JP2024049895A - Work Machine - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、例えば油圧ショベルのアームに自在継手を介して作業用のアタッチメントが取付けられた作業機械に関する。 This disclosure relates to a work machine in which a work attachment is attached to the arm of, for example, a hydraulic excavator via a universal joint.
作業機械を代表する油圧ショベルは、自走可能な車体と、車体に設けられた作業装置とにより大略構成されている。油圧ショベルの車体は、下部走行体と、下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体とを備えている。上部旋回体の前側には、作業用のアタッチメントを有する作業装置が設けられ、アタッチメントを交換することにより、種々の作業が行われる。 Hydraulic excavators, which are representative of work machines, are roughly composed of a self-propelled vehicle body and a working device attached to the vehicle body. The vehicle body of a hydraulic excavator has a lower running body and an upper rotating body that is rotatably mounted on the lower running body. A working device having a work attachment is mounted on the front side of the upper rotating body, and various works can be performed by changing the attachment.
例えば立抗の掘削作業を行うときには、アタッチメントとしてクラムシェルバケットが用いられ、作業装置を構成するアームの先端側に自在継手(ユニバーサルジョイント)を介してクラムシェルバケットが取付けられる。そして、アームの先端側から垂下したクラムシェルバケットを開閉させることにより、穴底の土砂を掘削することができる(特許文献1)。 For example, when excavating a shaft, a clamshell bucket is used as an attachment and is attached to the tip of an arm that constitutes the working device via a universal joint. Then, by opening and closing the clamshell bucket hanging from the tip of the arm, soil at the bottom of the hole can be excavated (Patent Document 1).
また、林業の現場で造材作業を行うときには、アタッチメントとしてハーベスタ等の造材装置が用いられ、樹木(立木)の伐採、伐採した樹木の枝払い、切断(玉切り)等が行われる。作業装置のアームとハーベスタとの間には、通常、自在継手が設けられている。これにより、ハーベスタがアームに対して揺動可能に支持され、樹木の伐採等を行うときの衝撃がハーベスタからアームに伝わるのを緩和することができる。 When carrying out timber processing work at forestry sites, timber processing equipment such as harvesters are used as attachments to fell trees (standing trees), prune the fallen trees, cut them (buck them), etc. A universal joint is usually provided between the arm of the working device and the harvester. This allows the harvester to be supported so that it can swing relative to the arm, and can reduce the transmission of shocks from the harvester to the arm when felling trees, etc.
ハーベスタを用いて造材作業を行う場合には、伐採した樹木をハーベスタによって把持した状態で、トラック等の輸送車両への積込みを行うことがある。この場合、ハーベスタは、自在継手を介してアームに揺動可能に支持されている。このため、把持した樹木を輸送車両に積込むときにハーベスタが揺動することにより、樹木を所望の場所に配置するのが難しいという問題がある。また、例えば集積地に集められた樹木を把持する場合にも、ハーベスタの揺動が収まるのを待つ必要があり、樹木の積込み作業に多大な時間が必要となるという問題がある。 When using a harvester for timber processing, felled trees may be loaded onto a transport vehicle such as a truck while being held by the harvester. In this case, the harvester is supported by an arm via a universal joint so that it can swing. This creates a problem in that the harvester swings when the held trees are loaded onto the transport vehicle, making it difficult to place the trees in the desired location. In addition, for example, when holding trees that have been collected at a collection site, it is necessary to wait for the harvester to stop swinging, resulting in a problem in that the work of loading the trees takes a long time.
本発明の目的は、アタッチメントを支持する自在継手の揺動を、作業内容に応じて制限できるようにした作業機械を提供することにある。 The object of the present invention is to provide a work machine that can limit the swing of the universal joint that supports the attachment depending on the type of work being performed.
本発明は、自走可能な車体と、作業用のアタッチメントを有し前記車体に設けられた作業装置とからなり、前記作業装置は、先端が前記車体に対して上下方向に回動可能に取付けられ前記アタッチメントを支持する回動リンクと、前記回動リンクと前記アタッチメントとの間に設けられ、前記アタッチメントを前記回動リンクに対して揺動可能に支持する自在継手と、を備えてなる作業機械において、前記回動リンクと前記自在継手との間には、前記自在継手の揺動を制限する状態と、前記自在継手の揺動を許す状態とに変更可能な継手規制部材が設けられていることを特徴とする。 The present invention is a work machine comprising a self-propelled vehicle body and a working device mounted on the vehicle body, the working device comprising a pivot link whose tip is attached to the vehicle body so as to be rotatable in the vertical direction and supporting the attachment, and a universal joint provided between the pivot link and the attachment and supporting the attachment so that it can swing relative to the pivot link, the work machine being characterized in that a joint restriction member is provided between the pivot link and the universal joint, which can be changed between a state that restricts the swing of the universal joint and a state that allows the swing of the universal joint.
本発明によれば、継手規制部材を、自在継手の揺動を制限する状態としたときには、回動リンクに対してアタッチメントを揺動可能に支持し、継手規制部材を、自在継手の揺動を許す状態としたときには、回動リンクに対するアタッチメントの揺動を制限することができる。 According to the present invention, when the joint restricting member is in a state that restricts the swing of the universal joint, the attachment is supported so as to be able to swing relative to the pivot link, and when the joint restricting member is in a state that allows the swing of the universal joint, the swing of the attachment relative to the pivot link can be restricted.
以下、本発明に係る建設機械の実施形態を、油圧ショベルに適用した場合を例に挙げ、添付図面に沿って詳細に説明する。なお、実施形態では、油圧ショベルの走行方向を前後方向とし、走行方向と直交する方向を左右方向として説明する。 Below, an embodiment of a construction machine according to the present invention will be described in detail with reference to the attached drawings, taking as an example a case where the machine is applied to a hydraulic excavator. In the embodiment, the traveling direction of the hydraulic excavator will be described as the front-rear direction, and the direction perpendicular to the traveling direction will be described as the left-right direction.
図1に示す油圧ショベル1は、後述するハーベスタ25を用いて、樹木(立木)の伐採、伐採された樹木の枝払い、切断等の造材作業を行う。油圧ショベル1は、自走可能なクローラ式の下部走行体2と、下部走行体2上に旋回装置3を介して旋回可能に搭載された上部旋回体4とを備え、下部走行体2と上部旋回体4とにより車体が構成されている。上部旋回体4の前側には作業装置14が設けられ、作業装置14の先端にはハーベスタ25が取付けられている。
The
下部走行体2は、ベースとなるトラックフレーム2Aを有し、トラックフレーム2Aには、前後方向に延びる左右のサイドフレーム2B(左側のみ図示)が設けられている。左右のサイドフレーム2Bの前後方向の一端側には、それぞれ走行装置(駆動輪)2Cが設けられ、前後方向の他端側には、それぞれ遊動輪2Dが設けられている。走行装置2Cと遊動輪2Dには無端状の履帯(クローラ)2Eが巻回され、走行装置2Cによって履帯2Eを周回させることにより、油圧ショベル1は傾斜地、不整地等を安定して走行することができる。
The lower
上部旋回体4は、下部走行体2上に旋回装置3を介して旋回可能に設けられている。上部旋回体4は、旋回フレーム5、カウンタウエイト6、外装カバー7、キャブ8等を含んで構成されている。
The upper rotating
旋回フレーム5は、上部旋回体4のベースを構成し、旋回装置3を介して下部走行体2上に旋回可能に設けられている。旋回フレーム5は、底板(図示せず)と、底板上に立設され左右方向で対向しつつ前後方向に延びる左縦板および右縦板(図示せず)とを有している。旋回フレーム5の左縦板および右縦板の前端側には、後述するブーム15の基端およびブームシリンダ16の基端が回動可能に取付けられている。
The rotating
旋回フレーム5を構成する左縦板および右縦板の後端には、カウンタウエイト6が設けられ、カウンタウエイト6は、作業装置14との重量バランスを保っている。カウンタウエイト6の前側には、外装カバー7が配置されている。外装カバー7の内部には、旋回フレーム5に搭載されたエンジン、油圧ポンプ、コントロールバルブ等の搭載機器(いずれも図示せず)が収容されている。油圧ポンプは、エンジンに駆動されることにより圧油を吐出し、油圧ポンプから吐出した圧油は、油圧ショベル1に搭載された各種の油圧アクチュエータにコントロールバルブを介して供給される。
A
キャブ8は、旋回フレーム5の左前部に設けられている。キャブ8は、前面部8A、後面部8B、左側面部8C、右側面部8Dおよび上面部8Eによって囲まれたボックス状に形成され、運転室を画成している。キャブ8の前面部8A、後面部8B、左側面部8C、右側面部8Dは、それぞれ透明な窓部を有している。また、左側面部8Cにはドア8Fが開閉可能に取付けられ、オペレータは、ドア8Fを開閉することによりキャブ8に乗降する。
The
図2に示すように、キャブ8の内部には、オペレータが座る運転席9が設けられている。運転席9の前側には、走行用レバー・ペダル装置10が設けられ、走行レバー・ペダル装置10を操作することにより、油圧ショベル1の走行動作が制御される。運転席9の左側には左操作レバー装置11が設けられ、運転席9の右側には右操作レバー装置12が設けられている。これら左操作レバー装置11および右操作レバー装置12を操作することにより、上部旋回体4の旋回動作、および作業装置14の動作が制御される。右操作レバー装置12には、後述の昇降シリンダ27を操作するための操作スイッチ13が設けられている。さらに、キャブ8内には、ハーベスタ25を操作するための各種の造材操作機器(図示せず)が配置されている。
As shown in FIG. 2, inside the
作業装置14は、上部旋回体4の前側に設けられている。作業装置14は、ブーム15と、アーム17と、回動リンク19と、自在継手24と、ハーベスタ25とを含んで構成されている。ブーム15の基端は、旋回フレーム5を構成する左縦板および右縦板(いずれも図示せず)の前側に取付けられている。ブーム15と旋回フレーム5との間にはブームシリンダ16が設けられ、ブーム15は、ブームシリンダ16を伸縮させることにより、上部旋回体4に対して上下方向に回動可能となっている。ブーム15の先端15Aには、アーム17の基端17Aが取付けられている。ブーム15とアーム17との間には、アームシリンダ18が設けられている。アーム17の先端17Bは、アームシリンダ18を伸縮させることにより、上部旋回体4に対して上下方向に回動可能となっている。
The
回動リンク19は、アーム17の先端17Bに取付けられ、自在継手24等を介してハーベスタ25を支持している。回動リンク19は、長さ方向の中間部が屈曲部19AとなったJ型の形状を有し、回動リンク19の屈曲部19Aは、アーム17の先端17Bに取付けられている。アーム17と回動リンク19との間には、連結リンク20A,20Bおよび作業具シリンダ21が設けられている。具体的には、作業具シリンダ21のボトム側は、アーム17の基端17A側に取付けられ、作業具シリンダ21のロッド側は、連結リンク20A,20Bの一端に取付けられている。連結リンク20Aの他端は、アーム17の先端17B側に取付けられ、連結リンク20Bの他端は、回動リンク19の基端19Bに取付けられている。従って、作業具シリンダ21の伸縮動作は、連結リンク20A,20Bを介して回動リンク19に伝わり、回動リンク19の先端19Cは、アーム17に対して上下方向に回動する。
The
回動リンク19の先端19Cには、支持部材22の上端22Aが、ピン23を介して回動可能に取付けられている。支持部材22は、例えば四角形の断面形状を有する角筒体または角柱体により形成され、支持部材22下端22Bには自在継手24が取付けられる。ピン23は、左右方向(アーム17の長さ方向と直交する方向)に延び、支持部材22の下端22Bは、ピン23を中心として図3中の矢示A方向に回動可能となっている。このように、支持部材22は、回動リンク19と自在継手24との間に設けられ、回動リンク19に対して自在継手24を矢示A方向に回動可能に支持している。
The
自在継手(ユニバーサルジョイント)24は、支持部材22を介して回動リンク19とハーベスタ25との間に設けられている。自在継手24は、ハーベスタ25を回動リンク19に対して揺動可能に支持する。自在継手24は、一定の間隔をもって正対する2枚の板状の上側ブラケット24Aと、上側ブラケット24Aに対して90°回転した位置で一定の間隔をもって正対する2枚の板状の下側ブラケット24Bと、上側ブラケット24Aと下側ブラケット24Bとの間を連結する十字型の連結具(スパイダ)24Cとにより構成されている。自在継手24の上側ブラケット24Aは、支持部材22の下端22Bに取付けられ、自在継手24の下側ブラケット24Bは、ハーベスタ25に取付けられている。
The
ここで、自在継手24の連結具24Cは、互いに直交する2本の連結ピン24C1および24C2を有している。一方の連結ピン24C1の両端は、上側ブラケット24Aに回動可能に挿通され、他方の連結ピン24C2の両端は、下側ブラケット24Bに回動可能に挿通されている。従って、自在継手24の下側ブラケット24Bは、上側ブラケット24Aに対し、他方の連結ピン24C2を中心として図3中の矢示B方向に揺動すると共に、一方の連結ピン24C1を中心として図4中の矢示C方向に揺動する。これにより、自在継手24を介して回動リンク19に支持されたハーベスタ25は、自在継手24を中心として自由な方向に揺動可能となっている。
Here, the
アタッチメントとしてのハーベスタ(造材装置)25は、自在継手24の下側ブラケット24Bに取付けられている。ハーベスタ25は、樹木(立木)の伐採作業、伐採された樹木の枝払い作業、枝払いされた樹木の切断(玉切り)作業等からなる一連の造材作業を行う。ハーベスタ25は、吊りアーム25Aが取付けられた本体フレーム25Bと、本体フレーム25Bに設けられた把持機構25Cと、把持機構25Cから離間して本体フレーム25Bに設けられた切断機構25Dと、把持機構25Cと切断機構25Dとの間に位置して本体フレーム25Bに設けられた送材機構25Eとを含んで構成されている。
The harvester (lumber-making device) 25 as an attachment is attached to the
吊りアーム25Aの上端側には、自在継手24の下側ブラケット24Bが取付けられている。吊りアーム25Aと本体フレーム25Bとの間には、チルト機構(図示せず)が設けられ、このチルト機構によって本体フレーム25Bの水平面に対する角度を変化させることができる。把持機構25Cは、樹木を径方向から挟み込むように開閉するグリップを有し、伐採作業時、切断作業時等において樹木を把持する。切断機構25Dは、チェーンソー等を有し、伐採作業時、切断作業時等において樹木を切断する。送材機構25Eは、樹木を径方向から挟み込んだ状態で回転するローラを有し、このローラの回転によって樹木を長さ方向に送り出す。枝払い作業時には、把持機構25Cによって樹木を把持した状態で、送材機構25Eによって樹木を切断機構25D側に送り出す。このとき、把持機構25Cのグリップに設けられた刃物によって枝払いが行われ、枝払いされた樹木に対し、切断機構25Dによる切断作業が行われる。
The
ハーベスタ25を用いて樹木の伐採作業等を行うときには、樹木を把持したハーベスタ25に大きな衝撃が作用する。このため、ハーベスタ25と回動リンク19との間に自在継手24が設けられ、支持部材22を介して回動リンク19に取付けられた上側ブラケット24Aが、ハーベスタ25の吊りアーム25Aに取付けられた下側ブラケット24Bに対して揺動する。これにより、ハーベスタ25からの衝撃が回動リンク19等に伝わるのを緩和する構成となっている。
When the
次に、本実施形態に用いられる継手カバー26について説明する。
Next, we will explain the
継手規制部材としての継手カバー26は、回動リンク19と自在継手24との間に設けられ、後述の昇降シリンダ27によって支持されている。継手カバー26は、昇降シリンダ27の伸縮動作により、図3および図4に示すように自在継手24の揺動を許す状態となる揺動許可位置と、図5および図6に示すように自在継手24の揺動を制限する状態となる揺動制限位置とに変位する。継手カバー26は、軸方向の両端が開口し上下方向に延びる円筒体からなり、自在継手24を外側から覆うことができる内径寸法を有している。継手カバー26は、内部に自在継手24を収容した位置が揺動制限位置となり、揺動制限位置から上方に移動して内部から自在継手24が離脱した位置が揺動許可位置となる。
The
継手カバー26が揺動許可位置にあるときには、自在継手24を構成する下側ブラケット24Bが、連結具24Cを中心として上側ブラケット24Aに対し、図3中の矢示B方向に揺動すると共に図4中の矢示C方向に揺動可能となる。これにより、自在継手24を介して回動リンク19に支持されたハーベスタ25は、自在継手24を中心として自由な方向に揺動可能となる。継手カバー26が揺動制限位置にあるときには、自在継手24を構成する下側ブラケット24Bの上側ブラケット24Aに対する動きが拘束される。これにより、自在継手24を介して回動リンク19に支持されたハーベスタ25は、自在継手24を中心とした揺動が制限(禁止)される。
When the
継手カバー26の軸方向の両端部には、継手カバー26の外部に向けて徐々に拡径するテーパ部26Aが形成されている。このテーパ部26Aの内径寸法φDは、継手カバー26の軸方向の中間部の内径寸法φdよりも大きくなっている(φD>φd)。これにより、継手カバー26が、揺動許可位置から揺動制限位置へと移動するときに、継手カバー26の自在継手24側の端部(下端部)が、自在継手24の下側ブラケット24B等に引っ掛かることがない。従って、継手カバー26およびテーパ部26Aの内周面を自在継手24に沿わせることにより、円滑に継手カバー26によって自在継手24を外側から覆うことができる。このため、テーパ部26Aは、少なくとも継手カバー26の下端側に形成されていれば良い。
At both axial ends of the
アクチュエータとしての2本の昇降シリンダ27は、支持部材22と継手カバー26との間に設けられている。これら2本の昇降シリンダ27は、支持部材22を挟んで左右対称な位置に配置され、支持部材22に対して継手カバー26を上下方向に移動可能に支持している。昇降シリンダ27は、チューブ27Aと、チューブ27A内に摺動可能に設けられたピストン(図示せず)と、一端がピストンに固定されチューブ27Aから突出したピストンロッド27Bとを有している。チューブ27Aのボトム側は、ピン28を介して支持部材22に取付けられ、ピストンロッド27Bの突出端は、ピン29を介して継手カバー26に取付けられている。
Two
昇降シリンダ27は、キャブ8内の右操作レバー装置12に設けられた操作スイッチ13の操作に応じて伸縮動作を行う。即ち、油圧ポンプ(図示せず)から吐出した圧油が、昇降シリンダ27のボトム側油室に供給されることにより、昇降シリンダ27は伸長動作を行い、圧油が昇降シリンダ27のロッド側油室に供給されることにより、昇降シリンダ27は縮小動作を行う。従って、運転席9に座ったオペレータが操作スイッチ13を操作し、昇降シリンダ27を縮小させて継手カバー26を揺動許可位置としたときには、ハーベスタ25を自在継手24を中心として自由な方向に揺動させることができる。一方、オペレータが操作スイッチ13を操作し、昇降シリンダ27を伸長させて継手カバー26を揺動制限位置としたときには、自在継手24を中心とするハーベスタ25の揺動を制限(禁止)することができる。
The
本実施形態による油圧ショベル1は、上述の如き構成を有するもので、以下、ハーベスタ25を用いて樹木から原木を製造する造材作業について説明する。
The
まず、キャブ8に搭乗したオペレータが、運転席9の前側に配置された走行レバー・ペダル装置10を操作し、油圧ショベル1を作業場所まで移動させる。次に、オペレータは、運転席9の側方に配置された左操作レバー装置11および右操作レバー装置12を操作し、作業装置14の先端に取付けられたハーベスタ25を、伐採すべき樹木に接近させる。この状態で、オペレーは、キャブ8内に配置された造材操作機器(図示せず)を操作し、ハーベスタ25による造材作業を開始する。
First, the operator in the
このとき、オペレータは、右操作レバー装置12に設けられた操作スイッチ13を操作し、継手カバー26を支持する昇降シリンダ27を縮小状態に保持する。これにより、継手カバー26は、図3および図4に示すように、自在継手24から離脱した揺動許可位置に保持される。継手カバー26が揺動許可位置にあるときには、自在継手24の下側ブラケット24Bが上側ブラケット24Aに対し、図3中の矢示B方向および図4中の矢示C方向に揺動可能となる。従って、自在継手24を介して回動リンク19に支持されたハーベスタ25は、自在継手24を中心として自由な方向に揺動可能となる。
At this time, the operator operates the
自在継手24を中心として揺動可能となったハーベスタ25は、吊りアーム25Aと本体フレーム25Bとの間に設けられたチルト機構(図示せず)により、本体フレーム25Bの水平面に対する角度を変化させつつ、本体フレーム25Bに設けられた把持機構25Cのグリップによって樹木(立木)の根本部分を把持する。次に、ハーベスタ25は、把持機構25Cによって把持した樹木の根本部分を切断機構25Dのチェーンソーによって切断する(伐採作業)。これにより、樹木が伐採され、伐採された樹木は、根本部分が把持機構25Cに把持されたまま横倒し状態となる。
The
この状態で、ハーベスタ25は、送材機構25Eのローラによって樹木を長さ方向に一定の長さ寸法ずつ送り出す。このとき、把持機構25Cのグリップに設けられた刃物によって樹木の枝払いが行われる(枝払い作業)。そして、枝払いされた樹木に対し、切断機構25Dのチェーンソーによる切断作業が行われ、樹木は一定の長さ寸法を有する原木として切り出される(玉切り作業)。このようにして、1本の樹木に対する伐採作業、枝払い作業、玉切り作業をハーベスタ25によって連続して行うことができる。
In this state, the
ここで、ハーベスタ25を用いて樹木の伐採作業等を行うときには、樹木を把持したハーベスタ25に大きな衝撃が作用する。これに対し、作業装置14を構成する回動リンク19とハーベスタ25との間に設けられた自在継手24は、継手カバー26が揺動許可位置に保持されることにより、ハーベスタ25を自由な方向に揺動可能に支持する。これにより、ハーベスタ25に作用した衝撃が回動リンク19に伝わるのを、自在継手24によって緩和することができる。この結果、ハーベスタ25を用いて造材作業を行うときに、回動リンク19および作業装置14を保護することができる。
When the
一方、ハーベスタ25を用いて造材作業を行う場合には、切断した樹木(原木)をハーベスタ25の把持機構25Cによって把持した状態で、トラック等の輸送車両への積込みを行うことがある。この場合、ハーベスタ25は、自在継手24を介して回動リンク19に揺動可能に支持されている。このため、把持した樹木を輸送車両に積込むときに、ハーベスタ25の揺動によって樹木を所望の場所に配置し難くなる。また、例えば集積地に集められた樹木をハーベスタ25の把持機構25Cによって把持する場合にも、ハーベスタ25の揺動が収まるのを待つ必要があり、樹木の積込み作業に多大な時間を要してしまう。
On the other hand, when timber processing is performed using the
この場合には、オペレータは、右操作レバー装置12の操作スイッチ13を操作し、継手カバー26を支持する昇降シリンダ27を伸長状態に切換える。これにより、継手カバー26は、図5および図6に示すように、内部に自在継手24を収容した揺動制限位置に保持される。継手カバー26が揺動制限位置にあるときには、自在継手24を構成する下側ブラケット24Bの上側ブラケット24Aに対する動きが拘束される。これにより、自在継手24を介して回動リンク19に支持されたハーベスタ25は、自在継手24を中心とした揺動が制限(禁止)される。
In this case, the operator operates the
この場合、継手カバー26の軸方向の両端部には、継手カバー26の外部に向けて徐々に拡径するテーパ部26Aが形成されている。これにより、継手カバー26が、揺動許可位置から揺動制限位置へと移動するときに、継手カバー26の自在継手24側の端部(下端部)が、自在継手24の下側ブラケット24B等に引っ掛かるのを防止することができる。この結果、継手カバー26およびテーパ部26Aの内周面を自在継手24に沿わせることにより、継手カバー26によって円滑に自在継手24を外側から覆うことができ、継手カバー26を迅速に揺動制限位置へと変位させることができる。
In this case, a tapered
この結果、集積地に集められた樹木をハーベスタ25の把持機構25Cによって把持するときに、ハーベスタ25の揺動が収まるのを待つ必要がなく、把持機構25Cによって迅速に樹木を把持することができる。また、ハーベスタ25が揺動している状態においても、継手カバー26を揺動許可位置から揺動制限位置に移動させることにより、ハーベスタ25の揺動を強制的に抑えることができる。これにより、ハーベスタ25の揺動を早期に収めることができる。一方、把持した樹木を輸送車両に積込むときにも、ハーベスタ25の揺動を抑えることができるので、輸送車両の所望の場所に樹木を配置することができ、輸送車両に樹木を積込むときの作業性を高めることができる。
As a result, when the trees collected at the collection site are gripped by the
さらに、造材作業時に上部旋回体4を旋回させる場合には、旋回動作を行う前に継手カバー26を揺動制限位置に変位させ、旋回動作の終了後に継手カバー26を揺動許可位置に変位させることができる。これにより、上部旋回体4の旋回動作に伴うハーベスタ25の揺動を回避し、迅速にハーベスタ25を用いた造材作業に移行することができるので、造材作業の作業性を高めることができる。
Furthermore, when rotating the upper
この場合、昇降シリンダ27の伸縮動作は、キャブ8内の右操作レバー装置12に設けられた操作スイッチ13によって切換えられる。このため、オペレータは、キャブ8内に配置された造材操作機器(図示せず)を操作しつつ、適宜に操作スイッチ13を操作して継手カバー26を揺動許可位置と揺動制限位置とに変位させることができる。この結果、ハーベスタ25を用いた造材作業の作業性を高めることができる。
In this case, the extension and retraction of the
かくして、実施形態では、自走可能な車体と、作業用のハーベスタ25を有し上部旋回体4に設けられた作業装置14とからなり、作業装置14は、先端17Bが上部旋回体4に対して上下方向に回動可能取付けられハーベスタ25を支持する回動リンク19と、回動リンク19とハーベスタ25との間に設けられ、ハーベスタ25を回動リンク19に対して揺動可能に支持する自在継手24と、を備えてなる油圧ショベル1において、回動リンク19と自在継手24との間には、自在継手24の揺動を制限する状態と、自在継手24の揺動を許す状態とに変更可能な継手規制部材(継手カバー26)が設けられている。この構成によれば、継手カバー26を揺動許可位置としたときには、回動リンク19に対し、自在継手24を介してハーベスタ25を揺動可能に支持することができる。一方、継手カバー26を揺動制限位置としたときには、自在継手24の揺動を制限し、自在継手24を介して回動リンク19に支持されたハーベスタ25の揺動を制限することができる。
Thus, in the embodiment, the
実施形態では、継手規制部材は、筒状の継手カバー26によって構成され、継手カバー26は、内部に自在継手24を収容する揺動制限位置と、内部から自在継手24を離脱させる揺動許可位置とに変位する。この構成によれば、継手カバー26が揺動制限位置となって内部に自在継手24を収容したときには、自在継手24の揺動が継手カバー26によって阻止されることにより、自在継手24を介して回動リンク19に支持されたハーベスタ25の揺動を制限することができる。
In the embodiment, the joint restriction member is constituted by a cylindrical
実施形態では、回動リンク19と自在継手24との間には、回動リンク19に対して自在継手24を回動可能に支持する支持部材22が設けられ、支持部材22と継手カバー26との間には、継手カバー26を揺動制限位置と揺動許可位置との間で移動させる昇降シリンダ27が設けられている。この構成によれば、継手カバー26を、昇降シリンダの伸縮動作によって揺動制限位置と揺動許可位置とに容易に切換えることができる。しかも、揺動しないアタッチメントと揺動できるアタッチメントを交換する必要がなく、アタッチメントの交換工数を削減することができる。
In the embodiment, a
実施形態では、継手カバー26は軸方向の両端が開口した円筒状に形成され、継手カバー26の自在継手24側に位置する端部には、継手カバー26の軸方向の中間部の内径よりも大きな内径を有するテーパ部26Aが設けられている。この構成によれば、継手カバー26が揺動許可位置から揺動制限位置へと移動するときに、継手カバー26の自在継手24側の端部が、自在継手24の下側ブラケット24B等に引っ掛かるのを防止することができる。この結果、継手カバー26およびテーパ部26Aの内周面を自在継手24に沿わせることにより、継手カバー26を迅速かつ円滑に揺動制限位置へと移動させることができる。
In the embodiment, the
実施形態では、上部旋回体4に設けられる運転室と、運転室に設けられ、昇降シリンダ27を操作するための操作スイッチ13と、を備え、昇降シリンダ27は、操作スイッチ13による操作に応じて継手カバー26を揺動制限位置と揺動許可位置との間で移動させるように構成されている。この構成によれば、運転室に搭乗したオペレータは、ハーベスタ25を操作しつつ操作スイッチ13を操作することにより、継手カバー26を、揺動許可位置と揺動制限位置とに適宜に移動させることができるので、造材作業の作業性を高めることができる。
In this embodiment, the machine includes a cab provided on the upper
なお、実施形態では、昇降シリンダ27によって継手カバー26を支持し、昇降シリンダ27の伸縮動作によって継手カバー26を揺動制限位置と揺動許可位置との間で移動させる場合を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、例えばピン等の固定部材を用いて、継手カバー26を揺動制限位置と揺動許可位置との2位置に選択的に固定する構成としてもよい。
In the embodiment, the
また、実施形態では、上側ブラケット24Aと下側ブラケット24Bとの間を、十字型の連結具(スパイダ)24Cによって連結した自在継手24を用いた場合を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、例えば球面軸受を備えた自在継手を用いても良い。
In the embodiment, a
また、実施形態では、回動リンク19の先端19Cに、ピン23を用いて支持部材22を回動可能に取付ける場合を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、例えば支持部材が一体化された回動リンクを用いる構成としてもよい。
In the embodiment, the
また、実施形態では、運転室を画成するキャブ8を備えた油圧ショベル1を例示したが、本発明はこれに限らず、例えばキャノピ等によって運転室が覆われた油圧ショベルにも適用することができる。
In addition, in the embodiment, a
さらに、実施形態では、作業用のアタッチメントとして造材作業に用いられるハーベスタ25を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、例えばスクラップ処理等に用いられるフォークグラップル、立坑の掘削作業等に用いられるクラムシェルバケット等の他のアタッチメントを自在継手を介して支持する作業装置にも適用することができる。
Furthermore, in the embodiment, a
2 下部走行体(車体)
4 上部旋回体(車体)
8 キャブ
13 操作スイッチ
14 作業装置
17 アーム
19 回動リンク
22 支持部材
24 自在継手
25 ハーベスタ(アタッチメント)
26 継手カバー(継手規制部材)
26A テーパ部
27 昇降シリンダ(アクチュエータ)
2. Undercarriage (car body)
4. Upper rotating body (car body)
8
24 Universal joint 25 Harvester (attachment)
26 Joint cover (joint restriction member)
26A
Claims (5)
前記作業装置は、
先端が前記車体に対して上下方向に回動可能に取付けられ前記アタッチメントを支持する回動リンクと、
前記回動リンクと前記アタッチメントとの間に設けられ、前記アタッチメントを前記回動リンクに対して揺動可能に支持する自在継手と、を備えてなる作業機械において、
前記回動リンクと前記自在継手との間には、前記自在継手の揺動を制限する状態と、前記自在継手の揺動を許す状態とに変更可能な継手規制部材が設けられていることを特徴とする作業機械。 The vehicle comprises a self-propelled vehicle body and a working device provided on the vehicle body, the working device having a working attachment,
The working device is
a pivot link having a tip attached to the vehicle body so as to be pivotable in the vertical direction and supporting the attachment;
a universal joint provided between the rotating link and the attachment, supporting the attachment so as to be swingable relative to the rotating link,
A working machine characterized in that a joint regulating member is provided between the rotating link and the universal joint, the joint regulating member being changeable between a state that restricts the swing of the universal joint and a state that allows the swing of the universal joint.
前記継手カバーは、内部に前記自在継手を収容する揺動制限位置と、内部から前記自在継手を離脱させる揺動許可位置とに変位することを特徴とする請求項1に記載の作業機械。 The joint restriction member is constituted by a cylindrical joint cover,
2. The work machine according to claim 1, wherein the joint cover is displaceable between a swing limiting position in which the universal joint is housed therein and a swing allowing position in which the universal joint is disengaged from the inside.
前記支持部材と前記継手カバーとの間には、前記継手カバーを前記揺動制限位置と前記揺動許可位置との間で移動させるアクチュエータが設けられていることを特徴とする請求項2に記載の作業機械。 a support member is provided between the rotating link and the universal joint to rotatably support the universal joint with respect to the rotating link;
3. The work machine according to claim 2, further comprising an actuator provided between the support member and the joint cover for moving the joint cover between the swing limiting position and the swing allowing position.
前記継手カバーの前記自在継手側に位置する端部には、前記継手カバーの軸方向の中間部の内径よりも大きな内径を有するテーパ部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の作業機械。 The joint cover is formed in a cylindrical shape with both axial ends open,
3. The working machine according to claim 2, characterized in that a tapered portion having an inner diameter larger than an inner diameter of an axial intermediate portion of the joint cover is provided at an end portion of the joint cover located on the universal joint side.
前記運転室に設けられ、前記アクチュエータを操作するための操作スイッチと、
を備え、
前記アクチュエータは、前記操作スイッチによる操作に応じて前記継手カバーを前記揺動制限位置と前記揺動許可位置との間で移動させるように構成されることを特徴とする請求項3に記載の作業機械。 A cab provided in the vehicle body;
an operation switch provided in the cab for operating the actuator;
Equipped with
4. The work machine according to claim 3, wherein the actuator is configured to move the joint cover between the swing limiting position and the swing allowing position in response to operation of the operation switch.
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- 2022-09-29 JP JP2022156407A patent/JP2024049895A/en active Pending
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