JP2024084228A - メッセージ配信装置、メッセージ配信方法、及び、メッセージ配信プログラム - Google Patents

メッセージ配信装置、メッセージ配信方法、及び、メッセージ配信プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】メッセージの配信依頼を受けて通信キャリアにメッセージの配信をなるべく遅滞することがないよう依頼するメッセージ配信装置、方法及びプログラムを提供する。【解決手段】通信システムにおいて、メッセージ配信装置100は、第一顧客から配信の対象となるメッセージを受け付ける受付部、メッセージの配信を実行する1以上の通信キャリアを特定する配信キャリア特定部、特定した通信キャリアへ配信を要求する第二の顧客を特定する配信先特定部、特定した通信キャリアに対してメッセージの第二顧客への配信を要求する第1要求部及び配信が完了していない未完了タスクのうち、特定した通信キャリア毎の配信要求数の個数が所定閾値を超える場合に、受け付られた新たなメッセージのうち、所定閾値を超えた通信キャリアへの配信要求を、他のアグリゲーターサービス事業者のメッセージ配信装置を介して、第二顧客への配信を要求する第2要求部を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、多数のメッセージの配信を依頼された場合のメッセージ配信を行うメッセージ配信装置、及びそのメッセージ配信方法、メッセージ配信プログラムに関する。
近年、SMS等のメッセージサービスを利用したマーケティング等を目的としたメッセージを多数の顧客に配信するためのメッセージ配信サービスがある。特許文献1には、そのような技術の一例が示されている。
特開2015-12602号公報
ところで、このようなメッセージの配信はなるべく遅延が発生することなく実行されることが好ましい。しかし、多数の異なるメッセージの配信依頼を受けた場合には、配信の遅延が発生する可能性がある。
そこで、本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、多数のメッセージの配信を依頼されたとしても、なるべく、配信の遅延が発生しないようにメッセージを配信することができるメッセージ配信装置、メッセージ配信方法、および、メッセージ配信プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係るメッセージ配信装置は、第一の顧客から配信の対象となるメッセージを受け付ける受付部と、メッセージの配信を実行する1以上の通信キャリアを複数の通信キャリアの中から特定する配信キャリア特定部と、配信キャリア特定部で特定された通信キャリアへ配信を要求する第二の顧客を特定する配信先特定部と、配信キャリア特定部で特定された通信キャリアに対してメッセージの第二の顧客への配信を要求する第1要求部と、一つのメッセージについての配信状況を一つのタスクとして管理する管理部と、各タスクについて配信が完了していない未完了タスクのうち、特定された通信キャリアごとの配信要求数の個数が所定閾値を超えるか否かを判定する判定部と、未完了タスクのうち、特定された通信キャリアごとの配信要求数の個数が所定閾値を超える場合に、受付部が受け付けた新たなメッセージの配信のうち、少なくとも所定閾値を超えた通信キャリアへの配信要求は、他のアグリゲーターサービス事業者のメッセージ配信装置を介して第二の顧客へのメッセージの配信を要求する第2要求部と、を備える。
上記メッセージ配信装置において、管理部は、第2要求部が他のアグリゲーターサービス事業者のメッセージ配信装置に依頼した配信についても一つのタスクとして管理することとしてもよい。
上記メッセージ配信装置において、管理部は、一つの配信の対象となるメッセージについて第1要求部が要求した通信キャリア全てからの第二の顧客に対する配信状況を管理するとともに、第2要求部が要求した他のアグリゲーターサービス事業者からの第二の顧客に対する配信状況を管理することとしてもよい。
上記メッセージ配信装置において、管理部は、第1要求部が要求した一つのタスクとしての配信の要求先である通信キャリア全てから配信完了の報告を受けている場合に当該一つのタスクが完了したものとして管理し、第2要求部が要求した一つのタスクとしての配信の要求先である他のアグリゲーターサービス事業者から配信完了の報告を受けている場合に当該一つのタスクが完了したものとして管理することとしてもよい。
また、本発明の一態様に係るメッセージ配信方法は、コンピュータが、第一の顧客から配信の対象となるメッセージを受け付ける受付ステップと、メッセージの配信を実行する1以上の通信キャリアを複数の通信キャリアの中から特定する配信キャリア特定ステップと、配信キャリア特定ステップで特定された通信キャリアへ配信を要求する第二の顧客を特定する配信先特定ステップと、配信キャリア特定ステップで特定された通信キャリアに対してメッセージの第二の顧客への配信を要求する第1要求ステップと、一つのメッセージについての配信状況を一つのタスクとして管理する管理ステップと、各タスクについて配信が完了していない未完了タスクのうち、特定された通信キャリアごとの配信要求数の個数が所定閾値を超えるか否かを判定する判定ステップと、未完了タスクのうち、特定された通信キャリアごとの配信要求数の個数が所定閾値を超える場合に、受付ステップが受け付けた新たなメッセージの配信のうち、少なくとも所定閾値を超えた通信キャリアへの配信要求は、他のアグリゲーターサービス事業者のメッセージ配信装置を介して第二の顧客へのメッセージの配信を要求する第2要求ステップと、を実行する。
また、本発明の一態様に係るメッセージ配信プログラムは、コンピュータに、第一の顧客から配信の対象となるメッセージを受け付ける受付機能と、メッセージの配信を実行する1以上の通信キャリアを複数の通信キャリアの中から特定する配信キャリア特定機能と、配信キャリア特定機能で特定された通信キャリアへ配信を要求する第二の顧客を特定する配信先特定機能と、配信キャリア特定機能で特定された通信キャリアに対してメッセージの第二の顧客への配信を要求する第1要求機能と、一つのメッセージについての配信状況を一つのタスクとして管理する管理機能と、各タスクについて配信が完了していない未完了タスクのうち、特定された通信キャリアごとの配信要求数の個数が所定閾値を超えるか否かを判定する判定機能と、未完了タスクのうち、特定された通信キャリアごとの配信要求数の個数が所定閾値を超える場合に、受付機能が受け付けた新たなメッセージの配信のうち、少なくとも所定閾値を超えた通信キャリアへの配信要求は、他のアグリゲーターサービス事業者のメッセージ配信装置を介して第二の顧客へのメッセージの配信を要求する第2要求機能と、を実現させる。
本発明の一態様に係るメッセージ配信装置は、メッセージの配信を依頼された場合に、その依頼元から依頼されている配信依頼について、未完了の件数が所定件数を超える場合に他のアグリゲーターサービス事業者のメッセージ配信装置に配信を依頼することで、メッセージが第二の顧客に到達するまでの間で遅延がなるべく発生しないようにすることができる。
通信システムの構成例を示すシステム図である。 メッセージ配信装置の構成例を示すブロック図である。 タスク管理情報のデータ構成例を示すデータ概念図である。 通信システムにおける各アカウントの情報を示すユーザ情報のデータ構成例を示すデータ概念図である。 通信システムにおける各装置間のやり取りの例を示すシーケンス図である。 メッセージ配信装置の動作例を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施態様に係るメッセージ配信装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。
<実施の形態>
図1は、実施の形態に係るメッセージ配信システムのシステム構成例を示すシステム図である。図1に示すメッセージ配信システムは、メッセージの配信を依頼する配信者端末200(200a、200b、200c。本実施形態において特に区別する必要がない場合には、配信者端末200と記載する。)からの依頼を受けて、各通信キャリア300(300a、300b、300c、300d。本実施形態において特に区別する必要がない場合には、通信キャリア300と記載する。)に対して、当該依頼に基づくメッセージの配信を指定の配信先である情報処理端末400(400a、400b、400c、400d、400e。本実施形態において特に区別する必要がない場合には、情報処理端末400と記載する。)への配信の依頼を振り分けるメッセージ配信装置100を含む。メッセージは、顧客(配信者端末200)が自身の顧客や他のユーザに対して伝達したい事項を含む情報であればよく、文字や画像、音声、動画を含んでもよく、一例として、顧客の広告情報などであってよい。メッセージは、SMS(Short Message Service)によるメッセージであってよいが、これに限定するものではない。メッセージは、例えば、文字数が制限されていないメッセージや、メール、チャットサービスによるメッセージ等も含まれてよく、これ以外の形態のメッセージも含まれてよい。メッセージ配信装置100は、各通信キャリア300に対して、当該通信キャリア300から情報処理端末400への配信がなるべく遅滞なく配信されるよう配信を依頼する。ここで、通信キャリア300は、所謂電気通信事業者のことであり、固定電話や携帯電話等の電気通信サービスを提供する事業者のことであってよい。メッセージ配信装置100は、顧客(配信者端末200)から多数のメッセージの配信を依頼された場合に、他のメッセージ配信装置である配信代行装置500に対して、配信者端末200から依頼されたメッセージの配信依頼の実行を依頼する。ここで配信代行装置500は、実質的には、メッセージ配信装置100と同等の機能を有する装置であるが、メッセージ配信装置100と区別するべく配信代行装置500と呼称する。配信代行装置500は、メッセージ配信装置100を運用する運用体(企業等)とは異なる運用体(企業等)により運用される装置であってよい。メッセージ配信装置100及び配信代行装置500は、メッセージの配信依頼を受けて通信キャリアを介して多数の情報処理端末400に対して配信を依頼する配信業者であるアグリゲーターサービス事業者の端末であってよい。配信代行装置500は、メッセージの配信の依頼をメッセージ配信装置100から受け付けると、メッセージ配信装置100と同様に、各通信キャリア300に対して、メッセージの配信依頼を振り分ける。このようにすることで、メッセージ配信装置100は、多数のメッセージ配信依頼を受け付けて、メッセージ配信装置100の処理能力内で処理しきれずに配信に遅延が発生すると想定されるような場合には、同様の機能を有する他のメッセージ配信装置(他のアグリゲーターサービス事業者のメッセージ配信装置)、即ち、配信代行装置500に受けた配信依頼の代行を依頼することで、メッセージの配信遅延を抑制する。メッセージ配信装置100や配信代行装置500に対して単位時間当たりに各通信キャリアに対してメッセージの配信を依頼できるメッセージ数(あるいは、メッセージ量)の上限が定められているところ、配信依頼が多くなるとメッセージの配信の遅延が発生する可能性があるものの、メッセージ配信装置100は、それを他のアグリゲーターサービス事業者のメッセージ配信装置である配信代行装置500に依頼することで、当該可能性を回避することができる。
以下、本実施の形態においては、上述のようなメッセージ配信を実現するメッセージ配信装置100について詳細に説明する。
なお、図1に示す各装置間の通信を行うための通信ネットワークは、各種の機器との間を相互に接続させるためのネットワークであり、例えば、無線ネットワークや有線ネットワークである。具体的には、ネットワークは、ワイヤレスLAN(wireless LAN:WLAN)や広域ネットワーク(wide area network:WAN)、ISDNs(integrated service digital networks)、無線LANs、LTE(long term evolution)、LTE-Advanced、第4世代(4G)、第5世代(5G)、第6世代(6G)、CDMA(code division multiple access)、WCDMA(登録商標)、イーサネット(登録商標)などである。また、ネットワークは、これらの例に限られず、例えば、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)やブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、ブルートゥースローエナジー(Bluetooth Low Energy)、光回線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線、衛星通信網などであってもよく、どのようなネットワークであってもよい。ネットワークは、ユーザの住居に備えられる場合には、ホームネットワークと呼称されることもある。また、ネットワークは、例えば、NB-IoT(Narrow Band IoT)や、eMTC(enhanced Machine Type Communication)であってもよい。なお、NB-IoTやeMTCは、IoT向けの無線通信方式であり、低コスト、低消費電力で長距離通信が可能なネットワークである。また、ネットワークは、これらの組み合わせであってもよい。また、ネットワークは、これらの例を組み合わせた複数の異なるネットワークを含むものであってもよい。例えば、ネットワークは、LTEによる無線ネットワークと、閉域網であるイントラネットなどの有線ネットワークとを含むものであってもよい。
<メッセージ配信装置100の構成例>
図2は、メッセージ配信装置100の構成例を示すブロック図である。
メッセージ配信装置100は、配信者端末200からのメッセージを情報処理端末400に送信するために各通信キャリアに配信を依頼する(振り分ける)サーバ装置である。メッセージ配信装置100は、サーバ装置、PC、ノートPC、タブレット端末などにより実現されるコンピュータシステムであるが、これらに限定するものではない。
図2に示すように、メッセージ配信装置100は、通信部110と、入力部120と、制御部130と、記憶部140と、出力部150と、を備える。通信部110と、入力部120と、制御部130と、記憶部140と、出力部150とは、接続線160を介して互いに通信可能に構成されてよい。
通信部110は、他の装置と通信を実行するための機能を有する通信インターフェースである。通信部110は、他の装置と通信可能であれば、いずれの通信プロトコルにより通信を行ってもよく、有線、無線のいずれでの通信であってよい。通信部110は制御部130からの指示にしたがって、配信者端末200や、通信キャリア300との通信を行う。通信部110は、例えば、配信者端末200からの配信依頼を受信して、制御部130に伝達する。また、通信部110は、例えば、通信キャリア300からの依頼された配信を完了したことを示す完了情報を受信して、制御部130に伝達する。また、通信部110は、例えば、制御部130からの指示にしたがって、通信キャリア300に、配信を依頼したい内容を含む配信依頼を送信する。また、通信部110は、例えば、制御部130からの指示にしたがって、配信代行装置500に対して、配信者端末200から依頼された配信依頼の代行を依頼する。
入力部120は、メッセージ配信装置100のオペレータ等からの入力を受け付けて、制御部130に伝達する機能を有する入力インターフェースである。入力部120は、タッチパネル等のソフトキーにより実現されてもよいし、ハードキーにより実現されてもよい。また、あるいは、入力部120は、音声入力を受け付けるためのマイクであってもよい。
記憶部140は、メッセージ配信装置100が動作上必要とする各種のプログラム及びデータを記憶する機能を有する。記憶部140は、例えば、HDD(Hard Disc Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等により実現することができる。記憶部140は、各配信者端末200から依頼された配信依頼についての配信を通信キャリア300あるいは配信代行装置500に振り分けるとともに当該配信依頼の配信状況を管理するためのプログラムや、依頼された配信依頼を自身で振り分けるか配信代行装置500に依頼するかを判断ためのプログラムを記憶する。また、記憶部140は、各配信依頼の配信状況を一つのタスクとして管理するためのタスク管理情報141や、顧客(配信者端末200)についての情報を示す顧客情報142を記憶していてよい。なお、これらの情報は、クラウドストレージに記憶されていてよく、メッセージ配信装置100は、クラウドストレージに記憶されているプログラムやデータを利用するように構成されてもよい。タスク管理情報141、顧客情報142の詳細については後述する。
出力部150は、制御部130からの指示にしたがって、指定された情報を出力する機能を有する。出力部150による出力は、画像信号、音声信号のいずれでの出力であってもよい。画像信号による出力の場合、メッセージ配信装置100に接続された(又はメッセージ配信装置100が備える)モニタへの出力であってよい。また、音声信号による出力の場合、メッセージ配信装置100に接続された(又はメッセージ配信装置100が備える)スピーカーへの出力であってよい。出力部150は、例えば、配信者端末200から依頼された配信の内容を出力(表示)してもよいし、配信の状況を確認するためにタスク管理情報141を出力(表示)してもよい。
制御部130は、メッセージ配信装置100の各部を制御する機能を有するプロセッサである。制御部130は、シングルコアにより実現されても、マルチコアにより実現されてもよい。
制御部130は、制御部130が実現する機能として、受付部131と、配信キャリア特定部132と、配信先特定部133と、第1要求部134と、管理部135と、判定部136と、第2要求部137と、を備える。
受付部131は、第一の顧客である配信者端末200から配信の対象となるメッセージ(配信の内容を含む情報)を受け付ける。受付部131は、受け付けたメッセージを第1要求部134または第2要求部137に伝達する。当該メッセージは、メッセージの配信の対象となる配信先を特定可能な情報を含んでよく、当該情報は、一例として、メールアドレスや電話番号であってもよいし、配信先の第二の顧客の属性(年齢や性別、嗜好など)を示す情報などであってもよい。ここで、第一の顧客は、メッセージの配信を依頼するものであれば誰であってもよく、メッセージ配信装置100が契約を結んでいる顧客であってもよいし、結んでいない一時的な顧客であってもよい。また、第二の顧客は、単なる配信の受け取り手である。
配信キャリア特定部132は、配信者端末200から依頼された配信依頼の対象となるメッセージの配信を依頼する1以上の通信キャリア300を、複数の通信キャリア300の中から特定する。配信キャリア特定部132は、配信依頼をした配信者端末200からの配信依頼に、配信先を示す情報が含まれている場合に、当該配信先に対応する通信キャリア300を特定することとしてよい。また、配信キャリア特定部132は、配信者端末200との間で、配信先を予め定めている場合には、当該情報にしたがって通信キャリア300を特定することとしてよい。当該情報は、配信者端末200それぞれについて定めてあってもよく、一つの配信者端末200について、複数の配信先を定めた情報が含まれてもよい。即ち、配信依頼の内容に応じて、異なる通信キャリア300が指定されていてもよい。配信キャリア特定部132は、判定部136により配信依頼をした顧客(配信者端末200)の配信依頼のうち未完了の件数(以下、滞留件数と呼称する)が所定の閾値以下であると判定された場合に、通信キャリアの特定を行うこととしてよい。配信キャリア特定部132は、特定した通信キャリア300の情報を第1要求部134に伝達する。
配信先特定部133は、配信者端末200から依頼された配信依頼のメッセージの送信先(配信先)を特定する。配信先は、メッセージ毎に配信者端末200により指定されていてもよいし、予め定められていてもよい。配信先は、配信先となる情報処理端末400のメールアドレスや電話番号であってよい。また、配信先は、情報処理端末400のユーザの属性を指定する情報であってもよく、例えば、40代男性というような指定によりなされてもよい。ユーザの属性を指定する情報である場合には、当該属性に基づいて情報処理端末400を特定するための情報として、情報処理端末400のユーザの属性情報を、メッセージ配信装置100または通信キャリア300のいずれかが保持していることが必要となる。配信先の特定は、通信キャリア300が実行することとしてもよい。
第1要求部134は、配信キャリア特定部132が特定した1以上の通信キャリア300各々に対して、配信者端末200から依頼された配信依頼に基づく、メッセージの配信を依頼する。当該依頼には、配信するメッセージの内容を示す情報と、配信先の情報処理端末400を特定可能な情報を含む。第1要求部134は、1以上の通信キャリア300各々に対して配信を依頼すると、配信先の通信キャリア300と配信を依頼したメッセージを特定可能な情報(メッセージID(Identifier))と、を管理部135に伝達する。第1要求部134から特定した1以上の通信キャリア300に対するメッセージの配信の要求は1つであるが実質的に多数の情報処理端末400に対する配信依頼が含まれる。
管理部135は、各配信者端末200から依頼された配信依頼の実行状況を管理する。管理部135は、記憶部140に記憶されているタスク管理情報141を用いて、配信依頼の実行状況を管理する。管理部135は、第1要求部134または第2要求部137から配信の依頼を要求した旨を伝達されると、一つの配信依頼を一つのタスクとして、その完了、未完了を管理する。管理部135は、第1要求部134または第2要求部137から配信の依頼を要求した旨を伝達されると、その内容をタスク管理情報141に新たなタスクとして登録する。このとき、第1要求部134から伝達されている場合には、配信を依頼した各通信キャリアの情報を対応付けて登録する。第2要求部137から伝達されている場合には、配信を依頼した配信代行装置500の情報を対応付けて登録する。管理部135は、通信キャリア300または配信代行装置500から配信の依頼の完了を受け付けると、対応するタスクにおける通信キャリア300または配信代行装置500それぞれの完了状況(後述の個別完了情報306)を「未完」から「完了」に変更する。管理部135は、配信代行装置500から、配信依頼の完了を伝達された場合には、対応する一つのタスク全体が完了したもの(後述の完了情報304)としてタスク管理情報141を更新する。また、管理部135は、通信キャリア300から、配信依頼の完了を伝達された場合には、同じタスクの配信を依頼した他の通信キャリアについての個別完了情報306が全て完了になっている場合には、そのタスク全体が完了したものとしてタスク管理情報141を更新する。
判定部136は、配信依頼を行った配信者端末200についての滞留件数が所定件数を超えるか否かを判定する。所定件数は、配信者端末200それぞれで固定であってもよいし、配信者端末200毎に定められていてもよいし、配信者端末200毎ではなく配信依頼全体で一つの値が設定されていてもよい。本実施形態では、各配信者端末200に対して所定件数が設定されているものとする。判定部136は、タスク管理情報141において、配信者端末200から依頼された配信依頼のうち完了情報304が「未完」となっている件数を滞留件数として計数する。判定部136は、滞留件数が所定件数を超える場合には、メッセージの配信の遅延が発生する可能性があると推定できる。換言すれば、滞留件数が所定件数以下である場合には、メッセージの配信について、メッセージ配信装置100が対応可能な範囲内であり、メッセージの配信の遅延が発生する可能性が低いと推定できる。判定部136は、滞留件数が所定件数を超える場合には、その旨を第2要求部137に伝達する。また、判定部136は、滞留件数が所定件数以下である場合には、その旨を第1要求部134に伝達する。
第2要求部137は、判定部136から、配信者端末200からの依頼された配信依頼の滞留件数が所定件数を超えると通知された場合に、当該配信依頼(滞留件数が所定件数を超えている状態でされた配信依頼)を、他のアグリゲーターサービス事業者の端末である配信代行装置500に対して、自身で受けた配信依頼についての配信の代行を依頼する。第2要求部137は、配信代行装置500に対して配信を依頼すると、依頼先の配信代行装置を示す情報と、配信を依頼したメッセージのメッセージIDと、を管理部135に伝達する。
以上が、メッセージ配信装置100の構成例の説明である。
なお、配信者端末200は、メッセージの配信を依頼するユーザの情報処理装置であり、PC、ノートPC、タブレット端末、サーバ装置などによって実現することができるコンピュータシステムである。配信代行装置500、情報処理端末400、通信キャリア300も同様である。情報処理端末400は、所謂、スマートフォン、携帯電話などであってもよい。各装置は、他の装置と通信可能な一般的な情報処理装置であるので、詳細な説明については省略する。
なお、各通信キャリア300は、メッセージ配信装置100から依頼された配信を完了した場合には、メッセージ配信装置100に対して、配信の完了を報告する。配信代行装置500から依頼された場合も同様であり、通信キャリア300は、配信代行装置500から依頼された配信を完了した場合には、配信代行装置500に対して、配信の完了を報告する。配信代行装置500もまた、メッセージ配信装置100から依頼された配信を完了している場合には、依頼された配信を完了している旨を、メッセージ配信装置100に対して報告する。また、通信キャリア300や配信代行装置500は、メッセージ配信装置100から配信を依頼された場合に、その依頼を実行することを示す応答信号を返してもよい。
<データ>
図3は、メッセージ配信装置100の記憶部140に記憶されているタスク管理情報141のデータ構成例を示すデータ概念図である。タスク管理情報141は、メッセージ配信装置100が、各配信者端末200から依頼された各配信依頼を管理するために用いる情報であり、各配信依頼の完了、未完了を管理するために用いられる。
図3に示すように、タスク管理情報141は、タスクID301と、メッセージID302と、依頼者303と、完了情報304と、実行者情報305と、個別完了情報306と、が対応付けられた情報である。タスク管理情報141には、図3に示す情報以外の配信依頼のタスクを管理するために利用可能な情報が登録されていてもよい。
タスクID301は、各配信依頼を個別、一意に管理するために制御部130が付与する識別情報である。タスクID301は、配信者端末200から依頼された配信依頼一つにつき、一つのIDが制御部130によって付与される。
メッセージID302は、対応するタスクID301に対応する配信者端末200からの配信依頼がどれであるかを一意に特定するための識別情報である。メッセージID302は、各配信依頼を区別可能であれば、どのような形態の情報であってもよい。
依頼者303は、対応するタスクID301で示される配信依頼を誰が(どの配信者端末200)が行ったかを示す情報である。依頼者303は、配信者端末200を特定可能な情報であればよく、配信者端末200の識別子、MACアドレス、運用体の名称などであってよい。図3では、配信者端末200が属する企業名を例にしている。
完了情報304は、対応するタスクID301で示される配信依頼が完了しているか否かを示す情報である。完了情報304は、管理部135によって、管理、更新される。図3では、配信依頼が完了している場合には「完了」、完了していない場合には「未完」と示している。
実行者情報305は、対応するタスクID301で示される配信依頼のうちの一部または全部を実行する実行主体であって、メッセージ配信装置100が依頼された配信を振り分けた対象者を示す情報である。実行者情報305には、第1要求部134が依頼した通信キャリア300、または、第2要求部137が依頼した配信代行装置500の情報が登録される。
個別完了情報306は、対応するタスクID301で示される配信依頼において、対応する実行者情報305が、依頼された配信を完了しているか否かを示す情報である。即ち、実行者情報305毎に、配信を完了しているか否かを示す情報であり、図3では、配信依頼が完了している場合には「完了」、完了していない場合には「未完」と示している。一つのタスクについて、全ての実行者情報305の個別完了情報306が全て「完了」となっている場合には、タスクとしても完了、即ち、完了情報304が「完了」となり、それ以外の場合は、完了情報304は、「未完」のままとなる。
タスク管理情報141があることにより、メッセージ配信装置100は、依頼されている配信依頼についての実行状況を管理することができ、各配信者端末200について滞留件数がどれだけあるかを確認することができる。タスク管理情報141においては、配信代行装置500に依頼した1つの配信依頼も、1以上の通信キャリア300に対して依頼した配信依頼も、共に1つのタスクとして管理し、それらのうち未完了となっているタスクを滞留件数として特定することができるので、メッセージ配信装置100は、配信依頼があった際に適切に、通信キャリア300または配信代行装置500にメッセージの配信を依頼することで、情報処理端末400に到達するまでの間でなるべく遅延の発生しないメッセージの配信を実行することができる。
図4は、メッセージ配信装置100の記憶部140に記憶されている顧客情報142のデータ構成例を示すデータ概念図である。顧客情報142は、メッセージ配信装置100に対してメッセージの配信を依頼する配信者端末200に係る各顧客について定めた情報である。より具体的には、顧客情報142は、各顧客について、メッセージの配信依頼を配信代行装置500に依頼する場合の基準となる閾値を定めた情報である。
図4に示すように、顧客情報142は、ユーザ識別子301と、ユーザ名402と、ユーザアドレス403と、閾値404と、が対応付けられた情報であり、配信依頼を行う配信者に関する情報であれば、これ以外の情報が含まれてもよい。顧客情報142は、各配信者端末200についてどれだけの滞留件数を許容できるかを特定可能な情報である。
ユーザ識別子401は、メッセージ配信装置100において、各配信者端末200を一意に区別するための識別情報である。
ユーザ名402は、対応するユーザ識別子401が示す顧客の名称を示す情報である。ユーザ名402については、顧客情報142に登録されていなくともよい。
ユーザアドレス403は、対応するユーザ識別子が示す顧客のメールアドレスを示す情報であり、メッセージ配信装置100が受け付けた配信依頼がどの顧客からのものであるかを特定するために用いられる情報であってよい。ここでは、ユーザアドレス403は、メールアドレスとしているが、配信依頼の配信元を特定できる情報であれば、他の情報であってもよく、例えば、電話番号などであってもよい。
閾値404は、対応するユーザ識別子401が示す顧客に対して、当該顧客からの配信依頼のうち未完である滞留件数が何件まで許容可能であるかを定めた情報であり、基本的には、依頼されたメッセージの配信がなるべく遅延することがないよう配信されるかどうかを判断するために用いられる閾値である。したがって、対応する顧客からの配信依頼の滞留件数が閾値404で示される閾値を超える場合には、配信遅延が発生する可能性があると推定できる。図4においては、閾値404は、便宜的に、「TA」、「TB」、「TC」、「TD」と示しているが、これは、自然数である。
顧客情報142があることにより、メッセージ配信装置100は、受信した配信依頼がどの顧客からであるかを特定できるとともに、受けている配信依頼について遅延が発生しそうかどうかの基準となる閾値を取得することができ、その判定を実行することができる。
<動作>
図5は、メッセージ配信システムに係る各装置間のやり取りの例を示すシーケンス図である。図5は、配信者端末200からの配信依頼を受けたメッセージ配信装置100がメッセージの配信を依頼する際のやり取りの例を示しており、上段(ステップS501~S505)は、滞留件数が所定件数を超えていない場合、下段(ステップS505~S512)は、滞留件数が所定件数を超えている場合を示している。
図5に示すように、配信者端末200は、メッセージ配信装置100に対して、配信内容を示す配信情報を送信し、配信依頼を行う(ステップS501)。
メッセージ配信装置100は、配信依頼を行った配信者端末200について、その配信依頼の滞留件数を確認する(ステップS502)。そして、滞留件数が所定件数以下である場合には、メッセージ配信装置100は、配信を実行する1以上の通信キャリア300と配信先(情報処理端末400)を特定し、特定した通信キャリア300に配信を依頼する(ステップS503)。即ち、メッセージ配信装置100は、依頼されたメッセージの内容を示す情報と、配信先を示す情報とを通信キャリア300に送信する。
通信キャリア300は、指定された宛先(配信先)に受信したメッセージの内容で、各情報処理端末400に配信を行う(ステップS504)。これにより、各情報処理端末400は、配信者端末200が依頼したメッセージを表示することができる。通信キャリア300は、依頼された情報処理端末400への配信を全て実行すると、配信が完了したことを示す情報を、メッセージ配信装置100に報告(送信)する(ステップS505)。これにより、メッセージ配信装置100は、一つの通信キャリア300に対して割り振った分の配信が完了したことを認識でき、一つのタスクの中の一部(又は全部)についての配信状況を管理することができる。
メッセージ配信装置100は、配信者端末200から新たな配信依頼を受信する(ステップS506)。メッセージ配信装置100は、配信依頼を行った配信者端末200について、その配信依頼の滞留件数を確認する(ステップS507)。ここで、滞留件数が対応する配信者端末200に対して設定されている閾値を超えていたとする。このような場合には、メッセージ配信装置100が自機で処理を行った場合には配信遅延が発生する可能性があることになるので、メッセージ配信装置100は、他のアグリゲーターサービス事業者である配信代行装置500に対して、配信者端末200からの配信依頼の代行を依頼する。即ち、メッセージ配信装置100は、配信代行装置500に対して、情報処理端末400に対してメッセージが配信されるよう、各通信キャリア300への振分けを依頼する(ステップS508)。
配信代行装置500は、メッセージ配信装置100と同様に、メッセージの配信を依頼する1以上の通信キャリア300を選択し、選択した1以上の通信キャリア300に対してメッセージの配信を依頼する(ステップS509)。
通信キャリア300は、指定された宛先(配信先)に受信したメッセージの内容で、各情報処理端末400に配信を行う(ステップS510)。これにより、各情報処理端末400は、配信者端末200が依頼したメッセージを表示することができる。通信キャリア300は、依頼された情報処理端末400への配信を全て実行すると、配信が完了したことを示す情報を、配信代行装置500に報告(送信)する(ステップS511)。
当該報告を受けて、配信代行装置500は、依頼されたメッセージの配信が完了したことを示す情報を、メッセージ配信装置100に報告(送信)する(ステップS512)。これにより、メッセージ配信装置100は、配信代行装置500に対して依頼した分の配信が完了したことを認識でき、一つのタスクが完了したという配信状況を管理することができる。
このようなやり取りにより、メッセージ配信システムにおいては、配信者端末200から情報処理端末400に対して、遅延なくメッセージが配信される。
図6は、図5に示すやり取りを実現するためのメッセージ配信装置100の動作例を示すフローチャートである。図6に示すフローチャートは、メッセージ配信装置100が何らかの情報(配信者端末200からの配信依頼もしくは通信キャリア300又は配信代行装置500からの完了報告)を受信した場合の動作例を示している。
図6に示すように、メッセージ配信装置100の制御部130は、通信部110を介して、配信者端末200からの配信依頼である配信情報を受信しているかを判定する(ステップS601)。配信情報を受信している場合には(ステップS601のYES)、制御部130の受付部131は、配信者端末200からの配信依頼としての配信情報を受け付ける(ステップS602)。
制御部130の判定部136は、配信依頼を行った配信者端末200から、これまでに依頼された配信依頼であって、配信が未完了の配信依頼である滞留件数を、タスク管理情報141を参照して特定する。判定部136は、タスク管理情報141の依頼者303が配依頼をした配信者端末200を示すタスクを特定し、特定したタスクのうち、完了情報304「未完」であるタスクの件数を、滞留件数として計数する。また、判定部136は、配信依頼をした配信者端末200に対して設定されている閾値404を、顧客情報142を参照して特定する。即ち、判定部136は、顧客情報142のユーザ名402が配信者端末200を示す欄を特定し、対応する閾値404を特定する(ステップS603)。そして、判定部136は、特定した滞留件数が、特定した閾値を超えるか否かを判定する(ステップS604)。
滞留件数が閾値を超える場合には(ステップS604のYES)、判定部136は、その旨を第2要求部137に伝達する。そして、第2要求部137は、配信者端末200から依頼されたメッセージの配信を、他のアグリゲーターサービス事業者のメッセージ配信装置である配信代行装置500に配信情報の配信、即ち、通信キャリア300への振り分けを依頼する(ステップS605)。第2要求部137は、配信代行装置500にメッセージの配信を依頼すると、その旨を、管理部135に伝達する。管理部135は、第2要求部137からメッセージの配信代行装置500にメッセージの配信依頼を行ったことを示す情報を受け付けると、タスク管理情報141に、新たなタスクとして、実行者情報305に配信を依頼した配信代行装置500を、完了情報304及び個別完了情報306を未完の状態にしたタスクを、登録して処理を終了する(ステップS606)。
一方で、滞留件数が閾値を超えない、即ち、閾値以下である場合には(ステップS604のNO)、判定部136は、配信キャリア特定部132及び第1要求部134に対して、その旨を伝達する。
配信キャリア特定部132は、受け付けた配信依頼に基づくメッセージの配信を依頼する1以上の通信キャリア300を特定する(ステップS607)。通信キャリア300は、複数存在し、配信キャリア特定部132は、複数の通信キャリア300の中から上述したように1以上の通信キャリアを特定する。配信キャリア特定部132は、特定した通信キャリア300の情報を第1要求部134に伝達する。
また、配信先特定部133は、受け付けた配信依頼に基づくメッセージの配信先となる情報処理端末400を特定する(ステップS608)。配信先特定部133は、特定した配信先(情報処理端末400)の情報を第1要求部134に伝達する。
第1要求部134は、配信キャリア特定部132から伝達された通信キャリア300に対して、配信先特定部133により特定された配信先である情報処理端末400の情報と、配信の対象となる依頼されたメッセージの内容と、を通信部110を介して送信し、通信キャリア300にメッセージの配信を依頼する(ステップS609)。第1要求部134は、メッセージの配信を依頼した1以上の通信キャリア300の情報と依頼したメッセージを示す情報を、管理部135に伝達する。
管理部135は、第1要求部134から1以上の通信キャリア300にメッセージの配信依頼を行ったことを示す情報を受け付けると、タスク管理情報141に、新たなタスクとして、実行者情報305に配信を依頼した1以上の通信キャリア300を、完了情報304を未完の状態にし、1以上の通信キャリア各々に対応する個別完了情報306を未完の状態にしたタスクを、登録して処理を終了する(ステップS606)。
一方、メッセージ配信装置100の制御部130は、通信部110を介して、配信者端末200からの配信依頼である配信情報を受信していない場合には(ステップS601のNO)、配信が完了したことを示す完了情報を受信しているか否かを判定する(ステップS611)。完了情報を受信している場合には(ステップS611のYES)、管理部135は、完了情報を送信してきた装置(通信キャリア300または配信代行装置500)に対応するタスク管理情報141の個別完了情報306を「未完」から「完了」に更新する。そして、対応するタスクに対して設定されている実行者情報305全ての個別完了情報306が「完了」となっていた場合には、完了情報304を「未完」から「完了」に更新して、処理を終了する。完了情報を受信していない場合には(ステップS611のNO)、処理を終了する。
このようにしてメッセージ配信装置100は、依頼された配信依頼を通信キャリア300や配信代行装置500に振り分けるとともに、それぞれの配信依頼の完了、未完了を管理することができる。以上が、メッセージ配信装置100の動作例である。
<まとめ>
上記実施形態に示したように、メッセージ配信装置100は、配信者端末200から配信依頼を受け付けた場合に、その配信者端末200から依頼された配信依頼について未完了の滞留件数を利用して、配信遅延が発生しそうかどうかを判定することができる。滞留件数が多いということは、それだけ、まだ配信が完了していない配信依頼があるということであり、その件数が多い状態で新たな配信依頼についての振分けを通信キャリア300に対して行った場合には、メッセージが情報処理端末400に到達するまでの時間に、所定以上の遅延が見込まれることになる。そのようなメッセージの配信の遅延がないことが好ましいことから、本実施形態に係るメッセージ配信装置100は、滞留件数が所定件数を超える場合には、他の同様の機能を有する配信代行装置500に依頼することでメッセージの配信遅延がなるべく発生しないようにすることができる。例えば、メッセージの配信依頼が地震速報等の緊急性の高いメッセージの配信依頼などの場合には、配信遅延はないことが好ましいので、本実施形態に係るメッセージ配信装置100によれば、そのような配信遅延を抑制することができる。
<補足>
上記実施形態に係るメッセージ配信システム(メッセージ配信装置100)は、上記実施形態に限定されるものではなく、他の手法により実現されてもよいことは言うまでもない。以下、各種変形例について説明する。
(1) 上記実施の形態において、メッセージ配信装置100は、各配信者端末200についての滞留件数を予測する滞留件数予測部を備え、予測された滞留件数に基づいて、通信キャリア300にメッセージの配信を依頼するか、配信代行装置500にメッセージの配信の代行を依頼するかを決定するようにしてもよい。即ち、上記実施形態においては、メッセージの配信依頼を受けた時点における現在の滞留件数に基づいて、通信キャリア300か配信代行装置500かの選択を行っていたが、現在の滞留件数に基づく選択の場合、すでに配信に遅延が発生してしまっている可能性がある。そこで、滞留件数予測部が予測した配信依頼時点から所定時間後の滞留件数に基づいて、通信キャリア300か配信代行装置500かの選択を行うようにしてもよい。事前の予測に基づく切替を行うことになるので、現時点で配信遅延が既に発生しているというような事態を抑制することができる。
滞留件数予測部は、滞留件数の予測にあたって、学習モデルを利用することとしてよい。当該学習モデルは、配信者端末200ごとに用意されるものであって、配信者端末200の過去の配信依頼の傾向(どういうタイミングあるいはどういう事象で、配信の依頼が多くなるか、あるいは、少なくなるかの傾向)や、過去の配信状況(配信が滞りなく行われているときの状況、滞っているときの状況)や、通信キャリア300からの単位時間当たりのレスポンス応答件数(またはレスポンス応答件数に対する速度の比)等の情報に、その時(あるいはその所定時間後)の滞留件数を対応付けた情報を教師データとして学習した学習モデルであってよい。したがって、当該学習モデルは、現在のメッセージ配信装置100や配信者端末200の状況を示す情報を入力として、滞留件数を予測することができる。当該学習モデルは、一例としてk近傍法を用いて生成されたモデルであってもよい。また、時系列データに対する異常検知の手法としては、外れ値検知、異常部位検出、変化点検知などの手法を用いることもできる。ここで時系列データは、例えば、配信者端末200からのメッセージの依頼件数の推移であってよい。このとき、外れ値検知の場合、一例として、当該時系列データの中で、他のアグリゲーターサービス事業者のメッセージ配信装置に対してメッセージの配信の依頼(代行)を依頼しなければならなくなる件数の検知を行うこととしてもよい。また、異常部位検出の場合は、そのメッセージの依頼件数の推移の中で、例えば、一か月単位、一年単位の推移の中での通常値と異なる推移を見せる部分(期間)の検知を行うこととしてもよい。あるいは、変化点検知の場合、時系列データの中で、他のアグリゲーターサービス事業者のメッセージ配信装置に対してメッセージの配信の依頼(代行)を行ったタイミング(行うべきタイミング)の検知を行うこととしてもよい。
(2) 上記実施の形態において、配信キャリア特定部132は、通信キャリア300の現在状況に応じて、配信を依頼するかを決定するようにしてもよい。通信キャリア300の現在状況を示す情報は、SNSや各種のニュースサイト等をクローリングすることにより取得することとしてよく、メッセージ配信装置100はそのためのクローリング部を備えることとしてもよい。そして、配信キャリア特定部132は、得られた通信キャリア300の現在状況を示す情報に基づいて通信キャリア300に対するメッセージの配信を要求する通信キャリアを特定するようにしてもよい。通信キャリア300の現在状況としては、例えば、何らかの原因による通信障害の情報などであってよい。通信障害が発生しているということは、その通信キャリア300に配信を要求しても配信できないので、配信キャリア特定部132は、その通信キャリア300に特定しないように構成してよい。また、クローリング部は、クローリングして得られた情報の中から通信に関わる情報がどの情報であるかを推定するように構成してもよい。クローリング部は、所謂形態素解析等を利用した自然言語解析により収集した情報の中から通信キャリア300の状況を推定するようにしてもよいし、予め複数の情報について通信キャリア300にとって通信が実行できない等を確認することができる情報を学習した学習モデルを用いて、通信キャリア300の状況を推定するようにしてもよい。通信キャリア300の現在状況の情報を利用することで、メッセージ配信装置100は、通信キャリア300の突発的な事故等による通信障害などにも左右されずに依頼されたメッセージの配信を実行することができる。
また、通信キャリア300の状況については、通信キャリア300からのレスポンス応答の精度等から推測することとしてもよい。例えば、通信キャリア300からのレスポンス、即ち、配信依頼に対して、その配信依頼を実行することを示す応答信号の単位時間当たりの件数を用いて、推測することとしてもよい。当該件数が多い場合には、通信キャリア300に通信のためのリソースが余っていることが予測できるのでより多くの配信依頼を依頼することが可能であると推測することができ、一方で、少ない場合には、通信のリソースに余裕がないことが予測できるので配信依頼を抑制することが好ましいと推測することができる。このような推測に基づいて、配信キャリア特定部132は、メッセージの配信を依頼する通信キャリア300を特定するように構成されてもよい。
(3) 上記実施の形態において、配信者端末200からの配信依頼、あるいは、配信者端末200に対して、優先度が設定されていてもよい。優先度が高い配信依頼、あるいは、優先度が高い配信者端末200からの配信依頼については、優先度が低く設定されている他の配信依頼よりも先に、通信キャリア300または配信代行装置500への振分けを行うように構成されてよい。また、優先度の高い配信依頼については、依頼先の通信キャリア300または配信代行装置500において未完の配信依頼がある場合には、第1要求部134または第2要求部137は、その未完の配信依頼に優先して配信を実行するよう要求してもよい。優先度の高い配信依頼としては、例えば、緊急通報、自然災害等の警告、自治体からの配信、認証系のトラフィック、メッセージ配信装置100にとって重要な顧客である配信者端末200からの配信依頼などがあってよいが、これらに限定するものではない。
(4) 上記実施の形態において、メッセージ配信装置100は、トラフィックの混雑度合いを予測する混雑度予測部を備えてもよい。そして、上記実施形態における判定部136による判定の代わりに、混雑度予測部がトラフィックが所定以上に混雑すると予測したことをトリガとして、第2要求部137から配信代行装置500に対してメッセージの配信を依頼するように構成してもよい。トラフィックの混雑の予測は、トラフィック状態をモニタし、その推移により推定するようにしてもよい。
(5) 上記実施の形態において、第2要求部137は、複数の配信代行装置500が存在する場合には、複数の配信代行装置500の中から、配信の代行を依頼する装置を選択するように構成してもよい。このとき、第2要求部137は、配信代行装置500を選択するにあたって、過去に依頼した配信依頼の実行実績に基づいて選択するようにしてもよい。第2要求部137は、例えば、配信依頼の完了報告までの時間(あるいはその平均値)が短い配信代行装置500や、配信の安定度(配信の達成率)の高い配信代行装置500を選択するように構成されてよい。また、あるいは、第2要求部137は、配信の代行を依頼するにあたって、所定の料金を支払う必要がある場合には、その料金が他よりも安い配信代行装置500を選択して、配信の代行を依頼するように構成されてもよい。
(6) 上記実施の形態においては、メッセージ配信装置100によるメッセージの配信依頼の振分けの手法として、メッセージ配信装置100のプロセッサがプログラム等を実行することにより、作成することとしているが、これは装置に集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって実現してもよい。また、これらの回路は、1または複数の集積回路により実現されてよく、上記実施の形態に示した複数の機能部の機能は1つの集積回路により実現されることとしてもよい。LSIは、集積度の違いにより、VLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIなどと呼称されることもある。
また、上記プログラムは、プロセッサが読み取り可能な記録媒体に記録されていてよく、記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、当該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記プロセッサに供給されてもよい。つまり、例えば、スマートフォン等の情報処理機器を利用して、ネットワーク上からプログラムをダウンロードして実行する構成としてもよい。本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
なお、上記プログラムは、例えば、ActionScript、JavaScript(登録商標)などのスクリプト言語、Objective-C、Java(登録商標)、C++、Python、Rなどのオブジェクト指向プログラミング言語などを用いて実装できる。
(7) 上記実施の形態に示した各種の実施例は適宜組み合わせることとしてもよい。また、各フローチャートに示した各動作は、結果として矛盾がなければその実行順序を入れ替えたり、並列に実行したりすることとしてもよい。例えば、図6のステップS607とステップS608の処理は、その実行順序が前後してもよく、並列に実行されてもよい。
100 メッセージ配信装置
110 受信部
120 入力部
130 制御部
131 受付部
132 配信キャリア特定部
133 配信先特定部
134 第1要求部
135 管理部
136 判定部
137 第2要求部
140 記憶部
150 出力部
200、200a、200b、200c 配信者端末
300、300a、300b、300c、300d 通信キャリア
400、400a、400b、400c、400d、400e 情報処理端末
500 配信代行装置

Claims (6)

  1. 第一の顧客から配信の対象となるメッセージを受け付ける受付部と、
    前記メッセージの配信を実行する1以上の通信キャリアを複数の通信キャリアの中から特定する配信キャリア特定部と、
    前記配信キャリア特定部で特定された通信キャリアへ配信を要求する第二の顧客を特定する配信先特定部と、
    前記配信キャリア特定部で特定された通信キャリアに対して前記メッセージの前記第二の顧客への配信を要求する第1要求部と、
    一つのメッセージについての配信状況を一つのタスクとして管理する管理部と、
    各タスクについて配信が完了していない未完了タスクのうち、前記特定された通信キャリアごとの配信要求数の個数が所定閾値を超えるか否かを判定する判定部と、
    前記未完了タスクのうち、前記特定された通信キャリアごとの配信要求数の個数が前記所定閾値を超える場合に、前記受付部が受け付けた新たなメッセージの配信のうち、少なくとも前記所定閾値を超えた前記通信キャリアへの配信要求は、他のアグリゲーターサービス事業者のメッセージ配信装置を介して第二の顧客への前記メッセージの配信を要求する第2要求部と、
    を備えるメッセージ配信装置。
  2. 前記管理部は、前記第2要求部が前記他のアグリゲーターサービス事業者のメッセージ配信装置に依頼した配信についても一つのタスクとして管理することを特徴とする請求項1に記載のメッセージ配信装置。
  3. 前記管理部は、一つの前記配信の対象となるメッセージについて前記第1要求部が要求した前記通信キャリア全てからの第二の顧客に対する配信状況を管理するとともに、前記第2要求部が要求した前記他のアグリゲーターサービス事業者からの第二の顧客に対する配信状況を管理する
    ことを特徴とする請求項2に記載のメッセージ配信装置。
  4. 前記管理部は、第1要求部が要求した一つのタスクとしての配信の要求先である通信キャリア全てから配信完了の報告を受けている場合に当該一つのタスクが完了したものとして管理し、
    第2要求部が要求した一つのタスクとしての配信の要求先である他のアグリゲーターサービス事業者から配信完了の報告を受けている場合に当該一つのタスクが完了したものとして管理する
    ことを特徴とする請求項3に記載のメッセージ配信装置。
  5. コンピュータが、
    第一の顧客から配信の対象となるメッセージを受け付ける受付ステップと、
    前記メッセージの配信を実行する1以上の通信キャリアを複数の通信キャリアの中から特定する配信キャリア特定ステップと、
    前記配信キャリア特定ステップで特定された通信キャリアへ配信を要求する第二の顧客を特定する配信先特定ステップと、
    前記配信キャリア特定ステップで特定された通信キャリアに対して前記メッセージの前記第二の顧客への配信を要求する第1要求ステップと、
    一つのメッセージについての配信状況を一つのタスクとして管理する管理ステップと、
    各タスクについて配信が完了していない未完了タスクのうち、前記特定された通信キャリアごとの配信要求数の個数が所定閾値を超えるか否かを判定する判定ステップと、
    前記未完了タスクのうち、前記特定された通信キャリアごとの配信要求数の個数が前記所定閾値を超える場合に、前記受付ステップが受け付けた新たなメッセージの配信のうち、少なくとも前記所定閾値を超えた前記通信キャリアへの配信要求は、他のアグリゲーターサービス事業者のメッセージ配信装置を介して第二の顧客への前記メッセージの配信を要求する第2要求ステップと、
    を実行するメッセージ配信方法。
  6. コンピュータに、
    第一の顧客から配信の対象となるメッセージを受け付ける受付機能と、
    前記メッセージの配信を実行する1以上の通信キャリアを複数の通信キャリアの中から特定する配信キャリア特定機能と、
    前記配信キャリア特定機能で特定された通信キャリアへ配信を要求する第二の顧客を特定する配信先特定機能と、
    前記配信キャリア特定機能で特定された通信キャリアに対して前記メッセージの前記第二の顧客への配信を要求する第1要求機能と、
    一つのメッセージについての配信状況を一つのタスクとして管理する管理機能と、
    各タスクについて配信が完了していない未完了タスクのうち、前記特定された通信キャリアごとの配信要求数の個数が所定閾値を超えるか否かを判定する判定機能と、
    前記未完了タスクのうち、前記特定された通信キャリアごとの配信要求数の個数が前記所定閾値を超える場合に、前記受付機能が受け付けた新たなメッセージの配信のうち、少なくとも前記所定閾値を超えた前記通信キャリアへの配信要求は、他のアグリゲーターサービス事業者のメッセージ配信装置を介して第二の顧客への前記メッセージの配信を要求する第2要求機能と、
    を実現させるメッセージ配信プログラム。
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