JP2024037680A - 電流測定モジュール、電流測定用導体、および、電流測定装置 - Google Patents

電流測定モジュール、電流測定用導体、および、電流測定装置 Download PDF

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Abstract

【解決手段】2つの本体部と、上記2つの本体部の間に配され、間隙を有して平行に伸びる2つの電流経路とを有する導体と、上記2つの電流経路を流れる電流によって生じる磁界が互いに逆向きに貫通するよう感磁面がそれぞれ配された2つの磁気検出素子と、上記2つの磁気検出素子を支持し、上記導体に取り付けられた基板と、備え、上記2つの本体部のそれぞれは、上記間隙から伸びる、上記間隙より狭いスリットを有し、上記基板は、上記スリットおよび上記間隙に挿入されている、電流測定モジュールを提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、電流測定モジュール、電流測定用導体、および、電流測定装置に関する。
特許文献1には、「長手方向に対して平行に設置される2本の被測定電流導体に流れる電流の大きさを測定する電流測定装置および電流測定方法」が開示されている。特許文献2には、「磁気検出素子を用いて電流路に流れる電流を検出する電流検出装置、及び電流検出方法」が開示されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開2005-283451号公報
[特許文献2] 国際公開2016/056135号公報
本発明の第1の態様においては、電流測定モジュールを提供する。上記電流測定モジュールは、2つの本体部と、上記2つの本体部の間に配され、間隙を有して平行に伸びる2つの電流経路とを有する導体を備えてよい。上記電流測定モジュールは、上記2つの電流経路を流れる電流によって生じる磁界が互いに逆向きに貫通するよう感磁面がそれぞれ配された2つの磁気検出素子を備えてよい。上記電流測定モジュールは、上記2つの磁気検出素子を支持し、上記導体に取り付けられた基板を備えてよい。上記2つの本体部のそれぞれは、上記間隙から伸びる、上記間隙より狭いスリットを有してよく、上記基板は、上記スリットおよび上記間隙に挿入されてよい。
上記基板を上記2つの本体部に対して固定する固定部をさらに備えてよい。
上記2つの電流経路はそれぞれ、上記2つの電流経路が並んでいる方向について、上記2つの本体部の外縁より内側に配されてよい。
上記2つの電流経路が並んでいる方向のそれぞれの断面幅L1と、上記2つの電流経路の間隙の長さL2と、上記断面幅L1に直交する断面幅L4と、上記2つの磁気検出素子の距離L5とが、L2>1.5×L1、かつ、L5>L4の関係を満たしてよい。
さらに、L2≦4×L1の関係を満たしてよい。
上記2つの本体部のそれぞれは、上記2つの電流経路に電流が流れる方向とは直交する方向に拡張した延伸部を備えてよく、上記2つの本体部の上記延伸部は互いに逆方向に拡張されていてよい。
本発明の第2の態様においては、電流測定用導体を提供する。上記電流測定用導体は、上記いずれかに記載の電流測定モジュールを有してよい。
本発明の第3の態様においては、電流測定用導体を提供する。上記電流測定用導体は、2つの本体部と、上記2つの本体部の間に配され、間隙を有して平行に伸びる2つの電流経路を有する導体と、を備えてよい。上記2つの本体部のそれぞれは、上記間隙から伸びる、上記間隙より狭いスリットを有してよい。
上記2つの本体部のそれぞれは、上記2つの電流経路に電流が流れる方向とは直交する方向に拡張した延伸部を備え、上記2つの本体部の上記延伸部は互いに逆方向に拡張されてよい。
本発明の第4の態様においては、電流測定用導体を提供する。上記電流測定用導体は、2つの本体部と、上記2つの本体部の間に配され、間隙を有して平行に伸びる2つの電流経路を有する導体と、を備えてよい。上記2つの本体部のそれぞれは、上記2つの電流経路に電流が流れる方向とは直交する方向に拡張した延伸部を備えてよく、上記2つの本体部の上記延伸部は互いに逆方向に拡張されてよい。
本発明の第5の態様においては、電流測定モジュールを提供する。上記電流測定モジュールは、第4の態様の電流測定用導体を備えてよい。上記電流測定モジュールは、上記2つの電流経路を流れる電流によって生じる磁界が互いに逆向きに貫通するよう感磁面がそれぞれ配された2つの磁気検出素子を備えてよい。上記電流測定モジュールは、上記2つの磁気検出素子を支持し、上記電流測定用導体に取り付けられた基板を備えてよい。
本発明の第6の態様においては、電流測定装置を提供する。上記電流測定装置は、複数の突出部を備える基板と、上記電流測定用導体を複数備えてよい。上記複数の突出部のそれぞれは、2つの磁気検出素子を支持し、上記複数の電流測定用導体のそれぞれに取り付けられてよい。上記複数の突出部は、上記複数の電流測定用導体における上記2つの電流経路の延伸方向と並行な方向に並んで配置されてよい。
本発明の第7の態様においては、電流測定装置を提供する。上記電流測定装置は、複数の突出部を備える基板と、上記電流測定用導体を複数備えてよく、上記複数の突出部のそれぞれは、2つの磁気検出素子を支持し、上記複数の電流測定用導体のそれぞれに取り付けられており、上記複数の突出部は、上記複数の電流測定用導体における上記2つの電流経路の延伸方向と並行な方向に並んで配置されており、上記延伸部が拡張した方向から見たときに、上記基板と上記複数の電流測定用導体が当接した状態において、上記 2つの電流経路の中心線が上記2つの磁気検出素子の間に位置してよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
第1の実施形態における電流測定モジュール100の概略構成の一例を示す斜視図である。 第1の実施形態における電流測定用導体10の概略構成の一例を示す斜視図である。 第1の実施形態における基板20の概略構成の一例を示す斜視図である。 ケース1からケース4の電流測定用導体の一例を示す。 周波数(Hz:横軸)と磁場変動量(dB:縦軸)との関係について図示したグラフである。 第2の実施形態における電流測定用導体200の概略構成の一例を示す斜視図である。 第3の実施形態におけるインバーターユニット300の概略構成の一例を示す斜視図である。 第3の実施形態におけるインバーターユニット300の磁場方向を示す図である。 第3の実施形態におけるインバーターユニット300の配線系統図を示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
[第1の実施形態の構成]
図1は、第1の実施形態における電流測定モジュール100の概略構成の一例を示す斜視図である。図2は、第1の実施形態における電流測定用導体10の概略構成の一例を示す斜視図である。図3は、第1の実施形態における基板20の概略構成の一例を示す斜視図である。各図には、xyz座標系が示される。図1に示すように、電流測定モジュール100は、電流測定用導体10と、基板20と、を有する。
図2に示すように、電流測定用導体10は、2つの本体部11,12と、2つの電流経路13,14とを有する。2つの電流経路13,14は、2つの本体部11,12の間に配されており、互いに平行に伸びている。2つの電流経路13,14の間には、間隙15が配される。2つの本体部11,12のそれぞれは、間隙15から伸びる、間隙15より狭いスリット16,17を有する。なお、電流測定用導体10はバスバーとも呼ばれる。
2つの電流経路13,14のそれぞれには、被測定電流が同一方向に流れる。本実施形態において、2つの電流経路13,14は、横断面形状が矩形で直線状に伸びる導体である。なお、2つの電流経路13,14は、横断面形状が円形で全体が直線状の導体として構成してもよい。2つの電流経路13,14はそれぞれ、2つの電流経路13,14が並んでいる方向について、2つの本体部11,12の外縁より内側に配される。
図2に示すように、2つの電流経路13,14は、2つの電流経路13,14が並んでいる方向のそれぞれのx方向の長さ(断面幅)L1を有する。また、2つの電流経路13,14の間の間隙15は、x方向の長さL2を有する。本実施形態において、長さL2>1.5×長さL1、かつ、長さL2≦4×長さL1の関係を満たすように、長さL1および長さL2が設定される。また、2つのスリット16,17は、x方向の長さL3を有する。長さL3は、長さL2よりも短い。また、電流測定用導体10は、y方向の長さ(断面幅)L4を有する。
図3に示すように、基板20には、2つの磁気検出素子22,23が、パッケージ21にて封止されて固定されている。パッケージ21には、磁気検出素子22,23を駆動するとともに、磁気検出素子22,23から信号を取り出すためのリード端子が設けられている。パッケージ21としては、ICモールドパッケージ等を用いることができる。図1に示す電流測定モジュール100において、2つの磁気検出素子22,23は間隙15を挟んでその上下に配される。
磁気検出素子22,23は、2つの電流経路13,14にそれぞれ被測定電流が流れることによって各感磁面に生じる磁界の強さ(大きさ)をそれぞれ検出し、この検出強度に応じた検出信号を出力する。磁気検出素子22,23は、2つの電流経路13,14に同方向にそれぞれ流れる被測定電流によって生じる磁界が互いに逆向きに感磁面を貫通するようにそれぞれ配置される。すなわち、2つの電流経路13,14間に感磁面の向きが互いに一致するように磁気検出素子22,23が配置される。さらに、磁気検出素子22,23は、電流経路13,14に対して対称な位置に配されることが好ましい。具体的には、磁気検出素子22の感磁面と磁気検出素子23の感磁面とは電流経路13,14が作る平面を挟んで等距離に配され、かつ、磁気検出素子22,23の感磁面のそれぞれは電流経路13と電流経路14との間隙の中央に配される。
図3の例では、感磁面の向き、すなわち当該面の法線方向は、+x方向である。2つの磁気検出素子22,23は、2つの電流経路13,14の長さ方向に直交する方向(y方向)に長さL5の距離を離隔して配置される。本実施形態において、長さL5>長さL4となるように、長さL5が設定される。2個の磁気検出素子22,23で得られた各検出信号の差を取ることで、2つの電流経路13,14に流れる電流の大きさを正確に測定することができる。
磁気検出素子22,23としては磁電変換素子を用いることができ、磁電変換素子としては、例えば、磁束密度の大きさに比例する検出信号が得られるホール素子を使用することができる。なお、磁電変換素子として、ホール素子の他にMR素子(磁気抵抗素子)、MI素子(磁気インピーダンス素子)などを使用してもよい。さらに、これらの磁電変換素子とIC処理回路とを組み合わせた磁気センサICなど、印加される磁束密度に対して検出信号が一意に定まるものであれば、磁気検出素子22,23として使用することができる。
図1に示すように、2つの磁気検出素子22,23を支持した基板20は、電流測定用導体10における間隙15と、間隙15から伸びる2つのスリット16,17に挿入される。挿入された基板20は、2つの固定部24,25により電流測定用導体10に取り付けられ、固定される。固定部24は、スリット16に対応する位置で基板20を電流測定用導体10に固定する。固定部25は、スリット17に対応する位置で基板20を電流測定用導体10に固定する。
図4には、ケース1からケース4の電流測定用導体が示される。ケース1は、比較例における電流測定用導体110の概略構成を示しており、ケース2は、第1の実施例における電流測定用導体120の概略構成を示しており、ケース3は、第2の実施例における電流測定用導体130の概略構成を示しており、ケース4は、第3の実施例における電流測定用導体140の概略構成を示している。図4には図示していないが、すべてのケースにおいて、2つの磁気検出素子を搭載した基板20が電流測定用導体の中央部にあるスリット内に配置される。2つの磁気検出素子がy方向に離隔された距離L5は、2.5mmである。
ケース1の電流測定用導体110は、x方向の長さが23mmであり、y方向の長さが2mmであり、z方向に延伸された形状を有する。電流測定用導体110は、中央部に基板20挿入用のスリット111を有している。スリット111は、x方向の長さが3mmである。スリット111のx方向の端部と、電流測定用導体110のx方向の端部との間の長さは、5mmである。
ケース2の電流測定用導体120は、x方向の長さが23mmであり、y方向の長さが2mmであり、z方向に延伸された形状を有する。電流測定用導体120は、2つの本体部121,122と、2つの電流経路123,124とを有する。2つの電流経路123,124は、2つの本体部121,122の間に配されており、互いに平行に伸びている。2つの電流経路123,124の間には、間隙125が配される。
2つの本体部121,122のそれぞれは、間隙125から伸びる、間隙125より狭いスリット126,127を有する。スリット126,127には、磁気検出素子を搭載した図1の基板20が挿入される。2つの電流経路123,124のx方向の長さL1は5mmであり、間隙125のx方向の長さL2は8mmである。即ち、長さL2>1.5×長さL1、かつ、長さL2≦4×長さL1の関係を満たす。
ケース3の電流測定用導体130は、x方向の長さが23mmであり、y方向の長さが2mmであり、z方向に延伸された形状を有する。電流測定用導体130は、2つの本体部131,132と、2つの電流経路133,134とを有する。2つの電流経路133,134は、2つの本体部131,132の間に配されており、互いに平行に伸びている。2つの電流経路133,134の間には、間隙135が配される。
2つの本体部131,132のそれぞれは、間隙135から伸びる、間隙135より狭いスリット136,137を有する。スリット136,137には、磁気検出素子を搭載した図1の基板20が挿入される。2つの電流経路133,134のx方向の長さL1は2.5mmであり、間隙135のx方向の長さL2は8mmである。即ち、長さL2>1.5×長さL1、かつ、長さL2≦4×長さL1の関係を満たす。
ケース4の電流測定用導体140は、x方向の長さが23mmであり、y方向の長さが2mmであり、z方向に延伸された形状を有する。電流測定用導体140は、2つの本体部141,142と、2つの電流経路143,144とを有する。2つの電流経路143,144は、2つの本体部141,142の間に配されており、互いに平行に伸びている。2つの電流経路143,144の間には、間隙145が配される。
2つの本体部141,142のそれぞれは、間隙145から伸びる、間隙145より狭いスリット146,147を有する。スリット146,147には、磁気検出素子を搭載した図1の基板20が挿入される。2つの電流経路143,144のx方向の長さL1は2.5mmであり、間隙145のx方向の長さL2は10mmである。即ち、長さL2>1.5×長さL1、かつ、長さL2≦4×長さL1の関係を満たす。
図5は、ケース1からケース4の電流測定用導体に関して、周波数(Hz:横軸)と磁場変動量(dB:縦軸)との関係について図示したグラフである。縦軸は、周波数が100Hz時の磁場強度を基準とした磁場変動量を示している。図5において、ケース1は丸点で示され、ケース2は三角の点で示され、ケース3は四角で示され、ケース4は米印で示される。
ケース1に示す比較例における電流測定用導体110では、周波数が増加するほど磁場強度が低下してしまっている。これは、電流測定用導体110の導線で発生する表皮効果が原因である。表皮効果とは、導線に交流電流が流れている時、導線の表面に電流が集中し、導線の表面から離れるほど(即ち、導線の中心部に近づくほど)、電流が流れにくくなる現象をいう。この表皮効果の影響は、電流が高周波化するほど大きくなる。表皮効果の影響が大きいと、2つの電流経路13,14に流れる被測定電流の大きさを正確に測定することができない。
ケース1の電流測定用導体110のように、板型バスバーにスリットを設ける構成である場合、電流密度は板型バスバーの外側部分に集中する。したがって、電流測定用導体110に流れる電流が高周波化すると電流経路が中央部のスリット111に配置された磁気検出素子から遠ざかることとなり、これにより磁気検出素子に印加される磁場が小さくなり、磁気検出素子の出力が低下する。したがって、ケース1の電流測定用導体110では、電流経路に流れる被測定電流の大きさを正確に測定することができない。
表皮効果の影響を低減するためには以下の2つの手段がある。第1に、導線の断面積を小さくすることにより、電流密度が高くなる導体表面と磁気検出素子との距離に対する、電流密度が低くなる導体中心と磁気検出素子との距離の相対的な差を小さくして、表皮効果の影響を低減することができる。即ち、使用が想定される周波数における表皮深さに対して導線の断面積が充分に小さければ、導線の中央付近にも電流が流れることになり、実質的に表皮効果の影響が及ばないのと同等である。第2に、導体と磁気検出素子との距離を離すことにより、電流密度が高くなる導体表面と磁気検出素子との距離に対する、電流密度が低くなる導体中心と磁気検出素子との距離の相対的な差を小さくして、表皮効果の影響を低減することができる。即ち、磁気検出素子と導線の距離が充分に遠ければ、低周波に比べて高周波で電流が導線内でより外側を流れるようになっても、そのことによる電流の流れる位置の違いは、磁気検出素子と導線との距離に比べて相対的に小さく、表皮効果の影響が抑えられる。
上記2つの手段を用いて、本実施形態では、2つの電流経路の長さL1と、2つの電流経路の間の間隙の長さL2に関して、長さL2>1.5×長さL1を満たすように設計される。なお、導線の断面積を小さくし過ぎてしまうと、導線に流れる電流の量が制限されてしまい、かえって検出する磁場が小さくなってしまう。よって、導線の断面積をある程度確保することが望ましい。また、2つの電流経路の間の間隙を大きくし過ぎてしまうと、電流経路が磁気検出素子から離れていくことになり検出する磁場が小さくなってしまう。さらに、2つの電流経路の間の間隙を大きくすることで電流測定用導体が大きくなってしまい、電流測定モジュールのサイズも大きくなってしまう。よって、2つの電流経路の間の間隙は所定のサイズ以下であることが望ましい。以上から、長さL2≦4×長さL1をさらに満たすように設計される。
ケース1の電流測定用導体110に対して、ケース2の第1の実施例における電流測定用導体120では、周波数の増加に伴う磁場強度の低下が抑制されている。これは、2つの電流経路123,124の断面積が小さくなったことにより、表皮効果の影響が低減されたことによる。しかしながら、周波数が1000~10000の領域では、磁場強度がやや低下している。
ケース3の第2の実施例における電流測定用導体130では、周波数の増加に伴う磁場強度の低下がさらに抑制されている。特に、周波数が1000~10000の領域における磁場強度の低下が、ケース2における電流測定用導体120に比べて抑制されている。これは、2つの電流経路133,134の断面積がさらに小さくなったことにより、表皮効果の影響がさらに低減されたことによる。
ケース4の第3の実施例における電流測定用導体140では、周波数の増加に伴う磁場強度の低下がまたさらに抑制されている。特に、周波数が10000以上の領域における磁場強度の低下が、ケース3における電流測定用導体130に比べて抑制されている。これは、2つの電流経路143,144の断面積を小さくしたこと、および、2つの電流経路143,144間の間隙145を大きくして、2つの電流経路143,144と磁気検出素子との間の距離が大きくしたことにより、表皮効果の影響が低減されたことによる。
以上から、周波数の増加に伴う磁場強度の低下は、ケース1、ケース2、ケース3、ケース4の順で抑制されていることが分かる。したがって、ケース1の電流測定用導体110が表皮効果の影響を一番受けやすく、ケース4の電流測定用導体140が表皮効果の影響を一番受けにくいということが分かる。
[第1の実施形態の効果]
第1の実施形態における電流測定モジュール100によれば、2つの本体部11,12のそれぞれはスリット16,17を有し、2つの磁気検出素子22,23を支持した基板20は、スリット16,17に挿入されて固定される。これにより、簡単な構成で2つの電流経路13,14に流れる被測定電流の大きさを測定できる。
第1の実施形態における電流測定モジュール100によれば、2つの電流経路13,14のx方向の長さL1と、2つの電流経路13,14の間の間隙15のx方向の長さL2とが、長さL2>1.5×長さL1、かつ、長さL2≦4×長さL1の関係を満たす。これにより、電流測定時における表皮効果の影響を低減することができ、2つの電流経路13,14に流れる被測定電流の大きさを正確に測定できる。
[第2の実施形態の構成]
図6は、第2の実施形態における電流測定用導体200の概略構成の一例を示す斜視図である。図6に示すように、電流測定用導体200は、2つの本体部201,202と、2つの電流経路203,204とを有する。2つの電流経路203,204は、2つの本体部201,202の間に配されており、互いに平行に伸びている。2つの電流経路203,204の間には、間隙205が配される。2つの本体部201,202のそれぞれは、間隙205から伸びる、間隙205より狭いスリット206,207を有する。
2つの電流経路203,204のそれぞれには、被測定電流が同一方向に流れる。本実施形態において、2つの電流経路203,204は、横断面形状が矩形で直線状に伸びる導体である。なお、2つの電流経路203,204は、横断面形状が円形で全体が直線状の導体として構成してもよい。
図6に示すように、2つの電流経路203,204は、x方向の長さL1を有する。また、2つの電流経路203,204の間隙205は、x方向の長さL2を有する。本実施形態において、長さL2>1.5×長さL1、かつ、長さL2<4×長さL1の関係を満たすように、長さL1および長さL2が設定される。また、2つのスリット206,207は、x方向の長さL3を有する。長さL3は、長さL2よりも短い。
図6に示すように、2つの本体部201,202のそれぞれは、2つの電流経路203,204に電流が流れる方向(z方向)とは直交する方向(x方向)に、2つの本体部201,202が互いに逆方向に拡張した延伸部208,209を有する。即ち、本体部201は、本体部201が-x方向に拡張した延伸部208を有し、本体部202は、本体部202が+x方向に拡張した延伸部209を有する。
延伸部208,209が、電流測定用導体200が実装される装置の端子にそれぞれ接続されることにより、電流測定用導体200が装置に実装される。第2の実施形態では、一例として、延伸部208のx方向の長さよりも延伸部209のx方向の長さの方が長い構成としている。しかしながら、延伸部208,209のx方向の長さは、電流測定用導体200が実装される装置の構成によって適宜設計可能である。
2つの本体部201,202が延伸部208,209をそれぞれ有することにより、電流測定用導体200が実装される装置の端子に延伸部208,209を接続して固定するだけで電流測定用導体200を装置に固定することができ、組立性を考慮した構造とすることができる。
[第2の実施形態の効果]
第2の実施形態における電流測定用導体200によれば、第1の実施形態における電流測定モジュール100と同様の効果を奏することができる。
第2の実施形態における電流測定用導体200によれば、2つの本体部201,202が延伸部208,209をそれぞれ有することにより、組立性を考慮した構造とすることができる。
[第3の実施形態の構成]
図7は、第3の実施形態におけるインバーターユニット300の概略構成の一例を示す斜視図である。図7に示すように、第3の実施形態におけるインバーターユニット300は、プリント基板301と、パワーモジュール302と、電流測定装置210と、を有する。電流測定装置210は、3つの電流測定用導体211~213を有する。3つの電流測定用導体211~213は、図6に示される第2の実施形態における電流測定用導体200と同様の構成を有する。3つの電流測定用導体211~213は、z方向に所定の間隔を空けて並んで配置されている。
電流測定用導体211~213の延伸部208は、パワーモジュール302に電気的に接続され、電流測定用導体211~213の延伸部209は、三相モータ(図9におけるモータ307)に電気的に接続される。左側の電流測定用導体211は、三相モータにおけるUphase(U端子)に接続される導体であり、中央の電流測定用導体212は、三相モータにおけるVphase(V端子)に接続される導体であり、右側の電流測定用導体213は、三相モータにおけるWphase(W端子)に接続される導体である。
図7に示すように、プリント基板301には、制御回路等を含む電子部品303が実装されている。プリント基板301は、電流測定用導体211~213をプリント基板301に固定するための3箇所の突出部304を有する。突出部304は、プリント基板301が-y方向に突出した一部分である。突出部304には、磁気検出素子305,306が搭載される。磁気検出素子305,306を搭載した突出部304は、第1の実施形態における磁気検出素子22,23を搭載した基板20と同様の構成である。インバーターユニット300において突出部304に搭載された磁気検出素子305,306の感磁面は、+x方向を向いている。突出部304に搭載された磁気検出素子305,306は、2つの電流経路203,204をz方向に流れる被測定電流により発生する磁場を検出することにより、2つの電流経路203,204を流れる被測定電流を検出する。
図8は、第3の実施形態におけるインバーターユニット300の磁場方向を示す図である。インバーターユニット300において、電流測定用導体211~213にハッチングの矢印で示す方向に電流が流れる。なお、電流は交流であるが、簡単のため、本体部201から本体部202に向かって電流が流れる場合について矢印で図示している。即ち、2つの本体部201,202において電流はx方向に流れており、2つの電流経路203,204において電流はz方向に流れている。したがって、2つの本体部201,202をx方向に流れる電流により発生する磁場320は、x軸に平行な軸を中心とする環状の磁場であり、2つの電流経路203,204をz方向に流れる被測定電流により発生する磁場321は、z軸に平行な軸を中心する環状の磁場である。
3つの電流測定用導体211~213は、電流経路203,204の延伸方向と平行な方向に所定の間隔を空けて配置される。上記の通り、本体部201,202をx方向に流れる電流により発生する磁場320は、x軸に平行な軸を中心とする環状の磁場であり、磁気検出素子305,306の検出方向(すなわち感磁面の法線方向)であるx方向と直交する。よって、例えば、電流測定用導体211の磁気検出素子305,306により検出される磁場321は、隣の相の電流測定用導体212や電流測定用導体213のそれぞれ2つの本体部201,202に流れる電流から発生する磁場320の影響を受けずに正確に測定できる。
図9は、第3の実施形態におけるインバーターユニット300の配線系統図を示す。電流測定用導体211の延伸部209はモータ307のUphaseに接続されており、電流測定用導体212の延伸部209はモータ307のVphaseに接続されており、電流測定用導体213の延伸部209はモータ307のWphaseに接続されている。また、電流測定用導体211~213の延伸部208はパワーモジュール302に電気的に接続されている。電流測定装置210がモータ307に供給される電流を測定し、インバーターユニット300が電子部品303の制御回路によって電流を制御する。
尚、3つの電流測定用導体211~213に突出部304を挿入したときに、3つの電流測定用導体211~213の+y側の面とプリント基板301の-y側の面とが当接することで3つの電流測定用導体211~213のy方向の位置決めがされる。この場合、x方向から見たときに、2つの電流経路203,204のy方向における中心が磁気検出素子305,306のy方向における間にあればよい。さらに、2つの電流経路203,204のy方向における中心が磁気検出素子305,306の間のy方向における中心に位置することがより望ましい。このような設計とすることで、3つの電流測定用導体211~213のインバーターユニット300への組付けを容易にし、また、プリント基板301への3つの電流測定用導体211~213の組付け誤差を低減できる為、磁気検出素子305,306と3つの電流測定用導体211~213との位置関係がより精度よく決まり、磁気検出素子305,306の出力の誤差を低減する効果を得ることができる。
[第3の実施形態の効果]
第3の実施形態におけるインバーターユニット300によれば、第1の実施形態における電流測定モジュール100および第2の実施形態における電流測定用導体200と同様の効果を奏することができる。
第3の実施形態におけるインバーターユニット300によれば、簡単な構成で電流測定装置210をプリント基板301上に実装でき、インバーターユニット300の組み立てが容易となる。
第3の実施形態におけるインバーターユニット300によれば、各電流測定用導体211~213の磁気検出素子305,306は、隣の相の電流測定用導体から発生する磁場の影響を受けないため、隣の相からのノイズを受けずに正確に測定できる。
上記第1から第3の実施形態において、電流測定用導体10,200,211,212,213はいずれも、例えば銅板から打ち抜きで作成される。なお、これに代えて、アルミニウム製であってもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 電流測定用導体
11 本体部
12 本体部
13 電流経路
14 電流経路
15 間隙
16 スリット
17 スリット
20 基板
21 パッケージ
22 磁気検出素子
23 磁気検出素子
24 固定部
25 固定部
100 電流測定モジュール
110 電流測定用導体
111 スリット
120 電流測定用導体
121 本体部
122 本体部
123 電流経路
124 電流経路
125 間隙
126 スリット
127 スリット
130 電流測定用導体
131 本体部
132 本体部
133 電流経路
134 電流経路
135 間隙
136 スリット
137 スリット
140 電流測定用導体
141 本体部
142 本体部
143 電流経路
144 電流経路
145 間隙
146 スリット
147 スリット
200 電流測定用導体
201 本体部
202 本体部
203 電流経路
204 電流経路
205 間隙
206 スリット
207 スリット
208 延伸部
209 延伸部
210 電流測定装置
211 電流測定用導体
212 電流測定用導体
213 電流測定用導体
300 インバーターユニット
301 プリント基板
302 パワーモジュール
303 電子部品
304 突出部
305 磁気検出素子
306 磁気検出素子
307 モータ
320 磁場
321 磁場

Claims (13)

  1. 2つの本体部と、前記2つの本体部の間に配され、間隙を有して平行に伸びる2つの電流経路とを有する導体と、
    前記2つの電流経路を流れる電流によって生じる磁界が互いに逆向きに貫通するよう感磁面がそれぞれ配された2つの磁気検出素子と、
    前記2つの磁気検出素子を支持し、前記導体に取り付けられた基板と、
    を備え、
    前記2つの本体部のそれぞれは、前記間隙から伸びる、前記間隙より狭いスリットを有し、
    前記基板は、前記スリットおよび前記間隙に挿入されている電流測定モジュール。
  2. 前記基板を前記2つの本体部に対して固定する固定部をさらに備える、請求項1に記載の電流測定モジュール。
  3. 前記2つの電流経路はそれぞれ、前記2つの電流経路が並んでいる方向について、前記2つの本体部の外縁より内側に配される、請求項1に記載の電流測定モジュール。
  4. 前記2つの電流経路が並んでいる方向のそれぞれの断面幅L1と、前記2つの電流経路の間隙の長さL2と、前記断面幅L1に直交する断面幅L4と、前記2つの磁気検出素子の距離L5とが、
    L2>1.5×L1、かつ、L5>L4
    の関係を満たす、請求項1に記載の電流測定モジュール。
  5. L2≦4×L1
    の関係を満たす、請求項4に記載の電流測定モジュール。
  6. 前記2つの本体部のそれぞれは、前記2つの電流経路に電流が流れる方向とは直交する方向に拡張した延伸部を備え、前記2つの本体部の前記延伸部は互いに逆方向に拡張されている、請求項1に記載の電流測定モジュール。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の電流測定モジュールを有する電流測定装置。
  8. 2つの本体部と、
    前記2つの本体部の間に配され、間隙を有して平行に伸びる2つの電流経路を有する導体と、を備え、
    前記2つの本体部のそれぞれは、前記間隙から伸びる、前記間隙より狭いスリットを有する電流測定用導体。
  9. 前記2つの本体部のそれぞれは、前記2つの電流経路に電流が流れる方向とは直交する方向に拡張した延伸部を備え、前記2つの本体部の前記延伸部は互いに逆方向に拡張されている、請求項8に記載の電流測定用導体。
  10. 2つの本体部と、
    前記2つの本体部の間に配され、間隙を有して平行に伸びる2つの電流経路を有する導体と、を備え、
    前記2つの本体部のそれぞれは、前記2つの電流経路に電流が流れる方向とは直交する方向に拡張した延伸部を備え、前記2つの本体部の前記延伸部は互いに逆方向に拡張されている、電流測定用導体。
  11. 請求項10に記載の電流測定用導体と、
    前記2つの電流経路を流れる電流によって生じる磁界が互いに逆向きに貫通するよう感磁面がそれぞれ配された2つの磁気検出素子と、
    前記2つの磁気検出素子を支持し、前記電流測定用導体に取り付けられた基板と、
    を備える、電流測定モジュール。
  12. 複数の突出部を備える基板と、
    請求項10に記載の電流測定用導体を複数備え、
    前記複数の突出部のそれぞれは、2つの磁気検出素子を支持し、前記複数の電流測定用導体のそれぞれに取り付けられており、
    前記複数の突出部は、前記複数の電流測定用導体における前記2つの電流経路の延伸方向と並行な方向に並んで配置されている、電流測定装置。
  13. 複数の突出部を備える基板と、
    請求項10に記載の電流測定用導体を複数備え、
    前記複数の突出部のそれぞれは、2つの磁気検出素子を支持し、前記複数の電流測定用導体のそれぞれに取り付けられており、
    前記複数の突出部は、前記複数の電流測定用導体における前記2つの電流経路の延伸方向と並行な方向に並んで配置されており、
    前記延伸部が拡張した方向から見たときに、前記基板と前記複数の電流測定用導体が当接した状態において、前記2つの電流経路の中心線が前記2つの磁気検出素子の間に位置する、電流測定装置。
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