JP2024054534A - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】タッチ有効範囲の設定に係る負担を軽減する情報処理装置およびプログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置であるATM30は、通信部310と、記憶部320と、操作表示部330と、制御部340と、を備える。制御部340は、操作表示部330による操作確認画面の表示を制御する。さらに、制御部340は、生成部341を備え、操作表示部330におけるタッチ有効範囲と、操作表示部330に表示させる操作画面と、を含む操作確認画面を生成する。【選択図】図2
Description
本発明は、情報処理装置およびプログラムに関する。
近年、タッチパネルを実装した現金自動預け払い機(ATM:Automated Teller Machine)における、タッチパネル上のタッチ有効範囲を設定する技術が開発されている。例えば、特許文献1では、タッチ有効範囲の仮設定と境界部分の調整を行い、最適エリアであると判断されるまで当該境界部分の位置を順次変化させることでタッチ有効範囲を設定する技術が開示されている。
このようなタッチ有効範囲の設定に際して、テスターが実際に指で操作画面内のボタンを押下しながら当該ボタンに応じた処理が行われるか否かを確認する場合がある。このような場合、ボタンに応じた処理が行われるか否かは、ボタンを押下するテスターの感覚に依存するため、設定されるタッチ有効範囲の正確性が高まらない。更に、テスターが全てのボタンの反応を確認するには多くの時間を必要とする場合があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、タッチ有効範囲の設定に係る負担を軽減することが可能な、新規かつ改良された情報処理装置およびプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、操作表示部におけるタッチ有効範囲と、前記操作表示部に表示させる操作画面と、を含む操作確認画面を生成する生成部、を備える、情報処理装置が提供される。
前記操作画面は、前記タッチ有効範囲に対応するボタンを含んでもよい。
前記操作確認画面は、前記タッチ有効範囲を示す枠を含んでもよい。
前記情報処理装置は、前記操作表示部、を更に備えてもよい。
前記操作表示部は、他の装置に備えられ、前記情報処理装置は、前記生成部により生成された前記操作確認画面を表示する表示部、を更に備えてもよい。
前記情報処理装置は、前記操作画面の画像データを取得する取得部、を更に備えてもよい。
前記生成部は、前記取得部により複数の操作画面の画像データが取得された際に、前記複数の操作画面と、前記複数の操作画面の各々に対応するタッチ有効領域と、を含む複数の操作確認画面を生成してもよい。
前記情報処理装置は、前記操作画面に基づき、前記タッチ有効範囲に対応するボタンの位置を検出する検出部と、前記検出部により検出された前記ボタンの位置と、前記タッチ有効範囲と、のズレ量に基づく指標を算出する算出部と、を更に備えてもよい。
前記情報処理装置は、前記指標が所定値未満であった際に、前記タッチ有効範囲または前記ボタンの位置を修正する修正部、を更に備えてもよい。
前記検出部は、予め学習により得られた、前記操作画面および前記操作画面に含まれるボタンの位置の関係に基づき、前記操作画面から前記タッチ有効範囲に対応するボタンの位置を検出してもよい。
前記算出部は、前記ボタンの面積に対する前記ボタンおよび前記ボタンに対応するタッチ有効範囲の重なる面積の割合を、前記指標として算出してもよい。
前記修正部は、前記タッチ有効範囲の位置を、前記検出部により検出されたボタンの位置に修正してもよい。
前記生成部は、前記タッチ有効範囲の表示モードが有効になった際に、前記操作確認画面を生成してもよい。
前記タッチ有効範囲は、前記操作確認画面から視認可能であってもよい。
前記操作表示部は、現金処理装置に搭載されてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータに、操作表示部におけるタッチ有効範囲と、前記操作表示部に表示させる操作画面と、を含む操作確認画面を生成する生成機能、を実現させる、プログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、タッチ有効範囲の設定に係る負担を軽減することが可能である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<<1.情報処理システムの概要>>
ATMの操作画面は、銀行側で設計される場合がある。この場合、銀行側は、設計した操作画面の画像データをATMベンダーに提供する。そして、ATMベンダーは、タッチパネル等の操作表示部のタッチ有効範囲を、銀行側から提供された操作画面のボタン位置に合わせて適宜設定および調整する必要がある。
ATMの操作画面は、銀行側で設計される場合がある。この場合、銀行側は、設計した操作画面の画像データをATMベンダーに提供する。そして、ATMベンダーは、タッチパネル等の操作表示部のタッチ有効範囲を、銀行側から提供された操作画面のボタン位置に合わせて適宜設定および調整する必要がある。
例えば、ATMベンダーのテスターは、ATMの操作表示部を用いて、操作画面に含まれるボタンを押下し、タッチ有効範囲がボタンの位置に対して正確に設定されているか否かを判断する。そして、テスターによりボタンが押下されても、ATMの操作表示部に表示された操作画面に反応がなかった場合、テスターはタッチエリア有効範囲を修正する必要が生じ得た。
このようなタッチ有効範囲の設定では、テスターは、操作画面に含まれるボタンの中心だけでなく、例えばボタンの外枠付近でも反応するか、また、ボタンの位置から外れた位置(即ち、ボタンの外枠より外側)で反応してしまわないかを確認する必要が生じる。この結果、全てのボタンの反応を確認することによるテスターの作業負担が生じ得た。
そこで、本発明の一実施形態は、上述したようなタッチ有効範囲の設定に係る負担を軽減することを可能とする情報処理システムに関する。以下、図1を参照し、本実施形態に係る情報処理システムの概要を説明する。
図1は、本実施形態に係る情報処理システムの概要を説明するための説明図である。本実施形態に係る情報処理システムは、図1に示すように、ネットワーク1と、クライアントPC(Personal Computer)10と、ATM30と、を有する。
(ネットワーク1)
本実施形態に係るネットワーク1は、任意の通信方式によりクライアントPC10と、ATM30と、で相互にデータを送受信することを可能とする。ネットワーク1は、インターネット、衛星通信網、移動通信網、LAN(Local Area Network)、又はWAN(Wide Area Network)などであってもよい。
本実施形態に係るネットワーク1は、任意の通信方式によりクライアントPC10と、ATM30と、で相互にデータを送受信することを可能とする。ネットワーク1は、インターネット、衛星通信網、移動通信網、LAN(Local Area Network)、又はWAN(Wide Area Network)などであってもよい。
(クライアントPC10)
本実施形態に係るクライアントPC10は、ATM30を管理するクライアントのユーザに利用されるPCである。以下の説明では、クライアントが銀行である例を主に説明するが、クライアントは係る例に限定されない。
本実施形態に係るクライアントPC10は、ATM30を管理するクライアントのユーザに利用されるPCである。以下の説明では、クライアントが銀行である例を主に説明するが、クライアントは係る例に限定されない。
クライアントPC10は、クライアント側(例えば、銀行側)で設計した操作画面の画像データをATM30に送信する。操作画面の具体例は後述するが、操作画面は、例えばATM30を利用する利用者が操作する際に用いる画面である。
また、クライアントPC10は、操作画面の画像データを、図示しないATMベンダーの端末を介してATM30に送信してもよい。より具体的には、クライアントPC10は、操作画面の画像データをATMベンダーの端末に送信し、当該ATMベンダーの端末は、受信した操作画面の画像データをATM30に送信してもよい。
また、本明細書では、クライアントのユーザが利用する端末として、クライアントPC10を例示しているが、クライアントのユーザが利用する端末は、PC以外の端末であってもよい。例えば、クライアントは、スマートフォンまたはタブレット端末等の他の通信端末を用いて操作画面の画像データをATM30またはATMベンダーの端末に送信してもよい。
(ATM30)
本実施形態に係るATM30は、銀行などの金融機関または商業施設等の各種施設に設置され、顧客の操作により現金の入出金取引、振込取引、または通帳の記帳取引等の各種取引を可能とする現金処理装置である。
本実施形態に係るATM30は、銀行などの金融機関または商業施設等の各種施設に設置され、顧客の操作により現金の入出金取引、振込取引、または通帳の記帳取引等の各種取引を可能とする現金処理装置である。
また、本実施形態に係るATM30は、情報処理装置の一例であり、タッチ有効範囲と、操作画面と、を含む操作確認画面を生成する。以下、図2を参照し、本実施形態に係るATM30の機能構成の一例を説明する。
<<2.ATM30の機能構成例>>
図2は、本実施形態に係るATM30の機能構成の一例を説明するための説明図である。本実施形態に係るATM30は、図2に示すように、通信部310と、記憶部320と、操作表示部330と、制御部340と、を備える。
図2は、本実施形態に係るATM30の機能構成の一例を説明するための説明図である。本実施形態に係るATM30は、図2に示すように、通信部310と、記憶部320と、操作表示部330と、制御部340と、を備える。
<通信部310>
本実施形態に係る通信部310は、クライアントPC10との間で各種データの送信および受信を行う。例えば、通信部310は、取得部の一例であり、クライアントPC10から送信された操作画面の画像データを受信する。
本実施形態に係る通信部310は、クライアントPC10との間で各種データの送信および受信を行う。例えば、通信部310は、取得部の一例であり、クライアントPC10から送信された操作画面の画像データを受信する。
また、通信部310は、通信端末(例えば、ATMベンダー側の端末)からタッチ有効範囲に関する設定情報を受信してもよい。
<記憶部320>
本実施形態に係る記憶部320は、各種データを保持する。例えば、記憶部320は、設定ファイルを保持する。例えば、設定ファイルには、タッチ有効範囲の表示モードに関する表示パラメータが含まれる。テスターが設定ファイルに含まれるタッチ有効範囲の表示モードに関する表示パラメータを有効に変更することで、後述する操作確認画面が操作表示部330により表示される。
本実施形態に係る記憶部320は、各種データを保持する。例えば、記憶部320は、設定ファイルを保持する。例えば、設定ファイルには、タッチ有効範囲の表示モードに関する表示パラメータが含まれる。テスターが設定ファイルに含まれるタッチ有効範囲の表示モードに関する表示パラメータを有効に変更することで、後述する操作確認画面が操作表示部330により表示される。
また、設定ファイルには、タッチ有効範囲の位置に関する位置パラメータが含まれる。テスターが設定ファイルに含まれるタッチ有効範囲の位置に関する位置パラメータを修正することで、タッチ有効範囲の位置が修正可能である。
なお、クライアント(銀行)から提供された操作画面が複数存在した場合、一の設定ファイルで複数の操作画面の各々の各種パラメータが設定可能であってもよいし、複数の操作画面でそれぞれ異なる設定ファイルが用意されてもよい。
<操作表示部330>
本実施形態に係る操作表示部330は、操作確認画面を表示する表示部としての機能と、タッチ有効範囲に対応するボタンの入力を受け付ける操作部としての機能を包含する。例えば、操作表示部330の機能は、タッチディスプレイにより実現され得る。
本実施形態に係る操作表示部330は、操作確認画面を表示する表示部としての機能と、タッチ有効範囲に対応するボタンの入力を受け付ける操作部としての機能を包含する。例えば、操作表示部330の機能は、タッチディスプレイにより実現され得る。
<制御部340>
本実施形態に係る制御部340は、ATM30の動作全般を制御する。制御部340は、例えば、操作表示部330による操作確認画面の表示を制御する。制御部340は、図2に示すように、生成部341を備える。
本実施形態に係る制御部340は、ATM30の動作全般を制御する。制御部340は、例えば、操作表示部330による操作確認画面の表示を制御する。制御部340は、図2に示すように、生成部341を備える。
(生成部341)
本実施形態に係る生成部341は、操作表示部330におけるタッチ有効範囲と、操作表示部330に表示させる操作画面と、を含む操作確認画面を生成する。ここで、図3~図5を参照し、操作画面、タッチ有効範囲、および操作確認画面の具体例について順次説明する。
本実施形態に係る生成部341は、操作表示部330におけるタッチ有効範囲と、操作表示部330に表示させる操作画面と、を含む操作確認画面を生成する。ここで、図3~図5を参照し、操作画面、タッチ有効範囲、および操作確認画面の具体例について順次説明する。
図3は、本実施形態に係る操作画面の一例を説明するための説明図である。図3に示す操作画面S1は、銀行側で設計された操作画面の一例である。
操作画面S1には、例えば各種ボタンが含まれる。より具体的には、図3に示す操作画面S1は、ATM30から貨幣を出金する際に選択される出金ボタンB1および貨幣を入金する際に選択される入金ボタンB2を含む。
ただし、操作画面S1に含まれるボタンは、図3に示す出金ボタンB1および入金ボタンB2に限定されない。例えば、操作画面S1には、1つのボタンが含まれてもよいし、3以上のボタンが含まれてもよい。また、操作画面S1には、任意のボタンが任意の位置に配置され得る。
図4は、本実施形態に係るタッチ有効範囲の一例を説明するための説明図である。設定画面S2では、図3に示した操作画面S1に含まれる各種ボタンに対応するタッチエリアの有効範囲がそれぞれ定義される。図4に示す設定画面S2は、図3に示した操作画面S1と同じ大きさの画面である。例えば、図3に示した出金ボタンB1に対応する第1のタッチ有効範囲A1と、入金ボタンB2に対応する第2のタッチ有効範囲A2と、がそれぞれ定義される。なお、図4では説明の便宜上、設定画面S2においてタッチ有効範囲を可視化して図示しているが、実際には設定画面S2は操作表示部330に表示されない。
また、第1のタッチ有効範囲A1と、第2のタッチ有効範囲A2とは、それぞれ図4に示すような長方形で定義され得る。この場合、テスターは、長方形の対角線上の二点(例えば、長方形の左上の角と右下の角の二点)の座標を定義することで、第1のタッチ有効範囲A1または第2のタッチ有効範囲A2の位置を設定または修正することが可能である。なお、長方形の四隅の座標が定義されることで第1のタッチ有効範囲A1または第2のタッチ有効範囲A2の位置が設定または修正されてもよいし、三点または五点以上の座標が定義されることで三角形または五角形以上のタッチ有効範囲が定義されてもよい。
また、タッチ有効範囲の数量は初期値として複数個が設定されていてもよい。例えば、タッチ有効範囲が初期値として8か所が設定されていた場合、且つ、操作画面に含まれるボタンが2つしかなかった場合、当該2つのボタンの各々に対応するタッチ有効範囲を除く6つのタッチ有効範囲は無効であるもの(即ち、指で押下しても反応しない範囲)として設定されてもよい。
図5は、本実施形態に係る操作確認画面S3の一例を説明するための説明図である。本実施形態に係る生成部341により生成される操作確認画面S3は、タッチ有効範囲と、操作画面と、を含む。
操作確認画面S3は、例えば図3に示した操作画面S1に対して、図4に示したタッチ有効範囲A1、A2を重畳した画面であってもよい。即ち、操作確認画面S3には、図3に示した操作画面S1に含まれる出金ボタンB1および入金ボタンB2と、出金ボタンB1に対応する第1のタッチ有効範囲A1および入金ボタンB2に対応する第2のタッチ有効範囲A2と、が含まれる。
なお、操作表示部330上で表示されるタッチ有効範囲A1、A2は、例えば、タッチ有効範囲A1、A2を示す枠であってもよい。ここでのタッチ有効範囲A1、A2を示す枠とは、図5に示すような破線であってもよいし、実線であってもよい。また、タッチ有効範囲A1、A2を示す枠とは、色付き(例えば、赤色)の枠であってもよく、当該色付きの枠の内側は半透明で着色されていてもよい。
以上、本実施形態に係るATM30の機能構成の一例を説明した。続いて、図6を参照し、本実施形態に係るATM30の動作処理の一例を説明する。
<<3.ATM30の動作処理例>>
図6は、本実施形態に係るATM30の動作処理の一例を説明するためのフローチャートである。まず、通信部310は、操作画面の画像データをクライアントPC10から取得する(S101)。
図6は、本実施形態に係るATM30の動作処理の一例を説明するためのフローチャートである。まず、通信部310は、操作画面の画像データをクライアントPC10から取得する(S101)。
続いて、制御部340は、タッチ有効範囲の位置パラメータを取得する(S105)。
そして、制御部340は、タッチ有効範囲の表示モードが有効に設定されたか否かを判定する(S109)。表示モードが有効に設定された場合(S109:YES)、処理はS113に進められ、表示モードが有効に設定されていない場合(S109:NO)、本実施形態に係るATM30は、処理を終了する。
表示モードが有効に設定された場合(S109:YES)、生成部341は、タッチ有効範囲と、操作画面と、を含む操作確認画面を生成する(S113)。
そして、操作表示部330は、生成部341により生成された操作確認画面を表示し(S117)、本実施形態に係るATM30は、処理を終了する。
以上説明した、本実施形態に係るATM30によれば、テスターは、実際に操作表示部330上に表示されたボタンを押下せずに目視でボタンの画像とタッチ有効範囲を示す枠の重なりを確認することが可能になる。そして、テスターは、ボタンと、当該ボタンに対応するタッチ有効範囲にズレが生じていると判断した場合、タッチ有効範囲の位置パラメータを修正し得る。この結果、繰り返しボタンを押下して確認するようなタッチ有効範囲の設定に係るテスターの負担を軽減することが可能になり得る。また、テスターの感覚に依存せずにタッチ有効範囲が修正されるため、ボタンの位置に適したタッチ有効範囲が高い精度で設定され得る。
なお、以上説明した例では、本発明の一実施形態に係る情報処理装置がATM30である例を主に説明したが、情報処理装置は、例えばPCまたはタブレット端末等の他の端末であってもよい。その一例として、テスターが利用するPC(以下、テスターPCと称する。)が情報処理装置であった場合について説明する。
<<4.変形例>>
クライアントは、複数の操作画面の画像データをまとめてATMベンダーに提供する場合がある。このような複数の操作画面は、階層構造を有していて、例えば、図3に示した出金ボタンB1が押下されると、当該出金ボタンB1に紐づけられた下位の操作画面が表示され、入金ボタンB2が押下されると、当該入金ボタンB2に紐づけられた下位の操作画面が表示され得る。
クライアントは、複数の操作画面の画像データをまとめてATMベンダーに提供する場合がある。このような複数の操作画面は、階層構造を有していて、例えば、図3に示した出金ボタンB1が押下されると、当該出金ボタンB1に紐づけられた下位の操作画面が表示され、入金ボタンB2が押下されると、当該入金ボタンB2に紐づけられた下位の操作画面が表示され得る。
このように、複数の操作画面の画像データが提供された場合、当該複数の操作画面の各々から生成された各操作確認画面を一つずつATM30の操作表示部330で確認されるよりも、複数の操作確認画面をバックヤードで予めまとめて確認できた方がテスターの作業効率がより向上する場合がある。
そこで、本実施形態に係るテスターPCは、複数の操作画面の各々から操作確認画面を生成してもよい。例えば、テスターPCは、操作確認画面の生成に係る生成処理を実行する操作を受け付けた際に、複数の操作画面の画像データを入力し、当該複数の操作画面の各々に対応するタッチ有効範囲を示す枠をそれぞれ重畳することで、複数の操作画面の各々に対応する複数の操作確認画面を生成してもよい。
そして、テスターは、生成された複数の操作確認画面をテスターPCが備える表示部により確認し、各ボタンと、各ボタンに対応するタッチ有効範囲にズレが生じていると判断した場合、当該ズレが生じていると判断したタッチ有効範囲の位置パラメータを修正し得る。この結果、ATM30の実機を使用せずともタッチ有効範囲の設定および修正が可能になり、テスターの負担をより軽減することが可能になり得る。また、テスターの感覚に依存せずにタッチ有効範囲が修正されるため、よりボタン位置に適したタッチ有効範囲が設定され得る。
また、変形例によれば、ATM30の実機によるテストと並行して、バックヤードでズレの確認および修正が可能になるため、テスターの作業効率がより向上され得る。
なお、クライアント側から提供された操作画面の画像データが1つの場合であっても、ATM30の実機ではなく、テスターPCは操作確認画面を生成してもよいし、クライアント側から提供された操作画面の画像データが複数の場合であっても、ATM30が操作確認画面を生成してもよい。
以上説明した例では、テスターの作業負担を減らす方法の一例として、操作画面に対してタッチ有効範囲を重畳した操作確認画面を生成および表示する方法を挙げた。但し、テスターの作業負担を減らす方法は操作確認画面の生成および表示する方法に限定されない。続いて、図7~図10を参照し、テスターの作業負担を減らす方法の他の例を詳細に説明する。
<<5.他の実施例>>
<5.1.概要>
図7は、他の実施例に係る情報処理システムの概要を説明するための説明図である。他の実施例に係る情報処理システムは、クライアントPC10と、サーバ20と、テスターPC35と、を有する。クライアントPC10は上述した機能と同様であるため、ここでの説明を省略し、サーバ20と、テスターPC35に関する説明を主にする。
<5.1.概要>
図7は、他の実施例に係る情報処理システムの概要を説明するための説明図である。他の実施例に係る情報処理システムは、クライアントPC10と、サーバ20と、テスターPC35と、を有する。クライアントPC10は上述した機能と同様であるため、ここでの説明を省略し、サーバ20と、テスターPC35に関する説明を主にする。
(サーバ20)
本実施形態に係るサーバ20は、操作画面と、当該操作画面に含まれるボタンと、の関係を学習し、操作画面に含まれるボタンの位置を推定する推定モデルを生成する。ここで、図8を参照し、サーバ20の機能構成の一例を説明する。
本実施形態に係るサーバ20は、操作画面と、当該操作画面に含まれるボタンと、の関係を学習し、操作画面に含まれるボタンの位置を推定する推定モデルを生成する。ここで、図8を参照し、サーバ20の機能構成の一例を説明する。
図8は、サーバ20の機能構成の一例を説明するための説明図である。サーバ20は、図8に示すように、通信部210と、記憶部220と、学習部230と、を備える。
通信部210は、テスターPC35との間で各種データの送信および受信を行う。例えば、通信部210は、記憶部220に保持されるボタンの位置を推定する推定モデルを、テスターPC35に送信する。
記憶部220は、各種データを保持する。例えば、記憶部220は、操作画面と、当該操作画面に含まれるボタンの位置と、が対応づけられたデータセットを保持する。
また、記憶部220は、学習部230により生成された、操作画面に含まれるボタンの位置を推定する推定モデルを保持してもよい。
学習部230は、データセットとして記憶部220に保持される操作画面と、当該操作画面に含まれるボタンの位置と、の組を教師データとする機械学習により推定モデルを生成する。なお、ここでのボタンの位置とは、例えば、ボタンの四隅の座標またはボタンの対角線上にある角の二点の座標であってもよい。
以上、サーバ20の機能構成の一例を説明した。
(テスターPC35)
本実施形態に係るテスターPC35は、情報処理装置の一例であり、上述したATM30の機能構成に加え、操作画面に含まれるボタンの位置を検出し、当該ボタンの位置とタッチ有効範囲のズレ量を算出し、当該ズレ量の大きさに応じて、ボタンの位置またはタッチ有効範囲の位置を修正する。以下では、図2を用いて説明したATM30の機能構成と重複する内容については説明を省略する場合がある。より具体的には、上述した操作確認画面の生成に関連する処理については説明を省略する。続いて、図9を参照し、テスターPC35の機能構成の一例を説明する。
本実施形態に係るテスターPC35は、情報処理装置の一例であり、上述したATM30の機能構成に加え、操作画面に含まれるボタンの位置を検出し、当該ボタンの位置とタッチ有効範囲のズレ量を算出し、当該ズレ量の大きさに応じて、ボタンの位置またはタッチ有効範囲の位置を修正する。以下では、図2を用いて説明したATM30の機能構成と重複する内容については説明を省略する場合がある。より具体的には、上述した操作確認画面の生成に関連する処理については説明を省略する。続いて、図9を参照し、テスターPC35の機能構成の一例を説明する。
<5.2.テスターPC35の機能構成例>
図9は、テスターPC35の機能構成の一例を説明するための説明図である。テスターPC35は、図9に示すように、通信部310と、記憶部320と、操作表示部330と、制御部340と、を備える。
図9は、テスターPC35の機能構成の一例を説明するための説明図である。テスターPC35は、図9に示すように、通信部310と、記憶部320と、操作表示部330と、制御部340と、を備える。
(通信部310)
通信部310は、操作画面に含まれるボタンの位置を推定する推定モデルをサーバ20から受信する。また、通信部310は、操作画面の画像データをクライアントPC10または他の通信装置から受信する。
通信部310は、操作画面に含まれるボタンの位置を推定する推定モデルをサーバ20から受信する。また、通信部310は、操作画面の画像データをクライアントPC10または他の通信装置から受信する。
(記憶部320)
記憶部320は、通信部310により受信された推定モデルおよび操作画面の画像データを保持する。また、記憶部320は、後述する検出部345により検出されたボタンの位置(座標)に関する情報を保持してもよい。
記憶部320は、通信部310により受信された推定モデルおよび操作画面の画像データを保持する。また、記憶部320は、後述する検出部345により検出されたボタンの位置(座標)に関する情報を保持してもよい。
(操作表示部330)
操作表示部330は、後述する算出部349により得られた算出結果を表示する。算出結果とは、例えば、後述するズレ量に基づく指標が含まれ得る。また、操作表示部330は、検出部345により検出されたボタンの位置(座標)に関する情報を表示してもよい。
操作表示部330は、後述する算出部349により得られた算出結果を表示する。算出結果とは、例えば、後述するズレ量に基づく指標が含まれ得る。また、操作表示部330は、検出部345により検出されたボタンの位置(座標)に関する情報を表示してもよい。
また、操作表示部330は、ズレ量に基づく指標の算出に係る算出処理を実行する操作、または上述した操作確認画面の生成に係る生成処理を実行する操作を受け付けてもよい。
なお、テスターPC35が備える操作表示部330は、操作部の機能と、表示部の機能が分離して構成されてもよい。操作部の機能は、例えばキーボード、マウス、マイクロフォン等により実現され得る。また、表示部の機能は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)により実現され得る。
(制御部340)
制御部340は、テスターPC35の動作全般を制御する。制御部340は、図9に示すように、生成部341と、検出部345と、算出部349と、修正部353と、を備える。生成部341は、操作確認画面の生成に関連する機能構成であるためここでの説明は省略する。
制御部340は、テスターPC35の動作全般を制御する。制御部340は、図9に示すように、生成部341と、検出部345と、算出部349と、修正部353と、を備える。生成部341は、操作確認画面の生成に関連する機能構成であるためここでの説明は省略する。
検出部345は、操作画面に基づき、タッチ有効範囲に対応するボタンの位置を検出する。例えば、検出部345は、ズレ量に基づく指標の算出に係る算出処理を実行する操作が受け付けられた際に、操作画面および推定モデルを用いて、当該操作画面に含まれるボタンの位置(座標)を検出してもよい。
また、検出部345が操作画面に含まれるボタンの位置を検出する方法は、機械学習技術により得られた推定モデルを用いる方法に限定されない。検出部345は、操作画面に含まれる色情報に基づきボタンの位置を検出してもよいし、操作画面内のエッジ等の特徴を検出することでボタンの位置を検出してもよい。また、ボタン内部には文字(例えば、「出金」または「入金」等)が記入されている場合がある。この場合、検出部345は、当該文字に基づき、ボタンの位置を検出してもよい。例えば、検出部345は、当該文字の周辺にあるエッジを検出し、当該エッジに基づき、ボタンの位置を検出してもよい。
算出部349は、検出部345により検出されたボタンの位置と、当該ボタンに対応するタッチ有効範囲と、のズレ量に基づく指標を算出する。例えば、算出部349は、検出部345により検出されたボタンの位置に基づき、当該ボタンの面積を算出する。そして、算出部349は、当該ボタンの面積に対する、当該ボタンおよび当該ボタンに対応するタッチ有効範囲の重なる面積の割合を、ズレ量に基づく指標として算出してもよい。
この場合、ボタンと、当該ボタンに対応するタッチ有効範囲と、が完全に一致していた場合、ズレ量に基づく指標は「1」として算出され、全く重なっていない場合、ズレ量に基づく指標は「0」として算出される。即ち、ボタンと、当該ボタンに対応するタッチ有効範囲とが重なる面積が大きくなる程、ズレ量に基づく指標は、0~1の範囲で大きくなる。
修正部353は、算出部349により算出された指標が所定値未満であった際に、タッチ有効範囲または操作画面に含まれるボタンの位置を修正する。ここでの所定値とは、設定ファイルに含まれるパラメータの設定により可変であってもよい。例えば、所定値が「0.8」で設定されていた場合、修正部353は、ボタンと、当該ボタンに対応するタッチ有効範囲との重なりが80%未満であった際に、タッチ有効範囲またはボタンの位置を修正する。
例えば、修正部353は、指標が所定値未満であった際に、タッチ有効範囲の位置を、検出部345により検出されたボタンの位置に修正してもよい。より具体的には、修正部353は、指標が所定値未満であった際に、タッチ有効範囲の定義座標(例えば、長方形の左上の角と右下の角の二点の座標)を、検出部345により検出されたボタンの座標(例えば、ボタンの左上の角と右下の角の二点の座標)に修正してもよい。
また、ある背景画像に対してボタンが配置されている操作画面であった場合、修正部353は、当該ボタンの位置を、当該ボタンに対応するタッチ有効範囲の位置に修正してもよい。
以上、テスターPC35の機能構成の一例を説明した。続いて、図10を参照し、テスターPC35の動作処理の一例を説明する。
<5.3.テスターPC35の動作処理例>
図10は、テスターPC35の動作処理の一例を説明するためのフローチャートである。まず、通信部310は、操作画面の画像データを取得する(S201)。
図10は、テスターPC35の動作処理の一例を説明するためのフローチャートである。まず、通信部310は、操作画面の画像データを取得する(S201)。
続いて、操作表示部330は、タッチ有効範囲の位置パラメータを取得する(S205)。
そして、検出部345は、操作画面および推定モデルに基づき、当該操作画面に含まれるボタンの位置を検出する(S209)。
次いで、算出部349は、検出部345により検出されたボタンの面積を算出する(S213)。
続いて、算出部349は、ボタンの面積に対する、当該ボタンおよび当該ボタンに対応するタッチ有効範囲が重なる面積の割合を、ズレ量に基づく指標として算出する(S217)。
そして、制御部340は、算出部349により算出された指標が所定値未満か否かを判定する(S221)。指標が所定値未満であった場合(S221:YES)、処理はS225に進められ、指標が所定値以上であった場合(S221:NO)、テスターPC35は、処理を終了する。
指標が所定値未満であった場合(S221:YES)、修正部353は、タッチ有効範囲の位置を、当該タッチ有効範囲に対応するボタンの位置に修正し(S225)、テスターPC35は、処理を終了する。
以上説明した他の実施例によれば、ATM30のような実機を使用せずにクライアント(銀行)により提供された操作画面とタッチ有効範囲のズレを自動で検出することができ得る。この結果、実機テストとは別にバックヤードでズレの確認ができるため、テスターの作業の効率性が増加し得る。また、ズレが大きいと判断された場合、タッチ有効範囲(または操作画面に含まれるボタンの位置)が修正され、テストにかかる全体工数を削減することが可能になり得る。
<<6.ATM30のハードウェア構成例>>
以上説明した情報処理は、ソフトウェアと以下に説明するATM30のハードウェアとの協働により実現される。なお、以下に説明するハードウェア構成はクライアントPC10、サーバ20およびテスターPC35にも適用可能である。
以上説明した情報処理は、ソフトウェアと以下に説明するATM30のハードウェアとの協働により実現される。なお、以下に説明するハードウェア構成はクライアントPC10、サーバ20およびテスターPC35にも適用可能である。
図11は、本実施形態に係るATM30のハードウェア構成を示したブロック図である。ATM30は、CPU(Central Processing Unit)3002と、ROM(Read Only Memory)3004と、RAM(Randome Access Memory)3006と、内部バス3008と、入出力インターフェース3010と、表示部3012と、入力部3013と、音声出力部3014と、記憶装置3015と、ドライブ3016と、ネットワークインターフェース3017と、外部インターフェース3018と、を備えることができる。
CPU3002は、演算処理装置及び制御装置として機能し、各種プログラムに従ってATM30内の動作全般を制御する。CPU3002が後述するROM3004、RAM3006及びソフトウェアと協働することにより、例えば、生成部341などの機能が実現され得る。
ROM3004は、CPU3002が使用するプログラムおよび演算パラメータ等を記憶する。RAM3006は、CPU3002の実行において使用するプログラム、およびその実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。
CPU3002、ROM3004、RAM3006は、内部バス3008によって相互に接続され、さらに入出力インターフェース3010を介して後述する表示部3012、入力部3013、音声出力部3014、記憶装置3015、ドライブ3016、ネットワークインターフェース3017、外部インターフェース3018と接続される。
表示部3012は、例えば、CRTディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)、OLED装置などの表示装置であり、映像データを映像に変換して出力する。また、入力部3013は、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、マイクロフォン、センサ、スイッチ及びレバーなどメンバーが情報を入力するための入力手段と、メンバーによる入力に基づいて入力信号を生成し、CPU3002に出力する入力制御回路などから構成され得る。また、音声出力部3014は、スピーカ及びヘッドホンなどの音声出力装置であり、音声データなどを音声に変換して出力する。
記憶装置3015は、本実施形態にかかる記憶部320の一例として構成されたデータ記憶用の装置である。記憶装置3015は、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置及び記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含んでもよい。記憶装置3015は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid Strage Drive)、あるいは同等の機能を有するメモリ等で構成される。この記憶装置3015は、ストレージを駆動し、CPU3002が実行するプログラムや各種データを記憶する。
ドライブ3016は、記憶媒体用リーダライタであり、ATM30に内蔵、または外付けされる。ドライブ3016は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリなどのリムーバブル記憶媒体に記憶されている情報を読み出して、RAM3006に出力する。また、ドライブ3016は、リムーバブル記憶媒体に情報を書き込むことも可能である。
ネットワークインターフェース3017は、本実施形態にかかる通信部310の一例として構成され、例えば、インターネットなどの通信網に接続するためのデバイス等で構成された通信インターフェースである。また、ネットワークインターフェース3017は、有線LAN(Local Area Network)または無線LAN対応通信装置であってもよいし、有線による通信を行うワイヤー通信装置であってもよい。
外部インターフェース3018は、例えばUSB(Universal Serial Bus)ポート、IEEE1394ポート、SCSI(Small Computer System Interface)ポート、RS-232Cポートまたは光オーディオ端子などのような外部接続機器を接続するための接続ポートで構成された接続インターフェースである。
<<7.補足>>
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、テスターPC35は、操作確認画面の生成に係る生成処理に関する機能を有していなくてもよい。この場合、テスターPC35は、生成部341を備えていなくてもよい。
また、テスターPC35は、必ずしも修正部353を備えていなくてもよい。例えば、操作表示部330は、算出部349により算出されたズレ量に基づく指標を表示し、当該指標を確認したテスターにより手動でタッチ有効範囲の位置またはボタンの位置が修正されてもよい。
また、本実施形態に係るATM30およびテスターPC35の動作の処理におけるステップは、必ずしも説明図として記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。例えば、ATM30およびテスターPC35の動作の処理における各ステップは、説明図として記載した順序と異なる順序で処理されてもよく、並列的に処理されてもよい。
また、クライアントPC10、サーバ20、ATM30およびテスターPC35に内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアに、上述したクライアントPC10、サーバ20、ATM30およびテスターPC35の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。
10 クライアントPC
20 サーバ
210 通信部
220 記憶部
230 学習部
30 ATM
35 テスターPC
310 通信部
320 記憶部
330 操作表示部
340 制御部
341 生成部
345 検出部
349 算出部
353 修正部
20 サーバ
210 通信部
220 記憶部
230 学習部
30 ATM
35 テスターPC
310 通信部
320 記憶部
330 操作表示部
340 制御部
341 生成部
345 検出部
349 算出部
353 修正部
Claims (16)
- 操作表示部におけるタッチ有効範囲と、前記操作表示部に表示させる操作画面と、を含む操作確認画面を生成する生成部、
を備える、情報処理装置。 - 前記操作画面は、前記タッチ有効範囲に対応するボタンを含む、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記操作確認画面は、前記タッチ有効範囲を示す枠を含む、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記操作表示部、
を更に備える、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記操作表示部は、他の装置に備えられ、
前記生成部により生成された前記操作確認画面を表示する表示部、
を更に備える、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記操作画面の画像データを取得する取得部、
を更に備える、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記生成部は、
前記取得部により複数の操作画面の画像データが取得された際に、前記複数の操作画面と、前記複数の操作画面の各々に対応するタッチ有効領域と、を含む複数の操作確認画面を生成する、
請求項6に記載の情報処理装置。 - 前記操作画面に基づき、前記タッチ有効範囲に対応するボタンの位置を検出する検出部と、
前記検出部により検出された前記ボタンの位置と、前記タッチ有効範囲と、のズレ量に基づく指標を算出する算出部と、
を更に備える、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記指標が所定値未満であった際に、前記タッチ有効範囲または前記ボタンの位置を修正する修正部、
を更に備える、
請求項8に記載の情報処理装置。 - 前記検出部は、
予め学習により得られた、前記操作画面および前記操作画面に含まれるボタンの位置の関係に基づき、前記操作画面から前記タッチ有効範囲に対応するボタンの位置を検出する、
請求項8に記載の情報処理装置。 - 前記算出部は、
前記ボタンの面積に対する前記ボタンおよび前記ボタンに対応するタッチ有効範囲の重なる面積の割合を、前記指標として算出する、
請求項8に記載の情報処理装置。 - 前記修正部は、
前記タッチ有効範囲の位置を、前記検出部により検出されたボタンの位置に修正する、
請求項9に記載の情報処理装置。 - 前記生成部は、
前記タッチ有効範囲の表示モードが有効になった際に、前記操作確認画面を生成する、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記タッチ有効範囲は、前記操作確認画面から視認可能である、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記操作表示部は、現金処理装置に搭載される、
請求項1から請求項14までのうちいずれか一項に記載の情報処理装置。 - コンピュータに、
操作表示部におけるタッチ有効範囲と、前記操作表示部に表示させる操作画面と、を含む操作確認画面を生成する生成機能、
を実現させる、プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022160806A JP2024054534A (ja) | 2022-10-05 | 2022-10-05 | 情報処理装置およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022160806A JP2024054534A (ja) | 2022-10-05 | 2022-10-05 | 情報処理装置およびプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2024054534A true JP2024054534A (ja) | 2024-04-17 |
Family
ID=90707913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022160806A Pending JP2024054534A (ja) | 2022-10-05 | 2022-10-05 | 情報処理装置およびプログラム |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2024054534A (ja) |
-
2022
- 2022-10-05 JP JP2022160806A patent/JP2024054534A/ja active Pending
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