JP2024022015A - 管理方法、管理プログラム、および、管理装置 - Google Patents

管理方法、管理プログラム、および、管理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】復旧対象データに適した復旧パタンを提供すること。【解決手段】バックアップ先にバックアップしたデータのバックアップ元への復旧を管理する管理装置は、データのコピー元およびコピー先を示す復旧構成における復旧に関する複数通りのパタンを規定する複数の復旧ルールと、データのバックアップ元およびバックアップ先に関するバックアップ構成情報と、を記憶しており、復旧対象データを指定し、特定の復旧ルールを、複数の復旧ルールの中から選択し、バックアップ構成情報を参照して、指定された復旧対象データのバックアップ元をコピー先とし、復旧対象データのバックアップ先をコピー元とする復旧対象データの復旧構成において、選択された特定の復旧ルールに従って、復旧対象データの復旧パタンを生成する。【選択図】図1

Description

本発明は、データを管理する管理方法、管理プログラム、および、管理装置に関する。
顧客がバックアップやDR(Disaster Recovery:ディザスタリカバリ)を導入する際、コストを抑えるためコピーデータをクラウドに置くケースが増えている。オンプレミス-クラウド間でバックアップを構成する際、データ復旧時にパブリッククラウド利用料がかかるため、コストも考慮した最適な復旧方式を決めるのが困難である。
また、下記特許文献1は、リストア作業を容易化する計算機システムを開示する。この計算機システムでは、管理サーバが、少なくとも業務サーバ、主ボリュームが形成されたストレージ装置及び副ボリュームが形成されたストレージ装置から必要な情報を収集し、管理サーバが、外部からリストア要求が与えられたときに、情報収集部が収集した情報に基づいて、予め定められた複数種類の各リストア方式により要求されたリストア処理をそれぞれ実行したときに要するリストア時間をそれぞれ計算し、リストア時間が最短のリストア方式を当該リストア要求に対するリストア処理時のリストア方式として決定すると共に、決定したリストア方式を業務サーバに通知し、業務サーバが、管理サーバから通知されたリストア方式によりリストア処理を実行するように、主ボリュームが設けられたストレージ装置及び副ボリュームが設けられたストレージ装置を制御する。
特開2011-248668号公報
上述した既存技術の復旧方式では、バックアップ先にパブリッククラウドのストレージを使うことで多様化および複雑化する復旧方式を対象としていない。また、上述した既存技術の復旧方式では、復旧時に発生する復旧コストを見積もる点については考慮されていない。
本発明は、復旧対象データに適した復旧パタンを提供することを目的とする。
本願において開示される発明の一側面となる管理方法は、バックアップ先にバックアップしたデータのバックアップ元への復旧を管理する管理装置が実行する管理方法であって、プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを記憶する記憶デバイスと、を有し、前記記憶デバイスは、前記データのコピー元およびコピー先を示す復旧構成における前記復旧に関する複数通りのパタンを規定する複数の復旧ルールと、前記データの前記バックアップ元および前記バックアップ先に関するバックアップ構成情報と、を記憶しており、前記プロセッサは、復旧対象データを指定する指定処理と、特定の復旧ルールを、前記複数の復旧ルールの中から選択する選択処理と、前記バックアップ構成情報を参照して、前記指定処理によって指定された前記復旧対象データの前記バックアップ元を前記コピー先とし、前記復旧対象データの前記バックアップ先を前記コピー元とする前記復旧対象データの復旧構成において、前記選択処理によって選択された特定の復旧ルールに従って、前記復旧対象データの復旧パタンを生成する生成処理と、を実行することを特徴とする。
本発明の代表的な実施の形態によれば、復旧対象データに適した復旧パタンを提供することができる。前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明により明らかにされる。
図1は、ハイブリッドクラウドシステムのシステム構成例を示すブロック図である。 図2は、管理サーバのハードウェア構成例を示すブロック図である。 図3は、業務テーブルの一例を示す説明図である。 図4は、バックアップ構成テーブルの一例を示す説明図である。 図5は、パブリッククラウド課金テーブルの一例を示す説明図である。 図6は、パブリッククラウド課金テーブルのコスト情報の詳細を示す説明図1である。 図7は、パブリッククラウド課金テーブルのコスト情報の詳細を示す説明図2である。 図8は、復旧ルールの一例を示す説明図である。 図9および図10は、復旧ルールテーブルの一例を示す説明図である。 図9および図10は、復旧ルールテーブルの一例を示す説明図である。 図11は、管理サーバによる復旧支援処理手順例を示すフローチャートである。 図12は、図11に示した復旧パタン生成処理(ステップS1103)の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。 図13は、図12に示した業務に関する復旧パタン生成処理(ステップS1205)の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。 図14は、図12に示したデータに関する復旧パタン生成処理(ステップS1206)の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。 図15は、図14に示した選択復旧ルールに基づくデータに関する復旧パタン生成処理(ステップS1403)の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。 図16は、復旧支援開始画面の一例を示す説明図である。 図17は、復旧コスト提示画面の一例を示す説明図である。
<ハイブリッドクラウドシステム>
図1は、ハイブリッドクラウドシステムのシステム構成例を示すブロック図である。ハイブリッドクラウドシステム100は、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などのネットワークを介して、オンプレミス101のストレージシステム102からパブリッククラウド105へデータをバックアップするシステムである。
オンプレミス101は、ストレージシステム102と、管理装置103と、ホスト104と、を有する。ストレージシステム102は、ストレージボリューム120を有する。ストレージボリューム120は、仮想ストレージボリューム131としてホスト104に提供される。
オンプレミス101のストレージシステム102およびパブリッククラウド105間も、ネットワークを介して通信可能に接続されている。なお、オンプレミス101のストレージシステム102およびパブリッククラウド105間では、その帯域幅に応じて通信速度([bps])が設定されている。
管理装置103は、サービスポータル130を有する。サービスポータル130は、ホスト104にサービスを提供する。具体的には、たとえば、サービスポータル130は、仮想ストレージボリューム131~133を有する。仮想ストレージボリューム131は、ストレージボリューム120を仮想化した記憶領域である。仮想ストレージボリューム132は、オブジェクトストレージサービス151を仮想化した記憶領域である。仮想ストレージボリューム133は、ブロックストレージサービス152を仮想化した記憶領域である。
ホスト104は、仮想ストレージボリューム131から業務140の選択や業務140の実行をしたり、業務140で発生したデータを仮想ストレージボリューム131に保存したり、データのバックアップ指示を管理装置103にしたりする。なお、ホスト104は、仮想ストレージボリューム131~133を使用して業務140を動かす計算機であるが、バックアップや復旧の操作は必ずしもホスト104経由である必要はない。たとえば、人(たとえば、ホスト104で業務140を動かしている人とは異なるボリュームの管理者のような人)がサービスポータル130経由で管理装置103に実行要求を行ってもよい。
パブリッククラウド105は、プロセッサおよびメモリを有する1以上の計算機で構成され、オブジェクトストレージサービス151を仮想ストレージボリューム132として、ブロックストレージサービス152を仮想ストレージボリューム133として、サービスポータル130に提供する。
オブジェクトストレージサービス151は、オブジェクトストレージを仮想ストレージボリューム132としてサービスポータル130に提供するサービスである。オブジェクトストレージとは、データを「オブジェクト」という単位で扱う記憶デバイスである。ブロックストレージサービス152は、ブロックストレージを仮想ストレージボリューム133としてサービスポータル130に提供するサービスである。ブロックストレージとは、データを「ブロック」という単位で扱う記憶デバイスである。
ハイブリッドクラウドシステム100では、管理装置103が、仮想ストレージボリューム131に対応するストレージボリューム120に記憶されたデータをパブリッククラウド105にバックアップしたり、パブリッククラウド105にバックアップされたデータをストレージシステム102に復元したりする。
このバックアップや復元に先立って、管理装置103は、業務140単位でデータ復元時間の要件に合わせた復旧パタンを決定する。また、管理装置103は、ホスト104を介してサービスポータル130を利用するユーザの要件を満たした上で、復旧コストを低減に向けた復旧パタンを算出する。また、管理装置103は、業務140単位で復旧パタンごとの復旧コストとデータのコピー時間を見積もり、複数の復旧パタンの結果を、ホスト104に表示可能に出力する。これにより、ホスト104を利用するユーザは、提示された複数の復旧パタン間の復旧コスト、復旧時間、および復旧コストの関係性を把握することができる。
<管理装置103のハードウェア構成例>
図2は、管理装置103のハードウェア構成例を示すブロック図である。管理装置103は、プロセッサ201と、記憶デバイス202と、入力デバイス203と、出力デバイス204と、通信インターフェース(通信IF)205と、を有する。プロセッサ201、記憶デバイス202、入力デバイス203、出力デバイス204、および通信IF205は、バス206により接続される。プロセッサ201は、管理装置103を制御する。記憶デバイス202は、プロセッサ201の作業エリアとなる。また、記憶デバイス202は、各種プログラムやデータを記憶する非一時的なまたは一時的な記録媒体である。記憶デバイス202としては、たとえば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリがある。入力デバイス203は、データを入力する。入力デバイス203としては、たとえば、キーボード、マウス、タッチパネル、テンキー、スキャナ、マイク、センサがある。出力デバイス204は、データを出力する。出力デバイス204としては、たとえば、ディスプレイ、プリンタ、スピーカがある。通信IF205は、ネットワークと接続し、データを送受信する。
なお、パブリッククラウド105を構成する計算機やホスト104を構成する計算機も、図2と同様の構成である。
<業務テーブル>
図3は、業務テーブルの一例を示す説明図である。業務テーブル300は、業務140に関する情報を記憶するテーブルであり、管理装置103の記憶デバイス202に記憶される。業務テーブル300は、フィールドとして、業務ID301と、業務名302と、優先度303と、要件304と、データ名305と、を有する。同一行の各フィールド301~305の値の組み合わせが1つの業務140を示すエントリとなる。
業務ID301は、業務140を一意に特定する識別情報である。なお、業務140を業務ID301の値で表記する場合がある。たとえば、業務ID301の値が「B1」である業務140を、業務B1と表記する場合がある。
業務名302は、業務140を示す名称である。優先度303は、その業務140を他の業務140に優先して復旧させる場合の指標である。たとえば、業務140を復旧させる場合、管理装置103は、優先度303が「高」→「中」→「低」の順で復旧させる。
要件304は、業務140に要求されている条件であり、サブフィールドとして、復旧レベル341と要求復旧時間342とを有する。復旧レベル341は、どの程度まで復旧させるかを示す段階であり、「業務」であれば、業務140に関するアプリケーションや仮想ストレージボリューム131~133のような仮想化したリソースを復旧することを示す。また、「データ」であれば、バックアップ先であるパブリッククラウド105のストレージにバックアップされたデータを、バックアップ元(ストレージボリューム120、仮想ストレージボリューム131、または、パブリッククラウド105内の他のストレージ)にコピーすることを示す。要求復旧時間342は、復旧レベル341にまでその業務140を復旧するまでに要求される復旧時間である。
データ名305は、その業務140で用いられるデータの名称である。データ名305のデータを、データ名305の値で表現することがある。たとえば、データ名305が「D1-1」のデータを、「データD1-1」と表記することがある。また、データD1-1、D1-2、D2-1、…を区別しない場合は、単に、データDと表記する。
業務140ごとにデータDは1以上存在する。たとえば、業務140がECサイトであれば、データD1-1、D1-2はそれぞれECサイトの異なる利用者のデータでもよく、データD1-1が受発注に関するデータであり、データD1-2が決済に関するデータでもよい。
<バックアップ構成テーブル>
図4は、バックアップ構成テーブルの一例を示す説明図である。バックアップ構成テーブル400は、バックアップ構成情報を記憶するテーブルであり、管理装置103の記憶デバイス202に記憶され、定期的に更新される。
バックアップ構成テーブル400は、フィールドとして、データ名305と、データ量401と、業務ID301と、バックアップ元402と、バックアップ先403と、を有する。同一行の各フィールドの値の組み合わせが1つのバックアップ構成情報を示すエントリとなる。
データ量401は、そのデータ名305のデータの容量である。バックアップ元402は、そのデータ名305およびデータ量401で特定されるデータを保持していたストレージである。バックアップ元402は、サブフィールドとして、サイトID421と、ディスク種別422と、データ格納先423と、を有する。
サイトID421は、バックアップ元402となるサイト(たとえば、ストレージシステム102)を一意に特定する識別情報である。ディスク種別422は、サイトID421で特定されるサイトが有する記憶デバイスの種別である。ディスク種別422には、たとえば、HDD、SDS(Software Defined Storage)、SSD(Solid State Drive)がある。データ格納先423は、そのデータ名305およびデータ量401で特定されるデータDがバックアップ元402として格納されている場所を示す。
バックアップ先403は、バックアップ元402からのバックアップにより、そのデータ名305およびデータ量401で特定されるデータDを保持しているストレージである。バックアップ先403は、サブフィールドとして、ベンダ名431と、サービス名432と、データ格納先433と、を有する。
ベンダ名431は、パブリッククラウド105を運営するベンダの名称である。サービス名432は、ベンダ名431のベンダが提供するサービスの名称である。データ格納先423は、そのデータ名305およびデータ量401で特定されるデータDがバックアップ先403として格納されるパブリッククラウド105内の場所を示す。
<パブリッククラウド課金テーブル>
パブリッククラウド課金テーブルについて、図5~図7を用いて説明する。
図5は、パブリッククラウド課金テーブルの一例を示す説明図である。パブリッククラウド課金テーブル500は、パブリッククラウド課金情報を記憶するテーブルであり、管理装置103の記憶デバイス202に記憶され、定期的に更新される。
パブリッククラウド課金テーブル500は、フィールドとして、ベンダ名431と、サービス名432と、形態501と、コスト情報502と、無料枠503と、を有する。同一行の各フィールドの値の組み合わせが1つのパブリッククラウド課金情報を示すエントリとなる。
形態501は、サービス名432で特定されるサービスで利用されるハードウェアまたはソフトウェアを示す。コスト情報502は、ベンダ名431のベンダがサービス名432のサービスを形態501で提供する場合にかかるコストの算出元となる情報である。無料枠503は、ベンダ名431のベンダがサービス名432のサービスを形態501で提供する場合に、コスト情報502がかからない無料の範囲を示す。
図6は、パブリッククラウド課金テーブル500のコスト情報502の詳細を示す説明図1であり、図7は、パブリッククラウド課金テーブル500のコスト情報502の詳細を示す説明図2である。図6では、コスト情報502の値C1~C3について説明し、図7では、コスト情報502の値C4~C6について説明する。
図6および図7において、コスト情報502は、サブフィールドとして、プロビジョニング601と、IOPS(Input/Output Per Second)602と、スループット603と、データ取出要求604と、外部へのデータ転送605と、サービス間データ転送606と、を有する。
プロビジョニング601は、サービス名432のサービス使用状況に関わらず、ストレージやサーバインスタンス作成時に発生するリソース確保に必要なコスト情報502(1か月1GB当たり)である。IOPS602は、サービス名432のサービスでのデータの読み書き回数1回あたりのコスト情報502を示す。スループット603は、単位データ転送速度([MB/秒])あたりのコスト情報502を示す。
データ取出要求604は、サービス名432のサービスでパブリッククラウド105に格納されたデータを取り出すコスト情報502である。
外部へのデータ転送605は、パブリッククラウド105外(たとえば、オンプレミス101)にデータを転送するコスト情報502である。サービス間データ転送606は、同一のパブリッククラウド105内でのサービス間でデータを転送するコスト情報502である。
<復旧ルール>
図8は、復旧ルールの一例を示す説明図である。復旧ルールは、データまたは業務を復旧するための規則である。
復旧ルールR1は、バックアップ対象となる全データをパブリッククラウド105からオンプレミス101にコピーするための規則である。復旧ルールR2は、バックアップ対象となる全データを、優先度303の高い業務140の復旧対象データから順にオンプレミス101にコピーするための規則である。
復旧ルールR3は、バックアップ先となるパブリッククラウド105のストレージにおける無料枠503内に収めた単位でデータをオンプレミス101にコピーするための規則である。復旧ルールR4は、復旧対象データが記憶されているパブリッククラウド105のストレージから取り出しコストの安い他のパブリッククラウド105のストレージに一度データを移行してから、オンプレミス101にデータをコピーするための規則である。
復旧ルールR5は、復旧対象データをパブリッククラウド105のブロックストレージサービス152で提供されているブロックストレージに移行し、仮想サーバインスタンスを立ててデータを使って暫定的な業務140の復旧を実行するための規則である。復旧ルールR5は、業務テーブル300において、復旧レベル341が「業務」となっているデータに適用される。
図9および図10は、復旧ルールテーブルの一例を示す説明図である。図9では、復旧ルールR1~R3を示し、図10では、復旧ルールR4、R5を示す。なお、図9および図10では、復旧ルールはR1~R5に限定されるものではない。必要に応じて追加や修正を行ってもよい。復旧ルールR1~R5を区別しない場合は、復旧ルールRと表記する。
適用単位901は、復旧ルールRが適用されるデータ単位(全データまたは業務140でグループ化されたデータ)を示す。復旧ルールテーブル900は、管理装置103の記憶デバイス202に記憶される。「全データ」とは、復旧対象となるすべてのデータDである。
「業務140でグループ化されたデータ」とは、業務140別に分類されたデータDである。たとえば、図3において、復旧対象データが業務B1、B3のデータD1-1、データD1-2、業務B3のデータD1-1、データD3-1、業務B4のデータD4-2である場合、業務B1のデータD1-1、データD1-2が「業務B1でグループ化されたデータD」となる。また、業務B3のデータD1-1、データD3-1が「業務B3でグループ化されたデータD」となる。また、業務B4のデータD4-2が「業務B4でグループ化されたデータD」となる。なお、復旧対象データをグループ化した業務140を「グループ化業務」と称す。
なお、復旧ルールR4の適用単位901は、「全データ/業務でグループ化されたデータ」であるが、「全データ」および「業務でグループ化されたデータ」のいずれか一方が適用単位901として設定されることを意味している。たとえば、復旧ルールR4が複数種類存在する場合、ある復旧ルールR4の適用単位901は「全データ」に設定され、別の復旧ルールR4の適用単位901は「業務でグループ化されたデータ」に設定される。
復旧構成902は、復旧レベル341への復旧するためのバックアップ構成を示し、コピー元921と、コピー先922と、を有する。「バックアップ先クラウドストレージ」とは、コピー元921となる復旧対象データが格納されているパブリッククラウド105内のストレージである。「オンプレミスバックアップ元クラウドストレージ」とは、復旧対象データのコピー先922となるオンプレミス101内のストレージシステム102である。
「バックアップ先とは異なるクラウドストレージ」とは、「バックアップ先クラウドストレージ」とは異なる他のパブリッククラウド105内のストレージである。
適用条件903は、復旧ルールRが適用される条件である。復旧手順904は、復旧ルールRによる復旧の順序を示す。復旧コスト計算式905は、復旧ルールRを適用する場合の復旧コストを計算する計算式である。「コピーデータ取り出しコスト」とは、コピーデータ(すなわち、復旧対象データ)をコピー元921(バックアップ先403)から取り出すために必要なコストである。具体的には、たとえば、データ取出要求604と、外部へのデータ転送605またはサービス間データ転送606とを加算する計算式である。
また、復旧ルールR4については、復旧コスト計算式905には、「クラウドストレージプロビジョニングコスト」と「クラウドストレージ間データ移行コスト」とが含まれる。「クラウドストレージプロビジョニングコスト」とは、パブリッククラウド105内のストレージ(以下、クラウドストレージ)を、オブジェクトストレージサービス151またはブロックストレージサービス152を提供できるようプロビジョニングするためのコストであり、パブリッククラウド105が決定し、管理装置103に送信する。
また、「クラウドストレージ間データ移行コスト」は、クラウドストレージ間でデータを移行する際にかかるコストであり、パブリッククラウド105が決定し、管理装置103に送信する。
また、復旧ルールR5については、復旧コスト計算式905には、「サーバインスタンスプロビジョニングコスト」と「クラウドストレージプロビジョニングコスト」とが含まれる。「サーバインスタンスプロビジョニングコスト」とは、図8に示したように、パブリッククラウド105において、データを使って暫定的な業務140の復旧を実行するために必要な仮想サーバインスタンスを起動するために必要なコストであり、パブリッククラウド105が決定し、管理装置103に送信する。
復旧時間計算式906は、復旧ルールRを適用する場合の復旧時間を計算する計算式である。たとえば、復旧ルールR1~R5の「コピー先からコピー元へのデータコピー時間」は、コピー先からコピー元へのデータのデータ量401を、コピー先とコピー元との間のあらかじめ設定された通信速度で割ることにより算出される。コピー先がオンプレミス101であればコピー元はパブリッククラウド105であり、コピー先がパブリッククラウド105であればコピー元はオンプレミス101である。
また、「クラウドストレージ間データコピー時間」、「クラウドストレージプロビジョニング時間」および「クラウドストレージプロビジョニング時間」はいずれも、パブリッククラウド105における操作時間であり、パブリッククラウド105で算出される。
<復旧支援処理>
図11は、管理装置103による復旧支援処理手順例を示すフローチャートである。管理装置103は、復旧実行要求および復旧パタン生成要求のうちいずれの要求があるか判断する(ステップS1101)。復旧実行要求とは、データまたは業務の復旧の実行を管理装置103に要求するリクエストである。管理装置103のユーザが管理ポータル経由で管理装置103に復旧実行要求してもよいし,ホスト104が管理装置103に復旧実行要求を送信してもよい。復旧パタン生成要求とは、復旧パタンの算出を管理装置103に要求するホスト104からのリクエストである。復旧パタンとは、復旧ルールRにおける復旧手順、復旧コストおよび復旧時間のうち少なくとも1つを含む。
復旧実行要求があった場合(ステップS1101:復旧実行要求)、管理装置103は、基本復旧ルールRの復旧手順904に基づいて、復旧を実行する(ステップS1102)。基本復旧ルールRとは、復旧実行要求があった場合(ステップS1101:復旧実行要求)に適用されるあらかじめ設定された復旧ルールRであり、たとえば、復旧ルールR2である。
復旧パタン生成要求があった場合(ステップS1101:復旧パタン生成要求)、管理装置103は、復旧パタン生成処理を実行する(ステップS1103)。これにより、業務140ごとに復旧パタンが算出される。管理装置103は、業務140ごとに算出された復旧パタンをホスト104に送信する(ステップS1104)。これにより、ホスト104のユーザまたは管理装置103のユーザは、業務140ごとにどの復旧パタンを確認することができる。
このあと、管理装置103は、復旧実行要求を待ち受け(ステップS1105:No)、復旧実行要求があった場合(ステップS1105:Yes)、復旧実行要求で選択された業務140について、復旧実行要求で選択された復旧パタンで復旧を実行する(ステップS1106)。
[復旧パタン生成処理(ステップS1103)]
図12は、図11に示した復旧パタン生成処理(ステップS1103)の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。管理装置103は、復旧対象データの指定をホスト104または管理装置103のユーザから受け付ける(ステップS1201)。復旧対象データを指定する情報は、復旧パタン生成要求に含まれているものとする。
管理装置103は、業務テーブル300から未選択の業務140を選択する(ステップS1202)。管理装置103は、ステップS1202での選択業務140のエントリにおいて要件304の復旧レベル341の値が「業務」であるか否かを判断する(ステップS1203)。
復旧レベル341の値が「業務」である場合(ステップS1203:Yes)、管理装置103は、選択業務140について、業務に関する復旧パタン生成処理を実行し(ステップS1204)、ステップS1206に移行する。一方、復旧レベル341の値が「データ」である場合(ステップS1203:No)、管理装置103は、選択業務140について、データに関する復旧パタン生成処理を実行し(ステップS1205)、ステップS1206に移行する。
ステップS1206において、管理装置103は、業務テーブル300に未選択業務140があるか否かを判断し、未選択業務140がある場合、ステップS1202に戻る。一方、未選択業務140がない場合、復旧パタン生成処理(ステップS1103)を終了して、ステップS1104に移行する。
[業務に関する復旧パタン生成処理(ステップS1205)]
図13は、図12に示した業務に関する復旧パタン生成処理(ステップS1205)の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。
管理装置103は、復旧対象データを選択業務140でグループ化する(ステップS1300)。管理装置103は、復旧対象データが業務B1、B3、B4のデータDを含む場合、業務B1、B3、B4の各々で復旧対象データをグループ化する。具体的には、たとえば、業務B1のデータD1-1、データD1-2、業務B3のデータD1-1、データD3-1、業務B4のデータD4-2である場合、管理装置103は、上述したように、業務B1のデータD1-1、データD1-2を「業務B1でグループ化されたデータD」とし、業務B3のデータD1-1、データD3-1を「業務B3でグループ化されたデータD」とし、業務B4のデータD4-2を「業務B4でグループ化されたデータD」とする。
管理装置103は、復旧ルールテーブル900から選択する(ステップS1301)。管理装置103は、復旧ルールR5を参照して、バックアップ構成情報とパブリッククラウド課金情報とに基づいて、復旧手順、復旧コストおよび復旧時間を算出する(ステップS1302)。
具体的には、たとえば、管理装置103は、バックアップ構成テーブル400を参照して、復旧対象データのバックアップ元402およびバックアップ先403を特定し、復旧対象データのバックアップ元402を復旧ルールR5のコピー先922、復旧対象データのバックアップ先403を復旧ルールR5のコピー元921となる復旧構成について、復旧手順、復旧コスト、および復旧時間のうち少なくとも1つを復旧パタンとして生成する。
復旧手順については、管理装置103は、復旧ルールR5から復旧手順904を抽出する。
復旧コストについては、管理装置103は、復旧ルールR5から復旧コスト計算式905を抽出する。復旧ルールR5の場合、「サーバインスタンスプロビジョニングコスト+クラウドストレージプロビジョニングコスト+コピーデータ取り出しコスト」が復旧コスト計算式905として抽出される。
管理装置103は、バックアップ構成テーブル400から、選択グループ化業務140でグループ化されたデータについてのバックアップ構成情報を取得する。たとえば、復旧対象データにデータD1-1、D1-2が含まれており、選択グループ化業務140が業務B1である場合、バックアップ構成情報として、データD1-1のエントリと、データD1-2のエントリと、が取得される。
また、管理装置103は、取得したバックアップ構成情報からバックアップ先403(ベンダ名431、サービス名432、データ格納先433)を特定する。上記の例では、データD1-1のエントリからベンダ名431として「CV1」、サービス名432として「オブジェクトストレージサービス1」、データ格納先433として「bucket1」が特定される(データD1-2も同様)。
管理装置103は、パブリッククラウド課金テーブル500から、バックアップ構成情報から特定したバックアップ先403のベンダ名431およびサービス名432に該当するエントリを、パブリッククラウド課金情報として特定する。上記の例では、ベンダ名431が「CV1」、サービス名432が「オブジェクトストレージサービス1」であるため、エントリ511(コスト情報C1含む)がパブリッククラウド課金情報として特定される。
管理装置103は、復旧コスト計算式905に、パブリッククラウド課金情報を代入することで、選択グループ化業務140についての復旧コストを算出する。上記の例では、図6に示したコスト情報C1において、プロビジョニング601が「Null」であるため、復旧ルールR5の復旧コスト計算式905のうち、サーバインスタンスプロビジョニングコストおよびクラウドストレージプロビジョニングコストは、「0」である。
一方、エントリ511(コスト情報C1含む)のサービスでは、データ取出要求604として、「0.005USD/1000リクエスト」が規定されている。このため、データD1-1、D1-2の各々について、バックアップ元402のデータ格納先423である「vol 2」から取り出すリクエスト1000回あたり0.005USDに、コピー元921へのリクエスト数を乗じることにより、復旧ルールR5の復旧コスト計算式905のコピーデータ取り出しコストが算出される。
なお、管理装置103は、データ量401に基づいてコピー元921からの取出しに必要なリクエスト数を予測する。具体的には、たとえば、管理装置103は、データ量401からリクエスト数を算出する関数で算出してもよく、データ量401に対応するリクエスト数を規定するテーブル(不図示)を参照して、リクエスト数を決定してもよい。これにより、グループ化業務B1に関する復旧コストが算出される。
復旧時間については、管理装置103は、復旧ルールR5から復旧時間計算式906を抽出する。復旧ルールR5の場合、「コピー先からコピー元へのデータコピー時間+サーバインスタンスプロビジョニング時間+クラウドストレージプロビジョニング時間」が復旧時間計算式906として抽出される。
管理装置103は、バックアップ先403であるバックアップ先クラウドストレージからバックアップ先403であるバックアップ先とは異なるクラウドストレージ(ブロック)へのデータ量を、コピー元とコピー先との間の帯域で割ることで、「コピー先からコピー元へのデータコピー時間」を算出する。
上述したように、バックアップ構成情報が、たとえば、データD1-1およびデータD1-2である場合、バックアップ元402のサイトID421は「DC1」、ディスク種別422は「HDD」であり、データ格納先423は「vol 2」である。また、バックアップ先403のベンダ名431は「CV1」であり、サービス名432は「オブジェクトストレージサービス1」であり、データ格納先433は「bucket1」である。また、データD1-1のデータ量401は「800(GB)」であり、データD1-2のデータ量401は「1200(GB)」である。すなわち、データD1-1およびデータD1-2のデータ量401の合計2000GBを、パブリッククラウド105内の通信速度で割ることで、「コピー先からコピー元へのデータコピー時間」が算出される。
また、管理装置103は、バックアップ構成情報が、たとえば、データD1-1およびデータD1-2をバックアップする際にパブリッククラウド105で計測された「サーバインスタンスプロビジョニング時間」および「クラウドストレージプロビジョニング時間」を、パブリッククラウド105から取得する。
管理装置103は、算出した「コピー先からコピー元へのデータコピー時間」と、パブリッククラウド105から取得した「サーバインスタンスプロビジョニング時間」および「クラウドストレージプロビジョニング時間」と、を加算することにより、復旧ルールR5の復旧時間を算出する。
管理装置103は、ステップS1302で得られた復旧手順、復旧コストおよび復旧時間を復旧パタンとして格納して(ステップS1303)、ステップS1207に移行する。
[データに関する復旧パタン生成処理(ステップS1206)]
図14は、図12に示したデータに関する復旧パタン生成処理(ステップS1206)の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。
管理装置103は、復旧ルールテーブル900から復旧ルールR5を除く未選択の復旧ルールRを選択する(ステップS1401)。管理装置103は、選択復旧ルールRの適用単位901を参照する(ステップS1402)。適用単位901が「全データ」であれば(ステップS1402:全データ)、選択復旧ルールRは復旧ルールR1またはR4である。この場合、ステップS1404に移行する。
適用単位901が「業務でグループ化されたデータ」であれば(ステップS1402:業務でグループ化されたデータ)、選択復旧ルールRは復旧ルールR2またはR3である。この場合、管理装置103は、ステップS1300と同様、復旧対象データを選択業務140でグループ化して(ステップS1403)、ステップS1404に移行する。
管理装置103は、選択復旧ルールRが復旧ルールR4である場合に、復旧対象データが復旧ルールR4の適用条件903を充足しているか否かを判断する(ステップS1404)。
充足していれば(ステップS1404:Yes)、管理装置103は、選択復旧ルールに基づくデータに関する復旧パタン生成処理を実行して(ステップS1405)、ステップS1408に移行する。充足していなければ、または、選択復旧ルールRが復旧ルールR4でなければ(ステップS1404:No)、管理装置103は、復旧対象データのバックアップ先403に無料枠503があるか否かを判断する(ステップS1406)。具体的には、たとえば、管理装置103は、パブリッククラウド課金テーブル500を参照して、バックアップ先403のベンダに無料枠503があるか否かを判断する。
たとえば、バックアップ構成情報が、データD1-1およびデータD1-2である場合、バックアップ先403のベンダ名431は「CV1」であり、サービス名432は「オブジェクトストレージ1」である。すなわち、エントリ511である。エントリ511には、「格納ファイル5GBまで」および「20000getリクエスト」という無料枠503が存在する。
無料枠503がない場合(ステップS1406:No)、選択復旧ルールRは復旧ルールR1またはR2である。この場合、管理装置103は、選択復旧ルールに基づくデータに関する復旧パタン生成処理を実行して(ステップS1405)、ステップS1408に移行する。
一方、無料枠503がある場合(ステップS1404:Yes)、管理装置103は、無料枠503に入るようグループ化された復旧対象データの分割が可能か否かを判断する(ステップS1407)。たとえば、業務B1でグループ化されたデータD(データD1-1、データD1-2)の場合、管理装置103は、業務B1でグループ化されたデータD(データD1-1、データD1-2)の分割データが、「格納ファイル5GBまで」および「20000getリクエスト」を充足するように、業務B1でグループ化されたデータD(データD1-1、データD1-2)を分割する。
分割できた場合(ステップS1407:Yes)、選択復旧ルールRは復旧ルールR3である。この場合、管理装置103は、選択復旧ルールに基づくデータに関する復旧パタン生成処理を実行して(ステップS1405)、ステップS1408に移行する。
一方、分割できなかった場合(ステップS1407:No)、選択復旧ルールRは復旧ルールR1~R4のいずれにも該当せず、復旧パタンを生成せずに、ステップS1407に移行する。
ステップS1407では、管理装置103は、未選択の復旧ルールRがあればステップS1401に戻り、未選択の復旧ルールRがなければ、データに関する復旧パタン生成処理(ステップS1206)を終了して、ステップS1207に移行する。
[選択復旧ルールに基づくデータに関する復旧パタン生成処理(ステップS1405)]
図15は、図14に示した選択復旧ルールに基づくデータに関する復旧パタン生成処理(ステップS1405)の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。管理装置103は、バックアップ構成テーブル400を参照して、復旧対象データのバックアップ元402およびバックアップ先403を特定し、復旧対象データのバックアップ元402を復旧ルールR1~R4のコピー先922、復旧対象データのバックアップ先403を復旧ルールR1~R4のコピー元921となる復旧構成を特定し(ステップS1500)、ステップS1501~S1505を実行する。
管理装置103は、選択復旧ルールRに基づいて、バックアップデータ量とパブリッククラウド課金情報から,復旧時間を算出する(ステップS1501)。復旧時間の算出(ステップS1501)は、ステップS1302と同様に実行される。
管理装置103は、算出した復旧時間が要求復旧時間以内であるか否かを判断する(ステップS1502)。算出した復旧時間が要求復旧時間以内でなければ(ステップS:1502No)、管理装置103は、選択復旧ルールに基づくデータに関する復旧パタン生成処理(ステップS1403)を終了して、ステップS1407に移行する。
一方、算出した復旧時間が要求復旧時間以内であれば(ステップS1502:Yes)、管理装置103は、バックアップ構成情報のバックアップ元402とバックアップ先403を参照して、復旧ルールテーブル900から選択復旧ルールRの復旧手順904を抽出する(ステップS1503)。
管理装置103は、バックアップデータ量およびパブリッククラウド課金情報から、復旧コストを算出する(ステップS1504)。復旧コストの算出(ステップS1504)は、ステップS1302と同様に実行される。
管理装置103は、ステップS1501、S1503、S1504で得られた復旧手順、復旧コストおよび復旧時間を復旧パタンとして格納して(ステップS1505)、選択復旧ルールに基づくデータに関する復旧パタン生成処理(ステップS1403)を終了し、ステップS1408に移行する。
<復旧支援開始画面>
図16は、復旧支援開始画面の一例を示す説明図である。復旧支援開始画面1600は、バックアップ運用中復旧にかかるコストを確認したい時や障害発生時に復旧手順を確認したい場合に使用される。復旧支援開始画面1600は、管理装置103またはホスト104の出力デバイス204の一例である表示装置に表示される。復旧支援開始画面1600は、復旧パタン生成開始ボタン1601と、復旧指定ボタン1602と、を有する。復旧パタン生成開始ボタン1601は、押下により、復旧パタンの算出開始を受け付けるユーザインタフェースである。復旧指定ボタン1602は、押下により、復旧開始の指定を受け付けるユーザインタフェースである。復旧指定ボタン1602が押下された場合、復旧選択画面1610が表示される。
復旧選択画面1610は、即時復旧開始ボタン1611と、選択業務復旧開始ボタン1612と、対象業務選択チェックボックス欄1613と、を有する。即時復旧指定ボタン1611は、押下により、復旧開始を受け付けるユーザインタフェースである。即時復旧指定ボタン1611が押下された場合、復旧ルールR1の復旧手順904にしたがって復旧される。
選択業務復旧開始ボタン1612は、対象業務選択チェックボックス欄1613で選択された対象業務について、押下により、復旧開始を受け付けるユーザインタフェースである。対象業務選択チェックボックス欄1613は、対象業務の選択を受け付けるユーザインタフェースである。対象業務選択チェックボックス欄1613が押下された場合、復旧ルールR2の復旧手順904にしたがって復旧される。
<復旧コスト提示画面>
図17は、復旧コスト提示画面の一例を示す説明図である。復旧コスト提示画面1700は、復旧パタン一覧1701と、復旧パタン詳細情報1702と、を含む。復旧コスト提示画面1700は、業務ごとに表示される。復旧パタン一覧1701は、管理装置103によって算出された復旧パタンごとの復旧コストおよび復旧時間を表示する。復旧パタン詳細情報1702は、管理装置103によって算出された復旧パタンごとの復旧コストと復旧時間との関係を示すグラフである。
復旧パタン一覧1701または復旧パタン詳細情報1702において復旧パタンが選択されると、復旧手順表示画面1710が表示される。復旧手順表示画面1710は、復旧コスト提示画面1700で選択された復旧パタンの復旧手順を表示する。具体的には、たとえば、復旧手順表示画面1710は、復旧手順情報1711と、復旧実行ボタン1712と、を含む。復旧手順情報1711は、復旧コスト提示画面1700で選択された復旧パタンの復旧手順を示す情報である。復旧実行ボタン1712は、押下により、復旧コスト提示画面1700で選択された復旧パタンで復旧を実行するユーザインタフェースである。
このように、本実施例によれば、復旧対象データに適した復旧パタンを提供することができる。また、復旧対象データを業務ごとにグループ化することにより、業務単位で復旧パタンを提供することができる。また、復旧ルールRに適用単位901が規定されているため、復旧対象データを自動的にグループ化することができる。また、復旧パタンには、復旧コストが含まれるため、ユーザは復旧にどのくらいの費用がかかるかを確認することができる。また、復旧パタンには、復旧時間が含まれるため、ユーザは復旧にどのくらいの時間がかかるかを確認することができる。また、ユーザは復旧対象データの復旧時間が要求復旧時間342以内であるか否かを復旧前に確認することができ、復旧処理が要求復旧時間342を超えてしまうといった状況を未然に防ぐことができる。また、復旧パタンには、復旧手順が含まれているため、ユーザは復旧がどのような順序でおこなわれるかを確認することができる。
また、復旧対象データの復旧コストおよび復旧時間を関連付けることにより、どの復旧パタンがどのくらいの復旧コストおよび復旧時間であるかを確認することができる。また、復旧対象データの復旧コスト、復旧時間および復旧手順を関連付けることにより、どの復旧パタンがどのくらいの復旧コストおよび復旧時間でどのような復旧手順で復旧されるかを確認することができる。また、管理装置103は、オンプレミス101およびパブリッククラウド105に跨ったバックアップ構成について復旧パタンを生成したり、パブリッククラウド105内のストレージ間の復旧パタンを生成したりすることができる。
なお、本発明は前述した実施例に限定されるものではなく、添付した特許請求の範囲の趣旨内における様々な変形例及び同等の構成が含まれる。たとえば、前述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに本発明は限定されない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えてもよい。また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えてもよい。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、または置換をしてもよい。
また、前述した各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、たとえば集積回路で設計する等により、ハードウェアで実現してもよく、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し実行することにより、ソフトウェアで実現してもよい。
各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリ、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置、又は、IC(Integrated Circuit)カード、SDカード、DVD(Digital Versatile Disc)の記録媒体に格納することができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、実装上必要な全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には、ほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてよい。
100 ハイブリッドクラウドシステム
101 オンプレミス
102 ストレージシステム
103 管理装置
104 ホスト
105 パブリッククラウド
201 プロセッサ
202 記憶デバイス
300 業務テーブル
400 バックアップ構成テーブル
500 パブリッククラウド課金テーブル
900 復旧ルールテーブル

Claims (15)

  1. バックアップ先にバックアップしたデータのバックアップ元への復旧を管理する管理装置が実行する管理方法であって、
    前記管理装置は、プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを記憶する記憶デバイスと、を有し、
    前記記憶デバイスは、前記データのコピー元およびコピー先を示す復旧構成における前記復旧に関する複数通りのパタンを規定する複数の復旧ルールと、前記データの前記バックアップ元および前記バックアップ先に関するバックアップ構成情報と、を記憶しており、
    前記管理方法では、
    前記プロセッサは、
    復旧対象データを指定する指定処理と、
    特定の復旧ルールを、前記複数の復旧ルールの中から選択する選択処理と、
    前記バックアップ構成情報を参照して、前記指定処理によって指定された前記復旧対象データの前記バックアップ元を前記コピー先とし、前記復旧対象データの前記バックアップ先を前記コピー元とする前記復旧対象データの復旧構成において、前記選択処理によって選択された特定の復旧ルールに従って、前記復旧対象データの復旧パタンを生成する生成処理と、
    を実行することを特徴とする管理方法。
  2. 請求項1に記載の管理方法であって、
    前記記憶デバイスは、前記データと前記データが適用される業務とを関連付けた業務情報を記憶しており、
    前記管理方法では、
    前記プロセッサは、
    前記業務情報を参照して、同一の前記業務で複数の前記復旧対象データをグループ化するグループ化処理を実行し、
    前記生成処理では、前記プロセッサは、前記バックアップ構成情報を参照して、前記グループ化処理によってグループ化された複数の前記復旧対象データの前記バックアップ元を前記コピー先とし、前記グループ化された複数の前記復旧対象データの前記バックアップ先を前記コピー元とする前記グループ化された複数の前記復旧対象データの復旧構成において、前記特定の復旧ルールに従って、前記グループ化された複数の前記復旧対象データの復旧パタンを生成する、
    ことを特徴とする管理方法。
  3. 請求項2に記載の管理方法であって、
    前記復旧ルールは、前記復旧ルールが適用される前記データの単位である適用単位が規定されており、
    前記管理方法では、
    前記プロセッサは、
    前記特定の復旧ルールの適用単位が、同一の業務でグループ化された複数のデータである場合、前記グループ化処理を実行する、
    ことを特徴とする管理方法。
  4. 請求項1に記載の管理方法であって、
    前記復旧ルールは、前記データのデータ量と前記データを前記コピー元から前記データを取り出すリクエスト数とに基づいて前記コピー元から取り出して前記コピー先に転送する復旧コストを計算する復旧コスト計算式を有し、
    前記生成処理では、前記プロセッサは、前記特定の復旧ルールに含まれている前記復旧コスト計算式を用いて、前記復旧対象データのデータ量と、前記コピー元から前記復旧対象データを取り出すリクエスト数と、に基づいて、前記復旧対象データの復旧コストを算出する、
    ことを特徴とする管理方法。
  5. 請求項1に記載の管理方法であって、
    前記復旧ルールは、前記データのデータ量と前記コピー元と前記コピー先との間の前記データの通信速度とに基づいて前記復旧に要する時間である復旧時間を計算する復旧時間計算式を有し、
    前記生成処理では、前記プロセッサは、前記特定の復旧ルールに含まれている前記復旧時間計算式を用いて、前記復旧対象データのデータ量と、前記通信速度と、に基づいて、前記復旧対象データの復旧時間を算出する、
    ことを特徴とする管理方法。
  6. 請求項5に記載の管理方法であって、
    前記生成処理では、前記プロセッサは、前記復旧対象データの復旧時間が所定の要求復旧時間以内であるか否かを判定し、前記復旧対象データの復旧時間が所定の要求復旧時間以内である場合、前記復旧対象データの復旧時間を出力する、
    ことを特徴とする管理方法。
  7. 請求項1に記載の管理方法であって、
    前記復旧ルールは、前記復旧の順序を示す復旧手順を有し、
    前記生成処理では、前記プロセッサは、前記特定の復旧ルールに含まれている特定の復旧手順を抽出する、
    ことを特徴とする管理方法。
  8. 請求項4に記載の管理方法であって、
    前記復旧ルールは、前記データのデータ量と前記コピー元と前記コピー先との間の前記データの通信速度とに基づいて前記復旧に要する時間である復旧時間を計算する復旧時間計算式を有し、
    前記生成処理では、前記プロセッサは、前記特定の復旧ルールに含まれている前記復旧時間計算式を用いて、前記復旧対象データのデータ量と、前記通信速度と、に基づいて、前記復旧対象データの復旧時間を算出し、前記復旧対象データの復旧コストおよび前記復旧対象データの復旧時間を関連付けることにより、前記復旧パタンを生成する、
    ことを特徴とする管理方法。
  9. 請求項8に記載の管理方法であって、
    前記復旧ルールは、前記復旧の順序を示す復旧手順を有し、
    前記生成処理では、前記プロセッサは、前記特定の復旧ルールに含まれている特定の復旧手順を抽出し、前記特定の復旧手順を前記復旧対象データの復旧コストおよび前記復旧対象データの復旧時間に関連付けることにより、前記復旧パタンを生成する、
    ことを特徴とする管理方法。
  10. 請求項8に記載の管理方法であって、
    前記選択処理では、前記プロセッサは、複数の前記特定の復旧ルールを選択し、
    前記生成処理では、前記プロセッサは、前記複数の前記特定の復旧ルールの各々について、前記復旧パタンを生成する、
    ことを特徴とする管理方法。
  11. 請求項1に記載の管理方法であって、
    前記バックアップ先は、パブリッククラウドであり、前記バックアップ元は、オンプレミスである、
    ことを特徴とする管理方法。
  12. 請求項1に記載の管理方法であって、
    前記コピー元は、パブリッククラウド内の第1ストレージであり、前記コピー先は、前記パブリッククラウド内の第2ストレージである、
    ことを特徴とする管理方法。
  13. 請求項1に記載の管理方法であって、
    前記プロセッサは、
    前記生成処理によって生成された前記復旧対象データの復旧パタンに基づいて、前記復旧をおこなう復旧処理と、
    を実行することを特徴とする管理方法。
  14. バックアップ先にバックアップしたデータのバックアップ元への復旧を管理する処理をプロセッサに実行させる管理プログラムであって、
    前記プロセッサは、記憶デバイスにアクセス可能であり、
    前記記憶デバイスは、前記データのコピー元およびコピー先を示す復旧構成における前記復旧に関する複数通りのパタンを規定する複数の復旧ルールと、前記データの前記バックアップ元および前記バックアップ先に関するバックアップ構成情報と、を記憶しており、
    管理プログラムは、
    前記プロセッサに、
    復旧対象データを指定する指定処理と、
    特定の復旧ルールを、前記複数の復旧ルールの中から選択する選択処理と、
    前記バックアップ構成情報を参照して、前記指定処理によって指定された前記復旧対象データの前記バックアップ元を前記コピー先とし、前記復旧対象データの前記バックアップ先を前記コピー元とする前記復旧対象データの復旧構成において、前記選択処理によって選択された特定の復旧ルールに従って、前記復旧対象データの復旧パタンを生成する生成処理と、
    を実行させることを特徴とする管理プログラム。
  15. バックアップ先にバックアップしたデータのバックアップ元への復旧を管理する管理装置であって、
    プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを記憶する記憶デバイスと、を有し、
    前記記憶デバイスは、前記データのコピー元およびコピー先を示す復旧構成における前記復旧に関する複数通りのパタンを規定する複数の復旧ルールと、前記データの前記バックアップ元および前記バックアップ先に関するバックアップ構成情報と、を記憶しており、
    前記プロセッサは、
    復旧対象データを指定する指定処理と、
    特定の復旧ルールを、前記複数の復旧ルールの中から選択する選択処理と、
    前記バックアップ構成情報を参照して、前記指定処理によって指定された前記復旧対象データの前記バックアップ元を前記コピー先とし、前記復旧対象データの前記バックアップ先を前記コピー元とする前記復旧対象データの復旧構成において、前記選択処理によって選択された特定の復旧ルールに従って、前記復旧対象データの復旧パタンを生成する生成処理と、
    を実行することを特徴とする管理装置。
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