JP2024059413A - 画像形成装置及びカートリッジ支持部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】インクカートリッジの接続状態が安定し、インクカートリッジの取り付けが容易な画像形成装置。
【解決手段】インクカートリッジの挿入口3、挿入口の周囲に設けられたブラケット部材50、51、ブラケット部材の上面に設けられたカートリッジ保持部材52を備える。インクカートリッジは第1のインク収容部30と第2のインク収容部40を有し、第1の収容部が装置に装着され、第2のインク収容部が第1の収容部に設置される。ブラケット部材は挿入口の差し込み方向において第1のインク収容部と接触しない形状である。カートリッジ保持部材はインクカートリッジが装置に装着された際に第2のインク収容部を保持する。ブラケット部材はカートリッジ保持部材側に第1の開口部を有する。カートリッジ保持部材はブラケット部材側に第2の開口部を有する。第1の開口部及び第2の開口部を介して第1のインク収容部と第2のインク収容部が接続する。
【選択図】図20
【解決手段】インクカートリッジの挿入口3、挿入口の周囲に設けられたブラケット部材50、51、ブラケット部材の上面に設けられたカートリッジ保持部材52を備える。インクカートリッジは第1のインク収容部30と第2のインク収容部40を有し、第1の収容部が装置に装着され、第2のインク収容部が第1の収容部に設置される。ブラケット部材は挿入口の差し込み方向において第1のインク収容部と接触しない形状である。カートリッジ保持部材はインクカートリッジが装置に装着された際に第2のインク収容部を保持する。ブラケット部材はカートリッジ保持部材側に第1の開口部を有する。カートリッジ保持部材はブラケット部材側に第2の開口部を有する。第1の開口部及び第2の開口部を介して第1のインク収容部と第2のインク収容部が接続する。
【選択図】図20
Description
本発明は、画像形成装置及びカートリッジ支持部材に関する。
従来、インクジェットプリンタなどの画像形成装置において、インクを補充する技術が提案されている。従来技術では例えば、インクジェットプリンタの本体に備わっている容器に、別容器の補充容器を着脱自在に載置し、インクの大容量化を図る試みがなされている。
特許文献1では、インク保持容器内にインクまたは溶剤を補充する補充液補充手段を備えたインクジェット記録装置が開示されている。特許文献1において、補充液補充手段は、一定量の補充液が溜まる補充ケースと、この補充ケースに着脱自在に載置され、かつ補充ケース内に溜まる補充液が少なくなると補充供給する補充液が入っている補充容器とを備えている。また特許文献1では、補充ケースに、上カバーに補充液の流れ込む流入開口部を有する補充液受け部を設け、補充容器に、補充液の流出する流出開口部を有する補充液供給部を設けている。補充液受け部の流入開口部の上端部を補充容器の流出開口部の下端部よりも低位置に配置している。
特許文献1では、補充容器が空になったら、その補充容器に代えて補充液が入っている新しい補充容器を補充ケースにセットすることにより、インクや溶剤の補充を簡単に済ませることができるとしている。また補充液受け部の流入開口部の上端部を補充容器の流出開口部の下端部よりも低位置にしてあるので、補充ケース内の補充液面が大気に開放しない状態になり、補充液が大気に発散してしまう無駄を抑えることができるとしている。
特許文献2では、第1インク収納領域と、第1インク収納領域から導入したインクを記録ヘッドに供給する第2インク収納領域と、を備えたインク供給システムが開示されている。また、特許文献2では、第1インク収納領域と第2インク収納領域は分離可能に接続されること、第2インク収納領域は実質的に密閉空間を形成すること、第2インク収納領域に存在する気体を第1インク収納領域へ移送可能であること、第1インク収納領域は、第2インク収納領域から移送された気体を内部に取り込む領域を有することが開示されている。
特許文献2によれば、接続および分離可能な接続手段を通して、第1インク収納領域から第2インク収納領域にインクを間欠的に供給する場合に、第2インク収納領域内に溜まった気体を排出しつつ、第2インク収納領域にインクを効率よく供給することができるとしている。しかも、このような内部の気体の排出を伴うインクの供給をポンプなどの動力源を用いることなく実施することが可能であり、また気体の排出のために特別な時間を必要ともしないとしている。
しかしながら、従来技術では、インクカートリッジの接続状態を安定させにくいという問題があった。インクカートリッジを装置に取り付けた後、印字動作を続けていると、装置との接続が緩くなり、インクの供給がうまくいかない場合があった。更に従来技術では、インクカートリッジを装置に取り付けにくいという問題があり、取り付けのしやすさについても更なる向上が求められている。
そこで本発明は、インクカートリッジの接続状態を安定して保つことができ、インクカートリッジの取り付けが容易な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、
記録媒体に液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
インクカートリッジを装着可能な挿入口と、
前記インクカートリッジからインクが供給されるインク供給口と、
前記挿入口の周囲に設けられたブラケット部材と、
前記ブラケット部材の上面に設けられたカートリッジ保持部材と、
を備えた画像形成装置であって、
前記インクカートリッジは、中継用の第1のインク収容部と、継足し用の第2のインク収容部とを有し、前記第1の収容部が当該画像形成装置に装着され、前記第2のインク収容部が前記第1の収容部に設置され、
前記第1のインク収容部は、前記挿入口から当該画像形成装置に装着されたときに当該画像形成装置の本体よりも外に出る露出部を有し、前記露出部の上面に前記第2のインク収容部を設置可能であり、
前記ブラケット部材は、前記挿入口の差し込み方向において前記第1のインク収容部と接触しない形状であり、
前記カートリッジ保持部材は、前記インクカートリッジが当該画像形成装置に装着された際に、前記第2のインク収容部を保持し、
前記ブラケット部材は、前記カートリッジ保持部材側に第1の開口部を有するとともに、前記カートリッジ保持部材は、前記ブラケット部材側に第2の開口部を有し、前記第1の開口部及び前記第2の開口部を介して、前記第1のインク収容部と前記第2のインク収容部とが接続する
ことを特徴とする。
記録媒体に液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
インクカートリッジを装着可能な挿入口と、
前記インクカートリッジからインクが供給されるインク供給口と、
前記挿入口の周囲に設けられたブラケット部材と、
前記ブラケット部材の上面に設けられたカートリッジ保持部材と、
を備えた画像形成装置であって、
前記インクカートリッジは、中継用の第1のインク収容部と、継足し用の第2のインク収容部とを有し、前記第1の収容部が当該画像形成装置に装着され、前記第2のインク収容部が前記第1の収容部に設置され、
前記第1のインク収容部は、前記挿入口から当該画像形成装置に装着されたときに当該画像形成装置の本体よりも外に出る露出部を有し、前記露出部の上面に前記第2のインク収容部を設置可能であり、
前記ブラケット部材は、前記挿入口の差し込み方向において前記第1のインク収容部と接触しない形状であり、
前記カートリッジ保持部材は、前記インクカートリッジが当該画像形成装置に装着された際に、前記第2のインク収容部を保持し、
前記ブラケット部材は、前記カートリッジ保持部材側に第1の開口部を有するとともに、前記カートリッジ保持部材は、前記ブラケット部材側に第2の開口部を有し、前記第1の開口部及び前記第2の開口部を介して、前記第1のインク収容部と前記第2のインク収容部とが接続する
ことを特徴とする。
本発明によれば、インクカートリッジの接続状態を安定して保つことができ、インクカートリッジの取り付けが容易な画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明に係る画像形成装置及びカートリッジ支持部材について図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、修正、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
本発明の画像形成装置は、
記録媒体に液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
インクカートリッジを装着可能な挿入口と、
前記インクカートリッジからインクが供給されるインク供給口と、
前記挿入口の周囲に設けられたブラケット部材と、
前記ブラケット部材の上面に設けられたカートリッジ保持部材と、
を備えた画像形成装置であって、
前記インクカートリッジは、中継用の第1のインク収容部と、継足し用の第2のインク収容部とを有し、前記第1の収容部が当該画像形成装置に装着され、前記第2のインク収容部が前記第1の収容部に設置され、
前記第1のインク収容部は、前記挿入口から当該画像形成装置に装着されたときに当該画像形成装置の本体よりも外に出る露出部を有し、前記露出部の上面に前記第2のインク収容部を設置可能であり、
前記ブラケット部材は、前記挿入口の差し込み方向において前記第1のインク収容部と接触しない形状であり、
前記カートリッジ保持部材は、前記インクカートリッジが当該画像形成装置に装着された際に、前記第2のインク収容部を保持し、
前記ブラケット部材は、前記カートリッジ保持部材側に第1の開口部を有するとともに、前記カートリッジ保持部材は、前記ブラケット部材側に第2の開口部を有し、前記第1の開口部及び前記第2の開口部を介して、前記第1のインク収容部と前記第2のインク収容部とが接続する
ことを特徴とする。
記録媒体に液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
インクカートリッジを装着可能な挿入口と、
前記インクカートリッジからインクが供給されるインク供給口と、
前記挿入口の周囲に設けられたブラケット部材と、
前記ブラケット部材の上面に設けられたカートリッジ保持部材と、
を備えた画像形成装置であって、
前記インクカートリッジは、中継用の第1のインク収容部と、継足し用の第2のインク収容部とを有し、前記第1の収容部が当該画像形成装置に装着され、前記第2のインク収容部が前記第1の収容部に設置され、
前記第1のインク収容部は、前記挿入口から当該画像形成装置に装着されたときに当該画像形成装置の本体よりも外に出る露出部を有し、前記露出部の上面に前記第2のインク収容部を設置可能であり、
前記ブラケット部材は、前記挿入口の差し込み方向において前記第1のインク収容部と接触しない形状であり、
前記カートリッジ保持部材は、前記インクカートリッジが当該画像形成装置に装着された際に、前記第2のインク収容部を保持し、
前記ブラケット部材は、前記カートリッジ保持部材側に第1の開口部を有するとともに、前記カートリッジ保持部材は、前記ブラケット部材側に第2の開口部を有し、前記第1の開口部及び前記第2の開口部を介して、前記第1のインク収容部と前記第2のインク収容部とが接続する
ことを特徴とする。
画像形成装置としては、例えば、液体を吐出する装置、インクジェット記録装置、インクジェット印刷機、インクジェットプリンタなどとすることができる。また、画像形成装置を印刷機、印刷装置などと称してもよい。また、上記の着脱を挿抜などと称してもよく、装着を挿入などと称してもよい。また、本発明の画像形成装置は、本発明のカートリッジ支持部材を有していると称してもよい。
本発明のカートリッジ支持部材は、
記録媒体に液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
インクカートリッジを装着可能な挿入口と、
前記インクカートリッジからインクが供給されるインク供給口と、
を備えた画像形成装置に用いられるカートリッジ支持部材であって、
前記挿入口の周囲に設けられるブラケット部材と、
前記ブラケット部材の上面に設けられたカートリッジ保持部材と、
を有し、
前記インクカートリッジは、中継用の第1のインク収容部と、継足し用の第2のインク収容部とを有し、前記第1のインク収容部が当該画像形成装置に装着され、前記第2のインク収容部が前記第1のインク収容部に設置され、
前記第1のインク収容部は、前記挿入口から当該画像形成装置に装着されたときに当該画像形成装置の本体よりも外に出る露出部を有し、前記露出部の上面に前記第2のインク収容部を設置可能であり、
前記ブラケット部材は、前記挿入口の差し込み方向において前記第1のインク収容部と接触しない形状であり、
前記カートリッジ保持部材は、前記インクカートリッジが当該画像形成装置に装着された際に、前記第2のインク収容部を保持し、
前記ブラケット部材は、前記カートリッジ保持部材側に第1の開口部を有するとともに、前記カートリッジ保持部材は、前記ブラケット部材側に第2の開口部を有し、前記第1の開口部及び前記第2の開口部を介して、前記第1のインク収容部と前記第2のインク収容部とが接続する
ことを特徴とする。
記録媒体に液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
インクカートリッジを装着可能な挿入口と、
前記インクカートリッジからインクが供給されるインク供給口と、
を備えた画像形成装置に用いられるカートリッジ支持部材であって、
前記挿入口の周囲に設けられるブラケット部材と、
前記ブラケット部材の上面に設けられたカートリッジ保持部材と、
を有し、
前記インクカートリッジは、中継用の第1のインク収容部と、継足し用の第2のインク収容部とを有し、前記第1のインク収容部が当該画像形成装置に装着され、前記第2のインク収容部が前記第1のインク収容部に設置され、
前記第1のインク収容部は、前記挿入口から当該画像形成装置に装着されたときに当該画像形成装置の本体よりも外に出る露出部を有し、前記露出部の上面に前記第2のインク収容部を設置可能であり、
前記ブラケット部材は、前記挿入口の差し込み方向において前記第1のインク収容部と接触しない形状であり、
前記カートリッジ保持部材は、前記インクカートリッジが当該画像形成装置に装着された際に、前記第2のインク収容部を保持し、
前記ブラケット部材は、前記カートリッジ保持部材側に第1の開口部を有するとともに、前記カートリッジ保持部材は、前記ブラケット部材側に第2の開口部を有し、前記第1の開口部及び前記第2の開口部を介して、前記第1のインク収容部と前記第2のインク収容部とが接続する
ことを特徴とする。
図1は、本実施形態の画像形成装置の一例における斜視図である。本実施形態の画像形成装置は、記録媒体に液体を吐出する液体吐出ヘッドを備えている。本体1にインクカートリッジ2が挿入され、色ごとにインク補充ができる構成となっている。ただし、このインクカートリッジ2は、本実施形態のインクカートリッジには含まれない。
本体1には、インクカートリッジ10(図2等参照)の挿入口3が設けられている。図1では、画像形成装置が有するインク供給口は見えない位置にある。挿入口3の奥にインク供給口が設けられており、インク供給口を介してインクカートリッジからインクの供給を受けることができる。
図2は、本実施形態に用いられるインクカートリッジ10を用いた場合の一例を示す斜視図である。本例は、図1における一番手間の挿入口3に、インクカートリッジ10を装着させた場合の例である。本実施形態の画像形成装置は、本実施形態のカートリッジ支持部材を有しているが、図2では本実施形態のカートリッジ支持部材の図示を省略している。
本実施形態に用いられるインクカートリッジは、第1のインク袋を有する中継用の第1のインク収容部と、第2のインク袋を有する継足し用の第2のインク収容部とを有する。図示されるインクカートリッジ10は、中継カートリッジ30と、継足しカートリッジ40とで構成されている。
中継カートリッジ30は、第1のインク収容部の一例であり、画像形成装置にインクを供給(補充などと称してもよい)する。中継カートリッジ30を中継インクカートリッジなどと称してもよい。
継足しカートリッジ40は、第2のインク収容部の一例であり、中継カートリッジ30にインクを供給(補充、継足すなどと称してもよい)する。継足しカートリッジ40を継足しインクカートリッジなどと称してもよい。
中継カートリッジ30は、画像形成装置(本体1)に着脱可能であり、本体1に装着されたときに本体1よりも外に出る露出部30Aを有している。露出部30Aの上面に継足しカートリッジ40を設置可能である。図2は、中継カートリッジ30における露出部30Aの上面に継足しカートリッジ40が設置された状態を示している。
上記では、本体1が有する挿入口3にインクカートリッジ10を装着させたと記載しているが、具体的には、挿入口3は、中継カートリッジ30が装着可能な挿入口となっている。本実施形態における中継カートリッジ30は、本体1に装着されたときに、本体1の外側に出る大きさとなっており、すなわち露出部30Aを有する大きさである。
図示する例において、中継カートリッジ30は、本体1の側面に装着され、露出部30Aは、本体1の側面から露出する。中継カートリッジ30が本体1の側面に装着されることで、装着させやすく、またカートリッジ10が邪魔になりにくい。なお、本体1の側面は、例えば本体1の上面及び底面を除くといった意味である。
本実施形態のように、中継カートリッジ30が本体1に着脱可能であり、中継カートリッジ30の露出部30Aの上面に継足しカートリッジ40が設置可能とすることで、ユーザーが扱いやすく、簡易にインクの補充を行うことができる。また、インクの補充を行う際には、ユーザーは継足しカートリッジ40のみを新しいものに変えるだけでよく、簡易にインクの補充を行うことができる。
図3は、中継カートリッジ30の全体斜視図である。中継カートリッジ30は、露出部30Aと、非露出部30Bとを有している。中継カートリッジ30が本体1に装着されたとき、露出部30Aは、本体1よりも外側に出る部分であり、非露出部30Bは、本体1の内側に挿入される部分である。ただし、中継カートリッジ30が装置に挿入されていない場合、非露出部30Bは露出していることになる。
特に制限されるものではないが、非露出部30Bは、例えば図1のインクカートリッジ2と同様の形状になっており、インクカートリッジ2と同様に本体に装着することができる。
中継カートリッジ30は、第1の接続口31と、第2の接続口と、を有している。第1の接続口31は、露出部30Aに設けられ、継足しカートリッジ40の継足し接続口と接続可能である。第2の接続口は、画像形成装置のインク供給口と接続可能である。なお、図1~図3では、紙面上、第2の接続口と画像形成装置のインク供給口は見えない位置にある。
中継カートリッジ30の上面に継足しカートリッジ40が設置されて、継足しカートリッジ40からインクが中継カートリッジ30に供給される。このとき、第1の接続口31を介してインクが中継カートリッジ30に供給される。継足しカートリッジ40は、中継カートリッジ30にインクを供給することから、継足し用のインク収容部などと称する。中継カートリッジ30は、継足しカートリッジ40からのインクの供給を受けたり、本体1にインクを供給したりするため、中継用のインク収容部などと称する。
本実施形態において、中継カートリッジ30は第1のインク袋を有し、継足しカートリッジ40は第2のインク袋を有する。以下、第1のインク袋を中継インク袋とも称することがあり、第2のインク袋を継足しインク袋とも称することがある。
図2に示す例において、中継カートリッジ30及び継足しカートリッジ40は、筐体の内部にインク袋を有する。本実施形態はこれに限られず、後述のように、継足しカートリッジ40が有するインク袋は、全部又は一部が露出していてもよい。また、中継カートリッジ30は、装置に取り付けられたときに、装置に挿入される非露出部と、装置から露出する露出部を有していればよく、インク袋の一部が露出していてもよい。
特に制限されるものではないが、例えば、中継カートリッジ30内のインク及び継足しカートリッジ40内のインクがなくなった場合、ユーザーは継足しカートリッジ40を交換して、インクが充填された新しい継足しカートリッジ40を中継カートリッジ30に接続する。これにより、中継カートリッジ30にインクが補充され、装置にインクを供給することができる。
なお、上記において、補充、供給は、同じ意味である。また特に制限されるものではないが、例えば、継足しカートリッジ40は、インクを脱気(気泡抜き)してインク袋に詰めるという方法で気泡混入を防止していることが好ましい。また、中継カートリッジ30と継足しカートリッジ40を用いる方式をダブルカートリッジ方式などと称してもよい。
図4~図6に、中継カートリッジ30が有する中継インク袋32の一例を示す。中継インク袋32は第1のインク袋の一例である。図4は、中継インク袋32の斜視図であり、図5は、中継インク袋32の側面図であり、図6は、中継インク袋32における熱溶着部34を説明するための図である。
中継インク袋32には、接続部品33A、33Bが設けられている。
接続部品33Aは、画像形成装置の本体1のインク供給部につながる。ここでは、インク供給部の図示を省略している。また、第2の接続口の符号を省略しているが、第2の接続口は、接続部品33Aに設けられている。本体1のインク供給部におけるインク供給口と、中継インク袋32における第2の接続口とが接続されて、中継カートリッジ30から液体吐出ヘッドにインクが供給される。
接続部品33Bは、継足しカートリッジ40からのインクを受け取るための部品である。
接続部品33Aは、画像形成装置の本体1のインク供給部につながる。ここでは、インク供給部の図示を省略している。また、第2の接続口の符号を省略しているが、第2の接続口は、接続部品33Aに設けられている。本体1のインク供給部におけるインク供給口と、中継インク袋32における第2の接続口とが接続されて、中継カートリッジ30から液体吐出ヘッドにインクが供給される。
接続部品33Bは、継足しカートリッジ40からのインクを受け取るための部品である。
本実施形態では、中継カートリッジ30が第1の接続口と第2の接続口を有するとしているが、中継インク袋32が第1の接続口と第2の接続口を有するとしてもよい。この他にも、接続部品33Bが第1の接続口を有するとしてもよいし、接続部品33Aが第2の接続口を有するとしてもよい。図3に示す例において、中継カートリッジ30は、筐体と、筐体内部に中継インク袋32とを有する。
中継インク袋32としては、例えば、樹脂とアルミニウム等の複合積層シートを用いることができる。
図6における斜線部分の範囲は、熱溶着部34を示している。
中継カートリッジ30の中継インク袋32としては、例えば、複数枚のシートを熱溶着して熱溶着部34を形成し、閉じた袋形状にすることが好ましい。このように閉じた袋形状にすることで、インク袋32の内部にインクを溜めることができるとともに、大気に更に触れにくくなる。また、このように複数枚のシートを熱溶着してインク袋32を形成することで、簡易に形成でき、インク袋32の形状を所望の形状にしやすくなる。
中継カートリッジ30の中継インク袋32としては、例えば、複数枚のシートを熱溶着して熱溶着部34を形成し、閉じた袋形状にすることが好ましい。このように閉じた袋形状にすることで、インク袋32の内部にインクを溜めることができるとともに、大気に更に触れにくくなる。また、このように複数枚のシートを熱溶着してインク袋32を形成することで、簡易に形成でき、インク袋32の形状を所望の形状にしやすくなる。
図7は、接続部品33Bの一例を示す斜視図である。接続部品33Bは、例えば、ベース部材35、キャップ部材36、ゴム部材37とで構成される。
図8は、接続部品33Bの分解斜視図である。ベース部材35には、円筒部35aが設けられている。円筒部35aは空洞部を有しており、空洞部をインクが流れる。円筒部35aは段差部35cを有しており、円筒部35aの先端は段差部35cを経て太くなっている。更に、円筒部35aの先端には、凹部35bが設けられている。
図示するように、接続部品33Bの組み立ては、例えば(1)、(2)の順で行う。(1)のように凹部35bにゴム部材37をはめ込んだ後、(2)のようにキャップ部材36を被せる。キャップ部材36には爪部36aが設けられており、段差部35cに嵌合する。
なお、接続部品33Aは、接続部品33Bと同様の形状とすることができるため、図示と説明は省略する。
図9は、継足しカートリッジ40の全体斜視図である。ただし、図9に示す継足しカートリッジ40は、図2に示すものとは向きが異なっている。図9に示す継足しカートリッジ40は、中継カートリッジ30側から見た場合の例であるともいえる。
図示するように、継足しカートリッジ40には、継足し接続口41が設けられている。継足し接続口41は、接続開口部などと称されてもよい。
図10は、継足しカートリッジ40が有する継足しインク袋42の斜視図である。継足しインク袋42は、第2のインク袋の一例である。継足しインク袋42は、中継インク袋32と同様に、樹脂とアルミニウム等の複合積層シートとすることができる。また、周囲を熱溶着することで、内部にインクを溜めることができる。
図3や図9に示す例において、継足しカートリッジ40は、筐体内部に継足しインク袋が収容されている。筐体は、カバー部材と称されてもよく、その形状は適宜変更することができる。本実施形態では、後述するように、第1カバー部材と、第2カバー部材とで構成されるカバー部材としており、組付け方式を工夫している。
継足しインク袋42には、接続部品43が設けられている。本例において、接続部品43の先端は、鋭利形状になっている。
図11は、継足しインク袋42の接続部品43を示す斜視図である。接続部品43は、管部材44(管形状などと称してもよい)が設けられている。管部材44は、先端が鋭利形状となっており、先端乃至先端近傍に穴45が設けられている。管部材44は、中継インク袋32の接続部品33Bのゴム部材37に刺さり、中継インク袋32の内部と連通する。この状態で、穴45からインクが中継インク袋32に供給される。
鋭利形状としては、例えば針形状などの先細り形状にすることが挙げられる。図11では鋭利形状の符号を省略しているが、図示するように、管部材44の先端が鋭利形状になっている。
なお、管部材44は、接続部品43ではなく、接続部品33Bに設けられていてもよい。このため、ここでは、管部材44を含んでいない部分を接続部品43と称する。ただし、管部材44が接続部品43に設けられている場合に、管部材44を含めて接続部品43と称しても差支えはない。また、管部材44には、管部材44の位置を固定するための管支持部材48が設けられている。管支持部材48は管部材44の付属部品として扱うことができる。
上記の構成により、中継カートリッジ30と、継足しカートリッジ40をそれぞれ密閉されたインク袋同士で接続させることができ、インクが大気と連通することを防止できる。このため、本実施形態のインクカートリッジは、取り扱いがしやすく、インク供給時に気泡の混入を抑制できる。
図12は、インク袋のみを表した概念図であり、印刷前の初期状態の一例を示す図である。継足しインク袋42の接続部品43と、中継インク袋32の接続部品33とが接続する。
ここで、仮に中継インク袋32の容量を500ccとし、継足しインク袋42の容量を500ccとする。この場合、印刷前の初期状態では、総容量1000ccのインクが装備されていることになる。その後、印刷やメンテナンスなどで徐々にインクが消費されていく。そして、全容量を使いきるとインク袋の内部のインクは、両方とも0ccになる。
なお、図12の継足しインク袋と、図13の新しい継足しインク袋とを区別して説明するため、符号42aで示している。
図13は、総容量が0ccになった後に、継足しをする場合の状態を示した概念図である。新品の継足しインク袋42bには、500ccのインクが入っている。継足しインク袋42bが中継インク袋32に接続することで、インクが下に流れていき、最終的には、中継インク袋32の中身が500ccとなり、継足しインク袋42の中身が0ccとなる。図中、それぞれの数値の変化を図示している。
このようにすることで、継足しインク袋42から中継インク袋32にインクを供給することができる。図13に示す状態の後に、更に別の継足しインク袋42を接続すると、図12に示すような初期状態の総容量1000ccとなる。
本実施形態において、継足し接続口41又は第1の接続口31のどちらかに管部材44が設けられている。図3~図13に示す例では、継足しカートリッジ40側に管部材44が設けられている。本実施形態はこれに限られず、管部材44が中継カートリッジ30側に設けられていてもよい。この場合の概念図を図14に示す。
図14は、管部材44が中継カートリッジ30側に設けられている場合の例を示す概念図である。ユーザーがインクサプライとして購入するのは継足しカートリッジ40側であることが想定される。このため、図14に示す例のように、管部材44が継足しカートリッジ40側に設けられている方が、ユーザーの費用負担を抑えることができる。
なお、継足し接続口41又は第1の接続口31のどちらに管部材44が設けられているかを判別するには、例えば、中継カートリッジ30と継足しカートリッジ40が接続していない状態で管部材44がどちらにあるかを視認することで判別できる。中継カートリッジ30と継足しカートリッジ40が接続している場合には、継足し接続口41又は第1の接続口31のどちらに管部材44が設けられているかを判別しにくいが、中継カートリッジ30と継足しカートリッジ40の接続を解除することで、継足し接続口41又は第1の接続口31のどちらに管部材44が設けられているかを判別することができる。
次に、本実施形態の詳細例について更に例を挙げつつ説明する。
本実施形態の画像形成装置は、前記挿入口の周囲に設けられたブラケット部材と、前記ブラケット部材の上面に設けられたカートリッジ保持部材とを有する。
また、本実施形態のカートリッジ支持部材は、前記挿入口の周囲に設けられたブラケット部材と、前記ブラケット部材の上面に設けられたカートリッジ保持部材とを有する。
本実施形態の画像形成装置は、本実施形態のカートリッジ支持部材を有すると称してもよい。
本実施形態の画像形成装置は、前記挿入口の周囲に設けられたブラケット部材と、前記ブラケット部材の上面に設けられたカートリッジ保持部材とを有する。
また、本実施形態のカートリッジ支持部材は、前記挿入口の周囲に設けられたブラケット部材と、前記ブラケット部材の上面に設けられたカートリッジ保持部材とを有する。
本実施形態の画像形成装置は、本実施形態のカートリッジ支持部材を有すると称してもよい。
上記の図2のようにインクカートリッジ10を装着した状態の場合、中継カートリッジ30と継足しカートリッジ40の接続状態を安定して維持できない場合がある。また、図2に示す例では、中継カートリッジ30の第1の接続口31に対して、継足しカートリッジ40の継足し接続口41を接続させにくい場合がある。一方、本発明によれば、インクカートリッジの接続状態を安定して保つことができ、インクカートリッジの取り付けが容易な画像形成装置にすることができる。
図15は、本実施形態の画像形成装置における挿入口3の拡大図である。図15では、図1及び図2と同様に、装置の本体1の側面に挿入口3が設けられている。図では、挿入口3aと挿入口3bを図示している。挿入口3と表記した場合、挿入口3aと挿入口3bを区別なく説明することを意味する。なお、挿入口3を、インクカートリッジ差し込み開口部などと称してもよい。
図示するように、本体1には、本実施形態のカートリッジ支持部材を取り付けるためのネジ止め部15が設けられている。このネジ止め部15を用いて、中継カートリッジ30と継足しカートリッジ40の接続状態を維持させるカートリッジ支持部材を取り付ける。ネジ止め部15は、例えば、カートリッジ支持部材を取り付けるための開口部であり、ネジ等の固定部材が用いられるが、ネジに限定されるものではない。カートリッジ支持部材を取り付けることができれば、ネジ以外のその他の部材を用いてもよい。
図16は、本実施形態のカートリッジ支持部材20を本体1に取り付けた場合の一例を示す図である。本実施形態の画像形成装置、もしくは本実施形態のカートリッジ支持部材は、挿入口3aの周囲に設けられたブラケット部材と、ブラケット部材の上面に設けられたカートリッジ保持部材とを有する。本例において、ブラケット部材は、第1のブラケット51と、第2のブラケット50とを有している。ブラケット部材は、取付ブラケットなどと称してもよい。また、カートリッジ保持部材の一例として、カートリッジ保持部材52が図示されている。
第2のブラケット50は、本体1に対してネジ止め部11により取り付けられる。ネジ止め部11は、例えば、第2のブラケット50を本体1に取り付けるための開口部である。第2のブラケット50は、ネジ等の固定部材を用いて取り付けられる。第2のブラケット50が取り付けられる場所は、図示するように、本体1の挿入口3aを避けた下側の位置となっている。
第1のブラケット51は、ネジ止め部12により、第2のブラケット50に取り付けられる。図示する例において、ネジ止め部12は2箇所設けられており、1つは符号を付けて図示されているが、あとの1つは第1のブラケット51に隠れて見えない位置にある。
図示するように、第1のブラケット51と第2のブラケット50とで構成されるブラケット部材は、挿入口3の差し込み方向において中継カートリッジ30と接触しない形状になっている。ブラケット部材は、中継カートリッジ30が挿入口3に着脱される際に、中継カートリッジ30と接触しない形状であるなどと言い換えてもよい。つまり、第1のブラケット51及び第2のブラケット50は、中継カートリッジ30が挿入口3に着脱される際に、着脱を阻害しない形状になっている。このため、カートリッジ保持部材52が設けられていても、本体1に中継カートリッジ30を着脱させる際に、中継カートリッジ30の着脱を阻害しない。これにより、本体1に中継カートリッジ30を装着させやすくなり、また、本体1から中継カートリッジ30を取り外しやすくなる。
カートリッジ保持部材52は、ネジ止め部13により第1のブラケット51に取り付けられている。図示する例において、ネジ止め部13は4箇所設けられており、2つは符号を付けて図示されているが、あとの2つはカートリッジ保持部材52や第1のブラケット51に隠れて見えない位置にある。
ネジ止め部12及びネジ止め部13は、例えば、ブラケット部材及びカートリッジ保持部材を取り付けるための開口部である。これらはネジ等の固定部材を用いて取り付けることができる。上述のように、ネジに限定されるものではない。
カートリッジ保持部材52は、ブラケット部材(本例においては第1のブラケット51)の上面に設けられている。また、カートリッジ保持部材52は、挿入口3aを避けた形状となっている。そのため、カートリッジ保持部材52が設けられていても、本体1に中継カートリッジ30を着脱させる際に、中継カートリッジ30の着脱を阻害しない。
本例では、挿入口3aの周囲にブラケット部材が設けられているとしているが、本実施形態は適宜変更することが可能であり、挿入口3aと挿入口3bを含めた挿入口の周囲にブラケット部材が設けられるとしてもよい。このため、本実施形態では、挿入口3aと挿入口3bにそれぞれ1つずつカートリッジ支持部材を設けてもよいし、挿入口3aと挿入口3bを1つの挿入口として考えて、この挿入口に1つのカートリッジ支持部材が設けられていてもよい。
図17は、第2のブラケット50を示す図である。第2のブラケット50は、例えばネジ止め部11とネジ止め部12を有する。ネジ止め部11は、本体1に第2のブラケット50を取り付けるために用いられる。ネジ止め部12は、第2のブラケット50に第1のブラケット51を取り付けるために用いられる。ネジ止め部12でネジ止めされる際に、第1のブラケット51が本体1に取り付けられるようにしてもよい。
図18は、第1のブラケット51を示す図である。第1のブラケット51は、例えばネジ止め部12、ネジ止め部13、第1の開口部53を有する。ネジ止め部12は、第2のブラケット50に第1のブラケット51を取り付けるために用いられる。ネジ止め部12により、第1のブラケット51が本体1にも取り付けられてもよい。ネジ止め部13は、第1のブラケット51にカートリッジ保持部材52を取り付けるために用いられる。第1のブラケット51の上面にカートリッジ保持部材52が取り付けられる。
第1の開口部53は、中継カートリッジ30に継足しカートリッジ40を設置した際に、第1の接続口31と継足し接続口41とが接続するための開口部である。第1の開口部53は、カートリッジ保持部材52側に設けられており、本例では第1のブラケット51に設けられる。図示する例では、4つの第1の開口部53が設けられており、4つの中継カートリッジ30と継足しカートリッジ40を接続させることができる。第1の開口部53の大きさ、数などは、適宜変更することができる。
図19は、カートリッジ保持部材52を示す図である。カートリッジ保持部材52は、継足しカートリッジ保持部材などと称してもよい。本例におけるカートリッジ保持部材52は、4つの設置スペース56を有している。特に制限されるものではないが、例えば、ブラックインク、イエローインク、マゼンタインク、シアンインクの4種類のインクを収容した4つの継足しカートリッジ40を、それぞれ4つの設置スペース56に設置することができる。
カートリッジ保持部材52は、複数の継足しカートリッジ40を保持することが可能であり、継足しカートリッジ40の設置場所を区切る仕切りが設けられていることが好ましい。これにより、継足しカートリッジ40の設置場所がわかりやすくなり、中継カートリッジ30と継足しカートリッジ40を接続させやすくなる。図示する例において、仕切り57が3つ設けられているが、一部、符号を省略している。
カートリッジ保持部材52は、継足しカートリッジ40を設置する際のガイドとなるガイド部を有することが好ましい。これにより、更に継足しカートリッジ40を設置しやすくなる。図示する例において、挿入リブ54がガイド部の一例である。
挿入リブ54の配置や数などは、適宜変更することができ、例えば1つの設置スペース56につき8箇所を設けることができる(後述の図21も参照)。このように、挿入リブ54を複数設けることにより、継足しカートリッジ40を設置しやすくなるとともに、継足しカートリッジ40をカートリッジ保持部材52に対して、より安定して設置することができる。
カートリッジ保持部材52は、ブラケット部材側に第2の開口部58を有している(後述の図21も参照)。本例ではカートリッジ保持部材52の底面55に第2の開口部58が設けられている。第2の開口部58は、第1の開口部53と対応して設けられる。第1の開口部53及び第2の開口部58を介して、中継カートリッジ30と継足しカートリッジ40とが接続する。
カートリッジ保持部材52は、ネジ止め部13を有している。ネジ止め部13は、カートリッジ保持部材52に第1のブラケット51を取り付けるために用いられる。
図20は、本実施形態の画像形成装置を示す別の図であり、本実施形態のカートリッジ支持部材20を取り付け、更にインクカートリッジ10を装着させた場合の一例を示す図である。すなわち、本体1にブラケット部材とカートリッジ保持部材を取り付け、更にインクカートリッジ10を装着させた場合の一例を示す図である。
例えば、カートリッジ支持部材20を取り付けた後、中継カートリッジ30を挿入口3から本体1に装着させる。そして、継足しカートリッジ40をカートリッジ保持部材52の挿入リブ54に沿って設置すれば、容易に継足しカートリッジ40を設置できるとともに、中継カートリッジ30の第1の接続口31と継足しカートリッジ40の継足し接続口41とを容易に接続させることができる。
また、カートリッジ保持部材52が継足しカートリッジ40を保持することで、図の状態を安定持続させることができ、中継カートリッジ30と継足しカートリッジ40の接続状態を安定して保つことができる。このため、インクカートリッジの接続状態を安定して保つことができ、
また図20に示す例では、本体1における一番左側の一箇所のみに、インクカートリッジ10を装着させた場合の例としている。本実施形態では、これに限られず、複数のインクカートリッジ10を装着させることも可能であるし、任意のインクに対してインクカートリッジ10を装着させることが可能である。例えば、使用量の多い白インクにインクカートリッジ10を用いるなどの利用が可能になり、ユーザーの要望に応えることができる。
図示するように、カートリッジ保持部材52は、インクカートリッジ10が画像形成装置に装着されたときに、中継カートリッジ30よりも上側に位置している。このため、中継カートリッジ30の着脱を阻害せずに継足しカートリッジ40を保持することができる。
また本例において、カートリッジ保持部材52は、継足しカートリッジ40を中継カートリッジ30に設置する際、鉛直方向の上側から下側に向かって継足しカートリッジ40の一部を挿入する形状を有している。継足しカートリッジ40の一部が挿入する形状は、例えば設置スペース56が該当する。このようにすることで、継足しカートリッジ40を設置しやすくなるとともに、カートリッジ保持部材52が大型化することを抑制できる。
図21は、カートリッジ支持部材20を取り付けた状態で、カートリッジ支持部材20を上から見た場合の図である。図示する例は、中継カートリッジ30を本体1に装着し、継足しカートリッジ40を設置していない状態を示している。
図示するように、第1のブラケット51における第1の開口部53と、カートリッジ保持部材52における第2の開口部58を通して、中継カートリッジ30の第1の接続口31が見えている。なお、図中、第1の開口部53の符号は省略している。継足しカートリッジ40をカートリッジ保持部材52に設置するだけで、中継カートリッジ30と継足しカートリッジ40を接続させることができ、容易にインクの補充を行うことができる。
また、継足しカートリッジ40を設置するための設置スペース56には、挿入リブ54が設けられている。本例では、1つの設置スペース56につき8個の挿入リブ54を設けている。継足しカートリッジ40をカートリッジ保持部材52の上から差し込むことで、継足しカートリッジ40が挿入リブ54でガイドされ、継足しカートリッジ40の継足し接続口41が中継カートリッジ30の第1の接続口31に導かれる。このため、中継カートリッジ30と継足しカートリッジ40を容易に接続させることができる。
継足しカートリッジ40をカートリッジ保持部材52に設置した際、挿入リブ54(ガイド部)は、継足しカートリッジ40に接触して継足しカートリッジ40を保持するようにしてもよい。本例ではそのようにしている。この場合、設置のしやすさと継足しカートリッジ40の安定性が向上する。
図22は、本体1における挿入口3がある面を示す要部概略図であり、挿入口3を挿入方向から見た場合の図である。また、この図は、本実施形態のカートリッジ支持部材20を取り付ける前の状態を示す図である。なお、挿入口3を差し込み開口部、インクカートリッジ差し込み部などと称してもよく、挿入方向を差し込み方向などと称してもよい。
図示する例では、4つのインクカートリッジを取り付けることが可能な場合の例としている。図中の黒塗りの部分は、インクカートリッジ2を差し込んだ状態を模式的に示している。そのため、図示する例は、2つのインクカートリッジ2を差し込んだ状態である。
図23は、図22に示す例に対して、ブラケット部材を取り付けた状態を示す図である。本例においても、ブラケット部材は、第1のブラケット51と第2のブラケット50とで構成されており、図示するように、ブラケット部材は、挿入口3の周囲に設けられている。
ブラケット部材は挿入口3の周囲に設けられているため、インクカートリッジの差し込みを阻害しない。また、図中、カートリッジ保持部材52の図示を省略しているが、カートリッジ保持部材52は第1のブラケット51の上面に設けられるため、カートリッジ保持部材52もまた、インクカートリッジの差し込みを阻害しない。つまり、本実施形態のカートリッジ支持部材20を用いたとしても、通常のインクカートリッジ2はそのまま使用可能である。
すなわち、本実施形態の画像形成装置では、ブラケット部材とカートリッジ保持部材とを備えた状態においても、1つのインク収容部のみからなるインクカートリッジ2を使用可能である。このため、本発明を適用したとしても、従来から使用しているインクカートリッジ2も使用することが可能であり、ユーザーにかかる負担が増えることを防止できる。
本発明の画像形成装置は、液体を吐出する装置としてもよい。この「液体を吐出する装置」は、液体が付着可能なものの給送、搬送、排紙に係わる手段、その他、前処理装置、後処理装置なども含むことができる。
例えば、「液体を吐出する装置」として、インクを吐出させて用紙に画像を形成する装置である画像形成装置、立体造形物(三次元造形物)を造形するために、粉体を層状に形成した粉体層に造形液を吐出させる立体造形装置(三次元造形装置)がある。
また、「液体を吐出する装置」は、吐出された液体によって文字、図形等の有意な画像が可視化されるものに限定されるものではない。例えば、それ自体意味を持たないパターン等を形成するもの、三次元像を造形するものも含まれる。
上記「液体が付着可能なもの」とは、液体が少なくとも一時的に付着可能なものであって、付着して固着するもの、付着して浸透するものなどを意味する。具体例としては、用紙、記録紙、記録用紙、フィルム、布などの被記録媒体、電子基板、圧電素子などの電子部品、粉体層(粉末層)、臓器モデル、検査用セルなどの媒体であり、特に限定しない限り、液体が付着するすべてのものが含まれる。
上記「液体が付着可能なもの」の材質は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス、壁紙や床材などの建材、衣料用のテキスタイルなど液体が一時的でも付着可能であればよい。
また、「液体」は、インク、処理液、DNA試料、レジスト、パターン材料、結着剤、造形液、又は、アミノ酸、たんぱく質、カルシウムを含む溶液及び分散液なども含まれる。
また、「液体を吐出する装置」は、液体吐出ヘッドと液体が付着可能なものとが相対的に移動する装置があるが、これに限定するものではない。具体例としては、液体吐出ヘッドを移動させるシリアル型装置、液体吐出ヘッドを移動させないライン型装置などが含まれる。
また、「液体を吐出する装置」としては他にも、用紙の表面を改質するなどの目的で用紙の表面に処理液を塗布するために処理液を用紙に吐出する処理液塗布装置、原材料を溶液中に分散した組成液をノズルを介して噴射させて原材料の微粒子を造粒する噴射造粒装置などがある。
本発明の態様は、例えば、以下のとおりである。
<1>記録媒体に液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
インクカートリッジを装着可能な挿入口と、
前記インクカートリッジからインクが供給されるインク供給口と、
前記挿入口の周囲に設けられたブラケット部材と、
前記ブラケット部材の上面に設けられたカートリッジ保持部材と、
を備えた画像形成装置であって、
前記インクカートリッジは、中継用の第1のインク収容部と、継足し用の第2のインク収容部とを有し、前記第1のインク収容部が当該画像形成装置に装着され、前記第2のインク収容部が前記第1のインク収容部に設置され、
前記第1のインク収容部は、前記挿入口から当該画像形成装置に装着されたときに当該画像形成装置の本体よりも外に出る露出部を有し、前記露出部の上面に前記第2のインク収容部を設置可能であり、
前記ブラケット部材は、前記挿入口の差し込み方向において前記第1のインク収容部と接触しない形状であり、
前記カートリッジ保持部材は、前記インクカートリッジが当該画像形成装置に装着された際に、前記第2のインク収容部を保持し、
前記ブラケット部材は、前記カートリッジ保持部材側に第1の開口部を有するとともに、前記カートリッジ保持部材は、前記ブラケット部材側に第2の開口部を有し、前記第1の開口部及び前記第2の開口部を介して、前記第1のインク収容部と前記第2のインク収容部とが接続する
ことを特徴とする画像形成装置。
<2>前記挿入口は、当該画像形成装置の本体側面に設けられている
ことを特徴とする<1>に記載の画像形成装置。
<3>前記カートリッジ保持部材は、複数の前記第2のインク収容部を保持することが可能であり、前記第2のインク収容部の設置場所を区切る仕切りが設けられている
ことを特徴とする<1>又は<2>に記載の画像形成装置。
<4>前記カートリッジ保持部材は、前記第2のインク収容部を設置する際のガイドとなるガイド部を有する
ことを特徴とする<1>から<3>のいずれかに記載の画像形成装置。
<5>前記カートリッジ保持部材は、前記インクカートリッジが当該画像形成装置に装着されたときに、前記第1のインク収容部よりも上側に位置する
ことを特徴とする<1>から<4>のいずれかに記載の画像形成装置。
<6>前記ブラケット部材は、前記カートリッジ保持部材を支持する第1のブラケットと、該第1のブラケットを支持する第2のブラケットとからなり、
前記第1のブラケットに前記第1の開口部が設けられ、
前記第1のブラケット及び前記第2のブラケットは、前記第1のインク収容部が前記挿入口に着脱される際に、着脱を阻害しない形状である
ことを特徴とする<1>から<5>のいずれかに記載の画像形成装置。
<7>前記カートリッジ保持部材は、前記第2のインク収容部を前記第1のインク収容部に設置する際、鉛直方向の上側から下側に向かって前記第2のインク収容部の一部を挿入する形状を有する
ことを特徴とする<1>から<6>のいずれかに記載の画像形成装置。
<8>前記ブラケット部材と前記カートリッジ保持部材とを備えた状態においても、1つのインク収容部のみからなるインクカートリッジを使用可能である
ことを特徴とする<1>から<7>のいずれかに記載の画像形成装置。
<9>記録媒体に液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
インクカートリッジを装着可能な挿入口と、
前記インクカートリッジからインクが供給されるインク供給口と、
を備えた画像形成装置に用いられるカートリッジ支持部材であって、
前記挿入口の周囲に設けられるブラケット部材と、
前記ブラケット部材の上面に設けられたカートリッジ保持部材と、
を有し、
前記インクカートリッジは、中継用の第1のインク収容部と、継足し用の第2のインク収容部とを有し、前記第1のインク収容部が当該画像形成装置に装着され、前記第2のインク収容部が前記第1のインク収容部に設置され、
前記第1のインク収容部は、前記挿入口から当該画像形成装置に装着されたときに当該画像形成装置の本体よりも外に出る露出部を有し、前記露出部の上面に前記第2のインク収容部を設置可能であり、
前記ブラケット部材は、前記挿入口の差し込み方向において前記第1のインク収容部と接触しない形状であり、
前記カートリッジ保持部材は、前記インクカートリッジが当該画像形成装置に装着された際に、前記第2のインク収容部を保持し、
前記ブラケット部材は、前記カートリッジ保持部材側に第1の開口部を有するとともに、前記カートリッジ保持部材は、前記ブラケット部材側に第2の開口部を有し、前記第1の開口部及び前記第2の開口部を介して、前記第1のインク収容部と前記第2のインク収容部とが接続する
ことを特徴とするカートリッジ支持部材。
<1>記録媒体に液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
インクカートリッジを装着可能な挿入口と、
前記インクカートリッジからインクが供給されるインク供給口と、
前記挿入口の周囲に設けられたブラケット部材と、
前記ブラケット部材の上面に設けられたカートリッジ保持部材と、
を備えた画像形成装置であって、
前記インクカートリッジは、中継用の第1のインク収容部と、継足し用の第2のインク収容部とを有し、前記第1のインク収容部が当該画像形成装置に装着され、前記第2のインク収容部が前記第1のインク収容部に設置され、
前記第1のインク収容部は、前記挿入口から当該画像形成装置に装着されたときに当該画像形成装置の本体よりも外に出る露出部を有し、前記露出部の上面に前記第2のインク収容部を設置可能であり、
前記ブラケット部材は、前記挿入口の差し込み方向において前記第1のインク収容部と接触しない形状であり、
前記カートリッジ保持部材は、前記インクカートリッジが当該画像形成装置に装着された際に、前記第2のインク収容部を保持し、
前記ブラケット部材は、前記カートリッジ保持部材側に第1の開口部を有するとともに、前記カートリッジ保持部材は、前記ブラケット部材側に第2の開口部を有し、前記第1の開口部及び前記第2の開口部を介して、前記第1のインク収容部と前記第2のインク収容部とが接続する
ことを特徴とする画像形成装置。
<2>前記挿入口は、当該画像形成装置の本体側面に設けられている
ことを特徴とする<1>に記載の画像形成装置。
<3>前記カートリッジ保持部材は、複数の前記第2のインク収容部を保持することが可能であり、前記第2のインク収容部の設置場所を区切る仕切りが設けられている
ことを特徴とする<1>又は<2>に記載の画像形成装置。
<4>前記カートリッジ保持部材は、前記第2のインク収容部を設置する際のガイドとなるガイド部を有する
ことを特徴とする<1>から<3>のいずれかに記載の画像形成装置。
<5>前記カートリッジ保持部材は、前記インクカートリッジが当該画像形成装置に装着されたときに、前記第1のインク収容部よりも上側に位置する
ことを特徴とする<1>から<4>のいずれかに記載の画像形成装置。
<6>前記ブラケット部材は、前記カートリッジ保持部材を支持する第1のブラケットと、該第1のブラケットを支持する第2のブラケットとからなり、
前記第1のブラケットに前記第1の開口部が設けられ、
前記第1のブラケット及び前記第2のブラケットは、前記第1のインク収容部が前記挿入口に着脱される際に、着脱を阻害しない形状である
ことを特徴とする<1>から<5>のいずれかに記載の画像形成装置。
<7>前記カートリッジ保持部材は、前記第2のインク収容部を前記第1のインク収容部に設置する際、鉛直方向の上側から下側に向かって前記第2のインク収容部の一部を挿入する形状を有する
ことを特徴とする<1>から<6>のいずれかに記載の画像形成装置。
<8>前記ブラケット部材と前記カートリッジ保持部材とを備えた状態においても、1つのインク収容部のみからなるインクカートリッジを使用可能である
ことを特徴とする<1>から<7>のいずれかに記載の画像形成装置。
<9>記録媒体に液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
インクカートリッジを装着可能な挿入口と、
前記インクカートリッジからインクが供給されるインク供給口と、
を備えた画像形成装置に用いられるカートリッジ支持部材であって、
前記挿入口の周囲に設けられるブラケット部材と、
前記ブラケット部材の上面に設けられたカートリッジ保持部材と、
を有し、
前記インクカートリッジは、中継用の第1のインク収容部と、継足し用の第2のインク収容部とを有し、前記第1のインク収容部が当該画像形成装置に装着され、前記第2のインク収容部が前記第1のインク収容部に設置され、
前記第1のインク収容部は、前記挿入口から当該画像形成装置に装着されたときに当該画像形成装置の本体よりも外に出る露出部を有し、前記露出部の上面に前記第2のインク収容部を設置可能であり、
前記ブラケット部材は、前記挿入口の差し込み方向において前記第1のインク収容部と接触しない形状であり、
前記カートリッジ保持部材は、前記インクカートリッジが当該画像形成装置に装着された際に、前記第2のインク収容部を保持し、
前記ブラケット部材は、前記カートリッジ保持部材側に第1の開口部を有するとともに、前記カートリッジ保持部材は、前記ブラケット部材側に第2の開口部を有し、前記第1の開口部及び前記第2の開口部を介して、前記第1のインク収容部と前記第2のインク収容部とが接続する
ことを特徴とするカートリッジ支持部材。
1 本体
2 インクカートリッジ
3 挿入口
9 インク供給口
10 インクカートリッジ
20 カートリッジ支持部材
30 中継カートリッジ
30A 露出部
30B 非露出部
32 中継インク袋
33A、33B 接続部品
34 熱溶着部
35 ベース部材
40 継足しカートリッジ
42 継足しインク袋
44 管部材
48 管支持部材
50 第2のブラケット
51 第1のブラケット
52 カートリッジ保持部材
53 第1の開口部
54 挿入リブ
56 設置スペース
57 仕切り
58 第2の開口部
2 インクカートリッジ
3 挿入口
9 インク供給口
10 インクカートリッジ
20 カートリッジ支持部材
30 中継カートリッジ
30A 露出部
30B 非露出部
32 中継インク袋
33A、33B 接続部品
34 熱溶着部
35 ベース部材
40 継足しカートリッジ
42 継足しインク袋
44 管部材
48 管支持部材
50 第2のブラケット
51 第1のブラケット
52 カートリッジ保持部材
53 第1の開口部
54 挿入リブ
56 設置スペース
57 仕切り
58 第2の開口部
Claims (9)
- 記録媒体に液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
インクカートリッジを装着可能な挿入口と、
前記インクカートリッジからインクが供給されるインク供給口と、
前記挿入口の周囲に設けられたブラケット部材と、
前記ブラケット部材の上面に設けられたカートリッジ保持部材と、
を備えた画像形成装置であって、
前記インクカートリッジは、中継用の第1のインク収容部と、継足し用の第2のインク収容部とを有し、前記第1のインク収容部が当該画像形成装置に装着され、前記第2のインク収容部が前記第1のインク収容部に設置され、
前記第1のインク収容部は、前記挿入口から当該画像形成装置に装着されたときに当該画像形成装置の本体よりも外に出る露出部を有し、前記露出部の上面に前記第2のインク収容部を設置可能であり、
前記ブラケット部材は、前記挿入口の差し込み方向において前記第1のインク収容部と接触しない形状であり、
前記カートリッジ保持部材は、前記インクカートリッジが当該画像形成装置に装着された際に、前記第2のインク収容部を保持し、
前記ブラケット部材は、前記カートリッジ保持部材側に第1の開口部を有するとともに、前記カートリッジ保持部材は、前記ブラケット部材側に第2の開口部を有し、前記第1の開口部及び前記第2の開口部を介して、前記第1のインク収容部と前記第2のインク収容部とが接続する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記挿入口は、当該画像形成装置の本体側面に設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記カートリッジ保持部材は、複数の前記第2のインク収容部を保持することが可能であり、前記第2のインク収容部の設置場所を区切る仕切りが設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記カートリッジ保持部材は、前記第2のインク収容部を設置する際のガイドとなるガイド部を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記カートリッジ保持部材は、前記インクカートリッジが当該画像形成装置に装着されたときに、前記第1のインク収容部よりも上側に位置する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記ブラケット部材は、前記カートリッジ保持部材を支持する第1のブラケットと、該第1のブラケットを支持する第2のブラケットとからなり、
前記第1のブラケットに前記第1の開口部が設けられ、
前記第1のブラケット及び前記第2のブラケットは、前記第1のインク収容部が前記挿入口に着脱される際に、着脱を阻害しない形状である
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記カートリッジ保持部材は、前記第2のインク収容部を前記第1のインク収容部に設置する際、鉛直方向の上側から下側に向かって前記第2のインク収容部の一部を挿入する形状を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記ブラケット部材と前記カートリッジ保持部材とを備えた状態においても、1つのインク収容部のみからなるインクカートリッジを使用可能である
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 記録媒体に液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
インクカートリッジを装着可能な挿入口と、
前記インクカートリッジからインクが供給されるインク供給口と、
を備えた画像形成装置に用いられるカートリッジ支持部材であって、
前記挿入口の周囲に設けられるブラケット部材と、
前記ブラケット部材の上面に設けられたカートリッジ保持部材と、
を有し、
前記インクカートリッジは、中継用の第1のインク収容部と、継足し用の第2のインク収容部とを有し、前記第1のインク収容部が当該画像形成装置に装着され、前記第2のインク収容部が前記第1のインク収容部に設置され、
前記第1のインク収容部は、前記挿入口から当該画像形成装置に装着されたときに当該画像形成装置の本体よりも外に出る露出部を有し、前記露出部の上面に前記第2のインク収容部を設置可能であり、
前記ブラケット部材は、前記挿入口の差し込み方向において前記第1のインク収容部と接触しない形状であり、
前記カートリッジ保持部材は、前記インクカートリッジが当該画像形成装置に装着された際に、前記第2のインク収容部を保持し、
前記ブラケット部材は、前記カートリッジ保持部材側に第1の開口部を有するとともに、前記カートリッジ保持部材は、前記ブラケット部材側に第2の開口部を有し、前記第1の開口部及び前記第2の開口部を介して、前記第1のインク収容部と前記第2のインク収容部とが接続する
ことを特徴とするカートリッジ支持部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022167076A JP2024059413A (ja) | 2022-10-18 | 2022-10-18 | 画像形成装置及びカートリッジ支持部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022167076A JP2024059413A (ja) | 2022-10-18 | 2022-10-18 | 画像形成装置及びカートリッジ支持部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2024059413A true JP2024059413A (ja) | 2024-05-01 |
Family
ID=90828262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022167076A Pending JP2024059413A (ja) | 2022-10-18 | 2022-10-18 | 画像形成装置及びカートリッジ支持部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2024059413A (ja) |
-
2022
- 2022-10-18 JP JP2022167076A patent/JP2024059413A/ja active Pending
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