JP2024056613A - ホットボックス交換能力及びその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】プレス用の交換可能且つ取り外し可能なホットボックス及びその使用方法を提供する。【解決手段】取外可能ホットボックスが開示されており、この取外可能ホットボックスは、下側ハウジングをプレスにクランプするための複数の下側クランプ構造、及びプレス内に反復可能な配置を提供するための位置決構造を備える、下側ハウジングと、下側ハウジング内に収容される下側加熱プラテンとを備え、下側ハウジング又は下側加熱プラテンが、加熱システムへの下側電気接続を提供するための下側電気コネクタ、及び冷却システムへの下側冷却接続を提供するための下側冷却コネクタを備える、下側ホットボックス部分と、下側ホットボックス部分の上方に配置可能であり、上側ハウジングをプレスにクランプするための複数の上側クランプ構造を備える上側ハウジングと、上側ハウジング内に収容される上側加熱プラテンとを備える、上側ホットボックス部分とを含む。【選択図】図2A

Description

本出願は、プレス用のホットボックスに関し、特に、プレス用の交換可能且つ取り外し可能なホットボックス及びその使用方法に関する。
熱間成形プレスなど、従来のプレスには費用がかかる。
例えば、航空宇宙産業では、大きな部品を加工することが可能な熱間成形プレスには、250万米ドルを超えるコストがかかり、1000万米ドルものコストがかかる場合さえある。さらに、従来の熱間成形プレスは、費用がかかる整備を必要とし、予測不可能なダウンタイムを被り、これは、製造サイクル時間に悪影響を及ぼす。さらに、熱間成形プレスが動作に失敗した場合、しばしば、失敗時にプレスによって加工されている部品を費用をかけて再加工する必要がある。最悪のシナリオとして、そのような部品は廃棄されなければならず、その結果、著しい追加コストが生じる。
本開示の例によれば、プレスから取り外し可能である取外可能ホットボックスが開示される。取外可能ホットボックスは、下側ハウジングであって、下側ハウジングをプレスにクランプするための複数の下側クランプ構造、及びプレス内に反復可能な配置を提供するための1以上の位置決構造を備える、下側ハウジングと、下側ハウジング内に収容され、下側ダイを支持する下側加熱プラテンとを備える下側ホットボックス部分であって、下側ハウジング又は下側加熱プラテンが、加熱システムへの下側電気接続を提供するための1以上の下側電気コネクタ、及び冷却システムへの下側冷却接続を提供するための1以上の下側冷却コネクタを備える、下側ホットボックス部分と、下側ホットボックス部分の上方に配置可能であり、上側ハウジングであって、上側ハウジングをプレスにクランプするための複数の上側クランプ構造を備える上側ハウジングと、上側ハウジング内に収容され、上側ダイを支持する上側加熱プラテンとを備える上側ホットボックス部分であって、上側ハウジング又は上側加熱プラテンが、加熱システムへの上側電気接続を提供するための1以上の上側電気コネクタ、及び冷却システムへの上側冷却接続を提供するための1以上の上側冷却コネクタを備える、上側ホットボックス部分とを備える。
以下の形態のうちの1以上を含む様々な追加の形態が、取外可能ホットボックスに含まれ得る。取外可能ホットボックスは、プレス内にないときにホットボックスへの支持を提供するための上側内部フレーム及び下側内部フレームをさらに備え、上側内部フレームは上側ハウジングに接続され、下側内部フレームは下側ハウジングに接続される。取外可能ホットボックスは、接続された内部フレーム組立品をもたらすために上側内部フレームと下側内部フレームとを接続する1以上のフレームピンをさらに備える。下側内部フレーム及び上側内部フレームは、プレスの外側で下側ホットボックス部分及び上側ホットボックス部分を格納することを可能にする。下側内部フレームは、下側ホットボックス部分をダイカート又はシャトルから持ち上げることを可能にする。複数の下側クランプ構造及び複数の上側クランプ構造は、下側ホットボックス部分及び上側ホットボックス部分をプレスに油圧クランプすることを可能にする。下側ホットボックス部分は、下側ハウジングと下側加熱プラテンとの間に配置された下側絶縁層をさらに備え、上側ホットボックス部分は、上側ハウジングと上側加熱プラテンとの間に配置された上側絶縁層をさらに備える。下側ハウジングは、下側ベースプレートと、下側ベースプレートの上方に配置された下側側壁とを備え、下側加熱プラテンは、下側加熱プラテンに対して下側ダイを動作可能に保持するための下側カプラを収容する下側スロットを画定し、下側側壁は、下側カプラの動作可能な挿入及び取外しのために下側スロットへのアクセスを提供する下側アクセス通路を画定する。下側ベースプレート、下側絶縁層、及び下側加熱プラテンは、下側ダイとの動作可能な係合及び下側ホットボックス部分からの下側ダイの分離のための少なくとも1つの下側ダイリフトピンを収容する少なくとも1つの下側リフトピン通路を集合的に画定する。下側ベースプレート、下側絶縁層、及び下側加熱プラテンは、下側ボルト通路を集合的に画定し、下側ホットボックス部分は、下側ボルト通路を通って延伸する下側ボルトと、下側ボルトに動作可能に結合され、下側ホットボックス部分への損傷なしに下側ホットボックス部分が膨張及び収縮することを可能にする、バネ荷重下側ナット組立品とをさらに備える。上側ホットボックス部分は上側ベースプレートを備え、上側ベースプレート、上側絶縁層、及び上側加熱プラテンは、上側ボルト通路を集合的に画定し、上側ホットボックス部分は、上側ボルト通路を通って延伸する上側ボルトと、上側ボルトに動作可能に結合され、上側ホットボックス部分への損傷なしに上側ホットボックス部分が膨張及び収縮することを可能にする、バネ荷重下側ナット組立品とをさらに備える。1以上の下側冷却コネクタ及び1以上の上側冷却コネクタは、冷却システムに対するノンスピルクイック接続及び接続解除を提供する。取外可能ホットボックスは、下側ホットボックス部分と上側ホットボックス部分との間の確実な接続を提供するための下側ホットボックス部分と上側ホットボックス部分との間のシール位置をさらに備える。
本開示の例によれば、交換可能な第1のホットボックス及び交換可能な第2のホットボックスを有するプレスを動作させるための方法が開示される。本方法は、オフライン加熱システムによって第1のホットボックスを第1の動作温度まで加熱することによって、動作のために第1のホットボックスを準備するステップと、第1のホットボックスをオフライン加熱システムから接続解除するステップと、第2のホットボックスをプレスから接続解除するステップと、プレス内で第2のホットボックスを第1のホットボックスと交換するステップと、第1のホットボックスをプレスに接続するステップと、第1のホットボックスを有するプレスを動作させるステップとを含む。
以下の形態のうちの1以上を含む様々な追加の形態が、本方法に含まれ得る。接続するステップは、第1のホットボックスの1以上の電気コネクタをプレスに接続するステップをさらに含む。接続するステップは、第1のホットボックスの1以上の冷却システムコネクタをプレスに接続するステップをさらに含む。交換するステップは、シャトルを使用して第2のホットボックスをプレスからオフライン冷却システムに移動させるステップをさらに含む。本方法は、シャトルを使用して第1のホットボックスをオフライン加熱システムからプレスに移動させるステップをさらに含む。第1の動作温度は、アルミニウム、チタン、ステンレス鋼、又は、オーステナイトニッケル-クロム系超合金などの耐酸化腐食性材料で作られた部品を成形するための約800°F~約2000°Fの温度範囲を含む。本方法は、ノンスピルクイック接続及び接続解除を冷却システムに提供するために、1以上の下側冷却コネクタ及び1以上の上側冷却コネクタを冷却システムに接続するステップをさらに含む。
以下は、本発明による主題の、特許請求されてもよいし、そうでなくてもよい例の非網羅的なリストである。
本発明による主題の一例は、プレスに関する。プレスは、下側プレス組立品及び上側プレス組立品を備える。下側プレス組立品は、垂直軸線に沿って移動可能であり、下側ダイと、下側ダイを収容するように構成された下側ホットボックス部分とを備える。上側プレス組立品は、下側プレス組立品の上方で垂直軸線に沿って移動可能であり、上側ダイと、上側ホットボックス部分とを備える。上側ホットボックス部分は、上側ダイが下側ダイの反対側に配置されるように上側ダイを収容するように構成されている。下側ダイ及び上側ダイは、下側ダイと上側ダイとの間に収容された被加工物に成形圧力を印加するように構成されている。下側ホットボックス部分及び上側ホットボックス部分は、被加工物を加熱するように構成されている。
下側プレス組立品と上側プレス組立品との両方を垂直軸線に沿って移動可能にすることによって、被加工物に印加するための成形圧力(すなわち、プレスのトン数)を生成するために成形力を印加するプレスの構成要素は、被加工物の動作可能な配置及びプレスからの成形部品の取外しと成形力の印加との両方を考慮する著しいストローク長さを有する必要はない。同様に、成形圧力を生成するために成形力を印加するプレスの構成要素は、下側ダイ及び上側ダイの取外し及び交換をも考慮するストローク長さを有する必要はない。したがって、成形圧力を生成するために成形力を印加するプレスの構成要素は、同数のサイクルにわたって従来技術のプレスよりも小さい応力を受け、したがって、プレスの寿命にわたって必要とされる整備及び修理が少なくなる。
本発明による主題の別の例は、プレスのホットボックスに関する。ホットボックスは、下側ホットボックス部分及び上側ホットボックス部分を備える。下側ホットボックス部分は、下側ハウジングと、下側加熱プラテンと、下側絶縁層とを備える。下側加熱プラテンは、下側ハウジング内に収容され、下側ダイを支持するように構成されている。下側絶縁層は、下側ハウジングと下側加熱プラテンとの間に配置される。上側ホットボックス部分は、下側ホットボックス部分の上方に配置可能であり、上側ハウジングと、上側加熱プラテンと、上側絶縁層とを備える。上側加熱プラテンは、上側ハウジング内に収容され、上側ダイを支持するように構成されている。上側絶縁層は、上側ハウジングと上側加熱プラテンとの間に配置される。下側ホットボックス部分及び上側ホットボックス部分は、下側ホットボックス部分と上側ホットボックス部分とが互いに接触しているとき、下側ダイと上側ダイとの間に収容される被加工物の周囲に熱障壁を提供する。
ホットボックスは、プレスが被加工物から部品を動作可能に成形しているとき、下側ダイ及び上側ダイに、したがって被加工物に送達される熱を維持するために、熱障壁を提供する。下側ハウジングは、下側ホットボックス部分の他の構成要素を支持するための構造を提供する。下側絶縁層は、下側ダイを支持し、それに熱を伝導するように構成されている下側加熱プラテンを絶縁し、それにより、下側ダイから離れる伝導を制限することによって下側ダイの効率的な加熱を容易にする。同様に、上側ハウジングは、上側ホットボックス部分の他の構成要素を支持するための構造を提供する。上側絶縁層は、上側ダイを支持し、それに熱を伝導するように構成されている上側加熱プラテンを絶縁し、それにより、上側ダイから離れる伝導を制限することによって上側ダイの効率的な加熱を容易にする。
本発明による主題のまた別の例は、被加工物を成形する方法に関する。本方法は、下側プレス組立品と上側プレス組立品との両方を取付(loading)構成に垂直方向に移動させるステップを含み、下側プレス組立品と上側プレス組立品とは、被加工物を収容するために離間される。本方法は、下側プレス組立品の下側ダイと上側プレス組立品の上側ダイとの間に被加工物を配置するステップを含む。本方法は、下側プレス組立品と上側プレス組立品との両方を閉鎖構成に垂直方向に移動させるステップをさらに含み、下側プレス組立品及び上側プレス組立品は、被加工物に成形圧力を印加するように配置される。本方法はまた、上側プレス組立品を固定するステップを含む。本方法は、被加工物に成形圧力を印加するために下側プレス組立品を上側プレス組立品に向かって移動させるステップをさらに含む。本方法はまた、被加工物を加熱するステップを含む。
下側プレス組立品と上側プレス組立品との両方を取付構成と閉鎖構成との間で垂直方向に移動させることによって、被加工物に印加するための成形圧力(すなわち、プレスのトン数)を生成するために成形力を印加するプレスの構成要素は、被加工物の動作可能な配置及びプレスからの成形部品の取外しと成形力の印加との両方を考慮する著しいストローク長さを有する必要はない。同様に、成形圧力を生成するために成形力を印加するプレスの構成要素は、下側ダイ及び上側ダイの取外し及び交換をも考慮するストローク長さを有する必要はない。したがって、成形圧力を生成するために成形力を印加するプレスの構成要素は、同数のサイクルにわたって従来技術のプレスよりも小さい応力を受け、したがって、プレスの寿命にわたって必要とされる整備及び修理が少なくなる。
上側プレス組立品を固定することによって、上側プレス組立品を垂直方向に移動させることに関連する構成要素は、被加工物を動作可能に変形させるために必要な成形圧力を生成するのに十分な成形力を印加することが可能である必要がない。むしろ、下側プレス組立品を垂直方向に移動させることに関連する構成要素のみが、被加工物を動作可能に変形させるために必要な成形圧力を生成するのに十分な成形力を印加することが可能である必要がある。その結果、上側プレス組立品を垂直方向に移動させることに関連する構成要素は、下側プレス組立品を垂直方向に移動させることに関連する構成要素よりも著しく安価であり得る。
本発明による主題のまた別の例は、被加工物を成形する方法に関する。本方法は、能動的に決定された量の熱を、プレスのホットボックスの下側ホットボックス部分の下側加熱プラテンの別個の下側領域に、又はホットボックスの上側ホットボックス部分の上側加熱プラテンの別個の上側領域に送達するステップを含む。
下側プレス組立品と上側プレス組立品との両方を取付構成と閉鎖構成との間で垂直方向に移動させることによって、被加工物に印加するための成形圧力(すなわち、プレスのトン数)を生成するために成形力を印加するプレスの構成要素は、被加工物の動作可能な配置及びプレスからの成形部品の取外しと成形力の印加との両方を考慮する著しいストローク長さを有する必要はない。同様に、成形圧力を生成するために成形力を印加するプレスの構成要素は、下側ダイ及び上側ダイの取外し及び交換をも考慮するストローク長さを有する必要はない。したがって、成形圧力を生成するために成形力を印加するプレスの構成要素は、同数のサイクルにわたって従来技術のプレスよりも小さい応力を受け、したがって、プレスの寿命にわたって必要とされる整備及び修理が少なくなる。
上側プレス組立品を固定することによって、上側プレス組立品を垂直方向に移動させることに関連する構成要素は、被加工物を動作可能に変形させるために必要な成形圧力を生成するのに十分な成形力を印加することが可能である必要がない。むしろ、下側プレス組立品を垂直方向に移動させることに関連する構成要素のみが、被加工物を動作可能に変形させるために必要な成形圧力を生成するのに十分な成形力を印加することが可能である必要がある。その結果、上側プレス組立品を垂直方向に移動させることに関連する構成要素は、下側プレス組立品を垂直方向に移動させることに関連する構成要素よりも著しく安価であり得る。
本明細書に組み込まれ、その一部を構成する添付の図面は、本教示の実施形態を示し、説明と共に、本教示の原理を説明するのに役立つ。
本開示の例による、プレスから取り外し可能である取外可能ホットボックスの正面図である。 図1の取外可能ホットボックスの背面図である。 図2Aの拡大図である。 図1の取外可能ホットボックスの背面図である。 図3Aの拡大図である。 図1の取外可能ホットボックスの背面斜視図である。 図4Aの拡大図である。 図1の取外可能ホットボックスの背面斜視図である。 図5Aの上側ホットボックス部分内部フレームの拡大図である。 図5Bの下側ホットボックス部分内部フレームの拡大図である。 図1の取外可能ホットボックスの背面斜視図である。 図6Aの拡大図である。 図1の取外可能ホットボックスの正面斜視図である。 図1の取外可能ホットボックスの下半分の分解図である。 図1の取外可能ホットボックスの下半分の分解図である。 図1の取外可能ホットボックスの上半分の分解図である。 図1の取外可能ホットボックスの上半分の分解図である。 図1の取外可能ホットボックスの断面図である。 本開示の例による、交換可能な第1のホットボックス及び交換可能な第2のホットボックスを有するプレスを動作させるための方法のフローチャートである。 図13で説明された要素の簡略ブロック図である。 図13で説明された要素の簡略ブロック図である。 図13で説明された要素の簡略ブロック図である。 図13で説明された要素の簡略ブロック図である。 図13で説明された要素の簡略ブロック図である。 図13で説明された要素の簡略ブロック図である。 本開示の例による、航空機を示す図である。 図1の取外可能ホットボックスの別の断面図である。
次に実施形態を詳細に参照し、実施形態の例は添付の図面に示されている。以下の詳細な説明では、本発明の完全な理解を提供するために、多くの具体的な詳細が記載されている。しかしながら、本発明がこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることは、当業者にとって明らかであろう。他の事例では、実施形態の態様を不必要に不明瞭にしないように、よく知られている方法、手順、構成要素、回路及びネットワークは詳細に説明されていない。
以下の説明では、開示される概念の完全な理解を提供するために多くの具体的な詳細が記載されており、開示される概念は、これらの細部の一部又は全部がなくても実施され得る。他の事例では、既知の装置及び/又はプロセスの詳細が、本開示を不必要に不明瞭にするのを回避するために省略されている。いくつかの概念は具体的な例と関連して説明されるが、これらの例は限定を意図するものではないことが理解されよう。
特に明記しない限り、「第1の」、「第2の」などの用語は、本明細書では単にラベルとして使用され、これらの用語が指している項目に順序、位置、又は階層の要件を課すことを意図しない。さらに、例えば「第2の」の項目への言及は、例えば「第1の」又はより小さい番号の項目、及び/或いは例えば「第3の」又はより大きい番号の項目の存在を必要とするものでも、排除するものでもない。
本明細書における「一例」への言及は、その例に関連して説明される1以上の形態、構造、又は特徴が、少なくとも1つの実装形態に含まれることを意味する。本明細書の様々な箇所における「一例」という句は、同じ例を指していることも指していないこともある。
本明細書で使用される場合、指定の機能を実行する「ように構成された」システム、装置、構造、物品、要素、構成要素、又はハードウェアは、さらなる修正の後に指定の機能を実行する潜在力を単に有するというよりもむしろ、いかなる変更もせずに指定の機能を実行することが実際に可能である。言い換えると、指定の機能を実行する「ように構成された」システム、装置、構造、物品、要素、構成要素、又はハードウェアは、指定の機能を実行する目的で特別に選択、作成、実装、利用、プログラム、及び/又は設計されている。本明細書で使用される場合、「ように構成された」は、さらなる修正をせずにシステム、装置、構造、物品、要素、構成要素、又はハードウェアが指定の機能を実行することを可能にする、システム、装置、構造、物品、要素、構成要素、又はハードウェアの既存の特徴を指定する。本開示の目的のために、特定の機能を実行する「ように構成され」ていると説明されたシステム、装置、構造、物品、要素、構成要素、又はハードウェアは、追加又は代替として、その機能を実行する「ように適応され」ている、及び/又は「ように動作可能」であると説明され得る。
本開示による主題の、特許請求されてもよいし、そうでなくてもよい例示的な非網羅的な例が以下に提供される。
図1は、本開示の例による、プレス104から取り外し可能である取外可能ホットボックス102の正面図100を示す。ホットボックス(hot box)102は、当業界では特定の用途に応じて「ホットボックス(hot-box)」又は「ホットボックス(hotbox)」とも呼ばれ得る。取外可能ホットボックス102は、上側ホットボックス部分106及び下側ホットボックス部分108を備える。上側ホットボックス部分106及び下側ホットボックス部分108は、可撓性ヒートシール110によって互いに接合され、確実に接続される。上側ホットボックス部分106の上面には、上側ストロングバック又は単にストロングバックと呼ばれることもある上側ベースプレート112が配置され、下側ホットボックス部分108の底面には、下側ストロングバック又は単にストロングバックと呼ばれることもある下側ベースプレート114が配置されている。上側ベースプレート112及び下側ベースプレート114は、ホットボックス102に構造的補強を提供し、限定はしないが、オーステナイトニッケル-クロム系超合金などの耐酸化腐食性材料を含む材料から構成され得る。当業界で知られているように、他の適切な材料が使用され得る。
プレス104は、下側プレス組立品118及び上側プレス組立品116を備える。例えば、プレス104は、超塑性成形(SPF)プレス又は熱間成形プレスであり得る。本明細書で説明される機能を実行する他のタイプのプレスも使用され得る。下側プレス組立品118及び/又は上側プレス組立品116は、垂直軸線に沿って移動可能であり得る。ホットボックス102は、下側プレス組立品118と上側プレス組立品116との間に収容される。上側ダイが下側ダイの反対側に配置されるように、上側ホットボックス部分106は上側ダイを収容するように構成され、下側ホットボックス部分108は下側ダイを収容するように構成されている。下側ダイ及び上側ダイは、下側ダイと上側ダイとの間に収容された被加工物に成形圧力を印加するように構成されている。下側ホットボックス部分108及び上側ホットボックス部分106は、被加工物を成形するように構成されている。
下側プレス組立品118と上側プレス組立品116との両方を垂直軸線に沿って移動可能にすることによって、被加工物に印加するための成形圧力(すなわち、プレス104のトン数)を生成するために成形力を印加するプレス104の構成要素は、被加工物の動作可能な配置及びプレス104からの成形部品の取外しと成形力の印加との両方を考慮する著しいストローク長さを有する必要はない。同様に、成形圧力を生成するために成形力を印加するプレス104の構成要素は、下側ダイ及び上側ダイの取外し及び交換をも考慮するストローク長さを有する必要はない。したがって、成形圧力を生成するために成形力を印加するプレス104の構成要素は、同数のサイクルにわたって従来技術のプレスよりも小さい応力を受け、したがって、プレス104の寿命にわたって必要とされる整備及び修理が少なくなる。いくつかの例では、ホットボックス102は、下側プレス組立品が固定され、上側プレス組立品が移動可能である、従来のプレス、従来の熱間成形プレス、又は従来の超塑性成形プレスにおいて使用され得る。
いくつかの例では、下側ホットボックス部分108及び上側ホットボックス部分106は、それぞれ、下側ダイ及び上側ダイを支持するだけでなく、被加工物の動作可能な成形のために下側ダイ及び上側ダイを加熱するためにも使用され得る構造である。
図1を全体的に参照すると、下側ホットボックス部分108及び上側ホットボックス部分106は、被加工物を、少なくとも250℃、少なくとも500℃、又は少なくとも750℃の温度まで、或いは250℃~1000℃の範囲内の温度まで加熱するように構成されている。
被加工物を所望の温度まで加熱することにより、プレス104のオペレータは、被加工物の、最終的には被加工物から成形されている部品の降伏強度、硬度、及び延性を制御することができる。すなわち、被加工物のための材料選択に応じて、成形プロセス中の材料のストリング硬化を回避するために、例えば材料の再結晶温度を超える温度又は温度範囲が選択され得る。さらに、被加工物を加熱することにより、高強度材料は、冷間成形プロセスにおいて必要とされるよりも低い成形圧力で成形され得る。
被加工物のために使用され得る材料の例示的で非排他的な例は、様々なアルミニウム及びチタン合金並びに鋼を含む(ただし、それらに限定されない)。
図1を全体的に参照すると、成形圧力は、少なくとも50メートルトン、少なくとも100メートルトン、少なくとも300メートルトン、少なくとも500メートルトン、少なくとも700メートルトン、少なくとも1000メートルトン、又は少なくとも2000メートルトン、或いは50メートルトン~2250メートルトンの範囲内の成形力から生じる。成形圧力は、被加工物の材料特性及び被加工物から成形されている部品の複雑さに基づいて選択される。さらに、より高い成形圧力は、被加工物から成形されている部品の所望の材料特性をもたらすための、より低い温度要件を可能にし得る。
図1を全体的に参照すると、下側プレス組立品118及び上側プレス組立品116は、下側プレス組立品118と上側プレス組立品116とがホットボックス102を収容するように離間されている取付構成に、垂直方向に移動されるように構成されている。下側プレス組立品118及び上側プレス組立品116は、下側プレス組立品118と上側プレス組立品116とが成形圧力をホットボックス102に、したがって上側ホットボックス部分106と下側ホットボックス部分108との間の被加工物に印加するように配置される閉鎖構成に、垂直方向に移動されるように構成されている。取付構成は、オペレータ又はロボットアームが下側プレス組立品118と上側プレス組立品116との間にホットボックス102を動作可能に配置するのに十分な空間を提供する。閉鎖構成は、被加工物に成形圧力を印加するために、下側プレス組立品118及び上側プレス組立品116を配置する。
いくつかの例では、取付構成はまた、プレス104が部品を成形した後に、オペレータ又はロボットアームが下側プレス組立品118及び上側プレス組立品116からホットボックス102を取り外すのに十分な空間を提供する。したがって、いくつかの例では、取付構成は、取出(unloading)構成と呼ばれることもある。上側プレス組立品116は、閉鎖構成において選択的にロックされるように構成されている。
いくつかの例では、閉鎖構成において上側プレス組立品116をロックすることによって、被加工物への成形圧力を生成するために必要な成形力は、下側プレス組立品118によってのみ印加される必要がある。したがって、上側プレス組立品116を垂直方向に移動させるプレス104の構成要素は、所望の成形圧力を生成するために必要とされ得るような高い力を印加することが可能である必要がなく、むしろ、少なくとも取付構成と閉鎖構成との間で上側プレス組立品116を移動させることのみが可能である必要がある。プレス104は、上側プレスヘッドと、少なくとも1つのロッキングロッドと、少なくとも1つのロッドクランプとをさらに備えることができる。上側プレス組立品116は、上側プレスヘッドに対して垂直方向に移動可能である。少なくとも1つのロッキングロッドが上側プレス組立品116に固定される。少なくとも1つのロッドクランプは、上側プレスヘッドに固定され、上側プレスヘッドに対して上側プレス組立品116を固定するために少なくとも1つのロッキングロッドを選択的にクランプするように構成されている。少なくとも1つのロッキングロッドが少なくとも1つのロッドクランプによってクランプされたとき、上側プレス組立品116は、上側プレスヘッドに対して固定される。したがって、下側プレス組立品118が成形圧力を生成するために成形力を印加したとき、上側プレス組立品116は、本質的に、その変形のために被加工物に印加される成形圧力を生成するために、均等な反対の成形力を印加する。
図2Aは、オフライン加熱システムのクイック接続解除を可能にする、複数の高密度下側ホットボックス部分電気コネクタ202及び複数の高密度上側ホットボックス部分電気コネクタ204が追加された、図1の取外可能ホットボックス102の背面図200を示す。図2Bは、複数の高密度下側ホットボックス部分電気コネクタ202又は複数の高密度上側ホットボックス部分電気コネクタ204の1つの電気コネクタ206を示す図2Aの拡大図を示す。図2Aは、複数の高密度下側ホットボックス部分電気コネクタ202及び複数の高密度上側ホットボックス部分電気コネクタ204のための3つの電気コネクタを示しているが、これは非限定的な一例にすぎない。使用されているホットボックス及びオフライン加熱システムの特定の構成に応じて、1つを含む、3つよりも多い又は少ない電気コネクタが使用され得る。
図3Aは、オフライン冷却システムのクイック接続解除を可能にする、複数の下側ホットボックス部分ノンスピルクイックコネクタ302及び複数の上側ホットボックス部分ノンスピルクイックコネクタ304が追加された、図1の取外可能ホットボックス102の背面図300を示す。図3Bは、複数の下側ホットボックス部分ノンスピルクイックコネクタ302の2つのノンスピルクイックコネクタ306を示す図3Aの拡大図を示す。図3Aは、複数の下側ホットボックス部分ノンスピルクイックコネクタ302及び複数の上側ホットボックス部分ノンスピルクイックコネクタ304のための2つのノンスピルクイックコネクタを示しているが、これは非限定的な一例にすぎない。使用されているホットボックス及びオフライン冷却システムの特定の構成に応じて、1つを含む、2つよりも多い又は少ないノンスピルクイックコネクタが使用され得る。
図4Aは、ホットボックス102をプレス104にクランプすること、すなわち油圧クランプすることを可能にする複数の上側ホットボックス部分クランプ構造402が上側ホットボックス部分106の上側ベースプレート112の上面404上に追加された、図1の取外可能ホットボックス102の背面斜視図400を示す。図4Bは、複数の上側ホットボックス部分クランプ構造402の1つの上側ホットボックス部分クランプ構造406の詳細を示す、図4Aの拡大図を示す。図4Aは、複数の上側ホットボックス部分クランプ構造402のための6つの上側ホットボックス部分クランプ構造を示しているが、これは非限定的な一例にすぎない。使用されているホットボックス及びプレスの特定の構成に応じて、1つを含む、6つよりも多い又は少ない上側ホットボックス部分クランプ構造が使用され得る。
図5Aは、プレス104内にないときにホットボックス102を支持し、補強することを可能にする、上側ホットボックス部分106内に配置された上側ホットボックス部分内部フレーム502と、下側ホットボックス部分108内に配置された下側ホットボックス部分内部フレーム504とが追加された、図1の取外可能ホットボックス102の背面斜視図500を示す。図5Bは、上側ホットボックス部分内部フレーム502の拡大図を示し、図5Cは、下側ホットボックス部分内部フレーム504の拡大図を示す。
図6Aは、複数の下側ホットボックス部分クランプ構造602及び複数の位置決構造604が下側ホットボックス部分108の下側ベースプレート114の底面606上に追加された、図1の取外可能ホットボックス102の背面斜視図600を示す。複数の下側ホットボックス部分クランプ構造602は、ホットボックス102をプレス104にクランプすること、すなわち油圧クランプすることを可能にする。複数の下側ホットボックス部分クランプ構造602は、複数の上側ホットボックス部分クランプ構造402と同様である。複数の位置決構造604は、プレス104内のホットボックス102の反復可能な割出し又は配置を可能にする。図6Bは、複数の位置決構造604のうちの1つの位置決構造608の詳細を示す図6Aの拡大図を示す。図6Aは、複数の下側ホットボックス部分クランプ構造602のための6つの下側ホットボックス部分クランプ構造を示し、複数の位置決構造604のうちの2つの位置決構造を示しているが、これらは非限定的な一例にすぎない。使用されているホットボックス及びプレスの特定の構成に応じて、1つを含む、6つよりも多い又は少ない下側ホットボックス部分クランプ構造と、2つよりも多い又は少ない位置決構造とが使用され得る。
図7は、図1の取外可能ホットボックス102の正面斜視図700を示す。図1で説明されたように、取外可能ホットボックス102は、上側ホットボックス部分106及び下側ホットボックス部分108を備える。上側ホットボックス部分106の上面には上側ベースプレート112が配置され、下側ホットボックス部分108の底面には下側ベースプレート114が配置されている。図4に示されているように、複数の上側ホットボックス部分クランプ構造402が、上側ベースプレート112の上面に配置されている。
図8及び図9は、図1の取外可能ホットボックス102の下半分の分解図800及び900を示す。下側ホットボックス部分108は、下側ベースプレート114と、下側絶縁層802と、下側加熱プラテン804と、下側ホットボックス部分内部フレーム504とを備える。下側ベースプレート114は、複数の下側ホットボックス部分ノンスピルクイックコネクタ302を備える。下側絶縁層802は、下側ベースプレート114と下側加熱プラテン804との間に配置されている。下側加熱プラテン804は、下側ホットボックス部分108の下側ハウジング内に収容され、下側ダイを支持するように構成され得る。下側ハウジングは、下側ベースプレート114と、下側ベースプレート114の上方に配置された下側側壁とを備えることができる。下側加熱プラテン804は、下側加熱プラテン804に対して下側ダイを動作可能に保持するための下側カプラを収容するように構成されている下側スロットを画定する。下側側壁は、下側カプラの動作可能な挿入及び取外しのために下側スロットへのアクセスを提供するように構成されている下側アクセス通路を画定する。下側ベースプレート114、下側絶縁層802、及び下側加熱プラテン804は、下側ダイとの動作可能な係合及び下側ホットボックス部分108からの下側ダイの分離のための少なくとも1つの下側ダイリフトピンを収容するように構成されている少なくとも1つの下側リフトピン通路を集合的に画定する。下側ベースプレート114、下側絶縁層802、及び下側加熱プラテン804はまた、下側ボルト通路を集合的に画定する。下側ホットボックス部分108は、下側ボルト通路を通って延伸する下側ボルトと、下側ボルトに動作可能に結合され、下側ホットボックス部分108への損傷なしに下側ホットボックス部分108が膨張及び収縮することを可能にするように構成されている、バネ荷重下側ナット組立品とをさらに備えることができる。
図10及び図11は、図1の取外可能ホットボックス102の上半分の分解図1000及び1100を示す。上側ホットボックス部分106は、上側ベースプレート112と、上側絶縁層1002と、上側加熱プラテン1004と、上側ホットボックス部分内部フレーム502とを備える。上側ベースプレート112は、複数の上側ホットボックス部分ノンスピルクイックコネクタ304を備える。上側絶縁層1002は、上側ベースプレート112と上側加熱プラテン1004との間に配置されている。上側加熱プラテン1004は、上側ホットボックス部分106の上側ハウジング内に収容され、上側ダイを支持するように構成され得る。上側ベースプレート112、上側絶縁層1002、及び上側加熱プラテン1004は、上側ボルト通路を集合的に画定する。上側ホットボックス部分106は、上側ボルト通路を通って延伸する上側ボルトと、上側ボルトに動作可能に結合され、上側ホットボックス部分への損傷なしに上側ホットボックス部分が膨張及び収縮することを可能にするように構成されている、バネ荷重下側ナット組立品とをさらに備える。
図12及び図21は、図1の取外可能ホットボックス102の断面図1200及び2100を示す。図12及び図21に示されているように、下側ホットボックス部分108は、下側ベースプレート114と、下側絶縁層802と、下側加熱プラテン804と、下側ホットボックス部分内部フレーム504とを備える。下側ベースプレート114は、複数の下側ホットボックス部分ノンスピルクイックコネクタ302を備える。下側絶縁層802は、下側ベースプレート114と下側加熱プラテン804との間に配置されている。下側ホットボックス部分108はまた、複数の高密度下側ホットボックス部分電気コネクタ202を備える。上側ホットボックス部分106は、上側ベースプレート112と、上側絶縁層1002と、上側加熱プラテン1004と、上側ホットボックス部分内部フレーム502とを備える。上側ベースプレート112は、複数の上側ホットボックス部分ノンスピルクイックコネクタ304を備える。上側絶縁層1002は、上側ベースプレート112と上側加熱プラテン1004との間に配置されている。上側ホットボックス部分106及び下側ホットボックス部分108は、可撓性ヒートシール110によって互いに接合され、確実に接続される。上側ホットボックス部分106と下側ホットボックス部分108との間に、成形ツール1202が配置されている。ホットボックス102をプレス104にクランプすること、すなわち油圧クランプすることを可能にする複数の上側ホットボックス部分クランプ構造402が、上側ホットボックス部分106の上側ベースプレート112の上面404上に配置されている。上側ホットボックス部分106と下側ホットボックス部分108との間に、上側ダイ半体2102及び下側ダイ半体2104がある。
図13は、本開示の例による、交換可能な第1のホットボックス及び交換可能な第2のホットボックスを有するプレスを動作させるための方法のフローチャート1300を示す。本方法は、1302のように、オフライン加熱システムによって第1のホットボックスを第1の動作温度まで加熱することによって、動作のために第1のホットボックスを準備することを含む。例えば、第1の動作温度は、アルミニウム、チタン、ステンレス鋼、又は、オーステナイトニッケル-クロム系超合金などの耐酸化腐食性材料で作られた部品を成形するための約800°F~約2000°Fの温度範囲を含む。図14に示されているように、第1のホットボックス1402がオフライン加熱システム1408に接続されている。同じく示されているように、第2のホットボックス1404が、黒く塗りつぶされたブロックによって表されているように、プレス1406に接続されている。本方法は、1304のように、第1のホットボックスをオフライン加熱システムから接続解除することによって継続する。図15に示されているように、第1のホットボックス1402がオフライン加熱システム1408から接続解除されている。本方法は、1306のように、第2のホットボックスをプレスから接続解除することによって継続する。図16に示されているように、第2のホットボックス1404が、塗りつぶされていないブロックによって表されているように、プレス1406から接続解除されている。本方法は、1308のように、プレス内で第2のホットボックスを第1のホットボックスと交換することによって継続する。例えば、交換することは、1314のように、シャトルを使用して第2のホットボックスをプレスからオフライン冷却システムに移動させることをさらに含むことができる。図17に示されているように、第2のホットボックス1404は、プレス1406から取り外され、シャトル1412上に配置され、第1のホットボックス1402はプレス1406内に配置されている。本方法は、1310のように、第1のホットボックスをプレスに接続することによって継続する。例えば、接続することは、1316のように、第1のホットボックスの1以上の電気コネクタをプレスに接続することをさらに含むことができる。別の例では、接続することは、1318のように、第1のホットボックスの1以上の冷却システムコネクタをプレスに接続することをさらに含むことができる。図18に示されているように、第1のホットボックス1402が、黒く塗りつぶされたブロックによって表されているように、プレス1406に接続されている。本方法は、1312のように、第1のホットボックスを有するプレスを動作させることによって継続する。いくつかの例では、本方法は、1320のように、ノンスピルクイック接続及び接続解除を冷却システムに提供するために、1以上の下側冷却コネクタ及び1以上の上側冷却コネクタを冷却システムに接続することをさらに含むことができる。図19に示されているように、第2のホットボックス1404がオフライン冷却システム1410に接続されている。
図14、図15、図16、図17、図18、及び図19は、第1のホットボックス1402と、第2のホットボックス1404と、プレス1406と、オフライン加熱システム1408と、オフライン冷却システム1410と、シャトル1412とを含む、図13で説明された要素の簡略ブロック図1400、1500、1600、1700、1800、及び1900を示す。第1のホットボックス1402と第2のホットボックス1404とがホットボックス102であり、プレス1406がプレス104である。
上記で言及した図13において、ブロックは、動作及び/又はその部分を表すことができ、様々なブロックを接続する線は、動作又はその部分の特定の順序又は依存性を暗示しない。破線で表されるブロックは、代替動作及び/又はその部分を示す。様々なブロックを接続する破線がある場合、その破線は、動作又はその部分の代替依存性を表す。様々な開示された動作間のすべての依存性が必ずしも表されているわけではないことが理解されよう。図13及び本明細書に記載の方法の動作を説明する添付の開示は、動作が実行されるシーケンスを必ず決定するものと解釈されるべきではない。むしろ、1つの例示的な順序が示されているが、動作のシーケンスは適切な場合に修正され得ることを理解されたい。したがって、特定の動作は異なる順序で実行されてもよいし、同時に実行されてもよい。加えて、説明されたすべての動作が必ずしも実行される必要はないことを、当業者は諒解されよう。
本開示の例は、図13に示されているような航空機の製造及び方法1300並びに図20に示されているような航空機2000の文脈で説明され得る。生産前、例示的な方法1300は、航空機2000の仕様及び設計並びに材料調達を含み得る。生産中、航空機2000の構成要素及び部分組立品の製造並びにシステム統合が行われ得る。その後、航空機2000は、就航中にするために認証及び搬送を経由し得る。就航中、航空機2000は、定期的な整備及び保守点検のためにスケジュールされ得る。定期的な整備及び保守点検は、航空機2000の1以上のシステムの修正、再構成、改修などを含み得る。
例示的な方法1300のプロセスのそれぞれは、システムインテグレータ、第三者、及び/又はオペレータ(例えば、顧客)によって実行又は実施され得る。本説明の目的のために、システムインテグレータは、任意の数の航空機製造業者及び主要システム下請業者を含み得るがこれらに限定されず、第三者は、任意の数のベンダー、下請業者、及びサプライヤを含み得るがこれらに限定されず、オペレータは、航空会社、リース会社、軍事機関、就航業務組織などであり得る。
図20に示されているように、例示的な方法1300によって生産された航空機2000用の部品は、複数の上位システム2004及び内部2006を有する機体2002を含み得る。上位システム2004の例は、推進システム2008、電気システム2010、油圧システム2012、及び環境システム2014のうちの1以上を含む。任意の数の他のシステムが含まれ得る。航空宇宙の例が示されているが、本明細書に開示される原理は、自動車産業など、他の産業にも適用され得る。したがって、航空機2000に加えて、本明細書に開示される原理は、他のビークル、例えば、陸上用ビークル、海上用ビークル、宇宙用ビークルなどに適用され得る。
本明細書で図示又は説明される装置及び方法は、製造及び方法1300の段階のうちの任意の1以上において採用され得る。例えば、構成要素及び部分組立品の製造に対応する構成要素又は部分組立品は、航空機2000の就航中に生産される構成要素又は部分組立品と同様の仕方で製作又は製造され得る。また、装置、方法、又はそれらの組合せのうちの1以上の例は、例えば、航空機2000の組み立てを実質的に促進するか、又はコストを実質的に削減することによって、生産段階において利用され得る。同様に、装置又は方法の実現、或いはそれらの組合せのうちの1以上の例は、限定ではなく例として、航空機2000の就航中並びに/又は整備及び保守点検中に利用され得る。
本開示の例は、以下の付記項のうちの1以上に従って説明され得る。
付記項1:プレスから取り外し可能である取外可能ホットボックスであって、取外可能ホットボックスは、
下側ハウジングであって、下側ハウジングをプレスにクランプするための複数の下側クランプ構造、及びプレス内に反復可能な配置を提供するための1以上の位置決構造を備える、下側ハウジングと、下側ハウジング内に収容され、下側ダイを支持する下側加熱プラテンとを備える下側ホットボックス部分であって、下側ハウジング又は下側加熱プラテンが、加熱システムへの下側電気接続を提供するための1以上の下側電気コネクタ、及び冷却システムへの下側冷却接続を提供するための1以上の下側冷却コネクタを備える、下側ホットボックス部分と、
下側ホットボックス部分の上方に配置可能であり、上側ハウジングであって、上側ハウジングをプレスにクランプするための複数の上側クランプ構造を備える、上側ハウジングと、上側ハウジング内に収容され、上側ダイを支持する上側加熱プラテンとを備える上側ホットボックス部分であって、上側ハウジング又は上側加熱プラテンが、加熱システムへの上側電気接続を提供するための1以上の上側電気コネクタ、及び冷却システムへの上側冷却接続を提供するための1以上の上側冷却コネクタを備える、上側ホットボックス部分とを備える、取外可能ホットボックス。
付記項2.プレス内にないときにホットボックスへの支持を提供するための上側内部フレーム及び下側内部フレームをさらに備え、上側内部フレームが上側ハウジングに接続され、下側内部フレームが下側ハウジングに接続される、付記項1に記載の取外可能ホットボックス。
付記項3.接続された内部フレーム組立品をもたらすために上側内部フレームと下側内部フレームとを接続する1以上のフレームピンをさらに備える、付記項1又は付記項2に記載の取外可能ホットボックス。
付記項4.下側内部フレーム及び上側内部フレームが、プレスの外側で下側ホットボックス部分及び上側ホットボックス部分を格納することを可能にする、付記項1から3のいずれかに記載の取外可能ホットボックス。
付記項5.下側内部フレームが、下側ホットボックス部分をダイカート又はシャトルから持ち上げることを可能にする、付記項1から4のいずれかに記載の取外可能ホットボックス。
付記項6.複数の下側クランプ構造及び複数の上側クランプ構造が、下側ホットボックス部分及び上側ホットボックス部分をプレスに油圧クランプすることを可能にする、請求項1から5のいずれかに記載の取外可能ホットボックス。
付記項7.下側ホットボックス部分が、下側ハウジングと下側加熱プラテンとの間に配置された下側絶縁層をさらに備え、上側ホットボックス部分が、上側ハウジングと上側加熱プラテンとの間に配置された上側絶縁層をさらに備える、付記項1から6のいずれかに記載の取外可能ホットボックス。
付記項8.下側ハウジングが、下側ベースプレートと、下側ベースプレートの上方に配置された下側側壁とを備え、下側加熱プラテンが、下側加熱プラテンに対して下側ダイを動作可能に保持するための下側カプラを収容する下側スロットを画定し、下側側壁が、下側カプラの動作可能な挿入及び取外しのために下側スロットへのアクセスを提供する下側アクセス通路を画定する、付記項1から7のいずれかに記載の取外可能ホットボックス。
付記項9.下側ベースプレート、下側絶縁層、及び下側加熱プラテンが、下側ダイとの動作可能な係合及び下側ホットボックス部分からの下側ダイの分離のための少なくとも1つの下側ダイリフトピンを収容する少なくとも1つの下側リフトピン通路を集合的に画定する、付記項1から8のいずれかに記載の取外可能ホットボックス。
付記項10.下側ベースプレート、下側絶縁層、及び下側加熱プラテンが、下側ボルト通路を集合的に画定し、下側ホットボックス部分が、下側ボルト通路を通って延伸する下側ボルトと、下側ボルトに動作可能に結合され、下側ホットボックス部分への損傷なしに下側ホットボックス部分が膨張及び収縮することを可能にする、バネ荷重下側ナット組立品とをさらに備える、付記項1から9のいずれかに記載の取外可能ホットボックス。
付記項11.上側ホットボックス部分が上側ベースプレートを備え、上側ベースプレート、上側絶縁層、及び上側加熱プラテンが、上側ボルト通路を集合的に画定し、上側ホットボックス部分が、上側ボルト通路を通って延伸する上側ボルトと、上側ボルトに動作可能に結合され、上側ホットボックス部分への損傷なしに上側ホットボックス部分が膨張及び収縮することを可能にする、バネ荷重下側ナット組立品とをさらに備える、付記項1から10のいずれかに記載の取外可能ホットボックス。
付記項12.1以上の下側冷却コネクタ及び1以上の上側冷却コネクタが、冷却システムに対するノンスピルクイック接続及び接続解除を提供する、付記項1から11のいずれかに記載の取外可能ホットボックス。
付記項13.下側ホットボックス部分と上側ホットボックス部分との間の確実な接続を提供するための下側ホットボックス部分と上側ホットボックス部分との間のシール位置をさらに備える、付記項1から12のいずれかに記載の取外可能ホットボックス。
付記項14.交換可能な第1のホットボックス及び交換可能な第2のホットボックスを有するプレスを動作させるための方法であって、方法は、
オフライン加熱システムによって第1のホットボックスを第1の動作温度まで加熱することによって、動作のために第1のホットボックスを準備するステップと、
第1のホットボックスをオフライン加熱システムから接続解除するステップと、
第2のホットボックスをプレスから接続解除するステップと、
プレス内で第2のホットボックスを第1のホットボックスと交換するステップと、
第1のホットボックスをプレスに接続するステップと、
第1のホットボックスを有するプレスを動作させるステップとを含む、方法。
付記項15.接続するステップが、第1のホットボックスの1以上の電気コネクタをプレスに接続するステップをさらに含む、付記項14に記載の方法。
付記項16.接続するステップが、第1のホットボックスの1以上の冷却システムコネクタをプレスに接続するステップをさらに含む、付記項14又は付記項15に記載の方法。
付記項17.交換するステップが、シャトルを使用して第2のホットボックスをプレスからオフライン冷却システムに移動させるステップをさらに含む、付記項14から16のいずれかに記載の方法。
付記項18.シャトルを使用して第1のホットボックスをオフライン加熱システムからプレスに移動させるステップをさらに含む、付記項14から17のいずれかに記載の方法。
付記項19.第1の動作温度が、アルミニウム、チタン、ステンレス鋼、又は、オーステナイトニッケル-クロム系超合金などの耐酸化腐食性材料で作られた部品を成形するための約800°F~約2000°Fの温度範囲を含む、付記項14から18のいずれかに記載の方法。
付記項20.ノンスピルクイック接続及び接続解除を冷却システムに提供するために、1以上の下側冷却コネクタ及び1以上の上側冷却コネクタを冷却システムに接続するステップをさらに含む、付記項14から19のいずれかに記載の方法。
本明細書に開示される装置及び方法の異なる例は、様々な構成要素、形態、及び機能を含む。本明細書に開示される装置及び方法の様々な例は、本明細書に開示される装置及び方法の他の例のいずれかの構成要素、形態、及び機能のいずれかを任意の組合せで含むことができ、そのような可能性はすべて本開示の範囲内にあることが意図されていることを理解されたい。
本開示が属する技術分野の当業者であれば、前述の説明及び関連する図面に提示された教示の利益を得ることにより、本明細書に記載の例の多くの修正を思いつくはずである。
したがって、本開示は、図示された具体的な例に限定されるものではなく、修正及び他の例は添付の特許請求の範囲内に含まれることを意図していることを理解されたい。さらに、前述の説明及び関連する図面は、要素及び/又は機能の特定の例示的な組合せの文脈で本開示の例を説明しているが、要素及び/又は機能の異なる組合せが、添付の特許請求の範囲から逸脱することなく代替の実装形態によって提供され得ることを諒解されたい。したがって、添付の特許請求の範囲の括弧内の参照符号は、例示の目的のためにのみ提示されており、特許請求される主題の範囲を本開示で提供される具体的な例に限定することを意図するものではない。
100 正面図、102 取外可能ホットボックス、104 プレス、106 上側ホットボックス部分、108 下側ホットボックス部分、110 可撓性ヒートシール、112 上側ベースプレート、114 下側ベースプレート、116 上側プレス組立品、118 下側プレス組立品、200 背面図、202 高密度下側ホットボックス部分電気コネクタ、204 高密度上側ホットボックス部分電気コネクタ、206 電気コネクタ、300 背面図、302 下側ホットボックス部分ノンスピルクイックコネクタ、304 上側ホットボックス部分ノンスピルクイックコネクタ、306 ノンスピルクイックコネクタ、400 背面斜視図、402 上側ホットボックス部分クランプ構造、404 上面、406 上側ホットボックス部分クランプ構造、500 背面斜視図、502 上側ホットボックス部分内部フレーム、504 下側ホットボックス部分内部フレーム、600 背面斜視図、602 下側ホットボックス部分クランプ構造、604 位置決構造、606 底面、608 位置決構造、700 正面斜視図、800 下半分の分解図、802 下側絶縁層、804 下側加熱プラテン、900 下半分の分解図、1000 上半分の分解図、1002 上側絶縁層、1004 上側加熱プラテン、1100 上半分の分解図、1200 断面図、1202 成形ツール、1300 方法、1400 簡略ブロック図、1402 第1のホットボックス、1404 第2のホットボックス、1406 プレス、1408 オフライン加熱システム、1410 オフライン冷却システム、1412 シャトル、1500 簡略ブロック図、1600 簡略ブロック図、1700 簡略ブロック図、1800 簡略ブロック図、1900 簡略ブロック図、2000 航空機、2002 機体、2004 上位システム、2006 内部、2008 推進システム、2010 電気システム、2012 油圧システム、2014 環境システム、2100 断面図、2102 上側ダイ半体、2104 下側ダイ半体

Claims (20)

  1. プレス(104)から取り外し可能である取外可能ホットボックス(102)であって、
    下側ハウジング(106)であって、前記下側ハウジングを前記プレスにクランプするための複数の下側クランプ構造(602)、及び前記プレス(104)内に反復可能な配置を提供するための1以上の位置決構造(604)を備える、下側ハウジングと、前記下側ハウジング内に収容され、下側ダイ(2104)を支持する下側加熱プラテン(804)とを備え、前記下側ハウジング又は前記下側加熱プラテン(804)が、加熱システムへの下側電気接続を提供するための1以上の下側電気コネクタ(202)、及び冷却システム(1410)への下側冷却接続を提供するための1以上の下側冷却コネクタを備える、下側ホットボックス部分と、
    前記下側ホットボックス部分の上方に配置可能である上側ホットボックス部分であって、上側ハウジング(106)であって、前記上側ハウジングを前記プレスにクランプするための複数の上側クランプ構造を備える上側ハウジングと、前記上側ハウジング内に収容され、上側ダイを支持する上側加熱プラテンとを備え、前記上側ハウジング又は前記上側加熱プラテンが、前記加熱システムへの上側電気接続を提供するための1以上の上側電気コネクタ、及び前記冷却システムへの上側冷却接続を提供するための1以上の上側冷却コネクタを備える、上側ホットボックス部分と
    を備える、取外可能ホットボックス。
  2. 前記プレス内にないときに前記取外可能ホットボックスへの支持を提供するための上側内部フレーム及び下側内部フレームをさらに備え、
    前記上側内部フレームが前記上側ハウジングに接続され、前記下側内部フレームが前記下側ハウジングに接続される、請求項1に記載の取外可能ホットボックス。
  3. 接続された内部フレーム組立品をもたらすために前記上側内部フレームと前記下側内部フレームとを接続する1以上のフレームピンをさらに備える、請求項2に記載の取外可能ホットボックス。
  4. 前記下側内部フレーム及び前記上側内部フレームが、前記プレスの外側で前記下側ホットボックス部分及び前記上側ホットボックス部分を格納することを可能にする、請求項2に記載の取外可能ホットボックス。
  5. 前記下側内部フレームが、前記下側ホットボックス部分をダイカート又はシャトルから持ち上げることを可能にする、請求項2に記載の取外可能ホットボックス。
  6. 前記複数の下側クランプ構造及び前記複数の上側クランプ構造が、前記下側ホットボックス部分及び前記上側ホットボックス部分を前記プレスに油圧クランプすることを可能にする、請求項1に記載の取外可能ホットボックス。
  7. 前記下側ホットボックス部分が、前記下側ハウジングと前記下側加熱プラテンとの間に配置された下側絶縁層をさらに備え、
    前記上側ホットボックス部分が、前記上側ハウジングと前記上側加熱プラテンとの間に配置された上側絶縁層をさらに備える、請求項1に記載の取外可能ホットボックス。
  8. 前記下側ハウジングが、下側ベースプレートと、前記下側ベースプレートの上方に配置された下側側壁とを備え、
    前記下側加熱プラテンが、前記下側加熱プラテンに対して前記下側ダイを動作可能に保持するための下側カプラを収容する下側スロットを画定し、
    前記下側側壁が、前記下側カプラの動作可能な挿入及び取外しのために前記下側スロットへのアクセスを提供する下側アクセス通路を画定する、請求項7に記載の取外可能ホットボックス。
  9. 前記下側ベースプレート、前記下側絶縁層、及び前記下側加熱プラテンが、前記下側ダイとの動作可能な係合及び前記下側ホットボックス部分からの前記下側ダイの分離のための少なくとも1つの下側ダイリフトピンを収容する少なくとも1つの下側リフトピン通路を集合的に画定する、請求項8に記載の取外可能ホットボックス。
  10. 前記下側ベースプレート、前記下側絶縁層、及び前記下側加熱プラテンが、下側ボルト通路を集合的に画定し、
    前記下側ホットボックス部分が、前記下側ボルト通路を通って延伸する下側ボルトと、前記下側ボルトに動作可能に結合され、前記下側ホットボックス部分への損傷なしに前記下側ホットボックス部分が膨張及び収縮することを可能にするバネ荷重下側ナット組立品とをさらに備える、請求項9に記載の取外可能ホットボックス。
  11. 前記上側ホットボックス部分が上側ベースプレートを備え、
    前記上側ベースプレート、前記上側絶縁層、及び前記上側加熱プラテンが、上側ボルト通路を集合的に画定し、
    前記上側ホットボックス部分が、前記上側ボルト通路を通って延伸する上側ボルトと、前記上側ボルトに動作可能に結合され、前記上側ホットボックス部分への損傷なしに前記上側ホットボックス部分が膨張及び収縮することを可能にする、バネ荷重下側ナット組立品とをさらに備える、請求項10に記載の取外可能ホットボックス。
  12. 1以上の前記下側冷却コネクタ及び1以上の前記上側冷却コネクタが、前記冷却システムに対するノンスピルクイック接続及び接続解除を提供する、請求項1に記載の取外可能ホットボックス。
  13. 前記下側ホットボックス部分と前記上側ホットボックス部分との間の確実な接続を提供するための前記下側ホットボックス部分と前記上側ホットボックス部分との間のシール位置をさらに備える、請求項1に記載の取外可能ホットボックス。
  14. 交換可能な第1のホットボックス及び交換可能な第2のホットボックスを有するプレスを動作させるための方法であって、前記方法は、
    オフライン加熱システムによって第1のホットボックスを第1の動作温度まで加熱することによって、動作のために前記第1のホットボックスを準備するステップと、
    前記第1のホットボックスを前記オフライン加熱システムから接続解除するステップと、
    前記第2のホットボックスを前記プレスから接続解除するステップと、
    前記プレス内で前記第2のホットボックスを前記第1のホットボックスと交換するステップと、
    前記第1のホットボックスを前記プレスに接続するステップと、
    前記第1のホットボックスを有する前記プレスを動作させるステップとを含む、方法。
  15. 接続する前記ステップが、前記第1のホットボックスの1以上の電気コネクタを前記プレスに接続するステップをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  16. 接続する前記ステップが、前記第1のホットボックスの1以上の冷却システムコネクタを前記プレスに接続するステップをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  17. 交換する前記ステップが、シャトルを使用して前記第2のホットボックスを前記プレスからオフライン冷却システムに移動させるステップをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  18. シャトルを使用して前記第1のホットボックスを前記オフライン加熱システムから前記プレスに移動させるステップをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  19. 前記第1の動作温度が、アルミニウム、チタン、ステンレス鋼、又は、耐酸化腐食性材料で作られた部品を成形するための約800°F~約2000°Fの温度範囲を含む、請求項14に記載の方法。
  20. ノンスピルクイック接続及び接続解除をオフライン冷却システムに提供するために、1以上の下側冷却コネクタ及び1以上の上側冷却コネクタを冷却システムに接続するステップ
    をさらに含む、請求項14に記載の方法。
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