JP2024045933A - 飛行情報提示システム、飛行情報提示方法およびプログラム - Google Patents

飛行情報提示システム、飛行情報提示方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ドローンのような移動体を実際に飛行させる時や飛行中に、気象情報に基づき、登録されている飛行ポイントを訪問する訪問ルートの変更が可能な、飛行情報提示システム、飛行情報提示方法及びプログラムを提供する。【解決手段】飛行情報提示システム1において、サーバ装置100は、あらかじめ登録されているドローンを飛行させる場所を示す飛行ポイント及び飛行ポイントの飛行順番を含む訪問ルートの情報を取得する訪問ルート取得部131と、取得した飛行ポイントを含む所定の地理的範囲における各地の気象情報を取得する気象情報取得部132と、飛行ポイントにおける気象情報に応じた飛行ポイントにおけるドローンの飛行可能性を判定し、判定結果に基づく飛行可否情報を生成する飛行可否判定部133と、訪問ルートの情報と気象情報とを送信する送信部134と、を備える。【選択図】図2

Description

特許法第30条第2項適用申請有り 令和3年9月25日及び26日に、ビリーブロード株式会社が神津島に於いて試験を行った。 令和4年1月11日、3月9日、3月14日及び3月28日に、出願人がウェブ会議(Microsoft Teams)にて公開した。 令和4年8月31日に、出願人がウェブサイト(https://www.nisshinbo.co.jp/nish/news/pdf/news20220831_1.pdf)にて公開した。 令和4年9月1日に、出願人がウェブサイト(https://plannerlp.df-service.jp/)にてサービス提供を開始した。 令和4年9月2日に、株式会社電波新聞社が電波新聞の電子版サイトにて公開した。 令和4年9月4日に、出願人が動画公開サイト(YouTube)にて公開した。 令和4年9月5日に、株式会社電波新聞社が電波新聞の電子版サイトにて公開した。 令和4年9月5日に、株式会社化学工業日報社が化学工業日報第5面にて公開した。 令和4年9月5日に、株式会社電波新聞社が電波新聞第10面にて公開した。 令和4年9月5日に、出願人が動画公開サイト(YouTube)にて公開した。 令和4年9月6日に、株式会社日刊工業新聞社が日刊工業新聞電子版サイトにて公開した。 令和4年9月6日に、株式会社日刊工業新聞社が日刊工業新聞第13面にて公開した。 令和4年9月7日に、バウンダリ行政書士法人がバウンダリ行政書士法人のウェブサイトにて公開した。 令和4年9月14日に、株式会社日本経済新聞社が日経産業新聞第1面及び第5面にて公開した。 令和4年9月14日に、出願人が動画公開サイト(YouTube)にて公開した。 令和4年9月16日に、株式会社日本経済新聞社が日本経済新聞電子版サイトにて公開した。
この発明は、飛行して移動可能な移動体を飛行させるために訪問する訪問ルートをリアルタイムで提示する技術に関する。
ドローンのように、飛行して移動可能な移動体を飛行させる場合、できるだけ効率よく目的地である飛行ポイントを訪問して飛行させる必要がある。一方、移動体を安全に飛行させるためには、適切な気象条件で飛行させる必要がある。特にドローンのような移動体は、飛行において風や雨の影響を受けやすく、飛行当日の日時、飛行場所の天候不良により飛行が中止になることも多い。
そのため、従来、ドローンのような移動体の航路と、その航路近傍に関連する気象現象の移動を考慮して、飛行に関しての適切な気象現象に関する警告を提供する気象予報システムが知られている(特許文献1参照)。
特開2021-043105号公報
ところで、ドローンのような移動体の航路を案内するナビゲーションシステムは、飛行ルートのみを案内する構成となっているものが多い。また、特許文献1に記載の気象予報システムは、飛行ルート上の気象現象に関する警告を提供するものではあるが、気象情報を考慮して飛行ルートの変更を受け付けるものではなかった。さらに、ドローンのような移動体を、例えば1日に複数の箇所で飛行させ、その箇所の間を移動するような場合、移動経路を案内するようなシステムはなかった。
そこでこの発明は、ドローンのような移動体を実際に飛行させる時や飛行中に、気象情報に基づき、登録されている飛行ポイントを訪問する訪問ルートの変更が可能な、飛行情報提示システム、飛行情報提示方法およびプログラムを提供することを目的とし、さらには、飛行後において、飛行実績に関する情報を登録し、提示することが可能な、飛行情報提示システム、飛行情報提示方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、この発明に係る飛行情報提示システムは、1または複数の情報処理装置により構成され、飛行して移動可能な移動体の飛行情報を提示する飛行情報提示システムであって、情報処理装置は、記憶部と、入力部と、制御部と、提示部と、を備え、記憶部は、移動体を飛行させる場所を示す飛行ポイントと、飛行ポイントを訪問する訪問順番と、移動体を飛行させる目的を示す飛行目的と、を含む訪問ルートの情報を記憶し、入力部は、登録されている訪問ルートの情報を提示させる指示情報、または、訪問ルートにおける訪問順番、飛行目的のいずれかもしくは両方を変更する変更情報の入力を受け付け、制御部は、飛行ポイントにおける気象情報を取得する気象情報取得部と、指示情報に応じて登録されている訪問ルートを提示部に提示させる訪問ルート提示指示部と、変更情報に応じて登録されている訪問ルートを変更する変更受付部と、を備え、提示部は、指示情報に係る訪問ルートの情報と、取得した飛行ポイントにおける気象情報とを提示する、ことを特徴とする。
この発明に係る飛行情報提示システムは、制御部が、さらに、飛行ポイントにおける気象情報及び飛行目的に応じた、飛行ポイントにおける移動体の飛行可能性を判定し、判定結果に基づく飛行可否情報を生成する飛行可否判定部を備え、提示部が、生成した飛行可否情報を提示する、ようにしてもよい。
この発明に係る飛行情報提示システムは、提示部が、生成した飛行可否情報を、飛行ポイントにおける移動体の飛行可能性に対応して異なる態様で提示する、ようにしてもよい。
この発明に係る飛行情報提示システムは、飛行可否判定部が、所定の時間間隔ごとに、飛行ポイントにおける移動体の飛行可能性を判定し、判定結果に基づく飛行可否情報を生成し、提示部が、所定の時間間隔ごとに生成した飛行ポイントにおける飛行可否情報と、所定の時間間隔に対応した飛行ポイントにおける気象情報と、を提示する、ようにしてもよい。
この発明に係る飛行情報提示システムは、提示部が、所定の時刻における、飛行ポイントごとの飛行可否情報と、飛行ポイントごとの気象情報とを提示する、ようにしてもよい。
この発明に係る飛行情報提示システムは、入力部が、所定の時刻を変更する時刻変更情報の入力を受け付け、提示部が、変更された所定の時刻における、飛行ポイントごとの飛行可否情報と、飛行ポイントごとの気象情報とを提示する、ようにしてもよい。
この発明に係る飛行情報提示システムは、飛行可否判定部が、変更受付部により変更された訪問ルートの飛行ポイントにおける移動体の飛行可能性を判定し、判定結果に基づく飛行可否情報を生成し、提示部が、変更受付部により変更された訪問ルートの変更した飛行ポイントを含む訪問ルートの飛行ポイントにおける所定の時間間隔ごとの飛行可否情報と、気象情報とを提示する、ようにしてもよい。
この発明に係る飛行情報提示システムは、制御部が、さらに、飛行ポイントについて、移動体が飛行済であるか、飛行中であるか、または飛行前であるか、の飛行状態に関する情報を取得する飛行状態取得部を備え、提示部が、取得した移動体の飛行状態に関する情報を提示する、ようにしてもよい。
この発明に係る飛行情報提示システムは、提示部が、飛行ポイントごとの気象情報に基づく、飛行ポイントの提示順番を決定して提示する、ようにしてもよい。
この発明に係る飛行情報提示システムは、制御部が、さらに、飛行ポイントにおける気象情報に基づき飛行ポイントの訪問順番の優先順位を決定する訪問ルート決定部を備え、提示部が、優先順位とともに飛行ポイントを優先順位に応じた態様で提示する、ようにしてもよい。
この発明に係る飛行情報提示システムは、飛行ポイントが、移動体を飛行させる場所と、移動体を飛行させる高度とを示す情報であり、提示部が、訪問ルートの情報を提示する際、訪問ルートにおける、移動体を飛行させる高度を示す情報を含む飛行ポイントを提示する、ようにしてもよい。
この発明に係る飛行情報提示システムは、訪問ルート決定部が、飛行ポイントにおける気象情報に含まれる、移動体を飛行させる高度に対応した風に関する情報を加味して飛行ポイントの飛行順番の優先順位を決定する、ようにしてもよい。
この発明に係る飛行情報提示システムは、入力部が、登録されている訪問ルートの情報に紐づけて、飛行が完了した移動体の飛行実績に関する情報を登録させる登録指示情報の入力を受け付け、制御部は、受け付けた登録指示情報に応じた移動体の飛行実績に関する情報を登録して記憶部に記憶させる登録受付部を備える、ようにしてもよい。
この発明に係る飛行情報提示システムは、入力部が、登録されている訪問ルートの情報に紐づけて、移動体の飛行に関するテキスト情報の入力を受け付け、登録受付部が、受け付けたテキスト情報を移動体の飛行実績に関する情報として登録する、ようにしてもよい。
この発明に係る飛行情報提示システムは、入力部が、登録されている移動体の飛行実績に関する情報を提示させる登録情報表示情報の入力を受け付け、制御部は、受け付けた登録情報表示情報に応じた移動体の飛行実績に関する情報を提示させる登録情報提示部を備える、ようにしてもよい。
この発明に係る飛行情報提示システムは、移動体の飛行実績に関する情報が、飛行ポイントにおける、飛行させた移動体の種類、移動体の飛行目的、移動体の飛行日時、移動体の飛行開始時刻、移動体の飛行終了時刻、移動体の飛行時の風に関する情報を含む気象情報、移動体の飛行時の飛行高度、のいずれかを少なくとも含む、ようにしてもよい。
この発明に係る飛行情報提示方法は、プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータにより実行され、飛行して移動可能な移動体の飛行情報を提示するための飛行情報提示方法であって、プロセッサが、登録されている、移動体を飛行させる場所を示す飛行ポイントと、飛行ポイントを訪問する訪問順番と、移動体を飛行させる目的を示す飛行目的と、を含む訪問ルートの情報を提示させる指示情報の入力を受け付けるステップと、飛行ポイントにおける気象情報を取得するステップと、指示情報に係る訪問ルートの情報と、取得した飛行ポイントにおける気象情報を提示するステップと、訪問ルートにおける訪問順番、飛行目的のいずれかもしくは両方を変更する変更情報の入力を受け付けるステップと、受け付けた変更情報に応じて登録されている訪問ルートを変更するステップと、を実行する、ことを特徴とする。
また、この発明に係るプログラムは、プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータに実行させ、飛行して移動可能な移動体の飛行情報を提示するためのプログラムであって、プロセッサに、登録されている、移動体を飛行させる場所を示す飛行ポイントと、飛行ポイントを訪問する訪問順番と、移動体を飛行させる目的を示す飛行目的と、を含む訪問ルートの情報を提示させる指示情報の入力を受け付けるステップと、飛行ポイントにおける気象情報を取得するステップと、指示情報に係る訪問ルートの情報と、取得した飛行ポイントにおける気象情報を提示するステップと、訪問ルートにおける訪問順番、飛行目的のいずれかもしくは両方を変更する変更情報の入力を受け付けるステップと、受け付けた変更情報に応じて登録されている訪問ルートを変更するステップと、を実行させることを特徴とする。
この発明に係る飛行情報提示システム、飛行情報提示方法およびプログラムによれば、移動体を飛行させる場所を示す飛行ポイントと、飛行ポイントを訪問する訪問順番と、移動体を飛行させる目的を示す飛行目的と、を含む訪問ルートの情報と、飛行ポイントにおける気象情報とを提示し、訪問ルートにおける訪問順番、飛行目的を変更する入力を受け付け、訪問ルートを変更する。そのため、ユーザは、移動体を飛行させる飛行ポイントを訪問する訪問ルートと気象情報とを視覚的に把握することが可能になる。これにより、移動体を実際に飛行させる時、飛行中、または飛行後における訪問ルートの最適化が可能になる。
この発明に係る飛行情報提示システムによれば、飛行ポイントにおける気象情報及び飛行目的に応じて移動体の飛行可能性を判定し、判定結果に基づく飛行可否情報を提示する。このとき、移動体の飛行可能性に対応して異なる態様で提示してもよく、所定の時間間隔ごとに飛行可否情報を提示してもよく、変更後の訪問ルートで飛行可否情報を提示してもよい。これにより、リアルタイムに訪問ルートの飛行可否を視覚的に把握することが可能になり、訪問ルートのさらなる最適化が可能になる。
この発明に係る飛行情報提示システムによれば、飛行ポイントごとの気象情報に基づく、飛行ポイントの提示順番を決定してその順番で飛行ポイントを提示し、また、飛行ポイントにおける気象情報に基づき飛行ポイントの訪問順番の優先順位を決定してその順番で飛行ポイントを提示する。これにより、リアルタイムに飛行ポイントの情報と、その飛行ポイントにおける気象情報とを視覚的に把握することが可能になり、訪問ルートのさらなる最適化が可能になる。
この発明に係る飛行情報提示システムによれば、飛行ポイントにおける気象情報(風に関する情報及び天気に関する情報を含む)に基づき飛行ポイントの飛行順番の優先順位を決定して提示する。移動体の飛行高度に応じた風に関する情報により優先順位を決定してもよく、雲に関する情報により優先順位を決定してもよい。これにより、ユーザは複数の訪問ルートの飛行条件を視覚的に判別し、リアルタイムに飛行ポイントの訪問順番の優先順位を把握することが可能になり、訪問ルートのさらなる最適化が可能になる。
この発明に係る飛行情報提示システムによれば、登録されている訪問ルートの情報に紐づけて、飛行が完了した移動体の飛行実績に関する情報の登録を受け付け、端末装置に表示させ、移動体の飛行に関するテキスト情報の入力を受け付ける。これにより、飛行実績の情報を参照し、利用することが可能になる。
実施の形態に係る飛行情報提示システムによる訪問ルートの例を示す模式図である。 実施の形態1に係る飛行情報提示システム1を示す機能ブロック図である。 図2の端末装置200を示す機能ブロック図である。 図2の飛行情報提示システム1による飛行情報提示処理を示すフローチャートである。 図2の端末装置200に表示される訪問ルート提示の画面例を示す図である。 図2の端末装置200に表示される訪問ルートの表示時刻変更後の画面例を示す図である。 図2の端末装置200に表示される訪問ルートの飛行順番変更提示の画面例を示す図である。 図2の端末装置200に表示される気象情報提示の画面例を示す図である。 図2の端末装置200に表示される気象情報における風速高度変更時の画面例を示す図である。 実施の形態2に係るコンピュータ700を示す機能ブロック図である。
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
(概要)
実施の形態に係る飛行情報提示システムは、ドローンのように飛行して移動可能な移動体を実際に飛行させる時や飛行中に、気象情報に基づき、あらかじめ登録されている訪問ルートの提示を行い、変更を可能とするシステムである。さらには、ドローンのように飛行して移動可能な移動体の飛行後において、飛行実績に関する情報を登録し、提示することが可能なシステムである。以下、飛行情報提示システムによる訪問ルートの提示、変更の対象である移動体として、ドローンを例として説明する。
本実施の形態で説明するドローンは、人が搭乗することなく飛行する無人航空機体であり、遠隔操作により飛行する移動体である。一般的に、ドローンは静止して飛行状態を維持することが可能になるように複数のプロペラを備えており、カメラを搭載することにより上空から撮影することが可能な構成となっている。また、ドローンは、それ以外にも農業における農薬散布、インフラ設備の点検、荷物の配送等、各種の用途に利用されており、近年、ドローンの運行件数は増加傾向にある。
一方、ドローンを飛行させるためには、航空法、小型無人機飛行禁止法等による法律上の規制と、気象上の制約とがある。特に、ドローンを飛行させるための気象上の制約としては、例えば、雨天時に飛行させることは不可能である、風速5m/s超の場合において飛行させるには注意が必要である、という制約がある。また、ドローンを飛行させる目的によっては晴天時のみ飛行可能である、気温によりバッテリー消費時間が変化する、といった条件もあるため、ドローンを飛行させるためには当日の気象条件に依存することになり、事前に計画していた飛行計画を柔軟に変更できるようにする必要がある。
図1は、本発明に係る実施の形態である、飛行情報提示システムによる訪問ルート決定の例を示す模式図である。
例えば、図1に示す地図MP1上における、飛行ポイントP1,P2,P3,P4でドローンを飛行させ、飛行ポイントP1,P2,P3,P4間を(例えば、自動車で)移動して訪問する訪問ルートを移動する(到達する順番に制約はない)場合、時間を節約するためには、飛行ポイントP1,P2,P3,P4を通る最短の移動距離になる訪問ルートで訪問することが望ましい。この場合、例えば、最短の移動距離になる訪問ルートは、飛行ポイントP1,P2,P3,P4の順に通るルートである、矢印R1で示す訪問ルートであるとする。
しかし、上述のような気象上の制約により、例えば事前の飛行計画である矢印R1で示す訪問ルートだと、実際の当日の気象情報によると飛行ポイントP3に到達する時間帯には飛行できない状態である(例えば、飛行ポイントP3の近傍で風速5m/s超になると予想されている)とする。このとき、飛行ポイントP3に到達する時間帯をずらせば飛行可能である場合、訪問ルートの順番を変更して飛行ポイントP4に先に到達するようにして、飛行ポイントP1,P2,P4,P3の順に通るルートである、矢印R2であればそれぞれの飛行ポイントでドローンを飛行させることが可能になる。
本実施の形態では、事前の飛行計画による訪問ルートとして登録されている、図1の矢印R1に示すような訪問ルートについて、リアルタイムな気象情報に基づいて、複数の飛行ポイントP1,P2,P3,P4の訪問順番の変更をレコメンドし、変更する入力を受け付けている。
(実施の形態1)
<構成>
図2は、実施の形態1に係る飛行情報提示システム1を示す機能ブロック図である。飛行情報提示システム1は、例えば、クラウドサーバ等によりWebサービスとして、いわゆるSaaS(Software as a Service)によって提供されるシステムである。
飛行情報提示システム1は、サーバ装置100と、複数の端末装置(図2では、端末装置201及び端末装置202を示している。以下、総称して「端末装置200」ということもある)と、ネットワークNWとを有している。サーバ装置100と、端末装置200とは、ネットワークNWを介して相互に接続される。ネットワークNWは、通信を行うための有線または無線の通信網であり、インターネット、イントラネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、ワイヤレスLAN(Wireless LAN:WLAN)、ワイヤレスWAN(Wireless WAN:WWAN)、仮想プライベートネットワーク(Virtual Private Network:VPN)等を含む通信網により構成されている。
サーバ装置100は、あらかじめ登録されている、ドローンを飛行させる飛行ポイント及びその訪問順番を示す訪問ルートの情報を取得し、飛行ポイントにおける気象情報を取得し、訪問ルートの情報と気象情報とを提示するため、端末装置200へ送信する。また、サーバ装置100は、提示された訪問ルートにより飛行する飛行ポイントの訪問順番を変更する入力を受け付ける。このサーバ装置100は、ネットワークNWに接続されたコンピュータであり、各種Webサービスを提供するコンピュータ(デスクトップ、ラップトップ、タブレット等)や、サーバ装置等により構成されている。なお、サーバ装置は単体で動作するサーバ装置に限られず、ネットワークNWを介して通信を行うことで協調動作する分散型サーバシステムや、クラウドサーバでもよい。
端末装置200は、サーバ装置100から送信された訪問ルートの情報と気象情報とを受信し、受信した訪問ルートの情報をユーザに提示して飛行ポイントの訪問順番を変更する入力を受け付ける装置であり、スマートフォンや、携帯端末、コンピュータ(デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)等により構成されている。端末装置200は、ネットワークNWを介してサーバ装置100と通信可能に接続される。端末装置200は、4G、5G、LTE(Long Term Evolution)等の通信規格に対応した無線基地局、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11等の無線LAN(Local Area Network)規格に対応した無線LANルータ等の通信機器と通信することにより、ネットワークNWに接続される。この端末装置200には、例えば、飛行情報提示システム1のサービスの提供を受けるためのアプリケーションソフトがインストールされ、またはサーバ装置100にアクセスするためのURL等が設定され、それらをタップまたはダブルクリック等して起動することにより、サービスが開始される。
サーバ装置100は、その機能構成として、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを備える。図2に示すように、通信部110、記憶部120、及び制御部130の各ブロックは、バス等により電気的に接続される。
通信部110は、ネットワークNWを介して端末装置200と有線または無線で通信を行うための通信インタフェースであり、互いの通信が実行出来るのであればどのような通信プロトコルを用いてもよい。この通信部110は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)等の通信プロトコルにより通信が行われる。
記憶部120は、各種制御処理や制御部130内の各機能を実行するためのプログラムや入力データ等を記憶するものであり、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を含むメモリや、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等を含むストレージから構成される。また、記憶部120は、飛行計画データベース121と、気象データベース122と、飛行実績データベース123とを記憶する。さらに、記憶部120は、端末装置200との間で通信を行った際のデータや、後述する各処理にて生成されたデータを一時的に記憶する。
飛行計画データベース121には、あらかじめ作成された飛行計画の情報が格納されて登録されている。飛行計画の情報とは、具体的には、ユーザがドローンを飛行させる日程、飛行ポイントの情報、及びこれらの情報を入力することにより決定された飛行ポイントの訪問順番を示す情報が含まれる。
気象データベース122には、所定の地理的範囲における各地(例えば、日本国内全体でもよく、特定の地域でもよい)の気象情報が格納されている。気象データベース122に格納されている気象情報は、例えば、所定の地理的範囲を所定の面積単位(例えば、1平方km)で分割した範囲ごとに予測された気象情報(高精細気象予報)でもよい。この気象情報は、所定の地理的範囲における各地の、天気(快晴、晴、曇り、雨、等)、風に関する情報(風向き、風速等)、降水量及び降水確率の情報が含まれる。さらに、気象情報に含まれる風に関する情報は、所定の間隔(例えば、5m)ごとの高度に応じた情報であってもよい。
飛行実績データベース123には、ドローンが飛行した飛行実績に関する情報が格納されている。飛行実績に関する情報には、例えば、ドローンが飛行した日時、飛行ポイントの情報、当該日時における飛行ポイントの気象情報、飛行目的の情報が含まれる。また、飛行実績データベース123には、後述するイベントについての実績に関する情報が格納されてもよい。イベントの実績に関する情報には、例えば、イベントの名称、日時(開始時刻及び終了時刻を含む)、当該日時における気象情報が含まれる。
なお、飛行計画データベース121、気象データベース122、及び飛行実績データベース123にそれぞれ格納される各要素は、物理的に同一のデータベースに格納される必要はなく、飛行計画情報、気象情報、及びイベント情報がそれぞれ固有の識別情報によって識別され、各要素がそれぞれ識別情報に紐づけて格納されていればよい。
制御部130は、記憶部120に記憶されているプログラムを実行することにより、サーバ装置100の全体の動作を制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、マイクロプロセッサ(Microprocessor)、プロセッサコア(Processor core)、マルチプロセッサ(Multiprocessor)、ASIC(Application-Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)を含む装置等から構成される。制御部130の機能として、訪問ルート取得部131と、気象情報取得部132と、飛行可否判定部133と、送信部134と、入力受付部135と、訪問ルート決定部136と、登録受付送信部137とを備えている。この訪問ルート取得部131、気象情報取得部132、飛行可否判定部133、送信部(登録情報送信部)134、入力受付部135、訪問ルート決定部136、及び登録受付送信部137は、記憶部120に記憶されているプログラムにより起動されてサーバ装置100にて実行される。
訪問ルート取得部131は、飛行計画データベース121にあらかじめ登録されている、ドローンを飛行させる場所を示す飛行ポイント、及び飛行ポイントの訪問順番を含む、訪問ルートの情報を取得する。訪問ルート取得部131は、例えば、図1に示す例のように、飛行計画を作成する段階において、最短の移動距離になる訪問ルートを示す矢印R1や、飛行計画作成時の気象情報により作成した訪問ルートを示す矢印R2のように、事前に飛行計画を作成する際に作成して登録された訪問ルートの情報を、飛行計画データベース121から取得する。
訪問ルート取得部131は、ドローンを実際に飛行させる時、飛行中、または飛行後に訪問ルートの情報を取得してもよい。すなわち、訪問ルート取得部131は、飛行計画データベース121から、これからドローンを飛行させる際に訪問する訪問ルートの情報を取得してもよく、ドローンを飛行中の状態で訪問ルートの情報を取得してもよく、ドローンの飛行完了後においての訪問ルートの情報を取得してもよい。ドローンの飛行中に気象条件が急変する場合もあり、ドローンの飛行完了後に当該飛行の飛行実績に関する情報を後述する登録受付送信部137が受け付けるからである。
訪問ルート取得部131は、訪問ルートの情報を複数取得してもよい。例えば、図1に示す例の訪問ルートを、飛行ポイントP1,P2,P3,P4の順、飛行ポイントP1,P4,P3,P2の順、飛行ポイントP1,P2,P4,P3の順、・・・のように、訪問ルートとして考えられるパターンの訪問ルートを複数登録している場合もあるため、このような場合、訪問ルート取得部131は、登録されている訪問ルートの情報を飛行計画データベース121から複数取得する。
気象情報取得部132は、訪問ルート取得部131で取得した訪問ルートにおける飛行ポイントを含む、所定の地理的範囲における各地の気象情報を取得する。気象情報取得部132が取得する気象情報は、例えば、所定の地理的範囲を所定の面積単位(例えば、1平方km)で分割した範囲ごとに予測された気象情報(高精細気象予報)であり、飛行ポイントにおける天気(快晴、晴れ、曇り、雨、等)、風に関する情報(風向き、風速等)、降水量、及び降水確率の情報を含む。さらには、所定の地理的範囲や飛行ポイントでの高度に応じた気象情報であってもよい。気象情報取得部132は、このような気象情報を、例えば、Webサービスとして提供する外部サーバから取得する。
気象情報取得部132は、取得した気象情報を、気象データベース122に格納する。
飛行可否判定部133は、訪問ルート取得部131で取得した訪問ルートの飛行ポイントにおける、気象情報取得部132で取得した気象情報に応じた、飛行ポイントにおけるドローンの飛行可能性を判定し、判定結果に基づく飛行可否情報を生成する。飛行可否判定部133は、例えば、図1に示す例の訪問ルートの、飛行ポイントP1,P2,P3,P4について、気象情報取得部132で取得した気象情報に応じて気象上の制約により飛行できるか否かを判定し、判定結果に基づく飛行可否情報を生成する。飛行可否情報は、例えば、ドローンの飛行可能性を、「◎」、「〇」、「△」、「×」の記号で示したものであり、「◎」が飛行最適であること、「〇」が飛行適であること、「△」がなんとか飛行可能であること、「×」が飛行不適であることを示している。
飛行可否判定部133は、ドローンがすでに飛行中の場合、及び飛行完了している場合、飛行がすでに完了している飛行ポイントについて、飛行済を示す情報を生成してもよい。すでに飛行が完了している飛行ポイントについては、飛行の可否を判定する必要はないからであり、この情報を、後述する送信部134が端末装置200へ送信するからである。このとき、飛行可否判定部133は、ドローンが飛行ポイントについて、飛行済であるか、飛行中であるか、または飛行前であるか、の飛行状態に関する情報を取得する飛行状態取得部としての機能を有することができる。
飛行可否判定部133は、例えば、気象情報に含まれる風速、天気の状態に応じてドローンの飛行可能性を判定してもよく、訪問ルートに登録されている飛行高度での風速に応じてドローンの飛行可能性を判定してもよい。
また、飛行可否判定部133は、飛行可否情報を、端末装置200へ送信する。
送信部134は、訪問ルート取得部131で取得した訪問ルートの情報と、気象情報取得部132で取得した気象情報とを、端末装置200へ送信する。送信部134は、訪問ルートの情報と気象情報とを、後述する端末装置200の表示部(提示部)220に表示させて提示させる訪問ルート提示指示部としての機能を有することができる。送信部134は、訪問ルート取得部131で取得した訪問ルートが複数ある場合、複数の訪問ルートの情報を送信してもよい。また、送信部134は、気象情報取得部132で取得した気象情報を、所定の時刻ごとの気象情報として送信してもよい。
入力受付部135は、ユーザが端末装置200を操作することにより、端末装置200から送信される、現在飛行しているドローンの訪問ルートにおける、すでに飛行済の飛行ポイントについて飛行済を示す情報の入力を受け付ける。端末装置200は、例えば、ドローンがすでに飛行中の場合、及び飛行完了している場合、飛行がすでに完了している飛行ポイントについて、ユーザから飛行済である旨の情報入力を受け付ける。ここで、端末装置200は、地図情報(端末装置200に格納されている情報でもよく、Webサービスとして提供されている情報を取得してもよい)をユーザに提示し、飛行中のドローンについての訪問ルートの情報及び飛行ポイントの情報を当該地図情報の上に表示し、飛行済である飛行ポイントの位置をユーザが選択することにより受け付けるので、入力受付部135は、ユーザが選択した位置の情報を飛行済として受け付けてもよい。
すなわち、現在飛行しているドローンの訪問ルートにおける、すでに飛行済の飛行ポイントについての飛行済の情報は、飛行可否判定部133が飛行状況を取得して判定してもよく、入力受付部135がユーザによる端末装置200への入力を受け付けてもよい。
また、入力受付部135は、送信部134が端末装置200へ送信して提示されている飛行ポイントにおける気象情報が示す時刻を変更する入力を、ユーザが端末装置200を操作することにより入力受付部135に送信され、送信された変更情報を受け付ける時刻変更受付部としての機能を有することができる。ユーザは、端末装置200に提示されている飛行ポイントにおける気象情報を参照し、その飛行ポイントにおける気象情報の所定の時間(例えば、30分)ごとの変化を参照したい場合、提示されている気象情報の時刻を変更する入力操作を行うことによって、入力受付部135は、変更後の時刻の情報を受け付け、端末装置200の表示部(提示部)220は変更後の気象情報を提示する。
訪問ルート決定部136は、訪問ルート取得部131で取得した訪問ルートの飛行ポイントにおける、気象情報取得部132で取得した気象情報に基づき、ドローンを飛行させる訪問ルートにおける飛行ポイントの訪問順番の優先順位を決定する。訪問ルート決定部136は、例えば、図1に示す例のように、最短の移動距離になる飛行ポイントの訪問順番をあらかじめ決定し、当該飛行ポイントが気象上の制約により飛行できない状態である場合、飛行ポイントの訪問順番の優先順位を変更して訪問ルートを決定する。
訪問ルート決定部136は、例えば、気象情報に含まれる風に関する情報(風向、風速)及び天気の状態に基づき、ドローンを飛行させる訪問ルートにおける飛行ポイントの訪問順番を決定してもよい。このとき、訪問ルートに登録されている飛行高度に応じた風速に基づき、ドローンを飛行させる訪問ルートにおける飛行ポイントの訪問順番を決定してもよい。また、訪問ルート決定部136は、例えば、気象情報に含まれる雲に関する情報に基づき、ドローンを飛行させる訪問ルートにおける飛行ポイントの訪問順番を決定してもよい。
また、訪問ルート決定部136は、端末装置200へ送信して表示部(提示部)220に提示されている訪問ルートの飛行ポイントにおける飛行可否情報に基づいて、ドローンの飛行ポイント訪問順番を変更する入力を、ユーザが端末装置200を操作し、送信されることで、送信された変更情報を受け付けてもよい。このとき、訪問ルート決定部136は、ドローンの飛行ポイント訪問順番、すなわち訪問ルートを変更する入力を、端末装置200を介して受け付ける変更受付部としての機能を有することができる。
登録受付送信部137は、ユーザが端末装置200を操作することにより送信される、飛行計画データベース121に登録されている訪問ルートの情報に紐づけて、飛行が完了したドローンの飛行実績に関する情報を登録させる入力情報を受け付ける、登録受付部としての機能を有する。ドローンの飛行実績に関する情報は、例えば、ドローンの種類、ドローンの飛行目的、ドローンが飛行した日時(飛行開始時刻及び飛行終了日時を含む)、飛行ポイントの情報、ドローンの飛行高度、当該日時における飛行ポイントの気象情報(風に関する情報を含む)、ドローン操作者名、飛行業務依頼者名等である。登録受付送信部137は、ドローンの飛行実績に関する情報を、飛行実績データベース123に登録して記憶させる。
また、登録受付送信部137は、ユーザが端末装置200を操作することにより送信される、飛行実績データベース123に登録されているドローンの飛行実績に関する情報を表示させる入力情報を受け付け、ドローンの飛行実績に関する情報を飛行実績データベース123から取得して送信する登録情報提示部としての機能を有することができる。このドローンの飛行実績に関する情報は、端末装置200を介してユーザに提示される。
さらに、登録受付送信部137は、ユーザが端末装置200を操作することにより送信される、飛行実績データベース123に登録されているドローンの飛行実績に関する情報について、テキスト情報の入力を受け付けるテキスト受付部としての機能を有する。テキスト情報は、例えば、ドローンの飛行状況に関する備忘録や、ドローンの飛行目的等のメモ情報である。登録受付送信部137は、テキスト情報を、飛行実績データベース123に登録して記憶させる。
図3は、図2の端末装置200を示す機能ブロック構成図である。端末装置200は、その機能構成として、通信部(受信部)210と、表示部(提示部)220と、操作部(入力部)230と、記憶部240と、制御部250とを備える。図4に示すように、通信部210、表示部220、操作部230、記憶部240、及び制御部250の各ブロックは、バス等により電気的に接続される。
通信部210は、ネットワークNWを介してサーバ装置100と有線または無線で通信を行うための通信インタフェースであり、互いの通信が実行できるのであればどのような通信プロトコルを用いてもよい。この通信部210は、TCP/IPやUSB規格等の通信プロトコルにより通信が行われる。
また、通信部210は、サーバ装置100から送信された、飛行可否情報、訪問ルートの情報、気象情報、ドローンの飛行実績に関する情報を受信する。
表示部220は、ユーザから入力された操作内容や、サーバ装置100からの送信内容を表示するために用いられるユーザインタフェースであり、液晶ディスプレイ等から構成される。
また、表示部220は、通信部210が受信した飛行可否情報、訪問ルートの情報、気象情報、ドローンの飛行実績に関する情報を表示し、ユーザに提示する。
操作部(入力部)230は、ユーザが操作指示を入力するために用いられるユーザインタフェースであり、キーボードやマウス、タッチパネル等から構成される。操作部230では、サーバ装置100へ送信するユーザ情報や、その他の端末装置200の操作情報が入力される。
また、操作部230は、ユーザから、表示部220に表示されている訪問ルートの飛行ポイントにおける飛行可否情報に基づいてドローンの飛行ポイント訪問順番、飛行目的のいずれかまたは両方を変更する入力する操作が行われると、その操作によって入力情報を受け付ける。この変更情報は、通信部210を介してサーバ装置100へ送信され、飛行計画データベース121に登録される。
また、操作部230は、ユーザから、表示部220に表示されている訪問ルートの飛行ポイントにおける気象情報が示す時刻を変更する入力操作が行われると、その操作によって入力情報を受け付ける。この変更情報は、通信部210を介してサーバ装置100へ送信される。
記憶部240は、各種制御処理や制御部250内の各機能を実行するためのプログラム、入力データ等を記憶するものであり、RAM、ROM等を含むメモリや、HDD、SSD、フラッシュメモリ等を含むストレージから構成される。また、記憶部240は、サーバ装置100と通信を行ったデータを一時的に記憶する。
制御部250は、記憶部240に記憶されているプログラムを実行することにより、端末装置200の全体の動作を制御するものであり、CPU、MPU、GPU、マイクロプロセッサ、プロセッサコア、マルチプロセッサ、ASIC、FPGAを含む装置等から構成される。
<処理の流れ>
図4を参照しながら、飛行情報提示システム1が実行する、飛行情報提示処理(飛行情報提示方法)の流れの一例について説明する。図4は、図2の飛行情報提示システム1による飛行情報提示処理を示すフローチャートである。
ステップS101の処理として、サーバ装置100の訪問ルート取得部131では、飛行計画データベース121にあらかじめ登録されている、ドローンを飛行させる場所を示す飛行ポイント、及び飛行ポイントの訪問順番を含む、訪問ルートの情報を取得する。訪問ルート取得部131は、ユーザによる端末装置200の操作により指定された訪問ルートの情報を取得してもよく、ドローンを飛行させる所定の時刻になった場合に自動で訪問ルートの情報を取得してもよい。また、ステップS101の処理を行うタイミングは、ドローンを実際に飛行させる時、飛行中、または飛行後でもよい。
ステップS102の処理として、サーバ装置100の気象情報取得部132では、ステップS101で取得した飛行ポイントを含む、所定の地理的範囲における各地の気象情報を取得する。この気象情報は、例えば、所定の地理的範囲を所定の面積単位(例えば、1平方km)で分割した範囲ごとに予測された気象情報(高精細気象予報)であり、飛行ポイントにおける天気(快晴、晴れ、曇り、雨、等)、風に関する情報(風向き、風速等)、降水量、及び降水確率の情報を含む。
ステップS103の処理として、サーバ装置100の飛行可否判定部133では、ステップS101で取得した訪問ルートの飛行ポイントにおける、ステップS102で取得した気象情報に応じた、飛行ポイントにおけるドローンの飛行可能性を判定し、判定結果に基づく飛行可否情報を生成する。ステップS103では、気象情報取得部132で取得した気象情報に応じて気象上の制約により飛行できるか否かを判定し、判定結果に基づく飛行可否情報を生成する。
ステップS104の処理として、サーバ装置100の送信部134では、ステップS101で取得した訪問ルートの情報と、ステップS102で取得した気象情報を、端末装置200へ送信する。さらにステップS103で取得した飛行可否情報を端末装置200へ送信してもよい。端末装置200では、受信した訪問ルートの情報及び気象情報、さらには飛行可否情報を表示部220に表示し、ユーザに提示する。
ステップS105の処理として、サーバ装置100の入力受付部135では、ステップS104でユーザに提示された、現在飛行しているドローンの訪問ルートにおける、すでに飛行済の飛行ポイントについて飛行済を示す情報の入力を受け付ける。
ステップS106の処理として、サーバ装置100の訪問ルート決定部136では、ステップS101で取得した訪問ルートの飛行ポイントにおける、ステップS102で取得した気象情報に基づき、ドローンを飛行させる訪問ルートにおける飛行ポイントの訪問順番を決定する。
なお、このとき、サーバ装置100の入力受付部135では、ステップS104でユーザに提示された気象情報が示す時刻を変更する入力を受け付け、変更後の時刻における気象情報を提示する処理を行ってもよい。さらには、変更後の時刻における気象情報に基づいたドローンの飛行可能性を判定し、判定結果に基づく飛行可否情報を生成して提示する処理を行ってもよく、変更後の時刻における気象情報に基づいて、ドローンを飛行させる訪問ルートにおける飛行ポイントの訪問順番を決定してもよい。
ステップS107の処理として、サーバ装置100の登録受付送信部137では、飛行計画データベース121に登録されている訪問ルートの情報に紐づけて、飛行が完了したドローンの飛行実績に関する情報を、飛行実績データベース123に格納することにより登録する。登録は飛行計画データベース121に登録されている訪問ルートの情報に基づいて自動的に行ってもよく、ユーザによる入力操作に基づいて行ってもよい。
<画面例>
図5ないし図9を参照しながら、飛行情報提示システム1による訪問ルート提示及び気象情報提示の画面例について説明する。図5は、図2の端末装置200に表示される訪問ルート提示の画面例を示す図である。図5の画面例は、サーバ装置100の送信部134によって送信された訪問ルートの情報及び気象情報が、端末装置200の表示部220に表示される状態の画面の例を示す。図5のステップS104に相当する。
図5に示すように、端末装置200の表示部220には、サーバ装置100から送信された訪問ルートの情報及び気象情報が表示されている。表示部220には、訪問ルートの情報として、当該訪問ルートにおける飛行ポイントの一覧を示す飛行ポイント一覧表示欄2211が表示されている。飛行ポイント一覧表示欄2211には、飛行ポイントの情報だけではなく、当該飛行ポイントにおける気象情報も表示され、例えば、天気、風向、風速、降水量、降水確率の情報が表示されている。また、表示部220には、飛行ポイント一覧表示欄2211に表示されている気象情報の対象時刻を変更する時刻変更スライダー2212と、飛行ポイントの順番を変更する変更制御ボタン2213が設けられている。
図5に示す飛行ポイント一覧表示欄2211には、飛行ポイント一覧表示欄2211に表示されている気象情報の対象時刻を示す時刻表示欄2214と、飛行ポイント及びその飛行ポイントにおける気象情報を示す飛行ポイント2215,2216,2217,2218が表示されている。飛行ポイント2215,2216,2217,2218は、左側の番号順にドローンが飛行して、それぞれの飛行ポイントを飛行することを示しており、それぞれの位置の名称と、当該飛行ポイントにおける気象情報とが表示されている。また、飛行ポイント2215,2216,2217,2218は、図5の飛行ポイント2217を例として示すように、当該飛行ポイントの気象情報が飛行に適していない場合、色彩を変更して(例えば、グレーの色彩を施して)表示する。なお、飛行ポイント2215,2216,2217,2218は、当該飛行ポイントの気象情報が飛行に適している場合も、色彩を変更して(例えば、青の色彩を施して)表示してもよい。
図6は、図2の端末装置200に表示される訪問ルートの表示時刻変更後の画面例を示す図である。図6の画面例は、図5に示す時刻変更スライダー2212による表示時刻の変更操作が行われ、表示時刻が変更されて端末装置200の表示部220に表示される状態の画面の例を示す。
図5に示す時刻変更スライダー2212は、飛行ポイント一覧表示欄2211に表示される飛行予定時刻である時刻表示欄2214と、当該時刻における飛行ポイント2215,2216,2217,2218の気象情報とを変更するために設けられたものであり、時刻変更スライダー2212内を左右に移動可能な時刻指示ポインタ2219が設けられている。ユーザが、時刻指示ポインタ2219を左右方向にドラッグ等することにより移動すると、図6に示すように、時刻表示欄2214に表示されている時刻が変更され、飛行ポイント2215,2216,2217,2218に表示されている気象情報が示す対象時刻が変更される。このとき、例えば図6の飛行ポイント2217を例として示すように、図5に示した時刻では当該飛行ポイントの気象情報が飛行に適していないが、図6に示した時刻では当該飛行ポイントの気象情報が飛行に適している場合、表示される色彩が変更される。これにより、ユーザが提示を希望する時刻における気象情報の提示を受けることが可能になる。時刻は、例えば、30分間隔など、所定の時間ごとに変更されるようにしてもよく、連続的に変更されるようにしてもよい。
図7は、図2の端末装置200に表示される訪問ルートの飛行順番変更提示の画面例を示す図である。図7の画面例は、図5に示す変更制御ボタン2213が押下され、飛行ポイント2215,2216,2217,2218の表示順が変更されて端末装置200の表示部220にポップアップ表示される状態の画面の例を示す。
図5に示す変更制御ボタン2213は、飛行ポイント一覧表示欄2211に表示される飛行ポイント2215,2216,2217,2218の気象情報に基づき、天気がよい順に飛行ポイント2215,2216,2217,2218を飛行するように訪問ルートを変更することをレコメンドするために設けられたものである。ユーザが、変更制御ボタン2213をタップ等により押下すると、図7に示すように、飛行ポイント一覧表示欄2221が例えばポップアップ画面として表示される。飛行ポイント一覧表示欄2221には、飛行ポイント2222,2223,2224,2225が表示されている。この飛行ポイント2222,2223,2224,2225は、図5に表示されている飛行ポイント2215,2216,2217,2218が、天気がよい順に表示順番(飛行順番)が並び替えられて表示されたものである。なお、この時点では訪問ルートの変更は行われず、ユーザの所定の操作、例えば変更登録ボタン(図示は省略)の押下等により、訪問ルートの変更が行われる。これにより、現在の気象状況に応じた訪問ルートの変更レコメンドを受け、訪問ルート変更を判断することを検討することが可能になる。なお、変更制御ボタン2213は、天気がよい順に訪問ルートを変更する例として説明したが、これ以外の条件で訪問ルートを変更できるように構成してもよい。条件の具体例としては、風速が弱い順、気温が低い順、等である。
図8は、図2の端末装置200に表示される気象情報提示の画面例を示す図である。図6の画面例は、図5の飛行ポイント2215,2216,2217,2218の箇所をタップ等することにより選択すると表示される画面例であり、当該飛行ポイントにおける気象情報が所定の時間(例えば、30分)ごとに表示される状態の画面の例を示す。
図8に示すように、端末装置200の表示部220には、サーバ装置100から送信された飛行ポイントにおける、所定の時間ごとの気象情報が表示されている。表示部220には、気象情報として、気象情報一覧表示欄2231が表示されている。気象情報一覧表示欄2231には、気象情報一覧表示欄2231に表示されている気象情報の名称(場所名や地点名であってもよい。)を表示する名称表示欄2232と、気象情報の対象日を表示する日付表示欄2233と、所定の時間ごとの気象情報を示す気象情報2234,2235,2236,2237,2238とが設けられ、表示されている。また、表示部220には、気象情報2234,2235,2236,2237,2238に表示されている風の情報が示す高度を変更する高度変更ボタン2239が設けられている。
図8に示す気象情報2234,2235,2236,2237,2238には、名称表示欄2232に表示されている飛行ポイントにおける、日付表示欄2233に表示されている日付の、所定の時間(例えば、30分)ごとの気象情報が表示されている。気象情報2234,2235,2236,2237,2238に表示されている具体的な気象情報は、例えば、天気、風向、風速、降水量、降水確率の情報である。
図9は、図2の端末装置200に表示される気象情報における風速高度変更時の画面例を示す図である。図9の画面例は、図8に示す高度変更ボタン2239が押下され、気象情報2234,2235,2236,2237,2238に表示されている風に関する情報(風向き、風速等)の地表面からの高度を変更する状態の画面の例を示す。
図8に示す高度変更ボタン2239は、気象情報2234,2235,2236,2237,2238に表示されている風に関する情報(風向き、風速等)の地表面からの高度を変更するために設けられたものである。ユーザが、高度変更ボタン2239をタップ等により押下すると、図9に示すように、高度変更選択欄2240が、例えばポップアップ画面として表示される。高度変更選択欄2240は、選択可能な高度を所定の高度(例えば、10m)ごとに選択可能に表示される。ユーザが高度変更選択欄2240から提示を希望する高度を、例えばドローンを飛行させる予定の高度をもとに選択すると、図9に表示されている気象情報2234,2235,2236,2237,2238の風に関する情報(風向き、風速等)は、選択された高度に応じて変更される。これにより、ドローンを飛行させる高度に応じた風に関する情報を得ることが可能になる。
<効果>
実施の形態1に係る飛行情報提示システム1によれば、サーバ装置100は、飛行計画データベース121にあらかじめ登録されているドローンを飛行させる飛行ポイント及び訪問順番を含む訪問ルートの情報を取得し、当該飛行ポイントにおける気象情報を取得し、端末装置200にて提示する。そのため、ユーザは、訪問ルートと気象情報とを視覚的に判別し、複数の飛行ポイントにおける気象情報を1つの画面上で把握し、飛行可否の客観的な根拠とすることが可能になる。これにより、移動体を実際に飛行させる時や飛行中における訪問ルートの最適化が可能になり、飛行後において飛行実績に関する情報を登録し提示することが可能になる。
また、サーバ装置100は、飛行ポイントにおける気象情報に応じてドローンの飛行可能性を判定し、判定結果に基づく飛行可否情報を生成し、端末装置200へ送信してユーザに提示する。これにより、リアルタイムに訪問ルートと気象情報とを視覚的に判別することが可能になり、訪問ルートのさらなる最適化が可能になる。
また、端末装置200は、ユーザの操作により端末装置200から、気象情報に依存しないで実施可能なイベントに関する入力情報を受け付け、気象情報及びイベントの情報に基づき、訪問ルートにおける飛行ポイントの訪問順番を決定する。これにより、訪問ルートの情報提示を受けることで、ユーザはドローンの飛行目的を把握し、ドローンの飛行目的に応じた飛行条件を視覚的に判別することが可能になり、訪問ルートのさらなる最適化が可能になる。
さらに、サーバ装置100は、ドローンを飛行させる訪問ルートの飛行ポイントにおける気象情報に基づき、ドローンを飛行させる訪問ルートにおける飛行ポイントの訪問順番の優先順位を決定する。ドローンの飛行高度に応じた風に関する情報により優先順位を決定してもよく、雲に関する情報により優先順位を決定してもよい。これにより、ユーザは複数の訪問ルートの飛行条件を視覚的に判別し、リアルタイムに飛行ポイントの訪問順番の優先順位を把握することが可能になり、訪問ルートのさらなる最適化が可能になる。さらにまた、サーバ装置100は、ドローンの飛行が完了した飛行実績に関する情報の登録を受け付ける。このとき、ドローンの飛行に関するテキスト情報の入力を受け付けてもよい。これにより、飛行実績の情報を参照し、利用することが可能になる。さらに、イベントについての実績に関する情報の登録を受け付けることにより、イベントの情報に紐づけてドローンの飛行実績に関する情報が登録されるので、これらの情報を参照し、利用することが可能になる。
(実施の形態2(プログラム))
図10は、実施の形態2に係るコンピュータ(電子計算機)700の構成の例を示す機能ブロック構成図である。コンピュータ700は、CPU701、主記憶装置702、補助記憶装置703、インタフェース704を備える。
ここで、実施形態1に係る訪問ルート取得部131と、気象情報取得部132と、飛行可否判定部133と、送信部134と、入力受付部135と、訪問ルート決定部136と、登録受付送信部137とを構成する各機能を実現するためのプログラムの詳細について説明する。これらの機能ブロックは、コンピュータ700に実装される。そして、これらの各構成要素の動作は、プログラムの形式で補助記憶装置703に記憶されている。CPU701は、プログラムを補助記憶装置703から読み出して主記憶装置702に展開し、当該プログラムに従って上述の処理を実行する。また、CPU701は、プログラムに従って、上述した記憶部に対応する記憶領域を主記憶装置702に確保する。
当該プログラムは、具体的には、コンピュータ700において、あらかじめ登録されている、移動体を飛行させる場所を示す複数の飛行ポイント及び飛行ポイントの飛行順番を含む、訪問ルートの情報を取得するステップと、飛行ポイントにおける気象情報を取得するステップと、訪問ルートの情報と、取得した飛行ポイントにおける気象情報とを提示するステップと、訪問ルートにおける、移動体を飛行させる飛行ポイントの飛行順番を変更する入力を受け付けるステップと、をコンピュータによって実現するプログラムである。
なお、補助記憶装置703は、一時的でない有形の媒体の一例である。一時的でない有形の媒体の他の例としては、インタフェース704を介して接続される磁気ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、半導体メモリ等が挙げられる。また、このプログラムがネットワークを介してコンピュータ700に配信される場合、配信を受けたコンピュータ700が当該プログラムを主記憶装置702に展開し、上述の処理を実行してもよい。
また、当該プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、当該プログラムは、上述した機能を補助記憶装置703に既に記憶されている他のプログラムとの組み合わせで実現するもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上述の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。
1 :飛行情報提示システム
100 :サーバ装置
110 :通信部
120 :記憶部
121 :飛行計画データベース
122 :気象データベース
123 :飛行実績データベース
130 :制御部
131 :訪問ルート取得部
132 :気象情報取得部
133 :飛行可否判定部
134 :送信部
135 :入力受付部
136 :訪問ルート決定部
137 :登録受付送信部
200 :端末装置
201 :端末装置
202 :端末装置
210 :通信部
220 :表示部
230 :操作部
240 :記憶部
250 :制御部
700 :コンピュータ
701 :CPU
702 :主記憶装置
703 :補助記憶装置
704 :インタフェース

Claims (18)

  1. 1または複数の情報処理装置により構成され、飛行して移動可能な移動体の飛行情報を提示する飛行情報提示システムであって、
    前記情報処理装置は、記憶部と、入力部と、制御部と、提示部と、を備え、
    前記記憶部は、前記移動体を飛行させる場所を示す飛行ポイントと、前記飛行ポイントを訪問する訪問順番と、前記移動体を飛行させる目的を示す飛行目的と、を含む訪問ルートの情報を記憶し、
    前記入力部は、登録されている前記訪問ルートの情報を提示させる指示情報、または、前記訪問ルートにおける前記訪問順番、前記飛行目的のいずれかもしくは両方を変更する変更情報の入力を受け付け、
    前記制御部は、前記飛行ポイントにおける気象情報を取得する気象情報取得部と、前記指示情報に応じて登録されている前記訪問ルートを前記提示部に提示させる訪問ルート提示指示部と、前記変更情報に応じて登録されている前記訪問ルートを変更する変更受付部と、を備え、
    前記提示部は、前記指示情報に係る前記訪問ルートの情報と、取得した前記飛行ポイントにおける前記気象情報とを提示する、
    ことを特徴とする飛行情報提示システム。
  2. 前記制御部は、さらに、前記飛行ポイントにおける前記気象情報及び前記飛行目的に応じた、前記飛行ポイントにおける前記移動体の飛行可能性を判定し、判定結果に基づく飛行可否情報を生成する飛行可否判定部を備え、
    前記提示部は、生成した前記飛行可否情報を提示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の飛行情報提示システム。
  3. 前記提示部は、生成した前記飛行可否情報を、前記飛行ポイントにおける前記移動体の飛行可能性に対応して異なる態様で提示する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の飛行情報提示システム。
  4. 前記飛行可否判定部は、所定の時間間隔ごとに、前記飛行ポイントにおける前記移動体の飛行可能性を判定し、判定結果に基づく飛行可否情報を生成し、
    前記提示部は、所定の時間間隔ごとに生成した前記飛行ポイントにおける前記飛行可否情報と、前記所定の時間間隔に対応した前記飛行ポイントにおける前記気象情報と、を提示する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の飛行情報提示システム。
  5. 前記提示部は、所定の時刻における、前記飛行ポイントごとの前記飛行可否情報と、前記飛行ポイントごとの前記気象情報とを提示する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の飛行情報提示システム。
  6. 前記入力部は、前記所定の時刻を変更する時刻変更情報の入力を受け付け、
    前記提示部は、変更された所定の時刻における、前記飛行ポイントごとの前記飛行可否情報と、前記飛行ポイントごとの前記気象情報とを提示する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の飛行情報提示システム。
  7. 前記飛行可否判定部は、前記変更受付部により変更された前記訪問ルートの前記飛行ポイントにおける前記移動体の飛行可能性を判定し、判定結果に基づく飛行可否情報を生成し、
    前記提示部は、前記変更受付部により変更された前記訪問ルートの変更した前記飛行ポイントを含む前記訪問ルートの前記飛行ポイントにおける所定の時間間隔ごとの前記飛行可否情報と、前記気象情報とを提示する、
    ことを特徴とする請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の飛行情報提示システム。
  8. 前記制御部は、さらに、前記飛行ポイントについて、前記移動体が飛行済であるか、飛行中であるか、または飛行前であるか、の飛行状態に関する情報を取得する飛行状態取得部を備え、
    前記提示部は、取得した前記移動体の前記飛行状態に関する情報を提示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の飛行情報提示システム。
  9. 前記提示部は、前記飛行ポイントごとの前記気象情報に基づく、前記飛行ポイントの提示順番を決定して提示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の飛行情報提示システム。
  10. 前記制御部は、さらに、
    前記飛行ポイントにおける前記気象情報に基づき前記飛行ポイントの訪問順番の優先順位を決定する訪問ルート決定部を備え、
    前記提示部は、前記優先順位とともに前記飛行ポイントを前記優先順位に応じた態様で提示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の飛行情報提示システム。
  11. 前記飛行ポイントは、前記移動体を飛行させる場所と、前記移動体を飛行させる高度とを示す情報であり、
    前記提示部は、前記訪問ルートの情報を提示する際、前記訪問ルートにおける、前記移動体を飛行させる高度を示す情報を含む前記飛行ポイントを提示する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の飛行情報提示システム。
  12. 前記訪問ルート決定部は、前記飛行ポイントにおける気象情報に含まれる、前記移動体を飛行させる高度に対応した風に関する情報を加味して前記飛行ポイントの飛行順番の優先順位を決定する、
    ことを特徴とする請求項10または11に記載の飛行情報提示システム。
  13. 前記入力部は、登録されている前記訪問ルートの情報に紐づけて、飛行が完了した前記移動体の飛行実績に関する情報を登録させる登録指示情報の入力を受け付け、
    前記制御部は、受け付けた前記登録指示情報に応じた前記移動体の飛行実績に関する情報を登録して前記記憶部に記憶させる登録受付部を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の飛行情報提示システム。
  14. 前記入力部は、登録されている前記訪問ルートの情報に紐づけて、前記移動体の飛行に関するテキスト情報の入力を受け付け、
    前記登録受付部は、受け付けた前記テキスト情報を前記移動体の飛行実績に関する情報として登録する、
    ことを特徴とする請求項13に記載の飛行情報提示システム。
  15. 前記入力部は、登録されている前記移動体の飛行実績に関する情報を提示させる登録情報表示情報の入力を受け付け、
    前記制御部は、受け付けた前記登録情報表示情報に応じた前記移動体の飛行実績に関する情報を提示させる登録情報提示部を備える、
    ことを特徴とする請求項13に記載の飛行情報提示システム。
  16. 前記移動体の飛行実績に関する情報は、前記飛行ポイントにおける、飛行させた前記移動体の種類、前記移動体の飛行目的、前記移動体の飛行日時、前記移動体の飛行開始時刻、前記移動体の飛行終了時刻、前記移動体の飛行時の風に関する情報を含む気象情報、前記移動体の飛行時の飛行高度、のいずれかを少なくとも含む、
    ことを特徴とする請求項13から15のいずれか1項に記載の飛行情報提示システム。
  17. プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータにより実行され、飛行して移動可能な移動体の飛行情報を提示するための飛行情報提示方法であって、
    前記プロセッサが、
    登録されている、前記移動体を飛行させる場所を示す飛行ポイントと、前記飛行ポイントを訪問する訪問順番と、前記移動体を飛行させる目的を示す飛行目的と、を含む訪問ルートの情報を提示させる指示情報の入力を受け付けるステップと、
    前記飛行ポイントにおける気象情報を取得するステップと、
    前記指示情報に係る前記訪問ルートの情報と、取得した前記飛行ポイントにおける前記気象情報とを提示するステップと、
    前記訪問ルートにおける前記訪問順番、前記飛行目的のいずれかもしくは両方を変更する変更情報の入力を受け付けるステップと、
    受け付けた前記変更情報に応じて登録されている前記訪問ルートを変更するステップと、を実行する、
    ことを特徴とする飛行情報提示方法。
  18. プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータに実行させ、飛行して移動可能な移動体の飛行情報を提示するためのプログラムであって、
    前記プロセッサに、
    登録されている、前記移動体を飛行させる場所を示す飛行ポイントと、前記飛行ポイントを訪問する訪問順番と、前記移動体を飛行させる目的を示す飛行目的と、を含む訪問ルートの情報を提示させる指示情報の入力を受け付けるステップと、
    前記飛行ポイントにおける気象情報を取得するステップと、
    前記指示情報に係る前記訪問ルートの情報と、取得した前記飛行ポイントにおける前記気象情報とを提示するステップと、
    前記訪問ルートにおける前記訪問順番、前記飛行目的のいずれかもしくは両方を変更する変更情報の入力を受け付けるステップと、
    受け付けた前記変更情報に応じて登録されている前記訪問ルートを変更するステップと、を実行させる、
    ことを特徴とするプログラム。
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