JP2024087223A - めっき処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ウェハ表面のシード層に対して良好なめっき膜を形成すること。
【解決手段】めっき処理装置は、基板保持部と、第1電極と、第2電極と、めっき液供給ノズルと、移動機構と、電圧印加部とを有する。基板保持部は、基板を傾斜させた姿勢で保持する。第1電極は、基板の表面に電気的に接続される。第2電極は、基板の表面に対向して配置される。めっき液供給ノズルは、基板の表面にめっき液を供給する。移動機構は、基板の表面に対して基板の傾斜方向に第1電極、第2電極およびめっき液供給ノズルを相対的に移動させる。電圧印加部は、基板の表面において傾斜方向の下側へ流下するめっき液に対して第1電極および第2電極から電圧を印加する。
【選択図】図2
【解決手段】めっき処理装置は、基板保持部と、第1電極と、第2電極と、めっき液供給ノズルと、移動機構と、電圧印加部とを有する。基板保持部は、基板を傾斜させた姿勢で保持する。第1電極は、基板の表面に電気的に接続される。第2電極は、基板の表面に対向して配置される。めっき液供給ノズルは、基板の表面にめっき液を供給する。移動機構は、基板の表面に対して基板の傾斜方向に第1電極、第2電極およびめっき液供給ノズルを相対的に移動させる。電圧印加部は、基板の表面において傾斜方向の下側へ流下するめっき液に対して第1電極および第2電極から電圧を印加する。
【選択図】図2
Description
本開示は、めっき処理装置に関する。
従来、基板である半導体ウェハ(以下、ウェハと呼称する。)を基板保持機構で保持し、めっき液槽に収容されためっき液にウェハの表面を浸漬させて、ウェハの表面にめっき膜を形成する方法が知られている。
本開示は、ウェハ表面のシード層に対して良好なめっき膜を形成することができる技術を提供する。
本開示の一態様によるめっき処理装置は、基板保持部と、第1電極と、第2電極と、めっき液供給ノズルと、移動機構と、電圧印加部とを有する。基板保持部は、基板を傾斜させた姿勢で保持する。第1電極は、基板の表面に電気的に接続される。第2電極は、基板の表面に対向して配置される。めっき液供給ノズルは、基板の表面にめっき液を供給する。移動機構は、基板の表面に対して基板の傾斜方向に第1電極、第2電極およびめっき液供給ノズルを相対的に移動させる。電圧印加部は、基板の表面において傾斜方向の下側へ流下するめっき液に対して第1電極および第2電極から電圧を印加する。
本開示によれば、ウェハ表面のシード層に対して良好なめっき膜を形成することができる。
以下に、本開示によるめっき処理装置を実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本開示が限定されるものではない。
また、以下に示す実施形態では、「一定」、「直交」、「垂直」あるいは「平行」といった表現が用いられる場合があるが、これらの表現は、厳密に「一定」、「直交」、「垂直」あるいは「平行」であることを要しない。すなわち、上記した各表現は、例えば製造精度、設置精度などのずれを許容するものとする。
また、以下参照する各図面では、説明を分かりやすくするために、互いに直交するX軸方向、Y軸方向およびZ軸方向を規定し、Z軸正方向を鉛直上向き方向とする直交座標系を示す場合がある。
従来、基板である半導体ウェハ(以下、ウェハと呼称する。)を基板保持機構で保持し、ウェハの表面をめっき液槽に収容されためっき液に浸漬させて、ウェハの表面にめっき膜を形成する方法が知られている。
しかしながら、従来の技術では、ウェハ表面に形成されたシード層とめっき液との接触時間が長くなり、めっき液の腐食性によってウェハ表面のシード層の腐食が促進される可能性があった。これにより、ウェハ表面のシード層に対して良好なめっき膜を形成することが困難となる可能性があった。
そこで、ウェハ表面のシード層に対して良好なめっき膜を形成することができる技術が期待されている。
<めっき処理装置>
最初に、図1を参照しながら、実施形態に係るめっき処理装置1の概略構成について説明する。図1は、実施形態に係るめっき処理装置1の模式平面図である。図2は、実施形態に係るめっき処理装置1の模式側面図である。なお、図2では、移動機構25の一部を省略して示している。
最初に、図1を参照しながら、実施形態に係るめっき処理装置1の概略構成について説明する。図1は、実施形態に係るめっき処理装置1の模式平面図である。図2は、実施形態に係るめっき処理装置1の模式側面図である。なお、図2では、移動機構25の一部を省略して示している。
図1および図2に示すめっき処理装置1では、被処理基板としての半導体ウェハW(以下、「ウェハW」と呼称する。)に対してめっき処理を行う。めっき処理装置1は、基板保持部10と、めっき処理部20と、電圧印加部30と、支持部材40を備える。
基板保持部10は、ウェハWを傾斜させた姿勢で保持する。基板保持部10は、保持部11と、支柱部材12とを有する。
保持部11は、ウェハWを水平面(たとえば、XY平面)に対して傾斜させた姿勢で保持する。ウェハWは、基板処理が行われる表面Waを上方に向けた状態で保持部11に保持される。保持部11は、ウェハWを傾斜方向D1に傾斜させた姿勢で保持する。ここで、傾斜方向D1とは、水平面(たとえば、XY平面)対して傾斜する所定の軸に沿う方向を指す。また、かかる軸に沿って相対的に高い側が傾斜方向D1の上側であり、かかる軸に沿って相対機に低い側が傾斜方向D1の下側である。
保持部11は、真空ポンプなどの吸気装置(図示せず)に接続され、かかる吸気装置の吸気によって発生する負圧を利用してウェハWの裏面を吸着することによってウェハWを水平面に対して傾斜させた姿勢で保持する。保持部11としては、たとえばポーラスチャックや静電チャックなどを用いることができる。
保持部11は、ウェハWよりも小径の吸着領域を有する。これにより、後述する支持部材40によってウェハWの外周を支持することができる。
支柱部材12は、鉛直方向(たとえば、Z軸方向)に延在して保持部11を支持する。
基板保持部10には、また、シリンダなどの昇降駆動部(図示せず)が設けられており、保持部11および支柱部材12を鉛直方向(たとえば、Z軸方向)に移動させることができる。
なお、基板保持部10は、ウェハWを水平面(たとえば、XY平面)に対して傾斜させた姿勢と水平面(たとえば、XY平面)に平行な姿勢とに切り替え可能に構成されてもよい。たとえば、基板保持部10は、めっき処理を開始するタイミングにおいて、保持部11を水平方向から傾斜方向D1に傾斜させることにより、保持部11上のウェハWを水平面(たとえば、XY平面)に対して傾斜させた姿勢とすることができる。
基板保持部10の上方には、めっき処理部20が設けられる。めっき処理部20は、カソード電極21(第1電極の一例)と、アノード電極22(第2電極の一例)と、めっき液供給ノズル23と、洗浄液供給ノズル24と、移動機構25とを有する。
カソード電極21は、導電性材料で構成され、移動機構25の後述する第1支持部25dによって上方から支持される。そして、めっき処理を行う際に、かかるカソード電極21がウェハWの表面Waに形成されるシード層(図示せず)と接触する。カソード電極21は、ウェハWの傾斜方向D1と交差する方向(たとえば、図1のY軸方向)に延在しており、ウェハWの直径と同程度の長さを有する。めっき処理を行う際に、カソード電極21は、ウェハWの傾斜方向D1と交差する方向における表面Waの全域に跨って、ウェハWのシード層と接触する。
さらに、このカソード電極21は、後述する電圧印加部30に接続されており、接触するウェハWのシード層に所定の電圧を印加することができる。
カソード電極21は、アーム部21aと、端子部21bとを有する。アーム部21aは、第1支持部25dの下面に接続される。アーム部21aは、可撓性を有している。アーム部21aは、カソード電極21とウェハWのシード層との接触に伴いウェハWの表面Waからカソード電極21に力が作用する際に、かかる力を逃がす方向に撓むことができる。
端子部21bは、アーム部21aの先端に設けられ、ウェハWの表面Waに形成されるシード層(図示せず)と接触する。端子部21bは、ウェハWの表面Waとの接触に伴いウェハWの表面Waから受ける力を回転する方向に回転する回転体である。なお、端子部21bは、回転しなくてもよい。
アノード電極22は、導電性材料で構成され、移動機構25の後述する第2支持部25fによって支持される。アノード電極22は、基板保持部10に保持されるウェハWに対向して配置される。
そして、めっき処理を行う際、アノード電極22は、ウェハW上に供給されためっき液L1(図4Aおよび図4B参照)と直接接触する。アノード電極22は、ウェハWの傾斜方向D1と交差する方向(たとえば、図1のY軸方向)に延在しており、ウェハWの直径と同程度の長さを有する。めっき処理を行う際に、アノード電極22は、ウェハWの傾斜方向D1と交差する方向における表面Waの全域に跨って、めっき液L1と接触する。アノード電極22は、後述する電圧印加部30に接続されており、接触するめっき液L1に所定の電圧を印加することができる。
また、アノード電極22には、アノード電極22を厚み方向に貫通する貫通孔22aが設けられる。貫通孔22aは、アノード電極22の延在方向(ここでは、図1のY軸方向)に延びるように設けられる。貫通孔22aは、ウェハW上に供給されためっき液L1から気泡を除去する。貫通孔22aは、脱気孔の一例である。
なお、貫通孔22aの構造は図1の例に限られず、めっき液L1から気泡を除去可能な構造であれば、どのような構造であってもよい。たとえば、アノード電極22の延在方向に複数の貫通孔22aが並んで配置されてもよい。
また、カソード電極21とアノード電極22とは、ウェハWの半径よりも短い距離だけ離れて配置される。
めっき液供給ノズル23は、ウェハWの傾斜方向D1と交差する方向(たとえば、図1のY軸方向)に沿って直線状に延在するバーノズルである。めっき液供給ノズル23は、ウェハWの傾斜方向D1におけるアノード電極22の一つの側面に設けられる。これにより、めっき液供給ノズル23は、アノード電極22と一体的に移動可能に構成される。
めっき液供給ノズル23は、めっき液L1を貯留するめっき液供給源52にめっき液供給路51を介して接続される。そして、めっき液供給ノズル23は、めっき液供給源52から供給されるめっき液L1をウェハWの表面Waに供給する。たとえば、めっき膜としてCu膜を形成する場合、めっき液L1には、銅イオンと硫酸イオンとが含まれるとよい。
また、たとえば、図2に示すように、アノード電極22、めっき液供給ノズル23およびカソード電極21は、ウェハWの傾斜方向D1の下側からこの順番で配置される。
洗浄液供給ノズル24は、ウェハWの傾斜方向D1と交差する方向(たとえば、図1のY軸方向)に沿って直線状に延在するバーノズルである。洗浄液供給ノズル24は、めっき液供給ノズル23とは反対側に位置するアノード電極22の他の一つの側面に設けられる。これにより洗浄液供給ノズル24は、アノード電極22と一体的に移動可能に構成される。
洗浄液供給ノズル24は、洗浄液L2(図4Aおよび図4B参照)を貯留する洗浄液供給源62に洗浄液供給路61を介して接続される。そして、洗浄液供給ノズル24は、洗浄液供給源62から供給される洗浄液L2をウェハWの表面Waに供給する。洗浄液L2は、たとえば、純水である。
また、たとえば、図2に示すように、洗浄液供給ノズル24は、ウェハWの傾斜方向D1においてアノード電極22よりも下側に配置される。
なお、洗浄液供給ノズル24は、必要に応じて省略されてもよい。
移動機構25は、ウェハWの表面に対して傾斜方向D1にカソード電極21、アノード電極22、めっき液供給ノズル23および洗浄液供給ノズル24を相対的に移動させることができる。すなわち、カソード電極21、アノード電極22、めっき液供給ノズル23および洗浄液供給ノズル24は、基板保持部10に保持されたウェハWの表面に対して相対的に移動可能に構成される。
移動機構25は、第1ガイドレール25aと、第2ガイドレール25bと、第1移動部25cと、第1支持部25dと、第2移動部25eと、第2支持部25fとを有する。
第1ガイドレール25aおよび第2ガイドレール25bは、傾斜方向D1と交差する方向(たとえば、図1のY軸方向)に並べられ、且つ、傾斜方向D1に沿って延在する。
第1ガイドレール25aおよび第2ガイドレール25bは、傾斜方向D1と交差する方向(たとえば、図1のY軸方向)において、基板保持部10を挟むように配置される。第1ガイドレール25aは、基板保持部10のY軸正方向側に配置され、第2ガイドレール25bは、基板保持部10のY軸負方向側に配置される。
第1移動部25cは、第1ガイドレール25a上に設けられる。第1移動部25cは、たとえばモータ等の駆動部を有しており、第1ガイドレール25aに沿って移動する。
第1支持部25dは、第1移動部25cに接続され、カソード電極21を上方から支持する。第1支持部25dは、ウェハWの傾斜方向D1と交差する方向(たとえば、図1のY軸方向)に延在する。
第2移動部25eは、第2ガイドレール25b上に設けられる。第2移動部25eは、たとえばモータ等の駆動部を有しており、第2ガイドレール25bに沿って移動する。
第2支持部25fは、第2移動部25eに接続され、アノード電極22を側方から支持する。
電圧印加部30は、カソード電極21と、アノード電極22との間に所定の電圧を印加する。電圧印加部30は、たとえば、負電圧印加部31と、正電圧印加部32とを有する。
負電圧印加部31は、カソード電極21に負電圧を印加する。負電圧印加部31は、直流電源31aと、スイッチ31bとを有し、カソード電極21に接続される。具体的には、直流電源31aの負極側が、スイッチ31bを介してカソード電極21に接続されるとともに、直流電源31aの正極側が接地される。
そして、スイッチ31bをオン状態に制御することにより、負電圧印加部31は、カソード電極21に所定の負電圧を印加することができる。
正電圧印加部32は、アノード電極22に正電圧を印加する。正電圧印加部32は、直流電源32aと、スイッチ32bとを有し、アノード電極22に接続される。具体的には、直流電源32aの正極側が、スイッチ32bを介してアノード電極22に接続されるとともに、直流電源32aの負極側が接地される。
そして、スイッチ32bをオン状態に制御することにより、正電圧印加部32は、アノード電極22に所定の正電圧を印加することができる。
なお、電圧印加部30の構成は図1の例に限られず、カソード電極21とアノード電極22との間に所定の電圧を印加可能な構成であれば、どのような構成であってもよい。
支持部材40は、傾斜しているウェハWの外周を下方から支持する。支持部材40の傾斜方向D1における下端部には、めっき液受け部41が設けられる。めっき液受け部41は、ウェハWの外周から流下するめっき液L1や洗浄液L2を受ける。めっき液受け部41には、めっき液L1や洗浄液L2をめっき処理装置1の外方に排出するための排出口(図示せず)が設けられる。
めっき処理装置1を制御する制御装置(図示せず)は、たとえばコンピュータであり、制御部(図示せず)と記憶部(図示せず)とを有する。制御部は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入出力ポートなどを有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。
かかるマイクロコンピュータのCPUは、ROMに記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、基板保持部10やめっき処理部20、電圧印加部30などのめっき処理装置1における各部の制御を実現する。
なお、かかるプログラムは、コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体に記録されていたものであって、その記憶媒体から制御装置の記憶部にインストールされたものであってもよい。コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体としては、たとえばハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルディスク(MO)、メモリカードなどがある。
記憶部は、たとえば、RAM、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置によって実現される。
<めっき処理>
つづいて、図3A~図5Eを参照しながら、実施形態に係るめっき処理装置1で行うめっき処理について説明する。実施形態に係るめっき処理では、最初に、基板保持処理が行われる。図3A~図3Eは、実施形態に係る基板保持処理の概要を示す図である。なお、図3A~図3Eにおいては、基板保持部10よりも低い位置に支持部材40が位置しているが、その図示が省略されている。
つづいて、図3A~図5Eを参照しながら、実施形態に係るめっき処理装置1で行うめっき処理について説明する。実施形態に係るめっき処理では、最初に、基板保持処理が行われる。図3A~図3Eは、実施形態に係る基板保持処理の概要を示す図である。なお、図3A~図3Eにおいては、基板保持部10よりも低い位置に支持部材40が位置しているが、その図示が省略されている。
まず、めっき処理装置1では、図3Aに示すように、搬送アーム100を用いて、ウェハWを基板保持部10に搬送する。搬送アーム100には、ウェハWの脱落を阻止するためのガード100aが設けられてもよい。
そして、制御部は、図3Bに示すように、昇降駆動部(図示せず)を用いて保持部11を上昇させ、搬送アーム100から保持部11へウェハWを受け渡す。そして、制御部は、保持部11を動作させることにより、ウェハWを基板保持部10に保持する。このとき、基板保持部10は、ウェハWを傾斜させた姿勢で保持する。
次に、制御部は、図3Cに示すように、基板保持部10と干渉しない降下位置まで搬送アーム100を降下させる。
次に、制御部は、図3Dに示すように、めっき処理装置1の外部に搬送アーム100を退避させる。
次に、制御部は、図3Eに示すように、昇降駆動部(図示せず)を用いて保持部11を支持部材40の位置まで降下させる。これにより、傾斜しているウェハWの外周が支持部材40によって支持され、基板保持処理が終了する。
基板保持処理が終了すると、めっき処理装置1では、めっき液供給処理、洗浄液供給処理および電圧印加処理が行われる。図4A~図4Cは、実施形態に係るめっき液供給処理、洗浄液供給処理および電圧印加処理の概要を示す図である。
具体的には、まず、制御部は、移動機構25を用いてカソード電極21、アノード電極22、めっき液供給ノズル23および洗浄液供給ノズル24を基板保持部10に保持されたウェハWの位置まで移動させる。このとき、制御部は、ウェハWの表面Waにカソード電極21が接触し且つウェハWの表面Waに対してアノード電極22が対向するように、カソード電極21、アノード電極22、めっき液供給ノズル23および洗浄液供給ノズル24を移動させる。
次に、制御部は、図4Aに示すように、移動機構25を用いて、傾斜方向D1(図1参照)の下側から上側に向かってカソード電極21、アノード電極22、めっき液供給ノズル23および洗浄液供給ノズル24を移動させる。そして、制御部は、カソード電極21、アノード電極22、めっき液供給ノズル23および洗浄液供給ノズル24を移動させながら、めっき液供給ノズル23からめっき液L1をウェハWの表面Waに供給する。これにより、実施形態では、ウェハWの表面Waにおいて傾斜方向D1(図1参照)の下側へめっき液L1を流下させることができる。
また、めっき液L1の供給と並行して、制御部は、洗浄液供給ノズル24から洗浄液L2をウェハWの表面Waに供給する。これにより、実施形態では、傾斜方向D1(図1参照)において洗浄液供給ノズル24よりも上流側にめっき液L1が局所的に存在する領域を形成することができる。
また、めっき液L1の供給と並行して、制御部は、電圧印加部30のスイッチ31b、32bをオフ状態からオン状態に変更する。
これにより、カソード電極21に負電位が印加されるとともに、アノード電極22に正電圧が印加される。このように、電圧印加処理によって、電圧印加部30は、ウェハWの表面Waにおいて傾斜方向D1(図1参照)の下側へ流下するめっき液L1に対してカソード電極21およびアノード電極22から所定の電圧を印加する。
これにより、ウェハWの表面Waにおいて傾斜方向D1(図1参照)の下側へ流下するめっき液L1の内部に電界が形成され、ウェハWの表面Wa側に正の荷電粒子がである銅イオンが集積されることから、ウェハWの表面Waにめっき膜が形成される。
一方、実施形態に係る電圧印加処理では、ウェハWの表面Waに滞留するめっき液L1の量が少ないことから、ウェハWの表面Waのシード層とめっき液L1との接触時間が少なくなり、シード層が腐食することを抑制することができる。
そして、制御部は、ウェハWの表面Waに対してカソード電極21、アノード電極22、めっき液供給ノズル23および洗浄液供給ノズル24を移動させながら、上述のめっき液吐出処理、洗浄液吐出処理および電圧印加処理を継続する。これにより、実施形態に係るめっき処理装置1では、シード層の腐食を抑制しつつウェハWの全面にめっき処理を施すことができる。
したがって、実施形態によれば、ウェハWの表面Waのシード層に対して良好なめっき膜を形成することができる。
また、実施形態では、アノード電極22、めっき液供給ノズル23およびカソード電極21がウェハWの傾斜方向D1の下側からこの順番で配置されることにより、カソード電極21がめっき液L1に接触する可能性を低減することができる。
すなわち、実施形態では、めっき液L1によるカソード電極21の溶解を抑制することができる。したがって、実施形態によれば、めっき処理を安定して実施することができる。
また、実施形態では、ウェハWの表面Waに洗浄液L2を供給する洗浄液供給ノズル24が設けられることにより、ウェハWの表面Waにおけるめっき液L1の濃度を減少させることができる。
すなわち、実施形態では、めっき液L1によるシード層の腐食をより抑制することができる。したがって、実施形態によれば、ウェハWの表面Waのシード層に対してより良好なめっき膜を形成することができる。
また、実施形態では、洗浄液供給ノズル24が傾斜方向D1においてアノード電極22よりも下側に配置されることにより、傾斜方向D1においてアノード電極22よりも下側に存在するめっき液L1の濃度を減少させることができる。
すなわち、実施形態では、めっき液L1によるシード層の腐食をより抑制することができる。したがって、実施形態によれば、ウェハWの表面Waのシード層に対してより良好なめっき膜を形成することができる。
また、実施形態では、カソード電極21とアノード電極22とは、ウェハWの半径よりも短い距離だけ離れて配置されてもよい。これにより、めっき液L1の内部に電界を局所的に形成することができることから、ウェハWの表面Waにおける銅イオンの集積を促進することができる。
また、実施形態では、アノード電極22に脱気孔である貫通孔22aを設けることにより、めっき液L1から気泡を効率よく除去することができる。これにより、めっき処理を安定して実施することができる。
また、実施形態では、移動機構25の第1移動部25cおよび第2移動部25eが、カソード電極21とアノード電極22との間隔が一定となるように、傾斜方向D1の下側から上側に向かって移動してもよい。これにより、めっき液L1の内部に形成される電解を安定化しつつウェハWの全面にめっき処理を施すことができることから、ウェハWの全面において面内均一性が良好なめっき膜を形成することができる。
また、実施形態では、カソード電極21の可撓性を有するアーム部21aの先端に端子部21bを設けることにより、ウェハWのシード層との接触に伴ってシード層に作用する圧力が緩和され、結果として、ウェハWのシード層の損傷を抑制することができる。
また、実施形態では、端子部21bが回転体であることにより、端子部21bとウェハWのシード層との接触に伴ってシード層に作用する圧力をより緩和することができ、結果として、ウェハWのシード層の損傷をより抑制することができる。
また、実施形態では、傾斜しているウェハWの外周を支持する支持部材40を設けることにより、ウェハWの撓みを抑制することができる。また、ウェハWの外周からめっき液L1や洗浄液L2が飛散することを抑制することができる。
また、実施形態では、支持部材40の傾斜方向D1における下端部にめっき液受け部41を設けることにより、余剰なめっき液L1や洗浄液L2を回収することができる。
また、実施形態では、支持部材40の傾斜方向D1と交差する方向(たとえば、図1のY軸方向)の両側部に、ウェハWの外周から流下するめっき液L1を堰き止める壁部(図示せず)を設けてもよい。これにより、ウェハWの外周からめっき液L1や洗浄液L2が飛散することをより抑制することができる。
ウェハWの全面にめっき膜が形成されると、制御部は、図4Bに示すように、電圧印加部30のスイッチ31b、32bをオン状態からオフ状態に変更する。これにより、電圧印加処理が終了する。
次に、制御部は、図4Cに示すように、めっき液供給ノズル23からのめっき液L1の供給および洗浄液供給ノズル24からの洗浄液L2の供給を停止する。これにより、めっき液供給処理および洗浄液供給処理が終了する。
電圧印加処理、めっき液供給処理および洗浄液供給処理が終了すると、めっき処理装置1では、基板搬出処理が行われる。図5A~図5Eは、実施形態に係る基板搬出処理の概要を示す図である。
具体的には、まず、制御部は、図5Aに示すように、昇降駆動部(図示せず)を用いて保持部11を支持部材40よりも上方に設定された搬出位置まで上昇させる。これにより、ウェハWが支持部材40から離隔する。
次に、制御部は、図5Bに示すように、めっき処理装置1の内部に搬送アーム100を侵入させるとともにウェハWの下方まで移動させる。
次に、制御部は、図5Cに示すように、ウェハWと接触する位置まで搬送アーム100を上昇させる。
次に、制御部は、保持部11の動作を停止して、基板保持部10におけるウェハWの保持を解除する。そして、制御部は、図5Dに示すように、昇降駆動部(図示せず)を用いて保持部11を降下させ、基板保持部10から搬送アーム100へウェハWを受け渡す。
そして、制御部は、図5Eに示すように、搬送アーム100を用いて、ウェハWをめっき処理装置1の外部に搬出する。これにより、基板搬出処理が終了し、実施形態に係るめき処理が完了する。
<各種変形例>
つづいて、実施形態の各種変形例について、図6および図7を参照しながら説明する。なお、以下の各種変形例において、実施形態と同一の部位には同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
つづいて、実施形態の各種変形例について、図6および図7を参照しながら説明する。なお、以下の各種変形例において、実施形態と同一の部位には同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
図6は、実施形態の変形例1に係るめっき処理装置1のアノード電極22および電圧印加部30の構成を示す図である。
図6に示すように、変形例1では、アノード電極22は、ウェハWの傾斜方向D1と交差する方向D2に沿って複数の領域22_1~22_5に分割される。複数の領域22_1~22_5は、互いに電気的に独立している。
また、電圧印加部30は、複数の領域22_1~22_5のそれぞれについて、印加する電圧を個別に調整する。電圧印加部30の正電圧印加部32は、直流電源32aと、スイッチ32bと、複数の個別端子33_1~33_5とを有し、複数の個別端子33_1~33_5を介して複数の領域22_1~22_5にそれぞれ接続される。具体的には、直流電源32aの正極側が、スイッチ32bおよび複数の個別端子33_1~33_5を介して複数の領域22_1~22_5に接続されるとともに、直流電源32aの負極側が接地される。
また、複数の領域22_1~22_5には、複数の可変抵抗器34_1~34_5がそれぞれ設けられる。
そして、スイッチ32bをオン状態に制御するとともに、複数の可変抵抗器34_1~34_5の各々の抵抗値を個別に制御することにより、正電圧印加部32は、複数の領域22_1~22_5のそれぞれについて、印加する正電圧を個別に調整することができる。
これにより、変形例1では、ウェハWの傾斜方向D1と交差する方向D2の各領域でめっき膜の膜厚を適宜調整しながらめっき処理を行うことができる。したがって、変形例1によれば、面内均一性が良好なめっき膜を形成することができる。
図7は、実施形態の変形例2に係るめっき処理装置1の模式平面図である。図7に示すように、変形例2では、カソード電極21の構造および個数が実施形態と異なる。具体的には、変形例2では、カソード電極21は、ウェハWの傾斜方向D1と交差する方向(たとえば、図7のY軸方向)において、ウェハWの外周のみに接触可能な幅を有する。また、2つのカソード電極21がY軸方向に沿って移動可能に第1支持部25dに設けられる。
これにより、2つのカソード電極21をウェハWの表面Waに対して傾斜方向D1に移動させながらめっき処理を行う際に、たとえば図7の破線で示すように、ウェハWの外周のみに2つのカソード電極21を接触させることができる。したがって、変形例2によれば、ウェハWの外周以外の領域において、ウェハWのシード層の損傷を抑制することができる。
上述したきたように、実施形態に係るめっき処理装置は、基板保持部(たとえば、基板保持部10)と、第1電極(たとえば、カソード電極21)と、第2電極(たとえば、アノード電極22)と、めっき液供給ノズル(たとえば、めっき液供給ノズル23)と、移動機構(たとえば、移動機構25)と、電圧印加部(たとえば、電圧印加部30)とを有する。基板保持部は、基板(たとえば、ウェハW)を傾斜させた姿勢で保持する。第1電極は、基板の表面(たとえば、表面Wa)に電気的に接続される。第2電極は、基板の表面に対向して配置される。めっき液供給ノズルは、基板の表面にめっき液を供給する。移動機構は、基板の表面に対して基板の傾斜方向(たとえば、傾斜方向D1)に第1電極、第2電極およびめっき液供給ノズルを相対的に移動させる。電圧印加部は、基板の表面において傾斜方向の下側へ流下するめっき液に対して第1電極および第2電極から電圧を印加する。これにより、ウェハ表面のシード層に対して良好なめっき膜を形成することができる。
今回開示された実施形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。実に、上記した実施形態は多様な形態で具現され得る。また、上記の実施形態は、添付の請求の範囲およびその趣旨を逸脱することなく、様々な形態で省略、置換、変更されてもよい。
1 めっき処理装置
10 基板保持部
11 保持部
12 支柱部材
20 めっき処理部
21 カソード電極
21a アーム部
21b 端子部
22 アノード電極
22_1~22_5 領域
22a 貫通孔
23 めっき液供給ノズル
24 洗浄液供給ノズル
25 移動機構
25a 第1ガイドレール
25b 第2ガイドレール
25c 第1移動部
25d 第1支持部
25e 第2移動部
25f 第2支持部
30 電圧印加部
31 負電圧印加部
31a 直流電源
31b スイッチ
32 正電圧印加部
32a 直流電源
32b スイッチ
33_1~33_5 個別端子
34_1~34_5 可変抵抗器
40 支持部材
51 めっき液供給路
52 めっき液供給源
61 洗浄液供給路
62 洗浄液供給源
100 搬送アーム
100a ガード
D1 傾斜方向
L1 めっき液
L2 洗浄液
W ウェハ
Wa 表面
10 基板保持部
11 保持部
12 支柱部材
20 めっき処理部
21 カソード電極
21a アーム部
21b 端子部
22 アノード電極
22_1~22_5 領域
22a 貫通孔
23 めっき液供給ノズル
24 洗浄液供給ノズル
25 移動機構
25a 第1ガイドレール
25b 第2ガイドレール
25c 第1移動部
25d 第1支持部
25e 第2移動部
25f 第2支持部
30 電圧印加部
31 負電圧印加部
31a 直流電源
31b スイッチ
32 正電圧印加部
32a 直流電源
32b スイッチ
33_1~33_5 個別端子
34_1~34_5 可変抵抗器
40 支持部材
51 めっき液供給路
52 めっき液供給源
61 洗浄液供給路
62 洗浄液供給源
100 搬送アーム
100a ガード
D1 傾斜方向
L1 めっき液
L2 洗浄液
W ウェハ
Wa 表面
Claims (14)
- 基板を傾斜させた姿勢で保持する基板保持部と、
前記基板の表面に電気的に接続される第1電極と、
前記基板の表面に対向して配置される第2電極と、
前記基板の表面にめっき液を供給するめっき液供給ノズルと、
前記基板の表面に対して前記基板の傾斜方向に前記第1電極、前記第2電極および前記めっき液供給ノズルを相対的に移動させる移動機構と、
前記基板の表面において前記傾斜方向の下側へ流下する前記めっき液に対して前記第1電極および前記第2電極から電圧を印加する電圧印加部と
を有する、めっき処理装置。 - 前記第2電極、前記めっき液供給ノズルおよび前記第1電極は、前記傾斜方向の下側からこの順番で配置される、請求項1に記載のめっき処理装置。
- 前記基板の表面に洗浄液を供給する洗浄液供給ノズルをさらに有する、請求項1に記載のめっき処理装置。
- 前記移動機構は、前記基板の表面に対して前記傾斜方向に前記第1電極、前記第2電極、前記めっき液供給ノズルおよび前記洗浄液供給ノズルを相対的に移動させ、
前記洗浄液供給ノズルは、前記傾斜方向において前記第2電極よりも下側に配置される、請求項3に記載のめっき処理装置。 - 前記第1電極と前記第2電極とは、前記基板の半径よりも短い距離だけ離れて配置される、請求項1に記載のめっき処理装置。
- 前記第2電極は、前記めっき液から気泡を除去する脱気孔を有する、請求項1に記載のめっき処理装置。
- 前記第2電極は、前記傾斜方向と交差する方向に沿って複数の領域に分割され、
前記電圧印加部は、前記複数の領域のそれぞれについて、印加する電圧を個別に調整する、請求項1に記載のめっき処理装置。 - 前記移動機構は、
前記傾斜方向と交差する方向に並べられ且つ前記傾斜方向に沿って延在する一対のガイドレールと、
前記一対のガイドレールのうち一方のガイドレールに沿って移動する第1移動部と、
前記第1移動部に接続され、前記第1電極を支持する第1支持部と、
前記一対のガイドレールのうち他方のガイドレールに沿って移動する第2移動部と、
前記第2移動部に接続され、前記第2電極を支持する第2支持部と
を有し、
前記第1移動部および前記第2移動部は、
前記第1電極と前記第2電極との間隔が一定となるように、前記傾斜方向の下側から上側に向かって移動する、請求項1に記載のめっき処理装置。 - 前記第1電極は、
前記第1支持部に接続されたアーム部と、
前記アーム部の先端に設けられ、前記基板の表面に接触する端子部と
を有し、
前記アーム部は、可撓性を有する、請求項8に記載のめっき処理装置。 - 前記端子部は、前記基板の表面との接触に伴い前記基板の表面から受ける力を緩和する方向に回転する回転体である、請求項9に記載のめっき処理装置。
- 傾斜している前記基板の外周を支持する支持部材をさらに有する、請求項1に記載のめっき処理装置。
- 前記支持部材は、前記傾斜方向における下端部に、前記基板の外周から流下する前記めっき液を受けるめっき液受け部を有する、請求項11に記載のめっき処理装置。
- 前記支持部材は、前記傾斜方向と交差する方向の両側部に、前記基板の外周から流下する前記めっき液を堰き止める壁部を有する、請求項11に記載のめっき処理装置。
- 前記基板保持部は、前記基板を水平面に対して傾斜させた姿勢と前記水平面に平行な姿勢とに切り替え可能に構成される、請求項1に記載のめっき処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022201918A JP2024087223A (ja) | 2022-12-19 | 2022-12-19 | めっき処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022201918A JP2024087223A (ja) | 2022-12-19 | 2022-12-19 | めっき処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2024087223A true JP2024087223A (ja) | 2024-07-01 |
Family
ID=91671681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2022201918A Pending JP2024087223A (ja) | 2022-12-19 | 2022-12-19 | めっき処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2024087223A (ja) |
-
2022
- 2022-12-19 JP JP2022201918A patent/JP2024087223A/ja active Pending
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