JP2024072478A - 飛行体運行システム - Google Patents

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嵐士 小▲柳▼
実 秋田
功朗 寺澤
朋樹 前田
正宣 大見
雅敦 近藤
啓行 清水
利昭 赤松
修也 中村
登 石黒
俊介 今井
修 藤村
千陽 廣井
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Abstract

【課題】飛行体が確実かつ迅速に目的地に到着できる飛行体運行システムを提供すること。【解決手段】本開示の一態様は、ドローン運行システム1において、飛行ルート決定部61は、飛行可能距離算出部62により算出される飛行可能距離FDと、ドローン10の現在地CLから経由予定地PWまでの距離DDと、に基づき、ドローン10が経由予定地PWまで飛行することができないと判断した場合、ポイント管理部63から、目的地DEに向かう方向であって飛行可能距離FDの範囲内に位置する給電ポイントPPと給油ポイントRPの情報を取得し、その取得した給電ポイントPPと給油ポイントRPの情報に基づき、少なくとも1つの給電ポイントPP又は給油ポイントRPを選定して新たな経由地にする。【選択図】図1

Description

本開示は、飛行体の運行(飛行)を行う飛行体運行システムに関する。
特許文献1には、飛行体(飛行ロボット)の周囲の風が強く、かつ、バッテリ残量が少ない場合に、飛行ルートを現在よりもバッテリ消費量が少なくなる飛行ルートに変更するシステムが開示されている。
特開2018-52341号公報
天候の急激な変化によりバッテリ消費量が多くなった場合には、飛行体が目的地に到着する前に給電ポイントを経由して飛行体へ給電することが必要になる場合がある。特許文献1に開示されるシステムでは、給電ポイントを経由することは特に開示されていないので、天候の急激な変化によりバッテリ消費量が多くなった場合でも適切に飛行体へ給電が行われず、飛行体が確実かつ迅速に目的地に到着することができないおそれがある。
そこで、本開示は上記した課題を解決するためになされたものであり、飛行体が確実かつ迅速に目的地に到着できる飛行体運行システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本開示の一形態は、飛行体運行システムにおいて、飛行体と、前記飛行体に対するエネルギーの供給が可能なエネルギー供給ポイントを経由地として、少なくとも1つの前記経由地を経由して目的地に到着するまでの前記飛行体の飛行ルートを決定する飛行ルート決定部と、天候情報、及びエネルギー残量に基づき、前記飛行体の飛行可能距離を算出する飛行可能距離算出部と、少なくとも前記エネルギー供給ポイントの位置情報を含む情報を管理するポイント管理部と、を有し、前記飛行ルート決定部は、前記飛行可能距離算出部により算出される前記飛行可能距離と、前記飛行体の現在地から経由予定の前記エネルギー供給ポイントまでの距離と、に基づき、前記飛行体が経由予定の前記エネルギー供給ポイントまで飛行することができないと判断した場合、前記ポイント管理部から、前記目的地に向かう方向であって前記飛行可能距離の範囲内に位置する前記エネルギー供給ポイントの情報を取得し、その取得した前記エネルギー供給ポイントの情報に基づき、少なくとも1つの前記エネルギー供給ポイントを選定して新たな経由地にすること、を特徴とする。
この態様によれば、天候の急激な変化や、エネルギー残量に対応して、適切に飛行体へエネルギーを供給できるので、飛行体が確実かつ迅速に目的地に到着できる。
上記の態様においては、前記飛行体は、プロペラを駆動するプロペラ駆動モータと、前記プロペラ駆動モータに電力を供給する電力制御回路と、前記電力を蓄電するバッテリと、前記電力を発電する発電機と、前記発電機を駆動するエンジンと、前記エンジンに供給する燃料を貯留する燃料タンクと、を備えるハイブリッドドローンであって、前記エネルギーには、電力と燃料が含まれ、前記エネルギー供給ポイントには、給電ポイントと燃料供給ポイントが含まれ、前記エネルギー残量には、前記バッテリの電力残量と前記燃料タンクの燃料残量が含まれること、が好ましい。
この態様によれば、エネルギーを供給するポイントの選択肢が増え、飛行体の飛行計画の自由度を上げることができる。
上記の態様においては、前記給電ポイントにおける給電には、前記バッテリの充電と前記バッテリの交換が含まれること、が好ましい。
この態様によれば、給電可能なポイントの選択肢が増え、飛行体の飛行計画の自由度を上げることができる。
上記の態様においては、前記経由地の情報には予約情報が含まれ、前記飛行可能距離の範囲内に位置する前記経由地のうち、前記飛行体が前記経由地へ到着する予定時間に予約の空きがある前記経由地の情報を取得し、その取得した前記経由地の情報に基づき、現在地から最短距離に位置する前記経由地を選定して新たな経由地にすること、が好ましい。
この態様によれば、より適切な経由地を選定することができ、飛行体がより確実かつ迅速に目的地に到着できる。
上記の態様においては、前記新たな経由地を選定すると同時に、当該新たな経由地でのエネルギー供給の予約を行うこと、が好ましい。
この態様によれば、経由地でのエネルギー供給が無駄時間なく確実に実施でき、飛行体がより迅速に目的地に到着できる。
本開示の飛行体運行システムによれば、飛行体が確実かつ迅速に目的地に到着できる。
本実施形態の飛行体運行システムの構成図である。 ドローンの外観斜視図である。 ドローンの構成を示すブロック図である。 飛行ルート決定部が飛行ルートを決定する際に行う処理の内容を示すフローチャート図である。 飛行ルート決定部が飛行ルートを決定する方法を示すイメージ図である。
本開示の飛行体運行システムの実施形態の一例であるドローン運行システム1について説明する。
(飛行体運行システムの構成)
本実施形態のドローン運行システム1は、ドローン10の運行、すなわち飛行を制御するシステムであり、図1に示すように、ドローン10とドローン運行制御部60を有する。なお、図1に示す例では、ドローン運行制御部60は、ドローン10の制御部33に設けられているが、これに限定されず、ドローン10とは別に設けられていてもよい。
ドローン10は、無人航空機であって、本開示の「飛行体」の一例である。このドローン10は、図2に示すように、各種装置を備える機体本体部11と、機体本体部11から放射状に配置されるプロペラ部12と、エンジン発電ユニット13を有する。
プロペラ部12には、図3に示すように、プロペラ21とモータ22とが設けられている。プロペラ21は、図2に示すように、複数設けられている。そして、この複数のプロペラ21を同時に回転させることにより、ドローン10が飛行する。モータ22は、各々のプロペラ21に設けられ、プロペラ21を回転させる。なお、モータ22は、本開示の「プロペラ駆動モータ」の一例である。
モータ22は、機体本体部11に設けられるESC(Electric Speed Controller)36(インバータ(不図示))とパワーコントロールユニット35とを介して、機体本体部11に設けられるバッテリ31やエンジン発電ユニット13に備わるジェネレータ42に電気的に接続されている。これにより、ジェネレータ42にて発電された電力やバッテリ31から放電される電力が、パワーコントロールユニット35とESC36とを介して、モータ22に供給される。
そして、機体本体部11には、図3に示すように、バッテリ31と、燃料タンク32と、制御部33と、FC(フライトコントローラ)34と、パワーコントロールユニット35と、ESC36などが設けられている。
バッテリ31は、電力を充放電可能な充放電部(二次電池、蓄電池)である。このバッテリ31は、パワーコントロールユニット35を介して、ジェネレータ42と電気的に接続されており、ジェネレータ42で発電された電力を充電する。また、バッテリ31は、パワーコントロールユニット35とESC36とを介して、モータ22と電気的に接続されており、モータ22に供給する電力を放電する。また、バッテリ31において、バッテリ31の電流・電圧やバッテリ31の温度やSOC(State Of Charge、充電率)を検出するセンサが設けられており、該センサはそれらの情報に関する信号を制御部33へ送る。
燃料タンク32は、エンジン発電ユニット13に備わるエンジン41を駆動させるために使用する燃料(例えば、ガソリン)を貯留している。また、燃料タンク32に設けられた不図示のレベルセンサは、制御部33へ燃料の残量の情報に関する信号を送る。
制御部33は、小型のコンピュータとして構成されており、ドローン10の全体を制御する。例えば、制御部33は、エンジン41の駆動を制御して、ジェネレータ42での発電を制御する。本実施形態では、制御部33は、ドローン運行制御部60を備えている。なお、ドローン運行制御部60の詳細については、後述する。
FC34は、ドローン10の飛行の制御を行う装置である。このFC34は、制御部33とESC36へ推力指示の信号を送る一方で、制御部33からSOCの情報に関する信号を受け取る。また、FC34は、後述するコントローラ51から操縦者の操作指示の信号を受け取り、後述する各種センサ52から検出結果の情報に関する信号を受け取る。
パワーコントロールユニット35は、モータ22へ供給される電力を制御する装置(電力制御部)である。このパワーコントロールユニット35は、ジェネレータ42で発電された電力を受給したり、バッテリ31との間で電力の供給及び受給を行ったり、ESC36へ電力を供給したりする。また、パワーコントロールユニット35は、制御部33から充放電切替指示の信号を受け取る。なお、パワーコントロールユニット35は、本開示の「電力制御回路」の一例である。
ESC36は、モータ22の回転数を制御する装置である。このESC36は、パワーコントロールユニット35から供給される電力を、駆動電力として、モータ22に供給する。また、ESC36は、FC34から推力指示の信号を受け取る。
エンジン発電ユニット13は、エンジン41とジェネレータ42を備えている。エンジン41は、ジェネレータ42の動力源であって、例えば、小型のディーゼルエンジンやレシプロエンジンなどである。すなわち、エンジン41は、モータ22又はバッテリ31へ供給する電力をジェネレータ42で発電する場合に駆動される。そのため、エンジン41は、制御部33から、発電電力指示の信号を受け取る。なお、ジェネレータ42は、本開示の「発電機」の一例である。
また、ドローン10は、図3に示すように、コントローラ51と、各種センサ52を有する。コントローラ51は、ドローン10の操縦者が持つ操作部であり、例えば、ジョイスティックである。このコントローラ51により、ドローン10の操縦を行うことができる。また、各種センサ52は、高度や姿勢や緯度や経度や加速度や障害物などを検出するセンサである。
そして、本実施形態におけるドローン10においては、モータ22とバッテリ31とエンジン41によりシリーズハイブリッドシステムが構成されている。すなわち、ドローン10はハイブリッドドローンであって、このドローン10においては、エンジン41が発電のみに使用され、モータ22がプロペラ21の駆動に使用され、さらに電力を回収するためのバッテリ31を有するシステムが構成されている。このようにして、ドローン10は、エンジン41の駆動によりジェネレータ42にて発電し、発電した電力でモータ22を駆動してプロペラ21を駆動することにより、飛行する。また、ドローン10は、エンジン41の駆動によりジェネレータ42にて発電した際の余剰電力を、バッテリ31に一旦蓄え、必要に応じてモータ22の駆動に用いる。
このような構成のドローン10は、モータ22に電力を供給し、複数のプロペラ21を回転させることにより飛行する。そして、プロペラ21の回転数を制御し、プロペラ21の回転によって得られる揚力をドローン10自体の重力とバランスさせることで、ドローン10の飛行を制御することができる。具体的には、プロペラ21により発生させる揚力を大きくしてドローン10の上昇飛行を実現させることができ、プロペラ21により発生させる揚力を小さくしてドローン10の下降飛行を実現させることができる。また、各々のプロペラ21の回転数を制御して、複数のプロペラ21の回転によって発生する揚力に不均衡を生じさせることにより、ドローン10の前進・後進・左右移動飛行を実現することができる。そして、相対回転するプロペラ21の回転数に差を設けることにより、旋回(回転)飛行を実現することができる。
(ドローン運行制御部について)
ドローン運行制御部60は、図1に示すように、飛行ルート決定部61と、飛行可能距離算出部62と、ポイント管理部63を備える。
飛行ルート決定部61は、目的地DEに到着するまでのドローン10の飛行ルートを決定する。本実施形態では、飛行ルート決定部61は、ドローン10に対するエネルギー(すなわち、電力又は燃料)の供給が可能な地点である給電ポイントPP又は給油ポイントRPを経由地として、少なくとも1つの経由地を経由して目的地DEに到着するまでのドローン10の飛行ルートを決定する。
なお、ドローン10に対する給電とは、バッテリ31の充電、又は、バッテリ31の交換である。また、ドローン10に対する給油とは、燃料タンク32への燃料の供給である。また、給電ポイントPPと給油ポイントRPは、それぞれ、本開示の「エネルギー供給ポイント」の一例である。また、給油ポイントRPは、本開示の「燃料供給ポイント」の一例である。
飛行可能距離算出部62は、ドローン10が現在地CLから飛行できる距離である飛行可能距離FD(図5参照)を算出する。本実施形態では、飛行可能距離算出部62は、天候情報、及び、バッテリ31の電力残量及び/又は燃料タンク32の燃料残量に基づき、飛行可能距離FDを算出する。
なお、飛行可能距離算出部62は、例えばインターネットなどの通信によりリアルタイムで天候情報を取得できるようになっている。また、飛行可能距離算出部62は、バッテリ31に設けられるSOCを検出するセンサや燃料タンク32に設けられた不図示のレベルセンサの検出値を取得して、リアルタイムでバッテリ31の電力残量や燃料タンク32の燃料残量を取得できるようになっている。また、バッテリ31の電力残量と燃料タンク32の燃料残量は、それぞれ、本開示の「エネルギー残量」の一例である。
ポイント管理部63は、少なくとも給電ポイントPP及び給油ポイントRPの位置情報を含む情報を管理する。本実施形態では、ポイント管理部63は、給電ポイントPP及び給油ポイントRPの位置情報、及び、給電ポイントPP及び給油ポイントRPにおける給電及び給油の予約情報を管理する。
(飛行体運行システムの作用)
本実施形態では、飛行ルート決定部61がドローン10の飛行ルートを決定し、この決定された飛行ルートに従ってドローン10の飛行が行われる。ここで、雷雨や暴風などの天候の条件に応じて、例えばプロペラ21の回転数が変化してモータ22の電力消費量が変化するので、ドローン10が飛行できる距離が変化する。そこで、ドローン10は、天候の急激な変化や、バッテリ31の電力残量や燃料タンク32の燃料残量に対応しながら、確実かつ迅速に目的地DEに到着できるように、必要に応じて給電ポイントPP又は給油ポイントRPを経由して、目的地DEまで飛行する。
そこで、飛行ルート決定部61は、図4に示すようにして、ドローン10の飛行ルートを決定する。図4に示すように、飛行ルート決定部61は、まず、飛行可能距離算出部62にて算出された飛行可能距離FD(図5参照)を取得する(ステップS1)。
次に、飛行ルート決定部61は、ドローン10の現在地CLから経由予定地PWまでの距離である現在地経由予定地間距離DD(図5参照)を計算する(ステップS2)。ここで、「経由予定地PW」とは、ドローン10が経由する予定の給電ポイントPP又は給油ポイントRPである。なお、このステップにおける「経由予定地PW」は、飛行ルート決定部61により予め経由することが決定された給電ポイントPP又は給油ポイントRPである。
次に、飛行ルート決定部61は、飛行可能距離FDと現在地経由予定地間距離DDとに基づき、ドローン10が経由予定地PWまで飛行することができるか否かを判断する(ステップS3)。
そして、飛行可能距離FDが現在地経由予定地間距離DDよりも短いため、ドローン10が経由予定地PWまで飛行することができない場合(図5参照)(ステップS3:NO)には、飛行ルート決定部61は、新たな経由地を決定するために、まず、ポイント管理部63から、予約可能な給電ポイントPP又は給油ポイントRPの情報を取得する(ステップS4)。
ここで、「予約可能な給電ポイントPP又は給油ポイントRPの情報」とは、目的地DEに向かう方向であって飛行可能距離FDの範囲内に位置する給電ポイントPP又は給油ポイントRPのうち、ドローン10が給電ポイントPP又は給油ポイントRPへ到着する予定時間に予約の空きがある給電ポイントPP又は給油ポイントRPの情報である。
次に、飛行ルート決定部61は、取得した予約可能な給電ポイントPP又は給油ポイントRPの情報に基づき、現在地CLから最短距離に位置する予約可能な給電ポイントPP又は給油ポイントRPを選定して、これを新たな経由地にする(ステップS5)。このようにして、図5に示すように、新たな経由地(経由予定地PW)として、予約可能な給電ポイントPP又は給油ポイントRPのうちの中から、現在地CLから最短距離に位置する給電ポイントPP又は給油ポイントRPが選定される。なお、給電ポイントPP又は給油ポイントRPは、必要に応じて、複数選定されるとしてもよい。
次に、飛行ルート決定部61は、このようにして新たな経由地を選定すると同時に、当該新たな経由地での給電又は給油の予約を行う(ステップS6)。
なお、飛行可能距離FDが現在地経由予定地間距離DD以上であるため、ドローン10が経由予定地PWまで飛行することができる場合(ステップS3:YES)には、飛行ルート決定部61は、現在予定されているドローン10の飛行ルートを維持する(ステップS7)。そして、ドローン10は、現在予定されている飛行ルートに従って、経由予定地PWまで飛行する。
このようにして、飛行ルート決定部61は、天候の急激な変化や、バッテリ31の電力残量や燃料タンク32の燃料残量を考慮して、ドローン10が経由予定地PWまで飛行することができないと判断した場合には、新たな経由予定地PWを選定する。すなわち、ドローン10を当初の経由予定地PWまで飛行させて充電させようとしたが、天候の急激な変化などにより、バッテリ31の電力残量や燃料タンク32の燃料残量が足りなくなって当初の経由予定地PWまで飛行させることが出来ない場合には、近くにある予約可能な給電ポイントPP又は給油ポイントRPを新たな経由予定地PWとして選定して、ドローン10をこの新たな経由予定地PWまで飛行させて給電又は給油させる。このようにして、ドローン10は、新たな経由予定地PWを経由して、目的地DEまで飛行する。
なお、給電ポイントPPでは、バッテリ31の状態に応じて、バッテリ31への充電を行う代わりに、バッテリ31の交換を行ってもよい。このように、本実施形態の給電ポイントPPにおける給電には、バッテリ31の充電とバッテリ31の交換が含まれる。
また、飛行ルート決定部61は、給電ポイントPP又は給油ポイントRPの予約に空きがない場合、すなわち、現時点で予約可能な給電ポイントPP又は給油ポイントRPがなく、ポイント管理部63から予約可能な給電ポイントPP又は給油ポイントRPの情報を取得できない場合には、ポイント管理部63から待ち時間が最短になる給電ポイントPP又は給油ポイントRPを取得してこれを新たな経由地にしてもよい。
また、飛行可能距離FDが現在地経由予定地間距離DD以上である場合において、飛行可能距離FDが現在地CLから目的地DEまでの間の距離以上である場合には、ドローン10は給電又は給油をしなくてもそのまま目的地DEまで到着できる。そのため、この場合には、飛行ルート決定部61は、経由地を取り消して、目的地DEまでの最短距離の飛行ルートを決定する。そして、ドローン10は、このように決定された飛行ルートに従って目的地DEまで飛行することにより、より確実かつ迅速に目的地DEに到着できる。
また、バッテリ31の電力残量が非常に少ないなど、バッテリ31の急速な充電が必要な場合には、飛行ルート決定部61は、新たな経由地として、給油ポイントRPではなく、給電ポイントPPを優先的に選定するようにしてもよい。
(本実施形態の作用効果)
本実施形態によれば、飛行ルート決定部61は、飛行可能距離FDと現在地経由予定地間距離DDとに基づき、ドローン10が経由予定地PWまで飛行することができないと判断した場合には、新たな経由地を選定する。具体的には、飛行ルート決定部61は、ポイント管理部63から、目的地DEに向かう方向であって飛行可能距離FDの範囲内に位置する給電ポイントPP又は給油ポイントRPの情報を取得し、その取得した給電ポイントPP又は給油ポイントRPの情報に基づき、少なくとも1つの給電ポイントPP又は給油ポイントRPを選定して新たな経由地にする。そして、このとき、飛行可能距離FDは、飛行可能距離算出部62にて、天候情報、及びバッテリ31の電力残量及び/又は燃料タンク32の燃料残量に基づき算出されたものである。
これにより、天候の急激な変化や、バッテリ31の電力残量や燃料タンク32の燃料残量に対応して、適切にドローン10へ給電又は給油できるので、ドローン10が確実かつ迅速に目的地DEに到着できる。
また、ドローン10は、ハイブリッドドローンであって、ドローン10の飛行に用いるエネルギーには電力と燃料が含まれ、エネルギー供給ポイントの経由地として、給電ポイントPP又は給油ポイントRPを選択できる。
これにより、エネルギー供給ポイントの選択肢が増え、ドローン10の飛行計画の自由度を上げることができる。
また、給電ポイントPPにおける給電には、バッテリ31の充電とバッテリ31の交換が含まれる。
このようにして、給電ポイントPPにおいて、バッテリ31の状態に応じて、バッテリ31の充電を行ったり、バッテリ31の交換を行うことができる。そのため、給電ポイントPPの選択肢が増え、ドローン10の飛行計画の自由度を上げることができる。
また、経由地の情報には予約情報が含まれ、飛行可能距離FDの範囲内に位置する経由地のうち、ドローン10が経由地へ到着する予定時間に予約の空きがある経由地の情報を取得し、その取得した経由地の情報に基づき、現在地CLから最短距離に位置する経由地を選定して新たな経由地にする。
これにより、より適切な経由地を選定することができ、ドローン10がより確実かつ迅速に目的地DEに到着できる。
また、飛行ルート決定部61は、新たな経由地を選定すると同時に、当該新たな経由地での給電又は給油の予約を行う。
これにより、経由地での給電又は給油を無駄時間なく確実に行うことができ、ドローン10がより迅速に目的地DEに到着できる。
なお、上記した実施の形態は単なる例示にすぎず、本開示を何ら限定するものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることはもちろんである。
1 ドローン運行システム
10 ドローン
11 機体本体部
12 プロペラ部
13 エンジン発電ユニット
21 プロペラ
22 モータ
31 バッテリ
32 燃料タンク
33 制御部
35 パワーコントロールユニット
41 エンジン
42 ジェネレータ
60 ドローン運行制御部
61 飛行ルート決定部
62 飛行可能距離算出部
63 ポイント管理部
DE 目的地
PP 給電ポイント
RP 給油ポイント
CL 現在地
FD 飛行可能距離
PW 経由予定地
DD 現在地経由予定地間距離

Claims (5)

  1. 飛行体と、
    前記飛行体に対するエネルギーの供給が可能なエネルギー供給ポイントを経由地として、少なくとも1つの前記経由地を経由して目的地に到着するまでの前記飛行体の飛行ルートを決定する飛行ルート決定部と、
    天候情報、及びエネルギー残量に基づき、前記飛行体の飛行可能距離を算出する飛行可能距離算出部と、
    少なくとも前記エネルギー供給ポイントの位置情報を含む情報を管理するポイント管理部と、を有し、
    前記飛行ルート決定部は、
    前記飛行可能距離算出部により算出される前記飛行可能距離と、前記飛行体の現在地から経由予定の前記エネルギー供給ポイントまでの距離と、に基づき、前記飛行体が経由予定の前記エネルギー供給ポイントまで飛行することができないと判断した場合、
    前記ポイント管理部から、前記目的地に向かう方向であって前記飛行可能距離の範囲内に位置する前記エネルギー供給ポイントの情報を取得し、
    その取得した前記エネルギー供給ポイントの情報に基づき、少なくとも1つの前記エネルギー供給ポイントを選定して新たな経由地にすること、
    を特徴とする飛行体運行システム。
  2. 請求項1の飛行体運行システムにおいて、
    前記飛行体は、プロペラを駆動するプロペラ駆動モータと、前記プロペラ駆動モータに電力を供給する電力制御回路と、前記電力を蓄電するバッテリと、前記電力を発電する発電機と、前記発電機を駆動するエンジンと、前記エンジンに供給する燃料を貯留する燃料タンクと、を備えるハイブリッドドローンであって、
    前記エネルギーには、電力と燃料が含まれ、
    前記エネルギー供給ポイントには、給電ポイントと燃料供給ポイントが含まれ、
    前記エネルギー残量には、前記バッテリの電力残量と前記燃料タンクの燃料残量が含まれること、
    を特徴とする飛行体運行システム。
  3. 請求項2の飛行体運行システムにおいて、
    前記給電ポイントにおける給電には、前記バッテリの充電と前記バッテリの交換が含まれること、
    を特徴とする飛行体運行システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1つの飛行体運行システムにおいて、
    前記経由地の情報には予約情報が含まれ、
    前記飛行可能距離の範囲内に位置する前記経由地のうち、前記飛行体が前記経由地へ到着する予定時間に予約の空きがある前記経由地の情報を取得し、その取得した前記経由地の情報に基づき、現在地から最短距離に位置する前記経由地を選定して新たな経由地にすること、
    を特徴とする飛行体運行システム。
  5. 請求項4の飛行体運行システムにおいて、
    前記新たな経由地を選定すると同時に、当該新たな経由地でのエネルギー供給の予約を行うこと、
    を特徴とする飛行体運行システム。
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