JP2024018335A - ディスプレイパネル及びディスプレイパネルの製造方法 - Google Patents

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satoshi Suemasu
洋介 豊福
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Abstract

【課題】QD等の波長変換材を含む波長変換部を設けた場合における、画質及び又は生産性の低下を抑制し得るディスプレイパネル及びディスプレイパネルの製造方法を提供すること。【解決手段】ディスプレイパネルは、R、G、Bのそれぞれに対応する第1、第2及び第3のセルのうち少なくとも1つのセルは、波長変換部を有し、第1、第2及び第3のセルのうち少なくとも1つのセルは、波長変換部を有さず、波長変換部を有するセルの光出射口は、波長変換部を有さないセルの光出射口よりも大きい。【選択図】図3

Description

本開示は、ディスプレイパネル及びディスプレイパネルの製造方法に関する。
近年、高輝度で高精細なμLEDディスプレイパネルが、車載や携帯端末用のディスプレイパネルとして普及しつつある。
RGBの3色のμLEDを光源として用いる場合、R色の寿命が短い等の欠点がある。この欠点を克服する一つの方法として、R色を発光するサブピクセルを、B色のμLEDと、PLQD(Photoluminescence Quantum Dot)(以下これを単に「QD」と呼ぶことがある)を用いたQDCC(Quantum Dot Color Converter)と、により構成する方法が提案されている。QDCCは、一般にQDに加えてSiO又はTiO等の光拡散粒子を含む。QDCCを用いれば、B色のμLEDにより得られたB色光をQDCCによってR色光に変換することができる。よって、R色のμLEDを使わなくて済む。
特許文献1には、μLEDを光源として、特定の色をQDCCを用いて波長変換して他の色に変換する方法が示されている(例えば特許文献1の図11参照)。
特表2016-523450号公報
ところで、QD等の波長変換材を用いた場合における、画質や生産性の低下については十分な検討がなされているとは言えなかった。
本開示は、以上の点を考慮してなされたものであり、QD等の波長変換材を含む波長変換部を設けた場合における、画質及び又は生産性の低下を抑制し得るディスプレイパネル及びディスプレイパネルの製造方法を提供する。
本開示のディスプレイパネルの一つの態様は、
RGBの3色のサブピクセルから構成されたピクセルを複数有するディスプレイパネルであって、
発光源と、
前記3色の前記サブピクセルのそれぞれに対応して設けられ、前記発光源からの光を入射して出射する第1、第2及び第3のセルと、
を有し、
前記第1、第2及び第3のセルのうち少なくとも1つのセルは、波長変換部を有し、前記第1、第2及び第3のセルのうち少なくとも1つのセルは、波長変換部を有さず、
前記波長変換部を有するセルの光出射口は、前記波長変換部を有さないセルの光出射口よりも大きい。
本開示のディスプレイパネルの製造方法の一つの態様は、
ディスプレイパネルの製造方法であって、
光源を形成するステップと、
前記光源に対して前記ディスプレイパネルの前面側に複数のセルを形成するステップと、
インクジェット装置を用いて前記複数のセルのうちの所定のセル内に波長変換部を形成するステップと、
前記セルに対して前記ディスプレイパネルの前面側に前記セルの光出射口を覆う光透過層を形成するステップと、
を含み、
前記複数のセルを形成するステップでは、前記波長変換部を形成するセルの開口部の大きさを、前記波長変換部を形成しないセルの開口部よりも大きくする。
本開示によれば、QD等の波長変換材を含む波長変換部を設けた場合における、画質及び又は生産性の低下を抑制し得る。
実施の形態のディスプレイパネルの主要構成を示す略線的断面図 光出射方向から見たディスプレイパネルの1ピクセルの様子を示す概略的平面図 実施の形態のディスプレイパネルの使用時における光透過層の状態、及び、光路の様子を示す略線的断面図インク吐出ユニットの断面図 波長変換部が光透過膜の下面に一部接する例を示す断面図 波長変換部が光透過膜の下面から離れている例を示す断面図 波長変換部が光透過膜の下面のほぼ全部に接する例を示す断面図 光透過膜の下面が平坦である例を示す断面図 ディスプレイパネルの製造の流れを示すフローチャート 波長変換部が設けられた2つのセルの開口部の大きさを、波長変換部が設けられていない他の1つのセルの開口部よりも大きくした例を示す断面図 光透過層を2層とした例を示す断面図 セルの出射側にマイクロレンズを設けた例を示す断面図 セルの入射側及び出射側にマイクロレンズを設けた例を示す断面図 波長変換部を設けるセルが断面視において光出射側に向かって広がる台形形状である例を示す断面図 波長変換部を設けるセルが断面視において光出射側に向かって狭まる台形形状である例を示す断面図 セル配置の他の例を示す平面図 セル配置の他の例を示す平面図 セル配置の他の例を示す平面図 セル配置の他の例を示す平面図 平面形状が六角形であるセル配置に本開示の構成を適用した例を示す平面図 平面形状が六角形であるセル配置に本開示の構成を適用した例を示す平面図 平面形状が六角形であるセル配置に本開示の構成を適用した例を示す平面図 本開示の構成を2ピクセルでR、G、Bが構成されるセル配置に適用した例を示す平面図 本開示の構成をラインバンクタイプのセル配置に適用した例を示す平面図 本開示の構成をペンタイルタイプのセル配置に適用した例を示す平面図 本開示の構成を他のセル配置に適用した例を示す平面図
<1>本開示の基礎となった知見
QDを用いて色変換を行う場合には、QDにTiO又はSiO等の光拡散粒子を混ぜることで光を拡散させ、QDによる色変換効率を高める方法が一般に採用されている。
しかしながら、QDと光拡散粒子とを有する波長変換部によって色変換を行う構成では、以下のような問題が生じる。
(i)波長変換部が設けられたセルからの出射光が多方向に広がって放出されるので、ディスプレイパネルにおける輝度や鮮やかさが低下する。
(ii)波長変換部が設けられたサブピクセルと、波長変換部が設けられていないサブピクセルとが混在する場合、カラーフリンジの問題が生じる。すなわち、例えばRのサブピクセルに波長変換部を設け、GとBのサブピクセルに波長変換部を設けない場合には、Rのサブピクセルのみ集光性が異なるため、カラーフリンジが生じ易い。
(iii)インクジェット工法によってサブピクセルにインクを塗布することで波長変換部を設ける場合、インクにSiO又はTiO等の光拡散粒子が含まれていると、生産性の悪化を引き起こしたり、吐出精度がボトルネックとなってディスプレイパネルの高精細化が阻害されるおそれがある。具体的に説明する。インクジェット工法は、微細ノズルからインクを吐出するので、インクに数μmの粒子が含有されていると吐出精度が悪化し易い。その結果、ピクセルを高精細化するに従って、サブピクセルに混色無くインクを塗り分けて塗布することが困難になる。特に、インクを塗布するサブピクセルと、インクを塗布しないサブピクセルとが混在する場合、インクを塗布するサブピクセルに必要な吐出精度がボトルネックとなって高精細化が阻害されるおそれがある。
上記(i)の問題である、輝度や鮮やかさの低下を抑制する一つの方法として、光源の出力を大きくすることが考えられるが、このようにすると消費電力が増加するといった新たな問題が生じる。
また、上記(i)及び上記(ii)の問題を解決する一つの方法として、波長変換部の光出射側にマイクロレンズを配備して出射光を集光する法が考えられるが、マイクロレンズの分だけディスプレイパネルが厚くなるといった新たな問題が生じ、加えて製造コストも増加する。
本発明の発明者らは、このように波長変換部が設けられたサブピクセルと、波長変換部が設けられないサブピクセルとが混在する場合に画質の問題及び生産の問題が生じるといった知見及び考察を基に、本発明に至った。
<2>実施の形態
以下、本開示の実施形態ついて、図を参照しながら説明する。
<2-1>ディスプレイパネルの構成
図1は、本実施の形態のディスプレイパネル100の主要構成を示す略線的断面図である。本実施の形態のディスプレイパネル100は、R、G、Bの3色のサブピクセルに対応するセル10-1、10-2、10-3を有する。図1では、R、G、Bの3色のサブピクセルからなる1つのピクセル10のみが示されているが、実際には、ディスプレイパネル10は、図1のようなピクセル10を多数有する。
ディスプレイパネル100は、発光源20として、B色のμLED20-1、20-2及びG色のμLED20-3を有する。
ディスプレイパネル100は、B色のμLED20-1、20-2及びG色のμLED20-3のそれぞれに対応した位置に、セル10-1、10-2、10-3が形成されている。セル10-1、10-2、10-3は、バンク30によって区画されている。
セル10-1内には、波長変換部40が設けられている。波長変換部40は、波長変換材(QD)41、光拡散粒子42及び媒体43を含む。波長変換部40は、インクの状態でセル10-1に充填される。QD41としては、赤色光を発光するQDが用いられている。例えば、QDは平均粒子径が約2nmの場合には青色光を、約3nmの場合には緑色光を、約6nmの場合には赤色光を発光するので、本実施の形態の場合には、QD41として、約6nmのQDが用いられている。なお、QD41としてはこれに限らず、要は赤色光を発光するものを用いればよい。光拡散粒子42としては、例えばTiO等が用いられている。光拡散粒子42は、波長変換部40内での光の光路長を長くすることでQD41による光変換効率を高める役割を果たす。
セル10-1、10-2、10-3の光出射口には、光透過層50が形成されている。光透過層50は、例えばポリマーからなるフィルム又は樹脂からなるTFE(Thin Film Encapsulation)膜である。また、光透過層50は、カラーフィルター又はITO(Indium Tin Oxide )膜であってもよい。さらに、光透過層50はガラスであってもよい。光透過層50は、可撓性が高い構成であることが好ましい。また、光透過層50は、光透過率が高い構成であることが好ましい。
B色のμLED20-1からのB色光は、セル10-1内に充填された波長変換部40によってR色光に変換された後に、セル10-1の開口部から出射する。B色のμLED20-2からのB色光は、セル10-2を通過した後に、セル10-2の開口部から出射する。G色のμLED20-3からのG色光は、セル10-3を通過した後に、セル10-3の開口部から出射する。
図2は、光出射方向から見たディスプレイパネル100の1ピクセルの様子を示す概略的平面図である。なお、図1は、図2における一点鎖線で示したA-A´に沿ってディスプレイパネル100をYZ平面で切った略線的断面図である。
図1及び図2から分かるように、本実施の形態では、セル10-1がセル10-2、10-3よりも大きい。より詳しくは、波長変換部40が設けられているセル10-1の光出射口が、波長変換部40が設けられていないセル10-2、10-3の光出射口よりも大きい。ここで光出射口が大きいとは、光が出射する開口部の面積が大きいことを意味する。または、光出射口が大きいとは、光が出射する開口部の一辺や最大径が大きいことを意味してもよい。
波長変換部40が設けられたセル10-1の長辺の長さは、波長変換部40が設けられていないセル10-2、10-3の長辺の長さよりも2倍以上大きいことが好ましい。セル10の長手方向の長さによって光透過層50であるフィルム等の撓み量が変わるため、2倍以上の差があると後述する光透過層50レンズ効果によりカラーフリンジの影響が無視できる程度に抑制できる。なお、長手方向長さとは、セル10をXY平面で切った断面視においてセルの外周の任意の2点を結ぶ直線距離のうち最も長い距離である。
また、波長変換部40が設けられたセル10-1の開口部の短辺の長さは、波長変換部40が設けられていないセル10-2、10-3の短辺の長さよりも2倍以上長いことが好ましい。このように波長変換部40が設けられたセル10-1の短辺の長さを長くすることで、インクジェット装置等によりインクを塗布する際の許容塗布精度を緩和することができる。なお、短辺の長さとは、セル10をXY平面で切った断面視においてセルの外周のうち向かい合う辺同士を結ぶ直線距離のうち最も短い距離である。
また、波長変換部40が設けられたセル10-1の開口面積は、波長変換部40が設けられていないセル10-2、10-3の開口面積よりも2倍以上大きいことが好ましい。このように面積を指標とすることで、サブピクセルが円形や正六角形等・正方形等の場合にも、上記の長辺の差分による効果と短辺の差分による効果との統合効果を得ることができる。
図3は、本実施の形態のディスプレイパネル100の使用時における光透過層50の状態、及び、光路の様子を示す略線的断面図である。
図3から分かるように、波長変換部40が設けられているセル10-1の光出射口を覆う光透過層50は、セル10-1の内方に向かって凹んでいる。一方、波長変換部40が設けられていないセル10-2、10-3の光出射口を覆う光透過層50は、セル10-2、10-3の内方に向かって凹んでいない、或いは、凹んではいるがセル10-1の光出射口を覆う光透過層50の凹みの程度よりも小さい。換言すれば、波長変換部40が設けられているセル10-1の光出射口を覆う光透過層50は、波長変換部40が設けられていないセル10-2、10-3の光出射口を覆う光透過層50よりも、セル10の内方に向かって大きく凹んでいる。
セル10-1の光透過層50が、セル10-2、10-3の光透過層50よりも大きく凹むのは、セル10-1の光出射口がセル10-2、10-3の光出射口よりも大きくされているからである。つまり、セル10-1は、セル10-2、10-3よりも、光透過層50を支持しているバンク30が離れているので、光透過層50はセル10の内方に向かって大きく凹むことになる。
このような現象は、例えば半導体に用いられる樹脂からなる封止膜にも生じるものである。半導体においては、配線間の距離が大きいとその部分の封止膜が凹む。半導体においては、この封止膜の凹みを防止するために、配線間の距離が大きい部分にダミー配線を形成する技術が知られている。本実施の形態では、セル10-1の開口部を意図的に大きくすることで、この封止膜(光透過層50に相当)が撓む現象を積極的に利用している。
なお、光透過層50が凹む原因として、主に以下の点が挙げられる。本実施の形態では、以下の点を積極的に利用して光透過層50を凹ませる。
(a)機械的押圧……光透過層50を、面で-Z方向に押圧した場合、支持体であるバンク30が存在しない部分は局所的に撓みが生じることが知られている。光透過層50がフィルムのように薄いほどその傾向が顕著に現れるが、ガラス程度に厚い場合でも同様の現象が現れる。
(b)加熱による伸縮……加熱した場合、光透過層50は伸長する。そのとき、バンク30が接触している部分は、押圧や接着力ににより位置が規制されているので、バンク30が存在しない部分が-Z方向に伸長した状態(凹んだ状態)で熱硬化接着される。加熱終了後には、接着剤を剥離するほどの力は生じないので、加熱時の形状が維持される。
(c)スキージによる貼り付け……光透過層50をスキージ等で一定圧で貼り付ける場合、光透過層50はバンク30及び波長変換部40の上面に沿って貼り付く。このとき、波長変換部40の上面はバンク30の上面よりも-Z方向に下がった位置とされているので、光透過層50もそれに沿って凹んだ形状となる。
さらに、光透過層50が波長変換部40が設けられているセル10-1で凹むためには、波長変換部40の上面がバンク30の上面よりも低い位置であることが好ましい。換言すれば、セル10-1が波長変換部40によって満杯位置まで充満されていないことが好ましい。セル10-1を波長変換部40で充満させてしまうと、溢れた波長変換部が隣のセル10-2に進入することによる混色や、バンク部30の上面に付着することによる光透過層50の接着不良等を引き起こすおそれがあるので、一般には、セル10-1は波長変換部40によって満杯位置まで充満されていない。本実施の形態でも同様である。なお、満杯位置まで充填されていないとは、インクを塗布後に媒体43に含まれる溶剤を蒸発させた後の状態で満杯位置まで充填されていなければよい。すなわち、満杯以上にインクを充填し、乾燥させることで満杯以下になるように製造してもよい。
本実施の形態では、波長変換部40が設けられているセル10-1の光出射口を、波長変換部40が設けられていないセル10-2、10-3の光出射口よりも大きくすることで、波長変換部40が設けられているセル10-1の光出射口を覆う光透過層50がセル10-1の内方に向かって凹むようにしている。これにより、光透過層50がレンズ効果を有するようになり、波長変換部40を通過したセル10-1からの出射光はセル10-1の中心方向に集光される。
この結果、波長変換部40に光拡散粒子41が含まれている場合でも、波長変換部40が設けられたセル10-1からの出射光が多方向に広がって放出されることが抑制され、ディスプレイパネル100における輝度や鮮やかさの低下が抑制される。つまり、上述した(i)の問題を改善できる。
また、波長変換部40が設けられたセル10-1と、波長変換部40が設けられていないセル10-2、10-3とが混在する場合における、光の向きの差異を低減し得、カラーフリンジを低減し得る。つまり、上述した(ii)の問題を改善できる。
ここで、光透過層50は、波長変換部40とは屈折率が異なることが好ましい。このようにすることで、光透過層50と空気等の界面での凹レンズ効果に加えて、図3に示すように、光透過層50と波長変換部40が直接触れている場合に波長変換部40と光透過層50の接触面でもレンズ効果が生じ、より集光効率を高めることができる。
また、波長変換部40を設けるセル10-1の開口部が大きくされているので、インクジェット工法によってセル10-1内に波長変換部40の基になるインクの液滴を吐出する場合に、セル10-1内にインクを着弾させ易くなる。このように本実施の形態の構成によれば、要求されるインクの着弾精度又はインクの小滴化への要求が緩和され、その結果、生産性の低下が抑制される。つまり、上述した(iii)の問題を改善できる。
例えば、波長変換部40を設けるセル10-1の開口部を大きくせずに300PPI(Pixel Per Inch)程度のディスプレイパネルを製造することを想定した場合、セル10-1に精度良く波長変換部を形成するためのインクの液滴を着弾させるためには、インクジェット装置のノズルから1pl(pico liter)~2plといった非常に小さな液滴を吐出する必要がある。このような小さな液滴を吐出可能なノズルを用意することは製造者にとって負担となる。特に、TiO等の光拡散粒子42は粒子径が大きいので、ノズルから1pl~2pl程度の液滴を吐出するためのインクジェットヘッドのノズルサイズが相対的に小さくなるためにノズル詰まりや凝集といった問題が生じやすい。すなわち、ノズルから1pl~2plといった非常に小さな液滴を吐出し得るインクジェット装置を用意することは非常に負担である。
これに対して、本実施の形態のように、波長変換部40を設けるセル10-1の開口部を大きくすれば、例えば4pl程度の液滴でもセル10-1内に確実に液滴を着弾させることができ、300PPI程度のディスプレイパネルの製造を容易化できる。まとめると、本実施の形態の構成によれば、要求される着弾精度が緩和され、及び、小滴要求が緩和される。
例えば、80PPIのディスプレイパネルであれば、各セルの大きさが比較的大きいため、QDを含むインクをセル内に吐出できる。一方、300PPIのディスプレイパネルの場合、各セルの大きさが比較的小さいため、QDを含むインクをセル内に吐出することが困難になる。そのため、本開示のようにセル10-1をセル10-2、10-3よりも大きくすれば、300PPIのようなセルが小さいディスプレイパネルでも、セル10-1内に液滴60を収めることができる。
また、本実施の形態では、セル10-1の面積を大きくしたので、セル10-1のZ方向の厚さを厚くしなくてもセル10-1内の波長変換部40の体積を確保して十分な色変換を行うことができる。そのため、インクジェットヘッドの吐出周波数に対して印刷物の搬送速度を速めることが可能となり、生産タクトを高めることができる。また、本実施の形態の構成は、ディスプレイパネル100を薄くできるというメリットもある。
本実施の形態では、セル10-1の光透過膜50を凹ませることでセル10-1からの出射光を集光しているので、光透過膜50の外側にマイクロレンズを設ける場合と比較して、構成を簡単化でき、薄型のディスプレイパネルを実現できる。
さらに、そもそもLEDの光は直進性が高く、視聴者に精細なドットを供給できるといったメリットがあるが、セル10-1では光拡散粒子42が混入されているので光の直進性が失われるのでこのメリットが失われるおそれがある。これに対して、本実施の形態によれば、波長変換部40によって広角とされた光を凹状の光透過層50によって直進方向に集光できるので、視聴者から見たドットの滲みを抑制できる。
図4A-図4Cは、想定し得る波長変換部40の量を示す断面図である。波長変換部40の上面は、図4Aのように光透過膜50の下面に一部接する量でもよく、図4Bのように光透過膜50の下面から離れていてもよく、図4Cのように光透過膜50の下面のほぼ全部に接してもよい。また、図4Dに示したように、光透過膜50の下面は平坦でもよく、要は、光透過膜50全体として凹レンズ効果を有すればよい。図4A-図4Dのいずれの場合でも、光透過膜50の凹レンズ効果によりセル10-1からの出射光を集光して発光効率を高めることができる。
<2-2>ディスプレイパネルの製造方法
ここでは、ディスプレイパネル100の製造方法について説明する。
図5は、ディスプレイパネル100の製造の流れを示すフローチャートである。
先ず、ステップS11において、光源を形成する。具体的には、接合、転写、レーザリフトオフ、CMOSプロセス等の工法を用いて光源を形成する。
次いで、ステップS12において、フォトリソグラフィ法により複数のセルを形成する。具体的には、レジスト塗布、露光、現像の処理を順次行うことで、複数のセルを形成する。セルは、光源に対してディスプレイパネル100のパネル前面側に形成する。このとき、波長変換部40を設けるセル10-1の開口部の大きさを、波長変換部40を設けないセル10-2、10-3の開口部よりも大きくする。
光源及びセルは、例えば半導体製造装置を用いて形成できる。本開示では、光源及びセルを形成する方法は特に限定されるものではなく、既知の様々な技術を適用可能である。
次いで、ステップS13において、インクジェット装置によりセル10-1内に波長変換部40を形成する。具体的には、先ず、インクジェット装置によって波長変換部40の基になるインクの液滴をセル10-1内に吐出する印刷工程を行い、次いで、インクの溶剤を真空中で乾燥させる。これにより、波長変換部40が形成される。
次いで、ステップS14において、光透過層50を貼着等により形成する。なお、図7に示したように、光透過層50の下層側にTEF等の光透過層51をさらに設ける場合には、例えばインクジェット装置又はスピンコートにより光透過層51を形成しこれを紫外線照射等により固め、その後に例えばフィルムからなる光透過層50を貼着等により形成すればよい。光透過層50、51のうちのいずれか一方のみを形成する場合には、いずれかの一方の層の製造工程のみを行えばよい。
<3>他の実施の形態
上述の実施の形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することの無い範囲で、様々な形で実施することができる。
上述の実施の形態では、光源としてμLED20-1、20-2、20-3を用いた場合について述べたが、これに限らず、光源としてLED、OLED又はGaNを用いた場合でも同様の効果を得ることができる。
上述の実施の形態では、3つのセル10-1、10-2、10-3のうち1つのセル10-1に波長変換部40が設けられており、この波長変換部40が設けられた1つのセル10―1の開口部の大きさを波長変換部40が設けられていない他のセル10-2、10-3の開口部よりも大きくする場合について述べたが、これに限らない。例えば3つのセルのうち2つのセルに波長変換部が設けられている場合には、波長変換部が設けられた2つのセルの開口部の大きさを波長変換部が設けられていない他の1つのセルの開口部よりも大きくすればよい。
図6は、その一例を示す断面図である。図6の例において、ディスプレイパネル200は、光源としてOLED21-1、21-2、21-3が用いられている。OLED21-1、21-2、21-3からはB色光が出力される。セル11-1にはB色光をR色光に変換する波長変換部40が設けられており、セル11-2にはB色光をG色光に変換する波長変換部40aが設けられており、セル11-3には波長変換部が設けられていない。波長変換部40、40aが設けられているセル11-1、11-2の開口部は波長変換部が設けられていないセル11-3の開口部よりも大きい。これにより、セル11-1、11-2の開口部を覆う位置の光透過層50はセル11-3の開口部を覆う位置の光透過層50よりもセルの内方に大きく撓む。この結果、光透過膜50の凹レンズ効果によりセル11-1、11-2からの出射光を集光できるので、波長変換部40、40aによる光の拡散を抑制して発光効率を高めることができる。なお、図では、OLEDが3つに分かれているがOLED21を、3つのセル11-1、11-2、11-3に跨る1つのOLEDに代えてもよい。
要は、本開示においては、3色のサブピクセルのそれぞれに対応して設けられ、発光源からの光を入射して出射する第1、第2及び第3のセルのうち少なくとも1つのセル内には波長変換部が設けられており、かつ、第1、第2及び第3のセルのうち少なくとも1つのセル内には波長変換部が設けられていない場合において、内部に波長変換部が設けられているセルの光出射口を、内部に波長変換部が設けられていないセルの光出射口よりも大きくすればよい。
上述の実施の形態では、例えばフィルムからなる1層の光透過層50がセル10の光出射口を覆っている場合について述べたが、これに限らず、光透過層は複数の層を含んでいてもよい。図7は、その一例を示す断面図である。図3との対応部分に同一符号を付して示す図7において、ディスプレイパネル300は、ポリマーのフィルムからなる光透過層50に加えて、樹脂のTFE膜からなる光透過層51が形成されている。TFE膜は、インクジェットやスピンコート等の工法によりベタ膜として塗布されるのが好ましい。ベタ膜として塗布される場合、開口部の大きいセル10-1においてTFE膜が凹み易くなるからである。なお、光透過層50と光透過層51の屈折率が異なる構成とすることで、よりレンズ効果を発現して光の集光性を高める効果を得ることができる。
また、図7の例では、光透過層50、51は2層であるが、光透過層は3層以上でもよい。光透過層としては、フィルム、TFE、ITO、ガラス及び又はカラーフィルター等を用いることができる。光透過層としてカラーフィールターを用いれば、カラーフィルターによって色の調整を行うことが可能となる。光透過層は、波長変換部が設けられたセルの開口部において凹むことができる程度の可撓性のある材質及び厚さを有する必要がある。
実際上、光透過層50がポリマーからなるフィルムの場合、フィルムの厚みは100μm以下であることが好ましい。また、光透過層50が樹脂からなるTFE膜の場合、TFE膜の乾燥後の厚みが100μm以下であることが好ましい。このようにすることで、光透過膜50が凹み易くなり、レンズ効果が得られ易くなる。
図3との対応部分に同一符号を付して示す図8に示したように、ディスプレイパネル400は、実施の形態の構成に加えて、セル10―1、10-2、10-3の光の出射側にマイクロレンズ71、72、73を有してもよい。また、図3との対応部分に同一符号を付して示す図9に示したように、ディスプレイパネル500は、実施の形態の構成に加えて、セル10―1、10-2、10-3の光の出射側及び入射側にマイクロレンズ71、72、73、74、75、76を有してもよい。このような構成では、図3の構成と比較してマイクロレンズを設ける分、ディスプレイパネル400、500が厚くなり、かつ、製造が複雑化するおそれがある。一方で、マイクロレンズによる集光によりさらに発光効率を高める効果を得ることができる。
このようにマイクロレンズを用いて集光性を高める場合においても本開示は有効である。すなわち、光透過層50のレンズ効果を用いて光を集光させることで、新たに設けたマイクロレンズ71-76の集光効果を更に高めることができる。また、マイクロレンズ71-76への依存度を低減するため、例えばマイクロレンズの厚みを減らすことで薄型化を図れる等の効果がある。
上述の実施の形態では、波長変換部40を設けるセル10-1が断面視において長方形形状である例を示したが、図10及び図11に示したように、波長変換部を設けるセル10-1が断面視において台形形状であってもよい。特に、図10に示したように、セル10-1を光の出射口に向かって広がるような台形形状とすれば、図3のような直方体形状や図11のような台形形状と比較して、セル10-1からの光の出射量が増えるので、より発光効率が高まる。さらに、図10の構成を採用すれば、開口部の面積も大きいので、セル10-1への波長変換部を形成するためのインクの着弾も容易となる。一方、図11のように、セル10-1を光の出射口に向かって狭まるような台形形状とすれば、集光性が高まるといったメリットがある。
上述の実施の形態では、1ピクセルを構成するR、G、Bの各セルが平面視において図2に示したように配置されている例を示したが、R、G、Bの各セルの配置はこれに限らず、例えば図12A、図12B、図12C又は図12Dに示したように配置されていてもよい。なお、図12A、図12C及び図12Dでは、Rのセルに波長変換部が設けられ、RのセルがG及びBのセルよりも大きくされている。図12Bでは、R及びGのセルに波長変換部が設けられ、R及びGのセルがBのセルよりも大きくされている。
さらに、R、G、Bの各セルの平面形状は、長方形、円形又は多角形等、様々な形状であってよい。図13A、図13B及び図13Cは、R、G、Bの各セルの平面形状が六角形である例を示す。なお、図13Aでは、R及びGのセルに波長変換部が設けられ、R及びGのセルがBのセルよりも大きくされている。図13B及び図13Cでは、Rのセルに波長変換部が設けられ、RのセルがG及びBのセルよりも大きくされている。
さらに、本開示の構成は、図14に示したように、2ピクセルでR、G、Bが構成されるセル配置にも適用可能である。図14において、第1ピクセルはRのセルとGのセルで構成されており、第2ピクセルはRのセルとBのセルで構成されている。この構成において、Rのセルに波長変換部が設けられる場合、RのセルをG及びBのセルよりも大きくすればよい。
さらに、本開示の構成は、図15に示したように、ラインバンクタイプのセル配置にも適用可能である。図15の例では、Rのセルに波長変換部が設けられており、RのセルがG及びBのセルよりも大きくされている。
さらに、本開示の構成は、図16に示したように、ペンタイルタイプのセル配置にも適用可能である。図16の例では、Rのセルに波長変換部が設けられており、RのセルがG及びBのセルよりも大きくされている。
さらに、本開示の構成は、図17に示したようなセル配置にも適用可能である。図17の例では、R及びGのセルに波長変換部が設けられており、R及びGのセルがBのセルよりも大きくされている。
上述の実施の形態では、波長変換材としてQD41を用いた場合について述べたが、本開示の構成はこれに限らず、波長変換材として例えば無機蛍光体又は有機蛍光体等を用いることもできる。波長変換材としてQD41以外のものを用いた場合でも上述の実施の形態と同様の効果を得ることができる。特に、波長変換材がインクジェット装置による着弾により形成される場合、上述の実施の形態と同様に、生産性の低下を抑制できるといった効果を得ることができる。または、特に波長変換部40に光拡散粒子42が含まれている場合に、上述の実施の形態と同様に、画質の低下及び生産性の低下を抑制できるといった効果を得ることができる。
波長変換部40は、インクジェット工法に限らず、メタルマスク等を介した蒸着やスピンコートや転写等の工法を用いて形成するようにしてもよい。
<4>まとめ
以上説明したように、本実施の形態のディスプレイパネル100は、R、G、Bのそれぞれに対応する第1、第2及び第3のセル10-1、10-2、10-3のうち少なくとも1つのセル10-1は、波長変換部40を有し、第1、第2及び第3のセル10-1、10-2、10-3のうち少なくとも1つのセル10-2、10-3は、波長変換部40を有さず、波長変換部40を有するセル10-1の光出射口は、波長変換部40を有さないセル10-2、10-3の光出射口よりも大きい。
これにより、インクジェット工法によってセル10-1にインクの状態の波長変換部40を吐出する場合に、セル10-1内にインクを着弾させ易くなる。この結果、要求されるインクの着弾精度又はインクの小滴化への要求が緩和されるので、生産性の低下が抑制される。
さらに、波長変換部40を有するセル10-1の光出射口を覆う光透過層50は、波長変換部40を有さないセル10-2、10-3の光出射口を覆う光透過層50よりも、セルの内方に向かっての凹み量が大きくされているので、レンズ効果により、波長変換部40を有するセル10-1からの出射光の向きと、波長変換部40を有さないセル10-1、10-2からの出射光の向きとの差異を小さくでき、この結果、波長変換部40を用いた場合における、画質の低下を抑制できる。
本開示のディスプレイパネル及びディスプレイパネルの製造方法は、セル内にQD等の波長変換材を含む波長変換部を設ける場合に好適である。
10、10-1、10-2、10-3 セル
20、20-1、20-2、20-3 μLED
30 バンク
40、40a 波長変換部
41、41a QD
42、42a 光拡散粒子
43 媒体
50、51 光透過層
60 液滴
71~76 マイクロレンズ
100、200、300、400、500 ディスプレイパネル

Claims (9)

  1. RGBの3色のサブピクセルから構成されたピクセルを複数有するディスプレイパネルであって、
    発光源と、
    前記3色の前記サブピクセルのそれぞれに対応して設けられ、前記発光源からの光を入射して出射する第1、第2及び第3のセルと、
    を有し、
    前記第1、第2及び第3のセルのうち少なくとも1つのセルは、波長変換部を有し、前記第1、第2及び第3のセルのうち少なくとも1つのセルは、波長変換部を有さず、
    前記波長変換部を有するセルの光出射口は、前記波長変換部を有さないセルの光出射口よりも大きい、
    ディスプレイパネル。
  2. 前記第1、第2及び第3のセルの光出射口を覆う光透過層をさらに備え、
    前記波長変換部を有するセルの光出射口を覆う前記光透過層は、前記セルの内方に向かって凹んでいる、
    請求項1に記載のディスプレイパネル。
  3. 前記波長変換部を有するセルの光出射口を覆う前記光透過層は、前記波長変換部を有さないセルの光出射口を覆う前記光透過層よりも、前記セルの内方に向かっての凹み量が大きい、
    請求項1に記載のディスプレイパネル。
  4. 前記波長変換部は、光拡散粒子を含む、
    請求項1に記載のディスプレイパネル。
  5. 前記光透過層の光屈折率と前記波長変換部の光屈折率は異なる、
    請求項1に記載のディスプレイパネル。
  6. 前記セルのうち少なくとも前記波長変換部を有するセルは、断面視において台形形状である、
    請求項1に記載のディスプレイパネル。
  7. 前記台形形状は、光の出射口に向かって広がるような形状である、
    請求項6に記載のディスプレイパネル。
  8. 前記セルにおける前記発光源からの光の入射側及び又は出射側には、マイクロレンズが設けられている、
    請求項1に記載のディスプレイパネル。
  9. ディスプレイパネルの製造方法であって、
    光源を形成するステップと、
    前記光源に対して前記ディスプレイパネルの前面側に複数のセルを形成するステップと、
    インクジェット装置を用いて前記複数のセルのうちの所定のセル内に波長変換部を形成するステップと、
    前記セルに対して前記ディスプレイパネルの前面側に前記セルの光出射口を覆う光透過層を形成するステップと、
    を含み、
    前記複数のセルを形成するステップでは、前記波長変換部を形成するセルの開口部の大きさを、前記波長変換部を形成しないセルの開口部よりも大きくする、
    ディスプレイパネルの製造方法。
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