JP2024043319A - 二次電池 - Google Patents

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Abstract

Figure 2024043319000001
【課題】簡素化が図られた二次電池を提供する。
【解決手段】貫通孔を有するとともに、内部に電極体を収容するケースと、貫通孔を塞ぐとともに、ケースの内圧上昇によって開弁するガス排出弁18と、を備え、ガス排出弁18は、貫通孔及び貫通孔の周囲に構成される配置部21と、配置部21に配置されることで貫通孔を塞ぐキャップ17と、キャップ17の外周端を配置部21に対して溶接で固定する溶接部27と、を備え、溶接部27は、キャップ17の周回方向に、第1溶接部分27Aと第2溶接部分27Bとを備え、第2溶接部分27Bは、第1溶接部分27Aよりもケースの内圧による力によって破断し易く構成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、内圧上昇によって作動する弁を備えた二次電池に関する。
リチウムイオン二次電池等の二次電池は、電極体と、電極体を収容する電池ケースと、を備えている。電極体は、正極と、負極と、セパレータと、を備えている。電極体は、ケース内に電解液と共に収容され、キャップによって閉塞され密閉されている。このような二次電池は、使用時において、ケース内でガスが発生することによって内圧が高まることがある。そこで、キャップには、ケースの内部に発生したガスを放出するガス排出弁が配置されている(特許文献1参照)。
特開2019-40664号公報
二次電池において、ガス排出弁は、ケースの内圧が所定値となったときに、確実に開弁する構成でありながら、構成の簡素化が望まれている。そして、ガス排出弁の構成を簡素化することで、二次電池の構成の簡素化も望まれている。
上記課題を解決するための二次電池は、貫通孔を有するとともに、内部に電極体を収容するケースと、前記貫通孔を塞ぐとともに、前記ケースの内圧上昇によって開弁する弁と、を備え、前記弁は、前記貫通孔及び前記貫通孔の周囲に構成される配置部と、前記配置部に配置されることで前記貫通孔を塞ぐキャップと、前記キャップの外周を前記配置部に対して溶接で固定する溶接部と、を備え、前記溶接部は、前記キャップの周回方向に、第1溶接部分と第2溶接部分とを備え、前記第2溶接部分は、前記第1溶接部分よりも前記ケースの内圧による力によって破断し易く構成されている。上記構成によれば、ケースの内圧が高まると、第1溶接部分よりも先に第2溶接部分で破断して、内圧上昇を抑えることで、ケースの破裂を防止することができる。
上記二次電池において、前記キャップは、前記ケースにおける前記配置部を備える部分よりも剛性が高いことが好ましい。上記構成によれば、キャップが配置部を備える部分よりも剛性(荷重/変形量)を有することで、内圧が高まったときに、第2溶接部分に対する応力が高まり、第2溶接部分で破断し易くなる。
上記二次電池において、前記キャップは、変形部を備えていてもよい。上記構成によれば、キャップに変形部を設けることで、キャップの剛性を、配置部を備える部分よりも高くすることができる。
上記二次電池において、前記配置部における、前記第1溶接部分に対応する段差高さをH1、前記第2溶接部分に対応する段差高さをH2としたとき、H1>H2であることが好ましい。上記構成によれば、(第1溶接部分に対応する段差高さH1)>(第2溶接部分に対応する段差高さH2)とすることで、第2溶接部分は、第1溶接部分よりも溶接による溶け込み深さが小さくなる。これにより、第2溶接部分は、第1溶接部分よりも内圧による力によって破断し易くなる。
上記二次電池において、前記ケースにおける前記貫通孔を備える面は、前記貫通孔の中心を通る仮想中心線上に薄肉部を備えていることが好ましい。上記構成によれば、貫通孔の中心を通る仮想中心線上の薄肉部において、内圧による力によって変形し易くなる。これにより、ケースの内圧が高まると、先ずは薄肉部を備えた面が仮想中心線の位置が頂部となるように膨らみ、次いで、第2溶接部分が破断するようにできる。
上記二次電池において、前記仮想中心線は、前記ケースにおける前記貫通孔を備える面の長手方向に延びる第1仮想中心線であって、前記第1溶接部分は、前記第1仮想中心線上に位置し、前記第2溶接部分は、前記ケースにおける前記貫通孔を備える面における、前記貫通孔の中心を通る前記第1仮想中心線と交差する第2仮想中心線上に位置するように構成してもよい。上記構成によれば、貫通孔を備える面は、第1仮想中心線の位置が頂部となるように膨らみ、山なりとなった第2仮想中心線の両端の第2溶接部分が第1溶接部分に先立って破断する。
本発明によれば、簡素化が図られた二次電池を提供することができる。
図1は、第1実施形態における単電池の斜視図である。 図2は、図1に示す単電池の平面図である。 図3は、図2に示すカバーにおいて、キャップを除いた状態の配置部周辺の要部平面図である。 図4は、第1実施形態において、貫通孔を塞ぐキャップであって、(a)は、平面図、(b)は、(a)のb-b断面図である。 図5は、第1実施形態において、配置部にキャップが配置された状態の平面図である。 図6は、図5における6-6断面図である。 図7は、図5における7-7断面図である。 図7は、図2における8-8断面図である。 図9は、ケースの内圧上昇でカバーが上方に膨らんだ状態を示す要部断面図である。 図10は、図9の第2溶接部分周辺の拡大断面図である。 図11は、第2実施形態における二次電池のカバーにおいて、配置部周辺の要部平面図である。 図12は、図11における12-12断面図である。 図13は、図11における13-13断面図である。 図14は、薄肉部の変形例を示す断面図である。
以下、本発明が適用された二次電池について図面を参照して説明する。
〔第1実施形態〕
〔全体構成〕
図1に示すように、二次電池を構成する単電池は、例えば、非水二次電池であって、一例としてリチウムイオン二次電池である。単電池は、ケース10と、電極体20と、を備えている。ケース10は、ケース本体11と、カバー12と、を備えている。ケース本体11は、電極体20と非水電解液とを収容する。ケース本体11は、上側開口を有した偏平な有底角型(直方体形状)の外形を有する。
カバー12は、ケース本体11の上側開口を閉塞する。ケース10は、ケース本体11にカバー12を取り付けることで密閉された電槽が構成される。ケース本体11及びカバー12は、アルミニウム、若しくはアルミニウム合金等の金属で構成される。
カバー12には、正極の外部端子13Aと、負極の外部端子13Bとが設けられる。外部端子13A,13Bは、電力の充放電に用いられる。電極体20における正極側の端部である正極側集電部は、正極の集電部材15Aを介して正極の外部端子13Aに電気的に接続される。電極体20における負極側の端部である負極側集電部は、負極の集電部材15Bを介して負極の外部端子13Bに電気的に接続される。なお、外部端子13A,13Bの形状は、図2に示す形状に限定されず、任意の形状であってよい。隣り合う単電池の正極の外部端子13Aと負極の外部端子13Bとは、バスバーで電気的に接続されている。これにより、隣り合う単電池は、直列に電気接続される。
カバー12は、中央に、貫通孔16を備えている。貫通孔16は、円形形状を有している。貫通孔16は、電解液を注入する際の注入孔であり、その後は、キャップ17によって閉塞されることで、ガス排出弁18が構成される。ガス排出弁18は、ケース10の内圧が所定値以上になったとき、開弁することで、内圧上昇の原因となったガスを放出する。所定値は、一例として、ケース10が内圧上昇によって破裂することがない圧力であり、かつ当該所定値以上となると、後述の第2溶接部分27Bが破断し始める圧力である。
〔電極体〕
電極体20は、長尺の正極板と負極板とがセパレータを介して積層した積層体を捲回した偏平な捲回体である。正極板、負極板、及びセパレータは、それぞれの長手となる方向が長手方と一致するように積層される。そして、電極体20は、セパレータを挟んで積層された正極板と負極板とが捲回された構造を有している。
正極板は、正極基材と、正極合剤層とを備えている。正極基材は、アルミニウム又はアルミニウムを主成分とする合金から構成される金属箔が用いられる。正極合剤層は、液状体の正極合剤ペーストの硬化体である。正極合剤ペーストは、正極活物質、正極溶媒、正極導電材、及び正極結着材を含んでいる。正極活物質は、単電池における電荷担体であるリチウムイオンを吸蔵及び放出可能なリチウム含有複合金属酸化物である。正極活物質は、コバルト酸リチウム(LiCoO)、ニッケル酸リチウム(LiNiO)、マンガン酸リチウム(LiMn)から選択される一種又は二種以上の物質である。
負極板は、負極基材と、負極合剤層とを備えている。負極基材は、銅又は銅を主成分とする合金から構成される金属箔が用いられる。負極合剤層は、液状体の負極合剤ペーストの硬化体である。負極合剤ペーストは、負極活物質、負極溶媒、負極分散材、及び負極結着材を含んでいる。負極活物質は、リチウムイオンを吸蔵及び放出可能な材料である。負極活物質は、黒鉛、難黒鉛化炭素、易黒鉛化炭素、カーボンナノチューブ等から選択される一種又は二種以上の物質である。
セパレータは、正極板と負極板との接触を防ぐとともに、正極板及び負極板の間で非水電解液を保持する。非水電解液に電極体20を浸漬させると、セパレータの端部から中央部に向けて非水電解液が浸透する。
非水電解液は、非水溶媒に支持塩が含有された組成物である。非水溶媒は、例えば、プロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、ジエチルカーボネート、ジメチルカーボネート、エチルメチルカーボネートからなる群から選択された一種又は二種以上の材料である。支持塩としては、例えば、LiPF、LiBF、LiClO、LiAsF、LiCFSO、LiCSO、LiN(CFSO、LiC(CFSO、LiI等から選択される一種又は二種以上のリチウム化合物(リチウム塩)である。
〔ガス排出弁〕
図2に示すように、カバー12は、細長い矩形板形状を有している。カバー12は、ケース本体11の上側開口を閉塞する。そして、カバー12の長手方向において、一端には、正極の外部端子13Aが設けられ、他端に、負極の外部端子13Bが設けられている。ガス排出弁18が設けられる貫通孔16の位置は、具体的に、長手方向に延び、かつ長手方向に交差する幅方向の中央を通る第1仮想中心線14A上である。加えて、長手方向の中央を通り、かつ第1仮想中心線14Aと交差、例えば直交する第2仮想中心線14B上に位置する。換言すると、貫通孔16の中心は、矩形形状を有したカバー12の互いに交差する対角線の交点に位置する。また、カバー12の長手方向において、外部端子13A,13Bの中間に位置する。
ガス排出弁18は、配置部21と、キャップ17と、溶接部27と、を備えている。
キャップ17は、貫通孔16の部分に構成される配置部21に配置される。図3に示すように、配置部21は、支持面23と、壁部24と、壁無部25と、を備えている。
支持面23は、貫通孔16の周囲で、かつカバー12の表面22Aである。支持面23は、貫通孔16の周囲の表面22Aよりも低面である。表面22Aは、外側に臨む面である。表面22Aと反対の裏面22Bは、電槽に臨む面である。支持面23は、表面22Aよりも1段低い面であって、貫通孔16の周囲に環状に構成されている。支持面23の外周には、壁部24が設けられている。壁部24は、支持面23の外周に沿う円弧壁である。壁部24の頂面は、表面22Aよりも1段高い。壁部24は、第1仮想中心線14Aから両側に45°の範囲、すなわち90°の範囲に設けられた円弧状壁である。壁部24は、支持面23の外周において、互いに離間し、かつ対向して一対設けられている。一対の壁部24は、第1仮想中心線14Aと重なるように設けられている。一対の壁部24は、第1仮想中心線14Aを対称軸として図2中上下対称に設けられている。
一対の壁部24の間は、壁無部25であり、支持面23の外周において、壁部24が設けられていない領域である。また、壁無部25は、壁部24に挟まれた領域である。壁無部25は、表面22Aと同じ高さの面である。壁無部25も、支持面23の外周に、互いに離間し、かつ対向して一対構成されている。一対の壁無部25は、第2仮想中心線14Bと重なるように設けられている。壁無部25は、第2仮想中心線14Bから両側に45°の範囲、すなわち90°の範囲に設けられている。一対の壁無部25は、第2仮想中心線14Bを対称軸として図2中上下対称に構成されている。一対の壁部24と一対の壁無部25とは、支持面23を囲むように周回方向に、交互に設けられている。各壁部24と各壁無部25の周回方向の長さは本実施形態では同じである。
支持面23を高さ方向の基準面とし、支持面23から壁部24の頂面までの段差高さをH1とし(図6参照)、支持面23から壁無部25が構成された表面22Aまでの段差高さをH2としたとき(図7参照)、H1>H2となる。壁部24は、第1溶接部分27Aに対応する部分である。壁無部25は、第2溶接部分27Bに対応する部分である。また、表面22Aから支持面23までの深さ(=H2)は、例えばカバー12の板厚T1の半分程度である。また、表面22Aから壁部24の頂面までの段差高さも例えばカバー12の板厚T1の半分程度である。すなわち、支持面23と壁部24の頂面まで高低差は、例えばキャップ17の板厚T2である。
図4(a)及び(b)に示すように、支持面23上には、キャップ17が配置される。キャップ17は、支持面23上に構成される円形の凹部に嵌合される円形板である。キャップ17は、カバー12と同じ材料、すなわちアルミニウム、若しくはアルミニウム合金等の金属で構成されている。キャップ17の板厚T2は、例えばカバー12の板厚T1と同じである。キャップ17は、貫通孔16を塞ぐことができるように、貫通孔16の直径より大きく、支持面23の外径未満の大きさである。好ましくは、キャップ17の外径は、溶接可能なように支持面23の外径に近いことが好ましい。
キャップ17は、変形部26を備えている。変形部26は、例えばキャップ17の中央部に構成された凹部又は凸部(ここでは凹部)であって、プレス加工によって構成される。変形部26は、キャップ17の一部を変形することによって強度を高めている。すなわち、カバー12とキャップ17とは、同一材料で、かつ厚さも同じである(T1=T2)。キャップ17は、変形部26を設けることで、カバー12より剛性が高められている。剛性は、例えば(荷重/変形量)で定義することができる。これにより、ケース10の内圧が高まったとき、溶接部27の応力が高くなる。そして、溶接部27は、第1溶接部分27Aよりも第2溶接部分27Bで破断し易くできる。
図5に示すように、キャップ17は、支持面23上に構成され、かつ壁部24の内側に構成された凹部に嵌合される。そして、キャップ17は、その外周端が配置部21と途切れなく溶接され固定される。例えば、レーザ溶接される。具体的に、キャップ17の外周端は、一対の壁部24と一対の壁無部25とに溶接される。キャップ17の上面は、壁部24の頂面と面一となる。
溶接部27は、第1溶接部分27Aと、第2溶接部分27Bと、を備えている。第1溶接部分27Aは、一対の壁部24との溶接部分である(図6参照)。第2溶接部分27Bは、壁無部25との溶接部分である(図7参照)。第1溶接部分27Aと第2溶接部分27Bとを比較すると、溶接による溶け込み深さは、第2溶接部分27Bの方が壁部24を備える第1溶接部分27Aよりも小さくなる。これにより、第2溶接部分27Bは、その強度が第1溶接部分27Aより低くなることで、ケース10の内圧が所定値以上となったとき、第1溶接部分27Aよりも先に破断し始める。
図8に示すように、カバー12の裏面22Bは、第1仮想中心線14A上に、薄肉部28を備えている。薄肉部28は、直線形状で、かつ断面形状がV字形状の溝である。薄肉部28は、ケース10の内圧が高まったときに、第1仮想中心線14Aの位置が頂部となるように膨らみ易くする。薄肉部28は、壁部24と繋がっていない。これにより、カバー12が膨らんだ際に、壁部24へストレスを及びにくくする。また、薄肉部28は、長手方向の両端に配置されている外部端子13A,13Bの領域と繋がっていない。これにより、カバー12が膨らんだ際に、外部端子13A,13Bの領域へストレスを及びにくくする。
〔ガス排出弁の作用〕
図9及び図10に示すように、ケース10の内圧が高まると、先ず、カバー12が薄肉部28の位置で変形し、上方に膨らむ。具体的に、カバー12は、第1仮想中心線14Aの位置が頂部となるように膨らむ。その結果、第1溶接部分27Aよりも変形の大きい第2溶接部分27Bの方が応力が大きくなる。また、ケース10の内圧が所定値となると、溶け込み深さが第1溶接部分27Aよりも小さい第2溶接部分27Bが第1溶接部分27Aよりも先に破断し始める。場合によっては、第2溶接部分27Bが破断し始めた後、第1溶接部分27Aも破断し始める。これにより、破断部分からは、ケース10の内部で発生したガスが放出されることで、ケース10のさらなる内圧上昇を抑えることができる。
〔第1実施形態の効果〕
以上のような第1実施形態は、以下のように列挙する効果を得ることができる。
(1-1)ケース10の内圧が所定値より高まると、第1溶接部分27Aよりも第2溶接部分27Bが先に破断し、ケース10の破裂を防止することができる。このようなケース10は、カバー12の配置部21にキャップ17を溶接するだけの簡易な構成でガス排出弁18を設けることができる。したがって、このようなガス排出弁18を備えた単電池も構成を簡素化できる。
(1-2)キャップ17が配置部21を備えるカバー12よりも高い剛性を有することで、ケース10の内圧が高まったときに、溶接部27により高い応力をかけることができるようになることで、第2溶接部分27Bから破断させることができる。
(1-3)キャップ17に変形部26を設けることで、キャップ17の剛性を、カバー12と同じ厚さであっても、配置部21を備えるカバー12よりも高くすることができる。その結果、ケース10の内圧が所定値以上となったときに溶接部27、特に第2溶接部分27Bで破断し易くできる。
(1-4)配置部21は、(第1溶接部分27Aが形成される壁部24と支持面23との段差高さH1)>(第2溶接部分27Bが形成される壁無部25と支持面23との段差高さH2)となるように構成する。これにより、第2溶接部分27Bは、第1溶接部分27Aよりも溶接による溶け込み深さが小さくなる。これにより、第2溶接部分27Bは、第1溶接部分27Aよりも内圧による力によって破断し易くなる。
(1-5)カバー12は、薄肉部28を設けることで、ケース10の内圧が高まると、溶接部27が破断する前に第1仮想中心線14Aの位置が頂部となるように徐々に膨らむことで内圧上昇を抑えることができる。
(1-6)カバー12は、ケース10の内圧が高まると、薄肉部28が設けられていることで第1仮想中心線14Aの位置が頂部となるように徐々に膨らむ。その結果、第1仮想中心線14Aと重なる第1溶接部分27Aよりも第2仮想中心線14Bと重なる第2溶接部分27Bの方が応力が大きくなる。その結果、第2溶接部分27Bは、第1溶接部分27Aより溶け込み深さが小さいことと相俟って、第1溶接部分27Aよりも先に破断させることができる。
なお、第1実施形態は、更に以下のように適宜変更して実施することもできる。
・配置部21は、次のように構成することもできる。すなわち、壁部24は、第1仮想中心線14Aと重なる位置に設けるのであれば、その設ける範囲は、第1仮想中心線14Aから両側に45°の範囲に限定されるものではない。壁部24を設ける範囲が第1仮想中心線14Aに対して45°より小さければ、小さくなった分だけ壁無部25の設ける範囲は、第2仮想中心線14Bに対して45°より大きくなる。壁部24を設ける範囲が第1仮想中心線14Aに対して45°より大きければ、大きくなった分だけ壁無部25を設ける範囲は、第2仮想中心線14Bに対して45°より小さくなる。
・壁部24は、第1仮想中心線14Aを対称軸として対称に設けてもよいし、対称に設けられていなくてもよい。また、壁無部25は、第2仮想中心線14Bを対称軸として対称に設けてもよいし、対称に設けなくてもよい。
壁部24の数は、相対する一対の壁に限定されるものではない。例えば、1つでもよいし、3つ以上であってもよい。例えば壁部24を複数設ける場合は、壁部24を等間隔に設けることが好ましい。壁無部25は、支持面23の外周において、壁部24が設けられていない領域となる。支持面23の外側の円周において、壁部24の周回方向の長さは、壁無部25の周回方向の長さと同じでも良いし、大きくてもよいし、小さくてもよい。
壁部24は、第1溶接部分27Aとなり、壁無部25は、第2溶接部分27Bとなり、第1溶接部分27Aと第2溶接部分27Bは、溶接強度が異なってくる。したがって、ガス排出弁18が作動するケース10の内圧によって壁部24の範囲と壁無部25の周回方向の範囲が設定される。
・壁部24を第2仮想中心線14Bと重なる位置に設け、壁無部25を第1仮想中心線14Aと重なるように設けてもよい。
・キャップ17の板厚T2は、支持面23と壁部24の頂面まで高低差よりも大きくてもよいし、小さくてもよい。
〔第2実施形態〕
第2実施形態において、配置部31は、表面22Aより低くなるように構成され、第1実施形態の配置部21のように、表面22Aよりも突出する壁部24は備えていない。
すなわち、図11に示すように、配置部31は、支持面33と、第1側壁34と、第2側壁35と、を備えている。支持面33は、貫通孔16の周囲であって、周囲の表面22Aよりも低面であり、配置部31の中で最も低い面である。支持面33は、貫通孔16の周囲に環状に構成されている。支持面33の外周面は、第1側壁34と第2側壁35とで構成されている。第1側壁34は、第1仮想中心線14Aから左右に45°の範囲、すなわち90°の範囲に設けられている。第1側壁34は、支持面23の外周において、互いに離間し、かつ対向した一対の壁である。一対の第1側壁34は、第1仮想中心線14Aと重なるように設けられている。
一対の第1側壁34の間は、第2側壁35である。第2側壁35も、支持面23の外周に、互いに離間し、かつ対向して一対構成されている。一対の第2側壁35は、第2仮想中心線14Bと重なるように設けられている。第2側壁35は、第2仮想中心線14Bから両側に45°の範囲、すなわち90°の範囲に設けられている。一対の第1側壁34と一対の第2側壁35とは、周回方向に、交互に設けられている。各第1側壁34と各第2側壁35の周回方向の長さは本実施形態では同じである。
すなわち、配置部31は、最も低い位置に支持面33を備える。第1側壁34は、下端が支持面33であり上端が表面22Aである(図12参照)。第2側壁35は、下端が支持面33であり、上端が表面22Aと支持面33との間に位置する中間面35Aに位置する(図13参照)。第2側壁35は、平面視で環状の支持面33の外周に、表面22Aと支持面33との間に位置する中間面35Aを設けることで、第1側壁34よりも低い低壁となっている。中間面35Aは、支持面33と平行で、かつ円弧形状を有した平面である。
支持面33を基準面とし、支持面33から第1側壁34の上端(表面22A)までの段差高さをH1とし(図12参照)、支持面33から第2側壁35の上端までの段差高さをH2としたとき(図13参照)、H1>H2となる。また、表面22Aから支持面33までの深さ(=H1)は、例えばカバー12の板厚T1の半分程度である。また、表面22Aから第2側壁35の上端(中間面35A)までの深さは、例えばカバー12の板厚T1の半分以下である。
キャップ17は、支持面33上に構成される円形の凹部に嵌合される円形板である。キャップ17は、カバー12と同じ材料、すなわちアルミニウム、若しくはアルミニウム合金等の金属で構成されている。キャップ17の板厚T2は、例えばカバー12の板厚T1と同じである。キャップ17は、貫通孔16を塞ぐことができる外径以上であり、支持面33の外径未満の大きさである。好ましくは、キャップ17の外径は、第1側壁34及び第2側壁35と溶接可能なように支持面33の外径に近いことが好ましい。本実施形態のキャップ17も変形部26を備えている。
図12及び図13に示すように、キャップ17は、支持面33上に構成され、かつ第1側壁34及び第2側壁35の内側に構成された凹部に嵌合される。キャップ17は、その外周端が配置部31と途切れなく溶接される。具体的に、キャップ17の外周端は、一対の第1側壁34と一対の第2側壁35と溶接される。溶接部37は、第1溶接部分37Aと、第2溶接部分37Bと、を備えている。第1溶接部分37Aは、一対の第1側壁34との溶接部分である。第2溶接部分37Bは、第2側壁35との溶接部分である。第1溶接部分37Aと第2溶接部分37Bとを比較すると、溶接による溶け込み深さは、第2溶接部分37Bの方が第1溶接部分37Aよりも小さくなる。これにより、第2溶接部分37Bは、その強度が第1溶接部分37Aより低くなることで、ケース10の内圧が所定値以上となったとき、第1溶接部分37Aよりも先に破断し始める。
〔ガス排出弁の作用〕
ケース10の内圧が高まると、先ず、カバー12が薄肉部28の位置で変形し、上方に膨らむ。具体的に、カバー12は、第1仮想中心線14Aの位置が頂部となるように膨らむ。その結果、第1溶接部分37Aよりも第2溶接部分37Bの方が応力が大きくなる。また、内圧が所定値となると、溶け込み深さが第1溶接部分37Aよりも小さい。その結果、第2溶接部分37Bが第1溶接部分37Aよりも先に破断し始める。これにより、破断部分からは、ケース10の内部で発生したガスが放出されることで、ケース10の内圧上昇を抑えることができる。
〔第2実施形態の効果〕
以上のような第2実施形態は、第1実施形態の効果に加え、以下のように列挙する効果を得ることができる。
(2-1)配置部31は、表面22Aより低くなるように構成され、第1実施形態の配置部21のように、表面22Aよりも突出する壁部24は備えていない。したがって、ケース10の低背化を実現できる。
(2-2)配置部31は、(支持面33から第1側壁34の上端(表面22A)までの段差高さH1)>(支持面33から第2側壁35の上端までの段差高さH2)となるように構成する。これにより、第2溶接部分37Bは、第1溶接部分37Aよりも溶接による溶け込み深さが小さくなる。これにより、第2溶接部分37Bは、第1溶接部分37Aよりも内圧による力によって破断し易くなる。
(2-3)カバー12は、ケース10の内圧が高まると、薄肉部28が設けられていることで第1仮想中心線14Aの位置が頂部となるように徐々に膨らむ。その結果、第1仮想中心線14Aと重なる第1溶接部分37Aよりも第2仮想中心線14Bと重なる第2溶接部分37Bの方が応力が大きくなる。その結果、第2溶接部分37Bは、第1溶接部分37Aより溶け込み深さが小さいことと相俟って、第1溶接部分37Aよりも先に破断させることができる。
なお、第2実施形態は、更に以下のように適宜変更して実施することもできる。
・配置部31は、次のように構成することもできる。すなわち、第1側壁34は、第1仮想中心線14Aと重なる位置に設けるのであれば、その設ける範囲は、第1仮想中心線14Aから両側に45°の範囲に限定されるものではない。第1側壁34を設ける範囲が第1仮想中心線14Aに対して45°より小さければ、小さくなった分だけ第2側壁35の設ける範囲は、第2仮想中心線14Bに対して45°より大きくなる。第1側壁34を設ける範囲が第1仮想中心線14Aに対して45°より大きければ、大きくなった分だけ第2側壁35を設ける範囲は、第2仮想中心線14Bに対して45°より小さくなる。
・第1側壁34は、第1仮想中心線14Aを対称軸として対称に設けてもよいし、対称に設けられていなくてもよい。また、第2側壁35は、第2仮想中心線14Bを対称軸として対称に設けてもよいし、対称に設けなくてもよい。
・第1側壁34の数は、一対(2つ)に限定されるものではない。また、第2側壁35の数は、一対(2つ)に限定されるものではない。第1側壁34の数を定義したとき、残りが第2側壁35となる。第1側壁34を複数設ける場合は、第1側壁34を等間隔に設けることが好ましい。第1側壁34を設ける周回方向の長さは、第2側壁35を設ける周回方向の長さと同じでもよいし、大きくてもよいし、小さくてもよい。第1側壁34は、第1溶接部分27Aとなり、第2側壁35は、第2溶接部分27Bとなり、第1溶接部分27Aと第2溶接部分27Bは、溶接強度が異なってくる。したがって、ガス排出弁18が作動するケース10の内圧によって第1側壁34の周回方向の長さと第2側壁35の周回方向の長さが設定される。
・第1側壁34を第2仮想中心線14Bと重なる位置に設け、第2側壁35を第1仮想中心線14Aと重なるように設けてもよい。
・キャップ17の板厚T2は、支持面33から第1側壁34の上端(表面22A)までの段差高さをH1と同じであってもよいし、小さくてもよい。
更に、第1実施形態及び第2実施形態は、更に以下のように適宜変更して実施することもできる。
〔薄肉部の変形例〕
・薄肉部28は、次のように構成することができる。図14に示すように、カバー12の裏面22Bにおいて、第1仮想中心線14A上に、薄肉部28Aを設けることもできる。薄肉部28Aは、直線形状で、かつ断面形状が台形形状の溝である。薄肉部28Aにおいて、台形の下底は、裏面22Bと同じ位置である。上底は、カバー12の板厚T1の半分程度の箇所に位置する。上底の中点位置に、第1仮想中心線14Aが延びている。このような薄肉部28Aによっても、V字形状の溝で構成された薄肉部28と同様に上方に撓み易くなる。
・薄肉部28,28Aの形状は、直線形状で、かつ断面形状が矩形形状であってもよい。
・薄肉部28,28Aは、第1仮想中心線上を、点線状に設けてもよい。
・薄肉部28,28Aは、第1仮想中心線14Aに対して、いずれか一方の側にずれていてもよい。
・薄肉部28,28Aは、次の第1例及び第2例のように設けるようにしてもよい。第1例において、薄肉部28,28Aは、第2仮想中心線14B上に設ける。この場合、カバー12は、第2仮想中心線14Bが頂部となるように上方に膨らむことで、ケース10の内圧上昇を抑えることができる。なお、薄肉部28,28Aは、第2仮想中心線14Bに対して、いずれか一方の側にずれていてもよい。
また、第2例において、薄肉部28,28Aは、第1仮想中心線14A及び第2仮想中心線14Bの両方に設ける。この場合、カバー12は、第1仮想中心線14Aと第2仮想中心線14Bとの交点が頂部となるように上方に膨らむことで、ケース10の内圧上昇を抑えることができる。
薄肉部28,28Aの位置を特定した上記第1例及び第2例において、第1実施形態における壁部24は、第1仮想中心線14Aと重なる位置に設けてもよい。この場合、壁無部25は、第2仮想中心線14Bと重なる位置に設けられることになる。これとは逆に、壁部24は、第2仮想中心線14Bと重なる位置に設けてもよい。この場合、壁無部25は、第1仮想中心線14Aと重なる位置に設けられることになる。
また、上記第1例及び第2例において、第2実施形態における第1側壁34は、第1仮想中心線14Aと重なる位置に設けてもよい。この場合、第2側壁35は、第2仮想中心線14Bと重なる位置に設けられることになる。これとは逆に、第1側壁34は、第2仮想中心線14Bと重なる位置に設けてもよい。この場合、第2側壁35は、第1仮想中心線14Aと重なる位置に設けられることになる。
・薄肉部28,28Aは、表面22Aに設けてもよいし、表面22A及び裏面22Bの両方に設けるようにしてもよい。
〔キャップの変形例〕
・キャップ17において、変形部26は、電槽側となる下側に突出する形状でもよいし、電槽とは反対側の上方に突出する形状でも良い。
・キャップ17は、変形部26を省略してもよい。キャップ17の剛性をカバー12の剛性よりも高くするのであれば、変形部26を省略したうえで、キャップ17の板厚T2をカバー12の板厚T1よりも大きくすればよい。また、キャップ17は、カバー12のよりも剛性を有する材料を使用してもよい。
・変形部26を設けたうえで、キャップ17の板厚T2をカバー12の板厚T1よりも大きくすればよい。また、キャップ17は、カバー12のよりも剛性を有する材料を使用してもよい。
〔その他の変形例〕
・単電池は、リチウムイオン二次電池に限定されず、正極シートと負極シートと非水電解液とを備える構成であれば、ニッケル水素二次電池などであってもよい。
・単電池は、自動搬送機や荷役用の特殊自動車、電気自動車、ハイブリッド自動車等の他、コンピュータ、その他の電子機器に搭載されるものであってもよく、これ以外のシステムを構成するものであってもよい。例えば、船舶、航空機等の移動体に設けられるものであってもよく、発電所から変電所等を介して二次電池が設置されたビルや家庭等に電力を供給する電力供給システムであってもよい。
T1…板厚
T2…板厚
10…ケース
11…ケース本体
12…カバー
13A,13B…外部端子
14A…第1仮想中心線
14B…第2仮想中心線
15A,15B…集電部材
16…貫通孔
17…キャップ
18…ガス排出弁
20…電極体
21…配置部
22A…表面
22B…裏面
23…支持面
24…壁部
25…壁無部
26…変形部
27…溶接部
27A…第1溶接部分
27B…第2溶接部分
28…薄肉部
28A…薄肉部
31…配置部
33…支持面
34…第1側壁
35…第2側壁
35A…中間面
37…溶接部
37A…第1溶接部分
37B…第2溶接部分

Claims (6)

  1. 貫通孔を有するとともに、内部に電極体を収容するケースと、
    前記貫通孔を塞ぐとともに、前記ケースの内圧上昇によって開弁する弁と、を備え、
    前記弁は、
    前記貫通孔及び前記貫通孔の周囲に構成される配置部と、
    前記配置部に配置されることで前記貫通孔を塞ぐキャップと、
    前記キャップの外周を前記配置部に対して溶接で固定する溶接部と、を備え、
    前記溶接部は、前記キャップの周回方向に、第1溶接部分と第2溶接部分と、を備え、
    前記第2溶接部分は、前記第1溶接部分よりも前記ケースの内圧による力によって破断し易く構成されている
    二次電池。
  2. 前記キャップは、前記ケースにおける前記配置部を備える部分よりも剛性が高い
    請求項1に記載の二次電池。
  3. 前記キャップは、変形部を備えている
    請求項2に記載の二次電池。
  4. 前記配置部における、前記第1溶接部分に対応する段差高さをH1、前記第2溶接部分に対応する段差高さをH2としたとき、H1>H2である
    請求項1乃至3の内いずれか1項に記載の二次電池。
  5. 前記ケースにおける前記貫通孔を備える面は、前記貫通孔の中心を通る仮想中心線上に薄肉部を備えている
    請求項1乃至3の内いずれか1項に記載の二次電池。
  6. 前記仮想中心線は、前記ケースにおける前記貫通孔を備える面の長手方向に延びる第1仮想中心線であって、前記第1溶接部分は、前記第1仮想中心線上に位置し、
    前記第2溶接部分は、前記ケースにおける前記貫通孔を備える面における、前記貫通孔の中心を通る前記第1仮想中心線と交差する第2仮想中心線上に位置する
    請求項5に記載の二次電池。
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