JP2024026381A - 探索空間モニタリング方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】適切なモニタリング・オケージョンにおいて、探索空間内でパワー・セービング信号を正常に監視することができる探索空間モニタリング方法を提供する。【解決手段】通信システムにおける方法は、端末が、探索空間のM個の候補モニタリング・オケージョンを決定するステップと、間欠受信(DRX)サイクルのオン・デュレーションの時間ドメイン位置に基づいて、M個の候補モニタリング・オケージョンから、N個のターゲット・モニタリング・オケージョンを決定するステップと、探索空間においてN個のターゲット・モニタリング・オケージョンに関するパワー・セービング信号を監視するステップと、を含む。パワー・セービング信号は、端末のパワー・セービング情報を示すために使用され、パワー・セービング情報は、端末がDRXサイクルでPDCCHを監視するかどうかを含む。【選択図】図11

Description

本願は通信技術の分野に関連し、特に探索空間モニタリング方法及び装置に関連する。
端末の消費電力を削減するために、間欠受信(discontinuous reception, DRX)技術が通信システムに導入されている。コネクテッドDRX技術では、無線リソース制御(radio resource control, RRC)コネクテッド(connected)モードの端末のために、DRXサイクルが設定される。図1に示すように、DRXサイクルは、DRXの機会(opportunity for DRX)とオン・デュレーション(on duration)を含む。オン・デュレーションにおいて、端末は物理ダウンリンク制御チャネル(physical downlink control channel, PDCCH)を監視して受信する。DRXの機会において、端末は、電力消費を低減するために、ダウンリンク・チャネルのデータを受信しない。DRXサイクルは、ショートDRXサイクルとロングDRXサイクルに分類されてもよいことに留意すべきである。
現在、端末はDRXサイクル内の特定の位置でPDCCHベースのパワー・セービング信号を監視することを必要とする。更に、パワー・セービング信号は、ロングDRXサイクルとショートDRXサイクルに適用される可能性がある。こうして、端末にとって、ロングDRXサイクルでパワー・セービング信号を監視するためのサイクルは、ショートDRXサイクルでパワー・セービング信号を監視するためのサイクルとは相違する。
従来技術では、探索空間モニタリング・サイクルは固定されている。従って、パワー・セービング信号を搬送するために使用される探索空間を、ロングDRXサイクルとショートDRXサイクルの両方に適用することはできず、端末は、パワー・セービング信号を正常に監視できない。業界はこの技術的課題に対応する解決策を提供していない。
本件は、探索空間モニタリング方法と装置を提供し、その結果、端末は、ロングDRXサイクルとショートDRXサイクルにパワー・セービング信号を適用できる状況において、パワー・セービング信号を探索空間内で正常に監視することができる。
第1態様によれば、探索空間モニタリング方法が提供され:ロングDRXサイクルを使用する場合に、端末は、第1探索空間においてパワー・セービング信号を監視し、第2探索空間において前記パワー・セービング信号を監視しないことを含み、ここで、パワー・セービング信号は端末のパワー・セービング情報を示すために使用される。ショートDRXサイクルを使用する場合に、端末は、第2探索空間においてパワー・セービング信号を監視し、第1探索空間においてパワー・セービング信号を監視しない。
上記の技術的解決策に基づいて、ロングDRXサイクルを使用する場合、端末は、第1探索空間においてパワー・セービング信号を監視し、第2探索空間においてパワー・セービング信号を監視しない。ショートDRXサイクルを使用する場合、端末は、第2探索空間においてパワー・セービング信号を監視し、第1探索空間においてパワー・セービング信号を監視しない。このようにして、端末は、ロングDRXサイクルとショートDRXサイクルにパワー・セービング信号を適用することが可能なシナリオにおいて、パワー・セービング信号を探索空間において正常に監視することができる。更に、ロングDRXサイクル又はショートDRXサイクルによらず、端末は、一方の探索空間においてのみパワー・セービング信号を監視することを必要とし、その結果、端末が監視することを必要とする探索空間の量を減らし、端末の電力消費を削減する。
第2態様によれば、通信方法が提供され:端末がロングDRXサイクルを使用する場合に、ネットワーク・デバイスは、第1探索空間においてパワー・セービング信号を送信し、第2探索空間においてパワー・セービング信号を送信しないことを含み、ここで、パワー・セービング信号は端末のパワー・セービング情報を示すために使用される。端末がショートDRXサイクルを使用する場合に、ネットワーク・デバイスは、第2探索空間においてパワー・セービング信号を送信し、第1探索空間においてパワー・セービング信号を送信しない。
上記の技術的解決策に基づいて、ロングDRXサイクルとショートDRXサイクルにパワー・セービング信号を適用することが可能なシナリオにおいて、ネットワーク・デバイスは、パワー・セービング信号を搬送するための探索空間を、端末により使用されるDRXサイクルのタイプに基づいて決定する。従って、ネットワーク・デバイスは、端末によって使用されるDRXサイクルに合致する探索空間内においてのみパワー・セービング信号を送信し、その結果、端末は対応する探索空間においてパワー・セービング信号を検出することができ、それにより、パワー・セービング信号を用いて端末のパワー・セービングをスケジューリングする。更に、ネットワーク・デバイスが、端末に対して2つの探索空間(即ち、第1探索空間と第2探索空間)を設定している場合、本願の技術的解決策では、ネットワーク・デバイスは、1つのDRXサイクルにおいて1つの探索空間のみにおいてパワー・セービング信号を送信するので、相応して端末は、1つの探索空間のみにおいてパワー・セービング信号を監視し、それにより、端末が、2つの探索空間を同時に監視しなければならないことに起因して生じる不必要な電力消費という従来の技術的問題を回避する。
第3態様によれば、探索空間モニタリング方法が提供され:ロングDRXサイクルを使用する場合に、端末が、探索空間においてパワー・セービング信号を、探索空間の第1コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて監視することを含み、パワー・セービング信号は端末のパワー・セービング情報を示すために使用される。ショートDRXサイクルを使用する場合に、端末は、探索空間においてパワー・セービング信号を、探索空間の第2コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて監視する。
上記の技術的解決策に基づいて、ロングDRXサイクルを使用する場合に、端末は、ロングDRXサイクルにおいてパワー・セービング信号を監視するサイクルに対する端末の条件を充足するために、探索空間の第1コンフィギュレーション・パラメータ群を使用する。ショートDRXサイクルを使用する場合に、端末は、ショートDRXサイクルにおけるパワー・セービング信号を監視するサイクルに対する端末の条件を充足するために、探索空間の第2コンフィギュレーション・パラメータ群を使用する。換言すれば、パワー・セービング信号がロングDRXサイクルとショートDRXサイクルに適用され得るシナリオにおいて、端末は、異なるDRXサイクルに対して、DRXサイクルに対応するコンフィギュレーション・パラメータ群を使用することが可能であり、探索空間においてパワー・セービング信号を正常に監視できることを保証する。
第4態様によれば、通信方法が提供され:端末がロング間欠受信DRXサイクルを使用する場合に、ネットワーク・デバイスが、探索空間においてパワー・セービング信号を、探索空間の第1コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて送信することを含み、パワー・セービング信号は端末のパワー・セービング情報を示すために使用される。端末がショートDRXサイクルを使用する場合に、ネットワーク・デバイスは、探索空間においてパワー・セービング信号を、探索空間の第2コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて送信する。
上記の技術的解決策に基づいて、ロングDRXサイクルとショートDRXサイクルにパワー・セービング信号が適用され得る状況において、ネットワーク・デバイスは、探索空間の対応するコンフィギュレーション・パラメータ群を、端末により使用されるDRXサイクルのタイプに基づいて決定し、その結果、探索空間のモニタリング・サイクルは、端末により使用されるDRXサイクルのタイプに一致することが可能である。このようにして、ネットワーク・デバイスは、探索空間でパワー・セービング信号を送信する。相応して、端末は、探索空間においてパワー・セービング信号を正常に監視することができる。
第6態様によれば、探索空間モニタリング方法が提供され:端末が、探索空間のM個の候補モニタリング・オケージョン(monitoring occasion)を決定することを含み、Mは正の整数である。端末は、M個の候補モニタリング・オケージョンから、N個のターゲット・モニタリング・オケージョンを、DRXサイクルのオン・デュレーションの時間ドメイン位置に基づいて決定し、NはM以下の正の整数である。端末は、探索空間においてN個のターゲット・モニタリング・オケージョンに関するパワー・セービング信号を監視し、パワー・セービング信号は端末のパワー・セービング情報を示すために使用される。
上記の技術的解決策に基づいて、端末は、ターゲット・モニタリング・オケージョンを、DRXサイクルのオン・デュレーションの時間ドメイン位置に基づいて決定する。具体的には、端末がロングDRXサイクルを使用する場合、端末は、ロングDRXサイクルのオン・デュレーションの時間ドメイン位置に基づいて、ターゲット・モニタリング・オケージョンを決定することができる。端末がショートDRXサイクルを使用する場合、端末はショートDRXサイクルのオン・デュレーションの時間ドメイン位置に基づいて、ターゲット・モニタリング・オケージョンを決定することができる。端末によって決定されたターゲット・モニタリング・オケージョンは、端末によって使用されるDRXサイクルのタイプに適合する。このようにして、ロングDRXサイクル又はショートDRXサイクルにかかわらず、端末は、適切なモニタリング・オケージョン(即ち、ターゲット・モニタリング・オケージョン)において、探索空間内でパワー・セービング信号を正常に監視することができる。
可能な設計において、探索空間のモニタリング・サイクルは、時間長に関してショートDRXサイクルと同じである。このようにして、ターゲット・モニタリング・オケージョンを端末により決定することの複雑さが低減される。
第6態様によれば、通信方法が提供され:ネットワーク・デバイスが、探索空間のM個の候補モニタリング・オケージョンを決定することを含み、Mは正の整数である。ネットワーク・デバイスは、M個の候補モニタリング・オケージョンから、N個のターゲット・モニタリング・オケージョンを、DRXサイクルのオン・デュレーションの時間ドメイン位置に基づいて決定し、NはM以下の正の整数である。ネットワーク・デバイスは、探索空間においてN個のターゲット・モニタリング・オケージョンに関するパワー・セービング信号を送信し、パワー・セービング信号は端末のパワー・セービング情報を示すために使用される。
上記の技術的解決策に基づいて、ロングDRXサイクルとショートDRXサイクルにパワー・セービング信号が適用され得る状況において、端末がロングDRXサイクルを使用する場合、ネットワーク・デバイスは、ロングDRXサイクルのオン・デュレーションの時間ドメイン位置に基づいて、ターゲット・モニタリング・オケージョンを決定する。端末がショートDRXサイクルを使用する場合、ネットワーク・デバイスは、ショートDRXサイクルのオン・デュレーションの時間ドメイン位置に基づいて、ターゲット・モニタリグ・オケージョンを決定する。ネットワーク・デバイスによって決定されるターゲット・モニタリング・オケージョンは、端末によって使用されるDRXサイクルのタイプに適合する。ネットワーク・デバイスは、ターゲット・モニタリング・オケージョンにおいてパワー・セービング信号を送信し、その結果、端末はターゲット・モニタリング・オケージョンにおいてパワー・セービング信号を正常に監視することができる。
第7態様によれば、通信装置が提供される。通信装置は、端末、端末内のチップ、又はシステム・オン・チップであってもよい。通信装置はプロセッサとメモリを含む。メモリは命令を記憶する。命令がプロセッサによって実行されると、通信装置は以下のステップ:ロングDRXサイクルを使用する場合に、第1探索空間においてパワー・セービング信号を監視し、第2探索空間においてパワー・セービング信号を監視することをスキップするステップであって、パワー・セービング信号は端末のパワー・セービング情報を示すために使用される、ステップ;及びショートDRXサイクルを使用する場合に、第2探索空間においてパワー・セービング信号を監視し、第1探索空間においてパワー・セービング信号を監視することをスキップするステップを実行するように動作する。
第8態様によれば、通信装置が提供される。通信装置は、ネットワーク・デバイス、ネットワーク・デバイス内のチップ、又はシステム・オン・チップであってもよい。通信装置はプロセッサとメモリを含む。メモリは命令を記憶する。命令がプロセッサによって実行されると、通信装置は以下のステップ:端末がロングDRXサイクルを使用する場合に、第1探索空間においてパワー・セービング信号を送信し、第2探索空間においてパワー・セービング信号を送信することをスキップするステップであって、パワー・セービング信号は端末のパワー・セービング情報を示すために使用される、ステップ;及び端末がショートDRXサイクルを使用する場合に、第2探索空間においてパワー・セービング信号を送信し、第1探索空間においてパワー・セービング信号を送信することをスキップするステップを実行するように動作する。
第9態様によれば、通信装置が提供される。通信装置は、端末、端末内のチップ、又はシステム・オン・チップであってもよい。通信装置はプロセッサとメモリを含む。メモリは命令を記憶する。命令がプロセッサによって実行されると、通信装置は以下のステップ:ロングDRXサイクルを使用する場合に、探索空間においてパワー・セービング信号を、探索空間の第1コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて監視するステップであって、パワー・セービング信号は端末のパワー・セービング情報を示すために使用される、ステップ;及びショートDRXサイクルを使用する場合に、探索空間においてパワー・セービング信号を、探索空間の第2コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて監視するステップを実行するように動作する。
可能な設計において、命令がプロセッサにより実行されると、通信装置は、更に、以下のステップ:探索空間のコンフィギュレーション情報を受信するステップを実行し、探索空間のコンフィギュレーション情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群と第2コンフィギュレーション・パラメータ群を示すために使用される。
可能な設計において、命令がプロセッサにより実行されると、通信装置は、更に、以下のステップ:探索空間のコンフィギュレーション情報を受信するステップであって、探索空間のコンフィギュレーション情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値以外のパラメータと、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値以外のパラメータとを示すために使用される、ステップ;及び指示情報を受信するステップであって、指示情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値と、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値とを示すために使用される、ステップを実行するように動作する。
第10態様によれば、通信装置が提供される。通信装置は、ネットワーク・デバイス、ネットワーク・デバイス内のチップ、又はシステム・オン・チップであってもよい。通信装置はプロセッサとメモリを含む。メモリは命令を記憶する。命令がプロセッサによって実行されると、通信装置は以下のステップ:端末がロングDRXサイクルを使用する場合に、探索空間においてパワー・セービング信号を、探索空間の第1コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて送信するステップであって、パワー・セービング信号は端末のパワー・セービング情報を示すために使用される、ステップ;及び端末がショートDRXサイクルを使用する場合に、探索空間においてパワー・セービング信号を、探索空間の第2コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて送信するステップを実行するように動作する。
可能な設計において、命令がプロセッサにより実行されると、通信装置は、更に、以下のステップ:探索空間のコンフィギュレーション情報を端末へ送信するステップを実行し、探索空間のコンフィギュレーション情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群と第2コンフィギュレーション・パラメータ群を示すために使用される。
可能な設計において、命令がプロセッサにより実行されると、通信装置は、更に、以下のステップ:探索空間のコンフィギュレーション情報を端末へ送信するステップであって、探索空間のコンフィギュレーション情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値以外のパラメータと、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値以外のパラメータとを示すために使用される、ステップ;及び指示情報を端末へ送信するステップであって、指示情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値と、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値とを示すために使用される、ステップを実行するように動作する。
第11態様によれば、通信装置が提供される。通信装置は、端末、端末内のチップ、又はシステム・オン・チップであってもよい。通信装置はプロセッサとメモリを含む。メモリは命令を記憶する。命令がプロセッサによって実行されると、通信装置は以下のステップ:探索空間のM個の候補モニタリング・オケージョンを決定するステップであって、Mは正の整数である、ステップ;M個の候補モニタリング・オケージョンから、N個のターゲット・モニタリング・オケージョンを、DRXサイクルのオン・デュレーションの時間ドメイン位置に基づいて決定するステップであって、NはM以下の正の整数である、ステップ;及び探索空間においてN個のターゲット・モニタリング・オケージョンに関するパワー・セービング信号を監視するステップであって、パワー・セービング信号は端末のパワー・セービング情報を示すために使用される、ステップを実行するように動作する。
第12態様によれば、通信装置が提供される。通信装置は、ネットワーク・デバイス、ネットワーク・デバイス内のチップ、又はシステム・オン・チップであってもよい。通信装置はプロセッサとメモリを含む。メモリは命令を記憶する。命令がプロセッサによって実行されると、通信装置は以下のステップ:探索空間のM個の候補モニタリング・オケージョンを決定するステップであって、Mは正の整数である、ステップ; M個の候補モニタリング・オケージョンから、N個のターゲット・モニタリング・オケージョンを、端末により使用されるDRXサイクルのオン・デュレーションの時間ドメイン位置に基づいて決定するステップであって、NはM以下の正の整数である、ステップ;及び探索空間においてN個のターゲット・モニタリング・オケージョンに関するパワー・セービング信号を送信するステップであって、パワー・セービング信号は端末のパワー・セービング情報を示すために使用される、ステップを実行するように動作する。
第13態様によれば、通信装置が提供される。通信装置は、端末に配置されてもよいし、端末の一部であってもよいし、又は端末であってもよい。通信装置は、第1態様又は第1態様の様々な設計における方法ステップを実行するように構成された装置、ユニット、又はモジュールを含むことが可能である。例えば、通信装置は第1処理ユニットと第2処理ユニットを含んでもよい。第1処理モジュールは、端末がロングDRXサイクルを使用する場合に、第1探索空間においてパワー・セービング信号であって端末のパワー・セービング情報を示すために使用されるパワー・セービング信号を監視し、第2探索空間においてパワー・セービング信号を監視することをスキップするように構成される。第2処理モジュールは、端末がショートDRXサイクルを使用する場合に、第2探索空間においてパワー・セービング信号を監視し、第1探索空間においてパワー・セービング信号を監視することをスキップするように構成される。
第14態様によれば、通信装置が提供される。通信装置は、ネットワーク・デバイスに配置されてもよいし、ネットワーク・デバイスの一部であってもよいし、又はネットワーク・デバイスであってもよい。通信装置は、第2態様又は第2態様の様々な設計における方法ステップを実行するように構成された装置、ユニット、又はモジュールを含むことが可能である。例えば、通信装置は第1通信モジュールと第2通信モジュールを含んでもよい。第1通信モジュールは、端末がロングDRXサイクルを使用する場合に、第1探索空間においてパワー・セービング信号を送信し、第2探索空間においてパワー・セービング信号を送信することをスキップするように構成され、パワー・セービング信号は、端末のパワー・セービング情報を示すために使用される。第2通信モジュールは、端末がショートDRXサイクルを使用する場合に、第2探索空間においてパワー・セービング信号を送信し、第1探索空間においてパワー・セービング信号を送信することをスキップするように構成される。
第15態様によれば、通信装置が提供される。通信装置は、端末に配置されてもよいし、端末の一部であってもよいし、又は端末であってもよい。通信装置は、第3態様又は第3態様の様々な設計における方法ステップを実行するように構成された装置、ユニット、又はモジュールを含むことが可能である。例えば、通信装置は第1処理ユニットと第2処理ユニットを含んでもよい。第1処理モジュールは、端末がロングDRXサイクルを使用する場合に、探索空間においてパワー・セービング信号を、探索空間の第1コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて監視するように構成され、パワー・セービング信号は、端末のパワー・セービング情報を示すために使用される。第2処理モジュールは、端末がショートDRXサイクルを使用する場合に、探索空間においてパワー・セービング信号を、探索空間の第2コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて監視するように構成される。
可能な設計において、通信装置は通信モジュールを更に含む。通信モジュールは、探索空間のコンフィギュレーション情報を受信するように構成され、探索空間のコンフィギュレーション情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群と第2コンフィギュレーション・パラメータ群を示すために使用される。
可能な設計において、通信装置は通信モジュールを更に含む。通信モジュールは、探索空間のコンフィギュレーション情報を受信し、指示情報を受信するように構成される。探索空間のコンフィギュレーション情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値以外のパラメータと、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値以外のパラメータとを示すために使用される。指示情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値と、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値とを示すために使用される。
第16態様によれば、通信装置が提供される。通信装置は、ネットワーク・デバイスに配置されてもよいし、ネットワーク・デバイスの一部であってもよいし、又はネットワーク・デバイスであってもよい。通信装置は、第4態様又は第4態様の様々な設計における方法ステップを実行するように構成された装置、ユニット、又はモジュールを含むことが可能である。例えば、通信装置は第1通信モジュールと第2通信モジュールを含んでもよい。第1通信モジュールは、端末がロングDRXサイクルを使用する場合に、探索空間においてパワー・セービング信号を、探索空間の第1コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて送信するように構成され、パワー・セービング信号は、端末のパワー・セービング情報を示すために使用される。第2通信モジュールは、端末がショートDRXサイクルを使用する場合に、探索空間においてパワー・セービング信号を、探索空間の第2コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて送信するように構成される。
可能な設計において、第1通信モジュール/第2通信モジュールは、更に、探索空間のコンフィギュレーション情報を端末へ送信するように構成され、探索空間のコンフィギュレーション情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群と第2コンフィギュレーション・パラメータ群を示すために使用される。
可能な設計において、第1通信モジュール/第2通信モジュールは、更に、探索空間のコンフィギュレーション情報を端末へ送信し、指示情報を端末へ送信するように構成される。探索空間のコンフィギュレーション情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値以外のパラメータと、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値以外のパラメータとを示すために使用される。指示情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値と、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値とを示すために使用される。
第17態様によれば、通信装置が提供される。通信装置は、端末に配置されてもよいし、端末の一部であってもよいし、又は端末であってもよい。通信装置は、第5態様又は第5態様の様々な設計における方法ステップを実行するように構成された装置、ユニット、又はモジュールを含むことが可能である。例えば、通信装置は第1処理ユニットと第2処理ユニットを含んでもよい。第1処理モジュールは、探索空間のM個の候補モニタリング・オケージョンを決定し;M個の候補モニタリング・オケージョンから、N個のターゲット・モニタリング・オケージョンを、DRXサイクルのオン・デュレーションの時間ドメイン位置に基づいて決定するように構成され、Mは正の整数であり、NはM以下の正の整数である。第2処理モジュールは、探索空間においてN個のターゲット・モニタリング・オケージョンに関するパワー・セービング信号を監視するように構成され、パワー・セービング信号は端末のパワー・セービング情報を示すために使用される。
第18態様によれば、通信装置が提供される。通信装置は、ネットワーク・デバイスに配置されてもよいし、ネットワーク・デバイスの一部であってもよいし、又はネットワーク・デバイスであってもよい。通信装置は、第6態様又は第6態様の様々な設計における方法ステップを実行するように構成された装置、ユニット、又はモジュールを含むことが可能である。例えば、通信装置は処理モジュールと通信モジュールを含んでもよい。処理モジュールは:探索空間のM個の候補モニタリング・オケージョンを決定し;M個の候補モニタリング・オケージョンから、N個のターゲット・モニタリング・オケージョンを、端末により使用されるDRXサイクルのオン・デュレーションの時間ドメイン位置に基づいて決定するように構成され、Mは正の整数であり、NはM以下の正の整数である。通信モジュールは、探索空間においてN個のターゲット・モニタリング・オケージョンに関するパワー・セービング信号を送信するように構成され、パワー・セービング信号は端末のパワー・セービング情報を示すために使用される。
第19態様によれば、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体が提供される。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は命令を記憶する。命令がコンピュータ上で実行されると、コンピュータは、第1態様ないし第6態様の任意の設計における方法を実行するように動作する。
第20態様によれば、命令を含むコンピュータ・プログラム製品が提供される。コンピュータ・プログラム製品がコンピュータ上で実行されると、コンピュータは、第1態様ないし第6態様の任意の設計における方法を実行するように動作する。
第21態様によれば、チップが提供される。チップは、プロセッサを含み、プロセッサが命令を実行すると、プロセッサは、第1態様ないし第6態様の任意の設計における方法を実行するように構成されている。命令は、チップ内のメモリからのものであってもよいし、又はチップ外のメモリからのものであってもよい。オプションとして、チップは、入力/出力回路を更に含む。
第7態様ないし第16態様の任意の設計によりもたらされる技術的効果については、前述の対応する方法によりもたらされる技術的効果を参照されたい。詳細はここでは再度説明しない。
第22態様によれば、ネットワーク・デバイスと端末を含む通信システムが提供される。端末は、第1態様、第3態様、又は第5態様の任意の設計における探索空間モニタリング方法を実行するように構成される。ネットワーク・デバイスは、第2態様、第4態様、又は第6態様の任意の設計における通信方法を実行するように構成される。
DRXサイクルの概略図である。
探索空間のモニタリング・オケージョンとDRXサイクルの概略図である。
本願の実施形態による通信システムのアーキテクチャの概略図である。
本願の実施形態に係る通信装置の概略構成図である。
本願の実施形態による探索空間モニタリング方法のフローチャートである。
本願の実施形態による探索空間のモニタリング・オケージョンとDRXサイクルの概略図である。
本願の実施形態による携帯電話と基地局との間の通信シナリオの概略図である。
本願の実施形態による携帯電話と基地局との間の通信シナリオの概略図である。
本願の実施形態による別の探索空間モニタリング方法のフローチャートである。
本願の実施形態による探索空間のモニタリング・オケージョンとDRXサイクルの別の概略図である。
本願の実施形態による別の探索空間モニタリング方法のフローチャートである。
本願の実施形態による探索空間のモニタリング・オケージョンとDRXサイクルの別の概略図である。
本願の実施形態による探索空間のモニタリング・オケージョンとDRXサイクルの別の概略図である。
本願の実施形態による探索空間のモニタリング・オケージョンとDRXサイクルの別の概略図である。
本願の実施形態による探索空間のモニタリング・オケージョンとDRXサイクルの別の概略図である。
本願の実施形態による通信装置の構造の概略図である。
本願の実施形態による通信装置の構造の概略図である。
本願の実施形態によるチップの構造の概略図である。
本願の明細書において、別意に指定されていない限り、“/”は“又は”を意味する。例えば、A/Bは、A又はBを表す可能性がある。本明細書において、“及び/又は”は、関連する対象を記述するためのアソシエーション関係を記述し、3つの関係があり得ることを表す。例えば、A及び/又はBは、以下の3つのケース:Aのみが存在すること、A及びBの両方が存在すること、そしてBのみが存在すること、を表現する可能性がある。また、“少なくとも1つ”は1つ以上を意味し、“複数”は2つ以上を意味する。“第1”及び“第2”のような用語は、数量や実行順序を制限しておらず、“第1”や“第2”のような用語は、確定的な差異を示してはいない。
本願において、“例”又は“例えば”のような用語は、一例、説明、又は解説を与えることを表すために使用されていることに留意すべきである。本願において“例”又は“例えば”として説明された如何なる実施形態や設計も、他の実施形態や設計よりも好ましいものとして、又はより優れた利点を有するものとして解釈されるべきではない。正確には、“例”又は“例えば”のような用語の使用は、関連する概念を特定の方法で提示するように意図されている。
本願の技術的解決策の理解を促すために、本願で使用される用語を最初に簡単に説明する。
1. PDCCH
PDCCHは、スケジューリング情報及びその他の制御情報、例えばダウンリンク制御情報(downlink control information, DCI)を搬送するために使用される。PDCCHは、制御チャネル要素(control channel element, CCE)を含む。
2. DCI
DCIは、リソース・ブロック(resource block, RB)割り当て情報や変調符号化方式(modulation and coding scheme, MCS)のような内容を含むことが可能である。異なるDCIは、異なる情報を搬送し、異なる機能を有する。DCIを分類するために、複数のDCIフォーマット(format)がプロトコルで定義される。
例えば、現行の通信規格は、以下のDCIフォーマットが定義している:
DCIフォーマット0-0:端末のアップリンク・データをスケジューリングするために使用される;
DCIフォーマット1-0:端末のダウンリンク・データをスケジューリングするために使用される;
DCIフォーマット2-0:スロット・フォーマットを示すために使用される;
DCIフォーマット2-1:中断された送信(interrupted transmission)を示すために使用される。
前述のDCIフォーマットは単なる例示であり、ここで1つずつ説明しない。
3. パワー・セービング信号(power saving signal)
パワー・セービング信号はパワー・セービング情報を表すために使用される。パワー・セービング信号は、省電力化を実現するために使用することができる。
オプションとして、パワー・セービング信号は、DRXサイクルのオン・デュレーションの前にあり、且つ端末が、パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルのオン・デュレーションにおいて、スリープ状態又はノーマル・ワーキング状態にあることを示すために使用される。オプションとして、端末が、パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルのオン・デュレーションにおいて、スリープ状態又はノーマル・ワーキング状態にあることを示すために、パワー・セービング信号において、ビット情報が使用されてもよい。例えば、指標のために1ビットがパワー・セービング信号で使用される。ビットが‘0’である場合には、端末がスリープ状態にあることを示し;或いは、ビットが‘1’である場合には、端末がノーマル・ワーキング状態にあることを示す。更に、パワー・セービング信号は、別の機能を示すために更に使用されてもよく、例えば、PDCCHモニタリングをスキップすること(skipping PDCCH monitoring)を端末に指示したり、帯域幅パーツ(bandwidth part, BWP)間で切り替えを行うことを端末に指示したり、セカンダリ・セルのアクティベーション又はデアクティベーション、又はチャネル状態測定をトリガーしたりすることを指示する。
オプションとして、パワー・セービング信号は、PDCCH又はDCIに基づいて実装されてもよい。パワー・セービング信号がDCIに基づいて実装される場合に、パワー・セービング信号は、特定のDCIフォーマットを使用することによって表現されてもよいことに留意すべきである。例えば、本願の実施形態において、パワー・セービング信号は、DCIフォーマットMを使用することによって表現されてもよい。PDCCHに基づいて実装されるパワー・セービング信号は、高い信頼性と、欠落や誤り検出の可能性が低いという利点を有する。
以下、実際のアプリケーション・シナリオに関連する一例を使用することによってパワー・セービング信号を説明する。例えば、ユーザーは携帯電話を使ってビデオ・オンラインを視聴している。携帯電話がビデオ・データをバッファリングすることを必要とする場合に、携帯電話は、基地局によって送信されたスケジューリング情報を監視し、基地局によって送信されたスケジューリング情報に基づいて、“ビデオ・データ”が受信される時間-周波数リソース位置を決定し、対応する時間-周波数リソース位置でビデオ・データを取得することを必要とする。携帯電話がビデオ・データのバッファリングを完了すると、携帯電話は、基地局から送信されるスケジューリング情報を監視することを必要としない。本願において、携帯電話に送信されることを必要とするデータが存在しないことを、基地局が知った場合、即ち、携帯電話がビデオ・データのバッファリングを完了し、スケジューリング情報を監視することを必要としない場合、基地局は、パワー・セービング信号を携帯電話へ送信して、次のDRXサイクルのオン・デュレーションでスケジューリング情報を監視しないように携帯電話に指示し、それにより携帯電話の電力消費を削減することができる。逆に、ターゲット・ユーザーへ送信されることを必要とするデータが存在することを、基地局が知った場合、基地局は、パワー・セービング信号を使用することによって、対応するDRXサイクルのオン・デュレーションにおいてスケジューリング情報を監視するように携帯電話に指示することができる。
4. 探索空間
探索空間は候補PDCCHの集合である。探索空間は、共通の探索空間(common search space)とUE固有の探索空間(UE-specific search space)を含む可能性がある。共通の探索空間は、ページング(Paging)メッセージ及びシステム情報のような関連する制御情報を送信するために使用される。UE固有の探索空間は、ダウンリンク共有チャネル(downlink shared channel, DL-SCH)、アップリンク共有チャネル(uplink shared channel, UL-SCH)等に関連する制御情報に使用される。確かに、共通の探索空間は、特定のUEに属する制御情報を送信するために使用されてもよい。これは、本願の実施態様において限定されない。
Figure 2024026381000002
ここで、searchSpacesToAddModListは、新規に追加された探索空間のリストを示す。SEQUENCEは、変数searchSpacesToAddModListがアレイ・タイプ(又はリスト・タイプとも言及される)のものであることを示すために使用される。SIZE(1..10)は、アレイ(又はリスト)が1ないし10個の要素を含むことを意味する。OF SearchSpaceは、アレイ(又はリスト)内の各要素がタイプSearchSpaceの変数であることを意味する。
ここで、searchSpacesToReleaseListは、削除されることになる探索空間のリストを示す。SEQUENCEは、変数searchSpacesToReleaseListがアレイ・タイプ(又はリスト・タイプとも言及される)のものであることを示すために使用される。SIZE(1..10)は、アレイ(又はリスト)が1ないし10個の要素を含むことを意味する。OF SearchSpaceIdは、アレイ(又はリスト)内の各要素がタイプSearchSpaceIdの変数であることを意味する。
OPTIONALは、パラメータがオプション(optional)であって必須(mandatory)ではないことを示すために使用される。
Need Nは、パラメータ(例えば、searchSpacesToAddModList又はsearchSpacesToReleaseList)がリコンフィギュレーション・メッセージに存在しない場合には、そのパラメータの以前に設定され値は削除されることを示すために使用され、それはそのパラメータが設定されていないことを意味する。
前述のシグナリングの具体的な説明については、従来技術を参照されたい。詳細はここでは説明されない。
5. 探索空間のコンフィギュレーション・パラメータ
オプションとして、探索空間のコンフィギュレーション・パラメータは、アグリゲーション・レベル、アグリゲーション・レベルに対応する候補PDCCHの量、モニタリング・サイクル、モニタリング・オフセット値、時間ドメイン長、スロット内の監視対象シンボル、又は探索空間のタイプであってもよい。
Figure 2024026381000003
Figure 2024026381000004
上記の情報要素に関連して、以下、探索空間の各コンフィギュレーション・パラメータを簡単に説明する。
(1)monitoringSlotPeriodicityAndOffsetは、探索空間のモニタリング・オフセット値とモニタリング・サイクルを示すために使用される。
本願の実施形態では、1つのモニタリング・サイクルは少なくとも1つのスロットを含むことができる。前述の情報要素において、ネットワーク・デバイスは、モニタリング・サイクルを設定するために、sl1, sl2,..., 及びsl12560からパラメータを選択することができる。ここで、sl1は1つのモニタリング・サイクルが1つのスロットを含むことを示し、sl2は1つのモニタリング・サイクルが2つのスロットを含むことを示す。類推によって、sl12560は1つのモニタリング・サイクルが12560個のスロットを含むことを示す。
INTEGERは、モニタリング・オフセット値を示すために使用される。モニタリング・オフセット値は、端末がモニタリング・サイクルにおいてモニタリングを実行する開始スロットを決定するために使用される。具体的には、モニタリング・オフセット値は、モニタリング・サイクルにおいて、端末が探索空間を監視し始めるスロットを決定するために使用される。例えば、モニタリング・サイクルが4つのスロットを含み、モニタリング・オフセット値が2である場合、それは端末が、モニタリング・サイクルの第3のスロットにおいて、探索空間を監視し始めることを示す。モニタリング・オフセット値は、モニタリング・サイクルの長さ(即ち、モニタリング・サイクルに含まれるスロットの量)より大きいはずはないことに留意すべきである。例えば、モニタリング・サイクルはsl2である。モニタリング・オフセット値の値の範囲が{0,1}であることを示すためにINTEGER(0..1)が使用される。モニタリング・サイクルはsl4であると、モニタリング・オフセット値の値の範囲が{0,1,2,3}であることを示すために、INTEGER(0..3)が使用される。
(2)デュレーションは、探索空間の時間ドメイン長を示すために使用される。探索空間の時間ドメイン長は、探索空間が出現するたびに継続するスロットの量、即ち、端末がモニタリングを実行することを必要とするスロットの量である。例えば、探索空間の時間ドメイン長が3スロットである場合、端末は、3つの連続するスロットにおいて探索空間を監視することを必要とする。
(3)monitoringSymbolsWithinSlotは、1つのスロットの中で監視対象の開始シンボルを示すために使用される。シンボルは直交周波数分割多重(orthogonal frequency division multiplexing, OFDM)シンボルであることに留意すべきである。
特定の実装では、monitoringSymbolsWithinSlotは14ビット長のシーケンスである。14ビットのシーケンス中の各ビットは、スロット中の各OFDMシンボルと1対1で対応の関係にある。14ビットのシーケンス中の各ビットの値は、そのビットに対応するOFDMシンボルが開始シンボルであるかどうかを示すために使用される。具体的には、14ビットのシーケンス中の1ビットの値が1である場合、それはそのビットに対応するOFDMシンボルが開始シンボルであることを示す。14ビットのシーケンス中の1ビットの値が0である場合、それはそのビットに対応するOFDMシンボルが開始シンボルではないことを示す。例えば、14ビットのシーケンスが1000000100000である場合、スロット中のシンボル#0とシンボル#7が開始シンボルになる。
シンボルのサイクリック・プレフィックス(cyclic prefix, CP)が、端末のためにネットワーク・デバイスにより設定された帯域幅部分(bandwidth part, BWP)で拡張された(extended)サイクリック・プレフィックスに設定されている場合、monitoringSymbolsWithinSlotの最後の2ビットは無視される可能性があることに留意すべきである。
開始シンボルは、1スロット内の複数の連続する監視対象シンボルにおける先頭シンボルであることに留意すべきである。1つのスロットは複数の開始シンボルを含んでもよい。端末は、monitoringSymbolsWithinSlotに設定された開始シンボルと、制御リソース・セット(ControlResourceSet, CORESET)において設定された特定の数量の連続する監視対象のシンボルとに基づいて、1つのスロット内で監視されるべきシンボルを決定することができる。例えば、monitoringSymbolsWithinSlotが1000000100000であり、制御リソース・セットで設定された特定の数量の連続する監視対象シンボルが3である場合、スロット内のシンボル#0、シンボル#1、シンボル#2、シンボル#7、シンボル#8、及びシンボル#9が、監視対象シンボルとなる。
(4)nrofCandidatesは、探索空間の複数のアグリゲーション・レベルの各々に対応する量の候補PDCCHを設定するために使用される。
アグリゲーション・レベルは、1つのPDCCHに含まれるCCEの量である。複数のアグリゲーション・レベルは、例えば1、2、4、8、及び16のようにプロトコルで定義される。例えば、探索空間のアグリゲーション・レベルが16である場合、これは、探索空間で搬送されるPDCCHが16個のCCEを含むことを示す。
別意に指定されていない限り、nrofCandidatesを使用することにより設定される探索空間の各アグリゲーション・レベルに対応する候補PDCCHの数量は、任意のDCIフォーマットに適用可能であることに留意すべきである。
(5)searchSpaceTypeは、探索空間のタイプを示すために使用され、即ち、探索空間が共通の探索空間であるか、又はUE固有の探索空間であるかを示すために使用される。
searchSpaceTypeがcommonに設定されている場合、それは探索空間が共通の探索空間であることを示す。この場合、searchSpaceTypeは、以下のパラメータ:dci-Format0-0-AndFormat1-0, dci-Format2-0, dci-Format2-1, dci-Format2-2, 及びdci-Format2-3のうちの任意の1つ以上を更に含むことが可能である。前述のパラメータのうちの任意の1つが選択された場合、それは、端末が、探索空間において、そのパラメータに対応するDCIフォーマットを監視することを必要としていることを示す。前述のパラメータのうちの1つも選択されていない場合、それは、端末が、探索空間において、そのパラメータに対応するDCIフォーマットを監視することを必要としていないことを示す。例えば、searchSpaceTypeがdci-Format0-0-AndFormat1-0を含み、他のパラメータを含まない場合、それは、端末がその探索空間においてDCIフォーマット0-0とDCIフォーマット1-0を監視することを必要とし、DCIフォーマット2-0, DCIフォーマット2-1, DCIフォーマット2-2, DCIフォーマット2-3を監視することを必要としないことを示す。
searchSpaceTypeがUE-specificに設定されている場合、それは探索空間がUE固有の探索空間であることを示す。この場合、searchSpaceTypeは、以下のパラメータ:formats0-0-And-1-0及びformats0-1-And-1-1のうちの任意の1つ以上を更に含むことが可能である。前述のパラメータのうちの任意の1つが選択された場合、それは、端末が、探索空間において、そのパラメータに対応するDCIフォーマットを監視することを必要としていることを示す。前述のパラメータのうちの1つも選択されていない場合、それは、端末が、探索空間において、そのパラメータに対応するDCIフォーマットを監視することを必要としていないことを示す。formats0-0-And-1-0がsearchSpaceTypeで設定されているが、formats0-1-And-1-1は設定されていない場合、端末は、探索空間において、DCIフォーマット0-0とDCIフォーマット1-0を監視することを必要とし、DCIフォーマット0-1とDCIフォーマット1-1を監視することを必要としないことを示す。
6. DRX
DRXメカニズムは、2つのモード:アイドル(IDLE)DRXとコネクテッド(connected)DRXを含む。2つのタイプのDRXは別様に実装される。本願の実施態様は、主として、コネクテッドDRX(C-DRX)を説明している。
DRXメカニズムは、RRCコネクテッド・モードにおける端末に対して1つのDRXサイクル(cycle)を設定する。図1に示すように、DRXサイクルは、“オン・デュレーション”と“DRXの機会”を含む。“オン・デュレーション”の時間内に、端末はダウンリンク制御チャネル(例えば、PDCCH)を監視して受信する。“DRXの機会”の時間内において、端末は省電力化のためにダウンリンク・チャネルからデータを受信しない。
DRXサイクルは、ロングDRXサイクルとショートDRXサイクルに分類することができる。概して、ロングDRXサイクルは、ショートDRXサイクルの整数倍である。ロングDRXサイクルはデフォルトで必須であり、ショートDRXサイクルはオプションであることに留意すべきである。具体的には、DRXメカニズムが使用される場合、ネットワーク・デバイスは、端末に対してロングDRXサイクルを設定する必要があり、ネットワーク・デバイスは、端末に対してショートDRXサイクルを設定するかもしれないし、或いは設定しないかもしれない。ロングDRXサイクル又はショートDRXサイクルを設定するために使用されるシグナリングは、RRCシグナリングであってもよい。
オプションとして、ロングDRXサイクルを設定するために使用されるRRCシグナリングは、少なくとも以下のパラメータ:ロングDRXサイクルの時間長、オン・デュレーションの時間長などを含む。
オプションとして、ショートDRXサイクルを設定するために使用されるRRCシグナリングは、少なくとも以下のパラメータ:ショートDRXサイクルの時間長、drx-ShortCycleTimerの時間長などを含む。
ネットワーク・デバイスが端末のためにショートDRXサイクルを設定した場合、端末は、ショートDRXサイクルを使用する場合に、タイマーdrx-ShortCycleTimerをスタートさせる。タイマーdrx-ShortCycleTimerが満了すると、端末は、ショートDRXサイクルを使用することから、ロングDRXサイクルを使用することへ切り替わる。タイマーdrx-ShortCycleTimerのタイミング長は、概して、ショートDRXサイクルの整数倍である。
更に、ネットワーク・デバイスは、メディア・アクセス制御(media access control, MAC)コントロール・エレメント(control element, CE)シグナリングを端末へ送信し、ロングDRXサイクルとショートDRXサイクルとの間で切り替えを行うように端末に指示することが可能である。
本願の実施態様において、端末がロングDRXサイクルを使用することは:端末がロングDRXサイクルを使用していること、又は端末がロングDRXサイクルのモードに切り替わることとして理解することができる。端末がロングDRXサイクルのモードに切り替わる場合に、最初のロングDRXサイクルは実際にはスタートしない可能性があることが理解され得る。
本願の実施態様において、端末がショートDRXサイクルを使用することは:端末がショートDRXサイクルを使用していること、又は端末がショートDRXサイクルに切り替わることとして理解することができる。端末がショートDRXサイクルのモードに切り替わる場合に、最初のショートDRXサイクルは実際にはスタートしない可能性があることが理解され得る。
7. パワー・セービング信号に関連付けられたDRXサイクル、及びDRXサイクルに関連付けられたパワー・セービング信号
パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルは、パワー・セービング信号により示される端末挙動のDRXサイクルである。
DRXサイクルに関連するパワー・セービング信号は、DRXサイクルにおける端末の挙動を示すパワー・セービング信号である。
一般的にパワー・セービング信号は、パワー・セービング信号に関連するDRXサイクル以前の数スロット又は数ミリ秒で送信される。例えば、端末がDRXサイクル#1より前のNスロット又はMミリ秒でパワー・セービング信号#1を受信した場合、パワー・セービング信号#1に関連するDRXサイクルはDRXサイクル#1であり、DRXサイクル#1に関連するパワー・セービング信号はパワー・セービング信号#1である。
端末の挙動は:端末がPDCCHを検出するかどうか、端末がBWPの間で切り替えを行うかどうか、端末がチャネル状態測定と報告を行うかどうか等である。
以下、実際のアプリケーション・シナリオにおいて、ロングDRXサイクルとショートDRXサイクルの利用例を使用して説明します。例えば、ユーザーが携帯電話を使用してビデオを視聴する場合に、携帯電話はショートDRXサイクルを使用する可能性があり、ショートDRXサイクルの長さは40msであってもよく、即ち、携帯電話は40ms毎に(即ち、ショートDRXサイクルのオン・デュレーションにおいて)、基地局から送信されるスケジューリング情報を監視する。スケジューリング情報を受信した後、携帯電話は、基地局から送信されたスケジューリング情報に基づいて、ビデオ・データが受信される時間-周波数リソース位置を決定し、対応する時間-周波数リソース位置でビデオ・データを取得する。携帯電話がビデオ・データのバッファリングを完了し、当面はビデオ・データを受信することを必要としない場合、携帯電話は、一定期間の中で(例えば、何回かのショートDRXサイクル)、基地局から送信されるスケジューリング情報を受信しない。携帯電話がスケジューリング情報を受信しない時間が、事前に設定された閾値を超えると、携帯電話は、ショートDRXサイクルを使用することから、ロングDRXサイクルを使用することへ切り替わることができる。携帯電話によって使用されるロングDRXサイクルの長さは、160msであってもよい。このようにして、携帯電話は160ms毎に、基地局から送信されるスケジューリング情報を監視する。携帯電話によって使用されるショートDRXサイクルと比較して、携帯電話によって使用されるロングDRXサイクルは、携帯電話のスリープ時間を増やし、それにより携帯電話の電力消費を削減することができる。
以上は、本願の実施態様における用語を簡単に説明している。詳細は以下において改めて説明されない。
現在、探索空間の監視サイクルは固定されている。従って、ネットワーク・デバイスが、端末のためのパワー・セービング信号を搬送するために使用される唯1つの探索空間を設定する場合、探索空間を、ロングDRXサイクル及びショートDRXサイクルの両方に適用することはできない。例えば、探索空間のモニタリング・サイクルが、ロングDRXサイクルと同じであると仮定する。一般に、ロングDRXサイクルは、ショートDRXサイクルの整数倍である。従って、探索空間のモニタリング・サイクルは、ショートDRXサイクルの整数倍である。従って、端末がショートDRXサイクルを使用する場合に、ショートDRXサイクルにおいて、探索空間のモニタリング機会が存在しない可能性があり、その結果、端末はショートDRXサイクルにおいてパワー・セービング信号を検出しそこなってしまう。
図2に示すように、探索空間のモニタリング・サイクルは、ロングDRXサイクルと同じであり、ロングDRXサイクルのサイクル長は、ショートDRXサイクルのサイクル長の2倍である。この場合、端末が、ロングDRXサイクルを使用することから、ショートDRXサイクルを使用することに切り替わると、最初のショートDRXサイクルにおいて、探索空間にモニタリング機会が存在しないことが分かる。従って、端末は、ショートDRXサイクルにおいてパワー・セービング信号を正常に監視することができない。
代替的に、ネットワーク・デバイスは、端末用のパワー・セービング信号を搬送するために使用される2つの探索空間を設定し、一方の探索空間の監視サイクルはロングDRXサイクルに一致し、他方の探索空間の監視サイクルはショートDRX周期に一致する。しかしながら、従来技術によれば、ネットワーク側が端末のために2つの探索空間を設定すると、端末がロングDRXサイクルを使用するか又はショートDRXサイクルを使用するかによらず、端末は2つの探索空間を監視する。しかしながら、パワー・セービング信号は、パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルのオン・デュレーション中に、端末がスリープ状態にあるか又はノーマル・ワーキング状態にあるかを示すために使用され、パワー・セービング信号は、端末によって現在使用されているDRXサイクルに対応する探索空間においてのみ送信されることを必要とする。例えば、ロングDRXサイクルのサイクル長は、図2では、ショートDRXサイクルのサイクル長の2倍である。端末がロングDRXサイクルを使用する場合、ロングDRXサイクルのオン・デュレーションの前に、ロングDRXサイクルに対応する探索空間を1回監視することに加えて、端末は更にショートDRXサイクルに対応する探索空間を2回監視することを必要とする。しかしながら、パワー・セービング信号は、ロングDRXサイクルに対応する探索空間においてのみ送信されることを必要とし、従って、たとえ端末がショートDRXサイクルに対応する探索空間を監視したとしても、端末はパワー・セービング信号を受信することはできない。同様に、端末がショートDRXサイクルを使用する場合、ショートDRXサイクルのオン・デュレーションの前に、ショートDRXサイクルに対応する探索空間を監視することに加えて、端末はロングDRXサイクルに対応する探索空間を更に監視することを必要とする。しかしながら、パワー・セービング信号は、ショートDRXサイクルに対応する探索空間においてのみ送信されることを必要とし、従って、たとえ端末がロングDRXサイクルに対応する探索空間を監視したとしても、端末はパワー・セービング信号を受信することはできない。その結果、端末の電力消費が増加する。
前述の技術的問題を解決するために、本願の実施形態は、以下の技術的解決策を提供する。具体的な内容については、以下の内容を参照されたい。
本願の実施形態で提供される技術的解決策は、様々な通信システム、例えば第5世代(5th generation, 5G)通信技術を用いるニュー・ラジオ(new radio, NR)通信システム、将来の進化したシステム、又は複数のコンバージェント通信システム、に適用される可能性がある。本願において提供される技術的解決策は、複数のアプリケーション・シナリオ、例えばマシン・ツー・マシン(machine to machine, M2M)、マクロ-マイクロ通信、エンハンスト・モバイル・ブロードバンド(enhanced mobile broadband, eMBB)、超高信頼性低遅延通信(ultra reliable & low latency communication, uRLLC)、及び大規模マシン・タイプ通信(massive machine type communication, mMTC)に適用される可能性がある。これらのシナリオは、通信デバイス間の通信シナリオ、ネットワーク・デバイス間の通信シナリオ、ネットワーク・デバイスと通信デバイスとの間の通信シナリオ等を含む可能性があるが、これらに限定されない。以下、ネットワーク・デバイスと端末と間の通信シナリオに技術的解決策が適用された例を用いることによって説明を行う。
更に、本願の実施形態で説明されるネットワーク・アーキテクチャとサービス・シナリオは、本願の実施形態における技術的解決策をより明確に説明するために意図されており、本願の実施形態で提供される技術的解決策に対する限定を構成してはいない。当業者は、ネットワーク・アーキテクチャの進化及び新しいサービス・シナリオの出現に伴って、本願の実施形態で提供される技術的解決策が同様の技術的課題にも適用可能であることを理解することが可能である。
図3は、本願で提供される技術的解決策が適用可能である通信システムのアーキテクチャの概略図である。通信システムは、1つ以上のネットワーク・デバイス(図3は1つのネットワーク・デバイスのみを示している)と1つ以上の端末(図3は1つの端末のみを示している)を含む可能性がある。
ネットワーク・デバイスは、無線通信における基地局、基地局コントローラ等であってもよい。基地局は、マイクロ基地局(スモール・セルと言及されてもよい)、マクロ基地局、中継ノード、及びアクセス・ポイントのような種々のタイプの基地局を含む可能性がある。これは、本願の実施態様において特に限定されない。本願の実施形態において、基地局は、移動通信用のグローバル・システム(global system for mobile communications, GSM)又は符号分割多元接続(code division multiple access, CDMA)におけるベース・トランシーバ局(base transceiver station, BTS)、ワイドバンド符号分割多元接続(wideband code division multiple access, WCDMA)におけるノードB(NodeB)、ロング・ターム・エボリューション(long term evolution, LTE)におけるエボルブド・ノードB(evolved NodeB, eNB or e-NodeB)、モノのインターネット(internet of things, IoT)又は狭帯域のモノのインターネット(narrowband internet of things, NB-IoT)におけるeNB、将来の5G移動通信ネットワーク又は将来の進化した公衆陸上移動ネットワーク(public land mobile network, PLMN)における基地局であってもよい。これは、本願の実施態様において限定されない。本願の実施形態では、ネットワーク・デバイスの機能を実現するように構成された装置は、ネットワーク・デバイスであってもよいし、又は、その機能を実現する際にネットワーク・デバイスをサポートすることが可能な装置、例えば、チップ・システムであってもよい。本願の実施形態において、ネットワーク・デバイスの機能を実現するように構成された装置がネットワーク・デバイスである例が、本願の実施形態で提供される技術的解決策を説明するために使用される。
本願で説明されるネットワーク・デバイス、例えば、基地局は、通常、ベースバンド・ユニット(baseband unit, BBU)、遠隔無線ユニット(remote radio unit, RRU)、アンテナ、及び、RRUとアンテナを接続するために使用されるフィーダを含む。BBUは、信号変調を担うように構成される。RRUは無線周波数処理を担うように構成される。アンテナは、ケーブル上のパイロット波と空気中の電波との間の変換を担うように構成される。一方、分散型基地局は、RRUとアンテナとの間のフィーダの長さを大幅に短縮し、それによって信号損失を低減し、フィーダのコストを低減する。他方、RRUとアンテナは比較的小さく、どこにでも設置することが可能であり、ネットワーク計画をより柔軟にすることができる。RRUは、遠隔的に配置されてもよい。これに加えて、全てのBBUは、セントラル・オフィス(central office, CO)にセントラル化されて配置されてもよい。このセントラルかされた方式では、基地局設備の場所の大きさを大幅に削減することが可能であり、補助的なデバイスのエネルギ消費、特に空調機を減らすことができ、炭素放出を大幅に削減することができる。また、分散型BBUがBBUベースバンド・プールに統合された後、BBUは一元的に管理されてスケジュールされることが可能であり、リソースをより柔軟に配分することが可能になる。このモードでは、全ての物理的な基地局は仮想基地局に進化する。全ての仮想基地局は、BBUベースバンド・プール内で、ユーザーと送受信するデータやチャネル品質のような情報を共有し、互いに協力してジョイント・スケジューリングを実行する。
ある配備において、基地局は、セントラル化されたユニット(centralized unit, CU)と分散されたユニット(Distributed Unit, DU)を含むことが可能である。基地局は、アクティブ・アンテナ・ユニット(active antenna unit, AAU)を更に含むことが可能である。CUは基地局の一部の機能を実装し、DUも基地局の一部の機能を実装する。例えば、CUは、非リアルタイム・プロトコル及びサービスを処理する責任を担い、無線リソース制御(radio resource control, RRC)レイヤ及びパケット・データ・コンバージェンス・プロトコル(packet data convergence protocol, PDCP)レイヤの機能を実装する。DUは、物理レイヤ・プロトコル及びリアルタイム・サービスを処理する責任を担い、無線リンク制御(radio link control, RLC)レイヤ、メディア・アクセス制御(media access control, MAC)レイヤ、及び物理(physical, PHY)レイヤの機能を実装する。AAUは、幾つかの物理レイヤ処理機能、無線周波数処理、及びアクティブ・アンテナに関連する機能を実装する。RRCレイヤの情報は、最終的にPHYレイヤにおける情報となるか、又はPHYレイヤにおける情報から変換される。従って、このアーキテクチャでは、上位レイヤ・シグナリング、例えばRRCレイヤ・シグナリング又はPDCPレイヤ・シグナリングも、DUによって送信されるか、又はDU及びAAUによって送信されると考えられてもよい。ネットワーク・デバイスは、CUノード、DUノード、及びAAUノードのうちの1つ以上を含むデバイスであってもよいことが理解され得る。更に、CUはRAN内のネットワーク・デバイスとして分類されてもよいし、又はCUはコア・ネットワーク(core network, CN)におけるネットワーク・デバイスとして分類されてもよい。これは本件で限定されない。
端末は無線トランシーバ機能を有するデバイスである。端末は、屋内デバイス、屋外デバイス、ハンドヘルド・デバイス、又は車載デバイスを含む陸上に配備されてもよいし、水面(例えば、船上)に配備されてもよいし、又は空中(例えば、航空機、気球、又は人工衛星)に配備されてもよい。端末デバイスは、ユーザー装置(user equipment, UE)であってもよい。UEは、ハンドヘルド・デバイス、車両、車載デバイス、ウェアラブル・デバイス、又は無線通信機能を有する演算デバイスを含む。例えば、UEは、携帯電話(mobile phone)、タブレット・コンピュータ、又は無線トランシーバ機能を有するコンピュータであってもよい。代替的に、端末デバイスは、仮想現実(virtual reality, VR)端末デバイス、拡張現実(augmented reality, AR)端末デバイス、産業用制御装置の無線端末、自走式無線端末、遠隔医療装置の無線端末、スマート・グリッドの無線端末、スマート・シティ(smart city)の無線端末、スマート・ホーム(smart home)の無線端末などであってもよい。本願の実施形態において、端末の機能を実装するように構成された装置は、端末であってもよいし、又は、その機能を実現する際に端末をサポートすることが可能な装置、例えば、チップ・システムであってもよい。本願の実施形態において、チップ・システムは、チップを含んでもよいし、又はチップと他のディスクリート部品を含んでもよい。本願の実施形態において、端末の機能を実現するように構成された装置が端末である例が、本願の実施形態で提供される技術的解決策を説明するために使用される。
図4に示すように、通信装置は、少なくとも1つのプロセッサ101と、通信ライン102と、メモリ103と、少なくとも1つの通信インターフェース104とを含む。
プロセッサ101は、汎用中央処理ユニット(central processing unit, CPU)、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit, ASIC)、又は本件の解決策のプログラム実行を制御するように構成された1つ以上の集積回路であってもよい。
通信ライン102は、上述の構成要素の間で情報を転送するための経路を含むことが可能である。
トランシーバのような任意の装置を使用する通信インターフェース104は、イーサーネット、RAN、又は無線ローカル・エリア・ネットワーク(wireless local area networks, WLAN)のような、他のデバイスや通信ネットワークと通信するように構成される。
メモリ103は、静的な情報や命令を記憶することが可能なリード・オンリ・メモリ(read-only memory, ROM)又は他のタイプの静的ストレージ・デバイス、又は情報や命令を記憶することが可能なランダム・アクセス・メモリ(random access memory, RAM)又は他のタイプの動的ストレージ・デバイスであってもよい。代替的に、メモリ103は、電気的に消去可能なプログラマブル・リード・オンリ・メモリ(electrically erasable programmable read-only memory, EEPROM)、コンパクト・ディスク・リード・オンリ・メモリ(compact disc read-only memory, CD-ROM)又は他の光ディスク・ストレージ、光ディスク・ストレージ(コンパクト光ディスク、レーザー・ディスク、光ディスク、デジタル汎用ディスク、ブルーレイ・ディスク等を含む)、磁気ディスク記憶媒体又は他の磁気ストレージ・デバイス、又は任意の他の媒体であって、命令又はデータ構造の形式でプログラム・コードを搬送又は記憶するように構成することが可能であり、且つコンピュータによってアクセスすることが可能なものであってもよい。しかしながらこれは本件で限定されない。メモリは独立して存在してもよく、通信ライン102を介してプロセッサに接続される。メモリは代替的にプロセッサと一体化されてもよい。本件のこの実施形態で提供されるメモリは、通常、不揮発性である可能性がある。メモリ103は、本件の解決策を実行するためのコンピュータ実行可能命令を記憶するように構成され、プロセッサ101は、コンピュータ実行可能命令の実行を制御する。プロセッサ101は、メモリ103に記憶されたコンピュータ実行可能命令を実行し、本願の実施形態で提供される方法を実施するように構成される。
オプションとして、本願の実施形態におけるコンピュータ実行可能命令は、アプリケーション・プログラム・コードと言及されてもよい。これは、本願の実施態様において具体的には限定されない。
具体的な実装において、実施形態では、プロセッサ101は図4におけるCPU 0及びCPU 1のような1つ以上のCPUを含む可能性がある。
具体的な実装において、実施形態では、通信装置は複数のプロセッサ、例えば図4におけるプロセッサ101及びプロセッサ107を含む可能性がある。各プロセッサは、シングル・コア(single-CPU)プロセッサであってもよいし、又はマルチ・コア(multi-CPU)プロセッサであってもよい。本件のプロセッサは、データを処理するように構成された1つ以上のデバイス、回路、及び/又は処理コア(例えば、コンピュータ・プログラム命令)であってもよい。
具体的な実装において、実施形態では、通信装置は出力デバイス105及び入力デバイス106を更に含んでもよい。出力デバイス105は、プロセッサ101と通信し、複数の方法で情報を表示することができる。例えば、出力デバイス105は、液晶ディスプレイ(liquid crystal display, LCD)、発光ダイオード(light emitting diode, LED)ディスプレイ・デバイス、陰極線管(cathode ray tube, CRT)ディスプレイ・デバイス、又はプロジェクタ(projector)であってもよい。入力デバイス106は、プロセッサ101と通信し、複数の方法でユーザーから入力を受信することができる。例えば、入力デバイス106は、マウス、キーボード、タッチスクリーン・デバイス、又はセンサ・デバイスであってもよい。
以下、本明細書の添付図面を参照しながら、本願の実施態様で提供される技術的解決策を説明する。
図5は本願の実施形態による探索空間モニタリング方法を示す。方法は以下のステップを含む。
S101:端末がロングDRXサイクルを使用する場合に、ネットワーク・デバイスは、第1探索空間ではパワー・セービング信号を送信し、第2探索空間ではパワー・セービング信号を送信しない。
オプションとして、ステップS101は次のように表現されてもよい:ネットワーク・デバイスは、第1探索空間において、ロングDRXサイクルに関連付けられたパワー・セービング信号を送信し、第2探索空間において、ロングDRXサイクルに関連付けられたパワー・セービング信号を送信しない。
第1探索空間と第2探索空間は、2つの異なる探索空間である。第1探索空間と第2探索空間は、ネットワーク・デバイスによって設定される探索空間であって、パワー・セービング信号を搬送するために使用されるもの探索空間である。第1探索空間はロングDRXサイクルに対応し、第2の探索空間はショートDRXサイクルに対応する。
オプションとして、ネットワーク・デバイスは、パワー・セービング信号を搬送するために使用される探索空間を端末が知ることを明示的に可能にしてもよい。例えば、ネットワーク・デバイスは、端末に第1情報を送信することが可能であり、第1情報は、パワー・セービング信号を搬送するために使用される1つ以上の探索空間の識別子を含む。
オプションとして、ネットワーク・デバイスは、パワー・セービング信号を搬送するために使用される探索空間を端末が知ることを暗黙に可能にしてもよい。例えば、ネットワーク・デバイスは、探索空間のコンフィギュレーション情報を端末に送信してもよい。探索空間のコンフィギュレーション情報が、パワー・セービング信号に対応するDCIフォーマットを含む場合、その探索空間は、パワー・セービング信号を搬送するための探索空間である。
本願の本実施形態では、パワー・セービング信号はパワー・セービング情報を示すために使用される。オプションとして、パワー・セービング情報は、以下のうちの少なくとも1つを含む:
(1)端末がパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルにおいてPDCCHを監視するかどうか: パワー・セービング信号は、パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルにおいてPDCCHを監視するように端末に指示するために使用されてもよい。代替的に、パワー・セービング信号は、パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルにおいてPDCCHを監視しないように端末に指示するために使用されてもよい。“DRXサイクルにおいてPDCCHを監視するかどうか”はまた、“DRXのオン・デュレーションにおいてPDCCHを監視するかどうか”と等価的に表現されてもよい。
パワー・セービング信号を用いて、パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルにおいてPDCCHを監視しないように端末に指示する場合、端末はPDCCHを監視せず、それにより端末の電力消費を削減することを理解することができる。本件におけるPDCCHは、少なくとも、アップリンク・データ:PUSCH又はダウンリンク・データ:PDSCHをスケジューリングするために使用されるPDCCH、即ちDCIフォーマット0-0, DCIフォーマット0-1, DCIフォーマット1-0, 及びDCIフォーマット1-1を搬送するPDCCHを含む。PDCCHは別の機能を伴うPDCCH、例えばDCIフォーマット2-0及び/又はDCIフォーマット2-1及び/又はDCIフォーマット2-2及び/又はDCIフォーマット2-3を搬送するPDCCHを更に含んでもよい。
(2)最小スケジューリング時間インターバルの指示:最小スケジューリング時間インターバルの指示は、最小K0値又は最小K2値であってもよい。K0は、PDCCHが位置するスロットと、PDCCHを使用することによってスケジューリングされたPDSCHが位置するスロットとの間の時間インターバルである。K2は、PDCCHが位置するスロットと、PDCCHを使用することによってスケジューリングされたPDSCHが位置するスロットとの間の時間インターバルである。
(3)チャネル状態情報(channel state information, CSI)測定トリガーの指示:CSI測定トリガーの指示は、CSI-RS測定及びCSI報告を端末が実行することをトリガーするために使用される。
(4)帯域幅部分(bandwidth part, BWP)の切り替え指示:BWP切り替え指示は、BWPの間での切り替えを端末に指示するために使用される。換言すれば、BWP切り替え指示は、第1BWPから第2BWPへ切り替えることを端末に指示するために使用される。
第1BWPは切替前に端末により使用されていたBWPであり、第2BWPは切替後に端末により使用されるBWPであることを理解することができる。第2BWPは、事前に設定されていてもよいし、BWP切り替え指示に基づいて端末によって決定されてもよい。これは本願のこの実施態様で限定されない。
(5)パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルにおいて端末が監視することを必要とする探索空間及び/又は制御リソース・セット(control resource set, CORESET)
例えば、ネットワーク・デバイスは、探索空間#1、探索空間#1、探索空間#3を端末のために設定し、パワー・セービング信号は、端末が探索空間#1と探索空間#3を監視する必要があることを指示する場合がある。
ネットワーク・デバイスは、例えば、CORESET #1、CORESET #2、CORESET #3を端末のために設定し、パワー・セービング信号は、端末がCORESET #1を監視する必要があることを指示する場合がある。
端末のためにネットワーク・デバイスによって設定された複数の探索空間及び/又はCORESETに関し、パワー・セービング信号は、探索空間及び/又はCORESETのうちの一部のみを監視するように端末に指示して、端末が監視することを必要とする探索空間及び/又はCORESETの量を減らし、それによって端末の電力消費を減らすことが可能であることを理解することができる。
(6)パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルにおいて端末がPDCCHを監視するモニタリング・サイクル
(7)パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルにおいて端末により使用されるスキップ継続時間(skipping duration): スキップ継続時間は、端末がPDCCHを監視することをスキップする継続時間である。スキップ継続時間は、1つ以上のスロット/サブフレーム/PDCCHのモニタリング・オケージョンを含む可能性がある。これは本願のこの実施態様で限定されない。
以上はパワー・セービング情報の一例であり、本願のこの実施形態はこれらに限定されない。
オプションとして、パワー・セービング信号は、1つ以上の情報要素を含み、1つの情報要素は、1つのパワー・セービング情報を搬送するために使用される。このようにして、パワー・セービング信号は、複数のパワー・セービング情報を同時に指示することが可能である。
オプションとして、パワー・セービング信号はインデックスを含み、インデックスは1つ以上のビットを使用することによって実装されてもよい。パワー・セービング信号を使用することによって指示されるパワー・セービング情報は、パワー・セービング信号に含まれるインデックスの値によって変わる。即ち、インデックスの値は、1つ以上のパワー・セービング情報に対応する。
Figure 2024026381000005
S102:ロングDRXサイクルを使用する場合、端末は、第1探索空間ではパワー・セービング信号を監視し、第2探索空間ではパワー・セービング信号を監視しない。
オプションとして、ステップS102はまた、次のように表現されてもよい:端末は、第1探索空間において、ロングDRXサイクルに関連するパワー・セービング信号を監視し、第2探索空間において、ショートDRXサイクルに関連するパワー・セービング信号を監視しない。
オプションとして、端末は暗黙的に第1探索空間と第2探索空間を決定してもよい。例えば、ネットワーク・デバイスが端末のためにパワー・セービング信号を搬送するために使用される2つの探索空間を設定する場合、端末は、2つの探索空間のモニタリング・サイクルに基づいて、第1探索空間と第2探索空間を決定することができる。例えば、2つの探索空間の内より長いモニタリング・サイクルの探索空間が第1探索空間として使用され、2つの探索空間の内より短いモニタリング・サイクルの探索空間が第2探索空間として使用される。代替的に、ロングDRXサイクルと同じモニタリング・サイクルを有する探索空間が第1探索空間として使用され、ショートDRXサイクルと同じモニタリング・サイクルを有する探索空間が第2探索空間として使用される。
オプションとして、端末は第1探索空間と第2探索空間を明示的に決定してもよい。例えば、端末は、ネットワーク・デバイスから送信された第1コンフィギュレーション情報を受信し、第1コンフィギュレーション情報は、パワー・セービング信号の関連情報を設定するために使用される。第1コンフィギュレーション情報は、第1指示情報と第2指示情報とを含み、第1指示情報は、第1探索空間の識別子/インデックス値/名前を示すために使用され、第2指示情報は、第2探索空間の識別子/インデックス値/名前を示すために使用される。このようにして、端末は、第1指示情報に基づいて第1探索空間を決定し、第2指示情報に基づいて第2探索空間を決定することができる。例えば、第1指示情報はSearchSpaceIdForLongCycleであり、端末がロングDRXサイクルを使用する場合に監視されることを必要とする探索空間の識別子/インデックス値/名前を示すために使用され、第2表示情報はSearchSpaceIdForShortCycleであり、端末がショートDRXサイクルを使用する場合に監視されることを必要とする探索空間の識別子/インデックス値/名前を示すために使用される。
オプションとして、第1コンフィギュレーション情報は、第1無線ネットワーク・テンポラリ識別子(radio network temporary identifier, RNTI)を更に含んでもよく、第1RNTIは、パワー・セービング信号を受信する端末を識別するために使用される。このようにして、端末が端末の第1RNTIを知った後に、端末は、端末の第1RNTIに基づいて、その端末に送信されるパワー・セービング信号を決定し、他の端末に送信されるパワー・セービング信号を誤って受信することを回避することができる。第1RNTIは、例えば、パワー・セービングRNTI (power saving RNTI, PS-RNTI)のような別の名前を有する場合があることが理解され得る。これは本願のこの実施態様において限定されない。
本願のこの実施形態では、第1探索空間のモニタリング・サイクルは、時間長に関してロングDRXサイクルと同じであってもよく、第2探索空間のモニタリング・サイクルは、時間長に関してショートDRXサイクルと同じであってもよい。このようにして、第1探索空間のモニタリング・オケージョンと第2探索空間のモニタリング・オケージョンは、DRXサイクルの適切な位置(例えば、DRXサイクルのオン・デュレーションの前)で生じることが可能であり、端末は、第1探索空間/第2探索空間においてパワー・セービング信号を正常にモニタリングすることができる。
確かに、第1探索空間のモニタリング・サイクルは、代替的に、時間長に関してロングDRXサイクルと異なっていてもよく、第2探索空間のモニタリング・サイクルは、時間長に関してショートDRXサイクルと異なっていてもよい。本願のこの実施態様はこれらに限定されない。
本願のこの実施形態では、第1探索空間のモニタリング・オフセット値は、第2探索空間のモニタリング・オフセット値と同じであってもよい。代替的に、第1探索空間のモニタリング・オフセット値は、第2探索空間のモニタリング・オフセット値と異なっていてもよい。
端末がロングDRXサイクルを使用する場合、ネットワーク・デバイスは、実際の条件に基づいて、第1探索空間でパワー・セービング信号を送信するかどうかを決定してもよいことに留意すべきである。しかしながら、ネットワーク・デバイスがパワー・セービング信号を送信するかどうかにかかわらず、端末は第1探索空間でパワー・セービング信号を監視することを必要とする。
S103:端末がショートDRXサイクルを使用する場合、ネットワーク・デバイスは、第2探索空間ではパワー・セービング信号を送信し、第1探索空間ではパワー・セービング信号を送信しない。
オプションとして、ステップS103は次のように表現されてもよい:ネットワーク・デバイスは、第2探索空間において、ショートDRXサイクルに関連付けられたパワー・セービング信号を送信し、第1探索空間において、ショートDRXサイクルに関連付けられたパワー・セービング信号を送信しない。
S104:ショートDRXサイクルを使用する場合、端末は、第2探索空間ではパワー・セービング信号を監視し、第1探索空間ではパワー・セービング信号を監視しない。
オプションとして、ステップS104は次のように表現されてもよい:端末は、第2探索空間において、ショートDRXサイクルに関連付けられたパワー・セービング信号を監視し、第1探索空間において、ショートDRXサイクルに関連付けられたパワー・セービング信号を監視しない。
端末がショートDRXサイクルを使用する場合、ネットワーク・デバイスは、実際の条件に基づいて、第2探索空間でパワー・セービング信号を送信するかどうかを決定してもよいことに留意すべきである。しかしながら、ネットワーク・デバイスがパワー・セービング信号を送信するかどうかにかかわらず、端末は第2探索空間でパワー・セービング信号を監視することを必要とする。
図5に示す技術的解決策に基づいて、端末がロングDRXサイクルを使用する場合、端末は、第1探索空間ではパワー・セービング信号を監視し、第2探索空間ではパワー・セービング信号を監視しない。端末がショートDRXサイクルを使用する場合、端末は、第2探索空間ではパワー・セービング信号を監視し、第1探索空間ではパワー・セービング信号を監視しない。このようにして、端末は、ロングDRXサイクルとショートDRXサイクルにパワー・セービング信号を適用することが可能な状況において、探索空間におけるパワー・セービング信号を正常に監視することができる。更に、ロングDRXサイクル又はショートDRXサイクルにかかわらず、端末は、1つの探索空間のみにおいてパワー・セービング信号を監視することを必要とし、その結果、端末が監視することを必要とする探索空間の量が削減され、端末の電力消費が削減される。
図6に関連する例を使用することによって、図5に示す実施形態を以下に説明する。
端末は、ロングDRXサイクル#1の前に、ロングDRXサイクルのモードに入る。従って、ネットワーク・デバイスは、第1探索空間のモニタリング・オケージョン#1とモニタリング・オケージョン#2において、第1探索空間内でパワー・セービング信号を送信する。相応して、端末は、第1探索空間のモニタリング・オケージョン#1とモニタリング・オケージョン#2において、第1探索空間内でパワー・セービング信号を監視する。端末は、ショートDRXサイクル#1の前に、ショートDRXサイクルのモードに入る。従って、ネットワーク・デバイスは、第2探索空間のモニタリング・オケージョン#1、モニタリング・オケージョン#2、モニタリング・オケージョン#3、及びモニタリング・オケージョン#4において、パワー・セービング信号を送信する。相応して、端末は、第2探索空間のモニタリング・オケージョン#1、モニタリング・オケージョン#2、モニタリング・オケージョン#3、及びモニタリング・オケージョン#4において、パワー・セービング信号を監視する。
換言すれば、第1探索空間は、ロングDRXサイクルに関連するパワー・セービング信号を搬送するために使用され、第2探索空間は、ショートDRXサイクルに関連するパワー・セービング信号を搬送するために使用される。従ってロングDRXサイクル#1が例として使用される。ネットワーク・デバイスは、第1探索空間のモニタリング・オケージョン#1において、第1探索空間内で、ロングDRXサイクル#1に関連するパワー・セービング信号を送信する。相応して、端末は、第1探索空間のモニタリング・オケージョン#1において、第1探索空間内で、ロングDRXサイクル#1に関連するパワー・セービング信号を監視する。ショートDRXサイクル#1を例として使用する。ネットワーク・デバイスは、第2探索空間のモニタリング・オケージョン#1において、第2探索空間内で、ショートDRXサイクル#1に関連するパワー・セービング信号を送信する。相応して、端末は、第2探索空間のモニタリング・オケージョン#1において、第2探索空間内で、ショートDRXサイクル#1に関連するパワー・セービング信号を監視する。
以下、幾つかの実際のアプリケーション・シナリオの実施形態を参照しながら本願の技術的解決策を説明する。
例えば、図7を参照すると、ユーザーが携帯電話を使用してオンライン・ビデオを視聴する場合に、サービス遅延の条件は比較的低い。この場合、携帯電話は、ロングDRXサイクルを使用することができ、ロングDRXサイクルの長さは640msであってもよく、即ち、携帯電話は、640ms毎に(即ち、ショートDRXサイクルのオン・デュレーション)、基地局から送信されるスケジューリング情報を監視する。携帯電話がビデオ・データのバッファリングを完了し、当面はビデオ・データを受信することを必要としない場合、携帯電話は、一定期間の中で(例えば、数回のロングDRXサイクル)、基地局から送信されるスケジューリング情報を受信することを必要としない。この場合、基地局は、パワー・セービング信号を携帯電話に送信して、1つ以上のロングDRXサイクルにおいて、携帯電話はスケジューリング情報を監視しなくてよいことを指示することができる。具体的には、基地局は、第1探索空間ではパワー・セービング信号を送信することが可能であり、第2探索空間ではパワー・セービング信号を送信しない。相応して、携帯電話は、第1探索空間ではパワー・セービング信号を監視することができ、第2探索空間ではパワー・セービング信号を監視しない。
例えば、図8を参照すると、ユーザーが携帯電話を使用してオンライン・ゲームをプレイする場合に、サービス遅延の条件は比較的高い。この場合、携帯電話は、ショートDRXサイクルを使用することができ、ショートDRXサイクルの長さは40msであってもよく、即ち、携帯電話は、40ms毎に(即ち、ショートDRXサイクルのオン・デュレーション)、基地局から送信されるスケジューリング情報を監視する。ゲームのローディング・プロセスでは、携帯電話は、基地局とのデータ・インタラクションを当面は行うことを必要としない。この場合、基地局はパワー・セービング信号を携帯電話に送信して、携帯電話は1つ以上のショートDRXサイクルでスケジューリング情報を監視しなくてもよいことを指示することができる。具体的には、基地局は、第2探索空間ではパワー・セービング信号を送信することができ、第1探索空間ではパワー・セービング信号を送信しない。相応して、携帯電話は、第2探索空間ではパワー・セービング信号を監視することができ、第1探索空間ではパワー・セービング信号を監視しない。
図9は、本願の実施形態による別の探索空間モニタリング方法を示す。方法は以下のステップを含む。
S201:端末がロングDRXサイクルを使用する場合、ネットワーク・デバイスは、探索空間の第1コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて、探索空間においてパワー・セービング信号を送信する。
オプションとして、ステップS201は次のように表現されてもよい:ネットワーク・デバイスは、探索空間において、探索空間の第1コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて、ロングDRXサイクルに関連するパワー・セービング信号を送信する。
パワー・セービング信号の関連する説明については、図5に示される実施形態の説明を参照されたい。詳細はここで再び説明されない。
本願のこの実施形態では、第1コンフィギュレーション・パラメータ群は、ロングDRXサイクルに対応する。第1コンフィギュレーション・パラメータ群におけるモニタリング・サイクルは、時間長に関してロングDRXサイクルと同じであってもよい。代替的に、第1コンフィギュレーション・パラメータ群におけるモニタリング・サイクルは、時間長に関してロングDRXサイクルとは異なる場合がある。
探索空間はパワー・セービング信号を搬送するために使用される探索空間である。また、端末に対するパワー・セービング信号を搬送するために使用される探索空間を、ネットワーク・デバイスが設定する方法については、図5に示す実施形態における関連する説明を参照されたい。詳細はここで再び説明されない。
S202:ロングDRXサイクルを使用する場合、端末は、探索空間の第1コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて、探索空間内でパワー・セービング信号を監視する。
オプションとして、ステップS202は次のように表現されてもよい:端末は、探索空間の第1コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて、探索空間において、ロングDRXサイクルに関連するパワー・セービング信号を監視する。
端末がロングDRXサイクルを使用する場合、ネットワーク・デバイスは、実際の条件に基づいて、探索空間でパワー・セービング信号を送信するかどうかを決定することができることに留意すべきである。しかしながら、ネットワーク・デバイスがパワー・セービング信号を送信するか否かにかかわらず、端末は、探索空間の第1コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて、探索空間において、パワー・セービング信号を監視することを必要とする。
S203:端末がショートDRXサイクルを使用する場合、ネットワーク・デバイスは、探索空間の第2コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて、探索空間においてパワー・セービング信号を送信する。
オプションとして、ステップS203は次のように表現されてもよい:ネットワーク・デバイスは、探索空間の第2コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて、探索空間において、ショートDRXサイクルに関連付けられたパワー・セービング信号を送信する。
本願のこの実施形態では、第2コンフィギュレーション・パラメータ群は、ショートDRXサイクルに対応する。第2コンフィギュレーション・パラメータ群におけるモニタリング・サイクルは、時間長に関してショートDRXサイクルと同じであってもよい。代替的に、第2コンフィギュレーション・パラメータ群におけるモニタリング・サイクルは、時間長に関してショートDRXサイクルとは異なる場合がある。
第1コンフィギュレーション・パラメータ群は、第2コンフィギュレーション・パラメータ群と異なることに留意すべきである。第1コンフィギュレーション・パラメータ群が第2コンフィギュレーション・パラメータ群と異なることは、具体的には、第1コンフィギュレーション・パラメータ群が、少なくとも1つのコンフィギュレーション・パラメータにおいて、第2コンフィギュレーション・パラメータ群と異なることを意味する。例えば、第1コンフィギュレーション・パラメータ群のモニタリング・サイクルは、第2コンフィギュレーション・パラメータ群のモニタリング・サイクルとは異なる。
オプションとして、第1コンフィギュレーション・パラメータ群におけるモニタリング・オフセット値は、第2コンフィギュレーション・パラメータ群におけるモニタリング・オフセット値と異なる。代替的に、第1コンフィギュレーション・パラメータ群におけるモニタリング・オフセット値は、第2コンフィギュレーション・パラメータ群におけるモニタリング・オフセット値と同じである。
オプションとして、第1コンフィギュレーション・パラメータ群と第2コンフィギュレーション・パラメータ群は、少なくとも次の2つの方法で設定される:
方法1:ネットワーク・デバイスが、探索空間のコンフィギュレーション情報を端末へ送信し、その結果、端末はネットワーク・デバイスから送信された探索空間のコンフィギュレーション情報を受信する。探索空間のコンフィギュレーション情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群と第2コンフィギュレーション・パラメータ群を含む。
Figure 2024026381000006
ここで、monitoringSlotPeriodicityAndOffsetForLongDRXは、ロングDRXサイクルに対応するモニタリング・サイクルとモニタリング・オフセット値を示すために使用され、即ち、第1コンフィギュレーション・パラメータ群におけるモニタリング・サイクルとモニタリング・オフセット値を示す。
monitoringSlotPeriodicityAndOffsetForShortDRXは、ショートDRXサイクルに対応するモニタリング・サイクルとモニタリング・オフセット値を示すために使用され、即ち、第2コンフィギュレーション・パラメータ群におけるモニタリング・サイクルとモニタリング・オフセット値を示す。
Cond Setupは、新しい探索空間が作成される場合に、Cond Setupに対応するパラメータが必須であることを示すために使用される。それ以外の場合、Cond Setupに対応するパラメータはオプションである。また、Cond Setupに対応するパラメータは、設定された後も保持されることを必要とする。
Cond Setupに対応するパラメータは、monitoringSlotPeriodicityAndOffsetForLongDRXとmonitoringSlotPeriodicityAndOffsetForShortDRXであってもよい。
第1コンフィギュレーション・パラメータ群におけるターゲット・コンフィギュレーション・パラメータが、第2コンフィギュレーション・パラメータ群におけるターゲット・コンフィギュレーション・パラメータと同じである場合、探索空間のコンフィギュレーション情報は、1つのターゲット・コンフィギュレーション・パラメータのみを含むことが可能であり、それにより、探索空間のコンフィギュレーション情報のシグナリング・オーバーヘッドを減らすことができることに留意すべきである。この場合、探索空間のコンフィギュレーション情報に含まれるターゲット・コンフィギュレーション・パラメータは、第1コンフィギュレーション・パラメータ群と第2コンフィギュレーション・パラメータ群に適用可能である。
ターゲット・コンフィギュレーション・パラメータは、探索空間の任意のコンフィギュレーション・パラメータ、例えば探索空間の時間ドメイン長、又は探索空間のタイプであってもよい。これは本願のこの実施態様において限定されない。
方法2:ネットワーク・デバイスは、探索空間のコンフィギュレーション情報を端末へ送信し、その結果、端末はネットワーク・デバイスから送信された探索空間のコンフィギュレーション情報を受信する。更に、ネットワーク・デバイスは、指示情報を端末へ送信し、その結果、端末はネットワーク・デバイスから送信された指示情報を受信する。
探索空間のコンフィギュレーション情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群におけるモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値以外のパラメータと、第2コンフィギュレーション・パラメータ群におけるモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値以外のパラメータとを示すために使用される。
指示情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群におけるモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値と、第2コンフィギュレーション・パラメータ群におけるモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値とを示すために使用される。指示情報は、monitoringSlotPeriodicityAndOffsetForLongDRXとmonitoringSlotPeriodicityAndOffsetForShortDRXを含む。オプションとして、指示情報はパワー・セービング信号のコンフィギュレーション情報(即ち、上記の第1コンフィギュレーション情報)で搬送されてもよい。
探索空間のコンフィギュレーション情報がSearchSpace IEを使用する場合、SearchSpace IEはmonitoringSlotPeriodicityAndOffsetを含まないか、又はSearchSpace IEに含まれるmonitoringSlotPeriodicityAndOffseは端末によって読み込まれないことを理解することができる。換言すれば、端末は、SearchSpace IEに含まれるmonitoringSlotPeriodicityAndOffsetに基づいて、探索空間のモニタリング・サイクルとモニタリング・オフセット値を決定しない。
S204:ショートDRXサイクルを使用する場合、端末は、探索空間の第2コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて、探索空間においてパワー・セービング信号を監視する。
オプションとして、ステップS204は次のように表現されてもよい:端末は、探索空間の第2コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて、探索空間において、ショートDRXサイクルに関連付けられたパワー・セービング信号を監視する。
端末がショートDRXサイクルを使用する場合、ネットワーク・デバイスは、実際の条件に基づいて、探索空間でパワー・セービング信号を送信するかどうかを決定することができることに留意すべきである。しかしながら、ネットワーク・デバイスがパワー・セービング信号を送信するか否かにかかわらず、端末は、探索空間の第2コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて、探索空間において、パワー・セービング信号を監視することを必要とする。
図9に示す技術的解決策に基づいて、ロングDRXサイクルを使用する場合に、端末は、ロングDRXサイクルでパワー・セービング信号を監視する周期に対する端末の条件を満たすために、探索空間の第1コンフィギュレーション・パラメータ群を使用する。ショートDRXサイクルを使用する場合に、端末は、ショートDRXサイクルでパワー・セービング信号を監視する周期に対する端末の条件を満たすために、探索空間の第2コンフィギュレーション・パラメータ群を使用する。換言すれば、パワー・セービング信号がロングDRXサイクルとショートDRXサイクルに適用され得る状況において、端末は、異なるDRXサイクルに対して、端末は、探索空間でパワー・セービング信号を正常に監視できることを確実にするために、DRXサイクルに対応するコンフィギュレーション・パラメータ群を使用することができる。
図10に関連する例を使用することによって、以下、図9に示す実施形態を説明する。
端末は、ロングDRXサイクル#1の前に、ロングDRXサイクルのモードに入る。従って、ネットワーク・デバイスは、探索空間の第1コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて(例えば、第1コンフィギュレーション・パラメータ群におけるモニタリング・サイクルは第1値である)、探索空間のモニタリング・オケージョンはモニタリング・オケージョン#1とモニタリング・オケージョン#2であり、その結果、ネットワーク・デバイスは、探索空間のモニタリング・オケージョン#1とモニタリング・オケージョン#2において、探索空間内でパワー・セービング信号を送信する。相応して、端末は、探索空間のモニタリング・オケージョン#1とモニタリング・オケージョン#2において、探索空間内でパワー・セービング信号を監視する。端末は、ショートDRXサイクル#1の前に、ショートDRXサイクルのモードに入る。従って、ネットワーク・デバイスは、探索空間の第2コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて(例えば、第2コンフィギュレーション・パラメータ群におけるモニタリング・サイクルは第1値である)、探索空間のモニタリング・オケージョンは、モニタリング・オケージョン#3とモニタリング・オケージョン#4とモニタリング・オケージョン#5とモニタリング・オケージョン#6であり、その結果、ネットワーク・デバイスは、探索空間のモニタリング・オケージョン#3とモニタリング・オケージョン#4とモニタリング・オケージョン#5とモニタリング・オケージョン#6において、探索空間内でパワー・セービング信号を送信する。相応して、端末は、探索空間のモニタリング・オケージョン#3とモニタリング・オケージョン#4とモニタリング・オケージョン#5とモニタリング・オケージョン#6において、探索空間内でパワー・セービング信号を監視する。
言い換えると、ロングDRXサイクル#2を例として使用する。ネットワーク・デバイスは、探索空間の第1コンフィギュレーション・パラメータ群(例えば、第1コンフィギュレーション・パラメータ群におけるモニタリング・サイクルは第1値である)に基づいて、探索空間のモニタリング・オケージョンがモニタリング・オケージョン#2であると判断し、その結果、ネットワーク・デバイスは、ロングDRXサイクル#2に関連するパワー・セービング信号を、探索空間のモニタリング・オケージョン#2において、探索空間内で送信する。相応して、端末は、ロングDRXサイクル#2に関連するパワー・セービング信号を、探索空間のモニタリング・オケージョン#2において、探索空間内で監視する。ネットワーク・デバイスは、探索空間の第2コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて(例えば、第1コンフィギュレーション・パラメータ群におけるモニタリング・サイクルは第1値である)、探索空間のモニタリング・オケージョンは、モニタリング・オケージョン#4であると判断し、その結果、ネットワーク・デバイスは、探索空間のモニタリング・オケージョン#4において、探索空間内で、ショートDRXサイクル#2に関連するパワー・セービング信号を送信する。相応して、端末は、ショートDRXサイクル#2に関連するパワー・セービング信号を、探索空間のモニタリング・オケージョン#4において、探索空間内で監視する。
以下、幾つかの実際のアプリケーション・シナリオの実施形態を参照しながら本解決策を説明する。
例えば、図7を参照すると、ユーザーが携帯電話を使用してオンライン・ビデオを視聴する場合に、サービス遅延の条件は比較的低い。この場合、携帯電話は、ロングDRXサイクルを使用することができ、ロングDRXサイクルの長さは640msであってもよく、即ち、携帯電話は、640ms毎に(即ち、ショートDRXサイクルのオン・デュレーション)、基地局から送信されるスケジューリング情報を監視する。携帯電話がビデオ・データのバッファリングを完了し、当面はビデオ・データを受信することを必要としない場合、携帯電話は、一定期間の中で(例えば、数回のロングDRXサイクル)、基地局から送信されるスケジューリング情報を受信することを必要としない。この場合、基地局は、パワー・セービング信号を携帯電話に送信して、1つ以上のロングDRXサイクルにおいて、携帯電話はスケジューリング情報を監視しなくてよいことを指示することができる。具体的には、基地局は、探索空間のモニタリング・オケージョンを、探索空間の第1コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて決定し、探索空間のモニタリング・オケージョンにおいてパワー・セービング信号を送信することが可能である。相応して、携帯電話は、探索空間のモニタリング・オケージョンを、探索空間の第1コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて決定し、探索空間のモニタリング・オケージョンにおいてパワー・セービング信号を監視することが可能である。
例えば、図8を参照すると、ユーザーが携帯電話を使用してオンライン・ゲームをプレイする場合に、オンライン・ゲームのサービス遅延の条件は比較的高い。この場合、携帯電話は、ショートDRXサイクルを使用することができ、ショートDRXサイクルの長さは40msであってもよく、即ち、携帯電話は、40ms毎に(即ち、ショートDRXサイクルのオン・デュレーション)、基地局から送信されるスケジューリング情報を監視する。ゲームのローディング・プロセスでは、携帯電話は、基地局とのデータ・インタラクションを当面は行うことを必要としない。この場合、基地局はパワー・セービング信号を携帯電話に送信して、携帯電話は1つ以上のショートDRXサイクルでスケジューリング情報を監視しなくてもよいことを指示することができる。具体的には、基地局は、第2コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて、探索空間のモニタリング・オケージョンを決定し、探索空間のモニタリング・オケージョンにおいてパワー・セービング信号を送信することができる。相応して、携帯電話は、探索空間の第2コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて、探索空間のモニタリング・オケージョンを決定し、探索空間のモニタリング・オケージョンにおいてパワー・セービング信号を監視することができる。
図11は、本願の実施形態による別の探索空間モニタリング方法を示す。方法は以下のステップを含む。
S301:ネットワーク・デバイスは、探索空間のM個の候補モニタリング・オケージョンを決定する。
パワー・セービング信号の関連する説明については、図5に示される実施形態の説明を参照されたい。詳細はここで再び説明されない。
探索空間はパワー・セービング信号を搬送するために使用される探索空間である。また、端末のパワー・セービング信号を搬送するために使用される探索空間を、ネットワーク・デバイスにより設定する方法については、図5に示す実施形態における関連する説明を参照されたい。詳細はここで再び説明されない。
モニタリング・オケージョンは、時間ドメインにおいて連続する時間ユニットの期間を含み、時間ユニットはOFDMシンボルであってもよいことに留意すべきである。ネットワーク・デバイスは、探索空間のモニタリング・オケージョンにおいて、PDCCHのようなシグナリングを送信することができる。相応して、端末は、ネットワーク・デバイスによって送信されたシグナリングを受信するために、モニタリング・オケージョンにおいて探索空間を監視することができる。
S302:ネットワーク・デバイスは、端末により使用されるDRXサイクルのオン・デュレーションの時間ドメイン位置に基づいて、M個の候補モニタリング・オケージョンの中からN個のターゲット・モニタリング・オケージョンを決定する。
DRXサイクルは、パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルであってもよい。代替的に、DRXサイクルは、端末によって使用されているDRXサイクル、又は端末によって使用されることになるDRXサイクルである。
NはM以下の正の整数である。
デザイン1:ターゲット・モニタリング・オケージョンは、端末により使用されるDRXサイクルのオン・デュレーションより前にあり、且つ端末により使用されるDRXサイクルのオン・デュレーションに最も近い。
デザイン1に基づいて、M個の候補のモニタリング・オケージョンは、探索空間のコンフィギュレーション情報に基づいて決定することが可能であり、Mは正の整数である。M個の候補のモニタリング・オケージョンを決定する方法については、従来技術を参照されたい。詳細は本件で説明されない。
例えば、図12を参照すると、探索空間に関し、候補モニタリング・オケージョン#1ないし候補モニタリング・オケージョン#8が時間ドメインに存在している。ロングDRXサイクル#1の場合、候補モニタリング・オケージョン#1が、ロングDRXサイクル#1のオン・デュレーションの前にあり、ロングDRXサイクル#1のオン・デュレーションに最も近い。従って、候補モニタリング・オケージョン#1が、ターゲット・モニタリング・オケージョンである。ロングDRXサイクル#2の場合、候補モニタリング・オケージョン#3が、ロングDRXサイクル#2のオン・デュレーションの前にあり、ロングDRXサイクル#2のオン・デュレーションに最も近い。従って、候補モニタリング・オケージョン#3が、ターゲット・モニタリング・オケージョンである。ショートDRXサイクル#1の場合、候補モニタリング・オケージョン#5が、ショートDRXサイクル#1のオン・デュレーションの前にあり、ショートDRXサイクル#1のオン・デュレーションに最も近い。従って、候補モニタリング・オケージョン#5が、ターゲット・モニタリング・オケージョンである。類推により、候補モニタリング・オケージョン#6、候補モニタリング・オケージョン#7、及び候補モニタリング・オケージョン#8の全てがターゲット・モニタリング・オケージョンであると判断することができる。
デザイン2:N個のターゲット・モニタリング・オケージョンは、M個の候補モニタリング・オケージョンのうちのN個の候補モニタリング・オケージョンであって、DRXサイクルのオン・デュレーションに最も近いものである。
デザイン2に基づいて、M個の候補モニタリング・オケージョンの各々について、候補モニタリング・オケージョンの開始時間とDRXサイクルの開始時間との間の差分は、第1の事前に設定された値以上であるか;又は、候補モニタリング・オケージョンの終了時間とDRXサイクルの開始時間との間の差分は、第1の事前に設定された値以上である。
本願のこの実施形態では、第1の事前に設定された値は、規格で定義されているか、又は端末のためにネットワーク・デバイスによって事前に設定されているか、又は端末とネットワーク・デバイスとの間のネゴシエーションによって決定される。
候補モニタリング・オケージョンの開始時間とDRXサイクルの開始時間との間の差分は、第1オフセット値と言及されてもよい。これは本願のこの実施態様において限定されない。
デザイン2に基づいて、Nの値は、事前に設定されている(即ち、規格で定義されている)か、又は端末のためにネットワーク・デバイスによって事前に設定されているか、又は端末とネットワーク・デバイスとの間のネゴシエーションによって決定される。
例えば、図13を参照すると、Nは3に等しいことが仮定されている。探索空間に関し、候補モニタリング・オケージョン#1ないし候補モニタリング・オケージョン#10が、ロングDRXサイクル#1のDRXの機会の中に存在している。従って、ショートDRXサイクル#1のオン・デュレーションに関連するターゲット・モニタリング・オケージョンは、候補モニタリング・オケージョン#8と、候補モニタリング・オケージョン#9と、候補モニタリング・オケージョン#10である。候補モニタリング・オケージョン#11ないし候補モニタリング・オケージョン#14が、ショートDRXサイクル#1のDRXの機会の中に存在している。従って、ショートDRXサイクル#2のオン・デュレーションに関連するターゲット・モニタリング・オケージョンは、候補モニタリング・オケージョン#12と、候補モニタリング・オケージョン#13と、候補モニタリング・オケージョン#14である。候補モニタリング・オケージョン#15ないし候補モニタリング・オケージョン#18が、ショートDRXサイクル#2のDRXの機会の中に存在している。従って、次のDRXサイクルのオン・デュレーションに関連するターゲット・モニタリング・オケージョンは、候補モニタリング・オケージョン#16と、候補モニタリング・オケージョン#17と、候補モニタリング・オケージョン#18である。
デザイン3:N個のモニタリング・オケージョンは、時間ウィンドウ内のN個のモニタリング・オケージョンである。
デザイン3に基づいて、M個の候補のモニタリング・オケージョンは、探索空間のコンフィギュレーション情報に基づいて決定され、Mは正の整数である。M個の候補のモニタリング・オケージョンを決定する方法については、従来技術を参照されたい。詳細はここで説明されない。
時間ウィンドウは、本質的に時間的な期間であることを理解することができる。現在のDRXサイクルに関し、現在のDRXサイクルに対応する時間ウィンドウの開始時間と次のDRXサイクルのオン・デュレーションの開始時間との間の差分は、第2の事前に設定された値に等しく、現在のDRXサイクルに対応する時間ウィンドウの終了時間と次のDRXサイクルのオン・デュレーションの開始時間との間の差分は、第3の事前に設定された値に等しい。
時間ウィンドウの開始時間とDRXサイクルのオン・デュレーションの開始時間との間の差分は、第2オフセット値と言及されてもよい。時間ウィンドウの終了時間とDRXサイクルのオン・デュレーションの開始時間との間の差分は、第3オフセット値と言及されてもよい。これは本願のこの実施態様において限定されない。
第2の事前に設定された値は、規格で定義されているか、又は端末のためにネットワーク・デバイスによって事前に設定されているか、又は端末とネットワーク・デバイスとの間のネゴシエーションによって決定される。第3の事前に設定された値は、規格で定義されているか、又は端末のためにネットワーク・デバイスによって事前に設定されているか、又は端末とネットワーク・デバイスとの間のネゴシエーションによって決定される。
即ち、ネットワーク・デバイスは、第2オフセット値と第3オフセット値に基づいて、DRXサイクルに対応する時間ウィンドウを決定し、更に、DRXサイクルの時間ウィンドウに基づいて、M個の候補モニタリング・オケージョンの中から、N個のターゲット・モニタリング・オケージョンを決定することができる。
このように、ショートDRXサイクルにおけるN個のターゲット・モニタリング・オケージョンは、ショートDRXサイクルに対応する時間ウィンドウにおけるN個の候補モニタリング・オケージョンである。ロングDRXサイクルにおけるN個のターゲット・モニタリング・オケージョンは、ロングDRXサイクルに対応する時間ウィンドウにおけるN個の候補モニタリング・オケージョンである。
デザイン3に基づいて、Nの値は固定されない。Nの値は、時間ウィンドウのサイズ(又は時間ウィンドウの長さ)に直接的に比例することが理解され得る。
オプションとして、ロングDRXサイクルに対応する第2オフセット値は、ショートDRXサイクルに対応する第2オフセット値と同じであってもよく、ロングDRXサイクルに対応する第3オフセット値は、ショートDRXサイクルに対応する第3オフセット値と同じであってもよい。従って、ロングDRXサイクルに対応する時間ウィンドウの長さは、ショートDRXサイクルに対応する時間ウィンドウの長さと同じであってもよい。
例えば、図14を参照すると、探索空間に関し、候補モニタリング・オケージョン#0ないし候補モニタリング・オケージョン#11が、ロングDRXサイクル#1のDRXの機会の中に存在する。候補モニタリング・オケージョン#9と候補モニタリング・オケージョン#10は時間ウィンドウ内にあり、従って、ロングDRXサイクル#1のターゲット・モニタリング・オケージョンは、候補モニタリング・オケージョン#9と候補モニタリング・オケージョン#10である。候補モニタリング・オケージョン#12ないし候補モニタリング・オケージョン#17が、ショートDRXサイクル#1に存在する。候補モニタリング・オケージョン#15と候補モニタリング・オケージョン#16は時間ウィンドウ内にあり、従って、ショートDRXサイクル#1のターゲット・モニタリング・オケージョンは、候補モニタリング・オケージョン#15と候補モニタリング・オケージョン#16である。候補モニタリング・オケージョン#18ないし候補モニタリング・オケージョン#23が、ショートDRXサイクル#2に存在する。候補モニタリング・オケージョン#21と候補モニタリング・オケージョン#22は時間ウィンドウ内にあり、従って、ショートDRXサイクル#2のターゲット・モニタリング・オケージョンは、候補モニタリング・オケージョン#21と候補モニタリング・オケージョン#23である。
オプションとして、ロングDRXサイクルに対応する第2オフセット値は、ショートDRXサイクルに対応する第2オフセット値と異なる場合があり、及び/又はロングDRXサイクルに対応する第3オフセット値は、ショートDRXサイクルに対応する第3オフセット値と異なる場合がある。従って、ロングDRXサイクルに対応する時間ウィンドウの長さは、ショートDRXサイクルに対応する時間ウィンドウの長さと異なる場合がある。
例えば、ロングDRXサイクルに対応する時間ウィンドウの長さは、ショートDRXサイクルに対応する時間ウィンドウの長さよりも大きい。
例えば、図15を参照すると、探索空間に関し、候補モニタリング・オケージョン#0ないし候補モニタリング・オケージョン#11が、ロングDRXサイクル#1のDRXの機会の中に存在する。候補モニタリング・オケージョン#7ないし候補モニタリング・オケージョン#10は、時間ウィンドウ内にあり、従って、ロングDRXサイクル#1のターゲット・モニタリング・オケージョンは、候補モニタリング・オケージョン#7ないし候補モニタリング・オケージョン#10である。候補モニタリング・オケージョン#12ないし候補モニタリング・オケージョン#17が、ショートDRXサイクル#1に存在する。候補モニタリング・オケージョン#15と候補モニタリング・オケージョン#16は、時間ウィンドウ内にあり、従って、ショートDRXサイクル#1のターゲット・モニタリング・オケージョンは、候補モニタリング・オケージョン#15と候補モニタリング・オケージョン#16である。候補モニタリング・オケージョン#18ないし候補モニタリング・オケージョン#23が、ショートDRXサイクル#2に存在する。候補モニタリング・オケージョン#21と候補モニタリング・オケージョン#22は、時間ウィンドウ内にあり、従って、ショートDRXサイクル#2のターゲット・モニタリング・オケージョンは、候補モニタリング・オケージョン#21と候補モニタリング・オケージョン#22である。
オプションとして、前述のデザイン1、デザイン2、又はデザイン3に基づいて、探索空間のモニタリング・サイクルは、ショートDRXサイクル以下であり、端末がショートDRXサイクルを使用する場合に、1つ以上の対応するターゲット・モニタリング・オケージョンが、各々のショートDRXサイクル内に存在することを確実にし、それにより端末がパワー・セービング信号を検出し損なってしまうことを防止する。
探索空間のモニタリング・サイクルがショートDRXサイクル以下であり(即ち、探索空間のモニタリング・サイクルが、時間長に関してショートDRXサイクルと同じである)、適切なモニタリング・オフセットが探索空間について使用されている場合に、端末がショートDRXサイクルを使用するならば、探索空間の全てのモニタリング・サイクルは、ターゲット・モニタリング・オケージョンである。これは、ターゲット・モニタリング・オケージョンを端末により決定する際の複雑さを減らすことに役立つ。更に、ロングDRXサイクルは一般にショートDRXサイクルのL倍であるので、端末がロングDRXサイクルを使用する場合、端末はまた、L個の連続したモニタリング・オケージョンの中から、1つ以上のターゲット・モニタリング・オケージョンを決定することも可能である。これはまた、ターゲット・モニタリング・オケージョンを端末によって決定する際の複雑さを減らすことに役立つ。Lは正の整数である。
確かに、探索空間のモニタリング・サイクルは、時間長に関してショートDRXサイクルと相違する場合がある。これは本願のこの実施態様において限定されない。
S303:ネットワーク・デバイスは、探索空間内でN個のターゲット・モニタリング・オケージョンにおいて、パワー・セービング信号を送信する。
ネットワーク・デバイスは、探索空間の非ターゲット・モニタリング・オケージョンにおいて、パワー・セービング信号を送信しないことを理解することができる。
S304:端末は、探索空間のM個の候補モニタリング・オケージョンを決定する。
S305:端末は、M個の候補モニタリング・オケージョンの中からN個のターゲット・モニタリング・オケージョンを、DRXサイクルのオン・デュレーションの時間ドメイン位置に基づいて決定する。
ステップS304及びS305の具体的な実装については、ステップS301及びS302における説明を参照されたい。詳細はここで再び説明されない。
S306:端末は、探索空間内でN個のターゲット・モニタリング・オケージョンにおいてパワー・セービング信号を監視する。
端末は、端末の消費電力を低減するために、探索空間の非ターゲット・モニタリング・オケージョンにおいてパワー・セービング信号を監視しないことを理解することができる。
ネットワーク・デバイスは、実際の条件に基づいて、探索空間でパワー・セービング信号を送信するかどうかを決定することができることに留意すべきである。しかしながら、ネットワーク・デバイスがパワー・セービング信号を送信するか否かにかかわらず、端末は、探索空間のターゲット・モニタリング・オケージョンにおいて、パワー・セービング信号を監視し、パワー・セービング信号を検出し損なってしまうことを回避することを必要とする。
端末は、図11に示す技術的解決策に基づいて、DRXサイクルのオン・デュレーションの時間ドメイン位置に基づいてターゲット・モニタリング・オケージョンを決定する。具体的には、端末がロングDRXサイクルを使用する場合に、端末は、ロングDRXサイクルのオン・デュレーションの時間ドメイン位置に基づいて、ターゲット・モニタリング・オケージョンを決定することができる。端末がショートDRXサイクルを使用する場合に、端末は、ショートDRXサイクルのオン・デュレーションの時間ドメイン位置に基づいて、ターゲット・モニタリング・オケージョンを決定することができる。端末によって決定されるターゲット・モニタリング・オケージョンは、端末によって使用されるDRXサイクルに適合される。このようにして、ロングDRXサイクル又はショートDRXサイクルにかかわらず、端末は、適切なモニタリング・オケージョン(即ち、ターゲット・モニタリング・オケージョン)において、探索空間内でパワー・セービング信号を正常に監視することができる。
以下、幾つかの実際のアプリケーション・シナリオの実施形態を参照しながら本解決策を説明する。
例えば、図7を参照すると、ユーザーが携帯電話を使用してオンライン・ビデオを視聴する場合に、サービス遅延の条件は比較的低い。この場合、携帯電話は、ロングDRXサイクルを使用することができ、ロングDRXサイクルの長さは640msであってもよく、即ち、携帯電話は、640ms毎に(即ち、ショートDRXサイクルのオン・デュレーション)、基地局から送信されるスケジューリング情報を監視する。携帯電話がビデオ・データのバッファリングを完了し、当面はビデオ・データを受信することを必要としない場合、携帯電話は、一定期間内に(例えば、数回のロングDRXサイクル)、基地局から送信されるスケジューリング情報を受信することを必要としない。この場合、基地局は、パワー・セービング信号を携帯電話に送信して、1つ以上のロングDRXサイクルにおいて、携帯電話はスケジューリング情報を監視しなくてよいことを指示することができる。具体的には、基地局は、探索空間のコンフィギュレーション・パラメータに基づいてM個の候補モニタリング・オケージョンを決定し、次いで、ロングDRXサイクルのオン・デュレーションの時間ドメイン位置に基づいて、M個の候補モニタリング・オケージョンの中からN個のターゲット・モニタリング・オケージョンを決定することができる。従って、基地局は、探索空間内でN個のターゲット・モニタリング・オケージョンにおいてパワー・セービング信号を送信する。相応して、携帯電話は、探索空間のコンフィギュレーション・パラメータに基づいて、M個の候補モニタリング・オケージョンを決定し、次いで、ロングDRXサイクルのオン・デュレーションの時間ドメイン位置に基づいて、M個の候補モニタリング・オケージョンの中からN個のターゲット・モニタリング・オケージョンを決定することができる。従って、携帯電話は、探索空間でN個のターゲット・モニタリング・オケージョンにおいてパワー・セービング信号を送信する。
例えば、図8を参照すると、ユーザーが携帯電話を使用してオンライン・ゲームをプレイする場合に、サービス遅延の条件は比較的高い。この場合、携帯電話は、ショートDRXサイクルを使用することができ、ショートDRXサイクルの長さは40msであってもよく、即ち、携帯電話は、40ms毎に(即ち、ショートDRXサイクルのオン・デュレーション)、基地局から送信されるスケジューリング情報を監視する。ゲームのローディング・プロセスでは、携帯電話は、基地局とのデータ・インタラクションを当面は行うことを必要としない。この場合、基地局はパワー・セービング信号を携帯電話に送信して、携帯電話は1つ以上のショートDRXサイクルでスケジューリング情報を監視しなくてもよいことを指示することができる。具体的には、基地局は、探索空間のコンフィギュレーション・パラメータに基づいてM個の候補モニタリング・オケージョンを決定し、次いで、ショートDRXサイクルのオン・デュレーションの時間ドメイン位置に基づいて、M個の候補モニタリング・オケージョンの中からN個のターゲット・モニタリング・オケージョンを決定することができる。従って、基地局は、探索空間内でN個のターゲット・モニタリング・オケージョンにおいてパワー・セービング信号を送信する。相応して、携帯電話は、探索空間のコンフィギュレーション・パラメータに基づいて、M個の候補モニタリング・オケージョンを決定し、次いで、ショートDRXサイクルのオン・デュレーションの時間ドメイン位置に基づいて、M個の候補モニタリング・オケージョンの中からN個のターゲット・モニタリング・オケージョンを決定することができる。従って、携帯電話は、探索空間でN個のターゲット・モニタリング・オケージョンにおいてパワー・セービング信号を送信する。
以上は、主として、本願の実施形態で提供される解決策を、ネットワーク要素間の相互作用の観点から説明している。前述の機能を実装するために、端末及びネットワーク・デバイスのようなネットワーク要素の各々は、各機能を実行するための対応するハードウェア構造及び/又はソフトウェア・モジュールを含むことを理解することができる。当業者は、本明細書で開示された実施形態で説明される例のユニット及びアルゴリズム・ステップとの組み合わせにおいて、本件はハードウェア又はハードウェアとコンピュータ・ソフトウェアとの組み合わせによって実装されてもよいことに容易に気付くはずである。機能がハードウェアによって又はコンピュータ・ソフトウェアによって駆動されるハードウェアによって実行されるのかどうかは、特定のアプリケーションや技術的解決策の設計上の制約に依存する。当業者は、特定のアプリケーションの各々について、説明された機能を実装するために様々な方法を使用することが可能であるが、その実装は本願の範囲を超えて行くものであるとは考えられないはずである。
本願の実施形態において、端末及びネットワーク・デバイスの機能モジュールは、上記の方法例に基づく分割によって得られてもよい。例えば、各々の機能モジュールは、各々の対応する機能に基づく分割によって得られてもよいし、あるいは2つ以上の機能が1つの処理モジュールに統合されてもよい。統合されたモジュールは、ハードウェアの形態で実装されてもよいし、ソフトウェア機能モジュールの形態で実装されてもよい。本願の実施形態におけるモジュール分割は一例であり、単なる論理的な機能分割であるに過ぎないことに留意すべきである。実際の実装の間に、別の分割方法が使用されてもよい。以下、各々の機能モジュールが対応する機能に基づく分割によって得られる例を使用して説明を行う。
図16は、本願の実施形態による通信装置の構造の概略図である。図16に示すように、通信装置は、処理モジュール201と通信モジュール202を含む。処理モジュール201は、第1処理モジュールと第2処理モジュールを含むことが可能である。
オプションとして、通信装置は以下の解決策のうちの少なくとも1つを実行することができる:
解決策1:第1処理モジュールは、端末がロングDRXサイクルを使用する場合に、第1探索空間においてパワー・セービング信号を監視し、第2探索空間においてパワー・セービング信号を監視することをスキップするように構成され、パワー・セービング信号は、端末のパワー・セービング情報を示すために使用される。第2処理モジュールは、端末がショートDRXサイクルを使用する場合に、第2探索空間においてパワー・セービング信号を監視し、第1探索空間においてパワー・セービング信号を監視することをスキップするように構成される。
パワー・セービング情報、第1探索空間、及び第2探索空間の関連する説明については、図5に示す実施形態を参照されたい。詳細はここでは再び説明されない。
解決策2:第1処理モジュールは、端末がロングDRXサイクルを使用する場合に、探索空間においてパワー・セービング信号を、探索空間の第1コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて監視するように構成され、パワー・セービング信号は、端末のパワー・セービング情報を示すために使用される。第2処理モジュールは、端末がショートDRXサイクルを使用する場合に、探索空間においてパワー・セービング信号を、探索空間の第2コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて監視するように構成される。
パワー・セービング情報、探索空間、第1コンフィギュレーション・パラメータ群、及び第2コンフィギュレーション・パラメータ群の関連する説明については、図9に示す実施形態を参照されたい。詳細はここで再び説明されない。
可能な設計において、通信モジュール202は、探索空間のコンフィギュレーション情報を受信するように構成され、探索空間のコンフィギュレーション情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群と第2コンフィギュレーション・パラメータ群を示すために使用される。
可能な設計において、通信モジュール202は、探索空間のコンフィギュレーション情報を受信し、指示情報を受信するように構成される。探索空間のコンフィギュレーション情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値以外のパラメータと、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値以外のパラメータとを示すために使用される。指示情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値と、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値とを示すために使用される。
解決策3:第1処理モジュールは、探索空間のM個の候補モニタリング・オケージョンを決定し;M個の候補モニタリング・オケージョンから、N個のターゲット・モニタリング・オケージョンを、DRXサイクルのオン・デュレーションの時間ドメイン位置に基づいて決定するように構成され、Mは正の整数であり、NはM以下の正の整数である。第2処理モジュールは、探索空間においてN個のターゲット・モニタリング・オケージョンに関するパワー・セービング信号を監視するように構成され、パワー・セービング信号は端末のパワー・セービング情報を示すために使用される。
パワー・セービング信号、探索空間、及びターゲット・モニタリング・オケージョンの関連する情報については、図11に示す実施形態を参照されたい。詳細はここで再び説明されない。
一例において、図4に示す通信装置を参照すると、図16の通信モジュール202は図4の通信インターフェース104によって実現されてもよく、図16の処理モジュール201は図4のプロセッサ101によって実現されてもよい。これは本願のこの実施態様において限定されない。
図17は、本願の実施形態による通信装置の構造の概略図である。図17に示すように、通信装置は、処理モジュール301と通信モジュール302を含む。通信モジュール302は、第1通信モジュールと第2通信モジュールを含むことが可能である。
オプションとして、通信装置は以下の解決策のうちの少なくとも1つを実行することができる:
解決策1:第1通信モジュールは、端末がロングDRXサイクルを使用する場合に、第1探索空間においてパワー・セービング信号を送信し、第2探索空間においてパワー・セービング信号を送信することをスキップし、パワー・セービング信号は、端末のパワー・セービング情報を示すために使用される。第2通信モジュールは、端末がショートDRXサイクルを使用する場合に、第2探索空間においてパワー・セービング信号を送信し、第1探索空間においてパワー・セービング信号を送信することをスキップするように構成される。
パワー・セービング情報、第1探索空間、及び第2探索空間の関連する説明については、図5に示す実施形態を参照されたい。詳細はここでは再び説明されない。
解決策2:第1通信モジュールは、端末がロングDRXサイクルを使用する場合に、探索空間においてパワー・セービング信号を、探索空間の第1コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて送信するように構成され、パワー・セービング信号は、端末のパワー・セービング情報を示すために使用される。第2通信モジュールは、端末がショートDRXサイクルを使用する場合に、探索空間においてパワー・セービング信号を、探索空間の第2コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて送信するように構成される。
パワー・セービング情報、探索空間、第1コンフィギュレーション・パラメータ群、及び第2コンフィギュレーション・パラメータ群の関連する説明については、図9に示す実施形態を参照されたい。詳細はここで再び説明されない。
可能な設計において、第1通信モジュール/第2通信モジュールは、更に、探索空間のコンフィギュレーション情報を端末へ送信するように構成され、探索空間のコンフィギュレーション情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群と第2コンフィギュレーション・パラメータ群を示すために使用される。
可能な設計において、第1通信モジュール/第2通信モジュールは、更に、探索空間のコンフィギュレーション情報を端末へ送信し、指示情報を端末へ送信するように構成される。探索空間のコンフィギュレーション情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値以外のパラメータと、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値以外のパラメータとを示すために使用される。指示情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値と、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値とを示すために使用される。
解決策3:処理モジュール301は:探索空間のM個の候補モニタリング・オケージョンを決定し;M個の候補モニタリング・オケージョンから、N個のターゲット・モニタリング・オケージョンを、端末により使用されるDRXサイクルのオン・デュレーションの時間ドメイン位置に基づいて決定するように構成され、Mは正の整数であり、NはM以下の正の整数である。通信モジュール302は、探索空間においてN個のターゲット・モニタリング・オケージョンに関するパワー・セービング信号を送信するように構成され、パワー・セービング信号は端末のパワー・セービング情報を示すために使用される。
パワー・セービング信号、探索空間、及びターゲット・モニタリング・オケージョンの関連する情報については、図11に示す実施形態を参照されたい。詳細はここで再び説明されない。
一例において、図4に示す通信装置を参照すると、図17の通信モジュール302は図4の通信インターフェース104によって実現されてもよく、図17の処理モジュール301は図4のプロセッサ101によって実現されてもよい。これは本願のこの実施態様において限定されない。
本願の実施形態は、更に、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体はコンピュータ命令を記憶する。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体が通信装置上で動作する場合に、通信装置は、図5、図9又は図11に示す方法を実行することができる。コンピュータ命令は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されてもよいし、或いはコンピュータ読み取り可能な記憶媒体から別のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体へ伝送されてもよい。例えば、コンピュータ命令は、ウェブサイト、コンピュータ、サーバー、又はデータ・センターから、別のウェブサイト、コンピュータ、サーバー、又はデータ・センターへ、有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ、又はデジタル加入者回線(digital subscriber line, DSL))又は無線(例えば、赤外線、無線、又はマイクロ波)方式で伝送されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の使用可能な媒体、又は1つ以上の使用可能な媒体を統合するサーバー又はデータ・センターのようなデータ・ストレージ・デバイスであってもよい。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピー・ディスク、ハード・ディスク、又は磁気テープ)、光媒体、半導体媒体(例えば、ソリッド・ステート・ドライブ(solid-state drive, SSD))等である。
本願の実施形態は、コンピュータ命令を含むコンピュータ・プログラム製品を更に提供する。コンピュータ・プログラム製品が通信装置上で実行される場合に、通信装置は、図5、図9又は図11に示す方法を実行することができる。
本願の実施形態は通信システムを更に提供する。通信システムはネットワーク・デバイスと端末を含む。端末は、図5、図9、又は図11に示す技術的解決策を実行するように構成され、ネットワーク・デバイスは、図5、図9、又は図11に示す技術的解決策を実行するように構成される。
図18は、本願の実施形態によるチップの構造の概略図である。図18に示すチップは、汎用プロセッサであってもよいし、専用プロセッサであってもよい。チップは、プロセッサ401を含む。プロセッサ401は、図5、図9又は図11に示す技術的解決策を実行する際に通信装置をサポートするように構成される。
オプションとして、チップはトランシーバ402を更に含む。トランシーバ402は、図5、図9又は図11に示す技術的解決策を実行する際に、プロセッサ401の制御下で通信装置をサポートするように構成される。
オプションとして、図18に示されるチップは、記憶媒体403を更に含んでもよい。
図18に示すチップは、以下の回路又は構成要素:1つ以上のフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(field programmable gate array, FPGA)、プログラマブル論理デバイス(programmable logic device, PLD)、コントローラ、状態マシン、ゲート・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、任意の他の適切な回路、又は任意の回路の組み合わせであって本願で説明される種々の機能を実行することができるものによって実現されてもよいことに留意すべきである。
本願の実施形態で提供される端末、ネットワーク・デバイス、コンピュータ記憶媒体、コンピュータ・プログラム製品、及びチップは全て、上記で与えられる方法を実行するように構成される。従って、端末、ネットワーク・デバイス、コンピュータ記憶媒体、コンピュータ・プログラム製品、及びチップによって達成され得る有益な効果については、上記で与えられる方法に対応する有益な効果を参照されたい。詳細はここで再び説明されない。
前述の説明に関し、本願は更に以下の実施態様を提供する:
実施形態1:探索空間モニタリング方法が提供される。方法は以下を含む:
ロングDRXサイクルを使用する場合に、端末が、第1探索空間においてパワー・セービング信号を監視し、第2探索空間においてパワー・セービング信号を監視することをスキップする。パワー・セービング信号は端末のパワー・セービング情報を示すために使用される。
ショートDRXサイクルを使用する場合に、端末が、第2探索空間においてパワー・セービング信号を監視し、第1探索空間においてパワー・セービング信号を監視することをスキップする。
実施形態2:実施形態1の探索空間モニタリング方法に従って、パワー・セービング情報は:端末がパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルでPDCCHを監視するかどうか;最小スケジューリング時間インターバルの指示;CSIメジャーメント・トリガの指示;BWPスイッチングの指示;パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末が監視することを必要とする探索空間及び/又はCORESET;パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末がPDCCHを監視するモニタリング・サイクル;及びパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末により使用されるスキップ継続期間;のうちの少なくとも1つを含む。
実施形態3:実施形態1又は実施形態2の探索空間モニタリング方法に従って、第1探索空間のモニタリング・サイクルは時間長に関してロングDRXサイクルと同じであり、第2探索空間のモニタリング・サイクルは時間長に関してショートDRXサイクルと同じである。
実施形態4:実施形態1ないし実施形態3のうちの何れか1つによる探索空間モニタリング方法に従って、第1探索空間のモニタリング・オフセット値は、第2探索空間のモニタリング・オフセット値と相違する。
実施形態5:通信方法が提供される。方法は以下を含む:
端末がロングDRXサイクルを使用する場合に、ネットワーク・デバイスが、第1探索空間においてパワー・セービング信号を送信し、第2探索空間においてパワー・セービング信号を送信しない。パワー・セービング信号は端末のパワー・セービング情報を示すために使用される。
端末がショートDRXサイクルを使用する場合に、ネットワーク・デバイスが、第2探索空間においてパワー・セービング信号を送信し、第1探索空間においてパワー・セービング信号を送信しない。
実施形態6:実施形態5の通信方法に従って、パワー・セービング情報は:端末がパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルでPDCCHを監視するかどうか;最小スケジューリング時間インターバルの指示;CSIメジャーメント・トリガの指示;BWPスイッチングの指示;パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末が監視することを必要とする探索空間及び/又はCORESET;パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末がPDCCHを監視するモニタリング・サイクル;及びパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末により使用されるスキップ継続期間;のうちの少なくとも1つを含む。
実施形態7:実施形態5又は実施形態6の通信方法に従って、第1探索空間のモニタリング・サイクルは時間長に関してロングDRXサイクルと同じであり、第2探索空間のモニタリング・サイクルは時間長に関してショートDRXサイクルと同じである。
実施形態8:実施形態5ないし実施形態7のうちの何れか1つによる通信方法に従って、第1探索空間のモニタリング・オフセット値は、第2探索空間のモニタリング・オフセット値と相違する。
実施形態9:通信装置が提供される。通信装置は、端末、端末内のチップ、又はシステム・オン・チップであってもよい。通信装置はプロセッサとメモリを含む。メモリは命令を記憶する。命令がプロセッサによって実行されると、通信装置は以下のステップ:ロングDRXサイクルを使用する場合に、第1探索空間においてパワー・セービング信号を監視し、第2探索空間においてパワー・セービング信号を監視することをスキップするステップであって、パワー・セービング信号は端末のパワー・セービング情報を示すために使用される、ステップ;及びショートDRXサイクルを使用する場合に、第2探索空間においてパワー・セービング信号を監視し、第1探索空間においてパワー・セービング信号を監視することをスキップするステップを実行するように動作する。
実施形態10:実施形態9の通信装置に従って、パワー・セービング情報は:端末がパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルでPDCCHを監視するかどうか;最小スケジューリング時間インターバルの指示;CSIメジャーメント・トリガの指示;BWPスイッチングの指示;パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末が監視することを必要とする探索空間及び/又はCORESET;パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末がPDCCHを監視するモニタリング・サイクル;及びパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末により使用されるスキップ継続期間;のうちの少なくとも1つを含む。
実施形態11:実施形態9又は実施形態10の通信装置に従って、第1探索空間のモニタリング・サイクルは時間長に関してロングDRXサイクルと同じであり、第2探索空間のモニタリング・サイクルは時間長に関してショートDRXサイクルと同じである。
実施形態12:実施形態9ないし実施形態11のうちの何れか1つによる通信装置に従って、第1探索空間のモニタリング・オフセット値は、第2探索空間のモニタリング・オフセット値と相違する。
実施形態13:通信装置が提供される。通信装置は、ネットワーク・デバイス、ネットワーク・デバイス内のチップ、又はシステム・オン・チップであってもよい。通信装置はプロセッサとメモリを含む。メモリは命令を記憶する。命令がプロセッサによって実行されると、通信装置は以下のステップ:端末がロングDRXサイクルを使用する場合に、第1探索空間においてパワー・セービング信号を送信し、第2探索空間においてパワー・セービング信号を送信することをスキップするステップであって、パワー・セービング信号は端末のパワー・セービング情報を示すために使用される、ステップ;及び端末がショートDRXサイクルを使用する場合に、第2探索空間においてパワー・セービング信号を送信し、第1探索空間においてパワー・セービング信号を送信することをスキップするステップを実行するように動作する。
実施形態14:実施形態13の通信装置に従って、パワー・セービング情報は:端末がパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルでPDCCHを監視するかどうか;最小スケジューリング時間インターバルの指示;CSIメジャーメント・トリガの指示;BWPスイッチングの指示;パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末が監視することを必要とする探索空間及び/又はCORESET;パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末がPDCCHを監視するモニタリング・サイクル;及びパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末により使用されるスキップ継続期間;のうちの少なくとも1つを含む。
実施形態15:実施形態13又は実施形態14の通信装置に従って、第1探索空間のモニタリング・サイクルは時間長に関してロングDRXサイクルと同じであり、第2探索空間のモニタリング・サイクルは時間長に関してショートDRXサイクルと同じである。
実施形態16:実施形態13ないし実施形態15のうちの何れか1つによる通信装置に従って、第1探索空間のモニタリング・オフセット値は、第2探索空間のモニタリング・オフセット値と相違する。
実施形態17:通信装置が提供され、第1処理ユニットと第2処理ユニットを含む。第1処理モジュールは、端末がロングDRXサイクルを使用する場合に、第1探索空間においてパワー・セービング信号であって端末のパワー・セービング情報を示すために使用されるパワー・セービング信号を監視し、第2探索空間においてパワー・セービング信号を監視することをスキップするように構成される。第2処理モジュールは、端末がショートDRXサイクルを使用する場合に、第2探索空間においてパワー・セービング信号を監視し、第1探索空間においてパワー・セービング信号を監視することをスキップするように構成される。
実施形態18:実施形態17の通信装置に従って、パワー・セービング情報は:端末がパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルでPDCCHを監視するかどうか;最小スケジューリング時間インターバルの指示;CSIメジャーメント・トリガの指示;BWPスイッチングの指示;パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末が監視することを必要とする探索空間及び/又はCORESET;パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末がPDCCHを監視するモニタリング・サイクル;及びパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末により使用されるスキップ継続期間;のうちの少なくとも1つを含む。
実施形態19:実施形態17又は実施形態18の通信装置に従って、第1探索空間のモニタリング・サイクルは時間長に関してロングDRXサイクルと同じであり、第2探索空間のモニタリング・サイクルは時間長に関してショートDRXサイクルと同じである。
実施形態20:実施形態17ないし実施形態19のうちの何れか1つによる通信装置に従って、第1探索空間のモニタリング・オフセット値は、第2探索空間のモニタリング・オフセット値と相違する。
実施形態21:通信装置が提供され、第1通信モジュールと第2通信モジュールを含む。第1通信モジュールは、端末がロングDRXサイクルを使用する場合に、第1探索空間においてパワー・セービング信号を送信し、第2探索空間においてパワー・セービング信号を送信することをスキップするように構成され、パワー・セービング信号は、端末のパワー・セービング情報を示すために使用される。第2通信モジュールは、端末がショートDRXサイクルを使用する場合に、第2探索空間においてパワー・セービング信号を送信し、第1探索空間においてパワー・セービング信号を送信することをスキップするように構成される。
実施形態22:実施形態21の通信装置に従って、パワー・セービング情報は:端末がパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルでPDCCHを監視するかどうか;最小スケジューリング時間インターバルの指示;CSIメジャーメント・トリガの指示;BWPスイッチングの指示;パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末が監視することを必要とする探索空間及び/又はCORESET;パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末がPDCCHを監視するモニタリング・サイクル;及びパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末により使用されるスキップ継続期間;のうちの少なくとも1つを含む。
実施形態23:実施形態21又は実施形態22の通信装置に従って、第1探索空間のモニタリング・サイクルは時間長に関してロングDRXサイクルと同じであり、第2探索空間のモニタリング・サイクルは時間長に関してショートDRXサイクルと同じである。
実施形態24:実施形態21ないし実施形態23のうちの何れか1つによる通信装置に従って、第1探索空間のモニタリング・オフセット値は、第2探索空間のモニタリング・オフセット値と相違する。
実施形態25:通信システムが提供され、端末とネットワーク・デバイスを含む。
端末は、ロングDRXサイクルを使用する場合に、第1探索空間においてパワー・セービング信号であって端末のパワー・セービング情報を示すために使用されるパワー・セービング信号を監視し、第2探索空間においてパワー・セービング信号を監視することをスキップし;且つショートDRXサイクルを使用する場合に、第2探索空間においてパワー・セービング信号を監視し、第1探索空間においてパワー・セービング信号を監視することをスキップするように構成されている。
ネットワーク・デバイスは:端末がロングDRXサイクルを使用する場合に、第1探索空間においてパワー・セービング信号であって端末のパワー・セービング情報を示すために使用されるパワー・セービング信号を送信し、第2探索空間においてパワー・セービング信号を送信することをスキップし;且つ端末がショートDRXサイクルを使用する場合に、第2探索空間においてパワー・セービング信号を送信し、第1探索空間においてパワー・セービング信号を送信することをスキップするように構成されている。
実施形態26:実施形態25の通信システムに従って、パワー・セービング情報は:端末がパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルでPDCCHを監視するかどうか;最小スケジューリング時間インターバルの指示;CSIメジャーメント・トリガの指示;BWPスイッチングの指示;パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末が監視することを必要とする探索空間及び/又はCORESET;パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末がPDCCHを監視するモニタリング・サイクル;及びパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末により使用されるスキップ継続期間;のうちの少なくとも1つを含む。
実施形態27:実施形態25又は実施形態26の通信システムに従って、第1探索空間のモニタリング・サイクルは時間長に関してロングDRXサイクルと同じであり、第2探索空間のモニタリング・サイクルは時間長に関してショートDRXサイクルと同じである。
実施形態28:実施形態25ないし実施形態27のうちの何れか1つによる通信システムに従って、第1探索空間のモニタリング・オフセット値は、第2探索空間のモニタリング・オフセット値と相違する。
実施形態29:コンピュータ・プログラム製品が提供される。コンピュータ・プログラム製品がコンピュータ上で動作すると、コンピュータは、実施形態1ないし実施形態8のうちの何れか1つにおける方法を実行するように動作する。
実施形態30:コンピュータ読み取り可能な記憶媒体が提供される。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は命令を記憶し、命令がコンピュータ上で実行されると、コンピュータは、実施形態1ないし実施形態8のうちの何れか1つにおける方法を実行するように動作する。
実施形態31:チップが提供される。チップはプロセッサを含み、プロセッサが命令を実行すると、プロセッサは実施形態1ないし実施形態8のうちの何れか1つにおける方法を実行するように構成されている。命令は、チップ内のメモリからのものであってもよいし、チップ外のメモリからのものであってもよい。オプションとして、チップは入力/出力回路を更に含む。
実施形態32:探索空間モニタリング方法が提供される。方法は以下を含む:
ロングDRXサイクルを使用する場合に、端末が、探索空間においてパワー・セービング信号を、探索空間の第1コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて監視する。パワー・セービング信号は端末のパワー・セービング情報を示すために使用される。
ショートDRXサイクルを使用する場合に、端末が、探索空間においてパワー・セービング信号を、探索空間の第2コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて監視する。
実施形態33:実施形態32の探索空間モニタリング方法に従って、パワー・セービング情報は:端末がパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルでPDCCHを監視するかどうか;最小スケジューリング時間インターバルの指示;CSIメジャーメント・トリガの指示;BWPスイッチングの指示;パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末が監視することを必要とする探索空間及び/又はCORESET;パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末がPDCCHを監視するモニタリング・サイクル;及びパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末により使用されるスキップ継続期間;のうちの少なくとも1つを含む。
実施形態34:実施形態32又は実施形態33の探索空間モニタリング方法に従って、方法は更に:端末が、探索空間のコンフィギュレーション情報を受信するステップを含み、探索空間のコンフィギュレーション情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群と第2コンフィギュレーション・パラメータ群を示すために使用される。
実施形態35:実施形態32又は実施形態33の探索空間モニタリング方法に従って、方法は更に:端末が、探索空間のコンフィギュレーション情報を受信するステップを含み、探索空間のコンフィギュレーション情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値以外のパラメータと、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値以外のパラメータとを示すために使用される。端末は指示情報を受信し、指示情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値と、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値とを示すために使用される。
実施形態36:実施形態32ないし実施形態35のうちの何れか1つによる探索空間モニタリング方法に従って、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクルは時間長に関してロングDRXサイクルと同じであり、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクルは時間長に関してショートDRXサイクルと同じである。
実施形態37:実施形態32ないし実施形態36のうちの何れか1つによる探索空間モニタリング方法に従って、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・オフセット値は、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・オフセット値と相違する。
実施形態38:通信方法が提供される。方法は以下を含む:
端末がロング間欠受信DRXサイクルを使用する場合に、ネットワーク・デバイスが、探索空間においてパワー・セービング信号を、探索空間の第1コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて送信する。パワー・セービング信号は端末のパワー・セービング情報を示すために使用される。
端末がショートDRXサイクルを使用する場合に、ネットワーク・デバイスが、探索空間においてパワー・セービング信号を、探索空間の第2コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて送信する。
実施形態39:実施形態38の通信方法に従って、パワー・セービング情報は:端末がパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルでPDCCHを監視するかどうか;最小スケジューリング時間インターバルの指示;CSIメジャーメント・トリガの指示;BWPスイッチングの指示;パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末が監視することを必要とする探索空間及び/又はCORESET;パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末がPDCCHを監視するモニタリング・サイクル;及びパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末により使用されるスキップ継続期間;のうちの少なくとも1つを含む。
実施形態40:実施形態39又は実施形態40の通信方法に従って、方法は更に:ネットワーク・デバイスが、探索空間のコンフィギュレーション情報を端末へ送信するステップを含み、探索空間のコンフィギュレーション情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群と第2コンフィギュレーション・パラメータ群を示すために使用される。
実施形態41:実施形態39又は実施形態40の通信方法に従って、方法は更に:ネットワーク・デバイスが、探索空間のコンフィギュレーション情報を端末へ送信するステップを含み、探索空間のコンフィギュレーション情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値以外のパラメータと、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値以外のパラメータとを示すために使用される。ネットワーク・デバイスは指示情報を端末へ送信し、指示情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値と、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値とを示すために使用される。
実施形態42:実施形態38ないし実施形態41のうちの何れか1つによる通信方法に従って、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクルは時間長に関してロングDRXサイクルと同じであり、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクルは時間長に関してショートDRXサイクルと同じである。
実施形態43:実施形態38ないし実施形態42のうちの何れか1つによる通信方法に従って、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・オフセット値は、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・オフセット値と相違する。
実施形態44:通信装置が提供される。通信装置は、端末、端末内のチップ、又はシステム・オン・チップであってもよい。通信装置はプロセッサとメモリを含む。メモリは命令を記憶する。命令がプロセッサによって実行されると、通信装置は以下のステップ:ロングDRXサイクルを使用する場合に、探索空間においてパワー・セービング信号であって端末のパワー・セービング情報を示すために使用されるパワー・セービング信号を、探索空間の第1コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて監視するステップ;及びショートDRXサイクルを使用する場合に、探索空間においてパワー・セービング信号を、探索空間の第2コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて監視するステップを実行するように動作する。
実施形態45:実施形態44の通信方法に従って、パワー・セービング情報は:端末がパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルでPDCCHを監視するかどうか;最小スケジューリング時間インターバルの指示;CSIメジャーメント・トリガの指示;BWPスイッチングの指示;パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末が監視することを必要とする探索空間及び/又はCORESET;パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末がPDCCHを監視するモニタリング・サイクル;及びパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末により使用されるスキップ継続期間;のうちの少なくとも1つを含む。
実施形態46:実施形態44又は実施形態45の通信方法に従って、命令がプロセッサによって実行されると、通信装置は更に:探索空間のコンフィギュレーション情報を受信するステップを実行するように動作し、探索空間のコンフィギュレーション情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群と第2コンフィギュレーション・パラメータ群を示すために使用される。
実施形態47:実施形態44又は実施形態45の通信方法に従って、命令がプロセッサによって実行されると、通信装置は更に:探索空間のコンフィギュレーション情報を受信するステップであって、探索空間のコンフィギュレーション情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値以外のパラメータと、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値以外のパラメータとを示すために使用される、ステップ;及び指示情報を受信するステップであって、指示情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値と、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値とを示すために使用される、ステップ;を実行するように動作する。
実施形態48:実施形態44ないし実施形態47のうちの何れか1つによる通信方法に従って、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクルは時間長に関してロングDRXサイクルと同じであり、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中の前記モニタリング・サイクルは時間長に関して前記ショートDRXサイクルと同じである。
実施形態49:実施形態44ないし実施形態48のうちの何れか1つによる通信方法に従って、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・オフセット値は、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・オフセット値と相違する。
実施形態50:通信装置が提供される。通信装置は、ネットワーク・デバイス、ネットワーク・デバイス内のチップ、又はシステム・オン・チップであってもよい。通信装置はプロセッサとメモリを含む。メモリは命令を記憶する。命令がプロセッサによって実行されると、通信装置は以下のステップ:端末がロングDRXサイクルを使用する場合に、探索空間においてパワー・セービング信号を、探索空間の第1コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて送信するステップであって、パワー・セービング信号は端末のパワー・セービング情報を示すために使用される、ステップ;及び端末がショートDRXサイクルを使用する場合に、探索空間においてパワー・セービング信号を、探索空間の第2コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて送信するステップ;を実行するように動作する。
実施形態51:実施形態50の通信装置に従って、パワー・セービング情報は:端末がパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルでPDCCHを監視するかどうか;最小スケジューリング時間インターバルの指示;CSIメジャーメント・トリガの指示;BWPスイッチングの指示;パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末が監視することを必要とする探索空間及び/又はCORESET;パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末がPDCCHを監視するモニタリング・サイクル;及びパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末により使用されるスキップ継続期間;のうちの少なくとも1つを含む。
実施形態52:実施形態50又は実施形態51の通信装置に従って、命令がプロセッサによって実行されると、通信装置は更に:探索空間のコンフィギュレーション情報を端末へ送信するステップを実行するように動作し、探索空間のコンフィギュレーション情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群と第2コンフィギュレーション・パラメータ群を示すために使用される。
実施形態53:実施形態50又は実施形態51の通信装置に従って、命令がプロセッサによって実行されると、通信装置は更に:探索空間のコンフィギュレーション情報を端末へ送信するステップであって、探索空間のコンフィギュレーション情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値以外のパラメータと、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値以外のパラメータとを示すために使用される、ステップ;及び指示情報を端末へ送信するステップであって、指示情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値と、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値とを示すために使用される、ステップを実行するように動作する。
実施形態54:実施形態50ないし実施形態53のうちの何れか1つによる通信装置に従って、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクルは時間長に関して前記ロングDRXサイクルと同じであり、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中の前記モニタリング・サイクルは時間長に関して前記ショートDRXサイクルと同じである。
実施形態55:実施形態50ないし実施形態54のうちの何れか1つによる通信装置に従って、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・オフセット値は、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・オフセット値と相違する。
実施形態56:通信装置が提供される。通信装置は第1処理モジュールと第2処理モジュールを含む。第1処理モジュールは、端末がロングDRXサイクルを使用する場合に、探索空間においてパワー・セービング信号を、探索空間の第1コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて監視するように構成され、パワー・セービング信号は、端末のパワー・セービング情報を示すために使用される。第2処理モジュールは、端末がショートDRXサイクルを使用する場合に、探索空間においてパワー・セービング信号を、探索空間の第2コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて監視するように構成される。
実施形態57:実施形態56の通信装置に従って、パワー・セービング情報は:端末がパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルでPDCCHを監視するかどうか;最小スケジューリング時間インターバルの指示;CSIメジャーメント・トリガの指示;BWPスイッチングの指示;パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末が監視することを必要とする探索空間及び/又はCORESET;パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末がPDCCHを監視するモニタリング・サイクル;及びパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末により使用されるスキップ継続期間;のうちの少なくとも1つを含む。
実施形態58:実施形態56又は実施形態57の通信装置に従って、通信装置は通信モジュールを更に含む。通信モジュールは、探索空間のコンフィギュレーション情報を受信するように構成され、探索空間のコンフィギュレーション情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群と第2コンフィギュレーション・パラメータ群を示すために使用される。
実施形態59:実施形態56又は実施形態57の通信装置に従って、通信装置は通信モジュールを更に含む。通信モジュールは、探索空間のコンフィギュレーション情報を受信し、指示情報を受信するように構成される。探索空間のコンフィギュレーション情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値以外のパラメータと、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値以外のパラメータとを示すために使用される。指示情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値と、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値とを示すために使用される。
実施形態60:実施形態56ないし実施形態59のうちの何れか1つにおける通信装置に従って、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクルは時間長に関してロングDRXサイクルと同じであり、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクルは時間長に関してショートDRXサイクルと同じである。
実施形態61:実施形態56ないし実施形態60のうちの何れか1つによる通信装置に従って、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・オフセット値は、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・オフセット値と相違する。
実施形態62:通信装置が提供される。通信装置は第1通信モジュールと第2通信モジュールを含む。第1通信モジュールは、端末がロングDRXサイクルを使用する場合に、探索空間においてパワー・セービング信号を、探索空間の第1コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて送信するように構成され、パワー・セービング信号は、端末のパワー・セービング情報を示すために使用される。第2通信モジュールは、端末がショートDRXサイクルを使用する場合に、探索空間においてパワー・セービング信号を、探索空間の第2コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて送信するように構成される。
実施形態63:実施形態62の通信装置に従って、パワー・セービング情報は:端末がパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルでPDCCHを監視するかどうか;最小スケジューリング時間インターバルの指示;CSIメジャーメント・トリガの指示;BWPスイッチングの指示;パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末が監視することを必要とする探索空間及び/又はCORESET;パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末がPDCCHを監視するモニタリング・サイクル;及びパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末により使用されるスキップ継続期間;のうちの少なくとも1つを含む。
実施形態64:実施形態62又は実施形態63の通信装置に従って、第1通信モジュール/第2通信モジュールは、更に、探索空間のコンフィギュレーション情報を端末へ送信するように構成され、探索空間のコンフィギュレーション情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群と第2コンフィギュレーション・パラメータ群を示すために使用される。
実施形態65:実施形態62又は実施形態63の通信装置に従って、第1通信モジュール/第2通信モジュールは、更に、探索空間のコンフィギュレーション情報を端末へ送信し、指示情報を端末へ送信するように構成される。探索空間のコンフィギュレーション情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値以外のパラメータと、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値以外のパラメータとを示すために使用される。指示情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値と、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値とを示すために使用される。
実施形態66:実施形態62ないし実施形態65のうちの何れか1つにおける通信装置に従って、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクルは時間長に関してロングDRXサイクルと同じであり、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクルは時間長に関してショートDRXサイクルと同じである。
実施形態67:実施形態62ないし実施形態66のうちの何れか1つによる通信装置に従って、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・オフセット値は、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・オフセット値と相違する。
実施形態68:通信システムが提供され、端末とネットワーク・デバイスを含む。
端末は、ロングDRXサイクルを使用する場合に、探索空間においてパワー・セービング信号であって端末のパワー・セービング情報を示すために使用されるパワー・セービング信号を、探索空間の第1コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて監視し;且つショートDRXサイクルを使用する場合に、探索空間においてパワー・セービング信号を、探索空間の第2コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて監視するように構成される。
ネットワーク・デバイスは、端末がロング間欠受信DRXサイクルを使用する場合に、探索空間においてパワー・セービング信号であって端末のパワー・セービング情報を示すために使用されるパワー・セービング信号を、探索空間の第1コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて送信し;且つ端末がショートDRXサイクルを使用する場合に、探索空間においてパワー・セービング信号を、探索空間の第2コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて送信するように構成されている。
実施形態69:実施形態68の通信システムに従って、パワー・セービング情報は:端末がパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルでPDCCHを監視するかどうか;最小スケジューリング時間インターバルの指示;CSIメジャーメント・トリガの指示;BWPスイッチングの指示;パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末が監視することを必要とする探索空間及び/又はCORESET;パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末がPDCCHを監視するモニタリング・サイクル;及びパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末により使用されるスキップ継続期間;のうちの少なくとも1つを含む。
実施形態70:実施形態68又は実施形態69の通信システムに従って、ネットワーク・デバイスは、探索空間のコンフィギュレーション情報を端末へ送信するように構成され、探索空間のコンフィギュレーション情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群と第2コンフィギュレーション・パラメータ群を示すために使用される。端末は、探索空間のコンフィギュレーション情報を受信するように更に構成されており、探索空間のコンフィギュレーション情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群と第2コンフィギュレーション・パラメータ群を示すために使用される。
実施形態71:実施形態68又は実施形態69の通信システムに従って、ネットワーク・デバイスは、更に:探索空間のコンフィギュレーション情報を端末へ送信するステップであって、探索空間のコンフィギュレーション情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値以外のパラメータと、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値以外のパラメータとを示すために使用される、ステップ;及び指示情報を端末へ送信するステップであって、指示情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値と、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値とを示すために使用される、ステップ;を行うように構成されている。端末は、更に:探索空間のコンフィギュレーション情報を受信するステップであって、探索空間のコンフィギュレーション情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値以外のパラメータと、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値以外のパラメータとを示すために使用される、ステップ;及び指示情報を受信するステップであって、指示情報は、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値と、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中の前記モニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値とを示すために使用される、ステップ;を行うように構成されている。
実施形態72:実施形態68ないし実施形態71のうちの何れか1つによる通信システムに従って、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクルは時間長に関してロングDRXサイクルと同じであり、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクルは時間長に関してショートDRXサイクルと同じである。
実施形態73:実施形態68ないし実施形態72のうちの何れか1つによる通信システムに従って、第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・オフセット値は、第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・オフセット値と相違する。
実施形態74:コンピュータ・プログラム製品が提供される。コンピュータ・プログラム製品がコンピュータ上で動作すると、コンピュータは、実施形態32ないし実施形態43のうちの何れか1つにおける方法を実行するように動作する。
実施形態75:コンピュータ読み取り可能な記憶媒体が提供される。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は命令を記憶し、命令がコンピュータ上で実行されると、コンピュータは、実施形態32ないし実施形態43のうちの何れか1つにおける方法を実行するように動作する。
実施形態76:チップが提供される。チップはプロセッサを含み、プロセッサが命令を実行すると、プロセッサは実施形態32ないし実施形態43のうちの何れか1つにおける方法を実行するように構成されている。命令は、チップ内のメモリからのものであってもよいし、チップ外のメモリからのものであってもよい。オプションとして、チップは入力/出力回路を更に含む。
実施形態77:探索空間モニタリング方法が提供される。方法は以下を含む:
端末が、探索空間のM個の候補モニタリング・オケージョンを決定する。Mは正の整数である。
端末が、M個の候補モニタリング・オケージョンから、N個のターゲット・モニタリング・オケージョンを、間欠受信DRXサイクルのオン・デュレーションの時間ドメイン位置に基づいて決定する。NはM以下の正の整数である。
端末が、探索空間においてN個のターゲット・モニタリング・オケージョンに関するパワー・セービング信号を監視する。パワー・セービング信号は端末のパワー・セービング情報を示すために使用される。
実施形態78:実施形態77の探索空間モニタリング方法に従って、探索空間のモニタリング・サイクルは時間長に関してショートDRXサイクルと同じである。
実施形態79:実施形態77又は実施形態78の探索空間モニタリング方法に従って、ターゲット・モニタリング・オケージョンは、DRXサイクルのオン・デュレーションより前にあり、且つDRXサイクルのオン・デュレーションに最も近い。
実施形態80:実施形態77の探索空間モニタリング方法に従って、N個のターゲット・モニタリング・オケージョンは、M個の候補モニタリング・オケージョンのうちのN個の候補モニタリング・オケージョンであって、DRXサイクルのオン・デュレーションに最も近いものであり;及びM個の候補モニタリング・オケージョンの各々に関し、候補モニタリング・オケージョンの開始時間とDRXサイクルの開始時間との間の差分は、第1の事前に設定された値以上である。
実施形態81:実施形態80の探索空間モニタリング方法に従って、Nの値は事前に設定されているか、又は端末のためにネットワーク・デバイスにより設定される。
実施形態82:実施形態77の探索空間モニタリング方法に従って、N個のターゲット・モニタリング・オケージョンは、ある時間ウィンドウ内のN個の候補モニタリング・オケージョンであり、時間ウィンドウの開始時間とDRXサイクルのオン・デュレーションの開始時間との間の差分は、第2の事前に設定された値に等しく、時間ウィンドウの終了時間とDRXサイクルのオン・デュレーションの開始時間との間の差分は、第3の事前に設定された値に等しい。
実施形態83:実施形態77ないし実施形態82のうちの何れか1つの探索空間モニタリング方法に従って、パワー・セービング情報は:端末がパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルでPDCCHを監視するかどうか;最小スケジューリング時間インターバルの指示;CSIメジャーメント・トリガの指示;BWPスイッチングの指示;パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末が監視することを必要とする探索空間及び/又はCORESET;パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末が前記PDCCHを監視するモニタリング・サイクル;及びパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末により使用されるスキップ継続期間;のうちの少なくとも1つを含む。
実施形態84:通信方法が提供される。方法は以下を含む:
ネットワーク・デバイスが、探索空間のM個の候補モニタリング・オケージョンを決定する。Mは正の整数である。
ネットワーク・デバイスが、M個の候補モニタリング・オケージョンから、N個のターゲット・モニタリング・オケージョンを、間欠受信DRXサイクルのオン・デュレーションの時間ドメイン位置に基づいて決定する。NはM以下の正の整数である。
ネットワーク・デバイスが、探索空間においてN個のターゲット・モニタリング・オケージョンに関するパワー・セービング信号を送信する。パワー・セービング信号は端末のパワー・セービング情報を示すために使用される。
実施形態85:実施形態84の通信方法に従って、探索空間のモニタリング・サイクルは時間長に関してショートDRXサイクルと同じである。
実施形態86:実施形態84又は実施形態85の通信方法に従って、ターゲット・モニタリング・オケージョンは、DRXサイクルのオン・デュレーションより前にあり、且つDRXサイクルのオン・デュレーションに最も近い。
実施形態87:実施形態84の通信方法に従って、N個のターゲット・モニタリング・オケージョンは、M個の候補モニタリング・オケージョンのうちのN個の候補モニタリング・オケージョンであって、DRXサイクルのオン・デュレーションに最も近いものであり;及びM個の候補モニタリング・オケージョンの各々に関し、候補モニタリング・オケージョンの開始時間とDRXサイクルの開始時間との間の差分は、第1の事前に設定された値以上である。
実施形態88:実施形態87の通信方法に従って、Nの値は事前に設定されているか、又は端末のためにネットワーク・デバイスにより設定される。
実施形態89:実施形態84の通信方法に従って、N個のターゲット・モニタリング・オケージョンは、ある時間ウィンドウ内のN個の候補モニタリング・オケージョンであり、時間ウィンドウの開始時間とDRXサイクルのオン・デュレーションの開始時間との間の差分は、第2の事前に設定された値に等しく、時間ウィンドウの終了時間とDRXサイクルのオン・デュレーションの開始時間との間の差分は、第3の事前に設定された値に等しい。
実施形態90:実施形態84ないし実施形態89のうちの何れか1つの通信方法に従って、パワー・セービング情報は:端末がパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルでPDCCHを監視するかどうか;最小スケジューリング時間インターバルの指示;CSIメジャーメント・トリガの指示;BWPスイッチングの指示;パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末が監視することを必要とする探索空間及び/又はCORESET;パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末がPDCCHを監視するモニタリング・サイクル;及びパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末により使用されるスキップ継続期間;のうちの少なくとも1つを含む。
実施形態91:通信装置が提供される。通信装置は、端末、端末内のチップ、又はシステム・オン・チップであってもよい。通信装置はプロセッサとメモリを含む。メモリは命令を記憶する。命令がプロセッサによって実行されると、通信装置は以下のステップ: 探索空間のM個の候補モニタリング・オケージョンを決定するステップであって、Mは正の整数である、ステップ;M個の候補モニタリング・オケージョンから、N個のターゲット・モニタリング・オケージョンを、DRXサイクルのオン・デュレーションの時間ドメイン位置に基づいて決定するステップであって、NはM以下の正の整数である、ステップ;及び探索空間においてN個のターゲット・モニタリング・オケージョンに関するパワー・セービング信号を監視するステップであって、パワー・セービング信号は端末のパワー・セービング情報を示すために使用される、ステップ;を実行するように動作する。
実施形態92:実施形態91の通信装置に従って、探索空間のモニタリング・サイクルは時間長に関してショートDRXサイクルと同じである。
実施形態93:実施形態91又は実施形態92の通信装置に従って、ターゲット・モニタリング・オケージョンは、DRXサイクルのオン・デュレーションより前にあり、且つDRXサイクルのオン・デュレーションに最も近い。
実施形態94:実施形態91の通信装置に従って、N個のターゲット・モニタリング・オケージョンは、M個の候補モニタリング・オケージョンのうちのN個の候補モニタリング・オケージョンであって、DRXサイクルのオン・デュレーションに最も近いものであり;及びM個の候補モニタリング・オケージョンの各々に関し、候補モニタリング・オケージョンの開始時間とDRXサイクルの開始時間との間の差分は、第1の事前に設定された値以上である。
実施形態95:実施形態94の通信装置に従って、Nの値は事前に設定されているか、又は端末のためにネットワーク・デバイスにより設定される。
実施形態96:実施形態91の通信装置に従って、N個のターゲット・モニタリング・オケージョンは、ある時間ウィンドウ内のN個の候補モニタリング・オケージョンであり、時間ウィンドウの開始時間とDRXサイクルのオン・デュレーションの開始時間との間の差分は、第2の事前に設定された値に等しく、時間ウィンドウの終了時間とDRXサイクルのオン・デュレーション時間の開始時間との間の差分は、第3の事前に設定された値に等しい。
実施形態97:実施形態91ないし実施形態96のうちの何れか1つの通信装置に従って、パワー・セービング情報は:端末がパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルでPDCCHを監視するかどうか;最小スケジューリング時間インターバルの指示;CSIメジャーメント・トリガの指示;BWPスイッチングの指示;パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末が監視することを必要とする探索空間及び/又はCORESET;パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末がPDCCHを監視するモニタリング・サイクル;及びパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末により使用されるスキップ継続期間;のうちの少なくとも1つを含む。
実施形態98:通信装置が提供される。通信装置は、ネットワーク・デバイス、ネットワーク・デバイス内のチップ、又はシステム・オン・チップであってもよい。通信装置はプロセッサとメモリを含む。メモリは命令を記憶する。命令がプロセッサによって実行されると、通信装置は以下のステップ:探索空間のM個の候補モニタリング・オケージョンを決定するステップであって、Mは正の整数である、ステップ;M個の候補モニタリング・オケージョンから、N個のターゲット・モニタリング・オケージョンを、端末により使用されるDRXサイクルのオン・デュレーションの時間ドメイン位置に基づいて決定するステップであって、NはM以下の正の整数である、ステップ;及びネットワーク・デバイスが、探索空間においてN個のターゲット・モニタリング・オケージョンに関するパワー・セービング信号を送信するステップであって、パワー・セービング信号は端末のパワー・セービング情報を示すために使用される、ステップ;を実行するように動作する。
実施形態99:実施形態98の通信装置に従って、探索空間のモニタリング・サイクルは時間長に関してショートDRXサイクルと同じである。
実施形態100:実施形態98又は実施形態99の通信装置に従って、ターゲット・モニタリング・オケージョンは、DRXサイクルのオン・デュレーションより前にあり、且つDRXサイクルのオン・デュレーションに最も近い。
実施形態101:実施形態98の通信装置に従って、N個のターゲット・モニタリング・オケージョンは、M個の候補モニタリング・オケージョンのうちのN個の候補モニタリング・オケージョンであって、DRXサイクルのオン・デュレーションに最も近いものであり;及びM個の候補モニタリング・オケージョンの各々に関し、候補モニタリング・オケージョンの開始時間とDRXサイクルの開始時間との間の差分は、第1の事前に設定された値以上である。
実施形態102:実施形態101の通信装置に従って、Nの値は事前に設定されているか、又は端末のためにネットワーク・デバイスにより設定される。
実施形態103:実施形態98の通信装置に従って、N個のターゲット・モニタリング・オケージョンは、ある時間ウィンドウ内のN個の候補モニタリング・オケージョンであり、時間ウィンドウの開始時間とDRXサイクルのオン・デュレーションの開始時間との間の差分は、第2の事前に設定された値に等しく、時間ウィンドウの終了時間とDRXサイクルのオン・デュレーションの開始時間との間の差分は、第3の事前に設定された値に等しい。
実施形態104:実施形態98ないし実施形態103のうちの何れか1つの通信装置に従って、パワー・セービング情報は:端末がパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルでPDCCHを監視するかどうか;最小スケジューリング時間インターバルの指示;CSIメジャーメント・トリガの指示;BWPスイッチングの指示;パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末が監視することを必要とする探索空間及び/又はCORESET;パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末がPDCCHを監視するモニタリング・サイクル;及びパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末により使用されるスキップ継続期間;のうちの少なくとも1つを含む。
実施形態105:通信装置が提供される。通信装置は第1処理モジュールと第2処理モジュールを含む。第1処理モジュールは、探索空間のM個の候補モニタリング・オケージョンを決定し;M個の候補モニタリング・オケージョンから、N個のターゲット・モニタリング・オケージョンを、DRXサイクルのオン・デュレーションの時間ドメイン位置に基づいて決定するように構成され、Mは正の整数であり、NはM以下の正の整数である。第2処理モジュールは、探索空間においてN個のターゲット・モニタリング・オケージョンに関するパワー・セービング信号を監視するように構成され、パワー・セービング信号は端末のパワー・セービング情報を示すために使用される。
実施形態106:実施形態105の通信装置に従って、探索空間のモニタリング・サイクルは時間長に関してショートDRXサイクルと同じである。
実施形態107:実施形態105又は実施形態106の通信装置に従って、ターゲット・モニタリング・オケージョンは、DRXサイクルのオン・デュレーションより前にあり、且つDRXサイクルのオン・デュレーションに最も近い。
実施形態108:実施形態105の通信装置に従って、N個のターゲット・モニタリング・オケージョンは、M個の候補モニタリング・オケージョンのうちのN個の候補モニタリング・オケージョンであって、DRXサイクルのオン・デュレーションに最も近いものであり;及びM個の候補モニタリング・オケージョンの各々に関し、候補モニタリング・オケージョンの開始時間とDRXサイクルの開始時間との間の差分は、第1の事前に設定された値以上である。
実施形態109:実施形態108の通信装置に従って、Nの値は事前に設定されているか、又は端末のためにネットワーク・デバイスにより設定される。
実施形態110:実施形態105の通信装置に従って、N個のターゲット・モニタリング・オケージョンは、ある時間ウィンドウ内のN個の候補モニタリング・オケージョンであり、時間ウィンドウの開始時間とDRXサイクルのオン・デュレーションの開始時間との間の差分は、第2の事前に設定された値に等しく、時間ウィンドウの終了時間とDRXサイクルのオン・デュレーションの開始時間との間の差分は、第3の事前に設定された値に等しい。
実施形態111:実施形態105ないし実施形態110のうちの何れか1つの通信装置に従って、パワー・セービング情報は:端末がパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルでPDCCHを監視するかどうか;最小スケジューリング時間インターバルの指示;CSIメジャーメント・トリガの指示;BWPスイッチングの指示;パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末が監視することを必要とする探索空間及び/又はCORESET;パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末がPDCCHを監視するモニタリング・サイクル;及びパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末により使用されるスキップ継続期間;のうちの少なくとも1つを含む。
実施形態112:通信装置が提供される。通信装置は処理モジュールと通信モジュールを含む。処理モジュールは、探索空間のM個の候補モニタリング・オケージョンを決定し;M個の候補モニタリング・オケージョンから、N個のターゲット・モニタリング・オケージョンを、端末により使用されるDRXサイクルのオン・デュレーションの時間ドメイン位置に基づいて決定するように構成され、Mは正の整数であり、NはM以下の正の整数である。通信モジュールは、探索空間においてN個のターゲット・モニタリング・オケージョンに関するパワー・セービング信号を送信するように構成され、パワー・セービング信号は端末のパワー・セービング情報を示すために使用される。
実施形態113:実施形態112の通信装置に従って、探索空間のモニタリング・サイクルは時間長に関してショートDRXサイクルと同じである。
実施形態114:実施形態112又は実施形態113の通信装置に従って、ターゲット・モニタリング・オケージョンは、DRXサイクルのオン・デュレーションより前にあり、且つDRXサイクルのオン・デュレーションに最も近い。
実施形態115:実施形態112の通信装置に従って、N個のターゲット・モニタリング・オケージョンは、M個の候補モニタリング・オケージョンのうちのN個の候補モニタリング・オケージョンであって、DRXサイクルのオン・デュレーションに最も近いものであり;及びM個の候補モニタリング・オケージョンの各々に関し、候補モニタリング・オケージョンの開始時間とDRXサイクルの開始時間との間の差分は、第1の事前に設定された値以上である。
実施形態116:実施形態115の通信装置に従って、Nの値は事前に設定されているか、又は端末のためにネットワーク・デバイスにより設定される。
実施形態117:実施形態112の通信装置に従って、N個のターゲット・モニタリング・オケージョンは、ある時間ウィンドウ内のN個の候補モニタリング・オケージョンであり、時間ウィンドウの開始時間とDRXサイクルのオン・デュレーションの開始時間との間の差分は、第2の事前に設定された値に等しく、時間ウィンドウの終了時間とDRXサイクルのオン・デュレーションの開始時間との間の差分は、第3の事前に設定された値に等しい。
実施形態118:実施形態112ないし実施形態117のうちの何れか1つの通信装置に従って、パワー・セービング情報は:端末がパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルでPDCCHを監視するかどうか;最小スケジューリング時間インターバルの指示;CSIメジャーメント・トリガの指示;BWPスイッチングの指示;パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末が監視することを必要とする探索空間及び/又はCORESET;パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末がPDCCHを監視するモニタリング・サイクル;及びパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末により使用されるスキップ継続期間;のうちの少なくとも1つを含む。
実施形態119:通信システムが提供され、端末とネットワーク・デバイスを含む。
端末は:探索空間のM個の候補モニタリング・オケージョンを決定し;M個の候補モニタリング・オケージョンから、N個のターゲット・モニタリング・オケージョンを、間欠受信DRXサイクルのオン・デュレーションの時間ドメイン位置に基づいて決定し;且つ探索空間においてN個のターゲット・モニタリング・オケージョンに関するパワー・セービング信号を監視するように構成されており、Mは正の整数であり、NはM以下の正の整数であり、パワー・セービング信号は端末のパワー・セービング情報を示すために使用される。
ネットワーク・デバイスは:探索空間のM個の候補モニタリング・オケージョンを決定し;M個の候補モニタリング・オケージョンから、N個のターゲット・モニタリング・オケージョンを、間欠受信DRXサイクルのオン・デュレーションの時間ドメイン位置に基づいて決定し;且つ探索空間においてN個のターゲット・モニタリング・オケージョンに関するパワー・セービング信号を送信するように構成され、Mは正の整数であり、NはM以下の正の整数であり、パワー・セービング信号は端末のパワー・セービング情報を示すために使用される。
実施形態120:実施形態119の通信装置に従って、探索空間のモニタリング・サイクルは時間長に関してショートDRXサイクルと同じである。
実施形態121:実施形態119又は実施形態120の通信装置に従って、ターゲット・モニタリング・オケージョンは、DRXサイクルのオン・デュレーションより前にあり、且つDRXサイクルのオン・デュレーションに最も近い。
実施形態122:実施形態119の通信装置に従って、N個のターゲット・モニタリング・オケージョンは、M個の候補モニタリング・オケージョンのうちのN個の候補モニタリング・オケージョンであって、DRXサイクルのオン・デュレーションに最も近いものであり;及びM個の候補モニタリング・オケージョンの各々に関し、候補モニタリング・オケージョンの開始時間とDRXサイクルの開始時間との間の差分は、第1の事前に設定された値以上である。
実施形態123:実施形態122の通信装置に従って、Nの値は事前に設定されているか、又は端末のためにネットワーク・デバイスにより設定される。
実施形態124:実施形態119の通信装置に従って、N個のターゲット・モニタリング・オケージョンは、ある時間ウィンドウ内のN個の候補モニタリング・オケージョンであり、時間ウィンドウの開始時間とDRXサイクルのオン・デュレーションの開始時間との間の差分は、第2の事前に設定された値に等しく、時間ウィンドウの終了時間とDRXサイクルのオン・デュレーションの開始時間との間の差分は、第3の事前に設定された値に等しい。
実施形態125:実施形態119ないし実施形態124のうちの何れか1つの通信装置に従って、パワー・セービング情報は:端末がパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルでPDCCHを監視するかどうか;最小スケジューリング時間インターバルの指示;CSIメジャーメント・トリガの指示;BWPスイッチングの指示;パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末が監視することを必要とする探索空間及び/又はCORESET;パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末がPDCCHを監視するモニタリング・サイクル;及びパワー・セービング信号に関連するDRXサイクルで端末により使用されるスキップ継続期間;のうちの少なくとも1つを含む。
実施形態126:コンピュータ・プログラム製品が提供される。コンピュータ・プログラム製品がコンピュータ上で動作すると、コンピュータは、実施形態77ないし実施形態90のうちの何れか1つにおける方法を実行するように動作する。
実施形態127:コンピュータ読み取り可能な記憶媒体が提供される。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は命令を記憶し、命令がコンピュータ上で実行されると、コンピュータは、実施形態77ないし実施形態90のうちの何れか1つにおける方法を実行するように動作する。
実施形態128:チップが提供される。チップはプロセッサを含み、プロセッサが命令を実行すると、プロセッサは実施形態77ないし実施形態90のうちの何れか1つにおける方法を実行するように構成されている。命令は、チップ内のメモリからのものであってもよいし、チップ外のメモリからのものであってもよい。オプションとして、チップは入力/出力回路を更に含む。
本願は、実施形態を参照して説明されるが、当業者は、添付の図面、開示された内容、及び添付のクレームを考慮することによって、開示された実施形態の別の変形例を理解して実施することができる。クレームにおいて、“含む(comprising)”は、別の構成要素又は別のステップを除外しておらず、“ある”又は“もの”は複数の意味を除外していない。単一のプロセッサ又は他のユニットが、クレームで列挙されている幾つかの機能を実装する可能性がある。幾つかの事項が互いに異なる従属クレームに記載されているが、それは、これらの事項を組み合わせてより良い効果をもたらすことができないことを意味していない。

Claims (79)

  1. 探索空間モニタリング方法であって、当該方法は:
    ロングDRXサイクルを使用する場合に、端末が、第1探索空間においてパワー・セービング信号を監視し、第2探索空間において前記パワー・セービング信号を監視することをスキップするステップであって、前記パワー・セービング信号は前記端末のパワー・セービング情報を示すために使用される、ステップ;及び
    ショートDRXサイクルを使用する場合に、前記端末が、前記第2探索空間において前記パワー・セービング信号を監視し、前記第1探索空間において前記パワー・セービング信号を監視することをスキップするステップ;
    を含む探索空間モニタリング方法。
  2. 前記パワー・セービング情報は:
    前記端末が前記パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルでPDCCHを監視するかどうか;
    最小スケジューリング時間インターバルの指示;
    CSIメジャーメント・トリガの指示;
    BWPスイッチングの指示;
    前記パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末が監視することを必要とする探索空間及び/又はCORESET;
    前記パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末が前記PDCCHを監視するモニタリング・サイクル;及び
    前記パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末により使用されるスキップ継続期間;
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の探索空間モニタリング方法。
  3. 前記第1探索空間のモニタリング・サイクルは時間長に関して前記ロングDRXサイクルと同じであり、前記第2探索空間のモニタリング・サイクルは時間長に関して前記ショートDRXサイクルと同じである、請求項1又は2に記載の探索空間モニタリング方法。
  4. 前記第1探索空間のモニタリング・オフセット値は、前記第2探索空間のモニタリング・オフセット値と相違する、請求項1ないし3のうちの何れか1項に記載の探索空間モニタリング方法。
  5. 通信方法であって、当該方法は:
    端末がロングDRXサイクルを使用する場合に、ネットワーク・デバイスが、第1探索空間においてパワー・セービング信号を送信し、第2探索空間において前記パワー・セービング信号を送信することをスキップするステップであって、前記パワー・セービング信号は前記端末のパワー・セービング情報を示すために使用される、ステップ;及び
    前記端末がショートDRXサイクルを使用する場合に、前記ネットワーク・デバイスが、前記第2探索空間において前記パワー・セービング信号を送信し、前記第1探索空間において前記パワー・セービング信号を送信することをスキップするステップ;
    を含む通信方法。
  6. 前記パワー・セービング情報は:
    前記端末が前記パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルでPDCCHを監視するかどうか;
    最小スケジューリング時間インターバルの指示;
    CSIメジャーメント・トリガの指示;
    BWPスイッチングの指示;
    前記パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末が監視することを必要とする探索空間及び/又はCORESET;
    前記パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末が前記PDCCHを監視するモニタリング・サイクル;及び
    前記パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末により使用されるスキップ継続期間;
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項5に記載の通信方法。
  7. 前記第1探索空間のモニタリング・サイクルは時間長に関して前記ロングDRXサイクルと同じであり、前記第2探索空間のモニタリング・サイクルは時間長に関して前記ショートDRXサイクルと同じである、請求項5又は6に記載の通信方法。
  8. 前記第1探索空間のモニタリング・オフセット値は、前記第2探索空間のモニタリング・オフセット値と相違する、請求項5ないし7のうちの何れか1項に記載の通信方法。
  9. 探索空間モニタリング方法であって、当該方法は:
    ロングDRXサイクルを使用する場合に、端末が、探索空間においてパワー・セービング信号を、前記探索空間の第1コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて監視するステップであって、前記パワー・セービング信号は前記端末のパワー・セービング情報を示すために使用される、ステップ;及び
    ショートDRXサイクルを使用する場合に、前記端末が、前記探索空間において前記パワー・セービング信号を、前記探索空間の第2コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて監視するステップ;
    を含む探索空間モニタリング方法。
  10. 前記パワー・セービング情報は:
    前記端末が前記パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルでPDCCHを監視するかどうか;
    最小スケジューリング時間インターバルの指示;
    CSIメジャーメント・トリガの指示;
    BWPスイッチングの指示;
    前記パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末が監視することを必要とする探索空間及び/又はCORESET;
    前記パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末が前記PDCCHを監視するモニタリング・サイクル;及び
    前記パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末により使用されるスキップ継続期間;
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項9に記載の探索空間モニタリング方法。
  11. 当該方法は、前記端末が、前記探索空間のコンフィギュレーション情報を受信するステップを更に含み、前記探索空間の前記コンフィギュレーション情報は、前記第1コンフィギュレーション・パラメータ群と前記第2コンフィギュレーション・パラメータ群を示すために使用される、請求項9又は10に記載の探索空間モニタリング方法。
  12. 当該方法は:
    前記端末が、前記探索空間のコンフィギュレーション情報を受信するステップであって、前記探索空間の前記コンフィギュレーション情報は、前記第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値以外のパラメータと、前記第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値以外のパラメータとを示すために使用される、ステップ;及び
    前記端末が指示情報を受信するステップであって、前記指示情報は、前記第1コンフィギュレーション・パラメータ群中の前記モニタリング・サイクル及び前記モニタリング・オフセット値と、前記第2コンフィギュレーション・パラメータ群中の前記モニタリング・サイクル及び前記モニタリング・オフセット値とを示すために使用される、ステップ;
    を更に含む請求項9又は10に記載の探索空間モニタリング方法。
  13. 前記第1コンフィギュレーション・パラメータ群中の前記モニタリング・サイクルは時間長に関して前記ロングDRXサイクルと同じであり、
    前記第2コンフィギュレーション・パラメータ群中の前記モニタリング・サイクルは時間長に関して前記ショートDRXサイクルと同じである、請求項9ないし12のうちの何れか1項に記載の探索空間モニタリング方法。
  14. 前記第1コンフィギュレーション・パラメータ群中の前記モニタリング・オフセット値は、前記第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・オフセット値と相違する、請求項9ないし13のうちの何れか1項に記載の探索空間モニタリング方法。
  15. 通信方法であって、当該方法は:
    端末がロング間欠受信DRXサイクルを使用する場合に、ネットワーク・デバイスが、探索空間においてパワー・セービング信号を、前記探索空間の第1コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて送信するステップであって、前記パワー・セービング信号は前記端末のパワー・セービング情報を示すために使用される、ステップ;及び
    前記端末がショートDRXサイクルを使用する場合に、前記ネットワーク・デバイスが、前記探索空間において前記パワー・セービング信号を、前記探索空間の第2コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて送信するステップ;
    を含む通信方法。
  16. 前記パワー・セービング情報は:
    前記端末が前記パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルでPDCCHを監視するかどうか;
    最小スケジューリング時間インターバルの指示;
    CSIメジャーメント・トリガの指示;
    BWPスイッチングの指示;
    前記パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末が監視することを必要とする探索空間及び/又はCORESET;
    前記パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末が前記PDCCHを監視するモニタリング・サイクル;及び
    前記パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末により使用されるスキップ継続期間;
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項15に記載の通信方法。
  17. 当該方法は、前記ネットワーク・デバイスが、前記探索空間のコンフィギュレーション情報を前記端末へ送信するステップを更に含み、前記探索空間の前記コンフィギュレーション情報は、前記第1コンフィギュレーション・パラメータ群と前記第2コンフィギュレーション・パラメータ群を示すために使用される、請求項15又は16に記載の通信方法。
  18. 当該方法は:
    前記ネットワーク・デバイスが、前記探索空間のコンフィギュレーション情報を前記端末へ送信するステップであって、前記探索空間の前記コンフィギュレーション情報は、前記第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値以外のパラメータと、前記第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値以外のパラメータとを示すために使用される、ステップ;及び
    前記ネットワーク・デバイスが指示情報を前記端末へ送信するステップであって、前記指示情報は、前記第1コンフィギュレーション・パラメータ群中の前記モニタリング・サイクル及び前記モニタリング・オフセット値と、前記第2コンフィギュレーション・パラメータ群中の前記モニタリング・サイクル及び前記モニタリング・オフセット値とを示すために使用される、ステップ;
    を更に含む請求項15又は16に記載の通信方法。
  19. 前記第1コンフィギュレーション・パラメータ群中の前記モニタリング・サイクルは時間長に関して前記ロングDRXサイクルと同じであり、
    前記第2コンフィギュレーション・パラメータ群中の前記モニタリング・サイクルは時間長に関して前記ショートDRXサイクルと同じである、請求項15ないし18のうちの何れか1項に記載の通信方法。
  20. 前記第1コンフィギュレーション・パラメータ群中の前記モニタリング・オフセット値は、前記第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・オフセット値と相違する、請求項15ないし19のうちの何れか1項に記載の通信方法。
  21. 探索空間モニタリング方法であって、当該方法は:
    端末が、探索空間のM個の候補モニタリング・オケージョンを決定するステップであって、Mは正の整数である、ステップ;
    前記端末が、前記M個の候補モニタリング・オケージョンから、N個のターゲット・モニタリング・オケージョンを、間欠受信DRXサイクルのオン・デュレーションの時間ドメイン位置に基づいて決定するステップであって、NはM以下の正の整数である、ステップ;及び
    前記端末が、前記探索空間において前記N個のターゲット・モニタリング・オケージョンに関するパワー・セービング信号を監視するステップであって、前記パワー・セービング信号は前記端末のパワー・セービング情報を示すために使用される、ステップ;
    を含む探索空間モニタリング方法。
  22. 前記探索空間のモニタリング・サイクルは時間長に関してショートDRXサイクルと同じである、請求項21に記載の探索空間モニタリング方法。
  23. 前記ターゲット・モニタリング・オケージョンは、前記DRXサイクルの前記オン・デュレーションより前にあり、且つ前記DRXサイクルの前記オン・デュレーションに最も近い、請求項21又は22に記載の探索空間モニタリング方法。
  24. 前記N個のターゲット・モニタリング・オケージョンは、前記M個の候補モニタリング・オケージョンのうちのN個の候補モニタリング・オケージョンであって、前記DRXサイクルの前記オン・デュレーションに最も近いものであり;及び
    前記M個の候補モニタリング・オケージョンの各々に関し、前記候補モニタリング・オケージョンの開始時間と前記DRXサイクルの開始時間との間の差分は、第1の事前に設定された値以上である、請求項21に記載の探索空間モニタリング方法。
  25. Nの値は事前に設定されているか、又は前記端末のためにネットワーク・デバイスにより設定される、請求項24に記載の探索空間モニタリング方法。
  26. 前記N個のターゲット・モニタリング・オケージョンは、ある時間ウィンドウ内のN個の候補モニタリング・オケージョンであり、前記時間ウィンドウの開始時間と前記DRXサイクルの前記オン・デュレーションの開始時間との間の差分は、第2の事前に設定された値に等しく、前記時間ウィンドウの終了時間と前記DRXサイクルの前記オン・デュレーションの前記開始時間との間の差分は、第3の事前に設定された値に等しい、請求項21に記載の探索空間モニタリング方法。
  27. 前記パワー・セービング情報は:
    前記端末が前記パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルでPDCCHを監視するかどうか;
    最小スケジューリング時間インターバルの指示;
    CSIメジャーメント・トリガの指示;
    BWPスイッチングの指示;
    前記パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末が監視することを必要とする探索空間及び/又はCORESET;
    前記パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末が前記PDCCHを監視するモニタリング・サイクル;及び
    前記パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末により使用されるスキップ継続期間;
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項21ないし26のうちの何れか1項に記載の探索空間モニタリング方法。
  28. 通信方法であって、当該方法は:
    ネットワーク・デバイスが、探索空間のM個の候補モニタリング・オケージョンを決定するステップであって、Mは正の整数である、ステップ;
    前記ネットワーク・デバイスが、前記M個の候補モニタリング・オケージョンから、N個のターゲット・モニタリング・オケージョンを、間欠受信DRXサイクルのオン・デュレーションの時間ドメイン位置に基づいて決定するステップであって、NはM以下の正の整数である、ステップ;及び
    前記ネットワーク・デバイスが、前記探索空間において前記N個のターゲット・モニタリング・オケージョンに関するパワー・セービング信号を送信するステップであって、前記パワー・セービング信号は端末のパワー・セービング情報を示すために使用される、ステップ;
    を含む通信方法。
  29. 前記探索空間のモニタリング・サイクルは時間長に関してショートDRXサイクルと同じである、請求項28に記載の通信方法。
  30. 前記ターゲット・モニタリング・オケージョンは、前記DRXサイクルの前記オン・デュレーションより前にあり、且つ前記DRXサイクルの前記オン・デュレーションに最も近い、請求項28又は29に記載の通信方法。
  31. 前記N個のターゲット・モニタリング・オケージョンは、前記M個の候補モニタリング・オケージョンのうちのN個の候補モニタリング・オケージョンであって、前記DRXサイクルの前記オン・デュレーションに最も近いものであり;及び
    前記M個の候補モニタリング・オケージョンの各々に関し、前記候補モニタリング・オケージョンの開始時間と前記DRXサイクルの開始時間との間の差分は、第1の事前に設定された値以上である、請求項28に記載の通信方法。
  32. Nの値は事前に設定されているか、又は前記端末のためにネットワーク・デバイスにより設定される、請求項31に記載の通信方法。
  33. 前記N個のターゲット・モニタリング・オケージョンは、ある時間ウィンドウ内のN個の候補モニタリング・オケージョンであり、前記時間ウィンドウの開始時間と前記DRXサイクルの前記オン・デュレーションの開始時間との間の差分は、第2の事前に設定された値に等しく、前記時間ウィンドウの終了時間と前記DRXサイクルの前記オン・デュレーションの前記開始時間との間の差分は、第3の事前に設定された値に等しい、請求項28に記載の通信方法。
  34. 前記パワー・セービング情報は:
    前記端末が前記パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルでPDCCHを監視するかどうか;
    最小スケジューリング時間インターバルの指示;
    CSIメジャーメント・トリガの指示;
    BWPスイッチングの指示;
    前記パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末が監視することを必要とする探索空間及び/又はCORESET;
    前記パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末が前記PDCCHを監視するモニタリング・サイクル;及び
    前記パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末により使用されるスキップ継続期間;
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項28ないし33のうちの何れか1項に記載の通信方法。
  35. 端末であって、当該端末は:
    ロングDRXサイクルを使用する場合に、第1探索空間においてパワー・セービング信号を監視し、第2探索空間において前記パワー・セービング信号を監視することをスキップするように構成された装置であって、前記パワー・セービング信号は前記端末のパワー・セービング情報を示すために使用される、装置;及び
    ショートDRXサイクルを使用する場合に、前記第2探索空間において前記パワー・セービング信号を監視し、前記第1探索空間において前記パワー・セービング信号を監視することをスキップするように構成された装置;
    を含む端末。
  36. 前記パワー・セービング情報は:
    前記端末が前記パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルでPDCCHを監視するかどうか;
    最小スケジューリング時間インターバルの指示;
    CSIメジャーメント・トリガの指示;
    BWPスイッチングの指示;
    前記パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末が監視することを必要とする探索空間及び/又はCORESET;
    前記パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末が前記PDCCHを監視するモニタリング・サイクル;及び
    前記パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末により使用されるスキップ継続期間;
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項35に記載の端末。
  37. 前記第1探索空間のモニタリング・サイクルは時間長に関して前記ロングDRXサイクルと同じであり、前記第2探索空間のモニタリング・サイクルは時間長に関して前記ショートDRXサイクルと同じである、請求項35又は36に記載の端末。
  38. 前記第1探索空間のモニタリング・オフセット値は、前記第2探索空間のモニタリング・オフセット値と相違する、請求項35ないし36のうちの何れか1項に記載の端末。
  39. ネットワーク・デバイスであって、当該ネットワーク・デバイスは:
    端末がロングDRXサイクルを使用する場合に、第1探索空間においてパワー・セービング信号を送信し、第2探索空間において前記パワー・セービング信号を送信することをスキップするように構成された装置であって、前記パワー・セービング信号は前記端末のパワー・セービング情報を示すために使用される、装置;及び
    前記端末がショートDRXサイクルを使用する場合に、前記第2探索空間において前記パワー・セービング信号を送信し、前記第1探索空間において前記パワー・セービング信号を送信することをスキップするように
    構成された装置;
    を含むネットワーク・デバイス。
  40. 前記パワー・セービング情報は:
    前記端末が前記パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルでPDCCHを監視するかどうか;
    最小スケジューリング時間インターバルの指示;
    CSIメジャーメント・トリガの指示;
    BWPスイッチングの指示;
    前記パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末が監視することを必要とする探索空間及び/又はCORESET;
    前記パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末が前記PDCCHを監視するモニタリング・サイクル;及び
    前記パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末により使用されるスキップ継続期間;
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項39に記載のネットワーク・デバイス。
  41. 前記第1探索空間のモニタリング・サイクルは時間長に関して前記ロングDRXサイクルと同じであり、前記第2探索空間のモニタリング・サイクルは時間長に関して前記ショートDRXサイクルと同じである、請求項39又は40に記載のネットワーク・デバイス。
  42. 前記第1探索空間のモニタリング・オフセット値は、前記第2探索空間のモニタリング・オフセット値と相違する、請求項39ないし40のうちの何れか1項に記載のネットワーク・デバイス。
  43. 端末であって、当該端末は:
    ロングDRXサイクルを使用する場合に、探索空間においてパワー・セービング信号を、前記探索空間の第1コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて監視するように構成された装置であって、前記パワー・セービング信号は前記端末のパワー・セービング情報を示すために使用される、装置;及び
    ショートDRXサイクルを使用する場合に、前記探索空間において前記パワー・セービング信号を、前記探索空間の第2コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて監視するように構成された装置;
    を含む端末。
  44. 前記パワー・セービング情報は:
    前記端末が前記パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルでPDCCHを監視するかどうか;
    最小スケジューリング時間インターバルの指示;
    CSIメジャーメント・トリガの指示;
    BWPスイッチングの指示;
    前記パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末が監視することを必要とする探索空間及び/又はCORESET;
    前記パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末が前記PDCCHを監視するモニタリング・サイクル;及び
    前記パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末により使用されるスキップ継続期間;
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項43に記載の端末。
  45. 当該端末において、前記端末は前記探索空間のコンフィギュレーション情報を受信し、前記探索空間の前記コンフィギュレーション情報は、前記第1コンフィギュレーション・パラメータ群と前記第2コンフィギュレーション・パラメータ群を示すために使用される、請求項43又は44に記載の端末。
  46. 当該端末において:
    前記端末は、前記探索空間のコンフィギュレーション情報を受信し、前記探索空間の前記コンフィギュレーション情報は、前記第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値以外のパラメータと、前記第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値以外のパラメータとを示すために使用され;及び
    前記端末は、指示情報を受信し、前記指示情報は、前記第1コンフィギュレーション・パラメータ群中の前記モニタリング・サイクル及び前記モニタリング・オフセット値と、前記第2コンフィギュレーション・パラメータ群中の前記モニタリング・サイクル及び前記モニタリング・オフセット値とを示すために使用される、請求項43又は44に記載の端末。
  47. 前記第1コンフィギュレーション・パラメータ群中の前記モニタリング・サイクルは時間長に関して前記ロングDRXサイクルと同じであり、
    前記第2コンフィギュレーション・パラメータ群中の前記モニタリング・サイクルは時間長に関して前記ショートDRXサイクルと同じである、請求項43ないし46のうちの何れか1項に記載の端末。
  48. 前記第1コンフィギュレーション・パラメータ群中の前記モニタリング・オフセット値は、前記第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・オフセット値と相違する、請求項43ないし47のうちの何れか1項に記載の端末。
  49. ネットワーク・デバイスであって、当該ネットワーク・デバイスは:
    端末がロング間欠受信DRXサイクルを使用する場合に、探索空間においてパワー・セービング信号を、前記探索空間の第1コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて送信するように構成された装置であって、前記パワー・セービング信号は前記端末のパワー・セービング情報を示すために使用される、装置;及び
    前記端末がショートDRXサイクルを使用する場合に、前記探索空間において前記パワー・セービング信号を、前記探索空間の第2コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて送信するように構成された装置;
    を含むネットワーク・デバイス。
  50. 前記パワー・セービング情報は:
    前記端末が前記パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルでPDCCHを監視するかどうか;
    最小スケジューリング時間インターバルの指示;
    CSIメジャーメント・トリガの指示;
    BWPスイッチングの指示;
    前記パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末が監視することを必要とする探索空間及び/又はCORESET;
    前記パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末が前記PDCCHを監視するモニタリング・サイクル;及び
    前記パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末により使用されるスキップ継続期間;
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項49に記載のネットワーク・デバイス。
  51. 当該ネットワーク・デバイスは、前記探索空間のコンフィギュレーション情報を前記端末へ送信するように構成された装置を更に含み、前記探索空間の前記コンフィギュレーション情報は、前記第1コンフィギュレーション・パラメータ群と前記第2コンフィギュレーション・パラメータ群を示すために使用される、請求項49又は50に記載のネットワーク・デバイス。
  52. 当該ネットワーク・デバイスは:
    前記探索空間のコンフィギュレーション情報を前記端末へ送信するように構成された装置であって、前記探索空間の前記コンフィギュレーション情報は、前記第1コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値以外のパラメータと、前記第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・サイクル及びモニタリング・オフセット値以外のパラメータとを示すために使用される、装置;及び
    指示情報を前記端末へ送信するように構成せいされた装置であって、前記指示情報は、前記第1コンフィギュレーション・パラメータ群中の前記モニタリング・サイクル及び前記モニタリング・オフセット値と、前記第2コンフィギュレーション・パラメータ群中の前記モニタリング・サイクル及び前記モニタリング・オフセット値とを示すために使用される、装置;
    を更に含む請求項49又は50に記載のネットワーク・デバイス。
  53. 前記第1コンフィギュレーション・パラメータ群中の前記モニタリング・サイクルは時間長に関して前記ロングDRXサイクルと同じであり、
    前記第2コンフィギュレーション・パラメータ群中の前記モニタリング・サイクルは時間長に関して前記ショートDRXサイクルと同じである、請求項49ないし52のうちの何れか1項に記載のネットワーク・デバイス。
  54. 前記第1コンフィギュレーション・パラメータ群中の前記モニタリング・オフセット値は、前記第2コンフィギュレーション・パラメータ群中のモニタリング・オフセット値と相違する、請求項49ないし53のうちの何れか1項に記載のネットワーク・デバイス。
  55. 端末であって、当該端末は:
    探索空間のM個の候補モニタリング・オケージョンを決定するように構成された装置であって、Mは正の整数である、装置;
    前記M個の候補モニタリング・オケージョンから、N個のターゲット・モニタリング・オケージョンを、間欠受信DRXサイクルのオン・デュレーションの時間ドメイン位置に基づいて決定するように構成された装置であって、NはM以下の正の整数である、装置;及び
    前記探索空間において前記N個のターゲット・モニタリング・オケージョンに関するパワー・セービング信号を監視するように構成された装置であって、前記パワー・セービング信号は前記端末のパワー・セービング情報を示すために使用される、装置;
    を含む端末。
  56. 前記探索空間のモニタリング・サイクルは時間長に関してショートDRXサイクルと同じである、請求項55に記載の端末。
  57. 前記ターゲット・モニタリング・オケージョンは、前記DRXサイクルの前記オン・デュレーションより前にあり、且つ前記DRXサイクルの前記オン・デュレーションに最も近い、請求項55又は56に記載の端末。
  58. 前記N個のターゲット・モニタリング・オケージョンは、前記M個の候補モニタリング・オケージョンのうちのN個の候補モニタリング・オケージョンであって、前記DRXサイクルの前記オン・デュレーションに最も近いものであり;及び
    前記M個の候補モニタリング・オケージョンの各々に関し、前記候補モニタリング・オケージョンの開始時間と前記DRXサイクルの開始時間との間の差分は、第1の事前に設定された値以上である、請求項57に記載の端末。
  59. Nの値は事前に設定されているか、又は前記端末のためにネットワーク・デバイスにより設定される、請求項58に記載の端末。
  60. 前記N個のターゲット・モニタリング・オケージョンは、ある時間ウィンドウ内のN個の候補モニタリング・オケージョンであり、前記時間ウィンドウの開始時間と前記DRXサイクルの前記オン・デュレーションの開始時間との間の差分は、第2の事前に設定された値に等しく、前記時間ウィンドウの終了時間と前記DRXサイクルの前記オン・デュレーションの前記開始時間との間の差分は、第3の事前に設定された値に等しい、請求項55に記載の端末。
  61. 前記パワー・セービング情報は:
    前記端末が前記パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルでPDCCHを監視するかどうか;
    最小スケジューリング時間インターバルの指示;
    CSIメジャーメント・トリガの指示;
    BWPスイッチングの指示;
    前記パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末が監視することを必要とする探索空間及び/又はCORESET;
    前記パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末が前記PDCCHを監視するモニタリング・サイクル;及び
    前記パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末により使用されるスキップ継続期間;
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項55ないし60のうちの何れか1項に記載の端末。
  62. ネットワーク・デバイスであって、当該ネットワーク・デバイスは:
    探索空間のM個の候補モニタリング・オケージョンを決定するように構成された装置であって、Mは正の整数である、装置;
    前記M個の候補モニタリング・オケージョンから、N個のターゲット・モニタリング・オケージョンを、間欠受信DRXサイクルのオン・デュレーションの時間ドメイン位置に基づいて決定するように構成された装置であって、NはM以下の正の整数である、装置;及び
    前記探索空間において前記N個のターゲット・モニタリング・オケージョンに関するパワー・セービング信号を送信するように構成された装置であって、前記パワー・セービング信号は端末のパワー・セービング情報を示すために使用される、装置;
    を含むネットワーク・デバイス。
  63. 前記探索空間のモニタリング・サイクルは時間長に関してショートDRXサイクルと同じである、請求項62に記載のネットワーク・デバイス。
  64. 前記ターゲット・モニタリング・オケージョンは、前記DRXサイクルの前記オン・デュレーションより前にあり、且つ前記DRXサイクルの前記オン・デュレーションに下も近い、請求項62又は63に記載のネットワーク・デバイス。
  65. 前記N個のターゲット・モニタリング・オケージョンは、前記M個の候補モニタリング・オケージョンのうちのN個の候補モニタリング・オケージョンであって、前記DRXサイクルの前記オン・デュレーションに最も近いものであり;及び
    前記M個の候補モニタリング・オケージョンの各々に関し、前記候補モニタリング・オケージョンの開始時間と前記DRXサイクルの開始時間との間の差分は、第1の事前に設定された値以上である、請求項62に記載のネットワーク・デバイス。
  66. Nの値は事前に設定されているか、又は前記端末のためにネットワーク・デバイスにより設定される、請求項62に記載のネットワーク・デバイス。
  67. 前記N個のターゲット・モニタリング・オケージョンは、ある時間ウィンドウ内のN個の候補モニタリング・オケージョンであり、前記時間ウィンドウの開始時間と前記DRXサイクルの前記オン・デュレーションの開始時間との間の差分は、第2の事前に設定された値に等しく、前記時間ウィンドウの終了時間と前記DRXサイクルの前記オン・デュレーションの前記開始時間との間の差分は、第3の事前に設定された値に等しい、請求項62に記載のネットワーク・デバイス。
  68. 前記パワー・セービング情報は:
    前記端末が前記パワー・セービング信号に関連するDRXサイクルでPDCCHを監視するかどうか;
    最小スケジューリング時間インターバルの指示;
    CSIメジャーメント・トリガの指示;
    BWPスイッチングの指示;
    前記パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末が監視することを必要とする探索空間及び/又はCORESET;
    前記パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末が前記PDCCHを監視するモニタリング・サイクル;及び
    前記パワー・セービング信号に関連する前記DRXサイクルで前記端末により使用されるスキップ継続期間;
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項62ないし67のうちの何れか1項に記載のネットワーク・デバイス。
  69. メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶されたコンピュータ・プログラムであって前記プロセッサ上で動作することが可能なコンピュータ・プログラムとを含む端末デバイスであって、前記プログラムを実行すると、前記プロセッサは、請求項1ないし4のうちの何れか1項に記載の方法、請求項9ないし14のうちの何れか1項に記載の方法、又は請求項21ないし27のうちの何れか1項に記載の方法を実行する、端末デバイス。
  70. メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶されたコンピュータ・プログラムであって前記プロセッサ上で動作することが可能なコンピュータ・プログラムとを含むネットワーク・デバイスであって、前記プログラムを実行すると、前記プロセッサは、請求項5ないし8のうちの何れか1項に記載の方法、請求項15ないし20のうちの何れか1項に記載の方法、又は請求項28ないし34のうちの何れか1項に記載の方法を実行する、ネットワーク・デバイス。
  71. プロセッサを含む装置であって、前記プロセッサは、メモリに結合され、前記メモリから命令を読み込み、請求項1ないし4のうちの何れか1項に記載の方法、請求項9ないし14のうちの何れか1項に記載の方法、又は請求項21ないし27のうちの何れか1項に記載の方法を前記命令に従って実行するように構成されている、装置。
  72. プロセッサを含む装置であって、前記プロセッサは、メモリに結合され、前記メモリから命令を読み込み、請求項5ないし8のうちの何れか1項に記載の方法、請求項15ないし20のうちの何れか1項に記載の方法、又は請求項28ないし34のうちの何れか1項に記載の方法を前記命令に従って実行するように構成されている、装置。
  73. 命令を含むコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記命令がコンピュータ上で動作すると、前記コンピュータは、請求項1ないし4のうちの何れか1項に記載の方法、請求項5ないし8のうちの何れか1項に記載の方法、請求項9ないし14のうちの何れか1項に記載の方法、請求項15ないし20のうちの何れか1項に記載の方法、請求項21ないし27のうちの何れか1項に記載の方法、又は請求項28ないし34のうちの何れか1項に記載の方法を実行するように動作する、記憶媒体。
  74. コンピュータ・プログラム製品であって、前記コンピュータ・プログラム製品がコンピュータ上で動作すると、前記コンピュータは、請求項1ないし4のうちの何れか1項に記載の方法、請求項5ないし8のうちの何れか1項に記載の方法、請求項9ないし14のうちの何れか1項に記載の方法、請求項15ないし20のうちの何れか1項に記載の方法、請求項21ないし27のうちの何れか1項に記載の方法、又は請求項28ないし34のうちの何れか1項に記載の方法を実行するように動作する、コンピュータ・プログラム製品。
  75. メモリに結合されるか又はメモリを含むチップであって、メモリに記憶されたソフトウェア・プログラムを読み込んで実行し、請求項1ないし4のうちの何れか1項に記載の方法、請求項5ないし8のうちの何れか1項に記載の方法、請求項9ないし14のうちの何れか1項に記載の方法、請求項15ないし20のうちの何れか1項に記載の方法、請求項21ないし27のうちの何れか1項に記載の方法、又は請求項28ないし34のうちの何れか1項に記載の方法を実行するように構成されている、チップ。
  76. プロセッサとメモリを含むシステム・オン・チップであって、前記メモリは命令を含み、前記命令がプロセッサによって実行されると、請求項1ないし4のうちの何れか1項に記載の方法、請求項5ないし8のうちの何れか1項に記載の方法、請求項9ないし14のうちの何れか1項に記載の方法、請求項15ないし20のうちの何れか1項に記載の方法、請求項21ないし27のうちの何れか1項に記載の方法、又は請求項28ないし34のうちの何れか1項に記載の方法が実行される、システム・オン・チップ。
  77. ネットワーク・デバイスと端末を含む通信システムであって、
    前記端末は、ロングDRXサイクルを使用する場合に、第1探索空間においてパワー・セービング信号であって前記端末のパワー・セービング情報を示すために使用されるパワー・セービング信号を監視し、第2探索空間において前記パワー・セービング信号を監視することをスキップし;且つショートDRXサイクルを使用する場合に、前記第2探索空間において前記パワー・セービング信号を監視し、前記第1探索空間において前記パワー・セービング信号を監視することをスキップするように構成されており;
    前記ネットワーク・デバイスは:端末がロングDRXサイクルを使用する場合に、第1探索空間においてパワー・セービング信号を送信し、第2探索空間において前記パワー・セービング信号を送信することをスキップし;且つ前記端末がショートDRXサイクルを使用する場合に、前記第2探索空間において前記パワー・セービング信号を送信し、前記第1探索空間において前記パワー・セービング信号を送信することをスキップするように構成されている、通信システム。
  78. ネットワーク・デバイスと端末を含む通信システムであって、
    前記端末は、ロングDRXサイクルを使用する場合に、探索空間においてパワー・セービング信号であって前記端末のパワー・セービング情報を示すために使用されるパワー・セービング信号を、前記探索空間の第1コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて監視し;且つショートDRXサイクルを使用する場合に、前記探索空間において前記パワー・セービング信号を、前記探索空間の第2コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて監視するように構成され;及び
    前記ネットワーク・デバイスは、端末がロング間欠受信DRXサイクルを使用する場合に、探索空間においてパワー・セービング信号を、前記探索空間の第1コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて送信し;且つ前記端末がショートDRXサイクルを使用する場合に、前記探索空間において前記パワー・セービング信号を、前記探索空間の第2コンフィギュレーション・パラメータ群に基づいて送信するように構成されている、通信システム。
  79. ネットワーク・デバイスと端末を含む通信システムであって、
    前記端末は:探索空間のM個の候補モニタリング・オケージョンを決定し;前記M個の候補モニタリング・オケージョンから、N個のターゲット・モニタリング・オケージョンを、間欠受信DRXサイクルのオン・デュレーションの時間ドメイン位置に基づいて決定し;且つ前記探索空間において前記N個のターゲット・モニタリング・オケージョンに関するパワー・セービング信号を監視するように構成されており、Mは正の整数であり、NはM以下の正の整数であり、前記パワー・セービング信号は前記端末のパワー・セービング情報を示すために使用され;
    前記ネットワーク・デバイスは:探索空間のM個の候補モニタリング・オケージョンを決定し;前記M個の候補モニタリング・オケージョンから、N個のターゲット・モニタリング・オケージョンを、間欠受信DRXサイクルのオン・デュレーションの時間ドメイン位置に基づいて決定し;且つ前記探索空間において前記N個のターゲット・モニタリング・オケージョンに関するパワー・セービング信号を送信するように構成されており、Mは正の整数であり、NはM以下の正の整数であり、前記パワー・セービング信号は前記端末のパワー・セービング情報を示すために使用される、通信システム。
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