JP2024053471A - 信号処理装置、信号処理方法、及びプログラム - Google Patents

信号処理装置、信号処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】イベントの検出に寄与し得る、信号処理装置、信号処理方法、及びプログラムを提供すること。【解決手段】本開示に係る信号処理装置(10A)は、光ファイバに沿った複数の地点で、信号計測装置により計測された信号群を取得する信号取得部(16)と、隣接地点で計測された信号の類似度に基づいて、イベントの有無を判定する判定部(17)と、を備える。【選択図】図9

Description

本開示は、信号処理装置、信号処理方法、及びプログラムに関する。
光ファイバセンシングと呼ばれる技術により、光ファイバに沿った複数の地点で光ファイバに加わる振動や音を検知することが可能である。
近年は、光ファイバセンシングを活用して、光ファイバに沿った複数の地点で振動や音を検知することによって、その地点で発生した異常などのイベントを検出する技術も提案されている(例えば、特許文献1,2)。
ところで、光ファイバセンシングの一例としては、DAS(Distributed Acoustic Sensing:分散型音響センシング)が挙げられる。
DAS装置は、コヒーレントなパルス光を光ファイバに入力し、そのパルス光の後方散乱光を光ファイバから受信する。そして、DAS装置は、光ファイバ上の2点でそれぞれ発生した後方散乱光の位相差を検知することで、その2点間の区間(ゲージ長)において光ファイバに加わる振動や音を検知する。
このとき、DAS装置は、任意のゲージ長にて検知された位相差の時間的変化を表す時間波形信号などの時系列信号を、1地点(チャネル)の時系列信号として扱い、光ファイバに沿った複数の地点毎に、時系列信号を計測する。
国際公開第2021/059507号 国際公開第2022/044203号
上述したように、近年、光ファイバセンシングは、異常などのイベントを検出するために活用されている。
しかし、イベント検出のために提案されている技術は、少量の時系列信号(数十チャネル程度)を用いる技術が中心になっている。
そのため、イベント検出のために提案されている技術を、大量の時系列信号(数百~数千チャネル程度)へ拡張するには、演算コストが増大することが懸念される。
また、光ファイバに沿った複数の地点毎に、時系列信号の信号品質が異なるため、イベントに起因する時系列信号を見つけることは困難である。
そこで本開示の目的は、上述した課題に鑑み、イベントの検出に寄与し得る、信号処理装置、信号処理方法、及びプログラムを提供することにある。
一態様による信号処理装置は、
光ファイバに沿った複数の地点で、信号計測装置により計測された信号群を取得する信号取得部と、
隣接地点で計測された信号の類似度に基づいて、イベントの有無を判定する判定部と、を備える。
一態様による信号処理方法は、
信号処理装置により実行される信号処理方法であって、
光ファイバに沿った複数の地点で、信号計測装置により計測された信号群を取得する信号取得ステップと、
隣接地点で計測された信号の類似度に基づいて、イベントの有無を判定する判定ステップと、を含む。
一態様によるプログラムは、
コンピュータに、
光ファイバに沿った複数の地点で、信号計測装置により計測された信号群を取得する信号取得手順と、
隣接地点で計測された信号の類似度に基づいて、イベントの有無を判定する判定手順と、を実行させる。
上述した態様によれば、イベントの検出に寄与し得る、信号処理装置、信号処理方法、及びプログラムを提供できるという効果が得られる。
各実施の形態の基本原理を説明する図である。 実施の形態1に係る信号処理システムの構成例を示す図である。 実施の形態1に係る信号処理装置の構成例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る信号計測装置が計測する時間波形信号の例を示す図である。 実施の形態1に係る信号取得部が取得する時間波形信号の具体例を示す図である。 実施の形態1に係るイベント判定部が用いる類似度行列及び重み行列の具体例を示す図である。 実施の形態1に係るイベント判定部が算出するイベントスコアの具体例を示す図である。 実施の形態1に係る信号処理装置の概略的な動作の流れの例を説明するフロー図である。 実施の形態2に係る信号処理装置の構成例を示すブロック図である。 各実施の形態に係る信号処理装置を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面を参照して本開示の実施の形態について説明する。なお、以下の記載及び図面は、説明の明確化のため、適宜、省略及び簡略化がなされている。また、以下の各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。また、以下で示す具体的な数値などは、本開示の理解を容易とするための例示にすぎず、これに限定されるものではない。
<各実施の形態の基本原理>
本開示の各実施の形態を説明する前に、各実施の形態の基本原理について説明する。
図1は、各実施の形態の基本原理を説明する図である。
図1に示されるように、信号計測装置20は、光ファイバ30に接続されており、光ファイバ30に沿った複数の地点(チャネル)で信号(例えば、ゲージ長内の位相差の時間変化を表す時間波形信号などの時系列信号)を計測する。信号計測装置20は、例えば、DAS装置である。
図1の例では、信号計測装置20は、光ファイバ30に沿った4地点で信号を計測している。また、図1において、4地点の各々の信号は、上述した時間波形信号をフーリエ変換することで得られた周波数スペクトルである。
図1の例では、光ファイバ30の近傍で何らかのイベントが発生している。イベントが発生した場合には、イベント発生箇所の近傍にある複数の地点で類似する信号が計測されることがわかる。これは、光ファイバ30上で隣接チャネルとなる箇所は、実空間上においても距離が近く、連続して配置されているためである。
一方、図示していないが、イベントが発生していない場合には、隣接する複数の地点で計測される信号は類似しない。このとき、各信号に混入する支配ノイズは、白色ノイズであり、複数の地点間で支配ノイズの相関性は低い。
そこで、以下で説明する各実施の形態では、隣接地点の信号同士の類似度を算出し、信号の類似度が高い場合に、イベント(異常など)が発生したと判定する。
以下、本開示の各実施の形態について説明する。
<実施の形態1>
図2は、本実施の形態1に係る信号処理システムの構成例を示す図である。
図2に示されるように、本実施の形態1に係る信号処理システムは、信号処理装置10と、光ファイバ30と、信号計測装置20と、を備えている。
信号計測装置20及び光ファイバ30は、図1に示したものと同様である。
信号処理装置10は、信号計測装置20に接続されており、光ファイバ30に沿った複数の地点で信号計測装置20により計測された信号群(例えば、ゲージ長内の位相差の時間変化を表す時間波形信号などの時系列信号)を、信号計測装置20から取得する。
図3は、本実施の形態1に係る信号処理装置10の構成例を示すブロック図である。
図3に示されるように、本実施の形態1に係る信号処理装置10は、信号取得部11と、組生成部12と、類似度算出部13と、イベント判定部14と、を備えている。
信号取得部11は、光ファイバ30に沿った複数の地点で信号計測装置20により計測された信号群と、その計測に係るパラメータと、を、信号計測装置20から取得する。
組生成部12は、複数の地点毎に、その地点の信号との類似度を算出する地点を含む組を生成する。
類似度算出部13は、複数の地点毎に、その地点の信号と、その地点の組に含まれる各地点の信号と、の類似度を算出する。
イベント判定部14は、複数の地点毎に、その地点の信号と、その地点に隣接する隣接地点の信号と、の類似度に基づいて、イベントの有無を判定する。
以下、本実施の形態1に係る信号処理装置10の構成要素について詳細に説明する。
(1)信号取得部11
まず、信号取得部11について詳細に説明する。
信号取得部11は、信号計測装置20から、光ファイバ30に沿った複数の地点で信号計測装置20により計測された信号群を取得する。
例えば、信号取得部11は、光ファイバ30に沿った複数の地点の信号群として、図4に示されるように、各ゲージ長内の位相差の時間変化を表す時間波形信号の信号群を取得する。図4に示される各信号指標は、以下の通りである。
Figure 2024053471000002
また、信号取得部11は、信号計測装置20から、計測に係るパラメータとして、上述した信号指標を取得すると共に、ゲージ長を取得する。
このように、各時間波形信号は、信号指標で区別されている。
また、光ファイバ30上の位置を信号指標に変換する変換関数
Figure 2024053471000003
を利用することで、各時間波形信号が計測された光ファイバ30上の位置を特定することが可能である。
ここで、光ファイバ30上の位置とは、各時間波形信号を計測したゲージ長内のいずれかの位置である。ゲージ長内のいずれかの位置とは、例えば、ゲージ長の区間の中央地点の位置である。
なお、ここでは、光ファイバ30上の位置を信号指標に変換する変換関数を定義したが、信号指標を光ファイバ30上の位置に変換する変換関数を定義することも可能である。
(2)組生成部12
続いて、組生成部12について詳細に説明する。
組生成部12は、複数の地点毎に、その地点の信号との類似度を算出する地点を含む組を生成する。
このとき、組は、任意に設定可能である。
また、対象の地点の組には、信号を計測した地点の全て(対象の地点は除く)を含めても良い。又は、対象の地点に隣接する隣接地点を選択し、対象の地点の組に含める地点を、選択された隣接地点に限定しても良い。
また、対象の地点の組に含める地点を隣接地点に限定する場合、光ファイバ30の連続性を考慮して、組を生成しても良い。
例えば、光ファイバ30のチャネルを基準とする場合、対象の地点からゲージ長の所定数倍(例えば、a倍)以内の範囲にある地点を、対象の地点の組に含めても良い。
また、光ファイバ30の実空間分布における距離を基準とする場合、対象の地点から所定距離(例えば、距離d[m])以内の範囲にある地点を、対象の地点の組に含めても良い。
(3)類似度算出部13
続いて、類似度算出部13について詳細に説明する。
類似度算出部13は、複数の地点毎に、その地点の信号と、その地点の組に含まれる各地点の信号と、の類似度を算出する。
すなわち、類似度算出部13は、2つの信号(対象の地点の信号と、対象の地点の組に含まれる任意の1地点の信号)の類似度を順次算出する。
このとき、類似度の算出に用いる信号としては、時間波形信号や、その時間波形信号を変換した周波数領域の信号や時間・周波数領域の信号を利用可能である。
例えば、時間波形信号としては、信号計測装置20により計測された信号(ゲージ長内の位相差の時間変化を表す時間波形信号)そのもの、その時間波形信号に帯域通過などの任意のフィルタをかけた信号、その時間波形信号が雑音抑圧された信号などを利用可能である。
また、周波数領域の信号としては、上述した時間波形信号をフーリエ変換やCQT(Constant Q transform)などを用いて変換した周波数スペクトルなどを利用可能である。
また、時間・周波数領域の信号としては、上述した周波数領域の信号を時系列に並べたスペクトログラムなどを利用可能である。
類似度の算出方法としては、相互相関、相関係数、内積、なす角の余弦、共分散、ユークリッド距離、マハラノビス距離、コサイン類似度、ピアソンの積率相関係数などを用いる方法を利用可能である。
このうち、例えば、相関関数を用いる方法の場合、以下のように、相関関数を求める。
Figure 2024053471000004
ここで、各パラメータは以下の通りである。
Figure 2024053471000005
(4)イベント判定部14
続いて、イベント判定部14について詳細に説明する。
イベント判定部14は、複数の地点毎に、その地点の信号と、その地点に隣接する隣接地点の信号と、の類似度に基づいて、イベントの有無を判定する。
このとき、イベント判定部14は、複数の地点毎に、イベントスコアを算出し、算出されたイベントスコアが閾値以上であれば、イベントが発生したと判定しても良い。
例えば、イベントスコアは、信号の類似度を示す類似度行列と、空間情報の集約範囲を示す重み行列と、を乗算し、その乗算結果を加算することで、算出することができる。
具体的には、類似度行列を
Figure 2024053471000006
とし、重み行列を
Figure 2024053471000007
とすると、イベントスコア
Figure 2024053471000008
は、以下のように、算出することができる。
Figure 2024053471000009
ここで、類似度行列及び重み行列は、例えば、それぞれ以下のような行列とすることができる。

Figure 2024053471000010

Figure 2024053471000011
各パラメータは以下の通りである。
Figure 2024053471000012
ここで、類似度行列に格納する類似度の値は、上述した類似度の算出方法のうち任意の算出方法で算出された類似度の値であれば良い。
また、重み範囲Pnは、光ファイバ30の連続性を考慮して、設定しても良い。
例えば、光ファイバ30のチャネルを基準とする場合、Pnは、対象の地点からゲージ長の所定数倍(例えば、a倍)以内の範囲に設定しても良い。この場合、Pn=aGとなる。
また、光ファイバ30の実空間分布における距離を基準とする場合、Pnは、対象の地点から所定距離(例えば、距離d[m])以内の範囲に設定しても良い。この場合、
Figure 2024053471000013
となる。
また、重みは、全信号に対して均等でも良いし、異なっていても良い。例えば、対象の地点からの距離に応じて、重みを大きくしても良い。これにより、広い範囲に伝搬される信号を頑健に検知するという効果が期待できる。
ここで、本実施の形態1に係る信号処理装置10が処理する具体的なデータ例について説明する。
図5は、信号取得部11が信号計測装置20から取得する時間波形信号
Figure 2024053471000014
の具体例を示す図である。類似度算出部13は、このような時間波形信号同士の類似度を算出する。
図6は、イベント判定部14が用いる類似度行列
Figure 2024053471000015
及び重み行列
Figure 2024053471000016
の具体例を示す図である。イベント判定部14は、このような類似度行列と重み行列とを乗算し、その乗算結果を加算することで、イベントスコアを算出する。
図7は、イベント判定部14が算出するイベントスコア
Figure 2024053471000017
の具体例を示す図である。イベント判定部14は、このようなイベントスコアに基づいて、イベントの有無を判定する。
続いて、本実施の形態1に係る信号処理装置10の概略的な動作例について説明する。
図8は、本実施の形態1に係る信号処理装置10の概略的な動作の流れの例を説明するフロー図である。
図8に示されるように、まず、信号取得部11は、光ファイバ30に沿った複数の地点で信号計測装置20により計測された信号群を、信号計測装置20から取得する(ステップS11)。
次に、組生成部12は、複数の地点毎に、その地点の信号との類似度を算出する地点を含む組を生成する(ステップS12)。
次に、類似度算出部13は、複数の地点毎に、その地点の信号と、その地点の組に含まれる各地点の信号と、の類似度を算出する(ステップS13)。
その後、イベント判定部14は、複数の地点毎に、その地点の信号と、その地点に隣接する隣接地点の信号と、の類似度に基づいて、イベントの有無を判定する(ステップS14)。
上述したように本実施の形態1によれば、信号取得部11は、光ファイバ30に沿った複数の地点の信号群を取得する。組生成部12は、複数の地点毎に、その地点の信号との類似度を算出する地点を含む組を生成する。類似度算出部13は、複数の地点毎に、その地点の信号と、その地点の組に含まれる各地点の信号と、の類似度を算出する。イベント判定部14は、複数の地点毎に、その地点の信号と、その地点に隣接する隣接地点の信号と、の類似度に基づいて、イベントの有無を判定する。これにより、イベントの検出に寄与し得る。また、隣接地点の信号同士の類似度に基づいて、イベントの有無を判定するため、多くの地点の大量の信号へ拡張しても、演算コストが抑制でき、また、信号の信号品質が異なっている場合にも、イベントの有無を判定できる。
<実施の形態2>
本実施の形態2は、上述した実施の形態1を上位概念化した実施の形態に相当する。
図9は、本実施の形態2に係る信号処理装置10Aの構成例を示すブロック図である。
図9に示されるように、本実施の形態2に係る信号処理装置10Aは、信号取得部16と、判定部17と、を備えている。
信号取得部16は、光ファイバに沿った複数の地点で信号計測装置により計測された信号群を、信号計測装置から取得する。信号取得部16は、上述した実施の形態1に係る信号取得部11に相当する。また、信号計測装置は、上述した実施の形態1に係る信号計測装置20に相当する。
判定部17は、隣接地点で計測された信号の類似度に基づいて、イベントの有無を判定する。判定部17は、上述した実施の形態1に係る、組生成部12、類似度算出部13、及びイベント判定部14に相当する。
本実施の形態2は、上述のように構成されているため、イベントの検出に寄与し得る。
なお、判定部17は、上述した実施の形態1に係る、組生成部12、類似度算出部13、及びイベント判定部14にそれぞれ相当する、組生成部、類似度算出部、及びイベント判定部を備えていても良い。組生成部は、複数の地点毎に、その地点の信号との類似度を算出する地点を含む組を生成する。また、類似度算出部は、複数の地点毎に、その地点の信号と、その地点の組に含まれる地点の信号と、の類似度を算出する。また、イベント判定部は、複数の地点毎に、その地点の信号と、その地点に隣接する隣接地点の信号と、の類似度に基づいて、イベントの有無を判定する。
また、組生成部は、複数の地点毎に、その地点に隣接する隣接地点を選択し、選択された隣接地点を、その地点の組に含めても良い。
また、信号計測装置は、任意のゲージ長にて計測された信号を、1地点の信号として扱う装置であっても良い。この場合、組生成部は、複数の地点毎に、その地点からゲージ長の所定数倍以内の範囲にある地点を、その地点の組に含めても良い。
また、組生成部は、複数の地点毎に、その地点から所定距離以内の範囲にある地点を、その地点の組に含めても良い。
また、類似度算出部は、信号取得部により取得された信号に対して信号処理を行い、信号処理が行われた信号同士の類似度を算出しても良い。例えば、信号処理は、フィルタ処理、雑音抑圧処理、フーリエ変換やCQTを用いる変換処理などである。
<実施の形態に係る位置評価装置のハードウェア構成>
以下、上述した各実施の形態1,2に係る信号処理装置10,10Aを実現するコンピュータのハードウェア構成について説明する。
図10は、各実施の形態に係る各実施の形態1,2に係る信号処理装置10,10Aを実現するコンピュータ90のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図10に示されるように、コンピュータ90は、プロセッサ91、メモリ92、ストレージ93、入出力インタフェース(入出力I/F)94、及び通信インタフェース(通信I/F)95などを備えている。プロセッサ91、メモリ92、ストレージ93、入出力インタフェース94、及び通信インタフェース95は、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路で接続されている。
プロセッサ91は、例えばCPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)などの演算処理装置である。メモリ92は、例えばRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリである。ストレージ93は、例えばHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、又はメモリカードなどの記憶装置である。また、ストレージ93は、RAMやROMなどのメモリであっても良い。
ストレージ93には、プログラムが記憶される。このプログラムは、コンピュータに読み込まれた場合に、上述した信号処理装置10,10Aにおける1又はそれ以上の機能をコンピュータ90に行わせるための命令群(又はソフトウェアコード)を含む。上述した信号処理装置10,10Aにおける構成要素は、プロセッサ91がストレージ93に記憶されたプログラムを読み込んで実行することにより実現されても良い。また、上述した信号処理装置10,10Aにおける記憶機能は、メモリ92又はストレージ93により実現されても良い。
また、上述したプログラムは、非一時的なコンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体に格納されても良い。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体は、RAM、ROM、フラッシュメモリ、SSD又はその他のメモリ技術、CD(Compact Disc)-ROM、DVD(Digital Versatile Disc)、Blu-ray(登録商標)ディスク又はその他の光ディスクストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージ又はその他の磁気ストレージデバイスを含む。プログラムは、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体上で送信されても良い。限定ではなく例として、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体は、電気的、光学的、音響的、又はその他の形式の伝搬信号を含む。
入出力インタフェース94は、表示装置941、入力装置942、音出力装置943などと接続される。表示装置941は、LCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、モニタのような、プロセッサ91により処理された描画データに対応する画面を表示する装置である。入力装置942は、オペレータの操作入力を受け付ける装置であり、例えば、キーボード、マウス、及びタッチセンサなどである。表示装置941及び入力装置942は一体化され、タッチパネルとして実現されていても良い。音出力装置943は、スピーカのような、プロセッサ91により処理された音響データに対応する音を音響出力する装置である。
通信インタフェース95は、外部の装置との間でデータを送受信する。例えば、通信インタフェース95は、有線通信路又は無線通信路を介して外部装置と通信する。
以上、実施の形態を参照して本開示を説明したが、本開示は上述した実施の形態に限定されるものではない。本開示の構成や詳細には、本開示のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。例えば、上述した実施の形態は、一部又は全部を相互に組み合わせて用いても良い。
10,10A 信号処理装置
11,16 信号取得部
12 組生成部
13 類似度算出部
14 イベント判定部
17 判定部
20 信号計測装置
30 光ファイバ
90 コンピュータ
91 プロセッサ
92 メモリ
93 ストレージ
94 入出力インタフェース
941 表示装置
942 入力装置
943 音出力装置
95 通信インタフェース

Claims (18)

  1. 光ファイバに沿った複数の地点で、信号計測装置により計測された信号群を取得する信号取得部と、
    隣接地点で計測された信号の類似度に基づいて、イベントの有無を判定する判定部と、を備える、
    信号処理装置。
  2. 前記判定部は、
    前記複数の地点毎に、当該地点の信号との類似度を算出する地点を含む組を生成する組生成部と、
    前記複数の地点毎に、当該地点の信号と、当該地点の組に含まれる地点の信号と、の類似度を算出する類似度算出部と、
    前記複数の地点毎に、当該地点の信号と、当該地点に隣接する隣接地点の信号と、の類似度に基づいて、イベントの有無を判定するイベント判定部と、を備える、
    請求項1に記載の信号処理装置。
  3. 前記組生成部は、前記複数の地点毎に、当該地点に隣接する隣接地点を選択し、選択された隣接地点を当該地点の組に含める、
    請求項2に記載の信号処理装置。
  4. 前記信号計測装置は、任意のゲージ長にて計測された信号を、1地点の信号として扱う装置であり、
    前記組生成部は、前記複数の地点毎に、当該地点からゲージ長の所定数倍以内の範囲にある地点を、当該地点の組に含める、
    請求項3に記載の信号処理装置。
  5. 前記組生成部は、前記複数の地点毎に、当該地点から所定距離以内の範囲にある地点を、当該地点の組に含める、
    請求項3に記載の信号処理装置。
  6. 前記類似度算出部は、
    前記信号取得部により取得された信号に対して信号処理を行い、
    信号処理が行われた信号同士の類似度を算出する、
    請求項2に記載の信号処理装置。
  7. 信号処理装置により実行される信号処理方法であって、
    光ファイバに沿った複数の地点で、信号計測装置により計測された信号群を取得する信号取得ステップと、
    隣接地点で計測された信号の類似度に基づいて、イベントの有無を判定する判定ステップと、を含む、
    信号処理方法。
  8. 前記判定ステップは、
    前記複数の地点毎に、当該地点の信号との類似度を算出する地点を含む組を生成する組生成ステップと、
    前記複数の地点毎に、当該地点の信号と、当該地点の組に含まれる地点の信号と、の類似度を算出する類似度算出ステップと、
    前記複数の地点毎に、当該地点の信号と、当該地点に隣接する隣接地点の信号と、の類似度に基づいて、イベントの有無を判定するイベント判定ステップと、を含む、
    請求項7に記載の信号処理方法。
  9. 前記組生成ステップでは、前記複数の地点毎に、当該地点に隣接する隣接地点を選択し、選択された隣接地点を当該地点の組に含める、
    請求項8に記載の信号処理方法。
  10. 前記信号計測装置は、任意のゲージ長にて計測された信号を、1地点の信号として扱う装置であり、
    前記組生成ステップでは、前記複数の地点毎に、当該地点からゲージ長の所定数倍以内の範囲にある地点を、当該地点の組に含める、
    請求項9に記載の信号処理方法。
  11. 前記組生成ステップでは、前記複数の地点毎に、当該地点から所定距離以内の範囲にある地点を、当該地点の組に含める、
    請求項9に記載の信号処理方法。
  12. 前記類似度算出ステップでは、
    前記信号取得ステップにより取得された信号に対して信号処理を行い、
    信号処理が行われた信号同士の類似度を算出する、
    請求項8に記載の信号処理方法。
  13. コンピュータに、
    光ファイバに沿った複数の地点で、信号計測装置により計測された信号群を取得する信号取得手順と、
    隣接地点で計測された信号の類似度に基づいて、イベントの有無を判定する判定手順と、を実行させるプログラム。
  14. 前記判定手順は、
    前記複数の地点毎に、当該地点の信号との類似度を算出する地点を含む組を生成する組生成手順と、
    前記複数の地点毎に、当該地点の信号と、当該地点の組に含まれる地点の信号と、の類似度を算出する類似度算出手順と、
    前記複数の地点毎に、当該地点の信号と、当該地点に隣接する隣接地点の信号と、の類似度に基づいて、イベントの有無を判定するイベント判定手順と、を含む、
    請求項13に記載のプログラム。
  15. 前記組生成手順では、前記複数の地点毎に、当該地点に隣接する隣接地点を選択し、選択された隣接地点を当該地点の組に含める、
    請求項14に記載のプログラム。
  16. 前記信号計測装置は、任意のゲージ長にて計測された信号を、1地点の信号として扱う装置であり、
    前記組生成手順では、前記複数の地点毎に、当該地点からゲージ長の所定数倍以内の範囲にある地点を、当該地点の組に含める、
    請求項15に記載のプログラム。
  17. 前記組生成手順では、前記複数の地点毎に、当該地点から所定距離以内の範囲にある地点を、当該地点の組に含める、
    請求項15に記載のプログラム。
  18. 前記類似度算出手順では、
    前記信号取得手順により取得された信号に対して信号処理を行い、
    信号処理が行われた信号同士の類似度を算出する、
    請求項16に記載のプログラム。
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