JP2024046935A - アクティブスタイラスペン - Google Patents

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Abstract

【課題】ボールペンやシャープペンシルのように、紙などの被筆記体にも筆記できるアクティブスタイラスペンを提供することを課題とする。【解決手段】ボールペンのリフィールの先端に設けられたチップに信号を送信することを特徴とするアクティブスタイラスペン。【選択図】図1

Description

本発明は、ノートPC、タブレットPC、スマートフォンなどに装備されるタッチパネルの入力用デバイスとして使用されているアクティブスタイラスペンに関する。
従来、アクティブスタイラスペンは、ノートPC、タブレットPC、スマートフォンなどの電子デバイスに装備されるタッチパネルの入力用デバイスとして使用されており、ペン先は細く形成されていて、タッチパネル上で、字を書いたり、図画を描いたりすることもできる。(特許文献1参照)
国際公開第2020/148977号
アクティブスタイラスペンは、電子デバイスに装備されるタッチパネル上では、ボールペンやシャープペンシルで紙などの被筆記体に字を書いたり、図画を描いたりするのと同じように、字を書いたり、図画を描いたりすることができるものの、電子デバイスの入力用デバイスとして使用することのみが可能であり、当然に、ボールペンやシャープペンシルなどの筆記具のように、紙などの被筆記体に筆記することはできない。
ところが、タブレットPCなどの電子デバイスの使用時に、併せて、紙などの被筆記体への筆記を行う場合も少なくない。このようなときは、例えば、アクティブスタイラスペンをボールペンに持ち替えたり、逆に、ボールペンからアクティブスタイラスペンに持ち替えたりして、紙などの被筆記体に筆記する必要があり、複数のペンの持ち替えが面倒であった。
そこで、本発明は、ボールペンやシャープペンシルのように、紙などの被筆記体にも筆記できるアクティブスタイラスペンを提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明は、以下の構成を具備するものである。
ボールペンのリフィールの先端に設けられたチップに信号を送信することを特徴とするアクティブスタイラスペン。
本発明は、筆記具の先端に設けられた導電性部材に信号を送信することにより、1本のアクティブスタイラスペンにより、電子デバイスに装備されるタッチパネルの入力用デバイスとしても、紙などの被筆記体に筆記する筆記具としても使用することができる。
本発明に係る実施形態1のアクティブスタイラスペン1の縦断面図である。 本発明に係る実施形態1の変形例1及び3のアクティブスタイラスペン1のインクタンク31の横断面図である。 本発明に係る実施形態1の変形例2のアクティブスタイラスペン1のインクタンク31の横断面図である。 本発明に係る実施形態1の変形例4のアクティブスタイラスペン1のインクタンク31の横断面図である。 本発明に係る実施形態2のアクティブスタイラスペン1の先端側の縦断面図である。 本発明に係る実施形態2の変形例9のアクティブスタイラスペン1の先端側の縦断面図である。 本発明に係る実施形態3のアクティブスタイラスペン1の縦断面図である。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態のアクティブスタイラスペン1を説明する。
以下の説明で、異なる図における同一符号は同一機能の部位を示しており、各図における重複説明は適宜省略する。
本明細書で、筆記具という用語は、紙などの被筆記体にインクなどで文字、記号、図、絵などを書くことができる用具を意味する。
[実施形態1]
図1は、本発明の実施形態1におけるアクティブスタイラスペン1の縦断面図である。また、図5に示されたチップ32の構造は、実施形態1のチップ32の構造と共通している。
アクティブスタイラスペン1は、筒状ケース2と、筒状ケース2に収納されるボールペンのリフィール3と電気回路部4と有する。
筒状ケース2は、軸方向中央部付近で、前側ケース21と後側ケース22の2つの部材に分けられている。前側ケース21と後側ケース22は、ネジにより着脱自在に結合されている。
なお、筒状ケース2は、3つ以上の部材に分けたものでもよい。また、複数の部材を分離結合する手段としては、ネジのほか、他の任意の係合手段、嵌合手段などを採用してもよい。
前側ケース21内には、リフィール3が、交換可能に収納されている。
リフィール3は、インクを収納するインクタンク31、リフィール3の先端部に設けられるチップ32、インクタンク31とチップ32を接続する接続部材33を有する。
インクタンク31内には、インク8及びその後端部にグリス9が充填されている。
チップ32は、略筒状のチップ本体321と、チップ本体321の先端に回転可能に抱持されたボール322とを備えている。
図5に示されるように、チップ本体321内には、バネ323が配置されている。バネ323は、チップ本体321の後端部側に設けた係止部324とボール322の間に配置されており、ボール322を先端側に押し付けるように付勢している。このバネ323の付勢により、ボール322は、筆記していないときには、チップ本体321の先端部に密着して、インクが漏れるのを防止する。筆記時には、筆圧により、ボール322は、バネ323の付勢力に抗して、チップ本体321の先端側から離れるので、インク8による筆記が可能となる。
なお、このようにインク漏れを防止する手段の具体的構成としては、バネを使用したものに限られないし、バネなどの部材とチップ本体321やボール322との接合も種々変形例が考えられる。
また、図5に示されるように、接続部材33の後端部には、逆止弁331が配置されていて、インク8がチップ32からインクタンク31に逆流しないようにされている。アクティブスタイラスペン1は、通常のボールペンよりも、上下を逆にして、すなわち、チップ32側を上向きにして使用することが多く、逆止弁331は、より大きな効果を奏し得る。
なお、接続部材33は必要なものではなく、インクタンク31にチップ32が取り付けられていてもよい。その際、逆止弁331は、インクタンク31あるいはチップ32に配置すればよい。また、インクの逆流防止手段としては、上述の逆止弁のほか、インクタンク31内を加圧する加圧機構を設けたものでもよいし、加圧されたインクタンク31自体を装着するものでもよい。
後側ケース22内には、電気回路部4が収納されている。
電気回路部4は、アクティブスタイラスペン1のペン先に電界を発生させるための電気信号を発生する回路、アクティブスタイラスペン1の各種状態(芯体にかかる筆圧、芯体及びアクティブスタイラスペン1の傾きなど)を検知する回路、ノートPCなどの電子デバイスとの通信を行うための回路及びアンテナ並びにこれらの回路に電力を供給する電源としての充電池などを搭載している。
そして、後側ケース22の任意の箇所に、アクティブスタイラスペン1をON/OFFするスイッチ(図示していない)を設ける。
リフィール3を構成するインクタンク31と、チップ32を構成するチップ本体321及びボール322と、接続部材33は、すべて、導電性部材である金属、例えば、ステンレスやアルミニウムなどで形成されている。これにより、インクタンク31の後端部からボール322まで電気信号を導通することができる。
また、前側ケース21の先端部には、導電性膜で形成された周辺電極5が配置されている。なお、周辺電極5は、膜状のものである必要はなく、線状、コイル状のもの等の他の形状、構造のものであってもよい。
インクタンク31の後端部は電気回路部4の信号出力端子(図示していない)と、また、周辺電極5は電気回路部4の別の信号出力端子(図示していない)と、必要に応じて適宜の導電体を介して、それぞれ接続しており、チップ本体321及びボール322、周辺電極5に信号を送信する。
これにより、チップ本体321及びボール322の周辺に電界が発生し、タッチパネルのセンサで検知される。また、周辺電極5も、タッチパネルのセンサとの間で信号を送受信する。
インクタンク31及び周辺電極5と、電気回路部4との電気的な接続は適宜の構成とすることができる。本実施形態1では、前側ケース21と後側ケース22の2つに分離できる筒状ケース2として、リフィール3を交換可能とするために、インクタンク31及び周辺電極5と、電気回路部4との電気的な接続は、着脱可能な構成としている。例えば、電気回路部4に設けられた接続端子がインクタンク31及び周辺電極5に設けられた端子に直接接触するような構成、電気回路部4に設けられた接続端子とインクタンク31及び周辺電極5に設けられた端子とが係脱可能に係合する構成などが考えられる。
なお、リフィール3を交換可能としない場合は、インクタンク31及び周辺電極5と、電気回路部4との電気的な接続は着脱可能にする必要はなく、筒状ケース2を前側ケース21と後側ケース22の2つに分離できる構成にする必要もない。
前側ケース21の周囲には、先端部の後方側から中間部付近にかけて(アクティブスタイラスペン1を使用する際に、手指が接触する部位に)、導電性膜で形成されたアース電極6が設けられている。
そして、アクティブスタイラスペン1の使用の際に手指が接触したアース電極6は接地されることになり、アース電極6の先端側から後方は静電遮蔽され、チップ本体321及びボール322並びに周辺電極5の信号の送受信の際、信号の漏れを防いだり、外部からのノイズを低減したりする。これにより、アクティブスタイラスペン1とタッチパネルのセンサとの間の送受信が確実に行えるという効果を奏し得る。
そして、上記で説明したチップ本体321及びボール322と、周辺電極5と、アース電極6との3つの導電性部材は、互いに絶縁されている。
以上のようなアクティブスタイラスペン1は、紙などの被筆記体の表面が所定以上粗い筆記対象では、ボールペンにより筆記することができるが、タッチパネルのような滑らかな表面では、ボールが滑って筆記することができないから、タッチパネル表面をインクで汚すことはない。
すなわち、アクティブスタイラスペン1は、電子デバイスに装備されるタッチパネルの入力用デバイスとしても、紙などの被筆記体に筆記する筆記具としても使用することができる。
なお、アクティブスタイラスペン1に使用するリフィール3のチップ32においては、タッチパネルにインクを付着しにくくするために、通常のリフィール3より、ボール322が転動しにくくなるように設計する、例えば、ボール322の表面を通常のものより粗くする、ボール322のボール収納部内でのリフィール3の長手方向の移動可能長さを通常のものより小さくする、又は、ボール322とボール収納部内面との接触面積を通常のものより小さくすることなどが考えられる。
ただし、リフィール3とタッチパネルの組み合わせによっては、インクが付着する恐れが全くないとまではいえず、使用に際しては、注意が必要である。
[変形例1]
上述の実施形態1では、インクタンク31全体を導電性部材である金属で形成したが、非導電性の材料、例えば、非導電性樹脂であるポリプロピレンやポリエチレン等で形成したインクタンク31の内壁面及び/又は外壁面に導電性を有する金属材料の層311を形成したり、インクタンク31の壁中に導電性を有する金属材料の層311を形成したりして、インクタンク31に導電性を付与することもできる。
図2において、層311が導電性を有する金属材料の層である場合、図2(a)がインクタンク31の外壁面に、図2(b)がインクタンク31の壁中に、図2(c)がインクタンク31の内壁面に、それぞれ、導電性を有する金属材料の層を配置した状態を示す。
また、接続部材33についても同様である。
[変形例2]
上述の実施形態1及び変形例1では、インクタンク31が遮光性であり、インクタンク31中のインクの使用状況(インクの残量)が外側から見て確認できない。
そこで、インクタンク31全体を、導電性部材である金属に換えて、透光性で導電性を有する材料、例えば、導電性ポリアセタール、導電性PEEK樹脂などの所定の透光性を有する導電性樹脂、ITO(インジウム錫酸化物)などの所定の透光性を有する導電性金属酸化物などで形成する。なお、透光性としては、インクタンク31内のインクの残量が確認できる程度の透光性であればよく、その程度はインクタンク31内に収納されたインクの濃度や色などを考慮して、適宜設計することができる。
図3は、インクタンク31を透光性で導電性を有する材料で形成した図である。
また、接続部材33についても同様である。
[変形例3]
上述の変形例2では、インクタンク31全体を透光性で導電性を有する材料で形成したが、透光性の非導電性の材料、例えば、透光性の非導電性樹脂であるポリプロピレンやポリエチレン等で形成したインクタンク31の内壁面及び/又は外壁面に、変形例2で使用した透光性で導電性を有する材料の層311を形成したり、インクタンク31の壁中に透光性で導電性を有する材料の層311を形成したりして、インクタンク31に導電性を付与することもできる。
図2において、層311が透光性で導電性を有する材料の層である場合、図2(a)がインクタンク31の外壁面に、図2(b)がインクタンク31の壁中に、図2(c)がインクタンク31の内壁面に、それぞれ、透光性で導電性を有する材料の層を配置した状態を示す。
また、接続部材33についても同様である。
[変形例4]
上述の変形例3では、インクタンク31として、透光性の非導電性の材料で形成したインクタンク31の内壁面及び/又は外壁面に透光性で導電性を有する材料の層311を形成したり、インクタンク31の壁中に透光性で導電性を有する材料の層311を形成したりしたが、非透光性又は低透光性で導電性を有する材料を使用して、インクタンク31中のインクの使用状況(インクの残量)を外側から見て確認できるようにすることもできる。
インクタンク31は、それぞれ、後端部から先端部まで電気信号を導通できればよいから、非透光性又は低透光性で導電性を有する材料の層を、周の一部、例えば、1本以上の線状又は帯状に形成すればよい。また、線状や帯状のような単純な形状に限らず、模様、文字、記号などの何らかのデザインをかたどったものでもよい。
この構成では、非透光性又は低透光性で導電性を有する材料の線状または帯状の層312が形成されていない箇所から、インクタンク31中のインクの使用状況(インクの残量)を外側から見て確認することができる。
図4において、線状又は帯状の層312が非透光性又は低透光性で導電性を有する材料の層である場合、図4(a)がインクタンク31の外壁面に、図4(b)がインクタンク31の壁中に、図4(c)がインクタンク31の内壁面に、それぞれ、非透光性又は低透光性で導電性を有する材料の線状又は帯状の層312を配置した状態を示す。
また、接続部材33についても同様である。
さらには、上述の変形例3における透光性で導電性を有する材料の層についても、周の一部に形成してもよいことは言うまでもない。
この場合、図4において、線状又は帯状の層312が透光性で導電性を有する材料の層である場合、図4(a)がインクタンク31の外壁面に、図4(b)がインクタンク31の壁中に、図4(c)がインクタンク31の内壁面に、それぞれ、透光性で導電性を有する材料の線状又は帯状の層を配置した状態を示す。
[変形例5]
上述の変形例4では、インクタンク31として、透光性の非導電性の材料で形成したインクタンク31の内壁及び/又は外壁に非透光性又は低透光性で導電性を有する材料の層を形成したり、インクタンク31の内部に非透光性又は低透光性で導電性を有する材料の層を形成したりしたが、インクタンク31の壁中に導電性フィラー(金属フィラー、カーボンフィラーなど)、導電性繊維(金属繊維、カーボン繊維など)、導電性粒子(金属粒子、カーボン粒子など)などを含有させて、インクタンク31に導電性を付与することもできる。
導電性フィラー、導電性繊維、導電性粒子などとしては、透光性の材料が好ましいが、非透光性又は低透光性の材料であっても、含有量、大きさなどを調整することにより、所定の透光性を有する導電性のインクタンク31を形成することができる。
また、接続部材33についても同様である。
[変形例2’~5’]
変形例2~5において、インクタンク31中のインクの使用状況(インクの残量)を、前側ケース21の外側から見て確認できると、さらに便利である。
そのためには、前側ケース21とアース電極6を透光性にする必要がある。前側ケース21は、透光性の樹脂で形成すればよいが、アース電極6は、透光性に加え、さらに導電性も必要である。
そこで、変形例2及び3においてインクタンク31に使用した透光性で導電性を有する材料である、導電性ポリアセタール、導電性PEEK樹脂などの所定の透光性を有する導電性樹脂、ITO(インジウム錫酸化物)などの所定の透光性を有する導電性金属酸化物などで形成したり、また、変形例4のように、非透光性、低透光性又は透光性で導電性を有する材料で、前側ケース21の周の一部に線状又は帯状などに形成したり、また、変形例5においてインクタンク31に使用した導電性フィラー(金属フィラー、カーボンフィラーなど)、導電性繊維(金属繊維、カーボン繊維など)、導電性粒子(金属粒子、カーボン粒子など)などを含有させた透光性の樹脂層で形成したりすることで、透光性のアース電極6を形成することができる。
なお、透光性としては、インクタンク31内のインクの残量が確認できる程度の透光性であればよく、その程度はインクタンク31内に収納されたインクの濃度や色などを考慮して、適宜設計することができる。
[実施形態2]
上述の実施形態1及びその各変形例では、インクタンク31や接続部材33自体に導電性を付与したものであり、インクタンク31や接続部材33自体を介して、チップ32に電気信号を送信するものであった。
これに換えて、インクタンク31や接続部材33以外に、チップ32に電気信号を送信する部材を配置することにしてもよい。
図5は、本発明に係る実施形態2のアクティブスタイラスペン1の先端側の縦断面図である。
上述の実施形態1及びその各変形例とは異なり、インクタンク31と接続部材33は、透光性で絶縁性の樹脂で形成されている。
そして、前側ケース21の内面とリフィール3の外面との間に、電気信号を送信する信号送信部材7を配置している。信号送信部材7は、先端部がチップ32のチップ本体321に接触するチャック71と、チャック71の後方に電気回路部4と導通するために導電性部材である金属で形成された導通部72を有している。
なお、信号送信部材7は、図5に示すように、前側ケース21の内面と一体的に形成する必要はなく、前側ケース21の内面とリフィール3の外面との間の隙間に配置されていてもよい。
チャック71は、チップ本体321の周囲に常に接触するように、円環状に形成されており、導通部72は、チャック71の後方に連続的に、リフィール3の外周を囲む円筒状に形成されている。
なお、チャック71の形状は、円環状のものに限られない。例えば、円錐形状の部材の頂点部にチップ本体321を通す孔を設けた形状、円錐形状の部材の頂点部にチップ本体321を通す孔を設けたものに軸方向の切れ目を設けて複数の部材に分割したような形状、円筒状の部材に軸方向の切れ目を設けて複数の部材に分割したような形状などのチップ本体321の周囲に接触する形状のものであれば、どのような形状であってもよい。また、チップ本体321の全周に接触する必要はなく、チップ本体321の周囲の一部に接触するような部材を設けたもの、例えば、爪状の部材を1つ設けたものなどでもよい。
導通部72と電気回路部4との電気的な接続は、インクタンク31及び周辺電極5と、電気回路部4との電気的な接続と同様である。
図5に示す信号送信部材7は、チャック71と導通部72が一体に形成されており、チャック71と導通部72を有する信号送信部材7は、前側ケース21の内面に一体的に形成されている。
これに限らず、チャック71と導通部72を別体に形成してもよいし、チャック71、導通部72は、前側ケース21とは別体として、前側ケース21の内面とリフィール3の外面の間に配置してもよい。
チャック71は、導電性部材であればよく、金属のほかに、導電性樹脂、導電性ゴム、導電性材料を含有した樹脂やゴムなどでもよい。
なお、導通部72が遮光性であり、導通部72により、インクタンク31中のインクの使用状況(インクの残量)を外側から見て確認できないから、インクタンク31自体も透光性である必要なく、非透光性又は低透光性の材料で形成してもよい。
周辺電極5とアース電極6については、実施形態1と同様であり、前側ケース21の先端部に周辺電極5が配置されており、前側ケース21の周囲にアース電極6が設けられている。
実施形態2では、周辺電極5は、電気回路部4と接続するために、後方まで延長された延長部51を有している。なお、この延長部51を有する周辺電極5は、実施形態1及びその各変形例で採用してもよいものである。
[変形例6]
上述の実施形態2では、導通部72が遮光性であり、インクタンク31を透光性の樹脂などで形成しても、インクタンク31中のインクの使用状況(インクの残量)を前側ケース21の外側から見て確認できない。
そこで、導通部72を、インクタンク31の中のインク残量が確認できるように、導通部72を金属に換えて、透光性で導電性を有する材料、例えば、導電性ポリアセタール、導電性PEEK樹脂などの所定の透光性を有する導電性樹脂、ITO(インジウム錫酸化物)などの所定の透光性を有する導電性金属酸化物などで形成する。
この変形例6においても、チャック71と導通部72は一体であっても別体であってもよいし、チャック71、導通部72は、前側ケース21と一体であっても別体であってもよい。
この構成では、透光性の導通部72を介して、インクタンク31の中のインクの使用状況(インクの残量)を前側ケース21の外側から見て確認することができる。
その際、周辺電極5の延長部51及びアース電極6も遮光性であると、インクタンク31中のインクの使用状況(インクの残量)の前側ケース21の外側からの視認を阻害する。
そこで、変形例2’~5’において使用した透光性のアース電極6と同様のアース電極6を使用するとともに、周辺電極5の延長部51についても、透光性のアース電極6と同様、変形例2及び3においてインクタンク31に使用した透光性で導電性を有する材料である、導電性ポリアセタール、導電性PEEK樹脂などの所定の透光性を有する導電性樹脂、ITO(インジウム錫酸化物)などの所定の透光性を有する導電性金属酸化物などで形成したり、また、変形例4のように、透光性の非導電性材料で形成した延長部51の周の一部に、非透光性、低透光性又は透光性で導電性を有する材料で、線状又は帯状などの導電部を形成したり、また、変形例5においてインクタンク31に使用した導電性フィラー(金属フィラー、カーボンフィラーなど)、導電性繊維(金属繊維、カーボン繊維など)、導電性粒子(金属粒子、カーボン粒子など)などを含有させた透光性の樹脂層で形成したりすることで、透光性の延長部51を形成することができる。
なお、透光性としては、インクタンク31内のインクの残量が確認できる程度の透光性であればよく、その程度はインクタンク31内に収納されたインクの濃度や色などを考慮して、適宜設計することができる。
[変形例7]
上述の変形例6では、導通部72を透光性で導電性を有する材料で形成したが、非透光性又は低透光性で導電性を有する材料を使用して、少なくともインクタンク31に対応する個所は、周の一部、例えば、1本以上の線状又は帯状に形成すればよい。また、線状や帯状のような単純な形状に限らず、模様、文字、記号などの何らかのデザインをかたどったものでもよい。
この変形例7においても、チャック71と導通部72は一体であっても別体であってもよいし、チャック71、導通部72は、前側ケース21と一体であっても別体であってもよい。
この構成では、非透光性又は低透光性で導電性を有する材料で形成された導通部72が配置されていない箇所から、インクタンク31中のインクの使用状況(インクの残量)を前側ケース21の外側から見て確認することができる。
なお、導通部72は、非透光性又は低透光性で導電性を有する材料のほかに、透光性で導電性を有する材料で形成することもできる。
また、周辺電極5の延長部51及びアース電極6についても、変形例6と同様にすればよい。
[変形例8]
上述の実施形態2、変形例6及び変形例7では、導通部72として周面状、線状又は帯状に形成したものを使用したが、前側ケース21の内面に、導電性フィラー(金属フィラー、カーボンフィラーなど)、導電性繊維(金属繊維、炭素繊維など)、導電性粒子(金属粒子、カーボン粒子など)などを含有した層を形成して、導通部72とすることもできる。
導電性フィラー、導電性繊維、導電性粒子などとしては、透光性の材料が好ましいが、非透光性又は低透光性の材料であっても、含有量、大きさなどを調整することにより、所定の透光性を有する導通部72を形成することができる。
この構成では、透光性の導通部72を介して、インクタンク31の中のインクの使用状況(インクの残量)を前側ケース21の外側から見て確認することができる。
なお、周辺電極5の延長部51及びアース電極6についても、変形例6と同様にすればよい。
[変形例9]
上述の実施形態2、変形例6、変形例7及び変形例8では、信号送信部材7のチャック71は、チップ本体321の周囲に常に接触するように、円環状に形成されているが、図6に示すように、チャック71の内径をチップ本体321の外形より若干大きくして、チップ本体321とチャック71との間に隙間Gを設けてもよい。
アクティブスタイラスペン1を実際に使用するときは、タッチパネルの表面に対してアクティブスタイラスペン1を直立させて(直交するように立てて)使用するのではなく、少し傾斜させて使用することが多い。その場合、アクティブスタイラスペン1使用時は、リフィール3の先端部はたわんでチャック71に接触するので、チップ本体321及びボール322に信号を送信することができる。
また、仮に、アクティブスタイラスペン1使用時に、リフィール3の先端部がチャック71に接触しない場合でも、チップ本体321の外面とチャック71の内面間の距離は極めて小さいため、静電結合(静電誘導)により、チャック71からチップ本体321に信号を送信することができる。
なお、隙間を介して、静電結合により送信する場合もあることを考慮すると、チップ本体321とチャック71が対向する面は、広くする方が好ましい。
[実施形態3]
図7は、本発明の実施形態3におけるアクティブスタイラスペン1の縦断面図である。
アクティブスタイラスペン1の、筒状ケース2と、筒状ケース2に収納されるボールペンのリフィール3と電気回路部4、周辺電極5、アース電極6などの基本的な構造は、実施形態1と同じである。
実施形態3では、実施形態1、実施形態2とは異なり、電気回路部4で生成された電気信号を、インクタンク31内のインク8及びグリス9を介して、ボール322に送信する。
インクタンク31内には、インク8及びその後端部にグリス9が充填されていて、ボールペンでの筆記によりインクが消費されると、インクタンク31内のインク8は減少していき、インク8の後端部がチップ32に向けて移動していく。その際、インク後端部に充填されたグリス9も、インク8の後端部とともにチップ32に向けて移動するが、その際、インクタンク31の内壁に少しずつ残存していき、後端部からインク8の後端部までの間のインクタンク31の内面にはグリス9が連続的に付着している。
インク8と、インクタンク31の内面に付着したグリス9とを介して、電気回路部4で生成された電気信号をボール322に送信する。
インク8とグリス9は、通常、導電性を有さない材料で形成されているので、インク中に導電性フィラー(金属フィラー、カーボンフィラーなど)、導電性繊維(金属繊維、カーボン繊維など)、導電性粒子(金属粒子、カーボン粒子など)などを含有させて、インク8とグリス9に導電性を付与する。
[実施形態4]
実施形態1、2及びその各変形例並びに実施形態3では、リフィール3は筒状ケース2に固定されたものであったが、リフィール3を筒状ケース2の先端から出没自在としたボールペンとしてもよい。リフィール3を出没させる機構としては、公知のノック機構や前側ケース21と後側ケース22の相対的な回転によるものなどが採用できる。
このようなリフィール3を出没させる機構を有するボールペンでは、チップ本体部周辺にスプリングが配置されているものもあり、このスプリングを信号送信部材7のチャック71として使用することもできる。
また、リフィール3を出没させる操作部材であるノックボタンの操作や前側ケース21と後側ケース22の相対的な回転などにより、アクティブスタイラスペンをON/OFFするように構成することもできる。
[実施形態5]
実施形態1、2及びその各変形例、実施形態3並びに実施形態4では、筆記具としてボールペンを使用したが、シャープペンシルを使用することもできる。
シャープペンシルの先端部に設けられた芯を案内固定するガイドパイプが、リフィール3のチップ本体321及びボール322と同様、導電性材料で形成されており、周辺電極5との間で電界を生成する。ガイドパイプは、導電性部材である金属、例えば、ステンレスやアルミニウムなどで形成されている。なお、シャープペンシルの黒芯は、グラファイトを含み導電性を有するので、ガイドパイプと同様、電界を生成することができる。
また、インクタンク31の代わりに、シャープペンシルの芯タンクを使用することができる。
シャープペンシルの場合でも、紙などの被筆記体の表面が所定以上粗い筆記対象では、芯により筆記することができるが、アクティブスタイラスペンを使用するタッチパネルのような滑らかな表面では、芯先は滑って筆記することができないから、タッチパネル表面を芯で汚すことはない。ただし、シャープペンシルの芯とタッチパネルの組み合わせによっては、芯が付着する恐れがあり、使用に際しては、注意が必要であるが、そもそも、アクティブスタイラスペンとして使用するときは、芯をガイドパイプ内に収納すれば、タッチパネルに芯が付着することはない。
[実施形態6]
実施形態1、2及びその各変形例、実施形態3、実施形態4並びに実施形態5では、筆記具としてボールペン又はシャープペンシルを1つだけ使用するものであったが、2つ以上のボールペン又はシャープペンシルの中から1つの筆記具を択一的に使用できる多色ペン、多機能筆記具をアクティブスタイラスペンとして使用することもできる。
この場合、複数の筆記具のうち、1つのみをアクティブスタイラスペンとして使用可能に構成することもできるし、複数をアクティブスタイラスペンとして使用可能に構成することもできるし、すべてをアクティブスタイラスペンとして使用可能に構成することもできる。
また、多色ペン、多機能筆記具を使用したアクティブスタイラスペンでは、アクティブスタイラスペンとして使用するボールペン又はシャープペンシルのノックボタンなどを、アクティブスタイラスペンをON/OFFするスイッチとして使用することができる。
[変形例10]
実施形態1、2及びその各変形例、実施形態3、実施形態4、実施形態5並びに実施形態6において、以下のような公知の機能を追加することができる。
(1)筆圧検知機能
(2)アクティブスタイラスペンの傾き検知機能
(3)筆感を向上させるための微振動発生機能
(4)無線による給電機能
(5)タブレットPCなどに固定するためのマグネット
(6)パームリジェクション機能
以上、本発明に係る実施形態のアクティブスタイラスペン1を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は、これらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
また、前述の各実施形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの技術を流用して組み合わせることが可能である。
1 アクティブスタイラスペン
2 筒状ケース
21 前側ケース
22 後側ケース
3 リフィール
31 インクタンク
311 層
312 線状又は帯状の層
32 チップ
321 チップ本体
322 ボール
323 バネ
324 係止部
33 接続部材
331 逆止弁
4 電気回路部
5 周辺電極
51 延長部
6 アース電極
7 信号送信部材
71 チャック
72 導通部
8 インク
9 グリス
G 隙間

Claims (15)

  1. ボールペンのリフィールの先端に設けられたチップに信号を送信することを特徴とするアクティブスタイラスペン。
  2. 前記リフィールのインクタンクの少なくとも一部が導電性部材で形成されており、前記インクタンクを介して、前記チップに信号を送信することを特徴とする請求項1に記載されたアクティブスタイラスペン。
  3. 前記リフィールの前記インクタンクに配置された導電性部材を介して、前記チップに信号を送信することを特徴とする請求項2に記載されたアクティブスタイラスペン。
  4. 前記リフィールよりも外側に配置された導電性部材を介して、前記チップに信号を送信することを特徴とする請求項1に記載されたアクティブスタイラスペン。
  5. 前記リフィールのインクタンク中のインク及びグリスが導電性材料を含有しており、前記導電性材料を含有する前記インク及び前記グリスを介して、前記チップに信号を送信することを特徴とする請求項1に記載されたアクティブスタイラスペン。
  6. 前記リフィールを出没自在とする機構を有することを特徴とする請求項2~5の何れか1項に記載されたアクティブスタイラスペン。
  7. シャープペンシルの先端に設けられたガイドパイプに信号を送信することを特徴とするアクティブスタイラスペン。
  8. 前記シャープペンシルの芯タンクの少なくとも一部が導電性部材で形成されており、前記芯タンクを介して、前記ガイドパイプに信号を送信することを特徴とする請求項7に記載されたアクティブスタイラスペン。
  9. 前記シャープペンシルの前記芯タンクに配置された導電性部材を介して、前記ガイドパイプに信号を送信することを特徴とする請求項8に記載されたアクティブスタイラスペン。
  10. 前記シャープペンシルの芯タンクの外側に配置された導電性部材を介して、前記ガイドパイプに信号を送信することを特徴とする請求項7に記載されたアクティブスタイラスペン。
  11. 2つ以上のボールペン又はシャープペンシルの中から1つを択一的に使用できる多色ペン又は多機能筆記具の、前記ボールペンのリフィールの先端に設けられたチップ及び/又は前記シャープペンシルの先端に設けられたガイドパイプに信号を送信することを特徴とするアクティブスタイラスペン。
  12. 前記リフィールのインクタンク又は前記シャープペンシルの芯タンクの少なくとも一部が導電性部材で形成されており、前記インクタンク又は前記芯タンクを介して、それぞれ、前記チップ又は前記ガイドパイプに信号を送信することを特徴とする請求項11に記載されたアクティブスタイラスペン。
  13. 前記リフィールに前記インクタンク又は前記シャープペンシルの前記芯タンクに配置された導電性部材を介して、それぞれ、前記チップ又は前記ガイドパイプに信号を送信することを特徴とする請求項12に記載されたアクティブスタイラスペン。
  14. 前記リフィールにインクタンク又は前記シャープペンシルの芯タンクの外側に配置された導電性部材を介して、それぞれ、前記チップ又は前記ガイドパイプに信号を送信することを特徴とする請求項11に記載されたアクティブスタイラスペン。
  15. 前記リフィールのインクタンク中のインク及びグリスが導電性材料を含有しており、前記導電性材料を含有する前記インク及び前記グリスを介して、前記チップに信号を送信することを特徴とする請求項11に記載されたアクティブスタイラスペン。
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