW: パケットデータネットワークゲートウェイ
●QoS: サービス品質
●RAM: ランダムアクセスメモリ
●RAN: 無線アクセスネットワーク
●RLC: 無線リンク制御
●RNL: 無線ネットワーク層
●ROM: リードオンリーメモリ
●RRC: 無線リソース制御
●RRH: リモート無線ヘッド
●RTT: ラウンドトリップ時間
●SCEF: サービス能力公開機能
●SCS: サブキャリア間隔
●SMF: セッション管理機能
●TDD: 時分割デュープレックス
●TDM: 時分割多重
●TNL: トランスポートネットワーク層
●UDM: ユニファイドデータ管理
●UE: ユーザ装置
●UPF: ユーザプレーン機能
●5G: 第五世代
●5GC: 第五世代コア
●5GS: 第五世代システム
●AF: アプリケーション機能
●AMF: アクセスアンドモビリティ機能
●AN: アクセスネットワーク
●AP: アクセスポイント
●ASIC: 特定用途集積回路
●AUSF: 認証サーバ機能
●CE: 制御要素(コントロールエレメント)
●CPU: 中央演算処理装置
●DN: データネットワーク
●DSP: デジタルシグナルプロセッサ
●eNB: エンハンスド(拡張型)またはエボルブド(進化型)ノードB
●EPS: 進化型パケットシステム
●E-UTRA: 進化型ユニバーサル地上無線アクセス
●FDD: 周波数分割デュープレックス
●FPGA: フィールドプログラマブルゲートアレイ
●gNB: ニューレディオ(新無線)基地局
●gNB-CU: ニューレディオ基地局セントラルユニット
●gNB-CU-CP: ニューレディオ基地局セントラルユニット制御プレーン
●gNB-CU-UP: ニューレディオ基地局セントラルユニットユーザプレーン
●gNB-DU: ニューレディオ基地局分散ユニット
●HSS: ホーム加入者サーバ
●IAB: インテグレーテッド(統合)アクセスアンドバックホール
●IAB-DU:インテグレーテッドアクセスアンドバックホール・分散ユニット
●IAB-MT:インテグレーテッドアクセスアンドバックホール・モバイルターミネーション(終端部)
●IoT: モノのインターネット
●IP: インターネットプロトコル
●LTE: ロングタームエボリューション
●MAC: 媒体アクセス制御
●MME: モビリティ管理エンティティ
●MTC: マシンタイプ通信
●NEF: ネットワーク公開機能
●NF: ネットワーク機能
●NR: ニューレディオ(新無線)
●NRF: ネットワーク機能リポジトリ機能
●NSSF: ネットワークスライス選択機能
●PC: パーソナルコンピュータ
●PCF: ポリシー制御機能
●PDCP: パケットデータコンバージェンスプロトコル
●P-GW: パケットデータネットワークゲートウェイ
●QoS: サービス品質
●RAM: ランダムアクセスメモリ
●RAN: 無線アクセスネットワーク
●RLC: 無線リンク制御
●RNL: 無線ネットワーク層
●ROM: リードオンリーメモリ
●RRC: 無線リソース制御
●RRH: リモート無線ヘッド
●RTT: ラウンドトリップ時間
●SCEF: サービス能力公開機能
●SCS: サブキャリア間隔
●SMF: セッション管理機能
●TDD: 時分割デュープレックス
●TDM: 時分割多重
●TNL: トランスポートネットワーク層
●UDM: ユニファイドデータ管理
●UE: ユーザ装置
●UPF: ユーザプレーン機能
当業者は、本開示の実施形態に対する改良および修正を認識するであろう。全てのそのような改良および修正は、本明細書に開示された概念の範囲内にあると考えられる。
Claims (56)
- インテグレーテッドアクセスアンドバックホール(IAB)ノード(902-2)によって実行される方法であって、
●親IABノード(902-1)に、2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのための所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットを送信すること(1102; 1204)であって、
○ 前記2つ以上のタイミングスイッチンググループのうちの各タイミングスイッチンググループは、1つまたは複数のタイミングアライメントケースを含むものであり、
○ 所望ガードシンボル個数の各セットは、前記2つ以上のタイミングスイッチンググループの各タイミングスイッチンググループに含まれる前記1つまたは複数のタイミングアライメントケースのための所望ガードシンボル個数を含むものである、ことと、
●前記親IABノード(902-1)から、前記2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのための提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットを受信すること(1106; 1208)と、
●2つの隣接する時間ユニットにおけるアップリンク送信および/またはダウンリンク受信のための利用可能な時間リソースを決定することであって、前記2つの隣接する時間ユニットにおいて使用されるタイミングアライメントケースに対応する前記2つ以上のタイミングスイッチンググループのうちの1つのための前記提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットのうちの1つに基づいて、決定すること(1112; 1210)と、を有する方法。 - 請求項1に記載の方法であって、
前記IABノード(902-2)は、IABモビリティ終端部(IAB-MT)(904-2)およびIAB分散ユニット(IAB-DU)(906-2)を含み、
前記所望ガードシンボル個数は、前記IAB-MT(904-2)が、前記IAB-MT(904-2)と前記IAB-DU(906-2)との間で前記IABノード(902-2)がトランジションするスロットにおいて前記IAB-MT(904-2)のためには使用しないことを前記親IABノード(902-1)に示す、シンボルの個数である、方法。 - 請求項1または2に記載の方法であって、
前記IABノード(902-2)は、IABモビリティ終端部(IAB-MT)(904-2)およびIAB分散ユニット(IAB-DU)(906-2)を含み、
前記提供ガードシンボル個数は、前記IABノード(902-2)が前記IAB-MT(904-2)と前記IAB-DU(906-2)との間でトランジションするスロットにおいて前記IAB-MT(904-2)のためには使用されるべきでないシンボルの個数である、方法。 - 請求項1に記載の方法であって、前記決定された利用可能な時間リソースに基づいて、前記2つの隣接する時間ユニットにおいてアップリンク送信および/またはダウンリンク受信を実行すること(1114; 1212)をさらに有する、方法。
- 請求項1から4のいずれか一項に記載の方法であって、
前記所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットは、所望ガードシンボル個数の複数のセットを含み、
前記1つまたは複数のタイミングアライメントケースは、前記2つ以上のタイミングスイッチンググループの各々について、1つまたは複数のタイミングアライメントケースを含み、
前記提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットは、提供ガードシンボル個数の複数のセットを含む、方法。 - 請求項1から5のいずれかに記載の方法であって、さらに、
前記IABノード(902-2)のタイミングアライメント構成を、前記複数のタイミングスイッチンググループのうちの特定のタイミングスイッチンググループにおける前記1つまたは複数のタイミングアライメントケースのうちの特定のタイミングアライメントケースに対応するタイミングアライメント構成に変更すること(1108)と、
前記親IABノード(902-1)に、前記IABノード(902-2)の前記タイミングアライメント構成の前記変更を明示的または暗示的に示すこと(1110)と、
を有する方法。 - 請求項6に記載の方法であって、前記2つの隣接する時間ユニットにおけるアップリンク送信および/またはダウンリンク受信のための前記利用可能な時間リソースを決定すること(1112; 1210)は、前記特定のタイミングアライメントケースに対応する前記特定のタイミングスイッチンググループのための前記提供ガードシンボル個数の複数のセットのうちの1つに基づいて、前記2つの隣接する時間ユニットにおけるアップリンク送信および/またはダウンリンク受信のための前記利用可能な時間リソースを決定すること(1112; 1210)を含む、方法。
- 請求項1から7のいずれか一項に記載の方法であって、前記2つ以上のタイミングスイッチンググループは、第1のタイミングスイッチンググループと、第2のタイミングスイッチンググループと、第3のタイミングスイッチンググループと、第4のタイミングスイッチンググループとのうちの1つ以上を含み、
●前記1のタイミングスイッチンググループは、
○ タイミングケース#1のIAB-MT Rxからタイミングケース#1のIAB-DU Txへのスイッチングと、
○ タイミングケース#1のIAB-MT Rxからタイミングケース#1のIAB-DU Rxへのスイッチングと、
○ タイミングケース#1のIAB-MT Txからタイミングケース#1のIAB-DU Txへのスイッチングと、
○ タイミングケース#1のIAB-MT Txからタイミングケース#1のIAB-DU Rxへのスイッチングと、
○ タイミングケース#1のIAB-DU Rxからタイミングケース#1のIAB-MT Txへのスイッチングと、
○ タイミングケース#1のIAB-DU Rxからタイミングケース#1のIAB-MT Rxへのスイッチングと、
○ タイミングケース#1のIAB-DU Txからタイミングケース#1のIAB-MT Txへのスイッチングと、
○ タイミングケース#1のIAB-DU Txからタイミングケース#1のIAB-MT Rxへのスイッチングと、のうちの1つまたは複数のタイミングアライメントケースを含み、
●前記第2のタイミングスイッチンググループは、
○ タイミングケース#1のIAB-MT Rxからタイミングケース#6のIAB-DU Txへのスイッチングと、
○ タイミングケース#1のIAB-MT Rxからタイミングケース#7のIAB-DU Rxへのスイッチングと、
○ タイミングケース#1のIAB-MT Txからタイミングケース#6のIAB-DU Txへのスイッチングと、
○ タイミングケース#1のIAB-MT Txからタイミングケース#7のIAB-DU Rxへのスイッチングと、
○ タイミングケース#1のIAB-DU Rxからタイミングケース#6のIAB-MT Txへのスイッチングと、
○ タイミングケース#1のIAB-DU Rxからタイミングケース#7のIAB-MT Rxへのスイッチングと、
○ タイミングケース#1のIAB-DU Txからタイミングケース#6のIAB-MT Txへのスイッチングと、
○ タイミングケース#1のIAB-DU Txからタイミングケース#7のIAB-MT Rxへのスイッチングと、のうちの1つまたは複数のタイミングアライメントケースを含み、
●前記第3のタイミングスイッチンググループは、
○ タイミングケース#7のIAB-MT Rxからタイミングケース#1のIAB-DU Txへのスイッチングと、
○ タイミングケース#7のIAB-MT Rxからタイミングケース#1のIAB-DU Rxへのスイッチングと、
○ タイミングケース#6のIAB-MT Txからタイミングケース#1のIAB-DU Txへのスイッチングと、
○ タイミングケース#6のIAB-MT Txからタイミングケース#1のIAB-DU Rxへのスイッチングと、
○ タイミングケース#7のIAB-DU Rxからタイミングケース#1のIAB-MT Txへのスイッチングと、
○ タイミングケース#7のIAB-DU Rxからタイミングケース#1のIAB-MT Rxへのスイッチングと、
○ タイミングケース#6のIAB-DU Txからタイミングケース#1のIAB-MT Txへのスイッチングと、
○ タイミングケース#6のIAB-DU Txからタイミングケース#1のIAB-MT Rxへのスイッチングと、のうちの1つまたは複数のタイミングアライメントケースを含み、
●前記第4のタイミングスイッチンググループは、
○ タイミングケース#7のIAB-MT Rxからタイミングケース#6のIAB-DU Txへのスイッチングと、
○ タイミングケース#7のIAB-MT Rxからタイミングケース#7のIAB-DU Rxへのスイッチングと、
○ タイミングケース#6のIAB-MT Txからタイミングケース#6のIAB-DU Txへのスイッチングと、
○ タイミングケース#6のIAB-MT Txからタイミングケース#7のIAB-DU Rxへのスイッチングと、
○ タイミングケース#7のIAB-DU Rxからタイミングケース#6のIAB-MT Txへのスイッチングと、
○ タイミングケース#7のIAB-DU Rxからタイミングケース#7のIAB-MT Rxへのスイッチングと、
○ タイミングケース#6のIAB-DU Txからタイミングケース#6のIAB-MT Txへのスイッチングと、
○ タイミングケース#6のIAB-DU Txからタイミングケース#7のIAB-MT Rxへのスイッチングと、のうちの1つまたは複数のタイミングアライメントケースを含む、方法。 - 請求項8に記載の方法であって、
●ケース#1は、IABノードとIABドナーとにわたるDL送信タイミングアライメントが提供されるタイミングアライメントケースであり、
●ケース#6は、IABノードとIABドナーとにわたるDL送信タイミングアライメントが提供され、DL送信タイミングおよびUL送信タイミングがIABノード内でアライメントされるタイミングアライメントケースであり、
●ケース#7は、IABノードとIABドナーとにわたるDL送信タイミングアライメントが提供され、DL受信タイミングおよびUL受信タイミングがIABノード内でアライメントされるタイミングアライメントケースである、方法。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載の方法であって、
前記所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットは、所望ガードシンボル個数の単一のセットを含み、
前記2つ以上のタイミングスイッチンググループは、1つのタイミングスイッチンググループを含み、
前記1つまたは複数のタイミングアライメントケースは、前記タイミングスイッチンググループのための1つまたは複数のタイミングアライメントケースを含み、
前記提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットは、提供ガードシンボル個数の1つのセットを含む、方法。 - 請求項10に記載の方法であって、
2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのための前記所望ガードシンボル個数の単一のセットを送信すること(1102; 1204)は、前記IABノード(902-2)のタイミングアライメント構成における対応する変更の第1の発生に応答して、前記親IABノード(902-1)に前記タイミングスイッチンググループのための前記所望ガードシンボル個数のセットを送信すること(1102; 1204)を含み、
前記方法は、さらに、前記親IABノード(902-1)に明示的または暗示的に、前記IABノード(902-2)の前記タイミングアライメント構成の前記変更を示すこと(1110)を有する、方法。 - 請求項10または11に記載の方法であって、前記1つまたは複数のタイミングアライメントケースは、
●ケース#1およびケース#1と、
●ケース#1およびケース#6と、
●ケース#1およびケース#7と、
●ケース#6およびケース#1と、
●ケース#7およびケース#1と、
●ケース#6およびケース#7と、
●ケース#7およびケース#6と、
●ケース#6およびケース#6と、
●ケース#7およびケース#7と、
のうちの1つまたは複数を含む、方法。 - 請求項10から12のいずれかに記載の方法であって、前記1つまたは複数のタイミングアライメントケースは、
●IAB-MT RxからIAB-DU Txへと、
●IAB-MT RxからIAB-DU Rxへと、
●IAB-MT TxからIAB-DU Txへと、
●IAB-MT TxからIAB-DU Rxへと、
●IAB-DU RxからIAB-MT Txへと、
●IAB-DU RxからIAB-MT Rxへと、
●IAB-DU TxからIAB-MT Txへと、
●IAB-DU TxからIAB-MT Rxへと、
のうちの1つまたは複数のリソースミスアライメントに対応する、方法。 - 請求項12または13に記載の方法であって、
●ケース#1は、IABノードとIABドナーとにわたるDL送信タイミングアライメントが提供されるタイミングアライメントケースであり、
●ケース#6は、IABノードとIABドナーとにわたるDL送信タイミングアライメントが提供され、DL送信タイミングおよびUL送信タイミングがIABノード内でアライメントされるタイミングアライメントケースであり、
●ケース#7は、IABノードとIABドナーとにわたるDL送信タイミングアライメントが提供され、DL送信タイミングおよびUL受信タイミングがIABノード内でアライメントされるタイミングアライメントケースである、方法。 - 請求項1から14のいずれか一項に記載の方法であって、前記親IABノード(902-1)に、2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのための所望ガードシンボル個数の前記1つまたは複数のセットを送信すること(1102; 1204)は、1つまたは複数のMAC CEを介して、2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのための所望ガードシンボル個数の前記1つまたは複数のセットを前記親IABノード(902-1)に送信すること(1102; 1204)を含む、方法。
- 請求項15に記載の方法であって、前記1つまたは複数のMAC CEの各MAC CEは、前記2つ以上のタイミングスイッチンググループのうちの1つがグループ1ではないことを示すための予約ビットを含む、方法。
- 請求項15に記載の方法であって、前記1つまたは複数のMAC CEのうちの各MAC CEは、所望ガードシンボル個数の前記1つまたは複数のセットが、それぞれグループ2、グループ3、またはグループ4のうちの1つまたは複数に対応することを示す、1つまたは複数のサブキャリア間隔(SCS)ビットを含む、方法。
- 請求項1から17のいずれか一項に記載の方法であって、前記2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのための前記提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットを受信すること(1106; 1208)は、前記2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのための前記提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットを、1つまたは複数のMAC CEを介して前記親IABノード(902-1)から受信すること(1106; 1208)を含む、方法。
- 請求項18に記載の方法であって、前記1つまたは複数のMAC CEのうちの各MAC CEは、当該MAC CEが対応する提供ガードシンボル個数を含む、前記2つ以上のタイミングスイッチンググループのうちの、1つを示す1つまたは複数のビットを含む、方法。
- 請求項1から19のいずれか一項に記載の方法であって、前記親IABノード(902-1)に、2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのための前記所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットを送信すること(1102; 1204)は、所望ガードシンボル個数の基準セットに対する差分として前記所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットのうちの少なくとも1つを送信すること(1102; 1204)を含む、方法。
- 請求項1から19のいずれか一項に記載の方法であって、前記2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのための前記提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットを受信すること(1106; 1208)は、前記提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットのうちの少なくとも1つを、提供ガードシンボル個数の基準セットに対する差分として受信すること(1106; 1208)を含む、方法。
- 請求項1から14のいずれか一項に記載の方法であって、前記ガードシンボルのタイミングスイッチンググループの各々は、さらに、
●タイミングケースAけるIAB-MT DL RxからタイミングケースBにおけるIAB-DUフレキシブルへのスイッチングと、
●タイミングケースAにおけるIAB-MT UL TxからタイミングケースBにおけるIAB-DUフレキシブルへのスイッチングと、
●タイミングケースAにおけるIAB-DUフレキシブルからタイミングケースBにおけるIAB-MT DL Rxへのスイッチングと、
●タイミングケースAにおけるIAB-DUフレキシブルからタイミングケースBにおけるIAB-MT UL Txへのスイッチングと、を含み、
ここで、タイミングケースAおよびタイミングケースBは、タイミングケース#1、タイミングケース#6、およびタイミングケース#7のいずれかである、方法。 - 請求項22に記載の方法であって、前記親IABノード(902-1)は、特定のIAB-DU(906-2)リソースがIAB-DU Txおよび/またはIAB-DU Rxに関連する受信された前記所望ガードシンボル個数に基づいて、フレキシブルとして構成される場合、前記IABノード(902-2)から受信された所望ガードシンボル個数のうちの有効な個数を決定するために、事前定義された、または、上位レイヤで構成された、手法を使用する、方法。
- 請求項22に記載の方法であって、前記IABノード(902-2)は、特定のIAB-DU(906-2)リソースが、IAB-DU Txおよび/またはIAB-DU Rxに関連する受信された前記提供ガードシンボル個数に基づいてフレキシブルとして構成される場合、前記親IABノード(902-1)から受信される提供ガードシンボル個数のうちで有効な個数を決定するために、事前定義された、または、上位レイヤで構成された、手法を使用する、方法。
- 請求項23または24に記載の方法であって、前記事前定義された、または、上位レイヤで構成される手法は、F1-アプリケーションプロトコル(F1-AP)または無線リソース制御(RRC)を含む、方法。
- インテグレーテッドアクセスアンドバックホール(IAB)ノード(902-2)であって、
●親IABノード(902-1)に、2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのための所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットを送信すること(1102; 1204)と、ここで、
○ 前記2つ以上のタイミングスイッチンググループのうちの各タイミングスイッチンググループは、1つまたは複数のタイミングアライメントケースを含み、
○ 所望ガードシンボル個数の各セットは、前記2つ以上のタイミングスイッチンググループのうちの各タイミングスイッチンググループに含まれる前記1つまたは複数のタイミングアライメントケースのための所望ガードシンボル個数を含み、
●親IABノード(902-1)から、2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのための提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットを受信すること(1106; 1208)と、
●2つの隣接する時間ユニットにおいて使用されるタイミングアライメントケースに対応する2つ以上のタイミングスイッチンググループのうちの1つのための提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットのうちの1つに基づいて、前記2つの隣接する時間ユニットにおけるアップリンク送信および/またはダウンリンク受信のための利用可能な時間リソースを決定すること(1112; 1210)と、を実行するように適合している、IABノード。 - 請求項26に記載のIABノード(902-2)であって、前記IABノード(902-2)が、請求項2から25のいずれか一項に記載の方法を実行するようにさらに適合している、IABノード。
- インテグレーテッドアクセスアンドバックホールIABノード(902-2)であって、プロセッシング回路を有し、前記プロセッシング回路は前記IABノード(902-2)に、
●、親IABノード(902-1)に、2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのための所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットを送信すること(1102; 1204)と、ここで、
○ 2つ以上のタイミングスイッチンググループのうちの各タイミングスイッチンググループは、1つまたは複数のタイミングアライメントケースを含み、
○ 所望ガードシンボル個数の各セットは、前記2つ以上のタイミングスイッチンググループのうちの各タイミングスイッチンググループに含まれる前記1つまたは複数のタイミングアライメントケースのための所望ガードシンボル個数を含み、
●親IABノード(902-1)から、前記2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのための提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットを受信すること(1106; 1208)と、
●2つの隣接する時間ユニットにおいて使用されるタイミングアライメントケースに対応する2つ以上のタイミングスイッチンググループのうちの1つのための前記提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットのうちの1つに基づいて、前記2つの隣接する時間ユニットにおけるアップリンク送信および/またはダウンリンク受信のための利用可能な時間リソースを決定すること(1112; 1210)と、を実行させるように適合している、IABノード。 - 親インテグレーテッドアクセスアンドバックホール(IAB)ノード(902-1)によって実行される方法であって、
●IABノード(902-2)から、2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのための所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットを受信すること(1102; 1204)と、ここで、
○ 前記2つ以上のタイミングスイッチンググループのうちの各タイミングスイッチンググループは、1つまたは複数のタイミングアライメントケースを含み、
○ 所望ガードシンボル個数の各セットは、前記2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのタイミングスイッチンググループに含まれる前記1つまたは複数のタイミングアライメントケースのための所望ガードシンボル個数を含み、
●前記IABノード(902-2)へ前記2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのための提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットを送信すること(1106; 1208)と、
●2つの隣接する時間ユニットにおいて使用されるタイミングアライメントケースに対応する前記2つ以上のタイミングスイッチンググループのうちの1つのための前記提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットのうちの1つに基づいて、前記2つの隣接する時間ユニットにおけるアップリンク送信および/またはダウンリンク受信のための利用可能な時間リソースを決定すること(1116; 1214)と、を有する方法。 - 請求項29に記載の方法であって、
前記IABノード(902-2)は、IAB-モビリティ終端部(IAB-MT)(904-2)と、IAB分散ユニット(IAB-DU)(906-2)と、を含み、
前記所望ガードシンボル個数は、前記IABノード(902-2)が前記IAB-MT(904-2)と前記IAB-DU(906-2)との間でトランジションするスロットにおいて、前記IAB-MTのためには使用しないことを前記IAB-MTが前記親IABノード(902-1)に示すシンボルの個数である、方法。 - 請求項29または30に記載の方法であって、
前記IABノード(902-2)は、IABモビリティ終端部(IAB-MT)(904-2)と、IAB分散ユニット(IAB-DU)(906-2)とを含み、
前記提供ガードシンボル個数は、前記IABノード(902-2)が前記IAB-MT(904-2)と前記IAB-DU(906-2)との間でトランジションするスロットにおいて前記IAB-MTのためには使用されるべきでないシンボルの個数である、方法。 - 請求項29に記載の方法であって、前記決定された利用可能な時間リソースに基づいて、前記2つの隣接する時間ユニットにおいてアップリンク送信および/またはダウンリンク受信を実行すること(1118; 1216)をさらに有する、方法。
- 請求項29から32のいずれか一項に記載の方法であって、
前記所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットは、所望ガードシンボル個数の複数のセットを含み、
前記2つ以上のタイミングスイッチンググループは、複数のタイミングスイッチンググループを含み、
前記1つまたは複数のタイミングアライメントケースは、前記2つ以上のタイミングスイッチンググループの各々について、1つまたは複数のタイミングアライメントケースを含み、
前記提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットは、提供ガードシンボル個数の複数のセットを含む、方法。 - 請求項29から33のいずれか一項に記載の方法であって、さらに、
前記IABノード(902-2)から、前記IABノード(902-2)のタイミングアライメント構成を、前記複数のタイミングスイッチンググループのうちの特定のタイミングスイッチンググループにおける前記複数のタイミングアライメントケースのうちの特定のタイミングアライメントケースに対応するタイミングアライメント構成に変更することを前記親IABノード(902-1)に通知する情報を受信すること(1110)、を有する方法。 - 請求項29から34のいずれか一項に記載の方法であって、前記2つの隣接する時間ユニットにおけるアップリンク送信および/またはダウンリンク受信のための前記利用可能な時間リソースを決定すること(1116; 1214)は、前記特定のタイミングアライメントケースに対応する前記特定のタイミングスイッチンググループのための前記提供ガードシンボル個数の複数のセットのうちの1つに基づいて、前記2つの隣接する時間ユニットにおけるアップリンク送信および/またはダウンリンク受信のための前記利用可能な時間リソースを決定すること(1116; 1214)を含む、方法。
- 請求項29から35のいずれか一項に記載の方法であって、前記2つ以上のタイミングスイッチンググループは、第1のタイミングスイッチンググループ、第2のタイミングスイッチンググループ、第3のタイミングスイッチンググループおよび第4のタイミングスイッチンググループのうち1つまたは複数を含むものであり、
●前記第1のタイミングスイッチンググループは、
○ タイミングケース#1のIAB-MT Rxからタイミングケース#1のIAB-DU Txへのスイッチングと、
○ タイミングケース#1のIAB-MT Rxからタイミングケース#1のIAB-DU Rxへのスイッチングと、
○ タイミングケース#1のIAB-MT Txからタイミングケース#1のIAB-DU Txへのスイッチングと、
○ タイミングケース#1のIAB-MT Txからタイミングケース#1のIAB-DU Rxへのスイッチングと、
○ タイミングケース#1のIAB-DU Rxからタイミングケース#1のIAB-MT Txへのスイッチングと、
○ タイミングケース#1のIAB-DU Rxからタイミングケース#1のIAB-MT Rxへのスイッチングと、
○ タイミングケース#1のIAB-DU Txからタイミングケース#1のIAB-MT Txへのスイッチングと、
○ タイミングケース#1のIAB-DU Txからタイミングケース#1のIAB-MT Rxへのスイッチングと、のうちの1つまたは複数のタイミングアライメントケースを含み、
●前記第2のタイミングスイッチンググループは、
○ タイミングケース#1のIAB-MT Rxからタイミングケース#6のIAB-DU Txへのスイッチングと、
○ タイミングケース#1のIAB-MT Rxからタイミングケース#7のIAB-DU Rxへのスイッチングと、
○ タイミングケース#1のIAB-MT Txからタイミングケース#6のIAB-DU Txへのスイッチングと、
○ タイミングケース#1のIAB-MT Txからタイミングケース#7のIAB-DU Rxへのスイッチングと、
○ タイミングケース#1のIAB-DU Rxからタイミングケース#6のIAB-MT Txへのスイッチングと、
○ タイミングケース#1のIAB-DU Rxからタイミングケース#7のIAB-MT Rxへのスイッチングと、
○ タイミングケース#1のIAB-DU Txからタイミングケース#6のIAB-MT Txへのスイッチングと、
○ タイミングケース#1のIAB-DU Txからタイミングケース#7のIAB-MT Rxへのスイッチングと、のうちの1つまたは複数のタイミングアライメントケースを含み、
●前記第3のタイミングスイッチンググループは、
○ タイミングケース#7のIAB-MT Rxからタイミングケース#1のIAB-DU Txへのスイッチングと、
○ タイミングケース#7のIAB-MT Rxからタイミングケース#1のIAB-DU Rxへのスイッチングと、
○ タイミングケース#6のIAB-MT Txからタイミングケース#1のIAB-DU Txへのスイッチングと、
○ タイミングケース#6のIAB-MT Txからタイミングケース#1のIAB-DU Rxへのスイッチングと、
○ タイミングケース#7のIAB-DU Rxからタイミングケース#1のIAB-MT Txへのスイッチングと、
○ タイミングケース#7のIAB-DU Rxからタイミングケース#1のIAB-MT Rxへのスイッチングと、
○ タイミングケース#6のIAB-DU Txからタイミングケース#1のIAB-MT Txへのスイッチングと、
○ タイミングケース#6のIAB-DU Txからタイミングケース#1のIAB-MT Rxへのスイッチングと、のうちの1つまたは複数のタイミングアライメントケースを含み、
●前記第4のタイミングスイッチンググループは、
○ タイミングケース#7のIAB-MT Rxからタイミングケース#6のIAB-DU Txへのスイッチングと、
○ タイミングケース#7のIAB-MT Rxからタイミングケース#7のIAB-DU Rxへのスイッチングと、
○ タイミングケース#6のIAB-MT Txからタイミングケース#6のIAB-DU Txへのスイッチングと、
○ タイミングケース#6のIAB-MT Txからタイミングケース#7のIAB-DU Rxへのスイッチングと、
○ タイミングケース#7のIAB-DU Rxからタイミングケース#6のIAB-MT Txへのスイッチングと、
○ タイミングケース#7のIAB-DU Rxからタイミングケース#7のIAB-MT Rxへのスイッチングと、
○ タイミングケース#6のIAB-DU Txからタイミングケース#6のIAB-MT Txへのスイッチングと、
○ タイミングケース#6のIAB-DU Txからタイミングケース#7のIAB-MT Rxへのスイッチングと、のうちの1つまたは複数のタイミングアライメントケースを含む、方法。 - 請求項36に記載の方法であって、
●ケース#1は、IABノードとIABドナーとにわたるDL送信タイミングアライメントが提供されるタイミングアライメントケースであり、
●ケース#6は、IABノードとIABドナーとにわたるDL送信タイミングアライメントが提供され、DL送信タイミングおよびUL送信タイミングがIABノード内でアライメントされるタイミングアライメントケースであり、
●ケース#7は、IABノードとIABドナーとにわたるDL送信タイミングアライメントが提供され、DL受信タイミングおよびUL受信タイミングがIABノード内でアライメントされるタイミングアライメントケースである。 - 請求項29から32のいずれか一項に記載の方法であって、
前記所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットは、所望ガードシンボル個数の単一のセットを含み、
前記2つ以上のタイミングスイッチンググループは、1つのタイミングスイッチンググループを含み、
前記1つまたは複数のタイミングアライメントケースは、前記タイミングスイッチンググループのための1つまたは複数のタイミングアライメントケースを含み、
前記提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットは、提供ガードシンボル個数の1つのセットを含む、方法。 - 請求項28に記載の方法であって、2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのための、前記所望ガードシンボル個数の単一セットを受信すること(1102; 1204)は、前記IABノード(902-2)のタイミングアライメント構成における対応する変化の第1の発生に応答して、前記タイミングスイッチンググループのための所望ガードシンボル個数のセットを、前記IABノード(902-2)から受信すること(1102; 1204)を含み、前記方法は、明示的または暗示的に、前記IABノード(902-2)のタイミングアライメント構成の変更を、前記親IABノード(902-1)に示すこと(1110)を含む、方法。
- 請求項38または39に記載の方法であって、前記1つまたは複数のタイミングアライメントケースは、
●ケース#1およびケース#1と、
●ケース#1およびケース#6と、
●ケース#1およびケース#7と、
●ケース#6およびケース#1と、
●ケース#7およびケース#1と、
●ケース#6およびケース#7と、
●ケース#7およびケース#6と、
●ケース#6およびケース#6と、
●ケース#7およびケース#7と、
のうちの1つまたは複数を含む、方法。 - 請求項40に記載の方法であって、
●ケース#1は、IABノードとIABドナーとにわたるDL送信タイミングアライメントが提供されるタイミングアライメントケースであり、
●ケース#6は、IABノードとIABドナーとにわたるDL送信タイミングアライメントが提供され、DL送信タイミングおよびUL送信タイミングがIABノード内でアライメントされるタイミングアライメントケースであり、
●ケース#7は、IABノードとIABドナーとにわたるDL送信タイミングアライメントが提供され、DL受信タイミングおよびUL受信タイミングがIABノード内でアライメントされるタイミングアライメントケースである、方法。 - 請求項29から41のいずれか一項に記載の方法であって、前記1つまたは複数のタイミングアライメントケースは、
●IAB-MT RxからIAB-DU Txへ、
●IAB-MT RxからIAB-DU Rxへ、
●IAB-MT TxからIAB-DU Txへ、
●IAB-MT TxからIAB-DU Rxへ、
●IAB-DU RxからIAB-MT Txへ、
●IAB-DU RxからIAB-MT Rxへ、
●IAB-DU TxからIAB-MT Txへ、
●IAB-DU TxからIAB-MT Rxへ、
のうちの1つまたは複数のリソースミスアライメントに対応する、方法。 - 請求項29から42のいずれか一項に記載の方法であって、前記IABノード(902-2)から、2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのための前記所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットを受信すること(1102; 1204)は、1つまたは複数のMAC CEを介して、前記IABノード(902-2)から、2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのための前記所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットを受信すること(1102; 1204)を含む、方法。
- 請求項43に記載の方法であって、前記1つまたは複数のMAC CEのうちの各MAC CEは、前記2つ以上のタイミングスイッチンググループのうちの1つがグループ1ではないことを示すための予約ビットを含む、方法。
- 請求項43に記載の方法であって、前記1つまたは複数のMAC CEのうちの各MAC CEは、前記所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットが、それぞれグループ2、グループ3、またはグループ4のうちの1つまたは複数に対応することを示すための、1つまたは複数のサブキャリア間隔(SCS)ビットを含む、方法。
- 請求項29から45のいずれか一項に記載の方法であって、前記2つ以上のタイミングスイッチンググループのための前記提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットをそれぞれ送信すること(1106; 1208)は、前記2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのための前記提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットを、1つまたは複数のMAC CEを介して、前記IABノード(902-2)に送信すること(1106; 1208)を含む、方法。
- 請求項46に記載の方法であって、前記1つまたは複数のMAC CEのうちの各MAC CEは、当該MAC CEが対応する提供ガードシンボル個数を含む、前記2つ以上のタイミングスイッチンググループのうちの、1つを示す1つまたは複数のビットを含む、方法。
- 請求項29から47のいずれか一項に記載の方法であって、前記IABノード(902-2)から、2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのための前記所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットを受信すること(1102; 1204)は、所望ガードシンボル個数の基準セットに対する差分として前記所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットのうちの少なくとも1つを受信すること(1102; 1204)を含む、方法。
- 請求項29から48のいずれか一項に記載の方法であって、前記2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのための前記提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットを送信すること(1106; 1208)は、前記提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットのうちの少なくとも1つを、提供ガードシンボル個数の基準セットに対する差分として送信すること(1106; 1208)を含む、方法。
- 請求項29から48のいずれか一項に記載の方法であって、前記ガードシンボルのタイミングスイッチンググループの各々は、さらに、
●タイミングケースAにおけるIAB-MT DL RxからタイミングケースBにおけるIAB-DUフレキシブルへのスイッチングと、
●タイミングケースAにおけるIAB-MT UL TxからタイミングケースBにおけるIAB-DUフレキシブルへのスイッチングと、
●タイミングケースAにおけるIAB-DUフレキシブルからタイミングケースBにおけるIAB-MT DL Rxへのスイッチングと、
●タイミングケースAにおけるIAB-DUフレキシブルからタイミングケースBにおけるIAB-MT UL Txへのスイッチングと、を含み、タイミングケースAおよびタイミングケースBは、タイミングケース#1、タイミングケース#6、およびタイミングケース#7のいずれかである、方法。 - 請求項50に記載の方法であって、前記親IABノード(902-1)は、特定のIAB-DU(906-2)リソースが、IAB-DU Txおよび/またはIAB-DU Rxに関連付けられている受信された前記所望ガードシンボル個数に基づいてフレキシブルとして構成される場合、前記IABノード(902-2)から受信された前記所望ガードシンボル個数のうちで有効な個数を決定するために、事前定義された、または、上位レイヤで構成された手法を使用する、方法。
- 請求項50に記載の方法であって、前記IABノード(902-2)は、特定のIAB-DU(906-2)リソースが、IAB-DU Txおよび/またはIAB-DU Rxに関連付けられている受信された前記提供ガードシンボル個数に基づいてフレキシブルとして構成される場合、前記親IABノード(902-1)から受信された前記提供ガードシンボル個数のうちで有効な個数を決定するために、事前定義された、または、上位レイヤで構成された手法を使用する、方法。
- 請求項51または52に記載の方法であって、前記事前定義された、または、上位レイヤで構成された手法は、F1-アプリケーションプロトコル(F1-AP)、または、無線リソース制御(RRC)を含む、方法。
- 親インテグレーテッドアクセスアンドバックホール(IAB)ノード(902-1)であって、
●IABノード(902-2)から、2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのための所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットを受信する(1102; 1204)ことと、ここで、
○ 前記2つ以上のタイミングスイッチンググループのうちの各タイミングスイッチンググループは、1つまたは複数のタイミングアライメントケースを含み、
○ 所望ガードシンボル個数の各セットは、前記2つ以上のタイミングスイッチンググループのうちの各タイミングスイッチンググループに含まれる1つまたは複数のタイミングアライメントケースのための所望ガードシンボル個数を含むものであり、
●前記IABノード(902-2)に、前記2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれための提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットを送信すること(1106; 1208)と、
●2つの隣接する時間ユニットにおいて使用されるタイミングアライメントケースに対応する前記2つ以上のタイミングスイッチンググループのうちの1つのための前記提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットのうちの1つに基づいて、前記2つの隣接する時間ユニットにおけるアップリンク送信および/またはダウンリンク受信のための利用可能な時間リソースを決定すること(1116; 1214)と、を実行するように適合している親IABノード。 - 請求項54に記載の親IABノード(902-1)であって、前記親IABノード(902-1)が、請求項29から53のいずれか一項に記載の方法を実行するようにさらに適合している、方法。
- 親インテグレーテッドアクセスアンドバックホール(IAB)ノード(902-1)であって、プロセッシング回路を有し、当該プロセッシング回路は前記親IABノード(902-1)に、
●IABノード(902-2)から、2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのための所望ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットを受信すること(1102; 1204)と、ここで、
○ 前記2つ以上のタイミングスイッチンググループのうちの各タイミングスイッチンググループは、1つまたは複数のタイミングアライメントケースを含み、
○ 所望ガードシンボル個数の各セットは、前記2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのタイミングスイッチンググループに含まれる1つまたは複数のタイミングアライメントケースのための所望ガードシンボル個数を含むものであり、
●前記IABノード(902-2)に、前記2つ以上のタイミングスイッチンググループのそれぞれのための提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットを送信すること(1106; 1208)と、
●2つの隣接する時間ユニットにおいて使用されるタイミングアライメントケースに対応する前記2つ以上のタイミングスイッチンググループのうちの1つのための前記提供ガードシンボル個数の1つまたは複数のセットのうちの1つに基づいて、前記2つの隣接する時間ユニットにおけるアップリンク送信および/またはダウンリンク受信のための利用可能な時間リソースを決定すること(1116; 1214)と、を実行させるように構成されている、親IABノード。
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