JP2024083059A - 電池交換ステーション - Google Patents

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敦 三国
慎太郎 北方
礼司 祝原
拓水 川田
哲央 野村
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Abstract

Figure 2024083059000001
【課題】電池載置台を用いて電池交換を容易に行うことが可能な電池交換ステーションを提供する。
【解決手段】電池交換ステーション100は、電池201(第1電池)と電池101(第2電池)とを交換する処理を行う駆動装置30(電池交換処理部)と、駆動装置30を制御する制御装置10(制御部)とを備える。駆動装置30は、電動車両200の車体200aをリフトアップさせる昇降部35(リフトアップ機構)と、電動車両200の底部200bから取り外された電池201を車体200aから退避させる電池載置台34とを含む。また、駆動装置30は、電動車両200を上方から見た平面視において、リフトアップされた状態の車体200aと電池載置台34との相対的な角度θ1を調整する稼働台(34g、35d)(角度調整機構)を含む。
【選択図】図1

Description

本開示は、電池交換ステーションに関する。
特開2012-192782号公報(特許文献1)には、車両を昇降装置によりリフトアップすることによって車両を水平状態にするバッテリ交換装置が開示されている。昇降装置によりリフトアップされた車両から取り外されたバッテリは、車両の下方において昇降するバッテリ昇降手段によって車両から退避される。
特開2012-192782号公報
上記特許文献1のバッテリ交換装置では、車体と昇降装置との間に異物が挟まっている場合や、車体および昇降装置が変形している場合などに、車体がリフトアップされた際に車体に意図しない傾きが生じる虞がある。この場合、車両とバッテリ昇降手段(電池載置台)との間の位置調整(角度調整)が適切に行われていないため、バッテリ交換を行うことが困難になる。そこで、電池載置台を用いてバッテリ交換を容易に行うことが可能な電池交換ステーションが望まれている。
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、電池載置台を用いて電池交換を容易に行うことが可能な電池交換ステーションを提供することである。
本開示の一の局面に係る電池交換ステーションは、電動車両の底部に設けられた第1電池と交換可能な第2電池を備える電池交換ステーションであって、第1電池と第2電池とを交換する処理を行う電池交換処理部と、電池交換処理部を制御する制御部と、を備える。電池交換処理部は、電動車両の車体をリフトアップさせるリフトアップ機構と、電動車両の底部から取り外された第1電池を車体から退避させる電池載置台と、電動車両を上方から見た平面視において、リフトアップされた状態の車体と電池載置台との相対的な角度を調整する角度調整機構と、を含む。
本開示の一の局面に係る電池交換ステーションでは、上記のように、電動車両を上方から見た平面視において、リフトアップされた状態の車体と電池載置台との相対的な角度が角度調整機構により調整される。これにより、車体がリフトアップされた時点で車体に意図しない傾きがあることに起因して車体と電池載置台との間の位置調整(角度調整)が適切に行われていなくても、上記相対的な角度を調整することにより、車体と電池載置台との間の位置関係(角度関係)を適切にすることができる。その結果、電池載置台を用いて電池交換を容易に行うことができる。
上記一の局面に係る電池交換ステーションは、好ましくは、上記相対的な角度を検知する相対角度検知部をさらに備える。角度調整機構は、車体の平面視における角度を調整する車体調整機構を含む。制御部は、上記相対的な角度が所定値よりも大きい場合に、車体調整機構を制御する。このように構成すれば、上記相対的な角度が所定値よりも大きい場合に、車体調整機構によって車体の角度を調整することにより、上記相対的な角度を容易に調整することができる。
この場合、好ましくは、角度調整機構は、電池載置台の平面視における角度を調整する載置台調整機構を含む。制御部は、上記相対的な角度が所定値以下の場合に、載置台調整機構を制御する。このように構成すれば、上記相対的な角度が所定値以下の場合に、載置台調整機構によって電池載置台の角度を調整することにより、車体の角度を調整しなくても上記相対的な角度を調整することができる。その結果、比較的重量の大きい車体の角度を調整する必要がないので、電池交換処理部における消費電力が大きくなるのを抑制することができる。
上記相対角度検知部を備える電池交換ステーションにおいて、好ましくは、相対角度検知部は、車体の平面視における角度に関するデータを取得するデータ取得部を含む。データ取得部は、電池載置台に設置されている。このように構成すれば、電池載置台に設置されているデータ取得部により取得されたデータを用いることにより、上記相対的な角度を容易に取得することができる。
上記相対角度検知部を備える電池交換ステーションにおいて、好ましくは、相対角度検知部は、リフトアップされた状態の車体の前記平面視における所定方向に対する角度、および、電池載置台の平面視における所定方向に対する角度の各々を検知する。また、相対角度検知部は、車体の上記角度と電池載置台の上記角度との差分を算出することにより上記相対的な角度を検知する。このように構成すれば、上記相対的な角度に加えて、車体および電池載置台の各々の角度の情報を取得することができる。
本開示によれば、電池交換ステーションにおいて、電池載置台を用いて電池交換を容易に行うことができる。
第1実施形態による電池交換ステーションの構成を示す図である。 電池交換ステーションの車両停止領域の構成を示す平面図である。 昇降部により車体がリフトアップされた状態を示す側面図である。 電池交換ステーションの電池載置台の構成を示す斜視図である。 電動車両を下方から見た下面図である。 第1実施形態による電動車両と電池載置台との相対的な角度を示す図である。 第1実施形態による電池交換ステーションと電動車両との間のシーケンス制御を示すシーケンス図である。 第2実施形態による電池交換ステーションの構成を示す図である。 第2実施形態による電動車両と電池載置台との相対的な角度を示す図である。 第2実施形態による電池交換ステーションと電動車両との間のシーケンス制御を示すシーケンス図である。
[第1実施形態]
以下、本開示の第1実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図において、同一の部分には同一の符号が付される。また、同一の部分に関する説明は繰り返し行われない。
(電池交換ステーションの構成)
図1は、第1実施形態に係る電池交換ステーション100の構成を示す図である。電池交換ステーション100は、電動車両200の底部200bに取り付けられている電池201を新しい電池101に交換するための設備である。電池交換ステーション100は、電池交換装置100aと、格納庫100bとを備える。電池交換装置100aでは、電池交換処理が行われる。格納庫100bには、電池101が格納されている。格納庫100bは、電池交換装置100aに併設されている。電池交換装置100aには、電動車両200が出入りするための出入口102が設けられている。なお、電池201および電池101は、それぞれ、本開示の「第1電池」および「第2電池」の一例である。
電池交換ステーション100の床下領域Sには、電池載置台34、昇降部35、搬送部36、および、仮置場40が設けられている。昇降部35は、電動車両200の車体200aをリフトアップさせることが可能である。なお、昇降部35は、本開示の「リフトアップ機構」の一例である。
電池101は、格納庫100bから仮置場40に移動された後、搬送部36により電動車両200まで搬送される。
電池交換ステーション100は、制御装置10と、角度検知装置20と、駆動装置30とを備える。なお、角度検知装置20は、本開示の「相対角度検知部」の一例である。また、制御装置10および駆動装置30は、本開示の「制御部」および「電池交換処理部」の一例である。
制御装置10は、プロセッサ11と、メモリ12と、通信部13とを含む。メモリ12には、プロセッサ11に実行されるプログラムのほか、プログラムで使用される情報(たとえば、マップ、数式、および各種パラメータ)が記憶されている。制御装置10(プロセッサ11)は、駆動装置30を制御する。
通信部13は、各種通信I/Fを含む。プロセッサ11は、通信部13を制御する。通信部13は、電動車両200のDCM等と通信する。通信部13と電動車両200との間は、双方向に通信が可能である。なお、通信部13は、電動車両200のユーザが所有する携帯端末等と通信してもよい。
角度検知装置20は、カメラ21と、角度算出部22とを含む。なお、カメラ21は、本開示の「データ取得部」の一例である。
図2に示すように、電池交換ステーション100には、車両停止領域103が設けられている。電動車両200のユーザは、電動車両200が車両停止領域103に停車している状態で、電動車両200の図示しないナビゲーションシステムにおいて電池交換作業の開始を指示する操作を行う。これにより、電池交換作業を開始する指示信号が電動車両200から通信部13に送信される。プロセッサ11は、通信部13が上記指示信号を受信したことに基づいて、駆動装置30による電池交換の制御を開始する。なお、電動車両200は、車体200aの前後方向がX方向で、かつ、車体200aの左右方向がY方向となるように車両停止領域103に停車される。
駆動装置30は、電池101と電池201とを交換する処理を行う。駆動装置30は、輪留め部31と、シャッタ32と、電池載置台34(図1参照)と、昇降部35(図1参照)と、搬送部36(図1参照)とを含む。
車両停止領域103には、輪留め部31が4つ設けられている。輪留め部31は、電動車両200の4つの車輪202の各々に対応するように設けられている。
輪留め部31は、押圧部材31aと、横ローラ部31bとを含む。押圧部材31aは、横ローラ部31bに跨がるように配置されている。押圧部材31aは、車輪202を外側(側方)から押圧することにより車輪202を移動させる。これにより、車輪202は、輪留め部31により位置決めされる。
横ローラ部31bは、X方向に沿って回転軸が延びる複数のローラにより構成されている。横ローラ部31bの複数のローラは、Y方向に沿って並んでいる。押圧部材31aは、横ローラ部31bの複数のローラが回転することにより、Y方向に沿って移動される。
図3に示すように、昇降部35は、電動車両200を下方から保持した状態で昇降することにより、電動車両200を昇降させる。昇降部35は、開口部32aを通って上下方向(Z方向)に移動可能である。
昇降部35は、一対の昇降バー35a(図1参照)を含む。一対の昇降バー35aの各々には、Z1側に突出している2つの突出部35bが設けられている。電動車両200は、一対の昇降バー35aの各々の2つの突出部35b(すなわち4つの突出部35b)によって下方から支持される。
駆動装置30は、一対の支持部35cを含む。一対の支持部35cの各々は、昇降バー35aを下方から支持する。一対の支持部35cの各々がZ方向に伸縮することにより、一対の昇降バー35aの各々のZ方向の位置が変動する。一対の支持部35cの各々は、稼働台35d(図1参照)に取り付けられている。制御装置10(プロセッサ11)は、XY平面内における稼働台35dの移動を制御する。これにより、プロセッサ11は、XY平面内における一対の支持部35cの位置を変化させるとともに、昇降部35によりリフトアップされている車体200aの平面視における角度を調整する。なお、車体200aの平面視における角度を調整する機構は上記の例に限られない。また、稼働台35dは、本開示の「角度調整機構」および「車体調整機構」の一例である。
図4に示すように、電池載置台34には、2つの位置決めピン34aと、4つの施解錠工具34bと、ローラ部34cとが設けられている。なお、位置決めピン34aの先端部には、テーパ面34dが設けられている。すなわち、位置決めピン34aは、Z1側に向かって先細り形状を有する。
電池載置台34は、電動車両200の下方において水平方向に移動可能に構成されている。具体的には、電池載置台34は、X方向(X1方向、X2方向)およびY方向(Y1方向、Y2方向)に移動可能である。また、電池載置台34は、XY平面内における向き(角度)を変化させるように回転可能である。
具体的には、電池載置台34は、下方(Z2側)から支持部34f(図1参照)により支持されている。支持部34fがZ方向に伸縮することにより、電池載置台34のZ方向の位置が変動する。支持部34fは、稼働台34gに取り付けられている。制御装置10(プロセッサ11)は、XY平面内における稼働台34gの移動を制御する。これにより、プロセッサ11は、XY平面内における支持部34fの位置を変化させるとともに、電池載置台34の平面視における角度を調整する。なお、電池載置台34の平面視における角度を調整する機構は上記の例に限られない。また、稼働台34gは、本開示の「角度調整機構」および「載置台調整機構」の一例である。
カメラ21は、電池載置台34に設置されている。カメラ21は、電池201の底面に設けられる複数のマーカ201g(たとえば二次元コード)(図5参照)を撮像する。角度算出部22(図1参照)は、カメラ21により撮像された複数のマーカ201gの位置関係等に基づいて、リフトアップされた状態の車体200aの平面視における角度を算出する。カメラ21が電池載置台34に設置されているので、角度算出部22により算出された車体200aの角度は、車体200aと電池載置台34との平面視における相対的な角度θ1(図6参照)を意味する。なお、角度θ1は、車体200aの前後方向(図6の破線の直線参照)と、電池載置台34の前後方向(図6の一点鎖線の直線参照)とのなす角度を意味する。なお、マーカ201gは、電池201以外(たとえば車体200a)に設けられていてもよい。また、カメラ21により撮像されたマーカ201gの画像は、本開示の「車体の平面視における角度に関するデータ」の一例である。なお、角度算出部22は、マーカ201gの画像に基づいて、車体200aの水平面に対する角度と、電池載置台34の水平面に対する角度との相対的な角度も算出してよい。
再び図1を参照して、搬送部36は、電池(201、101)を搬送可能に構成されている。具体的には、搬送部36は、電池載置台34に載置された電池201を仮置場40に搬送する。電池載置台34に載置されている電池201は、電池載置台34が搬送部36と同じ高さ位置(Z方向の位置)まで下降している状態で電池載置台34のローラ部34c(図4参照)が回転することにより、Y1側に移動されるとともに搬送部36に載置される。そして、搬送部36は、電池201を仮置場40に移動させる。なお、搬送部36は、たとえばベルトコンベア式であってもよい。
また、搬送部36は、格納庫100bから仮置場40に搬送された新しい電池101を、Y2側に移動させるとともに電池載置台34に載置させる。この際、電池載置台34のローラ部34cが上記の回転方向とは反対方向に回転することにより、電池載置台34において電池101がY2側に移動される。
(電池交換方法)
次に、図7のシーケンス図を参照して、電池交換ステーション100を用いた電池交換方法について説明する。
まず、ステップS21において、電動車両200は、電動車両200に関する情報および電池201に関する情報を、電池交換ステーション100の通信部13に送信する。たとえば、電動車両200の図示しないナビゲーションシステムにおいて上記の各情報を送信する操作が行われることにより、上記の各情報が通信部13に送信される。電動車両200は、電池交換ステーション100に進入する前に、上記の各情報を通信部13に送信する。なお、上記の各情報は、電動車両200が電池交換ステーション100に進入した後に通信部13に送信されてもよい。
ステップS1では、電池交換ステーション100の通信部13は、ステップS21において電動車両200から送信された、電動車両200に関する情報および電池201に関する情報を通信により取得する。取得された上記の各情報は、メモリ12(図1参照)に記憶される。
また、通信部13は、電池201の容量(充電容量)や電池201のSOC(State Of Charge)の情報を取得してもよい。
ステップS22において、車両停止領域103に停車している電動車両200は、電池交換作業を開始する指示信号を通信部13に送信する。
ステップS2では、通信部13は、ステップS22において電動車両200から送信された上記指示信号を受信する。なお、ステップS2において、プロセッサ11は、上記指示信号を受信した後、通信部13を通じて電動車両200のユーザに、イグニッション電源をオフ状態にさせるための指示メッセージ等を送信してもよい。
ステップS3では、プロセッサ11は、ステップS1において通信部13を通じて取得された情報(車両情報および電池情報)に基づいて、輪留め部31(図2参照)の位置を調整する。なお、プロセッサ11は、4つの輪留め部31の各々を互いに独立して制御してもよい。
これにより、車体200aの水平方向における位置および向きが調整される。また、電池201の水平方向における位置および向きが調整される。その結果、開口部32aの上方の所定位置に電池201を移動させることが可能である。
ステップS4では、プロセッサ11は、シャッタ32を開状態にする。また、プロセッサ11は、シャッタ32を開状態にした状態で昇降バー35aを上昇させる。これにより、昇降バー35aが開口部32aを通過する。その結果、電動車両200は、昇降バー35aによって持ち上げられる(図3参照)。プロセッサ11は、昇降バー35aにより保持された状態の車体200aが水平面に対して傾いている場合に、車体200aが水平面と平行になるように昇降バー35aの高さを調整してもよい。
ステップS5では、角度検知装置20(図1参照)は、車体200aと電池載置台34との平面視における相対的な角度θ1(図6参照)を検知する。
ステップS6では、プロセッサ11は、ステップS5において検知された相対的な角度θ1が閾値A(たとえば10度)よりも大きいか否かを判定する。角度θ1が閾値Aよりも大きい場合、処理はステップS7に進む。角度θ1が閾値A以下の場合、処理はステップS8に進む。なお、閾値Aは、本開示の「所定値」の一例である。
ステップS7では、プロセッサ11は、角度θ1が小さくなるように、車体200aの平面視における角度を調整する。具体的には、プロセッサ11は、一対の支持部35cが取り付けられている稼働台35d(図1参照)を移動(回転)させる。ステップS7において、プロセッサ11は、稼働台35dを移動(回転)させる制御を所定時間(たとえば10秒)実行する。なお、ステップS7では、電池載置台34の平面視における角度は調整されない。
ステップS8では、プロセッサ11は、角度θ1が小さくなるように、電池載置台34の平面視における角度を調整する。具体的には、プロセッサ11は、支持部34fが取り付けられている稼働台34g(図1参照)を移動(回転)させる。ステップS8において、プロセッサ11は、稼働台34gを移動させる制御を所定時間(たとえば10秒)実行する。なお、電池載置台34の平面視における角度の最終的な値がメモリ12に格納されてもよい。また、ステップS8では、車体200aの平面視における角度は調整されない。
ステップS9では、プロセッサ11は、ステップS7またはS8における処理後の角度θ1が0であるか否かを判定する。角度θ1が0である場合、処理はステップS10に進む。角度θ1が0ではない場合、処理はステップS6に戻る。なお、角度θ1が0とは、0を中心とした所定範囲(たとえば0±0.5度の範囲)内に角度θ1が収まっていることを意味する。
ステップS10において、電池201が電動車両200の車体200aから取り外される。まず、プロセッサ11は、電池載置台34を上昇させる。これにより、位置決めピン34a(図4参照)がピン挿入孔208(図5参照)に挿入される。また、施解錠工具34b(図4参照)が工具挿入孔201f(図5参照)に挿入される。その結果、電池載置台34は、電動車両200(電池201)に対して位置決めされる。この際、施解錠工具34bが工具挿入孔201fに挿入されるよりも先に、位置決めピン34aがピン挿入孔208に挿入される。なお、位置決めピン34aがピン挿入孔208に挿入されるタイミングと、施解錠工具34bが工具挿入孔201fに挿入されるタイミングとが同じであってもよい。
次に、プロセッサ11は、施解錠工具34bが工具挿入孔201fに挿入された状態で、施解錠工具34bを上昇させる。その後、プロセッサ11は、工具挿入孔201fに挿入された施解錠工具34bを駆動(回転)させる。これにより、工具挿入孔201f内の図示しないボルトが解錠される。その結果、電池201は、車体200aから取り外される。これにより、電池201は、電池載置台34に載置される。
ステップS11では、ステップS10において車体200aから取り外された電池201が格納庫100b(図1参照)に搬送される。まず、プロセッサ11は、電池201が載置された電池載置台34を搬送部36(図1参照)の高さ位置まで下降させる。これにより、電池201が車体200aから退避される。次に、プロセッサ11は、昇降部35(昇降バー35a)を、電池載置台34よりも下方の位置まで下降させる。これにより、電動車両200の車体200aは、昇降バー35aにより保持されずに地面に載置される。次に、プロセッサ11は、電池載置台34のローラ部34c(図4参照)を駆動させる。これにより、電池載置台34に載置されている電池201が、ローラ部34cによりY1側(搬送部36側)に移動される。その結果、電池201は、電池載置台34から搬出される。そして、電池201は、搬送部36により仮置場40に搬送される。その後、電池201は、格納庫100bに格納される。
ステップS12において、プロセッサ11は、新しい電池101を車体200aに取り付ける制御を行う。具体的には、プロセッサ11は、昇降部35(昇降バー35a)を上昇させる。次に、プロセッサ11は、電池載置台34の平面視における角度がステップS8の処理において調整された電池載置台34の平面視における角度と同じになるように、電池載置台34の位置(角度)を調整する。なお、電池101の取り付け時においても、上記ステップS5~S9と同様の処理が行われてもよい。この場合、角度θ1の検知に別の方法が用いられてもよい。
次に、プロセッサ11は、電池載置台34を上昇させる。これにより、位置決めピン34a(図4参照)がピン挿入孔208(図5参照)に挿入される。この状態で、プロセッサ11は、施解錠工具34bを上昇させる。これにより、施解錠工具34bが、電池101の図示しない工具挿入孔に挿入される。そして、プロセッサ11は、施解錠工具34bを駆動(回転)させる。これにより、上記工具挿入孔内の図示しないボルトが施錠される。全てのボルトが施錠されたことが検知されると、電動車両200の図示しないコネクタと電池101の図示しないコネクタとがロックされる。その結果、電池101の車体200aへの取り付けが完了する。
ステップS13では、プロセッサ11は、電池載置台34および昇降部35の各々を下降させる。これにより、電池載置台34および昇降部35の各々は、電動車両200から退避される。その後、プロセッサ11は、シャッタ32(図2参照)を閉状態にする。
ステップS14では、プロセッサ11は、通信部13を通じて、電池交換作業が完了したことを電動車両200に通知する。
そして、ステップS23では、電動車両200は、ステップS14において電池交換ステーション100の通信部13から送信された上記通知を受信する。これにより、電動車両200は、イグニッション電源をオンさせることが可能な状態にされる。その後、処理が終了される。
以上のように、第1実施形態においては、駆動装置30は、平面視において、リフトアップされた状態の車体200aと電池載置台34との相対的な角度を調整する角度調整機構(34g、35d)を含む。これにより、リフトアップされた状態の車体200aと電池載置台34との相対的な角度が基準値(電池交換に適した値)からずれている場合でも、上記相対的な角度を容易に補正することができる。
[第2実施形態]
以下、本開示の第2実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。また、上記第1実施形態と同じ構成は、上記第1実施形態と同じ符号が付されるとともに繰り返し説明されない。
(電池交換ステーションの構成)
図8は、第2実施形態に係る電池交換ステーション300の構成を示す図である。電池交換ステーション300は、電池交換装置300aと、格納庫100bとを備える。
電池交換ステーション300は、制御装置10と、角度検知装置120と、駆動装置30とを備える。角度検知装置120は、本開示の「相対角度検知部」の一例である。
角度検知装置120は、撮像部121と、角度算出部122とを含む。撮像部121は、カメラ121aと、カメラ121bとを含む。カメラ121aは、たとえば車両停止領域103(図2参照)に設けられる。カメラ121aは、リフトアップされた車体200aを下方から撮像することにより、複数のマーカ201g(図5参照)の画像を取得する。角度算出部122は、カメラ121aにより取得された複数のマーカ201gの画像に基づいて、リフトアップされた車体200aの平面視におけるX方向に対する角度θ11(図9参照)を取得する。なお、X方向は、本開示の「所定方向」の一例である。
カメラ121bは、たとえば床下領域Sの天井面に取り付けられている。カメラ121bは、電池載置台34を上方から撮像する。角度算出部122は、カメラ121bにより取得された画像に基づいて、電池載置台34の平面視におけるX方向に対する角度θ12(図9参照)を取得する。この場合、車体200aの角度θ11を取得する場合と同様に、電池載置台34に設けられた図示しない複数のマーカの画像に基づいて、角度θ12が算出されてもよい。
(電池交換方法)
次に、図10を参照して、電池交換ステーション300を用いた電池交換方法について説明する。第2実施形態における電池交換方法では、上記第1実施形態におけるステップS5の代わりにステップS15が行われる。
ステップS15では、角度算出部122は、角度θ11(図9参照)と角度θ12(図9参照)との差分を算出することにより、リフトアップされた状態の車体200aと電池載置台34との平面視における相対的な角度(θ11-θ12)を検知する。その他の処理(ステップ)については、上記第1実施形態と同様である。
上記第1および第2実施形態では、電動車両200および電池201の各々に関する情報に基づいて、駆動装置30が制御される例を示したが、本開示はこれに限られない。電動車両200および電池201のいずれか一方に関する情報に基づいて、駆動装置30が制御されてもよい。
上記第1および第2実施形態では、カメラにより撮像されたマーカの画像に基づいて、車体200a(および電池載置台34)の角度が検知される例を示したが、本開示はこれに限られない。たとえば、赤外線レーザを用いて車体200aおよび電池載置台34の角度が検知されてもよい。また、電動車両200のヘッドランプによる照射範囲に基づいて車体200aの角度が検知されてもよい。
上記第1および第2実施形態では、上記相対的な角度が閾値A(所定値)よりも大きいか否かによって、車体200aおよび電池載置台34のうち角度調整される対象が切り替えられる例を示したが、本開示はこれに限られない。上記相対的な角度の大きさに拘わらず、角度調整される対象が、車体200aおよび電池載置台34のいずれか一方に予め決められていてもよい。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 制御装置(制御部),20、120 角度検知装置(相対角度検知部),21 カメラ(データ取得部),30 駆動装置(電池交換処理部),34 電池載置台,34g 稼働台(角度調整機構)(載置台調整機構),35 昇降部(リフトアップ機構),35d 稼働台(角度調整機構)(車体調整機構),100、200 電池交換ステーション,101 電池(第2電池),200 電動車両,200a 車体,201 電池(第1電池),A 閾値(所定値),θ1、θ11-θ12 相対的な角度,θ11 角度(車体の角度),θ12 角度(電池載置台の角度)。

Claims (5)

  1. 電動車両の底部に設けられた第1電池と交換可能な第2電池を備える電池交換ステーションであって、
    前記第1電池と前記第2電池とを交換する処理を行う電池交換処理部と、
    前記電池交換処理部を制御する制御部と、を備え、
    前記電池交換処理部は、
    前記電動車両の車体をリフトアップさせるリフトアップ機構と、
    前記電動車両の前記底部から取り外された前記第1電池を前記車体から退避させる電池載置台と、
    前記電動車両を上方から見た平面視において、リフトアップされた状態の前記車体と前記電池載置台との相対的な角度を調整する角度調整機構と、を含む、電池交換ステーション。
  2. 前記相対的な角度を検知する相対角度検知部をさらに備え、
    前記角度調整機構は、前記車体の前記平面視における角度を調整する車体調整機構を含み、
    前記制御部は、前記相対的な角度が所定値よりも大きい場合に、前記車体調整機構を制御する、請求項1に記載の電池交換ステーション。
  3. 前記角度調整機構は、前記電池載置台の前記平面視における角度を調整する載置台調整機構を含み、
    前記制御部は、前記相対的な角度が前記所定値以下の場合に、前記載置台調整機構を制御する、請求項2に記載の電池交換ステーション。
  4. 前記相対角度検知部は、前記車体の前記平面視における角度に関するデータを取得するデータ取得部を含み、
    前記データ取得部は、前記電池載置台に設置されている、請求項2または3に記載の電池交換ステーション。
  5. 前記相対角度検知部は、
    リフトアップされた状態の前記車体の前記平面視における所定方向に対する角度、および、前記電池載置台の前記平面視における前記所定方向に対する角度の各々を検知し、
    前記車体の角度と前記電池載置台の角度との差分を算出することにより前記相対的な角度を検知する、請求項2または3に記載の電池交換ステーション。
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