JP2024054434A - 端末装置、基地局装置、および、通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率的に通信を行うことができる端末装置、基地局装置及び通信方法を提供する。【解決手段】端末装置は、DCIフォーマットを含むPDCCHを受信する受信部と、PUCCHを送信する送信部と、を備える。DCIフォーマットは、PUCCHの送信を指示し、PUCCH送信に対応するPUCCHフォーマットに対して第1の繰り返し回数を示す第1の上位層パラメータが設定され、PUCCH送信に対応するPUCCHリソースに対して第2の繰り返し回数を示す第2の上位層パラメータが設定される場合、第1の繰り返し回数と第2の繰り返し回数に基づいて、PUCCHの繰り返し回数を決定する。【選択図】図9

Description

本発明は、端末装置、基地局装置、および、通信方法に関する。
セルラー移動通信の無線アクセス方式および無線ネットワーク(以下、「Long Term Evolution (LTE)」、または、「EUTRA:Evolved Universal Terrestrial Radio Access」とも呼称される)が、第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:3rd Generation Partnership Project)において検討されている。LTEにおいて、基地局装置はeNodeB(evolved NodeB)、端末装置はUE(User Equipment)とも呼称される。LTEは、基地局装置がカバーするエリアをセル状に複数配置するセルラー通信システムである。単一の基地局装置は複数のサービングセルを管理してもよい。
3GPPでは、国際電気通信連合(ITU:International Telecommunication Union)が策定する次世代移動通信システムの規格であるIMT(International Mobile Telecommunication)―2020に提案するため、次世代規格(NR: New Radio)の検討が行われている(非特許文献1)。NRは、単一の技術の枠組みにおいて、eMBB(enhanced Mobile BroadBand)、mMTC(massive Machine Type Communication)、URLLC(Ultra Reliable and Low Latency Communication)の3つのシナリオを想定した要求を満たすことが求められている。
3GPPにおいて、NRによってサポートされるサービスの拡張の検討が行われている(非特許文献2)。
"New SID proposal: Study on New Radio Access Technology", RP-160671, NTT docomo, 3GPP TSG RAN Meeting #71,Goteborg, Sweden, 7th ― 10th March, 2016. "Release 17 package for RAN", RP-193216, RAN chairman, RAN1 chairman, RAN2 chairman, RAN3 chairman, 3GPP TSG RAN Meeting #86, Sitges, Spain, 9th ― 12th December, 2019
本発明は、効率的に通信を行う端末装置、該端末装置に用いられる通信方法、効率的に通信を行う基地局装置、該基地局装置に用いられる通信方法を提供する。
(1)本発明の第1の態様は、端末装置であって、DCIフォーマットを含むPDCCHを受信する受信部と、PUCCHを送信する送信部と、を備え、前記DCIフォーマットは、前記PUCCHの送信を指示し、前記PUCCH送信に対応するPUCCHフォーマットに対して第1の繰り返し回数を示す第1の上位層パラメータNrofSlots、および/または、前記PUCCH送信に対応するPUCCHリソースに対して第2の繰り返し回数を示す第2の上位層パラメータRepetitionFactor-r17が設定され、前記NrofSlotsが設定され、かつ、前記RepetitionFactor-r17が設定される場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、前記第2の繰り返し
回数であり、前記NrofSlotsが設定され、かつ、前記RepetitionFactor-r17が設定されない場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、前記第1の繰り返し回数であり、前記NrofSlotsが設定されず、かつ、前記RepetitionFactor-r17が設定される場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、前記第2の繰り返し回数である。
(2)また、本発明の第2の態様は、基地局装置であって、DCIフォーマットを含むPDCCHを送信する送信部と、PUCCHを受信する受信部と、を備え、前記DCIフォーマットは、前記PUCCHの送信を指示し、前記PUCCH送信に対応するPUCCHフォーマットに対して第1の繰り返し回数を示す第1の上位層パラメータNrofSlots、および/または、前記PUCCH送信に対応するPUCCHリソースに対して第2の繰り返し回数を示す第2の上位層パラメータRepetitionFactor-r17が設定され、前記NrofSlotsが設定され、かつ、前記RepetitionFactor-r17が設定される場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、前記第2の繰り返し回数であり、前記NrofSlotsが設定され、かつ、前記RepetitionFactor-r17が設定されない場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、前記第1の繰り返し回数であり、前記NrofSlotsが設定されず、かつ、前記RepetitionFactor-r17が設定される場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、前記第2の繰り返し回数である。
(3)また、本発明の第3の態様は、端末装置に用いられる通信方法であって、DCIフォーマットを含むPDCCHを受信するステップと、PUCCHを送信するステップと、を備え、前記DCIフォーマットは、前記PUCCHの送信を指示し、前記PUCCH送信に対応するPUCCHフォーマットに対して第1の繰り返し回数を示す第1の上位層パラメータNrofSlots、および/または、前記PUCCH送信に対応するPUCCHリソースに対して第2の繰り返し回数を示す第2の上位層パラメータRepetitionFactor-r17が設定され、前記NrofSlotsが設定され、かつ、前記RepetitionFactor-r17が設定される場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、前記第2の繰り返し回数であり、前記NrofSlotsが設定され、かつ、前記RepetitionFactor-r17が設定されない場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、前記第1の繰り返し回数であり、前記NrofSlotsが設定されず、かつ、前記RepetitionFactor-r17が設定される場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、前記第2の繰り返し回数である。
(4)また、本発明の第4の態様は、基地局装置に用いられる通信方法であって、基地局装置に用いられる通信方法であって、DCIフォーマットを含むPDCCHを送信するステップと、PUCCHを受信するステップと、を備え、前記DCIフォーマットは、前記PUCCHの送信を指示し、前記PUCCH送信に対応するPUCCHフォーマットに対して第1の繰り返し回数を示す第1の上位層パラメータNrofSlots、および/または、前記PUCCH送信に対応するPUCCHリソースに対して第2の繰り返し回数を示す第2の上位層パラメータRepetitionFactor-r17が設定され、前記NrofSlotsが設定され、かつ、前記RepetitionFactor-r17が設定される場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、前記第2の繰り返し回数であり、前記NrofSlotsが設定され、かつ、前記RepetitionFactor-r17が設定されない場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、前記第1の繰り返し回数であり、前記NrofSlotsが設定されず、かつ、前記RepetitionFactor-r17が設定される場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、前記第2の繰り返し回数である。
この発明によれば、端末装置は効率的に通信を行うことができる。また、基地局装置は効率的に通信を行うことができる。
本実施形態の一態様に係る無線通信システムの概念図である。 本実施形態の一態様に係るサブキャリア間隔の設定μ、スロットあたりのOFDMシンボル数Nslot symb、および、CP(cyclic Prefix)設定の関係を示す一例である。 本実施形態の一態様に係るリソースグリッドの構成方法の一例を示す図である。 本実施形態の一態様に係るリソースグリッド3001の構成例を示す図である。 本実施形態の一態様に係る基地局装置3の構成例を示す概略ブロック図である。 本実施形態の一態様に係る端末装置1の構成例を示す概略ブロック図である。 本実施形態の一態様に係るSS/PBCHブロックの構成例を示す図である。 本実施形態の一態様に係る探索領域セットの監視機会の一例を示す図である。 本実施形態の一態様に係るPUCCHの繰り返し送信の例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
floor(C)は、実数Cに対する床関数であってもよい。例えば、floor(C)は、実数Cを超えない範囲で最大の整数を出力する関数であってもよい。ceil(D)は、実数Dに対する天井関数であってもよい。例えば、ceil(D)は、実数Dを下回らない範囲で最小の整数を出力する関数であってもよい。mod(E,F)は、EをFで除算した余りを出力する関数であってもよい。mod(E,F)は、EをFで除算した余りに対応する値を出力する関数であってもよい。exp(G)=e^Gである。ここで、eはネイピア数である。H^IはHのI乗を示す。max(J,K)は、J、および、Kのうちの最大値を出力する関数である。ここで、JとKが等しい場合に、max(J,K)はJまたはKを出力する関数である。min(L,M)は、L、および、Mのうちの最大値を出力する関数である。ここで、LとMが等しい場合に、min(L,M)はLまたはMを出力する関数である。round(N)は、Nに最も近い値の整数値を出力する関数である。
本実施形態の一態様に係る無線通信システムにおいて、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex)が少なくとも用いられる。OFDMシンボルは、OFDMの時間領域の単位である。OFDMシンボルは、少なくとも1または複数のサブキャリア(subcarrier)を含む。OFDMシンボルは、ベースバンド信号生成において時間連続信号(time―continuous signal)に変換される。下りリンクにおいて、CP-OFDM(Cyclic Prefix ― Orthogonal Frequency Division Multiplex)が少なくとも用いられる。上りリンクにおいて、CP-OFDM、または、DFT-s-OFDM(Discrete Fourier
Transform ― spread ― Orthogonal Frequency Division Multiplex)のいずれかが用いられる。DFT-s-OFDMは、CP-OFDMに対して変形プレコーディング(Transform precoding)が適用されることで与えられてもよい。
OFDMシンボルは、OFDMシンボルに付加されるCPを含んだ呼称であってもよい
。つまり、あるOFDMシンボルは、該あるOFDMシンボルと、該あるOFDMシンボルに付加されるCPを含んで構成されてもよい。
図1は、本実施形態の一態様に係る無線通信システムの概念図である。図1において、無線通信システムは、端末装置1A~1C、および基地局装置3(BS#3: Base station#3)を少なくとも含んで構成される。以下、端末装置1A~1Cを端末装置1(UE#1: User
Equipment#1)とも呼称する。
基地局装置3は、1または複数の送信装置(または、送信点、送受信装置、送受信点)を含んで構成されてもよい。基地局装置3が複数の送信装置によって構成される場合、該複数の送信装置のそれぞれは、異なる位置に配置されてもよい。
基地局装置3は、1または複数のサービングセル(serving cell)を提供してもよい。サービングセルは、無線通信に用いられるリソースのセットとして定義されてもよい。また、サービングセルは、セル(cell)とも呼称される。
サービングセルは、1つの下りリンクコンポーネントキャリア(下りリンクキャリア)、および/または、1つの上りリンクコンポーネントキャリア(上りリンクキャリア)を少なくとも含んで構成されてもよい。サービングセルは、2つ以上の下りリンクコンポーネントキャリア、および/または、2つ以上の上りリンクコンポーネントキャリアを少なくとも含んで構成されてもよい。下りリンクコンポーネントキャリア、および、上りリンクコンポーネントキャリアは、コンポーネントキャリア(キャリア)とも呼称される。
例えば、1つのコンポーネントキャリアのために、1つのリソースグリッドが与えられてもよい。また、1つのコンポーネントキャリアとあるサブキャリア間隔の設定(subcarrier spacing configuration)μのために、1つのリソースグリッドが与えられてもよい。ここで、サブキャリア間隔の設定μは、ヌメロロジ(numerology)とも呼称される。リソースグリッドは、Nsize,μ grid,xRB sc個のサブキャリアを含む。リソースグリッドは、共通リソースブロックNstart,μ grid,xから開始される。共通リソースブロックNstart,μ grid,xは、リソースグリッドの基準点とも呼称される。リソースグリッドは、Nsubframe,μ symb個のOFDMシンボルを含む。xは、送信方向を示すサブスクリプトであり、下りリンク、または、上りリンクのいずれかを示す。あるアンテナポートp、あるサブキャリア間隔の設定μ、および、ある送信方向xのセットに対して1つのリソースグリッドが与えられる。
size,μ grid,xとNstart,μ grid,xは、上位層パラメータ(CarrierBandwidth)に少なくとも基づき与えられる。該上位層パラメータは、SCS固有キャリア(SCS specific carrier)とも呼称される。1つのリソースグリッドは、1つのSCS固有キャリアに対応する。1つのコンポーネントキャリアは、1または複数のSCS固有キャリアを備えてもよい。SCS固有キャリアは、システム情報に含まれてもよい。それぞれのSCS固有キャリアに対して、1つのサブキャリア間隔の設定μが与えられてもよい。
サブキャリア間隔(SCS: SubCarrier Spacing)Δfは、Δf=2μ・15kHzであってもよい。例えば、サブキャリア間隔の設定μは0、1、2、3、または、4のいずれかを示してもよい。
図2は、本実施形態の一態様に係るサブキャリア間隔の設定μ、スロットあたりのOFDMシンボル数Nslot symb、および、CP(cyclic Prefix)設定の関係を示す一例である。図2Aにおいて、例えば、サブキャリア間隔の設定μが2であり、CP設定
がノーマルCP(normal cyclic prefix)である場合、Nslot symb=14、Nframe,μ slot=40、Nsubframe,μ slot=4である。また、図2Bにおいて、例えば、サブキャリア間隔の設定μが2であり、CP設定が拡張CP(extended cyclic prefix)である場合、Nslot symb=12、Nframe,μ slot=40、Nsubframe,μ slot=4である。
本実施形態の一態様に係る無線通信システムにおいて、時間領域の長さの表現のために時間単位(タイムユニット)Tが用いられてもよい。時間単位Tは、T=1/(Δfmax・N)である。Δfmax=480kHzである。N=4096である。定数κは、κ=Δfmax・N/(Δfreff,ref)=64である。Δfrefは、15kHzである。Nf,refは、2048である。
下りリンクにおける信号の送信、および/または、上りリンクにおける信号の送信は、長さTの無線フレーム(システムフレーム、フレーム)により編成されてもよい(organized into)。T=(Δfmax/100)・T=10msである。“・”は乗算を示す。無線フレームは、10個のサブフレームを含んで構成される。サブフレームの長さTsf=(Δfmax/1000)・T=1msである。サブフレームあたりのOFDMシンボル数はNsubframe,μ symb=Nslot symbsubframe,μ slotである。
あるサブキャリア間隔の設定μのために、サブフレームに含まれるスロットの数とインデックスが与えられてもよい。例えば、スロットインデックスnμ は、サブフレームにおいて0からNsubframe,μ slot-1の範囲の整数値で昇順に与えられてもよい。サブキャリア間隔の設定μのために、無線フレームに含まれるスロットの数とインデックスが与えられてもよい。また、スロットインデックスnμ s,fは、無線フレームにおいて0からNframe,μ slot-1の範囲の整数値で昇順に与えられてもよい。連続するNslot symb個のOFDMシンボルが1つのスロットに含まれてもよい。Nslot symb=14である。
図3は、本実施形態の一態様に係るリソースグリッドの構成方法の一例を示す図である。図3の横軸は、周波数領域を示す。図3において、コンポーネントキャリア300におけるサブキャリア間隔μのリソースグリッドの構成例と、該あるコンポーネントキャリアにおけるサブキャリア間隔μのリソースグリッドの構成例を示す。このように、あるコンポーネントキャリアに対して、1つまたは複数のサブキャリア間隔が設定されてもよい。図3において、μ=μ-1であることを仮定するが、本実施形態の種々の態様はμ=μ-1の条件に限定されない。
コンポーネントキャリア300は、周波数領域において所定の幅を備える帯域である。
ポイント(Point)3000は、あるサブキャリアを特定するための識別子である。ポイント3000は、ポイントAとも呼称される。共通リソースブロック(CRB: Common resource block)セット3100は、サブキャリア間隔の設定μに対する共通リソースブロックのセットである。
共通リソースブロックセット3100のうち、ポイント3000を含む共通リソースブロック(図3中の右上がり斜線で示されるブロック)は、共通リソースブロックセット3100の基準点(reference point)とも呼称される。共通リソースブロックセット3100の基準点は、共通リソースブロックセット3100におけるインデックス0の共通リソースブロックであってもよい。
オフセット3011は、共通リソースブロックセット3100の基準点から、リソースグリッド3001の基準点までのオフセットである。オフセット3011は、サブキャリア間隔の設定μに対する共通リソースブロックの数によって示される。リソースグリッド3001は、リソースグリッド3001の基準点から始まるNsize,μ grid1,x個の共通リソースブロックを含む。
オフセット3013は、リソースグリッド3001の基準点から、インデックスi1のBWP(BandWidth Part)3003の基準点(Nstart,μ BWP,i1)までのオフセットである。
共通リソースブロックセット3200は、サブキャリア間隔の設定μに対する共通リソースブロックのセットである。
共通リソースブロックセット3200のうち、ポイント3000を含む共通リソースブロック(図3中の左上がり斜線で示されるブロック)は、共通リソースブロックセット3200の基準点とも呼称される。共通リソースブロックセット3200の基準点は、共通リソースブロックセット3200におけるインデックス0の共通リソースブロックであってもよい。
オフセット3012は、共通リソースブロックセット3200の基準点から、リソースグリッド3002の基準点までのオフセットである。オフセット3012は、サブキャリア間隔μに対する共通リソースブロックの数によって示される。リソースグリッド3002は、リソースグリッド3002の基準点から始まるNsize,μ grid2,x個の共通リソースブロックを含む。
オフセット3014は、リソースグリッド3002の基準点から、インデックスi2のBWP3004の基準点(Nstart,μ BWP,i2)までのオフセットである。
図4は、本実施形態の一態様に係るリソースグリッド3001の構成例を示す図である。図4のリソースグリッドにおいて、横軸はOFDMシンボルインデックスlsymであり、縦軸はサブキャリアインデックスkscである。リソースグリッド3001は、Nsize,μ grid1,xRB sc個のサブキャリアを含み、Nsubframe,μ symb個のOFDMシンボルを含む。リソースグリッド内において、サブキャリアインデックスkscとOFDMシンボルインデックスlsymによって特定されるリソースは、リソースエレメント(RE: Resource Element)とも呼称される。
リソースブロック(RB: Resource Block)は、NRB sc個の連続するサブキャリアを含む。リソースブロックは、共通リソースブロック、物理リソースブロック(PRB: Physical Resource Block)、および、仮想リソースブロック(VRB: Virtual Resource Block)の総称である。ここで、NRB sc=12である。
リソースブロックユニットは、1つのリソースブロックにおける1OFDMシンボルに対応するリソースのセットである。つまり、1つのリソースブロックユニットは、1つのリソースブロックにおける1OFDMシンボルに対応する12個のリソースエレメントを含む。
あるサブキャリア間隔の設定μに対する共通リソースブロックは、ある共通リソースブロックセットにおいて、周波数領域において0から昇順にインデックスが付される(indexing)。あるサブキャリア間隔の設定μに対する、インデックス0の共通リソースブロックは、ポイント3000を含む(または、衝突する、一致する)。あるサブキャリア間隔の設定μに対する共通リソースブロックのインデックスnμ CRBは、nμ CRB=ceil(ksc/NRB sc)の関係を満たす。ここで、ksc=0のサブキャリアは、ポイント3000に対応するサブキャリアの中心周波数と同一の中心周波数を備えるサブキャリアである。
あるサブキャリア間隔の設定μに対する物理リソースブロックは、あるBWPにおいて、周波数領域において0から昇順にインデックスが付される。あるサブキャリア間隔の設定μに対する物理リソースブロックのインデックスnμ PRBは、nμ CRB=nμ PRB+Nstart,μ BWP,iの関係を満たす。ここで、Nstart,μ BWP,iは、インデックスiのBWPの基準点を示す。
BWPは、リソースグリッドに含まれる共通リソースブロックのサブセットとして定義される。BWPは、該BWPの基準点Nstart,μ BWP,iから始まるNsize,μ BWP,i個の共通リソースブロックを含む。下りリンクキャリアに対して設定されるBWPは、下りリンクBWPとも呼称される。上りリンクコンポーネントキャリアに対して設定されるBWPは、上りリンクBWPとも呼称される。
アンテナポートは、あるアンテナポートにおけるシンボルが伝達されるチャネルが、該あるアンテナポートにおけるその他のシンボルが伝達されるチャネルから推定できることによって定義されてもよい(An antenna port is defined such that the channel over which a symbol on the antenna port is conveyed can be inferred from the channel over which another symbol on the same antenna port is conveyed)。例えば、チャネルは、物理チャネルに対応してもよい。また、シンボルは、OFDMシンボルに対応してもよい。また、シンボルは、リソースブロックユニットに対応してもよい。また、シンボルは、リソースエレメントに対応してもよい。
1つのアンテナポートにおいてシンボルが伝達されるチャネルの大規模特性(large scale property)が、もう一つのアンテナポートにおいてシンボルが伝達されるチャネルから推定できることは、2つのアンテナポートはQCL(Quasi Co-Located)であると呼称される。大規模特性は、チャネルの長区間特性を少なくとも含んでもよい。大規模特性は、遅延拡がり(delay spread)、ドップラー拡がり(Doppler spread)、ドップラーシフト(Doppler shift)、平均利得(average gain)、平均遅延(average delay)、および、ビームパラメータ(spatial Rx parameters)の一部または全部を少なくとも含んでもよい。第1のアンテナポートと第2のアンテナポートがビームパラメータに関してQCLであるとは、第1のアンテナポートに対して受信側が想定する受信ビームと第2のアンテナポートに対して受信側が想定する受信ビームとが同一であることであってもよい。第1のアンテナポートと第2のアンテナポートがビームパラメータに関してQCLであるとは、第1のアンテナポートに対して受信側が想定する送信ビームと第2のアンテナポートに対して受信側が想定する送信ビームとが同一であることであってもよい。端末装置1は、1つのアンテナポートにおいてシンボルが伝達されるチャネルの大規模特性が、もう一つのアンテナポートにおいてシンボルが伝達されるチャネルから推定できる場合、2つのアンテナポートはQCLであることが想定されてもよい。2つのアンテナポートがQCLであることは、2つのアンテナポートがQCLであることが想定されることであってもよい。
キャリアアグリゲーション(carrier aggregation)は、集約された複数のサービングセルを用いて通信を行うことであってもよい。また、キャリアアグリゲーションは、集約された複数のコンポーネントキャリアを用いて通信を行うことであってもよい。また、キャリアアグリゲーションは、集約された複数の下りリンクコンポーネントキャリアを用いて通信を行うことであってもよい。また、キャリアアグリゲーションは、集約された複数の上りリンクコンポーネントキャリアを用いて通信を行うことであってもよい。
図5は、本実施形態の一態様に係る基地局装置3の構成例を示す概略ブロック図である。図5に示されるように、基地局装置3は、無線送受信部(物理層処理部)30、および/または、上位層処理部34の一部または全部を少なくとも含む。無線送受信部30は、アンテナ部31、RF(Radio Frequency)部32、および、ベースバンド部33の一部または全部を少なくとも含む。上位層処理部34は、媒体アクセス制御層処理部35、および、無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)層処理部36の一部または全部を少なくとも含む。
無線送受信部30は、無線送信部30a、および、無線受信部30bの一部または全部を少なくとも含む。ここで、無線送信部30aに含まれるベースバンド部と無線受信部30bに含まれるベースバンド部の装置構成は同一であってもよいし、異なってもよい。また、無線送信部30aに含まれるRF部と無線受信部30bに含まれるRF部の装置構成は同一であってもよいし、異なってもよい。また、無線送信部30aに含まれるアンテナ部と無線受信部30bに含まれるアンテナ部の装置構成は同一であってもよいし、異なってもよい。
例えば、無線送信部30aは、PDSCHのベースバンド信号を生成し、送信してもよい。例えば、無線送信部30aは、PDCCHのベースバンド信号を生成し、送信してもよい。例えば、無線送信部30aは、PBCHのベースバンド信号を生成し、送信してもよい。例えば、無線送信部30aは、同期信号のベースバンド信号を生成し、送信してもよい。例えば、無線送信部30aは、PDSCH DMRSのベースバンド信号を生成し、送信してもよい。例えば、無線送信部30aは、PDCCH DMRSのベースバンド信号を生成し、送信してもよい。例えば、無線送信部30aは、CSI-RSのベースバンド信号を生成し、送信してもよい。例えば、無線送信部30aは、DL PTRSのベースバンド信号を生成し、送信してもよい。
例えば、無線受信部30bは、PRACHを受信してもよい。例えば、無線受信部30bは、PUCCHを受信し、復調してもよい。無線受信部30bは、PUSCHを受信し、復調してもよい。例えば、無線受信部30bは、PUCCH DMRSを受信してもよい。例えば、無線受信部30bは、PUSCH DMRSを受信してもよい。例えば、無線受信部30bは、UL PTRSを受信してもよい。例えば、無線受信部30bは、SRSを受信してもよい。
上位層処理部34は、下りリンクデータ(トランスポートブロック)を、無線送受信部30(または、無線送信部30a)に出力する。上位層処理部34は、MAC(Medium Access Control)層、パケットデータ統合プロトコル(PDCP:Packet Data Convergence Protocol)層、無線リンク制御(RLC:Radio Link Control)層、RRC層の処理を行なう。
上位層処理部34が備える媒体アクセス制御層処理部35は、MAC層の処理を行う。
上位層処理部34が備える無線リソース制御層処理部36は、RRC層の処理を行う。無線リソース制御層処理部36は、端末装置1の各種設定情報/パラメータ(RRCパラメータ)の管理をする。無線リソース制御層処理部36は、端末装置1から受信したRRCメッセージに基づいてRRCパラメータをセットする。
無線送受信部30(または、無線送信部30a)は、変調、符号化などの処理を行う。無線送受信部30(または、無線送信部30a)は、下りリンクデータを変調、符号化、ベースバンド信号生成(時間連続信号への変換)することによって物理信号を生成し、端
末装置1に送信する。無線送受信部30(または、無線送信部30a)は、物理信号をあるコンポーネントキャリアに配置し、端末装置1に送信してもよい。
無線送受信部30(または、無線受信部30b)は、復調、復号化などの処理を行う。無線送受信部30(または、無線受信部30b)は、受信した物理信号を、分離、復調、復号し、復号した情報を上位層処理部34に出力する。無線送受信部30(または、無線受信部30b)は、物理信号の送信に先立ってチャネルアクセス手順を実施してもよい。
RF部32は、アンテナ部31を介して受信した信号を、直交復調によりベースバンド信号(baseband signal)に変換し(ダウンコンバート:down convert)、不要な周波数成分を除去する。RF部32は、処理をしたアナログ信号をベースバンド部に出力する。
ベースバンド部33は、RF部32から入力されたアナログ信号(analog signal)をディジタル信号(digital signal)に変換する。ベースバンド部33は、変換したディジタル信号からCP(Cyclic Prefix)に相当する部分を除去し、CPを除去した信号に対して高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)を行い、周波数領域の信号を抽出する。
ベースバンド部33は、データを逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)して、OFDMシンボルを生成し、生成されたOFDMシンボルにCPを付加し、ベースバンドのディジタル信号を生成し、ベースバンドのディジタル信号をアナログ信号に変換する。ベースバンド部33は、変換したアナログ信号をRF部32に出力する。
RF部32は、ローパスフィルタを用いてベースバンド部33から入力されたアナログ信号から余分な周波数成分を除去し、アナログ信号を搬送波周波数にアップコンバート(up convert)し、アンテナ部31を介して送信する。また、RF部32は送信電力を制御する機能を備えてもよい。RF部32を送信電力制御部とも称する。
端末装置1に対して、1または複数のサービングセル(または、コンポーネントキャリア、下りリンクコンポーネントキャリア、上りリンクコンポーネントキャリア)が設定されてもよい。
端末装置1に対して設定されるサービングセルのそれぞれは、PCell(Primary cell、プライマリセル)、PSCell(Primary SCG cell、プライマリSCGセル)、および、SCell(Secondary Cell、セカンダリセル)のいずれかであってもよい。
PCellは、MCG(Master Cell Group)に含まれるサービングセルである。PCellは、端末装置1によって初期接続確立手順(initial connection establishment procedure)、または、接続再確立手順(connection re-establishment procedure)を実施するセル(実施されたセル)である。
PSCellは、SCG(Secondary Cell Group)に含まれるサービングセルである。PSCellは、同期を伴う再設定手順(Reconfiguration with synchronization)において、端末装置1によってランダムアクセスが実施されるサービングセルである。
SCellは、MCG、または、SCGのいずれに含まれてもよい。
サービングセルグループ(セルグループ)は、MCG、および、SCGを少なくとも含む呼称である。サービングセルグループは、1または複数のサービングセル(または、コ
ンポーネントキャリア)を含んでもよい。サービングセルグループに含まれる1または複数のサービングセル(または、コンポーネントキャリア)は、キャリアアグリゲーションにより運用されてもよい。
サービングセル(または、下りリンクコンポーネントキャリア)のそれぞれに対して1または複数の下りリンクBWPが設定されてもよい。サービングセル(または、上りリンクコンポーネントキャリア)のそれぞれに対して1または複数の上りリンクBWPが設定されてもよい。
サービングセル(または、下りリンクコンポーネントキャリア)に対して設定される1または複数の下りリンクBWPのうち、1つの下りリンクBWPがアクティブ下りリンクBWPに設定されてもよい(または、1つの下りリンクBWPがアクティベートされてもよい)。サービングセル(または、上りリンクコンポーネントキャリア)に対して設定される1または複数の上りリンクBWPのうち、1つの上りリンクBWPがアクティブ上りリンクBWPに設定されてもよい(または、1つの上りリンクBWPがアクティベートされてもよい)。
PDSCH、PDCCH、および、CSI-RSは、アクティブ下りリンクBWPにおいて受信されてもよい。端末装置1は、アクティブ下りリンクBWPにおいてPDSCH、PDCCH、および、CSI-RSを受信してもよい。PUCCH、および、PUSCHは、アクティブ上りリンクBWPにおいて送信されてもよい。端末装置1は、アクティブ上りリンクBWPにおいてPUCCH、および、PUSCHを送信してもよい。アクティブ下りリンクBWP、および、アクティブ上りリンクBWPは、アクティブBWPとも呼称される。
PDSCH、PDCCH、および、CSI-RSは、アクティブ下りリンクBWP以外の下りリンクBWP(インアクティブ下りリンクBWP)において受信されなくてもよい。端末装置1は、アクティブ下りリンクBWP以外の下りリンクBWPにおいてPDSCH、PDCCH、および、CSI-RSを受信しなくてもよい。PUCCH、および、PUSCHは、アクティブ上りリンクBWP以外の上りリンクBWP(インアクティブ上りリンクBWP)において送信されなくてもよい。端末装置1は、アクティブ上りリンクBWP以外の上りリンクBWPにおいてPUCCH、および、PUSCHを送信しなくてもよい。インアクティブ下りリンクBWP、および、インアクティブ上りリンクBWPは、インアクティブBWPとも呼称される。
下りリンクのBWP切り替え(BWP switch)は、1つのアクティブ下りリンクBWPをディアクティベート(deactivate)し、該1つのアクティブ下りリンクBWP以外のインアクティブ下りリンクBWPのいずれかをアクティベート(activate)するために用いられる。下りリンクのBWP切り替えは、下りリンク制御情報に含まれるBWPフィールドにより制御されてもよい。下りリンクのBWP切り替えは、上位層のパラメータに基づき制御されてもよい。
上りリンクのBWP切り替えは、1つのアクティブ上りリンクBWPをディアクティベート(deactivate)し、該1つのアクティブ上りリンクBWP以外のインアクティブ上りリンクBWPのいずれかをアクティベート(activate)するために用いられる。上りリンクのBWP切り替えは、下りリンク制御情報に含まれるBWPフィールドにより制御されてもよい。上りリンクのBWP切り替えは、上位層のパラメータに基づき制御されてもよい。
サービングセルに対して設定される1または複数の下りリンクBWPのうち、2つ以上
の下りリンクBWPがアクティブ下りリンクBWPに設定されなくてもよい。サービングセルに対して、ある時間において、1つの下りリンクBWPがアクティブであってもよい。
サービングセルに対して設定される1または複数の上りリンクBWPのうち、2つ以上の上りリンクBWPがアクティブ上りリンクBWPに設定されなくてもよい。サービングセルに対して、ある時間において、1つの上りリンクBWPがアクティブであってもよい。
図6は、本実施形態の一態様に係る端末装置1の構成例を示す概略ブロック図である。図6に示されるように、端末装置1は、無線送受信部(物理層処理部)10、および、上位層処理部14の一または全部を少なくとも含む。無線送受信部10は、アンテナ部11、RF部12、および、ベースバンド部13の一部または全部を少なくとも含む。上位層処理部14は、媒体アクセス制御層処理部15、および、無線リソース制御層処理部16の一部または全部を少なくとも含む。
無線送受信部10は、無線送信部10a、および、無線受信部10bの一部または全部を少なくとも含む。ここで、無線送信部10aに含まれるベースバンド部13と無線受信部10bに含まれるベースバンド部13の装置構成は同一であってもよいし、異なってもよい。また、無線送信部10aに含まれるRF部12と無線受信部10bに含まれるRF部12の装置構成は同一であってもよいし、異なってもよい。また、無線送信部10aに含まれるアンテナ部11と無線受信部10bに含まれるアンテナ部11の装置構成は同一であってもよいし、異なってもよい。
例えば、無線送信部10aは、PRACHのベースバンド信号を生成し、送信してもよい。例えば、無線送信部10aは、PUCCHのベースバンド信号を生成し、送信してもよい。無線送信部10aは、PUSCHのベースバンド信号を生成し、送信してもよい。例えば、無線送信部10aは、PUCCH DMRSのベースバンド信号を生成し、送信してもよい。例えば、無線送信部10aは、PUSCH DMRSのベースバンド信号を生成し、送信してもよい。例えば、無線送信部10aは、UL PTRSのベースバンド信号を生成し、送信してもよい。例えば、無線送信部10aは、SRSのベースバンド信号を生成し、送信してもよい。
例えば、無線受信部10bは、PDSCHを受信し、復調してもよい。例えば、無線受信部10bは、PDCCHを受信し、復調してもよい。例えば、無線受信部10bは、PBCHを受信し、復調してもよい。例えば、無線受信部10bは、同期信号を受信してもよい。例えば、無線受信部10bは、PDSCH DMRSを受信してもよい。例えば、無線受信部10bは、PDCCH DMRSを受信してもよい。例えば、無線受信部10bは、CSI-RSを受信してもよい。例えば、無線受信部10bは、DL PTRSを受信してもよい。
上位層処理部14は、上りリンクデータ(トランスポートブロック)を、無線送受信部10(または、無線送信部10a)に出力する。上位層処理部14は、MAC層、パケットデータ統合プロトコル層、無線リンク制御層、RRC層の処理を行なう。
上位層処理部14が備える媒体アクセス制御層処理部15は、MAC層の処理を行う。
上位層処理部14が備える無線リソース制御層処理部16は、RRC層の処理を行う。無線リソース制御層処理部16は、端末装置1の各種設定情報/パラメータ(RRCパラメータ)の管理をする。無線リソース制御層処理部16は、基地局装置3から受信したR
RCメッセージに基づいてRRCパラメータをセットする。
無線送受信部10(または、無線送信部10a)は、変調、符号化などの処理を行う。無線送受信部10(または、無線送信部10a)は、上りリンクデータを変調、符号化、ベースバンド信号生成(時間連続信号への変換)することによって物理信号を生成し、基地局装置3に送信する。無線送受信部10(または、無線送信部10a)は、物理信号をあるBWP(アクティブ上りリンクBWP)に配置し、基地局装置3に送信してもよい。
無線送受信部10(または、無線受信部10b)は、復調、復号化などの処理を行う。無線送受信部10(または、無線受信部30b)は、あるサービングセルのあるBWP(アクティブ下りリンクBWP)において、物理信号を受信してもよい。無線送受信部10(または、無線受信部10b)は、受信した物理信号を、分離、復調、復号し、復号した情報を上位層処理部14に出力する。無線送受信部10(無線受信部10b)は物理信号の送信に先立ってチャネルアクセス手順を実施してもよい。
RF部12は、アンテナ部11を介して受信した信号を、直交復調によりベースバンド信号に変換し(ダウンコンバート:down convert)、不要な周波数成分を除去する。RF部12は、処理をしたアナログ信号をベースバンド部13に出力する。
ベースバンド部13は、RF部12から入力されたアナログ信号をディジタル信号に変換する。ベースバンド部13は、変換したディジタル信号からCP(Cyclic Prefix)に相当する部分を除去し、CPを除去した信号に対して高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)を行い、周波数領域の信号を抽出する。
ベースバンド部13は、上りリンクデータを逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)して、OFDMシンボルを生成し、生成されたOFDMシンボルにCPを付加し、ベースバンドのディジタル信号を生成し、ベースバンドのディジタル信号をアナログ信号に変換する。ベースバンド部13は、変換したアナログ信号をRF部12に出力する。
RF部12は、ローパスフィルタを用いてベースバンド部13から入力されたアナログ信号から余分な周波数成分を除去し、アナログ信号を搬送波周波数にアップコンバート(up convert)し、アンテナ部11を介して送信する。また、RF部12は送信電力を制御する機能を備えてもよい。RF部12を送信電力制御部とも称する。
以下、物理信号(信号)について説明を行う。
物理信号は、下りリンク物理チャネル、下りリンク物理シグナル、上りリンク物理チャネル、および、上りリンク物理チャネルの総称である。物理チャネルは、下りリンク物理チャネル、および、上りリンク物理チャネルの総称である。物理シグナルは、下りリンク物理シグナル、および、上りリンク物理シグナルの総称である。
上りリンク物理チャネルは、上位層において発生する情報を運ぶリソースエレメントのセットに対応してもよい。上りリンク物理チャネルは、上りリンクコンポーネントキャリアにおいて用いられる物理チャネルであってもよい。上りリンク物理チャネルは、端末装置1によって送信されてもよい。上りリンク物理チャネルは、基地局装置3によって受信されてもよい。本実施形態の一態様に係る無線通信システムにおいて、少なくとも下記の一部または全部の上りリンク物理チャネルが用いられてもよい。
・PUCCH(Physical Uplink Control CHannel)
・PUSCH(Physical Uplink Shared CHannel)
・PRACH(Physical Random Access CHannel)
PUCCHは、上りリンク制御情報(UCI:Uplink Control Information)を送信するために用いられてもよい。PUCCHは、上りリンク制御情報を伝達(deliver, transmission, convey)するために送信されてもよい。上りリンク制御情報は、PUCCHに配置(map)されてもよい。端末装置1は、上りリンク制御情報が配置されたPUCCHを送信してもよい。基地局装置3は、上りリンク制御情報が配置されたPUCCHを受信してもよい。
上りリンク制御情報(上りリンク制御情報ビット、上りリンク制御情報系列、上りリンク制御情報タイプ)は、チャネル状態情報(CSI:Channel State Information)、スケジューリングリクエスト(SR:Scheduling Request)、HARQ-ACK(Hybrid Automatic Repeat request ACKnowledgement)情報の一部または全部を少なくとも含む。
チャネル状態情報は、チャネル状態情報ビット、または、チャネル状態情報系列とも呼称される。スケジューリングリクエストは、スケジューリングリクエストビット、または、スケジューリングリクエスト系列とも呼称される。HARQ-ACK情報は、HARQ-ACK情報ビット、または、HARQ-ACK情報系列とも呼称される。
HARQ-ACK情報は、トランスポートブロック(または、TB:Transport block, MAC PDU:Medium Access Control Protocol Data Unit, DL-SCH:Downlink-Shared Channel, UL-SCH:Uplink-Shared Channel, PDSCH:Physical Downlink Shared Channel, PUSCH:Physical Uplink Shared CHannel)に対応するHARQ-ACKを少なくとも含んでもよい。HARQ-ACKは、トランスポートブロックに対応するACK(acknowledgement)またはNACK(negative-acknowledgement)を示してもよい。ACKは、トランスポートブロックの復号が成功裏に完了していること(has been decoded)を示してもよい。NACKは、トランスポートブロックの復号が成功裏に完了していないこと(has not been decoded)を示してもよい。HARQ-ACK情報は、1または複数のHARQ-ACKビットを含むHARQ-ACKコードブックを含んでもよい。
HARQ-ACK情報と、トランスポートブロックが対応することは、該HARQ-ACK情報と、該トランスポートブロックの伝達に用いられるPDSCHが対応することを意味してもよい。
HARQ-ACKは、トランスポートブロックに含まれる1つのCBG(Code Block Group)に対応するACKまたはNACKを示してもよい。
スケジューリングリクエストは、初期送信(new transmission)のためのPUSCH(または、UL-SCH)のリソースを要求するために少なくとも用いられてもよい。スケジューリングリクエストビットは、正のSR(positive SR)または、負のSR(negative SR)のいずれかを示すために用いられてもよい。スケジューリングリクエストビットが正のSRを示すことは、“正のSRが送信される”とも呼称される。正のSRは、端末装置1によって初期送信のためのPUSCH(または、UL-SCH)のリソースが要求されることを示してもよい。正のSRは、上位層によりスケジューリングリクエストがトリガされることを示してもよい。正のSRは、上位層によりスケジューリングリクエストを送信することが指示された場合に、送信されてもよい。スケジューリングリクエストビットが負のSRを示すことは、“負のSRが送信される”とも呼称される。負のSRは、端末装置1によって初期送信のためのPUSCH(または、UL-SCH)のリソースが要求されないことを示してもよい。負のSRは、上位層によりスケジューリングリクエストがトリガされないことを示してもよい。負のSRは、上位層によりスケジューリングリク
エストを送信することが指示されない場合に、送信されてもよい。
チャネル状態情報は、チャネル品質指標(CQI: Channel Quality Indicator)、プレコーダ行列指標(PMI:Precoder Matrix Indicator)、および、ランク指標(RI: Rank Indicator)の一部または全部を少なくとも含んでもよい。CQIは、伝搬路の品質(例えば、伝搬強度)、または、物理チャネルの品質に関連する指標であり、PMIは、プレコーダに関連する指標である。RIは、送信ランク(または、送信レイヤ数)に関連する指標である。
チャネル状態情報は、チャネル測定のために少なくとも用いられる物理信号(例えば、CSI-RS)を受信することに少なくとも基づき与えられてもよい。チャネル状態情報は、チャネル測定のために少なくとも用いられる物理信号を受信することに少なくとも基づき、端末装置1によって選択されてもよい。チャネル測定は、干渉測定を含んでもよい。
PUCCHは、PUCCHフォーマットに対応してもよい。PUCCHは、PUCCHフォーマットを伝達するために用いられるリソースエレメントのセットであってもよい。PUCCHは、PUCCHフォーマットを含んでもよい。
PUSCHは、トランスポートブロック、および/または、上りリンク制御情報を送信するために用いられてもよい。PUSCHは、UL-SCHに対応するトランスポートブロック、および/または、上りリンク制御情報を送信するために用いられてもよい。PUSCHは、トランスポートブロック、および/または、上りリンク制御情報を伝達するために用いられてもよい。PUSCHは、UL-SCHに対応するトランスポートブロック、および/または、上りリンク制御情報を伝達するために用いられてもよい。トランスポートブロックは、PUSCHに配置されてもよい。UL-SCHに対応するトランスポートブロックは、PUSCHに配置されてもよい。上りリンク制御情報は、PUSCHに配置されてもよい。端末装置1は、トランスポートブロック、および/または、上りリンク制御情報が配置されたPUSCHを送信してもよい。基地局装置3は、トランスポートブロック、および/または、上りリンク制御情報が配置されたPUSCHを受信してもよい。
PRACHは、ランダムアクセスプリアンブルを送信するために用いられてもよい。PRACHは、ランダムアクセスプリアンブルを伝達するために用いられてもよい。PRACHの系列xu,v(n)は、xu,v(n)=x(mod(n+C,LRA))によって定義される。xはZC(Zadoff Chu)系列であってもよい。xはx=exp(-jπui(i+1)/LRA)によって定義される。jは虚数単位である。また、πは円周率である。Cは、PRACH系列のサイクリックシフト(cyclic shift)に対応する。LRAは、PRACH系列の長さに対応する。LRAは、839、または、139である。iは、0からLRA-1の範囲の整数である。uはPRACH系列のための系列インデックスである。端末装置1は、PRACHを送信してもよい。基地局装置3は、PRACHを受信してもよい。
あるPRACH機会に対して、64個のランダムアクセスプリアンブルが定義される。ランダムアクセスプリアンブルは、PRACH系列のサイクリックシフトC、および、PRACH系列のための系列インデックスuに少なくとも基づき特定される(決定される、与えられる)。特定された64個のランダムアクセスプリアンブルのそれぞれに対してインデックスが付されてもよい。
上りリンク物理シグナルは、リソースエレメントのセットに対応してもよい。上りリン
ク物理シグナルは、上位層において発生する情報を運ばなくてもよい。上りリンク物理シグナルは、上りリンクコンポーネントキャリアにおいて用いられる物理シグナルであってもよい。端末装置1は、上りリンク物理シグナルを送信してもよい。基地局装置3は、上りリンク物理シグナルを受信してもよい。本実施形態の一態様に係る無線通信システムにおいて、少なくとも下記の一部または全部の上りリンク物理シグナルが用いられてもよい。
・UL DMRS(UpLink Demodulation Reference Signal)
・SRS(Sounding Reference Signal)
・UL PTRS(UpLink Phase Tracking Reference Signal)
UL DMRSは、PUSCHのためのDMRS、および、PUCCHのためのDMRSの総称である。
PUSCHのためのDMRS(PUSCHに関連するDMRS、PUSCHに含まれるDMRS、PUSCHに対応するDMRS)のアンテナポートのセットは、該PUSCHのためのアンテナポートのセットに基づき与えられてもよい。つまり、PUSCHのためのDMRSのアンテナポートのセットは、該PUSCHのアンテナポートのセットと同じであってもよい。
PUSCHの送信と、該PUSCHのためのDMRSの送信は、1つのDCIフォーマットにより示されてもよい(または、スケジューリングされてもよい)。PUSCHと、該PUSCHのためのDMRSは、まとめてPUSCHと呼称されてもよい。PUSCHを送信することは、PUSCHと、該PUSCHのためのDMRSを送信することであってもよい。
PUSCHは、該PUSCHのためのDMRSから推定されてもよい。つまり、PUSCHの伝搬路(propagation path)は、該PUSCHのためのDMRSから推定されてもよい。
PUCCHのためのDMRS(PUCCHに関連するDMRS、PUCCHに含まれるDMRS、PUCCHに対応するDMRS)のアンテナポートのセットは、PUCCHのアンテナポートのセットと同一であってもよい。
PUCCHの送信と、該PUCCHのためのDMRSの送信は、1つのDCIフォーマットにより示されてもよい(または、トリガされてもよい)。PUCCHのリソースエレメントへのマッピング(resource element mapping)、および/または、該PUCCHのためのDMRSのリソースエレメントへのマッピングは、1つのPUCCHフォーマットにより与えられてもよい。PUCCHと、該PUCCHのためのDMRSは、まとめてPUCCHと呼称されてもよい。PUCCHを送信することは、PUCCHと、該PUCCHのためのDMRSを送信することであってもよい。
PUCCHは、該PUCCHのためのDMRSから推定されてもよい。つまり、PUCCHの伝搬路は、該PUCCHのためのDMRSから推定されてもよい。
下りリンク物理チャネルは、上位層において発生する情報を運ぶリソースエレメントのセットに対応してもよい。下りリンク物理チャネルは、下りリンクコンポーネントキャリアにおいて用いられる物理チャネルであってもよい。基地局装置3は、下りリンク物理チャネルを送信してもよい。端末装置1は、下りリンク物理チャネルを受信してもよい。本実施形態の一態様に係る無線通信システムにおいて、少なくとも下記の一部または全部の下りリンク物理チャネルが用いられてもよい。
・PBCH(Physical Broadcast Channel)
・PDCCH(Physical Downlink Control Channel)
・PDSCH(Physical Downlink Shared Channel)
PBCHは、MIB(MIB: Master Information Block)、および/または、物理層制御情報を送信するために用いられてもよい。PBCHは、MIB、および/または、物理層制御情報を伝達(deliver, transmission, convey)するために送信されてもよい。BCHは、PBCHに配置(map)されてもよい。端末装置1は、MIB、および/または、物理層制御情報が配置されたPBCHを受信してもよい。基地局装置3は、MIB、および/または、物理層制御情報が配置されたPBCHを送信してもよい。物理層制御情報は、PBCHペイロード、タイミングに関係するPBCHペイロードとも呼称される。MIBは、1または複数の上位層パラメータを含んでもよい。
物理層制御情報は、8ビットを含む。物理層制御情報は、下記の0Aから0Dの一部または全部を少なくとも含んでもよい。
0A)無線フレームビット
0B)ハーフ無線フレーム(ハーフシステムフレーム、ハーフフレーム)ビット
0C)SS/PBCHブロックインデックスビット
0D)サブキャリアオフセットビット
無線フレームビットは、PBCHが送信される無線フレーム(PBCHが送信されるスロットを含む無線フレーム)を示すために用いられる。無線フレームビットは、4ビットを含む。無線フレームビットは、10ビットの無線フレーム指示子のうちの4ビットにより構成されてもよい。例えば、無線フレーム指示子は、インデックス0からインデックス1023までの無線フレームを特定するために少なくとも用いられてもよい。
ハーフ無線フレームビットは、PBCHが送信される無線フレームのうち、該PBCHが前半の5つのサブフレーム、または、後半の5つのサブフレームのどちらで送信されるかを示すために用いられる。ここで、ハーフ無線フレームは、5つのサブフレームを含んで構成されてもよい。また、ハーフ無線フレームは、無線フレームに含まれる10つのサブフレームのうち、前半の5つのサブフレームにより構成されてもよい。また、ハーフ無線フレームは、無線フレームに含まれる10つのサブフレームのうち、後半の5つのサブフレームにより構成されてもよい。
SS/PBCHブロックインデックスビットは、SS/PBCHブロックインデックスを示すために用いられる。SS/PBCHブロックインデックスビットは、3ビットを含む。SS/PBCHブロックインデックスビットは、6ビットのSS/PBCHブロックインデックス指示子のうちの3ビットにより構成されてもよい。SS/PBCHブロックインデックス指示子は、インデックス0からインデックス63までのSS/PBCHブロックを特定するために少なくとも用いられてもよい。
サブキャリアオフセットビットは、サブキャリアオフセットを示すために用いられる。サブキャリアオフセットは、PBCHがマッピングされる先頭のサブキャリアと、インデックス0の制御リソースセットがマッピングされる先頭のサブキャリアの間の差を示すために用いられてもよい。
PDCCHは、下りリンク制御情報(DCI:Downlink Control Information)を送信するために用いられてもよい。PDCCHは、下りリンク制御情報を伝達(deliver, transmission, convey)するために送信されてもよい。下りリンク制御情報は、PDCCHに配置(map)されてもよい。端末装置1は、下りリンク制御情報が配置されたPDCCHを受信してもよい。基地局装置3は、下りリンク制御情報が配置されたPDCCHを送信してもよい。
下りリンク制御情報は、DCIフォーマットに対応してもよい。下りリンク制御情報は、DCIフォーマットに含まれてもよい。下りリンク制御情報は、DCIフォーマットの各フィールドに配置されてもよい。
DCIフォーマット0_0、DCIフォーマット0_1、DCIフォーマット1_0、および、DCIフォーマット1_1は、それぞれ異なるフィールドのセットを含むDCIフォーマットである。上りリンクDCIフォーマットは、DCIフォーマット0_0、および、DCIフォーマット0_1の総称である。下りリンクDCIフォーマットは、DCIフォーマット1_0、および、DCIフォーマット1_1の総称である。
DCIフォーマット0_0は、あるセルの(または、あるセルに配置される)PUSCHのスケジューリングのために少なくとも用いられる。DCIフォーマット0_0は、1Aから1Eのフィールドの一部または全部を少なくとも含んで構成される。
1A)DCIフォーマット特定フィールド(Identifier field for DCI formats)
1B)周波数領域リソース割り当てフィールド(Frequency domain resource assignment
field)
1C)時間領域リソース割り当てフィールド(Time domain resource assignment field)
1D)周波数ホッピングフラグフィールド(Frequency hopping flag field)
1E)MCSフィールド(MCS field: Modulation and Coding Scheme field)
DCIフォーマット特定フィールドは、該DCIフォーマット特定フィールドを含むDCIフォーマットが上りリンクDCIフォーマットであるか下りリンクDCIフォーマットであるかを示してもよい。DCIフォーマット0_0に含まれるDCIフォーマット特定フィールドは、0を示してもよい(または、DCIフォーマット0_0が上りリンクDCIフォーマットであることを示してもよい)。
DCIフォーマット0_0に含まれる周波数領域リソース割り当てフィールドは、PUSCHのための周波数リソースの割り当てを示すために少なくとも用いられてもよい。
DCIフォーマット0_0に含まれる時間領域リソース割り当てフィールドは、PUSCHのための時間リソースの割り当てを示すために少なくとも用いられてもよい。
周波数ホッピングフラグフィールドは、PUSCHに対して周波数ホッピングが適用されるか否かを示すために少なくとも用いられてもよい。
DCIフォーマット0_0に含まれるMCSフィールドは、PUSCHのための変調方式、および/または、ターゲット符号化率の一部または全部を示すために少なくとも用いられてもよい。該ターゲット符号化率は、PUSCHのトランスポートブロックのためのターゲット符号化率であってもよい。PUSCHのトランスポートブロックのサイズ(TBS: Transport Block Size)は、該ターゲット符号化率、および、該PUSCHのための変調方式の一部または全部に少なくとも基づき与えられてもよい。
DCIフォーマット0_0は、CSI要求(CSIリクエスト)に用いられるフィールドを含まなくてもよい。つまり、DCIフォーマット0_0によってCSIが要求されなくてもよい。
DCIフォーマット0_0は、キャリアインディケータフィールドを含まなくてもよい。つまり、DCIフォーマット0_0によってスケジューリングされるPUSCHが配置される上りリンクコンポーネントキャリアは、該DCIフォーマット0_0を含むPDCCHが配置される上りリンクコンポーネントキャリアと同一であってもよい。
DCIフォーマット0_0は、BWPフィールドを含まなくてもよい。つまり、DCIフォーマット0_0によってスケジューリングされるPUSCHが配置される上りリンクBWPは、該DCIフォーマット0_0を含むPDCCHが配置される上りリンクBWPと同一であってもよい。
DCIフォーマット0_1は、あるセルの(あるセルに配置される)PUSCHのスケジューリングのために少なくとも用いられる。DCIフォーマット0_1は、2Aから2Hのフィールドの一部または全部を少なくとも含んで構成される。
2A)DCIフォーマット特定フィールド
2B)周波数領域リソース割り当てフィールド
2C)上りリンクの時間領域リソース割り当てフィールド
2D)周波数ホッピングフラグフィールド
2E)MCSフィールド
2F)CSIリクエストフィールド(CSI request field)
2G)BWPフィールド(BWP field)
2H)キャリアインディケータフィールド(Carrier indicator field)
DCIフォーマット0_1に含まれるDCIフォーマット特定フィールドは、0を示してもよい(または、DCIフォーマット0_1が上りリンクDCIフォーマットであることを示してもよい)。
DCIフォーマット0_1に含まれる周波数領域リソース割り当てフィールドは、PUSCHのための周波数リソースの割り当てを示すために少なくとも用いられてもよい。
DCIフォーマット0_1に含まれる時間領域リソース割り当てフィールドは、PUSCHのための時間リソースの割り当てを示すために少なくとも用いられてもよい。
DCIフォーマット0_1に含まれるMCSフィールドは、PUSCHのための変調方式、および/または、ターゲット符号化率の一部または全部を示すために少なくとも用いられてもよい。
DCIフォーマット0_1にBWPフィールドが含まれる場合、該BWPフィールドは、PUSCHが配置される上りリンクBWPを示すために用いられてもよい。DCIフォーマット0_1にBWPフィールドが含まれない場合、PUSCHが配置される上りリンクBWPは、該PUSCHのスケジューリングに用いられるDCIフォーマット0_1を含むPDCCHが配置される上りリンクBWPと同一であってもよい。ある上りリンクコンポーネントキャリアにおいて端末装置1に設定される上りリンクBWPの数が2以上である場合、該ある上りリンクコンポーネントキャリアに配置されるPUSCHのスケジューリングに用いられるDCIフォーマット0_1に含まれるBWPフィールドのビット数は、1ビット以上であってもよい。ある上りリンクコンポーネントキャリアにおいて端末装置1に設定される上りリンクBWPの数が1である場合、該ある上りリンクコンポーネントキャリアに配置されるPUSCHのスケジューリングに用いられるDCIフォーマット0_1に含まれるBWPフィールドのビット数は、0ビットであってもよい(または、該ある上りリンクコンポーネントキャリアに配置されるPUSCHのスケジューリングに用いられるDCIフォーマット0_1にBWPフィールドが含まれなくてもよい)。
CSIリクエストフィールドは、CSIの報告を指示するために少なくとも用いられる。
DCIフォーマット0_1にキャリアインディケータフィールドが含まれる場合、該キャリアインディケータフィールドは、PUSCHが配置される上りリンクコンポーネントキャリアを示すために用いられてもよい。DCIフォーマット0_1にキャリアインディケータフィールドが含まれない場合、PUSCHが配置される上りリンクコンポーネントキャリアは、該PUSCHのスケジューリングに用いられるDCIフォーマット0_1を含むPDCCHが配置される上りリンクコンポーネントキャリアと同一であってもよい。あるサービングセルグループにおいて端末装置1に設定される上りリンクコンポーネントキャリアの数が2以上である場合(あるサービングセルグループにおいて上りリンクのキャリアアグリゲーションが運用される場合)、該あるサービングセルグループに配置されるPUSCHのスケジューリングに用いられるDCIフォーマット0_1に含まれるキャリアインディケータフィールドのビット数は、1ビット以上(例えば、3ビット)であってもよい。あるサービングセルグループにおいて端末装置1に設定される上りリンクコンポーネントキャリアの数が1である場合(あるサービングセルグループにおいて上りリンクのキャリアアグリゲーションが運用されない場合)、該あるサービングセルグループに配置されるPUSCHのスケジューリングに用いられるDCIフォーマット0_1に含まれるキャリアインディケータフィールドのビット数は、0ビットであってもよい(または、該あるサービングセルグループに配置されるPUSCHのスケジューリングに用いられるDCIフォーマット0_1にキャリアインディケータフィールドが含まれなくてもよい)。
DCIフォーマット1_0は、あるセルの(あるセルに配置される)PDSCHのスケジューリングのために少なくとも用いられる。DCIフォーマット1_0は、3Aから3Fの一部または全部を少なくとも含んで構成される。
3A)DCIフォーマット特定フィールド
3B)周波数領域リソース割り当てフィールド
3C)時間領域リソース割り当てフィールド
3D)MCSフィールド
3E)PDSCH_HARQフィードバックタイミング指示フィールド(PDSCH to HARQ feedback timing indicator field)
3F)PUCCHリソース指示フィールド(PUCCH resource indicator field)
DCIフォーマット1_0に含まれるDCIフォーマット特定フィールドは、1を示してもよい(または、DCIフォーマット1_0が下りリンクDCIフォーマットであることを示してもよい)。
DCIフォーマット1_0に含まれる周波数領域リソース割り当てフィールドは、PDSCHのための周波数リソースの割り当てを示すために少なくとも用いられてもよい。
DCIフォーマット1_0に含まれる時間領域リソース割り当てフィールドは、PDSCHのための時間リソースの割り当てを示すために少なくとも用いられてもよい。
DCIフォーマット1_0に含まれるMCSフィールドは、PDSCHのための変調方式、および/または、ターゲット符号化率の一部または全部を示すために少なくとも用いられてもよい。該ターゲット符号化率は、PDSCHのトランスポートブロックのためのターゲット符号化率であってもよい。PDSCHのトランスポートブロックのサイズ(TBS: Transport Block Size)は、該ターゲット符号化率、および、該PDSCHのための変調方式の一部または全部に少なくとも基づき与えられてもよい。
PDSCH_HARQフィードバックタイミング指示フィールドは、PDSCHの最後のOFDMシンボルが含まれるスロットから、PUCCHの先頭のOFDMシンボルが含まれるスロットまでのオフセットを示すために少なくとも用いられてもよい。
PUCCHリソース指示フィールドは、PUCCHリソースセットに含まれる1または複数のPUCCHリソースのうちのいずれかのインデックスを示すフィールドであってもよい。PUCCHリソースセットは、1または複数のPUCCHリソースを含んでもよい。
DCIフォーマット1_0は、キャリアインディケータフィールドを含まなくてもよい。つまり、DCIフォーマット1_0によってスケジューリングされるPDSCHが配置される下りリンクコンポーネントキャリアは、該DCIフォーマット1_0を含むPDCCHが配置される下りリンクコンポーネントキャリアと同一であってもよい。
DCIフォーマット1_0は、BWPフィールドを含まなくてもよい。つまり、DCIフォーマット1_0によってスケジューリングされるPDSCHが配置される下りリンクBWPは、該DCIフォーマット1_0を含むPDCCHが配置される下りリンクBWPと同一であってもよい。
DCIフォーマット1_1は、あるセルの(または、あるセルに配置される)PDSCHのスケジューリングのために少なくとも用いられる。DCIフォーマット1_1は、4Aから4Iの一部または全部を少なくとも含んで構成される。
4A)DCIフォーマット特定フィールド
4B)周波数領域リソース割り当てフィールド
4C)時間領域リソース割り当てフィールド
4E)MCSフィールド
4F)PDSCH_HARQフィードバックタイミング指示フィールド
4G)PUCCHリソース指示フィールド
4H)BWPフィールド
4I)キャリアインディケータフィールド
DCIフォーマット1_1に含まれるDCIフォーマット特定フィールドは、1を示してもよい(または、DCIフォーマット1_1が下りリンクDCIフォーマットであることを示してもよい)。
DCIフォーマット1_1に含まれる周波数領域リソース割り当てフィールドは、PDSCHのための周波数リソースの割り当てを示すために少なくとも用いられてもよい。
DCIフォーマット1_1に含まれる時間領域リソース割り当てフィールドは、PDSCHのための時間リソースの割り当てを示すために少なくとも用いられてもよい。
DCIフォーマット1_1に含まれるMCSフィールドは、PDSCHのための変調方式、および/または、ターゲット符号化率の一部または全部を示すために少なくとも用いられてもよい。
DCIフォーマット1_1にPDSCH_HARQフィードバックタイミング指示フィールドが含まれる場合、該PDSCH_HARQフィードバックタイミング指示フィールドは、PDSCHの最後のOFDMシンボルが含まれるスロットから、PUCCHの先頭のOFDMシンボルが含まれるスロットまでのオフセットを示すために少なくとも用いられてもよい。DCIフォーマット1_1にPDSCH_HARQフィードバックタイミング指示フィールドが含まれない場合、PDSCHの最後のOFDMシンボルが含まれるスロットから、PUCCHの先頭のOFDMシンボルが含まれるスロットまでのオフセットは上位層のパラメータによって特定されてもよい。
PUCCHリソース指示フィールドは、PUCCHリソースセットに含まれる1または複数のPUCCHリソースのうちのいずれかのインデックスを示すフィールドであってもよい。
DCIフォーマット1_1にBWPフィールドが含まれる場合、該BWPフィールドは、PDSCHが配置される下りリンクBWPを示すために用いられてもよい。DCIフォーマット1_1にBWPフィールドが含まれない場合、PDSCHが配置される下りリンクBWPは、該PDSCHのスケジューリングに用いられるDCIフォーマット1_1を含むPDCCHが配置される下りリンクBWPと同一であってもよい。ある下りリンクコンポーネントキャリアにおいて端末装置1に設定される下りリンクBWPの数が2以上である場合、該ある下りリンクコンポーネントキャリアに配置されるPDSCHのスケジューリングに用いられるDCIフォーマット1_1に含まれるBWPフィールドのビット数は、1ビット以上であってもよい。ある下りリンクコンポーネントキャリアにおいて端末装置1に設定される下りリンクBWPの数が1である場合、該ある下りリンクコンポーネントキャリアに配置されるPDSCHのスケジューリングに用いられるDCIフォーマット1_1に含まれるBWPフィールドのビット数は、0ビットであってもよい(または、該ある下りリンクコンポーネントキャリアに配置されるPDSCHのスケジューリングに用いられるDCIフォーマット1_1にBWPフィールドが含まれなくてもよい)。
DCIフォーマット1_1にキャリアインディケータフィールドが含まれる場合、該キャリアインディケータフィールドは、PDSCHが配置される下りリンクコンポーネントキャリアを示すために用いられてもよい。DCIフォーマット1_1にキャリアインディケータフィールドが含まれない場合、PDSCHが配置される下りリンクコンポーネントキャリアは、該PDSCHのスケジューリングに用いられるDCIフォーマット1_1を含むPDCCHが配置される下りリンクコンポーネントキャリアと同一であってもよい。あるサービングセルグループにおいて端末装置1に設定される下りリンクコンポーネントキャリアの数が2以上である場合(あるサービングセルグループにおいて下りリンクのキャリアアグリゲーションが運用される場合)、該あるサービングセルグループに配置されるPDSCHのスケジューリングに用いられるDCIフォーマット1_1に含まれるキャリアインディケータフィールドのビット数は、1ビット以上(例えば、3ビット)であってもよい。あるサービングセルグループにおいて端末装置1に設定される下りリンクコンポーネントキャリアの数が1である場合(あるサービングセルグループにおいて下りリンクのキャリアアグリゲーションが運用されない場合)、該あるサービングセルグループに配置されるPDSCHのスケジューリングに用いられるDCIフォーマット1_1に含まれるキャリアインディケータフィールドのビット数は、0ビットであってもよい(または、該あるサービングセルグループに配置されるPDSCHのスケジューリングに用いられるDCIフォーマット1_1にキャリアインディケータフィールドが含まれなくてもよい)。
PDSCHは、トランスポートブロックを送信するために用いられてもよい。PDSCHは、DL-SCHに対応するトランスポートブロックを送信するために用いられてもよい。PDSCHは、トランスポートブロックを伝達するために用いられてもよい。PDSCHは、DL-SCHに対応するトランスポートブロックを伝達するために用いられてもよい。トランスポートブロックは、PDSCHに配置されてもよい。DL-SCHに対応
するトランスポートブロックは、PDSCHに配置されてもよい。基地局装置3は、PDSCHを送信してもよい。端末装置1は、PDSCHを受信してもよい。
下りリンク物理シグナルは、リソースエレメントのセットに対応してもよい。下りリンク物理シグナルは、上位層において発生する情報を運ばなくてもよい。下りリンク物理シグナルは、下りリンクコンポーネントキャリアにおいて用いられる物理シグナルであってもよい。下りリンク物理シグナルは、基地局装置3により送信されてもよい。下りリンク物理シグナルは、端末装置1により送信されてもよい。本実施形態の一態様に係る無線通信システムにおいて、少なくとも下記の一部または全部の下りリンク物理シグナルが用いられてもよい。
・同期信号(SS:Synchronization signal)
・DL DMRS(DownLink DeModulation Reference Signal)
・CSI-RS(Channel State Information-Reference Signal)
・DL PTRS(DownLink Phase Tracking Reference Signal)
同期信号は、端末装置1が下りリンクの周波数領域、および/または、時間領域の同期をとるために少なくとも用いられてもよい。同期信号は、PSS(Primary Synchronization Signal)、および、SSS(Secondary Synchronization Signal)の総称である。
図7は、本実施形態の一態様に係るSS/PBCHブロックの構成例を示す図である。図7において、横軸は時間軸(OFDMシンボルインデックスlsym)であり、縦軸は周波数領域を示す。また、斜線のブロックは、PSSのためのリソースエレメントのセットを示す。また、格子線のブロックはSSSのためのリソースエレメントのセットを示す。また、横線のブロックは、PBCH、および、該PBCHのためのDMRS(PBCHに関連するDMRS、PBCHに含まれるDMRS、PBCHに対応するDMRS)のためのリソースエレメントのセットを示す。
図7に示されるように、SS/PBCHブロックは、PSS、SSS、および、PBCHを含む。また、SS/PBCHブロックは、連続する4つのOFDMシンボルを含む。SS/PBCHブロックは、240サブキャリアを含む。PSSは、1番目のOFDMシンボルにおける57番目から183番目のサブキャリアに配置される。SSSは、3番目のOFDMシンボルにおける57番目から183番目のサブキャリアに配置される。1番目のOFDMシンボルの1番目から56番目のサブキャリアはゼロがセットされてもよい。1番目のOFDMシンボルの184番目から240番目のサブキャリアはゼロがセットされてもよい。3番目のOFDMシンボルの49番目から56番目のサブキャリアはゼロがセットされてもよい。3番目のOFDMシンボルの184番目から192番目のサブキャリアはゼロがセットされてもよい。2番目のOFDMシンボルの1番目から240番目のサブキャリアであって、かつ、PBCHのためのDMRSが配置されないサブキャリアにPBCHが配置される。3番目のOFDMシンボルの1番目から48番目のサブキャリアであって、かつ、PBCHのためのDMRSが配置されないサブキャリアにPBCHが配置される。3番目のOFDMシンボルの193番目から240番目のサブキャリアであって、かつ、PBCHのためのDMRSが配置されないサブキャリアにPBCHが配置される。4番目のOFDMシンボルの1番目から240番目のサブキャリアであって、かつ、PBCHのためのDMRSが配置されないサブキャリアにPBCHが配置される。
PSS、SSS、PBCH、および、PBCHのためのDMRSのアンテナポートは、同一であってもよい。
あるアンテナポートにおけるPBCHのシンボルが伝達されるPBCHは、該PBCHがマップされるスロットに配置されるPBCHのためのDMRSであって、該PBCHが
含まれるSS/PBCHブロックに含まれる該PBCHのためのDMRSによって推定されてもよい。
DL DMRSは、PBCHのためのDMRS、PDSCHのためのDMRS、および、PDCCHのためのDMRSの総称である。
PDSCHのためのDMRS(PDSCHに関連するDMRS、PDSCHに含まれるDMRS、PDSCHに対応するDMRS)のアンテナポートのセットは、該PDSCHのためのアンテナポートのセットに基づき与えられてもよい。つまり、PDSCHのためのDMRSのアンテナポートのセットは、該PDSCHのためのアンテナポートのセットと同じであってもよい。
PDSCHの送信と、該PDSCHのためのDMRSの送信は、1つのDCIフォーマットにより示されてもよい(または、スケジューリングされてもよい)。PDSCHと、該PDSCHのためのDMRSは、まとめてPDSCHと呼称されてもよい。PDSCHを送信することは、PDSCHと、該PDSCHのためのDMRSを送信することであってもよい。
PDSCHは、該PDSCHのためのDMRSから推定されてもよい。つまり、PDSCHの伝搬路は、該PDSCHのためのDMRSから推定されてもよい。もし、あるPDSCHのシンボルが伝達されるリソースエレメントのセットと、該あるPDSCHのためのDMRSのシンボルが伝達されるリソースエレメントのセットが同一のプレコーディングリソースグループ(PRG: Precoding Resource Group)に含まれる場合、あるアンテナポートにおける該PDSCHのシンボルが伝達されるPDSCHは、該PDSCHのためのDMRSによって推定されてもよい。
PDCCHのためのDMRS(PDCCHに関連するDMRS、PDCCHに含まれるDMRS、PDCCHに対応するDMRS)のアンテナポートは、PDCCHのためのアンテナポートと同一であってもよい。
PDCCHは、該PDCCHのためのDMRSから推定されてもよい。つまり、PDCCHの伝搬路は、該PDCCHのためのDMRSから推定されてもよい。もし、あるPDCCHのシンボルが伝達されるリソースエレメントのセットと、該あるPDCCHのためのDMRSのシンボルが伝達されるリソースエレメントのセットにおいて同一のプレコーダが適用される(適用されると想定される、適用されると想定する)場合、あるアンテナポートにおける該PDCCHのシンボルが伝達されるPDCCHは、該PDCCHのためのDMRSによって推定されてもよい。
BCH(Broadcast CHannel)、UL-SCH(Uplink-Shared CHannel)およびDL-SCH(Downlink-Shared CHannel)は、トランスポートチャネルである。MAC層で用いられるチャネルはトランスポートチャネルと呼称される。MAC層で用いられるトランスポートチャネルの単位は、トランスポートブロック(TB)またはMAC PDU(Protocol Data Unit)とも呼称される。MAC層においてトランスポートブロック毎にHARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)の制御が行なわれる。トランスポートブロックは、MAC層が物理層に渡す(deliver)データの単位である。物理層において、トランスポートブロックはコードワードにマップされ、コードワード毎に変調処理が行なわれる。
サービングセルごとに、1つのUL-SCH、および、1つのDL-SCHが与えられてもよい。BCHは、PCellに与えられてもよい。BCHは、PSCell、SCe
llに与えられなくてもよい。
BCCH(Broadcast Control CHannel)、CCCH(Common Control CHannel)、および、DCCH(Dedicated Control CHannel)は、ロジカルチャネルである。例えば、BCCHは、MIB、または、システム情報を送信するために用いられるRRC層のチャネルである。また、CCCH(Common Control CHannel)は、複数の端末装置1において共通なRRCメッセージを送信するために用いられてもよい。ここで、CCCHは、例えば、RRC接続されていない端末装置1のために用いられてもよい。また、DCCH(Dedicated Control CHannel)は、端末装置1に専用のRRCメッセージを送信するために少なくとも用いられてもよい。ここで、DCCHは、例えば、RRC接続されている端末装置1のために用いられてもよい。
RRCメッセージは、1または複数のRRCパラメータ(情報要素)を含む。例えば、RRCメッセージは、MIBを含んでもよい。また、RRCメッセージは、システム情報を含んでもよい。また、RRCメッセージは、CCCHに対応するメッセージを含んでもよい。また、RRCメッセージは、DCCHに対応するメッセージを含んでもよい。DCCHに対応するメッセージを含むRRCメッセージは、個別RRCメッセージとも呼称される。
ロジカルチャネルにおけるBCCHは、トランスポートチャネルにおいてBCH、または、DL-SCHにマップされてもよい。ロジカルチャネルにおけるCCCHは、トランスポートチャネルにおいてDL-SCHまたはUL-SCHにマップされてもよい。ロジカルチャネルにおけるDCCHは、トランスポートチャネルにおいてDL-SCHまたはUL-SCHにマップされてもよい。
トランスポートチャネルにおけるUL-SCHは、物理チャネルにおいてPUSCHにマップされてもよい。トランスポートチャネルにおけるDL-SCHは、物理チャネルにおいてPDSCHにマップされてもよい。トランスポートチャネルにおけるBCHは、物理チャネルにおいてPBCHにマップされてもよい。
上位層パラメータ(上位層のパラメータ)は、RRCメッセージ、または、MAC CE(Medium Access Control Control Element)に含まれるパラメータである。つまり、上位層パラメータは、MIB、システム情報、CCCHに対応するメッセージ、DCCHに対応するメッセージ、および、MAC CEに含まれるパラメータの総称である。MAC CEに含まれるパラメータは、MAC CE(Control Element)コマンドにより送信される。
端末装置1が行う手順は、以下の5Aから5Cの一部または全部を少なくとも含む。
5A)セルサーチ(cell search)
5B)ランダムアクセス(random access)
5C)データ通信(data communication)
セルサーチは、端末装置1によって時間領域と周波数領域に関する、あるセルとの同期を行い、物理セルID(physical cell identity)を検出するために用いられる手順である。つまり、端末装置1は、セルサーチによって、あるセルとの時間領域、および、周波数領域の同期を行い、物理セルIDを検出してもよい。
PSSの系列は、物理セルIDに少なくとも基づき与えられる。SSSの系列は、物理セルIDに少なくとも基づき与えられる。
SS/PBCHブロック候補は、SS/PBCHブロックの送信が許可される(可能である、予約される、設定される、規定される、可能性がある)リソースを示す。
あるハーフ無線フレームにおけるSS/PBCHブロック候補のセットは、SSバーストセット(SS burst set)とも呼称される。SSバーストセットは、送信ウィンドウ(transmission window)、SS送信ウィンドウ(SS transmission window)、または、DRS送信ウィンドウ(Discovery Reference Signal transmission window)とも呼称される。SSバーストセットは、第1のSSバーストセット、および、第2のSSバーストセットを少なくとも含んだ総称である。
基地局装置3は、1個または複数個のインデックスのSS/PBCHブロックを所定の周期で送信する。端末装置1は、該1個または複数個のインデックスのSS/PBCHブロックの少なくともいずれかのSS/PBCHブロックを検出し、該SS/PBCHブロックに含まれるPBCHの復号を試みてもよい。
ランダムアクセスは、メッセージ1、メッセージ2、メッセージ3、および、メッセージ4の一部または全部を少なくとも含む手順である。
メッセージ1は、端末装置1によってPRACHが送信される手順である。端末装置1は、セルサーチに基づき検出したSS/PBCHブロック候補のインデックスに少なくとも基づき、1または複数のPRACH機会の中から選択される1つのPRACH機会において、PRACHを送信する。PRACH機会のそれぞれは、時間領域と周波数領域のリソース少なくとも基づき定義される。
端末装置1は、SS/PBCHブロックが検出されるSS/PBCHブロック候補のインデックスに対応するPRACH機会の中から選択される1つのランダムアクセスプリアンブルを送信する。
メッセージ2は、端末装置1によってRA-RNTI(Random Access - Radio Network Temporary Identifier)でスクランブルされたCRC(Cyclic Redundancy Check)を伴うDCIフォーマット1_0の検出を試みる手順である。端末装置1は、セルサーチに基づき検出したSS/PBCHブロックに含まれるPBCHに含まれるMIBに基づき与えられる制御リソースセット、および、探索領域セットの設定に基づき示されるリソースにおいて、該DCIフォーマットを含むPDCCHの検出を試みる。メッセージ2は、ランダムアクセスレスポンスとも呼称される。
メッセージ3は、メッセージ2手順によって検出されたDCIフォーマット1_0に含まれるランダムアクセスレスポンスグラントによりスケジューリングされるPUSCHを送信する手順である。ここで、ランダムアクセスレスポンスグラント(random access response grant)は、該DCIフォーマット1_0によりスケジューリングされるPDSCHに含まれるMAC CEにより示される。
ランダムアクセスレスポンスグラントに基づきスケジューリングされるPUSCHは、メッセージ3 PUSCH、または、PUSCHのいずれかである。メッセージ3 PUSCHは、衝突解決ID(contention resolution identifier) MAC CEを含む。衝突解決ID MAC CEは、衝突解決IDを含む。
メッセージ3 PUSCHの再送は、TC-RNTI(Temporary Cell - Radio Network Temporary Identifier)に基づきスクランブルされたCRCを伴うDCIフォーマット0_0によってスケジューリングされる。
メッセージ4は、C-RNTI(Cell - Radio Network Temporary Identifier)、または、TC-RNTIのいずれかに基づきスクランブルされたCRCを伴うDCIフォーマット1_0の検出を試みる手順である。端末装置1は、該DCIフォーマット1_0に基づきスケジューリングされるPDSCHを受信する。該PDSCHは、衝突解決IDを含んでもよい。
データ通信は、下りリンク通信、および、上りリンク通信の総称である。
データ通信において、端末装置1は、制御リソースセット、および、探索領域セットに基づき特定されるリソースにおいてPDCCHの検出を試みる(PDCCHをモニタする、PDCCHを監視する)。
制御リソースセットは、所定数のリソースブロックと、所定数のOFDMシンボルにより構成されるリソースのセットである。周波数領域において、制御リソースセットは連続的なリソースにより構成されてもよい(non-interleaved mapping)し、分散的なリソースにより構成されてもよい(interleaver mapping)。
制御リソースセットを構成するリソースブロックのセットは、上位層パラメータにより示されてもよい。制御リソースセットを構成するOFDMシンボルの数は、上位層パラメータにより示されてもよい。
端末装置1は、探索領域セットにおいてPDCCHの検出を試みる。ここで、探索領域セットにおいてPDCCHの検出を試みることは、探索領域セットにおいてPDCCHの候補の検出を試みることであってもよいし、探索領域セットにおいてDCIフォーマットの検出を試みることであってもよいし、制御リソースセットにおいてPDCCHの検出を試みることであってもよいし、制御リソースセットにおいてPDCCHの候補の検出を試みることであってもよいし、制御リソースセットにおいてDCIフォーマットの検出を試みることであってもよい。
探索領域セットは、PDCCHの候補のセットとして定義される。探索領域セットは、CSS(Common Search Space)セットであってもよいし、USS(UE-specific Search Space)セットであってもよい。端末装置1は、タイプ0PDCCH共通探索領域セット(Type0 PDCCH common search space set)、タイプ0aPDCCH共通探索領域セット(Type0a PDCCH common search space set)、タイプ1PDCCH共通探索領域セット(Type1 PDCCH common search space set)、タイプ2PDCCH共通探索領域セット(Type2 PDCCH common search space set)、タイプ3PDCCH共通探索領域セット(Type3 PDCCH common search space set)、および/または、UE個別PDCCH探索領域セット(UE-specific search space set)の一部または全部においてPDCCHの候補の検出を試みる。
タイプ0PDCCH共通探索領域セットは、インデックス0の共通探索領域セットとして用いられてもよい。タイプ0PDCCH共通探索領域セットは、インデックス0の共通探索領域セットであってもよい。
CSSセットは、タイプ0PDCCH共通探索領域セット、タイプ0aPDCCH共通探索領域セット、タイプ1PDCCH共通探索領域セット、タイプ2PDCCH共通探索領域セット、および、タイプ3PDCCH共通探索領域セットの総称である。USSセットは、UE個別PDCCH探索領域セットとも呼称される。
ある探索領域セットは、ある制御リソースセットに関連する(含まれる、対応する)。探索領域セットに関連する制御リソースセットのインデックスは、上位層パラメータにより示されてもよい。
ある探索領域セットに対して、6Aから6Cの一部または全部が少なくとも上位層パラメータにより示されてもよい。
6A)PDCCHの監視間隔(PDCCH monitoring periodicity)
6B)スロット内のPDCCHの監視パターン(PDCCH monitoring pattern within a slot)
6C)PDCCHの監視オフセット(PDCCH monitoring offset)
ある探索領域セットの監視機会(monitoring occasion)は、該ある探索領域セットに関連する制御リソースセットの先頭のOFDMシンボルが配置されるOFDMシンボルに対応してもよい。ある探索領域セットの監視機会は、ある探索領域セットに関連する制御リソースセットの先頭のOFDMシンボルから始まる該制御リソースセットのリソースに対応してもよい。該探索領域セットの監視機会は、PDCCHの監視間隔、スロット内のPDCCHの監視パターン、および、PDCCHの監視オフセットの一部または全部に少なくとも基づき与えられる。
図8は、本実施形態の一態様に係る探索領域セットの監視機会の一例を示す図である。図8において、プライマリセル301に探索領域セット91、および、探索領域セット92が設定され、セカンダリセル302に探索領域セット93が設定され、セカンダリセル303に探索領域セット94が設定されている。
図8において、格子線で示されるブロックは探索領域セット91を示し、右上がり対角線で示されるブロックは探索領域セット92を示し、左上がり対角線で示されるブロックは探索領域セット93を示し、横線で示されるブロックは探索領域セット94を示している。
探索領域セット91の監視間隔は1スロットにセットされ、探索領域セット91の監視オフセットは0スロットにセットされ、探索領域セット91の監視パターンは、[1,0,0,0,0,0,0,1,0,0,0,0,0,0]にセットされている。つまり、探索領域セット91の監視機会はスロットのそれぞれにおける先頭のOFDMシンボル(OFDMシンボル#0)および8番目のOFDMシンボル(OFDMシンボル#7)に対応する。
探索領域セット92の監視間隔は2スロットにセットされ、探索領域セット92の監視オフセットは0スロットにセットされ、探索領域セット92の監視パターンは、[1,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0]にセットされている。つまり、探索領域セット92の監視機会は偶数スロットのそれぞれにおける先頭のOFDMシンボル(OFDMシンボル#0)に対応する。
探索領域セット93の監視間隔は2スロットにセットされ、探索領域セット93の監視オフセットは0スロットにセットされ、探索領域セット93の監視パターンは、[0,0,0,0,0,0,0,1,0,0,0,0,0,0]にセットされている。つまり、探索領域セット93の監視機会は偶数スロットのそれぞれにおける8番目のOFDMシンボル(OFDMシンボル#7)に対応する。
探索領域セット94の監視間隔は2スロットにセットされ、探索領域セット94の監視オフセットは1スロットにセットされ、探索領域セット94の監視パターンは、[1,0
,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0]にセットされている。つまり、探索領域セット94の監視機会は奇数スロットのそれぞれにおける先頭のOFDMシンボル(OFDMシンボル#0)に対応する。
タイプ0PDCCH共通探索領域セットは、SI-RNTI(System Information-Radio Network Temporary Identifier)によってスクランブルされたCRC(Cyclic Redundancy Check)系列を伴うDCIフォーマットのために少なくとも用いられてもよい。
タイプ0aPDCCH共通探索領域セットは、SI-RNTI(System Information-Radio Network Temporary Identifier)によってスクランブルされたCRC(Cyclic Redundancy Check)系列を伴うDCIフォーマットのために少なくとも用いられてもよい。
タイプ1PDCCH共通探索領域セットは、RA-RNTI(Random Access-Radio Network Temporary Identifier)によってスクランブルされたCRC系列、および/または、TC-RNTI(Temporary Cell-Radio Network Temporary Identifier)によってスクランブルされたCRC系列を伴うDCIフォーマットのために少なくとも用いられてもよい。
タイプ2PDCCH共通探索領域セットは、P-RNTI(Paging- Radio Network Temporary Identifier)によってスクランブルされたCRC系列を伴うDCIフォーマットのために用いられてもよい。
タイプ3PDCCH共通探索領域セットは、C-RNTI(Cell-Radio Network Temporary Identifier)によってスクランブルされたCRC系列を伴うDCIフォーマットのために用いられてもよい。
UE個別PDCCH探索領域セットは、C-RNTIによってスクランブルされたCRC系列を伴うDCIフォーマットのために少なくとも用いられてもよい。
下りリンク通信において、端末装置1は、下りリンクDCIフォーマットを検出する。検出された下りリンクDCIフォーマットは、PDSCHのリソース割り当てに少なくとも用いられる。該検出された下りリンクDCIフォーマットは、下りリンク割り当て(downlink assignment)とも呼称される。端末装置1は、該PDSCHの受信を試みる。該検出された下りリンクDCIフォーマットに基づき示されるPUCCHリソースに基づき、該PDSCHに対応するHARQ-ACK(該PDSCHに含まれるトランスポートブロックに対応するHARQ-ACK)を基地局装置3に報告する。
上りリンク通信において、端末装置1は、上りリンクDCIフォーマットを検出する。検出されたDCIフォーマットは、PUSCHのリソース割り当てに少なくとも用いられる。該検出された上りリンクDCIフォーマットは、上りリンクグラント(uplink grant)とも呼称される。端末装置1は、該PUSCHの送信を行う。
設定されるスケジューリング(configured grant)においては、PUSCHをスケジューリングする上りリンクグラントは、該PUSCHの送信周期ごとに設定される。上りリンクDCIフォーマットによってPUSCHがスケジューリングされる場合に該上りリンクDCIフォーマットによって示される情報の一部または全部は、設定されるスケジューリングの場合に設定される上りリンクグラントにより示されてもよい。
端末装置1は、上位層によって1または複数のPUCCHリソースが与えられてもよい。端末装置1は、1回のPUCCH送信に対して1または複数のPUCCHリソースが割り当てられてもよい。PUCCHリソースは要素P1からP5の一部または全部に少なくとも基づき決定されてもよい。すなわち、PUCCHリソースのために要素P1からP5の一部または全部が設定されてもよい。また、PUCCHリソース毎に要素P1からP5の一部または全部が設定されてもよい。例えば、第nのPUCCHリソースに対して第nのセットが設定されてもよい。該第nのセットは、要素P1からP5の一部または全部であってもよい。該nは1以上の整数でもよい。PUCCHリソースのためにある上位層パラメータが設定されることは、該ある上位層パラメータが該PUCCHリソースを構成することでもよく、該ある上位層パラメータが該PUCCHリソースを特徴付けることでもよい。
P1)PUCCHフォーマットのインデックス
P2)PUCCHの先頭のOFDMシンボルのインデックス
P3)PUCCHのOFDMシンボルの数
P4)PUCCHの先頭のリソースブロックのインデックス
P5)PUCCHのリソースブロックの数MPUCCH RB
PUCCHリソースは、あるPUCCH送信を指示するDCIフォーマットにおけるPUCCHリソース指示フィールドに少なくとも基づいて指示されてもよい。該あるPUCCH送信は、該PUCCHリソースに対応してもよい。また、DCIフォーマットにおけるPUCCHリソース指示フィールドによってPUCCHリソースが指示されることは、該DCIフォーマットによって該PUCCHリソースに対応するPUCCH送信が指示されることでもよい。あるPUCCH送信がPUCCHリソースに対応することは、少なくとも該あるPUCCH送信のために必要な資源が与えられることであってもよい。例えば、該資源は、時間であってもよい。また、該資源は、周波数であってもよく、周波数帯域であってもよい。
端末装置1は、上位層パラメータpucch-ResourceCommonによって1つのPUCCHリソースセットが設定されてもよい。該1つのPUCCHリソースセットは、16のPUCCHリソースを含んでもよい。
端末装置1は、上位層パラメータpucch-ResourceSetによって最大4つのPUCCHリソースセットが設定されてもよい。各PUCCHリソースセットは、1または複数のPUCCHリソースを含んでもよい。該各PUCCHリソースセットは、PUCCHリソースセットインデックスに関連していてもよい。該PUCCHリソースセットインデックスは、上位層パラメータpucch-ResourceSetIdによって与えられてもよい。該各PUCCHリソースセットは、最大のUCI情報ビットに関連してもよい。該最大のUCI情報ビットは、上位層パラメータmaxPayloadSizeによって該各PUCCHリソースセットに対して設定されてもよい。端末装置1は、あるPUCCHリソースセットにおけるPUCCHリソースを用いてUCIを送信する場合、該UCIの情報ビットは、該あるPUCCHリソースセットに設定される最大のUCI情報ビットを超えなくてもよい。
PUCCHフォーマットのインデックスは、PUCCHフォーマット0からPUCCHフォーマット4までのいずれかの値を示してもよい。PUCCHフォーマットのインデックスは上位層パラメータformatで指示されてもよい。例えば、formatがformat0(または、PUCCH-format0)の場合、PUCCHはPUCCHフォーマット0に対応にしてもよい。formatがformat1(または、PUCCH-format1)の場合、PUCCHはPUCCHフォーマット1に対応にしてもよい。formatがformat2(または、PUCCH-format2)の場合、PUCCHはPUCCHフォーマット2に対応にしてもよい。formatがformat3(または、PUCCH-format3)の場合、PUCCHはPUCCHフォーマット3に対応にしてもよい。formatがformat4(または、PUCCH-format4)の場合、PUCCHはPUCCHフォーマット4に対応にしてもよい。
例えば、あるPUCCHがあるPUCCHフォーマットに対応することは、該あるPUCCHが、該あるPUCCHフォーマットにより構成されることであってもよい。また、あるPUCCHがあるPUCCHフォーマットに対応することは、該あるPUCCHが、該あるPUCCHフォーマットに基づき、生成されることであってもよい。ここで、PUCCHフォーマットは、PUCCHのスクランブルの方法、PUCCHの変調方式の設定、PUCCHの時間領域リソースの設定、PUCCHの周波数領域の設定、PUCCHのためのDMRSの設定の一部または全部を少なくとも含んでもよい。PUCCHフォーマットのためにある上位層パラメータが設定されることは、該ある上位層パラメータが該PUCCHフォーマットを構成することでもよく、該ある上位層パラメータが該PUCCHフォーマットを特徴付けることでもよい。また、PUCCHフォーマット毎にある上位層パラメータが設定されることは、第nのPUCCHフォーマットに対して第nの該ある上位層パラメータが設定されることでもよい。該nは1以上の整数でもよい。
PUCCHの先頭のOFDMシンボルのインデックスは、PUCCHがマップされる先頭のOFDMシンボルのインデックスであってもよい。PUCCHの先頭のOFDMシンボルのインデックスは、PUCCHフォーマットインデックスで選択されたPUCCHフォーマットに対応する上位層パラメータstartingSymbolIndexで決定されてもよい。
PUCCHのOFDMシンボルの数は、PUCCHがマップされるOFDMシンボルの数であってもよい。PUCCHのOFDMシンボルの数は、PUCCHフォーマットインデックスで選択されたPUCCHフォーマットに対応する上位層パラメータnrofsymbolsで決定されてもよい。
PUCCHのリソースブロックの数MPUCCH RBは、PUCCHがマップされるリソースブロックの最大数であってもよい。PUCCHのリソースブロックの数MPUCCH RBは、PUCCHフォーマットインデックスで選択されたPUCCHフォーマットに対応する上位層パラメータnrolfPRBsで決定されてもよい。
PUCCHのリソースブロックの数MPUCCH RB,minは、PUCCHがマップされるリソースブロックの数であってもよい。PUCCHのリソースブロックの数MPUCCH RB,minは、PUCCHのリソースブロックの数MPUCCH RBと同じ、または、PUCCHのリソースブロックの数MPUCCH RBよりも少なくてもよい。
PUCCHのリソースブロックの数MPUCCH RB,minは、PUCCHのためのPUCCHフォーマットがPUCCHフォーマット2またはPUCCHフォーマット3であり、かつ、該PUCCHがHARQ-ACKおよびSRの一方または両方を少なくとも含む場合、数式1、および/または、数式2に少なくとも基づいて決定されてもよい。該PUCCHのリソースブロックの数MPUCCH RB,minは、PUCCHのリソースブロックの数MPUCCH RBが1より大きいことに少なくとも基づき、数式1と数式2の両方に少なくとも基づいて決定されてもよい。
Figure 2024054434000002

Figure 2024054434000003
UCIは上りリンク制御情報ビットの数に対応してもよい。
RB SC,ctrlは、1リソースブロックあたりのサブキャリアの数NRB SCに基づいて決定されてもよい。PUCCHフォーマット2のためのNRB SC,ctrlは、NRB SC,ctrl―4、または、(NRB SC,ctrl-4)/NPUCCH,2 SFで与えられてもよい。PUCCHフォーマット3のためのNRB SC,ctrlは、NRB SC,ctrl、または、NRB SC,ctrl/NPUCCH,3 SFで与えられてもよい。NPUCCH,2 SFはPUCCH2において拡散(Spreading)のために用いられる値でもよく、NPUCCH,3 SFはPUCCH3においてブロック毎の拡散(Block-wise Spreading)のために用いられる値でもよい。
PUCCH symb-UCIは、PUCCHがマップされるOFDMシンボルの数に対応してもよい。PUCCHフォーマット2のためのNPUCCH symb-UCIは、上位層パラメータPUCCH-fromat2におけるnrofSymbolsによって与えられてもよい。PUCCHフォーマット3のためのNPUCCH symb-UCIは、上位層パラメータPUCCH-format3におけるnrofSymbolsによって与えられる値から、該PUCCHフォーマット3のためのDMRS送信で使用されるOFDMシンボル数を引いた値であってもよい。PUCCHフォーマット4のためのNPUCCH symb-UCIは、上位層パラメータPUCCH-format4におけるnrofSymbolsによって与えられる値から、該PUCCHフォーマット4のためのDMRS送信で使用されるOFDMシンボル数を引いた値であってもよい。
はPUCCHの変調次数(Modulation Order)に対応してもよい。
rはPUCCHの最大符号化率(または、単に符号化率とも呼称される)に対応してもよい。rはPUCCHフォーマット2、3、または4のための上位層パラメータmaxCodeRateで決定されてもよい。また、PUCCHフォーマット毎にmaxCodeRateは設定されてもよい。
PUCCHフォーマット1、3、または4において、PUCCH送信の繰り返しのためにスロットの数Nrepeat PUCCHが設定されてもよい。Nrepeat PUCCHは、PUCCHフォーマットのための上位層パラメータNrofSlotsで決定されてもよい。すなわち、NrofSlotsは、PUCCH送信に対応するPUCCHフォーマットのための繰り返し回数を示す上位層パラメータであってもよい。また、PUCCHフォーマット毎にNrofSlotsが設定されてもよい。NrofSlotsの値は2、4、8のいずれかでもよい。例えば、NrofSlotsの値が2である場合、Nrepeat PUCCHは2でもよい。PUCCHフォーマットのためにNrofSlotsが設定されない場合、Nrepeat PUCCHは1であってもよい。
repeat PUCCHが1よりも大きいことに少なくとも基づき、端末装置1はUCIを含むPUCCH送信をNrepeat PUCCHスロットで繰り返してもよい。該
repeat PUCCHスロットの各々におけるPUCCH送信は同じOFDMシンボルの数を持ってもよく、同じ先頭のOFDMシンボルのインデックスを持ってもよい。該OFDMシンボルの数はPUCCHフォーマットインデックスで選択されたPUCCHフォーマットに対応する上位層パラメータnrofSymbolsによって与えられてもよい。該先頭のOFDMシンボルのインデックスはPUCCHフォーマットインデックスで選択されたPUCCHフォーマットに対応する上位層パラメータstartingSymbolIndexによって与えられてもよい。該Nrepeat PUCCHスロットは連続でもよく、連続でなくてもよい。
PUCCHフォーマット1、3、または4に対応するPUCCHは、Nrepeat PUCCHスロットで該PUCCHの送信が繰り返されることに少なくとも基づいて、異なるスロット間で周波数ホッピングを実行することを設定されてもよい。該周波数ホッピングはスロット毎に実行されてもよく、該PUCCHは偶数番目のスロットにおいて第1のPRBに基づいて送信されてもよく、該PUCCHは奇数番目のスロットにおいて第2のPRBに基づいて送信されてもよい。該第1のPRBは上位層パラメータStartingPRBによって与えられてもよく、該第2のPRBは上位層パラメータSecondHopPRBによって与えられてもよい。該PUCCHの最初の送信のために指定されるスロットを0番目として、Nrepeat PUCCHスロットで該PUCCHを送信するまでの後続の各スロットは、端末装置1が該PUCCHを送信するかどうかに関係なくカウントされてもよい。
端末装置1は、UCIを含むPUCCH送信がNrepeat PUCCHスロットで繰り返されることと、PUCCH送信のために異なるスロット間で周波数ホッピングを実行することが設定されていることに少なくとも基づき、あるスロット内においてPUCCH送信のために周波数ホッピングが実行されることを期待しなくてもよい。
repeat PUCCHスロットでUCIを含むPUCCH送信が繰り返されることと、PUCCH送信のために異なるスロット間で周波数ホッピングを実行することが設定されていないことと、PUCCH送信のためにスロット内で周波数ホッピングを実行することが設定されていることに少なくとも基づき、上位層パラメータStartingPRBによって与えられる第1のPRBから上位層パラメータSecondHopPRBによって与えられる第2のPRBへの周波数ホッピングは各スロットにおいて同じであってもよい。
図9は、本実施形態の一態様に係るPUCCHの繰り返し送信の例を示す図である。端末装置1は、下りリンクキャリア900における下りリンクBWPにおいて、スロット930でPDCCH910を受信する。端末装置1は、PDCCH910に含まれるDCIフォーマットの指示によって、上りリンクキャリア901における上りリンクBWPにおいて、スロット931でPUCCH920を送信し、スロット932でPUCCH921を送信する。
スロット932におけるPUCCH921は、スロット931におけるPUCCH920の繰り返しであってもよい。PDCCH910におけるDCIフォーマットは、スロット931におけるPUCCH920の送信を指示してもよい。該DCIフォーマットがPDSCH_HARQフィードバックタイミング指示フィールドを含む場合、該PDSCH_HARQフィードバックタイミング指示フィールドによって特定されるスロットは、スロット931でもよい。スロット931およびスロット932は、Nrepeat PUCCHスロットの一部または全部であってもよい。スロット931は、スロット932に対して連続でもよい。スロット931は、スロット932に対して連続でなくてもよい。
PUCCH920に対応するPUCCHフォーマットのための繰り返し回数は、NrofSlotsによって指示されてもよい。すなわち、PUCCH920に対応するPUCCHフォーマットにおいてNrofSlotsが設定される場合、PUCCH920の繰り返し回数は、NrofSlotsで示される値であってもよい。Nrepeat PUCCHの値は、該NrofSlotsで示される値でもよい。Nrepeat PUCCHが2の場合、PUCCH920の繰り返しは、PUCCH921のみであってもよい。また、Nrepeat PUCCHが2の場合、PUCCHの繰り返しは、PUCCH920とPUCCH921であってもよい。
NrofSlotsは、NRP1種類の繰り返し回数が設定可能であってもよい。例えば、NRP1が3の場合、NrofSlotsの値は、2、4、8のいずれかであってもよい。すなわち、NrofSlotsが設定されていて、NRP1が3の場合、Nrepeat PUCCHは、2、4、8のいずれかであってもよい。
PDCCH910におけるDCIフォーマットは、PUCCH920の送信を指示し、PUCCH921の送信を指示しなくてもよい。端末装置1は、PUCCH920に対応するPUCCHフォーマットのための繰り返し回数に基づいて、PUCCH921を送信してもよい。
PUCCH920に対応するPUCCHリソースは、PUCCH921に対応するPUCCHリソースと同じであってもよい。端末装置1は、PDCCH910によってPUCCH920に対応するPUCCHリソースが指示されてもよい。すなわち、PDCCH910に含まれるDCIフォーマットにおけるPUCCHリソース指示フィールドは、PUCCH920に対応するPUCCHリソースを指示してもよい。
PUCCH920とPUCCH921に対応するPUCCHリソースが同じであることは、PUCCH920とPUCCH921に対応するPUCCHフォーマットが同じであることでもよい。PUCCH920とPUCCH921に対応するPUCCHリソースが同じであることは、PUCCH920とPUCCH921に対応するPUCCHフォーマットのインデックスが同じであることでもよい。
PUCCH920とPUCCH921に対応するPUCCHフォーマットが同じであることは、PUCCH920とPUCCH921に対応するPUCCHフォーマットに対して設定される1または複数の上位層パラメータが同じであることでもよい。
PUCCH920のための繰り返し回数は、PDCCH910におけるDCIフォーマットに基づいて指示されてもよい。例えば、該繰り返し回数は、該DCIフォーマットのDCIフィールドが指示してもよい。該DCIフィールドは、該DCIフォーマットによって指示されるPUCCH送信に対して適用されてもよい。該DCIフィールドは、PUCCH-RepetitionFactorフィールドと呼称されてもよい。
PUCCH920のための繰り返し回数は、PDCCH910におけるDCIフォーマットに基づいて指示されてもよい。例えば、該繰り返し回数は、PUCCHリソースのために設定されてもよく、該PUCCHリソースは該DCIフォーマットのPUCCHリソース指示フィールドによって指示されてもよい。該PUCCHリソースは、PUCCH920に対応してもよい。すなわち、繰り返し回数は、ある上位層パラメータによって、PUCCH920に対応するPUCCHリソースに対して設定されてもよい。該ある上位層パラメータは、PUCCHリソースを構成する1つの要素であってもよい。該ある上位層パラメータをRepetitionFactor-r17と呼称してもよい。
端末装置1は、PUCCH送信の設定として2つの繰り返し回数の設定が与えられてもよい。例えば、PUCCH送信に対応するPUCCHフォーマットのために第1の繰り返し回数の設定が与えられてもよく、PUCCH送信のために第2の繰り返し回数の設定が与えられてもよい。そのため、あるPUCCH送信に適用される繰り返し回数を決定するために、該第1の繰り返し回数の設定と該第2の繰り返し回数の設定に基づいて1つの繰り返し回数を決定する必要がある。例えば、2つの繰り返し回数の設定に基づいて1つの繰り返し回数を決定する手段1と手段2は、上記の課題を解決するために用いられてもよい。
手段1では、RepetitionFactor-r17は、NRP2種類の繰り返し回数が設定可能であってもよい。例えば、RepetitionFactor-r17は上位層によって設定されてもよい。例えば、NRP2が3の場合、RepetitionFactor-r17の値は、2、4、8のいずれかであってもよい。例えば、NRP2が4の場合、RepetitionFactor-r17の値は、1、2、4、8のいずれかであってもよい。例えば、NRP2が5の場合、RepetitionFactor-r17の値は、1、2、4、5、8のいずれかであってもよい。例えば、NRP2が4の場合、RepetitionFactor-r17の値は、A、B、C、Dのいずれかが設定可能であってもよい。Aは上位層によって設定される整数であってもよい。Bは上位層によって設定される整数であってもよい。Cは上位層によって設定される整数であってもよい。Dは上位層によって設定される整数であってもよい。NRP2は、NRP1と異なってもよい。
手段1では、RepetitionFactor-r17は、PUCCHリソース毎に設定されてもよい。例えば、あるPUCCHリソースセットがNset個のPUCCHリソースを含む場合、該Nset個のPUCCHリソースの各々に対してRepetitionFactor-r17が設定されてもよい。例えば、第nのPUCCHリソースに対して第nのRepetitionFactor-r17が設定されてもよい。該nは1からNsetの整数でもよい。また、あるPUCCHリソースセットがNset個のPUCCHリソースを含む場合、該Nset個のPUCCHリソースのうち、Nset,part個のPUCCHリソースの各々に対してRepetitionFactor-r17が設定されてもよい。例えば、第npartのPUCCHリソースに対して第npartのRepetitionFactor-r17が設定されてもよい。該npartは1からNset,partの整数でもよい。Nsetは8でもよく、16でもよく、32でもよい。Nset,partは、Nsetと同じか、Nsetよりも小さくてもよい。
手段1では、RepetitionFactor-r17の値は、NrofSlotsの値と異なってもよい。すなわち、RepetitionFactor-r17は、NrofSlotsと独立に設定されてもよい。また、NrofSlotsは、RepetitionFactor-r17と独立に設定されてもよい。例えば、PUCCH920に対応するPUCCHリソースに対して設定されるRepetitionFactor-r17は、PUCCH920に対応するPUCCHフォーマットと独立に設定されてもよい。すなわち、PUCCH920に対応するPUCCHフォーマットが2である場合、PUCCH920に対応するPUCCHリソースに対してRepetitonFactor-r17が設定されてもよい。
PUCCH920に対応するPUCCHリソースのための繰り返し回数は、RepetitionFactor-r17によって指示されてもよい。すなわち、PUCCHリソース毎にRepetitionFactor-r17が設定される場合、PUCCH920の繰り返し回数は、PUCCH920に対応するPUCCHリソースに対して設定されるRepetitionFactor-r17で示される値であってもよい。Nrepeat PUCCHの値は、該RepetitionFactor-r17で示される値でもよい。Nrepeat PUCCHが2の場合、PUCCH920の繰り返しは、PUCCH921のみであってもよい。また、Nrepeat PUCCHが2の場合、PUCCHの繰り返しは、PUCCH920とPUCCH921であってもよい。
手段1では、PUCCH920に対応するPUCCHフォーマットに対してNrofSlotsが設定されてもよく、PUCCH920に対応するPUCCHリソースに対してRepetitionFactor-r17が設定されてもよい。端末装置1は、NrofSlotsとRepetitionFactor-r17に基づいて、1つの繰り返し回数を決定してもよい。該1つの繰り返し回数は、PUCCH920を含むPUCCH送信の回数であってもよい。該1つの繰り返し回数は、スロット931を含むPUCCHが送信されるスロットの数であってもよい。該1つの繰り返し回数は、Nrepeat PUCCHとして決定されてもよい。
手段1では、NrofSlotsとRepetitionFactor-r17との間に優先度を与えてもよい。例えば、PUCCH920に対応するPUCCHフォーマットに対してNrofSlotsが設定され、PUCCH920に対応するPUCCHリソースに対してRepetitionFactor-r17が設定される場合、RepetitionFactor-r17は、NrofSlotsよりも優先度が高くてもよい。また、例えば、PUCCH920に対応するPUCCHフォーマットに対してNrofSlotsが設定され、PUCCH920に対応するPUCCHリソースに対してRepetitionFactor-r17が設定される場合、PUCCH920のための1つの繰り返し回数は、RepetitionFactor-r17の値であってもよい。
手段1では、PUCCH920に対応するPUCCHフォーマットに対してNrofSlotsが設定されていて、PUCCH920に対応するPUCCHリソースに対してRepetitionFactor-r17が設定されている場合、端末装置1は、NrofSlotsの設定を無視してもよい。また、PUCCH920に対応するPUCCHフォーマットに対してNrofSlotsが設定されていて、PUCCH920に対応するPUCCHリソースに対してRepetitionFactor-r17が設定されている場合、Nrepeat PUCCHはRepetitionFactor-r17の値であってもよい。
手段1では、PUCCH920に対応するPUCCHフォーマットに対してNrofSlotsが設定され、PUCCH920に対応するPUCCHリソースに対してRepetitionFactor-r17が設定されない場合、PUCCH920のための1つの繰り返し回数は、NrofSlotsの値であってもよい。また、PUCCH920に対応するPUCCHフォーマットに対してNrofSlotsが設定されず、PUCCH920に対応するPUCCHリソースに対してRepetitionFactor-r17が設定される場合、PUCCH920のための1つの繰り返し回数は、RepetitionFactor-r17の値であってもよい。また、PUCCH920に対応するPUCCHフォーマットに対してNrofSlotsが設定されず、PUCCH920に対応するPUCCHリソースに対してRepetitionFactor-r17が設定されない場合、PUCCH920のための1つの繰り返し回数は、1であってもよい。
手段1では、NrofSlotsとRepetitionFactor-r17とに基づいて決定される1つの繰り返し回数が、Nrepeat PUCCHとなってもよい。PUCCH920に対して該1つの繰り返し回数が決定され、PUCCH921がPUCCH920の繰り返しである場合、スロット930とスロット931は、Nrepeat PUCCHスロットの一部または全部であってもよい。
手段2では、PDCCH910に含まれるDCIフォーマットは、PUCCH920の繰り返し回数を指示するためのPUCCH-RepetitionFactorフィールドを含んでもよい。PUCCH-RepetitionFactorフィールドは、NRP3種類の繰り返し回数が指示可能であってもよい。例えば、NRP3が3の場合、PUCCH-RepetitionFactorフィールドの値は、2、4、8のいずれかであってもよい。例えば、NRP3が4の場合、PUCCH-RepetitionFactorフィールドの値は、1、2、4、8のいずれかであってもよい。例えば、NRP3が4の場合、PUCCH-RepetitionFactorフィールドの値は、A、B、C、Dのいずれかが設定可能であってもよい。Aは上位層によって設定される整数であってもよい。Bは上位層によって設定される整数であってもよい。Cは上位層によって設定される整数であってもよい。Dは上位層によって設定される整数であってもよい。NRP3は、NRP1と異なってもよい。PUCCH-RepetitionFactorフィールドのビット数は、log(NRP3)であってもよい。例えば、NRP3が4の場合、該ビット数は、2でもよい。例えば、NRP3が8の場合、該ビットの数は、3でもよい。
手段2では、PUCCH920に対応する繰り返し回数は、PUCCH-RepetitionFactorフィールドによって指示されてもよい。PUCCH920の繰り返し回数は、PUCCH-RepetitionFactorフィールドの値であってもよい。PUCCH-RepetitionFactorフィールドの値は、NrofSlotsの値と異なってもよい。Nrepeat PUCCHの値は、該PUCCH-RepetitionFactorフィールドの値でもよい。Nrepeat PUCCHが2の場合、PUCCH920の繰り返しは、PUCCH921のみであってもよい。また、Nrepeat PUCCHが2の場合、PUCCHの繰り返しは、PUCCH920とPUCCH921であってもよい。
手段2では、PUCCH920に対応するPUCCHフォーマットに対してNrofSlotsが設定されてもよく、PDCCH910におけるDCIフォーマットがPUCCH-RepetitionFactorフィールドを含んでもよい。端末装置1は、NrofSlotsとPUCCH-RepetitionFactorフィールドに基づいて、1つの繰り返し回数を決定してもよい。該1つの繰り返し回数は、PUCCH920を含むPUCCH送信の回数であってもよい。該1つの繰り返し回数は、スロット931を含むPUCCHが送信されるスロットの数であってもよい。該1つの繰り返し回数は、Nrepeat PUCCHとして決定されてもよい。
手段2では、NrofSlotsとPUCCH-RepetitionFactorフィールドとの間に優先度を与えてもよい。例えば、PUCCH920に対応するPUCCHフォーマットに対してNrofSlotsが設定され、PUCCH-RepetitionFactorフィールドを含むDCIフォーマットをモニタすることが設定される場合、PUCCH-RepetitionFactorフィールドは、NrofSlotsよりも優先度が高くてもよい。また、例えば、PUCCH920に対応するPUCCHフォーマットに対してNrofSlotsが設定され、PDCCH910におけるDCIフォーマットがPUCCH-RepetitionFactorフィールドを含む場合、PUCCH920のための1つの繰り返し回数は、PUCCH-RepetitionFactorフィールドの値であってもよい。
手段2では、PUCCH920に対応するPUCCHフォーマットに対してNrofSlotsが設定されていて、PUCCH920の送信を指示するPDCCH910のDCIフォーマットにPUCCH-RepetitionFactorフィールドが含まれて
いる場合、端末装置1は、NrofSlotsの設定を無視してもよい。また、PUCCH920に対応するPUCCHフォーマットに対してNrofSlotsが設定されていて、PUCCH920の送信を指示するPDCCH910のDCIフォーマットにPUCCH-RepetitionFactorフィールドが含まれている場合、Nrepeat PUCCHはPUCCH-RepetitionFactorフィールドの値であってもよい。
手段2では、PUCCH920に対応するPUCCHフォーマットに対してNrofSlotsが設定され、PDCCH910におけるDCIフォーマットがPUCCH-RepetitionFactorフィールドを含まない場合、PUCCH920のための1つの繰り返し回数は、NrofSlotsの値であってもよい。また、PUCCH920に対応するPUCCHフォーマットに対してNrofSlotsが設定されず、PDCCH910におけるDCIフォーマットがPUCCH-RepetitionFactorフィールドを含む場合、PUCCH920のための1つの繰り返し回数は、PUCCH-RepetitionFactorフィールドの値であってもよい。また、PUCCH920に対応するPUCCHフォーマットに対してNrofSlotsが設定されず、PDCCH910におけるDCIフォーマットがPUCCH-RepetitionFactorフィールドを含まない場合、PUCCH920のための1つの繰り返し回数は、1でもよい。
手段2では、NrofSlotsとPUCCH-RepetitionFactorフィールドとに基づいて決定される1つの繰り返し回数が、Nrepeat PUCCHとなってもよい。PUCCH920に対して該1つの繰り返し回数が決定され、PUCCH921がPUCCH920の繰り返しである場合、スロット930とスロット931は、Nrepeat PUCCHスロットの一部または全部であってもよい。
以下、本実施形態の一態様に係る種々の装置の態様を説明する。
(1)上記の目的を達成するために、本発明の態様は、以下のような手段を講じた。すなわち、本発明の第1の態様は、端末装置であって、DCIフォーマットを含むPDCCHを受信する受信部と、PUCCHを送信する送信部と、を備え、前記DCIフォーマットは、前記PUCCHの送信を指示し、前記受信部は、前記PUCCH送信に対応するPUCCHフォーマットに対して第1の繰り返し回数を示す第1の上位層パラメータNrofSlots、および/または、前記PUCCH送信に対応するPUCCHリソースに対して第2の繰り返し回数を示す第2の上位層パラメータRepetitionFactor-r17を受信し、前記NrofSlotsが設定され、かつ、前記RepetitionFactor-r17が設定される場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、前記第2の繰り返し回数であり、前記NrofSlotsが設定され、かつ、前記RepetitionFactor-r17が設定されない場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、前記第1の繰り返し回数であり、前記NrofSlotsが設定されず、かつ、前記RepetitionFactor-r17が設定される場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、前記第2の繰り返し回数である。
(2)本発明の第2の態様は、端末装置であって、DCIフォーマットを含むPDCCHを受信する受信部と、PUCCHを送信する送信部と、を備え、前記DCIフォーマットは、前記PUCCHの送信を指示し、前記受信部は、前記PUCCH送信に対応するPUCCHフォーマットに対して第1の繰り返し回数を示す第1の上位層パラメータNrofSlotsを受信し、前記DCIフォーマットがあるDCIフィールドを含む場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、第2の繰り返し回数であり、前記DCIフォーマットが前記あるDCIフィールドを含まない場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、前記第1
の繰り返し回数であり、前記あるDCIフィールドは、前記第2の繰り返し回数を示す。
(3)本発明の第3の態様は、基地局装置であって、DCIフォーマットを含むPDCCHを送信する送信部と、PUCCHを受信する受信部と、を備え、前記DCIフォーマットは、前記PUCCHの送信を指示し、前記送信部は、前記PUCCH送信に対応するPUCCHフォーマットに対して第1の繰り返し回数を示す第1の上位層パラメータNrofSlots、および/または、前記PUCCH送信に対応するPUCCHリソースに対して第2の繰り返し回数を示す第2の上位層パラメータRepetitionFactor-r17を送信し、前記NrofSlotsが設定され、かつ、前記RepetitionFactor-r17が設定される場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、前記第2の繰り返し回数であり、前記NrofSlotsが設定され、かつ、前記RepetitionFactor-r17が設定されない場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、前記第1の繰り返し回数であり、前記NrofSlotsが設定されず、かつ、前記RepetitionFactor-r17が設定される場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、前記第2の繰り返し回数である。
(4)本発明の第4の態様は、基地局装置であって、DCIフォーマットを含むPDCCHを送信する送信部と、PUCCHを受信する受信部と、を備え、前記DCIフォーマットは、前記PUCCHの送信を指示し、前記送信部は、前記PUCCH送信に対応するPUCCHフォーマットに対して第1の繰り返し回数を示す第1の上位層パラメータNrofSlotsを送信し、前記DCIフォーマットがあるDCIフィールドを含む場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、第2の繰り返し回数であり、前記DCIフォーマットが前記あるDCIフィールドを含まない場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、前記第1の繰り返し回数であり、前記あるDCIフィールドは、前記第2の繰り返し回数を示す。
本発明に関わる基地局装置3、および端末装置1で動作するプログラムは、本発明に関わる上記実施形態の機能を実現するように、CPU(Central Processing Unit)等を制御するプログラム(コンピュータを機能させるプログラム)であっても良い。そして、これら装置で取り扱われる情報は、その処理時に一時的にRAM(Random Access Memory)に蓄積され、その後、Flash ROM(Read Only Memory)などの各種ROMやHDD(Hard Disk Drive)に格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き込みが行われる。
尚、上述した実施形態における端末装置1、基地局装置3の一部、をコンピュータで実現するようにしても良い。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。
尚、ここでいう「コンピュータシステム」とは、端末装置1、又は基地局装置3に内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
また、上述した実施形態における基地局装置3は、複数の装置から構成される集合体(装置グループ)として実現することもできる。装置グループを構成する装置の各々は、上述した実施形態に関わる基地局装置3の各機能または各機能ブロックの一部、または、全部を備えてもよい。装置グループとして、基地局装置3の一通りの各機能または各機能ブロックを有していればよい。また、上述した実施形態に関わる端末装置1は、集合体としての基地局装置と通信することも可能である。
また、上述した実施形態における基地局装置3は、EUTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)および/またはNG-RAN(NextGen RAN,NR RAN)であってもよい。また、上述した実施形態における基地局装置3は、eNodeBおよび/またはgNBに対する上位ノードの機能の一部または全部を有してもよい。
また、上述した実施形態における端末装置1、基地局装置3の一部、又は全部を典型的には集積回路であるLSIとして実現してもよいし、チップセットとして実現してもよい。端末装置1、基地局装置3の各機能ブロックは個別にチップ化してもよいし、一部、又は全部を集積してチップ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、又は汎用プロセッサで実現しても良い。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いることも可能である。
また、上述した実施形態では、通信装置の一例として端末装置を記載したが、本願発明は、これに限定されるものではなく、屋内外に設置される据え置き型、または非可動型の電子機器、たとえば、AV機器、キッチン機器、掃除・洗濯機器、空調機器、オフィス機器、自動販売機、その他生活機器などの端末装置もしくは通信装置にも適用出来る。
以上、この発明の実施形態に関して図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。また、本発明は、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記各実施形態に記載された要素であり、同様の効果を奏する要素同士を置換した構成も含まれる。
1(1A、1B、1C) 端末装置
3 基地局装置
10、30 無線送受信部
10a、30a 無線送信部
10b、30b 無線受信部
11、31 アンテナ部
12、32 RF部
13、33 ベースバンド部
14、34 上位層処理部
15、35 媒体アクセス制御層処理部
16、36 無線リソース制御層処理部
91、92、93、94 探索領域セット
300 コンポーネントキャリア
301 プライマリセル
302、303 セカンダリセル
3000 ポイント
3001、3002 リソースグリッド
3003、3004 BWP
3011、3012、3013、3014 オフセット
3100、3200 共通リソースブロックセット
900 下りリンクキャリア
901 上りリンクキャリア
910 PDCCH
920、921 PUCCH
930、931、932 スロット

Claims (8)

  1. DCIフォーマットを含むPDCCHを受信する受信部と、
    PUCCHを送信する送信部と、を備え、
    前記DCIフォーマットは、前記PUCCHの送信を指示し、
    前記PUCCH送信に対応するPUCCHフォーマットに対して第1の繰り返し回数を示す第1の上位層パラメータNrofSlots、および/または、前記PUCCH送信に対応するPUCCHリソースに対して第2の繰り返し回数を示す第2の上位層パラメータRepetitionFactor-r17が設定され、
    前記NrofSlotsが設定され、かつ、前記RepetitionFactor-r17が設定される場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、前記第2の繰り返し回数であり、
    前記NrofSlotsが設定され、かつ、前記RepetitionFactor-r17が設定されない場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、前記第1の繰り返し回数であり、
    前記NrofSlotsが設定されず、かつ、前記RepetitionFactor-r17が設定される場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、前記第2の繰り返し回数である
    端末装置。
  2. DCIフォーマットを含むPDCCHを受信する受信部と、
    PUCCHを送信する送信部と、を備え、
    前記DCIフォーマットは、前記PUCCHの送信を指示し、
    前記PUCCH送信に対応するPUCCHフォーマットに対して第1の繰り返し回数を示す第1の上位層パラメータNrofSlotsが設定され、
    前記DCIフォーマットがあるDCIフィールドを含む場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、第2の繰り返し回数であり、
    前記DCIフォーマットが前記あるDCIフィールドを含まない場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、前記第1の繰り返し回数であり、
    前記あるDCIフィールドは、前記第2の繰り返し回数を示す
    端末装置。
  3. DCIフォーマットを含むPDCCHを送信する送信部と、
    PUCCHを受信する受信部と、を備え、
    前記DCIフォーマットは、前記PUCCHの送信を指示し、
    前記PUCCH送信に対応するPUCCHフォーマットに対して第1の繰り返し回数を示す第1の上位層パラメータNrofSlots、および/または、前記PUCCH送信に対応するPUCCHリソースに対して第2の繰り返し回数を示す第2の上位層パラメータRepetitionFactor-r17が設定され、
    前記NrofSlotsが設定され、かつ、前記RepetitionFactor-r17が設定される場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、前記第2の繰り返し回数であり、
    前記NrofSlotsが設定され、かつ、前記RepetitionFactor-r17が設定されない場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、前記第1の繰り返し回数であり、
    前記NrofSlotsが設定されず、かつ、前記RepetitionFactor-r17が設定される場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、前記第2の繰り返し回数である
    基地局装置。
  4. DCIフォーマットを含むPDCCHを送信する送信部と、
    PUCCHを受信する受信部と、を備え、
    前記DCIフォーマットは、前記PUCCHの送信を指示し、
    前記PUCCH送信に対応するPUCCHフォーマットに対して第1の繰り返し回数を示す第1の上位層パラメータNrofSlotsが設定され、
    前記DCIフォーマットがあるDCIフィールドを含む場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、第2の繰り返し回数であり、
    前記DCIフォーマットが前記あるDCIフィールドを含まない場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、前記第1の繰り返し回数であり、
    前記あるDCIフィールドは、前記第2の繰り返し回数を示す
    基地局装置。
  5. 端末装置に用いられる通信方法であって、
    DCIフォーマットを含むPDCCHを受信するステップと、
    PUCCHを送信するステップと、を備え、
    前記DCIフォーマットは、前記PUCCHの送信を指示し、
    前記PUCCH送信に対応するPUCCHフォーマットに対して第1の繰り返し回数を示す第1の上位層パラメータNrofSlots、および/または、前記PUCCH送信に対応するPUCCHリソースに対して第2の繰り返し回数を示す第2の上位層パラメータRepetitionFactor-r17が設定され、
    前記NrofSlotsが設定され、かつ、前記RepetitionFactor-r17が設定される場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、前記第2の繰り返し回数であり、
    前記NrofSlotsが設定され、かつ、前記RepetitionFactor-r17が設定されない場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、前記第1の繰り返し回数であり、
    前記NrofSlotsが設定されず、かつ、前記RepetitionFactor-r17が設定される場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、前記第2の繰り返し回数である
    通信方法。
  6. 端末装置に用いられる通信方法であって、
    DCIフォーマットを含むPDCCHを受信するステップと、
    PUCCHを送信するステップと、を備え、
    前記DCIフォーマットは、前記PUCCHの送信を指示し、
    前記PUCCH送信に対応するPUCCHフォーマットに対して第1の繰り返し回数を示す第1の上位層パラメータNrofSlotsが設定され、
    前記DCIフォーマットがあるDCIフィールドを含む場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、第2の繰り返し回数であり、
    前記DCIフォーマットが前記あるDCIフィールドを含まない場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、前記第1の繰り返し回数であり、
    前記あるDCIフィールドは、前記第2の繰り返し回数を示す
    通信方法。
  7. 基地局装置に用いられる通信方法であって、
    DCIフォーマットを含むPDCCHを送信するステップと、
    PUCCHを受信するステップと、を備え、
    前記DCIフォーマットは、前記PUCCHの送信を指示し、
    前記PUCCH送信に対応するPUCCHフォーマットに対して第1の繰り返し回数を示す第1の上位層パラメータNrofSlots、および/または、前記PUCCH送信
    に対応するPUCCHリソースに対して第2の繰り返し回数を示す第2の上位層パラメータRepetitionFactor-r17が設定され、
    前記NrofSlotsが設定され、かつ、前記RepetitionFactor-r17が設定される場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、前記第2の繰り返し回数であり、
    前記NrofSlotsが設定され、かつ、前記RepetitionFactor-r17が設定されない場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、前記第1の繰り返し回数であり、
    前記NrofSlotsが設定されず、かつ、前記RepetitionFactor-r17が設定される場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、前記第2の繰り返し回数である
    通信方法。
  8. 基地局装置に用いられる通信方法であって、
    DCIフォーマットを含むPDCCHを送信するステップと、
    PUCCHを受信するステップと、を備え、
    前記DCIフォーマットは、前記PUCCHの送信を指示し、
    前記PUCCH送信に対応するPUCCHフォーマットに対して第1の繰り返し回数を示す第1の上位層パラメータNrofSlotsが設定され、
    前記DCIフォーマットがあるDCIフィールドを含む場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、第2の繰り返し回数であり、
    前記DCIフォーマットが前記あるDCIフィールドを含まない場合、前記PUCCHの繰り返し回数は、前記第1の繰り返し回数であり、
    前記あるDCIフィールドは、前記第2の繰り返し回数を示す
    通信方法。
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