JP2024025379A - ガスタービンの組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガスタービンを構成する複合材部品及び金属部品を互いに締結してなる構造の強度低下を防止する。【解決手段】ガスタービンの組立体は、ボルト孔を含む金属部品と、前記金属部品と重なる複合材部品と、前記金属部品のボルト孔に合致するボルト孔を含むリテーナと、前記リテーナの前記ボルト孔と前記金属部品の前記ボルト孔とに挿通し、前記リテーナを介して前記複合材部品を押圧することで、前記複合材部品を前記金属部品に固定するボルトと、を備える。前記リテーナは、前記複合材部品の外部において前記金属部品を押圧する第1押圧面と、前記複合材部品を前記金属部品に押圧する第2押圧面と、を含む。【選択図】図5

Description

本開示は、ガスタービンの組立体に関する。
特許文献1には、ガスタービンを構成する組立体であって複合材部品及び金属部品を互いに締結してなるものが開示されている。この組立体では、複合材部品のボルト孔と金属部品のボルト孔とに挿通したボルトにナットが螺合し、ボルトの頭部と複合材部品との間にフランジ付きリテーナが挟まれている。
US 2017/0268546 A1
ところで、ボルト孔を有する部品では、ボルト孔の近傍に応力が集中し得る。複合材部品では、ボルト孔が形成されるとボルト孔にて強化繊維が切断されるため、金属部品に比べて強度低下が起こりやすい。
本開示の一態様は、ガスタービンを構成する複合材部品及び金属部品を互いに締結してなる構造の強度低下を防止することを目的とする。
本開示の一態様に係るガスタービンの組立体は、少なくとも1つのボルト孔を含む金属部品と、前記金属部品と重なる複合材部品と、前記金属部品のボルト孔に合致するボルト孔を含む少なくとも1つのリテーナと、前記リテーナの前記ボルト孔と前記金属部品の前記ボルト孔とに挿通し、前記リテーナを介して前記複合材部品を押圧することで、前記複合材部品を前記金属部品に固定する少なくとも1つのボルトと、を備える。前記リテーナは、前記複合材部品の外部において前記金属部品を押圧する第1押圧面と、前記複合材部品を前記金属部品に押圧する第2押圧面と、を含む。
本開示の一態様によれば、ボルトの軸力によって、リテーナの第1押圧面が複合材部品の外部で金属部品を押圧しつつ、リテーナの第2押圧面が複合材部品を金属部品に押圧する。これにより、複合材部品にボルト孔が無くても、ボルトの軸力によって複合材部品及び金属部品が互いに締結される。よって、複合材部品及び金属部品を互いに締結してなる構造の強度低下を防止できる。
図1は、第1実施形態に係るガスタービンの断面図である。 図2は、図1の要部断面図である。 図3は、図2のガスタービンを構成する組立体の側面図である。 図4は、図3の組立体の正面図である。 図5は、図4のIV-IV線断面図である。 図6は、図5の締結構造の斜視図である。 図7は、第2実施形態に係る組立体の締結構造の断面図である。 図8は、第3実施形態に係る組立体の締結構造の断面図である。 図9は、第4実施形態に係る組立体の締結構造の断面図である。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
図1は、実施形態に係るガスタービン1の断面図である。図1に示すように、ガスタービン1は、回転軸2、ファン3、圧縮機4、燃焼器5、タービン6、ケーシング7及びファンケースアッセンブリ8を備える。回転軸2は、ガスタービン1の前後方向に延びる。ファン3は、回転軸2の前部に接続され、回転軸2と共に回転する。圧縮機4、燃焼器5及びタービン6は、この順に前方から後方に向けて回転軸2に沿って並んでいる。ケーシング7は、回転軸2、圧縮機4、燃焼器5及びタービン6を収容している。ケーシング7及びファンケースアッセンブリ8は、回転軸2の軸線Xと一致する軸線を有する筒状物である。
ガスタービン1は、例えば、二軸ガスタービンエンジンであるが、三軸ガスタービンエンジン等であってもよい。圧縮機4は、低圧圧縮機4aと、低圧圧縮機4aの後方に配置された高圧圧縮機4bとを有する。タービン6は、高圧タービン6bと、高圧タービン6bの後方に配置された低圧タービン6aとを有する。回転軸2は、低圧圧縮機4aを低圧タービン6aに連結する低圧軸2aと、高圧圧縮機4bを高圧タービン6bに連結する高圧軸2bとを有する。高圧軸2bは、内部に中空空間を有する筒状軸である。低圧軸2aは、高圧軸2bの中空空間に挿通されている。低圧タービン6aは、圧縮機4の前方に配置されたファン3に低圧軸2aを介して連結されている。
ファン3は、筒状のファンケースアッセンブリ8により覆われている。ケーシング7とファンケースアッセンブリ8との間には、円筒状のバイパス路Bが形成されている。ファン3により吸い込まれた空気は、このバイパス路Bを流れて後方に噴出されて推進力を発生する。
図2は、図1の要部断面図である。図2は、ファン3から圧縮機4にエアを導く部分及びその近傍を拡大した断面図である。ガスタービン1は、実質的に円筒形状の構造体10を備える。構造体10の軸線は、ガスタービン1の回転軸の軸線Xと一致する。軸線Xが延びる方向は、ガスタービン軸線方向Xと称する。ガスタービン軸線方向Xに直交する方向は、ガスタービン径方向Rと称する。構造体10は、静翼ユニット11、前方流路部品12、フロントパネル13、リヤパネル14、後方流路部品15、アウターケース16及びエア通路Fを備える。
静翼ユニット11は、金属部品である。静翼ユニット11は、複数の静翼21と、インナーハウジング22、アウターハウジング23、フロントブラケット24及びリヤブラケット25を含む。複数の静翼21は、軸線X周りの周方向に互いに間隔をあけて配置されている。静翼21は、ガスタービン軸線方向Xの前方から圧縮機に向かうエアを整流する。インナーハウジング22及びアウターハウジング23は、軸線Xを中心線とする円筒体である。インナーハウジング22の外周面には、ガスタービン径方向Rにおける静翼21の内端が接続されている。アウターハウジング23の内周面には、ガスタービン径方向Rにおける静翼21の外端が接続されている。ガスタービン径方向Rにおけるアウターハウジング23の外側にはバイパス路Bが画定されている。フロントブラケット24は、インナーハウジング22の前部からガスタービン径方向Rの内側に突出している。リヤブラケット25は、インナーハウジング22の後部からガスタービン径方向Rの内側に突出している。
前方流路部品12は、ガスタービン軸線方向Xにおける静翼ユニット11の前方に配置され、インナーハウジング22に前方から連結されている。フロントパネル13は、前方流路部品12のガスタービン径方向Rの内側に配置され、後述する締結構造18に連結されている。
フロントパネル13は、繊維強化樹脂を含む複合材部品である。フロントパネル13は、静翼ユニット11のフロントブラケット24に締結されている。フロントパネル13及び静翼ユニット11は、ガスタービン1の回転軸の周囲に位置してガスタービン軸線方向Xに互いに重なる筒状部品である。前方流路部品12とフロントパネル13と静翼ユニット11とが締結構造18により組み合わされて組立体20をなしている。前方流路部品12とフロントパネル13とフロントブラケット24との締結構造18については、後述する。
リヤパネル14は、後方流路部品15のガスタービン径方向Rの内側に配置され、静翼ユニット11のリヤブラケット25に連結されている。フロントパネル13、静翼ユニット11のインナーハウジング22及びリヤパネル14が画定する内部空間には、ガスタービン1の回転軸の動力を変速してファンに伝達する変速機や当該回転軸を支持する軸受等が配置されている。
後方流路部品15は、ガスタービン軸線方向Xにおける静翼ユニット11の後方に配置され、インナーハウジング22に後方から連結されている。アウターケース16は、後方流路部品15からガスタービン径方向Rの外側に離れて配置されている。アウターケース16は、ガスタービン軸線方向Xにおける静翼ユニット11の後方に配置され、アウターハウジング23に後方から連結されている。
前方流路部品12、インナーハウジング22及び後方流路部品15の外周面は、ガスタービン軸線方向Xに滑らかに連なっている。アウターハウジング23及びアウターケース16の内周面は、ガスタービン軸線方向Xに滑らかに連なっている。前方流路部品12、インナーハウジング22及び後方流路部品15の外周面と、アウターハウジング23及びアウターケース16の内周面と、の間には、エア通路Fが画定されている。エア通路Fは、ファン3に向けて前方に開口している。ファン3からエア通路Fに流入したエアは、圧縮機4に導かれる。
なお、前方流路部品12、リヤパネル14、後方流路部品15及びアウターケース16の少なくとも1つが繊維強化樹脂を含む複合材部品である場合には、その少なくとも1つは静翼ユニット11に対して締結構造18と同じ構造により締結されてもよい。
図3は、図2のガスタービン1を構成する組立体20の側面図である。図4は、図3の組立体20の正面図である。図3及び4では、フロントパネル13及びフロントブラケット24は、簡略化して図示されている。フロントパネル13は、例えば、実質的に円錐台形状を有する。フロントブラケット24は、例えば、実質的にリング形状を有する。フロントパネル13は、フロントブラケット24に対してガスタービン軸線方向Xに前方から重ねられている。
フロントパネル13とフロントブラケット24との締結構造18は、複数のリテーナ19と、複数のリテーナ19にそれぞれ対応する複数のボルトBと、を含む。フロントパネル13は、フロントブラケット24に対してリテーナ19を介してボルトBにより締結されている。複数のリテーナ19は、軸線X周りの周方向Cに互いに間隔をあけて配置されている。
図5は、図4のIV-IV線断面図である。なお、以下の説明では、フロントブラケット24を金属部品24と称し、フロントパネル13を複合材部品13と称する。図5に示すように、金属部品24は、ボルトBが螺合される複数のボルト孔H1を有する。複数のボルト孔H1は、軸線X(図4参照)周りの周方向Cに互いに間隔をあけて配置されている。ボルト孔H1は、その内周面に雌ネジを有する。例えば、雌ネジを有するインサート部材が金属部品24の穴にインサートされることでボルト孔H1が形成され得る。なお、ボルト孔H1及びボルトBは、任意の個数を使用することができる。
ボルトBの軸線Pが延びる方向は、ボルト軸線方向Pと称する。ボルト軸線方向Pに直交する方向は、垂直面方向Qと称する。金属部品24は、ボルト軸線方向Pの第1側に向けて開口し、軸線X周りの周方向に延びた環状凹所26を有する。ボルト軸線方向Pの第1側は、ガスタービン軸線方向Xの前側に対応し、ボルト軸線方向Pの第2側は、ガスタービン軸線方向Xの後側に対応する。ボルト孔H1は、環状凹所26の底部に形成されている。
環状凹所26は、第1受圧面26a、第2受圧面26b及び変位規制面26cを有する。第1受圧面26aは、環状凹所26の底面であり、ボルト軸線方向Pの第1側に向いている。第1受圧面26aには、ボルト孔H1が開口している。
第2受圧面26bは、第1受圧面26aの垂直面方向Qの一方側からボルト軸線方向Pの第1側に延びている。具体的には、第2受圧面26bは、第1受圧面26aにおけるガスタービン径方向Rの外端からボルト軸線方向Pの第1側に延びている。第2受圧面26bは、ボルト軸線方向Pの第2側から第1側に向かうにつれてボルトBの軸線Pから離れるように、ボルト軸線方向Pに対して傾斜している。
変位規制面26cは、第1受圧面26aの垂直面方向Qの他方側からボルト軸線方向Pの第1側に延びている。具体的には、変位規制面26cは、第1受圧面26aにおけるガスタービン径方向Rの内端からボルト軸線方向Pの第1側に延びている。変位規制面26cは、ボルト軸線方向Pに平行に延びている。
複合材部品13は、円錐台形状を有する本体部31と、本体部31の大径側に連続する外縁部32と、を含む。複合材部品13の外縁部32は、ボルト軸線方向Pの第1側から金属部品24に重なっている。複合材部品13は、ボルト軸線方向Pから見て複合材部品の外部に金属部品24のボルト孔H1が位置するように配置されている。外縁部32は、本体部31よりも厚肉である。外縁部32は、コア部33、外側増厚部34及び内側増厚部35を有する。コア部33は、本体部31と同じ肉厚で本体部31に連続している。外側増厚部34は、ガスタービン径方向Rにおけるコア部33の外側に隣接している。内側増厚部35は、ガスタービン径方向Rにおけるコア部33の内側に隣接している。
複合材部品13の外縁部32は、ボルト軸線方向Pの第2側に向いた当接面32aを有する。複合材部品13の当接面32aは、金属部品24の第1受圧面26aに対してボルト軸線方向Pに当接している。複合材部品13の外縁部32は、ガスタービン径方向Rの内側に向いた変位規制面32bを有する。変位規制面32bは、ボルト軸線方向Pに平行に延びている。複合材部品13の変位規制面32bは、複合材部品13の成型時に形成してもよいし、複合材部品13の成型後に内側増厚部35を機械加工して形成してもよい。なお、複合材部品13及び金属部品24は、互いに直接的に当接してもよいし、間接的に当接してもよい。
複合材部品13の変位規制面32bは、金属部品24の変位規制面26cに対して垂直面方向Qに当接している。金属部品24の変位規制面26cは円筒状の外周面であり、複合材部品13の変位規制面32bは円筒状の内周面である。即ち、複合材部品13は、金属部品24に対して嵌合している。そのため、金属部品24及び複合材部品13の変位規制面26c,32bにより、複合材部品13が金属部品24に対して垂直面方向Qに変位することが規制される。
複合材部品13の外縁部32は、ガスタービン径方向Rの外側に向いた受圧面32cを有する。複合材部品13の受圧面32cは、複合材部品13の成型時に形成してもよいし、複合材部品13の成型後に外側増厚部34を機械加工して形成してもよい。複合材部品13の受圧面32cと金属部品24の第2受圧面26bとは、ボルトBの軸線Pを挟んで垂直面方向Qに対向している。複合材部品13の受圧面32cは、ボルト軸線方向Pの第2側から第1側に向かうにつれてボルトBの軸線Pから離れるように、ボルト軸線方向Pに対して傾斜している。
複合材部品13の受圧面32cと金属部品24の第2受圧面26bとは、ボルト軸線方向Pの第2側から第1側に向かうにつれて互いに垂直面方向Qに離れるように配置されている。即ち、複合材部品13の受圧面32cと金属部品24の第2受圧面26bとで構成される受圧面セット50は、ボルト軸線方向Pの第2側に向けて先細ったテーパ形状を有する。金属部品24の第2受圧面26bと複合材部品13の受圧面32cとの間には、リテーナ19が配置されるリテーナ配置空間が画定されている。
リテーナ19は、基部41、第1押圧部42及び第2押圧部43を有する。ガスタービン軸線方向X及びガスタービン径方向Rに沿って切断したリテーナ19の断面は、全体として凹形状を有する。リテーナ19は、例えば、金属製である。基部41は、金属部品24のボルト孔H1と合致するボルト孔H2を有する。ボルトBは、軸部Baと、軸部Baの端部に設けられた頭部Bbと、を有する。ボルトBの軸部Baは、ボルト孔H1,H2に挿通され、ボルト孔H1の雌ネジに螺合する。ボルトBの頭部Bbは、リテーナ19の基部41をボルト軸線方向Pの第2側に向けて押圧する。
第1押圧部42は、垂直面方向Qにおける基部41の一端部からボルト軸線方向Pの第1側に突出している。具体的には、第1押圧部42は、ガスタービン径方向Rにおける基部41の外端部からボルト軸線方向Pの第1側に突出している。第2押圧部43は、垂直面方向Qにおける基部41の他端部からボルト軸線方向Pの第1側に突出している。具体的には、第2押圧部43は、ガスタービン径方向Rにおける基部41の内端部からボルト軸線方向Pの第1側に突出している。基部41、第1押圧部42及び第2押圧部43は、ボルトBの頭部Bbが配置される凹所44を画定している。
第1押圧部42は、複合材部品13の外部において金属部品24の第2受圧面26bを押圧する第1押圧面42aを有する。第2押圧部43は、複合材部品13の外縁部32の受圧面32cを金属部品24に向けて押圧する第2押圧面43aを有する。第1押圧面42a及び第2押圧面43aで構成される押圧面セット60は、受圧面セット50に沿うようにボルト軸線方向Pの第2側に向けて先細ったテーパ形状を有する。
ボルトBがリテーナ19のボルト孔H2を通じて金属部品24のボルト孔H1に螺合されると、ボルトBの頭部Bbがリテーナ19の基部41をボルト軸線方向Pの第2側に向けて押圧する。ボルトBの軸力によって、リテーナ19の第1押圧面42aが複合材部品13を介さずに金属部品13の第2受圧面26bを押圧し、リテーナ19の第2押圧面43aが複合材部品13の受圧面32cを金属部品24に向けて押圧する。
受圧面セット50により画定されるリテーナ配置空間には、リテーナ19が楔のように圧入される。リテーナ19の第2押圧面43aから複合材部品13に負荷される荷重のベクトルは、ボルト軸線方向Pの第2側に向く成分を有するため、複合材部品13が金属部品24に安定的に固定される。
図6は、図5の締結構造18の斜視図である。図6に示すように、リテーナ19及び複合材部品13は、それぞれ回転規制面32d,43bを有する。回転規制面32d,43bは、周方向Cにおいて互いに干渉して複合材部品13が金属部品24に対して回転することを規制する。例えば、複合材部品13の回転規制面32dは、複合材部品13の受圧面32cにおいてガスタービン径方向Rの内側に向けて窪んだ凹面である。リテーナ19の回転規制面43bは、複合材部品13の回転規制面32dに沿って突出した凸面である。
なお、回転規制面32d,43bは、これに限られず、複合材部品13が金属部品24に対して回転することを規制するものであればよい。例えば、複合材部品13の回転規制面32dを凸面として、リテーナ19の回転規制面43bを凹面としてもよい。また、周方向Cにおけるリテーナ19の端面をリテーナ19の回転規制面とし、周方向Cにおけるリテーナ19の外側において複合材部品13の外面から突出した突起の外面を複合材部品13の回転規制面としてもよい。
以上に説明した構成によれば、ボルトBの軸力によって、リテーナ19の第1押圧面42aが複合材部品13の外部で金属部品24の第2受圧面26bを押圧しつつ、リテーナ19の第2押圧面43aが複合材部品13を金属部品24に押圧する。これにより、複合材部品13にボルト孔が無くても、ボルトBの軸力によって複合材部品13及び金属部品24が互いに締結される。よって、複合材部品13及び金属部品24を互いに締結してなる締結構造18の強度低下を防止できる。また、リテーナ19を薄肉で形成する場合、リテーナ19の第1押圧部42及び第2押圧部43が径方向に変位できるので、複合材部品13及び金属部品24の加工公差を吸収できる。
(第2実施形態)
図7は、第2実施形態に係る組立体120の締結構造118の断面図である。なお、第1実施形態と共通する構成については同一符号を付して説明を省略する。図7に示すように、第2実施形態に係る組立体120の締結構造118では、ボルトBが螺合する雌ネジとして、シャンクナットNが用いられている。即ち、金属部品124においてボルトBが挿通されるボルト孔H3には、ボルト軸線方向Pの第2側からシャンクナットNが固定されている。ボルト軸線方向Pの第1側からリテーナ19のボルト孔H2に挿通したボルトBを、金属部品24のボルト孔H3に挿通してシャンクナットNの雌ネジに螺合する。これにより、ボルトBの軸力がリテーナ19を介して複合材部品13に伝達され、複合材部品13が金属部品24に締結される。なお、他の構成は前述した第1実施形態と同様であるため説明を省略する。また、リテーナ19を薄肉で形成する場合、リテーナ19の第1押圧部42及び第2押圧部43が径方向に変位できるので、複合材部品13及び金属部品24の加工公差を吸収できる。
(第3実施形態)
図8は、第3実施形態に係る組立体220の締結構造218の断面図である。なお、第1実施形態と共通する構成については同一符号を付して説明を省略する。図8に示すように、第3実施形態に係る組立体220の締結構造218では、リテーナ219の形状が第1実施形態のものと異なる。ガスタービン軸線方向X及びガスタービン径方向Rに沿って切断したリテーナ19の断面は、全体として台形形状を有する。リテーナ219は、金属部品24のボルト孔H1と合致するボルト孔H2を有する。
リテーナ219は、複合材部品13の外部において金属部品24の第2受圧面26bを押圧する第1押圧面219aを有する。リテーナ219は、複合材部品13の受圧面32cを金属部品24に向けて押圧する第2押圧面219bを有する。第1押圧面219a及び第2押圧面219bは、それぞれ垂直面方向Qにおいて互いに反対方向に向いたリテーナ219の端面である。リテーナ219の第1押圧面219a及び第2押圧面219bで構成される押圧面セット260は、受圧面セット50に沿うようにボルト軸線方向Pの第2側に向けて先細ったテーパ形状を有する。
ボルトBの軸部Baがリテーナ19のボルト孔H2を通じて金属部品24のボルト孔H1に螺合されると、ボルトBの頭部Bbがリテーナ219をボルト軸線方向Pの第2側に向けて押圧する。ボルトBの軸力によって、リテーナ219の第1押圧面219aが複合材部品13を介さずに金属部品24の第2受圧面26bを押圧し、リテーナ219の第2押圧面219bが複合材部品13の受圧面32cを金属部品24に向けて押圧する。
即ち、リテーナ219のテーパ状の押圧面セット260は、テーパ状の受圧面セット50に対して楔のように圧入される。リテーナ219の第2押圧面219bから複合材部品13に負荷される荷重のベクトルは、ボルト軸線方向Pの第2側に向く成分を有するため、複合材部品13が金属部品24に安定的に固定される。なお、他の構成は前述した第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
(第4実施形態)
図9は、第4実施形態に係る組立体320の締結構造318の断面図である。なお、第1実施形態と共通する構成については同一符号を付して説明を省略する。図9に示すように、第4実施形態に係る組立体320の締結構造318では、金属部品324は、第1受圧面26a及び変位規制面26cに対し、ボルトBの軸線Pを基準とした反対側において第2受圧面326bを有する。第2受圧面326bは、第1受圧面26aと平行であり、ボルト軸線方向Pの第1側に向いている。第2受圧面326bは、第1受圧面26aよりもボルト軸線方向Pの第1側に位置している。
複合材部品313は、外縁部332において金属部品324の第1受圧面26aに沿ってボルトBに向けて突出したフランジ部334を有する。フランジ部334は、ボルト軸線方向Pの第1側に向いた受圧面334aを有する。複合材部品313の受圧面334aと金属部品324の第2受圧面326bとは、垂直面方向Qに延び、実質的に同一平面上に位置している。複合材部品313の受圧面334aと金属部品324の第2受圧面326bとは、受圧面セット350を構成する。
ガスタービン軸線方向X及びガスタービン径方向Rに沿って切断したリテーナ319の断面は、全体として矩形形状を有する。リテーナ319は、金属部品324のボルト孔H1と合致するボルト孔H2を有する。リテーナ319は、複合材部品313の外部において金属部品324の第2受圧面326bを押圧する第1押圧面319aを有する。リテーナ319は、複合材部品313の受圧面334aを金属部品324に向けて押圧する第2押圧面319bを有する。第1押圧面319a及び第2押圧面319bは、垂直面方向Qに延び、ボルト軸線方向Pの第2側に向いている。リテーナ319の第1押圧面319a及び第2押圧面319bは、受圧面セット350に沿って延びる押圧面セット360を構成する。
ボルトBの軸部Baがリテーナ319のボルト孔H2を通じて金属部品324のボルト孔H1に螺合されると、ボルトBの頭部Bbがリテーナ319をボルト軸線方向Pの第2側に向けて押圧する。ボルトBの軸力によって、リテーナ319の第1押圧面319aが複合材部品313を介さずに金属部品324の第2受圧面326bを押圧し、リテーナ319の第2押圧面319bが複合材部品313の受圧面334aを金属部品324に向けて押圧する。なお、他の構成は前述した第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
なお、本開示の技術は、複合材部品であるフロントパネル13及び金属部品である前方流路部品12の締結に限らず、他の金属部品及び複合材部品の締結にも適用することができる。また、本開示の技術は、前述した実施形態に限定されるものではない。例えば、複合材部品13,313は、締結構造18,118,218,318とは別の箇所においてボルト孔を有してもよい。ボルトBの代わりに金属部品24,124,324からボルト軸線方向Pの第1側に向けて突出したスタッドボルトを用いてもよい。その場合には、当該スタッドボルトに対してボルト軸線方向Pの第1側からナットを螺合し、当該ナットがリテーナ19,219,319をボルト軸線方向Pの第2側に押圧すればよい。金属部品及び複合材部品は、筒状体でなくてもよい。円環状のリテーナ配置空間において複数のリテーナ19,219,319が周方向Cに間隔をあけて配置される代わりに、1つの円環状のリテーナが円環状のリテーナ配置空間に配置されてもよい。
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、前記実施形態を説明した。しかし、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施形態にも適用可能である。また、前記実施形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施形態とすることも可能である。例えば、1つの実施形態中の一部の構成又は方法を他の実施形態に適用してもよく、実施形態中の一部の構成は、その実施形態中の他の構成から分離して任意に抽出可能である。また、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、前記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれる。
以下の項目のそれぞれは、好ましい実施形態の開示である。
[項目1]
少なくとも1つのボルト孔を含む金属部品と、
前記金属部品と重なる複合材部品と、
前記金属部品のボルト孔に合致するボルト孔を含む少なくとも1つのリテーナと、
前記リテーナの前記ボルト孔と前記金属部品の前記ボルト孔とに挿通し、前記リテーナを介して前記複合材部品を押圧することで、前記複合材部品を前記金属部品に固定する少なくとも1つのボルトと、を備え、
前記リテーナは、前記複合材部品の外部において前記金属部品を押圧する第1押圧面と、前記複合材部品を前記金属部品に押圧する第2押圧面と、を含む、ガスタービンの組立体。
この構成によれば、ボルトの軸力によって、リテーナの第1押圧面が複合材部品の外部で金属部品を押圧しつつ、リテーナの第2押圧面が複合材部品を金属部品に押圧する。これにより、複合材部品にボルト孔が無くても、ボルトの軸力によって複合材部品及び金属部品が互いに締結される。よって、複合材部品及び金属部品を互いに締結してなる構造の強度低下を防止できる。
[項目2]
前記金属部品は、前記第1押圧面に押圧される受圧面を有し、かつ、前記複合材部品は、前記第2押圧面に押圧される受圧面を有し、かつ、
前記複合材部品の前記受圧面と前記金属部品の前記受圧面とは、前記ボルトの前記軸線に直交する垂直面方向に互いに対向し、
前記複合材部品の前記受圧面と前記金属部品の前記受圧面とで構成される受圧面セットは、前記ボルトの前記軸線が延びるボルト軸線方向に先細ったテーパ形状を有し、
前記第1押圧面と前記第2押圧面とで構成される押圧面セットは、前記受圧面セットに沿ったテーパ形状を有する、項目1に記載のガスタービンの組立体。
この構成によれば、複合材部品の受圧面と金属部品の受圧面とで構成される受圧面セットにより画定されるリテーナ配置空間には、リテーナが楔のように圧入される。よって、強固で安定した締結を実現できる。
[項目3]
前記リテーナは、前記ボルト孔を有する基部と、前記第1押圧面を有する第1押圧部と、前記第2押圧面を有する第2押圧部と、を含み、
前記第1押圧部は、前記基部の一端部から前記ボルト軸線方向に突出し、かつ、前記第2押圧部は、前記基部の他端部から前記ボルト軸線方向に突出している、項目2に記載のガスタービンの組立体。
この構成によれば、第1押圧面及び第2押圧面の押圧面積を大きくして安定的な締結を実現しながらも、リテーナの体積増加を抑制してリテーナの重量増加を抑制できる。
[項目4]
前記複合材部品及び前記金属部品は、前記ボルトの軸線に直交する垂直面方向において、前記複合材部品が変位することを規制する変位規制面を含む、項目1乃至3のいずれかに記載のガスタービンの組立体。
この構成によれば、ボルトの軸線に直交する垂直面方向において、複合材部品を金属部品に対して位置決めできる。よって、ボルト締結前において金属部品に対する複合材部品の組付作業が容易になり、かつ、ボルト締結後において金属部品に対して複合材部品の位置が安定的に維持される。
[項目5]
前記金属部品及び前記複合材部品は、前記ガスタービンの回転軸の周囲に位置して且つ前記回転軸が延びる中心軸線方向に互いに重なる筒状部品であり、
前記リテーナ及び前記複合材部品は、前記回転軸周りの周方向において互いに干渉して前記複合材部品が回転することを規制する回転規制面を含む、項目4に記載のガスタービンの組立体。
この構成によれば、中心軸線周りの周方向において筒状の複合材部品を筒状の金属部品に位置決めできる。よって、ボルト締結後において金属部品に対して複合材部品が相対回転することを防止できる。
[項目6]
前記複合材部品は、本体部と、前記本体部に連続し且つ前記金属部品と重なる外縁部と、を含み、
前記リテーナの前記第2押圧面は、前記複合材部品の前記外縁部を前記金属部品に向けて押圧し、
前記外縁部は、前記複合材部品の前記本体部よりも厚肉である、項目1乃至5のいずれかに記載のガスタービンの組立体。
この構成によれば、複合材部品の外縁部の強度を十分に保ちながらも、リテーナの第2押圧面に押圧される複合材部品の受圧面と、金属部品を押圧する複合材部品の当接面と、を機械加工により精度良く形成することができる。
[項目7]
前記金属部品の前記少なくとも1つのボルト孔は、互いに間隔をあけた複数のボルト孔であり、
前記少なくとも1つのボルトは、前記複数のボルト孔にそれぞれ挿通される複数のボルトであり、
前記少なくとも1つのリテーナは、前記複数のボルト孔にそれぞれ対応して互いに間隔をあけて配置された複数のリテーナである、項目1乃至6のいずれかに記載のガスタービンの組立体。
この構成によれば、全てのボルト孔に対応して配置される1つのリテーナを用いる場合における当該1つのリテーナの体積に比べ、互いに間隔をあけて配置された複数のリテーナの体積は小さくなる。よって、リテーナによる重量増が抑制され、ガスタービンの重量増加を軽減できる。
1 ガスタービン
20,120,220,320 組立体
24,124,324 金属部品
26b,326b 受圧面
26c 変位規制面
H1,H3 ボルト孔
13,313 複合材部品
31 本体部
32,332 外縁部
32b 変位規制面
32c,334a 受圧面
32d 回転規制面
19,219,319 リテーナ
41 基部
42 第1押圧部
42a,219a,319a 第1押圧面
43 第2押圧部
43a,219b,319b 第2押圧面
43b 回転規制面
H2 ボルト孔
50,350 受圧面セット
60,260,360 押圧面セット
B ボルト
Ba 軸部
Bb 頭部
P ボルト軸線方向
Q 垂直面方向

Claims (7)

  1. 少なくとも1つのボルト孔を含む金属部品と、
    前記金属部品と重なる複合材部品と、
    前記金属部品の前記ボルト孔に合致するボルト孔を含む少なくとも1つのリテーナと、
    前記リテーナの前記ボルト孔と前記金属部品の前記ボルト孔とに挿通し、前記リテーナを介して前記複合材部品を押圧することで、前記複合材部品を前記金属部品に固定する少なくとも1つのボルトと、を備え、
    前記リテーナは、前記複合材部品の外部において前記金属部品を押圧する第1押圧面と、前記複合材部品を前記金属部品に押圧する第2押圧面と、を含む、ガスタービンの組立体。
  2. 前記金属部品は、前記第1押圧面に押圧される受圧面を有し、かつ、前記複合材部品は、前記第2押圧面に押圧される受圧面を有し、
    前記複合材部品の前記受圧面と前記金属部品の前記受圧面とは、前記ボルトの軸線に直交する垂直面方向に互いに対向し、
    前記複合材部品の前記受圧面と前記金属部品の前記受圧面とで構成される受圧面セットは、前記ボルトの前記軸線が延びるボルト軸線方向に先細ったテーパ形状を有し、
    前記第1押圧面と前記第2押圧面とで構成される押圧面セットは、前記受圧面セットに沿ったテーパ形状を有する、請求項1に記載のガスタービンの組立体。
  3. 前記リテーナは、前記ボルト孔を有する基部と、前記第1押圧面を有する第1押圧部と、前記第2押圧面を有する第2押圧部と、を含み、
    前記第1押圧部は、前記基部の一端部から前記ボルト軸線方向に突出し、かつ、前記第2押圧部は、前記基部の他端部から前記ボルト軸線方向に突出している、請求項2に記載のガスタービンの組立体。
  4. 前記複合材部品及び前記金属部品は、前記ボルトの軸線に直交する垂直面方向において、前記複合材部品が変位することを規制する変位規制面を含む、請求項1又は2に記載のガスタービンの組立体。
  5. 前記金属部品及び前記複合材部品は、前記ガスタービンの回転軸の周囲に位置して且つ前記回転軸が延びる中心軸線方向に互いに重なる筒状部品であり、
    前記リテーナ及び前記複合材部品は、前記回転軸周りの周方向において互いに干渉して前記複合材部品が回転することを規制する回転規制面を含む、請求項4に記載のガスタービンの組立体。
  6. 前記複合材部品は、本体部と、前記本体部に連続し且つ前記金属部品と重なる外縁部と、を含み、
    前記リテーナの前記第2押圧面は、前記複合材部品の前記外縁部を前記金属部品に向けて押圧し、
    前記外縁部は、前記複合材部品の前記本体部よりも厚肉である、請求項1又は2に記載のガスタービンの組立体。
  7. 前記金属部品の前記少なくとも1つのボルト孔は、互いに間隔をあけた複数のボルト孔であり、
    前記少なくとも1つのボルトは、前記複数のボルト孔にそれぞれ挿通される複数のボルトであり、
    前記少なくとも1つのリテーナは、前記複数のボルト孔にそれぞれ対応して互いに間隔をあけて配置された複数のリテーナである、請求項1又は2に記載のガスタービンの組立体。
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