JP2024040912A - 情報処理装置、受信装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、受信装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数のメディアデータを取得するために参照されるネットワークアドレスを含むプレイリストに、メディアデータを切り替える際に適用される遷移効果の情報を含める。【解決手段】第1のメディアデータ及び第1のメディアデータに後続して再生される第2のメディアデータを取得するために参照するネットワークアドレスと、第1のメディアデータと第2のメディアデータとの再生を切り替える際に、表示又は音声に適用される遷移効果を示す遷移効果情報と、を含むプレイリストを生成する。受信装置にプレイリストを送信する。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、受信装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
音声データや映像データ等により構成されるストリーミング形式のコンテンツをリアルタイムに配信し、ユーザは、自身が保持する端末装置を介して、そのようなコンテンツを視聴するシステムが存在する。このとき、端末装置は様々な能力を有し、また、様々な環境でコンテンツの再生が行われるため、コンテンツ再生の環境への適応技術が要求される。画像又は音声などのコンテンツの配信を行う際に、コンテンツのネットワークアドレスを記述したプレイリストと呼ばれるファイルを配信することで、受信装置側でコンテンツの再生を行う技術がある。
特許文献1では、MPEG-DASH(Dynamic Adaptive Streaming over Http)において配信が想定されていない静止画を配信するために、HEIFファイルに格納した静止画をDASHセグメントとして配信する技術が開示されている。
特願2019-211706号公報
このようなプレイリストを用いてコンテンツの連続再生を行う場合、再生するコンテンツを切り替える際に、当該再生の表示又は音声に適用される遷移効果を与えたくともその遷移効果を定義できないという課題があった。
本発明は、複数のメディアデータを取得するために参照されるネットワークアドレスを含むプレイリストに、メディアデータを切り替える際に適用される遷移効果の情報を含めることを目的とする。
本発明の目的を達成するために、例えば、一実施形態に係る情報処理装置は以下の構成を備える。すなわち、第1のメディアデータ及び前記第1のメディアデータに後続して再生される第2のメディアデータを取得するために参照するネットワークアドレスと、前記第1のメディアデータと前記第2のメディアデータとの再生を切り替える際に、表示又は音声に適用される遷移効果を示す遷移効果情報と、を含むプレイリストを生成する生成手段と、受信装置に前記プレイリストを送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
本発明は、複数のメディアデータを取得するために参照されるネットワークアドレスを含むプレイリストに、メディアデータを切り替える際に適用される遷移効果の情報を含める。
実施形態1に係る情報処理装置を含むシステムの一例を示す図。 実施形態1に係る情報処理装置の機能構成の一例を示す図。 実施形態1に係る情報処理の一例を示すフローチャート。 実施形態1に係る情報処理装置が生成するプレイリストの一例を示す図。 実施形態1に係る情報処理装置が生成するプレイリストの一例を示す図。 実施形態1に係る情報処理装置が生成するプレイリストの一例を示す図。 実施形態2に係る情報処理装置が生成するプレイリストの一例を示す図。 実施形態3に係る情報処理装置が生成するプレイリストの一例を示す図。 実施形態3に係る情報処理装置が生成するプレイリストの一例を示す図。 実施形態4に係る情報処理装置が生成するプレイリストの一例を示す図。 実施形態5に係る情報処理の一例を示すフローチャート。 実施形態5に係る受信装置の機能構成の一例を示す図。 情報処理装置及び受信装置のハードウェア構成の一例を示す図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
実施形態1に係る情報処理装置は、プレイリストを生成し、生成したプレイリストを受信装置に送信する。本実施形態に係るプレイリストは、第1のメディアデータ及び前記第1のメディアデータに後続して再生される第2のメディアデータを取得するために参照するネットワークアドレスを含む。さらに、本実施形態に係るプレイリストは、第1のメディアデータと第2のメディアデータとの再生を切り替える際に、表示又は音声に適用される遷移効果を示す遷移効果情報も含む。ここで、遷移効果とは、再生されるメディアデータが切り替わる際に、その表示または音声に適用される、例えば画像が所定方向から現れる「ワイプ」効果などであるものとするが、詳細な説明は後述する。
図1は、本実施形態に係る情報処理装置を含むシステムの構成の一例を示す図である。本実施形態に係る情報処理装置100は、ネットワーク150を介して受信装置200と通信可能に接続されており、上述したプレイリストを受信装置200へと送信する。情報処理装置100は、例えばカメラ、ビデオカメラ、スマートフォンなどの携帯端末、パーソナルコンピュータ(PC)、又はクラウドサーバなどであり得るが、後述する各機能を実行可能であれば特にこれらに限定はされない。
受信装置200は、情報処理装置100から送信されるデータを受信する。本実施形態に係る受信装置200は、コンテンツの再生(画像の表示又は音声の再生)を行ってもよく、通信を行ってもよく、ユーザからの入力を受け付けてもよい。本実施形態に係る受信装置200としては、スマートフォンなどの携帯端末、PC、テレビなど、所望の電子機器を用いることが可能である。
本実施形態に係るネットワーク150としては、有線LAN(Local Area Network)又は無線LANが用いられるものとするが、情報処理装置100と受信装置200との間の接続が確立されるのであれば特にこれに限定されるわけではない。例えばネットワーク150は、3G/4G/LTE等のWAN(Wide Area Network)、又はBluetooth(登録商標)などのアドホックネットワークであってもよい。また、本実施形態においては情報処理装置100及び受信装置200はそれぞれ1つずつ存在するものとして説明を行うが、そのそれぞれが複数存在していてもよい。
本実施形態においては、ISO/IEC23009-1のMPEG(Moving Picture Experts Group)-DASH(Dynamic Adaptive Streaming over Http)と呼ばれる規格が用いられる。また、後述するプレイリストの生成などの各処理は、このMPEG-DASHの規格を用いて行われるものとして説明を行う。
以下、MPEG(Moving Picture Experts Group)-DASH(Dynamic Adaptive Streaming over Http)の規格について説明を行う。MPEG-DASHは、取得されるストリームを動的に変更することを可能とする映像配信規格である。
MPEG-DASHでは、メディアデータを所定の時間長のセグメントに分割し、セグメントを取得するためのネットワークアドレスをプレイリストと呼ばれるファイルに記述することができる。受信装置200はこのプレイリストを受信して、プレイリストに記述されている情報を用いて所望のセグメントを情報処理装置に要求して取得することができる。更に、プレイリスト中にビットレートや解像度などが異なる複数のバージョンのセグメントに対するネットワークアドレスを記述することで、受信装置200が自身の能力や通信環境などに応じて、最適なバージョンのセグメントを取得することができる。また、当該セグメントのファイル形式はISO Base Media File Format(以降、ISOBMFFと記述する)が利用される。
ここでプレイリストに含まれるネットワークアドレスは、基本的にはURL(Uniform Resource Locator)であるものとして以下の説明を行う。なお、後述する生成部106はネットワークアドレスとして、URI(Uniform Resource Identifier)を記載してもよく、インターネット又はLANのIPアドレスを記載してもよく、データの所在を記述できるのであれば特にその形式は限定されない。
ISOBMFFの構成は、大きく分けてヘッダ情報を格納する部分と符号化データを格納する部分に分けられ、ヘッダ情報には、当該セグメントに格納する符号化データのサイズやタイムスタンプを示す情報などが含まれ、符号化データとしては動画、静止画、音声データなどが格納可能である。ISOBMFFは、格納する符号化データの種類に応じて複数の拡張規格が存在するが、その拡張規格の1つにMPEGで標準規格化されたHEIF(High Efficiency Image File Format)がある。HEIFはISO/IEC 23008-12(Part12)において「Image File Format」という名称で標準化が進行しており、主に動画用として用いられるコーデックであるHEVC(High Efficiency Video Coding)で符号化された静止画、及びイメージシーケンスを格納する仕様を定義している。またISOBMFFには、動画などのメディアデータ以外に、テキストやXML等のメタデータを格納することが可能であり、これらメタデータは静的な情報としてだけでなく動的な情報として格納することも可能である。特に時系列に情報を持つメタデータをタイムドメタデータと呼び、具体例としては字幕データが挙げられる。
次いで、図2を参照して、本実施形態に係る情報処理装置100が行う情報処理について説明を行う。図2は、情報処理装置100の機能構成の一例を示すブロック図である。本実施形態に係る情報処理装置100は、解析部101、抽出部102、生成部103、変換部104、格納部105、生成部106、及び通信部107を備えている。
解析部101は、データファイルの構造を解析する。以下、解析部101が解析を行うデータファイルはHEIFファイル形式であるものとして説明を行う。抽出部102は、解析部101によるデータファイルの解析結果に基づいて、データファイルに格納されたメタデータ及び符号化データを抽出する。
生成部103は、抽出部102が抽出したメタデータ及び符号化データについて、必要に応じた通信に適した時間長への分割、又はビットレート変更などを行い、それらのデータを格納したセグメントを生成する。変換部104は、抽出された符号化データを、必要に応じて異なる符号化形式に変換することができる。なお生成部103は、変換部104による変換が行われた符号化データをセグメントに格納してもよい。格納部105は、生成部103が生成したデータを格納する。
生成部106は、データファイルの解析結果に基づいて、受信装置200が格納部105に格納されたデータを取得するために参照するネットワークアドレスを含むプレイリストを生成する。本実施形態に係るプレイリストには、第1のメディアデータを取得するために参照するネットワークアドレスと、第2のメディアデータを取得するために参照するネットワークアドレスとが含まれる。通信部107は、生成部106が生成したプレイリストを受信装置200へと送信する。
本実施形態に係るネットワークアドレスは、メディアデータを取得するために参照される。例えば、ネットワークアドレスであるURLを参照することにより、情報処理装置100はメディアデータとして画像(静止画又は動画)、又は音声を取得することができる。以下においては説明のため、メディアデータとして静止画を指す場合は「画像」、動画を指す場合は「動画」と呼ぶものとする。
本実施形態に係るプレイリストにおいては、複数のメディアデータの再生の順序を示す順序情報が記述される。後述する図4の例では、再生される順番にメディアデータのURLが記載されることにより、その順番に従ってメディアデータの再生の順序が決定される。なお、以下においては、当該再生の順序に従い再生を終了するメディアデータを「終了」メディアデータと呼び、次に再生を開始するメディアデータを「開始」メディアデータと呼ぶものとする。ここで、メディアデータが画像である場合、終了メディアデータは「終了画像」と称し、開始メディアデータは「開始画像」と称する。
また、本実施形態に係るプレイリストにおいては、再生するメディアデータを切り替える際に表示又は音声に適用される遷移効果を示す遷移効果情報が記述される。ここで、遷移効果としては、例えばメディアデータが画像である場合には、開始画像が所定方向から出現する(又は終了画像が所定方向に消える)遷移効果である「ワイプ」が挙げられる。また例えば遷移効果としては、メディアデータが画像である場合に、開始画像が拡大しながら再生される(又は終了画像が縮小しながら再生を終了する)遷移効果である「ズーム」が挙げられる。また例えば、遷移効果としては、メディアデータが画像である場合に、開始画像がフェードインしながら再生される(又は終了画像がフェードアウトしながら再生を終了する)遷移効果である「フェード」が挙げられる。ここでは、後述する図4の記述401~403における、TEtypeの項で遷移効果の種類の指定がなされており、TEtype="wipe"の場合はワイプ、TEtype="zoom"の場合はズーム、TEtype="fade"の場合はフェードの遷移効果の種類が指定されるものとする。なお、メディアデータが動画である場合にも、画像と同じ遷移効果を適用可能である。
また例えば、遷移効果としては、メディアデータが音声である場合には、開始音声が無音から徐々に大きくなる(終了音声が徐々に小さくなる)ように再生する「フェード」が挙げられる。フェードを定義することにより、音声をフェードさせながら徐々に次の音声を再生するクロスフェード(画像でも可である)などを行うことが可能になる。
図3は、本実施形態に係る情報処理装置100が行う、入力されたHEIFファイルを解析してプレイリストを生成する処理の一例を示す図である。なおMPEG-DASHでは、プレイリストに相当するファイルをMPD(Media Presentation Description)と呼ぶ。
S301で情報処理装置100は、解析対象となるHEIFファイルを取得する。ここでは、情報処理装置100は、例えば不図示の撮像装置からHEIFファイルを取得する。S302で解析部101は、ファイル内に遷移効果を適用する情報が含まれているか否かの判定を行う。ここでは、解析部101は、スライドショーに関する情報を格納したスライドショーエンティティグループがファイル内に存在するか否かを判定するものとする。スライドショーエンティティグループが存在する場合には処理はS303へと進み、そうでない場合には処理が終了する。
なおここでは、HEIFファイルにおいて画像として格納したコンテンツをアイテム、動画(イメージシーケンス)として格納したコンテンツをトラックと呼び、アイテムとトラックとのどちらも含むものをエンティティと呼ぶものとする。また、スライドショーエンティティグループは、HEIFファイルに格納されるエンティティのうち、スライドショーで表示するアイテムのグループを識別するためのメタデータである。
S303で解析部101は、HEIFファイルを解析してファイルに含まれる各エンティティの識別子であるエンティティIDと、個々のアイテム(メディアデータを含む)の識別子であるアイテムIDとを取得する。
S304で解析部101は、IDを取得したエンティティ及びアイテムに紐づくプロパティを特定し、続くS305で解析部101は、特定したプロパティを取得する。ここでは、解析部101は、各エンティティに紐づくプロパティとして、符号化情報、画像サイズ情報、及び遷移効果に関する情報を取得するものとする。解析部101は、例えばHEIFファイルに含まれるボックスipmaを参照して、ボックスipcoに格納されている情報とエンティティID及びアイテムIDとの関連付けを示す情報を取得し、各プロパティを取得することができる。
S306で生成部103は、配信用のセグメントを生成する。ここで生成部103は、複数の画像を順次スライドショーで表示するシーケンスを想定し、当該複数のファイルのそれぞれを別個のHEIFファイルに格納する。
S307で生成部106は、S305で取得したプロパティに基づいてプレイリストを生成する。なお、1つのHEIFファイル内に複数のスライドショーエンティティグループが存在する場合には、生成部306は、スライドショーエンティティグループごとにプレイリストを作成してもよく、1つのプレイリストにまとめて記述してもよい。
なお、ここではスライドショーエンティティグループがファイル内に存在しない場合にはプレイリストを生成せず処理を終了するものとしたが、その場合であっても遷移効果を適用しないプレイリストを生成するようにしてもよい。
次いで、図4及び図5を参照して、生成部106により生成されるプレイリストについて説明を行う。図4は、生成部106により生成されるプレイリストの記述の一部の一例を示す図である。
図4に例示されるプレイリストでは、再生される3つの画像(ファイル名image1.heic、image2.heic、image3.heic)に対応するURLが再生される順序で記述されている。ここでは、当該3つの画像は、それぞれ10秒ずつ再生され、次の画像へと再生が切り替わる。図4の例では、3つの画像に遷移効果情報である記述401~403がそれぞれ記述されており、当該記述により遷移効果の種類、及び遷移効果の属性が定義されている。ここで、遷移効果の属性とは、例えば遷移効果を適用するタイミングなど、遷移効果が適用される際の設定を示す情報である。
以下、遷移効果の属性について説明を行う。ここでは、各遷移効果の属性を示す項目ごとにパラメータが記述され、そのパラメータに対応する設定がなされる。記述401は、遷移効果の種類としてTEtype="wipe"が記述されている記述である。記述401においては、遷移効果の属性として、ワイプにより開始画像が出現する(終了画像が消える)方向を示す項目TEdirection、遷移効果が適用されるタイミングを示す項目TEtime、及び遷移効果が適用される期間を示す項目TEdurationが記述されている。ここでは、ワイプにより開始画像が出現する方向が、TEdirection="1"の記述により右方向に設定され、TEdirection="2"の記述により左方向に設定されるものとする。また、遷移効果が、対応する画像(image1.heic)の再生開始時に適用される場合はTEtime="0"、対応する画像の再生終了時に適用される場合はTEtime="1"、再生開始時及び再生終了時の両方で適用される場合はTEtime="2"と記述される。また遷移効果のTEdurationの項目のパラメータに応じて遷移効果が適用される期間が設定され、ここではTEduration="PT2.5S"であることにより、2.5秒間かけて遷移効果が適用される。すなわち、開始画像となるimage1.heicが2.5秒間かけてワイプにより画面内に出現する。
記述402は、遷移効果の種類としてTEtype="zoom"が記述されている記述である。記述402においては、遷移効果の属性として、ズームにより開始画像が拡大される(終了画像が縮小していく)方向を示す項目TEdirection、TEtime、ズームにより開始画像が出現する際の外枠の形状を示す項目TEshape、及びTEdurationが記述されている。ここでは、ズームにより画像が拡大される始点が、TEdirection="1"の記述により左上端に設定され、TEdirection="2"の記述により左下端に設定されるものとする。また、上述の外枠が、TEshape="1"の場合は矩形、TEshape="2"の場合は円形に設定されるものとする。
記述403は、遷移効果の種類としてTEtype="fade"が記述されている記述である。記述403においては、遷移効果の属性として、TEdirection、TEtime、及びTEdurationが記述されている。ここでは、項目Tedirectionが、フェードにより終了画像がフェードアウトする際の背景色を指定する項目として使用されている。このように、各項目により指定される属性は統一されている必要はなく、遷移効果の各属性で異なる設定がなされてもよい。
また、遷移効果の各属性について、例えばTEduration(遷移効果の適用期間)などが共通している場合には、その共通の値をデフォルトとし、記載を省略してもよい。また、上述した図4のパラメータは一例であり、同じ値により異なる設定がなされてもよい。
ここで、メディアデータとして動画又は音声を用いる場合、1つのメディアデータを所定の時間長に分割したセグメントを、それぞれURLに対応したメディアデータとして用いることもできる。一方で、(例えば、数秒おきに分割した)セグメントごとに遷移効果を適用することにより、遷移効果の適用頻度を過剰としてしまう場合も考えられる。そのような観点から、情報処理装置100は、より効果的なタイミングで遷移効果を適用することを考え、複数のメディアデータを含むコンテンツごとに遷移効果を適用するようにすることができる。
図5は、生成部106により生成されるプレイリストの記述の一部の一例を示す図である。図4においてはメディアデータとして画像が用いられたが、図5におけるメディアデータは動画及び音声である。図5においてはコンテンツ505及びコンテンツ506が記述されている。ここでは、コンテンツ505及びコンテンツ506はそれぞれ期間が指定されており、その期間中の遷移効果に関する記述501~504が記述されている。
図5のコンテンツ505並びにコンテンツ506は、それぞれ動画及び音声を再生するコンテンツである。コンテンツ505においては、動画としてファイル名video1_init.mp4のURLとその遷移効果の記述501とが記述され、音声としてファイル名audio1_init.mp4のURLとその遷移効果の記述502とが記述されている。またコンテンツ506においては、動画としてファイル名video2_init.mp4のURLとその遷移効果の記述503とが記述され、音声としてファイル名audio2_init.mp4のURLとその遷移効果の記述504とが記述されている。
記述501は、記述501中に遷移効果の種類としてTEtype="zoom"の記述を含む記述である。記述501においては、遷移効果の属性として、コンテンツの再生期間に対する遷移効果の適用タイミングを示すTEperiod、TEdirection、TEshape、及びTEdurationが記述されている。ここでは、遷移効果が、コンテンツの再生期間の開始時に適用される場合はTEperiod="0"、コンテンツの再生期間の終了時に適用される場合はTEperiod="1"、再生期間の開始時及び終了時のともに適用される場合はTEperiod="2"と記述される。
図5に示すような記述によれば、動画と音声とを組み合わせたコンテンツごとに遷移効果を再生することにより、シーンを変更する場面などごとにコンテンツを管理しアクセスすることを容易にすることができる。
なお、ここでは項目TEperiodにより遷移効果の適用タイミングが設定されるものとするが、これに代わり図4と同様のTEtimeの項目が設けられ、TEtimeの値により遷移効果の適用タイミングが設定されてもよい。
なお、遷移効果を適用するメディアデータとして動画を用いる場合、再生状態の動画の内容の把握が遷移効果により難しくなるケース、又は再生状態の動画に遷移効果を適用することが難しい再生環境であるケースが考えられる。そのような状況を考慮して、情報処理装置100は、遷移効果を適用するメディアデータとして動画を用いる場合であっても、遷移効果の適用中は動画の再生を一時停止してもよい。当該一時停止は、常時そうするように設定されていてもよく、遷移効果の属性の記述に別途項目を設け、パラメータにより一時停止のオン/オフ設定されていてもよい。なお、このような処理により動画を一時停止する場合、遷移効果の適用時間分全体の再生時間が伸びることになり、同時に再生する音声などが存在する場合は再生時間に不整合が生じてしまう。したがって、情報処理装置100は、動画を一時停止する場合は、同時に音声も一時停止させてもよく、動画の一時停止中に効果音などを別途再生してもよい。また、動画を一時停止する場合に、音声の長さを動画の一時停止時間を考慮した長さとしてもよい。
また例えば、画像又は音声をフェードさせながら徐々に次の画像又は音声を再生するクロスフェードを行いたい場合、前後の画像又は音声が同時に再生される(オーバーラップする)期間が存在することになる。生成部106は、このようにフェード効果を適用して切り替えるメディアデータをオーバーラップさせるか否かを、パラメータにより指定してもよい。そのような記述を行うことにより、再生を切り替えるメディアデータをオーバーラップさせるクロスフェードについて、各メディアデータの再生状態を明確に定義することが可能となる。
[実施形態2]
実施形態1では、メディアデータに適用される遷移効果それぞれについて、例えば図5のコンテンツ505及びコンテンツ506などのように別個に記述を行った。実施形態2に係る情報処理装置100は、複数の遷移効果の設定に用いる共通のパラメータを定義し、定義したパラメータを用いて各遷移効果の設定を行う。
図6は、本実施形態に係る生成部106により生成されるプレイリストの記述の一部の一例を示す図である。図6では、画像を10秒ずつ表示するスライドショーをMPEG-DASHで実現する際のMPDファイルの記述の一例を示すものであり、画像の表示が切り替わる際の遷移効果が画像ごとに定義されている。
図6では、3つの遷移効果を設定する記述601が記述されている。記述601では、遷移効果がどのメディアデータ(画像)に対応するかが、遷移効果を識別するための識別子のパラメータ(ID)を示す項目TEdefault idで記述されており、ここではIDが1~3の3つで指定されている。このIDは、メディアデータのグループごとに、又はメディアデータごとに、AdaptationSet若しくはRepresentationなどに含まれる項目TEidを用いて記述され、ここでは記述602~605によりメディアデータの対応するIDが記述されている。ここでは、AdaptationSetのレベルで記述されるTEidは、AdaptationSet内に含まれるメディアデータのグループ全体に適用され、Representationのレベルで記述されるTEidは、Representationに含まれるメディアデータに適用される。この例では、静止画1にはIDが1の遷移効果が、静止画2にはIDが2の遷移効果が、静止画3にはIDが3の遷移効果が、静止画4にはIDが1の遷移効果が適用される。このように、生成部106は、複数の遷移効果の設定に用いる共通のID(パラメータ)を定義し、そのような共通のパラメータを記述することで遷移効果の設定を行うことができる。なお、遷移効果が1つしか存在していない場合には、その遷移効果を適用するか否かを識別する情報があればいいため、IDを記述する必要はない。
このような記述によれば、同じ遷移効果を適用するメディアデータが複数存在する場合であっても、参照するIDとなる共通のパラメータを記述するだけで定義が可能であり、記述量を削減することが可能となる。
また、図7は、MPDの仕組みを利用して遷移効果を複数のメディアデータに適用する場合の記述の一例を示す図である。図7の記述701においては、図6の記述601と同様の記述に加え、遷移効果を適用しないメディアデータに対応するIDが"TE default=4"として定義されている。このIDは、メディアデータごとに、AdaptationSet又はRepresentationなどに含まれる項目TEidで記述され、ここでは記述702~704によりメディアデータの対応するIDが記述されている。
なお、メディアデータのグループであるAdaptationSetに含まれるメディアデータのうち、AdaptationSetのレベルに記述されるTEidと異なるTEidの遷移効果適用したいメディアデータについては、Representationのレベルで別途記述することができる。図7の例では、AdaptationSet705のレベルのIDとして記述701("TEid=1")が記述されているが、AdaptationSet705に含まれるメディアデータのうち2つについては記述703("TEid=4")と記述704("TEid=3")とが記述されている。したがって、記述703が記述されている画像Simage.heicに対しては遷移効果が適用されず、記述704が記述されている画像exLimage.heicに対してはIDが3の遷移効果が適用され、その他の画像に対してはIDが1の遷移効果が適用される。
なお、ここでは遷移効果を適用しない場合のIDとしてTEid=4を割り当てたが、例えば記述706(TEnon)のように、IDを割り当てることなく遷移効果を適用しないことを示す情報を記述してもよい。
[実施形態3]
プレイリストで定義された遷移効果が、プレイリストを受信した装置の再生環境では再生が難しい場合が考えられる。そのような場合を考慮して、生成部106は、ある遷移効果が再生できない場合に他の遷移効果を再生するように設定してもよい。ここでは、生成部106は、複数の遷移効果について、受信装置200で再生される際の優先度を定義し、受信装置200で再生できない遷移効果については優先度が次点となる遷移効果を再生するように設定することができる。なお、以下においては遷移効果の優先度を指して単に「優先度」と呼ぶ場合がある。
遷移効果の優先度を定義する記述の例について、図8を参照して説明を行う。図8は、MPDの仕組みを利用して遷移効果を複数のメディアデータに適用する場合の記述の一例を示す図である。図8における記述801は記述701と同様である。記述801に続く記述802は優先度を定義する記述である。ここでは、タグTEprioから始まる情報が優先度を示す記述である。図8の例では、TEprioに続く最初のIDの遷移効果に対して、優先度が高い順に続けてIDが記載されている。例えば"TEprio "TEid=1" "TEid=3" "TEid=4""の記述によれば、IDが1の遷移効果に対してIDが3、4の順番に優先度が設定される。したがって、IDが1の遷移効果が再生できない場合にはIDが3の遷移効果が、IDが3の遷移効果も再生できない場合にはIDが4の遷移効果が再生され、IDが4の遷移効果も再生できない場合には遷移効果は適用されない。さらに下段の"TEprio "TEid=2" "TEid=3" "TEid=4""の記述によれば、IDが2の遷移効果に対してIDが3、4の順番に優先度が設定される。
ここでは、記述801において優先度が高い順にIDの記述がなされるものとして説明を行ったが、例えば優先度が低い順に記述されるなど、優先度の認識が可能であれば異なる手法でプレイリストが生成されてもよい。また生成部106は、記述802のようにIDそれぞれに対して(ここでは、ID1及びID2に対して別々に)優先度を設定してもよく、全体で共通の優先度を設定してもよい。すなわち、生成部106は、全体で共通の優先度として、例えばID1~4の順番に優先度が高くなるように優先度の設定を行ってもよい。
また、遷移効果には、近しい効果であるため置き換えても影響が少ない遷移効果の組み合わせが存在する場合がある。そのような観点から、生成部106は、互いに代替で適用可能な遷移効果のグループ(遷移効果グループ)を設定し、ある遷移効果が再生できない場合にその遷移効果を含む遷移効果グループの他の遷移効果を再生するようにプレイリストを生成してもよい。
図9は、そのような代替で適用可能(代替可能)な遷移効果のグループを設定するプレイリストの記述の一例である。図9における記述901は記述701と同様である。記述901に続く記述902は遷移効果グループを設定する記述である。ここでは、タグTEaltに続いて遷移効果グループに含まれる遷移効果のIDが記述されており、IDが1及び2、並びにIDが3及び4の遷移効果がそれぞれグループとして設定されている。すなわち、IDが1の遷移効果と2の遷移効果は互いに代替可能な遷移効果となり、IDが3の遷移効果と4の遷移効果も互いに代替可能な遷移効果となる。また、全ての遷移効果を1種類の遷移効果へと代替可能である場合には、タグTEaltに続いて、記述903のように当該1種類の遷移効果のIDを記述するものとする。すなわち、生成部106は、他の任意の遷移効果が適用可能でない場合に適用可能な、1種類の遷移効果のIDを記述することができる。
また、図9の例では遷移効果グループには互いに代替可能である2つの遷移効果が含まれるものとしたが、遷移効果グループに3つ以上の遷移効果が含まれていてもよい。その場合、生成部106は、代替する遷移効果を定めるために遷移効果の優先度を設定することができる。この優先度の設定は図8で説明したものと同様に行うことが可能であり、ここでの説明は省略する。
[実施形態4]
上述したように、MPEG-DASHにより、受信装置200は自身の能力や通信環境などに応じて、最適なバージョンのセグメントを取得することができる。ここで、連続して切り替えを行うメディアデータとして、品質(ビットレート、解像度、サンプリングレート、帯域、又は符号化形式など)が異なるものが取得されている場合であっても、ユーザがその変化に気が付けない場合も考えられる。そのような観点から、情報処理装置100は、再生が切り替わるメディアデータ間で品質が変化しているか否かの判定を行い、品質が変化すると判定した場合に遷移効果を適用するようにプレイリストを生成することができる。
図10は、メディアデータの品質が変化する場合に遷移効果を適用するよう設定するプレイリストの記述の一例である。ここでは、特にRepresentationを切り替えた際の遷移効果について定義されている。
記述1001は遷移効果を2つ定義する記述である。記述1002は、AdaptationSetのレベルで記述される、遷移効果の条件設定の記述である。図10の例では、"TEid_up=1"の記述により、品質(ここではbandwidth、ビットレート)が上昇した場合にIDが1の遷移効果が定義され、"TEid_down=2"の記述により、品質が下降した場合にIDが2の遷移効果が定義される。ここでは、bandwidthが少しでも変化(上昇又は下降)した場合には品質が変化したと判断するものとするが、所定の条件を設けて、bandwidthの変化値がその条件を満たした場合には品質が変化したものとしてもよい。例えば、生成部106は、bandwidthの変化値が変化前の値の所定の割合(例えば、20%)を超えた場合に品質が変化したものとしてもよく、変化値が所定の値を超えたとなった場合に品質が変化したものとしてもよい。また、ここでは品質変化の基準としてbandwidthを用いたが特にこれに限定されるわけではなく、上述したようなサンプリングレートなどを用いてもよく、メディアデータが画像であるなら画像サイズなどを用いてもよい。ここでは、ビットレート、サンプリングレート、若しくは解像度のいずれかの値が所定の閾値以上変化しているか否か、又は符号化形式が変化しているか否かに基づいて品質の変化を判定することができるものとする。
また、上述のように生成部106は、品質が変化していると判定した場合に、品質が上昇しているか下降しているかに応じて、異なる遷移効果を適用するようにプレイリストを生成することができる。ここでは、品質が上昇している場合にはTEid_upで示されるIDの遷移効果が適用され、品質が下降している場合にはTEid_downで示されるIDの遷移効果が適用される。なおここでは、品質の判断基準となる各値が上昇した場合には品質が上昇したものとし、各値が下降した場合には品質が下降したものとする。
このような処理によれば、切り替えを行うメディアデータの品質の変化に応じて遷移効果を適用することができる。したがって、遷移効果を演出効果として役立てるだけでなく、取得したメディアのバージョンが変化している場合などに遷移効果を適用し受信環境の見直しなどに寄与させることが可能となる。
[実施形態5]
実施形態1~4においては、受信装置200にデータを送信する情報処理装置100側
で各処理を行うものとして説明を行った。実施形態5においては、受信装置200側の処理に関する説明を行う。すなわち、本実施形態に係る受信装置200は、プレイリストを受信し、プレイリストに含まれるネットワークアドレスに基づいてメディアデータを取得する。次いで受信装置200は、プレイリストに基づき、取得したメディアデータの再生を行う。
MPEG-DASHなどのストリーミング技術では、受信装置側の処理能力又は通信環境等に合わせて、受信装置側の判断で取得するメディアデータを決定することが可能である。そのような観点から、本実施形態に係る受信装置200は、受信したプレイリストに記述のある遷移効果のうち、適用できない遷移効果については代替の処理を行うよう設定することができる。
図12は、受信装置200の機能構成の一例を示すブロック図である。受信装置200は、通信部201、解析部202、判定部203、設定部204及び再生部205を備えている。通信部201は、生成部106が生成したプレイリストを情報処理装置100から受信する。
解析部202は、通信部201が受信したプレイリストの記載を解析する。ここで、判定部203は、プレイリストの記載にメディアデータに適用する遷移効果があるか否かの判定を行う。次いで判定部203は、プレイリストの記述に遷移効果がある場合に、その遷移効果が適用可能であるか否かの判定を行う。例えば判定部203は、適用可能な遷移効果の種類を記憶しており、プレイリストに記述される項目TEtypeに基づいて、当該遷移効果が適用可能であるか否かの判定を行ってもよい。
設定部204は、判定部203による判定結果に基づいて、メディアデータに適用する遷移効果を設定する。ここでは、設定部204は、プレイリストに適用できない遷移効果が含まれている場合には、当該遷移効果の適用に対する代替の処理を設定する。この処理の例については図11を参照して後述する。
また通信部201は、プレイリストに記載されたネットワークアドレスに基づいて、再生するメディアデータの取得要求を情報処理装置100に送信し、当該メディアデータを取得してもよい。その場合再生部205は、通信部201が取得したメディアデータと、設定部204が設定した遷移効果に基づいて、プレイリストに応じたメディアデータの再生を行うことができる。
図11は、本実施形態に係る受信装置200が行う、情報処理装置100から受信したプレイリストに基づいてメディアデータに適用する遷移効果を設定する処理の一例を示すフローチャートである。
S1101で通信部201は、情報処理装置100からプレイリストを取得する。S1102で解析部202がプレイリストを解析し、判定部203が再生するメディアデータの属性に遷移効果情報が含まれるか否かの判定を行う。遷移効果情報が含まれる場合には処理はS1103へと進み、そうでない場合には処理はS1107へと進む。なお、以下に説明するS1102~S1108は、処理対象とする1つのメディアデータに対応する遷移効果について行われるものとするが、複数のメディアデータが存在する場合、そのそれぞれに同様の処理を行うことが可能である。
S1103で判定部203は、遷移効果情報に含まれる遷移効果が、受信装置200において適用可能であるか否かの判定を行う。適用可能である場合は処理はS1108へと進み、そうでない場合は処理はS1104へと進む。
S1104で判定部203は、プレイリストに記述される遷移効果が適用可能でない場合に実行する代替の処理が設定されているか否かの判定を行う。代替の処理が設定されている場合には処理がS1105へと進み、そうでない場合には処理はS1107へと進む。ここでは、例えばプレイリスト中に、図8を参照して説明した優先度、又は図9を参照して説明した代替可能な遷移効果のグループが記述されているか否かの判定を行うことにより、代替の処理が設定されているか否かの判定を行うことができる。また例えば、受信装置200側で、代替の処理について予め設定を有している場合には、その設定を参照してもよい。
S1105で判定部203は、設定されている代替の処理が、受信装置200で実行可能であるか否かの判定を行う。実行可能である場合には処理はS1106へと進み、そうでない場合には処理はS1107へと進む。ここでは、判定部203は、代替の処理として、代替可能な遷移効果を適用する処理が設定されている場合に、受信装置200において当該遷移効果の適用が可能であるか否かの判定を行う。
S1106で設定部204は、上記代替の処理として、S1105で実行可能であると判定された処理を設定する。ここでは、設定部204は、プレイリストに記述されている遷移効果に対して代替可能な遷移効果のうち、優先度が最も高い遷移効果を、実際に適用する遷移効果として設定することができる。S1106の処理を終えた場合、図11に係る処理は終了する。
S1107で設定部204は、処理対象とするメディアデータに遷移効果を適用しないよう設定し、処理を終了する。S1108で設定部204は、処理対象とするメディアデータに、プレイリストに記述された遷移効果を適用するよう設定し、処理を終了する。
このような処理によれば、受信装置側の処理により、受信したプレイリストに含まれるネットワークアドレスに基づいてメディアデータを取得し、プレイリストに基づいて、取得したメディアデータの再生を行うことができる。とくに、受信したプレイリストに記述のある遷移効果のうち、適用できない遷移効果については代替の処理を行うよう設定することができる。
[実施形態6]
上述の実施形態においては、例えば図2及び図12等に示される各処理部は、専用のハードウェアによって実現される。しかしながら、情報処理装置100又は受信装置200の有する一部又は全部の処理部が、コンピュータにより実現されてもよい。本実施形態では、上述の各実施形態に係る処理の少なくとも一部がコンピュータにより実行される。
図13はコンピュータの基本構成を示す図である。図13においてプロセッサ1301は、例えばCPUであり、コンピュータ全体の動作をコントロールする。メモリ1302は、例えばRAMであり、プログラム及びデータ等を一時的に記憶する。コンピュータが読み取り可能な記憶媒体1303は、例えばハードディスク又はCD-ROM等であり、プログラム及びデータ等を長期的に記憶する。本実施形態においては、記憶媒体1303が格納している、各部の機能を実現するプログラムが、メモリ1302へと読み出される。そして、プロセッサ1301が、メモリ1302上のプログラムに従って動作することにより、各部の機能が実現される。
図13において、入力インタフェース1304は外部の装置から情報を取得するためのインタフェースである。また、出力インタフェース1305は外部の装置へと情報を出力するためのインタフェースである。バス1306は、上述の各部を接続し、データのやりとりを可能とする。当該コンピュータの構成は、情報処理装置100と受信装置200とのどちらにおいても採用可能である。なお、情報処理装置100と受信装置200との構成が同一である必要はない。
[その他の実施形態]
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記録媒体(記憶媒体)等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェース機器、撮像装置、webアプリケーション等)から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。なお、この場合のプログラムとは、コンピュータ読取可能であり、実施形態において図に示したフローチャートに対応したプログラムである。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
プログラムを供給するための記録媒体としては、以下に示す媒体がある。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD-ROM、CD-R、CD-RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD-ROM、DVD-R)などである。
プログラムの供給方法としては、以下に示す方法も可能である。すなわち、クライアントコンピュータのブラウザからインターネットのホームページに接続し、そこから本発明のコンピュータプログラムそのもの(又は圧縮され自動インストール機能を含むファイル)をハードディスク等の記録媒体にダウンロードする。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD-ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせることも可能である。すなわち該ユーザは、その鍵情報を使用することによって暗号化されたプログラムを実行し、コンピュータにインストールさせることができる。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。さらに、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、実行されることによっても、前述した実施形態の機能が実現される。すなわち、該プログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行うことが可能である。
また本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本明細書の開示は、以下の情報処理装置、受信装置、情報処理方法、及びプログラムを含む。
(項目1)
第1のメディアデータ及び前記第1のメディアデータに後続して再生される第2のメディアデータを取得するために参照するネットワークアドレスと、前記第1のメディアデータと前記第2のメディアデータとの再生を切り替える際に、表示又は音声に適用される第1の遷移効果を示す遷移効果情報と、を含むプレイリストを生成する生成手段と、
受信装置に前記プレイリストを送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする、情報処理装置。
(項目2)
前記遷移効果情報は、前記第1の遷移効果の種類、又は前記第1の遷移効果の設定を示す情報であることを特徴とする、項目1に記載の情報処理装置。
(項目3)
前記第1の遷移効果の設定は、前記第1の遷移効果を適用するタイミング、又は前記第1の遷移効果が適用される期間を含むことを特徴とする、項目2に記載の情報処理装置。
(項目4)
前記第1の遷移効果を適用するタイミングは、前記第1のメディアデータの再生終了時、前記第2のメディアデータの再生開始時、又は前記再生終了時及び前記再生開始時の両方であることを特徴とする、項目3に記載の情報処理装置。
(項目5)
複数の遷移効果の設定に用いる共通のパラメータを定義する定義手段を更に備え、
前記生成手段は、前記第1の遷移効果の設定を示す情報を、前記共通のパラメータにより記述することを特徴とする、項目2乃至4の何れか一項目に記載の情報処理装置。
(項目6)
前記第1の遷移効果の種類は、
画像である前記第1のメディアデータと画像である前記第2のメディアデータとの再生を切り替える際に、前記第1のメディアデータが所定方向に消えていく、若しくは前記第2のメディアデータが所定方向から出現する効果、
画像である前記第1のメディアデータと画像である前記第2のメディアデータとの再生を切り替える際に、前記第1のメディアデータが所定方向に縮小していく、若しくは前記第2のメディアデータが所定方向に拡大していく効果、又は
画像又は音声である前記第1のメディアデータと画像又は音声である前記第2のメディアデータとの再生を切り替える際に、前記第1のメディアデータがフェードアウトする、若しくは前記第2のメディアデータがフェードインする効果
を含むことを特徴とする、項目2に記載の情報処理装置。
(項目7)
前記第1の遷移効果の種類が、前記第1のメディアデータがフェードアウトする、又は前記第2のメディアデータがフェードインする効果である場合に、
前記遷移効果情報が、前記第1のメディアデータと前記第2のメディアデータとをオーバーラップさせるか否かを示す情報をさらに含むことを特徴とする、項目6に記載の情報処理装置。
(項目8)
前記第1の遷移効果は、前記第1のメディアデータ及び前記第1のメディアデータとは異なるメディアデータを含むコンテンツの再生と、前記第2のメディアデータ及び前記第2のメディアデータとは異なるメディアデータを含むコンテンツの再生とを切り替える際に表示又は音声に適用される遷移効果であることを特徴とする、項目1乃至7の何れか一項目に記載の情報処理装置。
(項目9)
前記遷移効果情報は、前記受信装置において前記第1の遷移効果が適用可能でない場合に適用される第3の遷移効果を示す情報をさらに含むことを特徴とする、項目1乃至
の何れか一項目に記載の情報処理装置。
(項目10)
前記第1の遷移効果と前記第3の遷移効果とは、互いに代替で適用可能な遷移効果であることを特徴とする、項目9に記載の情報処理装置。
(項目11)
前記遷移効果情報は、複数の遷移効果について、前記受信装置において適用される際の優先度の情報をさらに含むことを特徴とする、項目9に記載の情報処理装置。
(項目12)
前記遷移効果情報は、前記受信装置において、他の任意の遷移効果が適用可能でない場合に適用可能である、1種類の遷移効果を示す情報をさらに含むことを特徴とする、項目1乃至11の何れか一項目に記載の情報処理装置。
(項目13)
前記生成手段は、前記遷移効果情報を、前記第1の遷移効果が適用されるメディアデータごとに、前記第1の遷移効果を識別するパラメータを用いて記述することを特徴とする、項目1乃至12の何れか一項目に記載の情報処理装置。
(項目14)
前記第1のメディアデータと前記第2のメディアデータとの間で品質が変化しているか否かを判定する判定手段を更に備え、
前記第1の遷移効果が、前記第1のメディアデータと前記第2のメディアデータとの間で品質が変化していると判定された場合に、前記表示又は音声に適用される遷移効果であることを特徴とする、項目1乃至13の何れか一項目に記載の情報処理装置。
(項目15)
前記判定手段は、前記第1のメディアデータ及び前記第2のメディアデータの、ビットレート、サンプリングレート、解像度、又は符号化形式のいずれかの変化に基づいて、前記品質が変化しているか否かの判定を行うことを特徴とする、項目14に記載の情報処理装置。
(項目16)
前記判定手段は、前記ビットレート、前記サンプリングレート、若しくは前記解像度が所定の閾値以上変化している場合に、又は前記符号化形式が変化している場合に、前記品質が変化していると判定することを特徴とする、項目15に記載の情報処理装置。
(項目17)
前記第1の遷移効果は、前記判定手段により、前記ビットレート、前記サンプリングレート、若しくは前記解像度が上昇していると判定された場合と、前記ビットレート、前記サンプリングレート、若しくは前記解像度が下降していると判定された場合とで、異なる効果となることを特徴とする、項目15に記載の情報処理装置。
(項目18)
前記プレイリストは、ISO/IEC 23009-1の規格で生成されるファイルであることを特徴とする、項目1乃至17の何れか一項目に記載の情報処理装置。
(項目19)
第1のメディアデータ及び前記第1のメディアデータに後続して再生される第2のメディアデータを取得するために参照するネットワークアドレスと、前記第1のメディアデータと前記第2のメディアデータとの再生を切り替える際に、表示又は音声に適用される遷移効果を示す遷移効果情報と、を含むプレイリストを受信する受信手段と、
前記ネットワークアドレスに基づいて、前記第1のメディアデータ及び前記第2のメディアデータを取得する取得手段と、
受信した前記プレイリストに基づき、取得した前記第1のメディアデータ及び前記第2のメディアデータの再生を行う再生手段と、
を備えることを特徴とする、受信装置。
(項目20)
前記遷移効果情報に含まれる前記遷移効果が、前記受信装置で適用可能であるか否かを判定する判定手段と、
前記遷移効果が適用可能でない場合に、前記遷移効果の適用に対する代替の処理を設定する設定手段と、
を備えることを特徴とする、項目19に記載の受信装置。
(項目21)
第1のメディアデータ及び前記第1のメディアデータに後続して再生される第2のメディアデータを取得するために参照するネットワークアドレスと、前記第1のメディアデータと前記第2のメディアデータとの再生を切り替える際に、表示又は音声に適用される第1の遷移効果を示す遷移効果情報と、を含むプレイリストを生成する工程と、
受信装置に前記プレイリストを送信する工程と、
を備えることを特徴とする、情報処理方法。
(項目22)
第1のメディアデータ及び前記第1のメディアデータに後続して再生される第2のメディアデータを取得するために参照するネットワークアドレスと、前記第1のメディアデータと前記第2のメディアデータとの再生を切り替える際に、表示又は音声に適用される遷移効果を示す遷移効果情報と、を含むプレイリストを受信する工程と、
前記ネットワークアドレスに基づいて、前記第1のメディアデータ及び前記第2のメディアデータを取得する工程と、
受信した前記プレイリストに基づき、取得した前記第1のメディアデータ及び前記第2のメディアデータの再生を行う工程と、
を備えることを特徴とする、情報処理方法。
(項目23)
コンピュータを、項目1乃至18の何れか一項目に記載の情報処理装置、又は項目19又は20に記載の受信装置の各手段として機能させるためのプログラム。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
100:情報処理装置、150:ネットワーク、200:受信装置

Claims (23)

  1. 第1のメディアデータ及び前記第1のメディアデータに後続して再生される第2のメディアデータを取得するために参照するネットワークアドレスと、前記第1のメディアデータと前記第2のメディアデータとの再生を切り替える際に、表示又は音声に適用される第1の遷移効果を示す遷移効果情報と、を含むプレイリストを生成する生成手段と、
    受信装置に前記プレイリストを送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする、情報処理装置。
  2. 前記遷移効果情報は、前記第1の遷移効果の種類、又は前記第1の遷移効果の設定を示す情報であることを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1の遷移効果の設定は、前記第1の遷移効果を適用するタイミング、又は前記第1の遷移効果が適用される期間を含むことを特徴とする、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1の遷移効果を適用するタイミングは、前記第1のメディアデータの再生終了時、前記第2のメディアデータの再生開始時、又は前記再生終了時及び前記再生開始時の両方であることを特徴とする、請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 複数の遷移効果の設定に用いる共通のパラメータを定義する定義手段を更に備え、
    前記生成手段は、前記第1の遷移効果の設定を示す情報を、前記共通のパラメータにより記述することを特徴とする、請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記第1の遷移効果の種類は、
    画像である前記第1のメディアデータと画像である前記第2のメディアデータとの再生を切り替える際に、前記第1のメディアデータが所定方向に消えていく、若しくは前記第2のメディアデータが所定方向から出現する効果、
    画像である前記第1のメディアデータと画像である前記第2のメディアデータとの再生を切り替える際に、前記第1のメディアデータが所定方向に縮小していく、若しくは前記第2のメディアデータが所定方向に拡大していく効果、又は
    画像又は音声である前記第1のメディアデータと画像又は音声である前記第2のメディアデータとの再生を切り替える際に、前記第1のメディアデータがフェードアウトする、若しくは前記第2のメディアデータがフェードインする効果
    を含むことを特徴とする、請求項2に記載の情報処理装置。
  7. 前記第1の遷移効果の種類が、前記第1のメディアデータがフェードアウトする、又は前記第2のメディアデータがフェードインする効果である場合に、
    前記遷移効果情報が、前記第1のメディアデータと前記第2のメディアデータとをオーバーラップさせるか否かを示す情報をさらに含むことを特徴とする、請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記第1の遷移効果は、前記第1のメディアデータ及び前記第1のメディアデータとは異なるメディアデータを含むコンテンツの再生と、前記第2のメディアデータ及び前記第2のメディアデータとは異なるメディアデータを含むコンテンツの再生とを切り替える際に表示又は音声に適用される遷移効果であることを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記遷移効果情報は、前記受信装置において前記第1の遷移効果が適用可能でない場合に適用される第3の遷移効果を示す情報をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 前記第1の遷移効果と前記第3の遷移効果とは、互いに代替で適用可能な遷移効果であることを特徴とする、請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記遷移効果情報は、複数の遷移効果について、前記受信装置において適用される際の優先度の情報をさらに含むことを特徴とする、請求項9に記載の情報処理装置。
  12. 前記遷移効果情報は、前記受信装置において、他の任意の遷移効果が適用可能でない場合に適用可能である、1種類の遷移効果を示す情報をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
  13. 前記生成手段は、前記遷移効果情報を、前記第1の遷移効果が適用されるメディアデータごとに、前記第1の遷移効果を識別するパラメータを用いて記述することを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
  14. 前記第1のメディアデータと前記第2のメディアデータとの間で品質が変化しているか否かを判定する判定手段を更に備え、
    前記第1の遷移効果が、前記第1のメディアデータと前記第2のメディアデータとの間で品質が変化していると判定された場合に、前記表示又は音声に適用される遷移効果であることを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
  15. 前記判定手段は、前記第1のメディアデータ及び前記第2のメディアデータの、ビットレート、サンプリングレート、解像度、又は符号化形式のいずれかの変化に基づいて、前記品質が変化しているか否かの判定を行うことを特徴とする、請求項14に記載の情報処理装置。
  16. 前記判定手段は、前記ビットレート、前記サンプリングレート、若しくは前記解像度が所定の閾値以上変化している場合に、又は前記符号化形式が変化している場合に、前記品質が変化していると判定することを特徴とする、請求項15に記載の情報処理装置。
  17. 前記第1の遷移効果は、前記判定手段により、前記ビットレート、前記サンプリングレート、若しくは前記解像度が上昇していると判定された場合と、前記ビットレート、前記サンプリングレート、若しくは前記解像度が下降していると判定された場合とで、異なる効果となることを特徴とする、請求項15に記載の情報処理装置。
  18. 前記プレイリストは、ISO/IEC 23009-1の規格で生成されるファイルであることを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
  19. 第1のメディアデータ及び前記第1のメディアデータに後続して再生される第2のメディアデータを取得するために参照するネットワークアドレスと、前記第1のメディアデータと前記第2のメディアデータとの再生を切り替える際に、表示又は音声に適用される遷移効果を示す遷移効果情報と、を含むプレイリストを受信する受信手段と、
    前記ネットワークアドレスに基づいて、前記第1のメディアデータ及び前記第2のメディアデータを取得する取得手段と、
    受信した前記プレイリストに基づき、取得した前記第1のメディアデータ及び前記第2のメディアデータの再生を行う再生手段と、
    を備えることを特徴とする、受信装置。
  20. 前記遷移効果情報に含まれる前記遷移効果が、前記受信装置で適用可能であるか否かを判定する判定手段と、
    前記遷移効果が適用可能でない場合に、前記遷移効果の適用に対する代替の処理を設定する設定手段と、
    を備えることを特徴とする、請求項19に記載の受信装置。
  21. 第1のメディアデータ及び前記第1のメディアデータに後続して再生される第2のメディアデータを取得するために参照するネットワークアドレスと、前記第1のメディアデータと前記第2のメディアデータとの再生を切り替える際に、表示又は音声に適用される第1の遷移効果を示す遷移効果情報と、を含むプレイリストを生成する工程と、
    受信装置に前記プレイリストを送信する工程と、
    を備えることを特徴とする、情報処理方法。
  22. 第1のメディアデータ及び前記第1のメディアデータに後続して再生される第2のメディアデータを取得するために参照するネットワークアドレスと、前記第1のメディアデータと前記第2のメディアデータとの再生を切り替える際に、表示又は音声に適用される遷移効果を示す遷移効果情報と、を含むプレイリストを受信する工程と、
    前記ネットワークアドレスに基づいて、前記第1のメディアデータ及び前記第2のメディアデータを取得する工程と、
    受信した前記プレイリストに基づき、取得した前記第1のメディアデータ及び前記第2のメディアデータの再生を行う工程と、
    を備えることを特徴とする、情報処理方法。
  23. コンピュータを、請求項1乃至18の何れか一項に記載の情報処理装置、又は請求項19又は20に記載の受信装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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