JP2024066278A - 情報処理装置、方法、及びプログラム - Google Patents

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【課題】ライフプラン設計情報に対して、リスク事象が生じた場合における必要保障額に対応する保険商品を設計することを支援する。【解決手段】情報処理装置は、ライフプラン設計情報に基づいて、各時期にリスク事象が生じた場合における必要保障額の推移を算出する推移算出部と、前記推移算出部によって算出された必要保障額の推移を可視化する可視化部と、保険商品の種類毎に定められた、保障額の推移を表す形状を、前記必要保障額の推移を可視化した領域に、ドラック&ドロップする入力を受け付ける入力部と、前記必要保障額の推移と対応するように、ドロップされた保障額の推移を表す形状の高さ又は幅を調整する操作を受け付ける操作受付部と、調整後の、前記保障額の推移を表す形状の高さ又は幅に基づいて、保険商品の保険料、保障額、及び期間を設計する保険商品設計部と、を含む。【選択図】図3

Description

特許法第30条第2項適用申請有り 令和4年7月11日 ・新宿LPC第4支社(東京都渋谷区代々木2-1-5 JR南新宿ビル) ・新宿LPC第10支社(東京都渋谷区代々木2-1-5 JR南新宿ビル) ・新宿LPC中央第2支社(東京都渋谷区代々木2-1-5 JR南新宿ビル) ・東京中央LPC第3支社(東京都千代田区大手町1-7-2 東京サンケイビル) ・東京中央LPC第4支社(東京都千代田区大手町1-7-2 東京サンケイビル) にて公開 令和4年9月28日 全国のソニー生命保険株式会社およびソニー生命保険株式会社の子会社が運営する保険募集代理店にて公開 令和4年9月21日 https://www.sonylife.co.jp/land/tlp/glip/ にて公開 令和4年9月21日 https://www.youtube.com/watch?v=yyF6gqq5oxs にて公開 令和4年9月21日 https://www.sonylife.co.jp/company/news/2022/files/220921_totallifeplanning.pdf にて公開 令和4年10月14日 https://youtu.be/_SMeGQGtvQo https://fb.me/1VIS4Jra8zpUAu5(フィード) https://fb.me/1R8pm6fSRpEVPhR(ストーリー) https://tver.jp/ https://twitter.com/ にて公開 令和4年10月14日 https://www.sonylife.co.jp/company/news/2022/files/221014_sovanicm.pdf にて公開 令和4年10月23日 日経ヴェリタス023ページ にて公開
本発明は、情報処理装置、方法、及びプログラムに係り、特に、保険の申し込みを支援するための情報処理装置、方法、及びプログラムに関する。
従来より、候補校の時系列学費を取得し、時系列学費と、利用者において支出可能な教育費との差分累積額を時系列に算出し、差分累積額が負になる場合には、不足金が発生する時期に不足額を補うための保険金を提供するために必要な保険料を、保険シミュレーションを用いて算出する学費計画支援システムが知られている(特許文献1)。
特開2011-154733号公報
上記特許文献1では、リスク事象が生じた場合を考慮して保険商品を設計することは考慮されていない。
本発明は、ライフプラン設計情報に対して、リスク事象が生じた場合における必要保障額に対応する保険商品を設計することを支援することができる情報処理装置、方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために第1の発明に係る情報処理装置は、ライフプラン設計情報に基づいて、各時期にリスク事象が生じた場合における必要保障額の推移を算出する推移算出部と、前記推移算出部によって算出された必要保障額の推移を可視化する可視化部と、保険商品の種類毎に定められた、保障額の推移を表す形状を、前記必要保障額の推移を可視化した領域に、ドラック&ドロップする入力を受け付ける入力部と、前記必要保障額の推移と対応するように、ドロップされた保障額の推移を表す形状の高さ又は幅を調整する操作を受け付ける操作受付部と、調整後の、前記保障額の推移を表す形状の高さ又は幅に基づいて、保険商品の保険料、保障額、及び保険期間を設計する保険商品設計部と、を含む。
このように、各時期にリスク事象が生じた場合における必要保障額の推移を算出して、可視化し、保険商品の種類毎に定められた、保障額の推移を表す形状を、前記必要保障額の推移を可視化した領域に、ドラック&ドロップする入力を受け付け、前記必要保障額の推移と対応するように、ドロップされた保障額の推移を表す形状の高さ又は幅を調整する操作を受け付け、調整後の、前記保障額の推移を表す形状の高さ又は幅に基づいて、保険商品の保険料、保障額、及び保険期間を設計する。これにより、ライフプラン設計情報に対して、リスク事象が生じた場合における必要保障額に対応する保険商品を設計することを支援することができる。
第2の発明に係る情報処理方法は、推移算出部が、ライフプラン設計情報に基づいて、各時期にリスク事象が生じた場合における必要保障額の推移を算出し、可視化部が、前記推移算出部によって算出された必要保障額の推移を可視化し、入力部が、保険商品の種類毎に定められた、保障額の推移を表す形状を、前記必要保障額の推移を可視化した領域に、ドラック&ドロップする入力を受け付け、操作受付部が、前記必要保障額の推移と対応するように、ドロップされた保障額の推移を表す形状の高さ又は幅を調整する操作を受け付け、保険商品設計部が、調整後の、前記保障額の推移を表す形状の高さ又は幅に基づいて、保険商品の保険料、保障額、及び保険期間を設計する。
第3の発明に係る情報処理プログラムは、コンピュータを、ライフプラン設計情報に基づいて、各時期にリスク事象が生じた場合における必要保障額の推移を算出する推移算出部、前記推移算出部によって算出された必要保障額の推移を可視化する可視化部、保険商品の種類毎に定められた、保障額の推移を表す形状を、前記必要保障額の推移を可視化した領域に、ドラック&ドロップする入力を受け付ける入力部、前記必要保障額の推移と対応するように、ドロップされた保障額の推移を表す形状の高さ又は幅を調整する操作を受け付ける操作受付部、及び調整後の、前記保障額の推移を表す形状の高さ又は幅に基づいて、保険商品の保険料、保障額、及び保険期間を設計する保険商品設計部として機能させるためのプログラムである。
以上説明したように、本発明の情報処理装置、方法、及びプログラムによれば、ライフプラン設計情報に対して、リスク事象が生じた場合における必要保障額に対応する保険商品を設計することを支援することができる、という効果が得られる。
本発明の実施の形態に係る保険申込支援システムの構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態に係るサーバ、保険担当者側端末、及び顧客側端末として機能するコンピュータの一例の概略ブロック図である。 本発明の実施の形態に係るサーバの構成を示すブロック図である。 セカンドライフ開始年齢時点の金融資産残高、最低資産額、及び手元予備資金を説明するためのグラフである。 充足度を可視化した画面の一例を示す図である。 必要保障額の推移を可視化した画面の一例を示す図である。 保険商品の詳細情報を設定する画面の一例を示す図である。 保障額の推移を表す形状の高さ又は幅を調整する操作を受け付ける画面の一例を示す図である。 設計した保険商品を反映した充足度を可視化した画面の一例を示す図である。 設計した保険商品の保険金額の推移を可視化した画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るサーバによる可視化処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るサーバによる保険商品設計処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る保険申込支援システム100は、サーバ10と、保険会社の担当者側に設置される保険担当者側端末20と、保険を申し込む顧客側に設置される顧客側端末22とを備えている。なお、サーバ10が、情報処理装置の一例である。
サーバ10、保険担当者側端末20、及び顧客側端末22は、インターネットなどのネットワーク26を介して接続されている。
保険担当者側端末20及び顧客側端末22は、携帯端末、あるいはコンピュータ端末等からなる。ここで、携帯端末には、スマートフォン端末、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistants)端末が含まれる。コンピュータ端末には、ノート型・ブック型コンピュータ端末、デスクトップ型コンピュータ端末が含まれる。
図2は、本実施形態の保険担当者側端末20及び顧客側端末22のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2に示すように、サーバ10、保険担当者側端末20、及び顧客側端末22は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、ストレージ14、入力部15、表示部16、及び通信インタフェース(I/F)17を有する。各構成は、バス19を介して相互に通信可能に接続されている。
CPU11は、中央演算処理ユニットであり、各種プログラムを実行したり、各部を制御したりする。すなわち、CPU11は、ROM12又はストレージ14からプログラムを読み出し、RAM13を作業領域としてプログラムを実行する。CPU11は、ROM12又はストレージ14に記憶されているプログラムに従って、上記各構成の制御及び各種の演算処理を行う。本実施形態では、ROM12又はストレージ14には、各種処理を行うためのプログラムが格納されている。
ROM12は、各種プログラム及び各種データを格納する。RAM13は、作業領域として一時的にプログラム又はデータを記憶する。ストレージ14は、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)により構成され、オペレーティングシステムを含む各種プログラム、及び各種データを格納する。
入力部15は、マウス等のポインティングデバイス、及びキーボードを含み、各種の入力を行うために使用される。
表示部16は、例えば、液晶ディスプレイであり、各種の情報を表示する。表示部16は、タッチパネル方式を採用して、入力部15として機能しても良い。
通信インタフェース17は、他の機器と通信するためのインタフェースであり、例えば、イーサネット(登録商標)、FDDI、Wi-Fi(登録商標)等の規格が用いられる。
次に、サーバ10の機能構成について説明する。図3は、サーバ10の機能構成の例を示すブロック図である。
サーバ10は、機能的には、図3に示すように、受付部30、資金算出部32、充足度算出部34、リスク時資金算出部36、リスク時充足度算出部38、推移算出部40、可視化部42、入力部44、操作受付部46、及び保険商品設計部48を備えている。
受付部30は、保険担当者側端末20又は顧客側端末22から、顧客情報、ライフプラン設計情報、現在の資産情報、及び介護・相続情報の入力を受け付ける。
具体的には、受付部30は、顧客情報として、家族それぞれの年齢及び性別の入力を受け付ける。例えば、家族代表が32歳男性であること、配偶者が32歳女性であること、一人目の子供が3歳男性であること、二人目の子供が1歳女性であることを表す顧客情報の入力を受け付ける。
また、受付部30は、ライフプラン設計情報として、収入情報、支出情報の入力を受け付ける。より具体的には、収入情報として、退職年齢、現在の年収、初任給、定年退職金、及び年収の上昇率を受け付ける。また、家族代表と配偶者のそれぞれについて収入情報が入力される。
また、支出情報として、公的年金情報、私的年金情報、生活費情報、教育費情報、将来プラン情報、借入金情報の入力を受け付ける。より具体的には、公的年金情報として、国民年金についての開始・終了年齢、期間、及び年金受給開始年齢と、厚生年金についての開始・終了年齢、期間、及び年金受給開始年齢とを受け付ける。また、私的年金情報として、国民年金基金、小規模企業共済、及び企業型確定拠出年金の各々についての加入有無、種類、加入年齢を受け付ける。
また、生活費情報として、現在の1カ月の生活費、セカンドライフの生活費、末子の独立年齢、末子独立後の生活費の変化率を受け付ける。
また、教育費情報として、進学プランでの保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学・大学院の入学金、学費、学費以外の費用、及び大学生活費を受け付ける。子それぞれについて教育費情報を受け付ける。
また、将来プラン情報として、旅行などの将来のイベントの各々についての開始年齢、終了年齢、イベントサイクル、必要資金を受け付ける。
また、借入金情報として、現在又は将来の借入金の各々についての借入元本金額、借入開始年齢、借入期間、借入金利、元利均等などの返済方法、ボーナス返済割合を受け付ける。
また、受付部30は、現在の資産情報として、金融商品情報及び保険情報の入力を受け付ける。より具体的には、金融商品情報として、普通預金情報、定期預金情報、株式情報、債券情報、投資信託情報、個人年金保険情報、個人型確定拠出年金情報、企業型確定拠出年金情報を受け付ける。保険情報として、払込期間、保険金額、及び保険料を受け付ける。
また、受付部30は、介護・相続情報として、介護費用情報、相続情報の入力を受け付ける。より具体的には、介護費用情報として、在宅介護サービス期間、介護施設入居期間、在宅介護費、施設介護費を受け付ける。
資金算出部32は、ライフプラン設計情報及び現在の資産情報に基づいて、セカンドライフ開始年齢時点での必要資産額を算出する。
ここで、「セカンドライフ開始年齢」とは、家族代表の退職年齢、配偶者の退職年齢、及び末子独立年齢のいずれか遅い時点を指す。しかし、これに限定されるものではなく、設定にて任意の値に設定することも可能である。また、「必要資産額」は、セカンドライフ開始年齢時点で、それ以降100歳まで資産が枯渇しないために準備しておくべき資産額である。なお、セカンドライフ開始年齢時点は、将来の特定の時点の一例である。
具体的には、以下の式に従って、セカンドライフ開始年齢時点での必要資産額を算出する(図4参照)。
必要資産額=(セカンドライフ開始年齢時点の金融資産残高KS)-(セカンドライフ開始年齢以降の最低資産額SS)+(手元予備資金TY)
図4の「◆」が、必要資産額を示しており、「◇」が、現在の金融資産額を示している。
また、図4の金融資産残高の推移は、現在の資産情報から得られる、現在の金融資産残高に、ライフプラン設計情報から得られる、各経過年度の収支の黒字のうちの所定割合(例えば、35%であり、この割合は設定より変更可能である。)又は収支の赤字分を計上したときの各年の金額である。各経過年度の収支は、収入から支出を引いたものであり、収入は、例えば、当該年度の収入情報から求められ、支出は、例えば、当該年度の支出情報から求められる。
セカンドライフ開始年齢時点の金融資産残高KSは、上記金融資産残高の推移での、セカンドライフ開始年齢設定年の金額である。
セカンドライフ開始年齢以降の最低資産額SSは、上記金融資産残高の推移での、セカンドライフ開始年齢以降の金融資産残高のうち最も金額が低い値である。
手元予備資金TYは、ユーザの設定値であり、任意で設定が可能である。手元予備資金TYが設定された場合には、手元予備資金TYを下回らないための必要資産額が計算される。
なお、上記図4の金融資産残高の推移、必要資産額、及び手元予備資金を示すグラフを表す画面を生成し、保険担当者側端末20又は顧客側端末22に表示させてもよい。
充足度算出部34は、セカンドライフ開始年齢時点の金融資産残高KSと、セカンドライフ開始年齢時点での必要資産額とに基づいて、充足度を算出する。
具体的には、以下の式に従って、充足度を算出する。
充足度=(セカンドライフ開始年齢時点の金融資産残高KS)÷(セカンドライフ開始年齢時点での必要資産額)×100
この充足度は、セカンドライフ開始年齢時点で、それ以降100歳まで資産が枯渇しないために準備しておくべき必要資産額に対して、現在の予定でいくとセカンドライフ開始時点でどれだけの資産が準備できているかを示している。
リスク時資金算出部36は、ライフプラン設計情報に基づいて、所定時期にリスク事象が生じた場合における必要保障額を算出する。
具体的には、リスク時資金算出部36は、ライフプラン設計情報に基づいて、複数種類のリスク事象毎に、所定時期にリスク事象が生じた場合における必要保障額を算出する。
ここで、複数種類のリスク事象は、収入取得者の数が減少する事象、及び収入取得者の収入が減少する事象を含む。収入取得者の数が減少する事象は、例えば、家族代表者又は配偶者が亡くなる万一の事象である。収入取得者の収入が減少する事象は、例えば、家族代表者又は配偶者が三大疾病を罹患する疾病罹患事象である。また、三大疾病は、「がん」、「脳卒中」、及び「急性心筋梗塞」である。
より具体的には、家族代表に万一の事象が生じた場合における必要保障額を、以下の式に従って算出する。
(万一時の必要保障額)=(分割性必要保障額)+(一時性必要保障額)
ここで、分割性必要保障額は、所定時期より後の家族代表の収入を0とし、ライフプラン設計情報から得られる、年度別の収支赤字金額の累計である。
すなわち、所定時期より後の家族代表の収入を0とし、ライフプラン設計情報から得られる、年度別の収支(=(収入)-(支出))を計算し、そのマイナス金額の累計を分割性必要保障額として計算する。なお、年間収支が黒字だった年度については0としてマイナス金額が累計される。また、年度別収支赤字の累計期間は、所定時期から、ユーザにより選択された、「配偶者の平均余命」及び「配偶者100歳まで」の何れかまでの期間である。なお、ユーザが独身である場合には、「一時性必要保障額」のみで万一時の必要保障額が算出される。
一時性必要保障額については、住宅購入費用(万一時の住宅購入費用として設定した値)と、予め定められた葬儀費用と、予め定められた整理相続費用(生活立て直しの生活費や相続税など)の総和である。
また、配偶者に万一の事象が生じた場合における必要保障額を、家族代表に万一の事象が生じた場合における必要保障額と同様に算出する。
また、三大疾病の各々について、家族代表に疾病罹患事象が生じた場合における必要保障額を、以下の式に従って算出する。
(疾病罹患事象発生時の必要保障額)=(分割性必要保障額)+(三大疾病療養費)
ここで、分割性必要保障額は、所定時期より後の家族代表の収入を減少させた値とし、ライフプラン設計情報から得られる、年度別の収支赤字金額の累計である。また、年度別収支赤字の累計期間は、ユーザにより設定した、病気により収入が減少する収入減少期間によって決定される。具体的には、収入減少期間は、「休職期間」と「復職後の収入減少期間」で構成される。「休職期間」のデフォルト値は各疾病ごとに異なる。「休職期間」の値は、任意に変更可能である。「復職後の収入減少期間」のデフォルト値は0年である。「復職後の収入減少期間」の値は、0年~退職時までの期間で任意設定が可能である。「復職後の収入減少期間」を1年以上に設定する場合、あわせて「収入減少割合」を指定することが可能である。
三大疾病療養費は、予め定められた公的医療保険対象の療養費(「入院・手術代」「在宅療養費」)と、予め定められた保険適用外の療養費(「差額ベッド代」「その他費用」)と、予め定められた公的医療保険費用に対する「高額療養費給付金」とで構成される。この三大疾病療養費は、各疾病ごとに異なる。
また、三大疾病の各々について、配偶者に疾病罹患事象が生じた場合における必要保障額を、家族代表に疾病罹患事象が生じた場合における必要保障額と同様に算出する。
リスク時充足度算出部38は、現在の資産情報と、家族代表に万一の事象が生じた場合における必要保障額とに基づいて、万一時の充足度を算出する。
具体的には、以下の式に従って、万一時の充足度を算出する。
充足度=(現在の保障額)÷(万一時の必要保障額)×100
現在の保障額は、保険情報から得られる、家族代表に万一の事象が生じた場合における保険の保険金額であり、この現在の保障額に、金融資産を含めるように設定されている場合には、保険の保険金額と現在保有の金融資産との和を、現在の保障額とする。すなわち、現在の保障額は、現在の保険や資産でどの程度備えができているかを示す。また、万一時の充足度は、必要保障額に対して、現在の保険や資産でどの程度備えができているかを示す。
リスク時充足度算出部38は、現在の資産情報と、配偶者に万一の事象が生じた場合における必要保障額とに基づいて、同様に、万一時の充足度を算出する。
リスク時充足度算出部38は、三大疾病の各々について、現在の資産情報と、家族代表に疾病罹患事象が発生した場合における必要保障額とに基づいて、疾病罹患事象発生時の充足度を算出する。
具体的には、以下の式に従って、疾病罹患事象発生時の充足度を算出する。
充足度=(現在の保障額)÷(疾病罹患事象発生時の必要保障額)×100
現在の保障額は、保険情報から得られる、家族代表が当該疾病に罹患した場合における保険の保険金額であり、この現在の保障額に、金融資産を含めるように設定されている場合には、保険の保険金額と現在保有の金融資産との和を、現在の保障額とする。すなわち、現在の保障額は、当該疾病に対して、現在の保険や資産でどの程度備えができているかを示す。また、疾病罹患事象発生時の充足度は、当該疾病に対する必要保障額に対して、現在の保険でどの程度備えができているかを示す。
リスク時充足度算出部38は、三大疾病の各々について、現在の資産情報と、配偶者に疾病罹患事象が発生した場合における必要保障額とに基づいて、同様に、疾病罹患事象発生時の充足度を算出する。
推移算出部40は、ライフプラン設計情報に基づいて、各時期にリスク事象が生じた場合における必要保障額の推移を算出する。
具体的には、推移算出部40は、ライフプラン設計情報に基づいて、複数種類のリスク事象毎に、各時期にリスク事象が生じた場合における必要保障額の推移を算出する。
より具体的には、推移算出部40は、年度別に、当該年度に家族代表に万一の事象が生じた場合における必要保障額を算出し、必要保障額の推移を求める。ここで、家族代表に万一の事象が生じた場合における必要保障額は、リスク時資金算出部36と同様に算出される。
また、配偶者に万一の事象が生じた場合における必要保障額の推移を、家族代表に万一の事象が生じた場合における必要保障額の推移と同様に算出する。
また、推移算出部40は、三大疾病の各々について、年度別に、当該年度に家族代表に疾病罹患事象が生じた場合における必要保障額を算出し、必要保障額の推移を求める。ここで、家族代表に疾病罹患事象が生じた場合における必要保障額は、リスク時資金算出部36と同様に算出される。
また、配偶者に疾病罹患事象が生じた場合における必要保障額の推移を、家族代表に疾病罹患事象が生じた場合における必要保障額の推移と同様に算出する。
可視化部42は、充足度算出部34によって算出された充足度、並びにリスク時充足度算出部38によって算出された万一時の充足度、及び疾病罹患事象発生時の充足度を、比較可能に可視化させる。
例えば、図5に示すように、充足度算出部34によって算出された充足度を表す円グラフ60、並びにリスク時充足度算出部38によって算出された万一時の充足度を表す円グラフ62A、62B、及び疾病罹患事象発生時の充足度を表す円グラフ64A、64Bを可視化させる画面を生成し、保険担当者側端末20又は顧客側端末22に、当該画面のデータを送信し、保険担当者側端末20又は顧客側端末22に、当該画面を表示させる。
図5は、充足度算出部34によって算出された、セカンドライフ開始年齢時点である65歳時点での充足度が25%であり、65歳時点での必要資産額が7296万円である例を示している。また、図5は、家族代表が36歳時点で亡くなる万一時の充足度が31%であり、必要保障額が6430万円であり、配偶者が36歳時点で亡くなる万一時の充足度が11%であり、必要保障額が2734万円である例を示している。なお、36歳時点が、所定時期の一例である。
また、図5は、罹患対象となる疾病として、三大疾病のうちの「がん」が選択され、家族代表が36歳時点でがんを罹患する疾病罹患事象発生時の充足度が0%であり、必要保障額が321万円であり、配偶者が36歳時点でがんを罹患する疾病罹患事象発生時の充足度が0%であり、必要保障額が255万円である例を示している。
また、可視化部42は、推移算出部40によって算出された必要保障額の推移を可視化する。
例えば、図6に示すように、推移算出部40によって算出された、家族代表に万一の事象が生じた場合における必要保障額の推移を表す棒グラフ70、及び保険情報から得られる、家族代表に万一の事象が生じた場合における保険の保険金額の推移を表す棒グラフ72を可視化させる画面を生成し、保険担当者側端末20又は顧客側端末22に、当該画面のデータを送信し、保険担当者側端末20又は顧客側端末22に、当該画面を表示させる。
また、この画面では、各時期(例えば、36歳時点、50歳時点、60歳時点、70歳時点、87歳時点)で、家族代表に万一の事象が生じた場合における必要保障額、保険の保険金額(準備済みの保障額)、不足額(=(必要保障額)-(準備済みの保障額))、充足度を表示している。
また、この画面では、保険商品の種類毎に定められた、保障額の推移を表す形状74A~74Eを表示している。図6の例では、収入保障タイプの保障額の推移を表す形状74A、逓減保障タイプの保障額の推移を表す形状74B、終身保障タイプの保障額の推移を表す形状74C、定期保障タイプの保障額の推移を表す形状74D、及び養老タイプの保障額の推移を表す形状74Eを表示している。
入力部44は、必要保障額の推移を可視化した領域としての、必要保障額の推移を表す棒グラフ70に、保障額の推移を表す形状74A~74Eの何れか1つをドラック&ドロップする入力を受け付ける。
ここで、入力部44は、ドラック&ドロップする前に、保障額の推移を表す形状74A~74Eの何れか1つが選択されたときに、図7に示すような、保険商品の詳細情報を設定する画面を表示して、保険商品の詳細情報の設定を受け付ける。図7では、保険商品の詳細情報として、保険商品の種類(「逓減」、「生前逓減生活」)、払方(「月払」、「半年払」、「年払」、「全期前納」、「N年前納」)、経路(「口振」、「特団」、「団体」、「その他」)、商品型(「I型」、「II型」)、喫煙料率(「割引特則なし」、「喫煙優良体」、「非喫標準体」、「非喫優良体」)、保障(「万一」)を受け付ける例を示している。
例えば、図8に示すように、必要保障額の推移を表す棒グラフ70に、収入保障タイプの保障額の推移を表す形状74Aがドラック&ドロップされる。
操作受付部46は、必要保障額の推移と対応するように、ドロップされた保障額の推移を表す形状の高さ又は幅を調整する操作を受け付ける。
具体的には、図8に示すように、保険金額を増減させるように上下移動可能なアイコン78A、保険期間を変更させるように左右移動可能なアイコン78B、及び保険料払込期間を変更させるように左右移動可能なアイコン78Cに対する操作を受け付ける。図8では、アイコン78A、78Bにより、逓減保障タイプの保障額の推移を表す形状74Bの高さ又は幅を調整する操作を受け付け、調整操作が完了すると、画面中の確定ボタン78Dが押下される例を示している。
保険商品設計部48は、調整後の、保障額の推移を表す形状の高さ又は幅に基づいて、保険商品の保険料、保障額、及び保険期間を設計する。
具体的には、調整後の、保障額の推移を表す形状の高さ又は幅に基づいて、保険商品の取扱規定の最も近い規定に合わせて、保険商品の保険料、保障額、及び期間を決定する。例えば、調整後の、保障額の推移を表す形状の高さが、保険金額が4975万円であることを示しており、調整後の、保障額の推移を表す形状の幅が、保険期間及び払込期間が71歳であることを示しているとする。このとき、保険商品の取扱規定で、保険金額が10万円単位であることが定められている場合、保険金額を4980万円と決定する。また、保険商品の取扱規定で、保険期間及び払込期間が、65歳、70歳、及び75歳であることが定められている場合、保険期間及び払込期間を70歳と決定する。
リスク時資金算出部36は、ライフプラン設計情報と、設計された保険商品の保険料とに基づいて、家族代表に万一の事象が生じた場合における必要保障額を、上記と同様に再度算出する。このとき、保険商品設計部48によって設計された、家族代表に万一の事象が生じた場合に対する保険料が、支出として、分割性必要保障額に反映される。
また、配偶者に万一の事象が生じた場合における必要保障額を、家族代表に万一の事象が生じた場合における必要保障額と同様に再度算出する。
また、リスク時資金算出部36は、三大疾病の各々について、家族代表に疾病罹患事象が生じた場合における必要保障額を、上記と同様に再度算出する。このとき、リスク時資金算出部36は、保険商品設計部48によって設計された保険料が、支出として、分割性必要保障額に反映される。
また、三大疾病の各々について、配偶者に疾病罹患事象が生じた場合における必要保障額を、家族代表に疾病罹患事象が生じた場合における必要保障額と同様に再度算出する。
リスク時充足度算出部38は、上記と同様に、現在の資産情報と、家族代表に万一の事象が生じた場合における必要保障額と、設計された保険商品の保障額、及び保険期間とに基づいて、設計した保険商品を反映した、万一時の充足度を算出する。
このとき、保険商品設計部48によって設計された、家族代表に万一の事象が生じた場合に対する保険金額及び保険期間が、現在の保障額に反映される。また、この現在の保障額に、金融資産を含めるように設定されている場合には、解約返戻金が、金融資産の一部として、現在の保障額に反映される。
リスク時充足度算出部38は、現在の資産情報と、配偶者に万一の事象が生じた場合における必要保障額とに基づいて、同様に、設計した保険商品を反映した、万一時の充足度を算出する。
リスク時充足度算出部38は、三大疾病の各々について、現在の資産情報と、家族代表に疾病罹患事象が発生した場合における必要保障額とに基づいて、設計した保険商品を反映した、疾病罹患事象発生時の充足度を算出する。
このとき、保険商品設計部48によって設計された、家族代表に疾病罹患事象が生じた場合に対する保険金額が、現在の保障額に反映される。また、この現在の保障額に、金融資産を含めるように設定されている場合には、解約返戻金が、金融資産の一部として、現在の保障額に反映される。
リスク時充足度算出部38は、三大疾病の各々について、現在の資産情報と、配偶者に疾病罹患事象が発生した場合における必要保障額とに基づいて、同様に、設計した保険商品を反映した、疾病罹患事象発生時の充足度を算出する。
可視化部42は、充足度算出部34によって算出された充足度、並びにリスク時充足度算出部38によって算出された、設計した保険商品を反映した、万一時の充足度、又は疾病罹患事象発生時の充足度を、比較可能に可視化させる。
例えば、家族代表に万一の事象が生じた場合に対する保険商品を設計した場合、図9に示すように、設計した保険商品を反映する前後での充足度の変化を表示するように、充足度が可視化される。図9は、家族代表が36歳時点で亡くなる万一時の充足度が47%から59%に変化し、必要保障額が7345万円である例を示している。また、配偶者が36歳時点で亡くなる万一時の充足度が66%のままであり、必要保障額が2619万円である例を示している。
また、図10に示すように、保険情報から得られる、家族代表に万一の事象が生じた場合における保険の保険金額の推移を表す棒グラフ72と、設計した保険商品の保険金額の推移を表す棒グラフ72Aと、を可視化させる。
次に、本発明の実施の形態に係る保険申込支援システム100の作用について説明する。
まず、保険会社の担当者及び保険を申し込む顧客が、保険担当者側端末20を操作して、当該顧客のライフプランに基づく充足度を可視化する場合を例に説明する。
保険担当者側端末20において、当該顧客のライフプランに基づく充足度を可視化する指示を、保険担当者から受け付けると、サーバ10において、図11に示す可視化処理が開始される。
ステップS100では、受付部30は、顧客情報を入力させるための顧客情報入力画面を、保険担当者側端末20に表示させる。そして、顧客が保険担当者側端末20を操作して顧客情報を入力すると、受付部30は、保険担当者側端末20から、顧客情報の入力を受け付ける。
ステップS102では、受付部30は、ライフプラン設計情報を入力させるためのライフプラン設計情報入力画面を、保険担当者側端末20に表示させる。そして、顧客が保険担当者側端末20を操作してライフプラン設計情報を入力すると、受付部30は、保険担当者側端末20から、ライフプラン設計情報の入力を受け付ける。
ステップS104では、受付部30は、現在の資産情報を入力させるための資産情報入力画面を、保険担当者側端末20に表示させる。そして、顧客が保険担当者側端末20を操作して現在の資産情報を入力すると、受付部30は、保険担当者側端末20から、現在の資産情報の入力を受け付ける。
ステップS105では、受付部30は、介護・相続情報を入力させるための介護・相続情報入力画面を、保険担当者側端末20に表示させる。そして、顧客が保険担当者側端末20を操作して介護・相続情報を入力すると、受付部30は、保険担当者側端末20から、介護・相続情報の入力を受け付ける。
ステップS106では、資金算出部32は、ライフプラン設計情報及び現在の資産情報に基づいて、セカンドライフ開始年齢時点での必要資産額を算出する。
ステップS108では、充足度算出部34は、セカンドライフ開始年齢時点の金融資産残高と、セカンドライフ開始年齢時点での必要資産額とに基づいて、充足度を算出する。
ステップS110では、リスク時資金算出部36は、ライフプラン設計情報に基づいて、万一の事象が生じた場合における必要保障額を算出する。
ステップS112では、リスク時充足度算出部38は、現在の資産情報と、万一時の必要保障額とに基づいて、万一時の充足度を算出する。
ステップS114では、リスク時資金算出部36は、ライフプラン設計情報に基づいて、三大疾病の各々について、疾病罹患事象が生じた場合における必要保障額を算出する。
ステップS116では、リスク時充足度算出部38は、三大疾病の各々について、現在の資産情報と、疾病罹患事象発生時の必要保障額とに基づいて、疾病罹患事象発生時の充足度を算出する。
ステップS118では、可視化部42は、充足度算出部34によって算出された充足度、並びにリスク時充足度算出部38によって算出された万一時の充足度、及び疾病罹患事象発生時の充足度を、比較可能に可視化させる画面を生成し、保険担当者側端末20に、当該画面のデータを送信し、保険担当者側端末20に、当該画面を表示させ、可視化処理を終了する。
そして、保険を申し込む顧客が、セカンドライフ開始年齢時点での必要資産額に対する充足度、並びに万一の事象が生じた場合における必要保障額に対する充足度、及び疾病罹患事象が生じた場合における必要保障額に対する充足度を参考にして、申し込みたい保険の内容を検討する。
また、保険を申し込む顧客が、顧客側端末22を操作して、当該顧客のライフプランに基づく充足度を可視化する場合には、上記の可視化処理の説明において、「保険担当者側端末20」を「顧客側端末22」に読み替えて、サーバ10において、上記図11に示す可視化処理と同様の処理が行われる。
そして、保険会社の担当者及び保険を申し込む顧客が、保険担当者側端末20を操作して、当該顧客のライフプランに基づいて保険商品を設計する場合を例に説明する。
保険担当者側端末20において、当該顧客の保険商品を設計する指示を、保険担当者から受け付けると、サーバ10において、図12に示す保険商品設計処理が開始される。
ステップS120では、推移算出部40は、ライフプラン設計情報に基づいて、各時期にリスク事象が生じた場合における必要保障額の推移を算出する。
ステップS122では、可視化部42は、推移算出部40によって算出された必要保障額の推移を可視化する。
ステップS124では、入力部44は、必要保障額の推移を表す棒グラフ70に、保障額の推移を表す形状74A~74Eの何れか1つをドラック&ドロップする入力を受け付ける。
ステップS126では、操作受付部46は、必要保障額の推移と対応するように、ドロップされた保障額の推移を表す形状の高さ又は幅を調整する操作を受け付ける。
ステップS128では、保険商品設計部48は、調整後の、保障額の推移を表す形状の高さ又は幅に基づいて、保険商品の保険料、保障額、及び保険期間を設計する。
ステップS129では、リスク時資金算出部36は、家族代表及び配偶者に万一の事象が生じた場合における必要保障額、又は三大疾病の各々について、家族代表及び配偶者に疾病罹患事象が生じた場合における必要保障額を、再度算出する。
ステップS130では、リスク時充足度算出部38は、現在の資産情報と、家族代表及び配偶者に万一の事象が生じた場合における必要保障額とに基づいて、設計した保険商品を反映した、万一時の充足度を算出する。あるいは、リスク時充足度算出部38は、現在の資産情報と、家族代表及び配偶者に疾病罹患事象が生じた場合における必要保障額とに基づいて、設計した保険商品を反映した、疾病罹患事象発生時の充足度を算出する。
ステップS132では、可視化部42は、充足度算出部34によって算出された充足度、並びにリスク時充足度算出部38によって算出された、設計した保険商品を反映した、万一時の充足度、又は疾病罹患事象発生時の充足度を、比較可能に可視化させる画面を生成し、保険担当者側端末20に、当該画面のデータを送信し、保険担当者側端末20に、当該画面を表示させ、保険商品設計処理を終了する。
また、保険を申し込む顧客が、顧客側端末22を操作して、当該顧客のライフプランに基づく保険商品を設計する場合には、上記の保険商品設計処理の説明において、「保険担当者側端末20」を「顧客側端末22」に読み替えて、サーバ10において、上記図12に示す保険商品設計処理と同様の処理が行われる。
以上説明したように、本発明の実施の形態に係る保険申込支援システムによれば、各時期にリスク事象が生じた場合における必要保障額の推移を算出して、可視化し、保険商品の種類毎に定められた、保障額の推移を表す形状を、必要保障額の推移を可視化した領域に、ドラック&ドロップする入力を受け付け、必要保障額の推移と対応するように、ドロップされた保障額の推移を表す形状の高さ又は幅を調整する操作を受け付け、調整後の、保障額の推移を表す形状の高さ又は幅に基づいて、保険商品の保険料、保障額、及び期間を設計する。これにより、ライフプラン設計情報に対して、リスク事象が生じた場合における必要保障額に対応する保険商品を設計することを支援することができる。
また、ライフプラン設計情報と、設計された保険商品の保険料とに基づいて、所定時期にリスク事象が生じた場合における必要保障額を算出し、現在の資産情報と、必要保障額と、設計された保険商品の保障額、及び保険期間とに基づいて、リスク時充足度を再度算出し、リスク時充足度を可視化させる。これにより、設計された保険商品によるリスク時充足度を顧客が容易に把握することができる。
また、現在の資産情報と、将来の特定の時点での必要資金とに基づいて、充足度を算出し、現在の資産情報と、所定時期にリスク事象が生じた場合における必要保障額とに基づいて、充足度を算出し、算出した充足度を比較可能に可視化させる。これにより、ライフプラン設計情報に対する資金の充足度を、リスク事象が生じた場合と生じない場合とで比較可能に提示することができる。
なお、上述したサーバの処理を、ネットワークで接続された複数のコンピュータで分散して実行するようにしてもよい。
10 サーバ
20 保険担当者側端末
22 顧客側端末
30 受付部
32 資金算出部
34 充足度算出部
36 リスク時資金算出部
38 リスク時充足度算出部
40 推移算出部
42 可視化部
44 入力部
46 操作受付部
48 保険商品設計部
100 保険申込支援システム

Claims (4)

  1. ライフプラン設計情報に基づいて、各時期にリスク事象が生じた場合における必要保障額の推移を算出する推移算出部と、
    前記推移算出部によって算出された必要保障額の推移を可視化する可視化部と、
    保険商品の種類毎に定められた、保障額の推移を表す形状を、前記必要保障額の推移を可視化した領域に、ドラック&ドロップする入力を受け付ける入力部と、
    前記必要保障額の推移と対応するように、ドロップされた保障額の推移を表す形状の高さ又は幅を調整する操作を受け付ける操作受付部と、
    調整後の、前記保障額の推移を表す形状の高さ又は幅に基づいて、保険商品の保険料、保障額、及び保険期間を設計する保険商品設計部と、
    を含む情報処理装置。
  2. 前記ライフプラン設計情報と、前記設計された保険商品の保険料とに基づいて、所定時期にリスク事象が生じた場合における必要保障額を算出するリスク時資金算出部と、
    現在の資産情報と、前記必要保障額と、前記設計された保険商品の保障額、及び保険期間とに基づいて、リスク時充足度を算出するリスク時充足度算出部と、を更に含み、
    前記可視化部は、更に、前記リスク時資金算出部によって算出された前記リスク時充足度を可視化させる請求項1記載の情報処理装置。
  3. 推移算出部が、ライフプラン設計情報に基づいて、各時期にリスク事象が生じた場合における必要保障額の推移を算出し、
    可視化部が、前記推移算出部によって算出された必要保障額の推移を可視化し、
    入力部が、保険商品の種類毎に定められた、保障額の推移を表す形状を、前記必要保障額の推移を可視化した領域に、ドラック&ドロップする入力を受け付け、
    操作受付部が、前記必要保障額の推移と対応するように、ドロップされた保障額の推移を表す形状の高さ又は幅を調整する操作を受け付け、
    保険商品設計部が、調整後の、前記保障額の推移を表す形状の高さ又は幅に基づいて、保険商品の保険料、保障額、及び保険期間を設計する
    情報処理方法。
  4. コンピュータを、
    ライフプラン設計情報に基づいて、各時期にリスク事象が生じた場合における必要保障額の推移を算出する推移算出部、
    前記推移算出部によって算出された必要保障額の推移を可視化する可視化部、
    保険商品の種類毎に定められた、保障額の推移を表す形状を、前記必要保障額の推移を可視化した領域に、ドラック&ドロップする入力を受け付ける入力部、
    前記必要保障額の推移と対応するように、ドロップされた保障額の推移を表す形状の高さ又は幅を調整する操作を受け付ける操作受付部、及び
    調整後の、前記保障額の推移を表す形状の高さ又は幅に基づいて、保険商品の保険料、保障額、及び保険期間を設計する保険商品設計部
    として機能させるための情報処理プログラム。
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