JP2024083825A - 画像形成装置、その制御方法およびプログラム - Google Patents

画像形成装置、その制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

Figure 2024083825000001
【課題】媒体の補充要求をユーザーに通知すると共に、給紙カセットの開閉後も継続して、従前の媒体の情報をユーザーに提示する。
【解決手段】画像形成装置は、画像形成装置に挿抜可能であり、媒体が積載される給紙カセットと、媒体の物性値を検出するメディアセンサーと、媒体の種類に関する情報を表示する表示部と、表示部に表示する媒体の種類に関する情報を取得する取得部と、表示部の表示内容を制御する制御部とを備える。制御部は、取得部から、給紙カセットに積載されていた媒体の種類に関する第1情報310を取得し、媒体の補充要求と共に、給紙カセットに積載されていた補充前の媒体の種類に関する第1情報310を表示部に表示し、給紙カセットが画像形成装置から抜き出された後に、表示部への第1情報310の表示を継続する。
【選択図】図4

Description

本開示は、画像形成装置に関し、より特定的には、媒体補充時における表示部の制御に関する。
画像形成装置による印刷中に、画像形成装置にセットされた媒体が切れた場合、ユーザーは、画像形成装置の給紙カセットに媒体を補充する必要がある。このとき、画像形成装置が紙種自動検出機能(メディアセンサー)により媒体の種類を自動検知していた場合、ユーザーによる操作パネル(表示部)からの媒体種類指定はされていない。そのため、ユーザーが媒体を補充しようとして給紙カセットを開閉すると、画像形成装置の操作パネル(表示部)に表示されていた給紙カセットにセットされていた補充前の媒体の情報がリセットされて消えてしまう。その結果、ユーザーは、どの種類の媒体を給紙カセットにセットすればよいのかが分からなくなることがあった。そこで、給紙カセットが開閉された後も、どの種類の媒体を給紙カセットにセットすればよいのかをユーザーに提示できる画像形成装置が望まれている。
どの種類の媒体を給紙カセットにセットすればよいのかをユーザーに提示する技術に関し、例えば、特開2006-142713号公報(特許文献1)は、「ユーザーが用紙切れにより、印刷していた用紙と別の用紙を補給した場合、必要に応じてその旨をユーザーに報知する画像形成装置」を開示している。当該画像形成装置は、「CPUは、処理を行うべき印刷JOBデータをRAMから取り出し、ヘッダ部に書き込まれている用紙種類情報を解析し、印刷処理に入る。用紙判別センサーが紙切れ発生を検出する。CPUは、表示部に用紙切れの旨を表示させ、同時に補充前の用紙種類情報(サイズ、紙の種類)を表示する。用紙判別センサーが補充用紙を判別し、CPUの判断手段は、用紙切れ直前に印刷していた用紙種類と補充された用紙種類を比較し、同じものが補充されたかを判断する。CPUは、同じ種類の用紙でなければ、表示部に補充した用紙種類が補充直前の用紙と異なる旨を表示する」というものである([要約]参照)。
特開2006-142713号公報
特許文献1に開示された技術によると、ユーザーは一度間違えて媒体をセットするまで、補充前の媒体の種類を知ることができない。例えば、ユーザーが、ディスプレイに表示された用紙種類を確認することなくカセット開閉した場合、用紙種類の表示が消えてしまうため、ユーザーが従前の用紙種類を知る機会がない。したがって、ユーザーが媒体の補充時に、従前の媒体の種類を確認できるように、媒体の補充要求をユーザーに通知すると共に、給紙カセットの開閉後も継続して、従前の媒体の情報をユーザーに提示する技術が必要とされている。
本開示は、上記のような背景に鑑みてなされたものであって、ある局面における目的は、媒体の補充要求をユーザーに通知すると共に、給紙カセットの開閉後も継続して、従前の媒体の情報をユーザーに提示する技術を提供することにある。
ある実施の形態に従うと、画像形成装置が提供される。画像形成装置は、画像形成装置に挿抜可能であり、媒体が積載される給紙カセットと、媒体の種類に関する情報を表示する表示部と、表示部に表示する媒体の種類に関する情報を取得する取得部と、表示部の表示内容を制御する制御部とを備える。制御部は、取得部から、給紙カセットに積載されていた媒体の種類に関する第1情報を取得し、媒体の補充要求と共に、給紙カセットに積載されていた補充前の媒体の種類に関する第1情報を表示部に表示し、給紙カセットが画像形成装置から抜き出された後に、表示部への第1情報の表示を継続する。
ある局面において、制御部は、給紙カセットに新しく補充された媒体を検知したことに基づいて、新しく補充された媒体の種類に関する第2情報を表示部に表示する。
ある局面において、制御部は、給紙カセットが画像形成装置に挿入された後に、表示部への第1情報の表示を継続し、表示部に、新しく補充された媒体の種類が未定であることを示す第2情報を表示する。
ある局面において、画像形成装置は、媒体の物性値を検出するメディアセンサーをさらに備える。制御部は、物性値により、新しく補充された媒体の種類を判定し、第2情報を新しく補充された媒体の種類を示す情報に更新する。
ある局面において、制御部は、補充前の媒体の種類と、新しく補充された媒体の種類とが同一であることに基づいて、表示部から、第1情報を消去する。
ある局面において、制御部は、補充前の媒体の種類と、新しく補充された媒体の種類とが異なることに基づいて、表示部への第1情報の表示を継続する。
ある局面において、制御部は、制御部は、給紙カセットが画像形成装置に挿入された後に、給紙カセット内の媒体を検出できないことに基づいて、表示部への第1情報の表示を継続する。
他の実施の形態に従うと、別の画像形成装置が提供される。別の画像形成装置は、装置に挿抜可能であり、媒体が積載される給紙カセットと、給紙カセット内の媒体の残数を検知するための残数センサーと、媒体の種類に関する情報を表示する表示部と、表示部の表示内容を制御する制御部とを備える。制御部は、媒体の残数が予め定められた閾値以下になったことに基づいて、媒体の補充要求と共に、給紙カセットに積載されている媒体の種類に関する第1情報を表示部に表示し、給紙カセットが抜き出された後に、表示部への第1情報の表示を継続する。
他の実施の形態に従うと、画像形成装置の制御方法が提供される。制御方法は、給紙カセットに積載されていた媒体の種類に関する第1情報を取得するステップと、媒体の補充要求と共に、給紙カセットに積載されていた補充前の媒体の種類に関する第1情報を表示部に表示するステップと、給紙カセットが画像形成装置から抜き出された後に、表示部への第1情報の表示を継続するステップとを備える。
他の実施の形態に従うと、画像形成装置の別の制御方法が提供される。別の制御方法は、給紙カセット内の媒体の残数が予め定められた閾値以下になったことに基づいて、媒体の補充要求と共に、給紙カセットに積載されている媒体の種類に関する第1情報を表示部に表示するステップと、給紙カセットが抜き出された後に、表示部への第1情報の表示を継続するステップとを備える。
さらに、他の実施の形態に従うと、上記の制御方法を画像形成装置に実行させる、プログラムが提供される。
ある実施の形態に従うと、媒体の補充要求をユーザーに通知すると共に、給紙カセットの開閉後も継続して、従前の媒体の情報をユーザーに提示することができる。
この開示内容の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解される本開示に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
本実施の形態に従う画像形成装置100の外観の一例を示す図である。 本実施の形態に従う画像形成装置100の内部の構成の一例を示す図である。 操作パネル110の表示の第1の例を示す図である。 操作パネル110の表示の第2の例を示す図である。 操作パネル110の表示の第3の例を示す図である。 操作パネル110の表示の第4の例を示す図である。 画像形成装置100による内部処理の手順の一例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本開示に係る技術思想の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<A.装置構成>
図1および図2を参照して、本実施の形態に従う画像形成装置100の構成の一例について説明する。
図1は、本実施の形態に従う画像形成装置100の外観の一例を示す図である。本明細書において、「画像形成装置」は、印刷機能を備えたMFP(Multifunction Peripheral)その他の装置である。また、画像形成装置は、家庭用プリンター、オフィス用プリンターおよび大量印刷用のプロダクションプリンターを包含する。また、画像形成装置は、インクジェットプリンターおよびトナープリンターを包含する。ある実施の形態に従うと、画像形成装置は、一台の装置によって実現される。他の実施の形態に従うと、画像形成装置は、複数の装置を接続することにより実現される。この場合、複数の装置は、例えば、給紙装置、印刷装置、検査装置、後処理装置等を含む。
本明細書において、「媒体」は、画像形成装置によって画像を印刷される任意の媒体を包含する。媒体は、一例として、コート紙、マットコート紙、上質紙、特殊紙、フィルムおよび布等を含む。
画像形成装置100は、本開示の技術に関する構成として、少なくとも操作パネル110と、1つ以上の給紙カセット120と、メディアセンサー130とを備える。
操作パネル110は、ディスプレイ、タッチパネルおよびボタン等を備える。すなわち、操作パネル110は、表示部および操作部であると言える。操作パネル110は、媒体サイズ、給紙カセット、印刷後の媒体に対する後処理(ステープル、シフト等)等の各種設定を表示する。また、操作パネル110は、媒体サイズ、給紙カセット、印刷後の媒体に対する後処理等の各種設定に関する入力を受け付ける。さらに、操作パネル110は、ユーザーに対して画像形成装置100の状態および操作方法を表示する。
給紙カセット120は、媒体を収容する。画像形成装置100は、1つ以上の給紙カセット120を備える。給紙カセット120に載置された媒体は、搬送路に沿って搬送される。画像形成装置100は、媒体への画像の形成、媒体への画像の定着、および、媒体の排出を行う。排出された媒体は、排紙トレイに積載される。
メディアセンサー130は、媒体の搬送路上に配置される。メディアセンサー-130は、光学センサー、超音波センサー、CIS(Contact Image Sensor)センサー、または、これらの組み合わせにより実現される。一例として、メディアセンサー130は、光学センサーによる媒体の透過反射波に基づく媒体の坪量検知機能を備える。他の例として、メディアセンサー130は、超音波センサーによる媒体の透過反射波に基づく媒体の坪量検知機能を備える。また、他の例として、メディアセンサー130は、CISセンサーによる媒体の表面情報の検知機能を備える。さらに他の例として、メディアセンサー130は、これらの機能の2つ以上を備える。
図2は、本実施の形態に従う画像形成装置100の内部の構成の一例を示す図である。図2に示される例は、本実施の形態に従う画像形成装置100の模式断面図である。なお、これ以降、画像形成装置100は、複数色のトナーの感光体を備えるカラータンデム方式の画像形成装置として説明するが、これは一例に過ぎない。本開示の技術は、インクジェットプリンター等の他の印刷方式を採用した画像形成装置に対しても適用可能である。
画像形成装置100は、制御部200と、4色のトナーに対応する感光体を備える画像形成部201と、1次転写ローラー203と、中間転写ベルト205と、給紙ローラー207と、メディアセンサー130と、タイミングセンサー209と、タイミングローラー211と、2次転写ローラー213と、定着ローラー215と、排紙センサー217と、排紙ローラー219と、反転ローラー221と、搬送ローラー223,227と、搬送センサー225,229と、再給紙ローラー231と、残数センサー235とを備える。
制御部200は、画像形成装置100全体の動作を制御する。また、制御部200は、図3~図6に示されるような操作パネル110の表示を制御する。各色の画像形成部201は、それぞれ感光体を備え、単色のトナー画像を感光体の表面に形成する。給紙ローラー207は、給紙カセット120から媒体を搬送路に送り出す。メディアセンサー130は、媒体の物性値(坪量等)を取得して、当該物性値を制御部200に出力する。制御部200は、当該物性値から搬送されている(または給紙カセット120に載置されている)媒体の種類を判定する。
タイミングセンサー209は、媒体の搬送タイミングを検知するために使用される。また、タイミングセンサー209は、媒体の長さを検出するためにも使用される。制御部200は、タイミングセンサー209の信号がONからOFFに切り替わるまでの時間(媒体を検出している時間)をカウントすることで、媒体の長さを算出する。タイミングローラー211は、媒体の搬送タイミングを調整する。制御部200は、タイミングローラー211をトナー画像と同期させるタイミングで起動または停止させることで、媒体の搬送速度を調整し得る。
1次転写ローラー203は、感光体の表面に形成されたトナー画像を中間転写ベルト205に転写する。なお、各色のトナー画像が中間転写ベルト205上で重ね合わせられることにより、フルカラーのトナー画像が形成される。中間転写ベルト205は、感光体の表面の画像を転写されるためのベルトである。中間転写ベルト205上のフルカラーのトナー画像は、2次転写ローラーがある位置まで運ばれていく。2次転写ローラー213は、中間転写ベルト205上のフルカラーのトナー画像を媒体に転写する。定着ローラー215は、媒体に転写されたフルカラーのトナー画像を加熱して媒体に定着させる。
排紙センサー217は、排紙トレイ付近で紙詰まりが発生したか否かを検出する。ある実施の形態に従うと、制御部200が、排紙センサー217の信号を参照し、排紙トレイ付近で紙詰まりが発生したか否かを検出する。排紙ローラー219は、媒体を排紙トレイに排出する。
反転ローラー221は、両面印刷のために、媒体を両面印刷の経路に搬送する。搬送ローラー223,227は、両面印刷の経路に沿って媒体を搬送する。搬送センサー225,229は、両面印刷の経路において紙詰まりが発生したか否かを検出する。ある実施の形態に従うと、制御部200が、搬送センサー225,229の信号を参照し、両面印刷の経路において紙詰まりが発生しているか否か検出する。再給紙ローラー231は、裏返した媒体を元の搬送路に戻す。
残数センサー235は、給紙カセット120内の媒体の残数を検知またはカウントする。ここでの「媒体の残数」とは、媒体の残数、残りの媒体の総重量、媒体の有無を包含する。ある実施の形態に従うと、残数センサー235は、給紙カセット120内の残りの媒体の総重量を検知してもよい。この場合、制御部200は、給紙カセット120内の残りの媒体の総重量から、給紙カセット120内の媒体の残数を算出し得る。
ある実施の形態に従うと、画像形成装置100は、給紙カセット120内の媒体に関する情報を取得するための取得部(図示せず)をさらに備える。当該取得部は、制御部200によって実行されるプログラムであってもよいし、ハードウェアであってもよい。一例として、取得部は、画像形成装置100に登録された設定情報またはメディアセンサー130からの信号等に基づいて、給紙カセット120内の媒体に関する情報を取得する。
<B.画面表示例>
次に、図3~図6を参照して、操作パネル110の表示例について説明する。なお、制御部200は、主に、メディアセンサー130の信号および残数センサー235の信号に基づいて、操作パネル110の表示を制御する。
図3は、操作パネル110の表示の第1の例を示す図である。制御部200は、第1のタイミングまたは第2のタイミングで、画面300を操作パネル110に表示する。第1のタイミングは、いずれかの給紙カセット120が空になったタイミングである。例えば、印刷の途中で給紙カセット120が空になると、画像形成装置100は、画面300を操作パネル110に表示する。第2のタイミングは、いずれかの給紙カセット120内の媒体の残数が予め定められた閾値以下になったタイミングである。例えば、印刷の途中で給紙カセット120がN枚以下(Nは任意の整数)になると(または残りの媒体の重量がN枚の媒体の重量以下となると)、画像形成装置100は、画面300を操作パネル110に表示する。
画面300は、主な情報として、媒体の補充要求と、給紙カセットに積載されていた補充前の媒体の種類(従前の媒体の紙種)に関する第1情報310を含む。従来の画像形成装置は、給紙カセットが画像形成装置か抜き出されると、操作パネル上の補充前の媒体の種類(従前の媒体の紙種)に関する情報を消去する。そのため、ユーザーは、給紙カセットを開けてしまうと、従前の媒体の紙種を確認できないことがあった。これに対して、本実施の形態に従う画像形成装置100は、給紙カセット120が画像形成装置100から抜き出された後も、操作パネル110への補充前の媒体の種類(従前の媒体の紙種)に関する第1情報310の表示を継続する。こうすることで、ユーザーは、給紙カセット120を開けた後でも、従前の媒体の紙種を確認し得る。
図4は、操作パネル110の表示の第2の例を示す図である。画面400は、画面300の続きの表示である。制御部200は、給紙カセット120が画像形成装置100に挿入されると、画面300を更新し、画面400を操作パネル110に表示する。
画面300は、主な情報として、給紙カセットに積載されていた補充前の媒体の種類(従前の媒体の紙種)に関する第1情報310と、給紙カセット120に新しく補充された媒体の種類に関する第2情報420とを含む。なお、メディアセンサー130によって給紙カセット120に新しく補充された媒体が検知されるまで、画像形成装置100は、新しく補充された媒体の種類を判別できない。そのため、メディアセンサー130によって給紙カセット120に新しく補充された媒体が検知されるまで、第2情報420は、新しく補充された媒体の種類が未定であることを示す。
図3および図4に示されるように、ある実施の形態に従うと、制御部200は、媒体の補充要求と共に、給紙カセット120に積載されていた補充前の媒体の種類に関する第1情報310を操作パネル(表示部)110に表示する。また、制御部200は、給紙カセット120が画像形成装置100から抜き出された後に、操作パネル(表示部)110への第1情報310の表示を継続する。さらに、制御部200は、新しく補充された媒体の種類に関する第2情報420を操作パネル(表示部)110に表示する。こうすることで、ユーザーは、給紙カセット120を開けた後でも、従前の媒体の紙種を確認し得る。
他の実施の形態に従うと、制御部200は、給紙カセット120内の媒体の残数が予め定められた閾値以下になったことに基づいて、媒体の補充要求と共に、給紙カセット120に積載されている媒体の種類に関する第1情報310を操作パネル(表示部)110に表示する。また、制御部200は、給紙カセット120が抜き出された後に、表示部への第1情報310の表示を継続する。こうすることで、ユーザーは、給紙カセット120内の媒体および第1情報310を確認しながら、媒体を補充し得る。
また、他の実施の形態に従うと、制御部200は、給紙カセット120が画像形成装置100に挿入された後に、操作パネル(表示部)110への第1情報310の表示を継続する。また、制御部200は、操作パネル(表示部)110に新しく補充された媒体の種類が未定であることを示す第2情報420を表示する。
図5は、操作パネル110の表示の第3の例を示す図である。画面500は、画面400の続きの表示である。画面500は、正しい媒体が給紙カセット120にセットされたことを示す。制御部200は、メディアセンサー130から取得した媒体の物性値により、給紙カセット120に新しく補充された媒体の種類を検出すると、画面400を更新し、画面500を操作パネル110に表示する。より具体的には、制御部200は、補充前の媒体の種類と、新しく補充された媒体の種類とが同一であることに基づいて、画面400を更新し、画面500を操作パネル110に表示する。
画面500は、主な情報として、給紙カセット120に新しく補充された媒体の種類に関する第2情報520を含む。第2情報520は、新しく補充された媒体の種類を示す。画面400は、給紙カセットに積載されていた補充前の媒体の種類(従前の媒体の紙種)に関する第1情報310を含まない。
なお、制御部200は、間違った媒体が給紙カセット120にセットされた場合、第2情報520に加えて、第1情報310を操作パネル110に継続して表示する。こうすることで、ユーザーは、間違った媒体を給紙カセット120にセットしたことを把握し、さらに、従前の媒体の種類を確認することができる。
図5に示されるように、ある実施の形態に従うと、制御部200は、メディアセンサー130から取得した物性値により、新しく補充された媒体の種類を判定する。また、制御部200は、第2情報420を新しく補充された媒体の種類を示す第2情報520に更新する。
他の実施の形態に従うと、制御部200は、補充前の媒体の種類と、新しく補充された媒体の種類とが同一であることに基づいて、操作パネル(表示部)110から、第1情報310を消去する。
さらに、他の実施の形態に従うと、制御部200は、補充前の媒体の種類と、新しく補充された媒体の種類とが異なることに基づいて、操作パネル(表示部)110への第1情報310の表示を継続する。こうすることで、ユーザーは、給紙カセット120に間違った媒体をセットした後でも、従前の媒体の種類を確認し、正しい媒体を給紙カセット120にセットし直すことができる。
図6は、操作パネル110の表示の第4の例を示す図である。図6を参照して、操作パネル110の表示の第4の例について説明する。画面600は、画面300の続きの表示である。制御部200は、媒体が給紙カセット120にセットされることなく給紙カセット120が画像形成装置100に挿入されると、画面300を更新し、画面600を操作パネル110に表示する。
画面600は、主な情報として、給紙カセット120に積載されていた補充前の媒体の種類(従前の媒体の紙種)に関する第1情報310を含む。ある実施の形態に従うと、画面600は、さらに、給紙カセット120への媒体の補充を促すメッセージを含む。こうすることで、ユーザーは、給紙カセット120に媒体をセットし忘れて給紙カセット120を画像形成装置100に挿入した後も、従前の媒体の種類を確認し、正しい媒体を給紙カセット120にセットし直すことができる。
図6に示されるように、ある実施の形態に従うと、制御部200は、給紙カセット120が画像形成装置100に挿入された後に、給紙カセット120内の媒体を検出できないことに基づいて、操作パネル(表示部)110への第1情報310の表示を継続する。
他の実施の形態に従うと、給紙カセット120が画像形成装置100に抜き出される動作および挿入される動作が複数回繰り返された場合でも、制御部200は、正しい媒体(従前の媒体と同じ種類の媒体)が給紙カセット120にセットされたことを検知するまでは、第1情報310を操作パネル(表示部)110に表示し続ける。
<C.フローチャート>
図7は、画像形成装置100による内部処理の手順の一例を示す図である。ある局面において、制御部200は、図7の処理を行うためのプログラムをストレージ(図示せず)からメモリー(図示せず)に読み込んで、当該プログラムを実行してもよい。他の局面において、当該処理の一部または全部は、当該処理を実行するように構成された回路素子の組み合わせとしても実現され得る。
ステップS700において、画像形成装置100は、媒体切れまたは媒体の残数が閾値以下になったことを検知する。ステップS710において、画像形成装置100は、従前の媒体に関する第1情報310を操作パネル110に表示する。
ステップS720において、画像形成装置100は、第1情報310の表示を継続し、媒体の補充を検知する。ステップS730において、画像形成装置100は、媒体が給紙カセット120に補充されたか否かを判定する。ある実施の形態に従うと、画像形成装置100は、給紙カセット120が画像形成装置100に挿入されたことを検知したタイミングで、ステップS730の処理を実行する。画像形成装置100は、媒体が給紙カセット120に補充されたと判定した場合(ステップS730にてYES)、制御をステップS750に移す。そうでない場合(ステップS730にてNO)、画像形成装置100は、制御をステップS740に移す。
ステップS740において、画像形成装置100は、第1情報310を操作パネル110に継続表示し、さらに、新しい媒体の補充要求を操作パネル110に表示する。
ステップS750において、画像形成装置100は、第1情報310に加えて補充された媒体に関する第2情報420を操作パネル110に表示する。なお、第2情報420は、新しく補充された媒体の種類が未定であることを示す。画像形成装置100は、新しく補充された媒体の種類を検知するまでは、第2情報420を操作パネル110に表示する。
ステップS760において、画像形成装置100は、媒体の種類を判定する。より具体的には、画像形成装置100は、新しく補充された媒体を用いて印刷処理を実行する。その際、画像形成装置100は、新しく補充された媒体の物性値をメディアセンサー130で読み取り、当該物性値に基づいて、新しく補充された媒体の種類を判定する。
ステップS770において、画像形成装置100は、従前の媒体および新しく補充された媒体は同じであるか否かを判定する。画像形成装置100は、従前の媒体および新しく補充された媒体は同じであると判定した場合(ステップS770にてYES)、制御をステップS780に移す。そうでない場合(ステップS770にてNO)、画像形成装置100は、制御をステップS790に移す。
ステップS780において、画像形成装置100は、第1情報310を消去し、更新された第2情報520のみを操作パネル110に表示する。ステップS790において、画像形成装置100は、第1情報310および更新された第2情報520を操作パネル110に表示する。なお、第2情報520は、新しく補充された媒体の種類を示す。
以上説明した通り、本実施の形態に従う画像形成装置100は、媒体が切れたまたは一定枚数以下になったことに基づいて、媒体の補充要求と共に、従前の媒体に関する第1情報310を操作パネル110に表示する。また、画像形成装置100は、新しく補充された媒体が従前の媒体と同じ種類の媒体であることが確認されるまで、第1情報310を操作パネル110に表示し続ける。こうすることで、ユーザーは、給紙カセット120を開閉した後でも、正しい媒体(従前の媒体と同じ種類の媒体)を給紙カセット120にセットするまで、従前の媒体の種類を確認し得る。
今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内で全ての変更が含まれることが意図される。また、実施の形態および各変形例において説明された開示内容は、可能な限り、単独でも、組合わせても、実施することが意図される。
100 画像形成装置、110 操作パネル、120 給紙カセット、130 メディアセンサー、200 制御部、201 画像形成部、203 1次転写ローラー、205 中間転写ベルト、207 給紙ローラー、209 タイミングセンサー、211 タイミングローラー、213 2次転写ローラー、215 定着ローラー、217 排紙センサー、219 排紙ローラー、221 反転ローラー、223,227 搬送ローラー、225,229 搬送センサー、231 再給紙ローラー、235 残数センサー、300,400,500,600 画面、310 第1情報、420,520 第2情報。

Claims (11)

  1. 画像形成装置に挿抜可能であり、媒体が積載される給紙カセットと、
    前記媒体の種類に関する情報を表示する表示部と、
    前記媒体の種類に関する情報を取得する取得部と、
    前記表示部の表示内容を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記取得部から、前記給紙カセットに積載されていた媒体の種類に関する第1情報を取得し、
    前記媒体の補充要求と共に、前記給紙カセットに積載されていた補充前の媒体の種類に関する第1情報を前記表示部に表示し、
    前記給紙カセットが前記画像形成装置から抜き出された後に、前記表示部への前記第1情報の表示を継続する、画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記給紙カセットに新しく補充された媒体を検知したことに基づいて、前記新しく補充された媒体の種類に関する第2情報を前記表示部に表示する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、
    前記給紙カセットが前記画像形成装置に挿入された後に、前記表示部への前記第1情報の表示を継続し、
    前記表示部に、前記新しく補充された媒体の種類が未定であることを示す前記第2情報を表示する、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記媒体の物性値を検出するメディアセンサーをさらに備え、
    前記制御部は、
    前記物性値により、前記新しく補充された媒体の種類を判定し、
    前記第2情報を前記新しく補充された媒体の種類を示す情報に更新する、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記補充前の媒体の種類と、前記新しく補充された媒体の種類とが同一であることに基づいて、前記表示部から、前記第1情報を消去する、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記補充前の媒体の種類と、前記新しく補充された媒体の種類とが異なることに基づいて、前記表示部への前記第1情報の表示を継続する、請求項4に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、前記給紙カセットが前記画像形成装置に挿入された後に、前記給紙カセット内の前記媒体を検出できないことに基づいて、前記表示部への前記第1情報の表示を継続する、請求項3~6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 装置に挿抜可能であり、媒体が積載される給紙カセットと、
    前記給紙カセット内の前記媒体の残数を検知するための残数センサーと、
    前記媒体の種類に関する情報を表示する表示部と、
    前記表示部の表示内容を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記媒体の残数が予め定められた閾値以下になったことに基づいて、前記媒体の補充要求と共に、前記給紙カセットに積載されている前記媒体の種類に関する第1情報を前記表示部に表示し、
    前記給紙カセットが抜き出された後に、前記表示部への前記第1情報の表示を継続する、画像形成装置。
  9. 画像形成装置の制御方法であって、
    給紙カセットに積載されていた媒体の種類に関する第1情報を取得するステップと、
    媒体の補充要求と共に、前記給紙カセットに積載されていた補充前の媒体の種類に関する第1情報を表示部に表示するステップと、
    前記給紙カセットが前記画像形成装置から抜き出された後に、前記表示部への前記第1情報の表示を継続するステップとを備える、制御方法。
  10. 画像形成装置の制御方法であって、
    給紙カセット内の媒体の残数が予め定められた閾値以下になったことに基づいて、媒体の補充要求と共に、前記給紙カセットに積載されている前記媒体の種類に関する第1情報を表示部に表示するステップと、
    前記給紙カセットが抜き出された後に、前記表示部への前記第1情報の表示を継続するステップとを備える、制御方法。
  11. 請求項9または10に記載の制御方法を画像形成装置に実行させる、プログラム。
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