JP2024020358A - サービングセルディスカバリバースト送信(dbt)ウィンドウにおける送信のハンドリング - Google Patents

サービングセルディスカバリバースト送信(dbt)ウィンドウにおける送信のハンドリング Download PDF

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Abstract

【課題】サービングセルディスカバリバースト送信(DBT)ウィンドウにおける送信をハンドリングするための方法およびシステムを提供する。【解決手段】セルラー通信ネットワークにおいて、ユーザ機器(UE)で実行される方法は、サービングセルDBTウィンドウを示す設定を受信することと、UE開始アップリンク(UL)送信の設定を受信することと、サービングセルDBTウィンドウの少なくとも一部分の間にUE開始UL送信を抑制することと、を含む。これらの送信は、サービングセルDBTウィンドウ全体に渡って抑制されるか又は基地局が予定した送信パターンに従ってSSBを送信している間に抑制され、抑制は、サービングセルDBTウィンドウの先頭から又はUEによって検出された最初のSSB送信の先頭から開始する。UEは、様々な制約により、サービングセルDBTウィンドウ内で実際に送信されたSSB付近でレートマッチングする。【選択図】図5A

Description

本開示はセルラー通信ネットワークに関し、より詳細には、サービングセルディスカバリバースト送信(DBT:Discovery Burst Transmission)ウィンドウの間のユーザ機器(UE:User Equipment)開始アップリンク(UL)送信のハンドリングに関する。
新無線(NR:New Radio)では、2つのタイプの同期信号、すなわち、プライマリ同期信号(PSS:Primary Synchronization Signal)およびセカンダリ同期信号(SSS:Secondary Synchronization Signal)と、1つのブロードキャストチャネル、すなわち、物理ブロードキャストチャネル(PBCH:Physical Broadcast Channel)とが定義されている。さらに、PSS、SSS、およびPBCHは1つの同期信号(SS:Synchronization Signal)/PBCHブロックで送信され、これは同期信号ブロック(SSB:Synchronization Signal Block)とも呼ばれ、また、「SSブロック」とも呼ばれ得る。1つのSS/PBCHバースト内で1つまたは複数のSSBを送信することができ、バーストは定期的に送信される。以降、候補SS/PBCHブロックを「候補SS/PBCHブロック位置」または「候補SSB位置」とも呼ぶ。
SSBビームスイープ。バースト内で複数のSSBを使用する1つの理由は、異なる重複しないビームまたは部分的に重複するビーム(すなわち、異なる方向のビーム)での送信を使用して、セルなど目的のカバレッジエリアをカバーするために、複数回の送信が必要になる場合である。これらのビーム方向のそれぞれで順次送信することは、ビームスイープと呼ばれ、たとえば、SS/PBCHブロックビームスイープと呼ばれる。
SSバーストセット。複数のSSBを使用する他の理由は、ユーザ機器(UE)が目的のカバレッジエリアの端に位置している場合に、UEがSS/PBCHブロックをデコードするのに十分なエネルギーを複数回のSS/PBCHブロック送信から蓄積できるようにするために(すなわち、ソフトコンバイニング)、SS/PBCHブロック送信の繰り返しが必要になる場合である。ビームがスイープされるかまたは繰り返されるそのようなSS/PBCHブロック送信のセットは、SSバーストセットと呼ばれる。
図1は、スロットへのSSB位置の一般的なマッピングを示している。SSBを含む半フレームに対して、候補SSBの最初のシンボルインデックスがSSBのサブキャリア間隔に従って決定され、これについては、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)技術仕様(TS)38.213バージョン15.2.0に記載されている。半フレーム内の候補SSBには、時間の昇順で0からL-1までのインデックスが付けられる。図1では、候補SSBには0から19までのインデックスが付けられている。UEは、PBCHで送信される復調(DM:Demodulation)参照信号(RS:Reference Signal)シーケンスのインデックスとの1対1のマッピングから、L=4の場合は半フレームごとのSS/PBCHブロックインデックスの2つの最下位ビット(LSB)ビットを決定し、またはL>4の場合はその3つのLSBビットを決定する。NRリリース15(Rel-15)では、8つのDM-RSシーケンスが定義されている。L=64の場合、SS/PBCHブロックインデックスを完全に決定するために使用される半フレームごとのSS/PBCHブロックインデックスの3つの最上位ビット(MSB)ビットがPBCHペイロードに含まれる。さらに、半フレームインジケータがPBCHペイロードに存在する。
UEは、同じ中心周波数位置で同じSS/PBCHブロックインデックスによって送信されるSSBが、ドップラースプレッド、ドップラーシフト、平均利得、平均遅延、遅延スプレッド、および該当する場合は空間受信(Rx)パラメータに関して擬似コロケート(quasi co-located)されていると推測し得る。UEは他のSS/PBCHブロック送信に対して擬似コロケーションを推測することはない。
全ての候補SSBが送信される必要はない。より広いビームフォーミングを使用するなどして、より少ないSS/PBCHブロック送信で、セルなどの目的のカバレッジエリアをカバーすることができる場合、候補SSBの全数Lよりも少ない数のSSBを送信することができる。候補SSBの任意の組合せが使用され得る。たとえば、8つの候補SSBが存在し、そのうちの4つのみがSS/PBCHブロック送信に使用される場合、これらの4つの候補SSBは、最初の4つの候補SSB、最後の4つの候補SSB、第1、第2、第5、および第6の候補SSB、または合計8つの候補SSBのうちの4つの候補SSBの他の任意の組合せであり得る。
リリース15NRでは、ssb-PositionsInBurst情報要素(IE:Information Element)内のビットマップを使用して、NR基地局(gNB)がどのSSBを送信するかがUEに知らされる。次いで、UEはこのビットマップを使用して、SSB付近(around)で物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)をレートマッチングし、SSBに対応するシンボルにおけるアップリンク(UL)送信を抑制する。
リリース16NRでは、SSBを時間的にシフトできるようにするメカニズムが合意されている。これは、現在までは主に、チャネルが利用可能であるか否かを判定するために送信前にリッスンビフォアトーク(LBT)手順を実行する必要があることが原因で、正確な時間的ポイントでのチャネルへのアクセスを保証できないアンライセンススペクトルにおける動作が動機となっていた。そのため、gNBは、チャネルにアクセスできるようになるまでSSBの送信を遅らせる必要があり得る。
既存の解決策の問題
現在、特定の課題がある。ウィンドウ内でSSBをシフトできる場合、SS/PBCHブロックと衝突するシンボルにおけるUE開始UL送信の抑制をハンドリングするためのssb-PositionsInBurstに基づく現在のリリース15のメカニズムは十分ではない。具体的には、現在指定されている位置を使用すると、実際の送信よりもさらに多くの候補位置を可能性のあるSS/PBCHブロック送信用に確保する必要があるので、不要なオーバーヘッドを被る。たとえば、UEは、gNBが指定した時間中に候補SSB位置を使用すると予期して、UE開始UL送信を抑制し得るが、gNBはまだLBTプロセスを実行しているので、それらの候補SSB位置を使用できない場合がある。これは、それらの候補SSB位置がgNBにもUEにも使用されなかったこと、すなわち、それらのリソースはUEによって使用できたが、使用されなかったことを意味する。
本開示の特定の態様およびそれらの実施形態は、前述の課題または他の課題に対する解決策を提供し得る。具体的には、本開示は、サービングセルのディスカバリバースト送信(DBT)ウィンドウ(これは、様々な規格において、同期信号ブロック(SSB)測定タイミング設定(SMTC:Synchronization Signal Block Measurement Timing Configuration)ウィンドウ、ディスカバリ測定タイミング設定(DMTC:Discovery Measurement Timing Configuration)ウィンドウ、ディスカバリ参照信号(DRS:Discovery Reference Signal)送信ウィンドウ、同期信号(SS)/物理ブロードキャストチャネル(PBCH)ブロック送信ウィンドウ、および他の名前でも呼ばれている)における送信をハンドリングするための方法およびシステムを提供する。本開示では、これらの用語を同義的に使用する。
第1のグループの実施形態では、ユーザ機器(UE)は、サービングセルDBTウィンドウ全体にわたってUE開始アップリンク(UL)送信を抑制する。これらのUE開始UL送信は、たとえば、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)上で送信されるスケジューリング要求(SR:Scheduling Request)、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:Physical Random Access Channel)、または設定グラント(configured grant)送信とすることができる。
第2のグループの実施形態では、UEは予期したSS/PBCHブロックが無線アクセスノードによって送信され終わったと判定するまでの間のみ、上記送信を抑制する。いくつかの実施形態では、この無線アクセスノードは、新無線(NR)基地局(gNB)である。本明細書で使用する多くの例はgNBに言及するが、本開示はこれに限定されない。すなわち、gNBが送信する予定の全てのSS/PBCHブロックをgNBが送信し終えたとUEが判定した後、UEは送信ウィンドウの残りの部分において上記UL送信を抑制しない。以下、gNBが送信を行う予定のSSBを候補SSBと呼ぶ。このグループの実施形態では、UEは最後の候補SSBまで、UE開始送信を抑制する。候補SSBの間の抑制とは、gNBが送信を行う予定のシンボルの間の抑制を意味し、gNBがそれらのシンボルの間に実際に送信を行うか否かに関係ないことに留意されたい。いくつかの実施形態では、UEはgNBがどこで送信を行う予定であるかを知っており、その理由は、gNBがその情報(すなわち、候補SSBの場所)をUEに提供しているためである。
第3のグループの実施形態では、UEは、gNBによって送信されるSSB付近でダウンリンクの物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)送信をレートマッチングするために既存のメカニズムを使用する。この既存のメカニズムは、典型的には、他の技術の互換性のない信号に使用され得る予約済みリソース付近でレートマッチングするために使用される。このグループの実施形態では、UEはこのメカニズムを使用して、現在の技術の一部であり、同じセルから送信されるNR信号付近でレートマッチングする。
本明細書で開示する問題のうちの1つまたは複数に対処する様々な実施形態を本明細書で提案する。
いくつかの実施形態では、サービングセルDBTウィンドウにおける送信をハンドリングするためのUEの方法は、サービングセルDBTウィンドウ(およびそのシグナリングのやり方)を示す設定を受信することと、従来技術のようにUE開始UL送信(たとえば、PRACHおよびSR)の設定を受信することと、サービングセルDBTウィンドウにおいてUE開始UL送信を抑制することと、を含む。いくつかの実施形態では、UE開始UL送信は、サービングセルDBTウィンドウ全体にわたって抑制される。他の実施形態では、UE開始UL送信は、gNBによる少なくとも1つのSS/PBCHブロック送信の検出と、ssb-PositionsInBurst情報要素(IE)などの、gNBによるSS/PBCHブロック送信の予定されたパターンを示す情報とに基づいて抑制される。
いくつかの実施形態では、UEが少なくとも1つのSS/PBCHブロックの検出と、ssb-PositionsInBurst IEとに基づいて抑制を行う場合、UEは、位置nで検出されたSS/PBCHブロックが、あたかも「1」に設定されたssb-PositionsInBurst内の最初のビットに対応するかのように送信されたSS/PBCHブロックに対応すると推測する。
いくつかの実施形態では、UEは、最後に実際に送信されるSS/PBCHブロックが位置n+kで発生すると推測し、ここでkは、ビットが「1」に設定されたssb-PositionsInBurst内の最後のビット位置のインデックスである。
いくつかの実施形態では、UEは、位置n+k+1からサービングセルDBTウィンドウの終わりまでUL送信を抑制しない。
いくつかの実施形態では、スロット内の送信の抑制は、候補SS/PBCHブロック位置に対応するシンボルのみで行われる。
いくつかの実施形態では、スロット内の送信の抑制は、候補SS/PBCHブロック位置に対応するシンボルと、SS/PBCHブロック位置に関連するシステム情報の送信に対応するシンボルとでのみ行われる。
いくつかの実施形態では、送信の抑制は、候補SS/PBCHブロック位置を含むスロットの全てのシンボルで行われる。
特定の実施形態は、以下の技術的利点のうちの1つまたは複数を提供し得る。本明細書に開示する主題は、サービングセルDBTウィンドウ内のチャネルへのアクセスを巡ってUEおよびgNBが競合することを回避し、第2のグループの実施形態のケースでは、gNBがサービングセルDBTウィンドウ内でSSBを送信し終わっている場合に、UEが不必要にUL送信を抑制することを防止する。
本開示の一態様によれば、サービングセルDBTウィンドウにおける送信をハンドリングするための、ユーザ機器(UE)で実行される方法は、サービングセルDBTウィンドウを示す設定を受信することと、UE開始アップリンク(UL)送信の設定を受信することと、サービングセルDBTウィンドウの少なくとも一部分の間にUE開始UL送信を抑制することと、を含む。
いくつかの実施形態では、サービングセルDBTウィンドウを示す設定を受信することは、サービングセルDBTウィンドウの持続時間を示すフィールドを含むServingCellConfigCommon情報要素(IE)またはServingCellConfigCommonSIB IEを受信することを含む。
いくつかの実施形態では、サービングセルDBTウィンドウの持続時間を示すフィールドは、discoveryBurstWindowLength-r16フィールドを含む。
いくつかの実施形態では、サービングセルDBTウィンドウの少なくとも一部分の間にUE開始UL送信を抑制することは、サービングセルDBTウィンドウの持続時間全体にわたってUE開始UL送信を抑制することを含む。
いくつかの実施形態では、サービングセルDBTウィンドウの少なくとも一部分の間にUE開始UL送信を抑制することは、SSBのパターンに従ってgNBによって送信されるSSBによって占有されるシンボルの間にUE開始UL送信を抑制することを含む。
いくつかの実施形態では、gNBによって送信されるSSBのパターンを示す情報を受信することは、ssb-PositionsInBurst IEを受信することを含む。
いくつかの実施形態では、サービングセルDBTウィンドウの少なくとも一部分の間にUE開始UL送信を抑制することは、gNBによって送信される最後のSSBまで、gNBがその間隔中に送信する予定のないSSBの間を含めて、UE開始UL送信を抑制することを含む。
いくつかの実施形態では、サービングセルDBTウィンドウの少なくとも一部分の間にUE開始UL送信を抑制することは、SSBのパターンに従ってgNBによって送信されるSSBによって占有されるシンボルを含むあらゆるスロットの全てのシンボルの間にUE開始UL送信を抑制することを含む。
いくつかの実施形態では、サービングセルDBTウィンドウの少なくとも一部分の間にUE開始UL送信を抑制することは、行われ得るシステム情報の送信に対応するシンボルを抑制することをさらに含む。
いくつかの実施形態では、行われ得るシステム情報の送信に対応するシンボルを抑制することは、行われ得る残余システム情報(RMSI)の送信に対応するシンボルを抑制することを含む。
いくつかの実施形態では、サービングセルDBTウィンドウの少なくとも一部分の間にUE開始UL送信を抑制することは、サービングセルDBTウィンドウの先頭から開始してUE開始送信を抑制することを含む。
いくつかの実施形態では、サービングセルDBTウィンドウの少なくとも一部分の間にUE開始UL送信を抑制することは、検出された最初のSSBの先頭から開始してUE開始UL送信を抑制することを含む。
いくつかの実施形態では、UEは、検出された最初のSSBが、gNBによって送信されるSSBのパターンにおける最初のSSBに対応すると推定する。
いくつかの実施形態では、この方法は、他の技術からの信号を含み得る予約済みリソース付近でレートマッチングするためにレートマッチングメカニズムを使用することをさらに含む。
いくつかの実施形態では、レートマッチングメカニズムを使用することは、gNBによってUEに提供されるレートマッチングパターンを使用することを含む。
本開示の一態様によれば、サービングセルDBTウィンドウにおける送信をハンドリングするためのUEは、1つまたは複数のプロセッサと、命令を含むメモリと、を備え、命令は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されたときに、UEに、サービングセルDBTウィンドウを示す設定を受信することと、UE開始UL送信の設定を受信することと、サービングセルDBTウィンドウの少なくとも一部分の間にUE開始UL送信を抑制することと、を行わせる。
いくつかの実施形態では、サービングセルDBTウィンドウを示す設定を受信することは、サービングセルDBTウィンドウの持続時間を示すフィールドを含むServingCellConfigCommon IEまたはServingCellConfigCommonSIB IEを受信することを含む。
いくつかの実施形態では、サービングセルDBTウィンドウの持続時間を示すフィールドは、discoveryBurstWindowLength-r16フィールドを含む。
いくつかの実施形態では、サービングセルDBTウィンドウの少なくとも一部分の間にUE開始UL送信を抑制することは、サービングセルDBTウィンドウの持続時間全体にわたってUE開始UL送信を抑制することを含む。
いくつかの実施形態では、メモリは、1つまたは複数のプロセッサによって実行されたときに、UEに、gNBによって送信されるSSBのパターンを示す情報を受信することを行わせる命令をさらに含み、サービングセルDBTウィンドウの少なくとも一部分の間にUE開始UL送信を抑制することは、SSBのパターンに従ってgNBによって送信されるSSBによって占有されるシンボルの間にUE開始UL送信を抑制することを含む。
いくつかの実施形態では、gNBによって送信されるSSBのパターンを示す情報を受信することは、ssb-PositionsInBurst IEを受信することを含む。
いくつかの実施形態では、サービングセルDBTウィンドウの少なくとも一部分の間にUE開始UL送信を抑制することは、gNBによって送信される最後のSSBまで、gNBが送信する予定のないSSBの間を含めて、UE開始UL送信を抑制することを含む。
いくつかの実施形態では、サービングセルDBTウィンドウの少なくとも一部分の間にUE開始UL送信を抑制することは、SSBのパターンに従ってgNBによって送信されるSSBによって占有されるシンボルを含むあらゆるスロットの全てのシンボルの間にUE開始UL送信を抑制することを含む。
いくつかの実施形態では、サービングセルDBTウィンドウの少なくとも一部分の間にUE開始UL送信を抑制することは、行われ得るシステム情報の送信に対応するシンボルを抑制することをさらに含む。
いくつかの実施形態では、行われ得るシステム情報の送信に対応するシンボルを抑制することは、行われ得るRMSIの送信に対応するシンボルを抑制することを含む。
いくつかの実施形態では、サービングセルDBTウィンドウの少なくとも一部分の間にUE開始UL送信を抑制することは、サービングセルDBTウィンドウの先頭から開始してUE開始送信を抑制することを含む。
いくつかの実施形態では、サービングセルDBTウィンドウの少なくとも一部分の間にUE開始UL送信を抑制することは、検出された最初のSSBの先頭から開始してUE開始UL送信を抑制することを含む。
いくつかの実施形態では、UEは、検出された最初のSSBが、gNBによって送信されるSSBのパターンにおける最初のSSBに対応すると推定する。
いくつかの実施形態では、メモリは、1つまたは複数のプロセッサによって実行されたときに、UEに、他の技術からの信号を含み得る予約済みリソース付近でレートマッチングするためにレートマッチングメカニズムを使用することを行わせる命令をさらに含む。
いくつかの実施形態では、レートマッチングメカニズムを使用することは、gNBによってUEに提供されるレートマッチングパターンを使用することを含む。
本開示の一態様によれば、サービングセルDBTウィンドウにおける送信をハンドリングするように設定されるUEは、サービングセルDBTウィンドウを示す設定を受信することと、UE開始UL送信の設定を受信することと、サービングセルDBTウィンドウの少なくとも一部分の間にUE開始UL送信を抑制することと、を行うように設定されるトランシーバおよび処理回路を備える。
いくつかの実施形態では、処理回路は、本明細書に開示するUEの方法のいずれか1つに記載のステップを実行するようにさらに動作可能である。
本開示の一態様によれば、サービングセルDBTウィンドウにおける送信をハンドリングするように設定されるUEは、サービングセルDBTウィンドウを示す設定を受信することと、UE開始UL送信の設定を受信することと、サービングセルDBTウィンドウの少なくとも一部分の間にUE開始UL送信を抑制することと、を行うように設定される1つまたは複数のモジュールを備える。
いくつかの実施形態では、1つまたは複数のモジュールは、本明細書に開示するUEの方法のいずれか1つに記載のステップを実行するようにさらに動作可能である。
本開示の一態様によれば、非一時的コンピュータ可読媒体はソフトウェア命令を記憶し、ソフトウェア命令は、サービングセルDBTウィンドウにおける送信をハンドリングするように設定されるUEの1つまたは複数のプロセッサによって実行されたときに、UEに、サービングセルDBTウィンドウを示す設定を受信することと、UE開始UL送信の設定を受信することと、サービングセルDBTウィンドウの少なくとも一部分の間にUE開始UL送信を抑制することと、を行わせる。
いくつかの実施形態では、非一時的コンピュータ可読媒体は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されたときに、UEに本明細書に開示するUEの方法のいずれか1つに記載のステップを実行させるソフトウェア命令をさらに含む。
本開示の一態様によれば、コンピュータプログラムは命令を含み、命令は、サービングセルDBTウィンドウにおける送信をハンドリングするように設定されるUEの1つまたは複数のプロセッサによって実行されたときに、UEに、サービングセルDBTウィンドウを示す設定を受信することと、UE開始UL送信の設定を受信することと、サービングセルDBTウィンドウの少なくとも一部分の間にUE開始UL送信を抑制することと、を行わせる。
いくつかの実施形態では、コンピュータプログラムは、1つまたは複数のプロセッサによって実行されたときに、UEに本明細書に開示するUEの方法のいずれか1つに記載のステップを実行させる命令をさらに含む。
本開示の一態様によれば、サービングセルDBTウィンドウにおける送信をハンドリングするための新無線(NR)基地局(gNB)で実行される方法は、サービングセルDBTウィンドウを示す設定をUEに送信することと、サービングセルDBTウィンドウの間にgNBによって送信されるSSBのパターンを示す情報をUEに送信することと、サービングセルDBTウィンドウの間にgNBによって送信されるSSBのパターンに従ってSSBを送信することと、を含む。
いくつかの実施形態では、サービングセルDBTウィンドウを示す設定を送信することは、サービングセルDBTウィンドウの持続時間を示すフィールドを含むServingCellConfigCommon IEまたはServingCellConfigCommonSIB IEを送信することを含む。
いくつかの実施形態では、サービングセルDBTウィンドウの持続時間を示すフィールドは、discoveryBurstWindowLength-r16フィールドを含む。
いくつかの実施形態では、gNBによって送信されるSSBのパターンを示す情報を送信することは、ssb-PositionsInBurst IEを送信することを含む。
本開示の一態様によれば、サービングセルDBTウィンドウにおける送信をハンドリングするためのgNBは、1つまたは複数のプロセッサと、命令を含むメモリと、を備え、命令は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されたときに、gNBに、サービングセルDBTウィンドウを示す設定をUEに送信することと、サービングセルDBTウィンドウの間にgNBによって送信されるSSBのパターンを示す情報をUEに送信することと、サービングセルDBTウィンドウの間にgNBによって送信されるSSBのパターンに従ってSSBを送信することと、を行わせる。
いくつかの実施形態では、サービングセルDBTウィンドウを示す設定を送信することは、サービングセルDBTウィンドウの持続時間を示すフィールドを含むServingCellConfigCommon IEまたはServingCellConfigCommonSIB IEを送信することを含む。
いくつかの実施形態では、サービングセルDBTウィンドウの持続時間を示すフィールドは、discoveryBurstWindowLength-r16フィールドを含む。
いくつかの実施形態では、gNBによって送信されるSSBのパターンを示す情報を送信することは、ssb-PositionsInBurst IEを送信することを含む。
本開示の一態様によれば、サービングセルDBTウィンドウにおける送信をハンドリングするためのgNBは、サービングセルDBTウィンドウを示す設定をUEに送信することと、サービングセルDBTウィンドウの間にgNBによって送信されるSSBのパターンを示す情報をUEに送信することと、サービングセルDBTウィンドウの間にgNBによって送信されるSSBのパターンに従ってSSBを送信することと、を行うように設定される無線ユニットおよび制御システムを備える。
いくつかの実施形態では、制御システムは、本明細書に開示するgNBの方法のいずれか1つに記載のステップを実行するようにさらに動作可能である。
本開示の一態様によれば、サービングセルDBTウィンドウにおける送信をハンドリングするためのgNBは、サービングセルDBTウィンドウを示す設定をUEに送信することと、サービングセルDBTウィンドウの間にgNBによって送信されるSSBのパターンを示す情報をUEに送信することと、サービングセルDBTウィンドウの間にgNBによって送信されるSSBのパターンに従ってSSBを送信することと、を行うように設定される1つまたは複数のモジュールを備える。
いくつかの実施形態では、1つまたは複数のモジュールは、本明細書に開示するgNBの方法のいずれか1つに記載のステップを実行するようにさらに動作可能である。
本開示の一態様によれば、非一時的コンピュータ可読媒体はソフトウェア命令を記憶し、ソフトウェア命令は、サービングセルDBTウィンドウにおける送信をハンドリングするためのgNBの1つまたは複数のプロセッサによって実行されたときに、gNBに、サービングセルDBTウィンドウを示す設定をUEに送信することと、サービングセルDBTウィンドウの間にgNBによって送信されるSSBのパターンを示す情報をUEに送信することと、サービングセルDBTウィンドウの間にgNBによって送信されるSSBのパターンに従ってSSBを送信することと、を行わせる。
いくつかの実施形態では、非一時的コンピュータ可読媒体は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されたときに、gNBに本明細書に開示するgNBの方法のいずれか1つに記載のステップを実行させるソフトウェア命令をさらに含む。
本開示の一態様によれば、コンピュータプログラムは命令を含み、命令は、サービングセルDBTウィンドウにおける送信をハンドリングするためのgNBの1つまたは複数のプロセッサによって実行されたときに、gNBに、サービングセルDBTウィンドウを示す設定をUEに送信することと、サービングセルDBTウィンドウの間にgNBによって送信されるSSBのパターンを示す情報をUEに送信することと、サービングセルDBTウィンドウの間にgNBによって送信されるSSBのパターンに従ってSSBを送信することと、を行わせる。
いくつかの実施形態では、コンピュータプログラムは、1つまたは複数のプロセッサによって実行されたときに、gNBに本明細書に開示するgNBの方法のいずれか1つに記載のステップを実行させる命令をさらに含む。
本明細書に組み込まれ、その一部を形成する添付図面の図は、本開示のいくつかの態様を示しており、本説明と共に、本開示の原理を説明するのに役立つ。
同期信号(SS)/物理ブロードキャストチャネル(PBCH)ブロック(同期信号ブロック(SSB))位置のスロットへの一般的なマッピングを示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による、セルラー通信ネットワークの一例を示す図である。 コアネットワーク機能(NF)から構成される第5世代(5G)ネットワークアーキテクチャとして表される無線通信システムであって、任意の2つのNF間のインタラクションがポイントツーポイントのリファレンスポイント/インターフェースによって表される無線通信システムを示す図である。 図3の5Gネットワークアーキテクチャで使用されているポイントツーポイントのリファレンスポイント/インターフェースの代わりに、コントロールプレーン内のNF間のサービスベースのインターフェースを使用した5Gネットワークアーキテクチャを示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による、ユーザ機器(UE)による、サービングセルSSB測定タイミング設定(SMTC)ウィンドウ(ディスカバリバースト送信(DBT)ウィンドウとも呼ばれる)における送信をハンドリングするための例示的な方法を示すフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、UEがUE開始アップリンク(UL)送信を抑制し得るいくつかのやり方を高レベルで示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による、新無線(NR)基地局(gNB)によるサービングセルSMTCウィンドウにおける送信をハンドリングするための例示的な方法を示すフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、サービングセルSMTCウィンドウにおける送信をハンドリングするための例示的な方法であって、実際のSSBが存在すると推定される(送信されると推定される)場所に関係なく、サービングセルSMTCウィンドウ全体にわたってUE開始UL送信が抑制される方法を示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による、サービングセルSMTCウィンドウにおける送信をハンドリングするための例示的な方法であって、SSBが存在すると推定されるシンボルの間のみUE開始UL送信が抑制される方法を示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による、サービングセルSMTCウィンドウにおける送信をハンドリングするための例示的な方法であって、SSBが存在すると推定されるスロット内の全てのシンボルに対してUE開始UL送信が抑制される方法を示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による、サービングセルSMTCウィンドウにおける送信をハンドリングするための例示的な方法であって、SSBが時間的にシフトされ、サービングセルSMTCウィンドウの先頭から、SSBが存在すると推定される最初のシンボルまで、およびその後のSSBが存在すると推定されるシンボルの間のみ、UE開始UL送信が抑制される方法を示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による、サービングセルSMTCウィンドウにおける送信をハンドリングするための例示的な方法であって、SSBが時間的にシフトされ、サービングセルSMTCウィンドウの先頭から、SSBが存在すると推定される最後のシンボルまで、UE開始UL送信が抑制される方法を示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による、サービングセルSMTCウィンドウにおける送信をハンドリングするための例示的な方法であって、SSBが時間的にシフトされ、SSBが存在すると推定される最初のシンボルまで、およびその後のSSBが存在すると推定されるスロット内の全てのシンボルに対して、UE開始UL送信が抑制される方法を示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による、無線アクセスノードの概略ブロック図である。 本開示のいくつかの実施形態による、無線アクセスノードの仮想化された実施形態を示す概略ブロック図である。 本開示の他のいくつかの実施形態による、無線アクセスノードの概略ブロック図である。 本開示のいくつかの実施形態による、UEの概略ブロック図である。 本開示の他のいくつかの実施形態による、UEの概略ブロック図である。 本開示のいくつかの実施形態による、通信システムを示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による、他の通信システムを示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による、通信システム内で実装される方法を示すフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、通信システム内で実施される方法を示すフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、通信システム内で実装される方法を示すフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、通信システム内で実装される方法を示すフローチャートである。
以下に記載する実施形態は、当業者が実施形態を実践することを可能にするための情報を表し、実施形態を実践する最良の形態を例示する。添付図面の図に照らして以下の説明を読むと、当業者は本開示の概念を理解し、本明細書では特に扱っていないこれらの概念の応用例を認識するであろう。これらの概念および応用例は本開示の範囲内にあることを理解されたい。
無線ノード:本明細書で使用する場合、「無線ノード」とは、無線アクセスノードまたは無線デバイスのいずれかである。
無線アクセスノード:本明細書で使用する場合、「無線アクセスノード」または「無線ネットワークノード」とは、信号を無線で送信および/または受信するように動作するセルラー通信ネットワークの無線アクセスネットワーク(RAN:Radio Access Network)内の任意のノードである。無線アクセスノードのいくつかの例には、基地局(たとえば、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)第5世代(5G)NRネットワークにおける新無線(NR)基地局(gNB)、または3GPPロングタームエボリューション(LTE)ネットワークにおけるエンハンストまたはエボルブドノードB(eNB))、高電力またはマクロ基地局、低電力基地局(たとえば、マイクロ基地局、ピコ基地局、ホームeNB、または同様のもの)、およびリレーノードが含まれるが、これらに限定されない。本明細書で使用する多くの例ではgNBに言及するが、本開示はこれに限定されない。
コアネットワークノード:本明細書で使用する場合、「コアネットワークノード」とは、コアネットワーク内の任意のタイプのノードである。コアネットワークノードのいくつかの例には、たとえば、モビリティ管理エンティティ(MME:Mobility Management Entity)、パケットデータネットワークゲートウェイ(P-GW)、サービス能力公開機能(SCEF:Service Capability Exposure Function)、または同様のものが含まれる。
無線デバイス:本明細書で使用する場合、「無線デバイス」とは、無線アクセスノードに信号を無線で送信および/または受信することによってセルラー通信ネットワークにアクセスすることができる(すなわち、これによってサーブされる)任意のタイプのデバイスである。無線デバイスのいくつかの例には、3GPPネットワークにおけるユーザ機器デバイス(UE)、およびマシンタイプ通信(MTC:Machine Type Communication)デバイスが含まれるが、これらに限定されない。
ネットワークノード:本明細書で使用する場合、「ネットワークノード」とは、セルラー通信ネットワーク/システムのRANまたはコアネットワークのいずれかの一部である任意のノードである。
本明細書で与える説明は、3GPPセルラー通信システムに焦点を合わせているので、3GPPの用語または3GPPの用語に類似した用語がしばしば使用されることに留意されたい。しかしながら、本明細書に開示する概念は、3GPPシステムに限定されない。
なお、本明細書の説明では、「セル」という用語について言及し得るが、特に5G NRの概念に関しては、セルの代わりにビームが使用され得るので、本明細書に記載の概念はセルおよびビームの両方に等しく適用できることに留意することが重要である。
図2は、本開示のいくつかの実施形態による、セルラー通信ネットワーク200の一例を示している。本明細書に記載の実施形態では、セルラー通信ネットワーク200は5G NRネットワークである。この例では、セルラー通信ネットワーク200は、基地局202-1および202-2を含み、これらはLTEではeNBと呼ばれ、5G NRではgNBと呼ばれ、対応するマクロセル204-1および204-2を制御する。基地局202-1および202-2は、一般に本明細書ではまとめて基地局202と呼び、個別に基地局202と呼ぶ。同様に、マクロセル204-1および204-2は、一般に本明細書ではまとめてマクロセル204と呼び、個別にマクロセル204と呼ぶ。セルラー通信ネットワーク200はまた、対応するスモールセル208-1~208-4を制御するいくつかの低電力ノード206-1~206-4を含み得る。低電力ノード206-1~206-4は、スモール基地局(たとえば、ピコもしくはフェムト基地局)、またはリモート無線ヘッド(RRH:Remote Radio Head)、あるいは同様のものとすることができる。とりわけ、図示していないが、スモールセル208-1~208-4のうちの1つまたは複数は、代替的には基地局202によって提供され得る。低電力ノード206-1~206-4は、一般に本明細書ではまとめて低電力ノード206と呼び、個別に低電力ノード206と呼ぶ。同様に、スモールセル208-1~208-4は、一般に本明細書ではまとめてスモールセル208と呼び、個別にスモールセル208と呼ぶ。基地局202(および任意選択により低電力ノード206)は、コアネットワーク210に接続される。
基地局202および低電力ノード206は、対応するセル204および208内の無線デバイス212-1~212-5にサービスを提供する。無線デバイス212-1~212-5は、一般に本明細書ではまとめて無線デバイス212と呼び、個別に無線デバイス212と呼ぶ。無線デバイス212は、本明細書ではUEと呼ぶこともある。
図3は、コアネットワーク機能(NF:Network Function)から構成される5Gネットワークアーキテクチャとして表される無線通信システムであって、任意の2つのNF間のインタラクションがポイントツーポイントのリファレンスポイント/インターフェースによって表される無線通信システムを示している。図3は、図2のシステム200の1つの特定の実装形態とみなすことができる。
アクセス側から見ると、図3に示す5Gネットワークアーキテクチャは、RANまたはアクセスネットワーク(AN)のいずれか、ならびにアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF:Access and Mobility Management Function)に接続された複数のUEを含む。典型的には、R(AN)は、たとえば、eNBもしくはgNBまたは類似のものなどの基地局を含む。コアネットワーク側から見ると、図3に示す5GコアNFは、ネットワークスライス選択機能(NSSF:Network Slice Selection Function)、認証サーバ機能(AUSF:Authentication Server Function)、統合データ管理(UDM:Unified Data Management)、AMF、セッション管理機能(SMF:Session Management Function)、ポリシー制御機能(PCF:Policy Control Function)、およびアプリケーション機能(AF:Application Function)を含む。
5Gネットワークアーキテクチャのリファレンスポイント表現は、標準的な規格化において詳細なコールフローを構築するために使用される。N1リファレンスポイントは、UEとAMFとの間でシグナリングを搬送するように定義される。ANとAMFとの間、およびANとUPFとの間を接続するためのリファレンスポイントは、それぞれN2およびN3と定義される。AMFとSMFとの間にリファレンスポイントN11があり、これはSMFがAMFによって少なくとも部分的に制御されることを意味する。N4はSMFおよびUPFによって使用され、それによって、SMFにより生成された制御信号を使用してUPFを設定することができ、UPFはその状態をSMFに報告することができる。N9は異なるUPF間の接続のためのリファレンスポイントであり、N14は異なるAMF間を接続するためのリファレンスポイントである。N15およびN7は、PCFがそれぞれAMFおよびSMFにポリシーを適用するので、定義されている。N12は、AMFがUEの認証を実行するために必要である。N8およびN10は、UEのサブスクリプションデータがAMFおよびSMFに必要なために定義されている。
5Gコアネットワークは、ユーザプレーンとコントロールプレーンとを分離することを目的としている。ネットワークにおいて、ユーザプレーンはユーザトラフィックを搬送し、コントロールプレーンはシグナリングを搬送する。図3では、UPFはユーザプレーンにあり、他の全てのNF、すなわち、AMF、SMF、PCF、AF、AUSF、およびUDMはコントロールプレーンにある。ユーザプレーンとコントロールプレーンとを分離することにより、各プレーンリソースが独立してスケーリングされることが保証される。これにより、UPFをコントロールプレーン機能とは別に分散して配備することも可能になる。このアーキテクチャでは、UPFをUEの非常に近くに配備することによって、低レイテンシを必要とする一部のアプリケーションのために、UEとデータネットワークとの間のラウンドトリップタイム(RTT)が短縮され得る。
コア5Gネットワークアーキテクチャは、モジュール化された機能から構成される。たとえば、AMFおよびSMFは、コントロールプレーン内の独立した機能である。分離されたAMFおよびSMFによって、独立した進化およびスケーリングが可能になる。PCFおよびAUSFなどの他のコントロールプレーン機能は、図3に示すように分離することができる。モジュール化された機能設計により、5Gコアネットワークは様々なサービスを柔軟にサポートすることが可能になる。
各NFは他のNFと直接インタラクションを行う。中間の機能を使用して、あるNFから他のNFにメッセージをルーティングすることが可能である。コントロールプレーンでは、2つのNF間のインタラクションのセットがサービスとして定義されているので、再利用が可能である。このサービスにより、モジュール性のサポートが可能になる。ユーザプレーンは、異なるUPF間の動作の転送などのインタラクションをサポートする。
図4は、図3の5Gネットワークアーキテクチャで使用されているポイントツーポイントのリファレンスポイント/インターフェースの代わりに、コントロールプレーン内のNF間のサービスベースのインターフェースを使用した5Gネットワークアーキテクチャを示している。しかしながら、図3を参照して上記で説明したNFは、図4に示すNFに対応する。NFが他の認可されたNFに提供するサービスなどは、サービスベースのインターフェースを介して認可されたNFに公開することができる。図4では、サービスベースのインターフェースは、文字「N」とこれに続くNFの名前とで示されており、たとえば、AMFのサービスベースのインターフェースの場合はNamf、SMFのサービスベースのインターフェースの場合はNsmf、などである。図4のネットワーク公開機能(NEF:Network Exposure Function)およびネットワークリポジトリ機能(NRF:Network Repository Function)は、上記で論じた図3には示していない。しかしながら、図3に明示的に示していないが、図3に示す全てのNFは、図4のNEFおよびNRFと必要に応じてインタラクションを行うことができることを明確にしておく必要がある。
図3および図4に示すNFのいくつかの特性は、以下のように説明され得る。AMFは、UEベースの認証、認可、モビリティ管理などを提供する。AMFはアクセス技術とは独立しているので、複数のアクセス技術を使用するUEでも、基本的に単一のAMFに接続される。SMFはセッション管理を担当し、インターネットプロトコル(IP)アドレスをUEに割り当てる。SMFはまた、データ転送用のUPFを選択して制御する。UEが複数のセッションを有する場合、異なるSMFが各セッションに割り当てられて、これらが個別に管理され、場合によってはセッションごとに異なる機能性を提供し得る。AFは、サービス品質(QoS)をサポートするためにポリシー制御を担当するPCFにパケットフローに関する情報を提供する。PCFは、この情報に基づいて、AMFおよびSMFを適切に動作させるためのモビリティおよびセッション管理に関するポリシーを決定する。AUSFは、UEまたは類似のものの認証機能をサポートし、したがってUEまたは類似のものの認証用のデータを記憶し、UDMはUEのサブスクリプションデータを記憶する。5Gコアネットワークの一部ではないデータネットワーク(DN)は、インターネットアクセスまたはオペレータサービスおよび類似のものを提供する。
NFは、専用ハードウェア上のネットワークエレメントとして、専用ハードウェア上で動作するソフトウェアインスタンスとして、またはクラウドインフラストラクチャなどの適切なプラットフォームでインスタンス化された仮想化機能として実装され得る。
本開示によるいくつかの実施形態では、UEは、サービングセル同期信号ブロック(SSB)測定タイミング設定(SMTC)ウィンドウを用いて設定される。SMTCは代替的に様々な名前で呼ばれ得、これには、ディスカバリバースト送信(DBT)ウィンドウ、サービングセルSSB-MTCウィンドウ、サービングセルディスカバリ測定タイミング設定(DMTC)ウィンドウ、ディスカバリ参照信号(DRS)送信ウィンドウ、同期信号(SS)/物理ブロードキャストチャネル(PBCH)ブロック送信ウィンドウ、ssb-window、無線リンク管理(RLM:Radio Link Management)ウィンドウ、および他の名前が含まれるが、これらに限定されない。本開示では、これらの用語を同義的に使用する。
図5Aは、本開示のいくつかの実施形態による、UEによるサービングセルSMTCウィンドウにおける送信をハンドリングするための例示的な方法を示すフローチャートである。図5Aに示す実施形態では、この方法は以下のステップを含む。
ステップ500。UEは、サービングセルSMTCを示す設定を受信する。たとえば、UEは、サービングセルSMTCウィンドウの場所および持続時間の指示を受信し得る。いくつかの実施形態では、サービングセルSMTCウィンドウは、以下に例示するように、ServingCellConfigCommonSIB情報要素(IE)およびServingCellConfigCommon IEに長さフィールドを追加することによって導入される。サービングセルSMTCウィンドウは、ServingCellConfigCommonSIB IEおよびServingCellConfigCommon IEにSSB-MTC IEの1つのインスタンスを追加することによっても導入することができる。
Figure 2024020358000002
Figure 2024020358000003
ステップ502。この任意選択のステップでは、UEは、gNBによって送信されるSSBのパターンを示す情報を受信する。本明細書で使用する多くの例はgNBに言及するが、本開示はこれに限定されない。この情報は、パラメータssb-PositionsInBurstなどのビットマップを使用するなどして、時間的なシフトがなければ送信に使用されるはずのオリジナルの場所に対応するSS/PBCHブロック位置を示すSS/PBCHブロック設定であり得る。
ステップ504。UEは、UE開始アップリンク(UL)送信の設定を受信する。たとえば、いくつかの実施形態では、UEは、(リリース15NRのように)物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)上のスケジューリング要求(SR:Scheduling Request)送信のためのリソース、および/または物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)上のランダムアクセスチャネル(RACH)リソースを用いて設定される。UEは、設定グラントリソースを用いて設定することもできる。
ステップ506。UEは、サービングセルSMTCウィンドウの少なくとも一部分の間、UE開始UL送信を抑制する。gNBが送信する予定のSSBのパターンをUEが受信した場合、そのパターンも考慮して、UE開始UL送信をいつ抑制するかを判断し得る。UEがどのようにしてUE開始UL送信を抑制し得るかについての様々な例をここで説明する。
図5Bは、本開示のいくつかの実施形態による、UEがUE開始UL送信を抑制し得るいくつかのやり方(たとえば、図5Aのステップ506)を高レベルで示している。図5Bに示す実施形態では、UEは、サービングセルSMTCウィンドウの初めからUE開始UL送信の抑制を開始し得(ステップ506A)、または最初のSSBを検出するまでUE開始UL送信を抑制しないことを選択し得る(ステップ506B)。同じアプローチは、SSBがgNBによって時間通りに送信される場合、またはチャネルが利用可能になるのをgNBが待機している間のリッスンビフォアトーク(LBT)の遅延などが原因で、SSBがgNBによって時間的に遅延される場合の両方で使用され得る。
いずれのケースでも、図5Bに示す実施形態では、UEは、いつ、どのくらい長くUE開始UL送信を抑制するかについての選択肢を有する。図5Bでは、たとえば、UEは、SSBがいつgNBによって送信され得るかに関係なく、サービングセルSMTCウィンドウの持続時間全体にわたってUE開始UL送信を抑制することを選択し得(ステップ506C)、予定された送信のパターンによって識別されるSSBシンボルの間のみ、UE開始UL送信を抑制し得(ステップ506D)。予定された送信のパターンによって識別されるSSBシンボルを含むあらゆるスロットの全てのシンボルの間、UE開始UL送信を抑制し得(ステップ506E)。あるいは予定されたSSB送信のパターンの最後のSSBまで(または予定された最後のSSB送信を含む最後のスロットの終わりまで)、gNBがその間隔中に送信する予定のないSSBの間を含めて、UE開始UL送信を抑制し得る(ステップ506F)。これらの例は例示的なものであって、限定的なものではないことに留意されたい。
図6は、本開示のいくつかの実施形態による、gNBによるサービングセルSMTCウィンドウにおける送信をハンドリングするための例示的な方法を示すフローチャートである。図6に示す実施形態では、この方法は以下のステップを含む。
ステップ600。サービングセルSMTCウィンドウを示す設定をUEに送信する。いくつかの実施形態では、これは、サービングセルDBTウィンドウの持続時間を示すフィールドを含む専用シグナリングまたはブロードキャストシグナリング内の情報要素を送信することを含む。いくつかの実施形態では、専用シグナリング内のフィールドは、サービングセルSMTCウィンドウの持続時間を示すフィールドを含むServingCellConfigCommon IEまたはServingCellConfigCommonSIB IEである。いくつかの実施形態では、サービングセルSMTCウィンドウの持続時間を示すフィールドは、discoveryBurstWindowLength-r16フィールドを含む。
ステップ602。サービングセルSMTCウィンドウの間にgNBによって送信されるSSBのパターンを示す情報をUEに送信する。いくつかの実施形態では、gNBによって送信されるSSBのパターンを示す情報を送信することは、そのパターンを示すビットマップを送信することを含む。いくつかの実施形態では、ビットマップはssb-PositionsInBurst IEに含まれる。
ステップ604。サービングセルSMTCウィンドウの間にgNBによって送信されるSSBのパターンに従ってSSBを送信する。
サービングセルSMTCウィンドウ
図7は、本開示のいくつかの実施形態による、例示的なサービングセルSMTCウィンドウを示している。図7に示す実施形態では、サービングセルSMTCウィンドウは、図7で「SSB位置0」~「SSB位置17」とラベル付けされた18個のSSB位置または機会を含む最初の9つのスロット(スロット0~8)を占有する。
サービングセルSMTCウィンドウ全体にわたって抑制する
図7はまた、本開示のいくつかの実施形態による、サービングセルSMTCウィンドウにおける送信をハンドリングするための例示的な方法であって、実際のSSBが存在すると推定される(送信されると推定される)場所に関係なく、サービングセルSMTCウィンドウ全体にわたってUE開始UL送信が抑制される方法を示している。これらの実施形態では、UEはサービングセルSMTCウィンドウ全体にわたってUE開始UL送信(たとえば、PRACHおよびSR)を抑制する。ダウンリンク(DL)送信への応答としての、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)およびPUCCH送信などのスケジューリングされた(UE開始ではない)UL送信、たとえば、ハイブリッド自動再送要求(HARQ:Hybrid Automatic Repeat Request)肯定応答(ACK:Acknowledgement)/否定応答(NACK:Negative Acknowledgement)、トリガされた非周期的なチャネル品質情報(CQI:Channel Quality Information)報告、トリガされた非周期的なサウンディング参照信号(SRS:Sounding Reference Signal)送信などは抑制されないことに留意すべきであり、その理由は、SSBがどこで送信されるかをgNBは知っているので、適切なスケジューリングによってこれらの場所を回避できるためである。ここで、「抑制された」という用語は、UEが有効なULリソースを有するように設定されていても、この機会にはそのリソースを使用しないことを意味する。
最後のSSBがgNBによって送信されるまで抑制する
本開示の主題による他の実施形態では、UEはgNBが送信予定の全てのSS/PBCHブロックを送信し終えたと判定するまでの間のみ、UE開始UL送信を抑制し、その後、少なくとも次のサービングセルSMTCウィンドウまで、UE開始UL送信は抑制されない。以下の図は、この基本概念の様々な実施形態を示している。
以下の図に見られるように、いくつかの実施形態では、サービングセルSMTCウィンドウの設定に加えて、UEは送信されたSSBの検出に基づいて抑制の判断を行う。いくつかの実施形態では、この判断は、UEがいくつかの予期したSSBのうちの最初のものを検出したことに基づいており、その後UEは、gNBがアナウンスしたパターンに従って送信し続けると推定する。この検出は、たとえば、SS/PBCHブロックの一部である信号の任意の組合せと相関させ、相関結果をしきい値と比較することによって行うことができる。あるいは、この検出は、PBCHをデコードし、巡回冗長検査(CRC:Cyclic Redundancy Check)が一致するか否かをチェックすることによって行うことができる。
同じく以下の図に見られるように、たとえば、空いているチャネルの検出(たとえば、LBT)のための遅延が原因で、SSBがシフトされる状況に対処するにはいくつかのやり方がある。いくつかの実施形態では、UE開始UL送信は、サービングセルSMTCウィンドウの先頭から最初のSSBが検出されるまで抑制され、他の実施形態では、UE開始UL送信は、最初のSSBが検出されるまで抑制されない。上記の実施形態のいずれにおいても、最初のSSBが検出されると、後続のSSBがアナウンスされたパターンに従うと推定され得る。
同じく以下の図に見られるように、最初のSSBが検出されると、UEは、(a)介在するシンボルがSSBに使用されなくても、最後のSSBシンボルまで全てのUE開始UL送信を抑制し、(b)実際にSSBに使用されるシンボルの間のみ全てのUE開始UL送信を抑制し、または(c)実際にSSBに使用されるあらゆるシンボルを含むあらゆるスロットの間に全てのUE開始UL送信を抑制し得る。
図8は、本開示のいくつかの実施形態による、サービングセルSMTCウィンドウにおける送信をハンドリングするための例示的な方法であって、SSBが存在すると推定されるシンボルの間のみ、すなわち、SS/PBCHブロックシンボルの間のみ、UE開始UL送信が抑制される方法を示している。図8に示す例では、gNBは、たとえば、[ 1 0 1 0 0 0 0 0 ]の値を有するssb-PositionsInBurst IEをUEに送信することにより、位置0および2でSSBの送信を予定しているが、位置1、3、4、5、6、または7では送信しない予定であることをUEに通知している。
図8に示す実施形態では、UEは、gNBからのSS/PBCHブロック送信が時間的にシフトされていないと判定する。すなわち、gNBは、サービングセルSMTCウィンドウ内で送信する予定の最初のSS/PBCHブロック位置の前にチャネルへのアクセスを取得しており、その(および後続の)SS/PBCHブロックを送信している。UEは、リリース15NRのssb-PositionsInBurst IE内で「1」に設定された最初のビットの位置を見つけることにより、これを判定することができる。次いで、UEは、SS/PBCHブロックが対応するSS/PBCHブロックの位置に存在したか否かをチェックする。その際、UEは、SS/PBCHブロックがサービングセルSMTCウィンドウ内の最初のSS/PBCHブロック位置に存在するか否かをチェックする。UEがSS/PBCHブロックを(ssb-PositionsInBurst内で1に設定された最初のビットで示される)正しい位置で検出した場合、UEはssb-PositionsInBurstで示されるSS/PBCH位置にSSBが存在すると推測する。上記の例では、UEはSSBが位置0および2に存在すると推測する。その結果、UEは、これらの位置でSSBによって占有されるシンボルに少なくとも対応するシンボルでの送信を抑制する。いくつかの実施形態では、UEは、ssb-PositionsInBurstでビットが1に設定されたSS/PBCHブロック位置に対応するシンボルでの送信を抑制するのみでなく、それらのSSBに関連するシステム情報(残余システム情報(RMSI:Remaining System Information))の行われ得る送信に対応するシンボルについても抑制する。
図9は、本開示のいくつかの実施形態による、サービングセルSMTCウィンドウにおける送信をハンドリングするための例示的な方法であって、SSBが存在すると推定されるスロット内の全てのシンボルに対してUE開始UL送信が抑制される方法を示している。図9に示す実施形態では、たとえば、UEは、ssb-PositionsInBurstで1に設定されたビットに対応するシンボルのみでなく、関連付けられた2つのSS/PBCHブロック位置のうちの少なくとも一方がssb-PositionsInBurstで1に設定されているスロット内のあらゆるシンボルで送信を抑制する。たとえば、図8で使用したのと同じ値をssb-PositionsInBurstに使用すると、図9に示す特定の例では、1に設定された「[ 1 0 1 0 0 0 0 0 ]」の最初のビットが第1のスロットの第1のSS/PBCH位置に対応し、1に設定された「[ 1 0 1 0 0 0 0 0 ]」の2番目のビット(第3のビット)が第2のスロットの第1のSS/PBCH位置に対応するので、UEは第1および第2のスロットの両方で送信を抑制することになる。
図10は、本開示のいくつかの実施形態による、サービングセルSMTCウィンドウにおける送信をハンドリングするための例示的な方法であって、SSBが時間的にシフトされ、サービングセルSMTCウィンドウの先頭から、SSBが存在すると推定される最初のシンボルまで、およびその後のSSBが存在すると推定されるシンボルの間のみ、UE開始UL送信が抑制される方法を示している。これは、ssb-PositionsInBurstで1に設定されたビットに対応するSSBの中での検出された特定のSSBに関するUEにおける不確実性を考慮に入れることによって行われ得る。図10に示す特定の例では、ssb-PositionsInBurst=[1 0 1 0 0 0 0 0]であり、UEが位置4でSS/PBCHブロックを検出した場合、UEはサービングセルSMTCウィンドウ内のSSB位置0、1、2、3、4、および6に対応するシンボルでの送信を抑制する。
図11は、本開示のいくつかの実施形態による、サービングセルSMTCウィンドウにおける送信をハンドリングするための例示的な方法であって、SSBが時間的にシフトされ、サービングセルSMTCウィンドウの先頭から、SSBが存在すると推定される最後のシンボルまで、UE開始UL送信が抑制される方法を示している。図11に示す実施形態では、UEは、サービングセルSMTCウィンドウの初めから、ssb-PositionsInBurst内の最後の「1」に対応するSS/PBCHブロック位置に対応する最後のシンボルが送信されるまでの全てのシンボルのUL送信を抑制する。
図11に示す特定の例では、gNBは、たとえばLBT動作の結果として、第1のスロットの間に送信することができなかった。前の例のように、UEは、検出したSS/PBCHブロックがssb-PositionsInBurst内の最初の「1」に対応すると推測する。たとえば、ssb-PositionsInBurst=[1 0 1 0 0 0 0 0]であり、UEが位置4でSS/PBCHブロックを検出した場合、UEはサービングセルSMTCウィンドウの初めからSS/PBCHブロック位置4+2=6の最後のシンボルまでUL送信を抑制する(ssb-PositionsInBurst内の最後の「1」が、0から開始する番号付けで位置2にあるため)。
図12は、本開示のいくつかの実施形態による、サービングセルSMTCウィンドウにおける送信をハンドリングするための例示的な方法であって、SSBが時間的にシフトされ、SSBが存在すると推定される最初のシンボルまで、およびその後のSSBが存在すると推定されるスロット内の全てのシンボルに対して、UE開始UL送信が抑制される方法を示している。図12は図11に示す方法の変形例を示しており、この変形例では、UEは、ssb-PositionsInBurstで1に設定されたビットに対応するシンボルのみでなく、関連付けられた2つのSS/PBCHブロック位置のうちの少なくとも一方がssb-PositionsInBurstで1に設定されているスロット内のあらゆるシンボルで送信を抑制する。図12に示す特定の例では、UEは、スロット3の終わりまで、サービングセルSMTCウィンドウ内のスロットの全てのシンボルでの送信を抑制する。
他の変形も本開示によって検討されている。たとえば、いくつかの実施形態では、UEは、SS/PBCHブロック送信の可能性があると考えられるSS/PBCHブロック位置に対応するシンボルでの送信を抑制するのみでなく、それらのSSBに関連するシステム情報(RMSI)の行われ得る送信に対応するシンボルについても抑制する。
レートマッチング
このグループの実施形態では、UEは、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を受信するために既存のレートマッチングメカニズムを使用し、これらのメカニズムは既にNR規格の一部であるが、典型的には、他の技術からの信号を含み得る予約済みリソース付近でのレートマッチングに使用される。特定の時間におけるチャネルへのアクセスの制限を含む様々な制約により、このグループの実施形態では、UEはこれらのレートマッチングメカニズムを使用して、DRS送信ウィンドウ内で送信された、実際に送信されたSS/PBCHブロック付近でレートマッチングする。
パラメータssb-PositionsInBurstなどのビットマップを使用するなどして、時間的なシフトがなければ送信に使用されるはずのオリジナルの場所に対応するSS/PBCHブロック位置を示すSS/PBCHブロック設定がUEに提供される。しかしながら、レートマッチングパターンは、チャネル状態に起因するSS/PBCHブロック送信の動的なシフトに基づいて、DRS送信ウィンドウ内のSS/PBCHブロック送信の行われ得る全ての場所にマッピングするように設定される。いくつかの実施形態では、UEに提供されるレートマッチングパターンは、無線アクセスノードによって送信される予定のSSBのパターン(たとえば、ssb-PositionsInBurst)と、指示されたレートマッチングパターン期間内のDBTウィンドウの持続時間を示す周期性およびパターンビットマップ(たとえば、ビットマップn20)とに基づく。いくつかの実施形態では、レートマッチングパターンは、半静的にUEに提供される。いくつかの実施形態では、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を受信するためのレートマッチングメカニズムは、UEが、PDSCHが予約済みリソース付近でレートマッチングされることを示す、PDSCHをスケジューリングするDCI内の「1」を受信すること、またはUEが、予約済みリソースがPDSCHの受信に使用可能であることを示す「0」を受信すること、を含む。
ssb-PositionsInBurstなどの指示されたビットマップと、指示されたレートマッチングパターンとの組合せを通じて、UEは、SS/PBCHブロックに対応するリソースブロック(RB)のセット付近でPDSCHをレートマッチングすべきか否かを判定する。レートマッチングの挙動は、DRS送信ウィンドウ内のオリジナルのSS/PBCHブロックの場所とシフトされたSS/PBCHブロックの場所とで異なり得る。たとえば、UEは、ssb-PositionsInBurst内に示されたシフトされていないSS/PBCHブロックの場所付近では、ダウンリンク制御情報(DCI:Downlink Control Information)メッセージ内の指示とは無関係に常にレートマッチングし得るが、他のSS/PBCHブロックの場所ではこの指示に従って、SS/PBCHブロックによって占有される可能性のあるリソース付近でレートマッチングすべきか否かを判定する。
レートマッチングパターンは、技術仕様(TS)38.331に記載されているように、無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)を介して設定され、それらの使用法についてはTS38.214の5.1.4.1節に記載されている。RRCを介して設定されるRateMatchPattern IEをさらに以下に示す。
Figure 2024020358000004
SS/PBCHブロック送信付近での動的なレートマッチングを可能にするという目的を達成することができる例示的な設定は次のとおりである。
RateMatchPattern IEは、以下を用いて設定される。
必要に応じたサブキャリア間隔(SCS:Subcarrier Spacing)、たとえば30キロヘルツ(kHz)。
帯域幅パート(BWP:Bandwidth Part)内の適切な位置のSS/PBCHブロックをブランクにするように設定されるRBレベルビットマップresourceBlocks。
持続時間=1スロットであり、使用する時間ドメインのSS/PBCHブロックパターンに等しい値、たとえば、[0 0 1 1 1 1 0 0 1 1 1 1 0 0]などを有するように設定されるシンボルレベルビットマップsymbolsInResourceBlock(ケースCパターン30kHzSCS)。
次のように20スロット(30kHzSCSでの1つの無線フレーム=10ms)用に設定される周期性およびパターンビットマップperiodicityAndPattern。
(ビットマップ内の「1」のセットを介して)5ミリ秒(ms)のDRS送信ウィンドウ内の予約済みリソースを設定することを意図したn20=[1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0]。
n20ビットマップは10msごとに繰り返される(周期性=10 ms)。
レートマッチングは、対応するフィールドを「dynamic」に設定することにより動的に制御されるように設定される。
上記のパターンをrateMatchPatternGroup1内の単一のRateMatchPatternとして設定する。
DCIフィールド「レートマッチングインジケータ」は、このレートマッチングパターングループに対応する1ビットを含むように設定される。このビットは、PDSCHをスケジューリングするDCIメッセージに含まれ、SS/PBCHブロック付近でのレートマッチングを動的に制御することができる。
PDSCHをスケジューリングするDCI1_1において「1」が示されている場合、PDSCHは、スケジューリングされたスロット内のSS/PBCHブロックと完全にオーバーラップする予約済みリソース付近でレートマッチングされる。
「0」が示されている場合、予約済みリソースは使用可能である。
図13は、本開示のいくつかの実施形態による、無線アクセスノード1300の概略ブロック図である。無線アクセスノード1300は、たとえば、基地局202または206であり得る。図示のように、無線アクセスノード1300は制御システム1302を含み、制御システム1302は、1つまたは複数のプロセッサ1304(たとえば、中央処理装置(CPU)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および/または同様のもの)と、メモリ1306と、ネットワークインターフェース1308とを含む。1つまたは複数のプロセッサ1304を、本明細書では処理回路とも呼ぶ。さらに、無線アクセスノード1300は1つまたは複数の無線ユニット1310を含み、各無線ユニット1310は、1つまたは複数のアンテナ1316に結合された1つまたは複数の送信機1312および1つまたは複数の受信機1314を含む。無線ユニット1310は、無線インターフェース回路と呼ばれ得、またはその一部であり得る。いくつかの実施形態では、無線ユニット1310は、制御システム1302の外部にあり、たとえば、有線接続(たとえば、光ケーブル)を介して制御システム1302に接続される。しかしながら、他のいくつかの実施形態では、無線ユニット1310および場合によりアンテナ1316は、制御システム1302と一緒に統合される。1つまたは複数のプロセッサ1304は、本明細書に記載した無線アクセスノード1300の1つまたは複数の機能を提供するように動作する。いくつかの実施形態では、これらの機能は、たとえば、メモリ1306に記憶され、1つまたは複数のプロセッサ1304によって実行されるソフトウェアに実装される。
図14は、本開示のいくつかの実施形態による、無線アクセスノード1300の仮想化された実施形態を示す概略ブロック図である。この議論は、他のタイプのネットワークノードにも同様に当てはまる。さらに、他のタイプのネットワークノードも同様の仮想化アーキテクチャを有し得る。
本明細書で使用する場合、「仮想化された」無線アクセスノードとは、無線アクセスノード1300の機能性の少なくとも一部分が(たとえば、ネットワーク内の物理処理ノード上で実行される仮想マシンを介して)仮想コンポーネントとして実装される無線アクセスノード1300の一実装形態である。図示のように、この例では、無線アクセスノード1300は、上述のように、1つまたは複数のプロセッサ1304(たとえば、CPU、ASIC、FPGA、および/または同様のもの)、メモリ1306、ならびにネットワークインターフェース1308を含む制御システム1302と、1つまたは複数のアンテナ1316に結合された1つまたは複数の送信機1312および1つまたは複数の受信機1314をそれぞれが含む1つまたは複数の無線ユニット1310とを含む。制御システム1302は、たとえば、光ケーブルまたは同様のものを介して無線ユニット1310に接続される。制御システム1302は、ネットワークインターフェース1308を介して、ネットワーク1402に結合された、またはその一部として含まれる1つまたは複数の処理ノード1400に接続される。各処理ノード1400は、1つまたは複数のプロセッサ1404(たとえば、CPU、ASIC、FPGA、および/または同様のもの)、メモリ1406、ならびにネットワークインターフェース1408を含む。
この例では、本明細書に記載の無線アクセスノード1300の機能1410は、1つまたは複数の処理ノード1400に実装されるか、あるいは任意の所望の方法で制御システム1302および1つまたは複数の処理ノード1400に分散される。いくつかの特定の実施形態では、本明細書に記載の無線アクセスノード1300の機能1410の一部または全部は、処理ノード1400によってホストされる仮想環境に実装される1つまたは複数の仮想マシンによって実行される仮想コンポーネントとして実装される。当業者によって理解されるように、所望の機能1410の少なくとも一部を実行するために、処理ノード1400と制御システム1302との間の追加のシグナリングまたは通信が使用される。とりわけ、いくつかの実施形態では、制御システム1302は含まれなくてもよく、その場合、無線ユニット1310は、適切なネットワークインターフェースを介して処理ノード1400と直接通信することができる。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つのプロセッサによって実行されたときに、少なくとも1つのプロセッサに、無線アクセスノード1300、あるいは本明細書に記載の実施形態のいずれかによる仮想環境における無線アクセスノード1300の機能1410のうちの1つまたは複数を実装するノード(たとえば、処理ノード1400)の機能性を実行させる命令を含むコンピュータプログラムが提供される。いくつかの実施形態では、前述のコンピュータプログラム製品を含むキャリアが提供される。キャリアは、電子信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体(たとえば、メモリなどの非一時的コンピュータ可読媒体)のうちの1つである。
図15は、本開示の他のいくつかの実施形態による、無線アクセスノード1300の概略ブロック図である。無線アクセスノード1300は1つまたは複数のモジュール1500を含み、各モジュール1500はソフトウェアに実装される。モジュール1500は、本明細書に記載の無線アクセスノード1300の機能性を提供する。この議論は図14の処理ノード1400に等しく適用可能であり、モジュール1500は、処理ノード1400のうちの1つに実装され、もしくは複数の処理ノード1400に分散され、ならびに/あるいは処理ノード1400および制御システム1302に分散され得る。
図16は、本開示のいくつかの実施形態による、UE1600の概略ブロック図である。図示のように、UE1600は、1つまたは複数のプロセッサ1602(たとえば、CPU、ASIC、FPGA、および/または同様のもの)と、メモリ1604と、1つまたは複数のトランシーバ1606とを含み、各トランシーバ1606は、1つまたは複数のアンテナ1612に結合された1つまたは複数の送信機1608および1つまたは複数の受信機1610を含む。トランシーバ1606は、当業者によって理解されるように、アンテナ1612とプロセッサ1602との間で伝達される信号を調整するように設定されるアンテナ1612に接続された無線フロントエンド回路を含む。プロセッサ1602は、本明細書では処理回路とも呼ぶ。トランシーバ1606は、本明細書では無線回路とも呼ぶ。いくつかの実施形態では、上述のUE1600の機能性は、たとえば、メモリ1604に記憶され、プロセッサ1602によって実行されるソフトウェアに完全にまたは部分的に実装され得る。UE1600は、図16に示していない追加のコンポーネント、たとえば、1つまたは複数のユーザインターフェースコンポーネント(たとえば、ディスプレイ、ボタン、タッチスクリーン、マイクロフォン、スピーカー、および/または同様のものを含む入力/出力インターフェース、ならびに/あるいは、UE1600への情報の入力を可能にするための、および/またはUE1600からの情報の出力を可能にするための他の任意のコンポーネント)、電力供給源(たとえば、バッテリーおよび関連する電源回路)などを含み得ることに留意されたい。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つのプロセッサによって実行されたときに、少なくとも1つのプロセッサに、本明細書に記載の実施形態のいずれかによるUE1600の機能性を実行させる命令を含むコンピュータプログラムが提供される。いくつかの実施形態では、前述のコンピュータプログラム製品を含むキャリアが提供される。キャリアは、電子信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体(たとえば、メモリなどの非一時的コンピュータ可読媒体)のうちの1つである。
図17は、本開示の他のいくつかの実施形態による、UE1600の概略ブロック図である。UE1600は1つまたは複数のモジュール1700を含み、各モジュール1700はソフトウェアに実装される。モジュール1700は、本明細書に記載のUE1600の機能性を提供する。
図18は、本開示のいくつかの実施形態による、通信システムを示している。図18を参照すると、一実施形態によれば、通信システムは、3GPPタイプのセルラーネットワークなどの通信ネットワーク1800を含み、通信ネットワーク1800は、RANなどのアクセスネットワーク1802と、コアネットワーク1804とを含む。アクセスネットワーク1802は、ノードB、eNB、gNB、または他のタイプの無線アクセスポイント(AP)などの複数の基地局1806A、1806B、1806Cを含み、各基地局は、対応するカバレッジエリア1808A、1808B、1808Cを規定する。各基地局1806A、1806B、1806Cは、有線または無線接続1810を介してコアネットワーク1804に接続可能である。カバレッジエリア1808Cに位置している第1のUE1812は、対応する基地局1806Cに無線で接続されるか、またはこれによって呼び出されるように設定される。カバレッジエリア1808A内の第2のUE1814は、対応する基地局1806Aに無線で接続可能である。この例では複数のUE1812、1814を示しているが、開示した実施形態は、唯一のUEがカバレッジエリア内にあるか、または唯一のUEが対応する基地局1806に接続されている状況に等しく適用可能である。
通信ネットワーク1800自体はホストコンピュータ1816に接続され、ホストコンピュータ1816は、スタンドアロンサーバ、クラウド実装サーバ、または分散サーバのハードウェアおよび/またはソフトウェアで、あるいはサーバファーム内の処理リソースとして具現化され得る。ホストコンピュータ1816は、サービスプロバイダの所有または管理の下にあり得、またはサービスプロバイダによって、もしくはサービスプロバイダに代わって運用され得る。通信ネットワーク1800とホストコンピュータ1816との間の接続1818および1820は、コアネットワーク1804からホストコンピュータ1816まで直接延びていてもよく、または任意選択の中間ネットワーク1822を経由してもよい。中間ネットワーク1822は、パブリックネットワーク、プライベートネットワーク、もしくはホステッドネットワークのうちの1つ、またはそれらの2つ以上の組合せであり得、中間ネットワーク1822は、存在する場合は、バックボーンネットワークまたはインターネットであり得、具体的には、中間ネットワーク1822は、2つ以上のサブネットワーク(図示せず)を含み得る。
図18の通信システムは、全体として、接続されたUE1812、1814とホストコンピュータ1816との間の接続性を可能にする。接続性は、オーバーザトップ(OTT)接続1824として説明され得る。ホストコンピュータ1816および接続されたUE1812、1814は、OTT接続1824を介して、アクセスネットワーク1802、コアネットワーク1804、任意の中間ネットワーク1822、および可能性のあるさらなるインフラストラクチャ(図示せず)を仲介として使用して、データおよび/またはシグナリングを伝達するように設定される。OTT接続1824は、OTT接続1824が通過する参加通信デバイスがアップリンク通信およびダウンリンク通信のルーティングを認識しないという意味で透過的であり得る。たとえば、基地局1806は、接続されたUE1812に転送される(たとえば、ハンドオーバされる)ホストコンピュータ1816から発せられたデータを有する着信ダウンリンク通信の過去のルーティングについて知らされなくてもよく、またはその必要がない。同様に、基地局1806は、UE1812からホストコンピュータ1816に向けて発せられた発信アップリンク通信の将来のルーティングを認識する必要はない。
図19は、本開示のいくつかの実施形態による、他の通信システムを示している。一実施形態による、前の段落で論じたUE、基地局、およびホストコンピュータの例示的な実装形態について、図19を参照してここで説明する。通信システム1900では、ホストコンピュータ1902はハードウェア1904を含み、ハードウェア1904は、通信システム1900の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線または無線接続をセットアップおよび維持するように設定される通信インターフェース1906を含む。ホストコンピュータ1902は、記憶能力および/または処理能力を有し得る処理回路1908をさらに含む。具体的には、処理回路1908は、命令を実行するようになされた1つまたは複数のプログラム可能なプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらの組合せ(図示せず)を含み得る。ホストコンピュータ1902はソフトウェア1910をさらに含み、ソフトウェア1910は、ホストコンピュータ1902に記憶されるか、またはこれによってアクセス可能であり、処理回路1908によって実行可能である。ソフトウェア1910は、ホストアプリケーション1912を含む。ホストアプリケーション1912は、UE1914およびホストコンピュータ1902で終端するOTT接続1916を介して接続されるUE1914などのリモートユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。リモートユーザにサービスを提供する際に、ホストアプリケーション1912は、OTT接続1916を使用して送信されるユーザデータを提供し得る。
通信システム1900は基地局1918をさらに含み、基地局1918は、通信システム内に設けられ、ホストコンピュータ1902およびUE1914と通信することが可能になるハードウェア1920を含む。ハードウェア1920は、通信システム1900の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線または無線接続をセットアップおよび維持するための通信インターフェース1922、ならびに基地局1918によってサーブされるカバレッジエリア(図19には図示せず)に位置しているUE1914との無線接続1926を少なくともセットアップおよび維持するための無線インターフェース1924を含み得る。通信インターフェース1922は、ホストコンピュータ1902への接続1928を容易にするように設定され得る。接続1928は直接的なものであり得、あるいは通信システムのコアネットワーク(図19には図示せず)を通過し、および/または通信システムの外部の1つまたは複数の中間ネットワークを通過し得る。図示した実施形態では、基地局1918のハードウェア1920は処理回路1930をさらに含み、処理回路1930は、命令を実行するようになされた1つまたは複数のプログラム可能なプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらの組合せ(図示せず)を含み得る。基地局1918は、内部に記憶された、または外部接続を介してアクセス可能なソフトウェア1932をさらに有する。
通信システム1900は、既に言及したUE1914をさらに含む。UE1914のハードウェア1934は、UE1914が現在位置しているカバレッジエリアにサーブする基地局との無線接続1926をセットアップおよび維持するように設定される無線インターフェース1936を含み得る。UE1914のハードウェア1934は処理回路1938をさらに含み、処理回路1938は、命令を実行するようになされた1つまたは複数のプログラム可能なプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらの組合せ(図示せず)を含み得る。UE1914はソフトウェア1940をさらに含み、ソフトウェア1940は、UE1914に記憶されるか、またはこれによってアクセス可能であり、処理回路1938によって実行可能である。ソフトウェア1940は、クライアントアプリケーション1942を含む。クライアントアプリケーション1942は、ホストコンピュータ1902の支持を得て、UE1914を介して人間または人間以外のユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。ホストコンピュータ1902において、実行中のホストアプリケーション1912は、UE1914およびホストコンピュータ1902で終端するOTT接続1916を介して実行中のクライアントアプリケーション1942と通信し得る。ユーザにサービスを提供する際に、クライアントアプリケーション1942は、ホストアプリケーション1912から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを提供し得る。OTT接続1916は、要求データとユーザデータとの両方を転送し得る。クライアントアプリケーション1942は、ユーザと対話して、提供するユーザデータを生成し得る。
図19に示すホストコンピュータ1902、基地局1918、およびUE1914は、それぞれ、図18のホストコンピュータ1816、基地局1806A、1806B、1806Cのうちの1つ、およびUE1812、1814のうちの1つと類似または同一であり得ることに留意されたい。すなわち、これらのエンティティの内部機構は、図19に示すようになり得、これと独立して、周囲のネットワークトポロジは図18のトポロジであり得る。
図19では、OTT接続1916は、基地局1918を介したホストコンピュータ1902とUE1914との間の通信を示すために、中間デバイスおよびこれらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングについて明示的に言及することなく、抽象的に描いている。ネットワークインフラストラクチャは、ルーティングを決定し得、ルーティングは、UE1914、またはホストコンピュータ1902を運用しているサービスプロバイダ、あるいはその両方から隠されるように設定され得る。OTT接続1916がアクティブである間、ネットワークインフラストラクチャはさらに、(たとえば、負荷分散の考慮またはネットワークの再設定に基づいて)ルーティングを動的に変更する判断を行い得る。
UE1914と基地局1918との間の無線接続1926は、本開示全体を通して説明している実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つまたは複数は、無線接続1926が最後のセグメントを形成するOTT接続1916を使用してUE1914に提供されるOTTサービスのパフォーマンスを改善する。より正確には、これらの実施形態の教示は、サービングセルSMTCウィンドウの間の送信をハンドリングするUEの能力を改善し、それによって、サービングセルSMTCウィンドウ内のチャネルへのアクセスを巡ってUEおよびgNBが競合することを回避できるようにすること、また、いくつかの実施形態では、gNBがウィンドウ内のSSBを送信し終わっている場合に、UEが不必要にUL送信を抑制するのを防ぐことなどの利点を提供し得る。
データレート、レイテンシ、および1つまたは複数の実施形態が改善する他の要因を監視する目的で、測定手順が提供され得る。測定結果の変動に応じて、ホストコンピュータ1902とUE1914との間のOTT接続1916を再設定するための任意選択のネットワーク機能性がさらに存在し得る。測定手順および/またはOTT接続1916を再設定するためのネットワーク機能性は、ホストコンピュータ1902のソフトウェア1910およびハードウェア1904、またはUE1914のソフトウェア1940およびハードウェア1934、あるいはその両方に実装され得る。いくつかの実施形態では、センサ(図示せず)は、OTT接続1916が通過する通信デバイス内に、またはこれに関連付けられて配備され得、センサは、上記で例示した監視量の値を供給することによって、またはソフトウェア1910、1940が監視量を計算または推定し得る元になる他の物理量の値を供給することによって、測定手順に参加し得る。OTT接続1916の再設定は、メッセージフォーマット、再送設定、優先ルーティングなどを含み得、再設定は基地局1918に影響を及ぼす必要はなく、基地局1918にとって未知であってもよく、知覚不可能であってもよい。そのような手順および機能性は、当技術分野で知られており、実践され得る。特定の実施形態では、測定は、ホストコンピュータ1902によるスループット、伝搬時間、レイテンシ、および同様のものの測定を容易にする独自のUEシグナリングを含み得る。測定は、ソフトウェア1910および1940が、伝搬時間、エラーなどを監視しながら、OTT接続1916を使用して、メッセージ、具体的には空のメッセージまたは「ダミー」メッセージを送信されるようにすることで、実施され得る。
図20は、一実施形態による、通信システム内で実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、ホストコンピュータ、基地局、およびUEを含み、これらは図18および図19を参照して説明したものであり得る。本開示を簡単にするために、図20への図面参照のみをこのセクションに含める。ステップ2000において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。ステップ2000のサブステップ2002(これは任意選択であり得る)において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップ2004において、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに搬送する送信を開始する。ステップ2006(これは任意選択であり得る)において、基地局は、本開示全体を通して説明している実施形態の教示に従って、ホストコンピュータが開始した送信で搬送されたユーザデータをUEに送信する。ステップ2008(これもまた任意選択であり得る)において、UEは、ホストコンピュータによって実行されるホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行する。
図21は、一実施形態による、通信システム内で実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、ホストコンピュータ、基地局、およびUEを含み、これらは図18および図19を参照して説明したものであり得る。本開示を簡単にするために、図21への図面参照のみをこのセクションに含める。この方法のステップ2100において、ホストコンピュータは、ユーザデータを提供する。任意選択のサブステップ(図示せず)において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップ2102において、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに搬送する送信を開始する。送信は、本開示全体を通して説明している実施形態の教示に従って、基地局を通過し得る。ステップ2104(これは任意選択であり得る)において、UEは、送信で搬送されるユーザデータを受信する。
図22は、一実施形態による、通信システム内で実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、ホストコンピュータ、基地局、およびUEを含み、これらは図18および図19を参照して説明したものであり得る。本開示を簡単にするために、図22への図面参照のみをこのセクションに含める。ステップ2200(これは任意選択であり得る)において、UEはホストコンピュータによって提供された入力データを受信する。追加的または代替的には、ステップ2202において、UEはユーザデータを提供する。ステップ2200のサブステップ2204(これは任意選択であり得る)において、UEはクライアントアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップ2202のサブステップ2206(これは任意選択であり得る)において、UEは、ホストコンピュータによって提供された受信した入力データに応答してユーザデータを提供するクライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際に、実行されたクライアントアプリケーションは、ユーザから受け取ったユーザ入力をさらに考慮し得る。ユーザデータが提供された具体的な方法に関係なく、サブステップ2208(これは任意選択であり得る)において、UEはホストコンピュータへのユーザデータの送信を開始する。この方法のステップ2210において、ホストコンピュータは、本開示全体を通して説明している実施形態の教示に従って、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図23は、一実施形態による、通信システム内で実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、ホストコンピュータ、基地局、およびUEを含み、これらは図18および図19を参照して説明したものであり得る。本開示を簡単にするために、図23への図面参照のみをこのセクションに含める。ステップ2300(これは任意選択であり得る)において、本開示全体を通して説明している実施形態の教示に従って、基地局はUEからユーザデータを受信する。ステップ2302(これは任意選択であり得る)において、基地局は受信したユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始する。ステップ2304(これは任意選択であり得る)において、ホストコンピュータは、基地局によって開始された送信で搬送されたユーザデータを受信する。
本明細書に開示した任意の適切なステップ、方法、特徴、機能、または利益は、1つまたは複数の仮想装置の1つまたは複数の機能ユニットまたはモジュールを介して実行され得る。各仮想装置は、これらの機能ユニットをいくつか含み得る。これらの機能ユニットは処理回路を介して実装され得、処理回路は、1つまたは複数のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラ、ならびに他のデジタルハードウェアを含み得、他のデジタルハードウェアには、デジタル信号プロセッサ(DSP)、専用デジタルロジック、および同様のものが含まれ得る。処理回路は、メモリに記憶されたプログラムコードを実行するように設定され得、メモリには、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光学ストレージデバイスなどの1つまたはいくつかのタイプのメモリが含まれ得る。メモリに記憶されたプログラムコードは、1つまたは複数の通信および/またはデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令、ならびに本明細書に記載の技術のうちの1つまたは複数を実施するための命令を含む。いくつかの実装形態では、処理回路を使用して、それぞれの機能ユニットに、本開示の1つまたは複数の実施形態による対応する機能を実行させ得る。
図中の処理は、本開示の特定の実施形態によって実行される特定の順序の動作を示し得るが、そのような順序は例示的なものであることは理解されたい(たとえば、代替の実施形態は、異なる順序で動作を実行し、特定の動作を組合せ、特定の動作を重複させるなどし得る)。
他の実施形態
実施形態1。サービングセルSMTCウィンドウにおける送信をハンドリングするための、UEで実行される方法であって、サービングセルSMTCウィンドウを示す設定を受信することと、UE開始UL送信の設定を受信することと、サービングセルSMTCウィンドウの少なくとも一部分の間にUE開始UL送信を抑制することと、を含む、方法。
実施形態2。UE開始UL送信は、サービングセルSMTCウィンドウの持続時間全体にわたって抑制される、実施形態1に記載の方法。
実施形態3。gNBによって送信されるSSB(候補SSBと呼ぶ)のパターンを示す情報を受信することを含み、UE開始UL送信は、サービングセルSMTCウィンドウの初めから最後の候補SSBまで抑制される、実施形態1に記載の方法。
実施形態4。gNBによって送信されるSSBのパターンを示す情報は、ssb-PositionsInBurst IEを含む、実施形態3に記載の方法。
実施形態5。UEは、少なくとも1つの送信されたSSBの検出と、候補SSBのパターンを示す情報とに基づいて、gNBによる最後のSSB送信を特定する、実施形態3または4の方法。
実施形態6。UEは、検出された送信されたSSBが候補SSBのパターンにおける最初のSSBに対応すると推定する、実施形態5に記載の方法。
実施形態7。UEは、gNBによる最後のSSB送信が、候補SSBのパターンにおける最後のSSBに対応すると推定する、実施形態6に記載の方法。
実施形態8。スロット内の送信の抑制は、候補SSB位置に対応するシンボルのみで行われる、実施形態3から7のいずれかに記載の方法。
実施形態9。スロット内の送信の抑制は、候補SSB位置に対応するシンボルと、候補SSB位置に関連するシステム情報の送信に対応するシンボルとでのみ行われる、実施形態3から7のいずれかに記載の方法。
実施形態10。送信の抑制は、候補SSB位置を含むあらゆるスロットの全てのシンボルで行われる、実施形態3から9のいずれかに記載の方法。
実施形態11。他の技術からの信号を含み得る予約済みリソース付近でレートマッチングするためにレートマッチングメカニズムを使用することをさらに含む、実施形態1から10のいずれかに記載の方法。
実施形態12。レートマッチングメカニズムを使用することは、gNBによってUEに提供されるレートマッチングパターンを使用することを含む、実施形態11に記載の方法。
実施形態13。サービングセルSMTCウィンドウにおける送信をハンドリングするためのUEであって、1つまたは複数のプロセッサと、命令を含むメモリと、を備え、命令は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されたときに、上記の実施形態に記載のステップのいずれかをUEに実行させる、UE。
当業者は、本開示の実施形態に対する改善および修正を認識するであろう。そのような改善および修正は全て、本明細書に開示した概念の範囲内にあると考えられる。

Claims (66)

  1. サービングセルディスカバリバースト送信(DBT:Discovery Burst Transmission)ウィンドウにおける送信をハンドリングするための、ユーザ機器(UE)(1600)で実行される方法であって、
    サービングセルDBTウィンドウを示す設定を受信すること(500)と、
    UE開始アップリンク(UL)送信の設定を受信すること(504)と、
    前記サービングセルDBTウィンドウの少なくとも一部分の間にUE開始UL送信を抑制すること(506)と、
    を含む、方法。
  2. 前記サービングセルDBTウィンドウを示す前記設定を受信すること(500)は、前記サービングセルDBTウィンドウの持続時間を示すフィールドを含む専用シグナリングまたはブロードキャストシグナリング内の情報要素を受信することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 専用シグナリング内の前記フィールドはServingCellConfigCommonであり、ブロードキャストシグナリング内の前記フィールドはServingCellConfigCommonSIBである、請求項2に記載の方法。
  4. 前記サービングセルDBTウィンドウの前記持続時間を示す前記フィールドは、discoveryBurstWindowLength-r16フィールドを含む、請求項2または3に記載の方法。
  5. 無線アクセスノードによって送信される予定のSSB(Synchronization Signal Block)(のパターンを示す情報を受信すること(502)を含み、前記サービングセルDBTウィンドウの前記少なくとも一部分の間に前記UE開始UL送信を抑制すること(506)は、前記SSBのパターンに従って前記無線アクセスノードによって送信される予定の前記SSBによって占有される可能性のあるシンボルの間にUE開始UL送信を抑制すること(506D)を含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記無線アクセスノードによって送信される予定の前記SSBのパターンを示す前記情報を受信すること(502)は、前記パターンを示すビットマップを受信することを含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記ビットマップは、前記情報要素ssb-PositionsInBurstに含まれる、請求項6に記載の方法。
  8. 前記サービングセルDBTウィンドウの前記少なくとも一部分の間に前記UE開始UL送信を抑制すること(506)は、前記無線アクセスノードが前記SSBのパターンに従ってSSBを送信する予定のない任意のスロットの全てのシンボルの間にUE開始UL送信を抑制すること(506F)を含む、請求項5から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記サービングセルDBTウィンドウの前記少なくとも一部分の間に前記UE開始UL送信を抑制すること(506)は、前記SSBのパターンに従って前記無線アクセスノードによって送信される予定の前記SSBによって占有される可能性のあるシンボルを含むあらゆるスロットの全てのシンボルの間にUE開始UL送信を抑制すること(506E)を含む、請求項5から7のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記サービングセルDBTウィンドウの前記少なくとも一部分の間に前記UE開始UL送信を抑制すること(506)は、行われ得るシステム情報の送信に対応するシンボルを抑制することをさらに含む、請求項5から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. システム情報の前記可能性のある送信に対応する前記シンボルを抑制することは、行われ得る残余システム情報(RMSI)の送信に対応するシンボルを抑制することを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記サービングセルDBTウィンドウの前記少なくとも一部分の間に前記UE開始UL送信を抑制すること(506)は、前記サービングセルDBTウィンドウの持続時間全体にわたってUE開始UL送信を抑制すること(506C)を含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記サービングセルDBTウィンドウの前記少なくとも一部分の間に前記UE開始UL送信を抑制すること(506)は、前記サービングセルDBTウィンドウの先頭から開始してUE開始送信を抑制すること(506A)を含む、請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記サービングセルDBTウィンドウの前記少なくとも一部分の間に前記UE開始UL送信を抑制すること(506)は、前記無線アクセスノードによって送信されたものとして検出された最初のSSBの先頭から開始してUE開始UL送信を抑制すること(506B)を含む、請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記UE(1600)は、前記無線アクセスノードによって送信されたものとして検出された前記最初のSSBが、前記無線アクセスノードによって送信される予定の前記SSBのパターンにおける最初のSSBに対応すると推定する、請求項14に記載の方法。
  16. 前記サービングセルDBTウィンドウの前記少なくとも一部分の間に前記UE開始UL送信を抑制すること(506)は、前記無線アクセスノードによって送信される予定の前記SSBのパターンにおける最後のSSBと、前記UEが抑制を開始するスロットとのうちの1つまたは複数に基づいて決定されるスロットで終了するまでUE開始送信を抑制すること(506A)を含む、請求項13から15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記DBTウィンドウ内で送信された、実際に送信されたSSBの時間周波数リソースに対応する予約済みリソース付近でレートマッチングするために、レートマッチングメカニズムを使用することによって、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を受信することをさらに含む、請求項1から16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記レートマッチングメカニズムを使用することは、前記無線アクセスノードによって前記UE(1600)に提供されるレートマッチングパターンを使用することを含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記UEに提供される前記レートマッチングパターンは、前記無線アクセスノードによって送信される予定の前記SSBのパターンと、指示されたレートマッチングパターン期間内の前記DBTウィンドウの前記持続時間を示す周期性およびパターンビットマップとに基づく、請求項18に記載の方法。
  20. 前記レートマッチングパターンは前記UEに半静的に提供される、請求項19に記載の方法。
  21. 前記PDSCHを受信するための前記レートマッチングメカニズムは、前記UEが、前記PDSCHが前記予約済みリソース付近でレートマッチングされることを示す、前記PDSCHをスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)内の「1」を受信すること、または前記UEが、前記予約済みリソースがPDSCHの受信に使用可能であることを示す「0」を受信すること、を含む、請求項17から20のいずれか一項に記載の方法。
  22. サービングセルディスカバリバースト送信(DBT:Discovery Burst Transmission)ウィンドウにおける送信をハンドリングするためのユーザ機器(UE)(1600)であって、
    1つまたは複数のプロセッサ(1602)と、
    命令を含むメモリ(1604)と、
    を備え、前記命令は、前記1つまたは複数のプロセッサ(1602)によって実行されたときに、前記UE(1600)に、
    サービングセルDBTウィンドウを示す設定を受信すること(500)と、
    UE開始アップリンク(UL)送信の設定を受信すること(504)と、
    前記サービングセルDBTウィンドウの少なくとも一部分の間にUE開始UL送信を抑制すること(506)と、
    を行わせる、UE(1600)。
  23. 前記サービングセルDBTウィンドウを示す前記設定を受信すること(500)は、前記サービングセルDBTウィンドウの持続時間を示すフィールドを含む専用シグナリングまたはブロードキャストシグナリング内の情報要素を受信することを含む、請求項22に記載のUE(1600)。
  24. 専用シグナリング内の前記フィールドはServingCellConfigCommonであり、ブロードキャストシグナリング内の前記フィールドはServingCellConfigCommonSIBである、請求項23に記載のUE(1600)。
  25. 前記サービングセルDBTウィンドウの前記持続時間を示す前記フィールドは、discoveryBurstWindowLength-r16フィールドを含む、請求項24に記載のUE(1600)。
  26. 前記メモリ(1604)は、前記1つまたは複数のプロセッサ(1602)によって実行されたときに、前記UE(1600)に、新無線(NR)基地局である無線アクセスノードによって送信される予定のSSB(Synchronization Signal Block)(のパターンを示す情報を受信すること(502)を行わせる命令をさらに含み、前記サービングセルDBTウィンドウの前記少なくとも一部分の間に前記UE開始UL送信を抑制すること(506)は、前記SSBのパターンに従って前記無線アクセスノードによって送信される予定の前記SSBによって占有される可能性のあるシンボルの間にUE開始UL送信を抑制すること(506D)を含む、請求項22から25のいずれか一項に記載のUE(1600)。
  27. 前記無線アクセスノードによって送信される予定の前記SSBのパターンを示す前記情報を受信すること(502)は、前記パターンを示すビットマップを受信することを含む、請求項26に記載のUE(1600)。
  28. 前記ビットマップは、前記情報要素ssb-PositionsInBurstに含まれる、請求項27に記載のUE(1600)。
  29. 前記サービングセルDBTウィンドウの前記少なくとも一部分の間に前記UE開始UL送信を抑制すること(506)は、前記無線アクセスノードが前記SSBのパターンに従ってSSBを送信する予定のない任意のスロットの全てのシンボルの間にUE開始UL送信を抑制すること(506F)を含む、請求項26から28のいずれか一項に記載のUE(1600)。
  30. 前記サービングセルDBTウィンドウの前記少なくとも一部分の間に前記UE開始UL送信を抑制すること(506)は、前記SSBのパターンに従って前記無線アクセスノードによって送信される予定の前記SSBによって占有される可能性のあるシンボルを含むあらゆるスロットの全てのシンボルの間にUE開始UL送信を抑制すること(506E)を含む、請求項26から28のいずれか一項に記載のUE(1600)。
  31. 前記サービングセルDBTウィンドウの前記少なくとも一部分の間に前記UE開始UL送信を抑制すること(506)は、行われ得るシステム情報の送信に対応するシンボルを抑制することをさらに含む、請求項26から30のいずれか一項に記載のUE(1600)。
  32. システム情報の前記可能性のある送信に対応する前記シンボルを抑制することは、行われ得る残余システム情報(RMSI)の送信に対応するシンボルを抑制することを含む、請求項31に記載のUE(1600)。
  33. 前記サービングセルDBTウィンドウの前記少なくとも一部分の間に前記UE開始UL送信を抑制すること(506)は、前記サービングセルDBTウィンドウの持続時間全体にわたってUE開始UL送信を抑制すること(506C)を含む、請求項22から25のいずれか一項に記載のUE(1600)。
  34. 前記サービングセルDBTウィンドウの前記少なくとも一部分の間に前記UE開始UL送信を抑制すること(506)は、前記サービングセルDBTウィンドウの先頭から開始してUE開始送信を抑制すること(506A)を含む、請求項22から33のいずれか一項に記載のUE(1600)。
  35. 前記サービングセルDBTウィンドウの前記少なくとも一部分の間に前記UE開始UL送信を抑制すること(506)は、前記無線アクセスノードによって送信されたものとして検出された最初のSSBの先頭から開始してUE開始UL送信を抑制すること(506B)を含む、請求項22から33のいずれか一項に記載のUE(1600)。
  36. 前記UE(1600)は、前記無線アクセスノードによって送信されたものとして検出された前記最初のSSBが、前記無線アクセスノードによって送信される予定の前記SSBのパターンにおける最初のSSBに対応すると推定する、請求項35に記載のUE(1600)。
  37. 前記サービングセルDBTウィンドウの前記少なくとも一部分の間に前記UE開始UL送信を抑制すること(506)は、前記無線アクセスノードによって送信される予定の前記SSBのパターンにおける最後のSSBと、前記UEが抑制を開始するスロットとのうちの1つまたは複数に基づいて決定されるスロットで終了するまでUE開始送信を抑制すること(506A)を含む、請求項34から36のいずれか一項に記載のUE(1600)。
  38. 前記メモリ(1604)は、前記1つまたは複数のプロセッサ(1602)によって実行されたときに、前記UE(1600)に、前記DBTウィンドウ内で送信された、実際に送信されたSSBの時間周波数リソースに対応する予約済みリソース付近でレートマッチングするために、レートマッチングメカニズムを使用することによって、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を受信することを行わせる命令をさらに含む、請求項22から37のいずれか一項に記載のUE(1600)。
  39. 前記レートマッチングメカニズムを使用することは、前記無線アクセスノードによって前記UE(1600)に提供されるレートマッチングパターンを使用することを含む、請求項38に記載のUE(1600)。
  40. 前記UEに提供される前記レートマッチングパターンは、前記無線アクセスノードによって送信される予定の前記SSBのパターンと、指示されたレートマッチングパターン期間内の前記DBTウィンドウの前記持続時間を示す周期性およびパターンビットマップとに基づく、請求項39に記載のUE(1600)。
  41. 前記レートマッチングパターンは前記UEに半静的に提供される、請求項40に記載の方法。
  42. 前記PDSCHを受信するための前記レートマッチングメカニズムは、前記UEが、前記PDSCHが前記予約済みリソース付近でレートマッチングされることを示す、前記PDSCHをスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)内の「1」を受信すること、または前記UEが、前記予約済みリソースがPDSCHの受信に使用可能であることを示す「0」を受信すること、を含む、請求項38から41のいずれか一項に記載のUE(1600)。
  43. サービングセルディスカバリバースト送信(DBT)ウィンドウにおける送信をハンドリングするように設定されるユーザ機器(UE)(1600)であって、
    サービングセルDBTウィンドウを示す設定を受信すること(500)と、
    UE開始アップリンク(UL)送信の設定を受信すること(504)と、
    前記サービングセルDBTウィンドウの少なくとも一部分の間にUE開始UL送信を抑制すること(506)と、
    を行うように設定されるトランシーバ(1606)および処理回路(1602)を備える、UE(1600)。
  44. 前記処理回路(1602)は、請求項2から21のいずれか一項に記載のステップを実行するようにさらに動作可能である、請求項43に記載のUE(1600)。
  45. サービングセルディスカバリバースト送信(DBT)ウィンドウにおける送信をハンドリングするように設定されるユーザ機器(UE)(1600)であって、
    サービングセルDBTウィンドウを示す設定を受信すること(500)と、
    UE開始アップリンク(UL)送信の設定を受信すること(504)と、
    前記サービングセルDBTウィンドウの少なくとも一部分の間にUE開始UL送信を抑制すること(506)と、
    を行うように設定される1つまたは複数のモジュール(1700)を備える、UE(1600)。
  46. 前記1つまたは複数のモジュール(1700)は、請求項2から21のいずれか一項に記載のステップを実行するようにさらに動作可能である、請求項45に記載のUE(1600)。
  47. ソフトウェア命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記ソフトウェア命令は、サービングセルディスカバリバースト送信(DBT:Discovery Burst Transmission)ウィンドウにおける送信をハンドリングするように設定されるユーザ機器(UE)(1600)の1つまたは複数のプロセッサ(1602)によって実行されたときに、前記UE(1600)に、
    サービングセルDBTウィンドウを示す設定を受信すること(500)と、
    UE開始アップリンク(UL)送信の設定を受信すること(504)と、
    前記サービングセルDBTウィンドウの少なくとも一部分の間にUE開始UL送信を抑制すること(506)と、
    を行わせる、非一時的コンピュータ可読媒体。
  48. 前記1つまたは複数のプロセッサ(1602)によって実行されたときに、前記UE(1600)に請求項2から21のいずれか一項に記載のステップを実行させるソフトウェア命令をさらに含む、請求項47に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  49. 命令を含むコンピュータプログラムであって、前記命令は、サービングセルディスカバリバースト送信(DBT:Discovery Burst Transmission)ウィンドウにおける送信をハンドリングするように設定されるユーザ機器(UE)(1600)の1つまたは複数のプロセッサ(1602)によって実行されたときに、前記UE(1600)に、
    サービングセルDBTウィンドウを示す設定を受信すること(500)と、
    UE開始アップリンク(UL)送信の設定を受信すること(504)と、
    前記サービングセルDBTウィンドウの少なくとも一部分の間にUE開始UL送信を抑制すること(506)と、
    を行わせる、コンピュータプログラム。
  50. 前記1つまたは複数のプロセッサ(1602)によって実行されたときに、前記UE(1600)に請求項2から21のいずれか一項に記載のステップを実行させる命令をさらに含む、請求項49に記載のコンピュータプログラム。
  51. サービングセルディスカバリバースト送信(DBT:Discovery Burst Transmission)ウィンドウにおける送信をハンドリングするための、無線アクセスノード(1300)で実行される方法であって、
    サービングセルDBTウィンドウを示す設定をユーザ機器(UE)(1600)に送信すること(600)と、
    前記サービングセルDBTウィンドウの間に前記無線アクセスノード(1300)によって送信される予定のSSB(Synchronization Signal Block)(のパターンを示す情報を前記UE(1600)に送信すること(602)と、
    前記サービングセルDBTウィンドウの間に前記無線アクセスノード(1300)によって送信される予定の前記SSBのパターンに従ってSSBを送信すること(604)と、
    を含む、方法。
  52. 前記サービングセルDBTウィンドウを示す前記設定を送信すること(600)は、前記サービングセルDBTウィンドウの持続時間を示すフィールドを含むServingCellConfigCommon情報要素(IE)またはServingCellConfigCommonSIB IEを送信することを含む、請求項51に記載の方法。
  53. 前記サービングセルDBTウィンドウの前記持続時間を示す前記フィールドは、discoveryBurstWindowLength-r16フィールドを含む、請求項52に記載の方法。
  54. 前記無線アクセスノード(1300)によって送信される予定の前記SSBのパターンを示す前記情報を送信すること(602)は、ssb-PositionsInBurst情報要素を送信することを含む、請求項51から53のいずれか一項に記載の方法。
  55. サービングセルディスカバリバースト送信(DBT:Discovery Burst Transmission)ウィンドウにおける送信をハンドリングするための無線アクセスノード(1300)であって、
    1つまたは複数のプロセッサ(1304)と、
    命令を含むメモリ(1306)と、
    を備え、前記命令は、前記1つまたは複数のプロセッサ(1304)によって実行されたときに、前記無線アクセスノード(1300)に、
    サービングセルDBTウィンドウを示す設定をユーザ機器(UE)(1600)に送信すること(600)と、
    前記サービングセルDBTウィンドウの間に前記無線アクセスノード(1300)によって送信される予定のSSB(Synchronization Signal Block)(のパターンを示す情報を前記UE(1600)に送信すること(602)と、
    前記サービングセルDBTウィンドウの間に前記無線アクセスノード(1300)によって送信される予定の前記SSBのパターンに従ってSSBを送信すること(604)と、
    を行わせる、無線アクセスノード(1300)。
  56. 前記サービングセルDBTウィンドウを示す前記設定を送信すること(600)は、前記サービングセルDBTウィンドウの持続時間を示すフィールドを含むServingCellConfigCommon情報要素(IE)またはServingCellConfigCommonSIB IEを送信することを含む、請求項55に記載の無線アクセスノード(1300)。
  57. 前記サービングセルDBTウィンドウの前記持続時間を示す前記フィールドは、discoveryBurstWindowLength-r16フィールドを含む、請求項56に記載の無線アクセスノード(1300)。
  58. 前記無線アクセスノード(1300)によって送信される予定の前記SSBのパターンを示す前記情報を送信すること(602)は、ssb-PositionsInBurst情報要素を送信することを含む、請求項55から57のいずれか一項に記載の無線アクセスノード(1300)。
  59. サービングセルディスカバリバースト送信(DBT)ウィンドウにおける送信をハンドリングするための無線アクセスノード(1300)であって、
    サービングセルDBTウィンドウを示す設定をユーザ機器(UE)(1600)に送信すること(600)と、
    前記サービングセルDBTウィンドウの間に前記無線アクセスノード(1300)によって送信される予定のSSB(Synchronization Signal Block)(のパターンを示す情報を前記UE(1600)に送信すること(602)と、
    前記サービングセルDBTウィンドウの間に前記無線アクセスノード(1300)によって送信される予定の前記SSBのパターンに従ってSSBを送信すること(604)と、
    を行うように設定される無線ユニット(1310)および制御システム(1302)を備える、無線アクセスノード(1300)。
  60. 前記制御システム(1310)は、請求項52から54のいずれか一項に記載のステップを実行するようにさらに動作可能である、請求項59に記載の無線アクセスノード(1300)。
  61. サービングセルディスカバリバースト送信(DBT)ウィンドウにおける送信をハンドリングするための無線アクセスノード(1300)であって、
    サービングセルDBTウィンドウを示す設定をユーザ機器(UE)(1600)に送信すること(600)と、
    前記サービングセルDBTウィンドウの間に前記無線アクセスノード(1300)によって送信される予定のSSB(Synchronization Signal Block)(のパターンを示す情報を前記UE(1600)に送信すること(602)と、
    前記サービングセルDBTウィンドウの間に前記無線アクセスノード(1300)によって送信される予定の前記SSBのパターンに従ってSSBを送信すること(604)と、
    を行うように設定される1つまたは複数のモジュール(1500)を備える、無線アクセスノード(1300)。
  62. 前記1つまたは複数のモジュール(1500)は、請求項52から54のいずれか一項に記載のステップを実行するようにさらに動作可能である、請求項61に記載の無線アクセスノード(1300)。
  63. ソフトウェア命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記ソフトウェア命令は、サービングセルディスカバリバースト送信(DBT:Discovery Burst Transmission)ウィンドウにおける送信をハンドリングするための無線アクセスノード(1300)の1つまたは複数のプロセッサ(1304)によって実行されたときに、前記無線アクセスノード(1300)に、
    サービングセルDBTウィンドウを示す設定をユーザ機器(UE)(1600)に送信すること(600)と、
    前記サービングセルDBTウィンドウの間に前記無線アクセスノード(1300)によって送信される予定のSSB(Synchronization Signal Block)(のパターンを示す情報を前記UE(1600)に送信すること(602)と、
    前記サービングセルDBTウィンドウの間に前記無線アクセスノード(1300)によって送信される予定の前記SSBのパターンに従ってSSBを送信すること(604)と、
    を行わせる、非一時的コンピュータ可読媒体。
  64. 前記1つまたは複数のプロセッサ(1304)によって実行されたときに、前記無線アクセスノード(1300)に請求項52から54のいずれか一項に記載のステップを実行させるソフトウェア命令をさらに含む、請求項63に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  65. 命令を含むコンピュータプログラムであって、前記命令は、サービングセルディスカバリバースト送信(DBT:Discovery Burst Transmission)ウィンドウにおける送信をハンドリングするための無線アクセスノード(1300)の1つまたは複数のプロセッサ(1304)によって実行されたときに、前記無線アクセスノード(1300)に、
    サービングセルDBTウィンドウを示す設定をユーザ機器(UE)(1600)に送信すること(600)と、
    前記サービングセルDBTウィンドウの間に前記無線アクセスノード(1300)によって送信される予定のSSB(Synchronization Signal Block)(のパターンを示す情報を前記UE(1600)に送信すること(602)と、
    前記サービングセルDBTウィンドウの間に前記無線アクセスノード(1300)によって送信される予定の前記SSBのパターンに従ってSSBを送信すること(604)と、
    を行わせる、コンピュータプログラム。
  66. 前記1つまたは複数のプロセッサ(1304)によって実行されたときに、前記無線アクセスノード(1300)に請求項52から54のいずれか一項に記載のステップを実行させる命令をさらに含む、請求項65に記載のコンピュータプログラム。
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