JP2024060841A - テンショナ - Google Patents
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Abstract
【課題】簡素な構成で、圧油室内のオイル圧を適正に維持することが可能であり、加工負担や組付負担を低減することが可能なテンショナを提供すること。【解決手段】リリーフ機構150を備えたテンショナ100であって、リリーフ機構150は、オリフィスを形成するように構成されたオイル通路160を有し、プランジャ110に圧入可能となるようにカップ状に形成されたオリフィス部材151を備え、オリフィス部材151は、平面円形状の端壁部152の周縁から後方に向かって延びる周壁部155に、後方側に向かって延びるように設けられ周壁部155を径方向外方に湾曲状に膨出させた膨出部157を有し、膨出部157は、プランジャ110に対する圧入前の状態で、軸方向からの平面視においてオリフィス部材151の外接円の直径がプランジャ110の内径より大きくなるように構成される。【選択図】図2
Description
本発明は、走行するチェーンやベルト等に適正張力を付与するテンショナに関する。
従来から、チェーン等の張力を適正に保持するためにテンショナを用いることが慣用されている。例えば、エンジンルーム内のクランク軸とカム軸の夫々に設けたスプロケット間に無端懸回したローラチェーン等の伝動チェーンをテンショナレバーによって摺動案内を行なうチェーンガイド機構において、チェーン等の張力を適正に保持するために、テンショナによってテンショナレバーを付勢するものが公知である。
このようなチェーンガイド機構に用いられるテンショナとして、例えば図12に示すように、後方側に開口したプランジャ穴211を有すると共にプランジャ穴211の前方側の天面に開口するよう設けられ外部空間と連通する外部リリーフ孔215を有するプランジャ210と、プランジャ210を収容する前方側に開口したプランジャ収容穴221を有するハウジング220と、プランジャ穴211及びプランジャ収容穴221の間に形成される圧油室225に伸縮自在に収納されてプランジャ210を前方側に向けて付勢するメイン付勢手段240と、プランジャ穴211の前方側の天面に当接する一面にオリフィス溝253が設けられると共に一面と圧油室225側の他面とを連通する連通部261を有するオリフィス部材251と、を備えたテンショナ200が知られている(例えば特許文献1参照。)。
特許文献1に記載のテンショナ200では、オリフィス部材251がプランジャ穴211に圧入されてプランジャ穴211の前方側の天面に当接された状態で固定されることで、圧油室225と外部空間とを連通させるオリフィスを形成するオイル通路が構成されており、圧油室225内のオイル圧が高まった時に圧油室225のオイルがプランジャ210の外部にリリーフされるようになっている。
特許文献1に記載のテンショナ200では、オリフィス部材251がプランジャ穴211に圧入されてプランジャ穴211の前方側の天面に当接された状態で固定されることで、圧油室225と外部空間とを連通させるオリフィスを形成するオイル通路が構成されており、圧油室225内のオイル圧が高まった時に圧油室225のオイルがプランジャ210の外部にリリーフされるようになっている。
而して、特許文献1に記載のテンショナ200では、変形嵌合部259をオリフィス部材251に設け、オリフィス部材251をプランジャ210に圧入して変形嵌合部259を変形させることで、オリフィス部材251をプランジャ穴211の内周面に嵌合させる構成とされている。
しかしながら、このような構成のテンショナ200においては、変形嵌合部259の形状的な理由から、応力集中や大きな変形が発生しやすく、締め代に対して圧入力が不安定となりやすい。このため、テンショナ組立時にオリフィス部材251が脱落したりオリフィス部材251の圧入時に変形嵌合部259が破損したりするといった問題が生ずるおそれがあった。
このような不具合が生ずることを防止するためには、オリフィス部材251の外径やプランジャ穴211の内径を高精度に仕上げて締め代を精度よく管理する必要があり、加工負担や組付け負担が増大することとなる。
しかしながら、このような構成のテンショナ200においては、変形嵌合部259の形状的な理由から、応力集中や大きな変形が発生しやすく、締め代に対して圧入力が不安定となりやすい。このため、テンショナ組立時にオリフィス部材251が脱落したりオリフィス部材251の圧入時に変形嵌合部259が破損したりするといった問題が生ずるおそれがあった。
このような不具合が生ずることを防止するためには、オリフィス部材251の外径やプランジャ穴211の内径を高精度に仕上げて締め代を精度よく管理する必要があり、加工負担や組付け負担が増大することとなる。
本発明は、これらの問題点を解決するものであり、簡素な構成で、圧油室内のオイル圧を適正に維持することが可能であり、加工負担や組付負担を低減することが可能なテンショナを提供することを目的とするものである。
本発明は、後方側に開口したプランジャ穴を有すると共に前記プランジャ穴の前方側の天面に開口して外部空間と連通する外部リリーフ孔を有するプランジャと、前記プランジャを摺動可能に収容する前方側に開口したプランジャ収容穴を有するハウジングと、前記プランジャおよび前記プランジャ収容穴の間に形成される圧油室に伸縮自在に収納されて前記プランジャを前方側に向けて付勢するメイン付勢手段と、前記圧油室内のオイル圧が高まった時に前記圧油室内のオイルを前記プランジャ外にリリーフするリリーフ機構とを備えたテンショナであって、前記リリーフ機構は、オリフィスを形成するように構成され前記圧油室を前記外部リリーフ孔と連通するオイル通路を有するオリフィス部材を備え、前記オリフィス部材は、前記プランジャ穴に圧入可能となるようにカップ状に形成され、平面円形状の端壁部と、前記端壁部の周縁から後方に向かって延びる周壁部とを有し、前記周壁部には、後方側に向かって延びるように設けられ前記周壁部を径方向外方に湾曲状に膨出させた膨出部を有し、前記膨出部を、前記プランジャに対する圧入前の状態で、軸方向からの平面視において前記オリフィス部材の外接円の直径が前記プランジャの内径より大きくなるように構成することにより、前記課題を解決するものである。
本請求項1に係る発明によれば、オリフィス部材をプランジャ内に配置するという簡素な構造で、圧油室内のオイル圧を適切に維持することが可能である。
しかも、オリフィス部材がカップ状に形成され周壁が環状で周方向に連続した状態となっているために、オリフィス部材を高い剛性を有するものとして構成することができ、プランジャ穴に対する十分な圧入力が得られる。また、周壁部が環状で周方向に連続しているため、オリフィス部材をプランジャに圧入すると、膨出部が縮径するように変形すると共に膨出部以外の部分が拡径するように変形する。このため、比較的大きな締め代を吸収することできるとともに、締め代の変化に対して圧入力の変化を小さく抑制して安定させることができる。従って、オリフィス部材の圧入時に、応力集中や大きな変形が生ずることがないので、バリや破損が生ずることを回避することが可能となると共に、圧入後にオリフィス部材が脱落するといった問題が生ずることを回避することが可能となり、組付け負担の軽減を図ることが可能となる。
さらに、締め代公差レンジを大幅に拡大することができるため、テンショナの組立時の自由度および設計の自由度を高くすることが可能となると共に、プランジャの内径の加工レス化を図ることができ加工負担を低減することが可能となり、コスト的にも有利に製造することが可能となる。
しかも、オリフィス部材がカップ状に形成され周壁が環状で周方向に連続した状態となっているために、オリフィス部材を高い剛性を有するものとして構成することができ、プランジャ穴に対する十分な圧入力が得られる。また、周壁部が環状で周方向に連続しているため、オリフィス部材をプランジャに圧入すると、膨出部が縮径するように変形すると共に膨出部以外の部分が拡径するように変形する。このため、比較的大きな締め代を吸収することできるとともに、締め代の変化に対して圧入力の変化を小さく抑制して安定させることができる。従って、オリフィス部材の圧入時に、応力集中や大きな変形が生ずることがないので、バリや破損が生ずることを回避することが可能となると共に、圧入後にオリフィス部材が脱落するといった問題が生ずることを回避することが可能となり、組付け負担の軽減を図ることが可能となる。
さらに、締め代公差レンジを大幅に拡大することができるため、テンショナの組立時の自由度および設計の自由度を高くすることが可能となると共に、プランジャの内径の加工レス化を図ることができ加工負担を低減することが可能となり、コスト的にも有利に製造することが可能となる。
本請求項2に係る発明によれば、周方向に離間する少なくとも3つの膨出部がプランジャの内周面に圧接してオリフィス部材の位置決めをするので、オリフィス部材を適正な姿勢で固定することが可能となる。
本請求項3に係る発明によれば、オリフィスを形成するオイル通路の設計の自由度を高くすることが可能となると共にオリフィスの長さのバラツキによる油流出量のバラツキが生ずることを回避することが可能となるので、圧油室内のオイル圧を確実に適切な状態に維持することができる。
本請求項4に係る発明によれば、経時変化・劣化による圧入力低下を防ぐことができるため、オリフィス部材が脱落することを一層確実に防止することが可能となる。また、例えばプレス成型のみで製造可能であるため、コスト的に有利に大量生産することが可能である。
さらにまた、金属の塑性変形を利用して、プランジャ穴の前方側の天面とオリフィス部材の端壁部の前面とを密着させてシールすることで、プランジャ穴の天面の加工精度が低い場合であってもシール可能となり、この点においても、コストダウンを図ることが可能となる。
さらにまた、金属の塑性変形を利用して、プランジャ穴の前方側の天面とオリフィス部材の端壁部の前面とを密着させてシールすることで、プランジャ穴の天面の加工精度が低い場合であってもシール可能となり、この点においても、コストダウンを図ることが可能となる。
以下に、本発明のテンショナについて、図面に基づいて説明する。
本発明のテンショナは、自動車エンジンのタイミングシステム等に用いられるチェーン伝動装置に組み込まれる。具体的には、図1に示すように、テンショナ100は、複数のスプロケットS1~S3に掛け回された伝動チェーンCHの弛み側にテンショナレバーGを介して適正な張力を付与するように、図示しないエンジンブロックに取り付けられる。
本発明のテンショナは、自動車エンジンのタイミングシステム等に用いられるチェーン伝動装置に組み込まれる。具体的には、図1に示すように、テンショナ100は、複数のスプロケットS1~S3に掛け回された伝動チェーンCHの弛み側にテンショナレバーGを介して適正な張力を付与するように、図示しないエンジンブロックに取り付けられる。
テンショナ100は、図2に示すように、プランジャ110と、ハウジング120と、メイン付勢手段140と、リリーフ機構150とを備えている。
プランジャ110は、円筒形状に構成されており、後方側に開口したプランジャ穴111を有すると共にプランジャ穴111の前方側の天面に開口して外部空間と連通する外部リリーフ孔115を有する。
本実施例においては、プランジャ穴111は、前方側に向かって順次内径が小さくなるように連続する3つの円柱状空間により構成されており、最も小さい内径を有する前方側の空間がオリフィス部材配置空間112とされている。
外部リリーフ孔115は、例えばプランジャ110の中心軸上において軸方向に直線状に延びるように形成されている。
本実施例においては、プランジャ穴111は、前方側に向かって順次内径が小さくなるように連続する3つの円柱状空間により構成されており、最も小さい内径を有する前方側の空間がオリフィス部材配置空間112とされている。
外部リリーフ孔115は、例えばプランジャ110の中心軸上において軸方向に直線状に延びるように形成されている。
ハウジング120は、プランジャ110を摺動可能に収容する前方側に開口したプランジャ収容穴121を有する。プランジャ110はその開放端側からプランジャ収容穴121内に挿入されて配置されており、プランジャ穴111およびプランジャ収容穴121の間、すなわちプランジャ穴111の内部空間とプランジャ収容穴121の内部空間とによって圧油室125が形成されている。
ハウジング120内の底部側には、オイル供給孔126を通じて外部から圧油室125へのオイルの流入を許容するとともに、オイル供給孔126からのオイルの流出を防止する逆止弁を構成するチェックバルブ130が配置されている。
チェックバルブ130は、プランジャ収容穴121の底部に密着して配置されたボールシート131と、ボールシート131に密着可能に着座する球状のチェックボール132と、チェックボール132の前方に配置されチェックボール132の移動を規制するリテーナ133とから構成されている。
なお、チェックボール132をボールシート131側に向けて付勢するボールスプリングをチェックボール132とリテーナ133との間に配置してもよい。
チェックバルブ130は、プランジャ収容穴121の底部に密着して配置されたボールシート131と、ボールシート131に密着可能に着座する球状のチェックボール132と、チェックボール132の前方に配置されチェックボール132の移動を規制するリテーナ133とから構成されている。
なお、チェックボール132をボールシート131側に向けて付勢するボールスプリングをチェックボール132とリテーナ133との間に配置してもよい。
メイン付勢手段140は、プランジャ110を前方側に向けて付勢するように、圧油室125に伸縮自在に収納されている。この例においては、メイン付勢手段140は、コイルバネによって構成され、コイル軸がプランジャ120の中心軸に沿って延びるように配置されている。
リリーフ機構150は、圧油室125内のオイル圧が高まった時に圧油室125内のオイルをプランジャ110の外部にリリーフするものであって、プランジャ110における外部リリーフ孔115と、圧油室125を外部リリーフ孔115と連通するオイル通路を有するオリフィス部材151とから構成される。
オリフィス部材151は、図3乃至図5に示すように、平面円形状の端壁部152と、端壁部152の周縁から後方に向かって延びる周壁部155とを有し、プランジャ穴111に圧入可能となるようにカップ状に形成されている。
周壁部155は環状で周方向に連続しており、円筒状の輪郭を部分的に前方側から後方側に向かうに従って拡径するように径方向外方に湾曲状に膨出させた膨出部157を有する。
周壁部155が環状で周方向に連続していることで、オリフィス部材151を高い剛性を有するものとして構成することができ、プランジャ穴111に対する十分な圧入力を得ることが可能である。
周壁部155が環状で周方向に連続していることで、オリフィス部材151を高い剛性を有するものとして構成することができ、プランジャ穴111に対する十分な圧入力を得ることが可能である。
本実施例においては、膨出部157は、周方向に等間隔で離間した3カ所に形成されており、これにより、膨出部157の各々をプランジャ110の内周面に圧接してオリフィス部材151の位置決めをすることで、オリフィス部材151を適正な姿勢で固定することが可能となっている。なお、膨出部157は、周方向に互いに離間して少なくとも3カ所に形成されていれば、膨出部157の数は特に限定されるものではない。
膨出部157は、図5に示すように、プランジャ110に対する圧入前の状態で、軸方向からの平面視においてオリフィス部材151の外接円C1の直径D1が、プランジャ110の内径、具体的には、オリフィス部材配置空間112の内径Dpより大きくなるように構成されている。図5における破線は、プランジャ穴111におけるオリフィス部材配置空間112の内周縁を示す。
膨出部157は、図5に示すように、プランジャ110に対する圧入前の状態で、軸方向からの平面視においてオリフィス部材151の外接円C1の直径D1が、プランジャ110の内径、具体的には、オリフィス部材配置空間112の内径Dpより大きくなるように構成されている。図5における破線は、プランジャ穴111におけるオリフィス部材配置空間112の内周縁を示す。
このテンショナ100においては、オリフィス部材151における端壁部152の前面をプランジャ穴111の前方側の天面に当接することで外部リリーフ孔115をシールしている。
然るに、オリフィス部材151における端壁部152の前面には、外部リリーフ孔115と連通するオリフィス溝153が設けられている。また、図6に示すように、オリフィス部材151がプランジャ穴111内に配置された状態において、隣接する膨出部157間に位置される円筒部158の外周面とプランジャ穴111の内周面との間に形成される空間によって、オリフィス溝153を圧油室125と連通する連通部161が形成されている。これにより、図7に示すように、圧油室125と外部リリーフ孔115とを連通するオイル通路160がオリフィスを構成するように形成されている。
オリフィス部材151における端壁部152の前面にオリフィス溝153を設けることで、オリフィスを形成するオイル通路160の設計の自由度を高くすることが可能となると共にオリフィスの長さのバラツキによる油流出量のバラツキが生ずることを回避することが可能となるので、圧油室125内のオイル圧を確実に適切な状態に維持することが可能となる。
本実施例におけるオリフィス溝153は、断面V字状であって、端壁部152の中心から径方向外方に向かって直線状に延びるように形成されている。
然るに、オリフィス部材151における端壁部152の前面には、外部リリーフ孔115と連通するオリフィス溝153が設けられている。また、図6に示すように、オリフィス部材151がプランジャ穴111内に配置された状態において、隣接する膨出部157間に位置される円筒部158の外周面とプランジャ穴111の内周面との間に形成される空間によって、オリフィス溝153を圧油室125と連通する連通部161が形成されている。これにより、図7に示すように、圧油室125と外部リリーフ孔115とを連通するオイル通路160がオリフィスを構成するように形成されている。
オリフィス部材151における端壁部152の前面にオリフィス溝153を設けることで、オリフィスを形成するオイル通路160の設計の自由度を高くすることが可能となると共にオリフィスの長さのバラツキによる油流出量のバラツキが生ずることを回避することが可能となるので、圧油室125内のオイル圧を確実に適切な状態に維持することが可能となる。
本実施例におけるオリフィス溝153は、断面V字状であって、端壁部152の中心から径方向外方に向かって直線状に延びるように形成されている。
また、オリフィス部材151は、メイン付勢手段140の受け部を兼ねており、これにより、オリフィス部材151のプランジャ穴111の天面に対する面圧を稼ぐことができ、オリフィス部材151における端壁部152の前面とプランジャ穴111の天面との間に隙間が生ずることを一層確実に防止することができるようになっている。
本実施例では、メイン付勢手段140が周壁部155の端面156に当接しているが、メイン付勢手段140を端壁部152の内面に当接させるようにしてもよい。
本実施例では、メイン付勢手段140が周壁部155の端面156に当接しているが、メイン付勢手段140を端壁部152の内面に当接させるようにしてもよい。
オリフィス部材151は、例えば金属材料で形成されており、これにより、経時変化・劣化による圧入力低下を防ぐことができるため、オリフィス部材151が脱落することを一層確実に防止することが可能となる。また、例えばプレス成型のみで製造可能であるため、コスト的に有利に大量生産することが可能となる。さらにまた、金属の塑性変形を利用して、プランジャ穴111の前方側の天面とオリフィス部材151の端壁部152の前面とを密着させてシールすることで、プランジャ穴111の天面の加工精度が低い場合であってもシール可能となり、この点においても、コストダウンを図ることが可能となる。
以上のように構成された本実施形態のテンショナ100においては、プランジャ110が伝動チェーンCHから衝撃、荷重等を受けて圧油室125内のオイル圧が上昇すると、圧油室125内のオイルがオリフィスを構成するオイル通路160に流入し、外部リリーフ孔115を介してプランジャ110の外部にリークする。これにより、圧油室125内のオイル圧が適切な大きさに維持されるようになっている。
また、圧油室125内に空気が混入した場合にも同様に、混入空気がオイル通路160に進入し、外部リリーフ孔115を介して外部空間に排出される。
このように、本実施形態のテンショナ100によれば、オリフィス部材151をプランジャ110内に配置するという簡素な構造で、圧油室125内のオイル圧を適切に維持することが可能であり、過大な押圧力による伝動チェーンCHの張り過ぎを防止することができるようになっている。
また、圧油室125内に空気が混入した場合にも同様に、混入空気がオイル通路160に進入し、外部リリーフ孔115を介して外部空間に排出される。
このように、本実施形態のテンショナ100によれば、オリフィス部材151をプランジャ110内に配置するという簡素な構造で、圧油室125内のオイル圧を適切に維持することが可能であり、過大な押圧力による伝動チェーンCHの張り過ぎを防止することができるようになっている。
而して、このテンショナ100においては、オリフィス部材151をプランジャ穴111に対して圧入することで周壁部155を弾性的に変形させ、オリフィス部材151をプランジャ110に嵌合して固定している。
オリフィス部材151のプランジャ110に対する圧入時には、図8に示すように、オリフィス部材151における膨出部157の各々は、径方向内方側に撓んで縮径されるよう変形する。また、周壁部155が環状で連続していることから、各膨出部157の変形に伴って円筒部158が径方向外方側に撓んで拡径されるよう変形する。なお、図8においては、圧入前のオリフィス部材151を破線で示してある。
このため、比較的大きな締め代を吸収することできるとともに、締め代の変化に対して圧入力の変化を小さく抑制して安定させることが可能である。しかも、オリフィス部材151がカップ状に形成され周壁が環状で周方向に連続した状態となっているために、オリフィス部材151自体が高い剛性を有するものであり、プランジャ穴111に対する十分な圧入力を得ることが可能であるため、オリフィス部材151の圧入時に、応力集中や大きな変形が生ずることがない。
従って、このテンショナ100によれば、バリや破損がオリフィス部材151に生ずることを回避することが可能となると共に、圧入後にオリフィス部材151が脱落するといった問題が生ずることを回避することが可能となり、組付け負担の軽減を図ることが可能となる。さらに、締め代公差レンジを大幅に拡大することができるため、テンショナ100の組立時の自由度および設計の自由度を高くすることが可能となると共に、プランジャ110の内径の加工レス化を図ることができ加工負担を低減することが可能となり、コスト的にも有利に製造することが可能となる。
オリフィス部材151のプランジャ110に対する圧入時には、図8に示すように、オリフィス部材151における膨出部157の各々は、径方向内方側に撓んで縮径されるよう変形する。また、周壁部155が環状で連続していることから、各膨出部157の変形に伴って円筒部158が径方向外方側に撓んで拡径されるよう変形する。なお、図8においては、圧入前のオリフィス部材151を破線で示してある。
このため、比較的大きな締め代を吸収することできるとともに、締め代の変化に対して圧入力の変化を小さく抑制して安定させることが可能である。しかも、オリフィス部材151がカップ状に形成され周壁が環状で周方向に連続した状態となっているために、オリフィス部材151自体が高い剛性を有するものであり、プランジャ穴111に対する十分な圧入力を得ることが可能であるため、オリフィス部材151の圧入時に、応力集中や大きな変形が生ずることがない。
従って、このテンショナ100によれば、バリや破損がオリフィス部材151に生ずることを回避することが可能となると共に、圧入後にオリフィス部材151が脱落するといった問題が生ずることを回避することが可能となり、組付け負担の軽減を図ることが可能となる。さらに、締め代公差レンジを大幅に拡大することができるため、テンショナ100の組立時の自由度および設計の自由度を高くすることが可能となると共に、プランジャ110の内径の加工レス化を図ることができ加工負担を低減することが可能となり、コスト的にも有利に製造することが可能となる。
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行なうことが可能である。
例えば、上記の実施形態においては、1本のオリフィス溝153が端壁部152の中心から径方向外方に向かって直線状に延びるように形成されたオリフィス部材151を用いた構成について説明したが、オリフィス溝153を含むオイル通路を形成する場合にあっては、オリフィス溝153の形状及びその他の構成は、上記実施形態に係る構成に限定されるものではない。例えば、図9に示すように、複数本(この例では3本)のオリフィス溝153が端壁部152の中心から径方向外方に向かって放射状に延びるように形成された構成や、図10に示すように、オリフィス溝153が端壁部152の中心かららせん状に延びるように形成された構成とされていてもよい。
また、上記の実施形態においては、オリフィスを構成するオイル通路160がオリフィス部材151に設けられたオリフィス溝153を含んだ構成について説明したが、図11に示すように、オリフィス部材151は、端壁部152の圧油室125側に位置される内面と、プランジャ穴111の天面と当接する前面とを連通する貫通孔154を形成することでオイル通路を形成した構成としてもよい。
例えば、上記の実施形態においては、1本のオリフィス溝153が端壁部152の中心から径方向外方に向かって直線状に延びるように形成されたオリフィス部材151を用いた構成について説明したが、オリフィス溝153を含むオイル通路を形成する場合にあっては、オリフィス溝153の形状及びその他の構成は、上記実施形態に係る構成に限定されるものではない。例えば、図9に示すように、複数本(この例では3本)のオリフィス溝153が端壁部152の中心から径方向外方に向かって放射状に延びるように形成された構成や、図10に示すように、オリフィス溝153が端壁部152の中心かららせん状に延びるように形成された構成とされていてもよい。
また、上記の実施形態においては、オリフィスを構成するオイル通路160がオリフィス部材151に設けられたオリフィス溝153を含んだ構成について説明したが、図11に示すように、オリフィス部材151は、端壁部152の圧油室125側に位置される内面と、プランジャ穴111の天面と当接する前面とを連通する貫通孔154を形成することでオイル通路を形成した構成としてもよい。
また、上述した実施形態では、テンショナが自動車エンジン用のタイミングシステムに組み込まれるものとして説明したが、テンショナの具体的用途はこれに限定されない。
また、上述した実施形態では、テンショナがテンショナレバーを介して伝動チェーンに張力を付与するものとして説明したが、プランジャの先端で直接的に伝動チェーンの摺動案内を行い、伝動チェーンに張力を付与するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、テンショナがテンショナレバーを介して伝動チェーンに張力を付与するものとして説明したが、プランジャの先端で直接的に伝動チェーンの摺動案内を行い、伝動チェーンに張力を付与するようにしてもよい。
100,200 ・・・ テンショナ
110,210 ・・・ プランジャ
111,211 ・・・ プランジャ穴
112 ・・・ オリフィス部材配置空間
115,215 ・・・ 外部リリーフ孔
120,220 ・・・ ハウジング
121,221 ・・・ プランジャ収容穴
125,225 ・・・ 圧油室
126 ・・・ オイル供給孔
130 ・・・ チェックバルブ
131 ・・・ ボールシート
132 ・・・ チェックボール
133 ・・・ リテーナ
140,240 ・・・ メイン付勢手段
150 ・・・ リリーフ機構
151,251 ・・・ オリフィス部材
152 ・・・ 端壁部
153,253 ・・・ オリフィス溝
154 ・・・ 貫通孔
155 ・・・ 周壁部
156 ・・・ 端面
157 ・・・ 膨出部
158 ・・・ 円筒部
259 ・・・ 変形嵌合部
160 ・・・ オイル通路
161,261 ・・・ 連通部
S1~S3 ・・・ スプロケット
CH ・・・ 伝動チェーン
G ・・・ テンショナレバー
110,210 ・・・ プランジャ
111,211 ・・・ プランジャ穴
112 ・・・ オリフィス部材配置空間
115,215 ・・・ 外部リリーフ孔
120,220 ・・・ ハウジング
121,221 ・・・ プランジャ収容穴
125,225 ・・・ 圧油室
126 ・・・ オイル供給孔
130 ・・・ チェックバルブ
131 ・・・ ボールシート
132 ・・・ チェックボール
133 ・・・ リテーナ
140,240 ・・・ メイン付勢手段
150 ・・・ リリーフ機構
151,251 ・・・ オリフィス部材
152 ・・・ 端壁部
153,253 ・・・ オリフィス溝
154 ・・・ 貫通孔
155 ・・・ 周壁部
156 ・・・ 端面
157 ・・・ 膨出部
158 ・・・ 円筒部
259 ・・・ 変形嵌合部
160 ・・・ オイル通路
161,261 ・・・ 連通部
S1~S3 ・・・ スプロケット
CH ・・・ 伝動チェーン
G ・・・ テンショナレバー
Claims (4)
- 後方側に開口したプランジャ穴を有すると共に前記プランジャ穴の前方側の天面に開口して外部空間と連通する外部リリーフ孔を有するプランジャと、前記プランジャを摺動可能に収容する前方側に開口したプランジャ収容穴を有するハウジングと、前記プランジャおよび前記プランジャ収容穴の間に形成される圧油室に伸縮自在に収納されて前記プランジャを前方側に向けて付勢するメイン付勢手段と、前記圧油室内のオイル圧が高まった時に前記圧油室内のオイルを前記プランジャ外にリリーフするリリーフ機構とを備えたテンショナであって、
前記リリーフ機構は、オリフィスを形成するように構成され前記圧油室を前記外部リリーフ孔と連通するオイル通路を有するオリフィス部材を備え、
前記オリフィス部材は、前記プランジャ穴に圧入可能となるようにカップ状に形成され、平面円形状の端壁部と、前記端壁部の周縁から後方に向かって延びる周壁部とを有し、
前記周壁部には、後方側に向かって延びるように設けられ前記周壁部を径方向外方に湾曲状に膨出させた膨出部を有し、
前記膨出部は、前記プランジャに対する圧入前の状態で、軸方向からの平面視において前記オリフィス部材の外接円の直径が前記プランジャの内径より大きくなるように構成されていることを特徴とするテンショナ。 - 前記膨出部は、周方向に互いに離間する少なくとも3カ所に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のテンショナ。
- 前記オリフィス部材における前記端壁部の前面に、前記端壁部の前面を前記天面に当接することで前記オイル通路を形成するように構成されたオリフィス溝を有することを特徴とする請求項1に記載のテンショナ。
- 前記オリフィス部材が、金属材料で形成されていることを特徴とする請求項1に記載のテンショナ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022168387A JP2024060841A (ja) | 2022-10-20 | 2022-10-20 | テンショナ |
CN202311066364.5A CN117917513A (zh) | 2022-10-20 | 2023-08-23 | 张紧装置 |
DE102023125472.3A DE102023125472A1 (de) | 2022-10-20 | 2023-09-20 | Spannvorrichtung |
US18/379,910 US20240229902A9 (en) | 2022-10-20 | 2023-10-13 | Tensioner |
KR1020230137544A KR20240055664A (ko) | 2022-10-20 | 2023-10-16 | 텐셔너 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2022168387A JP2024060841A (ja) | 2022-10-20 | 2022-10-20 | テンショナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2024060841A true JP2024060841A (ja) | 2024-05-07 |
Family
ID=90572950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022168387A Pending JP2024060841A (ja) | 2022-10-20 | 2022-10-20 | テンショナ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2024060841A (ja) |
KR (1) | KR20240055664A (ja) |
CN (1) | CN117917513A (ja) |
DE (1) | DE102023125472A1 (ja) |
-
2022
- 2022-10-20 JP JP2022168387A patent/JP2024060841A/ja active Pending
-
2023
- 2023-08-23 CN CN202311066364.5A patent/CN117917513A/zh active Pending
- 2023-09-20 DE DE102023125472.3A patent/DE102023125472A1/de active Pending
- 2023-10-16 KR KR1020230137544A patent/KR20240055664A/ko unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20240133450A1 (en) | 2024-04-25 |
CN117917513A (zh) | 2024-04-23 |
KR20240055664A (ko) | 2024-04-29 |
DE102023125472A1 (de) | 2024-04-25 |
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