JP2024044640A - 低速電動車両の駆動装置 - Google Patents

低速電動車両の駆動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2024044640A
JP2024044640A JP2022150292A JP2022150292A JP2024044640A JP 2024044640 A JP2024044640 A JP 2024044640A JP 2022150292 A JP2022150292 A JP 2022150292A JP 2022150292 A JP2022150292 A JP 2022150292A JP 2024044640 A JP2024044640 A JP 2024044640A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
low
controller
speed
electric vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022150292A
Other languages
English (en)
Inventor
淳 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2022150292A priority Critical patent/JP2024044640A/ja
Publication of JP2024044640A publication Critical patent/JP2024044640A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)
  • Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)

Abstract

【課題】低速電動車両の駆動装置において、配線の煩雑化や断線を抑制するとともに、低速電動車両の走行継続性を向上させる。【解決手段】最高速度が低速の所定速度以下である低速電動車両を駆動する駆動装置であって、ロータ(63)及び2つのステータ巻線(61,62)を備えるモータ(60)と、2つのステータ巻線に供給する電力をそれぞれ変更する2つのモータドライバ(71,72)と、2つのモータドライバを制御するコントローラ(75)と、を備える。モータ、2つのモータドライバ、及びコントローラは、一体化されて1つのモジュール(50)にされている。コントローラは、モータを制御する複数の制御モードを実行可能である。【選択図】 図2

Description

本発明は、最高速度が低速の所定速度(例えば20[km/h]、30[km/h]等)以下である低速電動車両を駆動する駆動装置に関する。
従来、電池と副電池とを備え、2つの電池の電力を回路によって制御器に送り、2つの電池の電力を制御器により切り替えたり制御したりしてモータへ送ることにより、人や荷物を運ぶ電動キックボードがある(特許文献1参照)。
実用新案登録第3092123号公報
ところで、電動キックボード等の低速電動車両では、一般的に低コスト化のために単純な構成とされていることが多く、モータとモータドライバとコントローラとが別体になっている。このため、配線が煩雑になったり、配線が断線したりするおそれがある。また、低速電動車両では、モータ巻線の断線時やモータドライバの故障時に、走行を停止する以外の処置をとることができない場合が多い。さらに、低速電動車両では、大容量の電池を搭載することが困難であるため、継続走行距離が短いという問題がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その主たる目的は、低速電動車両の駆動装置において、配線の煩雑化や断線を抑制するとともに、低速電動車両の走行継続性を向上させることにある。
上記課題を解決するための第1の手段は、
最高速度が低速の所定速度以下である低速電動車両(10)を駆動する駆動装置であって、
ロータ(63)及び2つのステータ巻線(61,62)を備えるモータ(60)と、
前記2つのステータ巻線に供給する電力をそれぞれ変更する2つのモータドライバ(71,72)と、
前記2つのモータドライバを制御するコントローラ(75)と、
を備え、
前記モータ、前記2つのモータドライバ、及び前記コントローラは、一体化されて1つのモジュール(50)にされており、
前記コントローラは、前記モータを制御する複数の制御モードを実行可能である。
上記構成によれば、駆動装置は、最高速度が低速の所定速度(例えば20[km/h]、30[km/h]等)以下である低速電動車両を駆動する。モータは、ロータ及び2つのステータ巻線(モータ巻線)を備えている。2つのモータドライバは、前記2つのステータ巻線に供給する電力をそれぞれ変更する。そして、コントローラは前記2つのモータドライバを制御する。このため、2つのステータ巻線の一方が断線した場合であっても、他方のステータ巻線に電力を供給することにより、モータを回転させることができる。また、2つのモータドライバの一方が故障した場合であっても、他方のモータドライバにより対応するステータ巻線に供給する電力を変更することによって、モータを回転させることができる。したがって、低速電動車両の駆動装置において、ステータ巻線の断線時やモータドライバの故障時における低速電動車両の走行継続性を向上させることができる。
前記モータ、前記2つのモータドライバ、及び前記コントローラは、一体化されて1つのモジュールにされている。このため、これらを接続する配線が煩雑になったり、これらを接続する配線が断線したりすることを抑制することができる。特に、モータが2つのステータ巻線を備え、駆動装置が2つのモータドライバ、及びコントローラを備える場合は、これらを接続する配線がより煩雑化したり断線したりしやすい。したがって、これらを一体化して1つのモジュールにすることにより、上記効果がさらに高くなる。
さらに、前記コントローラは、前記モータを制御する複数の制御モードを実行可能である。このため、低速電動車両の状態に応じて制御モードを切り替えることができ、電力消費を抑制したり電力の利用効率を向上させたりすることができる。したがって、大容量の電池を搭載することが困難な低速電動車両であっても、低速電動車両の走行継続性を向上させることができる。
第2の手段では、前記モータの長手方向の一端部(60a)に前記モータドライバ及び前記コントローラを搭載した基板(76)が取り付けられ、前記モータドライバ及び前記コントローラに配線(79)を接続するコネクタ(77)が前記基板に取り付けられ、前記モータと前記コネクタとが並列に配置され、前記モータの長手方向と前記コネクタの長手方向とが一致している。
上記構成によれば、前記モータの長手方向の一端部に、前記モータドライバ及び前記コントローラを搭載した基板が取り付けられている。このため、前記モータドライバ及び前記コントローラを、前記モータの長手方向の一端部にまとめて配置することができる。前記モータドライバ及び前記コントローラに配線を接続するコネクタが、前記基板に取り付けられている。このため、コネクタ及び基板を介して、モータドライバ及びコントローラに配線を接続することができる。そして、前記モータと前記コネクタとが並列に配置され、前記モータの長手方向と前記コネクタの長手方向とが一致している。このため、モータ及びコネクタを配置するスペースを小さくすることができる。さらに、前記モータの長手方向と前記コネクタの長手方向とを低速電動車両の車幅方向に一致させることにより、低速電動車両の車幅を小さくすることができる。
第3の手段では、前記モータの出力軸は、動力伝達装置を介して前記低速電動車両の車輪に接続されている。こうした構成によれば、モータの出力軸から、動力伝達装置を介して、低速電動車両の車輪へ動力を伝達することができる。
第4の手段では、前記コントローラは、前記2つのステータ巻線の一方が断線した場合に、他方のステータ巻線に電力を供給するように対応する前記モータドライバを制御して、前記モータの駆動を継続する。こうした構成によれば、2つのステータ巻線の一方が断線した場合であっても、モータの駆動を継続することができ、低速電動車両の走行を継続することができる。したがって、低速電動車両を押して移動させなければならない事態を避けることができる。
第5の手段では、前記コントローラは、前記2つのモータドライバの一方が故障した場合に、他方のモータドライバを制御して対応する前記ステータ巻線に電力を供給して、前記モータの駆動を継続する。こうした構成によれば、2つのモータドライバの一方が故障した場合であっても、モータの駆動を継続することができ、低速電動車両の走行を継続することができる。したがって、低速電動車両を押して移動させなければならない事態を避けることができる。
第6の手段では、前記複数の制御モードは、前記モータのトルクを制御するトルク制御モードと、前記モータにより回生発電をして前記モータの回転速度を制御する回転速度制御モードと、前記モータの回転位置を制御する回転位置制御モードとを含む。こうした構成によれば、低速電動車両の運転者の意図に応じて、トルク制御モードと回転速度制御モードと回転位置制御モードとを切り替えることができ、電力消費を抑制したり電力の利用効率を向上させたりすることができる。さらに、コントローラは、モータを制御するモータコントローラと、低速電動車両全体を制御する車両コントローラとを兼ねることができる。
第7の手段では、前記コントローラは、前記低速電動車両の加速時及び定速走行時に前記トルク制御モードを実行し、前記低速電動車両の減速時に前記回転速度制御モードを実行し、前記低速電動車両の停止時に前記回転位置制御モードを実行する、請求項6に記載の低速電動車両の駆動装置。
上記構成によれば、前記コントローラは、前記低速電動車両の加速時及び定速走行時に前記トルク制御モードを実行するため、運転者の意図に合わせて低速電動車両を走行させやすくなる。前記コントローラは、前記低速電動車両の減速時に前記回転速度制御モードを実行するため、低速電動車両の減速時にモータにより回生発電をしてエネルギーを有効に利用することができる。前記コントローラは、前記低速電動車両の停止時に前記回転位置制御モードを実行するため、運転者の意図に合わせて低速電動車両を停止させやすくなる。
電動キックボードの斜視図。 駆動装置及び周辺構成のブロック図。 モータ、制御基板、及びコネクタを示す模式図。
以下、電動キックボードを駆動する駆動装置に具現化した一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、電動キックボード10は、車体11、フレーム12、前輪13、後輪14、ハンドル20、バッテリ40、及びモータモジュール50等を備えている。電動キックボード10(低速電動車両)は、特定小型原動機付自転車であり、最高速度20[km/h]以下、16歳未満運転禁止、免許不要、ヘルメットの着用は努力義務である。
車体11は、箱型(中空直方体状)に形成されている。車体11の上部は、運転者が足を載せるデッキ11aになっている。車体11の内部には、バッテリ40が収納されている。車体11には、フレーム12が接続されている。
フレーム12は、上下方向に棒状に延びている。フレーム12の下部には、前輪13が回転可能に取り付けられている。フレーム12の上部には、ハンドル20が取り付けられている。
ハンドル20は、左右方向に延びる棒状に形成されている。ハンドル20の右部には、アクセルグリップ21、ブレーキレバー26等が取り付けられている。アクセルグリップ21(アクセル操作部材)は、円筒状に形成されており、前後に回転可能になっている。運転者がアクセルグリップ21を後(手前)に回転させることにより、モータモジュール50が後輪14に駆動力を作用させる。運転者がブレーキレバー26を握ることにより、前ブレーキ(図示略)が前輪13に制動力を作用させる。ハンドル20の左部には、ブレーキレバー27等が取り付けられている。運転者がブレーキレバー27を握ることにより、後ブレーキ(図示略)が後輪14に制動力を作用させる。
図2は、駆動装置及び周辺構成のブロック図である。同図に示すように、バッテリ40(蓄電池)は、モータモジュール50に接続されており、モータモジュール50に電力を供給する。また、バッテリ40は、モータモジュール50から電力が供給されて充電される。
アクセルグリップ21の内部には、アクセルセンサ80が設けられている。アクセルセンサ80(操作量センサ)は、捻り部材83、第1歪ゲージ81、及び第2歪ゲージ82等を備えている。捻り部材83(変形部材)は、円筒状又は円柱状に形成されており、アクセルグリップ21の回転量(操作量)に応じて捻り変形する。詳しくは、アクセルグリップ21の回転量が大きいほど、捻り部材83の捻り変形量(歪量)が大きくなる。第1歪ゲージ81及び第2歪ゲージ82は、周知の歪ゲージであり、ジグザグ(複数回折り返し)形状に配置された抵抗体の変形に伴う電気抵抗の変化を測定し、これを捻り部材83(被測定物)の歪量に換算する。第1歪ゲージ81及び第2歪ゲージ82は、捻り部材83にそれぞれ取り付けられており、モータモジュール50からそれぞれ電力が供給される。第1歪ゲージ81及び第2歪ゲージ82は、それぞれ検出した捻り部材83の歪量(操作量相関値)を、デジタル信号に変換してモータモジュール50へ送信する。
モータモジュール50(モジュール)は、モータ60、第1モータドライバ71、第2モータドライバ72、及びコントローラ75等を備えており、機電一体のモジュールである。
モータ60は、2系統のステータ巻線を備える3相ブラシレスモータである。モータ60は、ロータ63、第1ステータ巻線61、及び第2ステータ巻線62等を備えている。ロータ63には、永久磁石(図示略)が取り付けられている。ステータ(図示略)には、第1ステータ巻線61及び第2ステータ巻線62がそれぞれ巻回されている。ロータ63の回転位置に応じて第1ステータ巻線61及び第2ステータ巻線62に電流が流されることにより、ロータ63が回転させられる。第1ステータ巻線61と第2ステータ巻線62とには、独立して(個別に)電流を流すことが可能である。モータ60の正常時には、第1ステータ巻線61及び第2ステータ巻線62に電流が流される。
図3に示すように、ロータ63には、モータ60の出力軸65が固定され(取り付けられ)ている。出力軸65は、スプロケット15及びチェーン16等(動力伝達装置)を介して、後輪14に接続されている。これにより、モータ60の動力が後輪14(駆動輪)に伝達され、電動キックボード10が走行する。また、電動キックボード10の減速時において、後輪14の回転力によりロータ63が回転させられ、モータ60は回生発電を行う。なお、スプロケット15及びチェーン16等は、出力軸65の回転を減速させて伝達する減速装置を兼ねている。
第1モータドライバ71及び第2モータドライバ72は、周知の3相ブリッジ型のインバータ回路により構成されている。第1モータドライバ71は、バッテリ40及び第1ステータ巻線61に接続されており、バッテリ40から供給される直流電力を交流電力に変換して第1ステータ巻線61へ供給する。第2モータドライバ72は、バッテリ40及び第2ステータ巻線62に接続されており、バッテリ40から供給される直流電力を交流電力に変換して第2ステータ巻線62へ供給する。また、第1モータドライバ71及び第2モータドライバ72は、モータ60の回生発電時において、第1ステータ巻線61及び第2ステータ巻線62から供給される交流電力を直流電力に変換してバッテリ40へ供給する。第1モータドライバ71及び第2モータドライバ72は、コントローラ75により制御され、バッテリ40と第1ステータ巻線61及び第2ステータ巻線62との間で供給される電力をそれぞれ変更(制御)する。
速度センサ90は、電動キックボード10の速度vを検出する。速度センサ90は、前輪13又は後輪14の回転速度に基づいて速度vを検出してもよいし、モータ60(ロータ63)の回転速度(回転位置)に基づいて速度vを検出してもよい。速度センサ90は、検出した速度vをデジタル信号に変換してモータモジュール50(コントローラ75)へ送信する。
コントローラ75は、CPU、ROM、RAM、記憶装置、及び入出力インターフェース等を備えるマイクロコンピュータを主体として構成されている。コントローラ75は、第1モータドライバ71及び第2モータドライバ72を制御することにより、モータ60の駆動状態及び発電状態を制御する。コントローラ75は、第1歪ゲージ81、第2歪ゲージ82、及び速度センサ90の検出結果に基づいて、第1モータドライバ71及び第2モータドライバ72を制御する。なお、モータ60、モータドライバ71,72、アクセルセンサ80、及びコントローラ75により、低速電動車両の駆動装置が構成されている。
例えば、コントローラ75は、第1歪ゲージ81により検出された歪量が大きいほどモータ60のトルクが大きくなるように、モータドライバ71,72を制御する。そして、コントローラ75は、第1歪ゲージ81が故障した場合に第2歪ゲージ82の検出結果に基づいて、モータドライバ71,72を制御する。なお、コントローラ75は、歪ゲージ81,82により検出された歪量の平均値が大きいほどモータ60のトルクが大きくなるように、モータドライバ71,72を制御してもよい。そして、コントローラ75は、歪ゲージ81,82の一方が故障した場合に他方の検出結果に基づいて、第1モータドライバ71及び第2モータドライバ72を制御してもよい。
また、コントローラ75は、速度センサ90により検出された速度vが最高速度vmを超えた場合に、電動キックボード10の速度を最高速度vm以下に制限するように、モータドライバ71,72を制御する。最高速度vmは、例えば20[km/h](低速の所定速度)である。
図1,3に示すように、車体11には、左右一対のブラケット18(支持部材)が取り付けられている(左側のブラケット18のみ図示)。左右一対のブラケット18は、後輪14を回転可能に支持している。なお、図3では、カバー19の表示を省略している。
モータ60は、左のブラケット18に固定され(取り付けられ)ている。モータ60の長手方向(出力軸65の軸線方向)の一端部60aにブラケット18を介して、基板76が固定され(取り付けられ)ている。基板76は、第1モータドライバ71、第2モータドライバ72、及びコントローラ75を搭載している。上記第1ステータ巻線61と第1モータドライバ71とは、ブラケット18に形成された孔又は切欠(図示略)を通じて配線により接続されている。上記第2ステータ巻線62と第2モータドライバ72とは、ブラケット18に形成された孔又は切欠(図示略)を通じて配線により接続されている。モータ60の長手方向の端面と、ブラケット18の主面(最も大きい面)と、基板76の板面(主面)とは、平行(略平行)になっている。基板76は、カバー19により覆われている。
基板76において、モータドライバ71,72及びコントローラ75が搭載された第1面76aと反対側の第2面76bには、コネクタ77が取り付けられている。コネクタ77は、基板76に形成されたプリント配線等(図示略)により、モータドライバ71,72及びコントローラ75に接続されている。モータ60とコネクタ77とは、基板76の第2面76b側に隣接して(並列に)配置されている。モータ60の長手方向とコネクタ77の長手方向とは、電動キックボード10の車幅方向に一致している。配線79の端部に取り付けられたコネクタ78が、コネクタ77に接続されている。配線79は、バッテリ40に接続された電力線と、第1歪ゲージ81、第2歪ゲージ82、及び速度センサ90にそれぞれ接続された信号線とを含んでいる。配線79は、コネクタ78,77、及び基板76のプリント配線等を介して、モータドライバ71,72、及びコントローラ75にそれぞれ接続されている。
コントローラ75は、さらに以下の制御を実行する。すなわち、コントローラ75は、モータ60を制御する複数の制御モードを実行する。複数の制御モードは、モータ60のトルクを制御するトルク制御モードと、モータ60により回生発電をしてモータ60の回転速度を制御する回転速度制御モードと、モータ60の回転位置を制御する回転位置制御モードとを含んでいる。コントローラ75は、電動キックボード10の運転者の意図に応じて、上記複数の制御モードからいずれかの制御モードを選択して実行する。
詳しくは、コントローラ75は、歪ゲージ81,82及び速度センサ90の少なくとも1つの検出結果に基づいて、電動キックボード10が加速時、定速走行時、減速時、及び停止時のいずれかであるかを判定する。例えば、コントローラ75は、第1歪ゲージ81により検出される歪量が増加している場合に加速時であると判定する。コントローラ75は、第1歪ゲージ81により検出される歪量が減少している場合に減速時であると判定する。コントローラ75は、第1歪ゲージ81により検出される歪量が一定である場合、又は速度センサ90により検出される速度vが一定である場合に低速走行時であると判定する。コントローラ75は、速度センサ90により検出される速度vが0[km/h]に近付いている場合に停止時であると判定する。
コントローラ75は、電動キックボード10が加速時であると判定した場合及び定速走行時であると判定した場合に、トルク制御モードを実行する。トルク制御モードでは、コントローラ75は、歪ゲージ81,82の少なくとも一方の検出結果に基づいて、モータ60のトルク指令値を算出する。そして、コントローラ75は、モータ60が出力するトルクをトルク指令値にすべく、モータドライバ71,72を制御する。例えば、コントローラ75は、周知のフィードバック制御等により、トルク指令値に基づいてステータ巻線61,62に流れる電流を制御する。
コントローラ75は、電動キックボード10が減速時であると判定した場合に、回転速度制御モードを実行する。回転速度制御モードでは、コントローラ75は、歪ゲージ81,82の少なくとも一方の検出結果に基づいて、モータ60の回転速度指令値を算出する。そして、コントローラ75は、モータ60の回転速度を回生発電により回転速度指令値まで減速させるべく、モータドライバ71,72を制御する。例えば、コントローラ75は、回転速度指令値に基づいて、ステータ巻線61,62に流れる発電電流を制御する。
コントローラ75は、電動キックボード10が停止時であると判定した場合に、回転位置制御モードを実行する。回転位置制御モードでは、コントローラ75は、歪ゲージ81,82の少なくとも一方の検出結果に基づいて、モータ60の回転位置指令値を算出する。そして、コントローラ75は、モータ60の回転位置を回転位置指令値にすべく、モータドライバ71,72を制御する。例えば、コントローラ75は、回転位置指令値に基づいて、ステータ巻線61,62に流れる電流を制御する。
また、コントローラ75は、ステータ巻線61,62の一方が断線した場合に、他方のステータ巻線に電力を供給するように対応する第1モータドライバ71又は第2モータドライバ72を制御して、モータ60の駆動を継続する。なお、ステータ巻線61,62の一方が断線したことは、例えばステータ巻線61,62に流れる電流に基づいて判定することができる。さらに、コントローラ75は、モータドライバ71,72の一方が故障した場合に、他方のモータドライバを制御して対応する第1ステータ巻線61又は第2ステータ巻線62に電力を供給して、モータ60の駆動を継続する。なお、モータドライバ71,72の一方が故障したことは、例えばモータドライバ71,72を構成するインバータ回路の動作状態に基づいて判定することができる。
運転者が電動キックボード10を運転する際には、デッキ11aに片足を載せてもう片方の足で路面を蹴って、電動キックボード10を発進させる。その後、運転者がアクセルグリップ21を後(手前)に回転させることにより、コントローラ75はトルク制御モードを実行して電動キックボード10を加速させる。運転者がアクセルグリップ21を前(奧)に戻す(回転させる)ことにより、コントローラ75は回転速度制御モードを実行してモータ60により回生発電を行う。運転者がブレーキレバー26,27のいずれかを握って電動キックボード10の速度vが0[km/h]に近付くと、コントローラ75は回転位置制御モードを実行してモータ60の回転位置を回転位置指令値に制御する。
また、ステータ巻線61,62の一方が断線した場合、又はモータドライバ71,72の一方が故障した場合であっても、コントローラ75はモータ60の駆動を継続する。このため、運転者は電動キックボード10の走行を継続することができ、電動キックボード10を押して移動させる必要がない。
以上詳述した本実施形態は、以下の利点を有する。
・モータ60は、ロータ63及び2つのステータ巻線61,62(モータ巻線)を備えている。2つのモータドライバ71,72は、2つのステータ巻線61,62に供給する電力をそれぞれ変更する。アクセルセンサ80は、電動キックボード10のアクセルグリップ21の操作量に相関する捻り部材83の歪量(操作量相関値)を検出する。そして、コントローラ75は2つのモータドライバ71,72を制御する。このため、2つのステータ巻線61,62の一方が断線した場合であっても、他方のステータ巻線に電力を供給することにより、モータ60を回転させることができる。また、2つのモータドライバ71,72の一方が故障した場合であっても、他方のモータドライバにより対応するステータ巻線に供給する電力を変更することによって、モータ60を回転させることができる。したがって、電動キックボード10の駆動装置において、ステータ巻線61,62の断線時やモータドライバ71,72の故障時における電動キックボード10の走行継続性を向上させることができる。
・モータ60、2つのモータドライバ71,72、及びコントローラ75は、一体化されて1つのモータモジュール50にされている。このため、これらを接続する配線が煩雑になったり、これらを接続する配線が断線したりすることを抑制することができる。特に、モータ60が2つのステータ巻線61,62を備え、駆動装置が2つのモータドライバ71,72、及びコントローラ75を備える場合は、これらを接続する配線がより煩雑化したり断線したりしやすい。したがって、これらを一体化して1つのモータモジュール50にすることにより、上記効果がさらに高くなる。
・コントローラ75は、モータ60を制御する複数の制御モードを実行可能である。このため、電動キックボード10の状態に応じて制御モードを切り替えることができ、電力消費を抑制したり電力の利用効率を向上させたりすることができる。したがって、大容量のバッテリを搭載することが困難な電動キックボード10であっても、電動キックボード10の走行継続性を向上させることができる。
・モータ60の長手方向の一端部60aに、モータドライバ71,72及びコントローラ75を搭載した基板76が取り付けられている。このため、モータドライバ71,72及びコントローラ75を、モータ60の長手方向の一端部60aにまとめて配置することができる。モータドライバ71,72及びコントローラ75に配線79を接続するコネクタ77が、基板76に取り付けられている。このため、コネクタ77及び基板76を介して、モータドライバ71,72及びコントローラ75に配線79を接続することができる。そして、モータ60とコネクタ77とが並列に配置され、モータ60の長手方向とコネクタ77の長手方向とが一致している。このため、モータ60及びコネクタ77を配置するスペースを小さくすることができる。さらに、モータ60の長手方向とコネクタ77の長手方向とを電動キックボード10の車幅方向に一致させているため、電動キックボード10の車幅を小さくすることができる。
・コントローラ75は、2つのステータ巻線61,62の一方が断線した場合に、他方のステータ巻線に電力を供給するように対応する第1モータドライバ71又は第2モータドライバ72を制御して、モータ60の駆動を継続する。こうした構成によれば、2つのステータ巻線61,62の一方が断線した場合であっても、モータ60の駆動を継続することができ、電動キックボード10の走行を継続することができる。したがって、電動キックボード10を押して移動させなければならない事態を避けることができる。
・コントローラ75は、2つのモータドライバ71,72の一方が故障した場合に、他方のモータドライバを制御して対応する第1ステータ巻線61又は第2ステータ巻線62に電力を供給して、モータ60の駆動を継続する。こうした構成によれば、2つのモータドライバ71,72の一方が故障した場合であっても、モータ60の駆動を継続することができ、電動キックボード10の走行を継続することができる。したがって、電動キックボード10を押して移動させなければならない事態を避けることができる。
・複数の制御モードは、モータ60のトルクを制御するトルク制御モードと、モータ60により回生発電をしてモータ60の回転速度を制御する回転速度制御モードと、モータ60の回転位置を制御する回転位置制御モードとを含む。こうした構成によれば、電動キックボード10の運転者の意図に応じて、トルク制御モードと回転速度制御モードと回転位置制御モードとを切り替えることができ、電力消費を抑制したり電力の利用効率を向上させたりすることができる。さらに、コントローラ75は、モータ60を制御するモータコントローラと、電動キックボード10全体を制御する車両コントローラとを兼ねることができる。
・コントローラ75は、電動キックボード10の加速時及び定速走行時にトルク制御モードを実行するため、運転者の意図に合わせて電動キックボード10を走行させやすくなる。コントローラ75は、電動キックボード10の減速時に回転速度制御モードを実行するため、電動キックボード10の減速時にモータ60により回生発電をしてエネルギーを有効に利用することができる。コントローラ75は、電動キックボード10の停止時に回転位置制御モードを実行するため、運転者の意図に合わせて電動キックボード10を停止させやすくなる。
・アクセルセンサ80は、アクセルグリップ21の操作量に応じて捻り変形する捻り部材83と、捻り部材83の歪量(捻り変形量)を検出する2つの歪ゲージ81,82とを含む。このため、アクセルセンサ80により検出される操作量相関値が、バッテリ40からアクセルセンサ80に供給される電圧の変動の影響を直接受けることを抑制することができる。したがって、アクセルセンサ80により検出された歪量に基づいて制御されるモータ60の制御状態が、バッテリ40の供給電圧の影響を受けることを抑制することができる。しかも、2つの歪ゲージ81,82の一方が故障した場合であっても、他方の歪ゲージにより捻り部材83の歪量を検出することによって、アクセルグリップ21の操作量相関値を検出することができる。したがって、故障に対するアクセルセンサ80のロバスト性を向上させることができる。
・アクセルセンサ80とモータモジュール50とで、電力及び歪量(信号)を直接やり取りすることができる。したがって、アクセルセンサ80とモータモジュール50との間に中継装置等を必要とせず、構成及び処理を簡素化することができる。
なお、上記実施形態を、以下のように変更して実施することもできる。上記実施形態と同一の部分については、同一の符号を付すことにより説明を省略する。
・電動キックボード10の定速走行時に、モータ60の回転速度を制御してもよい。また、電動キックボード10の停止時に、回転位置制御モードを実行しないようにすることもできる。
・モータ60の出力軸65から後輪14に動力を伝達する動力伝達装置として、歯車減速機を採用することもできる。
・基板76の第2面76b側にコネクタ77を配置するとともに、コネクタ77の長手方向を出力軸65に垂直(略垂直)にすることもできる。この場合であっても、電動キックボード10の車幅を小さくすることができる。
・アクセルセンサ80(操作量センサ)は、第1捻り部材(第1変形部材)と第2捻り部材(第2変形部材)とを備え、第1歪ゲージ81が第1捻り部材の歪量を検出し、第2歪ゲージ82が第2捻り部材の歪量を検出してもよい。
・電動キックボード10は、アクセルグリップ21に代えて、アクセルレバーを備えていてもよい。その場合、アクセルレバーの形状に応じて、捻り部材83、第1捻り部材、及び第2捻り部材の形状を変更すればよい。
・モータモジュール50は、第1モータドライバ71を制御する第1コントローラと、第2モータドライバ72を制御する第2コントローラとを備えていてもよい。
・モータ60は、永久磁石式の3相ブラシレスモータに限らず、界磁巻線式の3相ブラシレスモータであってもよい。
・上記実施形態及び変更例の駆動装置が適用される特定小型原動機付自転車(低速電動車両)は、電動キックボード10に限らず、シニアカーや、ゴルフカート等であってもよい。また、特定小型原動機付自転車に限らず、最高速度が30[km/h](低速の所定速度)以下の低速電動車両に、上記実施形態及び変更例を適用してもよい。
なお、上記の各変更例を組み合わせて実施することもできる。
以下、上述した実施形態及び変更例から抽出される特徴的な構成を記載する。
[構成1]
最高速度が低速の所定速度以下である低速電動車両(10)を駆動する駆動装置であって、
ロータ(63)及び2つのステータ巻線(61,62)を備えるモータ(60)と、
前記2つのステータ巻線に供給する電力をそれぞれ変更する2つのモータドライバ(71,72)と、
前記2つのモータドライバを制御するコントローラ(75)と、
を備え、
前記モータ、前記2つのモータドライバ、及び前記コントローラは、一体化されて1つのモジュール(50)にされており、
前記コントローラは、前記モータを制御する複数の制御モードを実行可能である、低速電動車両の駆動装置。
[構成2]
前記モータの長手方向の一端部(60a)に前記モータドライバ及び前記コントローラを搭載した基板(76)が取り付けられ、前記モータドライバ及び前記コントローラに配線(79)を接続するコネクタ(77)が前記基板に取り付けられ、前記モータと前記コネクタとが並列に配置され、前記モータの長手方向と前記コネクタの長手方向とが一致している、構成1に記載の低速電動車両の駆動装置。
[構成3]
前記モータの出力軸(65)は、動力伝達装置(15,16)を介して前記低速電動車両の車輪(14)に接続されている、構成1又は2に記載の低速電動車両の駆動装置。
[構成4]
前記コントローラは、前記2つのステータ巻線の一方が断線した場合に、他方のステータ巻線に電力を供給するように対応する前記モータドライバを制御して、前記モータの駆動を継続する、構成1~3のいずれか1つに記載の低速電動車両の駆動装置。
[構成5]
前記コントローラは、前記2つのモータドライバの一方が故障した場合に、他方のモータドライバを制御して対応する前記ステータ巻線に電力を供給して、前記モータの駆動を継続する、構成1~3のいずれか1つに記載の低速電動車両の駆動装置。
[構成6]
前記複数の制御モードは、前記モータのトルクを制御するトルク制御モードと、前記モータにより回生発電をして前記モータの回転速度を制御する回転速度制御モードと、前記モータの回転位置を制御する回転位置制御モードとを含む、構成1~5のいずれか1つに記載の低速電動車両の駆動装置。
[構成7]
前記コントローラは、前記低速電動車両の加速時及び定速走行時に前記トルク制御モードを実行し、前記低速電動車両の減速時に前記回転速度制御モードを実行し、前記低速電動車両の停止時に前記回転位置制御モードを実行する、構成6に記載の低速電動車両の駆動装置。
10…電動キックボード、21…アクセルグリップ、50…モータモジュール、60…モータ、61…第1ステータ巻線、62…第2ステータ巻線、63…ロータ、71…第1モータドライバ、72…第2モータドライバ、75…コントローラ、80…アクセルセンサ、81…第1歪ゲージ、82…第2歪ゲージ、83…捻り部材。

Claims (7)

  1. 最高速度が低速の所定速度以下である低速電動車両(10)を駆動する駆動装置であって、
    ロータ(63)及び2つのステータ巻線(61,62)を備えるモータ(60)と、
    前記2つのステータ巻線に供給する電力をそれぞれ変更する2つのモータドライバ(71,72)と、
    前記2つのモータドライバを制御するコントローラ(75)と、
    を備え、
    前記モータ、前記2つのモータドライバ、及び前記コントローラは、一体化されて1つのモジュール(50)にされており、
    前記コントローラは、前記モータを制御する複数の制御モードを実行可能である、低速電動車両の駆動装置。
  2. 前記モータの長手方向の一端部(60a)に前記モータドライバ及び前記コントローラを搭載した基板(76)が取り付けられ、前記モータドライバ及び前記コントローラに配線(79)を接続するコネクタ(77)が前記基板に取り付けられ、前記モータと前記コネクタとが並列に配置され、前記モータの長手方向と前記コネクタの長手方向とが一致している、請求項1に記載の低速電動車両の駆動装置。
  3. 前記モータの出力軸(65)は、動力伝達装置(15,16)を介して前記低速電動車両の車輪(14)に接続されている、請求項1又は2に記載の低速電動車両の駆動装置。
  4. 前記コントローラは、前記2つのステータ巻線の一方が断線した場合に、他方のステータ巻線に電力を供給するように対応する前記モータドライバを制御して、前記モータの駆動を継続する、請求項1又は2に記載の低速電動車両の駆動装置。
  5. 前記コントローラは、前記2つのモータドライバの一方が故障した場合に、他方のモータドライバを制御して対応する前記ステータ巻線に電力を供給して、前記モータの駆動を継続する、請求項1又は2に記載の低速電動車両の駆動装置。
  6. 前記複数の制御モードは、前記モータのトルクを制御するトルク制御モードと、前記モータにより回生発電をして前記モータの回転速度を制御する回転速度制御モードと、前記モータの回転位置を制御する回転位置制御モードとを含む、請求項1又は2に記載の低速電動車両の駆動装置。
  7. 前記コントローラは、前記低速電動車両の加速時及び定速走行時に前記トルク制御モードを実行し、前記低速電動車両の減速時に前記回転速度制御モードを実行し、前記低速電動車両の停止時に前記回転位置制御モードを実行する、請求項6に記載の低速電動車両の駆動装置。
JP2022150292A 2022-09-21 2022-09-21 低速電動車両の駆動装置 Pending JP2024044640A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022150292A JP2024044640A (ja) 2022-09-21 2022-09-21 低速電動車両の駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022150292A JP2024044640A (ja) 2022-09-21 2022-09-21 低速電動車両の駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2024044640A true JP2024044640A (ja) 2024-04-02

Family

ID=90480113

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022150292A Pending JP2024044640A (ja) 2022-09-21 2022-09-21 低速電動車両の駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2024044640A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2021220823A1 (ja) 電動自転車
US6724165B2 (en) Regenerative braking system for an electric vehicle
JP5636440B2 (ja) 電動二輪車
WO2012014396A1 (ja) 電動自転車
JP5840464B2 (ja) 電気自動車
CN111017103A (zh) 助力自行车
JP2021062640A (ja) 自己充電で走行可能な電動自転車
JPWO2012070105A1 (ja) 電動二輪車
WO2014003017A1 (ja) 補助動力付き移動機器の制御装置、および、その制御装置を備えた補助動力付き移動機器
CN105836007A (zh) 一种多功能助力滑板车
JPH08140212A (ja) 回生制御装置
CN205769905U (zh) 一种跟随式电动滑板车的启停制动系统
KR101473183B1 (ko) 전기 자전거
JP6192811B2 (ja) 電動システムおよびそれを備える輸送機器
KR20110033622A (ko) 전동 자전거 및 그 제어방법
CN113562072B (zh) 一种电动汽车的转向控制方法及装置
JP2024044640A (ja) 低速電動車両の駆動装置
WO2024062849A1 (ja) 低速電動車両の駆動装置
TWI771511B (zh) 煞車系統
JP5450834B2 (ja) 電動二輪車
JP5574108B2 (ja) 回生制動制御装置
CN117396354A (zh) 用于制动摩托车的方法和电驱动的摩托车
CN110001853B (zh) 刹车系统
JP5537994B2 (ja) 電動補助自転車
JP2012075259A (ja) 電動乗用車両