JP2024017144A - 生産計画立案装置、生産計画立案方法、生産計画立案プログラム、生産管理システム - Google Patents

生産計画立案装置、生産計画立案方法、生産計画立案プログラム、生産管理システム Download PDF

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Yumiko Ishido
雄一 小林
Yuichi Kobayashi
輝顕 熊澤
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Abstract

【課題】既存の生産計画を修正することにより適切な生産計画を立案する。【解決手段】生産計画立案装置は、製品の納期と、前記製品に用いる調達品の納期と、前記製品を生産する際のリソースに関するリソース情報と、前記製品の納期、前記調達品の納期、及び前記リソース情報に基づいて立案され、前記製品を生産するための複数の工程を含む生産計画と、を格納する記憶装置と、現在の時刻及び前記調達品の納期変動回数の少なくとも何れかを用いて、前記工程の開始時期及び前記調達品の納期の少なくとも何れかを変更した前記生産計画を出力する演算装置と、を備える。【選択図】図7

Description

本発明は、生産計画立案装置、生産計画立案方法、生産計画立案プログラム、及び生産管理システムに関する。
例えば、特許文献1には、工場で生産する製品の生産計画を立案する生産計画立案装置が開示されている。
特開2014-16805号公報
ところで、生産計画が立案された後、製品の納期、または製品に用いる調達品の納期が変動することがあるが、一般的な生産計画立案装置では、生産計画を適切に修正できないことがある。
例えば、一般的な生産計画立案装置は、現時点から変更箇所の実行開始予定時刻までの余裕がなく、現実的には実行が困難な生産計画や、何度も同じ調達品の納期を変更するという、調達先に依頼が困難な生産計画を立案することがある。
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、既存の生産計画を修正することにより適切な生産計画を立案することが可能な生産計画立案装置、生産計画立案方法、生産計画立案プログラム、及び生産管理システムを提供することにある。
上記課題を解決するための本発明の一つは、製品の納期と、前記製品に用いる調達品の納期と、前記製品を生産する際のリソースに関するリソース情報と、前記製品の納期、前記調達品の納期、及び前記リソース情報に基づいて立案され、前記製品を生産するための複数の工程を含む生産計画と、を格納する記憶装置と、現在の時刻及び前記調達品の納期変動回数の少なくとも何れかを用いて、前記工程の開始時期及び前記調達品の納期の少なくとも何れかを変更した前記生産計画を出力する演算装置と、を備える生産計画立案装置である。
本発明によれば、既存の生産計画を修正することにより適切な生産計画を立案することが可能な生産計画立案装置、生産計画立案方法、生産計画立案プログラム、及び生産管理システムを提供することができる。
生産管理システム10の一例を示す図である。 生産計画立案装置23のハードウェア構成例を示す図である。 生産計画立案装置23を説明するための図である。 生産計画100の一例を示す図である。 関数f(Δt1)を説明するための図である。 関数g(n1)を説明するための図である。 生産管理システム10で実行される処理の一例を示すフローチャートである。 修正された生産計画100aを説明するための図である。 関数f(Δt1)の値の一例を示す図である。 修正された生産計画100bを説明するための図である。 修正された生産計画100cを説明するための図である。 関数g(n1)の値の一例を示す図である。 修正された生産計画100dを説明するための図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
===生産管理システム10の概要===
図1は、本発明の一実施形態である生産管理システム10の一例を示すである。生産管理システム10は、立案された生産計画に基づいて、製品の生産を実行するシステムである。生産管理システム10は、調達品納期管理装置20、製品納期管理装置21、リソース管理装置22、生産計画立案装置23、及び生産計画実行装置24を含んで構成される。
本実施形態では、生産管理システム10を構成する各装置は、ネットワークを介して互いに通信できるよう、接続されている。なお、詳細は後述するが、調達品納期管理装置20、製品納期管理装置21、リソース管理装置22、生産計画立案装置23、及び生産計画実行装置24のそれぞれは、演算装置及び記憶装置等のハードウェアを含んで構成される。
調達品納期管理装置20は、製品を生産する際に用いられ、製品の一部を構成する調達品の納期を管理する装置である。製品納期管理装置21は、生産される製品の納期を管理する装置である。
リソース管理装置22は、製品を生産する工場等の工程に割り当てられる人員、及び生産に用いる工具等のリソース情報を管理する装置である。
生産計画立案装置23は、製品を生産する計画(以下、単に「生産計画」と称する)を立案する装置である。なお、本実施形態では、「生産計画」を立案する、とは、新に生産計画を立てることに加え、既存の生産計画を修正することも含む。なお、生産計画立案装置23の詳細については後述する。
生産計画実行装置24は、立案された生産計画の一部の工程の情報に基づいて、図示しない工場に設置され、製品の一部を生産する装置を制御する。なお、製品の一部を生産する装置とは、例えば、組み立てロボットや搬送装置である。
また、本実施形態では、調達品の納期、製品の納期、リソースは、利用者により調達品納期管理装置20、製品納期管理装置21、リソース管理装置22のそれぞれに設定される。
===生産計画立案装置23について===
図2は、生産計画立案装置23のハードウェア構成例を示す図である。生産計画立案装置23は、演算装置30(プロセッサ)、主記憶装置31(メモリ)、補助記憶装置32
(外部記憶装置)、入力装置33、出力装置34、及び通信装置35を備える。これらはバスや通信ケーブル等を介して通信可能に接続されている。生産計画立案装置23の例として、パーソナルコンピュータ、サーバ装置、スマートフォン、タブレット、オフィスコンピュータ、汎用機(メインフレーム)等がある。
生産計画立案装置23は、その全部又は一部が、例えば、クラウドシステムによって提供される仮想サーバのように、仮想化技術やプロセス空間分離技術等を用いて提供される仮想的な情報処理資源を用いて実現されるものであってもよい。
また、生産計画立案装置23によって提供される機能の全部又は一部は、例えば、クラウドシステムがAPI(Application Programming Interface)等を介して提供するサー
ビスによって実現してもよい。また、生産計画立案装置23によって提供される機能の全部又は一部は、例えば、SaaS(Software as a Service)、PaaS(Platform as a
Service)、IaaS(Infrastructure as a Service)等を利用して実現されるもので
あってもよい。
演算装置30は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、AI(Artificial Intelligence)チップ等を用いて構成されている。
主記憶装置31は、演算装置30がプログラムを実行する際に利用する装置であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、不揮発性メモリ(NVRAM(Non Volatile RAM))等である。
補助記憶装置32は、プログラムやデータを記憶する装置であり、例えば、SSD(Solid State Drive)、ハードディスクドライブ、光学式記憶装置(CD(Compact Disc)
、DVD(Digital Versatile Disc)等)、ストレージシステム、ICカード、SDカードや光学式記録媒体等の非一時的な記録媒体の読取/書込装置、クラウドサーバの非一時的な記憶領域等で構成することができる。
補助記憶装置32には、記録媒体の読取装置や通信装置35を介して、非一時的な記録媒体や非一時的な記憶装置を備えた他の情報処理装置からプログラムやデータを読み込むことができる。補助記憶装置32に格納(記憶)されているプログラムやデータは主記憶装置31に随時読み込まれる。
入力装置33は、外部からの情報の入力を受け付けるインタフェースであり、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル、カードリーダ、ペン入力方式のタブレット、音声入力装置等である。
出力装置34は、処理経過や処理結果等の各種情報を外部に出力するインタフェースである。出力装置34は、例えば、上記の各種情報を可視化する表示装置(液晶モニタ、LCD(Liquid Crystal Display)、グラフィックカード等)、上記の各種情報を音声化する装置(音声出力装置(スピーカ等))、上記の各種情報を文字化する装置(印字装置等)である。なお、例えば、生産計画立案装置23は、通信装置35(後述)を介して他の装置との間で情報の入力や出力を行う構成としてもよい。
入力装置33と出力装置34は、ユーザとの間での対話処理(情報の受け付け、情報の提供等)を実現するユーザインタフェースを構成する。
通信装置35は、他の装置との間の通信を実現する装置(有線方式又は無線方式の通信インタフェース)であり、例えば、NIC(Network Interface Card)、無線通信モジュール、USBモジュール等である。
生産計画立案装置23には、例えば、オペレーティングシステム、ファイルシステム、DBMS(DataBase Management System)(リレーショナルデータベース、NoSQL等)、KVS(Key-Value Store)等が導入されていてもよい。
なお、ここでは、生産計画立案装置23のハードウェア構成について説明したが、生産管理システム10を構成する調達品納期管理装置20等の各装置(例えば、調達品納期管理装置20や製品納期管理装置21)も、図2と同様の構成を含む。
===生産計画立案装置23の機能等===
図3は、生産計画立案装置23に記憶される情報と、実現される機能とを説明するための図である。生産計画立案装置23の補助記憶装置32には、生産計画100、評価情報110、製品納期120、調達品納期130、リソース情報140、現在時刻150、及び変更履歴160が格納されている。また、生産計画立案装置23には、生産計画立案部200、及び目的関数設定部210が実現される。
<生産計画100>
生産計画100は、製品を生産するための計画を示す情報であり、例えば、図4に示すように、生産対象となる製品、製品を生産する際の工程、調達品納期、製品納期を含む。なお、図4では、3つの製品X1~X3の生産計画が示されている。
図4の縦軸は製品種別を示し、横軸は、時間を示す。また、図4において、四辺形の図形は、実行される工程を示し、黒丸は、調達品納期を示し、黒三角形は、製品納期を示す。3つの製品X1~X3で実行される処理は類似しているため、便宜上、ここでは、製品X1を生産する際の工程P1~P4、製品納期D1を中心に説明する。
生産計画100において、製品X1を生産する際には、まず工程P1~P3が順次実行される。なお、工程P1~P3の各工程が実行されると、それぞれの工程で製品X1に用いられる中間製品が組み立てられる。
ここでは、工程P3で生産される中間製品に対し、工程P11(後述)で生産される中間製品が組み合わされる。工程P11は、例えば、製品X2を生産する際に実行される工程P10での中間製品と、調達品A3とを組み合わせる工程である。なお、ここで、生産計画100において、調達品A3の納期D10(図中の黒丸)として示している。
工程P4において、工程P3の中間製品と、工程P11の中間製品とが組み立てられると、製品X1が完成する。なお、工程P4が完了するタイミングは、製品X1の納期D1(図中の黒三角形)より前のタイミングである。ここでは、製品X1の計画について説明したが、他の製品X2,X3についても、製品X1と同様である。このように、生産計画100に沿って複数の工程が実行されることにより、製品X1~X3は、それぞれの納期より前に生産される。
<目的関数について>
ところで、例えば、製品を生産している際に、例えば工程に遅延が生じると、生産計画100を変更しなければならない。
本実施形態では、生産計画100を変更(または、修正)する際に、例えば、以下の式
(1)で定まる目的関数F1、または式(2)で定まる目的関数F2を用いる。
F1=f(Δt1)×a×Ta+f(Δt2)×b×Tb・・・(1)
F2=a×Ta+g(n1)×b×Tb+g(n2)×c×Tc・・・(2)
ここで、「Ta」は、工程iの当初の開始時間と、変更した開始時間との変動時間であり、「Tb」は、調達品jの当初の納期と、変更した納期との変動時間である。また、「Tc」は、製品kの当初の納期と、変更した納期との変動時間である。詳細は後述するが、変動時間Ta,Tb,Tcは、いわゆる目的関数における決定変数に相当する。詳細は後述するが、本実施形態では、目的関数の値が最小となるよう、決定変数が定められる。
また、「ai」は、変動時間Taに対する重み係数(いわゆる、ペナルティ項)であり、「b」、「c」のそれぞれは、「ai」と同様に、変動時間Tb,Tcに対する重み係数である。本実施形態の重み係数a~cのそれぞれは、予め設定された所定の値(例えば、1~100)を有する。
また、詳細は後述するが、一般には、製品kの当初の納期を変更することは困難である。したがって、重み係数a~cにおいて、重み係数数cは、少なくとも他の重み係数以上の値(好ましくは、大きい値)が用いられる。
関数f(Δt1)~g(n2)は、目的関数において、重み係数と同様に、決定変数である変動時間に乗算される項である。図5は、関数f(Δt1)、および関数f(Δt)を説明するための図である。関数f(Δt1)は、現在時刻と、工程iの変更した開始時間(開始時期)との差であるΔt1(現在時刻-工程iの変更した開始時期)が大きくなると、値が小さくなる単調減少関数である。
また、関数f(Δt2)も、現在時刻と、調達品jの変更した納期との差であるΔt2(現在時刻-調達品jの変更後の納期(つまり、納品時期))が大きくなると、値が小さくなる単調減少関数である。本実施形態では目的関数を最適化する際に最小値となる決定変数を選択する。このため、このような単調減少関数が、変動時間Ta,Tbに乗算されることにより、現在時刻に近くなる変動時間(決定変数)が選択される可能性は小さくなる。したがって、生産計画を修正する際に、時間的余裕のない計画が立案されることを防ぐことができる。
図6は、関数g(n1)、および関数g(n2)を説明するための図である。関数g(n1)は、調達品jの納期を変更した回数n1が大きくなると、値が大きくなる単調増加関数である。関数g(n2)も、製品kの納期を変更した回数n2が大きくなると、値が大きくなる単調増加関数である。
詳細は後述するが、このような関数g(n1),g(n2)が用いられるため、目的関数を最適化する際、何度も変更した調達品の納期や製品の納期が選択されにくくなる。したがって、生産計画を修正する際に、調整された回数が少ない納期が変更されるため、変更後の計画の実現可能性が高くなる。
なお、本実施形態において、関数f(Δt1)は、「第1減少関数」に相当し、関数f(Δt2)は、「第2減少関数」に相当し、関数f(Δt1)及び関数f(Δt2)は、「第1関数」に相当する。また、関数g(n1)は、「第2関数」に相当し、関数g(n2)は、「第3関数」に相当する。
また、関数f(Δt1)の値は、「前記工程の開始時期の変更後の時期、及び現在の時刻の差が大きくなると小さくなる値」に相当し、関数f(Δt2)の値は、「調達品の変更後の納期、及び現在の時刻の差が大きくなると小さくなる値」に相当する。
関数g(n1)の値は、「調達品の納期の変更回数が多くなると大きくなる値」に相当し、関数g(n2)の値は、「前記製品の納期の変更回数が多くなると大きくなる値」に相当する。
<評価情報110>
図3の評価情報110は、上述した、重み係数a~cと、関数f(Δt1)~g(n2)とを示す情報である。本実施形態では、このような評価情報110が用いられ目的関数が設定される。
<納期、リソース情報>
製品納期120は、生産計画100で生産される製品の納期を示す情報であり、調達品納期130は、生産計画100用いられる調達品の納期を示す情報である。また、リソース情報140は、生産計画100に含まれ工程のリソース(人員、作業場所、使用する工具等)に関する情報である。
本実施形態では、これらの情報は、図1の調達品納期管理装置20、製品納期管理装置21、リソース管理装置22のそれぞれで、利用者によって設定(入力)される。そして、納期、及びリソース情報が設定されると、ネットワークを介して、生産計画立案装置23に送信される。生産計画立案装置23は、新たな納期、及びリソース情報を受信すると、補助記憶装置32の情報(製品納期120、調達品納期130、リソース情報140)を更新する。
<現在時刻、変更履歴>
また、補助記憶装置32には、現在の時刻を示す現在時刻150と、変更履歴160とが格納される。変更履歴160は、当初立案された生産計画から、調達品納期、製品納期のそれぞれが変更された回数を示す情報である。例えば、例えば、図4の調達品A3の納期D10が、過去に2回変更されていた場合、変更履歴160としては、納期D10が2回変更されたことを示す情報が含まれることになる。
<生産計画立案部200>
図3の生産計画立案部200は、例えば、製品納期120、調達品納期130、リソース情報140に基づいて、生産計画100を立案する。なお、生産計画立案部200は、いわゆる既存の技術を用い、生産計画100を立案することができるため、ここでは詳細な説明は省略する。
なお、本実施形態では、生産計画100は、生産計画立案部200が予め立案することとしたが、これに限られない。例えば、生産計画立案装置23とは異なる装置が立案した計画が、生産計画100として、生産計画立案装置23に予め格納されていても良い。
また、生産計画立案部200には、目的関数設定部210が実現される。目的関数設定部210は、補助記憶装置32に格納されている生産計画100を変更するための指示が入力されると、目的関数(例えば、目的関数F1,F2)を設定する。
そして、生産計画立案部200は、設定された目的関数の値が最小となるよう、生産計画100のうち、工程、調達品納期、製品納期の少なくとも何れかを変更する。以下、生産管理システム10において実行される処理の一例を説明する。
===生産管理システム10における処理===
図7は、生産管理システム10で実行される処理S10の一例を示すフローチャートである。まず、図3の生産計画立案部200は、例えば、ネットワークを介して生産計画100の変更依頼を受領する(S20)。
ここで、生産計画100の変更依頼は、図1の各装置(調達品納期管理装置20、製品納期管理装置21、リソース管理装置22)から出力される。具体的には、例えば、調達品の納期を変更すべきことを利用者が把握すると、利用者は、調達品納期管理装置20を操作する。この結果、生産計画100の変更依頼が、調達品納期管理装置20から、生産計画立案部200に送信されることになる。
なお、ここでは、生産計画100の変更依頼は、生産計画立案装置23とは異なる装置から送信されることとしたが、利用者が、生産計画立案装置23を操作し、生産計画立案装置23に対して直接、変更依頼を入力しても良い。
生産計画立案部200が変更依頼を受領すると、目的関数設定部210は、目的関数(例えば、上述した目的関数F1、または目的関数F2)を設定する(S21)。また、目的関数設定部210は、目的関数を最適化(目的関数の値を最小化)する際の制約条件を設定する(S22)。
その後、生産計画立案部200は、目的関数と、制約条件とを用いて、生産計画100を変更する(S23)。この結果、新たな生産計画が立案されることになる。なお、処理S21~S23の詳細については後述する。
そして、生産計画立案装置23は、新たな生産計画を、図1の調達品納期管理装置20、製品納期管理装置21、及びリソース管理装置22(以下、3つの装置と称する)に送信(出力)する(S24)。この結果、3つの装置のそれぞれを操作する利用者は、新な生産計画を確認することができる。なお、生産計画立案装置23は、変更した新たな生産計画を出力装置34に出力し、表示させても良い。
その後、利用者が新たな計画を承認すると、3つの装置から(または、3つの装置のうち代表して何れかの装置から)、新たな生産計画が承認された旨の通知が生産計画立案装置23に送信される。この結果、生産計画立案部200は、新たな生産計画に変更が可能であると判定する(S25:Yes)。
一方、利用者が、新な計画を承認しない場合(例えば、調達品の納期変更が難しいと利用者が判断した場合)、新たな生産計画を承認しない旨の通知が生産計画立案装置23に送信される。この結果、生産計画立案部200は、新たな生産計画に変更が可能でない判定する(S25:No)。この場合、生産計画立案装置23では、再度、処理S21が実行されることになる。
処理S25において生産計画が変更可能である場合(S25:Yes)、生産計画立案装置23は、変更した生産計画を、図1に示す生産計画実行装置24に送信する(S26)。この結果、生産計画実行装置24は、新たな生産計画に基づいて製品を生産できる。
==処理S21~S23の詳細==
<<現在時刻を用いる場合>>
ここで、図8~10を参照しつつ、一般的な手法を用いて生産計画を修正した例と、現在時刻を用いつつ、処理S21~S23を実行した例と、を説明する。
図8は、一般的な手法を用いて生産計画を修正した例を示す図である。なお、図8の上段は、修正前の生産計画100を示し、図8の下段は、修正後の生産計画100aを示す。なお、ここでは、製品X1を生成する際の工程P4と、製品X2を生成する際の工程P11と、製品X3を生成する際の工程P20と、は工場内の同じ現場で実行される工程である。したがって、工程P4,P11,P20の3つの工程を同じ時間帯に実行することはできない。このような工程の条件は、リソース情報140に含まれている。
生産計画100において、例えば、製品X1の納期D1の前倒しの要請があった場合、例えば、図8の下段に示すように、工程P4と、工程P11とを前倒し、工程P20を後ろ倒した生産計画100aが考えられる。
このような生産計画100aでは、工程P11を前倒しするため、工程P111に用いる調達品A3の納期D10も前倒しする必要がある。この場合、例えば、調達品A3の納期D10(ここでは、例えば、3月5日)と、現在日付である3月1日との時間間隔が小さくなる。つまり、生産計画100aを実行するためには、納期D10の直前に、調達品A3の納期を短縮する必要がある。したがって、現実には、このような生産計画100aを滞りなく実行することは難しい場合がある。
そこで、本実施形態の生産計画立案装置23は、現在時刻150を用いつつ、処理S21~S23を実行する。具体的には、生産計画立案部200が変更依頼(ここでは、製品X1の納期D1の前倒しの要請)を受け付けると、図3の目的関数設定部210は、現在時刻150を取得し、上述した式(1)の目的関数F1を設定する(図7のS21)。
F1=f(Δt1)×a×Ta+f(Δt2)×b×Tb・・・(1)
図9は、関数f(Δt1)の値の一例を説明するための図である。現在時刻150が、例えば、3月1日の11時45分であるとすると、Δt1(現在時刻-工程iの変更後の時間)は、工程P11、工程P20、工程P4の順番に大きくなる。
また、上述のように関数f(Δt1)は、Δt1が大きくなると、値が小さくなる単調減少関数である。したがって、このような場合、工程P11,P20,P4のそれぞれの関数f(Δt1)の値は、10,3,2と徐々に小さくなる。なお、関数f(Δt2)の値も、関数f(Δt1)の値と同様であるため、ここでは詳細な説明は省略する。
そして、目的関数設定部210は、目的関数を最適化(目的関数の値を最小化)する際の制約条件を設定する(図7のS22)。この例では、目的関数設定部210は、例えば製品納期120(ここでは、製品X2,X3の納期)と、リソース情報140とを、制約条件として設定する。
また、生産計画立案部200は、目的関数F1の値が最初となるよう、決定変数(ここでは、変動時間Ta,Tb)を変化させ、生産計画を変更する(図7のS23)。
この結果、図10の上段に示す生産計画100は、例えば、下段に示す生産計画100bのように修正される。なお、生産計画100bでは、製品X1の納期D1、及び工程P4が前倒しされ、工程P20が後ろ倒しされている。このように工程P20を工程P4より後ろに移動させることにより、工程P4,P11,P20は、時間的に重複することはない。
さらに、図10の下段の生産計画100bと、図8の上段の生産計画100aとを比較
すると、生産計画100bでは、現在時刻150と、工程P11の開始時刻との差が大きい。したがって、生産計画100bは、生産計画100aと比べ、余裕がある計画となっている。
このように、目的関数F1では、現在時刻150を考慮した関数f(Δt1)の値が、決定変数である変動時間Taに乗算されている。したがって、目的関数F1を用いることにより、現在時刻を基準として、余裕のある生産計画100aを立案することができる。
<<変更履歴を用いる場合>>
つぎに、図11~13を参照しつつ、一般的な手法を用いて生産計画を修正した例と、変更履歴を用いつつ、処理S21~S23を実行した例と、を説明する。
図11は、一般的な手法を用いて生産計画を修正した例を示す図である。なお、図11の上段は、修正前の生産計画100を示し、図11の下段は、修正後の生産計画100cを示す。なお、ここでは、工程P4,P11,P20のそれぞれは、工場内の同じ現場で実行される工程であるため、同じ時間帯に実行することはできない。このような工程の条件は、リソース情報140に含まれていることとする。
生産計画100において、例えば、製品X1の納期D1の前倒しの要請があった場合、例えば、図11の下段に示すように、工程P4,P11,P20を前倒する生産計画100cが考えられる。
このような生産計画100cでは、工程P11に用いる調達品A3の納期D10と、工程P20に用いる調達品A2の納期D20と、を前倒しする必要がある。しかしながら、仮に、調達品A3の納期D10を過去に3回変更していたとすると、さらに調達品A3の納期D10の変更を、調達品A3の調達先に依頼することは難しい。したがって、現実には、このような生産計画100を、生産計画100cに変更することは困難である。
そこで、本実施形態の生産計画立案装置23は、変更履歴160を用いつつ、処理S21~S23を実行する。具体的には、生産計画立案部200が変更依頼(ここでは、製品X1の納期D1の前倒しの要請)を受領すると、図3の目的関数設定部210は、変更履歴160を取得し、上述した式(2)の目的関数F2を設定する(図7のS21)。
F2=a×Ta+g(n1)×b×Tb+g(n2)×c×Tc・・・(2)
図12は、関数g(n1)の値の一例を説明するための図である。現在の時刻において、例えば、調達品A2の納期の変更回数が0回(n1=0)であり、調達品A3の納期の変更回数が3回(n1=3)であると、関数g(n1)のそれぞれの値は、1,100となる。
上述のように関数g(n1)は、変更回数n1が多くなると、値が大きくなる単調増加関数である。したがって、このような場合、調達品A3の変動時刻に乗算される値が、調達品A2の変動時刻に乗算される値より大きくなる。なお、関数g(n2)の値も、関数g(n1)の値と同様であるため、ここでは詳細な説明は省略する。
そして、目的関数設定部210は、目的関数を最適化(目的関数の値を最小化)する際の制約条件を設定する(図7のS22)。この例では、目的関数設定部210は、例えばリソース情報140を制約条件として設定する。
また、生産計画立案部200は、目的関数F2の値が最初となるよう、決定変数(ここ
では、変動時間Ta~Tc)を変化させ、生産計画を変更する(図7のS23)。
この結果、図13の上段に示す生産計画100は、例えば、下段に示す生産計画100dのように修正される。なお、生産計画100dでは、製品X1の納期D1、及び工程P4が前倒しされ、調達品A2の納期D20と、工程P20が前倒しされている。一方、調達品A3の納期D10と、工程P11は変更されていない。この結果、本実施形態でも、工程P4,P11,P20は、時間的に重複することはない。
また、図13の下段の生産計画100dでは、調達品A2の納期D20と,調達品A3の納期D10とのうち、より変更回数が少ない納期D20が変更されている。したがって、生産計画100dは、図11の生産計画100cと比べ、より実現できる可能性が高い(調達先からの承諾を得やすい)計画となっている。
<<目的関数が現在時刻150及び変更履歴160を用いる場合>>
上述した目的関数F1では、現在時刻150が用いられ、目的関数F2では、変更履歴160が用いられたが、これに限られない。例えば、目的関数設定部210は、図7の処理S21において、現在時刻150及び変更履歴160を用いる式(3)に示す目的関数F3を設定しても良い。
F3=f(Δt1)×a×Ta+f(Δt2)×g(n1)×b×Tb+g(n2)×c×Tc・・・(3)
目的関数F3では、決定変数である調達品jの変動時間Tbに対し、関数f(Δt2)と、関数g(n1)とが乗算されている。したがって、生産計画立案部200が、目的関数F3の最適化を実行すると、現在時刻150及び変更履歴160を考慮した適切な計画が立案されることになる。なお、ここでは、決定変数は、変動時間Tai,Tb,Tcであり、制約条件としては、リソース情報140が用いられる。
また、例えば、目的関数設定部210は、図7の処理S21において、以下の式(4)に示す目的関数F4を設定しても良い。
F4=f(Δt1)×a×Ta+f(Δt2)×g(n1)×b×Tb・・・(4)
目的関数F4では、目的関数F3と同様に、決定変数である調達品jの変動時間Tbに対し、関数f(Δt2)と、関数g(n1)とが乗算されている。したがって、生産計画立案部200が、目的関数F4の最適化を実行すると、現在時刻150及び変更履歴160を考慮した適切な計画が立案されることになる。なお、ここでは、決定変数は、変動時間Tai,Tbであり、制約条件としては、製品納期120及びリソース情報140が用いられる。
<<目的関数の変形例>>
図7の処理S21において、設定される目的関数は式(1)~(4)の関数に限られない。例えば、目的関数設定部210は、以下の式(5)に示す目的関数F5を設定しても良い。
F5=f(Δt1)×a×Ta+f(Δt2)×b×Tb+c×Tc・・・(5)
生産計画立案部200が、目的関数F5の最適化を実行すると、現在時刻150を考慮した適切な計画が立案されることになる。なお、ここでは、決定変数は、変動時間Tai,Tb,Tcであり、制約条件としては、リソース情報140が用いられる。
例えば、目的関数設定部210は、以下の式(6)に示す目的関数F5を設定しても良い。
F6=a×Ta+g(n1)×b×Tb・・・(6)
生産計画立案部200が、目的関数F6の最適化を実行すると、変更履歴160を考慮した適切な計画が立案されることになる。なお、ここでは、決定変数は、変動時間Tai,Tbであり、制約条件としては、製品納期120、及びリソース情報140が用いられる。
===まとめ===
以上、本実施形態の生産管理システム10について説明した。生産計画立案装置23の演算装置30は、現在時刻150を用いる目的関数F1、または、工程等の変更された回数を含む変更履歴160を用いた目的関数F2の少なくとも何れかを用い、生産計画100を変更する。この結果、演算装置30は、現在時刻150や変更履歴160を考慮しない場合と比べ、適正に生産計画100を変更することができる。
また、目的関数F1は、関数f(Δt1)と、関数f(Δt2)とを含む。このため、工程と、調達品の納期とを、現在時刻150を考慮して変化させることができる。
また、生産計画立案部200は、目的関数F1を最適化する際に、製品納期120、及びリソース情報140を制約条件として用いる。このため、生産計画立案部200は、生産計画100を適切に変更することができる。
また、目的関数設定部210は、例えば、関数f(Δt2)と、関数g(n1)と、が調達品の納期の変動である変動時間Tbに乗算された目的関数F4を設定しても良い。このような目的関数F4が最適化されると、現在時刻150及び変更履歴160を考慮した適切な計画が立案されることになる。
また、目的関数設定部210は、例えば、関数g(n1)と、が調達品の納期の変動である変動時間Tbに乗算された目的関数F2を設定しても良い。このような目的関数F2が最適化されると、変更履歴160(ここでは、過去における調達品の納期の変更回数)を考慮した適切な計画が立案されることになる。
また、目的関数設定部210は、例えば、関数g(n2)と、が製品の納期の変動である変動時間Tcに乗算された目的関数F2を設定しても良い。このような目的関数F2が最適化されると、変更履歴160(ここでは、過去における製品の納期の変更回数)を考慮した適切な計画が立案されることになる。
また、目的関数F2が用いられる場合、生産計画立案部200は、例えばリソース情報140を制約条件として用いれば良い。これにより、生産計画100は、実現可能性な計画に修正される。
また、目的関数設定部210は、関数g(n1)が調達品の納期の変動である変動時間Tbに乗算された目的関数F6を設定しても良い。この際、製品納期120、及びリソース情報140を制約条件として用いれば、生産計画100を適切に修正することができる。
また、目的関数設定部210は、目的関数F3を設定しても良い。目的関数F3では、決定変数である変動時間Tbに対し、関数f(Δt2)と、関数g(n1)とが乗算されている。したがって、生産計画立案部200が、目的関数F3の最適化を実行する
と、現在時刻150及び変更履歴160を考慮した適切な計画が立案されることになる。
また、生産計画立案装置23は、図7に示す処理S10(つまり、生産計画立案方法)を実行することにより、生産計画100を変更している。
また、生産計画立案装置23の補助記憶装置32には、生産計画立案装置23に処理S10を実行させるためのプログラム(つまり、生産計画立案プログラム)が可能能されている。
また、生産管理システム10では、生産計画実行装置24は、生産計画立案装置23で修正された生産計画を実行する。これにより、修正された生産計画に沿って製品が生産されることになる。
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのはいうまでもない。
10 生産管理システム
20 調達品納期管理装置
21 製品納期管理装置
22 リソース管理装置
23 生産計画立案装置
24 生産計画実行装置
30 演算装置
31 主記憶装置
32 補助記憶装置
33 入力装置
34 出力装置
35 通信装置
100,100a~100d 生産計画
110 評価情報
120 製品納期
130 調達品納期
140 リソース情報
150 現在時刻
160 変更履歴
200 生産計画立案部
210 目的関数設定部
P1~P4,P10,P11,P20 工程
D1~D3,D10,D20 納期

Claims (12)

  1. 製品の納期と、前記製品に用いる調達品の納期と、前記製品を生産する際のリソースに関するリソース情報と、前記製品の納期、前記調達品の納期、及び前記リソース情報に基づいて立案され、前記製品を生産するための複数の工程を含む生産計画と、を格納する記憶装置と、
    現在の時刻及び前記調達品の納期変動回数の少なくとも何れかを用いて、前記工程の開始時期及び前記調達品の納期の少なくとも何れかを変更した前記生産計画を出力する演算装置と、
    を備える生産計画立案装置。
  2. 前記演算装置は、
    前記工程の変更後の開始時期、及び現在の時刻の差と、前記工程の変動と、前記調達品の変更後の納期、及び現在の時刻の差と、前記調達品の納期の変動と、に基づいて、前記生産計画を出力する、
    請求項1に記載の生産計画立案装置。
  3. 前記演算装置は、
    前記製品の納期と、前記製品を生産する際のリソースと、を更に用いて前記生産計画を出力する、
    請求項2に記載の生産計画立案装置。
  4. 前記演算装置は、
    前記調達品の変更後の納期、及び現在の時刻の差が大きくなると小さくなる値と、前記調達品の納期の変更回数が多くなる大きくなる値と、前記調達品の納期の変動とに基づいて、前記生産計画を出力する、
    請求項2または請求項3に記載の生産計画立案装置。
  5. 前記演算装置は、
    前記調達品の納期の変更回数が多くなると大きくなる値と、前記調達品の納期の変動と、に基づいて、前記生産計画を出力する、
    請求項1に記載の生産計画立案装置。
  6. 前記演算装置は、
    前記製品の納期の変更回数が多くなると大きくなる値と、前記製品の納期の変動と、前記工程の変動と、前記調達品の納期の変動と、前記製品の納期の変動と、に基づいて、前記生産計画を出力する、
    請求項5に記載の生産計画立案装置。
  7. 前記演算装置は、
    前記製品を生産する際のリソースを更に用いて前記生産計画を出力する、
    請求項6に記載の生産計画立案装置。
  8. 前記演算装置は、
    前記製品の納期と、前記製品を生産する際のリソースと、を更に用いて前記生産計画を出力する、
    請求項5に記載の生産計画立案装置。
  9. 前記演算装置は、
    前記工程の開始時期の変更後の時期、及び現在の時刻の差が大きくなると小さくなる値
    と、前記工程の変動と、前記調達品の納期の変更後の時期、及び現在の時刻の差が大きくなると小さくなる値と、前記調達品の納期の変更回数が多くなると大きくなる値と、前記調達品の納期の変動と、に基づいて前記生産計画を出力する、
    請求項5~8の何れか一項に記載の生産計画立案装置。
  10. 記憶装置と、演算装置とを備える情報処理装置が、
    製品の納期と、前記製品に用いる調達品の納期と、前記製品を生産する際のリソースに関するリソース情報と、前記製品の納期、前記調達品の納期、及前記リソース情報に基づいて立案され、前記製品を生産するための複数の工程を含む生産計画と、を記憶しており、
    現在の時刻及び前記調達品の納期変動回数の少なくとも何れかを用いて、前記工程の開始時期及び前記調達品の納期の少なくとも何れかを変更した前記生産計画を出力する、
    生産計画立案方法。
  11. 製品の納期と、前記製品に用いる調達品の納期と、前記製品を生産する際のリソースに関するリソース情報と、前記製品の納期、前記調達品の納期、及び前記リソース情報に基づいて立案され、前記製品を生産するための複数の工程を含む生産計画と、が格納される記憶装置、及び演算装置を備える情報処理装置に、
    現在の時刻及び前記調達品の納期変動回数の少なくとも何れかを用いて、前記工程の開始時期及び前記調達品の納期の少なくとも何れかを変更した前記生産計画を出力させる、
    生産計画立案プログラム。
  12. 製品の納期と、前記製品に用いる調達品の納期と、前記製品を生産する際のリソースに関するリソース情報と、前記製品の納期、前記調達品の納期、及び前記リソース情報に基づいて立案され、前記製品を生産するための複数の工程を含む生産計画と、を格納する記憶装置と、現在の時刻及び前記調達品の納期変動回数の少なくとも何れかを用いて、前記工程の開始時期及び前記調達品の納期の少なくとも何れかを変更した前記生産計画を出力する演算装置と、を備える生産計画立案装置と、
    出力された前記生産計画に基づいて、前記製品の生産を実行する生産計画実行装置と、
    を備える生産管理システム。
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