JP2024015982A5 - - Google Patents

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JP2024015982A5
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図5の状況では、完全な伸展状態ではない。その代わりに、脛骨Tは大腿骨Fに対して角度α3だけ傾斜している。外科用機器1により、勾配を設定する際に角度α3を考慮することができる。このため、まず、脛骨切断ブロック700とともに外科用機器1を、上述の方法で、既に固定されている大腿骨切断ブロック600に接続する。次に、円弧ガイド300は、指標装置A1が0°の勾配を表す第1の角度位置α1を表示するように調整される。ここでの実際の勾配は、屈曲しているため0°ではない。この後、アライメントロッド800が脛骨前縁Vに平行に配置される角度α3が決定される。角度α3は第2の指標装置A2で読み取ることができる。次に、対応する角度が円弧ガイド300において調整される。これにより、ガイドスロット701は、完全な伸展状態からのずれにもかかわらず、脛骨前縁Vに直交するように、したがって0°の傾斜に設定されるという効果がある。上述の(主な)調整に基づき、円弧ガイド300の対応する変位によって、勾配をさらに調整することができる。
以下の項目は、国際出願時の請求の範囲に記載の要素である。
(項目1)
人工膝関節置換術に使用する外科用機器(1)であって、
遠位大腿骨(F)に取り付けられた基準コンポーネント(600)に取り外し可能に締結するように構成された第1の締結装置(100)と、
前記第1の締結装置(100)から遠位方向に間隔をあけ、近位脛骨(T)の切断を案内するための脛骨切断ブロック(700)に取り外し可能に締結するように構成された第2の締結装置(200)と、
一端が前記第1の締結装置(100)に接続され、他端が前記第2の締結装置(200)に接続される円弧ガイド(300)であって、前記円弧ガイド(300)によって、前記第2の締結装置(200)は、
円弧状に細長い案内経路(C)に沿って矢状ガイド面(E)内で案内され、
前記第1の締結装置(100)に対して直線的に移動可能である、前記円弧ガイド(300)と、
第1の直線ガイド(400)であって、前記第1の直線ガイド(400)によって、前記円弧ガイド(300)は、
一端において前記第1の締結装置(100)に接続され、
前後方向に細長い第1の案内経路(L1)に沿って前記ガイド面(E)内で案内され、前記第1の締結装置(100)に対して直線的に移動可能である、前記第1の直線ガイド(400)と、
第2の直線ガイド(500)であって、前記第2の直線ガイド(500)によって、前記第2の締結装置(200)は、
他端において前記円弧ガイド(300)に接続され、
前後方向に細長い第2の案内経路(L2)に沿って前記ガイド面(E)内で案内され、前記円弧ガイド(300)に対して直線的に移動可能である、前記第2の直線ガイド(500)と、
を備える、外科用機器。
(項目2)
アライメントロッド(800)が設けられ、前記アライメントロッド(800)は、
前記脛骨(T)の前縁(V)と位置合わせするように構成され、
前記ガイド面(E)に対して直交する回動軸(S)を中心として前記第2の締結装置(200)に対して回動可能であるように、一端において前記第2の締結装置(200)に取り付けられていることを特徴とする、項目1に記載の外科用機器(1)。
(項目3)
第1の指標装置(A1)が設けられ、前記第1の指標装置(A1)は、円弧状の前記案内経路(C)に対する前記第2の締結装置(200)の第1の角度位置(α1)を表示するように構成されていること、
及び/又は、
第2の指標装置(A2)が設けられ、前記第2の指標装置(A2)は、第2の回動軸(S)に対する前記アライメントロッド(800)の第2の角度位置(α2)を表示するように構成されていること、を特徴とする、項目1又は2に記載の外科用機器(1)。
(項目4)
前記円弧ガイド(300)は、少なくとも1つの湾曲したガイドロッド(301)と、前記ガイドロッド(301)が摺動可能に案内されて収容されるガイドレセプタクル(302)と、を有し、
前記ガイドレセプタクル(302)が前記第1の直線ガイド(400)に接続され、かつ、前記ガイドロッド(301)が前記第2の直線ガイド(500)に接続されるか、又はその逆であることを特徴とする、項目1から3のいずれか一項に記載の外科用機器(1)。
(項目5)
前記ガイドレセプタクル(302)が前記第1の直線ガイド(400)に接続され、ガイド要素、特に円筒要素(401)又は円筒レセプタクル(402)を有すること、
及び/又は
前記ガイドロッド(301)が前記第2の直線ガイド(500)に接続され、ガイド要素、特にスロットガイドブロック(501)又はスロットガイド溝(502)を有すること、を特徴とする、項目4に記載の外科用機器(1)。
(項目6)
前記第1の直線ガイド(400)は、円筒ガイド(Z)であって、前後方向に細長い少なくとも1つの円筒要素(401)と、前記円筒要素(401)が摺動可能に案内されて収容される円筒レセプタクル(402)と、を備えることを特徴とする、項目1から5のいずれか一項に記載の外科用機器(1)。
(項目7)
前記円筒要素(401)が前記第1の締結装置(100)に不動に連結され、
前記円筒レセプタクル(402)が前記円弧ガイド(300)に、好ましくはその前記ガイドレセプタクル(302)に不動に連結されていることを特徴とする、項目6に記載の外科用機器(1)。
(項目8)
前記第2の直線ガイド(500)は、スロットガイド機構(K)であって、スロットガイドブロック(501)と、前記スロットガイドブロック(501)が摺動可能に案内されて収容される、前後方向に細長いスロットガイド溝(502)と、を有することを特徴とする、項目1から7のいずれか一項に記載の外科用機器(1)。
(項目9)
前記スロットガイドブロック(501)は、前記円弧ガイド(300)に、好ましくはその前記ガイドロッド(301)に不動に連結され、
前記スロットガイド溝(502)は前記第2の締結装置(200)に形成されていることを特徴とする、項目8に記載の外科用機器(1)。
(項目10)
前記第1の締結装置(100)は、前記基準コンポーネント(600)の相補的な基準形状(601)に取り外し可能に差し込まれるように構成された少なくとも1つの差込要素(101)を備えることを特徴とする、項目1から9のいずれか一項に記載の外科用機器(1)。
(項目11)
前記第2の締結装置(200)は本体(201)を備え、
前記本体には、
脛骨切断ブロック(700)の取付部に取り外し可能に取り付けるために構成された取付要素(202)と、
前記第2の直線ガイド(500)のガイド要素、好ましくはその前記スロットガイド溝(502)と、
前記アライメントロッド(800)と、が配置されることを特徴とする、項目1から10のいずれか一項に記載の外科用機器(1)。
(項目12)
固定装置(303)が設けられ、前記固定装置(303)は前記円弧ガイド(300)の可動性を固定するために構成されていることを特徴とする、項目1から11のいずれか一項に記載の外科用機器(1)。
(項目13)
項目1から12にいずれか一項に記載の外科用機器(1)と、
前記外科用機器(1)の前記第1の締結装置(100)に取り外し可能に締結された基準コンポーネント(600)と、
前記外科用機器(1)の前記第2の締結装置(200)に取り外し可能に締結された脛骨切断ブロック(700)と、を備える、外科用機器システム(10)。

Claims (14)

  1. 人工膝関節置換術に使用する外科用機器(1)であって、
    遠位大腿骨(F)に取り付けられた基準コンポーネント(600)に取り外し可能に締結するように構成された第1の締結装置(100)と、
    前記第1の締結装置(100)から遠位方向に間隔をあけ、近位脛骨(T)の切断を案内するための脛骨切断ブロック(700)に取り外し可能に締結するように構成された第2の締結装置(200)と、
    一端が前記第1の締結装置(100)に接続され、他端が前記第2の締結装置(200)に接続される円弧ガイド(300)であって、前記円弧ガイド(300)によって、前記第2の締結装置(200)は、
    円弧状に細長い案内経路(C)に沿って矢状ガイド面(E)内で案内され、
    前記第1の締結装置(100)に対して直線的に移動可能である、前記円弧ガイド(300)と、
    第1の直線ガイド(400)であって、前記第1の直線ガイド(400)によって、前記円弧ガイド(300)は、
    一端において前記第1の締結装置(100)に接続され、
    前後方向に細長い第1の案内経路(L1)に沿って前記ガイド面(E)内で案内され、前記第1の締結装置(100)に対して直線的に移動可能である、前記第1の直線ガイド(400)と、
    第2の直線ガイド(500)であって、前記第2の直線ガイド(500)によって、前記第2の締結装置(200)は、
    他端において前記円弧ガイド(300)に接続され、
    前後方向に細長い第2の案内経路(L2)に沿って前記ガイド面(E)内で案内され、前記円弧ガイド(300)に対して直線的に移動可能である、前記第2の直線ガイド(500)と、
    を備える、外科用機器。
  2. アライメントロッド(800)が設けられ、前記アライメントロッド(800)は、
    前記脛骨(T)の前縁(V)と位置合わせするように構成され、
    前記ガイド面(E)に対して直交する回動軸(S)を中心として前記第2の締結装置(200)に対して回動可能であるように、一端において前記第2の締結装置(200)に取り付けられていることを特徴とする、請求項1に記載の外科用機器(1)。
  3. 第1の指標装置(A1)が設けられ、前記第1の指標装置(A1)は、円弧状の前記案内経路(C)に対する前記第2の締結装置(200)の第1の角度位置(α1)を表示するように構成されていること、を特徴とする、請求項1又は2に記載の外科用機器(1)。
  4. 第2の指標装置(A2)が設けられ、前記第2の指標装置(A2)は、前記回動軸(S)に対する前記アライメントロッド(800)の第2の角度位置(α2)を表示するように構成されていること、を特徴とする、請求項2に記載の外科用機器(1)。
  5. 前記円弧ガイド(300)は、少なくとも1つの湾曲したガイドロッド(301)と、前記ガイドロッド(301)が摺動可能に案内されて収容されるガイドレセプタクル(302)と、を有し、
    前記ガイドレセプタクル(302)が前記第1の直線ガイド(400)に接続され、かつ、前記ガイドロッド(301)が前記第2の直線ガイド(500)に接続されるか、又はその逆であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の外科用機器(1)。
  6. 前記ガイドレセプタクル(302)が前記第1の直線ガイド(400)に接続され、ガイド要素、特に円筒要素(401)又は円筒レセプタクル(402)を有すること、
    及び/又は
    前記ガイドロッド(301)が前記第2の直線ガイド(500)に接続され、ガイド要素、特にスロットガイドブロック(501)又はスロットガイド溝(502)を有すること、を特徴とする、請求項に記載の外科用機器(1)。
  7. 前記第1の直線ガイド(400)は、円筒ガイド(Z)であって、前後方向に細長い少なくとも1つの円筒要素(401)と、前記円筒要素(401)が摺動可能に案内されて収容される円筒レセプタクル(402)と、を備えることを特徴とする、請求項1又は2に記載の外科用機器(1)。
  8. 前記円筒要素(401)が前記第1の締結装置(100)に不動に連結され、
    前記円筒レセプタクル(402)が前記円弧ガイド(300)に、好ましくはその前記ガイドレセプタクル(302)に不動に連結されていることを特徴とする、請求項に記載の外科用機器(1)。
  9. 前記第2の直線ガイド(500)は、スロットガイド機構(K)であって、スロットガイドブロック(501)と、前記スロットガイドブロック(501)が摺動可能に案内されて収容される、前後方向に細長いスロットガイド溝(502)と、を有することを特徴とする、請求項1又は2に記載の外科用機器(1)。
  10. 前記スロットガイドブロック(501)は、前記円弧ガイド(300)に、好ましくはその前記ガイドロッド(301)に不動に連結され、
    前記スロットガイド溝(502)は前記第2の締結装置(200)に形成されていることを特徴とする、請求項に記載の外科用機器(1)。
  11. 前記第1の締結装置(100)は、前記基準コンポーネント(600)の相補的な基準形状(601)に取り外し可能に差し込まれるように構成された少なくとも1つの差込要素(101)を備えることを特徴とする、請求項1又は2に記載の外科用機器(1)。
  12. 前記第2の締結装置(200)は本体(201)を備え、
    前記本体には、
    脛骨切断ブロック(700)の取付部に取り外し可能に取り付けるために構成された取付要素(202)と、
    前記第2の直線ガイド(500)のガイド要素、好ましくはその前記スロットガイド溝(502)と、
    前記アライメントロッド(800)と、が配置されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の外科用機器(1)。
  13. 固定装置(303)が設けられ、前記固定装置(303)は前記円弧ガイド(300)の可動性を固定するために構成されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の外科用機器(1)。
  14. 請求項1から12にいずれか一項に記載の外科用機器(1)と、
    前記外科用機器(1)の前記第1の締結装置(100)に取り外し可能に締結された基準コンポーネント(600)と、
    前記外科用機器(1)の前記第2の締結装置(200)に取り外し可能に締結された脛骨切断ブロック(700)と、を備える、外科用機器システム(10)。
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