JP2024500224A

JP2024500224A - ヘアスタイリング分析の方法および装置

Info

Publication number: JP2024500224A
Application number: JP2023537611A
Authority: JP
Inventors: カデム，ベーナム; エスハグパナー，ジェニファー
Original assignee: Henkel AG and Co KGaA
Current assignee: Henkel AG and Co KGaA
Priority date: 2020-12-21
Filing date: 2021-12-21
Publication date: 2024-01-05
Also published as: EP4264555A1; WO2022140412A1; CN116670718A; US20220198727A1

Abstract

ヘアスタイルの豊かさインジケータを提供する方法および装置であって、カメラによって、初めのヘアスタイルを有する対象の第１の画像をキャプチャし、プロセッサによって、第１の画像における初めのヘアスタイルの領域に応じて、初めのヘアスタイルの初めの髪の豊かさを決定し、カメラによって、後のヘアスタイルを有する対象の第２の画像をキャプチャし、プロセッサによって、第２の画像における後のヘアスタイルの領域に応じて、後のヘアスタイルの髪の豊かさを決定し、初めの髪の豊かさに対する後の髪の豊かさの比に応じて、髪の豊かさインジケータをディスプレイ上に表示する。

Description

本出願は、２０２０年１２月２１日に出願された「ヘアスタイリング分析の方法および装置」と題された米国実用新案出願１７／２４７，７２１に対する優先権を主張し、その内容全体が参照により、本明細書に引用される。

本明細書に記載される主題の実施形態は、一般に、ユーザインターフェースの設計および構成に関する。より具体的には、主題の実施形態は、ヘアスタイリングプロセスの前後の画像を取得し、ヘアスタイリングの成果などのスタイリング結果についてユーザにフィードバックを提供することに関する。

ユーザがヘアスタイリング作業を行う場合、またはヘアスタイリング製品を使用する場合、もはや存在しない髪の状態との比較が必要となるため、効果を確認することが困難な場合が多い。たとえば、ユーザが髪のボリュームを高めるためにコンディショナーなどのヘア製品を使用する場合、その効果は、ヘア製品を使用せずに洗ったばかりの髪と比較する必要がある。この例では、髪を洗いたてだった過去の出来事は、数日前だった可能性がある。さらに、２つ以上のヘア製品または２つのヘアスタイリング技術の結果を比較することは、長期間にわたって行われる可能性があり、ユーザにとって比較が困難になる。

特定の障害（disability）を持つ人々は、ヘアスタイリングプロセスまたは製品の有効性を評価することが難しい場合がある。例えば、髪矯正処置を希望する視覚障害のあるユーザは、髪矯正の所望のレベルにいつ達したかを判断することが難しい場合がある。ユーザは、縮毛矯正手順の進行状況を監視するための別のフィードバック方法が必要になる。同様に、視覚障害のある人は、ユーザにヘアスタイリング手順が実行されているときに、ヘアスタイリストにフィードバックを提供することが難しい場合がある。したがって、これらの問題を克服し、ヘアスタイリング分析のための改良された方法および装置を提供することが望ましい。さらに、他の望ましい特徴および特性は、添付の図面および前述の技術分野および背景と併せて、以下の詳細な説明および添付の特許請求の範囲から明らかになるであろう。

本明細書では、ユーザインターフェースを構成およびプロビジョニングし、ヘアスタイリング分析用のシステムを実行するための、プロビジョニング、制御、および自動化の方法およびシステム、ならびに関連する制御ロジックを開示する。限定ではなく例として、ヘアスタイリング分析のための画像処理技術の方法および装置の様々な実施形態が本明細書に開示される。

本明細書では、ユーザインターフェースを構成およびプロビジョニングし、ヘアスタイリング分析用のシステムを実行するプロビジョニング、制御、および自動化の方法およびシステム、ならびに関連する制御ロジックを開示する。限定ではなく例として、ヘアスタイリング分析のための画像処理技術の方法および装置の様々な実施形態が本明細書に開示される。

本開示の別の態様によれば、ヘアスタイルの豊かさインジケータを提供する装置は、初めのヘアスタイルを有する対象の第１の画像と、後のヘアスタイルを有する対象の第２の画像とをキャプチャするカメラと、第１の画像における初めのヘアスタイルの領域に応じて、初めのヘアスタイルの初めの髪の豊かさを決定し、第２の画像における後のヘアスタイルの領域に応じて後のヘアスタイルの後の髪の豊かさを決定する、初めの髪の豊かさに対する後の髪の豊かさの比に応じて、髪の豊かさインジケータを生成するプロセッサと、髪の豊かさインジケータをユーザに表示するディスプレイとを含む。

本開示の別の態様によれば、ヘアスタイル豊かさインジケータを提供する装置は、初めのヘアスタイルの第１の画像と、後のヘアスタイルの第２の画像をキャプチャするカメラと、第１の画像に応じて初めのヘアスタイルの初めの豊かさを決定し、第２の画像に応じて後のヘアスタイルの後の豊かさを決定し、初めの豊かさに対する後の豊かさの比に応じて髪の豊かさインジケータを生成するプロセッサと、初めのヘアスタイル、後のヘアスタイル、および髪の豊かさインジケータを表示するディスプレイとを含む。

本開示の上記の利点および他の利点および特徴は、添付の図面と併せて、以下の好ましい実施形態の詳細な説明から明らかになるであろう。

主題のより完全な理解は、以下の図と併せて検討した場合に、詳細な説明および特許請求の範囲を参照することによって導き出され得る。図面全体を通じて同様の参照番号は同様の要素を指す。

図１は、本開示の例示的な実施形態による、ヘアスタイリング分析を提供する例示的なユーザインターフェースを示す。図２は、本開示の例示的な実施形態によるヘアスタイリング分析を提供する例示的なシステムのブロック図である。図３は、本発明の一実施形態によるヘアスタイリング分析を提供する方法のフローチャートである。図４は、本開示の例示的な実施形態によるヘアスタイリング分析を提供する別の例示的なシステムのブロック図である。図５は、本発明の例示的な実施形態によるヘアスタイリング分析を提供する別の方法のフローチャートである。

本明細書に記載の例示は、本発明の好ましい実施形態を例示するものであり、そのような例示は、いかなる形でも本発明の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。

本開示の実施形態が本明細書に記載される。しかしながら、開示された実施形態は単なる例であり、他の実施形態は様々な代替形態をとり得ることを理解されたい。数値は必ずしも正確な縮尺ではない。特定のコンポーネントの詳細を示すために、一部の機能が誇張または最小化される場合がある。したがって、本明細書に開示される特定の構造および機能の詳細は、限定するものとして解釈されるべきではなく、単に代表的なものである。任意の１つの図を参照して図示および説明された様々な特徴は、１つまたは複数の他の図に示されている特徴と組み合わせて、明示的に図示または説明されていない実施形態を生み出すことができる。図示された特徴の組み合わせは、典型的な用途に対する代表的な実施形態を提供する。しかしながら、本開示の教示と一致する特徴の様々な組み合わせおよび修正が、特定の用途または実装のために望まれることがある。

二次元画像処理技術を使用して写真を通じてヘアスタイルの特性を測定するシステムおよび方法が開示される。より具体的には、開示されたシステムおよび方法は、画像におけるヘアスタイルで得られるまたは失われる髪の豊かさを計算する。これにより、ユーザは画像の写真分析に基づいてヘアスタイルを評価できるようになる。これは、顧客にヘアスタイリング製品を評価する手段を提供するだけでなく、自分のヘアスタイルを評価できない視覚障害のある人々にも役立つ可能性がある。

図１を参照すると、本開示の例示的な実施形態による、ヘアスタイリング分析を提供する例示的なユーザインターフェース１００が示される。例示的なユーザインターフェース１００は、ディスプレイおよびカメラを有するスマートフォン１０５または他のユーザデバイス上に展開され得る。ユーザインターフェース１００は、対象の画像１１０、髪の豊かさ（fullness）／矯正（straigtening）の判定結果１２０、および画像キャプチャボタン１２５を含むことができる。ユーザインターフェース１００は、ヘアスタイルの第１の「前」画像、ヘアスタイルの第２の「後」画像を撮影し、決定された髪の豊かさ結果を提供するようにユーザに促すアルゴリズムを実行することができる。代替実施形態では、アルゴリズムは、アルゴリズムが髪豊かさの判定を実行するカメラフォトギャラリー、写真ディレクトリなどから、以前に撮影された「前」画像および以前に撮影された「後」画像を選択するようにユーザに促すことができる。

ユーザインターフェース１００により、ユーザは、水平測定値１３０および垂直測定値１３５のうちの少なくとも１つに応答して、ヘアスタイルの豊かさの結果を決定することができる。例示的な一実施形態では、水平測定値または垂直測定値は、瞳孔の直径などの顔の特徴の寸法を参照することができる。顔の特徴へのこの参照は、比較に使用されるさまざまな画像からカメラと対象の間のさまざまな距離の補償に使用できる。画像内の特定のオブジェクトの寸法、または相対的な寸法を決定することにより、根元のリフト、左側/右側の髪の豊かさ、カールの豊かさ、および/または髪の矯正など、画像内の測定値を決定することができる。

例示的な一実施形態では、ユーザインターフェース１００によって実行されるアルゴリズムは、髪が顔または頭皮からどの程度離れているかを決定して、ヘアスタイルの豊かさを定量化することができる。さらに、対象の頭髪の内側から外側への長さの伸び方を利用して、髪の豊かさを判断することもできる。髪の毛が太く、ボリュームのある画像に見えると、対象に髪の毛のボリューム感を与える。同様に、このアルゴリズムを使用して、縮毛矯正効果を定量化することもできる。豊かさが低いほど、髪はより真っ直ぐに見え、滑らかなストレートヘアが望まれる。例示的なアルゴリズムは、前後の画像統計を比較し、ヘアスタイルの豊かさに関連した値を提供し、これによりユーザに所望の外観を知らせる。

図２を参照すると、本開示の例示的な実施形態によるヘアスタイリング分析を提供するシステム２００の機能ブロック図が示されている。例示的なシステム２００は、プロセッサ２１０、カメラ２２０、ディスプレイ３１０、メモリ２５０、およびネットワークインターフェース２４０を含み得る。システム２００は、スマートフォン、パーソナルコンピュータ、タブレットコンピュータなどのユーザデバイスの一部を形成し得る。

カメラ２２０は、画像をキャプチャし得る。例示的な一実施形態では、カメラ２２０は、視野の電子画像をキャプチャするために電荷結合素子（ＣＣＤ）センサを使用するデジタルカメラである。画像は、ユーザデバイス上のボタン押下などのユーザ入力に応答してキャプチャされてもよいし、ヘアスタイリング分析アルゴリズムによって生成された命令に応答してキャプチャされてもよい。ヘアスタイリング分析アルゴリズムを実行する際、カメラ２２０は、前画像と後画像の少なくとも２つの画像をキャプチャするように動作する。前画像は、ヘアスタイリング手順の前、またはヘアスタイリング製品が適用される前に撮影される。ヘアスタイリング手順が完了した後に後画像がキャプチャされる。画像は、カメラによって直接、またはカメラ２２０からプロセッサ２１０を介してメモリ２５０に記憶されてもよい。

この例示的な実施形態では、プロセッサ２１０は、ヘアスタイリング分析アルゴリズムを実行する。プロセッサ２１０は、カメラ２２０またはメモリ２５０から前画像を受信し、画像の受信に応じて、髪の豊かさを決定する。例示的な一実施形態では、髪の豊かさは、ピクセル密度法を使用して決定することができる。ピクセル密度法では、頭皮のラインとヘアスタイルの外縁の間、または顔と髪とヘアスタイルの外縁の間の移行点からピクセル数が決定される。決定された距離は、目または瞳孔を横切るピクセルの数を基準にすることができる。あるいは、カメラのレンズの焦点距離とカメラから対象までの距離との比を使用する焦点距離法を使用して距離を決定することもできる。

前ヘアスタイルの推定された豊かさは、ヘアスタイルのこれらの半径方向測定値のうちの１つ以上に応じて決定され得る。たとえば、顔の中心、外側の端それぞれに１つずつ位置合わせされた３つの垂直方向の測定が行われてもよいし、顔の各側で３つずつの６つの水平測定が行われてもよい。顔の各側の３つの水平測定は、顔の上部に位置合わせされ、１つは顎の下部に位置合わせされ、１つは耳の上部に位置合わせされ得る。複数の測定値の合計は、対象の瞳孔の幅を基準として、初めの豊かさ（initial fullness）の係数を生成する。初めの豊かさの係数をメモリ２５０に記憶することができる。

プロセッサ２１０は、後画像に対する豊かさの係数の計算を繰り返して、後の豊かさの係数を生成する。初めの豊かさの係数に対する後の豊かさの係数の比が１より大きい場合、ヘアスタイリングの豊かさが増加したことを示す。比が１未満の場合は、より平坦（flatter）で、巻き毛や縮れが少ないヘアスタイルを示す。次に、プロセッサ２１０は、ユーザに提示するために、その比をディスプレイ２３０に結合することができる。あるいは、比を使用して、関連するスコア、または「目立った豊かさの向上（major fullness improvement）」または「明らかな矯正の増加（significantly increased straightness）」などの豊かさの増加または減少に関する他のユーザフレンドリーな説明を選択することもできる。例示的な一実施形態では、プロセッサ２１０は、ネットワークインターフェース２４０を介して比を情報プロバイダに結合され得る。次に、プロセッサ２１０は、ネットワークインターフェース２４０を介して、ユーザのスタイリング目標に関連するヘアスタイルの豊かさまたは矯正を改善することができる製品またはサービスに関連する情報を、情報プロバイダから受信し得る。例えば、情報プロバイダはヘアトリートメントの製造業者であってもよく、データはセルラーネットワーク伝送チャネルおよび／またはインターネット接続を介して情報プロバイダから受信されてもよい。

図３を参照すると、本開示の例示的な実施形態によるヘアスタイリング分析を提供する方法のフローチャートが示される。この方法は、まず、ユーザのヘアスタイルの前画像をキャプチャするように動作する（３０５）。前画像は、方法によって提供されるプロンプトおよびユーザ入力に応じて、ユーザデバイスに一体化されたデジタルカメラによってキャプチャされ得る。あるいは、画像は、ユーザ装置のメモリに保存される、以前に撮影された複数の画像から選択されてもよい。

次に、この方法は、初めの画像における初めの髪の豊かさを決定するように動作する（３１０）。例示的な一実施形態では、初めの髪の豊かさは、画像における初めのヘアスタイルの輪郭を決定することによって決定することができる。ヘアスタイルの輪郭は、色、明度、質感、または他の画像認識技術の変化に応じて検出され得る。輪郭におけるピクセル数は、対象の瞳孔を横切る距離、対象の目の幅、耳の長さ、または他の生体測定の物理的特徴などの基準距離を基準として、初めの髪の豊かさのスコアを生成することができる。次に、この方法は、この初めの髪の豊かさのスコアをユーザ装置のメモリに保存する（３１５）。

方法は次に、トリートメントが適用された後、またはスタイリング手順が実行された後に、ユーザのヘアスタイルの後画像をキャプチャする（３２０）。場合によっては、後画像のキャプチャは、前画像のキャプチャから数時間または数日後に実行される場合がある。次いで、この方法は、後画像に応じて、後の髪の豊かさを決定する（３２５）。後画像の髪の豊かさは、前画像の髪の豊かさの決定と同じ方法で決定され、瞳孔幅などの同じ物理的特徴を参照し、静的な寸法を持つ物理的特徴の参照は、対象距離が異なるために発生する可能性のある明らかな髪の豊かさの変化を克服するのに役立つ。対象距離とは、カメラと画像の対象との間の距離である。

次に、方法は、後の髪の豊かさと初めの髪の豊かさとの比に応じて豊かさのスコアを生成する（３３０）ことができる。この例では、１より大きい比は豊かさの増加を示し、１未満の比は豊かさの減少または矯正の改善を示す。次に、この方法は、比、または比から導出された係数またはスコアをユーザに提示することができる（３３５）。

次に図４を参照すると、本開示の例示的な実施形態による、ヘアスタイルの豊かさのインジケータを提供するためのシステム４００を示すブロック図が示される。例示的なシステム４００は、カメラ４１０、プロセッサ４２０、およびユーザインターフェース４３０を含み得る。例示的なシステム４００は、モバイルコンピューティングデバイス、スマートフォン、携帯電話、タブレットコンピュータ、またはパーソナルコンピュータの一部を形成し得る。

例示的なシステム４００は、初めのヘアスタイルを有する対象の第１の画像と、後のヘアスタイルを有する対象の第２の画像とをキャプチャするカメラ４１０を含み得る。カメラは、携帯電話のカメラのようにシステムに一体化されていてもよいし、パーソナルコンピュータで使用されるウェブカメラなどの周辺装置であってもよい。あるいは、カメラは、コンピュータハードドライバまたはユニバーサルシリアルバスサムドライブなどの、画像を記憶する電子記憶装置であってもよく、複数の画像が記憶装置上に記憶される。

プロセッサ４２０は、第１画像における初めのヘアスタイルの領域に応じて初めのヘアスタイルの初めの髪の豊かさを決定し、画像の領域に応じて後のヘアスタイルの後の髪の豊かさを決定する。第２の画像における後のヘアスタイルを検出し、初めの髪の豊かさに対する後の髪の豊かさの比に応じてヘアスタイルの豊かさインジケータを生成する。プロセッサは、ユーザプロンプトの提供、ボタン押下などのユーザインターフェース４３０でのユーザクション、およびカメラ４１０からの画像の受信に応答して画像を受信することができる。あるいは、プロセッサ４２０は、ユーザプロンプトを提供し、ユーザの操作を容易にすることができる。ユーザが複数の画像から1つ以上の画像を選択する。たとえば、ユーザは、以前のフォトギャラリーアプリケーションから初めの画像と次の画像を選択する場合がある。次に、プロセッサ４２０は、これらの画像を第１の画像および第２の画像として使用することができる。

例示的な一実施形態では、プロセッサ４２０は、初めのヘアスタイルの外縁と第１の画像における対象の顔のエッジとの間の第１の距離の決定を含む、初めの髪の豊かさを決定し、初めのヘアスタイルの外縁と第２の画像における対象の顔の縁との間の第２の距離の決定を含む、後の髪の豊かさを決定することができる。あるいは、プロセッサ４２０は、初めのヘアスタイルを表示する第１のピクセル数に応じて初めの髪の豊かさを決定し、後のヘアスタイルを表示する第２のピクセル数に応じて次の髪の豊かさを決定してもよい。

ユーザインターフェースは、表示装置を使用して髪の豊かさインジケータをユーザに表示し、ユーザ入力を介してユーザコマンドを受信することができる。一例では、ユーザインターフェースは、第２の画像の上に第１の画像の半透明バージョンを表示することができる。したがって、ユーザは髪の豊かさインジケータとともに豊かさの変化を観察することができる。画像は、目、口、鼻などの画像における共通の静的特徴を位置合わせすることによって位置合わせすることができる。ユーザインターフェース４３０はまた、ディスプレイ上に複数の髪の豊かさの目標を提供し、ユーザから所望の髪の豊かさの目標を受け取り、髪の豊かさの目標および比に応じて髪製品を推奨してもよい。髪製品の推奨は、システムのメモリに保存され、髪の豊かさの目標および比に応じて選択され得る。あるいは、システム４００は、髪の豊かさの目標および比をネットワークサーバーなどのサービスプロバイダに送信し、送信された情報に応じてサービスプロバイダから髪製品の推奨を受信することもできる。

第１の画像と第２の画像との間で初め髪の豊かさを後の髪の豊かさで校正し、カメラと対象との間の異なる距離を補償するために、初めの髪の豊かさをスケーリングし、後の髪の豊かさを調整することができる。画像に描かれている対象の瞳孔サイズなど、固定の生体指標に応じてスケーリングされる。

第１の画像と第２の画像との間で初めの髪の豊かさを後の髪の豊かさで校正し、カメラと対象との間の異なる距離を補償するために、初めの髪の豊かさをスケーリングし、後の髪の豊かさを調整することができる。画像に描かれている対象の瞳孔サイズなど、固定の生体指標に応じてスケーリングされる。

例示的な一実施形態では、システム４００は、初めのヘアスタイルの第１の画像および後のヘアスタイルの第２の画像をキャプチャするカメラを含む、ヘアスタイルの豊かさのインジケータを提供するための装置であり、プロセッサは、ヘアスタイルの初めの豊かさを決定する。第１の画像に応答して初めのヘアスタイルを決定し、第２の画像に応答して後のヘアスタイルの後の豊かさを決定し、初めの豊かさに対する後の豊かさの比に応答して髪の豊かさインジケータを生成するため、および初めのヘアスタイル、後のヘアスタイル、および髪の豊かさのインジケータを表示するディスプレイ。装置は、ユーザから髪の豊かさの目標を受信するためのユーザインターフェースと、髪の豊かさの目標と、初めの豊かさに対する後の豊かさの比とをサービスプロバイダに送信し、サービスプロバイダから受信するためのネットワークインターフェースとをさらに含むことができる。サービスプロバイダ、ヘア製品の推奨、ディスプレイがさらにヘア製品の推奨を表示するように機能する。

図５を参照すると、本開示の例示的な実施形態による、ブロックウェブページナビゲーションをバイパスするための方法５００を示すフローチャートが示されている。この例示的な方法５００では、ユーザデバイスは、ソフトウェアアプリケーションを実行するスマートフォンであってもよい。

この方法は、まず、初めのヘアスタイルを有する対象の第１の画像を取り込む５１０ために動作する。第１の画像は、カメラによってキャプチャされてもよいし、メモリに記憶されている複数の画像から選択されてもよい。次に、この方法は、画像処理技術を使用して、第１の画像における初めのヘアスタイルの領域に応じて、初めのヘアスタイルの初めの髪の豊かさを決定する（５２０）ことができる。一例では、初めの髪の豊かさを決定することは、初めのヘアスタイルの外縁と第１の画像における対象の顔のエッジとの間の第１の距離を決定することを含む。あるいは、初めの髪の豊かさは、初めの髪のスタイルを表示する第１のピクセル数に応じて決定されてもよい。たとえば、２次元画像におけるピクセル単位で表される初めのヘアスタイルの領域である。

方法は次に、カメラによって、または複数の画像からの選択によって、後のヘアスタイルを有する対象の第２の画像を取り込む５３０ように動作する。次に、この方法は、プロセッサなどによって、第２の画像における後のヘアスタイルの領域に応じて、後のヘアスタイルの後の髪の豊かさを決定する（５４０）。後の髪の豊かさの決定は、初めのヘアスタイルの外縁と第２の画像における対象の顔のエッジとの間の第２の距離の決定を含むことができる。あるいは、後の髪の豊かさは、後のヘアスタイルを表示する第２のピクセル数に応じて決定されてもよい。一実施形態では、初めの髪の豊かさは、第１の画像に描かれた対象の瞳孔サイズに応じてスケーリングされ、後の髪の豊かさは、第２の画像に描かれた対象の瞳孔サイズまたは目のサイズに応じてスケーリングされる。

方法は次に、初めの髪の太さに対する後の髪の太さの比に応じて、髪の太さインジケータをディスプレイまたはユーザインターフェース上に表示するように構成される（５５０）。髪の豊かさのインジケータは、比が１より大きいことに応じてヘアスタイルの豊かさの増加を示すことができ、インジケータは髪の豊かさのインジケータの増加として表示される。髪の豊かさのインジケータはまた、比が１未満であることに応じてヘアスタイルの矯正の増加を示すこともでき、インジケータは髪の矯正の増加として表示される。一実施形態では、この方法は、ディスプレイ上の第２の画像の上に第１の画像の半透明バージョンを表示することをさらに表示することができ、これにより、最初と後のヘアスタイルの豊かさの比較および髪の豊かさのインジケータがユーザに提供され得る。

本明細書では、技術およびテクノロジーは、機能および／または論理ブロックコンポーネントに関して、また、様々なコンピューティングコンポーネントまたはデバイスによって実行され得る動作、処理タスク、および機能の記号表現を参照して説明され得る。このような操作、タスク、および機能は、コンピューター実行、コンピューター化、ソフトウェア実装、またはコンピューター実装と呼ばれることもある。実際には、１つ以上のプロセッサデバイスは、システムメモリにおけるメモリ位置にあるデータビットを表す電気信号を操作することによって、また信号の他の処理を行うことによって、説明された操作、タスク、および機能を実行できる。データビットが維持されるメモリの場所は、データビットに対応する特定の電気的、磁気的、光学的、または有機的特性を持つ物理的な場所である。図に示される様々なブロックコンポーネントは、指定された機能を実行するように構成された任意の数のハードウェア、ソフトウェア、および／またはファームウェアコンポーネントによって実現され得ることを理解されたい。例えば、システムまたはコンポーネントの実施形態は、メモリ素子、デジタル信号処理素子、論理素子、ルックアップテーブルなどの様々な集積回路コンポーネントを使用することができ、１つ以上のマイクロプロセッサまたはその他の制御デバイスの制御下で様々な機能を実行することができる。

ソフトウェアまたはファームウェアで実装される場合、本明細書で説明されるシステムのさまざまな要素は、本質的に、さまざまなタスクを実行するコードセグメントまたは命令である。プログラムまたはコードセグメントは、プロセッサ可読媒体に格納することも、伝送媒体または通信経路を介して搬送波に組み込まれたコンピュータデータ信号によって伝送することもできる。「プロセッサ可読媒体」または「機械可読媒体」には、情報を保存または転送できる任意の媒体が含まれ得る。プロセッサ可読媒体の例としては、電子回路、半導体メモリ装置、ＲＯＭ、フラッシュメモリ、消去可能ＲＯＭ（ＥＲＯＭ）、フロッピーディスケット、ＣＤ－ＲＯＭ、光ディスク、ハードディスク、ファイバなどが挙げられる。光媒体、無線周波数（RF）リンクなど。コンピュータデータ信号には、電子ネットワークチャネル、光ファイバ、空気、電磁経路、またはＲＦリンクなどの伝送媒体上を伝播できる任意の信号が含まれ得る。コードセグメントは、インターネット、イントラネット、ＬＡＮなどのコンピュータネットワークを介してダウンロードすることができる。

前述の詳細な説明は、本質的に単なる例示であり、主題の実施形態、またはそのような実施形態の応用および使用を限定することを意図するものではない。本明細書で使用される場合、「例示的な」という言葉は、「例、実例、または実例となる」ことを意味する。例示として本明細書に記載されるいかなる実装も、必ずしも他の実装より好ましいまたは有利であると解釈されるべきではない。さらに、前述の技術分野、背景、または詳細な説明で提示された明示または黙示の理論に拘束される意図はない。

プロセスに関連して実行されるさまざまなタスクは、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせによって実行することができる。例示の目的で、以下のプロセスの説明では、上記の要素を参照する場合がある。実際には、プロセスの一部は、説明されているシステムの異なる要素、たとえば、コンポーネントＡ、コンポーネントＢ、またはコンポーネントＣによって実行される。プロセスには、任意の数の追加または代替タスクが含まれる可能性があり、示されているタスクが必ずしも必要ではないことを理解されたい。プロセスは、図示された順序で実行され、プロセスは、本明細書では詳細に説明されていない追加の機能を有する、より包括的な手順またはプロセスに組み込むことができる。さらに、示されたタスクのうちの１つまたは複数は、意図された全体的な機能が損なわれていない限り、プロセスの実施形態から省略することができる。

上記の詳細な説明では少なくとも１つの例示的な実施形態が提示されているが、膨大な数の変形例が存在することを理解されたい。また、本明細書に記載される例示的な実施形態は、請求される主題の範囲、適用性、または構成をいかなる形でも制限することを意図していないことも理解されるべきである。むしろ、前述の詳細な説明は、記載された実施形態を実施するための便利なロードマップを当業者に提供するであろう。特許請求の範囲によって定義される範囲から逸脱することなく、要素の機能および配置に様々な変更を加えることができることを理解されたい。特許請求の範囲には、本特許出願の出願時点で既知の均等物および予見可能な均等物が含まれる。

Claims

カメラによって、初めのヘアスタイルを有する対象の第１の画像をキャプチャし、
プロセッサによって、前記第１の画像における前記初めのヘアスタイルの領域に応じて、前記初めのヘアスタイルの初めの髪の豊かさを決定し、
前記カメラによって、後のヘアスタイルを有する前記対象の第２の画像をキャプチャし、
前記プロセッサによって、前記第２の画像における後のヘアスタイルの領域に応じて、後のヘアスタイルの後の髪の豊かさを決定し、
前記初めの髪の豊かさに対する前記後の髪の豊かさの比に応じて、髪の豊かさインジケータをディスプレイ上に表示する、
方法。
前記初めの髪の豊かさの決定は、前記初めのヘアスタイルの外縁と前記第１の画像における前記対象の顔のエッジとの間の第１の距離の決定を含み、
前記後の髪の豊かさの決定は、前記初めのヘアスタイルの外縁と前記第２の画像における前記対象の顔のエッジとの間の第２の距離の決定を含む、
請求項１に記載の方法。
前記初めの髪の豊かさは、前記初めのヘアスタイルを表示する第１のピクセル数に応じて決定され、
前記後の髪の豊かさは、前記後のヘアスタイルを表示する第２のピクセル数に応じて決定される
請求項１に記載の方法。
前記髪の豊かさのインジケータは、１よりも大きい比に応じて、ヘアスタイルの豊かさの増加を示し、
前記インジケータは前記髪の豊かさのインジケータの増加として表示される、
請求項１に記載の方法。
前記髪の豊かさインジケータは、比が１未満であることに応じて、ヘアスタイルの真っ直ぐさの増加を示し、
前記インジケータは髪の真っ直ぐさの増加として表示される
請求項１に記載の方法。
前記ユーザから所望の髪の豊かさの目標を取得し、
前記髪の豊かさの目標および前記比に応じて髪製品を推奨することをさらに含む
請求項１に記載の方法。
前記ユーザ装置は、スマートフォンである
請求項１に記載の方法。
前記第１の画像の半透明バージョンを前記第２の画像の上に表示する
請求項１に記載の方法。
前記初めの髪の豊かさは、前記第１の画像に描かれている前記対象の瞳孔サイズに応じてスケーリングされ、
前記後の髪の豊かさは、前記第２の画像に描かれている対象の瞳孔サイズに応じてスケールされる
請求項１に記載の方法。
初めのヘアスタイルを有する対象の第１の画像と、後のヘアスタイルを有する前記対象の第２の画像とをキャプチャするカメラと、
前記第１の画像における前記初めのヘアスタイルの領域に応じて、前記初めのヘアスタイルの初めの髪の豊かさを決定し、前記第２の画像における後のヘアスタイルの領域に応じて、前記後のヘアスタイルの後の髪の豊かさを決定し、初めの髪の豊かさに対する前記後の髪の豊かさの比に応じて、髪の豊かさインジケータを生成するプロセッサと
前記髪の豊かさインジケータをユーザに表示するユーザインターフェースと、
を備えるヘアスタイルの豊かさインジケータを提供する装置。
前記初めの髪の豊かさの決定は、前記初めのヘアスタイルの外縁と前記第１の画像における前記対象の顔のエッジとの間の第１の距離の決定を含み、
前記後の髪の豊かさの決定は、前記初めのヘアスタイルの外縁と前記第２の画像における前記対象の顔のエッジとの間の第２の距離の決定を含む
請求項１０に記載のヘアスタイルの豊かさインジケータを提供する装置。
前記初めの髪の豊かさは、前記初めのヘアスタイルを表示する第１のピクセル数に応じて決定され、
前記後の髪の豊かさは、前記後のヘアスタイルを表示する第２のピクセル数に応じて決定される。
請求項１０に記載のヘアスタイルの豊かさインジケータを提供する装置。
前記初め髪の豊かさに対する前記後の髪の豊かさの比は、前記比が１より大きいことに応じてヘアスタイルの豊かさの増加を示し、
前記インジケータは、前記髪の豊かさインジケータの増加として表示される
請求項１０に記載のヘアスタイルの豊かさインジケータを提供する装置。
前記初め髪の豊かさに対する前記後の髪の豊かさの比は、前記比が１未満であることに応じてヘアスタイルの真直ぐさの増加を示し、
前記インジケータは、前記髪の豊かさインジケータの減少として表示される
請求項１０に記載のヘアスタイルの豊かさインジケータを提供する装置。
前記ユーザインターフェースを介して、前記ユーザから所望の髪の豊かさの目標を取得し、
前記髪の豊かさの目標および前記比に応じて髪製品を推奨することをさらに含む
請求項１０に記載のヘアスタイルの豊かさインジケータを提供する装置。
前記ユーザインターフェースはさらに、前記第１の画像の半透明バージョンを前記第２の画像の上に表示する、
請求項１０に記載のヘアスタイルの豊かさインジケータを提供する装置。
前記プロセッサはさらに、メモリに格納されている複数の画像から前記第１の画像と前記第２の画像を選択するように前記ユーザにプロンプトを提供する
請求項１０に記載のヘアスタイルの豊かさインジケータを提供する装置。
前記初めの髪の豊かさは、前記第１の画像に描かれている前記対象の瞳孔サイズに応じてスケーリングされ、
前記後の髪の豊かさは、前記第２の画像に描かれている前記対象の瞳孔サイズに応じてスケールされる
請求項１０に記載のヘアスタイルの豊かさインジケータを提供する装置。
初めのヘアスタイルを有する対象の第１の画像と、後のヘアスタイルを有する前記対象の第２の画像をキャプチャするカメラと、
前記第１の画像における前記初めのヘアスタイルの領域に応じて、前記初めのヘアスタイルの初めの髪の豊かさを決定し、前記第２の画像における後のヘアスタイルの領域に応じて、前記後のヘアスタイルの後の髪の豊かさを決定し、前記初め豊かさに対する前記後の髪の豊かさの比に応じて、髪の豊かさインジケータを生成するプロセッサと、
前記初めのヘアスタイル、前記後のヘアスタイル、および前記髪の豊かさインジケータを表示するディスプレイと、を含む
ヘアスタイルの豊かさインジケータを提供する装置。
ユーザから髪の豊かさの目標を受け取るためのユーザインターフェースと、
前記髪の豊かさの目標および前記初めの豊かさに対する前記後の髪の豊かさの比をサービスプロバイダに送信し、前記サービスプロバイダから髪製品の推奨を受信するネットワークインターフェースと
をさらに備え、
前記ディスプレイはさらに、ヘア製品の推奨を表示する
請求項１９に記載のヘアスタイルの豊かさインジケータを提供する装置。