JP2024064615A - Jig for high-pressure piping joint - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は高圧配管継手用の治具に関する。 This disclosure relates to a jig for high-pressure pipe fittings.
特許文献1には、外ネジを有するとともに端部に凹状のテーパを具備する配管と、別の配管とを接続する際に、凹状のテーパを具備する配管と締結部材状の本体との間に両端にが凸状のテーパを有し、周方向へ回転可能なカラーが設けられ、本体と凹状のテーパとの押圧を利用しカラーと継手及びカラーと本体をそれぞれシールする管継手構造が開示されている。 Patent Document 1 discloses a pipe joint structure in which, when connecting a pipe having an external thread and a concave taper at its end to another pipe, a collar that has convex tapers at both ends and can rotate in the circumferential direction is provided between the pipe having the concave taper and a fastening member-like main body, and the pressure between the main body and the concave taper is used to seal the collar to the joint and the collar to the main body.
特許文献1のような高圧配管において継手を組み上げる際に、部材にキズを付けてしまいシール性能を低下させてしまうことがある。 When assembling joints in high-pressure piping such as that described in Patent Document 1, the components can be scratched, reducing the sealing performance.
本開示は、部材にキズを付け難くする高圧配管継手用の治具を提供することを目的とする。 The purpose of this disclosure is to provide a jig for high-pressure pipe joints that makes it difficult to scratch components.
本願は、2つの高圧配管の間に配置される本体と、本体の外周部に配置されたカラーと、本体及びカラーを覆うように配置された締結部材と、を有する継手を作製する際に本体にカラーを取り付ける治具であって、カラーに接触する接触部と、接触部間に配置され本体の端面に対向する凹部とを有し、凹部は、接触部がカラーと接触している状態でも、本体の端面に接触しない形状である、高圧配管継手用治具を開示する。 This application discloses a high-pressure pipe fitting jig that is used to attach a collar to a body when fabricating a joint having a body that is placed between two high-pressure pipes, a collar that is placed on the outer periphery of the body, and a fastening member that is placed to cover the body and the collar, and that has a contact portion that contacts the collar and a recess that is placed between the contact portions and faces the end face of the body, and the recess is shaped so that it does not contact the end face of the body even when the contact portion is in contact with the collar.
本開示の高圧配管継手用治具によれば、本体にカラーを取り付ける際に本体にキズが付くことを抑制することができる。 The high-pressure pipe joint jig disclosed herein can prevent the main body from being scratched when attaching the collar to the main body.
1.継手の構造
高圧配管継手用治具(以下「治具」と記載することがある。)を説明する前に、この治具が用いられる高圧配管継手(以下「継手」と記載することがある。)の構成について説明する。図1(a)に継手10を該継手10により接続された高圧配管1、2とともに断面図で表した。図1(b)は図1(a)のうち第一の配管1、本体20、カラー30、締結部材40が表れる部位を拡大した図である。これら図からわかるように、継手10は、本体20、カラー30、締結部材40を有している。
このような継手10は、第一の配管1の端部と第二の配管2の端部とを気密性(シール)を確保しつつ接合する構造である。継手10は、例えば、タンク内に検査ガスを高圧で充填し、タンクの気密性を検査する際に用いられる。タンクは、例えば燃料電池システムに設けられ、燃料電池へ供給する水素ガスを貯留する水素タンク等の70MPa級の高圧タンクである。この場合、第一の配管1が検査対象のタンク側の配管であり、第二の配管2が検査装置側の配管である。
1. Structure of the joint Before describing the high pressure pipe joint jig (hereinafter sometimes referred to as "jig"), the structure of the high pressure pipe joint (hereinafter sometimes referred to as "joint") for which this jig is used will be described. Fig. 1(a) shows a cross-sectional view of a
Such a
1.1.第一の配管
第一の配管1は、連結する側の端面に凹部1aを有している。凹部1aは配管の軸線に向けて深くなる凹状のテーパ面である。このテーパの傾斜面がシール面1bとなる。
また、第一の配管1には、凹部1aを有する端部の外周面にネジ溝(外ネジ)1cが形成されている。後述するように外ネジ1cが締結部材40の内ネジ40aと締結される。
1.1. First pipe The first pipe 1 has a
Further, a screw groove (external thread) 1c is formed on the outer circumferential surface of the end portion having the
1.2.第二の配管
第二の配管2はその端部が本体20に連結する。連結の形態は特に限定されることはなくネジによる締結、カプラー、フィッティング等による接続等を挙げることができる。
1.2 Second Pipe The
1.3.本体
本体20は管状の部材であり、その一端が第一の配管1に接続し、他端が第二の配管2に接続する。
そのため本体20は第一の配管1に接する側の端部に凸形状で先細となるテーパ面20aを具備している。このテーパ面20aが第一の配管1のシール面1bに接触し気密が確保される。
また、当該テーパ面20aが設けられた側の端部で、テーパ面20aとされていない部位の外周面にネジ溝(外ネジ)20bが形成されている。ここで、本体20に設けられた外ネジ20bはネジ溝の螺旋方向が第一の配管1の外ネジ1cとは反対となるいわゆる逆ネジとされている。この外ネジ20bはカラー30の内ネジ30aと締結される。
1.3. Main Body The
For this reason, the
Further, at the end portion on the side where the
一方、本体20のうち第二の配管2側の端部に接続手段21が具備されている。接続手段21の具体的形態は特に限定されることはなく、適切に第二の配管2との接続ができればよい。これに例えばネジ、カプラ、フィッティング等を挙げることができる。
On the other hand, the
テーパ面20aが具備された端部と接続手段21が具備された端部とは接続部22で連結されている。
The end having the
1.4.カラー
カラー30は本体20に取り付けられ、締結部材40と第一の配管1との締結力を本体20に伝達して本体20と第一の配管1との密着力を高めて気密性を高める。
カラー30は管状の部材であり、その内側にネジ溝(内ネジ)30aが形成されている。この内ネジ30aは本体の外ネジ20bに締結するように構成されている。
また、カラー30は本体20に取り付けられた姿勢で、接続部22の外周よりも突出し、締結部材40のうち接続部22が通された開口42を通過することができないように構成されている。
1.4 Collar The
The
In addition, when the
図2(a)には1つの形態例のカラー30、図2(b)には他の形態例のカラー30’の外観斜視図をそれぞれ示した。これら図からわかるように、いずれのカラー30、30’も環状であり、後述する治具50の接触部51が配置される係止部30b、30’bが設けらている。係止部30b、30’bに治具50の接触部51が配置されることにより治具50がカラー30に引っ掛かり回転力が治具50からカラー30に伝達される。
従って係止部30b、30’bはいずれも治具30の一方側端面に、軸を挟んで一方と他方のそれぞれに具備されており、係止部30bは管壁を貫通する溝状、係止部30’bは外周に設けられて切り欠き状である。
図1(a)、図1(b)に表れた断面は、カラー30はA-A線を含む軸線方向に沿った断面、カラー30’はB-B線を含む軸線方向に沿った断面である。
Fig. 2(a) shows an external perspective view of a
Therefore, the
In the cross sections shown in FIG. 1(a) and FIG. 1(b), the
1.5.締結部材
締結部材40は管状の部材であり、第一の配管1が挿入される側の開口41及び接続部22が通される側の開口42を具備している。開口41側の内面にはネジ溝(内ネジ)40aが形成されており、この内ネジ40aが第一の配管1の外ネジ1cと締結する。
また、締結部材40のうち、内ネジ40aと開口42との間の内面はその一部において内径が広げられ、カラー30が配置される拡径部40bを具備している。そして、開口42は接続部22は通過できるがカラー30は通過できない内径とされている。
The fastening
In addition, the inner diameter of the
1.6.各部材の配置
以上のような各部材が次のように配置されて継手10が第一の配管1と第二の配管2とが連結されている。
本体20の先端と第一の配管1の先端とが接触する。具体的には本体20のテーパ面20aと第一の配管1のシール面1bとが接して配置される。また、本体20の外ネジ20bとカラー30と内ネジ30aとが締結されることによりカラー30が本体20の外周部に配置されている。
締結部材40の開口42に接続部22が通され、開口41側には第一の配管1が配置されて外ネジ1cと内ネジ40aとが締結されている。これによりテーパ面20a、シール面1b、及び、カラー30が締結部材40の内側に配置される。
このときカラー30は接続部22よりも突出しているため、開口42を通ることができないことから、カラー30が締結部材40の開口42の縁に引っ掛かる。これにより、締結部材40と第一の配管1とがネジにより締結されるに伴って締結部材40の開口42が第一の配管1側に引き寄せられると、これに引っ掛かるカラー30も引き寄せられて本体20が第一の配管1側に移動するため、より強く第一の配管1に押し付けられ、シール面1bとテーパ面20aにおいてシールの気密性が高められる。
そして、第一の配管1の管内と第二の配管2の管内とが本体20の管内を介して連結し流路が形成される。
1.6 Arrangement of Each Component The above-described components are arranged as follows, and the
The tip of the
The
At this time, since the
The inside of the first pipe 1 and the inside of the
2.治具
治具は第一の配管1が継手10に配置される前に本体20にカラー30を取り付ける(外ネジ20bと内ネジ30aで締結する)部材である。図3には1つの形態にかかる治具50を説明する図であり、治具50により本体20にカラー30を取り付ける場面を示した。図3は図1(b)と同じ視点による図である。
2. Jig The jig is a member for attaching the
治具50は棒状の部材でその一端面が締結部材40の開口41からその内側に差し込まれ、本体20の端面に対向しつつカラー30に接触するように構成される。そのため、治具50はその一端面の外周部に突起した接触部51を具備している。接触部51は上記したカラー30の係止部30b、30’bに差し込まれ引っ掛かる突起である。従って、接触部51は2つの係止部30b、30’bのそれぞれに配置されるため、対向するように2つ設けられている。
接触部51の形態はこのように係止部30b、30’b内に配置され引っ掛かることができれは特に限定されることはない。
The
The shape of the
また、治具50の当該一端面には2つの接触部51の間に凹部52が設けられている。この凹部52は図3からわかるように、治具50の接触部51が係止部30b、30’bの底部に接触するまで差し込まれた姿勢で、治具50の端面が本体20の端面、特にテーパ面20aに接触しないように構成されている。
凹部52の具体的形状は特に限定されることはないが、例えば凹部52の底面が本体20の端面に沿った形状とされ、一定の間隙ができるように構成してもよい。
Moreover, a
The specific shape of the
その他、特に限定されることはないが、治具50の接触部51が係止部30b、30’bの底部に接触するまで差し込まれた姿勢で、治具50の外周面が締結部材40の内ネジ40aに接触しないことが好ましい。これにより内ネジ40aの損傷を抑制することができる。
Although not particularly limited, it is preferable that the outer circumferential surface of the
3.作用等
以上のような治具50によれば、第一の配管1を接続する前に、治具50の先端にカラー30を配置し、カラー30と治具50の先端を締結部材40の開口41から差し込んで、治具50を回転させることで本体20に設けられた外ネジ20bに対してカラー30の内ネジ30aをねじ込むことができる。これにより本体20にカラー30を締結することができる。
このとき、治具50の接触部51がカラー30の係止部30b、30’bに差し込まれて引っ掛かっているため治具50の回転を効率よくカラー30の回転に伝達することができる。また、その際、治具50の凹部52により、治具50が本体20の端面、特にテーパ面20aに接触しないのでシールに関わる部分へのキズ付きを抑制することが可能となる。
3. Function, etc. With the
At this time, since the
1…第一の配管、1b…シール面、1c…外ネジ、2…第二の配管、10…高圧配管継手、20…本体、20a…テーパ面、20b…外ネジ、30…カラー、30a…内ネジ、30b…係止部、40…締結部材、40a…内ネジ、50…高圧配管継手用治具、51…接触部、52…凹部 1...First pipe, 1b...Sealing surface, 1c...External thread, 2...Second pipe, 10...High pressure pipe joint, 20...Main body, 20a...Tapered surface, 20b...External thread, 30...Collar, 30a...Internal thread, 30b...Latching portion, 40...Fastening member, 40a...Internal thread, 50...High pressure pipe joint jig, 51...Contacting portion, 52...Recess
Claims (1)
前記カラーに接触する接触部と、前記接触部間に配置され前記本体の端面に対向する凹部とを有し、
前記凹部は、前記接触部が前記カラーと接触している状態でも、前記本体の端面に接触しない形状である、
高圧配管継手用治具。 A jig for attaching a collar to a main body when preparing a joint, the jig comprising: a main body disposed between two high-pressure pipes; a collar disposed on an outer periphery of the main body; and a fastening member disposed to cover the main body and the collar,
a contact portion that contacts the collar, and a recess that is disposed between the contact portions and faces an end surface of the main body;
The recess has a shape that does not contact the end surface of the main body even when the contact portion is in contact with the collar.
High pressure pipe fitting fixture.
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2022173341A JP2024064615A (en) | 2022-10-28 | 2022-10-28 | Jig for high-pressure piping joint |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP2022173341A Pending JP2024064615A (en) | 2022-10-28 | 2022-10-28 | Jig for high-pressure piping joint |
Country Status (1)
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2022
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