JP2024055422A - 移動体及び移動体の運転支援装置 - Google Patents

移動体及び移動体の運転支援装置 Download PDF

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Abstract

【課題】路面状況を考慮した良好な移動経路の生成を可能とする移動体の運転支援装置、並びに、良好な移動を実現する移動体を提供する。【解決手段】移動体の運転支援装置は、路面状況を検知する検知器と、移動体の位置を推定する制御装置とを備える。そして、検知器は、移動体に搭載され、制御装置は、移動体が移動する領域上の複数の位置に、検知器が検知した路面状況を表わすスコア情報を対応づけた路面データベースを作成する。【選択図】図1

Description

本発明は、移動体及び移動体の運転支援装置に関する。
以前より、パスプランニングアルゴリズムを用いて移動体の最適な移動経路を生成することが行われている。また、特許文献1には、自律移動ロボットが走行する経路の探索プログラムが示されている。
特開2010-191502号公報
従来の移動経路の生成手法では、悪路を有する不整地等において路面状況を考慮して移動経路の生成を行うことは容易でない。
本発明は、路面状況を考慮した良好な移動経路の生成を可能とする移動体の運転支援装置、並びに、路面状況を考慮した良好な移動を実現できる移動体を提供することを目的とする。
本発明に係る移動体の運転支援装置は、
路面状況を検知する検知器と、
移動体の位置を推定する制御装置と、
を備え、
前記検知器は、前記移動体に搭載され、
前記制御装置は、前記移動体が移動する領域上の複数の位置に、前記検知器が検知した路面状況を表わすスコア情報を対応づけた路面データベースを作成する。
本発明に係る移動体は、
路面状況を表わすスコア情報に基づいて移動を行う。
本発明によれば、移動体の移動を利用して路面状況を検知することができ、かつ、複数の位置と路面状況とが対応づけられた路線データベースを作成できる。そして、当該路面データベースによって路面状況を考慮した良好な移動経路の生成が可能となる。さらに、移動体はスコア情報に基づいて良好な移動を実現できる。
本発明の実施形態に係る移動体とその運転支援装置とを示すブロック図である。 路面データベースの一例を示す図である。 コストマップの一例を示す図(A)、並びに、その一部の拡大図(B)である。 コストマップを用いて制御装置が生成した良好経路の一例を示す図である。 移動体が第2条件に該当するときに作成されるコストマップ(A)と第1条件に該当するときに作成されるコストマップ(B)とを示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る移動体50とその運転支援装置100とを示すブロック図である。
本実施形態に係る移動体50の運転支援装置100は、移動体50に搭載される路面状況の検知器111と、移動体50に搭載される位置推定用の計測器113と、路面データベース130、コストマップ140、並びに、運転支援に用いる良好経路150を作成する制御装置120と、を備える。
移動体50は、荷の搬送を行う荷役機であり、より具体的にはフォークリフトである。移動体50は、運転者なしで移動可能な自律型の構成であってもよいし、運転者が支援情報を受けながら運転することで移動する構成であってもよい。
検知器111は、路面の凹凸、滑りやすさ、ぬかるみ度合など、通過の適否判断に利用できる路面状況を検知する。検知器111としては、慣性計測器(IMU:Inertial Measurement Unit)、路面を撮影する撮影器、路面をスキャンする測距器(Light Detection And Ranging等)、及び、車輪速センサの少なくとも1つを適用できる。慣性計測器は、移動体50の上下左右方向の揺れを検知し、当該揺れから路面の凹凸等を検出できる。撮影器は、路面の撮影画像を取得し、撮影画像の解析或いは人工知能を用いた分析により路面状況を推定できる。測距器は、路面のスキャンデータにより路面の凹凸を計測できる。車輪速センサは、複数の車輪の車輪速の違いから車輪のスリップを判別することで、路面の滑りやすさを検知できる。なお、検知器111は、上記の例に限られず、路面状況を検知できれば、どのような構成が適用されてもよい。
計測器113は、周囲の映像を取得する撮影器、衛星電波又は基地局電波等を利用して位置を検出する測位システムの受信器、あるいは、車輪速のログを取得する車輪速ログセンサなどである。計測器113が撮影器である場合、計測器113により取得された周囲の映像から、SLAM(Simultaneous Localization and Mapping)に基づく移動体50の位置の推定(事前の地図生成時に検出された周囲映像又は周囲形状と、現在検出されている周囲映像又は周囲形状との照合に基づく現在位置の推定等)を行うことができる。また、計測器113が上記受信器である場合、測位システムの測位結果から直接的に移動体50の位置を推定できる。さらに、計測器113が車輪速ログセンサである場合、車輪速のログに基づく移動体50の相対移動ベクトルの積算から移動体50の位置を推定できる。なお、計測器113は、上記の例に限られず、移動体50の位置を推定できればどのような構成が適用されてもよい。
移動体50は、通信部53を有し、通信部53を介して検知器111の検知データ、並びに、計測器113の計測データを、制御装置120へ送ることができる。
制御装置120は、プログラムを実行するコンピュータであり、路面データベース130及びコストマップ140を格納する記憶装置123と、移動体50との間でデータをやり取りする通信部125と、を備える。
通信部53、125としては、例えば無線通信器を適用できる。
<路面データベース130>
図2は、路面データベース130の一例を示す図である。
制御装置120は、路面データベース130を作成するために、まず、制御装置120は、計測器113の計測データを逐次受け、前述した推定手法を用いて、移動体50の位置を推定する。
さらに、制御装置120は、検知器111の検知データを逐次受け、検知データに基づいて路面状況を表わすスコア情報を作成する。スコア情報は、例えば、移動体50が移動するのに良好であるか劣悪であるかを表わす値である。スコア情報は、例えば、路面の凹凸が大きい、路面の凹凸が急峻、あるいは、路面が滑りやすい場合に、劣悪度が大きいことを表わす大きな値となり、路面の凹凸が小さい、路面の凹凸が緩慢、あるいは、路面が滑りにくい場合に、劣悪度が小さいことを表わす小さな値となるように作成されればよい。スコア情報は、整数値1~10など離散的な値であってもよいし、連続値であってもよい。また、スコア情報は、複数の観点から良否を表わすことのできる複数組の値(例えば振動の大小を示す第1スコア情報と、滑りやすさを示す第2スコア情報の組み合わせなど)であってもよい。以下では、スコア情報は、1つの値であり、路面の劣悪度が高いほど値が大きくなるものとする。
そして、制御装置120は、図2に示すように、日時、移動体50の推定位置(X座標、Y座標の位置)、及び、スコア情報を一組のレコードデータとして、路面データベース130に登録する。当該レコードデータの集合が路面データベース130である。路面データベース130が作成されると、当該データベースから、移動体50が移動する領域上の複数の位置の路面状況をスコア情報により把握することが可能となる。
路面データベース130の一組のレコードデータには、移動体50の姿勢データ(例えばヨー角:yaw角)が含まれてもよい。移動体50にはIMU(慣性計測器)が搭載され、姿勢データはIMUの計測データから計算されてもよい。あるいは、運転支援装置100が、移動体50の移動領域全体を俯瞰できる撮影装置を備え、当該撮影装置の映像から移動体50の姿勢データが計算されてもよい。
姿勢データがあることで、制御装置120は、移動体50がどの向きで移動しているかを計算することができ、したがって、検知器111が映像またはスキャンデータにより路面状況を検知する構成である場合に、制御装置120は、検知器111が検知した路面状況が、移動体50のどの向きにある路面であるかを計算することができる。したがって、制御装置120は、検知器111が検知した路面状況の位置を正確に把握することができる。
また、姿勢データがあることで、制御装置120は、移動体50が移動するときの車輪の軌跡を正確に計算することができる。したがって、検知器111が移動体50の振動により路面状況を検知する構成である場合に、制御装置120は、検知器111がどの位置の路面状況を検知したのか、当該位置を正確に把握することができる。
制御装置120は、移動体50の作業中、あるいは、作業以外で移動体50が移動する際に、移動体50から検知データ及び計測データを受けて、路面データベース130へのレコードデータの登録を継続的に行う。上記の作業中とは、移動体50が荷役を行う構成である場合、移動体50の荷役中(荷の搬送中、或いは、荷を受け取りに戻る移動中)を意味する。作業以外の移動とは、移動体50が荷役を行う構成である場合、荷役以外の移動を意味し、路面データベース130を作成するための移動であってもよい。
なお、移動体50が、同じ箇所を複数回移動すれば、路面データベース130には、ほぼ同じ位置のスコア情報が複数登録される。この場合、制御装置120は、最新のスコア情報を、当該位置のスコア情報として扱うように構成されてもよい。あるいは、ほぼ同一位置の複数のスコア情報のうち新しい方から所定個のスコア情報を抽出し、統計処理(例えば平均化や異常値除外など)を施したスコア情報を、当該位置のスコア情報として扱うように構成されてもよい。言い換えれば、制御装置120は、第1期間に検知された路面状況に基づいて第1位置に対応付けられたスコア情報を、第1期間よりも後の第2期間に検知された第1位置の路面状況に基づいて更新してもよい。
路面状況は、経時によって変化することがある。例えば、不整地の路面は、移動体50の移動によって締固められたり、ぬかるみの水が乾いたりする。したがって、上記のように路面データベース130のスコア情報が逐次更新されていくことで、変化する路面状況に対応して、各時点の路面状況がより反映された路面データベース130を得ることができる。そして、当該路面データベース130を用いて後述する運転支援が行われることで、各時点の路面状況がより反映された運転支援を実現できる。
<コストマップ>
図3は、コストマップ140の一例を示す図(A)、並びに、その一部の拡大図(B)である。
制御装置120は、路面データベース130に基づいて、コストマップ140を作成する。コストマップ140とは、領域A上の各部の移動難易度を表わしたマップである。当該移動難易度のことを、以下では、「コスト値」と呼び、コスト値が高いほど移動の困難度が高いことを表わすものとする。領域Aとは、移動体50が作業する作業場などに相当し、移動体50が荷役機であれば荷役場に相当する。コストマップ140は、図3(B)に示すように、領域A上の各部を細かなグリッドgdにより表わし、当該グリッドgdごとにコスト値が示された構成であってもよい。
コストマップ140の各部のコスト値は、例えば整数1~10などの離散値であってもよいし、連続値であってもよい。制御装置120は、各部のコスト値を、路面データベース130のスコア情報に基づいて決定する。具体的には、制御装置120は、路面データベース130に登録された地点のスコア情報が高い値であれば、当該地点のコスト値を上げ、スコア情報が低い値であれば、当該地点のコスト値をそのまま或いは下げる。
制御装置120は、スコア情報に加えて、領域Aのレイアウト(領域Aの境界、壁や柱のレイアウト等)に基づく各部の移動難易度、並びに、その他の種々の要因に基づく各部の移動難易度を総合して、コストマップ140のコスト値を決定してもよい。制御装置120は、路面データベース130に登録の無い地点については、レイアウト又はその他の要因に基づき決定されるコスト値を維持するようにしてもよいし、当該コスト値に所定の加算又は所定の減算を行ってもよい。
上記のようなコスト値の計算処理により、図3(A)に示すように、路面状況が劣悪な範囲a1、a2のコスト値が上がったコストマップ140が作成される。
<良好経路>
図4は、コストマップ140を用いて制御装置120が生成した良好経路の一例を示す図である。
制御装置120は、コストマップ140と、パスプランニングアルゴリズムとを用いて、移動体50の移動に適した良好経路150を作成する。パスプランニングアルゴリズムとしては、既知の種々のアルゴリズムを適用できる。パスプランニングアルゴリズムでは、始点P0から終点P1までを結んだ経路であって、経路上のコスト値の総和が小さくなるように良好経路150が抽出される。良好経路150は、大きなスコア情報を有する位置(路面状況が悪い箇所)が避けられ、かつ、移動距離がなるだけ短くされた経路となる。制御装置120は、作成した良好経路150の情報を移動体50に送る。上記の始点及び終点は、移動体50が荷役機である場合、荷の受け取り所及び荷の搬送先に相当する。
移動体50は、通信部53を介して、制御装置120から良好経路150の情報を含んだ運転支援情報を受ける。そして、移動体50は、当該情報に基づいて移動を行う。すなわち、移動体50が自律的に移動する自動運転システム55を備える場合、自動運転システム55は、良好経路150に沿って移動するように自動運転を行う。また、移動体50が運転支援情報を出力する表示装置56を備え、運転者が運転する構成である場合、移動体50は、制御装置120に良好経路150の情報を出力し、運転者は、良好経路150の情報を頼りに、移動体50を運転する。表示による運転支援の代わりに、あるいは、それに加えて、音声や運転アシスト機能による運転支援が行われてもよい。良好経路150を用いた運転支援により、領域Aの路面状況に適した移動体50の移動が実現される。
<条件に応じたコストマップ140の作成>
移動体50が荷を積んでいる場合、移動体50の移動時に、或る大きさ以上の振動が移動体50に加わることは望ましくない。或る大きさ以上の振動が“スコア情報 ≧ 第1値”の位置で生じえる場合、上記の内容は、移動体50が荷を積んでいるとき、第1値以上のスコア情報を有する位置の通過が適さないと言い換えることができる。
一方、移動体50が荷を積んでいなければ、移動体50の移動時に、或る程度の振動が加わることは問題でなく、より大きな振動が加わる場合に、望ましくない状況となりえる。より大きな振動が“スコア情報 ≧ 第2値”の位置で生じえる場合、上記の内容は、移動体50が荷を積んでいないとき、第2値以上のスコア情報を有する位置の通過が適さないと言い換えることができる。
このように、路面データベース130のスコア情報とコストマップ140の移動難易度との関係は条件によって変化する。したがって、制御装置120は、条件に応じて路面データベース130のスコア情報とコストマップ140のコスト値との関係を変えることで、条件に応じたコストマップ140を作成することができる。
続いて、制御装置120が、条件に応じたコストマップ140a、140bを作成する処理について説明する。以下では、条件として、積荷有りを示す第1条件と、積荷無しを示す第2条件とを適用した例を示す。
図5は、移動体50が第2条件に該当するときに作成されるコストマップ140aと第1条件に該当するときに作成されるコストマップ140bとをそれぞれ示す。図5(A)及び図5(B)においては、網掛け及び実線によりコスト値が高い箇所を示している。
制御装置120は、条件に応じたコストマップ140を作成するために、条件の入力機能を更に備える。条件の入力機能は、通信部53、125を介したデータ送信により条件を示す情報を移動体50から制御装置120へ送る構成であってもよいし、その他、オペレータ又は運転手のマニュアル操作によって条件を示す情報を制御装置120へ入力する構成であってもよい。
制御装置120は、積荷有りという第1条件が入力された場合に、コスト値を決定するためのスコア情報の閾値を、前述した第1値など低い第1閾値に設定する。そして、制御装置120は、第1閾値よりも大きい値のスコア情報を有する位置のコスト値が高くなり、第1閾値よりも小さい値のスコア情報を有する位置のコスト値が低くなるように、コストマップ140bを作成する。このように作成されたコストマップ140bは、図5(B)に示すように、路面状況の悪さが中程度以上の位置のコスト値が上がったマップとなる。そして、当該コストマップ140bに基づいて作成された良好経路150bは、路面状況の悪さが中程度の箇所も避けられた移動経路となる。
一方、制御装置120は、積荷無しという第2条件が入力された場合に、コスト値を決定するためのスコア情報の閾値を、第1閾値よりも高い第2閾値に設定する。そして、制御装置120は、第2閾値よりも大きい値のスコア情報を有する位置のコスト値が高くなり、第2閾値よりも小さい値のスコア情報を有する位置のコスト値が低くなるように、コストマップ140aを作成する。このように作成されたコストマップ140aは、図5(A)に示すように、路面状況が非常に悪い位置のコスト値が上がり、路面状況の悪さが中程度の位置のコスト値は低く抑えられたマップとなる。そして、当該コストマップ140aに基づいて作成された良好経路150aは、路面状況の悪さが中程度の箇所を通過しつつ全長が短い移動経路となる。
そして、制御装置120が作成した良好経路150a、150bに従って移動体50の運転支援が行われることで、移動体50の積荷の状態に適した運転支援が行われることになる。
なお、上記の例では、積荷の有無という条件を適用した例を示したが、上記の条件としては、例えば、積荷の量、積荷の高さ、積荷の配置の偏り具合などの、種々の積荷の条件が含まれてもよい。さらに、積荷以外でも、通行を避けるべき悪路の度合に関係する条件であれば、どのような条件が含まれていてもよい。
以上のように、本実施形態の移動体50の運転支援装置100によれば、路面状況を検知する検知器111と、移動体50の位置を推定する制御装置120とを備える。そして、検知器111は移動体50に搭載され、制御装置120は、領域Aの複数の位置と、検知器が検知した路面状況を表わすスコア情報とを対応づけた路面データベース130を作成する。したがって、路面データベース130によって、制御装置120は、移動体50が移動する領域A上の複数の位置の路面状況を把握することができ、路面状況に応じた運転支援を行うことができる。
さらに、本実施形態の移動体50の運転支援装置100によれば、制御装置120は、路面データベース130に基づいて領域A上の各部の移動難易度を示したコストマップ140を作成する。したがって、コストマップ140により、路面状況を考慮した良好経路150の作成が可能となり、路面状況に応じた運転支援を実現できる。
さらに、本実施形態の移動体50の運転支援装置100によれば、検知器111は、慣性計測器、路面を撮影する撮影器、路面をスキャンする測距器、移動体50の車輪速センサ、の少なくとも1つを含む。当該構成により、移動体50が移動する際に路面状況の検知も可能となる。
さらに、本実施形態の移動体50の運転支援装置100によれば、制御装置120は、路面データベース130に登録されたスコア情報が、その後に検知された路面状況に基づいて更新されるように路面データベース130を扱う。したがって、時間の経過に伴って路面状況が変化するような場合でも、路面データベース130に、変化後の路面状況を反映させることができる。そして、このような路面データベース130に基づいて運転支援が行われることで、路面状況の変化に対応した運転支援を実現できる。
さらに、本実施形態の移動体50の運転支援装置100によれば、制御装置120は、条件に基づいて、路面データベース130のスコア情報と、コストマップ140のコスト値(移動難易度)との関係を変化させてコストマップ140を作成する。路面状況が同一であっても、積荷の状態によっては、通過が困難となったり、問題なく通過できたりする場合がある。すなわち、条件によって路面状況と移動難易度との関係が変化する場合がある。上記構成によれば、このような場合に対応して、条件に適したコストマップ140を作成できる。
具体的には、制御装置120は、荷役機である移動体50の良好経路150を計算し、上記の条件として、移動体50が保持する荷の状況(例えば積荷有りか積荷無し)を入力し、コストマップ140を作成する。したがって、制御装置120は、荷の状況に適した運転支援を行うことができる。
さらに、本実施形態の移動体50によれば、路面状況を表わすスコア情報に基づいて移動を行うので、路面状況に応じた好適な移動を実現できる。
以上、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明は上記の実施形態に限られない。例えば、上記実施形態では、移動体が荷役機である例を説明した。しかし、移動体は、様々なサービスを提供する移動ロボットなど、荷を搬送しない構成であってもよい。また、上記実施形態では、制御装置120が移動体50から離れて位置する構成を示したが、制御装置120は移動体50に搭載されていてもよい。あるいは、制御装置120は、移動体50が移動する領域Aから離れたクラウド上に設けられていてもよい。その他、実施の形態で示した細部は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
50 移動体
53 通信部
55 自動運転システム
56 表示装置
100 運転支援装置
111 検知器
113 計測器
120 制御装置
123 記憶装置
125 通信部
130 路面データベース
140、140a、140b コストマップ
150、150a、150b 良好経路
A 領域
a1、a2 路面状況が劣悪な範囲
gd グリッド

Claims (7)

  1. 路面状況を検知する検知器と、
    移動体の位置を推定する制御装置と、
    を備え、
    前記検知器は、前記移動体に搭載され、
    前記制御装置は、前記移動体が移動する領域上の複数の位置に、前記検知器が検知した路面状況を表わすスコア情報を対応づけた路面データベースを作成する、
    移動体の運転支援装置。
  2. 前記制御装置は、前記路面データベースに基づいて前記領域上の各部の移動難易度を示したコストマップを作成する、
    請求項1記載の移動体の運転支援装置。
  3. 前記検知器は、慣性計測器、路面を撮影する撮影器、路面をスキャンする測距器、前記移動体の車輪速センサ、の少なくとも1つを含む、
    請求項1記載の移動体の運転支援装置。
  4. 前記制御装置は、第1期間に検知された路面状況に基づいて第1位置に対応付けられた前記スコア情報を、前記第1期間よりも後の第2期間に検知された前記第1位置の路面状況に基づいて更新する、
    請求項1記載の移動体の運転支援装置。
  5. 前記制御装置は、条件に基づいて、前記路面データベースのスコア情報と、前記コストマップの移動難易度との関係を変化させる、
    請求項2記載の移動体の運転支援装置。
  6. 前記制御装置は、前記コストマップに基づいて前記移動体の良好経路を計算し、
    前記移動体は、荷役機であり、
    前記条件は、前記移動体が保持する荷の状況である、
    請求項5記載の移動体の運転支援装置。
  7. 路面状況を表わすスコア情報に基づいて移動を行う移動体。
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