JP2024033416A - トイレ管理システム - Google Patents

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佳弘 杉田
Yoshihiro Sugita
哲弘 早田
Tetsuhiro Hayata
美保 大竹
Miho Otake
正道 戸崎
Masamichi Tozaki
宏之 坪井
Hiroyuki Tsuboi
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Abstract

【課題】複数のトイレブースを備えたトイレ室において、清掃タイミングを適切に管理すること。【解決手段】実施形態に係るトイレ管理システムは、便器装置が設置されたトイレブースを複数有するトイレ室と、前記便器装置の使用状況を検出する検出部と、前記検出部の検出結果に基づいて、前記便器装置の使用回数を算出する算出部と、前記便器装置の使用回数に基づいて、前記便器装置を清掃するタイミングを判定する判定部と、前記トイレ室に設けられた複数の便器装置のうち、二以上の便器装置の使用回数が第一閾値を超えた場合、清掃タイミングであることを通知する通知部と、を備える。【選択図】図2

Description

開示の実施形態は、トイレ管理システムに関する。
従来から、トイレブース(個室)の各々に便器装置(大便器)が配置されたトイレ室について清掃タイミングを検知するシステムが知られている(例えば特許文献1)。例えば、特許文献1に記載されたシステムでは、便器装置の使用状況に基づいて、複数のトイレ室について清掃するタイミングを決定する。
特開2021-166798号公報
しかしながら、上記の技術には改善の余地がある。例えば、上述した従来技術のシステムでは、複数のトイレブースを備えたトイレ室ごとの使用頻度の違いによりトイレ室の清掃タイミングを提案することはできる。一方で、例えば、複数のトイレブースが設けられた1つのトイレ室において、1つのトイレブースの便器装置のみ清掃が必要なタイミングにおいても、清掃担当者は清掃に向かう状況が生じ得る。したがって、上述した従来技術のシステムでは、複数の便器装置を清掃するために、同じトイレ室に何度も清掃に訪れる事態が生じ、清掃を行う主体(管理者等)にとって適切な清掃タイミングではないタイミングで清掃を行うこととなる。そのため、複数のトイレブースを備えたトイレ室において、清掃タイミングを適切に管理することが望まれている。
上記のような点を鑑みて、複数のトイレブースを備えたトイレ室において、清掃タイミングを適切に管理することが課題となる。
開示の実施形態は、複数のトイレブースを備えたトイレ室において、清掃タイミングを適切に管理することができるトイレ管理システムを提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係るトイレ管理システムは、便器装置が設置されたトイレブースを複数有するトイレ室と、前記便器装置の使用状況を検出する検出部と、前記検出部の検出結果に基づいて、前記便器装置の使用回数を算出する算出部と、前記便器装置の使用回数に基づいて、前記便器装置を清掃するタイミングを判定する判定部と、前記トイレ室に設けられた複数の便器装置のうち、二以上の便器装置の使用回数が第一閾値を超えた場合、清掃タイミングであることを通知する通知部と、を備えることを特徴とする。
実施形態の一態様に係るトイレ管理システムによれば、清掃担当者(清掃者)は1つのトイレブースのみが清掃に適したタイミングでは清掃を不要とし、複数のトイレブースにおける便器装置(大便器)が清掃に必要なタイミングで1回の来訪で纏めて清掃できる。そのため、清掃担当者の作業工程を少なくすることができる。したがって、トイレ管理システムは、複数のトイレブースを備えたトイレ室において、清掃タイミングを適切に管理することができる。なお、トイレブースには、例えばトイレブースを構成する便器装置も含まれる。
実施形態の一態様に係るトイレ管理システムにおいて、前記通知部は、前記複数の便器装置のうち、一の便器装置の使用回数が前記第一閾値よりも大きい第二閾値を超えた場合、前記清掃タイミングであることを通知することを特徴とする。
実施形態の一態様に係るトイレ管理システムによれば、複数のトイレブースが清掃に必要なタイミングでない場合であっても、1つのトイレブースの便器装置が極端に汚れている場合は清掃を行うことができる。したがって、トイレ管理システムは、複数のトイレブースを備えたトイレ室において、清掃タイミングを適切に管理することができる。
実施形態の一態様に係るトイレ管理システムにおいて、前記通知部は、前記一の便器装置の使用回数が前記第二閾値を超えた場合に、前記複数の便器装置のうち、前記一の便器装置以外の他の便器装置が設けられたトイレブースの紙巻き器残量が少ない場合、前記他の便器装置が設けられたトイレブースの清掃も促す通知を行うことを特徴とする。
実施形態の一態様に係るトイレ管理システムによれば、清掃担当者が1つのトイレブースの清掃のためにトイレ室に訪れた際に、併せて他の清掃に必要な作業もでき効率良く清掃を行うことができる。このように、トイレ管理システムによれば、清掃担当者が1つのトイレブースのためだけにトイレ室に訪れることなく、他の清掃に必要な作業もでき効率がいい。したがって、トイレ管理システムは、複数のトイレブースを備えたトイレ室において、清掃タイミングを適切に管理することができる。
実施形態の一態様に係るトイレ管理システムにおいて、前記通知部は、前記一の便器装置の使用回数が前記第二閾値を超えた場合に、前記トイレ室の共用設備の清掃が必要な場合、前記共用設備の清掃も促す通知を行うことを特徴とする。
実施形態の一態様に係るトイレ管理システムによれば、清掃担当者が1つのトイレブースの清掃のためにトイレ室に訪れた際に、併せて他の清掃に必要な作業もでき効率良く清掃を行うことができる。このように、トイレ管理システムによれば、清掃担当者が1つのトイレブースのためだけにトイレ室に訪れることなく、他の清掃に必要な作業もでき効率がいい。したがって、トイレ管理システムは、複数のトイレブースを備えたトイレ室において、清掃タイミングを適切に管理することができる。
実施形態の一態様に係るトイレ管理システムにおいて、前記通知部は、前記一の便器装置の使用回数が前記第二閾値を超えた場合、前記複数の便器装置の混雑状況が一定値以下になっていない場合であっても、通知を行うことを特徴とする。
実施形態の一態様に係るトイレ管理システムによれば、混雑している状況であっても、極端に汚れている便器をなくすことで、トイレの利用者(使用者)に不快感を与えることを抑制することができる。したがって、トイレ管理システムは、複数のトイレブースを備えたトイレ室において、清掃タイミングを適切に管理することができる。
実施形態の一態様に係るトイレ管理システムにおいて、前記通知部は、前記一の便器装置が使用中である場合、通知を保留し、前記一の便器装置が使用中でなくなった際に、保留していた通知を行うことを特徴とする。
実施形態の一態様に係るトイレ管理システムによれば、混雑している状況であっても、極端に汚れている便器をなくすことでトイレの利用者(使用者)に不快感を与えることを抑制することができる。したがって、トイレ管理システムは、複数のトイレブースを備えたトイレ室において、清掃タイミングを適切に管理することができる。
実施形態の一態様に係るトイレ管理システムにおいて、前記通知部は、前記二以上の便器装置の使用回数が前記第一閾値を超えた場合でも、前記複数の便器装置の混雑状況が一定値以下になっていない場合、通知を保留し、前記複数の便器装置の混雑状況が一定値以下になった際に、保留していた通知を行うことを特徴とする。
実施形態の一態様に係るトイレ管理システムによれば、トイレブースが混雑している場合に清掃担当者がトイレ室に訪れることにより清掃できないといった事態を抑制できる。また、トイレ管理システムによれば、混雑状況が緩和したタイミングでお知らせすることで、便器が汚れている期間を短くできる。したがって、トイレ管理システムは、複数のトイレブースを備えたトイレ室において、清掃タイミングを適切に管理することができる。
実施形態の一態様に係るトイレ管理システムにおいて、前記通知部は、前記二以上の便器装置の使用回数が前記第一閾値を超えた場合でも、前記複数の便器装置の混雑状況が一定値以下になっていない場合、前記混雑状況と清掃タイミングであることを通知するとともに、前記複数の便器装置の混雑状況が一定値以下になった際に、再度清掃タイミングであることを通知することを特徴とする。
実施形態の一態様に係るトイレ管理システムによれば、トイレブースが混雑している場合に清掃担当者がトイレ室に訪れることにより清掃できないといった事態を抑制できる。また、トイレ管理システムによれば、混雑している場合は事前に通知することで清掃の必要が生じていることを事前に通知し、混雑状況が緩和したタイミングで清掃タイミングであることをお知らせすることで、便器が汚れている期間を短くできる。したがって、トイレ管理システムは、複数のトイレブースを備えたトイレ室において、清掃タイミングを適切に管理することができる。
実施形態の一態様によれば、複数のトイレブースを備えたトイレ室において、清掃タイミングを適切に管理することができる。
図1は、実施形態に係るトイレの利用対象の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る清掃タイミング判定処理の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係るトイレ管理システムの構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図5は、実施形態に係る配置情報記憶部の一例を示す図である。 図6は、トイレ管理システムが実行する処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図7は、清掃タイミング判定処理の一例を示す図である。 図8は、トイレ管理システムが実行する処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図9は、清掃タイミング判定処理の一例を示す図である。 図10は、トイレ管理システムが実行する処理の手順の一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本願の開示するトイレ管理システムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
<1.実施形態>
<1-1.トイレ室の構成例>
実施形態に係るトイレ管理システム1(図3参照)において実行される清掃タイミング判定の処理の説明に先だって、図1を用いて、トイレ室の構成例について説明する。図1は、実施形態に係るトイレの利用対象の一例を示す図である。図1は、トイレの利用対象の物理的な配置等の概念的に示す。
図1に示すトイレ室2は、個室空間を形成するトイレブースであるトイレブースTB1~TB3と、トイレブース以外の空間である共有空間である共有空間CS1を有する。なお、トイレブースTB1、トイレブースTB2、トイレブースTB3等、トイレ室2に設けられるトイレブースを区別せずに説明する場合、「トイレブースTB」と記載する場合がある。
トイレブースTBは、パーティション(間仕切り)で区切られた空間(個室空間)である。各トイレブースTBは、便器装置10を備え、人が排泄行為を行う場所としての機能を有する。また、各トイレブースTBは、そのトイレブースTB内に入室するための開閉可能なドア(図示は省略)を備える。なお、各トイレブースTBのドアは、一般的なトイレブースTBに設けられるドアと同様であるため、詳細な説明は省略する。また、トイレブースTBは、パーティションによって、完全に区切られた空間でなくてもよく、パーティションの上部や下部に、隣接するトイレブースTBや共有空間と区切られていない部分が設けられていてもよい。
また、共有空間CS1等、トイレ室2に設けられる共有空間を区別せずに説明する場合、「共有空間CS」と記載する場合がある。共有空間CSは、トイレ室2内において複数人が同時に滞在し得る共有部である。例えば、共有空間CSは、トイレ室2への入り口、洗面化粧台部50等の洗面の設備、各トイレブースTBへの経路を有する。共有空間CSは、トイレ室2への入場、手等の洗浄、各トイレブースTBへの移動等を行うための場所としての機能を有する。なお、トイレ室2が男性用のトイレ室2として機能する場合、その共有空間CSには小便器が配置されてもよい。すなわち、共有空間CSも人が排泄行為を行う場所として機能する場合がある。
次に、図1に示すトイレ室2を参照して、トイレ室2における各装置の配置について説明する。便器装置1011は、トイレブースTB1に配置される。また、便器装置1012は、トイレブースTB2に配置される。また、便器装置1013は、トイレブースTB3に配置される。なお、便器装置1011、便器装置1012、便器装置1013等を区別せずに説明する場合、「便器装置10」と記載する場合がある。
図1では、便器装置10の数が3つである場合を一例として示すが、便器装置10の数は、2以上であれば任意の数が採用可能であり、便器装置10の数は、2つ以下または4つ以上であってもよい。なお、便器装置10の機能などの詳細は後述する。また、情報の収集や判定等の処理の対象として、便器装置10を説明する記載は、その便器装置10が配置されるトイレブースTBと読み替えてもよい。また、情報の収集や判定等の処理の対象として、トイレブースTBを説明する記載は、そのトイレブースTBに配置される便器装置10と読み替えてもよい。例えば、便器装置1011は、トイレブースTB1と読み替えてもよく、トイレブースTB1は、便器装置1011と読み替えてもよい。
洗面化粧台部50は、共有空間CS1に配置される。洗面化粧台部50は、複数の洗面器が設けられる。図1では、洗面化粧台部50に設けられる洗面器の数が3つである場合を一例として示すが、洗面器の数は、所望の処理が可能であれば任意の数が採用可能である。
なお、図1に示すトイレ室2は、一例に過ぎず、トイレ室2については任意の構成が採用可能である。例えば、トイレ室2は、2以上のトイレブースTBを有する構成であれば、どのような構成であってもよい。例えば、図1では、トイレ室2が3つのトイレブースTBを有する場合を一例として説明するが、トイレ室2は2つまたは4つ以上のトイレブースTBを有してもよい。
<1-2.トイレ空間の配置>
トイレ室2の配置について簡単に説明する。トイレ室2は、そのトイレ室2が物理的に配置可能な空間であれば、どのような場所に設けられてもよい。すなわち、トイレ室2が設けられる場所は、任意の場所が採用可能である。例えば、トイレ室2は、デパート(百貨店)等のような商業施設に設けられてもよい。また、トイレ室2が設けられる場所は、店舗等の商業施設に限らず、種々の施設であってもよい。例えば、トイレ室2が設けられる場所は、遊園地や競技場やオフィスビル等であってもよい。例えば、トイレ室2が設けられる場所は、観光地等の地域に設けられるトイレであってもよい。例えば、トイレ室2が設けられる場所は、公園や駐車場等であってもよい。すなわち、トイレは公園や駐車場等の屋外に設けられてもよい。このように、トイレ室2が設けられる場所は、トイレ室2が配置可能な空間があれば、どのような場所であってもよい。
<1-3.清掃タイミング判定の第1の処理例>
ここから、トイレ管理システム1(図3参照)において実行される清掃タイミング判定の第1の処理例の概要について図2を参照して説明する。図2は、実施形態に係る清掃タイミング判定処理の一例を示す図である。
以下、図2に示す処理例について説明する、具体的には、図2では、便器装置1011、便器装置1012、及び便器装置1013の3つの便器装置10が配置されるトイレ室2を対象として、トイレ管理システム1が清掃タイミング判定を行う。なお、図2では、2つの便器装置10の使用回数が第一閾値を超える場合を示すため、便器装置#1の使用回数を示す線LN11及び、便器装置#2の使用回数を示す線LN12のみを示す。なお、以下では、便器装置#1が便器装置1011に対応し、便器装置#2が便器装置1012に対応する場合を一例として説明する。
図2では、トイレ管理システム1の情報処理装置100(図3参照)は、便器装置1011、便器装置1012、及び便器装置1013の3つの便器装置10の各々の使用回数を示す情報を取得する。なお、図2では、便器装置1013の使用回数は時点t11迄に第一閾値TH1を超えないものとする。第一閾値TH1は、清掃タイミングの判定に用いられる所定値であり、第一閾値TH1には、任意の値が設定される。
図2中のグラフGR11は、縦軸が各便器装置10の使用回数を示し、横軸が時間経過を示す。例えば、グラフGR11の原点の時間(開始時点t0)は、使用回数のカウントの開始時点に対応する。
グラフGR11の線LN11は、便器装置1011の使用回数を示す。例えば、線LN11は、開始時点t0からの便器装置1011の使用回数の累積数を示す。図2では、便器装置1011の使用回数は、時点t11よりも前の時点(時点t10)に第一閾値TH1を超える。情報処理装置100は、便器装置1011が第一閾値TH1を超えたが、第一閾値TH1を超えた便器装置10が1つののみであるため、時点t10では清掃タイミングではないと判定する。
グラフGR11の線LN12は、便器装置1012の使用回数を示す。例えば、線LN12は、開始時点t0からの便器装置1012の使用回数の累積数を示す。図2では、便器装置1012の使用回数は、時点t11に第一閾値TH1を超える。情報処理装置100は、便器装置1012が第一閾値TH1を超えた時点t11において、第一閾値TH1を超えた便器装置10が2つとなったため、清掃タイミングであると判定する。情報処理装置100は、時点t11に清掃タイミングになったと判定する。なお、情報処理装置100が清掃タイミングと判定する第一閾値を超えた便器装置10の数は、2以上であれば任意の数を適宜設定可能としてもよい。
そして、情報処理装置100は、清掃タイミングになったと判定した場合、清掃タイミングであることを通知する。図2では、情報処理装置100は、トイレ室2を管理する管理者に、時点t11においてトイレ室2が清掃タイミングになったことを通知する。なお、情報処理装置100は、その便器装置10が清掃タイミングになったかを特定可能に通知してもよい。この場合、情報処理装置100は、便器装置1011及び便器装置10122つの便器装置10を示す情報を通知する。例えば、情報処理装置100は、トイレ室2を管理する管理者が利用するコンピュータ(パソコン、スマートフォン等)に、トイレ室2が清掃タイミングになったことを示す情報を送信する。なお、情報処理装置100からコンピュータへの通知の方法としては、メール送信の形式でもよいし、画面上へポップ表示する形式が含まれていてもよい。また、通知の表示は、単発であってもよいし、継続して表示してもよい。
上述した処理により、トイレ管理システム1は、1つの便器装置10のみが第一閾値TH1を超えたタイミングでは清掃を不要とし、複数の便器装置10が第一閾値TH1を超えたタイミングを清掃タイミングであると判定する。これにより、清掃担当者(清掃者)は1回の来訪で纏めて清掃できる。したがって、トイレ管理システムは、複数のトイレブースを備えたトイレ室において、清掃タイミングを適切に管理することができる。
なお、上述した例は一例に過ぎず、トイレ管理システム1は、様々な情報を適宜用いて、清掃タイミングの判定及び、清掃タイミングになったことの通知等を行ってもよいが、この点については、第2の処理及び第3の処理として後述する。
<1-4.トイレ管理システムの構成>
次に、トイレ管理システム1の構成について図3を参照して説明する。図3は、実施形態に係るトイレ管理システムの構成例を示す図である。具体的には、図3は、トイレ管理システム1の構成を示す。
トイレ管理システム1は、清掃タイミング判定の処理に用いる情報を収集し、清掃タイミング判定の処理を実行する情報処理装置100を有する。図3に示すトイレ管理システム1は、情報処理装置100、複数の便器装置1011、1012、1013、及び複数の検知部10111、10112、10113を含む。なお、検知部10111、検知部10112、検知部10113等を区別せずに説明する場合、「検知部101」と記載する場合がある。
また、トイレ管理システム1には、洗面化粧台部50等の各共有設備を検知対象とする検知部(共有設備検知部)が含まれてもよい。なお、トイレ管理システム1には、複数の情報処理装置100、複数の洗面化粧台部50等が含まれてもよい。また、清掃タイミング判定の処理に用いる情報を収集する情報処理装置と、清掃タイミング判定の処理を実行する情報処理装置とは別装置であってもよい。
図1では、便器装置10をトイレ管理システム1の清掃タイミング判定の対象とするが、清掃の対象は、便器装置10に限らず、トイレ室2全体、小便器、手指乾燥部、鏡、及び洗面化粧台部50等の共有設備が含まれてもよい。
トイレ室2は、施設等の空間に設けられ、トイレを使用する使用者が入退場する空間である。例えば、トイレ室2は、トイレブースTB、共有空間CS等を有し、トイレに関する構造物が配置される空間である。例えば、図1に示すトイレ室2は、複数の便器装置1011、1012、1013、が各々配置されるトイレブースTB1~TB3、及び洗面化粧台部50が配置される共有空間CS1を有する。このように、トイレ室2は、便器装置10が設置されたトイレブースTBを複数有する。
便器装置10は、トイレを使用する使用者が大便または小便等を排泄する際に使用されるトイレの使用対象である。便器装置10は、トイレ室2内に設けられるトイレブースTBに配置される。例えば、便器装置10は、使用者が着座する便座、及び洗浄用の水を吐水するためのノズルを操作するための操作部を含む便座装置を有する。便器装置10は、便座装置以外にも、便蓋、便器等、大便器としての機能を実現するための各種構成を有するが、詳細な説明は省略する。
便器装置10の検知部101は、便器装置10に関する検知を行う。検知部101は、便器装置10の使用状況を検出する検出部として機能する。検知部101は、便器装置10の使用を示す情報を検知する。便器装置10の検知部101は、便器装置10が配置されたトイレブースTBに関する検知を行う。検知部101は、便器装置10が配置されたトイレブースTBへの人(使用者)の入退場を検知する検知部として機能する。検知部101は、種々のセンサにより実現されてもよい、例えば、検知部101は、人体検知センサ、行動検知センサ、着座検知センサ等の各種のセンサであってもよい。検知部101は、トイレブースTBのドア等に設けられ、トイレブースTBのドアの開閉を検知するドアセンサであってもよい。検知部101は、トイレブースTBのドア付近を撮像する画像センサであってもよい。検知部101は、便器装置10への使用者の着座を検知する着座センサであってもよい。検知部101は、便器洗浄実行の有無やトイレリモコンへの操作有無を検知するセンサであってもよい。なお、上記は一例であり、検知部101は、使用者の便器装置10への入退場を検知可能であればどのような手段により実現されてもよい。なお、便器装置10と検知部101とは一体であってもよい。この場合、検知部101を有する便器装置10が、トイレ管理システム1に含まれてもよい。なお、検知部101の配置位置は、便器装置10の使用が検知可能であれば、特に限定されず、トイレブースTBの天井、壁面、床等に設置してもよく、便器装置10の便座に搭載してもよい。
便器装置10の検知部101は、例えば無線通信機能を有する通信部(例えば通信回路等)を含み、情報処理装置100と無線により通信可能に接続される。例えば、検知部101は、便器装置10が配置されたトイレブースTBへの人の入退場を検知した場合、その検知や検知の日時などを示す検知情報を、その便器装置10または便器装置10が配置されたトイレブースTBを識別する識別情報(ID等)とともに情報処理装置100へ送信する。例えば、検知部101は、便器装置10が配置されたトイレブースTBへ入室した人が退室するまでの時間(使用時間)を示す検知情報を、その便器装置10または便器装置10が配置されたトイレブースTBを識別する識別情報(ID等)とともに情報処理装置100へ送信する。
洗面化粧台部50は、トイレを使用する使用者が手を洗ったり、顔を洗ったり、鏡を見たりする際に使用される洗面器を有するトイレの使用対象である。洗面化粧台部50は、トイレ室2内に設けられる共有空間CSに配置される。例えば、洗面化粧台部50の各洗面器は、自動水栓の機能を有する蛇口、蛇口からの水を受ける水受け部を有する。
情報処理装置100は、清掃タイミングを判定する判定処理を実行する情報処理装置(コンピュータ)である。例えば、情報処理装置100は、クラウドサーバ等であってもよい。情報処理装置100は、検知部101と、インターネット等の所定のネットワークNを介して、無線または有線により通信可能に接続される。なお、情報処理装置100は、情報の送受信が可能であれば、検知部101とどのように接続されてもよく、無線により通信可能に接続されてもよいし、有線により通信可能に接続されてもよい。
情報処理装置100は、収集した情報を用いて、トイレの清掃タイミングであるか否かを判定する判定処理を実行する。情報処理装置100は、検知部101から受信した情報である収集情報を用いて、清掃タイミングを判定する判定処理を実行する。情報処理装置100は、収集情報を用いて、便器装置10に関する清掃タイミングを判定する。情報処理装置100は、収集情報を用いて、洗面化粧台部50等の共有設備に清掃が必要か否かを判定する。
情報処理装置100は、各種情報を収集する。例えば、情報処理装置100は、ゲートウェイ装置等であってもよい。情報処理装置100は、各使用対象について検知されるセンサデータ等の検知情報を収集する装置である。情報処理装置100は、他の装置から情報を収集する。情報処理装置100は、トイレ室2、便器装置10、及び洗面化粧台部50等について検知された情報である検知情報を収集する。情報処理装置100は、トイレ室2、便器装置10、及び洗面化粧台部50等の情報を検知する装置から検知情報を受信する。
情報処理装置100は、便器装置10の検知部101から便器装置10の検知情報を受信する。情報処理装置100は、便器装置10の検知部101と、無線により通信可能に接続される。なお、情報処理装置100は、情報の送受信が可能であれば、トイレ室2、便器装置10、及び洗面化粧台部50等の情報を検知する装置とどのように接続されてもよく、有線により通信可能に接続されてもよい。
情報処理装置100はトイレ室2外に配置されてもよいし、トイレ室2内に配置されてもよい。例えば、情報処理装置100は、トイレ室2が設けられた施設などに配置されるサーバ装置であってもよい。なお、上記は一例に過ぎず、検知部101と通信して、情報を収集可能であれば、情報処理装置100の装置構成及び配置は任意の形態が採用可能である。
<1-5.情報処理装置の機能構成>
以下、情報処理装置の機能構成について図4を参照して説明する。図4は、実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。
図4に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、情報処理装置100は、情報処理装置100の管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
通信部110は、例えば、通信回路等によって実現される。通信部110は、所定のネットワークN(図3参照)と有線または無線で接続され、外部の情報処理装置との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部110は、所定のネットワークN(図3参照)と有線または無線で接続され、検知部101等の他の装置との間で情報の送受信を行う。
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。例えば、記憶部120は、判定処理等の清掃タイミング判定プログラム等によって使用されるデータ等を非一時的に記録するコンピュータが読み取り可能な記録媒体である。
実施形態に係る記憶部120は、図4に示すように、配置情報記憶部121と、収集情報記憶部122とを有する。なお、記憶部120は、配置情報記憶部121及び収集情報記憶部122に限らず、処理に必要な様々な情報を記憶する。例えば、記憶部120は、判定処理で用いる様々な情報(例えば閾値に関する情報)を記憶する。例えば、記憶部120は、判定処理で用いる閾値を算出するための関数、算出した関数の情報を記憶する。例えば、記憶部120は、第一閾値を記憶する。また、記憶部120は、第二閾値を記憶する。
実施形態に係る配置情報記憶部は、トイレ管理システム1の検知対象となる各種の使用対象の配置に関する各種情報を記憶する。例えば、配置情報記憶部は、トイレ室2、便器装置10及び洗面化粧台部50の配置に関する情報を記憶する。図5は、実施形態に係る配置情報記憶部の一例を示す図である。図5に示す配置情報記憶部には、「施設」、「トイレ空間」、「配置箇所」、「配置要素」といった項目が含まれる。
「施設」は、トイレ空間(トイレ室)が配置される場所を示す。なお、「施設」には、構造物に限らず、トイレ空間が配置される場所であれば様々な場所が登録可能である。「トイレ空間」は、各トイレ空間を識別するための識別情報を示す。図5では、説明の為に「トイレ空間」に「2」といった各トイレ空間に付した符号を図示するが、「トイレ空間」には、トイレ空間(トイレ室)を特定可能な情報(例えばトイレ空間ID等)が記憶される。
「配置箇所」は、各配置箇所を識別するための識別情報を示す。図5では、説明の為に「配置箇所」に「TB1」、「TB2」、「TB3」、「CS1」といったトイレ室2の各構成に付した符号を図示するが、「配置箇所」には、配置箇所を特定可能な情報(例えば配置箇所ID等)が記憶される。
「配置要素」は、対応する配置箇所に配置されるトイレの使用対象を識別するための識別情報を示す。例えば、「配置要素」は、対応する配置箇所に配置される便器装置10、及び洗面化粧台部50等のトイレの使用対象を識別するための識別情報を示す。図5では、説明の為に「配置要素」に「1011」、「1012」、「1013」、「50」等の各構成に付した符号を図示するが、「配置要素」には、各使用対象を識別可能であればどのような情報が登録されてもよい。
例えば、「配置要素」には、対応する配置箇所に配置される便器装置を特定可能な情報(例えば便器装置ID等)、小便器を識別するための識別情報(例えば小便器ID等)、または洗面器を識別するための識別情報(例えば洗面器ID等)が記憶される。
図5の例では、「2」により識別されるトイレ室2には、「TB1」により識別されるトイレブースTB1、「TB2」により識別されるトイレブースTB2、「TB3」により識別されるトイレブースTB3が配置箇所として含まれることを示す。また、トイレ室2には、「CS1」により識別される共有空間CS1が配置箇所として含まれることを示す。
「TB1」により識別される配置箇所であるトイレブースTB1には、「1011」により識別される便器装置1011が配置されることを示す。また、「TB2」により識別される配置箇所であるトイレブースTB2には、「1012」により識別される便器装置1012が配置されることを示す。また、「TB3」により識別される配置箇所であるトイレブースTB3には、「1013」により識別される便器装置1013が配置されることを示す。
なお、配置情報記憶部121は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、配置情報記憶部121は、検知対象となる各使用対象のセンサデータ(検知情報)を検知するセンサ(検知部)を特定可能な情報(例えばセンサID等)を、そのセンサが検知する使用対象に対応付けて記憶してもよい。
各トイレの使用対象の具体的な配置位置を示す情報(例えば緯度経度情報等)を、各トイレの使用対象に対応付けて記憶してもよい。例えば、各トイレ室2の具体的な配置位置を示す情報(例えば緯度経度情報等)を、各トイレ室2に対応付けて記憶してもよい。例えば、各便器装置10の具体的な配置位置を示す情報(例えば緯度経度情報等)を、各便器装置10に対応付けて記憶してもよい。例えば、配置情報記憶部121は、洗面化粧台部50が検知する情報や洗面化粧台部50の具体的な配置位置を示す情報(例えば緯度経度情報等)を、洗面化粧台部50に対応付けて記憶してもよい。
収集情報記憶部122は、各トイレの使用対象について収集したセンサデータ等の検知情報を記憶する。収集情報記憶部122は、検知部101から受信した情報を記憶する。収集情報記憶部122は、検知部101により検知された検知情報を記憶する。例えば、収集情報記憶部122は、各トイレの使用対象の使用履歴を、各トイレの使用対象を識別する情報に対応付けて記憶する。
例えば、収集情報記憶部122は、各トイレの使用対象が使用された日時を、各トイレの使用対象を識別する情報に対応付けて記憶する。収集情報記憶部122は、各便器装置10が使用された日時を、各便器装置10を識別する情報に対応付けて記憶する。収集情報記憶部122は、各便器装置10が配置されたトイレブースTBが使用された日時を、各トイレブースTBを識別する情報に対応付けて記憶する。収集情報記憶部122は、洗面化粧台部50が使用された日時を、洗面化粧台部50を識別する情報に対応付けて記憶する。収集情報記憶部122は、各トイレ室2が使用された日時を、各トイレ室2を識別する情報に対応付けて記憶する。
例えば、収集情報記憶部122は、各トイレの使用対象が使用された日時、及びその使用における使用時間を、各トイレの使用対象を識別する情報に対応付けて記憶する。収集情報記憶部122は、各便器装置10が使用された日時、及びその使用における使用時間を、各便器装置10を識別する情報に対応付けて記憶する。収集情報記憶部122は、各便器装置10が配置されたトイレブースTBが使用された日時、及びその使用における使用時間を、各トイレブースTBを識別する情報に対応付けて記憶する。収集情報記憶部122は、洗面化粧台部50が使用された日時、及びその使用における使用時間を、洗面化粧台部50を識別する情報に対応付けて記憶する。収集情報記憶部122は、各トイレ室2が使用された日時、及びその使用における使用時間を、各トイレ室2を識別する情報に対応付けて記憶する。
なお、上記は一例に過ぎず、収集情報記憶部122は、収集された様々な情報を記憶する。
図4に戻り、説明を続ける。制御部130は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)等によって、情報処理装置100内部に記憶されたプログラム(例えば、本開示に係る判定処理等の清掃タイミング判定プログラム等)がRAM等を作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図4に示すように、制御部130は、取得部131と、算出部132と、判定部133と、通知部134とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図4に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
取得部131は、各種情報を取得する。取得部131は、記憶部120から各種情報を取得する。取得部131は、他の装置から情報を受信する。取得部131は、検知部101が収集した情報(検知情報等)を検知部101から受信する。取得部131は、トイレの使用対象について検知された検知情報を検知部101から受信する。取得部131は、トイレの使用対象に対応するセンサ等により検知された検知情報を検知部101から受信する。
取得部131は、便器装置10について検知部101により検知された検知情報を検知部101から受信する。取得部131は、便器装置10が配置されたトイレブースTBについて検知部101により検知された検知情報を検知部101から受信する。取得部131は、洗面化粧台部50等の各共有設備について共有設備検知部により検知された検知情報を共有設備検知部から受信する。
取得部131は、処理に用いる情報を記憶部120から取得する。取得部131は、判定処理に用いる情報を、収集情報記憶部122から取得する。取得部131は、判定対象となる便器装置10に対応する情報を、収集情報記憶部122から取得する。
算出部132は、算出処理を行う。算出部132は、記憶部120に記憶された各種の情報を用いて算出処理を行う。算出部132は、取得部131により取得された各種の情報を用いて算出処理を行う。算出部132は、検知部101の検出結果に基づいて、便器装置10の使用回数を算出する。
判定部133は、判定処理を行う。判定部133は、記憶部120に記憶された各種の情報を用いて判定処理を行う。判定部133は、取得部131により取得された各種の情報を用いて判定処理を行う。判定部133は、算出部132により算出された各種の値(情報)を用いて判定処理を行う。
判定部133は、記憶部120に記憶された閾値を用いて判定処理を行う。判定部133は、記憶部120に記憶された第一閾値を用いて判定処理を行う。判定部133は、記憶部120に記憶された第二閾値を用いて判定処理を行う。判定部133は、算出部132により算出された情報を用いて判定処理を行う。判定部133は、一の便器装置10に関する清掃タイミングか否かを判定する。
判定部133は、便器装置10の使用回数に基づいて、便器装置10を清掃するタイミングを判定する。判定部133は、トイレ室2に設けられた複数の便器装置10のうち、二以上の便器装置10の使用回数が第一閾値を超えた場合、清掃タイミングであると判定する。
判定部133は、複数の便器装置10のうち、一の便器装置10の使用回数が第一閾値よりも大きい第二閾値を超えた場合、清掃タイミングであると判定する。判定部133は、便器装置10が設けられたトイレブースTBの紙巻き器の残量が所定量を下回ったか否かを判定する。判定部133は、便器装置10が設けられたトイレブースTBの紙巻き器の残量が少ないか否かを判定する。
判定部133は、トイレ室2の共用設備が汚れているか否かを判定する。判定部133は、トイレ室2の共用設備の清掃が必要か否かを判定する。判定部133は、洗面化粧台部50が汚れているか否かを判定する。判定部133は、洗面化粧台部50の清掃が必要か否かを判定する。
判定部133は、複数の便器装置10の混雑状況を判定する。判定部133は、複数の便器装置10の混雑状況が一定値以下になっているか否かを判定する。判定部133は、一の便器装置10が使用中であるか否かを判定する。判定部133は、一の便器装置10が使用中である場合、通知を保留すると判定する。判定部133は、一の便器装置10が使用中でなくなった際に、保留していた通知を行うと判定する。
判定部133は、二以上の便器装置の使用回数が第一閾値を超えた場合でも、複数の便器装置10の混雑状況が一定値以下になっていない場合、通知を保留すると判定する。判定部133は、複数の便器装置10の混雑状況が一定値以下になった際に、保留していた通知を行うと判定する。
通知部134は、各種情報を通知する通知処理を実行する。通知部134は、外部の情報処理装置へ情報を送信することにより、通知処理を実行する。
通知部134は、判定部133により清掃タイミングであると判定された場合、通知を行う。通知部134は、トイレ室2に設けられた複数の便器装置10のうち、二以上の便器装置10の使用回数が第一閾値を超えた場合、清掃タイミングであることを通知する。
通知部134は、複数の便器装置10のうち、一の便器装置10の使用回数が第一閾値よりも大きい第二閾値を超えた場合、清掃タイミングであることを通知する。通知部134は、一の便器装置10の使用回数が第二閾値を超えた場合に、複数の便器装置10のうち、一の便器装置10以外の他の便器装置10が設けられたトイレブースTBの紙巻き器残量が少ない場合、トイレブースTBの清掃を促す通知を行う。
通知部134は、一の便器装置10の使用回数が第二閾値を超えた場合に、トイレ室2の共用設備の清掃が必要な場合、共用設備の清掃を促す通知を行う。通知部134は、一の便器装置10の使用回数が第二閾値を超えた場合、複数の便器装置10の混雑状況が一定値以下になっていない場合であっても、通知を行う。
通知部134は、一の便器装置10が使用中である場合、通知を保留し、一の便器装置10が使用中でなくなった際に、保留していた通知を行う。通知部134は、二以上の便器装置の使用回数が第一閾値を超えた場合でも、複数の便器装置10の混雑状況が一定値以下になっていない場合、通知を保留し、複数の便器装置10の混雑状況が一定値以下になった際に、保留していた通知を行う。なお、通知部134は、通知を保留せずに事前通知を行ってもよい。例えば、通知部134は、二以上の便器装置10の使用回数が第一閾値を超えた場合でも、複数の便器装置10の混雑状況が一定値以下になっていない場合、混雑状況と清掃タイミングであることを通知するとともに、複数の便器装置10の混雑状況が一定値以下になった際に、再度清掃タイミングであることを通知してもよい。
通知部134は、判定部133による判定結果に関する情報を、トイレ管理システム1を管理する管理者が利用する管理者装置へ送信する。通知部134は、判定部133による判定が清掃タイミングを示す場合、清掃タイミングと判定された便器装置10に関する情報を送信する。
通知部134は、判定部133による判定が清掃タイミングを示す場合、清掃タイミングと判定された便器装置10を識別する情報を管理者装置へ送信する。通知部134は、判定部133による判定が清掃タイミングを示す場合、清掃タイミングと判定された便器装置10が配置される場所を示す情報を管理者装置へ送信する。なお、通知部134は、検知部101へ情報を送信してもよい。例えば、通知部134は、検知部101が収集した情報を要求する情報を検知部101へ送信する。
<1-6.処理の流れ>
ここから、図6を用いて、清掃タイミング判定処理の処理フローについて説明する。図6は、トイレ管理システムが実行する処理の手順の一例を示すフローチャートである。具体的には、図6は、清掃タイミング判定の第1の処理の手順の一例を示すフローチャートである。
トイレ管理システム1は、便器装置の使用を検出する(ステップS101)。例えば、トイレ管理システム1は、検知部101により便器装置10の使用を検出する。トイレ管理システム1は、便器装置の使用を検出していない場合(ステップS101:No)、処理を終了する。
トイレ管理システム1は、便器装置の使用を検出した場合(ステップS101:Yes)、検出した便器装置の使用回数を更新する(ステップS102)。例えば、トイレ管理システム1の情報処理装置100は、記憶部120に記憶された便器装置10の使用回数を更新する。
トイレ管理システム1は、使用回数が第一閾値を超えた便器装置が2以上であるか否かを判定する(ステップS103)。例えば、トイレ管理システム1の情報処理装置100は、使用回数が第一閾値を超えた便器装置10が2以上であるか否かを判定する。
トイレ管理システム1は、使用回数が第一閾値を超えた便器装置が2以上ではない場合(ステップS103:No)、処理を終了する。例えば、トイレ管理システム1の情報処理装置100は、使用回数が第一閾値を超えた便器装置10の数が2未満である場合、清掃タイミングではないと判定する。
トイレ管理システム1は、使用回数が第一閾値を超えた便器装置が2以上である場合(ステップS103:Yes)、清掃タイミングと判定する(ステップS104)。例えば、トイレ管理システム1の情報処理装置100は、使用回数が第一閾値を超えた便器装置10の数が2以上である場合、清掃タイミングであると判定する。
トイレ管理システム1は、清掃タイミングと通知する(ステップS105)。例えば、トイレ管理システム1の情報処理装置100は、清掃タイミングと通知する。
<1-7.清掃タイミング判定の第2の処理例>
なお、上述した例は一例に過ぎず、トイレ管理システム1は、様々な情報を適宜用いて、清掃タイミングの判定及び、清掃タイミングになったことの通知等を行ってもよい。例えば、トイレ管理システム1は、第一閾値に加えて、第二閾値を用いて処理を行ってもよい。この点の一例を、第2の処理として以下説明する。
<1-7-1.第2の処理概要>
まず、図7を参照しつつ、第2の処理の概要について説明する。図7は、清掃タイミング判定処理の一例を示す図である。具体的には、図7は、清掃タイミング判定の第2の処理の一例を示す図である。
以下、図7に示す処理例について説明する、具体的には、図7では、便器装置1011、便器装置1012、及び便器装置1013の3つの便器装置10が配置されるトイレ室2を対象として、トイレ管理システム1が清掃タイミング判定を行う。なお、図7では、2つの便器装置10の使用回数が第一閾値を超える場合を示すため、便器装置#1の使用回数を示す線LN21及び、便器装置#2の使用回数を示す線LN22のみを示す。なお、以下では、便器装置#1が便器装置1011に対応し、便器装置#2が便器装置1012に対応する場合を一例として説明する。なお、図2と同様の点については適宜説明を省略する。
図7では、便器装置1013の使用回数は時点t21迄に第一閾値TH1を超えないものとする。第二閾値TH2は、清掃タイミングの判定に用いられる所定値であり、第一閾値TH1よりも大きければどのような値であってもよく、第二閾値TH2には、任意の値が設定される。
図7中のグラフGR21は、縦軸が各便器装置10の使用回数を示し、横軸が時間経過を示す。例えば、グラフGR21の原点の時間(開始時点t0)は、使用回数のカウントの開始時点に対応する。
グラフGR21の線LN21は、便器装置1011の使用回数を示す。例えば、線LN21は、開始時点t0からの便器装置1011の使用回数の累積数を示す。図7では、便器装置1011の使用回数は、時点t21よりも前の時点(時点t20)に第一閾値TH1を超える。情報処理装置100は、便器装置1011が第一閾値TH1を超えたが、第一閾値TH1を超えた便器装置10が1つのみであるため、時点t20では清掃タイミングではないと判定する。
グラフGR21の線LN22は、便器装置1012の使用回数を示す。例えば、線LN22は、開始時点t0からの便器装置1012の使用回数の累積数を示す。図7では、便器装置1012の使用回数は、時点t21においても第一閾値TH1を超えない。
一方、図7では、グラフGR21の線LN21に示すように、便器装置1011の使用回数は、時点t21に第二閾値TH2を超える。情報処理装置100は、便器装置1012が第二閾値TH2を超えた時点t21において、第二閾値TH2を超えた便器装置10が1つであっても、清掃タイミングであると判定する。情報処理装置100は、時点t21に清掃タイミングになったと判定する。
そして、情報処理装置100は、清掃タイミングになったと判定した場合、清掃タイミングであることを通知する。図7では、情報処理装置100は、トイレ室2を管理する管理者に、時点t21においてトイレ室2が清掃タイミングになったことを通知する。例えば、情報処理装置100は、便器装置1011の汚れがひどく、早期に清掃が必要であることを示す情報を通知する。
上述した処理により、トイレ管理システム1は、複数の便器装置10が第一閾値TH1を超えていなくても、1つの便器装置10が第二閾値TH2を超えた場合、清掃タイミングであると判定する。これにより、トイレ管理システム1は、1つの便器装置10が極端に汚れている場合は清掃タイミングであると判定することができる。したがって、トイレ管理システムは、複数のトイレブースを備えたトイレ室において、清掃タイミングを適切に管理することができる。
なお、トイレ管理システム1は、1つの便器装置10が第二閾値TH2を超え、清掃タイミングであると判定した場合、他の使用対象に関する通知を行ってもよい。例えば、トイレ管理システム1は、便器装置10の使用回数が第二閾値TH2を超えた場合、第二閾値TH2を超えた便器装置10以外の他の便器装置10が設けられたトイレブースTBの紙巻き器の残量が少ない場合、そのトイレブースTBの清掃を促す通知を行ってもよい。トイレ管理システム1は、便器装置10の使用回数が第二閾値TH2を超えた場合、トイレ室2の共用設備(洗面化粧台部50等)の清掃が必要な場合、共用設備の清掃を促す通知を行ってもよい。
<1-7-2.第2の処理の流れ>
ここから、図8を用いて、清掃タイミング判定の第2の処理の処理フローについて説明する。図8は、トイレ管理システムが実行する処理の手順の一例を示すフローチャートである。具体的には、図8は、清掃タイミング判定の第2の処理の手順の一例を示すフローチャートである。
トイレ管理システム1は、便器装置の使用を検出する(ステップS201)。例えば、トイレ管理システム1は、検知部101により便器装置10の使用を検出する。トイレ管理システム1は、便器装置の使用を検出していない場合(ステップS201:No)、処理を終了する。
トイレ管理システム1は、便器装置の使用を検出した場合(ステップS201:Yes)、検出した便器装置の使用回数を更新する(ステップS202)。例えば、トイレ管理システム1の情報処理装置100は、記憶部120に記憶された便器装置10の使用回数を更新する。
トイレ管理システム1は、使用回数が第一閾値を超えた便器装置が2以上であるか否かを判定する(ステップS203)。例えば、トイレ管理システム1の情報処理装置100は、使用回数が第一閾値を超えた便器装置10の数が2以上であるか否かを判定する。
トイレ管理システム1は、使用回数が第一閾値を超えた便器装置が2以上である場合(ステップS203:Yes)、清掃タイミングと判定する(ステップS204)。例えば、トイレ管理システム1の情報処理装置100は、使用回数が第一閾値を超えた便器装置10の数が2以上である場合、清掃タイミングであると判定する。
トイレ管理システム1は、清掃タイミングと通知する(ステップS205)。例えば、トイレ管理システム1の情報処理装置100は、清掃タイミングと通知する。
トイレ管理システム1は、使用回数が第一閾値を超えた便器装置が2以上ではない場合(ステップS203:No)、使用回数が第二閾値を超えた便器装置があるか否かを判定する(ステップS206)。例えば、トイレ管理システム1の情報処理装置100は、使用回数が第二閾値を超えた便器装置があるか否かを判定する。トイレ管理システム1は、使用回数が第二閾値を超えた便器装置がない場合(ステップS206:No)、処理を終了する。
トイレ管理システム1は、使用回数が第二閾値を超えた便器装置がある場合(ステップS206:Yes)、清掃タイミングと判定する(ステップS204)。例えば、トイレ管理システム1の情報処理装置100は、使用回数が第二閾値を超えた便器装置10がある場合、清掃タイミングであると判定する。そして、トイレ管理システム1は、清掃タイミングと通知する(ステップS205)。
<1-8.清掃タイミング判定の第3の処理例>
トイレ管理システム1は、混雑度の情報を用いて、清掃タイミングの判定及び、清掃タイミングになったことの通知等を行ってもよい。この点の一例を、第3の処理として以下説明する。
<1-8-1.第3の処理概要>
まず、図9を参照しつつ、第3の処理の概要について説明する。図9は、清掃タイミング判定処理の一例を示す図である。具体的には、図9は、清掃タイミング判定の第3の処理の一例を示す図である。
以下、図9に示す処理例について説明する、具体的には、図9では、便器装置1011、便器装置1012、及び便器装置1013の3つの便器装置10が配置されるトイレ室2を対象として、トイレ管理システム1が清掃タイミング判定を行う。なお、図9と同様の点については適宜説明を省略する。
図9では、便器装置#1が便器装置1011に対応し、便器装置#2が便器装置1012に対応に対応し、便器装置#3が便器装置1013に対応する場合を一例として説明する。
図9中のグラフGR31は、横軸が時間を示し、縦軸がその時間に対応する便器装置1011の使用有無を示す。例えば、グラフGR31において、縦軸が1である場合、便器装置1011が使用中であることを示し、縦軸が0である場合、便器装置1011が未使用であることを示す。
図9中のグラフGR32は、横軸が時間を示し、縦軸がその時間に対応する便器装置1012の使用有無を示す。例えば、グラフGR32において、縦軸が1である場合、便器装置1012が使用中であることを示し、縦軸が0である場合、便器装置1012が未使用であることを示す。
図9中のグラフGR33は、横軸が時間を示し、縦軸がその時間に対応する便器装置1013の使用有無を示す。例えば、グラフGR33において、縦軸が1である場合、便器装置1013が使用中であることを示し、縦軸が0である場合、便器装置1013が未使用であることを示す。
図9中のグラフGR34は、横軸が時間を示し、縦軸がその時間に対応するトイレ室2の便器装置10の混雑度を示す。例えば、グラフGR34は、単位時間当たりの使用時間の平均を示す。例えば、グラフGR34に示す時点t31での混雑度は、期間TM1における便器装置10の使用時間の平均に対応する。例えば、グラフGR34に示す時点t32での混雑度は、期間TM2における便器装置10の使用時間の平均に対応する。
図9では、時点t31における混雑度が所定値以下であるものとする。この場合、情報処理装置100は、時点t31において、第一閾値TH1を超えた便器装置10が2つとなった場合、清掃タイミングであると判定する。情報処理装置100は、時点t31に清掃タイミングになったと判定する。
そして、情報処理装置100は、清掃タイミングになったと判定した場合、清掃タイミングであることを通知する。
図9では、時点t32における混雑度が所定値を超えるものとする。この場合、情報処理装置100は、時点t32において、第一閾値TH1を超えた便器装置10が2つとなった場合であっても、清掃タイミングではないと判定する。情報処理装置100は、時点t32に清掃タイミングになっていないと判定する。この場合、情報処理装置100は、清掃タイミングであることを通知しない。情報処理装置100は、時点t32より後に混雑度が所定値以下になった場合、清掃タイミングであると判定する。
上述した処理により、トイレ管理システム1は、複数の便器装置10が第一閾値TH1を超えた場合でも混雑度が所定値超える場合、清掃タイミングではないと判定する。これにより、トイレ管理システム1は、トイレブースTBが混在している場合に清掃担当者がトイレ室2に訪れることにより清掃できないといった事態を抑制できる。また、トイレ管理システム1は、複数の便器装置10が第一閾値TH1を超えた場合に、所定値以上であった混雑度が所定値以下となった場合、清掃タイミングであると判定する。これにより、トイレ管理システム1は、混雑状況が緩和したタイミングでお知らせすることで、便器装置10が汚れている期間を短くできる。したがって、トイレ管理システム1は、複数のトイレブースを備えたトイレ室において、清掃タイミングを適切に管理することができる。
<1-8-2.第3の処理の流れ>
ここから、図10を用いて、清掃タイミング判定の第3の処理の処理フローについて説明する。図10は、トイレ管理システムが実行する処理の手順の一例を示すフローチャートである。具体的には、図10は、清掃タイミング判定の第3の処理の手順の一例を示すフローチャートである。
トイレ管理システム1は、便器装置の使用を検出する(ステップS301)。例えば、トイレ管理システム1は、検知部101により便器装置10の使用を検出する。トイレ管理システム1は、便器装置の使用を検出していない場合(ステップS301:No)、処理を終了する。
トイレ管理システム1は、便器装置の使用を検出した場合(ステップS301:Yes)、検出した便器装置の使用回数を更新する(ステップS302)。例えば、トイレ管理システム1の情報処理装置100は、記憶部120に記憶された便器装置10の使用回数を更新する。
トイレ管理システム1は、使用回数が第一閾値を超えた便器装置が2以上であるか否かを判定する(ステップS303)。例えば、トイレ管理システム1の情報処理装置100は、使用回数が第一閾値を超えた便器装置10の数が2以上であるか否かを判定する。
トイレ管理システム1は、使用回数が第一閾値を超えた便器装置が2以上ではない場合(ステップS303:No)、処理を終了する。例えば、トイレ管理システム1の情報処理装置100は、使用回数が第一閾値を超えた便器装置10の数が2未満である場合、清掃タイミングではないと判定する。
トイレ管理システム1は、使用回数が第一閾値を超えた便器装置が2以上である場合(ステップS303:Yes)、混雑度が所定値以下であるか否かを判定する(ステップS304)。例えば、トイレ管理システム1の情報処理装置100は、使用回数が第一閾値を超えた便器装置10の数が2以上である場合、トイレ室2のトイレブースTB(便器装置10)の混雑度が所定値以下であるか否かを判定する。
トイレ管理システム1は、混雑度が所定値以下ではない場合(ステップS304:No)、処理を終了する。例えば、トイレ管理システム1の情報処理装置100は、トイレ室2のトイレブースTB(便器装置10)の混雑度が所定値を超える場合、清掃タイミングではないと判定する。
トイレ管理システム1は、混雑度が所定値以下である場合(ステップS304:Yes)、清掃タイミングと判定する(ステップS305)。例えば、トイレ管理システム1の情報処理装置100は、トイレ室2のトイレブースTB(便器装置10)の混雑度が所定値以下である場合、清掃タイミングであると判定する。
トイレ管理システム1は、清掃タイミングと通知する(ステップS306)。例えば、トイレ管理システム1の情報処理装置100は、清掃タイミングと通知する。
なお、上述してきた各実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
上述してきた各実施形態及び変形例について、以下のような構成であってもよいが、以下には限られない。
(1)
便器装置が設置されたトイレブースを複数有するトイレ室と、
前記便器装置の使用状況を検出する検出部と、
前記検出部の検出結果に基づいて、前記便器装置の使用回数を算出する算出部と、
前記便器装置の使用回数に基づいて、前記便器装置を清掃するタイミングを判定する判定部と、
前記トイレ室に設けられた複数の便器装置のうち、二以上の便器装置の使用回数が第一閾値を超えた場合、清掃タイミングであることを通知する通知部と、
を備えることを特徴とするトイレ管理システム。
(2)
前記通知部は、
前記複数の便器装置のうち、一の便器装置の使用回数が前記第一閾値よりも大きい第二閾値を超えた場合、前記清掃タイミングであることを通知する
ことを特徴とする(1)に記載のトイレ管理システム。
(3)
前記通知部は、
前記一の便器装置の使用回数が前記第二閾値を超えた場合に、前記複数の便器装置のうち、前記一の便器装置以外の他の便器装置が設けられたトイレブースの紙巻き器残量が少ない場合、前記トイレブースの清掃を促す通知を行う
ことを特徴とする(2)に記載のトイレ管理システム。
(4)
前記通知部は、
前記一の便器装置の使用回数が前記第二閾値を超えた場合に、前記トイレ室の共用設備の清掃が必要な場合、前記共用設備の清掃を促す通知を行う
ことを特徴とする(2)または(3)に記載のトイレ管理システム。
(5)
前記通知部は、
前記一の便器装置の使用回数が前記第二閾値を超えた場合、前記複数の便器装置の混雑状況が一定値以下になっていない場合であっても、通知を行う
ことを特徴とする(2)~(4)のいずれか1つに記載のトイレ管理システム。
(6)
前記通知部は、
前記一の便器装置が使用中である場合、通知を保留し、前記一の便器装置が使用中でなくなった際に、保留していた通知を行う
ことを特徴とする(5)に記載のトイレ管理システム。
(7)
前記通知部は、
前記二以上の便器装置の使用回数が前記第一閾値を超えた場合でも、前記複数の便器装置の混雑状況が一定値以下になっていない場合、通知を保留し、前記複数の便器装置の混雑状況が一定値以下になった際に、保留していた通知を行う
ことを特徴とする(1)~(6)のいずれか1つに記載のトイレ管理システム。
(8)
前記通知部は、
前記二以上の便器装置の使用回数が前記第一閾値を超えた場合でも、前記複数の便器装置の混雑状況が一定値以下になっていない場合、前記混雑状況と清掃タイミングであることを通知するとともに、前記複数の便器装置の混雑状況が一定値以下になった際に、再度清掃タイミングであることを通知する
ことを特徴とする(1)に記載のトイレ管理システム。
1 トイレ管理システム
2 トイレ室(トイレ空間)
10 便器装置
50 洗面化粧台部
100 情報処理装置
101 検知部(検出部)
110 通信部
120 記憶部
121 配置情報記憶部
122 収集情報記憶部
130 制御部
131 取得部
132 算出部
133 判定部
134 通知部
CS 共有空間
TB トイレブース

Claims (8)

  1. 便器装置が設置されたトイレブースを複数有するトイレ室と、
    前記便器装置の使用状況を検出する検出部と、
    前記検出部の検出結果に基づいて、前記便器装置の使用回数を算出する算出部と、
    前記便器装置の使用回数に基づいて、前記便器装置を清掃するタイミングを判定する判定部と、
    前記トイレ室に設けられた複数の便器装置のうち、二以上の便器装置の使用回数が第一閾値を超えた場合、清掃タイミングであることを通知する通知部と、
    を備えることを特徴とするトイレ管理システム。
  2. 前記通知部は、
    前記複数の便器装置のうち、一の便器装置の使用回数が前記第一閾値よりも大きい第二閾値を超えた場合、前記清掃タイミングであることを通知する
    ことを特徴とする請求項1に記載のトイレ管理システム。
  3. 前記通知部は、
    前記一の便器装置の使用回数が前記第二閾値を超えた場合に、前記複数の便器装置のうち、前記一の便器装置以外の他の便器装置が設けられたトイレブースの紙巻き器残量が少ない場合、前記他の便器装置が設けられたトイレブースの清掃も促す通知を行う
    ことを特徴とする請求項2に記載のトイレ管理システム。
  4. 前記通知部は、
    前記一の便器装置の使用回数が前記第二閾値を超えた場合に、前記トイレ室の共用設備の清掃が必要な場合、前記共用設備の清掃も促す通知を行う
    ことを特徴とする請求項2に記載のトイレ管理システム。
  5. 前記通知部は、
    前記一の便器装置の使用回数が前記第二閾値を超えた場合、前記複数の便器装置の混雑状況が一定値以下になっていない場合であっても、通知を行う
    ことを特徴とする請求項2に記載のトイレ管理システム。
  6. 前記通知部は、
    前記一の便器装置が使用中である場合、通知を保留し、前記一の便器装置が使用中でなくなった際に、保留していた通知を行う
    ことを特徴とする請求項5に記載のトイレ管理システム。
  7. 前記通知部は、
    前記二以上の便器装置の使用回数が前記第一閾値を超えた場合でも、前記複数の便器装置の混雑状況が一定値以下になっていない場合、通知を保留し、前記複数の便器装置の混雑状況が一定値以下になった際に、保留していた通知を行う
    ことを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載のトイレ管理システム。
  8. 前記通知部は、
    前記二以上の便器装置の使用回数が前記第一閾値を超えた場合でも、前記複数の便器装置の混雑状況が一定値以下になっていない場合、前記混雑状況と清掃タイミングであることを通知するとともに、前記複数の便器装置の混雑状況が一定値以下になった際に、再度清掃タイミングであることを通知する
    ことを特徴とする請求項1に記載のトイレ管理システム。
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