JP2024028481A - 便秘症治療薬服用支援プログラム及び便秘症治療薬服用支援方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 便秘症患者が確実かつ正確に便秘症治療薬をどの程度服用すべきか理解することができる便秘症治療薬服用支援方法、更にはこれを実現するための便秘症治療薬服用支援プログラムを提供する。【解決手段】本発明の便秘症治療薬服用支援方法は、ユーザー識別データを記録するステップ、年齢区分データを記録するステップ、複数の便種類候補を表示するステップ、表示された複数の便種類候補のうち選択された便種類候補の情報を含むデータを、便日時データに対応させつつ便種類データとして記録するステップ、年齢区分データ、便日時データ及び便種類データに基づき作成される薬服用量データに基づき薬服用量を表示するステップ、を有する。またこれを実行するためのステップのことで、上記ステップを行う便秘症治療薬服用支援方法、またこのためのプログラムである。【選択図】 図1
Description
特許法第30条第2項適用申請有り 2019年11月18日に、以下のウェブサイトに掲載(1)https://www.eapharma.co.jp/patient/,(2)https://www.e-ben.jp/index.html,(3)https://www.e-ben.jp/eben-note/
本発明は、便秘症治療薬服用支援プログラム及び便秘症治療薬服用支援方法に関する。
便秘症の定義はさまざまであるが、その一つに「本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態」との定義がある(例えば下記非特許文献1参照)。
また、便秘症における客観的な評価を行うためには、ブリストル・スケールが提案されており、便の状態を7種類に分け、そのそれぞれの状態について説明を加えている。これにより便秘症患者(以下単に「患者」という。)は、自身の便の状態について客観的に把握することが可能となる(この点についても例えば下記非特許文献1参照)。
また一方で、便秘症を軽減するために便秘症治療薬が存在する。便秘症治療薬を服用することで、便秘症を改善することが可能である。便秘症治療薬の一つとしては、例えば下記非特許文献2で示される慢性便秘症治療薬が提案されている。下記非特許文献2で示される治療薬は、医師の処方によって服用するが、1日当たりの服用量は、患者自身が前日の(服用前の)便の状態を観察・記録して、医師の指示のもと、1日当たりの服用量の調整を行うことができる旨示唆されている。
"慢性便秘症診療ガイドライン2017"、日本消化器学会関連研究会編、株式会社南江堂発行、2107年10月発行
https://www.eapharma.co.jp/medicalexpert/product/movicol/productinfo/howtodrink.html
上記非特許文献2に記載の慢性便秘症の治療薬(便秘症治療薬)である薬剤「モビコール(登録商標)配合内用剤」は、下記の「用法及び用量」を有しており、服薬量を増減して服薬するものである。
「用法及び用量」
本剤は、水で溶解して経口投与する。
通常、2歳以上7歳未満の幼児には初回用量として1回1包を1日1回経口投与する。以降、症状に応じて適宜増減し、1日1~3回経口投与、最大投与量は1日量として4包まで(1回量として2包まで)とする。ただし、増量は2日以上の間隔をあけて行い、増量幅は1日量としては1包までとする。
通常、7歳以上12歳未満の小児には初回用量として1回2包を1日1回経口投与する。以降、症状に応じて適宜増減し、1日1~3回経口投与、最大投与量は1日量として4包まで(1回量として2包まで)とする。ただし、増量は2日以上の間隔をあけて行い、増量幅は1日量として1包までとする。
通常、成人及び12歳以上の小児には初回用量として1回2包を1日1回経口投与する。以降、症状に応じて適宜増減し、1日1~3回経口投与、最大投与量は1日量として6包まで(1回量として4包まで)とする。ただし、増量は2日以上の間隔をあけて行い、増量幅は1日量として2包とする。
本剤は、水で溶解して経口投与する。
通常、2歳以上7歳未満の幼児には初回用量として1回1包を1日1回経口投与する。以降、症状に応じて適宜増減し、1日1~3回経口投与、最大投与量は1日量として4包まで(1回量として2包まで)とする。ただし、増量は2日以上の間隔をあけて行い、増量幅は1日量としては1包までとする。
通常、7歳以上12歳未満の小児には初回用量として1回2包を1日1回経口投与する。以降、症状に応じて適宜増減し、1日1~3回経口投与、最大投与量は1日量として4包まで(1回量として2包まで)とする。ただし、増量は2日以上の間隔をあけて行い、増量幅は1日量として1包までとする。
通常、成人及び12歳以上の小児には初回用量として1回2包を1日1回経口投与する。以降、症状に応じて適宜増減し、1日1~3回経口投与、最大投与量は1日量として6包まで(1回量として4包まで)とする。ただし、増量は2日以上の間隔をあけて行い、増量幅は1日量として2包とする。
しかしながら、上記非特許文献1、2に記載の技術だけでは、実際に便秘症治療薬を服用する者(以下「薬服用者」という。)が、自分がどの程度の量の服用をすべきかについて十分正確に判断することが容易でないといった課題がある。例えば、2歳から6歳(7歳未満)、7歳から11歳(12歳未満)、12歳以上等、年齢によってその服用の判断が異なり、いつの時点の便でどのように判断すべきかについて薬服用者毎に判断が異なってしまう場合もある。服用量の増減判断を誤るとその効果は大幅に低減してしまう。すなわち、薬服用者が自身の状態を客観的に観察する機会が不足していたという課題がある。
そこで、本発明は、上記課題に鑑み、便秘症患者が、できる限り確実かつ正確に便秘症治療薬をどの程度服用すべきか理解し、当該治療薬の適正利用に貢献することができる便秘症治療薬服用支援方法、更にはこれを実現するための便秘症治療薬服用支援プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の一観点に係る便秘症治療薬服用支援プログラムは、コンピュータに、ユーザー識別データを記録するステップ、年齢区分データを記録するステップ、複数の便種類候補を表示するステップ、表示された複数の便種類候補のうち選択された便種類候補の情報を含むデータを、便日時データに対応させつつ便種類データとして記録するステップ、年齢区分データ、便日時データ及び便種類データに基づき作成される薬服用量データに基づき薬服用量を表示するステップ、を実行するためのものである。
また、本発明の他の一観点に係る便秘症治療薬服用支援プログラムは、コンピュータに、ユーザー識別データを記録するステップ、年齢区分データを記録するステップ、表示された複数の便種類候補から選択した自分の排便の形態のデータを選択し、便日時データに対応させつつ便種類データとして記録するステップ、年齢区分データ、便日時データ及び便種類データに基づき作成される薬服用量データに基づき薬服用量を算出し、送信するステップ、を実行するためのものである。
また、本発明の他の一観点に係る便秘症治療薬服用支援方法は、ユーザー識別データを記録するステップ、年齢区分データを記録するステップ、複数の便種類候補を表示するステップ、表示された複数の便種類候補のうち選択された便種類候補の情報を含むデータを、便日時データに対応させつつ便種類データとして記録するステップ、年齢区分データ、便日時データ並びに便種類データに基づき作成される薬服用量データに基づき薬服用量を表示するステップ、を有するものである。
以上、本発明によって、便秘症患者が、できる限り確実かつ正確に便秘症治療薬をどの程度服用すべきか理解し、当該治療薬の適正利用に貢献することができる便秘症治療薬服用支援方法、更にはこれを実現するための便秘症治療薬服用支援プログラムを提供することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。ただし、本発明は多くの異なる形態による実施が可能であり、また以下に示す実施形態において記載される具体的な例示についても適宜変更及び調整が可能であり、これらに限定されるものではない。
図1は、本実施形態に係る便秘症治療薬支援方法(以下「本方法」という。)のフローの概略を示す図である。本図で示すように、本方法は、(S1)ユーザー識別データを記録するステップ、(S2)年齢区分データを記録するステップ、(S3)複数の便種類候補を表示するステップ、(S4)表示された複数の便種類候補のうち選択された便種類候補の情報を含むデータを、便日時データに対応させつつ便種類データとして記録するステップ、(S5)年齢区分データ、便日時データ及び便種類データに基づき作成される薬服用量データに基づき薬服用量を表示するステップ、を有するものである。本方法において「便秘症治療薬」は、これのみに限定されるわけではないが、ポリエチレングリコール製剤である上記「モビコール(登録商標)配合内用剤」に好ましく対応したものである。具体的に上記治療薬は、ポリエチレングリコール、塩化ナトリウム、炭酸水素ナトリウム及び塩化カリウムを含んでなるものであって、ポリエチレングリコール(マクロゴール4000、分子量2600~3800)の物理化学的性質により高い浸透圧効果を有し、消化管内に水分を保持させることで用量依存的に便の排出を促進することができるものである。
なお本方法は、限定されるわけではないが情報処理装置、いわゆるコンピュータを用いて実行させることが可能である。いわゆるコンピュータの構成としては、限定されるわけではないが、例えばCPU(中央演算装置)、ハードディスクやソリッドステートドライブ(SSD)等の記録媒体、メモリ等の一時的記録媒体、ディスプレイ等の表示装置、キーボードやマウス等の入力装置、これらを接続するバス等の接続配線を備えたものであることが好ましい。より具体的に本方法は、上記ステップを実行するためのコンピュータプログラムを上記コンピュータの記録媒体に記録し、これをメモリ等の一時的記録媒体に読み込みCPUによって演算処理させることにより実現することができる。
また、上記のコンピュータは、いわゆるノートパソコンやデスクトップパソコンであってもよいが、近年普及が進んでいる携帯情報端末(いわゆるスマートフォンやタブレット端末)であってもよい。一般的な携帯情報端末は、一つのカバーの中に上記CPU等の部品を収納するとともに表示装置を一体化させたものとなっており、しかも表示装置上に電極スイッチを配置しいわゆるタッチパネルとしておくことで、非常に取り扱いやすいものとなっており好ましい。また携帯情報端末の場合、当該携帯情報端末において本方法を実行するプログラムをいわゆるアプリとして記録、表示させておき、このアプリを起動することで容易に本方法を実行することができる。
なお上記の記載から明らかなように、本方法がプログラムを格納して実行される場合において、プログラムは、コンピュータに、上記各ステップを実行させるためのもの、とするものであり、更には、後の詳細に示す方法を行うことができるものである。具体的には、コンピュータに、(S1)ユーザー識別データを記録するステップ、(S2)年齢区分データを記録するステップ、(S3)複数の便種類候補を表示するステップ、(S4)表示された複数の便種類候補のうち選択された便種類候補の情報を含むデータを、便日時データに対応させつつ便種類データとして記録するステップ、(S5)年齢区分データの少なくともいずれか、便日時データ並びに便種類データに基づき作成される薬服用量データに基づき薬服用量を表示するステップ、を実行させるためのプログラムである。
なお、本方法は、上記ステップすべてを一つのコンピュータで行うことも可能ではあるが、複数のコンピュータ(ユーザーである薬服用者用のコンピュータをいい、以下「ユーザー用コンピュータ」という。)をインターネット等の電気通信回線を通じて接続し、各コンピュータにおいて入力される各種データを一つ又は複数の集中管理を行うコンピュータ(以下「集中管理用コンピュータ」という。)に対して送信し、当該集中管理用コンピュータにおいても記録させておき、本方法のうち一部のステップを当該集中管理用コンピュータにおいて実行させるようにしてもよい。この場合における複数のコンピュータの接続関係のイメージを図2に示しておく。本図の例では、多数のユーザー用コンピュータM及び集中管理用コンピュータCがインターネット等の電気通信回線Nを介して接続されており、多数のユーザー用コンピュータMから送信される各種データが集中管理用コンピュータCに記録され、その結果所定のデータが作成され、ユーザー用コンピュータMに送信され、その表示装置に表示させる形態を示している。このような場合、例えば集中管理用コンピュータCには、ユーザー識別データ等のユーザーの情報を含むデータを多数記録しておき、ユーザー用コンピュータMからの様々な要求に応じて各種入力を要求する画面を表示させるためのデータを送信し、ユーザー用コンピュータMから送信される各種データを記録し、必要なデータを改めて作成し、適宜ユーザー用コンピュータMに送信することで、ユーザー用コンピュータMのユーザーは適切な情報を得ることができるようになる。
以下、本方法の各ステップの詳細について説明する。まず、本方法は、(S1)ユーザー識別データを記録するステップを備える。ここで「ユーザー」とは情報処理装置を操作し、主として薬服用量の提案を受ける者をいうが、便秘症治療薬を服用していない者であってもよい。また本ステップにおいて「ユーザー識別データ」とは、ユーザーを識別するための情報を含むデータであって、この限りにおいて限定されるわけではないが、例えば識別番号の情報を含む識別番号データ、ハンドルネーム(ニックネームともいう。)に関する情報を含むハンドルネームデータ等個人を特定することができるものであれば限定されない。また、ユーザー識別データは、ユーザーを確実に識別できる限りにおいて例えば情報処理装置自身の個体識別番号の情報を含む個体識別番号データや、情報処理装置において使用している他のウェブサービス等で使用している個体識別情報データを利用すること(いわゆるソーシャルログインを利用すること)としてもよい。このステップにより、本方法の対象者が誰であるのかを特定することができる。
ところで、本ステップにおいてユーザー識別データを記録する際、より高い認証データを求めておくこと、すなわち認証データの要求を行い、その認証データを、ユーザー用コンピュータM又は集中管理用コンピュータCにて予め記録してある承認データと照らし合わせて利用可能なユーザーであるか否かを判断させることとしてもよい。一般に、便秘症治療薬が医薬品等である場合、この服用量を含む服用の通知事項に関しては医師の指示を必ずもらう必要がある。そのため、認証データを要求させることで、正当な使用権限のあるユーザーであるか否かを認証することが可能となる。例えば、図3に、このステップにおいて、コンピュータにおける表示装置に表示される認証画面の例について示しておく。
図4に、このユーザー識別データを記録するステップにおいて、コンピュータにおける表示装置に表示される入力画面の例を示しておく。なお、ユーザー識別データについては、一つのユーザー識別データに対し複数の氏名データ、ハンドルネームデータ等を記録させることとしてもよい。このようにしておくことで、自身だけでなく身内の服用量に関する管理を容易に行うことができるといった利点がある。
また、ユーザー識別データにおいては、上記各種データの他、便につける名前(便ネーム)の情報を含む便ネームデータを備えていてもよい。便ネームを付することで、「便」の文字そのもの等排泄物をイメージする文字、言葉の使用を抑え、排泄物や本支援プログラムの使用に関するイメージをユーザー側において軽減・改善させ、使用回数の低下を抑えることができるようになる。
なお、ユーザー識別データを記録する際に、本方法を使用するユーザーが本当にその者であるのかを確実に特定する手段として、パスワードに関する情報を含むパスワードデータを予め記録し、本方法実行する際、上記ユーザー識別データの入力とともに当該パスワードデータの入力も要求し、この入力されたパスワードデータがユーザー識別データと対応しているのかを確認するステップを含ませてもよい。このようにすることで、いわゆる他人のなりすましを防止することができる。なお、この確認処理については、同じ情報処理装置を使う場合等、すでにユーザーを特定することができる状態にある場合等は、ユーザーに対するこれらデータの入力要求を省略してもよい。このようにすることでユーザーを特定する処理の煩雑さを軽減することができる。
また、本ステップでは、ユーザーの性別に関する情報を含む性別データを記録するものとしてもよい。性別を入力させることでより正確な服用量を提案することができる場合がある。このデータについては、一度記録すれば、入力間違いがない限り再度入力しなくてもよい。性別を入れることで、性別によって詳細な情報を含ませることができ、より詳細な記録及び服用量の情報提供が可能となる。具体的には、女性の場合、生理周期と便の状態の間に相関がある場合があり、生理周期にあるか否か等の情報を含ませることで、より詳細な記録及び服用量の情報提供が可能となるといった利点がある。
また、本方法は、(S2)年齢区分データを記録するステップを備える。「年齢区分データ」とは、ユーザーの年齢区分に関する情報を含むデータである。なお「年齢区分」とは、薬の服用量を判定する際の基準となる年齢の区分をいい、具体的には、2歳から6歳、7歳から11歳、12歳以上の3つの区分に分けることが好ましい態様である。これらデータの入力要求を表示画面に入力させて入力を促し、この入力されたデータを記録することで、正確な服用量データを作成することが可能となる。この入力の例については上記図4に示したとおりであって、上記のユーザー識別データの最初の入力(記録)と同時に行わせるようにしてもよいが異ならせてもよい。なお、年齢については、生年月日を入力させることで、現在の日時を基に計算することが可能であるが、年齢区分については、そのユーザーの体重や身長等の体型を含め、医師から具体的な指示を受けることが重要である。そのため、生年月日データを入力する場合であっても、年齢区分も独立して入力させることでより正確かつ確実な薬服用量を提示することが可能となる。「生年月日データ」とは、ユーザーの生年月日に関する情報を含むデータをいう。またこの場合において、生年月日データに基づく年齢が、入力された年齢区分とは異なる場合、念のための警告データを表示させておくことが好ましい。このようにすることで服用におけるミスを防ぐことが可能となる。なお、生年月日データについては上記の通り有用なデータではあるが、年齢区分さえあれば判断は可能であるため必要に応じて入力させることとしてよい。
なお、本ステップでは、生年月日データを入力させる場合、生年月日データについては一度記録すれば、記録した生年月日が間違っていたなどの特別なことがない限り変更する必要はない。また、年齢区分データについても、ある程度の期間は変更が必要ない場合が多いため、年齢区分データについても年齢の変更要求等がない限り改めてデータの入力を求めなくてもよい。ただし、ユーザーが入力した生年月日になった場合、改めてユーザーに年齢区分データの設定確認を促すこととすることは好ましい。
また、本方法では、どの段階であってもよいが、薬服用量を表示する時刻の情報を含む通知時刻データを記録することが好ましい。ここで「通知時刻」とは、上記薬服用量をコンピュータの表示装置に表示する、すなわちユーザーに薬服用量を通知する時刻をいう。この通知時刻データを記録しておき、通知時刻になったら自動的にコンピュータに対し表示させるようにすることで、ユーザーに治療薬服用の時刻を忘れないようリマインドすることができる。この設定を行う場合における表示装置に表示される画面の例を図5に示しておく。
なお上記の記載から明らかであるが、以上のステップ(S1)、(S2)は、初期設定等に関するものであって、必ずしも毎日入力する必要がないものであるため、一度はデータの記録が必須であるが、一度記録すれば次のプログラム実行以降において、ユーザーに対する入力要求は省略することが可能である。もちろん、ユーザーの希望に応じて適宜変更できるようにしておくことが好ましい。
また、本方法は、(S3)複数の便種類候補を表示するステップを備える。「便種類候補」とは、便の状態に関する種類の候補をいい、例えばブリストル・スケールで分けられる7種類のタイプが好適である。図6に、このブリストル・スケールを表示装置に表示される画面の例について示しておく。本ステップでは、この便種類候補を表示することで、ユーザーにとって見やすくし、かつ、選択しやすくなるといった効果がある。なお、この便種類候補の表示においては、便種類候補データを予め記録媒体に記録させておき、この便種類候補データを読み込んで表示装置に表示させることで行うことが好ましい。なお本図の例は、いわゆるスマートフォンの画面(タッチパネル)に表示される例を示すものであり、ユーザーはこの表示された選択肢をタッチすることで所望の選択肢を選択することができる(なおこれ以後の図面において同様である。)。
また、本方法は、(S4)表示された複数の便種類候補のうち選択された便種類候補の情報を含むデータを、便日時データに対応させつつ便種類データとして記録するステップを備える。本ステップでは、この記述からも明らかであるが、上記(S3)で表示された便種類候補からユーザーが前日又は当日の排便の便種類を選択し、排便した日時とともに記録する。すなわち「便種類データ」とは、上記(S3)で表示した便種類候補のうち、ユーザーが特定した便の種類の情報を含むデータであって、より具体的には上記便種類候補データのいずれかとなる。
ところで「便日時データ」とは上記の記載から明らかであるが、上記ユーザーが選択した種類の便を排出した日時に関する情報を含むデータである。すなわち、排便した日時と、その便種類を組み合わせて記録することで、正確な薬服用量の提案を行うことができるようになる。なおこの場合において、排便した日時を入力する画面を表示装置の画面に表示させておくことが好ましい。この場合のイメージを図7に示しておく。日時データについては、詳細に日時を入力させてもよいが、「朝出た」「昼出た」「夜出た」「でなかった」等の選択肢程度としておくと、入力がしやすくなり好ましい。また、この便日時データについては、上記便種類候補を表示させる前に入力させるようにしてもよい。すなわち図6と図7の表示は前後しても構わない。
また、本方法は、上記便種類データの記録において、更に、肛門状態データの入力も促し、記録しておくことが好ましい。ここで肛門状態データとは、肛門状態に関する情報を含むデータであって、具体的には、排便時において肛門において痛みや出血があったか否かの有無に関する情報を含むデータとすることが好ましい。このデータの利用については改めて後述するが、排便時において痛みなどが生じる場合は、便が硬くなっている場合が少なくなく、痛みを抑えるために薬服用量を増やす等の工夫が必要となる。そのため、このデータの入力を促すことでよりユーザーにあった薬服用量を提案できるといった利点がある。この場合の入力画面の例について図8に示しておく。
また、本方法では、排便を行った日における薬服用量データについて記録しておくことも好ましい。排便を行った日の薬服用量データは、後述の記載から明らかなように、翌日の薬服用量データを作成する際に重要なデータとなる。したがって、実際にユーザーが服用した薬の量を把握しておくことはより正確な薬服用量を提案する場合に極めて重要である。なおこの入力がない場合は、当該日用として作成された薬服用量データをそのまま使用することができる。この場合において表示装置に表示される画面のイメージ図を図9に示しておく。
また、本方法では、排便を行った日におけるその便の量について記録するようにしておくことが好ましい。便の量を記録することによって、より正確な体調管理や薬服用量への考慮が可能となるといった利点がある。この場合のイメージを図10に示しておく。本図の例では、便の量を「多かった」「ふつうに出た」「少なかった」等、便の量に応じて段階的に選択させるようにしているが選択肢の数や表現がこれに限定されるわけではない。
また、本ステップでは、上記便種類データの記録において、更に、便感覚データを対応付けて記録させておくことも好ましい。ここで「便感覚データ」とは排便した際に感じた感覚(便感覚)に関する情報を含むデータであり、この便感覚を入力させてデータとして記録しておくことで、薬服用量の判定におけるより詳細な情報として活用することができる効果がある。この場合の例について図11に示しておく。本図では、例えばスッキリ感が「あった」「なかった」等のように便感覚種類の候補に関する情報を含む便感覚候補データを予め複数記録しておき、これらの便感覚候補データに基づき便感覚候補を表示装置に表示させることとしている。これにより、ユーザーは自身が感じた感覚に近い便感覚候補を選択し、コンピュータの記録媒体に便感覚データとして記録することができる。もちろん、便感覚種類等の種類や表現などについては適宜調整が可能であることは言うまでもない。なお本データが含む情報については入力することにより有用な情報を得ることができるものではあるが必ずしも必須ではなく、この入力については適宜省略が可能である。
また、本ステップでは、この便種類データの記録において、更に、食事データを対応付けて記録させておくことも好ましい。ここで「食事データ」とは、便日時データを記録した時点においてとった食事に関する情報を含むデータである。これを入力させることでユーザーが食事をとったか否かを判断することが可能となり、より正確な薬服用量を提案することが可能となる。この場合の例については、上記図12に示しておく。本図では、排便を行った当日全体の食事量を問い合わせることとし、全体として「適度にとった」「まあまあとった」「とらなかった」等段階的に選択するように表示しているが、朝食、昼食、夕食それぞれについて上記選択肢を表示させ、朝食時の食事量、昼食時の食事量、夕食時の食事量等詳細に記録しておくことも好ましい。なお、この場合、食事種類に関する情報(例えば朝食、昼食、夕食等の情報)を含む「食事種類候補データ」、及び、その選択肢に関する情報(例えば適度にとった、まあまあとった、とらなかった等の情報)を含む「食事量選択肢データ」を予め記録しておき、これを表示させてユーザーに入力を促し、入力されたこれらデータを組み合わせて記録することで実現可能である。なお食事の種類を本図の例のように全体として一つで求める場合は、単に食事量選択肢データを予め記録しておき、表示画面に表示させてユーザーが選択したものを食事データとすることになる。また場合によっては、撮影した食事の画像データを読み込み、これらデータと組み合わせることとしてもよい。なお本データが含む情報については入力することにより有用な情報を得ることができるものではあるが必ずしも必須ではなく、この入力については適宜省略が可能である。
また、本ステップでは、この便日時データ及び便種類データの組み合わせに対し、更に、運動データを対応付けて記録させておくことも好ましい。ここで「運動データ」とは、便日時データを記録した時点において行った運動に関する情報を含むデータである。これを入力させることでユーザーが運動を行ったか否かを判断することが可能となり、より正確な薬服用量を提案することが可能となる。この場合の例について図13に示しておく。本図の例では、行った運動の量に関して「適度にした」「少しした」「しなかった」の選択肢を表示し、ユーザーがいずれかを選択した場合、これを運動データとして記録することができる。また、本図の例では、運動については種類を問わず一律に問い合わせを行う例を示しているが、運動の種類に関しても問い合わせ、そのそれぞれについての運動量を問い合わせるようにしてもよい。このような場合、例えば、行った運動種類の情報(例えば、ランニング、ウォーキング、水泳等の情報)を含む「運動種類候補データ」と、その選択肢に関する情報(例えば適度にした、少しした、しなかった等の情報)を含む「選択肢データ」を予め記録しておき、これを表示させてユーザーに入力を促し、入力されたこれらデータを記録することで実現可能である。なお、本図のように運動種類候補データを設定しない場合は、ユーザーが選択した選択肢データがそのまま運動データとして記録される。もちろん、これについて適宜調整が可能であることは言うまでもない。なお本データが含む情報については入力することにより有用な情報を得ることができるものではあるが必ずしも必須ではなく、この入力については適宜省略が可能である。
また、本ステップでは、この便日時データ及び便種類データの組み合わせに対し、更に、今回の便秘症治療薬服用だけでなく、他の薬の服用に関する情報を入力させることも好ましい。便秘症治療薬以外の薬を服用している場合、その薬の効果が便秘症治療薬の効果に対して影響を与える場合もある。そのため、その他の服用の有無、その服用量について入力を求め、それぞれの入力を「他薬服用有無データ」及び「他薬服用量データ」として記録しておくことが好ましい。このようにすることでより正確な薬服用量を判定するための材料を得ることが可能となる。なお本データが含む情報については入力することにより有用な情報を得ることができるものではあるが必ずしも必須ではなく、この入力については適宜省略が可能である。
また、上記ステップ(S3)、(S4)のステップについては、ユーザーが排便を行った際、ユーザーの指示に基づいて適宜入力・記録するようにしてもよいが、一日のうち特定の時間に入力を促すよう、リマインド時刻に関する情報を含むリマインド時刻データを記録させるようにしてもよい。この場合の例は、例えば上記図5に示したとおりである。このようにすることで、便種類データを忘れずに入力することが可能である。
また、本方法は、(S5)年齢区分データ、便日時データ及び便種類データに基づき作成される薬服用量データに基づき薬服用量を表示するステップを備える。ここで「薬服用量データ」とは、薬服用量に関する情報を含むデータである。また、「薬服用量」とは、ユーザーが服用すべき治療薬の服用量をいい、その絶対量(例えば「一日で5包のむ」等の一日における全服用量の表示)を意味するものであっても、現在の服用量に対してどの程度増減させるかといった薬増減量(例えば「昨日より一包増やしてください」等の前日の服用量に対する増減量の表示)を意味する場合であってもよいが、基準(初期値)となる服用量(初期薬服用量)を定めておき、これを基準に薬の増減量を求め、当日の薬服用量として絶対量を表示させることが有用である。本ステップでは、ユーザーの年齢と便日時、便種類を考慮することで、次回の薬服用量を正確に提案することができるようになる。このステップによりコンピュータの表示装置に表示される画像の例について図14に示しておくとともに以下具体的に説明する。
上記の記載および後述の記載から明らかであるが、本ステップの例として、当日における薬服用量データは、初期薬服用量データと、前日の薬服用量データと、薬増減量データとを考慮して作成することが好ましい。「初期薬服用量データ」とは、薬服用量の初期値に関する情報を含むデータであって、あらかじめユーザーが入力してこれを記録しておくこととしてもよいし、飲み始めとして薬服用量の最低単位(1包)としておくとしてもよいが、これに限定されない。また、「前日の薬服用量データ」とは、前日の薬服用量に関する情報を含むデータである。また、「薬増減量データ」とは、薬の増減量に関する情報を含むデータであって、前日又は直前の便種類に基づき定められるデータである。すなわち、これらデータを定めることで、当日における薬服用量データを定めることができる。
また、「薬増減量データ」の定め方は、適宜調整可能であり限定されるわけではないが、年齢区分データ及び便種類データに基づき定めることが好ましい。この増減のイメージについて図15に示しておく。本図の例によると、年齢区分データと便種類データによって一時的に増加するか否かの薬増減量が定まる。すなわち、年齢区分データ及び便種類データを参照することで自動的に薬増減量データを作成することが可能となる。本図の例でいうと、ブリストル・スケールの7段階のうち硬い便側2種類(1番目及び2番目)の便の種類の場合は、2歳~6歳の区分及び7歳~11歳の区分においては1包増加する判断を、12歳以上の区分においては2包増加する判断を行い、ブリストル・スケールの柔らかい側の2種類(6番目及び7番目)である場合は2包減らす又は休薬する判断を行い、2歳~6歳の区分及び7歳~11歳の区分において、ブリストル・スケールの柔らかい側から3番目の便の種類の場合には1包減らす判断を行うことが好ましい。なお、この判断の基準となる便種類データとしては、判断以前に複数存在している場合、直前又は前日の便種類データを採用することが好ましく、同日において複数の便種類データが記録されている場合は、その中でも直近の便種類データとしておくことが好ましい。このようにすることで、より最新の体の状態に合わせて薬服用量を判断することができるようになる。
また、上述したように、「前日における薬服用量データ」は、前日作成した薬服用量データそのままを使用してもよいが、ユーザーが便種類データを入力する際に実際に服用した薬の服用量を入力させたデータとしておくことが好ましい。このようにすることで、実際に算出したデータではなく、実際にユーザーが取得した量を基準に定めることが可能となり、より詳細に薬服用量を調整することができるといった利点がある。
また、本ステップでは、「薬増減量データ」については、肛門状態についても考慮すること、肛門状態データにも基づいて作成されることが好ましい。具体的には、上記図で示される例では、ブリストル・スケールにおいて上述した位置以外の中間位置にある便種類の場合、薬服用量を変えない判断を行うが、2歳~6歳の区分及び7歳~11歳の区分の場合において、硬い側から3番目の「やや硬い」便の場合において肛門状態が良くないとき、具体的には痛みや出血があるとき、薬を1包増やす判断を行うとすることが好ましい。このようにすることで、よりきめ細やかな指示を可能とすることができる。
また、本ステップにおいて、上記薬服用量データは、限定されるわけではないが、薬服用量データを作成する日時の前日における便種類データにのみ基づいて作成されることが好ましい。2日以上前の便に関するデータとなると、最新の便の状態とは離れている可能性があるため、このデータを採用することで逆に正確な判断ができなくなってしまう場合もある。そのため、前日の便に関するデータだけを採用させることで、正確な判断に寄与させることができる。一方、薬服用量データを作成する当日において既に便種類データの入力がある場合、当該便種類データにも基づいて薬服用量データを作成することとしてもよいが、このデータを採用する場合、翌日の薬服用量データの作成において二重の判断を行ってしまう場合が考えられる(例えば当日1包増やす判断をすると、翌日も1包増やす判断をしてしまう場合が考えられる)ため、あえて前日の便に関するデータだけを採用し、その旨の通知を表示させておくこととしてもよい。
また、本ステップにおいて、上記薬服用量データは、前日における薬服用量データに基づき作成されることが好ましいが、更に、前日の薬服用量データがその前日(一昨日)の薬服用量に対し1包増加させるという情報を含むデータであった場合、たとえ直前又は前日の便種類データが1包増加させる必要がある便種類であったとしても2日連続では増加させず前日と同様の量の薬服用量データを当日の薬服用量として表示させる処理を行わせることが好ましい。すなわち、前日の薬服用量データ(具体的には前日の薬増減量データ)にも基づいて判断を行うことで、より正確でユーザーにあった安全な薬服用支援を実現することができるといった利点がある。
また、本ステップにおいて、上記薬服用量データには、1日当たりの服用量の上限に関する情報を含ませておくことが好ましい。このようにしておくことで、前日の薬服用量が上限に達している場合、たとえ便種類データがそれより1包増加させる必要があるとの判断であったとしても、当該上限の服用量データを採用し、当日の薬服用量として画面に表示させる処理を行わせることが好ましい。この結果、より正確でユーザーにあった安全な薬服用支援を実現することができる。
また、本方法では、上記において記録した通知時刻データに基づき、作成した薬服用量データをユーザーに対して通知すべく、通知時刻にコンピュータの表示装置における画面に薬服用量とともに薬服用を促すメッセージを表示させる。この場合のイメージは上記図14のとおりである。このように、通知時刻になったら自動的にコンピュータに対し表示させるようにすることで、上記の通り、ユーザーに治療薬服用の時刻を忘れないようリマインドすることができる。
また、本方法では、一定期間便種類データが入力(記録)されなかった場合、通知を停止する処理を行うことが好ましい。一定期間便種類のデータの入力がなかった場合は正確な薬服用量を提示することが困難である。それにもかかわらず、通知時刻になったからと言って薬服用量の表示を続けることは却ってユーザーにとって好ましくない情報を提示することとなる。よって、一定期間便種類データが入力されなかった場合は通知を停止すべきである。ここで「一定期間」は適宜調整可能であるが、例えば3日、一週間(7日)等を例示することができるがこれに限定されるわけではない。またこの場合、画面にその旨の通知を行ってユーザーに通知を行い、後述のように薬服用量について上記初期値に戻す処理を行わせることが好ましい。このようにすることで、また改めて正確に薬服用量を判断することができるようになる。
また、上記通知の停止が行われた場合やユーザーの便の状態の変化状況等によっては、薬服用量データを初期薬服用量データに戻す処理を行うことが好ましい。本方法ではユーザーが毎日確実にデータ入力を行うことが前提となっているが、日常生活において、入力忘れや多忙により入力ができない場合がある。そのような場合にリセット処理を行わせることで、改めて正確に薬服用量を判断することができるようになる。この処理は、自動的に行うこととしてもよいが、ユーザーが自身で確認した上で行うことが好ましい。この場合のイメージ図について図16に示しておくが、上記図5等の画面にリセットするための入力ボタンを配置してもよい。
また、本ステップにおいて、薬服用量の他に、服用に関する注意情報を含ませておくことが好ましく、具体的には、注意情報を含むデータ(注意情報データ)にアクセスするためのリンクの張られたテキストを表示させておくことが好ましい。これによりユーザーは表示された薬服用量に不明点や疑義を感じた場合、このリンク先にアクセスすることでより詳細・正確な情報を取得することができる。
また、本ステップにおいて、薬服用量の他に、服用に関する注意情報として、薬服用量データを判断するにおいて、その判断の基礎となった便種類データと、その直前又は直後の便種類データにおいて便種類の大きな変化があった場合、警告を促す情報を含むデータ(警告データ)を選択し、画面に表示させる処理を行うことが好ましい。このようにすることで、体調による急激な変化に合わせて警告を行い、より安全な薬服用を促すことが可能となる。また場合によっては、上記図で示すようにリセットを促すようにしてもよい。
また、本方法では、上記のステップのほか、便種類等の情報を、日時とともに複数並べて表示させるステップを有していることが好ましい。このステップはいわゆる服用に関する記録日誌となる。このステップによりコンピュータの表示装置に表示される画面の例について図17に示しておく。またこのステップにおいては、便種類だけでなく、上記の薬服用量、便感覚、運動、食事等に関する情報等も表示させておくことが好ましい。このようにすることで、ユーザーの治療記録が一覧で把握しやすくなる。
以上、本実施形態によって、便秘症患者が、確実かつ正確に便秘症治療薬をどの程度服用すべきか理解することができる便秘症治療薬服用支援方法、更にはこれを実現するための便秘症治療薬服用支援プログラムを提供することができる。
本発明は、便秘症治療薬服用支援方法、更にはこれを実現するための便秘症治療薬服用支援プログラムとして産業上の利用可能性がある。
Claims (6)
- コンピュータに、
複数の便種類候補を表示するステップ、
表示された前記複数の便種類候補のうち選択された前記便種類候補の情報を含むデータを、便日時データに対応させつつ便種類データとして記録するステップ、
前記便日時データ及び前記便種類データに基づき作成される薬服用量データに基づき薬服用量を表示するステップ、を実行するための便秘症治療薬服用支援プログラム。 - 前記便種類データを記録するステップにおいて、食事に関する情報を含む食事データを、前記便日時データに対応させつつ、前記便種類データとして記録するステップ、を実行するための請求項1記載の便秘症治療薬服用支援プログラム。
- 前記便種類データを記録するステップにおいて、運動に関する情報を含む運動データを、前記便日時データ及び前記便種類データの組み合わせに対して対応させつつ、前記便種類データとして記録するステップ、を実行するための請求項1又は2記載の便秘症治療薬服用支援プログラム。
- さらに年齢区分データを記録するステップを含む、請求項1記載の便秘症治療薬服用支援プログラム。
- さらにユーザー識別データを記録するステップを含む、請求項1記載の便秘症治療薬服用支援プログラム。
- 複数の便種類候補を表示するステップ、
表示された前記複数の便種類候補のうち選択された前記便種類候補の情報を含むデータを、便日時データに対応させつつ便種類データとして記録するステップ、
前記便日時データ及び前記便種類データに基づき作成される薬服用量データに基づき薬服用量を表示するステップ、を有する便秘症治療薬服用支援方法。
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