JP2024055776A - 施設利用者情報の管理装置及び管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】施設の利用者の情報をアクセス管理しながら配信する場合における従業員等の業務負担を軽減すること。【解決手段】本発明の施設利用者情報の管理装置1は、施設の利用者に関する利用者情報を管理可能な利用者管理部112と、利用者に関する関係者と利用者との対応付けを管理可能な対応管理部114と、対応付けに基づいて、関係者と対応付けられた利用者の利用者情報を関係者に配信可能な配信部116と、を備え、対応管理部114は、関係者が他の関係者を招待した場合に、他の関係者と関係者に対応付けられた利用者との対応付けの管理を開始可能である。【選択図】図1

Description

本発明は、施設利用者情報の管理装置及び管理システムに関する。
高齢化社会が進む中、デイサービスセンター等によって例示される各種介護施設の利用が行われている。介護施設においては、施設利用者の状態等を紙の連絡帳を介して施設利用者の関係者(例えば、家族等)に連絡することが行われている。しかしながら、遠方に居住している等の各種事情により、施設利用者の家族が介護施設を訪れて紙の連絡帳を確認することが難しい場合がある。また、紙の連絡帳への記載が施設の従業員等の負担となり得る。加えて、紙の連絡帳の保管場所確保が施設の負担となり得る。そのため、このような連絡帳をデジタル化し、ネットワークを介して確認可能にすることと、記載に係る負担の軽減と、保管に係る負担の軽減とを実現することが求められている。
介護施設等における連絡帳をデジタル化することに関し、特許文献1は、通信ネットワークに接続され、通所による介護サービスを受ける被介護者の保護者が所有する端末と、介護サービスを提供する介護施設の端末とからそれぞれアクセス可能な連絡帳作成装置であって、少なくとも、介護施設で実施された介護サービスの内容を示すサービス実績情報と、被介護者の保護者及び介護施設のスタッフにより入力された連絡事項と、介護施設にて撮影されたサービス提供時の画像と、介護施設において定期的に測定される被介護者の健康管理情報とが格納されるデータベースと、被介護者の保護者が所有する端末からのアクセス又は介護施設の端末からのアクセスに応じて、前記データベースに格納された情報を用いて被介護者の保護者と介護施設のスタッフとの間で情報交換を行うための連絡帳画面を作成して、これらの端末に表示させる表示画面作成手段と、被介護者の保護者又は介護施設からの要求に応じて、前記データベースに格納された情報を抽出し、媒体記録用の所定のデータ様式に編集して出力する記録用データ出力手段とを備えることを特徴とする連絡帳作成装置を開示している。
特許文献1の技術では、アクセスは、アクセス制御部による認証処理が行われた上で情報処理サーバに受け付けられることになる。そして、この認証処理に関するユーザ(被介護者・介護施設)は予め登録されている。特許文献1の技術によれば、介護施設のスタッフや被介護者の保護者は、煩わしい作業を行うことなくこの連絡帳画面で満足のいく十分な情報の交換を行い得ると共に、必要な場合には、連絡帳画面の作成に用いた情報を見易いかたちで記録媒体に保存し得る。
特開2005-078380号公報
ところで、連絡帳等をデジタル化した場合、プライバシー保護の観点から、デジタル化された連絡帳等の各種情報へのアクセス管理が行われることが好ましい。特許文献1の技術では、アクセス制御部による認証処理によってアクセス管理が行われ得る。しかしながら、特許文献1では、ユーザは、予め登録されているとされている。したがって、特許文献1の技術では、連絡帳作成装置の管理者又は施設において該装置を運用する運用者がユーザを登録するものと考えられる。そのため、該登録が介護施設の従業員等の負担となり得る。よって、特許文献1の技術は、アクセス管理における従業員等の業務負担を減らす点において、さらなる改良の余地がある。
本発明の目的は、施設の利用者の情報をアクセス管理しながら配信する場合における従業員等の業務負担を軽減することである。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、家族等によって例示される施設利用者の関係者が他の関係者等を招待可能とすること等によって、上記の目的を達成できることを見出した。そして、本発明者らは、本発明を完成させるに至った。具体的に、本発明は以下のものを提供する。
第1の特徴に係る発明は、施設の利用者に関する利用者情報を管理可能な利用者管理部と、前記利用者に関する関係者と前記利用者との対応付けを管理可能な対応管理部と、前記対応付けに基づいて、前記関係者と対応付けられた前記利用者の前記利用者情報を前記関係者に配信可能な配信部と、を備え、前記対応管理部は、前記関係者が他の関係者を招待した場合に、前記他の関係者と前記関係者に対応付けられた前記利用者との対応付けの管理を開始可能である、施設利用者情報の管理装置を提供する。
第1の特徴に係る発明によれば、管理装置は、連絡帳をデジタル化できる。そして、第1の特徴に係る発明によれば、管理装置は、利用者と対応付けられた関係者にのみ利用者情報を配信するアクセス管理を行うことができる。
第1の特徴に係る発明では、対応管理部は、関係者に招待された他の関係者と招待した関係者に対応付けられた利用者との対応付けの管理を開始可能である。これにより、管理装置は、他の関係者を利用者と対応付けられた関係者として登録する労力を従業員等に費やさせることなく、他の関係者に利用者情報を配信するアクセス管理を行える。
したがって、第1の特徴に係る発明は、施設の利用者の情報をアクセス管理しながら配信する場合における従業員等の業務負担を軽減できる。
本発明は、施設の利用者の情報をアクセス管理しながら配信する場合における従業員等の業務負担を軽減できる。
図1は、本実施形態の管理システムSのハードウェア構成及びソフトウェア構成の一例を示す概念図である。 図2は、本実施形態の管理システムSのハードウェア構成及びソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。 図3は、利用者情報リスト121の一例である。 図4は、対応付けリスト122の一例である。 図5は、管理装置1で実行される管理処理の好ましい流れの一例を示すメインフローチャートである。 図6は、図5に続く図である。 図7は、第1端末2で実行される関係者側処理の好ましい流れの一例を示すフローチャートである。 図8は、図7に続く図である。 図9は、第1端末2における画面遷移の一例を示す画面遷移図である。 図10は、図9に続く図である。 図11は、第2端末3で実行される関係者側処理の好ましい流れの一例を示すフローチャートである。 図12は、第2端末3における画面遷移の一例を示す画面遷移図である。 図13は、図12に続く図である。 図14は、第3端末4における画面遷移の一例を示す画面遷移図である。 図15は、図14に続く図である。 図16は、図15に続く図である。 図17は、双方向の通信の概念図である。 図18は、本開示における一例を示す報告書の書式である。
以下は、本発明の実施形態の一例について、図面を参照しながら詳細に説明するものである。
<管理システムS>
図1は、本実施形態の管理システムSのハードウェア構成及びソフトウェア構成の一例を示す概念図である。図2は、本実施形態の管理システムSのハードウェア構成及びソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。
本実施形態の管理システムSは、管理装置1を少なくとも含んで構成される。本実施形態の管理システムSは、ネットワークNを介して管理装置1と通信可能な第1端末2、第2端末3、及び/又は第3端末4をさらに含んで構成されることが好ましい。
管理システムSは、管理システムSの利用料の支払い等を管理可能な支払い管理サーバBをさらに含んで構成されることが好ましい。これにより、管理システムSは、施設から管理システムSの管理者への利用料支払いを管理可能となる。
管理システムSは、後述する管理装置1の通知部115と協働して管理装置1から第1端末2、第2端末3、及び/又は第3端末4への通知を実現することが可能な通知システムMをさらに含んで構成されることが好ましい。これにより、管理装置1は、これら各種端末と逐一直接通信することなく、これら各種端末への通知(PUSH通知)を行える。
〔管理装置1〕
管理装置1は、装置制御部11と装置記憶部12と装置通信部13とを少なくとも備える。
管理装置1は、特に限定されない。管理装置1は、例えば、各種サーバ、互いに通信可能な複数のサーバを含んで構成されるクラウドサーバ、パーソナルコンピュータ等によって例示される端末、等の1以上を含む装置でよい。
[装置制御部11]
装置制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、及びROM(Read Only Memory)等を備える。
装置制御部11は、必要に応じて装置記憶部12及び/又は装置通信部13と協働する。そして、装置制御部11は、管理装置1で実行される本実施形態のプログラムのソフトウェア構成要素である、招待実行部111、対応管理部112、受信部113、利用者管理部114、通知部115、配信部116等を実現する。本実施形態のプログラムのソフトウェア構成要素それぞれが提供する機能は、後述する管理処理の好ましい流れの説明において示される。
管理装置1がクラウドサーバ等によって例示される並列処理を実現可能な態様の装置である場合、装置制御部11は、並列処理を行う装置及び/又は部材における負荷を分散可能な負荷分散部LBを実現可能であることが好ましい。これにより、管理装置1は、好適な負荷分散を実現できる。負荷分散部LBは、特に限定されない。負荷分散部LBは、例えば、Amazon Web Services(登録商標、略称「AWS」)のElastic Load Balancing(ELB)を用いて実現されてもよい。
管理システムSが第1端末2、第2端末3、及び/又は第3端末4によって例示される各種端末を含む場合、装置制御部11は、APIゲートウェイ部A1とAPI実行部A2とを実現可能であることが好ましい。
APIゲートウェイ部A1は、後述する管理処理に係る各種端末からの指令を受信可能なソフトウェア構成要素である。API実行部A2は、APIゲートウェイ部A1において受信された指令に応じて各種の処理を実現可能なソフトウェア構成要素である。API実行部A2は、AWS Lambdaによって例示されるイベント駆動型のコンピューティングサービスを用いて実現されてもよい。これにより、管理システムSの管理者及び/又は運用者は、必要となるサーバの予測及び確保、若しくは、サーバの管理を行うことなく、管理装置1において、各種ソフトウェア構成要素を実現可能となる。
装置制御部11は、後述する第3端末4における画面遷移を実現可能な管理画面部11aを実現可能であることが好ましい。管理画面部11aによって実現される画面遷移は、後に図12及び図13を用いて詳細に説明される。
装置制御部11は、第1端末2と第3端末4との間でのチャットを実現可能なチャット部11bを実現可能であることが好ましい。これにより、施設の利用者の家族等によって例示される関係者と管理システムSの管理者等との間におけるチャット機能を用いたスムーズなやり取りが実現される。これにより、関係者と管理者等との間における双方向での情報交換が円滑に行われる。
[装置記憶部12]
装置記憶部12は、データ及び/又はファイルが記憶される装置であって、ハードディスク、半導体メモリ、記録媒体、及びメモリカード等によるデータのストレージ部を有する。
装置記憶部12は、ネットワークNを介してNAS、SAN、クラウドストレージCS、ファイルサーバ及び/又は分散ファイルシステム等の記憶装置又は記憶システムとの接続を可能にする仕組みを有してもよい。NASは、Network Attached Storageの略語である。SANは、Storage Area Networkの略語である。
装置記憶部12には、マイクロコンピューターで実行されるプログラム、利用者情報リスト121、対応付けリスト122、行事予定カレンダー、関係者・従業員・運用者・管理者等のアカウント情報等が記憶されている。
装置制御部11において実現されるソフトウェア構成要素がチャット部11bを含む場合、装置記憶部12には、チャットデータを格納するチャットデータ格納部12bがさらに含まれていることが好ましい。これにより、管理装置1は、チャットデータ格納部12bに格納されたチャットデータの一部又は全部をチャット部11bの制御に応じて第1端末2及び/又は第3端末4に配信できる。
クラウドサーバCSは、コンテンツ配信ネットワークCSaとストレージサービスCSbとを含んで構成されることが好ましい。コンテンツ配信ネットワークCSaは、データの格納・取得・更新等における負荷分散を実現可能なシステムである。ストレージサービスCSbは、コンテンツ配信ネットワークCSaと協働して負荷分散されたデータの格納・取得・更新等を行うサービスである。これにより、データの格納・取得・更新等における負荷分散が実現される。
(利用者情報リスト121)
利用者情報リスト121には、施設の利用者に関する利用者情報が格納される。これにより、従来、紙の連絡帳を介して提供されていた施設利用者の状態、施設利用者が受けた訓練等の利用者に関する各種情報がデジタル化された状態で管理される。
利用者情報は、施設の利用者に関する情報であれば、特に限定されない。利用者情報は、例えば、利用者の健康状態(バイタル)、施設で行われる行事(イベント)等によって例示される紙の連絡帳に記載されていた各種連絡事項、従業員等が利用者に対して行った訓練の訓練記録等の1以上を含む。これら各種情報は、利用者を識別可能な利用者IDと関連付けられて格納される。
利用者情報は、施設利用料の利用料情報を含むことが好ましい。利用者情報は、例えば、施設の利用料の請求に関する情報等である。施設利用料の請求額の配信、請求書の配信等、施設利用料に関する情報の配信は、施設の従業員等に多大な労力を費やさせ得る。利用者情報が利用料情報を含むことにより、管理装置1は、施設利用料の情報を逐一関係者に配信する労力を従業員に費やさせることなく、施設利用料情報を関係者に配信できる。よって、このような管理装置1は、施設の利用者の情報をアクセス管理しながら配信する場合における従業員等の業務負担を軽減できる。
利用者情報において、上述の各種情報は、対応する日付と関連付けられていることが好ましい。これにより、管理装置1は、各種情報を日報として配信し得る。上述の各種情報は、対応する日時と関連付けられていてもよい。これにより、関係者は、配信された利用者情報から、利用者の1日の活動の流れを把握し得る。
利用者情報リスト121には、利用者情報を識別できる利用者情報IDと対応する利用者情報とが関連付けて格納されることが好ましい。これにより、管理装置1は、利用者情報IDを用いて利用者情報を管理し得る。
図3は、利用者情報リスト121の一例である。図3に示す利用者情報リスト121には、利用者情報ID「U0001」と関連付けられた利用者情報が格納されている。該利用者情報は、利用者ID「山田太郎」によって識別される利用者の「2022年4月1日」における情報として、「10:00」に「体温36.0℃」であり、「11:00-12:00」に「施設内歩行訓練(担当:従業員A)」を受け、昼食を「完食した」との情報を含む。
これにより、管理装置1は、利用者「山田太郎」に関する健康状態(体温、食事状況)と施設で受けた訓練記録とを、該利用者の家族等の関係者に配信できる。また、訓練記録において訓練に関する担当者が格納されていることにより、関係者は、詳しい訓練状況を確認すべく、管理システムSの管理者等にチャットでのコミュニケーションを申し込むことができる。
(対応付けリスト122)
対応付けリスト122には、関係者と利用者との対応付けが格納される。これにより、管理装置1は、管理装置1を利用する関係者たちのうち利用者と対応付けられた関係者にのみ該利用者の利用者情報を配信できる。
対応付けリスト122には、管理装置1の管理者及び/又は運用者によって登録された関係者に関する対応付けと、登録済みの関係者によって招待された他の関係者に関する対応付けとが格納され得る。他の関係者(被招待者)に関する対応付けは、被招待者を招待した関係者(招待者)の情報を含んで格納されることが好ましい。これにより、管理者及び/又は運用者は、招待者と被招待者との関係を把握し得る。また、招待者は、自らが招待した被招待者を表示させる等して確認し得る。
対応付けリスト122には、対応付けを識別できる対応付けIDと対応する対応付けとが関連付けて格納されることが好ましい。これにより、管理装置1は、対応付けIDを用いて対応付けを管理し得る。
図4は、対応付けリスト122の一例である。図4に示す対応付けリスト122には、対応付けID「R0002」と関連付けられた対応付けが格納されている。該対応付けは、関係者「山田翼」が利用者ID「山田太郎」によって識別される利用者と対応付けられた関係者であり、関係者「山田勉」によって招待されたことを示している。
これにより、管理装置1は、利用者「山田太郎」に関する利用者情報を関係者「山田翼」に配信するアクセス管理を行える。また、関係者「山田勉」、管理者及び/又は運用者は、招待者「山田勉」と被招待者「山田翼」との関係を把握し得る。さらに、関係者「山田勉」は、自らが関係者「山田翼」を招待したことを把握できる。
[装置通信部13]
装置通信部13は、管理装置1をネットワークNに接続して第1端末2、第2端末3、及び/又は第3端末4等の各種端末と通信可能にするものであれば特に限定されない。装置通信部13として、例えば、携帯電話ネットワークに対応した無線装置、IEEE802.11に準拠したWi-Fi(Wireless Fidelity)対応デバイス、Bluetooth(登録商標)規格等に対応した近距離無線装置、及びイーサネット規格に対応したネットワークカード等が挙げられる。
装置通信部13は、例えば、Amazon Route53によって例示されるDomain Name System(ドメイン・ネーム・システム、DNS)を含んで構成されることが好ましい。これにより、クラウドサーバ等の複数のサーバを用いて構成された管理装置1であっても、各種端末は、複数のサーバのいずれと通信するかを逐一判別することなく、ホスト名を用いて管理装置1を構成するサーバのいずれかと通信できる。
〔第1端末2〕
第1端末2は、施設の利用者に関する関係者が利用する端末であり、「利用者家族端末」「家族端末」又は「関係者端末」とも称される。第1端末2は、ネットワークN等を介して管理装置1と通信可能であれば、特に限定されない。第1端末2は、持ち運び可能な携帯端末であってもよいし、一定の場所に据え置かれている据え置き型端末であってもよい。第1端末2の台数は、特に限定されない。
第1端末2は、後述する関係者側処理を実行可能であれば特に限定されない。関係者側処理は、例えば、所定のプログラム(施設利用者家族アプリ)を第1端末2にインストールすることにより実現される。これにより、例えば、管理システムSの管理者が管理する端末でない関係者の私物である端末に該プログラムをインストールして管理システムSの一部とする運用が実現可能となる。
携帯端末の種類は特に限定されるものでなく、例えば、スマートフォン、タブレット端末、及びノートパソコン等が挙げられる。また、据え置き型端末の種類も特に限定されるものでなく、例えば、デスクトップ式のパーソナルコンピュータ等が挙げられる。
第1端末2は、第1端末制御部21、第1端末記憶部22、第1端末通信部23、第1端末表示部24、及び第1端末入力部25を備える。
[第1端末制御部21]
第1端末制御部21は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、及びROM(Read Only Memory)等を備える。
第1端末制御部21は、必要に応じて第1端末記憶部22、第1端末通信部23、第1端末表示部24、及び/又は第1端末入力部25と協働する。そして、第1端末制御部21は、第1端末2のソフトウェア構成要素である、情報表示部211、招待指令部212等を実現する。これらのソフトウェア構成要素それぞれが提供する機能は、後述する関係者端末側処理の好ましい流れの説明において示される。
[第1端末記憶部22]
第1端末記憶部22は、データ及び/又はファイルが記憶される装置であって、ハードディスク、半導体メモリ、記録媒体、及びメモリカード等によるデータのストレージ部を有する。第1端末記憶部22には、マイクロコンピューターで実行されるプログラム等が記憶されている。
[第1端末通信部23]
第1端末通信部23は、第1端末2をネットワークNに接続して管理装置1等と通信可能にするものであれば特に限定されない。第1端末通信部23のハードウェア構成は、上述の装置通信部13と同様でよい。
[第1端末表示部24]
第1端末表示部24の種類は、特に限定されない。第1端末表示部24は、例えば、タッチパネル、液晶ディスプレイ(LCDディスプレイ)、有機ELディスプレイ、モニタ、プロジェクタ、等によって例示される表示デバイスの1以上を含んで構成される。
[第1端末入力部25]
第1端末入力部25の種類は、特に限定されない。第1端末入力部25は、例えば、タッチパネル、ソフトウェアキーボード、外部の装置から入力を受信する通信デバイス、キーボード、マウス等によって例示される入力デバイスの1以上を含んで構成される。
第1端末入力部25がタッチパネル等の入力デバイスと表示デバイスとの両方の機能を有する部材を用いて構成される場合、第1端末入力部25は、第1端末表示部24と一体に構成されてもよい。これにより、第1端末2は、より小型及び/又はより軽量に構成され得る。
〔第2端末3〕
第2端末3は、施設の従業員(職員)が利用する端末であり、「施設職員端末」「職員端末」又は「従業員端末」とも称される。第2端末3は、ネットワークN等を介して管理装置1と通信可能であれば、特に限定されない。第2端末3は、第1端末2と同様に、持ち運び可能な携帯端末であってもよいし、一定の場所に据え置かれている据え置き型端末であってもよい。第2端末3の台数は、特に限定されない。
第2端末3は、後述する従業員側処理を実行可能であれば特に限定されない。従業員側処理は、例えば、指定のプログラム(施設職員アプリ)を第2端末3にインストールすることにより実現される。これにより、例えば、管理システムSの管理者が管理する端末でない従業員等の私物である端末に該プログラムをインストールして管理システムSの一部とする運用が実現可能となる。よって、個人が私物として所有しているパソコン及び/又はスマートフォンを業務に使うBYOD(Bring Your Own Device)の態様が実現可能となる。
第2端末3は、第2端末制御部31、第2端末記憶部32、第2端末通信部33、第2端末表示部34、及び第2端末入力部35を備える。
[第2端末制御部31]
第2端末制御部31のハードウェア構成は、第1端末制御部21と同様でよい。第2端末制御部31は、必要に応じて第2端末記憶部32、第2端末通信部33、第2端末表示部34、及び/又は第2端末入力部35と協働する。そして、第2端末制御部31は、第2端末3のソフトウェア構成要素である、送信部311等を実現する。これらのソフトウェア構成要素それぞれが提供する機能は、後述する従業員端末側処理の好ましい流れの説明において示される。
[第2端末記憶部32]
第2端末記憶部32のハードウェア構成は、第1端末記憶部22と同様でよい。第2端末記憶部32には、マイクロコンピューターで実行されるプログラム等が記憶されている。
[第2端末通信部33]
第2端末通信部33は、第1端末通信部23と同様でよい。
[第2端末表示部34]
第2端末表示部34は、第1端末表示部24と同様でよい。
[第2端末入力部35]
第2端末入力部35は、第1端末入力部25と同様でよい。
〔第3端末4〕
第3端末4は、管理システムSの管理者及び/又は運用者が利用する端末であり、「管理端末」とも称される。第3端末4は、ネットワークN等を介して管理装置1と通信可能であれば、特に限定されない。第3端末4は、持ち運び可能な携帯端末であってもよいし、一定の場所に据え置かれている据え置き型端末であってもよい。第3端末4の台数は、特に限定されない。
第3端末4は、管理装置1を管理可能である。第3端末4から管理装置1を管理する場合の画面遷移及び各画面における処理は、後に図12及び図13を用いて詳細に説明される。
〔ネットワークN〕
ネットワークNの種類は、管理装置1と上述の各種端末とを通信可能にするものであれば特に限定されない。ネットワークNとして、例えば、パーソナルエリアネットワーク、ローカルエリアネットワーク、イントラネット、エクストラネット、インターネット、Wi-Fiネットワーク、携帯電話ネットワーク、移動体通信ネットワーク、あるいはこれらのネットワークを複数組み合わせたネットワーク等が挙げられる。
〔管理装置1で実行される管理処理のメインフローチャート〕
図5は、管理装置1で実行される管理処理の好ましい流れの一例を示すメインフローチャートである。図6は、図5に続く図である。以下、図5及び図6を用いて、該管理処理の好ましい流れの一例が説明される。
まず、管理装置1は、ステップS1からステップS2の招待実行ステップを行う。これにより、管理装置1は、関係者が他の関係者を招待する処理を実現可能である。
[ステップS1:招待を指令されたか判別]
装置制御部11は、装置記憶部12及び装置通信部13と協働して招待実行部111を実行する。そして、装置制御部11は、いずれかの第1端末2から他の関係者の招待を指令されたか判別する処理を行う(ステップS1、招待判別ステップ)。指令されたと判別したならば、装置制御部11は、処理をステップS2に移す。指令されたと判別しなかったならば、装置制御部11は、処理をステップS3へ移す。
[ステップS2:他の関係者を招待]
装置制御部11は、装置記憶部12及び装置通信部13と協働して招待実行部111を実行する。そして、装置制御部11は、ステップS1で指令された他の関係者を招待する処理を行う(ステップS2、招待実行ステップ)。装置制御部11は、処理をステップS3へ移す。
続いて、管理装置1は、ステップS3からステップS6の対応管理ステップを行う。対応管理ステップでは、利用者と関係者との対応付けを登録することを介して、該対応付けを管理する。これにより、管理装置1は、利用者と対応付けられた関係者にのみ利用者情報を配信するアクセス管理を行うことができる。
[ステップS3:関係者の管理開始を指令されたか判別]
装置制御部11は、装置記憶部12及び装置通信部13と協働して対応管理部112を実行する。そして、装置制御部11は、関係者の管理開始を指令されたか判別する処理を行う(ステップS3、管理指令判別ステップ)。指令されたと判別したならば、装置制御部11は、処理をステップS4に移す。指令されたと判別しなかったならば、装置制御部11は、処理をステップS7へ移す。
[ステップS4:管理者端末からの指令であるか判別]
装置制御部11は、装置記憶部12及び装置通信部13と協働して対応管理部112を実行する。そして、装置制御部11は、ステップS3で判別対象となった指令がいずれかの管理者端末(第3端末4)からの指令であるか判別する処理を行う(ステップS4、管理者端末判別ステップ)。第3端末4からの指令であると判別したならば、装置制御部11は、処理をステップS6に移す。第3端末4からの指令であると判別しなかったならば、装置制御部11は、処理をステップS5へ移す。
[ステップS5:招待された関係者であるか判別]
装置制御部11は、装置記憶部12及び装置通信部13と協働して対応管理部112を実行する。そして、装置制御部11は、ステップS3で判別対象となった指令がステップS2において招待された他の関係者であるか判別する処理を行う(ステップS5、招待判別ステップ)。招待された他の関係者であると判別したならば、装置制御部11は、処理をステップS6に移す。招待された関係者であると判別しなかったならば、装置制御部11は、処理をステップS7へ移す。
[ステップS6:関係者を登録]
装置制御部11は、装置記憶部12及び装置通信部13と協働して対応管理部112を実行する。そして、装置制御部11は、ステップS3で判別対象となった指令に基づいて、利用者と関係者との対応付けを対応付けリスト122に登録する処理を行う(ステップS6、対応登録ステップ)。装置制御部11は、処理をステップS7へ移す。
対応管理ステップがステップS5からステップS6の処理を含むことにより、対応管理部112は、関係者に招待された他の関係者と招待した関係者に対応付けられた利用者との対応付けの管理を開始可能である。これにより、管理装置1は、他の関係者を利用者と対応付けられた関係者として登録する労力を従業員等に費やさせることなく、他の関係者に利用者情報を配信するアクセス管理を行える。
続いて、管理装置1は、ステップS7からステップS8の処理を行い、利用者情報を管理する。
[ステップS7:利用者情報を受信したか判別]
装置制御部11は、装置記憶部12及び装置通信部13と協働して受信部113を実行する。そして、装置制御部11は、いずれかの第2端末3から利用者情報を受信したか判別する処理を行う(ステップS7、受信ステップ)。受信したと判別したならば、装置制御部11は、処理をステップS8に移す。受信したと判別しなかったならば、装置制御部11は、処理をステップS11へ移す。
[ステップS8:利用者情報を更新]
装置制御部11は、装置記憶部12及び装置通信部13と協働して利用者管理部114を実行する。そして、装置制御部11は、ステップS7で受信した利用者情報に基づいて、利用者情報リスト121を更新する処理を行う(ステップS8、受信ステップ)。装置制御部11は、処理をステップS9へ移す。
管理処理は、ステップS9からステップS10の通知ステップを含むことが好ましい。これにより、管理装置1は、利用者情報の更新を逐一関係者に通知する労力を従業員に費やさせることなく、更新された利用者情報に関する関係者に利用者情報の更新を通知できる。よって、管理装置1は、施設の利用者の情報をアクセス管理しながら配信する場合における従業員等の業務負担を軽減できる。
[ステップS9:通知対象となる端末があるか判別]
装置制御部11は、装置記憶部12及び装置通信部13と協働して通知部115を実行する。そして、装置制御部11は、ステップS8で更新した利用者情報について、該更新の通知対象となる第1端末2があるか判別する処理を行う(ステップS9、通知判別ステップ)。あると判別したならば、装置制御部11は、処理をステップS10に移す。あると判別しなかったならば、装置制御部11は、処理をステップS11へ移す。
[ステップS10:更新を通知]
装置制御部11は、装置記憶部12及び装置通信部13と協働して通知部115を実行する。そして、装置制御部11は、ステップS8で更新した利用者情報について、ステップS9であると判別された第1端末2に該利用者情報の更新を通知する処理を行う(ステップS10、通知実行ステップ)。装置制御部11は、処理をステップS11へ移す。
続いて、管理装置1は、ステップS11からステップS12の配信ステップを行う。これにより、管理装置1は、利用者の関係者にのみ配信するアクセス管理を行いつつ、利用者情報を配信できる。
[ステップS11:利用者情報の配信を指令されたか判別]
装置制御部11は、装置記憶部12及び装置通信部13と協働して配信部116を実行する。そして、装置制御部11は、対応付けリスト122に基づいて、いずれかの第1端末2から、該第1端末2を利用する関係者と関連付けられた利用者の利用者情報の配信を指令されたか判別する処理を行う(ステップS11、配信判別ステップ)。指令されたと判別したならば、装置制御部11は、処理をステップS12に移す。指令されたと判別しなかったならば、装置制御部11は、処理をステップS1へ戻し、ステップS1からステップS12の処理を繰り返す。
[ステップS12:利用者情報を配信]
装置制御部11は、装置記憶部12及び装置通信部13と協働して配信部116を実行する。そして、装置制御部11は、ステップS11で配信を指令した第1端末2に利用者情報を配信する処理を行う(ステップS12、配信実行ステップ)。装置制御部11は、処理をステップS1へ戻し、ステップS1からステップS12の処理を繰り返す。
配信実行ステップは施設利用料の利用料情報を含む利用者情報を配信可能であることが好ましい。施設利用料の請求額の配信、請求書の配信等、施設利用料に関する情報の配信は、施設の従業員等に多大な労力を費やさせ得る。上述のような配信実行ステップにより、管理装置1は、施設利用料の情報を逐一関係者に配信する労力を従業員に費やさせることなく、施設利用料情報を関係者に配信できる。よって、このような管理装置1は、施設の利用者の情報をアクセス管理しながら配信する場合における従業員等の業務負担を軽減できる。
[第1端末画面情報提供ステップ]
管理処理は、後述する画面遷移を第1端末2(関係者端末)に実現させるために必要な画面情報を第1端末2に提供する第1端末画面情報提供ステップを含むことが好ましい。第1端末画面情報提供ステップは、装置制御部11が装置記憶部12及び装置通信部13と協働して実現する第1端末画面情報提供部(図示せず)によって実行される。第1端末画面情報提供ステップを行う管理装置1が第1端末2と協働して実現する画面遷移の詳細は、後に、図9を用いて説明される。
[第2端末画面情報提供ステップ]
管理処理は、後述する画面遷移を第2端末3(従業員端末)に実現させるために必要な画面情報を第2端末3に提供する第1端末画面情報提供ステップを含むことが好ましい。第2端末画面情報提供ステップは、装置制御部11が装置記憶部12及び装置通信部13と協働して実現する第2端末画面情報提供部(図示せず)によって実行される。第2端末画面情報提供ステップを行う管理装置1が第2端末3と協働して実現する画面遷移の詳細は、後に、図11を用いて説明される。
[第3端末画面情報提供ステップ]
管理処理は、後述する画面遷移を第3端末4(管理端末)に実現させるために必要な画面情報を第3端末4に提供する第3端末画面情報提供ステップを含むことが好ましい。第3端末画面情報提供ステップは、装置制御部11が装置記憶部12及び装置通信部13と協働して実現する第3端末画面情報提供部(図示せず)によって実行される。第3端末画面情報提供ステップを行う管理装置1が第3端末4と協働して実現する画面遷移の詳細は、後に、図12及び図13を用いて説明される。
[広告配信ステップ]
管理処理は、第1端末2に広告を配信可能な広告配信ステップを含むことが好ましい。広告配信ステップは、装置制御部11が装置記憶部12及び装置通信部13と協働して実現する広告配信部(図示せず)によって実行される。これにより、施設の運営者等は、広告収入を得うる。
[管理処理の効果]
ステップS1からステップS12の管理処理により、管理装置1は、利用者と対応付けられた関係者にのみ利用者情報を配信するアクセス管理を行うことができる。
該管理処理を行う管理装置1において、対応管理部112は、関係者に招待された他の関係者と招待した関係者に対応付けられた利用者との対応付けの管理を開始可能である。これにより、管理装置1は、他の関係者を利用者と対応付けられた関係者として登録する労力を従業員等に費やさせることなく、他の関係者に利用者情報を配信するアクセス管理を行える。
したがって、該管理処理を行う管理装置1は、施設の利用者の情報をアクセス管理しながら配信する場合における従業員等の業務負担を軽減できる。
〔第1端末で実行される関係者側処理のフローチャート〕
図7は、第1端末2で実行される関係者側処理の好ましい流れの一例を示すフローチャートである。図8は、図7に続く図である。以下、図7及び図8を用いて、該関係者側処理の好ましい流れの一例が説明される。
まず、第1端末2は、通知に関するステップS21からステップS22の処理を行う。
[ステップS21:通知を指令されたか判別]
第1端末制御部21は、第1端末記憶部22及び第1端末通信部23と協働して情報表示部211を実行する。そして、第1端末制御部21は、管理装置1から通知を指令されたか判別する処理を行う(ステップS21、通知判別ステップ)。指令されたと判別したならば、第1端末制御部21は、処理をステップS22に移す。指令されたと判別しなかったならば、第1端末制御部21は、処理をステップS23へ移す。
[ステップS22:通知を実行]
第1端末制御部21は、第1端末記憶部22及び第1端末表示部24と協働して情報表示部211を実行する。そして、第1端末制御部21は、ステップS21で指令された通知を実行する処理を行う(ステップS22、通知実行ステップ)。第1端末制御部21は、処理をステップS23へ移す。
続いて、第1端末2は、利用者情報の表示に関するステップS23からステップS26の処理を行う。
[ステップS23:配信指令を指示されたか判別]
第1端末制御部21は、第1端末記憶部22及び第1端末入力部25と協働して情報表示部211を実行する。そして、第1端末制御部21は、第1端末2を用いる関係者から利用者情報の配信指令を指示されたか判別する処理を行う(ステップS23、配信指示判別ステップ)。指示されたと判別したならば、第1端末制御部21は、処理をステップS24に移す。指示されたと判別しなかったならば、第1端末制御部21は、処理をステップS25へ移す。
[ステップS24:配信を指令]
第1端末制御部21は、第1端末記憶部22及び第1端末通信部23と協働して情報表示部211を実行する。そして、第1端末制御部21は、ステップS24の指示に基づいて管理装置1に利用者情報の配信を指令する処理を行う(ステップS23、配信指示判別ステップ)。第1端末制御部21は、処理をステップS25へ移す。
[ステップS25:配信されたか判別]
第1端末制御部21は、第1端末記憶部22及び第1端末通信部23と協働して情報表示部211を実行する。そして、第1端末制御部21は、ステップS23で配信を指令した利用者情報が管理装置1から配信されたか判別する処理を行う(ステップS25、配信判別ステップ)。配信されたと判別したならば、第1端末制御部21は、処理をステップS26に移す。配信されたと判別しなかったならば、第1端末制御部21は、処理をステップS27へ移す。
[ステップS26:配信された利用者情報を表示]
第1端末制御部21は、第1端末記憶部22及び第1端末表示部24と協働して情報表示部211を実行する。そして、第1端末制御部21は、ステップS25で配信されたと判別された利用者情報を表示する処理を行う(ステップS26、情報表示ステップ)。第1端末制御部21は、処理をステップS27へ移す。
そして、第1端末2は、他の関係者の招待に関するステップS27からステップS28の処理を行う。
[ステップS27:招待を指示されたか判別]
第1端末制御部21は、第1端末記憶部22及び第1端末入力部25と協働して招待指令部212を実行する。そして、第1端末制御部21は、第1端末2を用いる関係者から他の関係者の招待を指示されたか判別する処理を行う(ステップS27、招待指示判別ステップ)。指示されたと判別したならば、第1端末制御部21は、処理をステップS28に移す。指示されたと判別しなかったならば、第1端末制御部21は、処理をステップS21へ戻し、ステップS21からステップS28の処理を繰り返す。
[ステップS28:招待を指令]
第1端末制御部21は、第1端末記憶部22及び第1端末通信部23と協働して招待指令部212を実行する。そして、第1端末制御部21は、ステップS27における指示にそって、他の関係者の招待を管理装置1に指令する処理を行う(ステップS28、招待指令ステップ)。第1端末制御部21は、処理をステップS21へ戻し、ステップS21からステップS28の処理を繰り返す。
[関係者側処理の効果]
関係者側処理を実行する第1端末2は、管理装置1と協働して利用者情報を表示し、他の関係者の招待を指令可能である。これにより、管理システムSは、従業員等にアクセス管理された配信に係る労力を費やさせることなく、さらなるアクセス管理された配信を実現し得る。よって、管理システムSは、施設の利用者の情報をアクセス管理しながら配信する場合における従業員等の業務負担を軽減できる。
〔第1端末2における画面遷移〕
図9は、第1端末2における画面遷移の一例を示す画面遷移図である。図10は、図9に続く図である。以下、図9及び図10を用いて、第1端末表示部24における画面遷移の詳細が説明される。該画面遷移は、第1端末画面情報提供ステップを行う管理装置1が第1端末2と協働して実現す。
[ログイン画面]
第1端末2は、まず、「ログイン画面」を表示する。「ログイン画面」は、関係者のアカウント名及びパスワードの入力を促す画面である。関係者がパスワードを初期パスワードから変更していない場合(PW未変更の場合)、関係者がアカウント名及びパスワードを入力すると、第1端末制御部21は、アカウント名及びパスワードの組合せが妥当か評価し、「初期パスワード変更画面」に画面を遷移させる。関係者がパスワードを初期パスワードから変更している場合(PW変更済の場合)、関係者がアカウント名及びパスワードを入力すると、第1端末制御部21は、アカウント名及びパスワードの組合せが妥当か評価し、画面を「ホーム画面」に遷移させる。
[初期パスワード変更画面]
「初期パスワード変更画面」は、関係者に初期パスワードの変更を促す画面である。関係者が変更後のパスワードを入力すると、第1端末制御部21は、第1端末記憶部22に格納されたアカウント情報のパスワードを更新し、画面を「ホーム画面」に遷移させる。
[ホーム画面]
「ホーム画面」は、直近で届いたチャット、お知らせ等の最新の内容(タイムライン)が表示される画面である。「ホーム画面」には、さらに、以下に示す「連絡帳一覧」「行事予定カレンダー」「チャット詳細」「その他」に画面を遷移させるメニューが列挙されたメニューバーが表示される。関係者がメニューバーからメニューを選択すると、第1端末制御部21は、選択されたボタンに対応する画面に画面を遷移させる。関係者が直近で届いたチャットを選択すると、第1端末制御部21は、選択されたチャットの詳細を表示する「チャット詳細」に画面を遷移させる。関係者が行事予定に関するお知らせを選択すると、第1端末制御部21は、「行事予定カレンダー」に画面を遷移させる。
[連絡帳一覧]
「連絡帳一覧」は、利用者情報のうち施設からの連絡事項(連絡帳)の一覧が表示される画面である。関係者が一覧からいずれかの連絡帳を選択すると、第1端末制御部21は、選択された連絡帳の詳細を表示する「連絡帳詳細」に画面を遷移させる。関係者が「ホーム画面」に戻る指示を行うと、第1端末制御部21は、画面をホーム画面に遷移させる。
[連絡帳詳細]
「連絡帳詳細」は、連絡帳一覧において選択された利用者情報の詳細が表示される画面である。関係者が「連絡帳一覧」に戻る指示を行うと、第1端末制御部21は、画面を「連絡帳一覧」に遷移させる。また、関係者が連絡帳に付与するコメントを入力すると、第1端末制御部21は、該コメントを連絡事項として装置記憶部12に格納するよう管理装置1に指令する。
[行事予定カレンダー]
「行事予定カレンダー」は、行事予定の一覧を示す行事予定カレンダーが表示される画面である。関係者が「ホーム画面」に戻る指示を行うと、第1端末制御部21は、画面を「ホーム画面」に遷移させる。
[チャット詳細]
「チャット詳細」は、管理装置1のチャット部11bを介して行われたチャットの詳細を表示する画面である。関係者がチャットを送信する指示を行うと、第1端末制御部21は、チャットデータ格納部12bにチャットを格納する。そして、第1端末制御部21は、チャットを管理装置1に送信する。さらに、管理装置1は、チャットの相手にチャットが送信されたことを通知する。管理装置1からチャットが送信されると、第1端末制御部21は、送信されたチャットを表示する。関係者が「ホーム画面」に戻る指示を行うと、第1端末制御部21は、画面を「ホーム画面」に遷移させる。
[その他]
その他は、「利用者日別訓練記録一覧」「共有者一覧」「お知らせ一覧」「個人情報編集」「利用者請求書一覧」の各画面へのリンクと、Webページ「マニュアル」「よくある質問」「サポート」「利用規約」「プライバシーポリシー」へのリンクとを表示する画面である。関係者がメニューバーからボタン等を選択すると、第1端末制御部21は、選択されたボタンに対応する画面又は対応するWebページを表示させる画面に画面を遷移させる。関係者が「ホーム画面」に戻る指示を行うと、第1端末制御部21は、画面を「ホーム画面」に遷移させる。
[利用者日別訓練記録一覧]
「利用者日別訓練記録一覧」は、利用者情報のうち、従業員等が利用者に対して行った訓練の訓練記録を日付別に示す一覧を表示する画面である。関係者がいずれかの訓練記録を選択すると、第1端末制御部21は、選択に対応する訓練記録の詳細を示す「利用者日別訓練記録詳細」に画面を遷移させる。関係者が「その他」に戻ることを指示すると、第1端末制御部21は、「その他」に画面を遷移させる。
[利用者日別訓練記録詳細]
「利用者日別訓練記録一覧」は、利用者情報のうち、利用者日別訓練記録詳細において選択された訓練記録の詳細を表示する画面である。関係者が一覧に戻ることを指示すると、第1端末制御部21は、「利用者日別訓練記録一覧」に画面を遷移させる。
[共有者一覧]
「共有者一覧」は、第1端末2を利用する関係者が招待した他の関係者の一覧を表示する画面である。このような他の関係者は、「共有者」とも称される。「共有者一覧」に画面が遷移することにより、関係者は、招待した共有者を管理できる。関係者が新たな共有者の登録を指示すると、第1端末制御部21は、「共有者登録」に画面を遷移させる。関係者がいずれかの共有者を選択すると、第1端末制御部21は、選択に対応する共有者の情報を編集する「共有者編集」に画面を遷移させる。関係者が「その他」に戻ることを指示すると、第1端末制御部21は、「その他」に画面を遷移させる。
[共有者登録]
「共有者登録」は、関係者が招待指令部212を介して新たな共有者の登録、すなわち他の関係者の招待を指令可能な画面である。関係者が新たな共有者の情報を入力して登録を指示すると、第1端末制御部21は、招待実行部111等を介した新たな共有者の登録に関する処理の実行を管理装置1に指令する。関係者が一覧に戻ることを指示すると、第1端末制御部21は、「共有者一覧」に画面を遷移させる。
[共有者編集]
「共有者編集」は、共有者、すなわち他の関係者の情報を更新できる画面である。関係者が共有者一覧で指定された共有者の情報を入力して情報の更新を指示すると、第1端末制御部21は、共有者の情報更新に関する処理の実行を管理装置1に指令する。関係者が一覧に戻ることを指示すると、第1端末制御部21は、「共有者一覧」に画面を遷移させる。
[お知らせ一覧]
「お知らせ一覧」は、施設からのお知らせの一覧を表示する画面である。これにより、関係者は、施設の開業状況に関するお知らせ、管理装置1のメンテナンス日に関するお知らせ等の各種のお知らせを受け取り得る。関係者がお知らせを閲覧すると、第1端末制御部21は、該お知らせが閲覧されたとの情報を管理装置1に送信する。関係者が「その他」に戻ることを指示すると、第1端末制御部21は、「その他」に画面を遷移させる。
[個人情報編集]
「個人情報編集」は、関係者に関する個人情報を編集できる画面である。個人情報は、例えば、関係者の住所等を含む。関係者が個人情報を入力して情報の更新を指示すると、第1端末制御部21は、関係者の個人情報更新に関する処理の実行を管理装置1に指令する。関係者が「その他」に戻ることを指示すると、第1端末制御部21は、「その他」に画面を遷移させる。
[利用者請求書一覧]
「利用者請求書一覧」は、施設から関係者への請求書の一覧を表示する画面である。これにより、施設の従業員等は、紙の請求書を逐一発行する煩わしい手順を行うことなく、施設の利用料等を関係者に請求できる。関係者が請求書を選択すると、第1端末制御部21は、選択された請求書を表示する。関係者が「その他」に戻ることを指示すると、第1端末制御部21は、「その他」に画面を遷移させる。
[マニュアル]
「マニュアル」は、管理システムSのマニュアルのWebページを表示する画面である。関係者が「その他」に戻ることを指示すると、第1端末制御部21は、「その他」に画面を遷移させる。
[よくある質問]
「よくある質問」は、管理システムSに関するよくある質問のWebページを表示する画面である。関係者が「その他」に戻ることを指示すると、第1端末制御部21は、「その他」に画面を遷移させる。
[サポート]
「サポート」は、関係者が管理システムSの管理者又は運用者に問い合わせを行うWebページの画面である。関係者が問い合わせを行うと、第1端末制御部21は、該問い合わせの内容を管理者又は運用者に送信する処理を行う。関係者が「その他」に戻ることを指示すると、第1端末制御部21は、「その他」に画面を遷移させる。
[利用規約]
「利用規約」は、管理システムSの利用規約のWebページを表示する画面である。関係者が「その他」に戻ることを指示すると、第1端末制御部21は、「その他」に画面を遷移させる。
[プライバシーポリシー]
「プライバシーポリシー」は、管理システムSのプライバシーポリシーのWebページを表示する画面である。関係者が「その他」に戻ることを指示すると、第1端末制御部21は、「その他」に画面を遷移させる。
〔第2端末で実行される従業員側処理のフローチャート〕
図11は、第2端末で実行される従業員側処理の好ましい流れの一例を示すフローチャートである。以下、図11を用いて、該従業員側処理の好ましい流れの一例が説明される。
[ステップS31:利用者情報の入力開始を指示されたか判別]
第2端末制御部31は、第2端末記憶部32及び第2端末入力部35と協働して送信部311を実行する。そして、第2端末制御部31は、第2端末3を用いる従業員等から利用者情報の入力開始を指示されたか判別する処理を行う(ステップS31、入力開始判別ステップ)。指示されたと判別したならば、第2端末制御部31は、処理をステップS32に移す。指示されたと判別しなかったならば、第2端末制御部31は、処理をステップS31へ戻し、ステップS31からステップS34の処理を繰り返す。
[ステップS32:利用者情報の入力画面を表示]
第2端末制御部31は、第2端末記憶部32及び第2端末表示部34と協働して送信部311を実行する。そして、第2端末制御部31は、利用者情報の入力画面を表示する処理を行う(ステップS32、入力画面表示ステップ)。第2端末制御部31は、処理をステップS33に移す。
入力画面は、入力対象となる情報の初期値を送信可能な画面であることが好ましい。これにより、第2端末3は、利用者情報に含まれる各種情報項目それぞれについて、送信頻度が高い情報を初期値として送信可能にできる。これにより、従業員等は、「平熱でした」「普段通りに食事されていました」「訓練の様子は普段通りでした」「変わったことはありませんでした」との情報等によって例示される、送信頻度が高い情報を少ない労力で送信できる。
[ステップS33:利用者情報が入力されたか判別]
第2端末制御部31は、第2端末記憶部32及び第2端末入力部35と協働して送信部311を実行する。そして、第2端末制御部31は、ステップS32で表示した入力画面を介して利用者情報が入力されたか判別する処理を行う(ステップS33、入力判別ステップ)。入力されたと判別したならば、第1端末制御部21は、処理をステップS34に移す。入力されたと判別しなかったならば、第1端末制御部21は、処理をステップS31へ戻し、ステップS31からステップS34の処理を繰り返す。
[ステップS34:利用者情報を送信]
第2端末制御部31は、第2端末記憶部32及び第2端末通信部33と協働して送信部311を実行する。そして、第2端末制御部31は、ステップS33で入力されたと判別された利用者情報を管理装置1に送信する処理を行う(ステップS34、送信ステップ)。第2端末制御部31は、処理をステップS31へ戻し、ステップS31からステップS34の処理を繰り返す。
[従業員側処理の効果]
従業員側処理を実行する第2端末3(従業員端末)は、管理装置1に利用者情報を送信可能である。これにより、従業員等は、介護記録シートに利用者情報を手書きすることなく、利用者情報を第2端末3から管理装置1に送信できる。そして、管理装置1は、第2端末3から送信された利用者情報を配信できる。よって、管理システムSは、施設の利用者の情報をアクセス管理しながら配信する場合における従業員等の業務負担を軽減できる。
従業員側処理がステップS31からS32の入力画面を表示する処理を含むことにより、従業員等は、利用者情報を容易に送信できる。特に、入力画面が情報の初期値を送信可能である場合、従業員等は、送信頻度が高い情報を少ない労力で送信できる。これにより、施設の利用者の情報をアクセス管理しながら配信する場合における従業員等の業務負担がよりいっそう軽減される。
〔第2端末3における画面遷移〕
図12は、第2端末3における画面遷移の一例を示す画面遷移図である。図13は、図12に続く図である。以下、図12及び図13を用いて、第2端末表示部34における画面遷移の詳細が説明される。該画面遷移は、第2端末画面情報提供ステップを行う管理装置1が第2端末3と協働して実現する。
[ログイン画面]
第2端末3における「ログイン画面」は、関係者の代わりに従業員等について行われることを除き、第1端末2における「ログイン画面」と同様である。
[初期パスワード変更画面]
第2端末3における「初期パスワード変更画面」は、関係者の代わりに従業員等について行われることを除き、第1端末2における「初期パスワード変更画面」と同様である。
[ホーム画面]
第2端末3における「ホーム画面」は、施設の利用者の一覧が表示される画面である。「ホーム画面」には、さらに、以下に示す「利用者日別情報一覧/詳細」「連絡帳登録」「利用者日別訓練記録登録」「行事予定カレンダー」「その他」に画面を遷移させるメニューが列挙されたメニューバーが表示される。従業員等がメニューバーからメニューを選択すると、第2端末制御部31は、選択されたボタンに対応する画面に画面を遷移させる。従業員等が一覧から利用者を選択すると、第2端末制御部31は、選択された利用者の詳細を表示する「利用者詳細」に画面を遷移させる。
[利用者日別情報一覧/詳細]
第2端末3における「利用者日別情報一覧/詳細」は、利用者情報の一覧を表示し、一覧から選択された利用者情報を表示可能とする画面である。従業員等が「連絡帳」への遷移を指示すると、第2端末制御部31は、「連絡帳一覧」に画面を遷移させる。従業員等が「ホーム画面」に戻ることを指示すると、第2端末制御部31は、「ホーム画面」に画面を遷移させる。
[利用者詳細]
第2端末3における「利用者詳細」は、「ホーム画面」において選択された利用者の利用者情報に関する画面のうち、利用者情報の一覧を表示する「連絡帳一覧」への遷移と、利用者情報のうち訓練記録の一覧を表示する「利用者日別訓練記録一覧」への遷移とを可能とする画面である。従業員等が「連絡帳」を選択すると、第2端末制御部31は、「連絡帳一覧」に画面を遷移させる。従業員等が「訓練記録」を選択すると、第2端末制御部31は、「利用者日別訓練記録一覧」に画面を遷移させる。従業員等が「ホーム画面」に戻ることを指示すると、第2端末制御部31は、「ホーム画面」に画面を遷移させる。
[連絡帳一覧]
第2端末3における「連絡帳一覧」は、「利用者詳細」に関する利用者情報のうち施設からの連絡事項の一覧を表示する画面である。従業員等がいずれかの連絡事項を選択すると、第2端末制御部31は、選択された連絡事項に関する「連絡帳詳細/編集」に画面を遷移させる。従業員等が「利用者詳細」に戻ることを指示すると、第2端末制御部31は、「利用者詳細」に画面を遷移させる。
[連絡帳詳細/編集]
第2端末3における「連絡帳詳細/編集」は、「連絡帳一覧」で選択された連絡事項の詳細を表示し、該連絡事項の編集を可能とする画面である。従業員等が連絡事項に関する情報を入力すると、第2端末制御部31は、管理装置1に利用者情報リスト121に格納された利用者情報のうち連絡事項の更新を指令し、「利用者詳細」に画面を遷移させる。
[利用者日別訓練記録一覧]
第2端末3における「利用者日別訓練記録一覧」は、「利用者詳細」に関する利用者情報のうち訓練記録の一覧を日別に表示する画面である。従業員等がいずれかの訓練記録を選択すると、第2端末制御部31は、選択された訓練記録に関する「利用者日別訓練記録詳細/編集」に画面を遷移させる。従業員等が「利用者詳細」に戻ることを指示すると、第2端末制御部31は、「利用者詳細」に画面を遷移させる。
[利用者日別訓練記録詳細/編集]
第2端末3における「連絡帳詳細/編集」は、「利用者日別訓練記録一覧」で選択された訓練記録の詳細を表示し、該訓練記録の編集を可能とする画面である。従業員等が訓練記録に関する情報を入力すると、第2端末制御部31は、管理装置1に利用者情報リスト121に格納された利用者情報のうち訓練記録の更新を指令し、「利用者詳細」に画面を遷移させる。
[連絡帳登録]
第2端末3における「連絡帳登録」は、いずれかの利用者に関する連絡事項を登録できる画面である。従業員等がいずれかの利用者に関する連絡事項を入力すると、第2端末制御部31は、管理装置1に利用者情報リスト121に格納された利用者情報のうち連絡事項の更新を指令し、入力領域を空にして「連絡帳登録」に画面を遷移させる。連絡事項は、連絡帳に付与するコメントを含む。従業員等が「ホーム画面」に戻ることを指示すると、第2端末制御部31は、「ホーム画面」に画面を遷移させる。
[利用者日別訓練記録登録]
第2端末3における「利用者日別訓練記録登録」は、連絡事項の代わりに日別の訓練記録を登録することを除き、「連絡帳登録」と同様である。従業員等が「ホーム画面」に戻ることを指示すると、第2端末制御部31は、「ホーム画面」に画面を遷移させる。
[行事予定カレンダー]
第2端末3における「行事予定カレンダー」は、行事予定の一覧をカレンダー形式で表示し、「行事予定登録」への遷移と、個々の行事予定を編集可能とする「行事予定編集」への遷移とを可能とする画面である。従業員等が行事予定の登録を指示すると、第2端末制御部31は、「行事予定登録」に画面を遷移させる。従業員等がいずれかの行事予定を一覧から選択すると、第2端末制御部31は、選択された行事予定を編集させるべく、「行事予定編集」に画面を遷移させる。
[行事予定登録]
第2端末3における「行事予定登録」は、管理装置1の装置記憶部12への行事予定の登録を可能とする画面である。従業員等が登録を希望する行事予定の情報を入力すると、第2端末制御部31は、装置記憶部12に格納された行事予定の更新を管理装置1に指令し、「行事予定カレンダー」に画面を遷移させる。従業員等が「行事予定カレンダー」に戻ることを指示すると、第2端末制御部31は、「行事予定カレンダー」に画面を遷移させる。
[行事予定編集]
第2端末3における「行事予定編集」は、「行事予定カレンダー」で選択された行事予定の編集を可能とする画面である。従業員等が編集後の行事予定の情報を入力すると、第2端末制御部31は、装置記憶部12に格納された行事予定の更新を管理装置1に指令し、「行事予定カレンダー」に画面を遷移させる。従業員等が「行事予定カレンダー」に戻ることを指示すると、第2端末制御部31は、「行事予定カレンダー」に画面を遷移させる。
[その他]
第2端末3における「その他」は、Webページ「マニュアル」「よくある質問」「サポート」「利用規約」「プライバシーポリシー」へのリンクを表示する画面である。これらのWebページは、第1端末2におけるWebページと同様である。従業員等がメニューバーからリンクを選択すると、第2端末制御部31は、選択されたリンクに対応するWebページを表示させる画面に画面を遷移させる。従業員等が「ホーム画面」に戻る指示を行うと、第2端末制御部31は、画面を「ホーム画面」に遷移させる。
〔第3端末で実行される管理処理の概略〕
図14は、第3端末4における画面遷移の一例を示す画面遷移図である。図15は、図14に続く図である。図16は、図15に続く図である。以下、図14から図16までを用いて、第3端末4における管理処理及び画面遷移の詳細が説明される。該画面遷移は、第3端末画面情報提供ステップを行う管理装置1が第3端末4と協働して実現する。第3端末4における画面遷移を含む管理処理は、第1端末2、第2端末3と同様に、制御部が記憶部、通信部、入力部、及び/又は表示部等(図示せず)と協働して管理処理部(図示せず)を実現することで実行される
[ログイン画面]
第3端末4における「ログイン画面」は、関係者の代わりに管理者等について行われることを除き、第1端末2における「ログイン画面」と同様である。
[初期パスワード変更画面]
第3端末4における「初期パスワード変更画面」は、関係者の代わりに管理者等について行われることを除き、第1端末2における「初期パスワード変更画面」と同様である。
[利用者日別情報登録]
第3端末4における「利用者日別情報登録」は、施設の利用者の利用者情報を日別に登録可能な画面である。「利用者日別情報登録」には、さらに、以下に示す「従業員一覧(施設職員アカウント一覧)」「利用者一覧(施設利用者一覧)」「関係者一覧(アプリ利用者アカウント一覧)」「連絡帳一覧」「利用者日別訓練記録一覧(施設利用者日別訓練記録一覧)」「行事予定カレンダー」「お知らせ一覧」「チャット一覧」「施設利用料請求一覧」「システム利用料請求一覧」「サポート」に画面を遷移させるボタン等が列挙されたメニューバーが表示される。管理者等がメニューバーからボタン等を選択すると、第3端末4は、選択されたボタンに対応する画面に画面を遷移させる。管理者等が利用者情報の登録を指示すると、第3端末4は、該利用者情報の登録を管理装置1に指令する。管理者等が利用者情報の日別の一覧の閲覧を指示すると、第3端末4は、「利用者日別情報一覧」に画面を遷移させる。管理者等がいずれかの利用者情報を選択すると、第3端末4は、選択された利用者情報に関する「利用者日別情報詳細/編集」に画面を遷移させる。
[従業員一覧(施設職員アカウント一覧)]
第3端末4における「従業員一覧」(施設職員アカウント一覧)は、管理装置1の装置記憶部12に格納された従業員等のアカウント情報の一覧を表示する画面である。管理者等がアカウント情報の登録を指示すると、第3端末4の制御部は、「従業員登録(施設職員アカウント登録)」に画面を遷移する。管理者等がアカウント情報を選択すると、第3端末4の制御部は、選択されたアカウント情報の詳細を表示し、該アカウント情報の編集を可能とする「従業員詳細/編集(施設職員アカウント詳細/編集)」に画面を遷移する。メニューバーに関する遷移は、「利用者日別情報登録」への遷移が可能であることを除き、「利用者日別情報登録」と同様である。
[従業員登録(施設職員アカウント登録)]
第3端末4における「従業員登録」(施設職員アカウント登録)は、管理装置1の装置記憶部12に従業員等のアカウント情報を登録可能とする画面である。管理者等がアカウント情報を入力すると、第3端末4の制御部は、入力されたアカウント情報を装置記憶部12に登録するよう管理装置1に指令する。管理者等が「従業員一覧」に戻ることを指示すると、第3端末4の制御部は、「従業員一覧」に画面を遷移する。
[従業員詳細/編集(施設職員アカウント詳細/編集)]
第3端末4における「従業員詳細/編集」(施設職員アカウント詳細/編集)は、「従業員一覧」で選択された従業員等のアカウント情報の詳細を表示し、該アカウント情報の編集を可能とする画面である。管理者等がアカウント情報を入力すると、第3端末4の制御部は、入力されたアカウント情報を用いて装置記憶部12に登録されたアカウント情報を更新するよう管理装置1に指令する。管理者等が「従業員一覧」に戻ることを指示すると、第3端末4の制御部は、「従業員一覧」に画面を遷移する。
[利用者一覧(施設利用者一覧)]
第3端末4における「利用者一覧」(施設利用者一覧)は、管理装置1の装置記憶部12に格納された利用者等のアカウント情報の一覧を表示する画面である。管理者等がアカウント情報の登録を指示すると、第3端末4の制御部は、「利用者登録(施設利用者登録)」に画面を遷移する。管理者等がアカウント情報を選択すると、第3端末4の制御部は、選択されたアカウント情報の詳細を表示し、該アカウント情報の編集を可能とする「利用者詳細/編集(施設利用者詳細/編集)」に画面を遷移する。メニューバーに関する遷移は、「利用者日別情報登録」への遷移が可能であることを除き、「利用者日別情報登録」と同様である。
[利用者登録(施設利用者登録)]
第3端末4における「利用者登録」(施設利用者登録)は、管理装置1の装置記憶部12に利用者等のアカウント情報を登録可能とする画面である。管理者等がアカウント情報を入力すると、第3端末4の制御部は、入力されたアカウント情報を装置記憶部12に登録するよう管理装置1に指令する。管理者等が「利用者一覧」に戻ることを指示すると、第3端末4の制御部は、「利用者一覧」に画面を遷移する。
[利用者詳細/編集(施設利用者アカウント詳細/編集)]
第3端末4における「利用者詳細/編集」(施設利用者詳細/編集)は、「利用者一覧」で選択された利用者等のアカウント情報の詳細を表示し、該アカウント情報の編集を可能とする画面である。管理者等がアカウント情報を入力すると、第3端末4の制御部は、入力されたアカウント情報を用いて装置記憶部12に登録されたアカウント情報を更新するよう管理装置1に指令する。管理者等が「利用者日別情報登録」に戻ることを指示すると、第3端末4の制御部は、「利用者日別情報登録」に画面を遷移する。
[関係者一覧(アプリ利用者アカウント一覧)]
第3端末4における「関係者一覧」(アプリ利用者アカウント一覧)は、管理装置1の装置記憶部12に格納された関係者のアカウント情報の一覧を表示する画面である。管理者等がアカウント情報の登録を指示すると、第3端末4の制御部は、「関係者登録(アプリ利用者アカウント登録)」に画面を遷移する。管理者等がアカウント情報を選択すると、第3端末4の制御部は、選択されたアカウント情報の詳細を表示し、該アカウント情報の編集を可能とする「関係者詳細/編集(アプリ利用者アカウント詳細/編集)」に画面を遷移する。メニューバーに関する遷移は、「利用者日別情報登録」への遷移が可能であることを除き、「利用者日別情報登録」と同様である。
[関係者登録(アプリ利用者アカウント登録)]
第3端末4における「関係者登録」(アプリ利用者登録)は、管理装置1の装置記憶部12に関係者のアカウント情報を登録可能とする画面である。管理者等がアカウント情報を入力すると、第3端末4の制御部は、入力されたアカウント情報を装置記憶部12に登録するよう管理装置1に指令する。管理者等が「関係者一覧」に戻ることを指示すると、第3端末4の制御部は、「関係者一覧」に画面を遷移する。
[関係者詳細/編集(アプリ利用者アカウント詳細/編集)]
第3端末4における「関係者詳細/編集」(アプリ利用者詳細/編集)は、「関係者一覧」で選択された関係者のアカウント情報の詳細を表示し、該アカウント情報の編集を可能とする画面である。管理者等がアカウント情報を入力すると、第3端末4の制御部は、入力されたアカウント情報を用いて装置記憶部12に登録されたアカウント情報を更新するよう管理装置1に指令する。管理者等が「関係者一覧」に戻ることを指示すると、第3端末4の制御部は、「関係者一覧」に画面を遷移する。
[連絡帳一覧]
第3端末4における「連絡帳一覧」は、利用者情報のうち連絡事項(連絡帳)の一覧を表示する画面である。管理者等が連絡事項の登録を指示すると、第3端末4の制御部は、「連絡帳登録」に画面を遷移する。管理者等が連絡事項を選択すると、第3端末4の制御部は、選択された連絡事項の詳細を表示し、該連絡事項の編集を可能とする「連絡事項詳細/編集」に画面を遷移する。メニューバーに関する遷移は、「利用者日別情報登録」への遷移が可能であることを除き、「利用者日別情報登録」と同様である。
[連絡帳登録]
第3端末4における「連絡帳登録」は、利用者情報リスト121に連絡事項を登録可能とする画面である。管理者等が連絡事項を入力すると、第3端末4の制御部は、入力された連絡事項を利用者情報リスト121に登録するよう管理装置1に指令する。管理者等が「連絡帳一覧」に戻ることを指示すると、第3端末4の制御部は、「連絡帳一覧」に画面を遷移する。
[連絡帳詳細/編集]
第3端末4における「連絡帳詳細/編集」は、「連絡帳一覧」で選択された連絡事項の詳細を表示し、該連絡事項の編集を可能とする画面である。管理者等が連絡事項に関する情報を入力すると、第3端末4は、利用者情報リスト121に格納された利用者情報のうち連絡事項の更新を管理装置1に指令する。連絡事項は、連絡帳に付与するコメントを含む。管理者等が「連絡帳一覧」に戻ることを指示すると、第3端末4の制御部は、「連絡帳一覧」に画面を遷移する。
[利用者日別訓練記録一覧(施設利用者日別訓練記録一覧)]
第3端末4における「利用者日別訓練記録一覧」(施設利用者日別訓練記録一覧)は、利用者情報リスト121に格納された利用者情報のうち訓練記録の日別一覧を表示する画面である。管理者等が訓練記録の登録を指示すると、第3端末4の制御部は、「訓練記録登録(施設利用者日別訓練記録登録)」に画面を遷移する。管理者等が訓練記録を選択すると、第3端末4の制御部は、選択された訓練記録の詳細を表示し、該訓練記録の編集を可能とする「訓練記録詳細/編集(施設利用者日別訓練記録詳細/編集)」に画面を遷移する。メニューバーに関する遷移は、「利用者日別情報登録」への遷移が可能であることを除き、「利用者日別情報登録」と同様である。
[訓練記録登録(施設利用者日別訓練記録登録)]
第3端末4における「訓練記録登録」(施設利用者日別訓練記録登録)は、利用者情報リスト121に訓練記録を登録可能とする画面である。管理者等が訓練記録を入力すると、第3端末4の制御部は、入力された訓練記録を利用者情報リスト121に登録するよう管理装置1に指令する。管理者等が「訓練記録一覧」に戻ることを指示すると、第3端末4の制御部は、「訓練記録一覧」に画面を遷移する。
[訓練記録詳細/編集(施設利用者日別訓練記録詳細/編集)]
第3端末4における「訓練記録詳細/編集」(施設利用者日別訓練記録詳細/編集)は、「訓練記録一覧」で選択された訓練記録の詳細を表示し、該訓練記録の編集を可能とする画面である。管理者等が訓練記録に関する情報を入力すると、第3端末4は、利用者情報リスト121に格納された利用者情報のうち訓練記録の更新を管理装置1に指令する。管理者等が「訓練記録一覧」に戻ることを指示すると、第3端末4の制御部は、「訓練記録一覧」に画面を遷移する。
[行事予定カレンダー]
第3端末4における「行事予定カレンダー」は、行事予定を選択した場合に「行事予定詳細/編集」に画面を遷移させる点を除き、第2端末3における「行事予定カレンダー」と同様である。
[行事予定登録]
第3端末4における「行事予定カレンダー」は、第2端末3における「行事予定登録」と同様である。
[行事予定詳細/編集]
第3端末4における「行事予定詳細/編集」は、「行事予定一覧」で選択された行事予定の詳細を表示し、該行事予定の編集を可能とする画面である。管理者等が行事予定に関する情報を入力すると、第3端末4は、装置記憶部12に格納された行事予定の更新を管理装置1に指令する。管理者等が「行事予定一覧」に戻ることを指示すると、第3端末4の制御部は、「行事予定一覧」に画面を遷移する。
[お知らせ一覧]
第3端末4における「お知らせ一覧」は、装置記憶部12に格納されたお知らせの一覧を表示する画面である。「お知らせ一覧」は、お知らせが閲覧された回数を表示可能であることが好ましい。管理者等がお知らせの登録を指示すると、第3端末4の制御部は、「お知らせ登録」に画面を遷移する。管理者等が一覧からお知らせを選択すると、第3端末4の制御部は、選択されたお知らせの詳細を表示し、該お知らせの編集を可能とする「お知らせ詳細/編集」に画面を遷移する。メニューバーに関する遷移は、「利用者日別情報登録」への遷移が可能であることを除き、「利用者日別情報登録」と同様である。
[お知らせ登録]
第3端末4における「お知らせ登録」は、利用者情報リスト121にお知らせを登録可能とする画面である。管理者等がお知らせを入力すると、第3端末4の制御部は、入力されたお知らせを装置記憶部12に格納するよう管理装置1に指令する。「お知らせ登録」は、管理者等がお知らせの配信範囲を設定可能な画面であることが好ましい。管理者等が「お知らせ一覧」に戻ることを指示すると、第3端末4の制御部は、「お知らせ一覧」に画面を遷移する。
[お知らせ詳細/編集]
第3端末4における「お知らせ詳細/編集」は、「お知らせ一覧」で選択されたお知らせの詳細を表示し、該お知らせの編集を可能とする画面である。管理者等がお知らせに関する情報を入力すると、第3端末4は、装置記憶部12に格納されたお知らせの更新を管理装置1に指令する。「お知らせ詳細/編集」は、管理者等がお知らせの配信範囲を編集可能な画面であることが好ましい。管理者等が「お知らせ一覧」に戻ることを指示すると、第3端末4の制御部は、「お知らせ一覧」に画面を遷移する。
[チャット一覧]
第3端末4における「チャット一覧」は、装置記憶部12に格納されたチャットの一覧を表示する画面である。管理者等が一覧からチャットを選択すると、第3端末4の制御部は、選択されたチャットの詳細を表示する「チャット詳細/編集」に画面を遷移する。メニューバーに関する遷移は、「利用者日別情報登録」への遷移が可能であることを除き、「利用者日別情報登録」と同様である。
[チャット詳細]
第3端末4における「チャット詳細」は、「チャット一覧」で選択されたチャットの詳細を表示する画面である。管理者等が「チャット一覧」に戻ることを指示すると、第3端末4の制御部は、「チャット一覧」に画面を遷移する。
[施設利用料請求一覧]
第3端末4における「施設利用料請求一覧」は、利用者情報リスト121に格納された施設利用料請求の一覧を表示する画面である。管理者等が施設利用料請求の登録を指示すると、第3端末4の制御部は、「施設利用料請求登録」に画面を遷移する。管理者等が一覧から施設利用料請求を選択すると、第3端末4の制御部は、選択された施設利用料請求の詳細を表示し、該施設利用料請求の編集を可能とする「施設利用料請求詳細/編集」に画面を遷移する。メニューバーに関する遷移は、「利用者日別情報登録」への遷移が可能であることを除き、「利用者日別情報登録」と同様である。
[施設利用料請求登録]
第3端末4における「施設利用料請求登録」は、施設利用料請求を登録可能とする画面である。管理者等が施設利用料請求を入力すると、第3端末4の制御部は、入力された施設利用料請求を利用者情報リスト121に格納するよう管理装置1に指令する。管理者等が「施設利用料請求一覧」に戻ることを指示すると、第3端末4の制御部は、「施設利用料請求一覧」に画面を遷移する。
[施設利用料請求詳細/編集]
第3端末4における「施設利用料請求詳細/編集」は、「施設利用料請求一覧」で選択された施設利用料請求の詳細を表示し、該施設利用料請求の編集を可能とする画面である。管理者等が施設利用料請求に関する情報を入力すると、第3端末4は、利用者情報リスト121に格納された施設利用料請求の更新を管理装置1に指令する。管理者等が「施設利用料請求一覧」に戻ることを指示すると、第3端末4の制御部は、「施設利用料請求一覧」に画面を遷移する。
[システム利用料請求一覧]
第3端末4における「システム利用料請求一覧」は、装置記憶部12に格納されたシステム利用料請求の一覧を表示する画面である。システム利用料は、例えば、管理システムSを管理する管理者が、施設において管理システムSを運用する運用者に請求するシステムの利用料である。管理者等が一覧からシステム利用料請求を選択すると、第3端末4の制御部は、選択されたシステム利用料請求の詳細を表示し、該システム利用料請求の編集を可能とする「システム利用料請求詳細/編集」に画面を遷移する。メニューバーに関する遷移は、「利用者日別情報登録」への遷移が可能であることを除き、「利用者日別情報登録」と同様である。
[システム利用料詳細/編集]
第3端末4における「システム利用料請求詳細/編集」は、「システム利用料請求一覧」で選択されたシステム利用料請求の詳細を表示し、該システム利用料請求の編集を可能とする画面である。管理者等がシステム利用料請求に関する情報を入力すると、第3端末4は、装置記憶部12に格納されたシステム利用料請求の更新を管理装置1に指令する。管理者等が「システム利用料請求一覧」に戻ることを指示すると、第3端末4の制御部は、「システム利用料請求一覧」に画面を遷移する。
[サポート]
第3端末4における「サポート」は、施設において管理システムSを運用する運用者が上述の管理者に管理システムSの運用に係るサポートを依頼することを可能とする画面である。運用者等がサポートの依頼を指示すると、第3端末4の制御部は、管理装置1を介して運用者からのサポート依頼を管理者に送信する。また、管理者等が該サポート依頼への返信を入力すると、第3端末4の制御部は、管理装置1を介して該返信を運用者に送信する。メニューバーに関する遷移は、「利用者日別情報登録」への遷移が可能であることを除き、「利用者日別情報登録」と同様である。
<管理装置1の使用例>
以下は、本実施形態における管理装置1の使用例の説明である。
〔従業員等の登録〕
管理者等は、第3端末4(管理端末)を介して従業員等のアカウント情報を管理装置1に登録する。
〔利用者の登録〕
管理者等は、第3端末4を介して利用者のアカウント情報を管理装置1に登録する。
〔関係者の登録〕
管理者等は、第3端末4を介して、利用者に関する関係者のうち、代表者となる関係者のアカウント情報を管理装置1に登録する。
〔他の関係者の登録〕
「関係者の登録」で登録された関係者は、第1端末2(利用者家族端末、家族端末、関係者端末)に表示された初期パスワード変更画面において、初期パスワードを変更する。そして、関係者は、第1端末2を介して、他の関係者を招待する。他の関係者は、第1端末2を介して、アカウント情報を管理装置1に登録し、初期パスワード変更画面において、初期パスワードを変更する。
〔利用者情報の登録・更新〕
従業員等は、第2端末3(施設職員端末、職員端末、従業員端末)を介して、連絡事項、訓練記録等の利用者情報を管理装置1に登録する。従業員等は、必要に応じて、管理装置1に登録された連絡事項、訓練記録等の利用者情報を更新する。管理装置1は、第1端末2に利用者情報が更新されたことを通知する。
〔利用者情報の閲覧〕
関係者は、更新の通知を確認する。関係者は、第1端末2を用いて更新を通知された利用者情報を閲覧する。
〔チャットによるコミュニケーション〕
関係者は、必要に応じて管理者等とチャットを行い、利用者の状態等を確認する。管理装置1は、第1端末2と第3端末4との間のチャットを中継する。
〔連絡帳の登録・更新〕
従業員等は、第2端末3を介して、連絡帳を管理装置1に登録する。従業員等は、必要に応じて、管理装置1に登録された連絡帳を更新する。管理装置1は、第1端末2に利用者情報が更新されたことを通知する。関係者は、更新の通知を確認する。関係者は、第1端末2を用いて更新を通知された連絡帳を閲覧する。関係者は、必要に応じて連絡帳にコメントを付与する。従業員等は、第2端末3を用いて連絡帳に付与されたコメントを閲覧する。従業員等は、必要に応じて連絡帳にコメントを付与する。関係者は、第2端末3を用いて連絡帳に付与されたコメントを閲覧する。
〔施設利用料の請求〕
管理者等は、第3端末4を介して、施設利用料の請求書を管理装置1に登録する。管理装置1は、第1端末2に請求書が登録されたことを通知する。関係者は、第1端末2を介して請求書を確認し、施設利用料を支払う。
〔システム利用料の請求〕
管理システムSの管理者は、施設において管理システムSを運用する運用者へのシステム利用料の請求を管理装置1に登録する。管理装置1は、第3端末4に請求が登録されたことを通知する。運用者は、第3端末4を介して請求を確認し、システム利用料を支払う。
以上、本発明の好ましい態様の一例が説明された。なお、本発明の思想の範疇において、当業者であれば各種の変更例及び修正例に想到し得るものである。よって、それら変更例及び修正例は、上述の一例と同様に、本発明の範囲に属するものと了解される。例えば、前述の実施の形態に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除若しくは設計変更を行ったもの、又は、工程の追加、省略若しくは条件変更を行ったものは、本発明の要旨を備えている限り、上述の一例と同様に、本発明の範囲に含まれる。
〔双方向通信〕
第1端末2は、管理装置1から本発明にかかる専用アプリケーションをダウンロードする。第1端末2は、専用アプリケーションを使用して、管理装置1および第2端末3と情報のやり取りを行う。
管理装置1は、第1端末2および第2端末3とAPI連携をすることでリアルタイムにやり取りすることができる。看護・介護施設においては、入院患者や通院患者の個人情報を使用するため、個人情報のセキュリティ管理が重要である。
専用アプリケーションは、チャット機能を有している。チャット機能は、メッセージを相手にリアルタイム、または準リアルタイムで送信ことができる。なお、相手側も同じ専用アプリケーションをインストールする必要がある。
第1端末2は、管理装置1を経由し、第2端末3とチャットをすることができるし、第2端末3は、管理装置1を経由し、第2端末3とチャットをすることができる。つまり、第1端末2と第2端末3は、互いの通信部を通じて双方向の通信をすることが可能である。
チャット機能は、専用アプリケーションでもよいし、LINE(登録商標)、Messenger(登録商標)、Instagram(登録商標)、X(旧Twitter)などのSNSであってもよい。
具体的には、入院患者の容態が急変した場合、通信患者が介護施設内で思わぬ事故に遭遇した場合、第2端末3は、チャット機能を使用し、第1端末2に緊急のメッセージを送信する。第1端末2は、チャット機能を使用し、第2端末3からのメッセージに応答すべく、メッセージを返信する(図17参照)。
メッセージの入力については、文字による入力でもよいし、音声による入力であってもよい。
第1端末2は、管理装置1を経由し、第2端末3とビデオ通話をすることができるし、第2端末3は、管理装置1を経由し、第2端末3とビデオ通話をすることができる。
ビデオ通話とは、映像と音声と同時に通信し、リアルタイムで情報のやり取りとを行うことをいう。複数人のグループでビデオ通話をすることも可能である。
ビデオ通話は、専用アプリケーションでもよいし、Zoom(登録商標)、Google Meet(登録商標)、LINEなどサービスを使用してもよい。
なお、ビデオ通話は、テレビ電話ということもある。
〔行政向け書式の文書作成〕
文書作成部14は、行政機関が求める情報を一元的に管理し、報告書などの文書を作成する。
看護・介護施設では、様々な情報を記録する必要がある。これらの情報を一元化して管理することは重要なことである。また、一元化した情報を所定の行政機関に提出することが可能な書式にすることも重要である。書式が異なるために、修正・訂正を行うことを適切ではないからである。
看護・介護施設の職員は、実に業務日誌と、介護記録と、看護記録と、機能訓練記録と、連絡帳と、行事内容と、職員体制と、運転日報と、申し送り事項と、実地指導とを記録する必要がある。
業務日誌とは、業務日誌とは日々の仕事を上司や周りに報告するための業務記録であり、単純に日報と呼ばれることもある。業務日誌は日々の具体的な業務について記載するとともに、そこで起こった問題やトラブル、特記事項について記載することにより、組織全体で情報を共有することを目的としている。
介護記録とは、職場のスタッフ間で共有する情報に正確性を持たせ、利用者さんへの継続的な介護サービスを実施するのに役立つ記録である。また、介護記録を作成することで、医師、看護師、理学療法士など、他職種との連携強化も図れる。
看護記録とは、看護師が現場で実践した一連の看護過程を記録したものである。「誰がいつどのような看護ケアを行ったのか」を中心に、患者さんのあらゆる情報を記載する。
機能訓練記録とは、失った身体機能を改善する目的と、現在の状態から悪くならないようにする目的で行った訓練の記録である。機能訓練は、適切な指導を受けた機能訓練指導員が付き添って実施される。機能訓練は、具体的には、ラジオ体操、歩行訓練、段差を昇降するといった身体的な運動、マッサージ、脳トレ(クイズやパズルなど)、口腔体操などである。
連絡帳とは、交代制の職場などで連絡事項を書いておく帳面である。
行事内容とは、介護施設などで、恒例として行われたり、娯楽などのために特別に計画される事柄、およびその内容である。
職員体制とは、介護施設など勤務している職員の業種、人数などを示したものである。
運転日報とは、介護施設などが保有している車両を業務で使用した従業員が氏名や運転開始・終了した日時、走行を要した距離など、車両を使用した内容を都度記録したものである。日々の状況を記録しておくことにより、従業員が就業している状況や、保有している車両の最新の状態などが把握できる。
申し送り事項とは、前任者から後任者に伝える情報である。申し送りとは前任者から後任者に進行途中の業務を引き継ぐことであり、申し送り事項とは申し送りの際に伝えられる情報である。
実地指導とは、法目的の実現のために、都道府県等の担当者が介護サービス事業所へ出向き、適正な事業運営が行われているか確認するものである。
看護・介護施設の職員が、毎日担当している入院患者または/および通院患者に対して、業務日誌と、介護記録と、看護記録と、機能訓練記録と、連絡帳と、行事内容と、職員体制と、運転日報と、申し送り事項と、実地指導とを情報処理端末に普通に1つ1つ入力するのでは、非常に手間のかかる作業である。
本開示の一実施形態における書式では、文書作成部14は、業務日誌などを簡潔に表現した報告書を作成する。文書作成部14は、業務日誌などのすべての項目を網羅した報告書であって、かつ、1ページに収まる分量である。
文書作成部14は、予めデフォルト値・記載が入力されている状態にする。デフォルト値・記載は、予め定めた値・記載であってもよいし、その患者の前日の値・記載であってもよいし、その患者の症状・疾病に特有の値・記載であってもよい。
文書管理部14は、本開示に一実施形態における所定の行政機関に提出し得る形式、書式で報告書を作成する(図18参照)。
文書管理部14は、装置記憶部12に格納されている業務日誌と、介護記録と、看護記録と、機能訓練記録と、連絡帳と、行事内容と、職員体制と、運転日報と、申し送り事項と、実地指導などに関するデータを読み込み、所定のフォーマットを有する書類に記載する。
所定の行政機関とは、行政主体のために意思決定、意思表示、執行などを行う担当者や部署である。行政機関とは、具体的に、行政庁、諮問機関、参与機関、監査機関、執行機関、補助機関がある。行政機関とは、府、省、委員会、庁の4種の行政機関を置き、国務大臣を機関の長とし、地方支分部局、付属機関(各種審議会,施設など)がその組織の一部を構成する。行政機関には、管轄地域の県庁、市役所、区役所などを含む。
文書作成部14は、ChatGPTなどのAIチャットツールを利用して文章を作成してもよいし、報告書にある文章を要約してもよい。ChatGPTは、介護・看護業界の報告書と良くある事例をまとめた書籍、ブログ、文章などを対応付けた学習データによる事前学習が行われたものであることが望ましい。事前学習として、例えば、既存の学習データを用いた転移学習及び/又はファインチューニング等が挙げられる。
文書作成部14は、ChatGPTなどで作成したいくつかの定型文の候補を提示してもよい。
〔本開示の一実施形態の効果〕
本開示にかかる双方向通信の機能によれば、家族が連絡取りたいときや要介護者の緊急時に迅速に連絡をとることかできる。
本開示にかかる行政機関に提出可能な書式の文書作成機能によれば、記録業務に係る時間と手間、労力を大幅に削減できる。また、本開示にかかる行政機関に提出可能な書式の文書作成機能によれば、自動的にクラウド上に報告書を保存するため、書類の存スペースや、書類を探す手間、持ち運ぶ手間を削減する。
S 管理システム
1 管理装置
11 装置制御部
111 招待実行部
112 対応管理部
113 受信部
114 利用者管理部
115 通知部
116 配信部
11a 管理画面部
11b チャット部
12 装置記憶部
121 利用者情報リスト
122 対応付けリスト
12b チャットデータ格納部
13 装置通信部
14 文書作成部
2 第1端末(利用者家族端末)
21 第1端末制御部
211 情報表示部
212 招待指令部
22 第1端末記憶部
23 第1端末通信部
24 第1端末表示部
25 第1端末入力部
3 第2端末(施設職員端末)
31 第2端末制御部
311 送信部
32 第2端末記憶部
33 第2端末通信部
34 第2端末表示部
35 第2端末入力部
4 第3端末(管理端末)
A1 APIゲートウェイ部
A2 API本体部
B 支払い管理サーバ
CS クラウドストレージ
CSa コンテンツ配信ネットワーク
CSb ストレージサービス
LB 負荷分散部
N ネットワーク
M 通知システム

Claims (8)

  1. 施設の利用者に関する利用者情報を管理可能な利用者管理部と、
    前記利用者に関する関係者と前記利用者との対応付けを管理可能な対応管理部と、
    前記対応付けに基づいて、前記関係者と対応付けられた前記利用者の前記利用者情報を前記関係者に配信可能な配信部と、
    を備え、
    前記対応管理部は、前記関係者が他の関係者を招待した場合に、前記他の関係者と前記関係者に対応付けられた前記利用者との対応付けの管理を開始可能である、
    施設利用者情報の管理装置。
  2. 前記利用者管理部において管理される前記利用者情報が更新された場合に、前記利用者情報に関する前記利用者と対応付けられた前記関係者に、前記利用者情報の更新を通知可能な通知部をさらに備える、請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記利用者管理部は、前記利用者に関する施設利用料の利用料情報を管理可能であり、前記配信部は、前記利用料情報を前記利用者と対応付けられた前記関係者に配信可能である、請求項1に記載の管理装置。
  4. 請求項1に記載の管理装置と、
    前記管理装置と通信可能であり、前記関係者が利用する関係者端末と、を含んで構成され、
    前記管理装置は、前記関係者からの指令に応じて前記他の関係者を招待可能な招待実行部をさらに備え、
    前記配信部は、前記利用者情報を前記関係者端末に配信可能であり、
    前記関係者端末は、
    前記配信部によって配信された前記利用者情報を表示可能な情報表示部と、
    前記他の関係者の招待を前記管理装置に指令可能な招待指令部と、
    を備える、
    施設利用者情報の管理システム。
  5. 前記管理装置と通信可能であり、前記施設の従業員が利用する従業員端末をさらに含んで構成され、
    前記管理装置は、前記従業員端末から送信された前記利用者情報を受信可能な受信部をさらに備え、
    前記利用者管理部は、前記受信部によって受信された前記利用者情報を管理可能であり、
    前記従業員端末は、前記利用者に関する前記利用者情報を前記管理装置に送信可能な送信部を備える、
    請求項4に記載の管理システム。
  6. 前記利用者等の第1端末と管理者等の第2端末とが同時に双方向の通信可能な機能を備える請求項1~3のいずれかに記載の管理装置。
  7. 装置制御部が所定の項目にかかるデータを一頁に集約し、かつ、所定の行政機関に提出することが可能な書式で書類を作成する請求項4または5に記載の管理システム。
  8. 前記装置制御部が業務日誌と、介護記録と、看護記録と、機能訓練記録と、連絡帳と、行事内容と、職員体制と、運転日報と、申し送り事項と、実地指導とにかかるデータを一頁に集約し、かつ、管轄の役所に提出することが可能な書式で書類を作成する請求項4または5に記載の管理システム。

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