JP2024067448A - 制御装置および出力制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】直流母線電圧が下降した場合に、直流母線電圧の変動を高速に抑制可能な制御装置を実現する。【解決手段】制御部(41)は、太陽電池パネルのパネル出力を変換して直流母線に直流電力を出力する変換部(42)を制御する制御部であって、母線電圧が定常母線電圧範囲の下限電圧よりも下降した場合には、パネル電圧が、下限電圧からの下降分に応じた第1変動抑制電圧を目標電圧から減算した値となるように、変換部を制御する。【選択図】図6

Description

本発明は、直流配電システムに含まれる太陽電池パネルの出力を変換する変換装置を制御する制御装置、および当該制御装置を備える出力制御装置に関する。
特許文献1には、直流母線電圧の変動を高速に抑制できる制御装置が開示されている。当該制御装置は、通常時には、太陽電池パネルのパネル電圧が、パネル出力が最大となる最大電力電圧となるように、パネル電圧の変換装置を制御する。一方、当該制御装置は、直流母線電圧が定常値から上昇した場合には、パネル電圧が、母線電圧の定常値からの上昇分に応じた電圧値である変動抑制電圧を最大電力電圧に加算した値となるように、パネル電圧の変換装置を制御する。
特開2021-149799号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている制御装置では、直流母線電圧が定常値から下降した場合の制御については考慮されていない。
本発明の一態様は、直流母線電圧が定常範囲の下限電圧よりも下降した場合に、直流母線電圧の変動を高速に抑制可能な制御装置等を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る制御装置は、太陽電池パネルのパネル出力を変換して直流母線に直流電力を出力する変換装置を制御する制御装置であって、前記直流母線の母線電圧が所定の定常母線電圧範囲内である場合に、前記パネル出力が最大となる最大電力電圧以上の範囲で、前記太陽電池パネルのパネル電圧が、指示された前記パネル出力に相当する目標電圧となるように、前記変換装置を制御し、前記母線電圧が前記定常母線電圧範囲の下限電圧よりも下降した場合には、前記パネル電圧が、前記下限電圧からの下降分に応じた電圧値である第1変動抑制電圧を前記目標電圧から減算した値となるように、前記変換装置を制御する。
本発明の各態様に係る制御装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを前記制御装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより前記制御装置をコンピュータにて実現させる制御装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明の一態様によれば、直流母線電圧が定常範囲の下限電圧よりも下降した場合に、直流母線電圧の変動を高速に抑制可能な制御装置等を実現できる。
本発明の実施形態に係る出力制御装置が適用される直流配電システムの構成を示す図である。 太陽電池パネルのパネル温度と、開放電圧、MPPT電圧、Vom、およびαの値との関係の一例を示す表である。 図2に示した例とは別の太陽電池パネルについて、開放電圧、MPPT電圧、Vom、およびαの値の例を示す表である。 太陽電池パネルの特性とDC-DCコンバータによる制御との関係を示すグラフである。 直流母線電圧と第2変動抑制電圧との関係を示すグラフである。 DC-DCコンバータの構成の例を示す図である。 実験例に係る直流配電システムの状態を示す図である。 実験例における交流電圧、交流電流、直流電圧、および直流電流の変動を示すグラフである。
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る出力制御装置が適用される直流配電システム1の構成を示す図である。図1に示すように、直流配電システム1は、商用電源10、蓄電池20、太陽電池パネル30、直流負荷61、EV(Electric Vehicle)急速充電器62、および直流母線50を備える。また、直流配電システム1は、直流母線50の母線電圧(直流母線電圧)を検出する直流母線電圧検出器(不図示)を備える。また、直流配電システム1は、太陽電池パネル30の出力電圧(パネル電圧)を検出するパネル電圧検出器(不図示)、および、太陽電池パネル30の出力電流(パネル電流)を検出するパネル電流検出器(不図示)を備える。
商用電源10は、直流母線50に対してAC(Alternating Current)により電力を供給する。商用電源10は、変圧器11、AC-DC(Direct Current)コンバータ12、およびブレーカー13を介して直流母線50に接続される。変圧器11は、商用電源10から入力されるACの電圧を変圧する。AC-DCコンバータ12は、変圧器11から入力されるACをDCに変換して出力する。ブレーカー13は、AC-DCコンバータ12から出力されるDCの電流が過大になった場合に、AC-DCコンバータ12と直流母線50との間を遮断する。
直流母線50は、商用電源10、蓄電池20、および太陽電池パネル30から供給される電力を直流負荷へ供給する電力線である。図1に示す例では、直流負荷として、直流負荷61およびEV急速充電器62が示されている。直流負荷61は、DC-DCコンバータ63およびブレーカー64を介して直流母線50に接続される。EV急速充電器62は、ブレーカー65を介して直流母線50に接続される。ただし、直流配電システム1における直流負荷、およびその接続方法は、これらに限られない。
蓄電池20は、電力を内部にエネルギーとして保持し、保持したエネルギーを必要に応じてDCにより直流母線50へ供給する。蓄電池20は、DC-DCコンバータ21およびブレーカー22を介して直流母線50に接続されていてもよい。
蓄電池20は、リチウムイオン電池、NaS(ナトリウム・硫黄)電池、レドックスフロー電池または鉛蓄電池等の、2次電池を備えた装置であり得る。しかし蓄電池20は2次電池を備えた装置に限られるものではない。蓄電池20として、キャパシタ、超伝導電力貯蔵ユニット、フライホイール式電力貯蔵ユニットまたは圧縮空気式電力貯蔵ユニットなど、電気エネルギーを貯蔵する機能を備えた任意のユニットを用いることができる。
太陽電池パネル30は、太陽光の日射量に応じて発電した電力をDCにより直流母線50へ供給する。太陽電池パネル30は、DC-DCコンバータ40およびブレーカー31を介して直流母線50に接続される。DC-DCコンバータ40(出力制御装置)は、太陽電池パネル30から入力されるDCの電圧を変換して出力する。DC-DCコンバータ40は、太陽電池パネル30が供給する電力についての指示の入力を外部から受け付け可能である。太陽電池パネル30は、電力についての指示が外部からDC-DCコンバータ40に入力されている場合には、当該指示に応じた電力を直流母線50へ供給してよい。DC-DCコンバータ40の具体的な構成については後述する。ブレーカー31は、DC-DCコンバータ40から出力されるDCの電流が過大になった場合に、DC-DCコンバータ40と直流母線50との間を遮断する。
図2は、太陽電池パネル30のパネル温度と、開放電圧、MPPT(Maximum Power Point Tracking)電圧(最大電力電圧)、Vom(=開放電圧-MPPT電圧)、およびα(=Vom/公称MPPT電圧)の値との関係の一例を示す表である。MPPT電圧とは、太陽電池パネル30のパネル出力が最大となるパネル電圧である。開放電圧とは、MPPT電圧を超えてパネル電圧を上昇させた場合に、太陽電池パネル30のパネル出力が0になる電圧である。
太陽電池パネル30のパネル電圧が0である場合には、パネル出力は0である。パネル電圧の上昇に伴い、パネル出力も上昇する。パネル電圧がMPPT電圧である場合において、パネル出力は最大となる。パネル電圧がMPPT電圧を超えると、パネル電圧の上昇に伴い、パネル出力は低下する。パネル電圧が所定の開放電圧になると、パネル出力は0となる。開放電圧を超えてパネル電圧を上昇させても、パネル出力は0のままである。
公称MPPT電圧とは、所定のパネル温度におけるMPPT電圧であり、太陽電池パネル30の種類およびサイズなどに応じた既知の値である。所定の温度は例えば25℃である。図2においては公称MPPT電圧を網掛けで示している。
図2に示すように、パネル温度の上昇に伴い、開放電圧およびMPPT電圧は低下する。一方で、パネル温度の上昇に伴い、Vomおよびαの値は上昇する。しかしながら、その上昇の幅は、開放電圧およびMPPT電圧の低下の幅と比較すると小さい。特に、αの値については、上昇の幅が極めて小さいため、略一定とみなすことができる。
図3は、図2に示した例とは別の太陽電池パネル30について、開放電圧、MPPT電圧、Vom、およびαの値の例を示す表である。図3には、4種の太陽電池パネル30についての例が示されている。図3に示したいずれの例においても、開放電圧、MPPT電圧、およびVomの値は、図2に示した例における値とは大きく異なっている。一方で、αの値は、図3に示したいずれの例においても、図2に示した例における値と大きくは変わらない。
(直流母線電圧の下降時)
図4は、太陽電池パネル30の特性とDC-DCコンバータ40による制御との関係を示すグラフである。図4においては、太陽電池パネル30のパネル電圧とパネル出力との関係が符号401に示されている。符号401において、横軸はパネル電圧、縦軸はパネル出力を示す。また、図4においては、直流母線50における直流母線電圧とDC-DCコンバータ40における第1変動抑制電圧との関係が符号402に示されている。符号402において、横軸は直流母線電圧、縦軸は第1変動抑制電圧を示す。また、符号402における第1変動抑制電圧は、目標電圧が開放電圧である場合のものである。目標電圧および第1変動抑制電圧については後述する。
符号401に示すように、太陽電池パネル30のパネル電圧が0である場合には、パネル出力は0である。パネル電圧の上昇に伴い、パネル出力も上昇する。パネル電圧がMPPT電圧である場合において、パネル出力は最大となる。パネル電圧がMPPT電圧を超えると、パネル電圧の上昇に伴い、パネル出力は低下する。パネル電圧が所定の開放電圧になると、パネル出力は0となる。開放電圧を超えてパネル電圧を上昇させても、パネル出力は0のままである。
後述するが、DC-DCコンバータ40は、太陽電池パネル30のパネル出力を変換して直流母線50に直流電力を出力する変換部42(変換装置)と、変換部42を制御する制御部41(制御装置)と、を備える(図6参照)。DC-DCコンバータ40において、制御部41は、直流母線電圧が所定の定常母線電圧範囲内である場合に、パネル出力が外部から指示された目標出力となるように、変換部42を制御する。具体的には、制御部41は、パネル電圧が、外部から指示された目標出力に相当する目標電圧となるように、変換部42を制御する。
一方、制御部41は、直流母線電圧が定常母線電圧範囲の下限電圧よりも下降した場合には、パネル電圧が、下限電圧からの下降分に応じた電圧値である第1変動抑制電圧を上述した目標電圧から減算した値となるように、変換部42を制御する。この制御は、目標電圧がMPPT電圧よりも大きい場合に可能な制御である。具体的には、パネル電圧の制御電圧をVp、目標電圧をVt、第1変動抑制電圧をVc1とすると、制御部41は、制御電圧Vpを下記式(1)により算出してよい。
Vp=Vt+Vc1 ・・・(1)
後述するとおり、Vc1は、計算上は0または負の値を取る。したがって、Vc1の絶対値を第1変動抑制電圧と称するのであれば、式(1)は、目標電圧から第1変動抑制電圧を減算する式と言える。
制御部41は、Vc1の値を、下記式(2)により算出してよい。
Vc1=k1×α×Vn ・・・(2)
Vnは公称MPPT電圧を示す。k1の値は、直流母線電圧の、定常母線電圧範囲の下限電圧からの下降量を示すものである。k1の値は、-1以上かつ0以下である。αおよびVnは正の値を取る。したがって、Vc1は0または負の値を取る。
直流母線電圧には、太陽電池パネル30からの電力供給を最大とする電圧であるシステム下限電圧が設定されている。例えば目標電圧が開放電圧である場合、制御部41は、k1の値を、例えば直流母線電圧が定常母線電圧範囲の下限電圧である場合に0、直流母線電圧がシステム下限電圧である場合に-1となるように、直流母線電圧の下降量に比例する値として算出する。具体的には、制御部41は、k1の値を、下記式(3)により算出してよい。
k1=(Vbus-Vbus_PVLS)/(Vbus_PVLS-Vbus_PVLF) ・・・(3)
式(3)において、Vbusは、直流母線電圧の計測値である。Vbus_PVLSは、定常母線電圧範囲の下限電圧である。Vbus_PVLFは、システム下限電圧である。
式(3)により算出されるk1が-1未満の場合には、式(2)においてはk1の値を-1とする。また、式(3)により算出されるk1が0よりも大きい場合には、式(2)においてはk1の値を0とする。
目標電圧が開放電圧であり、かつ、直流母線電圧が定常母線電圧範囲内である場合には、図4の符号402に示すように、第1変動抑制電圧は0である。直流母線電圧が定常母線電圧範囲の下限電圧よりも下降すると、直流母線電圧の下降量に比例してk1の値が減少するため、第1変動抑制電圧が小さくなる。直流母線電圧がシステム下限電圧まで下降すると、第1変動抑制電圧は-α×Vn、すなわちVomと等しくなる。すなわち、制御部41は、パネル電圧をMPPT電圧に制御する。
このように、制御部41は、太陽電池パネル30のパネル電圧を、直流母線電圧の下降分に応じた第1変動抑制電圧を目標電圧から減算した値とすることで、パネル出力を増加させ、直流母線電圧の変動を抑制できる。パネル電圧をこのように決定することで、一般的な制御手法である、パネル出力の変化を測定しながらパネル電圧を変動させていく手法と比較して、直流母線電圧の変動を高速に抑制できる。
図2および図3に示したように、実際のαの値は完全に一定というわけではなく、パネルの種類および温度といった条件に応じて若干の変動を示す。制御部41において変動抑制電圧の算出に用いられるαの値は、DC-DCコンバータ40の設計段階において、想定される条件におけるαの最大値、またはその近傍の値に予め決定されていることが好ましい。例えば図2に示した太陽電池パネル30を、図2に示した温度範囲(-10℃~70℃)で使用する場合には、αの値は0.24程度に決定されていることが好ましい。
αの値をこのように決定することで、制御部41は、太陽電池パネル30のパネル温度に依存しない値として第1変動抑制電圧Vc1を算出する。したがって、制御部41における制御を、簡易なものとすることができる。
ただし、αの値は、太陽電池パネル30のパネル温度に応じて変動する値であってもよい。すなわち、制御部41は、太陽電池パネル30のパネル温度に依存する値として第1変動抑制電圧Vc1を算出してもよい。この場合、太陽電池パネル30は、パネル温度を示す信号を出力する温度センサを備えていればよい。制御部41は、当該温度センサからの信号を用いてαの値を決定してもよい。
また、上記の式では、αおよびVnはともに定数である。また、上述したとおり、制御部41は、k1の値を直流母線電圧の下降量に比例する値として算出する。このため、制御部41は、直流母線電圧の下降分に比例する値として第1変動抑制電圧Vc1を算出する。したがって、制御部41における制御を、簡易なものとすることができる。
ただし、制御部41は、直流母線電圧の下降分に比例する値とは異なる値として第1変動抑制電圧Vc1を算出してもよい。例えば、制御部41は、上記のk1を、直流母線電圧の下降量の2乗、または平方根に比例する値として算出してもよい。
また、制御部41は、直流母線電圧が定常母線電圧範囲の下限電圧よりも下降した場合における、制御部41によるパネル電圧の制御目標値の最小値を、開放電圧から、公称MPPT電圧と、太陽電池パネル30のMPPT電圧が公称MPPT電圧となる温度における開放電圧との差電圧Vomを減算した値として、前記変換装置を制御する。上述したとおり、αの値は太陽電池パネル30によらず略一定である。このため、ここでいう差電圧は、上記のVom=α×Vnに等しい。この結果、制御部41によるパネル電圧の制御目標値の最小値は、MPPT電圧に略等しくなる。
通常、直流配電システム1の運転中には、制御部41は、太陽電池パネル30における実際の開放電圧を把握することはできない。直流配電システム1の運転中に、太陽電池パネル30の温度の計測が可能であれば、制御部41は、当該温度における開放電圧から上記のVomを減算した値を制御目標値の最小値とする。
パネル電圧がMPPT電圧未満になると、パネル出力が減少に転じる。このため、直流母線電圧を上昇させることで変動を抑制する観点からは、パネル電圧の制御目標値をMPPT電圧未満とすることは不適切である。制御部41によるパネル電圧の制御目標値の最小値をMPPT電圧に略等しくすることで、パネル電圧を適切な範囲内で制御できる。ただし、制御部41によるパネル電圧の制御目標値の最小値は、必ずしも上記のとおりでなくてもよい。
(直流母線電圧の上昇時)
制御部41は、直流母線電圧が定常母線電圧範囲の上限電圧よりも上昇した場合には、パネル電圧が、上限電圧からの上昇分に応じた電圧値である第2変動抑制電圧を上述した目標電圧に加算した値となるように、変換部42を制御する。この制御は、目標電圧が開放電圧未満である場合に可能な制御である。具体的には、第2変動抑制電圧をVc2とすると、制御部41は、制御電圧Vpを下記式(4)により算出してよい。
Vp=Vt+Vc2 ・・・(4)
後述するとおり、Vc2は正の値となる。したがって、式(4)は、目標電圧に第2変動抑制電圧を加算する式と言える。
制御部41は、Vc2の値を、下記式(5)により算出してよい。
Vc2=k2×α×Vn ・・・(5)
k2の値は、直流母線電圧の、定常母線電圧範囲の上限電圧からの上昇量を示すものである。k2の値は、0以上かつ1以下である。αおよびVnは正の値を取る。したがって、Vc2は0または正の値を取る。
直流母線電圧には、太陽電池パネル30からの電力供給を0とする電圧であるシステム上限電圧が設定されている。例えば目標電圧がMPPT電圧である場合、制御部41は、k2の値を、例えば直流母線電圧が定常母線電圧範囲の上限電圧である場合に0、直流母線電圧がシステム上限電圧である場合に1となるように、直流母線電圧の上昇量に比例する値として算出する。具体的には、制御部41は、k2の値を、下記式(6)により算出してよい。
k2=(Vbus-Vbus_PVHS)/(Vbus_PVHF-Vbus_PVHS) ・・・(6)
式(6)において、Vbus_PVHSは、定常母線電圧範囲の上限電圧である。Vbus_PVHFは、システム上限電圧である。
式(6)により算出されるk2が0未満の場合には、式(5)においてはk2の値を0とする。また、式(6)により算出されるk2が1よりも大きい場合には、式(5)においてはk2の値を1とする。
図5は、直流母線50における直流母線電圧とDC-DCコンバータ40における第2変動抑制電圧との関係を示すグラフである。図5において、横軸は直流母線電圧、縦軸は第2変動抑制電圧を示す。また、図5における第2変動抑制電圧は、目標電圧がMPPT電圧である場合のものである。
目標電圧がMPPT電圧であり、かつ、直流母線電圧が定常母線電圧範囲内である場合には、図5に示すように、第2変動抑制電圧は0である。直流母線電圧が定常母線電圧範囲の上限電圧よりも上昇すると、直流母線電圧の上昇量に比例してk2の値が増加するため、第2変動抑制電圧が大きくなる。直流母線電圧がシステム上限電圧まで上昇すると、第2変動抑制電圧はα×Vn、すなわちVomと等しくなる。すなわち、制御部41は、パネル電圧を開放電圧に制御する。
(DC-DCコンバータの構成)
図6は、DC-DCコンバータ40の構成の例を示す図である。上述したとおり、DC-DCコンバータ40は、制御部41および変換部42を備える。図6に示す例では、制御部41は、第1算出部41a、第2算出部41b、加算器41k、加算器41m、および点弧指令信号生成部41nを備える。
第1算出部41aは、第1変動抑制電圧を算出する。第1算出部41aは、減算器41c、ゲイン41d、リミッタ41e、および乗算器41fを備える。
減算器41cは、直流母線電圧の測定値から定常母線電圧範囲の下限電圧を減算した値を出力する。ゲイン41dは、減算器41cの出力を、定常母線電圧範囲の下限電圧からシステム下限電圧を減算した値で除算した値を出力する。すなわち、減算器41cおよびゲイン41dは、上述した式(3)の計算を行う。
リミッタ41eは、ゲイン41dの出力を-1以上かつ0以下の範囲に制限した値を出力する。具体的には、リミッタ41eは、ゲイン41dの出力が-1未満である場合には、-1を出力する。リミッタ41eは、ゲイン41dの出力が-1以上かつ0以下である場合には、ゲイン41dの出力をそのまま出力する。リミッタ41eは、ゲイン41dの出力が0よりも大きい場合には0を出力する。
乗算器41fは、リミッタ41eの出力に、上記のαおよびVnを乗算した値を出力する。乗算器41fの出力は、第1変動抑制電圧を、負の値として算出した値となる。すなわち、乗算器41fは、上述した式(2)の計算を行う。
第2算出部41bは、第2変動抑制電圧を算出する。第2算出部42bは、減算器41g、ゲイン41h、リミッタ41i、および乗算器41jを備える。
減算器41gは、直流母線電圧の測定値から定常母線電圧範囲の上限電圧を減算した値を出力する。ゲイン41hは、減算器41gの出力を、直流配電システム1における上限電圧から定常母線電圧範囲の上限電圧を減算した値で除算した値を出力する。すなわち、減算器41gおよびゲイン41hは、上述した式(6)の計算を行う。
リミッタ41iは、ゲイン41hの出力を0以上かつ1以下の範囲に制限した値を出力する。具体的には、リミッタ41iは、ゲイン41hの出力が0未満である場合には、0を出力する。リミッタ41iは、ゲイン41hの出力が0以上かつ1以下である場合には、ゲイン41hの出力をそのまま出力する。リミッタ41iは、ゲイン41hの出力が1以上である場合には1を出力する。
乗算器41jは、リミッタ41iの出力に、上記のαおよびVnを乗算した値を出力する。乗算器41jの出力は、第2変動抑制電圧となる。すなわち、乗算器41jは、上述した式(5)の計算を行う。
加算器41kは、第1算出部41aの出力と、第2算出部41bの出力との和を出力する。第1算出部41aの出力は、直流母線電圧が定常母線電圧範囲の下限電圧以上である場合には0である。また、第2算出部41bの出力は、直流母線電圧が定常母線電圧範囲の上限電圧以下である場合には0である。このため、直流母線電圧が定常母線電圧範囲の下限電圧未満である場合には、加算器41kの出力は、第1算出部41aの出力と等しくなる。直流母線電圧が定常母線電圧範囲の下限電圧以上、かつ定常母線電圧範囲の上限電圧以下である場合には、加算器41kの出力は、0となる。直流母線電圧が定常母線電圧範囲の上限電圧よりも大きい場合には、加算器41kの出力は、第2算出部41bの出力と等しくなる。
加算器41mは、目標電圧と、加算器41kの出力と、の和を出力する。加算器41mの出力が、パネル電圧の制御電圧を示す信号となる。すなわち、加算器41mは、上述した式(1)または式(4)の計算を行う。
直流母線電圧が定常母線電圧範囲の下限電圧未満である場合には、制御電圧は、負の値として算出された第1変動抑制電圧を目標電圧に加算した値となる。直流母線電圧が定常母線電圧範囲の下限電圧以上、かつ上限電圧以下である場合には、制御電圧は、目標電圧そのままとなる。直流母線電圧が定常母線電圧範囲の上限電圧よりも大きい場合には、制御電圧は、第2変動抑制電圧を目標電圧に加算した値となる。
点弧指令信号生成部41nは、加算器41mの出力に基づいて、点弧指令信号を生成して出力する。具体的には、点弧指令信号生成部41nは、加算器41mの出力をPID制御により電流制御指令値に変換する。さらに、点弧指令信号生成部41nは、電流制御指令値から点弧指令信号を生成する。
変換部42は、点弧指令信号生成部41nが出力する点弧指令信号に基づいて、パネル出力電流を制御して、直流母線50に出力する。変換部42は、公知のDC-DCコンバータ回路からなり、点弧指令信号によりスイッチングされるスイッチング素子を備える。変換部42のスイッチング素子は、制御部41の点弧指令信号に従い、スイッチングのデューティや位相が制御され、変換部42での出力電流が調整される。変換部42での出力電流に応じて太陽電池パネル30のパネル電圧が変動する。
一般に、DC-DCコンバータ回路における出力電流は、スイッチング素子のオフ時間に対するオン時間の比率(デューティ比)または位相差によって決まる。制御部41において、点弧指令信号生成部41nは、加算器41mの出力から生成した電流制御指令値が現在のパネル電流よりも大きければ、変換部42における出力電流を増加させるように、点弧指令信号を生成する。また、点弧指令信号生成部41nは、加算器41mの出力から生成した電流制御指令値がパネル電流よりも小さければ、変換部42における出力電流を減少させるように、点弧指令信号を生成する。
以上のとおり、制御部41は、直流母線電圧の下降時に、下降分に応じた第1変動抑制電圧を目標電圧から減算した値にパネル電圧を制御する。したがって、DC-DCコンバータ40、特に制御部41によれば、直流母線電圧の下降時に、直流母線電圧の変動を高速に抑制し、直流配電システム1の運転を継続することができる。
特に、直流配電システム1において、商用電源10が停電し、かつ蓄電池20が停止した場合には、直流母線電圧を制御可能な機器が太陽電池パネル30のみとなる。この場合に、制御部41によれば、直流負荷における消費電力よりも太陽電池パネル30における発電電力の方が大きければ、パネル電圧の制御のみで直流配電システム1の運転を継続することができる。
また、制御部41は、直流母線電圧の上昇時に、上昇分に応じた第2変動抑制電圧を目標電圧に加算した値にパネル電圧を制御する。したがって、制御部41によれば、直流母線電圧の上昇時にも、直流母線電圧の変動を高速に抑制できる。
ただし、直流配電システム1の構成および使用状況等によっては、直流母線電圧の上昇時の制御が不要であることも考えられる。このような場合には、制御部41は、直流母線電圧の上昇時に、上昇分に応じた第2変動抑制電圧を目標電圧に加算した値にパネル電圧を制御しなくてもよい。また、このような場合には、制御部41は、第2算出部41bを備えなくてよい。
(実験例)
直流配電システム1における実験例について、以下に説明する。
図7は、実験例に係る直流配電システム1の状態を示す図である。実験例では、直流配電システム1において、蓄電池20が停止しているものとした。また、実験例では、商用電源10が停電しているものとした。また、実験例では、EV急速充電器62については直流母線50に接続されていないものとした。したがって、実験例では、太陽電池パネル30から直流負荷61へ、直流母線50等を介して電力が供給される。実験例では、定常母線電圧範囲の上限電圧を630V、下限電圧を570Vとした。また、システム下限電圧を540Vとした。
図8は、実験例における交流電圧、交流電流、直流電圧、および直流電流の変動を示すグラフである。図8において、符号801は、商用電源10から供給される交流電圧を示すグラフである。符号802は、商用電源10から供給される交流電流を示すグラフである。符号803は、パネル電圧および直流母線電圧を示すグラフである。符号804は、直流負荷電流、パネル電流および直流母線電流を示すグラフである。それぞれのグラフにおいて、横軸は時間、縦軸は電圧または電流を示す。
上述したとおり、本実験例においては、商用電源10が停電しているものとした。このため、符号801,802に示すとおり、商用電源10から供給される交流電圧および交流電流は、いずれも0である。
符号803において、グラフ803aは、直流母線電圧を示すグラフである。また、グラフ803bは、パネル電圧を示すグラフである。グラフ803aで示すように、実験の開始時には、直流母線電圧は定常母線電圧範囲の上限電圧近傍の値であった。時刻Tの近傍において直流負荷を増大させると、直流母線電圧は急速に下降した。
直流母線電圧が定常母線電圧範囲の下限電圧を超えて下降すると、制御部41が上述したとおり変換部を制御し、グラフ803bで示すようにパネル電圧を下降させた。その結果、直流母線電圧はシステム下限電圧未満にまでは下降しなかった。以上のとおり、制御部41によれば、直流母線電圧を制御可能な機器が太陽電池パネル30のみである場合に、直流母線電圧の変動を高速に抑制された。その結果、直流母線電圧をシステム下限電圧以上に維持し、直流配電システム1の運転を継続することができた。
符号804において、グラフ804aは、直流負荷電流を示す。グラフ804bは、パネル電流を示す。グラフ804cは、直流母線電流を示す。時刻Tの近傍において直流負荷が増大したことで、グラフ804aに示すように、直流負荷に流れる電流は減少した。一方で、グラフ804bに示すように、パネル電流は増大した。その結果、グラフ804cに示すように、直流母線電流は、直流負荷が増大したタイミングで一時的に増大したことを除いて、実験の期間中は概ね一定であった。
〔ソフトウェアによる実現例〕
DC-DCコンバータ40(以下、「装置」と呼ぶ)の機能は、当該装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、当該装置の各制御ブロック(特に制御部41に含まれる各部)としてコンピュータを機能させるためのプログラムにより実現することができる。
この場合、上記装置は、上記プログラムを実行するためのハードウェアとして、少なくとも1つの制御装置(例えばプロセッサ)と少なくとも1つの記憶装置(例えばメモリ)を有するコンピュータを備えている。この制御装置と記憶装置により上記プログラムを実行することにより、上記実施形態で説明した各機能が実現される。
上記プログラムは、一時的ではなく、コンピュータ読み取り可能な、1または複数の記録媒体に記録されていてもよい。この記録媒体は、上記装置が備えていてもよいし、備えていなくてもよい。後者の場合、上記プログラムは、有線または無線の任意の伝送媒体を介して上記装置に供給されてもよい。
また、上記各制御ブロックの機能の一部または全部は、論理回路により実現することも可能である。例えば、上記各制御ブロックとして機能する論理回路が形成された集積回路も本発明の範疇に含まれる。この他にも、例えば量子コンピュータにより上記各制御ブロックの機能を実現することも可能である。
また、上記実施形態で説明した各処理は、AI(Artificial Intelligence:人工知能)に実行させてもよい。この場合、AIは上記制御装置で動作するものであってもよいし、他の装置(例えばエッジコンピュータまたはクラウドサーバ等)で動作するものであってもよい。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る制御装置は、太陽電池パネルのパネル出力を変換して直流母線に直流電力を出力する変換装置を制御する制御装置であって、前記直流母線の母線電圧が所定の定常母線電圧範囲内である場合に、前記パネル出力が最大となる最大電力電圧以上の範囲で、前記太陽電池パネルのパネル電圧が、指示された前記パネル出力に相当する目標電圧となるように、前記変換装置を制御し、前記母線電圧が前記定常母線電圧範囲の下限電圧よりも下降した場合には、前記パネル電圧が、前記下限電圧からの下降分に応じた電圧値である第1変動抑制電圧を前記目標電圧から減算した値となるように、前記変換装置を制御する。
本発明の態様2に係る制御装置は、態様1において、前記母線電圧が前記定常母線電圧範囲の上限電圧よりも上昇した場合には、前記パネル電圧が、前記上限電圧からの上昇分に応じた電圧値である第2変動抑制電圧を前記目標電圧に加算した値となるように、前記変換装置を制御する。
本発明の態様3に係る制御装置は、態様1または2において、前記太陽電池パネルのパネル温度に依存しない値として前記第1変動抑制電圧を算出する。
本発明の態様4に係る制御装置は、態様1から3のいずれかにおいて、前記母線電圧の前記下限電圧からの下降分に比例する値として前記第1変動抑制電圧を算出する。
本発明の態様5に係る制御装置は、態様1から4のいずれかにおいて、直流母線電圧が前記定常母線電圧範囲の下限電圧よりも下降した場合における、前記パネル電圧の制御目標値の最小値を、前記パネル出力が0となる開放電圧から、前記太陽電池パネルの所定のパネル温度における前記最大電力電圧と開放電圧との差電圧を減算した値として、前記変換装置を制御する。
本発明の態様6に係る出力制御装置は、態様1~5のいずれかの制御装置と、前記変換装置と、を備える。
30 太陽電池パネル
40 DC-DCコンバータ(出力制御装置)
41 制御部(制御装置)
42 変換部(変換装置)
50 直流母線

Claims (6)

  1. 太陽電池パネルのパネル出力を変換して直流母線に直流電力を出力する変換装置を制御する制御装置であって、
    前記直流母線の母線電圧が所定の定常母線電圧範囲内である場合に、前記パネル出力が最大となる最大電力電圧以上の範囲で、前記太陽電池パネルのパネル電圧が、指示された前記パネル出力に相当する目標電圧となるように、前記変換装置を制御し、
    前記母線電圧が前記定常母線電圧範囲の下限電圧よりも下降した場合には、前記パネル電圧が、前記下限電圧からの下降分に応じた電圧値である第1変動抑制電圧を前記目標電圧から減算した値となるように、前記変換装置を制御することを特徴とする、制御装置。
  2. 前記母線電圧が前記定常母線電圧範囲の上限電圧よりも上昇した場合には、前記パネル電圧が、前記上限電圧からの上昇分に応じた電圧値である第2変動抑制電圧を前記目標電圧に加算した値となるように、前記変換装置を制御することを特徴とする、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記太陽電池パネルのパネル温度に依存しない値として前記第1変動抑制電圧を算出することを特徴とする、請求項1に記載の制御装置。
  4. 前記母線電圧の前記下限電圧からの下降分に比例する値として前記第1変動抑制電圧を算出することを特徴とする、請求項1に記載の制御装置。
  5. 直流母線電圧が前記定常母線電圧範囲の下限電圧よりも下降した場合における、前記パネル電圧の制御目標値の最小値を、前記パネル出力が0となる開放電圧から、前記太陽電池パネルの所定のパネル温度における前記最大電力電圧と開放電圧との差電圧を減算した値として、前記変換装置を制御することを特徴とする、請求項1に記載の制御装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の制御装置と、
    前記変換装置と、を備えることを特徴とする、出力制御装置。
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